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2014年下半期第5期レビュー投稿掲示板(11月20日締め切り)

1やっすん:2014/10/23(木) 15:28:56
2014年度レビューワー制度詳細はコチラ

http://blog.livedoor.jp/worldrubber-ten/archives/1399519.html

2ひで:2014/10/23(木) 17:15:09
おかげでラバーはやはり、ワ-ルドラバーマケットですね、
太陽、月、アポロ、ブレイク他もいいです、
これからも新作ラバーwrm特注楽しみです、

3iPhone:2014/10/24(金) 22:54:26
GRASS D TecSのレビュー

ラケット 幻守
F面 ジーニアスオプティムサウンド
B面 GRASS D TecS OX

軽打
まずジーニアスから行くととても高い音がなり、安定感がある。
グラスは反転が半端ないがしかし
安定性に欠けるとこがある

ドライブ
ジーニアスは孤線が高いので入りやすい。それにある程度はスピードが
ある。
グラスはとりあえずやってみた。
しかしこれが粒高にしては入る。

カット
ジーニアスは安定感があり切れたカットが出せる
グラスは普通のカットでもぶち切れていて、少し打点を落としたカットをするとデスカットが炸裂。
本当にすごい。 満足

スマッシュ
ジーニアスはスポンジが柔らかいのでスマッシュはあまり入りませんね
グラスはドライブ同様以外と入った

サーブ
ジーニアスは切れたサーブは出せる
が短く出せない。
グラスでは…打ちませんよね

レシーブ
ジーニアスは以外と入りました
グラスがすごいんです。
横回転を出してもらったところ レシーブがすごい揺れているんです。
これは本当にすごい。

オススメプレイヤー
カットマン
バック粒
ペン粒
などの方には一度使ってみる価値があるのではないかと思います。

4チャボハル:2014/10/26(日) 01:40:53
福原愛PROZLFの簡易レビュー(インナーフォースZLFと比較して)

【自己紹介】
卓球歴18年 選手としては目立った成績はありません。用具マニアで各メーカー、主力ラケット・ラバー色々試した経験あります。
個人的にはエコロエフェクト+カタパルトorハモンド+ティモボルスパークorバイサイドがの組み合わせが大好物でした。

【仕様用具】Fヘキサーピップスプラス黒MAX Bテナジー64赤

普段は水谷SZLC ST使用

【ラケットの比較】
タマスの傾向であるブレードそのままのグリップ違いモデルかと思う方も多かったと思いますが、0、2ミリブレード厚くなる、ブレードサイズが一回りコンパクトになる等、若干のマイナーチェンジが施されております。当方は太めのSTグリップ85グラム指定で注文しました。グリップ形状はインナーフォースシリーズ、張継科シリーズのストレートに近い(個体差くらいで同形状)です。太すぎず細すぎず、バタフライらさしいグリップ形状です。
またアナトミックの展開もあり、フィット感ありますがストレートに比べると若干細く感じました。くぼみのメリハリが大きい為、クリッパー等ヨーロッパラケットのガッチリタイプのアナトミックに比べても細く感じます。

インナーフォースに比べ、ブレードがコンパクトになり厚みがある為、確かに弾く感覚は福原愛モデルに軍配があがります。スマッシュやミート系の打法もやりやすく、安定感抜群です。しかし回転もかなりかけやすく、ドライブ技術はインナーフォースZLFの感覚とそれほど変わりません。かなり掴む感覚強いです。多少つまってもそれなりの球が入ってしまう性能を引き継いでいます。なおインナーフォースZLFはアリレートほどではないですが、打球感が分散されるような感覚を感じましたが、ブレードサイズがコンパクトになり若干シャープさがうまれています。でもZLFのしなやかな打球感は健在です。ALC、ZLCのアウター、インナー系よりはかなり柔らかく感じます。
ブレードがコンパクトになった事でサービス、台上もとてもやり易いです。台上バックドライブやチキータ系の技術も回転がかけやすく安定しました。メーカー説明には前陣での安定感を強調してますが、前・中・後陣プレー領は選ばず。オールラウンドにプレイできると思います。

5チャボハル:2014/10/26(日) 02:05:40
福原愛PROZLF比較レビュー続き

弾いて後陣から飛ばすのはテナジー64でもヘキサーピップスプラスでも厳しいものが、ありましたがテナジー64で体勢十分に回転をしっかりかけて後陣から打った時には、のびのある攻撃ができました。ブレードがコンパクトになったぶん遠心力は聞かせにくいですが、重心がグリップよりになったため、軽く感じました。
前・中陣からのヘキサーピップスプラスでのミートも安定し、ナックルも出ていました。表との相性もさすが福原モデルと言ったところでした。
しかし福原愛モデルということで男性は購入迷いがあるかもしれませんが、インナーフォースZLFのマイナーチェンジではなく正当なグレードアップモデルと考えて、より柔らかい打球感でドライブ中心の安定思考ならインナーフォースZLF、若干シャープになりますがドライブ、スマッシュを織り混ぜてより安定したプレーをしたいなら福原愛PROZLFをおすすめします。
水谷モデルやティモボルモデル等硬めの打球感が好きな方は違和感あるかもです。木材好きにもおすすめします。(私自身、弦楽器シリーズ、スティガ大好物です)

6たつよし:2014/10/26(日) 20:53:38
ラクザ9 (ヤサカ)レビュー

★自己紹介
 ・卓球歴2年(中2男子) ・裏裏のドライブマン ・初レビュー
 ・新人戦 中央地区 個人戦 ダブルス 2位 ←運が良かったので(汗

★使用用具
 ・ラケット ティモボル・ALC FL 80g
  ラバー  フォア(赤) ウェガプロ 2.0mm 52g
       バック(黒) ラクザ9  2.0mm 48g
  =総重量180g (今は湿気で183gw)
  ラクザ9はラクザ7よりスピード重視と聞いたので、
  軽くなるかと思っていましたが若干重く感じました。
  シートは引っ掛かりがよく、いかにもスピン系という感じでした。
  スポンジは白で気泡が荒く、硬さはウェガプロより少し柔らかいぐらいでした。
  今回はバックで使用します。 
 
★攻撃技術 
 ・軽打
  軽く弾いてもスピードが出ます。
  ラリーが安定するのでとても楽しいです。
 ・ドライブ
  実力不足で不安定な球しか出ませんw
  ですが、少し下がって打つと、食い込みが良いので軽く振っても威力がでました。
  また、軽く振ることで何発も連続で打つことができます。
 ・ツッツキ打ち
  すいません、できませんm(_ _)m
 ・台上ドライブ(浮いたサーブに対して)
  これにしてからだいぶ入るようになりました。
  自分でも驚くくらい早くて、しかも回転もまあまあかかっているようで相手も返しづらそうでした。
 ・スマッシュ
  叩きつけるようなスイングなので少しナックルにw
  ですが、スピードは出ていたので、相手はロビングしづらそうでした。
  さらに、とても気持ちいい音でした。

★守備技術
 ・ツッツキ
  ラバーが今までのより気持ち固めだからか、浮くこともあまりなく、低くツッツキできました。
  また、回転も十分にかかっていました。
 ・ブロック
  個人的にこの類の技術が好感触でした。
  しっかり威力が出て、低く返せます。
  また、食い込みが良いので下がっても安定感のあるブロックができました。
  しかも、押すイメージでブロックすると、カウンター気味になります。
  ループドライブも角度を合わせられれば、変に浮いたりしませんでした。
 ・カット
  本職じゃないんでカットすると、どナックルにw
 ・ロビング
  まあまあしやすいと思います。
  僕の知り合いがラクザ9で、とても機敏にロビングしてたので(笑

★サーブ 
 引っ掛かりが良いので、十分な回転を掛けることができました。

★総合評価
 つなぎやレシーブもしっかりこなせて、浮いたボールはスピードがある球で決めることができる、という感じでした。
 どのレベルの人にも勧められると思います。また、
 上級者の方でしたら、バックドライブでノータッチで決めることも確実にできると思います。
 デメリットは、少し重量が重いのとフォア面で合うかどうかは人それぞれ、ということぐらいでした。
 結論としては、とても満足できるラバーだと思います。 

 
 見ていただきありがとうございましたm(_ _)m

7ヨーロピアン:2014/10/27(月) 00:19:42
ラクザX(黒MAX)レビュー

ラケット:アコースティック

ヤサカの新商品ですが、第一印象は思ったほど硬くないでした。

ラザントパワーグリップ、オメガVツアーなどと比較すると、かなり軟らかい印象がありました。
メーカーの言う硬度よりも5度は軟らかいと思いました。
それでも重さは、結構あり、テナジー05より重かったです。

ラクザ7と比較して、ラバーの世代が違うため、一概には言えませんが、強打時のボールがXのが回転がかからないと感じました。また、ボールが弾道も直線的に飛ぶ感じがします。ただし、相手コートで一気に沈むため、オーバーはしにくいと感じました。

Xは他のラバーと比較して、弾道が低く、ボールが相手のコートで沈む感じがします。軟らかいので、ぶつけて打つと、快速ボールが打てるのですが、オーバーはし難いです。
ただし、少し離れて打つと、直線的なので、とにかくボールが飛びません。途中で失速するか、浅い所へボールが入り、相手にチャンスを与える事がありました。
ラクザ7はボールが伸びて入る為、逆にオーバーはあってもネットミスはし難かったのですが、Xは逆だと感じました。

Xはコントロールが非常に良く、弱い打法、特に中打ぐらいまでの技術ではボールがギュンギュン走ります。弾道は直線的なので、ボールが体感的にも速く感じますが、オーバーしにくく、打ったイメージだとフォアやバックで連打するスタイルの人には良いと思います。
ただし、中陣で強く打ちあうのなら、別のラバーのが合っている人も多いのではないでしょうか?
また、このラバー、打球音が非常に良く感じました。
特に、バックでブロックしているときに、金属音がなっていました。
バックで使っているときに、思ったのが、バックで軽く回転をかけて返球しているときは、ネットミスに気をつければ、オーバーは少ないのが印象深かったです。
コートにボールが入りやすかったのですが、威力を求めない技術でなら、このラバーは非常に高い性能を発揮すると思います。

