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 きみ色症候群

1桜川 日和 ◆/3htnogkOM:2010/07/23(金) 13:57:23 HOST:p3111-ipbfp02tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp


なんか、ノリで作ってしまったこの小説スレorzorz...
まずは短編小説スレを終わらせてからと思いましたが、まったく終わる気配がないので…←

まずは、ルールを守れるお方から!
…というか、大体はこの掲示板のルールと、常識的なルールさえ守ってくだされば十分です^^v+





 -Prologue-


青色、茜色、虹色…
今日も瞳に映るのは、君が"居てくれた"時の世界です。

―――世界は、こんな時でも…廻る、





 空に、祝福を。
 君に、幸福を。











.

2桜川 日和 ◆/3htnogkOM:2010/07/23(金) 14:09:38 HOST:p3111-ipbfp02tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp





((※注意※)) 登場人物紹介です! ネタバレは含まないようにしていますが、嫌ない人は見ないでください!



○小野木 日向  Hinata-Onogi

 ごく普通の女の子。
 普段は運がいいのだが、肝心な時に役立たずな運を持っている。
 困っている人を見過ごせない時もある、正義感のある子だが、(悪い事にだけ)感が鋭く、よく不幸な目に合っている。
 人づきあいが良く、俗に言うお人好し。
 恋愛などには少しだけ興味があるが、あまり自分が彼女になるなどとそんな事は思っていない。
 高校1年生。



○瀬戸 和成  Kazunari-Seto

 絵を書くことが趣味の男の子。
 気が弱く、あまり自分の意見は前に出して言えない。
 いつもヘラリ、としているが本当は強い精神を持っている。((少々ヘタレ気味だが←
 よく、近くの公園で絵を描いている。
 人の名前をよく短縮している(日向→ヒナ)。自分の事は、「カズ」と呼んでくれ、といつもいっている。
 高校2年生で運が悪い。

3桜川 日和  ◆2sKZtjrb9I:2011/06/22(水) 18:22:58 HOST:p4032-ipbfp3002tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp



 PCが壊れていたので、放置状態となっていました;

 これから、書きはじめて行きたいと思っていますノ

4ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/06/22(水) 19:30:15 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

初めまして!
しあんいろというスレで短編集を書かせて頂いていますノ

タイトルが可愛くて寄ってきました←
これから楽しみに読ませて頂きます!

よろしくお願いします^^

5桜川 日和  ◆2sKZtjrb9I:2011/06/26(日) 16:40:22 HOST:p4032-ipbfp3002tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp

>>ねここさま

あわわ、よろしくお願いします!
タイトル、四苦八苦しました←

もしよければ、ねここさまのスレでも見に行きます!

6桜川 日和  ◆2sKZtjrb9I:2011/06/26(日) 17:09:25 HOST:p4032-ipbfp3002tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp



第1話


 それは、それは。暑さがもうすぐそこまで来ているような日だった。その日も私は、いつもみたいに友達とにこにこしながら過ごしていた。周りから見ても、自分から見ても青春?みたいな。……正直言います、すんません、調子乗っていました。
 帰って来た小テストで70点とれたり、購買で幻のナッツショコラクロワッサンをゲットできた。もう一度言います、調子乗っていました。

―――だから、あんな事になってしまったのか。



「じゃねー、また後でえ」
「うん、4時に駅前でね!」

 友達の柚井 紗莉(ゆい さり)と遊ぶ約束をして家に帰る。また4時に会って、どっかで遊ぶ予定だ。

「なに着ていこっかなあ…」

 前買った、白ワンピ?いやいや…遊びに行くんだから、ショーパンの方が無難?…と今後の予定の服に付いて考えていた、その時。


ぎゅむり。


 普通にアスファルトを歩いていたのに、唐突に何かを踏んだ。え、なに?靴の裏からなんか感触がするんだけど。ま、まさか…!

