■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■

□【たった2勝で】黒船屋 2017-2018【夜も眠れず】□

1 : 黒船屋 :2017/06/04(日) 11:57:52 0Rxi05xI0
リベンジや!!1シーズンで昇格や!!

1位 サトノシリウス 牡 [西 藤原英] ディープインパクト×パールシャドウ(クロフネ)
2位 ミッキーマインド 牡 [西 音無] ディープインパクト×マイグッドネス(Storm Cat)
3位 ファーマメント 牡 [東 高木] ダイワメジャー×アオゾラペダル(ホワイトマズル)
4位 ミッキーハイド 牡 [東 菊沢]  ロードカナロア×ハイドバウンド(Grand Slam)
5位 ヴァルディノート 牡 [西 音無] ヨハネスブルグ×シシリナンブリーズ(ゼンノロブロイ)
6位 コンキスタドール 牡 [西 音無] ルーラーシップ×レーゲンボーゲン(フレンチデピュティ)
7位 馬名未定 牝 [西 安達] ディープインパクト×サウンドバリアー(アグネスデジタル)
8位 ハヤブサレジェンド 牡 [東 伊藤] ヘニーヒューズ×イチゴイチエ(マンハッタンカフェ)
9位 メサルティム 牝 [西 荒川] ディープブリランテ×ピンクアリエス(キングカメハメハ)
10位 ビップヴァリアント 牡 [西 清水] ハードスパン×ラフィカ(サンデーサイレンス)


2 : 黒船屋 :2017/06/04(日) 12:00:12 0Rxi05xI0
さて、昨日指名馬ファーマメントがデビュー。
1番人気を押されながら7着と早くも雲行きが怪しくなって参りました(苦笑)

ファーマメントの指名理由は後に回して、今日デビュー予定の8位指名ハヤブサレジェンドから書きたいと思います。


3 : 黒船屋 :2017/06/04(日) 12:23:24 0Rxi05xI0
何とか間に合った……。

8位 ハヤブサレジェンド 牡 ヘニーヒューズ×イチゴイチエ(マンハッタンカフェ)
厩舎 美・伊藤圭
馬主 武田修
生産 グランド牧場

【血統】75点
母イチゴイチエは現役時代中央3勝。名牝Santa Lucianaの3×4を内包している。
本馬の半兄ダイシンサンダーは中央5勝でオープンまで出世しており、肌馬としてもポテンシャルもありそう。
父ヘニーヒューズはアジアエクスプレスなどの父で、総体的にダート適性の高い仔が多いものの、どちらかと言えば母方の良さを引き出す印象が強く、ダート一辺倒という訳でもない。
米系色の強い種牡馬ながら、Meadow Flyerの影響でアウト色が強くなっている。
そのため強いクロスを持つ母との相性は悪くないはずで、その点でもイチゴイチエは良い配合相手だと言える。
Tom FoolやNothirdchanceのクロスもあり、芝向きのスピードも持っていそう。

【ライン】65点
グランド牧場-武田修(ハヤブサ冠)-伊藤圭は隠れた良ライン。
過去11頭中8頭が中央で勝ち上がり、中でもここ2年はハヤブサレディゴー、ハヤブサナンデダロと期間内での活躍も目立っている。


【その他】90点
早期入厩の上、調教で好時計を連発。坂路、ウッドともにしっかり時計を出せており、芝の実戦でも期待できそう。


4 : (株)黒船屋 :2017/06/04(日) 13:05:31 0Rxi05xI0
ハヤブサレジェンドは5着でした。
ゲートでやや立ち遅れたため、そこから押して出て好位へ。
ただ、そのせいかハミが抜けるまで少し時間が掛かった印象で、その影響か直線ではジリジリと置かれてしまいました。

走りを見ると芝ではちょっと重そうで、やはりダートの方がベターかなと言う印象。
ただ、芝でも中山ならパフォーマンスは上がると思います。

アクシデント等が無ければ期間内勝ち上がりは間違いないでしょう。


5 : 黒船屋 :2017/06/04(日) 16:14:19 0Rxi05xI0
全体方針は昨年のものをそのまま使います。
昨年の成績は惨憺たるものでしたが、ここはPGPに参加する上での根幹に関わる部分なのでブレずに行きたいと思います。

【PGP戦略】
[全体方針]
血統、ライン、調教、POG媒体情報などを複合的に判断して指名する。
ただし、馬体は一切見ない。


☆私が馬体を見ない5の理由

①立姿だけで走るかどうかなんてわかんない
そりゃ僕でも見比べたら多少の馬体の違いぐらい解ります。
でもね、どれが走るかとかを立姿だけで見極めるとか難しすぎるんですよ。
第一、人間でも全力疾走してくれないと速いかどうか解らないし!
おかわりくんが50m走6秒台とかこれもうわかんねぇな。

②情報が少ない
馬体写真は血統やラインなどの他のPOG情報の中で比較的情報が少ない。
これは誌面の都合上仕方の無いことではあるが、やはり少ないよりは多いに越したことはない。

③先入観が入ってしまう
これがPOGにおける馬体写真の最大の問題点だと思うのだが、世に溢れるPOG媒体は全て血統などの情報とともに記載される。
しかも全頭載せるわけにもいかないので、編集者が恣意的に選ぶことになるわけだが、これだと見る側もどうしても先入観が入ってしまうのである。
セントフォース所属と聞いただけで何となく良い女に見えてくるあの現象と似ている。

④馬体かっこいい(小並感)
サラブレッドってかっこいいじゃないですか。
だから馬体に惚れてしまうんですよね。特に海外馬とか。
でも、カッコいいかどうかと走るかどうかって別だったりするので困るんです。
べ、別にアイアンリアリティのこと言ってるわけじゃないよ!

⑤人のふんどしで相撲取っちゃった方が早い
見も蓋も無いけど、自分より詳しい人の意見聞いてる方が信頼出来る。
そのためにPOG本買ってるんだ文句あっか!


とまあこうは言いましたが、これは馬体派の方々を揶揄するものではないので誤解しないでください(^_^;)
寧ろ逆で、馬体で走るかどうかを見極めれる方を心から尊敬してます。自分には出来ないことなので。
僕の周囲でも馬体に造詣の深い方がいらっしゃるので、教えを乞うこともしばしばですがやはり難しい。

そこで今回は、『敢えて一切馬体を見ない』という手段を取ることに致しました。
馬体診断が苦手でもPOGで勝てる!という戦略を確立させ、世の馬体見れない派へのエールとなる事をを目標に頑張りたいと思います。


6 : 黒船屋 :2017/06/06(火) 09:33:55 0Rxi05xI0
【昨年の回顧】

[2.2.3.22]

これが昨年の成績です。はい。論外ですね。
デビュー前の頓挫があったりした不運もあるにはありましたが、そんな弁解の余地すら無い惨憺たる成績です。
チャンピオンズF考察の結果として指名したブライトメジャーがなんとか勝ち上がってくれたのが唯一の救いでしょうか(涙)
正直なところ、あまりの失態に今季の不参加も考えましたが、念願の2部制復活ということもあり何とか汚名返上をと今季の参加を決意致しました。

【反省点】
色々ありますが、大まかに分けると2点です。

①ただでさえ大振り指名なのに、いかにも遅くなりそうな馬や情報の少ない馬を多数指名してしまった。
前回の指名中、ドラフト時点で順調な育成動向が確認できていたのは3位コケレール、4位シャピーラ、7位ワイ、10位ブライトメジャーぐらいだったのではないでしょうか。
2位ダルタヤは庭先のためか思ったより情報が少なく、6位アクアリングは頓挫のためいかにも時間が掛かりそうな状況でした。
また、1位のモシーン、5位サザンスピード、8位プレリアル、9位ヒアトゥウィンに関しては、ほとんど育成段階の情報が出ていなかったはずです。