特に優れていたのはバックでの技術です。おおよそバックハンドで求められる全ての技術をこのラバーはやりやすく、威力を出せます。
中陣からの盛り返しも弾丸のような盛り返しは難しいですが、オーバーし難い飛行曲線で、やりやすいと感じます。何よりブロックと、中打の連打がやりやすく、下回転も滑りにくいので、使っていて安心感がありました。

台上・サービス:台上は何の不満もなく出来ますが、切れる感覚はパワーグリップのが上です。シートが軟らかいので、コントロールが良いのですが、切れ味を求める人には向いていないかもしれません。サービスはそこまで強くぶつけてかける選手でなければ十分です。
パワーグリップのようなシートだけで強烈にグリップするなら話は別ですが、非常にグリップ感が強く、サービスもよく切れました。

おススメ:バックハンドのシェークにぴったりです。
フォアならばあまり台から離れないタイプが良いと思います。
ラケットは木材なら前でやらないと失速感があると思います。

プラスティックボールでの試し打ち:ボールの失速感が大きく、中陣ではカーボンでないと厳しいと感じました。
前陣では大差ありませんが、若干ボールが速く感じます。前陣ではボールの変更を気にする必要がなくなったと言っても過言ではないとこのラバーなら感じました。

8オムライス:2014/10/27(月) 19:09:36
エナジーフォースⅩⅢのレビューです。
靴のレビューはあまり見ないので書いてみたら面白そうだな、と思い書きます(笑)

使用シューズ
エナジーフォースⅩⅢ(青24cm)

ざっくり言うと…
・体育館で卓球やってる人には要注意。
・床が木張りの卓球場では最高。
・前陣でのフットワーク重視の速攻卓球をする方にはベストマッチしそう。

第一印象
めちゃくちゃ軽い。
過去幅広でこんなに軽いシューズは見たこともきいたこともない。
大体両足で200g。
デザインもかっこいいです。さすがバタフライ。

使ってみて…
体育館では止まりません。
ドライブやスマッシュをするとき、踏み込んでも止まらない。
しかし木貼りの場所は止まりすぎず滑りすぎずでちょうどいい。
多分マットがしいてあるコートでもOK。

フットワークがかなり楽です。
普通の靴では間に合わないような玉にも追いつけます。
足が速くなった気分です(笑)

幅広なのでかなり履き心地もいいです。


まとめ
前陣速攻型や前陣攻守にはとことんマッチしそうです。
しかしカットマンや後陣ドライブ型にはグリップ力がないうえに軽すぎて踏み込めないので辛いかもですね。
値段も安めなのでいいと思います。

9ハクション・フルイ:2014/10/30(木) 19:50:08
アウォード オールラウンド 中国式【TSP】 レビュー

■自己紹介
 戦型:ペン粒前陣攻守(反転多用)
 卓球歴:10年
 戦歴:中体連団体戦…市・地区優勝 県ベスト8
    高体連個人戦…県大会出場(3・4回戦進出程度)
    オープン戦…市大会レベル優勝2回 ほか
 現在は、時間のある時に知り合いのいる中学・高校にお邪魔して学生の相手をしています。ここしばらくの間、大会らしい大会には出場していません。

 □過去に使用経験のあるラケット(全て中国式)
 ・ブロックマン(TSP) ・オフェンシブCR(STIGA)
 ・馬琳ソフトカーボン、馬琳エキストラオフェンシブ(ヤサカ)
 ・アコースティック、バイオリン(Nittaku)
 ・天王星3(銀河) ・パーソンパワープレイ(DONIC)
 ・コルベル、SK7、インナーフォースZLC(Butterfly) ほか

■まえおき
 2001年の発売以来、着々と使用者を増やしているTSP社製ラケット、アウォードオフェンシブ……の、陰に隠れてなかなか目立たない「アウォード オールラウンド」。OFF・ALL・DEFの三種類からなるアウォードシリーズ(キッズはまた別)ですが、今回レビューするのはオールラウンド、いわゆるアウォード三兄弟(?)の次男坊であります。
 私は公式戦には出場しませんが、中高生の練習試合や遠征に参加することはよくありまして、その中でアウォード オフェンシブの使用率はそれなりに高く、アウォード ディフェンシブを使うカットマンもちらほら見受けられるのですけれど、どうにもオールラウンドの使用者がなかなか見当たらないんですよね。八年近く愛用している私にしてみれば、使用者が少ないのが不思議でなりません。
 ということで、「個性の強い長男・末っ子に挟まれた二男は、アウォード一家のバランスを保つために没個性なラケットになってしまったのか?」――そんな冗談を交えながら、(やや贔屓気味に)レビューしていきたいと思います。

■第一印象
 ブレード面を見て最初に目に映るのが、青色をしたネコ科の動物(詳しくは不明)であり、次いで目につくのが、でかでかと書かれた「REFLEX 50」の文字。そしてそれらの下に、やや控えめに「TSP AWARD AllRound」と書かれています。中学生に見せると「カッコいい!」と言っていましたが、高校生にどう思うか訊ねると「グリップはともかく、ブレードのデザインがなんか子供っぽいっすね」と嫌がっていました。まあ、この辺りは好みによるでしょう。

 ブレードサイズは154mm×151mm。中国式ラケットとしてはやや小ぶりで、ブレードの先端が丸みを帯びており、卵のようなスリムな形になっています。そのメリットとしては、微妙にですがラバーの重量を抑えられること、フォア・バックの切り替えがスムーズに出来ることなどが挙げられます。ブレード厚は6.0mm、重さは平均80g。厚さも重さも、中国式ラケットとしては平均的でしょう。
 グリップは細くて握りやすく、ブレードとグリップの接着部分に(中心からブレード方向にかけて)薄い緩衝材が入っています。ちなみにこの緩衝材こそが、でかでかと書かれていた「リフレックスシステム50」の正体。一言で表すと「強制的にしなりを生みだすための仕組み」と言えるでしょうか。
 グリップレンズはフォア面のみで、プラスチックなどの硬い素材でなく、グミのような柔らかくぷにぷにした素材でできています。そのため反転した時、レンズが手に当たっても違和感が少ないです。私はグリップの感触を大切にしているので、これはありがたい配慮です。……比較的レンズが外れやすいのは困りものですが。

「中・硬質洋材料を組み合わせ、しなやかな打球感を実現」とカタログにもあるように、打球感はやや硬めです。公式ではミッドとなっていますが、同じミッドであるヨーロスピンやシャインよりは硬く、ラバーを貼っていない状態で球突きをした時点では、打球感はハード寄りであるように感じました。それでもミッドとなっているのは、先述したリフレックスシステム50による「しなり」によって、カタログにある「しなやかな打球感」が生まれるからだと思います。

※スペックは中国式のものです。シェークは板厚が5.5㎜で、ブレードサイズ、グリップサイズ、重さも全て違います。

10ハクション・フルイ:2014/10/30(木) 19:50:46
続きです

■裏ソフトとの相性
 だいぶ長い間使っているので、数えるのを諦めたくらい様々な裏ソフトを貼りましたが、中でもいいと思っているのは「シートのグリップ力が強いラバー」。というのも、リフレックスシステムによるしなりのため非常に球持ちが良く、擦り打ちに非常に適しているから。キョウヒョウやテンキョクなどの粘着ラバーを使えば、スピードは出ないものの回転量は豊富ですし、粘着テンションやラザント系など、グリップ力の強いテンションラバーを使えばある程度ですがスピードを補うことも可能です。まあ、あくまで「ある程度」ですけれど。当然ですが、特殊素材の弾みを期待してはいけません。
 食い込ませて打つラバーとの相性も、決して悪くはないのですが、私はあまり使いませんね。これまたリフレックスシステムのせいで否応なしにしなるので、攻撃時にボールを持ちすぎてしまうことが多々あるのです。とはいえ悪いことばかりではなく、ブロック時にはその「しなり」が活きます。少し回転の影響を受けやすいものの打球の威力を殺すことができ、自分のボールにして返すことが可能です。ラケット自体がどんなラバーにも合うオールラウンダーですので、戦型に合わせてラバーを変えられるのは嬉しいところです。
 組み合わせの球持ちが強すぎると台上技術がやりづらくなりますが、その辺りは重視する技術によってラバーとの組み合わせを調整していくべきでしょう。
 ちなみに個人的に好感触だったのは、ラクザ7、ブルーファイアJP01、オメガVプロなどです。弾みを重視しないのであればエクシズF-1 21sponge、マークVなども合いました。

 なお、攻撃時にあまり力を入れすぎると、「人工的なしなり」が却って邪魔をし、暴発することがあるので注意が必要です。弾く技術よりも回転をかける技術、そして一発で打ち抜くパワーヒッターではなく、小技で勝負するラリー重視の選手に向いているでしょう。

■異質ラバーとの相性
 異質ラバー、といっても貼ったことがある異質ラバーは表ソフトだけ、しかもその表ソフトというのもパチスマとスペクトルの二種類だけであり、あまり好感触ではなかったためすぐ剥がしてしまいました。なので書けるのは主に粒高のことだけ……。ここからだいぶ偏った内容になりますが、ご了承ください。

 カールP1-R、オクトパス、ファントム0012、オールラウンドプレミアムなど、自分で切っていくタイプの粒高に関しては、ラケットの球離れが早いせいか決して相性抜群とは言えません。とはいえ、何度も言うようですが「しなり」があるのでブロック時に威力が殺しやすく、守備用ラケットほどではないにせよブロックは短く止まります。また、カット性ブロックだけで点が取れるほどの切れ味はありませんが、切る切らないの変化もしやすく、自分から回転に変化をつけてゲームメイクをする選手には適していると思います。

