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君の声 ―O la laspba,yupa Lom dremre neckt lostasia U meide―

1神音 奏琉 ◆ptZpvaYoVY:2011/06/06(月) 10:54:29 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp

 初めまして。此処で書くのは初めてではないですけれどこの名前で書くのは初めてになるので、初めましてに致しました。
取り合えず自己紹介をいたしますと、神音 奏琉(カミネ ソウル)で御座います。この名前は好きな漢字を組み合わせてみました((

 この小説に関しての注意事項を紹介していきたいと思いますので良くお読みになってください。

*注意事項*
・非常に亀レスになっております。亀レスの上に駄文ですのでご了承ください。
・誤字脱字ありまくりだと思います、特に誤字とか……。
・荒らし、アスキーアート、暴言等はすべてお断りします。そのようなことがあった場合は無視しますので。
・この作品は一切パクっておりません。題名、人物名、お話は全てオリジナルで御座います。実際にある小説はもちろんここに載っている小説も似ているものが有ったら指摘してもらっても構いませんが、否定させていただくことには変わりないと思います。

・このような注意事項を踏まえて感想やアドバイスが貰えればうれしいです!


この小説は基本的にドイツ語、英語、イタリア語と様々な言葉が出てきますのでそのあたりもご了承下さい。


この小説は、シリアス、歪み、二次元的な物で構成されています。現実的には有りえないものもありますのでそのあたりも配慮して頂き、グロ表現が苦手な方もUターンした方がよろしいと思います。



 O la laspba,yupa Lom dremre neckt lostasia U meide.
    (世界(誰も)があなたを忘れても、僕はあなたの事を忘れない。)

2神音 奏琉 ◆ptZpvaYoVY:2011/06/06(月) 15:44:46 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
††序章・光(ライト)と闇(ダーク)、白(ホワイト)と黒(ブラック)††

 昔々、とある学園で起こったお話です。

 この学園では光(ライト)と闇(ダーク)と言う二つの組織がありました。
光(ライト)は闇(ダーク)を信用する事は出来ませんでした。光の生徒会長はとても用心深かったのです。
 逆に闇(ブラック)の生徒会長はとても楽しく楽観的な人で、光を信用仕切っていました。

 ある日……、闇の生徒会長が姿を消し、学園で騒動になりました。闇の生徒会メンバーは闇のメンバーの集会でこう言いました。


『これは、光生徒会メンバー、及び光メンバーの仕業であるに違いない!! 会長の復讐をするのだ!!』


 光と闇は争いになりました。光と闇、どちらも引き分けとなりました。
しかし闇は心晴れていません。光も犠牲を多く出しました。


 その闇の因縁と、光の因縁は、のちに、光は白(ホワイト)と言う善者の集まりとなり平和な集団と呼ばれ、闇は黒(ブラック)と呼ばれ悪魔(サタン)の組織と呼ばれるようになり、両者とも譲らない醜い争いを続けているのです。





「会長、その話ってホントーですかね?」

「さぁ? 僕にも分かりませんが、どうなのでしょうか」

ふわり、と揺れる鮮やかな銀髪を腰まで伸ばした少女のような顔立ちをし、プラチナブロンドの瞳をし、白いYシャツに黒いライン入りの白いブレザー、高等部様の青いネクタイをし白いズボンをはいていて、ネクタイには星型のバッジに“白高等部生徒会長”と書かれたものを付けている少年、若月 珀(ワカツキ ハク)は深くため息を付いた。

「白と黒、って言っても基本的に闇が被害を多くしているんだと思いますけど……」

 くりくりとした大きな栗色の瞳をパチパチとさせている赤髪を肩までのショートカットにして高等部用の青いリボンの付いた白いケープを羽織り黒いスカートをはきリボンに高等部生徒会副会長と掘られた星型のバッジをした少女、月霧 琉那(ツキム ルナ)は首を傾げた。

