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■【何とかしてよ】ダイナーマスク2020-2021【ドラミモン】■

1ダイナーマスク:2020/06/06(土) 11:48:30 ID:2Gk9aLAo0
???「池添のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」

1位 ルペルカーリア 牡 [西]友道康夫 モーリス シーザリオ スペシャルウィーク キロフプリミエール
2位 スワーヴエルメ 牡 [東]堀宣行 ドゥラメンテ アイムユアーズ ファルブラヴ セシルブルース
3位 アルマドラード 牡 [東]藤沢和雄 キングカメハメハ ラドラーダ シンボリクリスエス レディブロンド
4位 カランドゥーラ 牡 [東]藤沢和雄 モーリス ラストグルーヴ ディープインパクト エアグルーヴ
5位 アップリバー 牝 [東]牧光二 スクリーンヒーロー クイーンビーⅡ ルアーヴル パンタデウス
6位 グレナディアガーズ 牡 [西]中内田充 Frankel ウェイヴェルアベニュー Harlington Lucas Street
7位 マジカルステージ 牝 [西]須貝尚介 モーリス オツウ ハーツクライ デライトポイント
8位 クインズムーン 牝 [東]中川公成 グタイファン ウッドコックムーン キラチー Mrs Gray
9位 チュウワエンジェル 牝 [西]大久保龍志 ハーツクライ エレクトラム High Chaparral
10位 ドラミモン 牡 [東]田村康仁 ドゥラメンテ ラッキーレディ ネオユニヴァース ネヴァーピリオド

PGPということでどうしてもノーザンファーム産が多くなってしまう。その代わりと言っては何だが、今年はディープインパクト産駒を指名せず「地雷っぽい当たり」を数多く狙ってみました。その結果、かなり大砲が多めの布陣に。ダイエーのダイハード打線になるか、巨人の史上最強打線(笑)になるか、乞うご期待。

2ダイナーマスク:2020/06/06(土) 11:49:12 ID:2Gk9aLAo0
まずは開幕週デビューの馬からレビュー開始します。

1位 HITGD ブエナベントゥーラ 牡 [東]堀宣行 モーリス ブエナビスタ スペシャルウィーク ビワハイジ

【血統分析】
モーリス×スペシャルウィーク×カーリアンと、米血スタミナでまとめたのは悪くない。ただし父も母もキレのあるタイプではなく、スローペースだと簡単に取りこぼしそう。1600m-2000mのタフなペースが合うが、2-3歳戦でそんな条件にはなりにくいし、出走数の少ない堀厩舎なので余計に心配である。実は新馬の舞台もあまり向いてない。

【個体分析】
NFの開幕週デビューだし、のび太→ジャイアンのような厩舎代わりもあるし、勝つ要素は満載。ただし懸念点もそれなりに多い。一番の懸念点は「ビワハイジ系が地雷牝系くさい」こと。牝系としてはファインセラ、ブエナビスタ、アーデルハイト、サングレアルといるが、13頭の産駒に対してオープン馬はたったの1頭、しかも忘れな草賞の一発だけ。確率低すぎである。ブエナビスタ産駒も3頭とも期間内1勝止まりで、募集価格7000万に全く見合っていない。当馬の募集価格は1億円とかなり強気だが、

【結論】
1勝+αと予想。少頭数スローがあまり向かなそうなので、大きく稼ぐことは難しい。もし新馬戦を取りこぼすと「タンタラスの悲劇再び」になるかもしれない。

※タンタラスの悲劇:姉のタンタラスが断然人気の新馬戦で9着に敗れた事件。地雷史に残る悲劇である。

3ダイナーマスク:2020/06/06(土) 11:49:38 ID:2Gk9aLAo0
2位 おーすけ ステラリア 牝 [西]斉藤崇史 キズナ ポリネイター モティヴェイター Ceanothus

【血統分析】
キズナ産駒の活躍パターンは「米血スピード×欧州スタミナ」の形がほとんど。逆に米血スタミナとの配合は鈍重になりやすい。そこへ来て当馬だが、Storm Birdの4×4を持っていて米血スタミナを強調しており、かつSadler's WellsやMill Reafといった欧州スタミナも持っている。これはかなり重い血統と言えそう。一言で言って短距離ハイペース向きで、重賞を勝つには展開の助けが要りそう。

【個体分析】
直前の追い切りで好タイムを出し、一気にドラフト上位候補になってきた。仕上がりがよく開幕週のマイル戦を使ってきたが、本来は1200m-1400mのハイペースベターのはず。初戦でも上位争いは可能だと思うが、キレがないので積極的に出していってほしいところ。逃げ先行が得意な団野くんにそこに期待。POG期間内という意味では、自分でペースを作れる馬になれば2勝はできそう、あとはフィリーズレビューあたりがイメージ合う。

【結論】
2勝+αと予想。1200m-1400mのハイペースベター、逃げた方がよさそう。フィリーズレビューがベスト条件とみる。

4ダイナーマスク:2020/06/06(土) 14:32:02 ID:2Gk9aLAo0
ブエナ弁当、ステラリアとも勝てず。恐ろしいほどレビュー通りの負け方だったが、両馬ともいずれ勝てるでしょう。ではここから明日出走の2頭のレビュー行きます。

1位 大和魂 サトノレイナス 牝 [東]国枝栄 ディープインパクト バラダセール ノットフォーセール ラバラダ

【血統分析】
まずは全兄・サトノフラッグの去年のレビューを抜粋してみる。

「母バラダセールは米欧混血で、少し重たいタイプ。当馬はディープ産駒に変わったが、血統的には「キレがない」。夏の新潟・札幌、あとは冬の中山あたりであれば活躍の場もあるだろうが、この血統、このオーナーがそんなマイナー路線を使うとも思えず。思ったように稼げず終了、と読む。」

結果はご存知の通り、冬の中山を連勝して弥生賞勝ち。地雷予想は外れたが、レビュー通りでもあった(ダービーも見せ場なかったし)。当馬は牝馬に変わったが、血統評価としてはほぼ同じでよく、タフな馬場や持続的な脚が要求される馬場で強い。