 そしてテンション粒との相性ですが、こちらはかなりいいと感じています。アウォードで使用したことのあるテンション粒はカオス(andro)、バッドマン(JOOLA)、Grass D.TecS(TIBHAR)。私は現在、ブルーファイアJP01(赤・2.0mm)、バッドマン(黒・OX)を貼り、サイドバランサーを5g分ラケットサイドにぐるりと巻いています。
 はじめはどのテンション粒もコントロールが難しく、やや跳ねすぎるきらいがあり、いわゆるじゃじゃ馬感が強かったのですが、サイドバランサーを貼り付けてからは非常に使いやすくなりました。ブロックはよく止まり・よく切れ、プッシュはノータッチが狙えるほどではないにせよ相手を崩せる程度のスピードはあります。加えて面が固定されたせいか、粒高でのフリック、流し打ち、ドライブなどの攻撃系技術も安定して入るようになりました。反面、裏ソフトの弾みが落ちたような気はしますが、これといって問題のない程度です。また、独特なラケットの形状のおかげか通常のブレードよりサイドバランサーの重みを感じないため、重いラバーを貼っても比較的容易に両面ドライブを打つことが出来ます(もちろん、サイドバランサーを貼っていない状態よりは重心が先端寄りになりますが)。

11ハクション・フルイ:2014/10/30(木) 19:51:39
続きです

■おすすめプレーヤー
 テンション粒を駆使するペン粒の方。
 私自身、テンション粒での変化を軸に、裏ソフトでのループドライブやスピードドライブを多用するスタイルなのですが、二年ほど前に現在の組み合わせにしてからミスが激減しました。加えて粒高の変化量が多くなり、変化そのものも不規則になったようで、最近では練習試合に顔出すたびに中高生から嫌がられます。特に態度の悪い選手からは、練習試合中に暴言を浴びせられたことも。中でも印象に残っているのは、「てめえ粒だくぇうるぁひきょんだらぁ!」。どうやら、日本語の使い方を忘れる程度にはやり辛かったようです。

 攻撃型の場合は、テクニックで勝負するラリー重視の方。
 一発で打ち抜くほどの威力はないので、前・中陣から多彩な回転をかけたり、前陣ブロックでコースを突いたりという戦い方が基本になります。一度、ロビングばかり上げている使用者に会ったことがありますが、彼のロビングは伸びたり曲がったり沈んだり、妙にやり辛かったのを憶えています。スピードよりも回転を重視したい方にはいいでしょう。

■まとめ
 攻撃的なオフェンシブ長男、守備的なディフェンシブ三男という、二人の個性的な兄弟に挟まれた二男・オールラウンド君は、自分の個性を磨くことは諦め、二人の引き立て役に回ることに決めました(ォィ
 しかし、確かに没個性気味ではありますが、どんなラバーでも基本性能を引き出すことは出来ますし、扱いやすいためオールラウンドなプレーがしたいという人にはもってこいのラケットです。リフレックスシステム50の打球感は少々特殊ですけれど、何でもかんでもフルパワーで打たない限り、すぐに慣れることができると思います。

 また、正直、テンション粒+サイドバランサーの組み合わせではほとんど文句が見当たりません。
 唯一の欠点はブレードサイズが小さめのため、大きなブレードのラケットと比べてボールを捉えにくいという点でしょうか。しかし「ラケットに当たらなくて困ったぜ」ということは記憶している限りでは一度もありませんので、よほど大きなラケットから転向しない限りは特に問題はないでしょう。価格がそれほど高くないのもオススメできる要因の一つです。
 中級者でテンション粒の扱いに困っている方は、是非一度使ってみて下さい。
 
■余談
 あくまで私の体感ですが、テンション系の粒高というのは、柔らかいラケットに貼ると扱い辛くなる傾向があるように思います。詳しい理由はわかりませんが、たとえばGrass D.TecSなどは、ブロックマンに貼った時はじゃじゃ馬すぎてコントロールに苦労しましたし、だからといってハードすぎるラケットに貼ると、変化はあるものの今度は弾みすぎて制御に苦労します。テンション粒に合うラケットは「重い」、「薄くてしなる」、「上板が硬め」の三種類が揃ったものがいいと何かで読んだ記憶があったのですが、なかなか理想のラケットは見つからず……。
 ということで倉庫で眠っていたアウォード オールラウンドを引っ張り出して、半ばヤケクソでサイドバランサーを貼ったら上記のような結果になりました。私は現在、アウォードはあくまで「サブラケット」であると言い張り、他のラケットとラバーを試していますが、練習試合などではどうしてもアウォードに戻ってしまいます。変化度を重視ならもっと変化するラケットはありますし、守備重視ならもっと弾まないラケットがありますが、攻守を4:6くらいの割合で行う私にとっては最適なラケットであると感じています。

 また、誰に影響されたのかは知りませんが(笑)、私のお邪魔した学校に所属しているペン粒選手の半分(四人)が、いつの間にか、
・アウォード オールラウンド + テンション粒 + サイドバランサー
 という組み合わせになっていました。攻撃が苦手な人は、マークV極薄を貼って弾みを調節しているようです。
「カールなどを使っている時より不規則な変化が出て、相手が思いもよらない場面でミスをする。ボールはよく揺れるし、何より自分が切っているつもりでも切れていなかったり、切っていないつもりでも思ったより切れていたりと、相手どころか自分も戸惑うようなボールが出やすくなった。ただ、予想だにしないところでスマッシュを打たれたりするから、コース取りは気をつけなければいけない」
 というのが生徒たちの意見です。ご参考までに。
 以上、長文・乱文失礼しました。

12ヨーロピアン:2014/10/31(金) 00:07:56
和の極 ー蒼ー(ST)レビュー

使用ラバー:ラクザX、ラザントパワーグリップ

比較対象:アコースティック、テナー

アンドロより新しく販売した日本製のラケット。家具職人が作るラケットということで、注目されていますが、元々国内のラケット製造を行う工場はタマスのような自社工場以外、ニッタクなど含めほとんど外注です。
例えば、ニッタクなら長野の木工屋さんなどでバイオリンやアコースティックを作ってもらっています。もちろん、元々はそういった木工屋は家具や材木加工を生業としている会社が多く、決して卓球用具を作る為に作られた会社ではありません。無論、現在はそれに特化しているのでしょうが・・・
そういった意味では家具製作会社が作るラケットは決して珍しくはありません。接着のノウハウがあり、乾燥室があれば製作作業は出来ますので。

まずはラケットのレビューの前に私が使っているアコースティックについて説明させてもらいます。
アコースティックは非常に有名な木材5枚合板です。初心者に使わせるラケットは何がいい?と聞かれたら私はお金があるならアコースティック、お金が無いなら、ラバーはオリジナルでいいからアコースティックを買いなさいと言います。

何が優れているかと言うと、ラケットにボールがくっつく感覚があるので、どんなラバーでもそのラバーの特性が生きるという感覚があります。
例えば硬いカーボンラケットだと粘着ラバーは一般的に相性が悪いですが、アコースティックならボールを掴むので、粘着の良さを引き出せるので、合います。逆に軟らかい金属音がするドイツ製ラバーだと木が飛ばないラケットだと、飛距離が出なかったり、硬いラケットだと回転がかからずに落ちてしまいますが、アコースティックはしっかり食い込んで、ラケットもボールを持つので、自動的に快速スマッシュや高速ブロックは出ませんが、安定感が高く、技術的には速いブロックも、安定するので、逆説的にはそういったプレーが出しやすいです。
また、表や粒もボールがラケットにくっつくので、安定しますから、変なミスをし難いです。
アコースティックの最大の魅力は、変なミスが出ないので、練習の成果を試合で発揮しやすいラケットだという事です。弾むラケットはワンコースや練習では気持ちよく打てますが、初めての相手のサービスやドライブを確実にまずは「入れる」事から始まりますので、弾むラケットで入れに行くと、どうしても変なミスや、ほんの少し力が入り、オーバーミスというパターンが増えます。
その為、誰でも回転を制御しやすく、強く打てば速い球も出せる・・・しかし打法もラバーもあまり選ばない、ボールがくっつくラケットで打球感も良い、更に品質が安定しているというアコースティックが選ばれるのだと思います。
同じタイプでコルベル、アバロックス、オールラウンドエボリューションなどがありますが、これらは時期や木の材質が違うと物凄い当たり外れがある為、同じ物でも全く別のラケットに感じるため、ロングセラーではありますが、ベターなラケットにはなりませんでした。
選手が求める性能は弾みや打球感も大事ですが、常に同じ品質で手に入るという事も重要だと思います。
ちなみに私のアコースティックは3本目ですが、使い始めは湿気を吸っていないのでとても乾いていて、飛びが良いのですが、少し使うとほぼ同じ打球感、弾みになる為、外れたと感じる事はありませんでした。

13ヨーロピアン:2014/10/31(金) 00:08:33
続き

和の極みの使用感:このラケットは打った瞬間、アコースティックとは全然違うラケットだと感じました。よく弾み、よくボールを掴んで飛ばせます。
今までいくつかのラケットを打って、最終的に木材のアコースティックやバイオリンに戻ってきてしまいましたが、理由の一つに特殊素材のようなラケットは強く打つと弾むけど、逆に弱く打ってもそこそこ弾むラケットが苦手な為です。
弦楽器シリーズにテナーというラケットがありますが、これも木材にしては強く打つと弾んで、弱く打ってもかなり弾むラケットで、比較的自動的に弾むラケットでした。これに近いかなと、初め打った時は思ったのですが、テナーよりは弾みが抑えてある感じがします。

