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繁殖牝馬談義総合スレッド

1 マラ男 :2005/12/07(水) 19:34:49 ID:1smmOxPw
「種牡馬談義総合スレッド」に対する「繁殖牝馬談義総合スレッド」です。
繁殖牝馬の奥深さを語り合うスレッドです。

5 カメ★ :2005/12/09(金) 09:59:45 ID:3aV28EEg
>>4
パッと思いつくのは、ノーザンテーストですね。
Lady Angelaの3×2。

6 DON2 :2005/12/09(金) 10:08:47 ID:KFIPN2T2
デインヒルなんかも有名。
サンデーもMahmoudのクロスがありますし、
仔はAlmahmoudのクロスもつ馬が多いのでは。
現役の有名どころではしつこいようですが
シェルゲーム、ジャリスコライト兄弟のRunaway Bride。

7 DON2 :2005/12/09(金) 11:29:41 ID:KFIPN2T2
メイワパッサーもBusandaの2*3。
種付け繁殖牝馬の質を考えると、種牡馬成績も優秀でした。
ってこれは種牡馬談義向けか(^^;

8 マラ男 :2005/12/16(金) 18:50:54 ID:86ibwYiU
朝日杯FS2着馬のスーパーホーネットの母方を見ると主流血脈ではなく、
父ロドリコデトアーノの良さをそのまま短距離の切れ味を伝えているようです。
(父方のハビダットの影響力か?)
なお母の祖先はニジンスキーやザミンストエルを輩出した
”フレーミング“が付くカナダ系フレーミングトップ。
この母系は最近活躍馬を輩出してません。

しかし管理する矢作調教師も素晴らしい相馬眼の持ち主ですね。

9 マラ男 :2006/01/09(月) 21:47:04 ID:bJgANhxA
シンザン記念は人気薄のワンツーに終り、1着ゴウゴウキリシマ、2着グロリアスウィーク。
98年のクラシックで戦ったキングヘイロー、スペシャルウィーク産駒のワンツー。

●ゴウゴウキリシマ
父キングヘイロー、母マルシンアモンは未出走で、母の生産者は橋本牧場、曾祖母はマルゼンスキーの母・シル。
なおマルシンアモンの半妹プレシャスキール(父ノーザンテースト)にサンデーサイレンスを付けた牡馬が高値で取引されたが新馬勝ちのみで終っており、
シルの母クイルの系統全体を見通せば現役馬シルクフェイマスがいる。シルの系統から重賞馬を輩出したのは初めて。
母父バイアモンはブラッシンググルームを父に持ち、代表産駒はビッグバイアモン。


●グロリアスウィーク
父スペシャルウィーク、母グロリーオーサは未勝利勝ちのみで終った馬で、母の生産者は社台ファーム。
この母系からはほとんど活躍馬がいないが、一族のガーサント、アトランティスが種牡馬として日本に渡ってきた。
母父はフレンチグローリー(社台SSで種牡馬に入り、代表産駒はクラフトマンシップ)、曾祖母のセイシングビューティはフランス産のリファール産駒。

10 マラ男 :2006/01/15(日) 21:06:25 ID:bJgANhxA
東西メイン重賞でアドマイヤベガ産駒が連対を果たした今日。

京成杯
●ジャリスコライト
父ファンタスティックライト。母チャンクシーウォー(父チーフズクラウン)はアメリカで9戦1勝。半兄にアグネスデジタル(チーフズクラウン)、シェルゲーム(スウェイン)。3代前の母馬Runaway Brideは日本に輸入して僅か1世代を残して死亡したベイラーン、そして名種牡馬Blushing Groom を生んだ牝馬。近親にアイルトンシンボリ(父シンボリルドルフ、ステイヤーズS優勝馬)など英国や仏国で多くの準重賞馬を輩出しているが、特別大レースで活躍するような競走馬を輩出してない。なおRunaway Brideの3×4を持つが、これが競走馬としも、種牡馬としてもどれだけの影響力を持つのかは興味深い。

●トウショウシロッコ
父アドマイヤベガ。母スパークトウショウ(父ニッポーテイオー)は31戦4勝、重賞にも出走し、母子共々大久保洋吉厩舎に所属。3代前母Family Fameからはトウショウリープ(父サクラバクシンオー、準オープン馬)、タマモスオード(父アサティス、地方・東京盃3着)とトウショウ・タマモ両馬主により大事にされている母系。4代母Twice Overからはタップダンスシチー(父プレザントタップ、ジャパンC)、ウイニングカラーズ(父カロ、ケンタッキーダービー)、一族にスイートネイティブ、セイウンスカイ、アロハドリーム、ユートピア等。母父ニッポーテイオーはダイタクテイオーやインターユニークと重賞馬を送り出しているが、それほど際立った成績を残せなかった。しかしニッポーテイオーの2代前リイフォー、3代前リファールは母方に入ることで優れた活力を生み出すことがあり、これからの繁殖に期待が持たれる。

日経新春杯
●アドマイヤフジ
父アドマイヤベガ。母アドマイヤラピス(父ビーマイゲスト)はステイヤーズS2着など32戦6勝を挙げたステイヤー牝馬で、半兄にアドマイヤホープ(父フォーティナイナー、全日本2歳優駿、北海道2歳優駿。現役)。3代母Sunny ValleyからはSun Princess(父English Prince)、その子フサイチコンコルド(父カーリアン、東京優駿馬)、グレースアドマイヤ、リンカーン。なおアドマイヤフジの2代母Elevate と一族のSun Princessの父の祖はPetitionであり、似た血統構成となっている。代表産駒はスタミナが勝ることが多いが、ミスタープロスペクター系との配合でアドマイヤホープという短距離馬を輩出していることを踏まえると、勝気なスピード気質に優れた配合、ミスタープロスペクター系、ナスルーラ系との相性は良さそうだ。なおアドマイヤフジの父アドマイヤベガはその母父トニービン(ナスルーラ系統グレイソヴリン系)の影響力を強く受けた競走馬であり、グレースアドマイヤやミラクルアドマイヤもトニービンで、アドマイヤフジの下に父アドマイヤコジーン(父コジーンはナスルーラ系統グレイソヴリン系)もいて、生産者は意図的にグレイソヴリン系種牡馬との配合を行っていると思われる。

●スウィフトカレント
父サンデーサイレンス。母ホワイトウォーターアフェア(父Machiavellian)は英仏国で重賞を制した。半兄にアサクサデンエン(父Singspiel、関口房一氏生産、安田記念馬)で、自身もアサクサデンエンもHaloのインブリードを持つ。近親に活躍馬はいない。アサクサデンエンは短距離馬として活躍中だが、スウィフトカレントは中長距離馬。おそらく2代母Much Too Riskyの父Bustino(キングジョージ馬)、さらにその父Bustedともに長距離馬でその影響が強いと思われる。アサクサデンエンは母の父Machiavellianの影響で短距離馬に。

11 マラ男 :2006/01/22(日) 18:46:48 ID:bJgANhxA
今日のアメリカジョッキークラブカップは母父ニジンスキー系のワンツー。そしてタガノゲルニカの2代前母父もニジンスキー系。最近ニジンスキー系が猛威を振るっている。

アメリカジョッキークラブカップ
●シルクフェイマス
父マーベラスサンデー。母セイントセーラは早田牧場(すでに破産)の持ち込み馬だが未勝利。4代母Quillからはマルゼンスキー、そしてこの前のシンザン記念を制覇したゴウゴウキリシマがいる。最近この母系は勢いがある。母父カーリアン(父ニジンスキー、仏ダービー馬)は産駒にジェネラス(英ダービー馬)、フサイチコンコルド(東京優駿馬)両ダービー馬に、シンコウ、ゼンノエルシドの両マイルCS馬とマイラータイプを送り出す。父としては気性が荒く、短距離への適正があるが、基本はニジンスキー系特有のスタミナ血統。母父としても本来のスタミナを伝える傾向がある(後術フサイチアウステルの母父と合わせて読まれて欲しい)。

●フサイチアウステル
父ストーミンフィーバー。母ジェンダーウォーは米国産。2代母Possible Mateからは去年JCDに出走した米国馬タップデイ(父Tap Day)6代母Sun Mixaの一族のうち、Sunny Daleの分岐からはフサイチアウステル。Sunny Valeの分岐からは名種牡馬ブライアンズタイムに、エアデジャヴー、エアシャカールの姉弟とエアデジャヴーの子エアメサイア。他ではシルクブラボー(父コジーン、デイリー杯2歳S馬)、スパークホーク(AJC杯2着)。母父グリーンダンサー(父ニジンスキー)は父としてノーアテンション(スーパークリークの父)、スアーヴダンサー(凱旋門賞馬)、エイシンプレストン(香港マイル等)を輩出し、母父としてJC出走したホーリング(父Diesis)、サンドピット(父Baynoun)、ナスルエルアラブ(父Nasr El Arab)などGI馬多数。母系への影響力は大きい。

平安ステークス
●タガノゲルニカ
父ブライアンズタイム。母ブロードマラは愛国産で、谷川牧場が輸入した牝馬。兄弟にロッククリスタル(父Danehill)で、母系に活躍馬なし。母父サッチング(父サッチでハイペリオン系統フォルリ、英国ジェライC馬)は父としてアーチウェイ(種牡馬として豪国で多数のGI馬を輩出)、チロル(英国・愛国2000ギニー馬)、母父としては目立つ産駒はいない。母父ハイペリオン系という珍しい牝馬だが、生産者はこのハイペリオン系の母父が気に入ったと思う。またハイペリオン系を近くに持つ牝馬にブライアンズタイムを付けると一発大物を輩出傾向があり、同じ父を持つマヤノトップガンやチョウカイキャロルの2代母父ヴェリグリーノーブルはハイペリオン系。ちなみにチョウカイキャロルも谷川牧場の生産なので、意図的にブライアンズタイムを付けたと思う。

●ヴァーミリアン
父エルコンドルパサー。母スカーレットレディは社台ファーム生産し、16戦1勝。兄弟にサカラート(父アフリート、東海S馬、現役)。ヴァーミリアンもサカラートも父はミスタープロスペクター系統で、似通う配合。3代母スカーレットインクは社台ファームが80年代に輸入され、積極的にノーザンテーストとの配合を行い、代表産駒はスカーレットリボンとスカーレットブーケの姉妹馬。またこの母系から同じ社台ファーム生産でマーメイドダバン(父スリルショー、スプリングS2着)、ユキミザケ(父アレミロード)を送り出している。この母系は美浦・松山康久厩舎、栗東・伊藤雄二厩舎を中心に預けられたが、95年の社台ファーム組織変更でスカーレットインクの姉妹は社台ファーム千歳とノーザンファームに振り分けられ、所属厩舎も大きく枝分かれした。そしてスカーレットローズはノーザンファームに移ったあとは栗東・石坂正厩舎を中心に預けられて前記のサカラート、ヴァーミリアンを輩出。スカーレットブーケは社台ファーム千歳に移り、ダイワ・美浦・上原博之厩舎を中心に預けられてダイワルージュとダイワメジャー姉弟を輩出。
母父サンデーサイレンスは説明不要。スカーレットインクの母系は先行すると粘り強い反面、淡白で揉まれ弱い面がある。関係ないが1月25日の川崎記念のサカラートに関して上手く先行するかで勝ち負けが決まるだろう。

12 DAVIDBOWIE :2006/01/22(日) 21:29:28 ID:I7s2BICw
Nijinskyは冬に強い。

14 マラ男 :2006/01/29(日) 18:04:28 ID:bJgANhxA
東京新聞杯
●フジサイレンス
父フジキセキ。母ダイワラブリーは14戦1勝、明治牧場の生産。2代母ダイワダンサーと大和商事が大事にしている母系。ダイワラブリーの全兄弟馬にダイワダグラス(父マルゼンスキー、23戦5勝、関屋記念2着)、4代母モトコからは名快速馬スガノホマレ(父シンザン、ラジオたんぱ杯4歳S)、5代母ノマディックはニュージーランド産馬。母父マルゼンスキー、2代母父テスコボーイの配合はウイニングチケット(父トニービン、東京優駿馬)の母パワフルレディと同じ。

●オレハマッテイルゼ
父サンデーサイレンス。母カーリーエンジェルは社台ファーム生産、5戦未勝利。全姉にエガオヲミセテで、非業の死を遂げた姉にちなんで名を付けられた。2代母ダイナカールからはエアグルーヴ、その子アドマイヤグルーヴ。4代母パロクサイドPeroxideからの分岐、ヨドセローナからはトウカイポイント(父トウカイテイオー、マイルCS馬)。一族の多くは社台ファーム所有の種牡馬を付けられている。母父ジャッジアンジェルーチはボールドルーラー系種牡馬で、名障害馬ゴーカイとその全弟ユウフヨウホウを輩出。母父としては粘り強いスピードを伝える。

根岸ステークス
●リミットレスビッド
父サンデーサイレンス。母エリザベスローズは社台ファーム生産、17戦5勝、セントウルSの勝ち馬。繁殖成績は優秀で、全兄弟馬フサイチゼノン、アグネスゴールド、そして同馬と重賞馬3頭を輩出。4代母キラルーKillaloeからは名種牡馬ファピアーノFappiano(ミスタープロスペクターMr. Prospector系)、オジジアン(ダマスカスDamascus系)。母父ノーザンテーストはサンデーサイレンスとの配合で、数多くのスピード・切れのある産駒を輩出。2代母父カロCaro(グレイソヴリン系)は母方に入ることで早熟性と切れを伝える。ファピアーノとグレイソヴリン系は互いに相性が良いのか、名競走馬・種牡馬アンブライルドソングUnbridled's Song、レッドチリペッパー(クイーンC)と輩出している。

