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スイス式トーナメント方式
1
:
事務局
:2015/11/10(火) 16:44:40
スイス式トーナメント方式は、近いレベルの参加者同士の対戦が増えるような組み合わせ方式によって、総当たり戦に比べて少ない対局数である程度正確な順位を決定できる対戦方式である。
具体的には以下のような手順で行われる。
1回戦は、ランダムな組合せで対戦する。
2回戦は、勝者同士と敗者同士が対戦するように組合せを決める。
3回戦は、2戦全勝・1勝1敗・2戦全敗のそれぞれが、同じ成績同士で対戦する。ただし、すでに当たった相手とは対戦しない。
4回戦以降も同様に、できるだけ同じ成績同士で今まで当たっていない相手との対戦を繰り返す。
規定の対局数を消化した時点で最も成績の良い参加者が優勝者となる。
.
2
:
事務局
:2015/11/11(水) 08:28:36
●スイス式の順位の決め方
規定の回戦数を消化した時点で最も成績の良い参加者が優勝者となる。
成績の算定方法は基本的に勝ち星の数である。
ただし、勝ち星数が同点の場合は次のような順位決定法がある。
同率時の順位決定法
1.ソルコフ点。対戦した相手の勝ち星の合計。
2.ソンボーン・ベルガー点(SB)。自分が勝利した相手の勝ち星の合計。
3.勝利した相手の勝ち星のうち、最大のものと最小のものを除いた合計数(メディアン、MD)。
4.同点の相手との直接対決での勝敗(DH)。
3
:
事務局
:2015/11/13(金) 10:01:35
【代表2名選出とスイス式】
別のスレッドで気になることがあった。
高校生の大会のことなのだが・・・・・・
それはスイス式に関わることで、論議に関わることなので、こちらへ書いておく。
広島県内の高校生の大会は、だいぶ前からスイス式で行なっている。
大会をスイス式でやる利点はいろいろあるのだが、広島県内の高校生の大会が、従来の「トーナメント形式」から現在の「スイス式」に移行したのは、秋の新人戦でのできごとが大きなきっかけとなった。
そのできごととは、ある年の大会で、強豪同士が早い回戦で当たってしまったというごとなのだ。
当時、県内の高校棋界は2強豪時代で、その2人は春の高校選手権でも決勝を戦っていた。
ところが、秋の新人戦ではその2人が当たってしまい、負けた方は、代表争いから脱落、全国大会はおろか中国大会への出場権も得られなかった。
大会が、無配慮で単純なトーナメント方式だと、こういった類の問題は、ひんぱんに起こってくる。
だから、現在では、上述の問題点を防ぐ理由もあり、スイス式で進行することが増えている。
この「強豪同士がつぶしあいで実力通りの代表が選べない」という問題点は、スイス式でやればいっさい解消できるのかと言えばそうでもない。
あまりぼかした書き方だと、何が言いたいか分からなくなるので、はっきりと書こう。
●多人数から代表2名を選ぶ大会では、主催者の配慮不足で、実力1位と2位の選手を対戦させることで、負けた選手は大会の成績上、実力3位以下の選手に成績は追い抜かれてしまい、代表権をのがすケースも起こるということを知っていてほしいのである。
言い換えれば、主催者は、なるべくそういうことが起こらないように、大会の進行に注意をしなければならないということなのである。
広島県の過去の例のように、トーナメントで進行したら、強豪が代表になれないという問題はひんぱんに起きるが、しかし、スイス式でもきちんと配慮すべきなのである。
今でも、県内の高校生なら、選手の実力はおおよそ把握できる。
しかし、他県のことまでは分からない。問題点を検証しようにも、情報が入手できないから、机上の理屈ばかりになってしまう。
もし、他県の方で、この掲示板の記述を読んで下さった方がいたら、そいう視点で大会の進行のことを考察してみられたらと思います。
4
:
事務局
:2015/11/16(月) 20:58:51
【「代表を2名選考」する大会をスイス式で進行したときに生じる疑問点】
下記のような選考(仮想例)では疑問をはらんでいる。
1 Aさん ○○○○○ ソロコフ16 代表
2 Bさん ○○○○● ソロコフ14
3 Cさん ○○○●○ ソロコフ15 代表?
(4位以下略)
補足説明
4回戦・・・Bさん○ー●Cさん
5回戦・・・全勝者(Aさん・Bさん)の対決
5回戦を終わった結果、BさんとCさんは勝ち星で並んでおり、しかも、Bさんは4回戦でCさんに勝っているにもかかわらず、主催者は両者のソロコフ点を計算し、CさんがBさんを上回っているからとの理由で、Cさんを代表にした。
これは仮想例であるが、代表を2名を選ぶ大会で、最終局に「全勝対決」を組んでしまうと、負けた選手が、ソロコフ点を数えられて、本来は3位の選手が、逆転で代表を獲得することがあるというこなのである。
特に、途中の回戦でBさんがCさんに勝っている場合は、代表の選び方に疑問が出てくる。
このことが、問題であるか、どうかは、意見の分かれるところであるが、少なくとも、代表になれなかった選手から、クレームはつきそうである。
このような「疑問」を防止するのに一番良い方法は、持時間を短くしてでも5局終了後に特別に「代表決定戦」を行なうということである。
しかし、代表決定戦を行なう時間的な余裕がないなら、5回戦は全勝対決を避け、全勝と1敗の対決を2局組む方法もある。
もし、全勝者のどちらか一方とか両方とも敗れて、それでも同率になったら、その時にはソロコフ点を数えて代表を決めるということにすれば良いと思うのだが。
みなさんは、どう思いますか。
5
:
師範@鳥取大
:2015/11/17(火) 11:09:20
Bさんは5回戦で、Cさんは4回戦で負けた。だから先に負けたCさんの方が弱い、というのは変ですよね。
たまたまCさんの方が強い人に先に当たってしまっただけという考えが成り立ちますから。
シード制を採用してない場合、初戦で強豪同士が当たってしまうことは多々あります。
むしろ強い人が早い回で負けてしまった時のために、勝ち負けの順番は考慮すべきでないと思います。
6
:
事務局
:2015/11/17(火) 14:29:20
>>05
>たまたまCさんの方が強い人に先に当たってしまっただけという考えが成り立ちますから。
>むしろ強い人が早い回で負けてしまった時のために、勝ち負けの順番は考慮すべきでないと思います。
私が
>>04
で言いたかったことは、当たり方の順番を言っているのではありません。
リーグ戦やスイス式で代表を選ぶ際に、BさんとCさんが同率になってしまって、どちらを代表に選ぶかのとき、・・・
「Bさんに負けているCさんを代表に選ぶのは、ちょっと変ですよね(=問題ですよね)。」と言っているわけです。
普通は、勝っている方が強いのだし、わざわざ負けた方を代表に選ぶのは、そもそもおかしいんじゃないでしょうか。
別のスレッドの鳥取の高校生の大会の報告によると、・・・
>結論を申し上げます。
>秦君は、②の通り、橋嵜君に負けました
しかし、鳥取の大会では、全国大会への出場については、運営者は勝った橋嵜君ではなく、負けた秦君を選考しているわけです。
たしかに、橋嵜君に負けたからとと言って、秦君が実力がないとか、言ってるんじゃあないんですよ。
負けている方を、代表に選んだ主催者の考えはどうなのですか?
借り物のソフトを借りてきて、「ソフトでやったら、そうなったからだ」と言うのは、なかなか説明が通りにくいです。
個人意見を書いて申し訳ないことですが、このことに、私はかなりの違和感を覚えます。
7
:
師範@鳥取大
:2015/11/17(火) 21:28:05
事務局さんは直接対決で勝ったという点を重く見ておられるようですが、
直接対決で勝った方は別の誰かに負けたから同星になっているわけです。
そちらを棚に上げて直接対決で勝ったという点のみを重視するのはおかしいと思います。
私は直接対決の勝利というのは重視すべきことだと思いません。
8
:
事務局
:2015/11/17(火) 22:49:11
>>07
>事務局さんは直接対決で勝ったという点を重く見ておられるようですが、
>直接対決で勝った方は別の誰かに負けたから同星になっているわけです。
>そちらを棚に上げて直接対決で勝ったという点のみを重視するのはおかしいと思います。
「棚に上げて」なんかいませんよ。
鳥取の報告をきちんと読んでおられるんですか?