制御出来る範囲で弾むラケットがあれば良いのですが、そういったラケットはなかなかありません。和の極みは強く打つと非常に弾み、ブロックやフリックのような軽打や中打でもそこそこ弾みます。しかしびっくりしたのは台上は小さく止まりやすいという事、ループやつなぎのボールは弾み過ぎない所です。
本当に弱いタッチのときは弾まないので、コントロールが非常に良かったです。
何より良かったのは強打のボールが本当に速いという事です。弾いたときに速いボールが出るラケットは沢山ありますが、回転がしっかりとかけた時に速く飛ばせるラケットは木材ラケットではそんなに多くはありません。
しかも軟らかい打球感で、弱いタッチだと弾み過ぎないと言うのはとても良いラケットの性能だと思いました。
ただし、ブロックは弾むように感じます。弾みをコントロールするのがなかなか難しく、出来ればもう少し弾まないくらいだと丁度良かったです。材質が桐を使用しているので、おそらく少し使えば湿気を吸って重くなり、弾みも抑えられると思います。そうすると慣れもありますが、扱いやすくなるのではないかと思います。

ニッタクのテナーの弾みとアコースティックの使い易さを半々にしたようなラケットです。
どちらかと言うとテナー寄りですが、お勧めしたい人はアコースティックよりも弾むラケットが良いが、良い5枚合板を知らない人や、テナーだと弾み過ぎるが、アコースティックだとスピードが物足りない人などには無条件でお勧め出来ます。
ただし、初心者や弾むラケットが苦手な人や、カーボンのような爽快な打球感が好きな人、硬い打球感が好きな人には向いていないと思います。

正直、ラケットの性能としてはアコースティックのようなメジャーラケットになる資質を持ったラケットだと思います。
表や粒は分かりませんが、裏ソフトでは回転系ラバーを組み合わせた場合、回転もかけやすく、ラバーの特徴を生かせる打球感で、非常に良かったと思います。
ただし、ラケットのブレードが大きく、85gのラケットもラザントパワーグリップのような超重量級ラバーを貼ると190gを超える重さになり、大変でした。出来ればブレードをノーマルタイプか、リサイズした新しいタイプがあると良いかなと思います。
非常に良いラケットだと思います。湿気を吸うまでは使ってみようと思います。

14どっくま:2014/10/31(金) 00:29:23
プラスチックボール(TSP)

<モニター紹介>
卓球歴…総計約9年程
ブロックやカウンターを持ち味とするドライブ主戦型。

使用道具1(5枚合板)
R:バイオリン(ニッタク)
F:TARGET ULTIM50(コニヨール)
B:1Q(TIBHAR)

使用用具2(インナー特殊素材)
R:リピンキテックス(DONIC)
F:MAZEpro ブルースポンジ(SWORD)
B:1Q(TIBHAR)


TSPから発売されているスリースターのプラスチックボール(継ぎ目あり)を使用。

<はじめに>
よく利用する馴染みの卓球場の店長さんからプラスチックボールを試打してみないか、と声かけてもらい打ってみました。
来年度辺りから国内でも大半の試合で使用されるであろうプラスチックボール。アジア大会はまだセルロイドボール使用でしたがポルトガルが初優勝したヨーロッパ選手権やワールドカップではいち早くプラスチックボールが採用されていたようです。
私自身、正直そんな学生リーグの選手や実業団の日本リーガー等上級者レベルじゃないとそこまで変化無いのでは? と思っていたのですが、一般のクラブチーム等でやっている中級者レベルでさえ打っててセルロイドと違うと感じられたので認識が大きく変わりました。


<軽打>
まず感じたことが2点。1つ目は打球感の硬さです。打ってみるとカチッという感じで球がすごく硬く感じ、普段ドイツ系テンションラバーか柔らかめの粘着ラバーを使用する私が硬めの粘着ラバーを急に使用する感じで、打った瞬間に「硬っ!」と声を出してしまいました。
2つ目は球の大きさです。セルロイド球とプラスチック球では球のサイズの基準が変わった(ITTF基準は40.0〜40.6mm)為に全体的に数mm単位ですがサイズが大きくなり、商品名もTSPでは「40mm+」となっています。
ほんの数mmの差ですが意外にも打ってみると球でかいなって感じられました。
ただ軽打程度ではそこまで飛び方や回転は気にならず普通に合わせることは出来ました。


<ドライブ>
前陣ドライブは事前に思っていた以上に違和感があります。球の飛びが悪い上にやや球離れが早く感じます。球の回転自体もやはり前評判通り減っているようで、初プラ球でのドライブでは球が返しやすい、素直な球になってると言われました。全体的にスピードと回転が減少し球から癖が減っているようです。
少し下がって打ってみると打ってる感じ自体は硬い以外はそこまで変わらず、セルロイドと同じ気持ちのスイングで入るには入るのですが、球はやはり全体的に威力が落ちているようです。
これに関してはまだプラ球に慣れていないというのも勿論あるとは思うのですが、打ってて球が遅くなってると大いに感じました。
しかし前陣の時ほどはドライブに違和感がなく、大きなラリーになればなるほど気にせず打てました。また回転量や速度が落ちることでラリーがより続くようになるので大きなラリーでは安定感がある方、コース取りが上手い方に分がありそうです。

<台上>
ツッツキはそこまで違和感なくこなせました。セルロイドに比べて安定感があるよう感じました。回転が減り受ける影響も減ったからでしょうか、すごく低く鋭いツッツキがしやすかったです。それと同様にストップもよく止まりました。
フリックは擦りにいくと威力が落ちた代わりに安定感はやや上がったかな?とわずかに感じましたがそこまで変化は感じられず、角度を合わせ弾きにいくときれいに飛んでいったのでこちらもあまり違和感はありませんでした。
回転が少なくなる中で、ぶちギレのツッツキで点を取りに行くということが減ると思うので、如何にフリック等で先に先手を取るかが重要視されるようになるのではないでしょうか。

<サービス>
前評判通り回転量が減るということは明らかで、さらにはじめは慣れなかったのでネットにかかることが多かったです。
回転量が減るということは回転量の変化もつけづらくなるので回転が分からない、というサービス以外ではサービスエース率はだいぶ減りそうですね。

15どっくま:2014/10/31(金) 00:30:31
(続き)
<まとめ>
色々な卓球雑誌等でも特集があったりしているので性能の変化については読んで知っている方もいると思いますが簡単にまとめると

1, 打球感がだいぶ硬く感じる
2, 球の大きさが(打ってて感じるレベルで)違う
3, プレー全般で回転量や球速が低下
4, 3に伴い球の癖が減る

というのがメインでしょうか。その他上記の特徴に伴い起こる変化もありますが(大きなラリーが続けやすいなど)最低でもこの4点を念頭に入れておけば他の変化は理解できると思います。
ただ1番驚いたのは中級者レベルでも十分変化が感じられることです。序盤に言った通り私は正直トップレベルでプレーする人じゃないとそこまで変化がないのでは?と思っていたのですが一般の社会人チーム等でプレーしているレベルでも違いが分かると思います。
以前の38mmからの変更やグルーの禁止程の変化は無いように見えますが材質の変化というのは思ってた以上に影響がありそうです。

また、用具についてですが今回の試打を通じ打球感の硬さが1番気になったのでラバーをもう少し柔らかいものに変更しようかと思いました。
これからプラ球主体になるにつれて、出来るだけセルロイド球との違いを緩和したいならばラケットやラバーを今に比べ柔らかいものに変更することを推奨します。
特にアウターカーボンのラケットはより硬さを感じると思います。

最後に余談ですが、以前プラ球に変わることで中国人選手がより強くなるのではという記事を見たのですが、たしかに大きなラリーに強くストップやフリック、台上バックドライブを持ち味とする選手が多いのが現在の中国であるのでその線は濃厚だと感じました。

16ひで:2014/11/01(土) 20:42:55
王道4は軽くていいです、ラザントパワーグリップはバック、パラデント、メイス、太陽プロ、月プロ、aプラス、アポロ2、1q,、ブレイク省チ-ムプロ
中級以上の方ならいいですよ、

17オムライス:2014/11/02(日) 16:08:03
今回はTSP40mm+3スターボールのレビューです。
レビュワー紹介
中学2年生の男子。フォアのツッツキとパワードライブ、そしてバック表の球質の多さで相手の弱点をつきながら相手の悩む姿をみて楽しむドS卓球を主とするが、実生活では若干M(関係ない)。
今までシェークフォア表、シェークフォア表バック粒、シェークバック表など戦型を迷走してきた用具厨。
今はシェークフォア粘着バック表で安定。


ラケット:スワットFL
ラバー:
MazeProブルースポンジ46度/2.2mm
スペクトル/中

使用ボール:TSP40mm+3スターボール

第一印象
打球感が硬いです。Mazeを使っているのにNEOキョウヒョウ2を使っているような感触。
セルと比べてかなり回転、スピードが減ってます。少しショックです。でもニッタク(少しだけ使ったことがある)と比べたらかなり回転量が多いです。
3つとも安定した品質です。また、従来のセルロイドと違い新品でもラバーに粉がつかないのはかなり好印象。

攻撃技術★★★★☆
回転量の減少により、少しだけ違和感がありますが慣れれば問題はない程度。

ドライブ系★★★☆☆
明らかに回転量が減っています。
ループドライブをしてもカウンターしやすいボールになるようです。
ループ多様型にはピンチです…
しかし!コンパクトな前陣ドライブはあまり大きな違いはありませんでした。
スペクトルはドライブが回転量はあまり変わらず、入りやすくなった気がします。
スマッシュ★★★★☆
両方とも安定して、かつ威力もあって入ります。
ナックル気味になります。
スペクトルでは程よい硬さになり、とても入りやすい。
スピードが少し減ったのは残念ですが…十分打ち抜けます。
カウンター★★★★★
回転の影響が減っているので入れやすいです。
かつスピードも出ます。

守備系技術★★★★☆
ボールが硬くなったせいか球離れが早いです。
擦るよりも食い込ませるほうがいいかなと。

ブロック★★★☆☆
なんだか粘着のくせにハモンド使っている感覚です。
当てるだけだとしっかり短く入る、擦ると落ちる。
従来の粘着ユーザーにはあまり受け入れにくくなると思います。
カット(本職ではないので参考程度に)
変化がつけにくいのかな…?
切ったつもりでも切れてないです。なんででしょうか?

