このメンバーで１年やっていきます。よろしくお願いします！
01 エリティエール [東]大竹正博 牝 ディープインパクト×ジンジャーパンチ（Awesome Again）
02 タイセイスターリー [西]矢作芳人 牡 マンハッタンカフェ×スターアイル（ロックオブジブラルタル）
03 スティッフェリオ [西]音無秀孝 牡 ステイゴールド×シリアスアティテュード（Mtoto）
04 パールズシャイン [西]池添学 牝 ディープインパクト×スペリオルパール（ティンバーカントリー）
05 ルタンデュボヌール [西]友道康夫 牡 マンハッタンカフェ×アドマイヤハッピー（トニービン）
06 ブルークランズ [西]今野貞一 牝 ルーラーシップ×ランズエッジ（ダンスインザダーク）
07 キャナルストリート [東]大竹正博 牝 マンハッタンカフェ×フィラストリート（Cozzene）
08 エスティーム （厩舎未定） 牡 ロージズインメイ×フラワーハット（ハーツクライ）
09 マイネルズイーガー [東]国枝栄 牡 アイルハヴアナザー×マイネカンナ（アグネスタキオン）
10 ロジムーン [東]萩原清 牡 ゼンノロブロイ×ムーンライトダンス（Sinndar）
今年最初の東京新馬戦はマンカフェの子と孫でワンツー！流れは来ている！…はず
【指名理由】
09 マイネルズイーガー [東]国枝栄 牡 アイルハヴアナザー×マイネカンナ（アグネスタキオン）
○馬体
まず馬体だけを見ると、純粋に好馬体。
骨格が非常に良いし、前後の肉付きのバランスも良好。
芝適性ダート適性は未知ですが、繋ぎの角度や筋肉の質感からは芝でもやれそうな
雰囲気があります。完成度も高そうですし、即戦力としての活躍を期待したい１頭です。
○血統
父は新種牡馬、アイルハヴアナザー。
米国２冠馬という背景もさることながら、血統構成を見ても非常にパワー的要素が多くなっています。
Mr. ProspectorのクロスにDanzigクロス、RobertoにSadler's Wells まで入り、正直やりすぎ感が強いです。
個人的なイメージは「仕上がりが早そうでＰＯＧ向きだけど、パワー型」といったところ。
ただ逆にいえば、母の血の影響で芝向きに持っていければＰＯＧ期間での活躍も見込める、と思います。
具体的には、あまり父の持つ「米血」には触れずに、Hyperionなどの欧系スタミナ血脈やNasrullahなどの
柔らかさを持ったスピード血脈を持ってくるのがベターな配合ではないかと思います。
そこで母マイネカンナ。アグネスタキオン×サッカーボーイというアウトサイダー的な血統で
米血が凝縮された父とは好相性だと考えます。（望田潤氏がおっしゃられている緊張と緩和）
母父アグネスタキオンのはNasullahとHyperionを豊富に持つだけでなく、アイルハヴアナザー内にある
Vaguely Noble やGoofedを刺激する Alycidon や Bahram やFair Trialを押さえており好相性。
母母父サッカーボーイも母系のロイヤルサッシュが柔らかい血脈で相性としてはバッチリ。
それでいて、マイネカンナ自身はWar Relic ＋ Balladier という米血の要所も抑えた配合であり
アイルハヴアナザーの１番馬と言っても過言ではない１頭だと思います。
○総合評価
どちらかというと馬体評価＋調教の動きを高く評価しての指名。
血統的には未知の部分も大きいですが、芝でやれる可能性も持った配合だと思います。
10 ロジムーン [東]萩原清 牡 ゼンノロブロイ×ムーンライトダンス（Sinndar）
まず初めに…ロジロブロイじゃないんですね＾＾
○馬体
全体的な骨格と、お尻のの大きさを評価。
ゼンノロブロイ産駒ですが、柔らかさも感じる馬体で、繋ぎの角度も良好。
芝コースをメインとした活躍を期待したい。
○血統
ゼンノロブロイ産駒のポイントは大きく３つ。
（１）Gay Hostessの持つMumtaz Mahalクロスを強調する
これによりパワー向きに出やすいロブロイから柔らかさを引き出す。
（２）柔らかくした分米血も強調して完成度を早くする
具体的には下記の２通りのどちらかを行う。
①Mr.Prospectorの持つNashuaを強調。
具体的には、母系にMr.Prospector、Roberto、Nijinsky、Nantallah 、Fleur などの血脈を持ってくる。
②War Admiral ＋ La Troienneを強調
具体的にはBackpasserクロスなど
当馬の母ムーンライトダンスの父Sinndar は、ロブロイと相性の良いMill Reafだけでなく、
Secretariat≒Sir GaylordにTudor Minstrel ＋ Abernantといった、
スピードと柔らかさがある血脈を多く持っており相性は非常によいです。
それでいて母系には①The Minstrel＋Nashuaといった米血だけでなく、
Mr. Busher が入ることで②War Admiral ＋ La Troienneをも強調した
非常に秀逸な配合だと思います。
○総合評価
この馬は主に血統評価が高いことと順調度を特に評価しての指名。
ＰＯＧ本などが出る前に血統からピックアップしていた１頭で、
馬体を見ても特に問題もない好馬体であったため指名することとしました。
ナスキロ的な血が多いので６月デビューですが、本格化はもう少し先かもしれません。
実は同レースに出走するアンティノウス（あくたさん指名）もリストに入っており、２頭出しどころか
３頭出しになる可能性もありました。
マイネルズイーガーはここまでの経過は順調であり、調教も抜群。
日本の芝があうかどうか、溜める競馬ができるか、がポイントとなると思います。
ロジムーンはナスキロの影響が強く東京自体は合いそう。
長い目で見たい１頭なので初戦は能力の片鱗が見れればよいかなと思います。
２歳戦開幕週に出走した２頭は、２着、６着といった結果でした。
○ロジムーン
好位追走から良い差し脚で追い上げましたがクビ差の２着。
レースは瞬発力勝負になり、勝馬の決め手に屈しました。もう少し流れたほうがこの馬の
持ち味を生かせそうですし、まだ緩いところもあるので今後に期待のできる内容だったと思います。
○マイネルズイーガー
１番人気でしたが人気を裏切り６着。
瞬発力勝負という最も苦手だろうと思われる展開での敗退だけに、見限るのは早いと思いますが、
自分の見解では残念ながら現状ダートのほうが良さそうな走りでした。
調教では動いていましたし得意な条件なら巻き返せるでしょう。
【指名方針】
血統・馬体を重視し、最終的にはその他の情報を加味して指名馬を決定しています。
＜血統＞
基本的には種牡馬ごとの当たりパターンを検討し、それに該当しているかで判断しています。
新種牡馬の場合は種牡馬の父や似たような血統の馬を参考に当たりパターンを推測します。
なお、血統を考える基本的な考え方は望田潤氏の理論を参考にしています。
＜馬体＞
ＰＯＧ本の馬体写真から以下のポイントを重視し、総合的に判断します。
①バランス…体全体の造りが走るのに効率的か
②後脚 …お尻の肉付きや飛節の強度を重視
③胸回り …幅があるほうがよりベター
④皮膚感 …筋肉の質感・付き具合
⑤繋ぎ …角度や形など重視。立ちすぎているのは回避します。
①と④は経験則に基づくもので明確な基準はないです。
特に④は写真の撮り具合で見え方が変わってしまうことが多々あるので、
