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永遠に変わらない心、変わらない誓い

1 上総(カズサ) :2012/10/26(金) 16:57:57 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp


初めまして!
ここでは初めて小説を書かせて頂きます、上総(カズサ)という者です。

初めてなりに一生懸命、頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いします。
尚、荒らしや批判によるものは気弱な者でして、心にダメージが大きく現れてしまうのでスルーさせて頂きます。
感想やアドバイスなどは是非是非お待ちしております+。



タイトルの【永遠に変わらない心、変わらない誓い】とはスターチスという花言葉から頂きました!
5月から6月に掛けて咲く花で、色は紅、ピンク、黄、オレンジ、青、青紫、紫、藤、白など様々な色があるそうです。
恋にも色んな色があり、そのなかでストーリーにあっている花言葉をタイトルに進めていきたいと思っています。


前世では、仲が良かった主人公と幼馴染みは現代では主従関係という設定です。
2人は生まれながら、その記憶を持ち互いにバレないように秘かに想いを積もらせていきます。ですが、主と僕。結ばれない恋。
自分自身に置かれている位置や身分などを感じ、惹かれ合いながらも離れていくという純愛シリアスストーリーです。




恋愛やシリアス、時には友情を詰め込みながらのんびり更新をしていきます。
泣いたり笑ったり怒ったりと、様々な表現も一生懸命頑張りたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。

2 上総(カズサ) :2012/10/26(金) 17:29:55 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



あ、まただ。
この囁く声と気持ちいい風の感触はあの頃の私たち――…。




『ねぇ、大きくなったら私ギルのお嫁さんになってあげる!』
『ミストが僕のお嫁さんだったら毎日が大変だね。だけど、僕に取ってはそのハラハラがきっと居心地が良いんだよ』
『…それって私を侮辱してるのっ?ちょっとくらいならお料理くらい出来るんだから』


少女はプーッと頬を膨らました。
ピンク色に染まる優しい肌触りの頬に思わず少年は一つ笑いを浮かべ、膨らんだ頬を突ついた。



『――――大好きだよ、ミンス』


風が2人の間を通過した。
ミンスはその言葉に顔を真っ赤にさせながら『そんなの知ってるもん!』と呟き。優しくキスをする。幼いまだ6歳くらいの淡い恋――…。



そんな幸せなひと時は残酷ながら、灰となった。
ある年の春から夏に変わる季節――戦に巻き込まれたある街が被害を受け、2人の一族は全員天へと旅立った。
まだ幼い2人さえも巻き込んだ騒動。その後、祀られた石が今の代にまであるらしい。名前も彫られていると聞いたが行くことが出来ない。
現実は今。あの日々は過去。前世の記憶を持って生まれたことを誰にも話すことはしない。




++




リンリンリンッ――――ー…。



あ、もう起きなくちゃ目覚ましが鳴っている。
照りつける朝日が窓を通り越し私の体へと暖かさを送っている。その暖かさを感じたらまた一つ浅い眠りが襲って来た。
もうちょっとだけ寝よう。もう少し眠ったら起きて朝食を食べて、それから…






――ん?
さっきまで暖かかった光が急に影になったように、肌寒さを感じた。目をつぶりながら手探りで暖かいモノを探す。
すると、腕を掴まれた。この腕の感触には覚えがあって飛び起きてしまった。
飛び起きたらやはり、と思い目が下を向く。前世ではあんなに仲が良かった大好きだったギルの現在の姿だった――…。


『おはよう御座います、――お嬢様』
『お、おはよう』



ぎこちない会話から、一日が始まる。

3 上総(カズサ) :2012/10/26(金) 19:19:51 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



目が覚めたときには、いつものように少し作り笑いを浮かべた少年の姿が見えた。
怒りが少し伝わるような黒い笑顔。腕はどことなく強く握られているので離すような気配さえ無い。
ただその表情で『おはよう御座います』なんて言われたら言葉を返すように『おはよう』としか、言えなかった。





『――いつまで寝ているおつもりで?しかも、そんな格好していたら襲いますよ?』
『いつもいつも、そんなことばっかり言ってる。…腕が痛い』
『失礼。ですが、俺だからお嬢様襲わないですけど他の奴なら確実にヤラレマスよ?』
『そんなこと無い。・・・たぶんだけど』
『お嬢様は分かってないですね。男って言うのは野獣なんですから』




ベット越しに伝える少年の声はどこか、強く誰にも触れさせたくないという思いが伝わる。
それと同時に、男という者がどういう奴なのか教えているようで彼女の無防備な姿を対称に話しているようにも見える。
まだ寝起きなのか、目をこする仕草さえ愛おしくて優しい。
カーテンがなびき、風が少女達を通り抜け部屋全体を春風でまとっているよう、優しい肌触り。



『とりあえず起きてちゃんとした服に着替えて下さい。全く、わがままなんですから』
『ん――…。眠たい。』


少年の言葉なんて耳に入っていない様子でまたしばらくの眠りについてしまった。
つい先ほど彼は、男に中止しろと遠回しに伝えたつもりなのだが彼女にはそれさえも伝わっていなかった。
ベッドに身を乗せ、スヤスヤと寝息を立てている。――ーシンクのような透き通った肌に優しいピンクの唇。思わず、彼は理性を保った。




午前10時。
また目覚ましが鳴っている。今度こそは、と体を起こそうとするがなかなかその衝動には立ち向かえない。
昨日は夜遅くまで起きていた為、余計に体が怠さを増す。最後にベッドへ向かったのは確か5時頃だったっけ?なんて考えていたら急に体が浮いた。
浮いたというよりも軽くなった、と言った方が良い。羽が付いたように優しいリズムでコンコンと進んでいるみたい。



だが、そんな夢みたいな優しい現実ではなくその短いひと時は次の瞬間で終わった。




『何度言えば分かるんだ?お前は』



もう敬語すら忘れているような怒りが体を身震いさせた。
背中にはもう手が回っており、お姫様だっこ状態。それなので、その声に敏感に反応したときはもう遅かった。
彼女はもう"籠の中の鳥”逃げれない。逃げさせてくれない。こうなればもう、誰も彼を止めることは出来ない。

4 上総(カズサ) :2012/10/27(土) 13:33:27 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



『おはよう!今日もいつものようにそうやって起こされてるんだ』
『うるさい。・・・もうちょっと寝たいのに蒼生が起こすんだもん。まだ眠たいのに』
『そうやってダラダラしてると、また海の親父さんに怒られるぞ。お前の面倒を見るのに手を焼くこっちの身も考えろ』
『う、うるさいなっ!それに速く下ろして・・・着替えられないし』







抱えられたまま階段を下りている途中、幼馴染みの皐月に出会った。
皐月は私の経営しているグループの繋がりと幼い頃からで会っている為、すれ違いの喧嘩もあるが交流も深かった。
彼女は洋服会社に経営しているのでいつも服装は奇麗だ。グループ繋がりもあって皐月の両親が海の方へと送られており、こちらも有福だった。