もちろん大駒指名方針だったのには違いありませんが、あまりにもギャンブルに走りすぎた指名だったと反省しております。

②虚を突きすぎた
突き詰めればここに集約されそうですが(笑)
モシーンの1位指名に始まり、全体を通して指名に酔ってしまった感があります。
「当たればカッコイイだろうな」的な承認欲求ですね。もちろん当たればカッコイイですが、外すとこのようにクソダサい結末になるという事を身をもって知りましたw
まあ、モシーンやプレリアルみたいなのを指名するのがこのスタイルの醍醐味ではあるのですが、もう少しPOG本の取材力に頼った指名をするべきだったと思いますね。
やはり彼らはプロですからね。


7 : 黒船屋 :2017/06/08(木) 07:30:02 0Rxi05xI0
【今季の目標および指名方針】

今季の目標はズバリ!1シーズンでの昇格です!!
昨年の失態を取り戻すには、1シーズンでの昇格を決めて「やれば出来る子感」を出すしかないですね!(笑)

全体方針は>>5に書きましたので、ここではより細かい部分の方針を書いていきます。

①情報は多いに越した事は無い
僕の指名スタンスからすると、POG本で取り上げられていないような馬をプロフィールから引き当ててみたい所なんですね。
実際そういう指名は大好きです。なのでPOG本に載っていない=指名しないということは全くありません。
とはいえ、やはり情報はあるに越した事は無いんですね。無いよりはあった方が良いし、少ないよりは多い方が良い。
と言う訳で、今年は情報量の多い馬の評価を前年度よりも引き上げました。
これにより確実性は増すはずです。

②POG本を信用する
結構身も蓋も無い話ですね(^_^;)
昨年、僕は数年ぶりにドラフト制のPOGに参加させていただきました。
そして思った事。『数年前に比べて確実にPOG本の精度は格段に上がっている』と言う事です。
理由は言わずもがな、POGが一大コンテンツとして成熟し、各社がこぞってPOG本を発売するようになりました。
今年は報知も新刊を出しましたね!
つまりPOG本も今は競争の真っただ中に置かれているわけです。
それは出版時期の速さだけでなく、やはり精度に於いても言える事なのでしょう。
巻頭には当たりより地雷の方が多いという時代は終わったのだなあと思いました。
もちろん、情報をそのまま鵜呑みにする訳ではありませんが、POG本に於いて強くプッシュされている馬は、若干高い評価を付ける事に致しました。

③初仔、特に牝馬は避ける
昨年、1位に指名したキャリコ(母モシーン)はその順位が示す通り、個人的にはかなりの自信を持っていました。
その一方で、指名当初から唯一懸念していたのが初仔牝馬であるということ。
それが原因かどうかは解りませんが、キャリコは期間内未勝利と言う結果に終わりました。
ただ事実として、初仔牝馬がPOGに於いてほとんど結果を残せていないというのは重く受け止めるる必要があると思います。
この事から、今季は初仔特に牝馬に関しては、その他の要素がどれほど優れていても指名しない、という結論に至った次第であります。


8 : 黒船屋 :2017/06/08(木) 07:42:25 0Rxi05xI0
④5月以降の生まれはややマイナス評価するがその他については差を設けない
現4歳世代のサトノダイヤモンドやマカヒキが活躍したことから俄然注目を集め始めた1月生まれ。
現3歳世代もリスグラシューやアドマイヤミヤビなどが活躍しましたね。

2014世代賞金上位50傑(全体)

1月 3/227 1.3%
2月 14/941 1.5%
3月 18/2012 0.9%
4月 11/2240 0.5%
5月 4/1367 0.3%
6月 0/88 0.0%

1月生まれの産駒は少ないながらも3頭がランクイン。パーセンテージでは2月生まれの次に多い数値でした。
そこから生まれが遅くなるごとにパーセンテージが下がっています。まあイメージ通りですね。

ですが、これを社台グループ(ノーザンF、社台F、白老F、追分F)のみに絞ってみるとどうでしょう。

2014世代賞金上位50傑(社台Gのみ)

1月 6/129 4.6%
2月 13/294 4.4%
3月 13/251 5.2%
4月 13/214 6.1%
5月 5/131 3.8%
6月 0/0 0.0%

この2つを見比べた際、目に付く点は大まかに2つ。

①各月の産駒数にあまり差が無い。全体の比率と比べると顕著。
②社台Gに限れば、1月生まれの恩恵がほぼ感じられない。

ということです。

それぞれの理由について考察してみます。
まず①に関してですが、社台Gの1月生産馬は全体の過半数。2月も30%を超えています。
これは社台Gが早期生産を意識していること、そしてそのノウハウが蓄積されつつある事を示しています。
更にもう1つ言えるのは、社台スタリオンの繋養馬に関しては社台Gの繁殖牝馬に優先的に種付けしているであろう点です。

また生産者心理としては、ディープインパクトやキングカメハメハなどの実績のある種牡馬を種付けする際、当然期待値の高い肌馬ほど早く種付けをしておきたい所でしょう。
勿論フケが来ているかどうかの問題もあるので機械的に出来る訳では無いと思いますが、そういう意識は持っているはずです。

②についてはやはり育成力の違いと言うのはあるでしょう。
本来なら生まれによるアドバンテージは少なからずあるはずですが、社台G(特にノーザン)の育成力の高さがその差を埋めているのではないかと思われます。

ここから出した結論は、
(1)社台G(特にノーザン)生産馬に関しては、生まれについての評価差は特に設けない。(但し5月以降に関しては若干のマイナス評価はする)
(2)社台G以外の生産馬については4月生以降は大幅に評価を下げる。
となります。


9 : 黒船屋 :2017/06/08(木) 10:07:06 0Rxi05xI0
ではここから指名理由に移りたいと思います。

今回はサテライト参加と言う事なので、やや速攻系に寄せた指名となりました。
積極的に勝ちに行くというよりは、先団に付けてそこから大駒が1頭でも当たれば昇格圏内という戦い方をイメージしました。


10 : 黒船屋 :2017/06/08(木) 13:45:04 0Rxi05xI0
1位 サトノシリウス 牡 ディープインパクト×パールシャドウ(クロフネ)
厩舎 栗・藤原英
馬主 里見治
生産 社台F

【血統】85点
母パールシャドウは現役時代中央5勝。クロフネ産駒らしく芝ダ兼用機として活躍した。
ディープインパクト×クロフネは過去28頭中15頭が中央勝ち上がり。
出走馬に限れば18頭中15頭の高打率で、中にはステファノスやシャイニングレイ、アドマイヤダイオウ、カワキタエンカなど期間内の活躍馬も多い。
兄姉はともに期間内に勝ち上がっており、早い段階で肉を付けたいディープインパクトには良い相手だろう。


【ライン】90点
社台F-里見治のラインは、過去にギャラント、タイガー、アポロなどがいたものの、近年は活躍馬が減少傾向にありました。
そんな中昨年登場したのがサトノアレスで、これがこのラインにおける初G1制覇となりました。

一方で、藤原英厩舎です。
今年はノーザンF産のプラウドスペルやラストグルーヴが人気になっていますね〜。
ノーザンF-藤原英は昨年こそ評判ばダブルバインドがコケて全体的に不振でしたが、その前年にはラベンダーヴァレイやシルバーステートなどを輩出しており決して悪いラインではありません。
しかし、社台Fとの預託馬のアベレージを比べてみると、

[1頭あたりの獲得賞金]
ノーザンF-藤原英 3414万(39頭)
社台F-藤原英 7902万(35頭)

驚くことにほぼダブルスコアでした。
ノーザンと社台の成績を考慮すると、ここまでの差が出たのは少し以外ではないでしょうか?

