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佐世保の小6女児同級生殺害(長崎新聞 まとめ)

1名無したん:2004/10/06(水) 00:25
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/syou6/

2児童相談所との連帯強化 公立学校の教員研修:2004/10/06(水) 00:26
 佐世保市の小六女児同級生殺害事件などを受け、立石暁県教育長は三十日、公立学校教諭の社会体験研修について、長崎と佐世保両市にある県児童相談所(児相)への派遣枠を拡大するなど児相との連携を強化し、「教師の指導力」の充実を柱に研修の在り方を見直す考えを示した。県議会一般質問で、黒田成彦議員(自民)の質問に答えた。

 長崎、佐世保両市で相次いだ少年による殺害事件を踏まえ、発達障害や保健・育成相談、しつけなど子どもや家庭が抱える問題に専門的に対処する児相で研修し、教員の資質向上を図る狙い。

 県教委の社会体験研修は応募制で、教諭の企画力や社会性、視野の拡大などを目的に二〇〇二年度スタート。教諭経験十年以上で四十歳未満を対象とする長期(二年以上)は児相を含む知事部局に、経験五年以上四十五歳未満対象の短期(六カ月・一年)は民間企業や福祉施設などにそれぞれ派遣。これまで計五十四人が参加したが、児相への派遣は二人だけ。

 立石教育長は「従来の研修は、学校や子どもたちの実態を反映したものだったか反省点もある」とし、「佐世保事件を大きな背景に、子どもたちの心に迫る感覚を身に付ける教師本来の資質向上を図りたい」と話している。


2004年10月1日長崎新聞掲載

3「反省すべき点ある」 児童への事情聴取で県警:2004/10/06(水) 18:43
 佐世保市の小六女児同級生殺害事件で、事件当日の児童への事情聴取が約四時間に及び、問題視する声が上がったことについて、県警少年課の今村政司課長は五日、「重大事件であり、動機面は何かということで(その日のうちに)捜査を行った。四時間が適切だったか反省する部分はある」と述べた。

 同日の県議会文教委員会で、複数の委員の質問に答えた。

 佐世保署は、事件が起きた六月一日の午後二時ごろから聴取を始め、うち児童九人分の調書を作成。教諭の立ち会いの下、この九人から調書に指で押なつを受けた。

 委員は「事件で傷ついた子どもたちをなぜ四時間も拘束したか。家庭に帰し、気持ちを落ち着かせる方が先だ」「児童は押なつで被疑者扱いと感じる」などと指摘した。

 押なつについて、今村課長は「法的に必ず行うとは規定していないが、事件の質、内容を見て判断した」と答えた。


2004年10月6日長崎新聞掲載

4長崎県教委の報告書要旨:2004/10/06(水) 18:44
 佐世保市の小六女児事件で、県教育委員会が五日発表した調査報告の要旨は次の通り。

 ▽これまでの調査結果から

 教職員の聴取から、後に振り返ってみると予兆と思われる加害児童の行動や様子が浮かび上がってきた。

 しかし、その予兆と思われる交換日記をめぐるトラブルや事件一週間前のカッターナイフを振り上げたこと、「お前を殺しても殺したりない」とつづった事件当日の作文などの事象を担任は認識しておらず、その日の学級の様子はいつもと変わらないと感じていた。

 好きな本としてボイスとバトル・ロワイアルと書いた五年時の文集について、当時の担任は気づいていなかった。

 心の変化やサインを受け止め適切に対応するには、教職員一人ひとりに豊かな感受性と子供の心に真に向き合う姿勢が求められる。

 ▽家庭裁判所の少年審判の決定を踏まえて

 加害児童は「死のイメージ」が希薄だと指摘された。道徳教育では命の尊さだけでなく、「死」についても見詰め考えさせる学習機会が必要。

 ▽被害児童の父親の思いを受けて

 九月十五日の少年審判後、被害児童の父親が手記を公表。その中には学校に対する強い思いや問い掛けが込められている。悲劇を再び繰り返すことのないよう、子供たちと向き合い、情熱を持って接する教師の育成や、「子供たち―教師」を中心軸とした教育現場づくりに努めていく必要がある。


