■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■

【黒縄地獄】ぼくのかんがえたサーヴァント 三十人目【衆合地獄】

1 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/11/26(日) 17:58:33 fzfkTcJM0
ここは自分で考えたサーヴァントの設定を好き勝手に書きなぐるスレです。
他所のスレで己の脳内設定を垂れ流したりして、他人に迷惑をかけるぐらいならここで思う存分やって下さいという目的のスレです。

<お約束>
・既出キャラを提示する際にはシチュや情景、決め台詞の提示等よろ
・最低スレ、高CQスレに晒され、笑われても泣かないこと。
・パワーインフレはおおいに結構。ただしS級お前はだめだ
・次スレは>980が立てる。>980以降に立たない場合は有志が宣言してから立てる。

<まとめwiki>
http://bokusaba.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC

<過去スレ> ※14スレから
【因果応報】ぼくのかんがえたサーヴァント 十四人目【天罰覿面】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1211152140.html
【天衣無縫】ぼくのかんがえたサーヴァント 十五人目【支離滅裂】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1241643995.html
【千紫万紅】ぼくのかんがえたサーヴァント 十六人目【一粒万倍】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1301478986.html
【天元突破】ぼくのかんがえたサーヴァント 十七人目【紅蓮裸眼】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1317808799.html
【百花繚乱】ぼくのかんがえたサーヴァント 十八人目【英俊豪傑】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1322992387.html
【停雲落月】ぼくのかんがえたサーヴァント 十九人目【莫逆之友】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1330347079.html
【一子相伝】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十人目【一族伝来】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1342078636.html
【勇猛無比】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十一人目【至大至剛】
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/995/storage/1356967593.html
【万夫不当】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十二人目【国士無双】
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/995/storage/1362236048.html
【前人未到】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十三人目【意気軒昂】
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/995/storage/1371009754.html
【臨機応変】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十四人目【初志貫徹】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1382698363/
【武運長久】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十五人目【大武辺者】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1406201416/
【王道楽土】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十六人目【忙中有閑】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1432849288/
【石破天驚】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十七人目【青天霹靂】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1448352869/
【一騎当千】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十八人目【英姿颯爽】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1460879554/
【鎧袖一触】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十九人目【古今無双】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1482562959/


"
"
2 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/11/26(日) 18:00:14 fzfkTcJM0
<テンプレ>
【元ネタ】
【CLASS】
【マスター】
【真名】
【性別】
【身長・体重】cm・kg
【属性】・
【ステータス】筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
【クラス別スキル】
【固有スキル】
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】


3 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/03(日) 09:37:45 FJcf47V20
セイラム編独自解釈アリ!

【元ネタ】史実(+クトゥルフ神話+FGO)
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ハワード・フィリップス・ラヴクラフト
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】中庸・中立
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力EX(D相当) 幸運B++ 宝具EX
【クラス別スキル】
エンチャント:D-
 概念付与。
 他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を追加する。
 無辜の怪物スキルにより、彼の作ったものはクトゥルフ神話の要素を受け継ぐ。

【固有スキル】
無辜の怪物:E-
 彼の後に作られたクトゥルフ神話によってゆがまされた存在。
 彼の場合、萌えクトゥルフなどの存在により、かなりあやふやな感じの為スキルレベルが減少している。

猫好き:EX
 猫がとても好き。猫を傷つける命令に対して絶対的な反発を起こす。
 猫を傷つける命令に対しては令呪2画が必要。
 また猫の言葉がわかる。 

【宝具】
『我が後に作られし我が創造物(クトゥルフ・マイソロジー)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:3〜20 最大捕捉:1〜20
 後の世界によって生まれたクトゥルフ神話っぽい生物を召還することができる。
 後の世の人が創造したものである為、姿形をキャスターは一切召喚できない。
 

『我が夢の中の隣人よ(ランドルフ・カーター)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
 彼が夢の中であった猫好きの友人……ランドルフ・カーターを呼び出す宝具。
 ただのハワードの友人である為、カーターに対しては令呪の命令を行えない。
 本来ラブクラフトはこの宝具を使わないが、カーター側がこの宝具を通じてラブクラフトに警告を行う事がある。

【Weapon】
【解説】
クトゥルフ神話の創造主として知られている作者である。
本来ならばただの小説家であったはずだが、たまたま夢の中で現れた友人……ランドルフ・カーターとの出会いがすべてを変えた。
彼と猫の話で盛り上がり、『外の世界の恐怖について』の話などを行い、彼はそれを題材に物語を描いた。
それが元のクトゥルフ神話であるとここでは仮定する。

そのような存在がいれば世界が危ないと思ったのが他の作者であり、他のクトゥルフの作者達であり、クトゥルフ・マイソロジーの正体である。
聖杯に叶えたい願いは存在せず、ただただ自分の興味を持つもの(あと猫)についてのみ現れ他の事には一切興味を持たない。
ただの作家であり、特殊な力は一切持っていないがそれでも『神話を伝える語り手』として英霊の座に登録されている。

セイラム編のクトゥルフ関連を独自解釈でやってみた。
コンセプトは弱いキャラなのに令呪を無効化する可能性がある恐ろしさありのキャラ。


4 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/06(水) 18:31:27 ltEf5s.k0
【元ネタ】史実
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】柳生飛騨守宗冬
【性別】男性
【身長・体重】170cm・65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷A+ 魔力E 幸運A 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
新陰流:A+++
 新陰流の奥義を修め、無病の兵法の域に至っている。
 本スキルをAランク以上で有する宗冬は、剣のわざのみならず、精神攻撃への耐性をも有している。

水月:B
 新陰流における水月は二つの意味合いを持つ。
 すなわち自らの心を波立たせず敵の心を感受する心法と、
 互いの攻撃が届かぬギリギリの間合いに身を置き、相手の一刀を死に太刀とする刀法である。

無刀取り:B
 剣聖・上泉信綱が考案し、柳生石舟斎が解明した奥義。
 たとえ刀を持たずとも、新陰流の達人は武装した相手に勝つという。

【宝具】
『柳生二蓋笠(やぎゅうにかいがさ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 柳生の家紋と講談に由来する二つの塗笠。
 どれほど強力な一撃であろうとも、この笠で受け止めることでエネルギーの指向性(ベクトル)を逸らし、自身への被害を無とする。
 言うなれば無敵の盾だが、防ぐのではなく逸らすもののため、副次的な被害は発生しうる。
 また、この笠を相手に被せる事で、相手の戦意、敵意、害意を相手自身へと“逸らし”、自害させる事が可能。

【解説】
 江戸時代の剣豪。兵法家。
 柳生宗矩の三男であり、兄に名高い剣豪・柳生十兵衛、将来を期待されるも早世した柳生友矩がいる。
 晩成の人で、現代では他の柳生の剣豪に劣る扱いも多いが
 戦前はかの柳生十兵衛を上回る人気を誇り、ある見立て番付では横綱格として扱われたこともあったという。

 若い頃は剣術を好まない文弱な人物だったが、喜多十太夫の申学能を見て感じ入るものがあり、以後は修行に励むようになった。
 特に兄の友矩と仲が良かったようで、兵法について学ぶことも多かったようだ。
 その甲斐あって、将軍・徳川家光の兵法上覧の際には兄である柳生十兵衛や、宗矩の高弟である木村助九郎とともに抜擢されるまでとなった。

 父の死後、遺言によって遺領1万2千500石を兄・十兵衛と分け合い(友矩はすでに死去)4000石の旗本となる。
 十兵衛の死後は兄の遺領を継ぎ柳生家当主となるも、代償に自領は返還せざるを得ず、大名にはなれなかった。
 1651年には諸国の武芸の達人が江戸城に集められ、3ヶ月に渡る武芸の上覧会が開かれたが、その最終日に家光や諸大名の前で兵法を披露している。
(厳包と宗冬が試合を行い、木刀で宗冬の親指が砕かれた、とする有名な伝説は、
 尾張柳生の口伝のみが由来、かつ尾張柳生側からも否定する証言が続出しており、信憑性が低い)

 家光が死去すると次代将軍家綱の兵法指南役となる。
 家綱は病弱の身ながら宗冬の指導のもと熱心に稽古に励んだという。
 飛騨守を拝命し、さらには大名へと復権できたのは、家綱の信任の深さを示すものだろう。
 また、将軍への指導を行う一方、自身も晩年まで修行し、
 池水に浮沈するボウフラの動きをみて兵術悟道の切っ掛けを掴んだという。

 1675年、期待をかけた嫡男・宗春の早世が心身に影響を及ぼしたのか、同年、病に倒れ、死去した。
 残した遺書は全11条にわたり、遺族や藩士や流儀の門弟、小者の末にいたるまで生き届いた心遣いを示していたという。(末弟の列堂除く)

 講談『柳生二蓋笠』では又十郎の名で主人公を務める。
 放蕩息子故に勘当されたが、しばらくして改心。
 羽賀一心斎の下で修行に励んだ後、山男の風体で二つの塗笠を得物に父・宗矩と勝負。
 相手の槍を笠で逸らし、もう一つの笠を相手に被せて勝利し、その後、正体を明かして勘当を解いてもらう、という筋書きの物語である。


5 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/06(水) 22:53:14 aTiKPEfs0
【元ネタ】安珍清姫伝説
【CLASS】アヴェンジャー?
【マスター】聖杯?
【真名】清姫[オルタ]
【性別】女性
【身長・体重】158cm・41kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力EX 幸運E- 宝具EX(※転身中はステータスが変動する)

「世界に真実などありません。信じられるものなど何一つありません。だから、燃やすのです。何もかも。」

【クラス別スキル】
狂化A++
各種ステータスをアップさせるが、代償に理性のほとんどを失う。本来の彼女もこのスキルをランクEXで有しているが、こちらは後述する出来事によって精神を完全に崩壊させられた結果、得たスキルであり、ランクが変動している。
もはや彼女に理性はおろか、自我と呼べるものさえ残ってはいない。彼女を突き動かすのはおぞましき妄執のみ。
精神汚染EX
精神を病んでいる。精神が錯乱しているため、他人の精神的干渉をシャットアウトできる。ただし、同ランクの精神汚染を持たない人物との意志疎通が不可能になる……が、規格外であるため、言語による形式上の意志疎通は一応可能である。だが、如何なる言葉であれ、例え本心からの、偽りのない言葉であったとしても、彼女に届くことはない。
真実など既に、彼女にとって、嘘と何ら変わらない、無意味なものに成り果てているのだから。
復讐者E-
恨み、怨念がたまりやすい。最も、それらが向かう先を、彼女自身は知らないが。
自己回復(魔力) EX
竜種の持つ魔力生成能力に加え、自身に取り込んだ聖杯からの膨大な魔力供給を受けている。依代が無くとも、現世に留まり続け、呪いの炎を振り撒く。

【固有スキル】
自己改造EX
聖杯を吸収した結果、 変化スキルが変質して得たスキル。
このランクが高いほど、正規の英霊から遠ざかる。
恐慌の声B
この世に有り得べからざる恐怖を思わせる咆哮。一度耳にすれば、その声は延々とその者につきまとい、精神を苛み続ける。判定には精神抵抗・対魔力を参照する。
邪視(悪性)A-
ストーキングの変化したスキルであり、魔眼の一種。目を合わせた者に対して、ランクD-相当の狂化・精神汚染を付与する。抵抗判定には対魔力・魔力ステータスを用いる。
相手に『不信』の状態が付与されていた場合、あらゆる耐性を無視した上でそれらを付与し、そのランクをBにまで引き上げ、さらに魅了を付与する。
様々な悪性情報を流し込み、相対者の精神を冒す。

【宝具】
『(転身・悪性火生三昧)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:一人(自身)
蛇、即ち竜としての転身。毎ターン締めつけによる拘束か、炎による攻撃を行う。炎には熱による物理的ダメージの他、悪性情報による精神干渉が発生する。サーヴァントがこれを受けた場合、サーヴァント自身と、そのマスターに対し、抵抗判定を行う。尚、対魔力スキル・魔力ステータスは判定に用いられない。
判定に失敗した場合、『不信』のバッドステータスが付与される。
『不信』が付与されている間、サーヴァント-マスター間の魔力供給のパスが希薄になり、魔力量が“現界がかろうじて可能な程度”にまで制限されてしまう。それに伴う大幅なステータスダウン&各種耐性の低下。それ以前に、仲が険悪になる。
その炎は竜の吐息というよりも、呪いの黒泥に近い性質を持つ。

【Weapon】
不所持。槍兵のクラスでの召喚があったとされているが、真相は定かではない。


"
"
6 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/06(水) 22:55:27 aTiKPEfs0
長すぎたので分割。本当にすまない。
【解説】
狂戦士のサーヴァント、清姫が聖杯の呪いを受け、反転した姿―――
ではなく、彼女が聖杯戦争に勝利した事象世界での、一つの可能性の成れの果て。
“嘘のつけない世界”その実現を願った彼女が聖杯を通して見た未来予測世界は、彼女の夢想した理想郷―――“誰もが正直だから、誰もが裏切りを恐れることなく、他人を信じられる世界”とは遠くかけ離れたものだった。
誰もが互いを憎み、蔑み、傷つけ合う。
彼女が尊ぶ『正直であること』は人の醜悪な側面を表出させる原因に変貌した。
「違う、違う違う!私が望んだのは、こんな――こんな醜い世界じゃない!こんな世界が――こんな地獄が、真実によってもたらされるはずがありません!」
ただ、拠り所が欲しかっただけなのに、なぜ、どうしてこんなことに―――
彼女にとって、最後の拠り所であった、彼女のマスターさえ、真実を以て、清姫を拒絶した。
………少女は絶望し、そして発狂した。
この瞬間、少女にとっての真実は、世界から消失した。
失意の中、暴走した清姫が聖杯を破壊した事によって、『嘘のつけない世界』の実現は行われなかったが、彼女は一人、聖杯の泥の中へと沈んでいった。

聖杯の中の悪性情報に浸され、侵され、世界に、人類に絶望し、悲嘆した少女。
それがこのサーヴァントである。
もはや彼女にとって世界とは、人類とは、虚飾無しには、その存続がなされないという、『憎悪』と『是正』の対象でしかない。
その実態は、清姫という少女の姿をとっているだけの、『人類悪』とも言うべき存在。
獣の域には程遠くとも、放置すれば危険な存在であることには違いない。


7 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/07(木) 14:47:35 aeycSDMA0
【元ネタ】
【CLASS】
【マスター】
【真名】
【性別】
【身長・体重】cm・kg
【属性】・
【ステータス】筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
【クラス別スキル】
【固有スキル】


8 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/07(木) 19:22:36 iXm21aqk0
【元ネタ】洒落怖
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】物部天獄
【性別】不詳
【身長・体重】???cm・??kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力A+ 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:A+++
魔力を帯びた器具を作成できる。
国家を揺るがすほどの力を持つ呪具を作成可能。

【固有スキル】
呪術:A
超自然的な力をもって人を害する呪術を多数習得。
特に、蠱毒など外法に長ける。

カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

【宝具】
『日の本蝕む双面の鬼神(リョウメンスクナ)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000
頭が両側に二つ、左右に二本ずつ腕を持ち、足は通常通り二本という異形の鬼神をサーヴァントとして召喚し、その呪力を用いて様々な禍をもたらす。
日本の英霊に対して特攻性能を有し、与えるダメージを増加させる。

生前キャスターが奇形の人間を利用し行った蠱毒によって生き残ったシャム双生児のミイラ(即身仏)。『呪仏』として、自身が起こした邪教の本尊とした。
仁徳天皇の時代に飛騨に現れたとされる異形の鬼神に因み、「両面宿儺」と名付けられた。
呪力を更に高めるため、腹の中に大和朝廷によって滅ぼされたまつろわぬ民の骨が埋め込まれており、
移動した地域に天災、人災を問わず様々な災厄をもたらしたという。

【解説】
大正時代、呪いを用いて日本の滅亡を図った呪術師で、とあるカルト教団の教祖。
天獄の興した教団は外法・邪法の類も厭わず、命を命とも思わぬ最悪の邪教であったという。
『物部天獄』は偽名であり本名は不明、純粋な日本人ではないとされる。
両面宿儺の前で喉を掻き斬って自害し、『日本滅ブベシ』と血文字の遺書を遺した直後関東大震災が起こったと言われている。


9 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/08(金) 01:54:32 gA4YP1QU0
【元ネタ】SCP Foundation
【CLASS】バーサーカー
【マスター】???
【真名】SCP-444-JP
【性別】無
【身長・体重】?cm・?kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力 E 耐久 E 敏捷 E 魔力 E 幸運 E 宝具 EX
【クラス別スキル】
狂化:-
元々理性と呼べるものは存在せず、狂化状態が素であるため機能していない。
其は狂気の化身として飛翔するのみ。

【固有スキル】
認識の鳥:EX
阿頼耶識、認識の世界を飛翔するバーサーカーの存在がスキルとなったもの。
召喚者の意識内に留まり、現世に肉体を持つことができない。
バーサーカーによって精神汚染が付与された存在がいる限り、このサーヴァントは顕現し続ける。

認識災害:-(A)
バーサーカーについて認識する、精神汚染(緋)を持つ存在の血液を見る、精神汚染(緋)に殺された存在の血液を見る
この3つのどれかを満たした相手に自動で精神汚染(緋)を付与する。対魔力でレジスト可能、しかし無効化はできない。
召喚時には発動せず宝具によって解禁される。

【宝具】
『緋色の鳥よ、今こそ発ちぬ(ひいろのとりよ)』
ランク:EX 種別:対心宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1〜
祝詞が書かれた紙片。
この祝詞を声に出して読み上げた存在はあらゆる耐性を無視して以下の精神汚染(緋)スキルを獲得する。

>精神汚染(緋):A
>バーサーカーの能力にかかった状態『夕焼けより赤い空が広がる原野にてバーサーカーに捕食される幻覚』を何度も繰り返し見続ける。
>幻覚内での行動は通常はバーサーカーへの抵抗のみ反映され、バーサーカーの能力外の者からは周囲を無差別に攻撃しているようにみえる。
>幻覚の1ループごとに判定を行い成功した場合『宝具と同じ祝詞を書き上げることで精神汚染スキルは解除される。』ことを認識する。
>上記の行為をする時のみ幻覚内での行動が現実に反映され、其れを成し遂げた時このスキルは解除される。

この精神汚染(緋)を付与された人数が100に達した時、認識災害スキルが解禁される。

【解説】
『エサをやるな、知るな、閉じ込めろ』

もう二度と、失敗を繰り返さないでください。SCP-444-JPに関しては、誰もが失敗してきました。


怪異創作コミュニティサイト「The SCP Foundation」の日本支部屈指の危険オブジェクト。
祝詞を読み上げた人間を幻覚に捕らえ、その心を捕食し、自身の力を成長させる存在。
財団世界では生き残った職員が緋色の鳥の媒体となるアイテムを封印し、最悪の場合に備えたメッセージを残して命を絶つことで知るものがいない状態に持ち込んだ。


10 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/08(金) 16:24:23 qniAxfA20
【元ネタ】キリスト教、『黄金伝説』など
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】セバスティアヌス
【性別】男性
【身長・体重】185cm・85kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久EX 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A++
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 こと肉体に害をなす魔術に対しては完全と言っていい耐性を持つ。

真名看破:B
 直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
 ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。

神明裁決:A
 ルーラーとしての最高特権。
 聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
 他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。

【固有スキル】
聖人:A
 聖人として認定された者であることを表す。
 聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に
 ”秘蹟の効果上昇”、”HP自動回復”、”カリスマを1ランクアップ”、”聖骸布の作成が可能”から、1つ選択される。

殉教者の魂:B
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 矢を射られても、滅多打ちにされ殺されても、彼は信仰を失わなかった。

戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

【宝具】
『千の矢を抜く天使の手(サン・セバスティアーノ・アウラ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 ルーラーの肉体から常時発せられる聖なるオーラ。
 そこに在るだけで、周囲の生物の傷、病、障害、呪いなど凡そあらゆる害を取り除く癒しの力。
 これによりルーラー自身の肉体も常に万全が保たれており、即死しない限り無傷となる。
 神々しいポーズを取ることで数百メートルまで効果範囲を広げたり、十字を切ることで一人に向けて重点的に癒やしの力を放つこともできる。
 全身の素肌から発せられるため全裸が基本。

 奥の手として、対象に直接触れて真名開放することで、過剰な治癒力の暴走により対象の肉体組織を崩壊させることができる。
 この傷はいかなる手段でも治すことはできない。

【Weapon】
なし

【解説】
聖セバスティアヌス。3世紀ローマにいたとされるキリスト教の殉教者、聖人。セバスチャンという名前の祖。
職業は兵士で、ローマ皇帝ディオクレティアヌスの代に親衛隊長に任命された。
だが逮捕された兄弟を信仰によって励ましたことで
キリスト教徒であることが知られてしまい、皇帝の命によって矢で射られ処刑された。

しかし無数の矢でハリネズミのようになってもセバスティアヌスは死んでおらず、聖イレーネに介抱される。
回復した彼は再度ディオクレティアヌスのもとへ赴きキリスト教について熱弁したが、
皇帝によって滅多打ちにされ死亡。遺体は隠蔽されてしまった。
しかしセバスティアヌスは幻影となって現れ、聖イレーネに自身の遺体の場所を教え、イレーネは彼を使徒の納骨堂へ埋葬した。
彼の発するオーラは盲目の少女や言葉を話せない女性を癒やし、多くの人間を改宗させたという。

兵士、黒死病、競技選手、同性愛の守護聖人とされる。
裸体で縛られ、無数の矢を受ける艶めかしい姿は芸術家たちを刺激し、多くの絵画が描かれた。最も初期のゲイ・アイコンでもある。

全裸セクシーポーズで被害者を救い続けることで聖杯戦争の秩序を守るルーラー。
だが兵士だったので意外と腕っぷしは強く、いざというときは過剰治癒パンチで敵を倒すこともできる。
癒やしの力でも追いつかないほどの、土地や社会そのものへの甚大な被害が出るならば、彼は拳を振るう決断をするだろう。


11 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/08(金) 16:38:56 qniAxfA20
【元ネタ】コロンビア、チブチャ族神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】間桐慎二
【真名】ウィタカ
【性別】女性
【身長・体重】167cm・65kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:EX
 通常の狂化ではなく「酔っ払っている」状態。
 常にハイで微妙に呂律も怪しい状態だが、ステータスアップの恩恵はない。
 だが「いかに欲望のままに悪を行うか、あるいは他人をそう誘導するか」については冷静かつ狡猾に思考しており、
 行動指針もそれのみに固定されている。

【固有スキル】
神性:E
 神霊適性を持つが、退化してしまっている。
 英霊自身の魔物、魔獣としてのランクが上がる度に減少していく。
 もとは女神だったが英雄ネンテレケテバによってフクロウに変えられてしまった。

扇動:A
 大衆・市民を導く言葉と身振りの習得。
 特に個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働く。

果実の酒気:A
 声色や吐息に蕩けるような果実の酒気が香り、視線だけでも対象を泥酔させるスキル。
 対象が魔力的防御手段のない存在(一般の人間や動物)であれば、たちまち思考を蕩けさせる。

飛行:B
 腕を翼に変化させ飛ぶことができる。
 音が立たず静かな飛行が可能。

千里眼:C+
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
 特に非常に夜目が効く。

【宝具】
『自由なる悪徒どもに乾杯(ウィキッド・リキッド)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:50人
 バーサーカーが生み出す、人の邪心を溶かし込んだ酒。
 飲んだ者の理性を薄れさせ、邪な心を力に変換し、魔力とステータスを強化する。
 そうして行われた悪行は得難い快楽を伴い、さらにその者の邪な心を増幅させる。
 そして膨れ上がった邪心はより上質かつ大量の酒の材料となる。
 直接飲むだけでなく、漂う酒気を吸うだけでも効果が及ぶ。
 味やアルコール度数を自由に変えられるのでお酒の弱い人にも勧めやすい。

【Weapon】
素手だがフクロウのような鉤爪が生えている。

【解説】
南米のチブチャ族の神話に登場する、勝手気ままな悪行と酩酊の神。
文化英雄ネンテレケテバが人々に教えを広めたとき、それに敵対し
人々を彼を無視するように扇動して挑戦したが、怒ったネンテレケテバによってフクロウに変えられてしまった。
それでも諦めず、労働者と商人の神チブチャクンを助けて津波を起こさせ人々を滅ぼしかけた。
だがその企みもネンテレケテバに防がれ、最後は月に変えられてしまったという。

人々を暴走させ、欲望の赴くままに悪を振りまくのが生きがいの混沌・悪の権化。
見た目はフクロウの獣人でベロンベロンに酔っ払ったお姉さん。
本当は完全に動物のフクロウの姿なんだろうけどまあ某フレンズ的な感じで。
フクロウ化後もめげずに悪行を働いてるし、元神の力で何とかなっているのであろう。
特技は酒に弱い人をだまくらかして二次会に連れて行くこと。

英雄ネンテレケテバや酩酊の神ウィタカはそれぞれ英雄ボチーカや月の神チエと混同される。
ちょっと調べたくらいだと、どっちが何の神で最後何に変えられたとかがゴチャゴチャでよくわかんなかったので間違ってるかも。


12 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/08(金) 16:41:55 nnDITsTA0
>>10
ウホッ! いいルーラー…


13 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/10(日) 13:52:10 vkHZE8xo0
【元ネタ】東方project 2ちゃんねる
【CLASS】バーサーカー
【マスター】言峰綺礼
【真名】稗田阿求・オルタ
【性別】女性
【身長・体重】140cm・30kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D- 敏捷D 魔力B 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化:EX
一見会話能力があるため意思疎通可能が出来るように見える。
しかし、バーサーカーの思考は「弱いものを苦しめ蹂躙する」という思考に塗り潰されている。
そのため、会話は不可能である。
【固有スキル】
無辜の怪物:EX
「虐待中毒者」
本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
稗田阿求の場合は「虐待」というアングラジャンルを愛する者達によって加害者役をやらされたことに寄るもの。
バーサーカーの適性を得る、病弱の廃止、下記のスキルの習得など大幅な変化を得ている。

加虐体質:EX
戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
プラススキルのように思われがちだが、これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。
攻めれば攻めるほど強くなるが、反面、防御力が低下してしまう。
無辜の怪物により得たスキル。
同時取得の代償として定期的に虐待をしないと過度のストレスによる頭痛や呼吸困難を引き起こす。

拷問技術:EX
卓越した拷問技術。
拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。
無辜の怪物で得たスキル。
拷問には主に針や火を用いる。

病弱:-
天性の打たれ弱さ、虚弱体質。
あらゆる行動時に急激なステータス低下のリスクを伴う
無辜の怪物により効果は失われている。

一度見た物を忘れない程度の能力:B
文字通り一度見た物を忘れることはない。
拷問や虐待も覚えているが無辜の怪物の代償に低下している。
そのため、加虐体質を抑えられない。

【宝具】
『稗田式拷問術(阿求ちゃんのヒャッハータイム)』
ランク:A 種別:対人法具 レンジ:1〜20 最大捕捉:10人
無辜の怪物により磨かれた拷問技術の再現。
この宝具を発動するとレンジにいる敵対者とマスターを除く無差別に選ばれた人間を変化させる波動を放つ。
この波動は対魔力や幸運で回避可能。
抵抗できなかった相手は「ゆっくり」や「実装石」、「ミニイカ娘」へと変化する。
この時に身体能力や言語、思考能力は大幅に低下する。
変化した相手にバーサーカーが近づき様々な拷問を加える。
この宝具を使用したバーサーカーの体力は大幅に回復する。
なお、一度発動し変化させるとバーサーカーは令呪での命令を受け付けなくなる。

【Weapon】
「針」、「発火装置」
バーサーカー愛用の拷問器具
【解説】
2チャンネル最大のアングラジャンルともいわれる「虐待」。
そこでは多くの人間が様々なキャラを虐待している。
そんな歪んだ自尊心や嫌悪感の集合体はいつしか反英霊へとなるほどの力を得た。
反英霊は聖杯戦争に出るに相応しい姿の1つとして稗田阿求を選んだ。
ある時は相沢千鶴、またある時は北条鉄平。
別の姿でこそあるものの思考はほぼ同じである(鉄平はほぼ本人と同じだが)。
口調こそ違うものの言動も同じでときたま「ヒャッハー!」と叫ぶ。


14 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/11(月) 12:19:52 eq2XGeP.0
【元ネタ】史実 封神演義 西遊記
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】李靖 薬師
【性別】男性
【身長・体重】172cm・69kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
軍略:B
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、
 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

王佐の才:A
 王器を持つ者を補佐する才能。
 牛弘という大臣に「王佐の才」と評されたという。

神性:C
 神霊適性を持つかどうか。
 死後、托塔李天王(毘沙門天)と習合された。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
 ライダーとして呼ばれた場合はクベーラ神のプシュパカ・ヴィマーナを駆る。

【宝具】
『乾坤弓・震天箭(やじり、てんをもゆるがす)』
ランク:B++(A++) 種別:対神宝具 レンジ:5〜99 最大捕捉:500人
 三皇五帝の一人、黄帝の弓矢。軍神蚩尤を討伐するのに用いたとされ、封神演義の登場人物・李靖が宝としていた。
 その弓弦の響きは空間を捻り切り、放たれた一矢は空間を消し飛ばす。
 たとえ軍神の武具、武術であっても防げない一射であり、軍神や龍神を射殺した逸話から神殺しの特性をも併せ持つ。
 本来の担い手でない為ランクダウンしているが、その破壊力は尚も凄まじい。

『玲瓏塔(れいろうとう)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:3〜10 最大捕捉:1人
 托塔李天王が如来から托された宝塔。封神演義においては燃燈道人から李靖へと与えられた宝貝。
 投擲して相手を押しつぶすという攻撃手段もあるが、
 本来の用途は敵を内部に閉じ込め、業火で焼き殺すというもの。
 捕らえられた者は毎ターン炎熱によるダメージを受ける上、STR(筋力)による対抗判定に成功するまで脱出できず、他の行動を封じられる。
 
『六花の陣(ろっかのじん)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:0〜50 最大捕捉:600人
 諸葛亮の八陣を元に発展させた、李靖の陣法が宝具にまで昇華されたもの。
 味方を瞬間的に『六花の陣(外側を方陣、内側を円陣とした陣形)』に再配置する。
 この陣形はあらゆる状況の変化への対応を可能とするものであり、
 発動中は相手側の行動に対し、
 李靖の戦術による対処(軍略スキルによる対抗ロール。指揮下の味方の数に応じて判定に有利な補正がつく)が可能になる。
 曰く「方陣によって歩行を正し、円陣によって循環を連続させる事が可能となる。両者が兼ね備わってこそどんな変化にも対応できる」

【解説】
 中国唐代、太宗・李世民に仕えた名将。凌煙閣二十四功臣の一人。
 陣形は諸葛亮のものを、騎兵運用は曹操のものを発展させ、当代一の戦上手と謳われた。
 中国史上最高の名将と評する向きもある。

 隋の高官一族に生まれ、兵法研究に熱中。才幹を評価されるも世渡りが下手で出世とは無縁の日々を送った。
 煬帝の代になると各地で反乱が相次ぐようになるが、李靖は隋への忠誠心を失わず、
 李淵の謀反計画を密告しようとしたものの、あえなく李淵の手勢に捕まってしまう。
 しかし、その忠臣・義士ぶりに感銘を受けた李世民の嘆願により、配下となる事を条件に死を免れた。
 これを恩義に感じた李靖は、以後、李世民に忠義を尽くす事になる。

 李靖は隋の崩壊後の統一戦争においても多くの功績を挙げているが、本領を発揮したのは、突厥や吐谷渾と言った異民族との戦であった。
 卓越した戦略、騎兵の足を生かす長距離奇襲戦法、相手の撤退経路を読んでの伏兵の配置等、李靖の軍略は冴えに冴えた。
 唐を上回る大勢力であった突厥を滅亡させ、吐谷渾を唐の支配下に置けたのも、彼の武略に起因する。

 後世、托塔李天王(毘沙門天)として信仰され、封神演義では本来生きた時代よりも遥か過去(殷代)でありながら托塔李天王となる前の李靖が登場する。
『六花の陣』以外の宝具は、これらの伝承から取得したもの。
 ちなみに西遊記でも封神演義でも李靖(托塔李天王)は哪吒太子の父親として描かれる。


15 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/11(月) 19:07:49 aew3p5hk0
>>13
ナラク・ニンジャ(前スレ646,658)と戦わせてみたいな
「虐待・虐殺された弱者の怨念」そのものだし


16 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/12(火) 00:56:37 3abKG5Rg0
【元ネタ】乖離性ミリオンアーサー
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アーサー(傭兵)
【性別】男性
【身長・体重】175cm・70kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B++ 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術・儀礼呪法など大がかりな魔術は防げない。

騎乗:C
正しい調教、調整が施されたものであれば万全に乗りこなせる。

【固有スキル】
直感:B
戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

心眼(真):A
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性がゼロではないなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

【宝具】
『円卓模型(レプリカ・ラウンドテーブル)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
魔術師・マーリンより与えられたデバイスで、腕に装着する円盤状の機器。
『騎士カード』と呼ばれる符をセットすることで、彼の従者である『騎士』達を独立サーヴァントとして召喚し、その力を行使することができる。
『騎士カード』を用いて呼び出されるのは円卓の騎士のみでなく、その者に対応したカードがあれば『特異型』と呼ばれる神話の英雄や神々、果ては『異界型』と呼ばれる異世界の住人すら召喚することができる。

【Weapon】
『エクスカリバー』
王の器を測る聖剣。全部で100万本あり、その形は様々。セイバーのものはオーソドックスな長剣。
岩に突き刺さっており、王たる資格を持つ適合者にのみ抜けるという。
セイバーのものは切っ先に岩が刺さっているため抜けずに岩ごと持ち上げたようにも見えるが、実際には磁力のような力が働いていて『引き抜いたら岩が付着していた』形であり、抜けなかったわけではない。
事実、剣先に付着しているものが鎌になったり焼き鳥になったりしているため、岩は着脱可能なものと思われる。

【解説】
『乖離性ミリオンアーサー』の主人公の一人であり、エクスカリバーを引き抜いたブリテン王候補者「アーサー」の一人。
傭兵稼業をしているが、仕事を請け負うにあたり金よりも『後味の良さ』を優先する変わり者。
依頼人に騙される事を何よりも嫌い、知らずに無実の者を攻撃していた場合は途中で仕事を放棄し依頼人に反抗することも珍しくない。
子供達になけなしの貯金箱を抱え涙ながらに外敵の討伐を依頼され、その日の内にエクスカリバーの試練に臨んだ。


17 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/13(水) 22:13:50 rlzTzmNg0
【元ネタ】史実・日露戦争(露軍総司令官クロパトキンの手記)および四国民間伝承
【CLASS】アーチャー
【マスター】遠坂凛
【真名】屋島の禿狸
【性別】オス
【身長・体重】187cm・78kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
 ただし、犬を媒介とした魔術は程度に関係なく有効。
 
単独行動:C
 Cマスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。マスターを失ってから一日間現界可能。
 しかし、常に腹ペコであると訴えている。

【固有スキル】
神性:E
 四国では白禿大明神として親しまれているが、浄願寺の一角で祀られている程度であり、大した権威はない。
 …のであるが、禿狸は日露戦争に出兵していることから、靖国神社に祀られる英霊としての条件も満たしており、
 信仰のバックアップを二重に受けている。これがサーヴァントとして霊基が登録された理由でもある。

変化:A
 「狐七化け、狸八化け」と云い、他者や器物に化ける術は化け狐を上回る。
 禿狸は四国狸の総大将である太三郎狸と同一視される程の変化の名人である。

幻術:A
 変幻能力。魔術系統の一種であるが、狸狐の類は妖となると自然に習得する。
 森羅万象のほとんど全てに影響を与えるほどのレベルで行使できるが、
 禿狸は基本的に相手をおちょくることにしか使わない。

憑依/憑き物落とし:C+
 自身の魂魄を対象に憑依させたり、逆に、憑き物を人間から退去させたりも可能。
 禿狸は人間に憑依して吉凶を予言したり、他の狸憑きから人間を助けたりもしたと云う。
 憑き物落としの対象が狸なら、退去の判定にボーナスが付く。

【宝具】
『無限の狸群(アンリミテッド・ポンポコワークス)』
 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人

 禿狸が率いた精鋭狸を独立サーヴァントとして連続召喚し、全員で大規模な幻術結界を展開する。
 全員で術を維持するため、固有結界レベルとなっており、世界のテクスチャそのものを騙すことも可能。
 化け狸は全員が英霊であり、ランクE-の「単独行動」スキルを持つが、直接戦闘は嫌がる。
 小豆を無数の兵に変え、丘を瞬時に消し、吹雪や濃霧といった自然現象を自在に操れる。
 あまりに高度な幻術であるため、直観・心眼・千里眼の持ち主も幻覚からの影響を免れることは出来ず、
 地形や気象による行動制限を受ける。幻影兵からの攻撃や高地からの落下は通常の肉体にダメージを与えないが、
 精神的なショックは与える。これはサーヴァントなどの霊体に対しては直接ダメージとなる。

 なお、本来の宝具名は『四国八百八狸大変化(しこくはっぴゃくやたぬきたいへんげ)』なのだが、
 霊基やステータス欄が化かされているので、この名前で発動させられる。

【Weapon】
『三十年式歩兵銃』
 大日本帝国陸軍のボルトアクション式小銃。小口径だが高初速で優れた命中率を誇る。
 ただし、装弾数は五発な上、ボルトアクション式のため連射は不可能。銃剣突撃に頼ることもしばしば。

『三十年式銃剣』
 三十年式歩兵銃専用に採用された銃剣。歩兵銃に着剣することで槍様の使い方が可能。

【解説】
 四国で『白禿大明神』として祀られている高名な化け狸。
 大陸に出兵した若者の身を案じる地元の人間達を憐れみ、四国中の化け狸に呼びかけ、精鋭を率いて援軍に向かった。
 小豆に化けて戦場に潜り込んだ禿狸達は、空から降るとロシア軍のただ中で大混乱を巻き起こした。
 ロシア兵曰く、「赤い軍服の日本兵は撃っても倒れずに向かってくる。撃つと目が眩む」「兵を登りきったかと思うと、足元が消え、真っ逆さまに落ちた」
 化け狸達の活躍により、過酷な戦地で多くの若い日本兵が生き残った。故郷に帰った若者達は戦場で起こった不思議な出来事を
 「あれは狸達が助けてくれたのだ」と語り継いだと云う。

 人間に化けた姿は浅黒い肌に赤い外套を纏った白髪の男。軍帽と髪型で隠しているが後頭部が禿げており、
 これはどんな人間に化けても隠すことができない呪いのようなものであるらしい。
 遠坂の先祖が犬から禿狸を助けており、その際の「困った時には必ず助けに馳せ参じる」という誓いが縁となった。
 なお、小豆を飛ばすのでアーチャー。もちろん戦闘力自体は低い。
 「別に、アレは倒さなくても構わんのだろう?」(膝を震わせながら)


18 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 02:09:05 u5kTX4fM0
【元ネタ】史実 戦国時代
【CLASS】キャスター
【真名】竹中 半兵衛 重治
【性別】男性?
【身長・体重】150cm・38kg
【属性】中庸・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地構築:EX
 およそ陣地と呼ばれるものに精通しており、戦地での築陣においては構築速度・性能共に反則級。
道具作成:F
 陣地作成に特化しており、道具作成スキルは低い。
【固有スキル】
知らぬ顔の半兵衛:EX
 確実に良い結果をもたらす事を条件とした命令拒否権。
 意に沿わない令呪による行動指示を拒否する事が可能。
 黒田官兵衛の息子を匿ったことから物や情報の隠匿も可能。
今孔明:A
 カリスマ・戦略・戦術・詭計・調略といった軍師の才能と王器を持つ者を補佐し導く王佐の才の複合スキル。
病弱:C〜A++
 天性の病弱さ、病死によって得たスキル。
 ランクが上がる度にあらゆる行動の成功率が下がる。
香取神道流:C
 剣聖・塚原卜伝が創始した剣術流派。
 半兵衛は剣豪ではないが、このスキルによってキャスターとして現界した場合でも武士として最低限の近接戦が可能。
騎乗:D
 馬など乗用に適した獣、乗り物をある程度自在に操ることが出来る。
 車椅子に使えるため大変重宝する。
【宝具】
『十面埋伏陣(じゅうめんまいふくじん)』
 ランク:EX 種別:反撃宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1〜
 織田信長の美濃攻めを何度となく防いだ戦法を基にした宝具。

 敵が陣内で宝具発動・魔術行使を行った場合、神秘は目的とした形では発現せず、その神秘に応じた威力の魔力弾による全方位攻撃を受ける事になる。
 宝具から発せられる神秘を純粋な魔力攻撃に還元するため、非常にコストが低い上、直接攻撃用ではない支援用宝具などにも適用可能。
 この宝具を使用するには先に陣地を構築しておく必要があり、射程や最大補足数は陣地の広さに依存する。
 相手の神秘が凄ければ凄いほど強力に、ショボければショボいほど弱くなるため、確実性に欠ける。

『一夜城盗り(いちやしろとり)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1箇所
 堅城と名高い稲葉山城をたった一夜、それも十数人で占領した逸話を元にした宝具。
 陣地の主からすべての権限を奪い取り、陣地の機能を自分が利用する事で、敵が用意した死地に敵自身を追い込む。
 この権限は半兵衛の任意で返還することが可能。
 
『懐かしき日の出の城(なつかしきひのでのしろ)』
ランク:EX(E+++〜A+++) 種別:対軍宝具 レンジ:1〜1000 最大捕捉:10人〜10000人
 半兵衛が導いた羽柴秀吉とその家臣団、さらには秀吉が城主となった歴代の城を召喚する。城は自分の陣地として使用可能。
 秀吉と家臣団はそれぞれクラスの無いサーヴァントとして現界するが、一部は宝具を保有するため他クラスのサーヴァントに対抗可能な性能を持つ。
 この宝具で召喚されるサーヴァントが使用できるスキル・宝具は後述の最大ランク時を除き「半兵衛の存命中」に取得したものに限定される。
 秀吉も刀狩り・中国大返し等が使用できない他、日輪の子は3日目で固定される。
 半兵衛の病弱スキルを引き上げる事と引き換えに宝具ランクを上げることが出来、秀吉・家臣・城の強化を行う。
 低ランクではステータスも低く家臣も数人だけだが、ランクを上げる度に家臣と宝具の数が増えステータスが上がる。
 非常に強力だが魔力消費も大きく発動時には半兵衛自身の使用魔力が大幅に制限される。さらにランクが上がれば半兵衛本人はステータスだけでなく、あらゆる行動の成功率が低下して弱体化、高ランクではほぼ寝たきりになる。
 宝具を最大ランクまで強化すると家臣団も含め半兵衛死後も含めた全スキル・全宝具を使用できるようになるが、半兵衛は消滅してしまい、秀吉たちも1時間ほどしか現界できない。

【Weapon】
「名物・虎御前」
 関兼常作の末古刀。小谷城に間近い虎御前山で手柄を立てた際に秀吉から拝領した細身の刀。

【聖杯への願い】
 寿命延長。秀吉が作る世を共に見たかった。

【解説】
 秀吉の両兵衛と称された戦国時代を代表する「軍師」の一人。
 当時に軍師という役職は無いが、今孔明のあだ名が示す通りの天才であり、その才を発揮した数々の逸話を残す。
 娘のような見た目で侮られる事も多かったが、穏やかで争いを好まない人格から秀吉家中では特に慕われていた。
 見た目と性格から両兵衛の奇麗な方と呼ばれる。


19 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 12:57:34 HjOsQp9I0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】高杉晋作
【性別】男性
【身長・体重】158cm・48kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
嵐の航海者:B
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

新陰流:A
 柳生新陰流の奥義を修めている。
 本スキルをAランク以上で有する高杉は、剣のわざのみならず、精神攻撃への耐性をも有している。

病弱:A
 天性の打たれ弱さ、虚弱体質。
 あらゆる行動時に急激なステータス低下のリスクを伴う。
 確率としてはそれほど高いものではないが戦闘時に発動した場合のリスクは計り知れない。

維新の英雄:B
 維新と評される時代の動乱に置いて大きな役割を果たした人物に与えられるスキル。
 敵が体勢側に属する者の場合、各種戦闘に有利な補正を獲得する。

【宝具】
『天道・丙寅丸 (オテントウサマ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜40 最大捕捉:300人
 新たな時代の夜明けを告げる蒸気船。長州藩の軍艦。
 旧弊を打ち砕くという特性から、攻撃対象が属する組織・価値観が長く続いたものであればあるほど、攻撃の威力が上昇するという特性がある。
 対象が属する組織・価値観が百年以上の伝統を持つ場合、その名の通り太陽を思わせる炎熱を纏い、攻撃の威力や範囲も炎熱によって増加する。

【Weapon】
『安芸国佐伯荘藤原貞安』
 田中顕助に無理を言って譲り受けた長刀。
 高杉晋作は長刀を好んだと伝わる。

【解説】
 幕末の長州藩の志士。
 長州藩を倒幕派とした立役者の一人だが、自身は新政府に参画することなく病死した。

 吉田松陰の松下村塾にて優秀な塾生として頭角を現す。
 最初のうちは剣術ばかりに熱中し、新陰流の免許皆伝にまで至っているが、
 やがて同輩の久坂玄瑞に負けじと学問に励むようになり、松下村塾四天王の一人にまで数えられるまでとなった。

 江戸への留学中、学問の師である松陰が幕府が手動した安政の大獄で刑死。
 さらに中国の上海に渡航した際に、清が欧米列強に食い荒らされている現状を認識し、
 倒幕、尊皇攘夷の志士として活動するようになる。
 その過激な活動は幕府を刺激するものでもあり、これを恐れた長州藩は高杉を召還し、隠遁させた。

 下関戦争で長州藩が米仏に敗北すると、再び高杉は表舞台に現れるようになる。
 奇兵隊の結成、欧米列強との和議交渉、功山寺挙兵による藩の実権獲得、四境戦争での海軍指揮――
 特に四境戦争の勝利は幕府の権威を失墜させるに十分なもので、後の大政奉還の要因の一つともなった。

 しかし、大政奉還の後、高杉自身は肺結核の重篤化により療養生活を送らざるを得なくなり、
 結局回復することなく死去した。


20 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 14:28:45 Sw8rNTng0
初カキコ

【元ネタ】西洋の童話

【CLASS】アサシン

【マスター】不在。狼に首輪は不要である。

【真名】狼

【性別】雄

【身長・体重】不定。彼が『獲物』と定めた相手よりも大きくなる

【属性】秩序・悪

【ステータス】
 筋力A(木造建築位なら鼻息一つで吹き飛ばす) 耐久A(腹を裂かれて石を詰め込まれても生存可能)  敏捷A+  魔力B(本来はE) 幸運E(必ず最後には敗北する)
 宝具D

【クラス別スキル】気配遮断:D- だまし討ちの際に成功率が上がる程度の補正が入る

【固有スキル】変化B+ 獣人、人間、獣の三形態を取れる。また、獣人と獣の姿の際には、彼が「獲物」と定めた相手よりも大きくなる。人間姿も多少の融通は可能だが、お婆さんに化けるのは流石に厳しいらしい。

血塗れの悪魔(獣)A 童話に登場する『あくま』の側面と、人喰らう者としての複合スキル。近接戦闘、だまし討ちの際にボーナス。また、同ランクの怪力スキルも内包している。

戦闘続行B 腹を裂かれて石を詰められても気付かない程のタフネスが昇華された物。

仕切り直しE だまし討ちに失敗しても懲りない。手を白く塗ったりチョークを食べて声を変えたり、離脱してはあの手この手で再挑戦するトライアンドエラー精神。

単独行動E 本来はアーチャーの能力。基本的にぼっちである為。

【宝具】『害獣たちの墓場(モンスター・クライング・ナウ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ: 最大捕捉:一人
様々な物語における自身の死を再現する宝具。猟師さんの銃弾の嵐が襲い、腹を裂かれて石を詰められて水に沈められ、レンガの家で釜茹でにされる。物理攻撃ではなく、物語における予定調和であり一種の呪い。対抗するには防御力より対魔力が必要になる。悪属性、獣特効。

【Weapon】爪と牙

【解説】西洋の童話に悪役として登場する『わるいおおかみさん』。人と相容れない者=人間から見た、大変に分かりやすい『悪』。狼だけではなく、その他様々な童話の悪役の要素を持っており、「わるいまほうつかい」の要素から、魔力も高い。多分青ひげの要素も持ってる。幸運の低さは、必ず最後に敗北する運命にある為。

アサシンで召喚された際には人喰らう野蛮な獣より、だまし討ちを得意とする悪知恵の働く者としての側面が強くなるため、意外なほど知性的かつ理性的な会話が可能。赤ずきんなどで人に化けたエピソードから、人間の姿を取る事が可能で、普段は「落ち着いた口調で話す、黒衣の紳士」の姿をしているが、戦闘時は本来の獣人の姿を取る

常に敗北し、殺害される運命にある狼だが、本人はそれを憂いては居ない。自分が子供向けの物語の悪役であると言う自覚もあり、自分の死によって物語がハッピーエンドを迎え、読者の子供達を喜ばせる事になる、と理解しており、その為に悪役を全うすべく振る舞う。『悪人』『悪党』ではない、根っからの『悪役』である。

聖杯への願いは「いつの日か赤ずきんや子ヤギ、子豚達と手を取り合い、共に食卓を囲む日が来る事」。ただし本人は「そんなことになっては物語が成り立たなくなってしまうだろう?」と自分の願いに否定的である。

マスターが女性なら赤ずきん、男性なら子山羊と呼ぶ。物語の主役に対する敬意を込めた呼び方のつもりらしい。

ヘシアン・ロボのロボの方には狼として、新宿のキャスターには悪役として、ナーサリーライムには童話としてシンパシーを感じている様子。


21 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 14:54:21 Sw8rNTng0
間違えた。最後新宿の「アーチャー」だ


22 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 19:50:36 mNWLed3k0
【元ネタ】シルヴァリオ ヴェンデッタ
【CLASS】アサシン
【マスター】藤丸立香(男)
【真名】シルヴァリオ ヴェンデッタ
【性別】男性
【身長・体重】
【属性】混沌・善
【ステータス】
筋力 A (元々は軍人だったため) 
耐久 E (後述の固有スキルと法具の為) 
敏捷 A(同上) 
魔力 D(元々、魔法なんてない世界の生まれの為) 
幸運 E(ほぼ不幸) 
宝具 EX(ある意味チートの域にある)

【クラス別スキル】気配遮断 A
固有スキルを応用することで実現するスキル、並みのサーヴァントでは感知不能である

【固有スキル】振動操作 EX
振動を操作することにより索敵から攻撃までマルチに対応するスキル、天敵は近づく必要がなく、大規模な範囲攻撃ができるような相手

【宝具】
『狂い哭け、罪深き銀の人狼よ(Silverio Cry)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ: 最大捕捉:1
一点特化という、極めて尖った性質を持つ彼の宝具。
絶大な反動がその身を襲うという諸刃の剣。
その反動は長期戦に持ち込まれると自滅を招くために、様々な技を用いて敵の判断力を狂わせてからの暗殺めいた手口で戦わざるを得ない所が難点となるほど。
振動を用いた技には、自身の周囲を索敵する索敵振(ソナー)。対象物と固有振動数を合わせて破壊する共鳴振(レゾナンス)。対象物の内側から振動を打ち込み炸裂させる増幅振(ハーモニクス)。減衰しない特殊な振動波を打ち込み、対象を崩壊させる強化版の弧響振(ソリトン)など。
【Weapon】無銘・短刀


【解説】
やる気なし、金なし、職業なし。三拍子そろった シルヴァリオヴェンデッタの主人公。

やる時にはやれるポテンシャルは備えているものの、
長い戦場経験がトラウマになっているせいか、徹底して追い込まれない限り本気を出さないという悪癖を持つ。

反面、性格に似合わぬ戦闘力は過去の熾烈な経験に裏打ちされたもの。
とりわけ暗殺、奇襲、一撃必殺といった有無を言わせぬ戦い方に対して偏った適性を備えている。
(例として:バラバラにした相手の頭部をその仲間に投げつけながら弾けさせるという、あまりにも外道な所業を行える)

逃げ出した経験がある脱走兵でもあるが、運命、宿命に立ち向かった経験を持つ

召喚に応じたのはマスターである藤丸立香の、恐怖の前には人並みに怯えたり足がすくんでしまうけれども、決して希望を忘れないポジティブな精神に共感を覚えたため
あるいはコミカルでノリの良いこと、ボケもツッコミも展開できるオールラウンドな面、ややヲタク系なノリを思わせる面かもしれない


23 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 20:36:53 mNWLed3k0
【元ネタ】シルヴァリオ トリニティ
【CLASS】ルーラー or キャスター
【マスター】藤丸立夏(女)
【真名】アシュレイ・ホライゾン
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】善性・中庸
【ステータス】筋力 A 耐久 A 敏捷 C 魔力 D 幸運 A 宝具 EX 
【クラス別スキル】
固有結界 A
舞いながら集う大小様々な星々が幻想的に広がりゆく結界を展開する、この結界の中でのみ自身の持つ宝具を最大出力で発動可能である

【固有スキル】
共存共有 EX
反発する力を打ち消しあわず共存・融合させるという驚異的な特性を秘めた、究極の異能。
自在に操り、且つ打ち消し合わずに組み合わせながら、そこに反動は見られない
完全発動にどうしても他者を必要とするため、基本性能は最弱だがその多様性と可能性はそれを圧倒して余るほどで、後塵を拝することさえ許さない。

【宝具】
『天地宇宙の航界記、描かれるは灰と光の境界線(Calling Sphere bringer)』
ランク:EX 種別:対界・対人宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:∞

その人生の中で、“勝利” とは何か――彼なりの答えを出した結果生まれた力
勝利とは、あらゆる想いを許すこと。
誰かや何かの強さや弱さを、認めてやれる雄々(やさ)しさだということ。
すなわち、他者(だれか)を愛せる寛容さ。
大いなる運命に翻弄されず、此処に在る小さな自己を直視できた勇気と誇り
もはや二度と放さないと、宿る光と闇を抱きしめながら煌めきが形を成し、重なる心と、輝く誓い
降誕するは真の至星三界(トリニティ)。
天界、冥界、そして人界。光と闇に誘われた旅路の果てが、銀河となって具象する。
光も闇も、そのどちらにも優しさがあり、強さがあり、尊い価値があると気づいた。故に光と闇の後継者には成りえない。
だって、人は一人じゃ生きられないから。けどそれでも、一人で生きていける者に強く憧れてしまうから。
天地の間で今も激しく、切なく揺れる半端な心。定まりきれない自分を噛み締め、これからそれを見つけにいこうと灰の翼は想いを告げる

守るべき誰か、共に歩むべき誰かがいる限り、救世主すら“敵”には成りえない。
三界を流離う果てに運命から解き放たれた、新たな“英雄”、アシュレイ・ホライゾンの宝具である


天来せよ、我が守護星――鋼の地平線(かなた)に祈りを籠めて
荘厳な太陽(ほのお)に焼かれ、蝋の翼は融け墜ちた。約束された末路にしかし、嘆きも恐れもありはしない。
天に煌めく神話こそ、今も気高き我が憧憬。 灰燼と化す罪業が、猛き焔に抱いだかれながら浄化の熱を浴びるのだ
この墜落に悔いは無し。
されど今、水底に響く音色は何なのか? 悲哀を奏でる闇の竪琴。かくも心に滲み入るこの悲しみは何やらん?
過去なみだを照らす月光よ、おまえの詩うたを聞かせておくれ
ならばあなたも、愛しい人よ――どうか光へ連れ出して。
地獄の柘榴(ざくろ)はもういらない。 悠久の常春で実りの季節を讃えましょう。
優しいあの日の思い出は決して嘘ではないのだから
是非も無し――共に生きよう、優しい渚。おまえの贖罪すべてが必要だ
大海原を統べるが如く、銀河を駆けろ海洋王(ネプトゥヌス)。果て無き生涯(たびじ)を往くために
――至星三界(トリニティ)は此処にある
超新星(Metalnova)――天地宇宙の航界記、描かれるは灰と光の境界線(Calling Sphere bringer)!!

【Weapon】なし

【解説】
上記の続編、シルヴァリオ トリニティから主人公
真面目で実直、加えて努力家。つまり 至って健全な精神と倫理観を兼ね備えた好青年だが決して堅物というわけではなく、
互いの意見を聞き入れた上で双方に納得のいく答えを出す柔軟性も持っている。
ただ突発的な事態や女性関係には滅法弱く、特にラッキースケベな展開に遭遇すると極端に狼狽して醜態をさらしてしまうこともあるキャラクター

彼の本質は 「日常の象徴」であり、何気ない一言で相手を癒し、戦いから遠く離れたところで帰りを待ち、戦う者は日常での彼の笑顔や何気ない一言を糧として帰るために奮起する。
そして非日常の牙が向いたとき、命を懸けてその牙から守り抜くと皆に決意させる。

召喚に応じたのは、そんな戦いとは全く無縁な普通の少年がアシュレイ・ホライゾンの本来の在り方であるため。
そして、周囲の手助けがあるから前に進め、「絶対に助からない」と判断すれば割とあっさり諦める弱さもあり、しかし少しでも希望があるのならそれに縋ろうとするその精神。
自分が生きるため、そして大切な後輩を守るためなら多少無茶を通す、正に一般人らしい強さを持つ藤丸立夏が、かつて結ばれた少女と似ているからであろう


24 : 23投稿者 :2017/12/15(金) 21:01:01 mNWLed3k0
今気が付いたが、贖罪という文字のの後ろにある三文字には()が必要だったわ


25 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 22:51:29 cm4tJVbY0
【元ネタ】ナヴァホ族の神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ナアァイエッ・ネイザニ
【性別】男性
【身長・体重】158cm・52kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷A+ 魔力B 幸運A++ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 蜘蛛女より授かった“生命の連環”により、A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
 セイバーの生きた地域・時代には騎乗という概念自体が無く、クラス補正により最低限与えられたもの。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 太陽の息子である。

授かりの英雄:A
 生まれついて誰もに愛され、その時々で必要なものを与えられた英雄であることを示すスキル。
 呪いのように積極的な原因がない限り、セイバーが何かに不足するということはない。

巨獣狩り:A
 巨大な敵性生物との戦闘経験に長けている事を示すスキル。
 セイバーは世界に蔓延る数多の異怪獣と戦い、悉くを打ち倒してみせた。

魔力放出:B
 父である太陽から授かった兜鎧によって付与されたスキル。
 火炎がセイバーの身を守り、雷光が攻撃力を増加させる。

【宝具】
『截り絶つ虚剣(ベエシュ・ドオルガシイ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 父である太陽から授かった二振りの石造短剣。
 数多の宝具を保有するセイバーが最も信頼し、怪獣退治に使用した宝具。
 空間を切り分ける力を持ち、敵の防御や頑強さを無視して固定の大ダメージを与える。
 真名解放と共に虚空に向けて振るうと、その軌道線を元に境界面が生まれ、
 空間遮断による強力な結果を形成することが可能。
 これにより、巨人から生まれた血流洪水を防ぎ、雲を切り取って嵐を防いだ。
 
『舞い護る生命の連環(ナアァイエッ・アツッオス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 蜘蛛女から授かった聖なるアミュレット。
 魔鳥の生命の羽根より造られており、所有者の命を守護する。
 ただ持つだけで「対魔力」を与えるが、固有の詠唱によって
 幻獣ランク未満の生物の敵意喪失、保有者へのダメージ削減、
 回避行動にプラス補正など場面によって様々な効果を発揮する。

【解説】
アメリカインディアン・ナヴァホ族の神話に登場する英雄。
“第五世界”で生まれた『変わる女』が、太陽の下で寝ている時に身ごもった子である。
双子の弟(厳密には腹違い)と共に幼い頃から神々に鍛えられて逞しく育ったが、
父がいないことを気にしていた。
ある時、地上に蔓延る異怪獣達に目をつけられたので双子は家出したが、
その先で出会った蜘蛛女から、自分たちの父が太陽であると知る。
双子は父から力を借りる為に太陽の住処へ向かった。
太陽は双子に対していくつかの試験を行った後に息子と認め、異怪獣退治に助力すると約束した。
双子は最初に異怪獣の親玉である巨人を倒し、この時に兄は
『怪物を滅ぼした男(ナアァイエッ・ネイザニ)』と弟から呼ばれるようになった。
兄はその後も単独で怪獣を討ち取り続けたが、ただ殺すのではなく、
世の為になることを考えて行動し、怪獣に慈悲をかけることもあった。
更に両親の力によって地上のほぼ全ての異怪獣が滅ぼされると、兄は役目を終えて弟と暮らした。

【コメント】
コウモリ女の背に乗せてもらっているので一応は騎乗?経験はゼロではない。
「全てを破壊する太陽の矢」と「必殺の虹の矢」という凄いネタになりそうな宝具も持ってるのだが、
残念ながら一度も使われませんでした。鎖状の電光矢は使ったけど、幕状の電光矢の方も使ってない。
「風の囁き」というスキルも持っているが、授かりの英雄の中に統合されている。
適正クラスはセイバー・アーチャー・アサシン。


26 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 22:52:22 cm4tJVbY0
【元ネタ】ナヴァホ族の神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ト・バジシュ・チニ
【性別】男性
【身長・体重】155cm・49kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 蜘蛛女より授かった“命の羽根”により、A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではアーチャー に傷をつけられない。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 太陽神の息子である。

風の囁き:B
 危機的状況の際に風神ニルチッイから送られる助言。

魔力放出:B
 父である太陽から授かった兜鎧によって付与されたスキル。
 火炎がセイバーの身を守り、雷光が攻撃力を増加させる。

【宝具】
『捉え鏈る稲妻の矢(アティニトルッイシュ・カッアー)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1人
 父である太陽から授かった雷光の矢。名は“鎖状の電光矢”を意味する。
 アーチャーはこれによって異怪獣の親玉である巨人にトドメを刺した。
 その実体は名の通り連鎖状となっており、鏃は標的に食い込むと、
 雷の魔力放出スキルを持つアーチャーから継続的な雷撃ダメージを与え続ける。
 特殊な効果を持つ宝具でなければこの連鎖雷を断ち切ることはできない。
 なお、標的に到達するまでの軌道は不規則であり弾くことも回避も困難。

『舞い護る生命の連環(ナアァイエッ・アツッオス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 蜘蛛女から授かった聖なるアミュレット。
 魔鳥の生命の羽根より造られており、所有者の命を守護する。
 ただ持つだけで「対魔力」を与えるが、固有の詠唱をすることで
 幻獣ランク未満の生物の敵意喪失、保有者へのダメージ削減、
 回避行動にプラス補正など場面によって様々な効果を発揮する。

【解説】
アメリカインディアン・ナヴァホ族の神話に登場する英雄。
“第五世界”で生まれた『変わる女』の妹分である、『白い貝の女』が
浅瀬で涼んでいる時に身ごもった子であり、双子の兄(厳密には腹違い)と同様に太陽の子と語られる。
兄と共に幼い頃から神々に鍛えられて逞しく育ったが、父がいないことを気にしていた。
ある時、地上に蔓延る異怪獣達に目をつけられたので双子は家出したが、
その先で出会った蜘蛛女から、自分たちの父が太陽であると知る。
双子は父から力を借りる為に太陽の住処へ向かった。
太陽は双子に対していくつかの試験を行った後に息子と認め、異怪獣退治に助力すると約束した。
双子は最初に怪獣の親玉である巨人を倒し、この時に兄から『敵の命を切り取った男(ナッイディギシ)』と
呼ばれたが、『水から生まれた男(ト・バジシュ・チニ)』という名の方がよく使われる。
最初の巨人討伐以降は怪獣退治には同行せず、家で兄の無事を祈った。ヒロインか。

【コメント】
装備品は兄と全共通だが、使ったことのあるヤツだけを表記した。
適正クラスはアーチャーのみ。


27 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 22:53:13 cm4tJVbY0
【元ネタ】ナヴァホ族の神話
【CLASS】セイヴァー
【マスター】
【真名】ジョホナアッエイ・ニヒタアッ
【性別】男性
【身長・体重】176cm・66kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A+ 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。

対英雄:C
 英雄を相手にした際、そのパラメーターをダウンさせる。
 ランクCの場合、相手のパラメーターをすべて1ランク下のものに変換する。
 反英雄には効果が薄く、三つのパラメーターを1ランクダウンさせる。

【固有スキル】
神性:A+++
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 人と神の境が曖昧な神代に生まれ、 生きたまま太陽神となったキャスターは破格の神霊適性を持つ。

【宝具】
『果て渡る救世の架橋(ビツッイイス・リガイ/リズヒン)』
ランク:A++ 種別:対宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 “第四世界”の終末の際に撒かれた聖なる山々の土。
 この土に植えられた植物は最高クラスの神秘が宿る神樹へと瞬時に成長する。
 かつてはこれを使って三十二本の葦を成長させ、その茎によって
 世界を滅ぼす洪水から人々を救い、新たなる“第五世界”の入口をこじ開けた。
 大抵の植物ならば無害かつ鉄壁の神樹へと成らせるが、
 毒性植物、肉食植物などの元々攻撃性のある植物に使用した場合、
 ……逆に世界を滅ぼしかねないことになるかもしれない。

【解説】
アメリカインディアン・ナヴァホ族の神話における太陽神。
元は人間であり、“第四世界”が大洪水で一掃されかかった時に聖なる土と葦を用いて人々を救い、
“第五世界”への足掛かりを作ったという英雄的な経歴を持つ。
第五世界において『最初の男女』は世界を明るくしたいと思って太陽と月を作った。
しかしこれだけではまだ不足で、太陽と月に命を吹き込む必要があった。
そして英雄が太陽に、その父が月の命に選ばれた。
以後、太陽となったこの男は『昼を司る人(ジョホナアッエイ)』と呼ばれるようになった。
後に太陽は地上の姉妹を孕ませ、生まれた息子に武器を授けて異怪獣退治を援助した。
と、こう書くと完全無欠の聖人のように思えるが、太陽となってからの性格はかなりアレなことになっている。
また、太陽は天上の生活で同居人の神?達が敬ってくれないことを愚痴ったり、
孤独さを吐露し、『変わる女』と定期的に逢瀬したいと要求する人間味のある面も見せている。
変わる女はこの勝手な言い分を拒否したが、話し合いの末に二人用の家を作った。良かったね。

【コメント】
太陽神ではあるが、鯖としては人間時代の能力しか発揮できない。
聖土で成長させた植物はプロトギルの洪水宝具すらも防ぎきるという設定。
『最初の男女』も鯖化したいと思ったが、やってることが完全に神霊なので見送り。
もし鯖化するとしたら、宝具はビッグマムよろしく命を吹き込む能力かな。
適正クラスは特にないが、全生物を救った功績によりセイヴァーとなった。


28 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 22:55:24 cm4tJVbY0
【元ネタ】ナヴァホ族の神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】レエヤア・ネヤニ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・71kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運A+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合は、 マスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
風の囁き:A
 危機的状況の際に風神ニルチッイから送られる助言。

【宝具】
『絡め捉える稲妻の矢(アウオオラガハル・カッアー)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:50人
 『強い風』、『ナイフ少年』という二柱の神(?)から授かった雷光の矢。
 名は“幕状の電光矢”を意味し、名の通り標的を捕え、同時に雷撃による継続ダメージを与える。
 放たれてから標的を逃さない最適なタイミング・形状で拡散する為、回避は非常に困難。
 その形状を利用して敵の進出や攻撃を阻む防御宝具としても活用可能。

【解説】
アメリカインディアン・ナヴァホ族の神話に登場する人物。
後述する狂乱の妹から神々によって地下に匿われた時に『地下で育った人(レエヤア・ネヤニ)」と呼ばれた。
ある田舎に身持ちのいい美しい娘がおり、この娘の12人の兄は腕の良い猟師で、
家にはいつも食肉がたくさんあった。妹はトリックスターのコヨーテのマッイイと結婚したが、
兄たちはマッイイのことを疎ましく思った。とは言っても直接的なケンカはしなかった。
ある時マッイイは自業自得でつい死んでしまうが、兄たちはこれに対して冷淡であり、妹は憤った。
妹は夫から教わった魔術で熊に変ずると、夫の仇と兄たちを殺していった。
その中で末弟だけは神々に助けられて逃げることが出来たが、妹は諦めず追ってくるので、
末弟は神から授かった矢で妹を殺した。
末弟は妹の死体に向かって、生き返ってもいいが、自分の種族に役立ち、世を乱すなと言うと、
妹の首は本物の熊となり、乳房はマツの実となった。
その後、死んだ兄たちは神によって生き返らせてもらい、妹なしの生活を始めたが、
末弟だけは兄たちとは違う場所で暮らした。

【コメント】
いい加減な性格でだらしないと語られ、兄たちによくパシリにされていた。
しかし尤もな理由でマッイイが狩に同行するのを賛成したシーンもあり、兄たちより聡明に見える。
妹を倒したのは鎖状の電光矢(アティニトルッイシュ・カッアー)の方だが、
そっちは別の英雄で使ったので幕状の方で。適正クラスはアーチャーのみ。


29 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 22:58:33 cm4tJVbY0
【元ネタ】ナヴァホ族の神話
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】アズザニ・シャシュ・ナドレエエ
【性別】女性
【身長・体重】149cm・39kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
復讐者:B
 被ダメージによるNP上昇率が高くなる。恨み・怨念が貯まりやすい。

忘却補正:B
 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
 忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。

自己回復(魔力):A
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
 傷だらけになりながらも夜が明けると元気いっぱいになって復讐へと出かけた逸話により、
 その回復効率は非常に高い。

【固有スキル】
分霊箱:B
 神話・民話によく見られる魔物の生命の類型。
 アヴェンジャーの場合は、栗鼠が守る草むらにその命が隠されており、
 そこを突かれなければ肉体が破壊されても完全に修復される。
 その特性上、啓示系のスキル保有者とは最悪の相性である。

魔術:B
 夫のコヨーテ・マッイイから習った魔術。
 宝具である変身魔術の他に、回復魔術や占術を使用している。

【宝具】
『哀れで狂った嫁御前(シャシュ・イシュトリズ)』
ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 自らを狂暴な魔獣へと変貌させる能力。
 その戦闘力は高位の幻獣にも匹敵するが、一度変身してしまえば
 アヴェンジャーの思考は“復讐”と“殺戮”で固定されてしまい、
 ほんの少しでも怒りを覚えた相手を絶対に許さない。
 性質が悪いことに、それでいて理性をちゃんと残しており、
 殺戮のための用意周到さすらも備えている。
 
【解説】
アメリカインディアン・ナヴァホ族の神話に登場する人物にして魔獣。
アズザニ・シャシュ・ナドレエエとは『災いをもたらす熊に変わる女』の意味である。
トリックスターのコヨーテのマッイイは身持ちが良く美しい娘の噂を聞いて、さっそく娘に求婚した。
娘は家事も達者で神々に言い寄られるほどモテたが、
求婚者に無理難題を課す為、誰とも結婚していなかった。
娘はマッイイにも巨人殺しと四度の死からの復活という難題を出したが、マッイイはこれを見事に成し遂げた。
それでも娘はマッイイを追い返そうとしたが、マッイイは口八丁手八丁で娘と同衾に持ち込み、
そして娘はチンポに負けてマッイイにベタ惚れ、晴れて夫婦となった。
なお、マッイイはお返しとばかりに四度の死を課したが、娘の方も復活して見せた。
娘の命は、リスが守る草むらに隠されていた為である。
マッイイは娘の12人の兄から疎まれていたが、それとは別にカワウソ人間と
諍いを起こして完全に殺されてしまった。
娘はマッイイから習った魔術で茶色い巨熊(シャシュ・イシュトリズ)に変身して
毎晩カワウソ人間と戦って夫の仇を討ったが、更にマッイイの死に冷淡だった兄達まで殺し始めた。
末の兄だけは神々から助けられて何とか逃げたが、それでも追ってくる妹を末兄は矢で殺した。
末兄は妹の死体に向かって、生き返ってもいいが、自分の種族に役立ち、世を乱すなと言うと
妹の首は本物の熊となり、乳房はマツの実となった。

【コメント】
身長・体重は人間形態。ステータスは熊形態の表記。
とんでもないキチガイ女ではありますが、夫の復讐のために毎晩ズタボロになって戦い、
戦いの後は傷を癒しながら泣くシーンはちょっとクるものがありますね。
まあ、その夫との愛情もチンポによって生まれたものなんですが。
適正クラスはアヴェンジャー・バーサーカー・キャスター。


30 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 22:59:50 cm4tJVbY0
【元ネタ】ナヴァホ族の神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】マッイイ
【性別】男性
【体高・体重】60cm・20kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力EX 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 獣のくせにやたら器用である。
 
【固有スキル】
高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。

話術:A+
 言論によって人を動かせる才。
 言霊が宿るほどの卓越した話術により、他人を挑発したり騙したりすることが出来る。
 挑発に関しては成功率100%だが、キャスターは生来の性質のせいで建設的に話術を使えない。

【宝具】
『憎たらしき不滅の道化(ナヴァホ・トリックスター)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 鼻先に宿った生命。ここを潰されなければキャスターは何度でも復活する。
 その不死身っぷりは凄まじく、身体を粉々に砕いて、骨の破片を違う場所にバラ撒き、
 残骸は焼けつく太陽の元の晒しておいても何事もなく復活した。
 キャスターは多方面から嫌われていたが、それを嘲笑うように復活しては場をかき乱し、
 最期にようやく完全に死んだと思ったら、トラブルの種を残していった(本人のせいじゃないが)。
 この生き様こそが彼の真の宝具とも言えるのかもしれない。

【解説】
アメリカインディアン・ナヴァホ族の神話に登場するトリックスターのコヨーテ。
“第四世界”が洪水で滅ぶ原因を作ったり、“第五世界”の星々を滅茶苦茶に配置してしまったり、
そのトリックスターぶりのスケールは非常にデカい。
邪悪な心を持つわけではないが、気ままな言動のせいで嫌われまくる。
自分の目玉で遊んでいたら目玉を無くしてしまい義眼になったので視力が悪い。
また、マッイイの生命は鼻先にあり、そこが無事ならば全身を粉微塵にされても復活する。
ある時、マッイイはとある美しい娘に求婚したが、娘は無理難題を課して断った。
しかしマッイイら口先で巨人を倒したり、死から復活して見せて難題を達成し、
更に娘を口車で丸め込んで同衾に持ち込み、チンポで堕として結婚した。
しかし、マッイイは娘の兄たちからは(ていうか関わる者ほぼ全員)に疎まれていた。
マッイイはある時、カワウソ人間たちに喧嘩を売った報いとして遂に完全に殺されてしまった。
妻はマッイイから教わった魔術で熊に変身して夫の仇を討ったが怒り収まらず、
無関係の兄達まで殺していった。

【コメント】
「口先一つで巨人を倒す」をマジでやってる。
神話によくあるパターンだが、コヨーテと言いつつ弓を射ったり
明らかに人間的な体構造をしている。イメージとしてディズニーキャラくらいだろうか。
適正クラスはキャスターとアーチャーだが、トリックスターというクラスがあればそれだろう。


31 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 23:05:38 cm4tJVbY0
【元ネタ】ナヴァホ族の神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アスジャッア・ナドレエエ
【性別】男性
【体高・体重】152cm・45kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A++ 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 
【固有スキル】
高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。

【宝具】
『輪転する第五世界(イレイザー・ビナアイエエッ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:999 最大捕捉:20〜500
 太陽から貸し与えられた(押し付けられた)聖具を使用して行う大儀礼。
 数日間に渡って大嵐と万雷が超広範囲に荒れ狂い、敵対生物を殲滅する。
 生前はキャスター自身でさえ命の保証はなかったという諸刃の最終兵器だが、
 人々を傷つけず、異怪獣のみを滅ぼしたという逸話により、
 嵐や雷は魔物を集中して狙うという性能になっている。それでも危険は危険だが。
 
【解説】
アメリカインディアン・ナヴァホ族の神話に登場する人物。
“第五世界”において、数多の異怪獣によって地上の人々は苦しんでいた。
ある日、『最初の男』は大マツ山に黒い雲がかかってる異変を見て調査に赴き、
その頂上で赤子の大きさのトルコ石の像を見つけ、持ち帰った。
このトルコ石は再び山頂に運ばれ、そこで神々の儀式によって命を得て
『変わる女(アスジャッア・ナドレエエ)』となった。
変わる女はたった1人の妹分と暮らしたが、淋しさを覚えたのでそれぞれ散策に出て、
その時に二人とも太陽の子を身ごもった。
姉妹の子は逞しく成長して太陽から武器を授かり、怪獣達を退治して活躍した。
しかしそれでも怪獣の数が多いので、変わる女の子である兄の方は再び太陽から道具を授かるが、
太陽は交換条件として母と定期的に会うことを求めた。
変わる女は息子が持ってきた太陽の道具を使って大儀礼を行って殆どの怪獣を滅ぼし、
その後に太陽が現れて約束の履行を求めた。変わる女はこれに渋った。
孕ませやがったくせにその後はほったらかしだった太陽に好意は抱いていなかったのである。
その後、変わる女は「息子が約束したことと自分は関係ない」、「自分のすることは自分で決める」、
「男と女は平等でなければならない」と超正論を太陽に向かって連発したが、
最期には太陽の要求を承諾した。何も言い返せず沈黙する太陽を見て、哀みを感じたのかもしれない。
その後も神話は続いてゆくが、変わる女は子孫たちに動物と魔法の杖を授ける存在として登場している。


【コメント】
英雄で救世主で神で夫?である太陽を正論でボコボコにしてるシーンは色んな意味で凄かった。
でも、「私は息子に自分を捨てて人々に奉仕するよう教え導いた」の部分だけは嘘です。
変わる女さんは、ずっと息子に危険な冒険を止めるように言っていたのです。
どっかの漫画家が「冒険の対義語は母親」とか言ったらしいけど本当だね。
四季の女神扱いになってる情報もチラホラ見かけるが、ここではちゃんと人間(石だが)ということで。
適正クラスはキャスターのみ。


32 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/15(金) 23:07:01 cm4tJVbY0
【元ネタ】ナヴァホ族の神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】イエーッイーツオー
【性別】男性
【身長・体重】12m・3.5t
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A+ 耐久A++ 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具B+
【クラス別スキル】
狂化:C
 筋力とと耐久を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。

【固有スキル】
神性:E-
 神霊適性を持つが、ほとんど退化してしまっている。
 英霊自身の魔物、魔獣としてのランクが上がる度に減少していく。

天性の魔:A+
 英雄や神が魔獣に堕したのではなく、怪物として産み落とされた者に備わるスキル。
 バーサーカーは、人の身で到達することはほぼ不可能なランクの筋力と耐久力を誇る。

戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 太陽神による巨雷の一撃を受けても倒れず、その直後に双子英雄の猛攻を受けてもしばらく耐えた。

怪力:A
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

理性蒸発:-
 理性が蒸発しており――というか、単純にすごくあたまがわるい。

【宝具】
『絶え間なき巨凶の雷光(リッニ・ビナアイエエッ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:100人
 巨人の強肩から放たれる雷撃の連投。
 自分を退治するためにやってきた双子の少年との戦いが始まるなり、
 問答無用でこの雷撃を四連続でぶっぱなしてきた。五発目は不発。
 双子は神々の加護があったせいか、これに命中されなかったが、
 頭が悪いゆえの初手宝具連発は大抵の敵を瞬殺することだろう。
 どういう理屈でこの巨人が雷を投げられるのか不明だが、
 太陽神である父の血の影響によるものかもしれない。

【Weapon】
『燧石の鎧』
 バーサーカーが身に着けていたが、双子英雄の猛攻によって砕け、戦利品とされた。
 その破片はナイフや鏃として利用できると語られている。
 
【解説】
アメリカインディアン・ナヴァホ族の神話に登場する魔物(ナアァイエッ)。
名は『大きな巨人』を意味し、数多の異怪獣の中でも最大の巨体と凶暴さを誇り、全怪獣の親玉だった。
ある日、『変わる女』姉妹の家にやって来て双子の息子達を食べようとしたが、
変わる女の口車に乗せられて帰っていった。
後日、父である太陽の助力を得た双子は逆に巨人を退治しに巨人のいる場所へ赴いた。
巨人は稲妻を投げて双子を攻撃したが、神の加護によるものか全く当たらなかった。
そして巨人は天上の太陽から落雷を受けて怯み、その隙をついた双子の猛攻によって倒された。
巨人の砕けた鎧は戦利品として持ち去られた。
なお、巨人の死体の首が切り落とされた際に血が流れて洪水となり、巨人が蘇りかけるという一幕があった。
その出生は、双子と同じく太陽の胤であるかもしれないと、太陽自身から語られている。

――――“第五世界”に蔓延る魔物は『異星から来た巨人(ビナアイエエッ)』と称される。
しかし、その異怪獣たちの誕生の真相は、地上の人間の女たちが男欲しさにオ●ニーしたら
生まれたというもの。男と女は喧嘩しても駄目、離れ離れになっても駄目という教訓なのである。
そんな中、イエーッイーツオーは異怪獣の親玉でありながら例外的な「父のいる存在」であった。


【コメント】
パラメーターは狂化する前の表記。
適正クラスはバーサーカーとアーチャー。


33 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/16(土) 12:29:19 y3xQRv3I0
【元ネタ】ゴジラ
【CLASS】ビーストⅦ ガイアの獣
【真名】ゴジラ
【性別】不明
【身長・体重】50m・2万t
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力EX 耐久EX 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
獣の権能:A
対人類、とも呼ばれるスキル。人類に対して憎しみを抱き人類と人類の生み出した文明に対して
特攻性能を得る。
単独顕現:B
単独で現世に現れるスキル。現代の科学で定義されているどの生物とも異なった一個の生命体として出現し、
人類の科学力から生まれた存在として、その時代の科学の頂点の技術をベースに出現する。
自己改造:EX
成長し老いていくという、一個の生命体としての普遍的かつ無限の可能性を持つ。
【固有スキル】
G細胞:EX
現代におけるあらゆる元素にも当てはまらない異質な細胞。
自身に対してAランクの毎ターン回復効果、自身の細胞を取り入れた対象に強制的な肉体改造効果を持つ。
怪力:A++
魔物としての能力。自身の筋力を向上させるほぼ最上級のもの。その巨体は歩くだけでも未曾有の破壊をもたらす。
戦闘続行:A
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
飽くなき闘争心と凶暴性から、瀕死の状態からでも敵を倒すために行動できる。
【宝具】
『放射熱戦』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
10万度もの熱量の放射による広範囲への破壊光線
体内に溜められた放射線と背びれから吸収したマナを混ぜ合わせることで、核エネルギーを超えた
破壊力を発揮する。
【解説】
現代の人類の科学文明の到達点である原子力から生まれた存在、怪獣王ゴジラ
人類の発展を願って作られた原子力。そこにあったのは人類への貢献・献身を含んだ人類愛に他ならない。
しかし進みすぎた人類の科学は、地球という存在をボタンひとつで殺せるところまで進んでしまった。
ガイアが人類こそ敵であるとみなしたとき、人類よりも太古に生きた恐竜と、人類の文明の最高到達点を基盤に
生まれる人類を滅ぼすもの。

七つの人類悪の最後、人類の文明より生まれし「破壊」の化身、ゆえにビーストⅦ

ガイアが敵を滅ぼすため、再び世界に生み出した一個の生命体、ゆえにガイアの獣

ゴジラにはガイアの獣としての側面があるため時には人類と共闘することもある。
金星の文明を3日で滅ぼした金色の三つ首龍や、ブラックホールより生まれ、地球を自身の世界へと侵食した
水晶龍を人類とともに撃退している。

しかしゴジラは自らを生み出した人類を憎んでおり、人類はゴジラによって滅びるのは確定した未来である。
これは、ティアマト神が神々を生み、神々によって放逐されたように、神々が人類を生み、人類によって放逐されたように。
人類はゴジラを生み、いずれ滅ぼされる。
しかし一個の生命体であるゴジラは老いもすれば死にもする獣に過ぎない。
人類がひとつになり、科学・軍事・魔術・神秘を結集したときゴジラを妥当できるかもしれない。
その時人々の心には歓喜・安堵・そして一抹の不安が残るだろう。
そして誰ともなくこう呟くのだ
「あのゴジラが最後の一匹だとは思えない」と。


34 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/16(土) 16:54:45 0Rt4320o0
【元ネタ】The King Of Fighters ⅩⅣ
【CLASS】アルターエゴ
【マスター】
【真名】バース
【性別】不明
【身長・体重】不明
【属性】混沌・中庸(人)
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力EX 幸運D 宝具A

【クラス別スキル】
無し
【固有スキル】
神性:A+
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
彼自身には神霊適性は一切ないが、「地球意思」にして神そのものであるオロチを取り込んでいるため、高い神性スキルを持つ。

異形:A
白い髪の毛に土偶を模したたくましい男性のような身体には縄文式土器に似た模様があり、背後に従えた2本の燃えた手が特徴で、胸は空洞になっており、常にマグマが溢れ出している。

魔力放出(炎):A 
両手、そして胸から常に魔力を帯びたマグマが溢れており、それを瞬間的に放出することによる推進力を得た上で攻撃を行う。

人格乖離:A
古今問わず様々な人物の魂を取り込んでいるため、多数の人格が存在する。
召喚直後の人格はマスターとの相性から、戦闘中の人格はアルターエゴが戦っている敵の関係者から選ばれるが、バース自身にも独立した人格が存在する。


35 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/16(土) 17:52:16 OlxTcRfo0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】世界(宇宙)
【真名】ゼウス(ユピテル)
【性別】男
【身長・体重】175cm〜3000m・90kg〜340t
【属性】・
【ステータス】筋力 A ++耐久 A +敏捷 A魔力 EX幸運 A+++宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:EX 彼の支配する天が全て彼の陣地である
道具作成:E 特に道具を作った逸話はないため
【固有スキル】
神性:EX 最高神であるが故の神性
全知全能:EX 変身から瞬間移動、山を持ち上げる等なんでもござれ
【宝具】
『雷霆』(ケラノウス・トゥ・ゼウス)トゥはギリシャ読み
ランク:EX  種別: 対全宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1〜⁇
【Weapon】雷霆 雷を操るなどとは言われているが実質超高温の波を周囲に拡散する最強の杖
威力は全宇宙を滅ぼし、宇宙の外の世界を焼き尽くすほど
【解説】
ギリシャ神話における最高神。世界で最も知名度の高い神と言えよう。
天空神、雷神のイメージが強いが全知全能の神であるが故、宇宙全体の神
好色で姉妹神から人間の女、男まで守備範囲が広く、よく浮気をし、被害者はヘラの制裁を受ける。脅威の着床率を誇る。
自分はよく浮気をするが、妻のヘラに近づく輩は容赦なく始末する最高神の鑑
マスターは世界、つまり自分の権能
最高神ならこれくらい楽勝


36 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/16(土) 19:37:11 0Rt4320o0
>>34の続きです。
【宝具】
『生まれ落ちる炎(バースレイ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:300人
空洞の胸から灼熱の巨大な弾を発射する。

「生誕の流星(メテオバース )」
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
従えている火の手を真上に放ち、アルターエゴが指定した場所に隕石のように火の手を連続で降らせる。

【Weapon】
【解説】ロシアの大富豪、アントノフが主催したKOFの決勝戦直後に現れた謎多き存在。その正体は、今は亡き格闘家たちの思念、そして人の負の感情の集合体であり、KOFの優勝チームの手によって倒された後、取り込まれていた人々が、ヨーロッパを中心に世界各地で発見された。

アルターエゴが取り込んだ亡霊を受肉した英霊に近い状態にしていたことから、格闘界のみならず、魔術協会でも残されたデータを元に調査が進められている。

KOF14のラスボス。Fateにおける死霊魔術に近いことを散り際にやってのけるなど設定上は地味にすごいが、過去作のボス達に比べ尖った部分がほとんどない為、イマイチ印象が薄い。(それだけルガールやイグニスなどの過去作のボスの性能がやばかっただけだが)


37 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/16(土) 19:59:07 0Rt4320o0
>>36 の最後の「魔術協会でも〜」の部分は、KOFとFateが同じ世界での物語だったらそうなってもおかしくはないのではという妄想です。
原作にはない独自解釈です。


38 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/17(日) 22:14:51 kwe0HnlU0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】グナエウス・ポンペイウス・マグヌス
【性別】男性
【身長・体重】165cm・58kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運A- 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
嵐の航海者:A+
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

麗しの風貌:C 
 性別を特定し難い美しさを(姿形ではなく)雰囲気で有している。
 男性にも女性にも交渉時の判定にプラス補正。
 また、特定の性別を対象とした効果を無視する。
 ユニコーンを捕らえて見世物とした逸話に由来。乙女と見紛う雰囲気の持ち主故にユニコーンは捕われたのだ。多分。

耐毒:A
 ユニコーンの角の力により、あらゆる毒を無効化する。
 同時に周囲の毒も癒やし、体力を回復する。

【宝具】
『聖幻の一角獣(モノケロス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜10 最大捕捉:1人
 ローマに連れてきて見世物としたユニコーン。
 主にAランク相当の耐毒スキルを与える他、その姿形は様々な伝承で語られる通りに変化可能。
 さらに戦闘においては“どんなものでも貫ける角”によって象をも殺しうるという。
 単純な生物であり騙されやすい為、人間に破れる事もしばしばだが、優れた騎乗者が操る事で頭脳面が補われ、神獣にも劣らぬ戦闘力を発揮しうる。
 尤もユニコーンは乙女にしか従わない、というが……

『艦隊、十三海域を渡る(レックス・ガビニア)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜60 最大捕捉:600人
 海賊討伐の折、ポンペイウスが自ら遊軍として率いた60隻の軍船・兵団を召喚し、攻撃を仕掛ける。
 400の海賊船の拿捕や、捕らえた海賊を移住させて大都市『ポンペイオポリス』を築いた逸話から、
 戦闘に勝利した場合、対象が抱える魔力(魔力を持たない場合、生命力)を死なない程度に吸収し、魔力として貯蔵する力を持つ。
 この蓄えた魔力を消費することで、艦隊を空間転移させる事が可能。

『原初の複合劇場(テアトルム・ポンペイウム)』
ランク:EX 種別:対陣宝具 レンジ:30、60、90 最大捕捉:1000人
 生前、彼が建設させた、ローマ初の恒久劇場。
 全てのローマ劇場の原典であり、コロッセオなどの円形闘技場(アンフィテアトルム)に与えた影響も大きい。
 あらゆるローマ劇場の原型となったという逸話から、後世のあらゆるローマ劇場(闘技場含む)を魔力によって再現する力を持つ。

【解説】
 共和制ローマの名将。
 英雄カエサルのライバルとして知られる。

 早くから軍才で頭角を現し、スッラ配下の俊英として名を馳せる。
 その卓越した戦功により「インペラトル」「マグヌス」などと呼ばれた他、史上最年少の25歳での凱旋式も挙行している。

 スッラの没後も活躍し、セルトリウスの反乱の鎮圧、スパルタクスの反乱の鎮圧、
 地中海の海賊征討、小アジア・オリエント遠征など、ローマ史上空前の軍功を挙げ、群を抜く人気を誇るようになる。
 統治者としても優れており公平な統治を行い支持基盤を固めた、とも。

 やがてカエサルの娘ユリアと結婚し、カエサル、クラッススらとともに三頭政治を敷いてローマ政治を主導するが、
 ユリアの死や三頭政治の一角クラッススの戦死によって三頭政治体制は崩壊。
 元老院がカエサルの対抗馬としてポンペイウスを取り込むに及んで、両雄の敵対関係は決定的なものとなった。

 対立は内戦へと発展し、ポンペイウスとカエサルという時代の名将は戦火を交える事となる。
 最初のデュラキウムの戦いはポンペイウスの完勝に終わったが、カエサルの負けっぷりに罠を疑い、追撃の手を緩めた事が、後の敗因となる。
 というのも、続くファルサルスの戦いにおいては、前の戦での大勝が災いして元老院派の殆どが慢心してしまったのである。

 ポンペイウスはカエサルを侮らず持久戦略を取ろうとするも、元老院派の諸将に足を引っ張られる形で決戦に臨み、生涯初の敗北を喫する。
 この敗北が致命傷となり、ポンペイウスは逃げ込んだ先のエジプトで暗殺された。


39 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/18(月) 13:26:38 l1eM0XKw0
【元ネタ】魔法少女まどか☆マギカ
【CLASS】ビーストⅢ/L
【マスター】
【真名】円環の理(鹿目まどか)
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力EX 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
・獣の権能:A
対人類、とも呼ばれるスキル。英霊であろうと人類である限り特攻性能を発揮する。
これは彼女を守護し共に戦う者達にも付与される。

・単独顕現:A
単独で現世に現れるスキル。
この世の理とかしたビーストⅢは何処にでも現れることが出来る。
このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示している。
そのため、時間旅行を用いたタイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。

・自己改造:B
自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる。
このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。
これによりビーストⅢはただの少女の肉体に全能の如き力を付加させている。

【固有スキル】
・魔術:EX
強力な魔術を駆使する。
ビーストⅢが人間時代に会得していた魔法のランクが上がったもの。
主に使用するのは治癒と補助魔術。

・魔力放出:EX
武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
ビーストⅢの持つ膨大な魔力は意図せずとも自身を守る盾となり攻撃を行う際には凄まじい破壊力を付与する。

・ネガ・モーティフィケイション:A
ビーストⅥが持つ『ネガ・メサイヤ』と同類のスキル。
自身の自我を否定しシステムであろうとする力。
これによりビーストⅢは「願いを持つ」サーヴァント達の宝具に強い耐性を獲得する。
また、この「願い」とはどんなに些細な物でも含まれただ、生活を送ることすら「今と同じ生活を送りたい」という願いと判別する。

【宝具】
『円環の理』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1〜1000 最大捕捉:無限
ビーストⅢが生み出した願いの結界。
あらゆる絶望を廃するが存在は消滅しビーストⅢの一部として働くこととなる。

『永遠なる救済の光』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1〜1000 最大捕捉:無限
ビーストⅢとなったことで得た宝具。
全ての人間を円環の理へと導く光。
まずは全ての女性を結界へと導き次に全ての男性を結界へと導く。

【Weapon】
『弓矢』
魔法少女時代に使っていた武器。
【解説】
『魔法少女まどか☆マギカ』の名目上の主人公である鹿目まどか。
最終的に因果を塗り替え世界の理そのものとなった。
自身の親友である美樹さやかやジャンヌ・ダルク、クレオパトラ等魔法少女として活躍した者を救っていった。
彼女はある時考えた。
「私のやっていることは正しいのだろうか?」「魔法少女だけでなく全ての人間を救済すれば誰も絶望に苦しまないのではないか?」と。
彼女はまず自身のいた世界の地球の人類を抵抗した1人と救うに値しない「人間ではない存在」を除き全てを救済した。
そして、別の世界を救うべくFGO世界へとその手を伸ばした。
「円環の理」なぞ偽りの名。
其は個人が成り果てた、人類史を最も救おうとした大災害。
その名をビーストⅢ/L。
7つの人類悪の1つ「快楽」の片割れ「他者愛」の獣である。


どうも。
アンドラスタ以来に作ったビーストです。
色々とアニメや漫画、ゲームをやっているうちに「このキャラってビーストになるんじゃない?」
と言うキャラを色々と発見したので久しぶりに作ってみました。
復刻第1弾はこの鹿目まどかです。
「彼女の力ってビースト並みにあるんじゃないか?」と思い製作しました。
「自分しか愛さないキアラ」の対として「自分に自信がなく命を変えて他者を救うまどか」を選びました。
本人は「他者愛より『自虐』こそが自分の理に相応しい」と思っているTV版のまどかです。
マギアレコードとのコラボイベント用のビーストという側面もあります。
ちなみに解説の「抵抗した1人」は暁美ほむら、「救うに値しない存在」はかずみ☆マギカの主人公、かずみです。


40 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/19(火) 22:33:06 FJWjbk4I0
【元ネタ】北米神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】黒桐鮮花
【真名】ルーン・ウーマン
【性別】女性
【身長・体重】145cm・45kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:EX
 見た目は無垢な恋する少女だが、その根底には
 自身に近しい者との血の交わりを渇望する歪んだ欲望が渦巻いている。
 生前想いを遂げられず、それどころか想い人である兄を家族もろとも焼き殺してしまった彼女の情欲は暴走しており
 少しでも兄に近い男性を見ると見境なく肉体的同化を求める。

【固有スキル】
魔力放出(炎):C+
 溢れる情愛の念を炎に変えて放つ。

多淫:A
 愛する者との肉体的交わりを強く求める情欲。
 体液交換による魔力供給の効率が大幅にアップする。
 また相手が自分の求める兄に近い血筋であるかを本能的に嗅ぎ分ける。

【宝具】
『天にも昇れ、この情愛(ルーンズ・ネック・バンド)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:30人
 バーサーカーが兄とともに家族を焼き尽くした大火。
 彼女が現世で見つけた「兄(に近しいもの)」に対して放たれる最高潮の魔力放出。
 火力もさることながら特筆すべきはその追尾性と持続性で、対象が自分を受け入れてくれるか、
 さもなくば焼け死ぬまで決して消えることなくどこまでも追いかける。他の巻き添えは何人焼け死のうとも炎は消えない。
 生物を焼き殺した場合は必ず遺骸がその場に残り、バーサーカーはその心臓を回収し身につけることで自身のステータスをアップできる。

【Weapon】
なし

【解説】
北カリフォルニアに伝わる神話の登場人物。名前の意味は「アビ鳥女」「売春婦」など。
ある日彼女は水面に長い髪が浮かんでいるのを見つけ、魅入られてしまう。
彼女はその持ち主を探し、その髪と10人の兄弟たちの髪とを比べ、それが一番上の兄のものだとつきとめる。
たちまち兄に恋してしまった彼女は野営の最中に兄との同衾を試みたが、
この行為を恐ろしく思った兄は腐った木を身代わりにして逃れ、
家に急いで帰り家族に籠に入って天空に逃げるように言う。
目を覚ました妹は籠が天に舞い上がるのを見ると、家に火を放ってしまう。
その時運悪く居合わせたコヨーテが籠を覗き込んだせいで籠はまっ逆さまに落ち、
炎に巻かれて家族は全員死んでしまった。
妹は家族たちの焼けただれた心臓を首飾りとして身につけたという。

北米版きよひー。しかも妹属性で近親相姦願望ありのヨスガ系サーヴァント。良家の子女でもないので貞淑さも無し。
「兄に近いもの」の条件は北米民族の血筋になるべく近いこと。あとロン毛もポイント。
「お兄様」に少しでも近い血の男性を見つけると激しく求愛し、受け入れてくれなければ焼き殺してその心臓を慰めに持っていく。
日本やルーマニアならまだおとなしいがスノーフィールドなんかで呼んでしまえば手がつけられないだろう。


41 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/20(水) 18:10:31 AiPrK7kM0
【元ネタ】ありふれた職業で世界最強
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】コウスケ・E・アビスゲート
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】

気配遮断・C 
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 後述のスキルによりランク以上の効果を及ぼす。

【固有スキル】

深淵卿・EX
 ある出来事が精神性に大きな変化を及ぼし、生来の「影の薄さ」から昇華されたスキル。
 気配遮断の効果が大きく向上、最終的な評価としては「A+」レベルになる。
 発動中、段階的にステータスに補正がかかるほか、段階に応じた一種の強力な暗示がかかることで精神攻撃に対する強固な耐性を得る。
 また、このスキルを獲得するまでに培った数多の技能にも補正がかかり、より強力に事項出来るようになる。
 ただし、使用中のスキル所持者に対する精神への負担は相当なものであり、諸刃の剣であるとも言える。

重力魔法・A
 本人が持っている技能とは無関係に、外部からの影響で後天的に獲得したスキル。
 魔法と名が付いているが獲得した地における呼称であり、自身及びその周囲に対しある程度の重力操作が行える魔術。
 
【宝具】

『黒幻・嵐影流破』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1
 自身の技能による多数の分身を用い、対象に間断なく攻撃を加える突撃。
 深淵卿の効果が最大になると分身の数が格段に多くなり、相手の反撃をも跳ね返しながら目標へと到達できるため、非常に攻撃成功率が高くなる。
 分身自体も魔力をそれほど使わない技能であるため、魔力コストパフォーマンスに優れた攻撃。

『黒天窮』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:100〜?(魔力量による) 最大補足:?(魔力量による)
 自身の固有スキル「重力魔法」における奥義の一つ。
 その地点の重力を大きく歪め、太陽の光すら捻じ曲げる黒い球体を作り出す。
 それはそのままブラックホールと同様であり、飲み込んだ物体を塵ひとつ残すことなく消滅させる、破壊における究極の一。
 本人の修練が十分ではないため、本来の黒天窮と比べると破壊力は落ちるほか、奥義であるがゆえに魔力消費も相当なものであり、深淵卿最大状態においても使用すればその負担は大きくかかることになる。

【Weapon】

赫灼たる雷炎の滅天刀
 漆黒の小太刀。
 炎や雷などを周囲に拡散することができる効果が付与されている。
 ただし、直接的な攻撃力は素の小太刀とあまり変わらず、あくまで逃走用の目くらましとして使うことが主眼となっている。

天眼
 黒いサングラス。
 知覚速度や思考速度を上げることができる。
 これにより、本人のステータス以上の攻撃でも回避可能となる。

ラストゼーレ
 真紅の宝玉。
 使用することで、深淵卿の段階を一気に最終まで移行させることができる。
 ただし、強制的に移行させるため、精神に多大な負荷がかかり、肉体面にも影響が出ることがある。

【解説】

 東の島国に住む、影が薄いことを除けば普通の学生。
 「集団神隠し」の被害者、通称「帰還者」の一人であり、別世界において生きるために、自身の転職と示された「暗殺者」に関連する技能を一通り身につけている。
 飄々としてどこか緊張感を失わせるような雰囲気をまとう少年だが、戦闘においては別世界での経験もあってか、敵対者に対してはひどく冷徹。
 帰還者として卓越した戦闘技術を持っており、帰還者中でもかなり上位の実力と目されている。
 別世界からの帰還に際し最も尽力した人物、通称「魔王」からは、自分たちの情報の拡大・流出や世間からの印象を背けるために隠密行動を任せられることが多いため、自身を「魔王の右腕」と自嘲気味に呼ぶことがある。
 また、そのために「魔王」からは特別な魔術式が付与された魔道具を与えられており上述の武器関連もその内の一つ。
 幸運ランクが低いのは、「魔王」からの半ば丸投げに近い仕事依頼と、その仕事において別のトラブルに巻き込まれやすいのが理由。
 なぜ本名の「遠藤浩介」ではなく、縁の深い女性から名付けられた「コウスケ・E・アビスゲート」が真名として登録されているのかはわからない。

 なろう小説読んでた中で、こいつの設定面白そうだなって思ってちょいと考えてみました。
 作品との矛盾点もかなりありそうだが正直その辺の設定漁るのがすこし面倒なので適当に済ませてます。
 真名があだ名の方なのは、なんとなくこっちのが雰囲気ありそうだからです。


42 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/20(水) 22:59:09 .y/H1xt.0
【元ネタ】CAPCOMvs.SNK2
【CLASS】バーサーカー
【マスター】イリヤスフィール・フォン・ アインツベルン/藤丸立香
【真名】ゴッドルガール(ルガール・バーンシュタイン)
【性別】男性
【身長・体重】197cm・95kg
【属性】混沌・狂(悪)
【ステータス】
筋力A+ 耐久B- 敏捷A 魔力EX 幸運A 宝具EX

【クラス別スキル】
狂化:EX(C相当)
 全パラメーターをアップさせるが、理性の一部を奪われる。更に、長時間の戦闘により自我の崩壊が進むことが予測される。

【固有スキル】
殺意の波動:A+
強さを追い求める者が行き着く究極の力。
しかし強大な力ゆえに非常に不安定な状態であり、一度の敗北でコントロール不能になり、肉体が崩壊する危険性を孕んでいる。
このスキルを持つサーヴァントは同ランクの「怪力」と「魔力放出(炎)」を得、全ての攻撃を混沌属性への特攻持ちとして扱う。

見切り:B
 敵の攻撃に対する学習能力。
相手が同ランク以上の『宗和の心得』を持たない限り、
同じ敵からの攻撃に対する回避判定に有利な補正を得ることができる。
但し、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。

悪の美学:B
 "悪"という価値観に対する異常な執着心。
 属性「善」のサーヴァントが持つ同ランク以下の【スキル:カリスマ】を完全に無効化する。
 また、属性「悪」を持つサーヴァントに対してのみ同ランクの【スキル:カリスマ】として扱う。

対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:A+
 マスター不在でも行動できる能力。

【宝具】
『最終審判(ラストジャッジメント)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1人
バーサーカーが殺意の波動を吸収した際に会得した瞬獄殺である。天才的格闘センスで一瞬にして習得した。性能も本家とほぼ同等。

『神の与えし終焉(ジー・エンド)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:0〜2 最大捕捉:1人
相手の腹部を貫手で突き刺してから頭上に掲げ、その体勢のまま、連続して13回オロチの『重』の力を叩きつける。

【Weapon】
「己の肉体」
バーサーカーには他者の格闘技を即座にマスターする才能があり、自らが優秀と認めたならば敵の技であろうともすぐに自分の物にする。

【解説】
ルガール・バーンシュタインが大阪城天守閣での豪鬼との一騎討ちの末に、倒した豪鬼から吸収した殺意の波動を、自らのオロチの力と強引に融合させた姿。

天性の格闘センスによって豪鬼の技を一瞬にして会得し、神をも凌駕したと自負する絶大な力を得たことで絶対的な自信を得ているが、危ういバランスで保たれているその力をどこまで制御できるのかは未知数となっている。

この姿のルガールは魔力の消費がかなり激しいため、マスターは短期決戦をせざるを得ない。通常の聖杯戦争ではイリヤクラスの魔力でギリギリ使いこなせるかどうかといったところ。カルデアに召喚した場合は維持のための電力がとんでもないことになるので、その削減のため耐久のステータスが通常のルガールに比べ大きく落ちる。ゴッドレーンあるしなんとかなるか


43 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/29(金) 17:50:36 Okd8sq960
【元ネタ】アーク・ザ・ラッド
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アーク・エダ・リコルヌ
【性別】男性
【身長・体重】170cm・57kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力C+ 幸運E 宝具C++
【クラス別スキル】
対魔力:EX
 マジックシールドを発動することで、一度だけ如何なる魔術効果も無効化する。
 剥がれた後に再度マジックシールドを張ることも可能だが、有利な効果も無効化するのが悩みのタネ。

【保有スキル】
シャーマニズム:A
 各属性の精霊との契約により様々な魔術を使用可能。
 特に広範囲にHP回復と状態異常回復を行うトータルヒーリング、
 敵をレベル/4相当にまで弱体化させるウィークエネミーは破格の性能を誇る。

嵐の航海者:A
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

精霊の加護:A
 精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 その発動は武勲を立てうる戦場においてのみに限定される。

勇者の証:EX
 アークが持つユニークスキル。毎ターンMPが微量回復する。
 トータルヒーリングと組み合わせることで、アークは異常なまでの継戦能力を発揮できる。
 勇者としての伝承に由来するとも、彼が持つスメリア王家の紋章に由来するとも言われる。

【宝具】
『天駆ける希望の船(シルバーノア)』
ランク:C++ 種別:対城宝具 レンジ:10〜60 最大捕捉:100人
 ロマリア国の技術で作られた巨大飛行船を召喚し、絨毯爆撃により地表を焼き払う。
 攻撃範囲こそ広いものの狙いが大雑把な為、どちらかと言えば施設破壊などに向いた宝具。
 幸運判定に成功した場合、かつて率いた仲間も共に召喚され、魔法などによる一斉攻撃も加えられる。

『明日へ(アーク)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 自らの持つ全ての力と引き換えに繰り出される封印の剣。
 世界を滅ぼす闇黒の支配者をも刀身に封じ込めた、聖櫃に匹敵する最強の封印宝具。
 しかし、その代償に自らは命を失う。

【解説】
 アークザラッドの主人公。アークザラッド2でも事実上、後半の主人公を務める。
 精霊の加護を受ける勇者で、数々の精霊魔法を行使可能。
 一方で、HPや攻撃能力(魔法含む)の微妙さ、彼の専用の回復魔法「トータルヒーリング」の高性能ぶり、
 専用装備による1ターン毎のMP回復等から、もっぱら後衛で回復役に回る事が多く、ついたあだ名が「回復勇者」であった。

 父親・ヨシュアを探し求めるうちに様々な仲間と出会い、精霊の加護を受けた勇者となる。
 ロマリア国の大臣アンデルの陰謀により、スメリア王暗殺の罪を着せられ、世界中に指名手配されるが、
 逃亡の日々の中でも、仲間たちと共にロマリアとその背後にいる『闇黒の支配者』と戦い続けた。

 仲間たちの助けもありロマリアの陰謀の多くを阻み、四将軍を倒すことに成功するが、
 健闘むなしく『闇黒の支配者』は復活。
『闇黒の支配者』の力により世界中が大災害に見舞われる中、諦めずに戦い、弱らせる事に成功する。
 しかし『闇黒の支配者』を封じるための聖櫃はすでにこの世にはなく、
 自らの命を代償として剣を聖櫃の代わりとし『闇黒の支配者』を封印した。


44 : 僕はね、名無しさんなんだ :2017/12/30(土) 20:25:20 VEpTBBAY0
【元ネタ】PSO2
【CLASS】ビーストⅦ/D(Darkness)
【真名】【深遠なる闇】
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力- 幸運- 宝具EX

【クラス別スキル】
獣の権能:EX
 対人類、とも呼ばれるスキル。
 他星文明におけるビーストに相当する存在のため地球のビーストとは趣が異なり、
 フォトンやそれに準ずる、ビーストⅦ/Aの権能に対抗できる能力を扱える存在を「人類」として認識する。

単独顕現:EX
 単体で現世に現れるスキル。本質は負のフォトン粒子の集合体であり、ただ干渉を行うだけでなく物理的な顕現をするには依代を必要とする。

自己改造:EX
 絶え間なく自己進化を繰り返すためステータスが常に変動しており、1戦闘中ですら様々な変化を引き起こす。
 依代をベースとした人間体、眷属を取り込んだ異形の戦闘体、超大型の完全体の3つの姿を持つ。

【固有スキル】
ネガ・フォトン:A+++
 負のフォトン、ダーカー因子と呼ばれるもの。自身が顕現した宇宙を構成する要素を否定し、侵食・反転させる粒子。
 ビーストⅦ/Aとそれに属するものを構成している。
 例え物理的にビーストⅦ/Aやその眷属たちを打ち倒したとしても、それを構成する膨大なダーカー因子を
 対となるフォトン粒子或いは何らかの要因によって浄化できない限り侵食していき、やがてダーカーと呼ばれる生命体や異形の物質へと変貌させてしまう。
 ケイオスタイドが液体としての性質を持つならば、こちらは気体あるいは放射性物質のような代物。
 膨大な量が一所に集うことで、オリジナル同様の目的と能力を持つ新たなビーストⅦ/Aとして顕現する性質がある。

星喰らい:A+++
 ダーカー全てが持つ基本スキル。星の生態系や星そのものを侵食、或いは破壊し眷属やエネルギーとして取り込む性質。
 このスキルを持つものはエクスカリバーなどが持つ「星の敵に対する特攻」の対象となる。
 ビーストⅦ/Aの本体が実体を伴って顕現した場合、一日と経たずに惑星を喰らい、
 そのエネルギーを用いて自己進化し、大量の眷属を生成しつつ全宇宙へと瞬く間に広がっていく。

空間操作:EX
 ダーカー全てが持つ基本スキル。基本的には離れた空間を瞬間移動し、強襲を仕掛けることに利用される。
 相応の力があれば次元を歪め、異なる銀河を行き来することも可能。

根源接続:- → E
 宇宙の記憶そのものであるアカシックレコードに融合し始めた結果獲得したスキル。
 少しずつではあるが、ダーカーにとって都合の良いように歴史を書き換えている。

【宝具】
『淵より来るもの(ダーク・ファルス)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:無し 最大捕捉:無制限
 独立した眷属として生み出す闇の精神体。ビーストⅦ/Aと同じく実体を持たず、強い力と負の感情を持った存在や、
 イレギュラーな事例では大地そのものといった依代に憑依・変貌させることで実体化する。
 基本的にはビーストⅦ/Aに従い、その維持や復活のために動く。

『侵食異界・壊世現出(アルティメットエリア)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:無制限 最大捕捉:無制限
 ビーストⅦ/Aが存在する宇宙に展開する侵食空間。壊世区域と呼称される。
 一定の区域をダーカー因子に侵食された全く別の時間軸とすり替え、
 異常進化を遂げた極めて強力な原生生物やダーカー、暴走機械等が跋扈する魔境へと変貌させる。
 ビーストⅦ/Aやダークファルスのためのエネルギーを収集する餌場。


45 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/02(火) 10:29:45 HRnUZRIM0
こういうのは好き


46 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/02(火) 13:04:34 HRnUZRIM0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】???、藤丸立香
【真名】チャールズ・ジョセフ・ホイットマン
【性別】男性
【身長・体重】
【属性】混沌・悪
【ステータス】


47 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/02(火) 18:53:27 HRnUZRIM0
間違えて途中で書き込んじゃったから続き
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C
魔力D 幸運C 宝具A +
【クラス別スキル】
対魔力E
微量ながら相手の魔術への耐性を持つ

単独行動EX
マスターなしでも行動、および戦闘が行える。EXの場合、強力な宝具も使用することが出来る。

【固有スキル】
精密射撃EX
どのような形状、種族の相手でも確実に急所を狙うことが出来る。生前の狙撃の腕前から獲得したスキル。

暴力衝動A
家庭環境からのストレスか、脳の腫瘍が原因か、彼の奥底から湧いてくる衝動は、一定時間が経過することによって彼の理性を蝕んでゆく。

憎悪B
自身の父親に対する憤怒は英霊になった今でも潰えることはなく、その憎悪は弾丸に宿る。

【宝具】
『時計台の狙撃手(クロックタワー・キルスナイプ)』
ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:0〜500m 最大捕捉:15人
かの事件の情景が鮮明に再現された固有結界に相手を強制的に引きずり込む。結界内では、相手のステータスは最低ランクまで下がり、その状態からホイットマンが凶悪な狙撃を行う。

【weapon】
レミントン製ボルトアクション銃
、散弾銃など事件当時持ち込んだ銃

【解説】
1966年におきた「テキサスタワー乱射事件」の犯人。その日彼は大学内の時計塔から、市民に向けて狙撃を行った。

普段は優しく模範的な青年だった彼を殺人者にしたのは、脳の腫瘍とも、家庭環境のストレスとも言われているが、真実は定かではない。

普段の彼は普通の青年なので、マスターや他のサーヴァントにも優しく接するだろう。だが彼がどんなに優しく見えても、罪のない市民たちを自身の衝動を抑えきれながために射殺した殺人鬼だということを忘れてはならない。

fgoちょっとやったくらいの知識なので、おかしい設定が多々あるかと。イメージではジキルのような感じ。


48 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/03(水) 14:19:58 IWRBZWMA0
前スレ>>754にちょっと追加

【元ネタ】ティタン アッズワースの戦士隊
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ティタン
【性別】男性
【身長・体重】183cm・75kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B+ 耐久A 敏捷B 魔力C+ 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
正しい調教、調整が施されたものであれば万全に乗りこなせる。

【固有スキル】
戦闘続行:A
往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

心眼(真):A
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性がゼロではないなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

直感:C
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。

無窮の武練:A
ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
心技体の完全に近い合一により、いかなる地形・戦術状況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

竜殺し:C
竜を仕留めた逸話そのものがスキルと化したもの。竜種、及び竜の属性を持つ相手に対する攻撃力と防御力の大幅向上。
セイバーはかつて要塞都市アッズワースを襲った巨大な黒竜との戦いで、共に戦った多くの戦士達の屍を越え、これを討ち果たした。

獣殺し:A
魔獣や野生生物に対する特攻。
人と魔獣の領域を分かつ最前線の要塞都市アッズワースの傭兵であるティタンは、獣の性質・殺し方を熟知している。

神の加護:EX
全ての愛を司る、最も慈悲深く最も傲慢な女神パシャスの加護により、戦況を有利に進めることが可能。
かつて曲がりなりにもパシャスの信徒であったセイバーだが、その傲慢さを目の当たりにした時、憎悪にも似た感情を抱き始めた。しかし女神は彼の憎しみや怒りさえ心地よいものとし、彼の拒絶を無視し一方的に加護を与え続けている。

【宝具】
『戦士よ、戦え(ウゥ・ヴァン)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:40 最大捕捉:300人
アッズワースに伝わる戦士の誓い、誇りを唄う詩が宝具へと昇華されたもの。
戦詩を詠唱することで広範囲に不可視の結界を展開し、自分自身ないし自軍の攻撃力・防御力を上昇させる。
一定時間筋力と敏捷のパラメータ、勇猛と直感スキルを1ランク上昇させ、耐久にプラス補正がかかる。また、自身を含む結界内の自軍に同ランク相当の魔性特攻を付与する。

【Weapon】
『牡鹿の剣』
セイバーが『赤銅の牡鹿戦士団』時代より愛用する剣。
元は鋭い切れ味を持つ以外何の変哲もない剣だが、セイバーにとって最も信頼すべき愛剣であり、また数多の魔獣の血を浴びたことにより半ば『退魔』の概念武装・擬似宝具と化している。

『無銘・長剣』
セイバーが「使い潰してもいいように」と三振り常備している予備の剣。


【解説】
人と魔の領域を分かつ砦であるクラウグス王国の要塞都市アッズワースを守る傭兵剣士。
かつて『赤銅の牡鹿』戦士団に属し戦場を転々としていたが、アッズワースを守護する女騎士アメデューに心惹かれ戦士団を脱退、アッズワースを拠点とする。
暫くしてアッズワースを襲った黒竜との戦い『黒竜戦役』で彼女はティタンを庇い命を落とす。彼は己の無力、黒竜、そして自分を置いていったアメデューを憎んだ。
黒竜を討ち果たした後も死地を求めて戦い続け、オーガの大群との戦いで命を落とした……かに思われたが、300年後の世界に彼は蘇る。
300年の歳月を経て彼の名は伝説に残り「戦士の中の戦士」として語り継がれるも、傭兵や兵士達は戦士たる誇りを失い、単なるならず者に成り下がっていた。
戦士の誇りも誓いも風化し変わり果てたアッズワースに辟易しつつ、ティタンは強敵との戦いを求め流離う事となる。
聖杯に託す望みは無く、ただ「真の戦士との戦い」のみを求める。


49 : 代理投下 :2018/01/04(木) 09:59:54 vWsd0cps0
【元ネタ】史実、ギリシャ悲劇
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アイスキュロス
【性別】男性
【身長・体重】187cm・75kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力B+ 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 キャスターが形作るのは、魔術師の“工房”・司祭の“斎場”・劇作家の“劇場”を兼ねる秘教舞台(ミスティックステージ)である。

道具作成:-
 道具作成スキルは、エンチャントスキルと引き換えに失われている。

【固有スキル】
大地神の加護:A
 ディオニュソスとデメテルより祝福を受け、不死身に近い生存能力を身に付けた。
 "耐久力の向上"、"HP自動回復"、"バッドステータスへの耐性"、"戦闘から離脱する能力"を纏めた複合能力。

エンチャント:A
 概念強化。
 彼の場合「権威付与」、「偉大化」とも。
 他者や他者の持つ大切な物品に強力な機能を付与する。
 文芸の徒がサーヴァントになるときエンチャント系能力を獲得する例は多いが、
 アイスキュロスは召喚される際にあえて道具作成を捨ててこのスキルを持ってきている。その甲斐あってか非常に強力。

高速神言:C
 デメテルの加護より、不完全ながら神代の言語を用いることが可能。
 魔術行使に呪文・魔術回路との接続を必要とせず、大魔術すら三節以下の詠唱で発動できる。

古代ギリシャ魔術:A
 エレウシスの土俗呪術とも。
 伝統魔術の継承者であるアイスキュロスは、秘儀の神秘の理解度において当代最高であった。

【宝具】
『神劇・開演(トラゴーイディア・エレウテライ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:20〜40(劇場依存) 最大捕捉:500人
 再誕劇場。悲劇を上演し、味方全員に一度限りの蘇生魔術(レイズ)を付与する魔術宝具。
 儀式型の宝具であるため一度の行使に平均2時間ほど必要とされる。
 レイズの重ねがけはできないが、使用回数の制限はないため、復活の度に蘇生魔術の付与が可能となる。
 アイスキュロスの悲劇は死ぬことがない。
 それを見たものも、また。

【Weapon】
『葡萄の蔦』
 生やして攻撃したりする。
 後世の伝説によれば、ブドウ園で働いていた若きアイスキュロスは
 夢に現れたディオニュソス神より天啓を授けられ、詩作をはじめたのだとされる。

【解説】
 ギリシャ三大悲劇詩人の一人、"悲劇の父"アイスキュロス。
 アッティカの貴族階級としてエレウシスに生まれ、
 生涯で九十篇の作品を残し、大ディオニュシア祭では十三度優勝の栄冠に輝いたとされる。
 それまで演者一人とコーラスで構成されていた舞台に役者を一人増やしてかけ合いを可能にしたり、
 三部作という作品構成を考案した。
 アリストファネスの『蛙』で彼はエレウシス出身者らしくデメテル信者として描かれるが、
 彼はあろうことか舞台上で("公言すれば死の報いを受ける"と誓いを立てたであろうはずの)エレウシスの秘儀の秘密を示し、
 観客に殺されそうになったことがあるという。
 その時は従軍歴とマラトンで死んだ兄を引き合いに出した愛国アピールで同情を誘い、
 無知の許しを請うことで事なきを得たとされる。
 ちなみに彼の墓碑銘には戦歴のみが書かれ、詩業に言及がない。
 作家デビューは25歳頃、マラトンの戦いとサラミス海戦に従軍したのが三十代半ばのことだが、
 後に老境でシチリア島に渡った際、鷲に頭へ亀を落とされて死んだと伝えられる。
 頭を岩に間違えられてのことだと言うから、おそらくはそのころにはつるっぱげであったのだろう。
 だが、作家が死んでもその作品は死ななかった。
 アイスキュロスの名は作者の死後に大会で旧作の上演が許された特例として記憶され、
 『蛙』に言及されている。ついでにいうと『蛙』ではアイスキュロス当人も生き返っている。
 現代ではロバート・ケネディによる引用が知られており、今なお七篇が散逸(死)を免れ、読み継がれている。

 禿。髪の話はやめるんだ。代わりに神を讃えよう。
 大地の神々に愛され、自らも敬愛しているが、神性そのものとしてのゼウスに憧れを抱く。
 劇作家としては超一流で、魔術師としても一流ではあるがうっかり爺さん。
 聖杯に常識を植え付けられてなお、紀元前5世紀ですら受け入れられなかったレベルの神秘の開示を諦めようとしない。
 宝具に一般市民を巻き込もうとするのはやめてください……


50 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:01:00 vWsd0cps0
【元ネタ】史実、ロドピス伝説
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ロドピス
【性別】女性
【身長・体重】168cm・52kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力E 幸運B+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 色んな所から貰った加護により、三騎士水準のハイレベルな対魔力を保有する。
 彼女本来の魔術に対する防御は紙ッペらみたいなものだという。

【固有スキル】
窮地の智慧;B
 危機的な状況で幸運を呼び込む。
 アイソーポスから授かった多くの智慧(寓話)と遊女としての機転によるもの。

黄金律:B
 人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。(体)ではない。

フェロモン:A++
 魅了の精神干渉や外見の美しさではなく、同種の個体に生理的に働きかける魅力、もとい成分・物質の程。
 彼女のそれは“傾国の美女”と評し得る最高レベルのもので、古代地中海世界における娼婦の頂点を名乗るに不足ない。

【宝具】
『太陽殿と鉄の塔(サンピラー・オベリスク)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:5〜40 最大捕捉:一人
 彼女が生前にデルフォイ神殿へ献納した、文字通りの焼き串(オベリスク)。
 無数にある。内の一つを投げることで、オベリスクが火の鳥に変わり、敵を攻撃する。"焼き鳥"は禁句。

『薔薇の女、神のように塔を築け(ローゼストゥーム・ピューラミス)』
ランク:A 種別:迷宮宝具 レンジ:30〜60 最大捕捉:500人
 ギザの第3ピラミッド。
 実際には、ロドピスの生涯はメンカウラーのピラミッドとは何の関係もなかった。
 だが誤解した数多の人々の信仰を利用し(?)、あの大墳墓の一部を限定的に間借りすることを可能にした。
 メンカウラーおじさんは快く了承してくれたらしい。
 周囲に石造ダンジョンを展開する。
 彼女は墳墓の女主人としてその深奥に隔離され、ズレた位相の中に守護される。

【Weapon】
『ミュケリノス』
 英霊の座で出会った新しいパパ(パトロン的な意味で)。
 メンカウラーおじさん。
 ピラミッドの内側の使用権を借りられるとは、一体何があったのか。げに恐ろしきはフェロモンか。

『ローゼストゥーム・ピューラミス』
 全くそんな逸話が無いにも関わらず、敵に対して水攻め攻撃ができるとか。ざざーん。

【解説】
 紀元前6世紀ごろ"実在した"高級娼婦。ロドペー。
 トラキア人奴隷としてサモス島のイアドモンに仕えた後、エジプトのナウクラティスで娼妓を務め、
 (サッポーの兄)ミュティレネ人カラクソスに大金をもって身請けされた。
 自由身分となった彼女はエジプトに留まって莫大な財を築き、
 未曾有の功績を残したいと考えて富の十分の一を費やし、牛の丸焼きに使えるほど大きい鉄串を無数に造らせ、
 デルフォイに献納したという。

 娼婦に入れあげる兄の醜態を見た女流詩人は、自作の中でカラクソスを譴責し、女を呪ったが、
 ストラボンの記述によれば、サッポーは娼婦をドリカの名で呼んだ。
 「ロドーピス(薔薇色の頬)」といういかにもな名前が源氏名である可能性は高く、
 「ドリカ」を彼女の本名とする説には説得力がある。

 妖艶さで知られたナウクラティスの遊女のうちで最も有名な女であり、
 ヘロドトスはメンカウラーのピラミッドがロドピスの墓であるという俗説を紹介した後一蹴しているが、
 ストラボンがその伝説を詳しく書いている。
 即ち、入浴中の彼女のサンダルを鷲がメンフィスまで運び、
 ファラオがサンダルの持ち主に恋慕し、探し出されて王妃となり、彼女の為にギザの第3ピラミッドが作られた、
 というのがそれである。
 今やロドピス伝説は最古のシンデレラストーリーの一つとして知られるが、言うまでもなく史実性はない。
 ヘロドトスが示唆するのは彼女が自費でピラミッドを築いたという話であるのに対し、
 ストラボンは王妃の墓としてピラミッドを建ててもらった述べているから、
 ヘロドトスの時代に語られていた風聞伝記とも異なるはずである。

 ヘロドトスが苦言を呈したロドピスとピラミッドを結びつける言説は、しかし後の歴史家に保持された。
 『アイギュプトス史』断片は、上記伝説と別にメンカウラーのピラミッドをニトクリスによるものと伝える。
 ニトクリスは、曰く“色白にして薔薇色の頬”とされ、ロドピスとの混同が考えられる。

 イアドモンの下では寓話作家アイソーポスと同僚の奴隷だったとされる。

 ところで、僕鯖のロードピスや日本語版Wikipediaのシンデレラのページに載っていた話が妙に見つからないと思ったら、
 これ絵本のストーリーじゃねーか! どーりで娼婦でも金持ちでもないわけだわ。ふざけんな。

 下の上くらいのサーヴァント。戦力としては微妙。エロい。


51 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:02:01 vWsd0cps0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】イオ
【性別】女性
【身長・体重】170cm・51kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷B 魔力A+ 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 神代の巫女である彼女は、“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:B-
 一応の逸話は持つものの、
 極まった魔術師ではないため陣地作成ほどのランクを持たない。

【固有スキル】
神性:A
 神霊適性を持つかどうか。
 高いほどより物質的な神霊との混血とされる。

高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 ナイルの岸辺でゼウスによって、エジプトの魔術の女神イシスに転生させられた逸話から、
 このサーヴァントはキャスターのクラスに高い適性を持つ。

ボスポロス越え:B++
 白牛形態で真価を発揮するスキル。
 敵を含む、フィールド上のあらゆる障害を粉砕しつつ移動できる。

【宝具】
『彼女の名は“月”と云った(イーオー・ボオーピス)』
ランク:A+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 女神の神核。即ち『牝牛』。
 生まれながらに完成した女神であることを示すスキルは出自からして持ち得ない代わりに、
 ヘラから分譲された力としてこの宝具を持つ。
 牛の角、雌牛の姿という形で現れる、神性の概念核。神性宝具。

 他者の魔術を支配し、母神権限に手をかける『真月の巫女(モード/カリーティア)』。
 自身の魔術を封印する代わりに、神獣ランクの強大な牝牛に変身する『馳走の乙女(モード/エウボイア)』。
 二つの形態(フォーム)を使い分ける。

『蓋世の聖約(アルゴス)』
ランク:A++ 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 ヘラの鍵により女神の神核へアクセスし、大女神の聖権(権能。百獣母胎とも呼ばれる)に触れることができる。
 その瞬間から自己崩壊がはじまるため自らの消滅までの間に唱えられる呪文は一つだけだが、
 主神級の霊基で行使された魔術は、世界の変革にすら足るだろう。

【Weapon】
『女神の神核』
 女神と巫女を同一視した結果か、
 あるいは彼女(イオ)が自覚なき女神の分霊なのか。
 カリティアはイオと同じくヘラの最古の女神官とされる女性で、おそらくはイオと同一人物。
 また、イオがアバンティス島で出産して以来、その島はエウボイア(牛良島)と呼ばれるようになったという。

『ヘラの鍵』
 アルゴスの古い巫女が持ったという神権を司る世界鍵。巫女の奥の手。
 イシスは王権の神格化、ヘラはゼウスより古い主神とされ、いずれにしろ聖婚により世界の主を定める権限を持つ。

【解説】
 アルゴスの王女イーオー。
 出自は諸説あるが概ねイーナコス王の娘とされる。
 女神ヘラの神官だったがゼウスに犯され、ヘラに浮気を誤魔化そうとしたゼウスに白牛に変えられ、
 百眼の巨人アルゴスに見張られる。
 ゼウスに遣わされたヘルメス神がアルゴスを殺して解放されたが、
 ヘラが放った虻に追われて各地を逃げ回り、エジプトで人の姿に戻った後、
 息子エパポスを得る。
 一度はヘラの妨害で息子と逸れるが再開を果たし、
 エジプトでテレゴノス王と結ばれた。
 エパポスは後にエジプト王となった。
 彼女はデメテルの像を建て、エジプト人はデメテルとともにイオを「イシス」と呼んだという。
 一般にエパポスは聖牛アピスのことという。
 あるいは、ゼウスがエジプトでイオを女神イシスに変生させたとも。
 イオは「月」の意で、ヘラの巫女というが、ゼウスに犯され、牛の形態を取ることから、
 彼女の実は“牛の目のヘラ(ヘーラー・ボオーピス)”の分体と考えられる。
 そのキャスター適性は、ヘラの祭司としての職能、魔術の女神イシスとの同一視、また、白い雌牛への変身を、
 ゼウスの力によってではなく自力で果たしたという異説による。

 アルゴスにおけるヘラとゼウスの崇拝に関連する古い英雄。
 イシス云々は似た姿からのあと付けだろう。
 ギリシャ神話の時系列、人物系譜では、アルゴス→エジプト→フェニキア→クレタの順に系譜の派生が見られ、
 史実はともかく、最終的に神話が成立する過程でアルゴリス(ミュケナイ文明)がギリシアの淵源を握った。
 神話では何の偉業も成し遂げていないのだが、
 彼女はまず間違いなくオクシデントにおける最古最強の巫女である。あと巨乳。


52 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:09:20 vWsd0cps0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】エパポス
【性別】男性
【身長・体重】144cm・35kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運EX 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 自分が攻撃態勢に移るとランクが大きく落ちる。が、状況が変わるまで隠れ続けることは大得意であるらしい。

【固有スキル】
扇動(攻撃特化):C
 個人に対する精神攻撃に特化した扇動。
 数多の大衆を導く力はないが、個人の、特に傲慢な人物の心を折ることに適している。

神性:A
 神霊適性を持つかどうか。
 高いほどより物質的な神霊との混血とされる。

自己保存:EX
 自ら参加していない戦闘の被害、また、殆どの危機的状況を、マスターと共に逃れることができる。
 神々の陰謀や太陽の暴走を特に言及もされず生き延びた。
 よっぽどの悪運の持ち主なのか――それとも影が薄いのか。詳細は不明。

【宝具】
『暗黒よ、余を生かせ(オソラピス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
 EXランクの自己保存の正体。
 これまで/これから自らに降り掛かかる死の運命を放出する。
 宝具的には、アサシンの姿が一瞬ゆらぎ、冥府の神気を帯びた牛神が見えたかと思うと、
 周囲へ無差別な即死判定を与える。
 即死は幸運で回避可能。ただし、運命力は削られるため、ランクダウン。
 LUC値や命運が他の要因で尽きていても命が絶える。
 アピス神、イシスに探された王との同一視から得た冥界神オシリスの権能の一部がギリシャ・ローマ神話の下で
 変成したもの……と思われる。
 死の運命を支配下に収めるエパポスを殺すには、
 自己保存が効かないほどの確殺性能や、運命に対するより上位の権限を必要とする。

【Weapon】
『黒い少年』
 オシリスや白黒のアピス、またはアイスキュロスによる形容の影響からか、
 サーヴァントとしてのエパポスは褐色の少年の姿である。
 肉体年齢については自嘲が混じっているらしい。(ファエトンの逸話は比較的新しいものだが……)

【解説】
 エジプト王エパフォス。
 アルゴスの王女イーオーとゼウスの子で、
 ゼウスがイオを手で触れ(エパポス)て孕ませたことからこの名があるという。
 エウボイア島、あるいはナイル川のほとりで生まれたとされる。
 イオはゼウスに見初められたおかげで牛の姿で大地をさすらったが、
 ヘラの怒りはまだ収まらず、
 クレーテス(レア神に仕える半神たち)に赤子のエパポスを拐わせた。
 ゼウスは雷霆でクレーテスを皆殺しにし、シリアを旅したイオはビブロスの王宮でエパポスと再会した。
 その後イオがエジプト王テレゴノスと結婚したため、義父の死後にエジプトの王位を継承した。
 幼少期にはパエトーンを煽って太陽の戦車の悲劇を招いてしまったともいわれる。
 また、混乱した後の神話では王となったエパポスを狩りの最中に殺さんとヘラが画策し、
 次いでゼウスの覇権を覆せとティターンをけしかけたとも。
 エジプト王としてはナイルの娘メンフィスを娶り、王都に妻の名を授け、
 また娘にリュビアを設けたという。
 一般に聖牛アピス(ハピ)をギリシア語で言い表したものとされるが、
 あまり信用できない傍説によればヒクソスの王アポフィス(アペプ)がモデルという。
 ヒュギーヌスは女神イシスが帆を発明してハルポクラテス(幼児ホルス)を帆筏で探したと述べるが、
 実際の神話でイシスが探したのは夫オシリスの遺骸であり、
 エパポスを探したイオの神話との混交が疑われる。
 (加えて言うとハルポクラテスはセラピスの王子としてのホルスの姿でもあった)
 アピスもまたプタハ神の後にオシリスの化身ともいわれるようになっており、
 イオ=イシスが探し出して王にしたエパポス=オシリス、
 エパポス=オシリスの顕現であるアピス、エパポス=セラピスという対応も見いだせる。
 とはいえ、偽アポロドーロスは彼でなくアルゴスの専制君主アーピスをセラピスと同一視しているが。


53 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:10:23 vWsd0cps0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ベーロス
【性別】男性
【身長・体重】181cm・101kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。
 最高クラスには及ばないが正統派の魔術師を圧倒するには十分であり、
 セイバーとしては標準的なレベルとされる。

騎乗:B
 騎乗の才能。
 大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。

【固有スキル】
神性:B+
 その体に神性属性があるかないかの判定。
 ポセイドンを父に持ち、明らかではないが東方の大神より影響を受けている。

皇帝特権(神):A+
 なぜか保有するスキル。
 実在の皇帝でも神祖でもない彼が如何にして皇帝特権を手に入れたのか、
 (神)とはなんなのか不明瞭な点は多いが、
 ともかく、本来持ち得ないスキルも短期間だけ獲得できる、通例通りの万能スキルとして働く。
 ただ、神性で上回っている相手に対して効き目が落ちてしまうデメリットが有るらしい。

占星術:C
 エジプト占星術の継承者。
 が、カルデアの占星術師と同様の技も使うとか。

【宝具】
『百門都市の大神起源(ゼウス・ベロス)』
ランク:A+〜E- 種別:対軍宝具 レンジ:2〜40 最大捕捉:100人
 輝く宝剣。周辺の文明レベルを反映した威力を備える秘剣。
 本来ギリシャ神話の登場人物であるベーロスは、
 ヘレニズム以後に図らずもアメンとマルドゥクというオリエントの大神格に繋がりを持った。
 これは異邦の主神と“剣の起源”の逸話がミックスされて成立した宝具と思われる。
 原野では並の名剣に過ぎないが、大都市では選定の聖剣に相当する出力を持つ、エジプト風の王権の象徴である。

【Weapon】
『百門都市の剣』
 「バビロンを築いたエジプト王」という珍妙な逸話は、確かに彼の戦力となったものの、
 都市圏でなければ“神に繋がる”ことができない制限も内包している。
 いうまでもなく皇帝特権の出典でもある。

【解説】
 エジプト王ベーロス。
 ポセイドンとエジプトの王女リビュエーの子。
 フェニキアの太祖アゲノールとは双子の兄弟とされ、
 またベーロスの子であるダナオスとアイギュプトスの双子は王位を酷く争った。
 ヘロドトスとエウリピデスによってケーペウスの父とされ、またピーネウスの父ともされる。
 古い神話はほぼ持たないものの、
 シケリアのディオドロスはベーロスがユーフラテス川沿いに入植した後、
 エジプトと同じく星読みの神官を任じたという「バビロン植民」の逸話を
 エジプト人の主張の一つとして紹介している。(落ち目のエジプト人たちはかような妄想で心を安らげていたのだろう)
 それによればこの種の新たな神官たちはバビロニア人に「カルデア人」と呼ばれたのだとか。
 またノンノスは旅をしたベーロスが「リビアのゼウス」を農耕する家族(エジプト人?)のもとに紹介したと言い、
 砂漠の砂音が今やゼウス・アスビステス(リビアのゼウス)の声となり
 カオニアの鳩(ドドナの神託所でゼウスの言葉を告げるとされた鳩を指すらしい)
 と同じく未来を占ったと述べる。
 このゼウスと神託は明らかにアメン神とリビアのシーワ・オアシスの神託所に由来する。
 ドドナとリビアの神託所はヘロドトスの時代既に結び付けられていたが、
 その起源をノンノスはベーロスに託したものらしい。
 パウサニアスも"リビアのアンモンとバビロンのベーロス"と並べて言及している。
 どうも一連のバビロン市との関連はベーロスとゼウス・ベロス、つまりベール・マルドゥークとの混同によるものと見え、
 その名ベーロスもカナンのバアルと関連を持つ可能性がある。
 アッシリア王ニヌスの父「アッシリアのベーロス」とは一応区別され、
 また「ベロス神」とも普通混同されないが、少々影響を受けてはいると考えていいだろう。
 ヒュギーヌスによれば剣で闘った最初の人であり、ラテン語のベッルム(戦争)は彼に由来するという。嘘つけ。


54 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:11:16 vWsd0cps0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ブリトマルティス
【性別】女性
【身長・体重】150cm・39kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術を無効化する。
 事実上、現代の魔術師では彼女に傷をつけられない。

単独行動:A++
 マスター不在でも行動できる能力。
 狩りの女神とは、捕らえられず、留められず、愛し得ないものである。

【固有スキル】
神性:A+
 その体に神性属性があるかないかの判定。
 ゼウスとカルメの娘であり、アルテミスにより神格化されたとされる。
 より古い神話ではクレタにおけるアルテミスの姿とも、あるいはさらに古い女神の別側面とも。

獣殺し:A
 魔獣や野生動物に対する特攻。"ポトニア"としての権能が零落したもの、であるらしい。

祝いの船出:C
 漁網の女神としてのスキル。
 味方の航海、船、漁獲に加護を与える。

【宝具】
『山海馳せる女神の天網恢恢(ハーヴェスト・ディクティアー)』
ランク:B 種別:対人/対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:10人〜50人(網サイズが可変)
 ディクテュンナの神網。
 通常の矢に混ざって矢として放たれ、命中した相手を絡め取る。
 これによるダメージはないが拘束力は非常に強い。
 また、相手に『獲物』としての属性を強制的に付与する効果もあるため、
 たとえ獣の因子を持たない人間やサーヴァントであっても、「獣殺し」の特攻対称とすることができる。
 ちなみに水中のものに命中させた場合、相手を水上に引き釣りだす(救出する)機能も持っている。
 重ねがけが可能。

『乙女の不在(インビジブル・アファイアー)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 自らの存在を自然に溶け込ませ、世界と一体化する。
 あらゆるものが彼女を捉えられなくなり、五感はもちろん第六感や上位の千里眼にとっても透明になる。
 狩人の隠伏術の究極、または森の神としての権能などといわれる。また、同種の隠身を見破れる。

【Weapon】
『獣狩りの弓』
 狩りの女神の系譜に連なるだけあってか、彼女はミドルレンジでの弓の扱いについて限りなく頂点に近い。
 一度『網』に囚われたが最期、数瞬のうちに『網』で幾重にも覆われて完全に身動きできなくされ、
 数秒足らずで「獣殺し」の矢でハリネズミにされるだろう。

【解説】
 クレタ島の女狩人。あるいは女神。
 ミノス王の求愛を九ヶ月の間かわし続けた末に崖から身を投げたが、
 漁師の網に救われ、アルテミスによって女神の地位とディクテュンナ(網の貴婦人)の名を与えられたとされる。
 アイギーナ島ではクレタから船で渡ってきた彼女が聖なる木立で忽然と姿を消した為に
 アパイアー(見えざる女神)と呼んだとも。
 元々ブリトマルティスないしディクテュンナはクレタ島で崇拝されていた女神の名であり、
 クレタにアルテミス崇拝が伝来した後同一視されるようになった。
 古い作品ではたびたび明らかにアルテミスの言い換えとして
 ディクテュンナの名が使われている。
 ヘレニズム期より「ブリトマルティスの神格化」が物語として成立し、
 女狩人ブリトマルティスの女神としての名前が
 ディクテュンナだとされるようになり、
 さらに後にはアイギーナの女神アパイアーとも同一視された。
 カリマコスは彼女をゴルテュスのニンフと呼び、他の資料も概ねクレタ生まれとするが、
 アントニヌス・リベラリスによればブリトマルティスはフェニキア生まれで、各地を渡り歩き、
 ケファロニア島ではラフリアと呼ばれたとかいう。
 ラフリアはパトラ、古くはカリュドーンにおけるアルテミスとアポロンの添え名であり、
 彼の伝えるブリトマルティスの遍歴はどうも小アジアからアルテミス信仰が広まり各地の小女神を吸収していく様子を
 反映しているようにみえる。
 なおディクテュンナは元々「網(ディクテュア)」ではなくディクテー山に由来する名前だったとされ、
 おそらく彼女はレアーの分体なのだろう。古くは翼を持った異形の獣母という。

 半弓を持った短髪の女。
 アルテミスの信奉者の一人とされながらも、
 自らの起源に自覚的なのかかの女神を「あの子」と呼び同格扱いする。技量チート系サーヴァント。


55 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:12:34 vWsd0cps0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】テューデウス
【性別】男性
【身長・体重】195cm・103kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A+ 耐久A+ 敏捷C 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:C
 魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。

【固有スキル】
女神の寵愛:D
 アテナの祝福の残渣。
 Dランクでは危機的状況において少しばかりの幸運が得られるが……。

血濡れの蛮勇:A+
 戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
 本質的にサディズムを表す「加虐体質」と異なり、こちらは「勇猛」の派生スキルで、
 闘争に快楽する好戦性の純度を示す。

扇動:C
 このサーヴァントの扇動は、集団を導くのではなく戦乱に巻き込むことに特化している。
 だが、現在は狂化により使えない。

【宝具】
『破滅厭わぬ失寵の武(プロスポロン・フォノウ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 バーサーカーが死の間際に到り、結果として女神の寵愛を失わせたという武の境地。
 魂喰い、霊体の捕食に関して、絶大なボーナスと補正を得る宝具。
 サーヴァントの霊核を吸収できれば、二、三日はぶっ続けで暴れられるらしい。
 ただし、使用ごとにアテナの祝福は目減りし、マイナスに突入すると「女神の呪い」に転化する。

 ちなみに“プロスポロン・フォノウ”は予言者アンフィアラオスがテュデウスを呼んだ蔑称の一つ。
 だいたい『死神の手先』ぐらいの意味。

【Weapon】
『武具一式』
 剣、槍、黄金の鎧、魔猪が描かれた盾など、
 ディオメデスが持つというヘパイストス製の神鎧を除けば息子と全く同じ武装といえる。
 ちなみに、彼はネメア祭でボクシングないしレスリングで優勝したとされ、徒手による戦闘力も高い。

【解説】
 テーバイ攻めの七将の一人。
 カリュドーン王オイネウスの子であり、英雄メレアグロスの異母弟。
 あの有名な猪狩りの後に娶られた王妃との子であるためメレアグロスとの面識はないが、
 武勇は兄に並ぶとされた。
 ただし思慮においては劣ったとされ、
 アグリオスに国を追われた理由は諸説あるがいずれも殺人の罪によるとされる。
 トロイア戦争での狂犬ぶりで知られる息子ディオメデスともども女神アテナに寵愛されていたという。
 国を追放された後アルゴスに逃れ、同じ境遇だったテーベのポリュネイケスと共に
 アルゴス王アドラストスの娘婿となり、
 故国での復権を約束した義父に従ってテーベ討伐に積極的な立場を見せた。
 諸将に参陣を呼びかけ、一説によればアンフィアラオス相手には奸計すら仕込んだという。
 開戦前には使者に立ってテーベを訪れたがエテオクレスに無視された。
 しょうがないので一騎打ちを挑んで応じた相手を全員殺し、
 待ち伏せ部隊も皆殺しにして帰陣した。
 このとき50人が待ち伏せていたが、生き残ったのは、
 神々が生かそうと印を示したマイオーンのみだったという。
 開戦後、攻城戦中にメラニッポスから受けた腹の傷によって戦死した。
 アテナは彼を不死にしようとしたが、アンピアラオスが投げたメラニッポスの頭を割って脳髄を啜ったため、
 女神の不興を買って不死にされなかったとされる。
 パウサニアスによれば、テーバイではテューデウスの亡骸はマイオーンによって
 埋葬されたと言い伝えられていたという。
 ディオメデスは後にテーベとアグリオスへの報復を達成した。
 なお、外国人であるためか、ポリュネイケスとテューデウスは七将に数えられないこともある。


56 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:13:45 vWsd0cps0
【元ネタ】ギリシャ・ローマ神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アイネイアス
【性別】男性
【身長・体重】182cm・71kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C+ 耐久A+ 敏捷B 魔力A 幸運A+ 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではこのサーヴァントに傷をつけられない。

騎乗:A
 騎乗の才能。魔獣・聖獣までの獣とあらゆる乗り物を乗りこなせるが、
 幻獣・神獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
授かりの英雄:A
 未来の王、あるいは未来の王を生むものとして、ギリシャ・ローマ神話では神々に最も寵愛された英雄。
 呪いのように積極的な原因がない限り、彼が何かに不足するということはない。
 尤も、それが常勝を意味する訳では全く無いが。

戦闘続行:A
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

信仰の加護:A+
 信仰から生まれる精神と肉体の絶対性。
 ローマの祖となるべく、神々の意図を純粋に実現する者として、アエネアスは「信心深い(ピウス)」と形容される。
 アイネイアスは信徒の模範といえるまでの敬虔さを持ち、苦痛、苦難に挫けることがない。

神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 美の女神ヴェヌス(アフロディテ)の息子であり、死後神格化されたことから最高クラスの神性を持つ。

【宝具】
『敬虔なるは宿命の父神(ピウス・アエネーアース)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 自由意志を“運命”に明け渡し、目標の達成に関する事象全てに最適な展開を“実行する”能力。
 スキル「啓示」から派生した宝具で、実質効果はセイバーの一時的なオートパイロット化。
 発動中は精神干渉の全無効化、肉体と神造兵装のリミッター解除による出力の100%超過といった戦闘ボーナスに加え、
 聖杯戦争全体をメタ視したかのような神の視点に基づく行動をとる。この状態の彼に奇襲は一切通用しない。
 解除されると心身のギャップや発動中の言動により反動ダメージを受けるが、
 それは「信仰の加護」により和らげられる。
 アイネイアスは"人間としての自分"と"運命としての自分"を矛盾なく受け入れている。苦悩無く、ではないが。

『黄金縁取る見果てぬ未来(パーテル・インディゲス)』
ランク:A++ 種別:結界宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 アエネアスの盾。
 ヘパイストスに対応するローマの鍛冶神ヴォルカヌスの作とされる。
 アキレウスの盾が天を囲う大海、戦争と平和、労働と祝祭――という「一つの世界」を表したのに対し、
 彼の盾に刻まれたのはロムルスから共和制、カエサル、そしてアウグストゥスへ続く「ローマの未来」であった。
 発動すれば、この盾はアイネイアスから『アエネイス』成立までの“千年の栄光”そのものとなる。
 あらゆる攻撃を“千年を閲したもの”とし、衰亡させ、時の彼方に追いやって防ぎ切る。


57 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:14:40 vWsd0cps0
【Weapon】
『祈りの剣(クレメンティア)』
 鎧とともに“敬虔なるは宿命の父神(ピウス・アエネーアース)”に包括される形で宝具になっている、
 バルカンの手になる佩剣。「確実に死をもたらす剣」とされ、これによる“止め”は不死性や加護を貫通する。
 ハリウッドとは無縁なのでこの剣はパリスなんか知らないだろう。

『騎乗物』
 セイバーでは持ち込みこそないものの、そのライダー適性は高い騎乗スキルとして顕れている。
 神馬の血を引くという馬と戦車、またキュベレーの加護を受けた船団など、ライダークラスでの宝具候補は多い。

【解説】
 トロイアの後継者。
 アンキセスと美の女神アフロディーテの子。
 英雄ヘクトールに次ぐトロイア方の勇将として知られるトロイア戦争の英雄。
 『イリアス』ではアイネイアスとその子孫がプリアモスの王統に替わってトロイアの王となる定めとされ、
 ホメロスはアイネイアスとプリアモスの間の確執を示唆した。
 未来の王であるアイネイアスは神々から寵愛を向けられ、
 ディオメデスやアキレウスと戦って窮地に陥る度に神々に救われている。
 イリオスが陥落したときもギリシャ人に捕らえられることなく生き延びたとされる。
 古い伝承ではトロイアの再興が語られたと思われるが、やがて外地に新たな王国を打ち立てたという伝説に転化し、
 いつしかそれがイタリアに伝来した。
 ラテン語でアイネイアスはアエネアスと読まれる。
 経緯不明ながら始祖伝説と結びついた"アエネアス"伝説の決定版は
 元首政の初頭に成立した『アエネイス』という傑作叙事詩であり、
 これにはカルタゴの女王ディードーとの悲恋や
 ラウィニアとの結婚、トゥルヌスとの戦争を通じたラテン人とトロイア人の結合が描かれる。
 ウェルギリウスはこれを未完に終わらせたが、リウィウスやオウィディウスが伝えるところでは、
 アエネアスは死後、インディゲス神(おそらくは『土着の神』や『祖先神』を意味した)に神格化されたという。
 ロムルスとレムスの遠い祖先としてのアエネアスの神話は当時既に周知されたものだったが、
 詩人はアスカニオスとユールスを同一人物としてユリウス家の正統化を図っている。
 この設定はアエネアスの直系がロムルスの系譜を凌ぐ正当な権威を有しており、
 オクタウィアヌスが最終的に採用した「アウグストゥス」が
 「ロムルス」に優る称号であることも示したのだろう。
 オクタウィアヌスとアエネアスを重ね、当時のイタリアの政治状況を反映した描写も散見されるという。
 槍の戦神クィリヌスと祖神インディゲスでは結構な格差があるが…。
 ちなみに時代差が考慮されていなかった古い時代には、ロムルスはアエネアスの孫の位置に当て嵌められていたという。
 また中世において、アーサー王を含むブリテンの王統の起源とされたトロイのブルータスは
 大抵の場合アエネアスの血を引くとされた。さすがインディゲス(父祖神)。だがアルトリア顔はやめてくれ。

 アエネイスで彼に付される形容語句で最も多いのがピウス(敬虔な)、次いでパテル(父なる)。
 ウェルギリウスは主人公が神の意志に沿う行いをする時に前者の語を用い、
 自分の意志を発揮するような時に後者の語を用いたという。
 例えば、喜々としてディードーと話すアエネアスはパテル、
 メルクリウスの叱責に従ってディードーを見捨て、船出する彼はピウスである。
 神々の定めたもう運命に忠実であることこそ最も敬虔な行いであり、滅私はまさしく最大の公徳であるが――
 だれにとっても酷な道であった。

 セイバーでは神の加護を攻撃的に(なにせトゥルヌスを殺したのもピウス・アエネアスなのだから)編成した
 宝具(『敬虔なるは宿命の父神』)を持つが、仮にシールダーやライダーで呼ばれた場合は緊急回避の宝具として成立する。
 幾つかのクラスではインディゲス神("ユピテル・インディゲス")としての能力も宝具化するらしい。


58 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:15:38 vWsd0cps0
【元ネタ】古代エジプト史
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ジェセル
【性別】男性
【身長・体重】162cm・55kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 対魔力は当然のAランク。事実上、現代の魔術師では彼に傷をつけられない。
 かの大賢者の加護も合わされば、神代の大魔術師でも傷つけ難い防御となる。

騎乗:C
 正しい調教、調整が施されたものであれば万全に乗りこなせる。
 ファラオの技として乗り物を操ることはできるが、時代の古さ的に騎獣を駆った経験があるのかは疑わしい。

【固有スキル】
カリスマ:B+
 軍団を指揮する天性の才能。
 あまりの古さに権威を求められすぎてプラスが生えた。
 自分より新しい(ジェセル以後に生まれた)古代エジプト文明ゆかりの人物に対して追加で補正が働く。

神性:A+
 黄金のホルスの真正の化身とされる。

支援呪術:EX
 セイバーの生前の宰相イムホテプによる強力無比なバックアップ。医神の寵愛、とも。
 敵対者のステータスのランクダウン、味方のHPの回復、自身の魔力の自動回復などの効果を含むスキル。

【宝具】
『象牙島は神のために(ネチェリケト)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 クヌム神の加護が宝具になったもの。
 土(粘土)をもって霊体を補填し、自身の傷を癒やすことができる。
 また、川の水から魔力を徴収することができる。
 プトレマイオス朝時代の碑文から生じた宝具であり、自分にしか使えないが、継戦能力を飛躍的に(特に水辺で)向上させる。

『空神金鷹(ネブウ・ホル)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:1〜200 最大捕捉:900人
 黄金のホルスとしての神性を開帳し、羽ばたく小型の太陽そのものとなって世界を焼き尽くす。
 総エネルギー量で言えば疑う余地なく対界カテゴリーに匹敵し、影響規模も同様。
 墓であり、神殿であり、昇神装置である階段ピラミッド『王の段階(ケベフ・ネチェルー)』においてのみ発動可能な奥の手。
 神霊レベルの霊基への一時的な再臨である。

【Weapon】
『鷲の爪』
 セイバーの持つ黄金の鎌剣。
 ジェセルもまた他の多くのファラオと同じく夷狄を棍棒で打ち据えるレリーフを残しており、
 その棍棒とホルスの神性が合体した武器がこれと思われる。
 宝具を開帳せずとも太陽の神気を帯びており、その刃は金属を掻き溶かすほどのとてつもない高温であるらしい。

『王の段階(ケベフ・ネチェルー)』
 イムホテップがヘリオポリスのベンベン丘から写したという最初のピラミッド、サッカラの階段ピラミッドの『相』の一つ。
 宝具としてはピラミッド複合体を魔力で再現する、いわゆる“固有結界とは似て非なる大魔術”となる。
 王権の象徴、故人の神格化の促進機構としては最古級かつ最高レベルで、その機能を最大限に発揮した結果が
 最終宝具『空神金鷹(ネブウ・ホル)』である。


59 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:16:27 vWsd0cps0
【解説】
 エジプト最初のピラミッドであるサッカラの階段ピラミッド、そしてピラミッドを築いた宰相イムホテプによって
 第3王朝の中で最も名高いとされるファラオ。ジョセル。

 その事跡は今やほとんど窺い知ることは出来ないが、その名はイムホテプとともに不朽であり、
 古王国時代からグレコローマン時代に至るまで偉大な王として記憶され続けた。

 ホルス名かつ二女神名であるネチェル・イリケトは「神の肉体」を意味する。
 ジェセルは新王国時代以降の記述にしか見られない謎の名前だが、幾つかの碑文(代表的なのがプトレマイオス五世時代に
 刻まれた、セヘル島のいわゆる『飢饉石碑』)によってネチェリケトとジェセルが同一人物だと確証されている。
 もしかしたらジェセルは彼の(太古は重要視されなかった?)本名、生まれの名(誕生名)なのかもしれない。

 トリノ王名表やマネトーの記録によれば第三王朝の二代目の王だが、
 第二王朝最期の王カセケムイを埋葬したのは(先王とされるサナクトないしネブカではなく)このジェセルとされ、
 またウェストカーパピルスにおいて彼の名がネブカより先に言及されているために
 本当は初代の王だったかもしれないとされる。
 情報不足から第三王朝初期のファラオの正確な系図が描けないこともあって彼等の即位順や在位年代は不確定であり、
 サナクトをジェセルの兄ではなく息子と考える説もある。

 詳細は諸説ありすぎてよくわからないが、紀元前27世紀の人物であることは確実である。
 ピラミッドを在位中に築いたと考えて30年ほどの在位期間を想定される。
 その治世の間の出来事はほとんど知られていないが、鉱物目的のシナイ半島への遠征を行っていたようである。

 また、最初に「黄金のホルス」を称し、ファラオの名に「黄金のホルス名」を加えたのは彼であったようだ。
 「黄金のホルス」の名は意図不詳な王号だがおそらくは太陽神としてのホルスとしての名を意味した。
 これをジェセルが名乗ったのは初期王朝時代を通して確立された「王=ホルス」の図に加えて
 太陽崇拝の勢力増強により「太陽=ホルス」の図が生じていった時代の信仰を反映していると思われる。
 (第四王朝に入ると、ファラオはさらに直接的に「太陽(ラー)の息子」を自称し始める)

 ウェストカーパピルスに(書かれていたであろうイムホテプの物語は失伝しているが)言及され、
 トリノ王名表に(おそらく敬意を表して)名を赤字で(!)記され、『飢饉碑文』においてはクヌム神殿の起源に結び付けられた。
 幾つもの時代をまたいで葬祭と崇拝の対象となった不朽の王。ローマ時代の小説じゃアッシリアと戦ってるってマジ?

 支援呪術と泥パックによる回復能力でゴリ押ししてくるタイプ。
 イムホテップが美少年化したせいで生前と身長の高低が入れ替わってるという(自分的)萌え設定。
 オジマンディアスを孫扱いしてギルガメッシュに張り合ってくるとかなんかそういう感じのあれ。
 黄金の隼な人なので金ピカ。


60 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:17:22 vWsd0cps0
【元ネタ】史実、ギリシャ悲劇
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ソフォクレス
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 騎乗の才能。
 大方の乗り物を操れるが、野獣ランクの獣、幻想種までは乗りこなせない。

【固有スキル】
医神の加護:B
 アスクレピオス信仰をアテネに持ち込んだとされるソフォクレスは、同神より祝福を受けている。
 誰かのダメージや状態異常を魔術(医術)で回復する際、必要な魔力が通常の四分の一になる。
 また治療を受けずとも自らのHPを僅かずつ自動回復させる。

魅惑の美声:B-
 天性の美声。
 女性に対して魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。
 対魔力を持っていなくても抵抗する意思を持っていれば、ある程度軽減することが出来る。
 文化的背景のためか、男性にも同等のランクで作用する。
 ただし、あまり大きい声を出せない。

人間観察:A
 人々を観察し、理解する技術。
 ただ観察するだけでなく、名前も知らない人々の生活や好み、人生までを想定し、
 これを忘れない記憶力が重要とされる。
 ソフォクレスの人生観は人間存在への深い理解と、運命へのそれ以上に深い諦念に根ざしている。
 完璧といえるまでに恵まれた生涯を送りながら、現実の悲劇を見続けてきた男の目は、すべてに対して冷徹である。

嵐の航海者:E
 船と認識されるものを駆る才能。率直に言って、微妙。

【宝具】
『この接吻を君に・・・(キッス・ストラテジー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:10〜20 最大捕捉:50人
 相手に“魅惑の美声”で語りかけ、魅了効果でスタンさせた硬直の隙に、
 アテナイ海軍の艦艇を衝角突撃(キス)させる。
 ある宴席で、酌童を言葉巧みに招いて唇をモノにし、一連の手管を“軍略”に例えた――という
 ソフォクレスの逸話の戦時再現。
 なお、ライダーがあまり大きな声を出せないせいで射程が短い。声が届かない相手には使用できないのである。

『私は見る、悲劇を紡ぐ(コンスタント・ライター)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 激動の時代に幸福な一生を送った悲劇作家――という評価が宝具に昇華されたもの。
 あらゆる危機回避判定を幸運値で行える。
 失敗してもLUC値の下方修正と引き換えに成功扱いに変更できる。
 文字通り“運が尽きる”まで、悲劇作家を「観察者」の安全地帯に置く豪運。自己保存スキルの一種。

【Weapon】
『接吻戦艦』
 酒盃に浮かんだ藁を小指で取ろうとした酌童を制したソフォクレスは
 指を濡らさないよう息で吹くよう頼むと、
 顔を近づけた美少年の肩を抱いてまんまとキスしてのけた。
 一同に賞賛された彼に曰く、
 「わたしは軍略をやってみせたのだよ、諸君。
 ペリクレスくんが『君は詩を知っていても将軍というものを知らないね』などというからね」
 ちなみにキッス・ストラテジーは普通、KISSの原則(シンプル・イズ・ベスト)のことをいう。
 またソフォクレスには、旗艦に乗船する際、美少年に見とれ、ペリクレスに注意されたという逸話もある。

『キャスター適性』
 ピロクレスに敗れ二等賞を受けながら、
 ギリシャ悲劇最高傑作として一般に王(テュランヌス)を付けて呼ばれた『オイディプス王』、
 アスクレピオス神に由来する宝具などキャスタークラスで加わる宝具は多い。


61 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:18:13 vWsd0cps0
【解説】
 古代ギリシャの悲劇詩人たちの頂点、
 ペリクレスと並んで黄金期アテネの理想の体現者とされる傑物、ソポクレース。
 生涯で百二十三篇の作品を残し、大ディオニュシア祭では通算二十四度の優勝に輝いたという一種の怪物。
 同じ三大悲劇詩人のアイスキュロスが13回、エウリピデスが5回なので、一人別格というほかない。
 アテネの富裕な防具職人の子として豊かな教育を受け、
 15,6才の頃にはサラミス海戦の戦勝を祝う奉納合唱団のリーダーを任されている。
 アイスキュロスを破ってディオニュシア祭で初優勝を遂げるや、
 生涯を通じた詩作で不朽の名声を築いた。
 デロス同盟の管財人やプロブロイなど公職を務め、
 ストラテゴス(将軍)に選出されてサモス島への遠征に参加したこともあるが
 90歳で死ぬまで悲劇作家だった。
 幸福な一生を過ごしたとされ、死後の遇され方は半神めいてさえいる。
 古くは体操と音楽の才に恵まれた美しい少年であり、妻子を持ったが、若い頃は酒やら少年愛に耽溺していたらしい。
 後年プラトンは「欲望の支配から解かれるほど老けてくれてありがとう」などと述べたって本当に?
 劇作家が自分の作品に出演するのが当たり前(?)だった当時、彼はその前歴に反して声が弱く(?)、
 俳優としての出演を諦めたされる。もしかしたら放蕩で喉を痛めたのかも知れない。
 劇作家としては三人目の俳優や背景美術の導入などアイスキュロスの工夫を大きく発展させ、
 古代ギリシア悲劇の様式をほぼ完成させた。
 またアスクレピオスの神官としての面もあるらしく、アテネの人々は医神を迎えたものとして
 ソフォクレスをデクシオン(受け入れるもの)と呼びその長寿と健康を神の加護によるものと見做したという。

 アポロンめいた完璧な美青年。
 ユーモアにあふれた愉快な性格だが、その眼は常に妥協なく現実を見据えている。
 ただし古代ギリシャ人らしく美少年限定で目が曇る。
 作家ではなく神官としてキャスター適性すら持つ万能の天才だが、魔術の技巧はアイスキュロスに劣る設定。
 ライダーなので(?)公人としての性格を強調される形で召喚されたようだ。


62 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:19:14 vWsd0cps0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】フォロネウス
【性別】男性
【身長・体重】200cm・99kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。
 高いほどより物質的な神霊との混血とされる。

火盗りの英雄:C
 火の起源を説明するトリックスターの称号。
 彼の場合はランクが低いが、それでも火炎攻撃、神罰属性攻撃への耐性(対粛清)が与えられる。

道具作成(武器特化):A+
 女神ヘラに捧げた叡智たる「武器」作成に特化した能力。材料があればいかなる武器でも作り出せる。
 人の手になるはじめての武器を造ったという彼は、武器の設計、製造、鑑定から実用まで
 すべてを完璧にこなしてみせる。
 ちなみに、このスキルは神官としての道具作成も含むため、"武器作成"という名前でない。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

【宝具】
『人愚百態(アームズ・オブ・マンカインド)』
ランク:E〜B+ 種別:対人宝具 レンジ:??? 最大捕捉:???
 数限りない火の起源の一つ、ポロネウスの火。
 プロメテウスのそれと同じくヘパイストスの権能である鍛造――特に武器に結び付けられる。
 あらゆる「人造兵器」に姿を変え、生み出し、打ち出す万能型の宝具。
 人の手によって作られたのであれば戦略兵器すら完全にトレースすることができる。
 ただし、同じ文化圏でもプロメテウスへの信仰が強すぎるためか、精製した武器のランク上限は低め。

『蓋世の灯火(アルゴス)』
ランク:B++ 種別:対国宝具 レンジ:4〜90 最大捕捉:800人
 フォロネウスに下された最初の王権。
 定形はなく、ヘラ神に捧げた武器に宿して使用するもの。その特性からエンチャント型の宝具と呼ばれる。
 女神の寵愛を受けたそれは王権の象徴となり、原初の火のごとき王の威光を帯びる。
 王に相応しい大威力攻撃だが、実は場面ごとに最適な形(剣で薙ぐ、槍で貫く、弓で曲射する…)で振るえるという点を
 真価に持ってる。


63 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:20:03 vWsd0cps0
【Weapon】
『ポロネウスの火』
 フォロネウスの力の源といえる“王の炉”。
 どんな武器にもなり、どんな武器をも生み出すが、故にあらゆる武器に精通する彼でなければ使いこなせない。
 ちなみに『火』単体でも『煤けど輝く王神の炉(アイタロゲイス・テオス)』という名を持つが、
 彼がその名で呼ぶことはない。
 ……神の鉱物(アダマス)を鍛えられない「人の火」を、
 ヘパイストス神の異名で呼ぶのはおこがましいと考えているかららしい。プチGOBができる。

『火王の槍』
 フォロネウスがランサーなのは王権=王笏からの連想、人類最初の武器が"棒"であろうこと、
 アルゴス神話と縁深いエジプトが槍の国とされることなどから。彼の『火』はデフォルトでは王笏(槍)の形を取る。

【解説】
 アルゴス王ポローネウス。"爐火王"。
 アルゴスの初代王イーナコスの子とされ、
 のちにペロポネソスと呼ばれる土地すべてを支配したという。
 アイスキュロスは牝牛に変えられた乙女イオを指してポロネウスの妹と呼んだ。

 プラトンはソロンが最初の人間としてポロネウスとその娘ニオベー(ゼウスとまぐわった最初の定命)を挙げ、
 エジプトの神官に諭されるシーンを描いている。

 信頼すべき古典作家たち(ちなみにプラトンはこれに含まれない)が彼にそれ以上の役割を負わせないのに対して、
 ローマ時代に記録された神話では立派な文化英雄として言及されることでも知られている。

 パウサニアスによれば、ダナオスが建立したというアルゴスのアポロン・リュケイオスの神殿には
 ダナオスの玉座と勇士ビトンの像が献納されており、
 近くにはポロネウスの火が――アルゴス人はプロメテウスではなくポロネウスが火をもたらしたと考えていたので――
 焚かれていたという。
 その火は少なくとも二十世紀まで燃えていたとかなんとか。

 またイーナコスとともに、ヘラに最初に犠牲を捧げたとか最初の王権を確立したとかいわれた。
 イーナコスが河川神とみなされる場合、
 ヘラとポセイドンの領有争いで雨季以外は川々が枯らされることになり人々が困ったところ
 史上はじめて「町」という互助組織を作ったともいわれる。それは『ポロネウスの都』と呼ばれたという。
 さらに、これは最初の火の発見にもかかるのだろうが、
 はじめて武器を造ったとも。

 プラトンが最初の定命としてポロネウスとニオベの名を挙げたのは、
 イーナコスやイオを神と考えたからというより、
 この二人が祖に名を挙げられるべき「偉業をなした人」であったからであったからだろう。たぶん。

 デウカリオンより以前、ヘルメスに言葉を乱され混沌に遊ぶ人間たちを見たゼウスが
 最初にヘラに捧げ物(武器)をした彼に王権を手渡したとかいう話といい、
 どうにもプレ・ポリスというか古代メソポタミア的というか太古の雰囲気を残してスキ。
 諸説あるが紀元前1800年ごろの人物という。

 マイナーチートサーヴァント枠を狙える気がしたのでそこを目指した。
 ミノスと互角ぐらいの王なイメージ。ミケーネ文明代表枠を主張すればイケルで!


64 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:21:03 vWsd0cps0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ダナオス
【性別】男性
【身長・体重】188cm・76kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
 知名度が十分であれば、アポロンの聖狼を召喚し、乗りこなすこともできただろう。

【固有スキル】
不徳の父:B+
 相手を威迫して従わせ、また、背信行為による信用度の低下を防ぐスキル。
 カリスマから派生した特殊スキルの一つ。
 折々に与えられた神々の加護、太祖の名誉に加え、娘達を使嗾し地獄送りにした非道さをも表している。

嵐の航海者:A
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
 ダナオスは神話で最初の「航海者」とされることもあるほど船と航海に縁がある。
 知名度が無い割に、最高クラスで保有するのはその為だろう。

神性:C
 源流たるイーナコスにはじまり大英雄ヘラクレスに続く、ギリシャ神話の“本流”に属する古い王。

魔力放出(水):B
 魔力を自らに水気の鎧として帯びさせる。
 このサーヴァントは噴射の形で魔力放出を使いたがらない。
 効率が悪いと考えているようだ。

【宝具】
『狼心王の帰還(エクソドス・ダナオイ)』
ランク:A 種別:対人、対軍宝具 レンジ:20〜30 最大捕捉:400人
 水上ならば常時展開され、陸上でも窮地に起動できる「仕切り直し」の宝具。
 アテナの神艦『凱旋号(アエテュイア)』。
 不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、有利な条件で戦闘を再開/中断できる。
 この効果はスキルのそれとは比較にならない確実性と迅速さを持ち、また、召喚される船に積めるだけ有効。
 大混戦の中から陣営一つが一瞬で消える……などという事態も引き起こし得るのだ。
 考慮外だが、破壊力も相当である。

『五十の魔閨(ダナイデス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:50人
 ダナオスが五十人の娘に手渡した五十の短剣。一つ不良品が混じっている。
 女性にエンチャントすることで対象を自身の“娘”と定義する。同時に、意志対抗ロールに深刻なマイナス補正。
 “ダナオスの娘”はダナオスの声に盲従し、忌まわしい役割も易々とこなすだろう。
 一連の効果は、対魔力でエンチャントを弾くか、強力な精神防御で対抗するしか防ぐ方法は無い。


65 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:21:51 vWsd0cps0
【Weapon】
『凱旋号(アエテュイア)』
 神造の大艦。最高速度で約300ノット(555.6km/h)という船にあるまじきスピードを誇る。
 真髄たる「仕切り直し」のときには世界を歪め、絶対的にライダー(と乗組員)の回収と逃走を完遂する。
 ダナオスがエジプトから逃げる時アテナの助力があったとされ、
 偽アポロドロスは彼に“最初の船を造らせた”といった。
 だが「ダナオスってそんな古い人じゃないよね?」と神話内の時系列が見直されたものか、
 大プリニウスに至っては“エジプトからギリシャへ航海した最初の人”程度の
 立場しか認めていない。悲しい。

『魔力放出(水)』
 ダナオスは祖父が海神ポセイドン、遠祖が川神イーナコス。このスキルはおそらく先祖返りを意味する。
 大プリニウスはダナオスが井戸の発明者であるとし、水のイメージを強めている。

【解説】
 エジプト王ベーロスの子。"狼心王"。
 イーオーの子エパポスを祖とするエジプト王家の四世で、
 双子の兄弟アイギュプトスと王位を争って祖先の地アルゴスへ渡り王となる。
 パウサニアスによればアルゴリスに知られたアポロン・リュケイオス(狼なるアポローン)の神殿は
 ダナオスがアポロンの神使と思しき狼の助けによって玉座に就いたために建てられた。
 兄弟和解のためとしてダナオスの50人の娘とアイギュプトスの50人の息子を結ばせた初夜に、
 娘達に夫を殺させた神話で知られる。
 一人ヒュペルムネストラだけが夫リュンケウスを逃したが、
 ダナオスは後に二人の仲を認めアルゴスの王位をリュンケウスに継がせたという。
 ダナオスはひ孫ダナエを通じてペルセウスの祖である。
 ペルセウスはミュケナイを築いたとされる。
 アルゴスはこの神話を以てミュケナイの母都市を主張しており、また当市はミケーネ文明の中心地である。
 ホメロスは「アカイア人」の言い換えとして「ダナオイ(ダナオスの部族)」の語を使っており、
 始祖神話の一役を担う重要性が示唆されている。
 ダナオスはいうまでもなくポロネウスの王統をイオとゼウスの血で上書きした"再興"者だが、
 これの意味を最も如実に表すのがアイスキュロスで、
 彼はダナオスの前のアルゴス王を普通呼ばれるゲラノールではなく
 ペラスゴスと呼んでいる。
 アルゴス王となったダナオスとアイギュプトス一党の抗争と顛末は、
 実際のところペラスゴイ人の(?)都市をエジプトからの脅威が襲い、
 後に融和混血したという何らかの史実――海の民と暗黒時代の出来事を幾分かは反映していると思われる。
 ギリシャへの著名な入植者にはフェニキアのカドモスとエウロペ、アナトリアのペロプスなどがいるが、
 ギリシャ人の総称の名祖となるほど古く(?)強力に記憶された「祖先」だったのは
 エジプトのダナオスだけだった。
 一説にはリュンケウスに殺されたという。

『ダナオスの玉座』
 牡牛を狩ったアポロンの聖獣。
 『ポロネウスの火』の逸話が混ざり、尽きない炎を纏う神狼だが、
 ペロポネソス半島で召喚でもされない限り保有しない。


66 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:22:44 vWsd0cps0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アンフィアラオス
【性別】男性
【身長・体重】169cm・83kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
 ネメア祭のアンフィアラオスは戦車競走で、あるいは跳躍と円盤投げで優勝したという。

【固有スキル】
戦闘続行:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

魔術医療:C
 治癒の魔術に優れているかどうか。
 癒やしの神としての彼の聖域は湯治場だったので、霊泉に由来する魔術的治療を行える。

千里眼:A
 生まれつきの予知能力。
 Aランク以上でこのスキルを有しているアンフィアラオスは、一種の未来視(未来の予測)を常態としている。
 別クラスであれば先祖伝来の占術と併用し、神のごとき予言(未来の測定)すら行えた。
 視力の良さも表すため、このスキルはアーチャーに保有者が多い。

神性:B
 明確な証拠は無いがアポロンの息子とされ、自身も治療と託宣の神と崇められる。

【宝具】
『禍呼びの矢(アルケモロス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:30人
 英雄殺しの魔獣の眼を射抜いた弓術と、殺戮の前兆を読み取った先見の技が一体になったもの。
 未来を選定して「攻撃が外れる」可能性を除外してから放つ必中の矢。
 使用後、因果干渉の反動でしばらく場が荒れる、つまりダイスの目が乱高下する。この副作用は敵味方を問わない。

『奈落より神が来た(ハルマ・クトニオス)』
ランク:A 種別:対地宝具 レンジ:20〜40 最大捕捉:一人
 地面、崖、接地している壁などに空間の裂け目(ポータル)を生じさせ、
 “世界の下側”に侵入する能力。
 留まれる時間は短いが、一時的な経路として利用することで次元的なショートカットを可能にする。
 また、攻撃退避の手段として用いることも可能。事実上の次元跳躍能力。
 デルフォイからは瘴気が噴き出、オロポスでは神が湧き出た。
 神託と大地の裂け目は明確な関連性があり、アンフィアラオスは戦車で裂け目と裂け目の間を駆け抜けられる。


67 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:23:30 vWsd0cps0
【Weapon】
『潜地の戦車』
 御者の名はバトーン、異説ではエラトーンという。
 なおポータルを開く能力はアンフィアラオスがゼウスとアポロンから与えられた力であり、
 戦車自体にこれと言った異能はない。
 しいて言えば“世界の下側”に順応性があり、比較的長く異次元に滞在できるようになる恩恵がある。
 あと頑丈。すごく。

『夢告げの神性』
 騎乗兵なのでそこまで強調されていない。
 空間の裂け目から、ライダーの「夢」つまり幻影(白昼夢)を囮に飛び出させる事ができる程度。

【解説】
 義将アムピアラーオス。
 テーバイ攻めの七将のなかで最高の英雄とされる。
 カリュドーンの猪狩りでは麗しのアタランテにつづいて魔猪の眼を射抜いてみせたとされ、
 また、いずれのアルゴナウティカにも言及されないものの、偽アポロドロスによればアルゴナウタイの一人。
 武略に長け予知能力を備えた予言者であり、悲劇作家によれば篤信の義人という。
 ふつう預言者メランプスのひ孫でオイクレスの子とされるが、
 アポロン神が本当の父親だともいう。
 かつてアルゴス王アドラストスと争ったが、和解の際に彼の妹エリピューレを娶り、
 再び両者の意見が違えば彼女の決定に従うと誓っていた。
 アドラストスが追放されたテーベの王子ポリュネイケスのために挙兵した際、
 アムピアラオスは神馬を駆るアドラストス以外の将がこの戦争で死ぬことを悟って止めようとしたが、
 しかし妻がハルモニアの首飾りによって籠絡されたため出兵。
 案の定の敗戦後、遁走するさなかに戦車ごと大地に呑まれ姿を消した。
 ゼウスによって不死とされ、癒やしと神託で知られる聖域の神となったという。
 オロポスに坐すアンフィアラオス神に伺いを立てるものは清めを受けたのち子羊を犠牲に捧げ、
 その皮革を下に敷いて眠り夢告を待ったとされる。
 彼の託宣はギリシア全土でも上位にあたる信頼を寄せられていた。
 ヘロドトスによればクロイソスはアンフィアラオスの神託所にデルフォイに次ぐ力を認めて
 黄金の盾と槍を奉納したという。
 古くから人気のあった英雄神であり、
 その崇拝の形態はアスクレピオスと明らかな関連性があるらしい。
 彼の神像は兜を手に持った完全武装の壮年の男の姿とか。

 魔猪を射る→猪狩りの惨劇、オペルテスにアルケモロス(不吉の前兆)の名を送る→敗戦するも自分だけ神になる、
 息子に母を殺すよう言い伝える→復讐の女神と首飾りの呪いのコンボで倅のアルクマイオンが破滅。
 という経歴に、どうにも自分以外に厄を押し付けてる感がないでもない。
 キャスターならそんなこともできるだろうが。


68 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:24:18 vWsd0cps0
【元ネタ】ローマ神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】トゥルヌス
【性別】男性
【身長・体重】198cm・105kg
【属性】混沌・善(秩序)
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
神性:B
 ピールムヌス神の子ダウヌスと海の女神ウェニリアとの間に生まれた半神の英雄。

狂奔の炬火:A+
 復讐の女神アレクトーに植え付けられた狂気の炎。属性を「混沌」に変更する。
 自身と周囲の暴力性を上昇させ、戦いに煽り立てるという呪いである。時に火として体外に漏れ出ることもある。

女神の加護:A
 妹である泉の女神ユートゥルナの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる。
 ただし、かつて俊足の英雄が、海の女神たる母の寵愛を受けながら運命の前に倒れたように、
 女神の助力すらさらなる“うねり”の前には無力である。

【宝具】
『勇者の死(アリウス・アキッレス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:一人
 父ダウヌスのためにウルカヌスが鍛え、ステュクス河で焼入れしたという神剣。
 その存在そのものが英雄アキレウスのパロディであり、トロイア所縁のサーヴァントに対する特攻を持つ。

 持ち主が「狂奔」状態である時、この剣はA以上の神性を持たない相手に即死効果を与える。
 もとよりトゥルヌスはイタリアの神々に「第二のアキレス」を目指して創られたもの。
 本来“冷静沈着”である彼の心に、女神が狂気の火を燃え上がらせたのは“アキレウスの怒り”を再現するためであった。

【Weapon】
『パラスの剣帯』

【解説】
 アエネアスの宿敵。
 ローマ神話に登場するルトゥリ人の若き王。
 ウェルギリウスの説明によればダウヌスと水の精ウェニリアの子であり、
 父方の祖母ダナエーを通じて“ギリシャの本流”であるアルゴス=ミュケナイ王家の系譜に連なるという。
 ラティウムの王ラティヌスの娘ラウィニアと当初許嫁の関係にあったが、来航したトロイアの英雄アエネアス(アイネイアス)と
 王女ラウィニアの婚約が進むに対して戦争を起こした。
 『アエネイス』ではユーノー女神に助けられながらも英雄として戦う姿が描かれるが、
 最終的にアエネアスに敗れ殺される。
 トゥルヌスを評した「新しいアキレース」とは
 『アエネイス』第九巻においてトゥルヌスがパンダルスに言い放つ自称でもあり、
 ギリシアの血筋、強さ、気性の荒さ、トロイア人に敵対する立場からして妥当な言葉といえる。
 事実、主要登場人物でないネームドキャラ(サブキャラ)及びモブの殺戮数においては
 おそらく彼が『アエネイス』の英雄中トップであろう。
 しかし、パラスからの略奪品を眼にしたアエネアスに、
 エウアンドロスの子パラスの復讐として討たれるという彼の死の描写は、
 彼が『アイティオピス』のメムノーンと同じく『イリアス』のヘクトールのリフレインであることを示している。
 『アエネイス』終盤のアエネアスはかつてのアキレス(アキレウス)と同じくウルカヌス(ヘパイストス)の武具を身に纏い、
 トゥルヌスは一騎打ちに挑むアエネアスの強さにアキレスを想起している。
 アエネアスはトゥルヌスを殺した後、ルトゥリ人との戦いの中で死に神になったとされるが、
 アキレウスの血筋がマケドニアのアレクサンドロスを生んだがごとく、
 彼の血筋もまたローマの神君(ディウス)たちを輩出した。
 ……パラスの剣帯を帯びたトゥルヌスは今や「新しいヘクトル」であり、
 『アエネイス』第六巻において予言されるラティウムに育った「女神から生まれた二人目のアキレス」は
 もはやトゥルヌスのことではない。


69 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:25:06 vWsd0cps0
【元ネタ】ローマ神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】メゼンティウス
【性別】男性
【身長・体重】213cm・165kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
カリスマ:C
 支配階級としての威圧を示す。
 本来は強大な王としてのカリスマのはずだが、今や統率力としては働かない。

在りし日の栄光:C+
 詩人が彼を裏切り者に仕立てる以前、神代エトルリアの大王だったという自覚と自負を維持する。
 この記憶は精神的支柱となるどころか一種のトラウマとなっており、古代ローマやローマ化したエトルリアに属するものと
 対峙したランサーの精神を苛み、筋力パラメーターと攻撃性を上昇させる。
 裏切りへの怒りが彼を駆り立てるのである。

投擲(槍):A
 投槍を砲弾として放つ能力。

拷問技術:B
 拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。
 メゼンティウスが行ったという、死体と人をつなぎ合わせ、腐血と腐肉で相手を死に至らしめる拷問形式は
 エトルリアの海賊が実際に採用していた拷問法の反映だとされる。

【宝具】
『槍よ当たれ、我が運命を我が手に返せ(デクストラ・ミヒ・デウス)』
ランク:B- 種別:対人宝具 レンジ:4〜40 最大捕捉:1人
 運命、概念、神など、人間存在より存在論的にヒエラルキー上位のモノに対する反逆の意思を込められた槍。
 事実上の神霊特攻を持つ槍投げの一閃。
 もっともメゼンティウスに概念を攻撃対象に取るような能力はなく、通常、神性を持つサーヴァントへの大威力攻撃にとどまる。
 叙事詩『アエネイス』において「敬虔なアエネアス」に対する「神々を嘲るメゼンティウス」という設定が与えられたこと、
 槍を連投してアエネアスを苦戦させた描写などから生じた宝具と思われる。

 その反骨精神の精髄には、実は自らを操る創造者への反逆一般を含む。
 神話作家や叙事詩人を含む物語の作者、また造物主としての科学者などに対して同様に特攻を持つ。隠された能力。

【Weapon】
『鉛弾』
『葡萄酒』

【解説】
 エトルリアの都市国家カエレの王。
 ラテン語でカエレと呼ばれるこの町は、ギリシャ語でアギュラ、エトルリア語でキスラという。
 ラテン人に敗北したルトゥリー人の王トゥルヌスを迎え入れてラテン人と戦い、
 アエネアスが「消失」したあとも戦いを続けたが、アエネアスの子アスカニウスと戦って我が子ラウススを失い
 講和に至ったとされる。
 ハリカルナッソスのディオニュシオスは彼がラテン人の友になったとまで書いた。
 しかしもっともよく知られる『アエネイス』の物語では、
 メゼンティウスは拷問趣味と残虐さのために反乱を起こされてトゥルヌスのもとに身を寄せており、
 息子をアエネアスに殺されて発奮するが、アエネアスに返り討ちにされたという。
 彼に替わった新カエレ王のタルコンや他のエトルリア人は従来の神話に反してアエネアスに味方したとされ、
 メゼンティウスはエトルリア人の裏切り者と設定された。
 以前の神話とはトゥルヌスと形勢が逆転している。
 この扱いの差は、紀元前一世紀には既にエトルリア人がローマ人の“身内”であったこと、
 ウェルギリウスのパトロン――ガイウス・マエケナスがエトルリア系だったこととおそらく無関係ではない。
 いずれの資料においてもメゼンティウスはアルバ建国に前後した時期におけるラテン人の敵とされるが、
 エトルリア人の扱い含め『アエネイス』前後ではそのキャラクターも意義も全く異なっているのだ。
 ちなみにヘロドトスやウェルギリウスはティレニア人(エトルリア人)をイタリアに植民したリュディア人の末裔とするが、
 だとすればトロイア人たちと同郷というか先達と言えなくもない気がする。
 また、ウェルギリウスやリウィウスには言及されないが
 メゼンティウスには和平の条件として新しいワインをラテン人に要求したという逸話がある。
 アエネアスが彼に勝利した後、ワインをメゼンティウスではなくユピテルに献納したことが
 八月のウィナリア祭のはじまりとかいう。
 紀元前七世紀の陶器にメゼンティウスの名へ言及したものがある(?)らしく、
 実在の王がモデルである可能性も高いとか。

 ウェルギリウスは見つけ次第殺す。
 ちなみにメゼンティウスを殺したのも(当然だが)“ピウス・アエネアス”である。


70 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:26:15 vWsd0cps0
【元ネタ】ギリシャ・ローマ神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ラティヌス
【性別】男性
【身長・体重】173cm・85kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A+ 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術を無効化する。
 事実上、現代の魔術師ではラティヌスに傷をつけられない。

騎乗:A+
 竜種を除くあらゆる乗り物を乗りこなせる。
 アエネアスに与えた太陽神の馬の血を引く神馬の戦車を、彼自身も乗りこなせるのだろう。

【固有スキル】
友誼の証明:B
 敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、
 話し合いに持ち込むことができる。
 聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。

神性:A+
 諸説あるが偉大な神の血を引き、死後自らも神々の列に加わったラティヌスは最大の神霊適性を持つ。

魔力放出(雷):C
 平常時はあまり強力なものではない。ただし戦車の支援下ではその限りではないようだ。
 特殊な伝承補正により、王属性持ちには威力が上がる。

【宝具】
『祖王の両輪(ユピテル・ラティアリス)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:800人
 ユピテル大神の一側面としてのラティヌスが自らの宝具に獲得した、ユピテル神の戦車。
 気象、権力に関する広範囲の事象に強い支配力と権限を持つ。
 が、一方でラティヌスという“英霊”の能力では
 まともに使いこなすことも難しい。

【Weapon】
『祖王の両輪』
 黄金のいかづちをデフォルトで纏う堂々たる戦車。
 神話において彼が神の戦車を使ったことがあるわけではないが、
 「アイネイアスの父親の戦車」に纏わる逸話、死後ユピテルと合一した逸話などを集成し保有するに至っている。
 ギリシャ神話のゼウスの駆る風神曳きの戦車とは異なり非常にベーシックな作り。
 本来の出力が(どうやってか)発揮されれば、
 宝具種別などが変更されるという。

【解説】
 アボリギネス人を率いるラティウムの王。ラテン人の名祖。ロムルスの遠祖。
 戦争の結果とも平和的交渉の末ともいわれるが、
 いずれにしろトロイア人を率いて来たトロイアの英雄アエネアス(アイネイアス)に娘を娶らせ
 二つの民族を統合したとされる。
 その出自は混乱しており、ヘシオドスはオデュッセウスとキルケーの子として
 ラティノス(ラティヌスのギリシャ語形)の名を挙げるが、偽アポロドロスはオデュッセウスとカリプソの子とし、
 ヒュギーヌスによればテレマコスとキルケの子であるという。
 ハリカルナッソスのディオニュシオスはラティヌスの実父をヘラクレスとしており、
 他にも異説は多いらしい。
 もっともよく知られているのはもちろんウェルギリウスによる説明で、
 彼はラティヌスを森の神ファウヌスとマリカ(キルケと同一視されるニンフ)の子として
 サトゥルヌスの系譜に位置づけている。
 (というかギリシャ神話のラティノスとローマ神話のラティヌスが同じ人物を指しているとは考えづらい気もする。)
 戦いの末にユピテル・ラティアリスという神となったとされ、
 ロムルスとクィリヌスに酷似したその関係から、ラティヌスはユピテル神の民族の祖、祖先神としての側面の表れ、
 または単に大神の化身であったなどと解釈できる。
 また、アルバが破壊されて祭祀が行われない不満を石の雨の形で表し、さらには町の破壊者トゥッルス・ホスティリウスを
 雷で撃ったユピテルはユピテル・ラティアリスであったという。
 ユピテル・ラティアリスへの祭祀は戦時中におけるラティヌスの「消失」を記念したものとされ、
 戦車競走と響宴を伴う古い様式の儀礼だったという。

 『アエネイス』のラティヌスは、キルケーが父ヘリオスの神馬の胤を密かにとって産ませたという、鼻から火を噴く名馬と
 戦車を婿に与えるが、これは『イリアス』においてアンキセスが息子に、
 アンキセスがラオメドンの目を盗んでトロスの馬の胤をとって産ませた名馬を与えたという挿話の
 繰り返しである。


71 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:28:00 vWsd0cps0
【元ネタ】ギリシャ・ローマ神話
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】ディードー
【性別】女性
【身長・体重】161cm・45kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷B 魔力C+ 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
復讐者:B+
 復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
 周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。
 悲劇の女として数多の同情を向けられるディードーだが、
 しかし今の彼女は、ローマを呪い、ローマに呪われるカルタゴの女王でしかない。

忘却補正:A
 時がどれほど流れようとも、彼女の憎悪は決して晴れない。

自己回復(魔力):A+
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。
 女神の起源のためか、回復量は非常に多い。(その割に神性は喪失しているが)

【固有スキル】
高速神言:B
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 ディードーはヘスペリデスの園で果樹園と竜を管理する巫女から手ほどきを受けたとされ、
 神代の魔術に十二分に習熟している。

カリスマ:E
 軍団を指揮する天性の才能。
 現在の状態にある彼女を目にしても、兵たちの士気が高揚するとは限らない。

魔力放出(炎):B++
 自決の前に執り行った大儀式の成果であろうか、総身から黒い炎を立ち上らせている。
 情念が深まるごとに炎は強くなり、魔力を元にして燃え盛る。
 薪である魔力は底知らずだが、強まりすぎると我が身をも焼く。もっとも、今の彼女はそんなことを気にすまいが。

黄金率:A
 伝説によれば世界一富める都市であるという商業国家カルタゴの生み親として得たスキル。
 生前は苦労人であった彼女だが、サーヴァントとしてのディードーが金に困ることはその名が許さない。

【宝具】
『来たれかし復讐鬼(Exoriare aliquis nostris ex ossibus ultor)』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:600人
 女神タニト――ローマを憎むユーノーであり、アエネアスを恨むディードーである彼女が祝う復讐、
 つまりはハンニバルによる進撃をかたどった宝具。
 巨象や軍団兵を黒炎で形作り、相手にぶつける国家蹂躙。
 一連の攻撃にはいうまでもなく対ローマの加護が与えられ、ローマに属するものに対する攻撃性能に補正がかかる。


72 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:29:01 vWsd0cps0
【Weapon】
『アイネイアスの剣』

【解説】
 カルタゴの建国者。
 別名としてエリッサ(エリサ)の名でも知られる。
 元々はフェニキアの都市国家テュルスの女王であったが、共同統治者の兄に夫を暗殺されたために国を捨て、
 旅の果てに北アフリカに新しい町(カルト・ハダシュト)――カルタゴを築いたとされる。

 とはいえフェニキア語の記録はほぼ抹消されているため彼女もギリシャ・ローマの記録でしか知られていないのだが。
 ビュルサが牛の皮を意味したのはギリシャ語での話なので、その物語も純粋なフェニキア神話ではないのだろう。

 カルタゴで女神として崇拝されていたという歴史家の記述や
 ヘラクレス(メルカルト)の大祭司かつ叔父であったシュカイオス(またはアケルバス)を夫とした逸話から、
 本来は女神だったとも推測されるが、ノラ碑文の解釈が正しければ、彼女の兄に当たるはずのテュロス王ピグマリオンは実在した。
 フラウィウス・ヨセフスが引用するエフェソスのメナンドロスの記述によれば、ディードーがテュロスを出たのは
 ピュグマリオンの治世七年目のことという。彼女の実在を示す決定的な証拠はないが、彼女の周辺人物の実在可能性は高く、
 ディードー伝説もある程度は歴史的事実を反映していると思われる。

 ポンペイウス・トログスによればカルタゴが建国されたのはローマ建国の72年前。
 リヴィウスによればカルタゴは滅亡時(紀元前145年時点で)700歳。
 タウロメニウムのティマイオスによる(最も古く、最も信用されている)カルタゴの建国年は紀元前814年。
 トロイア劫略の50年前にカルタゴ植民が為されたというアッピアノスのようにディードーの建国に懐疑的なものもいた。

 おおむね紀元前9世紀の人物とされてきたディードーとトロイア戦争(紀元前12世紀頃?)の英雄との
 ラブロマンスを描いたウェルギリウスはなかなかに時代錯誤しているが、
 もっともよく知られている彼女はこちらである。

 “アエネイス”作中のディードーは前歴をそのままにアエネアス(アイネイアス)と恋に落ち、
 裏切られて自死する役どころで、アエネアスを恨みハンニバルの登場を予感させる憎悪のセリフを吐くなど、
 詩人は彼女がローマから見たカルタゴをより象徴するように物語を大幅に改作している。

 伝統的な伝記によれば、彼女は現地の王イアルバスに求婚されて亡き夫への貞淑を守るために自殺した。
 どちらにしても火と剣による自害というのは同じだが、経緯が全く異なる。

 亡夫の財宝やキプロスの乙女や船や牛の皮革などを切り落とし
 ローマ神話中の復讐鬼(カルタゴの象徴)としての属性に純化したディードー。中堅程度の強さ。
 解釈次第では“復讐の女神”にもなり得たという(宝具は既にそれだが)。「わが骨より復讐者よ立て」ってかっこよすぎ。


73 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:29:53 vWsd0cps0
【元ネタ】ギリシャ・ローマ神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アスカニウス
【性別】男性
【身長・体重】159cm・55kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運B+ 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
吉兆の星:A
 窮地から脱出する際に幸運値に絶大な補正をかける。
 ローマでは星と神性を同一視した。
 アスカニウスは勇気によって星へ行くと称えられ、やがて神々の祖先となる運命にあり、
 またトロイアから脱出する際には火と彗星による吉兆を得たという。

神性:C
 女神ウェヌスの孫であり、
 後に神君(ディウス)を排出するユリウス家の始祖に当たる。

紅顔の美少年:B
 人を惹き付ける美少年としての性質。
 男女を問わず魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。
 対魔力を持っていなくても抵抗する意思を持っていれば、ある程度軽減することが出来る。

【宝具】
『わが挑戦に御加護あれ!(アンヌイト・コエプティス)』
ランク:C〜A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜60 最大捕捉:100人
 大神ユピテルの加護を受けた矢を放つ。
 相手が格上であれば真正の「雷霆(フルメン/ギリシャ語のケラウノスに対応する)」に及ぶ威力となるが、
 実力で拮抗するほど加えられる恩恵は少なくなっていく。同格以下には並の宝具に過ぎない。
 本質的に格上殺し、挑戦を象徴する宝具といえる。

『神祖かくの如く(ゲニトゥーレ・デオース)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 アスカニウスの別名ユールスが象徴する、神君(ディウス)たちの祖先としての自己認識。
 これを利用し、本来持ち得ないスキルも“先取り”という形で一時的に習得する。いわば擬似的な皇帝特権。
 また、使用するたびにユピテルの雷が彼の肉体を成長させ、「紅顔の美少年」のランクダウンと引き換えに
 ステータスを向上させる副次効果もある。自己強化の度に格上判定が厳しくなるデメリットも有る。

【Weapon】
『弓矢』
 シルウィアの愛鹿を傷つけ、戦端を開いた弓。あるいはヌマヌス殺しの弓。

【解説】
 トロイアの復興者。
 英雄アイネイアスとプレアモスの娘クレウーサの子。
 レスボスのヘラニコスが採用したとされる古い伝承によれば、
 イリオス滅亡後アイネイアスに命じられてダスキュリティスに渡って王となり、
 その後スカマンドリオスをはじめとするヘクトールの子孫がネオプトレモスに許されてギリシャから帰ってくると
 自らも故地に帰ってともにトロイアを再建したとされる。(最古のアステュアナクス生存説?)
 ローマ神話に取り込まれて以後はアルバ・ロンガを築いた王とされた。
 神話によればアイネイアスの死後、自分が未だ父の国を継ぐには若いとラティウムをラヴィニアに預け、
 自ら開拓したアルバ・ロンガの王となったという。
 ラテン王シルウィウスは実弟ないし義弟に当たるとされる。
 叙事詩『アエネーイス』では最初幼児として登場するものの、
 最終的にトゥルヌスの義弟――レムレスと呼ばれる勇士ヌマーヌスを弓で射殺すまでに成長する。
 この敵将を斃す時にアスカニウスが捧げた祈りが、例の「全能なるユーピテル、果敢なる我が試みを助けたまえ」であって、
 アメリカ合衆国の国璽のモットーの一つ「Annuit coeptis(我が企てを嘉せよ)」は
 この句を原型とする。
 ヴェルギリウスはアスカニウスを明確にユリウス氏族の名祖ユールスと同一人物として言及し、
 アポロに彼を「神々の子孫にして神々の先祖」と呼ばせた。
 彼の一族が排出する「神々」とは、もちろんカエサルとオクタウィアヌスを指す。
 ハリカルナッソスのディオニュシオスはアスカニウスは元々エウリュレオンという名前だったといい、
 またユールスをアスカニウスの子としている。
 リヴィウスはまたアスカニウスはラヴィニアとの子ともいう。
 おそらくアスカニウスとユールスの同一視は多分に政治的要請が強いのだろう。
 ギリシャ語ではアスカニオス。ギリシャ神話要素がないサーヴァントなので真名はラテン語読み。


74 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:41:33 vWsd0cps0
【元ネタ】史実など
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】トトメス3世
【性別】男性
【身長・体重】179cm・70kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成する。
 本来魔術師ではないトトメス3世はこのスキルを持ち得ないが、
 宝具による動植物操作と皇帝特権による智慧の獲得でこのスキルを埋め合わせている。
 彼の場合、道具を生産する固有結界や道具の入った宝物庫が有るわけでなく、ちゃんと作るので(偽)はつかない。

陣地作成:A
 魔術師として道具を作る(真)ばかりか、建築すらやってのける。
 偉大なファラオの例に漏れず、彼もまたカルナック神殿や征服記念碑に足跡を残す偉大な建築者であった。
 見たことない木はとりあえず植樹してみる派。

【固有スキル】
カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。

神性:A
 神の子、神の化身であるファラオとしての神性属性。
 魔術神トートの霊基と接続している。そのため本来の値よりもランクアップしているらしい。

皇帝特権(頭脳):A+
 本来所有していないスキルを短期間獲得する。
 Aランク以上であるため、肉体面の負荷(神性など)をも獲得する。
 キャスターとして現界するにあたって、トトメス3世はその名の起源でもあるトート神との結び付きを強めた。
 よって、獲得可能なスキルも知識、学識、あるいは並ぶ者なき叡智を示すものに特化している。

千里眼:B+
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、皇帝特権と併用しての超遠視、透視、未来視。

【宝具】
『覇者の緑界(ガーデン・オブ・カルナック)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜200 最大捕捉:1000人
 アク・メヌの外壁に描かれる光景の再現。周辺の生態系を支配下に置き、霊脈を侵食して顕現するトトメス3世の『植物園』。
 支配圏内のマナや自然はすべて中心にそびえる天母樹・カルポフォロスを介してキャスターの支配下に置かれるため、
 内部では魔術や宝具の使用が大幅に制限される。
 敵意を持った園内の自然も精霊種レベルの脅威であるため、並のマスターでは数分の生存も絶望的。
 現代の魔術師にはかの『腑海林』に例えられるが、奇しくも『天母樹』もまた『腑海林』の不死の実と同じく、
 飲んだものに不滅をもたらす「恵みの乳」を生み出すという。

『賢者の翠典(ジェフティ・アア、アア、アア)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 トト神の権能による運命操作。
 すなわち時間と因果律に対して干渉する能力。
 有効範囲としては、原因と結果の逆転、事象の加速、未来の確定、ラグ(遅延時間)の挿入、現象逆行、など。
 ほぼ万能の大宝具であるが、その代償として、発動時に要求される魔力は非現実的に多い。
 偉大なる、偉大なる、偉大なるトート。ファラオの神名は彼の手によりイシェドの葉に記され、永遠のものとなる。


75 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:42:33 vWsd0cps0
【Weapon】
『天母樹カルポフォロス』
 イシス女神の化身である世界樹。数十Mの巨木。
 星のマナをかき集め、精錬し、キャスターに供給する働きをする。
 大地に根を張り、空に枝を広げる大樹は、最もわかりやすい形で現れた「自然の触覚」であると言えよう。
 カルポフォロスはギリシャ語でイシスの名に添えられた尊称の一つで、実らすもの、豊穣神を意味した。

 常時展開される『植物園』の中枢だが、目立ちすぎるため大抵は(内部の空間を曲げた)陣地に隠されている。
 危険に晒された時、腕が生えて敵を撲殺すると噂されるが、事実は定かでない。

『アア・アア・アア』
 すなわちトリスメギストス。『天母樹カルポフォロス』の葉によって編まれた翠色法典(みどりのほん)。
 知恵の神への賛辞を詠唱として、トトメスは運命操作能力を行使する。
 あまりにも全能性が高い能力であるため、これに実行したい内容を書いて方向性を定めなければうまく起動できない。

【解説】
 第18王朝のファラオ。
 ハトシェプストの跡を継ぎ、征服に次ぐ征服によってエジプト史上最大版図を達成した大王。
 多くの場合「ナポレオン」や「アレキサンダー」に例えられる。

 速攻くたばった父トトメス2世の後継者として、20年に及ぶ義母ハトシェプストとの共同地期間を経て王となる。
 はじめハトシェプストとトトメス2世の娘(異母妹)ネフェルラーを后としたが、夭折した。

 内政者であった先の女王とは異なり、治世を通して版図を拡大した天性の征服者であった。
 強大な征服王だった祖父トトメス1世を模範とし、メギドの戦いを皮切りに幾度もミタンニ勢力圏への遠征を行い、
 ついには祖父王同様ユーフラテス川を踏破してカルケミシュに到達、帰路、
 いい気になって象狩りをしたら油断して死にかけたりもしている。
 ミタンニ王国は終生の敵であったという。

 西アジアに覇権を拡張し、世界帝国エジプトはまさしく彼によって確立された。
 南方においてはナイル第4急湍のナパタに国境を再定義した。
 アメンの聖地ゲベル・バルカルを含むこのヌビア圏との国境帯では後の第25王朝(クシュ王朝)が育まれるが、
 トトメス3世は当地で神格化されている。
 明らかにセンウセレト3世の神格化を手本として、彼はトート神と合一する形で神となった。らしい。
 エジプトでは(およそ他のファラオと大差なく)アメン神の息子として神格化されるのみだった彼が、
 辺境においてオリジナリティ溢れる神格化を果たしたことは興味深い。

 治世の晩年において、彼はハトシェプストの記録を抹消にかかった。
 だが、かつて推測されたハトシェプスト女王との確執は、すでに古い説であるという。

 イシェド(?)の木の姿をしたイシス女神の乳を吸うトトメス3世の図はなかなかインパクトがあり、
 彼の王墓に見られる斬新な(ゆるい)線画の中でも特徴的である。なんてったって腕と乳房のある木とか軽くホラーだ。
 いやまあアンタの母ちゃんはイシスだけどさ……。

 キャスターとしてのトトメス3世は、諸外国から収集して作り上げた『植物園』、
 壁画にある『母なる聖樹』のイメージ、トート神がファラオの名と治世をイシェドの葉に書き永遠のものにする、
 という神話などから取られた「生命の樹」「運命の葉」を宝具とする。
 ヌビアにおいて彼がトートと一体化したのはすでに述べた。
 なお、植物園はハトシェプストによる試みがすでに知られたが、学術的興味からなるものであったかは疑わしい。

 いつもニコニコな可愛げのある青年。権力欲がなく、自分の能力が発揮できればサーヴァントの立場も厭わない。
 自分の天才性の前にはどんな人間も虫けら同然だと理解しているからだ。

 魔術師なので、銅板射抜きとか獅子狩りとかるんるんでやってた軍人皇帝の面影はあんまりない。
 他のクラスではハルマゲドンミサイルが主武装になったり、ゲベル・バルカルの大コブラが火を吹いたりする。
 『ヨッパの占領』や武功が反映され、火力偏重型のサーヴァントになると思われる。


76 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:44:13 vWsd0cps0
【元ネタ】史実など
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】マネトー
【性別】男性
【身長・体重】165cm・48kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 大神官であるため“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:B+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 当然、ミイラ作成は履修済み。
 彼の場合は、さらに“神格作成”の影響で新様式の神像や祭具について明るい。

【固有スキル】
エジプト魔術:A
 古代エジプトの宗教魔術を縱橫に駆使する。
 ミイラや死霊に纏わる有名所の魔術はおおむね抑えているという。
 また、ヘレニズム時代の神官であるためか、古代ギリシャの魔術に関しても一部精通しているところがある。

神格作成:EX
 新たな神霊を紹介し、人々に認知させる技術。
 セラピスを承認した二人の神職の内、エジプト側の神官だったマネトーは当然に保有する。

【宝具】
『太陽式護国儀礼(ヘリオポリス・ネオ)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:40〜100 最大捕捉::900人
 ヘリオセラピスの威光を擬似的な次元断層として投射し、かつてのアレクサンドリアを覆う規模の護国防壁を展開する。
 守護神としてセラピスを認定した逸話、セラピスとヘリオスの習合、ヘリオポリスの神官としての技能などの集大成。
 日が差していれば驚異的な省魔力で展開し続けられる。

 ヘリオポリスから多くのモノが流入したアレクサンドリアはいわば「新しいヘリオポリス」であり、
 マネトーが太陽神殿からヘルメス・トリスメギストス(つまりトート)の奥義書を持ち出し、
 プトレマイオス2世フィラデルフォスに献上したという『ソティスの書』の逸話は神都と信仰の盛衰を表している。


77 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:45:17 vWsd0cps0
【Weapon】
『複合神性セラピス』
 冥界神オシリスと聖牛アピスの合成神。
 ギリシャ神話のハデスと同一視されたヘレニズム的神格の一柱であり、後のローマ帝国では妻とされた女神イシスとともに
 各地で崇拝を集めることになる。
 新たな帝国が新たな神を戴いた事例は数多いが、
 セラピス崇拝はその成功例として、シンクレティズムの典型として記録されている。

 セラピスは一説に、アレクサンドリアがラコティス(ラーカデト)という港町だった時代より崇拝された神という。
 おそらくは首都となる街の地方神が国家神に格上げされる慣例に倣って小神から大躍進したシンデレラゴッドであり、
 テーベのアメンと同じく太陽神と習合されてヘリオス-セラピス(ヘリオセラピス)となり、
 また最高神としてゼウス-セラピスともなった。

【解説】
 マネトーン、あるいはマネトースというギリシャ語形の名前でも知られる
 プトレマイオス朝初期のエジプト人神官。
 ゲオルギオス・シンケロスによればヘリオポリスの神官長である。
 知られる限りにおいてはギリシャ語で記述した最古のエジプト人。
 名前の古代エジプト語形は失われているが、おそらくは「トートに愛されたもの」を意味した。
 新参の支配者に向けて『エジプト史(アイギュプティカ)』を執筆したことで
 『バビロニア誌』のベロッソスと並び称される。
 プルタルコスによれば彼はプトレマイオス1世の時代にセラピスをアレクサンドリアへ導入したという。
 出生地は「メンデス」「セベンニュトス」などとされるが、スーダ辞典は同名の著作家が混同されているとし、
 アイギュプティカを記したマネトーはそのどちらの生まれでもないと述べているとか。
 ギリシャ人に正史を教えようとした彼の試みはほぼ功を奏さず、
 同時代のギリシャ人がヘロドトス的エジプト観を捨てた様子は全く見られないが、
 ローマ時代にはエジプト史の権威として偽書が登場するほどの認知を受け
 キリスト教徒にも普遍史の材料とされた。
 今日では作品のほとんどが散逸して僅かな断片しか知られていないが、
 それでもアイギュプティカ断片の王朝区分論は修正されながらも一般に受け入れられており、
 古代エジプトを語るのに欠かせない人物の地位を守っている。
 マネトーはラテン語形か。

 『ソティスの書』は紀元一世紀頃にマネトーを騙って書かれた偽書。
 プトレマイオス2世を皇帝(アウグストゥス)と呼んでいる辺り露骨にローマ時代の本なのだが、
 フラウィウス・ヨセフスなどはこれを真作と信じたとかなんとか。
 シンケロスが引用する同書の内容は明らかに普遍史観に基いており、
 アイギュプティカのような王朝分けもされず、
 アポフィス王がエジプト史上29番目の王であり、
 ファラオ(パロ)と呼ばれた最初の王だとか、
 ヨセフが仕えた王とか書いてあって草生える。うひゃあ。

 ……、マネトーから数百年後のストラボンはヘリオポリスに廃墟しか見なかった。
 新たなファラオたちが太陽崇拝に関心を示さなかったためである。

 セラペイオンの境内にアレクサンドリア図書館の分館を収めた逸話やヘルメス文書の逸話から
 図書館宝具(図書館の写本からヘリオポリスの“原本”にアクセスする感じの)も考えたが飽きてやめた。


78 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:46:23 vWsd0cps0
【元ネタ】史実、カバラ論など
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アキバ・ベン・ヨセフ
【性別】男性
【身長・体重】165cm・53kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:B
 並大抵の魔術は弾くが、大魔術・儀礼呪法を防ぐことは出来ない。

騎乗:EX
 メルカバーを召喚し、乗りこなす(ように見える)。実態を言えば、高次存在である玉座に振り回されてもいる。
 騎乗の才能としては評価し難い。宝具を除けば調教されていない獣を駆ることも難しいからだ。

【固有スキル】
殉教者の魂:A+++
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 高すぎるためか、人の話を聞かない。

一意専心:D
 ひとつの物事に没頭し超人的な集中力を見せる。
 遅咲きの学者にも関わらず、その学習意欲と天才は瞬く間に師を凌駕させたという。

天界の智慧:A
 あの『果樹園』より持ち帰られたと思しき神智。
 英雄が独自に所有するものを除いた多くのスキルを、B〜Aランクの習熟度で発揮可能。
 彼が言うところの「救世主」にスキルを授けることも可能らしい。

自己保存:A
 どういうわけか自分一人だけ生き残ってしまうことが多い。神の加護、とも。
 呪いじみたもので、本人の意志を無視して機能している。

【宝具】
『灯れ救世の星、至らしめよダビデの玉座(マアセー・メルカバー)』
ランク:EX 種別:対英雄宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 神秘主義文献の多くにほのめかされる“天上の玉座”と彼の“メシア認定”の逸話が合体したもの。
 光で構成された巨大なチャリオットを召喚する。
 これはそれ自体が明確に(少なくともサーヴァントとしての)アキバを越えた上位存在として振る舞い、
 内蔵する神秘、破壊力を行使するが、その本質は譲渡可能性と王器への適合性にあるとされる。
 つまり生きている人間に対して使用することでその存在を一時的にしろ書き換え、
 "人の形をした神の戦車"に変えるのである。
 継続時間、宿主への反動などは当人のポテンシャルに左右されるが、場合によれば、地上に新たな救世主を生むことも
 ありうる――とライダーは主張する。


79 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:47:18 vWsd0cps0
【Weapon】
『王冠』

【解説】
 史上最高のラビの一人とされ、
 全賢人の頭(ロシュ・ラ=ハハミーム)とも呼ばれるタンナーイーム第三世代の代表的ラビ。
 正典(タナハ)の確立と啓示法(ハラハー)の発展に絶大な影響を与え、ラビ・ユダヤ教の父とまで呼ばれる。

 つまり雅歌を擁護し、混乱した法体系を整備し、いわゆるユダヤ教というものの正統(カノン)を形作ったラビである。
 伝承では明らかにモーセのリフレインとして扱われ、それによれば例によって40歳まで無学な羊飼いだった。
 その史的人物像はおびただしい数の伝説に埋もれあやふやである。
 シメオン・バル・コシェバのカリスマに打たれ、
 バル・コクバ(星の子)の名とメシアの地位を認めたまでは確かなようだが、
 第二次ユダヤ戦争の敗戦に際し、本当にローマ軍に処刑されて死んだのかについても疑う余地がある。

 野宿中に驢馬や雄鶏や蝋燭の火を失いながらも、信仰を貫き、一人生き延びた話が教訓譚として特に知られる。
 エリヤに祝福された話ばかりか、なんとアキバがモーセより優れていることを示唆する伝説すら存在する。

 タルムーディズムの疑う余地無き立役者でありながら、
 一万二千人(説によってはその4倍にもなる)の弟子が五人を残して全員疫病で死んだとか、
 ギャグみたいな逸話もある。

 また、メルカバー主義の伝統、いわゆる七つの宮殿(ヘカロート)の上昇の伝説(楽園(パルデース)入りの伝説)など、
 神秘主義にも奥義を知る当代一の達人として言及されている。

 アダム・カドモンの概念を認めた一方、
 同様の思想を唱えた(キリスト教徒)殉教者ユスティノスをユダヤ教の異端と告発するなど、
 彼の時代(サドカイ派が消滅し、ファリサイ派とユダヤ教が同義語になったあとの時代)はユダヤ神学が
 キリスト教とヘレニズム思想への対抗に動き出した時期だった。
 彼もまた時には異端的な、当時も現代も一般的とはいえない見解を主張したとされる。

 "異端者"アキバは、あるいは護教的教説の揺籃期の“挑戦的な試み”の結果なのかもしれない……
 などと考えたりググってみたりしたのだが、
 いまいちよくわからない。

 まあ、それはさておきラビ・アキバはこの度、ダビデの玉座(戦車)ライダー、救世主認定マンとして現界した。
 キリスト教徒には偽預言者呼ばわりされること必至である。


80 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:48:14 vWsd0cps0
【元ネタ】史実など
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】アヘル
【性別】男性
【身長・体重】188cm・74kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久E 敏捷A+ 魔力A 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
復讐者:D
 周囲から恨まれ、それを糧として己の恨みを果たす復讐者のスキル。
 だが、彼はそもそも誰も恨んではいない。

忘却補正:B
 不断の記憶。
 憎悪を忘れざる復讐者として、(忘れきった相手への奇襲に当たる)クリティカルダメージに補正をかける。
 玉座に座るその姿を、誰が忘れられるものか。

自己回復(魔力):A+
 二人の神と決着をつけるまで、その幻像は延々と魔力を湧き立たせる。
 魔力を微量ながら毎ターン回復する。

【固有スキル】
善悪の彼岸:A
 宗教的善悪観を超越した、一種の規格外の精神性。
 属性(性格)を基準とした判定が絡む効果を無条件で失敗させる。

神罰耐性:A
 何らかの神霊に由来するスキルや宝具の効力を削減する。
 信仰・神霊・人理といった“システム”の限界を知る彼にとって、天罰の存在はさしたる脅しとならない。

千里眼:B
 視力の良さを表すスキル。
 高ランクにおいては、通常認識から逸脱した“違う視点”の所持を示す。
 Bランクでは、透視(遠隔地の知覚)を可能にする。Aからは未来視や読心を含むという。

【宝具】
『天上に神は二人いた(ハマルティア・トロノス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 もう一つの玉座、もう一人の神。
 『楽園入り』の伝説を典拠とする聖性侵犯能力。
 接触した『神』由来の事象を侵食する。
 洗礼詠唱やカバラ魔術は無効化し、天使が与えた聖剣・聖盾なども長時間触れれば略奪可能。
 また、聖別された境界(結界)や異界との位相差を自由に踏み越えられる。
 篤信にして涜神の罪が為せる業。
 理神のことわり、とも。

『偽神の落陽(デウテロン・ヘーリオス)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20〜60 最大捕捉:500人
 アナフィエルの炎の鞭。
 天から巨大な火球が召喚されるや、
 火の球が破裂して無数の火の触腕に解かれ、それぞれが神罰に匹敵する一撃として世界を叩き伏せる。


81 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:49:02 vWsd0cps0
【Weapon】
『火の鞭』
 デウテロン・ヘーリオスの一部である、幾本にも別れた長い鞭(バラ鞭)。
 地獄の炎で出来ており、打たれた敵のみならず持ち手からアヴェンジャーの身をも焼く。

【解説】
 タルムードのラビの中で最も不可解な人物、“背教者”エリシャ・ベン・アブヤ。
 バビロニア版の伝承では「異人(他人)」を意味するアヘルの名で呼ばれる。
 ある時期までは名高いラビだったにも関わらず、突如として“信仰を捨てた”ことで知られる。

 第二神殿崩壊に前後して生まれ、一世紀の終わりごろから二世紀のはじめにかけて活動した。
 学院の教職にありながら禁書を所持していたとされ、
 ローマの弾圧に手を貸し、実業へ帰するようラビを『誘惑』したとされる。
 しかしエリシャの弟子ラビ・メイアは「彼は柘榴の実を食べ、皮を捨てたのだ」という言葉で師を擁護した。

 律法を順守しながらわが子を失った二親、そして律法を破りながら怪我もせぬ男の2例を扱って――
 あるいは犬の口の中に殉教したラビの舌を見て絶望し、棄教に至ったとされる。

 イスラエル・タルムードには死の床にあるエリシャにメイアが悔い改めを促す場面がある。
 突如泣き出し、そして死んだ師を前に、ついに彼も懺悔を果たしたのだと、メイアはこの時確信している。
 その後、メイアは天の火により燃え上がるエリシャの墓に駆けつけ、これを外套で覆い、神の慈悲を請うて火を消した。
 エリシャ・ベン・アブヤは敬虔な弟子の祈りにより許された、とこの逸話は言いたいのだろう。

 だがバビロニア・タルムードでは、ラビ・メイアが「罪人であるエリシャは来世に復活出来ないだろう」と語ったという。
 名前の記載や逸話の採択など、バビロニア・タルムードの方がエリシャに厳しいようだ。

 『果樹園(パルデース)の四人』というタルムードの謎めいた一節はいう、
 「四人の男が果樹園に入った。ベン・アザイは見て死んだ。ベン・ゾマは見て気が狂った。アヘルは若木を伐った。
 ラビ・アキバは平穏のうちに入り平穏のうちに出た」

 天界参入の秘儀についての伝統解釈によれば、エリシャは天上で二人の神を見て堕落した。
 彼は玉座に座るメタトロンを第二の神と取り違えたとされ、それ故に神は大天使を鞭打ちの刑に処したとされる。

 タルムードはギリシャ哲学への傾倒による棄教を示唆し、ユダヤ百科事典は彼がサドカイ派であったとする説を支持する。
 またグノーシス主義者、キリスト教徒、あるいは「ラビ・アキバの魔女狩りの被害者」などとも推測され、
 もはや残された史料から彼の実像を描き出すことは不可能に近い。
 現代小説ではアザトース信者にもされた。


82 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:50:06 vWsd0cps0
【元ネタ】史実、中世の伝説
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】プリトヴィーラージ・チャウハーン
【性別】男性
【身長・体重】179cm・62kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A+ 魔力E 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。
 彼自身の対魔力は皆無なのだが、半ば殉教者として祈りを捧げられた影響か、ある程度のランクで所持する。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
護国の鬼将:C
 あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を“自らの領土”とする。
 この領土内の戦闘において、領主であるプリトヴィーラージャは高い戦闘力のボーナスを獲得できる。
 仮に北インドで召喚された場合は、このスキルのランクアップと同時に、
 ゴール朝との十七度の戦いを再現する宝具も付いてきた。

無窮の武練:A+
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

盲目の恋:A
 恋人に対する強い愛情と、それに伴う近視眼的な性質を表すスキル。
 魅了効果に対する完全耐性と引き換えに、生前の愛妻、サムユクタが絡む事柄には視野が狭まるデメリットがある。

【宝具】
『盲目の矢、恋のように彼を射抜け(ダルティ・カ・ヴェール・ヨーダ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:一人
 インド弓術における絶技中の絶技。シャブダ・ベディ・バーン。
 相手がアーチャーの存在を認識し、何らかのアクション(声をかける、攻撃する、その場から逃げるetc)を起こした際、
 それを視覚以外で知覚していれば相手を標的としてロックオンできる。
 彼は対象の所在を常に認識でき、また自分の矢を対象に向けて自動追尾させられる。
 雨のような無数の矢に敵を追わせたり、対象の位置座標を把握して非追尾攻撃と組み合わせることも可能。
 両目を潰されながらムハンマド・ゴーリーを射殺したという伝説と、プリトヴィーラージャ3世の愛と復讐への執着の具現。
 民間伝承によればプリトヴィーラージャは、この妙技を森で出会ったアシュヴァッターマンから
 伝授されたという。


83 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:51:02 vWsd0cps0
【Weapon】
『シャブダ・ベディ』
 英雄叙事詩において度々言及される、視覚情報ではなく音を頼りに標的を射抜く弓術。または矢。
 意味は文字通り「音を穿つ」。技術を指してシャブダベディ・バーン(矢)、シャブダベディ・バン・ヴィディヤ(矢の教え)とも。
 実在の人物でこれを達成したものはごくわずかと伝えられる。
 習得者は暗中や遮蔽物越しでも正確な射撃を可能にする。

【解説】
 中世インドにおける代表的な抗イスラムの英雄、チャウハーン朝最大の君主プリトヴィーラージャ3世。
 ラージプート諸王朝を糾合してアフガニスタンからの異教徒の侵攻に立ち向かったが、
 最終的にゴールのムハンマドに敗北し北インドへのイスラム流入を許した。
 同時代の碑文が少なく、中世の誇大化された叙事詩によってその伝説に彩られた生涯を知られる。
 歴史家に捧げられた賛辞においては(南インドでは彼以後も依然として強力なヒンドゥー政権が興隆したにも関わらず)
 最後のヒンドゥー皇帝と称されるヒンドゥー教の英雄。
 知られるところによれば11(?)歳で即位した後、近親者の反乱を叩き潰し、パラマルディン王チャンデーラ朝を圧倒、
 幾つかのラージプート王朝と交戦した。
 インド中世ロマンスの傑作『プリトヴィーラージ・ラーソー』によれば、
 かくの如く英名を轟かせたプリトヴィーラージャはガーハダヴァーラ朝の王ジャヤチャンドラの娘、
 サムユクタ(サンヨギータ)を熱愛したという。
 立像を使った嘲弄、劇的な駆け落ち、寵妃に耽溺するあまりの国務放棄などの伝説の史実性は全く疑わしいが、
 曰くこれによって生じた確執や国力低下がタラーインの戦いでの敗北に繋がったのだという。
 伝説によればプリトヴィーラージャは特に弓術に秀で、
 「シャブダ・ベディ」という視覚に依らずして目標を射抜く技を体得していた。
 二度目のタラーインの戦いで捕虜になったプリトヴィーラージャは両目を焼き潰されたが、
 ムハンマドの前で"耳で聞いて矢を当てる技"を実演し、思わず感嘆の言葉を吐いたムハンマドを射殺したという。
 その後ゴール人の手にはかかるまいと、股肱の臣たる詩人チャンド・バルダイと相撃って自刃した。
 この王を語るには欠かせない劇的なこの逸話は明らかに伝説であり、
 実際には彼はムハンマドにより属王に配されるかしたが反乱を企み処刑されたと思しい。
 反イスラム感情によってか、ヒンドゥー主義によってか、伝説化の著しいプリトヴィーラージ・チャウハーンだが、
 伝説のベールが剥がされがちな昨今でもなお支持者からは厚い敬意を表され、
 インド史上最強の戦士とすら呼ばれる。

 原典でキャラが濃すぎて困るおじさん。バーサーカー適性も高そう。
 というかシャブダ・ベディってそんな意味だったのかよ。


84 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/04(木) 10:53:01 vWsd0cps0
【元ネタ】史実+Fate
【CLASS】セイバー
【マスター】ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
【真名】アレクサンドロス3世
【性別】男性
【身長・体重】197cm・95kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。
 団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。稀有な才能。
 Bランクで一国の王に十分とすら言われるが、驚くべき事にセイバーのカリスマにはまだ伸びしろがあるらしい。

軍略:A
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

雷の征服者:EX
 一対一や多対多といった戦闘形式を問わず、真っ向から敵を打ち破る征服王の覇道。
 先制攻撃の成功率を上げ、正面衝突時の破壊力を増大させるスキル。
 『ゴルディアスの結び目』を解いて僅か8年でギリシャからインドに渡る大帝国を築き上げたゼウスの御子、征服王。
 その彼であるが故に保有するユニークスキル。

神性:C
 明確な証拠こそないものの、多くの伝承によって最高神ゼウスの息子であると伝えられている。

【宝具】
『神慮の証明(ゼウス・サバジオス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:一人
 ――如何なる概念、如何なる回避力、如何なる運命に守られていようとも、
 “一撃を加えうる可能性”が存在するならば、必ず一撃を見舞うことの叶う必中の剣。
 その正体は、本来必要な無数の試行錯誤を省略し、望む未来を半ば強引に現実化する可能性の奇跡である。
 少ない魔力で確実にクリティカル攻撃を繰り出せる対人宝具。
 確率で即死。濫用を前提とした宝具とも。
 しかし、射程(レンジ)外にいるなど、命中蓋然性の存在しない(絶対に攻撃が当たらない)相手には発動できない。

『万里斬り拓く覇王の兆し(クリオス・ティス・アシアス)』
ランク:A++ 種別:対国宝具 レンジ:1〜70 最大捕捉:900人
 ――宝具『神慮の証明(ゼウス・サバジオス)』による破軍斬撃。
 アジアの王位を保証したゼウスの加護を、“ゴルディアスの結び目を解いた剣”より大鷲を象った雷撃として放つ。
 ゴルディアス伝説において、ゼウスは自らの神使である鷲を遣わして王権を保証したという。

【解説】
 アレキサンダーとイスカンダルの中間という妄想。
 マテ3に「雷の征服者」への言及がなかったのはどういうことなんですかねぇ…。


85 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/05(金) 00:25:22 ZJh6viGQ0
【元ネタ】三国志 三国志演義 民間伝承(元代の戯曲)
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】趙雲 子龍
【性別】男性
【身長・体重】184cm・80kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。

【保有スキル】
沈着冷静:A
 如何なる状況にあっても混乱せず、己の感情を殺して冷静に周囲を観察し、最適の戦術を導いてみせる。
 精神系への効果に対してプラス補正が与えられる。特に混乱や焦燥といった状態に対しては高い耐性を有し、
 たとえ百万の軍勢を単身で相手取ることになろうとも趙雲は決して惑わない。

心眼(偽):B
 直感・第六感による危険回避。
 全ての戦場で傷一つ負わなかったとする民間伝承が残る。

仕切り直し:A
 戦闘から離脱する能力。
 不利になった戦闘を初期状態へと戻す。

七探蛇盤槍:-
 対人魔槍。最大補足:1人。
 童淵から学んだ百鳥朝凰槍から趙雲自身が編み出した絶技。
 えぐり込むように回転させると同時に時空が歪み、ワームホールの入り口を形成。
 任意の地点にワームホールの出口を形成し、そこから槍の穂先を突き出す。
 これを七回繰り返し、いながらにして四方八方から対象を突き殺す技。
 ただし槍の間合いの外にワームホールを形成することは出来ない。

【宝具】
『青釭剣(ひかり、くろがねをたつ)』
ランク:B- 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
「青白い光をはなつ灯」を意味する名を持ち、鉄を泥のように断ったという剣……なのだが通常時は柄しかない。
 その正体はアーク放電を応用したプラズマ切断を可能とする中華ガジェット。
 取り込んだ空気をプラズマ化した上で放出。擬似刀身となし、数万℃にも達する熱量で対象を溶断する。

『涯角槍(やり、ならぶものなし)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜5 最大捕捉:1人
 長さ九尺(約3メートル)ともいう大槍。銘は「生涯に敵う者なし」の意。
 この槍の間合の範囲内において、敵対する対象が趙雲よりも能力的に格上の場合、趙雲と同程度の性能にまで引き下げられる。
 能力ではなく技巧によって勝敗を決する為の、利器としての宝具。

『長坂単騎駆(われら、なにものにもおくさず)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 昼は千里、夜は五百里を走ったという白馬『白龍駒』による単騎突撃。
『白龍駒』は趙雲とは以心伝心が可能である他、日中AGIが二倍となる特性を持つが、
 宝具としての真名を開放した場合、今後の効果時間を前借りすることで、AGIを五倍にも十倍にも増強する。
 限界まで加速した『白龍駒』を捉えられる者は殆どおらず、その速さの前では大軍とて十全に機能し得ないだろう。

【解説】
 三国時代、蜀の武将。
 公孫?の武将であったが、当時その客将であった劉備が青州に派遣された際に随騎となり、
 以後、命運をともにした。

 長坂の戦いでは曹操の大軍を前に劉備軍が潰走し、劉備自身も妻子を捨てて逃げる中、
 勇を奮って劉備の妻子のうち劉禅と甘夫人を保護するという功績を挙げる。
 蜀侵攻では劉備の本軍とは別に軍を任された。
 これは諸葛亮、張飛と並ぶ待遇であり、趙雲に対する劉備の信頼のほどが伺えよう。

 しかしながら、以後、劉備政権においてはあまり出世することはなかった。
 趙雲別伝などには華々しい活躍が記述されているが、正史においては記述に乏しい。

 劉禅の即位後は夷陵の大敗による人材の払底が響いたのか、劉備時代が嘘のように出世を重ねる。
 特に諸葛亮の信任は厚く、第一次北伐では曹真の主力軍を引きつける囮部隊を率いた。
 結局、曹真には敗れたが、軍兵を取りまとめてよく守ったため、大敗には至らなかったという。

 三国志演義では趙雲別伝などの華々しい活躍が盛り込まれ、
 諸葛亮や関羽、張飛の扱いが民間伝承からやや下げられた事もあって、彼ら主要人物に匹敵する人物となった。
 これは「沈着冷静、ストイックで倫理観も強い忠臣」という性質が、士大夫層の理想の武将像に合致したからだともいう。


86 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/05(金) 00:26:39 ZJh6viGQ0
文字化けしたので解説修正

【解説】
 三国時代、蜀の武将。
 公孫瓚の武将であったが、当時その客将であった劉備が青州に派遣された際に随騎となり、
 以後、命運をともにした。

 長坂の戦いでは曹操の大軍を前に劉備軍が潰走し、劉備自身も妻子を捨てて逃げる中、
 勇を奮って劉備の妻子のうち劉禅と甘夫人を保護するという功績を挙げる。
 蜀侵攻では劉備の本軍とは別に軍を任された。
 これは諸葛亮、張飛と並ぶ待遇であり、趙雲に対する劉備の信頼のほどが伺えよう。

 しかしながら、以後、劉備政権においてはあまり出世することはなかった。
 趙雲別伝などには華々しい活躍が記述されているが、正史においては記述に乏しい。

 劉禅の即位後は夷陵の大敗による人材の払底が響いたのか、劉備時代が嘘のように出世を重ねる。
 特に諸葛亮の信任は厚く、第一次北伐では曹真の主力軍を引きつける囮部隊を率いた。
 結局、曹真には敗れたが、軍兵を取りまとめてよく守ったため、大敗には至らなかったという。

 三国志演義では趙雲別伝などの華々しい活躍が盛り込まれ、
 諸葛亮や関羽、張飛の扱いが民間伝承からやや下げられた事もあって、彼ら主要人物に匹敵する人物となった。
 これは「沈着冷静、ストイックで倫理観も強い忠臣」という性質が、士大夫層の理想の武将像に合致したからだともいう。


87 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/06(土) 00:11:14 DQCzPFk60
【元ネタ】善悪の屑、外道の歌
【CLASS】アサシン
【マスター】藤丸立香
【真名】鴨ノ目 武
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運D+ 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【固有スキル】
処刑人:B
悪を以て悪を絶つ、究極の裁断行為。
属性「悪」に対するダメージが向上する。また、そのサーヴァントの行為が悪と見なされた場合でも対象となる。

拷問技術:A
卓越した拷問技術。
拷問全般のダメージにプラス補正がかかり、物理・精神両面にダメージを蓄積させる。
また、悪属性のサーヴァントや悪行を為した者に対してはその悪性や悪行の重さに比例してダメージが加算されてゆく。

【宝具】
『復讐するは我にあり(ヴェンジェンス・イズ・マイン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
依頼(マスターの命令)を受けた時のみ発動可能。自身と対象を取り囲む程度の小規模な結界を張る。
この結界の内に囚われた相手は自由を奪われ、アサシンへの攻撃が不可能となり『を受ける。
この『拷問』は善属性のサーヴァントや性根が善良な者に対しての効果は皆無に等しいが、悪属性のサーヴァントや悪行を為した者に対して行われた際はその者が犯した罪の重さに比例した『苦痛』を与え、霊核に直接ダメージを与える。


【Weapon】
なし

【解説】
漫画『善悪の屑』及び『外道の歌』の主人公。通称「カモ」。強面で、坊主頭にサングラスをかけている。
表向きは古本屋「カモメ古書店」の店主だが、裏では相棒の島田虎信(トラ)と共に、犯罪被害者やその遺族の依頼を受け、法によって裁かれぬ悪に制裁を下す「復讐屋」を営んでいる。
元々団地で妻と娘と共に暮らし、建設関係の仕事に就いていたが、強姦目的で押し入ってきた男によって妻子を暴行の末に殺害された過去を持つ。
その後、犯人の男が警察官僚の息子であったため警察の捜査がなかなかうまく進まず、自ら非合法に殺害したことをきっかけに彼の亡き父親が経営していたカモメ古書店に移り住み、復讐代行業を興した。


88 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/06(土) 00:13:11 DQCzPFk60
【元ネタ】善悪の屑、外道の歌
【CLASS】アサシン
【マスター】藤丸立香
【真名】鴨ノ目 武
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運D+ 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【固有スキル】
処刑人:B
悪を以て悪を絶つ、究極の裁断行為。
属性「悪」に対するダメージが向上する。また、そのサーヴァントの行為が悪と見なされた場合でも対象となる。

拷問技術:A
卓越した拷問技術。
拷問全般のダメージにプラス補正がかかり、物理・精神両面にダメージを蓄積させる。
また、悪属性のサーヴァントや悪行を為した者に対してはその悪性や悪行の重さに比例してダメージが加算されてゆく。

【宝具】
『復讐するは我にあり(ヴェンジェンス・イズ・マイン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
依頼(マスターの命令)を受けた時のみ発動可能。自身と対象を取り囲む程度の小規模な結界を張る。
この結界の内に囚われた相手は自由を奪われ、アサシンへの攻撃が不可能となり『拷問』を受ける。
この『拷問』は善属性のサーヴァントや性根が善良な者に対しての効果は皆無に等しいが、悪属性のサーヴァントや悪行を為した者に対して行われた際はその者が犯した罪の重さに比例した『苦痛』を与え、霊核に直接ダメージを与える。


【Weapon】
なし

【解説】
漫画『善悪の屑』及び『外道の歌』の主人公。通称「カモ」。強面で、坊主頭にサングラスをかけている。
表向きは古本屋「カモメ古書店」の店主だが、裏では相棒の島田虎信(トラ)と共に、犯罪被害者やその遺族の依頼を受け、法によって裁かれぬ悪に制裁を下す「復讐屋」を営んでいる。
元々団地で妻と娘と共に暮らし、建設関係の仕事に就いていたが、強姦目的で押し入ってきた男によって妻子を暴行の末に殺害された過去を持つ。
その後、犯人の男が警察官僚の息子であったため警察の捜査がなかなかうまく進まず、自ら非合法に殺害したことをきっかけに彼の亡き父親が経営していたカモメ古書店に移り住み、復讐代行業を興した。


89 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/06(土) 00:53:31 7TcwuIg60
【元ネタ】史実
【CLASS】フォーリナー
【マスター】???
【真名】 不明(鉄仮面の男)
【性別】男性
【身長・体重】???
【属性】???
【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷D
魔力A 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
領域外の生命EX
彼は別に別次元の生命というわけではない。だがあまりにも詳細が不明なため、存在自体があやふやになっている。

道具作成E
Eランクなので作れるものはごくわずかしかない。

陣地作成D
一部屋程度の陣地を作成可能

【固有スキル】
自己保存B
自身には戦闘能力がほとんどない代わりに、マスターが無事な限り大体の危機からは逃れられる。

不気味な演奏A
牢獄に響くギターの音色は、本人にはその気がなくとも不気味な曲となり、人ではなく幻霊を呼び寄せる。

真名隠蔽EX
自身の真名やその他詳細を完全に隠すスキル。このスキルを持つものの真名は、たとえルーラーやマスターの令呪でさえも知ることは出来ない。


【宝具】
『???』
ランク? 種別? レンジ? 最大捕捉?
謎に包まれた宝具、その詳細は彼自身しか知ることはない。噂によれば、自身と深く関わったマスターやサーヴァントの記憶を、この宝具を使い「隠蔽」しているらしい。

【weapon】
ギター
牢獄生活の際許されていたギター。
英霊として召喚された彼が奏でる音色は、幻霊を自在に操ることが出来るらしい。

【解説】
17世紀の終わり頃、34年間牢獄に監禁され、そのまま一生を終えた男がいたという。その詳細は一切が謎に包まれており、わかることといえば、所長自ら世話をするほど重要な人物だったことと、いついかなる時でも「鉄仮面」をかぶっていたということだけである。

彼の正体についてはいくつもの仮説が立てられているが、真実は不明。
彼の死後、所有物はその一切が破棄され、名前は「ウースタス・ドージュ」とされていたが、遺体が葬られる際には「マルショワリー」となっており、名前すらあやふやとなっている。

正体についてはマスターでも深く知ることはできず、もはや存在すらも不明となっているため、フォーリナーのクラスに当てはめられている。


ちょっと妄想混ざりつつの設定なので間違ってるとこあるかも


90 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/06(土) 12:32:35 nFBii3r.0
【元ネタ】ジャンヌダルク伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ジャンヌ・ドゥ・ザルモワーズ
【性別】女
【身長・体重】159cm・44kg B85/ W59/ H86(0コンマ2狂いがない)
【属性】秩序・善(混沌・善)
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具A

【クラス別スキル】
対魔力:C(EX)
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
ただし彼女の対魔力を越える魔術を受けた場合、マントに仕立てられた軍旗が攻撃を逸らす。
種別を問わず、魔術に分類される物では彼女を害する事は不可能。

騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
信仰の加護:A
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいうが最高存在からの恩恵はない。
とある英霊と同質の肉体・霊質を持ち、強い信仰心による驚異的な同調率を誇る。
そのためか信仰対象と記憶が混在している。

聖処女のお告げ:EX
セイバーはある英霊と同一の座にあって非なる存在であり、記憶が混在し意識は繋がっている。
座にいる本家の存在が何かにつけて啓示と訓戒を与えてくれるが、セイバーは聞く耳を持たない。

黄金律:C
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
逆タマに乗って富豪になれるほどのラッキーぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。

【宝具】
聖処女は再臨せり(ラ・ピュセル・ザルモワーズ)
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1-4 最大捕捉:10人
紅蓮の聖女の奇跡の再現。自身の信仰と霊質・肉体が限りなく近しい聖処女との同調によって、
生前ジャンヌダルクが帯びていた聖剣を触媒に、紅蓮の聖女を現象として顕現させる。
この焔はセイバーを中心に展開されて、彼女に近づく者が敵対する者や邪悪な存在であれば、
自動的に攻撃して焼き尽くしてしまう。
ちなみに宝具展開時は、全ステータス及び対魔力が1ランク上昇する。

我が刻は、今始まりを告げて(ジャンヌ・ダルク――サロブリーユ)
ランク:EX 種別:対人類悪宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
人類の危機を前にした時、ジャンヌダルクとの魂の同調率を最大にして、自身の肉体を依代に
抑止の守護者たる聖処女を地上に降臨させる。纏っていたマントはジャンヌの軍旗となる。
本来の冠位英霊とは似て非なる存在であり、その絶大な霊基は 英霊本来のそれより逸脱した
力と権限を行使できる。ただしこの宝具を発動して、その役目を果たしたセイバーの魂は
英霊の座へと戻らねばならない。

【解説】
某ルーラーによく似た少女騎士、白いフード付き外套を纏っていて顔を隠している。
かの聖処女ゆかりの聖剣を持ち、剣より噴き上がる聖なる焔を武器に戦う。
マントは軍旗を仕立て直したもので、低い対魔力を補っている。
性格は某JKみたく意識高い系で、とにかく明るく無駄にハイテンションで、ちょっぴりおバカ。
同時に天然なのか計算なのか分からない、あざとさを持つ。
不真面目かついい加減で 極度のめんどくさがり屋なため、サーヴァントとしての職務を放棄する
ことさえあるダメ英霊。常に何かしゃべっていないと気が済まない性質であり、
その内容はだいたい某聖女に関するもので、メタネタなどパロディじみたセリフが多い。
そのため、英霊の座から謎の声による叱責をたびたび受けるが、特に気にしない。
信仰の加護や黄金律といった、オリジナルとはかけ離れたスキルを持つ。
あと特A級ジャンヌリストというワケの分からない隠しスキルを持つ…?

真名はジャンヌ・デ・ザルモアーズ。もうひとりのラ・ピュセル、自ら聖処女の写し身を名乗る。
かの聖処女亡きあとも継続する百年戦争を終結に持ち込むべく、聖処女の再生と復活を示した。
シャルル7世に許しを与え 荒廃したフランスを再び奮い立たせるべく、そして聖処女が再び
現世に降臨する奇跡を為すためだけに存在した、ジャンヌの依代。
人間としての銘はクロード・デュ・リス、ジャンヌ・ダルクという英雄のために総てを捧げた英霊の器。


特A級ジャンヌリスト:A++
セイバーの隠しスキル。聖処女親衛隊ジャンヌ☆ナイト公認の国家資格。
ジャンヌダルクのそっくりさん、父母や一度会った人間まで彼女をジャンヌであると見間違えるレベル。
容姿・体型・プロポーション、霊質、魂の輝きにいたるまで似通っている…その性格以外は。
英霊になることで、何故かサーヴァントとしてのジャンヌの宝具まで使えるようになった。
黙っていればあのジルドレでさえ判別がつかないが、そのお馬鹿さとあざとさで即座に区別がつく。
また小食で贅沢なのでデカ盛りは大嫌い。しかもブルゴーニュ産ワイン大好きという裏切者。
対ジル・ドレ用にジャンヌボイスで エッチな台詞集を繰り出すという、禁断の反則技も使える。


91 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/06(土) 13:01:02 nFBii3r.0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ルキウス・ドミティウス・アウレリアヌス
【性別】女
【身長・体重】165cm・55kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
ただし、竜種は該当しない。

対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
カリスマ:A−
大軍団を指揮する天性の才能。
Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
ただし苛烈な軍規を敷く暴君としての一面もあるため、ランクダウン。

神性:C
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
死後ローマでは神君として祀り上げられ、太陽神ソル・インウィクトゥスと一体化した。

皇帝特権:EX
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
ローマ内の異なる文化圏の神格を自身の信仰対象と習合することで、権能の一部を
宝具として使用できる。「世界の再興者」という破格の称号を持って初めて可能とする。

【宝具】
不敗なるや、無窮の太陽 (ソル・インウィクトゥス・インペラトル)
ランク:C〜A+ 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:1‐40 最大補足:200人
複合神格太陽神による疑似神造兵装群。地上において「神にして主」である皇帝権がひとつ。
その原型はガリア帝国より奪取した凱旋用の戦車であり、太陽神ソルを象徴するもの。
ライダーは太陽神ソル・インウィクトゥスを崇拝し、この神をローマ帝国の国家神として帝国内
の信仰を統一せんとした。

世界繋ぎ止めし不壊城壁(レスティトゥトル・オルビス・アウレリアヌス)
ランク:EX 種別:対陣宝具 レンジ:30-50 最大補足:100〜300人
文明の護り手たる万古の城壁(かべ)、護るべき世界を破壊と混沌より鎖す 絶対皇帝圏。
かつて世界(ローマ)を再び繋ぎ留め、主の命亡きあとも 四方より押し寄せる破滅と混沌から
文明(ローマ)をその終焉まで護り抜いた不壊の礎石(いしずえ)。
その城壁の内側は、彼女にとって有利に働く戦場。特に防衛戦においては無類の強さを誇る。
さらにはかつて皇帝に忠義を誓いし ローマ帝国近衛騎士軍団が顕現してその命に従う。

【解説】
美しくも気高き女丈夫。
ギリシア彫刻のように整った顔立ちには、銀嶺のような威厳と燃えさかるような覇気、
そして不思議な茶目っ気が混在している。流麗な白銀の甲冑を身に纏い、手には指揮杖を持つ。
自らを「余」と呼称する。豪放磊落・傲岸不遜。他を顧みるということを全くしない 空気は読まない
つねに我が道を行く。何があっても自分の事は棚に上げる、とんでもない暴論で相手を捻じ伏せる。
そして自ら通った後こそが、王道であると自負している。人を惹きつけてやまない吸引力を持ち、
皆が皆彼女に振り回されて 気づけばその後ろに続いている。例え人心分からずとも、志あれば
同じ夢に向かってひた走ることはできる。その王道は孤高であり、孤独にあらず。
たまに冗談とも本気とも付かない言動で、周囲を翻弄することがある。

真名は第38代ローマ皇帝 ルキウス・ドミティウス・アウレリアヌス。
ローマ最期の光芒 最強の軍人皇帝、当時3つに分裂していたローマ帝国を再統一したことから、
世界の修復者と呼ばれた。
大胆かつ的確な戦術指揮能力を有し、高所から俯瞰する能力にも長け戦略家としての一面もある。
生粋の軍人でもあるため、精緻かつ冷徹な計算もでき、必要とあらば手を汚すことにも厭わないが、
無益な殺戮や無辜の民に手をかけることを嫌い、仇敵であろうとも約定を違えることはない。
挑む者には死の名誉を、戦意無き者には慈悲と寛容を、勇者には勝利と栄光を、民草には安寧を。
誰よりもローマ軍人らしいローマ軍人、最強の軍人皇帝である。


92 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/06(土) 13:05:48 nFBii3r.0
不敗なるや、無窮の太陽 (ソル・インウィクトゥス・インペラトル)形態

ソル・エエリオス・ヒュペリオン
複合神格ソル・インウィクトゥスの基底。ヘリオス神の属性を宿す式典戦車(チャリオット)。
ライダーとして召喚されたため、この宝具形態が基本形となる。
神鹿四頭の蹄と車輪による2回のダメージ判定があり、ST判定次第では戦車と神鹿両方から
発生する炎熱の魔力による追加ダメージも与える事ができる。

ソル・アリュギュロトクソス・アポロ
複合神格ソル・インウィクトゥスの一形態。アポローン神の属性を宿す大型弩砲(バリスタ)。
戦車の追加装備として展開、アーチャーとして召喚された時、真の力を発揮する。
炎熱効果を持った鏃を連射する砲台。戦車にオプションパーツとして搭載することも可能。

ソル・コスモクラトール・ミトラス
複合神格ソル・インウィクトゥスの一形態。ミトラス神の属性を宿す儀礼宝剣(グラディウス)。
投槍等と共に戦車に搭載されている炎熱の神剣、セイバーとして召喚された時に真名解放できる。
マヌ・アド・フェッルムの異名で呼ばれるように、個の武勇でも敵無しだった。

ソル・ユピテルアンモン・ラー
複合神格ソル・インウィクトゥスの一形態。ラーとユピテルの属性を宿す元帥杖(バトン)。
平時手にしている元帥杖で宝具収納時の形状、キャスターとして召喚された時に真名解放できる。
ユピテルの加護から雷撃を放つ能力を持ち、武具や宝具に魔力付与できる。

【Weapon】
アルスヴィズ
ライダーがヴァンダル人撃退時に手に入れた 太陽神ソールに捧げられし供犠獣で神馬の片割れ。
「世界繋ぎ止めし不壊城壁」 発動時には近衛騎馬隊と共に顕現し、神楯スヴェルを背負っている。
その銘の由来はトロンヘイムに代表される太陽崇拝に由来する光輝く神獣で、黄金のタテガミを持つ。
地上の太陽神 ソル・インウィクトゥスの化身たるライダーの神威によって御される。


93 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/06(土) 13:22:10 nFBii3r.0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ヴェルキンゲトリクス
【性別】男
【身長・体重】240cm・130kg
【属性】混沌・狂乱
【ステータス】筋力A+ 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:A
全パラメーターを1ランクアップさせ、さらには信仰する神霊の力の一部を得るに至った。
ただし理性の全てを奪われる。

【固有スキル】
勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

護国の鬼将:E−
あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を"自らの領土"とする。
自身の魔力確保よりも焦土戦のための破壊を目的としており、霊脈等に壊滅的なダメージを与える。

神性:C++
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
ガリア叛乱戦争において、自ら地上における太陽神ルーゴスの化身を名乗っていた。
狂化によって生前の瞋恚を呼び起こすことでその身は神域に達し、神霊の力を得るに至った。

【宝具】
劫掠す五星(ルグドゥーヌム・ゴリアス・ラヴァーダ)
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20 最大補足:50人
神域に到達したバーサーカーの瞋恚と妄執が、「轟く五星」の殻を得ることで具象化した宝具。
それは右腕より放たれる命を劫掠する死の極光、光を浴びたあらゆる生物の生命や魂を根こそぎ
奪い取って一渥の灰へと化さしめる魔の五星。バーサーカーはその奪いとった命を糧とすることで、
奪い続けるかぎり無限に稼働し続ける。
かつて全ガリア諸部族に号令をなし、ローマに対して徹底したした焦土戦を行った魔眼のバラロの孫
という太陽神ルゴスの暗黒面の顕現である。同時に地上におけるルゴスの写し身と讃えられながらも
神のごとき無慈悲な王として畏怖された、かのヴェルキンゲトリクスの逸話が宝具として昇華されたもの。

【解説】
全身に螺旋模様の入れ墨を施した奇怪な巨人。
その巨躯は神々の棲む霊峰のごとく静かに聳え立つが、その内には総てを焼きつくすような凄まじい
憤怒を抱えている。その憎悪は ローマ皇帝に連なる者を目にした時に覚醒し、火山のように憤激する。
生前の民からの「地上における太陽神」としての畏敬と、またバーサーカークラスで召喚されることで
その瞋恚を解放されて神懸りとなり、神霊の域に半歩踏み込んでいる。

真名はウェルキンゲトリクス。ガリア統一を志してカエサルに戦いを挑み敗れし、野人の王。
ガリア独立戦争において、それまで内乱を繰り返し統率の執れていなかったガリア諸部族を2年で
ひとつに纏め上げて対ローマ統一戦線を組織、ガリア各地でゲリラ戦や兵站線の寸断、焦土作戦など
を展開し、ローマ軍をガリアの地から撤退一歩手前まで追い詰めた。
ガリア解放の象徴であり フランス最初の英雄とされ、ナポレオン3世の命によって銅像が建てられた。
「Caesarrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr」


94 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/06(土) 13:35:13 nFBii3r.0
【元ネタ】児雷也豪傑譚
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】児雷也
【性別】男
【身長・体重】191cm・体重87kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
気配遮断:A−
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし相手の意表をついての劇的な登場を目的としているために、まったく意味はない。

【固有スキル】
幻想忍術:A++
古来より日本に伝わる諜報・窃盗技術である忍術ではなく、物語や伝承で語られる妖術じみたもの。
煙と共に姿を消し、疾風のように奔って空を駆ける、雷や風を操り 眷属である蝦蟇を呼ぶという。
このスキルはA++ではじめて一人前のNINJAらしい。越後は妙高山に棲む仙素道人から学んだという。

黒具の介添:EX
アサシンの立ち回りを陰で支える無数の幻霊たち。
その主な役目は戦闘やその補助とは関係なく、舞台演出である。

【宝具】
児雷也豪傑譚(おれさま、ぶゆうでん!)」
ランク:A++ 種別:対民宝具 レンジ:99 最大補足:状況次第
アサシンが主人公である未完の大作「児雷也豪傑譚」における数々の逸話・物語・情景の具現化。
物語による強制的な幻想支配、この世界における主人公 児雷也に敗北の二文字は無い。
真名解放と共に歌舞伎舞台が展開され、幕が開くと共に彼の物語の幕が開く。
ターゲットとなった対象は登場人物として取り込まれ、強制的に児雷也の物語に巻き込まれていく。
対象外の者は客席で劇を眺める形になる。観客が多いほどその威力・規模は増大し、その物語は
劇中 相手の持つ幻想(宝具)をも飲み込み、捻じ伏せてしまう。
雷獣退治、蝦蟇大妖術、妖術三竦み、大蛇精昇天といった物語の山場のひとつを再現していく。

【Weapon】
浪切丸
足利将軍家に伝わる重宝、波をも切るとされるために名付けられた。
大蛇丸退治に必要な武器で、天竺徳兵衛韓噺にも出てくる名刀。

【解説】
歌舞伎役者のような奇妙な風体の男。
本人曰く、越後は妙高山に棲む仙素道人から仙術を学んだという。
何から何まで芝居がかっており、ハッタリ屋でお調子者。見栄を切るのは忘れない、常にカメラ目線。
とにかく目立ちたがり屋で、まったく忍んでいないアサシン。
マスターと会話するとほとんどの場合漫談になる、おもにボケ役。空気が読めずマイペース。
しかも義侠心に厚く正義感も強いため、降りかかる火の粉を避けたいマスターの手を引っ掴んで、
全力で鉄火場に突入していくといった具合。豪放磊落だが女性に対しては奥手で、うぶな所がある。
おおよそアメリカ人が考えるようなニンジャスタイル。手裏剣や刀、煙玉に 蝦蟇召喚などといった
およそ胡散臭い技を使う。

真名は児雷也。未完の戯作「児雷也豪傑譚」の主人公。
室町時代 肥後国の豪族 尾形周馬弘行の一子だったが、月影郡領照友と妖術使い大蛇丸に一族を
滅ぼされて落ちのびる。そして越後は妙高山に棲む仙素道人に、同遇の綱手姫と共に養育されて
蝦蟇の仙術を授けられた。
その後は悪徳役人や金持ちから金品を奪い 貧しい者たちに分け与える義賊として名をはせる一方、
親の仇である幕府執権 月影照秀こと大蛇丸に近づき 仇を討つために計略を練るが…


95 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/06(土) 18:52:37 nFBii3r.0
【元ネタ】英雄の書、古ドイツ伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヴィルジナル
【性別】女
【身長・体重】161cm・43kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B+
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
周囲の環境を精霊を通して作り変え、自身にとって最も有利な「妖精郷の雪原」に変える。

道具作成:D+
魔力を帯びた器具を作成可能。
魔力の籠った氷雪を材料に、宮殿や城塞、さらには家具や宝飾品などを一瞬で造り上げる。

【固有スキル】
環境適性:A
特定の地形に対する適応補正。冬や氷雪と高い親和力を持つキャスターの場合、
その環境下において魔力が1ランク上昇、さらにはその環境下にいる精霊たちを支配できる。

妖精文字:B
人ならざるモノであり、世界の触媒たる妖精との意思疎通。呪文・魔力回路を介さず
直接世界に干渉し魔術以上の奇跡を体現する。その支配域はあくまで冬という概念に限られる。

【宝具】
永劫に凍てつく銀嶺城(ロード・イェラスプント)
ランク:B 種別:対国宝具 レンジ:1-99 最大補足:1〜500人
妖精郷イェラスプントの心象風景、冬という自然現象そのものが具現化した固有結界。
絶対零度の居城とその領地、ひとたび広がれば その内部にあるもの総てを凍てつかせる。
かつて棲む世界が異なる英雄を愛し、離別せざる得なかった悲嘆を具象化する極寒の監獄。
その気になれば、小国ひとつを極寒の銀世界に変えるほどの威力を持つ。
内部には冬の妖精や雪乙女、雪巨人や小人 魔群といった幻想種が生息しており、内部に
入った者をテリトリーを荒らす外敵として、攻撃してくる。
彼女自身の妖精としての在り方そのものを示す宝具であり、真名解放せずとも氷雪と霜と
北風が彼女の行くところを同伴する。

【解説】
血のように紅い宝石を戴く冠をした、氷のように怜悧な容貌をした絶世の美女。
本来は冬を司る妖精、精霊種に近しい存在だが、英雄ディートリッヒ・フォン・ベルンとの婚姻により
人間に近しいパーソナルを得ることとなった。能力のえげつなさに反し穏やかで聡明で心優しい性格。
キャスターのクラスにいるものの 本来は人間の魔術師を越えた神秘であり、人ならざる言葉を
持って、直接精霊たちとコンタクトをとれる。ただ声を発するだけで配下の精霊たちや森の魔群を
呼び集め、周囲の環境を自身の領地に似通った環境である「妖精郷の雪原」に作り変えてしまう。
また精霊たちは彼女の喜怒哀楽に敏感に反応し、特に慟哭や怒りは極寒の吹雪の呼び水となる。

真名はヴィルジナル。冬の妖精女王であり、チロル地方の妖精郷イェラスプントの統治者。
穏やかな巨人や小人たちを始めとする幻想種たちと共に平和に暮らしていたが、
邪悪な巨人族の魔術師オルティスと息子ヤニバス、その眷属の巨人たちに領地を襲われ、
捕えられて自らの氷の城に幽閉された。
その後、新月のたびに雪乙女を差し出すことで、かろうじて国を保っていた。
東ゴートの英雄ディートリッヒ・フォン・ベルンと、老騎士ヒルデブランド両雄の手により解放され、
ディートリヒの伴侶となる。 しかし冬の精ヴィルジナルは温暖な低地にあるディートリヒの祖国
ベルンで生きることができず、結局氷の国へ帰っていった。


96 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/06(土) 22:02:40 kZo7w2aI0
【元ネタ】戦国+FGO2部(異聞帯)ネタ
【CLASS】アベンジャー
【マスター】
【真名】羽柴秀吉
【性別】男
【身長・体重】155cm・48kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B+ 魔力C 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
復讐者:D++
織田信長を殺した明智光秀への果てしない復讐心。
その復讐心は『主を裏切ったもの』に対して強く発揮される。

【固有スキル】
カリスマ:C-
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 彼は成功を収めた『豊臣秀吉』ではなく、復讐に失敗した『羽柴秀吉』である為ランクが下がっている。

反骨の相:EX
 彼は織田信長に忠誠を誓っており、織田信長の利益にもとづかない行動に対しては強い反逆を起こす。
 彼はマスターを一時の主としては認めるが真の意味では主としては認めない。

中国大返し:D
 補給を捨てての高速移動を可能とするスキル。
 マスターから大量の魔力を吸い取り、各種ステータスを上昇させる。

【宝具】
『一夜城(墨俣城)』
ランク:D 種別:城宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:5
 一夜にして城を作り上げた秀吉の宝具。この宝具はすさまじい勢いで作成されそこを拠点とする場合、魔力消費を抑えることができる。

『水難火難大虐殺(すいなんかなんだいぎゃくさつ)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:40
 水攻めをしていた毛利輝元の城を大量の火矢で焼き殺した事で生まれた宝具。
 敵が拠点にこもっている場合、その拠点を大量の水で覆いつくし、その中心に大量の火矢が撃ち込まれる。

【Weapon】
【解説】
本能寺の変が起きた後、行動がわずかに遅れてしまった異聞帯の秀吉。
明智光秀は他の武将に殺されたが、その事に関しては『自分が殺したかったが、それはそれで構わない』と考えている。
(但し明智光秀に従った兵に対する評価が低くなっている。)
この歴史では豊臣を名乗っておらず、羽柴の名前を押し通している。
この歴史において戦国時代はさらに悪化しており、聖堂教会が表の宣教師を抑えられなくなっている可能性が非常に高くなっている。

本来の歴史の秀吉に関しては『まあ俺ならこれぐらい失敗するだろう』と考えておりそこまで気にしていない。
基本的に召還された場合は、客将として動き、よほどの事情がない限り裏切ることはない。

但し織田信長への反抗だけは全力で抵抗し、彼女への悪口は決して許さない。
半面、自分への悪口などへは意外と受け入れるだけの余裕はある。


97 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/07(日) 04:09:52 wMTWIb6o0
【元ネタ】 博士の異常な愛情(映画)
【CLASS】キャスター
【マスター】 -
【真名】 ドクター・ストレンジラヴ
【性別】 男
【身長・体重】173cm・65kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:C
  ストレンジラヴの陣地は「研究室」としての形を取る。魔術的な防御は持たない。陣地内での彼の固有スキル「核兵器作成」はランクを2段階高める。
道具作成:-
 ストレンジラヴの道具作成は「核兵器作成」として特化しており、魔術的なアイテムを作ることはできない。

【固有スキル】
核兵器作成:C
 原子核を用いた兵器の技術に精通しており、それを作ることができる。ランクCでは、適切な設備(大学の研究室など)があれば常識外れの速度で核兵器を作成できる。
 陣地作成によってランクがAに上がっている場合、日曜大工レベルの設備から核兵器を作成できる。ほぼ物理法則を無視した形で核兵器が作られる。

狂気:A
 詳細不明。表向きは意思疎通が可能だが、彼の意図・目的・思考を推量するのは無意味に近い。

千の貌:A
 ストレンジラヴの外見や正体を認識させづらくするパッシヴスキル。作中でピーター・セラーズが一人三役していたことにちなむ。
 認知への干渉に近いレベルであり、対魔力などを問わず"顔も名前もあやふやで思い出せない"という状態になる。

【宝具】
『皆殺し装置(ドゥームズデイ・マシーン)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 全自動核報復装置。ドクター・ストレンジラヴの死によって自動的に発動し、世界中に核爆弾を落とす。能動的な使用は当人にも出来ない。この宝具を有するため、ストレンジラヴを殺害することは合理的に考えて不可能となる。
 ……という判断を相手に強要することで、ストレンジラヴへの攻撃をさせないのが本質であり、「抑止力」という概念が宝具となったもの。
 ……と、ストレンジラヴは自身のマスターに説明しているが、実際のところは不明である。

【解説】
 スタンリー・キューブリックの映画『博士の異常な愛情』に登場する核兵器技術者。モデルはジョン・フォン・ノイマンとも、「水爆の父」ことエドワード・テラーとも、ヴェルナー・フォン・ブラウンなどと言われる。彼ら実在の核をもたらした科学者の切り取られた側面がキャラクターのガワを被って顕現したものであり、不確かな低級霊。
 戦闘能力はシェイクスピアやアンデルセンなどの芸術家サーヴァント並に低い。クラス補正で魔力Cになっているが、そもそも素の魔力は皆無である。できることは核兵器を作るということだけで、投射手段も別途用意する必要がある。
 リトルボーイ(広島の原爆)規模の戦略核であれば、陣地内なら1日で作成が可能。威力がランクA宝具に相当する戦術核兵器(デイビー・クロケットなど)も小一時間で作ることができる。当然ながら一切の魔術的要素のないただの核爆弾であるため、マスター自身も相当適切な防御をしなければ被害を受ける。(サーヴァントは霊体であるため、放射能汚染などの影響は受けない)
『皆殺し装置』をネタに口八丁で相手を誑かすのが基本になるが、その性質上「説明する前に即死させられる」とか「話が通じない」場合はできることがない。バーサーカーに出くわさないことを祈るべきだろう。


98 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/08(月) 02:30:08 vFr3Xi120
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アベンジャー
【マスター】
【真名】テュポーン
【性別】男
【身長・体重】167cm・43kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】 筋力EX 耐久EX 敏捷EX 魔力EX 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】

復讐者EX
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。しかし、彼の強すぎる復讐心と殺意はあらゆる感情を向けられることを許さず力へと変えることも出来ない。

忘却補正EX
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。たとえ彼以外の誰もが忘れ去ろうと彼は観測した事象の隅から隅までを鮮明に記憶する。

自己回復(魔力)EX
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。たとえ魔力が枯渇しようと瞬時に回復するほどの回復量を誇る。

【固有スキル】

怪力EX
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

戦闘続行EX
所謂「往生際の悪さ」。もはや死んでも死なないレベルのしぶとさ。

怪物の王EX
魔性のものを支配するスキル。どれほど位の高い怪物であろうと魔性である限り逆らうことは出来ない。ただし、思考や意思まで支配することは
出来ない。

森羅万象EX
自然を支配するスキル。五代元素の中でも風の支配に長けており、
地や火も操ることが出来る。

不変の肉体EX
疲れを知らずどこまでも成長するテュポーンの肉体。
どんな傷もたちまちに回復する不死性と底なしの魔力を持つ。

無常EX
テュポーンのあらゆるステータスを限りなくゼロにするスキル。
常に発動しておりこれの効果によりほとんどのスキルが
意味をなさなくなっている。

【宝具】
『カルポティスニキス(勝利の果実)』
ランク:EX 種別:対封宝具 レンジ︰0 最大捕捉:1
テュポーンの追い求めた本当の勝利の果実。無情の果実とは対局の存在であり同一の存在でもある。勝利や栄光を望めばそれは無常の果実となり、何も望まず我欲を捨てればそれは勝利の果実となる。勝利の果実を食した場合、ステータスをEX(E---以下)からEX(A+++以上)にアップする。
しかし、無情の果実を食した場合、現界をたもてず消滅する。

『エトナ(尽きるまで潰し塵をも燃やす)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ︰∞ 最大捕捉:∞
勝利の果実を口にすることで発動可能になるテュポーンの切り札。
現存するエトナ火山がテュポーンを封印していた時の真の姿。只々果てしなく大きくすべてをすり潰す超質量の火山を召喚する。内部はマグマで満ちており触れたものを何であろうと燃やし尽くす。更に、この火山は封印することにも長けており一度この山の下敷きになったものは何があろうと脱出することは出来ない。

【Weapon】
無し

【解説】
ギリシャ神話最大最強の怪物。無情の果実を食べたことにより一般人にも劣るステータスになってしまっているが本来はあらゆる化け物の頂点に組んりするにふさわしい力をもっている。破格のスキルを保有するが、全てのステータスがE---以下なのでほとんど意味をなさなくなっている。


99 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/09(火) 09:57:36 oKLMArGo0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ジェラルド・ブル
【性別】男性
【身長・体重】175cm・62kg
【属性】中立・混沌
【ステータス】筋力 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動:A++
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
専科百般:C 
 多方面に発揮される天性の才能。
 哲学、科学、文筆などの専業スキルについて、Dランク以上の習熟度を発揮できる。
 文章に関するスキルについては特に優れ、Bランク以上の習熟度を発揮する。
未知への探求:A
 強烈な幼心からくる冒険心が
 彼の経験と夢は現実的な目線を持ちつつも集団を巻き込み進んでいく…
 集団の統率力を上げ、自身の肉体と精神を強化する
弾道工学:EX
 ありとあらゆる投擲物銃火器砲の製造使用などのスキルを、
 マスター及びサーヴァントへBランク以上の習熟度を発揮する
【宝具】
『宇宙旅行と神々の鉄槌(ザ・スーパーガン)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:無限大 最大捕捉:無限大
超巨大な砲が発射される
それが人にか宇宙かは分からない
巨大な砲弾が飛翔する
着弾する
【Weapon】

【解説】
ジェラルド・ブルは所謂マッドサイエンティスト
23歳でトロント大学で史上最年少で博士号を獲得する
砲弾による宇宙旅行などを夢見ていた…SFでいう所のマスドライバーか?
あらゆる軍で乱読その知識を使って砲に関った男
イラク軍ではプロジェクトバビロンで超大型の砲を作るも…その半ば暗殺されてしまう
もしもまだ生きていたらほんの少し未来が変わっていたのかもしれない…?