なるべく複数の写真を参考にするようにしています。
なお、動画が見れる馬についてはそっちを重要視。
写真だと「奇跡の１枚」とかもあるので、動画のほうが信頼性は高いです。
ほぼ昨年のコピペです。
１５人という多人数ということもありましたが、ジャンケンが多く長丁場になりました。
おっぺけさん、みなさん、本当にお疲れさまでした。
ドラフト結果としては70点くらい。
取りたかった牡馬が取れず牝馬の割合が想定より多くなってしまいました。
特にラスティングソングとマジックストームが取れれば心強かったのですが…
それでも特に取りたかった４頭のうち３頭は取れたので良かったかなと思います。
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今回メインリストとして登録したのは下記のイメージ。英字は優先度。
これ以外にも予備で何頭か登録しています。
Ｓ（制限あり）
トゥザヴィクトリー、ブエナビスタ、キングスローズ、マジックストーム
Ｓ（制限なし）
ジンジャーパンチ、シリアスアティテュード、ラスティングソング、スターアイル
Ａ
スペリオルパール、アドマイヤハッピー、ランズエッジ、フィラストリート、フラワーハット
Ｂ
トップセラー、ムーンライトダンス、マイネカンナ、クリスビーナス、ミクロコスモス、
レイズアンドコール、スマイルトゥモロー、ダイワスカーレット、アコースティクス、ラドラーダ
今回は厳選しすぎてリストにディープ産駒が少なかったので、そのディープ産駒は早めに取りにいき、
それ以外はできるだけ早期デビューを重視する作戦としました。
制限ありを除いた特に評価が高い９頭を出来るだけ取って、
残りは早期デビュー馬（トップセラー、ムーンライトダンス、マイネカンナ、クリスビーナス、
ミクロコスモス、レイズアンドコールあたりを候補としていました）で固めようという目論見でした。
☆マンハッタンカフェ
結局３頭しか指名していませんが、「今年はマンカフェの当たり年では」という予言の意味もこめて
のタイトル「マンカフェ祭り」になります。
個人的にも好きな種牡馬で、亡くなったことが本当に惜しまれます。
以下分析に入ります。
自身はＰＯＧ期間後に活躍した馬で晩成傾向。
血統的にもRibotにWar Admiralクロスが入る重めの血統構成。
これをＰＯＧ期間に走るようにするためには、
①米血を強調して早熟性を高める
②俊敏さを強調もしくは③柔らかさを強調して高める
必要があります。
①の強調すべき血脈としては過去の例からMiss Zibby(Omapha＋Stimulus)を
増幅するのが良いのではないかと思います。
具体的には、Mr.Prospetor、Roberto、Nijinsky、Nantallah、Fleurなど
特にMr.ProspetoとNijinskyは Boldnesian も合わせて強調することになるため
非常に相性が良いです。
②俊敏さとしては父の持つHalo≒Boldnesianの増幅が有効
Halo≒Boldnesianの直接クロスやMr.ProspetorとNijinskyのほかにRed Godあたり
も有効だと思います。
③柔らかさとしては基本NasrullahやThe Tetrarch の血を増幅するのが良いです。
具体的にはPrince Johnを持つRiverman や同様のナスフリートとなる
Mill ReefやMr.Prospectorが良さそう。それ以外でもMumtaz Mahal に
通ずる血脈を持ってくるのはプラスだと思います。
参考）マンハッタンカフェの中にある柔らかさを強調する血脈
Prince John → The Tetrarchクロス持ち
Mehrabi → Mah Iran≒Mahmoudクロス持ち
King of the Tudors →Tuder Minstrel ＋The Tetrarch
特にマンハッタンカフェは異系の血が多いのでクロスが有効に働くケースが
多いと考えており、血統を重視すべき種牡馬だと思います。
☆１位指名
エリティエール [東]大竹正博 牝 ディープインパクト×ジンジャーパンチ（Awesome Again）
○馬体
この馬の素晴らしいところは「トモの逞しさ」です。
ディープ産駒は一通りチェックしましたが、「これは絶対取りたい」と思えるトモをしているのは当馬だけでした。
お尻の形や張りが素晴らしいし、飛節が力強くバネがありそう。
若干硬めの印象はありますが、バランス・繋ぎの造りも良好で特に問題は見当たりません。
小柄というのが一つのマイナス材料ですが、牝馬であれば小柄でもクラシック制覇
していますし問題ないでしょう。
○血統
姉のルージュバックはマンハッタンカフェ産駒ですが、「同じ母に対して重めのマンカフェから俊敏なディープに変わるのは
マイナスなんじゃないの？」と思う人も多いと思います。私も最初はそう思いました。
実際全兄も結果が出ませんでした。
しかしながら血統構成を分析したところ、姉とは配合のポイントが異なる好配合だという結論に至りました。
姉ルージュバックはBoldnesianをクロスし、更にMr.Prospector、Promised Land 、Red God
が入ることで俊敏さが強調されているのが一番のポイントだと思います。
ディープインパクトに変わった場合でも概ねそこは変わらないのですが、
①Boldnesianが無い分、Mr.Prospectorの血がパワー方向に出ている
②母系のBusted(Crepello＋Wiil Risk+Court Martial )の血脈が活かされている
という点で配合の方向性が異なります。
父ディープの場合、「パワー」を増幅することが必要不可欠。
母のジンジャーパンチはRaise a You×２、Sweet Woman、Ace Cardと、
Sir Gallahad(Teddy)＋Man o'War(Fair Play)+Ultimus の組み合わせが増幅され
更にDeputy Minister が入りパワー的増幅が非常に多い配合。
全兄がダートで勝ち上がったのも納得でディープ産駒がダート適性があるくらいにまでになってしまう
パワーがある血統と言えると思います。
パワーの増幅が強い分、俊敏さも強調する必要がありますが、それは前記の
Promised LandやRed Godの血が活きてきます。
そしてもう一つのポイントが母ジンジャーパンチがディープの持つCrepelloと同牝系であること。
Dulceの牝系クロスにもなっていますし、Rambunctious がHurry On＋Fair Tril＋Gainsborough で
Court Martialと二アリー。ディープの母系にある欧系の血脈Busted(Crepello＋Wiil Risk+Court Martial )
が強調され、パワー・俊敏さ・スタミナを兼ね備えた好配合に仕上がっています。
長くなりましたが、簡単に言うと
「Deputy Ministerが入ってBlushing Groom が入ってDonatelloが入るのはダービー馬マカヒキと一緒、
Haloクロスはないけど、代わりにPromised Landが俊敏さを引き出すし、母系クロスもあるよ」
というのが主な指名理由になります。
○総合評価
父がディープ、母のポテンシャルや産駒の実績から考えて制限がなくても上位指名したい１頭でした。