【個体分析】
NFの開幕週デビューで動きも絶好。初戦は東京コース・スローペースとも合わないが、相対的に考えて能力上位だろうし、大崩れすることなく勝ち上がれるだろう。重賞でも当然有力だが、キレる脚が必須になる1800m以上だと取りこぼす可能性も高い。よってベストはマイル戦、阪神JFがピッタリだろう。今年のドラフトで人気№1だったが、正直「押し出された1番人気」っぽい感じもする。

【結論】
重賞級。タフな馬場で強く、マイル重賞なら安定するので、ベストは阪神JF。1800m以上になると取りこぼしもある。

5ダイナーマスク:2020/06/06(土) 14:32:34 ID:2Gk9aLAo0
5位 ダイナーマスク アップリバー 牝 [東]牧光二 スクリーンヒーロー クイーンビーⅡ ルアーヴル パンタデウス

【血統分析】
父スクリーンヒーローであり、SSのクロスと欧州ND系とのクロスが非常に有効である。当馬の母クイーンビー2はSSこそ持っていないものの、Danzigクロス、欧州ND系Pivotalを持つので傾向は合う。SSクロスがないのでキレはないが、持続した長い脚を使えるタイプだろう。東京・京都などの広いコース向き、距離適性は1600〜2400mまで大丈夫。

【個体分析】
東京開幕週デビュー。美浦坂路で52秒〜54秒台の後傾ラップを連発という、信用していいのか悪いのか微妙なラインをくすぐってきた。この馬は初戦でサトノレイナスにぶつけているのだが、これは恐らく折り返しの未勝利狙い。スクリーンヒーローなので叩いてよくなるだろうし、未勝利戦の方がペースが上がるのもよい。初戦は3着以内で十分、早めに勝ち上がって、秋の重賞でポイント拾えれば。

【結論】
中距離ミドルペース向きの速攻系。サトノレイナスには花を持たせて、2戦目で勝ち上がり、あとはコツコツ稼いでほしい。

6ダイナーマスク:2020/06/07(日) 20:06:43 ID:2Gk9aLAo0
では私の指名を行けるところまで行ってみます。戦略やら想いやらは一番最後にまとめて。

1位 ダイナーマスク ルペルカーリア 牡 [西]友道康夫 モーリス シーザリオ スペシャルウィーク キロフプリミエール
【血統分析】
父モーリス×母シーザリオの配合で最も特徴的なのはSadler's Wellsのクロス。何が特徴的かって、このクロスを持つ馬が日本で出世した記憶がないのだ。それどころか、Sadler's Wells×Nureyevの3/4同血クロスすらほとんど走ってない。つまりこの2パターンは「地雷クロス」と言って差し支えない。(※命名:ダイナーマスク)

じゃあなんで「地雷クロス」をわざわざ1位で行ったのか。理由は単純で、シーザリオのポテンシャルに賭けたから。過去のシーザリオ産駒にリオンディーズとサートゥルナーリアがいるが、どちらもSadler's Wells×Nureyevを持っているのにG1馬を輩出できるくらい、優秀な母系である。もしこの「地雷クロス」が爆発しない場合、SSの4×3でスピードは増幅しているし、モーリスのタフさ、シーザリオのキレを併せ持った、夢のある怪物が生まれる可能性が出ると考えた。欧州スタミナが強いので、距離適性はゆったり走れる1800m〜2400m、広いコースがいい。

【個体分析】
秋デビューとのことだが、4月生まれなので焦って使う必要は全くないし、適距離が多くなる時期まで待つのは当然。なのに5月9日のNF坂路で「12.7-12.4-12.8」のとんでもない時計を出した。元々1位指名予定だったが、この順調さを見て確信に変わった。シーザリオの特徴は「回転の速い脚の動き」「ストライドの大きさ」「前向きな気性」なので、鈍重さが出にくいのかもしれない。ただし牡馬限定ではあるが。

【結論】
自信の1位指名であり、秋デビューの超大物。当然ダービー狙い。

7ダイナーマスク:2020/06/07(日) 20:07:36 ID:2Gk9aLAo0
2位 ダイナーマスク スワーヴエルメ 牡 [東]堀宣行 ドゥラメンテ アイムユアーズ ファルブラヴ セシルブルース
【血統分析】
巷でウワサになるレベルの近親配合だが、私の場合、血統はいかにインブリードさせて名馬の血を覚醒させるかであり、近親配合自体マイナスだとはあまり考えていない。ダビスタやらウイポやらで、牧場長がごちゃごちゃ説教を垂れやがるが、現実世界では近親配合からでも名馬は出ているのである。そこでスワーヴエルメだが、SS、キングマンボ、ノーザンテースト(ダイナカール)という日本のクラシック血統をクロスさせており、これが強調されるならクラシックでも期待できる、という非常に単純な発想である。なおクロスさせた馬の特徴から考えて、適性は1800m以上のミドルペースを最も得意とするだろう。

【個体分析】
「古馬のように落ち着いた気性」「非常に順調」「東のエース」という言葉が並んでおり、近親配合の影響はないと考えたい。というか、影響があったらとっくに出てるはずだし。早生まれで東京3〜4週デビュー、最近のNF活躍馬の傾向にもはまっており、まず大崩れはないし、当然重賞級と見る。

【結論】
母シーザリオが西のエースなら、母スワーヴエルメが東のエースという扱いでいいだろう。クラシックディスタンスでの活躍を期待。

8ダイナーマスク:2020/06/07(日) 20:08:44 ID:2Gk9aLAo0
3位 ダイナーマスク アルマドラード 牡 [東]藤沢和雄 キングカメハメハ ラドラーダ シンボリクリスエス レディブロンド
【血統分析】
ダービー馬の全兄。改めて強調することはないが、キンカメ×ボリクリなので東京コースがベストなのは間違いない。距離は1600m以上なら難なくこなせるだろう。

【個体分析】
当馬はキャロットの大エース的な扱いをずっと受けてきている(※ちなみに母シーザリオは火薬臭キツくね?みたいな雑な扱いを受けてたw)。馬体や動きを見ても豪快そのものだし、大物感しか感じなかった。現状は、ゲート試験を合格するくらい進んでいるのに、6月の東京開催には使ってこずに放牧。NFの使い分けも考えた結果であり、恐らく10月東京のトップバッターだろう。

