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■【そうだ】おっぺけ2017-18【競馬行こう】■
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競馬が、宇宙や人生の話になってしまうとはね。
1位指名 アドマイヤキング [西]友道康夫 牡 キングカメハメハ アドマイヤテンバ クロフネ
2位指名 ルナステラ [西]石坂正 牝 ディープインパクト ピラミマ Unbridled's Song
3位指名 ラポートトーク [西]須貝尚介 牝 ディープインパクト リラックススマイル Dubai Destination
4位指名 フォックスクリーク[西]中内田充正 牡 ディープインパクト クロウキャニオン フレンチデピュティ
5位指名 グランソード [西]高野友和 牡 ハーツクライ ドリームオブジェニー Pivotal
6位指名 オールフォーラヴ [西]池江泰寿 牝 ディープインパクト レディアルバローザ キングカメハメハ
7位指名 馬名未定 [?]厩舎不明 牝 シャマーダル ピクシープリンセス ディープインパクト
8位指名 レヴァンテ [東]萩原清 牡 オルフェーヴル ミセススノー Singspiel
9位指名 アンヴァンシブル [西]藤岡健一 牡 ロードカナロア ガールオンファイア アグネスタキオン
10位指名 馬名未定 [?]厩舎不明 牡 オルフェーヴル スイープトウショウ エンドスウィープ
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【指名方針】
自称『薄口血統派』です。
BABEさんや黒船屋さんみたいに深く血統解説とか出来ませんが
自分なりに過去の活躍馬の血統と似ているものを探してリストに入れていく、という感じです。
牝系、母の繁殖成績なども重要視していますが今年度は血統構成からの指名が多いです。
前年度の指名理由発表時に注目の2015年産駒を挙げていたので
そのままリスト上位にし、指名をしております。
また、過去に指名した馬のきょうだいも同様にリストに入れています。
馬体はよくわからないので基本スルー、馬体重はチェックしますが参考程度。
好き嫌いという程度ですが、厩舎と生産者をある程度考慮しております。
前年度は非社台ディープ産駒で結果を出してますが、
今期はあまり意識せずにリスト作成をしました。
例年1頭は指名しているBallade牝系の馬ですが
今年は指名せず、旬のウインドインハーヘア牝系を注目。
(ドラフトの流れで指名は1頭だけでしたが)
【ドラフト戦略】
直前まで1位指名はシンハラージャの予定でした。
ただ、馬体が小さいことと所属が牝馬で結果を出している
石坂厩舎であることを考えて直前で予定変更し、
なんとなくストロング小林さんが指名しそうなアドマイヤキングを1位指名、
シンハラージャ、イシュトヴァーンの石坂厩舎の牡馬2頭は
そのあとで指名と考えて臨みました。
中位から下位は前年度の注目馬を中心に方針を決めてドラフトへ。
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●1位指名 アドマイヤキング 牡 [西]友道厩舎
父キングカメハメハ 母アドマイヤテンバ 母父クロフネ
牝系…エアグルーヴ/パロクサイド
言わずと知れた日本で最も活力のあるパロクサイド牝系の本流エアグルーヴ一族。
この一族、とにかくキングカメハメハとの相性が抜群で、
ボトムラインにエアグルーヴを持つキングカメハメハ産駒は
ここまで出走馬11頭中10頭が勝ち上がり、その内訳も
2冠馬ドゥラメンテにルーラーシップ、アドマイヤセプター、ヴァナヘイムと有力馬ばかり。
この相性の良さは牝祖のパロクサイドの血統構成であるNasrullahとHyperionの組み合わせを
代々重ねていることが根拠になっているのだと思います。
アドマイヤキングもHornbeam≒パロクサイドの6×6・6、父がSpecial持ちですので
クラシック級の期待を持てるだけの配合だと思います。
実際にドゥラメンテと3/4同血の関係になりますが、ポイントは母父にクロフネをどう見るか。
キングカメハメハ×クロフネ、の血統構成からはまだ重賞馬は出ていませんが
準オープンですけどバンゴールがいたりと相性が悪い、というほどでもないです。
やはりNorthern Dancerの濃いキングカメハメハにNorthern Dancer系のクロフネなので
こんなものかな?とも思いますけど、アドマイヤキングの場合は悪くない方向に出ると思っています。
といいますのも、エアグルーヴ一族は総じて晩成傾向に産駒が出てますが
産駒の活躍馬が短距離傾向のクロフネが入ることで
3歳からしっかりと走れるのではないか、と期待しています。
半姉アドマイヤローザはエルフィンSで2着、
同じNorthern Dancerの濃いハービンジャーで結果を出しておりますので
その点からも問題はないかなと考えております。
今年はあまりPOG関連書籍を読み込めなかったのですが、
2歳春で500kgを超える馬格、ドゥラメンテと同じ育成馬房と
プロフィールからも期待できる1頭。
来年のダービーを狙えるだけのポテンシャルがある馬だと思います。
【ドラフト回顧】
1位指名は競合なしで無事獲得できましたが
カブるんじゃないかと思っていたストロング小林さんの指名馬がイシュトヴァーン。
ルーラーシップ×ディープの組み合わせは結果を出しているだけに
ここで取られたのは痛かったです。まさか1位指名で来るとは。
他の方の指名馬ではちっちさんのブレイニ―ランが注目の1頭ですね。
出資してるのは知っていたのでここは競合を避けての指名方針。
今考えるとそれはそれ、としてジャンケンしても良かったなと思います。
【おまけ】
アドマイヤテンバの2016(父キングカメハメハ)
アドマイヤセプターの2016(父ハービンジャー)
スペシャルグルーヴの2016(父ロードカナロア)
グルヴェイグの2016(父ハービンジャー)
ラストグルーヴの2016(父キングカメハメハ) など
エアグルーヴ一族の来年のラインナップ。
母アドマイヤテンバは牝馬に出てどうなるか気になりますね。
名牝系一族なだけに、妹が当たりかもしれませんので
今のうちにチェックしておきます。
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【備忘録:来季の自分のための注目1歳馬】
その1・ルーラーシップから当たりを指名したい
数年前にやっていた、気になる1歳馬についての備忘録です。
あるいは、自分が先にツバつけたんじゃぁ!と言いたいための書き込みです(笑
イシュトヴァーンが1位指名されたので来年の1歳馬から面白そうな馬を。
★ルーラーシップ×母父ディープインパクト
