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おもらし千夜一夜4
302
:
事例2裏「朝見 呉葉」と弱い心。@呉葉 10
:2015/05/11(月) 20:13:49
――ブルッ
背筋に走る震えが、思いのほか余裕が無いことを告げる。
――っ! い、今は、早くお手洗い行かないと……。
そう思ったが、手に持っていた、教科書と筆記用具……先にこれを片付けてしまおう。
教室に遅れて戻る時に教科書とか持っていると、誰かが詮索しかねない。
教室に戻り引き出しの中に教科書と筆記用具をしまう。
そして、この時間帯でもっとも人気がなさそうなお手洗いの場所へ移動しようと教室をでる。
「あっ!」
「っ……霜澤さん……何の用?」
教室を出たところに最悪のタイミングで接触してきたのは霜澤 鞠亜(しもざわ まりあ)。
新聞部を立ち上げるも、部員が少なすぎて、結局愛好会の域を出れない知人。
ただ、そこそこ優秀な人ではある。
成績も中間テストで10位前後だった気がするし、スポーツも出来る。そして、人間関係も私ほど悪くなく人並み。
「通りかかっただけだけで、ボクは特に用はないけど? まぁ、強いて尋ねるとするなら……その……狼さんの様子はどうって…くらいかな?」
言い初めの方は高圧的な、如何にも彼女らしい態度で話していたが、後半は弱弱しく、声も小さく話す。
変装のため付けられたと思われる似合わない眼鏡を無駄に直しているのを見ていると、彼女も雛倉さんのことを強く気にかけているように思う。
「相変わらずよ……」
私は素っ気無く言葉を返すが、尿意で立ち止まるのも辛く、足踏みしたいのを必死に耐えながら、早く話が終わるのを祈る。
もし、あまりに続くようなら、何か理由をつけて離れないと……。
「そ、そう……分かってると思うけど、変に刺激して記憶が戻ったりしたら許さないから……金髪にも言っといて!」
少し強い口調でそういうと背を向けて離れる。
すぐに話が終わったことに安堵するが、同時に下腹部溜まった恥ずかしい水が主張を強める。
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