2004年10月6日長崎新聞掲載

5教師の資質問う声も 県議会文教委が対応の甘さ指摘:2004/10/06(水) 18:44
 佐世保市の小六女児同級生殺害事件に関し、県教委が五日示した二次報告書は、現場の教職員が事件の予兆を認識していなかった事実を明らかにした。報告を受けた県議会文教委員会は、学校側の対応の甘さや教育行政の在り方を指摘する声が相次ぎ、立石暁県教育長は「教師の資質向上に取り組む」と繰り返し答弁した。

 報告書が示した事件の予兆をめぐる検証は十項目。奥村慎太郎委員(自民)は「これだけ加害児童から発信があるのに、本当に教師は認識してないのか」と疑問を示し、織田長委員(公明)も、四月の進級時に引き継ぎを受けないまま指導に当たった元担任について「マンネリ化した教師の実像がみえる」と断じた。

 報告書によると、加害女児が五年時の文集に好きな本を「バトル・ロワイアル」などと記したが、当時の担任は気付かなかった。渡辺敏勝委員(改革21)は「社会的に問題になった作品なのに、なぜ気付かないのか。引き継ぎにも欠陥があったのではないか」と迫った。

 森信也委員(改革21)は、昨年七月の男児誘拐殺害事件後の施策の実効性を疑問視。現場の学校に個人面談記録がなく教育相談も機能していなかった点を挙げ、「肝心なことがやれなければ、また掛け声だけに終わってしまう」と注文した。

 立石教育長は「これまでも研修制度などで教職員の資質向上に努力してきたが、事件を未然に防ぐレベルにまで達していなかった。時間をかけて取り組む課題」と述べた。


2004年10月6日長崎新聞掲載

6問題多い学校に警官OBら配置 指導強化で文科省:2004/10/06(水) 18:44
 佐世保市の小六女児事件を受けた文部科学省のプロジェクトチームは五日、いじめなどの多い小学校に警察官OBや教員OBらを配置し、生徒指導を強化することを柱とする最終報告をまとめた。

 ほぼ八月の中間報告通りの内容で、新たに盛り込んだのは「克己心や協調性を養うためにスポーツ振興の充実を図る」という項目だけだった。

 最終報告は、ネット掲示板への書き込みが加害女児の怒りや憎しみの要因と指摘されていることから、IT教育の推進の必要性を強調した。

 対策として、情報モラルの指導法を研究し、教員向けに指導資料を配布。教育委員会の指導主事ら専門家が相談に応じる「ヘルプデスク」を開設する。


2004年10月6日長崎新聞掲載

7教師ら固定観念で予兆認識せず 県教委が2次報告書:2004/10/06(水) 18:45
 県教委は五日、佐世保市の小六女児同級生殺害事件に関する二次報告書をまとめ、県議会に提出した。事件現場となった小学校の教職員が、交換日記をめぐるトラブルなど事件の予兆を認識せず、元担任は五年時からの進級時の引き継ぎを受けていなかった点などを指摘。「まじめで努力家」という女児に対する固定観念が予兆を見逃す一因となったとし、学校側の指導力不足を認めた。

 県教委は事件後、佐世保市教委と合同で教職員を中心に聞き取り調査を実施。今回は八月にまとめた一次報告書に、元担任の証言や長崎家裁佐世保支部の決定要旨、被害女児の父親の手記、精神科医ら専門家十人による分析を加えた。

 報告書は、▽女児が事件直前の作文に「お前を殺しても殺したりない」などとホラー映画を引用した文言を記載▽島で人が殺し合う小説を書いていた▽同級生にカッターナイフを振り上げた―など十項目を「予兆と思われる事象」とし、教職員はいずれも気付かなかったとした。

 元担任が引き継ぎを受けなかったことについて、「当該(事件の起きた)学級が五年生だった時に(元担任は)隣の学級(六年生)の担任で、当該学級の様子や配慮が必要な児童のことは分かっているとの思い込みがあった」と指摘した。

 また、教職員について「子どもたちの心の変化やサインを受け止める姿勢が求められる」「子どもたちの状況や思いを汲(く)み取り、安心感を与えるために積極的にかかわる」などと、資質向上を今後の課題に掲げた。

 立石暁県教育長は同日、県庁で記者会見し、年内をめどに最終報告書をまとめ、校長や元担任をはじめ、佐世保市教委と県教委の責任も明確にする考えを示した。


2004年10月6日長崎新聞掲載

8名無しさん:2004/10/06(水) 20:56
色々な情報、ありがとうございます。

さすが、お役人ですね。
対策書を書かせると100点満点ですね。
あとは実行する熱意なんですけどね...