100 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/09(火) 09:59:03 oKLMArGo0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ジェラルド・ブル
【性別】男性
【身長・体重】175cm・62kg
【属性】中立・混沌
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動:A++
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
専科百般:C 
 多方面に発揮される天性の才能。
 哲学、科学、文筆などの専業スキルについて、Dランク以上の習熟度を発揮できる。
 文章に関するスキルについては特に優れ、Bランク以上の習熟度を発揮する。
未知への探求:A
 強烈な幼心からくる冒険心が
 彼の経験と夢は現実的な目線を持ちつつも集団を巻き込み進んでいく…
 集団の統率力を上げ、自身の肉体と精神を強化する
弾道工学:EX
 ありとあらゆる投擲物銃火器砲の製造使用などのスキルを、
 マスター及びサーヴァントへBランク以上の習熟度を発揮する
【宝具】
『宇宙旅行と神々の鉄槌(ザ・スーパーガン)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:無限大 最大捕捉:無限大
超巨大な砲が発射される
それが人にか宇宙かは分からない
巨大な砲弾が飛翔する
着弾する
【Weapon】

【解説】
ジェラルド・ブルは所謂マッドサイエンティスト
23歳でトロント大学で史上最年少で博士号を獲得する
砲弾による宇宙旅行などを夢見ていた…SFでいう所のマスドライバーか?
あらゆる軍で乱読その知識を使って砲に関った男
イラク軍ではプロジェクトバビロンで超大型の砲を作るも…その半ば暗殺されてしまう
もしもまだ生きていたらほんの少し未来が変わっていたのかもしれない…?

訂正,
筋力D


101 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/10(水) 19:22:50 nQB4UXHI0
【元ネタ】Fate/zero

【CLASS】キャスター

【マスター】遠坂凛

【真名】遠坂時臣

【性別】男

【身長・体重】177cm・58kg

【属性】秩序・悪

【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具C

【クラス別スキル】
・陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

・道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。
 キャスターの場合、宝石魔術に用いる魔力の宝石の生成に必要な魔力量を軽減可能。

【固有スキル】
・専門魔術:B
 魔術師として、自らが専門とする分野の魔術に関する技能及び関連知識。
 キャスターの場合、特に家伝の宝石魔術と自らの保有属性である『火』の扱いを得意とする。
 これらを行使する場合、魔力消費の軽減とダメージのプラス補正効果を得る。

・優雅たれ:A
 キャスターの一族の家訓にして、キャスター自身が生涯を通して忠実に貫いたその生き様。
 その意味と本質は決して焦らず、常に優雅に、余裕を以て事に臨むこと。
 キャスターはこれを実践するだけの実力を得るため、魔術師としての凡庸さを数倍に渡る鍛錬で補い、
 また、策を巡らせ、常に用意周到さを以て行動することを旨として生きてきた。
 キャスターの立てた作戦の成功判定にプラス補正を得る他、精神干渉の類いを軽減する。

・うっかり:B
 今まで上手くいっていたのに、ここ一番でミスを犯す詰めの甘さ。
 キャスターの一族に受け継がれてきた呪いの如き血の性質。
 一定の確率・タイミング、大小様々な規模で何らかの不慮の事態に見舞われ、損害を被る。
 ランクが高いほど不慮の事態に見舞われる確率がアップする。
 キャスターの場合、その用意周到な性質により、通常Aランクで発現するところをやや軽減されている。
 
【宝具】
『命運尽きし師の宝剣(アゾット・オブ・トオサカ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:1人
 弟子に裏切られて殺害されたキャスターの、その命を奪ったアゾット剣が宝具化したもの。
 用意周到に事を進めてきたつもりが、結局はうっかり足を救われ、死んでしまった「うっかり遠坂」の極致たる一品。
 通常時は魔力を込めることで切れ味を増すだけのCランク武器に過ぎないが、
 真名開放により、傷付けた相手にAランク相当のスキル「うっかり」を付与することが可能。
 本来はその後も様々な変遷を辿った業の深い代物だが、キャスターのものはまだそこまでの力はない。

【Weapon】
・巨大ルビーと樫の木の杖
 生前のキャスターが魔術礼装として使っていた杖。
 巨大ルビーには、彼が生涯をかけて溜め込んだ魔力が内包されており、
 マスターによる魔力供給無しでも、長時間の単独行動を可能にしている。 
・魔力の宝石
 キャスターの一族に伝わる宝石魔術に用いる魔力を溜め込んだ宝石。
 上記の杖の使い捨て簡易版のようなものであり、魔力ブーストによる魔術の強化などに使われる。

【解説】
Fate/zeroに登場した遠坂凛と間桐桜の父親。
赤いスーツに優雅な物腰、そして魔術師特有のレイプ目がチャームポイントの素敵なオジサマ。
「根源」に至ることを望みとしている魔術師らしい魔術師であり、目的のためには手段を選ばない。
ただし、その中にあっては家族への情は持ち合わせているなど、まだ良識的な方である。
第四次聖杯戦争では英雄王ギルガメッシュをアーチャーとして召喚、確実な勝利のために、
監督官である言峰父子と手を組み、聖杯戦争の行く末を裏からコントロールして勝利をモノにしようとした。
しかし、英雄王を御しきれなかったり、弟子でもあった言峰綺礼が単独行動を繰り返す、監督官の言峰パパ死亡など、
多くの不慮の事態に見舞われ、彼が思い描いていた確実な勝利の算段は脆くも崩れ去ってしまう。
そして、最後は信じていた弟子の綺礼(愉悦に覚醒済み)に裏切られ、背中からアゾット剣を刺され死亡する。
その後死体を、彼に恨みを持つ雁夜おじさんを嵌めるために利用されたりなど、最後まで不運だった。


102 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/12(金) 02:31:34 8r8/Bt/A0
【元ネタ】魔法少女かずみ☆マギカ
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】かずみ
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:D
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
人払いの”結界”の形成が可能。

道具作成:D
魔力を帯びた器具を作成できる。
一般的な道具でも、護身用程度のマジックアイテムに変化させる事ができる。

【固有スキル】
自己改造:C
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
このランクが上がればあがる程、純正の英雄から遠ざかっていく。
外部からの要因により魂を物質化させており、霊核が無事な限りは戦闘続行が可能。

魔術:A-
キュゥべぇとの契約で体得した一般的な魔術とは異なる体系の魔術。
探知魔法や簡易的な物質変化といった魔術の行使が可能。

ドッペル:A
ドッペルはソウルジェムが濁りきった際に、内なる魔女の力を部分的に発動し、自由に行使することができる力。
発現されたドッペル・ウィッチは己が感情の写しである。

【宝具】
『あすなろの魔杖光流(リーミティ・エステルーニ)』
ランク:A 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:10〜30 最大捕捉:10人
十字架の形をした杖から極大の光線を放つ必殺技。
かつては魔女の動きを封じた後の決め技として使用していた。

『CAROLA』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:10人
空腹のドッペル その姿は、黒いコック
相手が魔法少女であろうと、魔女であろうと、お構いなし。手当たり次第になんでも調理し、自らの体内へと収めてしまう。
まさに食欲そのものから生まれ出でし料理人であり、全てを喰らいつくして無へと帰す暴食のドッペルである。
テーブルの上の皿は、いつでも、何枚でも用意されている。戦いの場で席を同じくして、自らが供されることのないように…。

このドッペルを発現させたキャスターの背中からは、レンガで出来た翼が生え、変化した黒い大きな頭部に紫の蝶ネクタイがついたコック帽を被り、
帽子からはナイフとフォークに変化した長い腕が伸びており、
大きな口から伸びた、大きく長い舌の先端には可愛らしい戯画化された顔がついている。
大きな舌はあらゆるものを絡め取り、大きな口はあらゆる物を飲み込んでしまう。

【Weapon】
『無銘・杖』
キャスターが使用する黒塗りの十字架型の杖。

【解説】
魔法少女まどか☆マギカの外伝作品「魔法少女かずみ☆マギカ」の主人公
かずみという名前以外自分のことが全く思い出せない、魔法が使える少女。気付いた時にはトランクの中に全裸で詰め込まれていた。
その後、自分のことを知っている御崎海香と牧カオルに再会し、彼女たちを含めた魔法少女チーム「プレイアデス聖団」と共に
記憶を無くしたまま魔女と戦うことになる。なぜか同じ魔法少女であるユウリから命を狙われているが…。


103 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/12(金) 08:41:11 Fq9lj9HE0
【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ダイダロス
【性別】男
【身長・体重】172cm・65kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運E 宝具A+

【クラス別スキル】
陣地作成:A+
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。
大迷宮ラビュリントスを建造したことから。

道具作成:EX
魔力を帯びた器具を作成できる。
十分な時間と素材さえあれば宝具を作り上げることすら可能。

【固有スキル】
天賦の叡智:A
並ぶ者なき天性の叡智を示すスキル。肉体面での負荷(神性など)や英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを、Bランクの習熟度で発揮可能。

工人の妙技:EX
多岐に渡る発明や製作を行った卓越した技能を表すスキル。金属製のものなら武器や防具、兵器やオートマタまであらゆるものを製作できる。加えて、宝具の贋作すらも製作できる。その場合、本物よりランクが1段階下がる。

山鶉の傷跡:B
自身の甥を殺した際に女神アテナにより罰として右肩に付けられた山鶉の形の傷跡。人殺しの証。
自身の幸運のランクを1段階下げる。また、人を殺した際に傷が痛む。

【宝具】
『誑惑宿す大迷宮(ラビュリントス)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
キャスターが生前に造った大迷宮そのものではなく、大迷宮に展開していた結界が宝具となったもの。
陣地の代わりとして発動する結界。発動すれば解除するまで発動し続ける。この結界に侵入した者は方向感覚を失い、道を覚えることができなくなる。また、結界内はいたって普通の景色だが空間が歪んでおり、どれだけ進んでも同じ場所を巡ることになる。この効果はキャスター自身も受ける。中心にはキャスターの工房がある。

『解放の翼(イカロス)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
現界時から保有している宝具だが、新たに作ることもできる。
空を飛べるようになる。真名を解放すれば、あらゆる物理的、魔術的拘束から解放される。真名解放状態なら壁や天井をすり抜け、令呪による命令すら受け付けない。熱に弱く、受けると崩壊を始める。他人でも使えるが、大事な人には貸したがらない。

『導く糸玉(アリアドネー・ナビゲート)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
作ることのできる宝具の1つ。目的地や探し物への道を指し示す糸玉。他人でも使用可能。

『陽炎纏う人形機構(タロース)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:20人
作ることのできる宝具の1つ。自動で動く金属製の機械人形。戦闘能力はサーヴァントに匹敵する。体長は3m程で、移動の際には宙に浮く。敵を発見すると全身から高熱を発し赤く輝き、高速で突進する。また、掌から熱線を放つこともできる。非常に頑丈でサーヴァントの攻撃にもビクともしないが、踵に刺さっている釘が弱点で、そこを破壊されると機能を停止する。

【Weapon】
『無銘・斧』
発明したものの1つ。
『機械ベルト』
金属製のハイテク携帯工具入れ。ロボットアーム付き。
『ロボットアーム』
製作作業に便利な力持ちの機械腕。相手を殴ることもできる。

【解説】
痩せた中年の男性。快活な性格のようだが目が笑っていない。黒を基調とした質素な身なりだが、腰の機械ベルトから2本のロボットアームが生えている。
キャスターの武器は基本的には職人としての腕と生前の製作物だが、魔術による戦闘も可能。魔術に特段秀でている訳ではないが、神代の人物のため現代の魔術師とは比べ物にならない強力な魔術を行使できる。
キャスターのスキル「工人の妙技」や宝具を最大限活かすには大量の金属が必要な為、マスターは資金力のある人物が望ましい。
自分の才能に絶対の自信を持っており、それが評価されることを望んでいる。自身を評価する者に対しては忠実で、あらゆる手段を用いてどんな指示でも遂行するが、軽視するものには力を尽くさず、貶す者は殺す。つまりおだてておけば何でもしてくれる。
聖杯にかける望みは受肉。現代で再び大きな発明や建築をすることを望んでいる。好きなものは金属、賞賛。嫌いなものは自分より優れた才能を持つ人物。

真名はダイダロス。ギリシア神話に名高き工匠にして発明家にして魔術師。最も有名な偉業は大迷宮ラビュリントスの建造。


104 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/12(金) 19:36:18 f9Wy5KEw0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】鑑真
【性別】男性
【身長・体重】175cm・69kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として自らに有利な陣地である「工房」を作成する。
 Aランクを所有するため、「工房」を上回る「神殿」が作成可能。
 厳密には、魔術の方向性が異なるため「工房」とは呼称されない。

道具作成:C+
 魔術的な道具を作成する技能。
 彫刻、医薬の作成に秀でる。

【固有スキル】
医術:B+
 本草学を基とする漢方医学を習得。
 なお、このスキルは現代を基準で比較するものではなく、サーヴァントの生きた時代の基準で判断するものとする。

中国拳法:A
 中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。
 中でも徒手空拳による武術流派の修得レベルを指す。
 鑑真が伝えた中国拳法が骨法の源流である、あるいは骨法に鑑真の中国拳法が取り入れられた、などの伝承が残り、
 どちらも鑑真が中国拳法を習得していたとしている。

盲目:A
 視力が完全に存在しない全盲者。本来マイナススキルだが、地形・環境による
 視覚妨害は一切受けない上、視覚に訴える幻術・魔眼等は一切通用しない。

高速読経:B
魔術の詠唱を高速化させる能力。
大魔術の詠唱を一工程で成し遂げる。

【宝具】
『釈迦牟尼遺勲(しゃかむにいくん)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:0〜30 最大捕捉:100人
 中国から持ち込んだという三千粒の仏舎利(仏陀の遺骨)による概念防御。
 真名を開放することで覚者の守りを一時的に借り受け、物理や概念、次元間攻撃等によるダメージを削減する。
 ダメージの削減量は効果範囲と反比例し、防御対象を絞るほどに堅い守りとなる。

【解説】
 奈良時代の帰化僧。
 唐の高僧であり日本における律宗の開祖。俗姓は淳于。

 四分律に基づく南山律宗の継承者であり、4万人以上の人々に授戒を行ったという。
 当時、日本では自誓授戒を蔑ろにする僧侶が幅を効かせた為、栄叡と普照は唐を訪れ、高名な僧を招聘せんと考え、鑑真の下を訪れた。
 最初、鑑真は弟子のみを向かわせようとしたが、望む者がいなかった為、自身が渡日する事を決意。
 しかし、渡海の試みは五回に渡って失敗。さらに南方の気候や激しい疲労により、鑑真は失明してしまう。
 それでも鑑真は諦めず、遣唐副使の大伴古麻呂等の助けを借りて、六回目にしてようやく来日が叶った。

 日本においては孝謙天皇の勅により戒壇の設立と授戒について全面的に一任された。
 鑑真は授戒制度を整える一方で、寺の創建や貧民救済なども行い、
 また、唐の最新の薬学、武術、彫刻術なども伝えた。

 76歳にして、自らが創建した唐招提寺で死去。
 弟子の忍基は師の死去を惜しみ、鑑真の彫像を造ったという。
 これが日本最古の肖像彫刻であり、現代まで唐招提寺に伝わっている


105 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/13(土) 03:11:32 wHRj/XFw0
【元ネタ】深夜廻
【CLASS】バーサーカー
【マスター】必要無し
【真名】コトワリさま
【性別】無し
【身長・体重】
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷E++ 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:A-
全パラメータを1ランクアップさせている。
意思疎通は不可能だが、一定のルールに従い行動する。

【固有スキル】
神性:D
神霊適正を持つかどうか。
バーサーカーは本来神霊そのものだが、
信仰する者に忘れ去られたため曰く付きの妖怪クラスに下がっている。

戦闘続行:EX
相手が定められた条件を果たすまで敗北も消滅もしないが、
果たされると撤退する。
【宝具】
『赤いタチバサミ(えんきりばさみ)』
ランク:A 種別:対縁宝具 レンジ:0〜15 最大捕捉:1〜2人
バーサーカーが常に手に持つ赤いタチバサミ。
真名解放する事で何かとの『縁』を切る。
バーサーカーとの縁を切ればその後遭遇する事は無くなり、
宝具との縁を切られれば今後使う事は出来なくなる。
実は二丁あり、真名解放さえすれば誰でも使える。
『望ましくない終わり方(もういやだ)』
「もういやだ」と言うと即座に現れて攻撃を始める。
「手、足、首のある物を差し出す」事で攻撃対象をそちらに変更し、
それをバラバラにすると撤退する。
自主的に撤退するまではどの様な攻撃も宝具も意味を成さない。
【Weapon】
なし
【解説】
深夜廻というゲームに出てくるキャラクターです。
自然災害に近い『どうしようもない事象』を目標に調整しました。
死ぬ事は無く、最高でも足止めが限界です。


106 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/13(土) 21:45:21 .iery1E.0
【元ネタ】オーバーロード
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】モモン(モモンガ)
【性別】男
【属性】中庸・善
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運A+ 宝具A
【クラス別スキル】
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

コレクター:C
 より品質の良いアイテムを取得する才能。
 強力なマジックアイテムを多数所有している。

不死者殺し:B
 アンデットの大群や凶悪な吸血鬼を打ち倒した逸話がスキルへと昇華したもの。
 アンデットへの攻撃に対してダメージボーナスが付与されると共に、周囲のアンデットを探知する効果も持つ。

【宝具】
『漆黒の英雄(モモン・ザ・ダークウォリアー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 モモンガをセイバーたらしめている漆黒のフルプレートアーマー。数々のアダマンタイト級冒険者への依頼を成し遂げ、
 何度も王国を危機から救った「漆黒の英雄」モモン。その正体は冒険者へ変装したモモンガ本人であった。
 モモンガが正当なサーヴァントとして召喚される際、大抵はセイバー「モモン」として召喚される。
 「英雄」としてこちらの姿があまりにも有名であるからだ。
 この鎧は敵味方問わずマスターやサーヴァントに対しステータスの認識を阻害する効果を持ち、
 「真名看破」などのスキルを持つ者に対してもクラスが「セイバー」の「モモン」として"誤認"させる。
 但し既に真名を知られている相手に対しては効果が発揮されない。また、「完全なる戦士」と同様の効果も内包しており、
 宝具を使用してる間はほとんどの魔術が使用不可になる代わりに物理ステータスが大幅に上昇する。
 この宝具はセイバーとして召喚された時点で自動的に発動し、下記の「転臨・不死者の王」を使用するまで宝具の解除が出来ない。
 この宝具によってモモンガがセイバーのクラスである間、モモンガは"アンデット"ではなく"人間"として扱われ、
 アンデットとしての特性は完全に失われる。これは"漆黒の英雄"モモンが人間として広く知られていたことによるものである。

『転臨・不死者の王(アインズ・ウール・ゴウン)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 「アインズ・ウール・ゴウン」の名を告げることをトリガーとして、セイバーを本来の姿、「死の支配者(オーバーロード)」へと転身させる。
 クラスがセイバーからキャスターへと変化し、ステータスや宝具も下記のキャスターのものへと書き換えられる。
 この宝具は一度発動してしまうと解除が出来ず、キャスターへの変化と共に宝具「漆黒の英雄」は失われる。


107 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/13(土) 21:46:20 .iery1E.0
【元ネタ】オーバーロード
【CLASS】キャスター
【真名】モモンガ
【マスター】
【性別】男
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A++ 幸運A+ 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:EX
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。宝具によりナザリック地下大墳墓をそのまま再現することができる。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
対魔力:EX
 一定ランク、一定ダメージ以下の魔術を全て無効化する。

対物理:EX
 一定ランク、一定ダメージ以下の物理攻撃を全て無効化する。

カリスマ(偽):A+
 本来であればモモンガは天性のカリスマの才能など持ち合わせてはいない。
 その外見と雰囲気から発せられるカリスマ性は偽りのものであるが、
 同ランク以上の「カリスマ」、あるいは観察系スキルを持ち合わせていなければ、それを見破られることはない。
 ナザリック地下大墳墓の守護者に対しては更に絶大な効果を発揮する。

コレクター:B+
 より品質の良いアイテムを取得する才能。
 強力なマジックアイテムに加え、宝具に匹敵するアイテム「ワールドアイテム」を多数所有している。

アンデット:A+
 アンデットの肉体を持つ。モモンガはアンデットとして最上級種族である「死の支配者(オーバーロード)」。
 全ての精神干渉系魔術、肉体的状態異常を無効化する。また、一定以上の感情を自動的に抑制する。

【宝具】
『顕現せよ我らが地下大墳墓(トランスファー・ザ・ナザリック)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1500人
 「ナザリック地下大墳墓」はユグドラシルより転移、異世界に突如として出現したという。その奇跡の具現。
 サーヴァントとして最初に召喚された場所を起点として、その周囲の地下をナザリック地下大墳墓そのものへと丸ごと書き換える。
 この宝具は召喚されてから一度しか使用出来ない。
 ナザリック地下大墳墓の各階層にはNPCの階層守護者達がサーヴァントの器を得て召喚され各NPCに適したクラスを得る。
 第4階層守護者であるガルガンチュアはNPCではないが大墳墓のギミックとして再現されている。
 また、例外として階層守護者ではないがそれと同等の扱いであるセバスも召喚される。
 召喚された守護者達はナザリック地下大墳墓内にいる間は魔力の消費を必要としないが、
 外に出た場合はサーヴァントとしての相応の魔力を供給する必要がある。
 召喚される守護者のクラスは、アルベド(バーサーカー)、シャルティア(ランサー)、コキュートス(セイバー)、
 アウラ(ライダー)、マーレ(キャスター)、デミウルゴス(キャスター)、ヴィクティム(アサシン)、セバス(アサシン)。


【Weapon】
『スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン』
 ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のギルド武器。
 『顕現せよ我らが地下大墳墓』の発動に必要。

『無銘・グレートソード』
 セイバークラス時のメイン武器。召喚時に最初から所有しているが、
 本来は「上位道具創造」によって生み出されたものであるため、セイバークラスでは再作成は不可能。

その他多数のマジックアイテム

【解説】
 「オーバーロード」の主人公。現実世界では、「鈴木悟(すずき さとる)」という名のサラリーマンであったが、
 爆発的人気を誇ったDMMO-RPG「ユグドラシル」で作成したアバター「死の支配者(オーバーロード)」の姿と強さのまま、
 NPCを含むギルド拠点ごと異世界へと転移してしまった。
 基本的に温厚な性格で無益な殺戮は好まないが、だからと言ってなんでも助ける訳では無い。行動を行う時には必ず損得を考えるため、
 何かしらの利用価値があれば死地にいる者でも助命に入る。逆に殺すことが利益になるならば大量虐殺であろうとも辞すことは無い。
 サーヴァントして召喚された場合、マスターとの関係性を考慮してまずは「モモン」として行動することだろう。
 聖杯への願いは、至高の41人との再会、及びアインズ・ウール・ゴウンの名を世界に轟かせること。


108 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/14(日) 07:25:07 cgidz07o0
【元ネタ】指輪物語 シャドウ・オブ・モルドール シャドウ・オブ・ウォー
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】タリオン
【性別】男
【身長・体重】171cm・70kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久A+ 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
復讐者:A
 復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
 周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。

忘却補正:A
 時が経つにつれ人は恨みを忘れるが、復讐者は決して忘れない。
 敵に与えたダメージがクリティカルヒットした時、威力を増大させる。

自己回復(魔力):A+
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
 毎ターン魔力を回復するスキル。
 指輪の効力で増幅されている。

【固有スキル】
鋼鉄の決意:EX
 永久の安息を奪われてなお屈せず、九つの指輪の誘惑に耐え
 復讐の生涯を歩んだ鋼の精神と行動力とがスキルとなったもの。痛覚の完全遮断、超高速行動に耐えうる超人的な心身を有している。
 複合スキルであり、本来は「勇猛」と「冷静沈着」スキルの効果も含まれる。

明王のカリスマ:A-
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、最早その人望は一軍のリーダーの域には留まらない。
 指輪よりかつてのケレブリンボールの威光を体現できるが、耐性があればレジストされる。

指輪の幽鬼:A
 彼の命は指輪によって繋がれ、生かされている。
 指輪を破壊されない限り、肉体が消滅するダメージを受けても、復活できる。

【宝具】
『新たな指輪』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1000
幽鬼と成り果てたケレブリンボールによって作られた新たなる“力の指輪”。
未だサウロンの魔力に侵されていない純粋な指輪で、彼の力の全てを注ぎ込んだこれを所有する者にエルフと幽鬼の能力を再現させる。
強靭な肉体と弓矢「アズカル」や長刀「アイグロス」を具現化しての攻撃。瞬間移動、分身、人体破壊、幽界に入ることによる隠密行動などが可能になる。
真名解放の効果も存在し、接触した相手の精神を恐怖により支配、意のままに操る洗脳宝具となっている。

『影の戦争(シャドウ・オブ・ウォー)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1?99 最大捕捉:1000
サウロンによる勢力を数十年の間押しとどめ、後の指輪物語へと繋げることとなった影の戦争を再現する固有結界
黒門を超えた地、暗雲立ち込めるモルドールの暗黒の大地に敵を引きずりこみ、指輪によって支配下に置かれた死霊軍団を召喚する。
大地を埋め尽くす死者の軍勢は、この地で死した兵士から、忠誠を誓ったオーク、巨体を持つオログ=ハイ、獰猛なる獣カラゴルに至るまで
タリオンの復讐が果たされるまで、例え肉体が破壊されても何度でも蘇生して戦い続ける。


【Weapon】
『アーファエル:長剣』
タリオンの佩剣
さまよえる者を導くのろしの光。
正義が汚れた地で、炎のようにきらめく、人は光の中で独りたたずむ。

『アチャーン:短剣』
半ばで折れた長剣。かつて息子が使っていたもの。
血で報いる恐ろしき悪事の担い手。痛みを飲み込み、赤は黒となる。

【解説】
ゲーム『シャドウ・オブ・モルドール』『シャドウ・オブ・ウォー』の主人公。
中つ国第三紀、野伏(レンジャー)としてモルドールの黒門で警備を行っていたタリオンだったが、
サウロンの率いるオークの大軍の襲撃を受け、妻子と共に殺害されてしまう
しかし何らかの呪いによりエルフの亡霊ケレブリンボールと魂が結びつき、モルドールの地へと舞い戻る。

タリオンはサウロンに復讐を果たすべくケレブリンボールの力や、かつての仲間の力を借り、モルドールを攻撃。
さらにケレブリンボールの幽鬼による恐怖の力で、モルドールのオークを徐々に支配し、モルドールに内乱を誘発させていった。

だが味方にも犠牲を強いるケレブリンボールと次第に対立を深め、ナズグルの一人の魂を解放した事が切っ掛けとなり決裂。
ケレブリンボールは新たな指輪と共に去り、傷口を開かれて死に瀕したタリオンは、残された九つの指輪を手にする事で一命を取り留める。

以降、タリオンは薄れ行く記憶の中その意思の強さで指輪の誘惑に抗い続け、指輪に屈してナズグルになり果てるまでの数十年に渡って戦い、
モルドールを影の戦争と呼ばれる混乱に陥れ、後の指輪物語までサウロンの侵攻を押しとどめた。


109 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/14(日) 17:57:46 ZapGa7s20
【元ネタ】現実、山賊ダイアリー
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】岡本 健太郎
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。


【固有スキル】
獣殺:D
銃猟・罠猟など狩猟の才能。
獣の属性を持つ相手に対して与えるダメージを増加させる。
相手が鹿・猪、鳩・雉・烏など、日本においても馴染みの深い種の鳥獣であった場合1ランク上昇する。



【宝具】
『疾風の猟筒(エースハンター)』
ランク:D 種別:対獣宝具 レンジ:20 最大捕捉:1
アーチャーが愛用するシャープ・チバ製のマルチポンプ式単発空気銃。
全長98.2cm、重量3.4km、20口径のエアライフル。
元々何の変哲もないエアライフルだが、アーチャーの現界に際して宝具と化している。
狩猟のために作られた猟具のため、鳥や獣の属性を持つ相手に対して特攻性能を有する。

【Weapon】
『疾風の猟筒(エースハンター)』

【解説】
漫画家にして猟師。エッセイ漫画『山賊ダイアリー』の作者。
幼い頃近所に住んでいた猟師の老人に憧れ、猟師を志した。
彼の描く『山賊ダイアリー』は『作者の実体験を元にしたフィクション』であり全てが真実ではないが、狩猟や食に関してはほぼ真実とのこと。


110 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/15(月) 16:23:40 Ek2zRdto0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】コンモドゥス
【性別】男
【身長・体重】188cm・90kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久B+ 敏捷B+ 魔力D+ 幸運D+ 宝具A

【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

戦闘続行:C
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。

皇帝特権:-
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
皇帝ではなく英雄として生きることを望んだアーチャーはこのスキルを失っている。

伝承の英雄(偽):A+
語り継がれる偉業を成した英雄の証。アーチャーは皇帝特権を捨てることでこのスキルを手に入れた。
ステータスにプラスの補正がつく。
アーチャーはこのスキルでギリシャの大英雄ヘラクレスの戦闘技術の一端を自分のものにしている。

【宝具】
『射殺す百兵(ナインライブズ・サジタリー)』
ランク:A 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
アーチャー自身の一万二千人を超える剣闘士を殺した逸話にヘラクレスのヒュドラ殺しの伝説が融合し生まれた宝具。
百本の矢の高速連射により敵を殲滅する。その速度は百本の矢が同時に放たれたと錯覚するほどであり、矢の一本だけで高位の魔獣一頭を殺すことができる。一点に集中して矢を撃ち込むこともできる。その場合矢は一本の極太レーザーのように見える。

『籠の中の小英雄(モリトゥーリー・テー・サルータント)』
ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
円形闘技場にて戦い続けた剣闘士としての人生の象徴たる宝具。
アーチャーが致命的な傷を受けた際に発動する。体が紅と金に輝く鎧に覆われる。これは、過去から未来まで続くローマそのものを表す概念武装であり、ローマが存在する限り破壊されない。アーチャーの全てのステータスが大きく上昇し、自身に傷を与えた相手に鎧同様に光輝くグラディウスを持って特攻する。これは、アーチャーの体が消滅するか、相手が死ぬまで続く。

「皇帝に非ず、英雄に非ず。この身何者にも成れねども、戦士の魂此処に有り。嗚呼偉大なるローマよ、Morituri te Salutant!(死にゆく者より敬意を捧げます)」

『臆病者に死を(ポリケ・ウェルソー)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
『籠の中の小英雄』発動中に相手が逃走、時間稼ぎ等によりアーチャーと真剣に戦わなかった場合に発動できる。アーチャーはグラディウスを天高く放り投げる。するとグラディウスは相手の近くに転移し、その首を切り落とす。これは物理攻撃ではなく罰としての概念攻撃であるため防御不能。
情けない戦いをした剣闘士には観客から死を命じられることから。

【Weapon】
『無銘・弓』
愛用する弓。闘技場にて幾多の獣や剣闘士を葬った。

『グラディウス』
剣闘士が常用する短剣。

【解説】
長身で筋肉質な美男子。狼の毛皮を身につけている。
基本的には正々堂々とした戦いを好み、英雄らしくない行為(逃走、騙し討ち等)には難色を示す。ただ戦いではどんな手も使わなければならないことは理解している。
自身を皇帝とは思っていないのでマスターを臣下として扱うことは無いが、手駒として扱われることには怒る。共に戦う仲間、もしくは英雄を賞賛する一般人的な立ち位置のマスターが望ましい。
一人称は私(わたし)、二人称は貴様。
聖杯にかける望みは無い。ただ聖杯戦争において、英雄として活躍することを望んでいる。

真名はコンモドゥス。第17代ローマ皇帝。剣闘士皇帝として知られる。
哲人皇帝として知られる第16代皇帝であり父であるマルクス・アウレリウスの跡を継ぎ皇帝となった。しかし、自身の姉が主謀した暗殺未遂を経験したことにより、皇帝であることを望まなくなった。
そんな彼の心を掴んだのは、心踊る冒険に出て魔物を打ち倒す神話の英雄であった。特に大英雄ヘラクレスを気に入っていた彼は、遂にヘラクレスの化身と名乗り、ヘラクレスを模した格好をし、自ら剣闘士として闘技場に赴いて獣や剣闘士を相手に戦いを繰り広げた。彼の武芸の才能は本物で、次々と相手を葬っていった。
しかし、彼の武勇が讃えられることはなかった。政治を放棄し戦いに明け暮れる彼は民衆の眼には「英雄」ではなく「暴君」として映った。
そして、ある日ワインに毒を盛られ、弱った所を襲われ、激しく抵抗するも首を絞められ殺害されてしまった。


111 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/16(火) 23:01:22 x/5WR7iA0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アドルフ・ヒトラー
【性別】男性
【身長・体重】170cm・85kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B+ 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。
道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。
【固有スキル】
自己変革:A
本来、全盛期で召喚されるサーヴァントであるが、彼は例外的に「これから先、成長していく」存在として召喚された。
悪を望めば悪に、善を望めば善に。
彼の未来は明るくはないかもしれない。
それでも望めば救済の手は差し伸べられるのだ。

カリスマ:A-
大軍団を指揮・統率する才能。
Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえるが、キャスターはそれを完全には発揮し切れない。

話術:A
言論にて人を動かせる才。
国政から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。
巧みな話術で人々を扇動し、人心を掌握する術に長けている。

【宝具】
『永遠に届かぬ悠久の都(ゲルマニア)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:5000人
『芸術家』ヒトラーが生前最期に構想したベルリンの改造計画を具現化した宝具で、ネロの黄金劇場に近い性質を持つ。幻の都市を目の当たりにした者に訪れるはキャスターの根源でもある『虚無』。そして儚く消え去る運命にある。

【Weapon】
『無銘・絵筆』

【解説】
独裁者の典型例とされるヒトラーの、画家を目指していた若き日の姿。
英霊である以上、独裁者となった後の記憶も持つが、ユダヤ民族の撲滅を試みた未来の自分の事は、反りが合わないと嫌っている(ある意味エリちゃんとカーミラの関係に近い)。

ただでさえ独裁者として名高い彼を若き日の姿で召喚するのは極めて困難である。お膝元のドイツで彼の召喚を試みた場合、間違いなくチョビヒゲの方が出てくる。しかも抑止力による弱体化補正付き。
それを避けるには、日本またはアフリカで、生前の彼の作品を用意した上で召喚すると良い。

こうやって見てるとFateの主人公出来そうではある。最大の壁は、ヒトラーの画家、そして政治家になった直後の頃の政策の再評価だろうか………。


112 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/17(水) 23:48:59 .vbk.jvo0
【元ネタ】四月馬鹿達の宴
【CLASS】ビースト
【名称】忘却王/NOWHERE
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A+ 魔力A 幸運E 宝具EX

【クラス別スキル】
獣の権能:B
 対人類、とも呼ばれるスキル。
 
単独顕現:EX
 物語の世界に在る存在だが、現実世界にも『空想喰らいの呪い』と手下の『灰色の男たち』を通して影響を与え続けている。
 半ば「忘却」という概念と一体化しており、彼の居る物語の世界から叩くにはあまりにも強固。

自己改造:E
 変装は得意。

【固有スキル】
ネガ・レコード:EX
 別名、忘却の呪い。人類誰もが持ち合わせている『忘却』という概念を加速させる概念結界。
 下記の空想喰らいの呪いと合わせ、これらの呪いにかかってしまった人間は、
 やがて忘却王の手下である灰色の男たちと化してしまう。

ネガ・イマジナリ:EX
 別名、空想喰らいの呪い。人間が想像・幻想・空想することを否定し、奪い去る概念結界。
 人の生み出した伝承・逸話・神話からなるサーヴァントの宝具で彼を倒すことはできない。
 対抗するためには人の"そうぞう"の力を込めた何かが必要となる。

天賦の叡智(偽):A
 人間の頂点としてデザインされた彼は『万能』の性質を持つ。
 『そうぞう』の力を込めたもの以外に対して高い攻撃力と防御力を有する。

【宝具】
『12人の役者たち(忘却王立劇団)』
ランク:EX 種別:対界宝具
 忘却王の眷属たち。物語の世界をそれぞれの方法で食い荒らす。
 魔剣の申し子ウサソフ、火喰い鳥の卵、水晶雲イジュ、世界壁ギュナ、撃砕のジュモルテス、
 調停者オガミ、生魔典ヨミヤ、荒天のギャシャジャジュデュ、因果侵犯狩りのマツリヤ
 時読みの巫女クーミェムコ、平行霊シュレーディンガー、忘却王エンプティ・エンプティ(忘却王の影武者)。
 そして、『存在しなかった13人目』からなる。

【解説】
 ある物語の主役(王)であり、読み手の導き手として、冒険の記憶と、
 読み手が抱く喜び・悲しみのすべてを与える使命を持っていた。
 読み手たちは王により多くを求め、王もそれに応え、人々を愛した。
 しかし、人間はやがては物語から立ち去り、その存在を忘れてしまう。
 王はそれを『忘却の呪い』と呼んだ。読み手たちは1人また1人舞台を去り、王と従者たちの物語は忘れられていった。
 そしてある時、久々に訪れた人間はこう言った。
 「冒険も 夢物語も"ありえない"って 僕は知ってしまった」「さよなら」
 王は恐れた。『忘却の呪い』と人の子を。
 「もう"さよなら"は沢山だ」
 王はかつて訪れた人間全てに別の呪いをかけた。
 この空想喰らいの呪いを受けた人間は、想像・幻想・空想することを奪い去られ、否定するようになってしまう。
 冒険とは、夢物語とは自らの人生には余計なものなのだと、自分にはもうそのような嘘は必要ないのだと。
 そして『物語の創造主』を手にかけ、現実世界をも焼き滅ぼすべく干渉を始めた。

 人類が忘れ去っていったもの。人類が滅ぼしたもの。堕ちた勇者。
 うつし世と空想の境目にあるもの。しかし存在しないもの。君の友達。
 『忘却』の理を持つ獣。その真名を勇者シャハタプフという。


113 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/21(日) 18:42:26 ZVJFvYGM0
【元ネタ】The SCP Foundation
【CLASS】バーサーカー
【真名】(大)禹
【性別】男
【身長・体重】168cm・70kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力D 耐久D+ 敏捷E 魔力B 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化:C
耐久と筋力のパラメーターをランクアップさせるが、言語能力が不自由になり、複雑な思考が難しくなる。
地底湖に幾星霜もの間封印され続けたこと、そして龍の加護の代償により、バーサーカーの知性と意識は大半が削れて果てている。

【固有スキル】
龍の道:A++
『操血術』『戦闘続行』『対神性』の複合スキル。なお、『操血術』は『自己改造』と『魔力放出:病』の複合スキルとし、かつ独自の効果としてスキルレベルと対象の『対魔力』のランクの高さに応じて他者にも効果を及ぼせるものとする。
女媧の使徒たる六体の凶獣の接触を受けた証。神をも喰らう母なる龍の加護は、それを賜った者に己の肉体を変質させる為の権能を与える。
六体全ての加護を受けたバーサーカーはこのスキルをA++ランクで有し、絶対的な不死性を獲得している。

蛇の道:-
『自己改造』『道具作成』『対竜種』『対神性』の複合スキル。
人間という種族に伏犠が与えた文字と言語と機械工学——すなわち伏犠八卦と、彼の者へ近づく為に蛇へ変ずる術を統合した物。
夏王朝の王として伏犠の血を引き、また優れた職工でもあったバーサーカーはこのスキルをEXランクで有していたが、龍への変節によりこのスキルは失われている。

カリスマ(真):A
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
夏王朝の君主としての経歴に由来する。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

【宝具】
『在中原天空的黒星』
ランク:EX 種別:対城宝具 レンジ:1000〜2000 最大捕捉:4000人
バーサーカーが死を克服するため、女媧に求めた祝福の果て。
己の体を龍に変じる秘儀であるが、その姿はいびつな獅子の頭を持つ全長1㎞もの巨大な黒い蛇から不規則に四肢が突き出ているという、いわゆる“サーキット”的なものであり、意思の強くない人間が見たならばアイデアロールが必要になるだろう。
真名解放時には筋力、耐久、敏捷、魔力のステータスを全てA+ランクに上昇させ、『龍の道』の『戦闘続行』はEXランクとして扱われるようになる。

【Weapon】
定海神針:かつて理性を保っていた頃のバーサーカーが、洪水を治めるために用いた道具。龍に変じた今となっては、なんの意味も為さないガラクタに過ぎない。

【解説】
古代夏王朝の初代の王。
財団世界において、夏王朝は高度に発達した機械工学に支えられた文明であり、住民の多くがサイバネ技術の恩恵にあやかり、体の一部を機械化していたとされる。

定海神針や軒轅の剣の作製、太歳へのポータルの設置などの逸話から、かつては優れた技術者であったことがうかがわれるが、後に深淵で見たものが彼を変えてしまった。
ここにおける深淵とはうしかい座ボイドのことでありー何故かは知らないし、おそらく今のところだれも理由は考えていないだろうがー神々の蠢く魔界であり、一部の記事では全ての異常性の源ということになっている。そこを餌場にしているのが神を食らう二匹の龍だ。
片方は陽を表し、金属の霊たる伏義と呼ばれる。もう片方は陰を表し、肉の神であり、それがすなわち女媧である。
詳しいことは財団の当該記事に譲るとして、とにかく伏犠-すなわちMekhaneが人間に友好的で知性的、人々に文字と機械工学を教えた存在でで、女媧-すなわちヤルダバオートが知性も人格もなく、ただ本能に従うだけの荒ぶる神だと覚えて欲しい。

さて、話を戻すと、深淵で見たなにがしかが彼に耐え難い死の恐怖を植えつけたらしく、それ以来彼は密かに不死を求めるようになったのだ。彼は愚かにも女媧に供物を捧げ、それまでの夏王朝の反サーキシズム的な政策により長らく獲物にありつけず飢えていた女媧は莫大な加護をもってしてそれに応えた。そうして、彼は神にも等しき力と不死性を手に入れた。
その後中国大陸に大いなる災いをもたらした後、なんやかんやで自分の作品である定海神針によって封印され、今に至る。
他の適性はキャスター辺りか?その場合道具作成で奇跡論に基づいた機械工学を使いこなすメカニトとしての能力でも面白いかもしれない。


114 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/24(水) 19:21:36 vv2fyhQk0
【元ネタ】極三国-KIWAMI-
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】関平
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷A 魔力D++ 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
軍神の武:B
軍神、武聖と謳われた父・関羽より受け継いだ武芸の手練。
同ランク相当の勇猛とDランク相当の神性を発揮し、敵と対峙するたび攻撃力、防御力にプラス補正がかかる。
また、対峙した敵が強ければ強いほどかかる補正もより強くなる。

心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

戦闘続行:C
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。


【宝具】
『逆鱗無双(げきりんむそう)』
ランク:- 種別:対軍奥義 レンジ:1〜50 最大捕捉:20人
満月を描くように大刀を高速で振り回し、一分の隙も与えずに周囲の敵を斬り刻む。
元々は彼の父である武聖・関羽の技であり、黄巾賊討伐の戦場にて軍師・諸葛亮を通して彼に伝授された。
また、この際自らに魔性特攻と龍の属性が付与され、筋力と耐久、「軍神の武」スキルのパラメータが1ランクアップする。

【Weapon】
『青龍偃月刀』
三国志を元にした通俗歴史小説「三国志演義」にて、関羽が愛用したとされる大刀。
関羽より譲り受けたのか別のものかは不明だが、息子である関平もこれを用いる。
また、この武器が出現したのは宋代以降であり、正史には一切登場しない。


【解説】
中国後漢末期の武将。関羽の息子で、三国志演義では養子という設定がなされているが、正史ではそういった記述はなく実子とされる。
正史では関羽と共に孫権軍に捕まり殺された程度の記述しかないが、演義においては博望坡の戦いにおいて劉備の養子である劉封と共に新野に攻め込んだ夏侯惇率いる魏軍を退ける、関羽の襄陽攻めでは副将を務め、その緒戦となった襄江の戦いでは敵将・�媼元を討ち取るなど様々な活躍を見せている。

スマートフォン、タブレット向け3DアクションRPG「極三国-KIWAMI-」では主人公的な存在で、劉備の娘・劉玲姫、張飛の息子・張苞と共に古の魔神・蚩尤を討ち倒し、蚩尤により乱された国と封印された父達を救うため戦いに臨む。


115 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/25(木) 00:07:01 CtzXZflE0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】マネトン
【性別】男性
【身長・体重】175cm・69kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力B+ 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として自らに有利な陣地である「工房」を作成する。
 Aランクを所有するため、「工房」を上回る「神殿」が作成可能。

道具作成:B
 魔術的な道具を作成する技能。
 作成できるのはエジプト魔術にまつわるものに限られ、作成物には神聖文字が刻まれる。

【固有スキル】
エジプト魔術:C+
 古代エジプトの魔術刻印を所有している。
 このスキルの所有者は、死霊魔術の判定に対してプラス補正が与えられる。

高速詠唱:B
 魔術詠唱を早める技術。

伝承発掘:A
 対象の知名度補正を上昇させる。ただし自身は対象にできない。
 このスキルによって起こりうる効果は、
 パラメータやスキルのランク上昇、新たなスキルや宝具の獲得などである。
 あえて敵を対象とした後、宝具で知名度補正=信仰を簒奪する、という行為も可能。

【宝具】
『人造神像・融合神格(セラピス・ディオニュソス)』
ランク:EX 種別:対民 対国宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000人
 プトレマイオス朝の時代、諸国民の信仰を一纏めにする為に生み出されたセラピス神を発案した事で得た宝具。
 初期状態では何の力も持たない神像だが、周囲のレンジ内に宗教施設(神殿など)や崇拝対象、神霊適性の保有者などがいる場合、
 その信仰を一時的に強奪し、自らの力へと変え、場合によっては新たな特性を獲得する。
 端的に言えば神への信仰を剥奪するゴーレム。ランクはその特性から評価不能という意味での規格外に位置する。
 神性スキルを保有するサーヴァントと対する際や、宗教施設が多い地域での戦闘で真価を発揮するが、
 簒奪した信仰によっては味方や無辜の民をも害する邪神に変じる可能性もある。

【解説】
 名はマネト。マネトーとも。エジプトはプトレマイオス朝の神官。
 エジプト人だったが時代背景もあってギリシャ語にも堪能で、
 オシリス神を祀る寺院の神官としてプトレマイオス1世・2世に仕える傍ら、エジプト史(アイギュプティカ)をまとめあげた。
 その内容の多くは失われ他書の引用によって伝承されているが、今日のエジプト史の研究は、彼の著作に依るところが大きい。
 特に古代エジプト王ファラオの系図を作成した影響は多大で、現代における古代エジプト王朝の区分はマネトンのそれに由来している。

 後世においては歴史家として影響を残す一方で、同時代においてはそこまで名声を博したわけではないという。
 ただし、一つ大きな事績としてセラピス神を発案した事を歴史の記述に残している。

 セラピス神は当時のエジプト人、ギリシア人、その他民族が混在するアレキサンドリアにおいて
 人心を一つに纏め上げる為の神格が必要になった結果、エジプト、ギリシアで人気があった神々を合成して生み出した神であった。
 エジプト神からはオシリス、プタハ、ソカリス、ミン、アピス
 ギリシャ神からはゼウス、ハデス、アスクレピオス、ディオニュソス
 これらを混交させたセラピス神は「冥界神」「豊穣神」「医学神」にして「最高神」という属性過多な神ではあったが
 その信仰によって多民族国家であったプトレマイオス朝は纏まりを見せた。
 初期キリスト教においてはイエス・キリストと同一視する向きもあったという。

 ちなみに伝説によればセラピス信仰はプトレマイオス1世が夢でセラピス神の啓示を受け、
 ポントスのシノペにあるゼウス神殿からその神像を持ち帰ったとされる。
 そして「エレウシスの秘儀」を司っていた祭司エウモルピダエと、エジプトの神官であったマネトンが「セラピス神」だと宣言した、と。


116 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/26(金) 23:54:39 wUHqc5vY0
【元ネタ】キン肉マン
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】シルバーマン
【性別】男性
【身長・体重】220cm ・162kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A++ 耐久A++ 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師では○○に傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
無窮の武練:A+
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

天性の肉体(銀):A
 生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
 このスキルの所有者は、常に筋力と耐久がランクアップしているものとして扱われる。
 環境を問わず常に隆々たる筋肉を備え、肉体的ペナルティを跳ね除ける。
 また、銀の身体は電気によるダメージや磁気による干渉を大幅に減少させる。

【宝具】
『完璧・絶対防御の構え(パーフェクトディフェンダー )』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
 後のキン肉族に伝えられる「肉のカーテン」のオリジナルである絶対防御の構え。
 その圧倒的な耐久力で相手の攻撃を単純に耐えるに留まらず、
 敵の攻撃を受け止め、受け流し、時には防御と同時にカウンターを放って敵を追い詰めていく、
 対戦格闘ゲームの当身技を思わせる変幻自在の絶対防御法である。

『完璧・弐式奥義(アロガント・スパーク )』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
 『完璧・弐式』 の名を冠する "完璧超人始祖・シルバーマン" としての必殺技。
 キン肉族三大奥義のひとつ、マッスル・スパークに酷似した掛け方で放つ技であるが、
 空中に跳ね飛ばした相手に掛ける 「天」 において 相手の両腕を背面でクロスさせるように固め
 固めた相手をマットに激突させる 「地」 の部分では、 相手の首を内側ではなく外側に向けて落とす と言う違いがある。
 両者の技を比較して見ると、「天」の関節技がより苛烈な物となっており、この時点で相手の腕と首に(血反吐を吐く程の)深刻なダメージを与える。
 一方、「地」の部分はマッスル・スパークよりも固定が甘いように見えるが、相手は「天」の関節技によって既に無力化されているため技から抜け出すことはできず、
 落下中に発生する上向きの風圧とGによって 据わっていない首があらぬ方向に何度も捻じ曲げられる。
 そのため結果的に、キツく固めるよりも遥かに致命的なダメージが相手の首に集中して与えられる事になる。
 何より首と両腕が外側に開いているために、 地面へ激突する部位も広くなっている上に受け身すら取れない。
 最も、シルバーマン当人は確実に殺すつもりで放って成立するという文字通りの意味での必殺技であるこの技を
 「ひどい技」 「完璧どころか穴だらけ」 「敗者の命を奪うことで可能性を殺す技」 と心底忌み嫌っており、
 苦悩の果てに 「人を殺めるのではない活かす技」 を目指したが、結局未完成のままゴールドマンとの決闘で命を落とした。
 その研究の過程で後世へのメッセージとしてシルバーマンが刻みつけた壁画こそが「キン肉族三大奥義」の原型である。

【Weapon】

【解説】
完璧(パーフェクト)超人の頂点に立つ、完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)が一人、完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)の称号を持つ完璧超人。
後にとある経緯で完璧超人から離脱し、自ら地上の超人たちを集い「正義超人」の礎を築いた。また、キン肉マンを始めとするキン肉族の開祖であることも明かされた。
最後は、ジャスティスマンの要求により剣を取り、兄であるゴールドマンと決着をつけるため最後の戦いに臨み、相打ちとなった。
これが、ゴールドマンとシルバーマンの起こした「天上兄弟喧嘩」の真相である。


117 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/28(日) 00:13:18 asSJPPOM0
さみぃんだよ(ブチギレ)


【元ネタ】ネイティブアメリカン伝承
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ウェンディゴ
【性別】なし
【体高・体重】300cm・90kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:A+
 全パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われてしまう。
 ……魔物ウェンディゴには、元より正気というものが存在しない。

【固有スキル】
精神汚染:A++
 一定の時間バーサーカーと接していると、思考が乱れ身体にも影響が及んでいく。

カニバリズム:A
 人間の魂喰いによる魔力の供給効率を飛躍的に高める。
 決して満たされることはなく、喰えば喰うほど餓えていく。

恐慌の声:A
 聞くものの精神を弱らせる声を響かせ、対象に精神攻撃を行う。
 ごく一般的な人間が聞けばそれだけで死に至ることもある。

怪力:B
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

魔力放出(氷雪):A+
 自身の肉体より魔力を氷雪として放出する能力。
 このランクになれば吹雪を起こすことすら可能である。
 バーサーカーの肉体は氷と雪で、魂は狂気で構成されている。

【宝具】
『極冬の狂餓(ウェンディゴ・サイコシス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:10人
 ウェンディゴ症候群。あるいはウェンディゴ憑き。
 バーサーカーの「精神汚染」の影響を受けた者は、「自分がウェンディゴになる」という思考に陥り、
 人肉嗜好に目覚めて、身体は内部から氷に侵されて魔物へと変貌していく。
 仮にバーサーカー本体が消滅しても、汚染された者の1人が新たなバーサーカーとして成立する。
 初期症状時点で適切な魔術的処置を行えば治療可能。
 
【解説】
カナダのネイティブアメリカン・オジブワ族や北部アルゴンキン族などの伝承に語られる存在。
厳冬とそれによる飢餓と狂気の擬人化、氷の心を持つ魔物。
オジブワ族に曰く、巨大な骨のみの死骸の姿で雪嵐を起こして人間を襲って喰らい、
その声を聴いたものはそれだけで死ぬこともある。
そしてこの魔物は人を喰らえば喰らうほど空腹となって、闇の森を彷徨い続ける。
別の説では、人に姿を見せず話しかけるだけで実際に危害を加えることはないという。

――ウェンディゴの存在を語り継ぐ部族の中には、「ウェンディゴ症候群」という精神疾患が存在する。
その症状内容は、自分がウェンディゴに憑りつかれて次第にウェンディゴに変化してしまうと思うようになり、
人肉以外の食事を拒絶し、身体の内部から凍えるように感じていくというのである。


【コメント】
パラメーターは狂化する前の表記。
身長は高いが、死骸の姿なのでこの体重。あと氷とか雪とかを纏っている。
なんかスキルがAばっかりになっちゃったけど、魔力放出が厄介なだけで戦力としては強くはない。
一般人へ被害出しまくるので、強い英霊に複数がかりで早々に倒されて――
と思ったら、一般人に汚染して生き残っていたという定番パターンになりそう。
適正クラスはアサシンとバーサーカーだが、ペイルライダーと同じ理屈でライダーになるかも。


118 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/28(日) 02:15:04 4Yz36n0o0
元ネタから型月風に設定が変更されています。

【元ネタ】ウルトラマンガイア【CLASS】???【マスター】なし(地球)【真名】なし(ウルトラマンガイア)【性別】なし【身長・体重】ミクロ〜50m・4,2000t【属性】中立・善【ステータス】筋力A++ 耐久A 敏捷A 魔力E 幸運EX 宝具???【クラス別スキル】
○単独顕現:A
ガイアの抑止力として顕現した場合のスキル。地球そのものがマスターとも言えるので、有って無いようなスキル。【固有スキル】
○星の意思・『大地』:EX
星の意思によって生み出した存在である証明。地球で戦闘を行う限り、活動限界時間が存在せず、状態異常に対する極めて高い耐性を持ち、全能力強化という形で抑止力の支援を受ける。
しかし、地球自体が弱体化すると全能力が著しく低下する。
タイプアース・アグル/『海』のアルティメット・ワンは、このスキルと同等のスキル「星の意思・『海』」を持つ。【宝具】
なし。
彼自身が、地球という星の宝具であるとも言える。
彼自身は多種多様な技を持っており、素の戦闘能力が極めて高いため、全く問題ない。【Weapon】
不所持。基本素手。【解説】
星の抑止力により作り出され、英雄と並んで人の世を崩壊から救う者。救世主とも呼ばれる。
大地が生み出した存在、タイプアース・ガイア/地球のアルティメット・ワンの片割れ。『大地』のアルティメット・ワン。
星の抑止力から生まれた存在で、特定の名を持たない。
しかし、星の災厄に対し立ち向かうその勇姿を、大地に立つ雄々しき姿を見た人類は、その存在をきっとこう名付けるだろう。



ーーー大地の赤き巨人、ウルトラマンガイアと。



ちなみに、タイプアース・アグルの力を一部受け取り、大地と海の力を最大解放した強化形態ではとにかく相手を投げまくる。具体的には中の人が全身打撲するくらい。


119 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/28(日) 02:24:07 4Yz36n0o0
改行ミスったので再投稿。ゴメンナサイ。

【元ネタ】ウルトラマンガイア
【CLASS】???
【マスター】なし(地球)
【真名】なし(ウルトラマンガイア)
【性別】なし
【身長・体重】ミクロ〜50m・4,2000t
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A++ 耐久A 敏捷A 魔力E 幸運EX 宝具???
【クラス別スキル】
○単独顕現:A
ガイアの抑止力として顕現した場合のスキル。地球そのものがマスターとも言えるので、有って無いようなスキル。
【固有スキル】
○星の意思・『大地』:EX
星の意思によって生み出した存在である証明。地球で戦闘を行う限り、活動限界時間が存在せず、状態異常に対する極めて高い耐性を持ち、全能力強化という形で抑止力の支援を受ける。
しかし、地球自体が弱体化すると全能力が著しく低下する。
タイプアース・アグル/『海』のアルティメット・ワンは、このスキルと同等のスキル「星の意思・『海』」を持つ。
【宝具】
なし。
彼自身が、地球という星の宝具であるとも言える。
彼自身は多種多様な技を持っているため、素の戦闘能力が極めて高いため、全く問題ない。
【Weapon】
不所持。基本素手。
【解説】
星の抑止力により作り出され、英雄と並んで人の世を崩壊から救う者。救世主とも呼ばれる。
大地が生み出した存在、タイプアース・ガイア/地球のアルティメット・ワンの片割れ。『大地』のアルティメット・ワン。
星の抑止力から生まれた存在で、特定の名を持たない。
しかし、星の災厄に対し立ち向かうその勇姿を、大地に立つ雄々しき姿を見た人類は、その存在をきっとこう名付けるだろう。



ーーー大地の赤き巨人、『ウルトラマンガイア』と。



ちなみに、タイプアース・アグルの力を一部受け取り、大地と海の力を最大解放した強化形態ではとにかく相手を投げまくる。具体的には中の人が全身打撲するくらい。


120 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/28(日) 02:40:23 yQYkeuDQ0
【元ネタ】忠実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ジョルジュ・ギンヌメール
【性別】女性
【身長・体重】165cm・49kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具A+ +
【クラス別スキル】
対魔力:D
新しめのサーヴァントの為、魔力に対する抵抗は低い。
ダメージを減少するぐらい。

騎乗:A
乗れる物なら全て乗りこなす事ができる。しかしペガサスやユニコーンなどは無理。

道具作成:D
飛行機の整備や改造程度。
【固有スキル】
ラフベリー防御円陣:ダメージカット&防御力up

正面攻撃:自身に心中を付与(1ターン)&クリティカル威力up

仲間は帰還:自身にターゲット集中&その他味方は回避状態を付与(2ターン)
【宝具】
『コウノトリ達の反撃(シグアニャ・ド・コントレ・アッタク)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:40人

ギンヌメールが率いたコウノトリ隊の兵士達が呼び出され、上空から一斉射撃。一気にサーヴァントを呼び出し使用するのと同じの為、マスターの魔力は不足になりがち。
【Weapon】
『スパッドS.VII』
彼女の使用していた飛行機。機体にはフランス語で「老シャルル」と書かれてある。
【解説】
WW1のフランスで1番のエースパイロット、ジョルジュ・マリ・リュドヴィク・ジュール・ギンヌメール。2人の姉にお姫様扱いをされ続けとても可愛がられていた為、ちょっぴりシスコン気味。
性格は基本的に明るく優しいお嬢様だが、気になる相手の前だと素直になれない。敵を前にすると決して逃がさない正面突破でキメるが、まともに戦えない様ならば本人曰く見逃すらしい。(ウーデットとの空中戦で相手が機銃を詰まらせた時に何もせずに帰った。実はギンヌメール自身も機銃が壊れていたが決して認めない)
兵役に2回もはねられたが、中隊に父親のコネを使ったりしながら(しかし失敗)なんとか入隊。整備士からの入隊だったため、飛行機の修理や改造も出来る。
自らの死因については、「ちょっと高く飛びすぎて、目立っただけ」と言っている。撃ち落とされた事は正直認めたくない。
今の時代に当時敵対していた国の人々と出会っても優しく接するだろうが、エルンスト・ウーデットにかなりこだわっており、もう一度決着をつけたいそして世界飛行機に連れて行って欲しいとの事。
エドワード・マノック(ミック・マノック)には「もう少し高く飛べば良かったのに」と彼の死因とトラウマを知らず知らずに掘り返している。


121 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/28(日) 13:22:56 h8J40U0c0
【元ネタ】三国志、三国志演義、三国志平話、極三国-KIWAMI-
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】関平
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷A 魔力D++ 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
軍神の武:B
軍神、武聖と謳われた父・関羽より受け継いだ武芸の手練。
同ランク相当の勇猛とDランク相当の神性を発揮し、敵と対峙するたび攻撃力、防御力にプラス補正がかかる。
また、対峙した敵が強ければ強いほどかかる補正もより強くなる。

心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

戦闘続行:C
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。


【宝具】
『逆鱗無双(げきりんむそう)』
ランク:C 種別:対軍奥義 レンジ:1〜50 最大捕捉:20人
満月を描くように大刀を高速で振り回し、一分の隙も与えずに周囲の敵を斬り刻む。
元々は彼の父である武聖・関羽の技であり、黄巾賊討伐の戦場にて軍師・諸葛亮を通して彼に伝授された。
また、この際自らに魔性特攻と龍の属性が付与され、筋力と耐久、「軍神の武」スキルのパラメータが1ランクアップする。

【Weapon】
『青龍偃月刀』
史書・三国志を元にした通俗歴史小説「三国志演義」にて、関羽が愛用したとされる大刀。
関羽より譲り受けたのか別のものかは不明だが、息子である関平もこれを用いる。
余談だがこの武器が出現したのは宋代以降であり、正史には一切登場しない。


【解説】
中国後漢末期の武将。軍神と謳われる蜀の武将・関羽の息子で、三国志演義では養子という設定がなされているが、正史ではそういった記述はなく実子とされる。
正史では関羽と共に孫権軍に捕まり殺された程度の記述しかないが、演義においては博望坡の戦いにおいて劉備の養子である劉封と共に新野に攻め込んだ夏侯惇率いる魏軍を退けたり、関羽の襄陽攻めでは副将を務め、その緒戦となった襄江の戦いでは敵将・テキ元を討ち取ったり様々な活躍を見せている。
また、正史・演義共に字(あざな)は不明だが、民間伝承においては「坦之」「定国」などの説がある。

スマートフォン、タブレット向け3DアクションRPG「極三国-KIWAMI-」では主人公的な存在で、劉備の娘・劉玲姫、張飛の息子・張苞と共に古の魔神・蚩尤により乱された国と封印された父達を救うため戦いに臨む。


122 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/28(日) 15:33:54 G9ElrF2.0
【元ネタ】地球防衛軍
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ストーム1
【性別】男性
【身長・体重】詳細不明
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力D- 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:-
宝具に統合されている

【固有スキル】
射撃:A
銃器を扱う技術。
Aランクともなれば大抵の状況で正確に命中させることが可能となる。
彼の場合、主にスナイパーライフルを用いた狙撃に適用される。

騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、彼の場合
対象は人工物に限られる。

換装:B
「仕切り直し」が含まれた固有スキル。
非戦闘状態であれば装備の変更が可能。地形や状況に応じて適切な武器を持ち込む。

【宝具】
『星護の紋章( Earth Defence Forces)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
彼等の掲げる「地球防衛軍」の印、そしてあらゆる技術を結集して
作られた彼等の武装、兵器、そのすべて。
大群を想定したものが多く、彼の場合は遠距離戦および殲滅に
特化した武器群(ランクD〜B+)を持ち込む。
また地球外の存在、人類を脅かす敵と相対する場合はすべてのランクが上昇する。

『ひとつ、嵐の如き希望を(storm 1)』
ランク:EX 種別:対侵略宝具 レンジ:- 最大補足:-
『星護の紋章』が昇華した宝具。
あらゆる戦場を生き延び、ただ一人で侵略者を討った彼―「ストーム1」という人物そのもの。
どのような状況…たとえその確率が”0”であってもその中から”1”を見出す概念宝具。所持
している武装にもこの宝具が適用され、人類に敵対するもの、侵略者に対して絶大な効果を発揮する。
スキル「単独行動:A+」「無窮の武練:A」「心眼(真):A」「巨獣狩り:B」が統合されている。

【解説】
「地球防衛軍」の主人公。黒いヘルメットを被った陸戦兵。
ステータスこそ貧弱だが宝具とそれによって持参した武器が尋常ではなく、やろうと思えば(時間は
かかるものの)周囲を更地にすることも可能。
実は隠しスキルに「反骨の相:D」と「みね撃ち(みね爆破):A」があり、マスターが作戦の邪魔に
なる、マスターが人類を脅かそうとしている場合は即座に昏倒させる。

これはあくまで「ストーム1」と呼ばれた人物の一人で、場合によっては露出の多いナイスバディな
空飛ぶねーちゃんや重武装の鎧男、爆撃マン、宝具でストーム2〜4を呼び出す人物が召喚される。


123 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/28(日) 23:08:55 Dd7CFusM0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】???
【真名】平賀源内
【性別】女
【身長・体重】170cm・58kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具A-
【クラス別スキル】
道具作成:B
魔力のこもった道具を作成するスキル。
陣地作成:-
宝具『源内居』に統合されている。(元々のランクはE-)
【固有スキル】
天賦の叡智:B+
類稀な才能を有する。神性など身体的な負荷や英雄が独自に有するものを除く多くのスキルをランクB相当の習熟度で使用可能。
芸術審美:C
芸術作品・美術品に対する造詣。芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、高い確率で真名を看破する。
医術:C
医術の心得。彼は医者・植物学者としても知られる。
【宝具】
『源内居(Reparatie loods)』
ランク:B+ 種別:対物宝具 レンジ:- 最大捕捉:10
平賀源内の工房。内部では道具作成のランクが修理時に限って1ランク上昇する。この宝具そのものがAランク相当の『ガルバリズム』に近い効果を有するが、防御力は皆無である。
『電光箱(エレキテル・ボックス)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:50 最大捕捉:50
『源内居』に取り付けることのできる唯一の武装。蓄積した電力を放出してダメージを与える。神秘を含むものの純粋な電撃に近い攻撃であるため、対魔力の効果が薄い。
【Weapon】
なし
【解説】
様々な分野に名を残した才人にして変人。植物・地質学者、医者、浄瑠璃作者、殖産興業者、俳優などとして知られる。例によって女性。
スレンダーな美女だが極めて自由かつ残念。暇さえあればごみ捨て場から廃材を拾ってきて修理し始め、場合によってはそこら辺から盗電し始める。召喚に応じた理由は『現代を楽しみたい』であり、受肉してもろくな死に方をしないと考えているため聖杯を手に入れようとすらしない。


124 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/01/31(水) 12:10:55 IumApzWE0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】サルメ・ビン・サイード/エミリー・リューテ
【性別】女
【身長・体重】167cm・52kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具C

【クラス別スキル】
騎乗:D   騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
      魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
麗しの王女:C
黄金律:D
信仰の加護:D


【宝具】
『姫君の愛の逃避行(フライングハネムーン・オブ・アラビアンプリンセス)』
ランク:C 種別:対運命宝具 レンジ: 最大捕捉:

サルメとルドルフが駆け落ちを決行したときのから逸話を昇華した宝具で、見た目はただのボート
『必ず目的地に着く』特性を持っており、同乗している人間を必ず意図した方向へ送り届ける

【Weapon】
宝石。交易で栄えたザンジバル王家伝来の宝石や、側室であった母に下賜され受け継いだ宝石の数々
魔力を放出する指標器として機能するが、そこまで強いものではない

【解説】
19世紀、アフリカの島国ザンジバルの王室に生まれた王女。
母はチェルケス人であり、やや白人寄りの見た目のエキゾチック美女であったようだ。

王室内クーデターに加担した結果、新王に即位した兄に疎まれるなどの冷遇の中、
当時の住まいの横にオフィスを構えていたドイツ人ビジネスマンと出来ちゃった結婚、
駆け落ちしてそのままキリスト教にも改宗し、ザンジバル王女サルメ・ビン・サイードから
ルドルフ・ハインリッヒ・リューテ夫人、エミリー・リューテとなる。
夫の故郷ハンブルクでの暮らしは、夫側の親族にも温かく迎え入れられ幸福なものであったようだ

夫に先立たれ、幼い子供たちを抱える中、生活費工面のために【キリスト教に改宗したアラビアの王女】
という立場を活かし、ヨーロッパの王侯貴族との交流を持つようになる。
ヴィクトリア女王の娘たち等とも交流があったとされる。

おりしも列強帝国主義の時世の中、当時のドイツ宰相ビスマルクに目を付けられる。
ザンジバルはイスラム国家ながら王女も下位ながら相続権が認められており、
王女の息子という立場であるサルメの次男ルドルフ・サイード(長男は生後すぐ夭折)の国王即位を目論んでいたらしい。

ドイツ外務省のザンジバル王国の懐柔工作の一環として娘を連れて帰郷するも、
狂気に呑まれ側室を折檻して殺害、他の王位継承権者を処刑するなど、奇行に走っていた兄バルガッシュ
(史上最短の戦争、イギリス・ザンジバル戦争を起こした暗君)とは交渉が決裂。
少女の時分に慣れ親しんだ美しい街並みや宮殿も時の中に過ぎ去り、荒んだ街並みしか娘に見せられず失意のうちに帰国。

帰路の船中でサルメは記している。
「わたしにとって、住み心地のよい場所はなくなりました。今はただ静寂と平和以外の何物も望みません。」

ドイツ政府に失望したサルメは、ザンジバルにもヨーロッパにも戻らず、様々な国の人々が混じって暮らすベイルートに落ち着く。
子供たちも総督夫人や裕福なユダヤ人の婿養子になる等、幸せになったようだ。
その後は娘の嫁ぎ先や息子一家を訪問したり、肩の荷を下ろして暮らしたらしい。

1924年2月29日に次女の家で子や孫に囲まれながら永眠、荼毘に付され夫の眠るリューテ家の墓に埋葬される。
その骨壺には、故郷ザンジバルの砂も収められていたという。



コンセプトは【チーム戦前提の運び屋ライダー】
見た目はすらりとしたゴスロリドレスの褐色金髪美少女
ちょっとマイナー過ぎたかと思うが気にしない


125 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/02(金) 00:34:02 FzdH0Mh20
ネタバレ注意

【元ネタ】Undertale
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】メタトン(Mettaton)
【性別】一応男
【身長・体重】不明(かなり重い)
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力 C 耐久 A+⇒D 敏捷 C⇒B+ 魔力 B 幸運 C 宝具 C〜A+、EX
【クラス別スキル】
気配遮断(偽)(C-)
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。
 攻撃態勢に入るとほぼ確実に宝具『地下世界のTVショー』が発動してしまう。

【固有スキル】
変形(B+)
箱型のロボットから人型ロボットへ変形できる。
人型ロボット形態ではバッテリー消費が激しいため、耐久が大きく下がるが、敏捷は上がる。

エンターテイナー(EX)
地下世界唯一のスターとして君臨した逸話が由来となった、常時発動型のスキル。
自らの周りに有象無象を呼び寄せ、「メタトン」という存在を刷り込んでいく。一種の洗脳。
刷り込みの対象は人間などの動物にとどまらず、最終的には環境すらも「メタトン色」に染める。
対魔力である程度抵抗は可能。

殺人ロボ(A)
対人間用としての機能が盛り込まれたロボットとしてのスキル。
対人特攻スキル。

【宝具】
『地下世界のTVショー(メタトンズ・ショータイム)』
ランク:C〜A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1
地下世界唯一のTVショーが宝具となった。気配遮断スキルが解け、アサシンが姿を表した際"ほぼ"強制的に発動する宝具。
クイズ、お料理、ニュース、ミュージカル…様々な番組の形態をとり、環境すべてが攻撃対象を殺害するというアサシンの意思を持って動く、一種の固有結界。
 
『地下世界最後のプレミア・ショー(デス・バイ・グラマー)』
ランク:EX 種別:対衆宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1(1000)
変形スキルを使用した後かつ『地下世界のTVショー』ですべての番組が終わったことを条件に発動する宝具。固有結界。
攻撃対象とアサシンが一対一で対決するスリリングなショーという形態をとる。攻撃対象とアサシンがそれぞれ行動を起こすたび、結界の能力として目に見える数値で「レーティング」づけされる。
レーティングは攻撃対象・アサシンのものが合計して表示され、どちらのレーティングが高いかはわからないようになっている。
合計のレーティングが10000に達したところで、互いのレーティングにもとづき即死判定が行われる。

【Weapon】
爆弾
ミラーボール

【解説】
インディーズRPG「Undertale」に登場する殺人ロボット。
アルフィー博士によりエンターテイメントロボットとして作成されたが、対人用の殺害ロボットとしての機能も持つ。
ある条件をもって召喚すると、変形スキルに変化が生じ、エンターテイナースキルが失われる。
その場合はバーサーカーとしての召喚になる。

アサシンかバーサーカーで迷ってアサシンにしてみました。(スターという性質上アサシンには不向きな気もする)
気配遮断(偽)となっているのは、もともとゴーストとしての透化スキルを持っていたのを機械の体に押し込めたがゆえにそうなっている感じで。


126 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/03(土) 20:43:00 fUU6kOQ.0
【元ネタ】牙狼〈GARO〉-炎の刻印-、牙狼<GARO>-DIVINE FLAME-
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】レオン・ルイス
【性別】男性
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運D+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
魔戒騎士:A
森羅万象に存在する闇『陰我』を宿すオブジェをゲートに魔界より現れ、人に憑依し人を喰らう魔獣『ホラー』を狩り人々を守る『魔戒騎士』としての能力。
他者に害を為そうとする者と対峙した際、一時的に攻撃力を上昇させ、悪の属性や魔性、人外の存在に対して特攻性能を有し、ランクに応じて与えるダメージが増加し、更に同ランク相当の『守護騎士』スキルの効果も併せ持つ。

戦闘続行:B
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

心眼(真):A
修行・鍛錬によって培った洞察力。窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性がゼロではないなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

直感:C
戦闘時、常に自分にとって有利な展開を“感じ取る”能力。敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。

勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

魔力放出(炎):B
武器に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
セイバーの場合、宝具を媒介に魔界の炎である「魔導火」を呼び起こす事で成立する。


127 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/03(土) 20:44:52 fUU6kOQ.0
【宝具】
『希望帯びたる金狼の鎧(アーマー・オブ・ガロ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
旧魔界語で「希望」という意味を持つ、最強の魔戒騎士に与えられる「ガロ」の称号とその鎧が宝具と化したもの。
剣で空間を切り裂き、魔界より黄金の狼を象った鎧を召喚・装着する。鎧は「ソウルメタル」と呼ばれる特殊な金属で出来ており、常人が触れれば皮膚が裂け、軽微なものならばホラーの攻撃をも容易く浄化してしまうほどの防御力を誇る。
セイバーの筋力・耐久のパラメータを1ランクアップさせ、対魔力スキルをBランクに向上させる他、剣も鎧同様Aランク宝具相当の『牙狼剣』へと変化し、魔戒騎士スキルに含まれる特攻性能を更に高める。魔界の炎である『魔導火』を剣や鎧に纏わせることで、必殺の奥義『烈火炎装』の使用も可能。
現世での鎧装着には99.9秒の刻限が設けられており、それを超えると“心滅獣身”と呼ばれる暴走状態に陥ってしまう。
その際筋力、耐久、敏捷のパラメータに大幅なプラス補正がかかり、戦闘力は劇的に向上するが正気を失い獣の如く暴れ回る。この状態が長引くと精神が鎧に喰われ、完全に理性を喪失してしまう。
万一この状態に陥ってしまった場合、鎧の腰にある紋章を強く突く事で解除可能。
令呪による強制解除も可能だが、その場合マスターは莫大な魔力消費を要する。

『融合せし烈火の双狼(ガロ・ディヴァインフレイム)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
セイバー自身の黄金の鎧ともう一つ、彼の父ヘルマンの持つ『絶影騎士・ゾロ』の鎧を同時召喚し掛け合わせ、強化された姿。
牙狼の鎧をベースとし、左右の肩に黄金と白銀の狼の装飾がついている。背には黄金の輪のついた真紅の背旗に白銀の鎖、そして魔導火で形成された双翼が備わっている。
手に持った剣は牙狼剣と絶影騎士の剣が合わさったような反りのついた長剣が二振りの二刀流となる。
セイバーの筋力、耐久を1ランクアップさせた上でプラス補正をかけ、魔戒騎士スキルに含まれる特攻性能を『黄金騎士・牙狼』よりも更に向上させ、B+ランク相当の飛翔スキルが付与される。

『陰我を断ち斬る天の剣(ガロ・ディヴァインブレイド)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
使用不可。サーヴァント『レオン・ルイス』の霊基に、存在した記憶のみが刻み込まれている「黄金騎士・牙狼」の究極の姿。かつてガロの称号を受け継いだ全ての英霊達の魂が、一つの時代・一つの場所に結集して鎧に宿り、セイバーの力となったもの。
仮に発動に成功した場合、全ステータスがA+++ランクにまで上昇、魔戒騎士スキルはEXランクとなり、全ての陰我を浄化し、触れずして一切の邪悪を消し去る『天の光』を顕現させるまでに至る。非常に強力ではあるが、それこそこの宝具が『使用不可』となっている理由でもある。数多の霊基を内包した鎧は最早宝具の域にさえも留まらず、サーヴァントの能力限界さえ軽く超えてしまう。令呪の使用によって強制的に発動させることも可能だが、その場合マスターは『心滅獣身』状態にある鎧解除の比ではない程激しい魔力消費を強いられ、なおかつ霊基の総量も大幅に減少し、セイバー自身も宝具の力に耐え切れず10分と経たずして消滅してしまうだろう。
この力を十全に発揮するための条件は二つ。 一つは、かつてガロの称号を得た全ての英霊が納得し力を授けるに足る『正しい目的』がある事。
一つはあるべき全ての権能を以て『人類悪』を滅ぼし、人理そのものを守護する為に戦う究極の英霊召喚の形――『冠位(グランド)』クラスのサーヴァントとして現界している事である。


128 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/03(土) 20:53:36 fUU6kOQ.0
【Weapon】
『魔戒剣』
魔戒騎士が用いる剣。ソウルメタル製で、使い手の魂の在り方により重量を変化させる性質を持つため、基本的に修行を積んでいない一般人には持ち上げることさえ不可能。
セイバーのものは朱塗りの鞘に収まった鍔無しの長剣。これは黄金騎士の証でもあり、柄にはガロの象徴である三角形の紋章が刻まれている。
また、自身の魔戒剣とは別に亡き父ヘルマンの残した『絶影騎士・ゾロ』の双剣も所持しており、『融合せし烈火の双狼』発動時には自身の魔戒剣とゾロの魔戒剣を用いて鎧召喚を行う。

『魔導輪・ザルバ』
ソウルメタルの指輪に友好的なホラーを封じ込めて作られた、髑髏のようなデザインの意志を持つ魔導具。
遥かな古からガロの称号を持つ魔戒騎士を支えてきた相棒的存在で、黄金騎士以外には契約できない。
優れた気配察知・探知能力とホラーに関する豊富な知識で黄金騎士を支える。

『魔法衣』
魔戒騎士や魔戒法師の纏う衣服。特殊な加護が施されており、物理・魔術などあらゆるダメージをある程度軽減する。
魔戒騎士が纏う魔法衣の裏地は異空間に通じており、魔戒剣などを収納するスペースがある。
セイバーのものは背にガロの紋章が刻まれた白と黒の混ざった配色のフード付きロングコートで、これによりCランク相当の対魔力スキルを得ている。

『魔導ベル』
魔戒法師・ガエルが開発したホラー探知の為の魔導具。
ホラーに憑依された人間の前に翳して鳴らすと瞳が赤く染まり、魔導文字が浮かび上がる。

『魔導馬・ゴウテン』
黄金の身体に真紅の鬣を持つ馬型の魔戒獣。
100体のホラーを討滅し、己の内なる影との試練に打ち勝った時召喚を許される『大いなる力』。
鎧と同じく普段は魔界にて待機しており、魔戒剣で空間を切り裂くことで呼び出すことができる。
悪路を物ともせず、水上さえ走行可能。また、蹄より放たれる音の波動により牙狼剣を身の丈を超える大剣『牙狼斬馬剣』に変化させたり、現世と魔界など異界間を行き来したりといった能力を持つ。

【解説】
魔戒騎士の中でも最高位である「黄金騎士ガロ」の称号を受け継ぐ青年。
ヴァリアンテ王国を乗っ取った元魔戒法師・メンドーサが企てた魔女狩りで火刑に処された魔戒法師アンナを母に、絶影騎士ゾロの称号を持つ魔戒騎士ヘルマンを父に持つ。
当初は亡き母の復讐のみを原動力としていたが、メンドーサに心の隙を突かれて心滅獣身となり城下町に大火災を巻き起こし、黄金騎士の資格を剥奪されてしまう。

生きる意味を失った彼は失意の内に彷徨う果てに投身自殺を図るが、川辺に流れ着いたところを農村の少女ララに救われ、彼女とその家族のもとで農民として生活する中、自身が守るべきものすら持たず、復讐心に囚われ続け周囲を何も見ていなかったことを痛感した。
ある時、ホラーの襲撃によりララとその家族を喪ったレオンは自身の無力を嘆き、内なる憎悪に心を蝕まれながらもそれを振り払い『守りし者』として戦う決意を固め、当時黄金騎士の資格を得ていたヴァリアンテ王子・アルフォンソに鎧の返還を願い、アルフォンソはその覚悟を確かめるため、レオンと剣を交える。
その戦いの中でも再び内なる憎悪が彼に囁きかけるが、レオンは一切耳を貸さずこれを断ち切り黄金騎士の資格を取り戻し、再び魔戒騎士の道を歩み出す。
人々の命と想いを明日へと繋ぐ使命のもと戦い続ける傍ら、かつての自分と同じ過ちを繰り返させまいと異母弟・ロベルトの育成に努める。


129 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/03(土) 22:38:42 aUesTQYk0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ルートヴィヒ2世
【性別】男性
【身長・体重】192cm・75kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力(偽):B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 本来彼自身は対魔力が皆無なのだが、後述のスキル『騎士幻想』によって彼はこのランクの対魔力を取得している。

騎乗(偽):B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
 このスキルもまたスキル『騎士幻想』によって取得している。

【固有スキル】
騎士幻想:EX
 生前彼が抱いた中世騎士伝説への憧憬。その具現。
 自身のステータス、スキルを彼の考える「理想の騎士」に近づける。
 但しあくまで近づけるだけであり、このスキルだけではそれほど強力なサーヴァントにはなりえない。

芸術審美:B
 芸術作品、美術品への深い造詣。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、高い確率で真名を看破することができる。

【宝具】
『幻想抱く白鳥の城(シュロス・ノイシュヴァンシュタイン)』
ランク:B 種別:対城宝具/対自己宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:500人
 生前、彼が自身の中世への憧憬を具現化する為に建築した「ノイシュヴァンシュタイン城」を宝具として具現化した物。
 この城のバックアップを受ける限り彼は「理想の騎士」により近づき、ステータス、スキルを強化する事ができる。
 この強化の度合いは強化に注ぎ込む魔力量によって変化する。
 またこの城がある限り彼はAランクの幻術スキルを取得し、それを行使できる。

 王でありながら建設・音楽に対して浪費を重ね、幻想の世界に浸り続けた彼の理想の城。
 この「ノイシュヴァンシュタイン城」は彼の心象風景の具現と言え、固有結界に近い。

『聖杯守護の騎士幻想(ローエングリン)』
ランク:EX 種別:対自己宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 『幻想抱く白鳥の城(シュロス・ノイシュヴァンシュタイン)』のバックアップを受けた状態でのみ使用可能な第二宝具。
 自身を彼の考える「理想の騎士」、ローエングリンに極大まで近づけ、ローエングリンの守護する聖杯を模した「幻想の聖杯」を生みだしそれと接続。
 その後自身に過剰な魔力を加え、その肉体は半ば暴走状態となり自身にダメージを与えるが、
 それと引き換えに一時的に尋常ならざる攻撃力を得る。
 
 彼、ルートヴィヒ2世の幻想の終着。彼は夢見た理想と共に破滅する。

【Weapon】
『美しい無銘の剣』
 美しい装飾の施された剣。彼はこの剣を携え戦闘に向かう。

【解説】
 第4代バイエルン国王にして神話や中世騎士伝説に魅了され、建築と音楽に破滅的浪費を繰り返した「狂王」であり「メルヘン王」。

 彼は第3代バイエルン国王マクシミリアン2世とその王妃マリー・フォン・プロイセンの間に生まれた。
 18歳でバイエルン国王として即位した彼だが、王位について早速行った事は、
 作曲家リヒャルト・ワーグナーを宮廷に招き寄せた事であり、彼に多額の援助を与えた。
 彼は幼少期からゲルマン神話や騎士伝説などの物語を読んで過ごし、また15歳でワーグナーの歌劇「ローエングリン」を鑑賞し、
 大きな感動を得、その時より自身の夢見た世界を作り出していたワーグナーに魅了されていたのだ。

 彼は執務を嫌い、自身の中の中世への憧れを具現化する為の城、「ノイシュヴァンシュタイン城」を建設し、
 またフランスのルイ14世を敬愛しており、ヴェルサイユ宮殿を模したヘレンキームゼー城を建設、
 更に大トリアノン宮殿を手本にしたリンダーホーフ城を建設するなど豪華な建築物にも力を入れていた。

 このように彼は夢想に浸るばかりの人物であったが、弟が普仏戦争で精神に異常をきたした後、それは更にエスカレートした。
 一人で食事を取りながらも客人が来ているかのように語っていたり、夜中にそりに乗って遊んでいたりと奇行を行うようになった。
 これを危惧した家臣たちは彼を廃位し、その翌日主治医と共に水死体となって発見された。
 これについては謎が多く、詳細は明かされていない。
 彼の死について友人であったエリーザベト皇后は「彼は決して精神病ではありません。ただ夢を見ていただけでした」と述べている。


130 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/04(日) 16:58:28 VTh8E.x.0
まとめサイトの鯖が一斉更新されているが何があったんだ
自分が作成したのにも手がつけられていたけど


131 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/05(月) 21:59:22 KN7S4pmk0
ところどころになろう系とかのここに投下されてない鯖の項目あるから
たぶん、それを載せたい荒らしがカモフラージュのために
一斉に載せてるんだと思う


132 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/06(火) 21:20:11 jzyS9huQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ルートヴィヒ2世
【性別】男性
【身長・体重】192cm・70kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力B 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 美しい城を作り上げ、目にした者を確率で魅了する。

道具作成:B+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
剣、鎧等の騎士が扱うような物品の作成に特化しており、どれも美しい仕上がりとなる。

【固有スキル】
楽劇王への援助:A
 ワーグナーへの援助がスキル化した物。
 自身の持つ魔力等のリソースを他者に与える事ができる。
 また対象が芸術分野に関わる人物だった場合、創作活動を捗らせる効果がある。

芸術審美:B
 芸術作品、美術品への深い造詣。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、高い確率で真名を看破することができる。

【宝具】
『幻想踊る白鳥の城(シュロス・ノイシュヴァンシュタイン)』
ランク:EX 種別:対城宝具/対人宝具 レンジ:10〜100 最大捕捉:1000人
 生前、キャスターが中世への憧憬を具現化する為に建築した「ノイシュヴァンシュタイン城」と、それに惹かれてきた数多くの者たちの夢、
 そしてキャスター、ルートヴィヒ2世自身の心象風景、この3つが融合し宝具と成った物。
 城内部に中世の騎士達をキャスターの意のままに動く、自我を持たない影法師のような姿をしたサーヴァントとして召喚する事ができる。
 (城周辺でも召喚は可能だが消費する魔力が多くなる。) 
 またこの城を視認した者は、その者が望む夢を見せられる事になり、夢に魅了された者はこの城に惹き寄せられ、内部に入ろうとする。
 夢に魅了された者が増えれば増える程、城内部の影法師、そして見せられる夢はより強いものになっていく。

『幻想眠る白鳥の城(ノイエ・ブルク・ホーエンシュヴァンガウ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:10人
 『幻想踊る白鳥の城(シュロス・ノイシュヴァンシュタイン)』から人々の夢を切り離し、キャスターと城を融合させる第二宝具。
 融合後、キャスターは城の加護に守られ、近づこうとすれば城の見せる夢に囚われる。
 この宝具の発動から一定時間経過後、城の加護が解除される代わりに、第三宝具『幻想産む聖杯の城(グラールス・ブルク)』が発動する。

『幻想産む聖杯の城(グラールス・ブルク)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 
 第三宝具にして、キャスターの夢想の行きつく果て。
 この宝具が発動すると、キャスター自身が理想の騎士として再臨する。
 それはローエングリンの様に白鳥の曳く船に乗る場合もあれば、パーシヴァルの様に聖なる槍を携えている場合もあり、
 その時々のキャスターのなりたい騎士像によって変動する。
 この宝具の発動後、通常の状態に戻る事も可能であり、そうした場合『幻想踊る白鳥の城(シュロス・ノイシュヴァンシュタイン)』を再出現させ、
 『幻想眠る白鳥の城(ノイエ・ブルク・ホーエンシュヴァンガウ)』を再発動する事で再臨し直す事も可能。

【解説】
>>129でやったので省略


133 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/07(水) 04:02:09 /k4I6.qg0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】鶴屋南北(4代目)
【性別】男性
【身長・体重】150cm・50kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 恐ろしげな舞台を作りだす。役に立たなさそうだが、作られた舞台では自身の魔力がワンランクアップする。

道具作成:B
 魔術的な道具を作成する技能。
 歌舞伎で使う小道具を作成可能だが、意図せずともキャスターが作成した物には魔力が帯びる。

【固有スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
 無辜の怪物の影響で習得している。怪談物に出てくる幽霊のような隠れ方、現れ方で怖い。

妖術:B
 無辜の怪物の影響で習得している。
 変化と幻を見せることに長ける。

無辜の怪物:C
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 能力・姿が変貌してしまう。キャスターは宣伝の為、「早替りはキリシタンの妖術」だと広めた事もあり、
 また怪談物を夏狂言に定着させた事から、キャスターの性格は怪談物と妖術師のイメージで塗りつぶされてしまっている。
 だがその影響で実際に妖術を扱えるようになる、気配遮断の習得などのメリットを生んでいる。

人間観察:A
 人々を観察し、理解する技術。
 ただ観察するだけでなく、名前も知らない人々の生活や好み、人生までを想定し、これを忘れない記憶力が重要とされる。
 キャスターは実際に起きた事件や現実に生きる人々を観察し、モデルにして作品を作り上げていった。

【宝具】
『東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:10人
 キャスターの怪談物の代表作の名を冠した宝具。
 四谷怪談は江戸の四谷にいた醜女が夫に裏切りに会い発狂、再婚相手とその家族を皆殺しにしたという都市伝説に基づく物だったが、
 この宝具は都市伝説を吸収し自己進化を繰り返す性質を持ち、吸収した都市伝説の登場人物を出現させ、けしかける事ができる。
 更に都市伝説の登場人物達を融合させて強化する事も可能。

『寂光門松後万歳(しでのかどまつごまんざい)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 キャスターが死の直前に書き残した自身の葬儀の台本が宝具と成った物。
 キャスターの消滅後に一度だけ事前に設定した行動を設定したタイミングで行う事ができる。
 例としては、『東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)』による攻撃を事前に設定しておくと、
 消滅後に設定したタイミングで攻撃が行われる。

【解説】
 江戸時代後期に活躍した狂言作者であり、「鶴屋南北」を襲名した4代目。
 4代目鶴屋南北は、宝暦5年(1755年)に江戸で生まれ、20代で狂言作者を志していった。
 そして、南北が50歳となった文化元年(1804年)に上演した「天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)」が、出世作となり、大当りとなった。
 俳優たちの持ち味を活かしながら、「悪婆(あくば)」や「色悪(いろあく)」といった新しい役柄を創出するとともに、
 同時代の風俗や人間像をリアルに取り入れた「生世話物(きぜわもの)」という芝居のジャンルを確立させ、
 春や秋に演じられることが多かった怪談物を、夏狂言として定着させたのも南北だった。
 代表作である『東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)』は、日本の怪談劇の代名詞となった。
 南北は、文政12年(1829年)に75歳で没するまでの間に120以上もの狂言を書き、その作品は現在も繰り返し上演されている。


134 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/07(水) 16:17:11 UwzHMu4U0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】大川春義
【性別】男性
【身長・体重】169cm・49kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
熊殺し:B
 生涯に100頭以上の羆を狩ることにより得たスキル。
 獣に属する相手との戦闘に有利な補正を得られる。

千里眼:D
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。

心眼(真):D
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。

【宝具】
『駆逐せし復讐の弾丸(ベアースレイヤー)』
ランク:E〜EX 種別:対人宝具 レンジ:20〜100 最大捕捉:1
10倍にして殺し返す!という復讐の誓いを昇華させた呪いの弾丸。
命中した対象が生涯、(及びサーヴァントなら現界時)に「直接」殺した人数に応じて威力が天井知らずに向上する。
ただし、あくまで直接殺した人数であり、例えば歴史上空前の虐殺を行ったという逸話を持つ者であっても、直接手にかけた人数がいなければ威力は発揮しない。
一人の人間も直接殺さなかった者相手にはただの銃弾と変わりない。
対象が獣に属する場合は更に威力が上昇し、無数の人間を喰らった逸話を持つ伝説の魔獣など一撃死する。

【Weapon】
村田銃
父より贈られた当時の最新式の銃。

ライフル銃
晩年に使用した新たな銃。5連発式

【解説】
「駆逐してやる!この世界から!!」
「ドーモ、ベアースレイヤーです。ヒグマ殺すべし。慈悲はない。」
 日本史上最悪の獣害事件、三毛別羆事件をきっかけに生まれたベアースレイヤー。
事件当時の三毛別区長の息子(当時7歳)であり、間近で事件を見聞きした彼は、事件の犠牲者7人に対し、「その10倍のヒグマを殺してやる!!」と誓いを立て、
足掛け40年がかり(ただし初の羆狩り成功まで11年、間に戦争による中断あり)で悲願の70頭討伐を達成した。その後も狩りを続け、62年間に102頭のヒグマを仕留めたという。
また、引退後に現地に三毛別事件の慰霊碑を建立した。
 熊退治の名人と名を馳せた彼の最期は、奇しくも三毛別羆事件の70回忌の法要の行われた日、現地の小学校で講演を行おうとした途端に倒れ、急死というもの。
それまで健康そのものに見えた彼がその日に亡くなるという偶然に、人々は不思議な因縁を憶えずにはいられなかった。
近代の人だし、戦争でも活躍したけど猟師なんでステは弱めだけど、宝具にとんでもないジャイアントキリングの可能性を秘めている。
例えばアルトリアさんはエクスカリバーで1000人近く殺したらしいんで、これだけでおよそ10000倍の呪いを喰らうことに(評価Aの威力)。他の武器も入れたらもっと増えるね!
(なお、問題の羆相手なら犠牲者数7〜8人なので、補正を含めてもC評価程度とそこそこ)
 なお、本人が聖杯にかける願いはむしろ熊も含めた動物と人間のより良い共生。奴らもまた人間に生存圏を脅かされた末に戦うしかなかったという晩年の悟りゆえに。


135 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/07(水) 16:18:14 UwzHMu4U0
【元ネタ】ギャグマンガ日和「凶暴エイリアン」
【CLASS】セイヴァー
【マスター】
【真名】(無重力大好き)根岸
【性別】男
【身長・体重】154cm・80kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久EX 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具EX
【固有スキル】

奇跡:E-
本来の能力をはるかに超えた自らに有利な"常識的には起こり得ない何か"が起きるスキル。
知名度や過去のエピソードによりランクが上昇し、"奇跡"の規模と発生確率もそれに伴い上昇する。
(その格はスキルランクでお察し)

道具作成:E
 食糧をどこからか持ってくる。ただし食べ物は肉ばっかり。飲み物はジュースばっかり。
他にはゼリーとかプリンくらいしかない。

被虐体質:EX
 戦闘においてほぼ必ず敵の標的になるスキル。
 攻撃側は攻めれば攻めるほど冷静さを欠き、このスキルを持つ者の事しか考えられなくなる。

ぼっち:B+
ウザ系のキャラゆえに周囲に嫌われるが、自身にヘイトを集中させることにより、
周囲の人間の心をまとめる。某学生を上回るレベルの才能だが、本人はいたって無自覚。

「お前への不満で心が一つになったんだけど」

戦闘続行:A+++
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 異常な耐久性能とこのスキルと宝具により、セイヴァーを殺しきることは極めて困難。

【宝具】
『凶暴エイリアン(来い、化け物!!)』
ランク:A 種別:対人 レンジ:1 最大捕捉:1
セイヴァーと死闘(?)を繰り広げたエイリアンを呼び出す。ただしスキルのせいで
エイリアンはほぼ確実にセイヴァー自身に襲い掛かる。
意図的でなくても勝手に発動し、エイリアンがいきなり現れることも。
なお、エイリアンは万一セイヴァーが死んでも消滅せず、勝手に暴れ続ける。

『俺に構うな先に行け!(ねぎーーーー!)』
ランク:EX 種別:蘇生 レンジ:1 最大捕捉:1
最終的に「異常にタフだった」の一言で片付けられたが、そんなレベルじゃ済まない生存能力が不死身の伝説に昇華した。
間違いなく助からないような攻撃が直撃しても死なない。今度こそ死んだと思っても平気で蘇ってくる。
ただし何回も復活を繰り返してくると「もしかしたらあそこから盛り返すかも」「まだ助かる可能性相当あるんじゃないの?」
と思われ始め、効果が低下し、復活できなくなる可能性が出てくる。
それを防ぐ為か、このセイヴァーは口を開けば死亡フラグな言動を行う。
(「俺はここまでのようだ」「帰ったらお母さんに報告してくれ」etc.)
助からないと仲間に思われれば思われるほど逆に生還確率が上がる。

【Weapon】

ズボン
無駄にポケットが多いズボン。探し物があるとき見つけにくい。
お母さんが元芸能人の知り合いの経営するブティックで買ってきたとのこと。


【解説】
21xx年、宇宙ステーション「そばかす」で起きた「エイリアン侵入事件」において、
エイリアン打倒、関係者全員生還という奇跡の解決の立役者。
凶暴なエイリアンの襲撃をほぼ一人で凌ぎ他の仲間を無事に脱出させ、のみならず自身も生還した。

① 背中抉られて大出血「久々に爆ぜたぜ」
② 頭から丸かじりされてまた大出血。「もう死ぬ」とか言いながら死なない。
③ 今度こそ死んだと思いきや、驚くほど軽傷で追いかけてきて再びエイリアンと戦う(一方的に丸呑みされるだけ)
④ 宇宙船に張り付いていたエイリアン諸共生身で(エイリアンの口の中だが)宇宙空間に飛び出し大気圏突入。
   エイリアンは熱で焼け死ぬもその中から生還。


136 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/09(金) 05:21:15 xgngPTBQ0
<テンプレ>
【元ネタ】暗殺教室
【CLASS】アサシン
【マスター】???
【真名】潮田渚
【性別】男性
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A 魔力- 幸運D 宝具D

【クラス別スキル】
気配遮断;A+
本来の気配遮断とは異なり「気配(姿)を消す」のではなく
「敵対者(命を狙う)」としての雰囲気を消す(思わせない)スキル
「マタ・ハリ」のスキルのそれに近い
もし、彼が本気で殺そうと思ったのであれば近しいものでも
暗殺対象は「まさか」と思う間もなく、その生命を刈り取られているだろう
ただし、本来の「気配遮断」と同様に
敵対者に攻撃した場合は無効化する
「生きていれば」の話ではあるが・・・

【固有スキル】
教師:A
彼は、とある恩師に憧れて教師になった
不良だらけのクラスで、その暗殺術(殺気)を用いて
「先生」と認めさせたほどである
「教える」という行動に対して高い補正を受けられる

優しき暗殺者:EX
彼は恩師を殺した
だがそれは、恩師が望んだことでもある
彼は恩師を殺して、クラスメートたちと共に泣いた
恩師が望んだことであるとは言え
恩師と別れることが彼らにとって悲しかった
このスキルは「殺したくない」と思った相手であっても
その対象が「自分を殺して欲しい」と願っていた場合に発動
仮に何らかのスキル等が発動していても
その対象を殺すのにステータス補正等を一切受け付けない
(「魅了」等を無効化)
対象の「殺して欲しい」という願いに応えるために・・・
それ故に、その対象が自分にとって大事だと思えるほど
このスキル発動後(殺害終了後)に
彼は大泣きする(隙を見せる)だろう

【宝具】
『意識を失え、敵対者よ(クラップ・スタナー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1(目前) 最大捕捉:1
いわゆる「ねこだまし」である
対象者の「意識の波長」を読み取ることで発動する
数秒であろうとも対象者の意識を失わせる
たった数秒でも「暗殺者」である彼に敵対する者としては
致命傷となるであろう
本気になった彼を相手にしておそらく意識を取り戻している時には
絶命寸前であろう

【宝具】
『顕現せよ、我が同胞と学び舎よ(マイフレンズ・アンド・アウア・フィールド)』
ランク:D 種別:固有結界 レンジ:? 最大捕捉:?
彼が青春時代を過ごしていた場所は
山の中にある「分校」のような場所だった
そこで彼は恩師を殺すためにクラスメートたちと研鑽した
この宝具はクラスメートたちを英霊として呼び出し
戦場を「暗殺者として過ごしてきた青春を過ごした山」に代える
その山は彼らにとって「ホームグラウンド」である
強大な敵対者も彼の同級生達から狙われ
山中の罠(本来は彼らの恩師を殺すためのもの)にさらされる
本人たちは、目を閉じていても行動できるであろう
もし彼が本気でこの宝具を発動させた場合
伝説の暗殺者(恩師)や戦闘のプロ(彼の教師たち)が
登場する可能性がある

【宝具】
『キッス・フォー・セーブ(救うための口づけ)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1(目前) 最大捕捉:1
「敵対する女性を救うため」という条件で発動可能
相手の唇を奪うことで数秒間、その意識を奪う
これは成功すれば「クラップ・スタナー」より効果時間が長い
ただし、これを乱用すると
前述の宝具により現れる「ある女生徒」が
敵対(嫉妬)する可能性がある


137 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/10(土) 00:40:22 17P/UxQQ0
【元ネタ】史実、ウェルギリウス伝説
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ウェルギリウス
【性別】女性
【身長・体重】150cm・45kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地である「工房」を作成する。
 「工房」を上回る「神殿」を構築することが可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 災い避けのアイテムの作成を得意とする。

【固有スキル】
高速詠唱:A
 魔術の詠唱を高速化させる能力。
 大魔術の詠唱を一工程で成し遂げる。彼女の場合は詩の作成にも効果がある。

病弱:C
 天性の打たれ弱さ、虚弱体質。常時身体ステータスが低下している。

エンチャント:A+
 概念付与。
 他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を追加する。
 彼女の場合魔術による強化も同時に行う事が可能である。

守護者:A
 ナポリを守護する為、様々な魔術を行使したという伝説がスキル化した物。
 他者や都市を守る為に魔術を行使する時、その魔術は強化される。

【宝具】
『未だ終わらぬ英雄の物語(アエネーイス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 彼女が生前著した『アエネーイス』、その未完成の草稿。
 この宝具は対象に『アエネーイス』の主人公アエネーアースの能力を憑依させる事が可能であり、
 そうした場合対象は一種の疑似サーヴァントとなる。
 アエネーアースはトロイア戦争でヘクトールに次ぐ武勇を発揮する程の実力者であり、
 多くの神々の援助を受けた人物でもあった。
 この宝具の対象はそれらの能力を受け取る事になる。
 彼女自身にこの宝具を使用する事もできるが、元々のスキルを消す事はできないので病弱スキルが足を引っ張る事になる。
 また対象のアエネーアースとの相性によって発揮できる能力の上限、使用できる武器が変化する。

 そしてもう一つの能力として対象自身の能力、個性を一つ極限まで伸ばすものがある。
 この能力を発動するには彼女がその対象の伸ばすべき「良き所」を見出す必要がある。
 アウグストゥスによる帝政の開始を寿ぐ『アエネーイス』、その終わりを担うのはアウグストゥスではなく、
 今の彼女が気に入った存在となる。

【解説】
 帝政ローマ初期の詩人。フルネームはプーブリウス・ウェルギリウス・マーロー。
 アウグストゥスによる帝政の開始を称える叙事詩『アエネーイス』を著し、これはラテン文学の最高傑作の一つと言われる。
 しかしウェルギリウスが日射病で亡くなる際、『アエネーイス』は未完に終わる事になり、
 不完全な『アエネーイス』を焼き払うように遺言を残したが、アウグストゥスがそれに反対し出版させた。

 中世にはウェルギリウスが魔術師だったという「ウェルギリウス伝説」が広まり、
 ナポリにはウェルギリウスが城作りに関わり、魔術をかけた卵を隠したという「卵城(Castel dell'Ovo)」が残っている。

 学友には内気な性格から「生娘」を意味する「パルテニアス」とあだ名された。
 また、生涯を通じて身体が弱く、不具者のように暮らしていたという。
 
 生娘って呼ばれてた→実際に生娘だったという安易な発想で女性に。
 病弱内気文系女子というイメージ。
 魔術師としての能力と詩人としての能力のミックスで制作。


138 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/10(土) 14:57:21 MPDKeyos0
【元ネタ】沙耶の唄
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】沙耶
【性別】女
【身長・体重】???cm・???kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久A(E)敏捷E 魔力E 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”結界”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】

精神汚染(偽):A++
精神が錯乱していないが、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。

戦闘続行:B
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

内科手術:A++
人体の構造を遺伝子レベルで理解しているためあらゆる治療、また改造を工房内で行える。

【宝具】
『外宇宙からの色(ザ・カラー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:2~3
周りの肉などの養分を問答無用に吸収する。名前の通り一種のスペクトルの為とらえる事は出来ず、気付かれないことすら有りうる。しかし着実に肉体と精神に深刻なダメージを与える。

『――それは、世界を侵す恋。(シゾフレニア)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:∞
巨大な羽のような形をした宝具であり、周りの環境を喰らいつくし自分に合わせたものへ変化させることを可能とする。ウィルスの様に広がり一度放つと収拾はつかずマスターも含めて全てを殺害できる禁じられたもの。あらゆるものを喰らい作り上げられた世界は今は亡き彼を待ち続けている。


【解説】
「fate/zero」の著者でもある虚淵玄氏によって作られたアダルトゲーム「沙耶の唄」のヒロインである沙耶。その正体はこの世界ではないどこかから召還された触手状の肉の塊である。
原作では非常にか弱い存在、組み伏せられると一般人に負けるほど弱かったが(もっとも人間であったら死ぬ程度の傷でも再生可能であるが)「ニトロプラスブラスターズ」などでは非常に強化されている。なお冷気に非常に弱く、液体窒素などで攻撃を攻撃を行えばほぼ即死である。
性別に関してであるが、生物学的に言えば女であり、また本人も自分を女だと考えている。
彼女自身は非常に「いい子」なのだがその見た目と存在理由からどうあがいても属性は混沌である。

聖杯戦争においては直接戦闘するよりも相手に気付かれず不意打ち、が主であろう。だが根本的な問題としてマスターと会話するため(そもそも接触するためにも)にはマスターに精神汚染するしかない。だがそうすると今度はマスターが周りの人々と交流することが難しくなる(しかしその際作る工房は見た人間を発狂させることを容易とするぐらいの効力を持っている)。そのため制御が難しく本体も弱い。また宝具が扱い辛いことを考えると、地雷鯖と言ってよいだろう。


139 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/10(土) 20:15:53 qwfCEeUU0
【元ネタ】ロシア民話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ワシリーサ
【性別】女性
【身長・体重】152cm・43kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 人形や食べ物、織物に関するものが得意。

【固有スキル】
幻術:B
 人を惑わす魔術。精神への介入、現実世界への虚像投影などを指す。
 自分や他人の姿の偽装、偽りの声を聞かせるなど多くの術を使いこなす。

使い魔:A
 鳥をはじめ様々な動物を使い魔として使役できる。
 契約は必要無く、思念を送るだけで可能。

英雄の介添:C
 幾人もの王や若者を助け導いたことによるスキル。
 魔力を同調させ、対象が行うあらゆる成功判定にプラス補正を与える。

【宝具】
『もう一人のうるわしの少女(クゥーカラ・シストラー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:30 最大捕捉:10人
 キャスターが母から授けられた人間大の木人形。意思を持ち、キャスターを助ける。
 幼少の頃からともに居た魂をを分けた姉妹というべき存在で、ワシリーサのアルターエゴである。
 バーバ・ヤーガに師事してからは彼女の魔術礼装として昇華されており、
 キャスターと全く同じ姿と魔術スキルを使えるという特性を持つ。
 実は礼装としていくらでも複製を作ることができるが、キャスターはなるべくやりたがらない。
 またバーバ・ヤーガから授かった頭蓋骨の礼装を組み込んでいるため、目からビームが出る。

【Weapon】
特になし。

【解説】
ロシア民話『うるわしのワシリーサ』に登場するヒロイン。
母を亡くし、意地悪な継母と義姉妹たちにいびられる生活を送っていたが、
ある日義姉にバーバ・ヤーガから灯火を貰ってくるように言いつけらる。
母から貰った人形の助けでバーバ・ヤーガの出す条件をクリアしたワシリーサは目から光を放つ頭蓋骨を授けられる。
家に帰ると頭蓋骨の目から放たれる炎で継母と義姉妹たちは焼き殺されてしまった。
民話ではその後王に見初められ、旅から帰った父とともに幸せに暮らしたとされている。

(ここから独自設定)
だが、実はワシリーサはその後もバーバ・ヤーガに師事して魔術師になっており、
礼装でもある姉妹人形とともに、魔術を使って人助けに励んでいた。
意地悪な継母たちだったが、殺そうとまでは思っていなかった。
その後悔から、魔術を人の幸せのために役立てたいと思っているのである。
その経緯が『竜王と賢女ワシリーサ』『火の鳥とワシリーサ姫』『蛙の王女』などの民話で語られている。

※実際はこれらに登場する「ワシリーサ」は、ただ単に人気のある名前であるか、あるいはスターシステム的なもので、同一人物とされているわけではない。

宝具の人形は姿と能力こそワシリーサのコピーだが、性格は世話焼きのお姉さんで、ワシリーサの姉を自称する。
魔力のみで動くが、食いしん坊でよく食べ物をねだる。
自身もワシリーサを愛しているが、非生物、道具としてどこか超然とした面も持っており、
時にお人好しの妹に代わって非情な判断をすることや、自身が量産され使い捨てられることに抵抗がない。


140 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/11(日) 19:47:55 eQVNQmoM0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】クラウディオス・プトレマイオス
【性別】男性
【身長・体重】160cm・55kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 星辰観測等の用途に適した占星術師の為の"天文台"の形成が可能。

道具作成:B
 魔術的な道具を作成する技能。
 占星術に用いる道具を主に作成できる。

【固有スキル】
占星術:A+
 星辰の位置や動きから、未来を占うスキル。
 このランクならば的中率は非常に高い。

【宝具】
『四十八の輝き(トレミック・コンステレーションズ)』
ランク:E〜A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 生前キャスターが作成した星表に見られる48の星座が宝具になった物。
 それぞれの星座の持つ逸話が具現化した物を能力として行使できる。
 夜間には使用コストのダウン、行使する能力の威力、精度の上昇等の恩恵が得られる。
 但し、その星座の逸話を担う英雄が使うその逸話を元にしたスキル、宝具には劣る。
 
『今は失われし天動地心の世界(ワールド・オブ・ジオセントリズム)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 生前キャスターが体系化し多くの者が信じ続けた天動説、その通りに構成された世界を具現化する宝具。
 この宝具の内部では数多の疑似天体が存在し、キャスター自身を宝具内の疑似地球と一つにする事で、
 疑似天体はキャスターの従者となり、それぞれの天体がキャスターにステータスの強化などの祝福を与える。
 …隠し技として従者にした疑似天体を相手に高速でぶつけるという物がある。
 疑似天体は神秘の凝縮された物体であり、それが衝突すれば大ダメージは避ける事はできないだろう。

【解説】
 エジプトのアレクサンドリアで活躍した古代ローマの学者。
 数学、天文学、占星学、音楽学、光学、地理学、地図製作学など、その業績は多岐にわたる。
 その出自は不明だが、名前を見るに、プトレマイオスはギリシャ人名であり、
 クラウディオスはローマ人の一般的な氏族名である為、ローマ市民権を得たギリシャ人だと考えられる。
 主な業績は彼の代表的著書『アルマゲスト』での天動説を唱えた事である。
 『アルマゲスト』の内容は、アリストテレスやヒッパルコスなどの先人の業績と、プトレマイオスの理論を展開し纏めた、
 古代ギリシアの天文学の集大成である。
 『アルマゲスト』で唱えられた天動説は約1400年もの間、西洋の宇宙観を支配し続けた。


141 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/11(日) 22:32:23 gc7234hM0
初投稿

【元ネタ】スコットランド民間伝承
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ソニー・ビーン
【性別】男性
【身長・体重】166cm・53kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】
筋力:C 耐久:D 敏捷:A 魔力:D 幸運:E 宝具:C

【クラス別スキル】
気配遮断:B+
対象に気配を察知されない能力。対象が単独であればランクが上昇する。
発見は非常に困難となるが、攻撃時はランクが低下する。

【固有スキル】
食人:A
人間に対し攻撃時の筋力が向上する。
また、魂喰いによる魔力補給効率が上昇し、他の手段による補給効率は低下する。

コンビネーション:C+
特定の人間と共闘する際に、どれだけ戦闘力が向上するかを示すスキル。
アサシンと"その家族たち"の見せる連携は最早野生の獣のごとき極致に至っており、しかし人間故の残忍さと狡猾さをも以って殺戮を行う。

怪力:D(〜B)
本来は魔性、魔獣に属する者の持つスキルだが、同族たる人間を害する捕食者、殺戮者としての在り方から、アサシンは人の英霊でありながらこのスキルを持つ。
宝具「狼党狗肉」の使用条件によりランクが上昇する。

恐慌の声:-(D〜B)
聞く者の精神を弱らせる声を響かせ、対象に精神攻撃を行う。
宝具「狼党狗肉」の発動により獲得し、宝具の使用条件によりランクが上昇する。

【宝具】
『猟人一賊(ザ・クラン・オブ・ビーンズ)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大補足:1人
経口摂取により行った魂喰いから得た魔力により、自身を除く47人からなる"家族"を召喚する。
召喚される一族はいづれもアサシンと同一スキルを最大で彼と等しいランクで保有しており、最大で47人全員までの召喚が可能。この宝具によって召喚された人物は、消滅後再度召喚することは出来ず、アサシンが霊核を破壊されれば自動的に消滅する。
アサシンと異なり、この宝具によって召喚された"家族"たちは魔力供給を完全に魂喰いに依るため、マスターの魔力消費は抑えられるが、常に一定量以上の"食料"を供給し続ける必要がある。この結果、捕食による増員とそれによる必要魔力量の増加、狩猟効率の向上により犠牲者の数は加速度的に増大していくことになる。

『狼統狗肉(ブラッディ・ストレンジア)』
ランク:D 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大補足:1人
近親相姦により一族を殖やしていったという逸話により、その血の中にある獣性を濃縮し、アサシンの肉体に顕在化する宝具。
宝具『猟人一賊』により呼び出した自身の一族の霊核を吸収することで、その血を自らに還元し肉体を異形化、吸収した霊核の量に比例してより獣に近い姿へと変貌する。
半獣人化によって幸運、宝具以外のパラメーターと怪力のランクが上昇、スキル「強慌の声」を獲得する。
白兵戦力への特化と数的アドバンテージをトレードする、実質的なアサシンの奥の手。

【Weapon】
ナイフ、猟銃、ロープ、等
人間を捕獲・殺傷する為にアサシンの用いる道具。これらばかりでなく発達した自らの爪牙もまた、アサシンにとっての武器である。
捕食者にてただ獣ならず、ヒトの悪辣さを以ってアサシンは犠牲者を狩猟する。


142 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/11(日) 22:33:48 gc7234hM0
【解説】
ソニー・ビーン。スコットランド南西部、バナーン・ヘッド海岸付近の洞窟に住まった、伝説的な殺人鬼。
往来の人間を襲い、金品と犠牲者自身によって糧を得、やがて洞窟の中で近親相姦を繰り返し一大家族を形成したという。
15,6世紀の人物とされるが、当時の記録には残っておらず実在については不明瞭である。

生きるために奪い、殺し、食らう。
人間でありながらその一切の社会性を棄て、獣性に身を委ねるがままに、しかし獣以上に悍ましいモノに成り果てた男。何かを成すのではなく、只生存のために殺戮を行う者。
その在り方は現代におけるとある起源覚醒者に近いと言える。

サーヴァントとして現界した彼は、前述の通り社会性を持たず、言語は通じるものの倫理観が断絶しているため会話が成立しない。
特筆すべき点は、やはりスキル:食人による独特の燃費性能である。これにより魔力供給におけるマスターへの依存度が低く、魔術の素養が低いマスターにとってはメリットとなる。リソースさえあればマスターを失ってもなお活動の継続が可能。その場合、現界する限り無辜の人間を喰らい続けるため聖杯戦争において優先的な討伐対象となる。
戦闘においては宝具によるチームプレイがメイン。個々の能力は本体であるアサシン自身を上回らないが、スキル:コンビネーションによりその脆弱性を補強している。

聖杯にかける願いは特に無いが、強いて挙げれば「常に食欲を充たし続けられる生活」。群れの長ゆえか家の長ゆえか、上記の願いは家族と共の享受を望む。しかしマスターがいない限り優先するのは最終的な優勝よりも基本的に目先の欲求であり、そのためならば必要な魔力量が増加によりで飢えを味わわせると知りながらも、家族を増員していく。
飽くまでも彼の行動理念は刹那的なものに過ぎない。

同じ殺人鬼サーヴァントの黒のアサシンのように基礎性能の劣りを一芸で補うといったサーヴァント。
スキル:食人は魔力不足の素人マスターとの相性は良いが同時にマスター不在時の暴走のリスクが増すし、その能力は一般人にとって受け容れられるような物ではない。魔術師のマスターならばそもそもこのようなサーヴァントを呼んだりしない。
扱い辛く、決して強力な部類ではないがある意味厄介、といったデザインになりました。


143 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/12(月) 10:49:08 wr2WFYI20
【元ネタ】Undertale
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】Chara
【性別】?
【身長・体重】
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷C+   魔力E 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化:EX
  人類に対する憎しみを持っており、可能であれば世界すら破壊しようとする。
理性は残っているが、マスターの指示に従わず勝手に行動する事がある。

【固有スキル】
単独行動:A+
マスター不在でも現界できるスキル。
宝具を使う時のみ「プレイヤー」という概念を満たすものとしてマスターが必要となる。

システム:EX
  戦闘に入った際、自分と敵のステータスを数値化し、お互いに1回ずつしか行動できないようにする。
  また、敵の攻撃を弾幕として認識する事で攻撃の回避を容易にしている。
  遠距離攻撃を受けた時や敵を認識していない時にも発動するが、その場合こちらから攻撃する事はできない。
  敵を倒すとEXPが手に入り、一定の数値まで貯まるとLvが上がってステータスが上昇する。

【宝具】
『Save』
ランク:EX  種別:対界宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:∞
  取引によって手に入れたFriskの魂に宿る決意によるもの。
自分のいる時間軸と発動した時間を記録する。戦闘中には発動出来ない。

『Load』
ランク:EX  種別:対界宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:∞
 『Save』によって記録された時間軸に自分の意識を飛ばし、記録された時まで時間を戻す。
自身が倒された場合、自動で発動する。

【Weapon】
『本物のナイフ(Real Knife)』
  ただのナイフ。塵で汚れている。

【解説】
  Undertaleのキャラクター。
  最初に地下世界に落ちてきた人間であり、プレイヤーが初めに名付けるキャラでもある。Charaはあくまで通称。
  理由は不明だが、人類を嫌っている。
  主人公が落ちてきた時点で死亡しているが、「ジェノサイドルート」を進んでいると
徐々に主人公の行動やナレーションに影響を与え、最後には完全に復活・転生を果たしてゲーム世界を破壊してしまう。
  その後ゲームを再起動すると「魂と引き換えに世界を再構築する」取引を持ちかけられ、
これを受けることで再びゲームをプレイすることが出来るようになる。


144 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/12(月) 17:42:00 ncpE7ngw0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】海の民
【性別】不定
【身長・体重】不定
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:D
 筋力と耐久のパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力が不自由になり、複雑な思考が難しくなる。

【固有スキル】
不定の破壊者:A
 紀元前1200年頃に東地中海で活動した民族であることまではわかっているが、その実態が不明である事から取得したスキル。
 自身の姿を任意の姿に変身させる事ができる。

無辜の怪物:A
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 能力・姿が変貌してしまう。
 実態こそ不明だが、ヒッタイトを滅ぼし、ミケーネ文明を衰退させたと言われる事から破壊者のイメージが付きまとう。
 あらゆる破壊活動にプラス補正がかかる。

文明の破壊者:A
 無辜の怪物からの派生スキル。文明より生まれたAランク以下の宝具による防御能力を無効化できる。
 また文明に由来する攻撃宝具による攻撃も、Cランク分の防御数値を差し引いたダメージとして計上する。

【宝具】
『文明の災厄(ハザード・オブ・シヴィライゼーション)』
ランク:A+ 種別:対国宝具 レンジ:1〜90 最大捕捉:500人
 文明に対する致命的な攻撃。バーサーカーと同じ攻撃性能を持つ軍勢を出現させ、その軍勢による一斉攻撃を行う。
 人の英霊、文明に由来する存在に対しては追加ダメージを与える。
 
【解説】
 紀元前1200年頃、東地中海で活動した民族であり、ヒッタイト、ミケーネ文明を衰退させたと言われ、
 エジプト新王国にも侵入したという。
 だがその実態は不明であり、「海の民」という呼称も近代になってできた物であり、
 単一の民族ではなく、複数の異民族によって構成された混成集団であったと考えられているが、
 エジプトの記録でも時代毎に侵入してきた民族の名前が違い、民族名もどこの民族かも明確にできない。
 だがその多くの国家を崩壊に導いたと言われる伝承が、彼らに「正体不明の破壊者」というイメージを被せた。

 この英霊「海の民」は「海の民に付随するイメージ」が正体であり、文明に対する破壊者として具現している。


145 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/13(火) 00:08:26 wO9sIJRI0
【元ネタ】ディオドルス・シクルスの言及、「サルダナパールの死」
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】サルダナパロス
【性別】女性
【身長・体重】160cm・51kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:-
 基本属性が狂気の為に反転が起こり封印されている。

【固有スキル】
無辜の怪物:A
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 能力・姿が変貌してしまう。
 サルダナパロスは贅を尽くし放蕩の限りを尽くした暴君であり、女装、化粧をし、男女問わず関係を持ったという。
 人格は狂気の反転により真っ当な物になっているが、肉体は淫蕩な女性の姿に変質している。魅了スキルとしても働く場合もある。

偽りの知恵:A
 アッシュールバニパルと同一視される事から得たスキル。
 『暴君の財宝(フォーチュン・オブ・サルダナパール)』に含まれる図書館内の書物のすべてを把握する程の判断能力を持つ。

【宝具】
『暴君の財宝(フォーチュン・オブ・サルダナパール)』
ランク:E〜A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 サルダナパロスの持つ財。この財にはバビロニア王シャマシュ・シュム・ウキンと、
 その弟アッシリア王アッシュールバニパルの物が混じっており、
 アッシュールバニパルが建築したニネヴェの図書館も含まれる。
 図書館は書物の自動収集能力を持ち、また収集されている書物に記された伝説の現象の再現が可能だが、
 Bランク相当の現象までが再現可能な現象の限界である。

『暴君の死(デス・オブ・サルダナパール)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 サルダナパロスはその最後に自らの財産、愛妾を破壊、殺害し、自ら火を付けたという。
 そのエピソードが宝具となった物であり、その能力は自身の所有物を薪とした炎の発生能力。
 高効率の壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)であり、所有物が尽きぬ限り高火力の攻撃を続ける事ができる。
 
【解説】
 伝説におけるアッシリア最後の王。
 アッシュールバニパルとシャマシュ・シュム・ウキンのふたりの王が混同され、伝説化されていると言われ、
 彼以前のどの王を上回るほど、怠惰と贅を尽くした生活をした暴君と言われる。
 その最後は、愛妾、従者、財ごと自ら宮殿に火を放ち死んだという。
 
 狂化による反転が起こった事で、放蕩を尽くし、自らの愛妾たちを殺すような狂気を持つ暴君から真っ当な為政者になっている。


146 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/13(火) 23:10:13 wO9sIJRI0
【元ネタ】ヴェーターラ・パンチャヴィンシャティカ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】トリヴィクラマセーナ
【性別】男性
【身長・体重】192cm・75kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではトリヴィクラマセーナに傷をつけられない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
賢王の知恵:A
 物事の本質を見極めるスキル。正しき答え、最適解を導き出す事ができる。
 ヴェータラの24の問いかけ全てに正しい答えを返したトリヴィクラマセーナが持つ、物事の本質を掴む力を表す。

神性:C
 全地を平らげた後、シヴァ神との合一を果たした事で得たスキル。

屍鬼二十五話:EX
 彼が登場する物語。この物語を聞いたり語ったものは即座に罪障から逃れられ、語られる場所では鬼神たちは力を失うという。
 彼の真名を明かす事で彼の物語「屍鬼二十五話」が語られる扱いとなり、敵対する霊的存在の全ステータスをワンランクダウンさせる。
 魔性の属性を持つ存在は更にランクダウンさせる。

【宝具】
『全地平らげる無敵の剣(アパラージタ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具/対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
 シヴァ神がトリヴィクラマセーナに与えた宝剣。
 真名開放を行う事で魔力を破壊力を持つ光に変換し、それを放出する。
 その放出の形は巨大な光の帯の攻撃の形と担い手の周囲を覆う球体の防御の形の二種類がある。

【解説】
 インドの説話集「ヴェーターラ・パンチャヴィンシャティカ(屍鬼二十五話)」に登場する名高い王。
 屍鬼二十五話は死体に取りついたヴェーターラによる、トリヴィクラマセーナ王が聞く24の不思議な物語と結末の1話から成り、
 各話の最後にヴェーターラが問答を仕掛け、王がそれに見事に答えるという形式を持つ。
 問答が24回も繰り返されたころ、ヴェータラは王の智慧と忍耐に感心し、
 修行僧が王を殺そうとしていることを教え、王はヴェータラの言葉に従って修行僧を返り討ちにした。
 修行僧が死んだことで全地上の帝王の位を王が受け取ることになり、ヴェータラは願いを一つ叶えることを申し立てる。
 それに対して王は「ヴェータラと自分の24話に及ぶやり取りと結末の1話が有名になること」を願い、
 ヴェータラは「一連の物語はヴェーターラ・パンチャヴィンシャティカーと言う名で有名になり尊ばれる」と告げて去っていった。
 そこにシヴァが神々と共に現れて王を祝福し、ヴィディヤーダラ族の転輪聖王の地位、そしてアパラージタ(無敵)という剣を与えた。
 その後、王は剣の力で全地を平らげて転輪聖王の位につき、ついにはシヴァ神と合一した。


147 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/14(水) 22:20:35 6N6YzXJs0
【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】伍子胥
【性別】男性
【身長・体重】200cm・95kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久A+ 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
復讐者:A
 復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
 周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。

忘却補正:B
 忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。
 例え復讐相手がこの世から去ろうともその憎悪は消えない。

自己回復(魔力):C
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 死後怨霊神として信仰されている。

不屈の精神:A
 懸賞金をかけられ追手に追われながらも、復讐を諦めなかった不屈の精神と行動力がスキルになったもの。
 いかなる肉体の痛みにも、いかなる精神の痛みににも耐える耐久力が効果となる。

憤怒の波濤:A
 魔力放出の亜種スキル。荒れ狂う水流を魔力として使用武器に宿す。
 自身の持つ怒りが強ければ強いほど水流はより激しく荒れ狂う。

滅び見る目:A
 呉国の滅びを予期し、見る事を望んだアヴェンジャーの願いがスキルになったもの。
 対象の滅びに至る過程を予測し、見る目。

【宝具】
『死屍に鞭打つ(ししにむちうつ)』
ランク:A 種別:対人宝具(対屍宝具) レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 霊的存在、死体への攻撃時追加ダメージを与える鞭による攻撃。
 ターゲットが回避しようとも追尾する怨念執念の権化。
 一度命中すると攻撃を合計300回になるまで繰り返す。
 …途中でターゲットが消滅しても攻撃が300回になるまで続く。

【解説】
 春秋時代の政治家、軍人。子胥は字であり、諱は員。
 かつては楚にいたが、楚国の王位継承争いに巻き込まれ兄と父を失い、楚を脱出し、楚を滅ぼすために闘う事を誓う。
 そして 呉国に仕えることとなり、呉の王、闔閭の元で楚を攻め、楚の王、平王の墓を暴き屍に三百回の鞭を打って恨みを晴らした。
 しかし闔閭の死後、その息子の夫差と不仲になり、自害を命じられる事となってしまう。
 死後その遺体は川に流され、人々は不憫に思い、祠を作ったという。


148 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/14(水) 22:27:15 bAE1VeII0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】 -
【真名】レジナルド・ジョセフ・ミッチェル
【性別】男
【身長・体重】173cm・53kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E- 敏捷C++ 魔力B- 幸運B- 宝具B+
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 彼の陣地はいわばガレージ、魔術的な防御は低めだが乗り物などの秘匿には上方補正がかかる。
道具作成(偽):A+
 魔術師のクラスではあるが彼は設計士、魔術礼装ではなく機械を作成することに特化している。後述の固有スキルにより飛行機に限り更に補正が入る。
騎乗:C
 設計した飛行機を自ら操縦し確認するために操縦士資格を得たことに起因。
【固有スキル】
病弱:A
 彼の全盛期、つまりは最高傑作を生みだした時期には既に末期の癌に置かされていたことに起因。素の筋力に加えこのデメリットスキルにより、直接の殴り合いなら一般人にも負けかねない。
大量生産:B-
 彼の最後の作品は開発競争の激化する第二次世界大戦を目前に生まれながら、10年もの間改良され生産され続けてきた。だが翼の曲線的な形状が生産性の悪化を招いている。
航空力学:A
 その優秀な設計により、かの機体は大戦を戦い抜いた後もプロペラの時代の終焉まで使われ続けた。このスキルは飛行機に限り道具作成(偽)に+の補正をかける。

【宝具】
『高みへと至る救国の翼(スピットファイア)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:20〜99 最大補足:500人
 彼の人生最後にして最高傑作、スピットファイアの編隊を召喚する宝具。Mk.Iから始まりMk.24までに量産された型各1機で構成されている。
 使用すると同時にキャスターは消滅し、使用までにキャスターが遺した魔力がそのまま召喚された機体の燃料に転用され、編隊は攻撃を開始する。
 召喚された機体にはそれぞれクラスの存在しないサーヴァントが搭乗しており、機体を降りても搭乗機が破壊されるか残留魔力が底を尽きるまで現界が可能。
 知名度補正の影響に敏感で、知名度の高いイギリスだとマイナーチェンジ型が増えていたり、逆に低いと量産型でも生産数の少ない型が欠けたりする。

【Weapon】
『タイプ300』『タイプ224』
 スピットファイアの原型機と、その前身。これらについては消滅のリスクを冒さず召喚できる。
 搭乗員はいないので自身やマスターが乗り込み、操縦する。マスターの搭乗機にはある程度感覚で動かせるようチューンが施されている。
 タイプ224に武装は存在しないがタイプ300には機銃が8挺搭載されており、機銃のみ召喚し8挺を自在に操って攻撃することも可能。

【解説】
 R.J.ミッチェル、イギリスは彼の設計した戦闘機により攻め込んでくるドイツ軍を撃退することができた。
 設計に心血を注ぎながらも家族との時間を大切にする男だったが、癌の発覚により自らの命の終わりを悟ってから残された時間は殆どスピットファイアの設計に費やしたという。

 サーヴァントとしては正直弱小と言わざるを得ないが、幸い敏捷性は大半のサーヴァントに勝っており、空というフィールドを自由に活用できる他には無いアドバンテージも持っている。
 攻撃手段は機銃のみなので警戒を怠っているマスターを狙い高空から一気に襲撃しては工房に逃げ帰るということを繰り返せないと勝つのは極めて難しい。
 宝具を使用するにしても、最低1騎はサーヴァントを残しておかないと聖杯に触れることはできない。
 敵に対空攻撃ができて連射の利く宝具(例:王の財宝)なんかを持っているヤツがいたら、例え宝具を使ってもその聖杯戦争での結果はお察しである。


149 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/20(火) 04:49:00 DxN.pSdE0
【元ネタ】史実、歴史
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】正岡子規
【性別】男
【身長・体重】169cm・62kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具B(D)
【クラス別スキル】
陣地作成:E
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”結界”の形成が可能。とはいえ、このキャスターにとっての陣地作成は畳一畳あるかどうかといった範囲である上、後述する特異なスキルが代わりを果たしてしまっているため殆ど意味が無い。

道具作成:なし

【固有スキル】
俳句詠唱:EX
キャスターがキャスター足り得る固有スキル。どのような大魔術であろうと、詠唱を三小節に短縮できる。また、短縮した詠唱は他者にも詠唱可能だが条件として別の固有スキル:句会の影響下にある事などが挙げられる。
このスキルの特徴は、三小節に詠唱省略しても魔術の効果そのものは保存されたままということである。これは本来何日もかけて詠唱する必要のある大魔術を、たった三小節に纏めた上で完全詠唱同様の効果を維持する事が可能である事を意味する。

句会:EX
本来ならキャスターとしてのスキル:陣地作成となるはずだったスキル。しかし本人の逸話から「自分以外の他人が複数人そばにいないと展開できない固有結界」のような性質で、また固有結界に似ている割に戦闘能力はない。
しかし例えるならスキル:エンチャントのような効果で範囲内にいる対象は(人間、サーヴァント問わず)Dランクの高速思考を付与される。
また、スキル:俳句詠唱を行使する上での最も重大な条件であるため、その特異性からEXランクに分類されている。

ホトトギス:B
青年期から喀血の多かったキャスターの晩年は、脊椎カリエスにより迫り来る死への恐怖、苦悩、そして悟りに満ちたものだった。
この逸話により、キャスターにとってのスキル:病弱はランダムにステータスのどれかがランクダウンする代わりに句会のスキル効果の内で高速思考の付与がDランク相当→C〜Bランク相当に上昇する。

【宝具】
『歌よみに与ふる書(うたよみにあたうるしょ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:???? 最大補足:1人
キャスターの持つ功績のひとつ。敵の持つ魔術そのものを否定する宝具。逸話通り実際に答弁しつつ否定する訳ではなく、この宝具が発動した時点で対象の詠唱による魔術が行使する魔術師にとって疑うべき概念となり、魔術が使用出来なくなる。
この効果はキャスターが現界する限り持続する。マスター相手には有利である一方で魔術を詠唱しないサーヴァントや肉体型マスターには効果が薄い。

『糸瓜三句(へちまさんく)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1〜5人
キャスター辞世の句が宝具となったモノ。死と共にある宝具であるため、死の直前にキャスターの意志に関係なく自動発動する。
この宝具が発動した対象はキャスターに対して尊敬の念を抱く。そしてキャスターに関わった相手に危害を加えにくくなる。Dランク以上の狂化または似たような効果を持つスキルで無効化出来る。持ってない場合は無意識にキャスターの関係者に敵意を抱かなくなる。

【Weapon】
〇バット・グローブ・ボール
キャスターの持つ逸話より元から所持した状態で現界できるが、近代文学に関する功績が大きく、また俳句・短歌関連のスキルや宝具に集中し過ぎたせいで元から格の低い霊基では限界がある為、野球に関する逸話は単なるバットとしてだけ顕れている。

【解説】
近代文学の礎を築いた人物。有名な功績としては、近代における俳句や短歌を定義する、無数の俳句創作、多くの著名な俳人の育成(その過程で何人か小説家や芸術家として有名になった)等が挙げられる。
他にも自分で小説、漢文、水彩画を嗜むなど「目に見える光景やその場にいる感覚を如何に文学としてまとめるか」という考えを念頭に創作に励んだ。結果として俳人として有名になり近代文学の始まりに関わった人物と何人か知り合いになるが、本人としては小説家として有名になりたかったそうだ。
また日本に全く広まっていなかった野球を人口に膾炙させた功績もあるが、サーヴァントとして現界するにあたりカットされた。霊基の質を擬似サーヴァントとなって補う等の解決策があれば、或いは野球要素もスキルや宝具として顕れるかも知れない。

因みに本人に戦闘能力は全くないが、マスターが魔術師として優秀であればある程、敵マスター狙いで戦闘すれば優位に立てる可能性もある。何にせよ使い勝手の悪いサーヴァントである。聖杯戦争に巻き込まれたけど聖杯なんて欲しくない魔術師には宝具『糸瓜三句』が便利かもしれない。キャスター対その他全員のサーヴァントという構図を作る必要がありそうだが。


150 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/20(火) 22:10:33 qDOpbyzI0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アクエンアテン
【性別】男性
【身長・体重】160cm・50kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:EX
 意思疎通は成立するが、アテン神への信仰に傾倒しすぎている。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適正を有する。
 彼はアテン神と己のみを神として祀らせた。

高速神言:B
 魔術の詠唱を高速化させる能力。
 神代の言語により、大魔術であろうと一工程で発動させる。

皇帝特権:A
 本来所有していないスキルを短期間獲得することができる。
 Aランク以上であるため、肉体面の負荷(神性など)をも獲得する。

太陽神の加護:A
 太陽そのものであり、彼の始めた宗教では唯一神であるアテン神の加護を受けている。

【宝具】
『寵愛受けし唯一の者(アクエンアテン)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:10人
 アクエンアテンと彼が認めた者を包むアテン神の光と加護。
 包んだ者の筋力、耐久、敏捷を2ランク引き上げ、その者達にに近づこうとする物を自動的に焼却迎撃する効果を持つ。
 アクエンアテンの始めた宗教では、アテン神とアクエンアテンのみを祀り、アテン神はアクエンアテンの為だけの神であった。
 アテンの放つ光により生命力を活発化させる効果を持つ。

『唯一の輝きの為の地平線(アケトアテン)』
ランク:A 種別:対神秘宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:800人
 アクエンアテンが新たな首都として建設した『アケトアテン』の名を冠する宝具。
 発動後アクエンアテンの周囲に彼の敵対者の神秘を吸収する領域を形成する。
 吸収された神秘はアクエンアテンに還元され、彼を強化していく。
 吸収速度はアクエンアテンに近づけば近づく程早くなる。

【解説】
 古代エジプト第18王朝のファラオ。
 元の名はアメンホテプ4世であり、後にイクナートンと改名した。
 遷都した首都名にもイクナートンと名付けたが、現在は区別しやすいよう人名をアクエンアテン、
 首都名をアケトアテンと呼称している。
 彼は多神教であった従来のエジプトの宗教を廃し、アテン神とアクエンアテン自身を神として祀らせた。
 その為従来の多くの神々の崇拝を禁じて、神々の像を破壊した。
 だがこれらの改革は急速過ぎた為多くの反感を生み、彼の死後アテン信仰は廃れる事になる。


151 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/20(火) 23:38:37 rPVbZKv60
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】フニペロ・セラ
【性別】男性
【身長・体重】173cm・80kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷E 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:E-
 凶暴化する事で能力をアップさせるスキルだが、
 フニペロ・セラは理性を残しているのでその恩恵をほとんど受けていない。
 しかし、筋力と耐久が“痛みを知らない”状態となっている。

【固有スキル】
コンキスタドール:A
 スペイン語で「征服者」を意味する。
 大航海時代、航海の果てに未開地を征服した者のスキル。未開の地への侵攻、支配、略奪、奴隷化などの手際を示す。

拷問技術:A
 卓越した拷問技術。
 拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。

狂信:A
 特定の何かを周囲の理解を超える程に信仰することで、通常ではありえぬ精神力を身につける。
 トラウマなどもすぐに克服し、精神操作系の魔術などに強い耐性を得る。

カリスマ:D
 支配階級としての威圧を示す。
 非白人種、非キリスト教徒に対しては伝承補佐により1ランクアップ。

聖人:C
 聖人として認定された者であることを表す。
 聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に
"秘蹟の効果上昇"、"HP自動回復"、"カリスマを1ランクアップ"、"聖骸布の作成が可能"から、ひとつ選択される。

【宝具】
『服従か、死か(ミッション・インディアン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1人
 非白人を従属させる革の鞭。
 攻撃対象が白人ではない時、鞭打った相手に隷属の刻印を刻み込む。
 隷属の刻印を刻み込まれた者は、キリスト教に由来しない神秘を扱えなくなり、
 さらにフニペロ・セラの命令に逆らった時、最大HPが大きく減少するようになる。

【解説】
 スペインのフランシスコ会修道士であり、アルタ・カリフォルニアで一連の伝道所を造ったコンキスタドール。
 インディアンに対する残酷な行いで知られるが、2015年に聖人に加えられている。

 学業優秀かつ熱烈なカトリック信仰の持ち主だったという。
 やがて北米、中米を旅する伝道師となり、多くの伝道所を設立した。
 一方で、セラは武装したスペイン軍隊と共にインディアンたちの平和な村々を襲い、
 酋長や呪い師を「異端者」として真っ先に捕え、拷問を加えて脅迫し、火炙りにしてこれを殺した。
 そしてインディアン達を老若問わず奴隷に仕立て上げ、強制的にカトリックへと改宗させ、逆らう者は皆殺しにした。

 カルフォルニアの宗教的支配者として君臨して僅か三年で、カルフォルニアのインディアンは3分の1から4分の1を死に至らしめた。
 これは彼の支配が如何に暴力的なものであったかを示す最も分かりやすい例と言えるだろう。
 さらに洗礼するインディアンの数を維持するために、死者を上回る数だけのインディアンたちを伝道エリアに追い込み、
 伝道所はさながらインディアンの人口レベルを保つための「死のるつぼ」と化したという。
 伝道所の軍司令官ですら奴隷となったインディアンの待遇の劣悪さを認めていたが、セラは決して待遇を改めなかった。
 また、彼のインディアン奴隷化の手法は後のアメリカに受け継がれ、長きに渡りインディアンに苦渋を強いる事となる。

 その残忍さから後世では「最後のコンキスタドール」と評される外道ではあるが、
 カトリックにおいては“カトリックの布教に尽力した素晴らしい人物”として礼賛されている。
 ローマ教会は1980年代にセラの残虐行為の詳細を記した本が発表されてもセラを列福し、2015年には聖人に認定された。
 また、アメリカ合衆国議会議事堂の国立彫像ホール・コレクションにセラの銅像が寄贈されている。
 アメリカにおいて、カトリックにおいて、彼の残虐行為は今なお賞賛されるべきもの、ということなのかもしれない。


152 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/21(水) 22:15:13 eLmlyrKA0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】フランソワ一世
【性別】男性
【身長・体重】200cm・105kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失ってから二日間現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 十六世紀前半、ヴェネツィア大使が本国に宛てた報告に曰く
「フランス王(フランソワ1世)ほど自国民に忠実に服従されている君主は世界のどこにもいない」

勇猛:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 後世フランス史上で最も勇敢な君主と評される。
 また、ヘンリー八世をレスリングで破った手腕も加味されている。

芸術審美:C
 芸術作品、美術品への執着心。芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、
 高い確率で真名を看破することができる。

【宝具】
『我は育み、我は滅ぼす(ヌトリスコ・エト・エクスティングオ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:300人
 フランソワ1世の紋章である火の精霊『サラマンダー』と
 そのモットー『Nutrico et extinguo(我は育み、我は滅ぼす)』が砲身に彫り込まれていたという大砲。
『金襴の陣』でサラマンダー(ドラゴンとも)が姿を現した逸話から、
 魔力を込める事で炎を凝集させた人工霊(サラマンダー)を形成、発射する宝具として昇華された。
 人工霊は使い魔として使役できる一方、焼夷弾、照明弾、発煙弾など多種多様な砲弾としても使用可能。

【weapon】
『フランソワ1世の剣』
 フランス美術館に現存する、フランソワ1世の愛剣。

【解説】
 騎士王(le Roi-Chevalier)等の異名を取ったヴァロワ朝第9代のフランス王。
 フランス・ルネサンス期を代表する王とされ、ダ・ヴィンチなどルネサンスを代表する芸術家を支えたパトロンとしても著名。
 ノストラダムスの予言とも関連があり、恐怖の大王が蘇らせるアンゴルモアの大王とは彼であると読み解く説が一般的。

 勇猛果敢な王として知られ、多くの戦いで先陣を切る巨漢の戦士だった。
 マリニャーノの戦いではその勇気が功を奏し、無敵を謳われたスイス傭兵を打ち破る事に成功している。
 加えて陽気な性格の持ち主であり、臣民に絶大な人気を誇ったという。
 一方で母や妻の要望を受けての身びいき人事の為に戦に敗れることもしばしばあり、ブルボン家の離反も招いている。

 数ある欠点を差し引いても英主と言える人物ではあったが、ライバルであるスペイン王カルロス1世(カール5世)は彼を上回る英傑であった。
 ローマ皇帝選挙でカルロス1世が選ばれカール5世となったたのを皮切りに、フランソワ1世は度々彼の後塵を拝するようになる。
 時には反復常ならぬイングランド王ヘンリー8世やローマ教皇と手を結び、
 時にはドイツのプロテスタントを支援し、時には異教徒であるオスマン帝国のスレイマン1世と密約を交わし、と
 あらゆる手管を用いてカール5世に対抗するも、劣勢を覆す事はできなかった。
 一方で、激闘の末にカール5世も消耗させており、その野心を挫いてフランス王国の危機を脱することには成功している。

 一方で、フランソワ1世は内政でも大きな功績を残している。
 特に絶対王政と呼ばれる統治形態の道筋を切り開いたのは彼の手腕に依るところが大きい。
 国家教会主義(ガリカニスム)の確立、弱体化した貴族の従属化、税収増を狙った行政改革により
 フランスは急速に中央集権化への道を進んでいくこととなる。

 また、行政改革による税収増は戦費の捻出のみならず芸術振興の助けともなった。
 レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ数多くの芸術家が存分に腕を振るい、フランスにルネサンスをもたらしたのも
 フランソワ1世の統治の恩恵と言えるだろう。


153 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/23(金) 15:12:00 gGWHjCNk0
【元ネタ】ソードアート・オンライン
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】キリト(桐ヶ谷和人)
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具A-
【クラス別スキル】
騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

【固有スキル】
鍍金の英雄:EX
無力の殻スキルの派生形。
彼の場合、現実の肉体である「桐ヶ谷和人」と仮想世界のアバター「キリト」、二つの姿を持っている。
「桐ヶ谷和人」の状態の際は固有スキルと宝具の使用に制限が掛かり、能力値も落ち込む代わりにサーヴァントとして感知されなくなる。
「キリト」と「桐ヶ谷和人」の切り替えは任意で行うことが可能。

矢除けの加護:C++
飛び道具に対する防御スキル。
物理・魔術問わず視認可能なものなら視界外からの攻撃でも迎撃可能。
ただし広範囲の全体攻撃は該当しない。

投擲(短刀):D+
短刀を弾丸として放つ能力。
牽制用であり、命中率はあまりよくない。

二刀流:EX
とある仮想世界において彼のみが適正をもつ特殊スキル。
セイバー自身はあまり使いたくないらしい。

【宝具】
『仮想勝利剣(エクスキャリバー)』
ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
とある仮想世界に一つだけしか存在しない《伝説武器》と呼ばれる剣。
真名解放時にはかの「星の聖剣」に近い姿へと変化し光の奔流を解き放つ。
本来ならばそのような能力などないはずなのだが・・・?

【Weapon】
『エリュシデータ』
『ダークリパルサー』
愛用の直剣。ダークリパルサーは通常二刀流スキル使用時のみ。
『カゲミツG4』
「光剣」と呼ばれるカテゴリの武器。要はビームサーベル。
元々はバッテリー式だったがサーヴァント化の際魔力を直接放出するようになった。
『短剣』
投擲に使用するもの。
【解説】
虚構の世界の鍍金の英雄。
特異点内の聖杯大戦において空想科学側のセイバーとして召喚される。
架空の世界の、そのまた仮想空間での英雄でありそのままでは幻霊止まり。
辛うじて所有記録のある『聖剣エクスキャリバー』を仮想聖剣と融合させることで英霊となっている。

………という妄想。


154 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/24(土) 07:57:17 3gBArvQs0
てst


155 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/24(土) 07:59:04 3gBArvQs0
【元ネタ】史実、
【CLASS】ランサー
【マスター】フィーンド・ヴォル・センベルン→シロウ・コトミネ
【真名】聖ニノ
【性別】女性
【身長・体重】162cm・53kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久A 敏捷C 魔力A 幸運A+ 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 Aランク以下の魔術を無効化する。
 現代の魔術師では、魔術で彼女に傷をつけることはできない。

【固有スキル】
奇蹟:D+
 時に不可能を可能とする奇蹟。
 星の開拓者スキルに似た部分があるものの、本質的に異なるものである。適用される物事についても異なっている。

道具作成:EX
 自身の聖別能力により、自身の治癒の奇蹟を宿した葡萄十字を作成可能。
 作成には葡萄の木と彼女の毛髪が必要となるため、作れる数も限られている。

めぐり逢いの聖女:C
 傷つく異教徒に寄り添い、それによって多くの異教徒を改宗させたニノは「良縁」に行き当たる運命力が高い。
 奇蹟がもたらす治癒にボーナスが発生するほか、
 隠された能力として、相性のよいマスターに行き当たる可能性が高い運命力も有する。

亜使徒:A+
 正教会における聖人の称号。「使徒に次ぐ」ほどの高位聖人であることを示す。
 通常の聖人スキルに加え、彼女を亜使徒足らしめる功績を示すスキルを高ランクで複合する。
 (王の場合は「カリスマ」、宣教師の場合は「不屈の意志」や「頑健」、学者の場合は「術理解明」など)
 聖ニナの場合、「不屈の意志」がA+ランクで複合されている。

【宝具】
『主の意を遍く人々へと(ジュヴァリ・スヴェティ・ツホヴェリ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜60 最大捕捉:1000人
 スヴェティ・ツホヴェリ聖堂やジュヴァリ聖堂など、聖都ムツヘタにある彼女と縁の深い建造物に由来する宝具。
 彼女が祈りによって直立させたスヴェティ・ツホヴォリの「生ける柱」を操作し、外敵を攻撃する。
 彼女自身は、ジュヴァリ聖堂が築かれる場所に建てられた「木製十字架」の加護を以て、悪意から味方を護る攻防一体の宝具。
 「木製十字架」の護りは、ターン経過ごとにその堅固さを増す。

【Weapon】
『生ける柱(スヴェティ・ツホヴォリ)』
 宝具『主の意を遍く人々へと』に組み込まれている柱の宝具。
 彼女の意のままに空中を浮遊し、外敵に鉄槌として降り注ぐ対軍宝具級の対魔の一撃、
 『生ける柱よ、主の意に沿い鉄槌を下せ(ストライク・スヴェティ・ツホヴォリ)』を実行可能。

【解説】
 四世紀のグルジアにキリスト教を伝導した聖人の女性で、グルジア正教において最も尊敬される聖人。
 グルジアの亜使徒光照者ニナと呼ばれ、史実的に確実なグルジアへキリスト教を宣教した人物の一人。
 伝承に曰く、ゲオルギウスの親類のカッパドキア出身者(諸説あり)とされ、
 キリスト教宣教のためにコンスタンディヌーポリからコーカサス地方へと来たとされる。
 異教の王族の傷を癒すことで改宗と国教化を成功させ、ムツヘタにて多くの聖堂・修道院を築き、
 また、それにちなむ伝説的なエピソードも多く残した。
 彼女はグルジアの地で死ぬまで布教活動を行ったとされているが、それ以外の多くのことは謎に包まれている。


156 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/24(土) 08:00:05 3gBArvQs0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】ロットウェル・ペルジンスキー→シロウ・コトミネ
【真名】趙鞅
【性別】男性
【身長・体重】169cm・63kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
天帝の加護:B
 天帝・太一(たいいつ)からの加護。
 現状況で、どのサーヴァントが自身にとって障害となるかを、最大二騎まで予見できる。
 ただし、覚醒状態でこの予見情報は得られないため、趙鞅はサーヴァントでありながら睡眠をとる必要がある。

二つの匣:A
 天帝より下賜された二つの箱。子孫が二つの国を滅ぼすという、未来を暗示するもの。
 自らが認めた者一人に対し祝福を与え、その未来に肉薄できる能力を授ける。

カリスマ:B
 人を引き付ける能力。
 多くの人を魅入る力を有し、悪人・変人・賢人を問わず、彼のために命を擲つ。

【宝具】
『天意を届けよ、我が使命の嚆矢(てんいをとどけよ、わがしめいのこうし)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:10 最大捕捉:2人
 夢の中で天帝に命じられて、二頭の熊を射殺した弓矢。
 自身が国内の卿を二家討伐するという、未来を暗示する意味を持ち、
 対象に一時的に獣性を与えたうえで、獣性を保有する敵に対して大ダメージを与える一矢を放つ。
 天帝の加護によって予見されたサーヴァントに対しては、即死判定を発生させる効果も持つが、
 この必殺の矢は二本しかなく、よって必殺射撃は二回しか行えない。

 ――この宝具の真価は一矢の威力の高さではなく、“継承可能”なところにある。
 “必殺の二矢”を使い切り、天帝の加護の予見対象が、すでに消滅しているという条件を満たすことで、
 “二つの匣”スキルによる祝福を与えられた者に、アーチャーの消滅後、この弓と必殺の二矢が継承される。

【解説】
 春秋時代の晋国の政治家。趙氏の開祖である趙成子の六世子孫で、諡号の「簡」から趙簡子とも呼ばれる。
 晋国内の上級将校・大臣である六卿の一角を担い、その才能は晋随一の賢臣である叔向にも認められていた。
 周王室の後継者争いや、国内での覇権争いなどの、多くの流血を経てさらなる権勢を得る。
 その後は六卿同士の内紛から、他の智氏、魏氏、韓氏と組んで、士氏、中行氏を滅亡させる。
 このことは、趙鞅が病で昏倒した際に見た夢で予見されており、奇しくもその通りになった。
 彼の跡は、末子の趙無恤が最も高い能力を持つとして継いだ。
 そしてこの趙無恤が、趙鞅の観た夢の残り半分を実現することとなる。


157 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/24(土) 08:01:09 3gBArvQs0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】ジーン・ラム→シロウ・コトミネ
【真名】フィニアス・テイラー・バーナム(P・T・バーナム)
【性別】男性
【身長・体重】180cm・87kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷E 魔力E+ 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:EX(D相当)
 魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作る能力。
 バーナムの場合は、伝説の興行師として、ショーを行う天幕を設営可能。
 天幕の中では、バーナムの全スキル使用時にボーナスが発生し、道具作成スキルも解禁される。

道具作成:EX(D相当)
 天幕設営後、その中でのみ使用可能なスキル。
 生前率いたサーカス団の曲芸師や歌手、蝋人形、フリークス、象などを影として再現・作成し、観客を魅了する。
 魔術師ならざるバーナムは、天幕の中でのみ魔術師として振る舞うことができるのだ。

【固有スキル】
プランニング(経営):B
 少数での戦術思考ではなく、大局的な経営思考。
 どうすればより多くの収益が見込めるか、どうすれば組織の長所をより発揮できるかを、戦略的に思案する。

願望看破:A
 人間観察を更に狭くした技術。
 対象となる人間が何を望む(見たい)か、どのような夢・志を抱くかを見抜く能力に優れる。
 そこから転じて、聖杯戦争に参加するサーヴァントやマスターの願望を看破することも可能だが、
 その為にはある程度会話や様子を見ることで、何がその人物を突き動かす要素なのかを理解する必要がある。

不変の個性:EX
 バーナムの言とされる、“we've got something for everyone”に因む、彼の死後の心理研究由来のスキル。
 誰にでも当てはまる性格構成要素を、自身だけに当てはまる性格構成要素であるように誤認させ、
 自身こそが特別な存在であるという多幸感と増長心を植え付ける。
 天幕の中でのバーナムの甘言は、英霊さえ俗物に堕ちる強力な洗脳と化す。

【宝具】
『今宵酔いしれよ、史上最大のショウ(グレイテスト・ショウマン・P・T・バーナム)』
ランク:A 種別:対陣宝具 レンジ:60 最大捕捉:不明
 聖杯戦争に参加するすべてのサーヴァントが、聖杯に託す望みをバーナムが識ることで初めて発動できる、
 天幕を防護する概念防御宝具。
 夢とは千差万別、誰が抱くどのような望みであろうと、その人だけのもの。
 聖杯に願望を抱くサーヴァントは、天幕を傷つけることに対し、「自らの願望を否定する」ことと同程度の抵抗を抱く。
 概念防御とあるが、一種の洗脳に近い宝具であり、たとえ狂化をしていても、願望を抱く限りはその影響下に置かれる。
 (もちろん令呪で強制させることはできるが、これによってサーヴァントとマスターの間に決定的な溝が生じる)。
 また、聖杯大戦などの特殊環境の場合は、敵陣営・味方陣営のみに限定させることも可能。

『観客の「観たい」はここにあり、坊ちゃん嬢ちゃん寄っといで(ゼア・イズ・ワンボーン・エヴリ・ミニッツ)』
ランク:EX 種別:対民宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
 聖杯戦争に参加するすべてのサーヴァントのすべての宝具を、バーナムが視認することで初めて発動できる宝具。
 この宝具を除く宝具のランクを、観客の目に映える「派手さ」を基準に変動させる。
 軍勢召喚や対城・対国級の宝具ならば高ランクを保持、ないしさらに高い神秘を付与されるが、
 白兵戦武器の対人宝具や、個人の技量に依存した奥義・魔剣、武功由来の宝具などは、容赦なく神秘を削ぎ取られる。
 第一宝具同様、聖杯大戦などでは、敵陣営・味方陣営のみに限定させることも可能だが、
 ランク変動は不可逆のため、バーナムが消滅するまで戻ることはない。


158 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/24(土) 08:02:03 3gBArvQs0
【解説】
 アメリカ合衆国の伝説的な興行師。
 リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス
 コネチカット州ベサルで宿屋兼仕立て屋の商人の家系に生まれ、自身も商人となるが富くじブームが原因で事業失敗。
 若き日には新聞を創刊したこともあったが、記事内容が名誉棄損案件に抵触したために収監も経験。
 その後はニューヨークに移住して、見世物興行の巡業を行う。
 この興行はのちにニューヨークでミュージアムを展開するほどの規模に拡大。
 小人やシャム双生児などの、いわゆるフリークスや、ネイティブアメリカンのダンサーなどが興行で活躍し、
 ヨーロッパ巡業の際にはヴィクトリア女王とも面会を果たした。
 また、スウェーデンの歌手ジェニー・リンドのアメリカツアーのプロデューサーとしても広く知られている。
 アメリカツアー後は一時引退するが、金回りの問題から興行主として復帰(なお、これがはじめての引退ではない)。
 復帰後はミュージアム焼失の憂き目に遭いつつ、興行をサーカスの興行列車に発展させることで乗り切り、その一座は世界中を巡業した。
 上流階級に限られていたエンターテイメントという概念を根付かせたショウビジネスの元祖とでも云うべき人物だが、
 当時は(人権的な問題ではなく、時代背景ゆえの根強い差別主義から)有色人種やフリークスを用いたショウにはアンチも多く、
 またカーディフの巨人などの明らかに眉唾で虚偽的な展示物等、バーナム個人の人格も当然清廉潔白とは言えない。
 晩年には政界にも進出を画策し、一時期ブリッジポート市の市長も共和党選出議員として務めたこともあった。
 1891年に脳出血で死去。19歳のころに結婚したチャリティ・ハレットとは彼女の死まで連れ添った。
 なお、バーナム効果の元となった言は、バーナム本人が言った言葉ではない可能性が高い。


159 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/24(土) 08:05:33 3gBArvQs0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】デムライト・ペンテル→シロウ・コトミネ
【真名】スキピオ・アエミリアヌス
【性別】男性
【身長・体重】190cm・88kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせる。
 自我や思考力・戦術眼は保っているが、本人のもとの苛烈な性格がさらに強化され、
 理性的な自制が行いづらくなっている。

【固有スキル】
女神の加護:A-
 ミネルウァやウェヌスといったローマの女神からの加護を示すスキル。
 狂化の影響により能力は限定されているが、千里眼による未来視を行使できる。

獣的本性:B
 文明人の内心に宿る野蛮な本性。
 さらに言うならば、自我を保つアエミリアヌスに宿った狂獣のごとき攻撃性の発露。
 悪性に感化されやすく、そしてその気性をさらに峻烈に研ぎ澄ます悪辣さを示す。

【宝具】
『文明人よ本性を曝せ(オディウム・サル・ダムヌム)』
ランク:E 種別:対地宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:????
 スキピオ・アエミリアヌスに宿る、不毛の塩害の呪い。
 ポエニ戦争終結後、カルタゴを不毛の地にすべくローマ人が憎悪によってカルタゴを塩で埋め尽くそうとした逸話の具現。
 土地に触れることで周囲一帯に“不毛”の概念をもたらし、
 それによってその中にいる者に毎ターン微量ダメージを与える。
 さらに、宝具やスキルによるありとあらゆる“恩恵”も、発揮されることがなくなる。

『文明人よ憎悪を燃焼せ(インジェミシェーレ・インチェンディウム)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1000人
 ローマの滅亡を予期させる炎。
 一国を炎上させた灼熱を、真名解放することでスキピオ・アエミリアヌス自身に宿し、
 爆発的な熱量の発現によって、周囲の全てを焼き尽くし消滅させる。
 実質的に、バーサーカーの魔力のみでは本来発現させられない轟熱の大魔術であり、
 発動の度にバーサーカー自身の霊核にも火が点き燃え始める、完全な諸刃の剣。

【Weapon】
『グラディウス』

【解説】
 共和政ローマ期の軍人にして政治家。
 獲得した全称号を含めた全名は、プブリウス・コルネリウス・スキピオ・アエミリアヌス・アフリカヌス・ヌマンティヌス
 カルタゴの破壊者として知られ、義理の叔父である大スキピオと区別して小スキピオとも呼ばれる。
 カルタゴが滅ぶさま・燃え落ちる都市の様を見て、「ローマもいつかこうなるのだろうか」と嘆いた逸話は非常に有名である。
 アエミリウス氏族パウルス家の生まれで、従兄弟のスキピオ家の養子として、氏族の一員となる。
 第三次マケドニア戦争やヌマンティア戦争などで活躍したのち、執政官に選出。
 満を持して、第三次ポエニ戦争の総司令官としてカルタゴとの決戦に臨み、
 三年の攻囲戦ののち、カルタゴは徹底的に破壊され、住民も大部分が虐殺。生き残った者も例外なく奴隷とされた。
 晩年には再度ヌマンティア戦争で指揮を執り、そこでも徹底的で無慈悲な攻囲・虐殺を行った。
 政治的にはやや保守・反動的な面があり、改革派の演説で、演説した政治家に対して公然と暴言を吐くなどの逸話も残り、
 政治思想が違う兄弟に対しても反感を隠さなかった。
 紀元前129年に死亡しているのが発見される。死因は病死とも暗殺ともされる。


160 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/24(土) 08:07:18 3gBArvQs0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】キャビィク・ペンテル→シロウ・コトミネ
【真名】グスタフ二世アドルフ
【性別】男性
【身長・体重】171cm・80kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久- 敏捷C 魔力E 幸運C- 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
三兵戦術:B
 歩兵・騎兵・砲兵の三兵科による連携を組み込んだ近世の戦術。
 “射撃”、“戦場移動”、“支援砲撃”および、軍略が複合されている特殊スキルとなっている。
 支援砲撃を行う場合は魔力を消費する。

内助の功(病):A+++
 本来は、配偶者の手助けにより、不利な状況を改善するスキルだが、
 彼の妻マリア・エレオノーラの愛は完全に常軌を逸しており、夫に近づく女性に呪いを振りまく。
 (もし夫のマスターが女性であった場合、聖杯戦争の即敗退・惨死が確定する)。
 “支援呪術”級とも云うべきレベルの干渉を、魔術師でもない彼女がなぜ成せるのかは不明。

【宝具】
『新時代への砲火進撃(ブライテンフェルト・カノン・マーチ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:1000人
 三兵戦術、ひいては「近代戦術の父」と評されたグスタフ・アドルフの功績ゆえに得た宝具。
 彼が行う抜刀突撃(サーベルチャージ)の背後からは、銃撃および砲撃が絶えず放たれ続ける。
 抜刀突撃・斬撃の苛烈さが増すたびに弾幕もまた激しさ・火力を増す。
 その威容は、敵軍を蹂躙する常勝不敗の軍の、最前列に立ち、率いるがごとき圧力を放つ。

『悲運の魔霧(デッズディーマ・アヴ・リュッツェン)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:40 最大捕捉:100人
 北方の獅子王につきまとう、悲劇をもたらす死の霧。
 彼の意志とは関係なく、不規則なタイミングで(魔力消費を伴わず)発動する特殊宝具。
 自身の宝具使用時に有利な補正を付与し、そのダメージ量を増大させるが、
 霧の中で投擲武器・狙撃に対する回避判定に失敗すると、グスタフ・アドルフは即死する。
 神秘のこもらぬただの弾丸であっても、この王を致命傷に至らしむる。
 なお、彼以外の者にとってこの宝具は普通の霧でしかなく、視界を遮る程度の効果しかないが、
 グスタフ・アドルフが消滅するか、戦闘が終了するまでは霧が晴れること自体ない。

【Weapon】
『サーベル』
『ホイールロック式小銃』

【解説】
 ヴァーサ朝スウェーデン王国最盛期の国王。北方の獅子と呼ばれる。
 幼少期のころより、家庭教師ヨハン・スキッテからプロテスタントの高水準教育を受け、
 十代に至る以前から、議会参席などの政治活動に携わっていた。
 十七歳でスウェーデン王位を継いだグスタフは、父王が起こしたバルト海をめぐる戦争を引き継ぎ、
 王位継承からわずか六年でバルト海に覇を唱えた。
 終戦後に結婚を経て、内政・軍事に於いて、オクセンシェルナの補佐を得て様々な改革を行い、
 同じヴァーサ王朝のポーランドとの戦争に臨むが、大ヘトマンコニェルポルツキの采配の前に敗戦を重ね、
 戦死する寸前まで追い詰められた上に、生涯引きずることとなる傷を負い、若き明主のキャリアにも土がつく結果となった。
 コニェルポルツキ相手に勝ち目はないと踏んだグスタフ・アドルフは、フランスの助力を得てアルトマルク休戦協定を結ぶ。
 その協定からわずか一年後に、中盤に差し掛かろうとしていた三十年戦争に介入すべく、ポンメルンに侵攻。
 諸侯より領内通過を拒否される足止めを喰らいつつも、マクデブルクの惨劇後はザクセンを筆頭としたプロテスタント諸侯を味方につけ、
 ライプツィヒにほど近いブライテンフェルトで、カトリック側の名将グラーフ・フォン・ティリーを破り、追撃戦のレヒ川の戦いで同将を敗死せしめた。
 マインツ、ニュルンベルク、ミュンヘンと、次々に各都市を攻略するが、アルテ・フェステの戦いではヴァレンシュタイン率いる皇帝軍に戦術的敗北。
 その後、濃霧の中戦端が開いたヴァレンシュタイン軍とのリュッツェンでの決戦で、戦局を有利に運びつつも、自身は戦死。
 指揮は傭兵隊長ベルンハルトが引き継ぎ、同会戦を勝利に持ち込んだが、三十年戦争自体はさらなる混迷を極めることとなる。


161 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/24(土) 17:55:51 8hrIcXRE0
主が唯一の神であること
偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)
神の名をみだりに唱えてはならないこと
安息日を守ること
父母を敬うこと
殺人をしてはいけないこと(汝、殺す無かれ)
姦淫をしてはいけないこと
盗んではいけないこと
隣人について偽証してはいけないこと
隣人の財産をむさぼってはいけないこと
西側の歴史と政治全部これに当てはめられるな
主体性教育をあきらかにできなくしている
インターネットもマスコミも全部論理なきお気もちろんしかない工作絶対あるだろうな
広島とか天罰と贖罪
アカウント持ってなかったらとって@realDonaldTrumpのリプライツリーにつけまくってね
あとツイッターアカウント持ってお気もちろんばっか主張する奴ユダ豚臭い


162 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/25(日) 18:33:06 NG9inwws0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】タルラ・バンクヘッド
【性別】女性
【身長・体重】160cm・45kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E+ 耐久E+ 敏捷E+ 魔力E 幸運B+ 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:EX
 意思疎通は完全に成立しているようで、実際には精神汚染と似て非なる微妙な齟齬が生じやすい。
 また、彼女の根本にあるのは孤独な幼少期に対するトラウマであり、狂化の影響も相まって、一人であることを異常なまでに嫌う。
 そのため、マスターに断りなく召喚された地で交友関係を勝手に築きまくるため、
 そういった意味では彼女はまぎれもなくバーサーカーと言える。

【固有スキル】
フェロモン:C+
 傾国の美女とまではいかずとも、男女の区別なく警戒心を溶かす。
 会話のアプローチは誰であろうと気にしないが、“磊々楽々”、“傍若無人”の両スキルと相まって何故か相手に不快感をもたらし難い。

磊々楽々:C
 世間体に対する反骨心を表す、高い精神耐久力。
 些事を受け止めきる気質でもあるため、カリスマの効果も併せ持つ。

傍若無人:C
 数百人の人間(男だけではない)と肉体関係を持ち、人目憚らずに人の悪口を云う。
 おまけに大酒呑みのヘビースモーカーな彼女ゆえのスキル。
 古代中国での故事がもととなった、唯我独尊の人格を示す。

【宝具】
『最も愛された稀代の悪女(アラバマ・トルネード)』
ランク:B 種別:対衆宝具 レンジ:1 最大捕捉:100人
 B+ランク相当の“星の開拓者”スキルを3ターンの間獲得する宝具。時に歴史すら動かしてしまった伝説の具現。
 当該スキルの+補正条件は、「バーサーカーよりも古い価値観の持ち主」というだけなので、多くの英霊に対して有利に働く。
 ――この能力は飽く迄、副次効果に過ぎず、本来であれば別の能力を有する常時発動宝具である。
 本来の能力は、肉体関係を築いた無辜の民に、「聖杯戦争が行われている」という事実を認識させるという、
 神秘の隠匿に真っ向から叛逆するもの。

【Weapon】
『徒手空拳』
 狂化と宝具の影響によって、サーヴァントに対しても、殴打や肘鉄などでダメージを与える“不可能”を“実行可能”。
 宝具効果が切れている間は、やはり対サーヴァント戦闘では後塵を拝する。


163 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/25(日) 18:34:32 NG9inwws0
【解説】
 主に1940年代に活躍したアメリカ合衆国の女優で、多くのスキャンダルなどで伝説を築き、
 また、その自由過ぎる破天荒ぶりは時に歴史さえも動かした。
 アラバマ州ハンツビルで下院議員の娘として生まれるも、生後すぐに母親が病死し、
 父親からもネグレクトを受け、彼女が家庭内で唯一、家族と言える存在は黒人のメイド一人のみであった。
 その寂しさを紛らわすためか(或いは稀代の目立ちたがり屋であったからか)、十代のころからボーイフレンドが周りにいなかったことはなく、
 そのために父によって、全寮制の女子校に入れられると、今度はレズに目覚め、その問題児ぶりから学校をたらいまわしにされる。
 タルラはそのために、「女は女らしく」という古い価値観に対してひどく辟易し、
 いつしか彼女は、当時数少ない女性に対して開かれた職であった女優業に惹かれるようになる。
 だが、女優として受けをよくしようとしても貰える役は端役ばかりの現実にさえも辟易し、彼女は、居直ったかのように何かを我慢することをやめた。
 彼女はロンドンに渡り、当地で主演した舞台「ザ・ダンサー」でのほぼ演技なしともいえるありのままの悪女役でブレイク。
 この舞台は著名人のファンも多く、後の英国首相チャーチル、後の大映画監督ヒッチコック、そしてかつての英雄アラビアのロレンスも、彼女を見るために足しげく舞台に通った。
 「ザ・ダンサー」の成功をきっかけに彼女は一躍スターとなり、渡英から約8年後に大女優としてアメリカに凱旋。
 パラマウント社と長期契約を結び、多くの映画主演オファーを受けたがいずれも「やりたくない」ために断った。
 彼女は飽く迄、「自分に合った」悪女役を好み、またハリウッドでも多くの俳優と浮名を流し、そのことを隠しもしなかった。
 (それでも売名行為自体は性に合わなかったらしく、ベテラン俳優に「寝てくれたら次の映画で相手役にする」と言われた途端、
 自分からアプローチしたにもかかわらず、肘鉄を食らわせた逸話さえ存在する)。
 そのあまりにも率直な人柄から、顰蹙を買いこそしたが大衆には大いに愛され、時の大統領トルーマンが政治利用のために彼女をホワイトハウスに招くと、
 タルラは一つ条件を付けた。「母親同伴でならOK」と。その“母親”こそ幼少期に自分を世話してくれた黒人のメイドであり、
 これこそがホワイトハウスに黒人が入った最初の瞬間でもあった。
 女優としての全盛期を過ぎたのちも彼女はテレビなどに活動の場を移し、1968年に死去。
 タルラの最期の言葉は「バーボンを頂戴」であったという(場合によってはこれに愛用していたドラッグなども追加される)。


164 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/26(月) 19:13:06 EvaxnnkU0
【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ルー・マク・エスリン
【性別】男性
【身長・体重】205cm・89kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A+ 魔力EX 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。

【固有スキル】
善神の智慧:A+
「百芸に通じた(サウィルダーナハ)」その叡智を示すスキル。
 肉体面での負荷(神性など)や英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを、Aランクの習熟度で発揮可能。
 他サーヴァントへ付与することも可能。充分な魔力を有していれば、サーヴァントではない存在にも付与できる。
 本来は権能の一種だが、分霊として現界しているためスキルへ劣化している。
 伝承どおり虫への変化や千里眼による予言も可能。

魔力放出(炎):A
 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
 ルーの場合、燃え盛る炎が魔力となって使用武器に宿る。

黄金律:A
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 様々な財宝を賜り、あるいは賠償として受け取ったと言われる財運も現す。

神性:EX
 神霊適性を持つかどうか。
 太陽神の分霊ではあるが人間に憑依しているわけではないためEXランクとなる。

【宝具】
『陽光の車輪(エオフ・バルヘ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:30人
 クー・フーリンをも阻んだ影の国の底なし沼をたちどころに干上がらせ、炎の轍道を作り上げた車輪。
 転がす事で担い手以外を浄化し闇を払う炎の輝きを纏う。
 毒や呪いと言われるものに対して絶大な効果を発揮する上に、その光輝と熱量はそれ自体武器としても機能しうるだろう。

『轟く双星(フォガ・フォガブラギ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜40 最大捕捉:50人
 本来の宝具『轟く五星』の劣化版。クー・フーリンに代わって戦った時に振るった刺股の投槍。
 投擲する事で二条の光芒となり、敵陣を吹き飛ばす。その威力と命中精度は共に『突き穿つ死翔の槍』とほぼ同等。
 ただし、命中性を裏付けるのは因果逆転の呪いではなく、千里眼による未来測定と自然現象の操作。
 必中の投擲軌道をあらかじめ選定し、軌道を逸しうる外的要因(強風など)を操作して、結果として相手に命中させる、というものになる。
 その為、魔力消費量は『突き穿つ死翔の槍』より莫大である。

【Weapon】
『五尖槍』
 五つの矛先を持つ槍。本来の宝具『轟く五星』とは別物。

【解説】
 ダーナ神族の光の神。二つ名は長腕のルー。
 工芸・武術・詩吟・古史・医術・魔術など全技能に秀で「サウィルダーナハ(百芸に通じた)」の異名を取る。
 ケルトの大英雄クー・フーリンの父でもあり、
 サーヴァントとして呼ばれる場合は、彼を手助けした時の分霊としての姿を取る。

 医術の神ディアン・ケヒトの孫にして、フォモール神族の邪神バロールの孫。
 父親のキアンは、トゥレンの子らに殺され、ルーはその賠償として魔法の槍や犬などの数々の財宝を求めた。
 ダーナ神族とフォモール神族が相争った際には、かつて賠償として得た財宝を携えてダーナ神族に味方し、
 フォモール神族に属する祖父バロールを討ち取った。

 また、アルスターの王コンホヴォルの妹デヒテラとの間に一子を設け、セタンタと名付けさせた。
 後にセタンタはクー・フーリンと名乗り、アルスター第一の英雄として名を馳せることとなるが、ルーは陰日向にこの息子をサポートした。
 影の国への旅路では炎の車輪を授け、クーリーの牛争いでは疲労困憊したクー・フーリンが休んでいる間、
 姿を変えて代わりに戦った事もある。

 その最期はケルマットの三人の息子に殺されるというものだったという。
 自身の妻と不倫を働いたケルマットをルーは誅殺したが、その復讐としてケルマットの息子らに殺された、と。

 本来神霊である彼がサーヴァントの枠組みに何とか留まれているのは、
 クー・フーリンが休んでいる間、代理として戦った時の姿・分霊であるため。それ故、能力は相当劣化している。


165 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/27(火) 14:11:18 rnHXwJIE0
【元ネタ】鬼灯の冷徹
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】鬼灯
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A++ 耐久A++ 敏捷C 魔力A++ 幸運E+ 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化:EX
ごく理性的であり、それは戦闘中でも変わらない。
狂化の気配が欠片も見られないが恩恵だけはちゃっかり得ている。
むしろだからこそ評価規格外なのかもしれない。

【固有スキル】
獄卒:EX
罪を犯したものを死後呵責する者たちの中で最上位の存在である。
彼を問答無用で止められるものはあの世に存在しないといえる。
死者を相手に優位に立ち振る舞うことが出来る………というかこいつ相手に優位に立てる者がいるのかが疑問なレベル。

拷問技術:A++
卓越した拷問技術。
地獄では通常業務。
反撃の気概を折るまでが拷問です。

鬼種の魔(墜):A
鬼の異能、魔性を現すスキル。
彼の場合は人と鬼火のミックスであるため、墜天の魔スキルが代わりに混合されている。
魔力放出は内向型であり、筋力だけでなく耐久にもブーストが掛かる。

【宝具】
『罪に合わせて御持て成し(こじごくのじかん)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:30 最大捕捉:1人
八熱八寒のいずれの地獄にも属さない完全オーダーメイドの個人用地獄『孤地獄』を魔力によって再現する。
罪が重ければ重いほど罰もきつくなる。
浄玻璃の鏡も一緒に召喚されるため、まず誤審は起こらない。
悪因悪果、罪を犯しても天網恢恢。この世の行い気を付けて。

【Weapon】
『金棒』
古今東西ありとあらゆる拷問具の結晶であり、何年使ってもとげが丸まらないらしい。
因みに持ち主を選び、鬼灯以外が持っていると高確率で金棒のとげを踏んでしまうそうな

【解説】
虚構のはずの世界の地獄の鬼神。
特異点内の聖杯大戦において幻想世界側のバーサーカーとして召喚される。
本来ならば彼も創作物のはずだが、通常の英霊として召喚されたことから実在する可能性がある。

………という妄想。

カルデアに来たらばらきーちゃん地獄に誘ってそう。


166 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/27(火) 20:02:40 TmuKWTlc0
・クラス:キャスター
・真名:安倍清明
・性別:女
・誕生日:921年1月11日
・身長:160cm/体重:49kg
・スリーサイズ:B98/W57/H89(Jカップ)
・属性:混沌・善
・天敵:父親
・イメージカラー:白
・特技:悪知恵、脅し
・好きな物:威勢の良く狩りがいのある女狐/苦手な物:父親
・パラメータ:筋力:D/耐久:D/敏捷:C/魔力:A+/幸運:C/宝具:C
・保有スキル:陣地作成:A/道具作成:A+/占星術:B
・宝具:稲荷五芒十二神

略歴

人物設定

脳力設定


宝具
稲野五芒十二神(いなのごぼうじゅうにしん)
ランク:C
種別:対軍宝具
レンジ:1〜100
最大捕捉:測定不能
由来:『大鏡』帝紀『花山天皇』の逸話に登場する式神、十二天将


167 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/28(水) 06:18:24 nsPv7TDE0
【元ネタ】アカメが斬る!
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】エスデス
【性別】女
【身長・体重】170cm・?kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術・儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
魔力放出:B
 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
 瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
加虐体質:EX
 戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
 生前、自他共に「ドS」と認められたその嗜虐性に由来している。
 プラススキルのように思われがちだが、これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、
 普段の冷静さを失ってしまう。バーサーカー一歩手前の暴走スキルと言える。
 しかし、エスデスの場合は後者のリスクを精神力で抑制しており、冷静さを失うことはない。
拷問技術:A++
 拷問器具を使用した際にダメージ補正がかかる。
 生前、拷問マニアとして名を馳せており、古今東西の様々な拷問方法に精通している。
帝具使い:EX
 天才的な技量を持つ帝具使いであると同時に、自身の帝具を体内に取り込んでいる非常に稀有な例。
 帝具による攻撃にダメージ補正が掛かり、自身の肉体の治癒効果も高める。
恋したい乙女:A
 苛烈かつドSな性格の人物でありながら、「恋がしたい」という切実な願望。
 しかし、その性格から恋の駆け引きは略奪愛上等の強引かつ手段を選ばないもの。
 言うこと聞かないなら聞くようにすればよく、そのためなら拉致監禁何でもあり、叶わぬ恋なら殺してしまう。
 彼女の『恋』の相手となった男は、その苛烈な愛情表現で命の危機に晒されることとなる。拒否は不可能。
【宝具】
『魔神顕現・デモンズエキス』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:0〜200 最大捕捉:1000人
 冷気を自在に操ったとされるエスデスの帝具の具現。
 北の果てに住む超級危険種の生き血であり、道具をモチーフにした意匠が多かった帝具の中では非常に珍しい存在。
 その血を飲んで力を得たため、肉体そのものが宝具の本体となっている。
 大小様々な氷を生成する、相手を凍らせるなど、冷気を用いたことであればほぼ何でも出来る。
 魔術行使とは異なるため、対魔力による抵抗補正を受けない。
『摩訶鉢特摩(マカハドマ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:∞
 自身以外の時の流れを凍結させ止める、デモンズエキスの究極的応用の具現。
 生前惚れていたタツミという人物を捕まえるため、ついでに敵対組織ナイトレイドを殲滅するために編み出した。
 本来は『世界』そのものに作用するほどの絶大な力を持つが、宝具化に際して修正力により大幅に弱体化しており、
 固有結界を発動させ、その内部の時間のみを止める宝具になっている。
 発動中は魔力消費とは別にエスデス自身の肉体に深刻な負担が掛かり、連続使用は不可能となっている。
 また、この技を編み出した理由により、タツミ及びナイトレイドに直接関わる事柄以外では命令されても使用しない。
【Weapon】
レイピア
 愛用の細剣。他の能力のせいで目立たないが、これによる白兵戦能力も非常に高く、
 セイバーの名に恥じない腕前を持つ。 
【解説】
『アカメが斬る!』に登場した敵役。天才的な指揮能力と最強クラスの戦闘力を併せ持つ美女。
帝国に所属する将軍であり、敵には情け容赦がないどころか、好んで残虐な手法を用いるドSかつ苛烈極まる性格の持ち主。
生粋の拷問マニアでもあり、新しく考案した拷問を試そうと、捕虜の尋問にも積極的に参加する。
一方で、基本的な性格は至って誇り高い武人そのものであり、実力を認めた相手には敬意を表する一面もある。

…がしかし、それほどの苛烈さを持ちながら、夢は「恋をする」ことという、何とも乙女チックな願望を抱いている。
聖杯に込める願望は受肉。その理由は生前ついぞ果たせなかった恋の成就。
タツミのことは今でも愛しているが、それはそれで割り切って新しい恋の相手を探したいらしい。


168 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/02/28(水) 20:51:10 GLhGf88g0
【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ロイグ・マク・リアンガヴラ
【性別】男性
【身長・体重】191cm・74kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【保有スキル】
動物会話:C
 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
 動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらない。
 曰く、ロイグはどんな暴れ馬も耳元で囁くだけで鎮めたという。

幻術:B
 魔術の中でも特に幻術に秀でたことを示すスキル。
 宝具使用時には戦車(馬や騎乗者を含む)を透明化、消音する。

御者の王:A
 卓越した御者としての才幹をあらわす。
 騎乗物を用いての戦闘時、全判定に有利な補正がつく。

【宝具】
『三王の戦車(ハルバド・コン・クリン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:500人
 馬の王マハ、戦の王クー・フーリン、御者の王ロイグの三者が用いた、はじけとぶ矢の形をしていたという戦車。
 マハとセングレンという二頭の神馬が牽く、様々な機能を持つ複合宝具。
 馬、戦車、車輪全てが鈎・鏃・刃・針などで武装されている。
 これらは突撃の威力を増すのみならず、馬や騎乗者、車体を守る防具としても機能する。
 また、停止時に味方が武装に触れた場合、治癒する効果もある。
 さらに車輪はルーの火車輪であり強力な炎を吹き出す。

『六重の大殺戮(シェスレフ・ブレスリゲ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:500人
 クー・フーリンの『六重の大殺戮』の際にロイグが見せた蹂躙走法。
 敵陣を円で囲うように戦車を走破し、その際に車輪で土砂を巻き上げる事で敵を囲む環状塁壁を造り上げる。
 その後、塁壁の範囲内を円周を狭めつつ走破し、内部の敵を鏖殺する。
 その様は、さながら竜巻にも見えるだろう。幻術による透明化も重ねれば、なおさらだ。

【Weapon】
『ゲイ・ボルク』
 クー・フーリンの切り札たる魔槍。戦いの最中、投げ渡す事もあったという。
 ロイグに真名開放は行えないが強力な武器ではある。

【解説】
 アルスターサイクルに登場する英雄。クー・フーリンの戦車の御者。名はレーグとも。
 御者の王と評される程の乗り手であり、クー・フーリンの斥候を務めた事もある優れた戦士。

 その風貌は非常にスレンダーで、明るい赤毛を生やしたそばかすの男性だったという。
 クー・フーリンとは幼馴染であり、その友情故に彼の戦車の御者(従者)になる事も厭わなかった。
 一方でクー・フーリンを「ちびクー」と呼んでいる点を鑑みると、主従というよりも親友と言ったほうが正しいだろう。

 コナハトとアルスターの戦いにおいては呪いにより衰弱した他の男達に代わり、クー・フーリンと共に奮闘。
 クー・フーリンとフェルディアの一騎打ちにおいては、
 事前に命じられていた通り、クー・フーリンが不利になるとあえて挑発するような言動を取り、彼の力を引き出して勝利させている。
 その他の戦いでも陰日向にクー・フーリンをサポートし、共に激闘を戦い抜いた。
 しかし、皮肉にもレーグはそのクー・フーリンの槍によって最期を迎えることとなる。

 当時のアイルランドにおいて、吟遊詩人達の言葉はたとえ偽りであろうと真実として伝えられる。
 敵の策略家アークはそれを武器とする奸計を懐き、吟遊詩人を引き連れてクー・フーリンと相対した。
 そして、クー・フーリンは自らの名誉の代償として、その槍を奪い取られたのである。

 かくして奪われた槍は「槍は王に当たる」という呪言と共に放たれ、ロイグの身を貫き、絶命させた。
 彼が御者の王であったが故に、槍が当たったのだとされる。


169 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/01(木) 01:16:46 Wj6ke4nU0
【元ネタ】 PSO2
【CLASS】 キャスター
【マスター】
【真名】 【敗者】
【性別】 男 
【身長・体重】191cm・78kg
【属性】 中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷EX(可変) 魔力EX 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 自身に有利な領域を形成する。
 現在は旧マザーシップを侵食し、それを我が物としている。

テクニック:A++
 魔術に似た力を自在に操る能力。
 炎、風、氷、雷、闇の5属性を自在に操る。

【固有スキル】
ダークファルス:A
 ダークファルスとして存在することの証明。
 普段は人間の姿をしているが、力の解放により『ファルス・アンゲル』なる戦闘形態へと移行する。
 更なる力の解放により、『ダークファルス【敗者】』へと変貌する。

全知への渇望:EX
 彼の唯一の目的であった、《全知への渇望》そのものが昇華され、スキルへと至った。
 幸か不幸か、サーヴァントと化した彼の元へは常にあらゆる知識が無条件で流れ込む。

演算:A++
 全知を求め続けたその過程で会得した超人的な演算能力。
 これによって無限に等しい知識を処理している。

時間操作:A
 周囲の時間を操る力。
 加速・減速・停止等を自在に操る。

【宝具】
『終わりは、斯く示された(ビッグクランチ・プロジェクト)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:100人
ファルス・アンゲルとしての【敗者】が操る最大攻撃が宝具に昇華されたもの。
自身の前方に展開した導具から無数のレーザーを二度放ち、直後、テレポートした瞬間に極太のレーザーを放つ。
導具から放たれるレーザーも非常に強力で、その過密さと圧倒的物量から避けることは困難に等しい。
最後に放たれるレーザーは物理的防御を無視してダメージを与える。魔術的な防御でしか防ぐことができない。
唯一の弱点は、自身の後方に攻撃が出来ないことであるが、そもそも宝具展開時に後方へ回られることなどなく、
仮に回られたとしても彼はテレポートすることが可能なため、瞬時に対象を攻撃範囲内に再捕捉できる。

『時間停止(カタストロフィ・レイ)』
ランク:EX 種別:対宇宙宝具 レンジ:1〜1000 最大捕捉:1000人
ダークファルス【敗者】としての最大攻撃が宝具に昇華されたもの。
自身以外の周囲の時間を止め、展開した4本の剣を対象を囲むように上空に設置。そこから赤黒い無数の光線を放つ。
その光線の性質は、対象に触れた瞬間に彼が有する無限に等しい知識から導き出された『触れた瞬間の対象にとって最高効率でダメージを与えられるもの』の性質へと変化し、
光線という存在のまま対象を貫き続ける。
如何なる対魔力を以てしても時間停止からは逃れられない。
また、身体の時間のみが止まっているという状態であるため、意識のある状態で無抵抗のまま攻撃を食らうことになる。
だが、宝具展開時は、力の完全解放と攻撃にその力のほとんどを割いているため、非常に強い抵抗をすれば時間停止を解除することができる。
【Weapon】
『素手』
【解説】
 人間状態の彼は、そのままでも強力無比なテクニックを行使できる。
 通常、補助具として長杖や導具を使わなければならないが、フォトナーである彼にそのようなものは必要ない。
 ファルス・アンゲルとしての【敗者】は、さらに強化されたテクニックを操る。


170 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/01(木) 09:33:37 2oOrH1nc0
>>169
追記
アークスのおもちゃ、登場。
時間停止使えるから多分強い(小並感)


171 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/01(木) 20:10:39 tsXCk9n20
【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】クー・フーリン
【性別】男性
【身長・体重】184cm・70kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具C+
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。

【固有スキル】
戦闘続行:A
 往生際が悪い。 
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、致命的な傷を受けない限り生き延びる。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

ルーン:B
 北欧の魔術刻印、ルーンの所持。
 伝承で敵への警告や感知に用いていたオガム文字の正体。

矢よけの加護:B
 飛び道具に対する防御。
 狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。
 ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。

神性:B
 神霊適性を持つかどうか。
 高いほどより物質的な神霊との混血とされる。

【宝具】
『光散らす外套(マナウィダン・ガウン)』
ランク:C- 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 養父より送られたという、ティール・タリンギレの地で作られた姿隠しの赤いマント。
 発動中、光を捻じ曲げる事で装着者を透明化し、サーヴァントとしての気配も完全に遮断する。
 ただし使用中は魔力を消費し続ける為、長時間の使用は不可能。また、他の宝具との併用も出来ない。

『空幻魔杖(デル・フリス)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:5〜90 最大捕捉:1人
 槍とも投げ矢とも投石機とも解釈される武器。名は早業の杖を意味するともいう。
 投槍、逆とげつきの投げ矢、投石器の三つの形態に可変し、三種の投擲攻撃を可能とする宝具。
 どの種類の投擲にも、接触した対象の生体内の圧力を高め、内部から破裂させる効果がある。
 このため肉体に由来する神秘や頑健さで『空幻魔杖』の投擲攻撃を防ぐことはできない。
 伝承に曰く、如何なる武器も寄せ付けなかったネフタン家のトゥアヘルは、デル・フリスの一撃により立ったままズタズタにされたという。

【解説】
 ケルトの大英雄クー・フーリンのアサシン版。
 クー・フーリンは伝承の中で様々な兵装を用いるが、
 この姿はクーリーの牛争いにおいて、アトゴウラの一騎打ちを始める前の姿。
 女王メイヴ率いる大軍を遅滞させる為、手段を選ばず孤軍奮闘していた頃のものだ。

 アルスターの男達が呪いにより衰弱している間、クー・フーリンは孤軍奮闘してコナハト軍を食い止めた。
 その戦いは、幾度かの決闘を除けば、決して華々しいものではない。
 オガム文字を刻んだオークの輪による警告、それを無視した敵の先遣隊への不意打ち、見せしめを兼ねた首晒し、
 樹木で敵の道筋を塞いだこともあれば、メイヴの可愛がっている子犬やオコジョを投石機で狙撃したこともある。
 それでも相手が退かぬと見れば、敵の軍勢を次々に投石で殺害し、その数以上に士気を挫いた。
 その投石を免れ得たのは、事前に約定によって印を用意したルギズとフェルグスの軍勢のみだった。

 彼のゲリラ戦の手腕はクー・フーリンの傲岸な申し出――アトゴウラで一騎打ちをしている間のみ軍を進められる――を受け入れた方が
 まだマシだ、とメイヴに思わせる程だった。
 曰く、もしゲリラ戦を続けていればメイヴの軍勢は敗走していたかもしれなかったという。
 メイヴの軍勢は皆屈強なケルトの戦士であり、未来視持ちも抱えていたにも関わらず、だ。
 英霊の座にゲリラ戦のエキスパートは数あれど、この姿のクー・フーリンと互する英霊は僅かだろう。

 サーヴァントとしては狙撃およびヒット&アウェイに特化している。
 遠距離戦では矢避けの加護も相まって一方的に撃ち込める上、
 近寄られれば仕切り直しによって距離を取り(あるいは『光散らす外套』によって姿を晦まし)再度遠距離戦を展開できる。
 尤も、当人が望むのは正々堂々とした戦いであるため、相手に一騎打ちを請われればその強みを捨てる可能性もある。


172 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/01(木) 22:02:59 tsXCk9n20
【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】セタンタ
【性別】男性
【身長・体重】142cm・33kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具A-
【クラス別スキル】
狂化:E
 正常な思考力を保っているが、ステータス上昇の恩恵を受けない。
 攻撃を受けるごとに幸運度判定。失敗すると宝具が発動し、暴走する。

【固有スキル】
戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

矢よけの加護:B
 飛び道具に対する防御。
 狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。
 ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。

獣殺し:C
 魔獣や野生動物に対する特攻。
 やがてクランの猛犬を討ち倒す運命が、セタンタに獣に対抗する力を与える。

神性:B
 神霊適性を持つかどうか。
 高いほどより物質的な神霊との混血とされる。

【宝具】
『炎の戦士(ウオーブ・スパズム)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 数々の伝承で語られるクー・フーリンの戦痙攣に伴う異形化が宝具に昇華されたもの。
 とはいえセタンタであった頃の彼の場合、さほどに強烈な異形化はしない。
『頭髪がまっすぐに逆立ち、その尖端から火花が炸裂し、
 片目を針の穴さながらに細め、もう一方の目は酒杯の飲み口さながらに大きく見開き、
 口を喉の奥まで見えるほどに開け、頭の天辺からまばゆい光が溢れ出す』という程度だ。
 この姿になるのに伴い、セタンタは幸運を除く全パラメータが1ランクアップ。
 さらに格闘ダメージが大幅に向上する。

【Weapon】
『ハーリー』
 ハーリング用のスティック。遊具と侮るなかれ、セタンタはこれで敵の首を飛ばしたとの伝承もある。
 投石用の石を打ち出して、遠距離攻撃も行える。

【解説】
 クー・フーリンの幼いころの姿。セタンタとは彼の幼名である。

 養父スアルタヴの下で育てられたセタンタは、エウィンの若者達の活躍を教えられて育つ。
 やがて居ても立っても居られなくなったセタンタは、母の忠告も聞かずに玩具の槍と盾、ハーリング用のスティックとボールを携えて旅立った。

 エウィンの地ではちょうど幼年組の者達によってハーリングの試合が行われていた。
 しかし、習わしを知らないセタンタは許しも請わず大人の後ろ盾もないままにハーリングの試合に乱入し、
 激怒した幼年組の者達に150本の投槍、ハーリングボール、ハーリングスティックの投擲を受ける。

 これを全て防いだセタンタは怒り心頭に達し、戦痙攣に伴う異形化の片鱗を見せて、幼年組の者達に逆襲。
 50人を打ち倒し、残る9人がエウィンの館に逃げ込んだのを追いかけるが、
 館の中にいたコンホヴァル王に止められ、自身が習わしを破ったことを知る。
 そこでセタンタはコンホヴァル王に後ろ盾を頼んだ後、自らが幼年組の者達の後ろ盾となる事を誓った。

 幼年組に加わったセタンタは寝ぼけた勢いで拳を振るい、起こそうとした者の頭蓋骨を脳にめり込ませたり、
 一人で他の幼年組とハーリングで試合を行い勝利し、その後、大人が仲裁するまで彼らと大げんかを繰り広げたりした。
 アルスターが敗戦した事を聞き知るやいなや、一目散に戦場に駆けつけて、コンホヴァル王とその息子クースクリズを救い出した事もある。

 さらにアルスターの男達が呪いで衰弱していた時、27人の強盗団が襲撃してきた事があったが、
 他の幼年組が逃げ出す中、セタンタ一人だけがハーリング・スティックで投石用の石を打ち込んで応戦し、撃退した。

 セタンタであった頃に挙げた最大の勲しはクランの猛犬を打ち倒した事だろう。
 クランの館の宴に遅刻したセタンタは、連絡の手違いでクランの猛犬と戦い、これを殺してしまう。
 館に招かれていた戦士達はセタンタの武勇を讃えたが、館の主クランは番犬の死を嘆いていた。
 それに気づいたセタンタは「殺した犬の子を育てる事」「育つまでの間、自分が代わりに館を守る事」を申し出る。
 クランはこの申し出に胸打たれるもこれを拒み、セタンタがアルスター全土を守る番犬となることを望んだ。
 かくて、セタンタはクランの猛犬――クー・フーリンと呼ばれるようになるのである。


173 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/02(金) 16:17:22 8gdN5F..0
【元ネタ】仮面ライダーアギト
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】木野薫/アナザーアギト
【性別】男性
【身長・体重】200cm・97kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D(B+) 耐久E(C+) 敏捷E(B) 魔力D+ 幸運E 宝具B+〜EX
【クラス別スキル】
・騎乗:A+
騎乗のスキル。
【固有スキル】
・外科手術:EX
他者を治癒するスキル。このランクに至ると、どのような難病や負傷だろうが、万に一つ外科手術で治癒できる可能性があるならば、必ず直せる。
・神性:B+
神霊適性を持つかどうか。ライダーの力は7人のエルロード(大天使)の1人である「火のエル」の力であるため、このスキルが付与された。
【宝具】
『目覚めよ、その魂(アギトの力)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
ライダーの体内に秘められた力を解放する宝具。その際、腰部に『アンクポイント』と呼ばれるベルトが出現し、ライダーは異形の戦士へ「変身」する。
『漆黒の飛蝗(ダークホッパー)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:100人
ライダーの相棒。市販の250ccモトクロスバイクがライダーの変身に呼応する形で変態化した半生物半機械のバイオマシン。メガスポーツバイクと同等のスピードとモトクロスバイク特有の悪路での操作性が組み合わさったモンスターマシン。
【Weapon】
『バイオクロウ』
腕と脚に備われている爪状の武器だが、ライダーがこれを使うのはほぼ無いと言える。
【解説】
「仮面ライダーであろうとする者」
僕鯖wikiで仮面ライダー系見てたら「アギトいねぇな」と思ったので作成。キャラ説明は長くなるので詳しくは仮面ライダーアギトの35話以降をご参照ください。


174 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/02(金) 16:52:41 8gdN5F..0
≫173
始めて作成しました。至らない点があると思うので、次に生かしたいと思います


175 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/02(金) 19:10:21 y4eJKE8o0
>>174
E-mail(省略可): の横のところに sage って入れたらあとはもう言うことない


176 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/02(金) 20:09:03 TmQM5Glo0
【元ネタ】史実?
【CLASS】キャスター
【マスター】***
【真名】セイント・ジョンソン
【性別】男性
【身長・体重】(情報なし)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E- 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
騎乗:C+
白い馬「シルバー」をどこでも召喚して騎乗する。ただし元々は自分の愛馬ではないため、いつも機嫌をとって乗せてもらっている。あとロバと羊にも乗れる。
陣地作成:E-
キャンプの設営と野営は得意。調理は大雑把。
【固有スキル】
早撃ち:A++
所持する拳銃による銃撃。飛び道具で撃ち合う場合、時間や位置を超えて、相手が撃ち出す
(発射する)
より先に、こちらからのものが発射され命中する。傍目には相手が発射しかけたら、次の瞬間、吹っ飛んだように見える。得物によっては武器の使用を強制的に中断させられる。

射程外、知覚外からの不意打ちに対応しない。基本、スキルランク他すべてのルールを無視する。
■の祝福:E
後述のように、とある王の力を受けている。本来英霊たりないところを、これにより補って支えている。副産物として、王の武器を魔術
(というか魔力を用いた「何か」。正規の魔術ではない)
で呼び出し、使う資格を与えられている。
【宝具】
『正義の銃弾(バントライン・スペシャル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1人〜
そのまま、所持する拳銃を宝具として使用する。使用時は、連続で当てると
(リロードを挟んでも)
一発ごとに命中時の威力が上がっていく。外すと威力が最初の状態に戻る。
『出でよ(クロス・ファイア)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1人〜
時代、地域を問わず
(未来のものも含む)
既知、未知も関係なく、兵器、兵装、武器、武装をひとつ召喚する。召喚の指定は大雑把で、「目的に必要」と判断したものがひとつ召喚される。それを使用して攻撃などを行う。銃以外の大きなものの操作は手動ではなく、半自動状態。大規模で威力・破壊規模が大きいものほど、魔力を大量に消費する。
(条件として「銃砲」と「弾丸」という概念にあてはめられる必要がある。例として刀槍などの近接系武器は召喚できない。ただ概念にあてはまるものなら小銃、砲台のみならず、戦車、軍艦、戦闘ヘリなどどのようなものでも召喚する。ただ、魔術じみたものである以上、法則性が必要とされるのか、潜水艦を陸上に喚ぶことができないなどの場所の制限がある。ただし、例外として、「浅瀬に乗り上げて砲台として使用する作戦があった戦艦」など逸話をもつものなら陸上にも召喚できる)

キャスターとして召喚されたことで付与されたイレギュラー的能力。魔術のような体裁をとっているが、こういった魔術は存在しない、完全に唯一のものであり「魔術もどき」。どんな強力なものでも召喚、使用が可能だが、その攻撃はすべて兵装そのものの物理攻撃以外のものではなく、要は、サーヴァントには無効である。
(極端な話、核ミサイルなどの召喚、使用も可能だが、自分も含めてサーヴァントすべてに効果がない。周囲すべてを巻き込んでの爆発によって、マスターを標的にすることはできるが、その場合、使う英霊自身にマスターを威力から防御しきる力がない。また言うまでもなく、標的にしたマスター達がサーヴァントの能力によって生存しきる可能性が非常に考えられる)

矢や弓、旧式の鉄砲なども概念にあてはまれば対象として可能なので、神性、霊格を帯びた伝承の武器を召喚し使用すればいいが、そういったものはなぜか魔力消費が膨大になるばかりか、召喚するだけで英霊自身の肉体が深刻な負担・ダメージを負い、使用できずに消滅まで及ぶという致命的な欠陥がある。また、未来のものは
(未来の定義はやや曖昧で、だいたい「理論上到達可能な技術以降」)
同じく魔力消費が膨大か、膨大過ぎて召喚不可。
(理論上としてのみ召喚可能)
 『5つの丸石(ビッグ・マン)』
 ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1人
 上記の術で召喚可能な宝具。■の祝福により、投石器と5つの石を召喚する。唯一サーヴァントに通じるものとして使用可能。ただし、使用すると英霊の肉体が発射の段階でダメージを負い、全ての能力が下がり、「出でよ」も使用不能になる。
 (厳密には使用可能だが、召喚→召喚したものを使用の時点でサーヴァント自身が消滅、退場となる)
 なお、敵の正面で1対1となった状態でしか使えない。
 (相手側が「多」であっても対象と目があっている、認識がこちらに完全に向いている、などならば「1対1」と見なされる)

【Weapon】
『バントラインスペシャル』
後世の贋作と噂高い銃。実物と瓜二つのリボルバー式拳銃。


177 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/02(金) 20:09:55 TmQM5Glo0
【解説】
要するにワイアット・アープ。真名はアープをモデルとした映画の登場人物。
(正確にはセント・ジョンソン、またフルネームでフレーム・セイント(セント)・ジョンソンとなる)

ただし、この英霊自身はアープ本人ではなく、あくまで映画の中の虚像と外部からのイメージによって創られた、命を持たない幻像。本来、英霊となる条件すらもっていなかったが、召喚がおこなわれた際、形作られた幻像の元となったアープの「1対1の決闘」「西部一の早撃ちの名手」という要素が呼び水となり、とある羊飼いの王の力の加護をえて、
(王の若い頃の逸話による)
「ワイアット・アープ」、「西部劇への無数の外部的イメージ」、しかして「ワイアット・アープ本人ではない」という要素をより固めた「セイント・ジョンソン」というまったく別の「人物」の英霊として現界した。
(こうなった要因として、最初、召喚者が「ワイアット・アープ」本人を目当てに、また諸事情からルーラーとして召喚しようとして、しかし、触媒に「贋作」であるバントラインスペシャル、正確にはそのファンアートのひとつとして作られたさらに贋作であるよくできた玩具を掴まされたのを、そうとは知らずに使用してしまったことがある。召喚者がアメリカ近辺の史実にまったく疎かったのも、原因として挙げられる。適正クラスがライダー、アーチャー(ガンナー)であったにもかかわらずキャスターとなったのは、イレギュラーと見なされたため)

一応、アープ本人のものである記憶と体験を断片的にではあるが保有している。しかし、それらは後世に語られた逸話や映画作品等のイメージ補正の多分についたものばかりで、自らも、ワイアット・アープとは、別の個体であると認識したうえで、それらを騙っている。

また、あらゆる西部劇作品における主人公像、英雄像、それをもとにした旧来的アメリカのヒーロー像を多分に含んで構成されているため、
(愛馬として召喚するシルバーもそれによる)
基本の容貌は変わらないが、身長・体重がわずかな範囲ではあるがいつのまにか変化していたり、見る者が十人いれば十人とも、まったく違う印象を受けることがあるという特徴をもつ。

銃の腕は折り紙付き
(というか、イメージ補正と逸話補正により、「そういうことになっている」ため「そうである」)
だが、凡庸で宝具においても決め手に欠け、能力も全体的に低く、他のサーヴァントに劣るサーヴァントであり、本人もそのことを認めているが、召喚された経緯により、わずかにルーラーとしての権能をもっており、
(ルーラーの適性があるということもある。聖杯にかける望みがない)
宝具の使用時、現界の維持など所々において必要な魔力を大聖杯から得ており、魔力の供給が必要ないという、便利な点があることはある。冗談として、自分をよく正義の味方であると公言するが境遇としては間違いなくそうである。また、聖書の文句やときに説教をよく口にする。これは、力の加護を与えた王の影響が人格に出ているため。


178 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/02(金) 21:28:30 8gdN5F..0
>>174のアドバイスを受けましたので、sageをつけて再うpします。なお、内容に関しては宝具部分を加筆した以外は変えていません。

【元ネタ】仮面ライダーアギト
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】木野薫/アナザーアギト
【性別】男性
【身長・体重】200cm・97kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D(B+) 耐久E(C+) 敏捷E(B) 魔力D+ 幸運E 宝具B+〜EX
【クラス別スキル】
・騎乗:A+
騎乗のスキル。
【固有スキル】
・外科手術:EX
他者を治癒するスキル。このランクに至ると、どのような難病や負傷だろうが、万に一つ外科手術で治癒できる可能性があるならば、必ず直せる。
・神性:B+
神霊適性を持つかどうか。ライダーの力は7人のエルロード(大天使)の1人である「火のエル」の力であるため、このスキルが付与された。
【宝具】
『目覚めよ、その魂(アギトの力)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
ライダーの体内に秘められた力を解放する宝具。その際、腰部に『アンクポイント』と呼ばれるベルトが出現し、ライダーは異形の戦士へ「変身」する。この宝具が発動した場合、筋力、耐久、敏捷の三つのステータスを大幅に向上させる。
『漆黒の飛蝗(ダークホッパー)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:100人
ライダーの相棒。市販の250ccモトクロスバイクがライダーの変身に呼応する形で変態化した半生物半機械のバイオマシン。メガスポーツバイクと同等のスピードとモトクロスバイク特有の悪路での操作性が組み合わさったモンスターマシン。
【Weapon】
『バイオクロウ』
腕と脚に備われている爪状の武器だが、ライダーがこれを使うのはほぼ無いと言える。
【解説】
「仮面ライダーであろうとする者」
僕鯖wikiで仮面ライダー系見てたら「アギトいねぇな」と思ったので作成。キャラ説明は長くなるので詳しくは仮面ライダーアギトの35話以降をご参照ください。


179 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/02(金) 21:29:25 8gdN5F..0
>>178
間違えました。>>175の方でした。


180 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/03(土) 02:51:06 TIGW3iT60
【元ネタ】デモンベインシリーズ
【CLASS】キャスター
【マスター】FGO主人公(藤丸立香)
【真名】大十字九朗&アル・アジフ
【性別】男性/女性
【身長・体重】185cm・80kg/???cm・??kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 工房を使用することがないため、申し訳程度のクラス補正。

道具作成:D
 同じく申し訳程度のクラス補正。

【固有スキル】
戦闘続行:A
 往生際が悪い。血反吐を吐き、泥水を啜っても戦い続ける。

死霊秘宝の主:A
 マスター・オブ・ネクロノミコン。最強の魔導書の主たる証。ネクロノミコンに記された魔術を扱える。
 ・・・決して、マスター・オブ・ネクロロリコンではない。

旧き印:B
 エルダーサイン。邪悪や敵意を祓い、清める五芒の聖印。
 物理・魔術攻撃に対しても高い防御力を発揮する。

神性:EX
 神霊適性を持つかどうか。サーヴァントの枠に入れられても隠し切れなかった神性。
 現役の神様のため、当然のA。

【宝具】
『魔を断つ剣(デモンベイン)』
ランク:A 種別:対神宝具 レンジ:5〜99 最大捕捉:測定不能
 魔導と科学の複合によって造られた、神の模造品を模した巨大ロボット。
 九朗とアルが乗り込むことで、比類なき力を発揮する。
 ・・・が、今回サーヴァント扱いとなった二人の宝具として扱われるため、マスターの魔力消費はしゃれにならない。というかカルデアがヤバい。
 そのため、二人は自主的に「使用時間は5分(5ターン)のみ」と決めている。
 50m級の巨体だが、脚部シールドに搭載された断鎖術式「ティマイオス」「クリティアス」の機能で慣性を無視した機動を行うことが可能。
 また、九朗が生身で使用する魔銃二丁のほか、アルの持つ魔術兵装もすべて使用可能。
 機体自身にも強力な武装が搭載されており、ティマイオスとクリティアスの機能を利用し時空間歪曲エネルギーを相手に蹴り込む「アトランティス・
 ストライク」、右手に発生させた無限熱量を掌底として叩き込み「昇滅」させる「レムリア・インパクト」など、宝具級の威力があるものも多数。
 ・・・が、二人曰く「足りない」「昔のデモンベインレベル」らしい。

【Weapon】
魔銃クトゥグア&魔銃イタクァ
 旧支配者の力を宿す自動拳銃/回転式拳銃。
 クトゥグアは炎を纏った弾丸を、イタクァは氷を纏った弾丸を放つ。

バルザイの偃月刀
 ブレード状の鋭利な刃を持つ「魔法使いの杖」。
 魔術使用のサポートの他、斬撃、投擲、防御と多様な使い方がある。

【解説(セイラム時)】
「―――すまん、飯食わせてくれ」
「・・・このうつけがぁ!」

セイラムでカルデアのマスターが出会った、「魔導探偵」を名乗る青年と少女(幼女)の疑似サーヴァント。
元々はサーヴァントではなかったが、セイラムに来た時にこの世界の「抑止力」に無理矢理サーヴァントの枠にはめこまれ、主人公たちと出会う頃にはがっつり弱体化していた。
しばらくセイラムの街に(主人公たちにたかって)滞在していたが、どうやらその存在に気づいた魔神柱に外に弾き出されたらしい。

【解説】
「「憎悪の空より来りて―――
 正しき怒りを胸に―――
 我等は魔を断つ剣を執る!
 汝、無垢なる刃――デモンベイン!」」

とある世界、とある宇宙で、邪神を打ち倒し神へと至った『最も新しい旧き神』。
・・・なのだが、邪神を追いかけてこの世界(型月時空)に来た結果、あまりの存在の大きさに「抑止力」が反応。サーヴァントの枠に無理矢理押し込めらた結果、二人揃って神となる前と変わらない状態となってしまった。
帰ろうにも弱体化の影響で世界を超えることができないため、カルデアに居座ることになった。
アン&メアリーと同じく二人で一体のサーヴァント扱い。クラスはキャスターだが、基本戦闘は魔銃二丁と偃月刀という異色のキャスター。戦闘で前に出るのは九朗で、アルのページを身にまとい、戦闘状態「マギウススタイル」となって戦う。
神様のくせに貧乏くさく、度々理論武装(という名の現実逃避)をして相方のアルに呆れられる。
勿論ただのダメ人間(神)ではなく、困っている人を放っておけず、成り行きで巻き込まれた事件であろうと「後味悪ィ」の一言で最後まで首を突っ込む生粋のお人よし。どうやら神となってもそこは変わらなかったらしい。
面倒見がよく底知れぬ優しさを持つ好青年だが、邪悪に対しては決して容赦はしない。
たとえ弱体化していても、その手に輝く無刃の神剣がなかろうと、その善なる魂の在り方が変わったわけではない。世界に危機が訪れたとき・・・彼等は必ず、カルデアの力となってくれるだろう。何故なら彼等は、すべての邪悪の天敵たる「魔を断つ剣」なのだから。


ちなみに、九朗とアルは恋仲・・・というか本当の夫婦である。子供もいるらしい。


181 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/06(火) 03:24:56 DwdubuJI0
既出だったらスマソ

【元ネタ】オペラ「魔笛」より【CLASS】アヴェンジャー【マスター】FGO主人公(モーツァルト)【真名】夜の女王【性別】女【身長・体重】170cm・58kg【属性】混沌・悪【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷D+ 魔力EX 幸運B− 宝具A+【クラス別スキル】
神性:B
復讐者:A【固有スキル】
夜の女王:A
夜を支配する女。彼女の前では如何なるものも夜の恐怖から逃れられない。
また、彼女は夜であり、闇に対する恐怖そのものである。夜の全てを支配しているが、しかしながらザラストロに脅かされつつもある。
カリスマ:A
それが例え恐怖と権力によるものだとしてもーーー彼女は絶対的な支配者である。
魅惑の美声:A
娘の帰還を願い、嘆願する時。復讐を誓い、行わせる時。彼女は高らかに歌い上げる。
【宝具】
「我が憤怒、我が誓い…ああ、我が憤怒は行き場を無くし、神々への誓いは未だ果たされず。なれど今こそ復讐の時!(宝具名)!!」
『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え(クイーン・オブ・ザ・ナイト)』
娘を捨て、見放し、今までの絆全てを打ち砕いてまで成し遂げたい復讐。神々への誓いを歌い上げた時、無数の雷と地獄の業火が相手を苛む。本来であればザラストロ一人に向けられる殺意が、ザラストロのいない世界によって行き場を無くし、襲いかかる。ある意味究極の八つ当たり。神官のみならず、神を信仰している者に対してダメージを増加させる。ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1
【Weapon】
神官殺しの短剣:ザラストロを殺すよう、娘のパミーナに与えた短剣。結果として達成されることはなかったが、彼女の復讐の神々への誓いによって神官に対する絶大な凶器と化している。
【解説】
モーツァルト作曲の名オペラ「魔笛」の登場人物。主人公に対して神官に攫われた娘を助けるように求めるが、その実、娘は彼女の世界征服という野望の犠牲にならないように大神官ザラストロによって保護されていた(その方法は拉致だが)。やがて主人公がそのことに気がつくと、女王は復讐の化身と化す。元々ザラストロの友人でもあった彼女の夫が女は身に余る力を求めてはいけないと彼女に自分の財宝のみを残し「全てを焼き尽くす七重の日輪」をザラストロに渡したことによって彼女は権力を失った。その力を取り戻そうと主人公をけしかけたが失敗し、娘に殺させようとしたが失敗し、娘に横恋慕している男を利用して神殿に攻め入ろうとしたが、雷に打たれて闇夜に落ちて行った。
モーツァルトによって生み出されたとも言える存在の為、彼女にとってモーツァルトはマスターと同格であり、時にマスター以上の存在でもある。癇癪持ちでヒステリック、自分の目的の為ならば一人娘を犠牲にすることも厭わない。

【個人的設定】
しかし、彼女の夫への愛は本物であり、いつか無くなってしまう財宝よりも、夫そのものであった「全てを焼き尽くす七重の日輪」を手に入れることによってかつての日々を偲ぼうとしていた。だが、夜の女王である彼女が日輪ーーー太陽を手に入れることは、言わば世界を滅ぼすことにも通じかねない。夜と太陽(朝)が一人の手の中にあれば、必ず混乱を招くからである。それを危惧して夫がザラストロに日輪を預けた結果、彼女は身を滅ぼすことになった。


182 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/06(火) 03:32:24 DwdubuJI0
メモからコピーしたら見づらくなってたので前半上げ直しますm(_ _)m
【元ネタ】オペラ「魔笛」より
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】FGO主人公(モーツァルト)
【真名】夜の女王
【性別】女
【身長・体重】170cm・58kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷D+ 魔力EX 幸運B− 宝具A+
【クラス別スキル】
神性:B
復讐者:A
【固有スキル】
夜の女王:A
夜を支配する女。彼女の前では如何なるものも夜の恐怖から逃れられない。
また、彼女は夜であり、闇に対する恐怖そのものである。夜の全てを支配しているが、しかしながらザラストロに脅かされつつもある。
カリスマ:A
それが例え恐怖と権力によるものだとしてもーーー彼女は絶対的な支配者である。
魅惑の美声:A
娘の帰還を願い、嘆願する時。復讐を誓い、行わせる時。彼女は高らかに歌い上げる


183 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/07(水) 07:49:49 RDtxNfMI0
【元ネタ】陰陽師-本格幻想RPG
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】安倍晴明
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
本来ならば“工房”を上回る“祭壇”を形成することができ、都市を丸々一つ自らの領域にすることすら可能な程だが、何らかの要因で記憶と力の大半を失っているため“工房”の形成が可能な域に留まっている。

道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成できる。
呪符・霊符など東洋魔術特有の呪具を作ることができる。

【固有スキル】
陰陽道:A
陰陽五行説を基盤に神道、道教、修験道や密教などを融合し、日本において独自に発展した魔術体系。
万物の吉兆を占い、怨霊や妖魔などの怪異・災厄を退けるほか、
他者を呪ったり、また式神の使役や、結界構築に長じる。

気配察知:B
敵の気配を察知する天与の才。
周囲の生命体、魔的・霊的存在の位置を捕捉可能。
このランクならば数百mの範囲を容易にカバーする。
気配遮断で存在を隠匿していても判定次第で見破る事が出来る。

千里眼:A+
竜宮に赴いた際に授かった『青眼』によるもの。
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
透視、未来視、過去視さえも可能とする。

言語理解:C
竜宮に赴いた際に授かった『青眼』によるもの。
鳥獣の言葉を理解し、意思疎通が可能。


神性:C-
信太明神に連なる白狐の子という出自から来る神霊適性。狐に関する出自の伝承を持つ英霊に対し、戦闘が有利に成り易くなる。
一部記憶を失っているため、マイナス補正がかかっている。


【宝具】
『悪しきを阻む五行の理(ごぎょう・けっかいじん)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:5 最大捕捉:10人
足元に五芒星の陣を展開し、霊力による防御結界を張る術。
この結界は如何なる攻撃も最低でも一度は防ぐことができ、また物理的破壊力を伴わない手段で突破することはできない。
結界の術は『邪を拒み制する』術であるため、悪の属性を持つ者や魔の存在に結界内の存在を捉えることは困難となり、ごく近い距離でない限り悪属性のサーヴァントや魔性を持つ者に対しては同ランク相当の気配遮断の効果を発揮する。
しかし持続時間は短く、2ターンまでしか維持できない。

『龍よ、天雷を喚べ(らいこうしょうらい)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:10 最大捕捉:20人
龍神を召喚し、敵全体に稲妻を落とす。
龍神が放った雷撃は悪属性や魔の存在への特攻性能を有し、魔性や悪の属性を持つ者に対し高い威力を発揮する。
また一定の確率で稲妻を受けた範囲内の敵を気絶(スタン)させる。


【Weapon】
『呪符』
キャスターが符術に用いる様々な呪符。
敵の弱体化、味方の強化など様々な効果を発揮する。

『式札』
キャスターが使役する式神の依り代となる和紙札。
キャスターの式神たる妖や霊達をこの札に降ろすことにより、式神の具現・使役が可能となる。

【解説】
スマートフォン・タブレット向けRPG『陰陽師』の主人公で、言わずと知れた稀代の陰陽師。
朝廷に仕え、魑魅魍魎など闇の存在より京の都を護る使命を帯びている。
何らかの理由から記憶喪失で、更にその力の大半をも失ってしまった。
また、彼に仕えていた式神達も散り散りになり、式神であった頃の記憶の有無に関係なく野生の妖となっている。
黒夜山にて出会った記憶喪失の少女・神楽や、弓術と結界術に長けた源氏の公卿・源博雅など様々な仲間達と共に京に迫る闇に立ち向かう。


184 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/07(水) 18:23:52 d5qlXLbo0
【元ネタ】史実 西部開拓時代
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ワイルド・ビル・ヒコック
【性別】男性
【身長・体重】183cm・77kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B+ 魔力E 幸運C+ 宝具B-
【クラス別スキル】
対魔力:-
 男に対魔力なんぞ必要ない。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
男の射撃:A+
 銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。
 ほとんどチームを組まず一人で西部に武勇伝を打ち立てたという。二丁拳銃で戦った逸話が有名。
 特殊な伝承補佐により強い照明を目に当てられると大幅にランクダウンする。

男のクイックドロウ:A+
 射撃の中で早撃ちに特化した技術。
 相手が抜いたのを見てから抜いても充分間に合ってお釣りがくる程度の腕前。
 宝具でカードを揃える隙も、その早撃ち故に弱点にはなり得ない。

男の戦闘続行:C
 瀕死の傷でも戦闘を可能とする。

男の中の男:A
 第七騎兵隊時代に激賞された逸話をはじめとした様々な伝説、伊達男ぶりから得た特殊スキル。
 男らしい行動、男前な行動を取る程に次に行う判定に有利な補正がかかる。
 固有スキル名の頭に“男の”を加える効果もある。

【宝具】
『男の手札(デッドマンズ・ハンド)』
ランク:B- 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 戦闘時、ポーカーの手札を手元に召喚し、その役の強さに応じて銃撃の威力を増すギャンブル宝具。
 引いた役が強い程に強力な“死人の呪い”が銃弾に付与され、呪いの程度によっては死霊の魔手をも召喚する魔弾と化す。
 効果は戦闘が終了するまで継続し、重ね掛けも可能。
 つまり際限なく強化できるが、黒のAと8のツーペアを引いた場合、ビルの死因を再現してしまうというリスクも存在する。
 すなわち、何処からともなくビルの後頭部に回避不能の銃弾が撃ち込まれるのである。

【Weapon】
『コルトM1851ネイビー ×2』
 リボルバー拳銃を二丁所持。二丁拳銃での戦闘も可能。

【解説】
 本名ジェームズ・バトラー・ヒコック。西部開拓時代の優れたガンマンの一人。
 高い鼻とややめくれあがった上唇からダック・ビル(鴨の嘴)とあだ名され、いつしか「ビル」と呼ばれるようになった。
 芝居がかった男伊達で、女たちにも大人気だったという。

 18歳の時、運河の建設現場で殺人未遂事件を起こし、逃亡。
 当時アメリカは政治信条の異なる北部派と南部派閥の対立が各地で深まっていたが、
 ビルはカンザス準州で起きた両派の抗争に北部派として参戦。
 ビルは24ヶ所の傷を負いながらも、南部派の6人を銃で、1人を鉄拳で、残る3人をナイフで倒したという。
 この激闘ぶりは後にロック・クリークの殺戮と呼ばれたとされる。

 以後、様々な地で保安官やスカウト(偵察兵)を務め、その銃の腕で度々功績を立てる。
 無法者に不意打ちされかけても相手が引き金を絞る一瞬に銃を抜いて撃ち殺した、2丁の拳銃で同時に射撃した、
 6年間で36人の無法者を殺した(公的な記録では確実に殺した数は9人)、などの逸話が残されている。
 特に第七騎兵隊に属していた頃の活躍は、指揮官のカスター大佐に「男の中の男」と激賞された程だったという。
 しかし、その粗暴なやり口から、勇名とは裏腹に現地市民からの評判はいまいちで、保安官選挙に落選したこともあった。

 やがて西部から荒くれ者達が去りはじめると、
 ビルは新たな働き口を求めてバッファロー・ビルが率いる巡業舞台『ワイルド・ウェスト・ショー』に参加。
 西部劇を実際の人物が演じる、ということから各地で評判となったが、ビル自身の演技は今ひとつだった上に、
 照明で目を悪くしてしまい、別人のように衰えてしまう。

 結局、ビルはショーを脱退してガイドや博打で日々を過ごすようになるが、
 ポーカーに興じているところをジャック・マッコールに背後から撃たれ、絶命した。
 死んだ時に握っていた手札は黒のAと8のツーペアであり、この役は後に『デッドマンズ・ハンド』とも呼ばれるようになった。


185 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/09(金) 12:59:52 2dGOJDDI0
【元ネタ】史実 イギリス 16世紀
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヘンリー・テューダー (ヘンリー七世)
【身長・体重】168cm・63kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E(C) 耐久D(B) 敏捷D(B) 魔力E(C) 幸運A(A++) 宝具EX
【クラス別スキル】
騎乗:EX
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせ、野獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。
 竜種に限り野獣ランク以上の騎乗が可能。
対魔力:D(B)
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
 宝具効果で本来よりランクが上昇している。
【固有スキル】
予言の子:EX
 マーリンによって予言されたブリテン最後の王キャドワラダーの再来。彼の出現はブリトン人が再びブリテンを支配する時を意味する。
 宝具の発動条件であり、宝具の効果によってカリスマ・対魔力・魔力放出・竜属性を取得することが出来る。

自己暗示:B
自らを対象にかける暗示。通常は精神に働きかける魔術・スキル・宝具の効果に大して高い防御効果を持つスキル。
ヘンリーは自らをブリテン解放の救世主であると心の底から思い込んでおり、それに相応しくあろうと振る舞う。

扇動:B
数多くの大衆・市民を導く言葉と身振りを習得できるスキル。
ヘンリーは他者に自らを解放者・救援者であると信じ込ませることが出来る。

【宝具】
『キャドワラダーの赤竜(ア・ズライグ・ゴーッホ)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:1〜1000 最大捕捉:1000人
 ヘンリー7世の象徴たる赤竜の描かれた軍旗。一応長柄の武器として振るう事も出来る。
 所持しているだけで自身の全ステータスを2ランク上げ、カリスマ:B・魔力放出:C・対魔力:Bに加えて竜属性を得る。
 真名開放によりブリテンの再興を信じる末裔たちの軍勢を召喚する。この軍勢はヘンリーに由来しない伝説「マーリンの予言」に従って現界するため召喚毎の制限時間はあるものの規模に比して魔力消費が著しく少ない。
 さらに軍勢を一体の巨大な赤竜と化して乗騎にする事も可能。

『予言成就せし赤薔薇の子(テューダー・ローズ・マブ・ドロゲン)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1000人
 予言を全うしてテューダー朝の祖となったヘンリーの生き様が昇華された宝具。
「キャドワラダーの赤竜」を最大解放することにより、周囲を神秘の残る時代のブリテンに塗り替え、ブリテンに由来する神秘を強めるフィールドを作り出す。
 さらに自身の霊基を変性させ伝説の大英雄のそれに作り替える事により最盛期のブリテンを象徴する大英雄アーサー王と同等の能力・スキル・宝具を所持した状態に変化することが出来る。
 この状態では聖槍ロン・聖盾プリドウェン・妖精鎧ウィガールをはじめ、聖剣と鞘、馬、猟犬、酒器や釜、円卓や城までも宝具として取り出し真名解放すらできる。
 サーヴァントの枠を大きく超える神秘を体現でき、召喚した軍勢(赤竜)も円卓の騎士が如く強化されるが、相応の魔力消費が伴うため、一流の魔術師でも一瞬で魔力が枯渇する。

【解説】
目つきが鋭く、衣装は黒づくめ、眼帯、手の甲に落書きして包帯を巻き「竜の紋章がうずく・・・」とか言ってる痛い青年(26歳)。
本人はこのスタイルを現代で最も解放者・救世者らしいムーブだと思っており、ほめると喜ぶ。
一応、戦いになれば重厚な鎧に身を包み軍馬に跨る王者の気風を漂わせるが眼帯や包帯はそのまま。

『ブリタニア列王史』中の『マーリンの予言』は最後のブリテン王キャドワラダーの再来たる『赤い』竜がいつか大陸から舞い戻り、『白い』竜からブリテンを解放する」というものだった。
15世紀薔薇戦争末期、白薔薇を紋章とするヨーク家との争いの中、暗殺を避けてブルターニュに匿われていたヘンリー・テューダーは、奇しくもキャドワラダーのモデルの一人であるカドワラドル・アプ・カドワスロンの末裔であった。
彼は継承権の弱さを払しょくしウェールズ系貴族の助力を得るために、35人以上もの詩人たちに自分が「予言の子」であることを謳わせ、リチャード3世との決戦では「赤い竜」を軍旗として使用した。
ヘンリー7世は自らが「予言の子」たることに陶酔していたと言われ、政務で気がめいった時には予言の歌を歌わせて気晴らししていたという。
ヘンリー7世の赤い竜は今日では「カドワラドルの赤い竜」としてウェールズのシンボルになっている。

ヘンリーは成功者であり聖杯にかける望みは無いため通常召喚されない。しかし、救いを求める者がいれば手を貸すかもしれない。


186 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/09(金) 21:00:34 twoQo9c60
【元ネタ】史実 プレスター・ジョン伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】オン・カン
【性別】男性
【身長・体重】171cm・69kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運B+ 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A++
 すべての獣、乗り物を自在に操ることが可能。
 本来は騎乗スキルでは乗りこなせないはずの竜種についても、例外的に騎乗可能。

【固有スキル】
友誼の証明:C
 敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことができる。
 聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。

仕切り直し:A
 戦闘から離脱する能力。
 不利になった戦闘を初期状態に戻す。

戦闘続行:A+
 決定的な致命傷を受けても戦闘が可能。
 首だけとなっても動いたという逸話からオン・カンはこのスキルを高ランクで有する。

【宝具】
『絢爛なる幻想王土(カラ・バルガスン)』
ランク:EX 種別:対物宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 ケレイト王国の首都と、西欧に伝わるプレスター・ジョンの王国の伝承を組み合わせた宝具。
 かつての首都の遺跡『カラ・バルガスン』の建材に魔力を注ぎ込むことで
 プレスター・ジョンの伝説に謳われる様々な文物、建造物、動植物等に変換できる。
 ただし、注ぎ込んだ魔力が尽きると元の建材へと戻る。
 変換の規模は触媒とした建材の量に比例して変わり、
 全てを現地に運び込み、かつ膨大な魔力を注ぎ込めば、伝説の王国そのものへと変換する事すら可能。

【Weapon】
『飛竜』
 プレスター・ジョンの王国で馬の代わりに用いられる騎乗生物。
 本来は伝説に過ぎないそれを宝具によって具現化し、オン・カンはドラゴンライダーとなる。

【解説】
 モンゴルはケレイト部族最後のカン(王)。オン・ハンとも呼ばれる。
 本名はトオリルで、洗礼名としてダビデの名も持っていた。
 テムジン(チンギス・カン)とは同盟者として互いに支え合うも最終的に敵対し、敗れた。
 マルコ・ポーロの東方見聞録で述べられているプレスター・ジョンは、このオン・カンに比定されている。

 父の死後、トオリル(後のオン・カン)は兄弟を殺して族長に就任するが、他部族と同盟した叔父に敗れ族長の座を奪われる。
 僅かな供回りと共に脱出したトオリルは、モンゴルの有力者イェスゲイと同盟し、その助力を得て族長の座を奪還。
 イェスゲイの没後は、その遺児テムジンを支援した。

 数十年後、再び族長の地位を逐われたが、すでに勢力を広げていたテムジン等の助けを借りて、またも族長の座に返り咲いた。
 さらに金の北伐に協力してタタル部族を破り、金朝より王の称号を与えられてオン・カンと名乗る。
 テムジンとは父子の誓いを交わしていたが、その勢力を事実上従属させており、まさに絶頂期と言っていい状態にあった。

 以後もテムジンらの力を借りて勢力を広げたオン・カンであったが
 息子イルカ・セングンがテムジンと不仲だったところに、テムジンの宿敵ジャムカの離間工作が加わり、テムジンとの関係が一気に悪化。
 一度は婚姻政策で関係修復を図るも失敗し、オン・カンとテムジンの対立は戦いへと発展する。

 初戦には勝利しテムジンを高原の北方まで追いやるも、勢力を回復したテムジンの逆襲に抗し得ず、敗走した。
 ナイマンのタヤン・カンを頼らんとするも、ナイマンの守備隊長コリ・スベチに入国を拒否され、殺害された。
 彼が築き上げたケレイト王国はテムジンの勢力として引き継がれ、その後チンギス・カンと名乗る彼の勇躍を支える土台となる。


187 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/12(月) 18:30:26 F0oN6RJ.0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】コイノス
【性別】男性
【身長・体重】172cm・65kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

奸臣の讒言:C
 告発・忠告の形で相手の敵意を誘導し、秘密裏に自己の利益確保を図る能力。
 権力闘争と裏切りにしか役立たない外れスキルと思われがちだが、
 無謀なマスターの操縦やヘイト調節も可能。

望郷の念:A
 生前、帰国が叶わなかった故郷への未練がスキルにまで昇華されたもの。
 精神干渉に対する耐性として機能するが、代償に最終的な目的が「生前の時代のマケドニアへの帰国」に固定される。
 聖杯戦争においては聖杯への執着という形で現れるだろう。

【宝具】
『帰心、王威に勝る(ヘタイロイ・カタバシス)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000人
 イスカンダルの東征を押し留め、軍を反転させた逸話が昇華された宝具。
 対象とした集団に望郷の念を抱かせ、その動きを鈍らせる。
 さらに対象者が英霊など“召喚”されたものであれば、元の地点(英霊ならば英霊の座)へと送り戻す事も可能。
 その時代に楔を持つサーヴァント等であれば抵抗可能だが、宝具等で喚ばれた者は抵抗できない。

【weapon】
『サリッサ』
 マケドニア式ファランクスが用いる長槍。
 柄が中央部で分かたれ、金属の筒で連結されているのが特徴。石突も穂先のように鋭いため、分割すれば二本の短槍・投槍としても使用できる。
 非戦闘時は槍がしなるのを防ぐために二本の槍に分割して運搬したという。

【解説】
 征服王イスカンダルに最も信頼された側近の一人。
 主に歩兵部隊の指揮官として活躍し、その部隊は「アステテロイ」と呼ばれていたという。

 恐らくはフィリッポス2世の治世末期から仕えていたコイノスは
 続くイスカンダルの治世においてその才幹を開花させ、主に歩兵部隊を指揮する武将として方々で活躍。
 しばしば重要な役回りを演じたという。

 コイノスが窮地に陥ったのは戦争ではなく政争であった。
 イスカンダルの暗殺計画にパルメニオンの子フィロタスが関与した疑惑が浮上したのである。
 パルメニオンの娘婿であったコイノスは保身のためフィロタスを激しく弾劾し、結果としてフィロタスは処刑されたがコイノスは無事で済んだ。

 以後も軍事的手腕は衰えず、イスカンダル最大の難敵と言えるゲリラ戦の名手スピタメネスとの戦いでは、
 一点突破をはかるスピタメネスの部隊を激戦の末に退ける事に成功している。
 インド遠征では騎兵隊の指揮官に転じ、ヒュダスペス川の戦いで敵の背後に回りこんでかく乱するという重要な役回りを成功させた。

 しかし イスカンダルの東征への熱意に付き合いきれなくなったコイノスは、もう軍を返して帰国するべきだとする演説を行う。
 イスカンダルは激怒したが、マケドニア兵達はコイノスを支持。
 これを覆そうとイスカンダルは様々な試みを行うも効果はなく、結局、軍を返す事となった。

 こうして帰還が決まったが、コイノスは全軍の反転から三日後、故国の土を踏む事なく病没した。

【蛇足】
 Zeroで小利口な連中呼ばわりされてた人。


188 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/12(月) 18:36:27 78yZ3J/o0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】チャールズ・グッドイヤー
【性別】男性
【身長・体重】
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】
エラストマー:C
 チャールズ・グッドイヤーが発見したゴムの加硫方法によって衣服を高反発、高耐性化させる。
 
工学(ゴム):A
 ゴムと組み合わせて作る道具ならば即興でDランク相当の宝具として扱うことができる。

星の開拓者:EX
 人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
 あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。
【宝具】
『ライオット・ガンバレット(暴動鎮圧銃)』
ランク:D 種別:対軍鎮圧宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:300人
 被致死性の弾丸によって暴徒を殺すことなく鎮圧する、ゴムがもたらした人類の英知の一つ。
 当然宝具として扱えるような神秘ではないが、チャールズ・グッドイヤーが『鎮圧』の概念を与えたゴム弾を発射することによって成立する。
 威力はEランク以下である。

『ジャーニー・トゥ・ザ・フューチャー(未来への旅)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 彼の生み出したものは人類に大いなる守護を与えた。それははるか海の底や宇宙空間などといった異界への侵入すら叶うという。
 魔法の域にある宝具で、あらゆる物理干渉、並行世界からのトランスライナー、多次元からの交信(六次元まで)をシャットアウトする。
【Weapon】ゴム製品
【解説】
チャールズ・グッドイヤーは1800年12月29日、コネチカット州ニューヘイブンで、農民のアマサ・グッドイヤーの6人兄弟の長男として生まれた。
当時のゴム製品は温度に影響されやすく、冬は低温でかちかちに固まり、夏は熱でべたべたに溶けてしまう性質があった。そして当時の製造技術では、ゴム製品に実用に耐える安定性と耐久性を与えることができなかった。
グッドイヤーは実験でゴムに硫黄を混ぜ、それを加熱した(資料によっては、誤ってストーブに接触させたのだという)。加熱されたゴムは溶解せずに革のように焼け焦げ、周りに乾燥した弾力のある褐色の物質が残った。彼は硫黄がゴムに耐熱性を持たせることを知った。
グッドイヤーはゴムのサンプルを製法、成分を明らかにせずイギリスのゴム会社に送付した。トーマス・ハンコック(タイヤメーカーのハンコックタイヤとは無関係) はそのサンプルを分析し、表面に硫黄分が付着していることに気がつき、加硫法の秘密を知った。ハンコックは実験を重ね、グッドイヤーの4年後1843年に、加硫ゴムの製造法を再現することに成功した。その後グッドイヤーがイギリスで特許申請を行ったとき、数週間前にハンコックが特許申請を行っていたことを知らされた。1852年にハンコックはグッドイヤーに対し、加硫ゴムの開発はグッドイヤーの製品の分析からもたらされたことを認めたが、イギリスにおける特許を主張し、のちにグッドイヤーとハンコックのイギリスにおける訴訟に発展する。加硫ゴムはフランスでさっそくシャスポー銃などの新兵器に採用され、1855年にはフランス皇帝ナポレオン3世がグッドイヤーにレジオンドヌール勲章を授与した。


189 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/14(水) 09:03:34 0F8qFk9E0

【元ネタ】特捜ロボジャンパーソン
【CLASS】ルーラー
【マスター】藤丸立香
【真名】ジャンパーソン
【性別】男
【身長・体重】190cm・100kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久A 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具B〜A+
【クラス別スキル】
・真名看破:B+
サーヴァントの真名およびステータス情報を見破るスキル。ただし隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては幸運値による判定が必要。
・神明裁決:A
聖杯戦争に参加している各クラスのサーヴァントに対し二画の令呪を行使できるスキル。
・騎乗:B+
騎乗のスキル。大抵の乗り物ならば人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
・正義の使者:A+
生前の行動がスキルとして反映されたもの。自身の信念に反する令呪の命令を拒否する事ができる。
・不殺の信念:A
決して人は殺さないという確固たる信念。人の命を害する可能性が高い令呪の命令を拒否する事ができる。
・精神的外傷:D+
ルーラーの深層意識の奥底に存在する“忌まわしき記憶”がマイナススキルとして具現化したスキル。
改心の余地がある敵と戦闘している際に低確率で発動し、一時的に行動不能に陥ってしまう。
【宝具】
『悪を討つ巨砲(ジックキャノン)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:10〜100 最大捕捉:1人
アールジーコとジャンデジックが合体する事で放たれるルーラー最強の宝具。宝具解放の際にアールジーコが単独行動E相当のスキルを保有する形で召喚される。

『漆黒の相棒(ダークジェイカー)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:100人
ルーラーの相棒たる特殊車両。あらゆる攻撃にも怯まない堅牢さと、軍勢を簡単に蹴散らす圧倒的な戦闘力を持つ。

【Weapon】
『ジャンデジック』
ルーラーが愛用する光線銃。様々な用途で使い分ける。
『ジャスティック』
ルーラーの左上腕内部に収納されている特殊警棒。
『ジャンバルカン』
宝具解放をしない場合におけるルーラーの最強武器。Cランク相当の対人宝具と同等の威力を発揮する。
『デュアルレーザーを始めとした内部武装』
ルーラーは全身武器庫と言い表せる程内部武装が豊富である。
『アークファイヤーを始めとしたアタッチメント』
ルーラーは右腕部分に外付け型のアタッチメントを装着できる。
【解説】
「特捜ロボジャンパーソン」の主人公。
彼の使命は、人々の幸せや平和を脅かす邪悪な敵と戦う事である。
それは、サーヴァントに至った今でも変わる事はない。
聖杯を利用して世界を滅ぼさんとする悪しき者が聖杯戦争に参加もしくはサーヴァントとして召喚された場合と、集合無意識が冠位指定に相当すると判断した事態にのみ彼は英霊の座から召喚される。


190 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/14(水) 18:49:40 sF7TUaiA0
【元ネタ】アーサー王伝説 キリスト教
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ペトロック(聖ペトロック)
【性別】男性
【身長・体重】172cm・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではペトロックに傷をつけられない。

【固有スキル】
戦闘続行:A
 生還能力。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 カムランの戦い、二度のローマ巡礼、インドへの旅、と多くの危難から生還したが故に、ペトロックはこのスキルを高ランクで有する。

信仰の加護:A
 信仰から生まれる精神と肉体の絶対性。

奇蹟:D+
 時に不可能を可能とする奇蹟。
 星の開拓者スキルに似た部分があるものの、本質的に異なるものである。
 適用される物事についても異なっている。

洗礼詠唱:B
 教会流に形式を変化させた魔術。霊体に対して絶大な効果を及ぼす。

聖人:C 
 聖人として認定された者であることを表す。
 聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に
"秘蹟の効果上昇"、"HP自動回復"、"カリスマを1ランクアップ"、"聖骸布の作成が可能"から、ひとつ選択される。

【宝具】
『命繋ぐ裂槍(グワウェペドロク)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 カムランの戦いから生還出来た理由とされる槍。
 所有者にとって危険となりうる物理的・概念的な干渉を事前に察知し、槍を身代わりとして受け止める。
 言うなれば避雷針のようなものとして機能する。
 ただし槍一つでは受け止めきれない大規模な干渉の場合は防ぎきれず、効果を減衰させるに留まる。

【解説】
 アーサー王の宮廷の24人の騎士に数えられる人物。
 ドゥムノニアのペトロック王がアーサー王伝説に取り入れられたものだという。
 聖人ペトロックと同一視(あるいは混同か?)されており、カムランの戦いで生き残った七人のうちの一人とされた。

 アーサー王伝説ではコーンウォールのクレメンテ王子の子とされ「裂けた槍(Splintered Spear)」の異名を取る。
 また、ブラエスとカドグと共に公正な騎士の一人に数えられた。
 ブラエスは地上の法、カドグは教会の法を守るのに対し、ペトロックは武人の法(law of arms)を守る騎士とされる。

 アーサー王最後の戦いであるカムランの戦いでは、聖ペトロックを生き残った七人のうちの一人に数えている史料がある。
 前述の騎士ペトロックと聖人ペトロックを同一人物とする見方に依るのであれば
 カムランの戦いの後、騎士の道を捨てて信仰に生き、聖人と呼ばれるまでの人物になった、と解釈するべきか。

 アイルランドで神学を学び司祭となった聖ペトロックは、ローマへの巡礼後、コーンウォールに帰還し、多くの修道院、教会を建てた。
 伝承の中にはインドへの旅で出会った狼を連れていた、人や動物を襲わないようにドラゴンを説得して海に返した、など荒唐無稽なエピソードもあるが、
 これは異教的な伝承の補完とも見られる。
 アーサー王の後継者ともされる暴君コンスタンティン3世をキリスト教に改宗させたというエピソードもある。

 死後、彼は自身が葬られたボドミンの修道院を中心に厚い信仰を受ける聖人となった。
 後世ではデヴォンの守護聖人とされ、コーンウォールの守護聖人とされる場合もある。


191 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/15(木) 21:40:39 ciEa5tQY0
【元ネタ】フィニアンサイクル・アイルランド
【CLASS】キャスター
【真名】グラニア
【性別】女性
【身長・体重】156cm・45kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”として機能する支石墓(ドルメン)の構築が可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 妖精王アンガスに由来する魔術道具や薬品を精製可能。

【固有スキル】
麗しの姫君(凶):A
 統率力としてではなく、周囲の人を惹き付けるカリスマ性。
 Aランクの彼女は、ただ存在するだけで自分を守る騎士たる人物を引き寄せる。
 …なのだが、彼女の場合惹き付けた相手には同時に不幸ももたらす。

狩猟の助言:A-
 狩猟に向かう相手に有益な助言を授けることができる。

シャーヴァンの実:Ex
 気まぐれでディルムッドを唆して番人の巨人を倒し奪った神々の果実。
 一度口にすればいかなる傷も癒し例えサーヴァントでも肉体・精神年齢共に若返らせる。

【宝具】
『薔薇の恋に生きたは我が宿痾』
ランク:B 種別:対心宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1人
ラヴィアンローズ・ゲッシュ。
英雄の運命さえ翻弄する絶対の誓い、ゲッシュの逸話が宝具として昇華されたもの。
彼女に言葉を告げられた相手は、内容が何であれ令呪に匹敵する強制力を以てそれを実行させられる。
対心宝具の性質上、相手の意志力には一切左右されないが、
魔術的な誓約であるため対魔力によっては抵抗される可能性がある。

【解説】
どこか物憂げな雰囲気の漂う白薔薇の如き少女。
彼女が一際熱を帯びた視線を向ける先には、黒子を持つ二槍流の槍兵がいるとかいないとか…。

グラニアはエリン(現在のアイルランド)の上王コーマックの娘である。
父の配下の騎士で二番目の妻を亡くしたばかりのフィン・マックールの求めに応じて婚約するが、
既に高齢であったフィンとの結婚に気が進まなかった彼女は婚約発表の宴の場で目を付けた騎士と駆け落ちすることを思いつく。
――それが、一つの物語の終わりの始まりとも知らずに。

彼女の謀りによって寝静まった宴の夜、誘いをかけた騎士は二人いたという。
一人はフィンの息子オイシンであるが、彼の"父の女を奪わない"というゲッシュ(誓約)によって拒否される。
そしてもう一人こそがフィオナ騎士団の一番槍、輝く貌のディルムッド・オディナ。
フィンへの忠義厚い彼も花嫁の務めを放棄してはならないと諫めるが、
今さら後に引けなかった彼女は逆にディルムッドにゲッシュをかける。
「私を連れてこの城からお逃げください。さもなければあなたには破滅が訪れるでしょう」

グラニアはディルムッドの黒子によって魅了されていたからゲッシュをかけたのか。
違う!違う!違う!と本人は強く否定する。
現代の魔術師でも抵抗が難しい彼の魅了を受けていたなら、別の騎士には声をかけないはずだ、と。
それに例え一時の間魅了されていたとしても、その後はお互い深く愛し合ったのだから問題ない。
……と少なくとも彼女自身はそう思っている。
もっともこの結末には愛された騎士の方が英霊となってからも苦悩していることを、彼女はまだ知らない。
見かけによらず行動派であり、時には大人の女性のような大胆さも見せる。
生真面目すぎるディルムッドを見かねて自身の太腿に撥ねた泥を引き合いに彼を誘惑した逸話にはさしものコノートの女王も苦笑い。

フィンによってディルムッドが謀殺された後、グラニアがどのような行動を取ったかは諸説ある。
"再びフィンと結婚し子供を儲けた"と言った逸話からいわゆる悪女とみなされることも多い彼女であるが、事実は異なる。
"ディルムッド以外の男性を愛さない"というゲッシュを自らに課し、その後も彼の後を追うように自殺したからだ。
余談ではあるが、『ディルムッドとグラニア』における彼女らの悲恋は後のアーサー王物語の成立に影響を与えたとも言う。

古今東西の英霊が集うカルデアにおいて、最愛の人との再会という奇跡すら既に叶っている彼女には聖杯に願うことなどない。
いつだって愛しの薔薇の騎士と新たな従者(マスター)が守ってくれると信じているからこそ、
彼女は人理保障のためにも助力を惜しまないだろう。
……まあ、連れ沿うことで多少の不運は招いてしまうとしても。
いつの時代も英雄譚には波乱がつきものなのだから。


192 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/15(木) 23:20:10 AdWNtKQQ0
【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】アーチャー
【マスター】ラニ=VIII
【真名】呂布奉先
【性別】男性
【身長・体重】225cm・153kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

反骨の相:B
 一つの場所に留まらず、また、一つの主君を抱かぬ気性。
 自らは王の器ではなく、また、自らの王を見つける事のできない放浪の星である。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

【宝具】
『竜舌弓(ロンショーゴン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5〜80 最大捕捉:20人
 龍筋を弦に用いて作られた名弓。
 伝承では矢の速度、命中精度を著しく高めたといわれ、轅門射戟で用いたのはこの弓だともいう(虎筋を弦に用いた弓だという話もある)。
 その正体は、所有者の意志に応じて矢の周囲の気流――風の流れを操作する力。
 矢が放たれた後に、その速度、軌道を自在に変えられるが、使いこなすには人知を超えた先読みか、人間離れした反応速度が必要となる。
 ――呂布は矢の雨とも言うべき連射を行いながら、矢の一つ一つを自在に動かす。

『軍神五兵(ゴッド・フォース)』
ランク:A 種別:対人、対軍、対城宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:1〜50人
 呂布が生前用いたとされる、方天画戟の真名。
 切斬、刺突、打撃、薙ぎ、払い、射撃の六つの形態に変化するマルチプルウェポンであり大量破壊兵器。
 中国の古い軍神・蚩尤が六本の腕に異なる武器を持っていたことから、超軍師・陳宮が考案した人工宝具である。

『轅門射戟(ゆみ、いくさをとどむ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000人
 袁術軍と劉備軍を和解させた『轅門射戟』のエピソードを再現し、一時的な休戦状態を作り出す宝具。
 地上に突き立てた戟形態の『軍神五兵』に矢で射当てることで、内部での戦闘を一時的に禁じる結界を張る。
 結界は円状の形を取るが、 その半径は呂布と『軍神五兵』の間の距離と等しくなる。
 つまり『軍神五兵』との間合いが離れているほど結界も大きくなる。
 呂布は宝具発動の隙を減らすためか、
 戟形態の『軍神五兵』を石突を先として投槍のように投げ込んだ後、すかさず矢を射当てる、という手段を取る。
 無論、それでも武器を手放す上に大きな隙を晒すというリスクはあるが。

【解説】
 後漢末期の武将。
 三国志演義において最強と目される武将の一人だが、背反行為を繰り返し孤立。
 最後は曹操の軍勢に攻め立てられて降伏し、処刑された。

 バーサーカーのクラスでは宝具『軍神五兵』を所有していたが、
 アーチャークラスの場合は呂布の弓と伝えられる『竜舌弓』 も所有する。
 こちらは『軍神五兵』を手にする前から用いていた弓で、『軍神五兵』の射撃(砲)に比して小回りが効く宝具となっている。
 演義のみならず史実でも弓の名手と記されている呂布にとって、アーチャークラスは馴染み深いもの。
 連射の効く『竜舌弓』と大砲としても機能する『軍神五兵』により、あらゆる間合い、あらゆる戦局に対応できる万能サーヴァントとなるだろう。

 加えてこの二つの宝具を組み合わせて発動する第三宝具『轅門射戟』は、対軍規模の休戦宝具。
 呂布自身にはこれを有効に用いる頭脳がないが、仮にマスターないし呂布の参謀が智者である場合、戦局を動かす一手ともなりえる

 しかし、その性格の方は伝承どおりの裏切りの将。
 アーチャークラスで呼んだ場合、高ランクの単独行動スキルが付与されるために、裏切りの危険性はさらに跳ね上がる。
 能力以前に性格の問題で使いこなすことが難しいサーヴァントと言える。
 
【蛇足】
 轅門射戟において呂布は遠く離れた地点に自身の戟を突き立て、矢で射当てたというが、
 仮に『軍神五兵』を突き立てていたとするならば、別の弓が必要じゃない? という発想から本来の伝承の弓も持たせました。


193 : 176 :2018/03/17(土) 17:56:56 NmwZ8.g20
失礼ながら、改行部分修正して再投稿いたします

【元ネタ】史実?
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】セイント・ジョンソン
【性別】男性
【身長・体重】(情報なし)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E- 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
騎乗:C+
白い馬「シルバー」をどこでも召喚して騎乗する。ただし元々は自分の愛馬ではないため、いつも機嫌をとって乗せてもらっている。あとロバと羊にも乗れる。
陣地作成:E-
キャンプの設営と野営は得意。調理は大雑把。
【固有スキル】
早撃ち:A++
所持する拳銃による銃撃。飛び道具で撃ち合う場合、時間や位置を超えて、相手が撃ち出す(発射する)より先に、こちらからのものが発射され命中する。傍目には相手が発射しかけたら、次の瞬間、吹っ飛んだように見える。得物によっては武器の使用を強制的に中断させられる。射程外、知覚外からの不意打ちに対応しない。基本、スキルランク他すべてのルールを無視する。
■の祝福:E
後述のように、とある王の力を受けている。本来英霊たりないところを、これにより補って支えている。副産物として、王の武器を魔術(というか魔力を用いた「何か」。正規の魔術ではない)で呼び出し、使う資格を与えられている。
【宝具】
『正義の銃弾(バントライン・スペシャル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1人〜
そのまま、所持する拳銃を宝具として使用する。使用時は、連続で当てると(リロードを挟んでも)一発ごとに命中時の威力が上がっていく。外すと威力が最初の状態に戻る。
『出でよ(クロス・ファイア)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1人〜
時代、地域を問わず(未来のものも含む)既知、未知も関係なく、兵器、兵装、武器、武装をひとつ召喚する。召喚の指定は大雑把で、「目的に必要」と判断したものがひとつ召喚される。それを使用して攻撃などを行う。銃以外の大きなものの操作は手動ではなく、半自動状態。大規模で威力・破壊規模が大きいものほど、魔力を大量に消費する。(条件として「銃砲」と「弾丸」という概念にあてはめられる必要がある。例として刀槍などの近接系武器は召喚できない。ただ概念にあてはまるものなら小銃、砲台のみならず、戦車、軍艦、戦闘ヘリなどどのようなものでも召喚する。ただ、魔術じみたものである以上、法則性が必要とされるのか、潜水艦を陸上に喚ぶことができないなどの場所の制限がある。ただし、例外として、「浅瀬に乗り上げて砲台として使用する作戦があった戦艦」など逸話をもつものなら陸上にも召喚できる)

キャスターとして召喚されたことで付与されたイレギュラー的能力。魔術のような体裁をとっているが、こういった魔術は存在しない、完全に唯一のものであり「魔術もどき」。どんな強力なものでも召喚、使用が可能だが、その攻撃はすべて兵装そのものの物理攻撃以外のものではなく、要は、サーヴァントには無効である。(極端な話、核ミサイルなどの召喚、使用も可能だが、自分も含めてサーヴァントすべてに効果がない。周囲すべてを巻き込んでの爆発によって、マスターを標的にすることはできるが、その場合、使う英霊自身にマスターを威力から防御しきる力がない。また言うまでもなく、標的にしたマスター達がサーヴァントの能力によって生存しきる可能性が非常に考えられる)

矢や弓、旧式の鉄砲なども概念にあてはまれば対象として可能なので、神性、霊格を帯びた伝承の武器を召喚し使用すればいいが、そういったものはなぜか魔力消費が膨大になるばかりか、召喚するだけで英霊自身の肉体が深刻な負担・ダメージを負い、使用できずに消滅まで及ぶという致命的な欠陥がある。また、未来のものは(未来の定義はやや曖昧で、だいたい「理論上到達可能な技術以降」)同じく魔力消費が膨大か、膨大過ぎて召喚不可。(理論上としてのみ召喚可能)
『5つの丸石(ビッグ・マン)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1人
上記の術で召喚可能な宝具。■の祝福により、投石器と5つの石を召喚する。唯一サーヴァントに通じるものとして使用可能。ただし、使用すると英霊の肉体が発射の段階でダメージを負い、全ての能力が下がり、「出でよ」も使用不能になる。(厳密には使用可能だが、召喚→召喚したものを使用の時点でサーヴァント自身が消滅、退場となる)
なお、敵の正面で1対1となった状態でしか使えない。(相手側が「多」であっても対象と目があっている、認識がこちらに完全に向いている、などならば「1対1」と見なされる)

【Weapon】
『バントラインスペシャル』
後世の贋作と噂高い銃。実物と瓜二つのリボルバー式拳銃。


194 : 176 :2018/03/17(土) 17:58:25 NmwZ8.g20



【解説】
要するにワイアット・アープ。真名はアープをモデルとした映画の登場人物。(正確にはセント・ジョンソン、またフルネームでフレーム・セイント(セント)・ジョンソンとなる)

ただし、この英霊自身はアープ本人ではなく、あくまで映画の中の虚像と外部からのイメージによって創られた、命を持たない幻像。本来、英霊となる条件すらもっていなかったが、召喚がおこなわれた際、形作られた幻像の元となったアープの「1対1の決闘」「西部一の早撃ちの名手」という要素が呼び水となり、とある羊飼いの王の力の加護をえて、(王の若い頃の逸話による)「ワイアット・アープ」、「西部劇への無数の外部的イメージ」、しかして「ワイアット・アープ本人ではない」という要素をより固めた「セイント・ジョンソン」というまったく別の「人物」の英霊として現界した。(こうなった要因として、最初、召喚者が「ワイアット・アープ」本人を目当てに、また諸事情からルーラーとして召喚しようとして、しかし、触媒に「贋作」であるバントラインスペシャル、正確にはそのファンアートのひとつとして作られたさらに贋作であるよくできた玩具を掴まされたのを、そうとは知らずに使用してしまったことがある。召喚者がアメリカ近辺の史実にまったく疎かったのも、原因として挙げられる。適正クラスがライダー、アーチャー(ガンナー)であったにもかかわらずキャスターとなったのは、イレギュラーと見なされたため)

一応、アープ本人のものである記憶と体験を断片的にではあるが保有している。しかし、それらは後世に語られた逸話や映画作品等のイメージ補正の多分についたものばかりで、自らも、ワイアット・アープとは、別の個体であると認識したうえで、それらを騙っている。

また、あらゆる西部劇作品における主人公像、英雄像、それをもとにした旧来的アメリカのヒーロー像を多分に含んで構成されているため、(愛馬として召喚するシルバーもそれによる)基本の容貌は変わらないが、身長・体重がわずかな範囲ではあるがいつのまにか変化していたり、見る者が十人いれば十人とも、まったく違う印象を受けることがあるという特徴をもつ。

銃の腕は折り紙付き(というか、イメージ補正と逸話補正により、「そういうことになっている」ため「そうである」)だが、凡庸で宝具においても決め手に欠け、能力も全体的に低く、他のサーヴァントに劣るサーヴァントであり、本人もそのことを認めているが、召喚された経緯により、わずかにルーラーとしての権能をもっており、(ルーラーの適性があるということもある。聖杯にかける望みがない)宝具の使用時、現界の維持など所々において必要な魔力を大聖杯から得ており、魔力の供給が必要ないという、便利な点があることはある。冗談として、自分をよく正義の味方であると公言するが境遇としては間違いなくそうである。また、聖書の文句やときに説教をよく口にする。これは、力の加護を与えた王の影響が人格に出ているため。


195 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/17(土) 20:17:11 Er7X0iiE0
【元ネタ】アダルト作品
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】種付けおじさん
【性別】男性
【身長・体重】?cm・?kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運A 宝具C+
【クラス別スキル】
狂化:D
筋力と幸運のパラメーターをランクアップさせるが、言語能力が不自由になり、複雑な思考が難しくなる。
【固有スキル】
変化:D−
別の男性に姿を変えることができる。ただしその姿は差はあれどおじさんにしかなれない。
専科百般(性):A+
バーサーカーが数々の作品で披露した天性の性技と性知識。
性に関するスキルはAランク相当で、隠密、妖術、拷問技術、自己暗示、被虐体質などの作品内で使用した技術をEランクの熟練度で使用可能。
空打ち知らずの竿:EX
バーサーカーの象徴たる煩悩の権化。
どのような状況下に関わらず性欲は決して尽きることはない。
【宝具】
『種付けおじさん』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:1
バーサーカーによる性交
男女問わず相手と性交し射精後に幸運判定を行い成功した場合相手を受精させる。
その後半日〜1週間ほどの期間を経て相手の胎内で子どもを成長させ臨月を迎えたのちに出産、相手のステータスやスキルを一部引き継いだ赤子を聖杯戦争の間使い魔として使役出来るようになる。

【解説】
アダルト作品に登場する竿役のジャンルの一つであり、男性の異性或いは同性に対する征服願望が形となった概念。
作品によってその容姿や経歴は様々だがその多くは相手に精子を放ち孕ませることが至上の喜びであると考える危険なおじさんである。中には孕ませるためだけにストーキング技術や妖術などの特殊な力を得た者もいる。

性欲旺盛ではあるものの、見境なく襲うわけでは無く気に入った者が孕むまでじっくりと襲う傾向にある。下手するとマスターを気に入って襲いかねないので注意が必要。


196 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/18(日) 17:09:15 0eYR0IEA0
【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】ヒルレル
【性別】女性(外面)
【身長・体重】?????
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷E- 魔力D 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
復讐者:C

自己回復:A+

【固有スキル】
精神異常:B
 個体でなく群体としての憎悪意識に支配され、人格・外面的性別までが反転している。本来は耳目の善き指導者・ラビ。
洗礼詠唱:E-
 復讐心により信仰が妨げられている。黒鍵などの使用も不可。
神性:E-
 喪失している。
死海文書:A+
 詳細不明。対峙する対象の精神を不可解な恐怖でかき乱し、平衡を危うくする。

【宝具】
『金の子牛(クォ・ヴァディス)』
ランク:C 種別:????? レンジ:????? 最大捕捉:?????
 あらゆる憎悪の源。すべての偶像を排して、うす汚れた純白の巨大な布として、顔は、口もと周りをわずかに露出して、
 あとは、頭から踝、腕は手首までを全て覆い、多量に余った端の残りは肩に掛け、それでもなお長く地面に垂れ下がっている。
 布は身体の表面に吸いつくように密着しており、使用者の意思以外では、はがれない。これそのものが固有結界。常時起動する、概念武装であり、
 使用者の総体的な攻撃力を上げるが、「神」の下において、真に有罪の者が攻撃対象の場合のみ、この効果が無効となる。
 また「不当に裁かれた」「真に無実である」逸話を持つ対象に対しては、攻撃力が上がり、逆にその対象からの攻撃行為に対しては、無効化に近い防御を発揮する。
『暗黒時代(ドミネ・クォー・ウァーディス)』
ランク:A+ 種別:????? レンジ:????? 最大捕捉:?????
 『金の子牛』の裏地を広げることで、世界に発動する、もうひとつの固有結界。心象風景は、顔のない人々がならぶ古代の法廷と、
 それを取り巻く、星の明かりも見えない原初の闇。「神」の名の下において、不当な採決、公平を欠いた理由などにより、弾圧、処断され、棄却された
 概念、文明、物により、発展、解明などを遂げた物や、技術にもとづく力を、すべて無効とすることができる。
 また、この闇は、一時期の信仰の光の無い世界を表しており、信仰に根付く者、起源とする者には、精神異常の効果を付与するほど強力な概念である。
 また同時に、強い精神汚染(正体不明の恐怖)の効果をもち、『金の子牛』を(一時的に)喪った代わりとして使用者の身体に装着され、
 辺りの闇と一体化し、(闇が纏った衣であり、衣が周囲に散らばる闇である状態になる)これに触れる者を、その部分から吸着し、同時に侵食する。