●タイキエニグマ
父ルビアノ(父系はファピアーノということで、勝ち馬と同じ一族だった)。母Certain Secretは米国産、本馬は大樹ファームの自家生産馬。近親・兄弟馬も大樹ファーム生産で、「タイキ」の名で走ることが多く、確実に勝ち数を量産しているので、優秀な繁殖馬。近親にナムラビッグタイム(父サクラバクシンオー、現在地方高知)、7代母マザーグースMother Gooseからは名種牡馬ノーザンダンサーNorthern Dancer。また大樹ファーム所有の繁殖牝馬に付けられている種牡馬は2流が多いものの、先に述べたように確実に走る。母父ノウンファクトKnown Fact(父インアリティIn Reality、英2000ギニー)、代表産駒はウォーニング、マークオブディステンクションで、スピードを確実に伝える他、スタミナ血統との配合でもスピードが衰えることはない。

京都牝馬ステークス
●マイネサマンサ
父ディアブロ。母アオエトウショウは小原孝男氏生産、11戦1勝。この馬の祖は英国から輸入したフリツパンシーで、代表産駒はセントライト(父ダイオライト、三冠馬)、クリヒカリ(父シアンモア、天皇賞)、トサミドリ(父プリメロ、二冠馬)の兄弟馬、テュデナムキング(父テュデナム、有馬記念・天皇賞秋2着)、ゴールドウェイ(父ネプテューヌス、菊花賞2着)と名ファミリーなのだが、20年以上も活力が落ちている。母父トウショウボーイはスピードとパワーを確実に伝える。

●チアフルスマイル
父サンデーサイレンス。母ゴールデンカラーズは外国産馬として走り、クイーンC2着。2代母ウイニングカラーズ(父カロCaro、ケンタッキーオークス)、3代母オールダンスAll Danceからはタップダンスシチー(父プレザントタップPleasant Tap、ジャパンC・有馬記念)。母父ミスタープロスペクターとヘイルトゥリーズン系との配合は数多い。

●メイショウオスカル
父フジキセキ。母メイショウヤヨイは日進牧場生産、5戦1勝。メイショウヤヨイの全兄弟にメイショウジェニエ(父アンバーシャダイ、皐月賞・東京優駿3着)。4代母ミスリラは桜花賞馬、代表産駒はスピーデーワンダー(父ヴィミー、阪神大賞典。また若き日の岡部幸雄騎手の名パートナー)。一族で目立っているのは先に述べたとおりの馬たちのみ。母父アンバーシャダイは粘り強いスタミナを伝える。また3代母父モンタヴァルは「狂気の血」と呼ばれるほど激しい気性で生命を燃やし尽くすことで知られる。

15 マラ男 :2006/02/09(木) 00:03:34 ID:0uV8TT2M
小倉大賞典
●メジロマイヤー
父サクラバクシンオー、母メジロエルナスはメジロ牧場生産、13戦3勝で同馬と同じ厩舎に所属。母系は5代母ガーネット(天皇賞・秋、有馬記念)の分岐の内、ケープルビーから種牡馬エイシンサンデイ(父サンデーサイレンス)、トーホウドリーム(父メジロライアン、大阪杯)。テシオの分岐からは同馬メジロマイヤー。ヒダクインからはサンヴァレー(父ウイニングチケット)。エールの分岐から来週のきさらぎ賞に出走するメイショウサムソン。はまた6代母サンキストまで遡るとサンマリノの分岐からは「マイネル軍団」こと岡田氏の牧場が大切にしている母系に辿りつく。活躍馬は多いので留意したいが、80年代後半にはマルゼンスキーやトウショウボーイを種付けし、90年代に入るとスターオブコジーン、マイネルラヴらを種付けしている。さらに9代母フロリストまで遡ると名牝シラオキの分岐まで辿りつき、過去にはコダマ(父ブッフラー)、現代ではスペシャルウィーク。父サクラバクシンオー、母父サッカーボーイに共通するのは足の繋ぎが長いこと。生産者たちは足の繋ぎが長い牝馬には、足の繋ぎが長い種牡馬を付けることでバランスのよい競争馬を生産している。

●エイシンハーバー
父フジキセキ。母エイシンジョージアは外国産馬で、未勝利。母系には母と同じ配合でマチカネアレグロ(父クリスエスKris S、アルゼンチン共和国杯)で、この一族は挙ってロベルト系種牡馬と配合されている。ヘイロー系とロベルト系、或いはロベルト系とヘイロー系との配合は数多い。ヘイルトゥリーズン系主体の日本生産界での主流配合で、欧州おけるノーザンダンサー系主体と同じ同系の父・母父との配合だが、この配合の種牡馬や繁殖牝馬がどんな形で受け継がれるか。

続きは下記にて

16 マラ男 :2006/02/09(木) 00:06:28 ID:0uV8TT2M
共同通信杯
●アドマイヤムーン
父エンドスウィープ。母マイケイティーズは未出走で、ノーザンファーム生産。母系は3代母ケイティーズKaties(父ノノアルコNearctic、愛2000ギニー)からはヒシアマゾン(父シアトリカルTheatrical、エリザベス女王杯)、ヒシナイル(父エーピーインディA.P. Indy、フェアリーS)、ヒシピナクル(父シアトリカルTheatrical、ローズS)、ヒシアリダー(父アリダーAlydar、ダート馬で種牡馬)と優秀な競争馬を輩出。ケイティーズの一族は挙って社台ファームやノーザンファームが買っている。その中のケイティーズファーストKaties Firstからはゴーステディ(父トニービン、オープン馬)、そして同馬アドマイヤムーンを輩出。ホワットケイティーディド What Katy Didの分岐からは一時期クラシックでも話題を集めたセヴンスバード(父トニービン、現役)で、ゴーステディとセヴンスバードは同じ父、同じ馬主(臼田浩義氏)、同じ厩舎(大久保洋吉氏)でもある。 母父サンデーサイレンスは説明不要。父エンドスウィープは母方の血脈次第で様々なタイプを輩出するが、アドマイヤムーンに関しては中距離近辺で「切れ味」を発揮すると思う。但し父も、母系もムラな気性も内包していることを忘れてはならない。

●フサイチリシャール
父クロフネ。母フサイチエアデールはノーザンファーム生産、重賞4勝し、母も息子も馬主は関口房一氏。上の姉・ライラプスは自身の祖父・フレンチデピュティで3分の1同血。
母系に5代母ドールアイナDoll Inaの分岐からはトーアファルコン(父ファルコン、シンボリルドルフと同期で、3歳の小倉3歳Sから6歳でのCBC賞制覇まである)や、6代母ニンブルドールNimble Dollまで遡ると種牡馬プラウドデボネアProud Debonair(父リファール、代表産駒はエンゲルグレーセ)も見かける。父フレンチデピュティ・母父サンデーサイレンスとの配合は数多く、今後社台出身の競争馬にも多く見かけるだろう。

シルクロードステークス
●タマモホットプレイ
父フジキセキ。母ホットプレイは社台ファーム生産、7戦未勝利。2代母ロイヤルサッシュは70年代前期に社台ファームが輸入したプリンスリーギフトPrincely Giftを父に持つ。代表産駒はアスコットロイヤル(父エルセンタウロ、中京記念)、繁殖に入ったダイナサッシュからはサッカーボーイ(父ディクタス、阪神3歳S)、孫にはステイゴールド(父サンデーサイレンス、香港ヴァース)などがいる。母系本来はスピード血統なのだが、ロイヤルサッシュの子らはエルセンタウロやディクタスなどのステイヤー資質に優れた種牡馬を付けられていることが多い。なおタマモホットプレイの2代前母父ディクタスは当初はマイラー血統だが、代を経ることにこの父系本来のステイヤーの血が開花例もあり、産駒にもスタミナに優れた馬が多い。またディクタスはスピード血脈との和合性も高く、配合によってはタマモホットプレイのように短距離型でても不思議ではなく、母父ノーザンテーストの影響もあるだろう。※サッカーボーイは父ディクタス×母父ノーザンテーストとの配合だが、同馬の母はこれとは逆、父ノーザンテースト×母父ディクタスの配合。

●マイネルアルビオン
父マイネルラブ、母ゴールデンボタンはミウラファームの生産、未出走。近親に活躍馬はいないが、母自体の産駒は地方で勝ち鞍を量産。配合相手はマイネル関連が多く、ムービースター、シルヴァーエンディング、スターオブコジーンらが相手。母系からはサルノヒーロ(父ネプテューヌス、地方から中央へと移籍し重賞では一息)。母父ダンサーズイメージはケンタッキーダービー制覇も、禁止薬物検出で剥奪。日本での代表産駒は90年代前期ダート女王マックスフリート、海外ではジャックルマロワ賞馬のリアンガLianga。

17 マラ男 :2006/02/12(日) 21:01:01 ID:0uV8TT2M
最近ロイヤルサッシュ、ガーネットを祖とする母系が猛威を振るい始めた。今後に注目!

ダイヤモンドステークス
●マッキーマックス
父ダンスインザダーク。母クリアーチャンスは社台ファーム(早来)の生産、26戦3勝。3代母シャダイクリアー(父ガーサント)からなる母系は社台ファーム伝統の牝馬ラインであり、ピーチクリアーの分岐からはイングランディーレ(父ホワイトマズル、天皇賞・春)、ダイナサルーンの分岐からはダイナマイトダディ(京成杯)とトゥナンテ(毎日王冠)の全兄弟(両者の父はサクラユタカオー)、ノーザンクリアーの分岐からは本馬マッキーマックスを輩出。この馬の祖は米国産クヰツクランチからであるが、4代後にタカハタ(父クモハタ、朝日杯3歳S、44戦26勝でオープン戦では大差圧勝多数の名牝)を輩出して名ファミリーを位置づけた。同じ一族にはトシグリーン(父グリーングラス、CBC賞)、マイスパーマン(父ノノアルコ、セントウルS)。母父ディクタスについてはタマモホットプレイを参照。

●メジロトンキニーズ
父ダンスインザダーク。母メジロクロヒメはメジロ牧場生産、23戦3勝。この馬の祖は英国産アストニシメント、5代後トモエを輩出するとその子アサマユリからは発展した「メジロ血統」が大きく枝を広げている。そのアサマユリの子メジロアイリスの分岐からはメジロデュレン(父フィディオン)、メジロマックイーン(父メジロティターン)の兄弟菊花賞馬に、本馬メジロトンキニーズ。メジロトヤマの分岐からはリージェントブラフ(父ヴァイスリージェント、川崎記念)、ショウナンカンプ(父サクババクシンオー、高松宮記念)、今年クラシック候補ショウナンタキオンと大久保末吉厩舎御用達血統でもある。母父モガミはシリウスシンボリ、メジロラモーヌなど輩出したリファール系種牡馬だが、母系に入ると頑強なスタミナを補強することが知られており、ほとんどの産駒は2000m以上の距離で発揮する。また障害馬の父としても知られる。

きさらぎ賞
●ドリームパスポート
父フジキセキ。母グレースランドは白老ファームの生産、4戦未勝利。4代母ロイヤルシャッシュの一族からはサッカボーイ、ステイゴールド、先週のシルクロードSを制覇したタマモホットプレイ。詳しくはタマモホットプレイの項を参照>>16。母父トニービンは2400mまでのスタミナを供給し、持続性ある末脚を持たせるが器用さに欠け勝ちきれない馬が多い。

●メイショウサムソン
父オペラハウス。母マイヴィヴィアンは寺越正幸氏生産、10戦未勝利。4代母ガーネット(父トサミドリ、天皇賞・秋)からは多数の活躍馬を輩出し、本馬はその内のエールの分岐である。詳しくは先週のメジロマイヤーの項を参考>>15。4代母ガーネットは50年代の活躍馬なので、本馬の母系は古い分類に入る。母父ダンシングブレーヴは万能のスタミナを伝える種牡馬で、先に説明したモガミと違って柔軟性がある。現在母父ダンシングブレーヴの産駒は目立たないが、そう遠くない内に頭角を現すと思う。本馬の父オペラハウス×母父ダンシングブレーヴの血統は05年度京都新聞杯2着馬コメディアデラルテの、父ホワイトマズル(父ダンシングブレーヴ)×母父オペラハウスと非常に似通っている。

18 マラ男 :2006/02/19(日) 18:18:44 ID:0uV8TT2M
クイーンカップ
コイウタ
父フジキセキ。母ヴァイオレットラブは社台ファーム生産、7戦未勝利。母の半妹にビハンドザマスク(父ホワイトマズル、京都牝馬S)。6代母レジェンドラLegendraは米国産で、ヘイスティドールHasty Dollの分岐からは本馬コイウタ、ミセスピーターキンMrs. Peterkinの分岐からはスズノマーチ(父ティンバーカントリー、エプソムC)。母父ドクターデヴィアスを持つ馬はビックプラネット、サンヴィクトワールと好調で、上がりが掛かる展開など粘り強い脚を持っている。

アサヒライジング
父ロイヤルタッチ。母アサヒマーキュリーは本馬と同じ本巣一敏氏生産、4戦1勝。母系はアサヒで知られる寺内氏、加藤朝治郎・修甫親子調教師伝統の血統。4代母アサヒタマナーはアサヒダイオー(父シンザン、カブトヤマ記念)、アサヒテイオー(父シンザン、日経賞)、アサヒエンペラー(父コインドシルバー、皐月賞・ダービー3着)を送り出した。アサヒライジングは先の兄弟の内のタニワーデンからの分岐。母父はミナガワマンナ(父シンザン、菊花賞)。

京都記念
シックスセンス
父サンデーサイレンス。母デインスカヤは英国産。母系に主な活躍馬はいない。母父ダンジグ系デインヒル、母母父ニジンスキー系ニニスキともに胴長でトビが大きい反面、逃げ先行か、追い込みの極端な脚質でしか持ち味を生かすことが出来ない。ゆえに勝ちきれないのが本馬。