【結論】
10月東京の大本命。とりあえずの目標は東京スポーツ杯2歳Sと見た。なおもう1頭の東のエース・スワーヴエルメとは使い分けが発動するはずなので、得意条件被りは気にしていない。

9ダイナーマスク:2020/06/07(日) 20:10:16 ID:2Gk9aLAo0
4位 ダイナーマスク カランドゥーラ 牡 [東]藤沢和雄 モーリス ラストグルーヴ ディープインパクト エアグルーヴ
【血統分析】
モーリス産駒はSadler's Wellsを持っているので「地雷クロス」を踏まない配合にしておきたい。そこで当馬だが、母方はLyphard・ノーザンテーストの欧州ND系を持ちながら「地雷クロス」を回避できておりセーフ。SSのスピード×欧州スタミナで溜めて伸びる形になりそうだが、キレはあまり感じないため、タフな馬場の方がいいだろう。エアグルーヴも持っているため、距離適性は1800-2400、広いコースが向く。欧州血統が強いので、冬の中山も合っている。

【個体分析】
早期に入厩して入念に乗り込まれ、6月東京デビューが濃厚。藤沢厩舎はアークライト、ショベルヘッドが先にデビューするため目立っているが、実はこの馬も同じくらい臨戦過程は充実していてドラフトの盲点っぽく、このくらい順位でも取れると考えていた。またこの馬は窪田氏所有のため、意外と積極的に使ってくれそうな点も好感。初戦はスローペースになって取りこぼすかもしれないが、長い目で見て指名。

【結論】
重賞級。6月デビューのモーリス産駒なので初戦は取りこぼすかもしれないが、積極的に使っていけば勝ち上がれるだろう。狙いは冬シーズン、ホープフルSや京成杯あたりが狙い目ではなかろうか。

10ダイナーマスク:2020/06/07(日) 20:10:43 ID:2Gk9aLAo0
6位 ダイナーマスク グレナディアガーズ 牡 [西]中内田充 Frankel ウェイヴェルアベニュー Harlington Lucas Street
【血統分析】
母ウェイヴェルアベニューはBCフィリー&メアスプリントを勝っており、名牝Serena's Song系からくる米血スピードが特徴。今回はフランケルとの配合でガッツリ米血に寄せてきた。距離適性はマイル以下で、血統的には芝ダートどちらの可能性もある。少なくともスローペースがいいタイプではなく、そういう意味では早期デビューは非常に合っている。小倉や新潟の1200-1600、あと秋冬の阪神もピッタリ。

【個体分析】
既にゲート試験済で7月デビューを予定。速攻に定評のある中内田厩舎だし、血統的にも2歳戦が合うので、厩舎と血統の相性も非常に良い。うまく行けば朝日杯まで狙えるか。

【結論】
夏の重賞狙いだが、年末のG1までしっかり稼いでくれそう。ベストは1200-1600で、小倉・新潟・阪神が合う。

11ダイナーマスク:2020/06/13(土) 11:07:53 ID:2Gk9aLAo0
先週日曜日のサトノレイナスとアップリバーも、全くもってレビュー通りの結果に。アップリバーは期待できそうでよかった。では指名馬レビューの続きを。

7位 ダイナーマスク マジカルステージ 牝 [西]須貝尚介 モーリス オツウ ハーツクライ デライトポイント

【血統分析】
>>6でも書いたが、モーリス産駒の指名にあたっては「地雷クロス」を避けるのがまず前提条件。かつSSの血と欧州NDの血を入れる形にして、父をトレースする形がベストと考えた。そこで当馬だが、母の父・ハーツクライはSS、Lyphrad、トニービンなど、モーリスと相性の良さそうな血を複数持っている。また母母デライトポイントも欧州ND×Hail to Reasonの
形を作っており、これまた相性がよい。モーリス産駒の中ではかなりの好配合とみた。

【個体分析】
6月2週目デビュー予定。須貝厩舎はクラブ馬の質がかなり落ちたが(※あくまで個人の感想です)、個人馬主ならまだ大丈夫とみた。坂路で後傾ラップを連発しており、デビューに向けて順調である。また欧州血統が基本なので、スローペースにもある程度対応できるはず。距離は芝の1600-2000m、パワーもあるので、中京・阪神が合う。北海道も悪くない。気性さえ問題なければ、いろんな条件に対応できそうなところが魅力である。

【結論】
血統のレベルが高く、好走できる守備範囲が広そうな馬。速攻系でありながらクラシックまで期待したい牝馬。

12ダイナーマスク:2020/06/13(土) 11:09:01 ID:2Gk9aLAo0

8位 ダイナーマスク クインズムーン 牝 [東]中川公成 グタイファン ウッドコックムーン キラチー Mrs Gray

【血統分析】
父Gutaifan、母父Kyllachyともにイギリスの短距離馬。いかにもマル外っぽい同系配合であり、狙いは2歳の北海道戦とわかりやすいタイプ。それくいらいしか特筆すべき事項はない(笑)

【個体分析】
早来では常に早い組おり、仕上がりが早く、ゲート試験をあっさりパスしていた速攻系。血統的にもピッタリだった函館デビュー予定が出たため指名。それくらいしか特筆すべき事項はない(笑)

【結論】
北海道でいくら稼げるかだろう。そして告白するが、今日デビューのウインルーアを指名するつもりが、酔っぱらってて間違えたw いやこれ、どう考えてもサテライト向きの指名だよなぁ。。。(ウインルーアも似たようなものかも知れないが)

13ダイナーマスク:2020/06/13(土) 16:59:03 ID:2Gk9aLAo0
9位 ダイナーマスク チュウワエンジェル 牝 [西]大久保龍志 ハーツクライ エレクトラム High Chaparral

【血統分析】
ハーツクライ×High Chaparralの配合。母父はあまり日本に入ってきていないが、欧州スタミナを豊富に持つタイプでタフなレースに強い。またハーツクライと相性の良いSadler's Well、Mill Reafを持っており、恐らくニックスになるであろう配合。軽いキレは期待できないが、タフな馬場ならお手の物のはず。

【個体分析】
5月下旬にゲート試験合格し放牧へ。順調といえば順調。狙いはタフな馬場なので、夏なら北海道ベター。あとは馬場の荒れた中京・阪神開催(特に冬〜春)は合う。距離は1600m以上あれば問題ないが、これより短いと忙しくなるので合わない。

