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オリジナル企画モノ文章

7 :2007/02/09(金) 23:59:37
怖かった。

『自分の言葉に責任を持て』

誰かが言ったことを今思い出す。面白い世界、連れて行けと易々と言ってしまったがこんな分からない世

界へ来てしまった。自分の言葉が自分を異世界へ連れて行ってしまった…。少し怖かった。
とにかく僕は廊下に出て、出口を探す。

長い廊下を駆け抜け、戸を見つけた。
帰ろう、帰ろう、そう思い戸を開けようとする。

「今のままでは帰れぬよ…ここからは」

後ろからジジモンの声が聞こえる。僕はその言葉を振り切り、戸を開けた。


目の前に広がる景色…それは日本では見れない膨大な自然だった。
永遠と広がるかと思えるほどの草原、何本もの木がその平原に生えている。地面には多少の隆起、沈下もあり、空は澄み切った青だった。
その草原の周りには何かがうごめいている。赤や青やピンク色の丸いものがピョンピョンと跳ね、その近くでは二足歩行をしたトカゲや今までに見れなかった動物たち、ゲームなどで見るモノに似ている、『架

空上の生物』があたりでなにやら楽しそうに遊んでいる。

「言っただろう、お前は誘われた人間。ここはお前達人間が居る世界ではない・・・と。」

受け止めたくなかった。非現実的な世界で人間の僕はひとりぼっち。デジモンとやらは居るが僕みたいな

人間はここに居る僕しか居ない。そして僕は無責任な発言と共にこの世界へ『誘拐』されてしまった。受け止めたくなかった。認めたくなかった。
後ろを振り向くとジジモンとエンジェウーモンが居る。その背景にはこの自然には合わない…切り抜いて

貼られたような和風な家。

「帰りたいか…。じゃあわしも力になろう。とりあえず来い。そこで説明してやる。」

ジジモンは杖で一本の大樹を指差すと、そこへ歩んでいく。僕はまたそれに導かれるように歩いていた…



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