育成はそこまで進んでいませんが、ディープは秋冬に出てくるくらいがちょうどよいので心配していません。
厩舎は姉をよく知っているのので良いでしょう。
☆２位指名
タイセイスターリー [西]矢作芳人 牡 マンハッタンカフェ×スターアイル（ロックオブジブラルタル）
○血統
こちらはエリティエールと逆で、「兄が父ディープインパクトで活躍したんだから父マンカフェだと重すぎるんじゃないの？」
と思う方も多いと思います。私も最初は思っていました。
ですがこちらも分析したところ、かなりの好配合という結論に至りました。
まず>>8に書いた柔らかさを強調する血脈がほぼ全て増幅されています。
Prince JohnとMehrab＝Gallant Manはクロスとなっており、芝向きの柔らかさが増幅されています。
更にTuder MinstrelクロスにForli が入ることでLady Jurorを強調され、高いスピードが期待できそう。
>>8の②の増幅はありませんが、その分DanzigにNureyevが入ることでFair Trial的な
機動力が増幅されています。
そして極めつけはMy Bupers。これはハーツクライも持つ血脈で米血を強調するうえで
非常に有効な血脈といえると思います。
簡単に言うと「マンハッタンカフェ内の、スピードと柔らかさを持つ血脈を活かし切った好配合」ということで
スピード感満点の馬になってくれるのではないでしょうか。
○馬体
セレクトセールの時から気にはなっていたのですが、非常にバランスの良い馬だと思います。
特にお尻の形が良好であり、肉付きも良いので早くから動けそう。
皮膚も薄そうで、繋ぎの造りも良くまさに理想的な感じ。
兄のミッキーアイルに似た印象もありますが、兄よりも胴は長めで
マイル〜中距離くらいまでやれるのではないでしょうか。
○総合評価
マイル〜中距離路線での大物候補としてピックアップ。
血統的に大物感があると考え、特にほしい１頭でした。
ライン派じゃないけどタイセイー矢作のラインは地味ながらも活躍馬も多いですし、
夏にも入れそうなほど順調度も高い。期待値は高いと思います。
【指名理由】
☆１位指名
エリティエール [東]大竹正博 牝 ディープインパクト×ジンジャーパンチ（Awesome Again）
○馬体
この馬の素晴らしいところは「トモの逞しさ」です。
ディープ産駒は一通りチェックしましたが、「これは絶対取りたい」と思えるトモをしているのは当馬だけでした。
お尻の形や張りが素晴らしいし、飛節が力強くバネがありそう。
若干硬めの印象はありますが、バランス・繋ぎの造りも良好で特に問題は見当たりません。
小柄というのが一つのマイナス材料ですが、牝馬であれば小柄でもクラシック制覇
していますし問題ないでしょう。
○血統
姉のルージュバックはマンハッタンカフェ産駒ですが、「同じ母に対して重めのマンカフェから俊敏なディープに変わるのは
マイナスなんじゃないの？」と思う人も多いと思います。私も最初はそう思いました。
実際全兄も結果が出ませんでした。
しかしながら血統構成を分析したところ、姉とは配合のポイントが異なる好配合だという結論に至りました。
姉ルージュバックはBoldnesianをクロスし、更にMr.Prospector、Promised Land 、Red God
が入ることで俊敏さが強調されているのが一番のポイントだと思います。
ディープインパクトに変わった場合でも概ねそこは変わらないのですが、
①Boldnesianが無い分、Mr.Prospectorの血がパワー方向に出ている
②母系のBusted(Crepello＋Wild Risk+Court Martial )の血脈が活かされている
という点で配合の方向性が異なります。
父ディープの場合、「パワー」を増幅することが必要不可欠。
母のジンジャーパンチはRaise a You×２、Sweet Woman、Ace Cardと、
Sir Gallahad(Teddy)＋Man o'War(Fair Play)+Ultimus の組み合わせが増幅され
更にDeputy Minister が入りパワー的増幅が非常に多い配合。
全兄がダートで勝ち上がったのも納得でディープ産駒がダート適性があるくらいにまでになってしまう
パワーがある血統と言えると思います。
パワーの増幅が強い分、俊敏さも強調する必要がありますが、それは前記の
Promised LandやRed Godの血が活きてきます。
そしてもう一つのポイントが母ジンジャーパンチがディープの持つCrepelloと同牝系であること。
Dulceの牝系クロスにもなっていますし、Rambunctious がHurry On＋Fair Trial＋Gainsborough で
Court Martialと二アリー。ディープの母系にある欧系の血脈Busted(Crepello＋Wild Risk+Court Martial )
が強調され、パワー・俊敏さ・スタミナを兼ね備えた好配合に仕上がっています。
長くなりましたが、簡単に言うと
「Deputy Ministerが入ってBlushing Groom が入ってDonatelloが入るのはダービー馬マカヒキと一緒、
Haloクロスはないけど、代わりにPromised Landが俊敏さを引き出すし、母系クロスもあるよ」
というのが主な指名理由になります。
○総合評価
父がディープ、母のポテンシャルや産駒の実績から考えて制限がなくても上位指名したい１頭でした。
育成はそこまで進んでいませんが、ディープは秋冬に出てくるくらいがちょうどよいので心配していません。
厩舎は姉をよく知っていますし、期待してよいでしょう。
☆３位指名
スティッフェリオ [西]音無秀孝 牡 ステイゴールド×シリアスアティテュード（Mtoto）
○馬体
この馬は今期の指名馬の中でも特にお気に入り。
バランス・肉付き・皮膚感・繋ぎ・飛節の造り、全てが素晴らしいと思います。
私の妄想の中ではこの馬がダービー馬ということになっています（笑）
ステイゴールド産駒にしては馬格もあるし、筋肉量や柔らかみもあります。
実はこの馬、少し前から血統面から注目していて、３月以前から馬体をチェックしていました。
最初はあまり良いとは思えませんでしたが、育成が進むにつれてぐんぐん良くなってきて
体つきまで変わってきました。今は充実期といった感じで、まさに理想的といえる馬体。
このまま順調にいってクラシックに乗ってほしい素質馬だと思います。
○血統
父ステイゴールドは種牡馬としてはパワー不足であり、パワー的要素を強調することで
活躍馬が出てきます。また、異系の血統が多いため、クロスの効果が出やすいのでは？というのが
個人的な仮説です。
ステイゴールド産駒の個人的な血統的なポイントは下記の３点。
①Pretty Polly=Mirandaの血を増幅させること。
②Hyperion×Swynfordの血を増幅させること。
③Chop Chopの父Flaresを増幅させること。
①については
母シリアスアティテュードの父MtotoがPretty Pollyの血を内包するDonatelloクロス持ち。
更に母父Cape CrossがPretty Pollyの牝系。更に母系にDonatelloを持ちますし、
更に母系にあるTehranも全兄弟Mirandaを持つため、５重にもおける増幅がなされています。
②に母は該当する血脈としてTudor Minstrel×２を持ちます。