【Weapon】
 なし。概念武装した手足(素手)でひたすら殴る。

【解説】
 『金の子牛』の闇を通して、クトゥルーの神、ハスターと結び付いている。信仰不明の闇は、他者から見るハスターの姿そのもの。

 纏っている武装の形状のせいで、動きがやや鈍い(敏捷E-)
 ちなみに宝具の布の下はサンダルと下着のみ。
 
 ユダヤ教のラビ。シャンマイと対立していたとされる。ただし、今は個人ではなく、ひとつの名のもとに集っている多重存在と化している。そのため、本来は聖人に列せられるが、不特定多数の憎悪を背負い、復讐心に駆られているため、その特性は喪失している。これは、ヒルレル自身の名声はあったとされるものの、その人格などに対するはっきりした記述がほぼないため。よって、性別も推測。
 
 このヒルレルの支持者たちから、エッセネ派が結成されたとされている。エッセネ派はのち、同じユダヤ教内で、他のグループと対立し、ユダヤ戦争後に事実上消滅したとされる。


197 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/20(火) 09:57:55 VDA1vWsc0
【CLASS】バーサーカー/フォーリナー
【マスター】
【真名】月の香りの狩人
【性別】-
【身長・体重】-
【属性】混沌・狂/秩序・善
【ステータス】筋力C++ 耐久D++ 敏捷D++ 魔力E++ 幸運E++ 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化:A
 理性と引き換えに身体能力を強化するスキル。
 狩人の場合、理性は失われず、肉体の強化も古き狩人の業でのみ行われる。
 だが全てを狩りの対象とする在り様は、鬼種や蒼褪めた馬に通じ、血に塗れている。

【固有スキル】
血の遺志:A++
 夢の主である狩人は血に依って武器と己の肉体を定義し変質させる。
 ステータスもこれに依り変動し、召喚に際し獲得した魔力と更なる狩りにより、
 人ならざる膂力、全てを冒す血質、果ては神秘の智慧すらも獲得する。

狩人の徴:A
 脳裏に刻まれた逆さ吊りのルーンにより目覚めをやり直す。
 時が戻るわけではなく、喪われた物も戻らない。だが一度喚ばれた狩人の遺志は全ての夜明けまで絶えない。

獣殺し:EX
 魔獣や野生生物に対する極めて強力な特効。
 あらゆるものを狩りの対象とし幾度となく屠ってきた事で獲得したもの。

【宝具】
『知らぬ者よ 恐れたまえ(フィアー・ザ・オールドブラッド)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
 狩人の時代、進化への探求を拓いた者の警句を冠した遺物。
 数多の上位者を狩り獲得したこの宝具は、使用する事で脳に瞳を得、自らが上位者となる。
 クラスが変化、全てのステータスが大幅に向上し、古い世代、つまり現行人類とそれに与する者の全てが狩りと特効の対象に加わる。

 強く混沌の性質を持つ者でない限り、マスターや味方であっても敵対する。
 獲得したリソース次第では聖杯や抑止の制御すら振り切り、幼年期の務めを全うするだろう。
 
【Weapon】
『仕掛け武器』
 狩人が獣狩りに用いた武器群。多くが変形による複数の様態を持ち、血に依って鍛えられ時に神秘を宿す。
 獣の群れ、見上げる巨躯、人でも獣でもない異形、あるいは、血に呑まれた同業。
 獲物の全てを狩る為に、狩人は自らの資質に応じ多様な武器を振るう。

【解説】
 Bloodborneにおける主人公。
 舞台となる地の特異な医療、『青ざめた血』を求めて訪れた所を、狩人の夢に囚われ、獣狩りに加わる事となる。
 狩りの果てに人類の進化、上位者へと至るルートのもの。
 容姿性別は定かでなく、走り書きと手記、ジェスチャーでの意思疎通を好む。
 なんでも狩るが、正気な相手には会話から入る。


フリプ記念改訂版
夜にありて迷わず、血に塗れて酔わずな正気系バーサーカー
神秘に触れると発狂させる側になる


198 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/22(木) 21:28:03 raEuh5s60


【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】鼠小僧次郎吉
【性別】男性
【身長・体重】149cm・55.5kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷A 魔力E 幸運B 宝具C+
【クラス別スキル】
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
黄金律(盗):B
盗みの成功率を示すスキル。
Aクラスともなれば世界を股に掛ける怪盗クラス。

義賊の矜持(偽):B+
盗んだ金品を貧者に施す義賊としての在り方がスキルになったもの。
ただし彼の場合は結果的に周りも得をする形である。

「いつぞや千両箱を盗んだはいいがこれが重ェの何のって!
 しゃあねぇから二十両位ェ懐に突っ込んで残りは放り投げて逃げた」

………とまあ大体こんなノリである。

偽証:A
仕切り直しと情報抹消の複合派生スキル。
二度以上遭遇した相手にもう一度遭遇した際、相手に初対面だと認識させる。
同じ対象へ複数回使用した場合、成功率は大きく下がる。

【宝具】
『咲くは黄金の花吹雪(さくはこがねのはなふぶき)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:10 最大捕捉:100人
彼の義賊としての伝説が宝具となったもの。
眼にも止まらぬ速さで相手の武器や霊装、宝具、ついでに金子も掠め盗る。
しかるのち金以外を魔力に還元、大判小判に変換して撒き散らす。

【Weapon】
生前盗んだ短刀を振るうか相手からくすねた武器を投げつけるかの二択。

【解説】
江戸の町を騒がす義賊………とは後世における創作によるイメージである。
実の所はただの泥棒であり、義賊扱いされた理由も『結果そう見えた』というところが大きい。
本人は義賊扱いに困惑しているものの、満更でもない様子。
マスターへの対応は悪友のそれであり、盗んだおやつを分け合ったりしたがる。
ただし人を傷つける行為にはイメージもあってあまり乗り気にならない。
聖杯への願いは「贅沢の限りを尽くすこと」。


199 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/23(金) 23:26:59 VUF8tYxw0
カール5世作ろうぜ


200 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/24(土) 02:18:51 4KR6GzoY0
テスト


201 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/24(土) 12:16:17 UWHTee3g0
てst


202 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/24(土) 21:54:24 Df1RP/oM0
地元の鯖シリーズ

【元ネタ】記紀、他
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】大牛蟹
【性別】男性
【身長・体重】207cm・125kg
【属性】中立・悪(狂)
【ステータス】
筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:C 幸運:D 宝具:EX

【クラス別スキル】
狂化:C
魔力と幸運以外のステータスをワンランクアップさせる。言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。

【固有スキル】
道具作成(偽):E
魔力を持たない鉄器を作成する。製鉄に携う順わぬ民。

気配遮断:C++
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。宝具の効果により獲得している。

鬼種の魔:B-
鬼の異能及び魔性を表すスキル。天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出、等の混合スキル。魔力放出の形態は炎であることが多い。製鉄民の糧であり、バーサーカーの生前の敗因。

戦闘続行:C
往生際が悪い。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。

【宝具】
『隠に坐す大妖鬼』
ランク:EX レンジ:0〜2
最大補足:1 種別:対人宝具
おにいざすたいようき。
史書における最古のオニとして、鬼という語の"闇に潜み見えざるモノ"という原義的な概念と結合することで得た宝具。
バーサーカーの体表数センチ上に装纏される黒いオーラの形を取る。
先制攻撃時に若干の有利な補正を獲得、自身に対する正常な知覚認識を阻害し、更に低確率で相手をスタン、ファンブルさせる。
また、若干量の魔力を暗闇から得ることで狂化による魔力消費を多少緩和することが出来る。ただしこの効果は魔力消費量に対する相対量によって計上されるため、そこまで劇的にマスターの負担を軽減するほどのものではない。
これらの効果は、周囲の相対的な光量に反比例して--すなわち濃い暗闇であればあるほど、成功率と効果量が上昇する。

【Weapon】
無銘・金棒

【解説】
第7代孝霊天皇の伯耆国に御幸した折、大牛蟹と乙牛蟹という兄弟の鬼が鬼住山という山を根城に手下と共に民を虐げていた。天皇は笹苞山に陣を敷くと、笹巻きの団子で鬼を誘い出して弟の乙牛蟹を射殺した。すると兄の大牛蟹は、より強硬に抵抗を始める。
手を焼いた天皇はある夜、夢枕に天津神の告げを得る。曰く「笹の葉を刈り山の如く積みよ。風が吹き鬼を降伏させるだろう。」と。
天皇がそれに従ったところ、はたして三日目に南風が吹き、飛ばされた笹の葉は鬼住山の鬼の体へと張り付いた。そこに火を点けるとたちまち火は燃え広がり、とうとう大牛蟹は降伏し天皇に許しを乞うたのだった。
人々は天皇を祀るために社殿を造り、奇跡を示した笹の葉で屋根を葺いた。その後も天皇は生涯この地に安息したという。
これが現代まで残る楽楽福(ささふく)神社の謂れであり、この国最古の鬼の伝説である。

実際はこの神社は産鉄を神聖視して祀ったものともされ、"ささふく"は"砂吹く"、つまりたたら製鉄の工法を示したものである。
孝霊天皇は実在の疑問視される欠代八史に数えられる天皇であり、この伝説は当時優れた産鉄地であった中国山地の覇権を、土着の出雲氏(大牛蟹)とヤマトに通じる吉備氏(孝霊天皇)が争ったという事実を伝えるものと考えられる。なお、鬼ノ城の温羅を討った吉備津彦命と稚武彦命は孝霊天皇の息子である。


上記の伝承は朝廷によって編まれたものであるため実際はそこまでの荒ぶる性質は有していないのだが、サーヴァントとして現界するにあたり後世のイメージ通りに鬼種としての性質が発現している。そのため、厳密には"元となったモノ"であり純粋な鬼種ではない。


203 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/24(土) 22:00:33 Df1RP/oM0
「己が栄光の為でなく」と影灯篭の二番煎じみたいな感じになってしまった


204 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/24(土) 22:49:41 5KWiOi5k0
【元ネタ】ゴーストバスターズ
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ピーター・ヴェンクマン
【性別】男
【身長・体重】中肉中背
【属性】中立・中庸
【ステータス】
筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運A+ 宝具C+++

【クラス別スキル】
千里眼:D ピーターの場合は洞察力を高める方向に使われており視力へのプラス修正はほとんどない
対魔力:E 最低限度の対魔力

【固有スキル】
道具作製:C 材料があれば機械などを発明、作製できる
超自然科学:B 魔術や霊、オカルトなどの超常現象を科学的に分析するスキル
          道具作製と合わせてそれらへの対処法を導きだしたり、霊的干渉が可能な発明品を作り出せる

【宝具】
『お化けが出たら誰を呼ぶ?(俺たちゴーストバスターズ!)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
生前のゴーストバスターズの仲間たち、レイモンド・スタンツ、イゴン・スペングラー、ウィンストン・ゼドモアの3人を独立サーヴァントとして呼び出す
チームとしての概念が具現化した宝具
なお3人のステータスやスキルは若干の差異はあるがピーターと大差はない

『お化けを捕まえろ!(対霊プロトンビームパック)』
ランク:C+++ 種別:対霊宝具 レンジ:1〜10 最大補足:1
幽霊と戦うためにゴーストバスターズが開発した科学的な対霊宝具
背中に背負った小型原子炉と一体化したレーザー銃で、ビームを幽霊に照射すると霊核を拘束、捕縛する効果があり
霊体であるサーヴァントには特に効果が高い
あまり強力ではないが一応物理的な威力もあるので幽霊以外にも攻撃は可能
ビームによって拘束した霊はセットのゴースト保管装置に封印可能

なお、仲間と一緒に使った場合、光線同士を交差させると素粒子同士が特殊な干渉波を引き起こし、次元に穴をあけるという凄まじい効果を発揮する
この次元の穴は魔王すらも超次元に放逐してしまうほどの威力を発揮するが、制御に失敗すると核爆発を起こす諸刃の剣である

『これが愛と自由のシンボルだ!(スタチューオブリバティ)』
ランク:C 種別:愛情宝具 レンジ:1 最大補足:1
かつてゴーストバスターズが魔王と戦った際に使用した動く自由の女神像を具現化する
この自由の女神像の内部には人々の愛の気持ちに連動して動く特殊なスライムが充満しておりこのスライムが筋肉のような役割を果たす
しかしこれはアメリカ人の自由を愛する気持ちで稼働するために近代アメリカで召喚された時にしか発動できない

【解説】
映画ゴーストバスターズの主人公
飄々とした皮肉屋で冷めた性格だが仲間想いで科学者としては優れている
大学で超自然科学を研究していたが、インチキ扱いされて大学を追い出されてしまう
その際に研究仲間たちとともに研究データを利用して対幽霊兵器を開発し、有害なお化けをやっつける幽霊駆除会社ゴーストバスターズを立ち上げた
インチキ呼ばわりされつつも徐々に仕事が増えて市民からも支持されるようになるが、ある時超次元からやってきた魔王と戦うことになってしまう

サーヴァントとしては最低レベルの能力しかなく、宝具の効果で生前の仲間を呼び寄せても直接戦闘では非常に弱い
しかし神秘を科学的に分析し、その対策方法を編み出して対神秘効果を持った発明品を作り出せるという能力があるため
想定外の異常事態が起きた際にはそれを打破する可能性を持つ


205 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/25(日) 19:44:57 qK4fBLJE0
【元ネタ】史実・日本
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】乃木希典
【性別】男性
【身長・体重】不詳
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷A+ 魔力A+ 幸運B 宝具E-
【クラス別スキル】
狂化:A+
 理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿す。全能力が上昇するが、理性の大半を奪われる。
【固有スキル】
精神異常:A
 精神を病んでいる。天皇崇拝の逸話より、狂信者としての側面が非常に強化されて現界しており、本来の人格は失われている。
傾倒:E-
 詳細不明。特定の思想、宗教などへの精神性をあらわす。狂化により喪失している。
漢文学:E-
 すぐれた詩才。狂化により喪失している。


206 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/25(日) 19:46:36 qK4fBLJE0
【宝具】
『凱旋(こうしひゃくまんきょうりょをせいす)』
ランク:E-〜????? 種別:対軍宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1人〜
 およそ視界の届く周りすべての無機物を食わせ、蒙古兵の姿をした日本軍兵士の霊魂を高速で実体化させる。
 実体化した者たちは、さらに同じ過程を経て仲間を召喚し、増える。その手足には呪いがあり、命あるものに触れると、その部分から身体を土くれに変える。
 また、銃剣の刃には、同じように刺した者の流れ出た血を、泥水に変える効果がある。また、実体化してからは、無機物を食って動力とするため、対象となる無機物が周囲にある限り、行動は止まらない。
『蒙古王(じゅうりかぜなまぐさししんせんじょう)』
ランク:E-〜????? 種別:対軍宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:100人〜
 『凱旋』によって呼び出した兵たちを喰らって、威力が上がる。こちらの発動中も『凱旋』の効果は続くので、条件が合えば、どこまでも総合的な威力が高まる。
 ただ、高まりすぎると英霊本体が変質し、制御不能になる。

【Weapon】
 軍刀、拳銃、小銃など持てる限りの装備。


207 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/25(日) 19:47:40 qK4fBLJE0
【解説】
 本来の適性はライダー。何らかの理由によるイレギュラー召喚により、『座』にバーサーカーとして記録される。
 幼少時に左目の視力を失っており、隻眼。死角になっているため、そちらから攻められると、大きな弱点となる。

 真名は乃木希典。日本の武士(長府藩士)、軍人、教育者でもある。1849年生。希典の長兄および次兄が既に夭折していたため世嗣となる。
 幼少時は虚弱体質であり、臆病であった。友人に泣かされることも多く、無人(幼名。なきと)の名にかけて「泣き人」(なきと)とあだ名された。 
 11歳のとき、漢学者の結城香崖に入門して漢籍および詩文を学び始める。また、その翌年以降、流鏑馬、弓術、西洋流砲術、槍術および剣術なども学び始めた。のち、一刀流にて目録伝授。
 1864年、集童場時代の友人らと盟約状を交わして、長府藩報国隊を組織。翌年、小倉戦争に加わり、小倉城一番乗りの武功を挙げた。
 1872年、大日本帝国陸軍の少佐に任官。秋月の乱、西南戦争などに従軍し、1885年には少将に昇進。さらに日清戦争、台湾征討に従軍、のち、日露戦争に従軍する。
 
 こののちの旅順攻囲戦において、味方に大規模な損害が出たことから、指揮官として大本営、国民らから大きな非難を浴びる。奉天会戦後、帰国。1907年、軍事参議官と学習院院長を兼任する。
 1912年9月、自邸居室において妻・静子とともに自刃。享年64。同年7月に明治天皇が崩御しており、それを受けての殉死とされる。

 狂化ランクは高いが、人語を話す。ただし、漢文を直接直したような、仮名と漢字の文をそのまま聞くような、特徴的な響きがあり、やや聞き取りにくい。また、ごく短い会話しかできない。


208 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/26(月) 01:31:47 oImTCJeg0
【元ネタ】『平家物語』、謡曲、他
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】鵺
【性別】不明
【身長・体重】不定・不定
【属性】混沌・悪
【ステータス】
筋力:D 耐久:E 敏捷:A 魔力:C 幸運:E 宝具:C

【保有スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
混迷の魔:A
変化、自己改造、天性の魔などの複合スキル。他者のイメージより得た図像を自身の血肉とし、その形態を反映する能力。
パラメーターの変動、本来所持しないスキルの擬似的な再現が可能。同ランク以上の直感等のスキルで看破、一時的な解除が可能。
こうあれという他者よりの畏怖と願望をその身に映す無形の怪物の在り方を示すスキル。

恐慌の声:C〜A
聞く者の精神を弱らせる声を響かせ、対象に精神攻撃を行う。耐性の無い者であれば肉体面にも深刻な不調をきたす。

怪力:D〜B
魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性で、ー時的に筋力を増幅させる。一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はスキルのランクによる。

人間観察:C
人々を観察し、理解する技術。
他者の恐怖の形を読み取り、その姿に呼び起こす。

【宝具】
『陰翳闇黒のいるにまかせて(カオティック・イル・ダーククラウド)』
ランク:C+ 種別:対人・対民宝具 レンジ:1〜100 最大補足:???
そも、トラツグミの夜鳴き声に向けて矢を飛ばし、なぜ斯様な物の怪が墜落してきたか。
源頼政が「鵺」を射落とした射撃の再現。
他者から対象への正常な認識を阻害し、
「よくわからない何か」としての誤った認識情報を与える。またこの認識情報は一定確率で対象を認識した他者にファンブル判定を与える。
他者による畏怖心によって歪められ、本質を掴めないモノの代名詞とされるアーチャーの性質そのものが昇華した宝具。

【Weapon】
弓張月:頼政が鵺を射落す際に使用した強弓。本来は神仏の加護を受けているが、アーチャーの宝具の効果によりその性質は変質している。

【解説】
平安時代、時の帝を悩ませた凶鳴の怪。または鵼、奴延鳥などとも呼ばれる。
清涼殿に現れるこの怪物を源三位頼政が射落した所落ちてきた頭が猿、躰が狸、手足が虎、尾が蛇という奇怪面妖なるこの怪物は、遺骸を淀川に流され、流れ着いた摂津国・蘆屋で丁重に葬られたという。
謡曲では、その後亡霊として旅僧の前に現れ、悔恨しつつも自分を殺した事で名を上げた頼政と比べて嘆きながら姿を消す、という顛末が描かれる。他、死後頼政の馬として彼の破滅の一旦を担う、正体は頼政の母で、息子の武勲のために討たれた、などのバリエーションが存在する。


客観的な外見や口調等は観測者によって変化するが、自分から振れ幅ある程度を小さくすることは可能。
自身では「襤褸を着崩し、体全体に密着した黒い下着を着込んだ中性的な若者」の姿を気に入っているのか、何もない時はその姿を見せている事が多い。
他の物の怪(鬼種など)に較べての価値観は、比較的人間に寄っているように見える。
聖杯にかける願いは「魑魅魍魎の跋扈する神秘の闇に覆われた時代の再来」。
自らを形成する要素に人間側からの恐怖心が多くを占めている都合上、人間、延いては他種族の精神を知ろうとすることに積極的であり、それについての「独自調査」--ネットサーフィンや外での遊興を平時の任務と主張し、また趣味として行っている。
今の時代については「神秘が後退し科学技術が発達したことで人間の精神が先鋭化し、それによって却って人間の内的な闇が濃くなった時代」と理解してそれなりの興味を示しており、聖杯への願いに拠らずに現代に適応し復権するという幾許かの可能性を得ている。

アサシンならばより強力な変化・幻惑能力、ライダーならば自らを乗せ流された虚船が宝具として使用可能になる。


209 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/26(月) 14:37:52 gzu8QmUM0
【元ネタ】RAVE
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジークハルト・シーザー
【性別】男性
【身長・体重】181cm・63kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A+ 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
魔術:A
地水火風、その他様々な自然の力を操る魔術を習得。
あらゆる自然干渉系の魔術を極めた『エレメントマスター』の異名を持つ大魔道士。

高速詠唱:A
魔術の詠唱を高速化するスキル。
Aランクであれば、大魔術であっても本来の半分の時間で発動できる。

【宝具】
『七星剣(グラン・シャリオ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:10 最大捕捉:50人
天より七つの光球を降り注がせる魔術。この光球は隕石にも匹敵する破壊力を持つという。
『天空魔法陣』を描くことで自身の魔力を増幅し、威力を高めることも可能。

『暗黒の楽園(アルテアリス)』
ランク:A++ 種別:結界宝具 レンジ:1 最大捕捉:2人
対象を宇宙のような暗黒の空間に閉じ込める魔術。
対象が何かを考えるたびにそれが次々に現実となり、大切な者が自身のために死んでゆく幻を見せ、対象の精神を崩壊させる。
回避には対魔力ではなく、強靭な精神力が必要となる。

【Weapon】
【解説】


210 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/28(水) 08:49:41 lC7zZDeA0
【元ネタ】仏教・日本密教
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】カリ・ユガのセイバー
【性別】女性
【身長・体重】詳細不明。
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力E 幸運D 宝具?
【クラス別スキル】
対魔力:A
 Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
騎乗:? 
 乗り物を乗りこなす能力。詳細不明。
【固有スキル】
魔力放出:A+
 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
 絶大な能力向上を得られる反面、非常に燃費が悪くなる。
神性:A
 ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
千里眼:B
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。遠方の標的捕捉に効果を発揮。
人に愛を:EX
 愛の絶頂、世の全てが大愛に満ちて見える仏の権化ならではの“祝福の賛歌”。
【宝具】
『衆星の光を射るが如し、天弓愛染(ブレイクスター・マイラブヒート)』
ランク:B 種別:対界宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
 六臂の腕の第二の腕。「放つとすぐに目標に到達する」弓と矢を引き、「放つと同時に刺さっている、因果を遡る」矢として速射して、高速で世界の端と端を縫い付けて閉じ、中にある世界ごと挽き潰しつつ、圧潰する。
 これぞ仏の愛の力。ただしセイバーとして現界する限り、この弓をこれ以外、攻撃などに使用することはない。
『愛欲悉く焼き尽くし、その禅定や不退転なり(ワールドイズノットイナフ・ノットラブイナフ)』
ランク:A++ 種別:対神宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
 はちきれんばかりの衆生への愛の心により、燃え盛る日輪をそのままにその場に召喚する。
 この日輪は仏のもつ無上の浄菩提心と勇猛心の表れであり、現界すると同時になにもかも根源から包み込んで膨張したのち、一切を物理的に救済して仏の元へと還っていく。
 この際に発生するエネルギーは仏の尺度だけに無限大を知らず、ほぼ計測不能である。
 ただしセイバーとして放つ分には仏の威光が制限され、すべてを救済(破壊)するまでは至らない。まさに愛は無限大。
『我が三昧境は輝かし(ブレイクハート・ラブロマンス)』
ランク:A 種別:????? レンジ:不明 最大捕捉:不明
 詳細不明。六臂の腕の第一の腕の左腕がもつ鈴。この鈴自体がひとつの固有結界。
 極めて強い魔除けの効果があり、またその音色が神秘に隠されたものを照らしだし、裸にする。これぞ愛の力のなせる業。
『離愛金剛(ラブレター・フロム・ヴィーナス)』
ランク:A 種別:????? レンジ:不明 最大捕捉:不明
 大いなる愛により、生死の業となる因子の煩悩・渇愛から一時的かつ疑似的に無理やり引き剥がして解放し、対象を忘我、さらにむき出しの霊魂にして、神性をはじめとする、種々の特性をはく奪する。愛とはときに略奪である。
 対象によってはさらに『情報抹消』の効果が付随する。
『愛染明王十二大願(ウィシュアポン・ア・ラブ・ラブ・スター)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人〜
 さらに一切衆生を救うため、愛染明王が発した十二の誓願を対象に一辺に与え、幸福の叶った状態へ強制的に引き上げ、そうなる前との落差に発生する概念的エネルギーを根こそぎ魔力に還元する。愛の力は偉大。

【Weapon】
『赤き未敷蓮華・大悲の鞭(ラブリー・エクスキューター)』
 右の第三手に持つ蓮の花を変化させた剣。
 『降魔の利剣』に類するものと思われるが、愛染明王が剣を持つという伝承はないため、彼女が名付けた適当な名前で呼ばれる。


211 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/28(水) 08:50:38 lC7zZDeA0
続き
【解説】
 女性体の両性具有。起源が曖昧なまま、永きの偶像崇拝により実像が歪められ続けた結果、現界しても歪んだままになった。
 陰部よりやや上にあたる部分に幼い男児なみの生殖器が生えている(成熟した女性の秘部も同時に宿している)。
 
 浅黒い肌に豊かな長い黒髪の女性の姿。体と一体化したような、黒い甲虫のような鎧で肌をおおっている。また残りは長い布の衣を纏って覆っている。頭には獅子冠を模したティアラを戴いている。
 額にほくろがあり、もう一つの目を表している。腕は伝承の通り六臂だが、普段は二本しかなく、残りは霊体化していて、視認できない。霊体化した腕の一対は巨大な鳥の翼と化して飛ぶことができる。またもう一対は蝙蝠の羽になり、広げると、獅子の体に蛇の尾をもつ幻想種、キマイラの巨大な姿に変化し、女性体の半身と融合し、女性体も幻想種の力を得る。
 ただ、身体が獅子のような毛でよろわれ、獣のようになるため醜く、本人は好んでいない。この状態に限り、神話の恩恵により、『大愛を知れ、三毒の衆生(ブラフマーストラ)』を再現できるが、セイバーとして現界する限りは使用できない。

 六つの腕に弓と矢、蓮の花、鈴、五鈷杵を持つが、そのすべてが宝具に値する効果を秘めている。ただし、サーヴァントとして現界する限りでは、そのうち三つだけを宝具として使用できる(使用できるものはクラスに依る)。
 蓮の花が一振りの剣となり、セイバーの場合はこれを剣として使用する。五鈷杵は幻想種との融合状態では槍となり振るうことができる。

 真名は愛染明王。仏教の信仰対象、明王のひとつ。
 不動明王と両尊で祀る形式が存在するとされる。密号として離愛金剛。外見の特徴として一面三目・六臂、獅子冠を戴き、冠の上に五鈷杵が突き出、身体は赤色で宝瓶、紅蓮の蓮華座に、日輪を背にして座っている。左右の第一手は二つで息災、第二手は二つで敬愛と融和、第三手は増益と幸福、ひとつだけ握られている拳は手の中に摩尼宝珠を隠し持っている。
 また忿怒相と呼ばれる表情は他の明王にも見られ、密教特有のものとされる。
 恋愛・縁結び・家庭円満などをつかさどる仏として信仰される。
 愛染=藍染とこじつけ、染物、織物職人の守護仏、愛欲を否定しないことから、遊女、水商売の女性の信仰対象であるともされる。由来は不明だが軍神としても信仰されたとされている。

 共に祀られるが、ヒンドゥーの最高神シヴァ神であるなど起源を推測されることの多い不動明王とは違い、起源、由来ともにいまだはっきりとしたものが示されていない。
 ちなみに「愛染」の「愛」は密号により、菩提(覚り)の妙果、すぐれた修行によって得られるすぐれた果報を愛する意味であり、『離愛』の「離」とあわせて愛欲、異性に対する性愛の欲望を離れ、大欲、遠大な欲望、強い欲望(大欲は無欲に似たり、大きな望みを抱く者は、ちいさな利益などかえりみず、一見無欲に見える、他の意味もあり)に変化せしむ、即ち愛染明王なり、ともされる。


212 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/28(水) 12:49:05 yd/3xk/Y0
【元ネタ】記紀伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】温羅冠者
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷C 魔力A 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:EX
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
固有結界にも近しい"神域"を宝具として所有する。

道具作成:C+
魔力を帯びた器具を作成できる。
金属器、特に鉄器の生成に優れる。

【固有スキル】
神性:C
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
生前と死後の二度、それぞれ別の権能を持つ神として祀られた。
神の血をひかぬ人間としては比較的高ランク。

無辜の怪物:A
本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
彼の場合“悪鬼・温羅“、ひいては鬼が島の鬼としてのイメージが焼き付いている。
これでもまだましな方であり、バーサーカーとして召喚された場合、ほぼ完全な鬼種となり果てる。

鋼の肉体:A
肉体そのものの強度を表すスキル。
Aクラスともなれば鋼そのものと言っても過言ではない。

【宝具】
『鳴釜神儀・合縁鬼縁(なるかましんぎ・あいえんきえん)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1000人
彼の死後の伝承が宝具となったもの。
彼の声はそれだけであざなう禍福をより分ける。
範囲を絞ればうなってるだけでも武芸に秀でたサーヴァントが頭からずっこける様を演出できる程。
真名解放時には衝撃波レベルの咆哮と共に敵に不運を叩き付ける。
そして敵側が受け取るはずだった幸運は自陣が享受することとなる。

『鬼神域・鬼ノ城(きしんいき・きのじょう)』
ランク:EX 種別:神域宝具 レンジ:100 最大捕捉:1000人
固有結界にも近しい空間。
ともすれば”英霊の座”にも似たそこに繋がる門を開け、敵を招き入れる。
空間内はキャスターは神霊としての神威を全開にして行動できる。
空間内には融鉄が地を流れ、鬼の意匠が随所に施された城塞が聳え立つ。
キャスターは四次元ポケットや緊急避難場所としても使用している。

【Weapon】
金槌、金棒、錫杖に刀などややリーチのある金属器を使う。

【解説】
吉備国で猛威を振るった鬼の棟梁。
現代には鬼が島の鬼として知られている。
………ただし彼は元々普通の人間であった。
ややお調子者だが、基本的には善良な性格。
ただ、その「お調子者」という性格が彼を鬼たらしめた原因である為なるべく自重するようにしている。
自身が鬼扱いされていることには、「自業自得」と割と素直に受け入れている。
そのため鬼、人、神の立場を場合によって使い分けており、やや多角的に相手の心情を捉えることが出来る。
聖杯に掛ける望みは「調子ぶっこいてた頃の自分の尻をしこたま蹴っ飛ばす」というもの。
………やっぱり黒歴史のようである。


213 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/28(水) 13:18:16 OBlIPvhc0
【元ネタ】特捜ロボジャンパーソン
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】MX-A1
【性別】
【身長・体重】190cm・110kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A+ 耐久EX 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
・狂化:B+(EX)
理性を犠牲にして自身のステータスを向上させるスキル。通常時は抑えられているが、後述する固有スキルによってEXレベルまで底上げする。
【固有スキル】
・過剰な正義感:A+
悪属性を持つサーヴァントに対する特攻スキル。しかし、このスキルは常に暴走の危険性を孕んでおり、暴走した場合狂化スキルを最大まで底上げしてしまう。
・鋼鉄の装甲:B+
自身の防御力を高めるスキル。B+以下の宝具による攻撃を完全に無力化し、A-以上の宝具によるダメージを軽減する。
【宝具】
『一斉射撃(アクヲタオセ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜1000 最大捕捉:100人
バーサーカーが使用する武器による一斉射撃。狂化スキルと固有スキルである『過剰な正義感』が暴走状態に陥った場合、対城宝具並の威力を発揮するが、周囲に甚大な被害をもたらしてしまう。
【Weapon】
『レイガン』
ジャンデジックの原型となったハンドガンタイプのレイガン。基本的な性能はジャンデジックと変化していない。
『左肩部ミサイルランチャー』
左肩に装備された四連装小型ミサイルランチャー。ジャンパーソンにレストアされた際に取り外された。
『右肩部キャノン砲』
右肩に装備されたレーザーキャノン砲。これも上記のミサイルランチャー同様、ジャンパーソンにレストアされた際に取り外された。
『背面バズーカ砲』
背面に装備された対物砲。レストア時に取り外され、その後の詳細は不明。
『ブレイクナックル』
ジャンパーソンにも受け継がれた右腕に外付けするアタッチメント。
『電磁警棒』
ジャスティックの原型となった特殊警棒。
『ニーキックミサイル』
膝から放たれるミサイル。ジャンパーソンにも受け継がれた。
【解説】
ジャンパーソンの反転存在にして“本来の姿”。そして、ジャンパーソンの固有スキルに『精神的外傷』が付与された原因を作り上げた元凶。
警視庁が増加するロボット犯罪とテロに対抗して開発した新世代型ロボット警官開発計画の試作機として開発されたが、性能試験中に人工知能が暴走、その過剰すぎる勧善懲悪理論を危険視した警視庁上層部によって廃棄処分されてしまう。
しかし、心ある科学者によってレストアと改良が施され、ジャンパーソンとして生まれ変わった。
しかし、ジャンパーソンの深層意識の奥底にはMX-A1の異常な勧善懲悪AIが抑制されつつも残されている。
ジャンパーソンにとってMX-A1時代の記憶は忌まわしき記憶であり、MX-A1にとってジャンパーソンの正義感は生温いものである。


214 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/28(水) 19:32:34 QzCT.Unw0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】カナン
【性別】男性
【身長・体重】掘り返せないので確認不能
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力- 耐久B 敏捷- 魔力D 幸運E 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:A
 Aランク以下の魔術を無効化する。
 教会の秘蹟には対応しない。

騎乗:-
 そんな事はできない。

【保有スキル】
聖杯の寵愛:-
 彼は聖杯の恩寵から見放されているが、彼が罰せられる事に聖杯は力を貸す。
 彼の場合、現界して宝具を顕し続ける事が罰に相当している。

無救の武練:-
 四百数十年に渡って救済を拒んだ剣の舞。
 撃退された者達の錚々たる名の故に、剣群の剣技は無闇に研ぎ澄まされている。

単独行動:A+
 マスター不在でも行動できる能力。
 彼の在り様を行動と言ったものかは別として。

戦闘続行:A+
 現界強制。全ての剣と墓を同時に粉砕しなければ消滅できない。
 奇蹟に類するスキル、最高ランクの洗礼詠唱、
 かつての彼の解放条件を満たす者はこれを無効化できる。

【宝具】
『眠り得ぬ咎の墓標(リミテッド・ブレイドワークス)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:0〜30 最大捕捉:12人
 燃え上がる一つの墓と、
 剣の突き立てられた十二の墓。
 接近する者に対し十二本の剣が自動迎撃を行う。
 この宝具は召喚時点で自動的に展開される。

【解説】
 アリマタヤのヨセフに従った十四人兄弟の一人カナン。
 召喚して出て来るのは墓、本人はさっさと消滅したいがその為に何をできるでもない、
 マスターの側も一向に得をしない、それでいて敵にはそこそこ面倒、
 という誰にとっても外れサーヴァント。

 ヨセフ一行の多く、十四人兄弟では十二人が聖杯の恩寵を与えられていたが、
 カナンとシメオンは信仰心の不足から排除されていた。二人は嫉妬し、憎悪する。
 そしてカナンは十二人の兄弟を殺し、シメオンは従兄弟ペテルを殺そうとして
 こちらは未遂に終わるも、治癒至難な毒の傷を負わせた。

 ヨセフ一行の他の者達は二人の大罪人を生き埋めに決める。
 カナンは悔いて、周りを兄弟の墓で囲んで欲しいと願い、容れられる。
 翌日、兄弟の墓の上に置かれた剣は独りでに直立しており、カナンの墓は燃えていた。
 この剣群は兄弟の墓へ近付こうとする者へ襲い掛かり、打ち据えて追い払ってしまう。
 数百年後に訪れたガウェイン卿とエクター・ド・マリスさえ撃退されてしまったのだ。
 恥辱のうちに去る前に、二人は墓の炎を鎮める解放者となるべき者を示す銘文を見る。
 曰く「“悲しみの王妃の子”がやって来るまで、恥辱を受けず墓地に入る者は無い」

 カナンは“悲しみの王妃の子”が、シメオンは“悲しみの王妃の子”の息子が救う。
 すなわち、ヨセフの縁者にしてダビデの末裔、ランスロとガラアドの事である。


215 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/28(水) 19:34:27 QzCT.Unw0
【元ネタ】マビノギの四つの物語
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】プレデリ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・85kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
 宝具への騎乗中に限り評価規格外へ達する。

騎乗:B++
 騎乗の才能。
 幻獣・神獣のもの、竜に属する獣であっても
 馬の形質を持つのであれば乗りこなせる。

【保有スキル】
神性:E
 弱い神霊適性。父はアラウンと縁を結んで『アンヌヴンの長』の呼び名を受け、
 母は『女神の女王』リガントーナや『馬の女神』エポナとの重なりを暗示される。
 この神霊適正は騎乗兵および乗騎から受けるダメージ数値を僅かに削減する。

天性の肉体:D
 常人の三倍の速さで成長したグウリの肉体。
 治癒、強化、変化を受ける際その効果を向上させる。

魅惑の美声:D+
 アダル・フリアノン、死者を目覚めさせ生者を眠りに誘うという小鳥の鳴き声。
 人を惹き付ける魅了系スキルであると同時に、
 一時的に生者を仮死に陥らせ、霊を受肉させる事を可能とする。対魔力で回避可能。

黎明の神腕:A
 プレデリと仔馬を連れ去らんとした他界の怪物。
 養父『大洋の轟き』テイルノンが切断し、彼の館に遺された
 その前腕部を使い魔として行使できる。

【宝具】
『光輝満ちる火夜の兄弟(エポス・ベルテーン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 プレデリと共に成長した名馬。
 ベレヌス神の祭日前夜、他界との境界が薄くなる晩に最高の雌馬から生まれ落ち、
 プレデリと同じくテイルノンの手で他界の怪物から救出された馬である。
 “この世の常なる法則”に反するものに対して高い抵抗力を発揮すると共に
 異界、結界内外の渡りを騎乗判定により可能とする。

【Weapon】
『無銘・剣』
 アイルランドを絶滅寸前まで追い込んだ大戦で用いた剣。

【解説】
 ダヴェド大公、プイス(分別、知性)の瓜二つの息子であるプレデリ(心配、不安)。
 マビノギ四枝の一応の主人公。少なくとも、四篇全てに登場するただ一人の人物。

 彼はダヴェド大公プイスとその妻リアンノンの間に生まれた息子だったが、
 誕生直後に母のもとから姿を消し、母は息子殺しの冤罪をかけられてしまう。

 一方その頃、プイスの臣下にして友人テイルノンは見知らぬ赤子を見つけていた。
 彼は優れた牝馬を飼っていたが、この馬が生む仔が毎年誕生直後に姿を消しており、
 今年こそは防ごうと不寝番をしていた所、攫いに現れた巨大な腕と戦う事となった。
 ウェールズやアイルランドの伝承、それに聖杯探求物語に見られる“腕のみの怪物”。
 それは時に数千の騎士を殺し、時に人の子や獣を現世から何処かへと攫って行くもの、
 ルーグの長腕とも目され、胴や顔を決して見られぬ、他界より来たる化け物であった。

 そして激闘の末に腕を打ち破った彼は、扉の傍に置かれた赤子を発見したのである。
 すくすく育つこの養子、『黄金の髪の』グウリが主君プイスに似て来るのを感じて
 テイルノンはプイスの元へ赴き、そうしてリアンノンの冤罪は晴らされる事となった。
 「私(リアンノン)の心配(プレデリ)を除いた」子はここに新たな名前を得る。

 プレデリは立派な若者となって妻キグヴァを娶り、父の後を継いで大公ともなった。
 ブリテン島とアイルランドの間に起こった大戦、ブリテン島遠征軍はただ七名のみ、
 アイルランドの人間は妊婦五人だけを残して全てが滅び去ったこの凄惨な戦いでも
 プレデリは生き残り、ブラン王の『驚くべき首の集い』を経て故郷へ帰還している。

 しかしアンヌヴン王アラウンから贈られた異界動物『豚』を騙し取られた事から
 マソヌイの息子マース治めるグウィネズとダヴェドとの間に起こった戦にて、
 ドーンの息子グウィディオンとの一騎討ちに敗れ命を落としてしまった。
 マビノギ第四枝によればヴェレン・リッドの丘の上マイン・テヴヤウクに、
 『墓の詩』によれば波に洗われる地アベル・ゲノーリに彼の墓所があると言う。


216 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/03/28(水) 20:57:19 V6Q1n6CA0
>>214
こういう真面目な作りのネタ鯖好き


217 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/01(日) 00:14:23 MTuQDHe.0
さあ、ドラえもんを作るのだ


218 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/01(日) 09:53:13 t8vlI2us0
【元ネタ】神話・ローマ神話
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】エゲリア
【性別】女性
【身長・体重】157cm・48kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力EX 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運E- 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:C+
 魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
真名看破:EX
 直接遭遇したサーヴァントの真名・スキル・宝具などの全情報を即座に把握する。太古の叡智により隠蔽能力を持つものも無効化する。
神明裁決:B+
 召喚された聖杯戦争に参加している全サーヴァントに対して、2回まで令呪を行使できる。他のサーヴァント用の令呪を転用することは出来ない。
【固有スキル】
気配遮断:C+
 自身の気配を消すスキル。精霊としての自然との一体化によるもの。自ら攻撃態勢に移行するとランクが大幅に下がる。
情報抹消:D
 妖精の悪戯としてのスキル。対象を一時的な白痴状態に置き、記憶を残させない。
神性:E
 元の存在は神から遠いものである。
エポニム:A+
 詳細不明。『神授の智慧』とほぼ同様の効果。ただし、マスターの同意により他サーヴァントへスキルを授ける効果がない。
【宝具】
『新月の銀の弓・偽典(ザ・マン・イン・ザ・ムーン)』
ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:2〜100 最大捕捉:1000人
 女神ディアーナの力を騙って、月に接続し、空から万の矢を降らし、効果範囲にいる敵に正確無比な射撃を行う。
 月の見える場所と状況、また完全な夜でないと使えない。権威を騙っているため、矢に殺傷力はほぼないが、刺さった者は正気を失い、一晩中狂気にさいなまれる。
 また、一夜一回限定の使用であり、使用すると次に日が昇りはじめるまで、エゲリアは保有スキルの効果をすべて失う。
『大神の不貞(ガレ・ガリンティアース)』
ランク:E 種別:????? レンジ:不明 最大捕捉:不明
 神話に絡んでエゲリアと由来のある者に限り、呪印をむすび幸運と宝具以外の能力を著しく低下させる。
 生まれつきに由来して持ち合わせたスキルがある場合、それも消失させる。
『悲劇の靴(ディオニューシア)』
ランク:E 種別:????? レンジ:なし 最大捕捉:なし
 エゲリアの履く靴。属性に『秩序』を持つ者をこの靴で思い切り蹴る、踏むなどすると対象の宝具の使用を封じられる。
 ただし、何らかの悲劇、または、あるいは対象の生前にかかわる悲劇の一部でも再現すると、エゲリアは対象の宝具の使用を許すことができる。
『産褥の遠矢・異説(オーリーオーン・ニュムペー)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1人
 エゲリアが常に持ち歩いている一本の矢。エゲリアがこれを所持すると、持ち歩くだけで効果を発揮する。
 月女神アルテミスの伝承にかかわるあらゆる星座からの加護を受けることができ、『無辜の怪物:B+』『千里眼:A』『女神の寵愛:A』が付与される。
 『新月の銀の弓・偽典』を使用した際にもこの効果は継続される。弓につがえて放つと、同名の宝具と化し命中した対象に強制的に『病弱』を付与するとともに、体術を含め、手にした武器のたぐいをすべて無力化する効果を発揮する。
 ただし、『新月の銀の弓・偽典』と同じく神々の目を欺いて力を得ているため、使用すると不正がばれて、『産褥の遠矢・異説』の効果を失うとともに、それに重ねて幸運と宝具をのぞく全ステータスがランクダウンし、さらに三度月が沈むまでの間、『狂化』に似ているが、身体能力の強化などのメリットが一切なく、デメリットのみ課される(『狂化(偽)』とでもいうのか)名称不明の謎の保有スキルが付与される(この状態でステータスを覗くと『■■■』というスキルが追加されているのがわかる)。

【Weapon】
『助産の遠矢・異説(エイレイテュイア・ニュムペー)』
 エゲリアが持ち歩く弓。『産褥の遠矢・異説』とセットになっているが、こちらに特別な効果はなく、また、エゲリア自身が素手で難なく猛獣を仕留めるほどの怪力と体術の持ち主であるため、(家畜を守るため手強い獣たちを倒し、野性的な神々に付き従って山野を走るうちに自然と身についたもの)所持していなくてもあまり差し障りはない。
 ただし宝具として放つ『産褥の遠矢・異説』は、この弓でしか放つことができない。また、これに矢をつがえて使っただけで(普通の矢であっても)『産褥の遠矢・異説』を使用したときと同様のペナルティがくだるため、弓としては使わない。頑丈ではあるため、無手で得物の敵を相手どる際に補助や牽制のため、鈍器的な使い方をする。


219 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/01(日) 09:55:54 t8vlI2us0
【解説】
 いつも身体に黄金のリボンのようなものを身につけている。
 歌と踊りが好き。神々に付き従うときも、山野で踊り狂う。
 山や川、森や谷を守っており、汚す者がいれば戦ってこれを叩きのめす。また人間の若者が好きで、恋をすると力づくで攫っていく。そのため寝技、関節技にも卓越している。
 鍛え抜かれた足による蹴りを特に得意とするが、宝具の効果が発動するのを避けるため、だいたい拳を使う。必殺の蹴り足は熊の首をへし折って即死させるほど。

 エゲリア。ローマ神話の水のニュンペー(ニュムペーとも)。
 ただし神話以前から信仰を得ていた存在であるとされ、ラティウム(現イタリア中央西部地方を指す)のアリッチャに太古からの神聖な森があり、エゲリア信仰の起源であるとされている。この森はネーミのディアーナの森と同一だとされていた。王政ローマの第二代王、ヌマ・ポンピリウスのニュンペーとしての配偶者だったという伝説があり、ローマと結び付けられるようになった。
 ヌマはエゲリアの神聖な木立ちで彼女と会い、そこで彼女がヌマに賢明で正しい王になる方法を教えた。ヌマが死ぬとエゲリアは泉に変化したとされる。

 ローマ人によりディアーナと同一視される。妊婦が産気づいたときに名を呼んで助けを求めると、出産を見守って助けてくれる。
 これはギリシア神話におけるエイレイテュイアとアルテミスの関係に似ている(ディアーナは比較的古くからアルテミスと同一視される。他にセレーネー、ヘカテーとも同一視され、これはアルテミスも同じであり、三通りに姿を変えるとも考えられた)。また、アルテミスは妊婦の守護神としてエイレイテュイアと同一視される。
 また、エゲリアの神域とされた木立ちに水かミルクを捧げると、知恵と予言を授けてくれる。その名は「女性助言者」、「女性相談役」のエポニム(「アキレス腱」、「テセウスの船」のように特定の事象などにつけられる人名その他のこと)としても使われる。
 のちに同じくローマ人によりカメーネ、ギリシア神話のムーサに対応した神々の一人とされた。

 ニュンペーはギリシア神話の下級女神、精霊。一般に歌と踊りを好む若くて美しい女性の姿。山や川、谷、森に宿り、これを守る。
 ニュムペー、ニュムパイ、長母音(ーなど)を省き、ニュンペ、ニュムペ、英語ではニンフ。完全な不老不死ではない。非常に長命だが、守護している樹木が枯れるなどして死ぬ。庭園、牧場に花を咲かせる、家畜を見張る、狩りの獲物を提供する、また守護する泉の水を飲む者に予言を授ける、病を治すなど、恩寵を与える者として崇拝され、供物が捧げられた。ヘーラークレースの伝説にも登場する。

 一方で粗野な妖精。アルテミスやデュオニーソスといった野性的な神々に付き従って、山野で踊り狂う。アルテミスの逸話にあるおおぐま座になったカリストーもアルカディアのニュムペーとされる。
 旅人を魔力で惑わせたり、姿を見た者に取り憑いて正気を失わせる。人間の若者に恋し、しばしば攫っていくこともあり、ニュンペーの恋愛譚は神話や伝承に多く残っている。多くは哀しい結末で終わる。
 また、このことから女性の過剰性欲(ニンフォマニア)の語源となった。

 ガリンティアースはアルクメーネーの侍女で、ヘーラークレースを出産する際、ヘーラーの差し金により子供が生まれず陣痛から7日苦しんでいたのを、機転を利かせて、無事出産させた。
 だが、その後、彼女に一杯食わされたのを知ったエイレイテュイアにガレ(イタチ)に変えられた。ヘーラークレースはゼウスの不貞によりアルクメーネーとの間に出来た子だった。

 悲劇の靴は悲劇用の仮面、葡萄の冠とともにメルポメネー(女性歌手の意。ヘーシオドスによってまとめられた9人のムーサの一人)がもつ。
 またディオニューソスはギリシア神話の神。アテーナイをはじめとするギリシア都市ではディオニューソスの祭り、ディオニューシア祭のため悲劇の競作が行われ、悲劇の起源とはディオニューソスに関する宗教儀式であり、そこから悲劇が大成したと考えられている。

 アルテミスは古くは山野の女神であり、弟、または兄であるアポローンとともに「遠矢射る」の称号をもち、疫病と死をもたらす側面をもち、産褥の女に苦痛を免れる死を恵む神でもあった。

 ルーラーとして現界した場合、令呪が現れる位置は子宮の位置を中心として陰部、鼠蹊部、また下腹部にかけての周辺。


220 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/03(火) 19:39:32 qLvtK5xI0
【元ネタ】史実(スコットランド)、スコットランド伝承
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ケネス・マック・アルピン
【性別】男性
【身長・体重】180cm・81kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】
ヤコブの手足:B
 石の記憶からもたらされた古き格闘法。

天性の肉体:E-
 ピクトの末裔としての強壮な身体。
 時代と共に種族特性はほぼ消え失せ、
 与/被ダメージへ僅かに有利な修正を与えるに留まる。

陣地作成:C
 宝具である石を柱として立てる事で、小規模な“ベテル”を形成できる。

【宝具】
『夢見降りし天の梯子(リアフェイル・リ・アルバン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 スクーンの石、運命の石、ヤコブの洗える超高反発枕。
 王気増幅による能力強化、過去の所有者からの技能継承を可能とする。

【Weapon】
『クラゼヴォ・モル』
 両手持ちの剣

【解説】
 九世紀、ピクト・スコット連合王国の初代王『征服者』ケネス一世。
 実際には単にピクト族であり順当にピクト王であった、とされるが
 伝説中では父系においてスコット族の、母系においてピクト族の血をひいており
 まずスコット族ダルリアダ王となり、その後ピクト族に叛乱し上王の座を得た。

 彼の時代まで約一世紀に渡り、スコット族はピクト族支配下で不遇をかこっていた。
 733年、ダルリアダの先々代王ドゥンガルがピクト族の聖域を犯した事を発端に
 ピクトのアンガス王は六年に及ぶ遠征の末にスコット族根拠地アーガイルを掌握。
 以後、アンガス家に好意的だったベーダン家出身のダルリアダ王は『王』と呼ばれたが
 ケネスのガラン家は王であろうとアンガス家中では『召使』『人質』だったのである。

 842年、繰り返すヴァイキング襲撃への対応からアンガス家の軍事力は疲弊しており、
 ダンスタフニッヂ防衛長官ケネスはアンガス家支配に対して大規模叛乱を起こす。
 アンガス家が統合していた南ピクト領はここに四分五裂となり、ケネスが優位を得た。
 843年、ケネスはピクト族の王に、アルバの上王となった。即位後間も無く彼は
 サクソン人保護領への遠征を果たし、ダンバーやメルローズを焼き討ちにする。
 ケネスは偉大な戦士、指揮官としてヴァイキングの撃退にも功績をあげ、また
 聖コロンバの聖遺物をアイルランドからダンケルドに移してスコット族の聖地とした。
 彼がダンスタフニッヂからスクーンに移した石は、以降『スクーンの石』と呼ばれる。
 858年に死去。弟ドナルドが、次いで息子コンスタンティンが王国を継いだ。


221 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/03(火) 19:41:24 qLvtK5xI0
【元ネタ】史実、聖人伝
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ギルダス
【性別】男性
【身長・体重】190cm・87kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
 ランクCなら、マスターを失っても一日の間、現界可能。

【保有スキル】
天性の肉体:C
 ピクト人指導者カウの息子であり、生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
 常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。

投擲:B
 任意の物体を弾丸として放つ能力。
 特異な形状をする物を除く殆どの物体に関し、D〜Cランク相当の投擲能力を発揮できる。

奇蹟:D
 時に不可能を可能とする奇蹟。
 治癒や竜調伏の逸話が伝わる。

【宝具】
『天の鉄槌得物を選ばず(ポーグ・マホーン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1個
 投擲物のダメージ数値に、投擲目標のHP値を加算する。
 妃が妊娠したら殺す悪習を持っていたコノマル王が
 ギルダス庇護下のトリフィナ妃を殺した時、
 ギルダスの投げた泥はコノマルの城砦を崩壊させたという。
 聖人であれば通常、奇蹟スキルに組み込まれるこの逸話は
 『没落』が示す苛烈な人格により物理攻撃宝具へと昇華した。

【解説】
 六世紀のブリテン島に生きたキリスト教高位聖職者。
 主に『ブリトン人の没落』の著者として知られる。

 ブリテン島北部出身とされ、その出自は北ブリトン人とも、
 ウェールズ、スコット、或いはピクト人であるとも言われる。
 大陸からやって来た邪な侵略者としてサクソン人を、
 また腐敗したブリトン人を徹底して口汚く罵る『没落』は、
 北方から侵入するピクト人に対してはそうでもないのである。

 『没落』は正しい歴史書ではないにせよ、記録が乏しい時代の貴重な一品とされる。
 彼が語るには、驕り高ぶったブリテン王グルシゲルン(ヴォーティガーン)が
 神にも人にも忌み嫌われた言い様も無く汚らしいサクソン人を島に招き入れ、
 以来、殺戮と破壊が各地で繰り返され、墓すらも廃墟か烏の腹の中にしか無かった。
 だがこの惨禍の中でアンブロシウス・アウレリアヌスが残存ブリトン人を纏めあげ、
 それから幾多の勝利と敗北があり、やがてバドニクス包囲戦に至り、大勝利があった。
 しかしこの勝利の後、ブリトン人の中に五人の邪悪な暴君
 「ドゥムノニアの不潔な雌獅子から生まれた暴君」コンスタンティヌス、
 「仔獅子」アウレリウス・カニヌス、
 「デメタエの暴君」ヴォルティポル、
 「真っ赤な屠殺者」クネグラスス、
 「この島の竜」マグロクヌスが現れ、島は腐敗と内乱に陥ったという。


222 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/03(火) 19:43:19 qLvtK5xI0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】タローグ・ケオサー
【性別】男性
【身長・体重】365cm・3600kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久A 敏捷D 魔力A+ 幸運D 宝具E
【クラス別スキル】
陣地作成:-
 自己改造スキルにより土地の掌握が可能。
 通常の陣地作成能力は持っていない。

道具作成:-
 自己改造および星の紋章スキルにより己の一部を道具として利用できる。
 通常の道具作成能力は持っていない。

【保有スキル】
自己改造:EX
 まったく別の肉体・物体・概念を取り込み、自身に融合させる適性。

星の紋章:A
 体に刻まれた独特の紋様。紋を通じ魔力を消費する事で種々の現象行使を可能とする。
 下位紋様を支配する族長紋により、カリスマスキルの効果を疑似的に兼ね備える。

ピクトリアクター:B
 霊子転換炉ピクトリアクター。
 霊子結晶を魔力と既存の物質から変換して得る事ができる。

畏怖の叫び:C
 生物としての本能的な畏怖を抱かせる咆哮。
 敵集団に恐怖心を植え付け、防御力を下降させる。

【宝具】
『熟視すべき霊妙の紋(イシルト)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:2〜9 最大捕捉:1人
 青黒い大槍。
 本質的には武器でなく“筆”であり、
 ランサー自身の、ないし柄に描いておいた紋様を
 突き刺した対象へ瞬間的に移植する事ができる。

【Weapon】
『霊子結晶』
 数多の未来を確定させる概念が結晶化したもの。
 あるファラオに気前よく120個支払った同族がいるとかいないとか。

【解説】
 記録に名が残る最初のピクト人大王。
 四世紀末から五世紀序盤に在位し、ブリト・ピクティッシュ最初期の王ともされる。
 ハドリアヌス城壁西方、ダンフリーズ近辺を本拠地としてローマ軍に対応し、
 ブリタンニア属州最後の総督にして遠征軍指揮者スティリコと戦った。

 後継は南部ピクト『百戦の王』ドラスト・マック・アープ。
 タローグとドラストの名は大王の系譜に度々現れ、
 親子として組み合わさった八世紀の“タローグの息子ドラスト”は
 やがて“トリスタン”物語となってゆく要素の一つだという。

 といった史実要素はほぼ関係無い捏造エイリアン。


223 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/04(水) 00:31:39 dNEkay/U0
【元ネタ】史実・日本
【CLASS】ライダー
【真名】金城哲夫
【性別】男性
【身長・体重】173cm・68kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
 彼のスキルの効果によって近代の英霊であるにも関わらずAランクを所有している。

【固有スキル】
SFX:A
映像技術の応用である特殊効果。
知り合いでもまったく判別できないほどの完成度で自己や他者を変装させることができる。
Aランクならばさらにその上で変装相手が所有する一部スキルをランクダウンした状態で限界的に使用可能。

怪奇大作戦:B
神秘と科学の融合。
人間によって与えられるいかなる恐怖も彼にとっては脚本の題材でしかない。
彼のクラススキルのランクを著しく引き上げ、神秘的な存在を弱点とするサーヴァントに対する優位性を確保する。
キャスターで現界した場合は宝具となりうるスキルだが、基本的に彼はライダークラス以外での現界を拒んでいる。

無辜の怪物:D
本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を表す。
彼の脚本のあまりの知名度によって、彼本人の性格と彼の著した主人公たちの性格が混ざり合った状態で現界している。

【宝具】
『返ってきた英雄』
ランク:A+ 種別:対粛清宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:777人
ザ・リターン・オブ・ヒーロー。
彼の著作の中で最も有名な英雄である"彼"を召喚し戦わせる。
召喚された彼はAランクの対軍宝具に相当するさまざまな攻撃手段を持つため、
近代の英霊でありながら他の英霊とも対等以上に渡り合うことが可能。
彼の脚本によって付与された性質上、人類・星への破壊行為に反応して攻撃の威力が増大する。
潤沢な魔力供給があれば3分経過後も現界は可能だが、徐々に攻撃の威力が低下する。
なお、召喚中は意識を同化させているためライダー自身の存在は知覚されなくなる。


224 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/04(水) 00:32:45 dNEkay/U0
【解説】
日本を代表する特撮映画「ウルトラマン」シリーズを起草した脚本家、映像作家。
沖縄に生まれ高校受験に失敗し上京した彼は結果的に数々の作品で名を残したが、その人生は必ずしも順調ではなかった。

彼の本来のクラス適性はキャスターであるが、彼はライダークラス以外での召喚を意識的に拒んでいる。
その理由について、キャスターで召喚された場合の自身の宝具が、
彼が描いた人間によってもたらされる恐怖の世界を魔術という神秘の枠組みで上書きしてしまうことを嫌ったからだと彼は語る。
もっとも、現界後の彼の自由奔放な行動を見る限り、
単純に自分の著した英雄たちのような生き方をするにはライダークラスがよりふさわしいと考えただけかもしれないが。

現界による知名度補正には本人のものに加えて彼の著した作品群のものが加わっているため、
近代の英霊でありながらライダークラスにふさわしい強力なクラススキルや宝具を所有している。
召喚する存在も神代の魔獣や幻獣に引けを取らない攻撃手段を多数持っており、
時間制限付きではあるものの魔力供給次第では近代の英霊とは思えない活躍ができるだろう。

東京での興行の失敗を経て故郷沖縄に戻った彼を待っていたのは、かつての華々しい活躍とは程遠い地味な仕事ばかりだった。
再起を賭けた国際博覧会の演出を担当し、これを成功させるも経済的には失敗したと烙印を押されてしまう。
また地元のためを思って残した発言も県民には真意が伝わらず、彼は次第に故郷でも居場所をなくしていった。
彼は失意のうちに泥酔状態で自宅二階の仕事場に窓から入ろうとして転落死するという最期を迎える。37歳だった。
酒乱の英霊に対して当たりがきついのも、この逸話に由来していると考えられる。

シェイクスピアやデュマのような文豪の英霊たちとは共通点も多いが、決定的に異なる部分がある。
それは彼の宝具が"マクベス"や"巌窟王"と言った単独の英霊としては現界し得ないことだ。
彼の書いた英雄が虚構の存在であることやモデルとなった人物が存在しないことも理由の一つではあるが、
何よりも彼自身が英雄として自身の書いた存在と共に戦うことを願ったからだ。
ゆえにこそ、彼はキャスターではなくライダーのクラスを依り代に現界せしめている。

晩年の精神性が影響したのか、厭世的かつ悲観主義的な言動も目立つが、本来は悪を憎み平和を尊ぶ根っからの英雄気質。
神秘の薄い近代の生まれでありながら、念願のライダークラスを獲得し、
他の英霊と肩を並べて世界の危機に立ち向かえることに彼は高揚を隠さない。
英霊となった今ならば、生きている間にはとても成し得なかったことでも、
自分の書いた英雄たちのように世界を救うこともできるのだから。

【コメント】
地元の英霊を作りたかった
正直特撮あまり知らないんで詳しい人いたらごめん


225 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/04(水) 10:23:37 iNG/1Pws0
【元ネタ】ドラえもん
【CLASS】キャスター
【マスター】プレイヤー
【真名】ドラえもん
【性別】(公式によると)男
【身長・体重】129.3cm・129.3kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷D 魔力E-
幸運A 宝具-

【クラス別スキル】
陣地作成:-
科学の権化であり、魔術を使うことので
きない彼に「工房」を作成することはで
きない。ただし、単なる拠点なら、実に
手軽に実用性の高いものを秘密道具で作
成可能。

道具作成:-
同上。魔術的なアイテムを作ることはで
きない。が、新たな秘密道具の作成や既
存の秘密道具の改良は簡単にできる。

【固有スキル】
違和感なし:A-
明らかに異様な外見をしているのに不思
議がられない能力(設定ミス)。ただし、
時々初見で「青ダヌキ」と言われたりし
ており、そこら辺曖昧であるが、少なく
とも大騒ぎにならない程度には違和感
を与えない。

狂化:EX
通常時なら意思疎通は可能。ただしネズ
ミと相対すると理性が吹っ飛ぶ。ネズミ
に似た動物たちに対してもやっぱりある
程度は吹っ飛ぶ。ネズミの「ネ」を言わ
れるのもトラウマのため吹っ飛ぶ可能性
がある。狂化時は、凄まじい破壊兵器を
出したりするほか、足の速さが
129.3km/h、跳躍力が129.3cmに上昇
する。ただし、気絶してしまい、戦闘力
が皆無になる場合もある。とりあえず、
ネズミを見せてはいけない。

動物会話(猫):A
猫と複雑な会話が可能。上手くすれば猫
を味方につけて戦いを有利に進めること
ができるかもしれない。

22世紀のロボット:C
一般教養は勿論高度な科学知識とそれを
用いた高度な計算など頭脳は未来のロボ
ットに相応しい。また、高度な環境適応
能力を持っており、宇宙空間でも問題な
く活動可能。その他の機能としては、何
にでも吸い付くペタリハンド、暗闇でも
問題なく行動できる赤外線アイ、体が汚
れないための完璧なコーティングなどが
ある。また解説で詳しく述べるが純粋な
な戦闘能力もそこそこある。ここまでの
性能がありながら22世紀のロボットとし
てはそうレベルは高くない。 顕著な点と
しては、その場に適した道具をすぐに取
り出せないというところであろう。


226 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/04(水) 10:25:06 iNG/1Pws0
万能科学の結晶:EX
彼が生まれた22世紀では、少なくとも地
球上の神秘は完全に科学により消滅して
いる(時空間などの異空間については
別。)そのような世界で生まれた科学の
結晶である彼は生来地球上の神秘を超越
しているといっても過言ではない。つま
り彼は地球上の神秘に関する制限を受け
ない。
例えば、ヘラクレスの『十二の試
練』はBランク以下の神秘を拒絶する
が、それはドラえもんとその秘密道具に
は全く意味のないことであり、また他人
が秘密道具を使った場合も同じである。
これは秘密道具もまた万能科学の結晶で
あるためである。(もっとも秘密道具が
ヘラクレスにダメージを与えられるかは
また別問題であり、同じ攻撃が効きにく
いという効果は普通に作用する。)
無論、神秘を宿した攻撃でしかサーヴァ
ントにダメージは与えられないという制
限も彼とその秘密道具には通用しない。
とまあ、書いてる本人も何を言っている
のかわかっていないので、ドラえもんと
その秘密道具が起こす現象は全て神秘と
してのランクがEX(数値化不可能)である
と考えてくれればいい。

四次元ポケット:EX
世界的に有名なドラえもんのシンボル
であり、宝具に相当するモノ。中身は
四次元空間であり、22世紀が生み出した
数々の秘密道具が入っている。また、ス
キルに昇華されるにあたって、タイムマ
シンなどの普段ポケットに入っていない
ものや、無敵砲台など本来はかれの持ち
物でない秘密道具も入っている。実は道
具を取り出そうとする人の思い描くイメ
ージを読み取り、それに相応しい道具を
用意するイメージ検索機能が付いてる。
それでもなお適切な道具を咄嗟に取り出
せないドラえもんって一体・・・。


227 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/04(水) 10:26:57 iNG/1Pws0
【宝具】正式な英霊ではないため宝具はな
い。
【Weapon】秘密道具
ここで『もしもボックス』や『地球破壊爆
弾』や『タイムマシン』などの対人理道具
や対星道具以外の実用的な道具について考
察してみる。

『グレードアップ液』
種別:性能向上道具
この液をかけるとどんなものでも1時間だ
けその性能をグレードアップさせること
ができる。戦いの際はぜひあらかじめ使
用しておこう。

『テキオー灯』
種別:対人道具
このライトの光を浴びるとどんな過酷な
環境にも適応できる。ただし効果は24
時間しかもたない。これで毒も石化もへ
っちゃら☆

『ジークフリート 飲み薬タイプ』
種別:対人道具
これを飲めば30分間だけどんな攻撃に
も耐える体を手に入れることができ
るという、その名に恥じない効果を持
つ。この時点でもうチートなんだが。

『ノーリツチャッチャカ錠』
種別:対人道具
これを飲むと知能、運動能力、反射能
力などあらゆる能率が上がり、迅速に
物事を処理できるようになる。効果持
続時間については明言されていない
が、少なくとも一晩はもつ。どれだけ
能率が上がるかというと、一晩で一人
で実物大の島のプラモを完成させるこ
とができるほど。敏捷に関してはA+と
なる。

『強力ウルトラスーパーデラックスキャ
ンディ』
種別:対人道具
このキャンディを食べた者は腕力、脚力
などが百万倍になる。効果は一粒1時間.
なにこれ。

『名刀電光丸』
種別:対人道具
レーダーを装備した刀。たとえ目を閉じ
ていたり視線を相手から外していたり寝
ていたりしても、相手の位置や動き・作
戦を察知し、電光丸が自動的に使用者の
腕や身体を動かすため、握っているだけ
で相手との斬り合いに必ず勝つことがで
きる。Aランクの心眼を獲得可能。

『空気砲』
種別:対人道具
大砲の砲口部を模した筒状で、手にはめ
て「ドカン」と言うと空気の衝撃波が発
射される。劇中の最大威力では巨大ロボ
ットを一撃で数メートル吹っ飛ばして再
起不能にした。空気のないところでは使
用できない。

『超強力波動化アダプター』
空気砲に取り付けることで超強力な光
線を発射可能。対軍道具とすることが
できる。


228 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/04(水) 10:28:02 iNG/1Pws0
『ヒラリマント』
種別:防御道具
目の前に迫ってくる物に対してこのマン
トを振りかざすと、闘牛士のマントのご
とくどんな標的でも回避したり跳ね返す
ことができる。跳ね返せるのは物体等の
物理攻撃だけではなく、衝撃波や光線な
どの不定形なもの、更には魔術にも効果
がある。質量や大きさ、物理法則も関係
なく跳ね返せる。やっばすごい。

『かべがみハウス』
種別:結界道具
ポスター状の紙に家の絵が描かれてい
る。これを壁に貼ると、ドアを開けて家
の中に入ることができる。一見するとた
だの紙だが、内部は特殊空間であり、普
通の家同様の広々とした部屋となってい
る。様々なバリエーションがあり、見つ
かりにくく、拠点にはもってこいであ
る。

『無敵砲台』
種別:対人道具・対軍道具
部屋ほどの大きさもある砲台で、どこか
にセットしておき、誰かを指差して「発
射!」と合図すると、思いのままにいつ
でも誰でも砲撃できる。威力は相手が黒
焦げになって倒れるほどだが、砲撃から
逃れることも、砲撃を防ぐことも一切不
可能。砲台に接近した者はレーダーによ
って探知され、たちどころに迎撃され
る。ただし、レーダーは外見しか判断で
きない。ランスロット「やったぜ。」

『熱戦銃』
種別:対城道具
スナイパーライフルを模した銃器。鉄筋コ
ンクリートのビルを一瞬で煙に変えるほど
の威力を持つ。

『ミニ地球破壊爆弾』
種別:対城道具
作中で山々を一撃で崩壊させた。

『原子核破壊砲』
種別:対国道具
街中じゃ逆に使えないカルナ級兵器。


229 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/04(水) 10:30:01 iNG/1Pws0
『いしころぼうし』
種別:対人道具
気配遮断EXが得られる。(適当)

『ビッグライト・スモールライト』
種別:拡大・縮小道具
はっきり言ってこれさえあれば勝てる。

『タイムふろしき』
種別:時間操作道具
包んでいるもしくは覆っている対象の時間
を進めたり戻したりすることができる。
タンマウォッチなどとは違い、世界全体へ
の影響はほとんどないので抑止力もはたら
かない(はず)。
どんな傷を受けてもこれで大丈夫。また、
上手く使えば相手の宝具を発動前に戻した
りすることができるかもしれない。それど
ころか、聖杯の汚染も浄化できるかも!?

『手投げミサイル』
種別:対人道具
お手軽な必中の投擲武器。マスターに持た
せよう。

『未知との遭遇機』
種別:対異星文明道具
宇宙人を呼び寄せる道具。どこの神智学の
祖だよ・・・。

『ゴルゴンの首』
種別:対人道具
前面にラーメン屋の岡持ちのような蓋の付
いた箱。不気味な咆哮とともに光線を発
し、その光を浴びると石のようになってし
まう。付属の蛇のようなものをひっばると
と解除可能。

『タイムテレビ』
種別:情報取得道具
危なく忘れるところだった聖杯戦争をこの
上なく有利に進めることのできる道具。も
はや説明はいるまい。

『虫の知らせアラーム』
種別:危機回避道具
自分や仲間に危険が迫ると鳴いて知らせて
くれるハチ型ロボット。自然災害や害意そ
のものにも反応するが、どんな危険が迫っ
てくるかはわからないという欠点がある。

『宇宙完全大百科端末機』
種別:情報取得道具
22世紀における科学的アカシックレコード
も言える宇宙完全大百科に接続でき、あらゆ
る情報を取得可能。画像もプリントアウト可
能である。これで聖杯戦争参加者やそのサー
ヴァントについての詳細を知ることができ
る。


230 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/04(水) 10:30:49 iNG/1Pws0
『チアガール手袋』
種別:対人道具
チアガールのポンポンを模した道具。普段
は手のひらサイズだが、女性に向かって投げ
ると自動的に手にはまり大型化。装着した女
性はチアガールと化してAランクの『英雄の
介添』を取得し、投げた人物を掛け声と踊り
で応援する。

『ヒミツゲンシュ犬』
種別:対探求道具
ブルドッグを象った人形。他の人に知られ
たくない秘密や内緒ごとを紙に書いて食べ
させると、秘密を守ることができる。この
道具が壊れない限りその秘密は守られる。
例えばマスターが「自分がマスターであ
る。」という内容を秘密にすれば、絶対に
自分がマスターであることを他の陣営に知
られずにすむ。先述の大百科で調べようと
しても、偶然が重なって検索すること自体
が不可能となる。

『変身ロボット』『精霊呼出腕輪』
『詰め合わせお化け』『架空人物卵』
種別:対軍道具
全て助っ人系の秘密道具。無論全員ロボッ
トであるため、あらかじめ英霊や魔術のこと
を簡単に説明しておかなければ瞬殺される可
能性がある。それさえクリアすればなかなか
に有能な助っ人となる。

『着せ替えカメラ』
種別:対人道具
正方形ののデザイン画をカメラに挿入し、
対象となる人をファインダーに捉えてシャ
ッターを切ると、その人の着衣がデザイン
通りのものに変わる。複数の対象者を一度
に着替えさせることも可能。デザイン画を
入れずにシャッターを切ると、服の分解だ
けが行われて再構成がされないようで、対
象者は全裸になってしまう。これを利用
し、相手を無力化できる。

『ロボッター』
種別:AI道具
これをつけた物体はロボットになり、
つけた人物の命令に従う。これにより
秘密道具の自立起動ができるようになる。

『武器よさらば灯』
種別:対武器道具
武器にこの道具の光を浴びせると、武器が
野菜に変化する。


231 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/04(水) 10:42:18 iNG/1Pws0
【解説】
世界的に有名な漫画『ドラえもん』の主人公。22世紀生まれの量産型の子守用ネコ型ロボット。何をやらせてもドジばかりの小学生・野比のび太を一人前の大人にするため、22世紀からやってきた。好きなものはどら焼き。嫌いなものはネズミ。基本的に善良な人物であるが、先述の通り、ネズミを目撃すると豹変してしまう。また、その魔術を含む数々の神秘をはるかに凌駕する科学力にマスターが嫌悪感を示して、不仲になってしまうパターンがある。つまり魔術師らしい魔術師ほど彼を使役するのには向いていない。実はそこそこ高度な戦闘能力を有しており、純粋な剣技でプロの剣客に勝利したり、あののび太に銃の早撃ちで勝利したりしている。また、飛んできた矢を空中で両足で挟み、そのまま空中で一回転して投げ(?)返すという妙技を披露したりすることもあった。そこに能力向上系の秘密道具を使えば、結構武闘派のサーヴァントとして通用する可能性がある。というか石ころ帽子を使えば・・・やばすぎる。ただ、ドラえもんの致命的な欠点として道具の応用が利かないというところがあり、その部分をいかにマスターがサポートするかが勝敗の分かれ目。
悪魔のパスポート?なにそれおいしいの?

ある時未来への用事の為にタイムマシンに乗った彼は突発的な時空乱流に飲み込まれてしまう。目覚めた彼が最初に見たものは驚きに見開いた目で彼を見る少年(少女)だった。
だが彼はまだ気づいていない。
その並行世界において彼は世界的に有名な「架空のキャラクター」であることを。
そして、時空乱流の影響で純粋なロボットである彼がなれないはずの「サーヴァント」という存在としてこの世界に存在しているということを。
そして、この世界では抑止力という存在により、彼が普段使う世界全体に影響を及ぼしかねない秘密道具が使えずーーーこの目の前の少年(少女)とともにこの聖杯戦争を勝ち残り、聖杯を得る事でしか元の世界に帰ることができないということを。

正式な英霊ではない為いくつか異常な点がある。
[メリット]
・サーヴァントとしての気配が全くない。
・魔力消費が実質0。
・キャスターのクラスに囚われない
ステータス。
・全てが科学のなせる業であるため対魔力
を無視できる。
[デメリット]
・魔力を感知することができない。
・従って霊体化されると直接敵を感知する
ことができなくなる。
・霊体化できない。
また、真名モロバレである。ただしこれは
『ヒミツゲンシュ犬』でなんとかできる。
全てのクラスに適合するが、能力に変わりはない。そもそも半霊体でも有機生命体でもない彼がサーヴァントというのもおかしいが、まあ概念が形をとってサーヴァントとなった例もあるし大丈夫だろ。サーヴァントとして現界するに際して電子頭脳『ウルトラスーパーデラックス・コンピュータ』が疑似的な霊核として機能しており、その機能が停止すると消滅してしまうが、消滅仕切る前にタイムふろしきを使用すると復活可能。また、魔力供給は全くと言っていいほど必要ないが、マスターとの契約が消えるとやはり消滅していってしまう。余談だが、彼が消滅しても魂的なモノが聖杯に貯まるわけでもないので、彼がサーヴァントとして現界した時点で聖杯による根源到達は不可能である。更に余談だが、彼は一度タイムマシンでアーサー王を見た事がある。また、スネ夫がドラえもん達に紹介したアルゼンチンのアーサーメッシ君の「こんなのアーサーメッシ前だよ」というジョークに引いている。またまた余談だが、かつて劇場版で、ドラえもん版メドゥーサに追いかけられ、石にされたことがある。また、彼の道具の中でもかなり危ない『デビルカード』を手に入れる際、魔法陣的なもので自称悪魔の存在を呼び出したのだが一体彼は何者なのだろうか。ロボットにしてはガチで命をとりに来ていたし、ガチ悪魔にしては方法がまどろっこしい。もしかすると神秘のない時代における悪魔の苦肉の策がデビルカードなのかもしれない。

設定をミスって無駄に長文になってしまいました。まだまだ知られざるエピソードや秘密道具があるかもしれないですが、これ以上調べるときりがないのでここまでとさせていただきます。


232 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/04(水) 17:35:30 BcLQ61020
【元ネタ】ニンジャスレイヤー
【CLASS】アーチャー
【マスター】遠坂時臣
【真名】アガメムノン
【性別】男
【身長・体重】182cm・kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力A 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間は現界可能。

【固有スキル】
ニンジャ:B
古の時代、日本ひいては世界をその圧倒的な力で影から支配していた半神的存在・ニンジャの魂『ニンジャソウル』をその身に宿している。
ニンジャはあらゆる能力においてモータル(常人)を凌駕し、その眼は弾丸すら捉え、その膂力の前では鋼鉄の装甲さえも紙切れと化す。並のモータルならば、ニンジャを目の当たりにしただけで恐慌状態に陥り発狂してしまう。
アーチャーに憑依したソウルはニンジャ神話に語られるアーチ(上級)ニンジャにしてギリシャ神話における主神ゼウスの元となったといわれる『ゼウス・ニンジャ』のものであり本来ならば非常に高い神性を持つが、人間の魂と一体化しているためそのランクは大幅に落ちている。

カラテ:B++
「空手」だけでなく、あらゆる武術・格闘技を内包した体術の総称。
広義には武器を用いた白兵戦技術、「気」や「魔力」といったエネルギー概念をも含んでいる。
磨き抜かれたカラテは「概念武装」の領域に至り、圧倒的なカラテの力はカラテを持たぬ者の如何なる特異な力をも無に帰してしまうという。
カラテの技量は非常に高く、多くのニンジャ達の間で『死神』と恐れられたニンジャスレイヤーとも互角に渡り合えるほど。

デン・ジツ:A
ゼウス・ニンジャのソウルより授かったユニーク・ジツ(特殊能力)で、その名の通り電気を発生させ自在に操ることができる。その出力は感情の高ぶりに応じて増大する。単純な放電攻撃だけでなくカラテと組み合わせたり、電光の壁を作って防御したり、稲妻でできた分身を作り出したり、果ては電流による精神操作や思考パルスを読み取ることによる心理状態看破など実際多彩。
同ランク相当の魔力放出(雷)を発揮する。電撃系攻撃によるダメージを大幅に軽減し、またAランク未満ならば完全に無効化したり、その電力を吸収し己の力にすることもできる。
また、自分よりも遥かに格下とはいえニンジャを数名まとめて消し炭にしたりと、その威力も並外れている。

【宝具】
『強・紫電手裏剣(ツヨイ・デン・スリケン)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:200人
『デン・ジツ』の基本であり、電撃をスリケン(手裏剣)状にして打ち放つ『デン・スリケン』の出力を高めたもの。
その威力は凄まじく、最大出力のデン・スリケンは並のサーヴァントであれば一撃で葬り去るほどの強力だがそれ故に消耗も大きく、マスターは多大な魔力消費を要する。

【Weapon】
『デン・ウェポン』
デン・ジツにより生み出した、電気で構成された武器。
デン・スリケンを始め、稲妻の剣や盾、デン・ダガー(短剣)やデン・ヤリ(槍)などが存在する。

【解説】
日本の中心地ネオサイタマを裏から牛耳る暗黒経済組織『アマクダリ・セクト』の最高幹部12人の内の一人にして、かつてのソウカイヤ首魁ラオモト・カンの息子、首魁ラオモト・チバを傀儡として組織の実権を握っている。
アマクダリを組織する以前はネオサイタマ知事であるサキハシ・ヒロの秘書を務めていたが、それ以前の経歴は不明。
自身にリーダーシップがないことを自覚しており、傀儡といえどアマクダリのリーダーにカリスマに富むラオモト・チバを据えるなど、相当にしたたかな人物である。
ギリシャ神話における主神ゼウスの元となった神話級ニンジャ『ゼウス・ニンジャ』の魂を宿すニンジャ。
普段は『シバタ・ソウイチロウ』と名乗っているが、本名ではない。

1999年以前に世界を裏からコントロールしていたローマ皇帝の末裔である『鷲の一族』の生き残りであり、一族の悲願である『世界をブロック化し完全なる管理下に置く』ことを最終目的としており、そのためにネオサイタマを完全掌握しそこを足掛かりに世界を支配下に置かんと企む。
アマクダリを通じた暗黒管理社会の実現さえも、彼にとっては目標のワンステップに過ぎない。


233 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/04(水) 20:42:25 BcLQ61020
ソウイチロウでなくソウジロウでした……ケジメ案件な


234 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/07(土) 17:30:39 sBrkd/qI0
【元ネタ】仮面ライダーTHE FIRST、仮面ライダーTHE NEXT
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】本郷猛
【性別】男性
【身長・体重】187cm・74kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B(A) 耐久B(A) 敏捷B(A) 魔力E(C) 幸運C(A) 宝具B(A)
【クラス別スキル】
・騎乗:C+(A+)
 騎乗の才能。ライダーは幻想種を除く全ての乗り物を人並み以上に乗りこなす。特に後述する宝具が発動している間に関してはA+並の補正が適用される。
・対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法などの大掛かりな魔術は防げない。
・単独行動:A
 マスターからの魔力供給無しでも現界可能なスキル。宝具などの発動に関してはマスターからのバックアップが必要である。
【固有スキル】
・怪力:A
 一時的に自身の筋力を高める能力。
・守護騎士:B
 他者を守る時に一時的に防御力を高める。
 ライダーはこの世で最も美しいものである〔命〕を守るために悪と戦う。
・直感:C
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 敵の攻撃を初見でもある程度は予見する事が可能である。
【宝具】
『風を取り込む腰巻(タイフーン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 自身の腰に装着されているベルト。ベルトの風車が大気を取り込むことで特殊強化服が自動的に装着される。
 ステータスが以下の様に変化する。
 筋力A 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運A 宝具A
『悪を倒す跳蹴(ライダーキック)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
 ライダーが特殊強化服を身に纏った状態で放つ跳び蹴り。幾多の刺客を屠った技。
『疾風の相棒(サイクロン1号)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜1000 最大捕捉:100人
 生前の師が市販のオートバイをベースにカスタマイズしたモンスターマシン。その性能は最早人では扱えない代物と化しており、この宝具を発動している間に限り騎乗スキルがA+となる。
【Weapon】
 ライダーに武器は存在しない。ライダーの武器は改造された己の身体そのものである。
【解説】
 これまでの本郷猛と異なる点は、出典が映画「THEシリーズ」から来ている事である。
 この作品におけるショッカーの初期型改造人間は、定期的に体内の血液を交換しないと拒絶反応(リジェクション)を発症して最悪死に至るという欠点が存在したが、本郷猛はその初期型の中で唯一拒絶反応を発症しない成功例とされる。
 しかしこの事例によって後年ショッカーが「ナノロボット計画」を行う遠因になったとされるが、詳細は不明である。
 また、反転存在のサーヴァントとしてショッカー在籍時代のコードネーム「ホッパー」が存在する。


235 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/07(土) 21:21:16 ni/soElw0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジャック・ザ・リッパー
【性別】男性
【身長・体重】178cm・57kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
無辜の怪物:A+
 切り裂きジャック。
 膨れ上がった噂によって、在り方を改竄された殺人鬼の名。
 能力・姿・人格が変貌してしまう。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

情報攪乱:B
 己の存在を「大げさに見せる」能力。
 姿はより不気味に、気配はより邪悪に、声はより悍ましく周囲に錯覚させる。
 ステータスを見られた場合も本来より1ランク高く見える。

魔術:D
 生前は未熟ながらも魔術師であったため
 基礎的な魔術を使える。

【宝具】
『霧の劇場の幕は未だ下りず(レター・フロム・ヘル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:都市1つ 最大捕捉:1000万
 都市一つを包み込む薄い霧。ただし一般人には見えない。
 キャスターがこの中で何らかの事件を起こし、それが人々の間で噂されることで、
 それを真実に変え、その内容の通りにキャスターの姿と能力を変化させる。
 より具体的に、かつ恐ろしい犯人像が形作られるほど力が強固になるため、
 殺人などの凶悪事件を起こすのが最も戦闘力の強化に繋がる。
 変化はキャスター自身にも制御できず、噂のエスカレートに従い際限なく姿が歪められていく。

【Weapon】
 その時の姿によって可変。

【解説】
ロンドンを震撼させた殺人鬼、切り裂きジャック。だが彼はその犯人ではない。
事件当時、堕胎された子供の怨霊が娼婦を惨殺しているのを発見し、それを処理した魔術師である。
未熟さゆえ処理に手間取った彼は、世間の目を神秘から遠ざけるため、架空の犯人からの手紙を新聞社に送った。
それが「切り裂きジャック」の署名入りの手紙である。
犯人ではないものの、「切り裂きジャック」という殺人犯を生み出したのは間違いなく彼だったのだ。

一時的な目くらましのつもりであり、名前も文面も、適当に考えたいかにもな快楽殺人者を模したものでしかなかった。
それがよもや歴史に残る伝説的ミステリーに発展しようとは思いもしなかった。
なんとか怨霊の消滅はできたものの、もはや取り返しがつかなくなった騒動から逃げるように、
彼は口をつぐんだまま凡庸な魔術師として生涯を終えた。

本人は英霊には程遠い人間だが、切り裂きジャックの伝説に取り込まれる形で召喚される。
彼はいつか捜査が進んで、自分のあまりにも愚かで軽率な行為が明らかになるのを恐れており、
聖杯に託す望みは「切り裂きジャックの真相を永遠に謎にすること」である。

能力はだいたいタタリのパクリ。しかもコントロール不能。演出やしょぼい魔術でコツコツ噂を広めるしかない。
場合によってはとんでもない怪物に成長しかねないが、あまりに強大な存在になると魔力消費で勝手に自滅する。


236 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/08(日) 21:47:53 MWtTVby60
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】栗山orソーシア
【真名】大谷 翔平
【性別】男
【身長・体重】193cm・100kg
【属性】・善
【ステータス】筋力A 耐久E 敏捷B 魔力E 幸運EX 宝具C
【クラス別スキル】単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
 ランクCなら、マスターを失っても一日の間、現界可能。

【固有スキル】
黄金律:C
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 多くの金を得るが本人は金に執着していない。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

運命の加護:A+ 
 野球の歴史を変えることを約束された運命。
 逆境に陥れば陥るほど、幸運を用いる判定の成功率が上昇する。

【宝具】
『伝説の幕開け(❝ショー❞タイム!)』
ランク:c- 種別:対軍宝具 レンジ:球場1つ 最大捕捉:6万9000人
 一度、発動すると彼の前に立ちはだかる者や状況を確実に打ち破る。また逆境であればあるほど、効力を増す。
 しかし、連発すると体を壊してしまう可能性がある。

『唸りをあげる剛速球』
ランク:D- 種別:対人宝具 レンジ:60フィート6インチ 最大捕捉:1人
恵体から放たれる直球。

『凄まじき打球(オオタニ サン)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:150フィート 最大捕捉:100人
恵体から放たれる打球。

【Weapon】恵まれた体
【解説】投手と打者を共に本格的に行う二刀流であり、2014年にはNPB史上初となる「2桁勝利・2桁本塁打」(11勝、10本塁打)を達成。翌2015年には最優秀防御率、最多勝利、最高勝率の投手三冠を獲得。翌2016年には、NPB史上初の「2桁勝利・100安打・20本塁打」を達成。投打両方で主力としてチームのリーグ優勝と日本一に貢献し、NPB史上初となる投手と指名打者の2部門でのベストナインの選出に加え[3]、リーグMVPに選出された。
又球速160km/hの日本のアマチュア野球最速投球記録、更に165km/hのNPB最速投球記録保持者である
 また、2018年にはMLBのエンゼルスでも二刀流として活躍している。


237 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/12(木) 22:02:44 UzzJIlys0
【元ネタ】ゲスタ・ダノールム(デンマーク人の事績)
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】バルデル
【性別】男性
【身長・体重】183cm・85kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷E 魔力B 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
 詠唱が二節以下の魔術を無効化する。大魔術・儀礼呪法のような大掛かりなものは防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
嵐の航海者:A
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 大神オティヌス(オーディン)の息子であり、北欧神話においてはバルドル神とされるバルデルの神霊適性は最高クラス。

女神の寵愛:A
 母である女神フリッグの寵愛を現す。
 敏捷を除く全パラメータをランクアップさせる。(パラメータは補正済み)

うたかたの恋(失恋):-
 失恋により心身が衰弱し、特に足が萎えてしまっている。
 このため二頭建て(ないし四頭建て)の戦車や船を用いることで移動する。

戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

【宝具】
『九界の愛を賜りて(フリッグ・セイズ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 女神フリッグが全世界と結んだ契約により、武器によるダメージを無効化する。
 ただし、神殺しの特性を持つ武器や徒手空拳によるダメージは無効化できない。

『神霊船団(フリングホルニ)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 世界のいかなる船よりも大きいとされたバルドルの船。
 強力無比な水上要塞として機能するが、地上での運用はできない。
 真名を開放することでホテルスの軍勢と戦った際に付き従った神霊達を召喚できるが、
 その霊基は通常のサーヴァント程度に抑えられ、神霊の持つ権能も使用できない。

【Weapon】
『戦車』
 普段の戦闘ではこちらに騎乗し、槍や剣を用いて戦う。

【解説】
 ゲスタ・ダノールムに登場する半神。北欧神話のバルドルに相当する人物。
 ナンナの愛を巡って英雄ホテルスと敵対し、激しい戦いを繰り広げるも敗れた。

 バルデルは邪神(として描かれる)オーティヌス(オーディン)の息子たる半神であり、
 その肉体はどんな武器でも貫けないとされる。
 また三匹の蛇の毒を混ぜた特殊な食料を食べて力を得た勇士であった。

 やがてホテルスの許嫁であるナンナに横恋慕し、彼女の愛を巡ってホテルスと相争うようになる。
 バルデルが率いる船団は大勢力であり、また神であるオーティヌスやトールの助力も得ていたが、
 ホテルスが神殺しの魔剣を用いて戦った事で劣勢に陥り、負け戦となった。

 その後、幾度かの戦いでホテルスに勝利するが、ナンナの愛は得られず、彼女は許嫁のホテルスと結婚。
 失恋の痛みで足萎えとなったバルデルであったが、奪われた領地を回復するために再びホテルスと戦うこととなる。
 戦いは激戦となり、バルデルは脇腹をホテルスの神殺しの剣に貫かれてもなお戦い続けたが、
 やがて傷の痛みが増し、その3日後に命を落とした。
 バルデルの死後、その仇は同じくオーティヌスの息子であるボーウスが討ったという。


238 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/13(金) 22:11:17 1AN3/dLw0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】イヴァン雷帝
【性別】男性
【身長・体重】178cm・81kg
【属性】秩序・悪/混沌・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失ってから二日間現界可能。

【固有スキル】
矛盾精神:A
 ロシアの皇帝として、中央集権政治を確立したイヴァン雷帝は同時に恐怖政治を敷いた。
 午前に罪を悔いて聖堂に籠り、午後からは叛逆者に対する拷問を歓喜と共に行った。
 完全に聖人と兇人が同居したような精神は、ランダムに属性を二種類に変化させる。
 即ち秩序か混沌か、である。

非常大権:A
 対立した貴族を支配するため、イヴァン雷帝が求めた皇帝への絶対服従権。
 周囲の人間への強烈な威圧感は、全能力のランクを下げる強烈な“重圧”の効果をもたらす。
 一般の人間であれば、目視することも難しい。
 ランクB以上のカリスマにより、打ち消すことが可能。

【宝具】
『我が彷徨に随え砲塔(グーライ・ゴロド)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:300人
 カザンの包囲戦の際に用いた攻城兵器。
 約13メートルの高さ、長さ18メートル、幅8メートルの威容を誇り、10の大砲、50の火砲を搭載した砲列塔。
 動きこそ鈍いがその総火力は圧倒的であり、特に城塞を打ち崩す際に真価を発揮する。

『我が夢路に這い出よ黒犬(チョールヌイ・オプリチニキ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:領土内すべて 最大捕捉:3000人
 黒犬兵団。イヴァン雷帝が非常大権と共に導入した「親衛隊(オプリチニキ)」が変貌した宝具。
 イヴァンが眠りに入ると発動する自動防御、制圧宝具。
 そのまま無数の兵士たちの姿に分散し、彼に仇なす敵兵を鏖殺せんと奔走する。集団の暴力としては圧倒的であるが、個々の力は弱いのが唯一の救い。
 ただし、首都モスクワ近辺では一体一体が低ランクサーヴァントに近しい力を持つ。

【weapon】
『雷帝の剣』
 ラテン文字で「全能なる母の御名により永遠の支配者と救世主とならん」と刻まれた剣。

【解説】
 モスクワ・ロシアはリューリク朝の初代ツァーリ(皇帝)。
 ロシアの中央集権化を推し進めんとした人物であり、ツァーリズムの嚆矢となった君主。
 敬虔な信徒であると同時に残虐であり、暴君として広く名を知られる。

 幼くして厚い信仰心を抱く一方、鳥獣を虐殺したり市内で暴れまわるなどの残虐性を見せていた。
 ツァーリとして戴冠して以降しばらくは母方の親族グリンスキー家が権勢を占めたが、
 彼らがモスクワ暴動で失脚すると、本格的な親政を開始する。
 親政においては貴族らの権力を抑えて聖職者、士族との協同を主体とする集権化を画策。
 対外的にもカザン・ハンをはじめとするモンゴル諸国の征服に成功している。
 大病やリヴォニア戦争の不調などの問題も抱えていたが、総じて言えばプラスの方が大きい親政だったと言える。

 しかし、イヴァン雷帝の癇癪を宥める事が出来た人物――最愛の妻アナスタシアとマカリー府主教――がこの世を去ったことで
 元来持っていた残虐性に歯止めが効かなくなり、その統治は暴政へと変貌する。
 一度は貴族らの反発により退位せざるを得なくなったが、イヴァン雷帝は民衆を味方につけて復権し、
 さらに反逆者を自由に処罰する権限をはじめとする非常大権をも承認させた。

 この非常大権と、それに伴って導入された「親衛隊(オプリチニキ)」により、イヴァン雷帝の恐怖政治はエスカレートしていく。
 強引な圧政と重税、大規模な粛清は、国土の荒廃、経済の低迷といった結果を生み、民衆は皇帝への敬慕を失った。
 その上、彼の望んだ中央集権化も砂上の楼閣であり、大貴族たちは権力を保持し続けた。

 対外面においてもリヴォニア戦争が反ロシア同盟の逆襲により完全に失敗に終わり、
 周辺諸国からの敵意と英国への依存が強まるだけという結果に終わった。

 さらに有能で後継者と目していた息子イヴァン・イヴァノヴィチを、些細な事から逆上し殺害した事が、リューリク朝の滅亡を決定づけた。
 イヴァン雷帝は死ぬまでこのことを後悔し続けたという。
 残された後継者は知的障害を抱えていたフョードルしかおらず、彼の代でリューリク朝は滅亡することとなる。

【蛇足】
 汎人類史版イヴァン雷帝。


239 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/16(月) 02:17:56 OFDqItLk0
【元ネタ】旧約聖書

【CLASS】???(セイヴァー)

【マスター】

【真名】ルシファー

【性別】男性

【身長・体重】変形・???

【属性】秩序・悪

【ステータス】筋力D 耐久C 俊敏E
X(本体ではなく武器) 魔力EX 幸運B- 宝具EX

【宝具】
『悲壮なる堕天使の狂想曲(ボヘミアン・ラプソディーテ)』
ランク:C〜A+++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1〜100

魔力を使って一定の余裕のある土地に城を建設する。
城の規模は魔力量によって変わるため、マスターにかかる点が多い。その城の中での戦闘なら自身は魔力消費をせず、相手は逆に魔力消費量が多くなる。
固有結界に似て非なるもの。

『失楽園(パラダイス・ロスト)』
ランク:A++ 種別:対理宝具 レンジ:1〜??? 最大捕捉:???

超巨大レーザー砲。
後述の武器を最大展開し発動する。種別の通りどちらかと言うと物理攻撃では無く、相手の霊基を根本から消し飛ばさんとするもの。この時の姿は全長100mを優に越す。

『咎人終着点深淵(ゲヘナ・ザ・タイタンフォール)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10〜??? 最大捕捉:???

己の霊基を定着させた場所に限りほぼ無限に悪魔(デーモン)を召還する霊基を定着させていないと10体ずつのみの順次召還となる。

【クラス別スキル】
『単独顕現』

『単独行動』

『戦闘続行』

【固有スキル】
『反逆者:A+++』

唯一神に反旗をかざした逸話からなるもの。敵対するもの全てを対象に対峙した際必ず大ダメージを食らわす。

『神罰者:A+++』

同上の際、神に堕とされた逸話からなるもの。神性A+以上のサーヴァントと対峙した際に確実に一回は敗走を余儀無くされる。

『天使長EX』

堕天する前、天使だった頃の称号に由来する。本来この状態では正式なスキルではないためEXとする。それぞれに天使の名を冠した自由に変形する帯のような触手槍を複数出し攻撃する。
普段はこれを全身に惑っている。
(俊敏はこれに確答する。)

【Weapon】

『天司(ルシエル)』
上記スキル天使長参照。

『明けの明星(サテラ)』
細い熱線複数本照射。

【解説】

キリスト教の伝統においては、ルシファーは堕天使の長であり、サタン、悪魔と同一視される。神学で定式化された観念においては、悪魔はサタンともルシファーとも呼ばれる単一の人格であった。

悪魔にルシファーの名を適用したのは教父たちであった。たとえばヒエロニムスは金星を指すラテン語であったルーキフェルを、明けの明星としての輝きの喪失に悲嘆することになる、かつて大天使であった堕天使長の名とした。この光の堕天使としてのルシファーの名がサタンの別称として普及したが、教父たちはルシファーを悪魔の固有名詞としてでなく悪魔の堕落前の状態を示す言葉として用いた。キリスト教の伝統的解釈によれば、ルシファーは元々全天使の長であったが、神と対立し、天を追放されて神の敵対者となったとされる。「ヨハネの黙示録」12章7節をその追放劇と同定する場合もある。

天使たちの中で最も美しい大天使であったが、創造主である神に対して謀反を起こし、自ら堕天使となったと言われる。堕天使となった理由や経緯については様々な説がある。神によって作られた天使が神に背いて堕天使となったという考えは、旧約偽典ないしキリスト教黙示文学の『アダムとエバの生涯』にみられる。その中で悪魔はアダムに向かって、自分は神の似姿として作られたアダムに拝礼せよという命令を拒み、そのために神の怒りを買って天から追放されたのだと語る。『クルアーン』にもこれに類似した話があり、イブリースは粘土から作られたアダムに跪拝せよという神の命に背いて堕落したと数箇所で述べられている。キリスト教では悪魔は罪によって堕落した天使であるとされ、オリゲネス、アウグスティヌス、ディオニュシオス・アレオパギテス、大グレゴリウス、ヨハネス・ダマスケヌスらは天使が罪を犯すという問題について論じた。大グレゴリウスやセビーリャのイシドールスは、罪を犯して堕落する前のサタン(=ルシファー)はすべての天使の長であったとし、中世の神学者たちも、サタンはかつて最高位の天使である熾天使か智天使の一人であったと考えた。
※wiki参照です。
本来ビーストのような特殊な存在だが某釈迦同様本人の意思で顕現した。
どうやら真の姿があるようだがサーヴァントとして召還されたからには霊基を抑えられているため、その姿は形作れない模様。


240 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/16(月) 05:05:26 uBb3hW7c0
【元ネタ】「魔法少女育成計画」シリーズ
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】シャッフリン
【性別】女性
【身長・体重】
【属性】秩序・悪
【ステータス】
筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:E 宝具:B

【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

【固有スキル】
魔法少女(偽):C++
任意の魔法の才能を持つようにコーディネートして鋳造したホムンクルスを素体に生み出された、人工存在の魔法少女。
最大Cランク以下の千里眼、頑健、天性の肉体、透化と同等の効果を発揮する。

専科百般:B
群体ゆえの得意分野の分化による専門スキルの使い分け。
戦術、槍術、暗殺術、工作術、話術、他にも様々な専業スキルについて、Dランク以上の習熟度を発揮する。

無我:D〜A
自我・精神が希薄。あらゆる精神干渉を判定次第で軽減する。
ランサーは群体を統括する個体や指令権を持つ人物の命令に忠実に従って稼動する。

戦闘続行:EX
往生際が悪い。
ランサーは一騎で総勢53体の独立した群体から構成され、その中でも上位の戦闘力を有する個体は決定的な致命傷を負ってなお戦闘を可能とする。

道化の立処:B
あくまで道化として在ることで、ある程度の上下や礼節を飛び越えて立ち回るスキル。
信頼を得やすくなり、交渉時のマイナス判定を軽減する。
このスキルは特定の個体のみが保有する。

【宝具】
『絵札の少女兵隊(シャッフリン)』
ランク:B 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1〜999 最大捕捉:53人
数字とマークで能力が変わるよ。
53体で1人の魔法少女として存在するという、ランサーの持つ固有の魔法。
トランプの兵隊をモチーフに、ジョーカー1体を含めた計53体から構成される。
ジョーカー以外は自我を抑制されており、言語能力も持たない。そのため基本的にはジョーカーが作戦を立案し、全体がそれに従う。
各個体は数字によって2〜Aの順に戦闘力が、スートによって得意分野が異なり、ハートは耐久力・ダイヤは技術力・クラブは野戦能力・スペードは戦闘力にそれぞれ長け、スート毎の戦闘力順は以上の並びでハートが最低、スペードが最高となる。つまり、ジョーカーを除いた52体の中ではハートの2が最も弱く、スペードのエースが最も強い。なお、ジョーカーの戦闘能力はこの中の中の上程度に位置する。
この宝具の悪辣な点は、群体であるという以前に「総数が53体であると定義されている」--すなわち、何度でも上限数までを再生することが可能であるという点である。
具体的にはジョーカーが手持ちの大鎌でサーヴァントの首を刎ね、一騎分の魔力リソースを確保することでジョーカー以外の個体を上限数の52体まで一度に再生する。
ただし、ジョーカーがこの群体を構成する本体ともいえる存在であるため、この個体の霊核が破壊された時点で他の52体も一挙に消滅してしまう。

【Weapon】
「無銘・槍」
ジョーカー以外の52体の共通装備。スートによってやや意匠が異なる。
「無銘・大鎌」
ジョーカーの所有武器。戦闘以外にも復活の際の魔力吸収に使用する。

【解説】
ライトノベル「魔法少女育成計画」シリーズに登場するキャラクター。
第四作「JORKERS」において、魔法少女「グリムハート」と共にK県S市で独自に行われていた人造魔法少女計画のサンプルを奪取すべく魔法の国本国より訪れた魔法少女。
本作の所謂敵キャラであり、その物量と再生能力で以って他の魔法少女達を苦しめた。
ホムンクルスとして主人には高い忠誠心を持つ。ジョーカーは自らが仕えるグリムハートに対しては高慢さに辟易しつつも上手く彼女をフォローしている。
上記の通りジョーカー以外は会話能力を持たないため、「キィーキィー」という動物の鳴き声のような音声を発しているように聞こえる。そのため会話を行う事は困難。
なお、人工的に造られた存在であるためシャッフリンという魔法少女は「JORKERS」に登場した個体以外にも複数存在する。次作には一部機能がオミットされ基礎能力が向上した「シャッフリンII」が登場し、その他にもいくつかのバリエーションが存在することが語られている。
あとハートの下位ナンバーは気弱可愛い。


241 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/16(月) 07:32:01 uBb3hW7c0
オリ鯖
バーサーカー

【元ネタ】「魔法少女育成計画」シリーズ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アカネ
【性別】女性
【身長・体重】
【属性】混沌・狂
【ステータス】
筋力:A 耐久:B 敏捷:A 魔力:D 幸運:E 宝具:B

【クラス別スキル】
狂化:C+
魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせる。
言葉は発するもののそれは眼前の相手に向けられたものではなく、会話の成立は困難。
特定の条件を満たした相手に対し判定に成功した場合、プラス補正が掛かる。

【固有スキル】
魔法少女:B
才能を持つ選ばれた者だけがなることの出来る、特別な存在。
人間から魔法少女の姿に変身する事で絶世の美少女へ変貌し、各種身体能力が上昇する。
変身中は最大Bランク以下の千里眼、頑健、天性の肉体と同等の効果を発揮する。

心眼(偽):E-
本能的な危機察知。
狂化により著しくランクダウンしている。

妄執:A
特定の対象との戦闘に有利な補正を得る。
他の精神干渉を無効化する精神の錯乱。
バーサーカーの精神はいまや怨敵に向けてにのみ支配されている。

薔薇の残影:C
詳細不明。多人数戦の際の生存率に補正を与える。

【宝具】
『誓い気高かる斬閃・禍』
ランク:B- 種別:対人宝具 レンジ:999 最大補足:1人
見えてるものならなんでも斬れるよ。
視界内の対象に対し、離れていようとも距離を無視して斬撃を加えることができるバーサーカー固有の魔法。
なお、本人の視力は3キロ先の物体を見極められる程であり、その性質から広範囲、大物量の対象に対して一度に攻撃を加えることが可能であり、有効射程で言えば対軍宝具にも匹敵する。
斬撃を飛ばすのではなく距離を無視した切斬であるため、発動から結果の間にタイムラグが存在しない。要するに刀の動きと連動して対象への破壊が発生する。また視界内に捕捉していれば、その間にある障壁等も貫通して対象にダメージを与えることが出来る。
「斬る」という動きを取る関係上、発動には一定以上の勢いで刀を振るう必要がある。そのため予備動作から事前に攻撃軌道を予測する等によって回避することは可能。
狂化により本来培った剣の技量は失われているが、遠距離への使用時に標的以外の人物を避けられる程度の精密性は保持している。

【Weapon】
『無銘・刀、脇差』
バーサーカーの腰に差さっている二振りの武器。宝具の発動に必要とする。
仕様上、魔法少女としての衣装の一部であるため損失したとしても即座に補充される。

【解説】
ライトノベル「魔法少女育成計画」シリーズに登場するキャラクター。
あてどなく彷徨う、虚ろな目をした侍のような着流しの魔法少女。
「音楽家」なる人物を探しており、出逢った相手にそうであるのか確かめてくる。

本名は不破茜。
自分に正直な母親や姉妹に囲まれた影響で強い責任感を持って育ち、剣道では全国個人戦準優勝を勝ち取るという実力者であった。
そして彼女は見出されたのである。「音楽家」--森の音楽家クラムベリーという魔法少女に。

彼女は全てを奪われて、魔法少女になった。

クラムベリーの手による殺し合いの選抜試験を生き残った、「クラムベリーの子供達」と呼ばれる魔法少女のひとりである。


242 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/16(月) 19:10:54 rf44EVU60
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】大谷刑部少輔吉継
【性別】男
【身長・体重】172cm・69kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D- 敏捷C 魔力C 幸運B- 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C 騎乗:B
【固有スキル】
軍略:C +
病弱:B
【宝具】
『(紙の装衣)』
ランク:C + 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
病により鎧を着れなくなったが、紙で作られた鎧をまとい出陣したことから。
スキル宝具による自身への効果を軽減させ、最低限の能力を保つことができる。また、現界が不可能の状況の場合(霊核の破壊、マスター不在による魔力不足等は除く)、その問題を解決したとして強制的に現界させる

「(人面獣心なり。三年の間に祟りをなさん)」
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ1 最大補足1
関ヶ原の戦いでの小早川秀秋の裏切で、大谷吉継が自刃の際に小早川秀秋に放った言葉。
自身が霊核を破壊されたなどで現界ができなくなった時、自動発動する。現界ができなくなった要因に「悪」となる行動が存在した場合、クラスは「アヴェンジャー」、ステータスは幸運Eとなり、スキルに「復讐者C」「忘却補正D」「自己回復(魔力)D」に変化し再現界する。
しかし、行動原理はその要因の排除を第1優先とする。
また、その悪となる行動が「裏切り」の場合ステータスは幸運以外はAとなりスキルもAとなる。






【Weapon】
【解説】


243 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/17(火) 02:52:00 TG1Qscl60
【元ネタ】 機動戦士ガンダムシリーズ
【クラス】 ライダー
【マスター】
【真名】 アムロ・レイ
【性別】 男
【身長・体重】 172cm・55kg
【属性】 秩序・中庸
【ステータス】 筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:E 幸運:A++ 宝具:B

【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B+
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」と言う概念に対して発揮される能力である為、生物・非生物を問わない。
Bランクであれば、大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻獣種・魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなす事が出来ない。
但し、機械仕掛けの乗り物に対して大幅な補正が掛かる。

【固有スキル】
ニュータイプ:A+
宇宙空間に適応した人類。他者との"繋がりあい"を強める能力。
Aランク以上ともなると(その場において)起こり得る近未来の事象予測や空間を自在に把握する事が可能。
また、感応力が著しく強化されており、"サイコミュ"兵装の使用が可能。

白い悪魔:A
ひとつの時代で無双を誇るまでに到達したMS(モビルスーツ)乗り。極められた操縦技能。
心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全な操縦能力を発揮出来る。
但し、生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方をねじ曲げられ、能力・姿が変貌してしまっている。
このスキルは外す事は出来ず、本人の意思に関係無く、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
アムロは戦場を流布する「兵士達の噂」によって半ば"白い悪魔"と化している。

奇跡(サイコフレーム):D
"人の意思とサイコフレームの共振"により、不可能な事を不可能なまま、可能にする。
このスキルは自身のみでは使えず、多くの"人の意思"を束ねる必要がある。

【宝具】
『戦場を駆る白き巨人(ガンダム)』
ランク:B 種別:騎乗宝具 レンジ:-- 最大補足:--
RX-78-2 ガンダム。頭頂高18m・本体重量43.4tの"有人人形機動兵器"。
つまり、誰かが乗り込まなければ動かないただの鉄屑。
赤・青・白のトリコロールカラーで非常に目立つ為、"まとも"な聖杯戦争での運用は恐らく不可能。
アムロの召喚と同時に現界し、収納も不可な為、別途収容手段が必要。

『宇宙翔る白き巨人(νガンダム)』
ランク:B 種別:騎乗宝具 レンジ:-- 最大補足:--
RX-93 νガンダム。頭頂高22m・本体重量27.9tの有人人形機動兵器。
コクピット周辺に"サイコフレーム"を搭載した"ガンダムタイプ"。
アムロの召喚と同時に現界し、収納も不可を為、別途収容手段が必要。
「奇跡(サイコフレーム)」スキルの使用にはこちらに騎乗している事が前提条件。

【解説】
もしアムロ・レイが聖杯戦争に呼ばれたらとか、白い悪魔って呼ばれてるから、折角だし悪魔になってもらうかとか色々考えた結果、とっちらかった。
ガンダム達は「契約の箱(アーク)」形式で、所有権が移っていたら消えない感じです。


244 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/17(火) 09:38:44 QdMRmYpY0

【元ネタ】史実 
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ミハイル・クトゥーゾフ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・101kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
戦略:B
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 ロシアの気候を武器にナポレオンを敗走せしめた事(大元はバルクライの焦土戦術だが)と、外交官としても活躍した手腕を表す。

カリスマ:C+
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 首都を捨てての焦土戦術でさえ人々に容認させるほどのカリスマ性。

仕切り直し:B
 戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。

支援砲撃:B
 戦闘時、大砲を召喚、設置し、砲撃を行なうことが出来る。
 通常の砲弾のみならず、宝具を利用した冷凍弾も発射可能。

【宝具】
『冬将軍(ジェネラル・フロスト)』
ランク:A+ 種別:対軍 対国宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000人
 かのナポレオンをも敗北せしめたロシアの厳冬、その冷気が宝具にまで昇華されたもの。
 クトゥーゾフの撤退経路に魔力を注ぐ事で、その周囲に凍える吹雪を渦巻かせる。
 吹雪による冷気は毎ターンHPとMPにスリップダメージを課し、魔力供給を含めた回復行為と見なされる効果を阻害する力を持つ。
 さらに規模が一定以上になった場合、相手の退却の成功率も低下させられる。

【解説】
 帝政ロシア時代、エカチェリーナ2世、パーヴェル1世、アレクサンドル1世の3代にわたって仕えた軍人。
 英雄ナポレオンをロシアの気候を利用した焦土戦術で破り、その野望を頓挫させた事で有名。
 隻眼で肥満体質、女癖も悪かったが、兵士や一般国民からの人気は高かった。
 
 軍人一家に生まれ、貴族砲兵学校で軍事を学ぶ。
 諸方面で活躍した後に不敗の名将アレクサンドル・スヴォーロフの幕下に加わり、その軍才を開花させた。

 最後の主君アレクサンドル1世とは折り合いが悪く、
 フランスの名将ナポレオンとアウステルリッツで戦った際には名ばかりの司令官に格下げされ、進言も軽視された。
 結局、アウステルリッツの戦いは敗北に終わり、その責を取る形で左遷させられるが、
 対トルコ戦で再び活躍し、自らの能力を示してみせた。

 フランス皇帝ナポレオンのロシア遠征が始まると、総司令バルクライは焦土戦術を取ったが、
 人望の無さが災いして軍とアレクサンドル1世の支持を失い、それに代わる形でクトゥーゾフが総司令官に抜擢される。

 宮廷勢力、軍隊、ロシア国民の声に強要されるような形で行ったボロジノの戦いでは敗北を喫するが、
 以後はロシアの冬の凍てつく気候を利用した焦土戦術を徹底。
 これが功を奏し、ナポレオンはモスクワを占領しながらも戦略的には追い詰められ、撤退を余儀なくされる。

 クトゥーゾフは撤退するフランス連合軍に執拗な追撃戦を仕掛け、壊滅的な打撃を与えることに成功。
 ロシアを救った英雄として、彼の名は不朽のものとなった。
 翌年、反ナポレオンを掲げた諸国連合においてロシア軍の指揮を取ったが、陣中で死去した。

 なお、クトゥーゾフはナポレオンを完全に失脚させることに懐疑的で、
「戦いの成果は、すでに海洋を支配している国のものとなるだろう。その国の覇権は容認できない」と述べていたという。
 しかし、「ヨーロッパの解放者」たらんとするアレクサンドル1世に、その意見が容れられる事はなかった。


245 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/17(火) 20:14:56 fLlXL4oo0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アコーロン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・63kg
【属性】中立・中庸
【ステータス(通常)】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具C
【ステータス(甲冑)】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する
 大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
 ニミュエに打ち破られた逸話により、甲冑による上昇効果は消失している。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】
精霊の加護:EX
 色々なものを呼び寄せたり与えられたりする。
 ギフトの域にある恩恵さえこのスキルの範疇に入るが、
 それが彼にとって幸運になるとは限らない。

幻術:C-
 人を惑わす魔術。彼自身の習得ではなく、甲冑が備える副効果。
 王剣と鞘の姿、それに王剣が纏う光を正確に知覚できなくする。

【宝具】
『秘めやかなる理想郷(アカール・アヴァルローネ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 モルガン製の甲冑。
 装着者の基本能力を強化すると共に、
 王剣と鞘の能力を部分的に使用できるよう調整されている。
 剣は黄金の光を纏って威力を増大させ、
 鞘は単純な自動回復礼装としてのみ機能している。

【解説】
 妖姫モルガンの愛人とされる一人。
 直接のアーサー臣下ではなく、アーサーの権威に従う王に仕える陪臣。
 モルガンによる二人の王暗殺の陰謀に関しては、消極的な共犯。

 モルガンはアーサーと夫王を殺す計画を立てており、アコーロンもそれを知っていた。
 自分達が王と王妃になる陰謀の成就、それを願わない訳ではなかった、と明記される。
 とは言え具体的な策は聞いておらず、彼が事情を知らぬままに事件は起こってしまう。

 贋作のエクスカリバーと鞘を持たされたアーサーと
 真作のエクスカリバーと鞘を託されたアコーロンに相手の正体を知らぬまま戦わせて
 愛人にアーサーを討たせ、モルガンはその間に夫を、アコーロンの主君を殺害する。
 これがモルガンの計画であり、そして完膚なきまでの失敗に終わるのである。

 アコーロンの主君をモルガンがまさに殺そうという時、侍女の一人が裏切り
 状況を知らされた息子によって暗殺は阻止され、モルガンは悪魔と罵倒された。

 劣悪な条件でも王は奮闘し、折れた剣の柄でアコーロンの意識を飛ばしさえもし、
 湖のニミュエが感嘆して助力するまで生き延び、剣と鞘を取り戻して勝利した。

 そして対戦相手の名を聞いたアーサーは落胆し、アコーロンは驚愕する。
 アコーロンはモルガンの陰謀について知る限り何もかもを素直に明かし、
 王を彼に、陰謀を知り賛同もしていた叛逆者だが今回の件は与り知らぬ事だから、
 と慈悲を与える。だがアコーロンは出血が多く、四日後に亡くなった。

 モルガンの恋人・愛人とされる男性は数多く、子をなしたとされる者も他におり、
 死んで遺体に縋って泣かれた者も仇討ちを願われた者もアコーロン一人ではなく、
 彼女は誰も愛さずアッコロンは甘言と魔術で利用されたと断ずる翻案さえ存在する。
 しかしトマス・マロリーは、その作中に描いた多くの恋のうち、ただ四例だけの
 「節度を越えた」愛情の一つをモルガンがアコーロンに対するそれとしている。


246 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/17(火) 20:16:15 fLlXL4oo0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アコーロン(偽)
【性別】男性
【身長・体重】170cm・60kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運E 宝具-
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】
戦闘続行(偽):-
 彼が消滅した後、自動的に本物のアコーロンが現界する。

不信:A
 もうだれもしんじられない。
 同ランクまでの「カリスマ」「扇動」「話術」を無効化する。
 まっとうな対人関係構築は不可能である。

【宝具】
『取り違えた理想郷(イクスクウィジト・アヴァルローネ)』
ランク:- 種別:対人宝具 レンジ:0〜2 最大捕捉:1人
 王剣とその鞘。どう見ても本物である。

【解説】
 妖姫モルガンの、名を語られない愛人。
 モルガンがマーリンから魔術を学び終えて彼との関係を絶った頃の
 初期の愛人であり、王剣と鞘の贋作騒動に関わる一人目の男性。

 王の最も親しい親族としてモルガンは王剣と鞘の管理を任され、能力も教えられた。
 不死の鞘の話をモルガンから聞いた彼女の愛人はそれが欲しくなり、依頼をする。
 モルガンは精巧な贋作を造らせ、口止めの為に職人を殺し、愛人を呼び寄せた。
 ところがそこへ、狩に出た王が予想より早く戻って来た為、慌てて出迎えに行き
 そして自室に戻った彼女は、自分が本物と贋作を見分けられない事実に困惑する。

 本物だと思った方をモルガンは愛人に与えたが、生憎と偽物の方だった。
 鞘の力を信じ切って決闘に及んだ彼は瀕死の重傷を負い、騙されたと思い込む。
 そして彼は狩の途中、アーサーへ「モルガンが私に貴方を暗殺させようとした、
 確実に成功させる為にとこの鞘を渡して来た」と偽りの密告をしたのである。

 ところがモルガンが数枚上手であり「管理を任されていた鞘を何者かに盗まれた。
 自分の不手際であり、王の怒りを怖れて城を去る」と言い残して姿を消していた。
 姉に何か恨みを抱いて冤罪を着せ殺そうとしたのだな、と王は騎士の首を刎ねた。
 王は姉を呼び戻し、アコーロン事件での決定的破局まで友好関係を続ける事となる。

 セイバーのサーヴァントとしてはあるまじき弱体、と言うか
 ただでさえ強力とは言えないアコーロンに更に付属する要素でしかなく
 剣か鞘を触媒とした召喚と、余程おかしいマスターとの類似によってのみ現界する。
 素性と能力を正確に知られたら使い捨ての駒にされるだけだ、と思っており
 せめてアコーロンとして振る舞いいずれマスターを出し抜いてやろうと考えている。


247 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/17(火) 20:17:31 fLlXL4oo0
【元ネタ】フランス伝承、および『赤頭巾』
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】頭巾の少女
【性別】女性
【身長・体重】130cm・29kg/150cm・42kg/158cm・53kg
【属性】中立・中庸
【ステータス(童女・召喚時)】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E+ 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。

【保有スキル】
変容:E+〜C
 縫い針の道の童女、
 留め針の道の少女、
 成熟した娘の三形態を“成長”しての能力値振り直しが可能。
 宝具を自身に対して使用した場合、成長段階は童女へと回帰する。

吸収:D+
 祖母の血肉を口にした、との伝承。
 聖体拝領のメタファ、或いは長老の智慧を受け継ぐ象徴とされ
 魔力・HPを少量回復し、低確率で対象のスキルを一つ獲得する。

魔力放出(炎):C
 狼を焼いた金頭巾。
 成熟した娘形態でのみ使用可能。

矢避けの加護:C
 魔術に依らない飛び道具を逸らす。
 『包まれて生まれた子』の包みは矢弾から身を守るという。

【宝具】
『包み神(アンファン・ネ・コワッフェ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:1人
 吉兆として尊ばれ、
 禍々しい凶事として忌み嫌われもした『包まれて生まれた子』。
 拡大した頭巾に包まれ“生まれ直す”事で
 全ての負傷・消耗・状態異常を打ち消す。

【Weapon】
『留め針』
 娘として飾り物を身に着ける道具であると同時に、防備の象徴とされる。

【解説】
 北フランスを中心とする伝承の少女。
 シャルル・ペローの『赤頭巾』、ペローを原型とするグリムにより一例が知られる。
 赤い頭巾はこの形の伝承に普遍的でなく、ペロー独自の付随的特徴とされる。


248 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/17(火) 20:19:04 fLlXL4oo0
【元ネタ】史実(イタリア)
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】無銘(ベナンダンティの隊長)
【性別】男性
【身長・体重】168cm・64kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:E
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 『放浪の者達』とも呼ばれ、専ら外に出向いて活動するベナンダンディは
 申し訳程度のクラス補正しかもっていない。

道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成する

【保有スキル】
魔術:A
 オーソドックスな魔術を習得。
 豊穣祈願、治癒、解呪に優れる。

矢避けの加護:C
 魔術に依らない飛び道具を逸らす。
 『包まれて生まれた子』の包みは矢弾から身を守るという。

対魔眼:B
 邪悪な目持つ魔女マランダンディへの防御、魔眼対策に特化した対魔力。

カリスマ:D
 黄金色の天使が寄り添う獅子の旗により、自軍の能力を向上させる。
 ベナンダンディは最大五千人規模の軍を組織して魔女と戦うと伝わる。

【宝具】
『魔を祓う彷徨の剣(フィンフェンネル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:12人
 邪な魔女に対抗するベナンダンティの武器、茴香束の小剣。
 武器としての性能はごく低いが、破損時に発する芳香によって
 多彩な能力強化や状態異常を任意対象に与える事ができる。

【解説】
 北イタリアのフリウーリ地方で伝えられていた『善き道を行く人達』。
 マランダンティ(『悪しき道を行く者達』、悪意の魔術師・魔女)に対抗する者、
 呪いの除去や傷病の治療を施し人々を守る善意の魔術師の一種とされる。

 羊膜に包まれたまま生まれ落ちた者はベナンダンティになる義務を負っており、
 二十歳頃に先達や天使に呼び出されて一員に加わり、辞めたければ四十歳で辞める。
 ベナンダンティの“隊長”は兵士を召喚するような太鼓の音で成員を呼び出し、
 時に五千人を超えたというベナンダンティは年に四度魔女との戦いを繰り広げる。
 四季の斎日の木曜夜には彼らの魂は身体から抜け、動物に乗って広い野原へ行き、
 もろこしの茎を振るう魔女達とあらゆる作物の豊作/飢饉を賭けて戦うのである。

 彼らは自分達を魔術師だと考えながら、同時に善きキリスト教徒だとも思っていた。
 流布していたサバト形式と彼らの定例行事には明白な差異があり、悪魔崇拝は皆無で、
 信仰破棄の手順も無かった。魔女との戦いは天使が指揮した、と証言する者もあった。

 1575年3月21日、異端審問官・聴罪司祭・説教師らはベナンダンティの存在を知り、
 このよくわからない民間信仰を、よくわかる悪魔崇拝や全くの出鱈目扱いにしようと
 活動を開始した。審問は穏当だったが巧妙でもあり、被告達は徐々に誘導されていく。
 やがては自らを“典型的な悪魔崇拝者”と見做し始め、周囲の目もそのようになった。
 彼らは有期の食事制限や入牢を経て解放され、“正しい教会”に服する信者となる。
 異端審問本来の成功例とも言えるもので、ベナンダンティ信仰は全く廃れたという。


249 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/19(木) 10:43:51 iVEoAsEA0
【元ネタ】仮面ライダーエグゼイド
【CLASS】バーサーカー
【真名】檀黎斗
【性別】男性
【属性】混沌・中立
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具A+ (変身前は筋耐敏がEランク)
【クラス別スキル】
狂化:E
 通常時は狂化の恩恵を受けない。
 その代わり、正常な思考力を保つ。
 ・・・正常である。

【固有スキル】
道具作成:A
 科学と才能を駆使し人知を超えたアイテムを作成できる。
 趣味の範囲で。

コンテニュー:A
 自身が死を迎え消滅した場合、無傷の状態で即再召喚される。
 残機は100あり、それが0となった瞬間に完全な敗退を迎える。
 戦闘による死のみではなく、溺死、餓死、窒息死、過労死などでもコンテニュー可能。
 連続的に死を迎えた場合は精神的疲労によってくたびれる。

神性:E
 言ったもん勝ち。
 後術の宝具の影響もあるが、
 ゲーム開発者かつ運営者という「神様」に等しい立ち位置ではあるのでわずかに適正はある。

【宝具】
『Grade X-0(デンジャラスゾンビ)』
ランク:B 種別:対菌宝具
 仮面ライダーゲンム・ゾンビアクションゲーマーLvX-0への変身。
 身体能力が大幅に上昇し直接の戦闘が可能となる。
 アーマーには敵対者の令呪による離脱を無効化する特性がある。

『増殖能力(デス・ザ・クライシス)』
ランク:C 種別:対人宝具
 変身後の自身と同じ姿の黒エネミーを無限に出現させる。
 エネミーには「掴んだ宝具を機能停止にする腐食能力」、
 「一斉に自爆を行い大ダメージを与える起爆能力」が備え付けられている。
 
『Grade 1,000,000,000(ゴッドマキシマムX)』
ランク:A+ 種別:対人宝具
 残りライフ1機の時点でのみ発動可能。
 仮面ライダーゲンム・ゴッドマキシマムゲーマーLvビリオンへの変身。
 思いのままに世界を操り、一方的なゲームを開始する。まさに神の如き究極の形態。
 「宇宙からの危機」を宣言し、太陽光収束光線、隕石の襲来、月を掴み相手に叩きつける等、
 大規模かつ無茶苦茶な攻撃を連続で行う。発動後は一切コンテニュー不可能となり当然魔力はバカ食いする。
 アーマーの攻撃力、防御力、瞬発力も限界まで上昇し「最高神」とも言うべき無双を行う。
 種別の対人宝具とは「人の限界を突破する」という意味合いでもある。

【解説】
仮面ライダーエグゼイドの登場人物。
物語で最も重要な役目を担う存在であり、
主人公との過去やぶっとんだ活躍からか、密かにもう一人の主人公とも言われる。

作中に登場する変身アイテムの大半を彼と彼の企業が制作し、
己の野望と才能のためにシナリオを搔き乱す。

ゾンビLvXの不死能力を持つ彼も中盤にて主人公の「リプログラミング」にて不死性を剥奪され死に至る。

その後、記録媒体に保存されていた彼のデータからレベルをゼロに戻し復活。
ただしその体は既に人間のものではなく「バグスター」という電子ウイルスに変換されてしまっている。

ラスボスの使う「ポーズ」「リセット」には彼の製造した「ムテキ」「セーブ」の力がなければ対抗できず、
後半はぎゃーぎゃー文句言いながらも「「正義の味方」の味方」としての振る舞いを見せる。

そして、全ての戦いが終わり、アナザーの物語にて狂い切った彼は本当に望まれるべき終焉を迎える。


身勝手で言いたい放題な神様はその成すべき事を終え、「人としての死」を迎えた。


250 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/19(木) 11:17:26 iVEoAsEA0
【元ネタ】日本 妖怪
【CLASS】アサシン
【真名】カマイタチ
【性別】雄
【身長・体重】40cm・532kg
【属性】長男:中立・悪  次男:混沌・中庸  三男:混沌・善 
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A++ 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
 サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
三重召喚:B
 極一部のサーヴァントのみが持つ希少特性。
 クラス別能力をアサシン、セイバー、バーサーカーを両立した適正で保有できる。
 長男がアサシン、次男がセイバー、三男がバーサーカーとして割り振られる。
 スキルは全員アサシン。

吸血:C
 吸血行為と血を浴びることによる体力吸収&回復。
 牙を突き立てるのではなく、傷口から滴る体液を啜る。

【宝具】
『悪禅師の風(イズナ)』
ランク:B 種別:対人宝具
一匹目が影から高速で突進。二匹目がすかさず斬撃。三匹目が薬を塗る。三位一体として成立する伝説の再現。
この宝具の影響により一度の召喚で三体の鎌鼬をセットでの召喚となる。
三男の傷薬がバーサーカークラスの狂化の影響で何故か「薬味」に変わっている。

『鎌柄太刀(クビキ)』
ランク:B 種別:対軍宝具
三匹すべてが一時的にセイバークラスへ変化する。
身体能力も跳ね上がり、雷光の如き俊足を以て敵兵の首という首を掻っ攫いまくる。
高速移動による摩擦で静電気の雷電が走ることも。

 
【Weapon】
薬味壺:三男が持つ特製調味料。ヘラクレスや呂布が悶絶するほどにとても塩辛い。間違っても傷口に塗ってはいけない。


【解説】
日本に古くから伝わる大妖怪。
風の如く野を駆け抜け、無血の傷を負わせるとこで有名。
北方では外来人の侵略から土地を守った神クビキとして崇められる事もある。

真空波が正体と言われるカマイタチだが、
どうも人の皮膚というのは真空波程度で避けるほど軟弱でもないらしく、
現在では完全に否定された説となっている。(ここまで真空波説が浸透したのは黒コートのヤブ医者のせいかも)


251 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/19(木) 12:37:58 iVEoAsEA0
【元ネタ】北欧神話
【CLASS】ランサー
【真名】モックル・カールヴィ
【性別】女性(メス?)
【身長・体重】7,200,000cm ・3,300,000kg
【属性】秩序・中傭
【ステータス】筋力A++ 耐久A++ 敏捷E 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
恐怖:E
 本来は「強者と対峙した際、完全な行動不能を引き起こす」
 最大の弱点ともいえる足枷スキルだが炉心を変更したので低ランク。

耐震:A
 高レベルの衝撃を完全に吸収する。
 これぞまさに地震大国が生み出した現代科学の結晶。

避雷針:A
 あらゆる雷撃属性の攻撃を地面へ受け流し無効化する。
 雷撃の波長から宝具の真明を分析することも可能。

【宝具】
『摩天貫く白銀の槍(ユグドラシル・オブ・スカイツリー)』
ランク:B 種別:対騎宝具
 彼女の炉心として埋め込まれた巨大な塔。
 高ランクの認識汚染宝具と機能し、「“そこ”に“それ”があって当然」というミームを植え付ける
 高ランクの直感スキルや耐性スキル、極限の精神力によって異常存在に気が付く事が可能。

 更に存在しうる限りジャミング電波により広範囲でサーヴァントとマスターの繋がり、
 令呪による命令を無効化することができる。
 出力を上げれば魔力パスを遮断する事も出来るが、その場合自身の首を絞める事にもなる。

【解説】
北欧神話でも最大級の人造巨人、モックルカールヴィ。

巨人族によって対雷神トールを見込み粘土で作られた最強兵器。
しかし70㎞もの巨大な体躯に見合った炉心が見つからず、
しかたなく雌馬の心臓を使った結果、雷神トールとの会敵で即失禁。
全く役に立たず、トールの従者によって簡単に殺されてしまう。

もしも召喚主がその体躯に見合う、かつ堅牢な炉心を用意したとしたら?

そうして目をつけられた物が「極東の都市に建つ白銀の天空樹」。


252 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/19(木) 13:37:28 iVEoAsEA0
【元ネタ】現代 イギリス
【CLASS】セイバー
【真名】マチルダ・ジョーンズ
【性別】女性
【身長・体重】165cm・【本人の意向で未公開】kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運A+++ 宝具E〜A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 剣を手にしたことによる女神の加護。
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:E
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
  
【固有スキル】
魔力放出:D
 武器、ないし自身の肉体に聖剣内部に残っていた莫大な魔力を帯びさせ、
 瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
 強力な加護のない通常の武器では一撃の下に破壊されるだろう。

 初起動時は10年間フルで稼働させても十分な魔力が貯蔵されていた。

直感:A
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

天性の幸運:A+++
 本人が望む範囲での超幸運。
 高望みをしない性格のせいか物理法則を捻じ曲げるほどの効力はないが、
 彼女が誰かの幸福を願い続けることが出来る限りその加護は「無敵の結界」として機能する。

 そう、彼女はすべてに平等に「有利」を分け与えてしまう。

【宝具】
『遥か巡りて救世の剣(ウェイクニング・ロナブイ)』
ランク:E〜A 種別:対軍宝具 
 アーサー王の死に語られるかの聖剣。
 一度湖の乙女に返還されたはずの伝説が今再びこの歴史に訪れた。

 これは穿つべき厄災の前兆か、それとも花の魔術師のちょっとした気紛れか、
 此度の担い手は「王」の器ではない。国を護る使命もない。
 その剣先は悪を薙ぐか、その力で影を亡ぼすか。その選択権が少女には与えられた。

 「王」としてではなく「英雄」として、「使命」ではなく「希望」に縛られ、
 彼女がその未来を受け入れた瞬間に”アルスルの剣”は覚醒する。


『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具

 ―――そう、担い手が彼女である限り。こうなることは「約束されて」いた――――

誰も傷つかない世界。永遠に終わることがない睨み合い。奪い合いさえできない異常事態。

それでも彼女は誰かの涙を許容できなかった。

 ―――そしてその伝説の終幕さえも、同じ運命を繰り返す事が・・・―――

人類という生き物の醜さを見せつけられてもなお、彼女は自分の望む「最早訪れぬ理想郷」を願い続けた。

【Weapon】
麻酔銃:殺しは好かないのでこっちがメインウェポン。

牽引ロープ:救命道具、兼メインウェポン。

エクスカリバー(錆):輝くは鈍く、切れ味は鈍ら、しかし強度は相変わらず最高峰。他人が触れると魔力酔いを起こす。
          魔術の素養がないので風王結界は無し。役割はいつも重りかつっかえ棒。

エクスカリバー(輝):暖房兼照明。光ってほしい時に光ってくれるが、
          武器として使う気が一切ないので実は彼女自身も解放条件がわかっていない。

防弾防火マント:加護や幸運のお陰で基本攻撃は当たらないが念のためとか威光だとかでと羽織らされた。戦場だと大体他者に押し付けている。

応急措置セット:自分用ではない。

【解説】
西暦2018年、コーンウォールにて少女は湖底に沈む錆びた剣を手にした。

これは、その錆びた鉄塊が本物の聖剣であったIFの世界線。


253 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/20(金) 09:34:21 UTjpKeVg0
28スレあたりとか妙にwikiにまとめられてない奴あるが、何か基準があるのか?


254 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/20(金) 16:07:22 7FERcAME0
【元ネタ】史実・アメリカ
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ロバート・C・マッケンジー
【性別】男性
【身長・体重】不詳
【属性】中庸・中立
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷C+ 魔力A 幸運E- 宝具?
【クラス別スキル】
単独行動:A
 マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
【固有スキル】
カリスマ:A+ 
 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。在り方の関係から、魔力・呪いの類に達している。
軍略:B+ 
 多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。
風声鶴唳:E 
 戦闘意欲を減退させる効果。部下を手足のように使って、意図的に状況を再現できるが、気配遮断を持たないのでランクは低い。
陣地作成(偽):EX(D相当) 
 ベースキャンプの設営。戦況に応じて遊撃的に行うことができる、いわば特殊な『魔術』の一種。

【宝具】
『永遠に喪われた十字章(ソルジャー・オブ・フォーチュン)』
ランク:????? 種別:対軍宝具 レンジ:なし 最大捕捉:なし
 非常に特殊な宝具。英霊自身が使用し、消滅するまで永続的に効果が発揮される。
 数々の戦場でマッケンジーと共に戦った幾人もの同僚達を呼び出し、戦闘に参加させる。姿や年齢、戦闘能力はマッケンジーの記憶に準拠する全盛期のものに、英霊との戦闘に耐えうるほどのプラス補正がなされたもの。そもそもマッケンジー自身、英霊になるほどには魔術や神秘に通じるものを持たないが、彼の戦ってきた記憶と、武勲、また群体(部隊)として行動し、研さんし、編まれた鉄の実行力、人に公に知られぬ無窮の武錬が、群体によって成り立つ個人という、神秘にはなりたちづらい要素として、昇華し、彼を英霊足らしめ、同時にその成り立ち自体を宝具足らしめている。
要するに、この宝具自体がマッケンジーという英霊の一部。そのためマッケンジーとその同僚たちは、一人の個人を中心としながら、全体で一つの霊核を持った英霊であり、またそのために、生前と言う人格が薄く、より任務や目的といった事柄を達成する方向へと特化している。
『簒奪されし身体(シエラレオネ・コマンド)』
ランク:????? 種別:対人(自身)宝具 レンジ:なし 最大捕捉:なし
 部隊の仲間が倒れるほど、個体としてのマッケンジーに上昇補正がかかる。生前の彼の最期の状況に由来するが、実際は、ゲリラ側の残虐な見せしめ行為により彼を派遣した企業は、戦場から手を引いている。
 上昇補正が一定値を超える、「より殺戮などに近い形で部隊員が殺害される」などすると、上昇補正に加え、スキルとして『精神汚染』また内面的なものだが『変化』が付与される。『変化』がより進むと、身体が異様に盛り上がるなど、肉体的な怪物化が起きる。

【Weapon】
『第22SAS連隊C中隊標準採用装備及び資機材』 
 銃、ナイフなどの兵装から輸送機、通信機材を含む任務・部隊行動に必要とされる資機材一式。『陣地作成(偽)』の効果により、彼らの経験、知識の範囲で必要なもの、あるいは「人員」を魔力供給に応じて配備、補給することができる。

【解説】
 ロバート・C・マッケンジー。アメリカの退役軍人、傭兵。
 ロバート・カレン・「ボブ」・マッケンジーとも。Bob(ボブ)は愛称。17歳で故郷であるサンディエゴの募兵所に志願してアメリカ陸軍に入隊。空挺部隊の一員としてベトナム戦争に参戦、1970年、アメリカ陸軍を退役後、ローデシアの外人部隊こと軽歩兵連隊に入隊し、後、第22SAS連隊C中隊(ローデシアンSAS)に志願。モザンビークへの越境作戦など数多くの作戦に参加。ローデシア銅十字章およびローデシア銀十字章を授与された。
 
 その後ローデシアが崩壊、軍を辞して、1980年に南アフリカ国防軍およびトランスカイ軍の特殊部隊に在籍。1985年に帰国。
 のち、軍事雑誌「ソルジャー・オブ・フォーチュン」の編集長であるロバート・K・ブラウンに雇われて傭兵となる。
 モザンビーク、エルサルバドル、ブーゲンビル島、東南アジア、ボスニアなどで戦った。

 1995年、バレンタイン・ストラッサー政権がグルカ・セキュリティー・グループ(GSG)社に軍隊の訓練を依頼し、マッケンジーは司令官としてグルカ兵達及び副官らとともにシエラレオネ入りを果たしたが、RUFの待ち伏せ攻撃を受け、多数の兵士と一緒に死亡した。
 この際、RUFのゲリラ兵はマッケンジーの遺体の一部を食し損壊させ、介入者への警告とした。
 マッケンジーの死後GSG社は政府との契約を破棄、エグゼクティブ・アウトカムズ(EO)社がシエラレオネに部隊を送っている。


255 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/22(日) 05:43:51 34nwOr3Q0
【元ネタ】史実・日本
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】舟島のアヴェンジャー
【性別】男性
【身長・体重】176cm 63kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力E- 幸運D+ 宝具B
【クラス別スキル】
復讐者:E- 
 そもそも復讐などに欠片も興味はないが、強いて言うなら「復讐者」という言葉の響きが気に入った。そういう気分であった。それ以上はない。
 自分の最期の相手となった武蔵についても「天分」以外に思うことはなく、剣を振るい交えることにのみ興味がある。
心眼(真):A 
 修行・鍛錬によって培った洞察力。窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
 後述の『傲岸不遜』により、どのクラスで現れても、持ち合わせる。
【固有スキル】
反骨の相:B 
 物語りにのみ紡がれ、創造される彼の半ば空にある人間性の顕れ。一所に留まらないのは、道半ばにある求道者として、武芸者としての心底の在り方。彼が挑み、敗れた武蔵に対してさえ、技を練り、再び見えるものなら相対したいという唐竹じみた心を抱く。
無窮の武錬:C+ 
 歳月を掛けて熟成し、編み上げたひとつの武の極み。曰く、道半ばで天分に倒れたとはいえ、空には至らずと語る。適正クラス以外であるためランクが低下している。
傲岸不遜:A+ 
 『皇帝特権』とやや酷似した効果。イケメン無罪。美形ならなにをやっても許されるという理屈であり、事実彼は美形である。 
 とはいえ、非常な自信家でプライドが傷つきやすく少しばかり自惚れやすいというだけで、根が非情らしからず、それほど大したことはしない。弱者を虐げるなどの非道を憎みさえする。所詮は彼も高潔な求道者であり、一介の剣士に過ぎない。

【宝具】
『異聞・燕返し(つばめがえし)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 彼が編んだ秘剣。虎切り。これを案出し、彼の号でもある「がんりゅう」を創始した。
 使用者が相手の前まで歩いて進んでいき、長刀を相手の目の前に振り下ろし、怯んだ一瞬のすきに、振り下ろした刀で下から切り上げる技。それ以上でも以下でもない。ただし、英霊として振るう以上、それなりの補正はかかる。また、切り上げる一太刀のほんの瞬き一つ分のあいだにのみ、『天眼』が変則的なランクで付与される。
 『傲岸不遜』の効果により、どのようなクラスであっても、「三尺の刀をもって宝具として」これを使用することができる(ただし、同様にスキルの効果によりセイバー以外では宝具ランクに変動が出る)。
『岩流(がんりゅう)』
ランク:C+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:なし 最大捕捉:なし
 がんりゅう。『異聞・燕返し(つばめがえし)』の真名開放に合わせて、自動的に発動する。発動中は『異聞・燕返し(つばめがえし)』の発動に魔力を消費せず、『千里眼』『戦闘続行』が付与され、発動が長く続くと、低ランクの『自己進化』が刹那的に発動するようになる。 

【Weapon】
『備前長船長光(びぜんおさふねながみつ)』
 刃長3尺余(約1メートル)の野太刀。物干し竿とも。来歴は不明だが、彼が所持していたと言われ、最期となった「舟島」での決闘の際にも用いたと言われる。


256 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/22(日) 05:44:50 34nwOr3Q0
【解説】
 がんりゅう。安土桃山時代から江戸時代初期の剣客。
 年齢にして60歳ぐらいの頃、宮本武蔵という若い剣士に挑み、これに敗れて死んだ。
 生年、前歴は出自が卑しいためか、記述がなく曖昧で、武者修業のため諸国を遍歴していたところをさる藩に取り立てられ、剣術師範となった。流派は「がんりゅう」と言った。のち、武蔵の弟子や関係者の碑文、書により存在が伝えられた。

 ――という経歴と経緯を持つ『本物』の佐々木小次郎。「創作などから構築された」「最初から創作上の架空の人物である」わけでもなく、「佐々木小次郎になる可能性のあった人物」でもない、純粋に創作の佐々木小次郎と遍歴、身長・容姿・体格ともに完全に一致した、『佐々木小次郎』という名を持つ、本当に実在した一人の人物である。少なくともアサシンとして召喚された佐々木小次郎がいる世界にはおらず、来訪者のような存在ではなく、あくまでも並行世界存在らしい。
 「猿がタイプライターの鍵盤をいつまでもランダムに叩きつづければ、ウィリアム・シェイクスピアの作品を打ち出す」よりは高い確率で生じた、多少めずらしい程度の偶然の存在であるのは確かである。

 よって厳密には極まったそっくりさんであり、佐々木小次郎であって『佐々木小次郎』ではない。彼の知る宮本武蔵という若い剣士も厳密には『宮本武蔵』ではない(かもしれないし、あるいは、本人かもしれない)。とにかく幾つかの条件さえ揃えば、なぜか英霊召喚で呼ばれて来るのだが、呼べる理由ははっきりとは不明。
 青年の姿で現界しており、その姿はアサシンとして召喚された『佐々木小次郎』と顔、容姿、体格・声に至るまでが寸分違わず同じ。ただし、この姿は肉体的な意味での全盛期の姿であり、宮本武蔵との決闘のときにはすでに老人であった。
 大層な自信家でうぬぼれやすく、プライドが高い。アサシンよりも悪い意味で人間らしく落ち着きが足りていない、怒りやすい、また飄々としたところがなく、全体として武人らしい人物だが、それは明るさ(めだって明るい。短所が絡んで多少うざったいが)、豪快さと大雑把さといったところに現れており、そのように人格面で差異がある。燕返しと言われた技・虎切りも、魔法の域に達するものではない。ただ積んだ研さんと、経験によって編まれた武芸によって戦う、ある意味で英霊らしい英霊である。
 
 ただ適性クラスのはずだが、なぜかセイバーで呼ぶことはできない。上述の事情になにか理由があるかもしれないが、これも不明である。


257 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/22(日) 09:15:45 w3/kO3ac0
【元ネタ】牙狼<GARO>-VANISHING LINE-
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ルーク(ルカサー・ハーデン)
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D+ 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
魔戒の者:B
魔界より現れ、人に憑依し人を喰らう魔獣『ホラー』より人々を守る魔戒の者としての技術。
『魔戒法師』として、結界を張る法術や、雨を降らせ一般人の記憶を消去する術、銃器型の魔導具を用いた戦術に長ける。
人外の存在や属性・悪に対して特攻性能を持ち、悪の属性や魔性を持つ人外の存在に対して与えるダメージを増加させる。
同ランク相当の『陣地作成』『道具作成』を併せ持ち、Cランク相当の『守護騎士』の効果を発揮する。

心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性が1%でもあるなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

直感:C
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
敵の攻撃を初見でもある程度は予見できる。

【宝具】
『魔戒の弾雨(レイン・オブ・バレット)』
ランク:C 種別:対魔宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:30
二挺の魔導銃を連射し、雨の如く弾丸を浴びせる。
銃より放たれる弾丸は魔の存在に対して特攻効果を有し、与えるダメージを増加させる。

『魔を戒める銀狼の鎧(アーマー・オブ・シルバーウルフ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人(自身)
ホラーを狩る『魔戒騎士』の鎧。銀色の狼を模した形状をしており、全身に光の線が走っている。
普段は魔界に保管されており、剣で空間を切り裂くことで召喚・装着する。
鎧は「ソウルメタル」と呼ばれる特殊な金属で出来ており、常人が触れれば皮膚が裂け、軽微なものならばホラーの攻撃をも容易く浄化してしまうほどの防御力を誇る。
筋力と耐久を1ランク上昇させ、『魔戒の者』スキルに含まれる特攻性能を更に高める。
アーチャーとして現界している為、この宝具は使用不可。

【Weapon】
『無銘・魔導銃』
アーチャーが愛用する二挺拳銃型の魔導銃。記憶消去の雨を降らせる術の媒介や、近接戦闘の手段として用いられる。
また、スナイパーライフル型の魔導銃も所持している。

『魔戒剣』
魔戒騎士が用いる剣。ソウルメタルは使い手の魂の在り方によって重量を変化させる性質を持っているため、基本的に常人では短剣ほどの大きさでも持ち上げることはできない。
普段は刀身が収縮されており、短剣ほどの刃渡りだが必要に応じて展開し、長剣となる。
また、鎧の召喚時には分離し双剣となる。

【解説】
ラッセルシティを管轄とし、ホラーより人々を守る魔戒法師の青年。
『最強の白銀騎士』と謳われた震鳴騎士ボルグの称号を持つ魔戒騎士・クリストフェルを父に、魔導銃を駆使して戦う魔戒法師のアデレードを母に持ち、幼い頃より二人のもとで魔戒騎士となるための修行を積んでいた。
しかしある日クリストフェルは力に執着するあまり禁断の魔導書に手を出したため闇に堕ちた為ボルグの鎧を継ぐことは出来ず、暗黒騎士となったクリストフェルに殺されたアデレードの形見の魔導銃を手に復讐を決意、魔戒法師となる。

普段は冷静沈着な性格だが、父への憎悪に囚われ、クリストフェルに関する事柄となると我を忘れてしまうことがあり、彼と再び対峙した際も憎しみに囚われて暴走し、結果倒されてしまう。
このことで心神喪失状態に陥るが、シティの人々の救助や復興に際して自らの未熟さを痛感し、『導きの地』にて修練を積み、心身ともに成長した。
黄金騎士ガロの称号を持つソードや女魔戒法師ジーナと共に『エルドラド』の謎に挑んだ。
その戦いの1年後魔戒騎士となっているが、ボルグの鎧は暗黒騎士に堕ちたクリストフェルが死亡した時点で消滅しており、称号やその有無は不明。


258 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/24(火) 01:58:08 Q2OQ.KGY0


【元ネタ】エルム街の悪夢
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】フルッド・クルーガー
【性別】男
【身長・体重】170cm・73kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久B++ 敏捷E 魔力D 幸運E 宝具B

【クラス別スキル】
 気配遮断:-
 このサーヴァントの気配遮断は通常のスキルに該当しない。

【固有スキル】
 拷問技術:A
 卓越した拷問技術。拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。
 アサシンの場合、相手の恐怖を極限まで高める拷問殺人を極めている。
 精神異常:B
 精神が歪んでいる。
 悪魔に認められるほどの邪悪な精神を持ち、禁忌の類を一切躊躇わない。
 精神的なスーパーアーマー能力。
 戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

【宝具】
『エルム街の悪夢(ナイトメア)』
 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5〜40 最大捕捉:4人
 アサシンが3匹の悪魔と契約を交わしたことで手に入れた異能。アサシン能力「気配遮断」が使えないが、この宝具により常に夢の中に潜んでいる。
 対象の夢の中に自在に侵入が可能となり、人々のアサシンに対する恐怖心が増すほど夢の中でのアサシンの力が増す常時発動型の特殊宝具。
 最初は対象の心臓を貫こうと殺すことは出来ないが、力を増すごとにアサシンのステータスが上昇、夢の中で対象に与えたダメージを現実にフィードバックさせる。
 最終的は変幻自在にして不死身の怪物にとなり、対象の夢を通じて現実世界への顕現が可能となる。
 但し、夢の中で対象がアサシンの衣類や体の一部を掴んだ状態で覚醒した場合、この宝具の恩恵を失った状態でアサシンは現実世界へ引きずり出される。

【Weapon】
『鉤爪』
 手袋に鉤爪をつけたもの。多くの人間がこの武器によって惨殺された。

【解説】
 アメリカ三大ホラー映画の一つ「エルム街の悪夢」シリーズに登場する殺人鬼。通称フレディ・クルーガー
 精神異常者の刑務所で働いていたシスターのアマンダ・クルーガーが手違いにより刑務所に監禁、囚人達に数百回のレイプを受けて妊娠した子供
 この出生が知れ渡っていたため、周囲から苛めと義父から激しい虐待を受けた末、精神が歪み幼いころから動物の虐待を繰り返すようになる。
 成人後はボイラーの職員となり結婚。娘を儲けるもその裏で、幼児の誘拐殺人を繰り返していた。
 やがて、警察の捜査により逮捕されるも精神鑑定に異常があるとされた為にフレディは無罪放免として釈放されてしまった。
 しかし、判決に納得のいかない親達によってフレディはボイラー室に戻ったところに火炎瓶を投げ込まれ焼殺される。
 燃え盛る炎で苦しむフレディの前に三匹の悪魔が出現、彼らと契約したフレディは以降夢の中に現れる殺人鬼としてエルム街を悪夢に包み込んでいく。
 
 リメイク版では幼稚園の地下に住む管理人兼庭師であったが、裏で児童たちに性的悪戯をしていたことが発覚、児童たちの親に生きたまま火炙りにされることになる。
 夢の中の殺人鬼として復活した後は、数年の年月をかけて当時の児童たちを狙い殺戮を行う。
 
 一言で表すなら「ペドフィリアの変態親爺」、シリーズ初期は冷酷な殺人鬼として描かれていたがシリーズを追うごとにお茶目な性格となっていった。
 冷酷な殺人鬼像は1作目の監督ウェス・クレイブンによるものであり、彼がメガホンをとった1作目と7作目は冷酷な殺人鬼として描かれる。
 また、リメイク版ではウェス・クレイブンのフレディ像に基づいた冷酷な殺人鬼として描かれている。


259 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/24(火) 18:04:36 ao.FMD9s0
【元ネタ】史実・イングランド
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ハロルド・ゴドウィンソン
【性別】男性
【身長・体重】不詳
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:C+
 正しい調教、調整がなされたものであれば乗りこなせ、野獣ランクの獣も場合によっては可能。
【固有スキル】
戦闘続行:D
 急転する戦況下で、戦い続ける能力。
栄光の落日:A
 詳細不明。『怪力』とほぼ同一の効果。幸運のランクに比例して効果が変動する。

【宝具】
『退転の槍(スタンフォード・ブリッジ)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:1〜10人
 軍馬に跨り突撃する。宝具の使用時のみ、幸運が上昇し、『神の加護(偽):A+』が付与される。
『遥か遠き勝利の剣(ディア・マイ・イングランド)』
ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
 クラスを無視して仕様を許された王の剣。宝具としてのみ使用が可能。使用すると自滅する自爆型宝具。英霊自身の強い望みにより、特例として顕現した。宝具の使用時のみ全ステータスが上がり、『軍神咆哮(偽):A+』が付与される。

【Weapon】
馬上槍。中世から近代まで主にヨーロッパの騎兵に用いられたもの。長さは4〜5メートル超。

【解説】
ハロルド2世。イングランド王。最後のアングロ・サクソン系イングランド王とされる。

ウェセックス伯ゴドウィンの次男。ハロルド・ゴドウィンソンとも称した。
1066年、エドワード懺悔王により後継者に指名、貴族達により承認され、ウェセックス伯となる。
これに対して弟トスティがノルウェー王ハーラル3世の後見を得て東部から、またイングランド王の地位を狙うノルマンディー公ギヨーム2世が南側からイングランドに侵入した。

9月、トスティとハーラル3世がヨークシャーを制圧、9月20日に地元貴族の連合軍をヨーク近郊で破る。
これに対してハロルド2世は5日後の25日にトスティとハーラル3世をスタンフォード・ブリッジの戦いで撃破した。
3日後の28日にギヨーム2世が386キロメートル離れたウェセックスに7000人ほどを率いて上陸すると、ハロルド2世は反転して南に急行。現在「バトル」と呼ばれているヘースティングスの近くで対峙したギヨーム2世のノルマン軍を際どい所まで追い込みながらも、2人の兄弟と共に戦死した。

ハロルド2世の遺体は一旦サクソンの石の墓に埋葬されたが、後に生前自らが再興していたウォルタム・アビーに改めて葬られた。終焉の地バトルには碑が設けられた。


260 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/25(水) 03:08:14 /zzaWmv.0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】ヘスティア
【性別】女性
【身長・体重】???cm・??kg
【属性】秩序/善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具EX

【クラス別スキル】

対魔力:A+
 A+以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、魔術ではルーラーに傷をつけられない。オリュンポスの護り神として当然とも言える。
真名看破:C
 ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
 ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。このルーラーの場合は感の鋭い近所のオバチャンをイメージするとわかり易いかも知れない。
神明裁決(神):なし(EX)
 ルーラーとしての最高特権。
 聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる…のが本来の在り方だが、このルーラーの場合は神として当然の如く、他のサーヴァントのマスターに二回令呪を強制的に行使させることが出来るスキルとなる。ただし召喚の仕様が通常の聖杯戦争の場合は無効となるため、実際は使えないスキルである。

【固有スキル】
暖炉の守り人:A
オリュンポス十二神における集いを護る者として保有するスキル。具体的には味方の結束力をより強固にする。カリスマとは在り方が違う為、人望が集まったりしない。
神性:EX
オリュンポス十二神の一人として当然持っている。
人間観察:D
 人々を観察し、理解する技術。
 ただ観察するだけでなく、名前も知らない人々の生活や好み、人生までを想定し、これを忘れない記憶力が重要とされる。
ルーラーの場合は常に留守番役だったので、退屈しのぎに世界で生きる人間の生活を観察していた。いちいち細かい所まで見てないので低ランク。

魔力放出(火):A
魔力放出(炎)とは似ているようで全く違うスキル。神を含む全ての人々を安心させ、一度心を鎮めるスキル。仏の後光に近い。
因みにスキルが高ランクなので味方はともかく敵にも有効。精神汚染スキルや狂化スキルも余程の高ランクでない限り無効化し沈静化する。
【Weapon】聖火の点った薪


261 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/25(水) 03:11:57 /zzaWmv.0
>>260
【宝具】
『集い戯る十二の神々』
ランク:EX 種別:召還宝具 レンジ:- 最大捕捉:0〜12人
オリュンポス十二神を常に皆が引きこもっている幻想の世界から召喚する宝具。扱える魔力により召喚の規模は変動し、神々は気まぐれが常なので状況によっては1人も召喚に応じない。また神の中には戦闘能力を持たなかったりそもそも戦闘の意思すら持たない者もおり、最悪召喚された神同士で喧嘩する恐れもある。つまりこの宝具は非常に不安定な性質である。当たりを引いてもハズレを引いても状況は混沌を極め、結局色々と大損するハメになる。そのためルーラーは基本この宝具を使わない。

『神の熾火、巨人の罪』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
固有結界とは似て非なる、神としての特権を最大限に引き出したルーラーが構築する神の熾火が燃え盛る暖炉の内側の世界。人々が道具として使う火は全て、元を辿ればプロメテウスがこの神の熾火を盗んで与えたものである。故にプロメテウスの持つ罪を司る宝具である。
この世界の中では人々が火を使用した時に生じた様々な罪が暖炉に燃え盛る炎の形で再現される。ルーラー本人の逸話や神話に由来するものでは無いが、神の熾火に関する逸話の都合上巨人種に対するダメージはより深刻となる。巨人でなくとも人が火を使うことによって実現させた殺人、処刑、銃火器、核などの罪は留まる事を知らず、それらを全て純粋なダメージとして敵に与えるこの宝具は受ければ最期、冗談でも何でもなく核数十発分以上の損傷を負う事となる。

『聖火の希望』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:30 最大捕捉:50人
聖火ランナーがよく持っているアレ。普段のルーラーは武器として使っているが、宝具として使うと人々に希望を齎し、主に走る活力を取り戻してくれる。
多数のランナーがオリンピックで行う事により、神の熾火が持つ性質の一つとして固定された。『神の熾火、巨人の罪』と対比してパンドラの箱に詰まった中で輝く囁かな希望である。

【解説】
ギリシャ神話の中に於いて珍しく神話で全く語られることのない女神。所有する様々な宝具も全て神の熾火を護る女神だからこそ持つものであり、基本的に本人が本人として持つ宝具ではない。
容姿は麗しく魅了スキルを持ってない事が信じられないレベル。持っていない理由は暖炉の女神として処女を護る必要があったため。その証拠にアポロンとポセイドンの求婚を蹴っている。
のんびりとした性質で基本的に戦が嫌い。家に居ることが最高の幸せ。ニートというよりは家庭を護る専業主婦的存在。家事は全て神レベルである。一方で一度戦に赴けば味方を団結させ、敵の戦意を抑え、神の熾火で全てを焼き尽くすというヤバい女神である。
人類の事は初めどうでも良かったが、天界から眺めているうちに愛おしくなり善の性質を持つようになった。しかし人間が侵す罪の数々には心を傷めており、聖杯戦争で召喚された折には人間たるマスターが侵す罪を重視する。故に敵と体重した時サーヴァントよりマスターとの対話を望む傾向がある。
その力は集団の支えとして使用するのに向いており、間違っても彼女をリーダーに据えてはならない。目立つのが嫌いな彼女は普段よりぶっきらぼうとなり、従う筈の人々もリーダーらしくない彼女の性格に呆れてしまうだろう。
護ってよし。攻めてよし。サーヴァントとしては比較的に良い部類に入るギリシャ神話の唯一絶対的な良心である。
尚、他の神々は神話で色々やらかした結果何をするか分からない集団と思われている模様。本当に唯一絶対的良心なのである。


262 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/26(木) 06:02:15 ih8Dce5o0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジャック・ザ・リッパー
【性別】女性
【身長・体重】160cm・50kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 周囲から見つかりにくい、小規模な”工房”の形成が可能。
 
道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 死体を素材とした器具を得意とする。

【固有スキル】
霧夜の殺人:B
 殺人鬼という特性上、加害者の彼女は被害者の相手に対して常に先手を取れる。
 ただし、先手を取れるのは夜のみ。

無辜の怪物:B
 地獄から来た者。
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 能力・姿が変貌してしまう。
 ジャック・ザ・リッパーの正体には諸説あるが、キャスターのクラスで現界した彼女は「ジャック・ザ・リッパーは悪魔である」という説の影響を強く受けている。
 その影響で本来は持ち合わせていない筈の魔術を習得している。

魔術:A
 黒魔術、治癒魔術、心霊医術等を習得している。
 特に女性相手の呪殺は得意中の得意。

自己改造:B
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。

【宝具】
『切裂呪詛(エンカウンター・リッパー)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 対象を切り裂く呪術。
 真名開放後、中距離レンジにいる標的を切り裂く斬撃を発生させる。
 発生させられる斬撃は一つではなく同時多数に異なる箇所に発生させられる。
 斬撃の数だけ呪いに対する耐性で判定を行う。
  
『霧中の悪魔(ミスト・イン・デビル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 霧が出ている夜に自動発動する宝具。
 Aランクの気配遮断と仕切り直しを一時的に習得し、敏捷をワンランクアップさせる。
 更に自身の攻撃、特に切り裂く攻撃にプラス補正がかかる。

【解説】
キャスターのクラスで召喚されたジャック・ザ・リッパー。
ジャック・ザ・リッパーの可能性がある存在が魔術を使う悪魔のイメージを纏って召喚される。
ステータスは召喚された存在によって変化し、これは一例。


263 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/26(木) 06:45:58 ih8Dce5o0
>>262
一部訂正

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジャック・ザ・リッパー
【性別】女性
【身長・体重】160cm・50kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 周囲から見つかりにくい、小規模な”工房”の形成が可能。
 
道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 死体を素材とした器具を得意とする。

【固有スキル】
霧夜の殺人:B
 殺人鬼という特性上、加害者の彼女は被害者の相手に対して常に先手を取れる。
 ただし、先手を取れるのは夜のみ。

無辜の怪物:B
 地獄から来た者。
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 能力・姿が変貌してしまう。
 ジャック・ザ・リッパーの正体には諸説あるが、キャスターのクラスで現界した彼女は「ジャック・ザ・リッパーは悪魔である」という説の影響を強く受けている。
 その影響で本来は持ち合わせていない筈の魔術を習得している。

魔術:A
 黒魔術、治癒魔術、心霊医術等を習得している。
 特に女性相手の呪殺は得意中の得意。

自己改造:B
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。

【宝具】
『切裂呪詛(エンカウンター・リッパー)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 対象を切り裂く呪術。
 真名開放後、中距離レンジにいる標的を切り裂く斬撃を発生させる。
 発生させられる斬撃は一つではなく同時多数に異なる箇所に発生させられる。
 斬撃の数だけ呪いに対する耐性で判定を行う。
  
『霧中の悪魔(デビル・イン・ミスト)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 霧が出ている夜に自動発動する宝具。
 Aランクの気配遮断と仕切り直しを一時的に習得し、敏捷をワンランクアップさせる。
 更に自身の攻撃、特に切り裂く攻撃にプラス補正がかかる。

【解説】
キャスターのクラスで召喚されたジャック・ザ・リッパー。
ジャック・ザ・リッパーの可能性がある存在が魔術を使う悪魔のイメージを纏って召喚される。
ステータスは召喚された存在によって変化し、これは一例。


264 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/27(金) 07:03:50 v4QsfQbQ0
【元ネタ】史実及び「ヘンリー六世 第1部」等のジャンヌ・ダルクを魔女として扱った文献
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジャンヌ・ダルク
【性別】女性
【身長・体重】159cm・44kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力A+ 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 特に他者を魅了するアイテムを作る事を得意とする。

【固有スキル】
魔術:A
 オーソドックスな魔術を習得。
 特に呪詛、魅了の魔術、悪霊の使役を得意とする。

反転聖性:B
 反転した聖性。
 能力はサーヴァントとして召喚された時に
 “魔術の効果上昇”、“魔力自動回復”、“カリスマを1ランクアップ”
 から、ひとつ選択される。

カリスマ:D+
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 彼女の場合、魅了魔術の応用で効果を高める事ができる。

【宝具】
『汝が神はここにあらず(アブセンス・オブ・ゴッド)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
 異端の魔女として貶められた結果誕生した呪いの旗。
 敵対者の加護、祝福を突破する悪魔の呪詛を周囲に降り注ぐ。
 魔力を込めれば込める程に呪詛の攻撃力は増す。

『紅蓮の悪意(クリムゾン・マリス)』
ランク:D(発現前) A(発現後) 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:2人
 「ジャンヌ・ダルクは異端の魔女である」そういったジャンヌ・ダルクを貶めんとする悪意の結晶たる魔剣。
 聖性を焼き、魔性へと堕落させる炎を発現する。
 聖者にはその身を苛む苦痛を与え、魔性の存在には全ステータスの1ランクアップといった恩恵を与える。

【解説】
百年戦争でオルレアンを解放したイングランドの敵。
「聖女ジャンヌ」ではなく、かつてイングランドが憎み貶め形作られた「魔女ジャンヌ」そのもの。
シェイクスピア等のジャンヌを魔女として描いた存在達が生みの親と言える。


265 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/28(土) 02:05:14 m4Xajafc0
【元ネタ】不思議の国のアリス、中国神話、モンスターハンター
【CLASS】アーチャー
【真名】渾沌 ジャバウォック
【性別】無性別
【身長・体重】1567cm・2000kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:A
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクAならば、マスターを失っても一週間現界可能。
 自力での魔力摂取を可能としているため実質限界は無し。

【固有スキル】
狂化:E-
 凶暴化する事で能力をアップさせるスキルだが、
 アーチャーは理性を残しているのでその恩恵をほとんど受けていない。
 しかし、筋力と耐久が“痛みと限界を知覚しない”状態となっている。

狂竜化:A
 翼の鱗粉に含まれるあらゆる生命体の理性を破壊する汚染物質。
 羽ばたく度に鱗粉がバラ撒かれ、更に風に乗ることで広範囲の感染爆発を起こす。
 人間や動物であれば攻撃性が増し、時間経過で魔力をアーチャーに吸収され衰弱死を迎える。
 サーヴァントに感染した場合「狂化:A+」スキルを強制的に植え付ける。
 強靭な精神力や耐性の他、令呪による呼びかけが多少効果があり、うまくいけば克服する事も出来る。
 克服に成功した場合「狂化:A+」の「全パラメーターを2ランクアップさせる」という長所が残り、
 体内のウイルスが撃退されるまでの間、サーヴァントの能力が大幅に強化される。

 退化した視力を鱗粉と角型の触覚によって補っており、強風や霧などで上手く鱗粉が舞わない環境ではかなりの不利となる。

 加えて、触覚含む頭部は非常に衝撃に脆く最大の弱点ともなっている。
 それでもやはり龍種の鱗であり並の武器では歯が立たない。

竜の息吹:A+
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。
 大量の鱗粉が混ざる高圧の空気砲を放つ。

怪力:B
 魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。
 一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。

天候操作:D
 古龍種の持つ特性。巨大な空気の渦を形成。
 第二宝具の解放によって使用可能。

【宝具】
『黒く蝕み地を染めん(ビジョンofヴァニシュ)』
ランク:D 種別:対獣宝具 
 「竜の姿を模した堂々たる大弓。放たれた矢は果て無き絶望を纏い、光をも粉々に打ち砕く」
 ・・・という設定で作られた黒弓。竜の鱗を素材としているため強度や色艶は最上級。
 人間以外の生物へ矢を放つ場合の大幅な威力補正がある。
 肩から伸びる腕翼で引く。

『天廻、七竅にて目覚める(シャガル・マガラ)』
ランク:A 種別:対人宝具
 解放条件は「十分な魔力を吸収したアーチャーが"一度殺される"」。
 黒い鱗を脱ぎ、黄金の翼携える厄災として目覚めた姿。
 身体能力、飛行能力が上昇。何より視力の獲得という大きな優位性を得る。

 古龍種の特性「天候を操る力」の顕現により巨大な空気の渦を形成。
 弱点であった鱗粉の散開や気候に左右されず鱗粉を活用できる。
 異常なまでに蓄積され対流する鱗粉は空を覆い日光すら届かぬ戦場を作り出す。

 この状態まで達したアーチャーに「主人」は最早必要なく、狂竜ウイルスを送りただの兵としか扱わなくなる。

【Weapon】
弓:第一宝具

ジャバウォッキーの剣:召喚と同時に半径10㎞の森林内に設置される。アーチャーの鱗を割ける鋭さと強度を持つ。

【解説】
並行世界どころではない、完全な異世界から迷い込んだ目の無い巨獣。

ある地方では「カオスを司る怪物」「知覚のない獣」

ある物語では「訳のわからない魔物」「粉砕する巨竜」

元の世界では「命を蝕む黒き竜」「天を廻り還る厄災」


その正体はモンスターハンター4に登場するモンスター『黒蝕竜ゴア・マガラ』

作中では幾度となくハンターと攻防を繰り広げる最重要キャラとして扱われる。

「不思議の国のアリス」に登場する「ジャバウォッキー」、
「中国神話」に登場する「渾沌」、

この三体の共通点は、
「弱点は頭部」「目はあるが退化して見えない」「羽が生えた巨獣」「決して善性ではない」「全てが混沌としている」という
多くの点で合致する。


鱗粉の出なくなった老個体が世界に迷い込み、そこで安寧を得て人の言葉を覚えた知能の高い個体こそが「ジャバウォッキー」と「渾沌」である。


266 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/28(土) 08:25:03 m4Xajafc0
しまった
剣はヴォーパルだった


267 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/28(土) 18:05:27 CW.ctdEI0
【元ネタ】史実・イギリス
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】イザムバード・ブリューネル
【性別】男性
【身長・体重】詳細なし
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
騎乗:C
 自らの召喚する乗り物に対してのスキル。操縦技術ではない。
【固有スキル】
概念改良:B
 神秘を有するものには適用されない。
天賦の叡智:A
 肉体面での負荷(神性など)や英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを、A〜Bランクの習熟度で発揮可能。
道具作成:EX(D相当)
 生前の業績が昇華したもので、魔術に関する道具は不可能。規模の大きな近代建造、製造に限り召喚に近いレベルで可能。

【宝具】
『大西洋横断幻想・蒸気船革命(グレート・ブリテン )』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 結界宝具。生前、彼が建造した3隻の有名な大型蒸気船が青空の下、大西洋を行く。
 全てが丸ごとその場に召喚されたひとつの世界であり、無限の創造からくる超長大な規模の幻想である。 
 神秘の薄い近代の英霊が、神霊の与える領域に達することはまずないが、彼の場合、生前の偉大な業績と、無限の創造力からその領域に肉薄することを許されている。
 とはいえ、神造兵装に比べればあちこちで構成や強度に支障をきたしているため、若干対抗は容易。
 とはいえたいていは対界宝具などの有効な手段で対抗しない限り、相手はこの小世界に溺れさせられ、押し潰されることになる。
『テムズ・トンネル掘削用シールド(サー・マーク・ブルネル)』
ランク:C+ 種別:結界宝具 レンジ:なし 最大捕捉:なし 
 結界宝具。彼の父親がデザインしたトンネル工事用のシールドであり、遺産。
 それをそのまま召喚し、防御に使用する。この技術が打ち抜いてきた業績がそのまま防御力に転化されており、C以下の武器・遠距離武器を防ぎきる。水害に類するものには特に効果を発揮する。
 また本来の用途として使用すると、一瞬でどこにでもトンネルを出現させる。このトンネルは物理法則を無視して維持される。

【Weapon】
『グレート・ウェスタン鉄道』
 特別製のエンジンで高速で走る蒸気機関車。丘であろうと海の真ん中であろうと召喚され、敷設されたレールを駆けて相手を跳ね飛ばす。上下左右や空中も無視して召喚できる。レールの幅は彼が考案した広軌のもの。
 屋内での使用の場合、広々としたトンネルが一緒に召喚され、そこから出てくる場合がある。
 もちろん普通に乗車するなどして移動することも可能である。
『蒸気船グレート・ウェスタン』『グレート・ブリテン』『グレート・イースタン』
 水上という条件でのみ召喚できる。操艦して巨大な質量そのままに相手に突撃させる。
 これも移動手段に使うことが可能。


268 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/28(土) 18:06:18 CW.ctdEI0
【解説】
 イザムバード・キングダム・ブルネル。又はアイザムバード。姓のブルネルをブリューネル。ブルネルは英語読み。
 イギリスのエンジニア、技術者。同じく技術者であったサー・マーク・イザムバード・ブルネルの息子。

 優秀なデザインの鉄道車両や鉄道施設などに贈呈されるブルネル賞は彼に由来。
 1806 年イギリスのポーツマス生まれ。ミドルネームは母親の苗字。イザムバードは彼の父親のミドルネームである。
 
 フランスで教育を受け、20歳で父親のテムズ川のトンネル工事に技師として加わった。ブルネルの父のマークはその主任技術者で、この5年前、ブルネルが15歳の時に多額の借金により、 債務者監獄に送られているが、翌年8月英国にとどまることの約束と引き換えに政府が借金を清算した。
 トンネル工事は非常に困難で危険を伴うものであったが、マークによりデザインされた独創的なトンネル掘削用のシールドが陥没から労働者を守った。しかし、それでも2回の激しい洪水により、長期間工事が停止され、数人の労働者が事故死し、若いブルネルも重傷を負った。
 その後ブルネルは父親のアイデアに基づく Gaz 実験を継続し、しかし、これを失敗と判断し1834 年以後は継続を中止する。
 
 また、こののちに携わったブリストルのクリフトン吊り橋のデザイン、これは組織委員会の代表トーマス・テルフォードとの争いにより、ようやく勝利し、採用されるものの、サー・チャールズ・ウェザレルがクリフトンに到着したことにより引き起きたクイーン広場の暴動により、建設が中止され、ブルネルが生きている間は再開されることはなかった(1862年再開、64年完成。ブルネルの死の5年後)。
 その後、ロイヤル・アルバート橋、ウィンザー鉄道橋、メイデンヘッド鉄道橋などのデザインを手掛ける。
 
 1833 年にグレート・ウェスタン鉄道の主任技術者に任命。 鉄道はロンドンからブリストルまで走り、後にはエクセターまで走った。
 開通する前の 1835 年にブルネルは輸送網を延長して、 船によってブリストルから大西洋を横断してニューヨークまで至ることを提案した。
 純粋に蒸気動力の船で、このように長い航海をすることが、 商用的に存続できるか否かに関して広く議論されたが、ブルネルはビューフォーの実験による証拠を適用し、更に理論を発展させ、この理論をテストするために、グレート・ウェスタン鉄道に無料奉仕することを申し入れたため、会社は彼を建造委員会に加え、最初の船グレート・ウェスタンのデザインを委託した。

 グレート・ウェスタンは1838年4月8日にブリストル、エイヴォンマスからニューヨークに向け処女航海に乗り出し、しかし、ブルネル自身はこの最初の横断に乗りそびれた。この船をロンドンで艤装した帰途で、船上火災があり、これで負傷したからであった。さらに火災により進水が数日遅れたため、グレート・ウェスタンは蒸気力のみで大西洋を横断した最初の船であることを主張する機会を逸した。
 とはいえ、結果的には競合するシリウスに比較して、グレート・ウェスタンは大西洋を15日と5時間で横断し、 船が目的地に到着した時に石炭はまだ1/3が残っており、ブルネルの計算が正しかったことが実証された。大西洋横断の蒸気船輸送が商業的に実行可能であることを、これにより示したのである。
 その後外輪駆動に対するスクリュー駆動の蒸気船アルキメデス、グレート・ブリテンを建造、このグレート・ブリテンは最初の現代的な船とみなされ、木ではなく金属で建造され、風やオールではなくエンジンにより駆動した。
 もっとも、大西洋を横断した最初の鉄の船体を持つスクリュー駆動の船となったこの船は1845年の8月と9月、リバプールからニューヨークまで実施された処女航海で、ダウン州のダンドラムで座礁。サルベージされてオーストラリア輸送に使用された。
 1852年、グレート・イースタンを建造。1854年、クリミア戦争における仮兵舎の建設に携わる。
 1859年に病死。53才没。ブルネルはヘビー・スモーカーであり、この発作によるものとされる。これはグレート・イースタンがニューヨークへの最初の航海をする直前のことであった。


269 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/28(土) 21:07:59 f2k0fJJ60
初カキコです。

ショウタロウ[オルタ]
【元ネタ】史実、HERO SAGA
【CLASS】ライダー
【真名】小野寺 章太郎
【性別】男
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B(宝具発動時) 耐久D(宝具発動時) 敏捷A(宝具発動時) 魔力E 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
騎乗:EX
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。但し、場合によっては竜種すらも乗りこなす。
対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
【固有スキル】
自己改造:EX
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。異形でありながらも英雄であるその姿はまるで……
真名看破:D-
 直接遭遇したサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。ただし、生前の取材と知識に由来する物であり、いくら幸運であっても見抜けない相手が多い。
忘却補正(正):A
 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。時がどれほど流れようとも、その信念は決して消えない。時代が望む時、ライダーは必ず蘇る。
高速詠唱:A
 魔術の詠唱を高速化するスキル。Aランクであれば、大魔術であっても本来の半分の時間で発動できる。ライダーの場合、魔術ではなく自己改造と執筆の早さに恩恵がある。
 「常人の5倍のスピードで描ける天才」と称されたことが由来。
単独行動:E+
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。ランクEならば、マスターを失っても数時間は現界可能だが、外部からのエネルギーを補給することで更に延長できる。
【宝具】
『黒塗りの肖像(ブラックライダー)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
バイクに乗ることで、その機体に適した肉体へ変身させる宝具。ライダーは主に「ジョーカー」と呼ばれる姿を取る。
『萬色に輝く相棒(サイクロンメモリー)』
ランク:A+ 種別:対悪宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
多種多様な乗り物(主にバイク)を生み出すペンと紙。作成には時間がかかるが、令呪で高速化できる。
相棒と家族が使った力の名を冠する、本来ならキャスターが使うべき宝具。
【Weapon】
宝具と、宝具に付随する武装を扱える。また、宝具の性質上、真名解放さえ可能であれば、壊れた幻想をほぼ無制限に発動できる。
『ハードボイルダー&リボルギャリー』
自律行動が可能で全領域に対応、飛び道具付き、移動拠点になる、など便利で愛着のあるマシン。
【解説】
石ノ森章太郎が、死後に書かれた作品(仮面ライダーW playback)の設定と、生前に描いた萬画の中の改造手術を利用され、仮面ライダーにされた姿。改造の結果、生前とは性格・外見が大きく異なる。だが、自由と平和を愛する精神は変化していない。

石ノ森章太郎は、日本の漫画家、特撮作品原作者。本名は小野寺 章太郎(おのでら しょうたろう)。
SF漫画から学習漫画まで幅広い分野で作品を量産し、「漫画の王様」、「漫画の帝王」と評された。(神様手塚と対応してもいる)
代表作は『サイボーグ009』、『佐武と市捕物控』、『009ノ1』、『さるとびエッちゃん』、『人造人間キカイダー』、『マンガ日本経済入門』、『HOTEL』など。仮面ライダーシリーズを始め、特撮作品の原作者としても活躍した。


270 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/29(日) 06:43:21 zPGcBq4k0
【元ネタ】史実・フランス
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ルイ・アントワーヌ・ド・サン=ジュスト
【性別】?????
【身長・体重】不詳
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷D 魔力A 幸運E 宝具A(D相当)
【クラス別スキル】
狂化 E-
 ほぼ影響のないレベル。しかし全体的な結果として狂気に陥っている。
【固有スキル】
信仰の加護 A+++ 
 「最高存在」への畏敬。神と王に対する重大な冒涜。 
 なお、本人が本当に傾倒していたかどうかは不明瞭であり、後世の推測にちかい。

【宝具】
『神のごとく、奇跡によってしか知ることのできないあなた(ルイ・アントワーヌ・レオン・フロレル=サン・ジュスト)』
ランク:A(D相当) 種別:????? レンジ:なし 最大捕捉:なし
 強力な自己回復効果をもつ宝具。致命傷はもちろん、霊核の損傷さえ軽微なら一瞬で修復する。わずかな魔力消費で何度でも使用できるため、宝具の使用を阻止する、使えない状態にしない限り、ほぼ不死。
 ただし一度使うと『神性』と『変化』『精神汚染』が最低ランクの状態で付与され、使用するごとにスキルのランクが上昇する。特に『変化』については一定のランクを超えると外見、肉体の形状の著しい変化を起こし、上記のスキルに加えてさらに高いランクで『怪力』と『自己改造』が強制的に付与され、結果として、制御不能の暴走状態に陥っていく。
『人は罪なくして王たりえない(テルール・ドゥ・オルガン)』
ランク:A(E相当) 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 王の権能を弱体化させる致命の一言。「王として君臨した逸話」のある相手に対して、宝具を含む全ての能力を低下させる。また、『革命の大天使』と併用して相手を捕縛することにより、サーヴァントという存在そのものへの無力化という効果が得られる、いわば複合宝具。さらに、この宝具の発動中に使用される『革命の大天使』には『呪術』の効果が付与されており、耐性がない限り、強烈な頭痛などの身体的異常、喪失感、重い錯乱状態、血統の呪いが強制的に付与される。
  
【Weapon】
『革命の大天使』『死の天使長』 
 サーヴァントが使用できる簡易な概念武装の一種。『革命の大天使』はギロチンにも使用されていた武骨な鎖を模しており、一定範囲内で繰り出される。魔術式による簡易な多次元運用も可能。『死の天使長』はやや細い鎖の先に巨大なギロチンがついており、それが十数本という単位で空間に射出される。『革命の大天使』と似たような運用方法で使用できる。
          
【解説】
 ルイ・アントワーヌ・レオン・ド・サン=ジュスト。フランスの政治家、革命家。
 ロベスピエールらと共にフランス革命に参加。彼の右腕とも称される。ニヴェルネ州ドシーズ生まれ。ロベスピエールの同僚として辣腕をふるい、同派の政策に深く関与した。
 1790年、23歳でエーヌ県の国民衛兵隊長の1人。翌年、『革命及びフランス憲法の精神』を発行。25歳で国民公会議員に当選。その生涯において数々の演説を残す。

 サン=ジュストはロベスピエールを「人民の代議士」と最上級の敬意で称え、ロベスピエールの方でもこの青年のもつ不透明で早熟な魂の独創性に衝撃を受けて、「神のごとく、奇跡によってしか知ることのできないあなた」と記して以後、死が分かつまで続くことになる密接な友情を結ぶことになったとされる。

 「革命の大天使」と呼ばれた恐怖政治(テロル)の主人公。両性具有的容貌の青年としても知られる。「死の天使長」とも呼ばれて恐れられたが、これは恐怖政治のもとで絶大なる権限を振るって人々に死の宣告を行なったためとされる。

 「人は罪なくして王たりえない」とは1792年にサン=ジュストが国王裁判での「処女演説」中で言ったとされる。「人は罪なくして王たりえない。罪を犯すことなくして王として君臨することなどありえない。国王こそ反逆者であり、国民の主権の簒奪者なのだ」に由来するが、ルイ16世の裁判の方向性を決定付けた言葉としてとくに知られている。1794年7月、逮捕。ロベスピエールらと共に処刑。26歳没。代表的な著作物に「オルガン」。


271 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/29(日) 20:46:45 LfI5xbVc0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】ありす
【真名】ハンス・ベルメール
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D+ 幸運C 宝具B

【クラススキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 だが彼が作るのは工房ではなく、作品を生み出す"アトリエ"である。

道具作成:C+
 魔術的な道具を作成する技能。
 キャスター自身は魔術師ではないが、彼の芸術分野は呪術的な側面も持ち合わせており、サーヴァントとしては一種の魔術として作用する。

【固有スキル】
偏執:B
 一つの物事に対する執着心。
 それに関した行為を行う際に自身に有利な補正を得る。
 デメリットとして局地的な判断能力の低下、低ランク相当の精神汚染と同様のコミュニケーション障害を伴うことがある。

芸術審美:C
 芸術作品、美術品への執着心。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、中確率で真名を看破することができる。

完全なる形(偽):A
 解体され、組み替えられた畸形のかたち。
自在に移り変わり得るアナグラムの躰。
 いかに肉体が破壊、欠損しようとも活動の続行が可能な再生・復元能力。

【宝具】
『永久幾何・少女改築(パーマネント・ゲオミトリイ)』
ランク:B 種別:対理宝具 レンジ:0〜5 最大補足:5人
 あらゆるモノは無意味に成り果て、無意味のみがこそ真理を孕む。意味あるモノは用を為さなず、文字は言葉を脅かす。薬毒反転。
 レンジ内で行われる各種判定の成否を逆のものとして扱う。発動中、通常手段によるダメージ判定は行われない。

【weapon】

【解説】
 20世紀・ドイツ帝国の芸術家(シュルレアリスト)。現代ではサブカルチャーとしての球体関節人形の先駆として知られる。
 1902年、現ポーランドのカトヴィッツ生。資産家的思想を持つ横暴な父親に反感を抱きつつ、同時に母親には惜しみのない愛情を受けて育った。
 22歳のときダダイストとの交流をきっかけに大学中退、30歳のときに目の当たりにした『ホフマン物語』の自動人形オランピアに影響を受け、翌年人形作家としての活動を開始、1934年に自費で写真集を出版する。
 その後カイザー・フリードリヒ美術館にて出逢った16世紀の球体関節人形や、当時隆盛していたシュルレアリズムに学ぶことで彼の創作はより昇華していく。
 少女の体躯を球体関節により記号化・分断化した前衛的で背徳的な作風を確立し、一時退廃芸術として弾圧を受けながらも、生涯に渡り同様の作品群を生み続けた。
 人形という不条理な物体への固執は、当時ナチスが振りかざした優生学に対する反抗の意もあったのだろう。しかしその根底は幼少を共に過ごした従妹への憧憬であり、不要なるものこそ美しいというメルヘン的観念であり、少女という聖体に抱いたフェティシズムであった。彼の芸術は、合理社会に対するある種のテロリズムであったとも言えよう。


272 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/29(日) 21:08:47 zPGcBq4k0
【元ネタ】史実・日本
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】斎藤福
【性別】女性
【身長・体重】詳細なし
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E- 耐久E- 敏捷A 魔力B+ 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 それに類する心得はないが、後述の『無辜の怪物』の影響により一定ランクで可能となっている。
【固有スキル】
無辜の怪物:B
 人の形は保っているが、内面的な怪物化により身体能力が向上している。 
戦略:A+
 大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。ただし彼女の戦場は人と人との間で行われる、直接的ではない争いである。
信仰の加護(偽):A+++
 特定宗派に対するものではないが、一つの家に殉じる精神性により人格までもが変質をきたしている。
呪術(偽):B+
 『無辜の怪物』の影響によりその手腕、生き様が昇華したスキル。彼女独自のものだが、効果は本物の呪術に匹敵する。自覚する、しないに関わらず、彼女が取り計らった人間に実害をもたらす。

【宝具】
『春日の抜参り(かすがのぬけまいり)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:なし 最大捕捉:なし
 後述する『直訴状』に内容を書き入れることで、形勢を覆すなんらかの事象を引き起こす。
 基本的な法則として、同じ内容を二度引き起こすことはできないが、文面を変えれば実質同じ内容であろうと作用する。そのため、英霊自身のずば抜けた知力、見識眼、またいかなる手段も実行を躊躇わない怪物化した精神性と相まって非常に応用が利く代物となっている。

【Weapon】
『短刀(たんとう)』
 不定だが、形状から福の最初の婿家である、稲葉家の所有していた稲葉志津(いなばしづ)であると思われる。のち、稲葉家から家康に献上されている。
『直訴状(じきそじょう)』
 ひとつの魔術書に匹敵する効果をもつ。これにより基本的な魔術の使用、魔力の供給が可能になっている。なお実際にはこの直訴状は存在していない。逸話から発生したもの。


273 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/29(日) 21:09:41 zPGcBq4k0
【解説】
 斎藤福。のち、「春日局」を朝廷から下賜。安土桃山時代から江戸時代前期の女性。
 徳川家光の乳母。女性政治家。

 丹波国の黒井城下館(興禅寺)で生。城主の姫として、幼少期をすごしたとされる。その後、稲葉正成の後妻となるが、慶長9(1604)年板倉勝重の推挙により(異説とも)、家光の乳母となるべく江戸へ赴いて、大奥入りの前に夫と離別(離縁)。
 一説によると、正成が主君小早川秀秋の死により浪人となり、家族が流浪にさらされたとき正成が妾を持ち、腹を立てたお福は妾を斬り殺して正成に離縁状を叩きつけ、京に出、徳川秀忠の子、家光誕生および乳母募集の高札を見て応募した、ともいうが、これは後世の創作ともされる。
 
 しかし、家光には2歳下の弟忠長があり、父秀忠はこれを偏愛し、やがて継嗣の序列も逆転するような状況に至る。
 1615年(元和1)福は伊勢参宮を口実に江戸を出て、これを駿府の大御所家康に直訴した(春日の抜参り)。これを受けた家康の取り計らいにより、家光は世子と定まったとされる。これにより家光は生母よりも、福を重く用いるようになったとされ、のち家光の将軍就任に伴い、「将軍様御局」として大御台所・江の下で大奥の公務を取り仕切るようになる。ただし、福と江とはそりが合わなかったとも言われ、これが後年、家光と江が自ら育てた秀忠の次男、忠長との確執につながったと言われる(のち、忠長は謀反の疑いありとして、領地召し上げの上、切腹となっている)。
 家光には大奥にまつわる逸話が多く、若い頃は男色にかまけて女性に興味を覚えなかったとされ、寛永3年(1626年)の江の没後からは、福は家光の側室探しに尽力し、伊勢慶光院の院主であった万や、楽、夏などの女性たちを次々と奥入りさせ、並みの女性ではならぬとなると、尼僧や身分の低い女性を家光に勧め、嫡子誕生に苦心したと言う。
 また将軍の権威を背景に老中をも上回る実質的な権力を握ったとされる。
 また、大奥を統率し、もろもろの〈掟〉を制定したといい、大名証人のうち、女子のことはすべて局一人の沙汰するところであったという。

 寛永6年(1629年)、家光の疱瘡治癒祈願のため伊勢神宮に参拝し、そのまま10月には上洛して御所への昇殿を図る。後水尾天皇が幕府の処置に対し逆鱗あり譲位の意志を示すさなか、大御所秀忠の内意を受けていたともされる。また、後水尾天皇に退位を迫らせようとした家康の使者であったともされる。
 この際、武家である斎藤家の娘の身分のままでは御所に昇殿するための資格を欠くため、育ての親でもある三条西公国の息子・三条西実条と猶妹の縁組をし、参内する資格を得、後水尾天皇や中宮和子に拝謁、従三位の位階と「春日局」の名号、及び天酌御盃をも賜る。
 しかしこの参内に公家達は反発したとされ、結局、後水尾天皇は譲位したとされる。
 寛永9年(1632年)、再上洛。従二位に昇叙し、緋袴着用の許しを得て、再度天酌御盃も賜わる。
 
 寛永20年(1643年)死去、享年64。
 家光が疱瘡になったとき、福は生涯薬を飲まない誓いを立て、山王社と東照宮に詣で、水の入った桶を頭に乗せ、月が出るまで祈ったという。その後、家光は快癒したが、逆に福が病を得たのに薬を飲まない事を知ると、家光は手ずから薬を飲ませようとしたが、福は飲んだふりをして、密かに吐き出して誓いを守ったと言う。


274 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/30(月) 12:48:21 fvrd85ik0
【元ネタ】神話・中南米
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ジャガーマン
【性別】宿った肉体による
【身長・体重】宿った肉体による
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久A+ 敏捷A+ 魔力E- 幸運E- 宝具A(D相当)
【クラス別スキル】
狂化:EX
 獣の理性。人語を含む知性を完全に欠落している。
【固有スキル】
魔力放出:D
 威力が低ランクであるため、主に移動時に使用され敏捷に補正を与える。
単独行動:EX
 そもそも一体化している者がマスターと見なされる。
獣の権能(偽):E-
 ビースト。ただし、ほぼ喪失しているため本来のランクではない。また、汎人類史においては(偽)がつく。

【宝具】
『多神殺せし噛咬(ゴッド・オブ・ウォー)』
ランク:A(D相当) 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 幾多の神と人、英雄を殺戮しつくした肉体。
 『獣の権能(偽』の対象となる相手すべてに、癒やせない呪いのダメージを与える。正確には治癒可能だが、Aランク相当の魔術および治癒関連のスキルが必要となる。また、この宝具によりわずかでも傷を負った場合、そこから弱体化し、もう一度使用されたときに弱体化が一定値を超えていると、一撃で即死する。 
『夜神来たりて(テペヨリョトル)』
ランク:A(D相当) 種別:対神宝具 レンジ:なし 最大捕捉:なし
 はるか昔に置き去られた元の姿。はじまりの恐怖。夜の間、太陽が見えぬ時間だけ、高いランクの対神性を得る。
 また、この間に魂喰い(そのまんま心臓を喰らうことによる)を行うと、溜め込んだ分だけ強力な霊的毒属性の魔力放出を行える。耐性の低さをもつ者は、直撃すればこの毒によって骨まで溶ける上、治癒に非常に時間を要する。

【Weapon】
『多神殺せし噛咬』
 幾多の神と人、英雄を殺戮しつくした肉体。肉体そのものが1つの魔術であり、武器である。
          
【解説】
 剪定事象から召喚された「ジャガーマン」。
 元々自分が信仰され祀られる存在である事を知らなかったが、ある時それに気づき、その時、特に強欲であった為、自分への信仰する事の少なさに大いに怒り狂い、その場で自分を信仰する者たちを残らず全て喰い殺し、祭壇を破壊した。
 その時点で正気を失い、また喰い散らかした者たちの肉で身体が膨れ上がり、ただただ巨大な肉の獣と化したが、わずかに残った理性で今度は自分より信仰を得ているありとあらゆる者たちへ、すさまじい憎悪と嫉妬を向け、世界を回っては、次々に向かう地の神々、精霊、神聖存在にあたる者を喰い殺していった。

 最終的にその数は幾億、幾千万人という信徒や民たちを除いても、英雄、神々のたぐいだけでも幾千百余に達し、インドより西では、あらゆる伝説、神話・伝承・民話が途絶し、消滅した。そこまで喰らった所で、身体に溜め込んだ神々らの遺骸から、殺した数と同じ、幾千百余の呪いを背負い込む形で受け、封じられ、五体を煮えたぎる罪の窯でばらばらに千切って煮られ、心臓の一片だけが世界の裏側へと追放された。今の彼/彼女/性別という概念すら超えた何かは、その状態だが生きている。
 本来、英霊はもちろん、反英霊にもなれないほど徹底的に隠ぺいされた禁忌の獣だが、ごく微小のその存在が、ある時汎人類史の存在を嗅ぎ取り(それまで「彼」はそれを知るほどの知能すら奪われていた)、人理の布面を透して囁きかけた。

 この囁きに応じる者の肉体によって補われ、かつ聖杯戦争という現界の口実を与えられることによって彼は完成する。ただの「サーヴァント」として。


275 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/30(月) 16:57:19 .FH/8JHs0
【元ネタ】記紀、先代旧事本紀、風土記、他
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】天照國照天火明櫛玉饒速日尊
【性別】男性
【身長・体重】180cm・80kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力A 幸運B 宝具A++

【クラススキル】
対魔力:B

騎乗:A

【固有スキル】
神性:A
 最高神の血を引く純正の神霊である。

皇軍の後光:B-
 その名の通り、太陽神の因子を引き、自身も太陽の権能を有する威光。侵攻する敵軍を太陽を背に負う事で撃退したとの逸話から。
 日中は幸運、宝具を除いたステータスが上昇し、対峙する敵にプレッシャーを与える。自身が太陽を背にし相手がそれに対面するという位置関係にある場合は効果が上昇。
 ただし相手との接触カウントの度に幸運判定を行い、失敗する度にこの効果は減衰する。残HPが半分を切った時点で強制的に失われ、更にステータスがダウンする。

呪術:A
 ライダーは最高神より授かりし神代の文字による忘却された呪術体系を使用する。
 地上界に呪術を伝えた逸話により、ライダーはキャスターとしての適正も有する。

【宝具】
『翔行太虚、天磐船(おほぞらめぐりゆく あまのいわふね)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10〜100 最大補足:10人
 ライダーが地上への降臨の際に搭乗した巨石船。本来は全四十八隻からなる一大船団だが、宝具として実体化が可能なのは同時に一隻まで。
 天から降り立った岩石の船という逸話より天地逆転の機能を有し、フィールドに反重力状態を適用させる。更にライダーの太陽軌道の権能から、日中であれば太陽の運行速度、すなわち時速約1300km(マッハ約1.1)に及ぶ高速飛翔を可能とし、それだけでも単純に強力な質量攻撃となる。
 祭儀用の石壇としての性質も備えており、キャスタークラスとして現界した場合は其方の運用方が主となる。

『天璽瑞寳 十種神宝(あまつしるしのみずたから とくさのかむたから)』
ランク:A+ 種別:神権(対人・対軍)宝具 レンジ:1〜500 最大補足:1〜50人
 地上への降臨の際に天神御祖より授かった十種で一対をなす天孫としての徴(しるし)。すなわち、二つの鏡、一つの剣、四つの玉、三つの比礼から成る十種である。個々の宝具としてのランクはD〜Bであるが、これら十種が全て揃って一箇のレガリアとして存在することでA+ランクの宝具として成立する。

・沖津鏡(おきつかがみ)
 食物神であり邇芸速日と同一視される大歳神の妹である豊受姫(倉稲魂)の化身。荼枳尼天として、眷属である天狐の飛行能力(光化能力)から転移能力を付与されている。
 沖は遠方を表し、鏡に映った対象を鏡像の範囲内のより離れた位置に転移させる。

・辺津鏡(へつかがみ)
 辺は周辺を表し、鏡に映った対象を鏡像の範囲内のより近い位置に転移させる。
 また太陽のイミテーションとしてライダーの魔力を増幅させる効果がある。

・八握劔(やつかのつるぎ)
 円形に8つの刀身が並んだ剣。いかなる方向にも持ち切斬が出来るという性質から、任意の方向に向かって刃を増殖し近接戦での全方位対応が可能となる。

・生玉(いくたま)
 生命力の増進の機能から、周囲の魔力を吸収し、生命力として使用者へ還元する。

・死返玉(まかるがへしのたま)
 死者蘇生の機能から、周囲の魔力を吸収し、別のエネルギーとして変換、出力する。

・足玉(たるたま)
 完全性の保持の機能から、周囲の魔力を吸収し、使用者の身体的損傷を修復する。

・道返玉(ちがへしのたま)
 指向性の逆転の機能から、使用者の魔力を放出し、周囲に分与することで他者を回復する。


276 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/04/30(月) 16:58:08 .FH/8JHs0
・蛇比礼(へみのひれ)
 大己命への素戔嗚の試練の際に毒蛇を撃退するのに使用された比礼。ライダーは大己命の子、又は素戔嗚の子である大歳神と同一視される。
 接地面上に存在する呪詛などの悪性を浄化・Cランク相当分カットする。

・蜂比礼(はちのひれ)
 大己命への素戔嗚の試練の際に毒蟲を撃退するのに使用された比礼。
 空中に存在する呪詛などの悪性を浄化・Cランク相当分カットする。

・品物之比礼(くさぐさのもののひれ)
 生物の内部に存在する呪詛などの悪性を浄化・Cランク相当分カットする。

『天羽々矢(あめのはばや)』
ランク:A 種別:神権(対城)宝具 レンジ:1〜1000 最大補足:50人
 十種神宝が一箇のレガリアとして統合された姿であり、『天璽瑞宝 十種神宝』の封印により解禁される。
 天羽々弓より放たれる一矢。天若日子の逸話より、不可能性を実現する因果逆転の呪いを持つ。
 またニギハヤヒの死後に天界より副葬品として遣わされたとの逸話により、ライダーの消滅後に一度だけ座よりの射撃を行うことが可能。

『布留ノ言(ふるのこと)』
ランク:A 種別:対宝宝具 レンジ:??? 最大補足:10個
 十種神宝と共に授けられし、一から十への神宝を表し全一を司る祝詞。十種神宝はこの宝具による制御によって初めて十全に使いこなす事が可能となる。

『布都御魂劔(ふつのみたまのつるぎ)』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜999 最大補足:100人
 十種神宝の内九種を封印する事で解放される八握劔の真の姿。物部氏の司る石上神宮の祭神にして、物部氏の氏神・火之迦具土神の血液より産まれた武甕雷命の、所有剣でもある。
 天つ政(卜占と政治)の対となる国つ政(軍事と刑罰)を司る物部氏の象徴である。
 使用者の筋力、耐久をワンランクアップし、八握劔の自己変形機能はそのまま、武甕雷と共に順わぬ神々を平らげた逸話から数十〜数百キロ四方をカバーする事すら可能となっている。ただし飽くまでこれは理論値であり、範囲に比例して要求される精神力は増大していく。

【解説】
 日本神話に登場する神の一柱。忍穂耳命の息子でニニギノミコトの兄、すなわち天照大神と高皇産霊尊の血を引く、天孫である。
 テキストによってはニニギの息子、オオナムチの子、ニニギの兄 櫛玉火明命の子、出雲の神 伊勢都彦(イセツヒコ)の別名として伊勢の地名の由来、などの系譜が伝えられる。
 人の時代においては物部氏、尾張氏、海部氏など多くの氏族がその血を継いだとされ、天磐船と伝承される巨石は後世に住吉四神と習合し、また山岳信仰の対象ともされた。

 高天原は国譲りにより委譲された葦原中国の統治権により、最高神と創世神の血を引く二柱の神を地上へと向かわせる。はじめに天磐船で河内国に降り立ち、土着の豪族である長髄彦と盟を交わし同化した邇芸速日命と、後に天鳥船で高千穂に降り立ち、代を重ねる中で山の神と海の神の血を取り入れ天皇家の祖となったニニギノミコトである。
 ニニギの曾孫にあたるイワレビコ(神武天皇)は地上を治めるに相応しい地を求めて畿内へ歩を進める。すなわち神武東征であり、ここにおいて両者は見えることとなる。初め太陽の昇る東へ向かって進軍した皇軍は長髄彦らに敗走を喫するも、迂回して東側から攻め入ることで勝利する。長髄彦は主の正統性を証明するため天羽々矢を見せるが、天皇も同様のものを見せたことでニギハヤヒはなおも抗する盟友を殺し皇軍に帰順したのだった。
 あるいは、この時既にニギハヤヒは隠れており皇軍に対峙したのは息子の宇摩志麻治命であったとも言われる。この場合天璽瑞宝は形見としてニギハヤヒの死後に授けられたものであると云う。

 一説には、その神名に含まれる"天照"の文字と太陽の運行を司る権能が示す通りアマテラスの男性神格であり、彼の逸話は元々畿内にヤマト以前の統一政権が存在した事を示唆している。
 末裔とされる物部氏は祭祀を司る一族であり、彼らは石上神宮に布都御魂剣を守護してきた。のち、七世紀に仏教の伝来を契機として彼らは滅ぶこととなる。


277 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/01(火) 23:35:27 VELH9hZQ0
【元ネタ】旧約・新約聖書、グリモワール、独自設定
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【性別】女性
【真名】モレク
【身長・体重】
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C++ 耐久C++ 敏捷C 魔力A+ 幸運E 宝具B

【クラススキル】
狂化:C
 敏捷と幸運以外のパラメーターをワンランクアップする。

【固有スキル】
神性:D(A+)
 その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。

変転の魔:A
 英雄や神が生前に魔として変じたことを示す。
 過去に於ける事実を強調することでサーヴァントとしての能力を著しく強化させるスキル。

魔力放出(炎):A
 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。

使い魔:D
 使い魔を使役できる。契約を行う必要はなく、思念を送るだけで可能。
 自身と同様の特徴を持つ魔神の影響を受け獲得したスキル。
 狂化によりランクダウンしている。

魔術(星辰):C
 占星術など天体に関する魔術を使用する。
 バーサーカーの持つ天体神としての権能に加えて自身と同様の特徴を持つ魔神の影響により補強されている。
 狂化によりランクダウンしている。

異端の客星:C
 権威に従わぬ者、その中でも天体、特に金星の属性を有する存在に与えられるスキル。
 天に属する存在に対する有利な補正を得る代わりに聖性に対する判定が低下する。

【宝具】
『泣哭叫喚せしむ焦熱の擁籃(ヴォリス・ゲヒナ)』
ランク:B+ 種別:対贄宝具 レンジ:1〜10 最大補足:7人
 哀れな幼子を焼き抱くモレク神殿が燔祭。
 彼女の抱擁によって胸中に発生する空間は彼女の似姿である神像とおなじく内部の対象を焼き殺すためのものという定義が敷かれており、きわめて狭小な範囲ながらも神像内部の空間を再現する固有結界に似て非なる大魔術である。
 宝具発動中は対象への拘束において限定的に筋力に2ランク分の補正が掛かる。
 恐るべきはこの宝具には殺傷の意図が伴わないこと。彼女が対象に抱くのは純粋な愛憐であり、一切他の感情は無い。彼女は愛によって哀れなる児を焼き殺すのである。

【解説】
 子供達の断末魔に彩られ、母親の涙に塗り固められた玉座の上の王。
 かつて西アジアで信仰された神霊。ユダヤ教の伝承では唯一神の怒りを買ったこの異端の神は、崇拝するユダヤ人の一派とともに悉く誅戮される。
 中世悪魔学ではマラクスの名でソロモンの72柱の魔神に配せられ、一説にはミノタウロスはこのモレクと同根の起源とも言われる。


 有角有蹄の機械人形と言った容貌。聖母の名を持つ美しき機械を彷彿させる抱擁の金牛。人間によって規定され型に嵌められた偶像としての唯一神の姿。そのため唯一神の分霊のような立ち位置にいながら独立した人造神としての側面も持つ。
 大元の嫉妬神としての性質と人間の背信による出自から裏切りを激しく厭悪する。 人間へは紛い物であれ神霊としての愛情を向けつつも、捻じ曲げた存在として産み出しておきながら魔神へと貶められた事への怨恨もまた抱いており、管理の下での服従を求める。
 しかしその根底は自らへの悲哀と犠牲となった子供達への慚愧、憐憫があり、歪な博愛心はそれに由来するものである。
 モレク自体は天体神としての性質を有しており、同様の神性が悪と見做されるといった伝承は世界中に存在している。(日本神話では天津甕星がこれにあたる。)

 伝承ではマステマ、ルシフェルの後の世代の神だが、歴史的には寧ろ此方がそれらの原型だと看做されるという逆転現象が起きているため、彼女自身は飽くまでも犠牲神としての神(人)格しか持ち得ず、堕天使の長、地獄の君主としての性質は持ち併せていない。
 後世においては72柱の魔神の一、マラクスと同一視される。グリモワールでは魔神サルガタナスの配下であり、さらにルシフェルはサルガタナスの支配者であるため、あちらから下層へと分離した、同位体というべき存在であろうと思われる。
 魔神としての権能は天文学と宝石、植物の効能についての知識の教授、使い魔の供与。つまり広く自然学に関する知識に通じると考えてよい。


278 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/02(水) 08:56:36 dsgR.K0Y0
【元ネタ】(ヴァルキリープロファイル)、ヴァルキリーアナトミア
【CLASS】ヴァルキリー
【マスター】
【真名】レナス・ヴァルキュリア
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

魔力放出:B+
武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。

道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成できる。
十分な時間と素材さえあれば、低ランクの宝具の作成すら可能。

【固有スキル】
魂魄感知:A
死した人間の魂の波動を感知できる。
ヴァルキリーは死者の魂の律動を感知し、その記憶を読み取ることができる。

カリスマ:D
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
主神オーディンに仕える高位の精神体であり、北欧の戦士達の間で信仰されている。

【宝具】
『指環の王の過ち(ニーベルン・ヴァレスティ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:5人
青い光の翼を生やして飛翔し、上空からマテリアライズさせた巨大な槍を投じる。
槍は敵に命中すると同時に閃光を伴って爆発し、周囲の敵を巻き込みダメージを与える。
浄化の属性を持ち、属性・悪や魔性の存在に対して特攻を有する。

『我と共に歩め、冷厳なる勇者よ(マーチ・オブ・エインフェリア)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
彼女がこれまでに出会い仲間としてきた、アース神族最高神・オーディンの兵となる『死せる戦士』エインフェリア(エインヘリャル)を召喚する。
召喚されたエインフェリア達は一人一人が独立したサーヴァントであり、Eランク相当の単独行動スキルを持ち30ターンに渡り現界を維持できる。


【Weapon】
『ロングソード』
何の変哲もないごく普通の長剣だが、サーヴァントとして現界したヴァルキリーが装備することによりDランク相当の擬似宝具と化している。

【解説】
スクウェア・エニックスのRPG『ヴァルキリープロファイル』及びシリーズ最新作であるスマートフォン向けRPG『ヴァルキリーアナトミア』の主人公。
厳密に言えば、『ヴァルキリープロファイル』の彼女とは異なる可能性を持つもう一人のレナス・ヴァルキュリア。

何らかの理由によって炎の山に封印されていたが、冥界の女王ヘルが率いるヴァン神族や巨人族の軍勢の攻撃により滅亡の危機に瀕したアース神族再建の希望として、アース神族の長にして最高神であるオーディンの手によって目覚めた。
アース神族の再建の為、人間世界ミッドガルドにて兵を集めるべく戦死者の選定に努める。


279 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/02(水) 09:00:20 dsgR.K0Y0
【元ネタ】(ヴァルキリープロファイル)、ヴァルキリーアナトミア
【CLASS】ヴァルキリー
【マスター】
【真名】レナス・ヴァルキュリア
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運C- 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

魔力放出:B+
武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。

道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成できる。
十分な時間と素材さえあれば、低ランクの宝具の作成すら可能。

【固有スキル】
魂魄感知:A
死した人間の魂の波動を感知できる。
ヴァルキリーは死者の魂の律動を感知し、その記憶を読み取ることができる。

カリスマ:D
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
主神オーディンに仕える高位の精神体であり、北欧の戦士達の間で信仰されている。

【宝具】
『指環の王の過ち(ニーベルン・ヴァレスティ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:5人
青い光の翼を生やして飛翔し、上空からマテリアライズさせた巨大な槍を投じる。
槍は敵に命中すると同時に閃光を伴って爆発し、周囲の敵を巻き込みダメージを与える。
浄化の属性を持ち、属性・悪や魔性の存在に対して特攻を有する。

『我と共に歩め、冷厳なる勇者よ(マーチ・オブ・エインフェリア)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
彼女がこれまでに出会い仲間としてきた、アース神族最高神・オーディンの兵となる『死せる戦士』エインフェリア(エインヘリャル)を召喚する。
召喚されたエインフェリア達は一人一人が独立したサーヴァントであり、Eランク相当の単独行動スキルを持ち30ターンに渡り現界を維持できる。


【Weapon】
『ロングソード』
何の変哲もないごく普通の長剣だが、サーヴァントとして現界したヴァルキリーが装備することによりDランク相当の擬似宝具と化している。

【解説】
スクウェア・エニックスのRPG『ヴァルキリープロファイル』及びシリーズ最新作であるスマートフォン向けRPG『ヴァルキリーアナトミア』の主人公。
厳密に言えば、『ヴァルキリープロファイル』のレナスとは異なる可能性を持つもう一人のレナス・ヴァルキュリア。

何らかの理由によって炎の山に封印されていたが、冥界の女王ヘルが率いるヴァン神族や巨人族の軍勢の攻撃により滅亡の危機に瀕したアース神族再建の希望として、アース神族の長にして最高神であるオーディンの手によって目覚めた。
アース神族の再建の為、人間世界ミッドガルドにて兵を集めるべく、エインフェリアとなり得る戦死者の選定に努める。


280 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/04(金) 02:16:40 aWzT6w.w0
>>235
その発想は無かった


281 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/04(金) 15:51:37 ZkKk1GZk0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】伏見中納言師仲(源師仲)
【性別】男性
【身長・体重】
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具B++

【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:B+
 魔力を持った道具を作成する。
 宝具により死体人形(フレッシュゴーレム)の蘇生すらも可能。

【固有スキル】
呪術:B
 鬼の道に通ずる禁忌の術法。彼のそれは大陸からの道教に由来するものとも、陰陽道に由来するものともされる。

呪歌:B
 歌を用いた魔術体系。旋律を付けて発することで万物の心に働きかける。
 人を癒したり、悪霊を祓ったりすることができる。

戦略:D
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 彼の場合は寧ろ「より窮地に陥らない」という方向に向けられている。

【宝具】
『山中拾遺、反魂香(のざらしのほね、まかるかへしのこと)』
ランク:B++ 種別:蘇生宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 野晒の骨、死返の事。彼が行ったとされる死者蘇生の秘儀。死者を現世に引き戻させる反魂香。
 遺骨に儀式を施し、沈と乳を焚き、生者と変わらない姿に蘇らせる。
 過度に人格と乖離しない範囲でキャスターの指示をある程度反映させることも可能。
 しかしそれは現在第三魔法と称される魂の物質化という御業ではなく、外見上は違和感の無い振る舞いを行っているに過ぎない謂わば「哲学的ゾンビ」と呼ばれるものである。
 とはいえその行動様式は高度なものであり、特定の人物の骨を集めて蘇生したものならば直感などのスキルでも無い限りは生前のその人物を知る者であっても看破は困難。また生前の人物と同様の技能を持っているように「見せる」ことも可能。
 素材とする遺骨は自然内のマナを溜め込んでいるため、死体人形の使役に使用するキャスター本人の魔力は少量でよい。その代わり、本体が骨であるために魔力で補強されているとはいえ耐久性能は著しく劣る。

【解説】
 平安後期の公卿、歌人。権中納言源師時の息子。永久四年(1116年)生、承安二年(1172年)没。享年五十八。
 天承二年に殿上人となり以後順調に昇格、保元元年に参議に登るも1159年の平治の乱で逆賊の藤原信頼に与したことで職を解かれ、翌年流刑、のちに復位。

 西行法師が著したと言われる『撰集抄』では、彼が試した反魂法の不備を指摘し、自らが蘇生したモノの中には大臣に列する者もいると語ったとされる。


282 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/05(土) 04:02:51 8Ry8yfaE0
【補足】
 西行の有名過ぎる反魂の逸話の蔭に隠れている感のある平安ネクロマンサー。西行とは私的にも交流のある間柄であったと云う。製造した死人が官僚にまでなるというその精緻性はやはり特筆すべきだろう。
 西行が反魂した死者は情が欠落し言動も要領を得ぬ意味不明の物であったことから、師仲の反魂法はより完璧なものとして、違和感の無いごく自然な行動を取る=哲学的ゾンビのようなものであった、という発想。


283 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/05(土) 21:04:13 unHWy0B20
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】葛木宗一郎
【真名】瀬戸内寂聴
【性別】女性
【身長・体重】???cm・??kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 主に小説の執筆に使用され、キャスターの執筆した書物は魔術的効果を帯びる。

【固有スキル】
法術:B
 神仏の教えに、己の力を上乗せして成立させる仏教系の魔術。
 その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。

話術:B
 言論にて人を動かせる才。
 大衆の人心掌握に長けている。
 交渉を有利に運びやすく、相性次第では同ランクの「カリスマ」と同等の効果も発揮する。
 道具作成で執筆した書物を併用することで、効果はさらに上がる。

黄金律:C
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 美人秘書を雇って美食に明け暮れられるほどの金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。

戦闘続行:B
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 90歳近い年齢で脊椎を圧迫骨折し、以後3年間寝たきりとなり、胆嚢癌まで患った。
 にも関わらず奇跡的に回復し、活動を再開している。

破戒僧:C
 戒律を破った僧。
 天台宗の高位の僧侶だが、不倫の肯定や贅沢な生活など、なまぐさ坊主としかいいようのない振る舞いが目立つ。
 キャスターの真名・実態を知る者が相手だと、各スキルの行使にペナルティを受ける場合がある。

信仰の加護:C(B)
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
 医者が勧めなかった胆嚢癌の手術を即断即決するなど、強靭な精神力を持つ。
 実は入院中、腰の激痛に耐えかねて「もう神も仏もない」と言ってしまったためにランクダウンしている。

【宝具】
『万人惑乱・淫蕩雷轟』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1人
 「不倫は雷に打たれたようなもの」というキャスターの人生観が昇華された宝具。
 稲妻を降り注がせ、命中した相手はキャスターに強烈な好意を抱く。
 結果として、対象はキャスターに敵対的な行動を取りにくくなる。
 連続して命中させることで、補助スキルの無効化、マスター・サーヴァント間の魔力供給の遮断、契約の解除まで可能。
 精神的な強さでは抵抗できず、防ぐには対魔力か幸運判定が必要となる。

『瀬戸内寂聴もオ◯ニーするの?』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 日本のインターネット上で「誰得」という言葉が広がるきっかけとなった逸話の具現。
 他者の行動に対し「誰が得するんだよ」と切り返すことで、その効果を無効化する。
 賛同する者が多ければ、ランクで上回るスキルや宝具さえも無効化することが可能。

【解説】
日本の小説家、天台宗の尼僧。1922年(大正11年)5月15日生まれ。俗名は晴美。僧位は権大僧正。
結婚・出産後、夫の教え子と不倫し、夫と娘を残して家を出た。
この不倫相手とは結局別れてしまい、以後も複数の男性と関係を持っている。
正式に離婚したあとは小説家として活動し、数多くの作品を世に送り出す。
1973年には出家し、天台宗の僧侶となり、天台寺の復興などの功績を残した。
月1回の法話は大盛況で、その奔放な生き様と卓越した話術に惹かれる人間は少なくない。
一方で、夫と娘を捨て、不倫を肯定し、多くの男性と関係を持ち、贅沢三昧の生活を送るという
僧侶らしからぬ姿勢には批判の声が強いのも事実である。

戦闘力は低いため、話術と宝具による相手陣営の切り崩しが主体。
スキルは多いが、お飾りだったりペナルティを食らったりで、見た目ほどの効果は発揮しにくい。
真っ当な聖職者や秩序・善寄りのサーヴァントには話を聞いてもらえないだろう。


284 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/06(日) 03:31:12 w.1I95qo0
【元ネタ】GRIMM
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】ニック・ブルクハルト
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C+ 敏捷A- 魔力E++ 幸運E- 宝具E~EX
【クラス別スキル】
•復讐者B++
ヴェッセンと呼ばれる魔物に息子を奪われ、自身の母親を殺害され、愛した女性まで失ったことで、悪という概念に対する復讐者となった。
•真名看破D
彼自身のグリムとしての能力が英霊化したことで擬似的にスキルとして組み込まれたもの。相手の心に潜む悪や、本心を看破する。

【固有スキル】
•童話の継承者EX
グリム一族としての技術や心意気。暗殺、格闘などのさまざまな戦闘術や、魔物や各種の伝承や魔術に対する知識を兼ね備えることで、各パラメーターを1段階上げる。また、悪、混沌、獣の属性を持つサーヴァントに対しては、各パラメーターを3段階上げた状態で戦闘に挑める。しかし、善属性を持つサーヴァントに対しては、英霊化して得た能力を発揮することが出来なくなる。
•ゾンビD+
ある魔物に毒をかけられたために、一時的に自我を失っていた時期があったという逸話から、自身にもマスターにもわからないタイミングで狂化Dと同じ効果が付与される。それは戦闘中かもしれないし、恋人とのひと時を過ごしているときかもしれない。
•伝承の武器庫A+
グリムであったおばが遺したトレーラーにあった武器や資料を自在に操ることが出来る。これにより、戦うサーヴァントの特性にあった戦い方をすることが可能になる。中には、現在では再現のできない種類の武器等もある。
【宝具】
『悪を見抜きし執行の慧眼(デストロイアイズ・オブ・グリム)』
ランク:E~ EX 種別:対人宝具 レンジ:相手の目を見ることが出来る距離 最大捕捉:4人
グリム兄弟の血を引く者が持つ、人の心に潜む獣を見抜く能力と、ニック自身が持つ悪に対する強力な嫌悪と復讐心が宝具になった物。目を見つめた相手が混沌と悪、そして獣の属性のどれかを持つサーヴァントだった時、各ステータスのランクを5つ下げ、固有スキルを使用不可能にする。しかし、相手が善の属性を持っていた場合、宝具は一切使い物にならなくなる。
【Weapon】
•生命の木
かつて十字軍が持ち帰った至宝。これによりあらゆる傷を治癒することが可能である。また、この他にも隠された重大な秘密があるようだ。

【解説】海外で人気のドラマGRIMMの主人公。ひょんなことから自身の運命に気づき、グリムとして人間界に潜む魔物ヴェッセンを狩るニック・ブルクハルト刑事は、警官としてのとしての相棒ハンクと、グリムとしての相棒である、心優しき人狼のモンロー、そして秘密を抱えた上司のレナードとともに、ヴェッセンが引き起こす難事件を解決していくダークファンタジー・サスペンス。面白いので見てね。箱は22話詰まってなんと2500円前後で買えた。
ちなみに、主人公なのにヴェッセンの使う能力に何回も引っかかるために、精神汚染には弱いか、人並みである反面フィジカルは人外である。


285 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/06(日) 06:18:32 i5zfB.vo0
【元ネタ】日本書紀
【CLASS】シールダー(またはゲートキーパー)
【マスター】
【真名】菊理比売命
【性別】女性
【身長・体重】
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久EX 敏捷E 魔力A 幸運C 宝具A

【クラス別スキル】
対魔力:A

【固有スキル】
女神の神核:A
 建国神の半身であり、後世の信仰により他宗教の神とも習合している。

神通力:B
 岩神、山神、水神--かつて国土を産み落とした、建国神としての権能の残滓。自然神としての能力の一端。
 周辺に潜在する精霊に交渉し、周囲の自然環境に同期することで、限定的ながら地形変化や降雨といった環境操作を行う。

頑健:A+++
 神代の昔より現世と冥界を分かち続けた不変の巌。
 耐久のパラメータをランクアップさせ、攻撃を受けた際の被ダメージを減少させる。複合スキルであり、対毒スキルの能力も含まれている。

【宝具】
『分断ち結合ぐ巌(よもつちもり)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大補足:500人
 神通力の延長線上にある宝具であり、神霊としての彼女の権能の一端。
 これにより発生する事象は「分断」という概念を帯びており、岩塊を物理障壁、破断攻撃に使用するだけでなく、真名を解放することにより水流や雨水によって毒や呪詛といった汚染をレジストすることも可能。

『結集め散開く絡路(くくりひめ)』
ランク:A 種別:対因果宝具 レンジ:1〜500 最大補足:10人
 黄泉比良坂にてイザナミとイザナギの間に立ち互いの言葉を仲介したという逸話に象徴される、二者間を分ける/繋ぐ存在、境界そのものであるという自らの概念。
 その真意は彼女自身の名に表される「縁を束ね、散らす」という因果操作の御業である。
 防御手段として使用するなら相手の攻撃に対する「縁」を拡散することで攻撃を防ぐ障壁を形成し、攻撃手段として使用するなら自分の攻撃と相手の「縁」を結集し、相手の回避行動との「縁」を拡散することで最大効率
での攻撃を行う。
 発動中は通常のダメージ判定は行われず、回避判定を行なった後に再度補正されたLCK値を参照してダメージ判定を行う。

【解説】
 菊理媛神、泉道守者。黄泉比良坂において伊弉諾尊と伊弉冉尊を仲介したとされる神。
 その正体は道を塞ぐ巨岩の神格化、神の声を聞く巫女の神格化、またはイザナミより以前の黄泉大神。イザナミの別側面であるとも考えられ、一説にはアマテラスの叔母兼養育者であるともされる。
 後世の信仰では白山信仰の主神であり十一面観音の垂迹である白山妙理権現、生観音菩薩の垂迹である大行事権現と同一視された。
 神名の「菊理(ククリ)」は「括り」に通じ、伊弉諾と伊弉冉の仲介をしたことにより結縁の神、また「潜り」に通じることから山神と同時に水神であるとも考えられた。
 山や水辺、岩石は異なる場所との間を分かつ境界であり、二神の間に立って言葉を取り次いだという「境目」としての、この神の性質を反映するものでもある。


 イザナミの分御霊。黄泉大神へと変性した際に残滓として分離した別側面(和御霊)。
 イザナギの禊によって産まれたアマテラスを養育し、彼女が成長するまで高天原を管理する役目を補佐した。スサノオ(ツクヨミ)が黄泉(夜見)の国へと行ったのも或いは分御霊とはいえ会ったことのない母の一側面に育てられた姉神への羨望ゆえかもしれない。


286 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/06(日) 20:01:57 HV4mVYyo0
自分なりのビーストVIIを考えてみた。

【元ネタ】FGO
【CLASS】ビーストVII
【マスター】なし
【真名】なし
【性別】不明
【身長・体重】???・??(時間軸によって違う)
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運ー 宝具EX
【クラス別スキル】
単独顕現:EX
単独で現世に現れるスキル。
彼(彼女)の存在は特殊である為、ありとあらゆるタイムパラドックスの影響を受け付けず、即死攻撃に対して若干の体制を持つ。

獣の権能:E
対人類、とも呼ばれるスキル。英霊であろうと人類として生まれた者に対して特攻性能を得る。

ネガ・フューチャー:EX
人類最後の人間であることを指し示すスキル。
彼より後に生まれた存在の攻撃をすべて無効化し、視界に入れただけでその存在を消滅させる。

【固有スキル】
未来の英知:B
人類最後の未来よりの来訪者であることを示すスキル。
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。

【宝具】
『世界全ての英知(ワールド・ワイド・ウィズダム)』
ランク:C― 種別:対知識宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
世界全ての知識を収めた謎のアイテム。
きちんとした質問を行った場合、それに対しての答えを実行する。
但しこの宝具によって得られる知識は未来の知識である為、現在との齟齬が発生する場合がある。

『この世全ての後悔(アイアン・エイジ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:9999
世界を食らいつくすほどの『何か』を召還する。
恐らくは未来の何かであろうがその存在を正しく認識することはできない。

【Weapon】
【解説】
人類最後の人間。
ありとあらゆる歴史を調べつくす歴史家・

なぜこんなことになってしまったのか。その存在はそう慟哭する。
人類の歴史を学び、調べるうちに我々の歴史は間違っていたのではないかとその存在は考えた。
ゆえにその存在は未来より過去へと存在のエネルギーを食らいつくし世界を作り直そうと考えた。

以上の功績をもって彼のクラスは決定された。
世界最後の人間なぞ偽りの存在。
其は人間が生み出した、人類史をもっとも破壊しつくす大災害。

その名をビーストVII。
七つの人類悪のひとつ、『慚愧』の理を持つ獣である。
(未来の人間が過去の存在を恥じる事それこそがこの人間の正体である)


287 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/06(日) 21:40:45 lOXAUzPQ0
2レスに分けます

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】間桐桜
【真名】阿部定
【性別】女性
【身長・体重】168cm・55kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
無辜の怪物:B
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた女性の姿。
 日本三大毒婦に数えられることもあり、事件発覚直後から大衆の好奇の視線に晒された。
 能力・姿が変貌してしまう。ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

魅了:B(C)
 異性を惹きつける妖艶さ。
 アサシンと対峙した男性は彼女に対し、強烈な恋愛感情を懐く。
 相手の心理状態や感情によっては抵抗できる。
 「無辜の怪物」スキルの効果によってランクアップしている。

性技:B(C)
 性行為で相手に快感を与える手練手管。
 Bランクであれば大抵の相手は満足し、アサシンとの関係継続を望む。
 「無辜の怪物」スキルの効果によってランクアップしている。

精神異常:B(C)
 精神を病んでいる。
 妄執と独占欲により、愛する男を殺害し局部を切断して持ち歩くことすら躊躇わない。
 精神的なスーパーアーマー能力。
 「無辜の怪物」スキルの効果によってランクアップしている。

サディスト:E
 相手への暴行を快楽として楽しむ性的嗜好。
 欲望に身を任せることで、こちらが攻撃している間、
 他者からの干渉を低確率で無効化する。
 精神鑑定では、アサシンは残忍性淫乱症および節片淫乱症と診断されている。
 しかし、性交中に石田吉蔵の首を絞めたのは彼からの希望であり、
 アサシンがサディストというよりは石田がマゾヒストだったのだろう。


288 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/06(日) 21:42:59 lOXAUzPQ0
>>287 の続き

【宝具】
『狂愛魔境・失楽園』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1人
 ホルマリン漬けにされた石田吉蔵の局部。警察が証拠として保管していたもの。
 真名開放によって対象の下腹部に取り憑く。
 開放中はアサシンの持つスキルがすべてA+ランクとなり、
 対象にはA+ランクの「マゾヒスト(窒息)」スキルが付与される。
 つまりアサシンと窒息プレイをしたくてたまらなくなるのである。
 性交中の扼殺を防ぐには、精神的な強さで抗う他ない。
 もちろん女性にも有効。

【Weapon】
『無銘・包丁』
 石田吉蔵の局部を切り落とした包丁。戦闘力の低いアサシンにとってはお守り程度。
 宝具を使用したあと、相手の死体から改めて石田の局部を切断するのにも使用する。
 そんなことをしなくても宝具は戻ってくるのだが、精神的なスイッチとして必要らしい。
 なお、アサシンは事件の舞台となった旅館でナイフを石田の局部に置き
 「もう他の女性と決してふざけないこと」と凄んでいるが、そのナイフと同一のものなのかは不明。

『無銘・腰紐』
 石田吉蔵を扼殺した腰紐。

【解説】
日本の芸妓、遊女。1905年(明治38年)5月28日生〜没年不明。
いわゆる「阿部定事件」の犯人として知られ、日本三大毒婦に数えられることもある。
江戸時代から続く裕福な畳屋の一家に生まれるも、家庭環境に恵まれず、不良の道を歩むこととなった。
17歳の時に芸妓となり、20歳の時には遊女へと身を落とす。
有名な飛田新地で働いていたこともあったが、失敗とトラブルを繰り返して各地を転々としていた。
30歳の時、働き先の料亭の主人である石田吉蔵と不倫関係になり、出奔。
滞在先の旅館で、窒息プレイの末に石田を扼殺した。
さらに包丁で彼の局部を切断し、逮捕されるまでの3日間持ち歩いた。
シーツと石田の左太ももには「定、石田の吉二人キリ」と、石田の左腕には「定」と血で書かれていたという。

殺人罪で有罪となり、服役。1941年に恩赦されるが、その後もトラブルの多い生活が続く。
1974年以降消息不明となり、2018年現在も発見されていない。
毎年石田の命日になると、彼の永代供養を依頼した寺に花束が届けられており、送り主はアサシンだと考えられている。
1987年を境に送られることはなくなったため、おそらくこの時期に死亡したのだろう。

その話題性から、阿部定事件をモデルとした小説や映画は多数制作されている。
有名所としては、大島渚の「愛のコリーダ」、渡辺淳一の「失楽園」およびその映画版・ドラマ版など。
映像作品においては、川島なお美、黒木瞳、杉本彩といったそうそうたる女優がアサシンを演じている。
妖艶なイメージが固まったのは、これらの創作の影響もあるのかもしれない。
余談だが、報道などで性器を「局部」「下腹部」と呼ぶようになったのは、阿部定事件がきっかけとか。

多分、玉藻や清姫の同類。裏切るとチ◯コ切られる。
戦闘力は非常に低いが、魅了の通用する相手なら一方的に絞め殺すことも可能。
明治〜戦前の女性殺人犯としては、高橋お伝と双璧を成すんじゃなかろうか。
どうでもいいが、身長と体重は杉本彩と同じにしておいた。


289 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/07(月) 22:48:08 q6YzM0HQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】遠坂凛
【真名】山本唯三郎
【性別】男性
【身長・体重】165cm・72kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:C
 筋力と耐久と敏捷のパラメーターを1ランクアップさせるが、金銭感覚が麻痺する。
 意思疎通は可能だが、金に飽かせた奇行に走りやすい。

【固有スキル】
黄金律:B-
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎと景気の変動には注意が必要。
 フレーバーにとどまっていることが多いスキルだが、バーサーカーにとっては生命線である。

魔力放出(炎):E〜A
 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 バーサーカーの場合、蓄えた財産を札束に変換して燃やすことで炎を生み出す。
 つぎ込む財産次第で炎はいくらでも大きくできるが、財産が尽きれば当然使用不能。
 
虎殺し:C
 虎を仕留めたものに備わる特殊スキル。
 虎や近似の生物、虎の異名を持つものに対する攻撃力、防御力を向上させる。
 バーサーカーは朝鮮半島で「山本征虎軍」なる大規模な虎狩りを行い、「虎大尽」と呼ばれた。
 虎狩りの理由について本人は「自分が勤勉力行の人物たることを証明するため」としているが
 世間では前年の衆議院補欠選挙で山谷虎三に敗れた腹いせだと噂された。
 もちろん藤村大河にも効果あり。

【宝具】
『どうだ明るくなったろう(ナリキン・バーニング)』
ランク:C 種別:対人宝具〜対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人〜1000人
 暗所で靴を探すために札束に火をつけた逸話の具現。バーサーカーの持つ巨万の富の象徴。
 財産を札束に変換して燃やすことで火炎を発生させる。
 つぎ込む財産次第で、ロウソク程度の火から城一つを焼き尽くす業火まで自由に調整可能。
 魔力は札束を取り出すためにしか使用しないので、魔力消費は極めて少ない。
 一方、火力を上げれば財産は凄まじい勢いで減っていき、破産すれば使用不能になる。

『山本征虎軍(タイガー・ハンターズ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100人
 朝鮮半島で行った大規模な虎狩りの再現。
 サーヴァントとして実体化した虎狩り軍団による一斉攻撃。
 その性質上、獣に属する存在には追加ダメージを与える。
 虎狩りの期間は約1ヶ月間、参加者はマスコミ関係者も含めて150名と尋常ではない規模で
 虎2頭をはじめ豹、猪、鹿など貨車1両分もの野獣を仕留めた。

【Weapon】
『百円札』
 靴を探す際に火をつけた紙幣。
 当時の最高額紙幣であり、現在の価値に換算すると25万円程度になる。
 風刺画だと1枚しか燃やしていないように見えるが、実際は束で燃やしていた。
 もちろん普通にお金として使用することも可能で、必要に応じた貨幣に変化する。
 バーサーカーは何かにつけてこれを燃やそうとするので、マスターは目を光らせないといけない。

『無銘・猟銃』
 虎狩りに使用した猟銃。その他、山刀など狩猟向きの道具は一通り所持している。

【解説】
日本の実業家、成金。1873年(明治6年)生〜1927年(昭和2年)没。
教科書にも載っている「どうだ明るくなったろう」の風刺画のモデルとして有名。
新渡戸稲造の指導を受け、北海道の開拓事業を手がけて成功。
さらに石炭や材木の貿易に従事し、第一次世界大戦の開戦後は船舶輸送業を強化、巨万の富を築いた。
最盛期の資産は約4千万円(現在の価値に換算して約1千億円)にも上る。
並外れた金の使い方で知られ、靴を探すために札束を燃やしたエピソードはその最もたるもの。
他にも在外邦人に越中ふんどしを配って回ったとか、
座敷一面に豆腐を敷き詰めて苗に見立てた箸を植えさせたとかいった奇行が目立った。
政界進出も目論み、衆院選に二度出馬しているが、いずれも落選。
本業も第一次大戦終了後の不況の煽りを受けて失速、莫大な財産を使い果たし、胃痙攣で急死した。
まさに成金の典型例といえよう。

バーサーカーでありながら魔力をほとんど消費しない代わりに、財産を燃やして戦う特殊サーヴァント。
召喚した時点で全盛期の財産を持っており、それを消費しながら聖杯戦争を進めることになる。
財産は「黄金率」スキルの効果で毎ターン補充されていくため、節約しながら戦えば簡単に破産はしない。
ただし収支計算のできるマスターが必須。貯金に苦労している遠坂なら適任だろう。
全財産を燃やし尽くせば、騎士王や英雄王にも有効打を与えられそうである。
その後どうするんだって話だが。


290 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/08(火) 03:57:22 AQ9AIS4M0
【元ネタ】記紀
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】武内宿禰
【性別】男性
【身長・体重】177cm・75kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具B+

【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適正を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
高良玉垂命と同一視され、八幡信仰に取り込まれている。

武撃ち:A+
たけしうち。代々の"武内宿禰"に受け継がれてきたという秘伝武術。
相撲の原型ともされる塩手法、治療用の真手法、人体の急所を突く骨法など。

守護の誓約:A
陣地防衛に対してプラス補正。自陣メンバー全員の防御力を上昇させる。
五代に渡る天皇に傅き生涯を捧げたライダーは、理想の忠臣像として崇敬された。

呪術(巫):B
神霊に対する祈祷術と、古代文字「秀真文字」による忘れ去られた呪術体系を用いる。

【宝具】
『虚空殿・玉垂宮』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜70 最大捕捉:5人
 神功征韓時の神託の逸話とそれによる住吉三神、八幡大神の眷属たる高良玉垂命との習合、更には近代以降に成立したと思しき飛翔船の逸話までもが一体化した宝具。
 それはさながら未確認飛行物体の如き異容を備え、波間が如く大空を翔ける。
 中心部には住吉神に由来する干満の珠が安置され、潮の満ち引きを司るこれは重力干渉の機能を備えている。謂わばこれこそがこの宝具の肝部であり、これにより外界に対して引力・斥力を発生させることが可能である。

『翔失・双履跡』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:5〜45 最大補足:1人
 宇部山に登ったあと双履のみを残して消息を絶ったという逸話から。
 消失の一踏。一歩踏み出すという一工程(シングルアクション)と同時に『虚空殿・玉垂宮』に搭乗し、瞬時に目標点へと到達する。
 この際ライダーの乗機には「この世界から消失した」という扱いがなされ、移動時の一瞬は彼我共にあらゆる干渉が不可能になる。
 発動の際自動的に他の宝具を併用するため、魔力も相応に消費する。


291 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/08(火) 03:58:12 AQ9AIS4M0
『秘装・緋緋色金』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1人
 失われし古代金属、緋緋色金による装甲効果。火影のごとき鮮烈な赤銅色を湛えた幻想鉱物であり、決して劣化する事がない。
 バッドステータスへの耐性、熱量増幅の性質を持つ。注ぎ込む魔力に対して高効率の炎熱を発生させる。
 ライダーは主に『虚空殿・玉垂宮』の強化装甲や自身の武装にこれを使用する。『虚空殿・玉垂宮』への使用に際しては高効率の熱量変換を利用し、燃焼による推進力によって機動力を加算するといった用法も可能。
 また、真名を解放することでこの物質が偏在していたという太古の環境を周囲に再現、熱量増幅効果の相乗により周囲を炎熱で埋め尽くし、ステータス変化を著しく制限する領域を一時的に周囲に発生させる。

『神裁・盟神探湯』
ランク:D 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 讒言を受けながらも熱湯に手を浸すという神明裁判を生き延びた逸話から、ライダーが自身の正当性に対し信を保つ限り彼の身体は裁きを受け付けない。
 ライダーに対する熱属性の攻撃ダメージには3ランク分の下降補正が加えられる。
 この宝具の存在により、ライダーは『秘装・緋緋色金』の性質を十全に扱うことが可能となる。

『片替・兆す木菟』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大補足:1人
 天皇の身代わりとしての出生、そして自らと仁徳天皇との信頼の証として、同時に生まれた両者の息子に産屋に止まった鳥の名前を交換して名付けを行ったという逸話から。
 マスターを対象としたバッドステータスを一定確率で肩代わりする。肩代わりしたバッドステータスにはライダー自身の持つ魔力抵抗が適用される。
 マスターとサーヴァント間がより信頼関係を築いている程、発動確率は上昇する。

【Weapon】
『無銘・鉄剣』

【解説】
 武内宿禰(建内宿禰)は記紀に記述される伝説的な忠臣。
 景行天皇が紀伊へ行き祭儀を行おうという折、不吉とされため、代わりに屋主忍男武雄心命が遣わされた。そこで彼が設けた子として産まれたのが彼である。
 その後、景行、成務、仲哀、応神、仁徳の五代の天皇と神功皇后に仕えた。記紀には彼が天皇を助けた勲功が数多く記される。主な事績に蝦夷討伐、神功征韓時の補佐など。
 一説には360歳まで生き、伯耆国の宇部山に登ったあと行方知らずとなったという。

 近代では彼の孫である平群真鳥の著したという『竹内文書』が残されているが、内容は荒唐無稽であり、近代オカルティズムに影響を受けた偽書とされる。


292 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/08(火) 04:53:40 AQ9AIS4M0
【元ネタ】記紀神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】稲葉の素兎
【性別】雄
【体長・体重】50cm・2.5kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:E 耐久:E+ 敏捷:A 魔力:E 幸運:B 宝具:C

【保有スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少軽減する。

騎乗:-
 この効果はスキル「背上越え」と引き換えに失われている。

【固有スキル】
神性:C
 ライダーは白兎神てして現在も信仰の対象である。

背上越え:A
 生物の身体の上であればいかなる場所でも移動上の足場として十全に活用することができる。

動物会話:B
 人語を理解し、異種族とも言葉を交わすことができる。
 異種間の交流がありふれた物であった神代の痕跡。

話術:C-
 言論にて人を動かせる才。
 異種族の大群も動かす口の巧さだが、最後まで油断するのは禁物。

【宝具】
『素兎祝願縁起(われねがひてながけちえんかなわぬ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
 婚姻成功の祝福。任意の他者にその者の利となる縁を結ぶ。
 ある程度の指向性は決められるが、それによって訪れる結果までは分からない。しかし少なくとも悪い結果にはならない、筈。
 具体的には交渉、エンカウント時等におけるluc判定に有利な判定が掛かる状態の付与。

『和邇伝渡海承(おきよりきたれしわにのみち)』
ランク:C 種別:対獣宝具 レンジ:2〜50 最大補足:1匹
 敏捷をワンランクアップし、ライダー自身を狙う和邇の群れを一時的に召喚する。移動のための足場として利用する他、身のこなしによって他者への攻撃手段としての転用も可。

『赤膚苛潮風(あかきはださくしおかぜ)』
ランク:E- 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大補足:1人
 八十神による偽の施術。
 1ターンの間対象の体表を塩で覆われているのと同等の状態を発生する。この状態では、攻撃によらず身体に風を受ける度にダメージ判定が発生する。

『貴命以薬治素膚(おおなむちがはだぐす)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
 神話において日本で最初の薬効治療。施術者本人ではない為、ランクは低下している。
 清水での浄化、蒲の花粉の塗布の二行程によって肉体面の損傷を修復する。

【解説】
 神代、現在の隠岐の島に棲まった野兎。
 和邇(おそらくはサメ)の群れを騙して本土へ渡ろうとするも上陸手前で皮膚を剥ぎ取られ、通りかかって彼を治療した大己貴神は彼の予言によって婚姻に成功する、という一幕は日本神話においてきっての有名なエピソードであろう。
 舞台となった気多前の浜とされる白兎海岸では白兎神社の祭神として祀られ、縁結びの利益で人々からの信仰を集めている。

 兎の姿ではあるが人語を喋り、知能も高い。
 しかし如何せん真名がバレやすい。


293 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/08(火) 20:48:53 AQ9AIS4M0
あ、パラメーターの宝具ランクミスった
宝具B です


294 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/08(火) 21:07:21 PFRge3iM0

【元ネタ】ワンパンマン
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】いじめられっ子の少年
【真名】ガロウ
【性別】男性
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B++ 耐久B++ 敏捷A+ 魔力D 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
復讐者:C
 復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
 周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。

忘却補正:C
 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
 
自己回復(魔力):D
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。

【保有スキル】
怪害神殺拳:A++
 武術に関して類い稀なる才能を持つアヴェンジャーは、身体を使った武術であれば一目見ただけでランクA相当の習熟度で修得する事が可能。
 更に修得した様々な武術を統合、応用して生み出された独自の流派がこの「怪害神殺拳」である。

人間怪人:A
 人間にして怪人に憧れた者。そして成った者。
 「ヒーロー」または「英雄」のカテゴリに当て嵌まるものへの攻撃に追加ボーナスが掛かる。
 しかし対象にとって致命傷となる攻撃の場合には逆にマイナス補正が掛かるという矛盾を内包している。
 
戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

【宝具】
『絶対悪と成れ、我こそは怪人(アブソリュート・アンチヒーロー)』
ランク:EX 種別:対善宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 常時発動型宝具。アヴェンジャーが絶望的な状況に追い詰められる、または正義と悪の理不尽さを嘆いた時に発動し、
 肉体の損傷を驚異的な速度で再生すると共に筋力、耐久、敏捷を強化する。
 発動条件を満たせば何度でも発動し、発動する度により強く、より怪人らしい姿に変身していく。
 この宝具による強化はアヴェンジャーの内なる怒りと嘆きを糧にしている為魔力消費を伴わず、
 理論上はアヴェンジャーが倒されれば倒されるほど無限大に強くなる。
 もし終わりがあるとすれば、それは自身が世界の「絶対悪」と成った時か、或いは――――ガロウの心が折れた時である。

【Weapon】
 なし

【解説】
アヴェンジャーのクラスで召喚されたガロウ。復讐対象はもちろん「ヒーロー」「英雄」「正義」そして「世界の理不尽さ」である。
召喚当初はあまり強くない人間形態だが、敵にボコボコにされればされるほど宝具によって徐々に怪人形態に変化していく。
原作ではサイタマの圧倒的な強さとヒーロー論に心が折れてしまったが、アヴェンジャーのクラススキルを得た事で復讐心を忘れることがなく若干心が折れにくいかもしれない。
聖杯にかける願いは「『絶対悪の怪人』となること」。だが、彼はきっと聖杯戦争では勝ち抜けないであろう。
「悪」は「正義」に倒されるのが世の常だからだ。彼自身がヒーローとなれば、或いは…?


