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音楽スレ

923korou:2020/12/17(木) 17:16:19
シューマン「交響曲第1番”春”」を比較試聴。

まず夜中にセル&クリーヴランド管で予習する。
これは非常にクリアで清潔な演奏で
割合と抵抗なく最後まで聴ける点で秀逸だったが
もちろん、望めるならもっとアピールする美点が欲しいところ。
さて、それから本格的に聴き比べしてみたが
どうにも中途半端な楽想で、聴いていて物凄く眠たくなるのである。
ナクソス検索で最初に出てくるバレンボイム&ベルリン・シュターツカペレの演奏は
出だしのおどろおどろしい序奏こそ上手く処理していたものの
だんだんと洗練されただけの音楽に化していき、緩徐楽章で物凄い眠気が・・・
バーンスタイン&VPOの演奏は、力感あふれて一見好ましく見えるものの
だんだんと聴いていて疲れるだけの力任せタイプの演奏に聴こえてイヤになってくる。
カラヤンはバレンボイム・タイプの劣化版のようなもので聴きどころなし。
他にもいくつか聴いた気がするが、どれも眠気を誘うものばかり。
クレンペラー&フィルハーモニア管の演奏でやっとしっかり聴ける名演に出会った。
どこをどう微調整しているのかさっぱり分からないが、とにかく聴いていて納得できる。
唯一、この習作のような未熟なシンフォニーなのにずっと聴き通せる演奏だった。
さすがはクレンペラー、凡人には計り知れない叡智の指揮者だ。

(唯一良い)クレンペラー&フィルハーモニア管

次回はシューマン「交響曲第2番」


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