ところで、バトル・ロワイヤルを好む子供って問題児として
扱われるんですか?
好きな本を聞かれたら世界偉人伝って答えなきゃいかんのかな。

9大久保小学習ルームの撤去工事が完了:2004/10/07(木) 13:51
 【佐世保】佐世保市の小六女児同級生殺害事件の現場となった市立大久保小で六日、三階学習ルームの撤去工事が完了した。屋根を残して外壁が取り除かれた空間には、在校児童の意向を酌んで池や花壇の整備が検討されている。

 撤去工事は八月中旬に始まり、六日は業者が金属製の足場を取り外した。壁四面のうち、路地に面した階下の外側二面は窓枠だけを取り外し、転落防止用のフェンスを設置。入り口がある廊下側の壁はそのまま残した。もう一つの壁はすべて取り壊し、屋上プールへの通路になっている隣接の屋外部分とつながり、計約百六十平方メートルの空間が現れた。

 市教委は当初、学習ルームを別用途で使用する考えだったが、児童への心理的影響を懸念する保護者らが反発。同小が実施した児童アンケートで池や花壇を整備する意見が多かったことを踏まえ、今月中にレイアウトを決定。年度内の完成を目指している。


2004年10月7日長崎新聞掲載

10学校側のかん口令否定 県教委:2004/10/07(木) 13:51
 佐世保市の小六女児同級生殺害事件で、大久保小側が取材に一切応じないよう保護者らに求めていた問題について、県教委は六日、「保護者にはかん口令を敷いていない」と否定したものの、詳細な調査はしていないことを明らかにした。県議会文教委員会で佐藤了委員(自民)の質問に答えた。

 佐藤委員は「クラスの電話連絡網などで『マスコミに話をするな』といった内容が回っており、学校側が指示したとすれば大変な問題。誰が発信者か」と述べ、事実関係をただした。

 廣田勲学校教育課長は「(同小)校長が広報窓口の一本化と、被害、加害者双方の人権擁護のため教職員には指示した。誤った情報を流さないことが大事との考えがあったようだ」とし、「『連絡網で』との点は初耳で県教委としては調査していない」と答えた。

 これに対し奥村慎太郎委員(自民)は、県教委が五日提出した事件の二次報告書にこの経緯が記されていないとして「事実であろうとなかろうと、報道されている以上調べるべきだ。報告書が信頼できなくなる」と反発。廣田課長は「マスコミに出ていることも含めて、第三次報告書では詳細にまとめる」として、調査する意向を示した。


2004年10月7日長崎新聞掲載

11「教師の資質が重要」 県議会文教委が提言、注文:2004/10/07(木) 13:52
 佐世保市の小六女児同級生殺害事件を背景にクローズアップされている教師のありようについて、教職員採用時の理念やその後の研修制度、教育現場のゆとり創出など提言や注文が六日の県議会文教委員会で相次いだ。

 「タフな子どもを育てるには教師もタフであるべきだ」。奥村慎太郎委員(自民)は、新規採用時の「教師像」を県教委に求めた。立石暁県教育長は「事件を受け、教師の資質や人格面が何より重要だと考える」と方向性を示した。

 この資質をめぐって県教委は、事件発生時の六年担任が学級内の状況を把握していなかった―などと二次報告書に明記。佐藤了委員(自民)は「子どもを守るべき先生が、しどろもどろ。事件後ははってでも学校に行くべきだった」と教師の使命感を訴えた。

 事件後、担任を外れたこの教諭は事件のショックで入院、療養していた経緯もあり、立石教育長は「事件の惨状でどういう精神状態に陥っただろうか…。二学期は精いっぱい頑張っていると聞いている」と配慮をみせた。