更に社台F-藤原英の賞金5傑中4頭は個人馬主で、その内平井氏(エイシン)と金子氏は初預託。
島川氏と太田氏も該当馬が2頭目の預託と、決して強固なラインではありません。
つまり突発的に当たりが混じってもおかしくないラインと言えます。

社台F-里見治-藤原英は過去に1頭のみ。現3歳未出走のサトノサファイアという牝馬です。
しかしこのパターン、ある馬のケースと驚くほど合致します。それは2010年のきさらぎ賞を制したネオヴァンドーム。
このネオヴァンドームが預託される前年、社台F産のネオランジュ(未勝利)という牝馬が藤原厩舎に預託されています。
実はこのラインはこのネオランジュが初めてでした。

この事から、このサトノシリウスが当たりであると踏んでの指名です。


【その他】70点
丸ごとPOGに里見氏のインタビューが掲載されていたんですが、それを見て僕が思ったのは、
「今年の里見さん、ちょっとトーン低くない?」という事でした。
ノーザン産で一番馬としているシャムロッカーですら「ダイヤモンドまでは行かない。サトノアーサーが100としたら90ぐらい」と評しています。
もちろんサトノアーサーも駄馬ではありませんが、走る前からこの評価と言うのは少し辛口な印象を受けました。
元より、僕は里見氏に相馬眼があるとは思っておらず、ノーザンから当たりを配されているだけだと思っているので、今年のメンツにはその当たりが入っていない事を知っての発言なのではないかと感じました。

その一方で、イマイチ力量を把握出来ていない他牧場産に関してはイマイチピンとこない発言も多く、事実昨年もサトノアレスに関しての言及はあまり無かったように思います。
今年に関しては、そのサトノアレスの弟を「最近見ていない」と言ってのけています。
去年唯一G1勝った馬の弟を見ていないというのは普通ならばどうにも違和感がありますし、要は見ても解らないという事なのでしょう。

よって今年のサトノ馬に関しては、ノーザン下げ、他牧場狙いと判断しました。
サトノシリウス自身は順調に調教をこなしており、秋デビューは十分計算できるのではないでしょうか。

☆指名にあたって
サテライトで余った時点でこの馬の1位は決めておりました。
早馬は後から幾らでも取れますからね。今年の4番候補です。

★指名予定だったがここで消えた馬
キャサリンオブアラゴン
ロベルタ
ファシネイション
モシーン

流石に1位ですからリストから結構消えましたが、特に痛かったのはファシネイションでしょうか。
オルフェーヴル産駒ではトップクラスの評価をしていたので、2〜3位あたりで狙うつもりでした。
ロベルタも同様ですね。
モシーンは昨年1位指名したキャリコの全妹で当然配合評価はトップクラスなのですが、関東ディープは極力指名しない方針に則り候補から除外しました。


11 : 黒船屋 :2017/06/14(水) 11:16:06 0Rxi05xI0
2位 ミッキーマインド 牡 ディープインパクト×マイグッドネス(Storm Cat)
厩舎 栗・音無
馬主 野田みづき
生産 三嶋牧場

【血統】95点
初仔のダノンレジェンドがJBCスプリント勝ち、2番仔ダノングッドが中央5勝。
そして本馬の全姉にあたるミッキーグッドネスが2勝と仔出し抜群のマイグッドネス。
配合面はディープ×Storm CatでIn Reality内包と教科書通りの配合で文句の出しようもありません。
強いて言うならば、牝馬の方が斬れそうな配合かな?と言う程度です。
全姉のミッキーグッドネスは400㎏前後の小柄な身体ながら、既に2勝を挙げています。
本馬は現時点で465㎏。この馬格なら馬体減りの懸念も少ないでしょう。


【ライン】70点
野田みづき-音無はミッキーアイル、ミッキードリームなどが出ている超黄金ラインです。
しかし、このラインの本線はノーザンF産であり、三嶋産の本馬はそこからは外れています。
ただ、ここ数年ノーザン-音無のラインはやや変化が見られるようになっていて、もう1つの黄金ラインであるノーザンF-近藤英子-音無ラインは2013年に預託無し。
この年は菊沢厩舎のジェラシーが活躍しました。
近藤英子ラインの方は周知の通り翌年にアドミラブルが大活躍する運びになりましたが、こちらのラインはダノックスも含めて今年もノーザンから音無厩舎への預託が見当たりません。

とはいえ、昨年ミッキーアイルでマイルCSを制し、現役ではミッキーロケットが未だ活躍している状況を考えると、野田氏と音無師の関係が拗れたとはどうも思えません。
おそらくノーザン内での音無厩舎の立ち位置が変わっただけではないかと思われます。

ノーザンほどではないにせよ、社台Fからはミッキーオリビエが、エクセルMからはミッキーアップルが出るコンスタントに出ているラインですし、ノーザンからの当たりが無いぶん非ノーザンのデキの良い馬を音無師に預託したと考えれば筋も通ります。
満点の評価は到底できませんが、及第点レベルにはあると考えます。

【その他】60点
血統の欄に書いてしまいましたが、姉と違って馬格があるというのはかなりのプラス評価でした。
ただ、非社台系の5月生まれなので指名方針からはズレており、その点において評価を下げましたが、早期入厩の上そのまま夏デビューが濃厚とのことで指名に踏み切りました。


☆指名にあたって
もう1頭ディープ牡馬が欲しかったのでここで獲りました。
元々ディープ牡馬は非社台系も割と強いですからね。ノーザンにこだわらずに行ってみました。

★指名予定だったがここで消えた馬
ナスノシベリウス
ディアデラノビア
パーフェクトチャンス

2位で消えた馬では一応指名リストには入れていた馬はいたものの、何が何でも指名したかったというのはいませんでした。
この3頭は気になっていたので下位なら指名しようかという馬でしたね。


12 : 黒船屋 :2017/06/15(木) 12:19:32 0Rxi05xI0
3位 ファーマメント 牡 ダイワメジャー×アオゾラペダル(ホワイトマズル)
厩舎 美・高木
馬主 社台RH
生産 社台F

【血統】95点
母アオゾラペダルは現役時代2勝。
いわゆるスカーレットインク牝系に属しており、兄弟近親もコンスタントに走っている。
本馬の配合で目立つのはまず何と言ってもスカーレットブーケ=スカーレットブルーの全姉妹クロスで、ダイワメジャーの配合産駒に於いて最重要ポイントであるノーザンテーストとConsentidaの強調は問題なくクリアしている。
また、母父がホワイトマズルなので、Halo≒Drone 3×5が発生する上Donatelloが脈絡するので、望田潤氏が提唱するダイワメジャーの黄金配合に合致する。
事実少ないサンプルからダローネガやトーセンベニザクラが出ており、馬のデキさえ良ければかなりの出世が見込める秀逸な配合である。
ヘクターが入るため、GⅠ級かどうかと言われると疑問符付くが、むしろ安定性は増すはずでPOGの早馬向けであると言える。

【ライン】60点
社台RH-高木はサンプルは過去にカムイミンタラとラレゾンの2頭。どちらも現時点で中央1勝だが、どちらも勝ち上がっているというのは評価してよいだろう。
また、社台F産ではクラブ馬のかつやくが目立っており、プラス評価とまでは行かないまでも評価を大きく下げる要素も無いと判断した。

【その他】90点
美浦坂路で古馬を相手に好時計を連発。
使い減りのしにくいダイワメジャー産駒の早期始動馬であり、ポイントの底上げをしてくれるのではと踏みました。
唯一、余りにも時計が出過ぎている事と、厩舎の特性から芝と言うよりもダート向きなのでは?という懸念はありますが、2歳の夏場なら芝でも何とかなるだけの脚力は秘めていると思います。


☆指名にあたって
速攻系で最も欲しかった馬を指名しました。
PGPで消える事も覚悟していただけに獲れて一安心です。

★指名予定だったがここで消えた馬
ゴールデンドックエー
ビリーヴ

ここもどうしても欲しいという馬はいませんでした。
この2頭ももう少し下位なら指名検討していた、という感じでしょうか。
ただ、ビリーヴに関しては配合も良いし、厩舎も合っていると思うので注目しています。