しかも、自分の県内の高校生のことでしょ。
もう一度よく読んでください。
橋嵜君は1位の西村君に負けたと書いておられるでしょ。(1)
一方、秦君は西村君との対戦はなく、橋嵜君には負けている。(2)
以上の対戦結果から順位をつければ、①西村君・②橋嵜君・③秦君とするのが、妥当な順位付けですよね。
ここまで書かないと、分かりませんか?
さらに丁寧に説明しましょうか。
↓
Aさん 2000点 ○○○○○ 代表
Bさん 2000点 ○○○○●
Cさん 1000点 ○○○●○ 代表・・・?
(注)Cさんの負けはBさんとの対戦、Bさんの負けはAさんとの対戦
無配慮なスイス式をやると、上のような不合理な結果を生むことがある。
Bさんのような立場に立った選手は、さぞかし不幸なことである。
(確かに、掲示板に書き過ぎかも知れないが、ここまで説明をしなければ理解してもらえないのには、あきれている)
9
:
無記入
:2015/11/18(水) 00:58:26
同勝ち星が並ぶとソルコフ、次にSB、最後に直接対決結果を考慮していく
のが慣例らしい。
しかし、この順序づけにそれほど合理性がないのであれば、例えば、SBを
最初に考慮して、それが同点ならソルコフ、最後に直接対決でもよいし、
最初に直接対決を考慮、次にソルコフ、SBでもいいことになる。
どれを重視するかには個人の主観がはいりそう。
事務局さんの説明では事前に個々人の強さは明白という前提で話を
進めているが、それが事実かどうかはわからない。短期間で上達して
いることもあれば、大物食いの選手もいるだろう。それまでの
レーティング得点を得る過程でも誤差は多く入り込む。
気になるのは事務局さんの決め方だと事前にレーティング点数が
高い選手が逆に有利になるのではないかという疑問が残ること。
それに、そもそも事前の点数で高い方を選抜した方がよいとか
合理性があるという価値観がみんなに共有されるとは限らない。
10
:
無記入
:2015/11/18(水) 01:24:46
例えば50人参加者がいたとして
代表2人を決める場合、どのような方法が良いと思われますか?
11
:
無記入
:2015/11/18(水) 01:51:08
>>9
さんの書き込みは深いというか、玄人ぽいですね。
このような問題に今まで考察を積み重ねておられる方なのでしょうね。
12
:
事務局
:2015/11/18(水) 07:02:59
>>05
・
>>07
師範代さんが書いておられることに沿って、私の意見をもう一度書いておきますね。
>>05
>Bさんは5回戦で、Cさんは4回戦で負けた。だから先に負けたCさんの方が弱い、というのは変ですよね。
>たまたまCさんの方が強い人に先に当たってしまっただけという考えが成り立ちますから。
4回戦とか5回戦とか、当たる順番が問題なのではありません。
要するに「強い人」つまり、この場合は、強い人とはBさんになるわけですが、Cさんは強いBさんに当たってしまって負けてしまったので、「Cさんは(Bさんより)弱い」ということになりますね。
>>07
>直接対決で勝った方は別の誰かに負けたから同星になっているわけです。
つまり、弱いCさんと強いBさんが同星になったのは、(5回戦で)Bさんはさらに強いAさんに当たって負けたので、5回戦終了時点で同星となりました。
ご存知のように、AさんとCさんの対局が持てれば良かったのですが、5回戦制でしたので、対局が組めませんでした。
この対局の結果、「BさんよりAさんが強い」のですから、Aさんの優勝です。
さらに、A〜Cさんの「強さ」の比較は次のようになりますよね。
(強い)Aさん>Bさん>Cさん(弱い)
ところが、大会の主催者は、代表2名をAさんとBさんにしたのではなく、AさんとCさんにしてしまった。
そして、Bさんが代表からもれた理由は、Bさんが1回戦で対戦した相手が1勝、2回戦で対戦した相手が2勝しかあげられなかったので、ソロコフ点がCさんより低いからという理由で、代表をCさんと決めたわけです。
スイス式で進行すれば、上記の例のように1位と2位がつぶしあいをするなかで、本来3位に位置するべき選手が2位にすべりこむ現象が、毎回あるわけではない。
いつもそうなるわけではないが、しかし、主催者としては、ソロコフ点を数えて順位づけする方法を過信してはならないと思う。
優勝者1名だけを決めるのなら、5対局制でも可能ではあろうが、複数代表を選出するような場合は代表決定戦は別にするとかの配慮も必要だし、多数の参加人数で、5回戦しかできないのであれば、初戦の相手を無作為に抽選するのはまずい。スイス式であっても、シード制の導入とか、実績を考慮した組み合わせとかの検討が必要と思う。
13
:
師範@鳥取大
:2015/11/18(水) 09:13:25
事務局さんは論法は一見筋が通っているように見えますが、おかしいです。
なぜなら「誰に勝ったか」だけを見て、「誰に負けたか」を無視しているからです。
AさんがBさんに勝ち、BさんはCさんに負けた。だからA・B・Cの順に強いとしてますが、
負けた相手の方を考えてみてください。AさんはCさんよりもさらに弱いDさんに負けているのです。
勝った相手ばかり強調して、負けた相手は無視するのはおかしいです。
直接対決はスイス式でいうDH、対戦相手全員を見るのがソルコフ。世界的にソルコフの方がDHより優先されているのは、
事務局さんの考え方より私の考え方の方が一般的に支持されているからでしょう。
14
:
事務局
:2015/11/18(水) 09:24:37
>>50
>例えば50人参加者がいたとして
>代表2人を決める場合、どのような方法が良いと思われますか?