この組み合わせでデビューした初年度産駒5頭中4頭が勝ち上がり、
毎日杯3着のキセキと期間内2勝のバルベーラがいます。
ケイティーズジェムの2016
シュプリームギフトの2016
ハッピーユーゲントの2016
シュプリームギフトの2016はKingmambo≒Souvenir Copyの3/4同血クロス。
レッツゴードンキのKingmambo≒ジェイドロバリーと同じような組み合わせですね。
(余談ですが、2016年世代にはレッツゴードンキの全弟がいます。こちらも注目)
これはルーラーシップ産駒でも有効で、現3歳で2頭いますがどちらも勝ち上がり。
ハッピーユーゲントの2016はルーラー×ディープ×ドイツ血統で
現3歳新馬勝ちのカリンバと7/8同血になります。
★ルーラーシップ×ジェイドロバリー持ち牝馬
上で書きましたけど、この組み合わせは3歳世代で2頭中2頭とも勝ち上がり。
うち一頭は出資馬のビートマッチです。
ワーキングウーマンの2016
ルーラーシップ×フジキセキの組み合わせは7頭中3頭勝ち上がり。
タガノグルナがPOG期間中に2勝しています。
牝系はナイトライト系。古くはダイナコスモス、最近ではシャドウゲイト、イコピコがいますね。
G1レーシングから一口45万円で募集中、厩舎は小島茂之厩舎。
…どうしよう、ちょっと出資したくなします(笑
★ルーラーシップ×ハーツクライ
ここまでこの組み合わせの馬は未出走なんですが、
母母がハーツクライの全きょうだいになるアイリッシュピースの
ナムラライラが勝ち上がっております。
この組み合わせですとトニービンの3×4が成立します。
トニービンの血を引いてる馬は晩成になりやすいんですけど
本格化さえすれば大きいところを狙えると思うんですよね。
ケイティーズハートの2016
ツインエンジェルの2016
ほとんど情報のない2頭ですけど隠し玉的に注目していきます。
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●2位指名 ルナステラ 牡 [西]石坂正厩舎
父ディープインパクト 母ピラミマ 母父Unbridled's Song
牝系…ピラミマ/キャリアコネクション
母ピラミマは優秀な繁殖成績を上げている名牝。
ここまでデビューした子供は5頭すべてが2勝以上で
ダービー2着のスワ―ヴリチャード、きさらぎ賞2着のバンドワゴンがいます。
母母キャリアコネクションが米国重賞勝ちですが、
ちょっとそれ以上前の牝系はよくわからないので割愛します。
本馬はディープ×Unbridled's Songの組み合わせを理由に指名しました。
以下、2015年の参加スレッドで書いた内容の改訂版です。
◇ディープの当たりがPOG勝利の近道 2 改訂版◇
ディープ×Unbridled's Songの組み合わせは7頭中6頭が勝ち上がり、
朝日杯FSのダノンプラチナに期間内2勝のサイレントソニック、
1勝のミュゼリトルガールも期間内に1000万以上稼いでますから
大変計算のできる優秀な組み合わせと言えます。
ディープ×Unbridled's Songの好相性はその父のUnbridledの血統構成が理由になると思われます。
というのもディープ×母父Unbridledの組み合わせもたいへん優秀で
これまで6頭出走して4頭が勝ち上がり、その内容も
ラジオNIKKEI杯勝ちで皐月賞3着、宝塚記念2着のダノンバラードとその全弟2頭、
期間内に7戦して2000万稼いだダコールがいます。
また、Unbridled's Songの全妹アジアンミーティアは重賞の常連だったダコールを、
娘のルシュクルは函館のスプリント戦で無類の強さを誇るブランボヌールを
ディープインパクトとの仔で輩出しております。
UnbridledはMr. Prospector系ですが、他のミスプロとはちょっと毛色が違う印象があります。
それは、4代母のAspidistraから続く血統構成が理由になると思われます。。
その血統構成は父Better SelfがLa Troienne(Teddy) + War Admiral(Man o' War)で
母父Bull Brier(Teddy)と、パワフルな米血で構成されていますが、
娘のMagicの代で父BuckpasserのTeddy + Busanda(War Admiral + La Troienne)を継続。
さらにCharediの代でWar Relicの3×3を持つIn Realityが配合されることで
War Relic(Man o' War) + Rough'n Tumble(Teddy)を再度重ねております。
Charediはかなりクロスがうるさくなってしまったので自身も5代アウトブリードで
子供にクロスが発生しないLe Fabuleuxを配合して生まれたGana Facilで一度緩和し、
そこにFappianoを配合することでMr. Prospectorのスピードを取り込みつつ
母父Dr. FagerのRough'n Tumble + Aspidistra でもう一度緊張させる配合になります。
こうした配合でミスプロの皮をかぶったパワー血統になっているのだと考えられますが
これがディープインパクトのどこと組み合わさるのかといいますと、
サンデーサイレンス、Haloと遡ってHail to Reason母のNothirdchance。
Nothirdchanceの血統構成はBlue Larkspur×Man o' Warの3×4にSir Gallahad(Teddy)と
Unbridledの持つBusandaと同じ血統構成でAspidistraも相似的と言えます。
ディープインパクトはHalo≒Sir Ivorもあってか、柔らかすぎで非力な面があり
パワー、頑健さを補強することで成功している種牡馬ともいえます。
その方法は母父に頑健なノーザンダンサー系(クロフネ、フレンチetc)を持って来たり
Special持ちを入れてHighclere(Forli/Hyperion+Fair Trial)を刺激するとかいろいろありますが
Nothirdchancを刺激する米血を持ってくるのも一つの方法だと考えられます。
成功例として3歳で安田記念を制覇したリアルインパクトを挙げます。
母父Meadowlakeが持つNothirdchance≒Blue Moon(Man o' War×Blue Larkspur×Sir Gallahad)
リアルインパクトはNothirdchance≒Blue Moonの5×4・5のクロスになり、
In Realityの持つWar Relic 3×3のクロスでこれをさらに補強する構成になります。
こうして頑健さを補完されたため、3歳で古馬相手にマイル王者になることができ、、
古馬になってからの阪神C連覇につながったのだと思われます。
同じようにNothirdchanceを刺激することになるディープ×Unbridledの組み合わせから
