Grand Slam 215
Giant's Causeway 213
High Yield 184
Louis Quatorze 178
Tale of the Cat 172
Fusaichi Pegasus 169
Black Minnaloushe 161
Stravinsky 158
Mr. Greeley 149
Hennessy 146
バレッツマーチセールで、2歳トレーニングセールの歴代最高落札価格がでたようですね。
父 Sea of Secrets
母 Swift Spirit
母の父 Tasso
という血統。
Sea of SecretsはG2サンヴィセンテSが主な勝ち鞍で、Storm Cat x Mr. Prospectorという血統。
種牡馬としては、まだ未知数。
TassoはFapiano産駒。
母系は、4代母Carnaubaが伊牝馬チャンピオンという血統のようです。
2歳トレーニングセールだから、馬体と追い切りの良さがポイントなんでしょうが、
270万ドルですか・・・
プールデッセデプーラン。英2000ギニーに比べると寂しいメンバーですね。
英2000ギニーも確たる馬はいなかったわけですが。
昨年の勝馬は今は亡きLandseer。今年もDanehill産駒の二頭が強そう。
四戦無敗のClodovil、オブライエン厩舎のCatcher In The Rye。
今回はCatcher In The Ryeでしょう。サイン出てるし(笑)
2000ギニーよりリュパン賞の方が興味深いメンバーが揃いそう。
Dalakhani、Super Celebre、Alberto Giacometti、New South Wales。
愛ダービーTRではBrian Boruがいよいよ始動。欧州のダービーももうすぐですね。
Refuse To Bend 13着ですか……。敗因は距離では無いと思うんだけど。
押し出されるように1人気になっていたので、なにか嫌な予感がしてました。
体調も思わしくないという話だったし。秋まで暫く休ませた方がいいのかも。
……Kris Kinは中団から間を割って強い勝ち方でしたね。
Warrsanが前日に勝って意気もあがっていたのかな。
ブラッドストックジャーナルからノーザンロックに関する部分を引用します。
NORTHERN ROCK (Jpn) (Northern Taste) captured his U.S. debut over allowance rivals two starts back but was no factor when cutting back to a sprint last time in the Tom Fool H. (G2). The Kiaran McLaughlin trainee faces a serious class check in this spot, and we'll watch to see how he handles it.
ざっとメンバーを見た所、Moon Ballad,Refuse To Bend, Russian Rhythm
辺りは出てくるかアヤシイですが、それでも、Clodovil,Statue Of Liberty,
Mail The Desert,Musical Chimes,Six Perfectionsといった
3歳トップクラスが出てきますから、彼らがDubai Destinationら古馬相手に
如何にして戦うかも含め、かなり面白いレースになりそうです。
勿論、日本勢の戦い振りにも期待しています。
アルゼンチン
<アルゼンチン3冠>
9月2週:アルゼンチンポジャデポトリジョス大賞(Gran Premio Polla de Potrillos)Argentino ダ1600 3歳牡
10月?:ジョッキークラブ大賞(Jockey Club) San Isidro 芝2000 3歳
11月2週:ナシオナル大賞(Gran Premio Nacional) Argentino ダ2500 3歳
<サンイシドロ3冠>
8月3週:アルゼンチン2000ギニー大賞(Gran Premio Dos Mil Guineas)San Isidro 芝1600 3歳牡
2戦目はアルゼンチン3冠と共通。
12月2週:カルロスペジェグリーニ国際大賞(Gran Premio Carlos Pellegrini - Internacional)San Isidro 芝2400 3歳上
アルゼンチン4冠は3冠+カルロスペジェグリーニ国際大賞。
最後の4冠馬は1966年フォルリ(Forli)。当時2冠めはダート2000、4冠めは芝3000m。
非クールモア-オブライエンからは
