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倉工ファン Part2

998名無しさん:2021/07/04(日) 10:56:02
☆ 「なんと申しましょうか」 みんな惹き付けられた 小西得郎の粋な名調子 【越智正典 ネット裏】  ①



「なんと申しましょうか」の小西得郎さん(1971年殿堂入り)が、志村正順NHKアナウンサー(2005年殿堂入り)と、
初めてコンビを組んだのは、秋に日米野球でニューヨーク・ヤンキースが来日することになる55年4月24日、
後楽園球場での巨人中日ダブルヘッダー。

5回戦、巨人(中尾碩志) 7対8 中日(空谷泰)、6回戦、巨人(大友工) 5対1 中日(中山俊丈)である
(尾嶋義之著『志村正順のラジオデイズ』洋泉社)。


志村さんの実況を小西さんが受け止める。「なんと申しましょうか」。間があっておトボケの味もある。
これだけでみんなホッとして惹き付けられて行った。

その日、杉並区永福町の小西さんのお住まいにおじゃますると、さあーどうぞ、どうぞ…と奥に通して下さった。
居間に大きな録音機。


当時、後楽園球場の放送席はたしかまだネット裏指定席のいちばん前の席から一段下がったところで、夏は日よけのよしず。
氷屋さんの店先のようだった。戦争に負けた戦後そのものの姿のようであったが、小西さんの解説は風流でもあった。 

小西さんのお住いの近くには「アンパン買おうか」が得意のセリフの「神主一刀流」豪傑打者、
岩本義行さん(81年殿堂入り)のお住まい。
この「アンパン買おうか」は、よく来たね、取材ご苦労さんというかわりである。


文部大臣顕彰式典の当日、六本木の全日空ホテルへ取材に行ったときも「アンパン買おうか」。
往時の大打者はテレ屋で、口下手である。

プロ野球初代三冠王中島治康さん(63年殿堂入り)は、うれしいときに「バ、バキャーロ」。
ありがとうというときも、かわりに「バッキャーロ」。




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