したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

おすすめの参考書 経済学部編

1管理人 ◆8WWubVa7iM:2012/12/11(火) 19:39:13 ID:S4xWSlDsO
ミクロ経済学編
初級 伊藤ミクロ
初心者にも分かりやすい本
まずはここから始めよう。

中級
荒井 ミクロ
よくも悪くも普通の中級ミクロの教科書
しいて言うなら、著書の専攻上、年功序列制や組織・制度の経済学についての記述が多少あるぐらいか。
本としてはコンパクトだが、逆に言うとページ数が少ないので、同じレベルなら奥野ミクロの方がいいかも
(自分は荒井ミクロを使ったので奥野ミクロの内容はあまり知らないが)
上級
ヴァリアン ミクロ経済分析
慶應通信の科目試験やレポートではここまでのレベルは不要だし、内容は実証よりは理論の精密化に
重点が置かれているので、卒論もこのレベルをやるぐらいなら、計量経済学をやった方がいい。
大学院進学向け
※初級は総合科目の経済学レベル
※中級は専門科目の経済原論、経済政策、金融論レベル ただし、公共財の理論や課税の理論は、土居 公共経済学の方が分かりやすい
※中級レベルは微積分や経済数学をやってからの方が理解しやすい。

2管理人★:2012/12/11(火) 19:44:08 ID:???O
経済数学編

3管理人★:2012/12/11(火) 19:54:53 ID:???O
高校数学編
「文英堂これでわかる数学シリーズ」「マセマシリーズ」
マセマかこれでわかるの選択は個人の趣味で
高校数学はⅢ・Cまでやること
高校数学Ⅰ・A〜Ⅲ・Cまでやって総合科目の数学(基礎)レベル(ただし、集合と事象と認識の部分は高校数学でカバーされていないので、テキストから直接勉強するしかない)

4管理人★:2012/12/11(火) 20:10:59 ID:???O
高校数学が終わったら、微積分、線型代数に進もう。
経済学では両方とも使用するが、微積分の方が使用頻度が多い。
線型代数は経済学だと主に上級ミクロ、計量経済学に使用される。

微積分編
スバラシク実力がつくと評判の微分積分ゼミ
やさしく学べる微分積分
自分は微分積分をスクで取ったから参考書で勉強していないが、微分積分学は分かりやすい本がたくさん出ているから、難易度が易しく評判がいい上記の本がおすすめ
(内容はあまり見ていないが)
経済学徒ならラグランジュは絶対マスターすべき。
線型代数
川久保 線型代数数学
テキストとともに併用して勉強した本
入門用だが、内容が易しいわけではないので、ある程度の根気と勉強量が必要



※個人的に総合科目の基礎、微積分学、線型数学の三科目はテキストの量的に参考書と併用して学習した方が無難

5管理人★:2012/12/11(火) 20:20:20 ID:???O
経済数学編
微積分が終わったら経済数学に進もう。
ここでおすすめの本はチャン 現代経済学の数学基礎・上下が挙げられる。
ただし、慶應通信ではオーバーワークな部分があるので、そこは各人の判断で
下にあるクーン・タッカー条件は明らかに慶應通信にはオーバーワーク
下の動学分析は、経済原論や経済変動論を勉強するときにかなり役立った
同じ著者の本に「動学的最適化の基礎」という本があるが、オーバーワークぎみだし、離散時間のモデルではなく、連続モデルが中心なのでやや時代遅れ
変分法や最適制御理論を勉強したい向け

6管理人★:2012/12/11(火) 20:30:07 ID:???O
経済数学の勉強に便利なサイト
ttp://hooktail.org/misc/index.php?%CA%AA%CD%FD%BF%F4%B3%D8
ラグランジュや変分法についての説明がある。
ttp://homepage2.nifty.com/eman/analytic/contents.html
の変分原理
物理学から変分法を説明している


経済数学上級編

武隈 数理経済学
ミクロ経済学を中心に、経済学を数学的に厳密に説明している本
慶應通信にはオーバーワーク
大学院進学者向け
読むには、集合、位相の知識も必要

7管理人★:2012/12/11(火) 20:36:27 ID:???O
統計学編
個人的にはテキストが一番分かりやすかった。
ただし、テキストの中には偏微分や線型代数の知識が必要な所もある。
テキストが分からなかったら高校数学をやり直そう。

8管理人★:2012/12/11(火) 20:52:55 ID:???O
マクロ経済学編
初級
中谷マクロ
自分はこれを使用したが分かりやすさではマンキューの方が上らしい。
ただし、マンキューと違うのはマクロ経済学による日本経済の分析がある点か。
上級
ローマー 上級マクロ経済学
個人的には前半の経済成長理論の部分が好き
マクロ経済学はミクロ経済学と違い、中級をやる必要はなく、チャンの経済数学とチャンの動学をやれば動学に進んでよい
また、ミクロ経済学の上級は中級の理論を厳密化するのが中心だから、卒論には使えないが、マクロ経済学の上級は、
初級とは全く内容が異なり、内容も理論も実証も扱っているので、卒論でマクロをやる人は上級までやることをおすすめする。
また、ローマーより上のレベルでさらに実証的なものには加藤マクロや小黒マクロがある。
加藤マクロはニューケインジアンによる金融政策を中心に、小黒マクロはマクロ経済学による社会保障、財政問題の分析を中心としている
ただし、両者ともMatlabが使える環境にあることが前提にある。



※レベルとしては、初級が総合科目経済学、国民所得論、経済原論、金融論、ローマーが経済変動論と同じぐらいのレベル


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板