Esneh:フランスの馬で、エジプトバンドの半妹。まだまだ実力未知数。
Let The Lion Roar:ミレナリーの弟。まだもう少し奥はありそう。
ぐらいでしょうか。とにかく今後の活躍が不透明な馬ばかり。ただ、Yeatsの
初戦の2着馬が直後のメイドンを圧勝していることを考えると、同馬が一番奥を
感じさせるものを持っている気がします。
ファウンテンオブユースSはRead the Footnotesが
Second of Juneとのマッチレースを首差制して勝利。
私は、遅生まれでクラシック血統のSecond of Juneの方に
伸びしろを感じますが、Read the Footnotesも
休養明けの快勝で上昇の機運を得た、という印象もあります。
フロリダダービーには、この2頭に緒戦快勝のBirdstoneも含め、
例年通り好メンバーが揃いそうなので、
各馬そこが一つの試金石となるでしょう。
昨日、英国のチェルトナム競馬場で行われたJCB Triumph Hurdle(障害G1)を
なんと日本産馬Made in Japanが制しました(驚)。
Made in Japanは父Barathea 母Darrery 母父Darshaanという鹿毛の4歳セン馬。
これが通算3勝目だそうです。今後の活躍を期待したいですね^^
それにしてもBarathea産駒が障害のG1勝つとは・・・ちょっと意外
アーカンソーダービー:南部の歴史街道。今年はミリオンレースの盛り上がりに、無敗の惑星が登場。
1着Smarty Jones―― Elusive Quality-I'll Get Along(Smile)
今年の主役は彼に違いない。無敗のダービー挑戦。500万ドルボーナスにも王手を掛けた。
一戦ごとに課題を克服し、ここまでたどり着いた努力家。
2着Borrego―― El Prado-Sweet As Honey(Strike the Gold)
父はMedaglia d'Oroと同じで本格血統の一頭。シャムS,ルイジアナダービー,アーカンソーダービーと
2着が続くが、余力を残しているとも言え、大舞台での飛躍が期待される。
ブルーグラスS:最重要プレップの一つ、のはずが本番に直結しない近年。
勝馬がマイラー傾向に偏るのが原因だろうか。
1着The Cliff's Edge―― Gulch-Zigember(Danzig)
チームジトー三羽烏で唯一戦線に踏み止まった。2歳時にケンタッキージョッキークラブSを
快勝した素質馬。今シーズンはスロースタートもじっくり調子を上げ、ここに来て気力充実。
2着Lion Heart―― Tale of the Cat-Satin Sunrise(Mr. Leader)
メッキが剥がれつつあるスターホース。2歳戦を3戦無敗で乗り切ったが、今シーズンに入って
サンラファエル、そしてこのレースとゴール前で差し切られる。スピードは随一だが底力に欠けるか。
3着Limehouse――ハッチソンS1着,タンパベイダービー1着。 相手の軽いところで重賞勝ちを重ねるが、ここは離された。
6着Action This Day――BCジュべナイル1着。 例の呪縛からは今年も逃れられそうに無い。年明けから3戦全て惨敗。
7着Preachinatthebar――サンフェリペS1着。 Silver Charm産駒。St Averilも惨敗で、サンフェリペ組はレベルに疑問符。
ハリウッドGC
ちょっと寂しいメンバーになりました。Southern Imageが回避
したので仕方がないところですが……。人気を集めそうな
Even the ScoreにしてもUnbridled's Songの6歳ですし、
今まで使われた数が少ないにしても……。
他馬も、ここは簡単に勝たせてはいけないと思います。
10/3G1凱旋門賞の枠順が決まりました
日本から出走のタップダンスシチーは18番枠に入りました。
・フランスギャロのページ(フランス語、馬番順)
ttp://www.france-galop.com/REUNIONS/R354.HTM#prix 7
(上のページの「7」のタブから凱旋門賞=PRIX DE L'ARC DE TRIOMPHE LUCIEN BARRIEREの出馬表)
・04年欧州中長距離〜All roads lead to the Arc.〜(日本語、枠順)
ttp://cgi.f17.aaacafe.ne.jp/~fureki/pukiwiki/pukiwiki.php?[[04年欧州中長距離]]
「Fleetstreet Dancer, who won the $2.26 million Japan Cup Dirt last November,