「まあ、被害を拡大さえない事が僕達、白(ホワイト)の仕事でしょうし……黒(ブラック)の方もそれぞれ理由があるのでしょう」

珀は静かにそう言いながら携帯電話を取り出し電話をし始める。

3神音 奏琉 ◆ptZpvaYoVY:2011/06/07(火) 16:53:46 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
 携帯を見ながら珀は小さくため息をつく。夕日は完全に傾き、真っ暗になりかけで黒色とオレンジ色が喧嘩をしているようにも見える。

「琉那さん。そろそろ学園生徒も寮へ帰った事でしょうし白(ホワイト)生徒会メンバー全員招集してください」

携帯をパチン、と閉じると琉那を見て静かに言う。


 この百夜学院(ビャクヨガクイン)は中高等部の白と黒のメンバーで生徒会が成立している。また守護者(ガーディアン)と呼ばれる生徒会メンバーを守る特別部隊も作成されているし、情報統括組織(ジョウホウトウカツソシキ)と言う黒と白の組織両方の情報を探りに来るスパイのような存在も多数いるが、それが誰なのかは同じメンバーの人しか知らないからかなりの油断は禁物である。
琉那が携帯をゆっくり取り出してカチカチと言う音を立てればピロリロリンと言う音が出た瞬間携帯を閉じる。そしてニッコリと微笑むと「出来ましたよ。“会長様が呼んでいるので早く来ないと殺されちゃいますよ♪”って一斉送信しました!』とニコニコニコニコ笑って見せている。拍は起こることも笑う事も出来ずただただ固まっているだけだった。




「おいおい珀。どういう事だっつーの!」

始めに来たのは薄水色の髪をポニーテールにして、青色の瞳を輝かせている少年―――桜梨 紅蓮(サクラリ グレン)だった

4神音 奏琉 ◆ptZpvaYoVY:2011/06/11(土) 08:47:38 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
たまに
***** とか入って噺が変わる事も有りますが、この物語を解く鍵(?)となります。

しかもさっそく入ってしまいます((*****は一章に一二回は行ってきます。




*****


この声はあなたに届言いているのでしょうか――?
私が良く歌っていた歌、まだ覚ええていてくれるかな?


 白(ホワイト)と黒(ブラック)はその内、私の大好きな曲と同じの様に消滅するでしょう。

『白と黒は混ざり合えない。悲しく残酷な存在。だけど君と私が力を合わす事さえ出来るのなら私はあなたに力を貸す、ことでしょう』


 私の周りには暗い色をした壁に囲まれている。光と闇と呼ばれた私達。




――――この声が、貴女に――優魔に――皆に届いていることを願いましょう




*****




ぞろぞろと生徒会メンバーが入ってきて、メールを見て首を傾げたり、珀の付けたモニターを見たりと好き勝手なことをやっている。

5神音 奏琉 ◆ptZpvaYoVY:2011/06/17(金) 19:19:21 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
すいません、最初から書き直し><
ちょいと他作と似てしまったので……


… … … … … … … … … … … … … … …… … … … … … … … … … … … … …



 この声は、あなたの元へ届いていないと思います。

 私の人生は暗く儚いものだった。それは私の目の前であなたが言ったことです。
私はどうやったら罪を償えるのでしょうか? どうか、ひなだけでも優魔を守って上げて下さい。


 私はきっと、罪を償えないと思います。それは、その内分かると思います。だってそのためにー……、これを残しておくのだから。



 どうか、この声があなたに……、ひな、優魔に、……みんなに届いてはいないと思います。だけどもこの私の声が届いていると願いましょう。



†next story.君を失った日†

6神音 光希 ◆ptZpvaYoVY:2011/06/18(土) 15:51:33 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
†序章・君を失った日†

 日は傾いていた。サラリと揺れている鮮やかなピンク色のに可愛らしい桜の花びらくっ付くが花びらと髪が同じ色で花びらがどこに行ってしまったかは分からなくなった。
ピンク色の髪の少女は一瞬笑顔を浮かべた。すると笑ったと同時に桜の並木から消えてしまった。




