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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

2187「訊」:2014/07/22(火) 07:39:22 ID:???

◆尖閣諸島と日米安保

 さて、次は尖閣諸島の問題を考えてみましょう。

 この問題でもホシュ派は「米国が日本を守ってくれる」と思っています。(「思い込んでます」に訂正)その理由のひとつは、「クリントン国務長官は尖閣諸島は安保条約の対象である、と言った」と説明していることなどです。(ちなみにこれ、民主党の前原政調会長が2010年に外相として訪米した際)

 確かに尖閣問題は安保条約の対象ではあります。日米安保条約では、日本の管轄地が攻撃されたときには米国は自国の憲法に従って行動をとる、という趣旨が第5条に書いてあるからです。だから、今、尖閣諸島は日本の管轄地ですからそれは十分に可能性があります。しかし、問題は05年に両国が署名した『日米同盟―未来のための変革と再編』という文書です。ちなみに山ちゃんサンもアクエリアンさんも、破邪サンも櫻井よしこも(笑)その他大勢も、チャンネル桜しか見てないと知らない可能性がありますんで、以下に。

 『日米同盟―未来のための変革と再編』ですがそこでは、「島嶼部への侵攻への対応は日本の役割」となっているんです。つまり、最初に中国が攻撃してきたときには、実は米国は来ないということになっている。これは岡田元外相も前原前外相もそのとおりだと記者懇談で発言しており、だれもこれに疑念がない。(!)

 驚くのはまだ早いです。さらに悩ましい問題があります。それはここからです。

 では「尖閣諸島が中国に奪われてしまったらどうなるか」です。シナが尖閣諸島に出てくる、日本の自衛隊が戦う。日本の自衛隊が勝てばそれでいい。しかし、負けたらどうなるのか。管轄はシナに移るわけですね。管轄がシナに移れば、その段階で米国は日米安保条約に従って、尖閣には出てこないということになります。つまり、どっちにしても米国は出てこないわけです。(!)

 ・・・・・「訊けめまた、酔っ払っているな!」「朝日に洗脳された感情論!」いやいやこれも、私が言っているのではありません。アーミテージ元国務副長官は、著書『日米同盟VS中国・北朝鮮』のなかで、こんな事を言ってます。

 「菅総理は日米安保条約を何も知らない、なぜなら、もし自衛隊が戦わず中国が尖閣諸島をとってしまえばこれは中国の管轄地になるので、われわれは戦えないのだ」

 と(笑)山ちゃんサンや破邪サンは、菅総理とカワンナイんでしょうか・・・(中略)・・・それはさて置き、多くの人はシナに対して米国に戦ってもらえると思っていますが、そうではないということです。「可能性としては限りなく低い」のです。

 「集団的自衛権よりも個別的自衛権を語れ」、それが当方主張なのですが、背景を確認されて理解して頂ければ幸いです。

 さらにシナですが今回、「軍事的な面」からも再考察してみました。たとえば戦闘機であれば300機いますが、これは尖閣諸島に飛んできます。この300機の戦闘機と自衛隊は戦闘できないし米軍も出撃できない。なぜなら、かりに米軍がこの300機を相手にしたら、それは日本から飛び立っているわけですから日本国内の米軍基地を中国のミサイルが攻撃することになるからです。さらに今やシナには、中距離弾道弾ミサイルが80以上あります。それから巡航ミサイルは300。「この軍事力で米軍基地がつぶされる可能性がある」ということは、米国自身が言っていることなんです。つまり、もう米国は「通常戦力でも尖閣諸島をめぐって日本と一緒に戦える状況ではない」んです。

(つづく)


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