【結論】
京都開催がなくなることにより、今年はタフな馬場が多くなると予想して指名した1頭。人気はないだろうが、地味に走り続けてもらえれば。

14ダイナーマスク:2020/06/13(土) 16:59:31 ID:2Gk9aLAo0
10位 ダイナーマスク ドラミモン 牡 [東]田村康仁 ドゥラメンテ ラッキーレディ ネオユニヴァース ネヴァーピリオド

【血統分析】
兄・ドラえもんと妹・ドラミは2歳差であり、当馬はそのフュージョン型とされる。性別は不明だが、登録上は牡馬とのこと。血統的には近親配合とはならず、同系統のニックス配合とみれば相性は非常によい。タフではあるが偏平足のため、滑る馬場は得意としないだろう。また瞬時にひみつ道具を出せることから、一瞬のキレは十分備えている可能性は高い。ある程度の距離はあった方がいいだろう。大長編もこなす。

【個体分析】
入厩済。裏山の坂路で数本の時計出してから、22世紀に短期放牧に出されているが、焦らず使っていけば。

【結論】
とりあえず、なんとかしてよドラミモン。

15ダイナーマスク:2020/06/13(土) 17:34:22 ID:2Gk9aLAo0
以下、軽くドラフト回顧です。まずは私の指名スタイルを整理しておく。

①ノーザンファームは中心にならざるを得ないので、評判は一通りチェックして、
②ピックアップした馬の順調さを確認し、
③血統で軽く絞って、
④牝系を見ながら活躍しそうなコース・距離を見極め、
⑤人が踏まなかった地雷っぽいのをあえて踏む。

近年はこれで指名馬を決めているのだが、出走回数、勝ち上がり率は常に高い状態をキープできている。去年はPGPSでノーザンファーム産は4頭指名だったが、今年は8頭まで増えた。特に固めようとは思っていないが、上位の馬から取っていくとこんな感じになるのはある意味当然なので気にしない。

それと今年のドラフト、1位のモーザリオ以外はほぼ無風だった。参考までに、先に指名されてしまったのは母アパパネ(あるどさん2位)、母ドバイマジェスティ(あるどさん3位)、母アディクティド(大和魂さん3位)、母アスコルティ(大和魂さん5位)、母ディオスバリエンテ(大和魂さん6位)、母コンテスティッド(BABEさん7位)、母ジュモー(HITBDさん7位)あたり。

あとモーリスの取り扱いがかなり難しかったのも今年の特徴。恐らくPGPメンバーはモーリスに懐疑的であり、地雷に見えた人の方が多いと思うが、私は逆に積極的に取りに行った。地雷研究家としては、「地雷っぽい当たりを取りに行く」ことこそ快感であり、また使命であると勝手に思っている。

16ダイナーマスク:2020/06/13(土) 17:37:02 ID:2Gk9aLAo0
ではここから先は、新馬戦の予想にも使えると評判の、ダイナーマスクによる他者指名馬レビューになります。

2位 大和魂 レガトゥス 牡 [東]木村哲也 モーリス アドマイヤセプター キングカメハメハ アドマイヤグルーヴ

【血統分析】
私の4位指名・カランドゥーラと同じモーリス×エアグルーヴ牝系だが、母アドマイヤセプターはノーマークだった。理由は単純で、モーリス×キングカメハメハには「地雷クロス」(>>6参照)が発生するので、この配合自体が怪しい。SSのクロスはあるので「箸にも棒にも」なことはないだろうが、かなり重たい血統なのは間違いない。上がり33秒台を駆使するタイプではないし、積極的に先行できるようなパワーも足りてないと見る。

【個体分析】
6月2週目デビュー。NFの早期デビューというのは単純にプラスだが、マイナス面も結構目立つ。まずは話題にもなってる馬体重。540kgを超える大型馬ということは、影響が出てほしくなかった「コテコテの欧州型スタミナ」が発現していると予想され、日本向きのキレは期待できない。好走条件はかなり限られ、「芝の広いコース、1800m以上のタフな馬場」が向く。5回走れば1回くらいは好条件に当たるはずで、未勝利は考えにくいにしても、大きく稼ぐのはなかなかに難しいのでは。これが関西馬だったら一考だったが。(※京都競馬場の改修で馬場が荒れるので)

【結論】
1勝+αと予想。芝の広いコース、1800m以上のタフな馬場向き。地雷とまでは言わないが、好走条件はかなり限られる。出走が決まったら雨乞いの準備をしよう。

17ダイナーマスク:2020/06/13(土) 17:37:45 ID:2Gk9aLAo0
2位 ストロング小林 グアドループ 牡 [東]田村 ヴィクトワールピサ マンビア アルデバランⅡ アルゴア

【血統分析】
かなり欧州スピード血統の強い馬。父・ヴィクトワールピサの特徴として、自身も産駒も「溜めてキレる」というタイプである。母もイギリス短距離馬であり、序盤をゆったり行くレースが合っている。総じて新馬戦向きの配合と言えるだろう。ベストはタフでスローになりやすい中山1600-1800mベストだが、東京1400-1800も合うはず。ただ、できれば牝馬がよかった。

【個体分析】
6月2週目デビュー。直前の調教では古馬に楽々先着しており、血統的にも新馬勝ちが十分狙える水準。多頭数はあまり合わないので、2歳の早いうちに勝ち上がって重賞挑戦するのが最良のシナリオ。とにかく序盤に稼いでおきたい。

【結論】
重賞級と予想。少頭数の重賞向き、早く勝ち上がって、積極的に重賞挑戦してほしい。正直なところ調査してなかった馬だが、結構いい馬だなぁ。

18ダイナーマスク:2020/06/21(日) 10:45:16 ID:2Gk9aLAo0
休みの日にちょっとづつ書いてます。

1位 おーすけ トレデマンド 牝 [西]松永幹夫 ディープインパクト コンドコマンド ティズワンダフル イヤーリーリポート

【血統分析】
2020年クラシックを賑わしたアルジャンナの全妹。去年、私はアルジャンナをこう評価した。

「Tiznowの血統は日本的ではなく、多くは短距離ダート馬となる。そして母内に3本持つSeattle Slewの血も気になる。よって血統からは推せない。しかし当馬は順調で大ハズレはあるまい。適性としては夏の小倉1800m、秋の京都2000mあたりにありそう。春のクラシックはそこまで相性がいいわけではない」