高校生の大会と言うことですよね。一般ではなくて・・・。
まず、監督会議を開いて、目的をはっきりさせますよね。
高校生の県代表2名を選ぶことを目的にするのか、高校生の交流を目的にするのか、それともその両方か。
で、初心者から有段者まで広がっている高校生50人を一括して、難しいですから、交流目的なら、とりあえず、A・B級(またはC級)のクラス分けを考えますよね。
「2名代表」を目的とし、日程的にも5回戦しかできないとなれば、50人であればトーナメントを2つ作って、優勝者2名を代表とするしか他に方法はないのでは?
もちろん、組み合わせを無作為抽選なんかで決めていたら、強豪同士が固まってしまい「正当な2名の代表」が選べませんから、シード制を採用するしかないでしょう。
それには、事前に監督会議を開いて、県内の高校生の実績を評価して、シード選手を決めなくてはならない。
ところが、交流目的が重なると、代表選手以外の生徒にも配慮が要るので、スイス式の方が良いということになりそうですね。
50名のスイス式だと、5回戦で5戦全勝は1名ないし2名ですから、代表2名は選べますけど、先ほども言ったように無作為抽選だと、強豪同士の潰しあいで、最強2名を選出することができない可能性もあるので、シード制を採用するか、それともプレーオフをする時間を確保するかですね。
スイス式の回戦ごとの組み合わせは、無作為抽選なら順接方式となりますが、
シード制や持点式なら正順方式で進行しますが、優勝者1名を決めるなら、最終局まで、順接や正順方式でもいいですが、代表2名など、最終局は1位・2位のつぶしあいが起こる可能性が高いですから、最終局は逆順方式の方が主催者としては安全策でしょう。
もちろん、主催者の裁量で、途中から逆順方式で組み合わせを行なうのも有効です。
ですけれど、5回戦でおさめようとせず、同率になったときは、代表決定戦(6回戦)を用意しておくほうが、良いと思います。
で、最初に戻りますが、スイス式の場合、50人規模で初心者から有段者が幅広く参加する場合であれば「分割型」を採用すれば、初心者の参加者でも全勝すれば「代表権」が獲得できますし、順当に負ければ初心者同士の対戦が組めますので、一般・学生の大会に限らず、スイス式分割型の採用も考えてみられたらどうでしょうか。
15
:
師範@鳥取大
:2015/11/18(水) 09:25:17
13は12だけを見て8を見ずに書きました。あらためて書きます。
私はちゃんと読んでますよ。会場にも行きました。
事務局さんはBさんがDさんに負けた星だけ無視しているじゃないですか。
それがおかしいと言っているのです。
他の星と同様にこの星も順位決定の考慮にいれるべきです。
16
:
無記入
:2015/11/18(水) 09:37:15
Aさんに負けただけのDさんがいるかもしれませんよね?