 一方、教職員の職場環境の改善で提言もあった。織田長委員(公明)は「担任をやめたい」と考える教諭が35%とした日教組の全国統計を示し、「情熱を持って理想とする先生になるために研修内容を考えるべきだ。(現行制度を見直し)期間を六カ月ぐらいに延長してはどうか」。

 さらに、「訴訟など学校だけでは対応できない問題も出てきている」として、教育委員会に学校現場をサポートする第三者機関を創設するよう求め、県教委はいずれも前向きな意向を示した。

 教育長としての資質を問われた立石教育長は「教育の原点は一人の教師と一人の子どもの向き合いの中にある。そこをサポートする」と四月就任当初の抱負をあらためて強調した。


2004年10月7日長崎新聞掲載

12リカ:2004/10/10(日) 02:15
NEVADAはカッターで首を切って死ぬべきだ 
何故なら他人を殺す者は自分が死ぬべきだからである 
それが出来なければ刑事(デヵ)とシルコが地獄の火に投げ込むものである 
NEVADAを崇拝するШ・アズナブル@総帥どもも同様である
詳しい理由はヤフー最新情報等で熟知すべし。

13リカ:2004/10/11(月) 21:23
>>12
恐いこと言うわね 私が本物のリカよ

1418日から道徳教育月間 県内の公立小、中学校:2004/10/13(水) 23:22
 相次ぐ少年による凶悪事件を受け、県教委は十八日から一カ月間を「心の教育充実運動」月間に位置付け、県内すべての公立小、中学校で道徳教育を推進する。道徳の授業を地域住民に公開し、子どもを取り巻く問題をテーマに教諭と保護者の懇談の場を設ける。

 県教委は、昨年の男児誘拐殺害事件を受け「長崎っ子の心を見つめる」教育週間(七月一―七日)を実施。期間中、全小中学校が学校を開放し、「命の大切さ」について学校側と訪問者が意見交換した。十八日からの月間は、こうした各校の取り組みを、学校や家庭、地域の組織的な連携で継続させる狙い。

 具体的には、地域住民による講師形式の授業や福祉施設の訪問、秋の果物の収穫といった自然体験を想定。学校施設の開放は行わないものの、授業や懇談会を通じて保護者、住民との積極的なかかわりを促す。

 また、道徳の在り方について既存資料の分析や活動形態を再度検討するよう各校に要請する。県教委学校教育課は「子どもたちの心に届く教育を各校独自に築いてほしい」としている。


2004年10月13日長崎新聞掲載

15親のかかわりが希薄 県教委が家庭ネット利用調査:2004/10/21(木) 17:05
 本県の小、中、高校生の約四割が家庭でインターネットを利用、その半数がいつも一人で楽しみ、子どものネット利用について保護者のかかわりが極めて希薄なことが、県教委の二十日までの調査で分かった。一人で利用する割合は小学四年生で四人に一人、高校二年生では六割を超えた。チャットや掲示板、メールの利用は、女子の割合が高いことも明らかになった。

 佐世保市の小六女児事件を受け、八月以降、県内の小学四年と六年、中学二年、高校二年とその保護者計約八千人を対象に、家庭内での利用状況を調査。延べ八十五校、約六千三百人が回答した。

 それによると、ネット利用率は学年が進むにつれて高くなり、小学四年32・3%、高校二年44・3%。全体では女子が男子を4・1ポイント上回った。ほぼ毎日一時間以上利用する児童生徒も7・7%いた。

 電子メールやホームページ(HP)開設、掲示板やチャットの利用も学年が上がるごとに増加。HP開設は小学四年が最も高く7・4%。それを保護者が把握しているのは0・9%にとどまった。チャットについては小学六年で17%が利用し、女子が男子を10ポイント上回った。電子メールは小学六年の三割弱が経験済みだった。

 HPなどへの書き込みで「嫌な思い」をした児童生徒は2・1%で、「嫌なことを書かれる」が主な理由。一方、保護者が「気掛かりなこと」は、有害サイトへの接続が約六割でトップ。「友人とのトラブル」を挙げたのは二割弱だった。

 県教委学校教育課は、「保護者は具体的な利用内容を十分把握できていない」と分析。授業用の情報モラル・マナー指導教材を作成し二月に各校に配布する。保護者向けの講座も計画している。


2004年10月21日長崎新聞掲載


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