ラジオNIKKEI杯勝ちで宝塚記念2着のダノンバラードが出ていますので
ゴール前に坂がある阪神での適性は高くなりますが、パワー過剰になるのか平坦馬場は不向きのようですが、
Unbridled's Songは3代母のIncantationが Blue LarkspurのクロスにBull Dog(Teddy)持ちで
米血パワー血統を強化しつつ母方にGrey SovereignやRoyal Chargerといった
スピード血統も補完しているので、配合的にはこちらの方がよりスキのない組み合わせだと思います。
産駒がいろいろな父で走ってるピラミマの仔だけに大外れはないと思います。
シルクで募集されましたが、当然のように申し込みして実績で落選しました。
出資できなかった分、PGPで応援していきたいと思います。
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文章が長すぎたので分割。
【ドラフト回顧】
シンハリーズの仔という理由だけで上位指名に値すると考えているので
ここでシンハラージャが欲しかったのですが大和魂さんと競合、じゃんけん負け。
残念ですがこればかりは仕方がない、取れなかったことを後悔するくらい活躍してほしいですね。
この順位で消えたリスト馬はなし。
もともとほかの方と競合しない独自路線なので今年もこんな感じです。
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【備忘録:来季の自分のための注目1歳馬】
その2・ディープ×Unbridled's Songは鉄板
>>5 で書いたようにこの組み合わせは7頭中6頭が勝ち上がり。
これだけ打率がいいなら来年も狙っていきたい組み合わせです。
シェイクズセレナーデの2016
母はUnbridled's Song×Storm Cat×Damascusの牝馬。
ディープと相性の良い血で固められた配合ですが
牡馬だとプラスになるDamascusは牝馬だとちょとマイナス。
トーホウガイアの2016
母はUnbridled's Song×Nureyevの牡馬。
リトルアマポーラとトーホウジャッカルの半妹だけに期待したい1頭。
兄と同じように体質が気になりますが、血統構成は魅力大。
バティーラの2016
ダノンプラチナの全妹。全姉リボンフラワーも勝ち上がってる堅実な1頭。
ラヴェリータの2016
母は砂の女王、全兄は現時点未勝利。
ミスプロクロスがマイナスに働いている気が。
レインデートの2016
母はUnbridled's Song×Storm Cat×Blushing Groom の牡馬。
血統構成は一番魅力的、全きょうだいは2頭とも勝ち上がり。
レッドファンタジアの2016
母はUnbridled's Song×Storm Catの牝馬。
全姉が2歳にいるのでその戦績次第?
ロマン枠と現実の兼ね合いでトーホウガイアの2016が面白いかも。
バティーラとレインデートがよさげですね。
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●3位指名 ラポートトーク 牝 [西]須貝尚介厩舎
父ディープインパクト 母リラックススマイル 母父Dubai Destination
牝系…ヴェルヴェットクイーン/Velvet Moon
母母ヴェルヴェットクイーンは3戦1勝の英国産。競争実績は特に見るものはないですが、
ドバイワールドC勝ち馬ムーンバラッドの全妹に当たる血統です。
母リラックススマイルは未勝利で引退していますが、きょうだいには
京成杯2着、弥生賞3着と十分な実績もあり、ダービーに
デッドーリ騎手騎乗で話題になったデボネアがいます。
リラックススマイルの産駒は4頭デビューし3頭勝ち上がり。
シンハリーズほどではないとしても、産駒が違う父で結果を出しているので
隠れた名繁殖、と言えるのではないでしょうか。
全姉マローブルーは19戦4勝で掲示板を外したことのない抜群の安定感です。
ラポートトークの血統構成をみますと、Halo≒Sir Ivor3・5×5+balladeと
PGP初参戦の頃から追いかけている組み合わせ。
ディープ×シングスピール牝馬とみるとシンハライトなど好相性。
全体を俯瞰してみればMr. Prospector・Nureyev・Glorious Song・ Hoist the Flagと
牝馬クラシック全2着のヴィルシーナと非常に似た血統構成で高評価、
Lyphardの4×6もあり、ディープインパクト産駒の成功パターンです。
全姉がPOG期間内に1勝、重賞で4着2回と結果を出しているので
ラポートトークも同じくらいの成績を期待できると思っています。
すでに入厩し、ゲートも合格していることを考えると
3歳2月までデビューできなかったマローブルーより上を目指せるかも。
【ドラフト回顧】
3位予定だったイシュトヴァーンは指名済みだったので繰り上げでラポートトークを指名。
マローブルーも指名していたので是非ともほしかった一頭、無事獲得できて一安心です。
この順位で消えたリスト馬はヴェルテアシャフト、トゥザフロンティア。
下位で取れれば御の字、という考えだったので仕方なしです
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●4位指名 フォックスクリーク 牡 [西]中内田充正
父ディープインパクト 母クロウキャニオン 母父フレンチデピュティ
牝系…Malgarethen
母クロウキャニオンは産駒すべてが勝ち上がりとたいへん優秀な繁殖牝馬ですが、
初仔のキラウエア以外はすべてディープとの仔という徹底ぶりで
重賞馬2頭、重賞連対2頭、と相性の良さは抜群です。
牝祖MalgarethenからはTryptich、Treveと欧州を代表する牝馬を輩出、
日本ではフリオーソも同牝系の出身となります。
ディープインパクトとフレンチデピュティの相性の良さは
Alzaoとフレンチデピュティの構成の相似性が根拠で
Northern Dancer、Royal Charger≒Nasrullah、Princequilloが同じ、
これは同じくディープと相性の良いCaerleonと同じ理由です。
その両方を持つ上に、牡馬のディープ産駒の相性の良い
Damascusも持っているのが母クロウキャニオン。
ディープ産駒で結果を出したうえに牝馬よりも
牡馬の方でより良い成績を挙げているのがよくわかります。
ディープインパクトとフレンチデピュティは
39頭中32頭が勝ち上がり、ほぼハズレなしの安定物件のうえ
重賞馬7頭と爆発力も備えております。現2歳世代では本馬1頭のみなので
よほどのことがない限り指名するつもりでした。
【ドラフト回顧】
POG関連書籍でも取り立てて情報はありませんでしたが
血統、配合がよければ指名しないわけにはいかないので上位評価。