『で、今日は何しに来たの?』
『折角私が遊びに来てるのに、そんな口調するんだ〜!今日も選んであげようと思ってたのに。いいの?』
『ゔ…。それは困る。今日も頼むよ、皐月の腕はプロ並みなのは認めるから』




皐月は洋服を選ぶ才能を持っていた。
家がそういう家系だからか、毎日毎日服や小物を見て来ているので才能が見いだせたらしい。それを知っている企業は皐月のその才能を生かし様々な目的で仕事をさせている。
モデルのファッションショーで揃える服とか、雑誌に載る有名ブランドの本だとか。
いつも見る彼女の服を見る目は奇麗だった。選ぶときの楽しそうな瞳や表情は不思議と目が離せなくなり、魅入られている。本当に服が大好きなんだ、と思った。






『はい、じゃあ蒼生降ろしてあげて。それと、ここからは女の子限定の部屋だから退散してよね』
『はいはい、皐月後のことは任せた。俺にはそういう器用なことは生憎出来ないものでね』
『蒼生ってすっごく不器用だもんね〜〜〜。前、裁縫教えてあげたとき思わず笑いが止まらなかったもん!!!昔からだったけど』
『うるさい・・・早く行け。こっちは朝食作っておくから』



蒼生はそういうと、部屋から出て行った。
皐月と海はその後、さらに奥へと進んでいき大きな赤い扉の前に立った。皐月は着くなり暗証番号のキーを入力した。開けるとそこにあったのはたくさんの洋服や小物だった。



奥の部屋は女の子限定の特別な部屋。
その奥は蒼生ですら入ったことの無いこの屋敷で、唯一海と皐月だけが入る特別な部屋だった。その中には皐月がお気に入りの服ばかり揃えており、その服が似合うのは海だけだった。
海は容姿や頭脳は人並みより優れており企業では、名高い少女。毎日親の仕事を半分もこなしており、速球で行う彼女の姿はとても美しかった。
皐月はそんな海の苦労などを知っている。その性か、2人でいる時間は彼女に取って少しでも”楽しさ”を感じて欲しいと皐月は秘かに思っていた。

5 上総(カズサ) :2012/10/27(土) 14:04:18 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



奇麗な洋服たち――…。
帽子やネックレスやブッレスレットがガラス細工の中に仕舞われており、小さな光が入って来るこの部屋でキラキラと光っていた。





『ここは本当に奇麗ね。思わず、この空間だけ違う別世界みたい』
『当たり前でしょ。ここは私が見つけた宝の山よ、どんな有名な女優だってモデルだって似合わなかった最高級の服が置かれている部屋。私は海だけしか似合わないと思っている。』
『この部屋に居るときだけは素直に”ありがとう”って言える』
『出てからも素直に言って欲しいけどね。だけど、言えない理由知ってるから・・・ここだけで良い』



海には誰にも言えない秘密がある。
それはこの屋敷に居る人間、蒼生ですら知らないこと。皐月はそれを聞いてしまった。聞くつもりは無かった彼女はそれを聞いたときに初めて海の涙を見た。
――いつも屋敷では凛々しく、誰よりも背筋を伸ばし奇麗だった。そんな彼女が嫌いだった皐月に取ってはあの頃から海の本当の姿を知ったようで触れ合うようになった。



『よし、今日はこれに決定』
『え"・・・それ、私は嫌だ。刺激的すぎる、私にはそんな服は似合わないと思うんだけど』
『何言ってるの!私が選んだ最高級の服にケチ付ける気?』
『ケチは付け無いけど………』
『じゃあ、執り行なうね』



海の拒否権は呆気なく皐月の耳には届いていなく、ササッと準備が執り行なわれる。
当然、ここは2人の秘密基地みたいな場所なのでメイドなど手伝ってくれるアシスタントは誰一人居ない。皐月1人が海の着替えを速やかに行う。
髪のアレンジや洋服は皐月が選び、海は香水や小物などを自分で選ぶ。――ここには何でも揃っているので選ぶのに苦労はするが、それでも選ぶ楽しさがたくさんあった。




『ほんと、海が化粧品会社の令嬢で良かった。一々、手配する時間とか掛けなくてもいいから楽だし』
『私も皐月が専属のデザイナーで良かった。今日も取引先と会う約束あったし、いつも服装好評だから取引も順調。一応、助かっている』
『素直だね、やっぱりここでは』




うるさいな、と鏡越しに見える彼女の表情に思わず笑いが漏れた。
本当に屋敷では笑いさえ作る暇もない、海の一日の時間は両親の仕事だけで埋め尽くされる。全部準備が揃ったと合図をすると、優しい笑顔が見れる。
皐月の楽しみは海のこういう笑顔が見れるのこと。それと、この場所が2人の大切な時間だから――――…。

6 上総(カズサ) :2012/10/27(土) 14:36:11 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



     side皐月/着飾ることは



『準備完了。』


背中をポンッと叩いた私は海を通り越して鏡を覗くと、本当に”奇麗”という言葉しか出なかった。
私の家系は洋服を世界企業へと進めている企業で親は有名なファッションデザイナー。毎日毎日、契約者との打ち合わせやパソコンとの睨めっこが普通だった。
几帳面でマメな母親は、人を見る目が優れており可愛い女の子を見るなりワクワクした目でデザインを考える。そんな母親の娘だからこそ、私にはこんな才能が出て来たのかも知れない。






『ありがとう。今日もやっぱり可愛い』





――――”ありがとう”
この言葉は誰かに言われたことは無かった。企業として当然のことで当たり前だったから、その言葉に嬉しさを覚えたのかも知れない。
幸福そうな表情を見るのは、人間誰だって嫌いな訳じゃない。服も大好きな私にとってはこの時間と場所は特別な魔法の基地だった。家に居ても、こんな気持ちは込み上がらない。
たぶん、海もそうだと思う。私よりも大変な苦労を抱えていることを私は知っていた。あの日、幼かった私にとって海の存在は憎くて仕方が無かった。



++


名高い企業で、私は海の一家が成り立つからこその有名ブランドの洋服を売れている。
両親も毎日、海の両親には頭が上がらなくただ一生懸命に働き続けていた。そんな両親を私は扉の隙間から見ていた。あんな扱いをされている姿を見るのは嫌だった。
頑張って働いているみんなを見てきたからこそ、海の両親を許すことが出来なかった。誰かを見下すような冷たい視線――…。
あんな父親の娘だ。きっとあんな風に誰かを見ているんだ。高い所にいる彼らとは違って、私たちは必死で働きその努力を同情も無く笑いながら。



だけど、全然違った。
初めて屋敷に行った時、彼女を見つけた私は酷く驚いた。広い屋敷の中に一つの部屋が空いておりそこをこっそり開けると難しそうな機械を使っている女の子が居た。
初めて対面した海。不思議とあのときビックリした性か憎しみや怒りは無く、その横顔だけが目から離れなかった。初めて彼女に会ったのに、初めてじゃないみたいな感覚があった。