サクラセンチュリー
父サクラローレル。母サクラヒラメキは谷岡牧場の生産、9戦2勝。4代母スワンウッドグローブ(父グレイソヴリンGrey Sovereign)は英国から輸入した牝馬で、サクラセダンの分岐からは父マルゼンスキーを持つサクラトウコウ(七夕賞)、サクラチヨノオー(東京優駿)、父トウショウボーイのサクラホクトオー(朝日杯3歳S)、本馬と同期だったサクラプレジデント(父マルゼンスキー、中山記念)。さらに9代母コンサティーナConcertinaまで遡ると、ガロンラスGarronの分岐からは英国三冠馬バーラムBahramに、本馬スワンウウッドグローヴ、シャダイカクラ(父リアルシャダイ、桜花賞)、シンカイウン、サイコーキララなどの名を見かける。名ファミリーである。母父ノーザンテーストは説明不要。

フェブラリーステークス
カネヒキリ
父フジキセキ。母ライフアウトゼアは米国産、母の全兄弟に種牡馬シルヴァーデピュティ。母系に活躍馬はいない(調べ切れませんでした・・・)。母父デピュティミニスターはダート向きのスピードとパワーを伝える。米国ではサイアーランキング及びブルードメアサイヤーのトップ10常連種牡馬。当然活躍馬は多数で、日本ではフレンチデピュティからクロフネのライン、米国ではオーサムアゲインAwesome Againからゴーストザッパー Ghostzapperのラインが成功している。

●シーキングザダイヤ
父ストームキャット。母シーキングザパールは米国産、日本調教馬海外GI第1号。2005年落雷により死亡、2003年産駒シークンファインドSeeknfind(父ジャイアンツコーズウェイGiant's Causeway)がメールラインを残す。母系に4代母グーフドGoofedの分岐からは名種牡馬リファールLyphard、ホワイトハピネス(母父タマモクロス)。母父シーキングザゴールドSeeking the Goldはミスタープロスペクター系のなかでも短距離型種牡馬。基本は本馬の場合、父と母父から考えて短距離血統だが、日本のダート競馬だと2000m前後の距離を十二分にこなせる。

19 マラ男 :2006/02/27(月) 20:50:30 ID:9RYlBYek
またまたロイヤルワッシュの母系が爆発、バランスオブゲームが中山記念を制覇。

●ステキナシンスケクン
父ダンジグDanzig。母オータムムーンの兄弟に種牡馬として輸入されたアガビールAkabir(父リヴァーマンRiverman)。母系には日本に種牡馬として輸入したカジュンCajun(父レッドリージェントRed Regent、ハイペリオン系のスプリンター)。 母父ミスタープロスペクターと、快速血統。

●ロジック
父アグネスタキオン。母エイプリルドラマは武田修一氏生産、20戦4勝。母系の祖は4代豪州馬スイートヘレンだが、重賞級を輩出したのは祖母のファインドラマの分岐で、そのファインドラマも重賞戦線では一息だった。母父サクラユタカオーは遺伝力が強く、脚の繋ぎ、大きなストライドで走るような競争馬を輩出することがある。

中山記念
●バランスオブゲーム
父フサイチコンコルド。母ホールオブフェームは社台ファーム生産、11戦2勝。母系4代目のロイヤルサッシュ(父プリンスリーギフトPrincely Gift)からはサッカーボーイ、ステイゴールド、レクレドール。今年はタマモホットプレイとドリームパスポートが重賞優勝と元気な母系(※<<16と<<17参照)。母父アレミロードは英セントレジャー馬だが、種牡馬成績は早熟な短距離馬を輩出し、ヤマニンミラクルとヤマニンアビリティの全兄弟馬、マリーゴッドが代表馬。母父としても短距離馬を輩出しているが、条件級なので参考外。本馬の場合は持久力を供給しているのか、菊花賞5着がある。

●ダイワメジャー
父サンデーサイレンス。母スカーレットブーケは社台ファーム生産、21戦6勝・重賞4勝で、1988年世代は華の名牝世代。シスタートウショウ、イソノルーブル、リンデンリリー、ノーザンドライバー、ヤマノカサブランカ、ツインボイス等。またこの世代の繁殖成績も素晴らしく、ミルフォードスルー=ランフォザドリーム、サンヨウアロー=ウイングアロー、タニノクリスタル=タニノギムレット。自身もそれに華を添えるように本馬ダイワメジャーと、本馬の全兄スリリングサンデー・全姉ダイワルージュを輩出。母系は2代母のスカーレットインクの分岐からは、スカーレットブーケの全姉スカーレットリボン、同母系からはサカラートやヴァーミリオン(※<<11参照)。母父ノーザンテーストで、父サンデーサイレンス×母父ノーザンテーストの配合はスピード馬が多いが、仕上がり早い状態で能力発揮する分、足元がそれについていけず若駒の内に故障する産駒が多数。

阪急杯(亡くなったコスモサンビームの母系解説も合わせて紹介)
●ブルーショットガン
父サクラバクシンオー。母オギブルービーナスは荻伏牧場生産、23戦2勝。5代母英国産キューピットを祖とする母系は日本の快速血統。曾祖母のイットー、ハギノトップレディ、ダイイチルビーと繋ぐ。しかしダイイチルビーは母の快速先行馬と反して末脚勝負型に転じたことが災いしたのか、それ以後急激に母系の活力は落ちた。最近ではマイネルセレクト(父フォーティナイナー、ガーネットS)を輩出して息を吹き返し始めたが、いまだ往年の勢いは感じられない。母父スーパークリークは菊花賞・天皇賞秋春連覇のステイヤーだが、本馬はそれを感じさせないスプリンター。またサクラバクシンオー×母父ニジンスキー系の配合はショウナンカンプと同じ。

●コスモシンドラー
父グリーンデザートGreen Desert。母アニーゲットユアーガン、本馬は豪州産の外国産馬。祖母のアンコレルの内、アフターザサンからはトキオエクセレント(父ゴールデンフェザント、青葉賞)、タガノマイバッハ(父ダンスインザダーク、大阪杯)。曾祖母の分岐からはトーホウダイオー(父フォーティナイナー、オープン馬)。なお同母系エヴァリスタ(父インザウイングスIn the Wings)もノーザンファームによって輸入されている。母父ゴーンウェストGone Westは快速ミスタープロスペクター系統で、種牡馬・母父ともスピード馬を輩出し、米国主流血統の一つ。

●コスモサンビーム
父ザグレブ。母ロビースレインボウは英国産。母系に5代母ベイローズBayroseの内、ピンクシルクPink Silkの分岐からは英チャンピオンスプリンター・アンバーラマAmber Rama、テーブルローズTable Roseの分岐が本馬の一族。母父レインボークエストRainbow Questは繰り上がり1着の凱旋門賞馬で、父・母父とも底力溢れる産駒を輩出する距離万能血統。だが配合相手により長距離馬を輩出しても不思議ではない。ご冥福を祈りたい。

20 マラ男 :2006/03/04(土) 20:31:29 ID:9RYlBYek
来週のアドマイヤムーンを含め、今年のクラシックは「アドマイヤ」の近藤利一氏が席巻の兆し。アドマイヤメインも自己条件の2000mで9馬身差と、今年の活躍は尋常ではない。

◆オーシャンステークス
●ネイティヴハート
父スターオブコジーン。母ポトマックチェリーは明和牧場生産(同牧場はすでに破産)、未出走。祖母サンサン(父ボールドイーグルBald Eagle)は72年の凱旋門賞馬で、明和牧場が輸入。代表産駒はウインザーノット(父パーソロン、函館記念連覇)、スプライトパッサー(父メイワパッサー、種牡馬)。その子ポトマックチェリーからは本馬ネイティヴハートに、祖母子に中るサクセスストレイン(父ティッカネン、クイーンC)、マーブルチーフ(父チーフベアハート、京都新聞杯)、リキサンサンからは3億円馬サンゼウス(父トウショウボーイ)。また3代母ミッドウェイアイランドMidway Islandの分岐からはトップコマンダー(父コマンダーインチーフ、日経新春杯)、4代母セイルネイヴィSail Navyの分岐からはキャプテンズギグCaptain's Gig(父ターントゥ、種牡馬としてマナードManado)。母父はノーザンテースト。本馬はプリンスキロとナスルーラの4×5のインブリードで持ち、またサンサンの子はグレイソヴリン系、特にネイティヴハートやサクセストレインを輩出したコジーンとの相性は良い。

●コバノフウジン
父ヘネシー。母ウェディングベリーはヤナガワ牧場生産、15戦2勝1000万下。祖母のアルガリーAlghalih(父ブラッシンググルームBlushing Groom)は米国産で、期待された繁殖牝馬。欧州で走ったヒガシタイクーン(父ラストタイクーン)も日本で繁殖生活を送っている。アルガリーの母である英国産シンティレート Scintillateもまた早田牧場に輸入されている。6代母フェアフリーダム/Fair Freedomの分岐うち、本馬の分岐がエマンシペイションEmancipation、バリーフリーBally Freeの分岐から種牡馬レッドランサムRed Ransom(父ロベルトRoberto)、ビーケアフルBe Carefulの分岐からはロイヤルスズカ(父ロイヤルアカデミーRoyal Academy)、ヒシアケボノ(父ウッドマンWoodman)とアグネスワールド(父Danzig)兄弟馬。母父スキャンはミスタープロスペクター系統の快速血統で、本馬は典型的な短距離馬。

◆チューリップ賞
●アドマイヤキッス
父サンデーサイレンス。母キッスパシオンは社台ファーム生産、37戦3勝・札幌3歳S2着など準オープン級。兄弟にキスミテンダー(父サンデーサイレンス、マイラーズC2着)。祖母レツツキツス Letkissは米国産で、社台ファームによって輸入されたリファールLyphard牝馬。母系には種牡馬ザソリサイター The Solicitor(父フェアトライアルFair Trial)、60年代に一族の英国産リスクや同じ英国産シアトルも日本に輸入しているが、目立つのはシアトル産駒のビゼンタロー(父トラフィック)のみ。母父ジェイドロバリーはミスタープロスペクター系統の快速馬。

●シェルズレイ
父クロフネ。母オイスターチケットは蠣崎牧場生産、11戦2勝・ファンタジーS3着。母系の祖は英国産フロリースカップで、第4フロリースカップの分岐からはミナミノホマレ(父プリメロ、東京優駿)、ハクリュウ(父ラシデヤー、帝室御賞典※天皇賞)。第6フロリースカップの分岐からはマツミドリ(父カブトヤマ、東京優駿)、4代後の母ライトフレームからはキタノカチドキ、リードスワロー、ニホンピロウイナー。第9フロリーカップの分岐、別名スターリングモアの分岐で、トサモアー(父トサミドリ、阪神3歳S、桜花賞・菊花賞2着、優駿牝馬3着)と孫のシャークテイム(父タイテエム、70代後半に長期間活躍した豪牝)からポジー(父ヤマニンスキー)のラインを初め、一族にリキエイカン(父ネヴァービート、天皇賞春)、カツラノハイセイコ(父ハイセイコー、東京優駿)、ススカコバン(父マルゼンスキー、宝塚記念)、ヤエノダイヤ、ポートブライアンズ、ナナヨーウイング、ルスナクリステイ、オースミハルカ、そして本馬シェルズレイもこの一族。母父ウイニングチケットで、種牡馬としてどう作用するかは不明。内国産ファン好みの血統。

21 マラ男 :2006/03/05(日) 17:44:01 ID:9RYlBYek
グロリアスウィークの母系解説を新調、ぜひご覧いただきたい。個人としてはファミリーステーブル本が欲しい所だったが、10万円は高い・・・(涙)

◆中京記念
●マチカネオーラ
父サンデーサイレンス。マチカネベニザクラは愛国産、14戦3勝。マチカネベニザクラの兄弟にジェネラス(父カーリアンCaerleon、英ダービー)、オースミタイクーン(父ラストタイクーン、マイラーズC)、シンコウエルメス(父サドラーズウェルズSadler's Wells)にその子エルノヴァ(父サンデーサイレンス、現役)。母系は6代母マーガレッテン Margarethen を中心に栄えており、5代母マーギュエリーMargueryの分岐の内、ラスマリーRuss MarieからティムマリーTim Marieの分岐からは本馬マチカネオーラを初め、トリプティクTriptych(父リヴァーマンRiverman)、ブリディッシュラック(父ロイヤルアカデミーIIRoyal Academy、香港ゴールドC)、日本に種牡馬入りしたインイクストリーミスIn Extremis(父シャーペンアップSharpen Up)、ゲイリーキッス(父シアトリカルTheatrical、マーガレットS)とゲイリーファンキー(父シアトリカルTheatrical、新潟3歳S)の兄弟馬に、カーネギーダイアン(父カーネギー、青葉賞)、クロカミ(父カーリアンCaerleon、京王杯オータムHC)、トリリオンカット(父ナシュワンSwain、現役)。
日本に輸入された牝馬はオアシス、カロギャル、カライスカットアップ(代表産駒はマヤノモーリス)らがいる、名ファミリー。母父ロイヤルアカデミーⅡRoyal AcademyはニジンスキーNijinsky産駒の短距離馬で、母父として伝える資質は主にスタミナ。