Tudor Minstrelは特にスピード強化に効果があると思います。
③はThe Minstrel がFlares＝Omahaクロスを持ち、増幅がなされています。
当馬は上記の３つのツボを押さえた非常に良い配合だと思います。
○総合評価
ドラフト時点で山元トレセンまで来ているほど順調。
姉も現時点では大成していませんが素質は感じましたし、母はＧ１馬でポテンシャルは高いはず。
馬体も血統もお気に入りで絶対取りたい１頭でした。
☆４位指名
パールズシャイン [西]池添学 牝 ディープインパクト×スペリオルパール（ティンバーカントリー）
○馬体
エリティエールほどトモが抜群といったわけではありませんが、トモはしっかりしていますし、
全体的な造りが良いと思います。非常に均整の取れた馬体で骨格だけなら今期のナンバーワンかなと。
筋肉量もありますし馬体がしっかりしている印象で、ゆっくりと進められていますが、
秋口からでもすぐに活躍できるのではないかと期待しています。
○血統
ラストインパクトの半妹ということもあり、父と母の相性は間違いなく良いと思いますが、
ディープインパクト×Pacific Princess 牝系で見た場合、ラストインパクトだけでなく
キズナ、モンドインテロ、ゼーヴィントなど期間内に２勝挙げた馬が多数で
この牝系との相性は抜群と言えます。（全部牡馬なのは気になりますが…）
これはPacific Princessの母FijiがディープンインパクトのBurghclereを強調しており、
Damascus の血が米的パワーを与えてくれることがポイントだと考えています。
また、母スペリオルパールの父はティンバーカントリーですが、
こちらはダートで活躍する馬も多いですが、芝で活躍する馬も多く、特に牝馬ではヤマカツリリー、サニーサイドアップ
レディーミューズなど、ＰＯＧ期間での活躍馬も多いです。
ティンバーカントリーの血統を見てみるとSwaps、War Admiral、Hyperion、Case Ace、Nasrullah
のクロスが発生しており、Swaps内のThe Tetrarch とNasrullahを通じての柔らかさ、
War Admiral＋Case Aceを通じてのパワー、HyperionとSwapsのハイインローのスタミナ・粘り強さが
強調されています。
このようにパワーを補強することは父ディープにとってプラスですし、
特にSwapsのハイインローについては、Burghclereの持つHyperion＋Fair Trialの強調にもつながり、
ディープインパクトの良さも引き出すことが出来ると思います。
牝馬に出た分、兄よりも仕上がりが早く、また、キレる脚を使えるのではないかと期待しています。
○総合評価
馬体バランス◎で、馬体重も小さくはなく順調。
調教のペースはゆっくり進められていますが、ディープ産駒はそのような方針のほうがプラスだと思います。
☆５位指名
ルタンデュボヌール [西]友道康夫 牡 マンハッタンカフェ×アドマイヤハッピー（トニービン）
○血統
マンカフェ×トニービンの血統は晩成傾向が強くＰＯＧ期間の活躍馬はいないものの、
相性が良く平均値が高いです。
これはマンカフェの持つBold BikiniがNasrullah×Hyperion×Bois Roussel という組み合わせになっており、
トニービンの持つHornbeam と脈絡するからだと考えています。
当馬の場合はエアグルーヴの母系であり、母系のパロクサイドがHornbeamと二アリーですから
その血脈をさらに強調する形になります。
更にパロクサイドの持つBig Gameとマンカフェ内のMah Iran が脈絡し、
エアグルーヴの牝系が持つスピード血脈を強調しているので、高いスピード能力が期待できそう。
そしてもう一つのポイントが、母が持つVictoria Parkのクロス。
これが、マンカフェの持つ米血Miss Zibby (Omaha＋Ultimus)を強調し
早熟性を高めてくれるアクセントになると考えられます。
まとめると
「エアグルーヴと同じ牝系で、牝系の良いところを強調しつつ、米血も強調して早くから活躍できそうな好配合」
ということになります。
○馬体
こちらも非常にバランスの良い馬体で仕上がりは良好だと思います。
特に胸回りの発達がなかなかのもので、高い心肺機能も期待できそう。
兄弟はダートで活躍した馬もいますが、当馬は繋ぎの感じから芝で期待できるのでは、と期待しています。
○総合評価
５月上旬にゲート試験済みで順調。
馬体からも血統からも期待値が高く、早くから活躍してくれると思います。
☆６位指名
ブルークランズ [西]今野貞一 牝 ルーラーシップ×ランズエッジ（ダンスインザダーク）
○血統
父は新種牡馬ルーラーシップ。
ルーラーシップは競争成績から晩成気味で、「基本的にはＰＯＧ向きではない」と考えています。
それでもサンデー系種牡馬では付けられない良血牝馬を配合できる点はやはり魅力。
良牝系かつ配合に魅力を感じる馬は指名する方針としました。
ルーラーシップはキンカメとトニービン〜パロクサイドを通じてのHornbeamの強調と
Big Gameの柔らかさが一番の特徴であると考えられます。
ルーラーシップの良さを出すにはこのあたりを刺激するのが良いと思います。
また、柔らかさが強い血統なので米血を入れるのがＰＯＧ向きにするポイントで、
特にMr. Prospector や Nijinskyが持つ米血を刺激するのが良いのではないかと思います。
具体的にはRobertoやNijinskyクロス、Nantallah を持つForliあたりを母系に持つ馬が
好相性ではないかと思います。
上記を考慮した好配合馬としては、母トップセラー、母パーフェクトマッチ、母ナスカあたりを
候補とし、馬体面からトップセラーを１番手としていました。
ランズエッジは、上記の馬たちとは異なりルーラーシップの良さを引き出す配合ではないですが、
「キンカメとディープの良さを引き出した好配合」かつ「良牝系」かつ「好馬体」であったため
最終的にはトップセラーより上位評価としました。
まずルーラーシップをＰＯＧ向きにするためには母父ダンスインザダークは最適で
米血を強調することでＰＯＧ向きの早い活躍が見込めます。
そしてこの馬の最大のポイントはラストタイクーンとAlzaoの４×３の二アリークロス。
これがキレる脚を引き出し、かつ早熟性も高まる効果もあるだろうという見込みです。
父ディープインパクト×母父キングカメハメハの成功例もありますし、逆も良いだろうという考えです。
ヴァンキッシュランも同様のクロスで成功しています。
○馬体
姉ロカもなかなかの馬体でしたが、当馬も負けじの好馬体。
特に後脚はロカと比べても力強さを感じる造りであり、よいバネがありそうです。
全体的なバランスもよく、仕上がりも良好で血統は晩成感がありますが、
意外と早い時期から活躍できるのではないかと思います。
○総合評価
血統面、馬体面から姉よりも活躍が期待できそうと見ての指名。
姉が手の届かなかった重賞、Ｇ１のタイトルを奪取してほしいです。
☆７位指名
キャナルストリート [東]大竹正博 牝 マンハッタンカフェ×フィラストリート（Cozzene）
○馬体
この馬の魅力はボリューム満点のトモ。
高い推進力を生み出してくれそうです。それでいてパワー型というわけでもなく、
父マンカフェながら全体的に柔らかみも感じる馬体で、高いスピード能力が期待できそうな