13 : 黒船屋 :2017/06/18(日) 05:44:57 0Rxi05xI0
順番がチグハグで申し訳ないのですが、他の方の1位指名馬でデビューしていく馬も多いので、後付け評価にならないよう先んじて総評のみ書いておきたいと思います。
評価理由は追って書いていきます。

【◎】1位指名級。絶対に欲しい1頭。
【○】2位〜3位指名級。出来れば欲しい1頭。
【▲】4位〜6位指名級。状況次第では欲しい1頭。
【△】下位指名級。下位で余ってたら欲しい1頭。
【注】指名には至らないが気になる1頭
【…】リスト外


14 : 黒船屋 :2017/06/18(日) 07:37:55 0Rxi05xI0
評価基準解りにくいので変えました。
僭越ながら評価させていただきたいと思います。
理由は後程。
【◎】G1クラス。1部の1〜2位指名級。
【○】重賞の1つは勝つ。1部の中位指名クラス。
【▲】2勝は固い。1部の下位指名〜2部の上位指名クラス。
【△】まずは2勝が目標。2部の中位〜下位指名クラス。
【注】指名には至らないが気になる1頭
【危】地雷馬。期間内未勝利も。

☆PGP 1位指名馬

大和魂 【▲】ヘンリーバローズ [西]角居 牡 ディープインパクト×シルヴァースカヤ
11for11 【◎】ソシアルクラブ [西]池添学 牝 キングカメハメハ×ブエナビスタ
ストロング小林 【注】イシュトヴァーン [西]石坂 牡 ルーラーシップ×ドナウブルー
ちっち 【△】ブレイニーラン [西]須貝 牡 ディープインパクト×プチノワール
あるど 【注】ミーティアトレイル [西]池添学 牡 ネオユニヴァース×ラフィントレイル
バランシーン 【○】タニノフランケル [西]角居 牡 Frankel×ウオッカ
デュランダル池添 【○】フラットレー [東]藤沢和 牡 ハーツクライ×リッチダンサー
おっぺけ 【○】アドマイヤキング [西]友道 牡 キングカメハメハ×アドマイヤテンバ
ろべると 【危】デルニエオール [西]池江 牡 ステイゴールド×オリエンタルアート


★PGPS 1位指名馬

BABE 【△】カレンシリエージョ [西]鈴木孝 牝 ハービンジャー×ベルアリュール
ダイナーマスク 【▲】ジナンボー [東]堀 牡 ディープインパクト×アパパネ
HITGD 【▲】ロードマドリード [西]角居 牡 ディープインパクト×キャサリンオブアラゴン
がくじん 【▲】パンコミード [西]角居 牡 キングカメハメハ×ポップコーンジャズ
十具 【△】センテュリオ [西]高野 牝 ディープインパクト×アドマイヤキラメキ
オールージュ 【△】フランツ [西]音無 牡 ディープインパクト×ロベルタ
あくた 【◎】アプルーヴァル [西]音無 牡 オルフェーヴル×ファシネイション
インヴァソール 【注】プリモシーン [東]木村 牝 ディープインパクト×モシーン

※敬称略


15 : 黒船屋 :2017/06/22(木) 13:57:28 0Rxi05xI0
4位 ミッキーハイド 牡 ロードカナロア×ハイドバウンド(Grand Slam)
厩舎 美・菊沢
馬主 野田みづき
生産 ノーザンF

【血統】100点
母ハイドバウンドは輸入牝馬で、現役時代はアルゼンチンでGⅢを2勝。
またGⅠエストレジャス大賞スプリントでも2着があり、前述のGⅢ勝ちと共に芝1000mでの実績が目立ちます。
3代母がNumbered AccountなのでLa Troienne牝系に属しています。
父は説明不要の名スプリンター、ロードカナロア。今年が初年度産駒になりますが、概ね産駒の評価は良いようです。

この2頭の配合がもう恐ろしいほどの相似配合で、

Mr. Prospector 4×4
Nureyev 4×5
Graustark=His Majesty 7・5×6・4
Last Tycoon≒Bright Candles 4×3
Secretariat=Syrian Sea 5・6×5
Tudor Minstrel 6・6×7
War Relic 8・8×7

16世代もロードカナロアが付けられていることからも、この為にこの母を買ってきたのは容易に察しが付きます。
相似配合は父母双方が高い競走能力を持つというのがセオリーでもあり、この点でも高い評価を与えて良いでしょう。

スプリンター同士の配合ではありますが、欧血をしっかりと絡めており決して軽い配合ではありません。
兄弟は上の2頭とも勝ち上がっており、確実にスピードの伝達する肌馬でしょうからその点でも安心できます。

【ライン】70点
非常に判断の難しいラインです。
ノーザンF-野田みづきと言えば本来は音無厩舎が本線です。
しかし、ミッキーマインドの項でも述べたように、ノーザンF-音無のラインはここ数年やや変化を見せており、一部菊沢厩舎への移行を臭わせる部分も垣間見えます。
昨年はミッキースワロー、ミッキークルソラなどが菊沢でしたね。
確実に当たりラインだ!と言うには根拠が乏しいですが、ノーザンが力を入れている厩舎なのは間違いのない所ですし、及第点の評価は与えて良いのではないでしょうか。

【その他】90点
早期入厩、ドラフト時点で既に時計を出しており極めて順調な様子が伺えました。
関係者のコメントなどを見るに、いかにもスプリンターという体型をしているようで、レシピ通りの馬体に仕上がっている可能性が高そうです。
2歳春までならマイルまで何とかもつのではないでしょうか。

☆指名にあたって
ここも速攻系ですが、一発も狙える馬を指名しました。
重賞の1〜2は持って行ってくれると期待してます。

★指名予定だったがここで消えた馬
特になし


16 : 黒船屋 :2017/06/23(金) 08:24:38 0Rxi05xI0
5位 ヴァルディノート 牡 ヨハネスブルグ×シシリアンブリーズ(ゼンノロブロイ)
厩舎 栗・音無
馬主 キャロットF
生産 ノーザンF

【血統】65点
ヨハネスブルグの配合面でのセオリーは、
①サンデーサイレンスを含む
②Mr. Prospectorのクロス
③ナスキロ(Nasrullah+Princequillo)血脈を含む
と言ったところなのですが、本馬の場合は①と②は満たすものの③については該当しない。
その分評価は下げるに至ったが、その一方でIcecapadeのクロスを持つ母シシリアンブリーズの肌馬としての資質には見どころがある。

母父ゼンノロブロイは概ねダート短距離色が強く、1000万あたりで足踏みする馬が多いのが気掛かりではあるが、異系色の強い2代母ブルーアヴェニューが下支えをしてくれそう。
2歳〜3歳春の短距離戦線向きでオープン特別〜GⅢ要員として期待している。

【ライン】90点
期間内の活躍がやや劣るためこの点数に留めたが、少ないサンプルからリアファルやクリソライトが出ている優良ライン。
ここ2年はアルマンディン(未勝利)、アロマドゥルセ(1勝)とややふるわないが、逆にこの世代あたりで当たりが回ってきそうな気配もある。

【その他】85点
早期始動予定で育成過程も極めて順調。
競馬王ではノーザンF早来森下厩舎のおススメとして真っ先に名前が挙がっており、そのコメントからも血統のイメージに非常に近い。
早期始動なら芝とダートどちらでもコンスタントに稼いでくれそうで、高評価をするに至った。

☆指名にあたって
ここも速攻系。今季の指名方針としては速攻系を増やすというのが重要だったので、この馬を獲得できたのは大きい。

★指名予定だったがここで消えた馬
サラーブ
シルバートレイン

サマーハは木村厩舎で指名するならこれだろうと思っていたので少し痛かった。
ただ配合面ではキレるタイプでは無さそうだし、晩成傾向も強そうなので評価は低め。
それ以上に痛かったのはシルバートレイン。
今年のチャンピオンズF産で指名するならこれと思っていたのだが、思っていたより露出が多く参ったな〜と思っていたらここで消えました。
アオイ冠ではないですが馬主は新谷(幸義)氏。
全姉アオイプリンセス以上の活躍が期待できると思います。


