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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

5074tapir:2016/09/03(土) 13:07:54 ID:Cw7YWKn2

5070のコメントの続きです。

谷口純子先生のあの御文章を拝読して、純子先生は結局のところ、何とかして日本会議を批判したい(過去の日本をおとしめてまで)のだと思いました。

そこで、日本会議の弱点について、私の思うところを書かせていただきます。

私は日本会議の最大の問題点は、「天皇、天皇」といって天皇を尊敬するふりをしながら、その実、今上天皇(現在の天皇)の御意向を少しも顧慮せず、今上天皇を政治利用することしか考えていないことだと思っています。

日本会議の人々は、今上天皇のお心を尊重せずに、彼らが勝手に作り上げた「歴代天皇の御心」という幻想をこそ尊重すべきであると考えているのです。

このことについて、神道研究の泰斗と言われる田中卓氏は、その著書で次のように述べています。(以下引用)

「現今では、女性宮家創設案が、陛下のご希望に添うものであることは、一般の論壇ではほとんど常識のことであるのに、なぜ、男系固執派が、大御心に背を向けてまで反対するのか。心ある日本人には理解しがたいことであろう。
もっとも、何もいわないと誤解される恐れもあるので、一言しておくと、ふつうに私どもが「大御心」と申せば、叡慮、すなわち現「天皇陛下の御心」を申し上げるが、男系派の「大御心」というのは、現在の天皇の「御心」とは異なり、二千年の日本歴史を通じて拝される歴代天皇の「御心」を総称しているらしいのである。すなわち「御心」とは、現在の天皇の心であり、「大御心」とは、歴代天皇の心、だそうである。
 私は初めて聞く奇妙な解釈だが、これは男系男子派の拠点となっている日本会議の事務局を代表し、かつ私の積年の知己からの、率直な回答なのであって、決して私見の勝手な判断ではない。」(田中卓著 『愛子様が将来の天皇陛下ではいけませんか 女性皇太子の誕生』243~244ページ)(引用終り)


田中卓氏が(男系固執派の考えでは)『「「御心」とは、現在の天皇の心であり、「大御心」とは、歴代天皇の心、だそうである。』と書いている通り、男系固執派(日本会議の事務局代表)は、今上天皇のお心は、ただの小さな「御心」だから、二千年の日本歴史を通じて拝される歴代天皇のお心こそ「大御心」であり、「御心」と「大御心」が一致しなければ、「大御心」(すなわち彼らの勝手な幻想)を優先すべきだというのです。

既に崩御され、この世にいらっしゃらない歴代天皇の「大御心」がどうして彼らだけにわかるのでしょう? 彼らは、崩御された天皇の声を聴くことができる霊媒なのでしょうか? 彼らのいう、二千年の日本の歴史を通じて拝される歴代天皇の「御心」は、彼らが「自分の都合の良いように作り上げた幻想」に過ぎないのではないでしょうか?(続く)


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