●ローゼンクロイツ
父サンデーサイレンス。母ロゼカラーは社台ファーム生産、8戦2勝・デイリー杯3歳S。全姉にローズバド(父サンデーサイレンス、フィリーズレビュー)祖母のローザネイRosa Nayは社台ファームが仏国産の輸入牝馬で、代表産駒はロサード(父サンデーサイレンス、オールカマー)、ヴィータローザ(父サンデーサイレンス、現役)で一族は好んでサンデーサイレンスを種付け、栗東橋口弘二郎厩舎に入厩。母系は8代母モンスーンMonsoonを祖として、種牡馬として日本に輸入されたブッフラーBouffleur(父プリンスシュヴァリエ
Prince Chevalier、代表産駒は東京優駿馬コーネルランサー)、ファラモンドII Pharamond(父シカンブル、代表産駒は二冠馬カブラヤオー)、レアリーリーガルReally Regal(父ロイヤルチャージャーRoyal Charger、代表産駒は有馬記念馬ホウヨウボーイ)マラキムMalakim(父ブラッシンググルームBlushing Groom)など日本の種牡馬世界では馴染み深い。一族にアサカディフィート(父パラダイスクリーク、現役)。日本に輸入された繁殖牝馬はリバーダンス(父リファールLyphard)マダニナ(父サドラーズウェルズSadler's Wells)、マロニア(父ザワンダーThe Wonder)、コラミス(父カラムーンKalamoun)がいて、超一流の種牡馬を付けられている。母父ミルリーフMill Reefはスピードとスタミナ両方を確実に補強する。なおローザネイの子供たちはなぜかGIでは2着止まりで、追い込んでもゴール前の詰めの甘さが目立つ。

◆弥生賞
●アドマイヤムーン
父サンデーサイレンス。母マイケイティーズは未出走、ノーザンファームが輸入。3代母ケイティーズKaties(父ノノアルコNearctic、愛2000ギニー)からはヒシアマゾン(父シアトリカルTheatrical、エリザベス女王杯)らを輩出。詳しくは共同通信杯でのアドマイヤムーン<<16の項参考。

●グロリアスウィーク
父スペシャルウィーク。母グロリーオーサは社台ファーム生産、7戦1勝。近親で目立つのはビューティメイク(父リアルシャダイ、新潟記念3着)。もう一度調べ直すと、10代母英国産プリティーホーリーPretty Polly(1901年)が祖。一族のガーサント(代表産駒は天皇賞馬コウユウ、またエアグルーヴやインティライミの母系にも入っている。)、アトランティス、ヴェエナ(代表産駒は凱旋門賞馬ヴィエリクリーノーブル)が種牡馬として日本に輸入。また日本の大種牡馬ノーザンテーストにその父ニアークティック、日本最強馬シンボリルドルフ、英国最強馬ブリガリジェラードもこのプリティーホーリーを祖とするのである。他ではスリーファイヤー(父テスコボーイ、78年金鯱賞、岩本市三現調教師が主戦)、メイジタイガー(父オンリーオアライフ、82年の関屋記念と新潟記念連覇)とメイジガルボ(父ファバージ、福島大賞典)の兄弟馬に、キリサンシー(父サンシー、91年の日経賞)、「トウショウ」一族の母系も、ヌエボトウショウ(父トウショウゴッド、京都牝馬特別)やトウショウギア(父オジジアン、現役)。

22 マラ男 :2006/03/12(日) 19:09:10 ID:KWCddiSk
どうやらロイヤルワッシュやガーネットを祖をする母系のほかに、マザーグースを祖>>10>>16とする母系も活火山状態のようだ。

◆ファルコンステークス
●タガノバスティーユ
父ブライアンズタイム。母ウィーンコンサートは桜井牧場生産、21戦2勝。フラワーC2着あるが自身はスプリンター。半兄にマツスイフト(父スイフトスワロー、札幌3S3着)祖母のサウンドカグラ(父サウンドトラック)は75年桜花賞5着。祖の7代母ラグレシア豪州産だが、重賞は無縁の一族。ウィーンコンサートが今後の母系を支える。母父サクラユタカオーは>>を参照。

●アイアムエンジェル
父ボストンハーバー。母アイアムザウィナーは米国産、21戦3勝900万下、母子ともども堀紘一氏が馬主。母の半弟にアイアムツヨシ(父タヤスツヨシ、京王杯2歳S3着)。母系に活躍馬は見かけない。母父ダンジグコネクションDanzig Connection(父ダンジグDanzig、ベルモンドS)。シアトルスルー系×ミスタープロスペクター(※2代母父)は相性が良い。

◆中山牝馬ステークス
●ヤマニンシュクル
父トウカイテイオー。母ヤマニンジュエリーはニジンスキー種付けしての持ち込み馬。3代母サリースタークSally Starkの分岐からバッフドオレンジBuffed Orange、その子メローフルーツ(父ヘイローHalo、札幌3歳S)とオレンジピール(父サンデーサイレンス、4歳牝馬特別※現フィリーズレビュー)。サリースタークを祖とする繁殖牝馬は挙って日本に輸入されている。サリースタークの父グロースタークGraustarkは母系に入ることでサラブレットを確実にランクアップする。母父ニジンスキーNijinskyは持久力を強化する反面、動きの鈍い産駒を出すことがある。

●ディアデラノビア
父サンデーサイレンス。母ポトリザリスPotrizarisは亜国産(アルゼンチン産)で、亜国ダービー&オークスのダブル制覇で年度代表馬。祖母シャルディーChaldeeはGⅡ3着で、ポトリラゾPotrillazoと相性が良くポトリザリスなどGI馬4頭。その母父ポトリザトPotrillazoは芝2400mで行われる“カルロス・ぺテグリーニ”インターナショナル賞国際GI馬で、アルゼンチン芝最強決定戦、“カルロス・ぺテグリーニ(カルロス・ペルグリニ)”とはアルゼンチン初代会長及び大統領の名が由来。父系はナスルーラNasrullahからナシュアNashuaを祖とする。

◆フィリーズレビュー
●ダイワパッション
父フォーティナイナー。母サンルージュは沖田哲夫氏生産、未登録。2代母チカノヴァTikanovaは米国産、母系に伯父に当たるヴォルテクスVortex(父デインヒルDanehill、準重賞プラムスメモリアルなど)、その全姉Danefair(ミネルバ賞・仏GⅢ)にその子Trade Fair(父ザフォニックZafonic、クリテリオンS・英GⅢ)、また7代母サルヴィアSalviaからはザラズーストラZarathustra(父パーシャンガルフPersian Gulf、愛ダービー)、11代母Paraffine Lassには日本で種牡馬となったリーファーマッドネスReefer Madness(父ミルリーフMill Reef)やサンプリンスSun Prince(父プリンスリーギフトPrincely Gift)、マスターダービーMaster Derby(ジェネラスの母父)、ケイエスミラクル、ケイティーズKaties(父ノノアルコNonoalco)※ケイティーズの詳しい母系はアドマイヤムーン>>16を参考、フサイチコンコルド※詳しくはアドマイヤフジ>>10を参考、レディパステル、チャペルコンサート(父サンデーサイレンス、オークス2着)、繁殖馬としてエイシンオークリー、プレジャーオーク、バレークイーン、アドマイヤラピスなど名門。母父シェイディハイツはミルリーフを父に持つステイヤー、母父としてヒシミラクルと母系は重厚な血で覆われている。今日の勝ちっぷりを見ると桜花賞はともかく、オークスもいけるのではないだろうか?

●ユメノオーラ
父マイネルラブ。母レッダンゴールドは斉藤英氏生産、12戦未勝利。4代母米国産ギャラントグロウ Gallant Glowは「ホクト」の冠名で知られる金森森商事の一族とそのホクトの馬を多く管理した中野隆良調教師ともに数多くの競争馬を輩出。3代母ホクトビーナス(父マルゼンスキー、89年桜花賞2着)や半兄ホクトヘリオス(父パーソナリティ、マイルCS2着や中山記念など“追い込み”の名手)など数多くの個性派を輩出。10代母Sun Fairyからはリトルオードリー(父グルームダンサー、4歳牝馬特別※現フィリーズレビュー)、スギノハヤカゼ(父ダイイシスDiesis、スワンS)。母父サンデーサイレンス。

23 マラ男 :2006/03/19(日) 18:06:55 ID:az9/29tk
フラワーCとスプリングS・阪神大賞典は区分け。

◆フラワーカップ
●キストゥヘヴン
父アドマイヤベガ、母ロングバージンは天羽牧場生産、3戦1勝。祖母スイーブ、そしてその一族は小林稔調教師(引退)ともに1980年から10年間関西競馬ファンを沸かした。母の兄弟にロングイーグル(父トライバルチーフ、菊花賞3着)、ロンググレイス(父ゲイルーザック、エリザベス女王杯)、ファイヤーダンサー(父アローエクスプレス、条件馬だが「火の玉娘」と呼ばれた先行馬)、ロングニュートリノ(父ノーザンテースト、90年天皇賞・秋で逃げた馬)、ロングシンフォニー(父パーソロン、「関西の秘密兵器」としてダービーは5着、中日スポーツ賞3着など)。この母系の祖は6代母英国産カナデアンガール、スイーブの一族は第五カナデアンガールで、第二ガナデアンガールからはリュウライト(父ライジングフレーム、阪神3歳S)、タガマカハラ(父クニノハナ、天皇賞・秋、四泊流星、オンスロートとのライバル対決は有名)。母父ノーザンテースト。

●フサイチパンドラ
父サンデーサイレンス。母ロッタレースは米国産。兄弟馬にトライマイベスト(父ノーザンダンサーNorthern Dancer)、エルグランセニョールElGranSenor(父ノーザンダンサーNorthern Dancer、愛ダービー)。近親にダンシングインザレインの子、ベストダンシング(父トニービン、阪神牝馬特別2着)、孫にトーホウシデン(父ブライアンズタイム、中山金杯)。母の祖は8代Torpenhow、3代後の加国産フレーミングトップFlaming Topの一族からは名馬ニジンスキー(父ノーザンダンサーNorthern Dancer、英国三冠馬)、ザミンストエル(父ノーザンダンサーNorthern Dancer、英ダービー)など英国の名調教師ブライアン・オブライエンがノーザンダンサーとともに好んだ一族。その一族にはスーパーホーネット(父ロドリゴデトアーノ>>8参照)、ケイアイガード(父デヒア、ラジオたんぱ賞3歳S)フリーアメリカFree America(父ブレニムlenheim、チャーチルダウンズH)、アレミロードAllez Milord(父トムロルフTom Rolfe、英セントレジャー)、ロイヤルスキー(父ラジャババRaja Baba、ローレルヒューチュリティ)、タクティカルキャットTactical Cat(父ストームキャットStorm Cat、ハリウッドフーチュリティ)、スウェプトオーヴァーボードSwept Overboard(父エンドスィープ、アンシエントタイトルブリーダーズカップH)。日本に輸入された繁殖牝馬としてスノーカップ(社台ファームが輸入)、エーゲリア(競争馬として)、シマリングシルク。母父ヌレイエフNureyevは持続するスピードとパワーを伝え、パワーマイラーを生み出す活力となる。

24 マラ男 :2006/03/19(日) 18:08:55 ID:az9/29tk
◆スプリングステークス
●1.2.3着馬に関しては詳しくはフサイチリシャール>>16、メイショウサムソン、ドリームパスポート>>17を参照。

◆阪神大賞典
●ディープインパクト
父サンデーサイレンス。母ウインドインハーヘアは英国産。兄弟にレディブロンド(父シーキングザゴールドSeeking the Gold、スプリンターズS5着)、ブラックタイド(父サンデーサイレンス、スプリングS)。母の姉インヴァイトInviteからはウインクリューガー(父タイキシャトル、NHKマイルC)。4代母ハイクレアHighclereは仏オークス馬であり、英国エリザベス女王陛下所有馬。産駒にミルフォードMilford(父ミルフォードMilford、プリンセスオヴウェールズS・当時GⅡ)、ハイトオブファッションHeight of Fashionの子からはアンフワインUnfuwain(ノーザンダンサーNorthern Dancer、キングジョージ2着)、ナシュワンNashwan(父ブラッシンググルームBlushing Groom、英2000ギニー、英ダービー)、ネイエフNayef(ガルチGulch、英チャンピオンS)。近親にファビュラスダンサーFabulous Dancer(ノーザンダンサーNorthern Dancer、準重賞馬)、ヤマニンフォックス(父ヤマニンスキー、2年連続愛知杯2着)。母の祖は10代Altoviscar。8代母アロエAloeの一族は大きく繁栄しており、ラウンドテーブルRound Table(父プリンスキロPrincequillo、米国スーパーホース)、ライオンハーテッド Lionhearted(父ネヴァーセイダイNever Say Die、愛ダービー2着、代表産駒は東京大賞典馬アズマキング)、エタンAtan(父ネイティヴダンサーNative Dancer、種牡馬としてシャーペアップSharpen Up、毎日杯馬ヒノロワカコマ)パーシア(父パーシャンガルフPersian Gulf、英ダービー)、ベンマーシャルBen Marshall(父ボッティセリBotticelli、代表産駒はビクトリアC馬タイヨウコトブキ)ノウンファクトKnown Fact(父インリアリティIn Reality、英2000ギニー)マージュMarju(父ラストタイクーン、センロジェームズパレスステークス)、ゴーンウェスト Gone West(父ミスタープロスペクターMr. Prospector、ドワイアーS)、ライオンキャヴァーン Lion Cavern(父ミスタープロスペクターMr. Prospector、ゴーンウェストの全弟)、ミナルディ Minardi(父バウンダリーBoundary、愛国フェニックスS)、テイルオブザキャットTale of the Cat(父ストームキャットStorm Cat、キングビショップ英GⅡ)、プルピットPulpit(父エーピーインディA.P.Indy、フリゼットS)、ジョンズコールJohn's Call(父ロードアットウォーLord at War、ターフクラシック招待S)、ナスアロー(父ナスルーラNasrullah、代表産駒はクリオンワード、母父としてイソノルーブル)、メジロサンマン(父シャルロットヴィルCharlottesville、目黒記念、メジロイーグル父、メジロライアンの母父)、ドロッポロード(父ドン、81年中山金杯など重賞3勝)、ヒカリサーメット(父ダンチヒDanzig、京都金杯)、スターエルドラード(ダンチヒDanzig、現役)、タイキフォーチュン(父シアトルダンサー)、タイキダイヤ(オジジアンOgygian)、タイキリオン(父ワイルドアゲインWild Again)日本に輸入した繁殖牝馬としてファインシルバー、ナデイラー、カユガ、ドリームバンダム、サクラセクレテーム、チムール、ビーズアンドバード(3代後にエリモセントラル)。今後の繁殖馬としての期待馬としてアドマイヤヒラリー、シトラスノカゼ。母父アルザオはリファールを父に持ち、距離万能種牡馬。