17 : 黒船屋 :2017/06/24(土) 09:43:09 0Rxi05xI0
6位 コンキスタドール 牡 ルーラーシップ×レーゲンボーゲン(フレンチデピュティ)
厩舎 栗・音無
馬主 KTレーシング
生産 ノーザンF

【血統】80点
「困ったときのレーゲンボーゲン」と名を馳せた(?)母の産駒も現3歳(ドゥハ)はとうとう期間内未出走に終わってしまいました。
ですが、ドゥハも春前にはデビュー直前まで行っており、なかなかの好時計を叩き出しておりました。
その後頓挫してしまいましたが一定の能力は秘めていたと思われ、個人的にはまだまだレーゲンボーゲンは健在であると思っています。

レーゲンボーゲンの長所は何といっても「仕上がりの早さ」「芝向きのスピード」「一定のスタミナとタフさ」を高水準で伝達してくれる点。
そしてその3点が血統表内に根拠として示されているというのが、曲がりなりにも血統派を名乗る私にとっては信頼のおける理由であったりもします。

さて、本馬の父はルーラーシップ。初年度の現3歳はまあ何とも言い難い成績ではありますが、スローの上がり勝負にそこそこ強かったり、ダートでそれなりに潰しが効いたりと意外とPOG向きなのではと思ったりもしています。
ルーラーシップ産駒の場合どうしてもサンデーサイレンスが必須かのように思われがちですが、そもそもサンデー内包牝馬との配合が圧倒的に多いのも事実でなわけで持ってない産駒の方が珍しいんじゃないでしょうか。
更に言えば、緩くなりやすいサンデーの血は、ことダービールールに於いてはルーラーシップの相手としては必ずしもプラスではないようにも思われます。

そういう意味ではフレンチデピュティ由来の硬さを伝え、かつ芝向きのスピードも伝える母は最適に近い相手では無いかと思います。
ノーザンテーストのクロスが発生する点、また、母方のPrince Tajやファーストファミリーが父方のKalamounやMill Reefと脈絡する点も興味深く、配合レベルも高水準にあると思われます。

【ライン】65点
馬主のKTレーシングは新興馬主で黒川哲美氏が代表を務めております。
ノーザンF産では過去3頭いて、1頭が期間内勝ち上がりとまあ新興馬主なりの成績ではあります。厩舎は岡田が2頭、大久保が1頭で特筆すべき印象はありません。
一方で、ノーザンF洞爺湖とも言うべきレイクヴィラFからはトリオンフが須貝に預託され、新馬勝ちしている点は見逃せません。

そして現2歳世代、現在登録されている限りでもノーザンF産は5頭。
厩舎ラインナップが音無、岡田、須貝、友道、武井です。岡田と武井、須貝は預託歴がありますが、音無と友道はノーザン以外も含めて初の預託。
よって、母レーゲンボーゲン、母ショア―、母オーサムフェザーあたりに狙いを絞るのが妥当であろうと判断しました。
この3頭でまず目に付くのはやはりセレクトも高額ディープ、オーサムフェザーでしょう。
しかし、この馬が仮に当たりなのだとしたら、友道預託でKTレーシングと言うのは面白さはあるけどやはり引っかかります。
通常なら、アドマイヤか金子が妥当な線でしょう。

一転してショア―はセレクトでも3000万台。
実はこのセレクトの非高額馬-須貝のラインは近年目立っていて、2012産世代は3頭も庭先購買馬が全て期間内勝ち上がり。
その中からサージェントバッジ(大塚亮一)、アドマイヤゴッドが輩出。
2013世代は5000万以下のセレクト購買馬から、アドマイヤリード、アドマイヤエイカン、ロジクライ、イモータルを輩出。
2014世代は精度こそ下がったものの、アドマイヤウイナーやタスクフォース(窪田康志)が出ています。
更にKTレーシング-須貝は、昨年トリオンフが出たラインでもあり、十分当たりが出てもおかしくないのではと考えます。

そしてもう1頭がレーゲンボーゲン。
この兄弟は基本的に個人馬主、しかもいわゆる新興・中堅馬主に売却されるケースが多いです。
まあ理由は解らなくもないですよね。そこそこ手堅く走ってくれるので都合がいいのでしょう笑
もちろん今回のKTレーシングもそれに該当します。

最後に厩舎。
先にも書いたように、ノーザン内の音無厩舎のポジションはやや変化を見せつつあるのでは?と考えています。
このラインは全くの未知数ではありますが、新興ラインとなる期待も込めての評価ですね。
評価としてはショア―の方が上ですが、及第点の評価はしてよいと思われ、この順位なら指名する価値はあると判断しました。


18 : 黒船屋 :2017/06/24(土) 09:43:32 0Rxi05xI0
>>17のつづき


【その他】70点
特別早いという訳でも無さそうですが、ゲートは受かってますし至って順調そう。
某サイトの評価も地味に(笑)良かったので、頓挫などが無ければ活躍は見込めるでしょう。

☆指名にあたって
ここは中距離砲と言ったところでしょうか。
1〜2勝は最低でも計算出来つつ、あわよくば重賞までという指名です。
今季はそういうのが多いですねwww

★指名予定だったがここで消えた馬
ウォッチハー
アスドゥクール

どちらもプロフィールに若干瑕疵を感じたため評価を落としていましたが、配合面で注目しておりました。
特にアスドゥクールはいかにも走るダイワメジャー産駒の配合です。


19 : (株)黒船屋 :2017/06/30(金) 10:25:56 0Rxi05xI0
7位 馬名未定 牝 ディープインパクト×サウンドバリアー(アグネスデジタル)
厩舎 栗・安達
馬主 増田雄一
生産 社台F

【血統】85点
母サウンドバリアーは現役時代にフィリーズレビューを勝っている。
Danzig≒Great Lady M. 4×3とも言える配合で、肌馬としての資質にも大いに期待出来る。
上記のニアリーはディープインパクトとの相性も良さそうだし、5代アウトで緊張と緩和の観点からも高い評価を与えられる。
初仔の全姉は未だ勝ちあがれていないが、2番仔のここで狙ってみたい。

【ライン】60点
母サウンドバリアーが安達厩舎であり、社台F産とはいえ仔分けなのでライン面でどうこうという評価は特に無い。
下級ラインに入らなかった分だけ及第点と言ったところ。

【その他】60点
個人馬主と言う点もあって情報は少なめ。
ただ情報皆無に近かった姉と比べると安達師のコメントなどは出ているので、まずまず順調と見て良いはず。
馬主の増田氏は、母サウンドバリアーもそうだが、他にもサウンドリアーナさサウンドスカイなど、使えるのであれば早期から数を使ってあわよくばクラシックにも…という方なので、頓挫なく来れればまずまず稼いでくれそう。

☆指名にあたって
ディープ牝馬がいなかったので、ほぼ血統評価のみでのロマン枠と言っていいでしょう。
母よりは桜花賞に向いているはず笑

★指名予定だったがここで消えた馬
ランズエッジ

ノヴェリストで狙っていた馬の内1頭です。
ウインドインハーヘア牝系で、ここまで兄弟が4頭中3頭勝ち上がっているというのも好印象ですね。


20 : 黒船屋 :2017/06/30(金) 11:09:45 0Rxi05xI0
9位 メサルティム 牝 ディープブリランテ×ピンクアリエス(キングカメハメハ)
厩舎 栗・荒川
馬主 キャロットF
生産 ノーザンF

