昨年、自身３度目となる右肘靱帯（じんたい）再建手術（トミー・ジョン手術）を受けたヤクルト・館山昌平投手（３４）が、２９日のイースタン・リーグ・ロッテ戦（浦和）で実戦復帰することになった。高津投手コーチによれば、状態を見て２イニングを予定しているという。館山は「まだ球数やイニング数に制限はあるが、２軍とはいえ公式戦に出られるところまで来た」と、順調に段階を踏んでいると説明した。
この日の２軍は休日で、埼玉県戸田市のスワローズ戸田寮は人も少なく、静かな時が流れていた。だがこの２年間、自身のリハビリメニューを黙々とこなしてきた館山は、この日も午前中に寮を訪れ、トレーニング室で汗を流していた。
自身初の開幕投手を務めた２０１３年。２戦目の４月５日ＤｅＮＡ戦（神宮）の登板中に肘の違和感を訴え降板し、同１２日に２度目の靱帯再建手術を受けた。
全治１年の予定だったが、３２６日ぶりの実戦復帰となった１４年２月２５日ロッテとの練習試合（西都）は１２球で降板。実戦３戦目の４月５日イースタン・リーグ巨人戦（戸田）で１球降板し、同１０日に３度目の靱帯再建手術を含む３種の手術を受けた。
この日大阪入りした真中監督は「すぐにということではなくても、彼が帰ってくるのはすごく大きい。投手陣もこのまま１年いける訳じゃない。疲れてきた頃に戻ってきてくれれば助かる」と、後半戦での戦力として期待していた。 （竹村和佳子）
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癒着が剥がれたってあったよね1球降板
一回先頭の荻野に左前へ運ばれ、二盗を許した。２番・伊志嶺に四球を与え、一死後、４番・大松に左翼線へ２点打を浴びた。復帰戦は１回を投げて２安打２失点、１四球。最速は１４８キロを計測した。
うーんこの