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オリジナル企画モノ文章

4 :2007/02/09(金) 23:39:36
目の前が真っ暗だ。


身体が重い…眠っているのか。


全身が寝そべっている場所の感覚を感じられない。



徐々に感覚が戻っていく…。



まぶたの感覚が戻った。そこで初めて目をつむっていることに気づく。


目を開けよう。


彼の言っていた『面白い世界』を見よう。










うっすら目を覚ませばそこは

安らぎの『和』の空間だった。

横になった視界に見えるのは澄み切った青い空、チョロチョロと音を立て流れてくる水を受け止める池、
広々とした庭に生えた草、その庭の中でのびのびと育った盆栽…。どこからどうみても日本庭園だった。
今まで浜辺、海の目の前に立っていて、暗闇に落とされて…光に包まれたと思ったらコレだ。

ここはどこだ…。庭が見えるということは縁側なのか…ここは。彼が言った「面白い世界」はここなのか?確かに安らぎはあるがこんな所で僕の欲求不満は消せない。

「ふざけるな」

僕は苛立ちを再び覚えた。あんな暗闇に放り投げられて一瞬恐怖心まで覚えて『面白い世界』までやってきたと思ったのに…コレはなんだ?日本庭園、ホント…ふざけるな。それしか考えていなかった。
とにかくここから出よう。戻ろう。僕は思い、体の感覚が戻るのを待った。
そして腹の空腹感を感じる感覚、胸の息を吸う感覚、唾をゴクリの飲む唾の感覚…だんだん戻ってくる。

そして頬に戻った時…

ムニィ…

頬に柔らかい感触がよぎった。微妙な柔らか感触にほのかで何故か懐かしい暖かさ。感覚の戻った首で別の方向を見た。

顔…女の人の顔が見えた。


「あ、この子起きましたよ〜。」


女の人はそっぽを向き、誰かを呼ぶそぶりでそういう。…女の人…?僕は恐る恐る視線を顔から下の方向へ写す。

鉄仮面を装着しなにやらド派手な服装、翼まである。コスプレか?そこから段々と視線を移し、スマートに収まった腹筋・そこから下半身へと視線を移し、膝の付け根…カタチの様子では正座している。そして

そこから段々目を移すと…僕の手がそこには置いてあった。

肌色のムニムニしたものに手を置いていた。そして頬も…。位置的にここは…

モモ…?

「う・・・・うわっ!!!」


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