 この学園――天羽学園(アマバガクエン)には昔からある七不思議がある。その中で一番目撃者、証言者が多いのは『桜のような雰囲気の少女』である。
しかし、そんな話を聞いていた黒髪を肩より2㎝程度長く伸ばして、白いYシャツに黒いジャケットを着て、黒いズボンをはき、首元にはキラリと光る雪の結晶の形をしたネックレスをした少年――月霧 ひなた(ツキム ヒナタ)は微かにため息を付くと「そんなただの噂―……、絶対嘘だね」ひなたは静かにそういうと再びため息を付いた。


 

 天羽学園には、一年中咲いている桜の木がある。学園の校門には桜並木があり、靴箱前に一年中桜が咲いている。其れは七不思議の幽霊のせいだとか、呪われているとか様々な言い伝えがる。言い伝えと言っても、桜が一年中咲く様になったのは三年前からである。
天羽学園には付属幼稚園、附属中学、附属高校まである。ひなたは附属高校の一年生で付属幼稚園からずっと天羽学園に在住しいて、友人も多いが何処か冷めた態度で友人も少なくなってきているという。




 ひなたは雪の結晶の形をしたネックレスを握りしめると「なぁ……優星(ユウホ)。桜の様な少女ってお前の事だろ?」と誰も居ない夕日に包まれた教室でポツリと呟く。窓の外にひなたがふと目をやると桜の様な少女がヒナタを見つめニッコリと笑いそして姿を消した。桜吹雪をぼんやりと見つめ「一年中桜が咲き始めたのも、優が死んでからだよな……?あの時の、三年前の。やっぱり――」とひなたが呟いた瞬間、教室の扉が開いた。

「ひなた。また…、優星姉様ですか?」

濃いピンク色の髪を腰まで伸ばして、紫色の瞳をし、白いワイシャツに赤いリボン、黒いズボンをはいて黒いラインの入った白い丈の長いブレザーを着た少年――羽音 優魔(ハオト ユウマ)が小さく呟く。ひなたは頼りなく小さく頷く。

7神音 光希 ◆ptZpvaYoVY:2011/06/19(日) 18:57:57 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
「……優星は……オレが、殺したんだ……。きっと」

苦しそうに唸るひなた。微かに心配そうな表情をする優魔。窓側に立っていたひなたは自分の席にゆっくりと移動する。ひなたの顔が夕焼けのオレンジ色になる。ひなたが座ると、優魔も髪を揺らしひなたの隣の席に座る。
 小さく、優魔がため息を付くと「相変わらず……ひなたは変わりませんね。……だから優星姉様の気持ちも分からないのでしょうね」とポツリと本当に小さく呟く。ひなたは聞こえなかったようでキョトンと首を傾げるが、優魔は微かに微笑みを浮かべ「いいえ、何でもありません」と言う。

優魔は最後にニッコリと笑うと無言で教室を出て行った。





 一年中咲いている桜をジッと見つめる。サラサラと風が頭を撫で、桜の花びらが舞う。ひなたは桜をとことんジッと見つめた。見つめた所で何かが出てくる訳でもないし、何かが変わる事もない。
それでもただただ、ジッと見つめるのだ。桜のような少女……、羽音 優星(ハオト ユウホ)が出て来るのを願って。


 ザァッと言う風の音が鳴ると桜がまい、桜吹雪になる。桜吹雪になるとひなたは目をパッと閉じた、その瞬間『……ひな。私、ね。ひなの事好きだったよ』とひなたの耳には聞こえた。ハッと目を開けるが誰もいない。はやては深くため息を付き、自分の作り出した幻聴か、と残念な気持ちになる。

 ひなたは静かに再び目を閉じる。桜が顔に多く当たる事が分かるがジッと立ち、目を瞑っている。



「オレは君の願いを叶えたい。君を殺したのはー………、オレ、だから」




最後に、本当に、本当に小さく、誰にも聞こえないような声でポツリと、涙を頬に伝わせ、呟いた。









†next story・小日向 燐と暁 ななせ†

8神音 光希 ◆ptZpvaYoVY:2011/06/20(月) 16:28:32 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
†第一章・小日向燐と暁ななせ†