(Bさんのような)
そう考えると、5回戦で2人選ぶのは無理なんでしょうかね。
17
:
師範@鳥取大
:2015/11/18(水) 09:43:59
1つ書き忘れてました。私が書いている事例は実際の鳥取大会の話ではなく、
事務局さんが例として挙げられているケースです。
18
:
事務局
:2015/11/18(水) 09:45:52
>>13
①>AさんがBさんに勝ち、BさんはCさんに負けた。だからA・B・Cの順に強いとしてますが
②>負けた相手の方を考えてみてください。AさんはCさんよりもさらに弱いDさんに負けているのです。
↑
ここの2点が違いますよ。
①AさんはBさんに勝ち、BさんはCさんい負けたのではなく、Cさんには「勝った」のです。
だからA・B・Cの順に強いとしているのです。
②Aさんは誰にも負けていません。全勝なんです。
(再掲)
>>08
> Aさん 2000点 ○○○○○ 代表
> Bさん 2000点 ○○○○●
> Cさん 1000点 ○○○●○ 代表・・・?
> (注)Cさんの負けはBさんとの対戦、Bさんの負けはAさんとの対戦
もう一度、確認をお願いします。
その上で、書き込みの訂正をお願いします。
19
:
事務局
:2015/11/18(水) 10:11:18
>>15
>会場にも行きました。
>事務局さんはBさんがDさんに負けた星だけ無視しているじゃないですか。
>それがおかしいと言っているのです。
私は会場に行ってませんから、ここの掲示板の鳥取の報告の通りに書きます。
Bさんは、Aさんに負けたのであって、Dさんに負けたのではありません。
つまり、誤解を防ぐために、具体的な名前を挙げて書きますが、・・・
橋嵜君は西村君に負けたのであって、それ以外の人には負けてません。
一方、橋嵜君は秦君の対戦では、橋嵜君が勝ち、秦君は負けている。
それが会場であった事実なのではないですか?
>他の星と同様にこの星も順位決定の考慮にいれるべきです。
Aの西村君以外には、負けてないのですから、考慮に入れようがありませんよ。
Dさんに負けたというような報告は鳥取のスレッドには書かれていないと思います。
20
:
師範@鳥取大
:2015/11/18(水) 10:47:06
17に書いたとおり、私は鳥取の事例について言っているのではなく、
4で事務局さんが仮想例として挙げた事例について言っているのです。
Dという名前は出てきませんが、Bが負けた相手の名前が書いてないのでDとしたのです。
21
:
師範@鳥取大
:2015/11/18(水) 10:49:40
それと「AさんはDさんに負けた」は「BさんはDさんに負けた」の書き間違いです。
22
:
事務局
:2015/11/18(水) 12:24:40
>>20
>17に書いたとおり、私は鳥取の事例について言っているのではなく、
>4で事務局さんが仮想例として挙げた事例について言っているのです。
>Dという名前は出てきませんが、Bが負けた相手の名前が書いてないのでDとしたのです。
書き込みをしていただくのはありがたいのですが、書き込みをしていただく場合には、元記事をよく読んでいただき、書き込む際にもある程度の吟味をした上でUPしていただくようお願いします。
で、この件に関しては、貴方の読み落としでしょう。
では、
>>4
を再掲します。
>下記のような選考(仮想例)では疑問をはらんでいる。
>
>1 Aさん ○○○○○ ソロコフ16 代表
>2 Bさん ○○○○● ソロコフ14
>3 Cさん ○○○●○ ソロコフ15 代表?