そして、あの事実を聞いてしまった。
あのときは海の後ろ姿を追いかけるしか出来なかった。何故追いかけたのかも私自身では分からなく、ただその場に居た衝動で走った。
その日から私は海の強さを知った。海の優しさを知った。海の孤独さを知った。いっぱい、いっぱい色んな海のことを知れた気がした。


――――だから、側にいようと心で思ったのかも知れない。


++






『朝食はもう取った?って言っても、もうお昼だけど』
『蒼生が作ってるなら、頂こうかな。料理の腕はアイツもプロ並みだからね。』




彼女の背中をまた追いかけた。
今度は私が海のあの涙を拭えるように、傍に居る決意を込めて――――…。

7 上総(カズサ) :2012/10/28(日) 11:31:35 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



     side海/この景色は変わらず



『準備は出来たみたいだな』


私と皐月が部屋から出て来ると、もう朝食の準備が整ったらしい蒼生の姿があった。
待ちくたびれたような表情が少し見えたが、いつものように必ず私が出てくる前には準備を済ませ、ちゃんとここに居てくれる。
黒髪に黒い執事服がキッチリと身だしなみとなっている。思わず毎日見ているはずなのにドキドキするのは、いつも夢を見て目がようやく覚めたときだった。
――彼は前世で私と会ったことを知らない。私と恋人同士だったなんて思わない。だけど私にはあの日々が夢となって呼び覚まされている。それは何故なのか、私自身でも分からない。




『今日の朝食はベーコンを包んだマフィンと、ケーキとスコーン。それにキドニー(羊の腎臓)のソテーに紅茶はアッサムです。』
『ちゃんと、海の好きな物がある!流石、アンタも小さい頃から海と居るだけのことはあるね。言えば、私たちって幼馴染み的な関係だし』
『紅茶、おいしい』



光が当たるバルコ二ー。
そこはいつも私が朝食を摂る特等席でもあり、そこから見える庭の花壇や噴水は昔見た景色とあまり変わらない。もちろん、変えることはずーっと拒否しているのでメイド達は手入れ以外触れても居ない。
だけどお父様と見たこの景色は今とは違い濁った風景が目に映る。今はこんなに奇麗なのに誰かと見るこの光景が全く異なるのは、きっと私にとってこの2人が掛け替えのない人達だからだと思う。
蝶々が二羽飛んでいる。太陽が私に向かって照りつけるように叫んでいる。風が私に当たりたいのか、ざわついている。







ふと、さっきの皐月の言葉を思い出した。
2人が話しているときに観賞に浸ってしまい、紅茶の味と景色に見とれて2人の話に似つかない言葉を言ってしまった。
私たちは――幼馴染み。
そうなのかも知れない。いつの間にか、隣に側にいる時間が当たり前になっているからこそ、ふと気付くこと。特に蒼生とは赤ん坊のときから一緒だった気がする。
蒼生はこの屋敷に勤める執事長が叔父のうえ、世代で交代に継がれている。今は先代が亡くなったので蒼生のお父様がここの執事長として、あのイスに座っていて色々と指示など行ってくれている。
執事長が厳しいからこそ、この屋敷はいつも奇麗で美しい。散り一つ落ちていなくとても奇麗だった。花も毎日変えられ、健康や経営するときの気配りなども完璧。私は蒼生のお父様が大好きだった。
正直、蒼生のお父様が私のお父様だったら。なんて思ったこともあった。彼も私によくしてくれた。



皐月だってそう。
初めて会ったときは、あのとき。私は名前も知らなかったのに抱きしめてくれた。一人になりたかったのに不思議と腕の中に入って泣いていた。
それは私にとって大きい何かが壊れそうで辛かった。だけど、皐月が最後まで強く抱きしめてくれたから今の私が居る。それに私のあのときを誰にも言わないで笑顔を私にくれる。




それだけで、心は温かい何かが込み上げて来る。

8 上総(カズサ) :2012/10/28(日) 12:44:50 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



     side海/長い時間



『朝食中、失礼します。もうすぐ取引先との交渉の時間なので皐月様はお引き取りを、と旦那様が申しております。お嬢様はすぐに準備を行うようにとも言いつけられました』
『そう、ありがとう。今直ぐに行うとお父様に伝えておいて。蒼生は皐月を送ってあげて、私は交渉の場に行っているから。皐月いつも見送り出来なくてごめん。行くから』
『気にしなくてもいいから、海はさっさと行って!』
『――うん』




また交渉――私の唯一の時間を見事に壊す長い時間。
商談や契約は長ければ、長い程こっちの負担も大きくなり速やかに行わなければならない。こっちに有利な契約を結ばせる。それがお父様の契約のスタイル。
私もそうやって言い続けられている性か、いつの間にか彼のような受け答えが普通になっていた。そうすれば、速く終わり有利に立つ。だが、それと同時に相手にダメージが強いので何件も企業が潰れたことを知っている。
表向きはそこの企業のミスや失敗と言われるが違う。本当は私たち家系がそこの企業を潰していることに変わりはない。だから、私は私なりの交渉を行った。
こっちにも多少の負担はある。だが、平等に行うことで前とは違い良い話などがその場で行き交う。それから仕事量も増えた。いや、増やしたと言う方が合っているのかも知れない。
お父様には任せておけない、と重要な契約は全て私に回すようにと向こう側に言った。その分、リスクは大きく失敗は許されない。多少の動揺や焦りを向こう側に気付かれては行けない。それは精神的に難しい問題だった。






『お待たせしました。イースターグループの経営者の補佐、大島という者です。今日は昨日話した件についてなのですが』



イースターグループ。
それは徐々に名を高めている企業。そこは有名なモデルや女優、俳優などを集め大ブレイクさせていると新聞やニュースでやっていたグループだった。
女優や俳優などがブレイクするということはその分、化粧品や衣服など取り揃えなければならない。それで私の企業に目をつけた。私の企業はリンクしている皐月の家系やその他色々とある。
今、契約すれば後に不利なことになるかも知れない。なぜなら今日、伺ったのは補佐。つまり上の者ではなくその側近である者。偵察に来たのもかも知れない。
そんなことを考えていると急に彼はあることを口走った。




『今日伺ったのは昨日話したことなのですが、少々こちらも色んな事情が起こりましたので次回にと、上に命じられ私がお伺いしました。上の者は次に来る予定でございます』
『…それはつまり、今日の商談はキャンセルということでしょうか?』
『はい。…お恥ずかしいながら、私一人では商談など出来る器では無い者で上が居るからこその私です。キャンセル料として、少ないかも知れませんがこれを受け取ってもらえると嬉しいです。』




そう言って前に出したのは、銀色のケース3つとお菓子の詰め合わせ。
ケースの中には数千万円と高級ブランドの宝石だった。私は受け取りを拒否したが彼は受け取ること無く、帰って行った。仕方無く、お父様に渡すように私はメイドに命じた。
それにしても、今日のあの商談には裏がありそうだ。もっと徹底的に調べて向こう側のことを理解しておかなければ。