has been turned out for six months at Magali Farms in Santa Ynez, Calif., trainer Doug O'Neill said.」
1/3 ARCザビールクラシック NZ-GI
優勝 St. Reims <Zabeel> Sir Tristram【-】
6着 Bridie Belle <Al Akbar> Success Express -- Prince John【B】
▽Success ExpressはMeadowlakeと同じHold Your Peace産駒。
1/5 クルトゥルス TUR-GIII
優勝 Venom <Marju> *Last Tycoon【-】
5着 New System <The Best> Efisio - Forli【B】
▽New Systemの父The Bestはトルコダービー馬。
1/6 ホセペドロラミレス大賞 URU-GI
優勝 Equipado <Candy Stripes> Blushing Groom【-】
2着 Ad Better <Hearty> Harken -- Hugh Lupus【S】
3着 The Best <Much Better> Baynoun -- Sassafras【S】
4着 Hero's Son <Much Better> Baynoun【S】
11着 Davide <Much Better> Baynoun【S】
▽Much BetterはHenri Le Balafreと並ぶSassafras系最後の砦だが、若くして死亡。
1/6 マローニャス大賞 URU-GII
優勝 Expert Lark <Junior Lark> Tumble Lark -- Indian Hemp【C】
3着 Hertal <Hearty> Harken -- Hugh Lupus【S】
11着 Gran Carisma <Mount Royal> Admiral's Launch -- Brigadier Gerard【A】
12着 El Motivo <Federico> Private Line -- Petition【A】
--着 Returning Fox <Galaxy Foss> Full Toss -- Buckpasser【C】
▽Harkenはウルグアイに残るTourbillonの超マイナー父系。
Admiral's LaunchもPrivate Lineも同じQueen's Hussarの子孫。
1/7 ジェネラルラスエラス ARG-GIII
優勝 La Gaetina <El Sembrador> Octante -- Mossborough【A】
8着 First Spark <Riton> Un Desperado -- High Top【B】
▽Octanteはモスボロー系のアルゼンチン土着父系。
Un Desperadoはダンテにさかのぼる父系。
2/5 VRCライトニングステークス AUS-GI
優勝 Fastnet Rock <Danehill> Danzig【-】
3着 Cape of Good Hope <Inchnor> Ahonoora - Clarion【C】
10着 Savage Attack .<Made of Gold> Green Forest - Noholme II【C】
2/5 スプハン TUR-GIII
優勝 Alsancakli <Bullmarket> Gerald Martin - Tom Fool【C】
2005/05/14 ロッキンジS (英G1 4歳上 芝8F ニューベリー)
一流中距離馬Raktiが伊国より遠征。マイルはクイーンエリザベスⅡS
(人気はSoviet Song、馬場はGood to Firm)でこなした。
その後の2戦は大陸間輸送もあって馬場も違ったこともある。ムラッ気だが勝ちきる力もある。
Le Vie Dei Coloriはフォレ賞3着サセックスS3着。イタリアでマイルGIを勝った一流マイラー。
香港で大敗したBCマイル2着Antonius Pius。なぜか地元の英国のレースより他国のGIで紛れ込む。
ElvstroemはドバイDF優勝後、春の香港で惨敗。
Autumn Gloryは前走仏G2でWhipperに先着と不気味。
◎Rakti
○Le Vie Dei Colori
▲Autumn Glory
△Hurricane Alan
Royal Ascotです.W杯よりRoyal Ascot……なのは私だけかw
昨年はYorkでやってましたが,改装も済んで今年はNew Ascotでの開催です.