>(4位以下略)
>
> 補足説明
> 4回戦・・・Bさん○ー●Cさん
> 5回戦・・・全勝者(Aさん・Bさん)の対決
↑
ちゃんとこのように「補足説明で書いているはずなのですが・・・
BやAの対戦相手については、架空のDなのではなく、B-Aの対戦とAーBの対戦があったことは、私は書いていますよ。
もう一度
>>04
の書き込みを確かめて下さい。
●たとえ、あわてたために、「補足説明」をよんでなっかっとしても、
上記の表をだけを見ていただくいても分かるはずなのですが、Bさんは5回戦で負けています。表中には、対戦は書いてありませんが、
でも、スイス式のことを理解している人がこの表を見れば、、「Bさんは5回戦で1位と全勝決戦をし、負けた1敗だな」と推察してもらえるはずなんですよ。
Bさんは、4局目まで全勝しているんだから、通常のスイス式の組み合わせからすると、5回戦でAさんとBさんの組み合わせになるのは、察しがつくと思うのですが。
もし、Bさんが、Dさんと当たっているのなら、Dさんは5連勝のはずだし、BさんがDさんと対戦するなら、Aさんお5回戦の対戦相手はEさんという4局まで4連勝した人が存在しないと、スイス式の表として成り立たなくなってしまいますよ。
だから、書く前に、落ち着いて、スイス式の表を理解してから、書いていただければと思うのです。
>Bが負けた相手の名前が書いてないのでDとしたのです。
「補足説明」に書いてます。
「書いてない」と勘違いしても、Bが負けた相手は、スイス式の表を見れば分かることでしょ。
Bは4局目まで全勝なんだから、5局目は同じく4連勝のAさんと対戦したんです。
以上のことで、04の仮想例は鳥取とは別の例として考えてもらってもいいですが、このようなスイス式の進行があったとするなら、「少しぐらいは」疑問に思いますよね。
23
:
師範@鳥取大
:2015/11/18(水) 12:40:02
なるほど、確かに私の勘違いでした。
思い込みで勘違いしてしまったのは私の方ですね。
24
:
事務局
:2015/11/18(水) 15:08:55
>>ALL
で、これらの問題は、大会進行をスイス式でやるから発生するのではなく、多くの場合は主催者の勉強不足や準備不足から起こるのです。
県外者の私でさえ、パッと見て、「おかしい」と思った。
対戦結果 Aさん○‐●Bさん、Bさん○ー●Cさん その他の対戦は3者とも全部○。
なのに、順位アは、2位と3位が逆転して、②Cさん、③Bさんという結果に、たいへんな違和感を覚えたわけなんです。
なぜ、Bさんは、1位や2位とも対戦して4勝1敗の成績を挙げているのに、
Cさんは、1位と対戦はなく、3位と対戦しているけど、勝っていれば「代表」は妥当だけど、なぜ、3位のBさんに負けているのに、「なぜ、負けているほうが代表なの?」という疑問を持つわけですよね。
結局は、スイス式が悪いのではなく、運用の仕方がお粗末なのです。
25
:
事務局
:2015/11/18(水) 23:14:48
>>09
>同勝ち星が並ぶとソルコフ、次にSB、最後に直接対決結果を考慮していくのが慣例らしい。
>
>しかし、この順序づけにそれほど合理性がないのであれば、例えば、SBを最初に考慮して、それが同点ならソルコフ、最後に直接対決でもよいし、最初に直接対決を考慮、次にソルコフ、SBでもいいことになる。
いいえ、「合理性がない」のではないのです。
合理性はちゃんとあるのです。
しかし、合理性があるためには、ちゃんとした進行をしなけらばいけないということなんです。
いいかげんな大会進行をしておきながら、同率になったら、いきなりソロコフで順位をつけようとするから、へんてこりんなことになるのです。
26
:
無記入
:2015/11/19(木) 06:51:07
ここまでの書き込み、大変興味深く読ませていただいてます。
2位、3位の決定については、難しいなと感じてます。
では、最終的に、どの時点で、どういう進行をするのがよいのでしょうか? 最善策は何か早く知りたいところです。
27
:
事務局
:2015/11/19(木) 08:45:42
>>26
>最終的に、どの時点で、どういう進行をするのがよいのでしょうか?