造りだと思います。
○血統
母は高齢ながら非常に優秀で、ブロードストリートをはじめとして、３勝以上した馬を
６頭も輩出しています。
その秘訣は自身が持つGrey Sovereign クロスとLady Josephineに通じる血脈が多いことにあると思います。
Grey Sovereignはダビスタでもお馴染みのスピード血統。NasrullahにThe Tetrarchクロスと
スピードと柔らかさが豊富な血統で、マンハッタンカフェには最適と言えるでしょう。
また、Prince Johnの６×４のクロスもあり、柔らかさという面では十分すぎるほどだと思います。
母父CozzeneのRelic、Portageと母母の持つLady Reynardと、米血も抑えており、
特にスピードと柔らかさが強調されたマンカフェ産駒の好配合と言える１頭だと思います。
○総合評価
厩舎は同じ父のルージュバックを管理している厩舎で相性は良いのではないかと思います。
夏にもデビューできそうなほど順調であり、馬体の良さ、母の優秀さから一定以上は
間違いないのでは無いかと思える好プロフィール馬だと思います。
☆８位指名
エスティーム （厩舎未定） 牡 ロージズインメイ×フラワーハット（ハーツクライ）
○馬体
坂路でのベストタイムを叩きだしたというプロフィールも魅力の１つですが、
馬体だけでも十分指名理由になるほどかなり良い馬体だと思います。
前も後も筋肉量が豊富ですし、特にお尻や飛節からは力強さを感じる馬体で
完成度も高く早い時期から活躍できると思います。
○血統
父ロージズインメイはＰＯＧ期間に目立った活躍馬は出せていませんが、
この馬はロージズインメイの最高傑作になりうる好配合だと思います。
父ロージズインメイの血統的特徴としてはDouble Jay の５×４のクロスを持っていることが
あげられます。
Double Jay はマツリダゴッホやキンシャサノキセキも持っている血脈で、
比較的早い時期から活躍できる効果があると考えています。
父産駒の獲得賞金２位と３位は母がDouble Jay持ちで、父のクロスを継続していますし、
１位のドリームバレンチノもIntentとSun Again を通してDouble Jayを強調していると見ることもできます。
その他産駒の傾向から下記の３点をポイントとしてまとめました。
①Double Jayのクロスの継続
②HaloやNashuaを活かして、俊敏さやスピードを強化
③父がほとんど持っていないHyperionやNasrullahをサポート
これを踏まえて母のフラワーハット
父ハーツクライ、母父のエンドスウィープはともにDouble Jayを内包する種牡馬であり、
①の継続クロスを２重で行っています。
また父がサンデー系で、母系にSir Ivorを持つため②のHaloを母系で２重にクロスしている形。
そして③としてトニービン、Lyphard、エンドスウィープ、Danzig、Flower Bowl などから
Hyperion 、Nasrullahをサポートしており、まさに理想的。
更に付け加えると、ハーツクライのBusanda＋Revoked 、デインヒルのBuckpasser 、母系に入るCourtly Dee と
米血パワーの強調もしっかりされています。
岡田総帥に乗るわけではないですが「これで走らなかったらどの産駒が走るんだ」と思ってしまうほどの好配合。
わりとマジで英ダービー狙えるんじゃ…とちょっぴりだけ思いました。
現実的には期間内重賞制覇が目標ですが、夢をみれる１頭だと思います。
○総合評価
下位指名ですが絶対指名しようと思っていた１頭。
馬体よし、血統よし、坂路時計よしで言うことなし。
近況が全く不明なのが唯一の不安。
目指すはもちろん英国ダービー（棒読み）
>>11 エリティエール [東]大竹正博 牝 ディープインパクト×ジンジャーパンチ（Awesome Again）
>>10 タイセイスターリー [西]矢作芳人 牡 マンハッタンカフェ×スターアイル（ロックオブジブラルタル）
>>12 スティッフェリオ [西]音無秀孝 牡 ステイゴールド×シリアスアティテュード（Mtoto）
>>13 パールズシャイン [西]池添学 牝 ディープインパクト×スペリオルパール（ティンバーカントリー）
>>14 ルタンデュボヌール [西]友道康夫 牡 マンハッタンカフェ×アドマイヤハッピー（トニービン）
>>15 ブルークランズ [西]今野貞一 牝 ルーラーシップ×ランズエッジ（ダンスインザダーク）
>>16 キャナルストリート [東]大竹正博 牝 マンハッタンカフェ×フィラストリート（Cozzene）
>>17 エスティーム （厩舎未定） 牡 ロージズインメイ×フラワーハット（ハーツクライ）
>>2 マイネルズイーガー [東]国枝栄 牡 アイルハヴアナザー×マイネカンナ（アグネスタキオン）
>>3 ロジムーン [東]萩原清 牡 ゼンノロブロイ×ムーンライトダンス（Sinndar）
○レジェンドセラー ルーラーシップ×トップセラー （あるどさん６位指名）
当馬はとにかく見栄えのする馬体で、ボリューム感満点。
繋ぎは長めでトモは力強く、ポテンシャルを感じる馬体です。
血統的にはNijinskyが入るスペシャルウィークが母父なのは良いですし、
ヘクタープロテクター を経由して米血を入れることで早期からの活躍も見込めます。
この馬の一番のポイントはルーラーシップの良いところを強調した配合であるところ。
Mount Hagen がNasrullah＋Hyperion+Bois Roussel で ルーラーシップのもつHornbeamを増幅。
また、Bura がBahram ＋ The Tetrarch ＋ Miranda(Pretty Pollyの全兄弟）であり、
こちらもルーラーシップ〜エアグルーヴが継続している部分を増幅した形になります。
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現時点で考えるルーラーシップの配合としてはかなり良く、馬体も良いので指名候補としていました。
ただ馬体に緩さがあることと、母のポテンシャルがどうかという懸念もあったため
中位〜下位での候補としていました。
初戦からというタイプではなさそうですが、新種牡馬ルーラーシップの好配合馬ということで注目しています。
○モンドキャンノ キンシャサノキセキ×レイズアンドコール
評価【○】
当馬は直近の馬体が見れなかったため、若干指名に躊躇していしまいましたが、
それ以外の面は走る要素が高いと考え下位指名候補としていました。
キンシャサノキセキの狙い基本的には父フジキセキと似たようなイメージ。
ただ母系に持つFlower Bowl、Court Martial 、Double Jay 、Djebel あたりの血脈も活かすことができ、
父よりも配合の幅は広いです。
当馬はまず、母系にDobule Jayが入っているのがポイント。Spy Song もセットで入っており、
Balladier の血を刺激しているのは父の活躍産駒であるシュウジやサフィロスと同様。
また、Lady Angela クロスとDonatello 経由でPretty Polly が増幅されています。
これはアドマイヤモラールやフジキセキの代表産駒ドリームパスポートに通じる増幅で、かつ、
ノーザンテーストが入ることでFlower Bowlも増幅できています。
