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オリジナル企画モノ文章

9 :2007/02/10(土) 00:02:13
「焦る気持ちは分かる。こちらから一匹、おぬしの「パートナー」をつけるから。そいつと一緒に行って

くれ。」

そういうと杖を置き、片手に持っていた湯飲みの茶をすすり始めた。こんな時にのんきな・・・ってそれ

以前に外に普通湯飲みを持ってくるか?

その後無言の時間が続く。やはり見たこともない生物が遊び、人のように生活している・・・そんな情景

が信じられなかった。
そしてまた心地よい風が僕の体の中を突き抜けた時、こちらに向かって一つ・・・何かの影が走ってきた




「じっちゃーん!またじっちゃんの話聞きに来たよ!!」

影の正体はこれまた見たことも無かった小動物。青い肉体、ソファほどの大きさの背丈、二足歩行、鼻に

サイのような角、口に小さめの牙を生やし長めの青い耳らしきものを頭部に生やしている。そして額には

黄色いV印、目は少年のようにキラキラと輝かせていた。
そのデジモンはジジモンのところへ駆け寄る。

「むぅ・・・ブイモンか。またわしの武勇伝を聞きに来たのか。お前も冒険が好きじゃのぉ・・・って・

・・ん?」

微笑ましい表情でそのブイモンとか言うデジモンと話していたジジモンだが、いきなりそれが険しくなっ

た。しばらくじぃっとそのブイモンを、そして僕を眺めた。

「な・・・なに?じっちゃん・・・。てかそのじっちゃんの隣りに居る人って人間…だよね?」

「ん・・・・そうじゃな、人間じゃ。それでブイモン、お前わしの話を聞いていた時に『旅に出てみたい

』と何度も言っていたよな?」

「う、うん。そうだけど・・・。じっちゃん?」

「人間、デジヴァイス借りるぞ。」

ジジモンは僕からデジヴァイスを取り上げ、なにやらデジヴァイスのボタンを連打し、操作している。容

姿からは考えられないほど『器用』に見えた。
そしてなにやらデジヴァイスの先端をブイモンに傾ける。

デジヴァイスから一本の赤い細い光が伸びる。それはブイモンの額に見事に命中、なにやら光はブイモン

の体中を回り、何か調べているようだ。



「ニンショウカンリョウ、ニンショウカンリョウ…」

そう機械音の声が聞こえると光が消え、一瞬ブイモンの身体が光と同じ色にコォッと光りだす。だがその

後ブイモンの体に特別な変化は…ない。

「じっちゃん、何を・・・・」

「人間よ、お前には『コイツ』と一緒に旅に出てもらう。いいな?」


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