これは、鳥取の高校の大会で起こったアクシデントについてですよね。
ここの掲示板で書いた責任上、私なりの考えは整理して書きます。
その前に私の書き込みのことでことわっておきますが、
>>25
>いいかげんな大会進行をしておきながら
と書いてしまいましたが、これは決して鳥取の高校の大会のことを書いたのではありません。
別の大会のことで書いたものですから、あのような書き方をしてしまいました。ご容赦下さい。
参考までに、別の大会でのできごとを、書いておきます。
●その大会は、スイス式4回戦で「1人の代表」を選ぶ大会でした。
で、4回戦が終わってみると、三者が3勝1敗で同率。
つまり、AさんがBさんに勝ち、BさんはCさんに勝ち、CさんはAさんに勝つといういつもの典型的なパターンなんです。
時間は午後3時を少し回った時刻だったので、プレーオフをして代表を決めるのに、十分な時間があったのですが、・・・
こともあろうに、その大会の主催者は「三者同率になったのでソロコフ点で順位を決めました」と言って、その大会を終了させました。
とんでもなくまずい裁定ですよね。
こんなこと、平気でやる主催者もいるんです。
28
:
事務局
:2015/11/19(木) 09:26:11
>>27
>とんでもなくまずい裁定ですよね。
>こんなこと、平気でやる主催者もいるんです。
↑
すいません。また、失言です(苦笑)。
「とんでもない」とまでは言えないかも知れませんが、プレーオフをやる時間が十分にあっただけに、「もったいないな」と思いました。
こういうことを「平気でやっている」んじゃあなくて、ソロコフ点をあまりにも信じ込みすぎている人が大勢いるんですよ。
スイス式というのは、チェスの競技会が発展した進行法なんです。
チェスは、将棋と比べると、ドロー(引き分け)が多いのだす。将棋の場合は引き分けがない。
ですから、チェスの場合同率になったから、プレーオフをして決着をつけようとしても、その対局がドローになってしまうと、進行上にっちもさっちもいかなくなるんですよね。
だから、チェスの場合、対局は打ち切って、ソロコフ点を数えたりなど工夫をして順位を決定するわけです。
ですから、引き分けがない将棋では、同率になったら、プレーオフをすれば「簡単に」決着がつけられるわけです。
だから、主催者は、同率時の時の時間確保とか開会式の時のルール説明とかが大事な仕事となってくるわけです。
29
:
無記入
:2015/11/19(木) 14:10:46
>>24
結局、ルールの問題のように思えます。
同率で負けた一敗に直接対決があるなら直接対決の結果をソルコフより
優先すると決めておけばよいのではありませんか。
むしろ4連勝同士が2人残ったときにその2人を対戦させないで組み合わせる
ということのほうが、参加者には奇異で主催者側の不正を疑わせ、混乱の
もとになりそうです。
30
:
事務局
:2015/11/19(木) 15:39:22
>>29
>結局、ルールの問題のように思えます。
>同率で負けた一敗に直接対決があるなら直接対決の結果をソルコフより優先すると決めておけばよいのではありませんか。
↑
私が言いたいのはそういうことではありません。
将棋大会はいろいろな目的で開催されますが、代表決定大会は「実力がありかつ大会の成績も優秀な選手を選び出す」という本来の目的がありますよね。
で、今回は、(実力)鳥取県内の高校生では唯一の2000点突破者
(成績)優勝者に負けただけの4勝1敗で2位同率の成績
こういう状況なのに、なぜか、その生徒は全国大会への出場はならなかった。
では、貴方が言うようなルールの問題でそうなったのか?
>同率で負けた一敗に直接対決があるなら直接対決の結果をソルコフより
>優先すると決めておけばよいのではありませんか。
そのようなルールに変更していたとしても、4勝1敗者は他にもたくさんいるのだから、直接対決を優先すルールを作っても、順位の決定はできません。
>むしろ4連勝同士が2人残ったときにその2人を対戦させないで組み合わせるということのほうが、
>参加者には奇異で主催者側の不正を疑わせ、混乱のもとになりそうです。
そんなことはないですよ。
今年の山口の朝日の県大会は、全勝2人同時優勝
すっきりです。参加者も奇異には感じません。というか、山口の世話役が工夫をして、上手な運営なのです。
鳥取の場合のように、全員、5回戦ルールなら、開会式の時、・・・・・・
「4回戦終了時に全勝が2人なら、3勝1敗の選手と組み合わせします。」とルール発表をしておけばすむことです。
頭の良い高校生だと「2名代表だから、全勝対決はしないのか」と納得してくれるはず。
H君以外の高校生は「せっかく4連勝したのに、決勝でH君とやって負けて、代表権をのがすのはいやだから、全勝対決はない方がいいよね」
また、途中でH君と当たった選手は「H君には負けたけど、残りをがんばって勝ったら、5局目は4連勝の人と対戦できるから、それにも勝つとひょっとして(2番目の)代表権がとれるかも知れない」
さらに「高校の先生がこんなルールを思いつくなんて、頭の良い先生だな」と感心してくれますよ。
毎年3月のレーティングの中国ブロック大会は、代表2名だから、「最終局の全勝対決はなし」というルールで何年間はやったけど、別に何の混乱もなかったけど。
31
:
事務局
:2015/11/19(木) 17:46:56
>>26
>では、最終的に、どの時点で、どういう進行をするのがよいのでしょうか?
