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本流対策室/5

9426トキ:2014/11/15(土) 10:11:59 ID:kJfjg7Wc
<<14日の箴言 絶対の神は、相対の人格神となって自己完成する>>

 ソクラテスに助言を与えたダイオニモンとよんだ霊が、ソクラテスの正守護神か副守護神か、特命の
”守護の天使”か、支配霊かはハッキリとは判らない。これを直ちに「相対を超える絶対者が、自己の内
に内在して、その絶対者が”声”となってあらはれて来た」と解釈するのが適切であるとは必ずしも断じ
がたいのである。

 超越的絶対者は、それは”絶対者”であるが故に、われらに語りかけて対話を交えることはあり得ない。
それ故に絶対者の慈悲を体現したところの相対的に顕現する人格神、又は天使、又は菩薩、又は教祖が
あらはれなければ絶対者はその救済を具体化することは出来ない。救済を具体化することが出来ないよう
な神は、”神”と称されるにしてもハタラキに於いては神ではない。”神”が救済を完うし得る本当の神とな
り得るためには、絶対者が相対的人格神としてあらはれて救済の御業を現実になさなければならない。
即ち法身の阿弥陀仏が、報身又は応身の仏如来として顕現しなければならないし、「天にましまず父」な
る神が、地に降誕したイエスキリストとして顕現しなければならないし、天之御中主神が住吉大神として
顕現しなければならないし、宇宙普遍の神が、ある教祖として顕現しなければならない。神が神たる慈悲
の本来をあらはし、神たる使命を完了するためには色々の宗教に於いて”教祖神”として”神”はあらはれなけ
ればならないのである。神の具体的人格的慈悲の完成は応身の教祖として顕はれることによって完成する。

(「白鳩」昭和48年3月号、17pから18pより謹写)




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