ドラフト後は早めの馬名登録でゲートも合格しておりますので
2歳の秋デビューも期待できそうで何よりです。
この順位で消えたのはスターリーステージとレイエンダ。
どちらも評価はしていますが自分の血統ではないと思っていたので
問題なし、です。
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●5位指名 グランソード 牡 [西]高野友和厩舎
父ハーツクライ 母ドリームオブジェニー 母父Pivotal
牝系…Coup de Folie/Natalma/Almahmoud
昨年の10位指名ファンディーナの半弟。
今現在世界で最も影響力のある牝系ですから私が説明しなくてもいいと思いますが
簡単に言えばNorthern DancerとHaloの牝系という問答無用の一族ですが
ファンディーナの4代母Coup de FolieはMachiavellianの全きょうだいで近親にはバゴがいます。
ドリームオブジェニーのここまでの繁殖成績は2頭中2頭とも勝ち上がり、POG期間中に
重賞勝ちを含む3勝と2勝プラスOP連対ですから名繁殖になるだけの結果を出しています。
とりあえずハズレが出るまでは毎年リスト入りは確定、今後も自分の血統と主張していきます(笑
ヴィクトワールピサ、ディープインパクトで結果を出してきた母ですが
父ハーツクライにNureyevにMachiavellian=Coup de Genie ですからシュヴァルグランと似た構成と言えます。
更に相性の良いSeattle Slew も持っていますので本馬も兄弟と同様で好配合だと思います。
ハーツクライ産駒なだけに晩成傾向に出るかもしれませんがHaloクロス持ちのハーツ産駒は
ワンアンドオンリー、ヌーヴォレコルトとクラシック実績もありますので
本馬も順調なら期間内の活躍を期待できると思っています。
余談ですが馬名の「グランソード」で小橋建太を想像するか、
魔動王グランゾートを思い出すかで意見が分かれるかも(笑
【ドラフト回顧】
この順位で消えたのはステルヴィオ。
もう少し下まで残ると思ってたので残念ですが仕方なし。
ただ、新馬戦のパフォーマンス見ると逃した魚は大きかったかも。
ここで小林さんがディロスを指名してたんですね。
こちらも新馬戦が素質を感じさせる結果だっただけに今後が楽しみ。
ラトーナの1歳はトーセンホマレボシ産駒ですが、出資するか検討中です(笑
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●6位指名 オールフォーラヴ 牡 [西]池江泰寿厩舎
父ディープインパクト 母レディアルバローザ 母父キングカメハメハ
牝系…ワンフォーローズ/Lady Barbizon
前年のドラフト1位、ロードアルバータの全妹です。なので指名理由は以下前年のコピペ。
実際に牝系と言った場合正しいのかわかりませんが、五代母のLady Barbizonを牝祖と仮にしておきます。
Lady Barbizonからは別系統ですとBarbicue Sauceから米2冠馬のタバスコキャットや
同じケイアイファームの繁殖牝馬ジャズキャットとその仔のロードマジェスティなどがおり、
これは想像ですがこの親子の成績からケイアイファームはワンフォーローズの購入を決めたのではないでしょうか。
ロードアルバータの母母ワンフォーローズはカナダの最優秀古馬を3度とるという名牝。
繁殖成績も非常に優秀で5頭中4頭がJRAで勝ち上がり、キングカメハメハ産駒のレディアルバローザ・エンジェルフェイス、
ディープインパクト産駒のキャトルフィーユと3頭の重賞馬を出しております。
ロードアルバータは初仔になりますが、これだけ優秀な母母の血を引いているので
馬体重も平均値的であることも合わせて問題ないと判断しました。
ディープインパクト×キングカメハメハという組み合わせは7頭中5頭勝ち上がりと優秀。
未勝利の2頭(1頭は現役の3歳)は400kg前後の小柄な馬なのでノーカウントとします。
この組み合わせの代表馬はデニムアンドルビー(ローズS勝ち、ジャパンカップ・宝塚記念2着)になります。
キングカメハメハはディープインパクト産駒の母父として相性の良い血を多く持っております。
1.Nureyev(SpecialでHyperion + Fair Trial)
2.The Dancer (Tudor Minstrel⇒Hyperion)
3.ラストタイクーン(Northern Dancer Tom Fool ナスキロで≒Alzao的)
1と2でHighclereを、3でAlzaoを刺激する血統構成になります。
このあたりがディープ×キンカメの相性の根拠と私は考えておりますが、
これはディープインパクトの代表産駒であるキズナやアユサンと同じ狙いと言えます。
この2頭の血統構成はディープ+Storm Cat+ War Relic(=Speed Boat)。
Storm Cat≒Alzaoで軽いスピードを引き出し、War Relic(=Speed Boat)でパワーを足していますが、
これがキンカメの場合ラストタイクーン≒Alzaoの軽さをHyperion + Fair Trialで補完、となります。
キングカメハメハはあれこれ組み合わせなくても自身だけで
ディープインパクト産駒の母父として好配合となる非常にありがたい存在と言えます。
それに加えて母レディアルバローザにはThe Dancer=Kazadancoaの全姉妹クロスがあります。
全姉妹クロス自体非常に優秀な血統の証明になると思っていますが、
このクロスはTudor Minstrelのクロスでもあり、Hyperion的補強をさらに進めてくれます。
ただ、これだけですとちょっと硬くなりすぎそうなんですが、
ナスキロ血統であるLord Gaylord (Sir Gaylord)も持っていますので
うまくバランスが取れており非常に魅力的な血統構成と思えます。
今回は牝馬ですが、この一族牝馬の方が結果を出しているので
そういう意味ではロードアルバータより期待できるかもしれません。
来年は全妹なので、今回クラシック戦線に乗れるようなら当然次期リスト入りも確定です。
今のうちにどんどんツバつけていきます(笑
【ドラフト回顧】
この順位で消えたリストはなし。
毎度のことですが自分は人と傾向がかぶらないのでこんな感じ。
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●7位指名 アンジュパッセ 牝 [西]未定
父Shamardal 母ピクシープリンセス 母父デイ―プインパクト
牝系…Fall Aspen/Change Water
昨年のドラ2アンセムのめいで、前年から注目していた1頭です。
今更私が説明する必要のない世界的な名牝系です。