「ひーなーたーくん!! 部活の時間よ」

 艶やかな腰まである黒髪と頭に付いた白いリボンをサラリと揺らし、栗色のくりくりとした大きな瞳を宿し、白いYシャツにチェックのリボン、黒いベストを着て黒いプリーツスカートを履き、手にはアームカバー、足にはフットカバーをしていてパンプスを履いた小柄な少女、小日向 燐(コヒナタ リン)は、ひなたの教室までやってきて、ひなたの手を引っ張って行く。

 一練二階の隅にある小さな部屋。それがはやての入部している部活である。自由気ままな先輩の燐はニコニコと笑って「今日はね、面白い事があったのよ」と笑う。
スゥッ、と息をすうと太陽のようなポカポカとした、おもちゃを貰った子供のように、うんと可愛いらしく微笑み「あのね、私達、文芸部の心霊調査を受けもったの!」のキラキラと目を輝かせる。

「…………は?」

 ひなたはキョトンと首を傾げ、ポカン、とする。相変わらず燐はニコニコと笑顔を保ち続け「だ、か、ら、心霊調査、よ」と目を輝かせる。ひなたがヘラリと笑うと「絶対オレしないよ? 面倒臭いもん」とすねた子供のように読書へ戻る。燐がブーブーと文句を言っているがガン無視で「てか、何で文芸部がそんな事する? オレ達はただ本を読んでりゃー良いんだろ?」と微かにため息を付く。

「全く、ひなたくんは分かっていないわね。 文芸部だからこそ、心霊調査をするのよ!!」

えっへん、と面白そうに笑って見せる。ひなたは、はぁぁっととっても、とっても深くため息を付き本をパタンと閉じる。そうすれば紙にサラサラと何かを書き始め、丁寧に折って、燐に渡す。ひなたは、うん、と優しく作った微笑みで「退部します。今まで有難う御座いました」と短く告げると部屋から出て行こうとする。あわわわわ、と焦ったように燐が「嫌っ、ちょっと待って頂戴!!」と慌ててひなたの腕を掴む。

9神音 光希 ◆ptZpvaYoVY:2011/06/21(火) 16:38:04 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
「何だよ。オレ退部しますんで」

「駄目よ!!」

 ひなたの目の前で退部届けをビリビリと破り、若干涙目になりながらもひなたを睨み付ける燐。ひなたは仕方無い、と言うようにため息を付き席に渋々座る。持っていた鞄を机にガタン、と音を立てて置くとジッと隣を見つめ「で、どういう事?心霊調査なんて」と低く呟く。

 正直、ひなたは心霊調査なんてしたくたい。だって、それは確実に学園七不思議だと思ったから。
 そんな事も知らずに嬉しそうに、お嬢様っぽく上品に微笑むと「この天羽学園にね、七不思議あるわよね。それの調査だけよ」とうふふ、と笑って見せ、様々な色ペンが使われている紙を見せる

『生徒会活動 part1 〜天羽学園七不思議・部活事心霊調査〜
--活動内容--
・天羽学園に存在している七不思議の一つ以上を調査し、その七不思議が事実かどうかレポートととして提出。

--〆切り--
・今年中

--参加部活記名--
・文芸部 ・オカルト研究部 ・パソコン部 ・吹奏楽部&合唱部』

紙にはそんな事がかかれていた。ひなたは深くため息をつくと「全部文化系の部活だし、オレ達が最初の立候補か」と髪を見つめる。
燐はニコニコと笑い「締め切りは今年中だから、あと八ヶ月程度有るわ。七不思議全てを調べましょう!!」と自分勝手に話を進めていく。

「そうねー……、桜少女は被りそうだから目撃証言の少ない奴にしましょう」

まるで新しいおもちゃを受け取ったようにキラキラと瞳を輝かして、紙を握り締めている。


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