台上系技術★★★☆☆
よく止まりますが回転が少ない…

ツッツキ★★☆☆☆
回転がかかりません。かけようとしたら長くなります。ツッツキ主戦には

ストップ★★★★★
こちらはかなり好印象。セルよりもとまります。
ぶっ飛び柔らかラバーでも2バウンド以上できます。
ツッツキよりも得点しやすいです。

サーブ★☆☆☆☆
ぜんっぜんかからないです汗
ロングサーブはまだましです。
ナックルサーブが増えそうです。
ショートサーブはよく止まるけどナックル。
粘着ユーザーには厳しいですね。

フリック★★★★☆
パシっと弾けます。
ラバーが柔らかくてもしっかり飛びます。

チキータ★★★☆☆
回転はないですが、少し押し気味に打てばスピード系のチキータに。
表ソフトの打ち方がてきしています。


オールをしてみて…
常に攻め続ける意識が必要です。
ループドライブで繋ぐよりもスピードドライブやスマッシュで攻めるほうがいいですね。
スマッシュ型は余計に強くなりそう…

まとめ
セルロイドとまた違うものです。
セルロイドボールを大きくしたというよりラージボールを2周り小さくした感じでした。
この変更で、戦型を変える必要性がでてくるかもしれません。
ペン粒には最悪、ドライブ型には不利、カットマンは普通、速攻型には普通、スマッシュ型はとてつもなく有利になります。回転卓球の時代を逆行するルール変更です。

ちなみに…
一度誤ってボールを踏んずけてしまったのですが、ヒビひとつ入らなかったです。トレ球がいらないほど頑丈です。

18付属品:2014/11/04(火) 21:24:38



水星2ブルースポンジ(以下ブルスポ) フォア使用(銀河)レビュー

■レビュー環境
*使用ラケット
・レッドローズ
ファインジップ気持ち多めで接着。
水星2WRM特注37度(レドスポ)との比較も交えてレビューします。

・重量
レッドローズサイズで50gピッタリでした。僕の持っている37度は47.5gでしたので、已打底分重くなったかなと…


■第一印象
スポンジが、濃いブルーでとてもかっこいいです。シートは、ギラギラ光っている水星のシート。何やらシミが3箇所ほど。接着剤を多めに塗ったはずが、剥がれかける反り返り。サイドテープの使用をお勧めします。

■攻撃技術全般
・軽打
いきなりネットミス、レドスポに比べて明らかに直線的に。そして、ブレイク系を少し混ぜたようなスピード。音も大きくバチバチなります。

・ドライブ
やはりレドスポに比べ直線的です。スピードもかなり向上しています。かといって、回転が掛からないわけじゃない。レドスポより明らかに掛かります。ループドライブは低い軌道で打ちやすく、かなり大きく沈み込みます。相手はかなり辛そうでした。下回転打ちも、食い込みが上がったので簡単に、そして低い軌道でノータッチが何本も取れました。
引き合いは、直線的に飛ぶのにレドスポより楽にできます。伸びもすごい。引き合いは完全にレドスポを超えました。

・スマッシュ
これも明らかにレドスポより速いです。ブレイク系のようなスピードです。ブルスポの弾力でしょうか。打ちやすさもかなり向上、多少の回転なら無視できます。取られにくさはレドスポ、打ち抜けるのはブルスポです。

・カウンター
レドスポに比べ直線的にぶっ飛ぶので、多少リスキーになりました。入ればほとんど決定打なんですが。軌道すごいです。

■守備技術・台上技術全般
・ブロック
ブロックもやりやすくなりました。球持ちの向上から相手コートに入れやすく、弾力のアップから直線的に。うまく混ざり合い、かなりやりやすくなりました。しかしあくまで粘着なので、期待はしないほうがいいですね。
・ツッツキ
これも直線的な軌道でブチ切れます。その分レドスポに比べ、ネットミスが多くなった気がします。慣れが必要です。

・ストップ
レドスポより長くなりやすいです。

・フリック
弾くフリックは明らかにやりやすくなりました。入れやすさもなかなか。
擦るフリックはなんか中途半端な気がします(うまく表現できません

■サーブ
下回転サーブ。1発目、ネットに引っ掛けサーブミス。2発目もネット。軌道が低すぎます。慣れたらやばいです。ツッツキ同様、直線的にブチ切れです。しかし、レドスポのほうが短く出しやすかったかなと。わざと長く出したのですが、相手はループドライブでも持ち上がらない。とっさに離れて、ツッツキしても持ち上がっていませんでした。
横ロングも低い軌道で、速くだしやすいです。

■相性の良いラケット
レドスポに比べ直線的にぶっ飛ぶようになったので、アウターカーボンは上級者限定だと思います。使いこなしたらやばそう。
バランス的にはインナーカーボン、扱いやすさは、薄めの純木だと思います。
レッドローズとの相性はいいと思います。
■おすすめのプレイヤー
ブレイク系を使用している方で、回転の掛けやすさを求める方。
レドスポを使っていて、試合が長引くと慣れられて、やられてしまうと感じている方。限界を感じた方。
レドスポより威力が欲しい方。


■まとめ
かなり「直線的」を意識したレビューになりました。
レドスポ「より」明らかに直線的にぶっ飛ぶからです。あくまでレドスポ「より」です。
ループの沈み込み、ドライブのスピード、回転、引き合い、サーブ、スマッシュ、ツッツキ、ほとんどの面でレドスポを凌駕しています。劣るのは、重量と技術が色々長く出てしまうことくらいだと感じました。
このレビューは、レドスポとの比較です。スピードがでる!回転も掛けやすくなった!あくまでレドスポとの比較の範囲です。
ブレイク系の「ような」スピードがでるだけです。
強粘着以上の回転、ブレイク系のスピード以上を求める方にはお勧めできません。
「威力」のブルスポ。「安定」のレドスポ。
プレースタイルに合わせて選択してください。
余談ですが、ブレイク省の真逆かなと思いました。
ブレイク省は、直線的な軌道で威力抜群のブレイクに、弧線と回転、扱いやすさを加えたもの。
ブルスポは、弧線を描く軌道で回転の掛けやすさ、粘着ラバーらしさ抜群のレドスポに、直線的な軌道とスピード、威力を加えたもの。
なんか真逆な気がします笑

19ニャマ:2014/11/08(土) 19:48:47
qing[陳] OX 黒レビュー
あまりレビューが少ないので書きます。

使用ラケット 
ティバー スウィングフォーエス
裏面
MAZEproブルースポンジ
プレイスタイル
ペン粒

NO1が欲しかったがどこも在庫切れのためひねくれてqingを買いました。
初めての一枚ラバーです。それとサイドバランサーもつけてみました。
オルプレ1.3mmと比較します。NO1は高いよ〜って人の参考になればと思います。

まず粒がオルプレに比べるとすごい柔らかい印象を受けました。
オルプレよりも粒がねる感覚があり打ちやすいと思いました。

■ドライブ・スマッシュ
このqingの売りであるドライブですが、予想以上に打ちやすいです。
引っかかりがあるので回転をあまり気にせずにドライブを打てました。
オルプレはこすってドライブでしたが、qingは持ち上げるような感覚でループドライブのようなドライブが簡単に出せました。
ロビングに対してスマッシュするときもラケットを寝かせても安心です。
そして球も意外に早い。ここぞという時に表ソフトのような感覚で打ちに行けます。

■ブロック
オルプレより低弾性とのことでしたが、よく止まります。高反発ラケットなのに当てるだけのブロックでもオーバーすることがほとんどありません。オルプレはスポンジありだったのもありますが変化はオルプレの方があるかと。
自分から切り落とせば意外と切れてる下回転が出せます。
相手のスピードドライブなどをうまく切り落とすと低くて伸びるようないやらしい球がだせます。

■台上技術
プッシュですがラケットとの組み合わせのおかげか結構スピードが出ます。
流し打ちなどもやりやすく、低弾性をいかしネット際にいやらしい球を返すことも簡単です。
グラスほどではないですが回転がけっこう残ってるため相手には嫌がられます。
サイドブロックなど相手の揺さぶりも簡単にできます。
ツッツキも予想以上に低くだせました。

■裏面との相性
MAZEproブルースポンジとの相性ですが、MAZEproブルースポンジが弾まなくなりました。
ですがおかげでブロックが安定しました。相手の球威をうまく吸収しているのか、シェークバックハンドで使ったところバックが非常に安定します。
さらにフラットに叩いたり、プッシュしたりというのがやりやすくなりましたね。
弾まなくなった分、キレキレのサーブが出せるようになりました。
驚いたのは、球持ちが非常に良くなったこと。薄くこするように打たないとツッツキ打ちでも簡単にオーバーしてしまいます。
MX-P以上に球持ちがいいのではないかと思ってしまいました。

■総評
qingはめっちゃ使いやすいですね。以前SCYLLA已打底を買ったら粒にバリが残ってて粒同士がくっついていたため、中国の粒はこんなに荒いのかと思って避けていましたが、思い切って購入。
品質はSCYLLA已打底より以上ですね。
正直今まで使った中で一番使いやすかったかもしれないです。
自分から攻めていける、ブロックがよく止まる、変化がつけやすい、とオルプレよりも打ってて面白かったです。
いくつかあるレビューの中で、球が素直だから相手も返しやすいというのがありましたが、確かにそう思います。
ただ短くストップして相手が前にでたところに粒ドライブなど、前後左右に揺さぶることが簡単にできるので戦略の幅が広がります。
当てて返すだけの初心者だと相手にカウンターを受けてしまうと思うので、中上級者のようなコースを狙ったり相手を翻弄するのが大好きな変態さんにおすすめです。
NO1を買おうか悩んでましたが、あまり人と同じ物は使いたくない主義なのでしばらくはqingを使っていこうと思います。