実際アルジャンナはどうだったか。まず私の見立てと違っていた点があるのでお詫びすると、この血統は「小回り向き」ではなかった。ディープ×Seattle Slewという米欧混血になったことで、ダッシュ力がなく、キレで勝負するタイプに仕上がっていた。つまり「広い馬場向き」に訂正させていただく。ただそれ以外はほぼ見立て通りで、秋の東スポ杯までに稼げたものの、冬以降は尻すぼみ。やはり2歳秋までが勝負のタイプだろう。

【個体分析】
まず夏の新潟デビューというのは大きくプラス。馬場も向くし、能力を十分に発揮できる。ただ問題はその後。1800m前後の高速馬場という番組が、牝馬路線にはほとんどないのだ。東スポ杯や京都2歳は向くが、よほど能力が高くないと牡馬混合は使いづらいし、高速マイルだと差し損ねの危険性も高くなる。まず確実に走ってくるだろうが、どこでどう稼ぐか、意外と難しいタイプ。まだ母が若く活力もあるので、積極的に使っていってほしい。馬券的には「人気で取りこぼしが意外と多いタイプ」と評価する。

【結論】
OP〜重賞級。2歳秋までにどれくらい稼げるかのタイプ。高速馬場の1800m前後が向くが、ダッシュ力がなく適正番組も少ないので、取りこぼしも多そう。

19ダイナーマスク:2020/06/21(日) 10:46:15 ID:2Gk9aLAo0
書く順番は適当ですが、出走する馬がいる場合は優先的に書いてます。

2位 HITGD レベニューシェア 牝 [東]戸田博文 ディープインパクト チャリティーライン マンデュロ ホーリームーン

【血統分析】
ディープインパクト×Monsun系は相性が非常に悪く、地雷の宝庫として有名である。この配合は過去27頭おり、社台ファーム・ノーザンファームばかりなのだが、重賞勝ちはシェーングランツのまぐれ一発のみ。前半のスピードがなさすぎて、ドスローのスタミナ勝負か、ハイペースで前が総崩れという特殊条件でしか走れないのだ。スピード血統を足して素軽くするならまだしも、この馬はNijinskyも複数本持っており、ますます重厚になっている。イメージとしては、こってり欧州スタミナにニンニクマシマシな感じ。

【個体分析】
Monsun牝系で最も有名な(最も被害者が多い)ナイトマジック産駒を期間内2勝させた、特殊条件好きなマニアック戸田厩舎は合うだろう。ただ馬自体の評判はそこそこレベルだし、クラシックの王道向きでないのは確か。冬シーズンのタフな馬場で、少頭数の長距離戦というニッチ産業でどこまで行けるか。

【結論】
1勝級と予想。タフで少頭数の長距離戦が最も向く。HITGDさんも、Monsun牝系被害者の会に入らないか?

20ダイナーマスク:2020/06/21(日) 11:02:15 ID:2Gk9aLAo0
レビューはちょっと休憩。今日はドラフト4位のカランドゥーラが出走するんですが、不調と言われるモーリス産駒について少しだけ書いてみましょう。巷では「モーリスはもうダメだろ」と言われ始めているが、私はあまり悲観しておらず、むしろ想定内である。理由は以下。

・モーリスの父スクリーンヒーローはロベルト系で、叩いてよくなって行く馬が多い
・モーリスの母メジロフランシスは古来から続くメジロ牝系で、高速馬場・少頭数・マイルは基本向かない
・総合して考えると、使いつつよくなっていくタイプが多く、冬〜春の2000mあたりがベスト条件、北海道も向く

6月開催の東京・阪神から勝ち上がるとはあんまり思っていない。その証拠に、1位は秋デビューのルペルカーリアを指名しているし、4位カランドゥーラは早期デビューで期待しながらも、目標は冬〜春の重賞に置いているので、2着とかでも問題はない(大敗はイヤだけど)。逆に、あまりにもモーリス産駒の評判が落ちるようであれば、乗り込み豊富なモーリスを新馬戦で狙ってみても面白いかもしれない。これだけ出走してきてるんだから、1つくらいは勝つだろうし。

ということで、カランドゥーラの馬券は買います。

21ダイナーマスク:2020/06/28(日) 11:51:35 ID:2Gk9aLAo0
新馬戦の1時間前に出走に気づいたので慌てて分析。

1位 ストロング小林 アレクサンドロス 牡 [西]須貝尚介 ハーツクライ オールザウェイベイビー グランドスラム ラスティリー

【血統分析】
母オールザウェイベイビーは初仔・ゴスホークケンが朝日杯を勝ったが、これはフライングスタートから逃げ切っただけのマグレの一発。2番仔以降は高額取引されるも、過剰人気となって1〜2勝しかできない「地雷牝系」である。今回はディープではなくハーツクライとの配合で、アメリカ血統を強めにしてるのはいいが、配合自体は特筆すべきものはない。母も18歳のBBAでは大きな前進は見込めず。素直にダート配合にすればいいのに、といつも思うのだが。

【個体分析】
6月デビューが明言されていたが、この一族は仕上がり「だけ」は良い。その割にデビュー戦の信頼度は高くないので、そんなにプラス材料ではない。血統的には米国スピードが強く、先行してナンボのタイプで、日本的な「キレ」は期待できない。逃げ・先行有利な馬場は合うし、ダートに行けば面白いのだが、冷静に考えると1勝クラス。ドラフト1位の期待に応えるのは相当難しいのでは。

【結論】
「地雷牝系」から普通に生まれた、いつもの地雷と見る。1勝はできても、2勝目は結構遠そう。

22ダイナーマスク:2020/07/05(日) 11:36:56 ID:2Gk9aLAo0
最近とっても忙しい。コロナで仕事がなくなるのはイヤだが、仕事がガッツリ増えるのも考え物である。そんな折、昨日はヨメさんの誕生日を完全に忘れるという大失態を犯してしまい、本日は家庭内ソーシャルディスタンスに気を配っております。そういうことで(どういうことだ)、筆はなかなか進まないのですが、今日もあるどさんの2頭だけ書いておく。