またDjebelの血もサクラバクシンオーや母系によって増幅され、非常にスピードがありそう。
キンシャサノキセキの効果的な血を増幅した非常に良い配合だと思います。
ドラフト時点でも調教は動いていたし、非常に順調。
馬体が見れなかった分半信半疑な面もありましたが、今週の調教を見る限りかなり良さげですね。
一昨年キンシャサ２頭を指名したキンシャサマニアとしては注目の１頭です。
これから書く、他の方の指名馬評論欄にも書こうと思ってたのですが、先に。
実はエスティームは自分も狙っていたんですが、第二のプレイアンドリアルになれる気がしてます。
川崎の河津厩舎と総帥のラインは去年私が２位で指名したウインオスカーの弟のトラストは今日大差で２勝目を挙げたのですが、僕はエスティームのほうを推していきたいです。
青本にも馬体とコメント出ていましたが、馬体は５００キロ超え、コスモヴューファームの最高勾配１０％の坂で破格の時計を出しているみたいですし、これはメイセイオペラ以来の地方馬の中央Ｇ１勝利が朝日杯で見れるかもしれませんよ。
ダメでもプレイアンドリアルと同じ京成杯でリベンジも考えられます。これは楽しみですね。陰ながらエスティーム応援したいと思います。
デュランダル池添さんも狙っていましたか！
誰も指名しないだろうと下位にしていましたが、危なかったですね＾＾
池添さんの太鼓判があれば朝日杯どころか海外Ｇ１もイケそうな気がしてきました。
是非応援お願いします。
私もデュランダル池添さんの指名馬ではサトノアーサーと母ウィステリアアーチは期待したい馬なので応援させていただきます！
続いて他参加者の１位指名評価をしていきます。
基準としては下記のイメージ。
【◎】評価トップ１０位級
【○】評価トップ３０位級
【▲】評価トップ５０位級
【△】評価トップ１００位級
【…】指名はしない方針 もしくは △未満の評価
あくまでイメージなので実際には◎＋○で４０頭くらいいるかもしれません。
あと、ドラフト制ＰＯＧにおける評価の方針としては「確実性」を重視しており、
「血統評価◎だけど馬体見ていない馬」と「血統評価○で馬体評価も○の馬」
がいた場合、「馬体に特に問題がない」という確認ができた分だけ後者を上位評価としています。
ネットＰＯＧの場合は直前まで指名できるので調教などを加味した上で前者の方が評価高くなる可能性も
ありますが、今回はドラフトＰＯＧ基準で評価をしていきます。
あくたさん１位指名
ザウォルドルフ 牡 ディープインパクト ウィーミスフランキー Sunriver
評価【○】
馬体は非常にバランスの良い馬体。各所の造りは良好で全体的に高評価。
自分が理想と考えるディープ像と比べるとややお尻が小振りな印象もありますが問題ないレベル。
かなり上位の評価を与えられる馬体だと思います。
血統的にもHaloとBlushing Groomを入れつつNothirdchance クロスとEight Thirty クロスで
パワーも補強できていて、配合の方向性としては良いと思います。
血統面で唯一足りないのがBurghclere の増幅。自分の理論ではこれは牡馬でＧ１を狙うには必須だと考えているので
その点でマイナス。ただ基本的には馬体も血統も評価は高めです。
あるどさん１位指名
馬名未定 牡 キングカメハメハ エアメサイア サンデーサイレンス エアデジャヴー
評価【▲】
全兄が朝日杯２着という実績を残していますので語るまでもないですが、
配合自体もかなり良いと思います。特にWell Decorateが持つMajestic Prince、Tudor Minstrel、Djebelの血は
どれもキングカメハメハと相性が良く、スピードを引き出しやすい配合と言えると思います。
ノーザンテーストが入ることで体質的にＰＯＧ向きになりそう。
▲としたのは馬体写真が無く馬体が見れていない分、自分の中で確実性に欠けるためであり、
仮にこれに好調教が加わればネットＰＯＧでは間違いなく指名する１頭になると思います。
ろべるとさん１位指名
ペルシアンナイト 牡 ハービンジャー ×オリエントチャーム（サンデーサイレンス）
評価【○】
この馬が１位で消えるとは思いませんでした。今期の父ハービンジャーの指名候補は２頭だけで、
本命は母ラスティングソングで２番手が当馬でした。
母系のNureyev やVaguely Noble 、Nijinskyは父と相性が良いと思いますし、ハービンジャーの
成功パターンに合致するのではないかと思います。
馬体もバランスが良く、トモもまずまずで堅実に活躍してくれそうなタイプだと思います。
ただキレという面ではやや不足も感じたため、下位で指名を検討したいタイプでした。
ダイナーマスクさん１位指名
ヴァナヘイム 牡 キングカメハメハ グルヴェイグ ディープインパクト
評価【○】
正直評価が悩ましい１頭でした。大物の可能性もあるが、リスクもある。そんな評価です。
血統に関しては良いのは間違いないでしょう。
ディープインパクト×キングカメハメハは成功している部類だと思いますし、
キングカメハメハとエアグルーヴの血は相性抜群だと思います。
ただ、全体的に成長というかピリッとしてくるのが遅そうかなという懸念はあります。
で、馬体はどうなのかと見てみると意外と仕上がりは早そう。
馬体は出来ているように思いますし、バランスも良くて自分の好きなタイプの馬体。
ただ１点、繋ぎが立っているのが気に入らず評価を下げました。致命的なというほどではないのですが、
エアグルーヴの血統のイメージと異なるタイプに出ているように感じ評価を高くできませんでした。
ただ気になったのはそこだけなので、下位で取れるなら取りたい１頭ではありました。無理ですけど
大和魂さん １位指名
エディフィス 牝 ステイゴールド×シーズオールエルティッシュ（Eltish）
評価【▲】
馬体は良いと思います。柔らかさがあり、バランスも良好。
若干柔らかみが強い印象もありますが、仕上がりも上々だと思います。
馬体は基本的に好印象だったのですが、血統面で強調点に欠けたため高い評価はできませんでした。
配合の方向性は悪くないと思うのですが、ワンパンチ欠ける印象です。
兄弟同様一定以上の活躍は見込めると思います。
デュランダル池添さん １位指名
ヘリファルテ 牡 ディープインパクト×シユーマ（Mediicean）
評価【▲】
筋肉量はやや物足りない印象ですが、馬体のバランスは素晴らしいと思います。
完成度としてはまだ幼い印象なので、期間内の活躍はこれからの成長次第かなと思います。
血統的には父ディープと相性の良い血が多いのですが、Mr.Prospectorクロスなど柔らかさを
強める血脈が多く、デインヒルを通じてパワーの付加もあるのですが、やや柔らかすぎる印象。
馬体面も含め、ディープらしい柔らかい馬でかなり好印象なのですが、
期間内に仕上がるかどうか、という点が懸念されます。
11for11さん １位指名
トゥザクラウン 牡 キングカメハメハ×トゥザヴィクトリー（サンデーサイレンス）
評価【◎】
血統面は言うことなし。全兄も結果を出していますし、配合自体も◎。
Nureyev をクロスすることで、Forli を強調するだけでなく、Nantallahの持つ米血も
増幅され、早くから活躍できる配合で、他にも相性の良い血が満載です。
馬体面でもバランスは非常に良いし、繋ぎの造りや皮膚感も素晴らしいと思います。
強いて懸念を挙げるなら全兄に比べ「筋肉が多すぎる」印象があります。
