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【中】J10や99式や054型等について語る【国】★14 避難所(5)

143名無し三等兵:2017/05/23(火) 19:58:41 ID:iVdSfJU60
・ソ連空母の遺産と001A型空母について…色々な情報が提示されているが、注目されるのは、スホーイによるT-10-
25試作艦載機(Su-33原型)のスキージャンプ甲板からの離陸試験では、兵装と燃料を満載にした状態でも105mの距
離で安全に離陸できることが証明されたとの情報。ただ、これは実際のSu-33の運用とは大差がある。これをどう解
釈するかは難しいところ。なお、インドと中国はソ連/ロシアの運用データを基に空母での艦載戦闘機運用を行っ
ており、自らの手での再検討をどこまで行っているかは疑問が多いとしている。

(試験では兵器と燃料満載で問題なく離陸できたというのは気になる情報。それがどのような条件だったのか、実際
の運用との相違などいろいろと知りたいことが沸いてきます)

・ソ連空母の運用方法と中国空母(+インド)の運用方法の類似点…色々な点が指摘されているが、気になったのは
ソ連空母が艦載機は艦隊防空に当てて、米空母攻撃は自艦および随伴艦の長射程対艦ミサイルに依拠する構想だった
のに対し、中国は、台湾東岸に空母部隊を派遣して、空母艦載機は艦隊防空にあたり、台湾攻撃は随伴艦の巡航ミサ
イルに依拠することで台湾に対するスタンドオフ攻撃を実施するという、ある意味似た方式をとっているのを指摘し
ている。(これは2020年代の状況で、中国の空母が大型化して戦力が充実してくると、様子を変えるのでしょう)

中央軍事委員会が002型空母の建造を決めたのは2009年だが、それに対して大連紅旗造船廠は不満を示したとの事。
その理由は、①遼寧の再生工事はコスト高で利益の低いものだったこと、②空母の設計ノウハウについて知的所有権
をめぐり江南造船廠と問題があった?、③カタパルトの方式が確定せず、002型空母の設計作業が一時凍結されていた
こと、などがある。これを受けて、当初は想定されていなかった001A型空母の大連での建造が決まった模様。消息筋
によると、「今後、大連では空母が建造されないかもしれない」との情報がある。

・中国とアメリカの空母建造施設の比較…アメリカはニューポート造船所で空母を建造しているが、中国では大連と
江南造船廠の長興島造船廠の二箇所で空母建造が可能。長興島だけでも空母建造が可能なサイズのドックを3箇所も
保有している。いったん中国が空母建造ノウハウを身につけた場合、今後30年以内に、アメリカに並ぶ/を追い越す
空母の建造は十分に可能で、あとは必要性と政治的決断だけの問題になるだろう。

護衛艦艇の建造についても、近年の建造ペースから推測すると、15年以内に45隻の055型駆逐艦と052D/E/F型駆逐艦
を装備できるだろう。それを決めるのも海軍戦略の如何であり、予算と人材についてはたいした問題ではない。




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