1日目(6/20)
Coventry S
2歳戦.はっきり言って,よくわかりません……が,有力なのは前走の
Listedで9馬身差の圧勝を演じたExcellent Art.名前なんか格好いいw
また,1戦1勝ですが,Danehillのラストクロップ,
Holy Roman Emperorは大物の気配.この仔はビックバイキングの弟のよう.
ちょっと親近感? 頑張れっ♪
King's Stand S
5fのGII.昨年のナンソープSを制したLa Cucarachaが今年緒戦(多分).
そして,最大の注目はTakeover Target.ライトニングSを勝った豪州馬です.
それにしてもグローバルスプリントチャレンジって生きてたんですね.
彼は気が向いたら日本にも来るかもしれません.
ここのメンバーは,最終日のゴールデンジュビリーSになだれ込みます.
St James's Palace S
GIはいよいよここから.Georgeがいないのが残念……ですが.
そのためかやや手薄なメンバーです.人気はAraafa.まあ,GI馬ですしね.
あと,オブライエン勢が二線級を4頭ほど投入する模様.二線級…….
それにしてもIvan Denisovichなんか超良血なんだし,早いとこ種牡馬に
すればいいのに,と思う.私は.そんなわけで(?),注目は彼ですね〜.
Queen Anne S
古馬のマイルGI.9頭立て.はっきり言って寂しいメンバーだと思います.
ここはProclamationが勝つのではないでしょうか.いくらなんでも.
Peeressは牝馬ながら前走,ロッキンジSで牡馬とSoviet Songを撃破.
ここまで5着以下のない堅実派でもあります.あとは,Ad Valoremとか.
この辺りでマイルの主役が出てきて欲しい所なのですが……難しそうですね.
Jersey S
St James's Palace Sで通用しなさそうな面々.要するにレース自体微妙w
といっても,昨年はここからProclamationがサセックスを勝っているので,
勝馬くらいは注意しといたほうがいいかもです.中心はMarcus Andronicus.
Windsor Forest S
Soviet Song! とにもかくにもSoviet Songでおなじみのこのレース.
ヴィクトリアマイルはこのレースの日本版という感じ.こっちはGIIですが.
昨年はPeeressがSoviet Songを下しています.Peeressって強いんですね.
Prince Of Wales's S
今開催のメインイベント! ElectrocutionistとDavid Juniorの激突ktkr.
私はElectrocutionistに頑張ってもらいたいですが……どうでしょうか.
10頭そこそこですが,まわりを固めるメンバーも強力かつ個性的.
まだまだ頑張る名牝Ouija Board,脇役街道驀進中Ace,
フランスからは若手のCorre Caminos,Manduro.楽しみですね〜♪
Queen Mary S
2歳牝馬戦.詳しい人がいたら解説よろしくお願いします.
Listedデビュー勝ちのRoxan(Rockっ仔),4連勝中のGildedが有力でしょうか.
King Edward VII S
12fの3歳戦.英ダービーから2着のDragon Dancer,Best Alibi,Papal Bull
と3頭が転戦してきたので,わりとレベルの高いメンバーになってます.
Best Alibi,Papal Bullを送り込む名門のスタウト厩舎からはもう1頭,
Tam Linがエントリー.底を見せてない馬で,実は期待度はこちらが上かも?
また,オブライエン厩舎の隠し玉,Fire And Rainも気になるところ.
Coronation S
メンバー充実の3歳牝馬マイルGI.英愛の1000ギニー馬が人気を分け合う形も
それ以外の面々も差がなく続き,レベルの高い混戦模様を呈しています.
英1000ギニー馬のSpeciosaは距離不適のオークスでも4着.
マイルに戻るのは勿論好材料で,ここでは1番人気に推されています.
Nightimeは愛1000ギニーを6馬身差圧勝.キャリア3戦.底知れぬ力の持ち主.
Price Tagは仏1000ギニーを1着降着.今度はタイトルを手にしたいところ.
Hawk Wingの下Race For The Stars.2歳時,デビュー4連勝のFlashy Wings.
