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おもらし千夜一夜4

7事例EX「雛倉 雪」と真夜中の公園。?:2014/03/14(金) 19:45:16
(さっき少し出ちゃったってことは……もうそんなに持たないはずよね?)

大学で一度濡らしてしまったときは崩壊まで5分と持たなかった。
個室の中に入る前から溢れ、下着を下ろすことすら出来なかった。
まさか間に合わないとは思ってなかった、しかも学校のトイレで……。
限界を迎えてから使用中のトイレ、清掃中のトイレとたらい回しになった結果だった。

「(あの時は誰にもバレずにすんでよかった……まさか大学生にもなって――っ! あぁ! 波が……!)」

以前の体験を思い出してしまった為、敏感に膀胱が反応して波打つ。
不意打ちの大波に立っていられず、しゃがみ込み、かかとを立てて押さえ込む。

「あぁ、まだダメぇ……んっあぁ!!」
<シュワ……>

踵に感じる確かな温もり。
それは、今の彼女が自分の状態を改めて確認するには大きすぎる失態。
その恥ずかしい液体は滴り落ちることは無かったが、下着はほとんど完全に濡れてしまい、これ以上の水分を蓄えられないほど湿っていた。

「はぁ、はぁ……っ、ダメ、もう木陰で――」

彼女はもう自宅のトイレまでとても間に合うとは思えず、野外での放尿を決断したときだった。

「っ! うそ……人が――!」

さらに言えば、その顔は大学での顔見知りであることに気が付く。

(な、なんで梅雨子が……)

直ぐに木陰に隠れる。
見つかってしまえば会釈だけではすまない相手。
彼女の親友である、黒蜜 梅雨子。
もう限界まで張り詰めた膀胱を抱えた雪には見つかるわけには行かなかった。

「(お、お願いぃ! 早くっ…はやく! どこかへ行ってっ!! じゃないと、私っ、もうっ……!)」

もう間に合わないと決断したのだ、早く居なくなって貰わなければ……
次の波が来てしまえば……もう耐え切れる自信は彼女には無かった。

木陰にしゃがみ込み、濡れてもう冷たくなり始めた下着にねじり込むようにして、踵で押さえ込む。
限界まで緊張した括約筋は麻痺してしまい、時より跳ねるような痙攣が踵に感じられる。
その痙攣が彼女にもう我慢の限界だと認識させ、焦りをより加速させる。

――もし、我慢できずに限界まで張り詰めた膀胱の中身を出してしまえば――
――こんな静かな夜に、そしてほんの数メートル向こうに相手がいるのに――
――……確実にその恥ずかしい音が…匂いが……相手に――梅雨子に聞こえてしまう……そうなれば――

「あれ〜? ゆきりんらしき人影見えたと思ったんだけどなぁ……」

「っ!」

突如聞こえた、彼女を指す言葉。
そう、梅雨子は彼女の姿を見ていたのだ。


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