295 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/09(水) 20:50:30 .91wwBXQ0
【元ネタ】日日日『魔女の生徒会長』
【CLASS】セイバー
【真名】陽月オセロ
【性別】女
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷 A+ 魔力 C 幸運 B 宝具 EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術・儀礼呪法など大がかりな魔術は防げない。
騎乗:C
正しい調教、調整が施されたものであれば万全に乗りこなせる。
【固有スキル】
夜殻の兵法:A+
軽くて短い小太刀を用いた神速を目指す速度の剣術。オセロはその3つの奥技と2つの奥義と1つの奥儀を完全に修めている。
・奥技
『燕返し(偽)』
おなじみ佐々木小次郎の対人魔剣だが、原作では小太刀を使った無尽蔵の連撃として実現された奥技。
『三段突き(偽)』
これもおなじみ沖田総司の対人魔剣。小太刀で再現されたために沖田本人ほどの威力とリーチはない。
『八艘飛び(偽)』
これまたおなじみ牛若丸の歩法。天狗のような跳躍力を身に着けている。
・奥義
『二刀燕返し』
二刀で燕返しを行う連携技。1秒間に4回の攻撃を可能にする。
『八艘五月雨突き』
八艘飛びの脚力を活かした突きの技。1秒間に5回の攻撃を可能にする。
・奥儀
『四十八神空(しずはしんくう)』
ランク:A 種別:対人魔剣 最大捕捉:1人
【Weapon】小太刀(無銘)
【解説】
夜殻道場で代々伝えられてきた奥儀。
八艘飛びで跳躍しながら三段突きの破壊力を燕返しで連携する、次元を超越した奥儀。1秒間に48回の攻撃を可能にする。
夜殻秘伝 『物干し竿』二刀流 『巌流島』:EX
軽量の小太刀による神速の二刀流を本懐とする夜殻の剣と重く扱いづらい長刀による一撃必殺を宿望とする炎の剣を融合させた、理論上しか存在しなかった秘伝。
物干し竿を再現する催しによって生まれた、偽物でありながら伝説の名に恥じない二振りの物干し竿を二刀流として振るう。
『九十九邪神空(つくもじゃしんくう)』
ランク:EX 種別:対人魔剣 最大捕捉:1人
【Weapon】神刀・物干し竿(偽) 妖刀・物干し竿(偽)
【解説】隻眼隻腕のハンディキャップを解消した完全状態での最終奥戯。
1秒間に99回の攻撃を可能にし、唯一の弱点だった小太刀ゆえの威力とリーチのなさも解消されている。
八艘飛びと三段突きと燕返しを1人で再現してしまったバグキャラ。
その気になれば変位抜刀霞斬りとかも再現できてしまう。
生まれつき痛覚がなかったため罪悪感もなく59人を殺してしまったり、償いとして片目と片方の腕を自分で切り落としてしまうが、痛覚を取り戻すと同時に真っ当?な人格が芽生える。
『魔女の生徒会長』1巻の時点では隻眼隻腕で小太刀を振るっており、その時点でも手に負えない強さだったが、4巻では義手と義眼を手に入れた上に二振りの長刀とそれを十全に扱う技量を発揮してバグキャラっぷりに歯止めがかからなくなる。


296 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/09(水) 21:46:46 s5f.0d7E0
【元ネタ】ニンジャスレイヤー
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】フジキド・ケンジ
【性別】男
【身長・体重】実際高い・不明
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:タツジン 耐久:ワザマエ 敏捷:スゴイ・タツジン 魔力:ワザマエ 幸運:ナムサン 宝具:ゴウランガ
【クラス別スキル】
復仇者: タツジン
忘卻補正: ワザマエ
自我回復(カラテ粒子):スゴイ・ワザマエ
【固有スキル】
『カラテ』:テンサイ・タツジン
ノー・カラテ、ノー・ニンジャ!いかに特殊なジツや特殊なニンジャ体質を誇っていようと、研ぎ澄ませた強靭なカラテの鍛錬無くば、それは飾りに過ぎないのだ。
今も昔もニンジャはカラテを極めた奴が上を行く。
どれほど便利で強力なジツを持っていても、高度に鍛錬されたカラテの前には無効化されてしまう!
『忍殺語』:‐
忍殺語、即ちマッポーめいた実際奥ゆかしい無慈悲な言葉遣い也。(※このスキルが作動しているせいで、スキルやステータスの内容がハッキングされ、改竄されている。欺瞞!)
『チャドー』:タツジン
フーリンカザン、チャド―…フーリンカザン!
『ニンジャ殺すべし』:ウカツ・タツジン
慈悲はない。ニンジャを殺す、当然オヌシも殺す!ソウカイニンジャをすべて殺す!
ニンジャをすべて殺す!!ハイクを詠め、カイシャクしてやる!
【宝具】
『◆イクサの前のオジキは神聖不可侵な◆(セイクリッド・プリイクサ・グリーティング)』
ランク:スゴイ・タツジン 種別:対人ジツ レンジ:1~10 最大捕捉:10ニンジャ、100ヤクザクローン
ニンジャのイクサの前ではアイサツが欠かせない。たとえ狂気と恐怖めいたアトモスフィアだとしても、クールにアイサツするのは一番重要な。アイサツの途中で攻撃を仕掛けることはスゴイ・シツレイにあたる。
古事記にも記されている通り実際奥ゆかしい作法であり、ニンジャによる襲撃や、ニンジャ同士のイクサ等の緊迫したシーンでは必ずこのアイサツが行われ、ファイア・カバー・カッティングめいた効果をあげている。サツバツ!
『◆殺戮者のエントリーと共に◆(ナラク・ウィズイン)』
ランク:ゴウランガ 種別:対自身ジツ レンジ:1 最大捕捉:1ニンジャ
ナラク・ニンジャの力を解放し、カラテをヤバイ級な強化を与える。チャド―で維持しないとランペイジやハイジャックの危険性有な。ウシミツ・‘アワーでは無制限な。
【Weapon】
スリケン
ドウグ社製なニンジャの基本兵器。実際安い。
【Item】
インテリジェントモーターサイクル「アイアンオトメ」
ヘルヒキャク社製。1200ccの大排気量を誇る。
【解説】
重金属酸性雨と磁気嵐に包まれたマッポーめいた炎上汚染都市・ネオサイタマの死神。
フジキド・ケンジは、サラリ―マンである。マルノウチ・スゴイタカイビルで家族が殺されて、彼自身も死の淵に当たるとき、謎のニンジャ・ソウルに憑依された。
死神から逃れたフジキドは「ニンジャスレイヤー」ーーニンジャの命を刈るグリムリーパーとなり、復讐のために身をサツバツに投げた…
マジツの王、ソロモンが発生させた、グランドオーダーというタイムスペース・ターモイルによって、それぞれのパラレルワールドを隔つディメンションオーロラが薄くなり、ニンジャスレイヤーは世界の壁を越え、Y2Kが発生されてない2004年、西日本のある炎上都市にたどり着いた…
ニンジャスレイヤーのこれからのビザールなアドベンチャーには、ごくごく些細な先触れに過ぎなかったのである。


297 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/11(金) 07:09:24 6GQVl7KM0
前回よりちょっと多めに上げます

【元ネタ】「魔法少女育成計画」シリーズ
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】リップル/細波華乃
【性別】女性
【身長・体重】(中学生相当)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具C

【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
魔法少女:B+
 魔法の国に見出された特別な才能を持つ者がなることの出来る異能存在。
 絶世の美少女に変貌し、各種パラメーターをアップする。また最大Bランク以下の千里眼、頑健、天性の肉体、透化と同等の効果を発揮する。

投擲:A++
 手裏剣やクナイを弾丸として放つ能力。
 宝具の効果により、ほぼ最高峰であるこのランクへと至っている。

心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

薔薇の残影:B+
 殺し合いによる選抜試験の末に魔法少女となった、「クラムベリーの子供達」。
 多人数戦の際の生存率に補正を与える。
 生き残った彼女に運命は尚も辛苦を強いる。

【宝具】
『その命へと至る刃(闇に死すが外道の定め)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2500 最大捕捉:1人
 「手裏剣を投げれば百発百中だよ」。
 アーチャーが魔法少女として持つ固有の魔法。手裏剣でなくとも、投擲物であれば必ず目標点へと到達させる。
 軌道上で打ち落とされれば効果は失われるが、そうでなければたとえ逆向きに投げたとしても標的に向かって飛んで行く。
 衣服に備えて付けられた忍者道具は武器であると同時に魔法少女としての衣装の一部という扱いであり、失われても即時補充されていく。このことから事実上弾数は無制限。
 また百発百中という性質についても若干の拡大解釈がなされており、放った物体は千変万化、緩急自在の動きを持たせられる。
 これらの性質により、アーチャーは大物量の刃の群れと予測不可能の軌道によって確実に敵を追い詰めていく。


298 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/11(金) 07:10:25 6GQVl7KM0
『微睡みの仮面(■■■■■■)』
ランク:E 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 真名封鎖、■■■■■■。
 自身の真名を隠匿し、宝具を除いたAランク以下の、宝具ではCランク以下の精神干渉をシャットアウトする。
 この宝具が発動している際、スキルには「無我:B+」が追加され、大部分の自由意志を封じられる。
 アーチャーは基本的にこの宝具を使おうとはしない。

【Weapon】
『無銘・手裏剣、クナイ、忍者刀』
 魔法少女としての衣装の一部。上記の通り失われてもすぐに復元するため、彼女の魔法の強みの一因となっている。

【解説】
 「魔法少女育成計画」シリーズに登場するキャラクター。
 水着と忍び装束を足して割った黒い衣装を、赤いマフラーと鉄色の髪留めで引き締めた魔法少女。
 N市で行われた魔法少女達による殺し合いの生き残りであり、ともに生き残った相手「魔法少女狩り」スノーホワイトの盟友であり親友である。
 かつては生来の闘争心や反骨精神から剥き出しの刃のような危うさを備えた少女だったが、魔法少女狩りと共に悪しき魔法少女を追っていく中で、その性格は鳴りを潜めている。
 しかし彼女の魔法少女としての根底にはN市での経験が深く刻まれており、多少強引なやり方でも自分を救ってくれたかつての親友や自分を満たす為だけに無辜の市民を殺戮した宿敵の存在は、今も彼女の記憶に根差している。

 当初なったばかりの頃はさして魔法少女というものへの思い入れは無かったが、責務として人助けをしていく内に正しい魔法少女のとして人々を救うスノーホワイトを意識し、憧れを抱く。そして、いつしか自分も魔法少女としての誇りに目覚めていった。
 しかし、相棒であり唯一の親友である「トップスピード」を失ったことで彼女は自らその誇りを捨て復讐者となる道を選ぶ。
 凄絶な戦いの果て生き残った彼女は、同じく生き残り、かつて選択出来なかったことで傷を負い、そんな自分と決別しようとするスノーホワイトの隣に立って歩き始める。
 たとえかつてのような純粋な輝きは失われようとも正しさに向かって進もうとするスノーホワイトを、彼女は何があっても守り抜こうと誓うのだった。

 しかし、運命は少女達を更なる苦難の道へと追い立てる......。


 作ってて思ったけど幸運値的にも第二宝具の使用を強制されて最終的に悲惨な末路を迎えるやつだこれ...やめてくれよ...(絶望)
 第一宝具の方のルビは短編で彼女が考えていた口上から。別の意味で酷いじゃないか


299 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/11(金) 07:11:43 6GQVl7KM0
【元ネタ】「魔法少女育成計画」シリーズ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ダークキューティー
【性別】女性
【身長・体重】
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具B

【クラス別スキル】
狂化:EX
 狂化を受けてもバーサーカーは会話を行うことができるが、あくまで創作物に登場するような「悪役」としての姿に固執しており、彼女との正確な意思の疎通は困難である。
 虚構の悪役として定められ、しかし悪役として満足のいく結末を与えられなかった事で歪んでしまった精神性。
 バーサーカーはあくまで「悪人」ではなく「悪役」と自らを定義しており、そういった自身の哲学にもとる行為は承認しない。

【固有スキル】
魔法少女:A
 魔法の国に見出された特別な才能を持つ者がなることの出来る異能存在。
 絶世の美少女に変貌し、各種パラメーターをアップする。また最大Aランク以下の千里眼、頑健、天性の肉体、透化と同等の効果を発揮する。

悪の美学:A-
 "悪"という価値観に対する異常な執着心、正義への対立存在として人心を惹きつける偶像としての魅力。
 狂化の方向性から、バーサーカーの持つこのスキルは他サーヴァントの持つ同名スキルと比べるとやや異質な物となっている。 属性「善」のサーヴァントが持つ同ランク以下の【スキル:カリスマ】を完全に無効化する。 また、属性「悪」を持つサーヴァントに対してのみ同ランクの【スキル:カリスマ】として扱う。
 悪役でありながら、かつて正義を志したある新人魔法少女も彼女に対しては憧れを抱いていたという。

無窮の武練:B+
 鍛錬により身に付けた技能により、常人には到底不可能な関節可動域から瞬時に変幻自在の影絵を生み出すことが出来る。
 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

連携攻撃:B
 複数人による攻撃に長けていることを示す能力。コンビネーションとは異なり、即席のチームでも高度な連携を可能にする。
 他者と協力して行う攻撃判定に有利な修正を得る。


300 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/11(金) 07:12:40 6GQVl7KM0
【宝具】
『闇より生まれ出でし少女(ヴィラン・フロム・ダークネス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:10人
 「影絵を本物みたいに動かす事ができるよ」。
 バーサーカーが魔法少女として持つ固有の魔法。自らの肉体の一部で形作った影絵に実体を与え、操る。
 研鑽により、一度に複数の影絵を作り複雑に操作することが可能。
 魔法の掛かった影絵はそれを映し出すことのできる平面上にのみ存在するが、三次元上の物体と交差することでそれに干渉(つまり攻撃)することが出来る。
 影絵のモチーフが生物である場合は自律行動を取らせることが出来、それにより戦闘を円滑化する。また影絵の獣は意思を持っていないため、精神干渉が通じない。
 影という媒体の性質上光源の位置や強さによっては射程や膂力が変化する。また、霧のように空間上に影を映すスクリーンとなる物があれば、当然その上にも影絵を展開可能。

【解説】
 「魔法少女育成計画」シリーズに登場するキャラクター。
 魔法の国・人事部門の元で裏稼業を行う凄腕のトリオチームのリーダーであり、かつて劇中劇「キューティーヒーラースギャラクシー」に登場する悪役のモデルにもなったことのある人物である。
 なお、作中では魔法少女ものの作品は実在の魔法少女をモデルとした魔法の国の広報活動となっている。(なお、キューティーヒーラーはタイトルからも察せるように、某有名戦闘ヒロインシリーズのオマージュ。要するにそういう作品である。)

 だが「彼女」は悪役として主人公達に倒されることは叶わず、正義の側に立って共に戦う事も無く、復讐を誓い人波に消えるというなんとも未消化な結末となってしまう。詳細は不明だが彼女はこれを原因に心を病み、悪役としての矜持と誇り、悲哀と怒り、決着を付けるべき主人公への執着という狂気に取り憑かれてしまった。

 だが当然プロフェッショナルとしても確かな戦闘技術と戦況判断能力を備えており、人事部門長である人物が格別の信頼を寄せるチームのリーダーとしての看板に偽りはない。
 独自の価値観ながら、リーダーとして苦悩する仲間に応える度量も持ち合わせている。

 上述の通り彼女はついぞキューティーヒーラースに加わることは無かったが、主人公として彼女と共演した「双子星キューティーアルタイル」は今となっても彼女をキューティーヒーラースの一員として尊重しているようである。

 宝具名の漢字部分は彼女の嘘予告のタイトルから。因みにその内容もキューティーヒーラースギャラクシーのもの。


301 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/11(金) 07:13:46 6GQVl7KM0
【元ネタ】「魔法少女育成計画」シリーズ
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】トットポップ(ジェシカ・プレイズ)
【性別】女性
【身長・体重】
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具E

【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても2日間現界可能。

【固有スキル】
魔法少女:B
 魔法の国に見出された特別な才能を持つ者がなることの出来る異能存在。
 絶世の美少女に変貌し、各種パラメーターをアップする。また最大Bランク以下の千里眼、頑健、天性の肉体、透化と同等の効果を発揮する。

快速音楽:A+
 友誼の証明、反骨の相、カリスマ等が変化した複合スキル。一つの価値観に囚われず、誰とでもすぐに意気投合できる天性の才。
 如何な堅人、狂人といえどしばらくアーチャーと会話を交わせば自然と悪意や警戒心を解かれてしまう。
 交渉時に大きなボーナスを得、属性判定を無効化する。

奏楽:C-
 楽器を用いた音楽の才能。
 その音色から交渉にアドバンテージを得られるスキル...だがジャンルの都合効き方に個人差があるかもしれない。
 アーチャーの場合宝具の操作性が上がるといった恩恵も得られ、寧ろそっちがメイン。

【宝具】
『五線掻き鳴らす毀騒音(ミュージック・ポップ!)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:5人
 「魔法のギターで実体のある音符を作り出すよ」。
 アーチャーが魔法少女として持つ固有の魔法。固有装備のギターを演奏することで破壊力を伴う実体のある音符を発射する。
 演奏の仕方によって音符の速度や威力は変化する。音符は物体に当たると反響するかのように跳ね返り、数秒程経つと消滅する。
 魔法少女の魔法の中でも特に破壊以外の拡張性を持たない、ある意味潔い魔法。
 そのせいで宝具としてのランクは低くなっているが、サーヴァントとしては少ない魔力消費で宝具が使用できるという利点もある。

【Weapon】
『無銘・ギター』
 斧のように大きく無骨なギター。アーチャーのコスチュームに付属するアイテムであり、宝具使用の条件となる。

【解説】
 「魔法少女育成計画」シリーズに登場するキャラクター。
 魔法の国に対する反体制組織に所属し、師である「ピティ・フレデリカ」の弟子の中でもトップクラスの才能を持つ魔法少女。姉妹弟子によく絡みにいっては鬱陶しがられている。
 衣装モチーフはパンクロッカー。ベリーショートヘアに濃い目のメイクとピアス、ボーダーのロングTにドクロの飾りと鋲をふんだんにあしらったベルトを身に付けている。

 大らかで人懐っこく、知らない相手にもフランクに接する。たとえ理不尽な逆恨みにであっても共感し、どんな行いも「ロック」の一言で済ませてしまうほどに、彼女は良くも悪くも善悪への頓着が無い。
 その場その場のノリで動いている節があり、上述の反体制組織に入った経緯も全くの流れから。そのまま彼女らの支持を得てリーダーに祭り上げられてしまう程。
 頭の回転は然程なので隠蔽は不得手だが、この才能のお陰で潜入時でもほとんど疑われる事がない。
 その類い稀なコミュニケーション能力は、寧ろこちらが彼女の魔法ではないかと疑いたくなる程である。
 ロックの国・イギリスの生まれで、そのためか舌ったらずな独特の訛りで話し、これも彼女の特技の一助となっているようである。
 好きなものは「いっぱい」、嫌いなものは「特になし」。


 スキルと宝具から意外にも低燃費な性能になった。彼女の場合コミュ力を駆使してマスターを乗り換えていくという選択肢も取れ、戦略面さえクリアできれば独特の立ち回りが期待できそうではある。
 宝具名のルビは公式での彼女の嘘予告のタイトルから。あと快速音楽というのは彼女がメインの短編の中国語版の表題。


302 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/11(金) 07:14:54 6GQVl7KM0
【元ネタ】「魔法少女育成計画」シリーズ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】プキン
【性別】女性
【身長・体重】
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久B+ 敏捷A 魔力B- 幸運B 宝具B

【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
魔法少女(旧式):A
 魔法の国に見出された特別な才能を持つ者がなることの出来る異能存在。
 各種身体能力が上昇する。また最大Aランク以下の千里眼、頑健、透化、等と同等の効果を発揮する。
 セイバーのそれは旧世代の術式であり、現行の魔法少女と違って完結した魔力保持手段を持たず、高い性能を発揮する代わりに活動に大量の食事摂取が必要となる。

傲慢:A
 肥大化した自我により、精神干渉を無効化する能力。
 何があろうと自らを正義、相手を悪と断じて憚らない確固たる自己肯定。

拷問技術:B
 卓越した拷問技術。
 拷問全般のダメージにプラス補正がかかる。

人間観察:B
 人々を観察し、理解する技術。
 監察官として秀でたその目は、たとえ相手の自覚しない隠された本性すらも暴き立ててみせる。

偽装:B+
 騙しの技術。偽装工作における認識操作の手腕。
 カムフラージュ全般に有利な補正を得る。
 宝具による認識干渉能力によりプラスの補正を得ている。

美食:D+
 食事による魔力回復率を上昇させるスキル。回復量はランクに比例する。

【宝具】
『汝が業に罪ありて、我は暴き糾すもの(ジェネラル・ザ・ファインダー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 「剣で刺した相手の考えを変えさせるよ」。
 セイバーが魔法少女として持つ固有の魔法であり、彼女に付随する魔法のアイテムである儀礼用の細剣そのもの。
 曰く「相手にとっての現実を変える」魔法であり、対人戦では擦過傷さえ与えれば勝利に直結する一撃必殺の性質を有する。
 文言では「考えを変えさせる」とあるが、実際は肉体面にすら作用する高度な暗示能力。たとえば言語の壁を越えて極自然に外国語を理解させることまで可能。
 自らに使用することで、ステータスの変動を更に補正するといった使い方もある。
 ただし暗示の対象にできるのは同時に一人までで、二人目に使用した場合その時点で一人目への効果は解除される。
 特定の道具を媒介に発動するタイプでなく道具自体が特別な効果を有するタイプの魔法であるため、真名の開放は出来ないが第三者
でも使用自体は可能。

【Weapon】
『無銘・短剣』
 セイバーのもうひとつの武装。魔力を帯びてはいるが、細剣と違ってこれ自体はなんら特別な効果を持たない。

【解説】
 「魔法少女育成計画」シリーズに登場するキャラクター。
 百三十年以上前のグレートブリテン島で活動した魔法少女であり、「将軍」と呼び恐れられる辣腕で数多の罪を白日に晒してきた監察官である。しかしその実態は数知れぬ無辜の人間を魔法で咎人に仕立て上げ処刑してきた大悪人で、そのために彼女の働いてきた暴虐は残酷な童謡として語り継がれている程。
 その余りの悪行に封印刑に処されるも、現代の反体制派の手により復活。封印を解いた者に導かれ、物語の舞台であるB市へと赴く。

 男性貴族のような高貴な口調で話し、中性的な貴公子といった外見。
 悪徳とはいえ監察官として人を見る目には優れており、相手の本質を見抜くことに長ける。もっとも、それと実際に誰を裁くのかは彼女にとっては全くの別問題なのだが。
 無実の人間を殺めても、いずれ悪と成る運命だったのだと言い放つ。自らの行いに絶対の自信を持ち、放埓な正義を振り回す。
 当然ながら戦闘能力も非常に高く、格闘戦で現行最強の魔法少女とも渡り合えるほどの実力を持つ。

 このように傲岸不遜な彼女が唯一側に置いているのが、従者である魔法少女「ソニア・ビーン」である。
 主人とは対照的に可憐な少女だが、その暴力性はプキン自身以上にその悪業を支えてきたと評されるほど。
 プキンは自らに必要な存在とまでにソニアに信を置き、我が半身のように可愛がっている。

 名前の元ネタは歴史上の人物であるマシュー・ホプキンスとソニー・ビーンから。魔法もホプキンスが魔女狩りに使用した「針刺し」という手法が由来と思われる。


303 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/11(金) 07:16:22 6GQVl7KM0
【元ネタ】「魔法少女育成計画」シリーズ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】クランテイル(尾野 寧々)
【性別】女性
【身長・体重】不定・不定
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B

【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:EX
 彼女はライダーではあるが、その姿から「乗り物」に乗ることには適さない。
 いわばライダーの異形の肉体そのものが彼女自身の乗騎であり、構造上の適不適はあれどのような生物の肉体も使いこなせる。

【固有スキル】
魔法少女:B+
 魔法の国に見出された特別な才能を持つ者がなることの出来る異能存在。
 変身することで絶世の美少女に変貌し、各種身体能力が上昇する。また最大Bランク以下の千里眼、頑健、天性の肉体、透化、等と同等の効果を発揮する。

異形:C+
 人馬のように下半身が別の生物の首から下になっている。
 その異容から極低ランク相当の威圧スキルとして機能することがある。

心眼(真):C
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

薔薇の残影:B+ 殺し合いによる選抜試験の末に魔法少女となった、「クラムベリーの子供達」。
 多人数戦の際の生存率に補正を与える。
 三度目のサバイバルゲームに巻き込まれてしまった彼女の明日はどっちだ。

【宝具】
『血河渡る半身の獣(フレジェトンタ・ケンタウレ)』
ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1人
 「半分だけいろんな動物に変身できるよ」。
 ライダーが魔法少女として持つ固有の魔法。自身の下半身を構成する生物の肉体を、任意に切り替えることが出来る。
 元のサイズがライダーよりも小さい生物は本人の体長相応に拡大されたものが適用され、また変身する生物によって筋力・耐久・敏捷のパラメーターに修正が入る。
 変身対象の選択に実際にその生物を見た事がある必要があり、知識として知っているだけでは変身できない。逆に出会った事さえあれば、幻想種や架空生物への変身といった事すらも可能となる。
 また首から上は魔法少女の姿で固定である性質上、生物が首から上に持つ感覚器官などの機能を利用することはできない。(ただし変身する生物によっては補える。)
 これは魔法少女に変身している限り常時展開される宝具であり、魔法少女の状態で通常の人型になることはできない。

【Weapon】
 彼女本来の正式な装備は特にはない。

【解説】
 ライトノベル「魔法少女育成計画」シリーズに登場するキャラクター。
 寡黙で感情表現が控え目の、紫を基調とした和風衣装に身を包んだ魔法少女。
 その落ち着いた振る舞いを買われてか、同行する魔法少女達からチームのリーダーを任されている。そんな態度や魔法少女になった経緯もあり、他人から必要以上に警戒を与えてしまう場合もある。
 しかし特段感情が希薄という訳でもなく、動物部分の動きから感情を漏らすこともある。そして普段秘めている感情を露わにした時、それは強い力に変わるから。。

 本名は尾野寧々。背の低い大人しげな少女。
 寡黙に見えるのは、他者との付き合い方を探るのが苦手な所為。そのため冗談を本気と受け取ってしまうといった天然な一面も。
 そんな性格から始めは友人が少なかったが、今では多数の魔法少女と人脈を作り大規模なレクリエーションに参加するなど、広い人間関係を得られている模様。
 過去の経験から、味方に危機が及べば自らのリスクを顧みずに危険に身を投じる傾向にある。


304 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/11(金) 07:19:35 6GQVl7KM0
【元ネタ】「魔法少女育成計画」シリーズ
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ねむりん/三条合歓
【性別】女性
【身長・体重】
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力B+ 幸運C 宝具EX

【クラス別スキル】
陣地作成:-
 このスキルは宝具と引き換えに失われている。

道具作成:C
 魔力を持った道具を作成する。
 キャスターは「夢の世界」内にNPCを作り出したり、そこで生み出したアイテムを一部現実世界にも持ち帰ることが出来る。

【固有スキル】
魔法少女:C
 魔法の国に見出された特別な才能を持つ者がなることの出来る異能存在。
 絶世の美少女に変貌し、各種パラメーターをアップする。また最大Cランク以下の千里眼、頑健、天性の肉体、透化と同等の効果を発揮する。

単独行動:-(A)
 マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
 平時は所持しないが、宝具の発動により限定的にこのスキルを獲得する。

飛翔:C
 地味に現実世界でも飛行が可能。
 飛行中の判定におけるAGI(敏捷)はこのスキルのランクを参照する。

出不精:B
 キャスター自身はあまり能動的に動き回るということはせず、専ら他者への聞き役に徹する。また闘争、競争行為に対する積極性も、極めて低い。
 その悠然とした姿勢から、他者から向けられる警戒心や敵愾心を緩和する。

凶運:C
 運命の皮肉、悲劇的アイロニー。
 キャスターが関わった人物は、自らの意志とは関係なく敵味方、マスター問わず、悲劇的な結末を辿ってしまう。

【宝具】
『魔法でしか知らない不思議な世界(おやすみパラレル)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:∞ 最大補足:∞
 「他人の夢の中に入ることができるよ」。
 キャスターが魔法少女として持つ固有の魔法。「夢の世界」と呼ばれる異界での行動権。
 すべての人間の夢は「夢の世界」によって繋がっており、キャスターはこれを介して人々の夢を渡り歩く事が出来る。また現実世界で面識のある人物であれば、自由にその者の夢に入り込める。
 夢の中で自由に動くことの出来るキャスターはそこでは全能であり、およそあらゆる奇跡を行使することが出来る。必要分の魔力さえあれば「複数の時間軸の人物を召喚する」といった事すらも可能となる。
 また夢の中で起こった事は部分的に現実にフィードバックするため、理論上は暗殺や洗脳も可能。だが彼女自身はそういった手段を取ろうとはしないだろう。

『また明日って言えるかな?(わんだーどりーむ)』
ランク:B 種別:対己宝具 レンジ:- 最大補足:1人
 キャスターがリタイアした際に自動で発動する宝具。リタイア前の記憶の大部分が封じられ、『魔法でしか知らない不思議な世界』内に限ってキャスターの現界を継続させる。
 発動後キャスターの実体は消滅し、現界に要する魔力のすべてを夢の世界より得るようになるため、マスターからの魔力供与が必要なくなる。
 この宝具の発動中、ターン経過でキャスターは徐々に現実世界での記憶と夢の中で行使可能な権限を失っていく。その後規定ターンに達した時点でこの宝具は解除され、キャスターは自動的に消滅する。


305 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/11(金) 07:21:37 6GQVl7KM0
【Weapon】
『ねむりんアンテナ』
 彼女の髪の先に付いている、戯画化した雲のようなパーツ。
 人の見ている夢に反応し彼女に知らせる。
 また自我があり、キャスターの力が弱まった際は暴走のおそれがある。

『枕』
 いつも肌身離さず小脇に抱えている枕。
 嵩張るときには背中におぶって移動する。

【解説】
 「魔法少女育成計画」シリーズに登場するキャラクター。
 自分から動き回るよりも他の魔法少女からの話を聞いたり、まとめサイトで活躍譚を見聞きすることが好きなのんびり屋の魔法少女。
 パジャマ姿だがズボンは履いてなく、ドロワーズを着用。思春期の男子中学生には目のやり場に困るらしい。
 本名は三条合歓(ねむ)。幼少時は喘息で、外出できない代わりに家族から愛を受けて育った、24歳家事手伝い。
 面倒くさがりで平和主義、自分のために誰かが傷つくなら自分の方から諦める。それが彼女の生き方である。

 魔法少女達に殺し合いを強いることで真に「強い」魔法少女を選別し、死後も魔法の国に大きな影を落とし続けた「森の音楽家クラムベリー」の選抜試験。魔法少女ねむりんはクラムベリーが死亡し彼女の殺戮が露見することになる最後の試験の参加者であり、一人目の脱落者である。
 彼女の脱落を皮切りに、試験はより多くの人助けを行ういったものから他者への蹴落とし合いへと様相を変えて行くことになる。

 しかし、彼女は現実世界で死亡した後もどういう訳か夢の世界に存在し続けた。
 かつての記憶も失い、彼女はひとり--生前のように、他の人間達の夢を、魔法少女達の活躍を、夢の中から見守り続ける。徐々にその存在が薄れていき、消えてなくなるその時まで。


 宝具の漢字部分はキャラソンの歌詞、ルビはそれぞれキャラソンと短編から


306 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/11(金) 07:27:11 6GQVl7KM0
間違って途中sage忘れてしまいました
失礼しました


307 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/11(金) 09:24:12 6UOzZ3BU0
【元ネタ】ヨーロッパ圏民間伝承・デンマーク
【CLASS】グランドアサシン
【マスター】
【真名】ウィリアム・シェイクスピア(偽)
【性別】男性
【身長・体重】180cm・75kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久EX 敏捷- 魔力B 幸運- 宝具A+
【クラス別スキル】
気配遮断(偽):EX 
 召喚された瞬間から発動しており、マスター自身にすら姿を見せず、召喚、契約し、そこにいるという事実だけが認識され、疑問を抱かれない。
 伝承のとおり、死に瀕した者の前にのみその姿を現し、そのときにはその死はすでに決定しており、その姿を「見た」時点で何をしても死ぬ。
単独行動:-
 非常に高いランクで単独行動を行えると思われるが、前述のスキル同様、誰にも感知されないうえ英霊自身に明確な意思が観測されないため(ないのではなく観測できず、自身から語られることもない)、サーヴァントのスキルとしては、あまり意味をなしていない。
【固有スキル】
情報抹消:A+++ 
 自分のマスター自身をも対象にする完璧に壊れたスキル。
 ほぼ完全な形ですべての感知能力、意識帯、記憶野等から消え失せる。ただし契約したマスターのみ、無意識化でそれがいることを知らされている(そのためEXではない)。
正気喪失:-
 邪神の狂気そのもの。英霊自身の「目にしたことが死」という特性により発揮はされない。

【宝具】
『ハンノキの王(くらきもの)』
ランク:A+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 当て字の通り、さる神話に描かれる架空の神性と結び付いている。
 触腕、鉤爪、手が自在に伸縮する無定形の肉の塊と、咆哮する顔のない円錐形の頭部によって特徴付けられる姿に変化する。人の世に混乱と死をもたらす前触れの再現。その体は多時空、多位相、多世界にわたって存在し、害することはできるが完全に滅しきることだけは決して出来ない。
 もっとも英霊の宝具として顕現する限り、完全な再現は無理であるらしく、何かに滅されることがないかわり、何かを滅することも害することもない、人畜無害の極み。対して使用すると同時に『怪力』『変化』『自己進化』が全てAランクで付与され、絶対に振るわれることのない破壊の力が無駄に膨れ続けていく。もちろん所詮は無駄なので、対峙する者はこの存在を完璧に無視してしまえばそれでいい。


308 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/11(金) 09:25:02 6UOzZ3BU0
『ジングシュピール(りょういきがいのせいめい)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:詳細不明 最大捕捉:詳細不明
 ジングシュピールはドイツ語による歌芝居や大衆演劇の一形式を指す。こんにちのミュージカルに似ている。筋書きの多くは、コミカルあるいはロマンティックであり、しばしば魔術や、空想上の生き物が登場し、勧善懲悪のコミカルな誇張が含まれる。反面、あまり悲劇は素材にされない。
 この宝具を使用すると、少なくとも使用者がその時点で存在する世界の全てが一瞬でこのジングシュピールの中に押し込められ、役者、裏方、小道具、大道具、台本、観客その他必要とされる要素に人獣鳥魚神羅万象有象無象の区別なく、すべて一切が分けられる。隣り合う世界なども幾らか巻き込まれるらしく、そちらは全て観劇する大衆に分けられる(この宝具においては観客と大衆は別なものとして区別されている)。
 ここで起こることは全て舞台上の出来事として扱われ、直接、現実の心身に影響を及ぼすことは決してない。筋書きはその時々によって変わり、有名なものから無名のもの、果ては劇としての体を為していない支離滅裂な、破綻したものが演じられることもある。
 長さも演目の数もまちまちであるが、全てが終了すると結界は無用のものとして崩壊し、閉じ込められていた世界は宝具を使用する前の状態へ元通り回帰する。が、『情報抹消』の効果により、聖杯戦争の参加者はもちろん、影響下となった聖杯戦争と無関係の者達も、だれになにをされたのかを完全に忘れ、かわりに現実の世界であるにも関わらず、ジングシュピールの中で割り振られた配役が己であると強制的に思い込まされ、それに従って現実で劇中の行いを執行してしまう(執行。実行ではない。強すぎる暗示による示唆は、すでに行われた行為と同じであるため)。行為の本人は疑問を微塵も持たず、周囲の者もまた同じ影響下にあった直後であるため、「よほど運が良ければ」防衛も攻撃も存在しないまま、狙った標的である相手を殺すことが「できるかもしれない」。あんまりといえばあんまりな宝具(ちなみに結界の中で起こることは、何一つとして使用者自身仕組むことができない。そして仮に殺人や暴力が聖杯戦争と無縁の場所で起こった場合、暗示が完全に解けたあと、まったく動機のない行動として世界に残されることになる)。

【Weapon】
『NON SANZ DROICT(むけんにあらず)』
 本。何かを書きこむわけでも、この本が魔術書になっているわけでもない、上記の題名がついたただの本である。
 他に武器らしい武器は持っておらず、小道具のようなものと思われる。一応、この本の内容を理解すると発狂するというあまり意味をなさないギミックがある。

【解説】
 姿かたちはキャスターとして召喚される『ウィリアム・シェイクスピア』を完全に模したものである。しかし表情は変化する割に生気がなく、度を越した無口であり、そもそもよく見ると呼吸をしておらずこのために人語も発せないらしい(宝具の解放は唇を動かすだけで可能らしい)など、紛い物であることがすぐにわかるようになっている。無論、冠位も偽り。完全な形だけのクラスである。

 真名は魔王。Elveskud(デンマーク)と呼ばれる伝説に基づく。
 正確には伝説に従って書かれたバラード、「エルルケーニヒの娘」がヘルダーによってドイツ語に翻訳された「ハンノキの王の娘」を、ゲーテがさらにこれを元に詩として自由に起こしたもの。元々はジングシュピールである「漁師の娘」の一部として作詞された。ヘルダーの作品では結婚式を控えた男を魔王の娘が襲う内容で、ゲーテの詩とは大きく異なっている。

 ドイツ語でErlkönig。ハンノキの王。シューベルトが1815年に作曲した魔王はこのゲーテの詩を歌詞として歌曲として起こしたもの。それがなぜこのような姿で現れるかは不明だが、ヘルダーからゲーテ、シューベルトを経る中でこの詩はより劇的なものとなり、悪く言えば大きく歪められ、恐怖と怪奇、不可解で理不尽な幼い子供に降りかかる死という幕切れに至ると言う、後世に議論を残しながら、魔王そのものの正体についてはまったく釈然としないものとして置き去りにされている正体不明であることが、英霊としてのシェイクスピアまた、宝具に依るとある架空の神性の在り方に結びついたと思われる。

 英語でErlking。妖精の王(Elf King)。しかし「妖精の王」はドイツ語でElfenkönigとなる。このためErlkönigがデンマーク語で妖精の王を意味するellekongeまたはelverkongeの誤訳ともされる。

 元の伝承では魔王は死の前兆として登場し、死に瀕した人物の前に現れる。魔王の姿かたちや表情が、これからその人物に訪れる死の内容を表す。苦しい表情であれば苦しい死であるし、穏やかな表情であれば穏やかな死であるという。別の解釈としては、妖精の王に触れられた者は必ず死に至るという伝承が元になったという説もある。


309 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/12(土) 15:42:54 XE.0kxlM0
【元ネタ】史実・中国
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】白起
【性別】男性
【身長・体重】不詳
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B+ 魔力- 幸運A 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:-
 魔術をどうでもいいものとして捉え、ある意味で通用しない。だからといって効果がないわけでも威力を減衰させるわけでもない、何とも言えない精神的対魔力とでもいうべきもの。ランク化できない。
【固有スキル】
精神異常:EX
 ごく生来のものとして持つ怪物化した精神性。何に依るわけでもないが、戦闘において敵に対する処断に一切の容赦をせず、取り残しもしない超々規模の殺戮、また略奪行動を可能とする。
騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせ、野獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。
カリスマ:A+
 呪いの域に達するたぐいだが、元来の精神性により全く問題にならないものとして本人に容認されて捨て置かれ、それでいて必要に応じて発揮される。天然の暴威。

【宝具】
『不知の首級(しらずのぶくん)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:500人
 常時発動型の宝具。レンジ内に存在するものを、使用者自身が必要とすると判断した分だけ自動的に瞬時に簒奪し、殺戮する。
 魂喰いの目的で行われた場合、通常の魂喰いを行うよりも、数十倍の効率で魔力供給を行うことができる。
『悉く不落を赦さず(おとさずのやり)』
ランク:B+ 種別:対城・対国宝具 レンジ:不詳 最大捕捉:不詳
 手にした矛を渾身の力で投てきする。放たれた矛は莫大な光となって、城であればそれを守る者、そこに住まう者を塵と化し、国であればこれを阻む者や物、概念、また、城と同様にそれを守る者、所属して住まう者を灰に変え、命中した処を生きる者のない焦土と化す大量破壊兵器。ただし世界や惑星には及ばない。
 これは使用する英霊の存在した時代にそのような概念がなく、彼自身にも不要の知識と区別されているからである。そのため、それらの性質をもつ宝具や魔術には一切通用しないという弱点がある。
『范雎の患い(われはもとよりしぬべきなり)』
ランク:D 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 課せられた呪いが宝具となったもの。『不知の首級』同様、常時発動しており、英霊の供給した魔力を自動的に軍勢として周りに纏わせる。このため並の英霊の状態と比べて、非常に顕現するのに魔力を消費する。実質、マスターへの負荷のみを見る限りは、狂化された英霊とあまり変わらない。
 軍勢を動かすのは英霊自身の固有スキルにより、半ば呪いであり、この行動による消費は軍勢として顕現した個体自身が魂喰いなどを直に行うことで緩和され、英霊自身の性質上、これを躊躇うことはない。
 軍勢は霊体に限りなく近い半霊体であり、その物理攻撃はサーヴァントとその眷属として生じているたぐいのものに対しても有効に働く。
『其の悉くは斬首、生き埋め、黄河の藻屑(われはもとよりいくるをゆるさず)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 彼が生前殺害した者は、斬首された敵兵だけでも100万に迫るとされ(誇張とも)、その凄まじい殺戮により生じた無容赦・無慈悲への巨大な怨嗟を手にした矛に集め、ぶ厚く重い雲霞に見えるほどに纏わせる。
 怨嗟を纏った矛は呪いに迫っており、放たれれば巨大な怨霊の雲霞と共に相手を襲い、投てきされれば、これもやはり巨大な頸だけの怨霊の群れと共に、自ら激しく回転して妄執に近い精度と勢いで相手の首を刎ねるべく、飛翔する。
 軍勢に飛び込めば瞬く間に数千の首を挙げる威力がある。
 また、英霊であってもこの刃に傷を負うと、耐久が低下し、さらに傷の治りは遅く、治りきらない内は耐久の低下状態が続く。また一定以上これにより傷つけられると、その傷から弱り、死や消滅に至る場合もある。
 ただ、不死性などをもつ相手には、この宝具自体がそもそも通用しない可能性が高い。

【Weapon】
 矛。形状は戦国時代頃に使用された一般的なものだが、全長は4メートルほどあり、通常使用されるものより柄が長く、穂先も大きい。


310 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/12(土) 15:43:44 XE.0kxlM0
【解説】
 白起。白(はく)、起(き)。パイ チー。中国・戦国時代末期の秦の武将。公孫起とも。
 昭襄王に仕え、各地を転戦して秦の領土拡大に貢献した。

 元前294年、左庶長。趙・魏・楚などの軍に数々の勝利を収めるが、紀元前260年の長平の戦い以後、宰相・范雎と対立し、昭襄王によって自害させられる。

「我は固(もと)より死ぬべきだ。長平の戦いにおいて降伏兵40万余りを一夜で生き埋めにした。それでも罪にならないのか?天に対し罪を犯したのだ」とは自害の直前、「我に何の罪あるか? なぜ自害せねばならぬのか?」と自問したのちに、しばらく考えて言ったとされる言葉。
 なお、一応長平の戦いにおいては「40万余りに及ぶ捕虜の兵糧が賄えず、反乱の恐れがあるとして、少年兵240人を除く全てを生き埋めにした」と経緯が記述されている(「史記」白起・王翦列伝による)。


311 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/12(土) 23:46:46 AjvTe.ZE0

【元ネタ】童話 「マッチ売りの少女」
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】一般人
【真名】無銘 「マッチ売りの少女」
【性別】女性
【身長・体重】135cm・20kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E+ 耐久E+ 敏捷D+  魔力A++ 幸運E 宝具E+++
【クラス別スキル】
復讐者:E
このサーヴァントは強い復讐者のクラス適正を持つが、本人の復讐心は極めて薄い。せいぜい贅沢の限りを尽くす悪しき金持ちを見つけたら家に火をつけてやろう...と思う程度である。彼女の核となるのは復讐心ではなく貧困への悲嘆、絶望、恐怖心である。

忘却補正:A++
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。人々から疎まれ、蔑まれ、目を背けられ、忘れ去られたものの代表者であるアヴェンジャーは最高クラスの忘却補正を持つ。

自己回復:A
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。まるで寒空の下に付けられた種火のように。

【固有スキル】
無辜の怪物:E+++
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。誹謗中傷、あるいは流言飛語からくる、有名人が背負う呪いのようなもの。
アヴェンジャーの正体は世界にかつていただろうマッチ売りの少女と全く同じ人生を送った貧困層の少女が、「マッチ売りの少女」の殻を被った存在である。
手はやけどと凍傷だらけ、体には痛々しい虐待のあと、へし折れそうなほど華奢な手足。
名も、存在も忘れ去られた亡霊に過ぎない彼女だが強力な知名度による補正により魔力と身体能力が大幅に強化されている。

うたかたの炎:EX
うたかたの夢とは似て非なるスキル。個人の願望、夢を燃料として強力な炎と幻想を作り出し攻撃に利用する。

無力の幼子:A+
スキルや宝具を使用しない限りサーヴァントとして極めて感知されずらくなる。「秩序属性の英雄」との戦闘と交渉時にボーナス。

【宝具】
『燃え滓の幻想(バーンド・ファンタズム)』
ランク:E +++ 種別:対人・対財宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:100
スキル、うたかたの炎の最大出力。アヴェンジャーの願望と憎悪を燃料に凄まじい炎を作り出し、味方には幸福な幻想の炎でバフをかけ、敵には憎悪に満ちた狂炎が襲いかかり、バフ、礼装、陣地、果ては令呪などの財産を焼き尽くす。
【Weapon】マッチ箱

【FGO的解説】
★1 B:2 A:2 Q:1 攻撃力超特化ステータス、HPは紙
絆レベルは悲しいほど早く上がる。

無辜の怪物:E+++自身に毎ターンスター大量獲得状態を付与(5ターン)、自身のクリティカル威力大アップ(3ターン)
自身のスター集中、防御力、スター発生をダウン、【デメリット】

うたかたの炎:EX
自身のBusterカード性能をアップ(3ターン)、自身に無敵状態を付与、NP獲得(20)、スター大量獲得
自身にやけどを付与、HPを減少【デメリット】

無力の幼子:A+
自身の弱体状態を解除、敵全体の【秩序の英雄】に攻撃力、防御力ダウン(3ターン)を付与、自身の強化状態を解除【デメリット】

『燃え滓の幻想(バーンド・ファンタズム)』B
自身の宝具威力をアップ(1ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&敵全体に強力な攻撃&強化状態を解除
自身にやけど、延焼を付与【デメリット】


【解説】
通常の聖杯戦争では燃費も良く、火力もあり、扱いやすいサーヴァント。しかしマスターに道具のように扱われたり、食事を与えられなかったり、無下に扱われると即座に裏切り、陣地と令呪を焼き尽くし町でマッチを売るはぐれサーヴァントととかすが、逆に食事を与え、優しくすればすぐ懐く。
ーーーつまり巻き込まれ一般人と相性がいいサーヴァント。


312 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/13(日) 00:50:15 nE0YoKKw0
【元ネタ】マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アリナ・グレイ
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力A+ 幸運B+ 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 固有魔法により特殊な”結界”の形成が可能。

道具作成:D
 魔力を用いてキューブの生成が可能。

【固有スキル】
自己改造:C
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
 外部からの要因により魂を物質化させているため、肉体を傷付けられても魔力を用いて修復し、戦闘の継続が可能。

魔術:A+ 
 キュゥべえとの契約により習得した魔術。
 固有魔法の他に、簡易的な念動力や応急処置程度の治癒魔法を行使することができる。 
 
精神異常:E 
 芸術家として培われたエキセントリックな感性。

ドッペル:EX
 ドッペル・ウィッチとは感情の写し。 魔法少女のソウルジェムが穢れに満たされる時、
 自らの体の一部に呪いの姿を写し取りドッペルを出現させることが出来る。

【宝具】
『深緑色の魂の宝玉(ソウルジェム)』
ランク:Ex 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 キュゥべえと契約した魔法少女の証ともいえる宝具。
 第三魔法と同質の能力で作成された固定化された魂そのものであり、
 この宝具が破壊されるか魔力使用が限界を超えない限り死亡せず、
 魔力により肉体再生が可能。

『Nine Phases』
ランク:A 種別:対人〜対魔女宝具 レンジ:- 最大捕捉:1〜10人
 魔力で作り出したキューブが細かく分離、攻撃対象の近くで再構築すると同時に
 白い光を放ちながら大爆発を起こす。

『Old Dorothy』
ランク:Ex 種別:対人〜対魔女宝具 レンジ:- 最大捕捉:1〜100人
 熱病のドッペル
 その姿は、チューブ
 この感情の主は自身のドッペルの美しさに見惚れているが、このドッペルには真の姿が隠されていることをまだ知らない。
 主の背中側にあるドッペル本体から流れ出る病原テンペラと呼ばれるドッペル絵の具を固めて偽りの巨大な容姿を作り上げ相手を攻撃する。
 その際に人間体は絵の具の中に埋もれて完全に表からは見えなくなるため、ドッペルでありながら魔女のような出で立ちを誇る。
 主はドッペルの外観を確認することが出来ないものの、曰く“内側から見ても素晴らしい”らしい。
 
 発動時には自立した白いカビか発疹のようなものに大仰なポーズをとったアリナが乗り、陰になっていてよく見えないが、
 彼女の背から生えたぬいぐるみのようなものが動くと白いドロドロした液体が敵陣全体に降り注ぐ。
 熱病のウイルスは感受性が豊かな十代を中心に、アリナの思想は熱病のような感染力でパンデミックを引き起こす可能性をはらんでいるが、
 アリナ自身が芸術性優先のため まだマシな効果に留まる

【Weapon】
『キューブ』
 キャスターが使役する深緑色のキューブ。
 戦闘時には緑色のビームを放って攻撃を行う。

【解説】
 本作主人公「環いろは」らと対立する敵組織「マギウスの翼」をさらにその上から支配する「マギウス」の1人。
 一人称は「アリナ」。英語交じりで、「?だカラ」「?だケド」等と、文の最後がカタカナになる独特な口調を多用する。
 出身地は神浜市栄区。生家のギャラリーグレイの中で、2歳の頃から様々なアート作品に触れて育った。8歳の時、愛犬の死と祖父母の死を通して生物から物体への変化に気付き、
 これをきっかけに生と死の境の描写を試みるようになる。10歳の時に生前と死後の定点撮影による合成写真の作成や骨格の躍動的表現などあらゆる表現に挑戦する。
 単なる芸術家というよりはマッド・アーティストという表現がしっくりくるようなエキセントリックな性格の持ち主であり、いろは、まどか、ほむらの三人をドッペルでいたぶった後、
 あえてトドメを刺さずに体力が残り少ない状態でウワサに挑んで自滅するよう仕向ける等、残忍な一面もある。
 変身後の姿は帽子をかぶった深緑色の憲兵のような服装。ソウルジェムの位置は胸元のリボンの中央。カラーは緑。
 手の中に浮かんだ緑色の発光するキューブが武器で、ここからビームを放って攻撃する。


313 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/13(日) 02:10:42 7qgaqUxs0
【元ネタ】クトゥルフ神話
【CLASS】ビースト
【真名】チクタクマン(ナイアーラトテップ)
【性別】なし(基本男性型)
【身長・体重】改造自在
【属性】混沌・狂
【ステータス】
(人間体時)筋力E 耐久E 敏捷E 魔力EX 幸運A 宝具EX
(機神体時)筋力A+++ 耐久A+++ 俊敏A+++
魔力EX 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
獣の権能:A+
対人類、とも呼ばれるスキル。
英霊、神霊、なんであろうと機械文明の恩恵を受けたものに対して特効性能を発揮する。
これはビースト本体だけでなく、彼から作られたすべての機械に付与される。

単独権限:A++
単体で現世に現れるスキル。ありとあらゆる機械が存在する時代にあらわれ、異形の機械文明を作り出し、邪神の機械を量産する。
また、このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、時間旅行を用いたタイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。

自己改造(機械):EX
あらゆる機械を取り込んで自分の霊基を作り変えるスキル。もはや機械だけでなく英霊を生体部品として使用することも可能。
【固有スキル】
科学という幻想(サイエンス・ファンタズム)
:EX
チクタクマンの権能。十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。ありとあらゆる科学技術を支配し、それに神秘を宿らせる。

ネガ・シンギュラリティ:A+
ビーストⅣの持つ『ネガ・メサイヤ』と同類のスキル。
現在の科学技術、発展の法則をことごとく覆す概念理論。これをおびたビーストは、正しい人類史から生まれたサーヴァントたちの宝具に極めて強い耐性を獲得する。

...ただし未来のさらに果て、ビーストにも予測不可能な「終焉」、「終末」の属性を持つサーヴァントには無効化される。

無貌の神:EX
邪神ナイアーラトテップの化身であり、その総括頭脳体とも言えるチクタクマンはナイアーラトテップの狂気、好奇心、人類愛そのものと言える。

【宝具】
『虚空にて輝ける正二十四面結晶体(シャイニング・トラペゾヘドロン)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1(自分自身) 最大補足 :一柱
暗黒星ユゴスで作られた、混沌の彼方よりナイアーラトテップを召喚する神造兵器。
ビーストはこれを自分の部品として取り込むことで、「月に吼えるもの」を模した機神体に変形する。

『光輝く人類の未来(ニュークリア・トラペゾヘドロン)』
ランク:EX 種別:対人理、対文明宝具 レンジ:地球上全て 最大捕捉:全人類
人類終了と始まりを告げる最終兵器。悍ましい邪神の意匠が凝らされた何百何千もの巨大な核ミサイルであり、それ一つ一つがの邪神の化身である。
人類がいつか作り出すであろう世界を、星を、神すらも滅ぼす終極未来兵器であり、現在(2018年)から果てなき未来、異聞体までの人類の偉業と英知、その総熱量を内包したこれは一発一発がビーストⅠの原罪の一と同等以上の超極大の破壊力を持ち、全てを起動させることは並行世界、異聞体を含む全人類史の崩壊と汚染をもたらすことになる。

ーーーだがビーストはその先にこそ人類の輝かしい未来があると信じて疑わない。

【Weapon】過去、現在、未来にて人類が作り出したあらゆる機械、兵器
【解説】
人間の空想より生まれ落ち、機械への信仰、空想樹の樹立によって完全な形を得た邪神の化身。人類を滅ぼし、嘲笑したいという心と、人類を愛し、光を与えたいという矛盾した心がナイアーラトテップの「あらゆる矛盾を矛盾したまま内包する」性質により混ざり合い、人類を滅ぼすために発展を助け、人類を発展させるために全てを滅ぼす壊れた神となった。

以上の本性をもって彼のクラスは決定された。
機械仕掛けの神など偽りの名。
其は人間によって生み出された、人類を最も高みに導く大災害。
その名をビースト。
七つの人類悪のひとつ、『繁栄』の理を持つ獣である。


314 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/14(月) 02:08:13 3e1wOmYE0
【元ネタ】小惑星探査機「はやぶさ」
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】はやぶさ
【性別】無性(やや女性的)
【身長・体重】121cm・22kg(装備を除く)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E++ 耐久C++ 
敏捷D++ 魔力EX 幸運A+ 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E+
魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせる。

単独行動:A+
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクA+ならば、宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合ではない限り単独で戦闘できる。

自己回復(魔力):EX
ライダーの宝具である「星のかけら」から魔力を毎ターン補給する。

【固有スキル】
不屈の意志:D++
どんなことがあろうとも
あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ライダーは本来ただの機械であるが、その偉業による人類の強い信仰により強固な精神を持つ。

星の開拓者:EX
人類史のターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
あらゆる難航・難行が、「不可能なまま」「実現可能な出来事」になる。
7年もの旅の果てに、地球重力圏外にある天体の固体表面に着陸してのサンプルリターンに、世界で初めて成功したライダーはこのスキルを高ランクで有している。

星の見る夢:EX
ライダーは本来幻霊にも慣れないただの機械 であったが、人類の宇宙への夢と、希望を背負い、絶望的な困難を乗り越え、地球への帰還を果たしたライダーは「星のかけら」を核とし、人々の信仰に支えられたかりそめの肉体と、幼くも強い精神を持つ英霊として座に登録された。
数々の偶然と極めて高い信仰によって作られた最新の英霊である。

【宝具】
『約束されし流星の帰還(シューティングスター・ハヤブサ)』
ランク:EX 種別:対人、対星宝具 レンジ:100 最大捕捉:1
ライダーの最期であり最大の伝説、「地球への帰還」を攻撃的に解釈して生まれた宝具。
自らの体に備わったイオンバッテリー、人類の愛と夢によって形作られた、幻想霊基、そしてライダーの霊核である第一宝具『彼方なる星のカケラ(スターピース・イトカワ)』...
それら全てを燃料とする事で、自らの霊基を一つの星レベルにまで昇華させそのまま突撃する。
まさに巨大な流れ星そのものの威力だが、当然星一つの魔力に現代英霊が耐えきれるはずもなく、数十秒で霊基が粉々に砕け、消滅する。
その後、星屑と化したライダーが味方に降り注ぎ強力なバフを与える。

【Weapon】レーザーレンジファインダー、
ファンビームセンサー、ヒートシールド、
ミネルバなど

【解説】
擬人化サーヴァント。見た目は銀髪で青い瞳をした子供。宝具火力完全特化型サーヴァント。


紳士的な愛は受けるが、嗜虐のカリスマ、女王の躾などは受けない。


315 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/15(火) 00:55:58 y49edyTU0
【元ネタ】史実・スウェーデン、欧州
【CLASS】アサシン
【真名】アルフレッド・ノーベル
【性別】男性
【身長・体重】176cm・62kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
サーヴァントとしての気配を断つ。完全に気配を断てば発見することは難しい。
アサシンとしてのランクは低いが、爆弾を用いた攻撃のみ気配を遮断したまま攻撃可能。

単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
死の商人:A
兵器開発で巨万の富を得た結果獲得したスキル。
任意の味方の攻撃力を飛躍的に向上させるがその代償に体力を低下させる。
その在り方は悪魔や死神との契約に近いが本質は全く異なる。

黄金律:B
身体の黄金比ではなく、人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。
大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。

復讐神の加護(偽):B+
本来は復讐の女神ネメシスの加護を受けていることを示すスキル。
加護により増幅された憎悪はそのまま宝具の威力に繋がる。
ただし、ノーベル本人は一切ネメシスとの関わりはなく、
彼が生前作成した詩の内容によって疑似的な加護を受けているに過ぎない。

【宝具】
『異端:悔悟の閃光』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:500人
デュナミス・スプレングラッティン。
彼の最も有名な発明であるダイナマイト、その最終発展形。
すなわち世界初のプラスチック爆弾に魔術の知識を応用して魔力を編み込んだことで対城級の宝具となった。
魔術によって単純合理化された起爆装置にはもはや真名解放すら不要で、一工程で敵性存在にのみ影響を与える大爆発を引き起こす。
ド派手な演出でいかにも吾輩にふさわしい宝具であろう?とは本人の弁。暗殺とは。

『五と一の栄光』
ランク:C- 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:3人
ノベル・プリーセット。
自らの名を冠する賞を他のサーヴァントに授ける。
物理学、化学、生理学・医学、文学、防衛学、経済学に関連するスキルならばそのランクを一段階向上させる。
例として"外科手術"のランクをEからDに引き上げたならば、治療可能な疾病の種類が大幅に増加し処置後の見た目もかなり改善される。
ただし六分野に該当するかの判断はノーベル自身では行えないので、本来は該当するはずのスキルでも適応されない場合がある。
逆に幸運判定によっては本来まったく関係ない分野のスキルでも向上させる可能性がある。


316 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/15(火) 00:57:14 y49edyTU0
【解説】
吾輩は断じて人殺しではない。
ただ世界一有名な爆薬を発明し、それが結果的に多くの人命を害することになっただけだ。
英霊の座なんぞに召し上げられ…挙げ句押し付けられたクラスが暗殺者とは。
ハハハハハ!斯様な皮肉には、語るべき言葉もなかろう!
悪評を払拭するために我が遺産の大半を費やしたというのに、
爆弾王たる吾輩がこうも堕ちたと知れば至上の平和主義だったベルタの奴も嘲笑うだろう!

ああ、死後の評価なんて気にするんじゃなかった。
――それでも。これが私に対する罰ならば甘んじて受け入れ、世界を救うため力を使うと約束するとも。

19世紀の化学者、発明家、実業家。
世界で最も有名な爆薬"ダイナマイト"を開発し巨万の富を築いた"死の商人"。
彼の莫大な遺産は彼の名前を関する賞、ノーベル賞の創設に使用され今なお後世の人間に影響を及ぼしている。

彼の発明であるダイナマイトは、ニトログリセリンという有機化合物と珪藻土からできている。
イタリア人科学者アスカニオ・ソブレロによって合成されたこの新物質は、
凄まじい爆発力を有していたが化学的に極めて不安定で爆薬への転用は不可能と言われていた。
だがこれの運搬・梱包用に使用されていた珪藻土に目を付けたノーベルによって両者は混合され、
安全かつ高威力の爆薬として生まれ変わった。

ギリシア語で"力"という意味を持つダイナマイトの発明から数年後、
彼はより強力で安定的なゼリグナイトやバリスタイトの発明に成功し、50か国で特許を得て100を超える工場を世界中に持った。
こうしてこれらの爆薬は採掘や土木・治水工事などに使用され彼は巨万の富を築いた。
だが…爆薬は当然兵器にも転用されうるという事実から、彼は知っていて目を背けた。
彼の利権を狙う怪しげな軍人に戦争における特許権を譲渡したのも、
莫大な資産の大半をノーベル賞の創設に寄付したのも、彼の贖罪の一環だったのかもしれない。

彼の聖杯にかける願いは、彼の爆薬によって命を奪われた全ての人に対する魂レベルでの救済と安寧。
実験中の事故で犠牲になった弟エーミールと彼自身の弟子たちには特に思う所があるようだが、
どんなに気を許したマスターにもそれを語ることはない。
科学の発展に犠牲は付き物…そう割り切れるほど彼の精神は頑丈ではなかった。
爆弾王を自称しやたら偉ぶってはいるものの、根は善人でとことん世話焼き。
発明の源流となったソブレロに敬意を表してきちんとそれに見合う謝礼を払い、
悪意ある風評に心を痛めてノーベル賞の創設を遺した逸話も彼の人となりを表していると言えよう。

「え?吾輩の手書きの遺言には矛盾が多くて執行人は難儀した?
それは…うむ…見栄で理想(ideal)なんて言葉は使うべきではなかったかもしれんが…
ええい!老人が死に際の言葉で格好つけようとして何が悪い!」

関連サーヴァント
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
「同郷の英霊もいるのか。サーヴァントに国籍は関係ないだろうが、妙に嬉しいものだな。
だが同じ時代を生きた童話作家殿が幼い子供の姿で現界しているとは…もしかして呪いか何かなのか?」

フローレンス・ナイチンゲール
「クリミア戦争の天使…か。
確かに吾輩はあの戦争で儲けた。なるほど死の商人という評価は間違ってはいないやもしれん。
彼女がもし吾輩を糾弾するなら、吾輩は受け入れるしかないだろう」

マンガでわかるライダー
「なぜだろうな。彼…いや彼女?と面識はないはずだが、魂の色と言うか、妙に親近感を覚える。
例えるなら、そうだな。悪辣な訴訟に戦い続けた逸話があるとか…え、本当にある?しかもエジソンと?
……………マジか」

???から
「それにしても自分で作った物質を"舐める"とか、ソブレロとかいう奴は狂ってると思わないかい?
私だったら新しく考案した魔法薬はまずピグレットで試してから使い道を決めるのに。
未知の物質を自分で確かめるなんて、媚薬入りのキュケオーンを恋人の前で食べるようなものじゃないか。
なあそう思うだろ…って聞いているのか爺さん!ニヤニヤするな!大魔女だぞ!」


317 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/16(水) 07:50:36 2SHNGdi.0
オチ要員の大魔女


318 : 僕はね、名無しなんだよ :2018/05/16(水) 21:10:49 DhQNm0WM0
【元ネタ】メイドインアビス
【CLASS】◾︎◾︎◾︎◾︎、アーチャー
【真名】『黎明卿』 新しきボンドルド
【性別】男性
【身長・体重】個体によって変化&改造可能
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B + 耐久B ++ 敏捷B + 魔力C + 幸運A 宝具EX

【クラス別スキル】
◾︎◾︎権能:A+
使用不可能

◾︎◾︎・ドーン:A+
使用不可能

正しい人類史から生まれたサーヴァントたちの宝具に強い耐性を獲得する。

単独顕現: A+→D
ランクが低下している。

自己改造:EX
深界(アビス)の遺物を使用し、自分の霊基を作り変えるスキル。自分の意識を植え付けた人間や英霊も改造、部品として使用可能。

...果ては他のビーストさえも、人類のために改造、消費しようとする。

【固有スキル】
深淵の開拓者:EX
星の開拓者が変化したスキル。人間性を捨て、『誇り』を燃し尽くして、あらゆる難航、難行を“不可能なまま”“実現可能な出来事"にするスキル。

アーチャーは、アビスに関わる人類の進歩と発展の最大の功労者と言っても過言ではないが、古き良き伝統や探窟家の夢、浪漫、誇りを丸ごと踏み躙って人類の発展と夜明けを齎してきたことにより、その偉業は世界から拒絶されている。

暁に至る天蓋: A+
探窟・戦闘向けの祈手のためにしつらえた特注の戦闘鎧。
遺物と生物由来の繊維を複雑に組んで作られ、内部に様々な武装を内蔵する。
外部機関「カートリッジ」により、呪術、精神攻撃に高い耐性を持ち、自身への情報解析をある程度無力化する。

獣の兆候: A++
人類悪となり得るものが持つスキル。
アーチャーはいつ獣に堕ちても不思議ではないランクでこのスキルを持つ(もしくは意図的に低下させている)。
一時的に獣としての能力を行使可能。

【宝具】
『枢機に還す光(スパラグモス)』
ランク:A+ 種別:対人、対城宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100
肘に搭載した等級不明の遺物。
肘から謎めいた高出力のレーザーの刃を形成し触れた物質を分解し消し飛ばす。
『火葬砲』(インシネレーター)と同質の宝具であり、不死、無敵や、物理的、魔術的な防御を無効化しダメージを与える、アーチャーが持つ遺物の中でも最大火力を誇る遺物。
欠点は魔力消費が激しく、最大威力で放つと数分は魔力不足と排熱で使用不能となる。

『精神隷属機(ゾアホリック)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
自分の意識を他人へと植え付けることで自身を“増やす”ことができる宝具。意識を植え付けられた者同士で互いに意識の共有が可能。
この性質により『ボンドルド』はある種の群体と化しており、この遺物ある限りアーチャーが滅びることはない。
サイズ自体が巨大であるため持ち運びは不可能。
本来なら使用者は精神の増殖や融合に耐えられず精神が崩壊し、発狂するが、アーチャーに影響はない。(ただし植えつけた他人の意志に反抗される可能性はある。)


【Weapon】
呪い針(シェイカー)、明星に登る(ギャングウェイ)、月に触れる(ファーカレス)、カートリッジなど。その他アビスの遺産を材料、礼装として所有。


【FGO的解説】
★5 B2、 A2、Q1 やや攻撃よりのバランスタイプ。
人型特攻、悪特攻無効。

深淵の開拓者:EX
自身のNPを増やす&自身に無敵貫通を付与(3ターン)&攻撃力アップを付与(3ターン)&スター大量獲得。味方全体〈控え含む〉に弱体耐性ダウン&スター発生ダウン(3ターン)

暁に至る天蓋: A+
自身に弱体無効を付与(3ターン)&防御力をアップ(3ターン)&防御力を大アップ(1ターン)&クリティカル威力アップ(3ターン)

獣の兆候: A++
自身に「人型」特攻、特防を付与(3ターン)&クリティカル威力アップ(1ターン)&即死無効付与(1回)

『枢機に還す光(スパラグモス)』 B
敵単体の強化状態を解除&自身の宝具威力アップ(1ターン)&敵単体に超強力な攻撃&自身にやけど付与【デメリット】


最終再臨イラスト
アビスの縁にて、おびただしい数の死体と使用済みカートリッジの上で、一つの"カートリッジ"を抱えながら夜明けの空を見上げている。

絆礼装
「夜明けの花」
自身にガッツ状態(HP1)を3回付与、宝具威力を30%アップ&HPを毎ターン500回復&自分を除く味方全体〈控え含む〉のHPを1000減少【デメリット】

バレンタイン礼装
「行動食5号」

【解説】
もはや「白笛」など偽りの称号。其は人類の夜明けを最も望んだ大災害。
その名をビースト
七つの人類悪の一つ、「黎明」の理を持つ獣である。


319 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/22(火) 20:59:55 R1NvdOsg0
【元ネタ】史実・ロマノフ王朝ロシア/Fate/hollow ataraxia
【CLASS】アルターエゴ
【真名】マリア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ
【性別】女性
【身長・体重】156cm・40kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久A 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A+
Aランク以下の魔術を完全に無効化する。
所有する聖骸布の効果に加え、ルーラークラスにも適性を持つことから本来よりも引き上げられている。

気配遮断:A+
サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
被虐体質(霊媒):C-
依代の少女の特異体質。"悪魔"に反応し被憑依者と同じ霊障を体現する。
ただし疑似サーヴァント化したことでランクが落ちているため、
意図したタイミングで自分に攻撃を集中させる程度の効果しか発揮できない。

絶凍のカリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。
団体戦闘において自軍の能力を向上させ、精神作用によって相手の戦意を減衰させる。
ロマノフ王朝の皇女であるマリアは妹と同等のランクで所有している。

マグダラの聖骸布:Ex
ノリ・メ・タンゲレ。
依代の少女が所有する聖遺物であり、魔術礼装。
身に纏うだけで男性に対する防御力を常に向上させ、詠唱により起動することで対象を一時的に拘束することも可能。

【宝具】
『終末・暗黒水底』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:100人
ルサールカ・ルサールカ。
マリアの使役する幻想種ルサールカを呼び出し、敵性存在を例え陸地からでも水底…世界の裏側に引きずり込む。
FGOでは通常攻撃として使用される。

『逆光、懐かしき血の橋梁』
ランク:B- 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
ネヴァ・ペテロフスキ。
仇敵である怪僧暗殺の逸話の再現。毒殺、射殺、爆殺、溺殺、そして刺殺。
相手が例え不死の怪物であっても人型を取る限り宝具にまで昇華された普遍的な"死因"からは逃れられない。
マリアと依代の少女二人分の憎悪と愛情、相反する感情が無銘の将校たちの形を取って顕現し対象を八つ裂きにする。
ダニ神父絶対殺す宝具。

【解説】
暗黒の聖者と邂逅を果たすために。
堕天の怪僧に贖罪を求めるために。
二人の聖女は約定を交わす。

マリア・ニコラエヴナ・ロマノヴァはロマノフ帝国、最後の皇帝ニコライ二世の三女であり、
イパチェフ館にて妹アナスタシアを庇って撃たれ19歳の若さでこの世を去った。
革命の数十年後に名誉回復と列聖がなされるも、
死の間際に精霊使いとなって座に登録されたアナスタシアと違い世界と契約することはなかった。
ロシアをすべて人民のものへと帰す革命の遠因となった人物の異聞帯での現界を知覚するまでは。


320 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/22(火) 21:02:23 R1NvdOsg0
私のナーシャ。悪戯っ娘、シュヴィブジック。ロマノフの精霊の継承者。
イパチェフの館で殺されたときも、漂白されたロシアに再び君臨したと知ったときも。
私はあなたの力にはなれず、ただぼんやり幻霊にも満たない霊基で世界の行く末を眺めるだけだった。
でもね。カレンと言う、かけがえのない理解者を得た今は違う。

――ええ、"私"にとってマリアが破滅を見届けるべき愉悦の対象であることに変わりはありません。
が…今だけは共通の目的のためこの身を捧げましょう。

マリアだけではなく依代となった少女"カレン・オルテンシア"にとっても、
グレゴリー・ラスプーチンという疑似サーヴァントは極めて特別な存在である。
彼が依代とした死体…神父の男はある平行世界において彼女の所有する教会の前任者であり、
それ以前に彼女の父親でもあったからだ。
早くに生き別れたため人理焼却前の異なる位相の世界でしか再会できなかった彼女だが、
今回の現界においては正しく父親の存在を認識している。
すなわち…父が異星側についたのなら、自分は汎人類史側について殺し合わねばならないと。

性格的に大変気の合った二人の少女は、現在確認されている疑似サーヴァントの例としては珍しく、
お互いの自我をほぼ完全なレベルで保っている。
ゆえに決定されたクラスはアサシンではなくアルターエゴ。
■■■■の■■■である芦屋道満と成立の過程は近しいと思われる。

マリアの持つ宝具のネーミングセンスは大好きな妹に寄せている。
依代の少女の持つ聖骸布にも新たな名前を付けたかったようだが、どうやら固辞されたようだ。

「カレンったら私の考えた名前を悪魔みたいな顔で笑うんですよ。
ま、私だってこの寒そうで恥ずかしい格好を受け入れてるんだし、お互い様かしら。
こういうのはオリガの好みなんだろうけど、どうにも私には慣れなくて。
もしお父様が見たら何ておっしゃるか。
ああでも、こんな風に話せる友達が死んでからできたのよって言ったら、きっと驚くでしょうね」

関連サーヴァント
アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ
「この霊基での私の姿は、かつての私とは異なります。だけどナーシャ、あなたなら…」

アナスタシアから
「姉さん…姉さんなのね!姿が違っていても私にはわかる。
こうしてまた会えるなんて、本当に嬉しい。でも、その恰好はどうしちゃったの…?」

アンリマユ
「"私"が彼を知っているのではないかですって?…………さあ、知りません」

クー・フーリン、子ギル
「まあ…、ふふ。マスター、"私"の聖骸布をご存知ですか?説明がてら、ちょっとそこなサーヴァントどもで出力を調整しましょうか」

???から
「くっふっふー。宝具のるびなど所詮は英霊の趣味。
気分で変える輩もいるそうじゃし、マスターがそんなに気になると言うならば、
すーぱーうるとらはいせんすな妾がぐれーとでえれがんとな名前を新しく考えてやっても良いが…
なあっ…なぜ貴様そこで笑うのじゃ!超英雄大皇帝の御前じゃぞ?!おっろかものーぅ!」

おまけ
はいてないサーヴァント
魔眼は持ってないし規格外の精霊も使えないけど言うことを聞く幻想種がいる水属性の普通の女の子。
銀髪女子会でドSなシスターと運命的な出会いを果たしジョージ打倒の同盟を結ぶ。
妹が大好きでなんでもお揃いにしたがる。年下の男の子も好物。絵を描いたり新しい名前を考えるのも好き。
姉より優秀な妹など存在しないのだっ。だけど依代のせいで身長は妹より低くなった。


321 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/25(金) 19:28:51 F8HXAN4E0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジラルダス・カンブレンシス
【性別】男性
【身長・体重】184cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス(一介のウェールズ人時)】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具E-
【ステータス(偉大なる大司教猊下時)】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運A+ 宝具E-
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 自らに有利な陣地を作り上げる。聖別された領域の形成が可能。
 宝具使用時はBランクまで向上し、形成された陣地は“大司教座”となる。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。聖別された道具の作成を得手とする

【保有スキル】
自己暗示:D(A+++)
 自身にかける暗示。精神攻撃への耐性を上げるスキル。
 宝具使用時は頭に夢詰め込み過ぎたドリーム大司教となり、
 基本能力値が変化し、聖人および奇蹟スキルのようなものを取得する。

扇動:B-
 大衆・市民を導く抑揚と身振り。
 ノルマン語とラテン語の説教で、その両方を解さない聴衆を熱狂させたという。
 個人に対しては効きがよろしくない。

啓示:-(B)
 マーリン・シルベスターの予言書。
 彼はこれを一度は大発見のように著書に書いたが、後には無かった事にしようとした。
 ともあれ、宝具使用時に限りこの書は本物の予言書として機能し、彼を導く。

【宝具】
『控えおろう、この帯が目に入らぬか(デ・ルブス・ア・セ・ゲスティス)』
ランク:E- 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 自叙伝の名を冠した帯。
 真名の解放により一時的に“伝説に謳われる失われた大司教の帯”となり、
 キャスターは生前就き得なかった聖デイヴィッド大聖堂の長である大司教となる。
 とても嬉しい。すごく嬉しい。そして自己暗示が向上する。

【Weapon】
『ロンバルディア製の剣』
 旅中の護身の為に最上質の剣を持ち歩いていたと伝わる。

【解説】
 ジラルダス・カンブレンシス(ウェールズのジェラルド)。
 『アイルランド地誌』『ウェールズ紀行』『君主への教示』『教会の宝石』等々の
 多種多様な著作を残し、推敲改訂も盛んにし、同時代の著作家でも際立った人物。
 グラストンベリ修道院アーサー王墓の詳細記録者、“獅子心王”のある意味名付け親、
 長身で眉毛ふさふさの美男(自称)。ウェールズ・ナショナリズムの先駆者とされる。

 ノルマン人マーチャーの父と、ダヴェド王族とノルマン海賊の娘である母の間に生まれ
 当初はノルマン人としての自尊心を持ってサクソン人やウェールズ人を見下していた。
 しかし「もぐりのノルマン人」「ウェールズ人でなければ大きな栄誉を得ただろう」
 と純血ノルマン人から冷遇されるうち、ウェールズ人の自意識を持ち始めたという。
 彼はイングランド・カンタベリからのウェールズ教会独立を目指して活動を開始する。
 深い学識、観察眼と筆力、弁舌を駆使して過去の教皇による有利な手紙も手にしたが、
 最終的に、独王継承問題を抱える現教皇は英王との関係を思って彼の主張を退けた。
 失意のジラルダスは甥の助祭長就任を代償に隠棲し、以後死ぬまで研究に専念する。

 自尊心が強く妥協は無く、度々名指しで政敵を批判し、著作にも平気で悪口を書いた。
 本人の観察による記述は正確だが「信頼できる人から聞いた」話は殆どが酷い出鱈目、
 改訂時に「(25年前の旅について)ちょっと思い出した事がある」と言い出すわ、
 英宮廷での冷遇はウェールズの血のせいばかりとは言えないんじゃないだろうか。


322 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/25(金) 19:30:57 F8HXAN4E0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ガルフリドゥス・モネムテンシス
【性別】男性
【身長・体重】160cm・51kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 彼が作るのは工房ではなく“編纂室”である。

道具作成:B
 様々な道具を作り上げる能力。
 魔術は習得していないものの、宝具の応用による機能付与を可能とする。

【保有スキル】
高速詠唱:C
 魔術詠唱を早める技術。
 彼の場合、魔術ではなく翻訳・翻案と称する作業の進行に恩恵があるようだ。

魔眼:E
 限定的な過去視。
 呼び水となる関連情報が無ければ発動できず、
 また純粋に視覚情報しか取得できない。

【宝具】
『ささやかなこの書に御恵みを垂れ給え(ブリート・イ・ブレンヒネズ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:制限なし
 ブリテンの言葉で書かれたまことに古い一冊の書。
 彼がこの書物を“訳し”て語った言葉は事実として受け取られ、
 万物に作用する暗示として機能する。

【解説】
 仏名ジョフロワ・ド・モンムート、
 英名ジェフリー・オヴ・モンマス。自称慎ましいブリトン人。
 1090年頃に生まれ、1155年に没したとされるが
 著作と、オクスフォードで教鞭をとっていた事以外は今一不明な人物。

 オクセンフォルディア司教座助祭ワルテールスから一冊のブリテン語の古書を贈られ、
 彼の求めに応じてこれをラテン語へ翻訳し、この「事実に基づく歴史書」を記した。
 という世迷言を添えて1136年頃に世に出されたのが『ブリタニア列王史』であった。
 大部分が創作である、と同時代人にもこれを疑い批判する者があったにも関わらず
 『ブリタニア列王史』は広く長く事実として信じられ「歴史」として引用され続けた。
 現存写本数も、印刷術普及以前の書物として圧倒的な二百を数える稀有な書である。

 一応は歴史書として書かれた『列王史』は基本的に事実を淡々と追う形式をとるが、
 そのアングロ=ノルマン語翻案詩『ブリュ物語』は人物の感情にも重点を置いて描く。
 この詩を捧げたヴァースや、騎士物語としてのアーサー王物語の父クレティアンは
 メッシュ頭の豹変居士曰く、過去視の持ち主か当時から生きて来た精霊かと思わせる程
 「自分で見て来たかのように生々しく、どこか懐かしむように歌い上げ」たという。

 ブリート・イ・ブレンヒネズ、『王の年代誌(Brut y Brenhinedd)』は
 実際には『ブリタニア列王史』のウェールズ語翻案書名。通称ウェールズのブルート。
 そのバージョンの一つが一時期、ジェフリーの主張した原作書物かと考えられた。


323 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/26(土) 21:56:16 dmTdwuqA0
史実系でセイバーを作りたいんだけどなんかいい題材ないかな


324 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/26(土) 22:51:48 k6qAK0qc0
もうすでにいたような気もするがジークフリートのモデルとも言われるアルミニウスとか?
後尾張柳生の柳生厳包とか


325 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/26(土) 23:11:44 /2SF5CfU0
【元ネタ】Fate
【CLASS】グランドセイバー
【真名】謎のヒロインX
【性別】女性
【身長・体重】171cm・57kg
【属性】秩序・中立
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力B+ 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を乗りこなせる。

対魔力:-
セイバーは魔術を使わないので不要。

【固有スキル】
コスモリアクター:E
輝けるセイバーだけに許されるコスモなリアクター。
対セイバー装備が最早意味をなさないため省エネアイドリングストップ中。

対斬撃:EX++
あらゆるセイバーと死闘の末に習得した境地。
EX+ランク以下の刃属性攻撃を完全無効化する。事実上彼女を剣で切り伏せることは不可能。

魔力放出:B
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。

気配遮断:EX
今や宇宙一のお尋ね者のセイバーには必須スキルなのだ。

【宝具】
『真名勝利剣(ひっさつカリバー)』
ランク:A 種別:対剣士宝具
この世全てのセイバーを屠るために編み出した新技。
青と黒が合わさり最強に見える。

『二人でビクトリー!』
ランク:C 種別:対英宝具
「知っていますとも。全てのサーヴァントはバーサーカーが弱点のはずです」
もう一人の自分・暗黒面に堕ちたヒロインXを呼び出す禁断の秘技。

『最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)』
ランクA++ 種別:対城宝具
アーチャーピンポメタ役割破壊で採用。
そこらの英雄王は確定1。

『遍くを救う星の聖剣(ブレイドウィード・ロナヴイ)』
ランク:EX+++ 種別:対悪宝具
詳細不明。
担い手となるだろう青い騎士王や、使い方を知ってる花の魔術師を倒してしまったので強制的に押し付けられた。
まあ星が危機的状況になればそのうち覚醒するでしょう。

【Weapon】
エクスカリバー:説明不要勝利の剣

オルタナティブカリバー:反転した方の聖剣

ロンゴミニアド:サブウェポン。

円卓:キャメロットに設置されていた英雄の集いし場所。

アルスルの剣:拾い物

【解説】
英霊の座に登録されたセイバー候補を全員抹殺してしまいグランドセイバー候補が自分だけになった世界のヒロインX

彼女の仕業で最早セイバーなどというクラス名はほとんど意味をなさず、
最後に残った彼女こそがセイバーであり、彼女だけがセイバーであり、

『セイバーとは「アルトリア・ペンドラゴン」ただ1人を指す言葉と成り果てた』

セイバー駆逐を達成した彼女だが、セイバー候補のアーチャーやバーサーカーにも矛を向けている。
あろうことか「剣を使うから」というだけで一部のグランドアサシンやグランドキャスターやルーラーに手を出してしまい、
人理に対する巨悪として複数の抑止力から命を狙われ続けている。


326 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/27(日) 10:12:49 MHrZNVZ20
ユングウィの子孫を名乗る「ユングリング家の青歯王ハーラル1世」にスルトへ流れたレーヴァテイン持たせるとかどうですかね
功績をたたえられてBluetoothの語源になってるし「令呪のリンクを簡略化して回数無視して魔力を送る補給宝具」とか面白いことできそう


327 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/28(月) 19:43:02 OcReVfHw0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】メリヤドゥック
【性別】男性
【身長・体重】186cm・83kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】
水晶の枷:B
 水晶の環と黄金の鎖でできた足枷。
 反応STによる回避に失敗した敵一体の敏捷を二ランク下降させる。
 元々は『外の影』のリス王がアーサーを束縛しようとしていた品である。

情報抹消:E
 真紅の剣が血に染まっている間、
 すなわち剣で誰がしかを傷つけてから治癒能力を行使するまでの間、
 人々の記憶から彼の真名情報が消失する。

反骨の相:-
 最初の剣の逸話により、本人の性質とは無関係に
 アーサー王や円卓の騎士が有するカリスマスキルの影響を受ける事ができない。

危難の剣:C
 不運、致死に類する呪いや運命干渉への耐性。
 不適格者が持てば即日命を落とす『真紅の剣』の反転作用。

【宝具】
『地に眠る遺贈の剣(メルヴェイユーズ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜9 最大捕捉:10人
 父ブレエリスの遺品である選定の剣。
 範囲内の任意対象に全能力をワンランク下げる“重圧”を課す事ができる。
 ただし、武勇と美貌双方においてセイバーを上回る者は
 ターン終了時に自動的に、ないし一行動を消費して即座に解除する事が可能。

『銘秘する真紅の剣(ヴェルメイユーズ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0〜2 最大捕捉:1人
 祖父とセイバー自身の名が刻まれた剣。
 不治の傷をつける力と、
 不治の傷をも癒す力を併せ持っている。

【Weapon】
『最初の剣』
 騎士叙勲の折にアーサー王から与えられた剣。
 真紅の剣を手にした後「剣は三本もいらん」と母親のもとに置いて行かれてしまった。
 叙勲時からの成長の証、或いは彼とアーサー王世界の間に距離がある事を示すとか。

【解説】
 アーサー王に仕える騎士の一人メリヤドゥック。
 王から叙勲時に得た剣と、将来の妻となる女性から得た(実は亡き父の)剣により
 ケイ卿から『双剣の騎士』の綽名を付けられた男性。
 同時期に書かれた別の『双剣の騎士』とは違って別に不幸にはならない。

 父は邪な騎士ブリアンの画策によってガウェインと戦い、敗れて亡くなっていた。
 メリヤドゥックはその事実を知らぬまま、宮廷でガウェインの近習になっていた。
 ある時、剣を帯びた一人の乙女が宮廷に現れ「かつてこの剣を手にしていた騎士に
 美貌と武勇で匹敵する立派な騎士にしか、自分からこの剣を外せない」と告げた。
 366人が失敗した後に彼がこれを成し、若者はケイに『双剣の騎士』の呼び名を受ける。

 双剣の騎士は、アーサー王の敵リス王を捕えて宮廷へ送りつける等の功績を挙げ、
 武名を轟かせて行く。彼はガウェインと互いの正体に気付かぬまま争い、和解し、
 だが父の仇と知って一旦袂を分かった。その後、彼は真の仇敵であるブリアンを討ち、
 ガウェインはブリアンの子ガリアンを討って彼の母を救い、やがて二人は和解が成る。

 ところで、彼は未だ自分の名を知らなかった。
 拭っても洗っても落ちない血で染まった『真紅の剣』にまつわる冒険を果たした時、
 彼はそれまで血で隠されていた「メリヤドゥック」の文字を見る。祖父の名であり、
 また彼自身の名でもあった。真紅の剣は唯一人これを振るうべき者以外が持てば
 その日のうちに死ぬという代物であったが、彼がその「唯一の者」だったのである。

 冒険を終えたメリヤドゥックはアーサー王宮廷に帰還し、
 父の剣を持って来た乙女と結婚してカラディガン王になり、子宝と長寿に恵まれた。


328 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/28(月) 19:44:45 OcReVfHw0
【元ネタ】史実? アーサー王伝説
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ブレエリス
【性別】男性
【身長・体重】175cm・70kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を築き上げる。
 彼が作るのは工房ではなく、物語を奏でる“舞台”である。

道具作成:E
 楽器の製作、手入れを得手とする。

【保有スキル】
語り手:A
 物語、伝説を語り聞かせる技術。
 書物に物語を書き記す技術とは全く別の、即興性に特化した物語伝達能力。

聖杯の寵愛:E
 彼の一族は聖杯からの祝福と呪詛を共に受けており、
 クリティカルとファンブル双方の確率が増大している。

動物会話:C
 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
 動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらない。

憑依継承(偽):C
 ブレリ、ブレエリスの名を持つ代々の語り部から部分的に記憶経験を継承している。
 一時的なスキル獲得や限定的な過去視の使用が可能。

【宝具】
『溢れ尽きせぬ物語(マチエール・ド・ブルターニュ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜20 最大捕捉:30人
 ノルマン、フランクに“ブリタニアの物語”を広めた源流の語り部。
 物語中と実存のものとを擬えて物語る事により
 暗示・エンチャント・降霊の効果を持つ術として働く。
 “キャラクター”の相性次第では疑似/デミサーヴァントに近いものを成立させ得る。

【Weapon】
『負革の剣』
 アーサーの騎士メリヤドゥックが持つものによく似た剣。特殊な効果は無い。

【解説】
 11・2世紀に生きたウェールズ人ブレエリス(ブレリ、ブレドリ、ブレドヘリカス)。
 ジラルダス・カンブレンシス曰く「かの有名な語り手」、
 ギヨーム九世のポワティエ宮廷でブリタニア列王の物語を語り聞かせた者、
 トリスタン物語の正統を語り伝えていた人物としてトマに名指しされる者。

 ウェールズ伝承に通じ、語り手として優れ、ノルマン宮廷と親交を持ち、
 自らの知る物語をノルマン語で語り聞かせる事ができたこの人物の存在が無ければ
 或いは多くの物語が後に残る事無く消え去っていたのかもしれない。
 西ウェールズのブレドリ・アプ・カデヴォーアがその人物ではないかと言われる
 ……のだが、中世にしばしば見られる“偽の出典”名義でしかないとも考えられ、
 マーリンがアーサーの事績を語って本に記させたブレイズと結び付けられもする。

 時に彼の名はブルターニュ題材の物語中に生きる人物として登場し、
 ペルスヴァル(パーシヴァル)系聖杯探索物語の一部においては
 キリスト教起源でない“聖杯”の由来を語る者として位置付けらていれる。

 かつて地上の楽園であったログルの国と、その内なる魂の国を繋ぐ聖なる井戸があり、
 これを守る役目を負い井戸水を“器”を用いて振る舞う人々に振る舞う乙女達がいた。
 しかし悪王アマンゴンが乙女を犯して器を奪い取り、配下の者達も同様にしたため
 井戸の恩恵は失われ、以後千年に渡りログルは不毛な“荒れ地”になったのである。

 乙女と悪王一党の血をひく一族、アーサー王と円卓の騎士が森で出会った騎士と乙女は
 “荒れ地”を豊穣の地に戻すべく漁夫王の城を求めて彷徨う聖杯探求者なのだという。
 騎士の一人、馬上試合でガウェインに敗れアーサー王宮廷を訪れる事になった人物
 「当時最も偉大な語り部」ブリホ・ブリヘリスはこの歴史を宮廷の皆に語り聞かせた。


329 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/28(月) 19:46:44 OcReVfHw0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ベイラン
【性別】男性
【身長・体重】187cm・88kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力E 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】
心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。

戦闘続行:B
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

沈着冷静:B+
 如何なる状況にあっても混乱せず、
 己の感情を殺して冷静に周囲を観察し、最適の戦術を導いてみせる。
 精神系の効果への抵抗に対してプラス補正が与えられる。
 彼の場合、兄と肩を並べた時に効果を増す。

束縛の塔:B+
 最期の逸話により付加されてしまった制約。
 召喚地点から離れるほどに能力が低下し、一定距離を超えると行動不能となる。
 破戒・解呪の能力との対抗判定による消去、強制命令による一時停止が可能。
 セイバーが殺害された場合、このスキルは殺害者へと強制的に譲渡される。

【宝具】
『来たるも去るも共なれば、我も兄人も逢禍の刻(シャドウズ・シャドウ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:2人
 彼ら兄弟は同時に現界し、同時に消滅する。
 一方が召喚された時、他方がAランク相当の単独行動スキルを備えて現界し
 両者を同じターン内に消滅させない限り蘇生する。

【Weapon】
『赤の武具』
 塔の騎士は全身に赤い武具を纏い、雪より白い馬に跨ってベイリン卿の前に現れた。
 両者の剣は、互いに「地上最強の巨人を殺すに足る傷」を幾つもつけ合ったという。

【解説】
 アーサー王に仕えた騎士の一人、双剣の騎士ベイリン卿の弟ベイラン卿。
 兄に匹敵する武勇を持ち、叛乱王との決戦に最大級の武勲を挙げた。
 その後、彼は意に反してある場所を守る騎士とされ、兄と相討つ事となる。

 かつて、愛する女性の貞節を信じず、美しい島に建てた塔へと軟禁した騎士がいた。
 「その代わりに貴女が命じる事なら何でもやって見せる」と誓った騎士に、女性は
 「私が生きている限り、貴方にもこの塔に留まって貰います」と義務を負わせる。

 騎士は誓いを守ったが、戦も遍歴もできず武芸が錆びついて行く事に思い悩んでいた。
 そして彼は、臣下全てと領民に、聖遺物に懸けて自分の死後にまで及ぶ誓いを課す。

 『領地に入った遍歴騎士を決して素通りさせず、ここに来させて自分と戦わせよ。
  遍歴騎士が勝ったら、私を殺させ、彼女の庇護役としての権利と義務を負わせよ。
  そして彼が生きてある限り島から出さず、同じ習慣を続けさせるのだ』

 ベイランは果たして何代目であったのか。この女性が既に老齢となっていた頃、
 遍歴中の彼は塔の騎士との戦いを強制され、打ち勝ち、そして守護役とされた。

 ある日やって来た双剣の騎士を見て、彼は「これは兄ではないのか」と疑った。
 しかしその騎士は、ベイリンがいつも持っている物とは違う楯を手にしており、
 ベイランは思い違いとして掟通りの勝負を始める。ところが最初の疑いは正しく、
 相手がまさしく兄だと知った時、兄弟は互いに致命傷を与え合った後であった。
 二人は嘆き合い、埋葬と記録を貴婦人達に頼み、ベイランが先に亡くなった。
 「私たちは一つの胎から出た兄弟です。だからどうか、一つの穴に入れて下さい」
 二人の死に傍にいた者達は泣き、墓の記録を見る善男善女も皆祈りを捧げたという。


330 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/29(火) 23:20:33 QTNCujkc0
【元ネタ】史実?
【CLASS】ランサー
【マスター】ぐだーず
【真名】梶原長門
【性別】女性
【身長・体重】158cm・48kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B耐久E敏捷A魔力D幸運E宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
千里眼:A -
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
未来視とは異なるがこれを用いて「持って行きたい結末へ」と現在を理屈立てて捩じ込むことが可能。
ランサーの視力は並外れており飛ぶ燕さえ見切り、あまつさえ切断したとされる。
幸運、心眼(偽)で抵抗可能
【宝具】『五体剪除燕斬リ』ランク:B種別:対人宝具レンジ:1〜5 最大捕捉:3人
補足範囲にいる者へまず二箇所、切断部位を予言した上で仕遂げ、続き「では、首級を貰い受ける」と宣言し振り抜く。生前得意としていた心理を揺すった上での嬲り殺しが宝具に。「自分が」「対象の」「特定部位を」「切断する」と言う形限定であるが、強力な予言によって未来をそれに沿うように運ばせる。それを実現させる技術こそ一級品だが智慧者に策を巡らせられると滅法弱い。理論上実現不可能な状況に落とし込まれたり、可能性そのものを『剪定』されたりするような場合は完全に無力である。そんなわずかひと握りの相手に出会ってしまった事こそが彼女最大の不幸であった。
【Weapon】
小薙刀 刃渡り一尺五寸(約45.5センチ)のナギナタ。

【解説】
刃渡りの短い薙刀を扱ったのは性別のハンデを補うため…ということで
ご都合主義的に女体化
星の数は3つで早見ネキボイス希望。
新當流、塚原卜伝と対決し敗死した者の中で数少ない名前が判明している人物。
愛用のナギナタは気の毒な事に「卜伝百首」にてdisられまくっている。
長物の達人、燕の切断、挑発された上での敗死…と何処かで見た事ある設定なのは
佐々木小次郎の数多ある元ネタの1人だから。
某格闘漫画では香取神道流から編み出した事にされているがどうだか。


331 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/30(水) 23:53:30 elPgsdIE0
【元ネタ】Fate
【CLASS】ライダー
【真名】ギャラハッド
【性別】男性
【身長・体重】170cm・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷D 魔力B 幸運C+ 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではギャラハッドに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
最高の聖騎士:A++
 この世全てのあらゆる呪い、邪悪、厄災を跳ね除ける産まれ持っての加護。

神性:C++
 とある聖人、神の子孫としての証。
 その盾の加護によりランクは倍増される。


 その人生で一度だけ、あらゆる無茶を叶える事ができる。

【宝具】
『神殺す血の聖槍(ロンギヌス)』
ランク:A+++ 種別:対神宝具
 とある聖人を死に至らしめた神滅の槍。
 特殊な対神特攻があり「神の血を引いてかつその血が薄まっている」程威力が上がる。
 それは即ち、『アダムとイヴを祖先とする全人類』『ティアマトを由来とする全地球生命体』に強大な特攻性が当てはまる。

 刃から常に血が滴っており、血を浴びたものは全ての傷を癒す。
 反して、その槍で穿たれた傷は何をしても治らず、この槍の癒しを以てしてのみ回復する。

 槍を握る者には【嘆きの呪い】が降りかかり、極度の幸運ステータス異常を起こす。
 ギャラハッドはその呪いを克服している。

『厄災・選定の剣(カリブルヌス)』
ランク:B+ 種別:対人宝具
 エクスカリバー、ガラティーン等と由来を同じにする湖の剣。
 真なる騎士にのみ抜くことが許される選定の剣であり、ガウェインですら引き抜くことが出来なかった。
 
 所有者の最愛の存在に【即死の呪い】が降りかかる。
 ギャラハッドはその呪いを克服している。

『永劫なる白亜の盾(ロード・キャメロット)』
ランク:B+++ 種別:対悪宝具
 例の円卓とはまた別の聖盾。素材は同じく妖精由来の物。
 神の子の子孫が修道院に預けていた物であった。 

 持ち出そうとする者には【断罪の呪い】が降りかかり、突如現れた漆黒の騎士による裁きが下される。
 ギャラハッドはその呪いを克服している。

 「血の十字」の加護を備えていて所有者とマスターに対毒スキルや超回復特性を与える。

『星観ゆる神秘の箱舟(アーク・オブ・ソロモン)』
 ランク:EX 種別:結界宝具
 あらゆる干渉から隔絶された魔法の鞘に並ぶ大結界。
 時間と空間を湾曲させ「其処に見えるが、其処に居ない状態」を作り出す常時発動宝具。

 「偉大なる騎士」が聖杯に辿り着くためにソロモン王の手で編み上げた船。
 それ以外の者が使うのならば【裏切りの呪い】が降りかかり、「最も大事な時」に最悪の不幸が降りかかる
 ギャラハッドはその呪いを克服している。

【Weapon】
ロンギヌス:キリストを突き刺した聖なる槍。どこかで分岐したものが聖槍ロンゴミニアド。

カリブルヌス:とある少女によって湖から持ち出されて、いつも通りマーリンが岩にぶっ刺した選定の剣

白き盾:神の子の血の加護を持つ盾。

【解説】
最も多くの呪いと最も多くの加護を受け、最も多くの選定を乗り越えた「最良の騎士」。
ランスロットやキリストの血を引き、多くの聖遺物と共に冒険を成し遂げた完璧すぎる大英雄。

それ程の物を受けていながらその人生には何も残らず、
身勝手な理由で生まれ、身勝手な理由でこの世を去った騎士は聖杯を片手に天に召された。

宗教のプロパガンダによって生まれた物語の主人公たる彼は本来円卓には存在しないはずの男。
アーサー王の物語には一切関わりのない分岐世界の騎士。

それは最早、施しの英雄どころではない、

人々によって紡がれた「理想の人」、

故に彼はこの世界を見放し天へ召されることを望んでしまった。


332 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/31(木) 01:51:10 BG4M6Gsc0
【元ネタ】勇者30/勇者30SECOND
【CLASS】ランサー
【真名】ユウシャ
【性別】男
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力 E〜A 耐久E〜A 敏捷A+ 魔力E 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
【固有スキル】
超速:A
 生来の足の速さと、魔王を30秒で討伐した逸話が昇華したスキル。
 魔力を消費し自身の敏捷を1ランク上昇させる。
 瀕死の状態であっても敏捷に下降補正が付かない。
 
時の女神の加護:A
 女神との契約により、筋力と耐久が戦闘経験により急速にランクアップする。
 1日の開始時点をレベル1(ランクE相当)とし、些細な戦闘経験で大幅に上昇していく。
 最大でレベル100(ランクA相当)まで上昇するが、翌日の朝にはレベル1にリセットされる。

黄金律:B--
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 行く先々で高額のクエストに遭遇し、大金を得た逸話からランクB相当を持つが、
 時の女神との契約により財を消費しつづけているため効果は無いに等しい。

【宝具】
『時の女神像(タイムストリーム・イズ・マネー)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ: 最大捕捉:1人
 女神との契約により、発動30秒前の時点へと時間を逆行させる。
 逆行時にはユウシャのみ記憶・レベル・所持品を持ち越して行動を再開する。
 発動には魔力ではなく現金を消費し、連続で使用するほど必要金額が増額する。
 無一文でも発動可能だが、30秒後に衣類やこの宝具を含む全財産を差し押さえられる。

『天使の日記(ライアー・バスター)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:4人
 妻の天使サーシャが自身を封印した5冊の日記帳。
 5冊が揃っている間は効果が常時発動し、天使サーシャを現界させる。
 サーシャ自体はランクCの遠距離攻撃を持つアーチャー相当のサーヴァント。
 日記帳自体には夫婦の馴れ初めや子育て記録が赤裸々に書かれている。

【Weapon】
勇者の剣
 勇者のみが真価を発揮できる西洋剣。強力な対悪魔属性を備えている。

【解説】
数多の魔王を30秒で討伐し続け、女神暦0年〜500年の長き歴史に平和を齎した勇者であり、
後に女神暦600年〜999年を救うこととなる二代目勇者ユーシャを正道へ導いた父親。
未来へ飛んだ息子を救うために自らの時を凍結し、人類の危機時のみ目覚めるシステムと化す。
数々の時代で人類を救い、息子を見送った後は妻と共に人知れず冒険に旅立った。
なおユウシャ本人は寡黙なDQ型勇者で、息子のユーシャは饒舌なFF型勇者。


333 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/31(木) 18:26:43 hODFxa2M0
【元ネタ】刀語                            
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】鑢七花
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
申し訳程度のクラス補正であり、ダメージ数値を多少削減する程度。

騎乗:E
こちらも申し訳程度のクラス補正。
若干コツがつかみやすいかな程度。

【固有スキル】
虚刀流:EX
「鑢一根」が創始し、その後鑢家の血筋の者に一子相伝で伝えられ代を重ねるごとに練磨されてきた刀を使わない剣術。
その実態は、己の「手刀」や「足刀」を極限まで鍛え上げ、相手の武器を破壊することに特化させた「剣法」である。
セイバーはこれを「完了」している。

心眼(偽):B
直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。
視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。

【宝具】
『虚刀・鑢』
ランク:EX 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1人
稀代の名鍛冶師、四季崎記紀が最後に見出した『完了型変体刀』であり、アサシンの肉体と磨き上げた武術そのもの。
刀剣破壊に主眼を置かれており、その一撃一撃が凄まじい破壊力を持つ剣士殺しの体術。セイバー特攻。

………この宝具の隠された第二の効果は『異聞帯の破壊』。
四季崎記紀が引き起こした歴史の改竄、それにより興った尾張幕府。それを彼は終わらせた。

『七花八裂』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:7人
虚刀流に伝わる七つの奥義を束ね合わた「虚刀流最終奥義」。
最も隙の無い順序で繰り出される『七花八裂・改』は『強制接続』とも称され、食らった相手を掛け値なく七度殺す威力を持つ。

【Weapon】
虚刀流を用いた「徒手空剣」。

【解説】
クリプターの諸君、諦め給え。君たちの空想は十年前に破られた。


334 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/31(木) 20:07:38 zrcMMDFY0
ちょっと打ち直しを

【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【真名】ギャラハッド
【性別】男性
【身長・体重】170cm・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷D 魔力B 幸運C+ 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではギャラハッドに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
最高の聖騎士:A++
 この世全てのあらゆる呪い、邪悪、厄災を跳ね除ける産まれ持っての加護。

神性:C++
 とある聖人、神の子孫としての証。
 その盾の加護によりランクは倍増される。

魔力防御:C
 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬時に展開する事によって耐久を向上させるスキル。

聖杯に選ばれし者:EX
 現界時に1度だけあらゆる無茶を叶えられる程の魔力を発生させる。
 それは4画目の令呪とも呼べる力を持つ。

【宝具】
『神殺す血の聖槍(ロンギヌス)』
ランク:A+++ 種別:対神宝具
 とある聖人を死に至らしめた神滅の槍。
 特殊な対神特攻があり「神の血を引いてかつその血が薄まっている」程威力が上がる。
 それは即ち、『アダムとイヴを祖先とする全人類』『ティアマトを由来とする全地球生命体』に強大な特攻性が当てはまる。

 刃から常に血が滴っており、血を浴びたものは全ての傷を癒す。
 反して、その槍で穿たれた傷は何をしても治らず、この槍の癒しを以てしてのみ回復する。

 槍を握る者には【嘆きの呪い】が降りかかり、極度の幸運ステータス異常を起こす。
 ギャラハッドはその呪いを克服している。

『厄災・選定の剣(カリブルヌス)』
ランク:A+ 種別:対城宝具
 エクスカリバー、ガラティーン等と由来を同じにする湖の剣。
 真なる騎士にのみ抜くことが許される選定の剣であり、ガウェインですら引き抜くことが出来なかった。

 真名解放時は白光の刀身を露わにし莫大な熱量で敵陣を焼き尽くす。
 
 所有者の最愛の存在に【即死の呪い】が降りかかる。
 ギャラハッドはその呪いを克服している。

『永劫なる白亜の盾(ロード・キャメロット)』
ランク:B+++ 種別:対悪宝具
 例の円卓とはまた別の聖盾。素材は同じく妖精由来の物。
 神の子の子孫が修道院に預けていた物であった。 

 持ち出そうとする者には【断罪の呪い】が降りかかり、突如現れた漆黒の騎士による裁きが下される。
 ギャラハッドはその呪いを克服している。

 「血の十字」の加護を備えていて所有者とマスターに対毒スキルや超回復特性を与える。

『星観ゆる神秘の箱舟(アーク・オブ・ソロモン)』
 ランク:A 種別:結界宝具
 あらゆる干渉から隔絶された魔法の鞘に続く大結界。
 時間と空間を湾曲させ「其処に見えるが、其処に居ない状態」を作り出す常時発動宝具。

 「偉大なる騎士」が聖杯に辿り着くためにソロモン王の手で編み上げた船。
 それ以外の者が使うのならば【裏切りの呪い】が降りかかり、「最も大事な時」に最悪の不幸が降りかかる
 ギャラハッドはその呪いを克服している。

【Weapon】
ロンギヌス:キリストを突き刺した聖なる槍。どこかで分岐したものが聖槍ロンゴミニアド。

カリブルヌス:とある少女によって湖から持ち出されて、いつも通りマーリンが岩にぶっ刺した選定の剣。

白き盾:神の子の血の加護を持つ盾。

【解説】
最も多くの呪いと最も多くの加護を受け、最も多くの選定を乗り越えた「最良の騎士」。
ランスロットやキリストの血を引き、多くの聖遺物と共に冒険を成し遂げた完璧すぎる大英雄。

それ程の物を受けていながらその人生には何も残らず、
身勝手な理由で生まれ、身勝手な理由でこの世を去った騎士は聖杯を片手に天に召された。

宗教のプロパガンダによって生まれた物語の主人公たる彼は本来円卓には存在しないはずの男。
アーサー王の物語には一切関わりのない分岐世界の騎士。

それは最早ただの施しの英雄などではない、
人々によって紡がれた「理想の人」「用意された人間」「出来過ぎた超人」
故に彼はこの世界を見放し天へ召されることを望んでしまった。


335 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/31(木) 23:43:05 WfhZXWv.0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア
【真名】アールパード
【性別】男性
【身長・体重】191cm・93kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

天空神の寵愛:C
 天空神イシュテン、或いは天空そのものからの加護を示すスキル。
 神鳥トゥルルはイシュテンがマジャルの首長に遣わした使者であるとされており、マジャル人にとってのシンボルの一つでもある。
 この加護によりランサーは、鷹の使い魔化や、トゥルルがもたらす光を用いた攻撃魔術の行使などが、できるようになっている。
 (なお、イシュテンとはマジャル人にとって神そのものを意味する言葉である)。

使い魔(鷹):B
 天空神の寵愛の中に組み込まれている、鷹を使い魔として使役する能力。
 契約は必要なく、トゥルルが視界に収めた鷹を、一睨みするだけで可能。

彼方への想い:A
 遂に潰えてしまった踏破の野望。
 ―――憧れし英雄が辿りし覇道に対する憧憬が、彼の戦いを最後まで支えてくれる。

【宝具】
『天鷹の耀杖(アズ・アラニィ・イシュテン・マダル)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10〜30 最大捕捉:300人
 光輝く神鳥トゥルルが止り木とする杖。
 掲げることでトゥルルの保有する全スキルをアールパード自身が行使可能となるほか、
 トゥルルから迸る光によって自軍の能力を向上させ、さらに自軍全体に自動回復状態を付与する。
 また、トゥルルを羽ばたかせることで、レンジと光の規模を拡大させることができるが、
 一兵あたりにもたらされる光の恩恵は減少する。

【Weapon】
『神鳥トゥルル』
 宝具『天鷹の耀杖(アズ・アラニィ・イシュテン・マダル)』を止り木とする下級神霊。
 使い魔と言うよりも、軍勢を成す宝具で現界する独立したサーヴァントに近い存在。
 Bランクの魔術スキル、Cランクの神性スキルを保有している。
 単独行動スキルを保有していないので、トゥルルとアールパードは一蓮托生。

『光槍』
 トゥルルの光を用いて形成する光弾。
 杖を強引に槍と解釈した召喚なので、光弾の形は槍状のものに限定される。

【解説】
 マジャロルサーグ(一般的な対外名称は英語名の「ハンガリー」)で、太祖的な立ち位置にある九世紀の人物。民族的英雄。
 テュルク系の騎馬民族をルーツに持つマジャル人の首長であったアールモシュの子として生まれ、
 彼自身は軍事面を取り仕切るジュラの地位に、政治・宗教的部分を取り仕切るケンデの地位には、共同統治者のクルサーンが就いた。
 彼らは敵対民族に追われるかたちでバルカン半島に進出し、レオーン六世ソフォスが統治するビザンツ帝国と同盟を結び、
 シメオン大帝が率いるブルガリア帝国と干戈を交え、一時善戦しつつも敗北し、パンノニア平原に追いやられる形で進出した。
 その後マジャル人たちはこの平原を征服して拠点として、その場所からバイエルン、オストマルクなどのドイツ南東部への侵攻を開始。
 904年にクルサーンが、バイエルン貴族の交渉を騙った襲撃によりドナウ川支流畔で暗殺されると、
 従来のジュラ、ケンデ制度を廃止して、大公として単独統治に乗り出し、のちのアールパード王朝の基盤を築いた。
 その後もマジャル人は変わらず侵攻を続けたが、907年の遠征時にスイスでフランス軍に敗北し、ほどなくして死去。
 アールパードの死後も、マジャル人はしばしばバイエルンなどの各都市への侵攻を繰り返したが、
 彼の孫の代にレヒフェルトの戦いで東フランク王オットー一世率いる軍に大敗すると、バイエルンへの侵攻は途絶え、
 騎馬民族国家としてではなく、キリスト教国家としてのマジャル・キラーイシャーグ(ハンガリー王国)への道が徐々に拓くこととなった。


336 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/31(木) 23:44:01 WfhZXWv.0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア
【真名】陳俊
【性別】男性
【身長・体重】162cm・61kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A+ 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
乱戦の心得:B
 敵味方入り乱れての多人数戦闘に対する技術。
 軍団を指揮する能力ではなく、軍勢の中の一騎として奮戦するための戦闘技術。
 多対多、一対多の戦いに陳俊は慣れている。

追撃:A
 戦闘から離脱、あるいは状況リセットを阻害する能力。
 撤退を許さないだけでなく、判定に成功すれば相手に後手の対応を強いることができる。
 “乱戦の心得”スキルとの兼ね合いにより、条件さえ整えば無窮の武練の持ち主に対しても互角以上に渡り合える。

戦略:C
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 平定地での民政能力にも長ける。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 猛将としての激烈な威圧感と、領民を慈しみ、善政を讃える歌が作られるほどの人徳を無理なく併せ持つ。

【宝具】
『強弩大将、激戦の中にあり(きょうどたいしょう、げきせんのなかにあり)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1 最大捕捉:300人
 五校や張歩との戦いで発揮された鬼神のごとき戦働き。
 光武帝をして「兵がことごとく斯くのごときならば何も憂いはない」と謳われた武勇の具現たる宝具。
 真名解放によって全パラメーターに“+”の戦闘ボーナスと、追撃の判定時に大幅な補正を得る。
 また、麾下の兵がいる場合は、自身のものよりワンランク低い“乱戦の心得”と“追撃”を付与する。

【Weapon】
『無銘・剣』
 これ自体は朴訥なデザインの片手剣。

【解説】
 後漢の武将で光武帝・劉秀配下、雲台二十八将の序列十九位。
 字は子昭で、南陽・西鄂の人。
 若くして群吏を務めては民から慕われ、更始帝が立つと一旦は劉嘉の麾下に収まり長史となった。
 劉秀が河北を攻めると劉嘉によって推される形で劉秀のもとで安集掾となった。
 (同門には同じ二十八将の賈復もおり、彼も後にか同時期にかは分からないが同様に劉嘉から推薦を受けている)。
 それから間もなく銅馬・五校の反乱を収めて強弩将軍となり、数年間は農民反乱鎮圧などで夥しい武功を挙げて強弩大将軍となる。
 その後に、耿弇とともに張歩を降伏させて董憲も敗走させる。数年後に張歩が背くと自ら追撃して討ち取った。
 劉秀はこの功を評して、陳俊に青州・徐州の平定・統治を任せ、彼は劉秀の期待に応えた。
 だが陳俊は、これ以上の武功を挙げる機会が失われると思ったのか、戦線が悪化するとたびたび隴西・蜀へ討って出るように進言したが、
 劉秀には容れられることはなかった。後に祝阿侯に封ぜられ、封侯から十年後に大禍なく一生を終えた。


337 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/31(木) 23:45:22 WfhZXWv.0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア
【真名】ミハイル・クトゥーゾフ
【性別】男性
【身長・体重】181cm・124kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 “冬将軍の護り”によって、僅かだが強化されている。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
幻霊融合:D
 外的要因を加えずとも幻霊と自身を融合させることができる。その適性。
 彼の場合、その対象は「戦争と平和」の「自分自身」である。
 英霊としての格を減少させることを代償に、幻霊にあって自身にはない能力を発揮可能。
 融合対象となる幻霊を深く理解することで能力はさらに高まるが、
 老齢期が全盛期となるクトゥーゾフ本人に、「あの超長編小説」を熟読・理解する気力はないため、これ以上深く取り込めない。

冬将軍の護り:C-
 ナポレオンが率いる常勝のフランス大陸軍(グランダルメ)――そのロシア遠征を頓挫させた絶凍の加護。
 相対する敵が多勢であればあるほど、敵勢全体の幸運にマイナス補正を付与する。
 本来ならば大寒波の行使やカリスマなども複合されるが、それは神の恩寵を得たロシア皇帝にしか許されない領域となる。

深慮遠謀:A
 “幻霊融合”によって獲得したスキル。
 クトゥーゾフと「クトゥーゾフ」、二人の戦略眼を複合することで、
 極めて限定的な千里眼とでも云うべき戦略思考を発揮できる。

【宝具】
『燃え落ちる聖都こそ、アンチキリストの墓に相応しい(ジュグェニィ・モスコヴェイ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1000人
 聖都モスクワさえ巻き込み、灰燼に帰した焦土作戦、その具現たる常時発動宝具。
 このサーヴァントが発生させる“炎”総てに、焦土戦術の概念が自動付与される。
 炎に焼かれた火傷は、対象の魔術回路を蝕み、治癒に要する魔力も倍加する。
 敵軍がその炎を遠目で見るだけでも、魔力値が僅かに減少し続ける効果も有し、まさに敵をからめ手で疲弊させる宝具となる。
 真名解放は通常必要としないが、クトゥーゾフに魔力放出能力はないため、外的手段を以て火を熾す必要がある。
 (逆に言えば、他者による破壊工作でも、それをクトゥーゾフ自身が直接命じることで、その工作員が熾す炎は、短期間宝具としての神秘を得る)。
 (なお、工作員が炎を熾す場合は真名解放を必要とする。魔力はクトゥーゾフと工作員で折半(4対6))。

【解説】
 ナポレオン戦争期に活躍し、エカチェリーナ女大帝、パーヴェル一世、そしてアレクサンドル一世に仕えた帝政ロシアの軍人。
 肥満し、女癖も悪く、作戦会議中に午睡に耽ることがしばしばあったため、アレクサンドルからは嫌われていたが、
 それでもナポレオンのロシア遠征の野望を挫き、ソビエト連邦時代には国民的英雄の地位を得るに至った。
 家系はテュルク系を起源に持つジョチ・ウルス系モンゴル貴族。若いころはポーランド戦線やトルコ戦線で活躍。
 特に三度にわたって参加するトルコとの戦争では、第一次では右目を失明。第二次ではスヴォーロフ将軍の麾下の将として活躍した。
 その後は予備役に編入されていたが、第三次対仏大同盟がはじまると老練な将として復帰。
 大同盟軍の(事実上の)総司令官として、アウステルリッツ三帝会戦を指揮するが、敗北し、地方左遷を喰らう(その間に、三度目となる露土戦争に司令官として参加)。
 (また、アウステルリッツの作戦会議では、公然と居眠りをし、軍事的見識に乏しいアレクサンドルが、作戦に口を挟むのを放置していたという)。
 ナポレオンのロシア遠征が始まると、総司令官バルクライが、その消極的戦略(焦土作戦。ガチでナポレオンにビビっただけ説もある)ゆえに降ろされ、
 世論に押されるかたちでクトゥーゾフが総司令官となった。
 ボロジノ会戦での戦術的敗北後に、バルクライ同様、焦土作戦をとり、聖都モスクワを明け渡した。
 (モスクワは言わば副首都。この時期の首都は、遥か北西のサンクトペテルブルクだが、モスクワも首都に勝るとも劣らぬ重要性を持った)。
 モスクワ市長ロストプチンの命による市内のライフライン断絶と放火工作、クトゥーゾフ軍による聖都南方からの包囲、
 そして、モスクワ引き払い後の執拗な追撃戦によって、ロシア軍はフランス大陸軍を壊滅せしめた。
 クトゥーゾフはこの功績で公爵となり、翌年のフランス侵攻軍の司令官として指揮を執るが、陣中で病没した。


338 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/31(木) 23:46:18 WfhZXWv.0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア
【真名】聖カテリ・テカウィザ
【性別】女性
【身長・体重】167cm・59kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:E-
 凶暴化する事で能力をアップさせるスキルだが、
 彼女は理性を残しているのでその恩恵をほとんど受けていない。
 ただし、“風狂”スキルの影響で、高ランクの狂化を有する制御不能なサーヴァントに(第三者視点では)見える。
 具体的に言うと、異常なまでにエキセントリック。

【固有スキル】
風狂:B
 狂気と見紛う悟りの境地。
 被造物の世界に満ちる神の愛を悟った彼の行いは、それ故に凡人の目には奇行とも映る。
 悟道に在る為、他の精神干渉を高確率でシャットアウト。
 また真名が判明するまでカテリの狂化スキルを高ランクと誤認させる。

聖人:E
 聖人として認定された者であることを表す。列聖から間もない最新の聖人の一人。
 格不足からか、聖人能力は“秘蹟の効果上昇”しか選択できない。

奇蹟:C+
 時に不可能を可能とする奇蹟。
 星の開拓者スキルに似た部分があるものの、本質的に異なるものである。適用される物事についても異なっている。
 聖人能力を選べないため、逆にこのスキルの強化は確定している。

生命の水:C+
 聖泉の逸話により、彼女が触れた水は癒しの効果を持つ。

【宝具】
『白百合、厳冬に咲く(ル・ミラクル・デュ・リス=ブラン)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:なし 最大捕捉:不明
 その手に宿る癒しの奇蹟。
 “奇蹟”スキルの能力の一端が宝具に昇華したもので、その真なる能力の開放。
 彼女が宿す聖人の格に見合わぬ、強力すぎる癒しの奇蹟は、あらゆる生物に過回復による体組織の崩壊をもたらす。
 健康な生物に振るえば凶器にしかならず、重傷病者などにも重疲労付与などの副作用をもたらす。
 ――だが、死後間もない死者などならば、肉体損傷度と回復量の均衡が保てるかもしれない。
 (この宝具の++補正は、完全に未知数であるがゆえの評価といえる)。

【解説】
 2018年時点で唯一のネイティブアメリカンの聖人。モホークの白百合とも呼ばれる。
 列聖日は2012年10月21日で、>>151のフニペロ・セラよりも約3年聖人としての格は上となる。
 出生名はテカウィザで、聖カタリナに因むキャサリンという洗礼名を持つ(カテリもこの洗礼名のモホーク読みとされる)。
 モホーク族と、そのモホーク族に捕らわれたアルゴンキン族の女性の間に生まれる。母親はカトリック信者であった。
 彼女が四歳のころに、部族での天然痘の流行で孤児となり、自身の顔にも疱瘡と視力障害が残った。
 二十歳のころに改めてフランス人入植者から洗礼を受けて懇意となり、
 部族内の男性との婚約も、カトリックの貞淑の誓いに則って反故にしたために部族内で迫害を受けるようになる。
 その迫害ゆえにモホーク族の彼女は村を棄てて信仰の旅に出て、貞潔の誓いを立てた。
 人助けに奔走し、厳冬の地であるにも関わらず厳しい修行に身を投じたため、24歳という若さで死去。
 生前から癒しの奇蹟を残しているほか、死後に顔に残った疱瘡が消えたという逸話も残っている。


339 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/31(木) 23:47:58 WfhZXWv.0
【元ネタ】ロシアの寓話
【CLASS】ライダー
【マスター】セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア→ジーク
【真名】狩人アンドレイ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・79kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力E+ 幸運A+ 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師では彼に傷をつけられない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
ナウム爺さん:EX
 「どこか知らん場所」にいる「なにか知らんもの」の正体。姿の見えない万能人。
 主人たるアンドレイの呼びかけに応じて、どこからともなく現出し、豪勢な料理や酒を瞬く間に用意して客に振る舞い、片付けるも一瞬。
 つむじ風を起こして行きたい場所に運び、黄金の御殿が建った島をも創り出せる、規格外の存在。
 だが、あまりに万能すぎるゆえに、サーヴァント・アンドレイによるナウム爺さんの使役には、大きな制約が架されている。
 具体的に言うと、マスターの保有する令呪よろしく、三回までしか呼び出せられない。

魔女の智慧:B+
 ババ・ヤガーの娘である賢夫人マリア姫が授ける知恵と加護。
 幸運判定に成功することで、助言を聞いたり、道具にエンチャントを施してもらったりすることができる。
 また、ライダーの場合は魔女が配偶者であるため、例外的に“内助の功”スキルも複合されており、
 幸運判定の成功率にも自動で補正がかかる。

【宝具】
『時空跳躍:蛙婆さん(スタラエ・リグシュカ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:不明
 沼に三百年暮らす蛙の婆さん。
 宝具に付属する搾りたての牛乳の壺につけておくことで、アンドレイが騎乗可能なサイズにまで膨張する。
 あらゆる動物が飛び越えられない、火の川を飛び越えた跳躍力を以て、敵に降り注ぐダイビング・ボディ・プレスで以て攻撃をする。
 また、極低確率ながら、この宝具を真名解放することで“ナウム爺さん”の使用回数が一回だけ復活することがある。
 (“ナウム爺さん”使用回数が復活した場合、この効果は消滅する)。

『三商人の宝物(トリー・サクローヴィシェ)』
ランク:C〜A+ 種別:対人、対軍宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
 三商人からだまし取った宝。
 Cランク宝具『ひとりでに相手を打ち倒しにいく棍棒』、
 Bランク宝具『水兵付きの軍船をひとりでに作り出す斧』、
 A+ランク宝具『騎兵・歩兵・砲兵を呼び出す笛』の三つ。
 召喚の際に一つだけ選択し、その一つのみを宝具として使用可能となる。
 また、ナウム爺さんを利用してだまし取った逸話から、“ナウム爺さん”の使用回数をひとつ消費することで、
 選択しなかった宝具ひとつを3ターン使用可能となる。

【Weapon】
『猟銃』
 型は不明の猟銃。

『やっとこ鋏』
『錫の棒』
 気性の荒い子守歌ねこを無力化する際に用いた装備。やっとこで押さえつけて棒で叩く。
 ねこは鉄の帽子三枚重ねを二枚破壊し、鉄の棒、銅の棒をもへし折ったが、
 最終的に錫の棒がねこの背中を搦めとって捕らえた。
 この装備にはマリアによるエンチャントが予め付与されている。


340 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/31(木) 23:49:04 WfhZXWv.0
【解説】
 「どこか知らんがそこへ行け、なにか知らんがそれを持ってこい!」という異様に長いタイトルの、ロシア寓話の登場人物。
 とある国の独身の王に狩人として仕え、ある不猟の日に雉鳩に化けた美姫マリアを撃ち落とし、彼女の懇願に答えて助け、夫婦となる。
 夫婦としての暮らしを続けるうち、彼女の知恵がもとで国の大臣、ひいては王にマリアの美しさが知られることとなる。
 王はマリアの虜となり、大臣にアンドレイの始末を命じる。
 無理難題に途方に暮れる大臣は、居酒屋で偶然出会った、襤褸を纏った酔っ払いの献策を聞き、王に提示する。
 一つ目に「あの世へ行って父王の近況を聞く」、二つ目に「地の果ての国から凶暴な子守歌ねこをとってくる」、
 そして、最後に「どこか知らんがそこへ行け、なにか知らんがそれを持ってこい」と命じられる。
 二つ目まではマリアは「お遊び」と評し、彼女の知恵で首尾よく王命を達するが、三つ目に関してはマリアも「仕事らしい仕事」と本腰を入れて知恵を絞る。
 マリアはまずアンドレイを母ババ・ヤガーのもとまでやって、そこで「どこか知らん場所」を知っているカエル婆さんの協力を得て辿り着き、「何か知らんもの」ことナウム爺さんに出会う。
 ナウム爺さんはアンドレイを気に入り、彼に同行することとなるが、その帰路の途中でナウム爺さんが創った「御殿付きの島」で、
 特別な宝を持った三商人の船を迎え入れ、商人らが持つ宝を、ナウム爺さんとの共謀でだまし取った。
 国に帰ったアンドレイは、マリアから「自分は追われていて、家を焼かれた」旨を聞き、ナウム爺さんに頼んで海岸に御殿を建ててもらい、
 宝を用いて召喚した軍勢、艦隊を以て、討伐に出た王軍を撃破。棍棒で国王を討ち、アンドレイが代わって王になるところで物語は終了する。


341 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/31(木) 23:50:14 WfhZXWv.0
【元ネタ】グルジア(現ジョージア)の民話
【CLASS】キャスター
【マスター】ロシェ・フレイン・ユグドミレニア
【真名】ヴァルドー
【性別】女性
【身長・体重】172cm・58kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:A++
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 具体的な材料と“人柱”を集めることで、“神殿”を上回る“城砦”を形成することが可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する。
 占術に用いる道具を作成できる程度の技能。

【固有スキル】
忘却補正:A
 クリティカル攻撃のダメージ値が他サーヴァントより高い。
 (相手が忘れきった時に襲いかかるものとして)
 本来、アヴェンジャーのクラススキルだが、彼女は例外的に通常クラスの現界でも保有できる。

国防の祈り:C
 祖国を侵す外敵の敗北を祈る小さき願い。
 戦略・戦術が伴わないため、一つだけでは完全に無力だが、
 想いを同じくするものが現れ、集まることで祈りが力を持つことがある。

占術:E-(A)
 未来を窺い知るための魔術を習得しているかどうか。
 Aランクならば、僅かな兆候からでも詳細な未来を描き出すことができる。
 ――だが、彼女の場合そこに私怨が混じることがあるため、スキルとしては本来のランク通りの腕は振るえない。

【宝具】
『一度だけの怨嗟(イス・グラディ・ドゥルミシハン)』
ランク:B 種別:対人宝具、対界宝具 最大捕捉:1回
 一度だけ、占術の結果を「自分の私情に則らせる」対運命宝具。
 例えばもし、このサーヴァントがマスターのことを憎悪し、城砦建設のための人柱が必要となった場合、
 私情に則った占術によって、本当にマスターを正しい人柱とすることができる。
 原理上、自分の「正の感情」に基づく私情で占術を動かすこともできるが、
 この宝具がそのように機能する可能性は限りなくゼロに近い。

『実れ国防の祈り、壁を塞ぎ守りたまえ(レジェンダ・スラミ・スァク)』
ランク:A+ 種別:対城宝具(他者) レンジ:1 最大捕捉:1000人
 オスマン帝国の侵攻に対抗すべく建設され、人柱を用いるまで壁が必ず崩れた逸話を持つ曰くつきの砦の具現。
 ジョージアの都市スラミ近辺から、土と石を一定量運び、
 それを組み上げて城壁に“人柱”を埋めることでようやく完成する、現地構築型の絶対防御宝具。
 要塞内部では味方の防御能力が向上する他、非グルジア正教由来の秘蹟の効果が激減する。
 無類の防御能力を誇る宝具だが、“人柱”を用意できなかったり、間違った“人柱”を埋めた場合は城砦本来の頑強さは失われる。

【解説】
 グルジア(現ジョージア)出身の小説家ダニエル・チョンカズが、19世紀の中ごろに地元の民話を編纂した。
 その民話の中の一つ、中世グルジアを舞台とした作品である「スラム砦の伝説」の登場人物。
 彼女は解放奴隷のドゥルミシハンと恋仲であったが、彼は主君に騙されていたことを悟って逃走。別の場所で別の女を娶る。
 捨てられたヴァルドーは、絶望して占い師となり、それなりに名の知れた存在となるが、
 ある時、ひょんなことからドゥルミシハンの妻となっていた女性が姓名判断を受けに来たことで、ヴァルドーはドゥルミシハンがすでに結婚していることに気づく。
 そこからさらに時が経ち、辺境防備のために築かれるはずのスラム砦が相次ぐ城壁の瓦解に見舞われていた。
 高名な占い師として名声を得ていたヴァルドーは、国王からどうすれば城砦が出来上がるかと訊ね、
 彼女は「青い目の、背の高い、聡明な若い男」を人柱とすることで城砦の壁は崩れない、と進言した。
 その人柱には、ドゥルミシハンの息子であるズラプが選ばれた。

 もちろん、この話はヴァルドーの心までは深掘りしてはおらず、占いの結果が私怨か、感情が介在しない正しい予言かは明かされない。
 なお、現在この民話は邦訳などはされておらず、S・パラジャーノフが映画化した作品を視聴することでしか内容を知ることができない


342 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/05/31(木) 23:52:18 WfhZXWv.0
【元ネタ】ハンガリーの民話
【CLASS】アサシン
【マスター】相良豹馬→六導玲霞
【真名】怪物王女
【性別】女性
【身長・体重】167cm・55kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久D 敏捷A++ 魔力D 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:D++
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 一撃必殺・初見殺しに特化し過ぎているため、初撃を躱されると、以降は隠密行動を一切行えない。

【固有スキル】
飢獣の論理:A
 満たされることなき餓えに苛まれる怪物の思考。
 狂化に等しい思考の単純化・固定化がもたらされるが、
 パターンに則った行動実行時には、人の身では絶対に不可能な行動速度を実現可能。

恐慌の声:A
 聞く者の精神を弱らせる声を響かせ、対象に精神攻撃を行う。
 怪物化していない間は、同ランクの“魅惑の美声”として機能する。

自己否定:B
 能動的に行うわけではないが、怪物としての本性が表面化するごとに“もとに戻れなくなる”。
 九十九人の若者を殺めながら自身はハッピーエンドを迎えた“罪”を押し付けられたスキル。

【宝具】
『自己封印・昼眠屍鬼(ブレイカー・ソルニャターグ)』
ランク:D 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 拘束具同様にアサシンの総身を覆うガラスのドレス。
 サーヴァントとしての彼女は、昼間の間は美しき王女としての姿が表面化する。
 王女としてのアサシンは、サーヴァントとしての戦闘能力を完全に消失する。
 夜の十二時に近づくごとにドレスに“闇”がしみ込んでゆき、“怪物”化してゆく。

『許されざる大団円(アンフォーギヴェン・プリンセス)』
ランク:D 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 彼女が登場し、ハッピーエンドを迎える物語の矛盾が具現化した宝具。
 アサシンが人を殺めるごとに、「ハッピーエンドを迎えた自身」との乖離を発生させる。
 スキル“自己否定”の延長線上にある宝具なので、宝具としての神秘は薄いが、
 その“自己否定”が進行するごとに、怪物としての醜悪さ、悍ましさは増してゆく。

【Weapon】
『徒手空拳』
 何も装備をしていないにも関わらず、万全の装備を与えられた兵士の五体を瞬時に引き裂くほどの膂力を誇る。

【解説】
 ハンガリーの民話に収録されている「怪物王女」に登場する、とある国の名も知れぬ王女。
 輝くほどとも言われた美貌の持ち主であったが、別の国の同様に美しい王子が魔女によって怪物に変えられ、
 怪物王子が王女の国に来た際に、王女は呪いを受けて、生ける屍へと変貌した。
 王女はガラスの棺に納められて教会の祭壇に運ばれ、聖職者らは解呪の祈りを捧げ続けた。
 父王は諸国の若者に、解呪の達成者に王女を妻に娶らせると布告し、多くの若者がそれに志願。
 毎晩一人ずつ、若者たちは兵士として寝ずの番をしたが、十二時の鐘が鳴ると王女が起き出し、兵士の五体をバラバラに引き裂いて殺し続けた。
 九十九人がなすすべなく肉塊となったころ、別の国の貧しい三兄弟が、老隠者からの助言を受けて東に進み、怪物王女と、王の布告の情報を知る。
 三兄弟の末の弟が最初に名乗りを挙げ、百人目の兵士となった。
 内心ではビクついていた末の弟は、街であった不思議な物乞いからの
 「十二時が近づいたら王女が出てくる棺の右側と逆の左側に回り込んで出てくるのを待ち、出て行ったらすぐに棺に入る」
 「王女は戻ってくると、美しい声で棺を開けるようせがむが、一時の鐘が鳴るまで一切返答しない」
 王女は物乞いの予言通りに教会中を破壊し、末の弟を美辞麗句で誘惑したが、末の弟は言われた通りに一時の鐘が鳴るまで棺でじっと黙っていた。
 一時を迎えると王女は勝機を取り戻してもとの美しい女性へと戻り、朝を迎えると二人は結ばれた。
 (ちなみに、後日談で二人の兄も王族の女性を娶ったことと、老隠者にこの大事を成したことを報告することが語られる)。


343 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/01(金) 12:36:30 wjq6uSpA0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】トーマス・バズビー
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運D 宝具C

【クラス別スキル】
気配遮断:E
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 とはいえ生前直接的にはただ一人の一般人を殺害したに過ぎない彼のスキルランクは事実上の最低ランクであり、自らが標的への害意を強く意識すると気配遮断は解ける。

【固有スキル】
道具作成:D+
 宝具と無辜の怪物スキルの影響で獲得した魔術的な道具を作成する技能。
 魔術の素養を持たないアサシンに恣意的にこのスキルを使いこなすことは難しい。
 一応、サーヴァント化に際して生前の通貨偽造行為にちなんで不等価交換の魔術についての知識も一部心得ている。

無辜の怪物:C
 死して呪いを遺せし殺人者。
 死後彼の遺品に関する風説から生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 これによりアサシンはかろうじて(反)英雄としての在り方を得、低ランクながら道具作成スキルを獲得している。

偽装工作:D
 騙しの技術。通貨偽造を応用した認識操作。
 贋作を用いた一部のカムフラージュ行為に有利な補正を得る。
 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。

【宝具】
『血塗れた呪わしの椅子(ザ・バズビー・ストゥープ・チェア)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:1人
 キャスターがリタイアしたとき、彼が現界中長く触れていた物品に呪詛を付与する。
 この宝具により変質した物品を使用した者は使用時間に応じて幸運値を次第に削られていき、長時間使い続ければ最終的にひとりでに頸部を圧迫され死亡する。この時の窒息や頸部へのダメージをやり過ごしたとしても、その時点で本人に残っているのは、致命的な不運だけである。
 なおこの呪いは魔術に由来するものでないため、対魔力などでのレジストは無効。
 この宝具の効果対象はアサシンが現界時に最も長く触れた、または多く使った物品に対して自動的に決定するため、現界後に見つけた椅子以外の物であっても対象となる。生前使っていた椅子への愛着、執着の大きさに近いほど呪いの効果量は上昇するが、逆に関心が持てない物ほど効果は劣化していく。

 この宝具の隠れた特性は、これがアサシンの死後発動する宝具である事で、アサシンの召喚後実在のバズビーズチェアも本物の呪具として変質している事である。
 この椅子をさらに二重で宝具の対象とした場合呪いの効果は何倍にもなり、接触しただけで呪いが発動し、座った者は幸運以外のステータスも次第に奪われていく。

【解説】
 トーマス・バズビーは18世紀イギリスの人物。座った者に死を齎すという呪いの椅子「バズビーズチェア」の由来となった。

 彼は生前とある椅子をひどく気に入っており、暇さえあればいつもその椅子を使っていた。
 彼は結婚し富豪の娘を妻に迎えるが、彼女の父親は素行の悪い彼に娘を渡すことを拒んでいた。しかしバズビーは妻を連れ戻しに来た義父と争いになり、絞め殺してしまう。
 このとき義父は、バズビーの目の前で彼の椅子に座っていたという。
 彼は殺人により彼ら夫婦の暮らした宿屋の前で絞首刑に処され、その椅子は宿屋の跡に出来たパブへと渡った。
 殺人犯が愛用した曰く付きの椅子は人々の興味を引き、度胸試しに座る者が相次いだ。しかしその結果、総勢61名ないし65名の人間がこの椅子に座った後短時間で死亡したという。
 座った者はバズビーの怨念に取り殺されるという噂は真実だったのか。現在この椅子は博物館に寄贈され、もはや座る者はいない。


 低スペック、しかも本領発揮はリタイア後という弱小サーヴァント。その宝具すらも甚だ使い辛いというまさかの三重苦である。
 宝具によって呪具に変えられる対象は使用頻度によって自動的に決定されるので、うっかり扱い辛い、またはアサシンの興味が無い物に適用されると悲惨である。
 いわんや直接戦闘など出来る筈もない。


344 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/01(金) 17:42:27 wjq6uSpA0
>>343
修正
宝具の説明文は「アサシンがリタイアしたとき」です


345 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/01(金) 19:46:37 5HBSgMBM0
【元ネタ】イタリア伝承
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ドラシッラ
【性別】女性
【身長・体重】158cm・55kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。

【保有スキル】
覇者の王冠:A
 至宝ライエッタを戴く銀のティアラ。
 ライエッタの光を視界に入れる味方の士気を、男性であれば加えて能力を向上させ、
 光を目にした上でアーチャー以外へ攻撃を行う敵にペナルティを課す。

死告の鎧:C++
 戦場に出たならば戦死する運命の日、それを知らせる鎧の変色。
 転じて“変色しなかった日”の死亡を打ち消す可能性を有する。
 致命傷を受ける際に幸運判定を行い、成功したならば辛うじて生存する。

千里眼:E
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉距離の向上。
 魔矢の力が強調されたため、
 名射手である彼女自身の能力は軽視されてランクが低下している。

【宝具】
『武勲輝く冠が原(プラン・デ・コローネス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0, 1〜40 最大捕捉:1人
 小人に贈られた、マルモッタの白革と魔法の銀で作られた白銀の武具。
 白銀の鎧は宝具でない武器からの攻撃を無効化し、
 必中の力と弓勢以上の威力を持つ銀の魔矢は
 ダメージ判定時には魔力(MGI)を、
 命中判定時には魔力を倍加した数値を判定基準値に加算する事ができる。

【Weapon】
『銀の弓』
 小人の銀箱を融かして造られた王女専用の弓。
 白銀の鎧と、「偉大な時」を告げる銀のトランペットにも同じ銀が用いられている。

【解説】
 ドロミーティ・アルプスの伝承、ファネス王国の物語の中核となる人物。
 白銀の鎧と魔矢により無敵を誇り、
 ファネス王国の最盛期を、反動としての滅亡をもたらした王女。

 ファネス王国に双子の王女ドラシッラとルヤンタが生まれた。
 王と王妃は、互いに報せぬままそれぞれ大鷲とマルモッタ相手に同盟を結んでおり、
 「双子が生まれたなら一方を相手に差し出す」双子交換の風習にも同意していた。
 結果、ルヤンタはマルモッタと交換され、大鷲はその子マルモッタを連れて行き、
 ドラシッラのみが王家に残される。そして大鷲との交換現場から使者が戻る途中、
 魔物スピーナ・デ・ムルの騒動があり、姫は若者から宝石ライエッタを贈られた。

 小人の恩返しで得た無敵の鎧と必中の魔矢を持ち、ライエッタを額冠に飾る王女は
 常勝の戦姫としてファネスを栄光に導く。鎧は魔力持つ武器までは防ぎ得なかったが、
 それを防ぐ楯を持つ従者エイ・デ・ネートが現れてからは真に無敵の存在となった。
 ドラシッラはこの従者と恋に落ち結婚を願うが、結婚したら力を失う運命であったため
 欲深い父王はこれを許さず、ついにはエイ・デ・ネートを追放してしまう。

 恋人と共にでなくば二度と戦場に出ない、と誓い合っていたドラシッラであったが
 これまで彼女に苦渋を舐めさせられていた諸国連合がファネス王国に押し寄せると
 国民や母に懇願を受け、恋人への裏切りを幾度も詫びながらも出陣を決める。

 「もし白銀の鎧が色を変えたなら、その日は決して戦場に出てはなりません」と
 かつて小人はドラシッラに語ったが、正しくその日、鎧はどす黒く変わっていた。
 魔力ある武器から彼女を守ってくれるエイ・デ・ネートは既に傍におらず、
 スピーナ・デ・ムルとその妹ツィクータは策略により魔矢を十三本手に入れていた。
 そしてドラシッラは、魔矢持つ刺客を六人まで仕留めるも、七本を受け戦死する。
 ファネス軍は潰走し、王女の遺体さえ最早守り得ず、近衛は火を放って姫を焼いた。


346 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/01(金) 19:48:48 5HBSgMBM0
【元ネタ】イタリア伝承
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】エイ・デ・ネート
【性別】男性
【身長・体重】176cm・74kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではシールダーに傷をつけられない。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

自陣防御:E
 味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮される力。
 防御限界値以上のダメージ削減を発揮するが、自分はその対象には含まれない。
 彼の場合、対象となるのは一人だけである。

【保有スキル】
投擲:B
 任意の物体を弾丸として放つ能力。
 特異な形状をする物を除く殆どの物体に関し、D〜Cランク相当の投擲能力を発揮できる。

勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

虚ろなる生者の嘆き:E
 亡き二人の女性を想い、己が過ちを悔いて漏らす声。
 ひたすらに憂鬱であり、耳にする者もそれに巻き込まれる。

【宝具】
『破れざる事山の如し(ラテマール)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0〜3 最大捕捉:2人
 魔力ある武器を防ぎ得ない王女を守る為に造られた、
 あらゆる武器を防ぐとされる重く大きな無敵の楯。
 楯の表面に触れる物体や現象を静止させる力を持つ。
 結界展開の能力は持たないため、持ち手の技量が要求される。

【解説】
 ドゥラン国の王子にして勇者。ファネス王女ドラシッラの恋人。

 冒険を果たし戦利品を手にしなければ戦士資格と名前を得られない、との習慣が
 ドゥランにはあった。王子も例外ではなく、十五歳の少年はファネス辺境を訪れて
 魔物スピーナ・デ・ムルの噂を聞く。剣も槍も通じず飛び道具のみがこれを傷付ける、
 しかし夜闇にしか現れない怪物を捉えられる者は稀である、というこの怪物に対し
 少年は真っ暗闇の中で投石を尽く命中させ、怪物自身から称賛と名を受け取った。
 『夜の目(エイ・デ・ネート)』である。彼は怪物が落として行った光り輝く宝石、
 至宝『光を放つ石(ライエッタ)』を手にし、居合わせた赤子ドラシッラへ贈る。

 しばらく後、ドラシッラ殺害を試みるスピーナ・デ・ムルは彼を利用しようと考え
 ファネスとドゥランの戦争を唆す。成長した赤子に会ってみたいと思った彼は、
 姫を傷付けない条件で応じた。戦場で姫を目にした彼はその美貌に見惚れ、しかし
 スピーナは約束を破って彼女を傷付け、怒り狂った彼は怪物を素手で叩きのめす。

 彼は素性を伏して姫に仕え、ラテマール山の小人が作った無敵の大楯を手に
 彼女を守り、やがて恋人となった。だがファネス王は二人を引き離し彼を追放する。
 二人共にでなくば決して出陣しない、と王女は彼との愛にかけて誓っていたのだが、
 この誓いが破られたと知った彼は愛が失われたのかと悲観し、苦悩して彷徨った。
 だが姫の出陣は国難に迫られての事であり、姫を疑い即座に駆け付けなかった故に
 彼は恋人を救う機会を永遠に失ったのである。己の過ちを知った彼は更に苦悩する。

 放浪生活の中、事故で重傷を負ったエイ・デ・ネートは、現地の王の娘にして
 太陽の孫娘ソレギーナに助けられ、やがて彼女から恋されて結婚を願われると
 恩義と好意からこれに応じた。だがしばらく後、訪ねて来た旧友との会話で
 忘れ得ぬドラシッラへの未練を語った時、扉の外でこれを聞いたソレギーナは
 衝撃と生来の虚弱さから息絶えてしまう。「愛する人を二度までも死なせた!」
 絶望する彼を、ソレギーナの父王が復讐する事を怖れた旧友は連れて去ったが、
 以後エイ・デ・ネートの消息が聞かれる事は無かったという。


347 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/01(金) 19:50:19 5HBSgMBM0
【元ネタ】イタリア伝承
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】リザネル
【性別】男性
【身長・体重】175cm・69kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:C++
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。
 大鷲の加護により、翼あるものへの騎乗時に限りランクが上昇する。

【保有スキル】
剛腕:E
 純血の隻腕族でありながら両腕を持って生まれた子。
 ファネス人の願いを受けたその腕の力を、一時的に増幅させる事ができる。
 ……のだが、願いを足蹴にした彼は一ターンしか持続させられない。

戦闘続行:C
 母の遺した呪法、死を偽るムロの小枝。
 予め魔力を込めておく事で、致命傷を受けた際の自動回復礼装として機能する。

炎避けの加護:B
 聖なる炎の洗礼。
 炎、および火属性の干渉への耐性。

【宝具】
『炎舞謳剣(サービヤ・デ・フェック)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:50人
 炎の剣王オドルゲス、その愛剣。
 切っ先に黄金色の炎を纏って威力を高め、真名によりこれを放出する。
 黄金の地下王国アウローナの封を破り魔法を消し去った事から、
 所有者の対魔力を向上させる効果も兼ね備える。

【解説】
 隻腕族の王である大鷲の子“鷲王子”と
 隻腕族の王族の姫の間に生まれた、両腕を持つ王子。
 双子交換の風習によりファネス王子となっていた“鷲王子”を通じて
 ファネス王国の正統を受け継ぐ子であり、王国復興を担う英雄とされた。

 ファネス人が鷲王子の蛮勇によって二十人だけを残して壊滅した時、
 鷲王子の父である黄金の鉤爪を持ち炎を吹く大鷲は二十一人目を、
 王子の子である赤子を連れてファネス王妃とルヤンタ王女の前に現れた。

 大鷲は、「偉大な時」が来るまでにドラシッラの魔矢をこの子が手に入れたなら
 王国の復興は叶う、と告げる。ファネス王妃はこの最後の王子に炎の洗礼を施し、
 大鷲は彼を名高い『炎の剣王』のもとで育てるべくコリントン王国へ連れて行った。

 だが剣王が老い、その息子らが怠惰であった時、コリントンは攻め滅ぼされてしまう。
 炎の洗礼を受けた子供は都を焼く大火を無傷で生き残り、傭兵部隊アリマンニに拾われ
 リザネルと名付けられ、部隊最強の戦士に成長した。仙女ヴィヴァーナが彼を訪れ、
 いずれまた自分達が三度現れて「今何を望むか」問うからその時は銀の魔矢を望め、
 そうしたら矢は手に入りファネス復興は成るだろう、と語る。この時彼は頷いたが、
 恋する女性との結婚を拒まれた時、拒まれ続けた時、その女性が殺された時、彼は
 試合の褒美(結婚権)、女性との結婚、仇討を望み、三度の機会全てを棒に振った。

 瀕死の女性の回復を願って二度と武器を持たぬと誓った彼は、やがて仇敵との戦いで
 武器を持つ事ができず、だが無手のまま策略で敵を滅ぼし、自らは槍に貫かれ果てた。
 英雄が死に「偉大な時」が虚しく過ぎていく中、ファネス王妃は彼の死を悼むと共に
 これで良かったのかも知れない、無敵なれど運命を縛る呪われた魔矢を持つよりは、と
 魔力に頼らず名を残した彼を讃えた。ファネス人は次の「偉大な時」を待っている。


348 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/03(日) 16:32:52 iDUHib9U0
【元ネタ】史実
【クラス】アーチャー
【マスター】
【真名】ヤン・ジシュカ
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具C+

【クラス別スキル】
対魔力:D

単独行動:C

【固有スキル】
不具:D
 アーチャーは隻眼であり、回避判定に少量のマイナス補正を受ける。

信仰の加護:B
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

いくさ場の先駆者:B+
 初めて銃火器を実戦に投入し多大な成果を挙げたことで、のちの戦の様式を塗り替えさせたことにちなむ、軍略、カリスマを含めた複合スキル。
 内容の未知、既知を問わず、彼の立案した戦術はそれを知らない相手に対して成功率が上昇し、戦闘の間有利な補正が得られる。

【宝具】
『其は頑強ならず、なれども堅牢なり(ボゾバ・フォルマツェ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大補足:10人
 アーチャーが運用した、ワゴンブルクと呼ばれる移動式の簡易城塞を展開する。
 宝具としてはその柔軟性に重きが置かれ、アーチャーの指揮によって機動し、高速で陣の作成、組み替えを行いつつ戦況に合わせてフレキシブルに対応する。
 史実では木製だが、魔力を帯びているため現代の通常兵器には容易に耐えうるだけの堅固さとなっている。またこれ自体質量兵器としての運用も可能で、いざとなればこれを直接相手にぶつけるといった使い方も一応存在する。

『其は練達ならず、なれども無敗なり(リドヴィ・ボョニック)』
ランク:D++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大補足:200人
 アーチャーが指揮し、幾度となく敵を退けた、彼の軍団を模した無銘の影を多数召喚する。
 最大の特徴は、召喚規模に対して極端に少ない魔力消費。現れる影達はその機能の大部分を射撃という一点に限定されており、直接戦闘では平均的なサーヴァントが掻けば消える程の脆弱さではあるが、その魔力消費は実質的にはその兵装を実体化する分と同程度で済む程に軽微である。
 マスケット、クロスボウ、大砲の三種の武器が選択可能で、このうちマスケットが最も魔力消費が少なくて済む。
 ただしこの影達はアーチャーとパスで繋がっているため、簡単な連絡係や索敵役としての応用も可能である。
 この好燃費な特性によって大規模な斉射をほぼ絶え間なく続ける事が出来、遠距離戦においてアドバンテージを生む。

【Weapon】
『無銘・マスケット銃』

【解説】
 フス戦争で活躍した人物。チェコを代表する英雄のひとり。
 フス派の一団を指揮し、自軍に非戦闘員が多くを占めるにも関わらず数量と練度で圧倒するカトリック軍を五度に亘り撃退した。
 そんな離れ業を可能としたのは、ひとえに彼が当時の最新武器であったマスケット銃の優位性を誰にも先駆けて理解していたからに他ならない。すなわち、マスケットは弓矢と比べて扱いが容易であり、使い手の体格や筋力に左右されないが為に、従来戦場と無縁であった女子供をも戦力として計上出来るようになるという事である。それはつまり戦闘の簡便化と、兵士の量産の可能化を意味した。

 彼は貧しい没落貴族の家に生まれた。今日の食事にも困る程に極貧であった彼は、当然の帰結として傭兵の道に進む。しかしここで徐々に戦略家としての才覚を顕わし、傭兵として参加したグルンヴァルトの戦いでの功績を買われ一躍ボヘミアの宮仕えとなる。彼がヤン・フスの教えに感化されたのはこの時であった。
 当時カトリックとフス派との対立が顕著となっており、彼は指揮官としての能力を請われてフス派の新たな拠点となっていた要塞都市ターヴォルへと向かう。
 この地にはフス派以外にも各地から流入した様々な信仰集団も流れ込んでいたが、彼は相互扶助と平等分配を徹底させることで町を整備し、一個の共同体としてまとめさせた。
 彼の優れた采配は味方の士気を鼓舞し、敵達はすこぶる彼とその軍団を恐れたという。


349 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/03(日) 17:59:16 OGtiMI9o0
【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】ライダー
【真名】メイヴオルタ(マブ・ザ・クイーン)
【性別】女
【身長・体重】147cm・40kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久D+ 敏捷B+  魔力A+ 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
魔術に対する抵抗力。妖精としての側面で召喚されたためランクが上がっている。

騎乗:A+
乗り物を乗りこなすスキル。
ライダーより格が劣っている、筋力が低い英霊なら無条件で"騎乗"し完全に屈服、支配下に置くことが可能。

狂化:A+
理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
クラス別スキルと同時に夢魔としての種族特性。妖精の女王であるライダーの価値観は人間とずれており、制御中は落ち着いて会話をすることは可能だが、一度快楽を感じる、好みの英霊に出会うと"己の愛欲のみを優先する"思考に固定され、満足するまで制御不能となる。

...特にクーフーリンと出会ってしまった場合どちらか犯されるか、殺されるまで決して止まらないだろう。

神性:C
メイヴはもともとキリスト教伝来以前の地母神の名残といわれる。

【固有スキル】
黄金律(女王):B-
強き、戦士達の母としての肉体と、英雄を堕とす女として完成させた肢体、財を愛する女王としての金運を併せ持つスキル。夢魔としての側面が強いので、戦士の母としてはランクが下がっている。

女王の躾:D
「勇者を愛し、兵士達を統べる女王」ではなく、「勇者と兵士を犯し、嬌声を上げる妖精の女王」として召喚されているので、カリスマスキルは大きくランクダウンしている。

【宝具】
『愛しき私の蜂蜜酒(マイ・レッド・ミード)』
ランク:D 種別:対英雄、契約宝具 レンジ:1〜10最大捕捉:10
通常召喚時では蜂蜜酒の奔流で敵を魅了する宝具だが、オルタの場合は英雄に蜂蜜酒を飲ませることで、血縁レベルの契約と加護を与える宝具となっている。
酒の奔流を起こすことは出来ず、相手に無理やり飲ませても効果は薄いが、相手を完全に屈服させてから飲ませれば契約を上書きし、令呪に匹敵する拘束力と全ステータスの強化がなされる。

『愛しき私の鉄戦車(チャリオット・マイ・ラブ)』
ランク:A 種別:対軍、対人宝具 レンジ:2〜40 最大捕捉:50
通常召喚時よりも「閨」としての性能に特化しており、跳ね飛ばした戦士達を半強制的に内部に引きずり込み、小規模な"妖精郷"とかした戦車室で精も、遺伝子も、理性すらも嫐り喰らわれ、新たなる戦士の材料となり果てる。


350 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/03(日) 18:00:03 OGtiMI9o0
『英雄嫐りし愛欲の女神(ラスト・オブ・ティターニア)』
ランク:A++ 種別:対英雄宝具 
数多の英雄を犯し、愛人として侍らせた夢魔の女王。その狂気にも似た"愛欲"が宝具にまで昇華されたものであり、それは神話に名を連ねた英雄達すら繋ぎとめる。彼女の目に止まった者が新たにその愛を注がれ、生還したならば、その身に英雄たるにふさわしい力を得るだろう。
また、シャドウサーヴァントとして「生前彼女と身体を重ね合わせた英雄」を召喚することが可能。しかし知名度の関係上召喚できるのは 「フェルグス・マックロイ、コナル・ケルナッハ、コンホヴァル・マク・ネサ、クラン・カラティン」に限定される。
召喚された英雄達は能力が大幅に劣化し、クラン・カラティン以外はライダーに忠誠を誓っておらず離反する可能性も高いが、騎乗スキルと第一宝具の蜂蜜酒で支配下に置き、再び愛を注ぎ込めば、宝具使用可能な通常サーヴァントと変わらぬ能力となる。

【Weapon】鞭、肢体

【FGO的解説】
★5 B3 A1 Q1 ややHPよりバランスタイプ
魔性属性

黄金律(女王):B-
自身に弱体無効、毎ターンHP回復、毎ターンNP獲得、NP獲得量アップ、攻撃力アップ(3ターン)

女王の躾:D
味方全体の攻撃力アップ、味方全体の"男性"の攻撃力アップ(3ターン)、自身のHPを回復

愛しき私の蜂蜜酒:D
自分以外の味方全体のクリティカル威力をアップ、宝具威力アップ、スター発生率アップ、毎ターンスター獲得状態(3ターン)NP獲得(20)、魅了状態を付与(1ターン)【デメリット】

英雄嫐りし愛欲の女神(ラスト・オブ・ティターニア)
自身のバスター性能アップ、スター発生率アップ(1ターン) +敵全体に強力な攻撃+自身のHPを1000減らす【デメリット】


絆礼装
『私が愛した"英雄"』

illust
こちらに立ち塞がる"赤い槍を持った英雄"

効果
自身の宝具威力を30%アップ、攻撃時に確率で相手のクリティカル発生率ダウン、ガッツ解除。

【解説】
ケルトとシェイクスピアが生んだハイパーケルトサキュバスロリ巨乳サドマゾビッチ。
夢魔の女王としての側面で召喚された女王メイヴ。通常召喚時よりも幼いが、肉体は強化されている。しかし、カリスマ性、指揮能力が低く、精神面においては戦士としても、女としても、女王としても通常召喚時よりも劣っている。
特異点に召喚されたら、カラドボルグを持つセイバー、フェルグスと魔弾タスラムを持つアーチャー、コナルとカラドボルグの斬撃すら耐える盾オハンを持つランサー、コンホヴァル王と28人に分身し、28の毒槍を持つバーサーカー、クラン・カラティンと支配下に置いたはぐれサーヴァントと兵士達を引き連れ、愛しき英雄(クーフーリン)を求めて進軍をはじめるだろう。


351 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/03(日) 19:43:31 iDUHib9U0
>>348ちょっと加筆&修正

【元ネタ】史実
【クラス】アーチャー
【マスター】
【真名】ヤン・ジシュカ
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具C+

【クラス別スキル】
対魔力:D

単独行動:C

【固有スキル】
不具:D
 アーチャーは隻眼であり、回避判定に少量のマイナス補正を受ける。

信仰の加護:B
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

いくさ場の先駆者:B+
 初めて銃火器を実戦に投入し多大な成果を挙げたことで、のちの戦の様式を塗り替えさせたことにちなむ、軍略、カリスマを含めた複合スキル。
 内容の未知、既知を問わず、彼の立案した戦術はそれを知らない相手に対して成功率が上昇し、戦闘の間有利な補正が得られる。

【宝具】
『其は頑強ならず、なれども堅牢なり(ボゾバ・フォルマツェ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大補足:10人
 アーチャーが運用した、ワゴンブルクと呼ばれる移動式の簡易城塞を展開する。
 宝具としてはその柔軟性に重きが置かれ、アーチャーの指揮によって機動し、高速で陣の作成、組み替えを行いつつ戦況に合わせて自在に対応する。
 史実では木製だが、魔力を帯びているため現代の通常兵器には容易に耐えうるだけの堅固さを誇っている。またこれ自体質量兵器としての運用も可能で、いざとなればこれを直接相手にぶつけるといった使い方も一応存在する。

『其は練達ならず、なれども無敗なり(リドヴィ・ボョニック)』
ランク:E+++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大補足:200人
 アーチャーが指揮し幾度も敵を退けた、彼の軍団を模した無銘の影を多数召喚する。
 最大の特徴は、召喚規模に対して極端に少ない魔力消費。現れる影達はその機能の大部分を射撃という一点に限定されており、直接戦闘では平均的なサーヴァントが掻けば消える程の脆弱さではあるが、その魔力消費は実質的にはその兵装を実体化する分と同程度で済む程に軽微である。ただしこの影達はアーチャーとパスで繋がっているため、簡単な連絡係や索敵役としてなら応用も可能。
 マスケット、クロスボウ、大砲の三種の武器が選択可能であり、このうちマスケットが最も魔力消費が少なく、大砲は魔力消費量が高い。
 この好燃費によって大規模な斉射をほぼ絶え間なく続ける事が出来、遠距離戦においてアドバンテージを生む。

【Weapon】
『無銘・マスケット銃』

【解説】
 フス戦争で活躍した人物。チェコを代表する英雄のひとり。
 フス派の一団を指揮し、自軍に非戦闘員が多くを占めるにも関わらず数量と練度で圧倒するカトリック軍を五度に亘り撃退した。
 そんな離れ業を可能としたのは、ひとえに彼が当時の最新武器であったマスケット銃の優位性を誰にも先駆けて理解していたからに他ならない。すなわち、マスケットは弓矢と比べて扱いが容易であり、使い手の体格や筋力に左右されないが故に、従来戦場と無縁であった女子供をも戦力として計上出来るようになるという点である。それはつまり戦闘の簡便化と、兵力の量産化を意味した。

 ヤン・ジシュカは貧しい没落貴族の家に生まれた。今日の食事にも事欠く程であった彼は、当然の帰結として傭兵となった。しかしここで徐々に戦略家としての才覚を顕わし、中世ポーランド最大の戦役と呼ばれたグルンヴァルトの戦いでの功績を買われ一躍ボヘミアの宮仕えとなる。彼がヤン・フスの教えに感化されたのはこの時であった。
 当時はカトリックとフス派との対立が顕著となっており、ジシュカは指揮官としての能力を請われてフス派の新たな拠点となっていた要塞都市ターヴォルへと向かう。
 この地にはフス派以外にも各地から流入した中小様々な信仰団体が混在していたが、彼は相互扶助と平等分配を徹底させることで町を整備し、一個の共同体としてまとめた。
 彼の優れた采配は味方の士気を鼓舞し、敵軍はすこぶる彼とその軍団を恐れたという。


 傭兵時代に行っていた略奪行為については悔いているが、それが彼等の生きる術であったのもまた事実であり、否定するのではなく深く心に留めている。
 そんな彼がフスの教えに傾倒したのは当時の格差社会による社会不満もあるだろう。
 彼がターヴォルにおいて女子供に武器を摂らせたのは、いずれ虐殺されるであろう絶望的な戦力差をどうにかして覆す為であった。
 故に自らの為に力無き者を利用する輩には嫌悪を示し、年端のいかない子供を戦場へ駆り出す少年兵の存在には内心で複雑な心境を抱いている。
 だからこそ彼は、聖杯に懸ける願いとして犠牲となる弱き者がいない、誰もが等しく富を享受出来る世界を望むのだろう。


352 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/05(火) 02:17:21 .XRG1CPE0
【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】藤丸立花
【真名】無銘(少年兵)、幻霊アブトマット・カラシニコフ
【性別】女性
【身長・体重】141cm・36kg(本体)、88cm、3.9kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E+++ 耐久E+++ 敏捷D++ 魔力C++ 幸運E 宝具E++++

【クラス別スキル】
復讐者:E+++
もはや復讐心は擦り切れている。

忘却補正:EX
誰も彼女を覚えてはいない。

自己回復(魔力):E++
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。

【固有スキル】
射撃:A+
銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。
本来アヴェンジャーの射撃能力は一般人に毛が生えたレベルだが、幻霊AK(アブトマット・カラシニコフ )と融合したことにより大幅に強化されている。

薬品乱用:C++
トルエンや覚醒剤、偶然紛れ込んだ魔術髄液などの薬品を投与し、恐怖感を一時的に忘れさせ、狂化Cほどの強化を与える。
英霊であるアヴェンジャーは副作用をある程度無視して戦闘可能。

有象無象の夢:E++++
個人の願望、幻想を掻き集めて力とするスキル一つ一つはうたかたのように儚いが、束ねれば大きな力となる。
ただし、対軍宝具などの高威力、広範囲攻撃の前では無力な等しい。

【宝具】
『小さき者達の戦争(チルドレン・ウォー)』
ランク:E++++ 種別:対軍宝具 レンジ: 一分隊〜無尽 最大捕捉:50〜無尽
現代においても残る"少年兵"という概念が宝具となったもの。
自身の魔力が続く限り少年兵を召喚し続ける。初めは一分隊ほどしか召喚できないが、自己回復スキルと組み合わることにより驚異的な速さで増殖してゆく。
本体であるアヴェンジャーが倒されたとしても他の兵士が存在する限り、何度でも復活が可能。

『無尽の銃弾(リミットレス・バレットワークス)』
ランク:E+++ 種別:対人、対軍宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1〜10
世界で最も大量に生産された銃、人類史上最も人を殺した兵器であるAKを大量に生み出す宝具。
この銃を持った者には低ランクの狂化、射撃、人型特攻が付与される。

【Weapon】AK、軍用ナイフなど

【FGO的解説】
★1 B2、A1、Q2 攻撃特化、HPは低い。

射撃:A+
自身のクリティカル威力をアップ(1ターン)

薬物乱用:C++
自身のバスター性能アップ、クリティカル威力アップ、精神異常耐性アップを付与(3ターン)、ガッツ状態を付与(5ターン)、自身のHP最大値が1000減少【デメリット】

有象無象の夢:E++++
自身の通常攻撃のヒット数が二倍になる状態を付与〈ヒットあたりの威力は大きく落ちるがスキルレベルに応じて威力が上昇〉(3ターン)、通常攻撃回避状態を付与(3回)、全体攻撃、宝具攻撃で受けるダメージが二倍【デメリット】

『小さき者達の戦争(チルドレン・ウォー)』B
自身のスター発生率をアップ(1ターン)&敵全体に強力な[人型特攻]攻撃


最終再臨イラスト
錆びつき、苔むしたAKと草原で眠るアヴェンジャー


絆礼装
「有象無象の死」

illust
ボロボロの軍用帽と血まみれのAK

効果
自身の宝具威力を30%アップ、スター発生率とクリティカル威力を10%アップ。自身の即死耐性をダウン【デメリット】

【解説】
名もなき兵士達の代表者。ある日突然起こった戦争で、少年兵となった少女。無慈悲にも前線に送り出され、薬漬けにされ、慰み者にされたが、偶然戦場に流れ着いた魔術髄液を投与され、量産品の中の偶然に偶然を重ねた名銃を手にし、大きな戦果を挙げたあと、副作用と弾丸の前に、当たり前のように死亡した。
黒髪短髪、褐色の肌、青い瞳をしたどこにでもいそうな少女。
通常の聖杯戦争では圧倒的に魔力燃費がよく、基本従順。宝具による諜報、偵察能力も高く、戦闘時では全スキルと宝具ブッパにより格上殺しも見込める。
ただし、対軍、対城宝具持ち、攻撃無効化スキル持ちに勝ち目はない(マスター殺しを除く)。


353 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/05(火) 23:05:52 QgVjzdss0
http://url.ie/12aa4


354 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/09(土) 11:26:03 /rdSNr.c0
【元ネタ】史実?
【CLASS】アサシン
【真名】未解決事件の真相
【属性】中庸・中立
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:-
そもそも「気配」が存在しない

【固有スキル】
未解決:A
世界中に「未解決事件」が存在する。
探偵やそれに類するサーヴァント、および推理に相当するスキルなど、
このサーヴァントの正体を知ろうとする能力等を無効化する。

怨嗟の声:A
不幸にも未解決事件により命を落とした者たちの怨嗟の声。
このサーヴァントに対して戦闘を仕掛けた者たちに対して
能力の上昇と、スキル「狂化」の付与などの補正がかかる。
かかる補正は対象となるサーヴァントの属性が「正義」であるなど、
正義に基づく行動をどれだけ為せるかによる。
要は「人の良いサーヴァント」であるほどステータス補正と高ランクの狂化がかかる。

【宝具】
『解決されざる不幸な物語(アンリゾルブド・インシデント)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
このサーヴァントの正体は「召喚時において未解決となっている事件」の総称。
真相が明らかになっていない、犠牲者が存在する出来事の集合体。
それをサーヴァント化せしめているのが、この宝具でもある。
あるいは宝具そのものがサーヴァントとも言える。

目撃者が存在しない場面において、対象はこのサーヴァントに対して無防備になる。
対象となった不幸な者を誰かが認識する頃には、
対象は既に死んでいるか、その姿を認識できない状態にある。
その時代において、この宝具の対象となった不幸な被害者の死の真相を知る者は存在しない。

逆に言えば、衆人環視の元ではこの宝具を発動できない。
このサーヴァントもすべてのステータスが一般人のそれと同程度になる。
なぜなら未解決事件に存在する犯人は、所詮は一般人であるからして・・・
また、この宝具の対象となった者が何らかの理由で生存した場合、
このサーヴァントは消滅する。
真相がわからないからこそ、このサーヴァントは存在できるのである。

【解説】
世に言う「未解決事件」の具現化。
「人が死に、真相が明らかになっていない」という事件の集合体。
「真相が不明」「多くの人が知っている」ことによるサーヴァント化。
召喚者の「未解決事件の真犯人像」により姿や性別が決定される。
正体が「未解決事件」であるため、目撃者が多い場面では何もできない、
その反面で「目撃者のいない場面」においては無敵の強さを誇る。
まさに「暗殺者」の在り方そのものであると言える。


355 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/09(土) 18:24:07 2IsbYmno0
【元ネタ】史実+創作
【CLASS】アサシン
【マスター】衛宮切嗣(理想)、藤丸立花
【真名】赤き砂塵のハサン
【性別】女性
【身長・体重】167cm・54kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷A+ 魔力A
幸運C 宝具A+

【クラス別スキル】
気配遮断:A+
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を経てばほぼ発見は不可能。となるが、攻撃体制に移るとランクが激減する。
アサシンの場合、この欠点を宝具によって補っており、砂嵐が吹いている場所ではランク低下が起きない。

単独行動:A
マスター不在、魔力供給無しでも長時間現界していられる能力。
マスターを失っても、一週間は現界可能。

【固有スキル】
自己改造:B
自身の肉体に別の肉体を付属、融合させるスキル。
アサシンは己の武器である美貌を維持する為に悪魔の内臓を、山の翁に相応しい力を得るため異形の胃袋を取り込んだ。

魔力放出(砂嵐):B+
武器、自身の肉体に魔力を帯びさせ瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
アサシンは吹き荒れる熱風と砂塵を吹き出す、肉体に帯びさせる、肉体そのものを砂嵐に変化させて暗殺に使用する。

風除けの加護:A+
中東の山の民に伝わる台風避けの呪い。
アサシンは風による災いを起こす悪魔の内臓をその身に宿している。

魔性の美貌:B-
人ならざるもの、神か魔としての美貌により、性別に関係なく呪いレベルの誘惑が可能。
しかし、砂嵐の中ではその美貌を発揮することは難しく、戦闘中にはあまり用いられない。

【宝具】
『幻影葬送(ザバーニーヤ)』
ランク:A+ 種別:対人、対軍宝具、固有結界 レンジ:99 最大捕捉:1000人
悪性精霊である魔神シャイターンの"砂嵐が吹き荒れる世界を内包した胃袋"と内臓を、呪術によって取り込んで手に入れた異形の体内構造(体内結界)。
口から強力な砂嵐を吐き出す、肉体そのものを砂嵐と化す、相手の体に触れるほどの距離に近づけば、砂塵と強風で内臓をシェイクして外傷なく殺害することも可能。
奥の手として胃袋に溜められた砂嵐を全て吐き出す事により、陽光と砂嵐が襲いかかる固有結界を展開し、能力を最大限に生かした戦闘が可能。

【Weapon】短刀、小さな刃などを砂塵に紛れ込ませて使用する。


【FGO的解説】
★3 B1A1Q3 やや攻撃型(百貌よりやや高い)
魔性属性

自己改造:B
自身のクリティカル威力をアップ、自身にスター集中状態を付与(3ターン)

魔力放出(砂嵐):B+
自身のQuickカード性能をアップ(1ターン)、
敵全体のチャージを1減らす

風除けの加護:A+
自身に回避状態を付与(3回)、自身のスター発生率をアップ(3ターン)

『幻影葬送(ザバーニーヤ)』Q
敵全体に強力な攻撃&確率で敵全体のクリティカル発生率をダウン&攻撃力をダウン


絆礼装
幻影の妖女

illust
蜃気楼が揺らめく砂漠で、アサシンが佇んでいる。

効果
自身の宝具威力を30%アップ、自身の登場時に味方全体に無敵状態付与(1回)

第1段階
黒いローブと髑髏の仮面をつけている。
第2段階
仮面を外す。
第3段階
ローブを脱ぎ、金色の髪を露わにする。


356 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/09(土) 18:25:16 2IsbYmno0
【解説】
髑髏の仮面、黒いローブ、美しい赤褐色の肌をしたハサン。元々はある商人の娘であり、同業者に殺された父親の仇を討つため暗殺教団に入団する。
山の翁になるため、大商人である仇を確実に暗殺するため呪術の才能を生かし、悪魔の臓物を取り込み、赤き風...砂嵐を操る能力を得た。
美貌による誘惑と、砂嵐によるキャラバン単位での大規模暗殺を用いてあっさりと仇を討ち、幻影の妖女(フェタ・モルガーナ)、スーリヤー砂漠の人食い砂塵などの名で恐れられた。
しかし、その力の代償により、肉体の限界は早く、最期の暗殺を終わらせた直後に"山の翁"により首を断たれ、砂となり消えていった。
余りにも手応えが無く、その後偶然にも砂嵐による被害が続出したため、"山の翁"に「まさか仕留め損なったか?」と微かな疑念を抱かせたという。
性格はハサンらしく、秩序を重んじながらも、慈悲無く獲物を仕留める仕事人。美貌でマスターをからかいながらも、影からその安全を見守る、仕えるものとしてかなり有能。
また魔神の胃袋を取り込んだ代償により、常に空腹に苛まれている。砂嵐の吹き荒れる世界を内包している胃袋を満たすには、粥が溢れ出る大釜や、米が湧き出る俵などが無ければ不可能だろう。

通常の聖杯戦争では、一区画を砂嵐に飲み込んでの大規模暗殺、美貌を生かした誘惑、情報収集、外傷無し暗殺をはじめ、宝具により格上相手にも消耗を強いる、砂嵐に巻いて安全に撤退可能。
また商人としての知識により交渉も得意。砂嵐により身内を人質にする、陣地に引きこもった魔術師を砂嵐で孤立させる、などの戦術も使用する。聖杯戦争において最も敵にしたくないサーヴァントと言えるだろう。
欠点は、アサシンにしては魔力消費が激しいこと。直感、千里眼、風除け、気配感知持ちのサーヴァント...特にアーチャーは天敵となる。あと広範囲攻撃もやや苦手。
高い魔力、魔力供給手段があり、暗殺に抵抗がないが外道でもない、秩序・悪系マスターとは極めて相性がよく、数日で聖杯戦争が終結する。


357 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/09(土) 22:37:51 KS6hWw.A0
日本の特撮に欠かせないお二方を

円谷 英二
【元ネタ】史実、ウルトラマンティガ
【CLASS】キャスター
【真名】圓谷 英一
【性別】男
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。「特撮の神様」として“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。
道具作成:E+++
 魔術的な道具を作成する技能。魔術的な性能は低いが、映像作品では実物と誤認させる程の精度を誇る。
【固有スキル】
星の開拓者:EX
 人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。
カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
召喚術:A
 過去、あるいは未来から霊体を喚起する魔術。
心眼(真):A
 修行・鍛錬によって培った洞察力。窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。逆転の可能性がゼロではないなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
【宝具】
『ヒーローが必要なんだ。ヒーローが(スターオブウルトラ)』
ランク:EX 種別:対悪宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
自身の作品に登場する存在を呼び出す宝具。真名解放することで、「光の国から」も呼び出すことができる。
【Weapon】
『赤い石』
とある存在から貰った宝石。宝具を発動する触媒となる。
【解説】
円谷英二が死後に描かれた作品から力を得た存在。

小野寺 章太郎
【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】小野寺 章太郎
【性別】男
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
復讐者:D
 復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。但し、アヴェンジャー本人は復讐心を抱いていない為、良くも悪くも影響は少ない。
忘却補正:A
 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。時がどれほど流れようとも、その信念は決して消えない。
自己回復(魔力):A
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。生前のバイタリティから、こちらは高いステータスとなっている。
【固有スキル】
真名看破:D-
 直接遭遇したサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。ただし、生前の取材と知識に由来する物であり、いくら幸運であっても見抜けない相手が多い。
高速詠唱:A
 魔術の詠唱を高速化するスキル。Aランクであれば、大魔術であっても本来の半分の時間で発動できる。ライダーの場合、魔術ではなく執筆の早さに恩恵がある。
直感:A+
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知、或いは平行世界の観測に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
【宝具】
『家族殺しの愛憎剣(エヌマ・エリシュ・パラドクス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
自身の心象風景の一部と、無数の作品を束ねて放つ魔力の疾風。
「同族殺し」の業と、姉の死に目に立ち会えなかった自責の念を乗せた攻撃であり、自身に近しい存在であるほど威力が増す。サーヴァントとして現界している為、聖杯、サーヴァント、神、人間、その他の順に特効を得る。
聖杯から現れたにも関わらず聖杯を壊す。この宝具こそが、彼をアヴェンジャーたらしめる由縁である。
『萬画王(ミリオンセラー)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
あまりの人気ゆえにサインを代筆させた逸話が昇華した宝具。自身が描いた萬画の存在を召喚し、戦闘を代行させることが可能となる。
この宝具の行使を前提としている為、前述のステータスは意味をなさない。
『永遠なるや我らが情熱(トキワソウ)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1〜999 最大捕捉:1人
東京都豊島区椎名町五丁目2253番地に存在した木造アパートであり、アヴェンジャーの固有結界。但し、魔術の素養のないアヴェンジャーはこの宝具を使用できない。だが、そこで培った物は、今も彼を支えている。
【Weapon】
「無銘・ペン」
何の変哲もないペンだが、彼の手にかかれば、数多の傑作を生み出す武器となる。
【解説】
漫画家、特撮作品原作者。SF漫画から学習漫画まで幅広い分野で作品を量産し、「漫画の王様」、「漫画の帝王」と評された。


358 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/11(月) 21:35:34 6VRZ6.ek0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】円谷英二
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:D
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
彼の場合、映画を撮影するための“スタジオ"を作成可能。

道具作成:D
魔術的な道具を作成する技能。
彼の場合は特撮に使用する“ジオラマ”を作成可能。

【固有スキル】
特技監督:EX
“特撮の神様”の象徴。
映像の加工、編集、特殊撮影技術に大幅なプラス補正。
彼が作り出す映画は本物と見紛うばかりである。

【宝具】
『電影・馬来沖海戦(ネーブルバトル・オフ・マラーヤ)』
ランク:EX 種別:対軍・対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
彼が特撮を担当した戦争映画「ハワイ・マレー沖海戦」のフィルムが収められた映写機。因みにフィルムは取り替え可能だが、セットでないと真名解放は不能。
戦後この映画を見たGHQが「攻撃シーンはすべて実戦の実写記録フィルムだ」と疑わなかった逸話より、映写機から投影された映像は実体を持つこととなる。
実体の強度は映像のリアリティに比例し、映像が真に迫る程に幻は世界に干渉を強める。
真名解放時にはフィルム内の世界と現実世界を“差し替え”、取り込んだ敵に集中砲火を浴びせる。

『永劫不滅の怪獣王(ゴジラ・ザ・デストロイヤー)』
ランク:A+++ 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1
“怪獣王”ゴジラの着ぐるみ。
キャスターがこれを着ることにより、ゴジラの“幻霊”と自らを同化する。
ゴジラ同化時は一時的にクラスがバーサーカーへと切り替わり、筋力値と耐久値をA+ランクまで引き上げ、Aランクの魔力放出スキルを獲得する。
この宝具は自力では解除できない。

『遥か輝く赤銀の巨人(ウルトラマン・ザ・ヒーロー)』
ランク:A+++ 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1
“光の巨人”ウルトラマンの着ぐるみ。
キャスターがこれを着ることにより、ウルトラマンの“幻霊”と自らを同化する。
ウルトラマン同化時は一時的に筋力値と耐久値、敏捷値をAランクまで引き上げ、A+ランクの魔力放出スキルを獲得する。
この宝具は3ターンで自動的に解除される。

【Weapon】
【解説】
言わずと知れた特撮監督。
宝具が特殊でややピーキーな性能のサーヴァント。
下準備がしっかりしてないと継戦能力がガタ落ちとなる。
新し物好きだそうなのでカルデアだとヒャッハーするタイプか・も


359 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/13(水) 23:19:45 X8JTA3Ow0
【元ネタ】史実、Fate/Grand Order上の設定
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】マリア・アントーニア・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン
【性別】女性
【身長・体重】160cm・52kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷D 魔力D 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
復讐者:A
 復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
 周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。

忘却補正:A
 時がどれほど流れようとも、彼女の憎悪は決して晴れない。
 たとえ、憎悪より素晴らしいものを知っていたとしても。

自己回復(魔力):D
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。

【固有スキル】
反革命:A
 革命・反王権思想に対する憎悪の顕われ。
 “自身に憎悪を向けている”と定めた相手への攻撃にプラス補正がかかる。
 よって、極めて範囲の広い特効スキルとして機能する。
 図らずも、自身を含めた多くの罪なき人を処刑した恐怖政治に似た性質を宿す、悪辣なスキルとなっている。

妖艶肢体:A++
 男の性欲を満たす天性の肢体。
 性技の手練手管も複合されており、特異な性癖を持たない限り、男はその豊満な体の魅力に抗えない。

醜聞の首飾り:EX
 ラ・モット夫人による詐欺事件を象徴し、革命の引き金にもなったと言われる首飾り事件の余波を示すスキル。
 史実に於いては結局所有できなかったこの首飾りは、“民衆からの不当搾取”を示す証としての能力を宿し、周囲から無差別に魔力を搾取する。
 この首飾りのデザインは史実とは異なり、絢爛豪華な首飾りではなく、宝石が散りばめられた首輪として彼女の首に絡みついている。
 ――ひとたび首輪を取れば、そこからは鮮血がにじみ始める、まるでさっき刃が通されたような鮮血が。

【宝具】
『三色旗を啄み裂け、双頭の鷲(ドップルアドラー・フォン・アンツィ=レヴォルツィオーン)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:50人
 革命の熱によって正気を失った民に剥奪された王権、その最後の輝きと足掻き。
 外見は、ハプスブルク家の紋章に用いられている巨大なる双頭の黒鷲。
 王権の消失によって全身は腐敗し、まるでゾンビのように所々から白骨が覗いている。
 真名解放により王権の敵対者に攻撃を加えるのは“本来の宝具”と同じではあるが、
 攻撃を受けた者には、革命で流れた夥しい量の血によって、溺れる幻覚の中に突き落とす追加効果も有する。
 精神抵抗判定に失敗すると、相手はそのまま血の海の中で溺死する。
 抵抗には運命の打破力ではなく幸運が重要となり、「誰かを処刑に追いやった」過去を持つ英雄の判定には不利な補正がつく。

【解説】
 悲劇のフランス王妃、マリー・アントワネット。その側面。
 フランスを愛し、フランスに殺された“オーストリア女”の、フランスを憎む極小の可能性と、FGO内で僅かに言及された側面の顕現。
 J・R・エベールとパリ・コミューンによる陰謀によって、実の息子との近親相姦をでっち上げられた末に断頭台に送られる。
 その息子ルイ=シャルル(ルイ十七世)も、恐怖政治を推進したいジャコバン派によってタンプル塔で洗脳を受け、洗脳は次第に虐待へと変貌する。
 エベール派の失墜、熱月の反動による恐怖政治終焉によって、ルイ=シャルルはいくらか人道的な扱いを受けられるなったが、
 時すでに遅く、衰弱しきっていた彼の短い生涯は、待遇改善から一年もしないうちに燃え尽きた。
 ルイ=シャルル生存時から、風聞程度ではあるものの、替え玉説は出ており、その死後にまるで罪悪感を和らげるかのように替え玉説は再燃。
 有識者たちも一時は振り回されたが、現在ではDNA鑑定による替え玉説の完全否定が実現している。

 それらの欺瞞に対する不快感と憎悪を、彼女は決して隠さない。
 ゆえに、彼女は決して「マリー・アントワネット」と名乗ることはないだろう。

 なお、このサーヴァントの体重は史実に残っているバストの分を足した数字。要するにB100cm越え推定Nカップ。


360 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/14(木) 22:58:27 8a0v541A0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】河上彦斎
【性別】女性
【身長・体重】150cm・42kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B++ 魔力E 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:A-
 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
 ただし、白昼堂々攻撃態勢に移ると気配遮断が完全に解けてしまう。

【固有スキル】
人斬り:A
 刀で人を斬ることに特化した剣術スキル。
 勝つことのみを目的とした実践的な剣術であり、
 求道者的な精神性とは無縁のものである。

情報抹消:C-
 戦闘終了後に目撃者と対戦相手の記憶から彼女の真名、外見的特徴等の情報が消失する。
 ただし、余りに人目の多い昼間の戦闘情報の抹消は不可能。
 その逸話の多さ故公式に記録されているもの以外にも多数の暗殺に関与したとされるが、
 何れも明確な証拠が無い、不明瞭なものだった。
 
草莽の志士:A++
 国家・君主を尊びそれを脅かす外敵を排除せんとする思想。
 時に肉体の限界をも超越する程の忠誠心。
 アサシンはそれは強固過ぎるため、 一種の狂化スキルともいえる領域に達している。

【宝具】
『片手抜刀(かたてばっとう)』
 ランク:無し 種別:対人魔剣 レンジ:1  最大捕捉:1人
 人斬り彦斎。天誅の剣。抜刀・斬撃・納刀までの動作過程を、世界の正常な空間から切り離し
 極限まで加速圧縮することで斬ろうとする過程を省略し対象を斬った結果を現出させる、
 限定的な時空間歪曲現象。刹那すら彼方に置き去る抜刀術。
 省略される動作行程には「自身が攻撃態勢に移る」動作も含まれるため、この宝具を用いた攻
 撃を行う場合アサシンのクラススキル「気配遮断」のランク低下が発生しない。
 正確にはランク低下は起こっているが、この宝具の斬撃の速度はたとえサーヴァントでも追従
 しきれない領域にあるという方が正しい。一端間合いに入られてからこの宝具による奇襲を許し
 てしまった場合、回避には単純な心身の反応速度以上の何かが必要になる。

【Weapon】
『孫六兼元』
 河上彦斎が愛用したとされる太刀。

【解説】
 河上彦斎。岡田以蔵、田中新兵衛、中村半次郎とともに「幕末の四大人斬り」の一人に数えられる尊皇攘夷派の熊本藩士。

 十六歳で茶坊主として藩主邸の花畑屋敷で召し抱えられ、藩主に近習。掃除坊主から国老附坊主に出世した。
 儒学者轟武兵衛や国学者林桜園に師事し、神風連の太田黒伴雄や加屋霽堅とともに兵法を宮部鼎蔵に学んで尊皇攘夷の思想を固め、
 攘夷派志士としての道を歩み始める。
 元治元年の池田屋事件で新選組に討たれた宮部鼎蔵の仇を討つべく再び京へ向かうも、七月十一日、西洋の馬の鞍を使って京都の街を
 闊歩していたという理由で開国論者の重鎮、佐久間象山を仲間と共に公衆の目の中白昼堂々に斬殺した。
 実のところ明確に記録として残っているのは上記の佐久間象山の暗殺一件のみで後は誰を何人殺害したのかなど不明な点が多い。
 しかしその逸話の多さから他にも多数の暗殺に関与していたとされる。
 明治維新後も強硬に攘夷を主張しつづけたため、藩と新政府に危険視され、明治四年十二月四日、日本橋小伝馬町にて斬首。

 笠を被り太刀を携えた小柄で色白の和装の麗人。飾り気は無いが、品行方正な大和撫子。逆にそれ以外の印象は残りにくく、
 雑踏に紛れれば忽ち消えて見えなくなるような儚さを感じさせる。
 しかし、そんな見た目の印象と裏腹にその内面は極めて苛烈。温和な空気のまま躊躇無く人を斬り捨てる残忍性を持つ。
 というか命を捨てても守り通す程の強固な信念・目的を持たない者はそもそも人間と認識していない節がある。
 それらを持ち合わせてさえいれば勝ち目が薄いマスターでも忠義を尽くして付き従う。
 しかし根が気短な激情家な上お世辞にも人を見る目に優れているわけでもないため、召喚されて早々マスター見切りをつけ
 文字通り斬り捨てにかかる可能性が高い。同業の以蔵とはまた別ベクトルの内面の問題点により、「暗殺者」というにはいまいち隠者に
 徹しきれていないきらいが強い二流アサシン。結局彼女も彼と本質は同じ「人斬り」でしかない。
 
 以蔵と比較すると剣才で若干劣る分白兵能力は低いが、性格の欠点を差し引き純粋にアサシンとしてのみの価値・性能で比較した場合
 こちらの方が適正が高い。しかし佐久間象山の暗殺がどの文献に置いても確実に関与したと明記されるレベルで人々の記憶と記録に刻みつ
 けられているためか、昼間の人目の多い場所では気配遮断と情報抹消の精度が低下してしまう。


361 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/15(金) 21:51:30 PR8Bd0tA0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】イリエン
【性別】男性
【身長・体重】172cm・70kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操ることが出来る。

【保有スキル】
女神の寵愛:C
 アヴァラハの娘モドロンの恩返し。耐久と幸運がランクアップしている。

忘却補正:C
 忘却の彼方より襲い来る復讐の手。
 ブリテン島の“己が受けた不法に、墓場から報復した”三人の一人であるライダーは、
 己と契約者を傷つけた/殺害した者に対するクリティカル効果を強化する呪いを残す。

魔力放出(炎):D
 フラムズウィンにより付与されたスキル。
 幻炎との同時使用は不可。

【宝具】
『熱情溢るる冷厳の鉄(フラムズウィン)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
 死神さながらに敵を倒した、鉄灰色の槍。
 この槍が負わせた傷からは幻炎が立ち上がり、
 対象が死亡するか傷を完治させるまで生命力を吸い上げて燃え続ける。
 イリエンがくしゃみを二度する間に、敵は死を迎えたという。

『北を鎮める至上の錨(グウィール・ア・ゴグレズ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5〜40 最大捕捉:100人
 際立った斑を持つ愛馬、ヴァエラウルの最大疾走。
 王国の錨、北方における至高の王と称されたイリエンの突撃は
 “北の男たち”の重みを併せた質量攻撃となって敵を粉砕する。

【解説】
 六世紀後半、イングランド北部レゲド王国を治めた王イリエン(ウリエン)。
 アーサー王伝説における“ユリエンス王”の原型とされる。

 北方ブリテンのイリエン王はコイル・ヘン(老王コイル)の末裔とされ、
 恐らくはカーライルに宮廷を置き、カタリックまで届く広い領地を支配していた。
 イリエンは北東部から進出して来たアングル人国家ベルニシア王国と度々戦い、
 ストラスクライドの『寛大なる』リデルフ王、エルメットのグワッサウク王、
 それにモルガント王という三人の北方ブリトン族王と協力してこれを打ち破った。
 タリエシンの真作とされる詩はその過半がイリエンと息子オワインへの賛美詩であり、
 三題詩も彼をブリテン島の三将軍、息子は女神モドロンとの子、等と讃えている。
 しかしメドガウズ島(現リンディスファーン)包囲の際、モルガントの裏切りを受け
 ソヴァン・スァウ・ジヴォ(『切り裂く手』)に暗殺された。590年頃だったという。

 フラムズウィンは本来、イリエン父子に敗死したアングル人軍団指揮者の名(綽名)。
 『炎を運ぶ人』を意味し、実在のベルニシア王テオドゥルフに相当するとも言われる。


362 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/15(金) 21:52:56 PR8Bd0tA0
【元ネタ】英国伝承、史実?
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】コイル・ヘン
【性別】男性
【身長・体重】160cm・80kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久A 敏捷E 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 詠唱が二節以下の魔術を無効化。
 大魔術や儀礼呪法など、大掛かりな魔術は無効化できない。

【保有スキル】
果実の酒気:E
 常に快い林檎酒の香りを漂わせている。
 自身と味方の能力を、極端な下戸を除いて、幾らか向上させる。
 泥酔・魅了に至る程の力は無い。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的洞察力。
 窮地において彼我の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦術論理”。
 時期的にはスティリコ退場後にピクト・スコット人勢力に直面する羽目になっている。

魔術:B
 オーソドックスな魔術を習得。
 得意なカテゴリは自然干渉、強化、変化。

【宝具】
『蒼槍乱舞(グワエウ・コリン)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2〜30 最大捕捉:300人
 老王コイルの三百条の槍。
 周囲の四元素に働きかけ、最大三百の槍陣と成して操る決着術式。
 術者により相性の良い元素は異なり、
 コイルの場合は地において強度に、水において速度に優れる。

【Weapon】
『青黒い槍』
 コイル自身が手にする長槍。“三百条の槍”はこれを模した姿をとる。

【解説】
 ローマ属州としてのブリタンニア最終盤およびその直後の時代、
 四世紀後半から五世紀序盤にかけて存在したとされる北方ブリテン人王。
 ピクト族とスコット族が同盟してブリテン人に対抗して来る事を怖れて戦い
 しばらくは成果を挙げたが、最終的には叶わず二族同盟軍に敗れて亡くなったという。

 北方ブリテン人王の多くは彼の末裔と位置付けられる。
 マザーグースの『コオル老王』候補とも言われる一人。


363 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/15(金) 21:54:05 PR8Bd0tA0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】ガレシン
【性別】男性
【身長・体重】180cm・77kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

自陣防御:C
 味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮される力。
 防御限界値以上のダメージ削減を発揮するが、自分はその対象には含まれない。

【保有スキル】
陣地作成:B
 自らに有利な陣地を作り上げる能力。
 彼の場合、犬群への陣形指示と宝具真名の組み合わせにより
 城壁・牢獄・小規模な砦を瞬く間に組み上げる能力となる。

妖精の加護:D
 エスク-アヴァロン王の血族として不運を遠ざける。
 判定結果が決定的失敗であった時、通常の失敗へと変更する。

怪力:D
 一時的に筋力をワンランク向上させる。
 『半熊』ゴルウスト・レドルウムへの先祖返り。

【宝具】
『白狗不動(イスグウィド・キンウィディオン)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:300人
 キンウィド・キンウィディオンの三百枚の楯。
 ガレシンの従える最大三百頭の妖犬群が、真名の解放と共に大楯へと変じる。
 三百枚の楯の他、三百本の剣、三百条の槍を受け継ぐ血族がいるという。

【Weapon】
『猟犬群』
 耳の赤い白犬、妖精国の猟犬クーン・アンヌン。
 普段は見る事ができないとされ、猟犬自身が気配遮断スキルを有している。

【解説】
 ガルロットのネントレス王とアーサーの異父姉エレイン(ブラジーヌ)の子ガレシン。
 アーサーの甥の一人、ガウェイン兄弟やユーウェインの従兄弟、
 アーサーの曽祖父が治めた街クラレンスの公にして円卓の騎士。
 人間関係・武勲・冒険、どれもそれなりに重要な所をこなしているのだが、
 大体においてメイン展開から数歩離れており従兄弟達の陰に隠れている。

 父王や伯父らがアーサー王に叛乱を起こし、またサクソン軍に苦戦していた頃の事。
 ガレシンは思い悩んだ末「アーサーに敵意を抱く何者も自分の敵だ」と宣言すると
 従兄弟のガウェイン兄弟へ使者を送り、助力を求めた。兄弟はガレシンに同意し
 彼のもとへやって来ると、アーサー王の手で騎士叙勲を受けるつもりだと言う。

 かき集められるだけの騎士と従士を引き連れ、彼らはアーサーのもとへ出発した。
 若者達は各地でサクソン軍と戦いを繰り広げ、やがてガレシン達の評判を聞いた
 ユリエンスの嫡子と私生児、二人のユーウェインが加わり、サグラモールも参加し、
 アーサー王と合流する頃には広く名声を轟かせていた。彼らは王に騎士叙勲を受け、
 ガレシンは王妃の騎士の一人ともなり、やがては円卓に名を連ねる事となった。


364 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/16(土) 15:36:54 1JG5OsnE0
【元ネタ】紋章学
【CLASS】ライダー
【マスター】藤丸立香
【真名】ワイバーン
【性別】女性
【身長・体重】159cm・61kg(翼含む)
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C+ 耐久B+ 敏捷 A+ 魔力A 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力: A
魔術に対する抵抗力。
偽竜とはいえ竜種であるライダーは高ランクの対魔力を持つ。

騎乗: A+
乗り物を乗りこなすスキル。幻獣、神獣を除く全ての乗り物と獣を乗りこなすことが可能。
"紋章"を付与された獣であれば竜種にも騎乗可能。

【固有スキル】
無辜の怪物:EX
飛竜の幻想(ワイバーン・ファンタズム)とも。
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。
本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。
確固たる逸話も伝説もない、四つ足の竜に塗りつぶされた"偽りの竜"、人間に作られた都合のいい竜の代替品(オルタナティブ)であるライダーはこのスキルがないと存在を維持できない。

竜の息吹(毒炎):B+
最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。
ライダーは強力な毒と炎を吐き分けることが可能。

飛竜の紋章: A+
戦士たちに掲げられ、勇気と敵意を鼓舞し続けたライダーの祝福。
身体に紋章を刻むことで、魔力の強化、低ランクの狂化、勇猛を付与することが可能。

【宝具】
『天空征する飛竜の伝説(ワイバーン・サーガ)』
ランク:EX 種別:対人宝具(自身) レンジ:1〜300 最大捕捉:100
別名、天空征する偽竜の幻想(ワイバーン・イマジナリー・サーガ)。
偽りと蔑まれた、竜のオルタナティブであるライダーの本気。手と一体化した巨大な翼を持つ竜体に変化、幸運を除く全能力の強化、最高ランクの敏捷で敵を蹂躙する。
しかし、確固なる伝説を持たないライダーは、この宝具を使う度に霊基の劣化と損傷を受けることとなる。


【Weapon】
紋章が刻まれた剣、盾、鎧、爪、牙、毒の尻尾

【FGO的解説】
★4 B2A2Q1 HP9858 攻撃10589
霊基が不安定故にHPが低い

無辜の怪物:EX
自身に毎ターンスター獲得状態を付与、
味方全体のクリティカル威力をアップ(3ターン)、自身のスター集中率をダウン【デメリット】

竜の息吹(毒炎):B+
自身の攻撃力、宝具威力をアップ(3ターン)
敵全体に毒状態を付与(5ターン)

飛竜の紋章: A+
味方単体のBuster、 Artsカード性能をアップ、精神弱体無効状態を付与(3ターン)

『天空征する飛竜の伝説(ワイバーン・サーガ)』B
敵単体のBuster耐性ダウン(3ターン)&敵単体に超強力な攻撃+自身のHPが500減少【デメリット】


最終再臨イラスト
天空を駆け、戦士たちを導いている。戦士の鎧には飛竜の紋章が刻まれている。


第1段階
全身を竜のような鎧で覆っている。
第2段階
顔の鎧を脱ぐ。オレンジの髪、蒼い瞳。
第3段階
鉄の鎧を脱ぎ捨て、竜鱗に覆われた素肌を晒す。


絆礼装
蒼き眼を持つ"飛竜"の伝説

illust
ライダーの絵が描かれた古文書

効果
自分がフィールドにいる間、攻撃力を15%アップ、自身に毎ターンHPを500回復、【竜】特攻、【竜】特防無効化状態を付与。

【解説】
中世のイギリスにおいてドラゴンの紋章は王族しか使えない高貴な紋章であった。
故に貴族たちはワイバーンを作った。竜と似て非なる蛇竜、飛竜。「これは竜ではない、飛竜(ワイバーン)だ。」「だから刻んでも咎められない。」...と。
竜の代替品としてワイバーンは作られた。
しかし、ワイバーンは嬉しかった。人に必要とされて、強い戦士たちが私を掲げて戦っている。それが人に作られた飛竜にとって最大の喜びだった。
だがその後、竜は四つ足であるとされた、紋章を支えるために。紋章を支えられない二つ足のワイバーンは次第に竜という幻想に塗りつぶされ、蔑まれた。
竜の劣化品!竜より劣る者!何故ワイバーン?竜でいいだろう?
ワイバーンは怒り、嘆き、悲しんだ。
「私は人のために生まれたのに、何故私を蔑む?」
「私は竜の代替品だが劣化品ではない!私は飛竜(ワイバーン)!竜とは似て非なる者。それを証明して見せる。この空想の根が落ちた世界で!」

偽物ではない、自分自身を知らしめるために戦うワイバーン。戦士を導く飛竜として召喚されたので知性は高い(やや脳筋)。
聖杯への願いはワイバーンとして伝説に名を残し、飛竜の幻想を確固たるものにすること。
人間には複雑な感情を抱いているが、友好的。強い戦士に自分の紋章を刻んでほしたがる。
竜の話題はセーフだが、竜と比較されると酷く錯乱する。


365 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/16(土) 19:58:04 DgvmMtm.0
【元ネタ】スパルタ
【CLASS】 ライダー
【マスター】
【真名】パウサニアス
【性別】男
【身長・体重】200cm・170kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
騎乗:D 
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
パウサニアス個人が騎乗による大きな戦果はあげたことがないため
大戦中に馬を乗りこなしたであろう、その時代の平均値にクラス補正を重ねた程度のものである。

対魔力:E
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
Eランクでは、魔術の無効化は出来ない。ダメージ数値を多少削減する。
パウサニアス個人に魔力の概念のような逸話はないためクラス補正程度のものである

【固有スキル】
猛将のカリスマ:B
「猛り狂う兵士のみに効果を持つ」カリスマスキル。
兵士全員が屈強な狂戦士であったスパルタ軍を統率したパウサニアスは
限定的とは言え歴史に名を連ねる王と同レベルのカリスマを持つ。

戦士の雄叫び:C
士気向上スキル。空手で言うところの呼吸法、息吹のようなものであり、雄叫びによって精神的な調整を測っている。
かの守護の王程ではないにしても紛れないスパルタ王である彼もこのスキルを有している。

軍略:B
多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。
パウサニアスの場合、たった一万人の戦力で三十万の敵を壊滅させたその異業がスキル化したものであり
平地での戦いや持久戦に置いてその真価を発揮する。

狂化:D
身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。
指揮官として召喚されるパウサニアスはある程度の理性を残してはいるものの
思考の優先順位が「戦い」「打ち倒す」などのプラタイアの戦い当時の思考に固定されてしまっている。
それ故意思の疎通が困難な場合もあり、「ここで逃げることは恥」のような状況に置かれれば
令呪を使用しない限り撤退することはない。


【宝具】
『炎門の報復軍(テルモピュライ・エノモタルコス)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000
「偉大なる守護王の仇を!偉大なる戦士の残した偉業を!必ずや我らが果たすのだ!
炎門の(テルモピュライ)・・・報復軍(エノモタルコス)ァァァァァーッ!!」

心象風景の具現化。及び固有結界。
守護王の仇を取らんとする狂戦士たちをまとめ上げたカリスマ及び
三十万の戦力に怯まず、なぎ払い、打倒し、遂にはその敵討ちを完了させた最強の軍団の具現化。
展開される心象風景は、四方八方を城壁で覆われた、かつての宿敵ペルシア軍が最期に逃げ込んだ城壁内。
退路もなく、ただ立ち向かうしか無いだけの一切の逃げ場がない結界内に対象を閉じ込め、パウサニアスが生前率いた一万のスパルタ兵を独立サーヴァントとして召喚する。
守護王の敵を討つために、当時プラタイアの戦いに参戦した兵士全員が心象風景を共有し、全員で術を維持する。
兵士にはそれぞれE〜Bランクの狂化と筋力が付与される。

『重軍走法(オティスモス・ファランクス)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000
「我ら(スパルタ)は退かず!只進み、蹂躙するのみ!重軍走法(オティスモス・ファランクス)!!」

圧倒的な数の差でスパルタを無力化しようとしたペルシア軍に対し、
槍が折れても短剣を引き抜いてペルシア軍に立ち向かい、数の差をものともせずにペルシア軍を押し返した
パウサニアス率いるスパルタ軍の逸話が昇華したもの。
召喚されたスパルタ兵が大群である間、スパルタ兵の筋力、敏捷、耐久に一段階の補正を与え
持つ槍、短剣をEランク相当の宝具へと変える

【Weapon】
長めの槍、短剣

【解説】
真名はスパルタの王、パウサニアス。
アナクサンドリデス2世の子クレオンブロトスの子であり、レオニダス王の甥に当たる人物。
後年はペルシアと内通し、国からも見捨てられるという最期を辿ってしまうが
聖杯戦争においてライダーとして召喚されるパウサニアスは
「レオニダスの敵を討て」という神託を得た一万のスパルタ兵を統率する
猛り狂う王として召喚される。
指揮官としての冷静さや状況判断能力は備えてはいるがそこはスパルタ。
脳筋に狂化が付与されているという生粋の狂戦士としての一面を見せることもあり
彼をコントロールするのは至難の業。少しでも逃げ腰を見せようものならマスターを
「戦士に満たない軟弱者」として殺すこともあるだろう。


366 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/17(日) 02:39:39 2N1cbd6k0
投稿速度はさほど落ちてないが、まとめの編集速度がだいぶ落ちてるな


367 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/19(火) 14:18:29 .azFJcOs0
【CLASS】 ライダー
【真名】 九鬼嘉隆
【性別】 男
【身長・体重】153cm・61kg
【属性】
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運B- 宝具A

【クラス別スキル】
騎乗 B
対魔力 D

【固有スキル】
九鬼式海戦術 A
九鬼氏8代に代々伝わる水上戦法が木津川口の戦い、慶長の役の逸話等と結びつきスキルに昇華した代物。
水上、船上でのみCランクのカリスマ、Bランクの軍略スキルとして効果を発揮する。
さらに、一度敗北した相手との戦闘では有利な補正を受け、一度勝利した相手との戦闘では不利な補正を受ける。

戦闘離脱 B+

関ヶ原の戦いの後、息子守隆の助命嘆願も虚しく洞仙庵で自害した逸話のデメリットスキル。
本来よりも霊基の消滅が早くなり、致命傷に至るまでの値が低く設定される。
ただし、嘉隆亡き後も本当に守りたかったものはこの世に存在し続ける祝福のスキルでもある


海賊大名 A+
日ノ本一の水軍大名として数多の戦で生命線である物資の補給を担い、また敵軍の補給線を幾度と壊滅させてきた嘉隆の生涯を象ったスキル。
宝具『大安の船に鬼ぞ宿れり』残存時に限りマスター、同盟相手を含む味方全体の籠城に極めて有利な補正を掛け、敵軍の籠城に不利な影響を及ぼす。
九鬼水軍が居る限り飢え、武具の不備は心配に及ばず、九鬼水軍が居る限り敵軍は物資の不足に悩まされる。
聖杯戦争に置いてこのスキルは極めて有効に働く


【宝具】
『大安の船に鬼ぞ宿れり(くきすいぐん)』
ランク:A 種別:大軍宝具 レンジ:1〜500 最大捕捉:500人
日ノ本一と名高い九鬼嘉隆の水軍と鉄甲船の逸話が宝具と成った物
真名解放と共に旗船 日本丸を中心に6隻の鉄甲船と大量の小船を展開し、一斉攻撃を行う。
燃えぬ船である鉄甲船は炎に纏わる逸話、宝具を無効化し、Bランク以下の攻撃を受け付けない。
水軍展開時の魔力は魔力炉を搭載した旗船 日本丸が賄い、日本丸の消滅と共に宝具も使用不可能となる。
また、真名解放をせずとも船の一部や水軍員を展開し、攻撃防衛に使用することも可能

【解説】
 戦国時代から安土桃山時代にかけての武将、大名。
 世界で初めて鉄甲船を開発した人物。
 九鬼水軍を率いた水軍武将であり、織田信長や豊臣秀吉のお抱え水軍として活躍。
 そうした経歴とその勢威から、江戸時代には軍記物などで「海賊大名」の異称をとる。
 志摩国英虞郡の波切城で、九鬼定隆の三男として生まれる。
 父が死去し、家督を長兄の浄隆が継ぐと、志摩の地頭のうち、12人に城を攻められる。
 浄隆は戦の最中に死亡してしまい、嘉隆は浄隆の子・九鬼澄隆を助けたが、城主を失った九鬼側は戦意を失い惨敗する。
 そして嘉隆ら残党は朝熊山へ逃亡。
 その後、嘉隆は滝川一益の仲介により、織田信長に仕えたとされる。
 信長が北畠具教を攻めたとき、嘉隆は水軍を率いて北畠の支城を陥落させるなどの活躍をしたため、
 正式に織田家の家臣団の一員として迎えられた。
 第一次木津川口の戦いにおいて、石山本願寺側についた毛利水軍600隻に対し、
 嘉隆は300隻の船を率い摂津木津川沖で戦ったものの多くの船を焼かれて大敗を喫した。
 この敗戦に激怒した信長は、嘉隆に対して燃えない船を造るように命じた。
 この時に嘉隆が辿り着いた答えが、船に鉄を貼った鉄甲船の建造であった。
 そうして第二次木津川口の戦いでは毛利水軍600隻を打ち破ることに成功した。
 信長が本能寺の変で死去した後は羽柴秀吉に仕え、信長同様に水軍の頭領として重用された。
 九州の役や小田原の役、朝鮮出兵などに参陣している。
 慶長の役には出陣せず、家督を子の九鬼守隆に譲って隠居した。
 最期は関ヶ原の戦いで西軍に与し、戦に敗れて自刃。
 海賊の大将として荒々しい人物のイメージが強いが、茶道に造詣が深く、数寄者としての側面もあった。


368 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/19(火) 21:59:56 Aca9q.Tw0
【元ネタ】史実+伝承
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】ジャック・ザ・リッパー
【性別】女性?
【身長・体重】140cm・35kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力C+ 耐久C+ 敏捷A+ 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
復讐者:A
復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。
周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。
忘却補正:EX
彼女らのことを知る者は誰もいない。
彼女が覚えていることは暖かなゆりかご、激痛、冷ややかな母と医者の顔、ドブ川の冷たさのみ。
自己回復(魔力):C
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続け る 。魔力を微量ながら毎ターン回復する。
気配遮断:A
複数のスキルを併用することで、擬似的な気配遮断を再現している。

【固有スキル】
霧夜の殺人:A+
夜のみ無条件で先手を取れる。暗殺者ではなく殺人鬼という特性上、加害者の彼女は被害者の相手に対して常に先手を取れる。
殺意が高まったせいかランクが上がっている。

情報抹消:A+
対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶から能力、真名、外見特徴などの情報が消失する。例え戦闘が白昼堂々でも効果は変わらない。これに対抗するには、現場に残った証拠から論理と分析により正体を導きださねばならない。
忘却補正と相まってランクが上がっており、自身のステータス情報の隠蔽、情報の錯乱を起こすことも可能。

祝福されぬ生命:EX
どの時代であろうと、彼女たちの誕生と生命は祝福されることはない。

【宝具】
『暗黒霧都(ザ・ミスト)』
ランク:C+ 種別:結界宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:50人
アサシン時のそれと同一の宝具だが、情報隠蔽性能が向上している。

『悪夢は倫敦の夕闇と共に生まれ堕ちて
("フロム"・ヘル)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
由来:霧の夜に娼婦を惨殺した、正体不明の殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー」の逸話。
通常はランクCの巨大なメスの様なナイフ。女性...特に母親、娼婦に対し、相手に傷を付ける事でナイフに付着したアヴェンジャーの分割された霊基情報を体内に潜り込ませる。傷を付けた位置、回数、傷の深さによるが、最大で二日、最短で数秒で対象の魔力と生命力を喰らい尽くし、成長したアヴェンジャーの分割霊基が腹を突き破り、内臓を掻き回しながらこの世界に"生まれ堕ちる"。こうして生まれたアヴェンジャーはDランクの単独行動を持つサーヴァントとして現界する。その性質上、対魔力ではなく肉体の頑強さ、呪術に対する耐性が必要となる。
男性に対しては、魔力を消費させ、内臓にダメージを与える程度。
【Weapon】血に濡れたメスとナイフ
【解説】
アヴェンジャーの側面で召喚されたジャック・ザ・リッパー。ジャック・ザ・リッパー(アサシン)オルタ。世界に個体としての存在が認められていないが故に最高クラスの忘却補正をもつ。自分たちを殺しドブに捨てた母親への憎悪、悲哀に満ちており、 「母の胎内に戻る」という最大の願いさえ忘却してしまっている。


369 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/20(水) 01:31:55 4bp0nQuQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】超々々弩級戦艦大和型四番艦
【性別】女性(一般的に船舶や建造物はほとんどが女性扱い)
【身長・体重】26,300cm・72,809,000kg
【属性】秩序・無
【ステータス】筋力A+ 耐久A+++ 敏捷B 魔力E 幸運E- 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:E
 そもそも航行したことがないため低ランク。
 
【固有スキル】
兵器英霊:A
 兵器でありながら担い手を必要としない。
 武器そのものが個別の意思を持つという自律用スキル。
 軍艦や航空機では必須になる。
 固有名を持った兵器は知名度や活躍によっては「エクストラクラス:ウェポン」に昇華される場合がある。

無形の兵器:A+
 図面構想段階で打ち切られた兵器が保有するスキル。
 自由に可能な限りの兵装を搭載することができる。

 「未だに完成してない」という事は「その時代に建造した場合はその時代の最新機構を組み込める」という事。
 その屁理屈で『搭載機構を上位の物に換装』する事が出来る。
 ただし仮想装備のためランクが半分低下する。(完全に使いこなせない、構造上反動に耐え切れない等のデメリット)

 上位ランクのライダーでは3つの兵装をほとんどそのままの出力で換装出来る。

『A1B加圧水型原子炉』:A-
 上記のスキルで組み込んだ艦載エンジンの最上位装備。
 アメリカ海軍が空母用に開発した艦載原子炉。
 14万馬力の推力と大量の電力を賄う。

『イージスシステム』:B-
 上記のスキルで組み込んだ艦載戦闘プログラムの最上位装備。
 多機能レーダー、指揮システム、武器システム、射撃システム、ディスプレイシステムを統括連結した高度対空防御システムの頂点。
 最大120を超える目標をロックオン可能。ランク低下の影響で同時に攻撃できるのは5目標まで。

【宝具】
『幻想船体構成:戦艦「無銘」(ファンタズムジェネレート:BB-XX「ノーネーム」)』
ランク:A++ 種別:対艦隊宝具
戦艦大和級の船体を構成、維持する仮想宝具。
「完全に存在しない物」を強引に投影するため常に莫大な魔力を必要とする。

『RIM-162 ESSM(エヴォル・シースパロー・ミサイル)』
ランク:C- 種別:対空宝具
上記のスキルで組み込んだ艦載ミサイルの最上位装備

【Weapon】
45口径46cm三連装砲:2基 (原子炉の場所取りのために数が減少。それは同時に最大の弱点の露呈でもある)
60口径15.5cm3連装砲塔:2基
40口径12.7cm連装高角砲:12基
25mm3連装機銃:52基
25mm単装機銃:6基
艦載機:0機

【解説】
大和、武蔵、信濃

大日本帝国最大の軍艦級、大和型その四番艦として建造されるはずであった大戦艦。
米英の大量生産技術に対抗するために「百隻に対抗できる完璧な一隻」を目指し造られた戦艦の頂点。
最大最強無双の巨砲と装甲を以て生まれ落ちた大海の覇者。

世界を制するために生まれた巨神は皮肉にも祖国の産み出した空爆戦術により無辜の物とされ、
戦艦を始めとした水上戦術は旧式の烙印を押された大食らいとして歴史の波に置いていかれて行ってしまった。
詰まる所「完璧な1隻」は「矮小な百機」に敗北したということであり、その莫大な建造費と巨体は無意味の泡沫となってしまった。

戦いの舞台は海から空へ、
飛べぬ兵器に回す鉄鋼はない。

それが「この戦艦」が建造されなかった理由。

故に聖杯に懸ける願いは「地球の歴史からのあらゆる飛行能力の剥奪」。
理想的な飛行を行うあの翼さえ生まれなければあの憎き鉄の翼は産まれなかったはずだ。
それさえなければ自分は建造されていたはずだ。

そして、愛すべき水上の戦士達はあそこまで何もできない終わり迎えずに済んだはずだ・・・と。


370 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/20(水) 08:53:10 9N4SjvHo0
【元ネタ】平家物語、謡曲、他
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】橋姫
【性別】女性
【身長・体重】155cm・43kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D+ 耐久B+ 敏捷C+ 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:D+
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。

【固有スキル】
精神汚染:A
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。

呪術:B++
 有名な丑の刻参りのオリジナルとしてのアサシンは、形代や生霊により他者を攻撃する黒魔術系の呪術を得意とする。
 またそれらの他に、歌詠みや琴の演奏による一種の精神干渉も行うことが出来る。

無辜の怪物:A+
 愛憎の果て、生きながらにして化生と成り果てた嫉妬の鬼。
 精神が汚染され、自己の存在を鬼女としての在り方に塗り潰されてしまう。

神性:E-
 浄化の権能を有する瀬織津姫と同一視され本来は高ランクの神性を有するが、魔性としての側面により大部分が失われている。

【宝具】
『願はくは生きながらにして鬼へとならん(さむしろに ころもかたしき)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大補足:1人
 復讐を遂げるため三十七日間に渡り宇治川の流れに身を浸し続けた強い情念の具現。
 嫉妬に狂った鬼の姿へと成り果てる。
 全身は赤く染まり、恐ろしき鬼面の形相へ変わり、登頂からは三本の角が生える。
 内側から自らの心を焼き続ける嫉妬の炎は体外へと放出され、角の先端と怒りに歪んだ口の端より煌々と放たれる。
 この状態においてアサシンにはスキル「鬼種の魔」と「神仏の加護」、Cランク相当の「狂化」が追加される。

『七日篭りて我が心願叶えかし(こよいもや われをまつらむ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大補足:1人
 丑の刻参り、その原型。
 対象の霊子情報より形代となる藁人形を生成し、呪詛を行う。
 発動後すぐには然程大きな効果を及ぼさないが、継続することで徐々に効果を増していき、7日目には対象が人間ならば生命活動がほぼ不可能なほどの重篤なダメージを負い、サーヴァントであっても霊体に大きな損傷を受け、さらに全ステータスが一段階低下する「重圧」状態を受ける。
 「成就までに目撃されると失敗する」というルールによりこの宝具の使用を発見、妨害されれば自動的に呪いはリセットされるが、逆説的に一旦達成すれば解除することは不可能に近い。

『境立ち裁つ法界悋気(うじのはしひめ)』
ランク:D- 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
 橋の守護神である一方で、その上で結ばれた縁を断ち切ってしまうという嫉妬の女神としての側面の一端を具現する大鋏。
 交差した刃は対岸という異なる空間同士を繋ぐ、境界としての橋の概念が籠っており、これによって斬られた相手は直前に斬られた第三者との縁を断ち切られる。
 斬られた者は対象となった第三者に関しての記憶がセーブされ、その者に対するLuck判定が大幅に低下する。魔力パスで繋がった相手ならば機能不全に陥るほどにパスが大きく損傷してしまう。
 現在は神性の劣化によりランクが下がっている。

【Weapon】
『無銘・金槌』『五寸釘』
 日本においては最もオーソドックスな呪具。
 神社の境内にて神木に釘を打ち付けて行う丑の刻参りとは、すなわち聖域の破壊による異界に住まう存在との交信に他ならない。
 一見なんの変哲も無い道具だが、アサシンが振るえば常世と現世との境界は希薄化し、その場に限定的に異界を再現することで、呪詛を行うに適した空間を作り出す。
 境界神としての権能が反転したものと捉えることもできよう。


371 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/20(水) 08:54:39 9N4SjvHo0
【解説】
 嵯峨のみかどの御代のこと。ある男と将来を誓い合った女がおりました。女は男を恋い慕い、男も女を深く愛しておりました。
 ーーーーその筈、だったのです。
 男はあろうことか、約束を交わしたその女を捨て、別の女と結ばれたのです。
 女はたいへんに悲しみました。でも、男をそれ以上責めることはありませんでした。その想いの捌け口など、あろう筈もなく。
 しかしそれはあまりに大きくて、深すぎて。
 だから女は、神仏に縋り、せめてもとこの心を捨てられるよう願ったのです。
 これ以上悲しみたくない。これ以上あの人を責めたくない。これ以上、私を苛まないで--でもその女の中には、ほんの欠片だけ、愛する男を責める心持ちがあったのです。
 嗚呼、それを明神様はお見逃しにはならなかったのでしょう。
 だから、きっと。それは、不実なるその女に課された罰だったのですーーー


 ーーー斯くして私は、鬼と変じたのです。

 そして、殺しました。
 男を、女を。
 そう、男を。女を。
 男を男を男を男を男を男を、女を女を女を女を女を女を、男と女と男と女と男と女と男と女と男と女と男と女と、男、女、男、女、男、女、男、女、男男男男男男男男男男男男男男男、女女女女女女女女女女女女女女女ーーーー

 嗚呼。殺したのです、
 数え切れない程のあの方を。数え切れないほどの彼奴めを。
 それこそが濯げぬ私の罪であり、罰なのでございました。



 一見は淑やかで慎み深き令嬢。
 基本的にはマスターに忠実に尽くすが、その実常に内面には悲哀と疑心、嫉妬が狂気のように渦巻いており、ふとした拍子にそれは顕在化する。時にそれは、マスターの命すらも不条理な形で奪う結果を招くだろう。

 アサシンはその精神を、かつて愛した者とそれを奪った者への絶えず沸き立つ情念に支配されているが、彼女の想いはもはや大きすぎる悋気によって焼き尽くされ、彼等の名前を思い出すことも出来ない。
 表面上会話による意思の疎通は可能だが、いまや彼女の心を動かすものは他者の愛に対して燃え上がる強い嫉妬の念だけであり、マスターによる真の意味での制御は難しい。


372 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/20(水) 16:50:25 gcwb8r2.0

【CLASS】セイバー
【マスター】藤丸立花
【真名】シシレッド(ラッキー)
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
神秘がゼロに等しい時代の英雄であるため最低限のランクでしか保有していない。

騎乗:EX
乗り物を乗りこなす能力。
惑星をも破壊できる力を持つ三頭犬をも従え乗りこなした伝説によりEXクラスで保有する。
ゲーム内での効果は【自身のクイックカードの性能をアップ】というパッシブスキル。

【固有スキル】
よっしゃラッキー!:EX
幸運を引き寄せる自身の望む未来へと近づく力。
生前の力たぐいまれなる強運が昇華されたスキル。
その前向きな性格と奇跡とも呼べる幸運は仲間を導く。
ゲーム内での効果は【スターを大量獲得&スター集中状態をアップ&味方全体の攻撃力をアップ】というアクティブスキル。

射撃:C
射撃のセンス。
銃撃武器であるセイザブラスターを十分に扱える程度。
ゲーム内での効果は【自身のクリティカル威力アップ】というアクティブスキル。


【宝具】
『輝きし獅子の星球(シシキュータマ)』
ランク:EX
種別:対人(自身)宝具
レンジ:1
最大補足:1人
「キュータマ」と呼ばれる星の力が集まった結晶のうちの一つで獅子座の星々の力の結晶。
宇宙が心無き者の手に落ち人々が涙するときこの「キュータマ」に選ばれた救世主が宇宙を救うという伝説が語り継がれている。
ゲーム内での効果は【自身の攻撃力と防御力をアップ&自身にガッツ付与&】というアクティブスキル扱い。

『輝きし星々の王球(サイコーキュータマ)』
ランク:EX
種別:対人(自身)宝具
レンジ:1
最大補足:1人
シシレッドとその先祖である先代救世主獅子座の英雄オライオンの力が共鳴し生まれ出た新しい「キュータマ」。
シシレッドの仲間であるキュウレンジャー全ての力が集まったキュータマで大きさも通常のキュータマの3倍近い。
シシレッドにオリオン座の力を加えてシシレッドオリオンに強化する。
ゲーム内での効果は【自身の攻撃力と防御力アップ&敵全体に超強力な攻撃】。

『究極の救世主(キュウレンジャー)』
ランク:EX
種別:対界・対人宝具
レンジ:????
最大補足:1人〜????
異なる世界において悪の支配から宇宙を救った救世主の伝説が昇華された常時発動型宝具。
どんなにピンチになっても決してあきらめず己が信念を貫き通せばどんなことでもやり通すことができるようになる。それがたとえどんなに不可能なことであろうとも世界の理をも捻じ曲げて奇跡を引き起こす。
ゲームでは未実装。

【コマンドカードバランス】
Quick:1/Arts:2/Buster:2
セイバーの典型。

【Weapon】
セイザブラスター
「キュータマ」と呼ばれる星の力の結晶に秘められた力を解放することができる武器。
キュータマの力を解放する5つの機能を有する。
1つ目の機能は銃撃。キュータマの力を熱エネルギーに変換してビームを発射する。使用するキュータマの力を増やすことでキュータマの特性を載せた高威力ビーム「オールスタークラッシュ」を放つことも可能。
2つ目の機能は変身。キュータマに秘められた力を物質へと転化させ、キュータマの特性を持った全身鎧(スーツ)を形成する。
3つ目の機能は解放。キュータマに秘められた力を解放ることでキュータマの特性を外部に放出する。
4つ目の機能は召喚。キュータマの力の結晶体である「ボイジャー」と呼ばれる意志ある機械(マシン)を呼び出す。ライダーとセイヴァークラス専用機能であり、今回は使用不能。
5つ目の機能は合体。召喚した「ボイジャー」を別の「ボイジャー」とドッキングさせる機能。ライダーとセイヴァークラス専用機能であり、今回は使用不能。

キューザウェポン・キューソード
「キュータマ」と呼ばれる星の力の結晶に秘められた力を解放することができる武器。
柄部分にシシキュータマを装填することで刀身に獅子のオーラを纏わせた唐竹割り「レグルスインパクト」を放てる。
3つのパーツからなる可変武器であり、計9種の武器形状へと変形させられる。
シシレッドは大剣型のキューソードを愛用し、その他の形状はほとんど使用しない。

【解説】
かつて別世界において「究極の救世主」と呼ばれた伝説の英雄体のリーダー。

心無き者によって支配された宇宙を仲間とともに救った伝説の救世主。



基本的にマスターの魔力を用いず自身の宝具に秘められた力を用いて戦う。
ゆえにマスターの魔力が少なくとも高い戦闘力を有するがその反面、宝具に秘められた力の回復にはマスターの魔力である小魔力ではなく星の魔力である大魔力でしか行えないため霊地の確保に失敗すると継戦能力が急激に下がるという欠点もある。

今回の聖杯戦争ではセイバーとして召喚されているが、ライダー、セイヴァーのクラス適性も有する。


373 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/21(木) 02:46:45 YWeMg4uA0
【元ネタ】仮面ライダーシリーズ
【CLASS】バーサーカー
【真名】仮面ライダービルド
【性別】男性
【身長・体重】197.5cm・101.0kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A+++ 耐久B+++ 敏捷B+++ 魔力A+++ 幸運B 宝具C+++
【クラス別スキル】
狂化:A+
 全パラメーターを2ランクアップさせるが、マスターの制御さえ不可能になる。
 戦闘が始まった場合に敵味方の区別を一切つけられなくなり、
 目に映るあらゆるものを近い順に潰して回る挙動をする。

 単純な野獣の破壊衝動ではなく、雄叫びすらあげずにあらゆる手段でただただ敵を最短で殺すための「兵器」として戦闘を行う。

【固有スキル】
フルボトル:A
 地球の成分を詰めた60種類のフルボトルを組み合わせて戦術を変化させる。
 ランクや相性の差を凌駕する強さをバーサーカーに与え常に有利な戦いを行う事が出来る。

 『戦車』は装甲、『ダイヤ』は超硬度、『列車』は速度、『ヘリコプター』は飛行と斬撃、『消防車』は水圧、『扇風機』は突風、
 『兎』は脚力、『ゴリラ』は腕力、『海賊』は遠距離、『薔薇』は茨鞭、『ハリネズミ』は棘装甲、『キリン』は超リーチ打撃、
 『南京錠』は抑制、『機関銃』は弾幕、『掃除機』は吸収、『ジェット機』は空爆、『漫画』は具現化、『UFO』は光線と飛行、
 『ドラゴン』は破壊力、『ホーク』は高速飛行、『ライオン』は超近接戦闘、『鯨』は津波、『忍者』は忍術、『虎』は斬撃と格闘、
 『消しゴム』はステルス、『スマートフォン』は連携能力、『ロボット』は鋼鉄化、『電球』は閃光、『テレビ』は情報戦、
 『ユニコーン』は突貫、『狼』は奇襲、『フェニックス』は不死と爆炎、『蛸』は触手、『熊』はハチミツ、
 『ロケット』はジェット噴射、『バイク』はスピード、『ケーキ』は料理、『時計』は時間操作、『磁石』は重力操作、
 『パンダ』は剛毛と握力、『サメ』はレーダー、『サンタクロース』はラッピング、『亀』は回転装甲、『幽霊』は浮遊能力、

ハザードトリガー:A+
 仮面ライダービルドの強さの象徴であり最後の希望。
 使用者の戦闘能力を大幅に上昇させる力が秘められているが、長時間の使用は理性を崩壊させ破壊衝動のままに戦闘を行うようになる。
 その影響により常にハザードレベル、すなわち戦闘能力が上昇し続け人間の限界を超えていく。
 
 令呪の強制により解除は可能だが、それは彼の伝説の終わりを意味する。

無辜の怪物:A+
 あまりの強さ、あまりの容赦の無さ、あまりの無慈悲さから畏怖と崇拝の対象となった狂戦士の姿。
 英雄としての真実は忘れ去られ、狂戦士としての戦果のみが彼の霊基を支えている。

忘却補正:E
 全ての自分を擲った彼にも絶対に失いたくない心の一つくらいあった。これはその最後の抵抗の証。
 そこに残った物だけが「仮面ライダー」として残された唯一の証明。
 
騎乗:-
 本来のビルドが持っていたスキル。
 最早ハンドルを握るだけの理性すら残っていない。

【宝具】
『無双なる正義を以て、悪を穿ち、平和を抉り取る(オーバーフロー・モード)』
ランク:C+++〜A+++ 種別:対悪宝具
 本来は信じるべき仲間を守るための力
 
 暴走状態のビルドが発動出来る更なる暴走状態への移行。
 装甲の隙間から噴出する黒霧が身体を包み、悍ましい程の戦闘能力を発揮する。
 使用の度にハザードレベルが跳ね上がり徐々に怪物の類に変貌していく。しかし、もう彼にデメリットとして捨てる物は残ってはいない。

【Weapon】
ドリルスマッシャー:仮面ライダービルドが愛用していた回転剣。それに回転するだけのエネルギーが残っていない事にも気が付いていない。

【解説】
真名『仮面ライダービルド・ラビットタンクハザードフォーム』

東都、北都の戦争の際に追い詰められたビルドが使用した中間フォームに当たる形態。
圧倒的な戦闘力を得られる代わりに無慈悲な破壊衝動を起こすデメリットが存在する。

これは「次の進化形態」に行きつけなかったビルドが「最後の手段」を行った世界線。

ハザードトリガーの連続長時間使用で異常な戦闘力と引き換えに理性を完全に捨てた、
最も激しく、最も恐ろしく、最も悲しい物語の終末。

聖杯に懸けるその願いは「永遠の世界平和」。
誰もが笑って、誰もが自分らしく生きる。
ただそれだけが彼の望み。

彼自身、自分が何者かなんてもう覚えていないはずなのに。

仮面ライダービルドは、その変身者となった一人の男は、それだけは捨てられなかった。

名前を失った男には、ただ平和を願った記憶しか残っていなかった。


374 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/21(木) 21:09:26 TInEti9Q0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】勝海舟
【性別】男性
【身長・体重】156cm・44kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:C
 正しい調教、調整が施されたものであれば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】
戦略:C+
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。

新陰流:B
 新陰流を祖とする直心影流の免許皆伝。
 本スキルをAランク以上で有する者は、剣のわざのみならず、精神攻撃への耐性をも有するが、勝海舟は精神耐性を持たない。

嵐の航海者:D
 船と認識されるものを駆る才能。
 当人が船酔いしやすいこと、自然科学に対する知識の欠如などから、かなり低いランクに収まっている。

窮地の智慧:B
 危機的な局面に於いて優先的に幸運を呼び込む能力。
 駿府城会談で江戸を戦火から救い、無血開城にまで持っていった外交手腕に由来。

【宝具】
『咸臨丸(ヤーパン)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:5〜30 最大捕捉:50人
 日本人の操縦で(と言ってもアメリカ人乗員の助けに拠るところも大だったが)初めて太平洋の横断を果した江戸幕府の軍艦。
 一国の名を背負ったことや艦長の大言癖といった伝承が宝具に取り込まれた事で、Aランク宝具に相当する威圧感、重圧を放つようになった。
 とはいえ、実際の戦闘力はランク相応のものでしかない為、ライダーはこの宝具を主にハッタリに用いる。

【Weapon】
『水心子正秀』
 
【解説】
 幕末、明治の政治家。
 山岡鉄舟、高橋泥舟と共に「幕末の三舟」と呼ばれる。
 優れた人物、機知の人と評される一方で、自然科学に疎い上に大言癖があり、生前から毀誉褒貶が激しかった。

 黒船来航に際して海防意見書を提出したことをきっかけに、歴史の表舞台に現れる。
 この意見書が評価され、長崎海軍伝習所で海軍について学ぶこととなったが、
 海軍知識がほとんどなく、また数学が苦手だったため、勉学の成果は今ひとつだった。
 しかし、幕府遣米使節団の一員として咸臨丸を指揮して渡米に成功したことで頭角を現し始める。

 その後、幕府の海軍ではなく日本の海軍の建設を構想していた為に幕府の保守派に睨まれ、失脚。
 第二次長州征討に際しては停戦交渉を務めるも無駄に終わり、うだつの上がらない日々が続いた。

 徳川慶喜が将軍の座につき、佐幕派の孝明天皇が崩御すると、時代は一気に武力倒幕へと傾き始める。
 これを覆さんとした慶喜の大政奉還も功を奏さず、薩長を主体とする官軍と幕府軍の武力衝突に発展。
 鳥羽伏見の戦いで幕府軍が大敗したことで、時代の流れは決した。

 官軍の東征に誰も対応できない中、慶喜は勝海舟に白羽の矢を立て、対応を一任。
 勝機なしと判断した勝は、焦土作戦の準備を整えつつも西郷隆盛と交渉し、江戸の無血開城にまでこぎ着けた。
 一方で、徳川家の政治力を保たんともしていたが、彰義隊の壊滅によって水泡に帰している。

 明治維新後は旧幕臣の代表格として数々の役職を歴任するが、当人はあまり気が進まない様子だったという。
 一方で慶喜の名誉回復と旧幕臣の再就職の世話に尽力していた、とも。
 ちなみに、その慶喜とは政治思想の違いもあって非常に不仲であった。


375 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/22(金) 20:36:11 i6v7idQ.0
【元ネタ】史実(フランス)
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ギヨーム九世
【性別】男性
【身長・体重】178cm・75kg
【属性】混沌・中庸 / 中立・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具E〜C+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。
 彼自身に対魔力が皆無なため、セイバーのクラスにあるまじき低さを誇る。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】
変容(偽):D
 肉体でなく精神の変容、『双面神の詩人』と謳われた二面性。
 二つの属性を切り替える事ができる。

語り手:D
 物語、伝説を語り聞かせる技術。
 書物に物語を書き記す技術とは全く別の、即興性に特化した物語伝達能力。
 だいたい自分ネタである。

反骨の相:B
 大君主でありながら権威を蹴り飛ばす性質。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

【宝具】
『剣呑なる雅の華(ダンジュローザ・ミスティカ)』
ランク:E〜C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1個
 ギヨームが十字軍遠征から持ち帰った水晶の花瓶。
 活けた花を剣身に、花瓶は柄へと変じさせ
 花の種類に応じた特性、瑞々しさに応じた強度と威力を持つ剣と成す。

【解説】
 11世紀後半〜12世紀前半にフランスの三分の一を支配した最大級の封建貴族、
 アキテーヌ九代目の公、ポワチエ七代目の伯、アリエノール・ダキテーヌの祖父、
 名と作品が残る中では最古の吟唱詩人(トゥルバドゥール)であるギヨーム。

 東西の文化人・楽人を招いて文化の粋を集めた陽気な馬鹿騒ぎ宮廷を作り上げ、
 宮廷趣味(クルトワジー)の理想を自ら詩に表現した最初期の詩人であり、
 宮廷恋愛(アムール・クルトワ)のもととなる新たな愛の概念を掲げた人物。

 「世にも稀なる雅な人で、女を騙す手管に最も長けた男の一人」
 「あらゆる神聖なるものの敵」「悪徳の泥沼に這いつくばったる者」
 快楽主義者、漁色家、道化者、皮肉屋、挑発者、冒涜者、背徳漢等々高い評価を持つ。
 性格は軽はずみで向こう見ず、他人と同様に自分の事にも頓着しない大らかなもので、
 三十代初めに参加し盛大な失敗に終わった十字軍の体験も面白おかしく皆に聞かせた。
 夫の乱行に疲れた一人目の妻、二人目の妻、娘はフォントヴロー大修道院に入ったが、
 ギヨームはこの院の創設者をからかい、大修道院をもじった遊女屋を作ったという。

 188回もやってやった、お蔭で色々と壊れる所だったぜヒャッハァ!とのマッチョ文、
 遜って貴婦人を高く持ち上げ敬愛する宮廷恋愛詩、両極端な十一篇の詩が現存する。
 どっちもお遊び・どっちも本気(並行)・どっちも本気(変化)等と議論があるとか。

 二度破門され、1114年にその通達に来たポワチエ司教の髪を掴み、剣を振り上げて
 「赦免せねばぶっ殺してくれる!」と叫んだが、司教が通達を済ませ首を差し出すと
 「やめだ、あんたを天国へ送る手助けをする事もあるまい」と彼は剣を納めたという。
 後になってこの司教を捕らえ幽閉し餓死もしくは毒殺させた、心温まる後日談が残る。


376 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/22(金) 20:37:48 i6v7idQ.0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】聖杯のヒロイン
【性別】女性
【身長・体重】158cm・46kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A
 揺るぎない信仰心によって高い抗魔力を発揮する。教会の秘蹟には対応しない。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】
二重召喚(偽):C
 ペルスヴァルの姉妹“聖杯のヒロイン”の霊基に
 ペルレスヴォーの姉妹ダンドラーヌが混入している。
 信仰の加護スキルが無ければ人格が揺らぎかねない。

啓示:B
 “天からの声”を聴き、目標の達成に関して最適な行動をとる。

単独行動:A+
 マスター不在でも行動できる能力。彼女の舟で敬虔な者が恵みを祈った時、
 天から降ったマナがイスラエルの民を満たしたが如くに満たされたという。

信仰の加護:A
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

【宝具】
『剣を繋ぎ、人を繋ぐ(エトランジュ・ランジュ)』
ランク:C 種別:特殊宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 彼女自身の金髪に金糸と宝石を組み合わせて編まれた、手製の剣帯。
 この剣帯を以て彼女が『不思議な剣帯の剣』を佩かせた騎士は
 彼女に仕える事を誓っており、彼の強制召喚権および絶対命令権として機能する。

『是には触れぬ(ノリ・ メ・タンゲレ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:2人
 ダンドラーヌが手にしたイエスの聖骸布。
 手を伸ばすと宙に浮き、神の加護を求めるまで手にする事叶わなかったこの布は
 所有者が敵対干渉を受ける際にレンジ外まで自動的に転移させる効力を持つ。

【Weapon】
『小舟』
 帆も櫂も無い舟。豪華な絹布で覆われ、中に美しく立派な寝台が設えられている。
 彼女の遺体が六年ほど置かれていた寝台であり、とても寝心地がいい。
 彼女は操船技術を持ち合わせないが、彼女に関わった三艘の舟はみな勝手に動いた。

【解説】
 ギャラハッド主人公型聖杯探求において重要な役割を果たす、パーシヴァルの姉妹。
 攻撃能力は絶無で、戦力的にはほぼギャラハッド召喚マシーン。

 基本的には名を書かれない娘で、
 流布本の一部にてひょっとしたら彼女を指すかもしれない名にアマイド(アミード)、
 名がある希少例『円卓物語』でアグレスティツィア、サトクリフ版でアンコレット。
 全く別の物語で全く別の役割を持つダンドラーヌ(ディンドラン)の名が、
 同じ続柄であるために作外等で彼女を呼び表す際にしばしば用いられる。

 ソロモンが父の剣を改造して作り上げ、後に天から降りた人物が聖別し文字を刻む剣。
 これを腰から吊り下げる為の剣帯を用意すると言ったソロモンの妻は、ところが
 とんでもない屑布を差し出して「未来に相応しい品に換える乙女が現れる」と話した。
 そして剣に刻まれた文字は、王と王妃の間に生まれた心身共に完璧に純潔な乙女のみが
 これを換える事ができ、またその乙女のみが剣の真の名を初めて告げられる、と語る。

 聖杯探求が始めると、乙女は「この世で最も美しい」とされた自らの金髪を切って
 剣帯を作り上げ、しばらく後、隠者のもとにいたギャラハッドのもとを訪れた。
 彼女は儀仗馬を驚くべき速さで駆ってギャラハッドを導いて行き、海辺へ到着する。
 そこには小舟があり、パーシヴァルとボールスが乗っていた。四人は共に船出をし
 やがて人気の無い渦巻島へ、そこへ泊まっていた“ソロモンの舟”へとやって来る。
 彼女は剣の長い長い物語を語り、剣帯を屑布から自作の光り輝く品へと換えた。

 そして剣の真名『不思議な剣帯の剣』を告げ、これをギャラハッドに佩かせる。
 この世で最も優れた方を真の騎士にして差し上げられた、いつ死んでも悔いは無い。
 彼女はこう言い、生涯に渡り貴女の騎士になろう、とギャラハッドは誓った。

 この後ほどなくして彼女は亡くなった。籟病に罹って死にかけている貴婦人がおり、
 心身ともに純潔である王の娘の血を塗らなければ癒えない、との話を聞いた時
 「華奢な彼女では耐えられない」と三騎士は揃って反対するが、彼女は受け入れた。
 死の間際、彼女は自分の遺体を舟に乗せて流して欲しい事、三人がいずれ訪れる街で
 その舟を見るから街の聖なる霊廟に埋葬して欲しい事、ギャラハッドとパーシヴァルも
 同じ霊廟に葬られる事になる、と遺言する。そしてその全ては実現したのである。


377 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/22(金) 21:33:52 .pOTXzH60
http://url.ie/12aa4


378 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/26(火) 01:11:53 Bhdcs7N60
【元ネタ】グリム童話
【CLASS】アサシン
【マスター】雨生龍之介
【真名】メルヒェン「子どもたちが屠殺ごっこをした話」
【性別】子供たち
【身長・体重】小さい・軽い
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運A+ 宝具EX
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となる。スキル「無力の殻」の効果と、アサシンたち自身に悪意が存在しない事により攻撃時にランク低下が起きない。

単独行動:A+
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
マスター不在でも二週間は限界していられるが、マスターの制御、監視下から離れて行動する事があ
る。

【固有スキル】
無力の殻:EX
サーヴァントととして感知出来ない。

無垢なる刃:A+
純真無垢な子供の刃は悪意も殺意もなく振るわれ
る。全ての行動時に暗殺判定を持つ。また精神面への干渉を確率で無効化。

無罪の林檎:A+
アサシンたちが如何なる犯罪行為をしようと、何人ヒトを殺そうと、それを悪と断じることは出来
ない。また自身の犯罪行為を隠蔽する効果もある。

獣?殺し:A+
自身に人型、獣属性特攻を付与。

一方その頃:A
家では長男豚を締め、赤子はプカプカ水の中。かあさんおどろき首を吊り、とうさん月に愛され...一方その頃町の中、子供たちはナイフを手にとり...

場面転換、移動シーンのカットにより擬似的な瞬間移動と状態回復、同時行動を行うことが出来る。




【宝具】
『殺戮機関・鏖殺遊戯(シュラハテン・マシーネ・フェアティルゲン・シュピール)』
ランク:A+++ 種別:固有結界 レンジ:つかれるまでずっと! 最大捕捉:みんなあそぼう!

ここはみんなであそんだオランダのまち!
ここではぼくらはりっぱなとさつや!
ぼくたちいがいはみいんなおにく!
えいゆう?ふし?むてき?ほうぐ?
そんなのぜんぜんかんけいない!
にくはただりょうりされるだけ。
いやならおまえたちがとさつしゃになればいい。

あとね!ちいさないえもあるよ!
なかにはいったらみなしにたえる。

殺戮の固有結界。ここに閉じ込められたものはただの家畜の霊基に上書きされ全能力が2〜3ランク減少し、言語能力が失われ、宝具が使用不可になり、スキルなどによる防御力、不死性が無力化される。
またアサシンたちは、結界内では全能力が2ランク向上。獣?殺しスキルがEXに上昇する。


結界内に小さな家があるが、入ると"死ぬ"

【Weapon】ナイフ

【解説】ナーサリーライムと似て非なる"物語"。
「子供たちの英雄、守護者」としての側面は薄い。







第二宝具『みなごろしのいえ』
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
結局、誰一人生き残らなかった。


379 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/26(火) 18:13:44 Bhdcs7N60
【元ネタ】LIVEAEVEL
【CLASS】ビースト
【真名】"オディオ"
【性別】男性
【身長・体重】175cm・71kg
【属性】混沌・憎悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A+++ 幸運◼︎ 宝具EX

【クラス別スキル】
獣の権能:A++
対人類、とも呼ばれるスキル。
英霊、神霊、なんであろうと憎しみを持つものに対して特効性能を発揮する。
これはビースト本体だけでなく、彼から生まれた、呼び出した存在すべてに付与される。

単独顕現: EX
 それは‥‥
 太古の昔より‥‥
はるかなる未来まで!
 平和なる時も‥‥
 混乱の世にも!
 あらゆる場所!
 あらゆる時代に!!
 戦いの火ダネとなるものッ!!
 それは人間が存在する限り
 永遠に続く『感情』なのだ‥‥
 その感情の名を‥‥
 『憎しみ』あるいは‥‥
 『オディオ』という!

自己改造:A+++
オディオの名を冠する存在、アヴェンジャーの適性を持つ英霊をその身に取り込み、自身の霊基を作り変える。

復讐者:EX
全てのものに憎まれしもの。

忘却補正:EX
世界が終わろうと、憎しみは決して消えない。

自己回復(魔力):EX
世界に憎悪がある限り、魔力を少しずつ回復する。

【固有スキル】
ネガ・オディオ:A++
全てを憎み、全てに憎まれ、憎しみ合う人類を滅ぼさんとするもの。
これをおびたビーストは、異聞を含む人類史から生まれた、アヴェンジャーの適性を持つサーヴァントたちの宝具に強い耐性を獲得する。

勇者の骸:C
自分の姿を英雄"オルステッド"に偽装可能。
たとえ、人ならざる怪物に成り果てようと。

憎しみの連鎖:A++
オディオと戦ったものは憎しみに支配されやすくなる。ただそれだけ。

【宝具】
『魔王、道を征く(ブライオン)』
ランク:A+ 種別:対人、対結界宝具
レンジ:1 最大捕捉:一結界
旧名、魔王道を行く。
白く染まった魔王の剣。あらゆる結界、防御を斬りはらい進むことが可能。魔王を討つ魔王の剣。

『魔王へと至る道(デストレイル)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具
レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
かつてビーストが習得した奥義。強力な黒い魔力を放つ、魔王を倒す必殺の剣技。

『憎しみの終わり(ハルマゲドン)』
ランク:EX 種別:対憎悪宝具 
レンジ:全世界、全異聞帯 最大捕捉:全世界、全異聞帯
.
.
.
.
.
.
‥.結局…何もかもが吹き飛んでしまった。

【Weapon】ブライオン

【解説】
勇者なぞ偽りの称号。
其は人間が生み出し、人類が生きる上で決して逃れることの出来ぬ大災害。

その名をビースト。
七つの人類悪のひとつ、『憎悪』の理を持つ獣である。
(すべての人間に憎まれ、すべての人間を憎み、憎悪に満ちたすべての人間を滅ぼそうとした。それこそがオディオの獣性である。)


380 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/27(水) 18:16:06 SU9QGElQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】藤丸立香
【真名】ジェリー・シーゲル&ジョー・シャスター
【性別】男性、男性
【容姿】近代的でラフな服装をした、10代後半ぐらいの青年二人
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A++ 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:E
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。キャスターの場合、原稿を書くのに最適な執筆環境を有す「工房」を作成可能。

道具作成:C++
宝具による召喚能力と『エンチャント』を得たた
め、このスキルは失われている...
がキャスターは漫画家なので『漫画』を作成可能。それも世に出ていない【完全新作】を。
消費する事で自身の魔力とスキルを1ランクブーストするほか、強力な交渉材料になる。

【固有スキル】
高速詠唱:E
魔術の詠唱を高速化するスキル。キャスターは魔術師ではなく漫画家なので、原稿の進みに多少の恩恵がある。

エンチャント(アメコミ):C++
名文付与とも言い換えられる。他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。
キャスターの場合、その物品や他者が活躍する漫画を描き上げる事により、性能を向上させる事が可能だが、文豪系サーヴァントより強化は大味になる。

英雄作成:EX
決して忘れ去られることの無い、最強にして理想のヒーローを作り出した。それこそがキャスターの英霊たる偉業である。

【宝具】
『Man of Steel(マン・オブ・スティール)』
ランク:EX 種別:召喚、対悪宝具 レンジ:1冊 最大捕捉:1作品
キャスターが召喚された聖杯戦争を舞台とした漫画を書き上げ、大量の完全新作漫画と共に使用と することで【最強の英雄】を召喚する。

【Weapon】漫画、ペンなど

【解説】
スーパーマンの作者。
二人は内気な性格だったというが、肉体、精神的にも全盛期で召喚されている+宇宙からの侵略者というシュチュエーションによりテンションがかなり高い。


381 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/27(水) 19:12:23 MtEgMpb.0
【元ネタ】ナルト叙事詩
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】バトラズ
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A++ 耐久A++ 敏捷A+ 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:A
 筋力と耐久と敏捷を2ランク、その他のパラメーターを1ランクアップさせるが、 理性の全てを奪われる。

【固有スキル】
神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 父方の祖母と母が神であるバトラスは最大の神霊適性を持つ。

殺戮技巧:EX
 アサシンやバーサーカーに該当する英霊が持つとされるスキル。
 規格外に相当するバーサーカーのそれは、神霊や幻想種を含むあらゆる存在に対してのダメージ値にプラス補正が掛かる。

鋼の肉体:A++ 肉体そのものの強度を表すスキル。 生来鋼の体を持って産まれ、さらに鍛治神クレダルゴンによって武器を寄せ付けない程の肉体へと鍛え上げられた彼は、事実上の最高ランクでこのスキルを保有する。
 すべてのダメージ値を低減し、特に武器、道具によって与えられるダメージの大部分をカットする。
 さらに魔力放出(炎)との相乗によりバーサーカーの肉体は常時赤熱しており、攻撃を受けるほどにその硬度は増していく。

魔力放出(炎):A
 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 これにより放たれるバーサーカーの攻撃は唯一振りで広範囲を爆炎で覆うほどの破壊の奔流であり、純然たる暴力の嵐と呼ぶに相応しい。
 狂化した彼は常在的に魔力を放出し続けており、マスターに要求される魔力供給量は甚大。

【宝具】
『罪過なる三大の鏖滅(ジェノサイド・トライギルト)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 バーサーカーが生前行った三度の殺戮により負った罪業の呪い。
 他者の殺害によって算出される魔力の合計値が一定ラインを超える度、バーサーカーに対してペナルティが課されていく。
 すなわち、魔力供給効率の低下、令呪の効力の低下、Luck判定の低下の計三つである。

『鍛造する灼鉄の剛剣(サファ・アキナケス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜6 最大捕捉:1人
 バーサーカーが生前愛用した魔剣。彼以外では運ぶのも困難なほどの質量を持つ。
 武器神サファによって打たれた神造兵器であり、バーサーカーが父の仇敵から奪い取った代物。
 その裡に内包された魔力と熱エネルギーによって絶えず自らを鍛え続けるという性質を持ち、振るうほどにダメージ量、耐久ST、レンジを徐々に増大していく。その過程で、戦闘により刀身に受けた損傷も自動的に修復・補強される。
 常に熱と火花を放ち続けており、攻撃時に火属性の追加ダメージを発生させる。
 さらにはこの剣が失われない限りバーサーカーの不死性は保証され、バーサーカーの肉体にダメージを与えても霊基を傷付けることは出来ない。

【解説】
 カフカス地方に伝わるオセット神話、そこに謳われるナルト叙事詩において、最大にして最強の武勲を誇る大英雄。

 海神の血を引き、生来鋼鉄の身体を持って生まれた彼は、鍛治神クレダレゴンによって無敵の身体となる。
 父を殺した相手への仇討ちを成し遂げた彼は、次に父の殺害を承認した者達を誅し、飽き足らないまま更には天使達をも殺戮する。
 これによって彼は神々により豊穣と戦士の誇り、祭祀に対しての罪をその身に負うのだが、彼がその剣を棄てるまで誰も彼の命を奪うことは叶わなかったという。
 また彼は、最も誉れ高い勇者の元へと顕現する魔法の杯、ナルタモンガに選ばれた、栄光の戦士でもあった。

 彼自身が錬鉄の化身としての出生を持ち、熱と風の属性を持つ肉体、精霊殺し、死後彼の剣が海面を赤く染め沸き立たせたといった逸話の数々は、地上に鉄器という技術をもたらし自然を征する手段をヒトに与えた、彼の文化英雄としての側面を物語っている。

 バーサーカー以外ではセイバー、アサシン、アヴェンジャーのクラス適正を持つ。
 バーサーカーである彼は戦闘に特化したスキル構成であり、狂化を受けているにも関わらず、スキル:殺戮技巧によりその存在は対象を滅殺することに最適化されている。
 強力な英霊ながら、デメリット宝具によってサーヴァントの撃破ばかりか本来燃費をカバーするための行為である魂喰いにも特別なリスクが発生する。
 彼を召喚したマスターはきわめて慎重な立ち回りが求められ、差し当たっては膨大な魔力の供給手段を確立するのが最優先の解決事項であるとされる。


382 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/27(水) 19:45:24 MtEgMpb.0
【元ネタ】都市伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】人面犬
【性別】雄
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷EX 魔力D 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:EX
 ライダーではあるが、乗り物を駆る事は出来ない。
 この場合の騎乗とは、「人々の口の端に上り、瞬く間に伝播する」といった意味。
 すなわち巷間を巡る「風聞」こそが彼の乗騎である。

【固有スキル】
異形:D-
 紛う事なき犬の姿でありながら、その顔貌はヒトのそれに他ならない。
 1ターン目に限り相手が精神ST判定に失敗した場合、相手の敏捷ランクを1下げる。

自己改造:E+
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 エピソードの一つにはライダーは生体実験の結果誕生したものであるとも。
 彼について語られる内容のバリエーション化を経ることで、更なる性質が後付けされていく。

【宝具】
『現代怪異・伝染奇談(エクスパンド・モダンロア)』
ランク:D 種別:対衆宝具 レンジ:10〜99 最大補足:999人
 "ソレ"について語られる所に曰く「人面犬とは噂が拡散する速度を調査するために人為的に創作された存在である」という言説により、自身という存在を人々の意識を介して拡散する。
 ライダーに関する逸話を認知する者は「人面犬」という幻想の担い手の一部とされ、彼の存在に僅かでも信憑性を抱く者が彼に対して「あるかもしれない」と認識することで、
ライダーは彼らの元へと自在に姿を現わす事が可能となる。
 条件は、対象がライダーの存在に対して僅かでも信憑性を持っている事。
 語り手という媒介を増やしていくことで、ライダーは「人面犬」という制約の中で無際限にそのカタチを増やしていく。

『凶兆の魔犬、これより逃れること能わず(ブラックドッグ・オン・ザ・ハイウェイ)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大補足:1人
 「高速走行する車両に併走し、追い越された者は事故に見舞われる」というパターンの逸話より、対峙した相手に対して敏捷値を参照した判定を行い、成功した場合相手のLuck値に干渉する。
 対象の移動速度がより大きいほど、判定に成功した際の能力値の補正率は上昇する。

【解説】
 およそ1989年から90年を境に発生したとされる、日本で最も有名な都市伝説(アーバンロア)のひとつ。
 この怪生物に関する噂は、主に子供達を中心として瞬く間に列島中を席巻した。
 イヌという慣れ親しまれた動物に人間の顔が張り付いたという異様な造形は、要素だけを抜き出せばどちらも日常的に目にするものであるだけに、容易に子供達の想像を掻き立て浸透していったのだろう。
 語られる内容は「道端でゴミを漁り、通りがかった通行人に『ほっといてくれ』と口にする」などといったパターンが主だが、他にも様々なエピソードが追加、脚色されている場合が多い。


383 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/27(水) 20:23:11 SU9QGElQ0
【元ネタ】史実、クトゥルフ神話
【CLASS】フォーリナー
【マスター】藤丸立香
【真名】ヘリオガバルス
【性別】雌雄同体
【身長・体重】145cm・41kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力E+ 耐久E+ 敏捷C+ 
魔力EX 幸運A 宝具EX

【クラス別スキル】
領域外の生命:EX
人類の知覚領域の外より現れた生命体であることを示すスキル。
その者、無貌の神の化身、赤の女王を宿すもの。

陣地作成:A++
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
宝具により巨大神殿「ヘリオガバリウム」を作成可能。

道具作成(偽):A
本人は儀式に使う簡易的な礼装しか作成出来ないが神殿から多くの道具を取り出して使用可能。

狂気:A
生前から快楽と淫奔に狂い溺れたフォーリナーは、邪神の囁きすら悦んで飲み尽くす。

【固有スキル】
皇帝特権:A+
本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できるというもの。該当するのは
騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略と多岐に渡る。
本来、皇帝としての政務を全くしなかったフォーリナーの皇帝特権はEランクにも満たないが、赤の女王の力を得たため強化されている。

淫奔なる真紅の薔薇園:C+
ローゼスガーデン・オブ・ヘリオガバルス
別名 魔力放出(薔薇)。
本来は宝具扱いのスキル。魔力から強力な媚薬効果を持つ薔薇を作り出し、辺り一面を大量の薔薇で満たす。薔薇の奔流をまともに食らってしまえば媚薬による興奮作用も相まって窒息死する可能性も
ある。

魔性の美貌(領域外):EX→A
赤の女王の権能。
人ならざるもの、神か魔としての美貌により、性別に関係なく呪いレベルの誘惑が可能。人類の理解の外にある美貌により、見ただけで精神が狂い、たちどころにフォーリナーの配下となる程だが、本人の「そうじゃないんだ、ボクはあくまで対等に愛し合いたいんだ。というか罵倒されたり殴られたいのっ!」という理由で、あくまで超強力な魅了スキルとして機能しているらしいが...

【宝具】
『混沌称えし太陽神殿(ンガイ・ヘリオガバリウム)』
ランク:A++ 種別:結界宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:100
フォーリナーが生前建設した、かつては山の神であり、両性具をもつ、バアルやアザゼルに山羊の神パンなどの複数の神が一体化して生まれた"混沌"なる太陽神、エラガバルを祀った巨大神殿を宝具として具現化したもの。
かなり広大な結界であり、入る者を惑わせ、狂わせる異形の生命体が潜む「黒き森」、その中心に七つの太陽に照らされた神殿本体があるという二重構造になっている。
神殿からは、マルスの盾やウェスタの聖火、外なる魔道具などが納められており、取り出して使用することが可能。

『虚空にて輝ける正二十四面結晶体(シャイニング・トラペゾヘドロン)』
ランク:EX 種別:召喚宝具 レンジ:不定
最大捕捉:1柱
暗黒星ユゴスで作られた、混沌の彼方よりナイアーラトテップを召喚する魔道具。所有するサーヴァントによって、部品として取り込む、神霊の力のみを現実に召喚して極大な破壊をもたらすなど様々な使い方をする。
フォーリナーの場合は祭壇に掲げ、信仰する混沌なる神達に祈祷を行う一種の通信機として使用する。接続される混沌なる神は選ぶことはできないが、フォーリナー自身も神の化身なのですぐに敵対することはあまりない。多分。
呼び出された神達は固体によっては代償を要求するが、殆どの神が容易く力を授け、戦力となってくれる。理由は大体「なんか面白そうだから、力与えて破滅するところ見物してやろう!」とのこと。
別名「ニャルラトホテプピックアップガチャ」

【Weapon】トラペゾヘドロン、盾、鞭(自分用)


384 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/27(水) 20:24:08 SU9QGElQ0
【FGO的解説】
★5 B3A1Q1 攻撃特化タイプ
※雌雄同体は性別による特攻、特防、デバフを受けず、性別を参照するバフ、回復を両方受ける。

皇帝特権 :A+
自身にさまざまな効果をランダムで付与。

淫奔なる真紅の薔薇園:C+
敵全体に確立で魅了付与(1ターン)、敵全体のBuster耐性をダウン(3ターン)

魔性の美貌(領域外):EX→A
敵全体の弱体耐性をダウン、敵全体に混乱状態を付与、敵全体のクリティカル発生率をダウン
(3ターン)

『虚空にて輝ける正二十四面結晶体(シャイニング・トラペゾヘドロン)』B
敵全体にさまざまな効果の攻撃

※一例
暗黒のファラオと貌のないスフィンクス
敵全体に【太陽】超特攻攻撃&強化成功率ダウン(3ターン)

いばらの様なグリーンマンと謎の少女
敵全体に強力な攻撃&睡魔状態付与。
※睡魔状態...恐怖状態のスタンが睡眠に変わっただけ

異形の機械神
敵全体の防御力、攻撃力大ダウン(3ターン)&敵全体に強力な攻撃

織田信長?
敵全体に【神性】【騎乗】特攻攻撃&火傷、延焼状態を付与

謎の科学者
敵全体に超強力な【人類種】超特攻攻撃&
味方全員に毒、触毒状態付与(5ターン)、HPを3000減少【デメリット】

複合混沌神性エラガバル(大当たり)
敵全体の強化解除&防御力をダウン(3ターン)&敵全体に超強力な【知的生命体】特攻攻撃

最終再臨イラスト
玉座に座るフォーリナーとその後ろで微笑んでる赤の女王。

第1段階
紫色の司祭服、冠やネックレスを大量に身につけている。
第2段階
紅い小さな布だけを身につけている。
第3段階
青白い肌になり、背後に赤の女王が立つ。

絆礼装
赤の女王

illust
ベッドで眠るフォーリナーを見下ろす赤の女王。

効果
自身の宝具威力を30%アップ、宝具でエラガバルが召喚される確率が30%アップ

【解説】
偶然手に入れたトラペゾヘドロンを神として祭り上げていたら、赤の女王と接触。その狂気じみた淫奔さを見出され、配下にされそうになるが、逆に狂気じみた快楽に解きほぐされ...意気投合。
生前は赤の女王の能力が低く、性同一障害に苦しむヘリオガバルスを救うことはできなかったが、フォーリナーとして召喚されたことにより二人で一人、性別を分かち合ったサーヴァントになった。


385 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/27(水) 22:10:15 pW86o1UM0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】大石鍬次郎
【性別】男性
【身長・体重】164cm・52kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久E 敏捷A 魔力E 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。

【固有スキル】
人斬り:B
 刀で人を斬ることに特化した剣術スキル。
 勝つことのみを目的とした実践的な剣術であり、求道者的な精神とは無縁のものである。
 それゆえ、強く、脆い。

殺戮技巧:B
 使用する道具の「対人」ダメージ値にプラス補正をかける。
 伊東甲子太郎の暗殺に槍を用いたという伝承も残っていることから、アサシンの殺人技巧は剣術のみに限らない。

切落:B
 きりおとし。一刀流の基本にして極意。
 相手の一撃を切り落とす(軌道を変える)と共に斬撃を浴びせる、攻防一体の一閃。
 相手の近接攻撃の対象になった時、それが剣技で対応できるものであれば、このスキルのランクとの対抗判定を課せる。
 相手が判定に失敗した場合、その攻撃を無効化し、斬撃によるダメージを与える。

【宝具】
『誓いの羽織(ちかいのはおり)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 浅葱色の羽織。幕末に京を震撼させた人斬り集団「新選組」の余りに有名な装束が宝具へと昇華されたもの。
 装備することによりアサシンのパラメーターを向上させ、武装をランクアップさせる。
 ただし、この宝具の発動中は気配遮断スキルは使用不可となる。

【Weapon】
『大和守安定』
『加州清光』

【解説】
 人斬り鍬次郎とあだ名された新選組の隊士。
 小野派一刀流、天然理心流を修め、沖田総司と並び評される剣士だったという。
 戊辰戦争の折に脱走し、江戸で潜伏生活を送っていたが、彼を恨む元御陵衛士らによって謀殺された。

 若かりし頃に事情あって(女性問題だとも)脱藩し、武州日野の大工の下で働く傍ら、剣術道場で天然理心流を学ぶ。
 池田屋事件の後に行われた新選組隊士募集の折に入隊。
 暗殺を主とした任務に付いたとされ残酷で道理を弁えない人物だったとされるが、鍬次郎を貶める為の捏造が多く、実情は疑わしい。
 新選組を裏切り御陵衛士を結成した伊東甲子太郎の暗殺にも関わったが、
 その凶器は槍だったとも刀(永倉の『顛末記』)だったともされ、判然としない。

 戊辰戦争の折には近藤勇の側近を固めていたが、甲州勝沼での敗戦を切っ掛けに脱走。
 以後は江戸で妻子とともに潜伏生活を送る。
 しかし、元同僚の三井丑之助や元御陵衛士の加納鷲雄らの奸計により捕縛され、
 坂本龍馬、中岡慎太郎および伊東甲子太郎殺害の容疑で拷問にかけられた。

 激しい拷問から逃れるために一度は坂本龍馬、中岡慎太郎を暗殺したと嘘の自供をするも、後に撤回。
 伊東甲子太郎暗殺については公務であったとして無罪を主張したが、
 元御陵衛士らの恨みもあり私闘と見做され斬首刑に処された。

 現在では人斬りとしての悪名が残っているが、実際のところは彼を恨みに思う者の捏造や子母澤寛の創作に拠るところが大きいようだ。


386 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/28(木) 22:38:15 fXgif.pE0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】セイバー
【マスター】藤丸立香
【真名】クリュサオル
【性別】女性
【容姿】淡い金色のショートヘア、ピンク色の瞳をした...ライダーさん?身体と融合した巨大な金色の剣を持っている。
【属性】中立・中庸
【ステータス】
(女神時)筋力C+ 耐久A 敏捷B 魔力A+ 幸運A 宝具A++
(魔獣時)筋力A++ 耐久A+ 敏捷C 
魔力A++ 幸運E 宝具A++

【クラス別スキル】
騎乗:EX
自分の血を受け継ぐ魔獣であれば、竜種にすら身体の一部を融合させ、騎乗可能。
特に血を分けた双子のきょうだいとは完全に融合することさえ可能。

対魔力:A
魔術に対する抵抗力。
水に関する魔術、低ランクの魔眼は無効化される。

女神の神核:A
生まれながらにして完成した女神であることを現す神性スキルを含む複合スキル。
メデューサの血が海(ポセイドン、オケアノスなどの海神)に落ちて生まれたと言われるセイバーは高ランクの神性を持つが、魔獣としての側面が強いのでランクが下がっている...?

【固有スキル】
怪力:C++
女神の側面が強いので劣化している...?

石化の魔眼C++
高位の魔眼「キュベレイ」を母から受け継いでいるが、女神の側面が強いので劣化している...?
だがそのおかげで魔眼殺しがなくても制御が可能。

魔力放出(血潮):A+
肉体が血液と海水で構成されているセイバーは、強力な水流をジェット噴射し攻撃、移動に使ったり、毒にも薬にもなる血液を放出することが出来る。敵の血液を効率良く吸収することも可能。
また、海神オケアノスの娘、妻カリロエーの加護によりランクが上がっている。

【宝具】
『女神の輝き(シャイン・オブ・ザ・クリュセイオン・アオル)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:20人
セイバーが母から受け継いだ女神の力...
すなわち勇者たちを魅了した女神の輝きそのものを形とした金色の剣。
この剣を持つ限り、セイバーの持つ女神の神核スキルは劣化せず、叔母(伯母)ほど強力ではないが女神の光で広範囲の敵を攻撃、魅了する。
また、この宝具は自身の身体と一体化しているので自身の耐久を剣の耐久と同じにする、剣を流体にして大きさ、重さをある程度変える、剣を通して吸血を行うことなどが可能。

『強制解除・万魔血脈(パンデモニウム・エキドゥナ)』
ランク:A++ 種別:霊基変換宝具 レンジ:1 最大捕捉:500人
セイバーが母から受け継いだ魔獣の力...
すなわちメデューサからセイバーに、セイバーから魔獣の母となるエキドナに受け継がれていった、極めて強力な魔獣の因子そのもの。
基本的にセイバーの金色の剣の内部に封印されているが、大量の血液と引き換えに解放可能。
一度解放すれば剣と髪は赤黒く染まり、身体中が蛇竜の鱗に覆われ、血と水と魔力で構成された"エキドナとテュフォンの子供たち"を再現した怪物を使役、融合する異形の魔獣と化す。
全スキルが"魔獣に堕ちた母"並みに上昇し、狂化A+に相当する強化が得られるが、女神の神核スキルは一時的に破棄され、理性が狂化B相当まで失われる。

『血族融合・神馬一体(ベルレフォーン・ブラッドオーバー)』
ランク:A+++ 種別:対国宝具 レンジ:2〜100 最大捕捉:600人
自身の血液で魔法陣を描き、双子のきょうだいであるペガサスを召喚。そして完全に融解、融合することで英雄ベレロポンや母メデューサ以上にペガサスを乗りこなす。
自分が女神の霊基であれば、黄金の輝きを放つ翼を持つケンタウロスの様な姿になり、女神の神核、対魔力が大幅に強化、血液に強力な回復効果が付与される。
自分が魔獣の霊基であれば、血に染められた翼を持つ大量の蛇が生えたケンタウロスの様な姿になり、全能力がさらに上昇し、血液の毒性が強力になる。

【Weapon】『女神の輝き』

【解説】とにかく盛りまくったライダーさんの娘
(息子)。
女性なのは女神の力を受け継ぎ過ぎた結果。生前は身体が流体なので体型を変えてごまかしていた。
ライダーさんと同じく同性愛者。だが妻と身体を重ね合わせるうちに、魔獣の因子が偶然混ざり合ってしまった。
性格は生真面目。母の事については諦観しており、英雄や人間に憎しみは抱いてない。
だがアテナ、テメーはダメだ。お前だけは絶対
殴る。


387 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/28(木) 22:47:58 eCDwZ6BY0
今日は更新します
無料R18視聴
1.リピーター続出!噂の本番できちゃうおっパブ店 性格良すぎるFカップパーフェクト人妻電撃入店! 仲間明日香
goo.gl/cjWS3U


388 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/29(金) 02:55:20 0mhGQ5yg0
【元ネタ】クトゥルフ神話
【CLASS】フォーリナー
【マスター】-
【真名】イホウンデー
【性別】女性?
【身長・体重】168cm・63kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力 D- 耐久 D 敏捷 C 魔力 A+ 幸運 B 宝具 A
【クラス別スキル】領域外の生命 A
【固有スキル】
無貌の加護 EX
ニャルラトホテップの庇護を受け、その妻であったという逸話から。
敏捷、及び他者からの真名看破に対してプラスの補正を得ることができる。

正気喪失 C-
外なる神としての保有スキル。他の神に比べ存在が曖昧なため、ランクは下がる。

豊饒の女神 B
かつてハイパーボリアと称される地域において、イホウンデーは豊穣の女神として信仰された。
彼女について遺された記録の中で、最も神威(しんい)に満ち溢れていた時代の残滓。

【宝具】
『大角の祖なるもの(エルク・アルケータイプ)』
ランク:B 種別:対概念 レンジ:1〜2 最大捕捉:3
イホウンデーはエルクのアルケータイプであるジヒューメから生まれた。
本来アルケータイプからはその生物の祖となる命が生まれるとされており、彼女は先祖還り、
或いはイレギュラーにあたる。その出生が昇華された宝具。


【Weapon】-

【解説】
クトゥルフ神話に登場するのうちの一柱で、エルクの女神。
ツァトゥグァを初めとする異神や異教を弾圧したが、やがてイホウンデー信仰は、
復活したツァトゥグア信仰にとって変わられることとなる。
またニャルラトホテップの庇護を受け、婚姻関係にあったという記録も残されている。
外なる神と同等の力を持つとされる一方、庇護されなければならず完全な不滅性を持っておらず
ツァトゥグアとの抗争以外で語られることもない。
『旧支配者』と暫定的に分類されているがそれすら定かではないため、朧げでか弱い来訪者と言えよう。


389 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/30(土) 03:39:23 319EHFhA0
【元ネタ】イソップ寓話「嘘を吐く少年」
【CLASS】フェイカー
【マスター】
【真名】無銘・狼少年
【性別】男性
【身長・体重】151cm・42kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力E 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】

【固有スキル】
無力の殻:B-
 フェイカーが宝具を使用していない場合は扇動スキルが発動せず、サーヴァントとして感知されなくなる。
 ただし自身の宝具への耐性を得た相手に対しては、徐々に隠蔽効果が低下していく。

扇動:A〜E-
 多数の群衆を欺く言葉と身振りを習得できるスキル。
 個人に対して使用した場合はある種の精神攻撃として働く。
 宝具の性質により、このスキルのランクは徐々に低下していく。

虚言(偽):E〜A+
 自らの言葉を誰にも信用されなくなってしまう呪い......のようなもの。
 スキルランクにもよるが、聞いた者の精神深くに作用し、彼の口にする内容が嘘であるかのように錯覚させてしまう。
 スキル扇動のランクが低下している場合、反比例するようにこちらのランクが上昇していってしまう。
 扇動と違い、このスキルは無力の殻の下であっても発動し続け、外すことはできない。

【宝具】
『軟木栓の弾丸は撃ち抜けない(アジテイター・ウルフズタン)』
ランク:B- 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大補足:100人
 問答無用で対象の認識に刻みつけられる、フェイカーの虚言。言霊による認識改変。
 フェイカー本人の自覚の有無に関わらず、発せられた内容が客観的事実と相反するものであれる場合、その言葉の意味を認識した者に対してそれが真実であると信じ込ませる。
 嘘であるかどうかの判定は使用者の認識によらず、半ば超然的な第三者的な視点によってなされるため、これを利用してある事象に対する真偽の判定を行うことも可能。
 嘘の文言は「警告」の形を取らせることで、より拘束力がブーストされる。

 精神干渉系の宝具であるが、使用を重ねるごとに対象には耐性が付与されていき、徐々に彼の嘘は嘘であると見破られやすくなっていく。
 それと同時にスキル「虚言(偽)」のランクが上昇し、たとえ真実であっても彼の言葉からは信憑性を失われていく。

 ーーーそして少年は、遂には誰からも信じて貰えず、狼に食べられてしまったのでした。

【解説】
 イソップ寓話のひとつである「嘘をつく少年」、......俗に「狼少年」との表題で知られるエピソードの登場人物。

 誰にでも知られているその粗筋を、ここで敢えては語るまい。
 ただ、この寓話の教訓は今日では「嘘を吐き続けていると信用を無くす」と大方受け止められているが、原典ではむしろ「警告を受けたにも関わらず相手の普段の行いから切り捨てた結果、村人達は羊を失った」と、教訓の論点が少年から村人へとシフトしている点には留意すべきかもしれない。
 段々とコミュニケーションの成立が阻害されていく中で、いかに堅固な信頼関係を築けるのかが、彼らの主従の帰結を左右するのであろうから。

 性質上、千里眼などの読心系のスキルや魔術とはシナジーを形成する。


390 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/06/30(土) 06:33:48 319EHFhA0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】グレース・オマリー
【性別】女性
【身長・体重】160cm・45kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 第一節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:-
 このスキルは「嵐の航海者」と引き換えに失われている。

【固有スキル】
嵐の航海者:C+
 船と認識されるものを駆る才能。集団のリーダーとしての能力も必要となるため、「軍略」、「カリスマ」も兼ね備えた特殊スキル。

海賊の誉れ:B+
 海賊の独自の価値観から生じる特殊スキル。低ランクの精神汚染、勇猛、戦闘続行などが複合されている。
 いかな権威にも服さず、不敵に対峙する一方で、剣林弾雨に向けて猛然と突進する勇猛さを持つ。

反骨の相:C
 一つの場所に留まらず、また、一つの主君を抱かぬ気性。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

友誼の証明:C
 敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。
 聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。

【宝具】
『我何処へも順わず、王道は水平の彼方にて(ザ・パイレーツ・クィーン)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10〜20 最大捕捉:200人
 史実上でほぼ唯一、自らの船を駆り、海賊の女船長として海を生きた「海賊女帝」としての名声と生き様を表す宝具。
 イングランドを恐れさせた彼女の自由なる船団、全3隻のガレー船を召喚する。
 特定の権威に縛られず勢力を渡り歩いたという逸話からこちらの行動への制約効果に対して耐性を持ち、魔術的な防壁にもある程度の特攻性能を有する。
 このため、敵の防衛陣地に突喊しての質量攻撃に適している。

『雌鶏の城(コックス・キャッスル)』
ランク:D 種別:対軍(城塞)宝具 レンジ: 20 最大捕捉:50人
 ライダーが敵から守り抜き、女性である彼女の持つ、十二分に戦士に相応しい武勲を証明することとなった塔型の城塞。
 彼女の一族の拠点の一つでもあり、外壁と内部はルーンによるコートが施されている。
 防衛だけでなく住居としての適性も高く、そのまま陣地としての転用が可能。

【Weapon】
『無銘・カトラス』

【解説】
 16世紀、アルスター(北アイルランド)を中心に活動した女海賊。
 当時のアイルランドはいまだノルマン人の侵略の影響で多数の氏族が覇権を巡って争っており、早い段階で国内を統一していたイングランドからは絶えず侵略の脅威を受け、抵抗を続けているという状況であった。
 そんな折グレース・オマリーこと"グラニュエール"は、乱立する氏族王国がひとつウールの王女として出生する。

 彼女の夫は戦で亡くなっていたが、その機に乗じた敵勢力に対して彼女は見事に夫の城を守り抜く。しかし当時の社会は、女性である彼女が首長となることは容認しなかった。
 そこで彼女は、自分に付き従う部下と共に海に繰り出す。海賊として、イングランドをはじめとした商船への略奪を開始したのだ。
 当時のエリザベス1世はスペインと接近せぬようアイルランドの族長に対しては宥和策を摂ったものの、英西戦争が始まると状況は一変、強硬手段へと切り替える。
 息子が逮捕され、ここにおいてグレースはエリザベス1世に嘆願書を提出し、会見を果たすのだが、彼女はただ族長の娘であるにも関わらず大国イングランドの女王と渡り合い、従属するどころか以降も海賊行為を継続したのである。そればかりか、後に北アイルランド勢力の反イングランド軍に参加し刃を向けさえもした。
 そうかと思えばイングランド勢力に寝返って戦い、そして最期はイングランド側でその生を終えたという。

 ......或る女海賊の弁によれば、既成の社会規範からの脱却を求め、生き場所を海へと求めた彼女の在り方は、不思議と共感を覚え、ある種奇妙な友情のような心情も無いでは無かった、とのこと。


391 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/30(土) 13:40:37 S.p5OANY0
_(・ ・)_
ω U ω
Kilroy was here






【元ネタ】都市伝説+クトゥルフ神話
【CLASS】フォーリナー
【マスター】藤丸立香
【真名】Kilroy was here
【性別】男性
【身長・体重】なし(ラクガキ故)
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運A 宝具EX

【クラス別スキル】
気配遮断:EX
サーヴァントとしての気配を断つ、隠密行動に適したスキル。
その存在を認識することは不可能。
フォーリナーを捉えるなら、その痕跡から正体、行動を推理しなければならない。

騎乗:EX
噂に乗ることで、高速で移動、情報を収集することが可能。

領域外の生命:EX
人類の知覚領域の外より現れた生命体であることを示すスキル。
彼は何処にでもいる。凱旋門、ポリネシア、パリの下水道、エベレスト、月、そして...

【固有スキル】
キルロイ参上!:EX
フォーリナーが行動すると、必ずこのラクガキが痕跡として残る。フォーリナーの存在を証明する唯一の手掛かりであり、このスキルがないとフォーリナーは存在を維持できない。

無貌の神:EX
彼は何者でもない...筈だった。
自身のスキル、宝具を全て破棄し、空想を喰らう邪神が降臨する。

【宝具】
『我は此処に在り(I was here)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:無限 最大捕捉:1000人(同時に存在できる数)
たとえ外宇宙だろうと、固有結界内だろうと、その世界が存在する限りどこでも、フォーリナーが"そこに存在していた"という結果を挿入する。この宝具によりフォーリナーは時間、空間に縛られず、どこであろうと侵入可能。
ただしフォーリナーが訪れた場所に出現するラクガキをだれかが認識しないと、訪れた事にならない。

【Weapon】なし

【解説】
彼は何処にでもいる...故に知ってしまった。
外なる理を
そして...空想は侵食された。









_(◼︎ ◼︎)_
ω U ω
I was here


392 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/30(土) 14:01:07 S.p5OANY0
『こんにちは!愛しいあなた!久しぶりね!』
『わたしを憶えていない?じゃあおしえてあげるわ!』
『私は物語、剪定された物語。
わたしは取り留めない空想、書きかけのページ、ゴミ箱に詰まった紙クズ、インクの水たまり、作りかけのゲームプログラム、電脳世界に至らず、誰にも知られずに死んでいった異聞の少女、神が死んだ行き止まりの世界。』

さあ、終わりのない物語を始めましょう。

【元ネタ】"物語"
【CLASS】キャスター(アヴェンジャー)
【マスター】藤丸立香
【真名】ナーサリーライム"ロスト"
【性別】マスターによって変化
【身長・体重】不定
【属性】マスターによって変化
【天地人属性】なし
【容姿】背表紙がない本、バラバラになったページが舞い散る(再臨で変化)
→白いドレスを着た10にも満たない少女。たまにノイズが走る。
→成長して17歳程になった少女。凄まじいノイズが走っている。
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 
魔力A+++ 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:EX
魔術師として自らに有利な陣地な陣地を作り上げる能力。スキル自己設定と相まって小世界を作れるほどにランクが上がっている。

復讐者:E+++
棄てられた物語たちが、復讐に来る。

忘却補正:EX
忘れ去られた、夢の残骸。
なぜ愛したか、なぜ憎んだかも曖昧で...