その分やや活躍の場が短めの距離にシフトするかもしれません。
制限がなければ１位指名候補だったと思います。
バランシーンさん １位指名
アルアイン 牡 [西]池江寿 ディープインパクト ドバイマジェスティ Essence of Dubai
評価【△】
馬体は筋肉量もあり、走るディープの特徴を持ち合わせていると思います。
やや飛節の造りがやや気になる部分もありますが、全体的に見ても馬体はまずまずだと思います。
評価を高くしなかったのは、血統面で強調に欠けたからです。
配合の方向性としては悪くなくパワーが付加できていますが、個人的にはもうワンパンチ欲しいところ。
Nashuaクロスが効いており、パワーと早熟性を高めておりＰＯＧ向きだとは思います。
母のポテンシャルが高いので、走ってくる可能性もあるだろうと思っていますが、
配合評価としては低めの分評価を下げています。
ストロング小林さん １位指名
トリコロールブルー 牡 ステイゴールド×ペンカナプリンセス（Pivotal）
評価【▲】
馬体はスッキリとしたバランスの良い馬体で好印象。
各パーツの造りもまずまずだし、トモもしっかりしています。
血統面ではVaguely Noble を始め、相性の良い血が多く全体的には好印象。
ただ、柔らかさが強いCozzeneが入ることと、Sir Ivorを活かせる分、
ディープインパクトとの配合のほうが上ではないかという点でやや評価を下げました。
十具さん １位指名
ポポカテペトル 牡 ディープインパクト ミスパスカリ Mr.Greeley ブルーアヴェニュー
評価【△】
馬体はバランスまずまずの馬体で繋ぎの造りも良いです。
トモにもう少しボリュームが欲しい部分はありますが、特に悪いところはありません。
血統面においては全兄が活躍していますが、個人的に「Ｇ１を目指す」という観点では
やや物足りない配合の分、評価控えめです。
父と母の相性自体は良いと思っており、血統的にも評価は悪くないのですが、
馬体面では全兄のほうが好みであった分評価控えめとしました
がくじんさん １位指名
ムーンシュトラール 牡 キングズベスト ムーンレディ Platini Midnight Fever
評価【△】
エイシンフラッシュの全弟であり、血統的には可能性を秘めた１頭。
馬体面で見ると皮膚の感じからは柔らかさがありそうな印象。
繋ぎの造りや前のボリュームは言うことなしですが、トモが若干物足りない印象。
後はこのあたりのボリュームがついてくれば。
完成度という点ではマイナスも、血統的には成長力がありそうで
今後の成長次第では化けてもおかしくないと思います。
黒船屋さん １位指名
馬名未定 牝 [栗]池添学 ディープインパクト モシーン Fastnet Rock Sumehra
評価【▲】
私の指名馬の決定の流れは、まず馬体写真である程度振るいにかけ、その後血統を見て更に振るいにかける、
というのがスタンダードなのですが、それとは別に先に血統のみから評価するケースもあります。
今回も種牡馬ごとに血統評価を検討したのですが、実は当馬はディープ産駒の血統◎評価でした。
母からパワーも受けつつ、ディープの良さである俊敏さも強調された好配合だと思います。
…ですがいかんせん情報が無さ過ぎて。同じ１位指名で出たエアウインザーはある程度順調さが
うかがえたのですが、こちらは全く情報が無く。
自分の方針ではとても１位ではいけませんが、１位で指名するスケールを持った血統馬だと思います。
ちっちさん １位指名
マイティドリーム 牡 ディープインパクト ラグジャリー Storm Cat
評価【○】
ディープインパクト×Storm Catに母系にAffirmedが入るのはアユサンと同じ。
そこにPrince John クロスで柔らかさを強めつつ、War AdmiralやBlue Eyed Momo のパワーも
補強した好配合。Burghclere の強調としては弱いがＰＯＧ向きの配合ではないかと思います。
まるごとＰＯＧで見た写真は正姿勢で立っていないせいかあまり良く見えませんでしたが、
優駿や矢野牧場さんのTwitterで見た馬体は非常によく見えました。
柔らかでバランスの良い好馬体だと思います。
欲を言えばお尻にもう少しボリュームがあれば良いと思いますが、全体的に評価できると思います。
Burghclereの強調が無い分、Ｇ１まで意識するとやや割引かなと思っていますが、
ちっちさんの１位指名となるとＧ１までイケそうな気がしてきてしまいます＾
おっぺけさん １位指名
ロードアルバータ 牡 ディープインパクト レディアルバローザ キングカメハメハ
評価【○】
モシーンに続きこちらも血統評価◎の１頭。
母母ワンフォーローズはキングカメハメハでもディープインパクトとの間でも
重賞馬を出しており、そのキンカメとディープが母父と父になったこの配合も相性が良いでしょう。
馬体も個人的にはすごく好み。柔らかそうで、バランスも抜群だと思います。
ただ１点、「遅そう」なのがネック。
完成度としてはまだといった印象で、ＰＯＧ期間だとギリギリ間に合うかどうかかなという
ことで若干評価を控えめにしました。
以上で他参加者の１位指名評価を終わります。
時間があれば他参加者の気になる指名馬を今後ピックアップしたいと思います。
○ルタンデュボヌール
土曜日の新馬戦でデビュー。ここまで順調に来ており、じっくり乗られ
調教時計もまずまず。仕上がりは良さそうです。
相手関係は好調教馬が多く手ごわそうですが、中京1600は条件的にはぴったりの舞台だと思うので
初戦から期待したいところです。
他では、スティッフェリオ、キャナルストリートが入厩。
後者は順調なら夏前には入厩という情報があったので、ひとまず順調ということでしょう。
リストに入れていた他者の馬を取り上げていきます。
ダイナーマスクさん指名
コロナシオン [西]池添学 牝 2 キングカメハメハ ブエナビスタ スペシャルウィーク
評価【◎】
制限がなければ上位指名候補でした。
４月時点で完成度としてはイマイチでしたが、良血らしく非常にバランスが良い馬体で、
順調なら大成が見込めそうだと感じました。
血統的には母父スペシャルウィークを介しての米血が入ることに加え、Nijinskyクロスが
仕上がりを早める点ではプラスに働くと考えています。
大和魂さん指名
フローレスマジック 牝 2 ディープインパクト マジックストーム Storm Cat
評価【◎】
実際に指名しようとしましたがジャンケン負けした１頭。
この配合自体を高く評価しているわけではないですが、ディープの配合としては上級ですし、
牝馬に出たほうが期待値が大きい配合だと考えています。
馬体も筋肉のつきが良く、バランスも良好で、今期のディープ産駒の中では上位級。
期待値が高い１頭だと思います。
デュランダル池添さん指名
サトノアーサー 牡 2 ディープインパクト キングスローズ Redoute's Choice
評価【◎】
自分の中では今期ディープ牡馬の１番手評価。
ただ、若干緩さがありダービーまでに間に合うかが心配ではあります。
セレクトセールで見た時は、ややバランスが崩れているように感じたのですが、
ＰＯＧ本で見る限り、馬体のバランスが非常に良くなっていました。
血統的にはデインヒル、Lyphard、Nureyevとパワーの補強をしつつ
Sir Ivor、Rivermanなどディープの良さを増幅する血脈も抑えておりベストに近い配合。