Fall Aspenの子孫には活躍馬は多数いますが、直仔に米2歳最優秀牡馬で三冠レースのプリークネスS勝ち、
日本に種牡馬として輸出され、アドマイヤドンの父として有名なティンバーカントリーや
孫世代ですとドバイワールドカップなどG1を4勝し、早逝したため1世代しか残せなかったものの
後継馬としてDubawiを出しサイアーラインを繋げたDubai Millenniumなどがいます。
他にもG1馬、重賞馬が多数いますし、牝系図を見るとブラックタイプが数多くいる非常に優秀な一族です。
母母オータムメロディーはSadler's Wells×Fall AspenのDance of LeavesにKingmamboという
組み合わせですのでNureyev≒Sadler's Wellsの3×2という強いクロスを持っています。
強いクロスも持つ繁殖牝馬は優秀な子を残すこと、牝系の基礎となりうる可能性を持つだけの力を秘めていますが
オータムメロディーの場合はFall Aspenという優秀な牝系に上記のNureyev≒Sadler's Wellsクロスから
Special、Rough Shod牝系を取り込むわけですから、産駒がすべて勝ち上がり、という繁殖成績も当然といえます。
母ピクシープリンセスはエリザベス女王杯3着。名牝系なだけに初仔から走ってもおかしくないのと思っています。
Shamardal産駒は11頭中6頭が勝ち上がり。ここまでの産駒は基本的に持ち込み馬なので
日本の馬場に合うかどうか、ということだったと思いますが、
本馬は母が日本の競走馬、母父がディープインパクトですので少し違ったタイプになると思います。
母父から見た場合、父ShamardalがStorm Cat・Rahy(Blushing Groom・Glorious Song)・Machiavellian ・Haloクロス内包など
ディープインパクトとの好相性の血のを多く持つため、軽い日本の芝に合うと思います。
ダーレーが海外で種付けして日本に戻しての生産なだけに、陣営の期待も大きいと思います。
厩舎は不明ですが母つながりで野中厩舎でしょうかね?
【ドラフト回顧】
ここも消えたリスト馬はなし。
というか10位までないので今後省略します(笑
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●8位指名 レヴァンテ 牡 [東]萩原清厩舎
父オルフェーヴル 母ミセススノー 母父Singspiel
牝系…Bride Elect
牝系を遡るとネヴァービート等が出てきますが、今日本で流行ってる牝系ではないです。
母ミセススノーの繁殖成績も5頭中3頭勝ち上がりと悪くないですが
まだ名繁殖と呼べるだけの実績はないです。
ただ、私はGlorious Song=Devil's Bag の2×3という強いクロスを持っている
ミセススノーは今後サンデー系との間で大きい仕事を果たすだけの可能性があると思っています。
(それがもう1世代あとか、もっと後になるかはわかりませんが)
本馬の父オルフェーヴルですが、その父ステイゴールドはディープインパクトと違い
Haloクロスがプラスに働かない種牡馬でした。
代が下がってどのような傾向になるかはわかりませんが、サドラー系のシングスピール経由であれば
Haloクロスも悪くないのでは、と思い実験的に指名しました。
2017年7月時点でオルフェ―ヴル産駒が思いのほか走っておらず、
新馬勝ちのクリノクーニングもノーザンダンサーのクロス、シェリルのクロスと
ちょっと方向性が違うのが気になりますが。
過去にフェイブルネージュも指名していましたし、
この馬も自分のゆかりの血統だと思いますので長く応援していきたいと思います。
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●9位指名 アンヴァンシブル 牡 [西]藤岡健一厩舎
父ロードカナロア 母ガールオンファイア 母父アグネスタキオン
牝系…ウインドインハーヘア
2017年のダービーをレイデオロが制覇したことを受けて、今年は
必ずウインドインハーヘア牝系から1頭、と思い指名しました。
5代母のHighclereがロードカナロア内のNureyev、
というかその母父のForliと脈絡して頑健さがうまく表現されるのでは、と考えました。
(Fair Trial+Hyperion)
実際、ここまでデビューしたロードカナロア産駒でNureyev≒Fairy King 持ちが
結果を出していますので悪くない見方だったと思っております。
それと母父アグネスタキオンですが、ここまであまり結果が出ていませんが
ロードカナロア産駒を社台、ノーザンファームでちょっと多く生産しているように思います。
なにか相性の良さ、配合の良さがあるのかもしれませんがちょっと自分ではつかめていません。
本馬が結果を出せばカナロア×母父ディープインパクトも
来年以降計算できると思いますので、そういう意味では実験的な指名になります。
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●10位指名 馬名未定 牡 [?]厩舎不明
父オルフェーヴル 母スイープトウショウ 母父エンドスウィープ
牝系…チャイナトウショウ
10位はロマン枠、ということで対池添騎手最終兵器を指名しました(笑
本当にどんな気性になるんでしょうかね?どっちに似ても大変な馬になりますが。
母スイープトウショウは期待されたほどの繁殖成績は残せておりません。
牧場も解散し、ノーザンファームでの繁殖となって今年の1歳はシルクでの募集。
今後この血統はファンみんなで支えていくことになるんですね。
産駒もここ3世代は勝ち上がっていますので
仮に体質、気性に問題をかかえていても、能力は高いと思います。
情報もなく勝つにはもっと確実な馬を指名した方がいいんでしょうけど
好きな馬を応援する、という意味ではこれでいいのだと思います。
余談ですが、来年以降はホエールキャプチャの仔を10位指名候補にしたいと思います(笑
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◆参加者の一位指名について その1
大和魂氏 ヘンリーバローズ 【×…リスト外】
新馬戦2着と結果が出ていますが自分が指名するタイプではないのでこの評価。
ディープインパクト産駒で母父Roberto系はやはり避けたい。
もちろんディーマジェスティとか、走っているケースもあるんですが
他の好配合の方が確実に計算できる、という点からこの評価です。
負けてなお強しな新馬戦だったので走ってくるんだろうなぁ。
デュランダル池添氏 フラットレー【△…母の繁殖成績は立派だけど】
ハーツクライ産駒の自分が考える好走パターンとはちょっと違うのでこの評価。
母の繁殖成績は優秀なので指名そのものは納得しますが
1位で行くかといえばそこまでの評価はできないかな?