そう思い、資料室へ向かおとすると蒼生に出会った。



『お疲れさまです。海お嬢様、今日の商談はどうでしたか?』
『――別に普通。とりあえずイースターのことをもっと徹底的に調べたいから今日もこの部屋に隠るから夕食要らない。』
『集中すると何も受け付けないですからね。ほんとに貴方は一人でやろうとするんですから。たまには俺を頼って下さいよ、俺がここに居る意味考えて下さい』
『私は十分蒼生を頼ってる。・・・もしかして、もっと頼って欲しいってこと?Mなの?』
『そんな訳あるか。ただ、アンタは自分一人で詰め込める方へと持っていくからたまには誰かを頼れってこと』
『敬語抜けてる』
『あ、ヤベェ。親父に見つかったら殺される。・・ま、とりあえず体には気をつけて下さいよ。』



頭をポンッと優しく撫でられた。
それだけなのに又胸がドキドキ言っている。蒼生の笑顔で嬉しいなんて思っている自分が居る。これは蒼生の”優しさ”なのに――…。期待しているような気分。
駄目だ、今はそんなことを言っている暇はない。とりあえず、速く頭に叩きこまねきゃ。


そう思い、私は蒼生と扉の前で別れた。

9 上総(カズサ) :2012/11/02(金) 16:29:58 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



     ◇◆訂正箇所◇◆




訂正箇所を発見しました。誠に申し訳ございません。
>>2の方の主人公の前世の名前が一回だけ『ミンス』となっています…。それは間違いです。本当は【ミスト】です。


これからも間違いには気をつけていくつもりですが、たまに間違ってしまうことも多少あると思います。
その時は教えて下さるととても嬉しいです。
ゆっくりのんびり更新をする、上総ですがこれからもよろしくお願いします*

10 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/03(土) 09:19:43 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



     side蒼生/長い時間



『お疲れさまです。海お嬢様、今日の商談はどうでしたか?』
少し疑問が残り、違和感を持っている表情をしながら俺の方へと進んでいる彼女に声をかけた。たぶん、声を掛けなかったら気付かずにスルーされたと思う。
それは少しキツい。満更、向こうはどうも思っていないだろうけど俺はずっと見て来たつもりだ。




『――別に普通。とりあえずイースターのことをもっと徹底的に調べたいから今日もこの部屋に隠るから夕食要らない。』
――――嘘を付いてるな。
これは彼女のクセ。誰にも自分の弱さを見せない為につく嘘の仕方。幼い頃からの付き合いだからこそ分かること。
何でも一人で考え、行動する。それは何故なのかは聞いたことは無いが、それは彼女自身の覚悟だと思っている。家系のこともあるし、仕事もこなす。それは小さい頃からの当たり前だった。
外で遊ぶことさえ許されなかった時期も合った。この小さな屋敷に閉じ込められ、小さな窓を覗く時間さえ無かったあの日々――考えただけで俺は苦しくなる。




思わず本音が少し出てしまった。

『集中すると何も受け付けないですからね。ほんとに貴方は一人でやろうとするんですから。たまには俺を頼って下さいよ、俺がここに居る意味考えて下さい』
『私は十分蒼生を頼ってる。・・・もしかして、もっと頼って欲しいってこと?Mなの?』

Mだと・・・?
たまにズレたことをいう彼女に大きい石が背中から降って来たような重さを俺は感じた。これが俺の本音だと分かっていない。
本当は凄く頼って欲しい。辛さも悲しみも嬉しさも何もかも、全部、全てを受け止めたい。だが、それ以上を求めることは許されない。それは身分でわきまえているつもりだ。
キョトンと見つめる彼女についつい言葉が熱くなる。



『そんな訳あるか。ただ、アンタは自分一人で詰め込める方へと持っていくからたまには誰かを頼れってこと』
『敬語抜けてる』

真顔で注意を受けられた。
幼い頃は身分とか全然考えてない幼い頃だったから、普通に敬語なんて使っていなかった。否、これから先使うことになるなんて思ってもいなかった。
傍に居て、少しの時間だけでも笑っていて欲しい。それが俺の唯一の今の願い。



『あ、ヤベェ。親父に見つかったら殺される。・・ま、とりあえず体には気をつけて下さいよ。』
彼女に気付かれないように。俺の気持ちはもう一生届くことの無い感情を隠すように俺はその場から逃げるような言葉を出した。
もうすぐで彼女も婚姻を結ぶ歳になる。それまでは、俺が傍にいますから・・・そういう思いをのせて、彼女の頭をポンっと撫でた。小さい、柔らかい頭に。


それから俺は彼女と正反対の道をゆっくりと、進んで行った。

11 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/03(土) 21:04:31 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



     side皐月/指定の場所



『おはよー…って海はどうしたの?』
『昨日からイースターのことに付いて調べている。ま、そのことで気になる点があったんだろう』
『感心するわ。海の勉学には』
『俺もだよ。少しは周りを頼れって昨日言ったら、頼っていると真顔で答えられた。そんとき拍子抜けするかと思ったぜ』
『海も鈍感だねー。相変わらず』



昨日からずーっと…か。
確か、イースターグループは今急激に企業の名を挙げているグループの一つでテレビや雑誌によく載っている。
海の企業にも乗り込んで来たってことは、バックに付いている私たちの企業にも何かしら影響を与えて来る。・・・そう思っているのか、海は。
全く、いつも周りを気にして私たちの企業まで支えてくれている。きっと、海のお父さんなら見捨てられていただろう。



『それ、海の朝食?』
『ああ。昨日の夜から何も食べてねぇからな。朝は意地でも食べてもらうつもり』
『・・・私が持って行っても良い?』
『はぁ?代わりにもお前を扱き使える訳無いだろ!俺の立場ってもんがあるんだよ』
『そのわりには私に対しての扱いや言葉遣いがなってないんじゃない?今だって普通に敬語ではなくタメじゃない』




この言葉に蒼生は何も言い返せない様子で私に朝食の用意を持たせてくれた。
ま、当たり前のこと。蒼生は始めの時期は海でさえ普通に敬語も無く話していたのだから。今は海に使える執事だから敬語だけど。
私と話すときくらいは、と思って今でも互いにタメで使ってるけど、こういう時くらいはそれを上手く利用して頭を使うのが私の悪知恵。
蒼生には申し訳ないけど、海の様子を気になってるのは蒼生だけじゃないからね。





私は蒼生の元を離れると、屋敷の赤いカーペットの上をゆっくりと歩き海の部屋へと足を運んだ。
…が、そこには居なくもう一つの隠れ家にも行ったが居る気配が無かった。可笑しい、と思った私は蒼生の元へ行く途中にいつものテラスへと足を向けた。
3人で食べる朝食。それはいつの間にか日課となっている恒例で。毎日遊びに来るのもそれが楽しみだった。テラスが見える窓の外には人影らしい姿が見えた。







『………海?』



声を掛けようとすると、海はテーブルに乗りかかりながらスヤスヤと眠っていた。
たぶん、昨日から徹夜で調べてその後にここに来たんだ。・・・もしかして蒼生は海がここへ来ること気付いていたのかも知れない。
最後に声を掛けられたけど、無視したから…。ちゃんと聞いておけば良かった。


