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【中】J10や99式や054型等について語る【国】★10 避難所(2)

975名無し三等兵:2013/10/29(火) 19:41:11 ID:eosg6RcU0
・ロシアの新型陸上空母訓練施設設計者へのインタビュー記事…7年前に、中国の技術者2名
が来訪して、アレスティングワイヤや着艦指示装置の資料を要求。これに応じて説明会を行っ
たとの事。ただし、遼寧に搭載された着艦指示装置はロシア式ではなく、アメリカ式に近い
が、細部はかなり異なったものとなっており、合理的で簡潔なシステムに仕上がっていると評
価した

・中露兵器輸出問題に関する記事…IL-476の対中輸出について中国側には①Y-20実用化ま
での繋ぎ、②IL-476のPS-90エンジンなどの技術をY-20に反映させる(現状のD-30エンジンは
Y-20の性能を十全に発揮させるには力不足。PS-90が国産エンジン実用化までの繋ぎになる
可能性)③Y-20の開発遅延やコスト増に対する安全策、などのメリットがある。 

なお、Mi-17の中国四川でのノックダウン生産事業は、製造コストの高騰により打ち切りとなり
、既に生産されたMi-17はモンゴルに売却されたとの新情報が掲載されていた

・中国によるロシア兵器コピーの過程…兵器のコピーは、技術的立ち遅れを補う、開発費の節
約、開発期間やテストの短縮等の利点があり、軍隊への採用も得られやすい。そのため中国
国防産業では外国兵器のリバースエンジニアリングが恒常化して、知的財産権問題を引き
起こす事態に。

コピーといっても、単純な完全コピー、外国技術を国産技術に接木する、アイデアだけを借り
るなど様々なレベルがあるので、個別の事例ごとに検証すべきであり、コピーの一言だけで
すませる訳には行かない

一例として、トールM1の「コピー」であるHQ-17については、中国技術者自身がコピーを認め
ている。しかし、ロシアのトールM2Eの設計主任によると、完全なコピーは逆に難しく、外観を
それらしく出来ても中身の忠実な再現は難しいと述べている

中国での兵器コピーは行政側の指示というより、メーカーによるイニシアチブが強いのが特
徴。メーカーでは、入手した外国兵器をリバースエンジニアリングして内容を分析、軍隊の要
求や外国市場の動向を踏まえて、国内向け・国外向けに兵器を提案したり、開発中の兵器の
改良に技術を応用する構造が見られる

・トルコがHQ-9/FD-2000地対空ミサイルシステムを選定した決め手に関する考察
①既に中国との間でWS-1やB611ロケットの技術移転の成功例があった
②中国側が示した好条件…100%の技術移転、第三国への輸出認可、三候補の中で最安値。さ
らに中国との貿易における優遇措置や中国人観光客の増加とった経済的利点も提示
③S-400を提案したロシアとは長年にわたる戦争や対立の歴史が悪影響。遠方の中国との間で
はそのような歴史的紛糾や安全保障上の問題は少ない、シリア問題でのロシアとの対立も影響
④アメリカのPAC-3については、既にトルコに駐留するNATO軍の装備として展開しており、コス
 トの高さや技術開示の問題も含めてトルコ自身が導入する利点が少ない

アメリカやNATOによる中国製兵器導入への圧力(NATOデータリンクとの接続拒否など)をどの
様に解決するのかが今後の課題で、アメリカの圧力により中国に与えられた独占交渉権獲得が
取り消される危険性も

・トルコと中国との軍事技術協力関係…WS-1B、B611をそれぞれRT-300、Y-600「ユルドゥルム」
として国産化。NATO加盟国の利点を生かして、軍用GPSを組み込んで命中精度を向上。ただし、
RT-300についてはGPSは輸出型のみで、トルコ軍使用型は誘導はINSのみ。RT-300は、既に某
イスラーム国家への輸出に成功しているとの事

トルコは、現在中国の輸出向け22000t級ドック型揚陸艦にも関心を示しており、技術移転を受け
て自国で建造する事を希望しているとされる




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