1位 あるど アークライト 牡 [東]藤沢和雄 ディープインパクト ヒストリックスター ファルブラヴ ベガ

【血統分析】
牝馬2冠のハープスター全弟。この血脈は小さい馬が多く活躍しきれてないが、当馬は500kgと十分な馬格。ならば相当走る、と言いたいところだが、血統的にはかなり地雷臭が漂っている。なぜならば、ファルブラヴ系は牝馬しか走らないからだ。かつて岡田牧雄氏がコラムで書いていたのが「ファルブラヴは牡馬だと体が大きすぎて走れない」という内容。血統的にも同じことが言えて、ファルブラヴ自身がかなり欧州スタミナに寄っており、さらにディープインパクトと配合することでスーパーヘビー級に仕上がっている。さらに懸念された馬体重も500kg超。走らないフラグが立ちすぎてて怖い。

【個体分析】
ノーザンFの早期デビュー予定馬だし、結果的に函館デビューになったのもよい。全姉がG1馬とプロフィール的には完璧。ただ走る条件はかなり限られる。まずスタートダッシュが利くタイプではないので1800m超は必要だし、他馬のスピードが殺されるようなドボドボ馬場が最も合う。洋芝もいい。ただ上級条件ではスピードが絶対に必要なので、日本では1勝程度になるのでは。未勝利の可能性もあると見る。

【結論】
今年の地雷業界では断トツのドラフト1位。順調なので1勝はするかもしれないが、期待値との差がありすぎと見る。「池添のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」とは言うが、地雷は強奪してもやっぱり地雷なのではなかろうか。

23ダイナーマスク:2020/07/05(日) 11:37:17 ID:2Gk9aLAo0
2位 あるど アカイトリノムスメ 牝 [東]国枝栄 ディープインパクト アパパネ キングカメハメハ ソルティビッド

【血統分析】
ディープ×キンカメ配合で、血統的は極上。米血スピードのSalt Lakeを入れているし、日本的なスタミナも備えている。兄3頭もしっかり走っているし、33秒台のキレも使えているし、日本の芝ならば相当やれるはずの配合ではある。

【個体分析】
ドラフト時点でゲート試験済みで新潟デビューとされていたが、順調さとデビュー場所はほぼ完ぺき。米血が強いので、最も合うのは夏の新潟と秋の府中、距離は1600m〜2000mの王道。格的には重賞も全く問題ない。今年の牝馬ナンバーワン評価。

【結論】
G1級。マイナス面が何もなく、陣営の使い方も理にかなっているのが大きい。メディア露出が少ないが、それを気にしない人なら当然指名対象になるだろう。実際、私も2位で考えていた。

24ダイナーマスク:2020/07/25(土) 17:56:41 ID:2Gk9aLAo0
すみません間が空いてしまいました。その間に2頭デビューしてしまった。。。この休みで一気に書き上げてしまおう。

BABE カイザーバローズ 牡 [西]中内田充 ディープインパクト ジェニサ ストームキャット ティズドバイ

【血統分析】
ディープインパクト×Storm Cat×Cee's Tizzyの配合。要するにコントレイルからUnbridle's Songを引いた血統である(母母TizdubaiがTiznowの全妹)。ただコントレイルが芝で走ったのはUnbridle's Songがあったからで、当馬の配合には芝向きの要素がまるでない。実際に母ジェニサの産駒は2頭ともダート馬であり、全兄などはデビュー戦の敗北であっさり芝を諦め、ダートに主戦場を移している。血統も走りもダート向きとなれば、ディープの良さは活かしきれないだろう。血統的にはテンのダッシュはあるが終いが甘くなるはずで、夏の小倉、もしくはダートがいい。

【個体分析】
先にも書いたが、米血が強いので夏デビューさせたい血統だった。しかしドラフト時点でデビュー時期不明であり、この時点でかなり苦しいと見た。もちろんダートでの勝ち上がりは見込めるが、芝で大きく稼ぐのは難しいと言わざるを得ない。

【結論】
いくら馬のデキが良くても、日本では合う条件が少ない。ダートで1勝+αと読む。

25ダイナーマスク:2020/07/25(土) 17:57:09 ID:2Gk9aLAo0
BABE セブンサミット 牡 [西]石坂正 モーリス シンハライト
ディープインパクト シンハリーズ

【血統分析】
この馬はいわゆる「地雷クロス」(>>6)となるSadler's Wellsのクロスを持っている。4×5なので多少血量は薄いのだが、それでも歓迎材料ではあるまい。血統的には軽さが全くなく、米欧混血のスタミナタイプ。スピードが全くなく、恐ろしくズブく出そうなのは非常に気がかり。ベストは北海道や冬場の2200m超ではなかろうか。秋の芝1800mあたりを使ってきたら、目いっぱい疑ってかかりたい。

【個体分析】
世の中には「地雷製造厩舎」なるものが存在する。リーディングトレーナーは1億円の外車を何台も潰した中竹厩舎、関東のドンはなんでもダート馬にしてしまう加藤征厩舎だが、関西地雷界の重鎮といえば石坂師である。ここ数年はサンデーレーシングやキャロットの超高額馬を預かりながら、平場でシコシコ小銭稼ぎしてリーディングを争うようになっており、重賞なんぞ全く使わなくなってしまった。もはや賞金よりも勝ち数に拘っているような感覚さえある。また牡馬クラシックには全く縁がない(使ってくれない)のも特徴。当馬は血統的にも微妙ではあるが、この厩舎に入ったことで地雷感がさらに強まった。

【結論】
血統からも厩舎からも地雷臭しかしない。サンデーレーシングが送り込む、最後の特大地雷と見る。むしろ地雷と分かっていたからこそ、石坂師の最終年に押し付けた説を推奨したい。

26ダイナーマスク:2020/07/25(土) 17:57:28 ID:2Gk9aLAo0
十具 ヨーホーレイク 牡 [西]友道康夫 ディープインパクト クロウキャニオン フレンチデピュティ クロカミ

【血統分析】
ディープインパクトだけで11連産しているが、兄姉は全て期間内勝ち上がり。牡馬に限れば7頭すべて期間内オープン入りという、さながらボクシング・亀田一家のような当たり方。1800m-2000mで高速上がりを使うという、ディープ産駒の見本のような走りを見せるので、期間内で大外しする心配はほぼない。問題があるとすれば「G1には届かない」という点だが、ヒットの延長がホームランと考えれば、
デメリットとまでは言えないだろう。