20植村 由美:2014/11/09(日) 00:08:29
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21いがえもん:2014/11/15(土) 20:10:38
ラバー名 HEROwrm特注

自己紹介
高校一年 男子
両ハンドドライブ型
正直、うまくありませんが、卓球が好きです!(笑)
また、用具などの知識はそこそこ?と言った感じです。
レビューはまだ初心者なので、優しい目でお願いします。

使用ラケット レッドローズFL
フォアラバー ラザントパワーグリップ
バックラバー HERO wrm特注

○はじめに○
スピン性能が低く、相手の回転に鈍感というのが売りのラバーです。
表面には特殊加工されていてザラザラ?ピカピカ?しています。
実際打ってみると、予想以上に引っかかりがあり、これなら十分かけれるんじゃないか、という予想を持ちながら始めました。



☆軽打
一般的なテンションラバーのように球離れが早くて飛んでいってしまう感じはありませんでした。
弧線は直線的で、当てるだけや面を被せすぎるとネットにかかってしまうことがあります。



☆ドライブ
特殊加工のためか、滑りやすく、擦るドライブはあまり向いていません。
打っても棒球になってしまいます。
ドライブをするなら食い込ませるのが向いていると思います。
謳い文句の通り、影響は受けづらいため、練習相手のカットも容易に入れることができました。
しかし、逆に言えば自分からかけるのは難しいため、ループドライブを多用する方だと、叩かれやすいかなと感じました。
スピードドライブや弾くドライブのようなものがオススメです。
そちらは別の項目を設けさせていただきました。



☆スマッシュ
回転影響が少ないため、弾いてあげれば多少回転がかかっていてもとても打ちやすかったです。
また、少ない回転、もしくはナックル性の球になるのでやらしい球質になりました。
ただ、スピードもそれほどあるわけではありませんので注意が必要です。



☆サービス
回転性能、スピード共に抑えられているためサーブで責めることはあまり向きません。
しかし、このラバーは基本バックに使うと思いますので、時々流れを変える時などに向いてると思われます。



☆レシーブ

・ツッツキ
はじめに で書いたように、予想以上に引っかかりがあるため、それほど浮かず、そこそこの回転量が出せました。
影響を受けづらいので、相手のサーブわかんねーってときは思いっきりツッツキしとく。って感じでも全然使えると思われます。
弾きがいいので、サイドスピンをかけながら前に振ってあげれば、そこそこスピードにのったサイドスピンツッツキが可能です。

・フリック
回転影響を受けづらいためとてもやりやすかったです。
こちらも別の項目をご覧ください。

・チキータ
やりやすさはあるのですが、回転性能が抑えられているため、大きく曲がることはないため多用するには向かないと思われます。

22いがえもん:2014/11/15(土) 20:11:12
続き


☆ブロック
回転を受けにくく直線的に飛ぶため、強打や回転量の多い球に対しても簡単に止めることができました。
ナックル性の球もよくでて、時には弾くブロックを入れれば相手はバックにドライブも怖くなるんではないでしょうか?
それくらいブロックがやりやすかったです。



☆カウンター
ブロック同様、回転影響の受けづらさ、弧線の低さ、弾きの良さからとても気持ち良く入れれます。
ドライブが来たら待ってましたと言わんばかりに、少し上からパチン!これでオッケーです。



☆カット
本職でないためあまりわかりませんが、レシーブから早くカットに持って来たいなど、粒のように相手の回転に負けないようにしたいが、回転も欲しいという方にお勧めできるのではないでしょうか。
低いカットも打てて、凌ぎも効くと思いました。


★スピードドライブ、フリック等
まず、なぜ別項目を作ったかというと、自分自身、特にここがずば抜けて気に入っているためアピールしたかったからです。

何度もいいますが、このラバーは相手の回転の影響をとても受けづらいです。
そのため下回転などのスピンボールを強打しやすいのです。
ループドライブは回転量が少ないため相手のチャンスボールになりやすいのですが、スピードドライブならその回転量の低さをカバーできます。
しかしバックのスピードドライブは比較的難しくと思われます。
上手く体重移動ができなかったり、振れずにネットにかけたり、オーバーしたりしがちです。
しかしこのラバーは、回転影響を受けづらいことに加え、弾みも抑えられているので、本当に簡単に打てます!
少し練習すればすぐにコツが掴めて打てると思います。

フリックも同様に本当に弾きやすく容易に打てます。
短い球なら、リフトのように球の後ろから斜め下を弾けば、基本どんな球でも打てました。
また、ネットより高い球なら同様に弾けます。

自分はもともと、バックのスピードドライブ、フリックが苦手でしたが、このラバーにしたらパチンパチン打てて簡単に入れれました。



☆まとめ
簡単に言えば、、、
とにかく弾き技術がイイ***
回転影響少なっ**
これにつきます。
やり方がわからない、そんな方でも、使えば自然とマスターできると思います。
回転量自体低いのですが、フォアにスピン系を使っていれば、回転量の差が寧ろ有効的に使えます。


向いている方
レシーブが苦手な方
極薄では攻めが物足りないと思う方
フォアとバックの回転の差で翻弄したい方
弾きがニガテ、もしくはもっと活用したい方
だと思います**

ぐっちぃさんが開発し、使っていたりするこのラバー、本当にお勧めします。
是非是非一度は使ってください***

23just:2014/11/20(木) 22:45:53
オメガⅤアジア(XIOM)  レビュー

■レビュー環境
・使用ラケット
インナーフォースZLF
水谷隼
・使用ラバー
オメガⅤアジア 黒 MAX
・重量
パッケージ込み重量118g→ラバーカット前重量74g→ラバーカット後重量52g
ラバー硬度50度だけありかなり重めです
そのためラケットか片方のラバーを軽量にしないと振り抜きが悪くなりやすい重量と言えます
■第一印象
相変わらずパッケージデザインが派手で凝っている感じを受けます
シートは曇り系で引っかかりがかなり強いですが粒の間隔がやや広く食い込みやすい形状です
スポンジは50度とかなり硬めで気泡がラザントパワーグリップと同等の荒さです
オメガⅣアジアはスピン系テンションの中ではスピード性能が高いラバーという印象だったためⅤになりどのようなラバーに進化したかとても気になりました
プラスチックボール対応ラバーは大概ラバー全体を軟らかくして食い込みを確保するラバーが多いですがこのラバーはプラスチックボール対応としながらラバー全体が硬めの印象でプラスチックボールではどのような性能を発揮していくのか気になります
今回はインナーフォースZLFのフォア面での感想を主にレビューしていきます
■攻撃技術全般
・軽打
硬いラバーながら軽いタッチで滑る感覚が少なくややボールが上に出やすいです
球離れは早く、ハードな打球感でスピード感があります
・ドライブ
回転量はラザントパワーグリップのような最近のスピン系テンションよりは劣りますが十分な回転性能を有しています
打球感はやや硬めで弾道はやや直線的で最近のスピン系テンションラバーの中では変わった特徴のように感じました
スピードはⅣよりは若干劣りますがかなりスピード性能が高くやや直線的な弾道なためスピード感があります
ラバーが硬いため威力を出すにはある程度のスイングスピードが必要になりますが強いインパクトにしっかりと応えてくれる力強さがあり威力の強いボールが打ちやすいです
失速しづらいため中・後陣でのドライブがやりやすくラリー戦でとても強いです
・スマッシュなどのミート打ち
変に弧線が高くなることがないのでやりにくくはなくむしろハードな打球感があるためやりやすいです
スピードはかなり速く伸びがあるためロビングを打ち抜きやすいです

24just:2014/11/20(木) 22:47:18
続きです
■守備技術・台上技術全般
・ブロック
球離れが速いためか引っかかりの割に回転の影響を受けづらく思っていた以上にループドライブの処理がやりやすかったです
スピードや威力のあるボールに対してもラバー硬さが生きて押されにくいです
そのためカウンターがやりやすく、弾いて良し掛けて良しと自在性が高いです
ただ飛びが強いため止めるブロックはやりづらく、最初はコントロールしにくく感じるかもしれません
・ツッツキ
食い込ませてしまうとオーバーミスしやすいですが擦ればコントロールが利き回転量が多いツッツキが可能です
弾道は直線的になりやすいため相手に持ち上げさせたり詰まらせやすく後の展開に結びつけやすかったです
ストップは思いの他止めやすいですが回転を掛けるには少し難しく感じました
・フリック
硬さを生かして弾くフリックが好印象で球離れが早いため回転の影響をあまり受けないように感じました
スピード感がありとても得点力が高かった
■サーブ
スピード・回転量共に高いレベルで特にロングサーブに威力を発揮します
ただ若干ショートサーブのコントロールが難しくここは少し慣れが必要かと思います
スピード感は個人的にスピン系テンションの中では1、2位をを争うほど良かったです