マラソンの商品というプロフィールは面白いですが自分の指名理由にはならないので。
来年が満を持してのディープ産駒なので指名するならそっちで。
バランシーン氏 タニノフランケル【×…リスト外】
ウォッカの4番仔ですが、ここまで牝馬に有力馬が偏ってるFrankel産駒で
この血統構成はちょっと重すぎる気が。
ある種のロマン枠なので、指名そのものは理解しますが自分ではしないタイプ。
一度ウォッカはサンデー系種牡馬との組み合わせで見てみたいので
Dabirsimでもつけてくれませんかね。
あるど氏 ミーティアトレイル【×…リスト外】
フラットレーと同じでマラソンの商品という経歴は
自分の指名理由にはならないためこの評価。
ネオユニヴァースはPOG期間での活躍を期待する場合
Machiavellian(ミスプロ+Halo)とか柔らかい血を入れたいところ。
全兄ジャイアントリープが結果を出しているけど指名しずらい。
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◆参加者の一位指名について その2
ちっち氏 ブレイニ―ラン【◎…直前まで1位指名か悩んだ】
実はちっち氏とGWにノーザンファーム空港で見学したんですが、
やはり良血ディープ産駒、立ち姿の品が違いました。
昨年のスレッドで今年指名したいディープ産駒の1頭で挙げていたんですが
競合を避けてこの結果に。ジャンケン覚悟で指名しても良かったかな。
11for11氏 ソシアルクラブ【○…上位指名の価値あり】
名牝名繁殖のビワハイジ一族なだけに上位指名は納得。
初仔の全姉コロナシオンも新馬勝ちをしてるので1つは確実かと。
あとは好みの問題ですが、池添学厩舎をどう考えるか。
私個人はまだどうかと思ってるんですが、今日も同じ牝系の
アーデルワイゼで新馬勝ちをしているので自分の評価が間違ってるのかも。
ストロング小林氏 イシュトヴァーン【○…上位指名の価値あり】
まさか1位で持っていかれるとは思っていなかった1頭。
ルーラーシップ×ディープインパクトは好配合なだけに
取れなかったのは痛かったです。
牝馬で結果を出している石坂調教師なので
牡馬ってのが少し引っかかりましたが、それでも走ってくるでしょう。
ろべると氏 デルニエオール【△…下位指名ならあり】
言わずと知れた黄金配合ですが、オリエンタルアートの産駒は
牡馬しか走っていない、この組み合わせも牡馬に偏ってる点からリスト外。
母最後の産駒なので走ってくると面白いんですけどね。
そういった意味では自分の10位指名のスイープトウショウと似た理由で
下位指名ならアリかと。
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◆参加者の一位指名について その3
十具氏 センテリュオ【△…指名は納得も自分の傾向とは違う】
トーセンスターダムの全弟。指名そのものは納得ですが
自分が考える好配合とはちょっと違うのでノーマークです。
全きょうだいミライエが未勝利、ジョンドウが3歳夏デビューで
少し晩成傾向にでると期間内の活躍に若干の不安を覚えます。
BABE氏 カレンシリエージョ【○…リスト外も面白い配合】
アドマイヤリードの半妹。
ハービンジャー産駒はサンデー必須、と思っていましたが
そうでもなく案外柔らかいタイプの種牡馬。
母父Numerousがミスプロ+Number でkingmamboと二アリー。
Nijinsky 持ちでハービンジャーと相性がよさそうなので
ちょっと面白い一頭だと思います。新馬戦2着で次は勝ち負けですね。
あくた氏 アプルーヴァル【×…リスト外】
今回のドラフト時にオルフェ―ヴル産駒はHaloクロスを狙っていましたが
まだ産駒の傾向が不明なので評価は難しいですね。
ステイゴールドとの相性、という意味からファシネイションより
半姉のグローリアスローズの方がオルフェに合いそうな気が。
ダイナーマスク氏 ジナンボー【?…評価不能】
ドラフト時に異例の漢字指名で注目を集めました1頭(笑
牝馬三冠の母に7冠馬の配合ですから走って当然ではあるんですけど
名前負け、というか名前勝ちというか次男坊という響きにやられました。
今シーズン一番の注目馬なので勝負とは別のところで応援していきたい1頭ですね。
がくじん氏 パンコミード【△…下位指名なら】
ラブリーデイの全弟。兄も期間内2勝しましたが
本格化したのは古馬になってから。そういう意味では
期間内の活躍に不安を覚えるので評価を下げます。
母の繁殖成績は安定してるのでハズレって事はないと思いますが。
黒船屋氏 サトノシリウス【○…好配合なので指名は納得】
ディープ×クロフネと好相性の組み合わせ。
母パールシャドウは5勝、きょうだいも2頭ともに勝ち上がりと
なかなか優秀なだけに計算はできる指名だと思います。
藤原英厩舎なので新馬戦2着で長期放置、とかが不安。
1つ勝てば堅実に稼いでくれそうですね。
オールージュ氏 フランツ【×…リスト外】
ヘンリーバローズと同じで自分が指名するタイプではないのでこの評価。
ディープインパクト産駒で母父Roberto系はやはり避けたい。
母の姉スカーレットはディープ産駒で3頭すべて勝ち上がりも
全兄コペルニクスは未勝利という点も気になります。
HITGD氏 ロードマドリード【○…指名は納得もリスト外】
母は名牝Miesqueの牝系。一族からはリアルスティールが出ているので
ディープインパクトとの相性は一定以上あると思います。