【血統】80点
母ピンクアリエスは現役時代未勝利。半兄にスピリタス、近親にタマノブリュネットがいる血統。
3代母のピンクタートルがやや異系色に富んでいて、ピンクアリエス自身はAimee 6×5など面白いクロスを持っているし、累代もキングカメハメハ×Storm Cat×Blushing Groom×Dr. Fagerと一級どころばかりで瑕疵が少ない。
肌馬としての資質はあると判断している。

本馬は母父がキングカメハメハなので、Mr. Prospector6×4、Nureyev5×5、Riverman≒Mill Reef4×6などが発生するため、父のもつラヴアンドバブルズを刺激するような格好になっている。
この組み合わせの配合は現3歳では勝ち上がりが出ていないが、3代母の部分があまり評価出来ない馬が多く、見限るのは早計だろう。

本馬の場合はStorm Catが父の父ディープインパクトのニックスで、またBlushing Groomも芝向きの軽快なスピードを伝えやすい。
若干パワー寄りではあるものの、十分芝向きのスピードが備わっていてもおかしくない配合である。

【ライン】70点
荒川厩舎はギュスターヴクライやジュエルオブナイルを管理していたように、本来は断然社台F>ノーザンFの厩舎である。
その中で唯一ノーザン産の活躍馬が出ているのがキャロットのラインで、2009産のマデイラがオープンまで上り詰めている。
マデイラがオープン入りしたのが、2014年の5月。翌2015年7月には重賞で3着に好走しており、タイミング的には再度当たりが配されてもおかしくないタイミングではある。
ちなみにマデイラは募集価格1800万で本馬は1200万。性差を考慮すればほぼ同価格帯。
妄想要素が多いが、期待も込めて高めの評価を与えてみた。

【その他】70点
丸ごとPOGのの吉田勝己氏へのインタビューでは、ディープブリランテ産駒のオススメとしてショア―の15と共に名前が挙がっている。
募集価格等を考慮すれば、あまりリップサービスする目的も無さそうで単純にデキがいいのだろうとの判断。
また同父の産駒はラプソディーア、ディーパワンサ、リカビトスと牝馬の活躍馬が多く、そのいずれも430㎏前後も小柄な馬体をしている。
ここまで育成過程も順調そうで、遅くても8〜9月頃にはデビュー出来るのでは。

☆指名にあたって
昨年内チャレでディーパワンサを引いたことに気を良くしてのディープブリランテ牝馬指名笑
ただ、ダービールールでは小柄でありながら使い減りの少ない同父産駒は使い勝手が悪くなさそうで、縁の下の力持ち的存在になってくれるのではと期待しています。

★指名予定だったがここで消えた馬
プリュス

何と言ってもこの馬でしょう。とっくに消えたと思い込んでました笑
血統評価も悪くないです。松永なのがやや気掛かりですが、この順位なら十分でしょう。やられたー!


21 : 黒船屋 :2017/07/26(水) 09:44:46 0Rxi05xI0
10位 ビップヴァリアント 牡 ハードスパン×ラフィカ(サンデーサイレンス)
厩舎 栗・清水久
馬主 鈴木邦英
生産 ノーザンF

【血統】70点
父ハードスパンは今年が内国産初年度。
Danzig最晩年の産駒で、2歳〜3歳にかけて快速馬として鳴らした。
日本でも持ち込みのサマリーズが全日本2歳優駿を勝つなど既に活躍馬を輩出している。
国内では概ねダート短距離での活躍が目立っているが、内国産になりサンデーサイレンス内包馬との配合も増えてくると思うので、この傾向がどう変化するのか注視しておきたい。

本馬はそのサンデーサイレンス肌のラフィカとの配合。
母ラフィカは現役時代未勝利で、兄弟にブラックタキシードなど。
母としてはコンスタントに勝ち上がり馬を出しており、ジャングルポケットとの間に生まれたカルドブレッサは中山金杯で2着の実績がある。

本馬の配合は硬質は父の血を、母方のサンデーサイレンスやオーピーキャットで緩和させようという意図もので、どちらかと言えば芝ダ兼用のイメージが強い。
Table PlayとSecretariatを脈絡させるのはハードスパン産駒で芝馬を作るには有効と思われる。
芝のマイル近辺が理想だが、あわよくばダートでも潰しが利くはず。

【ライン】80点
ノーザンF-鈴木邦英は過去6頭が在籍し、内5頭が勝ち上がり。
その中から現準OPのビップライブリーや、新馬勝ちしたビップキャッツアイなどを輩出している。
主に清水久、松下の両厩舎に預けられているが、清水厩舎の方が良績。
また、レイクヴィラF産ではあるが、ビップレボルシオンも新馬勝ちから中央3勝を挙げる活躍を見せている。

鈴木氏は主にセールでの購入が多い馬主だが、あまり高額の落札はしない傾向にある。
本馬は前述のビップライブリーを上回る値での落札で、確たるインサイダー情報が無い限りこの値は出さないのではないかと踏んだ。
少なくとも大ハズレはほぼ無いラインであり、10位指名の価値は十分にある。

【その他】80点
既に入厩して好時計を出しており、早期デビューが見込まれる。
血統面からも早いデビューは理想で、コンスタントに賞金を積み重ねてもらいたい。

☆指名にあたって
残っていれば9〜10位での指名を考えていた馬でした。
新種牡馬でありプロフィール的にも盲点になりがちだったので、この馬で当てたらなかなか渋いなという不純な理由ですw

★指名予定だったがここで消えた馬
クロスウォーターⅡ
リトルリスキー
エアウイングス

グランデミノル(母クロスウォーターⅡ)はかなりの好時計が出ていましたが、配合評価とライン評価が低く指名に至らず。
ちなみに配合評価とライン評価ではサージュミノルの方を上に取っていました。
ヒルノオークランドは好配合でヒルノ-昆は魅力だったんですが情報量などの信頼感から指名できず。
アメリカンツイストも好配合ではありますが、クラブ自体がクラシックへの意識が低いので指名に至りませんでした。


22 : 黒船屋 :2017/07/26(水) 09:46:25 0Rxi05xI0
【ドラフト総評】
指名したい馬がほぼ指名出来ました。90点近い評価でいいと思います。
逆にこれで負けたら言い訳の余地がないですね笑


23 : 黒船屋 :2017/07/26(水) 09:53:11 0Rxi05xI0
さてここから各氏の1位指名評価に移りたいと思います。
ひとまず以前載せておいた評価結果のみ再掲。

☆PGP 1位指名馬
大和魂 【▲】ヘンリーバローズ [西]角居 牡 ディープインパクト×シルヴァースカヤ
11for11 【◎】ソシアルクラブ [西]池添学 牝 キングカメハメハ×ブエナビスタ
ストロング小林 【注】イシュトヴァーン [西]石坂 牡 ルーラーシップ×ドナウブルー
ちっち 【△】ブレイニーラン [西]須貝 牡 ディープインパクト×プチノワール
あるど 【注】ミーティアトレイル [西]池添学 牡 ネオユニヴァース×ラフィントレイル
バランシーン 【○】タニノフランケル [西]角居 牡 Frankel×ウオッカ
デュランダル池添 【○】フラットレー [東]藤沢和 牡 ハーツクライ×リッチダンサー
おっぺけ 【○】アドマイヤキング [西]友道 牡 キングカメハメハ×アドマイヤテンバ
ろべると 【危】デルニエオール [西]池江 牡 ステイゴールド×オリエンタルアート

ちなみに【注】と書いているものは、気になる馬ではありますが基本的には高い評価をしていない馬です。
当然ですね、リスト外ですから。
なんか予防線張ってるみたいで嫌だったので先に断わっておきます笑


24 : 黒船屋 :2017/07/27(木) 10:25:06 0Rxi05xI0
大和魂さん1位指名
ヘンリーバローズ [西]角居 牡 ディープインパクト×シルヴァースカヤ

【総評】▲ 
シルバーステートの全弟。
馬主の猪熊氏はノーザンとは近年懇意ではあるが、〇外のイメージが強くセレクトでの億超えは初。
各POG本でもかなり話題となっており、PGPでもやはり1位での指名となった。