「う●こ…!?」

 信じたくない一心で、足元を見ずに足をニ、三度力を入れる。だが、ぎゅむぎゅむ、と変な感触しかなかった。
 神様、調子乗ってたからっすか、それにしては花の16歳にNGなモノを踏ませるとはちょっぴり罪が重すぎはしませんか…!

「うぉぉおおお…」

 わけのわからない唸り声がでて、しょうがない、いちにのさーん!…でどけるしかない。

「いち、にの、さあー…「さ、さっさとどけて……」

 ………なんか、聞こえました?
 急いで見て見ると、あらら…踏んでいたのはう●こなんかではなく、人間。

「すすすんません…!」

 いそいで足をどけると、その人は起き上がった。
 軽い茶色の髪に、透き通るような白い肌。見事な8頭身に整っている顔。イケメンではない、美形だ。あえていうなら、美人さん。こんな人を踏んでいたとは…!

「いやいや、大丈夫だよ。じゃあ、僕はこれで…」

 いやいやいや、大丈夫じゃないよね、ふらふらしてますよ。あ、右腕に靴跡ついてる。

 そんな事を思いながら見ていたけど、その人はふらりと歩いて行って、ふらりと倒れていた。

(えー!?)



 ごめん、紗莉。遊びに行けないかも。


-つづく-

7桜川 日和  ◆2sKZtjrb9I:2011/06/28(火) 14:12:46 HOST:p4032-ipbfp3002tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp

第2話


「うー…ん……」
「だ、大丈夫っすか…?」

 とにかく、道端で倒れていても仕方がないのでとにかく近くの公園へ避難させています、あれ?なんで私はこんな事をしているんだっけ?
 軽く現実逃避、してみます。流石の美人さんも顔色がヤバイ。これはもしかして、病院行き…とか?

「あっつい…」

 額を触ってみるけど、あっつい。やけどしそうな感じ…。絶対これは微熱程度じゃない。
 とにかく、身元を判明させるために美人さんが持っていたバックの中を探ってみる。


がさごそ

がさごそ

がさ…「…あれ?」


 入っていたのは、スケッチブックと筆箱。しかも筆箱の中には申し訳な下げにエンピツが1本だけ入っているだけだ。身元判明、できません。
 ここまでみてしまったら、スケッチブックもみなければ!、と半ばヤケクソになって1ページ目を開いてみる。描かれていたのは、白黒の世界だった。


「奇麗…。」


 書いてあったのはさびしそうな公園だった。皆に忘れ去られてしまったような寂れた公園。だけど、この絵にはそれ以上の何かが詰まっている。寂れて忘れ去られている公園に『奇麗』って言葉は合わなかったのかもしれない。だけど、1つ覚えみたいにその言葉しか浮かんでこなかったんだ。
 ぺらり、ともう1ページを開けてみると…そこにはまた色が付いていないエンピツで描かれていた夕日の絵だった。きっと海辺で書いたんだろう、海には燃える夕日がそのままうつされていた。
 もう1枚、もう1枚とペラペラとスケッチブックをめくる。だけど、何枚目かの絵で、初めて未完成の絵が出てきた。

―――ヒトの、絵。

 スケッチブックには、さまざまな景色が書かれていたけど、人が書かれていたのはこのページが初めてだった。
 まためくってみると、そこには何も描かれていない。


描かれていたのは、長い黒い髪の、女のヒト…。


「あ…」

 隣から、声が聞こえた。美人さんだ。

「あ、ごめんね…。助けてくれたんだっけ?……」
「だいじょう、ぶです」

 起きあがった美人さんに見えないように、私はスケッチブックを閉まった。




-つづく-

8桜川 日和  ◆2sKZtjrb9I:2011/09/24(土) 09:32:09 HOST:p4032-ipbfp3002tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp


(/トリ変えました←(どうでもよすぎる
 うああああやっていて悲しくなる放置プレイやっちまいました!
 忙しくてPCも触れていないこのごろ……いいわけなのでしょうか?
 あ、えと、…まあ、更新頑張ります!


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