ケイアイファーム好きの自分ですがノーマークにしてしまったのが悔やまれます。
新馬戦2着ですがすぐに順番は来そうですし、活躍してほしいですね。
インヴァソール氏 プリモシーン【○…血統構成は評価】
前年の全姉を高評価にしたのですが未勝利。
ただ、配合はいいと思うので馬格がある本馬は期待できるかと。
厩舎を理由に指名しませんでしたが十分走ってくると思っています。
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これで今年の指名理由/指名馬評価は完了です。
ちょっと実生活でいろいろあってアレなんですけど
今シーズンもよろしくお願いいたします。
余談ですが、出資しているビートマッチが強い勝ち方をしてくれて
くそみたいな日常にひと時の喜びを持ってきてくれました。
全てがうまくいって秋華賞に出てくれると嬉しいんですけどね。
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余談ついでに。
スレタイは「そうだ、京都いこう」からです。
>>1の序文は過去のポスターから源光庵のキャッチコピーを拝借しました。
年に3.4回旅行に行くほど京都好きなんですが
夢の一つとして京都移住があるくらいハマってます(笑
今年も秋に行きたいんですけどどーなるかなー。
いっそ京都に移住したいくらいですがね(笑
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【備忘録:来季の自分のための注目1歳馬】
その3・流石は世界のロードカナロア
新種牡馬として十分すぎる結果を出しているロードカナロア。
ここまでの産駒を見てますと純然たるスプリンターという感じはなく、
マイル以上、2400は厳しいかもしれませんけど2000くらいは持ちそうですよね。
もういろんな人がいろんなところで発信してるのであれですけど、
Nureyev≒Fairy King持ちの繁殖牝馬との間で結果を出しています。
現1歳にも結構な頭数がいるとは思うのですが、
自分の指名馬がまだデビューしなくて暇なので何頭かピックアップしてみます。
アイスドールの2016
母はNureyev持ちでフェアリードール牝系。
新馬戦を遊びながら勝ったトゥザフロンティアと3/4同血。
G1レーシングの募集馬ですでに満口、栗東の吉村厩舎。
アイムユアーズの2016
母は重賞4勝、Fairy King持ち。母母父がエルコンドルパサーなので
Nureyev≒Fairy King≒Sadler's Wellsの5×3・5のクロス。
馬主、厩舎等不明ですが母の関係でユアストーリー/手塚厩舎ですかね?
ブルーダイアモンドの2016
母はバレークイーン牝系でSadler's Wells持ち。
母父ディープインパクト。馬名はインディゴブルー。
エーシンヴァーゴウの2016
母は短距離重賞2勝でFairy King 持ち。
In Reality、Storm Birdのクロスもできるので
マイルよりはスプリント寄りになるのでは。
ガーネットチャームの2016
母はFairy King≒Nureyevのクロス持ちでニキーヤの牝系なので
近親にペルシアンナイトがいます。
サンデーサラブレッドクラブの募集馬で美浦・手塚厩舎。
キャサリンオブアラゴンの2016
母はラヴズオンリーミーの半妹でMiesqueの牝系。
Kingmambo≒Monevassiaの3×2の全きょうだいクロス。
Secretariat、His Majestyのクロスもあり興味深い配合。
キングスローズの2016
母はNureyev持ち。サトノアーサーの半弟。
母父Redoute's Choiceなのでザ・スプリンターという配合。
セレクトセールで1億8000万で落札、馬主はNICKS。
サンデースマイルIIの2016
母はNureyev持ち。 フルーキーの半妹。
母の産駒は5頭すべて勝ち上がりと優秀な繁殖成績。
サンデーサラブレッドクラブの募集馬で美浦・田村厩舎。
シーザリオの2016
母は日米オークス制覇の名牝、繁殖成績も申し分ない良血馬。
Sadler's Wells 持ちは未知数も魅力十分。
余談ですけど、ロザリンドの仔がシルクで募集になったのは意外でした。
シルバーフォックスの2016
母はNureyev持ちでフェアリードール牝系。
新馬戦を遊びながら勝ったトゥザフロンティアと3/4同血。
東京サラブレッドクラブの募集馬で、栗東の松田国厩舎。
ハイドバウンドの2016
これでもか、というくらいの相似配合。
全兄ミッキーハイドがいるので結果が出れば
即来年のリスト入り決定。
プチノワールの2016
母はSadler's Wells 。ローブティサージュの半弟。
母の持つHaloクロスがどう影響するか気になるところ。
シルクホースクラブの募集馬で栗東・須貝厩舎。
モシーンの2016
母はオーストラリアで8勝、Nureyev持ち。
上が結果を出せてないので強く推せないが、血統は魅力的。
シルクホースクラブの募集馬で美浦・木村厩舎。
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いつもお世話になっております。
次期シーズンのカナロア産駒についての考察興味深いです。
私自身は全く血統については分からないのですが、知人によるとキャサリンオブアラゴン16は「かなりの近親配合で体質が気になる」
と話していたのですが、そんなに気にする程でも無いのでしょうか?
