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関大サポートスレ

1名無しさん:2021/02/01(月) 00:39:01
関大志望者のためのサポートスレです。

2名無しさん:2021/02/01(月) 00:42:56
20年2/3入試の研究「源氏物語」

https://note.com/14wtb/n/nac4a8ebf4c5c

3名無しさん:2021/12/18(土) 00:17:02
21 関大古文の現代語訳の研究

2/1『兵部卿物語』
主語補って、現代語訳せよ。「人にもえ言はで、思ひ嘆き給ふ。」
《解答例》
宮は、人にも話すことはできないで、悲しく思いなさる。
「え〜で(打消の接続助詞)」訳は「できないで」
「思ひ嘆く」を一語と扱って、訳は「悲しく思う」
2/2『栄花物語』
現代語訳せよ。「人に問はせたまひて、そなたざまにながめさせたまふ」
《解答例》
人にお尋ねになって、そちらの方角をぼんやりとご覧になる。
「せたまひ」「させたまひ」の「せ」「させ」は《尊敬》で、訳は「なさる」
「そなたざま」の訳は「そちらの方角」
「ながめ」の訳は「ぼんやりと見る」で「させたまふ」がついて、「ぼんやりとご覧になる」
2/3『うつほ物語』
現代語訳せよ。「かく人の親になりたまひて、心しておはしますこそあはれなれ」
《解答例》
このように、子供をお持ちになって、気配りをしていらっしゃるのも、しみじみ心打たれる。
「かく」の訳は「このように」
「人の親になり」は「出産」を扱う本文の文脈から「子供を持つ」と訳したい。
「心して」は「心す」+「て」で訳は、「気配りをして」
「あはれなれ」は、藤壷の夫の東宮からの手紙に対して、藤壷の母である大宮が「あはれなり」と感じたという文脈、出産した妻への夫への気配りに「あはれなれ」だから、訳は「しみじみ心打たれる」

2/5『石清水物語』
現代語訳なし
2/6『竹取物語』
現代語訳なし
2/7『夜の寝覚』
現代語訳なし

4名無しさん:2022/01/06(木) 14:48:33
関大古文の対策

1日1時間古文を勉強しよう

赤本の本文を拡大コピーして、
①文の切れ目を入れる。
を、に、が、ど、ば、

②見たことのある重要古語にマーカーをひき、自分の古文単語集で意味を確認。

①②の作業。30分でして、設問を30分で解く。

5名無しさん:2022/01/21(金) 18:21:34
21 冬期・直前講習 関大突破国語テスト(古文)設問解説

問1 易p12・1〜2
a「人の命」×、「現世に未練が・・・」×。
  b「もっと高い位」×、「自分の欲望・・・」×。
  c「ひそかに交際・・・」×。
  d正解
  e「立派な帝・・・嫌気」×。
  

問2 標準p12・5〜8
  a「皇后宮みずから・・・」×、「説得して」×。
  b「噂が・・・」×、「言いふらした・・・」×。
  c「物の怪が姿を・・・」×、「殿上人・・・に命じた」×。
  d「説得をあきらめ」×、「見守って」×。
  e正解

問3 易p12・9〜11
a正解
  b「噂で・・・」×。
  c「一時的な気の迷い」×、「院が物の怪になって・・・」×。
  d「三条院は・・・物の怪になって」は×、「自分までも・・・」×。
  e「苦悩の余りに・・・噂・・・」×、「三条院は・・・」×、
「自分としては・・・」×。  

問4 易p12・-6〜-5、p13・1〜3
a「資質はない」×、「あなたの知恵・・・」×。
  b「人望がない・・・」×、「皇后宮を説得・・・」×。
  c「資質はない」×、「三条院の供養・・・」×
  d「自分が物の怪・・・不運・・・」×「資格」×「死んでしまいそうだ」×。
  e正解

問5 標準p13・3〜5
a「命も惜しく・・・」×、「期待に・・・」×。 
  b「仏道を・・・」×。
  c「任務をまっとう・・・」×、「春宮という身分の・・・」×。
  d正解
  e「命も惜しく・・・」×、「浅はかな判断・・・」×「追い詰められている・・   ・」×、「三条院に申し訳ないが・・・」×。
  
問6 やや難p13・7〜10
a「説得できず」×、「東宮も推薦」×。
  b正解
  c「あちらこちらの人から・・・」×、「大宮から・・・」×。
  d「意見を聞いた・・・」×、「嬉しく・・・」×。
  e「理想的な暮らしを楽しんで・・・尽力」×。  
  

問7 標準p13・-7〜-4
a正解
  b「敦良親王が東宮になる・・・」×。
  c「有力な後見の・・・幸せだと限らない。」×。
  d「亡くなられた一条天皇が本心で・・・・」×。
  e「敦康親王ご自身も・・・」×。
  
  

問8 標準p13・-4〜-2
a「遺言に背いてまで・・・」×、「困った事態」×。
  b「時期東宮には・・・」×。
  c「いかに素晴らしい方で・・・」×、「次期東宮に・・・」×。
  d「先見の明」×。
  e正解


問9 現代語訳 標準

    「一生 /いくばく/に/は/はべら /ぬ/に」
一生ハ ドレホド デ ハ ゴザイマ ン ノニ
「なほ /かく /て/はべる      /こそ」
ヤハリ コウシ テ 東宮デアリマスコト ハ
「いと  /いぶせく /はべれ」
タイソウ 気詰マリで ゴザイマス