●トウカイトリック
父エルコンドルパサー。母ズーナクアは米国産。3代母ケープレットからはホオキパウェーブ(父カーネギー、現役)、クイルティングQuiltingCapeletからはクイルQuill、孫にマルゼンスキー、一族にシルクフェイマス(>>11参照)、ゴウゴウキリシマ(>>9参照)。母系の祖は8代母Bonus。母父シルヴァーホークはロベルトを父に持つ。

25 マラ男 :2006/03/30(木) 22:22:41 ID:az9/29tk
エアグルーヴ、トウカイポイントの祖・パロクサイドが活気に満ちてきた。また母父リアルシャダイが重賞で2連対。母父サンデーサイレンスは瞬発力なら、母父リアルシャダイはスタミナと底力で勝負。

◆日経賞
●リンカーン
父サンデーサイレンス。母グレースアドマイヤはノーザンファーム生産、15戦5勝、府中牝馬S2着。母の兄弟・祖母バレークイーンの子にフサイチコンコルド(父カーリアンCaerleon、東京優駿・種牡馬)、ミラクルアドマイヤ(父トニービン、種牡馬)ボーンキング(父サンデーサイレンス、京成杯・種牡馬)、フサイチミニオン(父サンデーサイレンス)はアンブロワーズ(父フレンチデピュティ、現役)らがいる。曾祖母サンプリンセスSun Princessは英オークス・凱旋門賞2着、スタミナ優勢の血統。サンプリンセスの姉妹ルビーセッティングRuby Setting、エレヴェイトElevate(アドマイヤフジの項参照)も輸入されている。6代母サニーガルフSunny Gulfの分岐からはレディパステル、ネオユニヴァース。日本に輸入された牝馬はチカノヴァTikanova。母父トニービン。
●ブルートルネード
父ジェイドロバリー、母ブルーサヴァンナは前川三夫氏生産、7戦1勝。4代母米国産アマゾンウォーリアから兄弟馬メジロイーグル(父メジロサンマン、菊花賞・有馬記念3着、メジロパーマーの父)とメジロヒリュウの子メジロラモーヌ(父モガミ、牝馬三冠)、ブルートルネードはこの一族であり、ノーザンファーム代表吉田勝巳氏はこの血統が欲しかったと思われる。祖は9代母Saint Celestra、一族にサベリアンThe Very One(父ワンフォーオールOne For All、第1回ジャパンC1番人気3着)とソヴィエトスター(父ヌレイエフNureyev、種牡馬)の兄弟馬に、妹のリフカも西山牧場によって輸入、コマンダーコリンズCommander Collins(父サドラーズウェルズSadler's Wells、種牡馬)、アレツ(父ルファビュリューLe Fabuleux、代表産駒は安田記念馬ブルーアレツ)、ダテホーライ(父ウイルデール、宝塚記念)、フサイチソニック(父デインヒル、神戸新聞杯・種牡馬)他の輸入牝馬にレディアングレア、マドレセルヴァ、ブレハット、アストレア、ランブシュカ、フライングキッスなど多数。母父シンボリルドルフはパーソロンの柔軟性を伝える。
◆毎日杯
●アドマイヤメイン
父サンデーサイレンス。母プロモーションはノーザンファーム生産、26戦3勝、クイーンS馬。祖母アサーションは英国産、産駒ジェイスジュエリーがアドマイヤメインと同期アドマイヤジュピタ(ゆきやなぎ賞優勝後、骨折)を生んだ。祖は7代母Clockwiseで、一族のアンチクロクワイズ Anticlockwiseからはダスゲニー(クイーンC、4歳牝馬特別など圧勝、安田記念2着、マイルでは同期ダイナカールより上の存在)ノーザンタイム Northern Timeも吉田牧場によって輸入されているが目立つ産駒を輩出していない。母父ヘクタープロテクターはミスタープロスペクターからウッドマンに繋ぐスピード血統。
●インテレット
父アドマイヤベガ。母ボンヌシャンスは社台ファーム生産、11戦1勝。祖母マックホープ、その子マッチポイントとは全姉妹で、マッチポイントはトウカイポイント(父トウカイポイント)とパープルエビス(父ジェイドロバリー)を生んでいる。曾祖母ヨドセローナはリアルバースデー(父リアルシャダイ)を生んでおり、リアルバースデーとトウカイポイントともにノーザンファーム空港牧場で余生を過ごしている。なおインテレットと同厩で同じ一族、同年齢のマッチレスバローは現在骨折。4代母パロクサイドは英国産、ヨドセローナの他にシャダイフェザー、その子ダイナカール、エアグルーヴ、アドマイヤグルーヴの血統ラインはよく知られている。祖は6代母Swieteniaで、一族のカデンザゼセカンドも輸入されているが、こちらのラインは大物を輩出してない。ただ、ニホンピロビッキーからニホンピロハッピーのラインからは大物を輩出可能性もあり、生産者もニホンピロウイナーやサンデーサイレンスを付けている。母父リアルシャダイ、トウカイポイントやリアルバースデーらと同じ、今後は穴馬としても注目したい。

26 マラ男 :2006/03/30(木) 22:24:45 ID:az9/29tk
◆マーチステークス
●ヒシアトラス
父ティンバーカントリー。母タックスヘイヴンは社台ファームの持ち込み馬、12戦4勝。近親に活躍馬はいないが、一族にイエスイッツトゥルーYes It's True(父イズイットトゥルーIs It True、ラジャババの系統、米重賞数6勝のうちGI2勝)。祖は9代母Rain Crow、輸入繁殖牝馬としてトライリズもいるが、地方行きの産駒が多い。母父アリダーAlydarは米国リーディングサイアー、パワーとスタミナを確実に伝え、ノーザンダンサー系スピード血統との相性が良い。ただ母父アリダー系を持つ日本出身繁殖牝馬と米国出身繁殖牝馬とでは特徴が大きく異なっている。多分競争環境の違いだろう。
●プライドキム
父アフリート。母ステファーナはヤナガワ牧場生産、4戦未勝利。母の姉にシスティーナ(父サクタユタカオー、京都牝馬特別)とその子タフグレイス(父トニービン、中山金杯2着)。5代母ニアーリーズン Near Reasonは社台ファームが輸入した牝馬で、その一族にニホンピロエイブル(父ニホンピロウイナー、京都4歳特別)。祖は8代母Charming Noteで、リアンガLianga(ダンサーズイメージDancer's Image、牝馬として英仏短距離GI3勝)、ミスターグローリーMr. Greeley(父ゴーンウエスト、重賞3勝、日本にも数多く産駒が輸入)、デインヒルダンサーDanehill Dancer(父デインヒルDanehill、種牡馬)日本に輸入された牝馬はキョウエイオリーブ、ランドロリーエ(キシュウファンタジー)、ハルリアンガ、レトロダムール(マイネルメッサー)、スカロ(フサイチビクトリー)。母父リアルシャダイ。
◆高松宮記念
●オレハマッテイルゼ
父サンデーサイレンス。母カーリーエンジェル。詳しくは東京新聞杯オレハマッテイルゼ>>13とインテレット>>25の項参考。
●ラインクラフト
父エンドスイープ。母マストビーラウドはノーザンファーム生産、3戦未勝利。母の全兄弟にホーネットピアス(父サンデーサイレンンス、桜花賞3着)、アドマイヤマックス(父サンデーサイレンス、高松宮記念)、祖母ダイナシュート(父ノーザンテースト、七夕賞)、4代母米国産ファンシミンFancimineは社台ファームが輸入、ファンシーダイナ(父シーホーク)からは長距離馬を中心にダイナフェアリー(父ノーザンテースト、新潟記念など重賞4勝)、その子全兄弟のサマーサスピション(父サンデーサイレンス、青葉賞)とローゼンカバリー(父サンデーサイレンス、日経賞など重賞4勝)、ファンシーテースト(父ノーザンテースト)からはイブキタモンヤグラ(キャロルハウス、日経賞2着)やファンシーグッズ(父ニチドウアラシ、ラジオたんぱ4歳S3着)。一族のアンバシアトリスも社台ファームによって輸入されており、フォロロマーノ(父アスワン、セントライト記念)を輩出。祖は6代母Tatanneで、一族にブラックタイアフェアー Black Tie Affair(ミスワキMiswaki、BCクラシック、種牡馬)。輸入牝馬にエッヂオブイヴリング、ステファニーズホープ、ビコーミラグロ、オーピーキャット(ブラックタキシード)。現役にステファニーモモ。母父サンデーサイレンス。

27 マラ男 :2006/04/06(木) 20:57:07 ID:az9/29tk
今回は短距離型の母系を持つ馬が活躍、産経大阪杯は>>28
◆ダービー卿チャレンジトロフィー
●グレートジャーニー
父サンデーサイレンス。母アンブロジンは米国産、ノースヒルズマネジメントが輸入。兄弟にロスマリヌス(父サンデーサイレンス)ノーリーズン(父ブライアンズタイム、皐月賞)。曾祖母からはアルセアAltheaを通じてヤマニンパラダイス、その子全兄弟にヤマニンセラフィム(京成杯、種牡馬)とヤマニンアルシオン(阪神JF2着)。またヤマニンパラダイスの全姉AuroraからはArch (クリスエスKris S、ドバイフィーチュリティー)。この系統は4代母コートリディーCourtly Dee (父ネヴァーベンドNever Bend)で、一族にトワイニング(父フォーティナイナー、種牡馬)、プレミアムサンダー(父イージーゴアEasy Goer、京都4歳特別)。母系の祖は7代Uncle's Lassie。一族にベティデルBetty Derr(父サーギャラハッドSir Gallahad、ラトニアオークス)、孫にアイアンリージIron Liege(父ブルリーBull Lea、ケンタッキーダービー、同期にボールドルーラーにラウンドテーブル、代表産駒は有馬記念馬ストロングエイト)、アイアンメードン(父ウォーアドミラルWar Admiral、デルマーハンデ)、リヴァースReverse(父ターントゥTurn-to)、スワップスSwaps(父カーレッドKhaledケンタッキーダービー)とセミプロSemi-Proの全兄弟、ミンシャーンシュアマッドMinshaanshu Amad(父ノーザンダンサーNorthern Dancer)、ワイズカウンセラー(アレッジドAlleged、代表産駒はスターマン、母父はトロットスター)、サクラサニーオー(父パーソロン、アルゼンチン共和国杯、菊花賞・安田記念3着)サクラダイオー(父マルゼンスキー、代表産駒はレジェンドテイオー)、ダンディコマンド(父ニホンピロウイナー、北九州記念)、パルスピード、ゲヴァルト。繁殖牝馬も多数輸入されており、ブランドオブエレガンス(父セクレタリアトSecretariatケイアイファーム輸入)サニースワップス(前項サクラサニーオー参照谷川牧場輸入)、シーズレイジング(ダンジグDanzig岡田牧場輸入)、レイナデラダンサ(父ストームキャットStorm Cat)とスピードを強く伝える名門血統。母父ミスタープロスペクターもまた快速血統。
●キングストレイル
父サンデーサイレンス。母サンタフェトレイルは社台ファーム生産、祖母ハッピートレイズはシンコウラブリィ(父カーリアンCaerleon、マイルCS)とタイキマーシャル(父スリルショー、エプソムC)を生み、シンコウラブリィはトレジャー(父ブライアンズタイム)、レディミューズ(父ティンバーカントリー)、ロードクロノス(父トニービン、中京記念)その後社台ファームによって輸入されたあとはハッピーパス(父サンデーサイレンス、京都牝馬特別)、シンコウビューティの子からはハッピールック(父トニービン、ダイヤモンドS2着)、またハッピートレイルズの妹ロイヤルブライドもタイキエルドラド(父シアトリカルTheatrical、アルゼンチン共和国杯)、タイキトレジャー(父ミスワキMiswaki、函館スプリントC)らを輩出。4代母マデロンMadelonからコントレイルContrailの分岐からはタイキシャトル(父カーリアンCaerleon、日本最強マイラーの1頭)、ピースオブワルド(父サンデーサイレンス、阪神JF)、ブルーウインドBlue Wind(父ロードゲイルLord Gayle、愛オークス)からはタイキレッド(父クラフティプロスペクターCrafty Prospector)とここまで書けば分かるとおり、近親の活躍馬の多くはタイキ・シンコウの馬主を中心に、美浦・藤沢和雄厩舎に所属している。祖は9代母Terre de Sienneで、3代挟みDunureの分岐からはインズキー英国産を通じて4代後にタフネススター(父ラグビーボール、カブトヤマ記念)、種牡馬インランドヴォイジャーInland Voyager(父ロベルト
Roberto)らを輩出している。母父ノーザンテースト、父サンデーサイレンス×母父ノーザンテーストは快速血統が多いが、同馬や近親のトレジャーを見る限り産駒はスタミナもある程度持ち合わせているようだ。