シルバーステートの全弟で、血統面でも高評価を与えたい…ところなのですが、気になるのはPOG本などで見られる馬体への言及。
どうも母父のSilver Hawkが強く出ているという評価が多く見られました。

今でこそ兄シルバーステートや2016年皐月賞馬ディーマジェスティのお陰でその印象も薄れはしましたが、元よりディープインパクトとRobertoはアンチニックスと言われていました。
その原因は、ディープインパクトの柔軟さをRobertoが削いでしまうからで、事実ディーマジェスティもそれまで父が苦手としていた皐月賞の舞台では勝ちましたが、ダービーではマカヒキの後塵を拝しました。
結果が出ている以上、以前のようにアンチニックスとまでは言えませんが、ディープ産駒にとってRobertoが顕出しすぎるのはあまり良いとは思えず、兄よりもやや評価を下げるに至りました。

ただ、ここまでの育成過程が順調な点。角居厩舎であることから最低でもクラシック戦線には乗せてくるのではないかと踏んでいます。


25 : 黒船屋 :2017/07/28(金) 10:06:01 0Rxi05xI0
11for11さん1位指名
ソシアルクラブ [西]池添学 牝 キングカメハメハ×ブエナビスタ

【総評】◎
PGPなら同じくドラ1候補でした。
理由としては短絡的で申し訳ないのですが、突き詰めるとブエナビスタがビワハイジの仔だからという事になります笑
まあ母としてのポテンシャルに期待というやつですね。
初仔のコロナシオンは期間内1勝に終わってしまいましたが、2番仔の本馬は更なる活躍が期待できるでしょうし、関係者のコメントからもそれは察することが出来ます。
父キングカメハメハは競走実績の良い肌馬から素直に活躍馬を出す種牡馬ですから、その点でも評価は大きいです。

池添学厩舎がいまひとつ伸び悩んでいることと、ライン的実績に乏しい点が気掛かりではありますが、口向きの悪かったボンセルヴィーソを矯正するなど決して腕は悪くないと思います。
2年目の飛躍に期待したい所ですね。


26 : 黒船屋 :2017/07/28(金) 10:20:09 0Rxi05xI0
ストロング小林さん1位指名
イシュトヴァーン [西]石坂 牡 ルーラーシップ×ドナウブルー

【総評】注
リスト外でした。
理由としてはまず牡馬とはいえ初仔と言う点。
もう一点はルーラーシップ×ディープインパクトという配合が、相性は悪くなくてもダービールールとしてはどうも緩すぎるのではないか?という点です。

祖母ドナブリーニはイギリス産ながらアメリカンなパワー血脈に溢れており、それがディープインパクトの緩さを底支えしていたように個人的には感じますね。
しかし、本馬の父ルーラーシップにはそのドナブリーニと脈絡する血が少なく、総体的にアウト色の強い配合になっています。
どちらかと言えば3歳春までは良くて1勝。本格化は早くて3歳秋以降になるかと。

母ドナウブルーの資質に賭けるという選択肢も無いことは無いですが、流石に1位の座を与えるのは過大評価であると言い切っていいのではないでしょうか。


27 : 黒船屋 :2017/07/29(土) 08:26:02 0Rxi05xI0
ちっちさん1位評価
ブレイニーラン [西]須貝 牡 ディープインパクト×プチノワール

【総評】△
一応リストには入れておりましたが、ほぼ指名対象外でした。
阪神JFを制したローブティサージュの半弟にあたり、その姉同様シルクで須貝厩舎での募集となりました。

須貝厩舎は一般的に、ディープインパクト産駒での成績がさほど良くないと言われています。
それがディープ産駒が苦手だからなのか、もしくはディープ産駒以外が得意なためディープ産駒以外を預けられるようになっているのかは定かではありません。
ただ、やはり事実としてその点は踏まえるべきで、ノーザンからすればディープの期待馬を須貝に預ける必然性は低いと言えます。

もう1点評価を下げるに至った理由としては、本馬がクラブ馬であるという点。
須貝厩舎は現在近藤利一氏のメインステーブルの一つとなっており、また近年は新興馬主の預託先としてよくあてがわれています。
須貝師は騎手時代も若手から慕われていたと評判で、現在も多くのトップジョッキーと親交があります。
西山茂行氏も自身のブログでその人柄について言及していたのを見た覚えが。
一言で言ってみれば、人たらしというかその辺りの人心掌握術に長けているのでしょう。
そういう師ですから、近藤氏や新興馬主とも上手くやっていけるのでは?とノーザンFからそういう役目を仰せつかっているのではと勘ぐってしまいます笑

そう考えると姉に続いての預託で不自然さこそ無いものの、クラブ馬と言う点については特筆すべき点は無いように思います。

ただ配合レベルは比較的高く、HaloとBustedを絡めた配合はディープ牡馬の要所を突いており、母のポテンシャルも含めて考えると活躍馬が出てもおかしくありません。
その分を考慮しての△評価ですが、どちらにしてもダービールールではちょっと間に合わないような印象も受けます。


28 : 黒船屋 :2017/07/30(日) 09:41:52 0Rxi05xI0
あるどさん1位指名
ミーティアトレイル [西]池添学 牡 ネオユニヴァース×ラフィントレイル

【総評】注
今年のマラソン(女子)優勝馬ですね〜。
マラソン馬に関しては無条件で指名しとけ的な風潮が出来上がりつつありますが、そもそもクラブ馬である以上ダービー期間までに活躍させる必要性がありません。
まずこの点に於いて無条件で指名するというのはどうか、と言うのはありますね。
ただ、ノーザンFが当たりを見抜いて選定しているという観点はあるどさんと同様なので、興味深い指名ではあると思います。

全兄に中央で4勝を挙げているジャイアントリープがいます。
母ラフィントレイルがエルコンドルパサー×ファビラスラフインでHyperion色が強く、またネオユニヴァースとの配合ではSoft Angels≒Bryoniaとなるのでステイヤーに出易いと言えます。
タフな競馬では台頭出来るでしょうが、1つ勝ち上がるまでに時間が掛かるかも知れません。

池添学厩舎への預託はどう評価すべきか難しい所ですが、キャロットである事を考慮すると特にマイナス評価するほどでもないかと考えています。


29 : 黒船屋 :2017/07/30(日) 12:15:24 0Rxi05xI0
バランシーンさん1位指名
タニノフランケル [西]角居 牡 Frankel×ウオッカ

【総評】○
本馬を語る上でまず評価しなければいけないのは種牡馬としてのFrankelがどうかという点。
端的に言うと、Frankelはグッドサイアーではあるが、スーパーサイアーではないという判断現時点では下しています。
確かに初年度に国内で走った十余頭からソウルスターリングを輩出した点は当然評価したいですし、ミスエルテもファンタジーSを勝っています。
ただ、留意したいのはどちらも良血、特に前者については超の付く良血であり、個人的な意見としてはFrankelマジックと言うよりはスタセリタマジックなのではないかと笑
海外ではG1戦線に入った途端人気を裏切る馬が続出し、未だにG1を勝った馬はいません。

ですが裏を返せば、良い肌馬であればミスエルテ級の産駒は割と出せるのではないかとも思っています。
その点、イメージとしてはキングカメハメハに近いのではないでしょうか?