以上

6名無しさん:2022/01/25(火) 18:23:35
17全学部センター中期 関大『藤簍冊子』「故郷」現代語訳
 昔の人も、出世する人があり、不遇な人がある。昔の人の事跡は大変多いよ
うなので、数え上げるのは全く面倒だ。出世した人がすぐれているのではなく
、不遇な人が無能なのでもない。自身の幸運が後か先か、(幸運に)出合う出合
わないことであろう。出世して名声を得る人が、後に悪く言われることもある。
楽しいとすることも辛いということも、求めるとおりでもなく、誰かが与える
下さり物であるよ。
昔は、聖代に、たまたま生まれて、すぐれているという人が、ある人は皇位に
即き、ある人は山に這い隠れたことを思うと、身分が違うことはどうしようもな
い。出世すると馬車を道に音を立てて走らせ、宮中に参上しては、いろいろな役
所の上席にいて、考えを(帝に)奉じ、発言を納め申し上げると、君主を始めと
して、この治める国の中では、その人の考えや言葉が行われることは、たいへん
めったにない幸運な人だなあ。そんなことは求めないけれど、国中の宝物を倉庫
に積み上げ、山や海の、珍味を、朝夕食べて、(何でも)思いどおりであること
を、賢明な人は、満足するというだけではなく、(贅沢を)ああ恐ろしいとまで
思い考えては、嫌って避ける人もいたとか。こういうことを少しぐらいも思い知
らないで、暖かく(衣服を)重ねて満腹になるまで食う者が、(贅沢の)報いも
悪くなく(一生を)終える者もいる。ある者は中途で(贅沢を)自然とやめて、
ある者は将来どうなるだろうと浪費をやめる。(浪費を)やめることを賢明とす
るならば、(俗世に)出ることを愚かとするだろうか。(俗世に)出て、(幸運
に)出会わない者は(俗世から)退き、取り立てられる者は(高位に)進む、こ
れは出世する人の心構えで、自分の身の程を保つのであった。むやみに(俗世か
ら)隠れたり退いているのも違っているだろう。進むべき時に、退くことは、身
を誤っていることで、後に(時間を)取り戻したい時が出てくるものだ。また退
くべき時機を失って、罪を受けることを、後でどうしようもない。 垣根の菊を
折って賞美し、南の山を朝晩にじっと眺めていた人(陶淵明)は、この洞穴の中
に戻った類いの人で、身の程を保って心の安寧を楽しむのである。(贅沢を中途
で)自然とやめて辛いと思わない人は、格別に貴い。自分から(食事を)避けて、
飢えて、入水自殺した人(屈原)を、愚かだとは言わないことは、当然の道理が
たいそう突き詰めていらっしゃるのだろう。罪がなくて、(地方に下って)海や
山の風流な所の月を見ようかと、(歌を)独泳した人(源顕基)は、朝廷の仕事
に実直でない人ではなく、こっそり思わず嘆いている事情もきっとあるのだろう。

7名無しさん:2022/01/25(火) 18:26:28
6の続き

 あの谷の深い所の民は、心は生真面目だけど、顔付きは憎々しく、鳥の囀りの
ように物を言い続けるので、何かを語るはずもない。 それも故郷であるからで
ある。ここに帰ることは、心を安らかにしておきたい願いである。知らない国、
遠い辺境に行くと、山は高く険しく、海辺の波は気味悪くて、住む人の容貌、心
情が憎々しいから、行って誰と交際するだろうか。都のあたりでは、山の様子、
水の流れ、木や草の花も、自然と温和で、ああ風情があると自然と眺めないでは
いられない。この都を捨ててどこに行こうか。しかし、居たい所まで辛いとお思
いになるならば、ただ、容易な一つの方面の願いに反するからだ。世の中を見る
と、若い男たちが、酒を売る家で浮かれて遊ぶことにまで、十回に二回などは満
足するだろう。おおよそは(酒屋の)主人が(若い男たちの)立ち居振舞いを形
だけ褒めて、(酒屋の)接待をする女性らが、(若い男たちの)機嫌をとりなが
ら接待することには、思い通りになる夜はわずかだろう。怒りをこらえて、不足
をがまんすることは、たいそう辛いようだとは、年老いて後に自然と思い知る。
 物を広く知り、人の上になりたいと思うことも、若いうちの勇ましい気持ちの
面倒なところである。物を学ぶことは、人にこびることに同じだという教えもあ
るとか。田舎といっても、田舎の都会という辺りの人は、この面倒を求める(人
に)負けたくない気持ちが多い。都にいるけれど、(筆者のような)老人のよう
に卑しい様子で生まれ育った者は、都の古い堤の陰に、乞食の様子をして老いぼ
れていて、昔は、一部だけ見聞きしたことまで、すっかり忘れて、目も悪くなり、
花の美しさ、月の光りも目にとどめないことは、生きていて何の甲斐もない。か
えって昔の田舎住まいがなつかしい。
過去の賞賛、将来の非難も、ああ面倒だ。ただ、生まれた身分身分で、寒くな
く、(物を)得たいと思わないならば、知らない土地と故郷の区別はないだろう。
あの谷深い所の様子は、行って見るとしても、(西行の和歌の)住まないで情趣
を知るということがあろうか、いやない。住んで都でわびしいのは、身の程が貧
しいからだ。退之の文で(次のようにある)、ある人が立身したのは、天の恩恵
か、努力して達したのか。他人の出世を受け入れて下の立場になる人も、自分の
身の程を知っているのだ。世に出て仕え、時流に遇わない時は(俗世から)退く。
それぞれの身の程に落ち着く人が、(人生の)楽しみが深いことまで自然と思
い知る。


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