25just:2014/11/20(木) 22:48:41
続きです
■相性の良いラケット
これが相性が悪いというラケットはなくこのラバーの使い方でラケットを合わせると良いと思います
ラバーの回転性能を引き出すならインナーの特殊素材や五枚合板などの軟らかいラケットがおすすめです
ラバーのスピード性能を生かすならアウターの特殊素材などの硬いラケットがおすすめです
■おすすめのプレイヤー
ラリー戦が得意でパワーがある方
硬いラバーが好みでミート打ちを多用する方
スピード性能が高いので硬めのスピード系テンションラバーからの移行もしやすいと思います
ラバーが硬くて重いので基本的にパワーのある方でないとラバーの性能を引き出しにくいと思います
■プラスチックボールでの感想
一般的に硬いラバーはプラスチックボールだとスリップしやすいですがこのラバーは引っかかりの良さと食い込みの良いシートのためしっかりとグリップしてくれるため他のラバーに比べセルロイドボールからの移行があまり違和感なくできました
■まとめ
スピード性能に目が行ってしまいやすいラバーですが回転性能も十分にあり非常にバランスの良いラバーだと感じました
硬いためラバーのポテンシャルを引き出すにはインパクトの強さが必要ですがしっかりとインパクトできた時の威力は非常に高くハードヒッターにとてもマッチするラバーだと思います
ラバーの性能はオメガⅣアジアの回転性能を上げて全体的にパワーアップしたラバーだと感じました
プラスチックボールでもスリップする感覚が少なくラバーの性能を発揮することができるラバーです
硬さと重さは好みが分かれるところですがとても特徴的で完成度の高いラバーだと感じました

26働くカットマン:2014/11/20(木) 23:50:45
【レビュー対象】
Dr.Neubauer社 No.1 0.6mm/黒

【卓球歴・普段の使用用具】
カットマンやり続けて13年
攻撃:守備 サーブ時 5:5 レシーブ時 3:7 ぐらいの割合です。

ラケット:ビオンセロST
フォア:テナジー05FX トクアツ/赤
バック:フェイントロング3 超極薄/黒
全重量:164g

【ラバー重量】
 (パッケージ込み/カット前/カット後) 59g/30g/23g
 cf) フェイントロング3超極薄(0.5mm)がカット後23gなので同等。

【打球感】
 粒高の中ではかなり柔らかい部類です。柔らかいラバーが好きな人にとっては心地よい打球感だと思うことでしょう。

【球持ち】
 弱インパクト時の球持ちは非常に良いです。粒が柔らかいため、すぐ倒れてくれるので、球持ちが長くなりやすいですね。
 逆にインパクトを強くした際は、ラケット本体に当てるぐらい強くインパクトしないと、スポンジも粒も柔らかいために”コシ”が弱すぎて球持ちの良さを感じなくなります。

【弾み】
 ロング3と同じぐらいの低弾性です。弾みませんのでしっかり抑えられます。

【カット】
●対強ドライブ・ループドライブ
 物凄くしっかりブチれます。
 粒を倒した際の粒側面&スポンジの摩擦力に加えて、No.1には反転効果があり、しっかりミートすれば、えげつない程沈み込むイレギュラーバウンドカットが出せます。
 相手が思いっきりループかけてきた時のカットのイレギュラー具合はすごいです。
 もうこれでラリー終わったな。って思う場面がありますね。
 反転効果が高いために当てるだけでもかなり切れます。ややオートマチックに切れる感がありますね。
ある程度切る切らないのコントロールが可能ですが、回転のかかったボールに対してどナックルを出すには、ちょっと自分の技量では難しいです。

●対乗せ打ち、ナックル系
 それなりに切れます。
 No.1は粒がすぐ倒れるので、粒側面の摩擦を使いやすいです。
 しっかり切るには、かなり強めのインパクトが必要です。スポンジに沈み込ませきって木に当てるぐらいまでインパクトすれば、切れたボールが出せます。

●安定感
 バックカットの要なので、気になるところですが、相当高いレベルにあるかと思います。

 ロング3やp4等の、コントロール性を重視する変化系表に近い性質の粒高を使っている人からすると、やや安定感に劣るように感じるかと思います。
 しかし、粒高ラバー全体から見れば、相当高いレベルにあるのは間違い有りません。

27働くカットマン:2014/11/20(木) 23:51:34
続き。

【ツッツキ】
●対下回転
 しっかり切れますし、ナックルツッツキも出せます。粒が簡単に倒れますから、インパクト不足のために硬い粒では切れなかった人でも、回転をかけやすいかと。

●対ナックル
 それなりに切ることができます。
 弾まないので思いっきりスイングできますから、ちょっと切るのに失敗しても、相手が警戒してくれます。笑
 低弾性と粒の柔らかさを活かして、インパクトがやや弱くなってしまう場面でも切りにいける強みがあります。

【ブロック】
 このラバーの一番の長所かなと思います。なんでもできる!

 ショートショートのバックハンドでは、粒の柔らかさを利用して簡単に上回転をかけられます。
 粒なのに低弾性の裏ラバーを使っている感覚です。

 しっかり面を立てれば、粒高らしいイヤらしい変化ボールが出ます。

 カット性ブロックは自分の技術幅に無いのでレビューできませんが、おそらくかなりイイ感じにできそうです。


 上回転系のボールと反転効果を利用したボールが出せるので、低弾性裏ソフトと粒高の良いトコ取りという印象。

 安定感も抜群です。非常に使いやすく、球持ちの良さからコントロールしやすいです。

 カウンター気味のブロックも粒高なのに非常にやりやすいですね。


【バックプッシュ、バックハンド強打】
 これも際立った長所!ブロックと同じ印象です。

 粒が柔らかいので、ややインパクト不足になりそうな時でも、イヤらしいプッシュが簡単に出せます。
しっかり面を立てれば摩擦力が低くなり、回転の影響も受けづらい。やりやすいです!

 バックハンド強打も上に同じく。

 No.1は粒が簡単に倒れ、粒側面の摩擦で上回転をかけられるのでボールのコントロールが非常に容易です。
 手首だけでもボールを持っていける印象。回転の影響も気になりません。

 反転できずにバックハンド強打系の技術を諦めてた人も、すごくいいのでは…。

 さすがに粒高なので、裏ソフト程の威力は出せませんが、前陣でのバックハンドは、ブロック(ツッツキ)・プッシュ・強打とコース取りを絡めて選択肢が広がる場面が増えました。

 相手がどれを待てば良いのか分からなくなるので、戦術幅が広がります。

 なお、チキータ(っぽいもの)も可能です。意表を突くレシーブとして1セットに1回ぐらい見せておくのも良いかなと。

28働くカットマン:2014/11/20(木) 23:54:07
続きです。ラスト。

【ロング3との比較】
その高い安定感と応用力から、総合力高すぎて6年超使い続けてきたのですが、これとちょろっとかいつまんで比較したいと思います。

●対ループの切れ味 No.1 >> ロング3
ロング3もすごい切れるラバーですが、明らかに切れ具合が違います。
●対ナックルの切れ味 ロング3 > No.1
さすがにロング3よりは切れませんが、他のラバーに比して切りやすい部類ではあります。
●対下回転への切れ味 ロング3≧No.1
 これぐらい切れるなら粒高としては十分なレベルです。
●カットの安定性 ロング3 > No.1
●ツッツキの安定性 ロング3 ≧(=) No.1
カットの安定感はさすがにロング3の方が上。しかし粒高ラバー群の中ではかなりコントロールしやすい部類です。ツッツキの安定性は同等レベル。

●ブロック、プッシュ、バックハンド強打の安定感 No.1 >>> ロング3
ここが最も違いを感じる部分です。ペン粒等の前陣プレイヤーが使う技術の総合力や扱いやすさが段違いです。
ロング3の名誉のために言うと、No.1が異常にやりやすいだけで、ロング3でも安定感のあるプレイは可能です。


【まとめ】
特に前陣でのバックハンド技術がやりやすいラバーです。今まで選択肢が少なく待たれやすかった場面でも、前陣技術のやりやすさから選択肢が増えて戦術的な広がりを感じることができるラバーです。
特にやり辛いと感じる技術もなく、全てにおいて一定レベル以上の安定感が備わっているため、オールラウンドプレイヤー向きです。
ループに対するカットはブチ切れ。反転能力の高い粒高ラバーの一番の懸案事項である、回転の弱いボールに対しての自由度の高さも及第点以上。

非常に総合力の高い、何でもできるラバーです。


カットマンのタイプとしては、攻撃・守備・変化 のうち、攻撃か変化を重視するプレイヤーには特に合うかなと思います。
安定感を軸に下がって拾いまくるタイプのカットマンが使うには、やや適性が違うかも知れません。
しかしながら、守備重視でもより切れ味を求めて…という場合にはオススメできます。

「総合力の高い何でもできる系ラバー」の代表格はロング3とカールP4の2大巨塔という感じでしたが、
少し毛色の違う新定番粒高ラバーが出てきたかなという気がします。

29ザーシー:2014/11/21(金) 02:23:59
キョウヒョウ3-50(紅双喜)レビュー

◆自己紹介
・卓球歴 10年
・戦型 基本的にペンドラ+粒高ですが、時々シェークも使います。

◆試打環境
レビューラバー
キョウヒョウ3-50 黒 2.1mm 35度(紅双喜)

使用ラケット
馬琳エキストラオフェンシブ-中国式(ヤサカ)
ブロックマン-中国式(TSP)
張継科-FL(Butterfly)
キョウヒョウ王(紅双喜)
ディフェンス2-ST(Butterfly)
極守2-ST(WRM)

◆第一印象
中国製粘着ラバーの代名詞、キョウヒョウシリーズの待望の新作がこのキョウヒョウ3-50です。
前作のNEOシリーズでは従来品に比べ性能が大きく飛躍したとの表記があったもののノングルーの影響は想像以上に大きく、今一つ性能に満足出来ずにいた方も多かったのではと思います。
特にスピード不足が最大の課題となり、スポンジを厚くしたり、硬度を上げたり、接着剤の膜を厚くしたりと色々試した方もいらっしゃったことと思います。
入手困難かつ高級なブルースポンジを試した方もいるのではないでしょうか。
今回レビューするキョウヒョウ3-50はスポンジがこれまでのものとは大きく異なります。
スピン系テンションのように気泡が大きいタイプで
色はまるでテ○ジーを意識したようなレッドスポンジです。
スポンジ硬度は35度で指で押すとやや弾力を感じる程度に軟らかいです。
シートはしっかりと粘着性があり、光沢もあって高品質です。
中国製粘着ラバーのシートは以前まで個体差が大きくバラつきがあり性能に当たり外れがありましたが、最近は品質がかなり安定してきました。
その中でもこのキョウヒョウ3-50はかなり高品質なシートを搭載しています。
パッケージも豪華な造りで、独特の中国ラバーっぽさはなく、ドイツラバーのようなオシャレなデザインです。