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>>22 オールージュさん
書き込みありがとうございます。
近親配合は体質や気性に難があることもありますから
あまり強いインブリードは避けていきたいところですよね。
ただ、爆発力があるのも事実なのでハイリスクハイリターンで
自分はアリ、と考えています。
キャサリンオブアラゴンの2016の配合の核は
Kingmambo=Monevassiaの3×2の全きょうだいクロス。
ケイアイファームとしては繁殖としての意味もあって
牝馬に出てほしかったんじゃないかな、とも思うんですが
自分の出資馬を例に出してみますと
Kingmambo≒ジェイドロバリーの3×3のビートマッチは
大型馬で足元に難がありますけど能力は高いと思います。
キャサリンオブアラゴンの2016は全きょうだいクロスの上
より強い3×2のクロスなので知人の方がおっしゃるように
体質に問題がある可能性は低くはないと思います。
リスクがあるとしても血統派の私としては魅力を感じる配合なので
今後も注目していきますけど、ロードのツアーに参加した方の情報では
体つきもしっかりしているみたいですし問題無さそうなんですよね。
実際に募集が開始されれば体高や管囲も発表されますし
そういった情報を踏まえてPOGで指名、あるいは出資を検討すればいいと思います。
ほかの方の見解も聞いてみたいところですが(笑
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【備忘録:来季の自分のための注目1歳馬】
その4・三冠馬か三冠馬の夢を見る
新種牡馬オルフェーヴルですが、セレクトセール前は勝ち上がりが1頭と
期待されたほどの活躍は見せていなかったため、少し不安視をしていましたが
札幌2歳ステークスでBABEさん指名のロックディスタウンが産駒発の重賞制覇を成し遂げました。
血統派の大先輩であるBABEさんのロックディスタウンの指名理由を参考にして
来季の指名に向けて準備していきたいと思います。
以下、BABEさんのロックディスタウン評を引用して。
①メジロマックイーンが持つWar Admiral+La Troienne を母が更に増幅。
⇒Blue Eyed Momo≒Busandaの7×6
Nothirdchance持ちとかも面白そうですね。トキオリアリティーの一族は
ステイゴールド産駒のレアリスタがいますので相性がいいかも。
Buckpasser持ちのマルゼンスキーも相性はよさそうですね。
メジロブライトはノーザンテーストとシエリルのクロスもできるので
実現したらメジロ牧場の夢再び、で楽しいのですが、
父メジロブライトの繁殖牝馬がほとんどいないので夢で終わりそうです。
②Lt. Stevens が持つNantallah を 母が更に増幅
⇒Nantallah≒Nashuaの6×6
父ステイゴールド産駒では有効には足らなかったMr. Prospectorは
息子の代では相性が良い組み合わせになるのかもしれません。
全きょうだいのThongの子どもたち(Special・Thatch・Lisadell)は
いろいろな血に入ってるのでこれらと好相性になるのであれば
産駒の枝葉が広がっていくことにありそうですね。
③オリエンタルアートが持つMy Babuの6×5のクロスを母が更に増幅(Djebel+Mahmoud)
⇒Djebel+Blandford+Mumtaz Mahalの組み合わせの増幅?
これに関してはこういうことかな?という程度の理解力なので保留します。
さいごに、自分なりに追加しておきたいポイントを一つ。
◆Lady Angela≒Aurora≒Heliopolis(Hyperion+Swynford)
⇒ステイゴールド×メジロマックイーンの黄金配合の核
父と同じ好配合傾向になるのであればここはやはり押さえておきたいですね。
以上を踏まえて1歳馬を確認していきたいと思います。
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指名理由を取り上げていただき恐縮です。
今再度見直していたら誤字があったりしてお恥ずかしい限りです…。
③については自分的にも付けたし程度に書いたのであまり重要視していません。
今のところ、①②とおっぺけさんのおっしゃるようにLady Angelaの増幅が
ポイントではないかと私は考えておます。
いずれにせよステイゴールドと相性の良い牝馬はその息子も相性が良さそうですね。
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>>BABEさん
こちらこそ無断で参考にさせていただきまして申し訳ございません。
③についても解説いただき恐縮です。
父のステイゴールドのツボをそのまま使えそうなのは
指名馬選びがわかりやすくてありがたいですね。
ミスプロとの相性もよさそうなので父よりも安定して結果出すかもしれません。
先日社台スタリオンに見学させていただいたんですが、
案内していただいた方の個人的な意見だとは思うのですが
「凱旋門賞はオルフェーヴルの仔で勝ちたい、勝てる」と
ディープ以上に期待されていましたので来季はもっと注目していきたいと思います。
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今期初戦のラポートトークは着外。
調教の印象から「これはアカンかも」と思っていましたが
ちょっとマズいですねぇ。巻き返しに期待。
アドマイヤキング、フォックスクリークが入厩しましたので
秋デビューの大物誕生を祈ります。
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ドラ1のアドマイヤキング、フォックスクリークが新馬勝ち。
まだ順位は最下位ですけどクラシック戦線に乗れそうな馬が出てきたので
一安心、といったところですね。
レヴァンテは新馬戦6着、レース展開もあったので仕方なし。
こちらは素直に次走に期待したいと思います。
オールフォーラヴは…なんなんですかね?(笑
とりあえず来年デビューでいいのでゴタゴタをうまくまとめて欲しいです。
てか、ロードというかケイアイファームは揉めますなぁ(笑
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ゴタゴタの末転厩したオールフォーラヴは新馬戦を勝利!
中内田先生、素晴らしいです(笑
しかし、3歳世代はケイアイファームの生産馬が好調ですね。
ダノンも含めてケイアイ千葉が効果を出しているのかな。
今季は1頭しか指名しませんでしたが、
来季は増やしていこう…というかこのままだと来季サテライト確実なので
非ノーザン系を増やすしか対抗できないといいますか(笑
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実生活でいろいろあって書き込みもできず申し訳ございません。
本日、オークスにオールフォーラヴが出走します。
ココで勝てれば、いや2着でも1部残留の目が見えてくるので
なんとか頑張ってほしいのですが…いや、2着ではダメかな?
少し馬場が渋るくらいの方がよかったのですが
土曜日も雨は降らず今朝も多摩地方は快晴(笑
とはいえここまでの3走で十分な能力は見せていますので
十分期待しております。無事に、そして1着でゴールに!
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