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3906神の子様:2021/02/28(日) 16:37:07
私は日本人が議論がへたくそな理由は2つあると考えています。一つ目は、議論する相手との立場が対等でないことです。これは地位や肩書のことだけを指しているわけではありません。議論する相手とのパワー・バランスといったほうがより正確かもしれません。もう一つは、参加者のだれもが議論の進め方をわかっていないことです。そのため、場の空気に流されたり結論を先延ばしにしたりして、会議のための会議になってしまっています。

立場が対等でないから、正しく議論ができない
私の経験上、日本では議論をしようとする場合、議論の場が誰かのアイデアの「欠点探しの場」になっていることがよくあります。また、立場が高い地位にある人や声の大きい人が、自分の経験をベースに結論を急いで断定してしまったり、そんな空気を読んで誰も自由に発言できなくなってしまうこともよくあるようです。議論の場が、アイデアの品評会になってしまっていて、発案者以外は当事者意識のない無神経な発言をするだけの自己アピールの場になっているようでは、これはもはや「議論」ではありません。よく「自由なご意見を…」なんて言葉をいいことに、好き勝手に解釈してなんに対してもダメ出しばかりする人を見かけますが、はっきり言ってそういう人の意見には耳を傾ける必要はないと思います。このような発言が許されている状況では、アイデアの発案者は常に守りの立場に追いやられてしまい、自由な発言が抑制されてしまうでしょう。批判することはとても重要ですが、批判するときには自分も同じ批判をうけるという倫理観が必要なはずです。私は、日本では、(とくに地位の高い立場にある人に)そのような認識がないことが、議論の場をただの品評会に変えてしまっているのだと思います。


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