たくさん歩いたのでテーブルに朝食を置くとイスに体重を乗せ、座ってしまった。
手は緊張の性か少し震えている。さっきまで慎重に運んでいたから安心して震え始めたのだ。もう、苦労掛けさせられたじゃん。




『んっ……』


起きたのかな?と海の顔を覗き込ませると、優しい微笑みを浮かばせ眠っていた。
きっと、幸せな夢を見ているんだろう。私はテラスで寝ている海の背中に薄い毛布を掛け、蒼生を呼びに行ったのだった。

12 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/07(水) 16:24:22 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



     sideミスト/前世が教えてくれること



また、あの頃の夢を私は見ているのだろうか。
辺りが優しい空気に包まれて、息を切らしながら大好きな人の場所へと走っている前世の私。幼い頃の性格も今となってはまるで対称な私。
緑の丘にある大きな一本の楓の木の下に見える、確証はないけど分かってしまう彼の姿。満面の笑みが零れてしまう。



『今日もそんなに走って来たの?ミストは鈍臭いから転けなかった?』
『そ、そんなこと無いもんっ。走ったって転ばなかったし、鈍臭くたって無いんだから!』
『そうかな。――ま、ミストが居れば僕だって退屈しないし隣に座ったら良いよ。だけど、静かに座っていてね』


クスリと笑った表情に赤い桜ん坊の頬をする私は、彼の隣に座る。それだけで世界が奇麗な鮮やかな色へと変わるんだ。
この世界は未だに戦争や集落を襲う者達がたくさん居る。だからこそ、私たち子供の見た世界は濁って見えた。だけど今は違う。優しいピンク色――…。
彼、ギルバードは特に誰からも興味を持たれることの無い人物でどちらかと言えば影が薄い。
毎日気がつけば、何処かで本を読んでいた。それもいつも違う本を持って外へ出ているらしい。初めて話しかけた話は『本いっぱい読んでいるんだね』だった。
それしかきっと、この人と会話をするのが無かったからだと思う。彼は始めは無口に『うん』や『そうなんだ』と一言しか話さなかったが、気がつけばこうやって他愛無い話をするようになっていた。
雨の日はいつもの指定席に行けない寂しさを知って――…。気がつけば私はギルのこと好きになっていた。




++



ある日。私の家に一通の手紙が送られて来た。
母はとても驚き直ぐに私を隠そうとした。だが、それはもう遅く何だか分からないまま私は母と一緒にこの街の王へと面会をしにこの土地を離れた。
一瞬の時間――この土地を離れたことが後に世界が崩れそうになった悲劇を私は忘れられない。あの日、あの時、どうして私はこの土地を離れてしまったんだと後悔してしまった。



『お連れしました。ジュステーム王』
『ご苦労、下がっても良い』



ジュテーム王が納める私の国――イートリームフェルリン街は納める者の権力の強さの性か、何不自由無い生活をする美しい街だった。
喉かな分、それほど犠牲を払ったこともあるだろう。私の住んでいる土地に比べて活気もあるし、人も居る。そんな田舎者の私に何のようなんだろうか。



『其方は…ミストという少女で間違いないな』
『…はい。』


質問に答えた。
すると、王は確認を取ったと認め誰かを奥の方から呼んだ。私と母はまだ膝ま付いている状況で顔は下にある。だから、誰が来たのかは王の合図が無ければ分からない。
そのときまで気付かなかったの。あのときはまだ幼い子供だったから――…。

13 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/08(木) 17:56:36 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



     side海/目覚めのとき    



『――…今の記憶は昔の私…?』
ふと、目がパチリと開き目が覚めた。辺りはまだ明るく肩には薄い毛布が掛けられている。
そう言えば、昨日の徹夜のままここへ来て眠ってしまったんだ。調べに調べたから代替のことは把握した。後は次の交渉でどうなることかと予想するだけ。





それより、さっきの夢。
前世の私の記憶だった。夢というより、まるで私に問い掛けてるようにも思えるミストの過ごした日々や出来事。不思議で仕方無かった。
つい最近までギルと一緒に死んだとばかり思っていたので、今の記憶に寄って大きく衝動に駆られた。――本当はギルは私を恨んでいるのかも知れない。そんなことを考えてしまった。
あの優しい日々。何度も私の夢となって呼び覚ます。今の現代と違ってのどかで空気も美味しくて奇麗な所、水も透き通るように美しいから思わず触れたくなる感情を抑えてしまう。
だけど、何故私に伝えかけてるの?…手を見つめながらグッと強く拳を握り、その手を額に当て目を瞑ってそう考えた。





すると、後ろからトンッと肩を押された感じがしたので、後ろを振り向いてみるとそこに居たのは蒼生だった。
蒼生はため息を一つ付き、少し呆れた表情で私の顔を覗き込んだ。




『…どうしてこんな所で寝てるんですか。寝るならご自分のベットで寝て下さい。風邪でも引かれたら大変です』
『ごめん…』
『どうしたんです?今日はやけに静かですけど』
『………』


”――――本当はギルは私を恨んでいるのかも知れない。”
そんなことを考えてしまっていた性か、蒼生の顔もまともに見れず不意に顔を横に向けた。目を逸らし、明らかに不振な態度を取っている私に蒼生は無言で私の額をくっ付けた。




『〜〜〜っ!』
『熱がある訳じゃないですね。俺のこと明らかに無視してますけど、俺何かしましたか?昨日はあれから会ってないので俺には無視される原因分からないんですけど』

表情は変えないまま笑顔で話しかけているが、明らかに低い声と唇の引きつっている仕草で怒っていることが分かる。
もちろん悪いのは私で、彼が怒るのも分かる。昨日から会ってないのだから彼が何かしたことだって無い。ただ、私のさっきの考えが頭をグルグルと駆け巡り『…ごめん』の一言で済ませてしまった。
朝からそればかり言っている気がする。彼もそれを聞いて尚更不機嫌なオーラを出している。当然のことだけど、やはり気まずい。
蒼生は前世の記憶を持っていないから説明の仕様が無い。『俺何かしましたか?』と尋ねられても『違う』と否定しなかったから不機嫌さが更に黒くなったんだ。

14 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/08(木) 17:56:53 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



     side海/いつもみたいに    



その後、私は蒼生が持って来たランチの準備が目の前で行われ皐月が来た所で朝食込みの食事となった。


『…どうしてこんなに暗いのよ。アンタ達』
『話していないで、早く食べろ。後片付けするこっちの身のことも踏まえてくれ』
『蒼生も不機嫌だし、海は話さないし…。私が居ない間に何が起こったのか説明してよ!』


皐月の問い掛けに私も蒼生も互いにスルー。
別に喧嘩や問題が起こったなどのそんな難しい話じゃない。ただ、私が悪いだけ。蒼生は悪くない。それなのに皐月にそれを伝えなく、無口でランチを食べ終えた。
終わった後、見計らった蒼生は私の前の皿やティーカップを取り何も言わず片付けをする調理場へと足を運んで行った。