英1000ギニー惨敗も,フィリーズマイルを勝っているGIホースNannina.
モルニー賞で牡馬を一蹴,現在はゴドルフィンに名を連ねるSilca's Sister.
ドイツからは3戦無敗の独1000ギニー馬Lolita(ろりーた,ですよ!)
重賞2勝,英1000ギニー3着.愛1000ギニー惨敗から巻き返しを目指すNasheej.
UAE1000ギニー5馬身差圧勝のVague.チェバリーパークS馬Donna Blini…….
ホントに揃いも揃ったりというメンバー.あなたはどの娘に注目しますか?
私は……だれでしょうね,秘密ですw 名前をあげた娘の中にはいますよ!
Jersey Sを勝ったJeremyはディープインパクトの甥らしいですね.
GI戦線に乗ってくるでしょうか…….
最終日
Hardwicke S
キングジョージのプレップ……かもしれないGII.
このレース連覇を目指すBandariなども出ますが,全体的に微妙なメンバー.
中心となるのは,スタウト厩舎の3頭.Maraahel,Hard Top,Mountain High.
中でもMaraahelでしょうか.インターナショナルS,チャンピォンSと連続3着.
Shawandaはアーク6着後に負った故障の癒え具合が気になりますね.
Golden Jubilee S
ロイヤルアスコットを締めくくるGI.もっともオーラスには2m6fの
超長距離レースが控えているわけですが(Queen Alexandra Sといいますです).
King's Standを快勝したTakeover Targetの人気が上昇中.この2レースを
連勝したのはChoisirだけですが,この馬も豪からの遠征ですからOKですか?
対抗は能力の高さがひかるEtlaala.負けるときは惨敗ですけどね〜.
3歳勢からはミドルパークS馬のAmadeus Wolf.Mozart唯一の後継者ですから!
ゴドルフィンの素質馬(といってももう5歳)Iffraajも人気を集めています.
>>649
Tom Fool Hに関して言えば単純に賞金がGIの基準を満たしていないのですよ。
北米でGIとして開催するためには総賞金が25万ドル以上というのが一つの基準です。
Tom Fool Hの総賞金は15万ドルでこれを下回ります。
一方Triple Bend Invt. HやBing Crosby BCHは総賞金30万ドルです。
現状NYRAは資金難ですのでTom Fool Hの賞金を増額してGIにするというのはちょっと無理でしょう。
Tom Fool Hは確かにGhostzapper、Left Bank、Aldebaranなんかが勝っていますが、
彼らのキャリアを見るに7Fのレースであると言うのが大きいのではないかなと思います。
6Fと7Fの違いは結構大きいのでHollywoodかDel Marのどちらかが7Fにしたら状況が変わる気もします。
Triple Bend Invt. HとBing Crosby BCHの意義ですが、北米短距離路線の整備でしょう。
Tom Fool Hが前出の事情でGIに出来ないのでその代わりという側面も否定できないんでしょうけど。
これは北米の短距離GIをみれば分かるかと思いますので、北米の古馬GIで6-7Fのものを列挙しましょう。
4月 Carter H 7F
7月 Triple Bend Invt. H 6F
7月 Bing Crosby BCH 6F
9月 Forego H 7F
10月 Vosburgh S 6F
10月 Ancient Title BCH 6F
10月 Breeders' Cup Sprint 6F
11月 Frank J. de Francis Memorial Dash S 6F
Triple Bend Invt. Hは2003年から、Bing Crosby BCHは2005年からGIに昇格しています。
この他Ancient Title BCHとForego Hが2001年、Francis Dash Sが1999年にGIに昇格。
ということでスプリンターにGI出走の機会を与えるという面で意義は大きいかと思われます。
また、2001年には3月のSan Carlos HもGIに昇格していますが、2004年にはGIIに降格。
結局のところ、3月終わりのDubai Golden Shaheenとの兼ね合いもありますが、
これまで北米ではスプリンター向きのGIがあまりにも少なかったと言うのも事実でしょう。
ですから、9月のForego HまでGIがないという状況より、
7月に出走できるGIを用意しておくという方向性は評価できるのではないでしょうか。
Dubaiから帰ってきて順調に行ったら7月くらいには出走するのに十分な体勢になりますし、
最終的に使う使わないは別にして選択肢が用意されているということは重要だと思いますよ。
昨年はスピードスターLost in the Fogの登場に沸いたスプリント.