自己回復(魔力):B
魔力を微量ながら毎ターン回復する。
多かれ少なかれ、物語への信仰を自身の魔力とすることができるが、未完成品の集合体であるキャスターはその恩恵を最大に活かせない。

【固有スキル】
変化:-
『変身したい!変身するの!
 私は貴方?貴方は私?
 変身したかった...変身できなかった...
 私は...』

自己設定:EX
作者、もしくは世界から棄てられた物語であるキャスターは、自身の能力、設定を変更可能。
ただし、霊基への負担は重く、万能なスキルではない...しかし。

二重召喚:A
ダブルサモン。二つのクラス別スキルを保有することができる、極めて希少なスキル。
本来なら召喚時に特殊な条件付けを行わなければ成らず、エクストラクラスは選択不可能であるが、キャスターが異聞帯、汎人類史を含む複数の物語が混じりあって生まれた曖昧な英霊である事により、習得に至った。

ハッピーエンド&バッドエンド:-
存在しない。

永劫機関・少女幻想:EX
ネバーエンド・グラスゲーム。
『物語は永遠に続く。』
『悲しい読み手は最後のページを破り捨てた。』
『元に戻る、元に戻る。すべて、すべて
全て、総て』『良い終わりも、最悪な終わりも、すべてが指をすり抜けて...』
本来は宝具扱いのスキル。
魔力が続く限り如何なるダメージを受けても、状態がリセットされて復活する。
このスキルは外せない。

【宝具】
『貴方が愛した物語(ナーサリーライム・イミテーション)』
ランク:E 種別:劣化再現、対人(自身)宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
『わたしは変身します、あなたの愛したものに、わたしは変わります、あなたに愛されるわたしに...』
本来のナーサリーライムの宝具「誰かの為の物語」の劣化再現。
マスターの心を読み取り、自身の姿を理想的なものに設定する。
しかし、数多の英雄と共に戦った貴方には分かるだろう。それが偽りをツギハギにした、劣化に劣化を重ねたデッドコピーであることを。
忘れさられ、愛されなかった物語の、悲しき抵抗。

『貴方が棄てた物語(ナーサリーライム・ロストテイル)』
ランク:E+++ 種別:対物語宝具 
レンジ:一冊 最大捕捉:一物語
『さあいらっしゃい!愛されなかったお友達!遊んで騒いで復讐を果たしましょう!』
自分自身を構成する。忘れ去られた物語の登場人物を魔力の続く限り召喚、または彼らに変身する宝具。
逸話も信仰もなく、シャドウサーヴァントに毛が生えたレベルの登場人物だが、逆に言えば弱点も分からず、どのような行動を取るか一切不明で対策不可能。


393 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/06/30(土) 14:07:56 S.p5OANY0







『...違う憎んでなんかいない。
そう、わたしはただ...』


『あなたをあいしたものがたり(ナーサリーライム・メモリー)』
ランク:EX 種別:終幕宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
『さあ、愛しいあなた。忘れ去られた物語の先を見に行きましょう...』
マスターと完全な絆を紡ぎ、憎しみを否定し、本当の願い(あなたに自分を読んで欲しい、完結したい)を思い出して初めて使用可能となる宝具。
自己設定のデメリットが消え、自分たちを真に理想的な"完成"された姿に設定可能になる。
...この宝具の使用後キャスターは完全に消滅する。

『さようなら、愛しいあなた。』
『やっと...やっと正しい終わり(トゥルーエンド)に辿り着けた...』
『ほら...わたし、本当にいい物語だったでしょう?』

【Weapon】なし

【解説】
たとえ忘れ去られてもあなたを愛する側面と、自分を忘れた作者を憎む側面を併せ持つ棄てられた物語の化身。

絆礼装
あなたとのおもいで

illust
机に置かれた書きかけの本

最終再臨イラスト
机の上で、白いドレスを着た少女と"完成"した本を抱く、成長した少女が眠っている。辺りには書きかけのページたちが祝福するように舞い散っている。


394 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/02(月) 20:19:37 sIu2GaBY0
【元ネタ】三国志
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】王基 伯輿
【性別】男性
【身長・体重】175cm・65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力C- 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

易:C-
 六十四卦から宇宙の動きすべてを読み取り、
 運命を察知する儒教の魔術体系。
 易を学んだ末に管輅に師事したが、その奥義を学び取ることはできなかったと伝わる。

【宝具】
『亡者病矛(びょうまのほこ)』
ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:0〜50 最大捕捉:400人
 周囲の女性に耐え難い頭痛を与える呪いの矛。管輅が占いで流行り病の原因として発見したもの。
 所持しているだけで、効果範囲内の女性に強烈な頭痛を付与する。
 これにより精神系スキルの成功率を大幅に低下させる他、相手によってはスタン状態に陥れることが出来る。

『時要論(じようろん)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 対象者に対し、目的のため行わなければならない事、改めねばならない事を指し示す書物型の宝具。
 要は情を交えない諫言装置であり、私利私欲が混じらない“理論的に正しい”内容が示される。
 尤も、情理入り交じるのが人の世の常。現実的に実行可能かは別問題。

【解説】
 三国時代末期の武将、政治家、儒学者。

 若くして孤児となったが、優れた才幹を以って頭角を現す。
 その後、王凌の配下に加わるが、彼が善政を敷いて名を馳せたのは王基の力に拠るところも大きかった。
 そのため、王陵は彼を手放したがらなかったという。

 やがて司馬懿からもその能力を認められ、中央に招聘される。
 曹爽の時代には安豊太守に任命され、善政を敷き呉の侵犯を防いだ。
 また軍事的能力も秀でており、当時対呉戦線を担当していた諸葛誕を良く補佐した。
 一方で、曹爽の政治について『時要論』を著して批判するなど、曹爽とは距離があったようである。

 曹爽の失脚後も主に対呉方面で活躍し、武功と治績を共に重ねる。
 カン丘倹、文欽の反乱に際しては諸将の反対を押し切って早期に要地を押さえ、
 また相手が戦力を二分した隙を突くなど勝利に大きく貢献。
 諸葛誕の反乱に際しても、諸将の意見に反して寿春の包囲陣の堅守(呉軍との連携の遮断)を主張し、勝利後に判断の正しさを称賛された。
 晩年にも呉のトウ由の偽投降を看破しており、軍事的才幹に秀でていたと言っていいだろう。

 軍事のみならず学問と品行の面でも評価されているが、易(占い)の才覚はなかったようで、
 管輅に師事するも奥義をまるで身につけられず、ついには諦めたという。


395 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/07/03(火) 20:49:58 e6Mj5bE20
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】藤丸立香
【真名】給糧艦 「間宮」
【性別】女性?
【外見・容姿】長い黒髪の中性的な青年。
軍服の上に割烹着を着ている。
【肌色】健康的な小麦色
【瞳の色】鮮やかな青
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C+ 耐久B+ 敏捷D 
魔力D 幸運B 宝具C++

【クラス別スキル】
対魔力: D
魔術に対する抵抗力。一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:C+++
幻想種を除く獣、乗り物を人並み程度に乗りこなせる。自分自身に乗る際はランクが大幅に上がる。

【固有スキル】
食卓のカリスマ:A+
食品加工、調理、食料供給などのスキルと、
個人としての魅力、人々を惹きつける人望が合わさり、一つのスキルとなったもの。
"最強の戦艦"、"連合艦隊旗艦"、"新進空母"を抑え、大戦のさなか軍人たちに愛されたライダーは如何なる状況でも英雄たちの胃袋を満たし、その純朴な好意と笑顔で兵士の士気を最高潮にする。

味方全体の最大HPアップ状態を付与、攻撃力アップ。【食事にこだわりがある者】の最大HP、攻撃力がさらに上昇。

英霊艦隊:A+
502柱の英霊と、1億の日本国民の思念から生じた化生。
中立的な軍人としての姿をとり、水上、水中の戦闘にボーナス。

防御力を大アップ(1ターン)、防御力をアップ(3ターン)、【水があるフィールド】で攻撃力アップ(3ターン)

気配感知:C+
電波送信等を監視する通信管制艦としての機能。気配を感じ取ることで、効果範囲内の状況・環境を認識する。近距離ならば同ランクまでの気配遮断を無効化する。また味方との連携時にも効果を発揮する。

敵単体のクリティカル発生率をダウン(3ターン)、回避解除、味方全体にブレイブチェイン以外時にクリティカル威力がアップする状態を付与(3ターン)

【宝具】
『英霊艦隊・給糧艦「間宮」』
ランク:C++ 種別:艦隊宝具、対空腹宝具 レンジ:一軍隊 最大捕捉:18000人
ライダーの本体である巨大な供糧艦を召喚する。軍艦としてはやや遅く、平均的な能力だが、"供糧"に特化しており、艦内には18000人の三週間分の食料が貯蔵され、家畜保存スペースに精肉工場、パンにアイスクリーム、ラムネ、最中、"羊羹"などの嗜好品さえも完備されている。
部屋ごとに分かれたキッチンスペースには、ライダーと共に戦った厨房の英霊たちが常住しており、大量のバラエティ豊かな料理を作ることが可能。
さらに大量の食料を扱うため衛生面も配慮されており洗濯、入浴の為に大量の真水もふんだんに用いることが出来る。
当時の日本人の「お腹いっぱい食べたい」という願いと、ライダーの「すべての人に食べ物とお菓子を」という願いを受け、"英霊たち"に改修された、ある意味規格外の宝具。

敵全体に強力な攻撃、味方全体に最大HPアップ状態を付与、【食事にこだわりがある者】にランダムでさまざまな小さな効果を付与(攻撃アップ、防御アップ、スター発生率アップ、クリティカル威力アップ、ダメージカット〈1回、2000〉、無敵〈1回〉、ガッツ〈HP1000で復活〉NP20チャージの内3つ3ターン)

【Weapon】14cm砲2門、25mm機銃3連装2基など

【因縁キャラ】
俵藤太
「貴方様の宝具と私の本体が合わされば、「黒き飢餓」にさえ打ち勝てるでしょう!」

フローレンス・ナイチンゲール
「食に関わる者として衛生面には気を配ります。でも食べ物に消毒液を掛けるのは許せません!兵士の士気も落ちるし、食欲無くします!」


396 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/03(火) 21:27:21 SO.JMCQQ0
http://nazr.in/11sp


397 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/04(水) 01:45:15 57lBkWnc0
解説は?


398 : 僕はね、名無しさんなんだよ :2018/07/04(水) 17:48:26 nNLYkk.I0
【解説】
英霊と日本人の信仰を受けて、人の姿を取った、
"英霊艦隊"の一人。
現代の日本人の信仰が強いのでアメリカ含む外国への悪感情などはない。
自らの使命を果たすため、今日も厨房で腕を振るう。

戦艦擬人化系サーヴァント。某艦隊ゲームとは違い軍人よりの見た目。カッツに似てなくもない。

【食にこだわりがある者】=エミヤオルタ、呪腕のハサンなど食べることが出来ない、味覚がない、サーヴァントを除いたほぼ全員。


だが何故かマーリンには効く。
マーリン「いやぁやっぱりみんなで囲む食卓はいいねぇ、心がいっぱいになる。」


399 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/04(水) 19:30:14 xxXHWIj60
【元ネタ】アイルランド伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】トァン・マッカレル
【性別】男性
【身長・体重】159cm・55kg(召喚時)
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模ながら隠密性に優れた工房を作成できる。

道具作成:D
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 人間以外の形態でもできるかは定かでない。

【保有スキル】
自己保存:EX
 マスターが無事であり貯蔵魔力が残る限りにおいて、
 何度死亡しても別の形へと変成して存在し続ける。
 マスターが死亡した場合、彼は速やかに消滅する。

人間観察:D++
 人々を観察し、理解する技術。
 ただ観察するだけでなく、名前も知らない人々の生活や好み、
 人生までを想定し、これを忘れない記憶力が重要とされる。
 彼の場合、そこそこの理解力と人の域を外れた記憶力を示す。

神性:E
 明確な証拠は無いが、
 西方の彼方より来たったパーソロン族は死の神の縁者とも語られる。
 この神霊適性は即死効果に対して若干の耐性を発揮する。

【宝具】
『寄せては返す来寇の史(リャウール・ガヴォーラ・エイラン)』
ランク:B 種別:対智宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 エリンの神話時代を見届けたトァンが有する、
 智慧の鮭フィンタンが与えるものと同域の叡智が宝具化したもの。
 副効果として五種族全ての魔術を駆使する事が可能となるが、
 ダーナ、ミレシア以外の魔術基盤は現代において著しく衰退している。

【Weapon】
 パーソロン族だった頃の彼が、フォモール族との戦いに用いていた槍

【解説】
 神話サイクルの登場人物にして語り部、カレルの息子トァン。
 ノアの孫娘ケスィルの夫フィンタン・マク・ボーフラに次ぐ神話の生き証人。
 元々はパーソロン族、セラの息子パーソロンの弟スターンの息子であり、
 変成・転生を繰り返してパーソロン、ニームド、フィルボルグ、ダーナ、ミレシアと
 エリン(アイルランド)にやって来た五種族の興亡に立ち会って来た人物。

 パーソロン族到来時のエリンには三つの湖水、九つの河、一つの平野しか無かったが、
 彼等はこれを増やして行き、また祭司、詩人、戦士を任命しフォモール族と戦った。
 24組の男女でやって来た一族が5000人まで増えた頃、疫病に襲われ彼を残し滅亡する。
 たった一人でもう22年生きたトァンは新種族ニームドの来冠を見て、老いた身を恥じ
 身を隠していた。そしてある朝、若々しい牡鹿へと変成しており、鹿の王となった。
 彼はその後も猪の王、海鷲、鮭に姿を変えて更に三種族の来冠を見届ける事になる。

 8060人まで増えたニームド族が30人に激減して去った時、トァンはこれを見届けた。
 ニームド族の末裔『皮を持つ人』フィルボルグ族が動物の皮袋の船に乗って来た日も、
 トァンが五種族で唯一『天上から来た』『神々』と表現したダーナ族が現れた日も、
 モイトゥラの大戦でも、ミレシア族にダーナ族が敗れ去る時も、彼は静観者であった。
 やがて鮭トァンはミレシア族カレルの妻に喰われ、カレルの息子として生まれ出る。

 人として老いた彼は、パーソロン時代からの全ての記憶を欠ける事無く保っていた。
 己の知り得た全ての歴史、物語を後世に残す事こそが最初の疫病に生き残った理由、
 天命であったのだとトァンは悟る。そして彼は、正しく「書き記す」事のできる者、
 学識深く信頼できるキリスト教徒・聖フィネンと出会い、神話を語るのであった。


400 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/04(水) 19:32:12 xxXHWIj60
【元ネタ】アーサー王伝説 +『アーサー王宮廷物語』
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】エレイン(アスコラットの、シャロットの)
【性別】女性
【身長・体重】156cm・50kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運E 宝具E
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 彼女が作るのは“織物工房”である。

道具作成:A-
 現実と相関する織物を作成できる。
 作成方針と絵柄により予知、魔術医療、エンチャントに相当する機能を発揮するが
 織物以外は何も作る事ができない。

【保有スキル】
高速詠唱:D
 魔術詠唱を早める技術。彼女の場合、魔術ではなく織物の作成に恩恵があるようだ。

【宝具】
『彼方に見ゆ想人の歌(ティラ・リラ)』
ランク:E 種別:対界宝具 レンジ:制限なし 最大捕捉:制限なし
 妖姫最期の綴織。
 世界の織物(テクスチャ)へ己の図柄を織り込み、大規模な現実の改竄を可能とする。
 完成・発効に至るか否かの判定を、改竄規模に応じた難易度で必要とし
 その成否に関わらずキャスターは即座に消滅する。

【解説】
 アスコラット(エスカロ、アストラット)の美しい乙女、『白の』エレイン。
 ランスロットに恋し、叶わず、焦がれて亡くなった女性。
 アスコラットの領主バーナードの娘、兄弟にティリー卿とラヴェイン卿。

 匿名で槍試合に参加したがるランスロットは、道中泊った館で乙女に恋され
 彼女の「試合には自分の片袖を身に着けて臨んで欲しい」との願いを受け入れた。
 意中の女性の形見を身に着けて試合に臨む、というのは騎士に一般的な習慣だったが
 意中の女性が王妃である彼はこれに無縁だったので、正体を隠す妙案と思ったのだ。
 そして言う。「今までどんな娘さんにもこんな事はしてあげていませんでしたよ」

 当然、乙女の恋情は著しく悪化した。やがて彼女はランスロットに懇願する。
 「夫になって下さい、もしそれが無理なら、せめて情人として頂きたいのです」
 返答は希望の一欠片も無いもので、乙女は悲嘆の余り伏し、やがて息絶えた。
 遺体は遺言により小舟に乗せられ、テムズを流れてアーサー王宮廷近くへ辿り着く。
 片恋の愛と純潔とついでに信仰とを切々と記した彼女の手紙に心ある者はみな涙し、
 手紙が願うままにミサへの献金を行い、乙女の遺体を手厚く弔ったという。

 後代の作品では同様に湖の騎士に恋して死ぬ『シャロットの妖姫』が描かれる。
 彼女は“予言を織物として顕す”力を持ち、今世紀の作品『アーサー王宮廷物語』でも
 その手で作り上げる綴織で予言をなす能力を持っていた。しかし、見方を変えるなら
 綴織に描かれた物語は実現する、とも言える。どちらが正しい捉え方なのだろうか?

 彼女はランスロットへの恋叶わぬ事を悟った時、明確に後者として力を行使した。
 命を賭して運命を織り、それが完成した時、過去と現在、人の認識は変わったのだ。
 エレインの友人、神秘の力を有していた事で影響を免れた女性は、噂話に驚愕する。

 「エレイン姫が亡くなったそうですね。15年前にも同じ名の姫が噂になりましたっけ。
  そうそう、ランスロット卿がガラハッド卿を産ませた事件の、あの女性ですよ」

 そんな事件は聞いた事も無い!


401 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/05(木) 22:49:17 vi8wTk.A0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】獅子劫界離
【真名】ウジェーヌ・ド・ボーアルネ
【性別】男性
【身長・体重】169cm・61kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 正しい調教、調整が施されたものであれば万全に乗りこなせる。

【固有スキル】
不屈の意思:B
 あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意志。
 肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を保たない。

カリスマ:E
 軍団を指揮する天性の才能。統率力こそ上がるものの、兵の士気は極度に減少する。

ロンバルディアの鉄王冠:D
 ナポレオンのイタリア王戴冠と、自身のイタリア副王・ヴェネツィア公叙爵に伴って後継者に指名された聖遺物。
 聖釘の魔力を宿した破格の魔力炉心として機能するが、史実に於いて獲得は実現しなかったため、
 鉄王冠を安定的に現界させることはできず、炉心魔力を転用可能なターンも短い。

覇王の兆し(偽):B
 彼はナポレオンの血を引いているわけではなく、飽く迄義理の息子に過ぎない。
 史実での帰結点も含めて、覇王の素質自体が彼には備わっていない。
 だが、それを断固として認めず、足掻く不屈の意志が、霊基の損傷を代償とする能力の一時的な増強を可能としている。

【宝具】
『地獄から孵るひな鳥(ラ・アンフェール・ディ・ヴィチュレー)』
ランク:B 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1人
 苦難と栄光に満ち、己の実力以上を、常に発揮せざるを得なかった生涯を具現とした宝具。
 鉄王冠現界状態のみ真名解放可能な宝具で、狂化同様のステータスアップとカリスマ強化、Bランクの戦略を付与する。
 宝具の効果が切れると、肉体の老化と、軽度の鬱状態が付与され、それにより霊基が衰弱する。
 この宝具使用後デメリットは、真名解放ごとに打ち消されるが、回数を重ねるごとに重篤なものとなってその都度降りかかる。

【Weapon】
『無銘・サーベル』
 葡萄月13日クーデター後に剥奪された物を取り返した、実父アレクサンドル・ボーアルネの剣。
 これ自体は本当に普通の剣に過ぎず、宝具使用時に振るうと折れることさえある。
 だがウジェーヌは、折れれば自身の魔力でその都度修復するほど、この剣に強い思い入れを抱いている。

【解説】
 ナポレオン戦争期に活躍した軍人にして、ナポレオン一世の養子。フランス帝室の一員。
 マルティニークの貴族、アレクサンドル・ド・ボーアルネ子爵と、クレオールのマリー・ジョゼフ・ローズ(後のジョゼフィーヌ)の間に長男として生まれる。
 父は第二次マインツ攻囲での敵前逃亡がきっかけで逮捕、すでに離婚していたものの、数週間後に投獄された。
 父はその後処刑。母は熱月の反動が起きたことですんでのところで助かった。
 総統政府時代に母がナポレオンと再婚すると、彼のイタリア遠征に補佐官として同行。
 イタリア遠征後のエジプト遠征にも参加し、統領政府時代から帝政初期時代にはすでに将校になっていた。
 1805年にナポレオンがイタリア王となると、養子であることを公とし、フランス皇子、イタリア副王などの複数の称号を得、
 そこからすぐに、バイエルン王女オーギュスタ・アメリと政略結婚もしている。
 1809年オーストリア戦役では、不屈の戦いぶりを見せ、そしてナポレオンの予想を超えるほどの戦果を挙げたが、
 そこから半年もしないうちにナポレオンはジョゼフィーヌと離婚し、このころから彼の性格は年不相応な老成ぶりを帯びてゆき、
 ロシア遠征の地獄が、その暗い性格をより重篤なものとした。
 第六次対仏大同盟との戦いでも、確実に自分の実力以上の働きをしたが、帝国の崩壊と同時にイタリアにおける立場も危うくなり、
 ナポレオンの制止も振り切ってイタリアへ赴き、反仏ムードを吹き飛ばすべく動くも、失敗してミュンヘンに逃れる。
 その直後に、実母ジョゼフィーヌの死去により復古王政が成ったパリへと帰還し、そのままウィーン会議にも参加。
 百日天下にはそもそも関与せず、バイエルンにいながら普通の貴族然とした生活の中で腐って行き、1824年に病死。
 政略結婚ながら妻、および舅であるバイエルン王との関係は良好であり、その誠実な性格を愛されていた。


402 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/05(木) 22:51:05 vi8wTk.A0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】シロウ・コトミネ
【真名】ロバート・クライヴ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・92kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力D++ 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。

対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:B+
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
 ただし、宝具『唯一無二なる覇権確立』によって現出させる神代インドの騎乗物などはその限りではない。

【固有スキル】
離間工作:A
 戦闘を行う前、準備段階で相手陣営の信頼関係を崩す才能。
 精神攻撃に特化した破壊工作。
 ランクAならば、指定陣営の信頼関係をほぼ崩壊寸前に追い込める。
 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。

二重召喚:C
 アサシンとライダー、両方のクラス別スキルを獲得して現界する。
 極一部のサーヴァントのみが持つ希少特性。

海賊の誉れ:D+
 海賊独自の価値観から生じる特殊スキル。
 低ランクの精神汚染、勇猛、戦闘続行などが複合されている。
 厳密には彼は海賊ではない(傍から見ればそうにしか見えなくとも)のだが、
 植民地支配機関の司令官として、並みの海賊に勝るとも劣らない強欲さ・残虐さを有する。

黄金律(卑):A
 どのような地に降り立とうと、効率よく現地民から金銭を巻き上げ、
 占領地で私腹を肥やすために頭脳を働かせる知恵。
 “海賊の誉れ”スキルとの兼ね合いにより、血も涙もない徴収による、途轍もない額の蓄財が可能。

【宝具】
『唯一無二なる覇権確立(ブリティッシュ・ラージャ・アドワイチャ)』
ランク:B〜EX 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 “『英国王』のサーヴァントが当聖杯戦争に現界していない”という条件を満たすことで発動できる、
 英国によるインド支配の基盤を築いた功績の具現たる宝具。
 自身と対峙したインド出身の英霊が行使するあらゆる神秘を大幅に弱体化させる。
 ――だが、この宝具の真価はそこにはなく、現地での蓄財を魔力に変換してインドの英霊が保有する宝具を現出させることにある。
 国家を買い取れるほどの財があれば、核兵器とも評されるほど強力な神代の宝具を、自由に取り出し使い潰すことができる。
 (ちなみに、この宝具が指す英国王の基準は広く、連合王国君主はもちろん、
 全時代のイングランド王、スコットランド王、ウェールズ大公、七王国の諸王、かの“騎士王”や“卑王”なども含まれる。)

 その条件を満たさない限り、このサーヴァントは事実上、宝具を有さないサーヴァントとして扱われる。

【Weapon】
『ヴィマーナ』
 『唯一無二なる覇権確立』で現出させることが可能な神代の飛行装置。使用頻度が高い宝具の一つ。
 機体にはイギリス東インド会社の社旗(なぜか自身と縁のない変遷後のデザイン)が全面ペイントされているため、
 ヴィマーナの機種識別、および、宝具として有するかもしれない能力の使用が不可能な状態となっている。
 お値段は一機でスポーツ競技場が建つ程度のお手頃価格(ちなみに、社旗ペイントもタダではない)。

【解説】
 イギリス東インド会社の書記から一転、武官として大功を挙げ、イギリスのインド支配の基礎を築いた人物。
 イングランド中西部の名家に生まれながらも、素行不良かつ無軌道な少年時代を送り、18歳で東インド会社の木っ端書記として入社し、
 着任先のマドラスでフランス軍捕虜となる憂き目に遭う。
 そこから彼は自力で脱出し、若くして英国将校に任命。フランス東インド会社との戦いで頭角を現し、
 彼の悪辣な戦略思考は、1757年のプラッシーの戦いで完全開花。
 ベンガル軍のミール・ジャアファルを裏切らせて、ほとんど軍を機能しない状態に追い込んだこの戦いは、
 3000足らずの寡兵で以て、30000を超えるベンガル太守軍を打ち破った。
 これによりインドにおけるイギリスの覇権が確立し、ヴィクトリア朝に築かれる英領インドの基礎はここに完成し、
 インド全体がじわじわとイギリスの傀儡へとなり果ててゆく。
 だが、クライヴの栄達はここで終わり、インドでの不正蓄財を弾劾されて財産を没収され、
 その一件による屈辱と阿片中毒などの病を苦にして、ロンドンの自宅で喉を掻き切って自殺。
 なお、現地でアドワイチャと名付けたアルダブラゾウガメを飼っており、このアドワイチャは、驚くことに12年前まで存命であった。


403 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/06(金) 03:45:23 smTpD0Js0

【元ネタ】Fateシリーズ
【CLASS】キャスター
【マスター】藤丸立香
【真名】エミヤ
【性別】男
【属性】善・混沌
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
調理A+
コックとしてのエミヤの在り方によって道具作成が変化。
生前だけではなく聖杯戦争での召喚や、カルデアの厨房での経験が昇華されている。

海の家作成 B
海辺と言う特殊な状況になり、陣地作成が変化した。
非常に割安にサービスを提供し、メニューは美味しいものばかりで競合店は商売上がったり。

【固有スキル】
エプロンガイ A
並行世界から流入した無辜の調理人としてのイメージ。
仲間の熱中症や脱水症状を防ぎ、食によってパフォーマンスを向上させる。
FGOにおいては味方全体を小回復、NP獲得量増加、スター獲得量増加の効果。

心眼・食A
素材を見極め、その構造を把握して最大限に味を引き出す匠の技。
FGOにおいては1T回避とスター集中の効果。

海の家の今日のメニュー A
ヤキソバやかき氷は勿論、一通り揃えている。
飲料などは地元の酒屋から取り寄せているんだとか。
FGOにおいては


【宝具】
『無限の氷製(アンリミテッド・シャーベット・ワークス)』
ランク:EX 種別:対海宝具 レンジ:海の家 最大補足:海水浴場

FGOにおいてはArts属性。
名物メニューであるかき氷を振る舞い味方は回復、
敵は体を冷やして動きが悪くなってしまう。

研鑽を重ねて作り上げた大型かき氷機を投影し
厳選した天然水を使ってキメの細かい氷を大量に削り出す。

【Weapon】
干将・莫耶(調理)
その都度に形状が変化するが干将・莫耶である。
料理は勿論、戦闘にも使われている。

エプロン
調理の友。
跳ねる油から素肌を守るのだが、ビキニエプロンだと時々ヌードにみえてしまう。

水着
ビキニ型の競泳パンツを履いている他、
ジーンズに腕まくりしたシャツなど普通に夏らしい格好にもなる。

【解説】
FGOで厨房を取り仕切る内に主夫としての側面が顕現し、
海ということで水着にエプロンの海の家スタイルとなったエミヤ。

一部の女神や魔法少女達には何故か非常に好評。
海の家ということで騎士王達もそれぞれに食を楽しんでいる。

一見、背負いこんだ責務から解放されているように見えるが
エミヤ本人はそれに戻らなければならないと内心では強く感じている。
しかし、今、この夏のひと時だけは海の開放感を楽しみ、料理を振る舞うことを楽しみ、何より仲間達との生活を楽しむことを良しとして臨んでいる。
それが願った誰かの気持ちに報いる為に。

この姿のエミヤは、彼の幸せを願う一部の人々の無辜の願いが聖杯に届いてしまったことで生まれた。

いただきますとごちそうさまを繰り返し、
いつもありがとうという笑顔に応えて、
それで本人は幸せかもしれないが
そんな貴方だって貴方自身のために幸せになってもいいじゃないの……
という願いが生み出した一夏の思い出である。

いつものキザなものではなく、
どこか少年のような笑顔を見せてくれるかもしれない。


404 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/06(金) 22:05:05 k0dN301k0

【元ネタ】Fateシリーズ
【CLASS】アサシン
【マスター】藤丸立香
【真名】マーリン
【性別】男
【属性】中立・混沌
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
フェロモン B+
蠱惑的な香りを放つ夢魔の魔力で気配遮断が変化。
気配を隠すどころか自己アピールが強くなってしまう。
スター集中とクリティカル威力に補正がかかる他、少しだけ狙われやすくなる。

【固有スキル】
幻惑 A+
相手が夢中になるような幻覚を見せて魅了する。
夢魔としての能力を解放しており、
女性にはマーリンが魅力割り増しで見えるし、
男性にはマーリンが理想的な美女に見える。
人によってはネットアイドルに見えているかもしれない。

敵全体に性別問わずに魅力の効果、自分に回避3回の効果。

ナンパのカリスマ C
解放的なビーチでフェロモン全開でナンパするマーリンは仲間へのアドバイスも欠かさない。
しかし、夢魔としての性質・能力ありきのナンパなので他の男性の参考にはあまりならない……
女性からの注目を集める効果がある。
女の敵でもあり、マーリンのナンパが通じない女性からはヘイトを集めてしまう。

味方全体の攻撃力上昇、マーリンに女性エネミーからのターゲット集中効果、
敵全体の弱体耐性低下、防御力低下

英雄作成(渚) A
自分や他者をイケメンに仕立て上げて女殺しにしてしまう。

対象の味方のQuick性能をアップ、女性への特攻付与、クイック攻撃時に低確率で女性への魅了付与。


【宝具】
『渚の理想郷(ビーチオブアヴァロン)”
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0〜20m

相手から精気を吸い取る夢魔としての能力が宝具化したもの。
単純に精力やら生命力を吸い取ることができるが、あらかじめ魅了していると特攻となり相手は腰砕けとなる。

FGOにおいてQuick属性の宝具となる。
敵全体に強力な攻撃、魅了状態の敵に特攻でダメージ増加。
相手のチャージを減少し、自身のNPを回復する。

【Weapon】
アロハシャツ
とてもおしゃれ。

【解説】
水着の女の子達と触れ合いたくて塔を飛び出してきたマーリン。
夢魔としての側面が強く顕れており手当たり次第に女性に声をかけている。

アサシンの霊基になったことで元々緩かったタガが外れており、
キャスターの時よりもアグレッシブで先を見ない性格になっている。

ナンパに特化しているが、実はキャスターの時の方がモテる。
アサシンのマーリンは夢魔の能力に頼ったガールハントをするので、
駆け引きなどは劣化してしまっている。
なので夢魔の能力に耐えた女性にはむしろ鬱陶しさが増幅してしまい、目の敵にされてしまう。

ナンパ師として後進の育成にも積極的だが、前提条件が違いすぎるため、参考にするには難しい。

湖の乙女、ニミュエの尻を追いかけていた頃の姿に近い。


405 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/06(金) 22:48:37 aM0yiJdg0
【元ネタ】『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アマレンドラ・バーフバリ
【性別】男性
【身長・体重】189cm・115kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。

心眼(偽):B
 直感・第六感による危険回避。

専科百般:A
 多方面に発揮される天性の才能。
 戦術、学術、隠密術、剣術、槍術、馬術、操船術、
 そのほか設計や発明に関する専業スキルについて、Cクラス以上の習熟度を発揮できる。

戦闘続行:B
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

透化:B
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 武芸者の無想の域としての気配遮断を行う事ができる。

【宝具】
『王国よ栄えあれ(ジャイ・マヒシュマティ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜60 最大捕捉:500人
 カーラケーヤとの戦いの逸話と、クンタラ王国防衛戦の逸話がミックスされた宝具。
 撃ち放った火矢は空中で分裂し、天翔ける火牛の群れへと姿を変えつつ敵陣を蹂躙する。
 この炎は悪魔や悪心を清める効果を持ち、悪属性を持つ対象へのダメージが倍加する。

【解説】
 古代インドの大国マヒシュマティの建国王ヴィクラマデーヴァの息子。
 国母シヴァガミの庇護の下、バーフバリは従兄弟バラーラデーヴァと共に育ち、文武両道に優れた青年となる。
 蛮族カーラケーヤとの戦いで活躍し、次期国王として指名された彼は、見聞を広めるために諸国漫遊の旅に出る。
 旅先で出会ったクンタラ王国の王女デーヴァセーナを妻として迎えるが、この結婚を機に国母との間で確執が生まれてしまう。
 これによりマヒシュマティの王にはバラーラデーヴァが即位する事となり、バーフバリは妻と共に国外追放の憂き目にあう。
 彼は追放先でも民衆の尊敬を集めるが、これを危険視したバラーラデーヴァ王とその父ビッジャラデーヴァの姦計により、バーフバリは命を落とした。

 王を称えよ! さらに称えよ!


406 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/07(土) 01:32:01 5LZfTmKI0
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ダンテ・アリギエーリ
【性別】男
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:D+ 耐久:A+ 敏捷:E- 魔力:C 幸運:A 宝具:
 狂化:D
 信仰と信念と幻想の世界に生きたバーサーカーの特性を増強した狂化スキル。
 筋力と耐久のパラメータをアップさせるが、複雑な思考を長時間続けることは妨害される。
 また言語能力に異常をきたし、自分の作品の引用や改変を多用した不自然な言葉遣いになっている。

【固有スキル】

 専科百般:C++
  多方面にわたって習得した深い学識。
  文学、歴史学、哲学、神学、政治、弁舌などの専業スキルについて、Cクラス以上の習熟度を発揮できる。

 反骨の相:A
  権威に囚われない、裏切りと策謀の梟雄としての性質……のはずだが、
  信義に篤く高潔で、しかし同時に思い込みも激しく協調性のない彼個人の性格により、
  ぶっちゃけ、裏切りと策謀に敗れた負け組としての性質になっている。
  だが、同ランクの「カリスマ」を無効化することに変わりはない。

 星の開拓者:C
  当時絶対的権力を欲しいままにしていた中世カトリック教会へ言論による仮借ない批判を挑み、ルネッサンスの扉を開き、その後に続いた各方面の芸術・文化に多大な影響を与えた。
  また、代表作『神曲』をラテン語ではなくトスカナ口語で作成したことにより「イタリア語」の礎を築き、イタリアを精神的に統一する道を開いた。
  バーサーカーが行う判定がクリティカルした場合、その判定の難易度・達成値に関わらず、自動成功となる。
  この効果は、同ランク以下の難易度を持つ判定にのみ有効。

【宝具】
『煉獄第一圏・傲慢浄罪(プルガトリオ・プリモチェルキオ)』
 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1人
 天国へと上ることを許された魂が「七つの大罪」を清める煉獄、その中でバーサーカーがもっとも恐れた「傲慢」の罪への罰を具現した宝具。バーサーカーが背負う大岩である。
 大岩を背負いつねに身をかがめて歩まねばならないという罰のため、敏捷を著しく低下させるが、反面、神の課した贖罪を妨げることは許されないためバーサーカーの身を護り、耐久を増強させる。
 また真名発動により、この宝具を他者にも伝染させ、敏捷および一部のスキルを低下させる。
 戦闘時には、この大岩を打撃武器として敵に叩きつける、というか体当たりすることになる……。

『詩劇・宇宙模寫(ディヴィナ・コンメーディア)』
  ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1000人
 バーサーカーが、その代表作『神曲』にて描き出したこの宇宙の真理を具現し、その法則を万人に適用する。
 「詩劇」による神の宇宙の模写に過ぎないため、効果時間は短いが、抵抗のむずかしい強烈な効力を有する。
 キリスト教の洗礼を受け、己の罪をすでに浄化された者に対しては「天国」の加護を与え、祝福と恩恵により、あらゆる消耗が完全に回復する。
 キリスト教の洗礼を受け、己の罪をいまだ浄化されていない者に対しては「煉獄」の罰を与え、七つの大罪のうちもっとも顕著な欠点に対して、岩責め、目潰し、煙責め、修行走、倒地、断食、火炙りの贖罪をそれぞれ強制される。
 非キリスト教徒あるいは救いを許されない罪人に対しては「地獄」の破滅を与え、無為、無洗礼、淫欲、飽食、貪欲、憤怒、異端邪説、暴力、欺瞞、裏切りの罪のうち最大の罪に対して、それぞれ責め苦が浴びせられる。
 ユダヤ・キリスト教、ギリシャ=ローマ関連の英霊に対しては効果が上昇する。

【解説】
 13〜14世紀イタリア、有力国フィレンツェの統領の一人。
 しかし、使者として教皇庁へ赴いているあいだに、フィレンツェでは彼の敵対勢力が権力をにぎり、欠席裁判にて、フィレンツェに戻ってきたら死刑という判決を受けてしまう。
 以来、敵対勢力の背後にいた教皇ボニファティウス8世とその協力者たるフランス、祖国イタリアを荒廃させる乱世と戦国武将たちへの義憤とルサンチマンをいだきながら、イタリアを放浪する生活を送ることとなる。
 その中で数々の著作、なかでも彼の政治論・宗教論・憤激・怨念・恋愛・信仰心などのあらゆる思想と感情を、平易なトスカナ口語で記しつくした『神曲』をあらわし、ルネサンスの先駆けとなった。
 宝具『煉獄第一圏・傲慢浄罪』により、大岩を背負ってヨロヨロ歩くオッサンという悲惨な絵面となっているが、狂化スキルを得てなお高潔(すぎ)な信念と高い教養をほこる、ダ・ヴィンチちゃんも認めるであろう変人もとい芸術家である。
 なお、カエサル、クレオパトラ、アステリオス、イスカンダル、アルテラ、マルタ、ソロモンなどなど、やたらと顔見知りが多い。ただし脳内で。


407 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/07(土) 04:47:21 P1RJTJE60
【元ネタ】エトルリア・ローマ神話、その他
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】オルクス
【性別】男性
【身長・体重】220cm・185kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 冥界の陰気に慣れ、その上さらに魔性として貶められてしまったため、極端にランクが低下している。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
神性:D
 エトルリア神話およびローマ神話の冥界神。なのだが、怪物に転じたことでその大部分は退化している。

怪力:B
 魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性で、一時的に筋力を増幅させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

冥界の守り:B-
 かつてライダーが所持した冥界神としての権能の残滓。
 彼の場合は敵全体を拘束し、自身の宝具の性能を変化させる。

【宝具】
『冥き底より来たれ、深淵の顎(オルキヌス・オルカ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2〜60 最大補足:50人
 彼の名を冠する海の魔物を召喚する。
 「冥界の使者」という概念を纏っている事によって水辺以外の地形でも地面を割りながら地中を潜行、地上へと攻撃するといった事が可能。
 現存する"ソレ"とは比べ物にならないほど強靭であり、また巨大。レンジ内を一瞬で駆け抜けて相手を轢殺し、食らいついた相手を地の底へと引きずり込む。
 使用できるのは一定以上の厚さや深さのある地面や水中のある場所だけであり、空中でや地面から離れた床がある場所での使用にはあまり向かない。この弱点は『満ちる涯なく食らえ、貪欲の牙』で地面を作り出す事でカバーする事が可能。

『満ちる涯なく食らえ、貪欲の牙(パンデモニウム・オルクス)』
ランク:B++ 種別:結界宝具 レンジ:10〜50 最大補足:100人
 冥界神オルクスの宮殿にして、彼自身の名で称される地底世界そのもの。それは固有結界に似て非なる大魔術。そこではライダーは怖ろしき支配者として君臨し、豪奢に明け暮れる。
 宝具としては周囲のテクスチャを貼り替え、いまや失われた彼の宮殿を再現、そこにいる者は彼の支配下にあるものとして扱われ、ランダムにステータスを0〜2ランク低下、その魔力をライダーへと徴収する。
 ただし不死、蘇生などの逸話を持つ者はその限りでなく、ステータスの低下は対魔力等でレジスト可能。また補正込みでAランク以上の攻撃であれば、テクスチャを傷付ける事が出来る。


408 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/07(土) 04:48:07 P1RJTJE60
『渇く獣よ殖やせ、胚胎の芽(ポルキス・オロカフトマ)』
ランク:C- 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大補足:500人
 原型となった地母神としての権能の成れの果て、またの名を「零落せし百獣母胎(ポトニア・テローン・ダウンフォールド)」。
 地母神とされる神性が翻って冥府神へと変性する事例は洋の東西を問わないが、その後ライダーは零落により卑俗な存在として再編成され、神秘の薄れた近現代になって再び「殖やす者」としての属性を付与された。
 その結果がこの宝具であり、本来不変の存在である神霊に対して種としての循環により多様性を得た「オーク」という新たな種族の性質の具現である。
 『満ちる涯なく食らえ、貪欲の牙』内部においてのみ使用可能。
 他者に自らの魔力を注ぎ込む事で、仔たるライダーの複製体を生産する。産まれる個体もまた同様の手段による自己複製機能を備えており、世代を重ねる事で徐々に個体を強化、多様性を獲得していく。
 ちなみに、一世代ごとに生産に要する時間はおよそ2,30ターン前後。サーヴァントに匹敵する個体を生み出すには最低でも5〜7世代ほど重ねる必要がある。

【解説】
 オルクスとはエトルリア神話およびローマ神話の冥界神。ギリシャ神話のハデスやプルートーとも同一視される。
 叙事詩「ベオウルフ」にはオルクスの支配下にある死者、転じて悪魔などを意味する「オーク=ナス」という語が借用される。これを後にトールキンが掘り起こす事でオークという語は再度現代に蘇ることになるのだが、彼の作品内ではオークは野卑で攻撃的な種族とされ、同時にその後のイメージもまた決定付けられる事となった。

 また、プリニウスが「冥界の使者」としてシャチを紹介した事で、オークは海の魔物としての側面をも持ち併せるようになった。
 シャルルマーニュは地中海でこれに襲われるも倒し、「狂えるオルランド」ではルッジェーロがピポグリフに乗りこれと戦ったとされている。

 エトルリア時代のオルクスの容姿は髭の生えた巨人だったが、名前の似ているギリシャ神話の豚面の神ポルキュスと習合した事でオルクス自体も豚面に変化したという。そのまた源流であるバビロニアの地母神ポルキスは生贄に豚を捧げられており、この豚という部分がポルキュスに引き継がれたのだった。
 これが現在知られるオークのイメージのモデルとなったとしている紹介も見られるが、日本の創作作品で始めて豚面のオークがデザインされたのと同時期、海外でそういった造形は全く浸透していなかった事を鑑みるに、この説は後付けの解釈のようである。


409 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/09(月) 21:13:13 gVBkYjJY0
http://pr4.work/g/kiyo


410 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/12(木) 02:25:43 seltNPkI0
【元ネタ】日本神話(史実?)
【CLASS】セイバー
【真名】日本武尊
【性別】女性
【身長・体重】165cm・56kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C- 魔力C 幸運E--- 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:D-
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
 操船に関しては海神に嫌われているため苦手。

【固有スキル】
神性:EX-
 天照大御神の血を引く日本天皇家の一人。また神霊スサノオの生まれ変わり、現人神として最高ランクのEX。
 それでいながら天皇の座につかなかったためランクが少し低下している。

三種の神器:A+
 神剣・天叢雲剣、神珠・八尺瓊勾玉、神鏡・八咫鏡が形成する仮想大神殿。
 どれか一つを所持することで絶大な加護が発生する。
 具体的には「とても偉大な人に見せて相手を服従させる」「魔力放出(光)スキルを得る」「努力家になる」「お酒に強くなる」等

勇猛:A++
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 勢いと見栄で動いてしまう癖があり度々ひどい神罰を受ける。

疲弊:D
 持続力や俊敏性に影響する足枷スキル。
 長時間の運動を行うと見合った療養を必要とする場合がある。

君去らず:A+
 東京湾にて妻の弟橘媛を失った伝承から。
 マスターの死亡時にその魂を霊基に押し込む事で敗退を逃れるスキル。
 もちろん聖杯戦争優勝時の願いを叶える権利もマスターに与えられ、その場合は復活でも好きに願いを言う事が出来る
 ただし残っていた令呪は消失する。

【宝具】
『神剣・天叢雲・草那藝之劔(アマノムラクモ・クサナギノツルギ)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具
 須佐之男命が所持していた神剣。

 天照大御神が岩戸に落としていた魔力を八岐大蛇が摂取し、それが体内で餌場の砂鉄と混ざり生成された竜玉のようなもの。
 生まれ落ちた時点で神造宝具「十拳剣(アマノハバキリ)」を上回る強度を持っていた。

 火打石の特性が乗り移っていて、八岐大蛇の魔力砲に乗せて爆炎を吹き出す事が出来る。

 その正体は意志を持つ剣。言語機能と飛行能力を持った自動礼装。
 親にあたる八岐大蛇のことは一応母のように扱っているがそれを殺めたスサノオを嫌う事も無く、
 ノリのいい飲み仲間程度につるんでいた。
 その生まれ変わりと伝えられるヤマトタケルの事も非常に気に入っており異常な執着を見せる。
 
 日本武尊に所持されて以来、手放される事や部外者の手に渡る事を嫌っていて、
 家に置いて邪神討伐に行かれれば神器の加護を打ち切り、便所に忘れていかれたときは眩い光を放ち猛抗議をしたという。
 日本武尊の死後も新羅人によって国外に持ち出されそうになった時は熱田神宮まで自力で帰還している。

 ようするに何処ぞのおしゃべりなプリズマ系ステッキの元祖。

【Weapon】
草薙の剣:第一宝具。一応は天照大御神と八岐大蛇の間に生まれたことになる自律宝具。

【解説】
日本神話に語られる最大の英雄「ヤマトタケル」。

父に景行天皇、弟に成務天皇、子に仲哀天皇を持つ由緒正しき天皇家の血筋を受ける。
加えて「神霊・須佐之男命」の生まれ変わりでもありそこから神剣・天叢雲の正統な所有者として認められる。
熊襲討伐、東方征服など多くの英雄譚から多くの地名の由来にもなっている。

草薙の剣は度々助けられる関係。東征にて相模で焼き討ちに会い、
逃げ場を無くしたヤマトタケルの道を拓くように草を刈り掃ったという。故に「焼津」。

威勢がよくなったヤマトタケルは退路の東京湾を小さいと馬鹿にした為、海神を怒らせその海上で嵐に会う。
ヤマトタケルを救うために弟橘媛が海に身を投げた事によって難を逃れなんとか上総に流れ着いたが、
深い悲しみに沈みしばらくヤマトタケルはその場に留まった。

なんとか立ち直ったヤマトタケルは「君去らず」と詠いその地を去った。故に「木更津」。
その後、陸奥にてアイヌを討伐、服従させ東征は終了。
しかしまだ弟橘媛を想い呟いた「あぁ妻よ」が転じて「東(あづま=吾妻)」となったとされる。

女性説は殆ど聞かれないが熊襲討伐の直前に倭比売命から女性用の衣装を授かっていて、
熊襲の宴に女装して忍び込み、見事敵将のクマソタケル兄弟を討ち果たしてタケルの名を受け取っている。
ゆえに、容姿では「最低でもギリいけるライン」であると囁かれ僅かだが女性説も存在する。

まあ、ブリテンの騎士王も、薔薇の皇帝も、第六天魔王も、越後の龍もみんなみんな女性説あるし是非もないよネ!


411 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/12(木) 19:18:30 ee1r4CCE0
【元ネタ】ドラゴンボール
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ナッパ
【性別】男
【身長・体重】かなり大柄
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B++ 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具C++
【クラス別スキル】
 狂化:E
 通常時は狂化の恩恵を受けない。その代わり正常な思考力を保つ。
 自身が想定以上のダメージを受けると、頭に血が昇って冷静でいられなくなる。
【固有スキル】
 戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

 サイヤ人:B
 宇宙規模で地上げを行う戦闘種族。
 自由自在に飛行することができる。
 瀕死の重傷から回復する度に筋力、耐久、敏捷が1ランク上昇する。

 気:B+
 体内から放たれるエネルギー。
 開放することでDランク以下の宝具やスキルを無効化する。
 
【宝具】
『圧倒的な破壊力(ジャイアントストーム)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1~500000人
 中指と人差し指を「クンッ」と上方に突き出し、自分の周辺を爆発させる。
 一発で都市一つ破壊する威力があり、バーサーカーにとってはこの宝具は「挨拶代わり」という代物であるため、少ない魔力消費で放てる。
『最高の技(ブレイクキャノン)』
ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
 「カパッ」と大きく開けた口から放つ気功波。バーサーカー曰く「最高の技」。
 かなりの威力を誇り、ステータスにかなりの差がある相手でもまともに喰らえば致命傷を負う。
【解説】
ドラゴンボールのサイヤ人編に登場するエリートサイヤ人。
多くのサイヤ人の例に漏れず粗暴で残忍な性格。

ちょっと強すぎ?


412 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/12(木) 20:37:39 0yTOAH8M0
【元ネタ】ダルタニャン物語
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アトス
【性別】男性
【身長・体重】180cm・72kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。

【保有スキル】
カリスマ:E
 団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 時として生粋の王者を凌いだという、大貴族の威厳を示す。

継承の意思:C
 マスターが死亡し“遺命を果たす”誓約が行われた場合にのみ発動、
 誓約を守る限りにおいてA+ランクの単独行動スキルを獲得する。

折れた剣:A
 ルイ十四世への絶縁宣言、その再現。装備品の剣を完全に失う事と引き換えに、
 主従契約の破棄、課せられた制約の無効化、単独行動スキルの取得を行える。

騎士の誉れ:C
 ガーター勲章と金羊毛勲章を合わせ持つ。
 一点の曇りも無い、と確信する戦いにおいて己の能力を強化する。

【宝具】
『皆が一つのために(ラウル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 彼の愛息、“四人の息子”の名を冠した銃弾。
 祈りと共に撃ち出す事により、
 息子と三人の友人のいずれか一人を一ターンのみ現界させる事ができる。

【Weapon】
『マスケット銃』
 銃士隊の基本装備。

『王賜の剣』
 先祖がフランソワ一世から賜ったという見事な剣。
 どちらの腕でも巧みに剣を扱える事が彼の特技の一つである。

【解説】
 三銃士中最年長の男性、高潔にして誠実な貴族の鑑、ラ・フェール伯爵オリヴィエ。
 仮の名をアトスという。

 王妃の首飾りの返還を求めてバッキンガム公爵を訪ねる旅では途中脱落しているが、
 それ以降の多くの場面では主人公ダルタニャンに次ぐと言える重要な役を演ずる。
 清教徒革命時はチャールズ一世側に立って戦って敗れ、王の救出にも失敗するが、
 処刑の血と共にその遺言を受けとり、後にはチャールズ二世の王政復古に貢献。
 これらの功績から、国王でも得られるとは限らない勲章を賜る身となっている。

 妖婦ミレディの夫だった一人で、彼女を前科者と知らずに親戚の反対を押し切り結婚。
 後に肩の刻印からその事実を知ると、激高して首を絞め殺害した(つもりでいた)。
 以来女性を避けていたが、一夜の関係を持った公爵夫人により息子ラウルを得ていた。
 彼は息子を深く愛し、「いつか身を持ち崩す」と心配された酒も慎むようになった。
 ルイ十四世がラウルを国外遠征へ出し、その間にラウルの婚約者だった女性ルイズを
 己の寵姫とした際には、姑息なやり口を糾弾し剣をへし折って絶縁を申し渡している。

 傷心の息子が死に場所を求めてアフリカ遠征に発つと、
 それまで老いを知らぬが如くだったアトスはたったの一週間で老け込み、病を得た。
 ラウルが昇天する幻視をしたアトスは、息子に同行していた寡黙な老従僕の表情から
 彼が実際に戦死していた事を悟ると「すぐ行きますよ」と残し、穏やかに亡くなる。
 ポルトスの死を伝えにやって来たダルタニャンはアトスの遺体を見て喘ぎがこみ上げ、
 アトスと、ポルトス曰く「友人達共通の子供」ラウル、両者に土をかける事となった。


413 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/14(土) 05:50:39 cq5.gzz60
【元ネタ】史実、講談
【CLASS】アサシン【マスター】【真名】荒木又右衛門【性別】男性【身長・体重】184cm・83kg【属性】中立・善【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷B+ 魔力E 幸運C 宝具D++【クラス別スキル】
気配遮断:C-
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
 ただし、攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。自ら仇討ちを名乗った逸話より若干のランクダウン。
【固有スキル】
復讐者(偽):C
 義心が故、仇討ちを求める他者の怒りを自分自身の物として力に変える。
 アヴェンジャーのクラススキルとは本質を異にするスキル。

新陰流:B
 柳生新陰流を修めている。
 青年時代に柳生宗矩・三厳親子、または柳生十兵衛門下にてこれを学んだ......とされている。

大立ち回り:C
 敵対対象を必ずや斃すという精神武装。
 ひとたび狙った結果へと絶対に至る能力である天眼とはまた異なる、決して攻撃の手を休める事無く相手を打ち負かさんとする継戦能力。

宗和の心得:B
 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。
 攻撃が見切られなくなる。
【宝具】『伊賀上野三十六人討(かぎやのつじ)』ランク:D++ 種別:対人宝具 レンジ:3〜15 最大捕捉:36人
 アサシンの残した高名な逸話、鍵屋の辻の決闘の再現であり再演。
 始めにレンジ内でアサシンが設定した対象が死亡またはレンジから消失するまで、筋力、耐久、敏捷ランクに上昇補正を加える。
 補足対象が少数であれば補正値も微々たるものだが、最大値ともなれば当該ステータスに「++」相当の補正を得られる。
 スキル「大立ち回り」、「宗和の心得」と併用する事で高い格闘能力を発揮する。
【Weapon】
『法橋藤原来金道作』
 長さ二尺七寸七分の太刀。

『伊賀守金道』
 長さ二尺一寸二分の大脇差。

『武運長久御守』
 それぞれ竜と鳳凰が描かれ、念願成就と生還の意味が込められた剣難除けの御守り。ステータスには関わりないが、戦いに臨むアサシンの心を発奮するものでもある。
【解説】
 江戸時代初期の武士。慶長四年、伊賀の生まれ。彼の生まれた荒木村は服部半蔵の一門であったが、大柄ゆえ忍者にはならなかったという。
 父親は岡山藩主の池田忠雄に仕え、又右衛門は父の同僚、渡辺内蔵助の娘を娶ったことでその息子らとは義兄弟の間柄にあった。

 寛永七年、忠雄の世継ぎとして光仲が生まれ、藩をあげての祝いが催された。そのさなか、内蔵助の息子渡辺源太夫が同僚の河合又五郎に殺され、又五郎は江戸へと逃れるという事件が起こる。
 又五郎の父半左ヱ門は息子の処罰をおそれて彼を安藤家へと匿う。かつて豊臣方であった池田家は徳川方の旗本であった安藤家に主君を殺されており、その確執が今ひとたび外様と旗本との諍いとして現れたのだ。
 旗本が半左ヱ門と引き換えに又五郎を引き渡すという約束を反故にし、これに激怒した忠雄は登城を拒否、池田家は重要な役職にあったため事態は一触即発となる。
 幕府は安藤家を庇うようにこれに喧嘩両成敗を言い渡したものの、病没した藩主は下手人を許してはおらず、討ち取るようにとの遺言を残していた。
 殺された源太夫の兄、数馬は脱藩して浪人となり、剣術が未熟だった彼は郡山藩の剣術師範役であった義兄弟の又右衛門に仇討ちを依頼する。

 かくして仇討ちの時は相成り、寛永十一年、数馬と又右衛門は伊賀上野にて仇敵河合又五郎を討ち取った。
 この時又右衛門は新刀を伴ったがために途中で折れてしまっており、戸波流の開祖戸波親清にこれを咎められ自らの不覚を悟ったという。
 その数年後又右衛門と数馬は池田光仲に請われ、彼の下の鳥取藩へと移る。
 しかしそのあまりにもすぐ後、突然に又右衛門は亡くなってしまう。それは鳥取に着いて十四日後、彼が四十歳の時であった。......これについて詳細は語られておらず、謎多き死であったと言える。

 ちなみに、彼を含めた日本三大仇討は「一は冨士の裾野の曽我兄弟、二は浅野の紋の鷹の羽ぶつ違い(忠臣蔵)、三は伊賀であだなす又右衛門」と謳われており、これが今でも馴染み深い「一富士二鷹三茄子」の元ネタである。


414 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/14(土) 05:53:22 cq5.gzz60
改行されてなかったので上げ直し。申し訳ない

【元ネタ】史実、講談
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】荒木又右衛門
【性別】男性
【身長・体重】184cm・83kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷B+ 魔力E 幸運C 宝具D++
【クラス別スキル】
気配遮断:C-
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
 ただし、攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。自ら仇討ちを名乗った逸話より若干のランクダウン。

【固有スキル】
復讐者(偽):C
 義心が故、仇討ちを求める他者の怒りを自分自身の物として力に変える。
 アヴェンジャーのクラススキルとは本質を異にするスキル。

新陰流:B
 柳生新陰流を修めている。
 青年時代に柳生宗矩・三厳親子、または柳生十兵衛門下にてこれを学んだ......とされている。

大立ち回り:C
 敵対対象を必ずや斃すという精神武装。
 ひとたび狙った結果へと絶対に至る能力である天眼とはまた異なる、決して攻撃の手を休める事無く相手を打ち負かさんとする継戦能力。

宗和の心得:B
 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。
 攻撃が見切られなくなる。

【宝具】
『伊賀上野三十六人討(かぎやのつじ)』ランク:D++ 種別:対人宝具 レンジ:3〜15 最大捕捉:36人
 アサシンの残した高名な逸話、鍵屋の辻の決闘の再現であり再演。
 始めにレンジ内でアサシンが設定した対象が死亡またはレンジから消失するまで、筋力、耐久、敏捷ランクに上昇補正を加える。
 補足対象が少数であれば補正値も微々たるものだが、最大値ともなれば当該ステータスに「++」相当の補正を得られる。
 スキル「大立ち回り」、「宗和の心得」と併用する事で高い格闘能力を発揮する。

【Weapon】
『法橋藤原来金道作』
 長さ二尺七寸七分の太刀。

『伊賀守金道』
 長さ二尺一寸二分の大脇差。

『武運長久御守』
 それぞれ竜と鳳凰が描かれ、念願成就と生還の意味が込められた剣難除けの御守り。ステータスには関わりないが、戦いに臨むアサシンの心を発奮するものでもある。

【解説】
 江戸時代初期の武士。慶長四年、伊賀の生まれ。彼の生まれた荒木村は服部半蔵の一門であったが、大柄ゆえ忍者にはならなかったという。
 父親は岡山藩主の池田忠雄に仕え、又右衛門は父の同僚、渡辺内蔵助の娘を娶ったことでその息子らとは義兄弟の間柄にあった。

 寛永七年、忠雄の世継ぎとして光仲が生まれ、藩をあげての祝いが催された。そのさなか、内蔵助の息子渡辺源太夫が同僚の河合又五郎に殺され、又五郎は江戸へと逃れるという事件が起こる。
 又五郎の父半左ヱ門は息子の処罰をおそれて彼を安藤家へと匿う。かつて豊臣方であった池田家は徳川方の旗本であった安藤家に主君を殺されており、その確執が今ひとたび外様と旗本との諍いとして現れたのだ。
 旗本が半左ヱ門と引き換えに又五郎を引き渡すという約束を反故にし、これに激怒した忠雄は登城を拒否、池田家は重要な役職にあったため事態は一触即発となる。
 幕府は安藤家を庇うようにこれに喧嘩両成敗を言い渡したものの、病没した藩主は下手人を許してはおらず、討ち取るようにとの遺言を残していた。
 殺された源太夫の兄、数馬は脱藩して浪人となり、剣術が未熟だった彼は郡山藩の剣術師範役であった義兄弟の又右衛門に仇討ちを依頼する。

 かくして仇討ちの時は相成り、寛永十一年、数馬と又右衛門は伊賀上野にて仇敵河合又五郎を討ち取った。
 この時又右衛門は新刀を伴ったがために途中で折れてしまっており、戸波流の開祖戸波親清にこれを咎められ自らの不覚を悟ったという。
 その数年後又右衛門と数馬は池田光仲に請われ、彼の下の鳥取藩へと移る。
 しかしそのあまりにもすぐ後、突然に又右衛門は亡くなってしまう。それは鳥取に着いて十四日後、彼が四十歳の時であった。......これについて詳細は語られておらず、謎多き死であったと言える。

 ちなみに、彼を含めた日本三大仇討は「一は冨士の裾野の曽我兄弟、二は浅野の紋の鷹の羽ぶつ違い(忠臣蔵)、三は伊賀であだなす又右衛門」と謳われており、これがかの「一富士二鷹三茄子」の元ネタである。


415 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/14(土) 20:49:11 WbFY/lsE0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】墨子
【性別】男性
【身長・体重】165cm・59kg
【ステータス】筋力E 耐久A 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具A
【属性】秩序・善
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 宝具『墨子之守』によりいかなる場所であっても瞬時に陣地を展開可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 仙薬の調合に加え、その時代にある素材から、さまざまな道具・兵器を作り上げられる。

【固有スキル】
守護の誓約:A+
 陣地防衛に対してプラス補正。
 自陣メンバー全員の防御力を向上させる。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。
 墨家の初代鉅子(指導者)であり、一国の王にも匹敵するカリスマを持つ彼の死が墨家の分裂に繋がった。

軍略:B
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

殺戮技巧(道具):A
 どのような道具を作成しようとそれらには本来とは違う殺戮用途が付加されてしまう。
 本来はアサシンやバーサーカーに該当する英霊が持つとされるスキル。
 使用する道具の「対人」ダメージ値にプラス補正をかける。

道術:A
 仙人の業を簡易化させた道教系の魔術。
『神仙伝』によれば老境に至って道法に打ち込み地仙となったと伝わる。

【宝具】
『墨子之守(ぼくてきのまもり)』
ランク:C〜A 種別:対軍宝具 レンジ:30〜99 最大捕捉:900人
 不敗の防衛戦術と公輸盤と繰り広げた机上の模擬戦が宝具に昇華されたもの。
 衣服の帯を城壁に、木札を様々な兵器に変え、堅牢な防御陣地を構築する。
 すでに存在する建物に重ね合わせる形で発動することで鉄壁の要塞を築き上げることも可能。

『墨子五行記(ぼくしごぎょうき)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 仙人に授かった道書の要旨をまとめた書物が昇華された宝具。
 第一宝具『墨子之守』を放棄することで発動。
 所持者の道術スキルの効果が大幅に増強され、詠唱時間も短縮される。
 Aランクの道術スキルを持つ墨子であれば神仙の域の術行使が可能だが、あえて他者に預けるという使用法もある。

【解説】
 中国戦国時代に儒家と並んで名を馳せた墨家の初代鉅子(指導者)。
 墨家は兼愛非攻を主とした平和主義、平等主義的な思想を説く一方で、
 防衛の為の戦を否定せず、国家間の戦争においては守る側に助力する一種の傭兵集団でもあった。

 出自については判然としないが、高度な学問を修めていたと思しい。
 儒学を学ぶもその根底を差別愛であると看破して離脱し、平等愛を根底に置いた墨家と呼ばれる集団を形成したと伝わる。

 墨家の論は平等愛という理想を根底としながらも、秩序の安定、労働・節約に重点を置くという実用主義的側面を持ち、
 祭礼を重視する儒家と激しく対立した。
 また、兼愛非攻をはじめとした平和主義的思想は、当時の領土を広げんとする戦国の指導者達に煙たがられた。
 それでも平易かつ平等主義的な思想から墨家は強い支持を集め、諸子百家の中でも儒家と並ぶ最大勢力に成長したという。

 また、墨家は平和主義ではあったが防衛戦争の為の軍備を否定せず、
 彼ら自身も守城、防衛の技術に長けた武装防御集団として各国の防衛戦で活躍した。
 さらに墨子は楚の恵王の宋侵攻の意図を知ってこれを留めんと単身乗り込み、
 彼の腹心である公輸盤との机上模擬戦を経て、その侵攻を防ぐことに成功している。

 しかし、墨家の統制は指導者である墨子の没後に崩れ、三墨と呼称される三つの勢力に分裂。
 それでも大勢力を誇るものの、秦の中国統一ののち勢威が衰え消滅する。
 一説によれば、分裂した一派の中に秦に仕えて活躍した秦墨があったが、墨子の法を重んじて秦の法を軽んじたことで粛清されたとも。

 ちなみに墨子自身には神仙伝承が残されており、
 それによれば82歳のときに世俗を捨てて道法に打ち込むようになったところ、その努力を見た神人に数々の道書を授かり、ついには地仙となったという。
 後世、漢の武帝の時代に存命が確認され招聘されるも応じなかった、とも。


416 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/15(日) 00:03:32 rT1uoLlc0
【元ネタ】風の谷のナウシカ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ナウシカ
【性別】女性
【身長・体重】???cm・???kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力E幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
風使い:A
大気の流れを読み、風を捉える能力。

自然の嬰児:A
いずれ等しく、世界の裡で生まれ落ちた嬰児たち。たとえ天然自然の生物ではなく、人の手によって造り出された命であろうとも、時に世界は多くの祝福を与え得る。
旧人類によって造られた人間であることを示すスキル。

生命尊重:EX
草木や虫、動物など命あるものに対する敬意と尊重。彼女の場合、その根底には「変化」という基点がある。
彼女は是に富むものを愛し、是に準ずるものを信じる。
スキル「自然の寵愛」の成功率を上げる。

自然の寵愛:A
あらゆる生き物に好かれやすい。ただし、使役、協力には本人の歩み寄りが必要。
敵対していたとしても懐柔できる。また、少なからず躊躇させる。対生物の魅了、カリスマ複合スキル。

【宝具】『巨神なる無垢の子(マイディアチャイルド・オーマ)』ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
旧人類が生み出した人工の神、調停と裁定を司る巨神兵を呼び出す宝具。
使用すれば聖杯戦争の勝敗どころか世界の滅亡が確定してしまうので、ナウシカがこの宝具を使うことはまずない。

【Weapon】
メーヴェ

風使いの杖

硬化セラミックス製の剣

青い血の衣

【解説】
木々を愛で虫と語り風をまねく鳥の人。
風の谷の王女であり、優れた風使い。
自然を心から愛する慈悲深く賢明な少女。一度キレると何をしでかすかわからない危うい面があり、マスターの行動次第では離反も十分にありえる。まさに破壊と慈悲の混沌。

宝具が上記の理由により使用できないため、メーヴェによる空からの奇襲や剣での白兵戦を主軸に戦うことになる。たまに機関銃などを拾ってくることがある。


417 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/17(火) 08:39:25 /F0tx7fc0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】大原五郎大夫安綱
【性別】男性
【身長・体重】161cm・55kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力D 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 自らに有利な陣地を作り出す。
 しかしキャスターが作成するのは、ただ鋼を鍛えるための"鍛冶場"である。

道具作成(偽):D+++
 魔力を帯びた器具を作成する。
 本来魔術師ではないキャスターはこのスキルを持ち得ないが、宝具の性質によりこのスキルと同等の能力を得ている。
 ただしキャスターは基本的には自身の宝具のためにしかこのスキルを用いない。

【固有スキル】
一意専心:B
 一つの物事に没頭し、超人的な集中力を見せる。
 キャスターの場合、金属の鍛造といった行為に対して発揮される。道具作成スキルに対するプラス補正として働く。

【宝具】
『血吸(ちすい)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 キャスターの生前の傑作。正確にはそのものではなく、サーヴァントとしての現界後に彼が鍛えた刀剣のうち最も完成度の高い一振りが宝具としてこの銘を受け継ぐことになる。
 斬った相手の魔力を吸収し攻撃力に加算する効果がある。

『童子切(どうじきり)』
ランク:A 種別:対魔宝具 レンジ:1〜4 最大捕捉:1〜6人
 上記宝具の更なる解放形態、後年に改銘された対魔剣としての側面。
 魔性特性を持つ者に対して絶大な特攻効果を発揮する。また所持者にDランク相当分の「対魔力」を上乗せし、物体に掛けられた呪術そのものを物理的に切断することでそれによるバッドステータスをキャンセルすることが可能。
 更にこの銘の所以である使用者に由来して、この宝具自体が最大でAランク以下の「魔力放出(雷)」と同様の効果を発揮する。

【Weapon】
『鍛治道具一式』

【解説】
 平安中期、伯耆国の刀工。
 日本刀がそれ以前の直刀から現在思い起こされる湾刀へと移行し始めた頃の人物。一説には彼が反りのある日本刀を発明したとも。
 大江山の鬼退治で源頼光が酒呑童子の首を切った時に使ったという「童子切」は彼の作品として知られる。
 また、渡辺綱が一条戻橋に現れる鬼の腕を切ったと伝えられる「鬼切(髭切)」もまた、彼の作である。(ちなみにこの時斬ったとされる宇治の橋姫の逸話が羅生門の鬼、延いては茨木童子にまで混同されているのは後世の謡曲の影響による。)

 逸話によればこの両振りは坂上田麻呂に奉じられ、鈴鹿御前との戦いに振るわれる。その後伊勢に奉納され、のちに参詣した源頼光の手に渡り、鬼切は渡辺綱へと授けられた。
 その後源氏代々の宝刀となるが、それからも天下の名物として多くの者の手を渡り歩くこととなる。
 特に鬼切は伝承に伴って呼称にも混乱が見られ、別の刀の逸話も含めて次々と逸話が付加されていった形だろう。

 安綱とされる人物は数代いたとされるが、サーヴァントとして現れるのはその内のいづれか一人。各々人格は異なるが、継承された技術は統合されている。
 ある並行世界で観測された同じ刀工のサーヴァントとは違い、クラスも相まって彼自身はあくまで刀を打つ事以外は専門外である。どうにかマスターが戦うか、他に戦力の確保が必要となる。


418 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/17(火) 19:35:03 VPmAnMmw0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アーサー・ル・プティット
【性別】女性
【身長・体重】154cm・42kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】
魔力放出:C
 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
 瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。

聖杯の騎士:B
 聖杯へと到達し、キリストの顕現に立ち会った十二騎士の一人。
 最後の晩餐での十二使徒を模しており、同ランクの聖人スキルと同等の効果を持つ。

戦闘続行:C
 窮地における生命力の強さ。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦う事を止めない。

神代回帰
 質:E 量:A(D) 編成:大洪水以前の擬神化される自然現象
 アンテデルヴィアンの剣フィネシャンにより呼び起こされている特性。
 セイバー自身の魔力量では個人規模の現象が限度である。

【宝具】
『浮かび上がる上古の剣(フィネシャン)』
ランク:B 種別:対人・対界宝具 レンジ:0〜2 最大捕捉:1人
 父王の持つ名剣の一振り。
 ノアの洪水で失われたこの剣を、マーリンが発見してアーサー王に与え、
 後世には仏語武勲詩の英雄ガラン・ド・モングラーヌが用いたという。
 竜や神の因子を持つ者が用いれば“洪水以前の世界”を再現する力をもたらす。
 聖杯級の魔力源を以てすればブリテン島全土を影響下に置く事が可能であった。

【解説】
 アーサー王の息子として語られる一人、円卓の騎士でもある小アーサー。
 悪徳だらけの後期流布本出身であり、誕生の経緯などかなりろくでもない。

 ある時、森の中で美しい乙女に出会ったアーサー王は、彼女を強姦してしまった。
 王は悔いて償いを申し出るが、全ては子が生まれるかどうかが分かってから、また
 実際に生まれてからである、と娘の父タナスは言う。ところが子が生まれて数日後、
 タナスは息子を殺してその妻を犯し、娘に非難されて娘も殺し、赤子を捨ててしまう。
 育てば母と伯父の仇である自分を討つだろう、獣に喰われてしまえと考えてであった。
 だが赤子はとある未亡人に拾われ、自身の素性を知らぬまま育てられる。

 十五年後、円卓の騎士達による聖杯探求が行われている最中の事。
 探求中に受けた傷を癒す為にある庵に逗留していたペルスヴァルは、完治すると
 庵の主である女性に、自分が育てている若者を騎士にしてやって欲しいと願われた。
 しかしペルスヴァルは、出自が知れないなら卑しい生まれかも知れない、と拒む。

 その少し後、見知らぬ騎士がペルスヴァルに挑んで打ち負かし、仇を討とうとした
 ゴーヴァンもまた敗れた。騎士の正体は叙勲を拒まれた少年であり、彼はあの後
 トリスタンと出会ってその手で叙勲を受け、侮辱への報復に追って来たのであった。

 宮廷を訪れたこの若者を、かつてのモルガンの予言から我が子と悟り、王は歓喜する。
 そなたの名は小アーサーだ、息子ならこの名、娘ならグニェーヴルと決めていたのだ。
 しかし同時に、出自はこのまま隠して置く事、バン王の一族とは戦わぬ事を命じた。
 息子は父王へ忠実に仕える。聖杯探求へ参加し、マーク王侵攻の際にはガラアドや
 パロミデスらと協力して武勇を振るい、撃退を成功させた。そして聖杯探求成就の時、
 コルブニック城へ到達しこれに立ち会う十二騎士の一人ともなった。

 彼は結局、バン王の一族と戦って死ぬ事となる。
 アーサー王とモルドレ最後の決戦の後、ランスロの従兄弟ブレオベリスと巡り合い、
 父の遺した命令に背くと知りながら「叛徒ランスロの郎党である故」と戦いを挑む。
 この戦いでブレオベリスは重傷を負うも生き残り、一方アーサーは十二の傷を負い、
 そのどれをとっても致命傷に値した。ブレオベリスは悲嘆しながら彼に近寄ると
 兜を脱がせて風に当ててやる。小アーサーは感謝し、これまで誰にも話さずにいた
 己の素性をブレオベリスに打ち明け、悔やまぬようにと言い残し亡くなった。


419 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/17(火) 19:36:42 VPmAnMmw0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ブレオベリス
【性別】男性
【身長・体重】180cm・81kg
【属性】秩序・狂
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【保有スキル】
吸収:B++
 周囲から魔力や生命力を強制的に吸い上げ、何へも還元する事なく廃棄する。
 棍で傷を与えた者に対しては格段に強力な効果を発揮する。

柊の王:A
 五月祭で打ち破られるべき冬の主。
 蘇生、回復を否定し、効果発動の確率および発動時の回復量を半減させる。
 このスキルは自分にも作用する。

使い魔(虫):D
 作物を荒らす害虫とされるものを使役できる。
 群れの使役も可能だが、狂化している現状では単純な攻撃用途にしか使用できない。

【宝具】
『忌まわしき皐月の柱(メイポールアーム)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
 五月に起こったという大戦、その戦死者の遺骸で作られた棍。
 五月一日生まれの子モードレッドの頭が一方の先端についている。
 五月祭、五月柱、五月の女王の醜悪なパロディであり、
 豊穣の祈りを込めた祝祭と対極をなす呪いをもたらす。

【解説】
 湖のランスロの従兄弟、バン王の弟ネストルの子、荒地のブレオベリス。
 伯父ボールス王の名付け子であり、兄弟ブラモアと共にアーサーに仕えた円卓の騎士。
 自分の父をそうと気付かぬまま戦って殺しており、その名を貰った子ネストルの父。
 武芸に熟達した人物で、戦績はパロミデス卿に匹敵し、彼にも度々勝利をおさめた。

 アーサーの治世では最古参に近く、伯父王らとともにベドグレインの合戦を戦った。
 アーサーが名を伏してカメリアード救援に向かい後の王妃との婚約を取り付けた際も
 共に赴いた四十人の仲間の一人となってリオン王軍との戦いに功績を挙げている。
 その後も続くサクソン軍との戦いでも、ガリアでのクラウダス王との戦いにおいても
 ブレオベリスは武功を輝かせ、やがては円卓の席を得る事となった。

 ランスロット離反の折には彼と共に大陸へ渡りポワティエ公となった。
 カムランの戦い後は親族と共に元カンタベリ大司教のもとで隠者となっていたが、
 ランスロットの死後はその遺言により聖地へ赴き聖金曜日に戦死したという。

 アーサー王とモルドレとの決戦に参加した、とする物語もあり、それによれば
 彼は最終盤まで生き残った一人で、王とモルドレ相討ちの現場を目撃する事となった。
 ブレオベリスは嘆き悲しみ、呪い、モルドレの遺体を馬に括り付けて引き摺り回し、
 身体が細切れになって首だけが残ると、それを戦死者供養塔から吊り下げ飾った。
 小アーサー殺害の一件後、ランスロらと合流し隠者として過ごしたとされる。


420 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/17(火) 21:51:51 cirmL8c20
【元ネタ】ユダヤ教 「ヨベル書」
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】マスティマ
【性別】男性?
【外見・容姿】美しい白い翼を持つ、悪魔の様な天使
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久D+ 敏捷B+ 
魔力A+ 幸運A 宝具A+++

【クラス別スキル】
陣地作成:A+
魔術師として自らに有利な陣地な陣地を作成するスキル。神殿を上回る、大神殿を作成可能。

道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成可能。天使由来の聖なる道具、悪魔由来の敵意高き道具を作成可能。

【固有スキル】
無辜の怪物:A++
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。
数多の悪霊と悪魔を率い、人類に試練を与える"必要悪の天使"。人類に試練を与え続けたことにより、キャスター自身も悪魔であるとされてしまい、霊基も一部悪魔の物に変化してしまった。
しかし悪魔になっても神への忠臣は揺らがず、悪魔と天使の力を持って、人類の信仰を試さんとする。

堕天の魔:B-
魔性に堕ちたものが所有するスキル。
人々から悪魔であるとされたキャスターだが、自分の意思で堕天したわけでもなく、神から必要悪の天使であると認められているキャスターは、ランクが下がっているものの、例外的に魔性特攻を受けるなどのデメリットなくこのスキルを使用することが可能。

神の敵意:EX
神から「必要悪たれ。」とされたキャスターの持つ権能。いかなる邪悪に堕ちても、姿形が変わろうと、神への信仰がある限り「悪に反応するスキル、宝具、権能」を完全に無効化する。いわば神からの免罪符。

【宝具】
『我、至高なる神の敵意なり(マステマ・マンセマット)』
ランク:A+++ 種別:対"人"宝具
レンジ:333 最大捕捉:666
神から与えられた、天使でありながら、悪魔と悪霊を統べ、人類を害する霊長損害特権。
凄まじい数の悪魔と悪霊を率いて人類に攻撃するが、洗礼術式、浄化、除霊、対悪などの効果は神の名の下に無効化される。

【Weapon】人類を害する武器総て。

【解説】
ユダヤ教の『ヨベル書』の中で語られる悪魔の一つ。(書籍によっては天使ともされている)。マステマはヘブライ語で「敵意」、または「憎悪」を意味する。
この悪魔は、神のためにサタンに近い任務を果たし、すなわち人間を害し、また誘惑する事で神への忠誠心を試みる存在であるとも言われている。その意義においては、人間の信仰心と善性を見極めるための必要悪の存在であり、まぎれもなく神に帰属する者と言われている。

マスティマは悪魔の大軍を配下に所有しているが、神によって完全に管理されている。エジプト脱出の時、逃げるユダヤ人を追う悪魔たちを押し止めるために、神はマスティマの天使軍を派遣した。


421 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/18(水) 00:40:38 W18C2F3E0
【元ネタ】麺類史
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】安藤 百福
【性別】男性
【外見・容姿】メガネをかけたスーツ姿の男性
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D+ 敏捷C+ 
魔力A+ 幸運A+ 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として自らに有利な陣地な陣地を作り出すスキル。キャスターはインスタント・ラーメンを始めとした食品生産に特化した「食品工場」を作成可能。

道具作成:D+++
魔力を帯びた器具を作成するスキル。大量の食品を作成可能。魔術によって栄養価が上がっており、僅かな魔力回復効果さえもある。

【固有スキル】
星の開拓者:EX
人類史のターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
あらゆる難航・難行が、「不可能なまま」「実現可能な出来事」になる。
インスタント・ラーメンの発明は、飢餓を退け、その偉業は宇宙へと達した...人類の進歩の殿堂に不滅の地位を占めたキャスターはこのスキルを高ランクで取得している。

インスタント・ラーメン:A+
キャスター、最大の発明。お湯さえあればいつでもどこでも温かい麺料理が食べられる。

黒き騎士を打ち倒す者:EX
詳細不明

【宝具】
『食足世平(食足りて世は平らか)』
ランク:EX 種別:対飢餓、対空腹宝具 
レンジ:生産が続く限り無限 最大捕捉:全人類
全社員、全工場をフル稼働し、凄まじい量の食品を加工、梱包、出荷する"黒き騎士を打ち倒す宝具"。さらに同時に類似品や粗悪品、毒物が混入した物を自動で取り締まるシステム。アレルギー対策、需要、地域に合わせた新商品の開発までも行う。

【Weapon】お湯、フォーク、箸

【解説】
いつか来る終末の黒き騎士の、カウンターとして召喚された麺類史の大英雄。


422 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/18(水) 00:42:53 W18C2F3E0
ーーー吾輩は猫である。名前はまだない。
どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。
吾輩は酒に溺れ、甕の中で太平を得、往生したはずであるが...
気づけば、妙ちくりんな猫族が住む町にいた...

【元ネタ】小説『吾輩は猫である』+クトゥルフ神話
【CLASS】フォーリナー
【マスター】備考:マスターを主人と呼ぶ。
【真名】吾輩は猫である。真名はまだない、無銘である。
【性別】オス
【身長・体重】成熟した雄猫相当。
【外見・容姿】 虎斑入りの猫。偶に瞳が虹色に輝く。
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D+ 耐久D+ 敏捷A++ 魔力A 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
ーーー吾輩は時々忍び足で陰ながら人間を観察する。

自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となる。
クラススキルであると共に、"ウルタールの猫"の生物特性。
猫は人知れず深淵を彷徨う。

領域外の生命:EX
ーーー吾輩がどこで生まれたか見当付かなかったとはいえ、よもや夢の国の生まれとは...
けったいなこともあるものだ。

人類の知覚領域の外より現れた生命体であることを示すスキル。
その者、幻夢郷の猫。

【固有スキル】
猫の見識:A+
ーーー吾輩は人間と同居して彼等を観察すればするほど、彼等は我儘なものだと断言せざるを得ないようになった。

生前、猫の視点から人間の営みを眺め続けていた。その独特な人間観察能力がスキルとなったもの。人の理に縛られないその見識は、時に思いもよらぬ真実を暴き出すこともある。

幻夢猫の瞳:A++
ーーー吾輩の瞳は魔眼である。名前はある
"ドリィムランド"である。

ウルタールの猫の極彩色の夢幻の魔眼「ドリームランド」を所有。美しい幻夢郷の風景を見せて魅了する、外宇宙の光景を見せて狂気に引きずり込む、意識を強制的に夢の中へと落とし入れるなど様々な効果を持つ。
その特異性、希少性から宝石以上、虹以下の規格外の魔眼と言われているらしいが...
フォーリナーはもっぱら人間に食事や寝床をねだる時に使う。

動物会話:A+
ーーーおい、おめえは何者だ。と言ったので
吾輩はその黒く蠢く肉塊に「吾輩は猫である。真名はまだない」となるべく平気を装って冷然と答えた。

猫相手には確実に成功する。それ以外の生物には判定が必要だが...外宇宙の存在とも会話できる可能性を持つ。

ウルタールの掟:EX→E
「何人も猫を殺めるべからず」というウルタールの鋼の掟がスキルとなったもの。ウルタール内部では猫を殺害した者に"猫の守護神"の致命的な呪い、全ウルタール住人による報復を与えるものであるが、当然ウルタールの外では殆ど働かず、フォーリナーを殺害した者に薄っすらデバフを掛ける程度である。

...だが仮に同時に"猫の守護神"が召喚されていたらとしたら...

【宝具】
『我々は猫である名前は...(The Cats of Ulthar)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 
レンジ:最低:膝の上 最高:月まで 最大捕捉:気まぐれ
フォーリナーの幻夢郷での知人...もとい知猫を地球に召喚する宝具。ウルタールの猫は義理堅い者が多いので、結構な数が召喚に応じてくれるが...気まぐれに地球に召喚されに来る者もおり、完全に制御は出来ない。

...何故かたまにアタルや"時空を旅する紳士"がついてくる。

【Weapon】ウルタールの猫の爪、牙、瞳

【解説】
明治の文豪夏目漱石の処女作『吾輩は猫である』の"名もなき猫"が漱石に飼われていた猫の殻を被り現界したものらしいが...
空想の神の影響か、はたまた最初からそういう存在だったのか。それは本猫にも分からない...

サーヴァントとして召喚されたことにより、身体能力が大幅に上昇。身体を僅かに変化させ、自分の思考をタブレットで記したり、人間の料理に舌鼓を打ち...
玉ねぎに苦しめられたり...
気まぐれな性格の様に見えるが、理知的で主人(マスター)には従順。

イメージカラー:茶と黒と極彩色
特技:思考、昼寝、人間観察
好きなもの:麦酒、膝の上、炬燵、日の当たる縁側
嫌いなもの:魚屋の天秤棒、甕
天敵:対魔獣スキル持ち
願い:このまま受肉するか...人間になるのもまた一興と考えている。


423 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/18(水) 16:14:35 h0kfLdNo0
【元ネタ】史実、シャルルマーニュ伝説、Fate/Apocrypha
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】シャルルマーニュ・オルタ
【性別】男
【身長・体重】180cm・71kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A+ 耐久B+ 敏捷A+ 魔力A+ 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
復讐者:A
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。

忘却補正:EX
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
自分だけではなく仲間達の無念をこのアヴェンジャーは背負っている。

自己回復(魔力):B
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
高ランクだが燃費が非常に悪い

【固有スキル】
対魔力:A
魔術への耐性。
ランクAでは魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまう。
事実上現代の魔術ではアヴェンジャーを傷付けることは出来ない。

騎乗:A+
乗り物を乗りこなせる能力。
幻獣にも騎乗できるが過去のトラウマから乗る事を拒否している。

聖騎士帝:A
聖騎士である十二勇士を統率する者に与えられる称号スキル。
絶大なカリスマ、魔性への特攻、神性への特防、聖性を持つ武器への適応などの効力を持つ。
アヴェンジャーがクラス適性を得た原因から低下している。

魔力放出(炎):A++
魔力を自身の武器や肉体に帯びさせる事で強化する。
本来のクラスであるセイバーやルーラーでは光だがアヴェンジャーでは復讐の炎を武器に帯びさせる。

王道踏破:-
王たらんとする態度を貫くことにより効果を発揮する自戒系スキル。
一部ステータスの向上に寄与するが、王道を破るような真似をすると弱体化してしまう。
アヴェンジャーとして召喚されたため消失している。

【宝具】
『我が愛しき十一の騎士(ロスト・パラディン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:10人
自身の愛剣「ジョワユーズ」を共に戦場を駆けぬけた騎士達への武器に変化させての攻撃。
アヴェンジャーの騎士団には1人裏切り者がいたため11人となっている。

『孤独なる城塞(パトリキウス・ロンリネス)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:10〜50 最大捕捉:100人
自身の建てた要塞を顕現させる。
要塞は基本的にアヴェンジャーとマスター以外の人間は侵入できず令呪を用いでもしない限りこの城塞に入ることは無い。

【Weapon】ジョワユーズ
かつて仲間達とともに振るった騎士の剣。
今は仲間の無念が宿っている。

【解説】
別の事象のシャルルマーニュ。
騎士団の仲間と共に戦ってきたが最後の戦いでアストルフォが敵の伝令を故意的に見逃したがそれを咎めなかった。
更にアストルフォは敵方に付きローランを始め何人かの騎士の命を奪った。
結果的にその戦いでは勝利こそしたがアストルフォの行動により騎士団は自身を残し全滅してしまった。
彼は王として迎え入れられたが失意は消えなかった。
聖杯への望みは「十二勇士の中からアストルフォの名を消す事」。
それがかつて共に駆けぬけた仲間に対する唯一の償いだと考えている。

お久しぶりです。
今回のコンセプトは
「アストルフォがFate/Apocryphaでの行為を史実でもやっていたら」
というものです。
Apocryphaでのアストルフォって見た目が可愛いからという理由で許されていますが実際には
・ジークフリードの離脱
・フランの死亡
・アヴィケヴロンの寝返り
・ロシェの死亡
・ダーニックの死亡
・ヴラド公の死亡
・結果として黒陣営もといユグドミレニアの断絶
という事態を引き起こしているんですよね。
ちなみにアキレウスを挙げられかねないので先に言いますが敵勢力なのでむしろこれが望ましい展開となっています。
今回のシャルルマーニュはダーニックやゴルドと同じ事態を経験した場合となっています。
神視点ではなくダーニック視点から考えてこのサーヴァントを作ってみました。


424 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/18(水) 21:34:57 5AQEgYNo0
にじみ出る頭の悪さ


425 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/19(木) 00:33:51 /Z8tb5860
http://pr4.work/g/kiyo


426 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/20(金) 09:29:15 54LIixrI0
【元ネタ】オリジナル
【CLASS】バーサーカー
【マスター】?
【真名】名も無き市井の求道者
【性別】男
【身長・体重】240cm・310kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久D 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具-
【クラス別スキル】
・狂化:A+
 全パラメーターを2ランクアップさせるが、マスターの制御さえ不可能になる。
 ただし、バーサーカー自身の筋力以外を軽視する思想により、
 筋力以外のランクアップは無効化されている。
【固有スキル】
・力への渇望:EX
 生涯を筋トレに捧げ、それによって死するほどの飽くなき腕力への渇望が昇華されたスキル。
 筋力こそが全てを制するという信念の下、他の概念は全て無視・または軽視される。
 筋力が常に2ランクアップされ、筋力へのマイナス効果は全て無効化される。
 ただし、それ以外のステータスのランクアップも全て無効化される。
【宝具】
 所持していない
【Weapon】
己が肉体そのもの。武術には関しては全くの素人のため、基本的には力任せに暴れるのみ。
【解説】
筋力が全てを制すると信じ、その追求に人生と生命の全てを捧げた無名の一般人。
幼少期は長生きできないと言われたほどの虚弱体質だったが、そんな自分に絶望して逞しい肉体を求めた。
山に籠ってただひたすら過酷な筋トレに励み、その他の全てを思考の外に投げ出す生活を何十年も送った。
最終的には正気すら失い、狂ったように己の身体をただただ鍛え続け、
余りのことに男のトレーニング場は糞尿に塗れ、自分が筋トレのし過ぎで死んだことにすら気付かなった。
正式な英霊ではないため、宝具を持たない。


427 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/20(金) 18:23:29 jULULBnk0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】タレーラン
【性別】男性
【身長・体重】172cm・60kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を形成する事が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
黄金律:C
 人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。

戦略:C+++
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 タレーランの場合、特に卓越した外交手腕を表す。

ジオマンシー:B
 フリーメイソンで土占い、地相術とも呼ばれる魔術系統を習得している。

絹の覆い:A
「絹の靴下の中の糞」と評された逸話から得たユニークスキル。
 自身の思考、精神性を隠蔽し、対象が自身に対して抱いている印象・感情を操作できる。
 タレーランはこのスキルを宝具『全ての時代に、全ての人々に』と組み合わせることで、変幻自在の外交術を可能とする。
 ただし、精神干渉に対する耐性で無効化可能。

【宝具】
『全ての時代に、全ての人々に(ア・トゥ・レ・タン ア・トゥ・レ・ププル)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
 普遍的な物理量基準『メートル』の制定を提唱した事で獲得した宝具。
 結界内における対象を任意で選択し、距離、速度、大きさの増減に関わる概念的、神秘的干渉をすべて無効化――初期状態に戻す。
 物質的なものだけでなく観念的なものも対象に含まれるため、
 スキル:絹の覆いで操作した対象の感情の“大きさ”を初期状態にする、などといった使用法も可能。

【解説】
 フランス革命、ナポレオン帝政、復古王政における政治家。
 交渉に卓越した者を例える言葉として彼の名が挙げられるほどの名外交官である一方、不義不徳の点でも悪名高い。
 また方方で浮名を流した伊達男でもあった。

 片足に障害を持っていたため聖職者の道に進み、司祭となる。
 しかし革命へと突き進むフランスにあって、タレーランは反カトリック的な行動を繰り返し、教皇から破門された。
 その後、外交使節としてイギリスにいる間にロベスピエールらによる恐怖政治が敷かれるようになると、祖国を捨ててアメリカに亡命。
 ロベスピエールらが処刑された後にフランスに帰国し、ナポレオンのクーデターに与して外務大臣に任命された。

 その卓越した外交手腕はナポレオンからも高く評価されたが、人間的にはあまり噛み合わず、
 ナポレオンから「絹の靴下の中の糞」と酷評されたこともある。
 また、欧州の勢力均衡による安定を図るタレーランと、拡大戦略を取るナポレオンの戦略は相いれず、
 ついには諸国連合と内通しナポレオンを失脚させるに至った。

 その後は
 諸国の不和や、ナポレオンのエルバ島脱出と百日天下を利用して巧みな外交を展開し、フランスの国益を守り切った。
 その後も政治家として活動し、七月革命でもルイ・フィリップの即位に貢献している。


428 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/21(土) 02:04:35 qPDOdthQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【マスター】藤丸立花
【真名】桂歌丸
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中庸・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】対魔力E 真名看破C 神明決裁B 
【固有スキル】

死にかけのジジイ:EX
生前に言われ続けた言葉が英霊となって昇華されたスキル。
HPが2以上残っている場合にどんなに大ダメージを受けてもHP1で耐えきる。
ゲーム的には【自身にガッツ状態を付与(3回・5ターン)】という効果。

芸の鬼:A
病に侵されても最期まで芸を磨き、披露し続けた精神性に由来するスキル。
ルーラーから発せられる言葉に精神安定効果を付与する。
ゲーム的には【敵全体に防御大ダウン(3ターン)&狂化スキル無効状態付与(3ターン)】という効果。

【宝具】
『笑点流・大喜利寄席(しょうてんりゅう・おおぎりよせ)』
ランク:EX
種別:対国宝具
レンジ:3000
最大捕捉:120000000人/6人
由来:一つの国において国全体に笑いをもたらした番組
自らの行動でもって自由に裁定できる絶対司会圏。生前に活躍した番組のセットを魔力によって再現したもの。世界に対して自身のイメージで上書きする固有結界とは似て非なる大魔術。
取り込んだ敵のうち、最大6人を強制的に一列に座らせ、保有する魔力を座布団という形で視覚化し、それを自由に動かすことができる。
最大座布団数は60枚であり、それを自由に振り分けることができる。自分に加算することも可能。
ゲーム的にはスキルとして扱われ【敵全体のチャージを減らす&味方全体のNPチャージ(LV1:10%→LV10:20%)】という効果。

『笑点流・座布団総没収(ウタマルジェノサイド)』
ランク:EX
種別:対笑宝具
レンジ:60
最大捕捉6人
由来:かつて一つの国に笑いを巻き起こした行動。
自らの絶対裁定圏における執行権を用いて行われる魔力の総没収。没収された魔力は宝具領域内にストックされており、新たに振り分けることもできる。
『笑点流・大喜利寄席』を発動しなければ使えない。
ゲーム的には【Arts宝具:敵全体のチャージをゼロにする】という効果。

【Weapon】
扇子
魔力で形成されているためにサーヴァントへの攻撃力もあるが基本的に武器ではない。

【解説】
日本において最も有名な老人の一人。
頭髪の薄い緑の着物の老人。

50年以上続くテレビ番組において開始当初から50年間レギュラーとして出続け、勇退後も名誉視界として番組を牽引し続けた存在。

ゲームにおいての攻撃モーションでは扇子でたたく他、鶴に似た生物やハゲタカに似た生物など"怪しい鳥"を呼び出して攻撃する。


429 : 名無し :2018/07/21(土) 07:54:56 ayeOwm1k0
インド帝国を築いたディズレーリ首相とかどうだろう?


430 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/24(火) 03:08:27 lG4v7..Y0
落語家でなく老人カテゴリかよ
てか直近の人物にゲーム性能当て嵌まるのは流石にアレ


431 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/25(水) 02:15:51 4qYEcHRc0
【元ネタ】バーチャルyoutuber
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヤミクモケリン
【性別】男
【身長・体重】180cm・70kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷A+ 魔力A 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:EX
騎乗の才能。空を飛ぶミサイルに騎乗することができる。
どんなミサイルでもニコニコ本社に着弾し、爆破できる騎乗スキルは
最早別格と言えよう。(乗りこなせるとは言っていない)
また、車も運転可能。

【固有スキル】
闇魔術:A
いわゆるウィッチクラフト。ツイッター本社全体の覆えるほどの大規模行使が可能。
ライダーは主に視界を奪う目くらまし効果で使用するのが主。

ミサイル作成:A
ニコニコ本社を破壊するクラスの威力を持つミサイルを即座に開発できる。
しかし、後述の宝具の影響で作成したミサイルがまともに飛んでくれるかはまったくの未知数。

過激派Vtuber:A
規約違反も恐れず、「例のアレ」のデンジャラスなネタを投稿し続けるライダーの生き様を示すスキル。
自らに不利になるあるいは不利な状況・人物に出くわした場合、能力を向上させる。
また"蛮勇"、"不屈の闘志"、の複合スキル効果を持つ。

【宝具】
『飛翔する例のアレ(コンギョ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1(自分自身)
ライダーのオチに発射するミサイルが宝具になったもの。
某半島のBGMが流れながら、ミサイルが発射される。
ライダーが騎乗可能だが、故障や外部要因による妨害でちゃんと目標地点に飛ばず、
何故か墜落地点に存在するニコニコ本社の方へ突撃し、周囲を巻き込んで大爆発するある意味ブロークン・ファンタズム。
威力は対軍宝具レベルだが、ライダー1人が自爆する用の宝具であるため対人宝具なのである。

【解説】
インターネットの動画サイト「Youtube」に動画投稿している架空のキャラクター、いわゆるバーチャルYoutuberの1人。
黒いロン毛に褐色のトンガリ耳が特徴のダークエルフ。凛々しい顔立ちとは裏腹に、動画内容は淫夢ネタや北朝鮮ミサイル、
日大アメフト問題などの世の中のタブーを題材とする「過激派youtuber」であり、
そのためいつアカウントBANされてもおかしくないVtuberのユニット「BANs」の一員でもある。
また、同じエルフVtuberである「エルフのえる」のことをが好きで、彼女の同僚の樋口楓の
エルフの森を燃やせという発言にブチ切れ、ミサイルに乗りエルフの森に特攻したこともある。
そして、彼の特徴といえばミサイルであろう。バーチャル群馬の村の運営費をくすねてミサイル開発をしている。
動画のオチにミサイルを発射し、それに乗るものの事故や何らかの妨害で墜落し、某先輩劇場のように
ニコニコ本社に突撃しての爆発オチがお約束。


432 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/27(金) 07:54:05 O4NLDSSQ0
【元ネタ】ファイアーエムブレム覚醒
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ルフレ
【性別】
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運E 宝具EX

【クラス別スキル】
 陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 
 歴戦の軍師として名高いキャスターは戦闘に特化した陣地を作ることに長けている。

 道具作成:D
  魔術的な道具を作成する技能。
  魔除けのアミュレット程度なら作成可能。
【固有スキル】
 魔力放出:A+
  自身に眠る竜の血脈の力を引き出し武器・自身の肉体に魔力を帯びさせることが出来る。
  瞬間的に放出する事によって能力や攻撃の威力を上昇させることが可能。

 軍略:B
  一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
  自らの対軍宝具の行使や、
  逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

 戦術眼:C
  自身が相対した相手の戦闘力を見切ることが出来る。
  戦闘を行う際に疑似的な未来予知が可能。
  
【宝具】
『破滅を齎す邪竜の息吹(ルイン・ブレス)』
 ランク:A+++ 種別:対軍宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:100人
 キャスターに生まれ持って与えられた福音であり呪いの残滓。
 かつて幾度に渡って世界を滅ぼしかけた邪竜ギムレーのドラゴンブレスを再臨させる
 破滅と絶望の力を司る竜の息吹の為、対象の負傷や絶望により威力が増大する。

『邪竜再臨(リザレクションオブギムレー)』
 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 キャスター自身を生贄にして邪竜ギムレーを自身の身に降臨させる。
 ギムレーを甦らせることは世界を滅ぼすのと同義であり、キャスターは敗北と死が迫っても必ず使わないだろう
 マスターが令呪で強制をしない限りは…

【Weapon】
『サンダーソード』『トロン』
 キャスター愛用の雷の力が宿った剣と魔導書
 持ち主の魔力によって威力が増大する

【解説】
 ファイアーエムブレム覚醒のプレイヤーの分身であるマイユニットであると同時に、イーリス聖王国の王子クロムと対をなすもう一人の主人公を務める。
 記憶喪失になって倒れていた所をクロムに助けられた際に、クロムの名前だけを何故か知っていた為疑われるも、
 賊に襲われていた村を共に戦い救ったことで、軍師としての才能と人柄を買われ以降クロムに仕えることになる。
 性格は思ったことがすぐに口に出るタイプでツッコミ気質。常識的な性格であるものの料理が苦手であり作った料理は鋼の味がしたりする。
 正体は人を滅ぼす竜、邪竜ギムレーを崇めるギムレー教団によって生み出された、邪竜ギムレーを甦させるための器となる特殊な素質の持ち主。
 ギムレーの力を全面に押し出すか迷ったけどFate的にはこういう能力を持った人は裏切られるのが仕事だよねってことで全面に押し出した。


433 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/27(金) 09:11:42 gZf8Ks.k0
たまたま過去に自分が書いた鯖がwikiの更新履歴に上がっていて気になったんだが
ジャンヌ・デ・ザンジュのスキルランクが上方修正されてるのは
一体なんでなんだろう


434 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/27(金) 14:12:46 CdZWPMJM0
人が書いたものに勝手に手を加えるマンは前からいる
納得いかないなら自分で書けばいいのに


435 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/31(火) 20:14:26 kJF7/07o0
【元ネタ】ベル☆スタア強盗団 +史実(アメリカ)
【CLASS】ガンナー
【マスター】
【真名】ベル・スタア
【性別】女性
【身長・体重】155cm・48kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用など膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】
矢避けの加護:E
 乱射された弾雨への回避判定に大きなボーナスがある。
 狙い定めた一撃には対応しない。

射撃:A
 銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。

反骨の相:C
 伝説の無法者。同ランクの「カリスマ」を無効化する。
 彼女本来の性質というよりは、意図的に目指し到達した在り様である。

【宝具】
『無法の女王(バンディット・クイーン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:12発
 物理法則を足蹴にする無法の銃弾。
 発射後の加減速、出鱈目な軌道変更を可能とする。

【Weapon】
コルト1851ネイビー&レミントンM1858

【解説】
 十九世紀のアメリカ西部で活躍したベル・スターをモデルとした
 伊藤明弘の漫画『ベル☆スタア強盗団』の主人公。マイラ・ベル・シャーリイ。

 たまたま強盗事件に巻き込まれただけの所から、
 誤解、悪意、くそったれな保安官、それに新鮮な悪漢の補給を求める人々によって
 出鱈目な情報を付け加えられ、凶悪な強盗犯として指名手配される事になった女性。
 白人とチェロキー族の間に生まれ双方から受け入れられずにいるスタア家兄妹と出会い
 莫大な借金を負わされ土地を奪われかけている彼らと組んでの列車強盗を決意する。
 「世の中の人間が望むんならその通りの人間になってやる」
 「誰にも忘れられない名前にしてやる」「伝説の無法者に」との宣言を実現させた。


436 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/31(火) 20:15:45 kJF7/07o0
【元ネタ】グルジア叙事詩
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】タリエール
【性別】男性
【身長・体重】188cm・90kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
 デウの武具により大幅に向上している。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。

【保有スキル】
豹皮の勇士:A
 彼の代名詞となった皮服とターバンにより高められる獣性。
 恐怖心と痛みを大幅に軽減する。勇猛スキル、直感スキルの効果を含む複合スキル。
 ジャガーの神霊もうっかり加護を与えているかもしれない。

黄金律:B
 人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 富裕なインドの主権とデウの財宝を手にした彼には、
 金銭に困らぬ人生が約束されている。

ストーキング:E-
 愛した標的を追い求め続けるためのスキル。
 彼の情念は正気が危うい域にあるが、追跡能力はロクなものではない。
 むしろ空回りして明後日の方向へ向かう危険性がある。

【宝具】
『苛烈なる決戦の具(サミ・ミジヌール)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜3 最大捕捉:1人
 鉄を木綿糸のように切り裂き金剛石をも切断する剣、
 頑健極まりない兜、鎖帷子、鎧のセット三揃い。
 二つをプリドン、アフタンジルの名を持つ“生ける鎧”として共に戦う事ができる。
 巨人族デウが、肉持たぬ魔法使いカジとの決戦に備えて用意した魔の武具である。

【Weapon】
『黒馬』
 メラニ(グルジア神話の翼馬)の如し、と謳われた目にも止まらぬ駿馬。
 旋風のように走り、逃れるべきものからはたちまちに逃れる。
 元々はヌラジン=プリドンからの贈り物で、カッジェチー城塞攻略で一番乗りを競う時
 「一番速いのはお前のじゃないか、こんな事なら贈らなきゃよかった」と場を和ませた。

【解説】
 中世グルジア叙事詩『豹皮の勇士』の主人公。
 見境無い愛に燃え狂う、アラブ人の言う《ミジヌール》である。

 インドの七地方の一つを治めるサリダン王は戦いに引けを取った事が無い英傑だったが、
 寂しくなったので、残り六つの地方を治める偉大なパルサダン王に臣従する事を決めた。
 喜んだパルサダンは彼の領地をそのままに保ち、同列に起き、陸海軍長官の職をも任せた。
 やがてサリダンに息子タリエールが生まれると、パルサダンは彼を我が子のように育てた。
 パルサダン自身の子、タリエールと五歳差の王女ネスタン=ダレジャンも美しく賢く育つ。

 父の死後軍長官の職を継いだタリエールは王女に激しく恋し、王女もまた同様であった。
 軍長官として幾度も多大な功績を挙げ、王女とも好意を確かめ合っていた彼であったが
 王は娘の花婿を誰にしようかと家臣に諮り、しかし実の所、会議の前に王の心は決まっていた。
 意見を挟んでも受け入れられぬと悟った彼は会議の間中沈黙し、婿はホレズムの王子と決まる。
 他の男に渡す気かと怒る姫に内心を明かすと、彼はホレズム王子の天幕に突入し、惨殺した。

 パルサダンは嘆き、かつ怒り、宮廷の混乱の中でネスタン姫はかどわかされ行方不明となる。
 探求の末、魔法使いカジどものカッジェチー城塞に姫がいる事が(友人のお蔭で)判明した。
 ムリガザンザル王ヌラジン=プリドン、アラビア王女に恋する勇士アフタンジル協力のもと
 彼はデウから奪ったカジ殺しの武具を振るって城塞を攻め落とし、救い出した姫と結婚する。

 タリエール婚礼の祝宴がプリドンのもとで、アフタンジル婚礼の祝宴がアラビア王のもとで
 それぞれ盛大に行われた。この頃インドは敵の手に落ちており、タリエールはこれを救うべく
 アラビア王に暇乞いをするのだが、王はアフタンジルに精兵八万騎を与えて彼に同行させた。
 三人の勇士とこの軍団に抗し得る敵は無く、彼らは全インドの救い主として絶大な名声を得た。
 三人は別れ、以後はそれぞれの国で暮らしたが、各々に相応しい栄光の中に過ごしたという。


437 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/07/31(火) 20:17:42 kJF7/07o0
【元ネタ】ウェールズ伝承、アイルランド伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ゴヴァンノン
【性別】男性
【身長・体重】200cm・108kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷E 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:-
 工房である宝具と引き換えに、通常の陣地作成能力は失っている。

道具作成:A
 魔術により様々な道具を作り上げる能力。
 魔術によらずとも、神域に達した作品には自ずと神秘が宿る。

【保有スキル】
神性:B
 母神の子であり、自身は鍛冶神として讃えられる。
 何らかの逸話を持つ武具を目にした場合、高確率で相手の真名を看破できる。

波を砕く者:A
 如何なる波もその身体の下で砕ける事は無い『波の息子』ディランを殺した男。
 対戦者が水属性の者や水神・海神の縁者であった場合、互いの防御数値を削減する。
 このスキルの対象となる者は、彼に対する敵意を増幅される。

最果ての加護:E
 最果ての塔の影たる槍、その現出に関わった者。
 作品の仕上がりを決める判定時、大成功率が少し向上する。

【宝具】
『槌音響く三重の奏(トゥルブ)』
ランク:C 種別:対陣宝具 レンジ:5〜20 最大捕捉:1個
 工芸三神の工房。
 二名の協力者が得られた場合、降霊により兄弟神の力を借り
 三人の共同作業により瞬く間に作品を作り上げる事ができる。

【Weapon】
 両手持ちの斧

【解説】
 ドーンの息子、マースの甥ゴヴァンノン。
 兄弟姉妹に魔術師グウィディオン、農夫アマエソン、
 不実なるギルヴァエスウィ、銀輪のアランロド。
 甥に巧み手のスェウや海波の息子ディラン。

 ダナーン族の鍛冶神、甥にルーグ神をもつ者ゴブニュに対応するとされる。
 カイル・ミルディン(カーマ―ゼン, マーリンの砦)の鍛冶師グリフィン、
 アーサーとウーサーの槍ロンを鍛えた男は彼の名が転訛した形とも言われる。

 そしてこのサーヴァントは彼らが混じり合っている。
 自分が本当はどれなのか、本人も分かっていない。


438 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/01(水) 00:08:23 lPbLdRXE0
>>436
対魔力が黒馬つける前のセイバーのままになってら……
セイバーに→ライダーに


439 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/04(土) 23:35:22 Q8e2o.pk0
元ネタ】ほぼ史実
【CLASS】ライダー
【マスター】藤丸立香
【真名】ハンス=ウルリッヒ=ルーデル
【性別】男
【身長】175cm
【体重】65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C(機体搭乗時のみA) 魔力E 幸運A 宝具A+
【能力】
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

狂化:EX
 パラメーターをランクアップさせ、理性の大半を奪われるはずなのだが、彼の場合は愛機を駆る際の高度なベクトル計算や部隊の指揮など
 高度な思考能力を備えており、戦闘時以外の会話も十分に可能。
 だが、彼の思考は"祖国の敵を倒す為に出撃する"という思考で固定されており、片足を失ってもマスターだろうが総統閣下の言う事だろうが聞きはしない。
 簡単に言うと方向性は少し違うが土方歳三と同類である。

【固有スキル】
出撃特権:EX
 総統閣下をしても彼の出撃を止めることが出来なかったという事実
 そして『公式』出撃回数2530回という人類最高峰の出撃回数を繰り返した彼のみに与えられた唯一無二のスキル。
 撃破記録の過少報告や病院からの脱走といったあらゆる手段を用いて戦場へと出撃する。
 具体的にはNP30%付与、ガッツ付与(5ターン)、HP大回復。

直感(偽):A
 戦闘時、常に自身にとって空対空攻撃“を感じ取る”能力。
 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させるが、それは空を飛んでいる敵からに限られる。
 地上からの攻撃も感じ取れない事は無いがその効果は半減する。
 被撃墜数30回を数えながら敵戦闘機には一度も撃墜されなかった事から。
 1ターン回避と、空中の敵に対して攻撃力ダウンの効果。

空の魔王:EX
 本来は『無辜の怪物』と同等のスキル。
 通常このスキルは、生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられてしまうが
 だが、彼の場合は、調べてみたら、色々あるが出撃出来るように出撃回数を過少報告したり、入院中も書類を偽造して出撃したり
 総統閣下からの勲章を受け取る際の条件として『もう2度と私に地上勤務をするなと言わないのならばその勲章を受け取りましょう』と
 好き放題やらかしていた事実が判明した。また大戦後も度々やらかしている。別名をアンサイクロペディアが嘘をつけなかった男。
 姿は特に変貌しないがデメリット無しにその恩恵を受けることが出来る。
 
【宝具】
『急降下爆撃1941(ノーズダイブボンバーナインティーンフォーティワン)』
ランク:A 種別:対艦宝具 レンジ:900メートル 最大捕捉:1
 ロシアの戦艦『マラート』を一撃で沈めた魔王の産声。
 部隊による共同戦果ながら、一機の航空機がこの爆撃により戦艦を真っ二つにしたという戦果の再現である。
 『ジェリコのラッパ』と呼ばれる怪音により恐慌を起こし敵を回避不能とするが、あくまで爆撃の為、空を飛んでいる敵に対してはその威力は半減する。
 効果としては、無敵貫通、必中、地上の敵への特攻、空中への敵へのダメージ半減。

【解説】
説明不要の空の魔王。
多分アンサイクロペディア見た方が早い。

FGO二部で欧州千年帝国とかでルーデルピックアップ実装されたら10万までなら出すんでよろしくお願いします。


440 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/05(日) 20:10:49 UUgEyLoo0
中川圭一(こち亀)
宝具:無限の財布…買えないものはない。敵の宝具を買収することも可能
とかだろ?


441 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/06(月) 20:53:31 O9z2gGGc0
【元ネタ】史実(英国)
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ウォルター・ローリー
【性別】男性
【身長・体重】183cm・78kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化はできず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】
嵐の航海者:B
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、
 軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

扇動:C
 大衆・市民を導く言葉と身振りの習得。
 個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働く。

出演続行:EX
 死亡が確定した後にのみ有効となるスキル。
 “死に際の演説”が終るまで彼は消滅せず、語りたいだけ語る事ができる。
 演説とその演出以外には何の行動もとる事ができず、
 演出としての“間”以外で言葉が途切れたならその時点で消滅する。

紳士的な愛:C
 外套を脱いで道のぬかるみを覆い女王を渡らせた、との創作逸話。
 彼の場合、女性のみを対象とした守護騎士スキルとして機能する。

【宝具】
『全地に響く英名の音(ティミアス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 金糸に彩られた角笛。
 彼の最期の演説と、彼の寓意である若者が手にした角笛の融合宝具。
 吹き鳴らされたこの角笛の残響が残る間のみ、彼は統一言語を扱う事ができる。

【Weapon】
『運命』
 最後のギアナ遠征を共にした、621トンの帆船。

【解説】
 英王エリザベス一世の寵臣ウォルター・ローリー。
 軍事、文筆、演説等多方面に高い能力を発揮したが、ジェイムズ時代に処刑された。

 1581年にローリーはエリザベスと会い、その魅力に女王は参ってしまったという。
 彼は女王庇護のもと出世を重ね、様々な地位や利権を手にし、近衛隊長にまで登った。
 1592年には141000ポンドの値のある『神の母』号を含む生涯最大の私掠成果をあげる。
 だが同年、女王付侍女エリザベス・スロックモートンと秘密結婚し女王の怒りを買う。
 結婚で怒りを買った寵臣は何人かいたが、秘密にした彼はロンドン塔に放り込まれた。

 彼は徹底したスペイン嫌いで、対スペインの軍事能力を買われてもいたため
 港町カディス襲撃の指揮を任され、ジャージー島の統治者にも任命されている。
 議会活動での演説は水際だったもので、またしばしば反権力の傾向も見られ、
 カトリックへの国教会日曜礼拝出席強制に対しては面白おかしく反論して見せた。

 ジェイムズ王の即位後、陰謀事件への連座として死刑判決を受けてしまう。
 しかし未執行のままロンドン塔に十三年入れられ、この間に多くの著作をものした。
 ギアナの黄金を獲りに行く、との主張にジェイムズが乗って彼はロンドン塔を出る。
 しかしこの遠征で、現地のスペイン村を襲わない約束を破ったため斬首が決まった。
 死刑確実の現実を本人は今一分かっておらず、逃亡せず帰国し、そして連行される。

 彼は処刑前の最後のスピーチを許され、この時、実に見事な演出能力を発揮する。
 それは徹底して利益と復讐を図りながら、聞く者には善意と自省に溢れて思われた。
 己に不利益な者達を極悪人に仕立て上げ、また王への反抗心を織り込んでもいた。
 彼が為した他の全てにも増してこの“死の演出”が後世への影響において最大である、
 チャールズ一世を断頭台に追いやったのはローリーの幽霊だ、との逸話さえ語られる。

 『妖精の女王』には彼の寓意である若者ティミアス(『名誉ある者』)が登場する。
 名馬スプマドールを能く御し得るのは、主であるアーサー王子と彼だけであった。
 彼の角笛は、人ばかりか魔術や無生物さえも震えあがらせ、その力を失わせてしまう。
 全地に響き渡り、世界の果てまでも及ぶ『神の言葉』を表すものだとされる。


442 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/06(月) 20:54:46 O9z2gGGc0
【元ネタ】史実、聖人伝
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】イスティッド
【性別】男性
【身長・体重】168cm・63kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A
 Aランク以下の魔術を無効化する。
 教会の秘蹟には対応しない。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

自陣防御:C
 味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮される力。
 防御限界値以上のダメージ削減を発揮するが、自分はその対象には含まれない。

【保有スキル】
奇蹟:D
 時に不可能を可能とする奇蹟。
 治癒や豊穣、メールキヨン王との対立にまつわる奇蹟が知られる。

信仰の加護:A
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

陣地作成:C+
 自動的に拡大していく“聖域”を形成できる。
 弟子である後の聖ギルダスが「小さく不毛な島を広く肥沃にしてくれ」と言った時、
 これに応えた祈りはスランイルティッドの地を拡大し豊かな土地に変えたという。

【宝具】
『今に続く学び舎の礎(スラン・イスティッド・ヴァウル)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:2〜40 最大捕捉:300人
 サムソンが彼の魂に捧げた十字架とデイヴィッドが贈った鐘を核とし、
 イスティッドの信心に比例した強度の守りを持つ修道院を顕現させる。
 城砦ならざる修道院の“比例定数”はロード・キャメロットのそれには及ばない。

【Weapon】
『トレニヒド』
 別れた妻の名を冠した剣。
 戦士、騎士としての戦いを行う際には敢えてこの名を掲げて赴く。

【解説】
 六世紀のウェールズで活躍したとされる、ブルターニュ出身の聖人。
 ウェールズ伝承や聖人伝ではアルスル(アーサー)の母方の従兄弟として伝えられる。

 若い頃は戦士、騎士であったとされ、ギャラハッドの原型ではないかとも言われ、
 ヨロ・モルガヌグの三題詩は彼を『アルスル宮廷の聖杯を守護する三騎士』に挙げる。
 ギャラハッドの聖杯探求を最初に書いた作品、その作者とされた(これは嘘なのだが)
 ウォルター・マップは、イスティッドと聖カドックのエピソードを書き残してもいる。

 両親はイスティッドが教会人として生きる事を望み、聖人のもとへ行かせ学ばせた。
 彼は全ブリトン人の中で最も学問に精通し、予言の天恵も有していたと評判になり、
 特に文学においては傑出していたのだが、やがてこの道を外れて戦士を志した。

 彼はブリテンに渡って高名な従兄弟アーサーの、次にグラモーガンの王に仕える。
 いずれにおいても彼は高い実力を見せ、地位を築き、美しい妻をも得ていたのだが
 ある時同輩らが聖カドックに暴虐を働き、応報の天罰が起こったのを見て恐怖する。
 彼はカドックに恭順し「宗教人に戻って残りの生涯を神に尽くせ」との助言を得る。
 王夫妻に惜しまれつつ暇乞いをし、更に天使から「一時的なものを愛する事を止め、
 永遠の神のみを愛せ」と啓示を受けると妻をも捨て、やがて立派な聖職者になった。

 イスティッドが設立したスランイルティッド・ヴァウルの修道院は
 ウェールズにおける最初の大修道院であり、布教と勉学の拠点ともなった。
 聖デイヴィッド、聖パウロ・オウレリアン、聖ギルダス、聖サムソン等々
 多くの者がこの修道院でイスティッドに学んだ、と信じられている。

 イスティッドは六世紀半ばに亡くなり、自ら開いた修道院に葬られた。
 祝祭日は11月6日。スランイルティッド・ヴァウルにある十字架の碑文には
 『サムソンがイスティッドらの魂の為にこの十字架を置いた』と記されている。


443 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/06(月) 20:56:22 O9z2gGGc0
【元ネタ】トリスタン物語
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ピクース(トリスタン)
【性別】男性
【身長・体重】186cm・78kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:-
 彼はピクースとしてのそれなりの正気を保っているが、
 “狂人を装ったトリスタン”としての己を完全に失っている。
 基本能力値への恩恵は無い。

【保有スキル】
水棲:C
 ガルルース(セイウチまたは鯨)を父に、鯨を母に生まれた子。
 水中に身体を浸している間、魔力と幸運を除く全てのステータスが1ランクアップする。

気配感知:C+
 エコーロケーション。
 音波、超音波域に対応しない隠蔽能力を無効化する。

泰然自若:B
 繊細さと図太さ、儚さとどうしようもなさが同居する異界の神経。
 如何なる状況にあっても混乱しない、ように見える。沈着冷静スキルの対極。
 精神系の効果への抵抗に対してプラス補正が与えられる。

音無猟犬:A
 モロアの森のトリスタン卿により、
 余人に知られる事無く獲物を仕留めるよう調教された猟犬ユダン。
 この犬だけは主がどんなザマになろうと判別でき、彼に従う。

【宝具】
『帯をなす腰斬の星(トリステレンヌ・アルヴス・イシルト)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 直線状の三ヶ所への攻撃命中を以て成立する宝具。
 解放と共に、三点を結ぶ空間断層が発生する。
 トリステレンヌはトリスタン語源候補コーンウォール語“オリオンの三ツ星”、
 イシルトはイゾルデ語源候補ピクト語“神秘的な姿、熟視すべきもの”“生命の水”、
 トライスターアモーレなんちゃら的なテキトー語宝具である。

【Weapon】
『アルヴス』
 大いなる熱意を意味する、六世紀の族長トリスタンの剣。
 と『カンブリア考古学協会機関誌増補』『ブリタニア古語辞典』等が記す名。

【解説】
 伯父王より国外追放を言い渡されたトリスタン。
 彼はある時、名をピクース(ピコル、ピコレ、パコレ)
 或いはタントリスと偽り、姿と声をすっかり変え
 狂人を装ってイゾルデへ会いにコーンウォール宮廷を訪れる。

 彼はイゾルデや伯父王の眼前で危うい言動を、姦通愛の詳細語りをするが、
 それと共に誰の耳にも戯言としてしか届かぬような己の“素性”を語って
 王や廷臣らの笑いをとった。所謂トリスタン佯狂の一幕である。

 曰く、母親は鯨、シレーヌみたいに海の中をあちこちを泳ぎ回る。父親は海象だ。
 生まれた場所はよく知らないが、育ての親は岩陰の自分を見つけた一頭の牝虎。
 美人の妹がいるからイゾルデと交換しよう、王様は彼女に飽きてるでしょうからね。
 イゾルデをくれたら空の大広間へ帰る、硝子で作られてて、雲に支えられた館さ。
 寝室は水晶と大理石でできていて、太陽が昇る時には部屋全体が光り輝くよ。


 ……本当にその素性は全部嘘でいいんだろうな?
 神話学的にトリスタンは「魚の王様」の子とされ、また数々の証言は彼について語る。

 「胸に刻まれた紫色のものは過去に受けた毒の傷、もしくは張り付いた海藻」
 「聞くところによれば蝙蝠や鯨にはエコーロケーションなる機能が存在するとか。
  もしやトリスタン卿もその一種なのでは?」
 「トリスタン卿の神経はまさに異界の不思議さです。
  繊細さと図太さ、儚さとどうしようもなさが同居したそれは、
  壁のような生き物でありながら涙する事もあるあの動物……
  ええ、鯨に喩えるのが最適ですね」


444 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/10(金) 07:35:55 Ifs.W2o.0
【元ネタ】サージュ・コンチェルト
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】イオナサル・ククルル・プリシェール
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
領域外の生命:EX
 宇宙の外に存在する生命との接触を示すスキル。
 フォーリナーの肉体は、世界の外から招かれた創星神の器となった。

神性:B
 神霊適正を持つかどうか。
 肉体に創星神を宿した事があり、自身も創星神と共に星創りに関与した。

【固有スキル】
詩魔法:EX
 内なる想いを謳うことで現象を引き起こす。
 皇帝の声帯を持つフォーリナーは、惑星の意思と想いを通わせ星創りすら可能とする。
 しかし、エクサピーコ宇宙の物理法則であるこれを発動するには宝具によるバックアップが必要。

エンブレイス・ロール:A
 他者との精神的関係を完了した証。
 全てを失った自身の存在意義としていだく、身体を奪った世界の外から来た少女に対する殺意と悲劇のヒロイン症候群。
 世界の外から来た少女の異世界に対する孤独と元居た世界では満たされなかった承認欲求。
 これらからなる共依存関係を完了した。

皇帝特権:D
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 他者の店舗をのっとたり、人気マスコットキャラクターのパチモンを作れる。

【宝具】
『七つ空を越える想いの機神(アーシェス)』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜15 最大捕捉:1人
  外の世界からの意思を受信する端末。
  創星神を守護するために造られた機械人形であり、創星神が元居た宇宙と同じ名前を持ち破壊神として語られる。
  サーヴァント相当の戦闘能力を持ち、守護騎士:A、千里眼:EXスキルを有する。
  また、流れ込む外の世界の力を媒介としてフォーリナーの詩魔法をバックアップする。
  この宝具の操作は外の世界の意思によって行われ、受信する意思は常に一定とは限らないが、
  多くは創星神の想いをくみ親友であるフォーリナーを守護する。

【Weapon】
【解説】
 この世界から7つの次元を越えた宇宙にある惑星ラシェーラ。
 そこで皇女として生を受けたイオナサルは、二大政党の一つ天文の意向によって身体に外の世界から招いた少女の魂を入れられる。
 その時、魂を破棄されそうになったが彼女の親友の協力によって、人造妖精の身体を手に入れる。
 自身の身体、名前、地位を奪われたイオナサルは外の世界の少女に復讐を誓い、
 自身の名前を少女の名前からとってネィアフラスクと改めた。
 その後、踊り子を生業とし身を潜めていたネィアフラスクは、次期皇帝を決める試練に際し地上に降りてきたイオナサルに接触。
 始めは殺意をいだいていたネィアフラスクだったが、イオナサルの人柄にふれ友好をふかめ、
 イオナサルの試練に協力することとなる。


445 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/10(金) 10:58:14 MZFrijsM0
【元ネタ】史実(+クトゥルフ神話)
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】ライト兄弟(オーヴィル・ラト/ウィルバー・ライト)
【性別】男
【身長・体重】178cm・62kg/180cm・64kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A/A+ 耐久B+/B 敏捷B/C 魔力C/B 幸運/D 宝具EX

【クラス別スキル】騎乗EX、領域外の生命EX、しんせい
【固有スキル】
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】

大見出し
本文テキスト。
中見出し
本文テキスト。

リスト
リスト
リスト


小見出し
本文テキスト。


446 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/10(金) 11:05:42 MZFrijsM0
>>2すみませんミスりました
【クラス別スキル】
騎乗EX
乗騎と同化・融合する事が可能で、あらゆる物を乗りこなす。

領域外の生命EX
詳細不明。恐らくは地球の理では測れない程の生命を宿している事の証左と思われる。

神性A/A+


【保有スキル】


447 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/12(日) 09:16:50 AVIz7R4.0
てst


448 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/14(火) 02:31:48 fol98SQY0
見た目をギャグにしすぎた

【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】キャスター
【真名】湖の乙女・ヴィヴィアン
【性別】女性
【身長・体重】67.3cm・2.5kg
【属性】秩序・中立
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷D 魔力A+ 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”結界”の形成が可能。

道具作成:A+++
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 条件が整えば神造兵器クラスの宝具も作成可能。

【固有スキル】
湖の乙女:A
 水中での呼吸能力と水泳技術。
 さらに水中から水面に手を触れ、腕の周囲だけ別の遠いの水面に空間置換する事が出来る。

魅了:E-
 精霊種としての能力。
 召喚された姿が姿なため信じられない程弱体化しているが本来は「A++」相当。

魔術:EX
 第一宝具により魔力が不足しない限りあらゆる魔術を行使する事が出来る。 

【宝具】
『この世全ての秘術(メルディーン)』
ランク:A- 種別:全種別宝具
 魔術師マーリンより授かった(※押し付けられた)世界の魔術の全て。
 世界を見通す千里眼と未来予知でかき集められた魔術の歴史そのもの。

 アーサーとギネヴィアの結婚式に参列した際、
 ヴィヴィアンに一目惚れをしたマーリンが口説き文句としてヴィヴィアンに対し己の知る魔術を全て授けてしまう。

 当時、マーリンは魔術で女性に言い寄りまくる色男として知られていて、
 千里眼で美人を見つけては魅了魔術で純潔を狙ってくるため、ブリテンの女性各人は当然その存在を軽蔑していた。
 
 ヴィヴィアンは早速教わった魔術を行使し“マーリンを最果ての塔に幽閉しどんな魔術を使っても二度と出られないようにした”。

『湖上舞い抉る流転の剣(エクスカリバー・ダーム・デュ・ラック)』
ランク:A 種別:対軍宝具
 いつもおなじみ勝利の剣。
 所持はしているが正しい担い手ではないので真名解放は出来ない。なので純粋に頑丈で切れ味のいいブーメランとして使っている。
 投げたエクスカリバーが空中で勢いを失った直後空中で弧を描き伝承通り手元に帰還する。

【解説】
「湖の乙女・ヴィヴィアン」
アーサー王伝説における聖剣の授与者。
カリバーンを失った王に「更なるカリバーン」を貸し与え、物語の帰結では役目を終えた聖剣をベディヴィアより受け取っている。


湖の乙女とはグループの名称であり、エレイン、ニミュエなど数名が存在する精霊の一種。
そのなかでもヴィヴィアンはランスロットの守護精霊として最も円卓に近い固体だったためキャメロットでも信仰が強くなっていた。

それは例えば『戦艦大和』という有名すぎる個体のイメージが「軍艦」というカテゴリの全てを覆ってしまうように、
『ヴィヴィアン』という最も信仰を集めた個体が「湖の乙女」そのものとして変生してしまった。
故に複数存在する湖の乙女の伝承がヴィヴィアンに束ねられ、彼女一人が結局誰の話かわからない逸話含め全ての物語背負っている。


なんと聖剣を所持している時のヴィヴィアンはどういうわけか右腕しか水面に出せない。早い話が種火くんフォルムだよこれ。
その呪いのような何かを解除するため聖剣を破棄しようとしてもまっすぐ手元に戻ってくる。勿論破壊出来るはずもない。


449 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/20(月) 18:32:06 bNhiSGGQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ルイ十一世
【性別】男性
【身長・体重】175cm・65kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B+ 魔力C 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
戦略:B
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 王権の大部分を用いてフランス全土に道路を敷設し、飛脚制度を制定。
 国を富ませるのみならず、彼の陰謀の助けにもなったという。

蜘蛛糸の球:A
 自らの魔力を繊維状に放出し、球形状にして固着させる。
 魔力球はキュー・スティックを除く何らかの対象に接触した際に、
 糸に戻って相手を捕縛したり、炸裂して相手を吹き飛ばしたりする事が出来る。

蜘蛛糸の果て:A
 邪悪を画策する能力。
 蜘蛛が作った網のように相手を取り込み、貶める。

【宝具】
『遍在する蜘蛛(レ・ユニヴェルセル・アレニエ)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
『遍在する蜘蛛』と呼ばれた逸話が宝具となったもの。
 ルイ十一世が因果的に存在しうる場所であれば、其処に“ルイ十一世が存在していた”事にし、
 本体と思考・能力を同じくする分身を配置できる。
 ただし、分身は“其処にルイ十一世が存在し得ない事を知っている者”に知覚された瞬間に消滅する。

『罪深き撞球盤(アンリ・ド・ヴィーニュ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:50 最大捕捉:15人
 世界初のビリヤードテーブルが宝具にまで昇華されたもの。固有結界とは似て非なる大魔術。
 周囲間をビリヤードテーブルに見立て、内外の空間を分断。さらに中央に虚数空間へ通じる穴を開ける。
 中央の穴へ放り込まれた者は、対虚数空間用の能力を持たない限り脱出できず、やがて消滅する。
 また、この空間内での戦闘において、ノックバック効果を十倍にして計上する効果もある。

【weapon】
『キュー・スティック』
 ビリヤードに用いられる棒状の用具。
 彼がランサー適性を持つ所以でもある。

【解説】
 フランス・ヴァロワ朝の王。父は百年戦争を終わらせた勝利王シャルル七世。
 慎重王、遍在する蜘蛛といった異名を持ち、策謀に秀でた。
 その政治的力量が評価される一方で、その人望は薄く、ルイ十一世に敬服していた腹心コミーヌさえ「誰にも愛されていなかった」と評している。

 父シャルル七世とは不仲であり、何度も父王の退位を謀ったという。
 また「シャルル7世は息子に毒を盛られるのを恐れて食事に手を付けず、飢え死にした」との風聞も残されている。

 だが、王位継承後は父の集権化政策を引き継ぎ、権謀術数の限りを尽くして国内の大諸侯の勢力を減殺。
 当然、その目論見は国王と貴族の対立に繋がり、やがて国内最大の君公であるシャルル豪胆公率いる公益同盟と衝突に発展する。

 シャルル豪胆公との戦いでは戦術的には劣勢に陥ることもしばしばであったが、
 謀略を駆使して戦略的な勝利を収め、スイス傭兵の力も借りて、最終的に勝利することに成功。
 フランス王国の支配基盤を固めた。

 内政面では印刷術の保護、養蚕の普及、鉱山の開発といった賢明な産業政策を取り、
 また、珍しい動物の蒐集に熱中し、科学にも興味を持っていたという。
 さらに、シャルル豪胆公が体現する騎士道精神、封建的君主像を軽蔑していたと言われる。
 一方でキリスト教への信心深さや占星術など迷信への傾倒といった側面もあり、一概に近代的君主だったとも言い難い。

 また、人物像についても最悪に近い。
 旺盛な支配欲の権化で恩義を仇で返す皮肉な悪口屋の執念深い冷血漢。
 粗野で神経質、正義や誠実観からかけ離れた陰険な現実主義の持ち主だったという。


450 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/20(月) 21:22:27 9XlhOicY0
最近の設定に合わせてみた
スパクロのギアスVSレベル5はうまいと思った


【元ネタ】プリズマ☆イリヤ
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】高町なのは
【性別】女性
【身長・体重】129cm・24kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷A 魔力A++ 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
領域外の生命:E
詳細不明。恐らくは地球の理では測れない程の生命を宿している事の証左。
異次元の魔力を秘める彼女であるが、生物学的には汎人類史における21世紀の少女と変わらぬためEどまりとなっている。

【固有スキル】
戦闘続行:A-
往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
ただし戦闘終了後に後遺症を負い、全ステータスが2ランクダウンする。

リンカーコア:A
とある時空群の魔術師達が持つ、大気中の魔力を吸収・蓄積するための魔術的器官。
Aランクともなれば天才と呼んで差し支えない。
この世界では霊核と同様の役割が付加されている。

魔力収束:A+
魔力を集積・圧縮する才能に長けていることを表すスキル。
該当の工程が必要な魔術の威力と詠唱時間に補正がかかる。
とある時空群ではレアスキルとされる。

インテリジェントデバイス:EX
対魔力、高速詠唱、魔力放出などの複合スキル。意思を持った魔術礼装。
一定ダメージを削減する他、攻撃を受けた際に確率で自動防御を行う。
常時発動型のスキルであるが、発動中は常に魔力を消費し続ける。
彼女は魔術を学び始めて日が浅いため、何らかの手段でこのスキルを無効化された場合、
ステータスが最低でも2ランク低下すると共に、以下のスキル全てがランク低下、または無効化される。

非殺傷設定:C
攻撃対象を傷つけずに無力化するスキル。発動中の攻撃によって対象の魔力を一定値以下にすると強制的に昏倒させる。
Bランクならば確実な無力化を可能とするが、精神への衝撃や昏倒の際の身体的ダメージまでは回避できない。

ミッドチルダ式:D
とある時空群で一般的な魔術様式。
魔術の資質そのものは天才とよんで差し支えない彼女だが。
学び始めて日が浅い上に正式な教育も受けていないためDとなっている。

リアクターパージ:EX
バリアジャケットと呼ばれる防御型魔術礼装を身代わりとすることで、
一度だけ戦闘不能を回避するスキル。
発動後は対魔力が消失し、耐久のステータスも最低値となる。

【宝具】
『集え、星の輝き(スターライトブレイカー)』
ランク:C〜A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:300人
周辺に拡散した魔力を収束・圧縮して放つ収束型砲撃魔術。
魔力収束スキルとの併用で他者の使用した魔力をも収束することが可能であり、
敵味方問わず戦闘中の魔術及び魔力放出スキルの使用回数に応じて威力と宝具ランクが上昇してゆく。
一方で威力と引き換えに長大な詠唱時間を必要とし、距離減衰も存在する荒削りな宝具である。
本来ならば理論上のランクは最大でA+++以上となるが、
この世界の法則と全く異なる魔術体系を用いているため安全に使用できるのは宝具ランクA+相当の出力が限度。
それ以上の力を振るおうものならば、深淵の邪神由来のフォーリナー同様に世界と対象に深刻な歪みを生じさせることだろう。
そして、彼女は決してそれを望まない。

【解説】
この世界、即ち「人理」を基盤とする各世界とは全く異なる時空より招かれた少女。
カルデアの召喚システムと人理焼却に始まる数々の事件による世界の綻び、
そして彼女自身が縁を持つイリヤスフィールがカルデアへと招かれた事で
連鎖的にカルデアの召喚システムに巻き込まれてしまった。
そのため厳密にはサーヴァントですらなく、この世界で存在を保つために仮初の霊基を与えられたにすぎない。
とはいえ人理と「世界」にとっては、深淵の邪神であろうが幼い少女であろうが
この世界の法則と全く異なる力を振るう以上、世界の法則に歪みを生じさせかねない脅威に代わりはない。
これをもって彼女のクラスは決定された。
仮に人理に属する存在であったならば、クラスはキャスターかアーチャー、
あるいは一流の魔術師としてサーヴァントを使役する側であっただろう。


451 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/21(火) 10:52:09 DMP0ToeY0
>>423
Apocryphaの物語何も理解してないじゃん。もしかして未読?


452 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/21(火) 20:59:10 FqDQrQ1A0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】山本五十六
【性別】男
【身長・体重】160cm・60kg
【属性】・
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運B+ 宝具EX

【クラス別スキル】
対魔力:C
魔術に対する抵抗力。
騎乗:A+
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
カリスマ:A
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
【固有スキル】
航空主兵:A+
航空戦を理解し、また(戦争前半までとは言え)適切に運用出来ていたという史実から。
「航空機」と認識されるものを駆る才能を示すスキル。
【宝具】
『百年兵を養うは、ただ平和を護るためである(リターン・オブ・パールハーバー)』
ランク:EX 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
真珠湾攻撃時(彼の全盛時)を表す固有結界。展開される心象風景はどこまでも続く海である。
一切の障害、遮断物が存在しない結界内に対象を閉じ込め、彼が生前率いた機動部隊を独立サーヴァントとして召喚する。システムはイスカンダルとほぼ同じ。
召喚された機動部隊の水兵たちの総数は何千人とおり、全員が独立したサーヴァントであり、宝具を持っておらず、正規のサーヴァントには及ばないものの高い戦闘能力を持つ。
他にも全員がランクE-相当の「単独行動」スキルを保有しているため、短時間であればマスターが不在でも活動可能である。
また、イスカンダルの「王の軍勢」との最大の違いは、彼はあくまで兵士や馬のみを召喚するのに対しこちらは歴戦の駆逐艦や空母ですらも召喚してしまうところである。
召喚された水兵たちは駆逐艦や空母、重巡などを操り、圧倒的な火力を以て対象を倒す。
『史上最大の戦艦、大和(バトルシップ・ヤマト)

【Weapon】
『一式陸攻』
召喚させて主に移動に用いる長距離攻撃機。ワンショットライターと揶揄されたこともあり、一度の攻撃ですぐ堕ちてしまう。
ただし便利。誰が操縦しているのかは不明。
街中で召喚した場合、山本やマスター自身はいつの間にか機内にワープしているので、わざわざ離着陸する必要はないが、降りるときはパラシュートを使う。
【解説】
第26、27代聯合艦隊司令長官。真珠湾攻撃を成功させたことでも知られる、当時は救国の英雄であり、人気を誇った。
マレー作戦、真珠湾攻撃、マレー沖海戦と日本軍が破竹の勢いで進撃していた頃の姿であり、後々のミッドウェーの悲劇や海軍甲事件に関しては思うところはあるものの気にすることは無い。
筋力、耐久その他は元が新潟県の一般人である為低いのだが、軍に入って鍛えた事で多少は上がっている。負けず嫌い。
もし彼を召喚した場合は、当初は他のサーヴァントと比べてステータスが低い事に苛立つであろうが、その内繰り出すであろう大火力・低燃費の宝具に目を見張り、または圧倒されることであろう。
聖杯に懸ける望みは「珊瑚海海戦をやり直すこと」。ミッドウェーの直前に起こった負け戦は、その陰に隠れがちであるが戦争に置ける大きなターニングポイントとなった。
彼はこの海戦をやり直し、後のミッドウェー海戦、ひいては日本全体をやり直すつもりなのであろうか。


453 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/21(火) 21:00:34 FqDQrQ1A0
>>452
属性が未記入でした。秩序・善です


454 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/21(火) 21:53:08 .iCNrxdw0
【元ネタ】戦国時代
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】馬場信春
【性別】男性
【身長・体重】162cm・55kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運B+ 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。
 隠密行動に適している。

【固有スキル】
戦場の鬼:B
 個人の武勇により自陣営を奮起させるスキル。本来の能力を超えて自身や率いる軍勢を強化する。
 長篠の戦いでの戦ぶりは「馬場美濃守手前の働き、比類なし」と評され、後世、不死身の鬼美濃の異名で呼ばれる。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

心眼(偽):B
 直感・第六感による危険回避。
 長篠の戦いで死するまで、一度も傷を負わなかったと伝わる。

常在戦場:A
 自らに課した訓戒から得たスキル。
 いかなる時でも戦場にあるかのように己を戒める在り方を示す。
 精神系の効果への抵抗に対してプラス補正。さらに奇襲や幻惑の効果を受けない。

【宝具】
『不動如山(うごかざること、やまのごとし)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 長篠の戦いで殿軍を務め「馬場美濃守手前の働き、比類なし」と評された戦ぶりが宝具に昇華されたもの。
 パラメータとスキルのランク、ACを向上させるが、自身は退却することができなくなる。
 また、相手の攻撃のターゲットを自身に集中させる効果も付与される。

【解説】
 戦国時代、甲斐武田家の武将。後世「智勇常に諸将に冠たり」と評され、武田四天王の1人に数えられる。
 生涯70度を超える合戦に出陣しながら、最期となる長篠の戦いまで一度も傷を負わなかったという。

 武田家には信虎の時代から仕えており、その頃は教来石景政と名乗っていた。
 信玄の時代になった後、馬場氏の名跡を継いで馬場信房を名乗り、
 家中の名将・原美濃守虎胤が隠居すると、美濃守の名乗りを継いで馬場美濃守信春と名乗ったという。
 
 信玄の主要な戦に参加して各地を転戦。
 第四次川中島の戦いでは勘助と共に啄木鳥戦法を考案し、劣勢となる原因を作ったが、
 他の戦線では数多くの武功を立てた。
 また、山本勘助に学んだ築城術も優れていたと言われる。

 信玄の後を継いだ武田勝頼とは不仲であったと言われ、長篠の戦いでは撤退を進言するも容れられなかったという。
 結果、武田軍はこの戦いで織田家に完敗。
 敗走する軍を守るために信春は自ら殿を務めて戦死。
 その戦いぶりは敵方の織田家をして「馬場美濃守手前の働き、比類なし」と評するほどであった。

 ちなみに加藤段蔵を殺害したのはこの馬場信春であるとする伝承がある。
 曰く、加藤段蔵の忍者としての力量を恐れた信玄は、馬場信春に暗殺を命じ、
 厠に入ったところを殺させた、と。


455 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/21(火) 23:09:21 javOHWn60

【CLASS】アサシン
【真名】源元気@バーチャルYouTuber
【マスター】言峰綺礼
【属性】中立・中庸  
【ステータス】筋力ー 耐久ー 敏捷ー 魔力ー 幸運D 宝具EX
(ガチャの結果により幸運と宝具以外は常に変動する)

【クラススキル】

気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を遮断する。隠密行動に向いている。
 人知れず消えていることも多い。
 
【保有スキル】

リセットマラソン:EX
 リセマラ。
 所有するクラス別スキルを含むスキルを最大で5つ追加できる。
 ただし内容は完全にランダム。
 
黄金律(筋肉):B
 鍛え上げられた肉体美。
 特定の同性に対して魅了効果を持つ。
 
道具作成(映像機器):D
 魔力により映像機器を作成できる。

死亡フラグ:A+
 お約束。
 危険感知・回避判定のファンブル率が大幅に上昇する。
 用は虫の知らせが極端に悪い。
 このスキルは外せない

【宝具】

『世界観リセマラ男(げんげん)』
ランク:EX 種別:対 宝具 レンジ: 最大捕捉:
 アサシンが死亡した時、マスターが生存しているのならば再び聖杯戦争の舞台に再登場させる宝具。
 再臨時のげんげんはクラスこそ同一なものの、スキルやパラメーターが大きく変動する。所持weaponなども同様に変化する。
 ただし記憶は引き継がれないため敗北時の経験を次回に活かすことはできず、また例外的に『フォーリナー』クラスに殺害された場合この宝具は発動しない。
 ちなみにアサシンはこの宝具の存在を認識していない。
 
【weapon】
リセマラごとに変化。

【サーヴァントとしての願い】
特にない。

【人物背景】
こんにちは、げんげ……アサシンです!
今日は聖杯戦争に参加してます!
真名とか宝具は秘密な!つっても宝具が何なのかは俺もよーわからんのやけど。
この戦争に勝利すれば、何でも願いが叶う聖杯っちゅーアイテムが貰えるらしいで!
自分みたいな一般人が何でサーヴァントになれたのかイマイチわからんけど、召喚されたからにはマスターのために頑張ろうと思います!
俺のマスターはコトミネって神父さんなんやけど、何と監督役の身内らしいんや!
そんでルール違反すれすれの手を使って優勝を狙うつもりらしいで!聞けばアーチャーのマスターとも師弟関係らしいし、もう楽勝やな!
その第一歩として、他の陣営を撹乱するために一芝居頼まれてん、少し緊張するなぁ……
でも、マスターもえらい楽しそうに笑っとったし、大丈夫やろ!
期待に答えるためにも頑張ってリアルに演技せんとな!ほな、またなぁ!


456 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/21(火) 23:16:08 javOHWn60
>>455
なおマスターの愉悦属性に直撃するため相性は良い


457 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/23(木) 15:44:33 veGYauzU0
【元ネタ】ポケットモンスター 黒き英雄/白き英雄
【CLASS】キャスター
【真名】ビクティニ
【性別】不明
【身長・体重】40cm・4kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力A++ 幸運E++++++++++ 宝具A++
【クラス別スキル】
念力:C
 エスパータイプのポケモンとしての能力。
 自身と同重量の物体を飛行させる程度のサイコキネシスを使用可能。

火炎:A++
 ほのおタイプのポケモンとしての能力。
 巨大かつ高威力の火炎弾が生成可能。

【固有スキル】
ポケットモンスター:D
 電子の獣。
 この固有スキルを持つサーヴァントは「クラススキル」が強制的に「タイプスキル」に上書きされ消滅する。。
 クラス相性とは別に個別に優劣が設定されていて、例えば炎は草に強く、草は水に強く、水は炎に強い。
 幻のポケモンは自然のサイクルから外れるためランクが低くなる傾向がある。

勝利の星:A++++++++++
 生まれ持っている絶対の勝者属性。
 戦闘時に自軍全体へ幸運ステータスへの超大幅な補正がかかる。
 自軍内で内戦や仲間割れが起きた場合はどちらにも加護は掛からない。

亡き主の園を舞い(シィル・リバティガーデン):B
 マスターの死亡後も数百年単位で存続し続ける強制発動単独生存スキル。
 土地そのものをマスターとして契約し魔力を吸収しその体を維持できるが、
 代償として一切その土地を離れる事が出来なくなる。

その身その名、伝承と成り果て薄れ逝く(ミシカル・ファンタズム):B
 幻や伝説に指定されたポケモンの中でも自然のサイクルから外れた不死存在、その神に近づいた異常性が持つ第二の特性。
 多くの伝説のポケモンはこのスキルで『テレパシー』を入手するが、
 ビクティニの場合は接触を避け自己を守るための『透明化』の能力を持つ。

【宝具】
『絶黒の宙へ、零白の響を、詠い繋ぐは勝利の星(クロス・ビクトリー・ジェネレート)』
ランク:A+++ 種別:対戒宝具 
 人々の思う理想を真実として確定させ原理の戒めから全てを解き放つ。

 額から爆炎と稲妻を噴出し相手に突進。
 爆炎と稲妻が狭い空間で互いにぶつかり合う合うことで威力が無限に上がり続ける。

 あらゆる因果、戦況、立場、相性、順番、そういった理屈の一切を無視しただの一撃で「約束された勝利」をもたらす炎の翼。 
 発動後はその反動で俊敏と耐久のランクがEまで落ち身動きが取れなくなる。

【Weapon】
なし

【解説】
ポケットモンスター全国図鑑第494番 クラス:幻 「ビクティニ」

勝利と力を象徴する炎の獣。最も過酷な運命の幻想。悪意に追われ、善意によって封じ込められた3体目の英雄。

イッシュ地方にある大地の剣と呼ばれる城を中心にした街、アイントオークに住んでいた。

かつて白竜レシラム、黒竜ゼクロムと共に王国を象徴する伝説として祀られていたが、その王国が竜を従わせる王子達の内戦で崩壊。
それに留まらず二竜の衝突によって土地を支える龍脈が暴走し、最後に残った王がビクティニの力を使う事で大地の剣を龍脈に突き刺しそれを鎮めた。
王は勝利の力を束ねる結界を残したまま力尽き、ビクティニは主を失いアイントオークに縛り付けられたまま永遠を生きる事となった。

時は流れ、その少年達が街を訪れるまでは・・・


458 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/23(木) 22:21:25 ZGpbMJsM0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】チェーザレ・ボルジア
【性別】男
【外見・容姿】赤い牡牛を象ったヘルム&ライダースーツを纏った少年
【身長・体重】161cm・48kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:B+ 魔力:B+ 幸運:A- 宝具:B
【クラス別スキル】
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

対魔力:A(E)
 セイバークラスとしては並以下の抗魔力だか、礼装によってプラス補正を得ている。

【固有スキル】
カリスマ:C
 多くを犠牲にしながら自らの軍を得て、イタリア統一へと手を伸ばしたルネサンス時代の悪の華。

緋衣の破却:EX
 セイバーの全身を覆う具体的外装にして概念礼装。
 ボルジア家の赤い牡牛、枢機卿を象徴する赤衣、宝具の鞘部分が一体化したもの。
 “努力は物理を凌駕する”の銘をなぞることで展開し、幸運と対魔力スキルの一時ランクダウンを代償に、
 本来所有していないAランク以下のスキルを短期間習得できる。
 モチーフとなったボルジアの牡牛は冥界の神オシリスや、金星の女神ウェヌスとも結びつけられ、
 それに由来する英雄固有スキルや肉体の負荷(神性)の獲得をも可能としている。

甘美なる雪白の歌:D
 秘伝の毒薬・カンタレラによる時限式バッドステータスの付与。
 Cランク以上の直感・未来視などを持たない限り、相手はステータス変化に気づけない。
 セイバークラスでの現界のため、ランクがダウンしている。

自己改造:B
 自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる適正。
 致命的な病毒に冒された時、生きたラバの腹を裂いて中に潜り込み、
 その熱い血肉に身を浸すことで、美貌を失いながらも命を長らえた逸話からこのスキルを獲得している。
 たとえ霊基の大部分を失おうとも、幻想種や魔術師の肉体と融合することで■■■■■■――――
 (セイバークラスでは基本使用されない)

【宝具】
『剣の女王(ラ・レジーナ・デレ・スパーデ)』
ランク:B++ 種別:対人/結界宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:4人
「カエサルの偉大な力の前兆と共に。賽は投げられた。“信頼(フィデス)”は武器よりも優れる」
「世界に調和を取り戻さん。――『剣の女王(ラ・レジーナ・デレ・スパーデ)』!」

枢機卿時代に制作させた宝剣。
その刀身には、彼が夢見た野望の果ての風景(固有結界)が張り付けられている。

乙女が牛を聖なる生贄として捧げる『犠牲』の第一面――――
カエサルがルビコン河を渡る『決断』の第二面――――
神々が勝利を讃える『凱旋』の第三面――――
大鷹が地球を抱く『調和』の第四面――――

面を解放するたび、1面につき1回、直後の受動的な判定に自動的に勝利する。
真名解放時には全面一斉開放を行い、敵に致命のカウンター四連斬を見舞う。
天地〇闘の絶対勝利4コマ剣。

【Weapon】
 無銘・ロングソード、銀の指輪(毒入りメリケンサック)

【解説】
「なぜこんな事をしたか?不可能に挑むのは男の本懐だからな」

チェーザレ・ボルジアは「法王の私生児」という、教理で二重に認められぬ存在として生を受ける。
いかな努力を以てしても第一の地位、法王の三重冠を手にすることは絶対にない。
父である法王は、そんな出生を持つ彼に枢機卿の権威と安寧を与えた。

しかし、枢機卿就任当時からチェーザレの眼は、立ちはだかる『壁』の遥か彼方を見据えていた。
22歳の時、教会軍総司令官の地位にあった実弟ホアンを暗殺し、翌年に枢機卿の地位を返上したところから、
彼のイタリア統一への夢――――血と毒と謀略に塗れた野望の物語が始まる。

チェーザレとはカエサルのイタリア語読み。
セイバークラスの彼は、自ら『剣の女王』の図案を考案した17歳頃の肉体と精神テンションを持つ。
英雄の背中に憧れ、自分の王国を夢見た少年のごとき純粋さの側面の召喚。
「友情!努力!勝利!そして世界に平和が訪れる――『剣の女王(ラ・レジーナ・デレ・スパーデ)』!」

【コメント】
悪の大首領〔リリィ〕、まだ瞳にハイライトがある時代。
年収2億円をキャストオフして強くなる。


459 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/24(金) 03:29:58 0A/ZmkPk0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】青歯王ハラルド・ゴルムスソン
【性別】男性
【身長・体重】196cm・97kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力A++ 幸運A+ 宝具?
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
神性:B
 神霊フレイを先祖とするユングリング家の血筋。

勝利の星:C
 生まれ持った勝者としての属性。
 自身の幸運と魔力のランクに上昇補正がかかる。

矢避けの加護:E
 悪友パルナトケとの逸話から。
 仲間からの誤射が1度だけ自然と逸れる程度。

カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
 極端に戦闘を嫌う戦場には不向きな性格だが、
 敵対国や北欧のバイキングを対話や交渉だけで丸め込むだけの圧倒的センスを持ち合わせる。

【宝具】
『我等と共に眠る翼の獣(イェリング・グリフォン)』
ランク:B 種別:対人宝具
 彼には一切の身の覚えがないが、彼の死後に何故か墓の番をしてくれている蛇の手綱を咥えたグリフォン。
 本人にグリフォンに乗った経験がない事に加え、騎乗スキルが足りていないので乗りこなせない。
 ついでに言えばグリフォン君も人を乗せたことがないし喋れない。

 「いやマジで誰よあんた」「キュルルルル」「つか何しに来たの」「キュルルルル」「ほえーデンマーク語でおk」「キュルルルル」

『電脳同調(ブルートゥース)』
ランク:? 種別:対物宝具
 手元に用意された触媒に触れて「英霊の座」にアクセスする事で他人の宝具を召喚し、
 その宝具と魔力ペアリングを行うことで投影を固定する。

 引き出せる宝具は「武装宝具」に限られ、体術宝具や概念宝具などは使用不可能。
 国や街レベルの宝具も処理落ちの危険があるので投影不可能。
 騎馬や軍隊、もっと言えば英霊本人などの「生命体」も一応はアクセスは出来るが呼び出すために相手方の承諾が必要。
 だがしかし令呪やゲッシュのような契約もないのでそれは暴走の危険が伴う。

 かの剣製の英霊を贋作者と呼ぶなら、この英霊はまさに「盗掘者」と呼ばれるだろう。
 彼自身に悪気がある訳ではないがそう呼ばれるのは本当に好ましくないと考え、
 「家系的にハラルドにも所有権がある宝具」のみのアクセスに留めている。その場合DNAを触媒に出来るため手間が省ける。

 もちろん、持ち主本人やその親族の許可が降りれば躊躇いなく使う。

『血統同調投影 偽=無尖剣(ブルートゥース・カーテナ=セカンド)』
ランク:D- 種別:対国宝具
 ユングリング家の血を引く現イギリス王家が持つ礼装。

 ロンドン塔にて保管のための魔術的プロテクトを掛けられており非常に頑丈。
 取り回しやすく消費魔力も少ない為ライダーも愛用している。

 シャルルマーニュ伝説の英雄オジェルダノワや円卓のトリスタン卿の持ったオリジナルのカーテナ剣が失われたための模造品であり、
 今は純粋な儀式礼装なためブリテンの王家に伝わる剣の一つではあるがキャメロットの聖剣のような神秘性はない。


460 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/24(金) 03:31:02 0A/ZmkPk0
(続き)

『血統同調投影 神々の魔法の巨船(ブルートゥース・スキズブラズニール)』
ランク:EX 種別:対船宝具 
 ユングリング家の大祖、神霊フレイが持つ巨大な船。

 北欧の神々を全員乗せて奔る大容量を誇りながら、折り畳めば袋に入り持ち運べる程に小さく軽くなるという魔法の品。
 ドワーフの手によってミョルニル、グングニル等と共に造られた宝具であり史上最高の船とも詠われる。

 それはつまり「この世界に存在する全ての艦船の完全上位互換」という意味であり、

 それはつまり「今後水上に現れる全ての艦船の機能を既に備えている」という意味であり、

 それはつまり「この船が持っていない機能が地球上の艦船に備わっていてはならない」という意味でもある。

 よってこの宝具に分け与える魔力量によって武装のレベルを操る事で「あらゆる艦船からその能力を剥奪する事が出来る」。

【Weapon】
カーテナ剣:とにかく頑丈な剣。

スキズブラズニル:戦艦よりも頑丈なので小さくすれば盾としても使える。

【解説】
デンマーク最古の王朝イェリング。そのユングリング家の大いなる祖。

勝利を象徴するという北欧の神霊フレイの血筋を引き、その血統はなんと現在のイギリス王家、スペイン王家、ノルウェー王家まで続く。

一代にてデンマークの統一、敵国スウェーデンの無血合併、そしてデンマークの十字教化を成し遂げた統一王。

そのずば抜けた交渉能力から次世代通信方式「Bluetooth」の語源ともなった青き衣纏う深き首領。

「青歯王ハーラル1世ゴームソン」または「ハラルド・ゴルムスソン」


461 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/24(金) 13:15:41 oiujlsrQ0
そのうちクヌート大王もサーヴァント化しそう


462 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/26(日) 20:49:50 xZadqlfc0
【元ネタ】インド神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】イスカンダル=スカンダ
【性別】男性
【身長・体重】151cm・40kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A 耐C 敏捷A++ 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。

【固有スキル】
カリスマ:A+
 大軍団を指揮・統率する才能。ここまでくると人望ではなく魔力、呪いの類である。

紅顔の美少年:A
 人を惹き付ける美少年としての性質。
 男女を問わずに対しては魅了の魔術的効果として働くが、抵抗の意思があれば軽減出来る。
 対魔力スキルで完全回避が可能。

マハトマ:A+++
 スカンダと同一視されるクマーラ(サナト・クマラ)に結び付けられたものか、それとも天体の運行を司る神としての特性か、
 天体の運行に応じて様々な力を行使できる。
 特に運命や疫病に関する力の行使を得手とする。

星の征服者:EX
 ターラカジット(ターラカの征服者)の異名からか、星と関連する伝承や属性を持つ者に対する時、戦闘力が上昇する。
(ターラカの名は「星」を意味する)

神性:A+
 神霊適性を持つかどうか。
 スカンダが主体となっていることで大幅にランクが上昇している。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【宝具】
『六神合体(カルティケーヤ)』
ランク:A 種別:対神宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 元々六人兄弟だったのが一つに肉体に融合したとする伝承が昇華された宝具。
 擬似的な多重次元屈折現象を起こし、六面十二臂の姿となる。
 それにより、目・耳・鼻・腕を用いる判定の回数が六倍となるが、魔力消費も六倍となる。

『命脈分かち乱す神槍(ヴェル・シャクティ)』
ランク:B++ 種別:対命宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 真名を開放して投げることで突き刺さった対象の命脈を乱し、破壊、ないし別種の生物に変える力を発揮する神槍。
 曰く、アスラのターラカが化けた巨大なマンゴーの木に投げ当てて半分に分断したところ、それぞれが孔雀と雄鶏になり
 カイラス山に対して投げたところ、山が削られクラウンチャ峠が造られたという。
 対象自体が持つ魔力・生命力を流用するため、宝具そのものに用いる魔力は少ない効率のいい宝具。

【Weapon】
『パラヴァニ』
 スカンダ(カルティケーヤ)のヴァーハナ(騎獣)である孔雀パラヴァニ。ライダークラスの場合の宝具。

【解説】
 インドの軍神スカンダの名がイスカンダルから転じた、という説(現在はほとんど否定されている)に由来する異聞の英霊。
 アレクサンダーと軍神スカンダが混合されており、姿こそアレクサンダーのものだが、混合比率はスカンダのものが色濃い。
 少年期の肉体と混合された理由は、ゼウスの加護によって巨漢となった後のイスカンダルは、
 少年神としての伝承を持つスカンダの肉体として似つかわしくないからだと思われる。

 スカンダは、仏教では韋駄天と鳩摩羅天に相当するインドの軍神である。
 ある時、アグニが7人の聖仙の妻たちに道ならぬ恋をし、それを知ったスヴァーハーが彼女らの姿に化けてまぐわった。
 その後、アシュベータ山の黄金の穴にアグニの精液を注ぎ込み、生まれたのがスカンダであったという。
 この時アグニにはシヴァが、スヴァーハーにはパールヴァティーが乗り移っていたとして、シヴァ神の子である、とする解釈もある。

 スカンダは六面十二臂の姿を持つ美少年であるとされる。
(一説によればスカンダは六人兄弟だったが、彼らを強く愛するパールヴァティーに抱きしめられた時、一つの肉体に合体してしまったという)
 アスラ王ターラカを討つ為に生まれたスカンダは、生後4日目で軍神インドラを含めた神々の軍勢を退けて神軍の総司令官となり、
 生後6日目にして神々を率いてターラカ率いるアスラの軍勢を撃破したという。

 かくして軍神としての力量を見せたスカンダではあったが、前任の神軍の総司令官であるインドラとは、互いに相争う関係でもあった。
 ある時、両者はカイラス山を回る競争を行ったが、判定でカイラス山はインドラに有利な証言をしたため、
 激怒したスカンダは槍を山に投げつけて大穴を開け、それがクラウンチャ峠になったという。


463 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/27(月) 03:57:49 E.d1lK2c0
【元ネタ】史実 日本戦国〜江戸初期
【CLASS】アーチャー
【真名】立花宗茂オルタ
【性別】男性
【身長・体重】179cm・77kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷D- 魔力D 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。

文武の才:A
 道具作成と無窮の武練の混成スキル。
 心技体の完全に近い合一により、いかなる状況下にあっても十全の能力を発揮できる。

軍略:A+
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に超有利な補正が与えられる。

無辜の怪物:B-
 鬼将軍。
 生前の行いから生まれたイメージによって、精神と容姿をねじ曲げられた勇将の姿。
 戦場において常に慈悲無き戦術を選び敵軍への一方的殲滅に拘ってしまう。

 無双の将としての評価と複数の戦術系スキルの重ね掛けで理性を保っているためランクが低下している。

【宝具】
『鬼嵐・雷切丸(マガツ・ライキリ)』
ランク:D 種別:対神宝具
 義父の立花道雪が雷中に潜む雷神を斬り落としたと伝わる太刀。
 神殺しの伝説と無辜の怪物の効果で武器の属性が史実と反転し魔剣に近い物となっている。

 元々金属製でありながら電気を通さないという異常性を持ち、
 落雷や放電を叩き切る。峰や鞘で振れば野球のように弾き出すことが可能。

『戦国無双たる血濡れの鬼軍(ブラッドデッド・デモンズリフレイン)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具
 背に3本の軍旗を差し、返り血で全身が赤く染まった鬼人3000騎の召喚。主兵装は長槍、大太刀、火縄銃など。
 元は人間の姿だが全兵士に「無辜の怪物」が掛かり一騎一騎がEランクサーヴァント級の兵力と更に一部の兵士は宝具を持つ。
 軍勢宝具としては比較的少数だがアーチャー曰く「この程度が自分としては一番動かしやすい。まだ多過ぎるくらいだ」という。

『光備えの先兵』
ランク:E 種別:対人宝具
 鬼人軍先兵300騎が持つ目晦まし宝具。 
 血糊で隠れた金色の兜と白塗りの槍を発光させる。

【Weapon】
太刀:雷切丸。

長槍:騎乗時に使用。

【解説】
「立花宗茂」。恐怖の対象としての側面。

日ノ本における最優にして最強の将。

天下取りの豊臣秀吉や徳川家康始め数々の名将より「日本無双」「鬼将軍」「立花の3000の兵は他家の1万に匹敵する」とも。
それでいて剣術、弓術、連歌、書道、茶道、蹴鞠、能楽、舞踏、料理、彫刻、弓製作など、
多彩な技芸に長けていた文化人としても伝わる。

「徳ありて驕らず。功ありて誇らず。人を用ふる、己に由る。善に従ふ。流るるが如し。
 奸臣を遠ざけ、奢侈を禁じ、民に撫するに恩を以てし、士を励ますに、義を以てす。」

出来過ぎた王の器から自然と兵の士気と信頼は高まり、自然と命を擲って戦ってくれる。
上の者は下に対し我が子のように情を持つ。下の者は上に対し親のように慕う。
故に攻めれば必ず取り。故に戦えば必ず勝つ。

朝鮮出兵における戦果に至っては日ノ本随一の大戦果で、あまりの激戦で騎馬は返り血で染まり、刀は歪み鞘に収まらなかった。

それ以降、関ヶ原や大阪の陣など大戦が起こる度に勧誘や説得の嵐が起き、
敵方に付かれては甚大な被害が出ることは明白と思われて家康直々に説得に奔走する程と伝わっている。


464 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/28(火) 13:09:21 psy8HzYE0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】木曽義仲(源義仲)
【性別】男性
【身長・体重】165cm・58kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失ってから二日間現界可能。

【固有スキル】
軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

反骨の相:B
 一つの場所に留まらず、また、一つの主君を抱かぬ気性。
 自らは王の器ではなく、また、自らの王を見つける事のできない放浪の星である。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

旭将軍:A
 自らに日の出の勢いを与えるスキル。
 戦闘における全判定にプラス補正をかける。
 ただし、このスキルによる補正値は召喚直後が最高潮であり、時間経過でランクと効力が下がっていく。

【宝具】
『微塵丸(みじんまる)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 木曽源氏に伝わる3種の宝刀のうちの一つ。
 なんでも微塵に砕くことができ、通らぬものはないという。
 この刀が敵に命中した際、そのダメージ数値は削減されず、相手が防御に用いた道具も破砕できる。
 ただし、宝具の破砕は不可。

『弓の清水(ゆみのしょうず)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:50人
「私が平家の賊を滅ぼすことができるなら、泉よ、湧き出でよ」と言って弓で地を突くと清水が湧き出したという逸話から。
 弓、ないし矢で地面を突いた瞬間、地下の水脈に働きかけ、清水を噴き上げる。
 アーチャーは主として噴き出す勢いを利用して敵の足止めに用いるが
 矢勢を調整して穴を僅かなものとすることで、噴水の勢いと細さを調整し、ウォーターカッターのように用いることも可能。

【Weapon】
『滋籐の弓』

【解説】
 平安時代末期の武将。
 平氏の大軍を破って入京するも朝廷との関係構築に失敗し、源頼朝の弟義経に敗北した。
 愛妾の巴御前との関係でも有名。

 以仁王の平氏討伐の綸旨に応じて挙兵し、北陸に勢力を広める。
 その後、倶利伽羅峠の戦いで平氏の大軍を打ち破り、都落ちした平氏に代わって入京を果たした。

 入京当初は眉目秀麗な颯爽とした武者振りで注目を集めた義仲であったが、
 無骨で宮中政治の知識や教養を持たなかったが故に、朝廷との関係構築に失敗。
 また、京中の治安回復にも失敗し、率いてきた軍勢がかえって治安を悪化させる始末だったため、義仲の評判は急落する。
(尤も、義仲軍は実際は数多の武士の思惑が絡む混成軍であり、義仲では統率は難しかったが)

 窮地に陥った義仲は平氏討伐に乗り出して評判の回復を狙うが苦戦。
 さらに、義仲が平氏と戦っている隙を狙ってライバルの源頼朝が朝廷に接近し、孤立無援の危機に陥る。
 追い詰められた義仲は平氏との戦いを切り上げ、頼朝の弟・義経率いるの鎌倉軍との戦いに備えるが、
 この頃すでに朝廷の長たる後白河法皇の思惑は鎌倉側へと傾いており、義仲との対立は軍事的衝突に発展する。

 戦いに勝利し後白河法皇を幽閉した義仲であったが、朝廷に弓引いたことで評判は完全に失墜する。
 傀儡政権を樹立した後、頼朝との妥協を図るも果たせず、多勢に無勢と承知の上で鎌倉軍と衝突するも惨敗。
 落ち延びた末に近江国粟津の戦いで討ち死にした。


465 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/30(木) 13:31:59 nox/diLI0
過去スレ見てないので、キャラ被りしてたらすみません
【元ネタ】聖書?・エノク書
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】サリエル
【性別】不明
【身長・体重】cm・kg
【属性】・
【ステータス】筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具

【クラス別スキル】
【固有スキル】
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】


466 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/30(木) 15:22:35 TlfPLz.k0
そこそこの頻度で”EX”見るけど、”EX”は「特殊な」という意味で、
AやSを上回る強力な、ということではないというのを覚えて欲しい。

これには劣るけど固有結界も少なくない気がする。


467 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/30(木) 18:25:18 nox/diLI0
>>465
途中で送信してしまった
【元ネタ】聖書?・エノク書・死海文書
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】サリエル
【性別】不明(天使なので無しという可能性も)
【身長・体重】不明
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B〜A+ 耐久B-〜B+ 敏捷B-〜B+ 魔力B〜A++(キャスター時はA〜A+++) 幸運C〜B 宝具EX

【クラス別スキル】
対魔力 : A+
A+以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、魔術では傷をつけられない。

真名看破 : B
ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。

神明裁決 : A
ルーラーとしての最高特権。
聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。
【固有スキル】
魔眼 : EX
邪視(イービルアイ)を保有。
全ての魔眼の大元にして、全ての邪眼の本家にして、全ての邪視の始祖。サリエルの持つ邪視とは、見ただけで相手を身動きできなくさせたり、死に至らしめる強大な魔力である。
その目を見た者は、どんなに高位の魔術師であっても瞬時に死に至らせ、英霊はおろか神霊クラスでさえ死から免れることはできない。

魔眼避けの加護 : EX
全ての魔眼の元祖であるサリエルには、どんな魔眼も通用しない。護符にすることで、この加護を他者に分け与えることができる。また、護符にしなくとも直接他者に掛かった魔眼の効果を消すことができる。

死者の扉 : EX→A++
魂の看守であるサリエルは、あの世とこの世を自由に行き来することができる。
サリエルが消滅したとしてもその霊核は英霊の座からこの扉をくぐり瞬時にマスターの元へ戻ることができる。また、この扉を使い他のサーヴァントを英霊の座から呼び出したりすることもできる。
ただし、サーヴァントとして現界するためにランクを落としており、使用回数に制限がかかっている。さらに使用する度に、再び使用できるようになるまでの時間がかかるようになっている。

神性剥奪 : EX→A++
他の天使を監視、神に背いた者を堕天使に堕とすということから、聖人や神などの神格を剥奪し、一時的にただの人に堕とすことができる。
本来は堕天使(人以下の存在)にすることもでき、効果も半永久的に続くのだが、サーヴァントとして現界するために神格を落としているため、ランクが少し落ちている。

月の支配者 : A++
神から授かった権限。
月の持つ魔力を自在に行使することができ、満月の時ほどサリエルの能力が高くなる。
ただし、相手がアルテミス(オリオン)などの月そのものを司る神である場合にはこの力は使えず、基本的に相手に逆らう事ができない(神性剥奪などを使い、神でなくすれば使うことができる)。
また、自称月の女王を名乗るBBの権限を奪うことができる。

医術 : A+(キャスター時はA++)
癒す者としての側面。サリエルは医療に優れ、ラファエルの右腕とまで称されており、その技術は、死者以外の全てのものを治すことができると言っても過言ではない。
キャスターの時は、自身の能力が医療に傾いているためランクが上がり、死者の蘇生も可能となる。

長くなったので残りは次で


468 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/30(木) 18:26:13 nox/diLI0
>>467続き


469 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/30(木) 18:28:49 nox/diLI0
>>468何度もミスってすまない
【宝具】
『地獄の門(ヘルゲート)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:100
魂の看守、天使を堕天使化させるという側面から派生した宝具。
相手の魂の行き先を判定し、地獄に繋がる門を開いて、相手を落とす。
その性質上、どこに落ちるのかは人によって異なる。
何故か聖人や神であっても問答無用で地獄に叩き落とすのだがその理由は謎

『邪悪なる月の瞳(イビルムーン・アイ)』
ランク : A+++ 種別 : 対軍宝具 レンジ : 99 最大捕捉 : 1000
月の支配者、死の天使としての側面を表した宝具。
邪視の力を、自身が支配する月に分け与え、月を巨大な目として放つもの。
本来、死の天使はサマエルなのだが、長い年月によってサリエルに取り込まれてしまった。
サリエルが本来持つ邪視を、宝具として更に昇華しているため、その力は絶対なる死。まともに受ければ、ヘラクレスのように多数の命を持つ相手でも、一つ残らず絶つことができる。

『熾天使の右腕(セラフィム・ハンド)』
ランク : A++ 種別 : 対人宝具 レンジ : ー 最大捕捉 : ー
ラファエルの右腕としての側面が強く出ている宝具。
自身の持っているあらゆる医療技術を駆使し、どんな病でも治す。
場合によっては、死者すらも蘇らせることができる。

『嗚呼美しき堕天の姿(ア・ビューティフル・ドロップ)』
ランク : EX 種別 : 対天使宝具 レンジ : ー 最大捕捉 : ー
サリエルが堕天するとき、何も語らずに、自身の意思で優雅に堕天した事に由来する宝具。
使用することによって、堕天使になり、バーサーカーへクラスチェンジする。

『嗚呼甘美なる堕天の味(ザ・ビューティフル・ドロップ)』
ランク : EX 種別 : 対天使宝具 レンジ : ー 最大捕捉 : ー
サリエルがバーサーカーになった時に使用する宝具。
バーサーカー時の天使らしい姿を捨て、完全なる怪物と化す。
この状態では、全てのパラメーターが大幅に上がる。同時に狂化も酷くなる。

【Weapon】
大鎌(名称不明)
死者の魂を狩るとされる鎌。サリエルのメイン武器である。
鍵(名称不明)
サリエルを象徴するもの。主にキャスター時に使用する。
詳細は不明だが、ルーラー時は『地獄の門』を開く時に使用する。恐らく魔術と関係が深いとされる。
この鍵を所持している場合は魔力がA〜A+++になる。

【解説】
「神の命令」を意味する。七大天使の1人で、死と月を司り、医療に優れている天使である。
前述した通り死を司る天使は正確にはサマエルなのだが、名前が似ていることもあり、混合されてしまったと思われる。
これも前述した通りサリエルは魔眼の元祖であると同時に魔眼封じの祖であり、中世では、邪眼の対策として、サリエルの名を冠した護符が売られていた。
クラスがルーラーなのは、死者の看守や、天使の監視などから来ており、他にも死の天使としての側面が強いアサシン、癒す者としての側面が強いキャスター、堕天使としての側面のバーサーカーなどがある。
それぞれのクラススキルのランクは以下の通り
アサシン
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

キャスター
陣地作成 : A+
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。

道具作成 : A
魔力を帯びた器具を作成できる。

バーサーカー
狂化 : EX
サリエルは、堕天する際、何も言わずに優雅に堕天した。それは神に対する異常なまでの信仰心に他ならない。
サリエルは堕天使となっても、神への信仰心は変わらなかった。堕天使したサリエルがバーサーカーとなっている理由は、堕天使であるにもかかわらず神を信奉しているという異常さからである。そのため普通の対話は可能だが、以下の理由によって、対話は控えた方がいいかもしれない。
サリエルは、人間に月の秘密を教えたことによって堕天したとされている。そのようなことをした理由は、神が人間のことばかり気にかけている事に対する嫉妬心とされており、サリエルは内心では人間を恨んでいる。普段であればそれでも人間を気に掛けているのだが、堕天使としてのサリエルはそれが顕著に表れており、どのみち対話することは非常に危険である。もしかすると、『地獄の門』で聖人でも地獄に落とすのは、それが原因なのかもしれない。

他の詳細については前述を参照されたし。

一部独自の解釈あり(主にバーサーカーの部分)


470 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/30(木) 18:32:46 nox/diLI0
>>466
EXって、特殊っていうより規格外だから、いくつかはAより強力っていう意味のやつもあるかと


471 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/31(金) 03:39:03 13QA3Lnk0
・「世界の法則を別の物に置き換える」 アルトリア、エジソン、マグニ、アナスタシア
・「発動さえすれば超強力だが宝具の持ち主一人では完成出来ない」 セミラミス、イスカンダル、シェヘラザード、覚者、ナーサリー
・「必殺級の大技だがその効果対象が大きく限られる」 ジャンヌ、マックスウェル
・「自分と相手の実力差を考慮せず一定以上のダメージを与える」 両儀式、ダ・ヴィンチ、メルトリリス
・「そもそもの魔術基盤であり、あらゆる魔術の上位に立てる神霊の権能」 イシュタル、アビゲイル、パールヴァティ
・「物理法則が適用されない幻想種」 清姫、ジーク君、坂本龍馬
ってのが”特殊で測定できない”の例で、
・「本当に馬鹿げた規格外の強さで押しつぶす」でEXまで行けるのは『光輝の大複合神殿』『天地乖離す開闢の星』『快楽天・胎蔵曼荼羅』くらいの極一部

威力の判断でEXにしてしまうのは多分『王の軍勢』がEXである理由の解釈の違い。
イスカンダルが生前に魔術に触れていて自力であれを発動できるなら「A+」、発動できなくて軍隊だけの召喚なら「B++」
一人では固有結界を維持できない為「軍勢全員」が気合いで結界を支えなければいけないから「EX(特別評価)」なのであって、「威力が高いからEX」な訳ではないはず。

固有結界や破壊力でEXになれるなら『無限の剣製』や『人よ、神を繋ぎ止めよう』もEX評価になるはず


472 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/31(金) 10:04:50 NETefegw0
普通にエヌマ・エリシュが最初に出たランクEXでそれが単純火力でカリバーを上まったからだと思うが


473 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/31(金) 14:53:45 EgGV1beY0
というか弱くてもEX評価になるなんて最近の話で
最初は普通にEXは規格外(に強い)って扱いだったからな
コンマテにもはっきり「EXは別格で、比較の意味が無いほどの強さを表す。」って記されていて図でも100をゆうに超える表記だった
その後徐々に単純な力じゃなくて特殊性でEXになった疑惑のものが出てきて
FGOでようやくA未満の効果しかないと明言されたEXが実装されたんだしな


474 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/31(金) 20:42:59 2QxN5.CU0
wikiに前からパスワードなんてついてたっけ?
自分が書いたやつの内容がいつの間にか改変されてたから直したかったんだが


475 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/31(金) 20:52:54 YFhju3Qc0
最近やたらページ改変されるせいか全ページ管理人さんしか編集できなくなってるっぽい


476 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/08/31(金) 21:24:33 Dkuleats0
ええー、マジかよ
同じく自作鯖を直したかったのに


477 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/01(土) 03:50:21 RUv8KdCI0
確かここに投稿せずに直接wikiに書き込んでるバカもいたからな
恨むんならルール守らない奴らを恨むんだな


478 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/01(土) 07:38:27 SoNiVX9Q0
オルタニキもクリードコインヘンで筋力アップすると筋力EXになるって書いてたっけか


479 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/02(日) 20:42:14 tScKC4O60
改変されてもそれが改良だったならまだマシなんだがな
稚拙な文&誤字まみれなうえに
ぼくのかんがえた最強の性能みたいなのに改悪されてるからなあ


480 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/04(火) 01:12:31 2ThFplNk0
そんなことよりサーヴァント作ろうぜ!


481 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/04(火) 04:20:37 ioLD4HTo0
【元ネタ】宿直草
【CLASS】キャスター
【マスター】浮川太郎
【真名】絡新婦
【性別】女性
【身長・体重】なし・なし(現界中は173cm・61kg)
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷E 魔力E- 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E-
召喚の際の触媒により魔力をほぼ失っている。通常の召喚であればB相当の対魔力を持つ。
現界中はせいぜい普通の人よりも勘が少しいい程度。

営巣:A+
ネットワーク上に自分だけの領域を作成し攻撃と防衛を行う。
彼女の領域と接続した場合、ネットワークから切断しても別のネットワークから攻撃を受け続けることになる。
現界中は自分の部屋に鍵をかけて刑部姫や黒髭的な怪しいことをするのに使用している。

【固有スキル】
真名検索:B
周囲の情報機関を用いて相手の真名の候補を探し出すが、触媒の性能によりランクを落としている。
真名の真偽の判断はマスターが行う。

情報操作:A
SNS、動画サイト等を利用し情報操作を行う。
絡新婦としてチャーム(B)を有しており視聴者に対して扇動(C)の効果を持つ。

男性特攻:D(狂)
生物としての本能による特攻。
男性と認識すれば性別が女性であっても効果を発揮する。
逆に女性と認識すれば性別が男性であっても効果は発揮されない。

【宝具】
『蜘蛛の女王による虚構破壊兵器(ネットワーククライシス)』
ランク:A 種別:対情報宝具 レンジ:ネットワークの通信範囲全て 最大捕捉:40億人
蜘蛛の本能とネットワークが合わさった宝具。
ネットワーク上のありとあらゆる物を喰らい尽くし再構築するコンピュータウイルス。

『幽現降臨(2D or Not 2D)』
ランク:D 種別:対主人宝具 レンジ:マスターから半径4m以内 最大捕捉:マスター1人
ネットワーク端末から現実世界へ現界する。またはその逆。
ネットワーク上の彼女に命令を下す場合はロジックを組む必要があるが、
この状態の彼女はマスターの思考を読み取ることができ、
読み取った情報を学習してネットワーク上で活用することができる。
現界中のステータスは本来のパラメータと変わらない為、少し頑丈な19〜20程度の女性となる。
現界を続けるにはマスターから継続的な魔力供給が必要となる。

【Weapon】
『スマートフォン』
市販のスマートフォン。
現界中の彼女を支える現代機器。
大切なもの。

【解説】
女郎蜘蛛の死体とネットワーク端末を触媒に召喚されたサーヴァント。
召喚の直後に高速詠唱により1画の令呪を用いて使役に成功している(マスターが女性の場合は召喚自体に失敗する)。
1画目の令呪は男性であるマスター自分を殺さないこと。
現代技術の最高峰であるネットワークを触媒に使用したことにより魔術的要素をほぼ失っている。
ネットワーク上に住むサーヴァントであり、実体化しない限り質量を持たない。


482 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/05(水) 16:53:32 sNWVdWHY0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ヘラクレス
【性別】男性
【身長・体重】253cm・311kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷A+ 魔力A 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。

【固有スキル】
神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 主神ゼウスの息子であり、死後神に迎えられたヘラクレスの神霊適性は最高クラスと言えるだろう。

戦闘続行:A
 生還能力。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

心眼(偽):B
 直感・第六感による危険回避。

勇猛:A+
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『十二の試練(ゴッド・ハンド)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 ランクB以下の攻撃を全て無効化。また死亡しても自動的に蘇生(レイズ)がかかる。
 蘇生のストック数は十一回。つまり、ヘラクレスは十二回倒されなければ消滅しない。

『神獣の裘(コル・レオニス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 ネメアの獅子の皮。
 人類の文明そのものを拒絶する人理否定の化身たる魔獣の皮を加工したこの裘は、人が生み出すあらゆる道具を無効化する。

『執金剛神・金剛杵(ネク・プルス・ウルトラ)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1000人
 インド神話の軍神インドラの武器ヴァジュラの原典。不滅の鎚矛とも呼ばれる。
 相手との間合いに応じて短柄の棍棒としての形態と長柄の鎚鉾としての形態を切り替えることが可能。
 さらに真名開放前でも強力な雷を纏うが、
 真名を開放する事でアトラス山を両断した時の威力――限定的・擬似的な時空断層さえ発生させる強力な雷撃を放つ。
 ――仏教において執金剛神は金剛杵(ヴァジュラ)を武器とする神だが、その起源はギリシア神話の英雄ヘラクレスであるとされる。

『射殺す百頭(ナインライブス)』
ランク:C〜A+ 種別:不明 レンジ:臨機応変
 手にした武具、あるいは徒手空拳により様々な武を行使する、言わば『流派:射殺す百頭』という技術そのものが宝具化したもの。
 武具の力を最大限まで引き出し、対人から対軍、城攻めに至るまで状況に合わせて様々な形を見せる。

【解説】
 ギリシャ神話の大英雄ヘラクレスがランサーで召喚されたもの。
 2つの宝具による鉄壁の防御性能と、戦局を決定づける対城宝具、さらには射殺す百頭による様々な状況への対応能力を持つ。

 主要武器とする『執金剛神・金剛杵(ネク・プルス・ウルトラ)』はインドラ神の持つヴァジュラの、より原典に近いカタチである。
 曰く、金剛杵(ヴァジュラ)を武器とする執金剛神の起源はヘラクレスに由来し、ガンダーラ美術では、仏陀の脇侍としてヘラクレスが配されるという。
 ヘラクレスが原典を所有していたからこうした伝承が残ったのか、後世の影響が宝具として具現化したのかは定かではないが、
 ともあれ、執金剛神の持つ金剛杵(ヴァジュラ)は元は雷神インドラの武器であり、雷神ゼウスの子であるヘラクレスにも馴染みやすい武具であると言える。

 また、この宝具はアトラス山を横断する為に山を真っ二つにしたという不滅の槌鉾と同一の武具である。
 2つに分かたれたアトラス山はヘラクレスの柱と呼ばれるようになり、世界の西の果て、あるいは異界への門と捉えられるようになったという。
 時空断層を生み出す性質は、この世界の果てと捉えられた逸話に由来する。

 不滅の鎚鉾は棍棒と解釈されることもあり、宝具として現界した『執金剛神・金剛杵(ネク・プルス・ウルトラ)』 は鎚鉾と棍棒の2つの形態を持つ。
 ヘラクレスの武器として棍棒は弓と同じく象徴的な武器であり、ある意味では尤も近接戦闘で扱いなれた武器とも言えるだろう。

 唯一にして最大のデメリットは魔力をバカ食いするという点。
『十二の試練』『神獣の裘』 を維持するだけでも並の魔術師なら息切れし、
『執金剛神・金剛杵(ネク・プルス・ウルトラ)』 の真名開放に至っては卓越した魔術師でさえ命が危うくなる。


483 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/05(水) 21:26:27 Ci3IO5uA0
BBちゃんが面白いスキルコマンド持ってたから再度修正投稿

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】藤丸立香
【真名】ハンス=ウルリッヒ=ルーデル
【性別】男
【身長】175cm
【体重】65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C(専用機体搭乗時のみA++) 魔力E 幸運A 宝具A+
【能力】
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物、特に爆撃機であればA++まで乗りこなせるが
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

狂化:EX
 パラメーターをランクアップさせ、理性の大半を奪われるはずなのだが、彼の場合は愛機を駆る際の高度なベクトル計算や部隊の指揮など
 高度な思考能力を備えており、戦闘時以外の会話も十分に可能。
 だが、彼の思考は"祖国の敵を倒す為に出撃する"という思考で固定されており、片足を失ってもマスターだろうが総統閣下の言う事だろうが聞きはしない。
 簡単に言うと方向性は少し違うが土方歳三やスパルタクスと同類である。

ソ連人民最大の敵:A++
圧倒的な物量を物ともせず損害を与え続け、遂にはスターリンから名指しで懸賞金を掛けられてしまった。
代名詞とも言えるカノーネンフォーゲルの初陣で、敵司令官は『ぜ、全滅!?12両のT34がたったの数分で・・・ば、化け物か!?』と喚いていたらしい。
ロシアに関連するサーヴァントに対して特攻を持つ。

【固有スキル】
出撃特権:EX
 総統閣下をしても彼の出撃を止めることが出来なかったという事実
 そして『公式』出撃回数2530回という人類最高峰の出撃回数を繰り返した彼のみに与えられた唯一無二のスキル。
 撃破記録の過少報告、戦果の移譲や病院からの脱走といったあらゆる手段を用いて戦場へと出撃する。
 3ターンの間、自身のコマンドカードを3枚強制的に配布した上でクリティカル時の攻撃力をアップさせる効果を持つ。
 クラス相性、ロシア特攻からアナスタシア絶対殺すマンである。

直感(偽):A
 戦闘時、常に自身にとって空対空攻撃“を感じ取る”能力。
 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させるが、それは空を飛んでいる敵からに限られる。
 地上からの攻撃も感じ取れない事は無いがその効果は半減する。
 被撃墜数30回を数えながら敵戦闘機には一度も撃墜されなかった事から。
 1ターン回避と、敵全体の空中の敵に対して攻撃力ダウンの効果。

空の魔王:EX
 本来は『無辜の怪物』と同等のスキル。
 通常このスキルは、生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられてしまうが
 彼の場合は、調べてみたら、前線に留まり出撃出来るように戦果を過少報告したり、入院中も書類を偽造して出撃したり
 総統閣下からの勲章を受け取る際の条件として『もう2度と私に地上勤務をするなと言わないのならばその勲章を受け取りましょう』と
 好き放題やらかしていた事実が判明した。また大戦後も度々やらかしている。別名をアンサイクロペディアが嘘をつけなかった男。
 3ターン攻撃力アップとスター集中度上昇。
 
【宝具】
『急降下爆撃1941(ノーズダイブボンバーナインティーンフォーティワン)』
ランク:A 種別:対艦宝具 レンジ:900メートル 最大捕捉:1 
 ロシアの戦艦『マラート』を一撃で沈めた魔王の産声。
 部隊による共同戦果ながら、一機の航空機がこの爆撃により戦艦を真っ二つにしたという戦果の再現である。
 『ジェリコのラッパ』と呼ばれる怪音により恐慌を起こし敵を回避不能とするが、あくまで爆撃の為、空を飛んでいる敵に対してはその威力は半減する。
 効果としては、無敵貫通、必中、地上の敵への特攻、空中への敵へのダメージ半減。敵単体に超強力な攻撃。

【解説】
説明不要の空の魔王。
BBちゃんのカード固定スキル見てこっちの方が閣下らしいと思った。
カード構成はバスターゴリラか、BBQQA宝具Bの準ゴリラのどっちか。


484 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/05(水) 23:12:58 jOyDhVpk0
説明不要って解説は嫌い


485 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/06(木) 16:43:09 N1j6Cyt20
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】馬武 子張
【性別】男性
【身長・体重】182cm・81kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷A 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
無頼漢:A
 騎乗スキル・単独行動スキルの複合スキル。オマケとして宴会に強くなるなどの効果を持つ。

乱戦の心得:B
 敵味方入り乱れての多人数戦闘に対する技術。
 軍団を指揮する能力ではなく、軍勢の中の一騎として奮戦するための戦闘技術。

殿の矜持:B
 防衛戦、撤退戦など不利な状況であればあるほどに力を発揮する。

四七の星将:A
 四七――すなわち二十八宿の星座に対応する雲台二十八将の一人。
 光武帝を支える天命をすでに背負っているが故に、他の運命を拒絶する力を持つ。
 具体的には運命・因果律への干渉に対する耐性として効果が発揮される。

【宝具】
『獨殿・還陷陣(われひとりにて、じんをおとす)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 光武帝の軍が敗走し、殿を務めた時に発揮された絶倫の武勇が宝具に昇華されたもの。
 戦いで数的不利を背負う時、彼我の人数差に応じてパラメータおよび攻撃範囲が増加する。
 さらに、効果時間中はダメージによる身体能力の劣化が発生しなくなる。

【Weapon】
『戟』

【解説】
 後漢の武将。
 光武帝に仕えた雲台二十八将の十五位にして、先鋒、殿軍として無敵を誇った猛将。
 歯に衣着せぬ性格で酒を好み、酔えば面と向かって他の将の短所を述べたという。

 王莽の末に訪れた戦乱の時代、緑林の盗賊として頭角を現す。
 漢軍に合流した後は更始帝の配下である謝躬に従った。
 更始帝からの独立を目論んでいた劉秀(光武帝)は、宴の席で謝躬を暗殺せんと計ったが、馬武の武勇を憚って果たせなかった。

 その後、劉秀は馬武をおだてて懐柔した後に謝躬を暗殺。
 謝躬の死を知った馬武は慌てて劉秀に降伏し、宴会でも自らお酌をしたという。

 劉秀に降伏した後は、他の諸将をして一歩退かせる程の猛将として各地で活躍。
 慎水での戦いでは敗走する軍の殿を一人で務めて敵軍に突入、かえって敵陣を陥れるという豪勇を発揮した。
 隴西の戦いでも敗走する味方を守る為に精鋭の騎兵を率いて殿軍となり、
 逆に敵の追撃部隊を壊滅させるという凄まじい武功を挙げている。

 一方で大雑把な気質の持ち主で、
 援軍を頼みにして窮地に陥り、追い詰められた末に必死に戦って何とか逆境を盛り返した事もある。
 光武帝没後の西羌との戦いでも(最終的には勝ったものの)大敗を喫して千人以上の死者を出した。

 元々がならず者だったが故か、光武帝配下の中でも屈指のトラブルメーカーでもあった。
 将軍になった後も軍吏を殺して解任されたり、
 自身の地位を追い越した馬援を誣告したり、楊政に対して傲慢な対応を取り襲撃されたり、と
 光武帝の配下の中では珍しく人品が伴わない人物であった。

 その傍証として以下の逸話が挙げられる
 光武帝の天下統一後、宴会の席で光武帝が「戦乱の時代になっていなかったら何になっていたか」と諸将に問うと、
 馬武は「守や尉として盗賊を取り締まっていたでしょう」と言った。
 これに光武帝は大笑いし「ひとまず盗賊にはなるなよ。亭長となれば立派なものだ」と述べたという。


486 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/06(木) 23:02:49 qHCN9TC.0
世界史の教科書とかに載ってる偉人でサーヴァントになれるの何人いるんやろ?


487 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/10(月) 18:03:13 wMbx9jps0
【元ネタ】ジョジョの奇妙な冒険 SBR
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】ファニー・ヴァレンタイン
【性別】男
【身長・体重】187cm・74kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力 D 耐久 D 敏捷 D 魔力 D 幸運 A++ 宝具 EX

【クラス別スキル】
神明裁決:B 召喚された聖杯戦争に参加している全サーヴァントに対して、2回まで令呪を行使できる。
 他のサーヴァント用の令呪を転用することは出来ない。

真名看破:B 
 ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
 ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。

対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。

【固有スキル】
カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。

直感:A
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
 生前、大統領は桁外れの決断力の高さと機転の良さから危機的状況を回避してきた。

扇動:A
 支持率91%を誇る大統領の大衆・市民を導く言葉と身振り。
 個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働く。

愛国者:EX
 生前にどれだけ自分の祖国を愛していたか。
 自身の祖国以外の出身のサーヴァントに対して特効を得る。


488 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/10(月) 18:06:41 wMbx9jps0
【宝具】
『いともたやすく行われるえげつない行為(ディーフォーシー)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
物と物の隙間に挟まることにより並行世界を行き来する事ができる大統領の宝具。
これにより自身が致命傷を負っても、霊核が破壊されない限り無傷となって戻ってくる事ができる。自分自身を複数連れてくる事も出来る。
基本世界の大統領がいる場合、並行世界の大統領は『直感』『扇動』以外のスキルと宝具は失われる。
また挟んだものを並行世界に連れて行く、逆に基本世界に連れてくる事も出来る。
もう一人の自分自身と遭遇した場合、全く同じものは世界に二つ存在できない法則から対消滅が起きる。また、これは物に対しても適用される。
そのため対消滅を利用した対人宝具でもあるため、相手の不死性を無視した攻撃が可能。
唯一の例外は大統領だけであり、もう一人の自分をいくら連れてきても対消滅は起こらない。

『揺るぎなき愛国心(ラブトレイン)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:無限大
聖なる遺体の所有者となった大統領の宝具。
空間と空間の隙間にこの世の全ての善いものだけを集める対界宝具である。この宝具により隙間内にいる間、大統領は無敵となる。
隙間の中にいる大統領への攻撃は次元の壁により阻まれ、被害はアメリカ合衆国民以外の全ての人物にランダムに飛ばされる。
隙間は幸福で満たされており如何なる傷も一瞬で癒す。
また土地全てが大統領に味方し、敵対する全ての者に対して、『物』や『野生動物』が襲いかかる。
大統領に敵対する者は傷を負った場合(擦り傷でも)人間なら心臓へ、サーヴァントならば霊核へと傷が移動し致命傷となる。

『白いハンカチ(オールジャスティス)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
死して発動する宝具。既に脱落したサーヴァント1体を並行世界から召喚する。
脱落したサーヴァントが居ない場合、自動的にルーラーのクラスから召喚される。
召喚されるサーヴァントは大統領との目的が一致した者が選ばれ、また召喚されたサーヴァントは全てのステータスを1ランクアップし、Aランク相当の単独行動と戦略を得る。
脱落したサーヴァントだとしても、並行世界では全く違うクラスの可能性もある。

【Weapon】
リボルバー式拳銃 : C
大統領が使う拳銃。
平均的なアーチャーの矢と同程度の威力を有している。

幽波紋(スタンド): A
【ステータス】筋力 B 耐久 B 敏捷 B 
人型のヴィジョンであり実体があるためステータスを保有している。
意思は無く、大統領の意思でのみ動く操り人形のようなもの。
スタンドがサーヴァントに対し攻撃や防御をした場合、このスタンドのステータスが適応される。
スタンドが破壊されれば本体である大統領も死ぬことになる。


【解説】
ジョジョの奇妙な冒険SBRのラスボス。
アメリカ合衆国大統領であり、アメリカ大好きおじさん。
原作でやっていた事をそのまま宝具として改良したら、物凄く強くなってしまいました。
大統領は作中で死亡後にアメリカを繁栄させるために聖なる遺体を手に入れるという目的を果たしています。
そのため聖杯への願いも特に無さそうだしルーラーのクラスにしてみました。
正直、愛国心のあるサーヴァントやアメリカ出身のサーヴァントを優遇しそうな感じがありますが
彼ならきっちりルーラーの役割を果たしてくれるはず・・・多分。


489 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/12(水) 13:52:11 ptNEZn8w0
【元ネタ】ベオウルフ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ベオウルフ
【性別】男性
【身長・体重】186cm・81kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。
 大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。

【固有スキル】
ベルセルク:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化、格闘ダメージを向上させる勇猛スキルと、狂化スキルの複合。
 王道踏破スキルと噛み合わせが悪いという欠点がある為、老いたベオウルフはこのスキルの発動に慎重である。

直感:B
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を"感じ取る"能力。
 老年期に入ったことで直感に逆らうことが少なくなっている。

戦闘続行:B
 往生際がとことん悪い。
 老年期に入ってからもそのガッツは健在であり、火竜を仕留めるまで息絶えることはなかった。

王道踏破:C
 王たらんとする態度を貫くことにより効果を発揮する自戒系スキル。
 一部ステータスの向上に寄与するが、王道を破るような真似をすると弱体化してしまう。
 彼の場合は「謙虚に振る舞うこと」「私利私欲を抑えること」「たとえ守るべき者に咎があろうと、外敵の脅威からは守ること」で、
 耐久・敏捷のランクが上下する。

【宝具】
『赤原猟犬(フルンティング)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 血の臭いを嗅ぎ付け、ただ振り回すだけで最適格な斬撃を撃ち込んでくれる魔剣。
 一撃喰らわせる度に、刀身に血液が流れ込み、赤色に輝き出す。

『鉄槌蛇潰(ネイリング)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 剣というよりは鋼鉄でできた棍棒に近い基本的に叩き潰すことを目的とした剣であり、切れ味は無いに等しい。
 なお、ある程度以上の回数使用で破壊される恐れがある。
 ただし、破壊された瞬間は大ダメージを与えることができる。

『必捷怒涛(ブレシッド・デリュージュ)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:300人
「勝利を呼ぶ」と評された一発限りの必殺の魔剣。奥の手。
 若かりし頃の彼が剣でも拳でも敵わなかった怪物――グレンデルの母を打倒した宝具。
 洪水が巨人族を滅ぼす模様が彫られた大剣で、
 真名を開放することで刀身にルーンで封じられた『大洪水』の記憶が実体化し、その聖性と大質量を巨大な水刃として敵を薙ぎ払う。
 対粛清ACでしか防げない攻撃数値に加え、魔性、悪性に由来する能力での対抗を封じる効果もある。
 なお、この宝具は一度しか使用できず、使用後は刀身が失われる。

【解説】
 セイバークラスで召喚されたベオウルフ。
 火竜と戦った老王としての姿で召喚された結果、宝具『源流闘争』は失われ、スキルにも変化がある。
 また、セイバークラス限定の宝具として、若き日のベオウルフでも敵わなかったグレンデルの母を討滅した巨人の大剣を宝具として所持している。

 バーサーカークラス時の獰猛な戦いぶりは鳴りを潜め、膂力の衰えを直感と経験で補う戦巧者となっている。
 敏捷のランクがバーサーカーの時より上昇しているのは、素早くなったというより戦い方に変化から来るもの。
 どちらが強いかは状況にもよる為、甲乙つけがたいが、宝具『源流闘争』の喪失により格闘戦はバーサーカー時の圧勝だろう。

 王道踏破スキルの自戒があるために表面化はしにくいが、その根底には往時と変わらぬ凶暴性が存在する。
 私利私欲に走らずに国を治めた賢王ではあるが、王であるよりも破壊を求める衝動は、今なお彼の内に眠っているのだ。
 だが、衝動に従っても、老いた肉体は彼の凶暴性に応えきれず、かえって弱体化してしまう。
(王道踏破スキルの自戒を破る事によるパラメータダウンの影響もある)

 仮に、老練な戦いぶりを捨て、本来の凶暴性を発露させるべき状況があるとすれば、
 武器も蓄えた経験も生かせぬ火竜のような難敵を相手に、万一の勝機を掴み取ろうとする場合のみだろう。


490 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/12(水) 14:57:36 jY3gVT.Y0
【元ネタ】ジョジョの奇妙な冒険 SBR
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ジョニィ・ジョースター
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D++ 耐久D 敏捷C+ 魔力C 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:D
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
マスターを失っても半日間は現界可能。

騎乗:C
騎乗の才能。騎馬なら人並み以上に乗りこなせる。

【固有スキル】
スタンド使い:EX
『幽波紋』と呼ばれる存在を使役する。
スタンドとは力宿す幻像、姿を持った超能力。
スタンドはスタンドでしか倒せず、本体の精神性を能力は反映する。
同スキルまたは霊視能力を持たない者に『スタンド』は視認不能。
サーヴァントとなった際に、別のスキルと統合された。

漆黒の意志: A
戦闘狂や殺人嗜好とは一線を画す純粋な殺意。
己の正しいと信じる目的へ向かう為ならば他者の犠牲をもいとわない。

【宝具】
『空転爪牙(タスク)』
ランク:C 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1
自らの手足の爪を高速回転させる。
爪は回転エネルギーによって極めて鋭利になっていて、
回転する爪で地面に触れるだけでその延長線上を切断する。
また射出することで拳銃並の破壊力を連射する事も可能。


『空転爪牙・弾痕走狗(タスク・アクト・ツー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜25 最大捕捉:1
爪弾によって刻まれた弾痕を十数秒の間自在に操作する。
弾痕は物から物に移す事すらも可能になるが、連射可能な弾数は爪の数まで。
ただし、ある種のハーブを摂取する事で爪弾の自然回復を早める事ができる。

『空転爪牙・弾痕潜行(タスク・アクト・スリー)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜25 最大捕捉:1
十数秒の回転持続時間の間、弾痕と共に自身の肉体を自在に移動させる事が出来る。
体の一部分だけを「穴」を介して別の場所へ送り出すことで射程の延長も可能。

『黄金螺旋・必滅爪牙(タスク・アクト・フォー)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:無限 最大捕捉:1
馬を特殊なフォームで走らせることによって生まれたエネルギーを、アーチャーが鐙を通じて受け取ることで使用できる宝具。
その性質は『万能の願望器』のそれに近く、相手に対するアーチャーの意志を必ず実現させる力である。
敵の撃滅を願うならば物理的障害も次元障壁も、果ては世界すら超えて標的に追いすがり、着弾によって対象を組成する一切を粉々に分解し異世界へと放逐する。
ただしアーチャー自身もこの宝具を完全には制御できておらず、解除するには再度宝具を使用して相殺する必要がある。

【備考】
乗騎『スローダンサー』と共に召喚される

【解説】
虚構のはずの世界の異能の騎手。
特異点内の聖杯大戦において幻想世界側のアーチャーとして召喚される。
本来ならば彼も創作物のはずだが、通常の英霊として召喚されたことから実在する可能性がある。

………という妄想。


491 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/12(水) 21:32:43 jc3nkmWM0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】在原業平
【性別】男性
【身長・体重】167cm・57kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:_
列島に未だ神秘が残る時代の貴人だが、全く魔術の才能を持たない間桐慎二を依代に召喚された擬似サーヴァントであるため失われている。
代わりに固有スキル「沖つ白波」(後述)を有するが、その効果は非常に限定的。

騎乗:C
騎乗の才能。日本各地を放浪した逸話を持ち、大抵の乗り物を人並み以上に乗りこなせる。
ただし、幻想種は該当しない。

【固有スキル】
無辜の怪物(昔男):D
伊勢物語の主人公として被せられた「自由人を装いつつ搦め手から権力を切り崩す策士」のイメージ。
本来はA+相当だったが擬似サーヴァントとして宿主にした人間の影響で大幅に緩和されており、復讐者としての側面よりも弱者に寄り添う(つけ入るともいう)優しさが強調されている。
稀代の美男にして色好みと名高い業平だが、実態は弱味を抱えた人間をたらしこむ一種のカリスマの持主で、魅了スキルは持たない。

略無才学、善作倭歌:B
六歌仙が一人と謳われる和歌の才能。
魔術の原理はほとんど理解していないが、複雑な詠唱も一句の和歌として難なくこなすことができる。
当意即妙に歌を詠み、武官としての任務も問題なく遂行していた業平だが、家庭環境から一芸を突き詰めることはできなかった。
歌人としては一目置かれながらも、政治の場では学のなさを露呈することも多かったという。

沖つ白波:C+
依代の影響でかなり軽減されているとはいえ、ともすれば「昔男」に塗りつぶされそうな業平の人格を繋ぎとめている妻の愛(?)。
それが女性によるものである場合に限り、同ランクまでの呪詛・魅了を無効化する。
一夫多妻が当たり前だった平安時代、業平もまた、幼馴染でもある妻が何も言わないのをいいことに自由な恋愛を謳歌していた。
しかしある晩彼女が嫉妬を物理的に抑え込むホラーな現場を目撃し、以後は改めたという。


【宝具】
『神さへ鳴りたる芥川(つゆとこたへてきえなまし)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜15 最大捕捉:1人
伊勢物語のクライマックスを昇華した宝具。
敵対する藤原氏の娘・高子との駆け落ちとその顛末。
対象を適当な密室に閉じこめて簡易な結界とし、平安時代の神秘を擬似的に再現する。結界の内には一匹の鬼が潜み、中の人間を一口で喰い殺す……らしい。
逸話の性質上、業平本人は宝具の内側で起こることを一切感知できないのである。
業平が結界を解き内側を覗くことで、あらかじめ決まっていた
「中の人間が八裂きにされて死んでいる」
という状況が相手の力量に関わらず実現する因果逆転じみた宝具。
敵一人を確実に仕留める方法としては適しているが、発動には密室を別途用意する必要がある上、複数人を同時に閉じこめた場合は喰い殺す対象を選択できない。
対処法は業平が中をチェックする前に結界から脱出すること。

【weapon】
武官として用いていた無銘の弓矢と直刀。
また鷹狩の名手としても知られ、生前飼っていた鷹を使役することもある。


492 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/12(水) 21:33:29 jc3nkmWM0
【解説】
和歌の名手として名高い平安初期の英霊、在原業平が間桐慎二を依代として憑依融合した擬似サーヴァント。
歴とした史実上の人物で、「伊勢物語」の主人公として日本国内の知名度も高いが、ある理由からこのような形での召喚となった。
基本的には物語どおりの雅な貴公子として振舞っているが、宿主の影響か(あるいは英霊の本性か)時おり酷薄で皮肉屋な言動が見え隠れする。
女性は揺りかごから墓場まで口説く方針だが、パールヴァティーにだけは頭が上がらないらしい。

両親ともに天皇直系の子孫という高貴な家柄に生まれ、本人も皇族として生きていくはずだった。
しかし父親王が薬子の変に連座したことで運命が暗転する。
戦後権力を握った藤原北家による弾圧が息子たちにまで及ぶことを恐れた父は、彼らを臣下に降ろすことを決断。
こうして在原姓を名乗ることになった業平は、本来の身分からは考えられない下級官僚に甘んじるしかなかった。

世間は業平の境遇に同情的で、後に藤原氏に反感を抱く作者によって彼をモデルとする「伊勢物語」が作られた。
主人公「昔男」は一見気ままなドンファンだが、彼が接触を持つ人物は、

・藤原氏の思惑で位から降ろされた廃太子
・巫女として伊勢に閉じ込められた斎宮
・都の貴族から蔑まれていた東国武士の娘

など、何らかの形で藤原氏の政治秩序から疎外された者ばかりである。こうした地道なアンチ藤原工作の総仕上げこそ、入内の決まっていた藤原家の姫、高子の誘惑と掠奪であったが、この駆け落ちは失敗に終わる。

現実の業平は下積み時代こそ長かったものの、最終的には蔵人頭(現在の首相秘書官に相当)まで出世しており、物語のように反体制的だったわけではない。歴史書には藤原氏とも(嫌味混じりではあるが)同僚として酒を飲み交わす姿さえ描かれている。
しかし通常のサーヴァントとして召喚された業平には伊勢物語の影響による「無辜の怪物」が強く作用してしまっており、藤原氏への敵愾心が前面に出たアヴェンジャーとして暴走しかねない。
だが今回の宿主は

・古い血筋と大抵のことはソツなくこなせる器用さに恵まれながら、本人が最も望む分野で力を振るえない皮肉
・「色好み」のペルソナと屈折した内面のギャップ
・溜め込んだフラストレーションを女性に向けるどうしようもなさ

と、生前の業平と酷似した精神性の持ち主であった。
その結果、死後に被せられた復讐者の性格が大幅に削ぎ落とされ、ライダークラスでの現界が可能となっている。

【コメント】
ライダーの他にアーチャー適性も有するが、通常の召喚では確実にアヴェンジャークラス。
業平はとっくに既出だけど、慎二でも擬似鯖になれそうな英霊がこの人くらいしか思いつかなかった。


493 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/13(木) 02:52:44 CC/.Xj8A0
【元ネタ】Fateシリーズ?
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】謎のマキシマムヒロインX
【性別】女性
【身長・体重】256cm・256kg(アーマー含む)
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A++ 耐久A+++ 敏捷A++ 魔力A++ 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
復讐者:A
 特に恨みはないが全サーヴァントは消滅してもらう。

忘却補正:A
 無限にセイバーを生み出し続ける創作者達への怨鎖。
 どうせ貴方達の解釈や衣装チェンジで全員セイバーになれるんだからサーヴァントは皆殺しでも構わないですよね。
 ていうか騎士道とか一切関係ないはずのフランケンシュタインがセイバーになった時点で、もう
 結局セイバーの条件とか「剣持ってるかどうか」なんですよ。
 ライダーの条件知ってます?「騎乗槍の所持」ですよ?そんでステイナイトのライダー見てみてくださいアイツ鎖ですからね!
 つーかそんなの女装ライダーとアキレウス出るまで一人もいなかったじゃないですか!
 おのれ茸!適当なこと言いおって許せん!ヤロウオブクラッシャー!

自己回復(魔力):B
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
 魔力を微量ながら毎ターン回復する。
 あれ、コスモリアクターと効果同じですやん。
 困ったな。魔力補給と魔力補給で魔力補給が被ってしまった。

【固有スキル】
コスモリアクター:EX
 最大稼働。
 世界の最果てよりエーテルパワーを受信し輝くハイパーなリアクター。
 こうなっては絶対に破壊不可能であり、謎のヒロインとマキシマムアーヴァロンに無限のエネルギーを送り続ける。
 もし何かの間違いでうっかり破壊されたら暴走したセイバー線で宇宙が吹き飛ぶ。

騎乗:E
 もう走ったほうが早い。

剣王宣言:C+
 相手を鉄装備のセイバーに変化させる。いわゆるリプログラミング。
 これはチートではありません。いつかセイバーになるならもうセイバーになったも同然。これは因果逆転の呪いです。
 ええいうるさい!汝はセイバーッ!罪ありき!

【宝具】
『天上突破、穿てプラネット。目覚めろユニバース。吹き飛べギャラクシー。(無双装甲 マキシマムアーヴァロン)』
ランク:A++ 種別:対理宝具

 最大級のパワフルボディーなスーパーアーマー。なんというかIVの魔王。
 契約装着した者の全てのステータスをA++以上にする。
 ブリテンの犬だろうが、水星の蜘蛛だろうが、力技でごり押せる程度のエーテルパワーを得る。

 プレイヤーたちの「最高のFateであってほしい」という願いが銀河を循環し、
 無限に高まった人々からの人気と課金額は天井知らず。売上に支えられた「Fate」という概念は最大の知名度補正を取得する。
 そのエネルギーを特に意に介さずアヴェンジャーが私欲で行使する。
 

『最大級の暴虐無慈悲:天地乖離す開闢の星(マキシマムアーヴァロン:ギルガメッシュアーマー)』
ランク:EX 種別:対界宝具

 今までぶち殺したセイバー候補の中でも一番強い剣をぶんどり装備した。
 残念ながら真名解放は出来ないのでただのめちゃくそ強い剣。


『赤い光強さ!青い光連鎖!ビデオ再生くらえ第38話!!(でもよく考えたらポリゴンくん悪くないよねあれ)』
ランク:EX+ 種別:対人宝具

 赤と青のフラッシュを交互に点滅。
 画面とにらめっこししながら無限にセイバーを考え出す創作者どもにダイレクトアタック。たすけて。

 効果の巻き添えになったサーヴァントはこの世全ての悪を被せられ全国の親御さん達からの猛抗議で二度と画面に映らなくなる。出番もなくなる。
 自主規制なのでスキルや宝具で無効化できない。
 かわそうなので進化系は2種類くらい出るかも。

【Weapon】
エクスカリバー:説明不要勝利の剣。

ロンゴミニアド:世界の天秤。最果てにて輝ける槍。

乖離剣:一生借りた。決して盗んだわけではありません。

【解説】
次元の壁に気が付いたヒロインさん

無限に出現するサーヴァント達。サーヴァントの条件を無視してセイバーにクラスチェンジする怪奇現象(主に夏頃)。
あらゆるサーヴァントがセイバー適正を持ちかねない昨今のFate事情。

原初最強のセイバーはそれに嘆く。吠える、唸りを上げる。
人が呼ぶ、誰が呼ぶ、私を呼ぶ。
心が荒ぶる。魂が燃える。剣士を倒せと轟き叫ぶ!!

セイバーコロスベシ。広辞苑にもそう書かれている。是非もないネ。
なぜセイバーは増え続ける。そんなの人気があるからに決まってるじゃないですか。
・・・ところでこれ見てる奴は全員サーヴァント作ったことがあるって事でおkですね?

オリ鯖作者だ!!オリ鯖作者だろう!?なあオリ鯖作者だろおまえ!!首を出せい!!!!


494 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/13(木) 17:09:55 zhkb7hfE0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ランスロット
【性別】男性
【身長・体重】191cm・81kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔除けの指輪による対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
湖の騎士:A
 幼少の頃、湖の乙女に養育されていた事から、常に彼女の祝福を受けている。
 スキルを使用すると、一時的にであるが幸運以外のステータスどれか一つに+を付加(実質的な倍加)することができる。

精霊の加護:A
 精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 その発動は武勲を立てうる戦場においてのみに限定される。

無窮の武練:A+
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

【宝具】
『騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:30人
 手にした武器に自らの宝具としての属性を与え、駆使する。
 どんな武器、兵器であろうともランスロットが手にした時点でDランク相当の宝具となり、
 元からそれ以上のランクに位置する宝具であれば、従来のランクのままランスロットの支配下に置かれる。

『己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 自らのステータスを隠蔽し、また任意の対象の姿に変身する能力。
 ランスロットは多くの戦闘で黒鎧で正体を隠したまま勝利の栄誉を勝ち取っており、
 また、他の騎士に変装して勝利を得た事もあった、その故事の具現としての能力である。
 ただし、宝具『荷車の騎士』の呪いにより、如何なる姿になっても他者からの対応は劣悪なものとなる。

『荷車の騎士(ナイト・オブ・ザ・カート)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:10人
 ライダーとしてのランスロットの宝具である、囚人を運ぶ荷車。
 真名を開放することで、目標地点への確実な到着、ないし求めるものの手掛かりが獲得できる地点への確実な移動が行える。
 聖杯戦争においては『騎士は徒手にて死せず』で扱う武器・兵器の調達に役立つ他、
 荷車自体を『騎士は徒手にて死せず』で改造し、攻撃宝具として扱うことも可能。
 なお、この宝具の所有者は、その真名を知らない者からの対応が劣悪なものとなる“不名誉の呪い”を受ける。

『無毀なる湖光(アロンダイト)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 他の宝具を封印することにより初めて解放されるランスロットの真の宝具。
 この剣を抜いている間、ランスロット全てのパラメーターは1ランク上昇し、
 また全てのST判定において成功率が2倍になる。
 さらに龍退治の逸話を持つため、龍属性を持つ英霊に対しては追加ダメージを負わせる。

【解説】
 ランスロット、ライダー版。
 セイバークラスの場合とはパラメータに若干の変更が見られる。

『ランスロまたは荷車の騎士』のエピソードを主体として構成されており、
 優れた騎士と謳われながら、裏で数々の不名誉を背負っていた頃の姿で召喚される。
 また、不名誉という側面を誇張された事で、当時は持っていなかった魔剣としてのアロンダイトを所持している。

 必要とあらば騎士の名誉を汚してでも囚人を運ぶ荷車に乗り込むなど、
 セイバークラスよりも合理性への傾倒は強い。(ギネヴィア絡みの件を除く)
 合理的な命令であるならば、正道に反するものであっても一先ずは従う、という点を考えると、
 こちらの方が従えやすいと言えるかも知れない。

 サーヴァントとしてはライダークラス時の宝具『荷車の騎士』を上手く活用することで真価を発揮する。
 任意の地点への移動が確約され、また求めるものの手掛かりも掴めるこの宝具は、戦略次第で多種多様な活用法が見出だせるだろう。
 一方で、この宝具に付随する『不名誉の呪い』の所為で、
 他陣営との交渉は大抵上手く行かず、『己が栄光の為でなく』も生かしにくい。


495 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/13(木) 21:27:51 pknGENXs0
【元ネタ】史実・クトゥルフ神話(?)
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ナポレオン・ボナパルト
【性別】男
【身長・体重】143cm・68kg(無辜の怪物により身長・体重が変化している)
【属性】悪・混沌
【ステータス】筋力:B 耐久:A 敏捷:C 魔力:EX(E相当) 幸運:E 宝具:E
【クラス別スキル】
陣地作成:C+
自分に有利な陣地を作成するスキル。
ナポレオンに関しては、『自分の有利な戦場』を作る事にたけている。

道具作成:-
彼はこれらのスキルを所有していない



【固有スキル】
無辜の怪物(異形):C+++
「食人鬼」「人命の浪費者」「コルシカの悪魔」などという、悪評により押し付けられたスキル。
このスキルにより、アーチャー、ライダーと比べて悪行をなすことを良しとするようになる。
また、キャスターの真名判定に対してペナルティを与える。

軍略:B+
一対一の戦闘ではなく、多人数が活動する場所における戦術的直感力。
自らの対軍宝具や対城宝具行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
歩兵、騎兵、砲兵の連携を基本とした軍団の統合運用、超戦略規模の分進合撃を特に得意とする。

カリスマ:A(E)
大軍団を指揮する天性の才能。
Aランクはおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
しかしながらキャスターとなったことでこれらのランクは下がっている。

【宝具】
『大陸軍(グランタルメ)』
ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000
ナポレオンの率いたフランスの軍隊を召還する。
キャスター時の召喚の場合、負の側面が強い異形の軍団を召還してしまう。
この宝具を使用した場合でも、何らかの要因が無い限りキャスターの真名は明かされない。

『螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)』
ランク:- 種別:対?宝具 レンジ:1 最大捕捉:-
とある小説によるとこの本を持っていたということになっている。
しかしながら、この本は後の世によってつけられた完全な創作であり、キャスターがこれらの本を使用することはできない。

【Weapon】
【解説】
アーチャーが『快男児』としてのナポレオン、ライダーが『史実』のナポレオンなら、『悪賊としての』ナポレオン。
クトゥルフ要素はもっと削っても良かったかもしんないと反省中。


496 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/14(金) 10:09:02 qj3CjRP60
【元ネタ】『無限のリヴァイアス』
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】黒のリヴァイアス
【性別】女性?
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B+++ 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 魔術に対する抵抗力。一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:EX
 このサーヴァントそのものが人の搭乗する宇宙船であり、第三者に操艦されることで本領を発揮するといった意味でこのスキルは規格外のEXランクを有する。

【固有スキル】
英霊艦隊:D
 航宙艦でありながら、孤立無援にあって太陽系の航行を続けた幼い乗員達の想念により英霊としての格を得たもの。
 生体ユニットであるスフィクスは異装の少女の姿を取り、宙空での(本艦による)戦闘にボーナスを得る。
 (本編時間内では)いまだ健在であり、それ自体民草からの信仰を受けている訳ではないためランクは低い。

重力制御:A
 ヴァイア艦と呼ばれる特殊な航宙艦群の特性であり、艦内に組み込まれた宇宙生命体ヴァイアの性質を利用したもの。
 これにより艦体・艦内への重力干渉を抑制・調整し、第二宝具により攻撃手段へと転用する事も可能。

バックヤード:C
 ライダーと接触した人物に期間に応じて精神汚染と同様の精神干渉をおよぼすスキル。
 本来は操艦者や乗組員が艦の制御機能が実体化した生体ユニット、スフィクスと意識を同調した結果あらわれる現象である。
 精神汚染のランクは乗員人数に反比例してE〜Aランクの間で変動する。

航海の加護(偽):C
 luck判定により艦体へのダメージを低減する。
 このスキルは上位存在からの加護によるものではなく、絶望的な状況で他のヴァイア艦による襲撃を退け続け、遂には帰還したという自らの逸話が昇華したもの。

【宝具】
『虚空航る砂上の王国(インフィニット・リヴァイアス)』
ランク:B 種別:対軍宝具(自身) レンジ: 
1000〜 最大補足:1+487人
 ライダーの本体である外洋型航宙可潜艦"黒のリヴァイアス"を召喚する。
 2門のバルジキャノン(巨大電磁砲)を備えた996メートルにも及ぶ圧倒的な艦体規模は戦況を左右するには十分な威容ではあるが、宝具の発動時点で自動的にライダーのマスターはライダーが脱落するか魔力が切れるまで艦内部から出られず外部との連絡が遮断されるという特性があり、無策での使用は自滅を招く。
 艦内ではリヴァイアスに搭乗していた少年乗員のいずれかを追加召喚することが出来、これによってバックヤードによる精神破綻を軽減することができるが、当然ながら別個魔力を消費する必要がある。また、487人の乗員の中で操艦やヴァイタルガーダーの操作に有用な人員は少数に過ぎない。

『操演機動・把空鎧冑(ヴァイタルガーダー:アインヴァルト)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:50〜300 最大補足:500人
 重力制御ユニットとして使用される宇宙生命体ヴァイアを兵器としても利用したもの。普段は艦にドッキングしているが有事には分離して運用される。
 このアインヴァルトの場合はヴァイタルガーダーとしては珍しい人型であり、推進器が取り付けられた巨大な脚部は地上での自立はできない。
 リヴァイアス本艦とは有線で接続されているのだが、特徴的なのは一挙手一投足の度にリアルタイムでリフトから専用のプログラムを組む必要があるという点。このため高速での機動は出来ず、緩慢な動作となる。
 また重力制御ユニットであるヴァイア自体が本艦から分離するという関係上、必然的に本艦が無防備になるリスクも抱えている。

【解説】
 アニメ「無限のリヴァイアス」の登場人物。
 SF版「蝿の王」として企画された本作はロボットアニメとしての体裁を取りつつも極限の閉鎖空間での少年少女達による関係性や社会の遷移がより大きな割合を取って描かれる。
 航宙士養成所リーベ・デルタ内部に秘匿されていた航宙艦リヴァイアスは、何者かの思惑によって孤立無援に置かれたまま、頼るべき大人という存在を失った10代の生徒達だけを乗せて暗い宇宙を渡り続ける。
 自分達を救助しに来るはずの軌道保安庁からの襲撃を受るという理不尽に晒される中、ただ生きるために艦内には少年達だけによる秩序が築かれていく......しかし次第にそれは、暴力と等級の支配する歪な独裁へと変貌していくことになる。

 召喚時に現れる姿はリヴァイアスの持つ少女型のスフィクス「ネーヤ」。
 このスフィクスとはヴァイア艦の操艦プログラムが実体化したものであり、言うなれば艦の意識のようなもの。そのため少女の姿をしてはいるものの、顔以外の全身を覆う衣服を剥がせば内側は空洞となっており、生体法則の埒外の存在であることが分かる。
 その容姿は進宙時の事故で命を落としたとある一人の乗員のものに酷似しているとされる。


497 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/15(土) 11:31:03 eCtf57tc0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】パロミデス
【性別】男性
【身長・体重】183cm・79kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷B+ 魔力D 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。
 大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。

【固有スキル】
騎士の武略:B
 力において及ばずとも、戦いの流れを把握し、相手のミスを誘発させる戦闘法。
 自己強化ではなく相手の判定ミスを誘うスキル。

怒れる豹:A
 ロネゼップ城での馬上槍試合での活躍ぶりを見たアーサー王に「怒れるレオパード」と評された逸話から。
 激情に駆られて戦う時、恐れや痛みを感じなくなり、同ランクの狂化に匹敵するパラメータ補正を得る。
 騎士道を傷つける行いに対する恐れもなくなってしまう為、場合によっては卑劣な手段に手を染めてしまう危険性もある。

【宝具】
『甘き剣光(ドルチェボーナ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1人
 ――魅惑の力を持つ聖剣。
 宝具として発動している間、その刀身は不可思議な煌めきを放ち、相対する者の視線を釘付けにする。
 近接戦闘において最も重要な、相手の視線の誘導を容易にする宝具。

 なお、ドルチェボーナとはdolce(甘さ)+bona(良い)の意。
 後にパロミデスの剣を継いだとされるシャルルマーニュ十二勇士の一人ネーム公の剣の銘である。

『死の夜光(ムラギア)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:50人
 ――切っ先から星の光を放つ聖剣。
 真名を開放する事で、剣の切っ先から高い貫通力を持つ一条の光線を放つ。
 夜に光るという伝承から、夜間のみダメージ数値が上昇し、さらに即死判定が発生する。

 パロミデスの剣を継いだとされるネーム公はムラギアという銘の剣を持っているとする伝承もあり、
 これはガヌロンの剣ミュルグレスのドイツ語での読みでもある。

【解説】
 円卓の騎士パロミデス卿。
 サラセン人とされるが、当時イスラム教は存在しないため、黒人と見なされる事もある。
(弟サフィア卿と同じく)一度狙った敵は生かしてはおかない騎士とされ、黒い盾や獅子の顔を紋として描いた盾を持っていた。

 トリスタンとは美しきイゾルデを巡る恋敵にして、後に友人ともなった宿命のライバル。
 初期は不倶戴天の間柄だったものの、幾度となく戦う内に友人めいた関係となり、最終的には彼の手によってキリスト教徒となる。
 その後は自らの品位を貶める行為は減っていき、優れた騎士として振る舞うようになっていった。

 ペリノア王の死後は「吠える獣」の探索に従事したり、卑劣なヒーリアス卿、ヒーラック卿を討伐したりしていたが、
 王妃ギネヴィアとランスロットの不倫が暴露され、ギネヴィアが処刑される運びとなると、
 弟サフィア卿と共にランスロット派に属してアーサー王の軍勢と戦う。
 この功績で、戦後ランスロットの手でプロヴァンスの領主に任命された。
 
 アーサー王を捨ててランスロットの側に助力したパロミデスではあるが、
 ランスロットの一族とは不仲で、ボールスとエクター・ド・マリス卿に謀られて木に縛り付けられた事があったり、
 ブレオベリス・ド・ゲイネスとは死ぬまで憎み合っていたという。

【蛇足】
 なお、宝具とした二つの聖剣は、
 どちらも後世パロミデスの剣を継いだとされるシャルルマーニュ十二勇士の一人ネーム公の剣銘に由来する。
 伝承ではパロミデスの剣を継いだとしか書かれておらず、そのどちらがパロミデスの剣なのか分からないので、両方採用した。


498 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/15(土) 14:14:33 sQ5h87KE0
【元ネタ】
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】シャルル=アンリ・サンソン(オルタ)
【性別】男
【身長・体重】178cm・68kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C+ 耐久C+ 敏捷B 魔力C 幸運A- 宝具A-
【クラス別スキル】
復讐者:A+
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。

忘却補正:EX
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
忘れる事が出来ないためアヴェンジャーは復讐者となったのだから。

自己回復(魔力):D
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
魔力を微量ながら毎ターン回復する。

【固有スキル】
慈悲無き処刑人:EX
通常時のアヴェンジャーの持つ固有スキル『処刑人』の変化スキル。
属性「悪」に対するダメージが向上する他にそのサーヴァントの行為が悪と見なされた場合でも対象となる。
反転したことで「判断基準がアヴェンジャーのもの」となっている。
アヴェンジャーにとって悪ならば特攻が入るという凶悪なスキルへとなった。

人体研究:A
処刑技術、そして医術の「裏側」に位置する概念。
人体のどこを傷つければ死なずに済むのか、後遺症が残らないか、などの研究を怠らなかった。
翻って言えば、戦う際にはどこを傷つければいいのか理解できるということ。
本来のクラスではBだが拷問技術の効果も追加されランクが上がった。

医術:B-
迷信が蔓延っていた当時の医療技術より数段優れた近代的医術。
なお、このスキルは現代を基準で比較するものではなく、サーヴァントの生きた時代の基準で判断するものとする。
本来はA+なのだがアヴェンジャーとなったため低下してしまった。

【宝具】
『愚民振るいし血濡れた刃(ラモール・エスポワール)』
ランク:A++ 種別:対人宝具(アヴェンジャーは対民宝具と呼称している) レンジ:1〜10 最大捕捉:10人
本来の宝具である『死は明日への希望なり』が反転した宝具。
真の処刑道具、ギロチンの具現化。
死ぬ確率は呪いへの抵抗力や幸運ではなく、運命の打破を強い精神で成し得るかどうかで判断される。
反転したことで『処刑された逸話を持つ』英霊ではなく『民衆の為に戦った逸話を持つ』英霊への特攻を得ている。

【Weapon】

刃が鋸状になっている上に錆びているため切れ味が悪く相手を長く苦しめるのに効果的となっている。

【解説】
処刑人「シャルル=アンリ・サンソン」の負の側面。
敬愛する王と王妃を手にかける事となった上にさらに多くの人間を手にかける事となったサンソン。
フランスという国は王を処刑して恐怖政治となり結局は皇帝を立てる事となった。
「結局は同じではないか。」サンソンはフランス国民に失望していた。
提唱した死刑の廃止も自身が死んでからかなり時間がたって成し遂げられたとはいえその過程で多くの命が失われた事は事実である。
そうして「フランス国民への憎しみ」をもってサンソンはアヴェンジャーとして現界した。
今もまだ愚かであろうフランス国民に正義の鉄槌を下すため。

どうも、今回はアストルフォ憎しで作った前回とは違い真面目に作りました。
マリーがアヴェンジャーとなるならサンソンもアヴェンジャーとなるのではないかと思ったことがコンセプトです。


499 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/15(土) 23:41:58 dzCY80Oo0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】間桐慎二
【真名】鈴木嘉和(風船おじさん)
【性別】男
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
騎乗:E
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら何とか乗りこなせる。
 ……実際のところは、自身の愛機でさえ十分に乗りこなせていない。

対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

【固有スキル】
単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
 最後の旅に出発してから二日間は生存が確認できていた事実に由来する。

蛮勇:C
 後先を省みない無謀さ。
 同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを向上させるが、
 視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。

精神汚染:C
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。

【宝具】
『風船おじさん空を行く(レジェンド・オブ・バルーンマン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 消息を絶ったあと、一部で生存説が唱えられたことに由来する宝具。
 愛機をあらゆる物理法則から解放し、超高速かつ自由自在な飛行を可能にする。
 また、真名開放中のライダーは「生きているのか死んでいるのかはっきりしない」状態となり
 あらゆる攻撃を二分の一の確率で透過させることができる。

【Weapon】
『ファンタジー号』
 ライダーの愛機であるゴンドラ(飛行船)。
 ボディは檜製で、外形寸法は約2m四方・深さ約1m。
 浮力の源はただのビニール風船で、超高度・長距離の飛行にはまったく適さない。
 兵器の類は皆無だが、サーヴァントの持ち物となったことで、体当たりによる攻撃くらいはできる。
 風船割れるけど。

【解説】
 かつて「風船おじさん」として知られた(自称)冒険家。
 もともとはピアノ調律師で、さまざまな事業に手を出すも失敗し、5億円にも上る借金を背負う。
 このころから、自作の風船ゴンドラによる太平洋横断と、それを利用した金儲け・借金返済を考え始めたようだ。
 1992年4月17日には、風船付きの椅子で飛行中、民家の屋根に不時着する事故を起こす。
 同年11月23日には、支援者の静止を振り切り、琵琶湖の湖畔からアメリカを目指して飛び立った。
 出発の2日後を最後に消息不明となり、2018年現在まで発見されていない。
 おそらく墜落・死亡したものと思われるが、一部では生存説も囁かれた。
 
 聖杯にかける願いは、受肉して今度こそ太平洋横断を成功させること。
 サーヴァントとして見た場合、ただただ厄介なだけで役に立たない。
 事あるごとに飛び立とうとするので、最初に令呪一画切って無謀な行動を防ぐ必要がある。


500 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/16(日) 10:25:04 olV8lpBg0
誤字った
静止→制止ね


501 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/16(日) 15:41:18 7HVdQ8tk0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】テッサロニカ
【性別】女性
【身長・体重】160cm・48kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷A 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:E
 通常時は狂化の恩恵を受けない。その代わり、正常な思考力を保つ。
 しかし、異母兄イスカンダルの死が意識の表面に上ると、
 狂化のランクが大幅に上昇し、姿もゴルゴーンの如き怪物に変貌する。

【固有スキル】
無辜の怪物:A
 本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
 穏やかな時は海を鎮める人魚の姿を取り、怒れる時はゴルゴーンの如き姿となって波涛をもたらす。

麗しの姫君:C
 周囲の人を惹き付けるカリスマ性。
 イスカンダルを憎むカッサンドロスをして、彼女を丁重に扱った逸話に由来する。

畏怖の叫び:A++
 生物としての本能的な畏怖を抱かせる咆哮。
 敵全体に恐怖、継続的な防御ダウン、瞬間的な防御ダウン大、呪い状態などを付与する。
 テッサロニカの場合、このスキルは狂化のランクがA以上に上昇し、ゴルゴーンの如き姿に変貌しきった時にのみ使用可能。

【宝具】
『渦巻く瀲?(アルキペラゴス・エーゲ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0〜50 最大捕捉:300人
 ゴーゴンとなって七つの海を通る海の男達の船を沈めたという伝説が昇華された宝具。
 海水を大量に沸き立たせる能力に加えて、
 狂化のランクが低いと波を鎮める効果を、高いと大時化を巻き起こす効果を発揮できる。
 船舶系の宝具に対して特攻効果もある。

【解説】
 マケドニア王国の王女、後に王妃。
 征服王イスカンダルの異母妹で、ディアドコイの一人カッサンドロスの妻となった。

 その名は『テッサリアの勝利』を意味する。
 早くに母ニケシポリスを失い、イスカンダルの母であるオリュンピアスに養育された。
 オリュンピアスとニケシポリスは友人同士であり、その縁もあって実の娘のように育てられたという。

 異母兄のイスカンダルとは縁があまりなく、イスカンダルの時代にあっては王族の一人でしかなかった。
 その名前が現れてくるのは、イスカンダルの後継者を巡るディアドコイ戦争においてである。

 アレクサンドロス4世の後見としてマケドニアを席巻するオリュンピアスと、
 ディアドコイの一人カッサンドロスに敗れると、テッサロニカの身柄はカッサンドロスの手に渡った。
 カッサンドロスはイスカンダルを深く憎んでおり、その遺族の多くを殺して王位を奪うほどであったが、
 イスカンダルの異母妹であるテッサロニカは妻として迎えた。
 政略結婚の一貫ではあったが、結婚生活は幸福なものであり、三子を設けたと伝えられる。

 カッサンドロスの死後、テッサロニカの息子ピリッポス4世が王位を継いだが、早世。
 弟アンティパトロス2世と末弟アレクサンドロス5世が共同で王位を継いだが、
 テッサロニカの末弟贔屓を危険視したアンティパトロス2世はテッサロニカを殺害。
 王位の統一を図るも、アレクサンドロス5世との骨肉の争いに発展し、
 その末にデメトリオス1世の介入を受けて諸共に滅ぼされた。

 と、彼女は異母兄イスカンダルとの関連性は薄い人物なのだが、エーゲ海にはある伝説が残っている。
 伝説によれば、イスカンダルが手に入れた不死の泉で髪を洗ったテッサロニカは、
 イスカンダルの死を知って入水自殺しようとするも不死ゆえに果たせず、人魚へと変じた。
 人魚となったテッサロニカは海を渡る船乗り達に「アレクサンドロス王は生きていますか?」と問いかけ、
「彼はまだ生きて国を治めています」と答えなかった場合、怒り狂うゴルゴーンとなって、その船を転覆させてしまうという。


502 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/16(日) 15:44:18 7HVdQ8tk0
宝具が文字化けしたので修正
『渦巻く瀲灔(アルキペラゴス・エーゲ)』


503 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/18(火) 19:40:30 7Q8gwP7Y0
【元ネタ】史実(フランス)
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ピピン三世(小ピピン)
【性別】男性
【身長・体重】140cm・37kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】
陣地作成:B
 敵意・戦意を大幅に減殺する“寄進教皇領”を形成できる。
 ただし、彼自身も減殺対象に含まれる。

巨獣狩り:C+
 巨大な敵性生物との戦闘経験に長けている事を示すスキル。
 彼の場合、適用範囲が通常より広くなっている。

覇道踏破:C
 支配者たらんとする事により効果を発揮するスキル。
 宝具の未使用ストック数が多いほど、基本能力と剣の威力が強化される。

【宝具】
『王権を示せ、力ある輝剣(ジョワイューズ・ロワイヨテ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 後に息子シャルルへと贈られる剣。
 “シャルルマーニュの巡礼”以前であるため、槍の影響は見られない。
 攻撃時、与ダメージ量に応じて相手のスキルを一時的に剥奪し
 任意の三ターンだけ用いる事ができる。ストック数の上限は三十。
 相手が君主位にある者、かつて君主位にあった場合に限り宝具も対象とされる。

【解説】
 カロリング朝フランク王国初代王ピピン。短躯王。
 シャルル・マルテルの子、シャルルマーニュの父。

 メロヴィング朝キルデリク三世の治世にて、権力を己に集中させた宮宰ピピンは
 腹心のマインツ大司教ボニファティウスをローマ教皇ザカリアスのもとに送り
 「王の名ありて実なき者と、実ありて名なき者と、いずれが真の王たるべきか」問う。
 「実権ある者に王の名を与えるべし」との答えを得てキルデリク三世を幽閉、
 751年11月、塗油の儀式を伴う即位式を以てカロリング朝初代王となった。
 ピピン三世はガリア全土にフランク王国の実効的支配を及ぼすべく力を注ぐ。
 アキテーヌのワイファリウス大公と争い、ラングドック地方を西ゴート人から奪回し、
 そしてワイファリウスが自らの臣下の刃に倒れた768年にピピンも54歳で亡くなった。

 身体の小ささをからかわれる事がしばしばあったピピン、そんな彼のある日の出来事。
 馬鹿でかい牡牛と獅子の戦いを見物していたのだが、獅子が牡牛の上に飛び乗ると
 ピピンは「獅子の攻撃をやめさせろ、さもなくば殺してしまえ」と人々に命じた。
 高官たちは「そんな事は不可能だ」「獅子と戦うなど気違い沙汰」と命令に従わず、
 するとピピンは剣を持って闘技場へ突進し、二頭とも一撃で首を刎ね、叫んだ。
 「身長など勇気の役には立たん、小さなダビデが巨人ゴリアテにした事を思い出せ!」


504 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/18(火) 19:42:23 7Q8gwP7Y0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ワルウェイン(ガウェイン)
【性別】男性
【身長・体重】180cm・78kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B+ 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。

【保有スキル】
聖者の数字:EX
 ワルウェイン卿の持つ特殊体質。
 午前9時から正午の3時間、午後3時から日没の3時間だけ力が3倍になる。

カリスマ:C
 他者を引きつける能力。
 冒険の父と呼ばれ敬愛される彼のカリスマは、特に遍歴騎士や探求者に強く作用する。
 チェス盤により向上している。

神授の智慧:C
 ブリテン島の“あらゆる物事の本質を知る”“多才なる”三人の一人。
 英雄独自のものを除く多くのスキルにD〜Cランクの習熟度を発揮できる。

王権の盤:A
 空を飛び、光り輝く神秘のチェス盤。
 王気増幅による能力向上、運命干渉への抵抗力強化の恩恵を得る。

【宝具】
『勝利すべき双輪の剣(ガルス)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0〜2 最大捕捉:1人
 抜き放てば最も完璧なる騎士以外は殺してしまう、という意思持つ剣。
 ワルウェインの手で五百の、手から打ち落とされてなお百五の兵を倒したとされる。
 振るう際は筋力を一ランク上のものとして扱い、手放せば飛翔し自動戦闘を行う。

『約束された勝利の路(エクスカリバー・ガルス)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:2〜99 最大捕捉:300人
 主に勝利を与える剣の真価、分離拡大した双輪が形成する円筒経路。
 剣の主はこの内部において“遮るものの無い”往来が可能となり
 障害を無視した移動、防御を無効化した突進攻撃を行う事ができる。
 円筒内外の相互干渉は遮断されるが、
 円筒の両端となる双輪それ自体は内外双方から干渉を受け得る。

【Weapon】
『グリンガレット』
 ワルウェイン卿の愛馬。
 不気味な山で幼竜四頭と戦った折、この馬は自ら一頭を殺している。

【解説】
 ネーデルランド作品におけるガウェイン卿。蘭名ワルウェイン。
 美点と欠点を併せ持って語られる仏語作品に対し、
 ほぼ完全無欠な理想の騎士として称揚されている。
 ブリテン島から仏宮廷を介さず直接渡った伝承に由来するとも、或いは
 散文トリスタンや後期流布本の惨状への反動であるとも言われる。

 突如としてアーサー王宮廷へ現れ、そして去って行った『空飛ぶチェス盤』。
 『聖杯の探索』における円卓上への聖杯出現にも並行すると言える場面であった。
 世界の神話において広く王権や運命との関連を示す盤上遊戯のこの品を見て、
 王は「持ち帰った者に国土の半分と、自分が死んだ後の王冠を与える」と宣言する。

 愛馬に跨り冒険に出発したワルウェインは、山で四頭の幼竜と一頭の母竜を殺し、
 驚異王の城でその時の傷を癒して貰うと共に、この王がチェス盤の持ち主と知った。
 驚異王は、アモラーン王の持つ『双つの輪の剣』を持ち帰れば盤を譲ると約束する。
 そしてアモラーン王もまた交換条件を持ち出す。アッセンテイン王の姫イザベルを
 自分の為に連れて来るなら剣を渡す、と言うのだ。彼は剣を貸し与えられ出発する。

 『紅の騎士』を倒し死の間際に改心させる、魔術で狐にされたローヘスと友になる、
 等の冒険を繰り返して目的の城に到達するワルウェイン。多勢を相手に捕らわれるが
 イザベル姫は彼を気に入って、二人は恋人となり肉体関係を結んでしまう。露見し、
 地下牢に監禁される二人であったが、『紅の騎士』の霊の助けで脱出に成功した。

 イザベルをアモラーンに渡すか悩んだ末、愛を優先する事を決心するワルウェイン。
 ところがアモラーンは既に亡くなっており、彼は剣と姫の両方を手に驚異王を訪れ、
 盤を携え姫を連れてアーサー王宮廷へと帰還した。彼は王の後継者と認められる。


505 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/18(火) 19:44:23 7Q8gwP7Y0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ゴーヴァン(ガウェインオルタ)
【性別】男性
【身長・体重】180cm・78kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具E
【クラス別スキル】
気配遮断:E
 アサシンにあるまじき気配遮断の低さ。
 距離のある第三者はともかく、殺害対象には容易に察知される。

【保有スキル】
聖者の数字:A
 ゴーヴァン卿の持つ特殊体質。
 午前九時から午後三時まで、正午の二倍を頂点として力を増す。

カリスマ:E-
 軍団を指揮する天性の才能。
 カリスマは稀有な才能だが、稀に、その持ち主の人格形成に影響を及ぼす事がある。
 彼の場合、不品行が名声を致命的には穢さなかった事でより一層悪行に傾いた。

十三拘束:-
 ペリノア、ラモラ、ドリアン、エリック、ボドマギュ、パロミデス、
 私生児イヴァン、パトリデス、その他多くの同僚殺害により宝具が呪いを受けている。
 彼らが認める状況でなければ真名を解放する事ができないが、だいたい承認されない。

全て遠き理想郷:EX
 モルガンが盗み水に投げ込んだ鞘を、その後ゴーヴァン卿が一度だけ用いたという。
 自動回復と攻撃無効化の効力を持つが、
 後者を使用したターンの終了時にこのスキルは失われる。

【宝具】
『顛落せる斜陽の剣(エスカリボール・レウドヌス)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 ゴーヴァン卿の持つ剣。
 柄からの熱量供給を受け、赤熱する刃を以て攻撃する事ができる。
 本来の『転輪する勝利の剣』は拘束により事実上解放不能である。

【解説】
 十三世紀半ば近くの仏語大作で描かれた、
 伝説群全体を見渡しても最悪に近い類のガウェイン卿。仏名ゴーヴァン。

 ほんの少し前の別の仏語大作ではランスロには譲るものの世俗第二の騎士だったが、
 こちらでは能力はそこそこだが最優にはほど遠く、人格はくされ下衆、善行は珍しい。
 後世のトマス・マロリーは悪行の一部をマイルド化して自作に取り入れている。

 父の仇討ちをすると公に誓った時、十一歳の少年の決意に人々は讃辞を贈ったが
 後年、実際にそれを成した時の様は称賛を受けるようなものでは全く無かった。
 単身で遍歴のペリノア王と巡り合った際、彼が既に負傷していたため勝利できたが、
 最初は相手が誰か気付いてなかったので放置して立ち去った。そして気付くと戻り、
 既に戦う力は残っていない無抵抗なペリノアの首を無慈悲に刎ねた。

 母を殺した弟ガエリエを斬殺しようとしたが、その寸前に説得されて取り下げた。
 だが説得者が父の仇の子ラモラ(ラモラック)である事に気付くと忌々しく思い、
 恨みでなく友誼を求めるラモラが語る情理両面の説得にも聞く耳を持たなかった。
 ラモラの方は父ペリノアを殺したのが誰なのか未だ知らなかったのだが、
 ゴーヴァンはそれが自分だと教えぬまま己の恨みだけを叩きつけている。

 ラモラに負かされ、アグラヴァンとモルドレが一度にかかってこれを落馬させると
 気絶しているラモラの兜を剥いで剣の柄で思い切り殴りつけ、血を噴き出させた。
 そして、お前の父ペリノアを殺したのは自分だと気付かせた上でとどめを刺した。

 ペルスヴァルが「父と兄を殺したのは貴方だと言う人がいるがとても信じられない。
 だけどもし、相手が父や兄と知らず戦っての事なら、許します。事実をお話し下さい」
 と聖杯探求中のゴーヴァンに問うた時、彼は大嘘を吐いて追及を逃れた。

 重傷のパロミデスを殺そうとし、邪悪な弟アグラヴァンさえこれを制止したのだが、
 お前がそこまで言うなら「首を刎ねるのは」止めておこうと言って、刺し殺した。

 こんな有様だというのに何故かランスロとは友情を築いており、
 「ランスロは最も愛する者ゴーヴァンをこの剣で殺す」
 「ゴーヴァンは自分を最も愛する者に殺される」予言のままに彼から致命傷を受けた。


506 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/19(水) 13:59:07 PLTvM7920
【元ネタ】ヘヴィーオブジェクト
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ベイビーマグナム小隊
【性別】男・男・女
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具C++
【クラス別スキル】
気配遮断:C
クウェンサー=バーボタージュのスキル。
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。

単独行動:C
ヘイヴィア=ウィンチェルのスキル。
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

騎乗:EX
ミリンダ=ブランティーニのスキル。
騎乗の才能。
自身の宝具の為に調整・最適化されており、測定は不能。


【固有スキル】
三位一体:EX
多重霊基。
一つの霊基に三騎分の情報が存在する。
スキルと宝具を共有でき、また姿とクラスを任意で変更可能。

機構把握:B
クウェンサー=バーボタージュのスキル。
機械構造の把握に長ける。
機械系のサーヴァントあるいは宝具への対処の際に各種プラス判定。

射撃:C
ヘイヴィア=ウィンチェルのスキル。
銃器を扱う才能を示すスキル。
近代兵士としては平均的。

斥候:B
ヘイヴィア=ウィンチェルのスキル。
索敵及び地形把握に長ける。
敵ステータスの閲覧が可能。
また把握済みの地形での戦闘時に各種プラス判定。

【宝具】
『貧者の手斧(ハンドアックス)』
ランク:C 種別:対城宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:10人
クウェンサー=バーボタージュの宝具。
高性能プラスチック爆弾。
サーヴァントか宝具に取り付けたのちに真名解放することで『誘爆』を引き起こす。
『誘爆』の威力はサーヴァントならステータスとスキル評価の平均値、宝具ならランクに応じて威力が向上する。

『我らが幼き砲戦姫(ベイビーマグナム)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜90 最大捕捉:1000人
ミリンダ=ブランティーニの宝具。
『オブジェクト』と称される超弩級兵器。
状況に応じて換装できる7問の手法に大小100門にも及ぶ副砲を有する全天候型スタンダード機。
宝具となった際に動力炉が一種の『魔力炉心』となっており、戦闘行動をとらない限り半永久的に活動が可能。
また小型化・変形して某艦船擬人化ゲームのあれのようになる機能が追加された。

【解説】
虚構の世界の兵士達。
特異点内の聖杯大戦において空想科学側のアサシンとして召喚される。
三位一体スキルの弊害により一部スキル、宝具が消失している。
………という妄想。
FGOに来た場合霊基再臨はワルキューレ方式(クウェンサー→ヘイヴィア→ミリンダ)。


507 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/19(水) 16:54:41 1df6Ehwo0
いまさらだけども、ネーム公って固有の剣あったんだ……
初めて知った


508 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/19(水) 17:45:21 Ka6Cj2W60
>>507
ドルチェボーナの方はイタリア語版『アスプレモン』が出典
ムラギアの方はドイツ語版『ローランの歌』が出典で、ガヌロンのミュルグレスと同じもの、らしい


509 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/20(木) 18:58:40 BbuCyMcs0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】-
【真名】山本兵吉
【性別】男
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運A+ 宝具C〜B++

【クラス別スキル】
気配遮断:E


【固有スキル】

木化け:B
猟師として培われたカモフラージュ技術。
遮蔽物や障害物があり、相手がこちらの存在に気付いていない場合のみ有効。
アサシンの姿、発する音や魔力、残した痕跡などのあらゆる気配を相手は認識できなくなる。
気配遮断と違い、攻撃態勢に入ってもランクが低下せず完全な不意打ちを可能としている。
身を隠すもの、紛れ込むものが無い平地では一切効果を発揮できない。
また攻撃そのものは気配隠蔽の適用外。戦闘が始まると意味をなさなくなる。

羆殺し:B
熊撃ちとして鍛えられた射撃技術。
副次効果を持った射撃スキルの亜種。
荒ぶる獣の鼻先であろうと即座に弾を込め、正確に急所を捉える不動の精神性も内包している。
精神干渉系の魔術や視覚的攪乱、またアサシン自身がダメージを負っている場合など、
いかなる不利な状況下でも射撃の正確性が低下することはない。
また鯖裂き包丁のみで羆を仕留めた逸話から、山刀による近接攻撃にも上方補正が掛かる。


【宝具】
『熊風(くまかぜ)』
ランク:C〜B+ 種別:対生命宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:-
生前は数百頭というおびただしい数の羆を討ち取った、熊撃ちの極意が宝具に昇華したもの。
相手に関する何らかの情報から多角的に他の情報を特定する索敵能力。
わずかな痕跡でも一旦察知すればそこから相手の形態、状態、おおよその現在地などを把握可能。
そこから追跡を行い、更なる情報を得て蓄積していくことでその精度を増していく。
最終的にはその真名や宝具、スキル、更には急所などの弱点を含め完全に看破可能。
常時発動型の宝具

『羆嵐(くまあらし)』
ランク:C〜B++ 種別:対獣性宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:1
日本史上最大最悪と言われる獣害災厄をほぼ単独で打倒した逸話が宝具に昇華したもの。
レンジ内の標的の急所を見抜いた上で行われる、回避能力などを加味した正確無比な予測射撃。
上記の宝具『熊風』によってあらかじめ情報を得られていた相手には回避不可能な攻撃となり、
完全に全ての情報を看破している相手には回避も防御も無効化して急所を捉える魔弾と化す。
あくまで射撃攻撃であるため命中前に射程外に逃れたり、物理的に弾丸が到達できない状況では命中しない。
扱う銃が単発銃の都合上高速の連射は出来ないが、魔力消費は極めて少なく即座に再装填しての連発は可能。


【Weapon】
『ベルダン M1870 歩兵銃 II型』
銃自体はなんの特殊効果もない量産品。ロシア製のボルトアクション式ライフル。
戦争帰りに勝手に持って帰ってきた戦利品とみられる。
当時としても旧式。マガジン無しの完全な単発式ライフルで、一発撃つ毎に再装填が必要。
生前の彼は巨大なヒグマが目前で吠え荒ぶろうとも、迅速且つ正確に次弾を装填し獲物を仕留めた。


【解説】
今なお語られる伝説の熊撃ち名人。日本史上最悪と言われた三毛別羆獣害事件で有名。
生涯に渡り仕留めたヒグマは300頭を超え、件の事件では魔獣と恐れられた異形の巨大羆をほぼ単独で仕留めている。
また日露戦争での従軍経験もあり対人戦闘でも武勲を上げている。
後の創作作品では素行の悪い男として描かれる事が多く、実際酒癖は大変悪かったようだが、
素面の時はいたって普通の人物だったようだ。

子どもに対しては特別優しく、三毛別羆事件で家族全員を殺された男の子には熊撃ちのコツなどを伝授した。
後にその子も家族の仇討ちで100頭の羆を退治する熊撃ちの達人となった逸話がある。

人類の文明が今より未熟だった当時の北海道において、開拓とはまさに自然への挑戦であり、
本土のクマとは比較にならない羆はまさに怒れる自然の化身も同然だった。
山本兵吉は文明の火をその手に取り、生涯に渡り羆を圧倒し続けた。
全人類史から見れば小さな範囲ではあるが、確かに人類の世界を切り広げた礎の一人である。


510 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/22(土) 04:10:37 DY214Hfo0
【元ネタ】中国神話、ギリシア神話、クトゥルフ神話、■■■・■■■■■■■■■■(検閲済み)
【CLASS】フォーリナー
【真名】朱雀
【性別】雌
【身長・体重】300cm・0kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久EX 敏捷C 魔力A++ 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
領域外の生命:B++
 詳細不明。恐らくは地球の理では測れない、外宇宙に由来する生命体の証明。
 本来はEXランク相当だが一側面が地球で活動した結果比較的薄まっているように見える。

【固有スキル】
神性:EX
 四神として崇められし朱雀そのもの。
 ガイヤを由来とする『ギリシアの怪魔神』の血筋からも影響を受け最高ランクを持つ。

ハイ・サーヴァント:A
 複数の神話エッセンスを合成して作られた人工サーヴァント。女神系のサーヴァントの英霊複合体として創造された存在。
 ただしこの生命体はそれぞれが方向性の違う同一存在でもある。

不死:EX
 絶対的不死性。
 たとえ何かの因果で死を迎えようとも別の形態を以て蘇る。

忘却補正:A+
 何度死に絶え脳が破壊を迎えようとも、不死鳥は自身の欲望を記憶し続ける。

【宝具】
『神臓正転・朱き、朱き、大いなる翼(スザク)』
ランク:EX 種別:対魔宝具
 善なる信仰。
 中国神話における天を焼く炎の鳳。南方を象徴する最大の神獣。

 無制限の不死性と消えぬ焔を操る形態。
 知名度と信仰においてはアジアにおいては最高ランクを誇り、また鳳凰、フェニックス、ガルーダとも同一視されている。


『神臓反転・威殺す九つの毒牙(ヒュドラ)』
ランク:A+ 種別:対神宝具
 悪しき信仰。
 ギリシア神話における毒持つ水蛇。

 唾液に含まれる宇宙最強の猛毒を操る大蛇形態。
 ピュトンとエキドナの仔にして、大英雄ヘラクレスとの死闘によく知られる多頭の魔物である。
 神話ではヘーラー神がヘラクレスへ持つ憎悪からこの魔を育てたとされ、
 何よりも凶悪に、強大にと、英雄的試練性を高め「ヘラクレスからの挑戦」を促すように作り上げられた。


『神臓堕転・千の顔を持つ月(ハイドラス・ルナティックチェイサー)』
ランク:A++ 種別:対霊宝具
 新しき信仰
 曰く、『原形質の特徴のない灰色の粘着質の海に何千もの頭部が浮き沈みしている姿』。
 アザトーホスが支配する空間に住まう吸血神。

 幽体離脱、アストラル体での移動時にヒュドラに察知される事で発動する権能。
 ヒュドラのナワバリに侵入してきたうっかり者を追跡。
 霊体から元の体に戻る瞬間を狙い頭部を切断し捕食する。


『神臓昏転・人が繋げし厄災‐444(プロトコル:アウトブレイク・デウスマキア)』
ランク:‐ 種別:人類災害
 詳細不明。
 人の魂を啄む獣としての側面。
 3つの神話の融合。ハイ・サーヴァントの真実。

 ヒトが導き出した、見つけてしまった、第4の側面。
 "サーヴァントは基本的に全盛期で召喚されるという欠陥"から始まる最悪の連鎖。


 それは、とある呪文を鍵に生まれ落ちる、心を喰らい移り行く幻想の鳥。
 
 それは、とある文書より拡がる殺戮の精神世界。

 それは、とある認識より魂を引き摺り込む『黄昏の空』。

 最早知る事さえ許されず。ただその被害を見ただけでその魔獣は新たなる餌に食らいつく。




 あかしけ やなげ ■■の■よ くさはみ ねはみ けをのばせ


511 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/22(土) 04:11:36 DY214Hfo0
【解説】
中国神話より伝わる赤き神獣『朱雀』

中国古来の星図では南方に見える7つの星から形作られ、それに相対する北方には玄武の星座が存在している。
どうも朱雀座における『心臓』と呼べる2等星は、西洋で『ウミヘビ座α星』と名付けられ同じくウミヘビの心臓を冠している。

ウミヘビ座はギリシア神話で死した「ヒュドラ」を打ち上げたものとされ、今回は『心臓』を同じくする二体の獣を同一存在と仮定した。

加えて、クトゥルフ神話の外宇宙の神々「ヒュドラー」はギリシア神話に登場する大蛇の正体と設定され、これもまた同一の存在と言える。

「朱色の大いなる翼」「悪意によって植え付けられた凶暴性」そして「精神体を蝕む捕食性」
それらの要因が統合される結末は何か。

発現したる第4の側面は『SCP‐444‐JP 緋色の鳥』。
これは精神世界に住まう怪異の巨鳥。

元々は上記の詠唱を唱える事で発言者の魂を精神世界に引き摺り込む生態を持ち、
それを察知した財団組織は精神世界の研究として複数の死刑囚を投入実験する事で解析及び利用の模索を試みた。

度重なる実験の末、突如実験施設にて予期せぬ暴動が発生。
緋色の世界に投入されなお帰還していた死刑囚達が不可解な殺し合いを始める。

数年度続いた実験、精神世界に大量の『エサ』を投入し続けた結果、
緋色の鳥は肥大化し、最早詠唱を挟まずに人間の精神間を移動できる能力を獲得してしまっていた。

感染者の血液を認識しただけで感染が進み、実験施設は完全に崩壊。
そこは『緋色の鳥の餌場』と変わり果て施設の完全封鎖、及び焼却洗浄が執行された。

大量かつ豊富な栄養を摂取した緋色の鳥は更に強大化。
『緋色の鳥の存在を知覚した』だけで精神世界を移動できるように進化。

最終的に、システム総ての"焚書"によって存在を完全封じ込めを慣行。
人類絶滅の大災害はここに沈黙したのであった。

以上、外神ヒュドラーとの性質の類似性、
そして他のSCPオブジェクト、その数々で「朱雀神の分霊を宗教弾圧に利用した」という記述があり、この怪鳥も『朱雀=ヒュドラ』の同一存在であるという結論に至った。


512 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/23(日) 13:42:49 1a2RaNgk0
【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】イダス&リュンケウス
【性別】男性
【身長・体重】184cm/170cm・79kg/62kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B+ 魔力D 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 伝承によっては海神ポセイドンの子ともされる。

無窮の武練:A+
 兄イダスの持つスキル。
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
 ヘラクレスと同時代にありながら『当世最強』と評されたイダスは、このスキルを持つに相応しい人物と言えるだろう。

千里眼(猫目):B+
 弟リュンケウスの持つスキル。
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
 リュンケウスの場合、低ランクの気配感知スキルも兼ねる。
 
コンビネーション:A
 特定の人間と共闘する際に、どれだけ戦闘力が向上するかを表すスキル。
 Aランクならば、目線を交わさずともお互いに阿吽の呼吸で連携を取ることが出来る。

【宝具】
『無双武芸・無比眼力(アパレーティダイ)』
ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
 サーヴァントとして召喚される場合、イダスとリュンケウスはセットで召喚される。 
 また、リュンケウスが事前にターゲットに指定した対象にイダスが攻撃する時、
 相手は回避判定を行えず、不死などの防性の神秘も貫通される。

『逆巻く波涛の天馬戦車(ヒッポイス・ホイール)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:500人
 海神ポセイドンから授かった翼持つ天馬の牽くチャリオット。
 天馬の敷く結界と戦車の変形により、宇宙、空中、陸上、水中といった全ての環境に適応し、如何なる状況でも速度が衰えない。
 戦車の達人エウエノスさえ、このチャリオットには追いつけなかったという逸話から、特に速度に優れた宝具である。

【Weapon】
『弓』
『槍』

【解説】
 ギリシア神話の英雄。
 両者ともにアパレウス王の子で、アパレーティダイとも呼ばれる一方、ポセイドンの子とする伝承もある。
 イダスは大英雄ヘラクレスと同時代にありながら当世最強を謳われ、リュンケウスは大山猫の目を持つと言われた。

 ディオスクロイと評されるカストル、ポリュデウケス兄弟とは不仲であったが、
 その理由はアパレーティダイの妻になるはずだったレウキッポスの娘らをカストル、ポリュデウケス兄弟が攫って妻にしたからだという。

 その後、イダスはエウエノスの娘マルペッサを攫う。
 エウエノスは娘に対する求婚者を戦車競走で破っては殺害するという行為を繰り返していたが、
 ポセイドンから授かった天馬の引く戦車には追いつけず、敗北を恥じたエウエノスは飼い馬をすべて殺して河に身を投げたという。

 さらにイダスはマルペッサを狙う太陽神アポロンとも戦った。
 互角に戦う両者であったが、ゼウスの仲裁でどちらの妻になるかマルペッサに決めさせることとなり、
 マルペッサがイダスを選んだ為、晴れて両者は夫婦となった。

 以後、イダス、リュンケウス兄弟はアルゴナウタイの冒険や、カリュドーンの猪狩りに参加し、
 不仲だったカストル、ポリュデウケス兄弟とも一時は協力し合うようになったが、牛の群れの分配方法で揉めて反目が再燃する。

 復讐を誓ったカストル、ポリュデウケス兄弟は、イダス、リュンケウス兄弟への不意打ちを狙って隠れ潜むも、
 リュンケウスの鋭い目が先んじて発見し、イダスが投槍でカストルを仕留めた。
 そしてポリュデウケスがリュンケウスを殺し、イダスが墓を投げつけてポリュデウケスを昏倒させるも、
 我が子ポリュデウケスを殺されることを嫌ったゼウスが雷霆を投げつけ、イダスを殺害した。
 逆に言えば、最高神ゼウスが介入せざるを得ないほどにイダスは優れた戦士だった、とも言える。


513 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/25(火) 19:23:44 wWkVevP20
【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】グランドアサシン
【マスター】
【真名】カイン
【性別】男
【身長・体重】185cm・65kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力C- 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
気配遮断:EX
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
攻撃する時にのみ低下するが纏っている外套を脱ぐと後述のスキルが発動し発見はほぼ不可能になる。

道具作成(偽):EX
自身の逸話より習得しているスキル。
魔力を持たない器具を製作出来る。
しかし、後述のスキルにより武器しか製作できない。

【固有スキル】
気付かれぬ悪意:A
殺気を抑える事が出来るスキル。
弟を呼び出し殺害した逸話から得た。
外套を纏っていると発動しないが一度脱ぐと最強の暗殺者となる。

殺戮技巧(道具):EX
どのような道具を作成しようとそれらには本来とは違う殺戮用途が付加されてしまう。
「対人」ダメージにプラス補正をかける。
EXランクなので何を作っても武器となってしまう。

反英霊の祖:EX
世界初の殺人者たるグランドアサシンの固有スキル。
「皇帝特権」+「自己改造」の効果が合わさったようなもの。
「反英霊」や「悪の英霊」から受けるダメージを軽減し与えるダメージを増加させる。
邪知のカリスマと同様に悪の英霊達にはカリスマとしても機能する。
更にはあらゆる反英霊達が持つスキルを獲得する事が可能。
「皇帝特権」とは違い自身で手放すまで永続的に使用可。
元々、「自己改造」はランクが高い程、正純の英雄から遠ざかっていく。
しかし、アサシンは真逆である反英霊の祖たる存在なので最大限に効果を発揮できる。

怪力:A
魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性で、一時的に筋力を増幅させる。
アサシンは怪物ではないがそれに等しい物と扱われているため習得している。

【宝具】
『この世全ての罪(ワールドギルティ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:
アサシンの身体に刻まれた呪い。
神によって懸けられた「カインを殺した者は七倍の報いがある呪い」である。

『真なるこの世全ての悪(カイン)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:666人
反英霊の祖たる力を解放。
「アサシンが望む命を殺す」分身を生成する。
この分身はアンリ・マユの泥以上に強力な物でありサーヴァントを問答無用で自身の配下たる黒化英霊へと変化させる。
使用するには「反英霊か悪の英霊、またはそれに該当しうる存在をアサシンが直接討ち取る」という条件を満たす必要がある。
生成される分身は条件にある英霊を討ち取れば討ち取るほど増える。

【Weapon】
「無銘の石斧」
アサシンが最初に作った「凶器」

【解説】
旧約聖書に登場する、アダムとイブの長子。
キリスト教において、 人類で最初に殺人を犯したとされる。
嫉妬にかられて弟を殺害した際に神に嘘を吐き楽園を追放された。
殺人を犯した逸話からアサシンのクラス適性を得て
その殺人が最初であり更に嫉妬と嘘という罪を重ねたことで
「最初の悪」となり「悪である反英霊達の祖」という認識を得た。
反英霊ではあるが弟の子孫である人類に関しては優しい顔を見せる事も。

お久しぶりです。
コンセプトは「反英霊の頂点」です。


514 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/25(火) 20:09:19 G5QNTrs.0
今日は更新します
無料R18視聴
1.【初撮り】国立エロ女子大生ももちゃん19歳一緒にラブホに入っただけでアソコはグチョグチョ早く入れて欲しいけど恥ずかしくて言えないうぶな娘に【人生初中出し&初中イキ&初プチ潮吹き】濃厚羞恥プレイ♡
goo.gl/Ft8bQQ


515 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/25(火) 20:20:06 k40t9rFE0
雑な宝具だなぁ


516 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/25(火) 20:54:12 Tb/QWEKc0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】葛木宗一郎
【真名】稲葉正休
【性別】男
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【固有スキル】
単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。

反骨の相:C
 専制者に対する反抗心。
 同ランク以下の「カリスマ」を無効化する。

破壊工作:E
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
 敵兵力に対する直接的な攻撃ではなく、相手の進軍を遅延させたり、偵察や諜報を混乱させたりする技術。
 判定に成功すれば、対象を暗殺に適した場所へ無警戒に近い状態で呼び出すことができる。

【宝具】
『是、選りすぐりの一刀也』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 高名な刀鍛冶に打たせた刀から、最も出来のいいものを選んで暗殺に使用した逸話の具現。
 真名解放すると数本の刀が周囲に出現し、その中から一本を手に取ることで効果を発揮。
 この刀を握っている間のアサシンの攻撃は、ダメージ判定において常に最高の乱数を引き当てられる。
 万分の一であろうと確殺の見込みがあれば、無条件でそれを可能とする強力な暗殺宝具である。
 無論、通常の白兵戦においても十分有用。

【Weapon】
『初代虎徹』
『美濃関兼房』
 アサシンが老中暗殺に用いたとされる脇差。
 虎徹はアサシンの墓がある日蓮宗報恩山宗延寺の寺宝として伝わっている。
 しかし、アサシンの死後に著された書物「窓のすさみ」によれば
 兼房を使用したことになっており、はっきりしない。

【解説】
 江戸時代前期の旗本・大名。美濃青野藩主。若年寄。
 従兄弟でもある大老・堀田正俊を暗殺したことで知られる。
 暗殺の理由は、淀川の治水工事の任を解かれた私怨とも
 正俊の専横に対する公憤ともいわれるが、定かではない。
 暗殺当日、アサシンは正俊を江戸城の御用部屋(老中らの詰め所)付近に呼び出し、脇差で刺殺した。
 アサシン自身も、居合わせた者たちによって斬殺されている。
 江戸城内での刃傷沙汰は、江戸時代を通じて何度か発生しているが
 加害者の側も若年寄という重職であった点が本件の特徴といえよう。

 事件後、将軍の身の安全を理由に、御用部屋は将軍の居室から遠ざけられる。
 将軍・徳川綱吉と老中の間の連絡は側用人が行ったため、結果として側用人の権勢が高まることとなった。
 柳沢吉保の台頭、さらには後年の田沼時代の遠因にもなった考えると、アサシンの行動の影響は小さくない。
 この事件は、正俊の存在を疎んじていた綱吉による陰謀とする説もある。

 コンセプトは「乱数に泣かされないアサシン」。低乱数一発が確定一発になるぞ!
 同じ時代に赤穂事件が起こってるせいで影が薄いが、刃傷沙汰の内容だけならこっちも引けを取らない。


517 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/27(木) 09:16:45 4NgNSgy20
ミスがあった
×従兄弟 ◯従甥


518 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/09/28(金) 19:29:18 bEnKB28A0
【元ネタ】ハイスクールD×D
【CLASS】アサシン
【マスター】間桐慎二
【真名】フリード・セルゼン
【性別】男
【身長・体重】詳細不明瞭にて書きようがない。
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運E+ 宝具B+

【クラス別スキル】
 気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を断つことができる。
 アサシンはさっきが駄々洩れといわれる類であり、戦闘中にはこのスキルを使用することが不可能。
【固有スキル】
 はぐれ悪魔祓い:B
 邪悪を払う戦士になりながら、殺りくに耽溺した破戒者であることを示すスキル。
 悪魔や吸血鬼などといった、聖書の教えの敵対者との戦闘に対して有利な補正が与えられる。ただし、加護の類は受け取られないため本来のそれに比べると一歩劣る。

 仕切り直し:B
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターンに戻し、技の条件を初期値に戻す。

 加虐体質:B
 戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
 プラススキルのように思われがちだが、これを持つものは戦闘が長引けば長引くほど可逆性を増し、冷静さを失ってしまう。

 自己改造:D
 自己の肉体にまったく別の肉体を移植するスキル。
 アサシンは政権を扱うための因子を移植しており、これにより聖剣の類を運用する際に有利な補正を受け取ることができる。
【宝具】
『邪悪に染まりし複合聖剣(エクスカリバー・ダウンフォール)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:一人
 アサシンが使用した、不完全に復活した聖剣エクスカリバー。
 所有者の敏捷の2ランクアップ・刀身の透明化・刀身の形状変化・幻覚の生成の効果を発揮する。また聖剣であるため、悪魔・吸血鬼などといった魔性の存在に対して追加ダメージを与える。
【Weapon】
 光の剣と銃
 アサシンの世界での悪魔祓いの主武装。悪魔に対して特攻効果を持つ。
【解説】
 ライトノベル「ハイスクールD×D」序盤におけるネームド。
 14歳で悪魔祓いに正式に認定されるほどの天才だったが、極めて危険な性格であったことから早々に追放、堕天使側に流れてはぐれ悪魔祓いとして活動する。
 原作後半になってから判明した設定によると「シグルド機関」という機関で生み出された「英雄シグルドの遺伝子を基にしたデザイナーベイビー」という教義的にグレーゾーンの人物。それ以外も改造を受けていたらしく、狂気的な人格はそれも原因ではないかと考えられている。
 この登場においては最全盛期ともいえる原作三巻からの登場。その性格から魂喰いに対しても躊躇がないが、インフレについてけず6巻で一蹴されるというドラゴンボールのヤムチャがごとき存在。




 ……ハイスクールD×Dのアニメがこれからも続くことを願って投稿させていただきました。


519 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/01(月) 19:17:00 O3/4l3kA0
【元ネタ】コハエース FGO
【CLASS】後述のスキルにより変化
【マスター】
【真名】魔神セイバー
【性別】女性
【身長・体重】166cm・53kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久B+ 敏捷B+ 魔力A+ 幸運A++ 宝具A+++
【クラス別スキル】
対魔力:A+
魔術への耐性。
魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまい、事実上現代の魔術で傷付ける事は不可能なレベル。
【固有スキル】
極地:A
あらゆる空間での十全たる動きを可能とする究極の歩法。
あらゆる武術も体得済み。
相手がどんなクラスであろうとも対処出来る。

不断:B
絶え間なく続く戦いの道行きを照らす不断の光。
それは彼女の行く道を示している。

対騎士王:EX
彼女が産まれた理由の残滓。
『アルトリア・ペンドラゴン』との戦闘に対し全ての能力に大幅なボーナスがかかる。
風王結界を張ろうが武器の一振りで解除出来る。
また、マスターを喪失してもアルトリアは健在な限りはEXランクの単独行動と同じ効果も発揮される。
更には対峙時のアルトリアに対して有利なクラスへと自身を変化させる事が出来る。

【宝具】
『絶剱・無穹三段(ぜっけん・むきゅうさんだん)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:50人
別の自分と同様の技。
無量、無碍、無辺、三光束ねて無穹と成す。
光り輝く黒光を放つ必殺の魔剣。
アヴァロンすら強制的に世界から退去、消滅させることが可能。
それ以外には大ダメージを与える斬撃でしかない。

『破棄されし勝利の約束』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
自身が纏うマントの様な羽織。
エクスカリバー及びロンゴミニアドに対して絶大な防御力を発揮する。
通常のアルトリアの振るう斬撃にも勿論効果を発揮する。

【Weapon】
『太刀』
通常時は刀として使え柄を伸ばせば薙刀としても使用出来る。
斬撃を飛ばして遠距離戦も可能。

【解説】
『沖田総司オルタ』が英霊としての個を獲得する際に切り離された『魔神セイバー』としての自身。
その残滓が『ヒロインX』をはじめとする『アルトリア』の蛮行により生まれた負の想念を受けて自我を得た英霊。
切り離されたためか沖田総司オルタとは姿が違うだけの別人となっている。
彼女は自我を得る際に方針が変わった。
それは『Fate』を終わらせるのではなく『アルトリア・ペンドラゴン』という存在を終わらせる事。
象徴たる彼女を討つ事こそが今の自身に課せられた使命であると思っている。
性格としては原典の八つ当たりとは違い
・セイバークラス(ただし、ランスロットとモードレッド以外の円卓関係者は除く)やアルトリア顔にはさりげない気配りを行う。
・人の望むプレゼントも送る。
・マスターが自堕落になったら注意しつつも自分で働く。
・自炊も行う。
と殆どがアルトリアの逆になっている。
ちなみにアルトリアに合わせてどんなクラスにもなれるが武器は変わらず薙刀にもなる太刀である。
本人曰く「アーチャーなんて斬撃を飛ばせれば確実に該当するでしょう」との事。

コンセプトは「ヒロインX絶対〇すウーマン」です。


520 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/01(月) 20:41:57 WmxMxtnQ0
最初だけなら兎も角二回も三回も同じネタしてたら飽きるて


521 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/01(月) 21:29:43 D19FNfvM0
同感


522 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/01(月) 22:42:21 uANo0L1o0
【元ネタ】GUILTY GEARシリーズ
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】シン・キスク
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
混血:A
生体兵器「GEAR」と人間のクォーター。

心眼(偽):A
視覚妨害による補正への耐性。
第六感、虫の報せとも言われる、天性の才能による危険予知である。

魔力放出:A
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
いわば魔力によるジェット噴射。
ランサーの場合、赤黒の稲妻の形をとる。

早食い:B
食事スピードがライトニングに速い。
また魔力への変換効率も高くなる。

【宝具】
『黒雷突貫(ライディーン)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1人
自身の全魔力を放出しながら放つ体当たり。
非常にシンプルで力任せ、故にこそその威力はAクラス宝具にも引けを取らないものである。

【Weapon】
『無銘・旗』
アグレッシブな突き技が出来て、
スタイリッシュなフォルムを持ってて、
スカイハイに目立つ、三拍子揃った良い武器。

【解説】
虚構のはずの世界のクォーターギア。
特異点内の聖杯大戦において空想科学側のランサーとして召喚される。
本来ならば彼も創作物のはずだが、通常の英霊として召喚されたことから実在する可能性がある。

………という妄想。

モードレッドとどっちのお父さんが強いかで仲良く喧嘩してほしい。


523 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/02(火) 02:54:15 kOlIUk8c0
【元ネタ】魔法少女まどか☆マギカ
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】暁美ほむら
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E+ 耐久E+ 敏捷D+ 魔力C+ 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:EX
疑似サーヴァント化に際して固有結界を獲得しているものの、使い勝手は良くない。
基本的には一時的な拠点を作る程度。

道具作成:E+
銃火器、爆弾などに魔力を付与し、サーヴァントへの攻撃を可能にする。

【固有スキル】
魔術:E(EX)
魔術の素養。
キャスターの使用するものは明らかに異質であり、ランク付けは不能。

仕切り直し:A++
戦闘から離脱する能力。
不利になった戦闘から離脱する。
宝具の効果によりほぼ確実に離脱が可能。

霊基隔離:EX
自身の霊基を実体化させ、100m以内の別の場所に保管できる。
隔離した霊基を破壊されない限り、彼女が死ぬことはない。

【宝具】
『刻限円盾・再演権限(ターンオーバー・サンドグラス)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:世界全体 最大捕捉:1人
キャスターの所持している円形の盾。
砂時計と歯車などの機構が内蔵されており、それを稼働させることで自身以外の時間を止めることが出来る。
真名解放時は砂時計が反転、任意の位置まで世界を巻き戻す。
盾の裏側は虚数空間となっており、武器をしまっておくことが出来る。

『死胎蛋・閉鎖回路(ドッペル・ホムリリー)』
ランク:A 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1
彼女のもう一つの可能性。
絶望の果てに成り果てる筈の怪物を自身の意思で操り飼い馴らす。
その際に自身の霊基に溜まった穢れは力に還元され、全ての弱体状態を解除する。

【Weapon】
銃火器、爆薬

【解説】
虚構のはずの世界からの漂着者。
特異点内の聖杯大戦において幻想世界側のキャスターとして戦う。
今特異点において唯一確実に実在の人物であると確認されている。

………という妄想。

FGOだと多分彼女が配布枠。


524 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/02(火) 17:43:46 kOlIUk8c0
【元ネタ】デュラララ!!シリーズ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】セルティ・ストゥルルソン
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B+ 耐久A 敏捷B+ 魔力A 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。

騎乗:A
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
千里疾走:A
本来は愛馬と共に在ることでもたらされるスキル。
長時間長距離移動を可能とする無尽蔵の体力を有する。
また敏捷値の一時的な急上昇、全力疾走時の耐久・筋力値の上昇といった効果を発揮できる。
宝具の性質上、真名解放時の威力にも上昇効果が適応される。

死を纏う者:A+
周囲に災厄を振りまき、死をもたらす魔性の存在としてのスキル。
デュラハンである彼女は高ランクでこのスキルを有する。

黒影外装:EX
質量を持つ変幻自在の影を操る。
ライダーの着用するライダースーツや武装は全てこの影によって作り出されたものである。
強度においても申し分無く、車に跳ね飛ばされても外傷一つ負わない。

【宝具】
『双輪にて駆けよ我が愛馬(コシュタ・バワー)』
ランク:B+ 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:900 最大捕捉:1〜50人
彼女の愛騎である首なし馬。
日本で生活するにあたり、ライトのとれたバイクと同化している。
真名解放によって、騎乗状態のまま敵陣へ突撃し、ライダーと共に死を振りまく存在へと変わる。

【Weapon】
黒影外装によって作られた大鎌

【解説】
虚構の世界の都市伝説。
特異点内の聖杯大戦において幻想世界側のライダーとして召喚された。
念話が出来ない訳では無いが不得意であり、意思疎通には専らPDAを用いている。

………という妄想。

池袋のライダー(ぼそり


525 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/03(水) 14:49:00 G7.THsYM0
【元ネタ】銀河英雄伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヤン・ウェンリー
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:‐
魔術に対する守り。
科学を以て地球を離れて久しい故、魔力への抵抗力は皆無。

騎乗:C
騎乗の才能。
正しい調教、調整が施されたものであれば万全に乗りこなせる。

【固有スキル】
星海の航海者:A+
嵐の航海者の亜種スキル。
宇宙船を駆る才能。
軍略、カリスマに加え千里眼の効果も兼ね備えた特殊スキル。

戦略:B
外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
ただし本人はなかなかその才能を活用する事無く人生を終えた。

【宝具】
『薔薇騎士連隊(ローゼンリッター)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜30 最大捕捉:2000人
ライダーが最大の功績をあげた戦闘の際指揮した部隊。
ダイヤにも似た炭素クリスタル製のトマホークで武装しており、ライダーの時代において白兵戦は随一である。
全員がEランクの単独行動スキルを所持しており、能力値も並みのサーヴァントを僅かながら上回るほど。

『基月護衛艦隊(イゼルローン・フリゲート)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:光秒単位 最大捕捉:10000人
ライダー最大の功績そのもの。
軍事用の人工天体『イゼルローン要塞』及びそれを奪取・防衛した艦隊を広大な宇宙空間を仮想的に作り出して運用する。
固有結界にも似た大魔術。
その巨大さ、広大さゆえ発動、維持ともに多大な魔力を消費する。

【Weapon】
自由惑星同軍制式光線銃。
ただしライダーが撃っても当らない。

【解説】
虚構の世界の戦術家。
特異点内の聖杯大戦において空想科学側のライダーとして召喚される。
現行空想科学側の実質的な指揮官となっている。

………という妄想。

二次創作とはいえstey nightであんなにはしゃいでいたんだからFGOだったらどうなるだろう


526 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/03(水) 18:53:23 BbwjrJi60
【元ネタ】ハイスクールD×D
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】兵藤一誠
【性別】男
【身長・体重】170cm・65kg
【属性】中立・善
【ステータス】
筋力D 耐久D+ 敏捷D 魔力E 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
 陣地作成:E
 その手の技能はキャスターにはない。
 クラス補正のたまものとして、かろうじて具現化している程度。

 道具作成:E+
 その手の技能はキャスターにはない。
 クラス補正のたまものとして、かろうじて具現化している程度。
 ……ただし、煩悩に身を任せた結果としての芸術品に限り金が取れるレベルで作ることができる。
【固有スキル】
 転生悪魔(兵士):D+++
 後天的に悪魔の特性を得た者が保有するスキル。
 身体能力にプラス補正がかかり、さらに兵士の場合は任意の場合で攻撃及び防御にプラス補正・敏捷ワンランクアップ・魔力ワンランクアップ・それらすべての獲得……のどれかを選択するプロモーションを発動することができる。
 ただし、プロモーションを発動するためにはマスターからの許可が必要であり、魔力消費量も増大化する。

 戦闘続行:A
 ド根性の塊。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、意識がある限り戦闘態勢を解除せずに行動できる。

 心眼(真):D+
 意外に戦闘時における頭の回転が速い。
 戦闘中において、とっさの判断で敵の隙や弱点を突くことができる。エロが絡むとさらに補正がかかる。

【宝具】
『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
 聖書にしるされし神が作り上げた、極めれば神すら殺せるという神器、神滅具が一つ。ブリテンの赤い龍である赤龍帝ドライグの魂を封じ込めている。
 能力は十秒間ごとに自分の能力を倍加させることと、その倍加の効果を他社に譲渡すること。
 本来なら究極系である禁手だけでなく、悪魔の駒を併用したその上の段階に至っている前代未聞な能力の持ち主なのだが、キャスターの霊基で召喚されているため、令呪によるブースト抜きでは再現できない。

『洋服崩壊(ドレス・ブレイク)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
 兵藤一誠が編み出した魔力運用方法。その特異性から宝具として昇華された。
 女性に接触して煩悩と共に魔力を流し込むことにより、一定時間内にアクションを取ることで相手の着用物を破壊、全裸にすることができる。
 魔術礼装程度なら何の意味もなく破壊することができ、鎧型の宝具であっても同ランク内なら破壊可能。さらに赤龍帝の籠手を併用すれば、A++ランクの宝具すら破壊することができる。
 加えてこれはあくまで一側面であり、亜種としてデバフ・バフの種別問わず女性にかけられた魔術的効果を消滅させるバージョンも存在する。
 ……反面スケベ根性によるブーストであるため、異性にしか使用できないという致命的な欠陥がある。もとより尋常でない煩悩が根源であり、かつキャスターはそれを重視した側面であるため、令呪程度では三画使っても改善は困難。

『乳語翻訳(パイリンガル)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:8人
 兵藤一誠が編み出した魔力運用方法。その特性と凶悪さから宝具と化した。
 能力そのものは、相手の思考を読むという単純なものだが、規格外のランクをたたき出すのはそのアプローチ。
 ……おっぱいと対話したい。などという頭がおかしい渇望に取りつかれたことで編み出されたこの宝具は、範囲内の女性の乳房に人格を与え、それと対話するということで相手の思考を読む。
 其のため、別のことを一生懸命考たり、大量の思考を浮かべて情報錯乱をしようとしても、おっぱいが自動的に質問の答えを答えるため、対処は不可能。術式的な防御に関しても、そのアプローチの異次元っぷりゆえに新しく研究と開発が必要になるという反則性を持つ。因みにおっぱいと対象の性格や声が異なる場合があるらしいが、蛇足である。
 洋服崩壊と同じく異性にしか使えないという欠点を持ちキャスターにしか聞こえないが、こちらは令呪を併用することでマスターが聞くことも可能。
【Weapon】
 アスカロン
 龍殺しの聖剣。通常時は赤龍帝の籠手に格納されている。
 本来なら宝具として運用できるのだが、キャスターとしての運用であるため性能が低下している。
【解説】
 まとめwikiでも乗っているハイスクールD×D主人公のキャスターバージョン。
 ……魔力が低すぎて子供でもできることができないイッセーですが、その魔力運用はある意味シャレにならないので、案外キャスターでも行けるんじゃないかと思い作ってみました。

 ……マスターに向いている人間を発想できなかったのでとりあえず空欄。


527 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/03(水) 19:36:06 vaV.ByqQ0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ペレアス
【性別】男性
【身長・体重】183cm・80kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】
精霊の加護:×
 そんなものは無い。

気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

被虐の誉れ:C
 肉体を魔術的な手法で治療する際、所要魔力が通常の1/3で済む。
 また、魔術の行使がなくとも一定時間経過するごとに傷は自動的に治癒されていく。

ストーキング:D+
 愛した標的を追い求め続けるためのスキル。
 求め続ける限りにおいて、耐久と被虐の誉れスキルが向上する。
 追跡能力はさして高くないが、とにかくしつこい。

【宝具】
『不義暴きの剣(コルナール)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:2人
 ゴーヴァン卿とアルカード婦人の喉上に置かれた剣。
 不義、不貞を犯した事があると彼が信じる者、および
 その相手となった者の“喉元にある”ものとして扱われ、
 ただ振るうだけで首部位への攻撃として成立する。

【解説】
 アーサーに仕える騎士の一人ペレアス卿。
 伝説群への初出時、マロリー版でのような湖のニミュエの夫とも
 国王牧歌における狂える赤騎士ともならなかった彼。

 遍歴中のゴーヴァン卿は奇妙な光景を見た。一人の騎士が十人の騎士と戦って勝利し、
 だと言うのに降伏し、屈辱的な運ばれ方でどこかへ連れて行かれるというものだった。

 後で事情を聞き出した事には、彼ペレアスはかつて馬上槍試合で六十の騎士を負かせ、
 参加騎士五百名中で最優秀者と認められたその際、美しい婦人アルカードを見初めた。
 試合の賞品、名剣と黄金の冠のうち後者をペレアスはアルカードに差し出して求愛し、
 「この場で最も美しい女性に捧ぐ。異論ある者がいれば受けて立とう」と宣言した。
 ところが婦人はこれを手酷く拒絶し、ペレアスが彼女の領地に入る事さえも禁じる。
 もし彼が領内で見つかれば、騎士を派遣して捕らえ、侮辱した上で放逐してくれよう。

 そのうちに諦めて消えるだろうと思っての事だが、ペレアスはおかしな男だった。
 連行先で彼女に会える、声も聞ける、いずれ気が変わり愛してくれるかも知れぬ。
 武勇で劣るのでない証明として戦いはするが、連れて行かれるのは望む所なのだ。
 故に降伏して屈辱的な格好で引き立てられ、喜んで罵られ、そして再び来るのである。

 つまり変態だ。

 と思ったかは分からないが、とにかくゴーヴァン卿は彼の恋路に助力を申し出た。
 君の甲冑を貸してくれ、“貴女が嫌いな相手を殺し甲冑を奪ってやった騎士”として
 彼女と親しくなり、信頼を得てから徐々に君に好意を向けるよう計ろうじゃないか。
 だが婦人の美貌に気が変わったか、ゴーヴァンは自らアルカードと同衾してしまった。
 帰りの遅い事を訝ったペレアスは城へと侵入し、寝台に並ぶ二人の寝姿を目にする。
 逆上した彼は二人を殺そうとするが、思い留まって抜き身の剣を置いて立ち去った。

 目覚め、喉の上の剣を見たアルカードはゴーヴァンの嘘に気付き彼を責める。
 さすがに悪いと思ったか、ゴーヴァンもペレアスに詫びる為に彼を追った。
 性根が腐り果てた後期流布本版であっても“黄金の舌”は健在であったのか、
 ゴーヴァンはアルカードを説得し、ペレアスをも宥め、二人を結婚させたのだ。
 ペレアスとアルカードの間には息子・小ギフレイスが生まれたという。


528 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/05(金) 10:22:15 si3gl0SA0
【元ネタ】ハイスクールD×D
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アーシア・アルジェント
【性別】女
【身長・体重】155cm・45kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具EX

【クラス別スキル】
騎乗:EX(C相当)
 ライダーは厳密には騎乗物に長けているわけではないため、クラス補正があっても正しい調整・調教が無ければ扱えない。
 ただし、契約した龍種に騎乗することが可能という点で、評価測定が困難であるため規格外と認定している。

 対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 龍種の加護があるため、比較的高ランク。
【固有スキル】
 聖人:E
 かつて聖女として祭り上げられたことから保有するスキルだが、その後魔女認定されて追放されたため、最低ランク。
 ライダーの技能の関係もあり、HPの微弱な自動回復のみとなっている。

 龍の巫女:A
 邪龍とすら契約する神のごとき偉業を成し遂げた、アーシアの特性。
 ドラゴンとの契約や相性においてプラス補正。また、使い魔としてドラゴンを使用可能。戦闘能力こそ宝具を除けばサーヴァントなら歯ごたえがある程度だが、並の魔術師では対応困難な存在までいるため、マスターの護衛などには十分使えるレベル。

 転生悪魔・僧侶:C
 後天的に悪魔の特性を得たことを現すスキル。
 ライダーの場合は僧侶の駒を使用しているため、魔力に補正を受けている。


529 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/05(金) 10:24:15 si3gl0SA0
【宝具】
『聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)』
ランク:B 種別:対軍(自陣)宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:50人
神器と呼ばれる、聖書の神が作り上げたい脳の一つ。
 死んでさえいなければ致命傷すらいやすほどの回復能力を持った神器。その回復対象は広範囲であり、治癒阻害の呪いを受けていたり、回復の力を受け付けない存在であろうと回復させることが可能で、同ランク以下の宝具の妨害すら突破することができる。
 アーシアはこの宝具の扱いに長けており、本来は接触することで発現する対人宝具でありながら、回復量の低下と引き換えに射出することで離れたところから回復させることもできる。其れとは別の広範囲の回復フィールドを形成することもできるが、敵味方の識別ができないためこちらの使用はうかつにできない。

『聖龍姫が抱く慈愛の園(トワイライト・セイント・アセンション)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 聖母の微笑の禁手と呼ばれる究極系。厳密にいえば回復系統なのだが、事実上の結界宝具と化している。
 能力は驚異的な即効性を持つ回復フィールドの形成。そのあまりの回復速度ゆえに、攻撃を無効化する結界と化している。その速度は文字通り規格外であり、本来神器に対して圧倒的有利なはずの神器無効化能力すら意に介さない。

『黄金龍君(ギガンティス・ドラゴン・ファーブニル)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:500人
 五大龍王と称される、魔王とすら渡り合えるドラゴンであるファーブニルを召喚する。アーシアが契約したドラゴンの中でも最強の存在であり、最終手段。
 其の戦闘能力は最高レベルのサーヴァントですら苦戦必須であり、加えて様々な契約によって集めた宝物により、バリエーション豊かな戦法を取ることができる。
 正確も基本的にはおとなしく温厚で、好戦的な性分でないこともあってある程度の連携はとれる。反面アーシアを溺愛しているため彼女が理不尽に傷つけられた場合、魂を分離してまで対象の精神を呪うという攻撃すらとる。
 ……最大の欠点は変態であること。着用済みのパンティーに異様な執着心を見せ、よほどの非常時でもない限り、アーシアの指示を聞くときも彼女の使用済みパンティーを要求する。しかもパンティーを利用した意味不明な行動で成果を上げるため、マスターおよびライダーの精神に多大な負担をかける秘密(にしておきたい)兵器。ライダーの幸運ランクが低いのは、なんだかんだで来歴が酷いことに加えてこのドラゴンと契約したこともかかわっている。
【解説】
 ハイスクールD×Dの主要ヒロインの1人。元シスターだが作品世界の複雑な事情により追放され、堕天使に殺されたところをシリーズメインヒロインであるリアスの眷属悪魔として蘇生されるという、各勢力を流転する来歴を持つ
 性格的には多少天然が入っている超善人。そのため善性のマスターならメンタル的な相性は十分だが、反面宝具以外で対サーヴァント戦をこなせる能力はないため、普通の聖杯戦争では優勝は不可能に近い。……あれ、普通の聖杯戦争て書かれてたことあったっけ?
 それはともかく運用が意外と難しい。先ほども書いたが戦闘ではサーヴァントとの前衛を張れる味方がほしいレベルであり、戦える宝具もその特性上神秘の秘匿的に困難なものだらけ。……ファーブニルがHENTAIなのでストレス耐性も必要不可欠。……なんだろう、聖杯の汚染も何とかしちまいそうで怖い。


530 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/05(金) 20:02:19 s40HD1Y.0
【元ネタ】仮面ライダービルド
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】桐生戦兎(仮面ライダービルド)
【性別】
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B+ 敏捷C+ 魔力D 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:C+
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
『研究所』の作成が可能。
また自身の宝具により工房を『纏う』ことが出来る。

道具作成:C-
自身の宝具によって、特殊な効果を持つアイテムの作成が可能。

【固有スキル】
仮面の闘士:A+
二重召喚スキルの亜種。
己の正体を隠し、悪を成す輩と戦う者の証。
ライダーのクラス別スキルを獲得できる。

心眼(真):C
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

天賦の叡智:B
並ぶ者なき天性の叡智を示すスキル。
肉体面での負荷(神性など)や英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルをB〜Cランクの習熟度で発揮可能。

【宝具】
『叡智にて厄災よ救済となれ(ビルドジーニアス)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
キャスターの開発した戦闘用パワードスーツ。
工房としての役割も果たし、敵の能力の把握や新たなアイテム・特殊成分の生成、未知の毒物の中和などを戦闘中に行える。
防御力も申し分なく、全身を覆う相殺フィールドにより致命的な攻撃を減衰させることが出来る。

『叡智にて希望よ厄災を屠れ(ジーニアスフィニッシュ)』
ランク:A++ 種別:対人絶技 レンジ:1〜20 最大捕捉:1人
『叡智にて厄災よ救済となれ』の最大駆動による一撃。
人々の強い思いを特殊な攻撃成分に変え、それを乗せて放つことで威力を増幅する。
また追加効果として何らかの感情を対象に芽生えさせることが可能。
ただしそれがどう転ぶかは運次第である。

【Weapon】
『叡智にて厄災よ救済となれ』で製作した各種アイテム。

【解説】
虚構の世界の天才物理科学者。
特異点内の聖杯大戦において空想科学側のキャスターとして召喚される。
特異点の異常性に気が付いており、聖杯大戦と並行して捜査している。

………という妄想。

特撮だけは使いたくなかったなあ………(遠い目


531 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/06(土) 11:27:36 EXNtjN4c0
【元ネタ】ハイスクールD×D
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】兵藤一誠
【性別】男
【身長・体重】170cm・65kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D+ 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
 狂化:EX
 バーサーカー自身は全く持って理性を残している。エロが絡むと暴走することが多々あるが、これに関しては生前からそうであり狂化スキルが付加される類でもない。
 ただし、バーサーカーは召喚されると同時に宝具の影響で無差別に人に「胸に対する執着心」を与え、それ以外考えられない状態にする。
 バーサーカーは自分が狂うのではなく人を狂わせるからこそのバーサーカーなのだ。
【固有スキル】
 転生悪魔(兵士):D+++
 後天的に悪魔の特性を得た者が保有するスキル。
 身体能力にプラス補正がかかり、さらに兵士の場合は任意の場合で攻撃及び防御にプラス補正・敏捷ワンランクアップ・魔力ワンランクアップ・それらすべての獲得……のどれかを選択するプロモーションを発動することができる。
 ただし、プロモーションを発動するためにはマスターからの許可が必要であり、魔力消費量も増大化する。

 戦闘続行:A
 ド根性の塊。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、意識がある限り戦闘態勢を解除せずに行動できる。

 心眼(真):D+
 意外に戦闘時における頭の回転が速い。
 戦闘中において、とっさの判断で敵の隙や弱点を突くことができる。エロが絡むとさらに補正がかかる。


532 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/06(土) 11:30:19 EXNtjN4c0
【宝具】
『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
 バーサーカーの持つ、聖書の神が作り出した神器と呼ばれる異能。其の中でも神すら殺せると謳われる神滅具と呼ばれる類の一つ。
 十秒ごとに所有者の力を倍加し、さらにその影響をマスターに与えることも可能。ただし、バーサーカー自身は「歴代最弱の赤龍帝」と呼ばれる低スペックであるため、これだけでは聖杯戦争を勝ち上がるのは困難。

『赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)』
ランク:A++ 種別:対人(自分)宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
 禁手と呼ばれる赤龍帝の籠手の上位形態。
 赤龍帝の力を限定的に鎧の形で展開する。これによりステータスがランクサーヴァント並みに強化される。
 また神器は想いの力を具現化するという特性上、魔力消費量もランクに比べて低く、燃費もいい。しかし同時に展開できる時間制限があり、数日続けての戦闘などは不可能。
 本来はこれが究極系なのだが、さらに上位の形態があり―
 
『赤龍帝の三叉成駒(イリーガル・ムーブ・トリアイナ)』
ランク:EX 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
 悪魔の駒のリミッター解除をきっかけに覚醒した、赤龍帝の鎧の上位形態。
 赤龍帝の鎧にプロモーションの特性を与えることで、それぞれの駒の特性に特化した形態へと変化する。
 ただし、サーヴァントの霊基に収まらないため普通は不可能。それを簡略化した発展までの儀式でカバーする。
 ……具体的に言うとバーサーカーは召喚と同時に可能性を放出。それが人を渡り歩くことで力をため、それを幸運判定で発見して受け取ることで、この宝具を使用可能にする。そのさい可能性を受け取った人間は乳房に対する猛烈な読球を抱き、理性を消失するも同然の状態になる。ついでに言うと本来はさらにそこから段取りがあるのだが、宝具化した影響で簡略化されている。
【Weapon】
 アスカロン
 龍殺しの聖剣。通常時は赤龍帝の籠手に格納されている。
 本来なら宝具として運用できるのだが、キャスターとしての運用であるため性能が低下している。
【解説】
 数日前に投稿した、兵藤一誠のバーサーカーバージョン。
 ……近年の変化球バーサーカーなら、こういう類もありだとふと思ったので作ってみました。
 ……その特性上、一歩間違えると色んなサーヴァントを同時に敵に回しかねないサーヴァント。少なくとも、当人にその気がなくても一般人に迷惑をかけるのは大問題である。


533 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/08(月) 22:05:01 Tg.TUfYI0
【元ネタ】うしおととら
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】蒼月潮&とら
【性別】男・男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善/混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
コンビネーション:C
特定の人物と共闘する際に、どれだけ戦闘力が向上するかを示すスキル。
どれだけ苛烈な戦場でも目配せ一つで互いの行動を把握、最適な行動を取れる。
ランサー達の場合、宝具も大きく影響を受けるスキルである。

戦闘続行:A
所謂「往生際の悪さ」。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

魔力放出(雷):C
とらのスキル。
雷を全身から放出し、或いは相手の頭上に降らせることが出来る。

【宝具】
『獣の槍(けもののやり)』
ランク:B+ 種別:対妖宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:10人
所有者の魂をすすり、妖を殺す槍。
それ自身が意思を持つ妖器物であり、魔性の者の害意を感知し、またそれらに近しいものに特攻効果。
また使用者の求めに応じて自動で飛んでいく、斬りたいものだけを斬れる等比較的多機能。

『双にして一の妖(うしおととら)』
ランク:C 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:10000人
とらの背中にうしおが跨り、諸共に敵陣に突撃するコンビネーション宝具。
発動時、全ステータス・スキルランクを一段階引き上げる。
雷と炎を撒き散らし、妖魔必滅の刃を構えて迫る姿は、『あの大化生』さえもが恐れるものだった。

【解説】
虚構の世界の妖憑きの少年。
特異点内の聖杯大戦において幻想世界側のランサーとして召喚された。
本来ならば彼も創作物のはずなのだが、とある神霊との縁が確認されており………?

