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('A`)ドクオと飛竜と時々オトモのようです
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雷狼竜の存在、それをユクモギルドが確認したのは六百年ほど前のことだ。切っ掛けは突然の雷光虫の消失。
雷光虫は、人の生活に密接に関係する重要な虫だ。夜を照らす街灯だったり、狩人を安全に狩場に案内する道標でもある。
そんな雷光虫が一気に取れなくなった事を深刻に見たユクモ村の村長が、ギルドに調査を依頼したのが始まりだ。
雇われたのは四人の狩人、全員HR3の狩りに慣れた者達であった。
ギルドも調査だけなら簡単に済むだろうと、事態を軽んじていたのだ。
結果、四人が渓流の中で発見された。無事ではなかったが。ヒトは脳や脊髄から発せられる微弱な生体電気の命令を受け行動する。
帰ってきた四人はその生体電気を完全に狂わされていたのである。自分の意思で行動することが出来なくなっていたのだ。
これに驚いたのはギルドだ。今までこんな事は一度も無かった。クエストで死ぬ人間はいたが、このような事態は初めてだった。
すぐに浮き彫りになった新種の存在。
/ ,' 3「今後、このモンスターの撃退が終わるまで、一切の渓流への狩りを禁ずる」
ギルドマスターの判断は的確だった。この後送り出されたHR6、つまりギルドを背負う凄腕の狩人たち四人によって行われた撃退戦で
一人が死亡、もう一人が再起不能となったからだ。
これを新米狩人達が行ったならば、もっと悲惨な結果になっていただろう。
その後、新種の撃退が確認されギルドはこのモンスターを【雷狼竜】と命名した。
曰く、無双の狩人
曰く、雷雲を司る者
曰く、ユクモの守り神
この事があって、ユクモ村は【雷狼竜】を奉る事にした。被害を受けた六人の偉大な狩人を偲び、いつかその領域に届くようにと。
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