◆基本打ち
ノングルーの粘着性ラバーとは思えないほどボールが伸びます。
硬いスピン系テンションとまではいかないものの、軟らかめのスピン系テンションや、VS>402 DOUBLE EXTRAやスピンアートなどの粘着性テンションと同等のスピードが出ます。
35度という軟らかさのおかげでラバーがボールをしっかり掴むので前後左右のコントロールがしやすいです。
硬すぎずほどよい打球感のおかげで長くラリーを続けることも容易です。
ノングルーの粘着性ラバーは重くて硬い、弾まないというイメージを打破してくれるラバーがついに登場したなと感じました。

◆ドライブ
スポンジが軟らかくボールを掴むので、食い込ませるドライブは非常に安定します。
中国製粘着性ラバーとは思えないほどボールが食い込んで打ちやすいので、力がそれほど強くなくてもドライブの連打が可能てす。
擦るドライブはさすが粘着性ラバーといった非常に回転量の多いボールが打てます。
またこれまでの粘着性とは段違いにスピードが出ます。
スピン系テンションのドライブに比べても十分に対抗できる強力なボールを打つことが可能です。
これまでのノングルーの粘着性ラバーは回転性能だけならスピン系テンションをやや上回るもののスピード性能では遙かに劣ってしまい、トータルの性能ではスピン系テンションよりも使い手を選ぶ傾向がありました。
スピン系テンションはスピンとスピードの両方が両立されていてバランスが良いですが、粘着性ラバーは圧倒的なスピンに対してノングルーによりスピード不足が深刻となりバランスを崩してしまいました。
元々粘着性ラバーを使っていたプレーヤーがスピード不足に耐えられずスピン系テンションに乗り換えるというケースも当時は多く見受けられました。
しかしキョウヒョウ3-50はスピード性能が格段にアップしているのでスピンとスピードのバランスが両立されており、スピン系テンションと比較してもトータルの性能で劣ることはありません。
その点はスピンとスピードの両方が欠かせないドライブにおいてとても重要なポイントだと思います。
スピンとスピードが両立されているのが前提で、ドライブによりスピードを求めるならスピン系テンション、よりスピンを求めるならキョウヒョウ3-50という二極化が実現するのではと思わされるほど高性能でした。

◆スマッシュ
非常に速いスマッシュが打てます。
粘着性ラバーのスマッシュではトップクラスの弾みです。
ここまで弾みに自信を持ってスマッシュを打てる粘着性ラバーは現時点では他に見当たらないのではと思えるほど高性能です。
またボールをしっかり掴むので安定感もあります。
ただ粘着性シートにより相手の回転の影響を受けやすいのでそこは注意が必要です。
しかし普段から粘着性ラバーを使用している方はもちろん、慣れてしまえばそこまで気にならないと思います。

30ザーシー:2014/11/21(金) 02:26:19
◆ブロック
粘着性シートにより相手の回転の影響を受けやすいです。
しかし弾みがほどよくあり、ボールをしっかり掴むので、前後左右のコントロールがしやすく従来品に比べコースを狙った返球がやりやすいと感じました。
ブロックしたボールをエンドライン寄りに深く返球することも可能なので、思ったより手前で浅く返球してしまい打ち込まれるといったミスも少なくなりました。
この点は防戦一方を打破できる良いポイントだと思います。

◆カウンター
回転性能が高く、またボールを掴むことにより、相手の勢いのある強打も容易にカウンターすることが可能です。
回転をかけ返すことが容易な点は他の技術にも当てはまる優れた性能だと思いました。

◆ロビング
従来のノングルーでの粘着性ラバーは飛距離を伸ばすことが困難で、後陣に下げられれば粘ることは難しく非常にしんどい展開に陥りやすかったです。
しかしキョウヒョウ3-50は弾みが強いので、後陣で粘ることもそこまでシビアにならずにすみます。
しかし粘着性シートが相手の回転に影響されやすい点は従来の粘着性ラバーと同じなので注意が必要です。

◆カット
相手のボールを抑えやすく、非常に安定感があります。
粘着性ラバーでのカットの最大の武器であるブチ切れカットは、相手コートに深く入り低いバウンドで落ちて行きます。
また相手の球威に押されずに自分のペースでカットの強弱の調節がしやすいです。
さらにほどよい弾みにより飛距離を出しやすいので、大きく下げられても粘りきることが可能です。
従来の粘着性ラバーでは回転性能が高くボールを切りやすいものの、飛距離が出せずに辛い展開に追い込まれやすくなることもありました。
ドライブなどの反撃も後陣からではどうしてもスピードが出せず悩ましい限りでした。
そのためスピン系テンションを裏ソフト面に貼るカットマンも増えましたが、やはり粘着性ラバーでのカットの良さを諦めきれない方も多くいらっしゃったと思います。
キョウヒョウ3-50は後陣でのカットの粘りと反撃のやりやすさが、カットマンとして使用する場合の最大の魅力です。
粘着性ラバーを使用しているカットマンの方にはぜひ1度試してほしいですね。

◆ストップ、ツッツキ
粘着性ラバーの中では弾みが強いので、粘着性ラバーでのストップ、ツッツキにしてはややコントロールに注意が必要です。
弾みの弱い粘着性ラバーを使用している方は慣れるまで違和感があると思いますので注意が必要です。
しかし普段からスピン系テンションを使用し短く返球することに慣れている方にとっては弾みが許容範囲の域を出ないので十分コントロールしやすいでしょう。
また掴む性能によりコースを狙うことはやりやすくなっているので深くて切れたツッツキで相手のミスを誘うこともやりやすいです。

◆ショート、プッシュ
スピード性能が格段に良くなっています。
特にペンホルダーでのプッシュは弾みの良さが十分に発揮され、それだけで得点することも可能です。
ここは地味かもしれませんがペンホルダーのプレーヤーにとっては非常に嬉しいポイントです。

◆フリック、チキータ
これまでの粘着性ラバーでのフリックやチキータは回転性能が高いのに対してスピード性能にはやや難がありました。
しかしキョウヒョウ3-50はスピン系テンションと同等かそれ以上の威力をフリックやチキータで発揮します。
回転と弾みの両方が高レベルで活かされており安定感もあるので強気な姿勢でフリックとチキータに臨むことができます。

31ザーシー:2014/11/21(金) 02:27:39
◆サーブ
従来の粘着性ラバーよりは弾みが強いため、回転をかける際には慣れが必要です。
しかし粘着性ラバーとしては弾みが強いというだけでスピン系テンションよりは格段に回転がかけやすいです。
またロングサーブでスピードを出すことも容易なのでサーブの種類にとらわれず様々な球種を扱うことが可能です。

◆レシーブ
相手の回転の影響を受けやすいですが同時に回転をかけ返すこともやりやすいので、ロングサーブに対するドライブレシーブや、ショートサーブに対するチキータなどは非常に好印象でした。
攻めのレシーブがやりやすいという点は進化したキョウヒョウの強い武器の1つだと思います

◆おすすめプレーヤー・ラケット構成
A、粘着性ラバーの圧倒的なスピン性能を好みながらも、ノングルーによるスピード不足に悩んでいた方におすすめです。
気泡が大きい新しいタイプのスポンジによりスピード性能が格段にアップしているので、グルー時代に粘着性ラバーを使用していながらノングルーではスピン系テンションに移行せざるを得なかった方には是非一度、このキョウヒョウ3-50を試してほしいです。
近年は張継科選手のような弾みの強いアウター特殊素材に粘着性ラバーを合わせる方が多く見受けられます。
もちろん特殊素材ラケットにもキョウヒョウ3-50は相性抜群です。
しかしこのラバーは木材ラケットと組み合わせても
抜群のスピード性能を発揮します。
グルー時代に粘着性ラバーと木材ラケットを組み合わせてプレーしていた方には、ぜひ当時のラケットにキョウヒョウ3-50を組み合わせてみてほしいですね。

B、粘着性ラバーを裏ソフト面に使用するカットマンの方にもおすすめです。
スピード性能が高くドライブやスマッシュなどの反撃がやりやすいのでカット+攻撃スタイルのカットマンに相性がよいです。
また粘着性ラバーながら弾みがよいため後陣からでも飛距離が出しやすく、守備重視で粘るカットマンにも相性が良いです。
かつて粘着性ラバーを使用されていたが後にスピン系テンションに移行されたカットマンの方にも、飛距離不足を感じながらも粘着性ラバーでプレーされているカットマンの方にも、このスピンとスピードが高レベルで両立された進化した粘着性ラバーでのカットをぜひ体験して頂きたいです。

◆まとめ
粘着性ラバーは圧倒的な回転性能が魅力的ながらノングルーによりスピード不足が最大の課題となりました。
そのため多くのユーザーが回転と弾みの両立を求めてスピン系テンションに流れてしまいました。
しかしこのキョウヒョウ3-50は近年の粘着性ユーザー減少に待ったをかけるラバーになること間違いないと思います。
スピン系テンションの進化の影に隠れながら、粘着性ラバーの進化は確実に進んでいました。
ここまで回転と弾みを高レベルで実現した粘着性ラバーは他にはないと思います。
キョウヒョウ3-50の登場は裏ソフトラバー市場に必ず大きな影響を与えることでしょう。
進化した粘着性ラバーの性能をぜひ1度試して頂きたいと思います。

32ザーシー:2014/11/21(金) 02:42:12
書き込みが遅れてしまい申し訳ありませんでした。
何卒よろしくお願い致します。


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