28 マラ男 :2006/04/06(木) 20:59:12 ID:az9/29tk
ダービー卿は>>27参照

◆産経大阪杯
●カンパニー
父ミラクルアドマイヤ。母ブリリアントベリーは社台ファーム生産、7戦3勝、近藤英子オーナー。兄弟にニューベリー(父フジキセキ、現役)、レニングラード(父トニービン、アルゼンチン共和国杯)。祖母クラフティワイフは米国産、産駒にビッグショウリ(父ノーザンテースト、マイラーズC)、キョウエイフォルテ(父ノーザンテースト、シリウスS3着)、スパイキュール(父サンデーサイレンス、7戦ダート5連勝)。祖は9代Toggery、一族にジョンズジョイJohns Joy(ブルドッグBull Dog、米1975年BMS2位)とザドージェ The Doge(ブルドッグBull Dog、代表産駒は50戦30勝の名馬スウォーンズサンSwoon's Son)の兄弟馬。大きく発展しているのは7代母アルバニアAlbania(父ブルドックBull Dog)で、チーフバーカーChief Barker(父シックルSickle)マイリクエストMy Request(父リクエステッドRequested)、ストーンチネスStaunchness(父ボールドルーラーBold Ruler、ホイットニーH)、ディスティンクティヴDistinctive(父ネヴァーベンドNever Bend、日本での代表産駒はビッグナカヤマ)、アンバサダーズイメージAmbassador's Image(父ファーザーズイメージFathers Image)、ウェルデコレイテッドWell Decorated(父ラジャババRaja Baba、アーリントンワシントンFS、代表産駒はスーパーナカヤマ、母父エアデジャヴーとエアシャカール)、マウントリヴァーモアMt. Livermore(ブラッシンググルームBlushing Groom、名種牡馬)、ベニーザディップBenny the Dip(父シルヴァーホークSilver Hawk、英ダービー)リヴァーキーンRiver Keen(父キーンKeen、ジョッキークラブC・ウッドワードSとGI2勝)、トーヨーリンカーン(北海道スプリントC3着)、マウントアラタ(父マウントリヴァーモアMt. Livermore、クリスタルC、芝の韋駄天屋)、ワキアWakiaからサイレンススズカとラスカルスズカ、孫スズカドリーム。輸入牝馬にアイスダンシング(父チーフズクラウン駿河牧場)、ロモーラ(父ニジンスキー白老ファーム)。母父クラフティプロスペクターCrafty Prospector、母母父セクレタリアトSecretariatとクラフティワイフの血統は短距離寄りの血統である。
●マッキーマックス
父ダンスインザダーク。同馬は>>17を参照。

またメジロマックイーンの死去、スズカマンボ、シーザリオ、コイントスの引退など悲しいニュースも多かった。

29 マラ男 :2006/04/10(月) 21:09:29 ID:az9/29tk
桜花賞は「スイーブ」の一族、キストゥヘヴン。スイーブの一族は瞬発力を上手く伝える傾向があり、スイーブを母にもつエリザベス女王杯馬ロンググレイスも牡馬顔負けの追い込み馬であった。

◆ニュージーランドトロフィー
●マイネルスケルツィ
父グラスワンダー。母アラデヤは英国産の輸入牝馬。5代母フェアリーブリッジFairy Bridgeは全兄弟種牡馬のサドラーズウェルズSadler's WellsとフェアリーキングFairy King、父ダンチヒDanzig を持つペルジノPeruginoを生んだ。6代母スペシャルSpecialはヌレイエフ Nureyevを生み(スペシャルの全弟にサッチThatch、サセックスS)、父ノーザンダンサーNorthern Dancerの発展の大きく貢献した。7代母ソングThongの一族からは日本の名馬エルコンドルパサー(父キングマンボKingmambo)を筆頭に、父ミスタープロスペクターMr. Prospectorとの配合でガイガーカウンターGeiger Counter、ジェイドロバリー Jade Robbery、エブロスEbrosらを生み、繁殖馬としての実績が大きい(※解説も繁殖よりの解説を重視)。祖は9代母Goody Two-Shoes、一族に8代母ダルマリーDalmary(父ブランドフォードBlandford、ヨークシャーオークス)からは孫にルーテナントスティーヴンスLt. Stevens、全妹モカシンMoccasin、全兄ライダンRidan(3頭は父ナンタラーNantallah、全弟ルーテナントスティーヴンスが種牡馬としてステークスウィナー50頭、モカシンは繁殖馬として成功)、ルサージュLe Sage(父チャモセアChamossaire、差セックスS)、ローレンザッチョLorenzaccio(父クレイロンKlairon、英チャンピオンSではかのニジンスキーに2敗目をつけた)、サッチングThatching(父サッチThatch、ジェライCなど欧州古馬チャンピオンスプリンター、種牡馬としても成功)、ペトスキPetoski(父ニニスキNiniski、キングジョージ)、サンジョヴィートSt. Jovite(父プレザントコロニーPleasant Colony、愛ダービー)、オリエンタルエクスプレスOriental Express(父グリーンデザートGreen Desert)などがいる。日本では輸入されたホールドタイトHold Tightからミスオンワード(父ハードソースHard Sauce、オークス)と4代後にスダホーク(父シーホーク、重賞3勝、ダービーと菊花賞2着)。マイネルリマーク(父メリーナイス、共同通信杯ではビワハヤヒデに勝った馬)テレグノシスや、近親のビコーペガサスとシンボリグランは祖父系がダンチヒDanzig。日本に輸入された牝馬も先に挙げたホールドタイダーを筆頭にワンド(日高大洋牧場)アジアンプリンセス、サザンフェアリーなど。また今期ケンタッキーダービーの有力馬の一頭、コリンシアンCorinthian(父プルピットPulpit)も付け加えたい。母父マキャヴェリアンMachiavellianはミスタープロスペクター系の快速種牡馬である。
余談だが、この一族は短距離ノーザンダンサー系相性が良く、先に挙げたオリエンタルエクスプレス、ビコーペガサスとシンボリグランは祖父系がダンチヒと説明したが、グラスワンダーの母父はダンチヒであり、配合を提案した関係者はお見事。そして祖から5代後サッチングは競争馬としても種牡馬としても優秀だが、この馬8代母ダルマリーの4×5のインブリードを持ち、エルコンドルパサー以前の名牝クロスでの成功馬である。
●ファイングレイン
父フジキセキ。母ミルグレインは英国産の外国産馬、19戦3勝。母の全姉ピュアグレインは愛とヨークシャーの両オークス馬であり、95年のジャパンカップに出走して10着。祖は6代母Chantage、日本に輸入された繁殖馬にアサンテイククイーン(日西牧場)、ベラルーパ(サンバマウンテンファーム)。母父ポリッシュプレシデントPolish Precedentはダンチヒ産駒の快速馬、またピルサドスキーの父でもある。

阪神牝馬ステークス以降は>>30

30 マラ男 :2006/04/10(月) 21:11:47 ID:az9/29tk
ニュージーランドTは>>29

◆阪神牝馬ステークス
●ラインクラフトは>>26高松宮記念を参照。
●エアメサイア
父サンデーサイレンス。母エアデジャヴーは社台ファーム生産、12戦2勝、クイーンCなど。全兄にエアシェイディ、母の半弟にエアシャカール(父サンデーサイレンス)。祖母アイドリームアドリームは米国産、4代母タバコトレイルTabacco Trailは若き日の吉田照也氏が開設した牧場所有の繁殖馬で、その子ヒドゥントレイルHidden Trailは牧場解散ともに売り張ったのだが、その後ヒドゥントレイルHidden Traiが生んだアイドリームアドリームを吉田氏が購入した。祖は10代母The Minx、一族にキングオブダービーKing of Darby(父ニジンスキーNijinsky、日本で種牡馬)、グレートヘロン(シーバードSea Bird、日本で種牡馬)Great HeronスプレモSupremo(父ゴーンウエストGone West、)。またダービークリークロードDarby Creek Road、ダイナフォーマーDynaformer、サンシャインフォーエヴァーSunshine Forever、ブライアンズタイムは父ロベルトRobertoを持つ近親同士で、エアメサイアなどもこの近親に近い。他にはフサイチアウステル>>11AJCC杯参照(父ストーミンフィーヴァーStormin Fever、現役)、スパークホークとマチカネテルテル(こちらも祖父ロベルトの産駒、父シルヴァーホークSilver Hawk)、シルクブラボー。母父ノーザンテースト。

◆桜花賞
1着のキストゥヘヴン>>23フラワーC、2着のアドマイヤキッスと5着のラッシュライフ>>20チューリップ賞、3着のコイウタ>>18クイーンCはすでに登録しているので参照先を参考にしていただきたい。

31 マラ男 :2006/04/16(日) 23:11:32 ID:az9/29tk
皐月賞はメイショウサムソン、2着ドリームパスポートときさらぎ賞、スプリングSと激しい争いした馬の争いとなった。またこれらの母系の勢いも軽視してはならない。
また正式に引退発表となったスズカマンボの母系はダンスインザムードの項を参照として頂きたい。

◆マイラーズカップ
●ダイワメジャーは>>19中山記念の項参照
●ダンスインザムード
父サンデーサイレンス。母ダンシングキイは米国産、兄弟にエアダブリン(父トニービン、青葉賞)、ダンスパートナー(父サンデーサイレンス、オークス)、以降の兄弟馬はすべてサンデーサイレンスを種付け。母ダンシングキイの全妹キーフライヤーから3代後にスズカマンボ(父サンデーサイレンス、天皇賞・春)。同馬の曾祖母に中るネイティヴパートナーNative PartnerからはアラジArazi (父ブラッシンググルームBlushing Groom、BCジュベナイル)、ノヴェーヤNoverre(父Rahy、仏2000ギニー)、イーグルカフェ(父ガルチGulch、NHKマイルC)。ネイティヴパートナーの全弟にジムフレンチJim French(父グロースタークGraustark、ケンタッキーダービー2着、代表産駒は東京優駿馬バンブーアトラス)、ネイティヴパートナーとジムフレンチの父グロースタークGraustarkはリボーを父に持ち、スピード・瞬発力・スタミナを確実に伝え、母系への影響力はインブリードなどを含め極めて大きい(スズカマンボ、デルタブルースがそのインブリード例)。また母系のトムフールTom Fool、ブルーラークスパーBlue Larkspurも影響力が高く、ニジンスキーとの相性も良い。そのダンスインザムードの母父こそニジンスキー、種牡馬入り直後は父ノーザンダンサーと同様万能種牡馬として名を馳せた。現在はスタミナを強く伝える。なお祖は7代母Exaltedである。

◆皐月賞
●1着メイショウサムソン(メジロマイヤーの>>15項)と>>17と2着ドリームパスポートは(タマモホットプレイの>>16項)、>>17きさらぎ賞などの項参照、4着アドマイヤムーンと5着フサイチリシャールは>>16共同通信杯の項参照。今回は3着のフサイチジャンクを紹介。
●フサイチジャンク
父サンデーサイレンス。母セトフローリアンは豪州産馬。全兄にタイガーカフェ(現役、兄は先日のレースで2着健闘)。4代母ウィリートレイドWiley TradeからはマースケイMarscay(父ビスケイBiscay、ゴールデンスリッパーSGI、種牡馬としても成功)。祖は7代母Cienciaで、シエンティフィコCientifico(父ブレニムBlenheim)とニューウェッポンNew Weapon(父ボールドヴェンチャーBold Venture)兄弟馬。母父ベロトBellottoはミスタープロスペクター産駒、母母父イーツYeatsはニジンスキー産駒とニックス。母系は主流血脈ながら、異系色も強いため父サンデーサイレンスの影響力を強く受けるが逆に異系色にありがちな特徴の無さ(具体的にいうと瞬発力・爆発力)に欠ける面がある。

32 マラ男 :2006/04/23(日) 18:24:12 ID:1JmGp3bU
今週はタックスヘイブンの子どもたちが活躍!勝てなかったのは残念。

◆福島牝馬ステークス
●ロフティーエイム
父サンデーサイレンス。1994年生ウィッチフルシンキングは米国産で社台ファームが輸入。持ち込み馬の姉に2001年生マンティスハント(父デュプティニスターDeputy Minister)。祖は1932年生Epine、一族に母3代後 Plucky Roman分岐のからは1987年生ディアブロ(父ディビルズバッグDevil's Bag、日本で種牡馬)、1990年生ローミンレイチェルRoamin Rachel(父マイニングMining、バレリーナSGI)で、その代表産駒が2000年生ゼンノロブロイ(父サンデーサイレンス、種牡馬)。日本に輸入された繁殖牝馬はローミンレイチェルの姉妹を中心に1998年生レスレクシオン(父マウントリバーモアMt. Livermore、現在はノースヒルズマネジメントで繁殖牝馬)、1999年生ストレイキャット(父ストームキャットStorm Cat、白老ファーム)。日本でも外国産馬として多数走っている。母父ロードエイヴィーは米2歳牡チャンピオン、シャンペンSなどGI2勝、サーゲイロード系。サーゲイロード系は米国で培われた系統で、様々な産駒を輩出する。基本はスピードタイプ。
●ライラプス
父フレンチデピュティ。母フサイチエアデールは1996年生まれのノーザンファーム生産、21戦5勝、重賞3勝。弟に2003年生フサイチリシャール(父クロフネ、現役)。祖母1990年生ラスティックベルの産駒に1999年生ベラージオ(父メジロライアン、現役)。祖は8代母1929年生Princess Camelia。一族に1974年生アフィリエイトAffiliate(父アンコンシャスUnconscious、スワップスS)、1982年生ジェブラーJeblar(父アリダーAlydar、種牡馬として成功)、1982年生プラウドデボネアProud Debonair(父Lyphardリファール、代表産駒はエンゲルグレーセ)、1997年生キャプテンスティーヴCaptain Steve (父フライソーフリーFly So Free、ドバイWCGI優勝、種牡馬)、1981年生トーアファルコン(父ファルコン、重賞3勝)日本に輸入された繁殖牝馬は1972年生エリーツー(父フリットゥFlit-to、輸入松本泰、代表産駒にトーアファルコン)、1991年生ネオンデライト(父ゴーンウエストGone West、輸入ノーザンファーム、キャプテンスティーヴの半姉)、2000年生セイウンザクラブ(父シアトリカルTheatrical)。母父サンデーサイレンス、現在母父としての評価は「中距離での瞬発力を伝える」と思われるが、距離適正が幅広いので母系次第で如何ようにも輩出する。フサイチリシャール>>16共同通信杯の項を新調。