そのLost in the Fogは壮絶な死を遂げたが,後を継ぐ輝きが現れる.
輝く主役はHenny Hughes.昨年のBCはジュヴェナイルで2着.
その実績から今年のランフォアローゼスの主役の一頭と目されるも,
ドバイでの越冬中に故障し,クラシックシーズンを棒に振ることに.
しかし,夏に復帰すると3歳戦のキングズビショップを5馬身差の圧勝.
返す刀でヴォスバーグでは古馬を一蹴した.余裕残しのレース振り,
また6Fを経験しているのも大きく,不動の本命と言っていいだろう.
対抗としてあげられるのはBordonaro.元々後肢の弱い馬で,
5歳ながらキャリアは僅か12戦.それでも今年に入ってようやく順調に
使えるようになり,前走エンシェントタイトルBCHで待望のGI制覇.
ここでマークしたベイヤー119は,メンバー中でも抜けた数字だ.
この2頭に絡めそうなのはPomeroy,War Front,Too Much Bling.
Pomeroyは東の重鎮.若干淡白な所が気になる.湿った馬場が得意.
War Frontは上がり馬.勝ち味に遅いが,最後に一華咲かせるか.
そして,Too Much Bling.春までは3歳No.1スプリンターと言えば
この馬だった.休養明けだが素質は抜きん出ており,逆転もある.
>>806
''Deep Impact was best in 2006, says Post handicapper''という記事(写真は06有馬ゴール後)。
Racing Post Ratingsは有馬の勝利で芝ダート全体のトップを確実にしたと考えているようだ(RPR133)。
確かにポップロック(125)に3馬身差で勝ったことも触れられている。
ドリームパスポートはRPR126で有馬出走馬中2位。ダイワメジャー・メイショウサムソンが124、デルタブルースが122。
RPR(RPのハンディキャッパーのつけたレート)からすると、メルボルンCはそこまで評価されていない(イーツが121)と思うけど。
ドリームパスポートで分かるように「好走した」ウイジャボードを倒したことが評価されてるんじゃないかな、英国紙だし。
InvasorはBCクラシックでようやくRPR127を獲得(ディープは春天の時点で既に128を獲得)。Discreet CatはシガーマイルでRPR131を獲得。
George Washingtonはクイーンエリザベス2世SでRPR131を獲得。
この後、調整が入るためあくまで暫定的なトップだということだ。
ポジティヴに考える要素はディープインパクトが一番最後にレートを付けられていること(他のレースを見た上でのレート)。
ネガティヴに考える要素はDiscreet CatのBCクラシック後の好走でBCクラシックの再評価がありそうなことだろうか。
昨年のBarbaro、Bernardiniに負けない、相当な逸材が出てきましたね。
Curlinがそうですが、レース振りを見るととても器用で賢い馬です。
アーカンソンダービーで10馬身以上の差をつけて圧勝、これでデビュー以来の2着馬につけた差が30馬身近くになりました。
Street Senseがだんだん弱くなってる??のでケンタッキーダービーの最有力ともいえるでしょうね。
父親のTurbo Speedは障害の名種牡馬Be My Nativeの産駒の3流競走馬。
Racing Postによると種牡馬としてはTurbo Linnを除けば1頭も勝ちあがっておらず、
Turbo Linnの血統を見てもいかにも障害向けに生産されたというような構成になってます。
まさに突然変異というのがピッタリな馬です。