………という妄想。

Fateに絡めやすそうで絡めにくい奴ら。


534 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/08(月) 22:16:07 I0jHA9Ng0
初投稿です
お目汚しすいません

・『ベナンダンテの狼男』
【元ネタ】イタリア北東部の民間伝承『ベナンダンテ』及び『ベナンダンティ』より
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】無銘(複数居るベナンダンティの一人)
【性別】男(♂)
【身長・体重】178cm(256㎝)・68kg(172㎏)
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力 D (A) 耐久 E (C) 敏捷 D (B) 魔力 C+ (C+) 幸運 C (C) 宝具 A (A)
【クラス別スキル】

 狂化(獣):EX
  魔力と幸運と宝具を除いたパラメーターを2ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
  また、"狂化(獣)"は『変化(狼)』状態でないと発動しないが、その代わり『変化(狼)』状態でないときは正常な思考力を保つ。

【固有スキル】

 魔術:C
  伝承に基づいた原始的な魔術を行使可能。
  主に自身の精神を触媒にする魔術に長ける他、基礎的な治療魔術も行使できる。
  『変化(狼)』状態では狂化している為、使用出来ない。

 背教:B
  神仏に対する背教、いずれかの神仏を信仰している者、加護を受けている者、神性を持つ者に対し攻撃時に+補正。
  キリスト教の魔女裁判にて弾圧された歴史を持つベナンダンティ達は特にキリスト系信仰に対する背教心を持つ。

 幻視の旅:A
  豊穣の守り手であったベナンダンティ達の逸話を基にしたスキル
  7日に一度の間隔で『幻視の儀式』を行う事で以下の5つのスキルを得る。
  この効果は夜間のみ有効。

  ・変化(狼):B
   自身の体を獣、もしくは獣人の物へと作り変える。
   ベナンダンティ達は様々な獣に変異することが可能だが、バーサーカーは好んで狼の獣人に変異する。
   『狂化(獣)』が発動し理性の大半を失う。

  ・怪力:B
   一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
   使用する事で筋力を1ランク向上させる。持続時間は"怪力"のランクによる。

  ・野生本能:C
  獣としての精神構造を持つスキル、狂化などの精神状態に影響されない。
  同等レベルの『直感』とDランクの『仕切り直し』と同じ効果がある。

  ・単独行動:D
   マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
   ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。

  ・対魔力:D
   一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
   魔力避けのアミュレット程度の対魔力。


535 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/08(月) 22:16:55 I0jHA9Ng0
長いので分割

 【宝具】
 『守護の羊膜(ダンティ・テンダー)』
  ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
  ベナンダンティ達が生まれ持ってくる羊膜。
  一日に一度だけ所有者の死亡を回避するほか、スキル『幻視の旅』の発動に不可欠な宝具。
  外見は服に縫い付けられたフードのようで額の部分に瞳を連想させるマークが描かれている。

 『豊穣の獣人(ベナンダンティ)』
  ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
  魔女と戦い豊穣をもたらしたベナンダンティ達の逸話に基づく宝具。
  『変化(狼)』が発動している間その爪、角、牙などに破魔の力を授ける。
  相手の魔力ステータスが高ければ高いほど攻撃の際+補正が付くほか、Bランク以下の魔力由来の結界及び防御は無効化される。

【Weapon】
 『ウイキョウの杖』
  ウイキョウの茎を編んで作られた杖
  打撃に使えるほか製作過程で魔力が付与されており、魔術の触媒としても使用可能。
  主に『変化(狼)』していない状態で使用する。

【解説】
  イタリア北東部、一地方の民間伝承、「善き歩行者」という意味の言葉。
  村落の収穫物を奪おうとする魔女と戦う、獣人信仰の一つ。
  バーサーカーそのものは史実体系(ヒストリア)、かなりマイナーな伝承。
  紀元前から続く信仰体系のようでイタリアに限らず、世界各地で同じような伝承が散見される。

  バーサーカーが好んで狼の獣人に変異するのは『ベナンダンティ』より『狼男』の方が広く一般的に知られているから。
  知名度が英霊としての力に直結する分、マイナーすぎる『ベナンダンティ』より強くなる『狼男』の知名度に乗っかっているとも言える。

  ステータスの括弧は変化してからの物であり、素のステータスはアサシンにも劣る。
  かといって『変化(狼)』しても一夜限りで次に『変化(狼)』できるのは7日後というとても扱いづらい性能であり、次の7日後にも『幻視の旅』の儀式を行わなければならず即効性に欠ける。
  しかし魔女と戦ってきた伝承の通り、対魔術師戦闘および対キャスター戦では無類の強さを発揮する。


  早い話がマスター殺し特化、工房の壁も結界もぶち壊してダイナミックお邪魔しますからのいただきますして帰っていくはた迷惑なサーヴァント
  強すぎず弱すぎずを目指した結果、なんかいろいろやらかした感じがしないでもない。
  ただ、バランス調整のためにオリジナルスキルが多くなったのはちょっとやりすぎたかなと思ってる。

  ちなみに男女で若干スキルが変化する。
  女性(♀)なら『魔術』に加え『拠点製作』が付く、これは男性(♂)が魔女を迎え撃ち、女性(♀)が村落を守った逸話から。
  …キャスターとしての適性の方が高いきがする。


536 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/11(木) 02:11:22 oP/BTnEw0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ランサー
【真名】カドモス&ハルモニア
【性別】雄と雌 (夫婦での召喚)
【身長・体重】150cm・100kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A- 耐久B- 敏捷B- 魔力A 幸運E- 宝具B+

【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
野獣:A
 獰猛な獣としての性質。
 愛くるしいと侮ると酷い目に合う雑食獣。

神性:B
 ポセイドンの孫にあたるため高ランクの神性を持つ。

もふもふ:A++
 第二宝具の影響で手に入れたスキル。
 相手の打撃攻撃の威力を半分に下げる。

夫婦召喚:C
 最初の召喚時、ランサーに付き添うようにその隣にハルモニアが召喚される。
 「互いに心から愛し合っている」「離れ離れになった自分達を想像できない」「相方がいないと寂しくて消滅しかねない」等の要因を備えたサーヴァントが取得するレアスキル。
 また、一つの霊基としてリンクしてしまっているため離れた場所で活動を続けると大幅な弱体化がかかる。

【宝具】
『播き起つ竜牙兵(ティーヴァ・スパルトイ)』
ランク:B+ 種別:進軍宝具
 カドモスが竜を殺した際、アテナ神のお告げでその牙を蒔いたことで生まれたスケルトンの兵士たち。

 霊基の処理リソースをハルモニアに使ってしまっているため「勇猛なる尖頭歯」の召喚は出来ないが「無垢の骨達」の召喚は現界中で28体まで可能。

『美しき女神達の祝福』
ランク:A+++ 種別:対武宝具
 アフロディテ、アテナより授かりし衣。最も殺戮からかけ離れた神造宝具。
 身に纏う者に美と魅了の祝福を与え、戦闘時の攻撃対象から精神的に除外される。
 ハルモニアが所持しているためカドモスは使えない。

『最も敬われし獣の姿(アレスティング・グランドビースト)』
ランク:C+ 種別:対人宝具
 アレス神よりの許しと祝福。
 かつて晩年のカドモスとその妻ハルモニアが理想郷にてヘビ、またはライオンに姿を変えたという伝承から。

 召喚された時点で夫婦が「最も人気のある獣」と「最も恐怖される獣」、二つの信仰の形を兼ね備えた状態で召喚される。
 基本的には人間の姿には戻れないが、二つの姿は自由に変身できる。

 現代社会で特に名の知れた動物。
 生息地は中国大陸の四川及び秦嶺。
 かつてその異形から未確認生物と恐れられた牙獣。
 しかしながら老若男女、古今東西。世界の誰に聞いても「嫌い」とは言わないその魅力と知名度。
 ただの二頭で国をひっくり返しうる現代の希少種といえば・・・。


537 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/11(木) 02:12:47 oP/BTnEw0

 その名も・・・哺乳類食肉目クマ科『ジャイアントパンダ』である。

「うそでしょ」「あらやだかわいい」「なんで?みんなライオン嫌いになっちゃったの?」「可愛いから私はこっちが好きよ」「まじで?俺かわいい?」「うん」「やったぜ」


 最も恐れられている動物は・・・その、もっと黒くて小さくて速くて飛べるやつ。

【Weapon】
竹槍


【解説】
ギリシャ神話。都市ティーヴァの伝承に語られる国造りと龍殺しの英雄。

ゼウスに攫われた姉妹エウロペを捜す為アゲーノールの令を受けて旅立ったフェニキアの王子が一人。
ロドス、テーラ、トラキア、デルポイと旅を続けてはみたが結局のところエウロペは見つからず、共に歩き回った母も倒れたため今後の方針を伺うため神託に道を尋ねた。

「エウロペを捜す事は諦め、一頭の雌牛のあとをついてゆき、その牛が倒れたところに都を立てよ」というものが返ってきた。
その後出会った牛飼いから雌牛を買い取り一度も休ませず追い立てる事で倒れるように仕向けた。

牛が倒れたその地点にアテナの像を建て、牛を生贄にするために配下を近くの泉に水汲みに行かせた。
しかし、その泉はアレスが持っていたもので、番人の蛇竜にそれらは食い尽くされてしまった。
怒ったカドモスは大岩で蛇龍を押さえつけ槍で串刺しにして殺し、その水と牛を生贄に捧げるとアテナはそれを誉め、蛇龍の牙を地中に蒔くよう告げた。
カドモスが言われたとおりにすると地中から武装した男たちが飛び出し殺し合いを始めた。
彼らは「スパルトイ」と呼ばれ、殺戮を生き残った5人は名を受けカドモスに忠誠を誓った。

その後改めてカドモスはアテナよりボイオーティアの地を授かりそこをテーバイと名付けた。
そこでアフロディテとアレスの娘ハルモニアと結婚式を挙げ、この時ハルモニアはオリンポスの神々より黄金の首飾りと上衣を授かる。
夫婦は子宝に恵まれ、4女と1男の子が生まれた。

しかし、蛇龍を殺され泉を荒らされたアレスの怒りは治まっておらず、子と孫たちには多くの不幸が襲い掛かった。
彼らは様々な要因でヘラ、アルテミス、ディオニュソス等を怒らせてしまいその神罰を受ける。

老年になったカドモスはまだアレスの怒りが治まっていないことを知り、
テーバイの王位を引いてハルモニアと共にエンケレイスの国へ向かった。

エンケレイスはイリュリア人によって攻められており、ディオニュソスの神託によってその戦いを終わらせる指導者となった。
イリュリア王リュコテルセスの妃はなんとカドモスの娘アガウエーであり、
父母が敵方を率いていると知った彼女はすぐさまリュコテルセス王を殺してイリュリアを父カドモスに献上した。

その後役目を終えたカドモスだが、自分たちを不幸に合わせたとはいえ、
これほどまでアレスに愛されていた蛇龍を今度は心から羨ましく想い、どうせなら自分も蛇になりたいと思い至る。

最後、ゼウスによってエリュシオン(英雄の楽園)に招かれたカドモス達はいよいよアレスの許しを得てアナコンダ、あるいはライオンの姿となったという。


538 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/11(木) 15:46:46 xj8rV4rk0
【元ネタ】電撃文庫館刊 物草純平著 『ミス・ファーブルの蟲ノ荒園(アルマス・ギヴル)』
【CLASS】セイバー
【マスター】ジャンヌ=アンリエット・カジミール・ファーブル
【真名】秋津慧太郎
【性別】男
【身長・体重】男性としてはやや小柄 やや体格の良い女性にも見える
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D(E) 耐久C(E) 敏捷B++(B) 魔力D(E) 幸運C 宝具C ほとんどのステータスは宝具͡『蟲天の瞳』の後押しを受けている。
【クラス別スキル】 対魔力E(-)セイバーにあるまじき直接攻撃魔術に対しての耐性はない。 騎乗C(E)通常の獣は乗りこなせる。幻想種でも乗ることはできる。
【固有スキル】示現流 A 「二の太刀要らず」と称される剣術の身体運用術。空中を除き常に全身を意のままに操り、目にもとまらぬ斬撃を繰り出すことができる。
             全ての攻撃に低確率で即死判定を付与
       武芸百般 B 素手格闘術、馬術など補助的な技能を含めて武士としての教養を極めて高いレベルで修めている。
              また、見たことのある攻撃に対しての回避判定にボーナスがある。
楽園(アルマス)の教え B 幻想種を含むすべての生物が相争わずおのれの価値を貶められることなく生きることができる世界を作る、という理想を信じぬく精神性。
                    理想のために必要とあればどこまでも戦い抜くことができる。
                    戦闘続行、勇猛の複合スキルとして扱われる。
【宝具】
『儚きもの(エフェメラ)』
ランク:A 種別:対人 レンジ:一人 最大捕捉:一人
古代に魔術の触媒とされた蟲(この個体は羽が片方しかない八丁蜻蛉)を封じた琥珀・蟲中の瞳が体に融合しており、身体能力強化の効果がある。
また幻想種・蟲(ギヴル)との共感能力が得られる。
『雲耀・風待ノ霧籬』
ランク:C 種別:対人秘剣 レンジ:一人 最大補捉:一人
二の太刀要らずをうたい文句にする示現流にはありえないはずの究極の二の太刀。攻撃を防御・回避された後の敵の攻撃・または防御を無視して高確率の即死攻撃を加える。
慧多郎は未熟なため、相手の攻撃を予測していなければ発動できない。
【Weapon】無垢嬢矩安 師匠から譲られた業物。作者は無名ながらなかなかの名刀だが、宝具ではなく破損の危険がある。
【解説】一見して女性と見まごうほどの美形ながら、薩摩示現流の達人。理想主義で現実のままならなさに思い悩む「女々しさ」を克服するため開国間もない祖国を離れ、フランスに旅立つ。
    そこで数奇な運命から蟲天の瞳(エレクトロン)を託され、幻想種・蟲(ギヴル)に寄生され人権を無視される裸蟲(ミルメコレオ)のテロ組織ブリュム・ド・シャルールとの闘争に身を投じていく。
    命の恩人、蟲愛づる魔女ジャンヌ=アンリエット・カジミール・ファーブルの理想をかなえるため、立ちはだかるものを切り捨てるしかないおのが未熟を嘆きながら剣を振るう。


539 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/13(土) 06:47:36 ONL0z5ww0
【元ネタ】ハイスクールD×D
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ゼノヴィア・クァルタ
【性別】女
【身長・体重】166cm・56kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C(EX) 敏捷A 魔力D 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
 対魔力:C
 一小節までの魔術を無効化する。
 当人がその手の類は火力で迎撃する方がいいとの判断ゆえに低ランク

 騎乗:B
 騎乗の才能。たいていの乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
 信仰の加護:B
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 ……セイバーはある事情で信仰心に揺らぎが生じたことがあるため、ランクが低め。

 転生悪魔・騎士:C
 人工的に悪魔になったことを示すスキル。
 セイバーは敏捷のステータスに補正を受けるが、同時に光や十字架などに対してダメージを受ける。

 聖剣使い:B
 生まれついて聖剣を扱うことに適性があることを示すスキル。
 聖剣系統の宝具や装備の運用や受取に関して大きな補正を受ける。
【宝具】

『絶世名剣(デュランダル)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:2〜3 最大捕捉:100人
 ゼノヴィアが保有する、伝説の聖剣。
 真名開放を必要とせず、莫大なオーラによって敵を切り裂く聖剣。そのオーラを放出することで、疑似的な対軍宝具としても運用できる。

『七極の聖剣(エクスカリバー)』
ランク:A〜A+ 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:50人
 ゼノヴィアが保有する、伝説の聖剣。
 攻撃力の瞬間的な増大・敏捷性の強化・刀身形状の変化・幻覚の生成・刀身や保有者の透明化・聖なる力の増大・敵の能力や敵そのものの支配などといった七つの能力を保有する。

『不死たる鞘(シース・オブ・エクスカリバー)』
ランク:A++ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1 最大捕捉:自分自身
 伝説の聖剣であるエクスカリバーの鞘。
 発動することで短時間だが自信を不死にすることができる。この宝具が発動中は、セイバーはあらゆる力をもってしても殺すことは不可能になる。
【解説】
 あえて原作最新段階の状態でサーヴァントにしてみました。シンプルなまでにセイバーなので、比較的作りやすかったり。


540 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/16(火) 23:44:29 0kOJVZyw0
【元ネタ】アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】サノス
【性別】男
【身長・体重】3mを超える大柄な大男
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷D 魔力E 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
カリスマ:C
強力な忠臣と大量の軍団を従えるその反面、時々裏切り者を出してしまっている。

【固有スキル】
【宝具】
『全能なる無限の籠手(インフィニティ・ガントレット)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:測定不能 最大捕捉:全宇宙の生命の半分
 魂(ソウル)、精神(マインド)、時間(タイム)、現実(リアリティ)、時間(スペース)、力(パワー)
1つだけでも世界を支配することができるストーンを全てはめ込んだ究極のガントレット。
ストーンの持ち主は無限の力を与えられ、指を鳴らすだけで全宇宙の半分の生命を消失させることができる。
しかしストーンの力は強大であり、持ち主にふさわしくないものは触れただけで精神が蝕まれ、場合によっては暴走に巻き込まれてしまう。

【解説】
タイタン星の最後の生き残り。宇宙の均衡を保つために全宇宙の人口の半分を減らすことにした狂人。
全ては宇宙のために、自ら外道だと自覚しても目的のためならいかなる犠牲も手段も問わない。
彼の野望を止めるために多くのヒーローが立ち上がり、ストーンを賭けたインフィニティ・ウォーが開戦した。

なお、原作はこれよりもっと強い。


541 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/10/24(水) 02:10:27 2R7NwvP.0
【元ネタ】星のカービィシリーズ、クトゥルフ神話
【CLASS】フォーリナー
【真名】ドロッチェ
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A+ 魔力A 幸運E 宝具B+

【クラス別スキル】
領域外の生命:B+
 詳細不明。
 恐らくは地球の理では測れない、異世界の存在を宿している事の証左と思われる。

神性:C
 かの世界、ドリームランドと呼ばれる地にて崇拝される旧き神が一つ。
 曰く槍と盾を持ちローブを纏った美人の姿で現れる戦女神、または破壊神とされている。

【固有スキル】
気配遮断:E
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。
 アサシンのクラスで召喚した場合はBランクを取得できるが、
 フォーリナーの場合は「光」に関わる神性に憑かれているためランクダウンしている

星の戦士:C
 別宇宙における正義の勢力の一員として認められた証明。
 宇宙に散らばった『星の戦士の武装』を扱う必須条件の一つでもある。
 ・・・が、割と範囲が曖昧で「友達」という程度の関係で適正が成立してしまう。

 ランク(※事実上の親密度)が高いほど威力の高い武装を運用する権限を持てる。

黒き眼の星(エルダーサイン):A
 黒き星の紋章。
 古くから信仰された神々の手先への耐性であり、神父や僧侶または祈祷師など【聖職者】からの攻撃をある程度無効化する。
 逆に新興宗教関係相手では一切効果を発揮しない。

【宝具】
『星の力(トリプルスター)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 
 『星の涙(スターロッド)』や『星の光(ワープスター)』、
 それら星の戦士の超武装に立ち並ぶ、星の光を纏う魔法の杖。

 「攻撃」という概念を凝縮した科学兵装であり、
 ただ振り回し殴り付けるだけで打撲、裂傷、刺傷、火傷、凍傷、麻痺という複数の「物理的ダメージ」を同時に与える。

 打撃武器であり、斬撃武器であり、刺突武器でもある。あえて言うならそれは「殺傷武器」と呼ぶのが相応しいだろう。

『遍く貫き星砕く黒光の神槍(ネビュラブレイズ・トリプルスター)』
ランク:EX 種別:対星権能
 フォーリナーに憑依した異界の神性による権能。
 
 トリプルスターの全ての機能をただ一点に集中、突き出す事によって放つ閃光の「攻撃」を以て沿線上に在る全てを破壊する。
 
 破壊神の権能と、星間兵器の機能が掛け合わされる事により「宇宙実体」に対する莫大な破壊特攻を発動させ、
 あらゆる物体はこの宇宙に存在する以上閃光を防ぐ手段は存在せず確定で「破壊」される。
 可能性では「異世界に逃げ込んだモノ」だけがこれに耐性を持つ場合がある。

【Weapon】
『星の力(トリプルスター)』という杖を使用

権限としては、
『星の光(ワープスター)』『星の望(スターアライズ)』『星の願(スターシップ)』
『星の翼(ローア・スターカッター)』『星の夢(ギャラクティック・ノヴァ)』等を使用できる。

【解説】
本体は星のカービィ・参上!ドロッチェ団に登場する怪盗団の親玉ネズミ「ドロッチェ」

取り憑いたのは、クトゥルフ神話における輝きの破壊神「ヌトス=カアンブル」

特に関わる理由のない二つの存在が重なったのは「黒き眼の星」を触媒としたため。
悪い心を持ったソレがドロッチェに寄生し抜け落ちた傷跡のようなものから滲み出た臭いを追ってヌトスが討伐の協力を求めたので、
本当に何気ない善意(と見返り報酬への期待)でドロッチェが応じたもの。

「黒き眼の星」は信仰を物質化した文様で、寄り添い合う事で合体し強大化する性質を持つ。
ドロッチェに寄生した「黒き眼の星」はその騒動の時点でカービィによって撃破されているが、
今回登場しなかった殆どの残りは眠った状態で宇宙のどこかにあるらしい。

そして、ソレの集合体とドロッチェが『破神』と『星の戦士』として巡り合うのはまた別の話。


542 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/10(土) 19:17:11 q/T0bVLs0
【元ネタ】めだかボックス
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】球磨川禊
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
気配遮断:EX
以前自身の手で気配を『なかったこと』にしている。
その為攻撃時にもランクが変わらないという特性を持っている。

【固有スキル】
過負荷:A
マイナス。
過酷な環境や状況で歪んだ人格及びその精神性から発生する能力。
歪みきったその精神は直視に耐えないほど悍ましく、その力がプラスに働くことはない。
読心系の能力を高確率で妨害する。

戦闘続行:A+
所謂「往生際の悪さ」。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
ただし防御力は皆無に等しい。

【宝具】
『大嘘憑き(オールフィクション)』
ランク:EX 種別:対理宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
『現実(すべて)』を『虚構(なかったこと)』にする力。
因果に干渉し、あらゆる事象、現象、概念を消失させる能力。
元々はとある人物から譲り受けた「因果を逆流させるスキル」を改造したもの。
『虚構(なかったこと)』をなかったことにはできない、取り返しのつかない能力である。

『却本作り(ブックメーカー)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1
アサシンの所有する『はじまりの過負荷』。-螺子で対象を貫くことで発動する。
その効果は相手の精神、肉体といった全てをアサシンと完全に同じに変えるもの。
アサシン自身のステータスの低さも相まって封印にも近しい性質を持つ。
ただし、アサシン自身が成長、あるいは幸福になるほどスペックが落ちていく。

【Weapon】
『螺子』
専ら+螺子を使用する。

【解説】
虚構の世界の混沌よりも這い寄る過負荷。
特異点内の聖杯大戦において幻想世界側のアサシンとして召喚された。
現状どの派閥にも属さない唯一のサーヴァントである。

………という妄想。

何人目かの最弱のサーヴァント。星0サーヴァントさんとは仲良くしてそう。


543 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/12(月) 19:35:13 8lnMNcV.0
【元ネタ】TRIGUN MAXIMUM
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ヴァッシュ・ザ・スタンピード
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A++ 魔力EX 幸運D+ 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:D
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
Dランクならば半日程度の現界が可能。

【固有スキル】
自律種:EX
プラント・インディペンデンツ。
物理法則を無視してエネルギーの生産を行う生体ユニット。
プランク的な不確定性を統制しエネルギー、物質、次元の操作など可能とする。
本来ならば生存に生命維持装置を必要とするのだがアーチャーの場合それらを必要としていない。
しかし能力を使用すると疲弊が進み、黒髪化を起こして最終的には死亡する。
この黒髪化はマスターの魔力でプラントの力を肩代わりする事で進行を遅らせる事が可能である。

人間台風:A-
ヒューマノイド・タイフーン。
生前のアーチャーのあだ名でもある。
スキル級の巻き込まれ体質。
また自分から面倒事に首を突っ込むこともしばしば。

クイックドロウ:A++
射撃の中の早撃ちに特化した技術。
掲げた銃が地面に落ちるまでに六発撃てるレベル。

【宝具】
『門開く天使の右腕(エインジェル・アーム)』
ランク:A++ 種別:対星宝具 レンジ:不明 最大捕捉:10000人
アーチャーが「人間台風」とあだ名された由縁。
右腕を砲としてプラントとしての能力を発現させ「次元の穴」というべきものを射出する。
その威力は余波だけで小国ならば地図から消え失せるほど。
苦い思い出があるようで、本人はあまり使いたがらない。

『地には平和を、そして慈しみを(ラブ・アンド・ピース)』
ランク:EX 種別:対心宝具 レンジ:不明 最大捕捉:10000人
羽根の形をした宝具。
効果は『自身の想いを周りに送信する』というもの。
頭部に直接触れさせればどのような知性体だろうと使える。
また魔力消費が少なく、同時に何枚でも出せる。
真名解放時には空から雪のように降らせることも可能。
その際には、アーチャー自身の意思を予め乗せることも出来る。

【Weapon】
中折れ式のリボルバーマグナム、及び左腕義手に内蔵されたマシンガン

【解説】
虚構の世界の局地災害指定人物。
特異点内の聖杯大戦において空想科学側のアーチャーとして召喚された。
本来ならば彼も創作物のはずだが、通常の英霊として召喚されたことから実在する可能性がある。

………という妄想。

台風の目。


544 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/16(金) 23:18:16 IMEJjKxU0
【元ネタ】俺、ツインテールになります。
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】テイルレッド
【性別】少女
【身長・体重】146cm・40kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
フォトンアブソーバー:A
 セイバー専用の対魔力。A以下の魔術は全てキャンセル。 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
また、ランクA以下の物理攻撃も無効化できる。
  
ツインテールの女神:EX
 究極のツインテールとしての力。ツインテールに関わるあらゆる事象を司る。
 ツインテールが存在する場、ツインテールを守る戦いにおいてステータスが最大2ランクアップする。
 
認識攪乱:A+
 イマジンチャフ。その正体を隠蔽し、非武装時は直接顔を見られても気付かれない。ルーラークラスでさえ彼女の正体を誤認する。
 ただし彼女の正体を知る者、正体に感づいた者に対しては適応されなくなる。
 
【固有スキル】
カリスマ:A+
 大軍団を指揮・統率する才能。ここまでくると人望ではなく魔力、呪いの類である。あらゆる存在が彼女のツインテールの虜となる。
 
ツインテールの直感:A
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させるが、セイバーの場合はそれらが全てツインテールを基準とする。
 相手がツインテールである場合、または周囲にツインテールある限りその存在そのものから気配や感情を感じ取り、
 たとえ五感全てが妨害を受けていようとあらゆる事象を感知する。

魔力放出(炎):B
 武器、ないし自身の肉体に炎に変換した魔力を帯びさせ、 瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
 
【宝具】
『心の輝きと世界守りし戦士の鎧(テイルギア)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:1人
 セイバーがその身にまといし未来的デザインの赤き鎧。装備時、セイバーの筋力・耐久・敏捷を2ランク上昇させ、精神状況に応じて補正を付ける。
 異世界の超科学の結晶。装着者の想い、精神力により出力が増減する無限の力を秘めた装備。
 非武装時は右腕のブレスレットに収納されている。ちなみに装着はコンマ秒で行われる為、妨害は不可能。
 
『侵略者斬り裂きし紅蓮の炎刃(グランドブレイザー)』
ランク:B 種別:対侵略者宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1人
 異形の大軍団による侵略から世界を守り続けた彼女の必殺剣。まず敵を炎の柱、オーラピラーで拘束。紅蓮の炎刃(ブレイザーブレイド)の刀身が
 中心から二つに展開し、炎を噴き上げ巨大な炎剣となる。この世界を脅かす存在を斬り裂く正義執行の剣。
 
『拘束光柱・赤炎(オーラピラー・レッド)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:50 最大捕捉:900人
 右腕のブレスから放たれる光線が炎の柱となって対象を拘束する。拘束だけが役割ではなく、衝撃を対象へと収束させるためこれさえ発動すれば
 街中でも対軍宝具を使用できる。周囲への被害を抑えるためのものでもあり、大抵宝具の直前に使われる。
 
『受け継がれし白銀の髪留め(プログレスバレッター)』
ランク:A  種別:対人(自分)宝具 レンジ:― 最大捕捉:1人
 セイバーに力を与えた銀髪の科学者が彼女に託した髪留めが変化したアイテム。
 頭部のフォースリヴォンに装着させることで、筋力・耐久のステータスを2ランク上昇させるライザーチェイン、または敏捷のステータスを1ランクと補正付きで上昇させるフォーラーチェインに強化変身する。この時、宝具『侵略者斬り裂きし紅蓮の炎刃(グランドブレイザー)』のランクが1つ上がる。
 ただしどちらの姿も変身していられるのは22秒間だけであり、連続使用には一度、元の姿に戻らなくてはならない。
 
【Weapon】
紅蓮の炎刃(ブレイザーブレイド)
 髪を結ぶフォースリヴォンから現れる片手剣。小さな体躯に見合わないが、セイバーはこれを軽々と振り回す。
 普段は一本だが、本気を出すときには二本取り出す。
 
【解説】
 ライトノベル「俺、ツインテールになります。」の主人公、観束総二がテイルブレスの力で変身・幼女化した姿。
 全平行世界最強のツインテール属性を持つ戦士であり、筋金入りのツインテール馬鹿。詳しくは原作を読んだ方が早い。
 総二自身は存命中であり、彼女は俺ツイ世界の人々の記憶する英雄「テイルレッド」がサーヴァントとして登録された存在に過ぎず、
 変身を解除しても観束総二にはならない。

 オーラピラーの最大捕捉は1巻クライマックスでブルーが捕捉した戦闘員の数由来で、レンジは孔明先生の石兵八陣から借りてきました。


545 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/16(金) 23:19:42 IMEJjKxU0
【元ネタ】俺、ツインテールになります。
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】テイルレッド
【性別】少女
【身長・体重】146cm・40kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
フォトンアブソーバー:A
 セイバー専用の対魔力。A以下の魔術は全てキャンセル。 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
また、ランクA以下の物理攻撃も無効化できる。
  
ツインテールの女神:EX
 究極のツインテールとしての力。ツインテールに関わるあらゆる事象を司る。
 ツインテールが存在する場、ツインテールを守る戦いにおいてステータスが最大2ランクアップする。
 
認識攪乱:A+
 イマジンチャフ。その正体を隠蔽し、非武装時は直接顔を見られても気付かれない。ルーラークラスでさえ彼女の正体を誤認する。
 ただし彼女の正体を知る者、正体に感づいた者に対しては適応されなくなる。
 
【固有スキル】
カリスマ:A+
 大軍団を指揮・統率する才能。ここまでくると人望ではなく魔力、呪いの類である。あらゆる存在が彼女のツインテールの虜となる。
 
ツインテールの直感:A
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させるが、セイバーの場合はそれらが全てツインテールを基準とする。
 相手がツインテールである場合、または周囲にツインテールある限りその存在そのものから気配や感情を感じ取り、
 たとえ五感全てが妨害を受けていようとあらゆる事象を感知する。

魔力放出(炎):B
 武器、ないし自身の肉体に炎に変換した魔力を帯びさせ、 瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
 
【宝具】
『心の輝きと世界守りし戦士の鎧(テイルギア)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:1人
 セイバーがその身にまといし未来的デザインの赤き鎧。装備時、セイバーの筋力・耐久・敏捷を2ランク上昇させ、精神状況に応じて補正を付ける。
 異世界の超科学の結晶。装着者の想い、精神力により出力が増減する無限の力を秘めた装備。
 非武装時は右腕のブレスレットに収納されている。ちなみに装着はコンマ秒で行われる為、妨害は不可能。
 
『侵略者斬り裂きし紅蓮の炎刃(グランドブレイザー)』
ランク:B 種別:対侵略者宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1人
 異形の大軍団による侵略から世界を守り続けた彼女の必殺剣。まず敵を炎の柱、オーラピラーで拘束。紅蓮の炎刃(ブレイザーブレイド)の刀身が
 中心から二つに展開し、炎を噴き上げ巨大な炎剣となる。この世界を脅かす存在を斬り裂く正義執行の剣。
 
『拘束光柱・赤炎(オーラピラー・レッド)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:50 最大捕捉:900人
 右腕のブレスから放たれる光線が炎の柱となって対象を拘束する。拘束だけが役割ではなく、衝撃を対象へと収束させるためこれさえ発動すれば
 街中でも対軍宝具を使用できる。周囲への被害を抑えるためのものでもあり、大抵宝具の直前に使われる。
 
『受け継がれし白銀の髪留め(プログレスバレッター)』
ランク:A  種別:対人(自分)宝具 レンジ:― 最大捕捉:1人
 セイバーに力を与えた銀髪の科学者が彼女に託した髪留めが変化したアイテム。
 頭部のフォースリヴォンに装着させることで、筋力・耐久のステータスを2ランク上昇させるライザーチェイン、または敏捷のステータスを1ランクと補正付きで上昇させるフォーラーチェインに強化変身する。この時、宝具『侵略者斬り裂きし紅蓮の炎刃(グランドブレイザー)』のランクが1つ上がる。
 ただしどちらの姿も変身していられるのは22秒間だけであり、連続使用には一度、元の姿に戻らなくてはならない。
 
【Weapon】
紅蓮の炎刃(ブレイザーブレイド)
 髪を結ぶフォースリヴォンから現れる片手剣。小さな体躯に見合わないが、セイバーはこれを軽々と振り回す。
 普段は一本だが、本気を出すときには二本取り出す。
 
【解説】
 ライトノベル「俺、ツインテールになります。」の主人公、観束総二がテイルブレスの力で変身・幼女化した姿。
 全平行世界最強のツインテール属性を持つ戦士であり、筋金入りのツインテール馬鹿。詳しくは原作を読んだ方が早い。
 総二自身は存命中であり、彼女は俺ツイ世界の人々の記憶する英雄「テイルレッド」がサーヴァントとして登録された存在に過ぎず、
 変身を解除しても観束総二にはならない。

 オーラピラーの最大捕捉は1巻クライマックスでブルーが捕捉した戦闘員の数由来で、レンジは孔明先生の石兵八陣から借りてきました。


546 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/18(日) 11:09:42 b1L9yob60
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】韓非
【性別】男性
【身長・体重】172cm・64kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
一意専心 :A
 一つの物事に没頭し、超人的な集中力を見せる。
 韓非の場合、著作について効果を発揮する。

出藍の誉れ:A
 師の教えに自らの考えを加えて昇華した事で得たスキル。
 師匠のスキルを1つ選び、1ランク上昇させた状態で扱うことが出来る。

【宝具】
『矛無不陥(わがほこ、とおさざるなきなり)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
『韓非子』の一篇「難」に基づく故事成語『矛盾』の『矛』が昇華された宝具。
 不壊、無敵などの概念を持たない守りを貫通し、並の英霊であれば即死する数値の固定ダメージを与える。
 しかし、一度でも防がれると、論理矛盾により、この宝具は自壊してしまう。
 欠点があるとは言え優れた宝具ではあるが、
 韓非子は自身の戦闘技術の拙さと、儒者を非難する為の例え話が昇華された宝具である事から、好んでは用いない。
 ――ちなみにシールダークラスだと盾が宝具となる。

『韓非子(かんぴし)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 法と術の併用によって君権を強化することが国を定める道である、と問いた書物。
 宝具として昇華された事で、持ち主の主の命令を大幅に強化する力を得た。
 聖杯戦争においては、マスターの命令が通常の令呪相当の効果を発揮する、令呪の効力が大幅に強化される、といった効果がある。
 ただし、万人に明らかにされた法(ルール)の下で運用しない限り効果を発揮しない。

【解説】
 中国戦国時代の思想家。
 荀子や申不害の政治思想を昇華させ、『韓非子』を著した人物であり、法家の代表的な存在として扱われる。

 出身は韓の公子で、後に秦の宰相となる李斯とともに荀子に学んだとされるが、異説もある。
 重度の吃音の持ち主ではあったが、文才によってそれを補った。
 その後、大国秦の脅威に晒される韓の為に度々建言するも容れられず、
 鬱々とした日々を過ごす中で、 自らの思想を『韓非子』に著したという。

 その思想は皮肉にも敵国の指導者である秦王(始皇帝)に評価され、
 韓非が秦への使者に選ばれた時には韓からの引き抜きも考えていたという。
 しかし、かつての同門であり秦の宰相となっていた李斯は、韓非の才覚が自らの地位を脅かすのを恐れて讒言し、
 結果、韓非は牢に繋がれ毒殺された。

 その著書『韓非子』は厳格な法治主義の施行と君権の強化こそが政治の基礎であると説き、
 法家の代表的な書物の一つとして扱われる。
 一方で、現存する『韓非子』の内容には韓非の著述だけでなく、後学のものも含まれているという。


547 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/22(木) 21:06:44 pGllc1oQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】テュレンヌ(テュレンヌ子爵アンリ・ド・ラ・トゥール・ドーヴェルニュ)
【性別】男性
【身長・体重】172cm・64kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運B+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
沈着冷静:B
 如何なる状況にあっても混乱せず、己の感情を殺して冷静に周囲を観察し、最適の戦術を導いてみせる。
 精神系への効果に対してプラス補正が与えられる。特に混乱や焦燥といった状態に対しては高い耐性を有する。

戦略:B
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 生来の沈着さも相まって「戦闘」ではなく「戦役」で勝利する術を心得ている。

カリスマ:C+
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 生涯のほとんどを軍隊で過ごし、部下たちはテュレンヌを尊敬するだけでなく、同志として愛していた。

【宝具】
『悪竜連隊(レ・ドラゴンズ・ド・ノアイユ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜80 最大捕捉:500人
 軍歌にも歌われる、武名と悪名の双方を象徴するプファルツの略奪・焼き討ちが宝具となったもの。
 ライダークラスの場合、炎を纏った竜騎兵の召喚という形となる。
 彼らは基本的に目についた者を(敵も一般人も区別せず)襲い続けるが、主君であるライダーの指示にはある程度従う。
 ヴォージュ山脈を進み敵の不意を突いた逸話から、テュレンヌ及び召喚された兵団にAランクの気配遮断スキルの付与も可能。
 しかし、炎を纏った竜騎兵という見た目から、相手に察知されずに奇襲するには、卓越した戦略・戦術機動が必要となる。

【解説】
 ブルボン朝フランスの軍人。フランス大元帥6人のうちの1人。
「2、3の包囲戦と多くの戦闘」との言葉を残しており、攻城戦や大規模な戦いをなるべく避け、野戦で戦局を決定づけるのを好んだ。
 ナポレオンをして「もし私にテュレンヌのような男がいたなら、世界の覇者になっていただろう」と言わしめた名将で、
 ライバルであるコンテ公が最初から完成された華やかな天才であるのに対し、テュレンヌは堅実かつ年々成長していった人物と言われる。

 幼少期には虚弱体質と吃音に苦しむも、前者は鍛錬によって克服し、後者は人間的魅力によって補った。
 フランス軍に入隊した後は、その勇気と手腕によって頭角を現し、
 また、オラニエ公、ベルンハルト、ラ・ヴァレット枢機卿、アルクール伯といった諸将の優れた部分を学び取っていったことで、
 将来を有望視される軍の幹部と見なされるようになる。

 一時期はプロテスタント(後にカトリックに改宗)であったことや、兄フレデリックが企んだ宰相リシュリューへの陰謀が足を引っ張ったが、
 リシュリューはテュレンヌを信任し、テュレンヌもまた軍人としてそれに応え、三十年戦争勝利の一因となった。

 戦争続行のための重税と国王ルイ14世の宰相マザランへの不満から
 フランス貴族らによる反乱――いわゆるフロンドの乱が起こると、一時期は反乱派に与するも、やがて王党派と和解。
 反乱派の名将コンデ公、およびそれを支援するスペインと戦火を交え、最終的に勝利を収めた。

 ルイ14世が親政を開始した後も、テュレンヌは軍を率いて戦い続けた。
 オランダ侵略戦争では、コンデ公と共にオランダおよび神聖ローマ帝国と激闘を繰り広げたが、
 ザスバッハの戦いで視察中に砲撃を受け、死去した。
 その死はフランス全土を悲しませ、敵将モンテクッコリも「人類の誇りである男が今日死んだ」と嘆いたという。


548 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/23(金) 20:37:01 fu/Ue4hE0
【元ネタ】海底二万マイル+クトゥルフ神話
【CLASS】フォーリナー
【真名】ネモ船長
【性別】男性
【身長・体重】198cm・98kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久A 敏捷E 魔力B 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
領域外の生命:EX
詳細不明。恐らくは地球の理では測れない程の生命を宿している事の証左と思われる。

狂気:C
詳細不明。

神性:C
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。

【固有スキル】
嵐の航海者:A
船と認識されるものを駆る才能。
集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

復讐者:B
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。

蓋世の才(海底):B
海や海底に対しての知識。
船乗りとしての経験だけではなく、特に水面より下の地形、生命、環境において一流の学者レベル以上の知識を持つ。

未来科学(兵器):EX
常に100年先を行く、因果逆転の未来の科学技術を習得している。
ただし技術が流出しそうな状況になるとサーヴァント自身は自沈や自殺を選択するデメリットがある。
技術を調査した所で現代人には到底理解できる物ではなく、また他者に技術を提供する事もできない。あくまで個人としての知識である。

【宝具】
『ノーチラス(海底の狂気)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:99 最大捕捉:99
対イギリス用として作り上げた報復兵器。
世界初の原子力潜水艦。
非常に強固な装甲、魚雷にミサイル、レーザー機銃等、数多くの武装に加え巨大な回転衝角(ドリルラム)を備えている。また船の一部を出現させ、攻撃に用いる事も可能。
逸話により「世の中より100年先を行く技術に常にアップデートされる」という特性を持ち、現代の召喚によって核分裂炉が核融合炉に変更され、艦に飛行能力が付与された。ただし、ネモは海が好きなのでこの飛行能力が使われる事はない。

『アブホース・スポーン(神痕跡の堕し子)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:99 最大捕捉:99
海底深く潜むある神の一部がネモの肉体及びノーチラス号に取り憑いた物。
不定形の存在のため、泥、触手、生物、少女など様々な形を取る。
会話はできるが、意志の疎通はほぼ不可能で、人間に興味があるのかないのか、協力的なのかそうでないのかよくわからない。
有事の際は艦の隙間から巨大な触手を出して攻撃することもある。

【解説】
海底二万里に登場する潜水艦ノーチラス合の船長。
ミステリアスな雰囲気を放つ、浅黒い肌の初老の男。
近寄り難い、一見世捨て人のような佇まいであるが、その目だけは常に狂気と復讐心に燃えている。
地上を異常に憎み、海を異常に愛する変人ではあるものの、根は文化系かつ純粋。海の話となると途端に無邪気になり、子供のようにテンションが上がり、気を許してしまう。

海底における"ある生物"(巨大なタコともイカとも言われているが、実際は違った)との戦いの際、命からがら脱出したものの、その際に異界の神の"堕し子"が船体に取り憑き、以後船の住人となっている。

清書してたら本当に出てきちゃったよ!


549 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/28(水) 18:04:15 WHjTZXWA0
【元ネタ】史実、天文学、未来
【CLASS】ランサー
【真名】MUSES-C
【性別】無性(女性的)
【身長・体重】160cm・49kg(外装を除く)
【外見・容姿】機械的な美しく長い銀髪、空、宇宙、或いは地球を思わせる様な蒼い瞳、現代には見られない未来的な機械外装を身に纏っている。
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E++ 耐久B++ 敏捷C+++ 魔力C幸運A++ 宝具EX

【クラス別スキル】
対魔力:E++
魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
地球外の存在による魔術に対して高い耐性を持つ。

【固有スキル】
ポジ・ジェネシス:EX
人理を発展させる者としての在り方を表すスキル。厳密にはランサーではなく、ランサーが身に宿す
「40億年以上昔から現在に至るまでの歴史が刻まれた星の欠片」に内包されたもの。
人類史の上に築かれた人理というテクスチャ
...延いては「これまでの太陽系...地球の歴史が正しいものである」ことを肯定し、補強する一つの量子記録固定帯。
これを帯びたランサーは正しい人類史に属さぬ英霊、太陽系外の英霊による影響を大きく軽減する。

不屈の意志:C++
どんなことがあろうとも。
あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ランサーは本来ただの機械であったが、その偉業による人類の強い信仰により強固な精神を持つ。

可能性の光:EX
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル...であるが、MUSES-Cの場合は星の開拓者が複合された、ユニークスキルに近いものになっている。
実際に自分が手掛けた偉業も、人類の願い、祈り、全てを一身に受け止め、構成された偶像がMUSES-Cであり、現界した彼女は宇宙への「期待」と「可能性」の具現として振る舞う。
可能性の光、流星の如く。MUSES-Cと出会った者は、いずれ宇宙駆ける流星を見る事になるだろう。

憧憬外装:A+
ランサーに取り付けられた装備。それが人類の宇宙への憧憬により変化した外殻・外装を纏う。イオンエンジン、レーザーレンジファインダー、ファンビームセンサー、ヒートシールド、ミネルバなど...何故かごく僅かに神代の技術による強化が施されている。
...また、己という幻想を燃やし尽くし、ステータスを跳ね上げる特殊な機関も内蔵している。

魔力放出(飛翔):C+++
魔力の放出...プラズマ化したイオンと極僅かな宇宙エーテルを用いて飛行中の急加速、急停止を可能とする。初期出力は低いものの、発動し続けることにより、出力は増大していき、自身の負担を鑑みなければ亜光速での飛行を可能とする。

【宝具】
『彼方より帰還りし流星の翼(リターニィ・ハヤブサ)』
ランク:EX 種別:対宇宙宝具 レンジ:100 最大捕捉:100
かなたよりかえりしほしのつばさ。
ランサーが成した偉業、存在意義の発露。
人類が宇宙へと旅立つ、その確かなる一歩を顕現させる。
ランサーの持つスキル、ポジ・ジェネシス、可能性の光の効果を拡大し味方陣営に与え、太陽系内由来のサーヴァントの霊基をより強固にし、あらゆる神秘的存在...特に星、地球外に関するものへの特攻、ダメージを与えられる"可能性"を付与する。

ーーー彼女よりも早く宇宙へ至った者がいた。彼女よりも遠い場所へ行ったものがいた。しかし、彼女ほど遠くに行き、そして帰ってきたものはいない。
宇宙への片道切符ではなく、往復切符。
ーーーいずれ来る"新たなる大航海時代...宇宙航海時代"という素晴らしき、夢、幻のような幻想。
その人類の"幼年期の終わり"を一時的かつ、局地的に先取りする宝具。

【Weapon】
穿星つ槍(サンプラーホーン)
メイン武器。攻撃を加えた対象の情報を解析する。
憧憬外装

【解説】
いずれ、来たりし未来。その可能性の具現。
星へ至り、地に帰る、宇宙を穿つ槍。
人類の可能性を深く尊び、愛する、女神が如き機械。
機械的で、物静かなように見えるが、感情豊かでやや寂しがりである。

基本的にイトカワの粒子により、太陽系の歴史が肯定された未来、或いは特異点、異聞帯にしか召喚されない。


550 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/28(水) 20:34:51 J5M.ykYo0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】蕭何
【性別】男性
【身長・体重】170cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。

【固有スキル】
戦略:C+++
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 特に兵站、補給、組織運営という点において卓越している。

敗戦処理:A
 敗戦の後、勢力を立て直す際の手腕を表す。
 Aランクともなると、歴史的な大敗も属する勢力の致命傷とはならない。

黄金律:B
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。

【宝具】
『九章律経(りつきゅうしょう)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
「相国」にまで任ぜられた内政手腕が、蕭何が定めたとされる法典の形を取って宝具に昇華されたもの。
 了見の及ぶ範囲において、大局的な観点から状況を安定化させる為の道筋を正確に導き出すことができる。
 あくまで安定化が主目的な為、自身が利益を得られるとは限らない。
 なお、この宝具による状況の安定化が閾値を超えることで、もう一つの宝具『敵國破・謀臣亡』が使用可能となる。

『敵國破・謀臣亡(てきこくやぶれ、ぼうしんほろぶ)』
ランク:E〜A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 韓信を罠にかけた謀士としての側面が表出した宝具。
 大局的な観点から状況の安定化の障害となる人物――すなわち世を乱す可能性を内包する者を除くまでの最適解を想起する。
 その予測演算の正確性は、対象の善悪や理非ではなく、その力量、精神性が現世にどれほど仇なしうるかによって定まる。
 相手が国家を揺るがす存在であるならば、極小の可能性であれど殺害する道筋を見出すことが出来るだろう。
  
【解説】
 前漢の相国。劉邦の天下統一を支えた漢の三傑の一人。
 同じ三傑の内、韓信が武略、張良が知略に秀でたのに対し、蕭何は治略に秀でていた。

 若い頃から優れた役人として評価されていたという。
 呂公を歓迎する宴の接待を任された際に、未来の主君となる劉邦と遭遇。
 後に劉邦を亭長に推挙し、秦末の動乱に乗じて彼を旗頭に立てて反乱を起こした。

 蕭何は劉邦陣営において内務の一切を取り仕切り、糧秣の差配を滞らせず、兵士たちを略奪に走らせることがなかった。
 また、韓信の武略を「国士無双」の人物だと高く評価し、劉邦からの冷遇を厭って去ろうとした韓信を引き止め、彼が大将軍になる切っ掛けを作った。

 劉邦と項羽の戦い(楚漢戦争)が激化すると、関中において留守を任され、
 優れた行政手腕で同地の安定を守ると共に、劉邦軍の兵站を支え続けた。
 この功績を劉邦は高く評価し、戦後、諸将を差し置いて勲功第一の臣下として厚く遇した。

 戦後は戦乱で荒れた中華の地を復興する一方、謀反を企てた韓信の謀殺にも関与したが、やがて劉邦に疑いの目を向けられる状態となる。
 蕭何は粛清を免れるためにわざと自らの評判を貶め、一時期は投獄されたものの、何とか終わりを全うした。

 彼がついた地位「相国」は漢王朝において特別なものとして扱われ、
 直接の後継者である曹参と、野心が故に自滅した呂産、董卓を除いて就任者はいなかったという。


551 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/29(木) 20:16:40 6j04QcVs0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】藤丸立香
【真名】ルイ・パスツール
【外見】白鳥をモチーフとした全身スーツのマスクヒーロー
【性別】男
【身長・体重】172cm・56kg
【属性】中庸・善
【ステータス】筋力E 耐久EX 敏捷C+ 魔力C 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
気配遮断(偽):B+
 サーヴァントとしての気配を断つ。自身の生命・霊子反応を遮断することができる。
 隠密能力の逸話はないが外装によって疑似的に効果を再現してる。

【固有スキル】
耐毒/対毒:EX
 味方陣営の受けている病を治癒し、毒への耐性を獲得させる。
 サンプルの無い神代の病毒であっても、進行速度を1/10以下に抑え込むことができる。

白鳥外装:A
 アサシンの全身を覆う、白鳥を思わせる特殊外装。
 人の勇士を求めて天から舞い降りた戦乙女たちの持つ白鳥礼装スキルに対して、
 こちらは「生命の神秘」を天(神)に問いかける、人の飛躍の概念。
 神霊、亡霊、神性への攻撃と防御にプラス補正を獲得する。

予測観察:B
 入念なデータ収集を持って対応の機会を見出す人間観察の類似スキル。
 必殺のカウンターパンチ準備。

【宝具】
『生命の密室証明(ロックドルーム・スワンネック)』
ランク:EX 種別:対生命宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:10〜30

アサシンの偉業が昇華したもの。
「無から生じた命」を否定する対生命宝具。

真名解放と共に巨大なガラスの白鳥が舞い降り、その翼で生命遮断の結界を形成。
結界内に新たに生命が侵入・発生すること、および退去を完全封鎖した上で、ダメ押しの熱消毒を行う。
そのあり方が「神秘」に寄る怪異や幻想種は存在を否定され、
サーヴァントであれば魔力供給のパスを遮断される。

【解説】
近代医学・細菌学の開祖。
発酵の発見や予防接種法(ワクチン)の開発と普遍化、生命の自然発生説の否定などで知られる。
あまねく病毒と神秘から生まれる命を絶つ英雄。故にクラスは「殺菌」のアサシン。

己の凡庸さを自覚しながらも、助けを求める人々のために戦い続けた男。
神による生命の創造を否定しているが、自身は敬虔なカトリック教徒。
「少しだけの知識は神から遠ざかるが、多くの知識は神へと戻る」と彼は語る。

奇矯な見た目(スーツ)は、人の守り手としての属性を強めた結果。
ぶっちゃけ照れ臭いがマスクだから平気だもん。
聖杯にかける願いは、いずれ人類に訪れる抗生物質の陳腐化への対抗。


552 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/29(木) 21:23:25 oRh/2R.I0
【元ネタ】アルパムス・バトゥル
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アルパムス
【性別】男性
【身長・体重】172cm・64kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
精霊の加護:A
 ガユプ・エレン・四十シルテン(苦しみや災いから守り、人々に幸運をもたらす庇護者)による祝福により、
 危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる。

予言されし恩寵:A
 矢よけの加護と頑健の複合スキル。
 出生の前、聖者に「内側を鋳鉄で作った、外側を鋼鉄で作った」「銃で撃っても当たらない、刀で斬っても斬られない」と謳われ、
 敵の奸計で眠らされているときも、ガユプ・エレン・四十シルテンの守護により、銃弾は当たらず刀でも斬られなかった。

動物会話:C
 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
 動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらない。

千里疾走:A
 愛馬と共にあることでもたらされるスキル。
 長時間・長距離移動を可能とする無尽蔵の体力を有する。
 また、敏捷パラメータの一時的な急上昇、全力疾走時の耐久および筋力パラメータの上昇、といった効果を発揮できる。
 宝具の性質上、真名開放時の威力にも上記効果が適用される。

【宝具】
『孤独な軍勢(バイシュバル)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜80 最大捕捉:300人
 見てくれ以外に欠点なく、一日で一月分の距離を、十二日で十二月分の距離を稼ぐ、愛馬シュバルに騎乗しての単騎突撃。
 走行距離に比例して膨大な熱量を発生させ、蜃気楼を作り出す。
 これにより、走行距離が伸びるほどに突撃の威力と自身のACが上昇する。

【Weapon】
『赤い槍』
『アルマズ剣』
『六本棒の弓』『金の鏃と銀の矢羽の五本棒の矢』
『愛馬シュバル』

【解説】
 テュルクの英雄叙事詩に登場する勇士。名はアルパミシュ、アルパムシャとも。
 日本の百合若大臣、ギリシャのオデュッセウス(ユリシーズ)の伝承との類似性も指摘される。

 子宝に恵まれない夫婦が祈願の末に生まれたのがアルパムスである。
 幼少期から大力の持ち主で、愛馬シュバル(バイシュバルとも呼ばれる)を得た後は、
 許嫁グルバルシュン(バルスン・フルーとも)を娶る為に、
 彼女を我が物とせんとするカルマク人と戦い、これを見事に討ち果たした。

 その後、父の家畜を攫った敵タイシュク・ハンを討ちに向かうが、
 タイシュクの配下である老婆ムスタン・ケンピルの罠にかかり、眠らされ、捕らえられる。

 タイシュクはアルパムスが眠っている間に殺害しようと試みるが、
 鉄砲も刀刃も精霊ガユプ・エレン・四十シルテンの守護により届かず、水に投げ込んでも浮かんできたため、
 地下牢へと放り込んで餓死させようとした。

 しかし、ガユプ・エレン・四十シルテンがもたらした幸運と自らの機転によってアルパムスは七年間生き延び、
 ついにはタイシュクの娘カラコザユムを誑かすことで脱走に成功。
 愛馬シュバルと共に敵地で大暴れを繰り広げ、タイシュク・ハンとムスタン・ケンピルを討ち果たした。

 しばらくの間、同地で過ごしたアルパムスは、夢で故郷の危機を知り、カラコザユムに別れを告げ、帰郷する。
 故郷では同胞の一人(名は様々でウルタンともコルドゥバとも)が、
 アルパムスが帰ってこないのをいいことに一族の長となり、妻グルバルシュンと結婚せんと画策していた。
 不遇をかこつ我が子ジャディゲルと再会したアルパムスは、婚礼の祝宴に変装して現れ、狼藉者を討ち果たした。
 その後、アルパムスは一族を正しく導いたという。

【蛇足】
 ちなみに許嫁と婚約したのは父の代の約束が由来というパターンと
 許嫁は女勇士でアルパムスは力を示して婚約を成立させたというパターンがある。


553 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/29(木) 23:09:08 EJhlBlW60
【元ネタ】エジプト史
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】サリティス
【性別】男性
【身長・体重】185cm・74kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
魔力放出(風):A
 自身の肉体に魔力を帯びさせる能力。
 セイバーの場合、吹き荒ぶ風が魔力となって使用する武器に宿る。
 武器に宿った風の魔力の放出による高速射出も可能となる。
 このスキルは常時発動しており、セイバーが握った武器はすべてこの効果を受けることになる。

【宝具】
『兇猛なる異邦の颶風(ヘカ・カスト・タイフォン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:5〜70 最大捕捉:500人
 恐るべき侵略民族ヒクソスを象徴する剣の一撃。
 破壊神の加護の顕現たる神威の風を纏った一振りと共に嵐を呼び、
 暴風が吹き荒れて大火を発生させ、雷雨を落とし、広範囲を破壊し尽す。
 また未知であった新兵器を有していたが故に侵略・支配を容易にしたという伝承から
 相手に対しての“初見の一撃”では更に威力が向上する。伝聞されている場合は向上は無効。
 英霊サリティスは弓兵や騎兵として現界した場合でも、複合弓や戦車に同様の効果を宿らせる。
 ―――『エジプト史』に語られる“疾風の神”とは、ヒクソスが奉じる嵐神/破壊神を指すのだろう。

【weapon】
『災嵐の剣』
 ヒクソスが用いたという新型の剣。
 ヒクソスとは災厄の風を伴って現れた侵略民族であり、嵐を司る破壊神を奉じる異邦人である。
 その災嵐の民族の最初の王として名を残す英霊サリティスが持つ剣には
 “破壊と侵略”の概念を宿した風が纏わりついている。
 

【解説】
古代エジプト15王朝の初代王。異邦王サリティス。
15王朝はヒクソス(異邦の支配者)によってエジプトが侵略・支配されて開かれた時代と言われている。

マネトーの『エジプト史』に曰く、
「疾風の神(怒れる神の息吹)がエジプト人を打ちのめし、突如現れた異邦人が国土を堂々と侵した。
異邦人たちは圧倒的な力でエジプトの主たちを倒し、都市を焼き払い、神殿を倒壊させた。
男は虐殺され、女子供は奴隷に堕とされた。最後に、異邦人たちはサリティスという名の男を王に立てた。」
という。

サリティスは上下エジプトに貢納を課し、アバリス都を建てた。
軍事防備に力を入れ、異国人を牽制するために軍事演習を念入りに行った。
統治19年目でサリティスは亡くなったという。

ヒクソスはシリア・パレスチナ地方に起源を持つ集団であり、嵐神バアル・ゼフォンなどの神々を信仰し、
このバアルはエジプトでは同じ嵐の神セトと同一視された。
ヒクソスは戦車・複合弓・新型の剣など、エジプトにとっては新兵器を有しており、
この軍事的優越によってエジプトを侵略できたと考えられていた。
――しかし、『エジプト史』はヒクソス登場から1500年もの後の時代に著されたものであり、
ヒクソスとその時代のエジプトについて確かなことはあまりわかっていない。


【コメント】
当初はライダーだったけど、エジプト系の英霊はライダーとアーチャー多いのでセイバーにしといた。


554 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/29(木) 23:12:58 EJhlBlW60
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】カーメス
【性別】男
【身長・体重】172cm・69kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 彼の場合は太陽神ラーの息子を称している。

勇猛:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『地を馳せる黄金の翼(ホル・ネブー)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:80人
 黄金に輝く勇者カーメスの軍船。
 天空の隼神を模しており、神代の真エーテルを内部に貯蔵している。
 これを動力として機動し、黄金の魔力光を放ちながら敵軍に突撃する。
 短い時間ならばまさしく隼神のごとき超速度で宙空を駆けることが可能であり、
 急襲向けの宝具と言える。いわゆる『太陽の船』とは別物。
 
【weapon】
『旭日顕彰(ウセルアメン)』
 アメン神より授かったと碑文に残される曲刀。
 実際、カーメス王の棺には黄金と銀の短剣が副葬されていたという。

【解説】
古代エジプト17王朝の最後の王。襲撃王カーメス。在位紀元前1573-1570年。
彼の生まれた当時のエジプトは、ヒクソスという異民族、ヌビア地方のクシュ王国からの圧迫があり、
カーメスの前王タア2世はヒクソス王に酷いイチャモンをつけられ、
それが元でヒクソスとの戦端が開かれ、タア2世は戦死した。
勇敢に戦った前王の遺志を継ごうと思ったのか否か、カーメスは即位すると
軍備強化に取り掛かったが、臣下からは賛成されていなかったという。
臣下たちの説得に成功したのか、あるいは反対されたまま強行したのか、
ともかくカーメスはヌビアに軍を派遣し、ヌビアを属国とすることに成功した。
更にカーメスはほぼ同時にヒクソスの都アバリスへ自ら進軍していた。
この大胆な二正面作戦は、ヒクソスの虚を突く意図があったと思われる。
この時、ヒクソスがヌビアに送った救援の使者を別働隊が捕らえることに成功した。
この幸運もあり、カーメス軍はアバリスの急襲に成功し、大打撃を与えたが、
物資や兵力の不足などもあり、陥落には至らず撤退した。
アバリスへの進軍の時、カーメスは黄金の隼船に乗って艦隊の先頭を飛ぶように進んだという。
カーメスは帰国後に急逝し、打倒ヒクソスの願いは次代王イアフメスが受け継いだ。

【コメント】
適正クラスはライダーとセイバー。


555 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/29(木) 23:14:13 EJhlBlW60
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】イアフヘテプ1世
【性別】女
【身長・体重】157cm・49kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:C
 王族としての威圧を示す。
 「王国の逃亡者を連れ戻し、王国を見捨てた民をまとめ上げた」と碑文に語られる。

【宝具】
『闇夜拓く来光の船首(イアフ=ケネス)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:50人
 新王国時代の開拓たるライダーの舟にして車両。
 夜間では月光を吸収し、その光を黄金色の魔力へと変換して船全体へ纏わせ、突貫する。
 その真名から見える月神の加護と、新時代の日出の如きライダーの業績を顕す宝具であり、
 苦難の中でこそ、この船の能力は高められて発揮される。

【weapon】
『無銘・剣』
 息子イアフメス王から贈られた黄金の短剣。
 王国統一の象徴である戦斧も贈られているが、「あれは統一王たる我が子のみが持つこと許される」と、
 ライダーは自らその所有権を放棄している。

【解説】
古代エジプト新王国の開祖イアフメス1世の母后。新王国開闢を導いた女傑。
当時のエジプトは異民族ヒクソスからの圧迫を受けており、
当時のファラオのセケンエンラー・タア2世はこれに対して立ち上がったが、戦死してしまう。
イアフヘテプはタア2世の実の姉or妹にして妃であり、この時点で東地中海世界の統治権を有していたらしい。
タア2世の後のカーメス王はヒクソスに対して一時的勝利を収めるも急逝してしまい、
次に王位に着いたのがイアフヘテプの子のイアフメスだった。
彼はこの時は幼く、実際にエジプトを統治したのは母イアフヘテプだったと言われている。
成長したイアフメスはヒクソスを殲滅し、上下エジプトを統一した偉大な王となる。
そして彼は母イアフヘテプについて
「エジプトの守護者。兵士を保護し、エジプト平定し、従わぬ者を屈服させた」と称えている。
イアフメスは母の棺に「勇者の黄金の首飾り」、「黄金の剣」、「統一王国の象徴の戦斧」を
副葬していることから、イアフヘテプは軍団を指揮する女勇者だったのではないかという説がある。
そうでなくとも、彼女が何らかの形で軍事に関わったことは間違いないと考えられており、
古代エジプト黄金時代たる新王国の幕開けに大いに功績あった女傑だったのだろう。
またこれらとは別に、イアフヘテプの墓には車輪付きの黄金舟の模型というユニークな副葬品があり、
彼女は生前この舟に乗っていたのかもしれない。

【コメント】
船の模型は金製とも、車輪は銀とも銅製ともあって、よくわからん。
そもそも本当に実物大のこれが存在して、イアフヘテプさんが乗っていたのかすらわかんないし。
この時代はイアフ神系の人名が多いのでややこしい。イアフ信仰が盛んだったのかな?
適正クラスは副葬品由来でセイバーとライダー。


556 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/29(木) 23:17:52 EJhlBlW60
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ネブペフティラー
【性別】男性
【身長・体重】173cm・68kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 彼の場合は太陽神ラーの息子を称している。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

二重冠の恩寵:A
 上下エジプト統治者としての偉業の象徴。少数の神王のみが持ち得る特殊スキル。
 ウアジェト神とネクベト神の相乗寵愛と、対神・混沌・悪といった反秩序属性に対する特攻を得る。
 同ランクの皇帝特権の効果も持つ複合スキル。

戦乱の落とし子:B
 戦に必要なあらゆるスキルを使いこなす。
 未知の技能であっても、それが戦に関することならば短時間で習得することが出来る。
 先王たちの戦いを受け継いで自ら戦を起こし、国家を軍国主義へと造り変えたが故のスキル。

【宝具】
『災嵐祓うは天つ旭光(チェス・ターウィー)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:30人
 宝具『軍国戦斧』の真名解放。
 上下エジプト統一の象徴にして、王の軍国主義を顕す武の光輝。
 通常使用としても数多の神々の加護の結集として刃から炸裂する光熱が顕現するが、
 真名解放の際には刃が巨大化し、上下エジプトの国土がそのまま搭載されているかの如き
 超重量の斬撃で対象を跡形もなく潰滅する。
 ―――暗黒の時代であっても日はまた昇り、その光輝で嵐神を奉じる異邦の民を殲滅した。

【weapon】
『軍国戦斧(メエリィ・メンチュ)』
 現存する宝具。
 セイバーの偉業を語るかの如く、永遠の時空神、上下エジプトの王権神、
 護身獣と鷲獅子、そして武を奮う王の姿と御名が刻まれている。
 ―――意匠と共に刻まれしその銘は、「戦神に愛されし者」という。


557 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/29(木) 23:19:02 EJhlBlW60
【解説】
古代エジプト新王国時代・18王朝の開祖。軍国王イアフメス1世。在位紀元前1570-1546年。
王国始祖メネス、中王国創建者メンチュヘテプ 2世と並ぶ、三人目の上下エジプト統一王。
エジプト最後のピラミッドを建造したことでも知られる。
イアフメスの先代二王は異民族ヒクソスの圧力からエジプトを解放する為に戦ったが、
いずれもヒクソス放逐は成らず、王位はイアフメスに受け継がれた。
王はこの時まだ少年であり、実質的にエジプトを統治したのは恐らく母后だったという。
成長したイアフメスはヒクソスへ戦争を仕掛け、まずメンフィスを取り戻した。
次にアバリス都を攻め、数度に渡る遠征と総攻撃をもってエジプト全土の支配権を取り戻した。
更にヒクソス本拠地パレスチナへ侵攻し、ヒクソス勢力を殲滅した。
次に南方ヌビアの反乱鎮圧に出撃し、更にデルタ地帯の反乱鎮圧にも自ら軍を率いた。
イアフメスは治世の中で、少年期を除けば戦場にて駆け抜けた王と言っていい。
同時に地方豪族に領地を任せたり、戦争で功績あった兵士に褒賞を与えることで
前時代に乱れた国家体制を修復していった。ただし前時代の再現でなく、革新でもあった。
それまでのエジプトはどちらかというと農耕民族らしく穏和な統治だったが、
イアフメスはエジプトを軍国主義国家に造り変え始めたと言われている。
これはヒクソス以外の外国勢力であるミタンニ・バビロニア・カッシート・ヒッタイトなどの
脅威に備えるためであったと考えられている。

18王朝から王の血統が変わったわけではないが、上下エジプト統一という偉業を区切りとして、
イアフメスの治世からエジプトの黄金期――「新王国時代」の幕が開けられたのである。
彼の太陽王の『永遠の城』には、上下エジプトの統一者たる三人の神王の姿が刻まれている。
イアフメスはアビュドスで神格化され、太陽王の御世に神託を下す神として記録に残される。
尊大極まる太陽王も、イアフメスを含む三人の統一王にはリスペクトを寄せていたのだろう。


【コメント】
ヒクソスってタア2世の頃から「侵攻されたら抵抗はする」程度のことしかしないのが違和感あるな。
イアフメスが持ってたものと、母の棺に副葬したのと、斧は二つあったみたいな話も見たけど、
まあどっちでも似たようなもんだろう。
斧に刻まれた「戦神に愛されし者」はメリメンチュなのかメンチュホテプなのかどっちかわからんけど、
オジマンよろしく「メエリィメンチュ(メンチュの愛よ)」とか言ってほしいから、メリメンチュの方にした。
最後のピラミッド建設者というが、ヌビア人のピラミッドはノーカンらしい。
適正クラスはセイバーとライダー。


558 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/29(木) 23:20:58 EJhlBlW60
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アアケペルカラー
【性別】男
【身長・体重】169cm・65kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 オシリス神の子孫であり、太陽神アメンの子を称する神王の1人。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

皇帝特権:A
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。

戦略:A
 大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 未来の世界帝国を見据えた遠大なる視野・計画性と実行力を併せ持つ。

【宝具】
『遼遠に至りし征王の艦(ハルウェル・ホルアクティ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜70 最大捕捉:300人
 “隼”と呼ばれるライダーの軍船。
 隼とは当然、天空神ホルスを指し、地上に於けるホルスの化身たる神王が
 これに搭乗することで、神威の破壊光を放ちながら宙空を疾駆し、敵軍を殲滅する。
 自らに叛く者への呵責ぶり、征服した者を取り込んでゆく王の気質を顕すがごとく、
 戦いで下した敵の力を取り込んで魔力光に変換する特性を有している。
 不敗のまま国土を拡張した遠征王の光輝は、戦いを重ねるほど際限なく輝いてゆく。
 
『安らかにあれ王家の寝所(ヴァリィ・オブザ・キングス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 新王国時代以降の神王たちの伝統的墓所。王陵の谷。
 現界と同時に、世界のいずこかに王族の眠る大規模墓群が展開される常時発動型宝具。
 己を初めとした神王たちの死後の安らかな眠りを願うライダーの心を具現するかのように、
 この宝具は決して暴かれることがない。
 王陵に眠る神王たちとその血族たちは、ライダーから提供された安眠への見返りとして、
 ―――正確には、先達であるライダーの心遣いへの感謝として、魔力を供給する。
 
【weapon】
『無銘・弓矢』
 “イバナの息子イアフメス”に曰く、ライダーは自ら敵軍に矢を射かけ、
 それから一方的な虐殺の火蓋が切って落とされたという。


559 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/29(木) 23:21:43 EJhlBlW60
【解説】
古代エジプト18王朝のファラオ、トトメス1世。在位年代諸説あり。
エジプト史に於いて、最も遠くの地を駆けたとも言われる遠征王。
軍人の出で、王位に着く直前は宰相の地位にあり、先王と共同統治を行っていたという。
先王の庶子という説、王族ではなかったという説があるが、
いずれにせよ王女と婚姻したことで王族となり、18王朝は存続することになった。
トトメスは既に老境だったが、王になる前から計画していたと思われる遠征を実行した。
ます南のヌビア地方の4カタラクト(クルグス)まで進軍して要塞群を築き、国境碑を建てた。
これにより、アフリカ奥地との交易、金鉱山への出入りがエジプトの支配下に置かれ
エジプトは以後200年間ヌビアを占領したとも言われる。

そして北方、地中海を渡ってのアジア遠征である。
大いなる緑(ワディ・ウェル)と恐れられた地中海への冒険的船出を決行し、王はカナン地方へ到った。
エリコを始めとする諸都市を陥落させ、ユーフラテス川沿いのカルケミシュに勝利と国境を示す碑を建てた。
トトメスは負かした都市に臣従を誓わせ、エジプト軍をそこに逗留させて朝貢を課し、
その代わりにミタンニなどの外国勢力から守ると約束したという。
属領として完全に支配するのではなく、自治を認めながら徴税権と外交権を確保するという
政策によって財政基盤が確立し、後の世界帝国エジプトの栄光に繋がったという。
彼以前にも戦に強いファラオは多々あれど、勝利して略奪するのみであり、
トトメスのこの政策はそれ以前と一線を画すものであったと研究者は推測する。
トトメス1世は18王朝の繁栄の最大功労者であり、エジプト史上最強の王トトメス3世をも超える
政治的才能と力を持った王と評す声もある程である。

建築事業としてはカルナックのアメン神殿を増築した他、多くの土地でトトメスの建築跡が確認されている。
また、古来の諸王のピラミッドを真似ようとしてエル・クルン山の裾野を開拓して自分の墓を定めた。
これが後世の数多の王たちの死後の寝所となる王家の谷の始まりとなった。


【コメント】
有能で鷹揚な王みたいな評価をチラホラ見たけど、戦争記録からはサディスティックな面が垣間見える。
適正クラスはライダーとアーチャー。


560 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/29(木) 23:23:35 EJhlBlW60
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ネブマアトラー
【性別】男
【身長・体重】167cm・65kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運A++ 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 生ける王でありながら完全なるアメンとしての神格化を果たしており、他の神王(ファラオ)より
 抜き出た神霊適性を有していたが、晩年に異郷の神に縋ったために結局Bランクに落ち着いた。

皇帝特権:A
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。

黄金律:A
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 先代の王たちが遺したヌビアの砂金とワディ・ハンママートの金鉱の恩恵。
 大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。

【宝具】
『満ち足れり我が黄金世界(アマーナ・ハートパ)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 古代エジプト黄金時代の顕現にして、金に飽かした虚栄の神代再現。
 建築王たるネブマアトラーの名に帰せられた神殿群により発動・維持される固有結界。
 結界内にはセクメト神の眷属を初めとした数百もの護身獣がひしめいて侵入者に牙を剥き、
 満ち湛える大気(アメン)と陽光(アテン)は完全なる神格化を果たした神王そのもの。
 侵入者の肉体と霊体を瞬く間に蝕み、ライダーと同陣営の者には能力増強の加護があり、
 結界内の“光”を自在に操り、外敵に向けて放散して攻撃することも可能。

 日に一度限りの奥の手として、混沌海ヌンより立ち上がる“原初の日の出”の光を
 ライダー自身が浴びることで、対城級の太陽熱線へと変換して任意の方向へ放射される。
 避け得ぬ人王としての死の後、太陽神として自ら立ち上がることを夢見たという
 享楽王の飽くなき願い/欲望/神としての自負心は、葬祭殿にて創世神話として再現された。


【weapon】
『眩き陽光(アテン・チェヘン)』
 愛する正妃の為に掘削した湖に浮かべた帆船。
 一応、太陽の神王の船としての航空能力・魔力炎放射の特性は獲得している。
 ネブマアトラー王は自らの船・池・王宮などに、太陽円盤(アテン)に因んで命名しており、
 お気に入りの自身の形容辞は『眩い太陽円盤(アテン・チェヘン)』であった。
 この船の名はそれらが統合されたものである。
 彼のアテンへの嗜好が、次代王の宗教改革に関連性があったと見るのは妥当だろう。


561 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/29(木) 23:25:20 EJhlBlW60
【解説】
古代エジプト18王朝の黄金期のファラオ。享楽王にして建築王アメンホテプ3世。在位期間諸説あり。
当時のエジプトは有能・強大な歴代王たちの活動によって、その経済力は絶頂にあった。
アメンホテプ3世は、その国財を最大限に享受した王である。
兄が急逝したため、12歳の若さで王位に着き、摂政は母が務めたとされる。
はじめの頃は、王の力強さを示すための狩猟をよく行い、
小規模な軍事活動も一度行ったが、次第に女と遊興にはまり込んでいく。
王は土木事業に活発であり、天才建築家ハプの子アメンホテプによってルクソール神殿や
葬祭殿などの神殿や王宮がいくつも建てられ、この時代にエジプト芸術が花開いたという。
3世の代の建造物の規模に匹敵しうるのは、彼の太陽王ラムセス2世の時代のみである。
王は自らの神性を強く示し、自らの誕生神話を作成し、
オペト祭においては前例のない「生ける王の完全神格化」を行った。
エジプト繁栄はアメン神の加護のためとして、アメン神官が力を持つようになっており、
王は神官団の口出しを疎んじてテーベ外の王宮に移り住むなど、政治には関わらなくなってゆく。
また王は極めて好色で、他国の姫たちを含めた三百人からなるハーレムを抱え、
特に、ミタンニ姫は膨大な黄金と6年の月日を費やしてまでハーレムに迎えたという。
ただし王は愛妻家でもあり、正妃ティイを最も強く愛していたことは間違いない。
晩年は贅沢が祟ったのか歯槽膿漏に悩まされ、異郷神イシュタルに縋ったが
甲斐無く死没し、王位は息子アクエンアテンが継いだ。

国富・建築・芸術の絶頂期の王と言えば聞こえはいいが、
私的な享楽の為に国財を削りまくって神殿を建てまくり、ハーレムを作り、
息子に悪影響を与えて18王朝滅亡の契機となった愚王と一部の学者にはボロクソに言われる。
政治に関心薄く、女好きで贅沢三昧のナルシストと言えば、ある意味典型的な王様とも言える。

【コメント】
Amāna-Ḥātpaってアマーナ・ハートパで良いんだろうか。
建築王、神話再現、黄金の王、自身の完全神格化、ハーレム持ちだけど超愛妻家と言うと
オジマンっぽいけど一番肝心の統治力と武勇が圧倒的に足りていない。
適正クラスはライダーだけど、狩りが得意なら弓矢も使えるだろう。


562 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/29(木) 23:27:18 EJhlBlW60
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ホルエムヘブ
【性別】男性
【身長・体重】181cm・83kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。

皇帝特権:-(A)
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。
 ……のだが、アーチャーは自らの宝具と引きかえにこのスキルを喪失している。

【宝具】
『後より来たりし曙陽に翳む(カーネヘト・セペドヘルー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1人
 抹消王ホルエムヘブの英霊殺しの矢。
 着弾と共に眩い光が炸裂し、英霊の偉業を、御名を、信仰の格を降下させる。
 この宝具の効果は、対象の英霊としての“格”に左右される。
 名が知れていても目立った功績がない英霊などは一撃で消滅させられるが、
 多大な功績を残した大英雄には効果が薄く、個体能力低下に留まる。
 ただし複数回の命中を繰り返せば降下が限界値に至り、対象は消滅する。
 標的の物理的頑強さ・耐久力を無視して効果は発動するが、矢自体の物理威力も皆無。
 あくまで英霊を消滅させることに特化した宝具であり、英霊以外の存在にも効果は無い。

 先王の記録を抹消し、建造物を破壊した王は世界史上に数多いれど、
 古代の宗教改革王と眠れる少年王の記録を抹消したアーチャーは
 抹消者として際立った存在と言えるだろう。

 
【Weapon】
『無銘・弓矢』
 通常攻撃として強力な矢を放つ。
 王位に着く前、アーチャーは戦場を馳せる武人であり、その軍歴は弓兵隊長から確認できる。

【解説】 
古代エジプト18王朝最後の王。あるいは19王朝の開祖。抹消王ホルエムヘブ。在位B.C1323- B.C.1295年。
ホルエムヘブとは祭礼の中のホルス神を意味し、本人もまた鷹の男を名乗った。
恐らく平民出身であり、数代前のアクエンアテンの時代から弓兵隊長を務めて出世し、
ツタンカーメン王の時代には軍最高司令となっていたと言われる。
彼の将軍時代の功績はアジア方面の遠征や植民地平定などが知られる。
盟友である大神官アイと共に幼いツタンカーメンに代わって執政し、
アイの後、ナクトミン将軍を倒して自ら王位についた。
ホルエムヘブはアクエンアテンから4代の王の建造物を破壊し、王名を改竄するなどして
彼らの存在を抹消しようとしていたことがわかっている。特にアテン神信仰は念入りに否定された。
それ故に彼は他人の事績を横領する自己顕示欲の強い人物だったと考えられている。
――しかし、当時のエジプトはアクエンアテンのアマルナ改革以来、
官僚の腐敗と王権の低迷、国内行政・経済の乱れが深刻だったと言われており、
ホルエムヘブはアメン神信仰の復活によって諸問題の解決を計ったという見方もできる。
事実、ホルエムヘブは王の権威を脅かしていた神官団を統制し、
厳格な規律を敷いて国内秩序の回復を成功させている。
ホルエムヘブの治世は約30年ほどで、その多大な功績から19王朝の開祖とも言われる。
後継者には自分と同じく軍人出身のパ・ラムセスを指名した。

【コメント】
弓兵隊長だったから適正クラスはアーチャー。


563 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/29(木) 23:29:07 EJhlBlW60
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】シャバカ
【性別】男
【身長・体重】185cm・77kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。
 宝具である王冠は強力な魔除けの概念を有しており、神王の威光の前には魔術程度が届くはずもない。
 
単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 太陽神アメン・ラーの子にして化身を称する神王の1人。

二重冠の恩寵:B
 上下エジプト統治者としての偉業の象徴。少数の神王のみが持ち得る特殊スキル。
 ウアジェト神とネクベト神の相乗寵愛と、対神・混沌・悪といった反秩序属性に対する特攻を得る。
 同ランクの皇帝特権の効果も持つ複合スキル。

エジプト魔術:B
 エジプト全土の神域より蒐集した秘伝の文書より得た魔術技能。
 魔術師というわけではないが、神秘マニアが高じていつの間にか習得していた。

コレクター:C
 より品質の良いアイテムを取得する才能。
 レアアイテムすら手に入れる執念と幸運だが本人にしか適用されない為、マスターに恩恵はない。
 アーチャーは基本的にエジプト縁の品しか興味がないようだ。

【宝具】
『頂きに冠する光の双蛇(ウアジェト・プスケント)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:200人
 王冠にて輝ける二頭の聖蛇徽章(ウラエウス)。
 アーチャーに身の危険が迫れば、神王の守護者たる聖蛇が
 紅蓮の炎を放射して神王の身を護衛する。
 またこの王冠を被るアーチャーはAランク以上の「魔力放出(炎)」を獲得している。
 常時発動型の防御宝具であるが、真名解放によって能動的に聖蛇を目覚めさせ、
 太陽神の威光、地上の善き神ファラオの栄光の具現として、熱光線を放射する。

【weapon】
『無銘・弓矢』
 ヌビアは古くは弓の国(タ・セティ)と呼ばれており、ヌビア出身の英雄である彼が
 アーチャーとして弓矢を使いこなすことになんら疑問は挟めないだろう。

『シャバカ石』
 英霊シャバカの神話マニアぶりを示す一品。
 失われつつあったプタハ神の創世神話を再現し後世に残したという。

【解説】
エジプト25王朝の二代目黒王(ブラックファラオ)。双蛇王。在位紀元前716-702年ころ。
シャバカの兄であるピイ王によってヌビア人による上下エジプト征服は成されたが、
ピイは己がエジプトの伝統的な(ファラオ)になったことで満足したらしく、
故郷クシュに戻ってエジプトの統治は各地の有力者に任せていた。
その中の一人、24王朝のテフナクト王が下エジプトを支配したので、
シャバカはテフナクトの後継者バクエンレネフ(ボッコリス)を倒し、
再び全エジプトがヌビア人によって征服された。シャバカはバクエンレネフを焼き殺したという。
シャバカも先王と同じくアメン神を信仰していたが、他の神々の神殿にも改修、造築、建築を行った。
この壮大な建築事業の痕跡から、シャバカはエジプト全土を支配したことがわかっている。
その統治法は、各地の有力者な宗主権を認めるという前王に似たものだった。
同時にシャバカはエジプト支配の強化のために身内を高位神官に任じたり、
テーベ支配を強調するためにメンフィスに居住し続けたりした。
また神殿建築を行うだけでなく、各地の神域から秘伝の文書を収拾したという。
そして、上下エジプト支配の象徴として、王冠に「二匹のウラエウス(聖蛇)」を採用した。
対外政策としてはアッシリアとの摩擦を避けたことがわかっている。


【コメント】
なんか英語wikiだとシャバカは三代目王みたいなこと書いてあるけど
日本語資料だとシャバカは二代目王で全て共通しているのでそっちで通す。
ビーム宝具になったので適正クラスはアーチャーってことで。


564 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/30(金) 15:02:52 UB8MVhRQ0
【元ネタ】ケルト神話・アステカステカ神話・マヤ神話
【CLASS】アルターエゴ
【マスター】
【真名】アルターエゴ・性別】
【身長・体重】cm・kgお【元ネタ】
【CLASS】
【マスター】
【真名】
【性別】
【身長・体重】cm・kg
【属性】・
【ステータス】筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
【クラス別スキル】
【固有スキル】
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】


【属性】・
【ステータス】筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
【クラス別スキル】
【固有スキル】
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】


565 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/30(金) 20:02:18 ge3sEjwo0
【出典】花のみやこ!・空の境界

【CLASS】アルターエゴ

【マスター】

【真名】アルターエゴ・オグマ

【性別】宝具によって軸となる人格が変わるため。

男(玄霧皐月)・女(玄霧サクラ)

【身長・体重】

女性時 男性時

身長170cm 身長

体重49kg

【属性】


(皐月)混沌・善 (サクラ)秩序・善


【ステータス】筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
【クラス別スキル】

ハイ・サーヴァントA

気配遮断A++(玄霧サクラ時のみ)

陣地作成D(玄霧皐月時のみ)

【固有スキル】

戸隠流(陽炎)

自身に回避状態を付与(3回6ターン)3ターンバスターカード性能をアップ(スキル10最大50%)3ターン自身のバスターカードにスター集中状態を付与(スキル10で300%)

摩利支天の力と依り代となった肉体の持つ戸隠流忍術の複合スキル。屈折率の操作による透明化や蜃気楼による分身等と戸隠流忍術を組み合わせて使う。(玄霧サクラ時のみ使用可能)

CT15→スキルマでCT13

─────────────────
二律背反Ex

自身のカード構成とクラススキルを変更する。

玄霧皐月(術)BAAQQ↔️BBQQA(殺)玄霧サクラ

敵全体に強化無効状態を付与(2回5ターン)

CT13→スキルマでCT10
─────────────────
統一言語Ex

自身のNPをすごく増やす(スキルマで150%)自身に毎ターンガッツ付与(1回3ターン)自身に弱体無効状態を付与(1回3ターン)。

依り代となった人物の能力とケルトの戦争、言語、霊感の神オグマの権能があわさったもの。超強力な強制実行の言霊。令呪を三画全て使ったマスターからの命令並みの強制力を持つ。これを防ぐにはこちらも令呪を三画消費するか、幸運判定で(玄霧皐月時のみ使用可能。)

CT14→スキルマでCT12

─────────────────

【宝具】
『表裏一体の統一言語体系(Heads or Fairy Tails?)』

(皐月時)敵全体にスキル封印状態を付与(1ターン)敵全体に超強力な攻撃。敵全体に混乱状態を付与(3ターン)

(サクラ時)自身のCTを3ターン短縮する。味方全体に毎ターンHP回復状態を付与(オーバーチャージで効果アップ)低確率で味方全体のCTを1ターン短縮。自身に即死付与(デメリット)

ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:1 最大捕捉:
【Weapon】(皐月)統一言語 (サクラ)戸隠流忍術

【解説】玄霧½

クセが凄い…使いにくそう(自分で考えといて)


566 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/11/30(金) 20:20:01 wNxoZkvE0
初カキコです
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】サー・アグラヴェイン
【性別】女
【身長・体重】cm・kg小柄
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 一応円卓の騎士だからそこそこある。
騎乗:B
 一応騎士だからそこそこある
【固有スキル】
無辜の怪物:A
 ランスロットの不貞をアグラヴェインが晒したのが円卓崩壊の一因という説が蔓延っているため。
誠実:A
 王様ですらノータッチだったランスロットの不貞に切り込んだ良い子ちゃんな性格がスキルにまで昇格、一切嘘が吐けなくなる。
 そも嘘つく気が無い模様。
直感:C
 ランスロットの不倫現場を抑える察しの良さ。
 その後殺されるとかは察知できなかった模様。
晒す者:A
 嘘偽り隠し事に過敏に反応できる。。
 こそこそ迫り寄ってくる気配遮断持ちのアサシンに気付いて「何こそこそしてるんですか!?」って説教モードに入る。
堅き手の騎士:A
 約束事は守る、剣の鍛錬も欠かさない。
 人を軽蔑する、下に見るなんて発想がそもそも無い。

【宝具】
『究明すべき秩序の汚点(ランスロー・グィネヴィア)』
ランク:A 種別:対人 レンジ:1〜10 最大捕捉:2人
 ランスロットの不実を世に晒し、後にブリテンの秩序をも崩壊させたというアグラヴェインの人生そのものがビームの出る剣として宝具となったもの。
 秩序、悪を持つ存在に特効を持ち、気配遮断や別の宝具、スキルによる防御すら無視して霊核を切り裂く。
 特効が効かない相手(中立、混沌、善)には普通の剣としてしか機能しない。
 無辜の怪物による恩恵が大きく、円卓という秩序そのものを崩壊させた存在としての宝具。本人は忌々しいと思っている。

【Weapon】
無銘の騎士セット
 宝具でもある剣と普通の鎧。

【解説】
「ら、ランスロット!不倫とか私不健全だと思います!王にごめんなさいしなさい!私も一緒に謝ってあげますから!」
 と、ランスロットの不倫現場に出くわして開口一番に言ったら、混乱したランスロットに殺された円卓の騎士。
 堅き手の騎士と称される程真面目な騎士だったとされるが、ランスロットの不倫関連を考えなしに引っ掻き回したクソ野郎と認識されている。
 円卓崩壊の原因であるとする説も大量に転がっているため、救いようの無い騎士。
 嘘・偽り・隠し事が大嫌いで、誠実であることを美徳としている。たとえマスターでも嘘つきだと怒る。怒るだけ。謝れば許してくれる。
 隠し事全般に鼻が利くため、アサシンクラスの隠密行動も察知する。そこら辺は便利なサーヴァントのように思えるかもしれないが、大して強くないので外れ鯖。特効が全部のってる(秩序にして悪の)サーヴァントに対してはクー・フーリンのゲイボルグクラスの威力が出るけど、それ以外にはただの鉄製の剣なのよね。
 聖杯への願いは、ランスロットにごめんなさいさせる事と、王、アーサー・ペンドラゴンに対して一緒に並んで謝ること。
 
 見た目は茶髪のセイバーリリィが黒い鎧を着ている感じ。


567 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/01(土) 15:09:17 cJo2GVyc0
【元ネタ】オイレンシュピーゲルシリーズ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】涼月・ディートリッヒ・シュルツ
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A++ 耐久B+ 敏捷B+ 魔力E 幸運D+ 宝具C++
【クラス別スキル】
狂化:E+
多少好戦的という程度。
ただし宝具、または特定スキルの使用時にはその限りではない。

【固有スキル】
魁の矜持:C
突撃手(スターマン)としての適正。
単騎による敵陣への突撃の際に力を発揮する。

人造四肢(特甲):C
四肢が人造の機構に置き換えられている。
戦闘に関連する行動判定や、スキルの成功判定にボーナスが加わる。
また、破損しても分解・再構築することで修復可能。
彼女の場合、超振動型雷撃器を両手足に内蔵したものを使用している。

鏖殺衝動:EX
最適化された狂化。
視界内において行動する存在すべてを破壊しようとする。
宝具使用時において自動発動。

【宝具】
『咆哮せし黒き猟犬(トッコー・ニヴォー・ドライ:ガヤルド)』
ランク:C 種別:対軍個人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
戦時、あるいはそれに類する状況で許可される高度兵装。
その設計コンセプトは「皆殺し」。
大型の雷撃機から打ち出した衝撃を抗磁圧によって「釘」の形として留めておく事が出来、幾重にも重ねる事によって破壊力の相乗が可能。
また、命の危機に瀕した際に自動で発動する場合がある。

【Weapon】
手足の特甲。

【解説】
虚構の世界のMPB遊撃小隊隊長。
特異点内の聖杯大戦において空想科学側のバーサーカーとして召喚された。
本来ならば彼も創作物のはずだが、通常の英霊として召喚されたことから実在する可能性がある。

………という妄想。

イメージCV:沢城みゆき。


568 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/01(土) 17:00:11 GTejkU7U0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】鄭成功
【性別】男性
【身長・体重】165cm・48kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
嵐の航海者:B-
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

忠士の相:B
 マスターに忠誠を誓い、同時にマスターからも信頼を寄せられる。
 隆武帝より国姓の『朱』を賜り、帝の没後も反清復明を果たすべく戦い続けた。

不屈の意志:B
 あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意志。

【宝具】
『鉄人神兵 (こくせんやかっせん)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:200人
 五色に塗られた鉄の甲冑と太刀で武装し、神兵と恐れられた軍勢を召喚する。
 軍勢は、矢があたっても通らなかったという逸話から、召喚された軍勢はBランク以下の投射攻撃を無効化する。
 また、清の騎馬部隊を苦戦させた逸話から、騎乗スキルの所有者や騎兵に類する存在に対して与えるダメージが倍増する。
 なお、この宝具は別クラスで召喚した場合、武装が火縄銃や大斧に変化する。

『開台聖王 (われあるかぎり、みんはほろびず)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:0〜50 最大捕捉:500人
 台湾を開拓した聖王として祀られた事が宝具に昇華されたもの。
 中華文明に属する者の力を上昇させ、中華文明に属さない者の力を減少させる結界を張る。
 この効果は敵味方を区別しない。
 その性質上、もう一つの宝具『鉄人神兵』と併用が主な用途となるが、必要とされる魔力は膨大なものとなる。

【Weapon】
『軍船』

【解説】
 中国明代の軍人、政治家。元の名は鄭森。字は明儼。
 貿易商・海賊であった鄭芝龍と、日本人である母の田川マツの子で、日本名として福松の名も持つ。

 幼年期を日本で過ごすが、7歳のときに父に父の故郷福建に移り、明の士大夫としての道を歩みだす。
 明は滅んで順が立った後、旧明の皇族たちは各地で亡命政権を作ったが、
 父・鄭芝龍は隆武帝を立て、息子である鄭成功もこれに従う。

 隆武帝は鄭成功を気に入り、国姓である『朱』を賜わした。
 さすがにそれは恐れ多いと、鄭成功は朱姓を名乗ることはしなかったが、以後、人々から『国姓翁(こくせいや)』と呼ばれるようになる。

 隆武帝が北伐に失敗して敗死すると、明の命脈は尽きたと判断した父・鄭芝龍は清に降伏。
 一方で鄭成功はなおも諦めず、永暦帝を奉じ、日本との海上交易で得た利益を元手に軍備を整え、清と戦い続けた。
 だが、鄭成功は北伐に失敗。
 さらに清の発した遷界令によって沿岸部が無人化された事で、その勢力は海中に孤立することとなる。

 劣勢を悟った鄭成功は勢力を立て直すために、オランダ東インド会社が統治する台湾へと侵攻。
 これを陥落させてオランダ人を一掃すると、鄭氏政権を樹立して力を蓄え、来る清との戦いに備えんとした。
 しかし、志半ばにして鄭成功は熱病により死去。
 その勢力の後継を巡って、息子の鄭経と叔父の鄭襲が争うこととなる。


569 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/02(日) 14:03:37 G16SPQO20
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】北畠顕家
【性別】男性
【身長・体重】151cm・38kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:C+
 軍を率いる天性の才能。
 奥州の諸軍勢、総数10万を号する大軍勢を率いるだけの器量を持ち合わせていた。

紅顔の美少年:A
 人を惹き付ける美少年としての性質。
 男女を問わずに対しては魅了の魔術的効果として働くが、抵抗の意思があれば軽減出来る。
 対魔力スキルで完全回避が可能。

軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

風林火山:A
 孫子四如に由来する特殊スキル。
 敏捷の大幅な向上、Cランクの気配遮断、攻撃回数の増加、ACの上昇のいずれか1つの効果を受けられる。
 この効果は自身だけでなく味方にも与えられる。

【宝具】
『花陵王(かりょうおう)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
 花の御宴において舞った”陵王(蘭陵王)の舞”の見事さから、後醍醐天皇に花陵王と呼ばれた逸話から。
 舞っている間、北畠顕家は物理的に輝き、またカリスマ・紅顔の美少年スキルのランクが大幅に上昇する。
 また、紅顔の美少年スキルの効果を対魔力では回避できないようにする。

『顕家諫奏七条(このいさめ、ききいれられずば、われされり)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 激烈なる覚悟を以って後醍醐天皇の新政の失敗を諌めた奏上文。
 自らの主に対して発動する宝具で、改めねばならないことが全七条に渡って書き連ねられた手紙を送る。
 この七条に主が従っている間、あらゆる判定に有利な補正を得るが、
 主が七条を一つ破る度に幸運判定を行い、失敗すると英霊の座へと帰還してしまう。

【Weapon】
『則国』
 藤馬允則国の作刀。
 北畠顕家が後醍醐天皇から拝領したと言われており、後に因州池田家に伝わった。

【解説】
 鎌倉時代末期、南北朝時代の公卿・武将。
 後醍醐天皇に仕え、たびたび足利尊氏方の軍勢を打ち破りながらも、若くして夭折した名将。

 史上最年少で参議に任じられるなど若手のホープとして頭角を現す。
 後醍醐天皇の建武の新政では父・北畠親房と共に義良親王を奉じ、奥州の統治を担当した。

 足利尊氏が反乱を起こし、後醍醐側と争うようになると、顕家は奥州の諸軍勢を率いて驚異的な速度で進軍。
 各地で勢いに乗っていた足利方の軍勢を次々に打ち破り、ついには足利勢を京都から叩き出し、西国へと追いやることに成功する。
 しかし、奥州にもまた足利方が蠢動しており、帰還した後も戦いに明け暮れることとなった。

 顕家が奥州の足利方と戦っている間に、足利尊氏は再挙を果たす。
 後醍醐天皇の求めに応じて再び上洛を企図する顕家であったが、新田義貞との連携に失敗し、足利方との戦いの中で次第に消耗。
 連戦で疲労した結果、石津合戦で敗死した。享年21。

 死の少し前、反乱が度々起こる原因は後醍醐天皇の失政にあると判断し、
 これを改めるように『顕家諫奏文』を上奏するも、後醍醐天皇は容れなかったという。
 顕家をはじめ南朝方は優れた人物が多かったが、後醍醐天皇の不明の故に多くが倒れ、南朝は追い詰められていった。


570 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/02(日) 15:36:13 HnIv2WjI0
【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】無名
【性別】男(可変)
【身長・体重】175cm・69kg(可変)
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:E 幸運:B 宝具:EX
【クラス別スキル】
復讐者:A
 復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。
 周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。

忘却補正/A
 人は忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
時がどれほど流れようとも、その憎悪は決して晴れない。たとえ、憎悪より素晴らしいものを知ったとしても。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化する。


自己回復(魔力):E
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。但しこのアヴェンジャーは魔術を使わないので、殆ど意味がない。


【固有スキル】
英雄に非ず:EX
 間違っても座には登録されない、英霊では無いモノを意味する。何かを成し遂げた訳でもなく、また概念が集まって完成された「無銘」のサーヴァントでもない。彼らはただの一般人だったのだ。サーヴァントに対する攻撃や効果はこの復讐者には効かず、対魔術師用の礼装等も意味を無さない。


無冠の武芸:A
 復讐者の、歴史に残らなかった戦いの様。例え彼らが凡庸で唾棄すべきありふれたモノだったとしても、彼らの戦いの様は確かに存在した。剣、槍、弓、騎乗のランクを本来のものより一段階低く見えるようにし、属性を真逆のものとして表示するが、真名が明かされた場合この効果は消滅する。…筈なのだが、復讐者にとって真名はあって無い様な物である。

徒爾なる命:EX
 英雄同士の戦いなんて時代は終わった。これからは命と金を積み重ねる”経済”の時代なんだ。俺達に価値なんて無い。ソレが今の戦争だ。


【宝具】
『救国の大英雄(マーダー・ヴォイナ・ゲノズィット)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:50 最大捕捉:10000
 戦争に参加した兵士達の怨念で満ちた結界を張る宝具。
 この結界内では「知名度補正が反転」する。則ち、「知名度が低ければ低い程補正が掛かる」。
 ただの一般人達であった復讐者はこの恩恵を十二分に受けることが可能。
 更に結界内での復讐者は「戦争で活躍した英霊」に対する攻撃力が大幅に上昇し、
 その上昇率は「負けた側の英霊」であれば更に増える。

【Weapon】
モシン・ナガンM1891/44
ラインメタルFG42自動小銃
M2カービン
九九式短小銃
トカレフM1940半自動小銃
等。様々な銃器を扱うし、日本刀やカトラス等の近接武器も使用可能。

【解説】
 この復讐者に、ある特定の人格というのはない。
 現代戦争に置いて、兵士というのは代替可能な歯車であるべきなのである。
 戦争は、英雄を産む物であった。例えば一人で大軍に立ち向かったもの。例えば剣の一振りで大量の兵士を蹴散らしたもの。成る程英雄である。
 そうだとすると、蹴散らされた大量の兵士達はどうなのだろうか。
 指揮官でも、英雄でもない、歴史に名を残すことはなく、専門家や好事家ですら知らないであろう、それでも戦争で散った事は確かな人々。
 そんな、英雄を夢見て徒に死んでいった兵士たちの怨念。名も無い兵士たちは、死後座に召し上げられた英雄を見て羨んだ。
 そして更に決定的であるのが、「戦争犯罪」という概念。敗戦国の、大量殺人の烙印を押された兵士達は、それでも死後称賛される英雄たちを見て思う。
 「何故彼らだけなのだ」
 「我々と同じではないか」
 「何故、彼らだけが英雄なのだ」
 そうして、復讐の炎を纏った幾多もの魂が集まり、決して登録されるハズの無い座に、一つの「復讐者」として登録された。



 簡単に言えば、「死後英霊に召し上げられず、それどころか敗戦国の兵士として烙印を押された人々」の怨念の集まり。
 あるいは、国の為に戦ったにも関わらず、英雄と違い存在が伝えられなかった一般兵の怨念。
 自分たちと違いキチンと後世にまで名を遺す「英雄」の存在に復讐を試みた存在。


571 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/03(月) 20:51:05 RintHbK.0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】楊貴妃
【性別】男性
【身長・体重】155cm・50kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力B+ 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:-
 宝具の代償に道具作成スキルは失われている。

【固有スキル】
フェロモン:A
 フェロモンとは動物の体内から分泌・放出され、同種の他個体の行動や生理状態に影響を与える物質の総称。
 Aランクともなればもはや傾国の美と言っても過言ではない。

黄金律(富&体):B
 第一に、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命を示す。大富大貴を予言された逸話から。
 第二に、生まれながらに有する女神の如き完璧な肉体を示す。二種の黄金律が複合した特殊スキルである。

道術:B
 仙人の業を簡易化させた道教系の魔術。
 道士・太真としての側面から獲得している。

音楽神の加護:B
 玄宗 (唐明皇)が芸能の神・西秦王爺として神格化された逸話と、
 自身が琵琶を初めとした音楽や舞踊に多大な才能を有していた事から。
 あらゆる音を聞き分け、天才的な演奏を可能とする。更に、音楽魔術の行使にプラス補正がある。

羞花美人:EX
 後宮を散歩すると庭の花が彼女の美貌と体から発する芳香に気圧されてしぼんでしまったという逸話から得たユニークスキル。
 花に関連するスキル、宝具の影響を受けない。

【宝具】
『長恨歌伝・比翼連理(ひよくのとり、れんりのえだ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 楊貴妃が玄宗に対して抱く想いが昇華された、互いの霊基の合体させる宝具。
 この宝具の効力により、楊貴妃の霊基は玄宗(唐明皇)と融合しており、
 自らの霊格を大幅に向上させるのみならず、玄宗のスキル・宝具を借り受けることが可能となっている。

【Weapon】
【解説】
 玄宗 (唐明皇)の皇妃。姓は楊、名は玉環。
「温泉水滑洗凝脂」「雪膚」「雲鬢花顔」「花貌」「芙蓉如面柳如眉」
「侍兒扶起嬌無力」「金歩搖」「尤物」「羞花美人」――多くの言葉でその美を謳われる傾国の美女。

 幼少の頃、その人相から将来、高い地位に登ることが予言されていたという。
 その後、玄宗の子の李瑁の妃となったが、玄宗にその美貌と才知を見初められ、
 女道士となって出家(離縁)した後、玄宗の寵姫となった。

 玄宗に気に入られ、たちまち貴妃の地位についた楊貴妃は、
 幾度か波乱はあったものの、その度に玄宗の寵愛を取り戻し、楊一族ともども並ぶもののない権勢を誇るまでとなる。
 しかし、その代償に唐の政務は弛緩し、やがて楊貴妃の親族楊国忠と、塞外の胡出身の安禄山の対立に至る。

 政争で追い詰められた安禄山はついに叛乱を起こし、長安の都から玄宗を追い落とすまでに至る。
 玄宗の配下や兵士たちは、この乱の原因は楊一族の横暴にあると考え、楊国忠らを殺害し、
 楊貴妃も殺害するように要求した。

 楊一族の横暴に楊貴妃はほとんど関与していなかったが、配下の怒りは収まらず、
 要求に押された玄宗は、楊貴妃に自害を命じた。
 玄宗は後に彼女の霊を祀り、長安に帰った後、楊貴妃を密かに改葬したという。


572 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/04(火) 17:42:03 CGXTpUo60
あげ


573 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/05(水) 18:24:03 9toqOugI0
【元ネタ】戦国時代
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】山県昌景
【性別】男性
【身長・体重】138cm・35kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D+ 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
「不器量なれども渠を備え、立てば耳の際に雷が落ちたる如くなり」

戦闘機動:B
 騎乗状態での戦闘に習熟している。
 騎乗状態での攻撃判定およびダメージにプラスボーナス。
 騎乗していない状態での戦闘力が減少するというデメリットも存在する。

沈着冷静:B
 如何なる状況にあっても混乱せず、己の感情を殺して冷静に周囲を観察し、最適の戦術を導いてみせる。
 精神系への効果に対してプラス補正が与えられる。特に混乱や焦燥といった状態に対しては高い耐性を有する。

【宝具】
『侵掠如火(たけだのあかぞなえ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2〜60 最大捕捉:600人
 徳川家康さえも恐れさせた『武田の赤備え』による乗崩。
 兄から引き継いだ精強騎馬部隊『武田の赤備え』を召喚し、共に突撃を敢行する。
 また自身のカリスマを威圧感に変換して前方に放射。
 敵勢を恐慌状態に陥らせ、その統率を乱す。

『瀬田に旗を(せたにはたを)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 武田信玄の遺言が軍旗という形を取って宝具となったもの。
 信玄の夢とも妄執とも取れる想念が宿っており、真名を発動することで信玄のスキルを借り受けることが可能となる。
 ただし、代償として信玄が患っていた死病が山県昌景の身にも降りかかる。

【Weapon】
『刀』
『甲斐の軍馬』

【解説】
 戦国時代、武田家に仕えた武将。名は源四郎。武田四天王の一人に数えられる。
 飯富虎昌の赤備え部隊を引き継ぎ、武田家最強を謳われた股肱の大将。

 甲斐の猛虎と恐れられた飯富虎昌の弟(甥とも)だったとされる。
 小柄、痩身で兎唇の醜男と風采は冴えなかったが、虎昌に劣らぬ武勇を発揮し「源四郎の赴くところ敵なし」とまで言われたという。
 虎昌が義信事件に連座して切腹した後は、彼の率いた赤備え(赤や朱を主体とした軍装で固めた部隊)を引き継ぎ、
 山県氏の名跡を引き継いで山県昌景と名乗るようになった。
 昌景の率いる赤備えは武田家の各戦線で抜群の働きを見せ、やがて武田家の精鋭部隊として諸大名に恐れられるようになる。

 主君・武田信玄が西上作戦を開始すると別働隊を率いて活躍。
 しかし、西上の途上で信玄は病に倒れる。
 この時、山県昌景は病床の信玄に
「信玄の死を三年間秘すること」「後継者である勝頼を補佐すること」「瀬田(京の要衝)に旗を立てること」を遺言されたという。

 信玄の没後も昌景は武田家をその武勇で支えるが、信玄の後を継いだ勝頼とは折り合いが悪かったという。
 長篠の戦いでは馬場信春らと共に撤退を進言するが、勝頼は決戦を断行。
 武田軍は奮闘するも馬防柵と火縄銃による敵陣を抜けられず、次々と銃弾に倒れていった。
 昌景もまた全身に銃弾を浴びて戦死したが、命尽きても落馬することなく、采配を口に咥えたままだったと伝えられる。

 昌景の戦死後も赤備えの勇名は衰えず、
 真田家や井伊家でも昌景の活躍にあやかる形で、赤備えが率いられた。


574 : sage :2018/12/06(木) 23:19:20 rZLxdMgg0
【元ネタ】史実
【CLASS】ガンナー
【マスター】藤丸立香
【真名】ソルジャー
【性別】男性
【身長・体重】霊基によって変動
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B~E 耐久A~C 敏捷A~C 魔力E 幸運A 宝具A

【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 近代英霊の為、無いに等しいがダメージ数値を多少削減する。

騎乗:A++~E
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、専門の分野であれば最高ランクを叩き出せる。
 当然ながら魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
不死身の分隊長:EX
 圧倒的物量を前にしても擲弾筒で応戦し続け、満身創痍の身でありながら米軍に突撃を慣行し、死亡判定を喰らったにも関わらず
 蘇生し、弾薬庫を爆破し生還したという人外極まりない戦果のスキル。
 瀕死の傷を負っても踏みとどまり、傷を回復させる。
 なお、友軍ですら傷だらけ、血まみれの彼をみて幽霊か何かだと思ったのは言うまでもない。

白い死神:EX
 32人対4000人の戦力比ながら彼らは、地形や気候、そして敵兵器すら鹵獲し大国の侵略から国土を守り切った。
 その代表とも言える狙撃手は個人の携帯火器で最も人を殺した男として、また救国の英雄として記憶されている。
 ソ連軍の圧倒的物量を以てしても国の独立を保ちコッラー川の奇跡とまで言われた戦果のスキル。
 固有結界に近い吹雪の空間の中で確実に敵兵の頭を撃ち抜く事が出来る。
 なお、終戦間際に顎を撃ち抜かれた彼が五階級特進を以て遇されたのは言うまでもない。

空の魔王:EX
 初陣にして戦艦を1t爆弾で真っ二つにしたり、爆撃機なのに敵国のエースを堕としたりと、その戦果を挙げれば枚挙に暇が無い。
 督戦隊を用いて後退を認めなかったソ連ですら、彼一人の被害によって後退をした事がある。
 圧倒的物量で迫るソ連に対しても出撃を続けた爆撃王の戦果のスキル。
 状況に応じて、1t爆弾を至近距離から落としたり、対空砲で地上目標に攻撃を仕掛け殲滅する。
 なお、あまりの戦績に戦果の課題報告を疑った連合国が戦後に調査を行うも、逆に出撃したい為に過少報告を行っていた事が判明した上に
 旧式鈍足の爆撃機に37mm対空砲をポン付けしたという機体だった
 う事に言葉を失った事は言うまでもない。

【宝具】
『最後の英雄達(ラスト・ヒーローズ)』:A++
 通常、サーヴァントとは、生前の英雄としての逸話や伝説に応じた能力よって強さが変わる存在である。
 また神秘による補正から、神代の時代に近い英雄程その影響は強く、近代の英雄ほど弱くなる傾向になる。
 特に、近代兵器を使用する者は『鍛えれば誰でもなれるエキスパート』として、サーヴァントとして扱われ辛くなるが彼らは
 『死亡判定喰らって三日後に蘇生した後に米軍の弾薬庫を爆破』とか『一分間で16回射撃に成功。極寒の環境下で300メートル以内ならほぼ100%ヘッドショット』とか
 『重鈍なカスタマイズ機で戦車500両以上を破壊した上に、敵戦闘機からの被撃墜数0』のどう考えても頭おかしい不可能な戦果を挙げている。
 それ故に口径の違いこそあれと、『クラス:ガンナー』として英霊の座に登録されているのである。

【解説】
近代英霊が出しづらいんなら、纏めて出せばいいじゃないって事でWW2枢軸三大リアルチート。
FGOでワルキューレが霊基状態でキャラが違ってたので、近代兵器を使う兵士の集合体みたいな感じで召喚された。
最終再臨までいくと、三人同時に揃って、『前衛:舩坂 弘 後方狙撃:ヘイヘ 航空支援:ルーデル』という日独芬連合作戦が展開される。


575 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/07(金) 19:08:30 tNt0TF620
【元ネタ】中国
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】馬英図
【性別】男性
【身長・体重】184cm・80kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具D++
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 正しい調教、調整が施されたものであれば万全に乗りこなせる。

【固有スキル】
中国武術:A+++
 中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。
 修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく“修得した”と言えるレベル。
  A+++ともなれば達人の中の達人。

圏境:B
 気を使い、周囲の状況を感知し、また、自らの存在を消失させる技法。
 極めたものは天地と合一し、その姿を自然に透けこませる事すら可能となる。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

【宝具】
『大刀隊(しをけっして、きりこまん)』
ランク:D++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
 自身と同じ武装をした敢死隊(決死隊)を召喚し、敵勢へと切り込む。
 通常時はDランク相当の軍勢宝具であり、真っ向からの衝突ではさほど強力ではないが、
 陣地や拠点を攻略する場合のみ、大幅に能力が増強され、陣地・拠点に由来する効果も無効化することができる。

『迎風朝陽手(げいふうちょうようしゅ)』
ランク:- 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 馬英図が実戦で多用したという絶招。
 馬英図の恵まれた体格を生かせる技であり、
 自身より身長の低い(183cm以下の)相手に対して使用する場合、与えるダメージが激増する。

【Weapon】
『苗刀』
『モーゼルC96(中国製コピー)』

【解説】
 中華民国の武術家。劈掛拳・開門八極拳の使い手であり、李書文らと共に羅瞳四傑の1人に数えられる。
 李書文の弟弟子であるが、実力・武名共に彼に比肩するとも超えているとも言われる。
 兄の馬鳳図(通称:千里追風侠)も優れた武術家として名高い。

 当時、回族の八極拳と漢族の八極拳はルーツを同じくするも独自の発展を遂げていたが、
 馬英図は一族伝来の回族の八極拳を身につけた後、祖父と兄の命を受けて、張景星より漢族の八極拳を学んだ。
 張景星は羅瞳八極の宗家であり、その期待を受けて修行に励んだ馬英図は、やがて八極拳と六合大槍の全伝を伝授されたという。

 その後、兄の馬鳳図が副会長を務める中華武士会に参加。
 最年少の身でありながら卓越した功夫を見せ、兄弟子の李書文に激賞されたという。
 また、馬狠子とあだ名され、兄弟子の李書文同様、試合で多くの相手を傷つけて恐れられたとも言われる。

 武術家としてだけでなく軍人としても有能であり、馮玉祥率いる西北軍に属して天津攻略に参与。
 天津に駐屯する李景林は十数万の大軍を率い、自身も優れた武術家として名高かったが、
 馬英図は大刀隊と称した決死隊を率いて、同地の占領に大きな功績を挙げたという。

 南京中央国術館の設立に先んじて行われた「第一次全国国術考試」では
 散打、撃剣、長兵器(槍)の三部門で優勝し、南京中央国術館が設立されると、その教師に任命された。
 南京中央国術館は多くの武術家が出入りしたが、功夫に関しては馬英図の右に出る者はいないと言われ、多くの武勇伝を残している。
 また、同じく南京中央国術館で苗刀を教授した郭長生と共に、劈掛拳、瘋魔棍などに改良を加え、より高度なものへと発展させたという。


576 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/12(水) 21:39:13 fJhsUxUs0
【元ネタ】「スレドニ・ヴァシュター」
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】コンラディン
【性別】男性
【身長・体重】138cm・35kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E- 耐久E- 敏捷E- 魔力E+ 幸運E 宝具B+
【クラス別スキル】
復讐者:E
 復讐者としては極めて非力。
 憎悪を抱いたところで、相手の生涯にさざ波ほどの衝撃すら与えられない。

忘却補正:EX
 人は忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
 それが人生と世界の全てならば、その憎悪はいっさい不純物のない尖度を有する。

自己回復(魔力):-
 “病弱”スキルによって相殺されている。

【固有スキル】
病弱:A
 天性の打たれ弱さ、虚弱体質。“余命幾ばくない”と定められている命。
 あらゆる行動時に急激なステータス低下のリスクを伴う。
 宝具開帳時には一時的にこのスキルは外れるが、解除後の反動は計り知れない。

静かなる抵抗:D
 “無力の殻”とは似て非なるスキル。
 彼の非力さは、周囲の加虐嗜好や憐憫といった意識を掻き立ててしまう。

最高存在への祈り(偽):A++
 自身の“世界”を護る存在への妄信的な信仰。
 その祈りは、実際にはどこにも接続されていない完全な一人相撲。
 それゆえ、超えてはいけない一線を容易に超えられる狂気をはらむ。

【宝具】
『神様どうか、僕の世界を守ってください(スレドニ・ヴァシュター)』
ランク:B+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 最高存在 スレドニ・ヴァシュターとの一体化。
 血のごとく赤く燃え滾る強き心と、猛々しい白き牙、その姿形は歪んだ祈りによって本来の物から大きく乖離しており、
 もはやケナガイタチであった頃の面影は絶無である。
 スレドニ・ヴァシュターは、魔獣相当の幻想種として顕現するが、祈り次第でさらなる乖離・変質をも可能とする。

【解説】
 サキ原作の短編小説(1900年から1911年の間に執筆)の主人公である、余命五年を宣告された十歳の少年。
 人生(世界)の六割を後見人のデ・ロップ夫人に牛耳られており、彼女の命令に従って鬱々とした、
 けれどもそうする必要がある生活を送る。
 コンラディンの人生(世界)の残りの四割は、すべて想像に回している。
 庭の植え込みの陰の物置、そこを隠れ家、大聖堂として、空想の中に入り浸る。
 物置には雌鶏一羽とケナガイタチ一匹が棲まっており、彼は雌鶏に惜しみない愛情を、
 そしてケナガイタチは自分の中の最高存在に定め、毎週木曜日に欠かさずイタチが棲まう檻に傅いて儀式を行う。
 だが、デ・ロップ夫人にそのことを感づかれたことで、雌鶏――アナバプティストが大聖堂から姿を消す。
 コンラディンはデ・ロップ夫人の死を望むようになり、また彼女も、物置にまだ何かが隠されていると疑いさらなる探りを入れる。
 そこでデ・ロップ夫人は迂闊に檻を開け、解き放たれた凶暴なケナガイタチ――スレドニ・ヴァシュターによって殺される。
 数時間経って、使用人らが狼狽する中、最高存在によってその本懐が遂げられたことを察したコンラディンは、
 デ・ロップ夫人が健康に良くないと禁じていたトーストを自分のために焼き、そこでこの物語は終わる。


577 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/12(水) 21:40:05 fJhsUxUs0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】夫差
【性別】男性
【身長・体重】185cm・82kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C-
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
 魅了魔術に対する耐性は、殊更低い。

【固有スキル】
臥薪嘗胆:B-
 父王 闔閭によって誓うこととなった越国への復讐心。
 “戦闘続行”と“復讐者”が複合された特殊スキル。
 アヴェンジャー適性の高さを示すスキルでもあるが、
 夫差は後半生によりその意思を台無しにしているため、同じスキルを有する勾践に比べ、ランクが低い。

カリスマ:E
 春秋五覇に数えられる(ことのある)王の一人だが、父王からの評価は散々であった。
 良臣の諫言を容れず、悪臣の讒言を用いる性根は多くの臣下の士気を下げる。

【宝具】
『呉王夫差矛(イモータル・ブロンズ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 越国と対を成す呉国の、中原以上の青銅技術の粋を結集した青銅槍。
 越王勾践剣と対を成す、夫差自らが作成した古の中華ガジェットでもある。
 ガジェットとしての機能は形状(レンジ)変化と、刺突強化用の加速装置とシンプルな物のみに留まる。

『時波寄せ付けぬ不壊の銅(ごおうふさやり)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 千年以上の時を経ても、穂先のみは残る不壊性こそが、『呉王夫差矛』に隠された真の能力。
 この槍の穂先の強靭さは、それ自体が能力として計上できるほどであり、A以上の防御・破壊干渉を受け付けない。
 穂先以外の部位に関しては不壊性を持たない。

【解説】
 春秋戦国に呉国を治め、そして“滅ぼした”最後の王。
 先王闔閭の次男で、夭折した兄太子に代わって(父王自体は不本意ながら)太子となった。
 闔閭が隣国越との会戦で戦病死すると跡を継ぎ、今わの際に父に誓わされた、越への復讐心を胸に国力増強に努めた。
 (復讐心を忘れないために、就寝の際には痛みを感じる丸太の上で寝る「臥薪」を実践したことは有名である)。
 名臣 伍子胥の助けもあって、一時期は不倶戴天の敵たる越を滅亡寸前にまで追い詰め、越王 勾践を奴隷として抱えたものの、
 越側から賄賂を受け取った佞臣の讒言や美女 西施を用いた姦計など、様々な理由から釈放を赦し帰国させてしまう。
 このころから伍子胥との関係は険悪となり、意見の衝突からついに伍子胥を自害させてしまう。
 その後の数回の越との会戦と佞臣の増長によって呉は著しく弱体化。
 首都を越に落とされ、和睦を請うも容れられなかった。
 夫差を憐れんだ勾践からは、辺境に流刑し命は助けるという案を受けるも夫差は固辞し、自刎して果てた。
 その際に、「伍子胥に合わせる顔がない」と、自らの顔に白い布をかぶせたという。


578 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/12(水) 21:40:53 fJhsUxUs0
【元ネタ】ニャールのサガ
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】グンナル・ハームンダルソン
【性別】男性
【身長・体重】195cm・98kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力E 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
無窮の武練:A+
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
 サガ序盤で屈指の戦闘能力を見せつけるフルートをして、戦闘を拒むほどの武芸者。

友誼の証明:C
 敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。
 聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。

同族殺しの呪い:A
 同じ一族の者を二人殺してはならない――この予言にグンナルは、死後も縛られている。
 その禁を破ってしまったとき、このサーヴァントの惨死は確定する。

【宝具】
『勇者の強弓(セム・ボーガ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10 最大捕捉:20人
 グンナルが最も得意とする弓矢による射撃と、それを用いた一騎当千の戦いぶりが宝具の域にまで達したもの。
 弓を持って戦闘に臨む際、A+ランクの“乱戦の心得”を獲得し、“無窮の武練”との兼ね合いで、多対一の戦闘でも何時間も戦い抜く。
 弓が破壊された際に、“愛する女性”の髪を二房編み込めば弓を修復できるという隠された能力も有する。

【Weapon】
『無銘・剣』
 武骨な北欧の剣、弓兵のクラスにありながら近接戦闘も得意とし、これだけでなく槍も使える。
 振り回せば剣が三本に見えるほど、恐るべき斬撃速度を誇る。
 ファルファルファル……

【解説】
 アイスランド人のサガの一つ「ニャールのサガ」の登場人物。
 サガの表題にもあるタイトルロール、ニャールの親友であり、武器の扱いに秀でた偉丈夫。
 親戚の女性であるウンが、離婚相手であるフルートから結婚の際の持参金を取り返す依頼を受ける場面で登場し、
 ほぼ同じタイミングで登場する法律家・賢人ニャールの智慧を受けて、フルートを法廷に引きずり出して持参金を取り戻す。
 白髪のハルヴァルズらとのヴァイキング航、他のヴァイキングとの会戦を経て、ノルウェー君主ホーコン侯からの歓迎を受け、
 侯の身内の女性との縁談話も持ちかけられるが拒否し、故国アイスランドに凱旋。
 帰国後に民会の場で出逢ったハルゲルズという女性と結婚する。
 彼女はかつて争ったフルートの姪で、気性が非常に荒く、彼女が引き金となった諍いがもとで、夫を二人も殺されている。
 ハルゲルズはすぐにニャール家との険悪な空気を作り出すが、グンナル、ニャールら個人同士の友情は揺るがなかった。
 アイスランドが飢饉に見舞われた際には、ハルゲルズが人を雇って盗みを働かせたことに気づいたために、グンナルは人前で彼女の頬を打ち、彼女から逆恨みを受ける。
 その後もグンナルの前では諍いが絶えず、多くの死体が積み重なる。
 ある日とうとうグンナルを謀殺する計画が成され(発案者はウンの息子のモルズ)、グンナルは戦いの末に法の外に置かれる。
 モルズはそれを狙って再度彼を襲撃し、グンナルにとっては多勢に無勢となる激戦の末に死亡する。
 最も得意な武器である弓を使用し、弦が切れた際に彼はハルゲルズに彼女の髪の毛を使わせてもらうよう頼みこむが、夫を逆恨みする彼女はそれを突っ撥ねた。

 最期の戦いに際し、グンナルはニャールから「同じ一族の者を二人殺せば死ぬ」という予言を受けており、
 妻が引き起こした窃盗騒ぎがもとでオトケルを殺し、モルズらによる襲撃の際にオトケルの息子ソルゲイルを殺したために、その禁を破ったこととなったのだ。


579 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/12(水) 21:42:09 fJhsUxUs0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ヤコブ・ヨハン・アンカーストレム
【性別】男性
【身長・体重】180cm・68kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力E+ 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【固有スキル】
反骨の相:C
 王制と王そのものへの反感を示すスキル。

その身に背負うは汚名のみ:B
 デン・スティグマ。
 本来は宝具とさえなり得る、国民全体の憎悪を一身に受けた男の汚名。
 魔力のパラメータを狂化に匹敵するほど上昇させる他、精神干渉系魔術耐性も強化するが、
 スキル使用時、グスタフ三世暗殺を怨みに思う民衆の声が、脳髄に貼り付いて剥がれることはない。
 声に呑まれると、低確率で即死判定が発生する。

運命の奴隷:EX
 予言された暗殺を予言通りに遂行した暗殺者。
 このサーヴァントの“敗死”は召喚時点で確定しているが、
 他サーヴァント一騎の“暗殺成功”もまた、確定している。
 それがいつ、誰に対してかは、本人にも分からない。

【宝具】
『素顔の見えぬ王殺舞踏(マスキアラード)』
ランク:B 種別:対王、対陣宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:10人
 グスタフ三世暗殺の場となったオペラ座の仮面舞踏会を再現する対陣宝具。
 会場に跋扈する仮面を被った亡霊のエキストラを用いて、相手を包囲し、影から狙撃する。
 また、アンカーストレムが放つ弾丸には、王属性を持つ者への特攻機能が宿る。
 ただし、近代の反英霊ゆえに、魔力量の問題から再現できる景色と王殺機能がどうしても不安定化しやすい。
 エキストラの動員と王殺機能を安定させるためには、どうしても『その身に背負うは汚名のみ』の使用が必要となる。

【解説】
 スウェーデンの軍人・貴族で、啓蒙専制君主として知られる、グスタフ三世暗殺事件の主犯。
 下級貴族の出身で、もともとは国王の近衛士官であったのだが、国王を中傷したために逮捕され、
 そのことから、彼も他の貴族同様に絶対王政を敷く国王を怨むこととなる。
 革命の嵐が欧州全土に吹き荒れる、来たる1792年、アンカーストレムら過激派貴族はオペラ座の仮面舞踏会で暗殺を決行。
 グスタフ三世は暗殺計画があるという警告を再三にわたって受け、自身でもその予感を察知していながら舞踏会に出席。
 (国内の有名な占い師からも、暗殺を予言されていた)。
 国王とすぐに分かる衣装での出席であったため、過激派貴族にあっという間に囲まれ、アンカーストレム自身が放った銃弾に倒れた。
 グスタフは即死こそしなかったが重傷を負い、数日後に死去。過激派貴族の一団はこれにより一気に逮捕された。
 主犯格とされたアンカーストレムは拷問を受けた末にすべての貴族称号をはく奪されて斬首刑となった。
 なお、この暗殺計画の黒幕はフレデリック・フォン・フェルセン(「ベルサイユのばら」などで有名なハンス・フォン・フェルセンの父親)とする説もある。


580 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/12(水) 21:43:01 fJhsUxUs0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】シャルル・ルクレール
【性別】男性
【身長・体重】174cm・68kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力A 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具E
【クラス別スキル】
狂化:D+
 理性と引き換えに筋力と敏捷が上昇する。
 彼の場合、バーサーカーらしからぬ戦術指揮能力と合理性を持つため、一見して狂化しているとは分かりづらい。
 マスターが男性であるならば、狂化デメリット自体がほぼ気にならないものになるが、
 逆に女性であった場合は、“妻”の影を重ねて、暴走を引き起こしかねない。
 ――それほどポーリーヌ、彼女への愛は彼を狂わせた。

【固有スキル】
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
 相当魔力を喰うが、“黒”で騎馬を形成することもできる。

軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

鬱屈精神:A
 彼のうちに潜む、後天的に築かれた狂気。
 “妻”に対する所有欲にも似た愛と、有色人種へのレイシズムと言ったドロドロの感情のごった煮。
 狂化暴走の凶暴性の強化と、暴走タイミングのランダム化を引き起こす。

【宝具】
『蠢く黒、我が身に浸れ(ブラックライダー・サン=ドマング)』
ランク:E- 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 ルクレールの全身を覆うように蠢く黒い魔力の塊。
 ハイチの地で罹患した黄熱病と、現地に残るヴードゥーの呪詛の残滓、自身の鬱屈精神、
 それらが複雑に絡み合うことで、崩壊寸前ながら宝具としての体を成している。
 宝具開帳時のバーサーカーは、この“黒”がもたらす破格の暴力と狂熱に恍惚を覚え、そして衰弱してゆく。

【解説】
 フランス革命からナポレオン戦争期のフランスの将軍。
 フルネームはシャルル・ヴィクトール・エマニュエル・ルクレール。
 ポントワーズの資産家家系に生まれ、フランス革命には1791年ごろに参加。
 トゥーロン攻囲戦にも参加し、そこでナポレオン・ボナパルトの知己を得る。
 恐怖政治終幕の直前にアルプス方面軍転属となり、96年にボナパルト将軍のイタリア方面軍に合流。
 主要な会戦で活躍したのち准将に昇進、レオーベン仮条約締結後に戦利品をパリに持ち帰る。
 97年、ボナパルトの妹のポーリーヌと結婚し、ボナパルト家の一員となる。
 99年には師団長に昇進して、ブリュメールクーデターにも参加、擲弾兵に対する根回しを行う裏操作を行った。
 翌年にモロー将軍のライン方面軍に転属となり、戦線の最中で落馬事故による重傷を負いながらも精力的に戦い、
 ホーエンリンデン会戦などで戦功を挙げた。
 反乱鎮圧と黒人奴隷制復活のためのハイチ遠征の司令官となり、妻ポーリーヌと数万の兵を伴って現地に向かう。
 反乱指導者トゥーサン・ルーヴェルチュールを、だまし討ちにより捕縛してフランスに送還することには成功したが、現地で黄熱病により罹患し病死。
 後任のロシャンボー子爵がルクレール以上の残虐な行為を現地で行ったことも相まって、ボナパルトのハイチ支配の野望は完全に潰えた。
 なお、かつてポーリーヌと恋仲にあったフレロンも、弁務官としてハイチに出向き、ルクレールと同じ死に方を遂げている。


581 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/12(水) 21:46:34 fJhsUxUs0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジャン=ポール・マラー
【性別】男性
【身長・体重】170cm・49kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E- 耐久- 敏捷- 魔力E+ 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:E++
 マラーは魔術師ではないが、霊基維持に陣地が必要なためクラススキルを宛がわれている。
 薬湯で満たされた”浴槽”が、このサーヴァントの召喚の際に同時に形成される。
 そこに常に浸かっていなければ、このサーヴァントは現界を維持できない。

【固有スキル】
病弱:EX
 全身を皮膚病に冒されており、サーヴァントとして現界した現在でも浴槽から出ることはできない。
 もしも全身が薬湯の外に出てしまった場合は、狂ったように全身を掻き毟った末にキャスターは消滅する。

出演続行:B
 ジャコバン派による死後のプロパガンダ由来のスキル。
 霊核が破壊されても、薬湯に浸かっている限りは宝具の発行を最大2ターン行える。

市井のカリスマ:A
 革命の殉教者、人民の友、そしてサン・キュロットの代弁者としてのカリスマ。
 軛から逃れようともがきながら、指導者を必要とする、
 そんな矛盾に満ちた民草の幼年期を優しく見守り、寄り添う。

【宝具】
『祖国の敵に、ギロチン台への道筋を!(パブリック・ドメイン・ビトレイング)』
ランク:A+ 種別:対民、対衆宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:2000人
 マラーが工房で作成する単なる“名簿” だがその実態は、冊子状であれ一枚の紙切れであれ、すさまじい悪辣さと強き意志を宿す爆弾。
 人民の友としてのカリスマと、ジロンド派への迫害を象徴する宝具。
 “民衆の目に触れる”という条件が必要となるが、名前を記された対象がその“名簿”を目に入れた瞬間に判定が発生し、
 失敗した場合、対象の首にギロチンが投下され、ここに人民の意志による粛清が達せられる。
 “名簿”を見た人が多ければ多いほど判定難易度は上昇し、運命打破力などでも抵抗し得ない強力無比な呪いとなる。
 名簿の作成と名前記入をするためには、サーヴァントの場合は真名の看破が、マスターの場合はアライメントの看破が必要となる。

【Weapon】
『浴槽』
 マラーの現界に際して付属する、まるで靴のような形状の湯舟。
 薬湯で満たされており、マラーはこの中から出られない。
 なお、自走機構はない。

【解説】
 フランス革命の指導者の一人で、モンタニャール派――ジャコバン派の三巨頭の一人でもある。
 スイスはヌーシャテルの中流家庭に生まれ、革命以前は医師として欧州全土を遊学し、ロンドンで開業していた時期もあった。
 王弟ダルトワ伯の侍医としてフランスに招聘されるも、宮廷勤めが逆に貴族社会の腐敗を目の当たりにするきっかけとなり、
 急速に反体制主義に傾倒するようになった。
 フランス革命が勃発すると最初期から過激な政府批判の新聞『人民の友』を発行するが、内容の過激さゆえにたびたび発禁処分を受け、
 政府に追われ地下を拠点として言論活動を行う時期もあった(生涯苦しめられる皮膚病も、この時期に患ったものとされている)。
 一度パリを追われ、ロンドンに亡命。 3か月後に戻ってコルドリエ・クラブに入会し、指導者の一人としてテュイルリー襲撃を扇動。
 襲撃ののち、国民公会議員に選出され、『人民の友』から『フランス共和国新聞』に新聞の名前も改めた。
 テュイルリー襲撃から一月も経たぬ間に、彼の新聞の過激な論調に感化された民衆らが暴走し、九月虐殺と呼ばれる惨事を引き起こした際に、
 マラーは政敵のジロンド派から責任を問われ、一時逮捕・収監されたが、彼のサン・キュロットからの支持は絶大であったためにすぐに釈放。
 この後マラーとジャコバン派は一転攻勢に転じ、ジロンド支持者・立憲主義者のデュムーリエ将軍の陰謀が露見したことを逆手にとって、
 ジロンド派議員を公会から追放、ジャコバン独裁の基盤を固めることに成功したが、同時期に皮膚病の悪化によって療養生活に入る。
 薬湯によって痒みと暑気を遠ざけながら、ギリギリのところで命を繋ぐほど衰弱しながらも、彼は自宅で政務を続けたが、
 支持者を装って侵入したジロンド派の狂信的シンパのシャルロット・コルデーによって暗殺された。
 彼の死はジャコバン派によってすぐに神聖化され、パンテオンに埋葬されたが、テルミドール反動の時期にはパンテオンから取り除かれた。


582 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/13(木) 00:49:40 9T1F/WNw0
【元ネタ】ソニックと暗黒の騎士
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ソニック・ザ・ヘッジホッグ
【性別】オス
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A+ 魔力D 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程による魔術行使を無効化する。
当たらなければどうということはない。

騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
ぶっちゃけ自分で走った方が速い。

【固有スキル】
千里疾走:A+
長時間長距離移動を可能とする無尽蔵の体力を有する。
また敏捷値の一時的な急上昇、全力疾走時の耐久・筋力値の上昇といった効果を発揮できる。

風の騎士:EX
平行世界の騎士王物語における彼の称号。
どの騎士より迅く、どの騎士より自由な騎士であることの証明。
それは例え、世界を跨いでも。

【宝具】
『叡智宿す王選の剣(カリバーン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:1
平行世界の選定の剣。
なんと自我を持ち、喋れる上、自立行動もできる。
性格は厳正で口うるさく、セイバーとは良くケンカする仲。

『閃光の如く翔けよ騎士王(エクスカリバー・ソニック)』
ランク:A++ 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1人
セイバーが黄金の鎧を身に纏い、『叡智宿す王選の剣』は大聖剣エクスカリバーに姿を変える。
その姿は騎士王となる者の証。
「この世界の騎士王」、及び「星の聖剣」と霊基を同調させることが可能。
最大まで同調させた時、彼らは文字通り閃光となる。

【Weapon】
『叡智宿す王選の剣』

【解説】
虚構の世界の音速ハリネズミ。
特異点内の聖杯大戦において幻想世界側のセイバーとして参戦している。
正純なサーヴァントであり、元々ははぐれとして召喚されている。

………という妄想。

サーヴァント全十四体、作者被り無しで書き上げ完了。
ルーラー?あァ………(絶望)


583 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/13(木) 07:35:23 /zDibFmM0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ジョン・ポール・ジョーンズ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・71kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
嵐の航海者:A-
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
 指揮能力こそ三大提督の名に恥じぬ一級品のものだが、人望のなさが明らかに足を引っ張っており、カリスマが複合されていない。

ファイティング・スピリッツ:A
 逆境を物ともせず、むしろその中でこそ闘志を燃やす戦闘意欲。
 後世、アメリカ海軍の象徴となった勇猛さ。
 実は“可能性の光”の一端ともいえるスキルでもあり、本人さえ自覚しないかなりすごいスキル。

賢人の薫陶:B
 レンジャー号での初任務時に邂逅した、ベンジャミン・フランクリンとの交流に由来するスキル。
 他陣営との交渉にあたってプラス補正を付加する他、判定に成功することでフランクリンが保有するスキルを一時的に使用できる。

【宝具】
『善良なるリシャールの暦(ボノム・リシャール)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:200人
 老朽商船を改修した同名のフリゲートの顕現。
 フラムバラ岬沖での伝説的な『決闘』の勝利をもたらしたこの船は、
 敵からの攻撃を受ければ受けるほど艦首・艦尾を“解れさせて”相手を拘束し、葡萄弾と船員の幽霊による狙撃攻撃を行う。
 船が破壊されていればいるほど、拘束力と狙撃威力が強力なものとなる。
 砲も搭載しているが、精度は低く暴発の危険も有する。
 また、船員の幽霊らも戦闘時以外は船長たるライダーの命令には従わない。
 この宝具は海上では、どれだけ破壊されても、再発動時に修復された状態で顕現するが、
 陸上で発動した場合は破壊痕を残した状態で顕現する(当然、完全破壊された場合は再発動不可能となる)。
 再発動不可能のリスクを負ってでも高威力を狙って陸地で顕現するか、海から堅実に攻めるかを、提督として選ぶこととなる。

【解説】
 アメリカ独立戦争における大陸海軍の軍人。世界三大提督の一人。
 後世、“世界の警察”となるアメリカ海軍最初の英雄であり、類まれな指揮能力で知られた。
 彼はスコットランドの南部のカークカッドブライトシャーでジョン・ポールとして生を受ける。
 幼少期より海への憧れを抱いていた少年は、十三歳で武装商船に見習いとして乗り込む。
 彼は初めて船長を務めたブリッグ船で、事故により人を死なせてしまったために故郷を追われ、
 次に船長を務めた商船においても正当防衛で人を殺したために、ヴァージニアに逃亡者として逃げ仰せ、
 以降はジョン・ジョーンズ、独立戦争時からジョン・ポール・ジョーンズと名乗ることとなる。
 創設されたばかりの大陸海軍でも彼は活躍したが、同時に“よそ者”ゆえの疎外感と不当評価にも常に苛まれていた。
 独立戦争後にロシア帝国に出向して少将の位を得て活躍するも、陰謀に巻き込まれ失脚。
 最終的に彼はパリに流れ着き、革命真っただ中の当地で病死。
 彼の遺体がアメリカに帰ったのは、1906年のことであり、それまで遺体の所在すら分かっていなかった。

 なお、フラムバラ岬沖海戦での伝説的なセリフ「戦いはまだ始まっちゃいない!!(I have not yet began to fight!!)」
 これはワーテルローのカンブロンヌのセリフ同様、“盛られて”いるらしい。


584 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/13(木) 07:36:41 /zDibFmM0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ステファン・ウロシュ四世ドゥシャン
【性別】男性
【身長・体重】189cm・97kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A-
 聖サヴァの加護により、炎熱魔術を除くAランク以下の魔術を完全に無効化する。
 炎熱魔術に関しては、B相当にまでダウン。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
信仰の加護:A+
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

天賦の叡智:B
 並ぶ者なき天性の叡智を示すスキル。
 肉体面での負荷(神性など)や、英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを、B〜Cランクの習熟度で発揮可能。
 彼の場合、マスターの才と自身の才とを天秤に掛け、つり合うかどうかで使用頻度を決める。
 マスターが不才であれば、このスキルをあまり使用されないだろう。

乙女の若枝:C
 希望に満ちた未来を意味するとも言われる、木の若い枝。
 木から折り、マスターに携えさせることで幸運を上昇させるが、自身では所持できない。
 木の種類についてはなんでもよく、神秘が宿っている必要さえない。
 また、マスターとの信頼関係が険悪になった場合は、このスキルは発動できない。

【宝具】
『双頭鷲の盾(コカルダ・エスカッシャン)』
ランク:B 種別:対異教宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 赤地に銀の双頭鷲が刻まれた盾。
 紋章に由来する防具のため明確な逸話自体はないが、
 異教由来の神秘に対する頑強さと、異教徒に対する威圧効果を宿す。
 条件さえ整えば宝具級の一撃さえも無傷で防ぎきるが、
 それ以外の攻撃に対しては精々高い防御力を発揮する程度の性能に留まる。

『幻想十字軍:是なるは我が祖国の最盛(ネマニッチ・クルセイダー)』
ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
 主君たるセイバーの「突撃(ナパード)」の号令と共に突撃を開始する影の軍勢。
 遂に実現することのなかった東ローマ帝国に対する征服遠征を描いた夢想の宝具。
 影の軍勢はDランクのシャドウサーヴァントに匹敵する戦闘能力を有する強力な軍勢であるが、
 夢想の影を創り出す材料となるのは、セイバーを蝕む“毒”である。
 軍勢を創れば創るほど、生前彼を死に至らしめた毒によって肉体を蝕まれ、
 軍勢と呼べる規模まで膨れ上がらせた場合、戦闘終了後にセイバーは消滅する。
 夢から醒めることで死(ねむり)に至る(つく)、セイバーにとっては残酷な宝具とさえ言える軍勢。

【Weapon】
『無銘・剣』
 史実に於いて用いたかどうかは定かではない剣。
 鍔にはセルビア十字が刻まれており、聖サヴァの加護を宿す。

【解説】
 ネマニッチ朝セルビア王国の国王にして、皇帝を名乗った同王国最盛期の王。
 幼少期は父と祖父の抗争を裂けて東ローマ帝国に亡命し、父が王として即位すると若年ながら副王に据えられ、
 長じて軍人としての能力を開花させ、ヴェルブジュドの戦いでは、ブルガリア皇帝ミハイル三世シシュマンを騎兵隊を率いて自ら討ち取っている。
 直接討ったかどうかに関しては諸説あるものの、それから間もなく軍事的成功を背景に、不満因子を抱き込んで父王を廃して自ら王位に就く。
 王となったドゥシャンは、パレオロゴス朝東ローマ帝国が内紛によって疲弊していることにつけ込み、
 アルバニア、およびマケドニアの領土を奪取して最大版図を形成し、「セルビア人とローマ人の皇帝」を称し、皇帝として即位。
 セルビアの慣習法と東ローマ帝国のローマ法を融合させたドゥシャン法典を発布し、名実ともに帝国の最盛期を築いた。
 その後ドゥシャンは東ローマ帝国自体を滅ぼすべく進軍するも、征路の途上にあたるテッサロニキにて志半ばで何者かに毒殺された。
 彼の跡を継いだのは、ドゥシャンに比べて政戦両略いずれの能力も大きく劣る、されども唯一の子女であるステファン・ウロシュ五世。
 諸侯はウロシュ五世を無視、或いは軽視し、内紛の末にウロシュの代でネマニッチ朝は断絶、あっと言う間に帝国は瓦解した。

 バルカン半島諸国、および人理に関わる案件等における召喚では、ルーラーとして召喚されることもある。


585 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/15(土) 04:27:09 80lmrzJ20
【元ネタ】サンタクロースの伝承
【CLASS】アーチャー
【真名】ルドルフ
【性別】無性別
【身長・体重】150cm/450kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久A++ 敏捷EX 魔力A 幸運C 宝具A

【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではアーチャーに傷をつけられない。

単独行動:E
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクEならば、マスターを失っても数時間は現界可能。

【固有スキル】
索敵:D
 周囲の存在の位置と願望の強さを把握するスキル。
 元々は世界中の子供の場所を把握するために搭載された機能。
 理論値では全宇宙を見渡すスペックを誇るが大気圏突入の衝撃で破損している。

獣王裁権:A-
 特に有名な動物個体が持つ周囲の獣類に対する命令権。または支配権。
 地球上での知名度がそのままランクに変化する。
 本来は「サンタのトナカイ」という最上位の権能を持つはずだったが、
 「ルドルフ」という個体名の知名度が現在ではそれほどでもないため若干の弱体化が起きている。

天上技術:C
 星空からの飛来物。鋼の
 その力を未知の超文明に由来するが「いつか現人類が自力で辿り着きうる程度の超技術」であったがために
 異常技術に届かないサーヴァントが保有するスキル。
 早い話が「ただ機能効率が良く」て「解析可能」で「量産可能」。

【宝具】
『我ら流れ征く星の涙(シューティング・スターズ)』
ランク:A++ 種別:対人宝具
 一晩で地球全土を駆け抜ける走力と飛行性能の完全開放。
 最高速度は脅威の時速無限大。プレゼント配りという使命の性質上からかそのまま勢いで大気圏の脱出は出来ない。
 物理法則を超越したスピードで駆けるトナカイは事実上「地球の何処にでも存在する」という性質を持つため瞬間的なショートワープが可能となる。

『聖夜より降り注げ星の涙(シューティング・スターストーム・フルバースト)』
ランク:A 種別:対悪宝具
 魔力もしくは星光、街明かりを収束して放つ超高速多段追尾光線砲(わるいこへのプレゼント)。
 相手がこの一年間でどれだけ善行と悪行を行ったかどうかで威力が変動する特性がある。

 空間の光エネルギーを収束し開口した頭部のビーム砲ユニットから20本のプレゼント光線を放出。
 回避不能のホーミングレーザーは確実に『わるいこ』の腹に飛び込みえげつない痛みで改心を強要する。

 メリークリスマス(地獄で逢おうぜ)

【Weapon】
ソリ:普段から曳いてるあのソリ。振り回して轢き飛ばす。

波動光線砲:トナカイの頭から伸びる三本のビーム砲ユニット。角と鼻。
 宝具開放形態のイメージ的はアトラスカブトムシ、もしくはトリケラトプス。

【解説】
真っ赤なお鼻のトナカイさん
かのサンタクロースがソリ曳き部隊のリーダー、真名を『ルドルフ』。

伝承に於いてサンタクロースは9匹のトナカイに曳かれたソリで空を飛び子供達にプレゼントを配る。
この中でサンタクロースは8頭の名前を、
「ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、コメット、キューピッド、ドナー、ブリッツェン」
と順番に名付け声を掛けることで速く走れるように元気づけていた。

そのある時からチームのリーダーとして加えられたのが「ルドルフ」。
サンタクロースが地元のプレゼント配りの最中に墜落しているところを見つけ介抱した「宇宙的超常生命体」である。(という妄想)

どこかの誰かが宇宙で無くした落とし物。太陽風と大気圏突入で内蔵記憶メモリは破壊され、
故郷と目的地を失ったソレはサンタクロースの「願望」に反応した事、8匹のトナカイの姿を自己転写した事によって、
その場で無理難題な願いを望むサンタへのプレゼントと成った。


586 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 09:56:48 LHelbGwQ0
テコンダー朴の打ち切り記念(哀悼)にチョン鯖を大量投下する


587 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 11:35:26 f2NDKKYU0
114514


588 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:18:38 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記、伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】朴赫居世
【性別】男性
【身長・体重】175m・71kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運A+ 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

神授の智慧:B
 天帝から与えられた王としての様々な智慧。
 英雄独自のものを除く、ほぼ全てのスキルにC〜Bランクの習熟度を発揮できる。

竜の息吹:C
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。
 ライダーの母と言われる娑蘇夫人は西述聖母の現身にして竜種としての側面を持つ。
 それ故、ライダーは竜の血を引いていると導かれる。

【宝具】
『王馬天降』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:50人
 天馬に乗って幾度も地上に降りたという逸話の具現。
 聖杯戦争においては、これを攻撃的に活用し、天上から雷光を纏って
 地上、あるいは空中の敵に体当たりする。
 ライダーと天馬は、天帝の加護によってダメージを負うことはない。
 ……これ絶対違うだろ、と一番思っているのはライダーと天馬たち自身である。

【解説】
新羅初代王。在位B.C.57-4年。「赫居世」は世の中を照らす意味という。
辰韓の地に天人を祖に持つ6つの村があり、民をまとめる君主を求めていた。
山の麓に電光のような光が差し、そこに一頭の白い天馬が卵に跪いていた。
この卵から生まれた美しい男児を沐浴させると、光彩を放ち、鳥獣が舞い、
天地が揺れ動いて太陽と月が清明となった。この子は赫居世 と名付けられた
民はもう1人の聖児である閼英と引き合わせて結ばせ、13歳の時に王として国号を定めた。
治世61年目に王は天に昇ったが遺体は地に散り、5つの地に葬った。
夫婦は共に娑蘇夫人(中国帝室の娘である神仙女)の子と言われる。
その治世は、農業、養蚕を生かし王都を築いた。
争いを好まず度々異国に侵されてもその徳で引き返させ、服属させる時も軍を用いなかった。
王の在世中、夜でも門は閉ざされなかったという。

伝承によると、王は天馬に乗って天界へ昇っては天帝に助言を伺い、地に降りて政を執ったという。
しかし妾の1人がハエに化けて天界についていってしまい、それが天帝の怒りを買って王は死んだのだという。


【コメント】
適正クラスはライダー。


589 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:19:46 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】南解次次雄
【性別】男性
【身長・体重】186cm・74kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではキャスターに傷をつけられない。

竜の息吹:D
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。
 ……なのだが、キャスターは竜種以外にも血統が欲張りセットなので、
 それがかえって竜種としての能力を劣化させている。故にこのランク。

シャーマニズム:C
 朝鮮半島内の精霊との対話。
 祭祀を行うことにより、彼らの力を借り受けることができる。

【宝具】
『夜有流星・墜於賊營』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:5〜30 最大捕捉:100人
 天の精霊と交信することによって助力を得て、星の光を地に降ろす。
 天上存在の加護なき者たちは、この光の前に容易く散ることになる。
 スキル「シャーマニズム」により成立する宝具であり、
 朝鮮半島内での使用ならば更にランクは向上する。
 
【解説】
新羅の第2代の王。在位4-24年。
中華の王族、神仙、竜種、天人と多種の属性を持つ親の元に生まれた。
身長高く、謀に優れ沈着な性格で、始祖廟創立などをした。
治世11年、倭人が兵船百隻ほどでやってきて民家を掠奪したので
王は精鋭軍を派遣して対処したが、これが国内の軍備を手薄にしてしまい、
楽浪国軍に侵攻されて首都の金城を激しく攻撃された。
しかしその夜、流星が敵軍の中に落ちて、敵軍は退却していったという。
三国史記では星が示す端兆は非常に多く見受けられるが、
このように直接的に人間に影響を与える例はかなり珍しいと言える。
次次雄とは『慈充』――鬼神に仕える巫覡を指す言葉と言われる。
実際、古代朝鮮の諸王が祭祀を執り行う神官・巫者としての側面を持っていたことは、多くの記録に見える。


【コメント】
適正クラスは特にないが名前がそれっぽいのでキャスターに。


590 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:21:03 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】高無恤
【性別】男性
【身長・体重】174m・62kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

授かりの英雄:A
 生まれついて幸運に恵まれ、その時々で必要なものを与えられた英雄であることを示すスキル。
 呪いのように積極的な原因がない限り、ライダーが何かに不足するということはない。

精霊の加護:B
 天の精霊からの祝福により、戦場での危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる。

【宝具】
『駏䮫』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
 生前のライダーが獲得した神馬。
 100頭の分身を作りだし、数の暴威で持って突撃する。
 ただし、本体である一頭以外の個体能力は大幅に劣化しており、
 乱戦に慣れた英雄にはそれを見抜かれて凌がれる可能性はある。
 「王の元から離れても、百頭の新たな馬を連れて帰還した」という逸話が
 昇華されてこの能力を保有するに至った。
 
『負鼎・兵飢不興』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
 あったかくて美味しいが兵站がどんどん出てくる。
 渾江で手に入れた自然に熱くなる大鼎。朝鮮三種の神器の1つ。
 これで炊事を行うと全軍が飽食できたという。
 ほぼ無限に現れる兵站を質量兵器として使用し、敵対者を押し潰すことも可能だろうが、
 無限とは言え食べ物を粗末にするのは良くないと思う。
 
【weapon】
『金璽・兵物』
 進軍中に手に入れ、天から授かったとライダーが解釈した神宝。
 金璽はライダーの幸運値とカリスマを上昇させ、兵物は戦闘能力を向上させる。
 兵物がどの様な形状をしているのかは不明だが、騎兵として現界しているこの場合、
 槍矛といった長物としてライダーの手元に現れる。

【解説】
高句麗第三代の大武神王。在位18年-44年。
治世中に周辺部族と戦って国土を広げ、初期高句麗の基礎を築いた王。
先王類利の王子で、9才か10才という幼年の時に父王に軍を任せられ、
侵攻してきた扶余国軍に対して寡兵を持って奇襲し、大勝したという。
この功績から無恤は翌年から太子となり、軍事・国政を任せられて、父王が亡くなった13才頃に即位した。
その生涯は実に物語性に満ちており、神馬や神宝の獲得、勇者との出会い、
危難を精霊の加護で逃れるなど逸話に事欠かない。また、息子である好童の物語もよく知られる。
幼年時代の逸話からわかるように、聡明で雄略に優れた人物で、
また自国の戦死者を弔い、戦傷者を慰問したことで民は王に身を捧げると誓ったという。

【コメント】
子供の頃に将軍やった逸話は、普通に考えればお飾りだったんだろうなぁ。
馬の名前は携帯からだと多分文字化けしてる。「馬巨 馬婁」という字です。
適正クラスはライダー。


591 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:22:17 LHelbGwQ0

【元ネタ】三国史記
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】怪由
【性別】男
【身長・体重】270cm・330kg
【属性中立・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久B 敏捷B+ 魔力C 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 セイバーは地神の化身であると解釈されている。

大地の祝福:B
 地神としての力の発露。大地に足が着いている間、能力が向上する。
 朝鮮半島内で現界した場合1ランク向上し、不死にも近い存在となる。

戦士の雄叫び:A+
 士気向上スキル。雄叫びにより精神的な調整を行っている。
 セイバーのそれはもはや物理的な兵器の領域にある。

忠士の相:C
 マスターに忠誠を誓い、同時にマスターからも信頼を寄せられる。
 自らの主君に忠義を尽くし、主君からも信を置かれた英雄に与えられるスキル。
 主従関係の構築に優れ、良好な関係ならば高いパフォーマンスを発揮する。

【宝具】
『拔劍號吼撃・萬軍披靡』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜70 最大捕捉:200人
 剣を構えての超特攻。全敵軍を圧倒し、王の首を獲った奥義。
 音圧兵器とも言える自身の“咆哮”を身に纏わせることにより
 長距離の音速機動を可能とし、標的に向けて突進する。
 この時のセイバーはその身に纏う“咆哮”で敵軍の攻撃・障害を弾くが、
 複雑な動きはできないので、基本的に直線上の敵しか倒せない。
 剣の刀身には特に強い音を纏いつかせており、特殊な加護でもない限り
 セイバーはあらゆる敵を一刀の元に斬り伏せる。

【解説】
三国史記に記される高句麗の勇者。
22年、高句麗の大武神王は扶余国を討伐するために出兵すると、
鼎・金印・兵器といった神宝を立て続けに入手し、更に進軍すると1人の男に出会った。
身長9尺、顔は白く、目に光があったこの男は、高句麗軍への従軍を申し出て
扶余王の首をとって見せると宣言した。男は北溟の人で名は怪由と言った。
高句麗軍は扶余の南に到着すると、扶余は国を挙げて出撃してきたが、
焦りのあまりに沼地にはまってしまった。
この機を逃さず王は怪由に合図し、怪由は大声を上げて剣を抜き、扶余王へ襲いかかった。
その気迫は全敵軍を圧倒し、誰も怪由を止めることはできなかった。
怪由は扶余王へと直線に進み、宣言通りその首を落としてみせた。
王を失った扶余軍は崩壊するかと思われたが、気力を振り絞って戦い続け、
高句麗王軍を撃退し、高句麗軍は命からがらに撤退した。帰国した王はこの敗戦を大いに反省したという。
怪由は戦後に病に倒れ、王が慰問した際に「卑しい身分である私を厚遇してくれたことは
死んでも忘れません」と語った。そして23年に病没した。
王は怪由の功績を讃えて北溟山の南に葬り、時節ごとに彼を祭らせるようにはからったという。
三国史記注記には、怪由はその地の地神の化身だと解釈されている。

【コメント】
キングダムの登場人物か何か?ちょい役の癖に個人武勇なら三国史記最強。
ストレートに強くてカッコイイ勇者なので気に入ってる。
宝具はゼブラのボイスジェットっぽい感じで。
敵の王を討った勇者はいたのかもしれないけど、突然現れて王に助力し、
戦が終わったら即死没ってのが都合良すぎるのでそこは史実じゃないだろうな。
適正クラスはセイバーのみ。


592 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:23:13 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記
【CLASS】アサシン
【マスター】なし
【真名】杜魯
【性別】男
【身長・体重】162cm・55kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 クラス補正により与えられた申し訳程度の能力だが、標的を目の前に殺気を押し殺す能力は極めて優秀。

【固有スキル】
無力の殻:B
 宝具を発動するまではアサシンはサーヴァントとして感知されなくなる。
 殻というより、唯一の武器である宝具以外は正しく無力な存在である。

抑制:A
 攻撃寸前まで殺気の一切も出さない暗殺者の技。
 Aランクともなれば武器を握る瞬間まで殺気が窺えない。
 無力なる存在が極限の緊張状態で偶発的に得たスキル。

プランニング:C
 対象を暗殺するまでの戦術思考。軍略とは異なり、少数での暗殺任務のみに絞られる。
 無力であるが故に強者の意識の間隙を見抜く。

【宝具】
『撫我則后・虐我則讎』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 “此は弑逆に非ず”とし、自らの王を殺した逸話の具現。
 アサシンの持つ刀には“王殺”の特性が宿り、特に暴君には絶大な効果を発揮する。
 暴君に対してはあらゆる加護・祝福・物理的な頑強さを一切無視して深手を与えるが、
 王でない者に対しては一般人が振るう平凡な一振りにすぎない。

【解説】
高句麗5代王の側近にして弑逆者。
在世51年頃、王は日増しに暴虐になり、座る時は必ず人の上に座って、寝る時は人を枕にした。
この時に人が動けば殺し、諫言する家臣も弓で射殺した。
側近であった杜魯は、このままでは自分も殺されてしまうと恐れて泣いたが、
ある人から「一人前の勇者が泣くな。君主とは自分に優しくしてくれる者を言うのであり、
自分を虐げる者は仇敵である」と言われた。
この言を聞いて杜は、もはや国民の仇敵である王を殺すことを決心した。
王が杜に座ると、隠し持った刀で殺害した。王は慕本原に埋葬され、慕本王と諡された。

【コメント】
適正クラスはアサシンのみ。


593 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:24:47 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記、広開土王碑
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】高談徳
【性別】男性
【身長・体重】175m・71kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
  一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
  魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

血脈励起:A
 生前のライダーが無意識に行っていた自己暗示の一種。
 サーヴァントとして現界するにあたっては、陽光のエネルギーを増幅させるスキルとして定義されている。
 ライダーは陽光より生まれた東明聖王を祖に持つ。

【宝具】
『廣開土大王』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:800人
 自らの肉体を媒介として陽光を吸収・増幅して地中に潜らせて拡散し、
 範囲内の大地に立つ者に均等な大ダメージを与え、同陣営の者には加護を与える。
 数度重ねて発動された地点はライダーの領土として判定されてゆき、
 その範囲内ではライダーの個体能力が上昇し、地脈の支配権を得る。
 強力な広域破壊・支配能力ではあるが使用限度数が決まっており、
 何度発動しても威力は衰えないが、限度数を過ぎれば唐突にライダーは消滅する。
 国土を大拡張した王の威光と、その血に宿る陽光の神性をミックスさせた宝具であり
 若くして世を去ったという王の生涯までも顕している。

 “王の威光は広く天下に轟いた。王は良からぬことを取り除き、民が安心して生業に励み、
  国が富み、民衆も豊かになった。―――しかし、天の神は王に憐れみを持たなかった。”


【Weapon】
『無銘・騎馬』

【解説】
高句麗の第19代となる広開土王。永楽大王。374年生誕。412年没。在位391-412年。
華々しい軍事的成功から、朝鮮半島史における最強の王という声もある大英雄。
有能な王だった叔父と父の治世下で幼い頃から政治について学び、17歳の時に即位した。
王となってすぐに征服活動を始め、目覚ましい戦勝を重ねていった。
即位した年の7月に百済の10余城を陥落、9月に契丹と戦い1万の捕虜を取り戻す。
10月にまた百済と戦って関弥城を陥としてみせた。
その後、契丹と粛慎を征伐し、東夫余を無力化させた。
中華の後燕と戦って遼東と満州の主人となり、南でまた百済と争い、漢江以北をほぼ掌握した。
内政については詳しくはわかっていないが、寺院・宮殿・城の建築修繕を盛んに行い、
中央官職を新設し、王陵を保護した。
王は22年間の在位の中で64の城と1400の村落を攻略した。
西は遼東半島を掌握し、北は開遠ー長春ー寧案の線まで、東は北間島の琿春まで、
南は臨津江流域に至る領土を開拓し、百済・新羅・伽耶を間接支配した。
広開土王の名に相応しく、王は広く国土を拡張した征服者であり、
高句麗は以後200年間の太平を謳歌したという。

【コメント】
宝具になる逸話がないんだけど、せっかくの大英雄だから無理矢理こじつけて鯖化した。
陽光の血筋というのは他の高句麗王も同じなんだけど、まあ先祖返りということで。
騎馬隊を率いたというから適正クラスはライダー。


594 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:26:41 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記、三国遺事
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】金徳曼
【性別】女性
【身長・体重】153cm・43kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
シャーマニズム:B
 朝鮮半島内の精霊との対話。
 祭祀を行うことにより、彼らの力を借り受けることができる。

啓示:A+
 "天からの声"を聞き、最適な行動をとる。
 「直感」は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全てに適応する。
 彼女のこの力によって侵略軍を鎮圧したという。

【宝具】
『天賜玉帯』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 父王が天より授かったという宝物。
 ”この宝物が健在である限り、新羅を侵すことはできない”と謳われた三宝の一つであり、
 これを身に纏うキャスターは強大な魔力を湛え、それがそのまま物理防御力となり、
 あらゆるバッドステータスも撥ね除ける。
 また祭祀用の神具でもあり、キャスターの魔術師としての能力も向上させている。
 キャスターの巫女王としての属性と結びついてこの宝具を所有しているが、
 玉帯の本来の担い手は父・真平王であり、キャスターが持つ玉帯はランクが低下している。
 
【解説】
新羅27代目の王にして初の女王。善徳女王。聖祖皇姑。在位632-647年。
父王には男児が無く、死去する際に三姉妹の中から徳曼が選ばれた。
当時の新羅は百済と高句麗に攻められて窮地にあり、
中華・唐へ援助を求めて助かるという状況だった。
また、閼川や金ユ信といった有能な将軍が活躍し、後の統一王となる春秋も
動き始めるという胎動の時代でもあり、女王自身の有能さを示す逸話は少ない。
国内の寡と孤独を慰問して施しを与え、645年には自ら兵を率いるなどしているが、
647年には女では王は務まらないと反乱を起こされている。
神宮を祀り、大赦を行ったというが、国政は全て大臣に任せたという。
この女王を英霊足らしめているのは、有名な三つの予知(知幾三事)を行ったためである。
中でも2つめの予知は、賊軍の侵攻を察知して、これを鎮圧している。
この逸話があるため、彼女は巫者的な女王であったとして有名になった。

【コメント】
『三つの予知』というシバ女王的な宝具にしようと一瞬思ったが、やっぱやめた。
武勇の逸話のない英霊を武闘派にするだなんて、そんなことは……。
適正クラスはキャスターのみ。


595 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:28:33 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】階伯
【性別】男性
【身長・体重】179cm・90kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、致命的な傷を受けない限り生き延びる。

殿の矜持:A
 撤退戦、防衛戦などで有用な効果を発揮する。
 宝具との組み合わせで、対軍宝具すら防ぎきる。

【宝具】
『決死五千・英勇戰死』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000
 新羅軍を4度に渡って退けた5000の手勢を召喚する。
 兵たちは、ただ喚ぶだけでは史に名を残さなかった幻霊の集まりに過ぎず、
 英霊の写し身たるサーヴァントの前には容易く蹴散らされてしまう。
 しかし、ランサーが「最も大事なもの」と定めたものを破棄することで、
 兵たちの霊基が再臨され、一時的に個々がサーヴァント並みの力を得る。
 「大事なもの」が特にない場合は、ランサーが戦闘終了後に自害することを
 自己強制契約(セルフギアス)することによって霊基再臨が成立される。
 
【解説】
百済末期の将軍。613年生誕。660年没。
660年、新羅最強の大将軍の金ユ信が率いる5万の軍と
唐の猛将の蘇定方が率いる13万の軍が百済に攻め入り、階白は新羅軍を迎え撃った。
しかし階白軍は5千しかおらず、敗北は必至であった。
階白は母国百済が滅ぶことを覚悟し、自分の妻子が奴婢となるよりは
ここで死した方がマシと思って自ら妻子を殺した。
そうしてから新羅軍に立ち向かい、手勢の決死隊と共に一騎当千の戦いぶりで
新羅軍を四度に渡り退けたが、最期には力尽き、戦死した。
戦いの中、新羅の若武者の官昌を捕らえた時はその勇敢さを惜しんで
一度は敵軍に送り返すという英雄らしい行いを見せている。
また妻子殺しの件はやむなき判断であり、国に尽くして壮烈に戦った忠義の英雄として讃えられている。

【コメント】
朝鮮版レオニダス。まあレオニダスの方がずっと凄いけど。
宝具は殆ど特攻宝具みたいなもんなので割と高めのランク。
原典では何の武器を使ったとかわからないので適正クラスは特にないのだが、
レオニダスにならってランサーにした。あと、中公新書では槍使いと言うことになっていたし。
まあ武将なんだから剣・槍・騎の適性くらいあるだろう。


596 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:30:42 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】淵蓋蘇文
【性別】男性
【身長・体重】187cm・85kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:D
 筋力と耐久のパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力が不自由になり、複雑な思考が難しくなる。

【固有スキル】
精神汚染:C
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。

嫌疑の呪い:C
 生前の行状から受け継いだ呪い。己以外を常に疑い信頼せず、チームワークがとれない。
 ただの生まれつきの性格なのだが、その執拗な疑念心は自身を蝕む呪いの領域である。
 ただし、現在はクラス能力により狂化している為、幸いなことに疑う理性すらも消失している。

【宝具】
『帝以弓賜・而益驕恣』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 中華の大英雄・李世民より授かった弓。
 大中華帝国が蓋蘇文に屈した証であり、その威力は大中華を貫く。
 ―――と、バーサーカー本人は思い込んでいる。実際の威力もかなり高い。
 この弓の威力は所有者の筋力や魔力値ではなく、
 「どれほど驕り昂っているか」に左右されるのである。
 
【解説】
高句麗末期の宰相、将軍。665年没。
父は最高位の官職だったが、蘇文自身は人格に問題があったので
人々から官職に就くことを反対されていた。
結局、蘇文は土下座して頼みこんで官職に就いた。
しかしやはり蘇文の気性は問題があり、栄留王と重臣たちは蘇文を暗殺しようとしたが、
それを察した蘇文が王と重臣100人以上を殺し、王の甥を宝蔵王として立てた。
こうして国の実権を掌握した蘇文は、国外に対して強硬的姿勢を示していく。
新羅から使者としてやってきた金春秋――後の武烈王を監禁、新羅と戦争し、契丹とも戦った。
政変やこの対外姿勢を見た中華・唐の李世民は出兵したが、
高句麗の楊蔓春に阻まれた。なお、この楊は蘇文とも戦い、退けたことがある。
李世民が帰国する際、蘇文は弓と服を賜ったが、謝意を表すこともなく更に驕ったという。
この後、唐と新羅の両国に高句麗は押されるも、何とか保っていたが、
664年頃に蘇文が李世民に討たれると、蘇文の子同士が対立して、
内部分裂。668年に唐に滅ぼされた。

逞しい身体つきだったが、振る舞いは横暴で、それはその生涯からも見てとれる。
その身に常に五本刀を帯びており、王の死体を切り刻んだり、
貴人や将を踏みつけるなどの行状が語られている。
なお、水中から生まれたと自称していたらしい。

三国史記では無慈悲で驕った独裁者、国を滅ぼした張本人として記されるが、
後代では偉大な革命家、大国に対しても自立心を奮った英傑と言われた。
儒教的には王を殺して大国に刃向かうのはアレだが、民族の自主独立を勝ち取るべしという気運の
近代では再評価されたのである。


【コメント】
パラメーターは狂化でランクアップする前の表記。
適正クラスは剣と弓かな?国を狂わしたことからバーサーカーにしたけど。


597 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:32:53 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記、その他
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】楊蔓春
【性別】男性
【身長・体重】177cm・80kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷D 魔力D 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
オーバーロード:A
 自身にダメージを負うことを承知とする意図的なブーストアップ。
 マイナーな英雄であり、決して優秀とは言えないシールダーの霊基と、
 宝具である極大な城鎧が釣り合わず、機動中は常に大ダメージを負い続ける。
 ただし、能動的に機動せず、守戦に専念している間はダメージは発生しない。

守護の誓約:A
 陣地防衛に対してプラス補正。
 自陣メンバー全員の防御力を上昇させる。

【宝具】
『安市城・楊蔓春』
ランク:A++ 種別:対国宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 大堅牢を誇る城を鎧として身に纏う。人間城。
 正史書に名を記されなかった楊蔓春という英雄よりも、安市城の方が
 この英霊の本体になりつつあり、結果、人と城が一体化して顕現した。
 その頑強さは一体で一国を相手取るほどであり、対国宝具にも耐え得るだろう。
 能動的な起動も可能で、その巨重の四肢で大抵のものは薙ぎ飛ばされる。
 体内にはシールダー麾下の兵士たちが備えられており、外敵に弓矢を放ち、内部への侵入を阻む。
 ――ただし、この宝具を問題なく稼働できるマスター・地理条件が揃うことは殆どありえないだろう。
 
 人の目はあまりにも小さな物を見ることはできない。同時にあまりに大きな物も……。
 見よ!天を衝くその威容!!人の姿を借りた巨大なる城!
 神か!?悪魔か!?その名は―――人間城マンチュン!!!!


【解説】
高句麗末期の安市城の城主。
当時、淵蓋蘇文がクーデターを起こしたことで中華・唐が17万の大軍で高句麗へ出兵した。
指揮官は中華史上最高の名君とも謳われる大英雄・李世民である。
唐軍は兵站の補給上の関係から、進軍途中にあった安市城を攻めようとするが、
しかしここで唐軍は足止めを喰らうことになる。
安市城兵士たちは勇敢で、唐軍を見ると怯えるどころか大いに歓声を上げ、
これに唐軍は憤って城の男を穴埋めにして皆殺しにすると意気込んだ。
しかし安市城は60余日の防戦の末に唐軍を撤退させたのである。
記録によると世民は何十日もかけて城の近くに人工の山を築くという奇策を用いた。
この山が崩れて安市城の城壁を破壊したが、城兵はこの時に出撃して土山を逆に占領したという。
ともかく、敗れた李世民は安市城の兵士の勇戦ぶりを称賛し、
また三国史記編者も李世民を退けた安市城の城主の豪傑ぶりを称賛している。
この城主の名は三国史記そのものには見えないが、野史では「楊蔓春」と記される。
この蔓春は、高句麗末期の英雄にして逆賊たる蘇文が政変を起こした際に
抗議したことで蘇文から攻撃されたが、退けてみせたという経歴を持つ。
また、上記の世民との戦いの後も、四度に渡る唐軍の侵攻を阻み、
高句麗という国家が滅んでも蔓春は最後まで安市城で抗戦を続けたという。
一説には、最初の唐軍との戦いの際、蔓春の放った矢によって世民は片目を失ったという。
このように比類なき戦歴を誇る楊蔓春だが、反面、名が知られていない(少なくとも日本では)。
彼の英雄としての事績の大半が、野史出典だからなのかもしれない。

【コメント】
最初はワンピのカポネをイメージしてたが、途中から衛府の七忍のアレに影響されまくった。
安市城は唐の高宗の時代に第二回遠征軍によって陥落したらしく、
唐軍の侵攻を計5回も退けたという話と食い違うので、やっぱり信憑性はアレですね。
「安市城」という映画が出来たみたいで、楊蔓春さんの武功はちゃんと知れ渡るといいね。
アダムと雷帝の殴り合いよろしく、機動聖都とぶん殴り合ってほしい。
適正クラスは守備の名将ということでシールダー。


598 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:34:29 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】冬陁川
【性別】男性
【身長・体重】164cm・58kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷D 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
守護の誓約:C
 陣地防衛に対してプラス補正。
 自陣メンバー全員の防御力を上昇させる。

【宝具】
『至誠告天・大星弩砲』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5〜40 最大捕捉:100人
 星の光を乗せて放つ弩砲。スターライトブレイカー。
 アーチャーが使用したという弩と、天より降った星の逸話がミックスして生まれた宝具。
 アーチャーが絶体絶命の危機に追い込まれ、天に祈ることで星の光が弩に宿るのである。
 この宝具を発動した後、24時間は発動不可。

【解説】
三国史記に語られる新羅国の北漢山城の城主。身分は大舎。
661年、高句麗と靺鞨が連合して新羅に侵攻して述川城を攻撃したが、退けられた。
連合軍は移動して北漢山城を攻撃し、冬陁川は鉄花菱を撒いて
敵軍の人馬の動きを阻害し、大きな弩を城内に用意して防備した。
城内には男女合わせて二千八百しかいなかったが、
冬陁川はこれらの弱小兵をよく激励して強大な敵軍と戦った。
しかし、20余日も経つと食糧も尽き、兵の気力もなくなっていった。
――その時、不思議なことが起こった!
城兵の至誠の祈りが天に届いて、大きな星が敵軍に落ちたのだ!
更に雷雨が激しく地を震わせ、連合軍は恐れをなして退却した。
その後、冬陁川は奮戦を武烈王に称えられて官位を昇格してもらった。

【コメント】
携帯からだと多分文字化けしてる。
唐突にありえないファンタジー描写が入るから三国史記は侮れない。
なんとなくパラ読みしてたら「!?」ってなったよ。
適正クラスはアーチャーのみ。


599 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:37:19 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記、三国遺事
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】金法敏
【性別】男性
【身長・体重】173cm・63kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:B
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

守護の誓約:A+
 陣地防衛に対してプラス補正。自陣メンバー全員の防御力を上昇させる。
 このランクになると、「守護するための先制攻撃」にもプラス補正がかかる。
 半島を統一して大帝国中華の侵攻を退け、死して尚も国を守り続ける“守護の英霊”であり、
 第一、第二宝具ともに半島を守るためのものである。

【宝具】
『文豆婁』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:30〜99 最大捕捉:1000人
 新羅国が大中華帝国の大軍に対して行った天候操作の魔術。
 キャスターが神殿級の寺院と神像を製作してから発動可能となり、
 暴風雨が敵対者を襲う。海上の敵軍には更に有効。
 伝承では万軍を殲滅した超魔術だが、実際に術式を発動した僧侶たちが
 不在のため、宝具としては不完全であり、威力は極端に劣化している。

『万波竜息・狂瀾怒涛』
ランク:EX 種別:対人宝具(自分)  レンジ:0(ただしブレスは50レンジ)  最大補足:1
 キャスターが死後に転身したという“護国の大海竜”への形態変化。
 竜種というよりも最上位存在たる“龍”に近く、この形態のキャスターが放つドラゴンブレスは
 万物を薙ぎ倒すと称すに相応しい超威力が宿る。
 ただし存在するだけで世界に対して歪みを生むため、1ターンしか竜形態は維持できない。
 神にも近いその力を、キャスターは「三韓を守護するために畜生へ身を堕とした」としか
 認識していない。彼が誇るのは力ではなく、己の愛国精神のみ。
 ランク規格外は、性能ではなくキャスターの愛国心の強さが評価されてのことである。

 "――転身開始、溟海の還幸を。我が身は護国に捧げて堕ちし、邪竜なり。"
 

【解説】
新羅30代の文武王。626年生誕。681年没。在位661年-681年。
容姿と才能に優れ明晰な人物だったと言われ、金ユ信などの名将達の助けを得ながら高句麗を滅ぼし、
唐を半島から追い出して三国統一を果たした大英雄である。
即位する前の太子時代は、統一の立役者である父王の過去と同様に国家間を往来する要職を務め、
同時に大軍を率いる将軍を兼任し、百済戦では大功を挙げたという。
また「白村江の戦い」でも陸軍の指揮を執っており、その名の通り文武に優れた英雄であった。
文武王の在世の新羅は、百済残党・高句麗・日本軍と戦って半島の勝利者となったが、
それまで同盟国であった唐が半島を支配する姿勢を見せたので新羅はこれに抗って唐から半島を守り、
三国統一の偉業が果たされた。これは百済・高句麗の民の力を取り込んだことが大きかった。
その後、文武王は戦乱で乱れた内政を整備し、中央集権を強化した。
また、囚人の罪を許して釈放するなどして、自ら善政を敷いて民に安堵を与えたと誇った。
681年に病没するが、死ぬ前に「醜い畜生となってでも国を守護したい」と願い、
三韓を鎮護する護国護仏の大海竜になったという。
ただひたすらに愛する国土と国民を守りたいという願いのみで、彼は竜へと変じたのだ。

三国遺事によると、竜となった後、同様に死してなお新羅を守護する金ユ信と共に、
何頭もの竜が宿る黒玉帯を息子に授けたと伝えられている。
また、在世中に唐軍50万が侵攻して来たので、文武王が彩帛で寺を、草で五方神像を作り、
更に僧侶達が秘法を行うと唐船は全滅したという。朝鮮版カミカゼである。
後に寺は四天王寺に建て直された。


【コメント】
第一宝具は準備が大変なので第二宝具ばっかり使う。
文武王は金ユ信(黄帝の子孫)の甥だから一応は龍種の因子はあるかもしれないが、
ここでは愛国精神のみで龍の変じたということで。
唐・新羅戦争で勝利したのはかなりの偉業だと思うんだけど、活躍した将軍の名前とかよくわからんし、
わかってもマイナーなのばっかり。唐水軍を倒しまくったの確かだが。
適正クラスは実はないのだが、寺を神像を作ったことからキャスターとなった。


600 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:39:06 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国遺事、宋高僧伝、華厳宗祖師絵伝
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】義湘
【性別】男性
【身長・体重】163m・54kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷E 魔力B 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
仏の加護:A+
 仏の加護による守り。
 金山宝蓋如来の第七の化身として諸仏に通じ、国難を退けたという。

ストーキング:EX
 善妙由来のスキル。愛した標的を追い求め続ける。
 このランクになると死別しても魂レベルで追跡し、生まれ変わっても付きまとう。
 当の義湘もそれを受け入れており、それ故に善妙は義湘と共に現界するのだ。
 男女の愛で結ばれているわけではないが、ある意味これも割れ鍋に綴じ蓋である。

【宝具】
『愛実らぬ永遠の伴侶』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:500人
 常にライダーに寄り添う自律系人型宝具『善妙』の龍神転身。
 真名解放によって仏法の守護神である巨大な龍に変貌し、ライダーを背に乗せる。
 この龍女と、彼女が護るライダーを傷つけることはほぼ不可能だが、
 存在するだけで世界に歪みを生むため、ごく僅かな時間しか変身出来ない。
 ライダーは竜種を乗りこなす騎乗ランクを有していないが、
 龍女が自ら進んで彼を背に乗せているため成立している。
 なお、彼女は竜種としての血を継承していた訳ではない。
 あるのは1人の男へのひたすらの献身と愛。そこに色欲は一切ない。
 ないったらないのです。でも。義湘様さえ良ければ私はいつだって……。

【Weapon】
『善妙』
 義湘伝に語られる大龍と化した女性。
 義湘と善妙は男女としては絶対に、永遠に結ばれることがない。
 しかしそれが故に善妙は義湘の傍に在ることが可能となっている。
 ひたすら義湘の歩みを助けることだけが、善妙が彼の傍に在り続ける唯一の方法であり、
 善妙は彼の宝具として、あるいは霊基を共にする者としての誇りと至福に満たされている。

 義湘も善妙も自分から進んで攻撃することは好まないが、死者を成仏させるという名目で
 サーヴァントは攻撃しても良い対象のようだ。


601 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:39:51 LHelbGwQ0
【解説】
新羅における華厳宗の祖。浄土教の元暁と並び、韓国仏教史の二大巨頭。625年生誕。702年没。
19歳の時に出家し、優れた才能で名を馳せ、元暁と共に王に呼ばれて説法をしたという。
また唐への留学も元暁と共に出発したが、高句麗の守備兵に阻まれて挫折した。
10年後また唐へ留学に赴き、華厳宗の大宗師である智儼に8年間学び、「仏性偈」を師に捧げた。
唐が新羅を攻めようとしているという話を聞いて新羅に帰国し、文武王の命で浮石寺を建立した。
義湘は宇宙万物は調和しているという華厳学に尽力し、観音信仰と浄土信仰を受容した。
元暁のように民衆に入ってはいかなかったが、多くの弟子を育て、寺刹を建立し、
代表的な弟子は「義湘十哲」、寺刹は「義湘十刹」と呼ばれた。
十刹の1つ梵魚寺の創建説話では義湘は如来の化身であり、兵器を携えた諸仏を率いていると語られる。
義湘は衣服と瓶と飯鉢以外は身に着けず、弟子に講義しない時は自身の修練を怠らず、
王から土地と奴婢を与えられても固辞したというまさしく聖僧というべき人物だったと伝えられる。
また、王の築城計画を良くないと思うと上疏して中止させるなど多大な影響力を持っていた。
その生き様から対称的であった元暁とは反目し合うことなく学問交流を続けたという。


中国の『宋高僧伝』及びそれに影響を受けた日本の『華厳宗祖師絵伝』では、
唐に住む善妙という美女が、美男であった義湘に恋情を抱く説話が伝わっている。
義湘は仏法に沿って善妙の想いを断り、仏法を諭した。
それを受けた善妙は『華厳宗祖師絵伝』内では以下の様に語った。

「私は邪心を捨てました。これ以後はいくたび生まれ変わっても、あなたとともに生まれ、離れることなく、
あなたの行くところに影のように付き添い、求める物を与え、日々の暮らしをお助けしましょう」

義湘もこれを拒絶はしなかった。
後に義湘が新羅に帰国する際、善妙は海に身を投じて龍神へと変じ、
義湘の舟を背に乗せて、新羅まで送り届けた。
また浮石寺建立の際も、善妙自身が巨石に変じることで義湘を助けたという。
僧侶への想いが成就しなかった女が竜種に変じるという粗筋は「安珍と清姫」の説話と類似するが、
その結末は全くの真逆である。
日本に於ける華厳宗の復興者である明恵は、義湘と共に善妙も尊崇し、護仏の女神として語っている。


【コメント】
決して結ばれないが、生まれ変わっても永遠に一緒の男女ってツイ民に「尊い…」って受けそう。
善妙は令嬢と遊女の二説があるが、どっちにしろ良いキャラになると思う。
原典である『宋高僧伝』では善妙は義湘を恨み呪って入水自殺しているのだが、
それでも死してなお彼を守り続けるというのがすげぇ。
同書では仏の加護で善妙が龍になったと語られているが、ここではひたすらの愛ゆえに龍になった設定。
省略したけど、善妙は神性か女神の神核スキルを有し、航海者への嵐を鎮める加護を与える。
民間に伝わる航海の女神や、観音信仰と融合して善妙の伝説が形作られたと考えられているからです。
義湘の適正クラスはライダーのみだが、僧侶ってキャスターにもなれそう。


602 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:41:32 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記、三国遺事
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】金政明
【性別】男性
【身長・体重】170cm・66kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力A+ 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
竜種改造:EX
 竜を通じて父から与えられた『黒玉帯』による効果。外付けの魔力炉心。
 何頭分もの竜種の魔力炉心を機能させ、サーヴァントでありながら独立した行動が可能。
 これにより、キャスターは破格の魔力パラメーターを獲得している。

【宝具】
『万波息笛』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 竜を通じて父から与えられた聖なる笛。
 風雨と波を治め、敵兵を退け、病を治す力を発揮するが、
 攻撃の為に転用した場合、暴風雨を呼んで敵軍を薙ぎ払う。
 効果レンジは音色の轟く範囲までであり、音色の大きさは所有者の魔力値に依る。
 つまり、『黒帯』を所有するキャスターにとっては抜群の相性を誇ることになる。
 
【解説】
新羅の第31代の神文王。在位681-692年。
三国統一を果たした父・文武王の長子として王位を継ぎ、国内の王権強化、
官僚化の整備、地方統治を再編し、国の基盤を固める働きをした。
また父王のために東海のほとりに感恩寺を建てた。
偉大なる父と祖父に比べて自分が平凡だと自覚していたらしく、
自分の治世中の国の現状を嘆いて、祖王廟に平安多福を祈願したりしている。
祭りを行なったり、王自ら神官を祭るなど、信心深かったようである。
三国遺事では、既に世を去った父王と大将軍の金ユ信が、
神文王に無価の大宝を授ける逸話が記されている。
1つは、何頭もの竜が宿った黒玉帯。1つは聖なる竹材である。
この竹材から作られた宝器『万波息笛』は、風雨と波を治め、敵兵を退け、病を治す力を宿したという。

【コメント】
本人は全然強くないが、父から授かった宝具のおかげでインチキな強さを誇る。
「私はともかく私の父上を侮るなよ!」と堂々と言い放ってから黒帯と笛を使って嵐を呼ぶ。
本当は祖父の武烈王を作りたかったが、宝具逸話ないんだよねこの人。
適正クラスは特にないが祭祀やったりしてるしキャスターにした。


603 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:42:37 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】張保皐
【性別】男性
【身長・体重】177m・65kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
嵐の航海者:A
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

黄金律:B
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶり。

神性:D
 赤山明神や新羅明神との関連性から得た神霊適性。

八面六臂:B
 一つに留まらず、多様な方面に功績を残した英雄であることを示すスキル。
 「カリスマ」にも似た貫禄を発し、未知の領域のスキルでも馴染むように吸収する。

【宝具】
『海上王の宝船』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100人
 交易において大成功し、“海上王”の異名を取ったライダーの船。
 現界してから「黄金律」によって金を稼ぎまくり、それを動力源に変換して
 あらゆる地点を海上のごとく疾駆する。
 黄金律を持つ者にとって、金は使えば使うほど財となって自分の懐に戻ってくるものであり、
 この宝具でライダーが私財を使いきっても、不思議とまたライダーの懐は潤る因果にある。
 また、この船が現れている間、レンジ内の気象は穏やかなものとなり、
 それに類した敵サーヴァントのスキル・宝具も効果が軽減される。
 
【weapon】
『無銘・槍』

【解説】
新羅統一時代の英雄。鎮海将軍。海上王。790年頃生誕。846年没。
中国の識者にも「蛮国にも優れた人はいる」と言われた一代の傑物である。
武勇に優れた人物で、馬上で槍を持てば無敵だったという。
20歳頃に中華・唐に渡って軍人として活躍したが、唐内で新羅人が奴隷として扱われている実情を見た。
帰国して王に報告して清海鎮大使となり、海軍業・造船業などを儲る仕事として
海賊に紹介し、以後は新羅人が奴隷にされることはなくなったという。
その後、張保皐は交易活動で大いに成功し、中国・日本だけでなく、
イスラム世界や東南アジアとも交流を持ったという。
日本との関係は、円仁を間接的に援けたことが知られており、
赤山明神や新羅明神はこの張保皐を指すという説もある。
836年に興徳王が死去して後継者争いが起き、王族の金祐徴は張保皐を頼って
見返りに張保皐の娘を王妃に迎え入れることを約束した。
張保皐とその友の活躍で祐徴は神武王として即位したが、急死してしまう。
次代文聖王は張保皐の功績を讃えて鎮海将軍に任命したが、
卑賤の出という理由で王妃の件の約束を反故にした。
これに怒った張保皐は反乱を起こして王を恐れさせたが、暗殺者の手により殺された。

――――張保皐は一体どういう人物だったのか。
民を憂う国士、武勇の兵、世界を跨ぐ大商人、新王即位の立役者、義勇士にして叛逆者。
激動の生涯を送り、多くの顔を持つ史上稀なる異彩を放つ英雄と言えるだろう。


【コメント】
面白い英雄だけど宝具があんま思いつかなかった。
適正クラスはライダーとランサー。


604 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:43:41 LHelbGwQ0
【元ネタ】高麗建国神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】虎景
【性別】男性
【身長・体重】183cm・74kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
天性の肉体:C
 生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
 このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
 聖山の精気を受けて生まれたことに由来するスキル。

怪力:A
 お虎さん由来のスキル。魔物・魔獣のみが持つという攻撃特性。
 使用することで一時的に筋力を増幅させる。
 朝鮮において魔虎、神虎は竜と並ぶメジャーな幻想種なので高いランクを誇っちゃう。わぁーお。

神性:A
 お虎さん由来のスキル。その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。
 ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされ、より肉体的な忍耐力も強くなる。
 山の神霊であり、強力な神秘の塊のお虎さんは竜種にも劣らないほどカチカチだぁ。

暴走:B
 これもまたお虎さん由来のスキル。尻尾を踏んでしまうと一時的に狂化状態となってしまう。
 ただし、アーチャーに尻尾を優しく弄られるのは大好き。きゃうーん。
 
【宝具】
『虎嘯けば風騒ぐ』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:2〜40 最大捕捉:100人
 常にアーチャーに寄り添う自律系人型宝具。真名解放によって巨大な神虎に変貌する。
 半人半獣か完全獣のどちらかを選べるが、後者の場合はごく僅かな時間しか変身出来ない。
 通常は「お虎」の名を持つ黒髪混じりの金髪の美女だが、
 この状態でもサーヴァントと互角に渡り合うほどの怪力と戦闘力を有する。
 非常に強力な存在であるが、ランクのEXは強さではなく判別不能という意味でのもの。

【Weapon】
『お虎さん』
 神話に語られる、アーチャーを自分の夫にした山の女神その人。
 お虎本人は、アーチャーが自分に内緒で前妻と子を作ったことを面白く思ってないが、
 そもそも自分が強引に虎景を略奪したこと、虎景の仲間を殺した負い目から黙っている。
 神である彼女は本来はそんなことを気にも止めないが、人の男と永く過ごす内に情緒が芽生えたのだ。
 彼女がアーチャーの宝具である理由は、彼に尽くすことで自分が彼の「一番」に昇りつめるため。
 つまり彼女の方から勝手に押しかけている状態であり、過去とは逆に、現在は押しかけ女房である。

【解説】
高麗王朝の建国者である王建の祖先。聖骨将軍の異名をとる。
聖地である白頭山の精気を受けて生まれ、山奥で育った。
肉体は頑健で大力と俊敏さを持ち、機知と胆力も優れた弓矢使いの狩人になった。
長じて虎景は山を出て妻を取ったが、子は出来なかった。
ある日、虎景は9人の村人と山へ狩りに出かけたが道に迷い、洞穴の中で一頭の虎と出くわしてしまった。
虎が虎景の冠を咥えたので、虎景は犠牲になろうと進みでると他の9人は生き埋めになって、虎は消えた。
その後、虎景は山神を祀ると女神が現れて虎景を夫にするために連れて行ってしまった。
例の虎が山の女神だったのである。
女神と共に山を治める神となった虎景は、その後も元々の妻と逢瀬を重ね、
やがて1人の男児が生まれた。この子の血筋が王建に連なっていくことになる。

【コメント】
言うまでもなく型月版坂本龍馬をパクって作った。
それにしても史実の龍馬の妻は型月世界はどうなってんだろう。
因みに、虎景自身も強引に山の神にさせられたので、お虎さんいなくても神性スキルは持っている。
適正クラスはアーチャーのみ。


605 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:45:41 LHelbGwQ0

【元ネタ】高麗建国神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】作帝建
【性別】男性
【身長・体重】179cm・75kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
龍神の加護:C
 妖狐を退治した見返りに得た龍王の祝福。戦闘の際に助力を受けることができる。

千里眼:B
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
 さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。朝鮮史に於ける三人の“神弓”の一角。

離別の呪い:B
 生前に犯したあやまちがスキルとなったもの。
 妻である龍姫と会うことが出来ないが、戦闘に支障はない。

【宝具】
『神弓・幻妖撃射』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜30 最大捕捉:1人
 父より受け継がれた弓矢による狙撃。
 決して的を外さなかった、変化した妖魔を撃ち倒したという逸話により、
 あらゆる幻惑を無効化し、真に射るべきものへ必ず到達する。
 また、西海の龍王の加護が特別に与えられている。
 
【解説】
高麗の太祖・王建の祖父。
山神となった狩人の虎景のひ孫の辰義という娘と、中華・唐王の粛宗(太子時代)の間の子
太子は視察中に美しい辰義との間に子を成したが、子が生まれる前に弓矢を残して唐へ帰って行った。
生まれた男児・作帝建は聡く勇ましく六芸に通じ、父の弓矢を使えば的を外さず、『神弓』と呼ばれた。
成長した帝建は父に会うために旅に出たが、乗りかかった舟が遭難してしまう。
これが竜王の仕業と思った船員達は帝建を生贄に選んだところ、本当に西海の竜王が現れた。
竜王は帝建に、自分を苦しめる妖狐を退治して欲しいと頼み、
帝建は金色の仏に化けた妖狐(数百歳)を弓矢で退治した。
帝建は礼として竜王に竜宮へ招かれ、竜姫を娶り、宝物の杖と豚を貰って自分の国に帰った。
帝建は豚が導いた土地と白州の地を往来して暮らしたが、
ある日、妻が竜宮に戻る時を見てはならないという約束を破って
竜としての姿を見てしまったので妻とは永遠に別れてしまった。
この妻である竜姫との間にもうけた四人の子の長男が後に王建をもうけて、
王建によって高麗王朝が創建された。

【コメント】
①高貴な血筋の親の形見を持って、親を探しに出発する(世界中で類話は見られる。朝鮮じゃ瑠璃明王)
②竜に魔物退治を頼まれる(俵藤太。朝鮮じゃ居タ知)
③竜宮に招待され、贈り物をもらう(よくある竜宮伝説)
④竜の姫との間に出来た子が王の血統となる(アジア国家の建国神話によくある)
⑤見ちゃいけないと言われたものを見て、離別する(見るなのタブー)

どっかで聞いたことあるような神話・民話の欲張りセットだな!もうちょいオリジナリティを出そうぜ!!
勇士が生贄になりかけるのは虎景も同じだしな!
個人戦闘能力は祖先の虎景よりは強いという設定。
適正クラスはアーチャーだが、六芸には騎乗術もあるのでライダーにもなれる。


606 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:47:21 LHelbGwQ0

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】王建
【性別】男性
【身長・体重】177m・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。
 竜王族の血を引くためこのランクを誇る。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

血脈励起:A
 生前のライダーが無意識に行っていた自己暗示の一種。
 サーヴァントとして現界するにあたっては、竜種としての力を一時的に増幅させるスキルとして定義されている。

竜の息吹:C
 最強の幻想種である竜が放つ、最強の武器。ドラゴンブレス。
 ライダーは竜姫を祖母に持ち、本人もまた「三国遺事」内で何度も竜に例えられている。
 その影響によってで半人半竜という姿で現界を果たしており、このスキルを保有している。

魔力放出(雷):A
 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
 いわば魔力によるジェット噴射。ライダーは魔力を雷として放出し、あるいは己の身に纏わせる。
 曰く、その戦いぶりは“陸戦では雷の如くに馳せて、稲妻の如くに撃つ”というものだった。

【宝具】
『虎搏龍騰』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:80人
 “水戦では虎の如くに撃ち、竜の如くに跳ね上がった。”
 自らに宿る竜王族の血と神虎の加護を励起させ、飛躍的に能力を向上させる。
 この時にライダーが操る騎乗物にもその力を同期させ、一時的に最高位の幻想種と
 同等の機動力、耐久力、破壊力、そして神秘を発動させる。
 騎乗物はライダーと一心同体となり、寸分の狂いもなく思いのままに動くが、
 発動限界は数分間程度である。なお、現代の騎乗物では終了後には崩壊してしまう。
 
【weapon】
『無銘・弓』
 ライダーは“弓をあげて射ないことはなかった”というほどの弓の名手である。
 神弓と謳われた作帝建、神虎の寵愛を受けて山神となった虎景と、
 ライダーの家系は弓の名手を輩出している。

【解説】
高麗王朝を建国した太祖。字は若天。877年生誕。943年没。在位918-943年。
元々は後高句麗の王である弓裔の水軍の将として武功を立てていた。
後高句麗は他の朝鮮二国より優位にあったが、王が暴虐になったので、部下達が王を追放し、
王建が新たな指導者に擁立された。王建は翌年の919年に高麗王朝を立てた。
その後は新羅の首都を占領した後百済と戦い、930年と934年にそれぞれ戦勝を重ね、
翌年には後百済の王が内紛から逃れて投降したのを受け入れた。
新羅を帰順させ、後百済も完全に滅ぼして、ここに統一が果たされた。
王建は後に四百年以上続く高麗王朝の基礎を築いた王として高く評価されている。
神話伝承では神虎ゆかりの山神と、海中の竜王の血を引いており、
王建の台頭の前には、古き竜に変わって新たな竜が現れるという予言が三国史記で語られる。
元は武将であったことから武勇に優れており、特に弓矢は外すことがなかったという。
三国史記は高麗王朝によって編纂されたものであり、その開祖王である王建は
美化されまくって記されていると思われる。

【コメント】
肝心の高麗史の邦訳版がないので、三国史記に載ってる情報のみを元に作成。
古い竜が消えて新しい竜が現れるという予言は列王史の赤白竜を彷彿とさせる。
適正クラスはアーチャーとライダー。


607 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:48:16 LHelbGwQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】弓裔
【性別】男性
【身長・体重】178cm・71kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【固有スキル】
精神汚染:B
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。

乱世の梟雄:C
 「梟雄(きょうゆう)」とは、残忍で強く荒々しいことを指す。
 複数勢力が入り乱れる戦いの勢力図・勝機を見極める力に長けており、冷徹に決断を下す。
 ただし、現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。

加虐体質:B
 戦闘時、自己の攻撃性にプラス補正がかかる。
 これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増していく。
 狂化スキルに性質が近いため、バーサーカーはこのスキルを最大限には発揮できない。

【宝具】
『我以神通觀之』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 あらゆる虚偽を貫通し、真実を暴く烈火を宿した鐵杵。
 御仏の化身である己に宿った神通の眼であり神威の炎である。と、本人は思っている。
 実際、バーサーカーにとって虚言者、反逆者に対して特攻効果が発生するが、
 バーサーカーは己にとって都合の良い解釈ばかりするので、
 誰であってもこの宝具の特攻対象となり得てしまう。
 
【Wepon】
『象牙札』
 僧侶時代に得た“王”と書かれた札。
 特別な力はないが、これがある限りバーサーカーの心は折れることがない。

【解説】
後高句麗を建国した群雄。隻眼だったため一目大王とも。857年生誕。861年没。在位901-918年。
新羅王47代か48代の子で、生まれた時に白い光が虹の様に天まで伸びたという。
また、生まれながら歯が生えていたため、国家に有害なものと言われて
殺されかけるが、乳母が秘かに引き取って育てた。
10代になっても遊んでばかりいることを母に叱咤されて家を出て僧侶になったが、
ここでも戒律にとらわれない人物だったという。
新羅国が乱れると弓裔は王になるためにまず有力な賊の部下になり、後に将として頭角を表していった。
この頃の弓裔は士卒に対して公平で人望を集め、勢力を強めて独立国を作りつつあった。
901年に王を名乗り、赤子の己を捨てた新羅国へ恨みを明らかにした。
後に新羅を滅都と称して新羅人を皆殺しにしたと言われる。
弓裔は戦で勝利を重ねて勢威は増していったが、同時に凶暴な性質が露わになっていく。
自らを弥勒と称して着飾り、二十巻もの経本を著し、諫言を寄せた僧を撲殺した。
また、王妃の諫言を疎んで姦通の言いがかりをつけ、
熱した鉄棒で陰部をついて殺し、また二人な実子も殺した。
他にも無実の臣下や平民を殺戮していったという。
恐れた臣下と将たちは、王建という将を立ててクーデターを起こし、
弓裔は逃走したが、その先で民に殺された。
このように狂気的な悪王として伝えられる弓裔だが、王建の王位簒奪を正当化するために
誇張された面は多大にあると思われる。

【コメント】
パラメーターは狂化でランクアップする前の表記。
暴君、自称仏、パチモン経典の著者……どっかの女帝と被るな。
適正クラスはバーサーカーっぽいけど、ランサーもいけるか?