フローラSとアンタレスSは下記>>33

33 マラ男 :2006/04/23(日) 18:26:28 ID:1JmGp3bU
福島牝馬Sは上記>>32

◆フローラステークス
●ヤマトマリオン
父オペラハウス。母1994年生ヤマトプリティは坂本ファーム生産、40戦6勝、準オープン馬で母息子ともに安達明夫調教師管理。半兄にヤマトスプリンター(父マヤノトップガン、現役)。祖母1985年生ヤマトビューティ(父プレストウコウ)も38戦5勝、そのヤマトビューティの半姉1983年生シマノスピード(父タケシバオー)は32戦7勝で障害も2勝とタフな母系である。祖は1919年生ソネラ、第参ソネラからは本馬を初め、1963年生ニホンピロエース(父モンタヴァル、皐月賞)、1972年生テスコジョオー(父テスコボーイ)、1985年生カツトクシン(父タケシバオー、暮れの愛知杯と金杯・西を連勝)1986年生プリティハット(父ブレイヴェストローマン、マイラーズC2着など5勝)1987年生インディアンヒル、1997年生ロングカイソウ(父アジュディケーティング、サマーチャンピオンやさくらんぼ記念地方GⅢ馬)。また1974年生ケイツナミ(父ラディガ)からレールデュタンを通じて1990年生メジロモネ(父モガミ、ダートオープン馬)、1994年生メジロブライト(父メジロライアン、天皇賞・春)、1998年生メジロベイリー(父サンデーサイレンス、朝日杯3歳S)を輩出。母系も大きく枝分かれしている。母父アンバーシャダイ。本馬の特徴はオペラハウスに母系に潜むブランドフォードの血を上手く生かしたことにつきる。それについては種牡馬談義スレッドにて。
●アクロスザヘイブン
父フジキセキ。母1991年生タックスヘイブンは社台ファームの持ち込み馬、12戦4勝のオープン馬。今週はヒシアトラス3着、キャピタルフライト2着と兄弟妹が健闘。詳しくはヒシアトラス>>26マーチSの項参照。

◆アンタレスステークス
●フィフティワナー
父フサイチペガサス。母1994年生ヘラクリアで米国産。祖は10台母1917年生Fly by Night 、6代母1947年生アルマームードAlmahmoudは1953年生コスマーCosmahと1957年生 ナタルマNatalmaを通じて多数の名馬・名種牡馬を輩出。ナタルマからは本馬と1961年生ノーザンダンサーNorthern Dancer(父ニアークティックNearctic、米国二冠馬)を筆頭に全弟1966年生ノーザンネイティヴNorthern Native、1973年生アークティックターンArctic Tern(父シーバードSea Bird)、1986年生デインヒルDanehill(父ダンジグDanzig)、1987年生 マキャヴェリアンMachiavellian(父ミスタープロスペクターMr. Prospecto)、1993年生エイシンガイモン(父シアトルダンサーⅡ、朝日杯3歳Sなど重賞3勝)、1998年生シンコウカリド(父シルヴァーホークSilver Hawk、セントライト記念)がいる。コスマーの分岐からは1963年生ファーザーズイメージFathers Image(父スワップスSwaps、日本で種牡馬)と1969年生ヘイローHalo(父ヘイルトゥリーズンHail to Reason、ご存知サンデーサイレンスの父)を筆頭に、1995年生マンボツイスト(父キングマンボKingmambo、地方で現役)、1997年生アラタマインディ(父エーピーインディA.P.Indy、現役)、1999年生ローマンエンパイア(父サクラローレル、現役)、2002年生コンゴウリキシオー(父ストラヴィンスキーStravinsky現役)など多数。輸入された繁殖牝馬も多く、代表格に1987年生ローマステーション(父ローソサエティ輸入中島牧場)、1968年生マッチレスネイティヴMatchless Native(父レイズアネイティヴ輸入下河辺牧場)、1992年生エリモアメジスト(父シアトルスルー輸入エクセルマネジメント・現えりも農場)。母父アイリッシュリヴァーFusaichi Pegasusはリヴァーマンの代表産駒であり、代表種牡馬。スピードとスタミナを確実に強化する。
●サカラート
父アフリート。母1995年生スカーレットレディはノーザンファーム生産、16戦1勝。半弟に現役のヴァーミリアン(父エルコンドルパサー)。詳しくはヴァーミリアン>>11平安Sとダイワメジャー>>19中山記念を参照。

34 マラ男 :2006/04/30(日) 17:34:18 ID:GwDR7blM
最近スタミナ豊富な母系が目立つ。底力血統との配合でクラシック馬を輩出することがあるが、軽さが持ち味の日本ではそうならないか。

◆青葉賞
●1着アドマイヤメインは>>25毎日杯の項参照。

●マイネルアラバンサ
父スペシャルウィーク。1993年生母タイランツフェイムは酒井牧場生産、27戦3勝900万下。3代母1978年生フジタカレディ(父バーバー)は1984年生マックスビューティ(父ブレイヴェストローマン、春牝馬二冠馬)を輩出し、その子1990年生マックスジョニー(父リアルシャダイ、桜花賞と優駿牝馬3着)。本馬の母とマックスビューティは同じブレイヴェストローマンで血統構成が似通っている。祖は13代母1899年生Sterling Balm、一族に10代母1928年生タイランツクヰーンの分岐からは本馬を初め、1948年生トキノミノル(父セフト、春二冠馬、無敗の快速馬)、1964年生ダーリングヒメ(父ニンバス)からは1973年生グリーングラス(父インターメゾ、TTGの一頭、名ステイヤーの1頭)と1976年ハザマファースト(父バーバー、クイーンC)、1969年生ハワイアンドーン(父カウアイキング)からはメイワキミコ(父ギャラントマンGallant Man、スプリンターズS)と1977年生ハワイアンイメージ(父ファーサーズイメージ、皐月賞)、1967年生フゼッタからは1976年生トウケイホープ(父イースタンフリート、岩手の名馬でトウケイニセイの父)、1981年生クラウンエクシード(父セダーン、ウインターステークス)、1986年生アンシストリー(父マルゼンスキー、皐月賞3着)の3兄弟などが目立つ。また1972年生テキサスシチー(父レイバーン、共同通信杯でカブラヤオー・テスコガビーに次ぐ3着)、1995年生シンコウノビー(父ナシュワンNashwan、ファンタジーS2着など)などもいる。海外では1936年生メドウMeadow(父フェアウェイFairway、アルゼンチンで種牡馬として成功)、1981年生レインボウクエストRainbow Quest(父ブラッシンググルームBlushing Groom、凱旋門賞馬)種牡馬として輸入された1985年生ウォーニング(父ノウンファクトKnown Fact)とコマンダーインチーフ(父ダンシングブレーヴ)がいる。大きく枝を広げたタイランツクヰーンの分岐とは別に輸入された繁殖馬には1991年生リスキーII(父リスキーミー、輸入北海牧場)、1995年生ニホンピロウイング(父インザウイングスIn the Wings、松浦牧場で繁用)、1997年生クオレル(父ナシュワンNashwan、輸入天羽牧場)。シンボリ牧場では1987年生All My Heart(父シャーペンアップSharpen Up)をタカヒロ・ワダ名義で米国にて繁用されている。母父ブレイヴェストローマンはスピードとスタミナを確実に供給するネヴァーベンドの産駒で、牝馬優勢の血。ナスルーラと近親配合(インブリード)することで影響力は大きくなる。

◆天皇賞・春
●1着ディープインパクトは>>24阪神大賞典の項、2着リンカーンは>>25日経賞の項を参照。

●ストラタジェム
父サンデーサイレンス。1992年生母ミュンシーは愛国産で、社台ファームが輸入した牝馬。祖は6代母1926年生Point Duty。1953年生ホーンビームHornbeam(父ハイペリオンHyperion、インターメゾの父、トニービンの母父)、1955年生アメリゴAmerigo(父ネアルコNearco、競争馬として英米で走り、20頭のステークスウィーナを輩出)、1971年生マウントハーゲンMount Hagen(父ボールドビダーBold Bidder、ムーランドロンシャン賞ではノーザンテーストを2着に下す)、1995年生ホースチェスナットHorse Chestnut(父フォートウッドFort Wood、10戦9勝の南アフリカ最強馬の1頭、現在米国で種牡馬)、1999年生エンドレスデザート(父エンドスウィープ、地方で現役)などがいる。輸入された繁殖馬も多数で、1960年生チルドレンズアワー(父トムフールTom Fool、社台ファーム)、1982年生ミュージッククラシック(父イクスクルシヴネイティヴExclusive Native、輸入北西牧場)、1986年生ムーンインディゴ(父エルグランセニョールEl Gran Senor、輸入ノーザンファーム)、1989年産ラキュストリンヌ(父ロモンドLomond、輸入沖田牧場)、1997年生グレイトフィーヴァー(父ケンマールKaldoun、輸入白老ファーム)、1997年生ムーンオブアラバマ(父サドラーズウェルズSadler's Wells、輸入岡本牧場)がいる。母父サドラーズウェルズは母父に入ることによる持久力を強化する。例えば父方サンデーサイレンスのような母方の能力を引き出す種牡馬であればスタミナを供給する。ミスタープロスペクター系のスピードを素直に伝える種牡馬なら我慢強いスピードが与えられる。母父の代表産駒はエルコンドルパサー、サキー(凱旋門賞馬)、ザカリアなど重馬場には強い。

35 マラ男 :2006/05/08(月) 21:35:32 ID:GwDR7blM
NHKマイルカップは純内国産のロジックが優勝。

◆新潟大賞典
●オースミグラスワン
父グラスワンダー。母1993年生ホッコーオウカは鮫川三千男氏生産、18戦未勝利。半姉に同厩舎のオースミハルカ(父フサイチコンコルド、重賞3勝ほかエリザベス女王杯2年連続2着)がいる。祖は7代フロリースカップで、かつて日本生産界をリードした小岩井牧場が英国から輸入した牝馬である。1919年生フロリストから1946年生シラオキの母系は日本を代表する名牝系で、岡田繁幸氏率いるマイネルの基礎牝馬1975年生オカノブルーもこのラインである。
1928年生ハクリユウ(父ラシデヤー、帝室御賞典や第1回目黒記念制覇)、アカイシダケ(父シアンモア、帝室御賞典)、1939年ミナミノホマレ(父プリメロ、東京優駿)の3兄弟馬を筆頭に、1955年生タイセイホープ(父イッセイ、皐月賞)、1957年生コダマ(父ブッフラー、春二冠馬)、1957年生ヤマニンモアー(父ヒンドスタン、天皇賞・秋)、1967年生ダテテンリュウ(父ウイルディール、菊花賞)、1966年生リキエイカン(父ネヴァービート、天皇賞・春)、1969年生ヒデハヤテ(父タマナー、阪神3歳Sを6馬身差、タイテエム登場まで関西最強3歳馬)、1978年生サンエイソロン(父パーソロン、東京優駿・菊花賞2着、三冠トライヤル3勝)、1980年生スズカコバン(父マルゼンスキー、宝塚記念)、1988年生シスタートウショウ(父トウショウボーイ、桜花賞)、1993年生(父トウショウボーイ、北九州記念)、1995年生スペシャルウィーク(父サンデーサイレンス、東京優駿などGI4勝「武豊にダービー初献上」)、また1971年生キタノカチドキ(父テスコボーイ、皐月賞・菊花賞)と1975年生リードスワロー(父エリザベス女王杯)兄弟馬に従兄弟の1980年生ニホンピロウイナー(父スティールハート、安田記念、マイルCS連覇の80年代最強マイラー)など優れた競争馬を輩出。最近では1955年生ガーネット(父トサミドリ、有馬記念、天皇賞・秋)が4代後に輩出した2003年生メイショウサムソン(父オペラハウス、現役)が筆頭格である。メジロマイヤーの母系解説も参考>>15。母父リンドシェーバーは父アリダー、祖父レイズアネイティヴのライン。馬力とスタミナがあり多種多様なタイプを輩出する。
●カナハラドラゴン
父アンバーシャダイ。母1981年生ミナガワローマンは谷川牧場生産で未出走、祖母1979年生ミナガワイチも3歳クラシックに出走した素質馬で、ミナガワローマンの弟に1982年生ミナガワローレル(父タケホープ、アルゼンチン共和国杯2着)、1983年生ミナガワイチバン(父シンザン、目黒記念2着)。祖は1950年生6代母Snow Princessだが、活躍馬は先にあげた馬のみで母系の勢いはない。母父ブレイヴェスロトーマンは牝馬優勢の種牡馬で、ネヴァーベンドのスピードとスタミナを伝え、ダート適正は抜群。

