嘆かわしき凋落ぶり

1：kururin：2022/09/18(日) 13:39:46: 　須崎総合　３０４６３＝16
　追手前　　４００００＝４

　文武両道を標榜する校風、部是の追手前。公立の雄として、県内公立校を牽引するべき立場の伝統校でありながら、地方の公立校にボロ負けの５回コールド負けはいただけません。

　高知新聞のスポーツ欄で、試合の経過を知りました。見出しは「須崎総６安打で１６点」「追手前１５四死球響く」の二つです。

　相手が、須崎ではなく、高知・明徳・高知商なら、まあ致し方ないと思わせられますが、シード校ではない同じ立場の県立高にこのていたらく。いったいぜんたいどうしたことでしょうか。

　野球部だけではなく、学校の志願者数でも大苦戦の公立トップ校。高校入試において、４年連続「定員割れ」。今年度は、志願者確定の時点で、４２名もの定員割れを起こし、当日欠席者もあったことから、B日程の定員数が５１名。１クラス以上、B日程で定員に空きがあるだなんて、不人気ぶりが際立ちます。

　高知県教育委員会は、この問題にもっときちんと向き合い、中学生やその保護者から追手前受験を敬遠される原因を探り、改善していくべく、対応策を講じるべきです。歴史と伝統にあぐらをかいていると批判されてもしかたがない、４年連続定員割れ。

　はなはだしき凋落ぶりは、まことに由々しき事態だと私は思い、原因を探り改善策も頭にあるのですが、私がここで論じたり、関わったりする立場にはないので、黙っておきます。

　ただ、我が塾から追手前に夢と希望を持って進学した可愛い塾生が、通ううちに打ちひしがれて、「小津か国際にしちょったらよかった・・・」と後悔している姿は見るにしのびありません。

　成績優秀な塾生に、追手前受験を勧めることを躊躇しなければならない現実があることを、追手前や県教委の関係者は知っているのでしょうか。

　末期的なこの現象は、私の塾だけでなく、ほかの塾さんや中学校さんにも、じわじわと浸透してきているのです。

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