そんな私たちのぎこちない様子に呆れたため息を付き、皐月は私の前の席へ座った。


『何があったのか知らないけど、蒼生は悪くないんでしょ?』
『どうして私が悪いってこと分かるの?』
『それは長い付き合いだから。とりあえず、そうならちゃんと話して謝って来い!ぎこちないままだと私が気まずいじゃない』
『それって皐月が嫌だから穏便に済ませようと私に謝って来いと』
『それでこそ海じゃん!生意気そうで大人っぽいのが海なんだから、そのまま蒼生の元へ走って来てちゃちゃっと済ませて来な』


――生意気で大人っぽいのが私…。
そんなに大人っぽくも無いし、それに生意気でも無い。だけど、さっきよりも気持ちが軽くなって前へと踏み出せた。
長い付き合い、本当にそうなのかも知れない。皐月はちゃんと見てくれるからこそ背中を押してくれた。前へ進もう、蒼生とちゃんと向き合わなくては。



++



『ったく、何怒ってんだよ俺。だけど、流石に海に軽蔑されたら調子狂うな…』
『蒼生!!!!』


片付けをしている蒼生の背を見つけ、バンと扉を開け蒼生の元へと走った。



『さっきはごめんっ。変な夢を見て蒼生の顔まともに見れなくなって…それでその、蒼生は何も悪くなくて…』

何から話したら良いのか分からない。
ただ、蒼生は悪くないことと気まずい雰囲気を無くすことに必死だった私は、こんなにも焦る会話をしたこと無い程の動揺を見せながら話した。
商談や交渉ではこんなに気持ちを伝えることは無い。だからこそ、難しくて大事なこと。



『――――もう良い。…海がちゃんと謝ってくれた訳だからな。ま、悪戯はまたしますけど今日の件でチャラにして下さいね』
『…悪戯って何よ。』



ニヤリと笑った蒼生の表情にハテナを浮かべる私の後ろで皐月は微笑ましく、見守っていた。

15 胡桃 ◆H2TfONSNIA :2012/11/11(日) 13:16:25 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



     ◇◆これまでの登場人物◇◆







+甲斐崎 海(かいざき うみ)


甲斐崎グループ社長令嬢。
化粧品会社経営を父親から強制的に任されている。優れた才能や知識を持つ少女で企業でも名高いお嬢様。見たり聞いたり調べたりすると、直ぐに覚えてしまう。
容姿端麗、スポーツ抜群、頭脳明晰とどこも掛けていない完璧少女。…だが、過去に何か特別な思い入れがあるのか父親を嫌っている。母親は海外で仕事をしているので会うのはあまり無い。
父親と対照的で母親は海にとても過保護すぎる所が多少。海外帰国するときは必ず、海の為に洋服やブランドのコスメなどを買って来る。そして、その海を写真で撮るのが趣味。嫌がる海だが、母の愛情は嫌いではない。
幼馴染みの蒼生と皐月に囲まれ、屋敷で暮らしている。一人っ子。低血圧な眠たがり。


前世、幼馴染みの蒼生を好きだった海。
記憶とともに呼び起こされる楽しかった日々と悲しい思い出――繰り返される夢と現実での主従関係。秘かに思いを積み重ねていくが、呆気なく父親に拒否され一時期は諦めて他の人と婚姻を結んでしまう話まで事が進んでしまった。




+氷室 蒼生(ひむろ あおい)


海の専属ボディーガード兼世話係。
代々、この甲斐崎グループの執事の家系に生まれた息子。次の執事長候補に育てられ、厳しく父親から礼儀を習わされている。
基本蒼生はそういうことにはあまり関心は無く、どちらかと言えば自由に生きたいらしい。だが、海の専属と聞いて誰かがやるくらいなら、と思い今に当たる。
手先は不器用でまともに鶴一羽も織れないほど。だが、料理はプロ並みなのでメイドからは料理の方を任されている。海同様、容姿端麗なので少なからずメイドからは好意を持たれている。
ワインなどのお酒の匂いなどをかいでしまうと、すぐに酔ってしまう。そうなれば、誰にでも構わず甘えたになるので止められるのは海だけ。だが、メイド達はその絶好のチャンスを楽しみにしていた。
海とは幼い頃から、ずっと傍に居た。昔は、敬語では無かった性かキレると敬語が抜けてしまう。


前世、幼馴染みの海を好きだった蒼生。
海も同じように前世の記憶を持っている事を知らなく、秘かに思いを積もらせて行く。だが、お嬢様という身分も弁え一度は諦めるのだがやはり押さえられなくなって行く。




皐月の自己紹介は次スレで*

16 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/11(日) 13:18:06 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp








名前の訂正です…。
間違えました((涙

【胡桃】ではなく、【上総】です!これからも間違えないように努力して行きます!

17 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/11(日) 20:10:40 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp


     ◇◆これまでの登場人物◇◆





+野々村 皐月(ののむら さつき)


甲斐崎グループ経営に加盟しているグループの一つ。
洋服や和服をメインに両親がデザイナーとして行っている。皐月自身、洋服などが好きなのでそれを見立てたりするセンスが抜群。
母親に遺伝の性か、可愛い子を見るとデザイナー魂が燃えてしまう。尚、海はその中でも輝かしいルックスの持ち主で世界で誰一人似合わない洋服でも海なら何でもしまう為、
そのような服は全て海の屋敷へと取り揃えている。毎日遊びに来るのも海の洋服を見立てるため。
海と蒼生とは幼い頃から近くに居て、今でも幼馴染みと言える存在になっている。始めは海を恨んでいたが、あることを知ってしまい海を思うようになる。




*イースターグループ
今、急上昇中に経営を発展させているグループ。
有名な俳優や読者モデルなどをたくさんスカウトし、大人気へと事を進めている。もっと世界に行く為に海のグループに踏み込んで来た。
まだ、上の者がどんな人なのか、男か女か不明で側近の大島という人が来ただけ。まだまだ謎が多い。





***
これからも、どんどん話が進み登場人物が増えて行きます。
ですが、主に中心的に出て来る人物のみ紹介させて頂きましたので以下の人達の自己紹介は出来るときにさせて頂きます!

18 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/23(金) 12:51:39 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp





悲しい前世の記憶から、あんな子供じみた喧嘩から何日か経ったある日の事。
あれからは海も蒼生も皐月もいつものように、日課で在るテラスへと足を運び秘かに楽しむ朝食タイム。
ディッシュは全て蒼生が作る物で、どれもとても美味しそう。




頬張るほどの勢いで食べる皐月の横で静かに紅茶はすする海。
毎日飲む紅茶は海の楽しみで、それを毎日ピックアップするのも蒼生で。皐月はそんな2人を後に朝食を楽しんで。
個性的な3人は幼馴染み。


太陽が照りつけるこの暖かい日差しの下、木陰の下は和やかなオーラで包まれる。
笑い声と楽しい小鳥達のさえずりと良い匂いの香り。全て幸せの1ページを迎える大切な行事。



――さぁ、朝食を食べ終わったらどんなことが待っているのだろう。

19 ユキナ ◆Mjk4PcAe16 :2012/11/23(金) 14:37:08 HOST:KD182249242029.au-net.ne.jp
すごく小説上手じゃないですかっ!