【個体分析】
「過去最高傑作」と言われていた上、ドラフト時点で早期デビューが見込まれており、マイナス材料はひとつもなし。ドラフト1位は当然のプロフ。私は個人的にこの血統を指名したことがないので軽視したが、縁のある方なら抽選やむなしで特攻するのは当然。得意条件は東京・京都の高速馬場だが、中山・阪神もこなすため、早くデビューすればするほど稼ぐ確率は上がるだろう。

【結論】
当然だが重賞級。東スポ杯、共同通信杯あたりがベストだが、期間を通じてコツコツ稼いでくれるだろう。

27ダイナーマスク:2020/07/25(土) 17:57:52 ID:2Gk9aLAo0
十具 ミッキーセレスタ 牡 ハーツクライ セレスタ ジャンプスタート セラタ

【血統分析】
ハーツクライ産駒は母に欧州スタミナ血統(Nureyev、Danzig、Lyphard、Sadler's Wellsなど)を持っていないと、芝での大成は難しい。しかしこの馬は母に欧州スタミナはなく、米国血統で固めてしまっている。ではハーツクライ×米国血統の特徴はというと「芝の中距離で先行するが、キレがなく最後に差される」という形になる。実際、全兄のダノンセレスタの成績は【1.5.0.2】という、教科書通りの差されっぷり。早めに勝ち上がれれば重賞で着拾いも出来るが、重賞勝ちにはなかなか届きにくいだろう。

【個体分析】
ドラフト時点では6月東京予定だったが、恐らく東京で使っても差されるだけだし、夏場の高速上がり決着には向かないはずで、早期デビューのアドバンテージはあまりない。渋い馬場や冬場の洋芝でなければ2着〜3着が多くなるのでは。

【結論】
1勝+αと予想。勝ち上がりには時間がかかるタイプで、馬券的には2着付け・3着付けでお世話になりたい。なんとか勝ち上がったとしても、重賞ではキレ負けする可能性が非常に高く、大きく稼ぐことは難しいと見る。

28ダイナーマスク:2020/07/25(土) 18:02:55 ID:2Gk9aLAo0
いったん休憩。

このスレでは偉そうなことを色々書いているが、私、まだ勝ち上がれておりません。6頭デビューして【0.5.2.1】ってなんなの。しかし先週時点ではなんとPGPで3位。今年は皆さん苦労してるようで。ちなみに、私は>>12にてこんなことを書いた。

「そして告白するが、今日デビューのウインルーアを指名するつもりが、酔っぱらってて間違えたw」

このウインルーア、今日アークライトを破って勝ち上がりました。こんなん書いたら、大活躍されそうで仕方がない。うーんナイスフラグ!そしてPGPSで指名したでゅぷれさん、お見事です!

29ダイナーマスク:2020/07/26(日) 19:59:01 ID:2Gk9aLAo0
今日もデビューしてまた2着。【0.6.2.1】ってなんなの。

インヴァソール バッソプロフォンド 牡 [東]藤沢和雄 ディープインパクト レディオブオペラ シングスピール レディミドルトン

【血統分析】
ディープインパクト×Singspielは知る人ぞ知るニックス。欧州スピード血統を含んだ日本向きの配合で、アダムスピーク・シンハライト兄妹などを出している。更にサンデーの2×4があり、スピードを強化している。ここは特に問題がない。サンデークロスがある分、距離適性はややマイル寄りになりそう。

【個体分析】
この馬の判断軸は「ダーレーのディープ産駒は走るのか」。ダーレーは過去10年、20頭のディープ産駒で当たりを引けておらず、重賞勝ちは晩成のディサイファのみ。ダーレーは牧場を挙げて短距離・ダート路線に注力しており、実績の少ない芝の中距離馬、特にクセの強い(と思われる)ディープを育てあげ、かつダービーに照準が合うのか。この点、私は懐疑的で、まだノウハウは蓄積されていないとみた。なお適性があるのは王道と少しずれた路線、中山芝1600m-2000mあたりと見る。

【結論】
1勝+αと予想。ダーレーの中距離馬が早期(POG期間内)に活躍する画は浮かばなかった。冬の中山で未勝利脱出、というのが一番しっくり来る。

30ダイナーマスク:2020/07/26(日) 19:59:51 ID:2Gk9aLAo0
インヴァソール ヴァイスメテオール 牡 [東]木村哲也 キングカメハメハ シャトーブランシュ キングヘイロー ブランシェリー

【血統分析】
母シャトーブランシュはダンシングブレーヴ×トニービンという欧州スタミナ血統で、テンには行けなかったが豪快な追い込み競馬でマーメイドSを勝っている。父キングカメハメハとの配合だが傾向的にはほぼ同じで、テンに行けるパワーはないため差し競馬になるだろう。距離は1800m以上は欲しいところ。

【個体分析】
前述の通り差し競馬がメインになるはずで、スローになりやすい2歳戦はあまり向かない。となると能力的な裏付けが欲しいが、陣営からはドラフト時点でそのようなコメントもなく。常に展開頼みだと狙ったレースは勝ちにくく、また連勝もしにくいので安定感はないだろう。当然差しが効きやすい馬場、荒れたローカルや中山・阪神あたりが向く。

【結論】
1勝+αと予想。母はまだ若いし、活力はありそうだが、展開に左右されそうな血統というのはPOG的にはアテにならない。

31ダイナーマスク:2020/07/26(日) 20:00:16 ID:2Gk9aLAo0
キズナファン レッドジェネシス 牡 [西]友道康夫 ディープインパクト リュズキナ ストームキャット Lucky

【血統分析】
配合はディープインパクト×Storm Cat×Sadler's Well。ディープ×Sadler's Wellはかなり素軽さが失われる配合で、適距離は2000m超になる上、高速上がりが使えない。Storm Catがある分、スピード競馬にも対応はできるだろうが、ベストは上がりのかかる中長距離。サトノルークスのイメージが一番近い。