ウオッカはここまで3年間Sea The Starsが付けられ、タニノアーバンシーが3勝を挙げている以外はパッとした活躍馬は出ていません。
とはいえSea The Stars産駒自体が良くて1000万下という状況なので、ウオッカに全てなすりつけるのは可哀想かと笑

Frankelに替わったことでBold Reason=RivermanとGraustark=His Majestyの2本の全兄弟クロスが発生するのは興味深く、純粋に兄姉よりも高い評価を与えられます。
POG本での関係者のトーンからも出来の良さは伺えますし、重賞の1つは持って行ってもおかしくないのではないかと思います。
ただ距離は2000mが上限かなという印象で、毎日杯勝って皐月賞4着、ダービー着外みたいな印象でしょうかね笑


30 : 黒船屋 :2017/07/30(日) 12:30:10 0Rxi05xI0
デュランダル池添さん1位指名
フラットレー [東]藤沢和 牡 ハーツクライ×リッチダンサー

【総評】○
コチラもマラソン馬ですね〜。
今年のハーツクライ産駒ではトップクラスの評価です。
藤沢厩舎があまり好きでは無いので自分は1位で行かなかったと思いますが、重賞クラスには十分あるでしょう。

配合面ではやや欧血に寄りすぎている感もありますが、逆にサンデーが1/4米になっているのでズブくはあるけど悪い配合ではない。
タフな展開なら重賞まで手は届きそう。

ただノーザン-キャロット-藤沢はレイデオロの全弟レイエンダと同ラインなので、同年に2頭も当たりが入るのか?という疑念はある。
ちなみにこの2頭なら僕は本馬を優位に取っています。(レイエンダは△評価)


31 : 黒船屋 :2017/07/30(日) 12:40:32 0Rxi05xI0
おっぺけさん1位指名
アドマイヤキング [西]友道 牡 キングカメハメハ×アドマイヤテンバ

【総評】○
◎と非常に悩みました。正直◎でも良かったかなと思うんですが、母がクロフネというのがどうしても引っかかってしまい○に留めました。
配合面はドゥラメンテと3/4同血で素直に好配合と言えるでしょう。
ダイナカール牝系は3歳になってからが本番と言う所があるので、2月生まれなのも好感。
皐月賞を目標に頑張ってほしいですね。

ラインは今さら語るまでも無い一級のラインですし、馬名からも期待値の高さが感じられます。


32 : 黒船屋 :2017/07/30(日) 12:48:24 0Rxi05xI0
ろべるとさん1位指名
デルニエオール [西]池江 牡 ステイゴールド×オリエンタルアート

【総評】危
リスクの高さを承知しての指名だと思うので、あまりどうこう言うのも無粋だとは思うのですが、勝ちに行くなら1位はあり得ない指名かなと思いますね。
ステイゴールド自体が年々成績が下がっている中で、さらに姉2頭がまるで走っていない本馬を指名するのはリスクが高すぎます。

またその低評価を補うような要素も他に見当たりません。

ステイゴールド×メジロマックイーンの配合はかなりの確率を持っていましたが走っているのは牡馬ばかりで、このステマニックスを支持するのであればこの性差をたまたまだと言うのはあまりにご都合主義でしょう。
この配合で牝馬と言う点は明確にマイナス評価しておきたいと思います。


33 : 黒船屋 :2017/07/30(日) 12:49:41 0Rxi05xI0
以上でPGP1位指名馬評価を終わります。
時間が許せばPGPSの方も評価出来ればと考えています。


34 : 黒船屋 :2017/07/30(日) 12:55:28 0Rxi05xI0
札幌6Rの新馬で8位ハヤブサレジェンドと同ラインのハヤブサマカオ―が圧勝。
本馬の場合は仔分けではありますが、このラインの信頼度の高さを実証してくれたのでは。
ちなみに先日レース後に故障したハヤブサナンデダロはその後亡くなったとのことで…。
冥福を祈ります。好きな馬やったんやけどなあ。


35 : (株)黒船屋 :2017/08/15(火) 20:15:43 0Rxi05xI0
3位ファーマメント、8位ハヤブサレジェンドがともに未勝利戦で2着。
前者は明らかに距離不足、後者は相手が悪かったという印象で、どちらも勝ち上がりは間近でしょう。

ちなみにハヤブサレジェンドに競り勝ったサージュミノルは>>21でも言及していたように、ライン・配合面ではグランデミノルよりも高評価していた馬でした。
このフジワラF-吉岡實-本田のラインは相変わらずの打率で今後も注目していきたいですね〜。


36 : 黒船屋 :2017/10/01(日) 10:16:09 0Rxi05xI0
さて本日は4位のミッキーハイドがようやくデビューします。

夏デビューを目論んでの指名でしたが、調教の動きが上がってこず放牧。

しかし、帰厩後は時計こそ目立たないものの、コースで格上相手に互角以上の動きを見せており、夏場はソエかなんかだったのかなあと都合よく解釈しております笑

現時点では2番人気ですが、ロードカナロアで1800というのも影響していそう。
カナロア産駒は案外適性がマイルに寄っている印象があるので、中山なら1800でもこなすでしょう。


37 : 黒船屋 :2017/10/12(木) 12:52:45 0Rxi05xI0
10/7の中山芝1800mで9位のメサルティムが初勝利を挙げました!!

スローの逃げでピタリと折り合った荻野騎手の好騎乗も多分に光ったレースではありましたが、直線に向いた所で軽く仕掛けられてスッとセーフティリードを取ったセンスの良さと、そこからアドマイヤアルバを封じた粘り腰は評価して良いのではないかと思います。

今回指名した10頭の中ではかなり妄想色の強い指名だったので、勝ち上がってくれたことにまずは感慨もひとしおといったところです(笑)


38 : 黒船屋 :2017/10/15(日) 09:49:14 0g9eyZEA0
さて、PGPでは指名しておりませんが、個人的に興味深いプロフィールの馬が本日デビューするので雑談代わりに。

今日東京でデビューするファイトアローンは社台F-前川企画-奥平というコイウタのライン。

この馬、千葉セール上場予定だったのが一転庭先で前川氏に売却という臭すぎる流れで、今後のためにも良くも悪くも注目しときたいところですね〜。


39 : 黒船屋 :2017/11/07(火) 06:26:28 aMlUhx8.0
さて、前回の書き込み以降、>>16のヴァルディノート、そして
>>19のサウンドキアラが共に勝ち上がりました。

特にサウンドキアラはようやく重賞でも勝負になる馬が出てくれたかなーと言う気持ちです。
フィリーズレビューからの桜花賞路線目指して頑張って欲しいですね。

ヴァルディノートは芝で8馬身差の圧勝となりましたが、馬場の影響も多分にありそうで、今後はダートにシフトした方が稼げそうな気も…。
どちらにせよラインはやっぱ強いなという印象です。


40 : 黒船屋 :2017/11/07(火) 06:33:40 aMlUhx8.0
その他では>>17コンキスタドールと
>>21ビップヴァリアントがデビューしました。

コンキスタドールは京都芝1600でデビューし4着。
ヤネが大作だったことから、あんまり期待値は高くなかったと推測出来ますが一応の格好はつけました笑
2000mぐらいが良さそう。


ビップヴァリアントは1番人気に推されながらまさかの大敗。
調教も動いていたし、ダートデビューで必勝態勢と踏んでいただけにこれはショックでした…。

レース後ジョッキーからは「スタート後の息遣いが荒かった」との嫌すぎるコメントも頂いてしまいました(^_^;)


41 : 黒船屋 :2018/04/07(土) 19:11:46 f0X6FOpY0
いやー全然ダメですね
完全に脚が止まってしまいました

ファーマメントは抹消
ミッキーハイドまた放牧
ハヤブサレジェンドは骨折
ビップヴァリアントは喉鳴り

メサルティムは頑張ってくれてますが、重賞では家賃が高かったか

次走青葉賞、出れるかも怪しいですがサトノシリウスに一縷の望みを賭けるしか無いですね


42 : 黒船屋 :2018/05/31(木) 19:14:31 /.rm2Zvc0
全く更新出来ず申し訳ありません。

1年間皆様ありがとうございました!


スタートダッシュは悪くなかったと思うのですが、故障が続出したこともあり全く奮わずに終わってしまいました。

それでも来季に向けて反省出来た部分もあるので、次こそは昇級したいと思います!!!!


■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■