京都新聞杯とNHKマイルカップは>>36下記にて。

36 マラ男 :2006/05/08(月) 21:37:46 ID:GwDR7blM
新潟大賞典は>>35上記にて。
◆京都新聞杯
●トーホウアラン
父ダンスインザダーク。母1993年生ヒドゥンダンスは米国産。祖は1919年生8代母Princess Palatine。一族に1971年生ジャッジャー(父ダマスカスDamascus、日本で種牡馬)がいる。輸入された代表繁殖牝馬に1968年生サイクル(父ソードダンサーSword Dancer、輸入社台ファーム)がいて、1986年生ティアラ(父ノーザンテースト、牝馬東京タイムズ杯2着)、1990年生ペガサス(父リヴリア、新潟3歳Sと福島記念)と1995年生ナリタルナパーク(父ブライアンズタイム、秋華賞2着など中山牝馬S制覇)の兄妹馬、1995年生ビッググランプリ(父ダンシングブレーヴ、小倉3歳S3着)がいる。他で輸入された繁殖牝馬としては1984年生シルヴァンフォーク(父グリーンフォレストGreen Forest、輸入ヤマオカ牧場)、1987年生ミストレスロルフ(父トムロルフTom Rolfe、輸入太陽牧場)、1995年生シルチングフォーゴールド(父シーキングザゴールドSeeking the Gold、輸入出口牧場)がいる。母父ヌレイエフはスピードとパワーを伝える種牡馬で、距離適正の幅が広い。
●アペリティフ
父エルコンドルパサー。1997年生母アイシーシーサイレンスは7戦未勝利馬。母の兄にエアジハード(父サクサユタカオー、安田記念とマイルCS)、3代母は1979年生シャダイアイバー(父ノーザンテースト、優駿牝馬)で、全妹にダイナオレンジ(父ノーザンテースト、新潟記念)。シャダイアイバーは他にも1989年生オークツリーから1996年生ペインテドブラック(父サンデーサイレンンス、ステイヤーズS)や、1985年生ブラウンアイボリーから3代後に1999年生プレシャスカフェ(父ハートレイク、現役)を輩出。4代母1973年生サワーオレンジは社台ファームが輸入した牝馬で、祖は12代1904年生Ste Claire、一族にサーアイヴァーSir Ivor(父サーゲイロードSir Gaylord、英2000ギニー、英国ダービー)とロードリッジ(父サーゲイロードSir Gaylord、日本で種牡馬、代表産駒は阪神3歳S馬1975年生バンブトンコート)、1997年生ギルデッドエージ(父ティンバーカントリー、中山大障害)、1999年生メジャーカフェ(父ゴーンウェストGone West、現役)がいる。母父サンデーサイレンスは母系により異なるタイプを輩出するが、基本的瞬発力を伝える。

◆NHKマイルカップ
1着ロジックは父アグネスタキオン。母エイプリルドラマ。>>19アーリントンC参照。
2着ファングレイン父フジキセキ。母ミルグレイン。>>29ニュージーランドT参照。

●キンシャノキセキ
父フジキセキ。1994年生母ケルトシャーンは豪州産馬。母ケルトシャーンの半兄に1984年生グルームダンサーグルームダンサー(父ブラッシンググルームBlushing Groom、リュパン賞、95年から98年まで日本で種牡馬、代表産駒はリトルオードリー)。祖は1920年生Deasy、6代後の1974年生Bold Ladyからは1991年生サクラローレル(父レインボークエストRainbow Questm、天皇賞・春と有馬記念)、1998年生タイムパラドックス(父ブライアンズタイム、現役)がいる。日本に輸入された繁殖牝馬に1993年生レディマーゴット(父グランドロッジGrand Lodge、輸入エクセルマネジメント、旧えりも農場)、1993年生ベリーローズ(父ダンシングスプリーDancing Spree、輸入ノーザンファーム)、サクラローレルの母1985年生ローラローラ(父サンシリアンSaint Cyrien谷川牧場)、タイムパラドックスの母1991年生ジョリーザザ(父アルザオAlzao)がいる。過去には1968年生 アラ Ala (父アブドスAbdos)や、1970年生アマンドラ(父アブドスAbdos)と1971年生ロツカドラ(父ロックオブRockavon)も輸入されていて大きく分岐しており、1991年生アマゾンオペラ(父グランドオペラ、川崎記念)を輩出。母父プレザントコロニーPleasant ColonyはリボーRibotからヒズマジェスティHis Majestyへと繋ぐセントサイモン系の一流ラインで、タップダンスシチーもこのライン。リボー系の底力と瞬発力を伝える。

37 マラ男 :2006/05/15(月) 17:44:54 ID:GwDR7blM
今週は“初”尽くしだった。

◆京王杯スプリングカップ
1着オレハマッテイルゼは>>14東京新聞杯を参照。
●インセンティブガイ
父エンドスウィープ。1995年生母ブライダルスイートは社台ファーム生産、26戦3勝。1980年生祖母シルバードシルクはサンデーサイレンスを積極的に配合している。祖は1992年生8代母Weno。一族に1948年生インテントIntent(父ウォーレリックWar Relic)、1957年生コニストーガConestoga(父ラフンタンブルRough'n Tumble)などがいる。日本に輸入された繁殖牝馬に1986年生ダンジグフェイブル(父ダンジグDanzig、堀川洋之氏)。母父サンデーサイレンス、母系と父ともに瞬発力に優れた配合。

◆ヴィクトリアマイル
1着ダンスインザムードは>>31マイラーズCを参照、2着エアメサイアは>>30阪神牝馬Sを参照、3着ディアデアノビアは>>22中山牝馬Sを参照。

38 マラ男 :2006/05/21(日) 20:40:18 ID:GwDR7blM
◆東海ステークス
●父クリスタルグリダーズ。1992年生母スイートミルドはシンボリボ牧場が愛国で生産した馬。母の妹にクロカミ(父カーリアンCaerleon、京王杯オータムHなど重賞2勝)。祖は9代母1920年生Marguerite。主な一族に1988年生ジェネラスGenerous(父カーリアンCaerleon、英国ダービー)と1991年生オースミタイクーン(父ラストタイクーン、マイラーズCなど重賞2勝)の兄弟馬に1982年生トリプティクTriptych(父リヴァーマンRiverman、愛2000ギニー)がいる。詳しくは>>参照。現役馬にエルノヴァ、マチカネメニヲミヨ、マチカネオーラがいる。母父ダンスホールはノーザンダンサー系ビーマイゲストを父に持つ。ダンスホールはシンボリ牧場初代オーナー和田知弘氏が金銭トレードで購入、種牡馬2年目にて日本で種牡馬入り。ビーマイゲストはスタミナとパワーを供給する面があるが、ダンスホールも同じ特徴。
●マイネリボウノット
父バブルガムフェロー。1991年生母サンエイリボンは未登録。祖は7代母1937年生 Court Favourite。一族1980年生リードホーユー(父マラケート、有馬記念)、1985年生ホリノライデン(父ブレイヴェストローマン、阪急杯)がいる。母父インイクストリーミスはシャーペンアップ系。スピード主体のネイティヴダンサー系に属し、底力を補強する。

◆優駿牝馬 オークス
●カワカミプリンセス
父キングヘイロー。1996年生母タカノセクレタリーは外国産馬として走り、4戦未勝利。祖は1929年生Suntica。母系には1967年生クリアアンバーを通じて1977年生アンバーシャダイ(父ノーザンテースト、有馬記念・天皇賞・春)、1988年生イブキマイカグラ(父リアルシャダイ、阪神3歳S)、1989年生サクラバクシンオー(父サクラユタカオー、スプリンターズ連覇)。また1983年生アイシーグルーム(父ブラッシンググルームBlushing Groom、日本で種牡馬)がいる。母父シアトルスルーはボールドルーラー系の主流血脈、母母父セクレタリアトもボールドルーラー系。両者三冠馬であり、同じ祖を持つボールドルーラー色濃い血脈で、さらに3代母父がリボー系一流種牡馬馬キートゥザミント。ボールドルーラーのスピードに、リボー系スタミナ、パワーと底力すべてに優れた優秀な繁殖牝馬である。
2着フサイチパンドラは>>23フラワーC参照、3着アサヒライジングは>>18クイーンC参照。

39 夏神 :2006/08/17(木) 15:09:17 ID:cjqpTg5M
ベガ死亡…。

http://www.sanspo.com/sokuho/0817sokuho033.html

40 おふまん :2006/08/17(木) 15:35:35 ID:jms/88ao
>>39

ガクッ…orz
牝馬産駒ベガの2005(父ファルブラブ)がいてよかった…

41 マラ男 :2006/10/28(土) 18:38:36 ID:/cHDVT8A

◆菊花賞
●ソングオブウインド
父エルコンドルパサー。母1998年生メモリアルサマーは10戦2勝。4代母ファンシミンは社台ファームが輸入した繁殖牝馬。代表的な活躍馬は1982年生ダイナシュートから1999年生アドマイヤマックス(高松宮記念)、2002年生ラインクラフト(桜花賞他)。母系からは1996年生ブラックタキシードがいる。母父サンデーサイレンス、母母父トニービン。自身確実な瞬発力なある上に先行も差しも自在で、今後の活躍が一層期待できる1頭、長距離の高速決着の反動がないのを祈りたい。

今年の菊花賞は「高速決着」、スピードと瞬発力、スタミナと総合的な能力が問われた一戦だった。特にスピードと瞬発力が問われた点でソングオブウインドとドリームパスポート(>>17参照)が抜けて強かったのは当然だった。共に母系に“瞬発力”のサンデーサイレンスとトニービンが入っていたのだから。逆に下馬評では一番距離適正が高かったメイショウサムソン(>>17)は4着敗退、スタミナが優れているがスピードと瞬発力が1.2着馬に劣ったというだけ。今後は逃げるくらい積極的に先行策を取らないと近年の京都の高速競馬に対応できない(下手をすればナリタトップロードのようなもどかしい競馬に)だろう。

42 マラ男 :2006/10/31(火) 18:46:36 ID:/cHDVT8A
◆武蔵野ステークス
●シーキングザベスト
父Seeking the Gold。1993年生母Mackie、1973年生2代母Glowing Tributeからは1990年生Sea Hero(ケンタッキーダービー馬)。母父Summer Squallはストームバード系、母母父Graustarkはリボー系と、スピードと瞬発力に富んだ血統。父方の血が大きいと思われる。

◆スワンステークス
●プリサイスマシーン
父マヤノトップガン。1992年生母ビーサイレント、1980年生2代母グローバルダイナ(阪神牝馬特別などG3を3勝)。母父サンデーサイレンス、母母父ノーザンテースト、3代母父パーソロンと日本リーディングサイアーNo1が並ぶ。父と母父ともにヘイルトゥリーズン系。

44 マラ男 :2006/11/05(日) 22:54:13 ID:NkOlL98w
◆アルゼンチン共和国杯
●トウショウナイト
父ティンバーカントリー。1993年生母ミッドナイトオアシスは米国産。母系からは1948年生BATTLEFIELD バトルフィールド(トラヴァースSなど)や1991年生GREENTUNE グリーンチューン(仏2000ギニーなど)を輩出。母父JavaGoldはリボー系種牡馬、代表産駒は1994年生Kona Goldコナゴールド(BCスプリント)。切れ味鋭い長距離馬であり、リボーやニジンスキーが上手く作用している。

◆ファンタジーステークス
●アストンマーチャン
父アドマイヤコジーン。1993年生母ラスリングカプスは米国産。母系からは1962年生Sea Bird シーバード(凱旋門賞など)を輩出。母父Woodman ウッドマン、代表産駒はティンバーカントリー、ハンセルなど。父のアドマイヤコジーンのスピードを素直に受け継いでいる。が、挟まれたり揉まれたりすると弱いのが父系コジーンの特徴。多頭数の阪神1600mを克服できるか?

45 マラ男 :2006/12/24(日) 21:18:33 ID:TacdtAw2
41>>ソングオブウインドの心配事が的中。嫌なことを的中させても嬉しくないです。
一刻の回復を祈ります。

◆阪神ジュベナイルフィリーズ
●ウオッカ
父タニノギムレット。1993年生タニノシスターは33戦5勝。祖母1987年生エナージトウショウはトウショウ牧場生産、トウショウボーイにダンディルートの配合は一族の1988年生シスタートウショウ(桜花賞馬)と同じ。5代母はシラオキ、シラオキについては>>15メジロマイヤーと>>17メイショウサムソン参照。

◆有馬記念
●ポップロック
父エリシオ。1992年生母ポップスは25戦3勝、3着9回と勝ちきれないところがある。近親に1993年生マジックシンガー(マーキュリーC2着)、1992年生オースミベスト(目黒記念2着)。1986年生祖母ポップシンガーは米国産のセクレタリアト産駒。母方の血統は米国産種牡馬で覆われている。母父サンデーサイレンス。

46 マラ男 :2007/05/29(火) 23:22:56 ID:Oqu6J6yc
◆優駿牝馬オークス

●ローブデコルテ
父Cozzeneコジーン。母1996年生ColorofGold、母父SeekingtheGold。祖母1980年生Sulemeif(Northern Dancer ) 、半姉1986年生ブラダマンテ(父 Roberto)はビッグバイアモン、スティルインラブを生んだ。1990年生キョウワアリシバ (Alysheba)またSulemeifの半妹にワンオブアクライン がおり、ヤマニンの錦岡牧場にいる。代表産駒はヤマニンザナドゥ。

●ベラッレイア
父ナリタトップロード。母1991年生マリスター、母父Baldski
でニジンスキー系。余談だが、ナリタトップロードからラインのディクタス系はナスルーラ系とニジンスキー系の相性が良い。今までの兄妹がピンクパピオンやマルロスとそこそこの産駒を輩出している。近親に1986年生ゴールデンフェザント(91年JC馬)

47 マラ男 :2007/07/13(金) 19:23:41 ID:cXfXjE1M
今頃気づきました。

日本の名牝系フロリストからはダービー馬が4頭。
コダマ、スペシャルウィーク、メイショウサムソン、ウオッカ。

去年と今年フロリストからダービー馬を連続して輩出したことになります。
これらが今年凱旋門賞に挑戦します。期待しましょう。

48 マラ男 :2007/07/13(金) 19:26:54 ID:cXfXjE1M
>>47ミナミホマレ加えて5頭です。訂正します。

49 マラ男 :2007/08/02(木) 20:04:22 ID:3QUXRmtE
本日三冠牝馬スティルインラブがお亡くなりになりました。
唯一の産駒がキングカメハメハの06年の牡馬で、牝駒は残せませんでした。
近親のローブデコルテには後継となるでしょう。

ご冥福をお祈りします。

niltukannスポーツより
ttp://www.nikkansports.com/race/f-rc-tp0-20070802-235975.html

50 マラ男 :2007/08/20(月) 21:33:54 ID:3QUXRmtE
8月15日にタムロチェリーがお亡くなりになりました。
遅れながらご冥福を祈ります。

51 ディープインパクトレノ ◆ZARDAXu2YQ :2007/08/25(土) 18:40:04 ID:1eucaX1c
・゚・(ノД`)・゚・


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