【個体分析】
私は東京サラブレッド(レッド)の会員であり、募集馬はくまなく見ているのだが、1歳時の母リュズキナはほとんど印象にない。POGのシーズンになって大きく取り上げられてきたが、この理由は「ディープ×Storm Catである」「友道厩舎である」というのが理由ではなかろうか。そう考えると注目のされ方が不自然であり「とんだいっぱい食わせ者」の香りが漂ってくる。早期デビューが出来るのはいいのだが、クラブの一番手評価だとはどうしても思えなかった。

【結論】
1勝+αと予想。血統的にも長距離向きだし、夏の間から稼げるような感じはない。冬の長距離で1勝して重賞でも着を拾えれば、というイメージ。

32ダイナーマスク:2020/07/26(日) 20:02:39 ID:2Gk9aLAo0
キズナファン シテフローラル 牡 ディープインパクト ジョコンダⅡ ロッシーニ ラジョコンド

【血統分析】
ディープインパクト×Rossini×Vettoriの配合。母は米欧混血でかなりスタミナに寄っており、中距離向きのキレが不足している。そのため芝の重賞ではキレ負けしてしまうのだが、なぜかセリで高額取引されるという、見掛け倒しの地雷血統である。全兄・フィリオアレグロは青葉賞3着ではあるが、キレ不足を補える最高の使い方をしてもあれが限界、とも言える。普通に使えばサトノヴィクトリーの二の舞(2億5千万の特大地雷)と見るのが妥当。

【個体分析】
ドラフト時点で早期デビューはなく「秋ではないか」と言われていたが、ある意味これはプラス材料。夏の高速馬場は全く合わないからだ。兄弟よりも順調らしいのもプラス。ただこの馬が最も合うのは恐らく冬〜春の長距離戦。順調に行ったところで青葉賞でなんとか、といったところは変わらない。ノーザンの高額馬っぽく、接待競馬で1勝はできるとしても、その後が続くかどうかは運次第。運だけなら無敵の金子オーナー頼みでどう出るか。

【結論】
1勝+αと予想。堀厩舎で未勝利は考えにくいが、大きく稼げる感じがないのもまた事実。なぜこの血統が高値取引されるのかはわからんが、ずっと地雷血統のままだと思う。

33ダイナーマスク:2020/07/26(日) 20:15:51 ID:2Gk9aLAo0
これでレビューはすべて終了。

今年のレビューはかなり厳しい評価が多くなったが、実際にPOG人気馬は低調であり、かなり乱世な感じはする。私自身も2ヶ月終了時点で【0.6.2.1】という成績だが、ここまで初勝利に時間がかかった年はない。私は来年6月まであまり顔を出せないと思うが、どんな結末が待っているのかはある意味楽しみ。コロナ禍で競馬開催が中止されないことを祈って、来年の結果を待とう。

あと、よく考えたらPSPの2位を評価するより、PGPSの1位を評価したほうがよかったかも(終わってから気づいた)。これは来年の課題にしときます。

34大和魂:2020/12/20(日) 16:30:50 ID:PIeL83dk0
ダイナーマスクさん、朝日杯制覇おめでとう!
グレナディアガーズ、無事ならクラシックで相当期待できそうですね。
単なるマイラーには見えません。

35十具:2020/12/20(日) 20:09:32 ID:.BT0D6QQ0
グレナディアガーズの朝日杯フューチュリティステークス制覇おめでとうございます。
好位から押し切る強い競馬でしたね。
今後の路線選択が楽しみですね。

36おーすけ:2020/12/21(月) 22:37:14 ID:RWoJUm6M0
2歳マイルG1完全制覇おめでとうございます。
ダイナーマスクさん最強です。

37ダイナーマスク:2020/12/29(火) 22:06:27 ID:2Gk9aLAo0
みなさんご無沙汰しております。ダイナーマスクです。
大和魂さん、十具さん、おーすけさん、ありがとうございます。

勝ってくれて本当にほっとしました。
未勝利でグズグズやってたので心配してましたが、一戦ごとに力を付けてくれました。
これからも珍名馬の星として、1回でも多く名前を呼ばれてほしいですね。


えっドラミモンの話じゃないの?

38ダイナーマスク:2021/05/29(土) 06:21:58 ID:2Gk9aLAo0
大変ご無沙汰しております。ダイナーマスクです。最終週に出走がないため、今年のポイントはこれで確定。軽く回顧しておきます。

順位は10人中5位、総合ポイント238,440。存在感のないメンバー麻雀でフィニッシュ。PGP界の空気とは私のことである。今年の何が悪かったのかというと、速攻系を7頭指名したのに初勝利が11月という、さながら三浦DeNAのような開幕逆噴射スタート。しかも10月までの成績が【0.8.3.6】、そりゃメンバー麻雀になるわな。でもドラミモンを含め、最終的に9頭勝ち上がってくれたので楽しむことはできた。9頭で10勝なのは気にしない方向で。

また指名馬を振り返ると、肝心の上位陣、別名・史上最強打線(笑)は全く機能せず。私は数を使わない馬はあまり指名しないのだが、ドラ1で消えると思ってたスワーヴエルメ・アルマドラードに安易に飛びついた結果がこれですわ。そして、本来はドラ2指名予定だったのがアカイトリノムスメ、ドラ3予定だったのがシャフリヤール。そら負けるわ。「赤い鳥の娘って、ひらがな混じってるから漢字指名じゃないよなあ」とか、全く理由になってない。ドラミモンに言わせれば「きみはじつにばかだな」である。

一方で、地雷予想家としての活動は今年も順調だった。特大地雷警報を出したセブンサミット、アークライトは未勝利だったし、1勝クラスと予想したレガトゥス、ブエナベントゥーラも1勝止まり。でもここまで読めてても勝てないんだから、POGは奥が深い。

また来季もよろしくお願いします。来季はPGPSの1位分析(という名の地雷予想)もやってみます。

39ダイナーマスク:2021/05/29(土) 06:25:52 ID:2Gk9aLAo0
なんか文章おかしくなってたのですが、赤い鳥の娘は「ひらがな混じってる」という理由で指名を躊躇した、という意味です。
何度考えてもばかだな。じつにばかだな。

40大和魂:2021/05/29(土) 08:57:58 ID:MHkuZoIQ0
面白い。オンリーワンの感で全く空気じゃないですよ。


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