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ラ・サールの凋落
1
:
名無しラサーリアン
:2015/05/23(土) 22:50:15
こうなることは10数年前から予想できたこと。
でも、何も改革がなされてこなかった・・・
ラ・サールが灘・開成と並び日本を代表する進学校であった頃、日能研のR4偏差値は67〜68であった。
(四谷大塚の偏差値も同程度であったはず。)
中学入試も灘中とおなじ2日間で行われていた。
入試を突破してきた秀才、または、灘中に残念だった関西組、現在とは入学者の質が違いすぎる。
あの頃は、東大・旧帝医学部を目指しラ・サールに入学してきた。
塾で教えてもらった話ではあるが、「東大・旧帝医学部を目指すのは、中学受験時の偏差値が65以上ないと厳しい。」とのこと。
(勿論、レアケースはあるが・・・)
黄金期のラ・サール中の入学者の偏差値分布は、
70以上が、30〜40人
65〜70が、70〜80人
65以下が、30人 ぐらいのはず。
ここ数年はどうだろうか。
偏差値が60あるかないかの者が、ラ・サールに入ったからといって東大に行けるはずもなく、
入学者のレベルダウンが、そのまま進学実績に繋がっていることは周知の事実である。
現状を嘆いているOBは周りにもたくさんいる。
東京、大阪での入試を実施する。
新高入学者を40人程度に絞る。
特待生制度(中学30人、高校10人程度の授業料・寮費の免除)を設ける。
何かアクションを起こさなければ、更に凋落してしまうことは明らかである。
あのラ・サールが、中堅校以下になるのを関係者は望んでいるはずはない。
今だったら、まだ間に合う。
ネームバリューは、まだまだ一流で、全国区である。
これまでの伝統、進学実績を築き上げてきたOBをこれ以上悲しませないでくれ・・・
せめて、黄金期の半分程度でよい。
学校が本気で改革に乗り出すことを切に願う。
2
:
64期卒業生
:2015/08/09(日) 17:23:34
今年の入試結果は非常に厳しいものでした。ただ、生徒の質は少なくとも高2までは学校のほうから過去10年で最も高いといわれていました。それに中学入試の偏差値は灘やその他県外入試を行っている学校を除き西日本の学校は不当に低く出されていると思います。
(これはそもそも模試を実施しているのが首都圏の大手塾でそこの生徒はほとんどラ・サールを受験しないのですからある意味仕方ないことかもしれません。)ですから、僕は東大合格者が減った原因を以下のように考えます。
1 医学部志望の高まり 九州出身者の増加と近年の好調な実績を背景にますます高まっており、学年の三分の二近くが医学部を志望していました。
2 教員の質の低下と老齢化 塾に行けないラ・サールでは学校の授業しかないのに授業のクオリティーが低い。もちろん教員によってばらつきはあり、頑張っていらっしゃった先生もいましたが、首都圏の高校生の多くが通い彼らが勉強の主軸にすえる進学塾のクオリティーとは雲泥の差。入学するまで塾での学習が主体だった生徒に、週テストは向いていないと思います。東進など、東大に大勢の合格者をす予備校のよい部分を取り入れなければならないと思います。
3 学校の危機感のなさ 東大合格者数が低迷しているのをすべて生徒の努力不足と決め付け、なんら改革をしていません。多少の合格者数の増減は学校経営に影響しないと高をくくっているのでしょうか。
最難関大学を目指す気概やファミリースピリット、一部の優秀な教員など、ラ・サールにはまだまだ誇れるところもあります。抜群のネームバリューも健在ですし、これからの改革に期待したいと思います。
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