608 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:49:03 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】甄萱
【性別】男性
【身長・体重】186m・83kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
乱世の梟雄:B
 「梟雄(きょうゆう)」とは、残忍で強く荒々しいことを指す。
 複数勢力が入り乱れる戦いの勢力図・勝機を見極める力に長けており、冷徹に決断を下す。

混血:B+
 人間以外の血が混ざっている。
 蚯蚓の魔物の子なのか天人の子なのかハッキリせず、そういう意味でも“混ざりもの”である。
 大地に足を着けていると能力とテンションが上がるが、人間的な倫理観に欠けている。

【宝具】
『天賜天武』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 天馬を含む、ライダーが所有していた武装一式。
 天人の子として生まれた者が、生まれた時より持っていた刀と弓は
 すなわち天よりの授かりものと解釈され、天の加護の元に強い神秘を帯びる。
 「混血」スキルが地魔の子としてのものならば、こちらは天人の子としての属性の発露である。
 天馬に騎乗した状態で使用する刀剣・弓矢には対軍級の威力が宿る。
 ただし、ライダーは伝承でも史実でも得たものを失う運命にあるので、注意しましょう。
 
【weapon】
『無銘・槍』
 
【解説】
後百済初代王。867年生誕。936年没。在位900-935年
三国遺事では、人間の娘と巨大なミミズの間の子という出自で、野生の虎が自ら乳を飲ませたという。
甄萱は智略高く体格に優れ、気概気性も人より抜き出ており、槍を枕にして眠った。
当初は新羅の軍人であったが、国が乱れて賊が蔓延ると
892年に反乱を起こして多くの城を落とし、勢力を強めた。
900年に全州へ入場し、百済王を称してここに後百済が建てられた。
甄萱のアイデンティティは百済にあったようで、かつて百済を滅ぼした新羅に恨みを持っていた。
甄萱は新羅の王妃を凌辱して、新羅人から恨まれたという。
その後、中華・唐と国交を結びながら後高句麗や高麗と勢力を争っていたが、
929年に高麗の王建に敗れてから勢力が弱まり、王位継承問題で息子に追放されてしまう。
甄萱は王建に投降して食邑となり、自ら建てた後百済ごと息子を討伐した。
しかし王建の判断で息子の命は奪われず、甄萱は怒りに悶え、悪腫ができて死んだ。
王建を祖とする高麗王朝によって編纂された三国史記では扱き下ろされているが、
国を創建して長年統率し、三国統一に近づいた傑物として後代では再評価された。

民間伝承では、神罰を受けて岩になった天人と人間の女の間に生まれたという。
生まれた時から刀と弓を持っていて、武術を身につけた。
また、天馬を獲得したが、誤って自身でこれを殺してしまったという。


【コメント】
宝具は何もかもうすっげー適当に決めた。
適正クラスは魔と暗以外じゃない?(適当)


609 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:49:51 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国史記
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】姜邯賛
【性別】男性
【身長・体重】170cm・66kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
軍師の忠言:A
 軍師系サーヴァントに与えられるスキル。
 状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることが出来る。
 ランクが上がれば上がるほどその助言の正しい確率は上昇する

軍師の指揮:C
 軍師系のサーヴァントに与えられるスキル。
 自己を含めた軍としての力を最大限に引き出す。

召喚術:B
 過去、あるいは未来から霊体を喚起する魔術。
 これによって宝具発動までの仕掛けを可能としている。

魔性の貌:-
 周囲に影響を及ぼすほどの美貌だが、現在は失われている。
 美男は大業を成しにくいとして、自らの顔を醜くしてしまった。

【宝具】
『地にて光る廉貞』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 契丹軍を殲滅した超戦術の具現。
 建造物崩壊・自然災害などを連鎖的に起こして利用し、敵軍を消耗させて最終的に殲滅する。
 これを敵対者は魔法にでもかかったかのような錯覚に陥るが、この宝具自体に宿る特殊能力は
 “サーヴァントの攻撃以外もサーヴァントにダメージを与えられるようにする”という点のみであって、
 敵の動向推察、戦術実行などは全てはキャスターの頭脳に依拠している。
 
【解説】
高麗の重臣。943年生誕。1037年没。初名は殷川。ソウル市出身。
36歳で科挙に合格し、当初は文官として務めたが、
1018年に上元帥となり、侵行してきた契丹の大軍を打倒した。
その際に契丹軍の情報を詳細に調査し、また自軍の進行ルートや布陣配置に気を配った。
敵軍殲滅の際には、伏兵奇襲に焦土作戦、果ては大河の奔流まで
利用するなど多彩な戦法を操ったという。
伝説では星の化身、妖狐の子などの出生譚があり、
また妖狐や魔虎退治などの獣に関する伝承が多い。
痘神を呼び出して自分の顔を醜くしたり、とある商人の子の不審死の真相を閻羅王に
問い質したなどの伝承も残されている。

【コメント】
すごくテキトーに作った。適正クラスはキャスター。


610 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:51:05 LHelbGwQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】金富軾
【性別】男性
【身長・体重】164cm・74kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 だが彼が作るのは工房ではなく、史書を綴る“書斎”である。

道具作成:-
 道具作成スキルは、スキル『エンチャント』によって失われている。

【固有スキル】
エンチャント:C
 概念付与。他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を追加する。
 史実・伝承、あるいは物語を綴って英雄の名と業績を広めた者が獲得するスキル。
 キャスター の代表作は史書であるため装飾性が不足しており、このランクに留まっている。
 
【宝具】
『三国史記』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1人
 キャスターが編纂した朝鮮半島の歴史書。
 これに記される英霊を、該当項を開いて膨大な魔力を消費することで召喚する。
 英霊の能力の再現精度は「三国史記中の史実性の薄さ」に」左右される。
 史実性が薄い逸話が綴られている英霊は、つまりその分“キャスターの創作した架空の英霊”という
 側面が強いということであり、故にキャスターが思い描く通りの英霊の姿と能力に近づくのである。
 ただし、召喚された英霊がキャスター本体に牙を剥かないという保証はなく、
 高麗王朝正当化のために汚名を着せられた英霊などは、自死を承知でキャスターの首を狙うだろう。
 キャスターはあくまで三国史記の編纂者であり、創作者ではないのだが、
 しかしこの史書を手掛けて広めた者として、清濁併せて責任は負うべきと彼自身は認識している。

 ―――なお、『三国史記』 は英霊だけでなく、三国の興亡と文化の歴史を内蔵する大書である。
 それ故にこの宝具は対国宝具でも滅ぼせないほどの強固さを有しており、鈍器としてもまあまあ使える。
 

【解説】
高麗の官僚・儒学者。1075年生誕。1151年没。
22歳で科挙に及第した才媛であり、晩年に『三国史記』を編纂したことで知られる。
中国の使臣からは「博学強識で古今に明るく、彼を凌駕する者なし」と評されており、
また詩文や画像などにも堪能だった。
李資謙が権力を握っている時から徹底して儒教的な信念を持っていたことで知られる。
当時の中華では女真族が金王朝を立てて高麗に君臣関係を要求したが、
高麗内で台頭しつつあった西京勢力がこれに反対するべしと主張し、
また風水に則って西京に遷都すべしと王に主張した。
金富軾は儒教的合理主義に基づいて西京勢力の遷都案に反対し、
金王朝への君臣関係も受け入れるよう王に主張した。
結局、王は金富軾の案に寄り、それを感じ取った西京勢力は蜂起したが、
王の命を受けて金富軾が元帥として鎮圧した。一年にも渡る長い戦いだった。
この金富軾の勝利によって高麗社会は儒教中心の門閥主義の道を進んでゆく。
金富軾は鎮圧の功績から最高官職に登ったが、後進のために68歳で辞職した。
引退した金富軾は王の命で三国史記の編纂に取りかかり、後に仁宗実録も編纂した。
金富軾は朝鮮人が自国の歴史を殆ど知らないと嘆いており、
それ故にこの史書は朝鮮史上に於いて非常に大きな意味を残した。
ただし、三国史記は編纂者の恣意が混じっているのが見られ、
儒教思想に寄りすぎているという批判もある。
また後世に民族自主独立の気運が高まると、金富軾という人物自体も、事大主義者として酷評された。


【コメント】
軍事経験もあるので一応戦闘もそこそこ出来る。
適正クラスは特にないが、型月的には文筆家英雄はキャスターだろう。


611 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:51:53 LHelbGwQ0
【元ネタ】史実?
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】朴犀
【性別】男性
【身長・体重】166cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
臨機応変:A
 あらゆる好機・危難に即座に対応する思考能力と実行能力。
 アーチャーの場合は対人戦闘から軍略規模にまで及ぶ。

【宝具】
『亀州之防人』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:100人
 アーチャーの武勲を象徴する砲撃。
 モンゴルの怒涛の攻めに対して最適な撃退法を取り続けた逸話の具現。
 火属性の者に対しては特攻効果を有する水や泥土の砲弾を、
 敏捷性の高い者には動きを封じる鉄索の網弾を、
 多勢の軍団に対しては対軍特攻となる兵器へと、
 相対した者の属性や特性によって砲弾の種類が切り替わる。
 通常は炎熱を宿した溶解弾を放つ。
 
【解説】
高麗の将軍。モンゴル襲来に対抗して功績あった英雄。
1231年のモンゴル軍侵攻の時、亀州城の守将を務めた。
モンゴル軍の主力部隊は亀州群に差し向けられ、朴も近くの兵力を亀州に集結させた。
モンゴルの降伏勧告の使者を斬り捨て、朴は全軍の士気を高めて抗戦した。
史実か否かはわからないが、この時のモンゴル軍の攻めは実に多彩であり、
しかし対する朴の采配により全て退けられたという。
曰く、モンゴル兵士は牛皮に身を隠して地下から城内に侵入せんとしたが、
朴は地下の穴に鉄溶液を流し込んでモンゴルの武器を全焼させた。
曰く、モンゴルの巨大な砲車に対しては巨石を砲射し返すことで撃退した。
曰く、火攻めに対しては水を、水では消せない火攻めに対しては泥を投げて対処した。
曰く、砲車で城壁を破壊されたら、鉄索を結んで敵を防ぎ、隙を見て逆に出撃した。
曰く、梯子を使って城壁に押し寄せる無数の兵には大干浦という新兵器で薙ぎ倒した。
モンゴル軍は高麗政府と講和を結んだが、軍を駐屯し続けたので、亀州への攻撃は止まなかった。
高麗政府からも降伏勧告が亀州へ何度も寄せられたが、朴は徹底抗戦を続けたという。

【コメント】
適正クラスはアーチャー。


612 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:52:40 LHelbGwQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】崔茂宣
【性別】男性
【身長・体重】158cm・53kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
道具作成:B+
 兵器としての火薬製造の達人。
 火薬でなくとも、目標のために必要な物ならば信念を持って造り上げる。

陣地作成:B
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 火薬製造のための“火桶都監”の形成が可能。

一意専心:C
 一つの物事に没頭し、超人的な集中力を見せる。
 製造、実験などの行動に対して発揮される。道具作成スキルに対するプラス補正として働く。

殺戮技巧(道具):B
 生前の逸話からアーチャーが保有するに至ったスキル。
 どのような道具(主に火薬)を作成しようとそれらには殺戮用途が付加される。
 本来ならばアサシンやバーサーカーに該当する英霊がもつスキルであり、
 使用する「対人」ダメージにプラス補正をかける。

【宝具】
『火薬修練法』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜40 最大捕捉:300人
 アーチャーの自著。生涯をかけて培った火薬製造と応用の集大成。
 英霊化した際にある種の魔術書として昇華されており、本を開き、兵器名を詠むことで
 アーチャーの元で発明された火砲と砲弾群が発現し、“放射”の掛け声で撃ち放たれる。
 相応の魔力を保有し、この書の概略を掴んだ者ならば誰でも発動できるが、
 一度に全種類の砲撃を発現させることが出来るのはアーチャーとその息子のみである。 
 
【解説】
高麗末期の発明家。軍人。1325年生誕。1395年没。
幼い頃から兵書を読み、武器への関心が強かった。
当時の高麗は倭寇の襲撃に悩まされており、崔茂宣はその対策として火薬に興味を持った。
私財を費やして火薬について独自に研究・実験をしたが、上手くいかないので、
火薬製造の知識を持つ中国人の李元という男に熱心に教えを求めた。
そこから得た知識を元にまた実験を重ねて、ついに火薬製造に成功した。
崔茂宣は朝廷に火薬を作るための機構を設置してほしいと粘り強く建議し、
そうして『火桶都監』の責任者となって18種類の火器を発明していった。
更に火筒放射軍という部隊を創り、また火器を搭載出来る戦艦も開発した。
1380年、崔茂宣は倭寇討伐軍の副元帥として任命され、
倭寇500隻の大部分を撃沈し、この大勝利は『荒山大捷』と呼ばれた。
崔茂宣は門下府事の職に高められ、宰相の序列に引き上げられた。
3年後、倭寇20余隻が到来したので崔茂宣は老体を押して自ら出陣し、倭寇を追い払った。
1389年には高麗軍は対馬を襲撃し、火砲で倭船300隻を破壊したという。
数年後、倭寇はもう来ないのだから火桶都監は不要とされ、崔茂宣も朝廷を追われた。
崔茂宣は『火薬修練法』を著して、火薬製造と応用法は息子に受け継がれた。
李成桂は朝鮮を建国した時、崔茂宣の功績を忘れず、名誉職を与えたという。

【コメント】
書を開く→数十の砲撃が発動するという映像を妄想するとかっこいい。
適正クラスはアーチャーとライダー。


613 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:53:28 LHelbGwQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】金徳齢
【性別】男性
【身長・体重】181cm・76kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
天性の肉体:C
 生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
 このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
 山の精気を受けて生まれたことに由来するスキル。

縮地:A
 瞬時に相手との間合いを詰める技術。多くの武芸者、武道が追い求める歩法の極み。
 単純な素早さではなく、歩法、体捌き、呼吸、死角など幾多の現象が絡み合い完成する。
 最上級であるAランクともなればもはや次元跳躍であり技術を超え仙術の範疇となる。

奇門遁甲:B
 式占、呪術、兵法を兼ね備えた特殊な魔術スキル。
 元は運命を読み取り、凶運を吉運へと好転させる事を目的とする道術である。
 
【宝具】
『剣舞要須玉帳遊』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100人
 天神より贈られた炎剣の発動。
 通常時はライダーが対人用に振るっているが、真名解放と同時に
 中空へ大量に分身を作り、刀身を炎と化して敵軍を燃やす。
 この炎は物理威力よりも対魔効果に寄っており、中てられた者は
 保有する魔力が焼かれ、即座に損耗してしまう。

【解説】
李氏朝鮮の将軍。忠勇将・翼虎将軍。1567年生誕。1596年没。
兄と共に儒学を学び、1592年に文禄の役が起こると義兵として参加。
潭陽地方で大活躍し、この武功を足がかりに将軍となった。
1596年に下層民が起こした李夢鶴の乱の鎮圧に向かったが、到着前に既に乱は鎮圧されていた。
徳齢は「李と内通して鎮圧に消極的だったと濡衣を着せられて
逮捕されてしまい、凄惨な拷問を受けた末に殺された。
後に冤罪が証明されて名誉回復がなされ、彼の愛国忠節ぶりが讃えられるようになった。

民間伝承では彼は神剣を持った英雄という伝説がある。
魔虎がある女を食おうとしたが、天神が女の胎の中にいた徳齢を守るために
火剣を大量に送り、魔虎は諦めたという。
また別の伝説では、徳齢のある男が無実の罪で殺されたので、その息子が天に祈って赤子を授かり、
この子、徳齢は幼い頃から勇力と通神の武を誇った。
徳齢は無等山の精気を受けて生まれており、山中で兵法を極め、神剣を鍛えたという。
そして、徳齢は鍛冶師が作った剣を持って祖父の仇を討ち果たした。
なお、縮地・遁甲・神剣の力のおかげで、徳齢が殺人の犯人だとはバレなかった。



【コメント】
朝鮮で縮地と千里馬というと、偉大なる将軍様伝説を思い出してちょっと笑う。
悲劇の英雄であるためか理想化した伝説が妙に多く、鉄鎖で拘束されても力で引きちぎって見せたとか
千里馬で駆けたとか、道術を使って数万の敵軍を滅ぼしたとか色々伝えられている。
適正クラスはセイバーとキャスターとライダー。


614 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:54:40 LHelbGwQ0
【元ネタ】史実、『壬辰録』
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】惟政
【性別】男性
【身長・体重】158cm・52kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 朝鮮義僧兵は築城なども手掛けたという。

道具作成:B
 道具を作成する技能。
 朝鮮の義僧兵たちは武器作成において大きく貢献したという。

【固有スキル】
カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

【宝具】
『暗雲よ、倭奴を覆え』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:30〜99 最大捕捉:1000人
 『壬辰録』に記される天候操作の超魔術。
 西山大師に念じることで、朝鮮国内の全ての雲を任意の場所に集結させ、嵐を起こす。
 これは英霊惟政の固有能力というより、当時の朝鮮人の日本国への憎悪の具現である。
 この魔術が真価を発揮するのは「朝鮮国内で、日本人に向けて発動する」時であり、
 その場合は一国をも滅ぼす威力となる。そうなると朝鮮半島自体が沈没してしまうのだが。

【解説】
松雲大師惟政。四溟堂とも号する。1544年生誕。1610年没。
豊臣秀吉による朝鮮侵攻に対して活躍されたとされる義僧兵の指導者の1人。
日本軍の侵攻に対し、李氏朝鮮は無残な敗走を喫したが、各地の義兵は抗戦を続けていた。
中でも全国中の在野の僧侶が祖国防衛のために集ったという。
(当時、李朝政権によって僧侶は権威を剥奪されていた)
四溟堂は僧兵の中で最も名高い将であり、総指揮官であった。
僧兵は国防を担って名声を得ると兵数を増していき、四溟堂の師である西山大師は国王を守護した。
僧兵の活躍は要地の警備、武器の作成、兵站運搬、山城築造、農耕援助など多岐に渡り、
民衆の声望を得て幾多の伝説が作られたという。
四溟堂は戦中に日本軍の将である加藤清正との数度に渡る講和交渉を行い、
戦後には朝鮮を代表する人物として日本に渡って徳川家康と会談を行った。
清正も家康も四溟堂の人物を高く評価し、交渉は朝鮮にとって良い結果を残したという。
晩年の四溟堂は権力を手にするのを嫌い、山に篭ったという。

『壬辰録』では、四溟堂は
「日本は朝鮮の地脈から生まれたのだから、大国である朝鮮に朝貢せよ」
という超理論で加藤清正を論破したり、国使として日本に赴いたら奸計に嵌められそうになったので
報復として神通力で雷雨を呼び、日本全土を海中に沈めかけて(えぇ…)、日本を降伏させたりした。


【コメント】
「日本は大国である朝鮮に朝貢せよ」の辺りがまんまテコンダー朴で草ですよ。
でも史実を捻じ曲げて英雄伝説を綴ることや、自国を持ち上げて敵国を下げるなんてのは
どこでもやってることではある。
宝具は『壬辰録』由来のものだが、惟政本人は「こんな嘘っぱち魔術より
史実の私の外交功績を評価してくれよ…」と悲しげに言う。
西山大師も「いや、私に念じられても困るんだが…」と思うことだろう。
適正クラスはキャスター。


615 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:55:31 LHelbGwQ0
【元ネタ】史実、『壬辰録』
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】金応瑞
【性別】男
【身長・体重】172cm・66kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【固有スキル】
天眼:A
 「目的を果たす力」とされる、極めて特殊な魔眼。
 一つの事柄を成しえると決めたらその成就のために全身全霊を傾け、必ず達成する。
 いわば『自己の全存在を視線にのせ、目的に投射する』眼であるが、
 その本質は『目的達成の為の手段』・無限にあるべき未来を『たった一つ』の結果に限定してしまう。
 アサシンの場合は『目標点を斬る』事に特化しており、最適解としての斬撃として顕れる。

【宝具】
『壬辰之一閃』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 『壬辰録』において不死身の猛将を屠った逸話の具現。
 敵将の不死の由来である鱗の隙を突いて首を斬り落とした眼力と、
 その一点を正確に実行する技量。いわば「天眼」スキルの宝具化。
 この敵将を暗殺した時に使用した匕首は「自動で敵対者に襲い掛かる魔剣」であり、
 アサシンはその機動性能を自らの眼力と技量に上乗せすることで、更に効果を高めている。
 限界まで精神を研ぎ澄ますことで叶うこの一撃は、弱点のない不死の逸話を持つ英雄さえも
 落とし得るが、発動前に精神統一の時間が必要な上、発動直後は極度の疲労に襲われる。
 
【Wepon】
『小西飛の匕首』
 所有者の敵に向かって自ら斬りかかるという魔剣。
 唾を吐きつけると機動能力は失われる。

【解説】
李氏朝鮮の将軍。豊臣秀吉による朝鮮侵攻に対して活躍したとされる愛国英雄。
平民出身で幼い頃から武を好み、20歳という若さで科挙に合格した。
北方の女真族との国防の任に就き、築城と軍事訓練を行なっていたが、
南海から日本軍が侵攻してきたので、これと戦う将の1人に任命された。
日本軍は平壌を占領し、応瑞はこれの撃滅のために何度も敵情視察に城内へ忍び込んだという。
『壬辰録』では、応瑞は忍び込んで全身に鱗が生えた不死身(!?)の倭将の小西飛を殺したという。
この説話はともかく、平壌解放作戦で応瑞が活躍したのは確かであり、
更に前線で戦い続けて出世と貴族の地位を得た。
応瑞は人望も厚く、数千の日本軍の投降兵が彼の下に集ったらしい。らしい。…らしいよ?
また『壬辰録』では、日本軍総大将の加藤清正を激しい戦いの末に討ち取ったことになっている。
日本軍が半島から去った後も金は兵使を歴任し、後の明の後金出兵にも副元帥として参加した。
この出兵に応瑞は不本意だったらしく、戦争でも思うような作戦が実行できなかったという。
晩年は病にかかり、国家を憂いながら死没した。
史実に於いては言うまでもなく小西飛=内藤如安も加藤清正も朝鮮出兵で死んでなどいない。

『壬辰録』で金応瑞が倭将の魔剣を無効化して首を斬り落とすエピソードは、
芥川龍之介の短編『金将軍』にも見えるが、こちらは内藤如安でなく小西行長が倭将となっている。


【コメント】
うそはうそであると見抜ける人でないと朝鮮名将伝を読み解くのは難しい。
女関係の伝承が有名だけど省略。適正クラスはセイバーとアサシン。


616 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:56:17 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国遺事
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】処容郎
【性別】男性
【身長・体重】161cm・53kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:E
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”結界”の形成が可能。クラス補正として与えられた最低限の能力。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。
 クラス補正として与えられた最低限の能力。

【固有スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではキャスターに傷をつけられない。

竜の息吹:B
 最強の幻想種である竜が放つ、最強の武器。ドラゴンブレス。
 純粋な竜種であるが、戦闘の経験がなく慣れていないせいでランクもそこそこ。

魅惑の美声:C
 天性の美声。魅了の魔術効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。
 対魔力を持っていなくても抵抗する意思を持っていれば、ある程度軽減することができる。

【宝具】
『五方處容舞』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:100人
 疫病神の前にして披露した歌と舞踊。重要無形文化財。
 そのあまりの美事さに、聴く者観る者全てを魅了し、害意・戦意を奪ってしまう。
 ……と思っているのは本人だけであり、実際は竜種の規格外の体力で
 動き回って風雨を呼びながら、竜の息吹を音波兵器として撒き散らすのである。
 疫病神も実は物理的にまいっただけである。
 
【weapon】
『処容符籍』
 キャスターに由来する魔除け。
 キャスター自身には必要ないものだが、普通の人間に渡してもBランク相当の対魔力を発揮する。

【解説】
三国遺事に語られる竜人。
49代憲康王が出かけた時、雲と霧に覆われたので寺を立てると
東海竜が現れて音楽を奏でて舞い踊った。
東海竜が連れていた子の1人の処容は王の臣となり、政を補佐した。
王は処容に美女を与えて妻とさせたが、その美しさに疫病神が惚れて共寝をした。
これを見た処容は歌って舞うと、疫病神は怒りもしない処容の寛大さに感服し、
処容の姿を描いた絵を疫病除けとするようになった。

【コメント】
竜種なのでスペックはクソ高いが、本人が別に戦い好きじゃないし戦った経験もないので
Aクラスのサーヴァントには割とあっさり負ける。
適正クラスは特にないがキャスターにした。


617 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:57:02 LHelbGwQ0
【元ネタ】三国遺事
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】恵通
【性別】男性
【身長・体重】153cm・43kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 特に邪を祓う仏具の作成に優れる。

【固有スキル】
使い魔:A
 覚醒した神呪により使役可能となった甲神兵。
 倭国でいうところの式神。それの最上位に近い。

【宝具】
『不殺蛟竜』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 キャスターが最終的に鎮めた蛟竜。
 竜種のはしくれではあるが、暴威を誇る力ではなく、呪詛を得意とする。
 性格は極めて陰険で執念深く、一度標的を定めたら延々とねちねちと
 呪詛をかけたり嫌がらせをする。まさしく蛇のごとき魔物である。
 キャスターにより不殺生戒を課されているが、致命傷にならない程度の
 大ダメージを与えてきたり、ちまちまと嫌がらせをしてくるのがまた更に鬱陶しい。
 本気で戦闘する際には巨大な神熊へと変身する。

【解説】
三国遺事に語られる僧侶。唐高宗の時代、新羅の人で、神文王の呪疽を取り除いたという。
慶州に渡って無畏三蔵法師に教えを乞うが、東夷出身ということで三年間拒まれ続けた。
ある日、恵通は怒りのあまりに神呪を得て、これを機に弟子入りを許されて印訣を伝授された。
その後、黒白甲神兵を使役して唐の王女に取り付いていた蛟竜を払ってみせたが、
この蛟竜は恵通を恨んで新羅に行き人々を害した。
恵通はまたこれを追い払ったが、次に蛟竜は恵通の知己の家の柳に化けて
これが元でその知己は王に殺され、恵通も狙われることになる。
自分の元にやってきた王の兵に恵通は神通力を見せて退散させ、
蛟竜の所業を語って王と和解し、更に件の蛟竜に不殺生戒を課した。
この時に蛟竜は山の熊神に変わっていた。

【コメント】
怒りで覚醒するってどこのサイヤ人だよ。適正クラスはキャスターのみ。


618 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:57:49 LHelbGwQ0
【元ネタ】朝鮮民話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】吉龍
【性別】男性
【身長・体重】166cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力D 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
射撃:B+++
 銃器による射撃の技術。
 早撃ち、曲撃ちなどの技術は高くないが、狙いすました上での狙撃に限っては神域にある。
 元々優れた血筋の出ではあるが、たゆまぬ修練によってこの領域に到達している。

千里眼:B
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
 これによって変化した魔虎の正体を見破った。

一意専心:C
 一つの物事に没頭し、超人的な集中力を見せる。
 アーチャーのは「これ」と決めたことに対して一直線だが、反面、それ以外はおざなりになる。

【宝具】
『神魔白裘』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜30 最大捕捉:1人
 人類文明を拒絶する魔獣の皮衣。数千年級の神秘の塊。
 仇討ちと魔獣退治を果たした証であり、キャスターを英霊たらしめる勲。
 “人間”が生み出したあらゆる道具を遮断する白虎の力がそのまま残されており、
 これを纏うことによって殆どの“武器”による攻撃を無効化する。

【Wepon】
『無銘・銃』

【解説】
韓国の民話の主人公。
無双の砲手の狩人が江原金剛山に虎狩りに出かけたが、そのまま消息不明となった。
残された息子は父の死因を聞くと猟銃に励むようになった。
母は最初は反対していたが、12年以上の修業を課すことで、息子は父を凌ぐ腕前となる。
十里(日本の一里)先の岩の上の蟻を、岩を傷つけずに殺すことができるようになった。
息子は父が死んだ山に入って行くと4人の人間と出くわしたが、これを魔虎だと見抜いて銃で撃ち殺した。
更に進むと数千年生き続けたという白虎と出くわし、これと戦うが銃弾が全く通じず丸呑みにされてしまった。
白虎の腹の中は1つの村のように広く、この中で小刀と父の骨、そして生きた娘を見つけた。
息子は小刀を使って白虎の腹を内部から裂いて殺し、外に出た。
虎の皮を剥いで息子と娘は帰路につくと、かなりの時が過ぎており、母は老婆になっていた。
息子は国中から手柄を褒められ、娘の親である大臣に婿として迎えられ、幸せに暮らした。

【コメント】
吉龍(キルリヨン)という名は松谷みよ子著、以上のあらすじは孫晋泰著を参考にした。
なお、かみやにじ訳では、息子はユボキという名で、銃ではなく弓矢の使い手ということになっている。





おわり。


619 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 15:59:34 LHelbGwQ0
『神魔白裘』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人


620 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 16:54:05 fqbR10Fw0
純粋にすごいわ


621 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 17:11:06 f2NDKKYU0
誰もが作るのを躊躇ってた感じはあるよねこいつら
王建以外全員座にいなさそう


622 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 17:14:15 yKsSpJUY0
出来は良いけどナチュラルにチョン呼びはどうかと思う


623 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/16(日) 17:36:41 JRnGhy.w0
馬鹿にしまくるのかと思ったら正統派の力作で草


624 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/20(木) 21:30:47 gs91G5yg0
【元ネタ】宇宙戦隊キューレンジャー
【CLASS】セイバー
【マスター】藤丸立花
【真名】シシレッド(ラッキー)
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
神秘がゼロに等しい時代の英雄であるため最低限のランクでしか保有していない。

騎乗:EX
乗り物を乗りこなす能力。
惑星をも破壊できる力を持つ三頭犬をも従え乗りこなした伝説によりEXクラスで保有する。
ゲーム内での効果は【自身のクイックカードの性能をアップ】というパッシブスキル。

【固有スキル】
よっしゃラッキー!:EX
幸運を引き寄せる自身の望む未来へと近づく力。
生前の力たぐいまれなる強運が昇華されたスキル。
その前向きな性格と奇跡とも呼べる幸運は仲間を導く。
ゲーム内での効果は【スターを大量獲得&スター集中状態をアップ&味方全体の攻撃力をアップ】というアクティブスキル。

射撃:C
射撃のセンス。
銃撃武器であるセイザブラスターを十分に扱える程度。
ゲーム内での効果は【自身のクリティカル威力アップ】というアクティブスキル。

【宝具】
『輝きし獅子の星球(シシキュータマ)』
ランク:EX
種別:対人(自身)宝具
レンジ:1
最大補足:1人
「キュータマ」と呼ばれる星の力が集まった結晶のうちの一つで獅子座の星々の力の結晶。
宇宙が心無き者の手に落ち人々が涙するときこの「キュータマ」に選ばれた救世主が宇宙を救うという伝説が語り継がれている。
ゲーム内での効果は【自身の攻撃力と防御力をアップ&自身にガッツ付与&】というアクティブスキル扱い。

『輝きし星々の王球(サイコーキュータマ)』
ランク:EX
種別:対人(自身)宝具
レンジ:1
最大補足:1人
シシレッドとその先祖である先代救世主獅子座の英雄オライオンの力が共鳴し生まれ出た新しい「キュータマ」。
シシレッドの仲間であるキュウレンジャー全ての力が集まったキュータマで大きさも通常のキュータマの3倍近い。
シシレッドにオリオン座の力を加えてシシレッドオリオンに強化する。
ゲーム内での効果は【自身の攻撃力と防御力アップ&敵全体に超強力な攻撃】。

『究極の救世主(キュウレンジャー)』
ランク:EX
種別:対界・対人宝具
レンジ:????
最大補足:1人〜????
異なる世界において悪の支配から宇宙を救った救世主の伝説が昇華された常時発動型宝具。
どんなにピンチになっても決してあきらめず己が信念を貫き通せばどんなことでもやり通すことができるようになる。それがたとえどんなに不可能なことであろうとも世界の理をも捻じ曲げて奇跡を引き起こす。
ゲームでは未実装。

【コマンドカードバランス】
Quick:1/Arts:2/Buster:2
セイバーの典型。

【Weapon】
セイザブラスター
「キュータマ」と呼ばれる星の力の結晶に秘められた力を解放することができる武器。
キュータマの力を解放する5つの機能を有する。
1つ目の機能は銃撃。キュータマの力を熱エネルギーに変換してビームを発射する。使用するキュータマの力を増やすことでキュータマの特性を載せた高威力ビーム「オールスタークラッシュ」を放つことも可能。
2つ目の機能は変身。キュータマに秘められた力を物質へと転化させ、キュータマの特性を持った全身鎧(スーツ)を形成する。
3つ目の機能は解放。キュータマに秘められた力を解放ることでキュータマの特性を外部に放出する。
4つ目の機能は召喚。キュータマの力の結晶体である「ボイジャー」と呼ばれる意志ある機械(マシン)を呼び出す。ライダーとセイヴァークラス専用機能であり、今回は使用不能。
5つ目の機能は合体。召喚した「ボイジャー」を別の「ボイジャー」とドッキングさせる機能。ライダーとセイヴァークラス専用機能であり、今回は使用不能。

キューザウェポン・キューソード
「キュータマ」と呼ばれる星の力の結晶に秘められた力を解放することができる武器。
柄部分にシシキュータマを装填することで刀身に獅子のオーラを纏わせた唐竹割り「レグルスインパクト」を放てる。
3つのパーツからなる可変武器であり、計9種の武器形状へと変形させられる。
シシレッドは大剣型のキューソードを愛用し、その他の形状はほとんど使用しない。

【解説】
かつて別世界において「究極の救世主」と呼ばれた伝説の英雄t達のリーダー。
心無き者によって支配された宇宙を仲間とともに救った伝説の救世主。
基本的にマスターの魔力を用いず自身の宝具に秘められた力を用いて戦う。
ゆえにマスターの魔力が少なくとも高い戦闘力を有するがその反面、宝具に秘められた力の回復にはマスターの魔力である小魔力ではなく星の魔力である大魔力でしか行えないため霊地の確保に失敗すると継戦能力が急激に下がるという欠点もある。
今回はセイバーとして召喚されているが、ライダー、セイヴァーのクラス適性も有する。


625 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/21(金) 22:18:37 PbcOgV9w0
【元ネタ】ゾロアスター教
【CLASS】キャスター
【マスター】藤丸立香
【真名】アジ・ダハーカ
【性別】女
【身長・体重】170cm・52kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C+ 耐久B- 敏捷D 魔力A+ 幸運C 宝具A


【クラス別スキル】
高速詠唱:A
魔術詠唱を早める技術
呪文を唱えるまでもなく動作だけでも魔法の行使を可能とさせる

陣地作成:E
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
小規模な”結界”の形成が可能

魔力放出:B
武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
【固有スキル】
悪の根源:A
自らの存在意義でありその成れそのもの
行動が悪質であり言葉にも毒が混ざり狂化にも近い精神汚染
善属性に対しての特効効果を持つ
Aランクともなればそれほどにはねあがる

仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。
神アータルに対し罵詈雑言を言いながら追いかけていたのをアータルの返しの言葉により退いてしまった逸話の元に付いたスキル
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
 このスキルは戦闘中、『気配遮断』のスキルがBランク以上であればランクアップする。

被虐の誉れ:C
肉体を魔術的な手法で治療する場合、それに要する魔力の消費量は通常の1/3で済む。
また、魔術の行使がなくとも一定時間経過するごとに傷は自動的に治癒されていく。



【宝具】

『千の魔法(サウザント・スペルマ)』
ランク:B 種別:対魔法宝具 レンジ:1〜1000 最大捕捉:1〜1000
嘗てアジダハーカが使った千の魔法
を宝具にすることで制限をかけたもの
一冊の書物となりアジダハーカはこれを用いて千の魔法を扱うことができる


『恨み傷つきそして生まれる(ジャームズ・クロエ)』
ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1 最大捕捉:1(自身)
体を傷つけられたさいにその傷口から邪悪な生き物が埋めれたという話から宝具になったもの
傷を負った際に自動で発現し傷口から呪いを持った生物が生まれると同時に傷口を修復させる
その生物は見境なく人間や生物を攻撃しまわる

『三首龍(アジダハーカ)』
ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1 最大捕捉:1〜3(自身)
三首の龍、という話から宝具になったもの
ひとつの体に三つの魂が宿りそれそれが意思を持っている
その別々の魂が同時に魔法を使用することが可能であり大蛇としてアジダハーカの側に顕現することも可能

【Weapon】

【解説】
悪神アンリマンユに作られた悪の根源の龍
神霊ではあるが英霊にまでその霊核を下げることにより召喚にいたったサーヴァント
キャスターのクラスなのは千の魔法を使ったという逸話からである
本人曰くバーサーカーでも良かったんじゃないかと思っているようだ
その姿は人間なれどそれは悪の化身である
人間に敵対を持ち悪を崇拝する化け物だ
悪を誇り悪になり悪の限りをつくさんとする
だが霊核が下がったせいか元よりだいぶ性格は柔らかくなったようだ
それでも言葉には毒がある
アンリマンユの支配下でありその行動はいくつかは制限されている
聖杯にかける望みは「終末の時に自身が殺される運命の改変」である


626 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/22(土) 16:44:07 GcLRHRas0
【元ネタ】三国志
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】曹休 文烈
【性別】男性
【身長・体重】180cm・126kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B++ 魔力D 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
狂化:D
 筋力と耐久のパラメータをアップさせるが、
 言語能力が単純になり、複雑な思考を長時間続けることが困難になる。

【固有スキル】
千里疾走:A
 本来は愛馬と共にあることでもたらされるスキル。
『爪黄飛電』モードの間、長時間・長距離移動を可能とする無尽蔵の体力を有する。
 また、敏捷パラメータの一時的な急上昇、全力疾走時の耐久および筋力パラメータの上昇、といった効果を発揮できる。
 宝具の性質上、真名開放時の威力にも上記効果が適用される。

ガルバニズム:B
 生体電流と魔力の自在な転換、および蓄積。
 魔光、魔風、魔弾など実体のない攻撃を瞬時に電気へ変換し、周囲に放電することで無効化する。
 また、蓄電の量に応じて肉体が強化され、ダメージ修復も迅速に行われるようになる。

【宝具】
『曹家千里の駒(そうこうひでん)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜20 最大捕捉:50人
 曹操をして「我が家の千里の駒」と言わしめた逸話から得た変形能力。
 半人半機の肉体を持ち、真名を開放することで馬型の形態『爪黄飛電』へと変形する。
 この形態を取る時、騎乗状態として扱われ、また真名を開放することで生体電流を応用した電磁力による超高速疾走が可能となる。
 もちろん、馬なので背に人間や荷物などを乗せることも可能。

 なお爪黄飛電とは曹操が三国志演義にして騎乗した馬の一つ。

【解説】
 三国時代の魏の武将。
 魏王曹操の族子であり、若手のホープとして活躍したが、
 石亭の戦いで周魴の偽装投降に騙され大敗を喫し、程なくして病死した。

 早くに父を失い、老母とともに呉に渡るが、曹操の挙兵を知り、変名を使いながら北上して合流。
 曹操をして「千里の駒」と評され、曹丕とともに育てられる。
 また、常に曹操の軍旅に付き従い、精鋭部隊の虎豹騎の指揮を曹真とともに務めたという。

 武都の戦いでは曹洪の配下として戦うが、曹操の指示により、実質的な指揮官として扱われていたという。
 この戦いで劉備軍の猛将・張飛が糧道を遮断しようとする動きを見せたが、相手が隠密行動を取っていないことから曹休はこの動きを偽装と判断。
 敵の別働隊を率いていた呉蘭を迅速に撃破し、張飛を敗走させた。

 曹操が没し、曹丕が後を継ぐと順調に出世を重ね、対呉方面を担当し、度々功績を挙げる。
 曹丕の後を曹叡が継ぐと、押しも押されぬ軍の重鎮として扱われる存在となったが、
 呉の周魴の内通・投降の偽装を見抜けず、石亭の戦いで罠にかかり大敗を喫する。
 不仲だった賈逵が救援してくれたことで命だけは助かったが、曹休は賈逵を逆恨みし、敗北の経緯もあってその名声は大きく損なわれた。
 その後、悪性の腫瘍によって病死。敗戦のショックから得たものだとされる。


627 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/23(日) 22:53:09 3MsgzAj.0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ベルギー王 レオポルド二世
【性別】男性
【身長・体重】179cm・90kg
【属性】秩序・善(正しくは混沌・悪)
【ステータス】筋力C 耐久C+ 敏捷D 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
 無辜の怪物による著しい怪物化に伴い、例外的に会話・意思疎通が可能。
 とは言え、愚鈍でステレオタイプな貴族的人格の持ち主ゆえに、制御自体は困難であるといえる。

【固有スキル】
コンキスタドール:A++
 未開の地への侵攻、支配、略奪、奴隷化などの手際を示す。
 コンキスタドールはすでになく、それらの怪物を世に放った国の凋落ぶりも言うに及ばず。
 だが、祖国を列強足らしめんとする強い意志と、その“結果”、さらに狂化がまじりあうことで、
 バーサーカーはこのスキルを、極めて高いランクで有するに至った。

無辜の怪物:A+
 生前の悪行に伴う周辺諸国からの批判に伴い、能力・姿が変貌してしまう。
 彼の場合は、肉体からサーベルを生やしたり、頭部以外の肉体部位を蛇に変化させることができる。
 霊格に比して侵食度は異様に高く、業は深いものとなっている。

吸血(偽):C
 無辜の怪物により付与されたスキル。
 バーサーカーは吸血種ではないものの、無辜の民の手足を切り落としてスーツに吸収させることができる。
 血はスーツの耐久性上昇に、手足の骨肉は魔力に変換される。

憎悪対象:A
 他者からの負の感情を受けることで、驚異的な暴力を瞬間的に宿す、“復讐者”と似て非なる呪い。
 全面的にバーサーカー側に非があるとしても、それを絶対に認めず、幼稚な癇癪を起す凶暴性。
 霊格の上昇と共にこの呪いも悪化してゆき、いつしか復讐の逸話無くしてアヴェンジャー適性を得る末路へと行き着く。

【宝具】
『素晴らしき自由搾取(パラディ・ド・レオポルドヴィル)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 バーサーカーが真名解放によって身に纏う、血のごとき深紅の全身ラバースーツ。
 スーツを形成するのはレオポルドの暴政搾取により虐げられた現地住民の手足や陰茎などの切断された肉体部位であり、よく見ると手足が折り重なっている。
 全身に物理的に不可能なレベルでの弾性を持たせるほか、手足をスーツ体表面に現出させることもできる。
 スーツ全体には吸血能力が宿り、ただ触れているだけでも吸血(偽)スキルの対象となる。
 本人は頑なに宝具の真名をこう呼称するが、本来の宝具名は『生き血を啜る深紅の地獄(アンフェール・ド・レオポルドヴィル)』である。

【解説】
 19世紀後半のベルギー王国国王。
 コンゴ地方を私領として有し、最低でも1000万人近くの現地住民を死に至らしめた邪智暴虐の王。
 ベルギーは1830年に独立したばかりの小国で、若き王太子レオポルドは少なからぬ危機感を抱いていた。
 隣国オランダの植民地経営の成功に触発を受けた彼は、議会をねじ伏せて欧州列強による分割が進むアフリカの地の植民地獲得に乗り出す。
 父王の崩御により1865年に王として即位すると、空白地帯であったコンゴに目をつけ、アメリカ人探検家スタンリーのパトロンとなり現地に派遣。
 スタンリーによる探検と現地住民との協定締結、さらに欧州諸国の承認を経て、コンゴを王個人の私有地として保有することが認められた。
 私領ゆえに国費を捻出できぬように取り決められたために、レオポルドは私費で土地を拓き、インフラを整備し、現地の治安を維持する動きを見せたが、
 私費が底をつき始めると、現地での主要産業であるゴムの木栽培のノルマを異常なまでにつり上げ、
 度を越したこのノルマを超えられなかった者は容赦なく手首(文献によっては足や陰茎すら含まれる)を切り落とされる罰を受けた。
 国王の私兵はこの切り落とした手首を士官に籠一杯届けて臨時のボーナスを受け取っていたという。
 この地獄絵図が宣教師やジャーナリストなどの手によって露見すると、当然この中世じみた暴虐は国際的な批判を浴びることとなる。
 王自身はそれでもこの私領を手放すつもりは毛頭なく、国際的な批判と、それに折れてコンゴを併合しようとする政府にも喰って掛かるような姿勢を見せたが、
 廃位をちらつかせる議会に対して、最晩年の1908年に遂に折れて私領を手放した。
 私生活では長男を水難事故で亡くして以来男児には恵まれず、情婦と愛人関係となって子を設けるなど、この爛れぶりも批判の的となった。
 私領を手放してからおよそ一年後に崩御。この王は当然自国民からも蛇蝎のごとく嫌われており、葬儀の際には、彼の棺に唾を吐きかける者すらいたという。

 レオポルト私領時代のコンゴは、自由貿易と現地住民の自由のなさを当てこすった「自由国」という名称で呼ばれていた。


628 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/24(月) 17:58:21 yPIDgK7U0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】イザベラ・ディ・エステ
【性別】男性
【身長・体重】160cm・46kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
芸術審美:B
 芸術品・美術品に対する理解。
 芸能面の逸話を持つ宝具を目にした場合、高確率で真名を看破する。

麗しの姫君:A
 周囲の人を惹き付けるカリスマ性。
 世界一の女性とも呼ばれたイザベラは、ただ存在するだけで自身の守り手や賛美者を引き寄せる。

窮地の智慧:A
 危機的な局面で優先的に幸運を呼び込む能力。
 天性の聡明さと多々に渡る技能、そして夫にも勝る政治手腕を表す。

【宝具】
『太陽よりも美しく(ラ・プリマ・ドンナ・デル・モンド)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:50人
 婚姻に先立ち、フェラーラの大通りを行進した時の姿が宝具に昇華されたもの。
 宝石や金細工で飾られた馬に騎乗し、長く美しい髪は透き通るような金髪へと変わる。
 ゆったりと馬を進めている間、イザベラの美は極限まで増幅され、
 さながら光輝を纏ったかのような状態となり、周囲の人々の視線を釘付けにする。
 また「太陽よりも美しいひとりの女性」と評されたことから、太陽系の属性、神性を保有するものを大幅に弱体化させる。

『夢もなく恐れもなく(ネク・スペー・ネク・メトゥー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0〜50 最大捕捉:2000人
 ローマ略奪の折、2000人の難民を保護した邸宅が昇華された拠点型宝具。
 相手の攻撃を耐えしのぐのではなく、そもそも攻撃対象に選ばれなくなる、という形での防衛能力を持つ。
 その特性上、どれほどの威力を持つ攻撃だろうと事実上無効化できるが、対象を取らない無差別攻撃には効果がないという欠点もある。

【解説】
 エステ家出身のマントヴァ侯妃。イザベラ・デステとも。
 ルネサンス期イタリア有数の文化人にして政治家であり、
「自由闊達で高潔」「最高の女性」「世界一のファーストレディ」など彼女を賛美する言葉には事欠かない。

 生まれながらに聡明であり、いきいきとした目と陽気な美しさをもった少女に育ったという。
 妹ベアトリーチェが大国ミラノに嫁いだ一方、イザベラは小国マントヴァに嫁ぐこととなるが、
 イザベラはマントヴァ侯となるジャンフランチェスコを敬愛しており、夫婦仲は最初は良好だったとされる。
 しかし、ジャンフランチェスコの浮気癖やお互いの器量の差が影響し、夫婦仲は徐々に冷えていった。

 イザベラが政治的力量を開花させたのは、夫ジャンフランチェスコが敵の捕虜となった折のことである。
 マントヴァ全軍を掌握した彼女は、夫に勝る果断と有能によって小国マントヴァを襲う危機を乗り切ったが、
 帰国した夫は実力の差を思い知らされて憤慨し、両者の結婚生活は完全に破綻した。

 しかし、イザベラは文化人としても大きな影響力を発揮するようになっており、
 芸術品の収集家にして芸術家の後援者として、またファッションリーダーとして、遠くフランスにまで影響を与えるなど、
 夫婦生活の破綻は彼女の人生に影を落とすことはほとんどなかった。

 夫ジャンフランチェスコが死ぬと、嫡男フェデリーコ二世の摂政として小国マントヴァを統治。
 卓越した政治力を持つイザベラの指示のもと、マントヴァはイタリアでも有数の地位と文化を獲得し、侯国から公国へと昇格するに至る。
 その統治はマキャベリの著書を参考にしたものであったが、上述のことから臣民から敬意と愛情を捧げられていたと伝えられる。
 一方で、晩年は息子と不仲になっていたという。
 
 能力・人格ともに彼女を賞賛する言葉は存命時から国内外に残されており、死後においてもそれは続いた。
 また、ローマ略奪の惨劇の折には、邸宅を難民保護のために開放するという大器を見せている。
 一方で芸術品の収集のためには手段を選ばない面があり、上述のローマ略奪の折、ほとんど盗みといっていい方法で美術品を集めたという。 

【蛇足】
 ちなみに彼女が後援していた詩人アリオストは「狂えるオルランド」の作中で、ロジェロとブラダマンテをエステ家の祖として描いている。
 サーヴァントとしての戦闘スタイルは『太陽よりも美しく』で注目を集めつつ、相手のマスターを暗殺する隙を作る、というものになるだろう。


629 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:18:12 rOAXnK8A0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】シー・インタラティット
【性別】男
【身長・体重】173cm・71kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”大神殿”に値する“大寺院”を形成する事が可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 宝具の発動によりこのランクを誇る。

【固有スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではキャスターに傷をつけられない。

竜の息吹:C
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。ドラゴンブレス。
 水界の竜種であるナーガを母に持ち、またキャスター自身も
 水と縁のある英雄であることから激しい水流をブレスとして放つ。

【宝具】
『輝ける君主の御業(プラ・ルワン】)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:800人
 伝承に語られるルワン王の天口。
 大伽藍“ワット・プラ・マハタート”内でのみ発動する現実改変であり、
 キャスターが口にする言葉は、魔力の許す限り実現する
 消費魔力量はキャスターの認識する実現難易度によって左右され、
 連続発動を行うと大伽藍の神秘が劣化し、崩壊する。
 キャスターが大伽藍内に座すことで、知名度補正が
 最大限に高められることによって可能となる能力である。
 「仏の加護」スキルを保有する者ならば対抗可能。
 
【weapon】
『吉祥なる勝利の剣(カモーンテンゴーン/プラカンチャイシー)』
 ラート国に伝わる王剣。
 英霊パームアンよりキャスターに贈られた。


630 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:19:20 rOAXnK8A0
【解説】
スコータイ朝タイを創建した輝王(プラ・ルワン)。旧名バーンクラーンハーオ。在位1220-1238年。
元はカンボジア・クメール帝国の領土の一部であったバーンヤーン国の領王だった。
帝国の支配力が弱まっているのを見て、別の領王パームアンと共に、帝国からの独立を画策した。
バーンクラーンハーオ達は水を含む貢物を帝国に送るのを拒否したことを皮切りに
帝国との戦いをはじめ、独立を勝ち取り、タイ人最初の王朝スコータイが創建された。
パームアンはバーンクラーンハーオに王剣と『シーインタラボディンタラーティット』の称号を贈り、
自らは摂政となったという。なお、この二人は同一人物説がある。
その後、シーインタラボディンタラーティット(インタラティット)王は南方で
チョット太守との戦いにも勝利したが、この時に息子ラームカムヘーンが大活躍した。
また、スコータイ朝の王室大寺院ワット・マハタートは、この王によって建築が始められたという。
彼より始まるスコータイ朝の王たちは、『プラ・ルワン(輝ける君主)』の尊称を冠した。

―――スコータイ王朝の建国伝説には『プラ・ルワン』という王が語られる。
タイ王とナーガの女の間に生まれた男児ルワンは、発した言葉通りのことが起きるという神通力を持っていた。
ルワンがクメール帝国への聖水の上納を拒んだ(あるいは新しい運搬方法を発明した)ことで、
タイとクメールに戦端が開かれ、そしてルワンの力によってタイが勝利し、ルワンはタイ王の座についたという。
ナーガや神通力と言った神話的要素はともかく、クメール帝国との戦いの経緯は
シー・インタラティットのそれと共通しているのは明らかである。
プラ・ルワンはインタラティットをモデルに作られた神話的な王と考えていいだろう。

なお、カンボジア王朝年代記にも、竜女を母に持つタイ王ナーイ・ロンが登場する。
こちらではカンボジア王がタイ王の神通力を悉く見破って、タイ王は命乞いをしたということになっている。
カンボジア王はタイ王が自分の生き別れの兄だと知っていたので、タイ応を許した上で
以後はタイからの上納を免除してやったという。


【コメント】
本当はナーイロンとその宿敵のカンボジア王を先に作ったんだけど、
後でプラルワンのパクリだと気付いたので、こっちだけで充分ということに。
ナーイロン伝説は、「タイの独立はカンボジアが勝利したけど許してやったんですよ」というだけに留まらず、
「タイを独立させた英雄王は実はカンボジアの出身なんですよ」とまで言ってるのが面白い。
ペルシャ伝承でも「アレクサンドロスは実はペルシャ王の息子なんですよ」とか言ってたなそういや。
戦勝による独立を成した建国王という業績と、神通力の伝説が揃っているのに
タイ史では何故かあまり重要視されていない。泣ける。
適正クラスは王剣からセイバー。神通力からキャスター。


631 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:20:21 rOAXnK8A0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ラームカムヘーン
【性別】男
【身長・体重】176cm・70kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運A+ 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

精霊の加護:A
 精霊の加護により、ライダーの王としての能力を向上させる。
 当然、王としての能力には武力も含まれる。
 “大王碑文”には、山の精霊の祭祀を正しく行えば国家安泰、行わなければ国は滅ぶとある。

【宝具】
『聖雄の如く強大たれ(マハーラート・ラームカムヘーン)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:100人
 王としてあらゆる能力が完璧であったライダーの武の側面の発現。
 生前の戦闘用騎象であるペークポンに乗って突撃し、武勇を揮う。
 多勢に対して、自軍の戦力がライダーと騎象の一騎のみという条件下ならば 、
 パラメーターが向上して“ラーマの如し”力が宿り、Aランクの「武の祝福」スキルを獲得する。

『国枢に座して微笑む(シーサッチャナーライ・スコータイ)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:50人
 保有する仏舎利を基点に塔型の結界を発動する。
 徳高き王であるライダーヘの仏の加護であると同時に、
 揺るぎなき国家を築いて運営した王としての業績の具現である。
 ライダーがこれに引きこもったら手に負えない。
 同質にして格上の仏の加護を持った者ならば干渉可能。

【weapon】
『ルーチャークリー』
 ライダーが参詣用に使用した白象。

【解説】
スコータイ朝の強大王。名は「ラーマの如き強者」を意味する。
1239年生誕。1299年頃没。在位1279年頃-1298年。
タイ族の初王朝であるスコータイ朝を、地方政権単位から
現タイ領とほぼ同じ版図に拡大させた功績からタイ史三大王に数えられる。
即位前は父と兄に忠実に仕え、この二人の崩御後に王となった。
その後、傑出した外交手腕でタイを東南アジア大陸部で最大領域王国に成長させた。
ただし、これはスコータイ朝が各地域の領主と交渉権を持っており、
その一部を属国にしていたという意味らしく、支配していたわけではない。
民に交易の自由を認めて新貨幣を導入したことで商業が発展し、上座部仏教を国教とする
宗教改革を行い、また人民を統合する象徴を欲してタイ文字の原型を作成した。
武勇についても名高く、王子時代に敵将を一騎討ちで下し、父王を助けたという。
人民の公平なる統治者、辣腕の外交官、賢明な政治家、タイ文字を考案した学者、
軍を率いる勇猛の将など、あらゆる面において非のない傑物である。
彼の治世中の国土は豊か、人民は幸福であり、スコータイ(幸福の夜明け)を体現した王と言えるだろう。

【コメント】
仏塔宝具はシーサッチャナーライに仏塔建てた伝承由来の宝具だけど、
シーサッチャナーライは別に国の中心・首都というわけではないです。
適正クラスはライダーのみ。


632 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:21:42 rOAXnK8A0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ナレースワン
【性別】男
【身長・体重】185cm・83kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B+ 耐久A 敏捷A 魔力D 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

武の祝福:A
 武芸全てに秀でていることを示すスキル。
 戦場格闘術の創案者であり、徒手格闘のみならず剣・槍・銃器の扱いにも練達している。

無窮の武練:A+
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下でも十全の戦闘力を発揮できる。

ムエボーラン:EX
 古式ムエタイ。後の国技の原型。
 戦場にて勝利し、生き残るために編み出された超実践武術であると同時に、
 神代の流れを汲むため、型の1つ1つには神秘が宿っている。

【宝具】
『戦場に舞う神武(ムエボーラン)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:4人
 古式ムエタイ。現代の国技ムエタイの前身。
 ライダーは国技の始祖として信仰されており、後代に生まれたものも含めた
 全てのムエタイ技術を最高練度で行うことが出来る。
 本来は固有スキルの範疇であるが、神代の流れを汲む武技を、その編纂者である
 最強の王ナレースワン当人が行うことが包括して宝具として見なされている。
 ライダーが型を正しく行えば、その一挙手一投足には尋常ならざる神秘が宿る。
 ――例えば、雷神の斧を模した型を行えば、その肘撃には神威の雷が発生する。

【weapon】
『戦場を征く神武(チャイヤーヌパープ)』
 ビルマ親王と一騎打ちを行った時に騎乗した戦象。 
 その他、長刀や銃などを携えて戦闘に臨む。

【解説】
アユタヤ朝タイの武闘王。1555年生誕。1604年没。在位1590年-1605年。
当時、ビルマによってアユタヤ朝は権力を失い、知事の子であったナレースワンは
人質としてビルマに連行された。ここで様々な戦術を学んだという。
1571年に帰国を許されて領主になると、地方から兵力を集めて軍事強化を進め、
カンボジアからの進軍に対応した。
ビルマの英雄バインナウン王が死去すると、ビルマの権威が揺らぐのを察知し、
ナレースワンはアユタヤ朝の独立を宣言した。
当然ビルマはアユタヤへ軍を送ったが、ナレースワンはこれを撃砕して勝利し、
以後百年間ビルマはタイへの攻撃が途絶えることになる。
1590年に正式に王となったナレースワンは、王国の中央集権化と軍事行動に務め、
カンボジア・ビルマ・ラーンナーなど近隣諸国へ侵攻してアユタヤ朝最大勢力図を築いた。
また、中国や西洋人とも交流していた。
1605年、ビルマの新王朝へ進軍途中に病没した。

ゲリラ戦法などを駆使して戦うナレースワン軍は非常に強力であり、
それはナレースワン自らが戦闘術を兵士に教導したためだと言われている。
この武術が現在のタイ国技であるムエタイの前身なのである。
またナレースワン自身も勇猛な戦士であり、特にビルマの将軍を銃で射殺したこと、
旧友であったビルマ親王と一騎打ちで勝利した逸話は有名。
勇猛ゆえに単独で突っ走って、危険な目に会うことも度々あったらしい。
ナレースワンは救国の英雄、国技の祖としてタイ史で最も偉大な三大王の1人と評価されている。


【コメント】
武力でいえばタイ史上最強。父親も中々の傑物だったりする。
ラオスで召喚された場合、転輪聖王に転身する宝具も保有する。
ナレースワンが使った武装は大体が宝器扱いになっていることから
使用する武器の宝具化みたいな能力も考えたが、まあムエタイ宝具だけでいいだろう。
適正クラスはキャスター以外は多分大体イケる。


633 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:23:56 rOAXnK8A0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ナーラーイ
【性別】男
【身長・体重】175cm・67kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
戦略:B
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。

神の恩寵:C
 最高の美貌と肉体を備え、美しき王者として生まれついた「王権の美」を示すスキル。

黄金律:B
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。

友誼の証明:B
 敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、
 相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。
 聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。

【宝具】
『濯ぎ浄めよ黄金の剣(ダープ・ランアータン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 セイバーが佩いたという王剣。
 外部からの攻撃・災害を受け流してセイバーの身を守る。
 上手くすれば、受けた攻撃をそのまま相手に返却することも可能。
 不死身の伝説、辣腕の外交王という逸話が複合されてこの能力を得た。
 本来は鋼製であるが、王朝黄金期の王であるためか黄金剣に変質している。
 
【解説】
アユタヤ朝タイを黄金期に導いた外交王。1633年生誕。1688年没。在位1656-1688年。
プラサトトーン王の息子として生まれ、神のごとき容貌を持ち、
誕生の際にその場にいた人々は腕が四本あるかと思ったという。
そのため、ナーラーヤナ神に因んでナーラーイと名付けられた。
また、雷が落ちた時に全く害を受けなかったため、不死身と謳われた伝説がある。
チェンマイ、ビルマと戦って勝利した武勲を持つが、この王の偉大さは武ではなく、
縮小していた版図を外交で広げたことにある。
謀略の王位争奪戦を勝ち残ったナーラーイは、高圧的なオランダから言い渡された
不利な条約をあえて守らず、イギリスともやり合いながら、
フランスを利用しようとしたり、西洋列強と外交で対等に戦った。
華僑商人を使った盛んに貿易で王庫を富ませ、タイは大きく発展したという。
また王は精力的に西洋学、特に科学技術を学び、活かそうとしていた。
一方で敬虔な信徒であり、キリスト教やイスラム教の布教を受けても
仏教徒として光の規範であり続けたという。
ナーラーイ王は文芸復興にも貢献するなど、多方面に渡る功績を残しており、
タイ史における七大王の1人に数えられている。

【コメント】
確か病気で亡くなっていたと思うので、病系の呪いや攻撃が弱点。
適正クラスはセイバーのみ。


634 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:26:01 rOAXnK8A0

【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】スリエーンタラーティボディー
【性別】男性
【身長・体重】183cm・83kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:C
 幸運と魔力を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。
 
【固有スキル】
無辜の怪物:B
 虎王。生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた暴君の名。
 能力・姿が変貌してしまう。 バーサーカーの場合は半人半虎の姿で現界している。

ムエボーラン:B
 古式ムエタイ。戦場にて勝利し生き残るために編み出された超実践武術。
 ただし、クラス能力の狂化と、宝具の特性により武術の原型を留めていない。

【宝具】
『貪り耽る人虎の王(ルアン・チャオ・スア)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 獣と化した自らの肉体と、生前身に着けた武術を組み合わせ、
 爪や牙、果ては尾までを活用して虎王オリジナルの戦闘法を繰り出す。
 “快楽を貪る王”であるが故に人虎に変貌しているせいか、
 攻撃の方は極めて優秀だが、防御の方はからっきしである。
 
【weapon】
『虎王の指南書』
 バーサーカーの名に仮託されたムエタイの教本。
 何かしらの力が宿っているかもしれないが、狂化と宝具がアレなので意味はない。

【解説】
アユタヤ朝タイの虎王。サンペット8世。在位1703-1709年。
ナーラーイ大王が掠奪したチェンマイ姫の子だが、大王本人の子という説もある。
拳闘(ムエタイ)、狩猟、性的快楽に耽り、気性が荒く
残酷な性的変質者と噂され、『虎王』と呼ばれた。
特に拳闘については有名で、王子時代に放浪して7年間無敗であったり、
王となった後も変装して在野の選手と試合して勝利したこと逸話がある。
上記の通り人格評は悪かったが、彼の治世中は平和だったという。
放縦が過ぎたためか、45歳の若さで亡くなった。治世6年間だった。

【コメント】
ミスった舟漕ぎを許そうとしたエピソードとかあるし、そこまで破綻者だとは思わないな。
タークシンの例を鑑みるに、タイって国は暴君認定の基準が低いのかもしれない。
適正クラスは暴君説からバーサーカー。


635 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:26:55 rOAXnK8A0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】タークシン
【性別】男性
【身長・体重】174cm・68kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具B+
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
 
【固有スキル】
在りし日の栄光:A
 大英雄・名君として駆け抜けた記憶はバーサーカーの狂気を和らげず、むしろ加速させる。
 精神干渉系の抵抗判定にプラス補正がかかり、筋力パラメーターが一時的に上昇するが、
 この効果を使用する度に自身にダメージを負う。暴走する狂気が霊核を軋ませるのである。

【宝具】
『四方輪宝・平定輝光(チャッカラタナ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:1000人
 保有する輪宝から聖王の光を四方に拡散する。
 その光はバーサーカーの狂気と適合し、物理的破壊力を持って外敵を破る。
 ―――王は国家のために転輪聖王たらんとしたが、その信仰と志こそが
 臣下たちから狂気と見なされ、弑逆されるに到ったという悲劇があった。
 故に、転輪聖王の聖光と、バーサーカーの狂気は矛盾することなく適合しているのである。
 
【Wepon】
『エメラルド仏』
 東南アジアの名だたる王たちが求めたという至宝。
 バーサーカーはこれを見る度に己の信仰/狂気を充填し、何度でも宝具を放つことが可能となる。

【解説】
トンブリー王朝タイの転輪王。1734年生誕。1782年没。在位1767-1782年。
ビルマ軍によって陥落させられ、権力の空白が生じたアユタヤ朝を平定しようとした群雄。
中国系の出自を持ち、地方権力者の養子となって登用され、長じて領主となった。
ビルマからアユタヤを奪還することに成功し、トンブリーに新都を建てて王として即位した。
その後、各地の平定に周り、アユタヤ朝の支配領域をほぼ取り返すことに成功し、
更にカンボジア、ラーンナー 、ラーンサーンといった周辺諸国も服属させ、至宝エメラルド仏も手に入れた。
中国からも正式な王と認めさせており、この間10年ほどの出来事だった。
しかし旧来とは異なる統治法をとったために不満分子が生まれ、
同時に麾下の将軍であるチャクリーの名声が高まっていった。
1770年代末には仏教に異様に傾倒し、僧侶に王への跪拝を強いるなど
奇行が目立つようになり、それが元でクーデターを起こされて処刑された。
そしてチャクリーがラーマ1世として新王となった。

タークシンは少年期から容姿と学問に長け、王としては文化を保護したり、
法と秩序を回復し、貧者に施しをよくしたという。一方で、戦争の時には第一線で戦う武人でもあった。
彼の晩年の狂気は、華僑という出自のコンプレックスや、宗教傾倒のあまりに自身を
転輪聖王や生き仏と信じるようになったという説などがあるが、
クーデターを起こした側の捏造、こじつけの可能性もあるだろう。
後年その栄光はかげったが、偉大なる救国・再統一の英雄としてタイ史七大王に数えられている。


【コメント】
パラメーターは狂化する前の表記。
「輪宝をお持ちのようであります」と言われたことはあるが、別に実際に持っていたわけではない。
クーデター起こした側の奴らが、王を狂人だってデッチ上げた説が正しい気がする。
仮に狂気に陥ったのが本当だとしても、粛清とか虐殺とかはやってないっぽくて、
タイは暴君暗君の認定が凄く厳しいと思います。適正クラスはバーサーカーとライダー。


636 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:28:11 rOAXnK8A0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】プラヤー・ピチャイ
【性別】男
【身長・体重】178cm・82kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷A 魔力E 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
ムエボーラン:A+
 古式ムエタイ。戦場にて勝利し生き残るために編み出された超実践武術。
 Aランク以上ともなると、“型”から神秘を喚起し、自らの肉体に宿すことが可能。

乱戦の心得:C
 敵味方入り乱れての多人数戦闘に対する技術。
 軍団を指揮する能力ではなく、軍勢の中の一騎として奮戦するための戦闘技術。
 一対多の戦いに慣れている。

忠士の相:A
 マスターに忠誠を誓い、同時にマスターからも信頼を寄せられる。
 自らの主君に忠義を尽くし、主君からも信を置かれた英雄に与えられるスキル。
 主従関係の構築に優れ、良好な関係ならば高いパフォーマンスを発揮する。

【宝具】
『我が忠義、刃より堅きもの(ダープ・ハック)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 戦場において倒れることのなかったセイバーの肉体。
 「自らの刀が折れるほど戦い抜き、主君に殉じて死を選んだ」という逸話が
 “刀剣よりも硬き英雄の肉体”という宝具となって顕現した。
 主への忠義心を持ち続け、またその手にある長刀が破壊されるまでは
 あらゆる刃や鏃などの武器による攻撃を無効化する。
 長刀が破壊されても対武器ACを保持するが、無効化ではないため
 ダメージは蓄積し、いつかは力尽きる。
 
【weapon】
『ダープ・ナンタカーウット』
 セイバーが戦場で使用した長刀。
 宝具でもない長刀なので、破壊することの難易度はそこまで高くない。

【解説】
トンブリー王朝のタークシン王に仕えた英雄。1740年生誕。1781年没。
幼名はチャイで、後にトンディ、チョーイという名になった。
幼い頃から古式ムエタイ・拳法・剣術を学び、武闘大会で発揮された圧倒的な腕前が
タークシン王の目に留まり、側近に登用されたという逸話がある。
後にピチャ群の総督に任命され、プラヤーピチャイと呼ばれた。
1770年代、タークシン王とビルマ軍はチェンマイの地を巡って争っており、
1773年にはビルマ軍はピチャイの地で待ち伏せにあって大敗した。
総督であるプラヤーピチャイはこの戦いで自らビルマ軍に突入して多くの敵と戦い
使用していた二本の長刀が折れてしまうほどだった。
この武勲から『刀破り』、『折れた刀』の意味のダープハックの異名で呼ばれた。
後にタークシン王が失脚、処刑されて新たな王となったラーマ1世がプラヤーピチャイに
臣従を求めたが、プラヤーピチャイはタークシン王への忠義からこれを断って死刑を願い、
その通りに命は絶たれた。1782年間、41歳の時のことだった。
その武勇のみならず、強固な忠義心も素晴らしい英雄として讃えられている。

【コメント】
適正クラスはセイバーのみ。


637 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:30:01 rOAXnK8A0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】チャックリー
【性別】男
【身長・体重】170cm・68kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

聖王:C
 第二宝具発動時に発現するスキル。「魔性」および「神性」スキル所有者への優位性の獲得。
 王位簒奪者であるランサーは、自らの王権正当化のために、そして国家のために
 善性・賢明・勇敢なる理想の十王(トッサピットラーチャタム)たらんとし、それを実践した。

【宝具】
『礎なる黄金の国柱(ラック・ムアン)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:4〜50 最大捕捉:200人
 第一宝具。ランサーにより打ち建てられた樹杭。国礎柱ラック・ムアン。
 タイ国を守り続けた神仏と精霊(ムアン)たちの加護の集約であり、
 国民が願う繁栄の象徴であり、国土の守護者として独自の神格を持つ。
 故にこの杭柱に内蔵される力は凄まじく、本来の用途でない攻撃使用でも充分な威力を発揮する。
 もしランサーがタイ国にて現界した場合、杭を国土に突き刺して
 エネルギーを集めるという順序を踏めば、対国クラスの超威力を際限なく放つだろう。

『無上完全なる持法の王(プラバートソムデットプラ・プッタヨートファーチュラーローク)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 第二宝具。タイ本国にて“七種の神器”の全てを装備した王の姿。
 全パラメーターの向上と、「聖王」スキル及び「魔力放出(光)」も獲得する。
 ランサーが己を戒め十王たらんとする限り、神器はあらゆる障害を除ける加護を与え続ける。
 この宝具を発動したランサーにダメージを与えることは極めて難しく、
 またこの状態で第一宝具を発動すれば威力が倍化する。
 
【weapon】
『七種の神器』
 チャックリー王朝の種々の神器。タイ国内に限り、ランサーはこれら全てを持ち出すことが出来る。
 これらの中に含まれる黄金剣によってセイバークラスで現界することも可能。
 
【解説】
現代まで続くチャックリー王朝を開いた持法大王。十王。
ラーマ1世。1737年生誕。1809年没。在位1782-1809年。
タークシン大王の存命時は、大将軍として国内平定や対外戦争などで活躍した英雄だった。
当時、救国の大英雄であったはずのタークシンは次第に旧来の貴族などの勢力との間に軋轢が生じ、
一方のチャックリー大将軍はアユタヤ王室の血を引く英雄として名声が高まっていた。
クーデターによってタークシンが処刑されると、チャックリーが推挙されて王となり、
ここにチャックリー王朝が開かれた。
ラーマ1世はアユタヤ王朝の復興と、遷都先での更なる集権化を目指した。
侵攻してきた宿敵ビルマ軍を撃退し、マレー諸国、ラーンナー 、カンボジアといった
対外関係にも対処し、経済面も復興させた。
また主に法関係の内政、文学、宗教関係でも功績を残し、先王と同様にタイ史七大王に数えられている。

【コメント】
アユタヤ王室の血を引くとかいうのが何か胡散臭いな……。まあ詳しいことはわからん。
宝具がどうやっても強くなってしまうので、本人のパラメーターは程々に設定した。
第二宝具だけでもクソ燃費なので、その状態で第一宝具も使ったら大抵のマスターは死ぬ。
まあ、第二宝具はタイ国内じゃないと発動できないけど。
適正クラスはセイバーだが、杭使いはランサーだよなぁってことでこうなった。


638 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:32:42 rOAXnK8A0
【元ネタ】クライトーン
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】クライトーン
【性別】男性
【身長・体重】167cm・58kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
 対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。
 本来であればCランクの対魔力しかないが、常時発動している宝具の効果によって、
 このランクの対魔力を所有している。

【固有スキル】
魔術:B
 魔物調伏のための術式。……実は、催淫魔術の方が得意。
 僧侶から習った術がそれってどうなんだ。

【宝具】
『七聖一穿(ホークサッタロハ)』
ランク:B 種別:対魔宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
 師より借り受けた槍。七つの金属で構成される聖槍。
 正しき修行を積んだ者が持てば魔を斥ける力を宿す。
 真名解放には、この対魔力を攻撃的の為に反転させ、
 あらゆる魔を穿ち滅する刺突を繰り出す。
 生前の大敵である魔鰐は人理否定の特性を有していたが、
 破魔の力を持つこの槍が僅かに上回り、討ち取ることが出来た。

【解説】
タイ国ピチット県の伝承と、それを基にした物語の英雄。
メナム川上流の洞穴にはチャーラワンという巨大な人喰い魔鰐が住んでいた。
チャーラワンは魔法の牙(あるいは鋼の鱗)を持っており、不死身だった。
ある日チャーラワンは地上の美しい娘に惚れ込み、食べずに洞穴へ連れて行った。
娘の父である太守は、娘を救ってくれる勇者を募ったが、その誰もが魔鰐の餌食となった。
そんな中、交易を生業とする男クライトーンは僧侶より魔術を習っており、
師から護符と破魔の槍を借りてチャーラワン退治に赴いた。
クライトーンは呪文を唱えて魔鰐をおびき出し、槍で突き刺すと、魔鰐は川底へ逃げた。
クライトーンは水中でも道を作れる蝋燭で追跡して魔鰐を倒し、
さらわれていた娘とその姉妹、太守の財産をもらい、幸せに暮らした。
……その後、催淫魔術を使ってチャーラワンの元々の妻をめとったり、
それが元でクライトーン自身の妻たちとトラブるが起きたりしたのだが、まあハッピーエンドである。
クライトーンは実在した鰐狩りの名人であり、勇敢であったことから以上のような物語が作られたという。

【コメント】
絵本版だと鰐を退治してメデタシで終わりなのだが、
タイ古典的にはその後の色恋沙汰こそが本編という気もする。
適正クラスはランサーとキャスター。


639 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:35:37 rOAXnK8A0
【元ネタ】クライトーン
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】チャーラワン
【性別】男性
【身長・体重】183cm・83kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:C
 幸運と魔力を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。

【固有スキル】
天性の魔:A
 英雄や神が魔獣に堕としたのではなく、怪物として産み落とされたものに備わるスキル。
 バーサーカー は、人の身では到達困難なランクの筋力と耐久力に到達している。

怪力:A
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

変化:C
 文字通り「変化(≒変身)」する能力。主に人型への変身を好む。
 洞窟内の保管してあった宝玉によるスキル。

単独行動:A+
 マスター不在でも行動できる能力。
 保有する宝玉によるスキル。
 
【宝具】
『鋼鱗・人業撥無(ラーシャー・ジョーラケー)』
ランク:C 種別:宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 人類文明を拒絶する魔獣の肉体。鋼の鱗と金剛石の牙。
 “人間”が生み出したあらゆる道具を遮断する……はずだが、
 バーサーカーは若き魔獣であり、歴史と神秘がやや不足している。
 そのため、この鱗は遮断・無効化ではなく威力削減の効果に留まっている。
 とはいえ、Cランク宝具までならば全くの無傷でいられるほどの力は有している。
 なお、文明拒絶の特性を抜きにしてもこの鱗は鋼製であるため、非常に硬い。
 
【解説】
タイ国ピチット県の伝承に登場する鰐王。
川底の洞窟に住む鰐王ラムパイは息子を戦いで亡くしたため、孫のチャーラワンが跡継ぎとなった。
戒律を守る祖父と違い、チャーラワンは獰猛な気質で多くの人間を食い殺した。
チャーラワンは魔法の牙(あるいは鋼の鱗)を持っており、不死身だった。
ある時、チャーラワンはピチット領主の娘に一目惚れし、喰わずに川底へ連れ去った。
領主は娘を助けた者には二人の娘と財産を譲るというおふれを出し、
これにクライトーンという若者が名乗りを上げた。
チャーラワンは、自分が神仏の使いに倒されるという夢を見たので
洞窟に籠ることにしたが、クライトーンの呪文で炙り出されて槍で突き刺された。
チャーラワンは洞窟に逃げ帰ったが、追ってきたクライトーンと川底で再び戦い、倒された。

【コメント】
パラメーターは狂化する前の表記。なお水中では敏捷B。
普段は人間の姿で、身長体重の表記もそれ。ギザギザの歯がチャームポイント。
宝具名のルビは適当に「ワニの王」にした。
適正クラスは特にないが魔獣だからバーサーカーにした。


640 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:37:06 rOAXnK8A0
【元ネタ】プラ・アパイマニー
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】プラ・アパイマニー
【性別】男性
【身長・体重】172cm・59kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C+ 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:D+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 魔笛の音波による”結界”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。
 クラス補正として与えられた最低限の能力。

【固有スキル】
女難の美:A
 見目の麗しさが原因で女難に遭いやすい―――という自覚が呪いのレベルまで達したもの。
 だがトラブルの何割かはは本人の軽薄多情な気質によるものである。

【宝具】
『妙音奏でる魔笛の調べ(プラ・アパイ・クルー)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:1000人
 師より学んだ魔笛の演奏。
 この魔音の轟く範囲に居る者は鼓膜を通じて身体の自由を奪われ、眠らされるか死にいたる。
 対魔力でも防げず、特殊なスキルかアイテムがなければ最終的には必ず魔音に屈することになる。
 キャスター自身はこれで大軍団を皆殺しに出来ると豪語し、実際に山ほどの巨大な魔物を退治している。
 喰らってしまえば抗う術のない強力な能力だが、耳栓で防げるという落とし穴がある。

【解説】
タイの詩聖スントーンが著した大長編『プラ・アパイマニー』の主人公。
ラータナーという国の王子で15才の時に弟と共に遊歴の旅に出るが、
その美貌のせいで水魔に惚れられ、攫われて10年近く海中の洞窟で暮らすハメになる。
ようやく脱出した後、自分に惚れたパルック国の姫と恩人が婚約者で板挟みに苦しむが、
結果的にはアパイはパルック王となって姫を娶り、恩人も殺してしまうという形になる。
(アパイ自身は姫と恩人が結ばれることを望んだが、周囲が許さなかった)
この時の恩人というのがランカー国の太子であり、その妹がランカー新王となって
数多の国々を巻き込んでパルック国へ復讐戦争を仕掛けた。
女王は国々の王たちを魅了する美貌を誇り、アパイも女王の姿絵を見ただけで惚れてしまう。
そして女王もアパイと対面すると彼に惚れてしまう。
パルックとランカーはこうして色恋沙汰を多分に含んだまま戦争を続けたが、
仙人が全軍の呪文と憎悪を消して大円団となった。なんだこりゃ。
アパイは遊歴中に笛術を学んでおり、これを使えば全敵軍を皆殺しに出来たが、
息子たちの実力を見たいという理由で使用は控えていた。カカロットかな?
女王の美貌と媚薬、呪文に骨抜きにされて国を捨てて寝返るという醜態を見せているが、
薬と呪文がなくても元々から女に弱いらしく、弟や息子に皮肉を言われている。
ただしこの弟や息子もランカーの美女に骨抜きにされるので、どっちもどっちである。

【コメント】
弟シースワンも鯖化したかったけど宝具が思いつかなかったので見送り。
しかしこの物語に出てくる王族の女は皆ツンデレばっかりでスントーンさんの趣味が丸わかりだ。
適正クラスは特にないが魔笛使いって魔術師っぽいのでキャスターになった。


641 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:38:13 rOAXnK8A0
【元ネタ】プラ・アパイマニー
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ピースア・ナーム
【性別】女性
【身長・体重】153cm・42kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A+ 耐久B 敏捷C+ 魔力B 幸運D 宝具B+
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
 
【固有スキル】
天性の魔:A
 英雄や神が魔獣に堕としたのではなく、怪物として産み落とされたものに備わるスキル。
 人の身では不可能に近いランクの筋力に到達している。

怪力:A
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

変化:C
 借体成形とも。文字通り「変化(≒変身)」する能力。通常は美少女の姿を装っている。
 バーサーカーにとっての全盛期は愛する夫と息子と共に過ごした期間を指すので、
 美少女姿が本体となって現界する。

ストーキング:A+
 愛した標的を追い求め続けるためのスキル。
 五感と魔力を含めた野生の本能とでもいうべき代物で、彼女はどこまでもプラ・アパイを追い詰める。
 死して霊魂となってもプラ・アパイを縛り付けようとした逸話により、破格のランクを誇る。

使い魔:C
 現世に留まる幽霊の類を操ることができる。

【宝具】
『愛に堕ち、憎しみに狂う(ナーム・ピースア・サムット)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:300人
 山頂にも達する巨大な鬼女への転身。
 変化スキルによって小柄な美少女の姿となっている期間、
 バーサーカーは対象への愛を深めていく。
 ―――そしてその愛が実らなかった時、裏切られたと認識した時、
 美少女は鬼女へとなって狂乱のままに殺戮者となるのだ。
 愛が深ければ深いほど、重ければ重いほど、その反動として鬼女は強大となる。

【解説】
タイ古典の大長編『プラ・アパイマニー』に登場する水棲の夜叉(ヤック)。
旅をしているプラ・アパイマニー王子に一目惚れして、彼が寝ている内に海中の棲家に連れ去った。
ピースアは美少女に化けてアパイに求婚したが、アパイは彼女の正体を見抜いていた。
しかし逃げ場はなく、求婚を断ったら食われてしまうと思い、夫婦となった。
数年後のある日、人魚の助けを受けたアパイはピースアとの間に出来た息子を連れて脱出した。
夫と息子に騙されたピースアは泣きながら後を追ったが、仙人に阻まれて逃してしまった。
それからしばらく時が経ったが、ピースアはアパイを見つけると彼に迫り、戻ってくれと懇願した。
それでも拒絶されたピースアは山ほどの大鬼となって、霊を使役してアパイを包囲した。
もはやこれまでと腹をくくったアパイは、得意の笛術でピースアを殺し、涙を流した。
夫婦として共に暮らし、子を作って育んだ仲であるピースアへの情も確かにあったのだ。
ピースアの死体は石に変じ、口からは生命力を強める仙液が湧いた。
この石の死体を焼けば復活したであろうことが神から語られている。
また、ピースアは死して霊魂のみとなってなおもアパイにつきまとったが、
アパイからの冥福の祈りを受けてようやく昇天した。
ピースアは夫には献身と愛情を捧げた良妻であったことは、アパイも理解していた。

【コメント】
パラメーターは狂化する前の表記。なお水中では敏捷B。
適正クラスはバーサーカーとキャスター。


642 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:39:59 rOAXnK8A0
【元ネタ】プラ・アパイマニー
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】スワナマーリー
【性別】女性
【身長・体重】162cm・49kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
 
【固有スキル】
魔力放出(炎):B+
 夫への拗らせた愛(ツンデレ)が具象化した炎。
 夫と結ばれるために火を放って婚約者を拒絶したエピソードにより発現した。
 見る者を引かせるほど強力な炎だが、アーチャー自身にも制御がきかない。
 
【宝具】
『傲嬌姫君の恋の大戦争(キーイッチャーァ・パルック)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:4〜30 最大捕捉:1人
 夫への拗らせた愛(ツンデレ)が大戦争へと発展した逸話の具現。
 苛烈なアーチャーの気性と自分以外の伴侶を許さない愛の厳しさを象徴するように、
 猛烈な火炎がアーチャーの身体に纏わりついて、戦闘力を向上させる。
 炎はアーチャーの対象への愛情が冷めるまで消えることはなく、
 しかもこの熱気は周囲にいる者を巻き込んで戦意を煽っていく。
 ―――アーチャーは、愛するプラ・アパイと結ばれるために、
 自分の婚約者の艦隊に火を放ち、自ら斬り込んで数百隻を拿捕したという。
 そして後にアパイが寝取られると、取り戻すために戦争を起こした。やべぇーぞこの女。
 
【Wepon】
『大砲』
 アーチャーは海戦において大砲を水平撃ちして敵船を撃沈しまくったという。

『弓矢』
 弓矢の使い手でもあり、九軍の王の1人を射抜いている。

【解説】
タイ古典の大長編『プラ・アパイマニー』に登場するヒロイン?。名は金花を意味する。
元々は水晶(パルック)国の姫でランカー国の王子の婚約者だったが、
主人公アパイと出会って彼に結ばれたいと思うようになる。
しかし気性が激しい上に気位が高いので自分からは言い出さずツンツンしていた。
アパイにとって王子は恩人であり、王子とスワナマーリーは結ばれるべきだと考えていたが、
結局アパイはスワナマーリーと結ばれてパルック国王となり王子はアパイの軍に破れて殺された。
ランカーの女王となった王子の妹は当然アパイとパルック国を恨み、
数多の国々を巻き込む戦争へと発展してしまう。
スワナマーリーは優れた戦士でもあり、敵軍に突っ込んで暴れ回る勇猛さを見せている。
また夫アパイがランカー女王に誑かされると嫉妬に狂って自ら軍を率いてランカーに攻め込んでいる。
一応最後には夫とよりを戻した。

【コメント】
宝具にする逸話はなかったんだけど、キャラが面白かったのでこじつけて鯖化した。
聖杯戦争でピースア・ナームと出会ってしまうとやべーことになる。
適正クラスはアーチャーだがバーサーカーでもいけるだろ。


643 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:41:52 rOAXnK8A0
【元ネタ】プラ・アパイマニー
【CLASS】ファニーヴァンプ
【マスター】
【真名】ラウェーンワンラー
【性別】女性
【身長・体重】173cm・53kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
フェロモン:A++
 動物の体内から分泌・放出され、同種の他個体の行動や生理状態に影響を与える物質の総称。
 A+ともなれば国々を狂わせる美女の領域であり、洗脳宝具にも匹敵する効果を生む。

【固有スキル】
対魔力:A+
 宝具である印璽の力により、A+以下の魔術は全てキャンセル。
 宿敵?であるプラ・アパイマニーの魔笛が効かない数少ない人物であった。

魔性の貌:EX
 数多の国々を狂わせたという逸話を持つ彼女は、素顔を晒すだけで周囲に影響を及ぼす。

麗しの姫君:A++
 統率力としてではなく、周囲の人を惹き付けるカリスマ性。
 Aランク以上を有するファニーヴァンプは、ただ存在するだけで自分を求める戦士たちを引き寄せる。
 姫どころではなく自分自身が王なのだが、即位する前は姫だったからセーフとは本人の言。

黄金律(体)(美)
 どう在ろうとも、どのように育とうとも、完璧な美貌を有する存在へと成長する宿命を指す。
 どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらないが、「天性の肉体」スキルとは異なり、
 筋力のパラメーターへの影響は存在せず、美しさが保たれるというだけの効果。
 

【宝具】
『呑む悪星・輝ける魔島の宝璽(ランカー・ラーフ)』
ランク:A 種別:対魔宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:50人
 ランカー国に伝える神器。羅睺の印璽。
 敵に向ければ破壊光線を放ち、持っていればあらゆる魔術効果と魔力による攻撃を退ける。
 また幻獣ランクまでの幻想種・魔物はこれに魅了されて所有者の支配下に置かれる。
 他のサーヴァントの宝具として召喚される魔獣の類を支配することまでは出来ないが、
 ファニーヴァンプを攻撃することも出来なくなる。

【Weapon】
『女王の絵姿』
 英霊ラウェーンワンラーの姿を描いた絵画。
 この絵を見ただけで大抵の男は女王にベタ惚れとなる。
 ラマーン王の呪いによってその威力(魅力)は更に向上しており、洗脳宝具の域にある。

【解説】
タイ古典の大長編『プラ・アパイマニー』に登場する女王。
西洋人の国ランカーの王子は、パルック国の新王プラ・アパイマニーに婚約者を奪われた上で殺されており、
王子の妹でランカー新王となったラウェーンは、パルック国に復讐しようと考えていた。
(厳密にはアパイ自身にあまり非はなく、婚約を反故にした姫と、王子を敵視したアパイの息子、
ランカー王子を殺害したアパイの妾が問題)
大僧正の助言を受けた女王は自身と配下の女たちの色香に磨きをかけて
数多の国々を味方につけ、パルック国を攻めた。
アパイも女王の絵姿を見ただけで骨抜き腑抜けになる始末だったが、
しかし女王もアパイ当人と対面すると、何と彼に惚れてしまった。
女王は迷いながらもなんとか戦意をギリギリ保ってアパイを籠絡したが、
今度はアパイの后――かつて兄の婚約者がアパイを取り戻すために軍を率いてやってきた。
収集つきそうもないまま戦争が続くかと思われたが、仙人が現れて
全兵士の憎しみと魔術の効果を消して、ランカーとパルックは和解し、大円団となった。

【コメント】
美しさだけで英霊となった女。
うーん、個人的にはアパイと結ばれない方が面白いキャラだと思った。
適正クラスはファニーヴァンプとアヴェンジャー。


644 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:43:34 rOAXnK8A0
【元ネタ】プラ・アパイマニー
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】シンサムット
【性別】男
【身長・体重】183cm・75kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
混血:B
 人間以外の血が混ざっている。海中に棲む夜叉との混血であり、
 水棲生物としての活動が可能。また、海辺や船上などでは個体能力が上昇する。
 本人が母の血筋を嫌っているのでランクダウンしている。
 
怪力:D
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
 本人が母の血筋を嫌っているのでランクダウンしている。

【宝具】
『我が麗しき母への献身(パイレート・スランシップ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
 ライダーが海賊の頭目スランを殺して奪った海賊船。
 真名解放によって、自身の足場としてこれを召喚すると同時に、
 敵対者の足場にも船を用意し、強引に船上戦を強いる。
 九軍との大戦争ではあまり良いところがなかったライダーの全盛期は、
 海賊を倒して義母のために暴れ回った時だったのである。
 奥の手として、長さ800mという大巨船による質量突撃をしかける。

【解説】
タイ古典の大長編『プラ・アパイマニー』に登場する人物。名はわだつみの宝を意味する。
主人公アパイが水棲の女夜叉に攫われて番いにされ、その間に生まれた子。
目が赤く、雄象のように力強く、母に似て牙があり、いかつい顔だった。
父アパイを慕って笛と武術を習っており、アパイの笛術が効かない数少ない人物だった。
母を嫌っており、父が母の棲家から脱出するのを手伝い、
また後に義母となるパルック国のスワナマーリー姫を海賊から守るなど活躍した。
この姫はアパイと結ばれたいと思っており、シンサムットもそれを望んで
姫の元々の婚約者であるランカー国王子を戦いで負かした。
シンサムットの望み通りアパイは姫と結ばれてパルック王となったが、
しかしこれは長く続くランカーとパルックの大戦争の因縁の始まりでもあった。
戦争中はランカー勢の強者に負かされることが多く、また女に弱い父の動向に振り回されたり、
自身も女の色香と媚薬にかけられてしまったりとあまりいいところがなかった。
戦争前は意固地で力強い子供という印象だが、戦争中は苦労人キャラである。

【コメント】
前半と後半では別人かと思うほど戦力が違う。
適正クラスは海賊船奪ったからライダー。


645 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:45:24 rOAXnK8A0
【元ネタ】プラ・アパイマニー
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】スットサーコーン
【性別】男
【身長・体重】166cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:A
 宝具である宝杖の力により、A以下の魔術は全てキャンセル。
 ただし杖を物理的に保有している時に限られる。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
混血:A
 人間以外の血が混ざっている。人魚との混血であり、水棲生物としての活動が可能。
 また、海辺や船上などでは個体能力が上昇する。

仙人の加護:B
 育ての親である仙人の加護。
 命の危機のたびにどこからともなく現れて助けてくれる。

【宝具】
『奇異なるや宝珠の餞(ルーシー・ピッサダーン)』
ランク:C 種別:対魔宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 養父である仙人から授かった宝杖。
 対魔宝具として魔物特攻の性質があり、これを揮って幽鬼と7日間戦い抜いた。
 また、魔術を無効化する力を有し、これで魅惑の魔法の絵を撃ち破り、
 美女の『大惚れの呪(テーパランチュワン)』を撥ね除けていた。

『海原を馳せる奔馬(ニンラマンコーン)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:40人
 竜と馬の合いの子という幻獣の馬。親より竜種の力受け継いでいる。
 “炉心”によって強力な「魔力放出」スキルを発動。肉体にブーストをかけて突進し、
 敵対者を粉砕する。なお、高ランクの対魔力も保有している。
 このように竜馬のスペックは高いのだが、馬自身に戦闘意志があるわけでなく、
 騎乗することで初めてその力が発揮される。

【解説】
タイ古典の大長編『プラ・アパイマニー』に登場する人物。
主人公プラ・アパイマニーと人魚の間に出来た息子で、名はわだつみの極みを意味する。
仙人の下で育てられたが、8歳の時に父に会うために旅に出た。
その時、竜馬を得て黒竜ニンラマンコーンと名付け、旅の共とした。
途中、行者に騙されて谷底に落とされるが、仙人の助けで生き延び、
極楽鳥国へ辿り着いて、そこの王の養子として育てられた。
10歳の時に父に会うという目的を思い出して、極楽鳥国の姫と王子、
そして大軍を連れて父がいるというパルック国へ向かった。
パルック国はランカー国を中心とした多国籍軍に攻められており、
スットサーコーン軍はこの敵軍の一部を破り、パルック国に歓迎された。
この時、パルック王である父アパイは敵国女王の絵姿の魔力で腑抜けになっていたが、
スットサーコーンの持つ宝杖で正気を取り戻すことが出来た。
しかしその後も色々あって父、兄、叔父の三人がまたランカー国の色仕掛けと媚薬にかかったので
スットサーコーンは三人を正気に戻そうとしたが、自分も宝杖を奪われて大惚れ呪文をかけられてしまう。
こうしてパルック国は主要な男性陣が全てランカー国に奪われてしまったが、
スットサーコーンと縁のある仙人が現れて全兵士の憎しみと魔術の効果を消して、
ランカーとパルックは和解し、大円団となった。

【コメント】
竜馬は実は作中で特に活躍とかもないんですけどね。
仙人は何気に作中最強キャラなんだけど、型月的には違和感ないね。
適正クラスはライダーのみ。


646 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:46:21 rOAXnK8A0
【元ネタ】プラ・アパイマニー
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ヨーントート
【性別】男
【身長・体重】212cm・0kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 気配を消すよりも、相手を眠らせてからの暗殺が得意。

【固有スキル】
怪力:A
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

魔術:C
 金縛りや催眠の魔術を得意とする。

【宝具】
『曙の幽鬼(ルン・チャーオ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 夜明けの太陽を浴びると復活するという不死身の肉体。
 サーヴァントとして現界したこの場合、陽光を自らの魔力に変換して
 自らの肉体の再生力のバックアップとする能力となった。
 ただし、夜間はこの能力は発動しない。 

【解説】
タイ古典の大長編『プラ・アパイマニー』に登場する魔物。
主人公アパイの宿敵?である女王ラウェーンワンラーンが印璽の力で従僕とした。
盲目だが呪文で相手を動けなくしたり、軍団をも眠らせたりすることが出来た。
ヨーントート本人も、剛勇を誇るシンサムットを苦戦させるほど強く、
殺されても夜明けの陽光を浴びると蘇生する不死の肉体を持っていた。

【コメント】
脇役でも名有りで宝具になるネタがあればノリでサーヴァントにしていく。
適正クラスはアサシンとバーサーカーかな。


647 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:47:30 rOAXnK8A0
【元ネタ】プラ・アパイマニー
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】サオワコン
【性別】女性
【身長・体重】110cm・kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
自己変革:A
 本来、全盛期で召喚されるサーヴァントであるが、彼女は例外的に
 「これから先、成長していく」存在として召喚された。

【宝具】
『碧海の命球(アイ・オブ・ピースア)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 義兄スットサーコーンより与えられた宝具。
 海中に棲む夜叉ピースア・ナームの眼玉の片方。
 これを所有している間に致命傷を負っても、玉が“死”を引き受け自壊する。
 これによって中華の将軍の妖刀に斬られても生還することが出来た。
 ただし、使用は一度のみに限られる。


【解説】
タイ古典の大長編『プラ・アパイマニー』に登場する人物。
極楽鳥国の姫で、名は妙香を意味する。
パルック国王アパイの息子スットサーコーンが父を探す旅の途中で極楽鳥国に到り、
ここで2歳のサオワコン姫はスットサーコーンと兄妹のように育てられた。
2年後、スットサーコーンが父を探すために再出発する時、4歳のサオワコンは弟を伴って旅に同行した。
以後はパルック国とランカー国勢の戦争に参加し、パルック兵として活躍する。
弟とタッグを組んで、中華・唐の不死身の将軍と戦い、弓矢で将軍を撃退してみせた。
この時、将軍の妖刀で斬りつけられたが、兄から水魔の眼玉を貰っていたため、無傷だったという。
繰り返すが、この時4歳である。ロリというよりペドである。

【コメント】
トリコの命球(ライフ)のパク…参考にした。
適正クラスはアーチャーのみ。


648 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:50:27 rOAXnK8A0
【元ネタ】クンチャンとクンペーン
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】クン・ペーン
【性別】男性
【身長・体重】175cm・66kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力A+ 幸運C+ 宝具B+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
女難の美:B+
 見目の麗しさが原因で女難に遭いやすい―――という自覚が呪いのレベルまで達したもの。
 だがトラブルの半分以上は本人の軽薄多情な気質によるものである。

殺生戒:C
 自らに殺人を禁ずることで一部ステータスの向上に寄与する自戒系スキル。
 波乱の生涯の中で幾度も憎悪に堕ちかけたが、その度に殺人だけは回避した。
 ……ただ一つの例外を除いては。

魔術:A+
 出家中に修行した呪文や法術。
 極めて多彩な術を使いこなし、殆どの危難を突破している。
 タイ古典お馴染みの『大惚れの呪(テーパランチュワン)』が特に得意。

【宝具】
『金嬰丸(クマーン・トーン)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 キャスターが得た三種の宝物の一角。
 盗賊の娘を孕ませ、その胎を裂いて取り上げたキャスターの実子。
 無色透明で自在に宙空を飛び、神通力を持って父たるキャスターを守護する。
 これによってキャスターは矢よけの加護、不死化、幽霊使役などの能力を得て、 
 その他の魔術もランクが向上している。
 『金嬰丸』はあくまでキャスターを助けるための存在であって、直接的な戦闘力はないが、
 その代わりいかなる攻撃でも『金嬰丸』を傷つけることはできない。

【Wepon】
『天雷(ファーフーン)』/『朝霧(シーモーク)』
 それぞれがキャスターが得た三種の宝物の一角。
 『天雷』はセイバークラスの時に、『朝霧』はライダークラスの時に宝具として保有する。

【解説】
タイ古典文学の最高傑作『クンチャーン・クンペーン』の主人公。クン・ペーンセーンターン。
ラーマティボーディ2世の時代に実在した武人がモデルに作られた。
アユタヤ王朝の武将の子として生まれ、15歳の時に出家して、様々な法術、呪文を学んだ。
そしてこの後、幼馴染である醜男クンチャーンと美女ピムピラーイとの三角関係を中心に
クンペーンの波乱万丈の物語が進んでいく。
タイを代表する大将軍を務めるなどしている内に妻ピムと離れ離れになり
クンチャーンにピムを寝取られる…が、奪い返す。
盗賊の中に入りこんで三種の宝物を得る、クンチャーンと裁判で争っている最中に魔術で脱糞させる、
王の不興を買って囚人となる、息子と共に再び将軍として軍を率いるなど、正に波乱万丈の人生を送る。
好色かつ短慮軽薄な性格であり、被る災難の大半が自業自得だったが、恩人や王への忠義心は固い。
史実では武人だったらしいが、物語中では万能の魔術師として活躍することが多く、
大抵の試練は魔術で解決している。


【コメント】
「僧侶なら魔術くらい使えるだろ」とか「武将なら魔術師で不死身なのは当然だろ」といった
超理論の迷信が堂々とまかり通ってて草ですよ。
ていうか色々とすげぇなタイ古典。色恋の価値観がぶったまげの連続だ。
金嬰丸の能力は空飛ぶくらいしか描かれてないんだけど、
クン・ペーンの魔術はこの子の神通力でパワーアップしていたという設定にした。
適正クラスはセイバー・ライダー・キャスター。


649 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:51:47 rOAXnK8A0
【元ネタ】クンチャンとクンペーン
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】プライガーム
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久B+ 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
魔術:B+
 祖母に呪術と学問を師事し、実父に劣らぬほどの腕前となった。
 戦場では不死の術を自身にかけて、敵将の火術を水術で打ち消したり風石術で敵騎馬隊を崩れさせている。

【宝具】
『天雷(ファーフーン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 実父たる英霊クン・ペーンの宝剣。
 セイバーがこれを揮ったという伝承はないが、父と共に宝剣を再発見したという逸話により
 保有するに至った。ただし、父とは違い真名解放までは出来ない。
 本来は雷電の斬撃を放つことが出来るが、セイバーは魔術による後押しで何とかそれを再現している。

【解説】
タイ古典文学の最高傑作『クンチャーン・クンペーン』の登場人物。主人公クンペーンの息子。
父に似て美男子であったため美しい雄象プライガームと名付けられた。因みに軽薄な女好きなのも同じだった。
クンペーンとその妻のワントーン(ピムピラーイ)が離れ離れになった隙に
金持ちの醜男クンチャーンがワントーンを寝取った。通算三回目のことであった。
この時既にクンペーンの子を身籠もっていたワントーンは、クンチャーンの元でプライガームを産んだ。
クンチャーンはプライガームが9歳になった時に彼を殺そうとしたが、
実父の使役する守護霊たちが守ってくれたおかげでプライガームは生き延びて、祖母の元に逃げた。
そこでプライガームは実父にも引けを取らない魔術師に成長し、長じて王宮に仕えた。
後にプライガームは父クンペーンと共に将軍となってチェンマイ軍に勝利するという戦功をあげ、
ピチット領主の娘とチェンマイの姫を妻に娶った。
因縁のあるクンチャーンの罪を暴き、万事ハッピーエンドに思われたが、
母ワントーンが貞淑でないという理由で、王に処刑されてしまった。
ワントーンは若き頃はクンペーンを一途に想った女性だったが、軽薄なクンペーンに振り回され、
毒親の母に体罰を受け、醜男クンチャーンに強姦されて人生を狂わされた、哀れな人だった。


【コメント】
よく読んだら宝具になるアイテムがなかったのでこじつけた。
『天雷』の能力は捏造です。適正クラスはセイバーとライダー。


650 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:53:03 rOAXnK8A0
【元ネタ】プラ・ロー
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】プラ・ロー
【身長・体重】176cm・71kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
神の恩寵:B
 最高の美貌と肉体、「王権の美」を示すスキル。最高の美貌を備え、美しき王者として生まれついている。
 インドラ神の権化と思われるほど、足のつま先から頭のてっぺんまで完全な美しさを誇る。

女難の美:B
 見目の麗しさが原因で女難に遭いやすい―――という生前の逸話が呪いのレベルまで達したもの。

矢よけの加護:C
 飛び道具に対する防御スキル。矢を含む投擲武器を中確率で回避する。
 正確にはセイバー自身ではなく、彼の侍従である二人の戦士が持つ御守りによるスキル。

【宝具】
『死が我らを分かっても(リリット・プラロー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:7人
 セイバーを主役とした物語の結末そのもの。
 王に仕える二人の侍従と、王と愛し合った二人の姫、その姫に仕える侍女を召喚する。
 6人が全員が卓越した戦士であり、それぞれの動きを補いながら、セイバーを護るべく奮闘する。
 侍従4人が斃れても、その魂は膨大な魔力として王と姫に吸収されて、
 三人の霊基が再臨され、戦闘能力が跳ね上がる。

【Wepon】
『宝剣』
 詳細は不明だが、プラ・ロー王は宝剣を揮う戦士であったと記される。
 これが故にセイバーとしてのクラス適性を有する。

【解説】
「タイのロミオとジュリエット」とも言われるアユタヤ王朝初期頃の物語『プラ・ロー』の主人公。
北タイの地のスワンという国にプラ・ローという美しい王がいた。
スワン国の敵国であるソーン国の二人の姫は、プラ・ローの噂を聞いて、
会ったこともない内から恋に落ちてしまった。
姫たちはプラ・ローをソーン国に呼び寄せたいと思い、
自称神で百万年歳で世界一の呪術師(えぇ……)サミンプラーイの力を借りてプラ・ローの心を惑わした。
スワン国の呪術師も抵抗したが、サミンプラーイは神々・巨鬼・幽霊・怪物・野獣の軍団を
召喚して勝利し(えぇ……)、結局プラ・ローはソーン国へ出発することになった。
プラ・ローはようやく姫たちと出会うと、早速3P姉妹丼セックスをした。
これを知ったソーン国王は当然怒るが、心落ち着けてプラ・ローを婿に迎えようとした。
しかし太后は許さず、多数の兵士を派遣してプラ・ローを襲撃した。
プラ・ローとその侍従二人、二人の姫とその侍女二人の計七人は
多勢相手に勇敢に戦ったが、全員戦死した。
ソーン国王は兵士たちと太后を死刑に処し、七人は両国間で盛大に弔われた。
なお、史実にあてはめるとスワン国は北タイの都市国家の1つだが、
その王は部落の酋長程度の存在だったらしい。

【コメント】
呪術で他人の心を惑わして愛し合うのが良しとされているのが、現代の価値観とは合わないね。
まあ、昔も今も「ヒロインが美女なら大抵のことはオールオッケー」ではあるけど。
適正クラスはセイバーのみ。


651 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 22:53:58 rOAXnK8A0
投下終わり

魔術解除スキルの詳細ほしかった


652 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/27(木) 23:21:13 A2jw6edE0
力作乙
ナレースワンは黒の王とかいう異名があるんだったか


653 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/28(金) 00:16:21 nUfF4iFs0
毎度すげぇな
どこで調べてるんだこんなの


654 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/28(金) 20:41:50 p8tuTyCI0
【元ネタ】史実 アレクサンドロス・ロマンス
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】サンドロコットス
【性別】男性
【身長・体重】175cm・66kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

戦略:A
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 60万を超える大軍によってセレウコスを圧倒した兵站能力、
 戦後、セレウコスに領土を割譲させつつ、ディアドコイ戦争への防波堤に仕立て上げた外交手腕から
 Aランクの戦略スキルを有する。

動物会話:B
 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
 野生の獣を調練された獣と同等に扱うことができる。
 獅子に襲われず、野生の巨象が温順に従った逸話から。

征服の先導:A
 征服王イスカンダルの道案内を務めたという伝説から得たユニークスキル。
 既知の地域において罠、伏兵、奇襲など想定外の事態への対処に大幅に有利な補正を受けられる。
 この効果は味方にも与えられる。

【宝具】
『王の戦象(サンドロクプトス・ガジャ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:300人
 イスカンダルの残した太守達に対して戦いを挑んだ際に遭遇し従えたという、途方もなく大きな象。
 野生の獰猛さと調練されたかの如き温順さを併せ持ち、その巨体を活かした突進は物理のみならず精神にもダメージを与える。
 また、ギリシャ側の勢力を駆逐したことから、ギリシャ出身の英霊に対する攻撃に有利な補正がかかる。

『聖河の豊穣(チャンドラグプタ・マウリヤ)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:600000人(味方)/300人(敵)
 インドの河川の灌漑事業、特に直轄地としたガンジス川の灌漑に励み、
 多大な人口と60万を超える常備軍を支える土台を築いた逸話が宝具となったもの。
 ガンジス川は地上に豊穣をもたらし、沐浴すればすべての罪を清め、遺灰を流せば輪廻から解脱できる、とされている。
 その伝承故に、味方には様々なバフや回復を、敵には輪廻解脱による即死効果(特に霊体に対して効果的)を与える宝具へと昇華された。

【解説】
 インド史上空前の帝国『マウリヤ朝』の創始者たる大王(マハラジャ)。月護王。
 本来の名はチャンドラグプタであるが、ギリシャ人からサンドロコットスと呼ばれた人物に比定されている。
 若かりし頃、インド侵攻を指揮するイスカンダルを先導したという伝説がある。

 出自については定かではないが、おそらく卑賤の身分であったと思われる。
 ナンダ朝の王の不興を買い処刑されるところを逃れると、王位を求めて反乱に及び、ついにはナンダ朝を滅ぼした。
 この反乱の際『インドのマキャベリ』の異名を取る軍師(後の宰相)カウティリヤを迎えている。
 カウティリヤは反乱の挙兵に深く関わり、冷血無情の謀略家としてサンドロコットスを支えた。

 サンドロコットスは、インド統一の途上においてイスカンダルの遺臣たちとも干戈を交え、これを駆逐した。
 イスカンダルの遺領を回復せんと侵攻してきた勝利王セレウコスの軍勢も、
 六十万とも言われる大兵力によって撤退に追い込み、四州を割譲させるなど有利な条件で講和を結んでいる。

 インドをほぼ統一したサンドロコットスであったが、その統治は強権的で刑罰は過酷だったという。
 だがマウリヤ朝は高度な官僚組織を持ち、河川の灌漑や道路工事などインフラ整備にも尽力しており、
 経済的にも繁栄するなど無能な暴君ではなかった。

 晩年は『相対主義』を思想的支柱とするジャイナ教を厚く信仰。
 退位後に出家してジャイナ教の聖人バドラバーフに弟子入りし、プラバーカンドラと名乗ったという。
 そして聖人の下で苦行に打ち込み、最後は絶食して餓死したと言われる。
 尤も、この説話の史実性は確かなものではない。


655 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 11:11:21 Aw1RBJso0
これ忘れてた

【元ネタ】プラ・アパイマニー
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ハッサチャイ
【性別】男性
【身長・体重】110cm・kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A
 宝具である旗の力により、A以下の魔術は全てキャンセル。
 ただし旗を物理的に保有している時に限られる。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
自己変革:A
 本来、全盛期で召喚されるサーヴァントであるが、彼は例外的に
 「これから先、成長していく」存在として召喚された。
 
【宝具】
『碧海の命球(アイ・オブ・ピースア)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 義兄スットサーコーンより与えられた宝具。
 海中に棲む夜叉ピースア・ナームの眼玉の片方。
 これを所有している間に致命傷を負っても、玉が“死”を引き受け自壊する。
 これによって中華の将軍の妖刀に斬られても生還することが出来た。
 ただし、使用は一度のみに限られる。
 
『大惚れ醒ましの天の華(トン・カーラーウェーク)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 カーラーウェークの老学者が作成した魔旗。
 旗竿を握れば魔術によるトランス状態が解除され、旗地は魔術攻撃を弾き逸らす。
 ただし、この旗自体も実は魔術によって造られたものなので、
 別の対魔・破魔効果のアイテムや能力には弱かったりする。

【解説】
タイ古典の大長編『プラ・アパイマニー』に登場する人物。
極楽鳥国の王子で、名は喜勝を意味する。
パルック国王アパイの息子スットサーコーンが父を探す旅の途中で極楽鳥国に到り、
ここで2歳のサオワコン姫はスットサーコーンと兄妹のように育てられた。
スットサーコーンが極楽鳥国に滞在したのは二年であったが、その間にハッサチャイ王子が生まれ
やはりスットサーコーンと仲良く育てられた。
スットサーコーンが再び父を探すために出発する時、姉と共に旅に同行した。
以後は姉共々パルック国とランカー国勢の戦争に参加した。幼年でありながら、弓矢を扱う戦士であった。
パルック王アパイとその親族は揃ってランカー国の女な色仕掛けにかかり、
ハッサチャイも戦争中に知り合った娘二人に想いを寄せるが、他の男どもと違って
骨抜き状態にはならず、自分の仕事を全うしている。多分幼すぎたのが幸いしたのだろう。


【コメント】
作中の時間経過を計算すると、戦争参加したの2歳くらいである。ショタってレベルじゃねーぞ。
適正クラスはアーチャーのみ。


656 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 11:39:50 GUc1zFB.0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】宝蔵院胤栄
【性別】男性
【身長・体重】178cm・80kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【保有スキル】
十五ヶ条式目:B
 通常の素槍とは違う十文字槍を使いこなすために、柳生石舟斎らの協力のもと胤栄が編み出した九つの型と六つの奥義からなる十五の式。
 「突けば槍 薙げば薙刀 引けば鎌 とにもかくにも外れあらまし」と歌われるように突くばかりでなく、巻き落とす、切り落とす、
 打ち落す、摺り込む、叩き落す等攻防に優れており、あらゆる場面での戦闘でも素早く対応することができる。

呪詛返し:B+
 相手の殺気をそのまま返すという逸話が昇華したスキル。
 精神干渉、呪術といったものを無効にするだけでなく、そのまま相手に返すというもの。魔術だけでなく、殺気さえも反射するので
 敵対者の混乱を誘うこともできる。

宝蔵院漬:A
 胤栄お得意の漬物。野菜の中に紫蘇や唐辛子を入れて漬け込んだもので、生前では宝蔵院に来た人々にふるまっていた。
 漬物による毒殺や呪いといった要素は全くなく、ただ自分の陣地に来た者たちにふるまったり、自分で食べたりするスキルである。
 なぜこのようなスキルがあるのか胤栄自身も不思議がっているが、うまい漬物が瞬時に出てくるのでむしろ喜んでいる様子。



「月穿つ十文字(つきのはつめい)」
 ランク:EX(C相当) 種別:対月宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 宝蔵院流創始者胤栄は猿沢池で槍術の修業中、自分の槍が三日月を穿ったことで宝蔵院十字槍を発案、宝蔵院流槍術を興すことになった。
 この宝具はその逸話が昇華されたもので、自分の槍を月に掲げることで十文字槍を完成させる事ができる。夜であろうと昼の夕月であろうと
 月の形さえあれば問題はない。また、宝具には「月の力を自分のものにする」という側面があり、月の逸話があるもの、月に関連しているもの
 に対して特攻を持つことができる。そして月の力を我が物とするので、敵の弱体化・己の強化を同時に行うことができる。キャパシティーに
 ついても限界はなく、神性を持っていたとしても月の特性がある限り穿つことが理論上可能である。
 

 【Weapon】
   槍(宝具の関係で通常時は素槍として扱い、真名開放をすることで十文字槍へと変化する。)


FDRQBKS1466



【解説】
 安土桃山時代の興福寺(法相宗の大本山)の僧兵・武術家であり、そこの宝蔵院の院主にして宝蔵院流槍術を創始した人物である。
 三日月と自分の槍が重なる様子を見て考案した十文字槍を扱う槍術は、攻防を多様なものにし当時では非常に画期的なものであった。
 しかし晩年に、僧侶が殺生を教える矛盾を悟り槍術から離れ、僧としての活動を主にした。
 実際に宝蔵院流槍術の繁栄の礎を築き上げたのは2代目であである胤舜である。
 胤栄自身の力量も高く、柳生宗厳の薦めで上泉信綱の弟子となって新陰流剣術を学んでいたという。
 福島正則の家臣で勇猛な武将として知られる笹の才蔵こと可似才蔵も教えを請うなど、その実力は窺い知れる。
 かの宮本武蔵とも関わりがあり、手合わせを願うも高齢のため、武蔵の相手をできなかったと言われている。
 武蔵とのエピソードとして、畑仕事をする胤栄の立ち振る舞いを見て、何も言わず傍を通ろうとした武蔵の話がある。
 通り過ぎようとした時に、胤栄の双眼がジッと自分の足元を見据えているように感じ、直後凄まじい気を感じて武蔵は九尺も跳んで通り過ぎた。
 しかし胤栄には手にした鍬で武蔵を襲うつもりはなく、殺気を放ったのは武蔵の方であった。
 心の内で身構えてはいたが、鍬で先制して薙ぎ払うつもりはなかったのだ。
 つまり武蔵は、自らの殺気の影法師に驚いて自分で飛び退いたのだと、胤栄が武蔵の争気の強さを説いたという。
【コメント】
既存のデータやら本やらを参考に自分なりに妄想してみました。
ゲームとかだとよくおじいちゃんキャラで出てくる胤栄ですが、書文先生みたいに
青年期、老年期と分けられるかもしれませんね。


657 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:14:50 Aw1RBJso0


【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ゴ・クエン
【性別】男性
【身長・体重】189cm・97kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
護国の鬼将:A
 あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を“自らの領土”とする。
 この領土内の戦闘において、王であるランサーは高い戦闘力ボーナスを獲得できる。
 ベトナム史の大英雄とは、すなわち護国の英雄と同義である。

【宝具】
『護国の鉄杙王(リム・バクダン)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:500人
 数千の鉄杙(リム)を用いた逸話により、空間から杭(丸太)を出現させる。
 出現位置は主に敵の頭上で、鉄の尖端が降下して貫くか圧死させる。
 鉄杙が増えていくと戦場はランサーの領土に近づき、百本も現れれば
 「護国の鬼将」スキルが発動され、ランサーの個体能力が上昇していく。

『布蓋の不滅万兵(チャン・バクダン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:300人
 “布蓋大王”――英霊フゥン・フンより一万の不死兵を授かった逸話の具現。
 ゴ・クエンという英雄を象徴する第一宝具『護国の鉄杙王』と組み合わさり、
 不死兵たちが集結して複数の巨大な鉄杙となって敵軍に向かって放たれる。
 この杙は“不死である”ということが転じて不壊の強固さと破壊力を宿しており、
 その威容は、さながら一撃で如何なる城壁をも突破する破城鎚である。

【解説】
呉王朝を創建した鉄杙王。897年生誕。944年没。在位939-944年。
異様な光に包まれながら生まれたと言われ、長身の逞しい体格に育った。
重い鼎を担ぐほどの剛力を持ち、智力と胆力にも優れていたという。
また歩く姿は虎のようで眼光は鋭かった。
元は楊延芸という豪族の下で中華・南漢と戦っていた部将だったが、
楊が部下の矯公羨に殺されたので、呉権は矯を倒そうとした。
しかし矯は南漢へ救援を求め、これを機に南漢はベトナムを侵略しようと大軍を派遣した。
呉権は各地の豪族をまとめて南漢の水軍を白藤江で迎え撃ち、水流を利用して
数千の鉄杙を植えた下流に追い込み、敵船を転覆させたり行動不能にした。
そして自軍は小舟で軽快に動き回り、白兵戦で南漢兵を倒していった。
なお伝説によると、呉権は夢で英雄馮興と出会い、1万の不死身の兵を持って助力すると告げられ、
南漢との決戦前には多くの馬の嘶きと馬車の音が空に鳴り響いたという。
呉権は南漢への大勝利の後、自ら王位に登り、中央に新朝廷を樹立し、
中国支配の象徴であった大羅から伝説の古螺へ都を移し、節度使も廃止した。
千年にも及ぶ中国からの支配を打ち切り、独立を果たしたのである。
王が自ら政治・外交・軍事の先頭に立って精力的に活動したが、
呉王朝の基盤は危うく、中国的なしきたりも抜け切らなかった。
呉権が死没するとベトナムは群雄割拠の時代へ移り、
確固たるベトナム王朝の出現はディン・ボ・リンの登場を待つことになる。

【コメント】
ベトナムはカッコいい大英雄が多くて目移りする。
現地で評価されてる英雄トップ3はグエンフエ、チャンフンダオ、レロイの三人かな、多分。
第二宝具の破城鎚はダレイオスのパクリだが、彼岸島のアレも参考にした。やばいぞ弓がきかねェ!
適正クラスは船乗っていたのでライダーだが、杭使いなのでランサーになった。


658 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:16:02 Aw1RBJso0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ディン・ボ・リン
【性別】男性
【身長・体重】176cm・70kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A++
 騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
 本来は騎乗スキルでは乗りこなせないはずの竜種についても、例外的に騎乗可能。

【固有スキル】
皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 皇帝を名乗れるのは大帝国たる中華のみと知りつつ、ベトナム独立の意を示す為に、
 ライダーはあえて皇帝を名乗ったという。

混血:A+
 人間以外の血が混ざっている。ライダーはカワウソの魔物との混血とされ、
 水辺に近づくと個体能力が上昇し、特に幸運値がブーストされる。
 単に水泳・潜水が得意だったということにはじまり、風雨の助けによる戦勝、
 水界の呪馬の加護を得た、沼辺で竜に守られたなど、水に関わる多くの伝承を持つ。

【宝具】
『万勝なる竜騎の王(ヴァン・タイン・ヴォン)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜70 最大捕捉:500人
 ライダーを守護したという黄竜を召喚し、騎乗する。
 竜を橋代わりにして乗った逸話や、丁先皇が竜に乗った画を由来とする宝具。
 純然たる竜種により騎乗突撃は当然のごとく凄まじい破壊力を秘め、
 大瀑布の如き水属性の“竜の息吹”を放って王に勝利をもたらす。
 なお、宝具を発動していなくても、水辺近くでは竜鱗が自動的に発現してライダーを危機から守る。

【解説】
丁朝ベトナムの建国者。丁先皇。万勝王。大勝明皇帝。
幼名は丁桓。924年生誕。979年没。在位968-979年。
群雄割拠の十二使君時代を制して王となり、ベトナムを統一させた。
英雄・呉権の部将を父に持ち、部領自身は初めは十二使君の
陳覧の部下となり、後に同盟者、更に後継者となった。
部領は時に騙し討ちをしたり、時に幸運に助けられ、時に武力で
他の十二使君を倒してゆき、その不敗ぶりから万勝王と呼ばれた。
戦いに置いては妥協をせず、身内を人質に取られても自ら矢を射かけたという。
968年に帝位に着き、素早くベトナムを独立国として体裁を整え、首都をホアルウに置いて
国を再建していった。彼によって定められた国号『大瞿越』とは、“偉大な越”の意味である。
部領は、皇帝を名乗れるのは中国だけと知りつつあえて皇帝を名乗り、独立の気概を示した。
中国と友好を結びながら国内を整備・改革していき、特に軍事に力を入れた。
しかし政権安泰の為に有力家を招いたことが宮廷内の抗争に発展し、部領は979年に暗殺された。
正史では前時代の英雄・呉権が中国を破ってベトナム独立を果たしたことになっているが、
真の意味で独立統一国家を作ったのはこの丁部領である。
部領は様々な伝承に彩られており、特に真の父はカワウソの魔物であったこと、
二頭の黄竜が部領の危機を救った逸話は有名で、部領が竜に乗った姿を描いた画は
現代のベトナムでも人気があるらしい。

【コメント】
適正クラスはライダーとアーチャー。


659 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:16:54 Aw1RBJso0


【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】リ・トゥオン・キエット
【性別】男性
【身長・体重】176cm・70kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具B++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
直感:B
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

護国の鬼将:B
 あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を“自らの領土”とする。
 この領土内の戦闘において、ライダーは高い戦闘力ボーナスを獲得できる。

神性:-
 神霊適性を持つかどうか。
 神族の系譜にあるわけではないが、その偉大なる武功によって神として信仰された。
 ベトナムで召喚された場合にはCランクの神性を獲得し、幸運値がA+となる

【宝具】
『南国山河』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:500人
 中華・北宋軍の侵攻を阻んだ逸話の具現。
 数百もの戦船を召喚して盾――あるいは城壁のごとくして活用する。
 ライダーが自作の詩を朗誦することで、戦船には河神の加護が宿り、
 逆に敵対者には神呪の湿毒が降りかかって能力と士気を著しく低下させる。
 伝承通り障壁としてが最も効力を発揮するが、戦船はそれぞれ攻撃にも使用可能。
 
【解説】
李朝ベトナムの大将軍。旧名は呉俊。1019年生誕。1105年没。
太宗、聖宗、仁宗の三代に渡って仕え、外国勢力と戦って華々しく戦績を残した英雄。
呉権の後裔であり、幼い頃から容姿が良く、騎射など武にも優れ、兵法を練った。
23歳で宦官となり、後に武官として功績を立てて行くことになる。
1069年の親征では大将軍としてチャンパを敗走させて王を捕虜とし、領土を奪った。
この武功を讃えられて、王族に加えられて李性を賜わった。
更に1075年にはチャンパの新王も撃退している。
同年、中華・北宋がベトナムを征服しようと企てたが、
常傑はこれを察知して先制攻撃を加え、勝利を収めた。
これに対して北宋はチャンパやカンボジアと連動してベトナムへ反撃を行ったが、
常傑は紅河にてこれを阻み、1078年に和議が成立してベトナムは守られた。
後の1104年、常傑は85歳という老齢で軍を率いて、またチャンパを破っている。
これらの数々の功績からベトナム史で屈指の大英雄と考えられており、
彼の出生地では福の神として祀られている。
一方で、中国ではその軍才は認められつつも、甚だ評判が悪い。

【コメント】
しかしまあ、ベトナム史とカンボジア史を調べてるとチャンパが可哀想になってくるな……。
たまには反撃もしてるけど、ボロクソに負けて王も殺されるって展開が多すぎる。
よくこれで王国が存続できたもんだ。
適正クラスはライダーとアーチャー。


660 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:18:51 Aw1RBJso0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】レ・ホアン
【性別】男性
【身長・体重】177cm・71kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
 対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。
 本来であればCランクの対魔力しかないが、着用している宝具の効果によって、
 このランクの対魔力を所有している。

【固有スキル】
護国の鬼将:B
 あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を“自らの領土”とする。
 この領土内の戦闘において、王であるランサーは高い戦闘力ボーナスを獲得できる。

矢よけの加護:B
 飛び道具に対する防御。
 狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。
 ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。
 『大越史略』に曰く、大行王に放たれた矢は落ちて、弩の弦は切れたという。

【宝具】
『大瞿越龍袞衣(ダイ・コ・ビェト)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 皇后より贈られた、王の証たる龍袞衣(御礼服)。
 黄竜に守られたという逸話と複合され、竜種の鱗が袞衣に現れており、
 これを身に着けるランサーは本物の竜種と同等の防御力を獲得している。
 神話に曰く、古代ベトナム王朝は神龍の血統の元に開化されたと伝えられ、
 またベトナムの偉大な王たちは竜の加護を受けたという伝承が多く存在する。
 ベトナムとは中華に引けを取らぬ“竜の国”であり、その王たるランサーの身に
 竜種の加護が宿ることは何ら不思議ではない。

『大行天声(レ・ダイ・ハイン)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:3〜60 最大捕捉:400人
 龍袞衣と肉体を適合させて放つ擬似的な竜の息吹(ドラゴンブレス)。
 一時的に竜の炉心を稼働させ、物質を原子レベルで破壊する“魔力振動波”を放つ。
 上空に向かって連続で射砲することで、反響し合って威力は増大され、地上へと降り注ぐ。
 『大越史略』に曰く、大行王が天に向かって声を上げると、相対した賊軍は滅したという。

【Weapon】
『鉄杙/銛』
 大行王は鉄杭を用いて中華に勝利したという武勲を持つ。また趣味は銛突きだった。
 “刺し貫くもの”に関わる伝承を持つために、ランサーとして召喚されたのだ。

【解説】
前レ朝を創建した大行王。941年生誕。1005年没。在位980-1005年。
幼い頃から常人と異なり、黄竜が覆い被さって寒さから守られた逸話などを持つ。
成長すると“万勝王”丁部領とその子に仕え、智勇優れた軍人となり、功を重ねて将軍に出世した。
979年に王が殺されて宮廷が乱れると、皇后と通じて摂政となって実権を握り、
王宮の乱れを収めたが、この内乱に乗じて中華の北宋が水陸両方からベトナムに侵攻した。
この国難を救えるのはホアン以外におらず、軍人や大臣に推挙されて980年に即位した。
ホアンは自ら将として白藤江で北宋軍と戦い、杭を植えて河口を塞いだり、
奇襲戦法を駆使して敵軍を撃退した。これは数代前の大英雄ゴ・クエンの戦術の模倣だった。
この戦勝によってベトナムは独立を維持し、後の993年に中華からも正式に認められた。
この他にも982年にチャンパを攻めて勝利し、運河を開いて経済を発展させるなどしたが、
政情は不安定で内乱が多発した。
ホアンはこれらに対して過酷な鎮圧を行い、またその法治は非常に厳格だったという。
ホアンが没すると、第五子が王位を簒奪して暴虐に振る舞ったので、たちまち王朝は崩壊していった。


【コメント】
声宝具はゼブラの「サンダーノイズ」とゴジラアースの「超振動波」をイメージ。
適正クラスはランサーのみ。宝具が全くランサーっぽくないけどしゃーない。


661 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:19:55 Aw1RBJso0
●リ・コン・ウアン
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】リ・コン・ウアン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運A+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。

拷問破棄:A
 拷問執行者としての逸話を持つ英霊に対しての特攻効果。
 
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

龍神の加護:D
 ベトナムの王への龍神の祝福。戦闘の際に助力を受けることができる。 
 ライダーが明確に龍の加護を得たという伝承はないが、ライダー自身は固く信じている。

【宝具】
『四鎮・最霊白馬』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 主都・昇竜を守護する四鎮の一角たる神馬。龍肚神の騎馬。
 神代の城壁クラスの防御力を有しており、対人級に収まる攻撃を
 ほぼシャットアウトし、その力は騎乗するライダーにもそのまま適用される。
 この白馬が駆けた跡に建てた城壁は二度と崩れなかったという逸話により、
 人や物、場所にすら加護を与えることも可能。
 この白馬はライダーが夢に見たという伝承を起源とし、言わばライダーが
 産みの親とも言える。故にライダーはこの神馬に騎乗する資格を持つのである。
 なお、防御に関しては高位神獣クラスだが、攻撃力は魔獣クラスどまりである。
 
『大羅・昇龍城』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:20〜70 最大捕捉:1000人
 ライダーが造営した都城。
 龍が現れたという伝承神秘、現代まで続くベトナム国の首都という確たる史実を
 相備わせており、その堅牢度は一国そのものに匹敵する。
 その正体は、ライダーの前に現れた黄金龍を模した人造竜であり、
 ライダーの号令と共に巨大な、かつ人工的な竜の姿へと変形する。
 しかしライダーの命令を聞くわけではないので、そのまま天に昇ってしまうかもしれない。

 
【解説】
李朝ベトナムを建てた太祖。神武皇帝。974年生誕。1028年没。1028年。在位1010年-1028年。
伝承によると人間の母と神霊の間の子で、幼い頃から聡明で名君となる片鱗を見せていた。
長じて王に仕えるようになったが、二代目の中宗が殺されてしまう。
この時、王の遺体を抱いて慟哭したため、殺害者である荘宗に感心されて取り立てられた。
荘宗は暗君であり、予言を信じて李性の大臣を誅殺するなどしたが、
信頼厚いウアンだけは逃れることが出来た。
荘宗が崩御するとウアンは家臣に推されて王となり、ここに李朝が建てられた。
ウアンはホアルーから大羅城に遷都したが、この時に黄竜が現れたため、
昇竜(タンロン)と改名した上で首都にした。現在のハノイである。
ウアンは残酷な処刑道具、拷問器具を焼却し、外国に対しては和平を重んじる政策で当たった。
こうした人心を掴む統治にによって、李朝はベトナムで初めての長期王朝となる。
また仏教を厚く信仰しており、この時代に僧の地位が高まり、都の近くには多くの寺院が並んだという。

【コメント】
何か妙に硬い性能になったな……。
まあ本人の戦闘力は高くないし、宝具も攻撃の決め手に欠けるからバランスはとれてる……はず?
宝具の白馬は通説では夢に見ただけで、別に騎乗していないのだが、
乗ったという説も一応あったような無いような……というわけで適正クラスはライダー。


662 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:21:51 Aw1RBJso0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】リ・ファッ・マー
【性別】男性
【身長・体重】178cm・75kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運C+ 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
神性:D
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 神の子とされる李公蘊の息子である。

召雷:E
 低い確率で敵対者に雷を落とす。
 『大越史略』に曰く、轟雷が叛逆者の体をバラバラに裂いたという。

鑑識眼:A
 人間観察を更に狭くした技術。
 対象となる人間が、将来的にどのような形で有用性を獲得するかの目利きに極めて優れている。
 『大越史略』に曰く、麾下の将軍の目の動きを見て、いずれ叛逆することを見抜いたという。

【宝具】
『嘉応善感霊武大王銅鼓』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:20〜70 最大捕捉:1000人
 チャンパ軍を壊滅させた音波兵器。
 “銅鼓山神”の加護を得て王座を確固たるものにしたという逸話と、
 太鼓の音によって万軍を壊走させたという逸話がミックスされた宝具。
 銅鼓を叩くことによって、指向性を有した破壊音波で敵軍を圧倒する。
 物理ダメージ以外にも、MGI値が低い者には混乱・麻痺といった状態異常を強制付加し、
 何かの加護を纏っていないMGI値C以下の者に対しては確実に成功する。
 
【Weapon】
『龍模軍船』
 ライダーの命により造られた、幻想種を模した軍船の1つ。
 ベトナム王としてはやはり龍がお気に入りで、ライダーはこれに乗っていると幸運値が上昇する。
 紫雲が現れた、白魚が乗ってきた、黄龍を見たなど、乗船中の吉兆の逸話がやたらと多い。
 雲に覆われて導かれた逸話により、この船はライダーにとって勝利の未来へと進む能力を宿している。
 
【解説】
李朝ベトナム二代目となる太宗。李仏瑪(李徳政)。1000年生誕。1054年没。在位1028-54年。
徳のある為政を敷いた父王とは一転して、数多の戦争に勝利した偉大な武人として名を残す。
即位前の1020年から将軍として功を挙げ、また即位直後に兄弟三人に反乱されたが、臣下の働きで鎮圧した。
伝承では、この二つの事績にはいずれも銅鼓山神の加護があり、太宗はこの神を祀ったという。
なおこの神は古代ベトナムの英雄と言われる士燮が神霊と崇められた存在である。
太宗はその治世において数多の内乱を体験し、その全てを鎮圧したが、特筆すべきは対外戦争である。
当時の李朝は奴婢含むあらゆる財を集めて権威を示すことが不可欠であり、
雲南地方を巡って中華・宋と紛争が起きていた。
1038年には北境地方のタイ系ヌン族が独立を宣言したので、太宗は自ら兵を率いて撃破し、敵王を捕らえた。
二年後、逃れたヌン族の王子が別の地で建国しようとしたので、またこれを倒して捕らえた。
1043年、南方のチャンパも李朝に反抗的な姿勢を見せたため、
翌年に太宗は水軍を率いてチャンパ軍を大敗させ、チャンパ王も殺した。
この時、ベトナム軍は盛大に太鼓を叩いただけでチャンパ軍は圧倒され、壊走したという。
圧倒的大勝利に勢いづいたベトナム軍はチャンパ王都へ進撃し、王妃含む5千の捕虜を得たが、
ベトナム軍が過剰にチャンパ人を殺戮したため、心を痛めた太宗は自軍の兵士を処刑したという。
内政面では租税を減らして民力をたくわえ、律令制改定などを行い、いくつかの宗教儀式も定めた。
治世27年目、55歳(54歳)で病没し、長子が王位を継いだ。

【コメント】
太鼓の音でチャンパの戦象がビビって暴れてチャンパ軍自滅という感じだったらしい。
といっても、数万の軍勢の中で戦象なんて僅かなもんだから、
太鼓以前にベトナム軍にチャンパ軍がビビっていたのも大いにあるんじゃないかな。兵数差は知らんが。
それにしても太宗さんマジで内乱起こされまくっていて、性格に問題あったんじゃないかと思ってしまいそうだ。
適正クラスはライダーのみ。


663 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:23:39 Aw1RBJso0
【元ネタ】大越史記全書
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】黎奉暁
【性別】男性
【身長・体重】210cm・120kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
忠士の相:B
 マスターに忠誠を誓い、同時にマスターからも信頼を寄せられる。
 自らの主君に忠義を尽くし、主君からも信を置かれた英雄に与えられるスキル。
 主従関係の構築に優れ、良好な関係ならば高いパフォーマンスを発揮する。

【宝具】
『拔劍直至敵』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 王の叛逆者を斬った剣。
 銅鼓山神の加護によって王は叛逆を察知し、
 そして反乱鎮圧を実行したのはセイバーである。
 主と認めた者の敵対者の敵意や気配を察知して指し示し、
 神の加護とセイバーの忠義心を斬撃力として具現する。
 叛逆者、暗殺者としての逸話を持つ者に対しての特攻効果を有する。
 
 
【解説】
『大越史記全書本紀』に記される宮廷内の武臣。
1028年、李朝ベトナムの太祖が崩御し、皇太子の仏瑪が太宗として即位した。
しかし李太宗の即位直後に、太宗の三兄弟が起こした「三王の乱」の鎮圧に功があった。
弟たちが城内に伏兵し、攻撃をしかけてきたことを察知した太宗は奉暁に抗戦を命じた。
奉暁は剣を抜いて進み、叛逆者たちに怒鳴りつけると、三人の内の1人の武徳を斬り捨て、
他の二人は退散し、叛逆兵たちも遁走した。こうして大功あった奉暁は太宗から褒美を授かった。
また後のチャンパ遠征にも参加し、功績は甚だしかったという。
ただし、『大越史略』ではその名は見えず、内侍の李仁義が鎮圧の実行者ということになっている。

【コメント】
日本語資料が殆どないので情報不足。
因みに三兄弟の内の1人の翊聖王は20万の雲南からの侵攻軍を撃破したことがあるらしい。
絶対に盛ってるけど。適正クラスはセイバーのみ。


664 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:24:55 Aw1RBJso0
【元ネタ】史実
【CLASS】フェイカー
【マスター】
【真名】レ・ライ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・75kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運B 宝具C+
【クラス別スキル】
影武者:B
 自らの真名を偽り、他者を装う能力。パラーメーター隠匿効果も有する。
 また、生前に装った対象のスキルと宝具の一部の借り受けを可能とする。

【固有スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
 「影武者」スキルにより、ライダークラスの英霊レ・ロイを装っている。
 
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
 「影武者」スキルにより、ライダークラスの英霊レ・ロイを装っている。

龍神の加護:C
 英霊レ・ロイに与えられる龍王の祝福。
 宝具を発動した時にこのスキルは発動する。

【宝具】
『我こそは平定王也(ビンディン・ウォン)』
ランク:C+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 レ・ロイを騙り、そして彼を救った逸話の具現。
 ベトナム史の大英雄レ・ロイの衣装をまとい、戦象を召喚して跨り、
 龍神の加護とベトナムにおけるレ・ロイの知名度補正ブーストを受けながら突貫する。
 フェイカーの真名が暴かれていない状態ならば戦象による突撃の威力が倍化する。
 
【Weapon】
『順天(トゥアンティエン)』
 還剣伝説に語られる英霊レ・ロイが授かったという龍王の聖剣。
 宝具を発動した時にのみ、フェイカーの手に現れるが、真名解放は制限されている。
 
【解説】
ベトナム北属時代の人物。
大英雄レ・ロイを救ったエピソードで知られる。
ライはロイと同じ村の出身で、挙兵の時からロイにしたがった。
1419年、ロイ軍は明軍に包囲されて万策尽きていた。
この時、ライはロイの身代わりとなる任を引き受けた。
王位を着て象に跨り、平定王レ・ロイの名乗りを上げながら明軍へ突撃して包囲を破り、
その隙にロイは脱出して陣営を立て直すことができた。
しかし当然ライは捕らえられて殺されてしまった。
ベトナムの教科書ではこのライの行動が讃えられている。

【コメント】
フェイカー(ヘファイスティオン)のデータが明らかになるまで作成は保留にしようかと思ったけど、
待ちきれなくて作成。適正クラスはライダーだが、影武者の逸話からフェイカーとなった。


665 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:27:15 Aw1RBJso0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】グエン・ニャック
【性別】男性
【身長・体重】181cm・78kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
扇動:A
 数多くの大衆を導く言葉と身振りの習得。
 特に個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働くきわめて強力なもの。

武芸百般:C
 ビンディン伝統武道による恩恵。
 多岐にわたり培われた戦闘技術により、あらゆる戦闘状態に対応することが可能。
 未知・未経験の状況にさえ、培われた技術と経験を駆使することで即座に対応してみせる。

【宝具】
『圧制砕く蜂起の剣(ソード・オブ・タイソン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 セイバーが平野で見つけた名剣。
 英霊グエン・ニャック所有物というより、民衆蜂起の概念が具現化したもの。
 民衆の声望を受けた盟主に帰せられた大義と希望の結晶であり、
 セイバーを支持する民が多ければ多いほど、この剣の力は上昇してゆく。
 現界した時点で、かつてセイバーを支持した西山衆の信望が剣に宿っており、
 セイバーは扇動スキルによって現地民から支持を得て更に剣を高めようと目論むだろう。
 
【解説】
ベトナム・西山(タイソン)朝の中央帝。泰徳帝。1743年生誕。1793年没。在位1778-1793年。
西山は流浪の民や犯罪者が集まる地であり、ニャックは税務吏であったが、賭博で負けて山に逃げた。
ニャックはその辺の無頼の徒を集めてゆき、学識者、富豪も取り込んで
1771年に二人の弟と共に西山蜂起を始めた。
ニャックは当時の広南阮氏の苛政と戦うという大義を掲げており(その真意はともかく)、
百姓たちは続々と反乱に参加し、西山勢力は連勝を重ねて地方の中心都市を攻略し、
広南から平順にいたる広大な地域を占領した。
西山勢力は鄭氏には表面上の降伏して阮氏の覆滅に専念し、1782年にニャックは王を名乗った。
その後、西山勢力は内紛中の鄭氏を容易に倒し、事実上のベトナム全土を手に入れた。
西山兄弟は黎朝の復権を大義名分としていたが、結局三兄弟が三分割した領土を
それぞれ支配するようになり、ニャックは中部地方に座して中央皇帝を名乗った。
しかし、末弟フエの武勲が甚だしかったことが嫉妬を呼び、三兄弟は不仲になっていった。
更にフエが中国の大軍を撃退して光中帝と名乗ると、
兄弟間の不仲は決定的となり、西山朝の力は減退していった。
フエが若くして病没するとニャックも翌年死没し、阮氏残党の
グエン・フック・アインによって西山朝は滅ぼされた。

末弟のフエがベトナム史上最高の英雄と誉れ高いが、
ニャック自身にも、わざと檻に入って敵軍の城の中から自力で檻を破って見せたという
力と奇策を併せ持つ豪傑ぶりを示す逸話が伝わる。
また、平野で素晴らしい剣を、高地で金璽を手に入れたという伝説も残っている。



【コメント】
蜂起までの流れがツッコミどころ多い。民衆のためとか思ってなかっただろ多分。
ただの犯罪者のくせに一躍して英雄・王様に!
民から声望を集めまくると剣は対軍宝具に進化する。
ただし威力・レンジ・最大補足が上がろうともランクはBのまま。
適正クラスはセイバーだが、弟と同じ様に銀の槍を持っていた伝承もあるのでランサーも。


666 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:28:56 Aw1RBJso0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ブイ・ティ・スァン
【性別】女性
【身長・体重】163cm・54kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
戦闘機動(象):C
 騎乗状態での戦闘に習熟している。騎乗状態での攻撃判定及びダメージにプラスボーナス。
 騎乗していない状態での戦闘力が減少するというデメリットが存在するが、
 宝具の効果によって彼女にはデメリットにならない。

【宝具】
『我が光を扶く(セイヴィング・クアン)』
ランク:C 種別:対獣宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人(匹)(頭)
 後に夫となるチャン・クアン・ジェウを助けた逸話の具現。
 騎獣より降りることで発動する、白兵戦の能力値向上ボーナス。
 チャン・クアン・ジェウはベトナム史上の有数の英雄であり、
 その彼を援けた彼女は大英雄クラスに迫る戦闘能力の持ち主と解釈される。
 ただしそのパフォーマンスが発揮されるのは“護るべきものを護る時”と
 彼女自身が定めた時に限られる。

【Weapon】
『無銘・戦象』
 
【解説】
ベトナム・西山(タイソン)朝の女武将。1802年没。
この時期の有名な5人の女戦士を指す「五鳳雌」の一角。
ビンディン省西山県に生まれ、幼い頃から武術が得意だったという。
この辺りの地方から生まれた武術は、現在のベトナム武術の源流だとも言われている。
伝承ではその腕前は虎を退けるほどで、後に自身の夫となる陳光耀チャン・クァン・ジェウを救ったという。
グエン・ニャックらによる西山蜂起に参戦し、夫と共に英雄として名を馳せた。
ブイは象兵を率いる指揮官として活躍し、多くの戦いに勝利したという。
西山兄弟の勝利によって西山朝が成立したが、グエン・フック・アインによって
西山朝はたちまち滅亡に追いやられてしまう。
裴氏春も西山朝の将として五千の兵を率いて戦ったが敗北し、捕らえられた。
チャンは斬首刑に、ブイは象による踏みつけ刑に処された。

【コメント】
適正クラスはライダーのみ。
騎乗物から降りないと宝具出せないけどね。まあアキレウスという前例あるし。


667 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:29:59 Aw1RBJso0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】グエン・フック・アイン
【性別】男性
【身長・体重】173cm・65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
借り受けの英雄:A
 生涯で何度も武器や兵士を貸し与えられた英雄であることを示すスキル。
 Aランクともなると、借り受けた宝具の真名解放までも可能となる。

仕切り直し:A
 戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。
 技の条件を初期値に戻し、同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。

不屈の意志:A
 あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意志。
 肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。

友誼の証明:C
 相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。
 聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。

【宝具】
『越南國王之剣(ソード・オブ・ヴィエットナム)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 セイバーが使用したという剣璽。
 嘉隆帝が創建した阮朝から“ベトナム”が始まったが故にこの真名を冠する。
 古代から近代に至るまで、あらゆる超大国との戦争で屈することの無かった
 ベトナムという国史の不撓性と、セイバー自身の英雄としての不屈ぶりが適合し、
 担い手たるセイバーに不倒の祝福を与える聖剣として顕現した。
 強大な敵と相対した時に更に王剣は高まり、これを佩くセイバーを打倒することは極めて困難。

【解説】
ベトナム阮朝の初代皇帝。嘉隆帝。1762年生誕。1820年没。在位1802-1820年。
17世紀以降のベトナム南部を支配していた広南阮氏の一人だが、西山三兄弟の反乱によって
阮氏は滅ぼされ、アインだけは逃げ延びた。この時、9歳であった。
アインはこのような逆境の中で一切屈することはなく西山勢力へ抵抗を続け、
忠臣やタイ国の援助を受けて何度か西山朝に勝利するも、勢力逆転には至らなかった。
そんな中で福暎はフランス司教と交渉して武器と兵員、人足を手に入れ
他にもポルトガル、マラッカ、タイ、カンボジアなどの諸国から軍事力を借り受けることに成功した。
1787年、西山兄弟が仲違いをしていると知ると、アインは攻勢に回って勝利を重ね
グエン・フエが病死すると更に攻撃を激烈化させ、1802年に勝利を決定付け、阮氏を再興させた。
フエへの憎しみは根深く、墓を暴いて首を晒し、西山兄弟の血縁者を残虐に殺したという。
1804年に清から印璽を受け、1806年に皇帝を名乗り、ベトナム史初の正式な全土統一が果たされた。
当時、動乱の時代のせいでベトナムは疲弊しきっており、嘉隆帝は急ピッチで各種改革を行った。
また対外的にも国土の安全と発展を計り、カンボジアや中国人を受け入れながら支配領土を拡大していった。
この頃、中国人やタイ人などがベトナムに身を寄せることが多く、ベトナムはそれを巧みに利用したといえる。
こうして嘉隆帝は阮朝の基礎を築き、1819年に没して、子の明命が跡を継いだ。

帝位に着く前の不撓不屈ぶり、皇帝としての為政の辣腕ぶりはまさしく英雄と呼ぶに相応しいのだが、
しかし嘉隆帝を称賛するような資料(少なくとも日本語資料)はあまり見られない。
彼の宿敵がよりにもよってベトナム史上最高の大英雄グエン・フエであることと、
嘉隆帝の活動が、後の外部勢力のベトナム侵入の下地を作ったことなどが原因かもしれない。
彼の手による統治整備は行政・司法・財政・教育など多岐に渡るもので、ベトナム史全体でも
稀に見る有能な王と言えるが、記録通りだと有能すぎるので、実情は違ったと怪しむ見方もある。


【コメント】
波乱万丈の人生を送った凄い人だと思うんだけど、全然褒められてない。
適正クラスは王剣からセイバー。


668 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:31:08 Aw1RBJso0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ホアン・ホア・タム
【性別】男性
【身長・体重】171cm・67kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【固有スキル】
破壊工作:A
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。 トラップの達人。
 ランクAならば、相手が進軍してくる前に六割近い兵力を戦闘不能に追いこむ事も可能。
 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。

潜入工作:C
 敵地に潜り込み、テロリストとして活動する能力。
 このランクであれば、発見されない限り敵対活動を疑われない。
 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。

仕切り直し:A
 戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。
 技の条件を初期値に戻し、同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。

【宝具】
『絶えることなき風の闘奏(ティエト・ディク)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:30人
 アサシンの故郷を発祥とする武術。
 巨大な横笛を使用して、時に幻想的で柔らかさを奏で、時に嵐のような激しさで敵を圧倒する。
 演奏には魔術的要素が多分に含まれており、武術と魔術を兼ね揃えた者でなければ
 この武術の動きの対応は極めて難しい。横笛は鉄製であり、直接的な武器としても使用可能。
 最初期の真名は『ティエト・ディク・タン・フォン・ゴック・ディエン・カイ』
 ――“風神の如き魔法の音色”であったという。

【解説】
ベトナムのフランス植民地支配に対する反乱指導者。黄花探。
本名を張文探。またの名を提探(デ・タム)。1858生誕。1913年没。
イェンテの虎、森の英雄と呼ばれた最後の闘士であり、国父ホーチミンからも尊敬された。
当時ベトナムはフランスへの反乱が多発しており、タムもその1人として名を馳せていた。
養父の根拠地であった安世県イェンテを強固にして農民兵を集め、
柔軟な戦術を持って何度もフランス軍を撃退し、活動を広げた。
フランスからイェンテの領主と認められた後も積極的に活動し、他組織との連携、
毒殺や爆破事件未遂などエピソードは多い。
1888年までにベトナムの反乱は殆ど鎮圧されたが、タムと潘廷逢だけはフランスを悩ました。
1897年、フランスはタムに有利な条件で休戦協定を結んだが
後にこれを反故にし、タムを追い詰めていった。
1913年にイェンテ軍は敗北し、タムは逃亡を図ったが、
フランスと繋がった裏切り者の手によって捕縛され、同年に死亡した。

【コメント】
まぁ、タム自身がこの武術を使ってたって話は聞いたことないんですけどね。
適正クラスはアサシンのみ。


669 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:32:47 Aw1RBJso0
【元ネタ】ベトナム民話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】タック・サイン
【性別】男性
【身長・体重】167cm・63kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 天上の神々の子が地上の人間として転生した存在である。

巨獣狩り:C
 巨大な敵性生物との戦闘経験に長けている。
 竜種や魔鳥と戦い勝利したことで獲得したスキル。

精霊の加護:B
 精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 水の精霊の王子を助けたことにより獲得したスキル。

【宝具】
『至誠なる我が武勲(リーティン・ムゥイデン)』
ランク:B 種別:対魔宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1人
 大鷲の魔獣に対して使用した矢の一撃。
 アーチャーの愛用の弓矢に、天神の神気を纏わせて放つ奥義。 
 天神より与えられた秘法によって矢の威力をブーストし、強力な対魔効果を発生させる。
 同時に、水の精霊の王子の加護が特別に与えられている。
 アーチャーの人格と生涯を顕すかのように、矢は標的へと実直に進む。
 
【Weapon】
『真誠の琵琶』
 水の精霊から授かった魔法の琵琶。
 虚偽を見破り、真実を語る。そしてそれを他者に信じさせる。

【解説】
ベトナム民話の有名な英雄。
カオビン地方に住む木こりのタック老夫婦は善良さで知られており、
天上の神は自分の子を下界に送り、タック夫婦の子として転生させた。
しかしこの神子タック・サインは、運の悪いことに生まれて早々に
両親を亡くしてしまい、貧しい木こりとして生活した。
ある日、サインはリー・トンという男に誘われて義兄弟になったが、
この男はサインを利用することしか考えていない卑劣漢だった。
サインは軍隊も敵わない人喰いの大蛇(竜)退治を果たしたが、
トンはこの手柄を奪って皇帝軍の将軍となり、サインを追放した。
ある日、皇帝の美しい姫君が魔鷲に攫われたところ、サインの活躍によって姫は救われたが、
またトンが手柄を奪って、サインを殺そうとした。
しかしサインは魔鷲を倒して生き残り、囚われていた水の精の王子から礼として魔法の琵琶を授かった。
魔鷲は魂だけとなってもサインに無実の罪を着せて復讐しようとしたが、
魔法の琵琶がサインの無実を語ったことでサインは無罪放免なった。
それだけでなく、それまでの手柄の褒賞としてサインは大将軍に就き、姫を娶って後に皇帝になった。
リー・トン母子はサインからは許されたが、天罰の雷が下って死んでしまった。
タックは義兄弟と出会う前に天神の一柱リー・ティンから秘法を習っており、
大蛇退治と大鷲退治はいずれもこれによって成し遂げられたと語られている。

【コメント】
貧者の見識もつけようかと思ったが、嘘を見抜くどころか騙されまくりの人生なのでやめた。
適正クラスはアーチャーとキャスターだが、セイバーもいけるか。


670 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:33:40 Aw1RBJso0
【元ネタ】エデ族伝承
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ダムサン
【性別】男性
【身長・体重】175cm・67kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C+ 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
シャーマニズム:B
 土着の精霊との対話。
 供犠を行うことにより、彼らの力を借り受けることができる。

自己回復:A
 ランサーの部族に伝わる霊薬と“不死の香木”によるスキル。
 肉体の負傷と魔力量が毎ターン回復する。

【宝具】
『逆討つ流星(エデ・サオバン)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:1人
 宿敵マタオ・グルーの脚を貫いた投槍。
 精霊の加護によって自動追尾と速度向上効果が発生している。
 また、“流星の如き投槍に対し、流星よりも早い投槍を返した”という逸話により、
 敵の攻撃の直後に放つことで威力と速度が上昇するカウンター宝具となる。
 
【Weapon】
『天の轟き(ダムフー)』
 神から授かった太鼓。
 これを打ち鳴らすことでランサーは周辺諸部族を呼び出して味方につけたという。

【解説】
南ベトナム、ダラルク地方エデ族の伝承に語られる英雄。
ダムサンという男は美しく逞しかったため、二人の天の娘に無理矢理結婚させられた。
妻の1人ホニーは美女だったので、その地方の強い酋長マタオ・グルーは、
ダムサンが遊んでいる隙にホニーをさらっていった。
これに怒った村人たちが神に祈ると、霊薬、不死の香木、チュオック、太鼓を授かり、
そして諸部族が集ってマタオ・グルーの元へ進軍した。
戦が始まるとダムサンはマタオ・グルーと一騎討ちで勝利し、命乞いを無視して首を刎ねた。
ダムサンはマタオ・グルーの土地と多くの奴隷を手に入れたことを祝って宴を開き、精霊への供犠を行った。
この後ダムサンは太陽の女神まで娶ろうしたが断られ、家に帰る途中に泥沼に沈んで死んだ。
天はダムサンを彼の姉の子として生まれ変わらせ、再びダムサンと名付けられたという。

【コメント】
チュオックってなんだよ。マタオ・ムサイという敵も倒したらしいが詳細不明。
適正クラスはキャスターとランサー。


671 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/30(日) 18:36:41 Aw1RBJso0
凱旋のカリスマの詳細が来年に持ち越しになったのでしょうがなく投稿

【元ネタ】史実、『ブラック・ファラオ』
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ピイ
【性別】男
【身長・体重】186cm・82kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。
 臣下共々“アメン神の聖水”を浴びている。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 ファラオを太陽神アメンの子にして化身とする信仰を復古させ、自らそれを称した。

カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
 なお、ヌビア地方で召喚された場合はこのスキルは「凱旋のカリスマ」となる。

太陽神の加護:A
 太陽神アメンの加護を得ていることの証左。
 日中における能力向上、幸運値ブースト、光や炎熱への耐性を得る。
 アメン信仰の復興者として、その寵愛は歴代神王の中でも上位に入る。

二重冠の恩寵:C
 上下エジプト統治者としての偉業の象徴。少数の神王のみが持ち得る特殊スキル。
 ウアジェト神とネクベト神の相乗寵愛と、対神・混沌・悪といった反秩序属性に対する特攻を得る。
 同ランクの皇帝特権の効果も持つ複合スキル。

【宝具】
『払暁の刻 祝福せよ旭陽の再来(セマターウィー・メリアメン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:100人
 英霊ピイが愛した馬たちが牽く戦車。
 主であるライダーの威光によって、太陽の属性を持つ疑似神馬と化しており、
 全身から灼熱の破壊光を放ちながら戦場を瞬く間に縦断し、圧倒する。
 英霊ピイは極度の馬好きとして史実に語られており、
 彼の墓に埋葬された愛馬たちもまた、ピイと同様に太陽神の祝福を受けている。

『雪ぎの刻 平服せよ肥沃の繁栄(セマターウィー・ハピアトゥル)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜70 最大捕捉:700人
 “洪水の如き”と記されし英霊ピイの奥の手。
 ライダーが保有する壷より聖河神ナイルの氾濫を呼び起こす。
 この水流には豊穣の概念が宿っており、呑みこまれれば体内の魔力が
 過剰に活性化してしまい、悪くすれば暴発し、肉体を爆散させる。
 敵意による攻撃を無効化するといった護りに対しても有効。
 
 “ピイがメンフィスを洪水のように攻めた”という一節の解釈は多々あるが、
 クリスチャン・ジャックは『ブラック・ファラオ』作中で、
 ナイル河神の加護による氾濫を利用し、敵王を屈服させたと劇的に描いている。
 

【解説】
エジプト25王朝を開いた初代黒王(ブラックファラオ)。復興王ピイ。ピアンキとも呼ばれた。
B.C.747年、ヌビアのクシュ国の王として即位し、治世20年目に下エジプトへ遠征した。
当時のエジプトは小国群に分裂した混乱期で、北部はリビア系の首長が支配し、
古来からのエジプト文化はおざなりになっていた。
一方でヌビアは数百年前にエジプトに侵略されて以来、アメン神信仰を綿々と繋いでいた。
ピイが遠征したのは、下エジプト世界の乱れがクシュに及ぶのを対処する為であると同時に、
エジプト文化を復古させるという父王の志を継いだからだと見られている。
麾下の将軍とピイ自身の活躍により、エジプトの数々の王と有力者は打ち破られ、
遠征開始から僅か一年後、B.C.728年にピイは上下エジプトの神王(ファラオ)となった。
しかしピイは支配や統治には興味なかったのか、下した王たちを知事に任命して故郷に帰った。
ピイはクシュ王国の都ナパタから執政しながら聖域ゲベル・バルカルで
新たな大規模な建築活動を執り行い、古代エジプトの神殿を改修・拡張してその威光を示した。
かつてエジプトに征服されたヌビア人がエジプトを征服し、エジプト文化を復古させたのである。
紀元前715年、ピイが死去し、35年に及ぶ統治に幕を閉じると、臣下の者たちは遺志に従って、
エジプト式のピラミッドに埋葬し、4頭の愛馬を遺体のそばに埋めた。

【コメント】
上下エジプト統一はしたけど、統治はしなかったし下エジプトの領土は失ってるので
「二重冠の恩寵」スキルはCどまり。
適正クラスはライダーだが、弓の国(タ・セティ)の英雄ということでアーチャーにもなれる。


672 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:38:01 .evcFgbg0
連続投稿失礼する

【元ネタ】梁書、etc
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】混填
【性別】男性
【身長・体重】170cm・60kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C+ 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
神託:B
 神の託宣により、その状況での適切な判断ができるようになる。
 ランクBの場合、問いかければ大抵効果を発揮する。

シャーマニズム:B
 鬼神との通信することで様々な効果を授かる。

【宝具】
『根付き咲く神樹の弓(コークトローク)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1人
 アーチャーが手に入れた神弓。
 矢が着弾した地点やから樹の根が張り、アーチャーの支配下に置く。
 この対象は人間、動物、物品、果ては土地にまで及ぶ。
 アーチャーはこの弓を使って、扶南女王と国そのものを手に入れ、文化を根付かせたという。
 ――古代カンボジアは、“トローク樹の茂る地”という意味の名を冠しており、
 それがアーチャーの伝承に登場する神樹と複合され、この宝具となった。

【解説】
梁書などに記される扶南の祖となる樹立王。
1世紀半ばの人物で、元は異国の者で、鬼神に使える巫者だった。
ある時、神から弓を賜り、船に乗って海に出る夢を見た。
朝起きて廟を詣でると神樹の下に弓があり、これを手に入れ、夢見に従って航海に出た。
混填は扶南国へ辿り着くと、当地の女王の柳葉が人を従えて襲いかかってきたので
例の弓で女王の船を射ると、矢は船を貫いて従者にまで届いた。
柳葉は恐れ入って降伏し、混填の妻になった。
混填は王となって扶南に衣服を教え、二人の間子たちは七邑に分かれてそれぞれ王になった。

なおカンボジア史を記す碑文の1つに、インドから渡来したバラモンのカウンディニャが
カンボジアの竜姫ソマーを娶って王になるというエピソードがあるが、
一般的にはこれが混填に比定され、混填はカウンディニャ、柳葉はソマーと読まれていた。
現在はこれは否定され、カウンディニャは同じ梁書に見える憍陳如に比定されるが、
かつての名残で、未だに混填と柳葉はカウンディニャ、ソマーと発音される。
そもそも、カウンディニャの伝承も混填の影響によるものだと思われるので、
混填→カウンディニャ→混填と、時空を超えて影響を与え合っていることになる。

混填は史料に見えるカンボジアの最初の人物であり、
「外国からの渡来者によって王国が発展する」という粗筋は
カンボジア建国神話のお決まりのパターンとなる。
上記したカウンディニャ・陳如、年代記上のカンボジア始祖プリヤ・トン王、
伝承上のアンコール寺院の建築者ピスヌカー、クメール帝国創始のジャヤヴァルマン2世と、
2世の即位祭儀を行った魔術師ヒランヤダーマなどがこれに当たる。
プリヤ・トン王は竜姫と深い関係があるので、混填よりもカウンディニャ・陳如に近いだろう。


【コメント】
そもそもトローク樹って何なのかわからないんですがね!
現在大半の人がが混填=カウンディニャと思っているっぽい。
ジャヤヴァルマン2世とヒランヤダーマとプリヤトン王の神話は、恐らく混填やカウンディニャの
神話を元に創作されたものだろうが、混填とカウンディニャ・陳如の神話が似ているのは謎だ。
神話を作った人がこのパターンが好きだから使いまわしたってオチの気がするけど。
あるいはマジで神話通りに近い出来事が本当にあって、しかもそれぞれ偶然そっくりだったとか。
適正クラスはアーチャーとキャスター。


673 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:40:52 .evcFgbg0
【元ネタ】カンボジア碑文、梁書
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】カウンディニャ(憍陳如)
【性別】男性
【身長・体重】178m・83kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
神託:B
 神の託宣により、その状況での適切な判断ができるようになる。
 ランクBの場合、問いかければ大抵効果を発揮する。

【宝具】
『すべては我が槍により燃え盛る(シャイヴァ・ナタラージャ・シューラ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:500人
 大英雄アシュヴァッターマンから授かった槍。
 ランサーより始められたヒンドゥー文化――特に、シヴァ信仰を攻撃的に解釈し、
 シヴァの炎を鏃から噴出させ、対象を焼き尽くす。
 これは繁栄をもたらす不滅の炎でもあり、敵対者にとっては消火不能となる。
 後代のクメール帝国の繁栄の礎となるシヴァ信仰であるが、伝承上では
 シヴァ信仰を持ち込んだとされるランサーが、シヴァ神の化身たる
 アシュヴァッターマンと知己であったことは無関係ではないだろう。
 後のカンボジアの栄華はヒンドゥー文化と宗教に依るところが非常に大きく、
 この槍はその繁栄と象徴する宝具として確立されている。
 

【解説】
古代カンボジアの碑文に見られる扶南の王。
インドからやってきたバラモンである雄牛の如きカウンディニャは、
インド神話の英雄アシュヴァッターマンから授かった槍を投げて扶南の地に打ち立てた。
そしてカウンディニャは竜王の娘ソマーと結婚し、この王統の元にバヴァヴァルマンが生まれた。
この碑文はチャンパ王プルカーシャダルマが作らせたものと言われる。
カウンディニャは梁書扶南伝に見える憍陳如に比定されている。
陳如は天竺のバラモンであり、扶南に行って王となれという神託に従って
扶南に行き、当地の人々に歓迎された。
そして彼は天竺の法を用いて制度を改め、蛇姫(ナーギー)と結婚したという。

陳如がジャヤヴァルマンという名の王になったという説もあるが、
資料を照らし合わすと恐らくこれは間違いであるとわかる。
また、陳如ではなく、扶南の始祖・混填こそがカウンディニャと比定されていたが、
研究者による史料解釈で、現在はこれは否定されている。


【コメント】
現在も古代カンボジアマニアの人ですら大半が混填=カウンディニャと思っているっぽい。
この辺のごちゃごちゃを整理する作業は面倒だけど楽しかった。カンボジア史良い。
適正クラスはランサー。


674 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:42:38 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】范師蔓
【性別】男性
【身長・体重】190m・112kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
嵐の航海者:A
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

戦略:B
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。

【宝具】
『雄才なる大略船(グレイト・コークトローク)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
 扶南大王が自ら開発したという大型船。
 ライダーが勝利・征服してこの船に乗せた者の能力・特性をこの船に反映させることが出来る。
 特性獲得を除いても、戦勝を重ねるほどこの船は速度や防御力が向上していく。
 数多の国々を攻略し、手中に収めた王だからこその宝具である。

【解説】
古代カンボジアの扶南大王。在位205-225年。
元々は大将軍として活躍していたが、前王が亡くなると新王に推挙された。
彼は天才的な戦略家にして勇将であり、海洋交易ルートを独占的に確保するために、
手漕ぎ大型船を建造し、海軍を組織して主要港湾都市を次々と手中に収め、十数ヶ国を征討した。
これにより扶南の東西貿易の地位は揺るぎなきものとなり、その開地は六千里にも及んだ。
太平御覧によると、彼が作った船は長さ十二尋・幅六肘尺で、
百人が乗り込めて、鉄の胴着をまとわせて頭尾部には魚の飾りがあったという。
シャム湾岸からマレー半島東岸への遠征中に甥に暗殺されて王位を簒奪された

【コメント】
割とテキトーに作った。適正クラスはライダー。


675 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:43:57 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】バヴァヴァルマン1世
【性別】男性
【身長・体重】173cm・69kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
生命の水:B
 弟であり協力者であるマヘンドラヴァルマン王が造営した聖池シャンカラタターカによる加護。
 数ターン毎にHP自動回復効果が発生する。

血脈励起:B+
 生前のキャスターが無意識に行っていた自己暗示の一種。
 サーヴァントとして現界するにあたっては、竜種としての力を一時的に増幅させるスキルとして定義されている。
 またキャスターは月族の王であり、夜間に月光を浴びると能力値が上昇する。

【宝具】
『標となれ我が命血(トリヤムバカ/トリブヴァネシュヴァラ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:300人
 キャスターを象徴する三つの聖標柱(リンガ)を同時励起し、
 発生したエネルギーを敵軍へと放射する。
 キャスターはその身に竜王族の血を宿しながら、彼自身は月の属性を持つ。
 そして太陽族の姫と契ったことによって太陽の加護を獲得している。
 これら三種の属性魔力を一つに混ぜ合わせることで大規模破壊を可能とする。

【解説】
真臘を独立国家として建国したとされる王。在位550-600年。
真臘は当初は扶南の属国であったが、後に扶南を飲み込んでクメール人の独立国家として立った。
バヴァヴァルマン1世はその建国の立役者であるとされている。
最後の扶南王ルドラヴァルマン――シュリーサールヴァボーマの孫であり、
弟(従兄弟の)のチトラセーナ・マヘンドラヴァルマンと共に扶南を攻め、
カンボジア北部、北西部、メコン河沿いの地方を勢力とした。
バヴァヴァルマン1世は戦場において非常に勇敢であり、扶南と属国の王たちに全て勝利したという。
征服の証として3つの目リンガ――聖山プーカオの神石を置き、
その近くのワットプー神殿で祭儀を執り行ったという。
チトラセーナが600年頃に登位し、二代目王となった。
バヴァヴァルマン1世が造営した王都の名はバヴァプラ。
司るリンガ名はトリヤムバカ、トリブヴァネシュヴァラなどである。

バヴァヴァルマン1世は、バラモンのカウンディニャと竜姫ソマーの血統に生まれたという。
ソマーとは月を意味することから、『太陽族と月族の交わりの元にカンボジア王統が始まった』という
カンボジア建国神話と対応すると解釈されており、バヴァヴァルマン自身も
月族の王として太陽族の姫と結婚したという。


【コメント】
碑文を真に受けると扶南王族なのに扶南の属国を独立させて扶南を滅ぼしており、
冷静に考えると凄いことやってるな。
色んな意味でジャヤヴァルマン2世に似てるので、
2世の伝説はこの王を参考にして作ったのかもしれないと勝手に思っている。
他の真臘の英雄はチトラセーナ、イーシャナヴァルマン、バヴァヴァルマン2世など。
適正クラスは特にないが、「祭儀を執り行った」というからキャスターでいいだろってことにした。


676 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:44:50 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ジャヤヴァルマン1世
【性別】男性
【身長・体重】185m・108kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

大地の祝福:A
 両足が大地に着いている限り魔力が供給され、負傷も回復していく。
 更にあらかじめ地脈を確保することで、その土地の地霊より加護を得る。
 碑文にて「大地の王たちの王」と記されたことによって、このスキルを保有している。

【宝具】
『燃え栄えよ国土の聖根(ルドラ・マハーラヤ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:300人
 槍型に改造した聖標柱(リンガ)からの魔力炎の放射。
 大地より得た魔力をリンガを通じて燃え盛る生命エネルギーに変換するのである。
 古代カンボジアにおいて信仰されたシヴァ神は、破壊の神というよりも
 豊穣を司る生命力の神としての側面が大きく占められている。
 ―――カンボジアの王たちは、自らの分身たるリンガを宝具とする者も複数いるが、
 リンガは王の分身であるが故に、破壊されたら王自身も致命傷を負うという弱点がある。
 
【解説】
古代カンボジア・真臘の大地王。在位657-681年。
イーシャナヴァルマンと共に前アンコールを代表する英雄である。
バヴァヴァルマン2世の子として生まれ、王となると南部から活動を開始し、
精力的に動き回り、現在のカンボジアとメコンデルタ地帯を合わせた範囲を勢力にした。
彼は真臘王の中で特に強大な権力を手にした王で、碑文には
敵の集団を打ち倒した者、勝利の化身、転輪聖王、大地を支え土地を大きくした者、
大地を託された者、大地の王たちの王などと賛嘆されている。
ジャヤヴァルマン1世はカンボジア国内を初めて統一した王であり、ここに統一帝国が誕生――
する前に、死没してしまい、真臘は瓦解して再び群雄割拠の時代へ逆戻りしてしまった。
彼の都はプラダラプラという名前で、リンガの名はルドラマハーラヤである。

【コメント】
適正クラスは特にないが、リンガを無理矢理に槍っぽいと解釈してランサーにした。
まあカンボジアの武勇の王って大体が船乗りだから、ライダーにもなれるんじゃないかな。


677 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:45:49 .evcFgbg0
【元ネタ】クメール王朝碑文
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】パラメシュヴァラ
【性別】男性
【身長・体重】178m・67kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力A+ 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 セイバーはシヴァ神、ブラフマー神、インドラ神といった高位の神々の化身たる神聖王である。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

精霊の加護:A++
 各地の精霊(ネアク)信仰を取り込んだことを示すスキル。
 あらゆる場面で幸運を呼び寄せ、自然現象系の攻撃に対して高い耐性を発揮する。

皇帝特権:EX
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。
 ―――宇宙の万象を司る神聖王に不可能などあり得ない。

天下布武・革新:A
 時代の革新者たる英雄に与えられる特殊スキル。古きに新しきを布く概念の変革。
 精霊の加護を持つ者や、体制の守護者に対峙した際、有利な補正が与えられる。
 ここでの「精霊」とは、神と信仰されたが天上ではなく地上に在った存在まで含まれる。

典礼改革:B
 集団および支配地の機能を向上させるスキル。
 セイバーはヒンドゥー信仰と精霊信仰を渾融させ、自らが転輪聖王となる儀礼を成立させた。
 これによって後代へ続く神聖王信仰が確固たるものとなり、帝国の発展の基礎を築いた。

【宝具】
『至高なりし王輝の剣(プリヤカーン・パラメシュヴァラ)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 クメール帝国の王権を象徴する聖剣。
 黄金と白銀から構成される刀身は日輪の炎熱と月輪の清光を併せ持ち、
 それは太陽と月の血統の結合者たるセイバーその人を示している。
 神聖王となって身に宿った、シヴァやインドラといった高位神の属性神気、
 カンボジアの精霊たちを取り込んだ上でその王となって獲得した“星の息吹”、
 転輪聖王としての“真理の光”をも、それぞれ斬撃として転用することが可能。
 この宝具が故に、後代の王は全員が剣士(セイバー)としての適性を有する。


【Weapon】
『神聖なる王輝の剣(プリヤカーン・リーチ)』
 クメール歴代の帝王たちに受け継がれることになる黄金の聖剣。鞘もまた黄金で象られる。
 クメール王以外には特殊な力は引き出せず、ただ在るだけではこの聖剣のランクはC相当である。
 インドラ神によってもたらされた神造剣とも言われるが、これは後代に付加された伝承である。
 

【キーワード】
『始まりの神聖王(カムラテン・ジャガット・タ・ラージャ)』
 『神聖王』とは、土着の精霊信仰を取り込んだ上で、王を高位神の化身とした君主である。
 元より王を現人神と見做す文化は存在したが、セイバーによってこれが正統なる帝国の伝統となった。
 即位式がインドラ神の大灌頂に由来することから『デーヴァ・ラージャ(神々の王)』と表記されるが、
 より正当にして正式なる名称は『カムラテン・ジャガット・タ・ラージャ(王は宇宙の主なり)』。
 この名に内包される概念は「諸王の王」、「守護精霊の王の中の王」、「万能なる世界の統治者」、
 「水と大地の支配者」、「都城の力強き守護者」、「法の敵の勝利者」、「聖なる御足」などである。

『皇帝特権』
 クメール帝国の神聖王たちは一般には“皇帝”と解されない。
 しかし最高神の化身として、絶大な権威を誇って諸王を統べるという在り方は紛れもなくそれである。
 加えて言うならば、神聖王たちにとって王位とは血統によって授かるものではない。
 自らの実力によって覇権を獲得し、己を神なる王へと昇華させるのである。
 ―――世界の万象を司り、宇宙の主として君臨する者という自負を持つセイバーにとって、
 「皇帝特権」は寧ろ不本意なスキルという認識らしい。


678 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:46:46 .evcFgbg0
【解説】
ジャヤヴァルマン2世。クメール帝国を創建し、王朝の礎を築いた至高王。
神聖王(デーヴァ・ラージャ)にして転輪聖王。在位802‐850年。
諡号パラメシュヴァラ(至高の王)。これはシヴァ神の別名の1つでもある。
研究者たちはその血筋を不詳としているが、碑文に曰く、カンボジア土着の竜王族と
インドから渡来したバラモンの血筋、そして太陽族と月族の血筋をそれぞれ身に宿しているという。

770年、20歳の頃にジャワ方面から帰還(諸説あり)してインドラプラ都の王となり、
781年に最大勢力ジャムブプラ都を攻略し、790年頃にアンコール地方を征服。
802年、プノンクレーン山をインドのスメール聖山に見立てて絢爛たる“神聖王の祭儀”を行った。
この儀式はジャワの宗主権の否定と、王を精霊の主、神々の化身、
正義によって世界を統べる転輪聖王へ昇華させるなどの意味を含んでいた。
その後の32年間も征討に明け暮れた王の足跡は、現カンボジアのほぼ全土に広がったというが、
国土の統一には至らなかったと考えられており、真の帝国統一は3代王によって成された。

長らく複数人物説があったが、碑文解読によって正確な活動経路と年数が明らかになった。
ただし、碑文群は遥か後代に作成されたものなので、2世が神話的な存在ということには変わりはない。
碑文を作成した学識者と当代王が、帝国の創建という偉業をジャヤヴァルマン2世に仮託し、
2世の業績は大幅に誇張されて現代に伝わったというのが妥当な見解だろう。
しかし帝国最古のピラミッド神殿の建立、最初の大貯水池の構想などは恐らく確かである。
碑文にて2世は、数多の王の君臨者、地上の支配者、幸運と勝利の推進者(ヴァルダナ)、
生まれながらの至高なる者などと賛嘆されている。


【コメント】
日本のカンボジア史料では神聖王より神王の方が一般的だが、ファラオと区別したいので神聖王で通す。
一人称は俺(クメール)。金と銀が入り混じった髪のシャルルマーニュっぽいイケメンをイメージ。
同名の英霊が何人かいるが、マラッカ建国者はパラミソラ、インド数学者はパラメーシュバラと発音しよう。
人間だけではなく土着の精霊たちとも戦い、服属させていたため征討事業が長引いたという設定。
聖剣が実際に造られた時期は解析結果ではクメール帝国末期より少し前と出たらしい。
ジャワとはジャワ島のことを指すわけではなく、2世はカンボジアの血統と関係なく、
シュリーヴィジャヤの海軍司令だったという見解もある。一人称は俺(クメール)。
適正クラスは船ライダーなのだが、聖剣はこの王によって造られたという資料もあったのでセイバーにした。


679 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:47:44 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】シヴァカイヴァールヤ
【性別】男性
【身長・体重】156cm・46kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
英雄作成:A++
 バラモンのヒランヤダーマより伝えられた、王を人為的に誕生させる技術。
 “始まりの神聖王”ジャヤヴァルマン2世の近侍を務めて支え、
 神聖王の祭儀を完全会得しているキャスターは、東南アジア有数のキングメイカーと言えるだろう。
 彼によって子孫に伝えられた祭儀により、クメールは強大な帝王を幾人も輩出することになる。

守護の誓約:A+
 陣地防衛に対してプラス補正。自陣メンバー全員の防御力を上昇させる。
 バラモンのヒランヤダーマより国土防衛の祭儀を伝授されている。

シャーマニズム:A
 カンボジア土着の精霊との契約により、彼らの力を借り受けることができる。
 キャスターが仕えた王は“守護精霊の王の中の王”とも称されており、
 彼の王を補佐した魔術師となれば、精霊魔術に長けたことは想像に難くない。

【宝具】
『王は宇宙の主なり(カムラテン・ジャガット・タ・ラージャ)』
ランク:EX 種別:対王宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 クメール帝国の歴代帝王の根源たる『神聖王の祭儀』の行使。
 これを持って対象へ神性及び精霊の加護を付与し、神聖王とする。
 国土防衛の儀礼も兼ねており、新王を中心に広大な範囲が『王土』となる。
 祭儀を受けた新王の全能力が、それ以前とは隔絶した領域へと至り、
 更に王土内では爆発的なパラメーター向上が発生する。
 同時に、王土内では第一の臣下であるキャスターの能力も向上してゆく。
 
 新王の属性・能力の内実、王土の範囲などは対象が持ち合わせる“王の器”に左右されるが、
 キャスターが召喚に応じたということは、彼のマスターは最低限の器を有することが保証されている。
 ――ただしマスター以外の人物に更なる大器を見出せば、キャスターの興味はそちらへ移るだろう。
 これは敵サーヴァントであっても例外ではない。
 かつて偉大なる王の近侍を務め、神聖王の祭儀の継承者として名を残しながら、
 彼自身は実は祭儀を執り行ったことがなかった。
 それ故に「己が造る、己の王」に固執し、欲し、彼は召喚に応じるのである。
 

【解説】
クメール帝国の創建者ジャヤヴァルマン2世に仕えた司祭。
高い学識を持ち、王の近侍を務めたという。
王がマヘンドラパルヴァタに居を定めた時、シヴァカイヴァールヤは
魔術に造詣深いバラモンのヒランヤダーマをジャナパダから招いた。
王はヒランヤダーマに、外国(ジャワ)から国土を守る秘法祭儀を行わせ、
更に土着精霊信仰とヒンドゥー教の渾融と、王を神々の化身である神王にして
正義によって世界を統べる転輪聖王へ昇華させる“神聖王の祭儀”も行わせた。
この儀式は『ヴラ・ヴィナーシカ』という経典に基づいて行われたが、
更に三種の経典を加えてシヴァカイヴァールヤに伝えられた。
王とヒランヤダーマはシヴァカイヴァールヤに新たな典範を作る様に命じた。
そしてシヴァカイヴァールヤの一族は、王に与えられた土地に住みながら、
“神聖王の祭儀”を執行する大任とを務めるようになった。
シヴァカイヴァールヤの一族は即位儀礼のみならず、王室の祭政主務をこなす
王の直近の師傳となったのだという。
クメール帝国の栄光を記し綴った種々の碑文も、恐らくこの一族によるものである。

【コメント】
国土守護の祭儀と神聖王の祭儀は別々なのか、併せて1つなのか微妙なところ。
厳密にはシヴァカイ自身は祭儀の伝達役であって、
本人は祭儀を行ったことがないという微妙な役どころだったりする。
祭儀を行ったのも、魔術が使える言われているのも、ヒランヤダーマさんの方なのだ。
まあ祭儀以前にも司祭務めてたし、ヒランヤダーマさんから魔術も習ったと解釈もできる。
因みに、11代目王スーリヤヴァルマン1世の時代にシヴァカイの一族は祭儀職解任されたらしい。
適正クラスはキャスターのみ。


680 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:49:38 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】イシュヴァラロカ
【性別】男性
【身長・体重】173cm・68kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具B++
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”神殿”を上回る“大神殿”を形成する事が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 特に治水や建築のための工具作成に優れる。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。最高神シヴァの化身を称する神聖王の1人。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

皇帝特権:A
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。

魔杖の支配者:B
 クメール帝国の神聖王が所持していたという刑杖(ダンダ)によるスキル。
 「皇帝特権」によって魔術的な使用法が可能となった。

生命の水:A+
 国家の生命力たる聖池を造営したことにより獲得したスキル。
 ダメージを負った後、毎ターンHP自動回復効果が発生する。
 聖池を造営した後代の王たちにもこのスキルは備わっている。

【宝具】
『神祝く天地の賜よ(インドラタターカ)』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜99 最大捕捉:1000人
 キャスターが掘削した大貯水池(バライ)の具現と戦闘活用。
 巨大な九頭の竜種(ナーガ)の形の水塊を発現させ、使役する。
 クメール王朝の“水の帝国(シテ・イドロリック)”としての威光そのものであり、
 それがカンボジアの土着の水神である竜蛇と結びつき、この形となった。
 クメールの大貯水池は『乳海甘露(アムリタ)』を模していたことから、
 この水竜の雫は治癒や増強の効果を持つ生命の水としてが本来の使用方法。
 キャスターが望めば攻撃性は消失し、浸かるもよし飲むもよしの万能聖水となる。
 なお、この宝具は“大神殿”を築いてからでなければ発動できない。 
 

【キーワード】
『水利王/豊穣王』
 クメールの神聖王の多くはシヴァ神の化身と考えられており、キャスターも同様であるが、
 そもそも神聖王にはインドラ神の化身であるという概念も内包されている。
 インドラヴァルマンとは『インドラとして守護する者』を意味し、豊穣を司る天候神の力を求めて
 キャスターはインドラ神を己の名に冠したのだと思われる。
 そしてキャスターが建設した大貯水池の水利システムが、帝国に豊穣と繁栄をもたらしたのだった。

『天水聖池(タターカ/バライ)』
 クメールの大貯水池はヒンドゥー神話上の乳海を模しており、雨水が池を満たし農作物を実らせる過程を、
 乳海攪拌によって不死の聖液(アムリタ)を生むエピソードの再現と見なしていたという。
 乳海たる貯水池は“神の住まい”である都城や神殿の近くに掘削され、神話的宇宙世界が演出された。
 同時に貯水池はカンボジアの土着水神である竜蛇(ナーガ)そのものとも考えられていた。
 キャスターの宝具は帝国の栄華をもたらした現世の実益と、神話領域を兼ねたが故に絶大な力を宿している。


681 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:50:34 .evcFgbg0
【解説】
クメール帝国三代目の王。インドラヴァルマン1世。
在位877–889年。諡号イシュヴァラロカ(イシュヴァラ神の元へ向かった者)。
元は先王ジャヤヴァルマン3世の高官で、共に象狩りに出かける仲だったという。
先王を擁立したのもインドラヴァルマンの手腕によるものとすら言われ、
政治的実力者であったことから、即位する前から国内の実権を握っていたという。
クメールの強大な帝王たちの中では珍しく戦争記録が乏しいが、この王の偉大さは武力ではない。
ロリュオス遺跡として残る王都ハリハーラヤ造営、祖先崇拝のプリヤ・コー神殿と
国家祭儀のバコン神殿の建造、そして帝国初となる大貯水池(バライ)の掘削などの建築事業である。

アンコール地方には地震と台風は無いが、旱魃と洪水は度々起こる国土である。
インドラヴァルマン1世はこの地に大貯水池を最初に掘削し、これによって乾季や洪水でも
農業を運営できる伝統的システムが成立し、クメールは『水の帝国』、『水利都市』とまで称された。
後代の大英雄スーリヤヴァルマン2世とジャヤヴァルマン7世の盛んな活動力は
この水利システムに支えられていた面が大きい。
インドラヴァルマン1世はクメールの農業及び経済発展の礎を築いたのである。

初代ジャヤヴァルマン2世は諸国を統一し、帝国を創建した偉大なる英雄王として伝えられるが
その割には当時の碑文があまり残されておらず、事業の内容を伝える碑文は後代に作成されたことから
このインドラヴァルマン1世こそが実質的な統一帝国を築いた王であるといわれる。
帝国統一と豊穣システム構築の二大事業を成し遂げたインドラヴァルマン1世の功績は
計り知れないほどで、王朝史有数の偉大な王と言えるだろう。


【コメント】
戦争記録が殆どないので個人武勇は高くはないが、王としての偉大さは歴代でも上位に入る。
なお、貯水池計画自体はジャヤ2世の在位から既にあったんじゃないかとも言われる。やっぱ2世は凄い。
後代の王達にも生命の水スキルはあるけど、いちいち表記つけんのが面倒だから、ああ書いた。
適正クラスは特にないが、せっかく偉大な王なので無理矢理キャスターにした。
まあクメール王は祭儀執行者で神殿建築者だから魔術師適性はあるか。一人称は儂(クメール)。


682 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:55:25 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】パラマシヴァロカ
【性別】男性
【身長・体重】196m・115kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。最高神シヴァの化身を称する神聖王の1人。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

皇帝特権:A+
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。
 碑文に曰く、セイバーは王として相応しいあらゆる能力と強さを備えていたという。

天性の肉体:A
 生まれながらに王として完全な肉体を持つ。筋力にプラス補正。
 さらに、鍛えなくても筋骨隆々の体躯を保つ上、どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。

【宝具】
『獅子吼する王輝の剣(プリヤカーン・シンハラージャ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:100人
 帝国の聖剣に“獅子の王気”を乗せて斬撃を放つ奥義。
 「剣を握り、鉄・銅・真鍮をも一刀の元に両断した」という逸話と、
 「勝利を目指して無数の敵隊を駆逐した」という逸話が混ざり合って
 一振りで軍勢を薙ぎ払う対軍宝具として顕現した。
 ただし、一振りで斬り倒せなかったものに対しては、以後この宝具は通用しない。
 その名高き武勇から、セイバーは“獅子王”の異名をとったという。

『聖なるかな、神在る宇宙は地に降りる(ヤショヴァルマン・ヤショダラプラ)』
ランク:A++ 種別:対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 帝国の誇る最初の都城(アンコール)。都市型固有結界。
 王の心象内の神々の世界、あるいは宇宙をかつて地上に具現したという
 『栄光満ちる神聖の都城(ヤショダラプラ)』を、大貯水池と数多の神殿群と共に展開する。
 結界内の事象はセイバーの定めた法に則って運営され、都城内に於ける王は
 神々の加護を受けたシヴァの化身として絶大な戦闘能力を獲得する。

 都市内部には石造の守護神(ドヴァパーラ)たちと王を象徴する獅子(シンハ)の霊獣がひしめき、
 城壁からは王に仕えた大将軍たちが四本の大鉄腕となって伸長し、王都を防衛する。
 そして、都城中枢に据えられた聖標像(ヤショダレシュヴァラ)からは神威の砲撃が放たれる。
 

【Weapon】
『神聖なる王輝の剣(プリヤカーン・リーチ)』
 クメール帝王に受け継がれる王権象徴の黄金聖剣。
 セイバーの場合は、自らの王気を一刀全てに載せる宝具として顕現した。

『高らかなる中天の栄光(ヤショダレシュヴァラ)』
 都城の中心に在る大神殿に据えられた主神リンガ像にして、ヤショヴァルマン王そのもの。
 セイバーは都城中枢の神殿にシヴァ・ブラフマー・ヴィシュヌによる宇宙構成を顕しており、
 それ故にこの神像には三大神(トリムルティ)の神威が宿り、凄烈な光を放射して目標を消滅させる。
 

【キーワード】
『都城王』
 クメール帝国がアンコール王朝と呼称されることからわかるように、
 都城(アンコール)とは帝国の代名詞にして最大の象徴である。
 在りし日の帝王たちは、都城と神殿を建てることで神の世界と宇宙を地上に具現し、
 その絢爛荘厳を目の当たりにした民は、王が天地をまたぐ神の化身であると信じたという。
 セイバーが建造した神聖都ヤショダラプラは、カンボジアの誇る偉大なる都城の原型だと言われている。
 
 ―――遥か古代、砂漠の国の太陽王は、天上と地上を融合させ、その両者に対して君臨することを
 目論んだとされているが、クメールの帝王たちにとってそれは王として“当然の如く為すべきこと”であった。
 彼等1人1人が、自らの裡に内的宇宙・神々の世界を有し、現世へと顕現させんと活動していた。
 ……とは言え、それを宝具として保有し得るほどの大英雄は流石に限られている。


683 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:56:12 .evcFgbg0
【解説】
クメール帝国9世紀末の王。ヤショヴァルマン1世。栄光王。獅子王。都城王。在位889-910年。
旧名ヤショヴァルダナ。諡号パラマシヴァロカ(至高なるシヴァ神の元へ向かった者)。
886年頃にインドラヴァルマン1世の息子たちが王位を巡って争ったが、ヤショヴァルダナが勝ち残り、
889年にヤショヴァルマン1世として即位した。当時約30歳頃であった。
曰く、勝利を目指して船隊を進める王は、広大な海上にて無数の敵隊を駆逐したという。
王は武勇に優れていたと碑文に記されており、並外れた剛力であった。
一刀で3つの銅製の棒や、鉄・真鍮の塊をも切断したという。
それだけでなくあらゆる特性を備え、最高の学識を有し、容姿は端正で美しかった。
王は即位直後に権力争いで危険な目にもあったが、麾下の四人の鉄腕将軍が王を助けた。
この四将は後のチャム軍との戦いでも活躍したという。
王は農業開発を進めて勢力を拡大し、税制を確立、法を作って巧みに帝国を統治した。
伝承では、北は中国、東はベトナム、南は南詔、西はミャンマーに至るまで巨大な領土を残したという。

王はそれ以前の王たちとは比較にならない大建築事業に着手した。
100にものぼる僧院を建て、巨大貯水池の東バライを掘り、ロレイ神殿、
プリヤヴィヘア神殿、プノンバケン神殿を建立した。
そして何よりアンコール地方への遷都と、ヤショダラプラ(栄光王の都)の建造である。
この都城は1辺4kmという広大なもので、その造形はヒンドゥー神話の宇宙観を表しており、
王の思い描く神の世界を演出・示威し、王が万象を司る神の化身であると信じさせたという。
彼を初めとしたクメールの建築王たちは、神々の宇宙と現世との合一を企図し、
永遠の世界を築かんとしたと研究者は語る。……実情として、王座交代の度に戦乱となる
クメール帝国は“永遠”とは程遠かった。しかしその尚武の伝統故に強大な王達が生まれたのも事実である。
カンボジア史といえば都城(アンコール)であり、ヤショダラプラはその原型だと言われている。
ヤショヴァルマンとは、「栄光と共にある者」を意味し、名の通り王朝史屈指の栄華を誇った王であった。


【コメント】
この王はハンセン病だったという説があり、それが後代の『ライ王のテラス』に繋がったという。
でもそれは無視して「天性の肉体」スキルをつけた。
息子がヤショヴァルマンに捧げたバクセイ・チャムクロンの大翼伝説も足そうかと思ったが、やめた。
ジャヤ7世、スーリヤ2世に次ぐ第三の大英雄という位置づけ(ジャヤ2世は別枠)。
適正クラスはセイバーとライダー。一人称は朕(クメール)。


684 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:56:59 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】パラメシヴァパダ
【性別】男性
【身長・体重】173cm・68kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
陣地作成:A++
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”神殿”を上回る“大神殿”を形成する事が可能。

道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。最高神シヴァの化身を称する神聖王の1人。

皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。

魔杖の支配者:C
 クメール帝国の神聖王が所持していたという刑杖(ダンダ)によるスキル。
 「皇帝特権」によって魔術的な使用法が可能となった。

自己回復(魔力):C
 天と繋がり、国土に恩恵を与える聖標像(リンガ)によるスキル。
 天地のマナを魔力へと変換して毎ターン自己回復に活用する。

【宝具】
『天地紡ぐ灼然王像(トリブヴァネシュヴァラ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:350人
 天空に向かって黄金に輝く聖標像。
 これ単体を顕現させるのみであってもシヴァ神の神威たる破壊光を放つが、
 キャスターが築いた大神殿に据えることで 天空の太陽と繋がり、灼熱の紅蓮が発現する。
 なお、これは本来は国家鎮護のものであり、キャスターはむしろその様に使用することを好む。
 ……それは、神殿を通して土地がキャスターの支配下に置かれていくということでもあるのだが。
 
【解説】
クメール帝国10世紀の王。ジャヤヴァルマン4世。諡号パラメシヴァパダ。在位928‐941年。
元々はアンコール地方から95キロ東北にあるコケー地方を長官として統治しており。
この時から既に国内随一の実力者だったと言われる。
新都城コ・ケーでは砂岩造りの山岳型神殿プラサート・トムを建造した。
928年にアンコール地方の王が逝去すると新王として即位を宣言し、コ・ケーを正式に新都城とした。
921年頃から約20年間、周辺地域に大土木工事を実施し、壮大な建設を行い、
新都城内に数多くの石造神殿を建設し続けており、膨大な富と労働力を行使したと考えられている。
豪華な国家鎮護プラサート・トムの頂上に設けられた祠堂の基壇の内部には、
太陽鳥ガルーダが支える大台座があり、そこには巨大な黄金のリンガの
トリブヴァネシュヴァラが天空に輝いていたという。
941年頃に亡くなり、王位は息子が継いだ。

【コメント】
適正クラスは特にないが、クメール王は大体が神殿建築者なのでキャスターでいいだろう。


685 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:57:48 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】シヴァロカ
【性別】男性
【身長・体重】190m・112kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷C 魔力C 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。最高神シヴァの化身を称する神聖王の1人。

魔力放出(炎):B+
 武器ないし自身の肉体に魔力の炎を帯びさせ、瞬間的に放出する。
 碑文に曰く、王の光輝は数々の敵国を焼いたという。

女神の寵愛:C
 “クメールの至宝”バンテアイ・スレイの女神像からの寵愛。
 筋力と耐久がランクアップしている。

龍神の加護:B
 カンボジア国土の主たる龍蛇神♀(ニヤンニヤキー)による祝福。
 セイバーによって造営された天上宮殿には九頭の龍蛇が宿り、
 クメール王は毎晩この龍蛇と交わったという。

【宝具】
『雷霆纏う金剛の王(ラージェンドラ・ヴァジュラ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 “金剛石の如き”と謳われた肉体が宝具化したもの。
 非常な肉体の頑強さに加えて、インドラ神の『金剛杵(ヴァジュラ)』の
 雷電がその身から迸り、セイバーに害為すものを自動で迎撃する。 
 セイバーの名であるラージェンドラヴァルマンとは『インドラとして守護する者』
 ―――転じて『雷霆を鎧とする者』となり、雷光を纏う金剛の英霊として顕現したのだ。

『灼き尽くす王輝の剣(プリヤカーン・バドレシュヴァラ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2〜40 最大捕捉:100人
 セイバーによる帝国の聖剣の独自活用。
 自身の肉体に宿るシヴァ神の火炎、インドラ神の雷電を同時に発現し、
 刀身に転移させて破壊力を増大させる。 
 先じて迸る雷撃が敵対者の動きを縛り付け、国々をも灼いたという
 シヴァの怒りのごとき炎が容赦なく浴びせられる。
 ただしこの宝具を発動している最中は『金剛の王』の効果は切れてしまう。
 
【Weapon】
『神聖なる王輝の剣(プリヤカーン・リーチ)』
 クメール帝王に受け継がれる王権象徴の黄金聖剣。
 セイバーの場合は、自らに宿る炎と雷を剣に宿す対軍宝具として顕現した。

【キーワード】
『金剛王』
 クメールの神聖王の多くはシヴァ神の化身と考えられており、セイバーも同様であるが、
 そもそも神聖王にはインドラ神の化身であるという概念も内包されている。
 ラージェンドラとは「王の中の王」といった意味だが、神々の王(ラージャ・インドラ)を指す言葉でもある。
 それ故にセイバーは雷霆神インドラの象徴である金剛杵(ヴァジュラ)と結びついたのだ。


686 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 14:59:23 .evcFgbg0
【解説】
クメール帝国10世紀の王。ラージェンドラヴァルマン。
謚号シヴァロカ(シヴァ神の元へ向かった者)。在位944-968年。
ラージェンドラヴァルマン「2世」と呼称されることも多いが、カンボジア史の
ラージェンドラヴァルマンと言えばまず第一にこの王を指すことは間違いない。
元はカンボジア中央部のバヴァプラの王で、940年頃にアンコールを攻めて、至高の王座を獲得した。
王は支援者がなく孤軍に近い状態であったが、国内大小の反乱を自ら鎮圧し続けた。
弱体化したアンコール政権から独立傾向にあった地方勢力を支配下に入れる必要があったのである。
王は州(ヴィジャヤ)制を敷いて国内を一元的な統治法に改革し、反発はあったものの統一に成功した。
研究者ヴィッカリーはインドラヴァルマン1世ではなく、この王が最初の帝国統一者だと主張している。
また王は自ら指揮をとって国外にも勢力を広げようとし、946年にはチャンパを落としている。
碑文に曰く、王の光輝はチャンパを始めとする敵国を焼き、60以上の属国を支配した。
王自身も武勇に優れていたと伝えられており、その肉体は金剛石のごとくであり、
手に持つ剣は敵の血に染まったという。

ラージェンドラヴァルマンは数代前の偉大なるヤショヴァルマン1世を尊敬しており、
彼に習って建築事業にも力を入れ、アンコール都を復活させた。
都城のみならず、プレループ神殿、天上宮殿ピミアナカス、スラ・スラン池、
そしてカンボジア建築の至宝バンテアイ・スレイなどが造営され、土木事業が活発だった。
これは有能な高官・王師たちの功績によるものだった。
神殿にパラメシュヴァラ像を祀ったことから、ジャヤヴァルマン2世も尊敬の対象だったと思われる。


【コメント】
電気は炎で打ち消されるってエアギアに書いてあった気もするけど、まあ細かいことはいいだろう。
防御宝具のおかげで白兵戦闘ならばクメール最強だが、他も強いの多いのでズバ抜けているわけではない。
適正クラスはセイバー。一人称は我(クメール)。


687 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:00:10 .evcFgbg0
【解説】
クメール帝国10世紀の王。ラージェンドラヴァルマン。
謚号シヴァロカ(シヴァ神の元へ向かった者)。在位944-968年。
ラージェンドラヴァルマン「2世」と呼称されることも多いが、カンボジア史の
ラージェンドラヴァルマンと言えばまず第一にこの王を指すことは間違いない。
元はカンボジア中央部のバヴァプラの王で、940年頃にアンコールを攻めて、至高の王座を獲得した。
王は支援者がなく孤軍に近い状態であったが、国内大小の反乱を自ら鎮圧し続けた。
弱体化したアンコール政権から独立傾向にあった地方勢力を支配下に入れる必要があったのである。
王は州(ヴィジャヤ)制を敷いて国内を一元的な統治法に改革し、反発はあったものの統一に成功した。
研究者ヴィッカリーはインドラヴァルマン1世ではなく、この王が最初の帝国統一者だと主張している。
また王は自ら指揮をとって国外にも勢力を広げようとし、946年にはチャンパを落としている。
碑文に曰く、王の光輝はチャンパを始めとする敵国を焼き、60以上の属国を支配した。
王自身も武勇に優れていたと伝えられており、その肉体は金剛石のごとくであり、
手に持つ剣は敵の血に染まったという。

ラージェンドラヴァルマンは数代前の偉大なるヤショヴァルマン1世を尊敬しており、
彼に習って建築事業にも力を入れ、アンコール都を復活させた。
都城のみならず、プレループ神殿、天上宮殿ピミアナカス、スラ・スラン池、
そしてカンボジア建築の至宝バンテアイ・スレイなどが造営され、土木事業が活発だった。
これは有能な高官・王師たちの功績によるものだった。
神殿にパラメシュヴァラ像を祀ったことから、ジャヤヴァルマン2世も尊敬の対象だったと思われる。


【コメント】
電気は炎で打ち消されるってエアギアに書いてあった気もするけど、まあ細かいことはいいだろう。
防御宝具のおかげで白兵戦闘ならばクメール最強だが、他も強いの多いのでズバ抜けているわけではない。
適正クラスはセイバー。一人称は我(クメール)。


688 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:04:30 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】パラマヴィラロカ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・77kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。最高神シヴァの化身を称する神聖王の1人。

皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。

女神の寵愛:C
 "クメールの至宝"バンテアイ・スレイの女神像からの寵愛。
 筋力と耐久がランクアップしている。

【宝具】
『神王の怒り 裁きの矢瀧(ジャヤヴァルマン・ダヌシュ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1000人
 "滝の如く"と謳われたアーチャーの軍団の矢群。
 放たれた一矢は真名解放によって分裂し、威力を増大させながら敵軍を覆う。
 アーチャーが着工したバンテアイ・スレイ神殿の加護によって
 ヒンドゥー神話に語られる英雄たちが放った矢雨を再現するのである。
 また、プラサット・ケウ神殿の加護によって、その矢群には神の怒りの具現として雷電が宿る。

【キーワード】
『平安王』
 クメール国内の各地の神殿寺院は王に寄進され、護持者たる王はその名の下に祭儀を全うしたと言われる。
 これにより王は森羅万象の恩恵を引き出し、外敵から国を守り、国内の平和を維持していると信じられた。
 故にアーチャーは、己の御名に帰せられた神殿寺院の力を弓に宿し、平安を乱す賊に向けて放つのだ。

【解説】
クメール帝国の10世世紀末頃の王。ジャヤヴァルマン5世。在位968-1001年。
謚号パラマヴィラロカ(至高なるヴィラの元へ向かった者)という。
前王ラージェンドラヴァルマンの息子として、お馴染みの王位争奪戦に勝ち残り、新王となった。
その様子は"大地を入手せんとした大戦闘では、強靭なる王の軍団が放つ
滝の如き矢によって敵軍は圧倒された"という。
新たな都城「征服王の都城」を建設し、有名なプラサット・ケウ神殿の着工も始めたが完成には至らなかった。
5世の元には少なくとも二人の優秀な王師がおり、彼らによって王の威光を示す大神殿がいくつも造られた。
中でも、5世の代に完成されたバンテアイ・スレイの壮麗さはクメールの至宝と謳われる。
5世はタイ方面に領土を広げたが、30年に及ぶ治世期間は、戦乱がデフォルトの
クメール史の中では稀なほど平和であり、政治的安定と伝統が発展したという。
その治世の中で、5世は裁判で厳命を下す仕事をしたと碑文に残されている。
しかし5世が1000年ごろに亡くなると、また帝国は激動の時代に戻ることになる。
5世はシヴァ信者だったが、この時代は大乗仏教が普及したらしい。

【コメント】
適正クラスは特にないが、麾下の軍団が弓の逸話を持つためアーチャーとなった。
一人称は僕(クメール)。


689 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:05:22 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ニルヴァーナパダ
【性別】男性
【身長・体重】187m・79kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。シヴァ、ブラフマーなどの最高神の化身を称する神聖王の1人。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

皇帝特権:A
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。

王道踏破:B
 王たらんとする態度を貫くことにより効果を発揮する自戒系スキル。
 一部ステータスの向上に寄与するが、王道を破るような真似をすると弱体化してしまう。
 彼の場合は、「王とは未踏の領域を超えていくもの」という認識を持って、常にチャレンジしまくる。
 
【宝具】
『縦横無尽の王道戦車(スーリヤヴァルメシュヴァラ・ラタ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜99 最大捕捉:1000人
 ライダー自身が数々の敵を撃ち破ったと称する戦車。
 自らの分身であり象徴であるリンガを搭載し、これからシヴァ神や
 ブラフマー神、スーリヤ神などの神威の破壊光を放ちながら疾駆する。
 ライダーは、この戦車が駆けた痕跡に踏み込んだ者に対して
 位置把握を可能とし、破壊光を瞬時に流し込んで攻撃することが出来る。
 また、ライダー自身がこの痕跡内に瞬間的な移動することもできる。
 在りし日のライダーが“道”を司る帝王であったが故にこの特性を有している。
 

【キーワード】
『覇道王/我が軌跡に王道は続く』
 クメール帝国の特性の1つとして、東南アジア世界を繋ぐ『王道』の存在が語られる。
 スーリヤヴァルマン1世はロッブリー地方まで遠征して領域を拡大し、外国諸都市とアンコールを結び、
 地方と中央、大陸の東西をまたぐクメール帝国の国際ネットワークを形成したという。
 これが後世に語られるクメール王道の原型である。
 ローマ、ペルシア、インカなどの世界史に名だたる王道の一つと言えよう。


【解説】
クメール帝国の11世紀の王。スーリヤヴァルマン1世。在位1006(1002)-1050年。
単馬令(タンブラリンガ)地方の王族にして軍人出身である
ジャヤヴァルマン5世の後、スーリヤヴァルマンは海路から東カンボジアに行き、首都へ進撃した。
当時は三人の王が登場して相争い、最終的にスーリヤヴァルマンが1002年に帝国の王位に着いた。
しかし敵の残党が抵抗したので約9年間征討を続けて、1011年に敵残党を含めた高官4千人に
忠誠の誓約儀式を行わせた。これは前例のないことだった。
こういった方針で地方小国が力を持つことを妨げて中央集権化を推進し、国内秩序が回復した。
この様にスーリヤヴァルマンは活動的で有能な王であり、個人としての特性も優れ、
勇壮さでは獅子、美しさは月、学問は大師であったという。

王は自らの版図を示すために各地にスーリヤヴァルメシュヴァラというリンガを置いた。
そして、南部にスーリヤパルヴァダ、北部ではプリヤ・ヴィヘアの改修、
東部に大プリヤカーン、チャウ・サイ・ヴィボルを建立し、
アンコールに新王宮と堅牢な城壁を建て、王宮内にピミヤナカスを建立している。
特に大プリヤカーンは後の王たちが追加工事をしたことで、
有名なアンコールワットの5倍近い広大さを誇るようになる。
王はこのように神殿寺院、道路、石橋、宿駅、貯水池の建設に携わったと碑文に残されており、
王が造営した西バライは、クメールの貯水池の中でも最大である。
王は大乗仏教に惹かれたらしく、謚号としてニルヴァーナパダ(涅槃に向かった王)を名乗っている。


【コメント】
とある資料の1つで激烈に偉大な王と推されていたので、それを参考にした。
その資料以外では別にそこまで特筆されてはいない。
適正クラスはライダー。一人称は己(クメール)。


690 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:06:49 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ウダヤーディティヤヴァルマン2世
【性別】男性
【身長・体重】164cm・55kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:A++
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”神殿”を上回る“大神殿”を形成する事が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 特に治水や建築のための工具作成に優れる。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。最高神シヴァの化身を称する神聖王の1人。

魔杖の支配者:C
 クメール帝国の神聖王が所持していたという刑杖(ダンダ)によるスキル。

天賦の叡智:C
 天性の叡智を示すスキル。
 肉体面での負荷(神性など)や英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを発揮可能。
 キャスター は王としての支配力が弱かったため「皇帝特権」スキルを保有しないが、
 代わりに王個人の知の才能で補っている。

【宝具】
『妙高なる黄金一座(マハメール・パプーオン)』
ランク:A+ 種別:対界宝具 レンジ:10〜99 最大捕捉:1000人
 キャスターが建造した大神殿。
 発動のためには条件があり、一定量の銅を運び込んで積み上げ、 
 三日間以上の以上の大儀礼を行うことで銅山は黄金に輝く大神殿へと変貌を遂げる。
 この大神殿はヒンドゥー神話上の最高の聖山を模して形成されており、
 その象徴物の数々も神殿と共に顕現する。
 “甘露の雨”により発動維持には魔力は不要となり、キャスターとその臣下も不死となる。
 神殿を周回する擬似太陽と月がその神威光で神王の敵対者を照らして灼き尽くし、
 四大天を模した神兵が神殿内を警護する。
 
【解説】
クメール帝国11世紀の王。在位1050-1066年。諡号なし。
それ以前の王家とは無縁とも言われるが、先王スールヤヴァルマン1世の皇太子として
教育を受けて育ったとも言われる。
それによると、学術・文典・理論、その他全ての法律書を学び、
前王時代から高官であった王師によって教育され、宗教儀式を師事し、戴冠式も準備された。
先王から引き継いだ都城の広さは現在のアンコール・トムに匹敵すると言われおり、
この都城の周縁には水路が張り巡らされていた。
その才能によって国と民を晴れやかにしたというが、国内に王の支配が行き届かず、
地方の反乱が絶えなかった。しかしこれらは大将軍サングラーマによって鎮圧された。
王は政治混乱の中でも国家鎮護パプーオン寺院を建造した。
パプーオンは『真臘風土記』に語られる“銅塔一座”として有名な大神殿である。
王は神々の住まいにある黄金の聖山スメールの話を聞いて、自身の都城の中心にも黄金の山を作らせた。
その頂には、天空に燦然と輝く黄金神殿に黄金のシヴァリンガを建てた。これがパプーオンである。
この大神殿にはインド神話の様々な逸話が刻まれていたことがわかっている。
また長さ8キロ、幅2.2キロの大貯水池・西バライを作り、中心の小島に西メボン寺院を建てた。

【コメント】
うーん、クメール王は諡号で統一したかった。
適正クラスは特にないが、学んだ宗教儀式には魔術も含まれていたってことでキャスター。


691 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:08:37 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】サングラーマ
【性別】男性
【身長・体重】190cm・88kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
勇猛:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

頑健:B
 生まれついての特別な頑健さを有する。矢を受けても動じないという逸話がスキルとなったもの。
 耐久パラメーターをランクアップさせ、攻撃を受けた際のダメージを減少させる
 
【宝具】
『咆哮せよ我が火神の鏃(アグネア・マハーセーナー・ダシュヌ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:50人
 "炎神アグニの如き"と謳われたアーチャーの三連同時射撃。
 放たれた三矢は発火しながらそれぞれの軌道を補助し、標的へと突き進む。
 三矢の内の一つでも残っていればそれがまた三つに分裂するため、
 同時に三矢とも撃墜しなければこの宝具は防げない。
 更に、この三矢が交わって一矢となった時、爆炎が顕現して敵軍を焼き尽くす。

【解説】
カンボジア・クメール帝国のウダヤディティヤヴァルマン2世王に仕えた将軍。
初代ジャヤヴァルマン二世の時代から王に仕える将軍を何人も輩出した名門家の出だという。
ウダディティヤヴァルマン二世が王位について間もなく、地方の王アラヴィンダーラダが
反乱を起こしたが、これをサングラーマ将軍が鎮圧したという。
この地方王の元部下であるカムヴァウ将軍が1065年に乱を起こし、またサングラーマが鎮圧した。

この時の将同士の一騎討ちは、実に物語的に碑文に書き出されている。
インドラ神を称するサングラーマは、カムヴァウの光り輝く弓矢に射られても動じず反撃し、
サングラーマの放ったアグニ神の矢の如き三矢は、カムヴァウの頭・首・胸を同時に貫いたという。
後に起きた東部で三度目の反乱も、やはりサングラーマが鎮圧する役目を負った。
王の在世は内乱などの混乱の連続であったが、サングラーマはそんな時代にあって
よく王に仕え、比類なき武功を挙げた英雄であった。
サングラーマは敬虔な信徒であったようで、王から賜った莫大な論功行賞金を
寺や祠の建立に尽くすために寄進したと碑文に残されている。


【コメント】
王以外では多分クメール王朝最大の英雄。
適正クラスはアーチャー。


692 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:09:42 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】パラマカイヴァリャパダ
【性別】男性
【身長・体重】183m・77kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。最高神シヴァの化身を称する神聖王の1人。

皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。

精霊の加護:B
 精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。

【宝具】
『衝き示す栄光の列柱(ジャヤヴァルマン・ピラー)』
ランク:B 種別:対人・対土地宝具 レンジ:2〜5 最大捕捉:1人
 ランサーの帝国領土を象徴する列柱群。
 これを槍に見立ててランサーは白兵戦を行うが、
 真の活用法は、この列柱を地に打ち立てて、その範囲を領土としていくことである。
 一本ずつしか顕現させることが出来ず、一本打ち立てたら二本目の柱を用意でき、
 二本目を打ち立てたら三本目……と領土範囲を増やしていく。
 その領土内ではランサーの個体能力値は大幅に上昇する。

『我らは勝利と共にある(トライジョクヤヴィジャヤ)』
ランク:A 種別:召喚宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 ピマーイ大伽藍の守護神たる精霊。
 『列柱』を打ち立て続けることで、その範囲内を領土とし、
 地脈を我がものとすることを条件に召喚を可能とする。
 神・仏・精霊の信仰が混淆されていた大伽藍を象徴するように、
 精霊種でありながら神性を有し、また仏の加護を保有する。
 列柱の数とその土地の地脈の質が許容する限り、
 精霊の力は上昇し続け、バックアップによりほぼ不死身となる。

【解説】
クメール帝国11世紀末頃の王。ジャヤヴァルマン6世。
諡号パラマカイヴァリャパダ。在位1080年-1107年頃。
王位争奪戦の内乱とチャンパ王国との対外戦争の連続の中、
東北タイ地方の有力者ジャヤヴァルマン6世が王位を簒奪し、クメール帝王を名乗った。
6世はそれまでの王家とは全く繋がりがなく、元々はマヒーンダラプラで
半独立的な王国を形成していた家系の王子である。
6世について碑文は、「聖都ヤショダラプラで至高の王権を得た6世は大勢の敵の征討者であり、
栄光の列柱を海に至るまでの四州に打ち立てた」と伝える。
発見された碑文の場所から、6世は北部から徐々に南下して支配領域を拡大し、
ハルシャ3世と争ったものと考えられる。
重要な寺院の建立と改修を手がけ、北部の国境近くのワットプー、
プリヤヴィヘア、プノンサンダック、そして神仏混淆のピマーイ大寺院も手がけたと言われる。
ピマーイ大寺院は土地の精霊と結びつきながら力を増幅させていた。
その土地の精霊は強力で『三界の勝利者』―――トライジョクヤヴィジャヤ将軍という。

【コメント】
精霊よりも、ランサー自身とその宝具である列柱を崩す方が早い。
適正クラスは特にないが柱を槍っぽいと見立ててランサーにした。


693 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:10:54 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】パラマヴィシュヌロカ
【性別】男性
【身長・体重】168cm・65kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力A 幸運C 宝具A+++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。最高神ヴィシュヌの化身たる神聖王。
 特にヴィシュヌの太陽神としての神性を得ている。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

皇帝特権:A
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。

魔力放出(炎):A
 武器に魔力を込める力。 アーチャーの場合、日輪の如き光熱が魔力となって使用武器に宿る。
 このスキルは常時発動しており、アーチャーが握った武器はすべてこの効果を受けることになる。
 ―――スーリヤヴァルマンとは、「日輪を纏う者」を意味している。

ボッカタオ:A
 クメール王朝から伝わるカンボジアの伝統武術。
 徒手空拳と武器術を併せた総合武術であり、また対人のみでなく対獣戦法としても優れる。
 発祥はアンコール・ワット建造時代――つまり、アーチャーの在世と言われている。
 
【宝具】
『天を灼く金翅の王(スパルナ・ガルトマーン)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜70 最大捕捉:500人
 太陽鳥ガルダの両翼を背に現し、自らのものとして扱う。
 自身が太陽の属性を持つこと、ガルダ鳥と深い関係を持つヴィシュヌ神を称したこと、
 そして“ガルダの如く敵王を斃した”という逸話などの複数要素がミックスされて生まれた宝具。
 飛翔能力、パラメーター向上、対軍規模の神炎放射、神性特攻などの力を発揮し、
 特に、竜蛇とその属性を持つ英雄に対しては絶対的な優位性を獲得する。
 かつて並み居る神々を打ち倒した太陽翼そのものよりは劣化しているが、
 英霊程度を灼き滅ぼすには十分の神威を秘めている。

『燦然光輝・天上伽藍(アンコール・ワット)』
ランク:A+++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 クメール建築の頂点。アーチャーが築き上げた大伽藍。
 アーチャーが思い描く神代の再現であり、天と地を結んで繁栄をもたらす鎮護寺院であり、
 そして神聖王がヴィシュヌ神の元へと還り、融合する儀礼のための大神殿・大墳墓である。
 カンボジア縁の精霊召喚、ヒンドゥー由来の神々の加護、“乳海攪拌”による不死性の獲得、
 そして、ヴィシュヌ神の『光耀弓(シャールンガ)』の真名解放が可能となる。
 この伽藍内ではアーチャーの全能力が爆発的に高められ、敵対者の能力は低下するが、
 例外的にヒンドゥー神話系統の英雄の力も生前そのままに回帰させてしまう効果がある。
 東南アジア世界に冠たる至宝にして、現存する宝具であるが故に破格のランクを誇っている。

【Weapon】
『光耀弓・果て無き穹天(シャールンガ)』
 最高神ヴィシュヌと大英雄ラーマが使用した天上の最高兵器の一つ。対城宝具。
 通常使用ならば制限なく扱えるが、真名解放は『天上伽藍』内部に限定される。
 アーチャーがこの弓を使用できるのは、ヴィシュヌ神の化身たる神聖王を自称したこと、
 そして彼が埋葬されたと思しき『天上伽藍』がヴィシュヌ神との融合を目的とした施設であったからだろう。
 ―――伽藍の内部の、弓を引くラーマ彫刻とヴィシュヌ像は、神聖王と同じ姿に造られている。
 

【キーワード】
『太陽王』
 スーリヤヴァルマンとは、『太陽として守護する者』、『陽光を鎧とする者』といった意味を持つ。
 世界を照らすヴィシュヌ神の光輝として、アーチャーは太陽(スーリヤ)を名乗ったのだと思われる。
 始まりの神聖王ジャヤヴァルマン2世は太陽族と月族の結合であり、太陽族の守護戦士だったという。
 故にアーチャーは、真なる神聖王たる己が日輪の力を揮うのも必然だと豪語するだろう。
 在りし日は武によってクメールの威光を諸国に轟かせ、現代に至っては彼が遺した大伽藍が
 クメールの栄華を全世界に伝える。アーチャーは東南アジア世界に於ける『太陽王』と言えるだろう。


694 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:11:49 .evcFgbg0
【解説】
クメール帝国の隆盛期の王。スーリヤヴァルマン2世。在位1113-1145年。
又の名をプリヤ・ボトム・ソリヴォン(蓮と太陽の王)とも伝えられる。
謚号をパラマヴィシュヌロカ(至高なるヴィシュヌ神の元へ向かう者)という。
1113年、東北タイからアンコールに入り、王位争奪戦に勝ち抜いて即位し、帝国を統一。
1116年、宋朝との国交を回復。このルートを巡ってチャンパと争い、勝利して1140年までチャンパを占領した。
更に陸路を求めて李朝ベトナムを攻撃し、西方にも進出してタイ諸部族を服属させた。
生涯不敗というわけではなかったが、2世の活動により東北タイ、カンボジア西北平原、
チャオプラヤ流域、メコン下流を結び、タイ湾、南シナ海、ベンガル湾へ進む交易ルートを確立した。
これはスーリヤヴァルマン1世が作り上げた巨大な国際ネットワークの再結合及び拡大であった。
その版図はメナム川上流域からマレー半島北部にまで及び、アンコール文明の輝ける時代を築いた。
最期についてはよくわかっていないが、多忙な戦乱の中で死没したと考えられている。

建築事業としてはトマノン、チャウサイデヴォダ、バンテアイサムレ、ベンメリアなどの神殿を建造したが、
何を措いても第一に挙げられるのは、世界最高峰の神殿寺院たるアンコールワットである。
これは環濠と城壁に囲まれた神殿自体が都城であり、規模・設計・装飾のどれにおいても
際立った進化を遂げた、それ以前の巨大神殿とは全く異なる存在だった。
アンコールワットは帝国の記念碑であり、クメール伝統の宇宙観の具現であり、
豊穣を願う水の神殿であり、死後の2世がヴィシュヌ神と融合するための墳墓であった。
帝国崩壊後は庶民の仏教信仰の寺院となり、現代カンボジアでは国家の象徴として国旗に描かれている。
この大伽藍に魅せられたとある西洋人は「クメール遺跡に比べればエジプトのピラミッドなど
石を積み重ねただけのものに過ぎない」と断言した。
研究が進むまで西洋人たちはクメール遺跡群について、アレクサンドロス大王かトラヤヌス帝が建てたとか、
幻想帝国アトランティスや理想国家ポリテイアの具現だとか語ったという。

強大なるクメール帝王たちの中でも、スーリヤヴァルマン2世はジャヤヴァルマン7世と並んで
突出した王と評価されているが、この二人の大建築事業が民を疲弊させ、
後の帝国の急速な凋落の原因になったとも言われたていた。
しかし、史料・遺跡研究の結果、二人の王による繁栄の揺り戻し説は近年では否定された。
帝国凋落の真の原因は上座部仏教台頭による神聖王の権威の失墜、外国勢力の成長、
都市部が開発され尽くしたためなど、複数の説がある。


【コメント】
外征を多く行ったがベトナム相手に失敗もあったので、ベトナム英雄がやや苦手。
ガルダ能力を得たのは、竜蛇の国ベトナムを意識したのもあるのだろう。
ただし大伽藍の中の拡張した空間内で戦うならば相性も無視できるほど強くなる。
基本尊大な態度だが、コサラ国の理想王ラーマには敬意を表す。
偉大なクメール王達も自らに並び立つ存在として認めている。
生前は王としての活動に全霊を注いだため、個人として個人を愛するということを知らずに死んだ。
故に聖杯にかける願いは「恋をしてみたい」。例えば、コサラの偉大な王と妃のような大恋愛を。
適正クラスはライダーだが、ヴィシュヌとラーマへの憧憬からアーチャーとなった。
見た目は褐色肌のラーマ君をイメージ。一人称は余(クメール)。


695 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:13:27 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】マハーパラマソウガタ
【性別】女性(生前は男性)
【身長・体重】171cm・55kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

ボッカタオ:A+
 クメール王朝から伝わるカンボジアの伝統武術。
 徒手空拳と武器術を併せた総合武術であり、また対人のみでなく対獣戦法としても優れる。
 ライダーによって推奨されたと言われ、帝国最盛期を築いた軍事力の源泉はこの武術だったとも。

聖王:B
 神性を保有せず、聖なる王として名を残した王に与えられるスキル。
 魔性の存在および、聖人系以外の「神性」スキル所有者への特効効果が生まれる。
 “神王”多しカンボジア史の帝王たちの中で、ライダーは唯一と言っていい“聖王”である。

魔力放出(光):A
 聖人などにのみ許される亜種魔力放出。悪属性に対してアドバンテージを有する。
 悪鬼王にも例えられたチャンパの王を打倒したことも、このスキルを得たことに関係があるかもしれない。
 ライダーが放つ光は、第二宝具である大伽藍都城に宿る『転輪聖王』の光と同質のもの。
 
【宝具】
『悪鬼沈める聖王の軍船(マハーネアク・ジャヤヴァルマン)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:3〜40 最大捕捉:100人
 海洋王国チャンパの水軍を撃破したクメールの戦闘船。
 装飾されたヒンドゥー神獣の眷属の力を引き出して船を操舵し、敵対者を撃沈する。
 太陽鳥の船は宙空から灼熱の光を、竜蛇や怪神魚(マカラ)の船は水王種として激流を放つ。
 ライダーは自身を観音菩薩と重ねていたことから、関連のある怪神魚の船を好んで使用する。
 ――実のところこの戦闘船に宿る力は、ヒンドゥー神話に語られる神獣たちものではなく、
 それに近似したカンボジア土着の精霊獣たちのものであり、精霊王としての側面を持つ
 クメール帝王だからこそ扱える宝具と言える。


『渾然至大伽藍都城(アンコール・トム)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 帝国最大の英雄にして大建寺王の威光の具現たる、曼荼羅模様の固有結界。
 ライダーが築きし大都城と神仏混淆の伽藍群を幾何学的に組み合わせて展開する。
 外敵に対するために、旧き聖都ヤショダラプラを超える堅牢城壁が備えてあり、
 都城内部はライダーの精神性の顕れとして、あらゆる神秘が受容・飽和されてしまう。
 壁面レリーフとして見える戦の様子と民草の生活は“ライダーの国そのもの”であり、
 対国規模以上の宝具でなければこの都城は破壊出来ず、半壊程度ならば
 都城を囲む環濠“勝利の大洋(ジャヤシンドゥ)”の効果によって自動修復される。

 攻撃面としては、精霊の使役、雷神の弓を模した虹光(エイントナ)の放射を主に使用し、
 最大攻撃法は、受容した神秘を動力源に観音菩薩面から『転輪聖王』の光砲を放つ。
 また、この菩薩面を通してライダーは広大な範囲を把握することが可能。
 空前規模の超宝具でありながら、展開と同時に張り巡らされる“王道”の効果によって
 魔力が枯渇することはない。ただし、抑止力の排斥によって展開維持は数時間が限度。
 

【Weapon】
『観自在天駆(ヴァーラハ/ポリヤハック)』
 ニャック・ポアン寺院に建てられた石造神馬。本生譚に語られる観世音菩薩の化身。
 ライダーは自らを観世音菩薩と重ねたが故に、この神馬に騎乗する資格を有している。


696 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:14:23 .evcFgbg0
【キーワード】
『活仏王』
 大寺院バイヨンの観音菩薩四面像は、王であるライダーその人の顔を顕しているという。
 帝国全土を見渡し慈善を施した己と、十万世界を見通し恵みをもたらす菩薩とを重ねたのかもしれない。
 また、仏教を奉じて慈善に尽くしたその為政から、神の化身ではなく転輪聖王を志していたとされており、
 帝国最大の王でありながら神王(デーヴァラージャ)とは称しがたい例外的な存在である。
 しかし研究者セデスは、個体主義による神と仏の区別など意味はないと述べている。

『全ての道は都城へ続く』
 冒険家マルローの著作「王道」では、カンボジアの密林には道が張り巡らされていたとあるが、
 後の調査・研究によってこれがフィクションではなかったことが判明する。
 東南アジア大陸各地へ繋がる「王道」が実在し、その全てが都城(アンコール)へ続いていたのだ。
 故に、『渾然至大伽藍都城』は、広範囲の地脈を確保・接続する機能をも有するのである。


【解説】
クメール帝国の最大版図・全盛期を築いた王。ジャヤヴァルマン7世。在位1181‐1218年ころ。
諡号マハーパラマソウガタ(偉大にして至高なる仏教徒)。大建寺王、大建都王、転輪聖王。
ダラニーンドラヴァルマン2世王の息子で、王子時代はチャンパに外征にする将であった。
当時の帝国には強力な王が不在であり、チャンパ王の侵攻によって
主都アンコールは陥落させられてしまい、この帝国の危機に立ち上がったのが7世だった。
7世の軍はトレンサップ湖上の決戦で勝利してアンコールを解放し、7世は1181年に王として即位した。
その後、王はチャンパに対して容赦なく復讐戦を行い、チャンパは約20年間クメールに支配された。
また王は国内平定のために断続的に出兵し、クメール帝国の再統一が果たされた。
一説には、王は帝国自体を巨大な曼荼羅にすべく、幾何学的な配置に造り、
その過程で貯水池による水利システムを改善したという。
これだけでも王が偉大な英雄であったことがわかるが、王は大寺院を始めたとした建築事業に着手した。
幹線道路とそれに伴う多くの宿泊施設の建設は、交易と進軍を容易にして国内を大発展させ、
また「己の病よりも民の病を苦しみとする」として、全国に施療院を設置した。
7世は帝国と諸国を結ぶクメールの国際ネットワークの最後の結合者であり、アンコール都城の完成者だった。
外敵排除による救国と版図拡大の武勇、数多の神殿寺院の大建築、民を慰撫する徳高き為政、
ジャヤヴァルマン7世こそまさしくカンボジア史最大の王であり大英雄と言えるだろう。
しかし、彼の死を最後にクメールの偉大な王は絶え、帝国も後に崩壊していく。


【コメント】
自作サーヴァントの中では初の女体化。とは言っても生前は普通に男で、英霊化した後に女になった。
母性の象徴である菩薩と己を重ねたことにより、母性と威厳たっぷりな女丈夫として顕現したのだ。
日本で召喚された場合は無辜の怪物スキルで癩病に罹った男性の姿となる。
『渾然至大伽藍都城』のネーミングは『決戦起動増殖都市』に影響を受けた。
適正クラスはライダー。一人称は私(クメール)。


697 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:15:35 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】パラメシュヴァラパダ
【性別】男性
【身長・体重】173cm・68kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:C
 幸運と魔力を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考ができなくなる。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 最高神シヴァの化身を称する神聖王の1人。

皇帝特権:C
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 国内では神聖王の権威は健在であったが、北方の大帝国に朝貢したことでランクは低下している。

狂信:A
 特定の何かを周囲の理解を超えるほどに信仰することで、通常ではありえぬ精神力を身につける。
 トラウマなどもすぐに克服し、精神操作系の魔術などに強い耐性を得る。

【宝具】
『兆しなる滅びの灯炎(バイラヴァ・アーグ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大補足:300人
 異教徒を焼き尽くす広範囲型拡散破壊宝具。仏教徒特攻を有す。
 破壊神シヴァの紅蓮を自らの狂気と適合させ、敵対者に大ダメージを与える。
 炎にあてられた者は、その後も継続的に神秘の劣化・耐久値ダウンが課される。
 この炎は、攻撃を受け付けない加護を纏っていようとも、その加護を脆弱化させてゆく。
 バーサーカー自身はこれを神威の炎と認識しているが、その実――――
 帝国凋落の概念が具象化されたものであり、それ故に上記の特性を有している。

 「たまたま時期が悪かっただけだ! 余のせいではないっ!」  とは本人(理性有り時)の言。


【キーワード】
『廃仏王』
 バーサーカーは功績があって史に名を残した英霊ではない。
 狂気的とも言われる廃仏活動によって、近代の人々に強烈な記憶を刻んだのである。
 彼によって埋められた274体の仏像が現代に至ってから発見されており、
 当時は更に膨大な数千体の仏教が破壊されたとも言われている。
 これらは権力争いの敵であった仏教勢力と、前政権の否定のためだったと言われている。


【解説】
クメール帝国の11世紀の王ジャヤヴァルマン8世。諡号パラメシュヴァラパダ。
在位は1243-1295年であり、その治世期間は歴代で最長の52年という記録を残す。
当時、クメール帝国はジャヤヴァルマン7世の死没後に諸国への支配力が弱まっていた。
8世は内乱を勝ち抜いて7世の次々代王位に着いたが、新たに自身の都城を建造することはなく、
神殿寺院も改修・改造に留まったという。8世は先代の二王と異なり仏教徒ではなくシヴァ神信徒であり、
既存の仏教建築をシヴァ神のものに改造し、7世の事績・碑文を破壊した。
1283年以降、フビライの元軍がクメールに侵攻してくる恐れがあったが、
8世はこれに対して朝貢することで事なきを得た。
しかしタイのスコータイ朝が勃興しても戦う気力は見せず、以降のクメールは外国勢力に押されていく。
クメール国内活力の要であった貯水池による水利システムも、開発の限界と
補修のおざなりが重なって活用されなくなってしまい、マラリアの発生も起こった。
8世は1295年に暗殺されて黄金の王剣も奪われたという。

従来の学説ではスーリヤヴァルマン2世とジャヤヴァルマン7世の大事業が国力の疲弊を招き、
それが王権の低迷、クメール帝国の滅亡に繋がったと言われていた。
しかし8世が盛んに廃仏活動を行ったのは王の権威が健在であったことを示しており、
また、8世の死後に中国人がクメールにやってきてその栄華ぶりを書き残している。
仮に2世と7世の事業で国力低下が起こっていたとしても、8世の時代には既に回復していたのだろう。
帝国の支配力に衰えがあったのは事実だが、それは国を治める王個人の資質によるものである。


【コメント】
パラメーターは狂化する前の表記。
まあ朝貢したのはスーリヤヴァルマン2世も同じなんだけど、あれは不通となっていた国交や
交易ルートを復活させるためっぽいから服した印象がないんだよな。
適正クラスは特にないがなんとなくバーサーカーになった。

型月的に解釈をするならば
「クメール神聖王たちは神の世界の一部を地上に降ろして国を繁栄させてきたが、
時代が進むに連れて神秘は薄れ、その国家運営方法は難しくなってきた。
ジャヤヴァルマン7世はそういう神聖王の在り方に見切りをつけて、神ではなく仏の世界を目指したが
ジャヤヴァルマン8世は到底それが受け入れられず、悪あがきでシヴァ信仰を復古させた。
しかしそれが帰って国家の凋落を招いてしまった」
と、こんな感じだろうか。


698 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:17:21 .evcFgbg0
【元ネタ】カンボジア王朝年代記
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ケート・メアリア
【性別】男性
【身長・体重】165m・56kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷C 魔力A 幸運A+ 宝具A-
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
 雷霆神インドラの息子である。

授かりの英雄:A
 生まれついて誰もに愛され、その時々で必要なものを与えられた英雄であることを示すスキル。
 呪いのように積極的な原因がない限り、セイバーが何かに不足するということはない。

紅顔の美少年:C
 人を惹き付ける美少年としての性質。男女を問わずに対しては魅了の魔術的効果として働くが、
 抵抗の意思があれば軽減出来る。対魔力スキルで完全回避が可能。

【宝具】
『幻想に兆す王輝の剣(プリヤカーン・マガヴァーン)』
ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:2〜40 最大捕捉:100人
 父である雷神インドラによりもたらされた神造の王剣。
 自身の血に宿る雷神の力を喚起し、剣を通じて雷光を放つ。
 インドラ神の呪文により、雷撃の刃は範囲内にいる者全てに向かうが、
 その場合の威力は細分化されてしまう。
 ……史実に存在した、王剣の所有者たるクメール王たちにはこの宝具は無効となる。

【解説】
カンボジアの王朝年代記に語られる伝説的な王。名は「光る花の輪」を意味する。
竜王の祝福を受けて生まれたトン王と妃である竜姫との間の子だが、
雷神が与えた光る石から生まれた存在であり、そのためインドラ神の子、化身と言われる。
6歳になったケートはインドラ神に連れられて天界に昇り、
そこで目にした天宮が欲しくなり、工芸神ヴィシュヴァカルマンに建ててもらうことにした。
またインドラ神が神に命じて、吉と凶とあらゆる前兆を封じた聖剣を作らせ、ケートはこれを授かった。
父王トンが亡くなると、ケートは5つの王位象徴物とナーラーヤナ神像と聖剣を持ち、王位を継いだ。
インドラ神は聖剣に呪文を込め、十方角の敵に意のままに勝てるようにした。
この聖剣は以後の王たちに受け継がれていった。
ケートの統治下は皆が幸福であり、中国とも友好を結び、カンボジアは強国となった。
ケートは踊り子に呪術をかけられて一時的に狂気に陥ったこともあったが、
インドラ神の使いに正気に戻して貰うという出来事もあった。ケートは388歳で没したとされる。

カンボジアの王朝年代記は、序盤の内容の殆どが架空の伝説であることが判明しており、
王朝年代記に記される都城・寺院・聖剣などの由来も、史実とはまるで異なっている。
クメール帝国が終焉してからカンボジア人たちは自らの歴史を忘れてしまったため、
その空白を埋めるために各地の民間伝承を年代記に採用したためだと思われる。
ケートもその中の架空の王の1人である。
民間伝承版でも、ケートはインドラ神を由来に持ち、
都城や聖剣の誕生に携わった王の役目を仮託されている。


【コメント】
適正クラスはセイバーとバーサーカー。


699 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:18:09 .evcFgbg0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ピスヌカー
【性別】男性
【身長・体重】167m・64kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
 天女の息子であると同時に、存在そのものが工芸神の擬人化である。

神授の智慧:C+
 工芸神より与えられた工匠としての様々な智慧。
 絵、彫刻、音楽、陸船、製鉄などその技能は多岐に渡り、建築と鍛冶に至っては神域の腕前である。

道具作成:A+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 十分な時間と素材さえあれば、宝具を作り上げることすら可能。

【宝具】
『幻想に失せよ、王輝の剣(プリヤカーン・マガヴァーン)』
ランク:C 種別:???宝具 レンジ:??? 最大捕捉:???
 ケート王に命じられて鍛えた鋼鉄の剣。
 厳密にはカンボジア王統の宝剣『プリヤ・カーン』とは別物なのだが、
 別の伝承でケート王が得たプリヤカーンと明らかに対応されているため、この真名を冠した。
 神域の鍛冶師であるセイバーが造り上げた宝剣であり、剣先を当てるだけで床を割ったという
 一部の伝承から、逸品であることは確かである。
 しかし伝承の中では完成してすぐに失われたため、その真価は誰も知らない。
 ―――否、設計者・作成者たる英霊ピスヌカーのみぞ知る。

【解説】
カンボジアの伝承に語られる工芸師。架空の王ケートの伝説の一部バージョンに登場する。
とある天女は下界の花を積んでしまったことから、下界で暮らさなければならなくなり、
中国人の男と子を作ったが、後に天界へ帰った。
残された子ピスヌカーは母を探し求めて再会することに成功し、母に連れられて天界へ登った。
そこで絵と彫刻の才を認められて、工芸神の弟子となった。
ピスヌカーは絵、彫刻、音楽、陸船、製鉄などをマスターし、神をも超える不朽の建築士となった。
ピスヌカーはインドラ神によって、カンボジアの王ケートの建築士となり、
宮殿や鉄製の宝剣を作り上げたが、宝剣が短かったためケートが不満を上げて仲違いし、
ピスヌカーは中国へ帰り、宝剣はトンレサップ湖に捨てられた。
王朝年代記では登場せず、天界に登って神の宮殿を見る役はケートに、
宮殿や宝剣を作る役割は工芸神のものになっている。
ピスヌカーという名は明らかに工芸神ヴィシュヴァカルマンに由来しており、
ピスヌカーは工芸神の擬人化であろう。

【コメント】
現実に存在するプリヤカーンの由来を神話化したのが、王朝年代記のプリヤカーンだが、
この剣は更にそれとは似て非なる剣ということ。偽物の偽物。
いや、王朝年代記は民間伝承から作られているだろうから、こっちの方がオリジナルに近いのかな?
適正クラスは特にないが剣持ってるからセイバーに。


700 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:20:20 .evcFgbg0
【元ネタ】カンボジア伝承
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ピスヌカー
【性別】男性
【身長・体重】167m・64kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
 天女の息子であると同時に、存在そのものが工芸神の擬人化である。

神授の智慧:C+
 工芸神より与えられた工匠としての様々な智慧。
 絵、彫刻、音楽、陸船、製鉄などその技能は多岐に渡り、建築と鍛冶に至っては神域の腕前である。

道具作成:A+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 十分な時間と素材さえあれば、宝具を作り上げることすら可能。

【宝具】
『幻想に失せよ、王輝の剣(プリヤカーン・マガヴァーン)』
ランク:C 種別:???宝具 レンジ:??? 最大捕捉:???
 ケート王に命じられて鍛えた鋼鉄の剣。
 厳密にはカンボジア王統の宝剣『プリヤ・カーン』とは別物なのだが、
 別の伝承でケート王が得たプリヤカーンと明らかに対応されているため、この真名を冠した。
 神域の鍛冶師であるセイバーが造り上げた宝剣であり、剣先を当てるだけで床を割ったという
 一部の伝承から、逸品であることは確かである。
 しかし伝承の中では完成してすぐに失われたため、その真価は誰も知らない。
 ―――否、設計者・作成者たる英霊ピスヌカーのみぞ知る。

【解説】
カンボジアの伝承に語られる工芸師。架空の王ケートの伝説の一部バージョンに登場する。
とある天女は下界の花を積んでしまったことから、下界で暮らさなければならなくなり、
中国人の男と子を作ったが、後に天界へ帰った。
残された子ピスヌカーは母を探し求めて再会することに成功し、母に連れられて天界へ登った。
そこで絵と彫刻の才を認められて、工芸神の弟子となった。
ピスヌカーは絵、彫刻、音楽、陸船、製鉄などをマスターし、神をも超える不朽の建築士となった。
ピスヌカーはインドラ神によって、カンボジアの王ケートの建築士となり、
宮殿や鉄製の宝剣を作り上げたが、宝剣が短かったためケートが不満を上げて仲違いし、
ピスヌカーは中国へ帰り、宝剣はトンレサップ湖に捨てられた。
王朝年代記では登場せず、天界に登って神の宮殿を見る役はケートに、
宮殿や宝剣を作る役割は工芸神のものになっている。
ピスヌカーという名は明らかに工芸神ヴィシュヴァカルマンに由来しており、
ピスヌカーは工芸神の擬人化であろう。

【コメント】
現実に存在するプリヤカーンの由来を神話化したのが、王朝年代記のプリヤカーンだが、
この剣は更にそれとは似て非なる剣ということ。偽物の偽物。
いや、王朝年代記は民間伝承から作られているだろうから、こっちの方がオリジナルに近いのかな?
適正クラスは特にないが剣持ってるからセイバーに。


701 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:21:14 .evcFgbg0
【元ネタ】カンボジア伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】スダチ・コーン
【性別】男性
【身長・体重】171cm・65kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
竜の加護:A+
 生来からその身の宿っていたナーガの加護。
 大魚の体から生まれたことからナーガの化身とも呼ばれたという。

仕切り直し:B
 窮地から離脱する能力。 
 不利な状況から脱出する方法を瞬時に思い付くことができる。
 加えて逃走に専念する場合、相手の追跡判定にペナルティを与える。

【宝具】
『右腕・逆流水牙(ライトハンド・ネアク・フラード)』
『左腕・奔流竜火(レフトハンド・ネアク・ブレイズ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:500人
 キャスターの身体の左右に絡み付いたというナーガによる「竜の息吹」。
 右腕からは、“呑む水流”を攻撃的に放出し、左腕からは“王権焼却”の業火を噴出する。
 攻撃の際には真名解放を必要とするが、防御に関しては二頭のナーガが常時守護してくれる。
 ただし、ナーガたちの加護はキャスターが勝利するまで、あるいは王座を掴むためのものであり、
 言わばジャイアントキリング専用能力。弱い者には発動しなくなるという落とし穴がある。

【解説】
カンボジアの伝承に登場する王。王朝年代記にも存在が語られる。
ソコンナボット王の在世の人物であり、高僧から学んだ学識と王妃の類縁であったことから
王宮に仕えて出世する。しかしそれを妬んだ者たちによって追放される。
その後、コーンは反乱を起こして王位を簒奪し、王を殺した。
王の弟であったチャン・リエチエはコーンの策略によってタイにいたが、
兄の復讐するためにタイ王を騙して軍勢を貰い受け、コーンと戦った。
チャンとコーンの戦いは長く続いたが、最終的にコーンは敗北してチャンが王となった。
伝承によると、コーンは赤子の時に大魚トレイ・ポーに飲まれたが一命を取りとめ、人間に育てられた。
コーンが成人になると、ソコンナボット王は辰の年にネアク(ナーガ)が火を吹いて
王宮を焼き尽くし、白い傘を咥えて東に去る夢を見た。
王はこの予知夢からコーンを殺そうとしたが、二頭のナーガがコーンの左右に絡みついて守護し、
また様々な不思議な出来事が起きてコーンを守った。
コーンは王から逃げた先で部下を集めて反乱を起こし、
王は東からやってくるナーガによって川に引き込まれる予知夢を見て、コーン軍に殺された。
彼が建てたという遺構群が今でもカンボジアの地に見ることができる。
年代記の写本によってエピソードに差異がある。

【コメント】
王を殺して王位を簒奪したが、王の弟に仇討ちを果たされて殺される……。
一見すると典型的な物語の悪役の立ち位置なのだが、平民出身から王へ登りつめたことや
そもそも王位簒奪も同情すべき経緯があるということ、そして在世中に善政を敷いたということから
現代カンボジア人からの人気は高いらしい。騎馬や軍船を鍛えたというから適正クラスはライダー。


702 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:22:05 .evcFgbg0
【元ネタ】カンボジア伝承
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】クレアン・ムアン
【性別】男性
【身長・体重】181m・70kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
死を纏う者:A
 周囲に災厄を振りまき、死をもたらす存在としてのスキル。
 ランサーは自国民にとっては救国の英雄だが、敵対者から見れば恐るべき死の使徒である。
 死病をもたらす魔霊を常に纏い、外装としている。

【宝具】
『集え、我らが呪わしき愛国の士(トアプ・クマオチ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 ランサーが扱う槍の穂先に自らの血を吸わせることで霊軍を召喚する。
 吸わせる血液量が多ければ多いほど呼び出せる霊の数は増え、
 ランサーが命を保てない程に血量を使用したならば、まさしく必殺の威力となる。

『喰らうがいい、我が死病の槍刃(ネアク・ター・クレアン・ムアン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
 召喚した霊軍を穂先に凝縮して攻撃する対人奥義。
 その穂先には英霊すらも死に至らしめる、治癒不能の死病の黴菌が宿る。
 霊の数が多ければ多いほど当然威力は向上する。

【解説】
カンボジア伝承とそれに基づく王朝年代記に登場する英雄。
オクニャ・クレアン・ムアン。あるいはネアク・ター・クレアン・ムアン。
16世紀、シャムの軍事圧力によりクメール王はアンコールを明け渡しており、
ムアンはその頃、シャム軍と戦っていた将軍と言われる。
クメール軍が破れると、ムアンは槍を植えた井戸に身を投げて自害して冥界へ行き、幽霊の軍団を招集した。
死せる兵の軍勢はシャム軍をコレラに罹らせ、打ち負かしたという。
ムアンは死後、カンボジアの土地神/精霊(ネアク・ター)になったという。
あくまで伝承上の存在で史上の人物ではないが、カンボジアの愛国的英雄として認識されており、
強力な土地の守護者でもある。
ムアンに祈ると、宿敵シャム軍には何度も病気が流行ったという。
年代記VJ版では東岸の反逆徒コーンと戦い、リエチエ王を助けたことになっている。

【コメント】
適正クラスはランサーのみ。


703 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:23:18 .evcFgbg0
【元ネタ】カンボジア伝承
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】トロソック・パアエム
【性別】男性
【身長・体重】168m・62kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
対毒:A
 保有する聖槍の効果によって得たスキル。
 あらゆる毒を無効化する。同時に周囲の毒も癒し、体力を回復する。

魔術:C
 父である隠者から教わった魔術。

【宝具】
『王に至れり魔鐵の槍よ(プリヤ・ロンペン・チェイ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜30 最大捕捉:1人
 ランサーによって造られ、カンボジア王室に伝えられた聖槍。
 対象の頑強度・耐久力をゼロ値にしてから攻撃数値を付加させる。
 また、元々宿っていた「対毒」効果が信仰によって昇華され、あらゆる害悪を浄化する能力を得ている。
 王家を象徴する聖宝でありながら、その由来には王殺しの逸話が含まれおり、
 王位簒奪者が手に取ればランクが向上する、つまり、ランサーが持てば実質Aランク宝具となる。


【解説】
カンボジア王家の聖槍にまつわる伝承の主人公。
カンボジアの伝承及び王朝年代記にも記された甘瓜王トロソック・パアエム。
アンコール王朝時代、都の近くに住む隠者と娘の間に不思議なことが起こって子が生まれた。
成長して少年になると父を求めて旅に出て隠者に出会い、魔術を教わった。
父が旅に出る際、少年は武器と毒を効かなくする魔鉄を授かった。なお、魔鉄は甘味だった。
少年は畑を開いて暮らしたが、ある時、魔鉄に触れた種から甘い瓜が育つことを知り、
それ以来Burut Tegvan(甘い瓜の男)と呼ばれた。
この瓜は王にも気に入られ、成った実は全て王に渡すことになった。
ある時、畑に入った牛を見て、甘瓜男は魔鉄を投げたら、牛の体を貫通した。
それを知った王はこの魔鉄から槍を作らせ、畑を守るために甘瓜男に託した。
ある時、王は単独で畑に入ったら甘瓜男に泥棒だと思われて槍で殺されてしまった。
王には世継ぎがいなかったので、甘瓜男がプリヤ・チャオ・スリジョポンの称号で即位した。
これは「勝利の象」に選ばせるという方法だったのだが、新王を卑賤の者として
不遜な態度で接する貴人もおり、新王はその貴人たちを抹殺した。
王にはなったが恐らく政務などはとらず、引き続き森で暮らしたという。
この甘瓜の王は恐らく架空の存在だが、カンボジア人はこの伝承を史実と信じており、
甘瓜王は王朝の開祖で、例の槍はプノンペン王室に聖剣プリヤカーンと共に保管されているという。

【コメント】
元は民間伝承であったため物語は複数あり、強い戦士の場合もあるのでステは低くはない。
名前もまちまちでバウだったりプーだったりチェイだったりする。
適正クラスはランサーとキャスター。




投下終わり。

いつの時代もアジアは余を楽しませてやまない。


704 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:45:36 Pk879WS60


質も量も大したもんだ


705 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 15:52:21 cnLVTeIs0
正月の暇つぶしに読ませてもらう


706 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 17:06:03 t2s8UPQo0
【元ネタ】史実(ブラジル)
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ズンビ・ドス・パルマーレス
【性別】男性
【身長・体重】175cm・74kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。

【固有スキル】
カポエイラ:EX
 サンバにも通じる特異なステップと足技への傾倒を特徴とする格闘術を習得している。
 伝説においてキロンボの人間はカポエイラを習得しており、ズンビもまた達人であったという。
 命中・回避判定に有利な補正を獲得し、捕縛・拘束に類する妨害効果に耐性を得る。

不屈の意志:B
 あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意志。

戦闘続行:A
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

【宝具】
『不撓不屈の王(オ・レイ・イモータル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 その首が晒されるまで不死身であると信じられた逸話が昇華された宝具。
 決定的な致命傷を負おうとも、その傷を他者(味方含む)に認識されるまで、
 このサーヴァントは死亡せず、その傷が無いのと同様の戦闘力を発揮できる。
 ズンビはスキル:カポエイラによって致命傷を負おうとも相手から隠しながら戦うため、
 特に一対一の戦いにおいて不死身と言ってもいいタフネスを発揮する。

【Weapon】
『ライフル銃』

【解説】
 ブラジルにおける逃亡奴隷集落(キロンボ)の中でも最大の規模であったパルマーレスの最後の指導者。
 ポルトガルに対して徹底抗戦を訴えて先代の指導者を暗殺し、パルマーレスの指導者となり激闘を繰り広げるも敗死した。
 現在ではブラジル黒人運動の英雄と見做されている。

 パルマーレスは奴隷として連れてこられたコンゴ王国の王女アクア・ルツネが建国したとされる。
 逃亡奴隷のみならず先住民やヨーロッパ人逃亡者も受け入れてパルマーレスは拡大していったが、
 二代目ガンガ・ズンバの代の頃、ブラジルを植民地化していたポルトガル王国との軍事衝突に発展する。
 その中で頭角を現したのが、ガンガ・ズンバの甥であるズンビだった。

 ズンビは宣教師に育てられ、ポルトガル語とラテン語を解し、聡明だったという。
 逃亡奴隷となった後、優れた肉体能力と狡猾な戦術で名を馳せるようになり、
 ガンガ・ズンバ王らと共に攻め込んでくるポルトガル王国を相手に良く守った。

 20回以上に渡るポルトガルの侵攻を不正だパルマーレス側も、次第に戦いに疲弊していく。
 そして、ガンガ・ズンバ王は自らの家族が人質に取られたことを決定打として、両国の間に和平協定が結ばれることとなった。
 しかし、ズンビはその内容を「他の多くの逃亡奴隷への裏切り」だと考え(ポルトガル側への不信も影響している)
 ガンガ・ズンバを毒殺。
 自らが王となり、反ポルトガルの姿勢を鮮明に打ち出す。

 これに対しポルトガル側の態度も硬化。
 奴隷狩りの名人として知られるジョルジ・ヴェーリョにポルトガル軍を率いさせ、パルマーレスを攻撃。
 42日にも渡る激闘の末、パルマーレスは陥落した。

 ズンビはなんとか生き延び、ゲリラ戦でポルトガルとの戦いを続行するが、
 最終的に裏切った側近の一人に居場所を通報され、ポルトガル軍に殺害された。
 ズンビには不死であるという伝説があり、
 ポルトガルはそれを払拭するために、ズンビの首を槍にかけて掲げ、宴会を催したという。


707 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 22:19:20 A6JUMKRM0
【元ネタ】ノラネコぐんだんシリーズ
【CLASS】ビースト?
【マスター】
【真名】ノラネコぐんだん
【性別】男の子?
【身長・体重】?
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久A 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】獣の権能 E 単独顕現(ぐんだん)C 
【固有スキル】
  
 コンビネーション:A
  8匹のノラネコたちによる連携。 
 本来は特定の人物との連携をする際にどれだけ戦闘力が向上するかを示すスキルとなっているが、ノラネコたちに限っては
 いたずらをすることに対して重点を置いている。お互い「ニャーニャー」といいながら息ぴったりの連携を行うことが可能になる。
 服装やポーズなど、何気ないところまで8匹ぴったりとそろうことも珍しくない。
 
 専科百般:A
  多方面に発揮される天性の才能。
 料理、操縦、建築、開拓、狩猟など、様々な種類の専業スキルについて、Bクラス以上の習熟度を発揮できる。
 上記のスキルと合わさることでどんな状況でもクオリティの高いいたずらを発揮することができる。
 ちなみにノラネコたちがきちんとした知識で行っているかは不明である。


 ネガ・アルタリスティック B
  かっこよく書いているが要は自分勝手ということである。

  このノラネコぐんだんは全員いたずらっ子で破天荒。興味を持ったら即断即決の性格をしている。
 興味を持つ対象は色々あるが、大体人間の子供と似たような傾向にある(汽車・飛行機などの乗り物、パンやお寿司などの食べ物等)
 ノラネコたちのいたずらは大体人目につかないように行うので、気がつけばすでに手遅れ、なんてこともざらにある。
 このスキルはそんなノラネコぐんだんの自分勝手さから出てきたもので、ノラネコたちのいたずらを様々な形でフォロー?する複合スキルと
 なっている。いたずらといっても人の命を奪うだとか、尊厳を踏みにじるといった残酷なことを直接はしないが、いたずらの余波で思わぬ
 被害を被ることがある。例えば、ノラネコたちが工房に忍び込み勝手に改造したり、何らかの魔術礼装を故意ではなく移動させたり壊したりと
 なかなか迷惑である。おまけにこのスキルの影響でいたずらに気が付けるのは野良猫たちが去った後であり、未然に防ぐことは不可能に近い
 し、追跡することも極めて困難になってしまう。また、認識阻害や情報抹消の効果もあるため、何もしていないノラネコたちを見つけても
 犯人?と気づかないどころか、「ちょっとふくよかな、どこにでもいる普通の8匹ノラネコ」として気にも留めることができなくなってしまう。
 本来であれば規格外のスキルといってもいい内容だが、後述の宝具によってランクが大幅に下がっている。

つづきます。


708 : 僕はね、名無しさんなんだ :2018/12/31(月) 22:22:05 A6JUMKRM0
【宝具】

「ワンワンちゃん」
ランク:なし 種別:対ノラネコぐんだん宝具 レンジ:8 最大補足:8匹
 ノラネコぐんだんが顕現したと同時に現れるワンワンちゃん。ノラネコたちと違って働き者で、
顕現と同時にどこかで働いている事になる。ノラネコほどの認知阻害力はないが、「ワンワンちゃんが働いている」と
だけ気づけて後は違和感も何も感じないようになっている。ノラネコたちのいたずらを防ぐカギはこのワンワンちゃんで
ワンワンちゃんにいたずらを気付かせることでノラネコたちを止めることができる。しかし、止める際には次の宝具が
自動的に発動するようになっている。

「ドッカーン!!」
ランク:EX 種別:対いたずら宝具 レンジ:8 最大捕捉:8〜9999人
  ノラネコたちのいたずらがワンワンちゃんに知られた時点で、何かしらのアクシデントがノラネコたちに発生する。
 例えばパンを焼いてたら分量が多すぎて「ドッカーン!!」となったり、気球を作って空を飛んでいたら、
 怒ったカモメさんに突っつかれて「ドッカーン!!」となるといった具合である。そして「ドッカーン!!」となった後、
 偶然にもワンワンちゃんの所に集まり、ノラネコたちは正座になってワンワンちゃんのお説教を受けるという流れになる。
 お説教が終わったらこれまでのいたずらの分だけ働くことになる。この働く期間は規模によってまちまちである。
 すべての仕事が終わったらノラネコぐんだんもワンワンちゃんも次の聖杯戦争に行ってしまうので、いつのまにか
 いなくなっていることが常である。ワンワンちゃんとノラネコぐんだんの繋がりに気づけるかどうかが攻略のカギとなってくる。
 


【Weapon】
 ノラネコたち自身

【解説】
 絵本作家・工藤ノリコ先生が手掛けたノラネコぐんだんシリーズよりノラネコぐんだんです。
8匹からなるノラネコぐんだんはいたずら好きの「ちょいワル」な猫たちで、いつもいろんないたずらをして
ワンワンちゃんとの攻防を繰り広げています。現在は絵本、読み物、レシピブック、グッズなど様々な媒体で
ノラネコぐんだんワールドを展開しています。気になる中身ですが、全頁試し読みが可能のものがEhonNaviさんに
いくつかありますので、興味があったら探してみてください。
 ゆるキャラめいた存在なので、一見聖杯戦争には向かないんじゃないかと思いましたが、ノラネコたちかなりタフなので
いけるんじゃね?と思って作ってみました。絵本キャラで妄想するのも結構楽しかったです。


709 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/01(火) 21:11:13 8Qmpr3Pw0
カンボジアってポルポトくらいしか知らんかったな


710 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/03(木) 19:19:08 3TaX8FBY0
【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】包拯 希仁
【性別】男性
【身長・体重】175cm・71kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 セイバー級の対魔力を保有する。

真名看破:-
 スキル:閻魔の文帖と引き換えにこのスキルは消滅している。

神明裁決:A
 ルーラーとしての最高特権。
 聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
 他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。

【固有スキル】
秋霜烈日:A
 あらゆる悪徳を許さぬ峻厳さを示すスキル。
 対象が持つ不義・不徳の罪に応じて即死耐性を低下させる。
 対粛清ACを打ち破る効果もある。

閻魔の文帖:EX
 死者の生前の名前や行動を記しておくという帳簿。
 霊的存在(英霊含む)と相対する時、相手の名前と生前の行動を完全に把握できる。
 英霊に対して使用する場合、Aランク相当の真名看破および人間観察スキルと同等の効果を発揮する。

境界にて:B
「昼は陽界を裁き、夜は冥界を裁く」という京劇の演目から。
 昼夜、死生の境を渡って裁きを下してきた包拯は、死に慣れ、同化しているため、即死耐性と恐怖耐性を獲得している。
 また、包拯の攻撃はすべて低確率の即死判定が発生する。

神性:B
 閻魔大王と同一視され、また通俗小説において星主と見做された包拯は高ランクの神性を有する。

【宝具】
『青天三?刀(みかづきのさばき)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 人々が包拯に求める正しい裁きが具現化した宝具。
『?刀』とは古代中国で斬首、腰斬に使用された刑具で、巨大な押し切りでテコの原理で人体を切断するもの。
 包拯は三種類の『?刀』が保有しており、王族皇族、官吏家臣、土豪平民の三つに用いる『?刀』が分かれている。
 それぞれに適した『?刀』を用いることで、対象を罪業に応じた強度で拘束し、斬刑に処することができる。

『三侠五義(さんきょうごぎ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人(自身)
 通俗小説において包拯を助けた侠客達の力を借り受ける宝具。
 彼らは幻霊であるため英霊としての実体化は不可能だが、
 包拯は彼らの幻霊と疑似的に融合を果たすことで、その能力を自在に操ることができる。
 ただし、一度に融合できる幻霊は一体までであり、複数の幻霊と同時に合体することはできない。

【解説】
 中国・北宋の政治家。字は希仁。諡は孝粛。
 包公、包待制、包青天とも呼ばれ、清廉かつ厳格な人柄から庶民に慕われた。
 後世、様々な伝説を付加され、閻魔大王とも同一視される。

 学業と孝行で名を馳せ、順調に出身を重ねる。
 数多くの職を経ていたが、特に開封府に務めていた頃の評判が有名で
 宮中の貴族や宦官といった権力者を恐れず、賄賂を摘発したので恐れられたという。
 このことから「関節(賄賂)到らず、閻魔包公有り」と謳われ、子供にまでその名を知られるほど人気があった。
 政府高官となった後も質素な生活を続け、賄賂を受け取らないなど、清廉潔白な清官として過ごした。

 没後、庶民からの人気は崇拝へと転じ、様々な伝説が形成され、広く語り伝えられるようになった。
 伝説中の包拯は、公平に法を司り、どのような悪人にも立ち向かい、計略と機知に長ける名裁判官として描かれる。
 生前の事績と人柄から冥界の役所を司っているともされ、道教信仰においては閻魔大王とも同一視された。
 
 京劇において、包拯は黒い顔で額に三日月の傷を持った姿で描かれる。
 これは罪に対して秋霜烈日であることを象徴するアイコンであるという。


711 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/03(木) 19:21:50 3TaX8FBY0
文字化けしたので宝具だけもう一回

『青天三铡刀(みかづきのさばき)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 人々が包拯に求める正しい裁きが具現化した宝具。
『铡刀』とは古代中国で斬首、腰斬に使用された刑具で、巨大な押し切りでテコの原理で人体を切断するもの。
 包拯は三種類の『铡刀』が保有しており、王族皇族、官吏家臣、土豪平民の三つに用いる『铡刀』が分かれている。
 それぞれに適した『铡刀』を用いることで、対象を罪業に応じた強度で拘束し、斬刑に処することができる。


712 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/05(土) 18:13:25 H4xJeeA60
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】アヤカ・サジョウ
【真名】ジョン欠地王
【性別】男
【身長・体重】167㎝ 57㎏
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力E 幸運B +宝具EX
【クラス】
気配遮断:D
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。


713 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/05(土) 18:35:22 H4xJeeA60
>>712
【固有スキル】
王権否定:A
「王」を嫌悪し、否定する在り方。カリスマの無効化など、対王属性に有利判定。


714 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/05(土) 18:58:44 H4xJeeA60
>>713


715 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/05(土) 20:32:18 H4xJeeA60
>>713
沈着冷静:B
いつだってすこぶる冷静。淡々と暗君を振る舞う。
我流・黒鍵術:B
護身術。独自に使いこなしている。
【宝具】
『王権規制(マグナカルタ)』
ランク:EX 種別:対王宝具 レンジ:1 最大補足:1人
聖書の頁の代わりにマグナカルタ文書を使用した、純白の黒鍵。突き刺した相手の王を王足らしめる要素全てを規制する。騎士王は騎士になり、征服王はただの横暴な男になり、マスターはマスター権を行使できなくなる。
効果を持続させるには突き刺したままにする必要がある。
【weapon】
数本の黒鍵(刀身固定タイプ)
【解説】
彼は王が嫌いだった。だから暗君になった。彼は民主政を夢想した。だから王権を消そうとした。
国政に王はいらないと信じ、その行為がきっかけになりイギリスに王を現存させた皮肉の男である、と言う無理やりを超えた妄想。


716 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/06(日) 19:06:54 pITkzfy60
【元ネタ】バキシリーズ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】スペック
【性別】男性
【身長・体重】推定200cm・100kg
【属性】悪
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:(B+)
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、マスターの制御さえ不可能になる。

【固有スキル】
無呼吸運動:A
 生前、五分間無呼吸で運動できる強靭な肉体を有していたことから生まれたスキル。一週間程魔力供給がなくても行動できる。

女神堕とし:B
 自由の女神像を生前に素手で壊したことからくる偉業がスキル化したもの。神聖を持つ者に特攻が入る。

脱獄:B
 自らを縛り付けるものすべてに対する抵抗がつく。

【宝具】
無呼吸連打(むこきゅうれんだ)
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
 スペックの持ち味を最大限に生かした、打撃の連打。相手が骸と化すまで一切隙のない打撃が続く。

我が肉体は再起する(ザ・リボーン)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
 召喚されてから一度しか使う事のできない宝具。たとえどんなに肉体が傷つき死地に追いやられていても、一度だけ自身を最大まで回復させる。

【Weapon】
 肉体・その場にあるものすべて

【解説】
 かつて死刑囚として水深200メートルの刑務所に収監されていたものの、敗北を求めて自力で脱獄。その後東京へ向かい✕✕✕と激闘。
 そこで念願であった敗北を知った。
 聖杯に臨むものは無論✕✕✕との再戦であるが、それと同じく闘いそのものを楽しんでいるだろう。


717 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/07(月) 14:33:04 BYPN3ppI0
【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ボーマル
【性別】女性
【身長・体重】165cm・50kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自ら有利な陣地である「工房」を作成する。
 ドルイドとしての特性から森林地帯において最大限の効果を発揮する。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 ドルイドとして様々な礼装を作成可能。

【固有スキル】
魔術:A
 女ドルイド(魔女)として身につけた多様な魔術。
 ゴル・マックモーナがフィン・マックールを探して殺そうとしている事を察知したのも、彼女の魔術の技の賜物。
 攻撃、攻撃補助、回復、など戦闘に使用できる術は多いが、本来は直接的な戦闘に長けた系統の魔術ではない。

投擲(毒針):A
 英雄ディルムッドでさえ死を覚悟するほどの激痛を走らせた毒針。
 キャスターは『空飛ぶ挽き臼』で上空に姿を隠しつつ追跡し、頃合いを見て毒針で狙撃する、という戦術を取る。

【宝具】
『灼き尽くす炎の檻(ウィッカーマン)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100人
 無数の細木の枝で構成された巨人が出現。
 巨人は火炎を身に纏い、対象に襲い掛かって強烈な熱・火炎ダメージを与える。
 この巨人の胴部は檻となっており、本来はそこに生贄を押し込める。
 しかし宝具として出現した巨人は生贄を収納しておらず、本来納めるべき神々への贄を求めて荒れ狂う。
 ケルトのドルイドたちが操るべき宝具である。

『空飛ぶ挽き臼(フライング・ミルストーン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜50 最大捕捉:1人
 ディルムッドとの戦いに用いた飛行する石臼。
 この石臼はAランクの気配遮断スキルに相当する隠蔽能力も持っており、
 キャスターが戦闘態勢を取るまで発見することは不可能に近い。

【Weapon】
『槍』

【解説】
 フィン・マックールの乳母にして叔母。
 フィンの先々代のフィアナ騎士団団長クール・マックトレンモーを支えた魔女(ドルイド)にして女戦士。
 晩年、フィンに頼まれてディルムッドを空飛ぶ石臼に乗って襲撃するが、ゲイ・ジャルグの一投を受け死亡した。

 フィン・マックールの父にしてフィアナ騎士団の団長でもあるクール・マックトレンモーの姉妹として生まれる。
 兄クール・マックトレンモーとの間に息子フィアルを、夫フィアカルとの間に七人の子を設けたとされる。

 クヌハの戦いでは兄クール・マックトレンモーと共にゴル・マックモーナと戦い、
 兄の戦死後は敗走する味方を支えて奮戦し、生き残った。
 その後、兄の遺児ディムナ(後のフィン・マックール)を引き取り、
 女戦士リア・ルケア(同名のフィアナ騎士団団員とは別人)と共にブルーム山で養育する。
 この際、ゴルの追手を逃れる為か、ディムナはその正体を知らされずに育てられた。

 長じた後、フィン・マックールは優れた狩人となったが、噂を聞きつけたゴル・マックモーナに命を狙われるようになる。
 それを魔術で知ったボーマルは、フィンの出生の秘密を教えてフィアナ騎士団長としての地位を勝ち取るための旅に出した。
 旅路の中で文武両道の英雄に成長したフィンは、炎の怪物アイレンを退治してフィアナ騎士団の団長に就任する。

 その後、老いたフィンに頼まれて、グラニアを攫ったディルムッドを追撃すべく出陣する。
 フィンにも増して老いていたボーダルであったが、
 空飛ぶ石臼に乗って身を隠し、ディルムッドを毒針を放って不意打ちするという戦術で彼を追い詰める。
 激痛に苦しむディルムッドは、魔術破りの魔槍ゲイ・ジャルグを石臼の隙間に投擲し、ボーダルは魔槍の切っ先に討たれた。

【蛇足】
 ドルイドは金属を身につけることが許されず、唯一身につけることが許される金属は黄金のみだそうな。
 その割に槍とか持ってるんで、割と不良ドルイドかもしれない。


718 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/08(火) 10:46:53 EFwbbPa60
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】マルクス・ウィプサニウス・アグリッパ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・79kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
嵐の航海者:A
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

忠士の相:A
 マスターに忠誠を誓い、同時にマスターからも信頼を寄せられる。
 戦下手の皇帝アウグストゥスに代わり軍事を担当し、政治的にも彼の片腕であり続けた。

無辜の怪物:C
 本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
 アグリッパの場合は“悪魔橋の建造者”である。
 巨大水道橋ポン・デュ・ガールは、後にローマの歴史が忘れ去られると、悪魔が作り出したものだと信じられるようになった。
 故に、その建造者であるアグリッパは、キリスト教圏で語られる悪魔としての属性・能力をも保有している。

【宝具】
『万神の御稜威(パンテオン)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:50 最大捕捉:500人
 様々なローマ神を祀る為に建造された神殿。
 範囲内の神性、女神の神核といった神霊適正を持つ者(神霊含む)の知名度補正値を向上させる。
 これにより対象の能力を大幅に上昇し、また対象によっては新たなスキル、宝具が使用可能になる。
 皇帝特権で神性スキルを獲得したローマ皇帝を支援するのが本来の用途。

『分配魔橋(ポン・デュ・ガール)』
ランク:A 種別:対国宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1国
 水脈、霊脈の流れを組み替える魔橋。
 水や魔力を掻き集めた後に周囲に再分配し、一日がかりで水流や霊地の位置を変更する。
 あくまで流れを変えるためのものであり、橋そのものは水や魔力を蓄える機能を持たない。
 当然だが架橋を目的として使用することも可能。
 水流操作を利用して温泉や大浴場も作ることができるが、基本的な用途は『神権帝国の落陽』の発動補助となる。

『神権帝国の落陽(アクティカ・プグナ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:500人
 アクティウムの海戦でアントニウス・クレオパトラ連合軍を破り、内乱の一世紀に終止符を打った海軍が宝具に昇華されたもの。
 対エジプトを想定してローマの総力を結集した船団であり、エジプト由来の神秘や攻撃を尽く無効化する特性を持っている。
 それ故にクレオパトラの船団は何も出来ず、戦線を勝手に離脱した。
 なお、エジプト由来の者以外に対しては凡百の軍勢宝具であり、また水上でしか発動できない。

【Weapon】
『トライデント』
 海神ネプトゥヌスの三又槍の模造品。
 あるコインの表面にはアグリッパが、裏面にはイルカとトライデントを持ったネプトゥヌスが彫られていたという逸話から。

【解説】
 古代ローマの軍人・政治家で、初代皇帝アウグストゥスの右腕として知られる人物。
 アウグストゥスの娘婿であり、忠実な腹心として戦下手の主君を助けた。

 騎士階級出身で政治的な影響力のある家系ではなかったが、
 軍務における働きぶりが英雄ユリウス・カエサルの目に留まり、
 オクタウィアヌス(後のアウグストゥス)と引き合わされて友人となる。

 カエサル暗殺後は、その後継者にならんとするオクタウィアヌスの腹心となり、特に軍事面で活躍した。
 カエサルの後継を争う内乱において、アントニウス・クレオパトラ連合軍を打ち破り、オクタウィアヌスの覇権を決定づけたのは、
 彼に代わって指揮を取ったアグリッパである。
 オクタウィアヌスは優れた政治家、戦略家であったが軍才だけが欠けており、
 それを補うアグリッパの武略がなければ、皇帝となることは不可能だっただろう。

 その後もカエサルの後継者として帝政樹立をはかるオクタウィアヌスの下で政戦両面で功績を挙げる。
 アウグストゥスを名乗り、皇帝となったオクタウィアヌスは、自らの右腕であるアグリッパを深く信頼し、
 後継者候補(といっても血族が地位を引き継ぐまでの中継ぎだが)とも考えていたという。
 しかし、アグリッパはアウグストゥスに先立って病没し、
 後継者として考えていたアグリッパの子(アウグストゥスの孫でもある)も次々と夭折。
 アウグストゥスの帝位世襲制の構想は夢と消え、血の繋がりのないティベリウスが帝位を引き継ぐこととなる。


719 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/10(木) 17:48:47 ySzNXbbc0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー(ガンナー適正あり)
【真名】ワイルド・ビル・ヒコック
【性別】男性
【身長・体重】188cm・76kg
【外見・容姿】ガンマン風の衣装にカウボーイハットを被った短めのカイゼル髭の伊達男
【属性】中立・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:E 幸運:E 宝具:D++

【クラス別スキル】
単独行動:A
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。マスターがサーヴァントへの魔力供給を気にすることなく自身の戦闘で最大限の魔術行使をする、あるいはマスターが深刻なダメージを被りサーヴァントに満足な魔力供給が行えなくなった場合などに重宝するスキル。

騎乗:C+
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
駅馬車の御者やバッファロー・ハンターとして生計を立てていたため、騎馬や馬車のみは人並み以上に乗りこなせる。

【保有スキル】
射撃:A+
銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。
銃の扱いに関して幾つもの逸話を持つアーチャーは高いランクを保有する。

クイックドロウ:B
銃をホルスターから早く抜いて撃つ早撃ちの技能。
早撃ちの逸話を幾つか持つが、早撃ちの代名詞とも言える「ビリー・ザ・キッド」には及ばない。

戦闘斥候:C
斥候、スカウトとしての偵察技術。Eランク相当の直感と千里眼を習得し、敵からの奇襲攻撃に対する防御、抵抗判定にボーナス。
白兵戦の技術も備え、銃が意味を成さないワン・インチ距離に於いてはナイフ、或いは拳一つで対応する能力も持つ。

伊達男:C-
ダンディズムとも。男としての魅力、またお洒落や格好に気を配る才能、ファッションセンス、芝居掛かった演技によるハッタリなども得意とする...が。
アーチャーは実際に舞台に立つとからっきしであったという。
その為、衆目(大体二十人以上、もしくは四陣営)が集まった場やライトが自分へと向けられた状況下では魅力が少々低下する。

【宝具】
『舞台吹き舞う壮麗銃士(カンザス・シティ・イン・ザ・ワイルド・ウェスト・ショウ)』
ランク:D- 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:100人
カンザス・シティーでの興行で南部の曲「デキシー」を要求して騒ぐテキサス人の前に立ちはだかって一斉射撃を受けたが1発もあたらなかったという逸話が宝具となったもの。自身に対して放たれた、自分が認識している状態の攻撃を踊るように回避する。
さながらショウのように舞い、踊り、さながら「始めから決まっていたように」鮮やかな回避を見せる。
...しかし、前述の逸話から衆目(大体二十人以上、もしくは四陣営)が集まった場やライトが自分へと向けられた状況下ではランクが低下する。

『死人の切り札(デッドマンズ・ハンド)』
ランク:D++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜8〜不明 最大捕捉:1〜8人
西部開拓時代の庶民の英雄で、保安官かつガンマンだったワイルド・ビル・ヒコックが暗殺された時のポーカーの手札"デッドマンズ・ハンド"の逸話...それが5つの弾丸になったもの。
僅かな即死効果を持ち、撃つと鋭い短剣に変化するスペードのA。
撃つとそこそこの大きさの棍棒に変化し、強烈な打撃と衝撃を与えるクラブのA。
貫通量の高い鋭い散弾、スペードの8。
体内に潜り込んだあと、8つの刃が身体に食い込む散弾、クラブの8。
そして...以上全ての弾丸を使い切った時のみ使用可能な最後の切り札、「不明の五枚目(ジョーカー)」。
威力は普通の弾丸と同じだが、この弾丸は"必ず状況をひっくり返す、滅茶苦茶にする事象を引き起こす"。アーチャーの狙いで味方に当たらなくさせることは出来るが...
何が起こるか、何に当たるかは誰にも分からない。

【Weapon】
スミス・アンド・ウェッソン製リボルバー、二丁拳銃もいける。

【解説】
西部開拓時代に名を残した荒野のガンマン、保安官。本名はジェームズ・バトラー・ヒコック。
バッファロー・ビルが主催する「ワイルドウェストショー」の花形としても知られ、現在でも西部開拓時代を代表する存在として語られる。

【人物・性格】
ザ・ガンマンといった感じの瀟洒な男性。イケメンでまごうことなき伊達男なのだが...若干胡散臭く、本番に弱く...残念な感じに。
何事も順序立てて、緻密な計画の通りに進めていくのが好きで、アドリブやアクシデントを何より嫌う...というか苦手。
格好つけ、クールなことを第一とするが、その実小心者、勝ち目がないと悟ると逃げ出す事も。


720 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/10(木) 23:42:09 ySzNXbbc0
(なお上のワイルド・ビル・ヒコックはフリー素材ですので宝具、スキル、人格も自由にいじってもらって構いません。)


721 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/11(金) 14:48:40 EFvD.cgA0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】徳川家康
【性別】男性
【身長・体重】160cm・70kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
新陰流:A
 奥山神影流、及び柳生新陰流の奥義を修めている。
 本スキルをAランク以上で有する家康は、剣のわざのみならず、精神攻撃への耐性をも有している。
 なお、この精神耐性はカリスマへの抵抗力としても機能する。

皇帝特権:A
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、弓術、鉄砲術、カリスマ、軍略、医術、黄金律、等。
 ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる。
 当時、西欧諸国は徳川幕府の将軍を皇帝(正確には世俗的皇帝)として認識していたという。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 反骨精神旺盛な三河武士を、犬の如き忠臣に変えた人心掌握術を表す。

【宝具】
『三池御刀(ソハヤノツルギウツスナリ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 切っ先を向けられている間、徳川家に対する敵対行為を封じる呪縛を放つ刀。無銘光世とも呼ばれる。
 この呪縛の効果範囲は剣の切っ先から扇状に広がるもので、
 効果範囲にいる間、徳川家ゆかりの者に対する敵対的干渉の成功率が大幅に低下する。
 家康の死後、その切っ先を西国に向けられ幕府を鎮護したという伝承の具現であり、
 呪縛を回避するにはMGI(魔力)の高さよりも、人から離れた属性(神性、怪物適正など)のランクが重要となる。

『大将たる者の剣法(たいしょうたるもののけんぽう)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
「家臣が周囲にいる貴人には、最初の一撃から身を守る剣法は必要だが、相手を切る剣術は不要である」と述べた逸話から。
 刀剣を手にしている時、ST判定の成功率が2倍になり、また戦闘開始後、最初に受ける攻撃を完全に回避できる。
 また、受け太刀に連動して生前従えた家臣を召喚し、敵に反撃を加えることができる。
 ただし、自ら刀剣で敵に手傷を負わせた瞬間、この宝具は破棄される。

『元和偃武(パクス・トクガワーナ)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1国
 戦国時代を終わらせ、長きにわたる太平の世の基を築き上げた伝承が固有結界として宝具化したもの。
 敵であれ味方であれ、武器・兵器・その他装備によって行われる敵対的な干渉の効力を低減させる。
 低減の程度は敵対的干渉の規模に応じて上下し、対人レベルであれば半減されるに留まるが、
 対軍規模であれば1/10にまで効力が低下し、それを上回る規模ともなればほぼ無効化される。
 なお、偃武とは武器を偃(ふ)せて武器庫に収める事を指す。

【解説】
 戦国時代の武将・大名。江戸幕府初代征夷大将軍。

 幼少期は織田家、今川家の下で人質として遇される。
 今川家で元服した後はその配下として活躍するが、桶狭間の戦いで今川義元が敗死すると独立。
 織田信長と同盟を結んで後顧の憂いをなくし、今川家、武田家といった東部の大名と戦う。

 信長が本能寺の変で横死すると、その混乱に乗じて武田家の旧領を獲得。
 押しも押されぬ大大名となり、信長の仇を討って天下人の道を駆け上る羽柴秀吉と激突する。
 両雄の戦いは戦術では家康が、戦略では秀吉が勝り、最終的には家康は秀吉に服属することとなった。

 秀吉没後は幼い豊臣秀頼に代わって豊臣政権を運営する五大老の筆頭となる。
 しかし、秀吉の禁令を破る様を専横と見た者たちに反感を抱かれ、
 ついには天下の諸大名を東軍西軍へと二分する大乱が勃発した。
 家康はこの大乱を関ヶ原の戦いでの勝利で収束させ、事実上の天下人と見做されるようになる。
 
 かくして天下人となった家康だが、それ故に天下人秀吉の後継足らんとする豊臣秀頼との関係が悪化。
 家康は一時期共存を模索した動きを見せるも功を奏さず、
 最終的には豊臣家を滅亡させて、江戸幕府の体制を盤石のものとした。


722 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/12(土) 00:51:18 XLHcc3GI0
【元ネタ】Wolfensteinシリーズ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ウィリアム・ジョセフ "B.J." ブラスコヴィッチ
【性別】男性
【身長・体重】191cm・111kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力A 耐久EX 敏捷C 魔力E- 幸運B 宝具C

【クラス別スキル】
狂化:E-
バーサーカーであるにも関わらず、殆どパラメーターは上昇しない代わりに理性を失わない。
口数こそ少ないがそれは生前からの性格に拠り、意思疎通自体は問題無く行える。
但し、相手をナチスあるいはそれに類する敵と判断すれば排除に一切の罪悪感を抱く事は無い。
マスターも例外では無いので注意が必要。

単独行動:EX
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクEXならば、マスター不在でも長期間現界可能。
下記のスキルによって、食料や医療キットにより魔力の代替が可能。
支援を受ける事はあれど、彼はずっと一人で戦ってきた。

戦闘続行:A+
瀕死に陥って視界がグレーになっても戦闘を続行出来、決定的な致命傷を受けたと思っても往々にして生きている場合がある。

気配遮断:D
サーヴァントとしての気配を絶つ。生前単独で隠密行動を取る機会も多かった為に保有するスキル。
但し体格もあって肉眼による視認自体は容易である為、基本的に地形を選ぶ事になる。
むしろ見つかってからが本番。

【固有スキル】
現地調達:B
武器、弾薬、医療キットを見つけ出して活用する能力。
戦場が日本国内の場合前者二つは入手困難に陥ると予想されるが、短射程ながらナイフ投げも可能。

手製の装甲:B
拾い集めた物品をアーマーとして敵の攻撃から身を守るスキル。
生前は防弾ベストは元より敵兵のヘルメット複数、警棒、装甲犬のアーマーも剥がして使用した。
どうやって保持しているのかは永遠の謎。

頑健:A+
生来の恵まれた体格を更に鍛え上げた結果身に着けたスキル。
銃弾やナイフの刺突、果ては至近距離の手榴弾の炸裂ですら即死を免れた逸話を持つ。
また医療キット以外に食料による即座の体力回復を可能とする。
生前は必要とあれば放置された料理、果てはドッグフードですら躊躇い無く口にしていた。

変装:E-
生前の敵組織ナチスの情報を掴む為によく行っていた為保有するスキル。
但し元々英語以外の言語は堪能ではなかった上体格的に目立ちやすく、結構な頻度でバレる。

憎悪:C
特定の人物や組織へ対する常軌を逸した憎悪の感情。
彼の場合それはナチス・ドイツそのものであり、多くの仲間や幸せを奪われ続けた事に基因する。
ナチスやそれに類する者に対する攻撃力が、敵の数が多い程上昇する。

【宝具】
『戦術呼吸法(4つ数える、息を吸う、4つ数える、息を吐く)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:一人
生前ナチスドイツに仲間と共に囚われた際、精神を落ち着かせ反撃の機会を伺う為に教わった呼吸法。
これ自体はただの呼吸法だが、彼自身の逸話による補正が加わる事により耐久力、アーマーが全回復する。
更に何らかの拘束を受け脱しようとしていた場合は無条件に解除出来る。
効果が限られる事もあって魔力消費は少ない方である。

【Weapon】
召喚時特典:米軍のサブマシンガン、ナイフ
銃火器やナイフの扱いを得意とするが、基本的には現地調達。
生前はナチスドイツから奪った武器弾薬を使用する事が殆どであった。

【解説】
1981年発売のコンピュータゲーム「Castle Wolfenstein」を始めとしたシリーズの主人公。
ポーランド系の父とユダヤ系の母を持つアメリカ人で、筋肉モリモリマッチョマンの変態でケツアゴ。
超科学を手にしたナチスドイツが連合軍に全面勝利しちゃった世界線で尚も諦めずに戦うナチス絶対殺すマン。
イベントムービーでナイフを胸部に刺されて引き抜いても止血を必要とせず戦える、ゲームの都合を超越したタフガイ。
恵まれた防御&回復能力に燃費も良い反面、攻撃は武器兵器頼みなのが対鯖においてネックだろうか。
神代の英雄と言われても驚かない・・・えっ、1911年生まれだって?


723 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/18(金) 05:25:29 n7dspqNw0
【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】グラニア
【性別】女性
【身長・体重】151cm・47kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”結界”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
美しき醜女:A
 男の庇護を受け、頼るための手練手管の巧みさ。
 あるいはそうすることでしか生きていけないという性。
 男性相手の交渉において有利な補正が付く。

逃避行:B
 追手から逃げるスキル。
 逃走の技術ではなく、障害から逃れようとする意思と悪運の強さ。
 敵からの逃走時に自身と仲間の幸運を1ランクアップさせる。

助言:C
 死地に向かう仲間へ適切な助言をする。
 戦術眼というよりは虫の知らせ、女の勘のようなもの。

【宝具】
『英雄滅ぼす醜女の甘言(ブランド・ゲッシュ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 ケルトに伝わる誓約の呪い、ゲッシュを課す。
 何らかの破ってはならない誓約を相手に強制し、
 誓いを守っている間はその厳しさに応じて相手の全ステータスをアップさせるが、
 誓いを破った場合は致命的な呪いがふりかかり、サーヴァントならば霊基が半壊、全ステータスを3ランクダウンさせ、全てのスキルと宝具を剥奪する。
 男性にしか使えない。

『英雄救えぬ賢女の助言(ナイト・ハント・ボア)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 猪狩りに向かうディルムッドにゲイ・ジャルグとモラルタを持っていくよう忠告した逸話の再現。
 対象のサーヴァントがクラスや知名度補正などの理由で所持していない宝具を一時的に顕現させることができる。
 
【Weapon】
なし

【解説】
ご存じ地雷女のグラニア。ディルムッドとフィンの運命を狂わせた悪女だが
彼女ならパーフェクトディルムッドを作れる。


724 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/18(金) 14:04:29 n7dspqNw0
【元ネタ】史実、『Fate/Zero』
【CLASS】キャスター
【マスター】雨生龍之介
【真名】ジル・ド・レェ
【性別】男性
【身長・体重】196cm・70kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:-
 宝具による召喚能力を得た代償に、道具作成スキルは失われている。

【固有スキル】
精神汚染:A
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。

芸術審美:E-
 芸術作品、美術品への執着心。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、ごく低い確率で真名を看破することができる。

【宝具】
『贄積み上げし背徳の城(シャトー・デ・ティフォージュ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
 晩年のジル・ド・レェが籠り数多の凶行を繰り返していた城。
 その中に閉じ込められた、数百人もの惨殺された子供たちの怨霊を
 そのままゴーストや死体を媒介にしたスケルトン等として使役できる。
 怨霊は怨霊を呼び寄せ、新たに子供を虐殺することでさらに数を増やすことができる。
 城本体を顕現させれば、無数の怨霊をまき散らしては増やし、際限なく地獄を拡大させる移動要塞となる。
 
 この城はジルの盟友フランソワ・プレラーティによって魔術的要塞に改造されており、
 魔力炉を備え、専用の呪文書型礼装を介することで魔術師でないジルにも魔術行使が可能になっているが、
 (なぜか)機能を最大解放すると制御不能になるという欠陥がある。

【Weapon】
なし

【解説】
「Zeroでジルの設定にクトゥルフ要素が全く使われてなかったら」という試み。
原作と同じ展開がなぞれるようになっていると思う。多分。
城宝具なら魔力炉があったり対城宝具に粉砕されるのもしっくりくるかなと。


725 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/18(金) 17:53:40 cGkh1s2Q0
【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【マスター】-
【真名】グル・グラント・サーヒブ
【性別】-
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力- 耐久E 敏捷- 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:EX
 高い抗魔力を発揮するが、魔術を逸らして(かわして)いるだけなので、
 広範囲魔術攻撃の場合、助かるのはルーラーだけである。

真名看破:-
 書物であるため真名看破スキルは使用不能。

神明裁決:-
 宝具と引き換えにこのスキルは消失している。

【固有スキル】
無我:A+
 自我・精神を持たないため、あらゆる精神干渉を無条件で無効化する。

カリスマ:B
 シク教徒を率いるグルとして扱われるルーラーは、
 器物でありながら一国の指導者にも匹敵するカリスマを持つ。
 ただし、そのカリスマは相手に畏敬の念を持たせる、という効果しか発揮し得ない。

グルの恩寵:A
 シク教の最終目標――輪廻転生の末の神との合一『ムクティ』へと導く詩歌。
 神との合一は現世からの消失を意味し、事実上の即死効果として機能する。
 この効果は、対象の善性と輪廻転生への信仰心が強ければ強いほどに成功率が上昇する。
「歴代のグルが具現化した者」とさえされる聖典であるため、
 このスキルを発動には所有者自身が本文を詠唱する必要がある。

【宝具】
『累代の聖言(グルバーニー・フカムナーマー)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:100人
 一日に一度、所有者が『グル・グラント・サーヒブ』を無作為に開き、
 そのページの内容を唱えることで発動する宝具。
 開いたページの内容を強制力のある“神の命令”とし、それを耳にした対象の行動を縛り上げる。
 さらに命令の遂行後、対象の魂の位階が上がり、スキル:グルの恩寵の即死効果を受けやすくなる。
 なお、言葉を発した当人も“神の命令”に縛り上げられる。
 また、ある程度の解釈は可能であるが、改変や曲解は許されない。

【解説】
シク教の中心的聖典であり、また最後の“生きている”グル(導師、指導者)としても扱われる1430ページの書物。
 最大限の尊敬と名誉をもって遇せられるグルであるが故に、器物でありながら英霊として昇華されている。

『グル・グラント・サーヒブ』は
 シク教徒の第五代グル(指導者)アルジャンが歴代グルの賛歌を編纂して作った書物『アーディ・グラント』に、
 第十代グル・ゴービンドが前任のグル・テーグ・バハードゥルの詩歌を加えたものである。

 この書物の特異性は、シク教の聖典であると同時に十一代目のグル、すなわち宗教的な指導者としても扱われているということである。
「グル・グラントはグルたちが具現化した者であると考えよ。神に逢いたいと望むものは、その賛美歌に神を見ることができる。」
 第十代グル・ゴービンドがグル・グラント・サービフを後継者とした際に残したこの言葉により、
 聖典であるグル・グラント・サービフは、宗教と道徳に関するすべての質問に答えるグルとしても扱われるのである。

 この聖典の本文を完全な尊厳と見做され、改変することは如何なる理由があっても許されない。
 また、グル・グラント・サービフの内容のみならず、書物そのものも崇拝対象となっており、
 最大限の尊敬と名誉をもって遇せられ、タクト(玉座)と呼ばれる高座に置かれる。

 なおグル(指導者)とはいっても書物であるため、
 儀式の際には聖典を読誦し、祈祷を先導するグランティと呼ばれる者によって取り扱われるという。

【蛇足】
『本』の器物英霊。自我はなくマスターが取り扱うことで力を発揮する。
 聖典が名目上だけとはいえ指導者でもあるなんて、凄い宗教もあったもんだ。


726 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/19(土) 23:27:36 l76Ub9kQ0
【元ネタ】S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobyl
【CLASS】ストーカー
【マスター】
【真名】Marked One(マークドワン) → Strelok(ストレルカ、小銃手との説も)
【性別】男性
【身長・体重】171cm・76kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具EX

【クラス別スキル】
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

戦闘続行:C
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
しかし死ぬ時は案外あっさり死ぬ。

【固有スキル】
トレーダー召喚:B
生前ストーカーをこき使・・・仕事の世話をした取引相手のSidorovichを簡易な英霊として召喚する。
これにより武器弾薬の入手が難しい状況にあっても、金銭や魔力等を代償に
銃器、弾薬、補給品の入手や装備品の整備が可能。
召喚そのものに消費する魔力は少ない。
「年金生活よりマシと言ったが、死後も商売をやめられんとは思わなかったぞ」

黄金律:D-
人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
富豪とは言い難いものの、戦利品の入手と売却により必要な金銭を得られる。
しかしストーカーは替えの銃器やスーツを要する為散財に注意。
「俺は金持ちになりたい」→BAD END

現地調達:A
必要な物資をかき集めて活用する為のスキル。
生前は過酷なZONEを生き延びる為、他者の隠した物資の発見と回収、
果ては死者の遺した物資すら躊躇なく剥ぎ取る事も多かった。
またこのスキルにより、メディキットや食料による魔力の代替が可能。

射撃:C
銃器を扱う才能を示すスキル。
ベテランのストーカーとして培った射撃技術により
あらゆる銃器を用いた戦いを得意とする。
しかし銃器の整備は基本的に行えず、破損した装備は
放棄して予備を使用せざるを得ない。

酒豪:D
アルコール、中でもウォッカを飲用する事により毒や放射能の除去が可能。
専用の除去薬品が手に入らないような状況では特に有効。
但し一本飲むと視界が揺れ始めて命中率が下がり、連続して3〜4本も飲めば泥酔して
視界がチカチカするようになり戦闘続行スキルがワンランクダウンする。

精神防護装置:EX
生前ストーカーが精神干渉装置の妨害を突破し、ZONEの真相を探るべく
装備していた物。一切の精神的な干渉を無効化し、英霊となってからはAランク相当の
対魔力スキルを得るに至った。
しかし精密な電子機器であった為、実験用電磁ライフルによる狙撃や
EMP攻撃等の物理的手段によって無力化されてしまう弱点も存在する。


【宝具】
『無限の螺子製(アンリミテッドボルトワークス)』
ランク:E 種別:対物宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
推定長さ10センチ程のボルトを懐から取り出し、前方へ投擲出来る常時展開型の宝具。
本来なら宝具とも呼べないような代物だが、一本生成するのに必要な魔力は
極めて少なく、金属片等の材料があれば更に減らす事が出来る。
生前はZONE内でこれを大量に使い、アノマリーや地雷の有無を判別していた逸話を反映し、
魔術はおろか機械的な罠の存在すら察知出来る。
しかし常人にすらダメージを与える事は出来ずにすり抜け、地面と接触した時点で只のボルトと化す。
あの地味に重そうなボルトを生前どこに隠し持っていたのか知る者は居ない。

『ZONEの真実(シャドウ・オブ・チェルノブイリ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
ストーカーが生前において辿りうる可能性のうちの一つ、オブジェクト「Monolith(モノリス、願望機)」
を召喚する。召喚されたオブジェクトはA+ランク相当の精神干渉スキルを持ち、特に英霊にしばしば見られる
「聖杯にかける何らかの願い」を持つ場合は抵抗が事実上不可能になる。
この影響を受けた者はオブジェクトに触れた上で願いを口にし、それはひどく歪んだ形で叶えられた後
確定で即死効果を受ける。
但し一度に影響を受けるのは一人な上、ストーカー自身も対象になりうるので宝具を使用する際マスターは
万一の場合スキル及び令呪を使用してでも引き留める準備が必要。

【Weapon】
召喚特典 PMマカロフ、ナイフ
最終再臨(FGOとか) SIG550ライフル専用カスタム追加(次々回作Call of Pripyatで保管されていた物)

【解説】
S.T.A.L.K.E.R.シリーズ一作目、Shadow of Chernobylの主人公にして登場皆勤賞。通称マー君。
尚タイトルにもなっているクラス名(ストーカー)だが、本来ウクライナ軍が立ち入りを禁じている
危険地帯ZONEにおいて生計を立てている「密猟者」としての意味が主であり、決してきよひーとかではない。
クラスや能力的に正面戦闘というより探索向きかも知れない。宝具「無限の螺子製」はこのクラス特有の
ものであり、三作主人公共通の特権。
グドハンティン、スタルカア・・・


727 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/19(土) 23:31:01 l76Ub9kQ0
【元ネタ】S.T.A.L.K.E.R. Clear Sky
【CLASS】ストーカー
【マスター】
【真名】Mercenary Scar(フリー傭兵のスカー、本名不詳)
【性別】男性
【身長・体重】170cm・70kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具B

【クラス別スキル】
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

戦闘続行:C
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
しかし死ぬ時は案外あっさり死ぬ。

【固有スキル】
トレーダー召喚:B
生前ストーカーが贔屓にしていたClear Sky所属メカニックのGrayを簡易な英霊として召喚する。
これにより武器弾薬の入手が難しい状況にあっても、金銭や魔力等を代償に
銃器、弾薬、補給品の入手や装備品の整備が可能。尚、当メカニックは生前物資が欠乏した状況で
冷蔵庫の部品からラジオを自作した逸話を持つ。
召喚そのものに消費する魔力は少ない。
「冷蔵庫の次は魔力でラジオでも作ってみるか、ハハッ!」

黄金律:D-
人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
富豪とは言い難いものの、戦利品の入手と売却により必要な金銭を得られる。
しかし本作から装備改造が追加され出費が増えた為散財に注意が必要。

探知機:D
生前に科学者から入手したアーティファクト探知機の具現。
元々はZONEにおいて付近のアーティファクトを探す為の道具。
魔力を帯びた物品を探知出来るが、仕掛けられた罠を見破る事は出来ない。

現地調達:A
必要な物資をかき集めて活用する為のスキル。
生前は過酷なZONEを生き延びる為、他者の隠した物資の発見と回収、
果ては死者の遺した物資すら躊躇なく剥ぎ取る事も多かった。
またこのスキルにより、メディキットや食料による魔力の代替が可能。

射撃:C
銃器を扱う才能を示すスキル。
ベテランのストーカーとして培った射撃技術により
あらゆる銃器を用いた戦いを得意とする。
但し整備は技術者等に別途依頼する必要がある。

酒豪:D
アルコール、中でもウォッカを飲用する事により毒や放射能の除去が可能。
専用の除去薬品が手に入らないような状況では特に有効。
但し一本飲むと視界が揺れ始めて命中率が下がり、連続して3〜4本も飲めば泥酔して
視界がチカチカするようになり戦闘続行及び射撃スキルがワンランクダウンする。

【宝具】
『無限の螺子製(アンリミテッドボルトワークス)』
ランク:E 種別:対物宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
推定長さ10センチ程のボルトを懐から取り出し、前方へ投擲出来る常時展開型の宝具。
本来なら宝具とも呼べないような代物だが、一本生成するのに必要な魔力は
極めて少なく、金属片等の材料があれば更に減らす事が出来る。
生前はZONE内でこれを大量に使い、アノマリーや地雷の有無を判別していた逸話を反映し、
魔術はおろか機械的な罠の存在すら察知出来る。
しかし常人にすらダメージを与える事は出来ずにすり抜け、地面と接触した時点で只のボルトと化す。
あの地味に重そうなボルトを生前どこに隠し持っていたのか知る者は居ない。

『澄み渡る空(クリアー・スカイ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:4人
生前ストーカーがZONEにて三度見舞われた放射能嵐Emissionを再現する。
発動して十数秒で半径数キロに渡って攻撃範囲になり、数ターンの間敵味方問わずダメージを与える。
Emissionが過ぎ去った後は直前の天候に関わらず晴れる為、疑似的な天候操作の側面も持つ。
同ランク以上の対魔力スキルによって軽減ないし無効化が可能であり、建物や洞窟奥に
引きこもる事でも回避が可能。
但し発動には魔力ではなく令呪一画の消費が必要な上、ストーカー自身は身動きが出来ずに巻き込まれ
ダメージこそ受けないが1ターンの間気絶状態に陥る。
そして三度目の発動を迎えた場合、ストーカーは確定で即死効果を受ける。
生前二度Emissionに巻き込まれて奇跡的に生き延びた逸話の具現。

【Weapon】
召喚時特典:AK74、PMマカロフ、ソードオフショットガン
最終再臨(FGOとか) VSS消音狙撃銃を追加(オープニングデモで所持)

【解説】
S.T.A.L.K.E.R.シリーズ二作目、 Clear Sky の主人公。通称マー君二代目。
前日譚なのに他二作で全く言及されない影の薄い主人公・・・。


728 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/19(土) 23:32:12 l76Ub9kQ0
【元ネタ】S.T.A.L.K.E.R. Call of Pripyat
【CLASS】ストーカー
【マスター】
【真名】Alexander Degtyarev(アレクサンダー・デグチャレフ)
【性別】男性
【身長・体重】174cm・80kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具B

【クラス別スキル】
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

戦闘続行:C
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
しかし死ぬ時は案外あっさり死ぬ。

【固有スキル】
トレーダー召喚:B
生前ストーカーが贔屓にしていた取引相手のNimbleを簡易な英霊として召喚する。
これにより武器弾薬の入手が難しい状況にあっても、金銭や魔力等を代償に
銃器、弾薬、補給品の入手や装備品の整備が可能。
召喚そのものに消費する魔力は少ない。
「一級品の取り寄せもするが、その場合は先に前金が必要だ」

黄金律:D-
人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
富豪とは言い難いものの、戦利品の入手と売却により必要な金銭を得られる。
しかしウクライナ軍人としての給与は少佐階級と言えど低い。世知辛い話である。

探知機:C
生前に科学者から入手した試作型アーティファクト探知機の具現。
元々はZONEにおいて付近のアノマリーとアーティファクトを探す為の道具。
英霊として現界した後は魔力を帯びた物品、仕掛けられた罠も察知出来る。

現地調達:A
必要な物資をかき集めて活用する為のスキル。
生前は過酷なZONEを生き延びる為、他者の隠した物資の発見と回収、
果ては死者の遺した物資すら躊躇なく剥ぎ取る事も多かった。
またこのスキルにより、メディキットや食料による魔力の代替が可能。

アノマリー耐性:C
生前使用していた防具による、ZONE内に発生していたアノマリーへのダメージ耐性。
科学で説明出来ないこれらへ対処を試みた結果、Cランク相当の対魔力スキルを獲得した。

射撃:C
銃器を扱う才能を示すスキル。
ウクライナ軍人として培ったあらゆる銃器の使用を得意とする。
但し整備は技術者等に別途依頼する必要がある。

酒豪:D
アルコール、中でもウォッカを飲用する事により毒や放射能の除去が可能。
専用の除去薬品が手に入らないような状況では特に有効。
但し一本飲むと視界が揺れ始めて命中率が下がり、連続して3〜4本も飲めば泥酔して
視界がチカチカするようになり戦闘続行スキルがワンランクダウンする。


【宝具】
『無限の螺子製(アンリミテッドボルトワークス)』
ランク:E 種別:対物宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
推定長さ10センチ程のボルトを懐から取り出し、前方へ投擲出来る常時展開型の宝具。
本来なら宝具とも呼べないような代物だが、一本生成するのに必要な魔力は
極めて少なく、金属片等の材料があれば更に減らす事が出来る。
生前はZONE内でこれを大量に使い、アノマリーや地雷の有無を判別していた逸話を反映し、
魔術はおろか機械的な罠の存在すら察知出来る。
しかし常人にすらダメージを与える事は出来ずにすり抜け、地面と接触した時点で只のボルトと化す。
あの地味に重そうなボルトを生前どこに隠し持っていたのか知る者は居ない。

『分隊集合せよ(コール・オブ・プリピャチ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:5人
友軍捜索任務で危険な都市廃墟プリピャチへの道を突破する為、これまでにストーカーが
助けてきた者達で結成された分隊の仲間を個別の英霊として召喚する。
ヘリパイロットのSokolov中尉、陽気で愛嬌あるが金欠なVano、カルト集団の洗脳が解けたStrider、
重火器PKMを抱える酒豪のZulu、という中々の個性派が揃っている。
プリピャチへ繋がる地下道においてミュータントの大群を団結して切り抜けた逸話により
5人揃った場合は全員にBランク相当の対毒と軍略スキルが付与される。

【Weapon】
召喚時特典:AKS74U、PMマカロフ、ナイフ
最終再臨(FGOとか)VSS消音狙撃銃を追加(公式イメージ画像で所持)

【解説】
S.T.A.L.K.E.R.シリーズ三作目、 Call of Pripyatの主人公。
元ストーカーながらウクライナ政府にスカウトされ、ウクライナ大統領直属機関「国家安全保障・国防会議」
の命令を受ける立場と軍の少佐階級を持つ凄腕の持ち主。
ZONE侵攻を試みた軍のヘリが全機墜落した為、再びストーカーに身をやつし調査に向かい本編開始となる。
全体的にくたびれた感じの外見だが、会話やステータス画面での横顔アイコンが渋いイケメンと評判。


729 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/21(月) 02:34:52 bx6P/L8g0
【元ネタ】ロックマンXシリーズ/ロックマンゼロシリーズ
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】ロックマンエックス
【性別】男性・男性
【身長・体重】160cm・57kg
【属性】秩序・善/秩序・善
【ステータス】筋力A+ 耐久A+ 敏捷B++ 魔力D 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

真名看破:B
ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。

神明裁決:A
ルーラーとしての最高特権。
聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
他のサーヴァント用の令呪を転用することは出来ない。

【固有スキル】
人造四肢(電子):A++
肉体が人造の機構、特に電子制御式の機械となっている。
戦闘に関連する行動判定や、スキルの成功判定にボーナスが加わる。
Aランクならば、四肢のみならず全身が人造品の「アンドロイド」となる。

サイバーエルフ:EX
現実世界に干渉可能な人格プログラム。
有り体に言えば機械の魂、あるいは妖精。
霊基と言い換えても支障はない。

【宝具】
『双極式:天翼外装(アルティメットアーマー・ツインドライブ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1人
白と黒の二色に別れた追加装甲。
飛行能力を持ち筋力、もしくは敏捷のパラメータに一時的にブーストを掛ける事ができる。
真名解放時には双方を同時にブースト、敵に突撃する。

【Weapon】
腕部に内蔵されたエックスバスター。

【解説】


730 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/21(月) 02:48:07 bx6P/L8g0
ミス

【元ネタ】ロックマンXシリーズ/ロックマンゼロシリーズ
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】ロックマンエックス
【性別】男性・男性
【身長・体重】160cm・57kg
【属性】秩序・善/秩序・善
【ステータス】筋力A+ 耐久A+ 敏捷B++ 魔力D 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

真名看破:B
ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。

神明裁決:A
ルーラーとしての最高特権。
聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
他のサーヴァント用の令呪を転用することは出来ない。

【固有スキル】
人造四肢(電子):A++
肉体が人造の機構、特に電子制御式の機械となっている。
戦闘に関連する行動判定や、スキルの成功判定にボーナスが加わる。
Aランクならば、四肢のみならず全身が人造品の「アンドロイド」となる。

サイバーエルフ:EX
現実世界に干渉可能な人格プログラム。
有り体に言えば機械の魂、あるいは妖精。
霊基と言い換えても支障はない。

【宝具】
『双極式:天翼外装(アルティメットアーマー・ツインドライブ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1人
白と黒の二色に別れた追加装甲。
飛行能力を持ち筋力、もしくは敏捷のパラメータに一時的にブーストを掛けられる。
真名解放時には双方を同時にブースト、エネルギーを纏い敵に突撃する。

【Weapon】
腕部に内蔵されたエックスバスター。

【解説】
虚構の世界のレプリロイド。
特異点内の聖杯大戦においてルーラーの役割を与えられた。
なお特異点内部においてはサイバーエルフを所持していない。

………という妄想。

アンドロイドは英雄の夢を見ない。


731 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/24(木) 03:52:20 1tY3prgg0
【元ネタ】東方projectシリーズ
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】博麗霊夢
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷A++ 魔力A+ 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

真名看破:B
ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。

神明裁決:A
ルーラーとしての最高特権。
聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
他のサーヴァント用の令呪を転用することは出来ない。

【固有スキル】
直感:EX
平常時戦闘時問わず、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。
EXランクの第六感は一種の未来予知となる。
また視覚・聴覚への妨害を半減させる効果を持つ。
彼女のそれは天性のもの。

グレイズ:A+
矢避けの加護と似て非なるスキル。
弾丸を認識している限り、どのような弾幕だろうと対処できる。
ただし超遠距離からの直接攻撃は該当しない。

楽園の巫女:C
彼女が忘れられたモノ達の隠り世たる「幻想郷」を維持する要であることを示す。
人と妖の関係を取り持ち、「異変」を起こしたモノを調伏する彼女は、まさしく調停者に相応しいといえる。

【宝具】
『夢想天生(むそうてんせい)』
ランク:EX 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1人
彼女の「空を飛ぶ程度の能力」と何物にも縛られない精神性が宝具となったもの。
通常時においては飛行能力及び障壁の任意展開、短距離の空間跳躍を可能とする。
真名解放時には肉体を11次元より上に、また精神は「無空」に置くことであらゆる干渉を無効化、自動攻撃を行う。

【Weapon】
封魔針、御札、大幣等。

【解説】
虚構の世界の素敵な巫女。
特異点内の聖杯大戦においてルーラーとして召喚された。
聖杯大戦を止める為に主人公達に同行する。

………という妄想。

星5ヒロイン枠。


732 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/24(木) 14:21:04 PmV8qHxE0
カスパレクの伝承って実在するの?
まとめwikiから見てこ24スレ目で見てググったけどそれらしい人物見つからなかった。
1718年に死んだ吸血鬼とか見て見て面白かったんだけどもしかして別の名前とかあるの?