あるどさん指名
インヴィクタ 牡 2 ハービンジャー ラスティングソング フジキセキ
評価【◎】
２位指名しようとしてジャンケン負け。
母はHaloクロスとWild Riskクロスを持ち、切れ味を強調する上では上級の配合。
ハービンジャーはディープ産駒などのサンデー系の種牡馬に比べ切れ味が足りない
傾向があるため、この母との配合はベストマッチ。
また、相性のよいNureyevやTudor Minstrel を抑えておりハービンジャーの１番手として期待。
馬体も皮膚が薄く、バランスが良い好馬体。父にしてはスッキリした馬体で重苦しくなさそう。
１点だけ気になるのが繋ぎが立気味な部分。
やっぱり洋芝向きかなという印象ですが、早い時期に出てこれそうなので札幌２歳Ｓピンポイント狙いで。
というのがドラフト時の評価なのですが、直近の調教を見ると動きがまだ思い印象。
父にしては素軽い動きを期待していたのですが…もうちょっと絞れてくれれば。
【他者の気になる指名馬】
11for11さん指名馬
ミスエルテ [西]池江寿 牝 2 フランケル ミスエーニョ Pulpit
評価【▲】
馬体だけなら牝馬でトップレベルの評価。
血統的なプッシュ要素が弱かったので下位の予備としました。
父FrankelはSadler's Wells ＋デインヒルで日本で走るにはやや重めの血統。
母側にMr.ProspectorやStorm Catが入るのは良いと思いますが、
Seattle SlewやAlydarが入ることでややパワー寄りになっているのではないかという懸念が
あり評価をやや下げました。
サトノポラリス 牡 2 ディープインパクト モアザンベスト Giant's Causeway
評価【▲】
こちらも馬体だけならディープ牡馬で上位の評価。
血統的なプッシュ要素が弱かったので下位の予備としました。
馬体のバランスは良いし、各パーツの造り、筋肉の質感、どれも良いと思います。
イメージ的にはキズナに近い感じがします。
血統面でもStorm Cat にDamascus が入りパワー要素は十分なのですが、
クラシックを目指すうえでは必要不可欠と考えているBurghclere の強調がないため
評価を下げました。ただ配合の方向性としては良く、一定以上の活躍は
見込めるのではないかと思っています。
【近況】
○ルタンデュボヌール
7/16にデビューしましたが、２番人気10着という結果でした。
パドックで立ち上がったり、緩さがあったようなので力が発揮できなかったと思いたいところです。
調教の感じからはもっと走っても良さそうだと思いますので、
次走以降の巻き返しに期待したいです。
○スティッフェリオ
ゲート試験後に放牧へ。
○キャナルストリート
ゲート試験合格。
○マイネルズイーガー
帰厩しました。8月13日札幌ダート1700ｍを視野に進めていくようです。
早速ダートに路線変更。まずは勝ち上がりを！
今週は２頭が出走。
○マイネルズイーガー
前走は初ダートで期待しましたが７着。まだ緩いところがあるようで
ピリッとしてこないと厳しいかもしれません。少しでも上昇が見られれば。
○ロジムーン
２戦連続２着後に放牧へ出ていましたが、直近の調教時計を見る限り
かなり動きが良くなったように見受けられます。こちらは勝利を期待。
その他、スティッフェリオが阪神２週目の芝1800でデビュー予定。
キャナルストリートもゲート試験合格後に放牧へでていましたが帰ってきました。
しばらく動きが少なかったですが今月から出走も増えてきそうです。
○スティッフェリオ
本日の阪神芝1800の新馬戦でデビュー。
坂路で好時計を出しており、能力は高そうなのですが、
仕舞いに時計を要しているラップになっており今回の条件を考えると若干不安も。
他の出走馬も好調教馬も多く簡単にはいかないと思いますが、
当馬は自分の中では期待度の高い馬なので頑張ってほしいところです。
○エリティエール
ペースダウンしたこともありましたが、今のところ順調。
もともと遅めのデビューを想定していましたのでゆっくりデビューを待っています。
○タイセイスターリー
入厩したと思ったらいきなり坂路で51秒台の時計。
ゲートも速かったようでスピード能力は期待できそうです。
マイル〜中距離路線を期待していましたが、兄同様の適性の馬になるのかな？
現時点では10/8の京都芝1400でのデビューを考えているようです。
○パールズシャイン
来週にも入厩予定とのこと。
ゲートだけかもしれませんが順調でなによりです。
○ルタンデュボヌール
帰厩しました。10/2の阪神芝2000の未勝利に出走予定。
前走は力が発揮できていなかったと思っているので、巻き返しに期待したいです。
○ブルークランズ
入厩しました。まだ早い時計は出ていません。
○キャナルストリート
帰厩しました。
来週か再来週の中山でデビューのようです。
○エスティーム
近況不明。この馬で英ダービー目指すんじゃなかったんですか岡田さん…
トラストが札幌２歳Ｓを勝ちましたが、もう１頭の期待馬はコスモスという馬らしいです。
ここまで音沙汰がないことをみると何らかのアクシデントがあったんでしょうか？
ひとまず無事にデビューを迎えて欲しいです。
○マイネルズイーガー
前走は大敗。その原因は心房細動とのこと。
順調にいかないのは残念ですが、とりあえず無事でよかったです。
体質が改善されていってくれればよいのですが。
○ロジムーン
未勝利戦に出走し、今期のＰＧＰ初勝利となりました。
レースぶりも余裕があり、上でも期待できそうかなと思います。
現在は放牧へ出ており次走は未定です。
８月中はあまり動きがありませんでしたが、
９月に入り、入厩馬が一気に増えました。どの馬もまずは順調にいってほしいです。
残念でしたがセンスが感じられる走りで、今後に期待が持てると思います。
さて今週から「マンカフェ祭り」ということで（誰も言ってない）
３週連続でマンハッタンカフェ産駒が出走予定です
第１弾
○キャナルストリート
9/25の中山芝2000メートルでデビューします。
当初は東京デビュー予定だったのが、仕上がりが良いので前倒ししたらしいです。
調教時計は軽めなものが多いのでまだわからない面もありますが、センスの良さに期待したいです。
第２弾
○ルタンデュボヌール
10/1の阪神1800の未勝利戦に出走予定。
第３弾
○タイセイスターリー
10/8の京都芝1400でデビュー予定。
キャナルストリート→１着
ルタンデュボヌール→４着
といった状況で本日、ラストを飾るタイセイスターリーがデビューします。
最終追い切りは軽めですが、ここまで坂路でスピードを感じさせる時計を出しており、
デビュー勝ちを期待したいところです。
そしてもう１頭、ロジムーンがサウジアラビアロイヤルカップに出走。
ここは少頭数にしてはメンバーが揃った感があり、なかなか厳しそうですが、
当馬は左回りマイルをすでに３走している強みもあるので、経験面では有利かなと思います。
全然書き込みもせずに申し訳ありません。
こんな状況ですが来期も参加させていただこうと思いますのでよろしくお願いいたします。
成績のほうですが、本日、惜敗続きだったエスティームが勝ち上がり
ディープインパクト産駒の２頭以外は全馬勝ち上がったという結果に。
ディープ産駒のピックアップが上手くできていないのが１つの反省点ですね。
他にも反省点が多々あるので、その辺を改善して次に行ければと思います。