NHKが日本人に分からないように、フランスに反日情報を大量に提供
京免 史朗
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2011年01月14日
その番組のタイトルは「Apocalypse(黙示録)」という。FRANCE2というテレビ局が近現代史をテーマに制作した全六回のシリーズで、私が暮らすフランスにおいて大好評を博したドキュメンタリー番組である。息子(高校生)の学校の先生が「いい番組だ」と推薦したこともあって、わが家では九月十五日に放映された四回目を観ることになった。
その回のテーマは「第二次世界大戦勃発の真相」。冒頭のテロップにさり気なく映った「NHK」の三文字に、「こんなところでわが国の公共放送局が一役かっているのか」と感心した。ところが、その内容は、なんと言ったらいいか、私は自分が軽い神経症になるのではないかと心配するほど惨いものであった。
さて、問題の番組の内容を紹介したい。観ていて一番ショックを受けた箇所は、中国大陸で、日本の軍人が住民と思われる女子供を縛って、生きたまま土に埋めてゆく場面である。それも再現フィルムとは思えない古い白黒のドキュメントフィルム仕立てであった。
「パプアニューギニアでは苦戦を強いられた。蚊、赤蟻、蛇、日本人(日本軍ではなくて、日本人ですよ!)が厄介だった」と蚊や蛇と日本人を同列に並べる。日本の子供たちが無邪気にチャンバラをしている場面を映して、「ガキの頃から殺し殺される遊びを通じ、命を賭して戦うブシドーの精神を学んでゆく」とくる。
番組の冒頭もひどいものだった。旭日旗が画面いっぱいにはためき、「予告なしの真珠湾攻撃」が始まる。ここで紹介されるのは、日本人パイロット三十人とアメリカ人二千五百人が死亡したという捏造された数字。
さばを読んで上増ししている数字にも一言もの申したいのだが、何よりもアメリカの一般市民が犠牲者となったような、つまり日本が無差別爆撃をしたような印象を与えるのは断じて不当である。さらに奇襲攻撃のフィルムを見せた後で、「米国は日本の石油供給源を止めました」とナレーターが言う。これでは時系列が逆ではないか。
『日本悪玉論』は、こうして作られてゆくのである。(抜粋)
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世間から「一流大学」と呼ばれる学校に入学しただけで自分の中身まで一流になったと勘違いするなよ
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昔から奥多摩百回歩いてから奥秩父百回、それから、八ヶ岳10回歩いて、南アを10回、やっと北アルプスに取りついたもんだ
エリート意識で死んだ