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夏バテ対策と夏バテ解消レシピ

3夏バテ対策 掲示板:2012/06/17(日) 11:07:53
今からできる 夏バテ防ぐ4つの対策
(日経プラスワン 2012年6月2日付)
ttp://www.nikkei.com/article/DGXDZO42085750R00C12A6W13001/

「夏バテ克服には、夏が来るこの時期に、夏を制する体をつくることが大事」。アスリートのトレーニングを支援するフリースタイル(東京都千代田区)でアドバイザーを務める管理栄養士の今井 愛さんは強調する。ポイントは、体力、食事、水分、睡眠の4点だ。

 体力づくりは歩くことを基本に「汗をかくことで体温を下げ、体に熱をためない体質をつくる」(今井さん)ことを目指す。朝晩に散歩したり通勤でエスカレーターを使わず階段を上り下りしたりと、日常行動のなかで歩くことを心がけたい。掃除に励んだり買い物に早足で行ったりするのもいい。面倒くさがらずにこまめに服を脱いだり着たりするなど、気温の変化に敏感になることも大切だ。

 食事は体力を維持するため、ご飯やパンなど炭水化物中心の主食に、肉や魚などたんぱく質の主菜、野菜や芋など副菜、オレンジなど果物、牛乳、チーズなど乳製品の5皿をバランスよくとる。「朝食を抜かないように。栄養補助食品だけでは脱水症状を起こしやすい」(今井さん)。5皿を3食食べるのが理想だが、難しければ果物や乳製品は一日2回でもよい。

 とりわけ、夏に備えて必要な栄養素はビタミン。生活情報サイト「オールアバウト」で「女性の健康」ガイドを務める医師の山田恵子さんは「ビタミンB、A、C、Eなどを意識して摂取してほしい」と話す。

 ビタミンB群は炭水化物や脂肪の分解を助け、疲れの回復を早めたり肌の健康を保ったりする効能がある。ビタミンAは粘膜を強くするので、夏に弱りがちな胃の機能が低下するのを防ぐ効果を期待できる。野菜や果物に多いビタミンCは体の免疫力を高め老化や病気から守る効能があり、夏の強い紫外線による肌へのダメージを防げる。ビタミンEは血流を良くし、女性ホルモンのバランスを整えるので、特に女性は夏場の冷え性対策にとりたい。


 水分はこまめに補給する。運動時は効率よく水分を吸収できるスポーツドリンクがお勧めだが、糖分が多く含まれている場合もあり、とり過ぎには注意したい。また普段の食事でも「みそ汁や果物、野菜などをとって、水分と一緒に、汗で流れてしまうミネラルを多く取り込むことを心がけたい」(今井さん)。キュウリやトマトといった夏野菜はうってつけだ。


 見過ごされがちなのが、睡眠の重要性。睡眠は不足すると疲れがたまり、熱中症にかかりやすくなるとされる。寝苦しくなる夏に入る前に早寝早起きを習慣づけて、生活のリズムを作るのがよい。この4つのポイントに気をつけて生活を送れば、「1カ月で体は変わる」と今井さんは話す。

 一方、梅雨は漢方医学では「水毒」「水滞」の季節だ。胃や胸、腹などに水がたまり、余分な水分が排せつされないとされる。手足や舌などにむくみの傾向がみられ、気力が衰え、梅雨明け後に、体のだるさや疲労感がでてくるという。

 医師で横浜朱雀漢方医学センター(横浜市)の顧問を務める小菅 孝明さんは「梅雨時こそ夏バテの原因がつくられる。こまめな水分補給は必要だが、体が欲する以上にとる必要はない」と説く。

 また梅雨時には、それほど気温が高くなくても体育館で運動中に熱中症で倒れたという報告も過去にあり、注意が必要だ。特に高齢者は暑さに対する感覚が鈍くなっているうえ、体調が悪いのを持病のせいと思いこみ、暑くてもエアコンを使わない人も少なくない。山田さんは「熱中症が重症化しやすい。我慢せずに、適度にエアコンを利用するほうがいい」と話す。

 医師のコミュニティーサイトを運営するメドピア(東京都渋谷区)が昨年7月、医師を対象に実施した調査では、患者への夏バテ対策の助言として6割が「消化によいものを食べる、水分摂取を十分行うなど、生活上の注意を指導するのみ」と答えた。また2割の医師が点滴を実施しているものの「患者の要望に応えるためで、口からの水分補給と変わらない」との声も多かった。

 一方、漢方では体に不足している働きを補う治療法に使う薬として「補剤」がある。熱中症などの暑気あたりに「清暑益気湯」、全身のだるさに「補中益気湯」など、効果を期待できるという。こうしたものの利用を選択肢の一つとして考えることもできそうだ。ただ、補剤は体の機能を高め、エネルギーを取り込みやすくするもので、即効性はない。やはり、適度に運動して、バランスのとれた食事をし、十分な睡眠時間を確保することが、夏バテ対策の近道のようだ。


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