私なんかの百倍〜…(泣)

朝食を食べ終わったら何が待ってるの??気になるっ!(コメント下手ですみません)

もっと続きが見たいぃ!

>上総

20 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/23(金) 18:50:37 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp

>>ユキナ

いやいや、上手いなんて言葉は勿体ないです((
ひゃ、ひゃ、百倍っ…何を言ってるのですか。ユキナさん。

コメントありがとう御座います。
下手ではありませんよ。ちゃんと私には伝わっていますので*

続き頑張ります☆+。

21 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/24(土) 13:28:28 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp



少し書き方を変えて行こうと思います。
視点を加えながらのストーリー展開を進めて行きますので、めちゃくちゃになるかも知れませんがお付き合いお願いします。



尚、感想など貰えたら泣いて喜びます。
アドバイスなどあれば、気軽に立ち寄ってもらえると光栄です。

22 ユキナ ◆Mjk4PcAe16 :2012/11/24(土) 16:29:53 HOST:KD182249241007.au-net.ne.jp
全然うまいですっ!!
百倍ですよ!では千倍?

いえいえ、下手ですがコメントはちゃんと書こうと思います。
つづきがんばってください。

>上総

23 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/30(金) 15:59:50 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp

テスト期間が終了しました!
晴れ晴れ気分真っ盛りです。更新途絶えててすみません((


>>ユキナ
ありがとう。そう言ってくれて嬉しいよ。
コメントはくれるだけで嬉しいので、あまり肩に力を入れず気軽に載せてくれると光栄です^^*

24 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/30(金) 16:55:00 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp




『まあ、とりあえず取引の事についてじっくり話そか』



++




『今日はイースターの上の人が来るから私、先に席を立つわね。』
『了解。』


皐月の微笑むような確認の合図を貰い、海はテラスのイスを引いた。紅茶を一口飲み席を立って一歩踏み出すと蒼生がこちらを向いて頭を下げた。
左手にタオルを掛け、整った黒髪が下を向いている事に少し違和感を感じた海は蒼生に『頭を上げて。』と言った。今日は一段と真っすぐ見つめられた瞳が今から始まる商談の不安を少し晴らせた。
一歩一歩が重たく感じる。この胸騒ぎに不安と悪寒を一緒に抱え、イースターが待っている部屋へとノックをした。



――――――コンッコンッ



扉を開けるとそこに居たのは、最近名刺を交換した大島さんと隣に居る人は…大島さんが言っていた上の者らしい。
明らかに芸能界の社長というのが外見で分かるようなチャラ男。少し黄色いメッシュが入った髪にキラキラと光るピアスが印象的で右耳に付けている紅いルビーは眩しかった。
足組をして偉そうな態度にムッとした海だったが、冷静さを取り戻そうと一つ深呼吸をした。背筋を伸ばし、あごを上げどうどうと話そうとするのはやはり海そのものだ。



『はじめまして。海ちゃん』


いきなりの馴れ馴れしい態度から始まった交渉。向こうもこちらの情報を調べたらしく海の名前を知っている。もちろん、海も向こう側の名前も把握済み。


『…はじめまして。紺屋(こうや)さん』
『なんや、下の名前で呼んでも構わへんで。これから先、ウチと存続して契約結ぶねんから』


…海の嫌いなタイプだったらしい。
関西弁を使う彼を下の名前で呼ぶなんて最悪だ。と思った海はその問い掛けをスルーした。
イースターと海の間にはローテーブルを挟んでいるだけ。大島さんの右側には付箋を貼られた資料がたくさんあることに気付いた海はこちら側も資料を出した。



『……まー、しかしアンタも今と昔では全然性格が違うねんな。昔はもっと笑っとったやろ』
『――は?』


会った事も無いはずの人にそんなことを言われて思わず出た言葉が呆気ない単語だった。
少し脅しを掛けた口調に見透かされたその表情。思わず身震いをした海に紺屋と言う人はもう一つ契約とは全く別の話をはじめた。



『俺はな、昔アンタに会った事あるんや。アンタは覚えていないやろうけど』

本当に何を言っているのだろう。
だけど、海にもその言葉がどこかで納得してしまう点が合った。この扉を潜って彼を見た瞬間からどこかで会った様な気がしていた。今…?いや、もっと後だった気がする。でも、何故?



『まあ、とりあえず取引の事についてじっくり話そか』
――――こんな話をした後に機転を返した彼の言葉。暗い空気の中、海と大島さんと紺谷さんとの間で契約が始まる。

25 ユキナ ◆Mjk4PcAe16 :2012/11/30(金) 18:09:38 HOST:KD182249242011.au-net.ne.jp
また面白そうですなぁ!

チャラ男で少し笑ってしまった←

なんか、海ちゃんの嫌いなタイプ…ですか。

私も一応関西の人間でしたぜ??

まっ、そこはさておき。

やはり上手だねぇ〜〜!

それと、本当にコメント下手ですみませーん!

>上総

26 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/30(金) 18:24:23 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp
>>ユキナ



チャラ男。笑ってもらえたら良かった*
海の嫌いなタイプなんですよ。これがまた、更に続くと考えたら海は怒りますかね?((おいっw

ユキナも関西の人だったね!そう言えば。
関西人はユニークな人が多いから溶け込みやすくて、凄く良いなと思っています^^
コメント、Thanks☆+。下手じゃないよ。ちゃんと伝わってるので!

27 ユキナ ◆Mjk4PcAe16 :2012/11/30(金) 18:37:58 HOST:KD182249242011.au-net.ne.jp
チャラ男って聞くといつでも笑えるんだよねぇー←
海ちゃんは怒るんじゃないですか?←

そうそう!あ、今日学園アリス掲示板に遊びに行ったよぉww
そうかぁ・・・さすが関西!
本当にぃ?下手なのに…??

>上総

28 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/30(金) 18:47:48 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp
>>ユキナ


チャラ男で誰か連想する人でも居るのかな?
この人はこれから重要人物になっていくからね。いっぱい笑って下され!←


やっぱり海は怒るよね?((
おー!学園アリスの掲示板に行ったのですか!今から私も覗きに行こうかなー、なんて★
たぶん私のID見れば、誰なのか分かると思うので*+


下手ではありません!
小説更新して、感想くれたら嬉しいですよ。誰だってね。

29 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/30(金) 19:47:07 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp




『これで、俺たちは離れることは出来へんな』



++



『では、こちらの資料の方を拝見すると…』



大島さんの契約内容についての資料が海の前に開かれた。
丁寧に話す大島さんは胸ポケットに入れていた自分の手帳にも書き込んでいたらしく、前を見て話していると微かだが、細かくギッチリと書き込んでいる。
その点、隣に座っている紺屋さんは窓辺をボーッと覗いているだけ。それか、こちらを見てニヤリと笑う。本当にこの紺屋という人は掴めない人で訳の分からない人だ。