>最善策は何か早く知りたいところです。
最善策と言うよりは現状の改善策ですよね。
実は、回答は鳥取のスレッドに書きました。
▽実力のある選手がなるべくくじ運に左右されず正当に代表に選ぶためには・・・・・・
①人数調整をすること(A・B級分け、分割型採用など)
②シード法を採用すること(ベスト4程度で十分、グループ抽選)
③組み合わせを工夫すること(現状のソフトを使いこなせる力量、逆順式の導入)
④対局数を1局増やす。
⑤代表の決定の仕方を工夫する(プレーオフの実施)。
※逆な言い方でまとめれば、同率が発生したときに、代表の決定になるべくソロコフ点を使わないように。
最終戦やプレーオフの組み合わせの決定にソロコフ点を使う程度にとどめる。
そして、ソロコフ点が信頼性のある数値になるように、①〜④の改善策を行なう。
------以上-----
32
:
無記入
:2015/11/20(金) 01:26:40
書き込みを読むと、スイス式というのは面倒くさい、と思う。
常に的確に運営できる人は、全国にどのくらいいるのだろう?
33
:
事務局
:2016/03/04(金) 22:04:18
スイス式・・・参加者が奇数人数になったときには・・・
3/6(日)はレーティング選手権A・B級戦なのだが、ずーと以前からスイス式6回戦制で行なっている。
で、中国ブロックでやるスイス式で一つの工夫は、1・2回戦は4人のグループを組み、4人の席は固定し、2回戦の対戦は同一グループ内で対戦するやり方を採っている。
そうすることで、2回戦の組み合わせが、主催者にも、出場者にも、簡単明瞭で分かり易い。
こういう方法を採って、中国ブロックではスイス式を進行していて、1・2回戦に限っては、なんら目だった問題も発生しないので、今年もこれでやろうと思う。
もし、ここを読む人が、いたら、参考にして欲しい。
1回戦の対局がすべて終わらないと、2回戦の組み合わせが決められないスイス式をやっているんだったら、ぜひ、この方法を採用されたらと思う。
通常、将棋大会の進行では、午前中に2局指して、午後から3局目をやることが多いので、3局目の組み合わせは、主催者が選手の昼食中に組み合わせを組んでおけば、待ち時間の節約になる。
以上は前置きだが、・・・
大会で出場者が奇数人数になったときのスイス式の進行上の工夫を書いておく。
●出場者が奇数でも、不戦勝はつけない。
持点を基準に、参加者を4人グループに分けるのだが、現実的には、端たが出る可能性が常にある。
(1)1人余る場合
点数順で、最下位と下位次点の選手2人を抽選させ、1回戦を待たせる選手を決める。
待つ選手は、1回戦末尾の4人グループの2対局のうち、早く終わった対局の敗者と行ない、その対局が終わり次第、その選手の2局目は1局目が遅く終わった対局の敗者と組み合わせをすれば、さほどの時間のロスもなく、運営できる。
(2)3人余る場合
下位2選手で抽選を行い、1回戦を待つくじを引いた選手は、末尾のグループで行なう3対局のうち、最も早く終わった対局の勝者と1回戦を行い、1回戦が終わり次第、末尾のグループの最も遅く終わった選手の敗者と2回戦を行なう。
(3)参加者は偶数だが、1回戦の勝者が奇数になる場合
2回戦で、1勝者と1敗者の対戦ができるが、その対戦は末尾のグループの6人の中で行なう。
勝者3人と敗者3人で抽選して対戦を組めば良い。
(4)3回戦以降は、成績最下位の人を待たせるので、優勝戦線には影響しない。
以上のように、進行しようと思う。
34
:
事務局
:2016/03/05(土) 08:45:07
>>33
付け加え
●出場者が奇数でも、不戦勝はつけない。
(2)3人余る場合
4人ずつを一グループにした場合に、3人余る場合に、不戦勝を入れずに進行するには、末尾のグループだけは3人のリーグ戦にしたほうが、分かり易いかと思う。
すなわち、1回戦A-Bとやり、Cは待機。
A-Bの対戦が終わり次第、勝者とCの対戦を組み、その対戦が終われば、他のグループは休憩時間に入るので、・・・
最終組の残り1局の2人の対局だけは、午前中に済ませば、そんなに全体の進行に支障は出ない。
「3人グループ」の方が、考え方としては分かり易いのだが、中国ブロックの場合は、AーBの対戦が長引いたときに、進行に遅れが出る可能性があるので、最終組だけ「7人グループ」で対戦させているのである。
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