『その件については、こちら側が責任をカバーするので御心配なく。』


海もテキパキと大島さんとの話を対応している。こちらも不利な点を説明書から読み下し、話を行う。多少、リスクは必ず付き物だからその間の境界線で話が繰り返された。
契約内容を含め、取引の件は少し長く2時間掛かった。終わったと同時に少し口が渇いていたのでメイドの人に飲み物の手配を命じた。
いつもは早く終わってしまうので、メイドには飲み物の手配は断っていたのだが今日は違う。必死になるすぎた性か、大島さんの額からは汗が湧いていた。
ため息を付け、ハンカチで拭いている大島さん。すると、内ポケットからケータイの音が聞こえた。商談中だったのでマナーモードにはしているはずなのだが、ボリュームを最大限にしてる性か静かなこの部屋には大きかった。
きっとサイレントアナーではなく、普通のマナーモードだったらしい。席を立った大島さんは焦りながら海にお辞儀をして海と紺屋の前を過ぎて行った。



**
用事を思い出したので、続きはまた後日!
変な所で中断してしまって申し訳ないです…!((汗

30 ユキナ ◆Mjk4PcAe16 :2012/11/30(金) 19:49:28 HOST:KD182249242042.au-net.ne.jp
チャラ男で連想する人たくさんいるよぉ←ww
なるほど…気になりますなぁ!うん!笑いまするぅ

そうだねぇ・・・・起こるねww
いったんですよぉ!そうですかぁ・・・探し当てます!

そうですねぇ・・・うれしい事言ってくださるじゃないですかぁ!

>上総

31 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/11/30(金) 21:27:30 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp
>>ユキナ

たくさん居るのか!←
私もチャラ男で連想する人居ますねww

感想ありがとう御座います!
>>29は途中までしか書けてないんだ…!頑張って更新しますので*+。

32 ユキナ ◆Mjk4PcAe16 :2012/12/01(土) 11:34:34 HOST:KD182249242049.au-net.ne.jp
たくさんいますよぉ←
でしょ?チャラ男といえば…うん、たくさん思いつくww

いえいえ〜あの続きも頑張って!

>上総

33 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/12/01(土) 11:41:25 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp
>>ユキナ

だよねww

時間を見つけて更新も頑張ります!
ユキナも小説更新頑張って!更新されたらすぐに感想書きに走りますので!←

34 ユキナ ◆Mjk4PcAe16 :2012/12/01(土) 12:02:57 HOST:KD182249242049.au-net.ne.jp
うんうんww

頑張れぇ!
うん、今頑張ってる!!
>上総

35 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/12/01(土) 12:23:10 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp
>>ユキナ

私も頑張っています!

ユキナも頑張っているのか*+。
私もその続き今頑張っていますので、更新されたら見て下さいね^^*

36 ユキナ ◆Mjk4PcAe16 :2012/12/01(土) 12:24:17 HOST:KD182249242049.au-net.ne.jp
もちろん、いち早く見るよ!!!
そういやぁ…学園アリス掲示板探しているけど
見つからない・・・
>上総

37 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/12/02(日) 12:08:24 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp
>>ユキナ

おはよー!((じゃ無いけど←

そう言ってくれてありがと!
ユキナがそう言ってくれたから張り切って書いたんだけど、エラー発生。。。
1から書き直しです((涙

学アリの方にユキナのスレ発見した!
私、影が薄いんだね((
私のID難しいからね…ま、ここでもよろしく☆+。←ぇ

38 ユキナ ◆Mjk4PcAe16 :2012/12/02(日) 12:45:55 HOST:KD182249242014.au-net.ne.jp
もっもしかして…貴方は!!あの方なのですかぁ???

あ、おはようww

…君は・・・

>上総

39 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/12/02(日) 18:51:40 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp
>>ユキナ

あ、返信が遅れてしまった…!
気付いてくれたのでしょうか?それなら嬉しいです*+。


今から更新出来たらするので、よろしくです!

40 上総 ◆Dg4hSzxcdc :2012/12/17(月) 16:45:24 HOST:zaqb4dc944b.zaq.ne.jp




『これで、俺たちは離れることは出来へんな』



++



 取り残された海と紺屋。
静かな沈黙を破ったのは、彼の何気ない言葉からだった。



『アンタ、俺に会ったことあらへんか?』
『…何ですか。急に』
『まぁ、そんな警戒せんでもええやんけ。だたの質問や、答えてくれてもええやろ』


急にそんなこと言われても、今日が初対面。…のはずなのだが、どうにもこの人とは会ったときから初めましての人とは思えなかった。
彼の見た瞬間、不思議と少しの震えと何かが頭の中を過ったモノがあった。それは、いつも見る夢と同じ景色だったような気がする。だが、何故この人がこんな話を?



『…アンタは思えてないやろうけど、俺は昔のアンタを知ってるねん。』
『変態ですか?』
『ちゃうわっ!!』


思わず、疑問をぶつけると関西人らしくツッコンで来た。
それは関西人の特徴なのか、言葉のキャッチボールを普通に返して来る。感心する所は多少あるが、それよりも先に大きな疑問が何点か出て来てしまった。
――――もしかして、この人も前世の記憶を持ったまま生まれたのだろうか。





 同じ共感者が居ることは嬉しく無いことは無いのだが、何故この人にも私にも前世が受け継がれたのだろうか。
いやいや、まだはっきりとこの人が記憶を持っているのか分からないが直感で持っていると分かってしまった。



**
分けていますっ!!

41 夜叉 :2013/04/27(土) 19:09:46 HOST:wb78proxy05.ezweb.ne.jp
アゲドンドン

42 名無しさん :2013/09/29(日) 22:04:36 HOST:wb78proxy01.ezweb.ne.jp
↑↑↑↑

43 たっくん :2013/10/03(木) 16:11:05 HOST:zaq31fa5a9d.zaq.ne.jp
>>1
クソスレばかり立てちゃいけませんよ
誰かに荒らされるのがオチですよ
削除依頼提出希望


ババアが死んだ〜 ババアが死んだ〜♪
いい気味だ〜♪いい気味だ〜♪
さよならするのはツライけど
寿命だよ 仕方がない
千春が逝くまでごきげんよう♪

ババンババンバンバン♪ババンと吹っ飛んだ〜♪
いい死に顔だ いい死に顔だ
突如ばあさんがピーチの背中に

寿命だよ 仕方がない
ここは天国 さんずの湯


2 名前:たっくん:2013/10/03 16:04:00 IP:49.250.90.157
ババンババンバンバン ババンババンバンバン♪
いいとこだ♪ いいとこだ♪
さよならするのはツライけど♪
時間だよ 仕方がない

次の回までごきげんよう♪


ババンババンバンバン♪ ババンババンバンバン♪
いい湯だな♪いい湯だな♪
湯気が天井からポタリと背中に♪
つめてぇな〜♪つめてぇな〜♪
ここは温泉 草津の湯

44 たっくん :2013/10/03(木) 16:15:13 HOST:zaq31fa5a9d.zaq.ne.jp
ピーチのおばさん元気かな・・?


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