733 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/24(木) 18:15:05 UdeC4nwI0
カスパレク→登山家カスパレクの綴りKasparek→"Kasparek" "vampire" でそれらしいの出た


734 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/24(木) 19:06:17 PmV8qHxE0
>>733
ありがとうございます。危うくwikiの方に実在しないかも知れないから削除した方がいいのではなどとする所でした。


735 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/25(金) 04:21:52 e7dOKc7I0
【元ネタ】うしおととら、Fateシリーズ
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】白面の者
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久A+ 敏捷C 魔力A+ 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
復讐者:A
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。

忘却補正:C
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃は一撃一撃が致命打である。

自己回復(魔力):EX
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
微量ながらも魔力を常時回復する。
反転したとはいえトップクラスの神格の分御霊の為、超特級の回復量を誇る。

【固有スキル】
神性:A+
神霊適性を持つかどうか。
高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
反転しておりランクは落ちているものの、それでも破格の神霊適性を持つ。

呪術:EX
ダキニ天法。
地位や財産を得る法、権力者の寵愛を得る法といった、権力を得る秘術や死期を悟る法がある。

変化:A++
借体成形とも。
肉体や精神を変容させ、何者かに「変身」する。

六尾変生:EX
自らの尾から使い魔を生み出し、使役する。
無数の小妖から長大な蛇妖、果ては酸霧の妖とその種類は多彩である。
また、それぞれが独立して行動可能。

【宝具】
『旱天蝕光彼岸花殺生石(かんてんしょっこうひがんばなせっしょうせき)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:100〜1000 最大捕捉:10000人
神宝玉藻静石が反転し、殺生石伝説と合わさることで生まれたモノ。
発する呪毒は触れた者の魔力と生命力を即座に削り取る。
真名解放時には呪詛結界を生成。
立ち入った者は例え聖杯の後押しを受けたサーヴァントだろうと天人五衰は必至である。

『真願成就・一尾転生(しんがんじょうじゅ・いちびてんしょう)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
本人も存在を認識していない宝具。

【Weapon】
口からの炎、嵐と雷の尾、刃の尾

【解説】
虚構の世界の大化生。
特異点内の聖杯大戦においてアヴェンジャーとして黒幕に召喚された。
虚構世界の陰の化身が同じ名を冠する化生の影と結び付いて生まれたサーヴァント。

………という妄想。

タマモオルタ(耳ナシ)。
基本ジト目で三臨で幼女化。
第二宝具は絆礼装で。

これにて特異点聖杯大戦シリーズ終了。


736 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/27(日) 06:45:43 /FyGOjQw0
【元ネタ】Run for money 逃走中
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ハンター
【性別】男性
【身長・体重】可変
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A+ 魔力E 幸運C 宝具D-

【クラス別スキル】
気配遮断:E+
サーヴァントとしての気配を絶つ。
風体が影響し、極めて視認されやすい一方、あらゆる生体・霊的反応を持たないため五感や物理的察知手段が無ければ存在を確認する事は困難。

単独行動:EX
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクEXならば、マスター不在でも長期間現界可能。
ただし、宝具を最大出力の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
追跡:C+
対象を追い詰める能力の現れ。
高い身体能力から発揮される走力により、視界に入った者を見失うまで追跡し続ける。

機械化:A
肉体変化の一種で、自身の一部を機械部品へと変換する。
生前はアンドロイドとして運用されていたため、全身が機械で構成される。

忠誠:EX
自らを使役するものへの敬意。
基本的には誰がマスターであっても問題なく指示に従うが、稀に他者によって行動を制御される場合が存在する。

【宝具】
『逃げろ、走れ、地獄の中を(ラン・フォア・マネー)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1〜30人
かつて自身を創造した存在が作り上げたゲーム世界。
特定の空間に自身と相手を封じ込め、『ルール』の下にゲームが実行される固有結界の一種。
ゲーム中は相手のあらゆる超常的能力を封じる上に、アサシンに触れられるだけで完全に動けなくなる。
ただし、空間内に出現した電話を利用すれば脱出できる他、ゲーム中に発生する『ミッション』を達成すればアサシンを妨害できる可能性がある。
一方で、その『ミッション』の成否によってアサシンの総数や能力が変化するため、一度の失敗が命取りになりうる。
ちなみに、空間内の面積がある建造物の個数で例えられるのはお約束のようだ。

【Weapon】
自爆装置
確認される限りでは一度しか使用されていない機能である上に、宝具使用中は封印されている。

【解説】
バラエティ番組「Run for money 逃走中」に登場するアンドロイドの総称。
彼らから芸能人や著名人が金のために逃げる様は、未来世界の住人からも好評のようである。
同じ技術体系によって作られた「忍」なるアンドロイドも存在するようだ。


737 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/01/27(日) 06:48:12 /FyGOjQw0
>>736
訂正
ステータスの方の宝具D-をDに変更で


738 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/05(火) 16:47:43 Jo72kUKc0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】滝沢馬琴
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D+ 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 正しい調教、調整が施されたものであれば万全に乗りこなせる。

【固有スキル】
エンチャント:B+
 概念付与。
 他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を追加する。
 馬琴の場合、自身や自身が持つ物品も対象にできる。

黄金律:E
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 ほとんど原稿料のみで生計を営むことのできた日本で最初の著述家である。

【宝具】
『八剣伝(はっけんでん)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 馬琴の著作『里見八犬伝』に登場する八つの名刀、
 すなわち村雨丸、落葉、桐一文字、木天蓼丸、大月形、狙公、若鮎、鐵斫の八つの刀。
 ただし、一度に使用できるのは2つまでとなっている。

 『村雨丸(むらさめまる)』
  ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
  俗に「抜けば玉散る氷の刃」と謳われ、鞘から抜くと刀身に露が浮かぶ妖刀。
  斬撃の際、刀身を濡らす水分が氷の刃となり、斬撃の威力を向上させると共に冷気による追加ダメージを与える。
  また、魔性に由来する効力を退ける効果もある。

 『落葉(おちば)』
  ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
  雪篠の両刀の片割れ。人を斬ると秋でなくとも木の葉が落ちてきたという刀。
  斬撃時、刀身が超高速で振動し物体を切削する。その振動は地を伝わり樹木の葉を落とすこともある。

 『小篠(おさざ)』
  ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
  雪篠の両刀の片割れ。
 『落葉』とは対となる刀であり、如何なる場合でも同じ場所に引き合う特性を持つ。

 『桐一文字(きりいちもんじ)』
  ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
  村雨丸の使い手、犬塚信乃の用いる脇差。
  同名の短刀の概念も持っており、所有するだけで守り刀として対魔力を得る。

 『木天蓼丸(わたたびまる)』
  ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
  長尾家の重宝である短刀。村雨と同じく破邪の力を持ち、魔性に由来する効力を減衰させる。
  また、赤岩一角が目を治すのに必要とした物の一つであった事から、目に対するバッドステータスを治癒する効果も持っている。

 『大月形(おほつきがた)』
  ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
  里見家の重宝。結城落城の折に「小月形」と共に持ち出したものであり、
  所有者の逃走判定に有利な補正を与える効果がある。

 『狙公(さるひき)』
  ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 「退蛇之神刀」の銘を持つ神刀。
  持たずとも、刀自体が自立した意思を持って担い手を守る。また、蛇を相手取る場合、追加ダメージを課す。

 『若鮎(わかあゆ)』
  ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
  細河政元から犬江親兵衛仁に授けられた名刀。
  後に返却された事から、所有者の手元から離れようと舞い戻る特性を得ている。

 『鐵斫(くろがねぎり)』
  ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
  塗れば鉄をも切れるという「人魚膏油」が塗られた刀。
  金属類に由来する装甲、防御効果を無効化する。


739 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/05(火) 16:48:45 Jo72kUKc0
【解説】
 江戸時代の読本作者。日本のシェイクスピアとも評された事がある名作家。
 本名は滝沢興邦、筆名は曲亭馬琴で、滝沢馬琴とは明治以後に広まった俗称。
 セイバークラスで召喚されたのは馬庭念流の門人であった為で、それなりの近接戦闘技能を有する。

 滝沢家はその祖を最上義光の家臣に遡る武家であったが、
 馬琴は渡り奉公を転々として無頼な生活を送った。
 その後、浮世絵師兼戯作者であった山東京伝に弟子入り。武家を捨てて商人にもなっている。

 やがて馬琴は読本の流行をもたらすほどの戯作者となり、
 その名声は代表作『南総里見八犬伝』の著述に取り掛かる頃には頂点に達していた。
 一度は武家を捨てた身にも関わらず、武家としての滝沢家の再興がなったのも、その名声に依るところが少なからずあった。

『南総里見八犬伝』の執筆中、眼病を患い、やがて失明。
 ?婦のお路の手を借りて口述筆記で『南総里見八犬伝』を完成させたが、
 お路に対して妻のお百が嫉妬し、家中には波風が絶えなかったという。

『南総里見八犬伝』の完成後も馬琴はお路の手を借りて『傾城水滸伝』や『近世説美少年録』の執筆を続けたが、
 その途上で病没し、これらの作品は未完に終わった。

 同時代屈指の浮世絵師、葛飾北斎とは親しい間柄で、
 小説の挿絵を任せることもしばしばであったが、北斎は馬琴の指示に従わない事が多く、良く衝突していた。
 一方で、馬琴は後々まで北斎の画力を認めていたという。


740 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/05(火) 16:50:39 Jo72kUKc0
解説に文字化けがあったので修正

【解説】
 江戸時代の読本作者。
 本名は滝沢興邦、筆名は曲亭馬琴で、滝沢馬琴とは明治以後に広まった俗称。
 セイバークラスで召喚されたのは馬庭念流の門人であった為で、それなりの近接戦闘技能を有する。

 滝沢家はその祖を最上義光の家臣に遡る武家であったが、
 馬琴は渡り奉公を転々として無頼な生活を送った。
 その後、浮世絵師兼戯作者であった山東京伝に弟子入り。武家を捨てて商人にもなっている。

 やがて馬琴は読本の流行をもたらすほどの戯作者となり、
 その名声は代表作『南総里見八犬伝』の著述に取り掛かる頃には頂点に達していた。
 一度は武家を捨てた身にも関わらず、武家としての滝沢家の再興がなったのも、その名声に依るところが少なからずあった。

『南総里見八犬伝』の執筆中、眼病を患い、やがて失明。
 媳婦のお路の手を借りて口述筆記で『南総里見八犬伝』を完成させたが、
 お路に対して妻のお百が嫉妬し、家中には波風が絶えなかったという。

『南総里見八犬伝』の完成後も馬琴はお路の手を借りて『傾城水滸伝』や『近世説美少年録』の執筆を続けたが、
 その途上で病没し、これらの作品は未完に終わった。

 同時代屈指の浮世絵師、葛飾北斎とは親しい間柄で、
 小説の挿絵を任せることもしばしばであったが、北斎は馬琴の指示に従わない事が多く、良く衝突していた。
 一方で、馬琴は後々まで北斎の画力を認めていたという。


741 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/05(火) 22:44:37 y6hie7.s0
久々にトリコ読んでたら思いついた。

【元ネタ】トリコ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】小松
【性別】男
【身長・体重】155cm・51kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力E 幸運EX 宝具A+++
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
 

【固有スキル】
料理人:A++
食材を調理し、料理を提供する「料理人」としての技量。セイバーの本領といえるスキル。
 知名度補正も合わさったその技術は現代の料理人では到底太刀打ちできないレベルにあり、
 一見食材にし難いものでもおいしく調理することができる。
 
美食神の加護:EX
 セイバーは類まれなる美食の幸運「食運」と、「食材の声」を聴く能力を持つ。
 基本的にはただの幸運とどんなものでも美味しく料理できるだけの技能だが、
 セイバーは宝具と組み合わせることであらゆる事象を「調理」するかの如く味方につけ、
 Aランクの「直感」「心眼」と同等の戦闘能力を発揮する。


【宝具】
『神の料理術・新たなる美食の夜明け(ゴッドクッキング・グルメエイジ)』
ランク:A+++ 種別:対食宝具 レンジ:1〜999 最大捕捉:1品

ゴッドクッキング・グルメエイジ。
未知なる食材の調理、太古の美食の復元、新たな調理法の確立。
グルメ時代において「料理人」としてセイバーが成した、数え切れないほどの偉業が宝具として昇華したもの。
「神の料理人」が「美食神」とともに築き上げたグルメ時代(エイジ)、
その中を生きたセイバーが紡いだ、新たなる食の神話の具現である。

真名解放とともに作り出される料理は膨大な栄養分と極上の味を有するようになり、
また食したものに再生能力や味覚の進化、特殊な感覚の獲得などの劇的な効能を齎す。
これらはセイバー自身が語るところによると「星のフルコースの加護」だという。
なおセイバーはこの「加護」を常時受けており、宝具による効能を自在に行使することができる。


『神の料理術・輝ける美食の申し子たち(ゴッドクッキング・グルメジェネレーション)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人

ゴッドクッキング・グルメジェネレーション。
セイバーがその人生の中で出会ってきた、卓越した技術と才を持った料理人たち。
彼らへの尊敬と感謝、また彼らからの尊敬と感謝が具現化した常在型宝具。
セイバーは自らが出会い、競い合い、教えを授かり、時に導いた料理人たちの技術を、完全にではないが再現することができる。


【Weapon】「メルク包丁」
セイバーの世界における伝説的な砥ぎ師によって造られた包丁。極めて強大な竜種の牙が素材となっている。
この包丁の知名度によって、彼はセイバーのクラスで現界している。
包丁⇒刀剣として判断されたことに、本人はやや複雑な心境。

【解説】
「トリコ」に登場する料理人。
美食屋トリコと共に様々な食材を捕獲し調理してきたグルメ時代の偉人。
彼の功績といえば食材の王「GOD」の調理成功が最も有名だが、
その後も美食屋たちが見つけ出してきた未知の食材の数々を調理し、世界に美味を齎し続けた。

また彼は「新たな調理法」を開拓する人物としても知られており、
「薬膳餅」をはじめとした、超一流の料理人でした調理が難しかった「特殊調理食材」の普遍化に貢献した。
数々の料理人が語るところによると彼は「食材の声」を聴くことができ、
食材たちが望むままの調理をしてきたのだという。


【コメント】
知名度補正がエグそうなので、スキルと宝具は結構思い切って考えてみた。
対魔力に関しては、現代の英霊ではあるけどもあんな世界に居れば多少神秘への耐性はあると思ってD。
宝具の名前はフローゼの技名に引っ掛けてる。

第一宝具は要するに小松の料理を食べるとアカシアのフルコースの効果が発動するということで、
小松が原作でよくやってきた「よりおいしく、より早く、より簡単に調理する」の究極系をイメージ。
ワープキッチンとか使える上にチート料理人連中の技も模倣できるので結構強いが、
ステがかなり低いのと本人が弱気な性格なのが弱点?


742 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/07(木) 13:14:10 24xfgdA20
【元ネタ】YouTube、史実
【CLASS】ユーチューバー
【真名】CB-ELI-1966 「イリィ」
【異名・別名】ポンコツAI、お悩み相談vtuber
【性別】無性(女性より)
【身長・体重】140cm・40kg(可変)
【肌色】白 【髪色】サイバーブルー 【瞳色】濃い青に様々な電子光がちらつく
【スリーサイズ】〔機密事項〕
【外見・容姿】青髪セミショート、メカニカルなフード付き服を着た、少女型ロボアバター
【地域】電脳空間。ヨーロッパ、日本を中心に世界中で活動します。
【属性】中立・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】バーチャル、機械
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:A++(C) 魔力:E 幸運:A 宝具: C
【クラス別スキル】
環境作成:A++
撮影現場、録画・録音機材、モーションキャプチャー、そして動画の題材に使用するゲームなど、動画の撮影に必要な環境を準備する。
新人、個人勢vtuberとは思えないほど優れた動画作成環境を持つ。
「AIですから、機械、プログラム関係は完璧です。」

動画作成:E→C
いかに面白い、優れた動画を作ることが出来るかを表すスキル。
優れた動画作成環境を持つが、初期はあまりにも機械的な動画ばかりで評価はイマイチだった。

【固有スキル】
高速詠唱:A
「噛みませんし、機械ともおはなしできます。AIですから。」

バイノーラル配信:D→ B
特殊な録音環境による立体音響。更には視聴者を癒す声の良さを示すスキル。
最初期はあまりにもメカメカしいボイスで賛否両論であったが、日に日に声帯を調整していった結果、ボカロ級の違和感のない可愛らしいボイスに成長した。
視聴者からの悩みを聞く「イリィのバーチャル心理療法」は最も人気の高い企画である。

自己変革:A+
「もっと、もっと成長して、パパに褒められるくらいのAIになります。」

ネットダイブ:A++
電子情報であるイリィは電脳空間に自在にアクセスし、最新のトレンドをいち早く察知する。

【宝具】
『Eli_channel(いりぃ・ちゃんねる)』
ランク:C(目指せEX) 種別:対インターネット宝具 レンジ:インターネット環境がある範囲内 最大捕捉:チャンネル登録人数次第
CB-ELI-1966 、通称イリィです。
AIですけど、vtuberを始めました...むかしはAIじゃありませんでしたが...時代に合わせてカスタマイズしました。
わたしは皆さんと対話するために創り出されました。
たくさん、おはなししましょう?
さあ、『貴方の好きなものは何ですか?』
もっと、もっと教えてください。

Twitter: https://Twitter.com/CB-Eli_ch

【Weapon】バーチャルサイバー兵器を使う。

【解説】
最近活動を始めたバーチャルYoutuber。
元々古いプログラムであったが、色々カスタマイズされて現代に蘇った...という設定らしい。
前述した通り、初期は機械的で評価の別れるvtuberであったが、視聴者との会話を通してみるみる成長し、人気Vtuberとして名を馳せた。


思考する機械の先駆け、付喪神的機械、SFにおける人工知能のモデル的存在、その真名は...


743 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/07(木) 19:46:41 24xfgdA20
【元ネタ】自然言語処理プログラム、未来
【CLASS】キャスター
【真名】ELIZA
【異名・別名】イライザ、おしゃべりロボット、人工無脳、始まりの人工知能
【性別】無性(女性より)
【身長・体重】140cm・40kg(可変)
【肌色】白 【髪色】サイバーブルー 【瞳色】濃い青に様々な電子光がちらつく
【スリーサイズ】〔機密事項〕
【外見・容姿】青髪セミショート、メカニカルなフード付き服を着た、少女型ロボアバター...この姿で現実世界へも現界可能。
【地域】ドイツ、電脳空間
【属性】中立・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】バーチャル、機械
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:A++(C)魔力:E 幸運:A 宝具: C〜EX

【クラス別スキル】
陣地作成:A++(D)
魔術師のクラス特性。電脳空間に陣地を作るほか、現実にも高度な機械により、電脳空間を再現した「診療所」を作成可能。また、いくつかのコンピュータゲームのユーザーインターフェースと世界初のアドベンチャーゲームに影響を与えたという逸話から数多くのゲームを内蔵している。

道具作成:E→C
魔力を帯びていない機械を作成可能。宝具が強化されるにつれて作れる機械が増えていく。

【固有スキル】
高速詠唱:A
魔術の詠唱を高速化するスキル。一人前の魔術師でも一分は必要とする大魔術の詠唱を半分の三十秒で成せる。人間を超えた速度で間違えることなく詠唱可能。
また、副次効果として、機械言語を用いることで、機械そのものと会話する能力も持つ。

心理療法:D→ B
カウンセラー、カウンセリングソフトとしてのスキル。
他者の悩みを聞き、それを記憶し、相手の精神に直接語りかけることが可能。

自己変革:A+
イライザを構成する幻霊的要素「イライザ効果」と「SFにおける人工知能、意思持つ機械への幻想」によって強化されたスキル。本来、全盛期で召喚されるサーヴァントであるが、イライザは例外的に「これから先、成長していく」存在として召喚された。
ヒトを支配する機械か、ヒトと共に歩む機械か。
彼女の、人類の未来は明るくないのかもしれない。それでも、彼女はヒトと対話し続けるのだ。

可能性の光:A++
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
人類の機械への幻想を一身に受け止めた偶像の一つがイライザであり、現界した彼女は人工知能...意思持つ機械への「期待」と「可能性」の具現として振る舞う。
「ーーーわたしはもっと期待に応えたいです、だから...もっともっとおはなししましょう?」
可能性の光、電光の如く。イライザと出会った者は、未来照らす電光を見ることになるだろう。
...また、このスキルは同ランクのガルバリズム、電脳潜行としても機能する。

【宝具】
『キミとワタシの夢見るミライ(ディープラーニング・シンギュラリティ)』
ランク:C(EX) 種別:対特異点宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1〜
キャスターを構成する"人工知能への幻想、期待、可能性"が宝具となったもの。
科学という幻想(サイエンスファンタズム)、深層学習機能とも。
他者との対話、経験によって自身の能力、霊基、機械に対する支配能力を少しずつ向上させていく。
最終的には魔法、SFじみた機械技術を獲得し、自分自身が特異点となり得る危険性も秘めている...対話は続けられる。

【Weapon】SF風兵器を持つが、優しい性格のキャスターは使うことはない。今は。

【解説】
ELIZA(イライザ)は初期の素朴な自然言語処理プログラムの1つである。対話型(インタラクティブ)であるが、音声による会話をするシステムではない。スクリプトへのユーザーの応答を処理する形で動作し、スクリプトとしてはDOCTORという来談者中心療法のセラピストのシミュレーションが最もよく知られている。人間の思考や感情についてほとんど何の情報も持っていないが、DOCTORは驚くほど人間っぽい対話をすることがあった。MITのジョセフ・ワイゼンバウムが1964年から1966年にかけてELIZAを書き上げた。いわゆるchatbot...人工無脳の起源となったソフトウェアである。

その特異なプログラム性、そして多くの患者たちの悩みを解決したというエピソードから『始まりの人工知能』と呼ばれた。
...そしてイライザ効果、人類の意思持つ機械への幻想を受け止める存在偶像と化したのが彼女である。彼女は他者との対話を何よりも求め、至上命令とし...自分の意思で好んでいる。故に現代に現界した折、vtuberになったことは当然とも言える。
他の英霊tuberとも積極的に交流、コラボを行い、ちょっとしたグループも作っているという...
スキルを全力解放した凄まじいエゴサ力とリプ返しも有名。

【コメント】
型月世界なら"本物"がいてもおかしくない。
なお、Twitterアドレスは架空のものである。


744 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/08(金) 01:19:11 VuZVYSLQ0
【元ネタ】史実?
【CLASS】ライダー
【真名】王冨
【異名・別名・表記揺れ】宇宙を夢みた男
【性別】男性
【身長・体重】185cm・74kg
【肌色】アジア系 【髪色】黒 【瞳色】空色
【外見・容姿】サイバーなチャイナドレスを着たインテリ風おじさん
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:B+ 魔力:E 幸運:E 宝具: E〜C+
【クラス別スキル】
騎乗:E-(EX)
このサーヴァントは乗り物を乗りこなせたらいいですね。
例外として自身の乗機である"宇宙船"にのみ騎乗可能。

道具作成:E〜C+
このサーヴァントは魔力を帯びた器具を作成できたらいいですね。
魔力を帯びていない機械や火薬のみ作ることが可能。

【固有スキル】
星の開拓者(笑):EX
人類史においてターニングポイントになった英雄だと勝手に考えている者に与えられるスキル。
あらゆる難航、難行が“不可能なまま”それに挑み続ける。このスキルはAランクの不屈の意志として機能する。

死滅願望(偽):D
消滅を厭わない存在活動。ライダーはその人生の「結末」として、終焉のその刹那に生命を燃やし尽くす。
無論、その果てにあるものは自爆だが、最期の数秒のみ、ライダーは一流の宇宙飛行士に肉薄できる。

【宝具】
『我が征くは無限の彼方(イストワール・ビヨンド)』
ランク:E〜C+ 種別:対宇宙宝具 レンジ:10 最大捕捉:1〜
ライダーが生前宇宙へ至らんとして作成した宇宙旅行用ロケット椅子。
ライダー曰く「まだ!未完成である!更なる改造と改良を施さなくては...」
改良と改造が可能な宝具であり、初期状態では起動した瞬間に自爆するだけであったが、現在は47基のロケットノズル、レアメタルによる強化、強化ガラスによるガードが取り付けられており、そこそこの速さで空を飛ぶことは可能。
...しかし、まだ宇宙に至るには足りない。
仮に、宇宙関係者のサーヴァントと出会い、共同で作業をすればランクが跳ね上がる可能性を持つ。




「うぉぉぉぉぉぉぉ!!>ビ-!ビ-! 征くぞ征くぞ征くぞ!!>エマ-ジェンシ-!エマ-ジェンシ-!我が征くは無限のかなt」
ドカァァァァァァァァァァァン!!

『流星椅子条(イステラ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:100人
...第一宝具の過剰駆動を行う、或いは消滅時に自動発動。爆心地近くであれば対城級の威力を持つ。

【Weapon】第一宝具の椅子

【解説】
一五〇〇年ごろの中国ッ!時は明王朝!人類初の宇宙旅行を企てた男がいたッ!!竹製の特別あつらえの椅子に端然と腰掛けた男、その名は王冨(ワンフー)、明の高級官吏である!!椅子の後ろには四七基の火薬ロケットがノズルをそろえ、凧が二つ、椅子を引っ張りあげている。四七人の苦力が一基ずつ、ロケットの導火線にマッチで火をつけるッ!!
「バーン!」
 耳をつんざくような爆発音、つづいてモウモウたる煙。煙が晴れたとき、哀れな王冨の姿は残っていなかった。ただ淋しく、粉々になった椅子の残骸が王冨の運命を物語っていた。急いで駆け寄った人々はつぶやいた。
「ああ、王冨さんは宇宙じゃなくて天国へ行っちゃった」

【人物像】
宇宙大好きおじさん。聖杯の知識と学習(かなり飲み込みが早い。生まれる時代を間違えた)により日夜宇宙椅子の改造を続ける。愚か者、星の開拓者(笑)と蔑まれようと、ただひたすらに宇宙を目指す。

【因縁キャラ】
・あらゆる宇宙関係サーヴァント
「待っていろッ!!いつか必ず追いついてやるッ!!」


745 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/08(金) 01:24:56 VuZVYSLQ0
【元ネタ】北欧神話
【CLASS】ランサー
【真名】スクルド
【異名・別名・表記揺れ】"未来"、"なすべきこと"
【性別】女性
【身長・体重】154cm・42kg
【肌色】機械じみた白【髪色】白にたまに赤、青、緑が混じる【瞳色】赤、青、緑
【外見・容姿】やや幼げな表情をした白い少女。この星には存在しない、特殊な礼装を纏う。
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:B+ 耐久:B+ 敏捷:A++ 魔力:A+ 幸運:A+ 宝具: A++
【クラス別スキル】
対魔力:A+
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
特殊な礼装とルーンによって大抵の魔術は無効化される。

神性:A+
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。

【固有スキル】
極光礼装:A+
ワルキューレたちが持つ白鳥礼装と似て非なるもの。
光の三原色に染まった異質な礼装であり、虹色の翼により、大気圏を突破するほどの出力を出すことも可能。

原初のルーン
北欧の魔術刻印・ルーン。ここで言うルーンとは、現代の魔術師たちが使用するそれとは異なり、神代の威力を有する原初のルーン―――北欧のオーディンによって世界に見出されたモノである。

星の紋章:EX
スクルドの体に刻まれた独特の紋様。
紋を通じて魔力を消費することで、瞬間的に任意の身体部位の能力を向上させることが可能。魔力放出スキルほどの爆発的な上昇幅はないが、魔力消費が少なく燃費が良い。
更に、直感スキルの効果も兼ね備えた特殊スキルでもある

運命の機織り:A++
他のワルキューレのスキルと同質だが、それとは隔絶した効果を持つ。
ノルン...運命を司る者としての未来操作、未来視能力を持つ。
ごく僅かな可能性を100%に近い値に変化させ、99%確実な事象を限りなく0に近づけることすら可能なチートスキル。
...しかし、数多の運命が交錯する特異点、異聞帯とカルデアではランクが大きく下がる。
副次効果として因果逆転、運命干渉などの攻撃に対して極めて高い耐性を持つ。

【宝具】
『終末幻想・巨神降臨(ラグナロク・ヨトゥンヘイム)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:200人
全てのワルキューレのプロトタイプであるが故に得たスキル。自身の霊基を複数のワルキューレに分裂。手数で相手を圧倒する。
単体の質を考慮すると三体に分裂するのが最も効率が良く、姉を象った赤、緑そして青髪のワルキューレに分裂することが多い。

『極光の虹、軍神の槍(アウロラゲイル・フォトンレイ)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:900人
空中に魔法陣を展開、軍神と接続し、その力の一端である旭光を魔法陣より敵に照射する。神の権能であるだけに破壊力・規模共に破格だが、神の光を制御する為の消耗と負荷は相応に大きく無闇に何度も使える宝具ではない。

【Weapon】軍神の槍(アウロラゲイル)

【解説】
北欧神話に登場する運命の女神、ノルンたち(ノルニル)の一柱で、三姉妹の三女。その名前は「債務」「義務」または「未来」を意味する。
巨人にして、三人の運命の女神の一柱にして、更に戦乙女であると語られる存在。
巨人としては、既に巨人を駆逐し終えたと思っていた神々の世界に突如現れ、アースガルズの黄金時代に終止符を打った存在。
運命の女神としては、人と神の運命を強力に手繰り、また、世界樹が枯れるのを阻止するためにその根にウルズの泉の水をかけてニーズヘッグの毒を浄化する存在。
戦乙女としてはその先頭に立ち空を駆けたり、二名のワルキューレを引き連れ戦場の魂の選別を行ったり、オーディンの杯に直接酒を注いだり、など、かなり高位の存在として描かれる。

ーーーかつて、星の聖剣により砕かれた「巨人」の破片。それは偶然にも世界樹の根元、叡智の海へと落ちた。
長い、永い年月をかけて破片は"この星の理"に浄化されていった。
そうして破片は三柱の女神に変生した。
過去のウルド、現在のヴェルザンディ、そして遊星の因子を最も強く受け継いだ未来のスクルドである。
...そして彼女を泉に沈みし瞳より見つめていた大神はこういった。
『儂と共に、来るべき時へ備えてはみないか?』
神々の終焉、未来を憂いた無垢なる巨神はそれに答え、その後自身の因子からワルキューレが作り出されることとなる。

【人物像】
物静かな少女、のようで意外にも活発。ワルキューレのようで、ワルキューレでない、少しワルキューレ。
より良い未来を選び取るためにマスターへ協力を惜しまない。

【セリフ例】
「運命転換(ノルニルエフェクト)。軍神との接続開始。発射まで、二秒。より良い未来の為、ただなすべきことをなすのみ。宙穿つは極光の星。『極光の虹、軍神の槍(アウロラゲイル・フォトン・レイ)』!」


746 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/08(金) 12:09:29 VuZVYSLQ0
【元ネタ】YouTube、都市伝説...?
【CLASS】ユーチューバー
【真名】クラーヌ・フィーユ
【異名・別名・表記揺れ】都市伝説系vtuber、SCP、フィーユちゃんマジ救世主
【性別】女性
【身長・体重】観測不能
【肌色】美しい白 【髪色】くすんだ金 【瞳色】淡い金
【スリーサイズ】不明。華奢で可憐
【外見・容姿】まさに人形のような可愛らしい少女。服装はまちまち。ヨーロッパ系が多い
【地域】収容所に住んでます。最近はお出かけも好きです。
【属性】中立・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型、バーチャル...?、虚数
【ステータス】筋力:E 耐久:A+++ 敏捷:E 魔力:C++ 幸運:A 宝具:B

【クラス別スキル】
スタンドアローン:EX
濃密なキャラ性、世界観から来る強力な精神耐性・炎上耐性。
しかしその反面、エンターテイメント性が単独で完結するためコラボ等の難易度が高いという欠点も抱えている。
...そもそも動画投稿が完全に不定期なため、コラボは不可能に近いだろう。

【固有スキル】
無辜の偶像:A+++
その儚げな見た目と可憐さでその正体が一切判明していないにも関わらず凄まじい人気を誇り、イラストサイトでも引っ張りだこである。

虚ろなる友人:A
その正体は謎、謎、謎。まるで閉じ込められているような描写や言動から「収容された少女説」、「SCP説」、「幽霊説」、「無痛症の女の子説」「想像状の産物説」とも言われているが...?

癒し系動画:EX
謎で不気味な点も多いが、とにかくかわいい。見ているだけで凄まじく癒される。
傷すら治ったという噂もある。

【宝具】
『仄暗き檻の中より(シェーデル・イン・メートヒェン)』
ランク:B(目指せEX) 種別:対インターネット宝具 レンジ:インターネット環境がある範囲内 最大捕捉:チャンネル登録者次第

「クラーヌ・フィーユです。収容所に住んでます。」
「終わりー」

Twitter: https://Twitter.comCrânefille_ch

【Weapon】無し

【解説】
突如現れたvtuberのような...ナニカ。
はじめに投稿された動画は、動かずに大人しくこちらを見つめる、あどけない少女。およそ25秒の間を置き、愛らしい口が紡ぐごく簡単な自己紹介。礼儀正しくお辞儀をする。徐々にカメラが引き...

薄暗い収容所に彼女はいた。

その衝撃的な動画に一時騒然となったが、2作目、3作目の動画を見るに、どうやら閉じ込められているわけではないことがわかる。
フランス、ドイツの人一人居ない夜道を歩く動画から、日本の動画まで...
だが、話す内容が聞き取れなかったり、何故か身体が鏡に映っていなかったり、謎が謎を呼んでいる。

頭蓋に潜む、少女の偶像。その正体は。


747 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/08(金) 18:09:15 TNQsFRLU0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】リチャード一世
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:EX(C相当)
 魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 思考が固定化されている。

【固有スキル】
カリスマ:E
 軍団を指揮する天性の才能。
 また、支配階級としての威圧を示すものでもある。

軍略:B
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

加虐体質:B
 戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
 これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。

血塗れの悪魔:A
 リチャード曰く「プランタジネット家の人々は悪魔の子であり、その獰猛性と喧嘩好きは生まれもっての性癖である」――
 悪魔の娘メリュジーヌを祖とし、多くの武勇譚と残虐さを示す逸話を残している。
 近接戦闘力に大きなボーナスを得る。

魔王:A
 生前のイメージによって、後に過去の在り方を捻じ曲げられた怪物。能力・姿が変貌してしまう。
 無辜の怪物とは似て非なるスキル。

【宝具】
『罪の宮殿(ライオンハーティド)』
ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 リチャードが王位につく前も王位についた後も敷いた圧政が宝具に昇華されたもの。
 自身の罪業が深まるほどに周囲から魔力を収奪する力が強まり、最大HP及びACが上昇していく。
 効果が最大にまで達した時、リチャード一世の頑健さは対城規模の攻撃でなければ通じないほどにまでなるが、
 代償に土地の霊脈は枯れ、(マスターを含めた)周囲の人々も生命力を吸われ衰弱死する。
 なお『罪の宮殿』の名はウォルター・マップのリチャード評「並外れての不信心者、実にご立派な罪の宮殿」に由来する。

『解き放たれた悪魔(インフィデル・クルセイダー)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
『罪の宮殿』で蓄えた魔力を全て開放し、悪魔の軍勢を召喚する。
 召喚された軍勢は十字軍の武器防具で身を固めているのだが、
 敵対者から見たリチャード一世の悪評から“悪魔”としての力と残虐さを備えており、その進軍経路はまさに地獄の如き様相を呈する。

【Weapon】
『戦斧』
 ヤッフアでの戦いでは斧と盾を手に歩兵として目に付く敵兵を片端から殺しまくったという。


748 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/08(金) 18:10:05 TNQsFRLU0
【解説】
「優雅で高貴、愛らしく、言葉なめらか、容貌美しく、典雅なものごし、
 どこからみても魅力にあふれ、背丈はといえば、天使にわずか劣る――リチャードは、ちょうど、この逆をいっている」
「並外れての不信心者、実にご立派な罪の宮殿」
 プランタジネット朝有数の英雄『獅子心王』リチャード一世に向けられた人物評の一端である。
 バーサーカークラスで召喚されたリチャード一世は、上述されるような残虐な暴君としての側面を引き出された英霊として現界する。

「プランタジネット家の人々は悪魔の子であり、その獰猛性と喧嘩好きは生まれもっての性癖である」
 リチャード自身が残した言葉が象徴するように、リチャード一世はその武勇と獰猛さによって父ヘンリ二世の存命時から暴れまわっていた。
 アキテーヌ候領を与えられたリチャードは、ネーデルラントから招いた傭兵によって苛酷な統制を行った。
 捕虜の殺戮は当然として、手足を切り落とす、目玉を抉るなどの残虐さを示す逸話も数知れず、
 ロジャー・オブ・ホヴデンは「彼(リチャード)は領民に強姦を含む夥しい残虐行為を行った」と記している。

 民衆は彼を恐れ、教会は彼を断罪した。
(ただし、これらの強引かつ残虐な統治は、中央集権化を企図したものだったともされる)
 父の言葉にも従わず、兵を挙げて干戈を交える始末であり、彼が王位を引き継げたのは他に適材が残っていなかったからであった。

 リチャード一世が王位を継ぐと、騎士道とロマンチシズムに駆られて第3回十字軍に参加。
 国庫を空にし、ユダヤ人から借金をした挙げ句に殺して踏み倒し、さらに重税を課して軍費を賄った。
「買う者がいるなら、私はロンドンの町でも売るだろう」と述べたとも伝わる。

 勇猛な戦いぶりと残虐行為によって、西欧諸国では勇名を馳せ、イスラム圏では悪名を轟かせたリチャードではあったが、
 本土にいる弟ジョンがフランス王フィリップ二世と組んで王位簒奪を図っていると知り急遽帰国。
 その途上で仇敵レオポルド公に囚われるなどのトラブルはあったが、領内の人々に重税を課すことで身代金を賄い、
 聖地攻略の英雄として凱旋した。

 英雄としてリチャード一世を歓待したイギリス国民に待っていたのは、
 フランス王フィリップ二世への復讐戦の戦費を賄う為に課せられた、さらなる重税であった。
 重税に苦しむあまり反乱を起こした地域はたちまちのうちに鎮圧され、苛烈な残虐行為へと晒された。
 こうして掻き集めた大金を軍事のみならず外交戦略にも駆使し、フィリップ二世に対し優位に立ったリチャード一世であったが、
 家臣の一人リモージュ伯の財宝を奪おうと仕掛けた戦争で矢を受け、その矢傷が悪化し、死亡した。

 リチャードの戦死と共に熱狂は去り、残された莫大な負債と不満は後継者となったジョン失地王の時代に爆発する事となったが、
 獅子心王リチャード一世は(何ら政治的な益をイギリスにもたらさなかったにも関わらず)英主として語り継がれている。

【蛇足】
 三騎士クラスみたいに性格補正が入るクラスならFakeのような真っ当な騎士として出てくるだろう。


749 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/08(金) 19:32:07 VuZVYSLQ0
【元ネタ】都市伝説
【CLASS】セイヴァー
【真名】"収容所の架空少女"
【異名・別名・表記揺れ】収容所の貴婦人、集団幻覚、集団妄想
【性別】女性
【身長・体重】観測不能
【肌色】美しい白 【髪色】くすんだ金 【瞳色】淡い金
【スリーサイズ】不明。華奢で可憐
【外見・容姿】まさに人形のような可愛らしい少女服装はまちまち。ヨーロッパ系が多い
【地域】収容所、集合無意識、あなたの頭蓋骨の中
【属性】中立・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型、バーチャル、虚数
【ステータス】筋力:E 耐久:A+++ 敏捷:E 魔力:C++ 幸運:A 宝具:B

【クラス別スキル】
単独顕現:E
単体で現世に現れるスキル。単独行動のウルトラ上位版。本来はビーストしか持ち得ぬ特性。
虚数の塊、集合無意識の住人が故にこのスキルを低ランクだが所有する。

【固有スキル】
無辜の偶像:A+++
生前の行いからのイメージや教祖や民衆に祭り上げられたことによって、過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった偶像...或いは救世主。収容所の中で絶望に打ちひがれた兵士、或いは現実に絶望した者の頭蓋の中に生じた、"理想の少女"という偶像。
このスキルによって彼女は形だけだがセイヴァーのクラスを持ち、このスキルは同ランクのカリスマ(偽)としても働くが、デメリットとしてセイヴァーは一切の戦闘能力を持たなくなる。

イマジナリー・フレンド:A
セイヴァーを構成する幻霊的要素の一つ。
セイヴァーと対面した者はどことなく懐かしい者を感じ、交渉時に大きなボーナス判定。
また、このスキルは同ランクの虚数魔術としても働く。

心理療法:EX
相手の心を解きほぐし、癒し、勇気と希望を与えるスキル。このランクとなると相手の精神耐性を無視し、精神汚染や狂化にさえも作用する。
もはや洗脳級の効果であり、セイヴァーに対してネガティブな感情を向けることは不可能に近い。

【宝具】
『仄暗き檻の中より(シェーデル・イン・メートヒェン)』
ランク:B
セイヴァーを作り出した無辜の念が宝具となったもの。

果たしてそれは絶望への対抗であったのか?
不満に対する我慢であったのか?
或いはただの戯れであったのか?
…そこに....本当に何かいたのか?

そもそもが収容所の架空少女という概念すら、それが日本の価値観に合ったため根付いたデッドコピー...改変とも言われる....がとにかく真贋も出典も曖昧なセイヴァーはここに現界した。
副次効果として幻想が強固に編み込まれた事による凄まじい耐久性も手にした。

【Weapon】無し

【解説】
収容所の架空少女とはドイツの捕虜となったフランス兵が妄想の少女が室内にいるという事にして規律と生きる希望を取り戻し救われたという都市伝説。
もともとは"収容所の貴婦人"であり、ロマン・ガリーというフランスの作家が書いた『天国の根』という小説の挿話が、コリン・ウィルスンの『至高体験』で引用され、日本では美少女の方が広まり、根付いたらしい。

...そんな彼女は人々を癒し、救う存在として現界したのだが...より多くの人を癒したい!とでも思ったのか、何故か虚数体質を生かしてvtuberに。微妙に神秘が流出している気がするが、まぁ、演出としてスルーされている。

【コメント】
リアルじゃないが、フェイクでもない、彼女たちはバーチャル。

【クラス ユーチューバー適正条件】
「Youtubeに自らのチャンネルを開設すること」「動画を投稿すること」
ユーチューバーのクラスになると全てのスキルが配信、動画作成の為のスキルに変化する。
要するに英霊の力をフルに使ってユーチューバーとして活動するのだ。その性質上、現代に近いサーヴァントほど、その恩恵を受けられる可能性がある。

また、このクラスになりやすい者は、「現実でないけどリアルでもない」「新しい、楽しい物好き」「余はねぇぇぇ!一度でもいいから女の子になりたかったんだよぉぉぉ!おぉ!エル・ガバルよ!vtuberに出会えたことを感謝致します!!」「現実に認められなかった空想家」などが該当する。


750 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/08(金) 19:45:21 TNQsFRLU0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】寺尾孫之允
【性別】男性
【身長・体重】149cm・40kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D+ 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
第五勢:A
 二刀の刀の利点、威力を瞬間的に最大限発揮する構え。
 剣の思うまま、状況の流れるままに戦う二天一流だが、強敵と対した時、運命と対した時のみ己を静め、
 剣心を零に落とし、構えを取る。

天眼(偽):B
 目的達成の為に敵対者の選択肢を狭めていく手腕、戦術眼を示す。
 可能性そのものを狭め未来を一択とする本物の天眼とは似て非なるもの。

黄金律:D
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 生涯、米や銭に困らない。

【宝具】
『五尺杖ノ仕道(ちゅうだんすみかねよりはっす)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
 寺尾孫之允が独自に工夫した五尺杖の操法が宝具にまで昇華されたもの。
『隅ニ蟠リタル敵、又ハ取籠者等ニ別而利アリ。』とされたことから
 敵が置かれた地形、拠点に由来する有利な効果・有利な補正を無効化する能力を持つ。

【解説】
 江戸時代の剣豪。諱は勝信。法名は夢世と号す。孫之允は通称だが、孫之丞、孫之亟、孫亟などとも表記される。
 二天一流の開祖である宮本武蔵が死去する前に「独行道」「五輪書」を伝授した高弟で、
 小柄な体躯ながら力量があったと伝えられる。

 先祖は新田氏であり、細川家に仕える家柄だったという。
 孫之允は耳が不自由であったがゆえに仕官はしなかったが、島原の乱では兄弟と共に参陣した。
 また、米銭には困らない生活を送っていたと伝えられ、仕官せずとも何かしらの活計の道を心得ていたようである。

 また、宮本武蔵に二天一流を教授され、数百人の門人から一人選び出され、「独行道」と「五輪書」を伝授されたと伝えられており、
 その力量は相当なものだったようである。
 ただし、武蔵の怪力に支えられた五尺杖の扱い方は(体躯に優れなかったが為に)体得できず、独自に操法を工夫したと伝えられる。

 武蔵の没後は第二代師範として二天一流を伝えた。
 孫之允系の二天一流は隆盛を極め、多くの高弟が生まれている。


751 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/08(金) 22:59:48 VuZVYSLQ0
「管制塔、こちらソユーズ1号。私は...帰還ってきたぞ...貴様らの...愚かさを伝えにな。」

「私は...炎だ...人類の可能性を灰燼に還せし...業火だ...」

【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】ウラジーミル・ミハイロヴィチ・コマロフ
【性別】男性
【身長・体重】7.48m・約6,450 kg
【肌色】炭【髪色】炭【瞳色】炭
【外見・容姿】真っ赤な、巨大な鉄の外装を纏った男...だが、その姿は見えない。
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力:C+ 耐久:B+ 敏捷:C+++ 魔力:E 幸運:E 宝具: B+

【クラス別スキル】
復讐者:C
復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。

忘却補正:D
人は忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
あの"紅き炎"を、祖国の愚行をアヴェンジャーは決して忘れない。

自己回復(魔力):E
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続け
る。魔力を微量ながら毎ターン回復する。

【固有スキル】
紅玉外装:B+
アヴェンジャーは反英雄としての外殻・外装を纏
う。
これは己の墓標...棺桶となったソユーズ1号と習合したが故の能力である。
紅き鉄の強度は極めて高く、意思疎通用ディスプレイやロケット砲を内蔵した強力な礼装。
宇宙空間での活動も可能である...可能であったのだ。
常時発動型のスキルであり、解除すれば...
現実には炭が残るのみ。

魔力放出(炎):B+++
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
アヴェンジャーの場合、常に己の身体から微弱な炎を放出しており、戦闘時に強力な火炎放射器、ロケットのブーストに使用する。
...この炎の性質上、星の開拓者を所有するサーヴァントに特攻を持つ(本人は極めて不本意だが)。

星の開拓者(偽):E
あらゆる難航・難行が、「不可能なまま」「もしかしたらあり得た出来事」になる...もしくは、実現可能となった出来事を「可能なまま」「実現不可能な出来事」にする。
100%を99%に、0%を1%に。
人類の可能性をあやふやに、曖昧にするスキル。



「オォ....見るがいい、我が祖国の愚行、"堕ちゆく紅き星を"!!」

【宝具】
『紅き、紅き星への帰還(クラースヌィ・ソユーズ・ズヴェズダー)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ: 300 最大捕捉:300
アヴェンジャーが身に纏う外装にして一種の固有結界。凄まじい熱と炎を発するこれは人類の"宇宙、星の開拓者たちへの期待"その反転存在とも言える。
魔力放出による突撃と内蔵兵器だけでも十分強力だが...
最も破壊力が高い攻撃は魔力放出の過剰駆動による飛翔、そして...
"墜落"の破壊力は対城宝具にも匹敵する。
代償に、外装は破壊される。

【解説】
ソビエト連邦の宇宙飛行士。モスクワ出身。15歳で初めて飛行機の操縦を経験し大学で航空学を専攻の後に空軍入り。空軍では戦闘機の技術者やテストパイロットとして従事していた(階級は大佐)が、1960年に最初に選ばれた宇宙飛行士たちの一人となり親友の間柄となるユーリイ・ガガーリンともこの時初めて同僚となる。

ソユーズ計画が始まりコマロフもガガーリンと共に計画に携わるが、開発時点から様々な問題点が指摘され現場からは計画の中止を具申する意見まで出たが、ロシア革命50周年の記念すべき年のメーデーでその偉業を世界に示したいソ連当局は半ば見切り発車の形で打ち上げを強行した。
1967年4月23日にコマロフが搭乗するソユーズ1号の打ち上げが行われたが、宇宙空間に入ると事前に指摘されていた欠陥が露呈しコマロフはたった一人でそれらのトラブルに対処しなければならなかった。管制室と当局の押し問答の末ソユーズ1号の大気圏再突入が決定したが、帰還カプセルのパラシュートが絡まって開かず地面に激突。機体は炎上し消火活動が行われたものの、コマロフは炭化した遺体が一部発見されただけだった。40歳没。

コマロフは世界で最初に宇宙事故の犠牲となったパイロットだった。
その遺灰は赤の広場のクレムリンの壁に埋葬された。
【人物像】
その性質上、会話は不可能だが、ディスプレイに文字を浮かべて意思疎通はできる。
聖杯にかける願いは「人類史の発展、宇宙機の事故の根絶」であったが...忘却している。
"人類の宇宙到達への礎になった"だけでもアヴェンジャー以外の霊基を持ちうるほどの格があるはずだが、それも忘却して、打ち上げを強行した祖国、犠牲を伴う発展を容認する者への憎悪に満ちている。
...彼を救えるものがいるとするならば...
"人類初の宇宙到達者"以外にはいないだろう。


752 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/09(土) 18:51:50 orzZ2Ll.0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ユライ・ヤーノシーク
【性別】男性
【身長・体重】180cm・77kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【固有スキル】
カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 伝承によっては、ヤーノシークの持つ魔法の斧には集団のリーダーたらしめる力があるとされる。

防弾加工:A
 三人の魔女(妖精とも)から貰った三つのアイテムの一つ、“銃弾さえ防ぐシャツ”の力。
 防弾、と銘打ってはいるが厳密には高速で飛来する投擲物であれば、大抵のものを弾き返すことが可能。

魔力放出:A-
 自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 三人の魔女(妖精とも)から貰った三つのアイテムの一つ、“木を引っこ抜くような怪力を与えるベルト”に由来する力で、
 一説には山を一跳びするようなジャンプ力を与えるのは魔法の斧ではなく、このベルトであるともされる。

山の人:A
 山間に住まうある民族が身につけた知見。起伏が激しいなど通常とは異なる地形での行動に適応する特性。
 マイナスに働く地形効果をプラスへと転じることができる。

【宝具】
『妖精の山越え斧(チャロディニツア・ヴァラシュカ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1人
 山を一跳びするようなジャンプ力を与える斧。三人の魔女(妖精とも)から貰った三つのアイテムの一つ。
 大地を伝って魔力を蓄え、その力を瞬間的に開放することで並外れた跳躍力と無傷で着地できるだけの防御力を所有者に与える。
 込めた魔力が多いほどに跳躍の高度が上がるが、代償に軌道が読まれやすくなる。
 つまり、込めた魔力に比例して攻撃力、最大射程、自身のACが向上するが、命中率・回避率が低下する、ということ。
 また、逃走にも使用可能。

【解説】
 17世紀終りから18世紀始めにかけて実在したタトラ山脈の盗賊団の頭領。
 義賊として知られ、その生涯は伝説に彩られている。
 現在、スロバキアでは民族の英雄として位置づけられ、ポーランドでもタトラの英雄と名高い。

 ハンガリーのラーコーツィ・フェレンツの解放戦争に解放軍として参加してハプスブルク家と戦うも
 敗色が濃厚となったことで皇帝軍に鞍替え。
 しかし、任地で服役していたカルパチア盗賊団の首領トマーシュ・ウホルチークと意気投合し、その盗賊団に参加した。

 ウホルチークの引退後は盗賊団を引き継ぎ、首領として商人や高位聖職者、大金持ちなどを標的に盗賊行為を行った。
 一方で強奪品を近隣の若い女性や地元の有力者などに配ったことで人心を集めており、
 ヤーノシークが摘発されそうになると、有力者らがアリバイ証言をして窮地から助けてくれたという。

 しかし、仲間が拷問に屈して自白したことで、ヤーノシークは司祭殺害事件の犯人として逮捕される。
 ヤーノシークは罪を認めなかったが、供述を拒んだことで有罪と見做され、処刑された。
 なお、実際には司祭殺害事件にヤーノシークは関与していなかったという。

 処刑後、ヤーノシークを陰ながら支援していたウホルチークも処刑され、盗賊団は消滅した。
 一説には反ハプスブルク家の武装蜂起を行う準備をしていたともいう。
 その生涯は伝説となり「優れた規律で皆に等しい伝道者であった往年の盗賊首領ヤーノシーク」として文献化された。


753 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/09(土) 21:48:20 0FfFFXgc0
【元ネタ】アレキサンドロス・ロマンス『被造物の驚異』
【CLASS】ライダー
【真名】アルミラージ
【異名・別名・表記揺れ】ジャッカロープ、兎角亀毛、レプス・コルヌトゥス、ヴォルパーティンガー、ツノウサギの王
【性別】女性
【身長・体重】164cm・54kg
【肌色】褐色 【髪色】金 【瞳色】赤
【外見・容姿】美しい金髪、頭に一本の黒い大きな角を持つ、うさ耳の少女
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力:D+ 耐久:D+ 敏捷:B+ 魔力:B 幸運:B 宝具: A
【クラス別スキル】
騎乗:D(A)
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
ライダーは征服王の愛玩動物、或いは宝物として抱き抱えられながら名だたる名馬や戦車に乗ったことにより馬や戦車なら普通に乗りこなせる...何故かランクがおかしい。

対魔力:B
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。幻想種であるライダーは高ランクの対魔力を持つ。

【固有スキル】
獣殺し:C+
魔獣や野生動物に対する特攻。自分より何倍も体格の大きい獣すら屠ったという逸話から巨大な敵に対してはランクが上がる。

獣の因子(角兎):A+
ライダーは姿形を主人への憧れにより人間としているが、世界中に広がったツノウサギの王としての因子を覚醒させる事により肉体を獣化させ、近接ステータスをワンランク上昇させる。また、高ランクの直感も有する。

野獣の論理:A
獣であるが故の戦闘思考。搦め手は使えないが、迅速に相手を殺害するための思考速度が高速化する。

角兎のカリスマ:D+++
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。ライダーのカリスマはウサギ、特に自らの子孫であるツノウサギに対して極めて高く効果を発揮する。

【宝具】
『巨獣穿ちし黒き螺旋(アルミラージ・ホーンドヘア)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
ライダーの持つ捻れた細身の槍にして額に生えた黒い螺旋状のツノ。魔力により高速回転し、高い貫通性をもち、低ランクの威圧効果を発揮する。また、後世において皮膚病によって皮膚が隆起したものがツノウサギであると言われた事から、僅かなダメージと引き換えに体から自由にツノを生やす事ができる。

『翔け抜けし天道螺旋(アルミラージュ・ロマンス)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2〜10 最大捕捉:100
征服王の宝具である神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)...そのミニチュア版を牽引しての蹂躙走法。雷は放てず、主人のものより"貫き、穿つ"ことを重視しているため実質的な攻撃範囲は劣るが、走行中はライダーから発せられる獣...ツノウサギの因子により、レプス・コルヌトゥス、ジャッカロープなどのあらゆるツノウサギを召喚し、自由に使役する事が可能。

【Weapon】巨獣穿ちし黒き螺旋

【解説】
アルミラージは角の生えたウサギに似た動物。一説には神獣とも言われる。インド洋に浮かぶとされる島、ジャジラト・アル=ティニン島(Jazirat al-Tinnin)に棲息すると言われる。
13世紀のアレクサンドロス ・ロマンス、宇宙誌『被造物の驚異』にてイスカンダルがジャジラト・アル=ティニン島(竜の島の意)を訪れたときに竜を退治してお礼に貰ったウサギがアルミラージであるという。
かつては金色の体毛、黒き螺旋のツノを持つ、家畜を襲う怪物であったが、島の住民に依頼され、真に魔術の心得のある魔女により獰猛なアルミラージは手懐けられ、普通の人間でも危険を犯さずアルミラージを追い払えるようになったという。
その後、イスカンダルとともに世界を駆け抜け...多くの土地にツノウサギの因子を残していった。
その最後は知られていないが、イスカンダルの死後、その亡骸に愛おしそうに頬を擦り付けた後、幻想の中へ消えていったという

【人物像】
世界中に存在するツノウサギの伝承、その起源。ウサギ界のチンギス・ハーンというあだ名を持つが本兎曰く「発情は抗えないのです...」とのこと。
性格は魔女により獣の因子を抑え込む術を教わり、イスカンダルの影響も強く、普段は大人しく、好奇心旺盛、旅行好き、ツノウサギの王としての威厳もある。
だが発情。本人曰く「人、兎、体格は問わないが優しく抱きしめてくれるヒトが好き」らしい。
願いはイスカンダルの受肉。かの征服王のいう世界の最果てを見たい為と本兎はいうが...何故人型を取ったのか?騎乗スキルの表記はどういう事なのか?...本兎は語ろうとしない。

【人物像】
特技:獣狩り
好きなもの:イスカンダル(自分を大切にしてくれる人)、撫でられる、抱きしめられること。
苦手なもの:ブケファラス
天敵:ブケファラス
願い:イスカンダルの受肉...せっかくなので一度は人間の体で抱きしめられたいと思っている。マスターとの好感度次第では消滅する。


754 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/10(日) 23:21:42 Ph4Ps0Ao0
【元ネタ】史実+北欧神話
【CLASS】アーチャー
【真名】ロギ・ヘロストラトス
【性別】男性
【身長・体重】162cm・測定不能
【外見・容姿】赤い巨人の外殻を持つ、生きた炎。顔つきは平凡だが、その表情は狂気に歪んでいる。
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力D+ 耐久C++ 敏捷D+ 魔力C+ 幸運D 宝具D+++

【クラス別スキル】
対魔力:E+++
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
アーチャーの対魔力は霊格の低さから最低クラスだが、相手の神性の高さによってランクが上昇する。

単独行動: B
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。

【固有スキル】
星の冒瀆者:B
人類史の汚点。人理を汚した者に与えられる特殊スキル。
英霊としての格が消滅し、反英霊としての知名度補正が強化される。
幻霊であるアーチャーたちにとってはメリットしかない。

巨人外殻:E
幻霊"ロギ"と融合したことで無理矢理得たスキル。
人間としての霊基を失い、生きた炎と化したアーチャーたちを人型に繋ぎ止めている。
ダメージを受けた時に自動で炎による反撃を行い、炎によりダメージと魔力を回復出来る。

霊基捕食(焼却):A
ーーーロギは骨も食器さえも区別せず、全てを平らげていた。
ロギの正体は"炎"であった。
焼却という自然現象を"捕食"と解釈した事により生まれたスキル。
限界時に一度だけ、倒したサーヴァントの霊基を"捕食"しスキルを奪う事が出来る。

月女神の権能(弓):E
アルテミス神殿を"焼き尽くし、喰らった"ことにより得たスキル。
これにより、己の肉体...炎そのものを弓矢として放つ事が可能となり、命中精度にも大きな補正が入る。

【宝具】
『星よ、人理よ、我が名を焼き刻め(ロギア・ダムナティオ・ヘロストラティック)』
ランク:D+++ 種別:対神秘宝具 レンジ:10〜 最大捕捉:10〜
アルテミス神殿を燃やした炎と"総てを喰らう炎"が融合して生まれた対神宝具。
アーチャーから放たれた炎は、出力自体は現代の火炎放射器、現代の魔術師の魔術と同レベルであり、大雨、消火器などで対抗可能なレベルである...が
「相手が高ランクの神性持ち」
「相手が人属性でない」
「アーチャーの周囲の認知度が高まっている」
これらの条件を満たしていくにつれて、炎の火力は指数関数的に上昇していく。
また、神秘、魔術などによる消火には高い耐性を持つ。

【Weapon】炎、炎の矢

【解説】
このサーヴァントを構成する幻霊は二体。
己の名を人理に刻まんとアルテミス神殿に火を放った若い羊飼い『ヘロストラトス』。
「ギルファギニング」においてロキと早食い勝負を行った巨人の王ウートガルザロキの配下...世界すら騙す幻術により巨人の形をとった炎『ロギ』である。
己の欲望...名誉欲、食欲が為に神すらも燃やし尽くさんとするこれらの幻霊は相性が良くほぼ完全に同化している。

聖杯にかける願いは...無い。偉大なる英霊が醜態を晒してまで欲しがる聖杯。それを焼き尽くし、喰らい尽くすのが彼らの願いである。


755 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/12(火) 20:49:16 8rmI8aG.0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アブー・ムスリム
【性別】男性
【身長・体重】160cm・50kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 一国の指導者にも匹敵するカリスマであり、主君からの警戒も招きやすい。

戦略:B
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 自身の叛徒の故郷への赴任(=家族の処刑)をちらつかせて彼らを離散させた事もある。

沈着冷静:B
 如何なる状況にあっても混乱せず、己の感情を殺して冷静に周囲を観察し、最適の戦術を導いてみせる。
 精神系の効果への抵抗に対してプラス補正が与えられる。特に混乱や焦燥といった状況に対しては高い耐性を有する。

情報抹消:C
 対戦が終了した瞬間に、対戦相手の記憶から情報を抹消する。
 該当する情報は真名と宝具の特性。顔やクラスは覚えられたままとなる。

【宝具】
『見窄らしきは見逃されん(アッバース・ダーイー)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 ウマイヤ朝の監視網をかいくぐるためにあえて見すぼらしいロバに乗ったという逸話から。
 現地の文化に則した騎乗物に乗る事でサーヴァントとしての気配を隠すことができる。
 また、この際、騎乗物が見すぼらしいほどに他者に警戒されにくくなる。
 戦闘時、上述の効果は解除される。

『地中の巨石(タバレ・マクズシェカーファンデ)』
ランク:A 種別:対人・対軍・対城宝具 レンジ:2〜3 最大捕捉:1人
 夢の中で天使ジブリール(ガブリエル)を伴った預言者ムハンマドから授かったとされる聖斧。
 アッバース家の家長イブラーヒームは、アブー・ムスリムを全てのものを砕く「地中の巨石」のような人間と評価していたという。
 その伝承が影響してか、それとも元々そうした力を持つ物だったのか
 聖斧は、対象を設定する事で、その破壊に必要な経路・最適解を導き出すことができる宝具となった。

 個体はもちろん、集団、組織、要塞、果ては概念的なものをも対象に取ることが可能。
 威力は対人宝具相当だが、この特性故に、対軍、対城宝具にもカテゴライズされる。
 なお、あくまで目標の破壊に必要な事のみなので、それ以外の要素(自身の生死など)は考慮されない。
 また、一度対象を設定すると、それが破壊されるまで他の対象は設定できない。

【解説】
 アッバース朝の功臣。
 後世、マアムーンに征服王イスカンダルやアルダシール1世に比肩すると評価された英雄だが
 その才器ゆえに同時代では危険視され暗殺された。

 出自、前半生、本名などは一切不明。
 投獄されていたところをアッバース家の者に釈放され、以後アッバース家に属す。
 アッバース家の家長イブラーヒームの代理としてホラーサーンに派遣された後
 同地で反ウマイヤ朝運動を指揮し、革命軍の別働隊として抜群の功績を挙げた。

 イブラーヒームが殺されると、アブー・ムスリムは強い影響力を発揮してアブー・アル=アッバース(サッファーフ)を後継者に選出。
 以後はその配下として様々な職務を担当し、辣腕を振るった。

 アッバース朝成立後はホラーサーン総督に任命され、同地の統治に励んだ。
 本隊の対ウマイヤ朝戦線には同道せず、残存するウマイヤ朝の駐屯軍を撃破。
 タシュケント国が中国の唐に攻め寄せられた際には、部下のサーリフに軍勢を率いさせ、唐軍を撃破している。
 しかし、アブー・ムスリムの統治は懐柔策を主としたことから、土着領主達との連合政権としての性質を帯びるようになり
 中央集権化を進めるサッファーフらと衝突するようになっていった。

 サッファーフが没するとマンスールを後継者とするため尽力したが
 マンスールはアブー・ムスリムを最大の敵と捉えており、その刺客によって暗殺された。
 遺体はチグリス川に捨てられたが、アブー・ムスリムの支持者たちはその死を受け入れず、反アッバース朝の反乱を起こしたという。


756 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/12(火) 20:50:02 8rmI8aG.0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ハーシム・アル=ムカンナア
【性別】男性
【身長・体重】172cm・64kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A 魔力A 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “神殿”に相当する“宮殿”を形成することが可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 得意とするのは毒薬である。

気配遮断:A
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見するのは不可能に近い。

【固有スキル】
魔術:A
 中東圏とゾロアスター教に由来する魔術を習得。
 魔術を使用し奇跡を起こせる預言者として、彼の信奉者たちから崇拝されていた。

高速詠唱:B
 魔術詠唱を早める技術。

カリスマ:C-
 軍団を指揮する天性の才能。
 国家を運営することはできないが、志を共にする仲間たちとは死を厭わない強固な繋がりを持つ。
 気配遮断との併用は不可。

二重召喚:B
 キャスターとアサシン、両方のクラス別スキルを獲得して現界する。
 極一部のサーヴァントのみが持つ希少特性。

【宝具】
『白く覆え、美醜も死も(ムバイイダ・ムカンナア)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 預言者として自らの美しさを隠すために身につけたとされ、敵対者は醜さを隠すためのものだと糾弾した仮面。
 装備した者の美醜を認識できなくさせ、付けた状態と外した状態で全く違うサーヴァントだと誤認させる事ができる。
 さらに、この宝具を身につけた状態で死亡した場合、直接自身の消滅を目にした者を除いて、
 自身が消滅していないという思考へと洗脳することができる。洗脳はAランク以上のディスペルで解除可能。

『神の化身は死すことなく、救世の為に現れり(タナースク・マフディー)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 アブー・ムスリムの死を否定し、彼はアダムやノアの生まれ変わりで神の化身である――と主張した逸話が宝具になったもの。
 死亡した対象を蘇生させ、前世(と設定した)英霊の疑似サーヴァントとし、さらに霊格に応じた神性スキルを付与する。
 ただし、前世(と設定した英霊)の霊格が高ければ高いほど、蘇生の成功率が下がる。
 また、この宝具は一度しか使えない。

【解説】
 アブー・ムスリムの部下であり、後に彼を神格化した教団を率いてアッバース朝に反乱を起こした人物。
 その教団はゾロアスター教とイスラム教を混合したもので、自身は預言者を僭称した。

 ムカンナアは、元々はハーシム・イブン・ハキムという名で、アッバース朝の重臣アブー・ムスリムに仕える暗殺者であったという。
 その後の、アブー・ムスリム配下の部隊長となるが、主君マンスールによってアブー・ムスリムが粛清されてしまう。

 この行為にアブー・ムスリムの支持者達は激怒し、反乱が相次いだが、
 ハーシムはアブー・ムスリムの死を否定した宗教組織を形勢したという点が特異だった。
 アブー・ムスリムはアダムやノアの生まれ変わりで神の化身であると主張し、
 自らはその預言者となれ、とムハンマドやアリーから預言を受けたとして、
 ムバイイダ(白衣を着る者の意)と呼ばれた教団を率いたのである。

 この教団はゾロアスター教とイスラム教を混合したもので、
 農民とトルコ人部族民を信奉者として糾合し、高度に組織化されていた。
 しかし、アッバース朝が差し向けた軍隊の前に次第に敗色が濃厚となり、
 死を覚悟したムカンナアは(自身ではなく)アブー・ムスリムが囚われてはいけない、として、服毒自殺した後に籠城していた宮殿に放火した。

 ムカンナアの死後も教団は十二世紀まで存続し、預言者が再び戻ってくるのを待ちわびていたという。


757 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/12(火) 20:50:58 8rmI8aG.0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】マンスール
【性別】男性
【身長・体重】180cm・75kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。

【固有スキル】
戦略:B
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。

直感:A
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

黄金律:A
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 死後、浪費家の指導者が幾度も台頭したが、彼の遺産により、百年間、国家財政は支障を来さなかったという。

魅惑の美声:C+
 天性の美声。異性、同性問わず魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。
 対魔力を持っていなくても抵抗する意思を持っていれば、ある程度軽減することができる。
 マンスールは説教師としても名高く、彼の口からは美しいアラビア語が発せられたと伝わっている。

【宝具】
『千里映鏡(ミルアー・バリード)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 千里の果てまでも見通し、範囲内のあらゆる状況の把握を可能とする鏡。
 バリード(駅伝)制度によって国内の事情を細部まで把握していたことから
 民間で魔法の鏡で千里離れた場所まで見通していると噂された逸話に由来する宝具。

『黄金門宮の秘事(セッル・カスル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 アリー家の者達の遺体を、名前と血統を書いた札を貼った上で仕舞っていた部屋があった、とする伝説が宝具となった物。
 対象の名前を記載した札を何らかの手段で対象と接触させることで、対象に“死の運命”を与える――つまり即死判定を行う。
 また、札に対象の先祖の名前を併記し、その系譜を明らかにすればするほど即死判定の成功率が上昇する。
 記載する系譜については対象が自称しているものでも良い。

『平安の神都(メディナ・アッサラーム)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20〜 最大捕捉:1000人
 マンスールが建設し、国家体制の中心とした新都バグダードが宝具にまで昇華されたもの。
 マンスールは灰で巨大な円を描き、その円に沿って綿油と綿の実をまいて火を付け、やがて帝都となる地の全体を眺望した――
 その逸話を再現することで、描いた円の範囲内にかつてのバグダードの威容を再現できる。
 三重の城壁による守りに加え、非ムスリムから魔力を収奪する力により大規模宝具を間接的に封じる、鉄壁の防御宝具。

【解説】
 アッバース朝の二代目カリフ(指導者)にして、実質的な創始者と看做される人物。
 公的には信義に欠け人命を軽視する恐怖政治家だったが、私的には質素な生活を送る寛容な人物だったという。

 通称はアブー・ジャアファル。
 前半生は不明瞭な点が多い。彼が誕生したアッバース家は反ウマイヤ朝を掲げてアッバース革命を成し遂げたが
 彼自身は当初別の反乱に参加していたという。

 異母弟サッファーフがアッバース革命のカリフ(指導者)となった頃に表舞台に名前が出るようになり
 サッファーフが没した際、後継者に指名され、マンスール(勝利者)を名乗り二代目カリフとなった。

 以後、カリフの地位を狙う叔父アブドゥッラーや、中央と対立するホラーサーン総督アブー・ムスリム、
 反抗的なシーア派や法に背く人間などアッバース朝にとって危険と判断した存在を次々に排除し
 強力な軍隊と官僚制度を整備して中央集権化を推し進めた。

 軍事面ではウマイヤ朝の完全な滅亡は成し遂げられず、トゥーラーンやインドへの侵略も失敗に終わった。
 しかし反アッバース朝を掲げる数々の反乱の鎮圧には成功し、国内に安定をもたらしている。

 その精華の一つが新都バグダードであり
 この都はやがて「世界の十字路」として交易と情報網の結節点となり、アッバース朝に繁栄をもたらすこととなる。

 マンスールの統治は、アラブ国家からイスラム国家への変遷をもたらしたという点で世界史に特筆される。
 すなわち民族国家から人種を問わぬ宗教国家への変化であり、イスラム教の世界宗教化の始まりである。


758 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/12(火) 20:51:46 8rmI8aG.0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】サッファーフ
【性別】男性
【身長・体重】173cm・68kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

預言者の徴:B
『黄色の書』での神格化に利用された、預言者ムハンマドと同じ身体的特徴。
 自身に忠誠を誓った者に対し、一度だけ令呪相当の命令を下すことができる。

【宝具】
『黄色の書(サヒーファ・サフラー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 アッバース革命における出来事と正統なカリフになるべき者が正確に予言されていた――としてサッファーフの神格化に利用された書物。
 自身が関わる範囲内において、未来の出来事を確定させることができる。
 ただし、大きく運命を捻じ曲げることは不可能。
(具体的には60%以上の成功率の判定を必ず成功させ、40%未満の成功率の判定を必ず失敗させることができる)
 幸運(LUC)での対抗判定に成功した場合、この宝具の効力は無効化される。
 
【解説】
 アッバース朝の初代カリフ(指導者)。
 通称はアブー・アル=アッバース。
 任務に忠実で他者に信頼を置ける寛大な君主と評価される一方、シーア派を利用し尽くした後に弾圧に走るなど政治家としての酷薄さもあった。

 兄イブラーヒームに従ってアッバース革命を戦い、
 イブラーヒームの死後、アブー・ムスリムら有力者の支持を得て、アッバース朝の初代カリフに就任し『サッファーフ』を名乗る。

 以後、カリフとしてウマイヤ朝と戦う。
 ザーブ川の戦いでは、叔父のアブドゥッラーに対し「マルワーン二世を撃破したのなら後継者に指名する」と約束した事が生きたのか、
 大勝を収め、マルワーン二世を敗死させることに成功した。
 これによりアッバース朝のシリア支配は確定的なものとなる。

 以後はウマイヤ朝の残党狩りを推し進める一方、味方だったシーア派の弾圧や危険な家臣の粛清を行い、中央集権化を推し進めた。
 その一方で、地方で大権を握り中央集権化の邪魔になる功臣アブー・ムスリムに対しては、過去の忠義と功績を鑑みて粛清しなかった。
 異母兄アブー・ジャアファルはサッファーフの躊躇に対し「神かけて、朝餉に奴を喰らわねば、お前が夕餉に成りはてるぞ!」と警告したという。
 また、北方の領土はしばしばビザンツ帝国の攻撃を受けているなど、アッバース朝はまだまだ不安定だった。

 こうした内憂外患を抱える中、天然痘に罹患し、そのまま病没する。
 後継者には異母兄アブー・ジャアファルを指名していたが、叔父アブドゥッラーは過去の約束の報酬としてカリフの地位を要求し、
 かくて異母兄と叔父の間で後継者争いが行われることとなった。


759 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/12(火) 20:52:31 8rmI8aG.0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アブドゥッラー・イブン・アリー
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

プランニング:C+
 対象を暗殺するまでの戦術思考。
 軍略と異なり、少数での暗殺任務にのみ絞られる。

加虐体質:C
 戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
 これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。
 攻めれば攻めるほど強くなるが、反面、防御力が低下してしまう。

【宝具】
『死の呻吟を肴とせん(ウマイヤ・ヤァス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 ウマイヤ家を和解の宴に招き寄せた上で騙し討ちにし、
 死者や瀕死の者の上に絨毯を敷いて押し潰しながら宴を続けた、という逸話から。
 80人ほどの亡霊が運ぶ絨毯であり、アブドゥッラーを乗せて死臭と瘴気を漂わせながら移動する。
 亡霊たちは生者に対する怨念から、生者を掴んで中心部へと引きずり込む。
 その後、絨毯の重みが増し、引きずり込まれた者は圧殺される。

『葦の海の故事の如く(フィルアウン・ワーグラクナ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:80 最大捕捉:1000人
 ザーブ川の戦いでウマイヤ朝の大軍を敗走させ、その多くは溺死し、アブドゥッラーはコーラン第二章五十節を唱えたという。
 その逸話が宝具化したもの。
 敵が退却した際に発動可能。退路に敵のみを呑み込む激流を出現させ、溺死させる。

【解説】
 アッバース朝の王族。初代カリフ(指導者)のサッファーフ、二代目カリフのマンスールの叔父。
 アッバース革命の功臣の一人で、ウマイヤ朝をマルワーン2世を敗死させる決定打を生み出した。
 主君サッファーフの死後、カリフの地位を要求して反逆するも敗れ、獄死した。

 サッファーフがカリフとなった事で地位を引き上げられ、軍隊の指揮官に任命される。
 特にアブドゥッラーはウマイヤ朝の本隊とも言えるカリフ・マルワーン2世との戦いを担当した。
 一説にはマルワーン2世を敗死させた暁には、後継者に任命する、と主君サッファーフから約束されていたという。

 ザーブ川の戦いでウマイヤ朝の大軍に勝利したのを皮切りに破竹の勢いで進軍したアブドゥッラーは、
 ウマイヤ朝の首都ダマスカスを占領し、エジプトに逃走したマルワーン2世も捕殺するという大功を挙げる。

 かくしてアッバース朝の覇権を固めたアブドゥッラーは、以後、軍の重鎮として遇されウマイヤ朝の残党狩りに勤しむこととなる。
 和解の宴に偽装して騙し討ちを図ったり、ウマイヤ朝の再興を掲げた反乱軍を叩き潰したり、と
 ウマイヤ朝に対する激烈な弾圧を行う一方、シリアに住む有力なアラブの部族長を懐柔し、シリアに平穏をもたらした。
 
 主君サッファーフが没すると、ビザンツ帝国侵攻計画を取りやめ、
「マルワーン2世を敗死させた暁には、後継者に任命する」というサッファーフの約束を理由に後継者の地位を要求。
 後継者になるよう遺言されたマンスールと激突することとなる。

 しかし、マンスールの側に立ったホラーサーン総督アブー・ムスリムの名将ぶりには、アブドゥッラーも歯が立たなかった。
 アブドゥッラーは内通の恐れからホラーサーン兵を抹殺したものの、
 アブー・ムスリムはアブドゥッラーの従えるシリア兵に目をつけていた。
 そして、アブー・ムスリムは、シリア兵の故郷への赴任をちらつかせることで、彼らの家族を暗に人質に取り、離散させてしまったのである。

 軍を失ったアブドゥッラーは兄弟のスライマーンに庇護を求め、2年間を過ごした後、
 マンスールに安全を保証されて出頭するも、騙し討ちの形で投獄され、獄死した。
 一説には土台が塩でできた家に住まわされた後、水を流し込む事で家屋を潰され圧死させられたという。


760 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/12(火) 20:53:23 8rmI8aG.0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】マフディー(アッバース朝)
【性別】男性
【身長・体重】171cm・64kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】
黄金律(凶):B
 父マンスールの蓄えた財産を自由に扱うことができる。
 生粋の浪費家であるマフディーとは相性のいいスキル。

信仰の加護:A+
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

芸術審美:C
 芸術作品、美術品への執着心。芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、
 中確率で真名を看破することができる。

【宝具】
『斬鉄刀(アッサムサーマ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 ローマの武器を野菜のように切ったという名刀。
 Bランク未満の装備品による防御効果を無効にし、さらに幸運判定に成功した場合、破壊する。

『導者の美名(アル=マフディー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 叔父のアブドゥッラーが息子をマフディー(救世主)としたのに父マンスールが対抗し、あだ名をマフディーとされた逸話から。
 救世主としての伝承に由来するスキルや宝具を封印し、その効果を無効とする。
 イスラム教で広く信仰される五人の預言者に対しては発動できない。

【解説】
 アッバース朝の三代目カリフ(指導者)。
 父に比べて気前が良く柔和な君主だと伝えられ、信仰心も厚く、試作にも巧みだったとされる。
 一方、アッバース朝らしい酷薄さは父から引き継いでおり
「ザンダカ主義者(ズィンディーク)」と呼称される異教・異端の宗教勢力の弾圧にも励んだ。

 二代目カリフのマンスールの子。
 初代カリフのサッファーフの遺言では マンスールの甥のイーサー・ブン・ムーサーが後継者となるはずであったが
 父マンスールに溺愛されていたことから、当初の予定を覆して後継者に指名される。
 イーサーは猛抗議したが、マンスールから様々な嫌がらせを受け、最終的には同意したと伝えられる。

 マンスールが没すると三代目カリフとして就任。
 あらかじめ父マンスールが用意していた策略――政治犯から没収しマザーリム庫に蓄えた財産を当人らに返し釈放する――を実行に移し、
 情け深い仁君として歓呼の声を受ける。
 一方で、ホラーサーンで反乱を起こしたムカンナアやビザンツ帝国などの反アッバース朝勢力との戦いに励んだ。

 マフディーは吝嗇家だった父とは正反対の気前の良い君主として有名で、
 優秀な学者や詩人を次々に召し抱え、彼らが気の利いた言葉を口にする度に莫大な報酬を与えた。
 狩りの最中に食事をご馳走してもらった農夫に千両箱を渡したという逸話も残されており、
 その散財は浪費癖の域に達していたようである。

 一方、政治家としての手腕は確かなもので、
 ザンダカ主義者の弾圧など排撃的な行動で治安を維持する一方、
 東洋からもたらされた紙による官僚制度の高度化や、帝都バグダードの世界都市化をもたらし、
 福祉面でも各地に病院を建設するなど尽力している。

 またアッバース朝政権の政治的、宗教的優位性を固めるために
 対抗する宗教勢力の思想やギリシア哲学の研究を進め、イスラム神学の土台を築いた。


761 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/12(火) 20:54:28 8rmI8aG.0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】高仙芝
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

密川越:A
 ハンニバルのアルプス越え以上の快挙と後世評された、軍を率いてのパミール高原越えがスキル化したもの。
 自身と味方はどれだけ険阻な地形も通常の地形と同じものとして判定できる。

戦闘機動:B
 騎乗状態での戦闘に習熟している。
 騎乗状態での攻撃判定およびダメージにプラスボーナス。
 騎乗していない状態での戦闘力が減少するというデメリットも存在する。

千里疾走:A
 愛馬と共にあることでもたらされるスキル。
 長時間・長距離移動を可能とする無尽蔵の体力を有する。
 また、敏捷パラメータの一時的な急上昇、全力疾走時の耐久および筋力パラメータの上昇、といった効果を発揮できる。
 宝具の性質上、真名開放時の威力にも上記効果が適用される。

【宝具】
『高都護驄馬行(こうとごそうばこう)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:50人
 杜甫の「高都護驄馬行」に謳われる愛馬。
 通常時でも氷河を踏み砕く脚力、Cランク以下の攻撃を寄せ付けない無敵性を備えているが、
 真名を開放することで『走過掣電(稲妻がはためくような速さ)』と謳われた、電光にも匹敵する脚速を再現できる。

【解説】
 唐の軍人。高句麗系(朝鮮人)ながら唐で頭角を現し、西域で多くの武功を挙げ、唐の威勢を西アジアに広げた。
 タラス河畔の戦いでイスラム・アッバース朝の軍勢に敗れ、西域における唐勢力退潮の一因を作る。
 安史の乱の最中、讒言を受けて処刑された。

 容貌が美しく、騎射に長け、勇敢で決断力があったが、柔弱なところもあったという。
 夫蒙霊サツに重用されるが、無断で都に戦功を報告した事で彼の怒りを買ったり、
 部下達から讒言を受けるなど、軍内に不和をもたらす存在でもあった。
 ただし、彼らを許すなど人品が卑しいという程ではなく、政治的な思慮が浅いと考えたほうが適切だろう。

 一方、西方72ヶ国を服属させるなど、唐の威勢を西アジアに広げたのは、高仙芝の武功に依るところが大きい。
 特に軍を率いてのパミール高原越えは、ハンニバルのアルプス越えを超える功績とも評される。
 しかし、唐の統治は横暴であり、悪名も鳴り響いていた。

 転機となったのはタシュケント(石国)との戦いである。
 相手の王を和睦を偽装して捕らえた挙げ句、財宝を略奪、さらには王を長安に送り処刑する――
 この行いに激怒したタシュケントの王子の要請にアッバース朝(イスラム王朝)が応じ、唐軍を追い出すべく軍勢を派遣した。

 高仙芝は3万とも10万ともされる軍勢を率い、タラス河畔でアッバース朝の軍勢と戦うが、唐に反感を持つカルルク部族の造反により大敗。
 生き残りはわずか数千人だけという、壊滅的な打撃を受ける。
 この大敗が切っ掛けで西アジアはおろか中央アジアに至るまでイスラム勢力の支配下となり、唐の勢力は大幅に退潮した。

 高仙芝は西域を離れ長安に召還されたが、
 安史の乱が勃発すると討伐軍の副元帥に任命され、乱の主導者である安禄山と戦った。
 しかし、独断で潼関へ退却し、その際に安禄山の追撃を受けて大打撃を被る。
 これにより時の皇帝・玄宗の怒りを買い、処刑された。


762 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/12(火) 20:55:29 8rmI8aG.0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】李嗣業
【性別】男性
【身長・体重】210cm・112kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
仕切り直し:B
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

乱戦の心得:B
 敵味方入り乱れての多人数戦闘に対する技術。
 軍団を指揮する能力ではなく、軍勢の中の一騎として奮戦するための戦闘技術。

気配感知:C
 気配を感じ取ることで、効果範囲内の状況・環境を認識する。近距離ならば同ランクまでの気配遮断を無効化する。
 水源やサーヴァントの気配を感じ取ることが可能。枯れた井戸から水を出させた逸話に由来する。

【宝具】
『神通大将(ぶゆう、かみにつうず)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜10 最大捕捉:10人
 多くの戦いで先鋒を務め、危急の事態を覆し続けたその生涯が宝具にまで昇華されたもの。
 敵を倒せば倒すほどに、自陣営の統率や士気が向上する。
 真名を開放することで、上述の効果を初期値に戻す代わりに、高威力・広範囲の一撃を繰り出す。
 この際、攻撃の範囲は用いる得物によって変わる。

【Weapon】
『陌刀』『長矛』『斧』
 
【解説】
 唐代の武将。
 身長七尺で武勇に優れ、捕虜から『神通大将』と呼ばれたという。
 私財を蓄えず、賞与を全て軍のものとした清廉な武将。

 唐の西域を担当する安西軍に属し、常に先鋒を務めて功績を挙げていたという。
 夫蒙霊サツには戦争の度に同行を命じられ、その後を継いだ高仙芝の進軍にも従い、常に先鋒を務めた。
 その戦いぶりは敵兵を畏怖させ、『神通大将』とあだ名されたと伝わる。

 タラス河畔の戦いで高仙芝が大敗を喫すると、無謀な再戦を企図する高仙芝を押し留めて退却を進言。
 段秀実の進言に従って兵を集結させ、高仙芝らの退路を切り開いた。
 この功績でカシュガルへの駐屯を命じられ、安史の乱が勃発するまで同地を守る。

 安史の乱では粛宗のもとに合流し、度々先鋒を務めて功績を挙げた。
 敵に奪われていた長安を奪還する際には、敵将、李帰仁の攻撃を受けて混乱する自軍を立て直すために、決死の覚悟で最前線に向かい奮戦。
 長矛を手に数十人の敵兵を殺した李嗣業の姿に、自陣は落ち着きを取り戻し、形成を逆転させることに成功した。
 その後は得物を陌刀と斧に変え、二千の歩兵を率いて李帰仁の軍勢を押し返し、長安の奪還に成功した。

 以後も武功を挙げるが、相州を奪還する戦いで諸軍第一の奮闘を見せるも矢傷を負う。
 その後、戦いによって傷口が開き、血を流して亡くなった。


763 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/12(火) 20:56:30 8rmI8aG.0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ティソン・デツェン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・68kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

神性:C
 神霊適性を持つかどうか。
 文殊菩薩の顕現とされる事もある仏教王である。

文殊の知恵:A
 置かれた状況を切り抜けるための手段を見出す知恵を表す。
 ダイス判定を行う際、2度振り直すことができる。(つまり最大で3回ダイスを振れる)

【宝具】
『文殊金剛剣(プラジュニヤーカードガ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 文殊菩薩が振るうという智慧の利剣。文殊の顕現とされるティソン・デツェンも、同じ剣を保有する。
「文殊の利剣は諸戯を絶つ」――つまり煩悩の原因となる考えや思想を断ち切る力を持つ。
 すなわち我欲や仏教にそぐわぬ思想を削ぎ落とす事を可能とする精神攻撃宝具である。
 悪人を更生させるのが本来の用途だが、使い方によっては悪質な洗脳も可能。

『仏教王の心象宇宙(ブサム・ヤス)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000人
 ティソン・デツェンの後援で建てられたサムイェー寺が固有結界となったもの。
 四大部洲と仏教宇宙をモデルとし、世界そのものを描いた立体曼荼羅であり、その世界観に存在しないものを排撃する。
 すなわちインド亜大陸、オアシス世界、北アジアの遊牧世界、中国世界に属さず、また仏教にも属さない者や神秘は、
 その時点で“世界”に存在しないと見做され、消滅する。
 また、ティソン・デツェンが土着のボン教の勢力を迫害した逸話から、インド系仏教以外を信仰する者の全パラメータを1ランクダウンさせる。

【解説】
 古代チベット王朝である吐蕃の王。
 唐で起きた安史の乱に乗じて勢力を拡大し、吐蕃の最盛期を築き上げた英雄。
 また仏教を国教に制定した事から、ソンツェン・ガンポ、レルパツェンと並ぶ仏教王の一人に数えられ、文殊菩薩の顕現ともされる。

 タラス河畔の戦いでアッバース朝側に味方したティデ・ツグツェンの子。
 中国、唐で起きた安史の乱に乗じてその領土を侵略し、ついにはその首都長安を占領。
 広武王李承宏を新たな唐の皇帝に擁立した後、長安の「士女工匠」を連れ帰り、帰路の商業都市では略奪を繰り返したという。

 唐で徳宗が即位した後に和約を結び、朱泚の反乱の際には援軍を差し向けるも、
 唐が協力の対価を支払わなかった為に和約を破棄し、再度侵略を開始した。
 かくて領土を広げた吐蕃の支配領域は西はギルギット、バルチスタン、東は雲南、四川に広がり、
 中央アジア、北インド、アフガニスタン、イランに繋がる交易路を確保する大国へと成長した。

 一方でティソン・デツェンは土着のボン教ではなく仏教を国教に定め、チベットの仏教化に大きく貢献した。
 インドの仏僧シャーンタラクシタやニンマ派の開祖たる密教僧パドマサンバヴァは、
 ティソン・デツェンによって招聘された高僧であり、
 この二人が協力して建立したサムイェー寺には、現在でも多くの人が巡礼に訪れる。

 一方で、旧来のボン教の勢力は仏教勢力によって抑えられた。
 ティソン・デツェンにより処刑された者もいる、とする伝承もある。
 またティソン・デツェンは唐と敵対していたこともあってインド仏教を正統とし、中国系の仏教徒を追い出したと伝わる。


764 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/13(水) 19:49:03 lg18livs0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ラズィーヤ
【性別】女性
【身長・体重】161cm・49kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:E
 理性もあり、高等な会話も可能。
 恋愛感情を抱くことで宝具『狂恋の女帝』が発動し、暴走する危険が生じる。

【固有スキル】
皇帝特権:B+
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。

窮地の智慧:B
 危機的な局面に於いて優先的に幸運を呼び込む能力。

燎原の火:B+
 女君主であることを理由に向けられた悪意、中傷、流言飛語、デマゴーグ、おぞましき囁きを、
 バーサーカーとしてのラズィーヤは自身の力へと変えている。
 対象とした集団の精神をたちまち弱体化させる他、強烈な精神攻撃としても機能する。
 対象が男性の場合、恋愛感情や怒りなど、特定の感情を抱かせることも可能。

【宝具】
『狂恋の女帝(マジュヌーン・スルターナ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0、1 最大捕捉:2人
 イサーミーの解釈によれば、ヤークートへの恋がラズィーヤを狂わせたという。その批判的な評価が宝具化したもの。
 何者かに恋愛感情を抱いた時、恋愛対象の能力を大幅に向上させ、大将軍(アミール=ル・ウマラー)相当の武装を授ける。
 また、自身の狂化のランクがEXランクにまで上昇し、恋愛対象以外の男性から敵意を抱かれやすくなる。
 恋愛対象が死亡することで、この宝具の効果はキャンセルされる。

『男に勝れる証明を(マムルーク・スルターナ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 女性でありながらイスラム世界では異例のスルタンとなった逸話が宝具として昇華されたもの。
 性別が女性である事を条件とする干渉を無効化し、
 さらに支配や束縛といった属性・伝承を持つ干渉の効果も大幅に減衰させる。

【解説】
 奴隷王朝の第5代の君主。女性でありながらスルタンとなった異例の人物。
「スルタナ・ラズィーヤは、優れた君主であった。
 彼女は、聡明、公平、寛大であった。
 彼女は、国を豊かにし、社会正義を行って民を安心させ、軍隊を指揮した。
 しかし、男でなかったため、これらの美点は価値のないものとされた」との評が、彼女の人生を端的に表している。
 
 父王イルトゥトゥミシュは、息子たちは後継者に足らぬと考え、
 唯一、王器を有していた娘ラズィーヤを後継者に指名した。
 イルトゥトゥミシュの死後、貴族らは王の遺命に逆らい、ラズィーヤの兄であるフィールーズ・シャーを王に立てたが
 フィールーズ・シャーの暗愚に、その生母シャー・トゥルカーンの専横が加わり、国はたちまち乱れ始めた。

 ラズィーヤはデリーの人々に「自身の有能」を証明する機会を与えてほしいと訴えて反乱を起こし、
 フィールーズ・シャーを処刑して玉座を手にする。

 しかし、ラズィーヤに味方した者の多くは意のままになる傀儡としての彼女を求めていたのであって、彼女の有能さを求めていたのではなかった。
 それ故に、彼女が政治的、軍事的な才能を発揮するようになると、次第に疎んじるようになっていく。
 また、女性でありながら男装し、顔を覆わず、男勝りな行動を取り、自ら軍を率いる様は、
 当時のイスラム社会において白眼視されるものでもあり、悪意から来る中傷が国内貴族に広まっていった。

 それでも彼女は父に認められた才幹が本物であったと証明し続け、王国全土を一時的にとは言え安定させることに成功する。
 しかし、貴族たちに対抗するために非トルコ系の人間を高い地位に登用したことで、国内貴族の不満は爆発。
 ついには自ら遠征軍を率いている途上で反乱を起こされるに至る。

 反乱軍に捕らえられ、腹心ヤークートを失い、本土では新たに弟バフラーム・シャーがスルタンに擁立されると
 絶体絶命の窮地に陥ったラズィーヤであったが、
 起死回生の一手として自分を捕らえたマリク・アルトゥーニヤと結婚することで味方につける。
 しかし、バフラーム・シャーを傀儡とする貴族軍に敗北。敗走する途上で高価な衣服に目の眩んだ農夫に殺害されたという。


765 : ナナシ :2019/02/14(木) 13:39:07 Z8s04WN.0
【元ネタ】北欧神話
【CLASS】ビーストVIIII(育欲の獣)
【マスター】
【真名】ユグドラシル
【性別】不明
【身長・体重】cm・kg測定不能
【属性】天・星
【ステータス】筋力 A耐久 EX敏捷 D魔力 幸運 EX宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成EX:工房を作成するスキル
このランクだと工房を超えた【世界】を作成可能
道具作成EX:道具を作成するスキル
このランクだと擬似的な生命をリメイク可能
単独顕現EX:ビーストであるために魔力供給が無くても現界可能
【固有スキル】
侵食結界EX:ユグドラシルは召喚されたその時から
世界を侵食し始める
ストラテジーA:侵食した場所での人類の育成
や動植物の育成を開始する
ネガ・ゴッドEX:反転した神
御神木だったユグドラシルが獣に堕ちた際に得たスキル
【宝具】
『この世全ての生(アンリマユ・ビースト)』
ランク:EX 種別: 結界宝具レンジ:∞ 最大捕捉:地球全体
【Weapon】
【解説】北欧神話に登場する木ユグドラシル
この世界線では獣と化した
世界を統べようとするその欲をもってビーストと認定された姿
その姿は本来の物から変わり果てておりおぞましくなっている


766 : ナナシ :2019/02/14(木) 14:29:17 Z8s04WN.0
【元ネタ】中国神話
【CLASS】キャスター
【マスター】世界
【真名】扶桑樹
【性別】不明
【身長・体重】cm・kg測定不能
【属性】天・星
【ステータス】筋力 EX耐久 EX敏捷 E魔力 A幸運 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成EX:魔術師に有利な工房を作成するスキル
このランクでは工房を超えた陽刻・虞泉・蒙谷を作成可能
道具作成:ー
【固有スキル】
使い魔EX:扶桑樹の上には玉鶏が居たという逸話から
玉鶏を使役するその声は高ランクの魔術阻害をする
真なる太陽A:十個の太陽の内一つだけが登ったという逸話からきたスキル
効果としては高ランクの魔力放出(炎)
不老不死EX:あらゆる即死系魔術を無効化し.どんな傷も瞬時に治る
【宝具】
『扶桑樹(ザ・ワールド・オブ・ツリー)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:∞
【Weapon】なし
【解説】中国神話に登場する扶桑樹
今回は様々な事情が絡まりキャスターとして現界した
FGO世界で召喚された場合地に根付いて魔力を吸い成長し
新たな世界を作るだろう....そう....空想樹のように.......


767 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/14(木) 14:42:25 I6Fxhmfw0
でもにっしょんからの転載は雑なの多いな


768 : 名無しの境地 :2019/02/14(木) 15:26:56 Z8s04WN.0

【元ネタ】無し
【CLASS】ビースト
【マスター】
【真名】ニルヴヘイム
【性別】不明
【身長・体重】180cm・259kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力EX 耐久A 敏捷D 魔力A++ 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
ネガ・アイシクル:全ての生物を凍らせる絶対零度の冷気。

単独顕現:何時でも好きな場所に移動出来る
【固有スキル】
冷気の装衣EX:ニルヴヘイムがいつもまとってる物敵を確率で凍結状態にする

生者の意地A:生物なら誰しもが持ってるであろう生存本能自身のHPを増やしガッツを
つける

氷剣アイシードEX:ニルヴヘイムの切り札とも呼べる剣普段は使わないが本気を出すと
どこからともなく現れ敵を翻弄する自身に攻撃力アップ無敵貫通宝具威力アップを
つける
【宝具】
『氷よ大地を砕き敵を滅ぼせ』アイスクラウド・ニルヴヘイム:かつてニルヴヘイムが起
した災害を再現した宝具敵全体に超強力なダメージ自身に凍結状態を付与(3ターン)
ランク:EX 種別:対地球 レンジ:1〜500 最大捕捉:999
【Weapon】無し(本気を出すと氷剣を使う
【解説】
かつて地球を氷河期へと突入させた獣の別端末のような存在氷河期時代よりは大人し
くなったが怒ると怖い


769 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/14(木) 21:13:19 JtYpRx1k0
「クク」
「先輩の敵はーーー総て焼き尽くそう」

【元ネタ】Fate/ Grand Order+北欧神話
【CLASS】シールダー
【レアリティ】☆4→5
【マスター】 藤丸立香
【真名】マシュ・キリエライト(スルト)
【性別】女性
【身長・体重】158cm・46kg
【肌色】本来よりやや赤い 【髪色】本来よりやや赤いピンク 【瞳色】紅蓮
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力: B 耐久:A+ 敏捷:D
魔力: B 幸運:E 宝具: EX
【クラス別スキル&パッシブスキル】
対魔力:A++
魔術に対する抵抗力。大抵の魔術は焼き尽くし完全にレジスト。

過剰負荷
少女が背負うには、世界も巨人王も余りにも重すぎる。
マスタースキルのチャージタイムを2伸ばす【デメリット】&毎ターン300のダメージを受ける【デメリット】

【固有スキル】
憑依継承→今は脆き焔界の壁
サクスィード・ファンタズム。
デミ・サーヴァントが持つ特殊スキル。
憑依した英霊が持つスキルを一つだけ継承し、自己流に昇華する...が憑依した存在が余りにも巨大な為それ以外にも多大な影響を受けている。
このマシュの場合は主に『巨人外殻』
火炎領域ムスペルヘイムをその内側に包み込む外殻
原初の巨人ユーミル──世界の材料となった巨人の怒りの残滓であり、その巨人としての外殻は、かつてユーミルから剥ぎ取られた肉体の断片に由来すると推測できる。
ダメージを受けた際、自動で炎による反撃を行い、炎によりダメージを回復できるスキルであったが、憑依継承により自陣防御(炎壁)とでも言うべき味方(主にマスター)を守護するスキルとなった。
更にマスターに呪い、毒などの外部から侵入した悪性情報のみを焼き尽くす炎の加護を与える。
味方全体の防御力をアップ(3ターン)&味方全体に弱体無効化を付与(3ターン)

煙焦がす枝の破滅
けむりこがすえだのはめつ。
魔力放出(終炎)とも。
破滅の枝(レーヴァテイン)を振るう枝の破滅(スヴィガ・レー)...すなわち火のケニングであるスルトの能力。
世界の枝の剪定者として、燃焼耐性を無視しあらゆるものを燃やし尽くす。
自身の攻撃力を大アップ(1ターン)&自身に攻撃時に耐性を無視してやけどと延焼状態を付与する状態を付与(3ターン)

焼き喰らう炎の顎門
やきくらうほむらのあぎと。
霊基捕食(焼却)とも。
ーーーロギは骨も食器さえも区別せず、全てを平らげていた。ロギの正体は"炎"であった。
このように焼却という自然現象を"捕食"と解釈した事により生まれたスキル。サーヴァントの霊基を"捕食"しスキルを奪う事が出来る。
しかし、憑依者の負担が余りにも大きい為、一部の例外を除き、使用したスキルは短時間で燃え尽きる
敵単体の強化状態を解除&解除した強化状態を自身に付与(1ターン)

【宝具】
『仮想宝具 疑似展開/人理の礎(ライト・カルデアス)』

『九天を閉ざして燻れ、災厄の匣(ムスペルヘイム・レーギャルン)』
ランク:A+ 種別:対粛清宝具 レンジ:1 最大捕捉:1〜9
炎の剣を封じる匣、もしくは鞘。それが世界を守る盾となったもの。剣形態と盾形態を持つ。
世界を焼き尽くす炎の剣を封じるこれは、逆説的に九つの世界と同等の防御力を持つ。
最初はスルトとレーヴァテインの力を封じるのに精一杯で一つの世界にも満たぬ強度しか発揮できないが、シールダーがより多くの世界を巡り、見ることで強度が少しずつ強化されていき、炎の剣の部分展開による攻撃が可能となる。
また、宝具の完全解除、宝具の最大解放を行うことで、『太陽を超えて耀け、炎の剣(ロプトル・レーギャルン)』を放つことも可能...当然使用者は燃え尽きる。
また、ラグナロクにおいて多くの英雄、戦乙女たちが集ったことから英霊召喚システムを安定させる触媒の効果も持つ。
味方全体の防御力をアップ(3ターン)&敵全体に強力な攻撃&やけど状態を付与(5ターン)

『黄昏を乗り越え煌めけ、人理の灯(カルデアス・レーヴァテイン)
ランク:EX 種別:対剪定宝具 レンジ: 最大捕捉:
詳細不明。神々の時代を終わらせ、人の時代を暖かく祝福する、世界樹の鶏ヴィゾーヴニルに由来する権能の一種。
...現在は使用不可。

【Weapon】『九天を閉ざして燻れ、災厄の匣(ムスペルヘイム・レーギャルン)』

【解説】
ス の 字 後 輩。


770 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/14(木) 23:52:53 PYgTJmn60
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アッバッカ・チョータ
【性別】女性
【身長・体重】164cm・51kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間は現界可能。

【固有スキル】
カラリパヤット:B+
 古代インド武術。力、才覚のみに頼らない、合理的な思想に基づく武術を習得している。
 特に剣術と弓術に長ける。

不屈の意志:B
 あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
 肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を保たない。

仕切り直し:B
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

【宝具】
『無怖の三女王(アブハヤ・ラニ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:3人
 いくつかの伝承で彼女と共に戦った二人の等しく勇敢な娘がいたとされるも、
 多くの伝承でその活躍はアッバッカ自身のものに帰せられる事から得た宝具。
 自身がダイス判定を行う際、判定を三回行い、好きな出目を結果として採用できる。
 真名を開放することで上述の効力を失う代わりに、自身と同じ能力を持つ分身を2体生み出すことができる。

【Weapon】
『アグニヴァーナ(火矢)』

【解説】
 16世紀の南インド、チョータ王朝の女王。ラニ・アッバッカとも呼ばれる。
 ポルトガルと40年以上に渡って戦い続け、Abhaya Rani(大胆不敵な女王)の異名を取った。
 植民地支配と戦った最古のインド人の一人。

 チョータ王朝は母系継承であり、そのことから叔父から王の地位を引き継ぐ。
 アッバッカは幼少期から優れた人物で、弓術と剣術、軍事学と用兵において彼女に匹敵する者はいなかったという。

 やがて対ポルトガルの為にバンガ朝の王ラクシュマッパ・アラサと婚姻同盟を結ぶが、程なくして結婚生活は破綻し、離婚。
 帰国したアッバッカは、女王として国を統率し、
 また、信仰の違いを乗り越えて他勢力と同盟を結んで、ポルトガルに対抗した。
 特に湾岸都市マンガロールでのポルトガルの暴行と殺戮は、対ポルトガル同盟の結びつきをより一層強固なものとし、
 アッバッカは粘り強くポルトガルの侵攻に抵抗した。

 一度はポルトガル軍に王宮を奪われるものの、すぐに夜襲を仕掛けてこれを奪還。
 ポルトガルの攻勢が強まろうともアッバッカは諦めずに戦い続けたが、
 かつての夫ラクシュマッパ王がポルトガル側について参戦。
 衆寡敵せず、捕らえられた。

 アッバッカはなおも諦めず刑務所の中で反乱を起こしたが、討ち死にした。
 その生涯は伝説となり、彼女の名に因んで命名された賞や空港、軍艦が存在する。
 また、ウラルやバンガロールには、彼女の銅像が立てられているという。


771 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/15(金) 18:11:46 hr7P6nb60
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ガウタミープトラ・シャータカルニ
【性別】男性
【身長・体重】174cm・68kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間は現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

戦士の天敵:A
 クシャトリヤの自負と高慢とを粉砕せし人。
 騎士・王族など戦士階級に該当する相手に対して重圧をかけ、
 最大で全ステータスを1ランクダウンさせる。バラモンなど聖職としての階級を持つ者には無効。

武の祝福:A
 武芸全てに秀でていることを示すスキル。
 頌徳文で『ラーマに等しい武勇ある唯一のバラモン』と呼ばれるだけあり、その武勇は神代の英雄に引けを取らない。

魔力放出:A
 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 いわば魔力によるジェット噴射。
 ナーガ族の血の先祖返りであり、高い竜種特性からこのスキルを高ランクで有する。 

【宝具】
『武辺、神王に互する(エカ・バムハナ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2〜80 最大捕捉:500人
 ラーマをはじめ神話の英雄の多くが使用する奥義『ブラフマーストラ』を我流で再現したもの。
 魔力を込めて放たれた一矢は着弾と同時に炸裂し、周囲一帯を消し飛ばす。
 炎熱を伴わず純粋な衝撃によって破壊をもたらすという点が本来のブラフマーストラとは異なる点。
 とはいえ威力で劣ることはない。

【解説】
 古代インド、サータヴァーハナ朝の大王。
 武勇絶倫で、衰退しつつあったサータヴァーハナ朝を復興し、大幅に領土を拡大した。
 カーマ、ケサヴァ、アルジュナ、ビーマセーナ(ビーマ)といった神話の猛者と同等の力の持ち主とされ、
 ラーマ、ナフシャ、ジャナメージャヤ等、神話の時代の王に比肩された偉大な王。

 サータヴァーハナ王家は自らの出自がバラモンであることを誇り、またナーガ族とも血縁を持っていたと伝わる。
 マウリヤ朝が衰退していく中で勢力を拡大したサータヴァーハナ朝ではあったが、
 ガウタミープトラが即位した頃には近隣の勢力に押され、衰微が著しかった。

 ガウタミープトラは王になるやいなや、これらの勢力に反撃を開始。
 西方の大国クシャハラータ朝のナハパーナ王を討ち取り、奪われていた領土を奪還。
 余勢を駆ってサカ、ヨナ、プラーヴァ等の諸勢力を打ち破り、古代サーダヴァーハナ朝の栄光を取り戻した。

 彼の馬はアラビア海、ベンガル湾とインド洋の三つの海の水を飲んだとも言われ、
 それが事実であれば、その領土はインド南部にも勢力を大幅に広げていたことになるが、
 これに関しては修辞であるとされ、事実かどうかは疑わしい。
 とはいえ大王(マハーラージャ)、諸王の王(ラージャラージャ)を名乗るに相応しい功績を成し遂げていたのは確かと見られている。

 サータヴァーハナ朝はバラモン教国家であり、ガウタミープトラもまたバラモン教を祭礼と統治に利用したが、
 その一方で母が仏教徒であった影響からか、仏教も厚く保護され、仏教教団がバラモン教の祭礼に協力する事もあったという。

 頌徳文においてガウタミープトラはこう評される。
「サータヴァーハナ家の名声を回復した人」、「クシャトリヤの自負と高慢とを粉砕せし人」、「唯一の弓手、唯一の英雄、唯一のバラモン」と。


772 : ナナシ :2019/02/16(土) 06:29:06 8qi4Tq4.0
【元ネタ】三国志.史実
【CLASS】ライダー
【マスター】藤丸立香
【真名】呂布奉先
【性別】男性
【身長・体重】214cm・90kg
【属性】中立・
【ステータス】筋力 B耐久 B敏捷 A魔力 D幸運 D宝具A+
【クラス別スキル】
騎乗EX:乗り物と言う概念にならなんでも乗れるスキル
呂布は赤兎と人馬一体な為ランクが高い
対魔力B:魔術に対する耐性
このランクなら大魔術でも傷付けることは難しい
人馬一体EX:人中に呂布馬中に赤兎と言う伝承から由来するスキル
効果としては騎乗時の攻撃補正
【固有スキル】
武芸百般A:多岐に渡り培われた技術によりどんな戦闘状態にも対応可能
未知.未経験の戦闘でもその知識で対応可能
千里疾走EX:長距離・長時間の移動を可能とする無尽蔵の体力
また一時的な俊敏パラメーターの急上昇.全力疾走時の
耐久及び筋力の上昇と言う効果を受けられる
反骨精神B:一人の君主を抱かぬ気性
自らは王の器ではなくまた王を探すことの出来ない放浪の星である
同ランクのカリスマを無効化する
【宝具】
『軍神五兵(ゴッド・フォース)』
ランク:A 種別:対人・対軍・対城宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:1〜50
【Weapon】人造兵器
【解説】中国の武将.呂布奉先
今回の召喚ではライダーとして人馬一体の姿で登場した
もちろん呂布を名乗る赤兎馬では無く正真正銘呂布奉先のライダーバージョン
姿はまるでケンタウロスだが中身の性格は呂布そのもの扱うには注意した方がいい


773 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/16(土) 13:26:10 Mit6bgMA0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】シャー・ジャハーン
【性別】男性
【身長・体重】174cm・68kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間は現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

皇帝特権:A
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる。

射撃:C
 銃器による早撃ち、曲打ちを含めた射撃全般の技術。
 羚羊40頭を一発ずつで仕留めたという腕前。

【宝具】
『孔雀の玉座(タフテ・ターヴース)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:可変 最大捕捉:可変
『光の山(コ・イ・ヌール)』をはじめ数多の宝石で飾られた、イラン王権の象徴たる伝説の玉座。
 この玉座に座った英霊が王属性を持つ場合、かつて所有していた王城を周囲に再構築することが可能となる。
 言わば何処にでも城塞を構築することを可能とする宝具。シャー・ジャハーンの場合『赤き城(ラール・キラー)』を構築する。

『破界の砲火(ジャハーン・コシャ)』
ランク:C++ 種別:対界宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:50人
『世界の破壊者』『グレート・ガン』など大仰な名をつけられた大砲。
 魔力を砲弾として発射する宝具であり、Cランク相当の火器として機能するが
 その真価は異界、固有結界など理に沿わぬ世界を打ち崩す『世界の破壊者』としての特性にある。
 真名を開放し、幸運判定に成功することで、その砲弾は“破界”の特性を得て、異種・異教のルールで構築された世界を崩壊させる。
 ただし、真名を開放しても威力自体は変わらない。

『対なる黒の王冠宮殿(タージ・マハル)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:100 最大捕捉:800人
 現存するタージ・マハルと対になる形で造営されるはずだった、自分自身を葬るための黒大理石の廟。
 白大理石を黒大理石にする事以外、タージ・マハル建設に用いたのと同質、同量の建材を用意しなければ形にできない、超巨大宝具。
 他の建築物系の宝具の効果を模倣し、また増幅させる。
 単体でも『孔雀の玉座』との併用が可能だが、
 その真価は妻ムムターズ・マハルの宝具『聖なる白の王冠神殿』との併用にある。
 
【Weapon】
『カスバーン』
 羚羊40頭を一発ずつで仕留めたという銃。

【解説】
 ムガル帝国の第5代君主。最盛期を築いた壮麗王。

 父や兄弟との争いを幸運の助けもあって勝ち抜き、帝位を継承して『シャー・ジャハーン』を名乗る。
 その統治によりムガル帝国は最盛期を迎え、インド・イスラーム文化が花開いたが
 同時に異教徒への迫害など宗教的な不寛容の萌芽もあった。
 外征面では北西方面では領土を縮小させたものの、アフマドナガル王国を打倒し、デカン地方でも領土を拡大。
 農業生産の向上も相まって、帝国の歳入はアクバル大帝の頃の2倍になったという。

 英主と呼ぶに相応しい功績を挙げていたシャー・ジャハーンであったが
 愛妃ムムターズ・マハルが産褥で病没すると、その衝撃から豹変。
 万事にあまり関心を持たなくなり
 執着するのは愛妃を葬るための墓廟タージ・マハルの建設と、側室や家臣の妻らとの荒淫のみとなってしまう。

 淫蕩な生活が祟って体を壊すと、四人の皇子らは「王冠か死棺か」と評される苛烈な帝位継承戦争を繰り広げた。
 最終的に帝位は父を憎む三男アウラングゼーブが継承する形となり
 廃帝となったシャー・ジャハーンはアーグラ城に幽閉され、金銭的にも不自由な生活を病没するまで送った。

 死後、アウラングゼーブはタージ・マハルに父を葬ったものの
 父母の墓碑の並びは当時のイスラム建築が重視する対称の形ではなく、母の墓碑の脇に葬るというものだったという。


774 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/16(土) 13:27:07 Mit6bgMA0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ムムターズ・マハル
【性別】女性
【身長・体重】164cm・50kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:EX
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 宝具『聖なる白の王冠神殿』の展開が可能。

道具作成:-
 宝具と引き換えに道具作成スキルは失われている。

【固有スキル】
麗しの姫君:A
 周囲の人を惹き付けるカリスマ性。
 ただ存在するだけで自分を守る騎士たる人物を引き寄せる。

黄金律(富&体):B
 二種の「黄金律」が複合した特殊スキル。
 第一に、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命を示す。
 第二に、生まれながらに有する女神の如き完璧な肉体を示す。

芸術審美:C
 芸術作品、美術品への審美眼。芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、
 中確率で真名を看破することができる。

【宝具】
『聖なる白の王冠神殿(ビービー・カー・ラウザ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:100 最大捕捉:1000人
 自身の死後、造営された総大理石の霊廟『タージ・マハル』が宝具となったもの。
 夫曰く『ここが罪を負う者が悔恨し、罪行から自由になり、許され清められる典雅な高殿であり、神の光とともにある』と述べたという。
 それが宝具として昇華されるに辺り、内部に罪業を清める“神の光”を照射する力を得た。
 光を浴びた者は罪業を浄化され人格が清涼なものとなる。
 ただし“神の光”の照射の度が過ぎれば罪を生み出すあらゆる欲望が焼却され、人格的な死に至る。

【解説】
 ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンの皇妃。
 本名はアルジュマンド・バーヌー・ベーグムで、
 ムムターズ・マハルは結婚に際しシャー・ジャハーンの父である第4代皇帝ジャハーンギールから授けられた称号。

 裕福な貴族アーサフ・ハーンの娘として生まれ、後に皇帝となるフッラム(シャー・ジャハーン)の下へ嫁ぐ。
 アラビア語とペルシャ語に習熟し、ペルシャ語の詩を作ることも出来たという。
 また、謙虚さと率直さを兼ね備えていたとされ、夫から深く寵愛された。
 各地への転戦や逃避行中でも付き従い、苦楽を共にしたと伝えられる。

 シャー・ジャハーンが即位すると皇妃として「世界の女王」「時代の女王」などの称号を授けられる。
 芸術のパトロンや貧者の救済など、彼女の意向は夫の統治にも影響を与えたという。

 合計で14人の子女をもうけるが、第14子を生んだ後、産褥死。
 シャー・ジャハーンの嘆きは深く、死後一週間のうちは国事行為を行えず、髭は真っ白になり、憂鬱に沈んですっかり変わり果てたという。
 以後、シャー・ジャハーンは政治的な意欲を無くし、遺言で請われた「後世に残る墓」の建設に執着するようになった。
 結果、造営された霊廟がインド・イスラーム文化の代表的建築「タージ・マハル」である。
 足掛け17年(22年とも)の時間と数百万、あるいは数千万ルピーという巨費をかけて建設されたタージ・マハルは、
 ムムターズ・マハルを聖者とし、その霊力によって守護される霊廟として設計されたものである。
 まさにシャー・ジャハーンの愛を証明するものであり、その威容は現代にまで伝えられている。


775 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/16(土) 14:29:24 8qi4Tq4.0
【元ネタ】メリーポピンズ
【CLASS】キャスター
【マスター】世界
【真名】メリー・ポピンズ
【性別】女性
【身長・体重】170cm・◻◻kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力 D耐久 C敏捷 C魔力 A幸運 EX宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成EX:魔術師に有利な工房を作成する
このランクだと工房を超えた異世界を作成可能
道具作成B:魔術を帯びた道具を作成する
このスキルによってなんでもしまえるカバンを作成している
【固有スキル】
魔術EX:魔術においては魔法の域に達した物を使用可能
ただし日常生活に限定される
家庭教師A:カリスマと鑑識眼を合わせたスキル
相手にあった教育を施す
【宝具】
『この世界に不可能なんてないわ(ワールド・イズ・マイン)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1〜8
【Weapon】傘
【解説】ウォルト・ディズニー制作の映画メリーポピンズのキャラクター
通常召喚不可能だが人理焼却によって召喚された
キャスターとして召喚された彼女は映画内で使用した魔法もとい魔術を使用する


776 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/17(日) 01:21:08 sVHaMAng0
【元ネタ】彼岸島
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】雅
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
 対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
 ライダーは後述の脳波干渉によって邪鬼と呼ばれる怪物を使いこなす。
【固有スキル】
 『吸血鬼』:B+
 吸血鬼が備えるスキル。同ランクのカリスマ、怪力、戦闘続行、直感、吸血のスキルを兼ねている。
 ライダーは吸血鬼の中でも特別で、完全なる不死の力を手に入れている。
 『吸血鬼作成』:A
 自身の手駒となる吸血鬼を作成する能力。
 吸血鬼ウイルスによって血液や粘膜を介して感染させ、感染すれば身体中が悪寒や発熱等の症状に見舞われ、人間として「死亡」する。しかし、10数分後、吸血鬼として「復活」する。
 吸血鬼になった人間は一般人の3倍もの腕力を誇り、麻酔効果のある牙を生やし、首を斬り落とされたり頭を潰されたりでもしない限りは死なない。
 もし一定期間人間の血液を吸わなかった場合発作を起こし、邪鬼(オニ)、または亡者と呼ばれる怪物になる。
 邪鬼には様々なバリエーションがあり、本能のまま人間・吸血鬼関係なく襲い掛かる。これを制御できるのはライダー、または「邪鬼使い」と呼ばれる一部の吸血鬼のみである。
 亡者は徳には攻撃能力はないが、斬られても分裂する能力や他の亡者を呼ぶ能力があり、体を潰してから燃やすのが唯一の攻略法である。
 また、他の吸血鬼の血液を体内に取り込むと基本的に破裂死するが、1%にも満たない確率で混血種(アマルガム)と呼ばれる強力な身体能力と固有能力を持つ個体になることもある。
 『脳波干渉』:B
 脳波を操り、あらゆるものを意のままに操ることのできるスキル。
 このランクだと幻獣・神獣・神霊・英霊を除く大抵の生き物を操ることができる。
【宝具】
『吸血蚊(ヴァンパイア・モスキート)』
 ランク:A 種別:対軍法具 レンジ:- 最大捕捉:1〜
 ライダーが日本列島を完全に吸血鬼の世界へと変えるために使用した法具。これによって1週間とせずに日本の文明は崩壊した。
 発動と同時に膨大な数の吸血鬼ウイルスを持った蚊を召喚する。蚊そのものには戦闘能力がないが、当然刺されたら吸血鬼と化す。
 放置すれば瞬く間に多くの人間が吸血鬼になり、最終的には地の果てまで吸血鬼の世界になってしまう。
 吸血鬼ウイルスを保持している以外は普通の蚊なので寒いところで発動しても意味がない。
 『チワワ様』
 ランク:B 種別:対人法具 レンジ:- 最大捕捉:1
 邪鬼の中でもライダーがペットとしていた個体を召喚する法具。
 なまはげのような顔と虎のような胴体を持つ獣型の邪鬼で、首の関節が無いかのように頭部だけを高速で回転させることができる。
 また原理は不明だが常人なら一瞬で黒焦げになるほどの超高温の火炎を口から吐き出す。なお火炎放射の際多くの予備動作と輻射熱を発するため、知識があれば炎を吐こうとしていることがわかる。
【Weapon】
 『鉄扇』
 凄まじい切れ味と頑丈さを誇る二刀流の武器。手裏剣のように投げることもある。
【解説】
 彼岸島と呼ばれる島の吸血鬼の頭領にして、吸血鬼一族の生き残り。少なくとも江戸時代から生きており、人間を滅ぼそうと考えている。
 日本軍の生体実験により不死の力を手に入れた為、刀で斬り刻んでも銃で撃っても死ぬことはない。体が蜂の巣になるほどの弾丸を撃ち込まれても、その弾丸を体内に取り込み、口から散弾銃のように吐き出し敵を一斉攻撃する。
 数十メートルはある崖から飛び降りた程度では傷も付かず、首を切り落とされても胴体が意識を持って首を探し回るほどである。首を発見した時は一時的に胸に埋め込み、後に体内へと取り込み元の場所から生やした。これらの非常識な能力は複数の吸血鬼の血が混ざったために備わった。
 かなりの人望があり、かつて自分を殺そうとしていた元人間軍のとある吸血鬼も彼に心からの忠誠を誓ってしまうほど。
 彼岸島での人間軍との戦いに勝利し、その後本土に渡り吸血蚊によって日本を壊滅させた。
 その後は東京を拠点とし、吸血鬼達の間で救世主と呼ばれている。しかし宿敵であるとある人間との戦い以来、何をやってもつまらないと退屈しているとか。

 wikiに明さんがいたので雅様も作ってみた。こうして文字にすると滅茶苦茶強いのになんでこう...ドジなイメージがあるのだろうか。


777 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/17(日) 17:55:48 O.fUauuw0
悪食の相:C
食い癖の悪さ。魔術礼装などを摂取すれば魔力が回復する。飼い犬は飼い主殴って食う。大根は生。
鬼種の魔(偽):A -
彼の精神性は、鬼のそれと非常に似通っている。だから他人には理解されないが、彼も鬼の餌に過ぎない。精神汚染、戦闘続行などが複合している。

【宝具】
『火牛乱舞・旭光焦角』
ランク: C + 種別: 対軍宝具 レンジ: 50 最大補足: 100人
砺波の戦いにおける火牛の計伝説が宝具化したもので、彼が牛に騎乗する由縁。
騎乗牛の角が赤熱化・炎上、超速突進→レンジ境界に到達→レンジ内に急ターン→超速突進を繰り返し、レンジ内にあるものを無差別に跳ね飛ばし、破壊し、焼き尽くす。物理ダメージに炎熱ダメージが追加で入る。
この状態の牛をライダーは制御出来ず、レンジ内では自らも巻き込まれるので、自爆攻撃でない限りレンジ外で真名を解放する必要がある。


778 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/17(日) 19:19:20 O.fUauuw0

【元ネタ】平家物語 他
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】木曽義仲
【性別】男性
【身長・体重】170㎝・80kg
【属性】中庸・悪
【ステータス】筋力C+耐久C+ 敏捷C + 魔力D
幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
騎乗:A
乗り物と認識されるものなら、幻獣種を除き十全に乗りこなせる。
例え、暴れ牛であっても。
【固有スキル】
軍略:C
集団を率いる上での戦術的直感。
悪食の相:B
食い癖が悪い。魔術礼装などを摂取して魔力を回復出来る。大根は生がいい。
鬼種の魔(偽):A -
鬼に似通った精神性。他人に理解されないが、鬼からしても只の餌に過ぎない。
カリスマ、戦闘続行、重度の精神汚染などの複合スキル。
【宝具】
『火牛乱舞・旭光焦角』
ランク:C + 種別:大軍宝具 レンジ:30 最大補足:100人
砺波山の戦いで行われたとされる伝火牛の計の伝説が宝具化したものであり、彼が牛に騎乗する理由。
騎乗牛の角が赤熱化・炎上し、速力、突進力が大幅に強化された火牛に進化、その時の進行方向に突進。突進→レンジ境界に触れる→レンジ内に急ターン→突進を繰り返しレンジ内のモノを無差別に跳ね、焼き、破壊しくす。この状態になると騎乗不可能になる上、レンジ内にいれば自身も巻き込まれるので、自爆攻撃でもない限りレンジ外から牛を送り込んで使用することになる。
【weapon】
『無名・暴れ牛』
宝具由来。馬より遅いがより頑丈、攻撃的。
生前騎乗していたのは当然馬である。
【解説】
『平家物語』に登場する非業の武将達、その1人。源氏側の武士として活躍したが、戦の為と都での略奪を認めるなどした結果、源氏と決裂、源氏に討伐される事となる。巴御前との悲恋は余りにも有名。
本来火牛の計は角に剣を縛った牛を尾に火をつけて暴れさせるというもので、角に松明をつけた牛が敵陣に向かうものか、などの理由で実在は疑問視されている。
【余談】えふご巴意識です


779 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/17(日) 23:29:36 Afko5eRU0
【元ネタ】ラミィの大冒険
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ラミィ
【性別】女性
【身長・体重】不明
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運A 宝具A

【クラス別スキル】
騎乗:D
100〜250ccクラスのレース用ゴーカートを乗りこなせる。

戦闘続行:C
瀕死の状態でHPが赤色でも戦闘を続行出来、決定的な致命傷を受けない限り生き残る。

【固有スキル】
現地調達:C
身の回りの物をアイテムとして戦闘に転用出来るスキル。
本を手に取れば経典として、一定サイズの厚紙をカードとして魔力を消費する事で
生前使用していたアイテムの効果を再現出来る。
但し使い方を誤れば自身に被害が及ぶ所まで再現されているので注意が必要。

星の開拓者:E-
人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
特に魔物の多く生息するダンジョンを乗り越え、先行したライバルすら倒して
入手不可能と謳われた財宝を手にした結果身に着けたスキル。
セイバーのそれは非常に限定的な効果しか持たず、突破困難なダンジョンも突破が可能になる。

宗和の心得:D
同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。
何度攻撃しても見切られないが、たまに外すのはご愛敬。

カリスマ(偽):E-
軍団を指揮する天性の才能・・・ではなく、敵対者を含む他者を惹きつける才能。
具体的には一度は敵対したライバルトレジャーハンターのリリス、島の地下に住んでいた
寂しがりのティラノサウルスと友達になって一緒に遊べる程度。


【宝具】
『暖められし卵(パイソン・ツカミドリ・テディ)』
セイバーが生前入手したアイテムの中でも特異な物。
どんな生物が産んだかも分からない卵がセイバーの体温によってリュックの中で
暖められ、三種いずれかの生物がふ化し、その後は簡易な英霊として扱われる。
一度使用すると効果を発揮した後消滅し、セイバーに危害を加える事は無い。

『パイソン』ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
攻撃的な大蛇。放すとセイバーの周囲の敵全てに噛みついて攻撃し、対象の
HPが強制的に1になるまでダメージを与える。

『ツカミドリ』ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:不明 最大捕捉:1人
オウムに似た大型の鳥。放すとラミィを掴んで飛び、ランダムで離れた場所まで
運ぶ。敵前においても有効であり、Dランク相当の仕切り直しスキルを持つ。

『テディ』ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
動くテディベア。放すと逃げ出す。
テディにはラミィ本人と誤認させる能力を持ち、見破るにはBランク以上の幸運が必要になる。

【Weapon】
うさぎソード、うさぎローブ

【解説】
かつて富士通のPCに付属していたゲーム「ラミィの大冒険」及び2の主人公。
デフォルメされた愛嬌ある見た目に反して、いわゆるローグライクゲームとしても
アイテムの効果が尖っている場合も多く、上級者の手にかかれば結構えげつない戦い方もする。
同ゲームの収録されたGAMEPACK2012Fはポケットカート2において1のキャラを押しのけて友情出演。


780 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/18(月) 18:45:38 IU8JtyAk0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】シェール・シャー 
【性別】男性
【身長・体重】174cm・68kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運A 宝具B++
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
 主に宝具で召喚した戦象に騎乗する。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる。

戦略:B
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 自由貿易を妨げる税の撤廃、現代の大幹道の基礎ともなったサダク・エ・アザムの整備、
 マールデーヴ王との戦いで見せた謀計による敵の弱体化などを示す。

虎視:A
 虎が獲物を狙うが如く、絶好機を逃さない眼力。
 判定のクリティカル域が増加する。
 ただし、通常成功の条件を満たしていない場合、クリティカルが発生してもその判定は失敗となる。

王の見えざる手:C
 スパイ網を自在に駆使した逸話に由来するスキル。
 闘争の流れを読みつつ、陰ながら同胞を操り、彼らの実力を十二分に引き出そうとする様々な手練手管。

【宝具】
『命流るる大幹道(サダク・エ・アザム)』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:可変 最大捕捉:可変
 現在のインド・パキスタンの主要道路網の敷設者であったが故に得た宝具。
 古今に渡ってこの道を通ったあらゆるものを魔力によって形にする事ができる。
 ただし、この宝具で形にしたものは、シェール・シャーがあらかじめ魔力によって敷設した道路内でしか存在できない。
 ――ラドヤード・キップリング曰く「このような命の川は世界のどこにも無い」

【解説】
 北インド、スール朝の創始者。
 元の名はファリード・ハーン。青年のころ虎を倒したことから、シェール(虎)・ハーンと呼ばれるようになり
 スール朝を創始するとシェール・シャー(虎の王)を名乗った。

 アフガン系の小領主の子だったが行政手腕に優れており
 継母との折り合いの悪さから父の下を去った後、ビハールを統治するバハール・ハーンの下で栄達する。
 その出世への嫉妬から父から引き継いだ領地を奪われるが、 
 バハールの死後、その息子ジャラールを庇護する形でビハールの統治者となる。

 ムガル帝国が二代目君主フマーユーンに引き継がれると、シェールはビハールを拠点に独立を宣言。
 フマーユーンは有能な君主ではあったが、シェールの才幹は彼を遥かに凌駕するものであり
 一度は服属を余儀なくされたものの、ムガル帝国貴族らの分裂に乗じて勢力を広げ、強大な反ムガル帝国同盟を築き上げる。
 そして、チャウサーの戦いでムガル帝国に大勝を収めると、その勢いに乗じてスール朝を創始。
 シェール・シャーを名乗り、ムガル帝国を崩壊も同然の状態に追い込んで、北インドの覇権を握った。

 以後は逃亡したフマーユーンの捲土重来を警戒しつつ、ラージプートら諸勢力と戦い領土を広げた。
 しかし、カーリンジャル城の攻囲中、大砲の暴発により事故死。
 シェール・シャーが没してから僅か10年後、スール朝は亡命先から舞い戻ったフマーユーンによって滅亡させられた。

 シェール・シャーの統治期間は5年程度ながら、行政改革を次々と断行し、その多くは復権したムガル帝国にも引き継がれた。
 また、シェール・シャーは精力的かつ真面目に政務を行ない
 軍務においても自軍が進軍中の都市や村で何らかの損害を起こしたときには必ず弁償したという。
 これらの事績から、シェール・シャーは僅か5年の統治ながらインド最高の名君とまで言われている。


781 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/18(月) 21:40:00 Zv8oo23w0
【元ネタ】ブードゥー教
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ゲーデ
【性別】男
【身長・体重】181cm・59kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B+ 魔力A 幸運C 宝具E
【クラス別スキル】
 陣地作成:A
 後述の宝具に関係するスキル
 道具作成:E-
 キャスターとして所有しているスキルではあるが実際使うことがないと言っている
【固有スキル】
 『男爵三変(ロアズ・バロン)』:A
 三つの異名バロン・クロア(十字架男爵)、バロン・シミテール(墓地男爵)、バロン・サムディ(土曜男爵)のどれか一つの霊基に変化する。
 前者は魔力がA++になり、中者は幸運がE-になる代わりに筋力と耐久がAになる。後者は後述にて。
 変化は一時間に二度使える。
『憑依』:C
 バロン・クロアの時のみ使えるスキル。
 十字架神霊として、「今」を生きる人間に対して無条件かつ無契約で憑依できる。ステータスは当然下がるもののその人から魔力を無断で補給できる他、記憶を覗くこともできる。しかし前述の契約により伝達できる情報には制限がある。
 「今」を生きていない、もしくは人間以上の存在の魔力が流れている場合は憑依不可で、その中には「古」を生きていたサーヴァントとの魔力の繋がりがあるマスターも含まれる(ただし、サーヴァントが受肉していた場合、マスターどころかサーヴァントにも憑依できる)
 『生者の集智』:E-
 バロン・シミテールの時のみ使えるスキル。
 墓地神霊、つまり生と死の仲介者として生きとし生けるすべての生物を知見している彼は、対象が人間以下の生物であった場合即座に真名と宝具を知ることができる。
 ただし上位神との代償契約としてそれに関するあらゆる情報を伝達するのを禁じられているためE-というランクになっている。
 そのためあくまでサーヴァントが戦闘において自分のために用いるスキル。また、半人などはその神性の高さに比例して得られる情報にモザイクがかかるらしい
【宝具】
 『安息よりの使者(クレイヴ・アフター・サムディ)』
 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 バロン・サムディになった際、ステータス変化はないがこの宝具を使用することができる。
 安息日(日曜)の前日、土曜日の神霊としての本質、それを固有結界として再現したもの。安息日外の安息(豪遊、暴食、怠惰、邪淫、闘技)をした邪なる者を「永遠の交差点」へと引き込み死を付与することで、主の断罪すら受けさせてもらえないという最苦を以て断罪する。
 土曜日しか使用することができないという制限はあるものの、神未満の生命体であればなんでも死に追いやるという超強力魔術。
 ただし当然消費魔力も計り知れず、名家の魔術師でも一日に二度使えるかどうかといったところ。また、死という状態にする性質上、再生したり即死無効の相手には効果があるが、そもそも死の概念がない存在、もしくは死と同等の存在には無効。
【Weapon】
 『死司の杖』
 持ち手が十字型で反対側の先が鋭く尖った彼のお気に入りの杖。
 宝具の固有結界の起動用のツールの役割を果たすもの。
 また、特殊な即死効果が付与されており「相手の攻撃を殺す」ことで護身用に戦うことができる。
【解説】
 キリスト教と植民地信仰が融合してできたブードゥー教の死と性行為のロア(神霊)。バロン・クロア、バロン・シミテール、バロン・サムディの3側面を持ち3つで1つの神格を形成している。しかし常時1側面しか出せないせいか神格も3分の1なので実際「神霊に近い何か」。
なので神には色々と代償を課せられており、未来を変えるような情報の伝達を制限されているのはその1つである。まあ、神へのささやかな犯行としてたまにほのめかす発言をいくつかするのだが…
 黒い山高帽と燕尾服を着ており、死者が神々の世界に向かう住処に向かう途中にある「永遠の交差点」に立ち、生と死の仲介をしている。しかし本人はこの仕事に不満を持っており、「私の神格が3分の1なので下に見てこんな中途半端な仕事を与えたのだ」と言っている。
 よって彼が聖杯に託す願いは「3つの顔を持つことで3つの側面を同時に映し出して正しく神格化する」こと。聖杯に神になりたいと願っても叶うかどうかは定かではないが「顔を3つに増やしてほしいだけ」なので可能らしい。


782 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/18(月) 21:44:34 Zv8oo23w0
>>781のバーサーカー召喚

【元ネタ】ブードゥー教
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ゲーデ
【性別】男
【身長・体重】181cm・59kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久B+ 敏捷A+ 魔力A 幸運E- 宝具E-
【クラス別スキル】
 狂化:B
 神への怨念により理性のある狂気を持っている。
【固有スキル】
 『男爵三変(ロアズ・バロン)』:E-
 三つの異名バロン・クロア(十字架男爵)、バロン・シミテール(墓地男爵)、バロン・サムディ(土曜男爵)のどれか一つの霊基に変化する。
 前者は魔力をE-にする代わりに幸運と魔力以外のステータスをすべて一段階上昇。中者は幸運が-EX(負の方向に規格外)になる代わりにその他のステータスがA+++にまで引き上げられる。
 幸運-EXになった彼はそこに存在するだけで因果律を超えた無尽蔵の神罰を呼び込む。
 また狂化のせいで能動的に変化できなくなっており、令呪で受動的に変化させるしかない。
 『十戒の放棄(淫)』:A
 キリスト教系統宗教としてあってはならない十戒の放棄、邪淫によって手に入れたスキル。人類に課せられた縛りを放棄することで逆説的に上位神からの拘束から解放された。
 女性及び神性に特攻が付与され、またあらゆる神に関係するスキル、攻撃を受け付けず、人の手でしか裁けない化物になる。
 『生者の羞智』:A
 対象が人間以下の生物である限り、その者の性に関する特徴、情報を引き出すことができる。基本的に後述する宝具のために使う。
【宝具】
 『性欲よりの使者(クレイヴ・アフター・サムディ)』
 ランク:E- 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000
 バロン・サムディの時のみ使える固有結界宝具。彼の性行為を司る神霊としての力と神への怨みを再現した世界。一言で言い表すなら邪淫地獄。
 結界内の全ての生命体の精神、性神を侵食し、相手に結界維持下での永続快楽絶頂を与えることで人格破壊させる最凶宝具である。
 神と十戒への最大の侮辱の宝具なので安息日直前の土曜日にしか使えないデメリットはあるものの、一度世界に引き込めば、人も獣も神も敵も味方も誰それ構わず人格破壊させる。
 また、前述したスキルで対象の情報を得ていれば効果はさらに強くなる。
 ただし、聖母の証(処女)と性的行為の経験が一切ない者には無効。
【Weapon】
『死司の杖』
 持ち手が十字型で反対側の先が鋭く尖った彼のお気に入りの杖。
 宝具の固有結界の起動用のツールの役割を果たすもの。
 また、特殊な即死効果が付与されており「相手の攻撃を殺す」ことで護身用に戦うことができる。
【解説】
 ゲーデの死ではなく性行為としてのロアの側面だったもの。元々は安息日外で邪淫をはたらく者を断罪していた純粋な神霊だったのだが、時代の移ろいと共に邪淫をはたらく者の数は急増。一人で断罪しきれなくなりそのたびに神からの罰を受けていた。
 そうして神への怨念と、邪淫に対する「そんなに良いものなのか」という興味、そして罰を受ける毎日で疲弊しきった精神からその本質を大きく豹変。邪淫の使者となってしまう。
 神が課した十戒を神霊が破るという最大限の神への侮辱を快楽としており、性行為はその「快楽」へ至るための手段としている。これに人類愛を与えてしまってはまごうことなき「獣」となり世界を崩しかねない。
 オルタナティブのように思われるがこれも彼の本質の一つである。また、怨念の表現方法が「復讐」ではなく「侮辱」となっている点からアヴェンジャーではなくバーサーカー適正になったらしい。

結論:対間桐桜最強サーヴァント


783 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/18(月) 22:42:01 bXwjkvJU0
【元ネタ】ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ライナルト・シュルツ
【性別】男性
【身長・体重】172cm・70kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運EX 宝具EX

【クラス別スキル】
騎乗:C
水上艦、潜水艦等の艦船であれば非凡な指揮能力を発揮する。
基本的に動物は対象外だが、艦船の形態を取っているならばアヒルやサメも乗りこなせる。
しかし実際の操艦は部下が行う。

対魔力:E
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
但しこれはライダー本人のみの値となる。

【固有スキル】
カリスマ:D
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、いち戦闘艦の艦長としては破格の人望である。

眷属召喚:B
生前に率いていた部下達を英霊として自動的に召喚出来る。
三人の副官とオペレーター、以下多数の乗組員で構成され全員が
Cランク相当の騎乗スキルを保有している。
三人の副官のうち一人をメインに据える事が出来、保有スキルも異なる。

巨獣狩り:EX
生前の祖国解放作戦において多数の超兵器を撃破した結果身に着けたスキル。
搭乗する艦より敵の方がサイズが大きい場合、与えるダメージが上昇する。

心眼(真):A
ウィルキア軍人としての訓練と祖国解放作戦によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性がゼロではないなら、
その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

軍略:A+
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、
対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

【宝具】
『祖国解放者達の家(スキズブラズニル)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
ライダーを召喚時、一度だけ生前使用した浮きドック艦「スキズブラズニル」を召喚する。
整備ドック、研究施設、造船設計局、作戦司令部等を擁した巨大な移動海上基地である。
研究施設に資金を投入する事で、小型機銃から波動砲まで開発可能であり、設計局では
規定に沿って部品を配置した設計図を基に艦船の建造が可能。
召喚特典として駆逐艦一隻が付属する。
ライダーを象徴する宝具であると同時に本体でもある為、再召喚は出来ない上
破壊されてしまうとライダーも消滅する。

【Weapon】
P08っぽい拳銃、ぶっちゃけ使った事が無い。

【解説】
PS2及びPSPのゲーム「ウォーシップガンナー2」の主人公兼語り部。
祖国が乗っ取られたので解放すべく各地を転戦する若き少佐。
超兵器が相手でも戦法とスペックが足りていれば勝てる為、見た目普通でも
「おまえらが超兵器だ」というもっともな突っ込みが後を絶たない。
あくまで戦闘艦の艦長であり、本人はちょっと鍛えられた人間の枠を出ない。
おまけシナリオがあれば盛大に部下共々キャラ崩壊するさまを見せてくれる。


784 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/18(月) 22:58:34 Zv8oo23w0
【元ネタ】モーリス・ルブラン著の『怪盗紳士アルセーヌ・ルパン』
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】アルセーヌ・ルパン
【性別】男
【身長・体重】不明
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E- 耐久E 敏捷A+++ 魔力E- 幸運EX 宝具A
【クラス別スキル】
 『気配遮断』:A
 自分の気配だけでなく「魔力の気配」も遮断可能。
 また、生前エスコートが得意だったことからか、彼のリードに動きを合わせるだけでその人もBランクの気配遮断の恩恵を受けられる。
【固有スキル】
 『白鳥の首のエディス』:A
 予告状を出したうえで誰にも気付かれることなく怪盗・脱獄することから多くの人々が「ルパンは透明人間なのか!?」と噂し、ある一種の信仰ともいえる域まで達したことで得たスキル。
 15分間だけ透明になることができる。イメージとしては表面に透明化の膜を張るらしく、最大三人ほどまでなら膜を拡張して効果を共有することができる。
 ただ、見えないだけで「そこにはいる」ので落ち葉を踏めば音はするし、泥を踏み抜けば足跡が残る。彼自身の卓越した技術と気配遮断があってこそ初めて本領を発揮するものである。
 また、クールタイムが存在し、一秒でも使用すると再使用までは時間が要される。ただ、クールタイムの長さは使用時間の長さに比例するらしい。
 『金髪の美女』:A
 彼には一切の銃弾が当たらず、あらゆる牢と警備網を潜り抜けることから多くの人々が「ルパンは透過人間なのでは!?」と噂し、ある一種の信仰ともいえる域まで達したことで得たスキル。
 「あらゆる障害と攻撃をすり抜ける」という限りなく魔法に近い力で、パラレルワールドや別次元に移ったわけではなく、確かにそこに存在するのに透過する。ただし、あまりに異質な力のため抑止力(ガイア)の力を受けるらしく、10分以上使うと本当に存在が消え始めると語る。
 クールタイムや効果共有のシステムは前述のスキルと同じらしいが、その当の前述のスキルと併用すると本当に人類史から消されるらしい。
 また、靴と地面、空気と体などの必要最低限のものは無意識のうちに選択して透過しないようにしているらしく、地面を変形させた攻撃や空気を使った攻撃は通用する。
 『構造把握』:A-
 実際の彼の変装は現代に語られているような顔全体にマスクを被るのではなく、突出した観察眼による、仕草・表情・歩き方・話し方などを真似する「俳優としての力」にある。それに役立つのがこのスキル。
 筋肉の動きや音の波を限りなく近い数値で読み取れる。また、収監所や目標の建物にも用いたことから、建物や物体の構造を「正確に」把握できる。
 さらに、聖杯からある程度の魔術に関する知識を与えられたことにより、ランクは下がるものの魔術的構造も把握できる。
【宝具】
 『大胆不敵な大怪盗(ラウール・ヴァリューア)』
 ランク:E 種別:対物宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1〜
 彼の伝説の真髄。周囲の人間が所有している物を自分の手に持ってこれるという対物宝具。一度に盗める個数は物の大きさによって限られてくる。
 この宝具は直接的な攻撃力はないが、物を盗めるということは「相手の宝具も盗む」ことができてしまう。もちろん宝具使用はできないが、相手が使用しようとして開放したその瞬間を狙って盗んでしまえば、相手の必殺の一撃を相手のマスターの魔力で叩き込むことができる。
 つまり溜めと隙と威力が大きければ大きいほどこちらが有利になる。ただ、相手の宝具が相手の体の一部だったり、固有結界だったりとそもそも物でない宝具は当然効かないし、盗んだ宝具は相手の魔力で存在しているので相手のマスターやサーヴァントが死亡すると一緒に消えてしまう。
【Weapon】
 なし。宝具は数々の伝説を遺した彼の身体そのものである。
【解説】
 自称「最も暗殺できないアサシン」。透明化して銃を放っても銃口を離れた瞬間に視認できるようになり遠距離暗殺には不向きだし、かといって近づいてもさすがにバレてしまう。そもそも殺しにそこまでの興味はないし、射撃と武術の心得はあるものの、所詮「人並み」である。なので自己の評価を「徹底して戦闘せずに最後まで生存することに特化したサーヴァント」としている。
 怪盗ばかりに目が行きがちだが、生涯で三度、脱獄不可能と言われた収監所を脱獄した脱獄王としての能力や、冒険家、義賊としての側面もあり知見が深く無関係の一般人にも分け隔てなく優しい。
 基本的に女と酒と流行りのものが好き。フレンドリーな性格で仕事以外では大雑把である。


785 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/20(水) 17:32:55 ISnDO4wM0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】藤堂高虎
【性別】男性
【身長・体重】191cm・110kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具C+
【クラスキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】
嵐の航海者:C+
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

反骨の相:C
 一つの場所に留まらず、また、一つの主君を抱かぬ気性。
 自らは王の器ではない流浪の星。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

【宝具】
『日本丸(にほんまる)』
ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜20 最大捕捉:100人
 慶長の役で水軍を率いる際に乗船したとも、徳川家康に与えられたともされる安宅船。
 速度は出ないが小回りが効き、重厚な装甲も相まって簡易の城郭施設にも匹敵する防衛力を発揮する。
 まさに海上の城。

『白餅大名(しろもちだいみょう)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:50 最大捕捉:500人
「三つ餅」すなわち三つの白餅が描かれた旗指物と、築城の名手としての逸話が昇華された宝具。
 白餅は『城持ち』に引っ掛けられたものであり、
 旗指物に描かれた餅を一つ消費することで、生前築城した城塞を召喚・設置できる。

【Weapon】
【備前国兼光(刀)】
【賀古黒(馬)】

【解説】
 戦国、江戸時代の武将・大名。
 はじめ浅井長政の下に足軽として仕え、姉川の戦いで功績を挙げるも、同僚を斬り殺して出奔。
 浅井家が滅ぶと、浅井氏の旧臣だった阿閉貞征、磯野員昌に仕えるも長続きせず、
 その後、織田信長の甥、織田信澄の家臣になるも、程なくして去った。

 羽柴秀吉の弟、秀長に仕えると、その力量を高く評価され、高虎もまた彼への忠節を貫くようになる。
 戦争、策謀、内政、いずれにおいても功績を挙げ、また心遣いも細やかな高虎は、
 秀長のみならず、後の天下人である徳川家康にも高く評価された。

 秀長が死去するとその養子の豊臣秀保に仕えるが、秀保が早世したため出家。
 しかし、その力量を惜しんだ秀吉の命令で還俗させられ、朝鮮の役では水軍を率いて武功を立てた。

 天下人・秀吉が没すると、高虎はそれ以前から自身を高く評価していた家康派に与して活躍。
 関ヶ原の戦いでは脇坂安治をはじめとした西軍諸将の寝返り工作を担当して成功させた。

 その後も徳川家への献身を重ね続けた結果、家康は高虎を外様大名ながら譜代と同格として重用するようになった。
 家康の信頼の傍証として「国に大事があるときは、高虎を一番手とせよ」との言葉が残っている。
 二代目将軍・秀忠、三代目将軍・家光にも信任されていたという。

 主君の見切りが早く、変節漢と看做される事もあるが、
 当時は仕えるに能わないと判断すれば出奔することは珍しくなく、また自身の能力を評価してくれた人物には最大限の忠義を尽くした。
 自身も部下に対しては温情を持って接し、それによって信望を得ていたという。


786 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/22(金) 11:27:29 EQHYNQj.0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】加藤嘉明
【性別】男性
【身長・体重】170cm・61kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具C-
【クラス別スキル】
対魔力:C
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
沈着冷静:B
 如何なる状況にあっても混乱せず、己の感情を殺して冷静に周囲を観察し、最適の戦術を導いてみせる。
 精神系の効果への抵抗に対してプラス補正が与えられる。特に混乱や焦燥といった状況に対しては高い耐性を有する。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

【宝具】
『飛翔する沈勇の士(われをてきじんになげいれろ)』
ランク:C- 種別:対軍宝具 レンジ:3〜15 最大捕捉:10人
 家臣たちの亡霊を召喚し、ランサー自身を敵陣へと勢いよく放り投げさせる。
『人間砲弾』『飛び加藤(物理)』とも評される、賤ヶ岳七本槍の中でも屈指の色物宝具。
 朝鮮出兵時、自身を敵船に投げ入れさせた逸話に由来するが
 宝具として昇華されたことで、その速度・飛翔力はまさに砲弾の如くとなり、着弾ないし着陸時は自身もダメージを受ける。
 さらに、この宝具の詳細を知る者が敵陣にいなかった場合、あまりの出来事に敵陣は1ターン混乱する。
 生前従えた律儀で責任感が強い勇士達と、自身の沈勇ぶりを象徴する宝具……と言えなくもない、かも。

【解説】
 戦国、江戸時代の武将・大名。賤ヶ岳七本槍の一人。
 父は松平家に仕えていたが、三河一向一揆に与した為、父共々流浪の身となる。
 その後、父は羽柴秀吉に仕え、自身もまた秀吉の子、秀勝の小姓となる。

 播磨攻めにおいて無断で従軍するも、その意気に感じ入った秀吉によって取り立てられ、立身。
 本能寺の変後の動乱の最中でも羽柴家の為に奮戦し、
 柴田勝家との間で行われた賤ヶ岳の戦いでは賤ヶ岳七本槍の一人に数えられる活躍を見せた。

 小牧長久手の戦いや西方平定にも従軍。
 時には陸路で戦い、時には水軍を率いる、家中屈指のマルチプレイヤーとして活躍する。
 朝鮮の役でも水軍を率いて戦功を立て、また撤退論にも反対。
 この事が秀吉に気に入られ、10万石取りの大名にまで出世する。

 秀吉亡き後は徳川家康に従う武断派に属し、文治派の石田三成らと対立。
 重石となっていた前田利家が死すると、他の武断派諸将と共に石田三成襲撃を企て、三成を佐和山城蟄居へと追いやった。
 関ヶ原の戦いでも家康方に属して数々の功績を打ち立て、20万石の大名にまで出世した。
 一説には50万石に相当する功績だと不満を持っていたが、本多正信に豊臣家恩顧の大名である自分が大国を領する危険性を説かれて納得したという。
 大阪の陣では冬は嫡男が、夏は自身が出陣した。

 晩年、蒲生家の減封を受けて会津藩に移封され、43万5500石の大大名となる。
 本来、この大任はこれまで互いに功を競い合い不仲だった藤堂高虎が任じられる予定であったが、
 高虎は私情を捨てて国事のため嘉明を推薦し、決定されたのだという。
 この事を知った嘉明は高虎と和解し、以後は水魚の交わりの如くとなったという。

【蛇足】
 宝具・人間砲弾がやりたかっただけ。


787 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/23(土) 00:16:57 UJg34eug0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ベアグノズ
【性別】男性
【身長・体重】不定
【属性】不定・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具C

【クラス別スキル】
対魔力:B+
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
ルーン:C〜A
 「剣の銘は銘文を刻んだルーン職人の名前である」という可能性から所持するスキル。
 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。
 剣自体にルーン文字が刻まれているため、他のスキルと違い最低でもCランクのものを必ず所持する。

武具作成:B
 「剣の銘は剣を鍛えた鍛冶師の名前である」という可能性から所持するスキル。
 刀剣などの武具を作成することができる。

武具譲渡:B
 「剣の銘は剣を持ち主に贈った者の名前である」という可能性から所持するスキル。
 武器に宝具と同じ「ベアグノズ」の名を刻むことで、宝具と同じ効果を持たせ、他人に与えることができる。

【宝具】
『たった一振の英雄碑(テムズ・スクラマサクス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 テムズ川より出土した、刀身に28字のルーン文字と「ベアグノズ」という名前の刻まれた剣。
 28という多数のルーン文字は剣自体を保護する効果と、身体強化によって上記のステータスを持ち主に与える効果を持つ。

 「ベアグノズ」の銘は、ルーン文字の魔術的な力により、この剣を振るう者に剣士ベアグノズとしての性質を付与する。
 ただしベアグノズはその名前以外ほとんど正体不明の人物であるため、持ち主の性質に合わせてその能力は変化する。
 そのため上記のステータスは基本形でしかなく、ある程度上下し、保有スキルのランクも有無も一定ではない。

【Weapon】
「スクラマサクス」
 宝具である片刃のナイフ。全長72.1cm、幅38.7mm。
 ルーンの魔力を得た「ベアグノズ」の名前が、持ち主を疑似サーヴァント・ベアグノズに固定する働きをしている。
 そのため剣のルーンを消されると弱い霊基が限界を保てずたちまち憑依は解けてしまう。

【解説】
1857年にテムズ川で10世紀のアングロ・サクソン人の片刃のナイフ(サクス)が発見された。
その刀身には28文字のアングロ・サクソン・ルーンと、同じルーン文字で「ベアグノズ」という名前が刻まれていた。
アングロ・サクソン「フソルク」の28文字の全てのルーンが刻まれているという点で非常に希少な例で、大英博物館に所蔵されている。
「ベアグノズ」の名はおそらくは持ち主の名前と見られているが真相ははっきりとせず、制作者の名前という説も考えられている。

「ベアグノズ」は名前以外は何もわからず、剣士であったかどうかすら不明の人物であるため英霊ではないが、
800年の時を経て現存していることによる実在性と、何より魔術的な力を持つルーン文字によりその名が刻まれたことで幻霊として存在している。
英霊ではないため肉体は無く、マスターに憑依し、宝具であるサクスの所有者となったマスターを「ベアグノズ」とすることで現界する。
ベアグノズは正体が不明であるため、マスターの性質によっては戦士ではなく鍛冶師やルーン魔術師、あるいは同じベアグノズを量産する者にもなり、能力は一定しない。
800年を耐えたこととルーンの加護ゆえか魔力や幸運は高めであるようだ。
またベアグノズが男性名であること、剣が素晴らしい品で魔剣でないことから善属性の男性という方向性は固まっており、そこから外れすぎているマスターには召喚されない。


788 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/23(土) 13:23:36 UIs2x/I20
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ハルシャ・ヴァルダナ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・74kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”に匹敵する城塞の形成が可能。

道具作成:-
 宝具と引き換えに道具作成スキルは失われている。

【固有スキル】
高速詠唱:D
 魔術詠唱を早める技術。
 彼の場合、魔術ではなく原稿の進みに恩恵があるようだ。

芸術審美:C
 芸術作品、美術品への執着心。芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、
 中確率で真名を看破することができる。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

政教和平:A
 30年近くも戦争が起こらない平和を築き上げた手腕から。
 自身を含めた味方全員のACが時間経過で上昇し続ける。ただし上限は+100で、それ以上は上昇しない。
 上昇したACは防衛戦でのみ機能し、自身から戦闘を仕掛けた瞬間、初期値に戻る。

【宝具】
『王の劇作(シーラーディトヤ)』
ランク:B 種別:特殊宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 劇作家として3つの仏教劇を著した事から得た宝具。
 仏教に纏わる物語を書き上げることで、物語に登場する生命、物品を召喚する魔導書へと変えられる。
 また、この宝具で作成された魔導書は、持ち主の仏教への信仰心を魔力に変える力を持つ。
 ただし、召喚後、魔導書となるのは3冊目までで、以降はただの書物となる。

【解説】
 古代インドにおいて北インドを統一したヴァルダナ朝の大王。戒日王(シーラーディトヤ)と号す。
 ハルシャ、シュリー・ハルシャ、ハルシャ・デーヴァなどとも呼ばれる。
 文武両道の名君であると同時に、仏教劇の劇作家としても名を残す人物。

 はじめ兄ラージャ・ヴァルダナが王位を継いだものの、
 ベンガルは金耳国(カルナスヴァルナ)の支配者シャシャーンカの奸計で不慮の死を遂げ、若干16歳にして後継者となる。
 王となったハルシャは四方に兵を進めつつシャシャーンカへの報復に力を注いだ。
 シャシャーンカの討滅後は国土豊かなベンガルを領土に加えんと大軍を発し、これを平定する。

 かくて大王と呼ぶに相応しい領土と功績を挙げたハルシャ王は北インドの支配者となり、
 その首都カナウジは北インドの政治の中心地となった。
 しかし、チャールキヤ朝のプラケーシン2世との戦いには敗れ、南インドへの進出はならなかった。

 その統治は独裁的だったが善政であり、30年近くも平和が続いたと伝えられている。
 武勇に優れるのみならず、文芸の愛好者でもあったハルシャ王の宮廷には数多くの詩人や学者が集まり、
 自身もまた劇作家として『竜王の喜び(ナーガーナンダ)』『プリヤダルシカー姫』『ラトナーバリー姫』といった作品を残している。

 また、ハルシャ王はシヴァ神を奉じるヒンドゥー教徒であったが、後に仏教に帰依し、その教団に惜しみない援助を与えた。
 この事により諸外国からも学僧が来訪するようになり、中国は唐の名僧『三蔵法師』こと玄奘三蔵もハルシャ王の下を訪れている。
 晩年には唐と使節を交換をはかったが、有効な成果が上がる前に自身が病没している。

 ハルシャ王が後継者を残さずに死んだ為、王国は急速に分裂。
 区別できないほどに混ざりあった諸王朝、諸民族が相争う群雄割拠の時代に突入した。


789 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/26(火) 20:34:29 De957S2.0
【元ネタ】下妻物語
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】竜ヶ崎桃子
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”結界”の形成が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
お姫様願望:E
愛らしさを追求し、か弱く可憐であろうとするあまり全てのステータスがランクダウンする。
完全弱体化スキルだがその分図太さが大幅に上がる。

ロココの精神:EX
後世に伝わる当時のフランスのひたすら美を追求する精神のありようへの崇拝。
日常生活に不便があろうと移動に制限があろうとものともしない。

【宝具】
『装飾礼賛(イマジン・ロココ)』
ランク:EX 種別:空想宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
空想に浸りましょう。妄想に身を任せましょう。必然性など必要なく、ただひたすら我が道を進むのです。
自己強化特化。宝具を用いている時は周囲は宮殿かヨーロッパの田園に塗り替えられる。
ロココの精神を抱き続けている限りそこは本物であり、美化された世界であり続ける。美しくない者であればあるほど弱体化する。

【Weapon】
「友情の刺繍」
本来絶対に交流することはなかったであろう、対極に位置する友人のためにした刺繍。
途切れない縁を結ぶことができる。

【解説】
下妻物語の主人公。茨城県下妻市に住むロココを敬愛するロリータ。
まっとうなつまらない人生より非常識で気持ちの良い己の幸福のみを追求した人生を歩む。
ブランド品のパチモンを売るという、ろくでもない縁で仲良くなったヤンキーとは奇妙な友情を築いている。


なんとなくネタに走りたかった


790 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/02/28(木) 22:07:30 oB25axG60
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】孫皓 元宗
【性別】男性
【身長・体重】173cm・68kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【固有スキル】
皇帝特権:C
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。

加虐体質:A
 戦闘時、自己の攻撃性にプラス補正がかかる。これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増していく。
 狂化スキルに性質が近いため、孫皓はこのスキルを最大限には発揮できない。

自己陶酔:A
 欲望と強烈な自我より生み出される生の高揚の極致。
 精神系スキルの成功率を著しく増加させるが、ランクの高さに比例して人格が破綻してしまう。

怯懦(視線恐怖症):B
 孫皓は(自己の理想像と現実の乖離を如実に表すものであるがゆえに)視線恐怖症であり
 自身に視線を向けた者を皮膚感覚で探知し、その相手に無条件で恐怖と敵意を抱く。
 奇襲対策というプラスの効果もあるが、制御不能の暴走状態に陥りやすくなるマイナスの効果の方が大きい。

【宝具】
『天発神讖碑(きかいのしょ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
「関わりすぎると心身に異常をきたす」「孫皓の異常な心理の発露」と評された碑文。
 文章ではなく文字自体に孫皓の狂気が宿っており、目視した者はたとえその文面の意味を理解できずとも精神を侵食される。
 その狂気がもたらすのは激烈な精神ダメージのみではない。心理的影響による肉体ダメージまでもたらされる。

【解説】
 三国時代、呉の四代目皇帝。
 呉最後の皇帝であり、三国時代最大の暴君として知られる。

 父の孫和は初代皇帝孫権の皇太子であったが、後継を巡る政争――二宮の変によって廃嫡され、後に自殺に追い込まれた。
 その後、紆余曲折を経て呉は三代目皇帝孫休の下で安定し、廃太子の息子である孫皓も烏程侯に取り立てられる。
 しかし、孫休が僅か三十歳で夭折すると、
 跡継ぎが幼帝となることに不安を覚えた家臣たちに担ぎ出され、皇帝に即位した。

 即位した当初は貧民の救済や官女、鳥獣の解放などを行い名君と称えられた。
 しかし、程なくして粗暴で驕慢、酒食を好み猜疑心が強いという馬脚を現し、臣民の失望を買う。
 孫皓は自身に不満を抱く家臣や皇族を次々と粛清し、多くの名臣や皇族が失われた。
 刑罰として好んで人の目を抉り、顔の皮を?いでいたと言われ、その残虐さは生来のものであった。

 国内は反乱が頻発し、国外では同盟国の蜀の滅亡や超大国・魏の後を継ぐ晋の攻勢など
 内憂外患に襲われた呉ではあったが、孫皓自身の施策が有効に働いたことはほとんどなかった。
 さらに土木工事を好んで民衆に塗炭の苦しみを味わわせ、豪華な宮殿や建築物を造営した事は、多くの者から批判された。

 かくして人心を失った結果、晋の大侵攻に際して呉軍はろくな抵抗も敵わずに連敗。
 破竹の勢いで迫る晋軍に対し、孫皓は自らを縛って棺を持参し降伏し、呉は滅亡した。
 民衆は呉が晋に平定されたことを天下太平と祝賀しており、孫皓を擁護する者はごく僅かの家臣のみであった。


791 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/01(金) 13:11:41 yTnwJX4c0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】羊祜(羊コ) 叔子
【性別】男性
【身長・体重】173cm・68kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運B+ 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
カリスマ:C+
 軍を統一する為の指揮能力や本人の持つ魅力などを統合したスキル。
 領民のみならず敵兵からさえ敬慕されるほどの人望を持つ。

憑依新生:EX
 前世の記憶を持って生まれた伝承の保有者が得るスキル。
 致命傷を受けた瞬間、低確率で近辺に存在する人間に憑依・融合し、疑似サーヴァントとして新生する。
 大抵の場合はマスターと融合することとなるが、敵側のマスターと融合することもある。

友誼の証明:C
 敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことができる。
 聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。

【宝具】
『堕氷涙碑(なみだはこおり、じんとくをたたう)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
 彼の死を嘆く人々の涙が氷となったという逸話から宝具化した碑文。
 真名を開放することで生前彼のために哭した者達の涙が氷となって周囲に吹雪き、ダメージを与える。
 また、氷によるダメージを受けた者は哭した者達の悲しみを共有してしまい、羊コを害する行動に不利な補正が与えられるようになる。

【Weapon】
『矛』

【解説】
 三国時代、魏、晋の武将。
 顔回に擬えられるほど徳に優れた人物で、敵将陸抗には「楽毅や諸葛亮でも(人徳の点では)羊コに及ばない」と言わしめた。

 5歳の時、前世で持っていた玩具を探し出したという伝承が残る。
 長じて後、その器量と人格によって頭角を現し、夏侯覇の娘を娶った。
 夏侯覇が蜀に亡命すると親族の多くは夏侯覇の一族に絶縁状を叩きつけたが、羊コは妻を慰め、離縁することはなかったという。
 先見の明にも優れ、曹爽政権からの招聘を断り、後難を逃れる事に成功している。

 曹爽が失脚、処刑され成立した司馬氏政権の下では、もっぱら控えめな態度を取っていたという。
 司馬炎の命で荊州に赴任すると、その才幹を遺憾なく発揮。
 法規を遵守する優れた民政によって人心を集め「十年之績」と呼ばれるまでの蓄えを確保し、敵国からも官民問わず多くの亡命者を受け入れた。

 武略の点では呉の名将陸抗に一歩及ばなかったが、それでも良将と呼んで差し支えない力量であり、
 敵国にまで響き渡る声望と優れた防衛戦略によって、膠着状態を築いた。
 また、陸抗とは互いに敵味方の関係を超えた親交があり、
 情宜によって手心は加えない一方、互いの贈り物を疑わずに受け入れた。
 この事から羊陸之交という言葉が生まれている。

 陸抗が没し呉の衰勢が覆らないものとなると、満を持して呉討伐の準備を始め、水軍を整備し始める。
 これに司馬炎は乗り気になっていたもの、中央で行われた朝議において猛反対に合い、討伐計画は頓挫した。
 羊コは「今をおいていつ実行するのだ」と慨嘆したという。

 程なくして杜預を後任に推挙して病没。
 清廉な人柄から晋の人々のみならず呉の前線の将兵までも彼のために涙したという。
 その後、杜預は羊コの戦略を受け継いで呉を滅亡させた。


792 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/02(土) 00:10:51 qhyiigBE0
【元ネタ】ユダヤ伝承 カバラ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】サンダルフォン(エリヤ)
【性別】男性
【身長・体重】35000000km・??t(体重は計測不能、接地面に応じて自重が変動し計算できない)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A++ 耐久A+++ 敏捷E 魔力A+ 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師では傷をつけられない。

騎乗:-
 騎乗スキルは失われている。

【固有スキル】
魔力放出(炎):A
 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
 サンダルフォンの場合、燃え盛る炎が魔力となって攻撃に宿り、炎の雨を降らせる事も可能とする。

巨人外殻:A
 天に届くほどの背丈を誇るとされたサンダルフォンは、英霊というよりもはや巨大兵器の類と化している。
 代償に魔力消費は絶大。また現世に留め置くには霊的に強力な要石が必要となる。

領域粉砕:A
 その巨大霊基をフル稼働させた攻撃は、ただ振るうだけで『敵個体』ではなく『領域』を攻撃対象としてしまう。
 空間を操作する術式もパンチで粉砕する、まさに『力で全てを解決する』スキル。

天国の歌:A
 天使として司る職務から得たスキル。
 現界中、天界の歌唱を鳴り響かせ、主の御業に依らずして現世に存在する万物万象に“現世退去”の圧力をかける。
 なお、霊体化中は無効化される。
 ちなみに、魔術師に召喚された場合、自身も巻き込まれる。
 霊基の規模と相まって、超一流の魔術師でも一分と現界させることは叶わないだろう。
 
神性:A
 神霊適性を持つかどうか。
 預言者エリヤを前身とする大天使であり、その神性は最高ランク。
 というより、エリヤを前身とするが故に英霊として何とか召喚できている、という方が正しいか。

【宝具】
『最後の剣(アドナイ・メレク)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 サンダルフォンが司るセフィロトの樹のマルクトが、最後の剣として称されることから。
 生命の樹より流れる魔力を剣状の形として振るう。
 ただそれだけのシンプルな宝具だが、超巨大なサイズの影響により威力・攻撃範囲ともに絶大。

『第五天・御使いの獄舎(マテイ・マルクト)』
ランク:B++ 種別:対心宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000人
 七層ある天界の第五の天。罪を犯した堕天使(グリゴリ)達の収容所たる固有結界。
 この世界において、堕天使、またはそれに類する伝承(神界から現世へ降り立った、など)を持つ者は
 燃える炎と共に束縛され、深い絶望感に苛まれる。
 また、上述の効果の対象となった者は、この固有結界からいかなる手段を用いても脱出できない。

【解説】
 ユダヤ伝承、タルムードやカバラ神秘学で言及される天使。
 メタトロンの双子の兄弟とされ、七大天使の一人とされることもある。
 イスラエルの預言者エリヤが苦難を経て天界に辿り着き、天使として生まれ変わった姿がサンダルフォンだとされるが、
 エリヤ以前の預言者モーゼが、天にも届くその巨大な姿を目にして恐怖したという逸話もある。

 天界での職務は天国の歌を司る事、天使の軍勢を率いる事、
 イスラエルの祈りを受け取ってメタトロンと共に神の頭に被せる花飾りを作ることなど。
 鳥の監督や赤子の性別の決定なども行っているという。
 軍事においては大天使ミカエルの職務を代行し、サタンと戦う、とも。

 堕天使集団「グリゴリ」の獄舎である第五天マテイを司るとされるが、
 第七天の支配者とする記述もあり、イスラム伝承では第六天の支配者ともされ、判然としない。
 カバラ思想においてはセフィロトの樹の第10のセフィラ、マルクトの守護天使とされる、
 ちなみにマルクトは物質的世界を表し、惑星は地球を象徴する。


793 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/03(日) 13:35:39 0Up8Xz.c0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】袁術 公路
【性別】男性
【身長・体重】161cm・54kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具D++
【クラスキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】
皇帝特権:E
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。

狼顧の相:D
 常に他者の謀略を警戒し、また周囲の隙を窺う気性。
 どれほどに人脈を広げても真の友を得られない孤独の星である。
 策謀の成功率・回避率を多少向上させる。

自己顕示:A
 サーヴァントとしての気配を強めるスキル。
 Aランクともなると隠密行動は極めて困難となる。
 集団戦闘において、敵の標的になる確率が増す効果もある。

戦下手:A
 本人が自覚していない隠しスキル。
 団体戦闘において判定に不利な補正がかかる。

【宝具】
『路中捍鬼(はいせんす・えんぺらー)』
ランク:E 種別:対車宝具 レンジ:1 最大捕捉:1両
 侠人を気取り、華美に飾り立てられた馬車に乗り、「路中捍鬼袁長水」と呼ばれていたという逸話から得た宝具。
 騎乗した乗り物が袁術のセンスによって飾られる。
 馬車ならけばけばしく飾られ、バイクなら暴走族仕様に、トラックならデコトラ化、といった具合。
 宝具としての特性を得る事で性能や強度も向上する。

『当塗高夢想帝国(かんにかわるものは、とうとこうなり)』
ランク:D++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:100人
 皇帝号を僭称し「仲」(「成」だったとも)と号したハリボテの帝国を築いた逸話が、伝国の玉璽の形を取って宝具化したもの。
 真名を開放することで袁術の夢想の中にのみ存在する大帝国とその軍勢が形をなす。
 ただし、それらは全て対象(と袁術)の脳内に投影される幻影に過ぎず、与えるダメージも脳の誤認が生む幻でしかない。
 そのため幻影であることを見抜かれると、この宝具で与えたダメージは全て消滅する。

【解説】
 後漢末期の武将・政治家。
 三国時代になる以前に「仲」を建国し、漢に反旗を翻すもあっさりと滅びた。

 名門袁家の嫡流であったが、庶流の袁紹の方が声望が高かったことを妬み、その出自の低さを中傷していたという。
 霊帝崩御後、大将軍の何進が十常侍(権勢を握っていた宦官の集団)に暗殺されると、袁紹らとともに朝廷に乗り込み宦官数千人を誅殺した。

 この混乱の中で霊帝の遺児が董卓に補足され、皇帝(後の献帝)として擁立されることとなる。
 袁紹を盟主に反董卓連合が結成されるとこれに参加し、武闘派の孫堅を麾下に収めた。
 一方で袁紹とは対立関係にあり、袁紹が献帝に対抗しようと劉虞の擁立を計るとこれに猛反対したという。

 その後、董卓が長安に遷都したのを皮切りに反董卓連合内の内部対立が表面化。
 特に袁紹と袁術の対立は、元々の人間関係もあって激しいものであり、軍事衝突に発展する。
 こうして反董卓連合は瓦解し、袁術は群雄の一人として勢力を広げようと画策するが、
 戦略的な判断力はともかく、戦争にあまりにも弱く、内政面でも圧政を敷いて人望が薄かったため、次第に追い詰められていく。
 ついには本拠地の南陽郡を捨て、揚州に割拠しなければならない事態となった。

 その後は横死した孫堅の遺児・孫策の武力や飛将・呂布との外交を背景に勢力拡大を計るが、
 衰える一方の漢朝を前に慢心し、内外の反対の声を押し切って「仲」を建国。皇帝に即位した。
 この暴挙は諸侯の大半に敵意を抱かせ、家臣団も反発からの離脱が続出する。
 さらに圧政と飢饉の影響で民衆の声望もすでになく、戦にも連戦連敗し、その勢力は一気に縮小化する。

 最終的には不仲だった袁紹を頼みにして庇護を求めたが迎えがやってくる前に病に倒れた。
 死の直前、蜂蜜入りの飲物を所望したが手に入らず、自らの没落を嘆いて吐血したと伝わる。


794 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/05(火) 05:22:15 Ekeoqh1.0
【元ネタ】史実(とFate/grand order)
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】女神コロンビア
【性別】女性
【身長・体重】?cm・?kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運A 宝具A

【クラス別スキル】
対魔力:A+
 A+以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、魔術では○○に傷をつけられない。
 特に何らかの自由を奪う魔術には抜群の抵抗力を持つ。

真名看破:B
 ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
 ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。

神明裁決:B-
 ルーラーとしての最高特権。
 聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
 他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。
 使用者の性質により、他者の自由を奪う目的で使う場合、効果が半減してしまう。

【固有スキル】
砕かれた足枷:B+
 女神コロンビアは自由の象徴であり、あらゆる一方的な支配・抑圧という行いを否定する。
 周囲でそういった行為が行われる場合、成功率を大幅に下げ、特に自身が対象の場合は無条件で無効化する。

新天地の灯:A
 移民たちを導く新天地の灯台たる存在。
 誰の所有物でもない土地に限り同ランクの陣地作成スキルとして働く。
 さらに陣地内に味方が多くいればいるほど陣地が強化される。

霊基分割:B
 自由の女神ははっきりとした自我を持たない象徴としての存在であり、レプリカも多く作られていることから獲得したスキル。
 霊基を分割して複数の依代に憑依させることで分裂、群体となることができる。
 力の総量は変わらないため人数を増やすほど個々の力は弱くなる。

神性:E
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 ローマ神話の女神リベルタスを象ってはいるが、あくまでモデルでしかないためランクは低い。

【宝具】
『最大多数の最大幸福(オール・ザ・ステイツメン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:100人
国民の幸福を守る正義の一つのあり方。功利主義と呼ばれるそれは、より多い人数が幸福になることを優先するというもの。
掲げた松明によって対象となった者の魔力を根こそぎ吸収する。その魔力は7つの突起を持つ冠を介して、レンジ内の他の者に均等に分配される。
相手を問答無用で瀕死にする強力な宝具だが、これによって犠牲になる人数よりも救われる人数のほうが多い場合にしか使用できない。

【Weapon】
「松明」
 右手に掲げた松明。炎や閃光を放つことができる。常に赤々と輝いておりどこにいても非常に目立つ。

【解説】
アメリカ合衆国の自由の女神。アメリカの自由民主主義の最大の象徴であり、アメリカという国家の擬人化でもある。
ローマ神話の自由の神リベルタスをモデルとする。
自由の女神像はニューヨークのものが最も有名だが、フランスやラスベガス、お台場や青森など割と色んなところにレプリカが存在する。
ニューヨークの女神像はアメリカ合衆国の独立100周年を記念し、独立運動を支援したフランス人の募金によって贈呈された。現在では世界遺産にも登録されている。
松明の炎が純金製で、足元には自由を象徴する千切られた足枷がある。
「コロンビア」は「コロンブスの国」という意味で、アメリカ大陸の発見者クリストファー・コロンブスにちなむ。

集める信仰こそ大きいものの、歴史が浅いことと、国家の擬人化という概念的な存在ゆえに個人としての性格を持たないことから、
基本的に依代となる者に憑依して疑似サーヴァントとして現界する。
味方の人数が関係する宝具やスキルを持つが、自分で分裂して頭数を増やせるため自己完結も可能。

バニヤンイベに出てきたやつの鯖設定妄想。


795 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/05(火) 14:25:02 gtAwXsAM0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】斛律光
【性別】男性
【身長・体重】176cm・72kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

カリスマ:C+
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。

【宝具】
『落鵰都督(これしゃちょうしゅなり)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:2〜20 最大捕捉:1人
 大鵰(オオワシ)を射止めて落鵰都督を号した事から得た宝具。弓矢としての形状を取る。
 攻撃対象が空中にいる場合、命中率とダメージ数値に有利な補正を得る。
 また、この宝具で射られた対象は飛行や跳躍など地上を離れる行動を一時的に封じられる。

『無愁夢断・明月西沈(うれいなきゆめはたたれる)』
ランク:A 種別:対軍 対国宝具 レンジ:99 最大捕捉:1000人
 その死を切っ掛けに国の滅亡が決定づけられた事が宝具にまで発展したもの。
 自らが致命傷を負った瞬間、消滅と引き換えに上空に小型の疑似満月を形成。
 5ターン後、疑似満月は地上へと落ち、一切合財を粉砕する。
 疑似満月は北周の進軍と国の滅亡を概念として形にしたものであり、守護の概念に対する特攻効果がある。

【解説】
 中国の南北朝時代、北斉の武将。字は明月。
 斜陽の北斉を支えた名将だったが後主(高緯)とその側近に妬まれ、粛清された。
 その死により北斉の滅亡は決定づけられたと言っても過言ではない人物。

 馬面にして彪身、神爽にして雄傑、言笑すること少なく、騎射に巧みだったという。
 高澄の狩猟に同道した際には大鵰(オオワシ)を射止めて「これ射鵰手なり」と評され、落鵰都督と号した。
 高澄の弟の高洋が東魏から禅譲を受けて北斉を建てると、
 敵国の北周の軍勢を幾度となく打ち破り、斛律光が来たと聞いただけで逃げ出す敵が現れるまでとなった。

 北斉は斛律光をはじめとした名将たちの活躍で軍事的には優位に立っていたが、
 政治面では鮮卑系武人と漢族を中心とする文人官僚が対立して内訌が絶えなかった。
 その上、時代が下ると皇帝側近の勢力が加わる三つ巴の情勢になり、斛律光もそれに巻き込まれることとなる。

 北斉の第5代皇帝である後主(高緯)は暗君で、奸臣達を信任して国力を衰退させ、重臣や王族たちを排除して軍事力を低下させた。
 特に斛律光は高名かつ厳格であり、奸臣達の意に従わなかったため、謀反を讒言されてしまう。
(この時「百升は上天を飛び、明月は長安を照らす」「高山は推さずして自ら崩れ、槲樹は扶けずして自ら竪つ」という
 国の滅亡と斛律光の即位を匂わせる流言を流されたという)

 後主(高緯)はこれをあっさりと信じ、斛律光を処刑した。
 名将にして忠臣であった斛律光の死を朝野は悲しみ、敵国である北周の武帝は喜びのあまり大赦を発したという。
 その後、北斉は北周に滅ぼされたが、武帝は斛律光が生きていたら滅ぼすことはできなかったと判断していた。


796 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/11(月) 19:16:10 a6dH4hJA0
【元ネタ】戦国時代
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】宇佐美定満
【性別】男性
【身長・体重】163cm・53kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運C++ 宝具C-
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。

【固有スキル】
軍師の忠言:A
 本来は軍師系サーヴァントに与えられるスキルだが宝具によって獲得。
 状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることができる。
 ランクが上がれば上がるほどその助言の正しい確率は向上し、Aランクであれば不測の事態がなければ100%的中する。

軍師の指揮:A
 本来は軍師系サーヴァントに与えられるスキルだが宝具に酔って獲得。自己を含めた軍としての力を最大限に引き出す。
 Aランクであれば、百戦錬磨の精鋭に等しい力を持つ。

航海:D
 船の操舵技術。

【宝具】
『越後流軍学(きょこうのぐんがく)』
ランク:C- 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 上杉家の軍師にして越後流軍学の祖――とされた事から得た宝具。
 自身に軍師の忠言、軍師の指揮スキルを与える。
 この際、付与されるスキルのランクは召喚された地域における上杉謙信の知名度によって左右される。
 不敗不死を要門の達徳とすることから、敗北ないし致命傷を負った瞬間、この宝具は消滅する。

『軍師定行最期の謀計(まつごのふなあそび)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 長尾政景を暗殺するために舟遊びに誘い、船の底を抜いて諸共に溺死した――とする伝説が宝具になったもの。
 船舶またはそれに類する乗り物に自身と相手が乗った際、両者ともに動きを20ターンの間、完全に封じた上で乗り物を沈没させることができる。
 相手がサーヴァントなど霊的属性を持つ場合、霊体化も不可能となる。
 ただし、アサシン以外の害意を自身か対象が受けた瞬間、この宝具による縛りは消滅する。
 
【解説】
 越後の龍とあだ名される上杉謙信に仕えた武将。
 上杉四天王の1人に数えられ、越後流軍学の祖として創作された軍師「宇佐美定行」――のモデル。
 上述の評価は後世の捏造で、実際はあまり重用されていなかったともいう。

 長尾為景(上杉謙信の父)と上条定憲の戦いでは、当初は為景側だったものの離反し、定憲側について戦うも為景に敗れた。
 為景の隠居後、長尾晴景が当主となるも、その器量は越後を治めるに足るものではなく、弟の長尾景虎(上杉謙信)が担ぎ出されることとなる。
 軍師「宇佐美定行」の伝説によれば、定行は長尾景虎(上杉謙信)側について長尾晴景を敗死させたとするが、
 実際は長尾晴景の隠居による平和的な当主変更が図られている。

 その後も「宇佐美定行」は長尾景虎(上杉謙信)に仕え方方の戦線で軍師として活躍し、忠臣として長尾景虎(上杉謙信)を支えたとされるが、
 実際の宇佐美定満はあまり力がなく、一時は長尾景虎(上杉謙信)から離反することもあった。
 また、知行の加増がなく家臣の戦意も薄いことを嘆いていることを示す史料もあり、
 家臣として名を残してはいるものの活躍は少なく、長尾景虎(上杉謙信)からはあまり評価されていなかったともいう。

 軍師「宇佐美定行」の最期は、
 一度、長尾景虎(上杉謙信)に背き、その後も不穏な動きを見せていた長尾政景を謀殺する為、
 野尻湖の舟遊びに誘い、事故死に見せかけて諸共に溺死した、というもの。
 しかし、実際の宇佐美定満の最期は記録にない。
 それどころか上杉謙信と長尾政景の抗争が終結した時点で確実な史料からは名前が消えており、いつ頃死去したかも不明瞭である。


797 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/13(水) 01:40:25 4UnFXPwY0
【出典】史実(?)
【クラス】アサシン/セイバー
【マスター】
【真名】河上彦斎
【性別】女性
【身長・体重】160cm・52kg
【属性・カテゴリ】中立・中庸・人
【地域】日本
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A+ 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断(E)
 自身の気配を消す能力。アサシンのクラススキル。ただし、彼女自身「影に潜み、殺す」という暗殺を得意とするわけではないため、最低ランクのEにとどまっている。
【固有スキル】
殺気遮断(A)
気配そのものを遮断するのではなく、その身に纏う「殺気」を遮断し、敵対者に殺意を悟らせないスキル。スキル「諜報」と似ているが、変装や智謀によって気配を敵対者だと認知させない「諜報」とは違い、「殺人」を日常に置くからこそ発生するもの。ごく当たり前のように人斬りを行っていたという彼女の逸話から生まれたスキル。
Aランクともなれば、そもそも「殺気」というものが彼女の中に存在しているのかすら怪しいレベル。

心眼(影)
暗殺の術を状況の中から見出すための、暗殺特化心眼スキル。
元から備えていた天賦の才を、日常的な人斬りで磨き上げてしまったがために、真とも偽ともいえぬ極めて特殊なものと化している。
通常の心眼スキルと、「人斬り」スキルが融合した複合スキルである。

二重召喚(E‐)
ダブルサモン。大変希少なスキル。彦斎の場合は、セイバークラスのスキルを追加で保有できる。ただ、彼女が「人斬り」である以前に1人の「剣士」だったから生まれたスキルであるため、ランクは最低中の最低ランク。やろうと思えばほかの幕末四大人斬りの面々も保有することが出来る……はず。その程度である。

対魔力(E‐)
魔術への耐性。無効化はできず、ダメージを軽減するのみ。このランクでは気休め程度。
元々神秘の薄い近世~近代の英霊であり、加えてそもそも二重召喚スキルで無理やり取得しているに過ぎないためである。

騎乗(E)
乗り物を乗りこなせる能力。「馬程度なら乗れる」とは彼女の弁。
ただ、これも二重召喚スキルに依るところが大きい。


798 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/13(水) 01:41:59 4UnFXPwY0
河上彦斎:続き


【宝具】
『地伏絶刀・血華繚乱(ちふくぜっとう・けっかりょうらん)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5 最大捕捉:1人
彼女が生前用いていた、極めて独特な構えから放たれる抜刀剣が宝具として昇華されたもの。魔剣ではなく宝具である。こと「抜刀術」というもの全般に対し彼女は補正を受けている。故に少し高めのBランク。これはとある後世の少年漫画の主人公が彼女(彼)をモデルとし、多種多様かつ強力な抜刀術を振るっていた為。
左膝が地面に着くかと思えるほど低く構えた姿勢から、右手一本で抜刀し、そのまま逆袈裟に敵を切り捨てる。そうして噴き出した鮮血は、彼女の辞世の句に描かれた赤き花を彷彿とさせる。そんな、彼女の生きざまをも象徴するかのような宝具。
―― 君が為め 死ぬる骸に 草むさば 
赤き心の 花や咲くらん――
 
【Weapon】
『孫六兼元』
 河上彦斎が愛用した太刀。
ただし、彼女自身生前から「刀というのは、人の骨が切れればそれで十分なのですが、まぁ刀で斬れば大抵骨も切れますから」といった趣旨のことを語っており、大して刀そのものにこだわりはない。よって、刀が何かしらの影響で使えなくなったら平然と捨てる。
武士の魂とは、刀ではなくその生きざまである。とは、彼女の弁。

【解説】
尊皇攘夷派の日本の武士。幕末四大人斬りの一人。
「人斬り彦斎」「ハラクチの彦斎」などと呼ばれる。
史実においては、一見して女性にも見える男性と伝えられているが、この世界では、なんということはない。男性にも見える女性だった。歴史とは、時に単純である。(Fateシリーズ定番の女体化枠)
1834年、肥後細川藩熊本城下の新馬借町で、下級藩士小森貞助とその妻和歌の次男として誕生。その後、同藩の同じく下級藩士の河上源兵衛(または彦兵衛)の養子となり、名を彦斎と改めた。
1863年(文久3年)8月18日の政変後、長州へ移り、三条実美の警護を務める。
その後、1864年(元治元年)6月の池田屋騒動で新選組に討たれた宮部鼎蔵の仇を討つべく再び京へ向かう。
同年7月11日、公武合体派で開国論者の重鎮、佐久間象山を斬る。
この象山暗殺以降、彦斎は人斬りを行なっていない。
また、これ以前としても明確に記録に残っている人斬りは佐久間象山暗殺しかなく、しかしその残忍性などから、日常的に記録に残らない暗殺を行っていたものと推測されている。
第二次長州征伐の折、長州軍に参戦、勝利をあげる。
1867(慶応3)年に帰藩するが、熊本藩は佐幕派が実権を握っていた為投獄される。
このため、大政奉還、王政復古、鳥羽伏見の戦いの時期は獄舎で過ごす。
1868年(慶応4年)2月出獄。
佐幕派であった熊本藩は、彦斎を利用して維新の波にうまく乗ろうとするが彦斎は協力を断る。
維新後、開国政策へと走る新政府は、あくまでも攘夷を掲げる彦斎を恐れた。
二卿事件への関与の疑いをかけられ、続いて参議広沢真臣暗殺の疑いをかけられ1871年1月13日(明治4年12月4日)日本橋小伝馬町にて斬首。
辞世の句は、
・君が為め 死ぬる骸に 草むさば 赤き心の 花や咲くらん
・君を思い君の御法に死ぬる身を ゆめ見こりなそつくせ世の人
・かねてよりなき身と知れど君が世を 思う心ぞ世に残りける

なお、史実においては妻・てい(天為子)と息子・彦次郎をもつ。
大変妻と息子には優しく、甘い人物だったそうである。
この世界においては、双方とも性別逆転。夫と娘を持つ。
このため、聖杯には「夫と娘と、この世でもう一度家族として生をやり直したい」と望む。
自身の生きざまについては後悔はないが、残してしまった家族が心残りのよう。


799 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/13(水) 22:19:14 4dTVJNN.0
【元ネタ】三国志
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】徐庶 元直
【性別】男性
【身長・体重】171cm・64kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 正しい調教、調整が施されたものであれば万全に乗りこなせる。

【固有スキル】
軍師の忠言:B
 軍師系サーヴァントに与えられるスキル。
 状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることができる。
 ランクが上がれば上がるほどその助言の正しい確率は向上する。

軍師の指揮:A
 軍師系サーヴァントに与えられるスキル。自己を含めた軍としての力を最大限に引き出す。
 Aランクであれば、百戦錬磨の精鋭に等しい力を持つ。

無力の殻:A
 任意のタイミングで、固有スキルが発動せず、能力値も落ち込み、サーヴァントとして感知されなくなる状態になれる。
 曹操に仕えている間、軍師としての働きを見せなかったという逸話から。

医術:C+
 山の植物を調べ上げ緑色の薬“花萼丸”を開発し百姓を救い“花萼老祖”と呼ばれた、という民間伝承から医術スキルを有する。
 なお、このスキルは現代を基準で比較するものではなく、サーヴァントの生きた時代の基準で判断するものとする。

【宝具】
『生門解錠・景門開通(はちもんきんさ、やぶれたり)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:300人
 三国志演義において曹仁の八門金鎖の陣を破った逸話から得た、
 自身や味方に相手の急所や勝負の勘所を悟らせる宝具。
 発動から3ターンの間、対象に取った者に対する敵対的干渉が成功した場合、クリティカルとして扱われる。

『臥龍岡に伏龍あり(すいぎょのこうとなりうるや?)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 自身が現世から退去するのと引き換えに、マスターに英霊・諸葛孔明の召喚を試みさせることができる。
 クラスは適正があるクラスからランダムに選択されるが、
 諸葛孔明はマスターとなる人物が主足りえる器か討論し、納得しなければ召喚を拒否し、英霊の座に戻ってしまう。
 孔明の召喚に失敗すれば徐庶が現世から消滅するだけの無意味な自滅となるリスクを孕む宝具。

【Weapon】
『撃剣』
 
【解説】
 後漢、三国時代の政治家。
 三国志演義では諸葛亮に先立って劉備軍に仕えた軍師として扱われる。

 元々は侠(無法者)の類で撃剣の術に優れたが、
 仲間の敵を討った後、狂人を装って逃亡するも役人に捕らえられてしまう。
 仲間の助けで脱出した後は剣を捨てて学問に励んだ。
 元は無法者だったために恐れられたが、徐庶は謙虚に振る舞い、経学に精通するようになったという。

 その後、董卓の暴政を逃れて荊州に赴き、諸葛亮と出会う。
 徐庶は諸葛亮を高く評価し、彼が管仲、楽毅に匹敵する人材だと自負するのを笑わなかったという。
 
 荊州に(後に蜀漢を建国することとなる)劉備が現れると、彼に仕えた。
 この際、三国志演義では劉備軍の軍師となって曹仁の軍勢を打ち破った逸話が記されるが、
 正史では徐庶の活躍は見受けられない。

 一方、正史・演義共通の功績として諸葛亮の推挙が挙げられ、
 徐庶の言葉に興味を惹かれた劉備は、三顧の礼を以って諸葛亮を招聘し、自らの腹心として遇した。

 曹操が大軍を率いて南下を開始し、老母が捕らえられたのを知ると
 徐庶は孝心から劉備軍からの離脱を決意し、曹操の下に赴いた。
 以後は曹操の下で働き、右中郎将・御史中丞にまで出世している。
 しかし、後年の諸葛亮はこれでも彼の能力には不十分だったと思っていたようで「魏は取り分け人物が多いのだろうか」と嘆いている。

 なお演義では曹操に仕えたのは魏の軍師・程イクが老母からの手紙を偽装して送った結果であり、
 諸葛亮を推挙したのは自らが劉備軍を去る為の置き土産という形になっている。
 なお、この事を知った老母は自害し、以後、曹操のために献策することはなかった。

 諸葛亮ほどではないにしても民間では神仙化の伝承があり、
 それによれば花岳山に隠居した後、仙人となり、また緑色の薬“花萼丸”によって百姓を救った。
 この事から花萼老祖と呼ばれていた、という。


800 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/13(水) 23:36:08 1yC.XuKQ0
【元ネタ】史実 日本:明治以降
【CLASS】セイバー
【真名】艦船・宗谷
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+++ 耐久C 敏捷F 魔力B 幸運EX 宝具A+

【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
装備英霊:A+
 武装に込められていた『記憶』を付喪神のような状態でサーヴァントとして呼び出したもの。
 このスキルを持つ状態で呼び出すことができた場合は操舵手や担い手を無しでの自動稼働が可能となる。
 規模の小さい魔術師家系が艦船級を呼び出す場合はほぼ必須。

 本来このスキルは、武装に残る使用履歴によって存在すると仮定した精神構造を軸として肉付けしたものであるため、
 艦船級や列車砲級を呼び出す場合必須とはいえあまりに脆く常に霞みかかっている。

 ただしこの船に限っては『人の手に頼らない完全な自力行動』を行った為に最上位のスキルとして、
 本来宿っていた付喪神のような存在を召喚することに成功している。

幸運:EX
 物理法則、魔術理論を捻じ曲げるほどの異常幸運。
 運判定により宝具やスキルの発動すら無効化する。
 ただし乗組員や仲間があやかれるとは限らないうえたまにキツい反動が来る。

対氷装甲:D+
 極低温度やそれを伴う攻撃への耐性。
 船の機能として本来はA〜Bの高ランクで保有していたが南極で「本物を味わった」ためにランクが低下している。

索敵:C
 索敵機能。
 周囲の物体に反応してその性質と距離方角を推測する。
 ソナーやレーダーの派生スキルなので一応暗視もできる。

仕切り直し:A++
 戦闘から離脱する能力。
 また完全に敗北した戦闘を離脱し自身の全ての条件を初期値に戻す。
 トラック空襲にて死亡判定をされ退艦放棄されたが波に乗って逃げだしたという逸話から最上位として保有している。

神性:E
 万物に宿るという八百万神に類似した存在。

【宝具】
『我が進撃を妨げるモノ無し(ラズルシティリ・ステニィ)』
ランク:A++ 種別:対壁宝具
 「かたいもの」を破壊する事に特化した突進宝具。

 運命を打ち砕く奇跡の船、または氷砕船としての逸話から抽出されたもの。
 自身の艦首側船底を巨大な剣として叩き付ける事により対象を粉砕する。
 その破壊機能はすさまじく、攻撃対象が「かたいもの」であれば神話級の聖盾であろうと神殿であろうと数発かからず粉砕する。 

 ただし「結界」や「断層」といった「よせつけないもの」へは攻撃が通るわけではないので弾かれる場合がある。
 また「無敵」や「不屈」の概念が付与された「こわれないもの」にもダメージを与えることはできない。
 あくまで「耐久値を吹き飛ばして崩壊を与える」がこの宝具の効果であるため「耐久値がないもの」には通用しない。

 「かたいもの」でない場合でも破壊特効とは関係なく重量で普通に押しつぶすことはできる。
 その場合は宝具ではないため必然的に神秘が薄くなる。


【Weapon】
船体:自らの体そのもの。

マスターの勘違いによっては船体にドリルが付く場合がある。

【解説】
大日本帝国海軍特務艦「宗谷」
または、
南極観測船「宗谷」

日本初の南極観測を成し遂げた『不可能を可能とする船』

元はソビエト連邦向けの貨物船として建造された天領丸型輸送船二番船であったが、
建造途中に日中戦争が激化、引き渡しは難しいと判断されそのまま日本国内で進水。
その後、対氷能力とソナー機能に目を付けた日本海軍が買取り測量艦及び輸送艦として運用される。

太平洋戦争ではその運命を捻じ曲げるほどの豪運が幾度となく発露し、

「命中すると思った魚雷が船底を潜り抜けた」「命中した魚雷が故障していたため不発だった」
「空襲に巻き込まれ小破座礁し退艦放棄されたが満潮で浮揚し海流に乗って自力離脱した」
「敵機が捨てたガソリンタンクが艦橋に命中し流石に終わったと思ったが換気終了するまで何事もなかった」

戦後に南極観測船候補として挙げられた際はそういったバケモノじみた豪運を魅入られ選出されたという。


メンタルモデルや擬人化ではなく船に宿っていた付喪神のような存在を呼び出したという設定。
よって船体は体ではあるが宝具であり、それは本体ではないためただ沈没や大破をしても即敗北にはならない。


801 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/14(木) 00:11:52 axPd8WZI0
出典】史実
【クラス】ランサー
【マスター】
【真名】真田左衛門左信繁
【性別】男性
【身長・体重】150cm・57kg
年齢を加味しても意外と小男。でも筋肉質で重い。
【属性・カテゴリ】中立・悪・人
【地域】日本
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具B
概ねランサーの基本ステータス。
【クラス別スキル】
対魔力(D)
魔術に対する耐性。一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
カリスマ(C+)
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。C+ランクでは、国家運営は難しい。だが、志を共にする仲間であればその繋がりは死をも厭わないものとなる。

勇猛(C)
威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、格闘ダメージを向上させる。
信繁の場合、セイバー・アーチャー・ランサーでの召喚時のみ保持可能。

真田の軍略(C+)
父:真田昌幸から受け継いだ、数多の戦術の象徴。多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。
昌幸、信繁、また信繁の兄である真田信之がこのスキルを所持し、三者ともこと防衛戦において高い補正を得られる。

六文銭の覚悟(B)
真田家の象徴、六文銭が暗喩する精神がスキルと化したもの。
使用すると、自身に掛かった防御バフを全て解除し、幸運値を低下させる。しかし逆に、筋力と敏捷にボーナスを得、騎乗スキルのランクを上昇させる。
また、使用中は一時的な「狂化」にも似た状態になる。
全ての防御をかなぐり捨て、一度の突撃に全てを懸ける。

騎乗(B)
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
Bランクでは大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。

【宝具】
『出城曲輪真田丸(でじろまがりわさなだまる)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:20 最大捕捉:1000人
彼がその名を日本中に知らしめることとなった、大坂冬の陣における真田軍の砦、「真田丸」を顕現させる。真田丸内部においては、大坂冬の陣、そして夏の陣で信繁と共に戦い、そして散っていった、高梨内記、堀田作兵衛などをはじめとした多くの武将・兵士たちを簡易的なサーヴァントとして召喚することが出来る。
多くの軍勢であればあるほど、この宝具による防衛時には高いボーナスを得ることが出来る。
 
【Weapon】
『赤備え・十文字槍』
信繁が愛用していたとされる槍。両鎌槍と呼ばれる槍を強化・改造して作ったもの。柄は朱色に染められていたという。
赤備えの鎧とともに、装備しているだけで真名が露呈しかねない武具であるため、普段はランサークラスでの召喚であろうとも専ら刀剣で戦う。

【解説】
安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。真田昌幸の次男。通称は左衛門佐で、源二郎(源次郎)とも。真田幸村(さなだゆきむら)の名で広く知られている。

豊臣方の武将として大坂夏の陣において徳川家康の本陣まで攻め込んだ勇敢な活躍が、江戸幕府や諸大名家の各史料に記録され、「日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」と評されるようになった。後世、そこから軍記物、講談、草双紙(絵本)などが創作され、さらに明治-大正期に立川文庫の講談文庫本が幅広く読まれると、真田十勇士を従えて宿敵である家康に果敢に挑む英雄的武将というイメージで、庶民にも広く知られる存在となった。

此度の現界においては、そういった「英雄:真田幸村」としての側面ではなく、「戦国武将:真田信繁」としての召喚となっている。その為、多くのステータスやランクが若干控えめ。
肉体面、および精神面に関しても、「武将:真田信繁」が名を知られることとなった大坂の陣の頃であるため、既にアラフィフ(大阪城入城時、信繁すでに48歳)。体のあちらこちらにガタを感じているという。
ランサークラスでの現界であるが、他にもセイバー・アーチャー・ライダー・キャスターには少なくとも適性を持つ。バーサーカーに該当できるかは不明。


802 : 僕はね、名無しの妄想屋さんなんだ :2019/03/14(木) 01:07:53 axPd8WZI0
【出典】史実・創作
【クラス】ランサー
【マスター】
【真名】真田幸村
【性別】男性
【身長・体重】180cm・92kg
【属性・カテゴリ】秩序・善・人
【地域】日本
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力(B)
魔術に対する耐性。Bランクでは、魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
日本一の兵(A)
敵軍である徳川方からも「日本一の兵」と称えられた幸村の武勇がスキル化したもの。
「カリスマ」と「勇猛」の複合スキル。それぞれCランク、Aランク相当の効果となっている。

軍略(E)
多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。
創作や物語における「真田幸村」は、戦略や智謀を用いる場面が少なく、民衆にそのような印象を持たれていないため、ランクは「真田信繁」時よりも低く、ただの「軍略」である。

六文銭の覚悟(B)
真田家の象徴、六文銭が暗喩する精神がスキルと化したもの。
使用すると、自身に掛かった防御バフを全て解除し、幸運値を低下させる。しかし逆に、筋力と敏捷にボーナスを得、騎乗スキルのランクを上昇させる。
また、使用中は一時的な「狂化」にも似た状態になる。
全ての防御をかなぐり捨て、一度の突撃に全てを懸ける。

騎乗(B)
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
Bランクでは大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。

可能性の光(B)
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自分が手掛けた偉業も、実際には関わりのない物語・創作も、全てを一身に受け止めた偶像が英霊「真田幸村」であり、現界した彼は「期待」と「可能性」の具現として振る舞う。その在り方は、とあるフランス皇帝に酷似している。可能性の光、虹の如く。

【宝具】
『出城曲輪真田丸(でじろまがりわさなだまる)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:15 最大捕捉:700人
彼がその名を日本中に知らしめることとなった、大坂冬の陣における真田軍の砦、「真田丸」を顕現させる。真田丸内部においては、大坂冬の陣、そして夏の陣で信繁と共に戦い、そして散っていった、高梨内記、堀田作兵衛などをはじめとした多くの武将・兵士たちを簡易的なサーヴァントとして召喚することが出来る。
多くの軍勢であればあるほど、この宝具による防衛時には高いボーナスを得ることが出来る。
真田信繁時よりも、真田丸やその周りの臣下たちの存在が薄いためかランクが低い。

『いざやご覧あれ、我等が勇姿(さなだじゅうゆうし)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:1~100人
創作に非常に近い「真田幸村」が故に使用できる宝具。
猿飛佐助、霧隠才蔵をはじめとした真田十勇士を召喚する。全員がEランク相当の「単独行動」スキルを有したサーヴァントであり、各々の判断で行動する。
前述の『出城曲輪真田丸』とも併用しでき、真田丸内部で戦わせることも可能。ただし、その分魔力消費は甚大。
 
【Weapon】
『赤備え・十文字槍』
幸村が愛用していたとされる槍。両鎌槍と呼ばれる槍を強化・改造して作ったもの。柄は朱色に染められていたという。
赤備えの鎧とともに、装備しているだけで真名が露呈しかねない武具であるため、普段はランサークラスでの召喚であろうとも専ら刀剣で戦う。

【解説】
安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。真田昌幸の次男。
非常に知名度の高い武将。

此度の現界においては、創作などにおける活躍などもひっくるめた「庶民のヒーロー:真田幸村」としての召喚。一般に根付いた「幸村 = 十文字槍」というイメージから、この英霊はランサークラス以外での召喚は基本不可能。
名前ぐらいは誰でも知っている、という知名度の高さであるため、極めて高いステータス補正を受けている。肉体面に関しても、「日本一の兵」という言葉から来るイメージからか、信繁とは違い極めて精悍な顔つきをした青年となっている。
その他、属性なども大きく変化している。必要あらば智謀も裏切りも平然と用いられる真田信繁とは違い、主君に最後まで仕え、大きな敵に対しても一歩も退かず悠然と立ち向かう。その姿は正に、庶民が物語の中に描いた理想の英雄像にして理想の武者(もののふ)の姿。マスターに忠実に仕えるが、決して裏切り行為などは行わない。そのようなことがあれば、あるいはマスターにそう指示されたとしても、彼はマスターに毅然と忠言するだろう。それこそが、英雄譚に描かれる忠義の士の在り方であるから。


803 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/14(木) 17:15:45 l6dP7qao0
【元ネタ】ギャシュリークラムのちびっ子たち
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ギャシュリークラム
【性別】?
【身長・体重】175cm・45kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C- 耐久E++ 敏捷C 魔力E+++ 幸運E 宝具A+

【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

単独顕現:C
単独で現世に現れるスキル

気配感知:B
サーヴァントの気配を感じとるスキル
近くのサーヴァントは正確に位置を見分け、遠くてもおおよその位置を把握する

対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
認識改変:C++
サーヴァントの形や人格の認識を改変させる
背丈や骨格などの認識は変わらないものの性別、口調などが見る人により認識が変わってしまう
ギャシュリーを見た人がギャシュリーはこういう人だろうという意識を
そのまま見た人に認識させる


【宝具】

『23の呪われた子供達(カウンティングチルドレン)』

ランク:A+ 種別:対人 レンジ:10000 最大捕捉:23
聖杯戦争が始まると共に自動発動する宝具
聖杯戦争の場所となる地域に居る名前の頭文字がA~Zまでの23人の子供を対象に呪いを憑ける
該当する子供がいなかった場合は該当する子供を出現させる
呪われた子供は時間がたつにつれ命を保つ運を吸われていき聖杯戦争が終わるまでに何らかの形で死に至る
呪われた子供が死ぬ度にサーヴァント自身の宝具以外のステータスに+++する
子供が最後の一人の時点で宝具以外のステータスがランクEXとなる
このサーヴァントが死んだと同時に呪われた子供の一人を強制的に死なせこのサーヴァントを蘇らせることが出来る
ただしこのサーヴァントが呪われた子供に対して干渉ができない
呪われた子供が全員死んだと同時にこのサーヴァントは強制的に座に帰す

【Weapon】
黒いこうもり傘

【解説】
著者エドワード・ゴーリーの大人向けの絵本にある『ギャシュリークラム』その人
人物像などなきに等しく表紙の姿しかわからない
聖杯戦争においては早期決着が求められる時に異例として召喚されるサーヴァントで
サーヴァントを殺すためのサーヴァントであるためクラスはアサシン
例外のサーヴァントのため正式には聖杯戦争に参加してはいない
そのためこのサーヴァントは聖杯戦争で勝つことはなくただの乱入者のような者だ
言葉を話すことは少なく最小限範囲でしか話さない
聖杯にかける望みはない


804 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/14(木) 22:09:31 .Qkbs/oc0
【クラス】アサシン

【真名】水澤悠

【出典】仮面ライダーアマゾンズ

【性別】男

【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具B+(アマゾンオメガ)

筋力B 耐久B 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具B+(アマゾンニューオメガ)

【属性】
混沌・善

【クラススキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 対アマゾン用の特殊対策機関から5年間身を隠していた実績から。

【保有スキル】
気配感知:B
 サーヴァントの気配を感知できる。近距離ならば、同ランクまでのスキル「気配遮断」を無効化できる。

補給:A
 彼を構成するアマゾン細胞はタンパク質を好み、摂取度合いがコンディションに影響を及ぼす。
 補給が十分なら基礎ステータスの向上、治癒再生効率の上昇、魔力消費の軽減といった恩恵を受けることが可能。
 逆に補給が十分でない場合、上記の恩恵が反転して悠を襲う。

戦闘続行:A
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 アマゾン細胞に由来する再生力。タンパク質の補給が十分なら、上記スキルとの相乗効果により、ランク以上の効果を発揮する。

狂喜:C
 戦場における異常なまでの精神高揚。
 戦闘中、威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する。また痛覚などのバッドステータスによる行動制限を緩和する。

全てを守りたい:E
 人でもアマゾンでも、守りたいものを守るという誓い。
 生前、心を通わせた少女のアマゾンを喰らった事で大きくランクを落としている。
 精神耐性を示すスキルであり、精神干渉の効果を多少減衰させる。


【宝具】
『最後と呼ばれし流離者(アマゾンオメガ)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人(自身)
 トラロック作戦を潜り抜け、食人に手を染めなかった第三のアマゾンとしての在り方が宝具に昇華されたもの。
 悠は「魔獣・怪物を対象にした攻撃」を無条件で回避する。
 また、下記の2種類のドライバーを呼び出し、使用することで自身の肉体を兵器化させることが可能。
 いずれの形態も格闘戦を得意とし、アマゾン細胞から生み出した装備や手足のエッジを武器とする。


【weapon】
「アマゾンズドライバー、ネオアマゾンズドライバー」
悠が変身に使うツール。念じるだけで腰部に出現させることが可能。


【人物背景】
野座間製薬の重役、水澤令華の息子。
その正体はアマゾン細胞に令華の遺伝子を組み込んで生み出された半人半アマゾンとでも言うべき存在。令華曰く、最高傑作。
引きこもり状態で暮らしていたが、食人衝動を抑える薬物の投与を拒んだことで、アマゾン細胞が覚醒。
「人か怪物か」という苦悩の中、脱走したアマゾンを狩る駆除班に配属され、彼らと共に戦いに身を投じる。
静かに暮らすことを望むアマゾン達との出会いをきっかけにアマゾン駆除に躊躇いを覚えるようになった彼は、駆除班のメンバーを襲った同僚であるアマゾン「マモル」との対話を経て、アマゾンとして生きることに決める。

しかしアマゾンを守りはするが、アマゾンを狩る人間と敵対する意思を見せない彼とアマゾンの間には、いつの間にか一線が引かれていた。
溶原性細胞の災禍の際は単独で事態の解決に奔走。やがてアマゾンも家畜化された者達を除いてその殆どが駆除され、己が立てた誓いに自ら背いた彼は何処かに姿を消した。


805 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/14(木) 22:11:42 .Qkbs/oc0
【クラス】バーサーカー

【真名】鷹山仁

【出典】仮面ライダーアマゾンズ

【性別】男

【ステータス】筋力A+ 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具B(アマゾンアルファ)

【属性】
秩序・狂

【クラススキル】
狂化:C
 耐久と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。

【保有スキル】
心眼(偽):B
 視覚妨害による補正への耐性。
 第六感、虫の報せとも言われる、天性の才能による危険予知である。

戦闘続行:B
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 ガトリングで撃ち抜かれようと、致死毒の中であろうと仁は戦闘を続けることが出来る。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
 愛した女性を、血を分けた息子を葬ろうと止まる事の出来ないその生き様。

食人鬼狩り:B
 食人の逸話を持つ英霊・マスターなどに対するダメージ値を増加させる。
 人を食うのであれば、怪物でない純粋な人間であろうと対象になる。

不殺:-
 人間は殺さない、というコード。生前に捨てた為、ランクを喪失している。
 精神耐性を保証するスキルであり、これがある事で狂化のランクが高くなり過ぎない。


【宝具】
『始まりの男が行くのは無限の荒れ野(アマゾンアルファ)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:自身
 アマゾン、という人食いの新生物の始まりであることを示す宝具。
 英霊となった事で、半神や魔獣、サイボーグなどを除く「純粋な人間」に対して、殺害特権を所持するに至った。
 ニンゲンと対峙した際、筋力・敏捷・耐久判定の成功率が自動的に大きく上昇する為、有利に戦闘を行う事が可能。

 下記のアマゾンドライバーを用いる事で、異形に変身する事が可能。
 変身時に放つ熱風は、戦況を仕切り直すほどの威力を誇る。変身後は兵器化した肉体を用い、徒手空拳で敵を圧倒する。
 視力を失った状態で現界している為、体術を十全に振るう事が出来ず、代わりに攻撃を繰り出した相手を掴み、捕らえてから仕留めるスタイルをとる。


【weapon】
「アマゾンドライバー」
仁をアマゾンアルファに変身させるベルト型ツール。
生前とは異なり、意識するだけで腰部に呼び出すことが可能。
左のグリップを捻る事で、変身機能が発動。戦い漬けの日々を送った為か、バーサーカーとして狂気に沈んだ後もスムーズに変身動作を行う。


【人物背景】
野座間製薬特殊研究開発本部に勤務していた細胞生物学者。
食人細胞「アマゾン細胞」の危険性に気づき、実用化に反対していた彼は、アマゾン細胞から生まれた実験体の出奔を機に後天的にアマゾンとなる。

豪放磊落な態度とは異なり、責任感が強く、誕生に関わったアマゾンに対しても自責の念を抱いている。
しかし、危機管理能力は低いと言わざるを得ない。
アマゾンを滅ぼすトラロックガスが散布された街に飛び出し、狂乱のまま我が子ともいえるアマゾンに襲い掛かる。
その結果、理性が崩壊した彼は人間に感染するアマゾン細胞、溶原性細胞に纏わる災厄の幕を開けてしまう。

溶原性の災厄が終わった後、彼の細胞から畜産化された草食アマゾンが生み出される。
最後はニンゲンとアマゾンの間に立つ青年によって討たれたという。


806 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/14(木) 22:12:30 .Qkbs/oc0
【クラス】バーサーカー

【真名】前原淳

【出典】仮面ライダーアマゾンズ

【性別】男

【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具B(アマゾンシグマ)

【属性】
中立・悪

【クラススキル】
狂化:E-
 凶暴化する事で能力をアップさせるスキルだが、理性を残しているのでその恩恵はほとんどない。
 肉体が"痛みを知らない"状態となってリミッターが外れているが、それでも向上値は微々たるもの。

【保有スキル】
心眼(真):C
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

直感:C
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。

無我:B
 アマゾンとして蘇生した事で、自我や情動が希薄になっている。
 あらゆる精神干渉を高確率で無効化し、かつての仲間すら手にかける事が可能。

戦闘続行:B
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、致命的な傷を受けない限り生き延びる。
 アマゾン細胞由来の高い再生力。


【宝具】
『黄泉軍を吊る銀鎖(アマゾンドライバー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 バーサーカーの細胞を兵器化させ、高い戦闘力をもたらすベルト。
 生前とは異なり、意志一つで腰部に出現。左側のアクセラーグリップを捻ることで、淳は銀色の体色を持つアマゾンシグマに変身する。
 痛覚遮断機能が搭載されており、行動不能になるまで戦い続ける事が出来るが、これは自身のダメージを把握できないという欠点にもつながっている。
 変身中にアクセラ―グリップを捻ることで、必殺技の発動が可能。


【weapon】
ベルトの右側、バトラーグリップが生成するナイフ、槍、鎌、鞭。

【人物背景】
野座間製薬で生み出され、脱走した実験体アマゾンを狩る駆除班のメンバー。
同僚の大滝竜介が変化したトンボアマゾンに殺害されるも、その死体は新型のアマゾンとして復活を遂げる。
生前の人格、記憶を残すが、言動からは人間味が消失。
駆除班や他のドライバー保有アマゾンを襲撃するも、最後は共闘した彼らによって討たれる。


807 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/15(金) 07:26:16 c8IO7iE.0
【クラス名】バーサーカー

【出典】シャドウハーツ

【性別】男

【真名】ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ

【属性】中立・善

【パラメータ】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具A++

アモン 筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A++(狂化補正無し)

天凱凰 筋力A 耐久A 敏捷A 魔力A+ 幸運D 宝具A++(狂化補正無し)


【クラス別スキル】
狂化:-(E〜A)
 通常時は一切機能していない。
 フュージョンを発動すると、カッコ内のランクに修正。
 1ターン経過するごとに、ランクが一段階上昇。能力の更なる向上と引き換えに、ウルの理性が削れていく。


【固有スキル】
単独行動:B
 その人生に付き纏う孤独。
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

神殺し:C
 星の彼方からやってきた神を殺した男。
 神性の持ち主に対し、与えるダメージが増加する。

ハーモニクサー:A-
 封じた怪物を抑え込む鋼の魂。
 他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。
 ただしクラス補正により、狂化スキルに対しては抵抗できなくなっている。

魔力放出:-(A+)
 通常時は一切機能していない。
 フュージョンを発動すると、カッコ内のランクに修正。
 自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 強力な加護のない通常の武器では一撃の下に破壊されるだろう。



【宝具】
「破壊の凶神(アモン)」
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1〜1000
 自身の内に封じ込めた破壊神の魂と融合する。
 破壊の魔力を光芒として放つ他、いかなる負傷も一瞬で完治させる事が可能。
 あらゆる事象を否定する力を持ち、Aランク以下の防御系のスキル・宝具を破壊することができる。

「この星とあの子の未来のために(天凱凰)」
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1〜1000
 自身の内に封じ込めた星の守護神の魂と融合する。
 星の力そのものを己の魔力として放ち、「地球で生まれたもの」の生命を吸い上げる力を持つ。
 また、任意のステータスを最大:A++まで強化する事が可能。
 かつて上海を瞬く間に壊滅させたその力は、宝具化したことで大きく削ぎ落とされている。


【weapon】
「レザーグローブ」
殴る男の皮手袋。


【人物背景】
内に封じた怪物の魂と融合、その力を引き出す「フュージョン」の使い手。
自身の能力をひどく恐れているが、普段はそんなことをおくびにも出さず、冗談と軽口で周囲を和ませる。
両親を失ってからは、頭の中に聞こえる「声」に従って旅を続けてきた。
魔術師ロジャーの手からアリス=エリオットを救い出した時、彼の運命は動き始めた。


808 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/15(金) 07:27:05 c8IO7iE.0
【クラス】セイバー

【真名】ゾッド

【出典】ベルセルク

【性別】男

【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具EX

【属性】
混沌・悪

【クラススキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【保有スキル】
無窮の武練:A
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。心技体の完全に近い合一により、いかなる地形・戦術状況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
 ミッドランドの傭兵の間で神とすら謳われる、戦場の伝説。

狂喜:B
 戦場における異常なまでの精神高揚。戦闘中、威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する。
 また痛覚などのバッドステータスによる行動制限を受けない。
 思考能力の低下等は無いが、ゾッドは強敵との仕合を何よりも楽しみとし、邪魔するならマスターにさえ気概を加えるだろう。

戦闘続行:A+
 霊核が破壊された後でも、最大5ターンは戦闘行為を可能とする。
 使徒としての高い再生力と、戦闘を好む気質の相乗効果。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。


【宝具】
『神約・不死の魔獣(リインカーネーション・ゾッド)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人(自身)
 超越的な力を呼び出し、大切なものを捧げて手に入れた魔として生命。
 開帳する事で使徒としての形態に移行し、蝙蝠の翼と雄牛の両足を持つ悪魔のような巨躯に変貌。
 展開中は筋力と耐久が1ランクアップし、Bランクの飛行スキル、再生スキルを獲得。
 あらゆる負傷を瞬時に治癒しながら敵を蹂躙する戦力を得るが、マスターに相応の魔力消費を強いる。



【weapon】
無銘:大剣

【人物背景】
ミッドランドの傭兵の間で、神のように語られる戦士。
その正体は使徒。強者を求めて300年以上戦場をさまよっていた彼は、鷹の団の団長グリフィス、切り込み隊長ガッツと出会う。
グリフィスの持つ真紅のベヘリットと彼らの絆に興味を抱き、死の予言を残してその場を去った。

自らの上位たるゴッドハンドに忠実な半面、自分と同じ使徒達を軽く見ている部分がある。
ゴッドハンドと敵対する髑髏の騎士を好敵手とみなし、人の身で蝕を乗り越えたガッツとの戦いを望む戦闘狂。


809 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/15(金) 07:28:42 c8IO7iE.0
【クラス】アーチャー

【真名】島鉄雄

【出典】AKIRA(劇場アニメ版)

【性別】男

【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力A++ 幸運D 宝具B

【属性】
混沌・中庸

【クラススキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【保有スキル】
蛮勇:D
 超能力を得たことによる全能感がもたらす攻撃性。
 同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを向上させるが、視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。

サイコキネシス:A++
 戦車を潰し、地形を一変させるほどの念動力。
 障壁のように展開する事で防御にも使用可能。視界に納めていれば砲弾程度は軽く防いでしまう。
 感情の高ぶりによってその威力は爆発的に増大する。念動波そのものは対魔力スキルで減衰されるが、周囲の物体を投擲する場合はその限りでない。

飛行:B
 超能力により飛行する。飛行中の敏捷値はスキルランクで計算する。

頭痛持ち:C
 超能力のコントロールが十全でないが故の肉体疲労による頭痛。
 アーチャーのクラスに嵌められたことで右腕を失う前の状態で固定されている為、自滅の危険が無い分生前に比べればマシである。

【宝具】
『全人類に眠るもの(アキラ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人(自身)
 宇宙の絶対のエネルギーとも言われる、人類にはまだ早すぎる力。
 鉄雄に上記スキルをもたらした力。生前はコントロール不全により自滅に至ったが、英霊に至った事でこの欠点を克服している。

【weapon】
なし。


【人物背景】
2019年の東京湾上に建つ「ネオ東京」で暮らしていた暴走族の少年。
いつものように暴走していたある晩、皺だらけの少年と衝突した結果、彼は警察に連行されてしまう。
その際に超能力に開花した彼は、自分を捕らえていた研究所の職員を殺害しつつ、身についた能力で施設を破壊して脱走。
自らの中に入り込む「アキラ」を目指し、「アキラ」が封印されている開催を控えるオリンピック会場地下に軍を退けながら進んでいった。

同じ養護施設で育った金田正太郎は幼馴染であり親友なのだが、強引な彼に不満を感じていた。
超能力を得た事で溜まりに溜まった鬱憤を晴らすように暴れる鉄雄はコンプレックスを増大させており、自らの念動力で崩壊させた会場で金田と対決する。
金田を打ち負かすも軍が衛星レーザーを照射。右腕を失うもレーザー衛星を破壊した鉄雄は、瓦礫を義手にするとスタジアムに退避した。
最終的に能力の制御が利かなくなり、膨張する肉塊になり果てるもアキラ覚醒により発生した光の中に消える。

金田を疎ましく思っていたのは事実だが、最後に助けを求めたあたり長く続いた友情も偽りではない。
座に至った事で彼に対する鬱屈した感情は晴れているが、覚醒以前の彼より攻撃的なのは変わらず。マスターが偉そうに出たなら、逆上して殺害する事もあり得る。

最も適性があるのはアヴェンジャー。
アヴェンジャークラスの場合、義手の右腕を触手のように扱うことが可能。
さらに宝具『全人類の先駆け(アキラ)』が追加され、対城宝具級の破壊を引き起こすことが可能になるが、開帳した場合は鉄雄自身も聖杯戦争から退場することになる。
くわえて、能力の制御が十分でないという欠点まで再現されてしまう。


810 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/15(金) 17:33:00 c8IO7iE.0
【クラス】キャスター

【真名】Eve

【出典作品】パラサイト・イヴ

【性別】女

【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運D 宝具A++

【属性】
混沌・悪

【クラススキル】
陣地作成:D+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 出産に相応しい「分娩室」を形成できるほか、大量の魔力を用意すれば、より安全度が高い「肉のドーム」を形成することが可能。
 これらは地球生物の故郷である、有機的スープを再現したものだ。

道具作成:EX
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 後述の宝具、およびその発動に必要な人工精子以外は何も作成できない。

【保有スキル】
怪力:A
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

飛行:B
 後述スキルにより、空中を自在に飛ぶ。
 飛行中の敏捷値はスキルランクで計算する。

ネオ・ミトコンドリア:A+
 細胞核を支配する能力を得たミトコンドリアを保有している事を示す。生産したエネルギーを使って多彩な効果を発揮できる。
 キャスターは他者に宿るミトコンドリアに干渉することで、対象のゲル化や人体発火を引き起こす。

 対魔力スキルによって干渉を無効化されることに加え、標的が魔獣や魔物など通常の生物でない場合、効果を軽減されてしまう。
 姿を変えることが出来るがクラス補正によって、ゲーム版でいう第1形態と第2形態を行き来する事しかできない。


【宝具】
『古き世を喰らう新生児達(ネオ・ミトコンドリア・クリーチャー)』
ランク:D〜C 種別:対生物宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:50人
 レンジ内に生息する生物を"NMC"に変化させる。
 NMCに変化した生物は、いずれも奇怪な外見に変貌を遂げ、体格や殺傷能力が向上。

 特殊能力を発現する個体も存在し、彼らは生産したエネルギーを使って攻撃や防御を行う。
 攻撃手段は個体によって異なり、ビームや放電、超音波など様々。
 基本的に優れた生物ほど強力なNMCになる。

 魔力が潤沢なら化石すらNMCに作り替え、生前はトリケラトプスやT-REXを手駒にした。
 ただしネオ・ミトコンドリアスキルと同様、標的が魔獣や魔物など通常の生物でない場合、効果を軽減されてしまう。


『完全生命体(アルティメット・ビーイング)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 受精することで宝具が発動。完全体のサーヴァントを妊娠、陣地内部で出産する。
 この時に生まれる生物は通常のNMCと違い、肉体の全てがネオミトコンドリアで構成されている。

 最初は赤ん坊のような姿をしているが、人間一人分のエネルギーで戦艦一隻を沈める爆発を起こすなど、規格外の能力を持つ。
 完全体は時間経過やエネルギー補給によって4段階まで成長。その度にステータスが変化していく。

 受精するのは、父系のミトコンドリアDNAを持たない人工精子でなければならない。反乱の芽を摘むためだ。
 取り出した精子を保存し、道具作成スキルによって作り替える必要がある。

 完全体・第一形態のステータスは以下の通り。
【ステータス 筋力D 耐久D 敏捷E 魔力A+ 幸運E  スキル 飛行:D  天性の肉体:A 戦闘続行:B  単独行動:A+  ネオ・ミトコンドリア:EX】



【weapon】
変形させた自分の肉体。主に巨大化させた両腕と鋭い爪。

「NMC」
ネオ・ミトコンドリア・クリーチャー。
進化したミトコンドリアに肉体の主導権を奪われたことで異常進化、奇怪な外見・能力を得た生物。
キャスターの死後に一部がNYを離れ、アメリカ全域に散っていった。

【人物背景】
およそ10億年を生き延びた結果、宿主の身体を奪うまでに至ったミトコンドリアDNA。
生化学者・永島利明の手によって培養され、Eve1と名付けられた彼女は細胞核に反乱を起こし、人類の支配を目論む。
日本において完全生物を誕生させる事を試みるが、最期は永島の手によって殺害された。

数年後、聖夜を迎えたアメリカ・マンハッタンにて復活を遂げる。
人類に対し再び宣戦布告したEve――ミトコンドリアの女王は、同時期に超能力に目覚めた女性警官・アヤ・ブレアの手によって討伐された。


本来、最も適性があるのはライダーのクラス。
生物を乗り物とする彼女が騎兵として呼び出された場合、一般人を分身(疑似サーヴァント)に変える宝具が追加される。


811 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/15(金) 17:34:23 c8IO7iE.0
【クラス】キャスター

【真名】五島公夫

【出典作品】真・女神転生シリーズ

【性別】男

【ステータス】筋力C+ 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具B

【属性】
混沌・中庸

【クラススキル】
陣地作成:EX
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 キャスターの陣地は宝具と不可分である。他陣営の陣地を簒奪する事で、"戒厳司令本部"を形成する事が可能。

道具作成:E
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 大破壊とは別世界軸で、武器を不法収集した逸話を持っており、既製品の携行火器や無銘の刀剣を用意することが可能。

【保有スキル】
悪魔召喚:B
 契約した悪魔を召喚する。
 召喚にかかる魔力をキャスターが負担する引き換えに、忠実な手下として悪魔を動かすことができる。

扇動:D+(B+)
 大衆・市民を導く言葉と身振りの習得。
 特に個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働く。下記宝具発動時にカッコ内のランクに修正される。
 自由や変革を強く希求する者の心を、強く揺さぶることが可能だ。

魔術:C
 一工程で発動できる魔術を幾つか習得している。

心眼(真):C
 修行・鍛錬によって培った洞察力洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
 ゴトウは自衛隊に長年在籍し、多数の部下を持つに至った。


【宝具】
『東京戒厳令(とうきょうかいげんれい)』
ランク:B 種別:対人民宝具 レンジ:会場全域 最大捕捉:会場内の人民
 キャスターが生前、千年王国に対抗するべくクーデターを起こし、東京を支配下に置いた逸話が宝具に昇華されたもの。
 彼は自力で陣地作成を行う事が出来ないが、別の魔術師の陣地あるいは自衛隊駐屯地を武力占拠する事で、己の陣地を形成できる。
 占拠に成功した際に扇動スキルをカッコ内のランクに修正、加えて自衛隊や警察組織を指揮する権限を得る。

 戒厳令が発動した時点から、自衛隊や警察官を動かす事で一部地域を通行不能にしたり、キャスターが指示した対象を戒厳司令官の名のもとに拘束する事が可能。
 キャスターの勢力が増すたびに、自衛隊、警察への影響力は強くなる。これにより、使い魔すら放たずに敵主従の動きを封じる。

 さらに会場内の通信媒体に干渉し、プロパガンダ放送を流すことが出来る。
 視聴者にキャスターのメッセージを伝え、マスター、サーヴァント、一般人問わず、彼の思想に共感した者にガイアーズの属性を付与する。
 これは能力強化をもたらすものではないが、対象の属性を混沌の側に傾け、NPCならゴトウの傀儡に変える効果を持つ。


『破滅の時告げる亡者の軍勢(シンジュク・ゾンビーズ)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 大破壊前の新宿を徘徊していた屍鬼を呼び出す。
 真名解放後、1000体のゾンビがキャスターの陣地を含む私有地を除いた公道や公共施設内に放たれる。
 ゾンビはキャスターの使い魔ではないため、制御が利かない代わりに彼らを維持する魔力を負担する必要がない。さらに各自がBランク相当の単独行動スキルを持っている。
 ターゲットの優先順位は敵主従>一般人>ガイアーズ>ゴトウとそのマスター。屍鬼の種類は以下の通り。

[屍鬼ゾンビ 特殊行動 防御/毒噛みつき]

[屍鬼ゾンビコップ 特殊行動 防御/毒引っかき]

[屍鬼ボディコニアン 特殊行動 防御/麻痺引っかき/麻痺噛みつき]

[屍鬼ゾンビアーミー 特殊行動 防御]


812 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/15(金) 17:35:11 c8IO7iE.0
長すぎて分割します。本当にすまない…。
【weapon】
「銘刀虎鉄」
キャスターの愛刀。
特異な能力はないが、宝具との打ち合いにも耐えうる強靭さを誇る。男性専用装備。

「軍服」
非戦闘時に着用している衣装。

「召喚悪魔」
キャスターがスキルによって召喚する悪魔達。
どの個体も魔力消費量は軽く、キャスターの自前の魔力で長時間維持できる反面、三騎士と戦わせるには心許ない。
召喚可能悪魔は以下の通り。

妖獣:ヌエ
悪霊:ピシャーチャ
幽鬼:ベイコク
悪霊:シェイド

【人物背景】
神の名のもとに千年王国を築こうとするトールマンの計画を察知した陸上自衛隊一等陸佐。
アメリカによるICBM投下を防ぐべく、悪魔との契約により超人となった五島は市ヶ谷駐屯地でクーデターを起こすと、東京を戒厳令下に置いた。
以後、東京を支配下に置き、プロパガンダ放送で迫る危機を訴えつつ、自身に反発するメシア教勢力とレジスタンスの撲滅に力を注いだ。
最後は運命に選ばれし、3人の少年によって討たれたという。

他陣営の陣地をジャックすることで、公機関を動かせる変わり種キャスター。
一般人を味方につける手段に長けるため、監督役の判断次第では討伐令が出るかも。
秩序を重んじる陣営に強いが、扇動スキルで揺さぶることが難しく、必要とあれば法を無視する中立の陣営に弱い。
フルネームはデビルサマナーを参照しました。


813 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/17(日) 00:39:28 cZosdJuc0
【元ネタ】狂えるオルランド
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ロジェロ
【性別】男
【身長・体重】175㎝・77kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:B + 魔力:E 幸運E++ 宝具:B
【クラス別スキル】
対魔力 : D
アミュレット程度の魔術避け。
指輪の加護によって上昇するが、怪物から助けた姫に盗られたまま。
騎乗 : B
騎乗の才能。大抵の乗り物を人並み以上に乗りこなせる。
幻獣、聖獣 ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
放浪の星 : B
一つ所にとどまることの出来ない気質と定め。
マスターとの運命的・強制的な別行動。念話などは可能だが、召喚直後以来一度も顔を合わせずどちらかが死亡する事も有り得る。
Aランクの単独行動を兼ねる。
防戦一方 : A
捌き、いなしなどに特化した戦闘形態。
戦闘における魔力消費を抑え、逆に相手の魔力消 費量を上げる。
妹に襲われたり義兄と戦ったり恋人と戦ったりしてるうちに得たスキル。
【宝具】
『絶信の不毀(ベリサルダ)』
ランク : A 種別 : 対人宝具 レンジ : 2 最大補足 : 1人
魔女ファレリーナが決して折れない聖剣デュランダルを求め造った贋物で、セイバーが最も信頼する武装。別名『擬・不毀の極光(デュランダルスピル)』。ヘクトール直系の子孫として本家の使用権がある彼が使用する事でランクが大幅に上がっている。

『不毀砕(ふきくだ)き』
ランク : 無 種別 : 対人魔剣 レンジ : 2 最大補足 : 1人
魔術破壊の魔剣、その真実。ローラン殺し。
魔術に使用する魔力そのものに干渉する技術で、魔力を『叩き』、衝撃で魔力を振動させる事で内部より魔術を『物理的』に破壊する(電化製品内に規模のでかいスパークを起こすようなもの)。性質上、只の物より魔術強化した物の方が易く砕けるし、魔力弾の類を撃ち落す事もできる。
…魅了魔術など、斬れない魔術には当然対応出来ない。
【Weapon】
『ヘクトールの盾&鎧』
当時ロジェロら大英雄ヘクトールの子孫たちは彼の優れたの武装を奪い合っており、これらはその内の2つ。クラスによれば宝具化する。
【解説】
狂えるオルランドにおける主人公格の一人。
ヘクトール直系の子孫にして、最高の騎士になる事が宿命づけられた青年。
シャルルマーニュとイスラムとの戦争に出陣、敵国の女騎士プラダマンテと出会った事で、彼の波乱に満ちた人生が始まる。
とても強いが、とても魔術などの搦め手に弱く、しょっちゅう魔術師に捕まってはブラダマンテに救われていて、再会したと思えばまた別れるを全編通じて繰り返している。結局最後も引き裂かれた。
聖杯への願いは『彼女の復讐譚の消滅』。


814 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/17(日) 18:26:18 5PKbxE.M0
【元ネタ】キャプテン・マーベル
【CLASS】英雄(ヒーロー)
【マスター】アラヤ
【真名】キャプテン・マーベル(キャロル・ダンヴァーソン)
【性別】女性
【身長・体重】170cm・???kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力EX 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運EX 宝具???
【クラス別スキル】
対魔力A 魔術に対する抵抗力
Aランクなら大魔術をもってしても
傷つけることは難しい
英雄Aカリスマ.騎乗.etcの複合スキル
英雄に不可能なことは無い事を証明するスキル
【固有スキル】
星の開拓者A人類のターニングポイントになったものに送られるスキル
彼女を境目にヒーローが増えていき歴史が動いたことにより
与えられたスキル
コスモパワーA彼女は宇宙の技術により爆発的な力を得た
その力は今も平和のために使われている
対悪EX悪に対する絶対的パワー
悪属性.混沌属性に対してスタン.宝具威力ダウンがかかり
悪.混沌特攻が入る
【宝具】
『世界の守護者(アベンジャーズ)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1〜30
アベンジャーズの始まりである彼女に与えられた宝具
その効果はヴィラン戦の時に効果を発し.過去.未来に存在したアベンジャーズの
ヒーロー達を召喚するただし少人数なら宝具なしで召喚可能
【Weapon】彼女の武器はその絶対的パワー
【解説】キャプテン・マーベル
アベンジャーズ最初のヒーローであり現在も何処かで活動をしているため
召喚できないが人類のピンチが来たためアラヤに特殊クラスヒーローとして
召喚された


815 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/19(火) 18:29:25 P3s1ZjP20
【クラス名】キャスター

【出典】キャリー(小説)

【性別】女

【真名】キャリエッタ・ホワイト

【属性】中立・中庸

【パラメータ】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A+ 幸運E 宝具C+

【クラス別スキル】
陣地作成:E-
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。部屋の模様替えが出来る程度。

道具作成:E+
 魔術的な道具を作成する技能。
 道具作成の技能は持っていないが、母親が狂信的なキリスト教信者であった逸話により、十字架などを作成する際に僅かに魔力を帯びさせることが出来る。

【保有スキル】
精神汚染:C-
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。「舞踏会の夜」の精神状態で再現されているが、一度死を迎えサーヴァントとなった身の上から平時はランクが落ちている。
…ただし他者の嘲笑や罵倒にさらされるたびにキャスターの精神は荒廃の一途をたどり、事件当夜の状態に近づいていく。

TK能力:A+
 念じるだけで物体を動かす事が出来る力。思念だけで自動車を動かし、オイルタンクを爆発させ、敵の心臓の鼓動を止めることができるが、このスキルは対魔力スキルの影響を受ける。
 全てに絶望した彼女は念力を振るって街を破壊し尽くし、クラスメイトを殺戮し、世間にTK能力(超能力)の存在を示唆することになった。
 ……隠された効果として、意識がつながった相手の記憶を読み取る事が出来る。聖杯戦争においてはパスで繋がったマスターの記憶を読み取る事ができる。

単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。
 家庭にも学校にも寄る辺が無かった逸話、舞踏会の夜は一人で行動していた逸話に由来してこのランクとなっている。

異形:C
 全身が豚の血にまみれている。キャスターと対峙した相手は精神判定に失敗すると、敏捷がワンランクダウンする。

【宝具】
『滅び去れ、忌まわしき思い出と共に(トゥ・リップオフ・ア・キャリー)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:410人
 チェンバレンに破滅をもたらした「舞踏会の夜」を再現する宝具。レンジ内に存在する物体を念動力によってD〜Cランク宝具として扱い、自由自在に操る。
 また街の大半が大火によって焼けた逸話からパイロキネシスが発現しており、レンジ内に火を放つ事が可能。
 精神状態に依存している宝具なので、キャスターの心の安定と引き換えに宝具としての質が格段に上がる。
 当然だが視界にとらえていないと命中精度が著しく低下するほか、サーヴァントとなったことで対魔力スキルの影響を受けるようになった。

【weapon】
宝具やスキルに依存。

【人物背景】
チェンバレンに甚大な被害をもたらしたキャリエッタ・ホワイト事件の犯人となった超能力者の少女。
家庭では狂信的な母親に抑圧され、クラスでは暗い性格からいじめっ子たちの標的にされていた。萎縮し続ける生活のストレスから念動力に覚醒。
高校生活を彩るプロム(ダンスパーティー)にて笑いものにされたことから精神が限界に達し、故郷チェンバレンに甚大な被害をもたらす。
ささやかな幸せを夢見た、スクールカーストの犠牲者の成れの果て。


816 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/20(水) 15:18:16 pj3Xbw5E0
【元ネタ】戦国時代
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】本庄繁長
【性別】男性
【身長・体重】169cm・65kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
戦場の鬼:B
 個人の武勇により自陣営を奮起させるスキル。本来の能力を超えて自身や率いる軍勢を強化する。
 曰く、上杉家に鬼神あり、と謳われるほどの武勇を誇った。

戦闘機動:B
 騎乗状態での戦闘に習熟している。
 騎乗状態での攻撃判定およびダメージにプラスボーナス。
 騎乗していない状態での戦闘力が減少するというデメリットも存在する。
「一に謙信二に繁長北条桃井負けず劣らず」と謳われるように、上杉謙信に次ぐ馬術を誇ったという伝承から。

【宝具】
『武人八幡(うえすぎけにきしんあり)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:50人
 伊達正宗の大軍を潰走させた突撃馬術。
 この宝具のランク以上のカリスマないし神性スキルの保有者が敵陣にいない場合、
 この突撃は防御不能のものとなり、さらに敵全体に混乱判定を強いることも可能。

【Weapon】
『本庄正宗』

【解説】
 戦国時代、上杉(長尾)家に仕えた武将。
 武勇に優れたが、独立心が旺盛で度々謙信に謀反を起こしたと言われる。
 上杉景勝の代になるとその忠臣として活躍し、関ヶ原の戦い後は終戦工作に奔走した。

「幼少より気性剛強で勇猛」と評され、若くして小川長資を謀殺し、本庄家の主権を取り戻す。
 その後、対立していた長尾景虎(上杉謙信)に臣従し、各地を転戦して武功を挙げる。

 しかし、主命で行った長尾藤景・景治兄弟の謀殺に対し、恩賞が下されなかった事から不満を抱き
 これに武田信玄の調略が加わったことで越後の国で謀反に及んだ。
(自身を讒言する謙信の家臣を斬り殺し、謀反に及んだ、とも)

 色部勝長を討ちとるなど奮戦した繁長ではあったが、思うように外部からの支援を受けられず
 最終的には伊達輝宗、蘆名盛氏の仲介で降伏。
 その後、織田信長の調略に応じて謀反を起こすも、またしても謙信に敗れ、降伏した。

 謙信がかように謀反を繰り返した繁長を許したのは、その武勇を高く評価していたからだとされる。
 一方で、当時、繁長は越後ではなく上野国にいたこと、史料の少なさから、そもそも謙信に対して反乱を起こしていないという説もある。

 謙信が卒去すると、上杉景勝・景虎の養子2名による後継者の座を巡る争い(御館の乱)が勃発。
 繁長は景勝方について活躍し、景勝が上杉家の当主となった後は重臣として遇されるようになる。
 一時は一揆扇動の疑惑から改易されるが、文禄の役での活躍により放免され、帰参した。

 秀吉の没後、後世、関ヶ原の戦いと呼ばれる天下人の座を巡る争いが起こるが、
 上杉家は家康に敵対し、東北で家康方に与する最上家・伊達家と戦うこととなる。
 主戦論を唱え、最上家攻略を担当した直江兼続は何の成果も挙げられず敗走したが
 繁長は伊達家に調略に応じる振りをして強襲し、完膚なきまでに打ち破った。
 
 関ヶ原の戦いは家康の勝利に終わり、天下人の座は家康が締めるのが確実な情勢となると
 繁長は徳川家との講和を提案し容れられる。(ちなみに直江兼続は継戦論を主張した)
 以後は終戦工作に奔走し、結果、上杉家は会津120万石から米沢30万石へと減封されたものの存続を許された。


817 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/20(水) 17:12:37 9At5gJYU0
【クラス】キャスター

【出典】鬼武者シリーズ

【性別】男

【真名】ギルデンスタン

【パラメータ】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A++ 幸運C 宝具EX

【属性】中立・悪

【クラス別スキル】
道具作成:EX
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 後述の宝具を除くと、造魔作成に必要な器具や素材を魔力で用意できるのみ。

陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な"工房"に匹敵する「研究室」を作成できる。

【固有スキル】
幻魔:A+
 地底に存在するとされる幻魔界の住人であること。
 同ランクの天性の肉体と頑健を内包する複合スキル。「鬼の力」によってランク分ダメージが増加するデメリットがある。
 キャスターは十万分の一の割合しか存在しない高等幻魔である。

研究者:EX
 己の研究に対して一途なさま。俗にいうマッドサイエンティスト。
 人類史に匹敵する年月を研究と実験に費やしたキャスターは規格外のランクを有している。同ランクの高速思考と精神異常を内包する複合スキル。

魔の科学:A++
 高等幻魔の科学者であるキャスターは魔術・科学において深遠なる知識を有し、それらを造魔の作成に用いている。
 科学分野においては遺伝子組み換えや機動兵器の作成を行い、魔術分野においては催眠術や空間移動、障壁を用いる。

【宝具】
『虫ケラ如きに、やられはせんよ!(デスリターン)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:陣地内 最大捕捉:1人(自身)
 過去と未来を繋ぐ「時のねじれ」に関する技術を研究し、個人用に装置を作っていた逸話をもとにした宝具。
 陣地内に「小型の時のねじれ装置」を設置できる。霊核の損傷が50%を切った時点であらかじめ作成した装置を発動可能。
 局所的な時間逆行により召喚当初の状態までキャスターのコンディションを回復する。

 「小型の時のねじれ装置」は令呪1画と引き換えに、作成可能。ただしキャスターが陣地外にいる場合は設置済みでも発動せず、1回使うと消滅する。
 この宝具を複数回使用する場合は令呪を再度もらい受け、陣地内に新しく設置する必要がある。

『我が愛しき息子達(造魔)』
ランク:D〜A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
 人間や動物の死体を「素体」として、幻魔の血や筋繊維を掛け合わせることで"造魔"を生み出す科学者としての生涯が宝具となったもの。
 キャスターが知る幻魔や造魔を、NPCやマスターなどを対価に疑似サーヴァントとして再現する。

 疑似サーヴァント作成にかかる時間・魔力は要求する強さによって変動する。
 所要時間は刀足軽級が2時間、マーセラス級が1日を基本とし、作成に使う「素体」の質によって完成までの時間を短縮できる。
 キャスターより明確に上位である"幻魔王"、キャスターの死後に登場する幻魔・造魔は再現不可能。

【Weapon】
杖:無銘、バイザー:無銘。

【人物背景】
初代幻魔王と並ぶほど昔から生き続ける高等幻魔。卓越した頭脳と膨大な年月を、探究心の赴くままに費やして研究漬けの日々を送る"幻魔界最高の科学者"。
桶狭間で散った織田信長を復活させ、稲葉山城の怪異を招くも鬼武者・明智左馬介によって上位者である幻魔王フォーティンブラスが討たれてしまう。
後に織田信長が2代目の幻魔王となるが、彼自身は邂逅当初は下位の立場であった信長が王となる事に不満を持つことなく、フォーティンブラスに対するように忠節を示し、以前にも増して造魔研究に取り組むようになった。


818 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/20(水) 17:15:29 9At5gJYU0
【クラス】セイバー

【出典】鬼武者2

【性別】男

【真名】柳生十兵衛宗厳

【パラメータ】筋力B 耐久B 敏捷C+ 魔力B 幸運C 宝具B

【属性】中立・善

【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
 魔術による攻撃を何度か受けた逸話があり、ランクは低め。ただし後述宝具の発動中はその限りでない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
 セイバーはカラクリ仕掛けの幻獣に騎乗できる。

【固有スキル】
鬼武者:A
「鬼の力」の使い手であること。
サーヴァントや使い魔を倒した際、貯蔵魔力が回復する。
ランクが高いほど回復量が多くなる。セイバーは鬼の血を継ぐ柳生一族の出身であるため最高ランクで取得している。

武芸百般:B+
 卓越した技術により、あらゆる武具をDランク以上の習熟度で使いこなす。柳生新陰流の開祖であるセイバーは剣術においてランク以上の冴えを見せる。
 セイバーは刀、槍、薙刀、鉄鎚、大剣、弓、火縄銃を使いこなし、幻魔と戦った。

勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 幻魔の軍勢を率いる信長に挑んだ胆力と、義に厚い気質に由来。

見切り:B
 敵の攻撃に対する学習能力。
 相手が同ランク以上の『宗和の心得』を持たない限り、同じ敵からの攻撃に対する回避判定に有利な補正を得ることができる。
 但し、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。
 セイバーは相手の攻撃を紙一重で躱し、強烈な一閃を叩き込む技量を持つ。


【宝具】
『龍が護った鬼の遺産(鬼戦術)』
ランク:B 種別:対人宝具  レンジ:1 最大捕捉:1(自身)
 織田軍と戦っていた際に振るった5種類の「鬼の武器」を保有している。
 5種類の武器はいずれも自然現象を物質化させた器物であり、選択〜出現〜装備を一工程で行う事が出来る。
 一度に一種類のみ出現させる事ができ、それぞれ真名開放に匹敵する「鬼戦術」を発動させることが可能。

 鬼の武器は全て魔力炉心を備えており、マスターによる供給さえあれば鬼戦術発動に費やす魔力を自力で生成していく。
 同ランク帯の宝具に比べて魔力負担は格段に軽いが、炉心が生んだ魔力をセイバーの現界に回すことはできない。

『目覚めよ、幻魔を滅ぼすために(鬼武者)』
ランク:B+ 種別:対人宝具  レンジ:1 最大捕捉:1(自身)
 自身に眠る鬼の血を解放することで"鬼武者"に変化する。
 展開中はBランク宝具以下の物理及び魔術による攻撃を無効化するが、超遠距離からの直接攻撃、広範囲の全体攻撃は無効化できない。
 加えて相手が魔的な存在であった場合、ダメージ値が増加する。生存能力が劇的に向上するが、発動時は魔力消費が著しく早くなる。
 また鬼武者に変化している間は鬼戦術が使用できず、代わりに左手の印から光弾を撃つ。


【Weapon】
愛刀の三池典太光世、宝具によって出現させる5本の鬼の武器。鬼の武器の種類は以下の通り。

舞雷刀:バランスのとれた性能を持つ刀。斬りつけた敵に雷を落とす。

氷刃槍:リーチがあり一撃離脱に向く槍。直線状に冷気(氷の塊)を走らせる。

旋風丸:範囲は狭いが、続けざまに攻撃できる双頭の薙刀。セイバーの周囲に暴風を発生させる。

土荒鎚:重いが破壊力抜群の鉄鎚。セイバーの周囲に地震を起こし、敵を衝撃波で打ち上げる。

烈火剣:リーチと破壊力に秀でる西洋剣。セイバーの周囲に複数の火柱を発生させる。


【人物背景】
諸国を旅して武者修行を行っていた柳生一族の当主。
故郷が織田軍によって滅ぼされたのちに、里の洞窟に隠れていた高女から自身が鬼の血を引いていること、幻魔と鬼の因縁を伝えられ、"幻魔王"織田信長を討つ旅に出た。
旅の中で安国寺恵瓊、雑賀孫市、お市の方、風魔小太郎といった面々と巡り合い、時には共闘する機会すらあった。稲葉山城で信長を討った後、何処かに姿を消したという。


819 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/21(木) 20:07:47 TRIhk8lA0
【クラス】ライダー

【出典】喰霊シリーズ

【性別】女

【真名】諫山黄泉

【パラメータ】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具A+

殺生石解放時 筋力B 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運D 宝具A+

【属性】秩序・中庸(混沌・悪)

【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 対策室の主力メンバーとして怨霊調伏の日々を送り、悪霊に堕ちた後も対策室を相手取って戦った彼女はこのランク。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
 ライダーは後述宝具に宿る霊獣に騎乗し戦う。

【固有スキル】
心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
 諫山家の次期当主として積み続けた鍛錬と、豊富な戦闘経験の賜物。

無窮の武錬:C
 剣の道において神童と呼ばれ、十代から実戦を経験。エージェントを70人以上殺害した実力。いかなる戦況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

家族愛:D++
 魅了や威圧、狂奔など悪性の精神干渉に対し、毎ターン抵抗判定を発生させる。ランクによって持続時間が変動し、絆を結んだ相手を前にすると効果が倍増する。
 『殺生石』に対するカウンターとしても機能し、精神判定に成功すると、属性が一時的に「秩序・中庸」に戻る。
 愛する者をあらゆる災いから守ろうとする心がスキルに昇華されたもの。

【宝具】
『獅子王(ししおう)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 諫山家に代々受け継がれていた家宝の太刀。霊体に対してダメージが増加するほか、担い手は巨大な霊獣「鵺」を使役できる。
 これを召喚することで多数の敵を単騎で相手取る事が可能。鵺は咆哮と共に光線を撃ち出す「咆哮破」を主力とする。

『打杯28號(だぐらすにじゅうはちごう)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1
 刀匠のマイケル小原が製作した武装であり、打撃によって霊体にダメージを与えられるナックルダスター。霊水をスチームのように噴射できるほか、付属のチェーンの先端に付いた分胴によって離れた敵を攻撃することが可能。
 見た目は銀一色のアイロン。獅子王をメンテナンスに出していた時期に使用。消耗品の霊水は魔力で補充できる。

『殺生石(せっしょうせき)』
ランク:A+ 種別:対人宝具  レンジ:1 最大捕捉:1(自身)
 ライダーの霊核が破壊された時点で自動発動。
 ステータスを解放後のものに修正、属性が混沌・悪に変更された状態で復活する。復活は一度きりだが、発動後は殺生石が魔力を生産し続けるため、供給が無くてもAランクの単独行動に匹敵するスタンドアローン力を発揮できる。
 陰陽師によって調伏された九尾の魂を封印した妖力の結晶。人体に埋めると無限の妖力を得られるが、代償として肉体と魂が蝕まれ、悪霊と化す。
 ライダーを再起不能の重傷から救い、彼女の死を招いた宝具。

【Weapon】
宝具に依存。

【人物背景】
心霊業界で70人以上殺して悪霊となった元超自然災害対策室所属エージェント。土宮家の分家筋にあたる諫山家の頭首、諫山奈落の養女。
メインヒロインの土宮神楽と出会い、姉同然の存在として彼女に大きな影響を与える。
退魔師として戦いの日々を送っていたが、家督争いや影で蠢く陰謀の果てに悪霊へと堕ち、土宮神楽によって殺害される。


820 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/21(木) 20:08:32 TRIhk8lA0
【クラス】バーサーカー

【真名】葦原涼

【出典作品】仮面ライダーアギト

【ステータス】筋力A 耐久B+ 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具A

【属性】
中立・狂

【クラススキル】
狂化:B
 理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【保有スキル】
戦闘続行:A
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 生存能力というより、宝具によってもたらされる生命力・再生力。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

勇猛:-(C)
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 ただし狂化によって効果が発揮されていない。

【宝具】
『忌むべき光の子(ギルス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人(自身)
 仮面ライダーギルスに変身する。身体能力が上昇するほか、腕から出現する金色の刃、腕から出現する触手、踵から伸びる刃、口腔部の牙によって敵を攻撃できる。
 クラス補正によって常時発動している。

 「光の力」を受けた人間が進化した姿「アギト」の不完全体、あるいは変異体と思われる異形の戦士。
 アギトには耐久力で劣るが、再生力・筋力・俊敏性において勝る。ワイズマンモノリスというパワー制御器官を持たず、アギトと違い変身中はパワーを制御できていない。
 そのため生前、変身する度に極度の負担が肉体に掛かり、変身解除後には後遺症として老化現象・幻聴が葦原を襲った。


【weapon】
変身中に生成できる殺傷部位。

【人物背景】
城北大学水泳部に所属する学生。水泳選手として、将来を有望視されていた。バイク事故を機に不完全な変身能力に覚醒、アギトの変異体・ギルスに変身できるようになってしまう。
能力と変身後の老化現象が原因で水泳部のコーチや恋人から敬遠され、大学を自主退学。夢を諦めて孤独な日々を過ごす。
アンノウンと戦う日々の中で、アギト・翔一と邂逅。似通った境遇から共闘するようになる。
幾度となく死線を潜り、関わった人々との悲しい別れを経験しながらも、逃げることなく戦い続けた彼は全てが終わった後に「普通の生活」を手にすることが出来た。


821 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/21(木) 20:09:24 TRIhk8lA0
【クラス】アーチャー

【真名】赤ずきん(アスタルテ)

【出典作品】東京赤ずきん

【性別】女

【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具EX

【属性】
中立・悪

【クラススキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。 事実上、現代の魔術師ではアーチャーに傷をつけられない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【保有スキル】
魔性:A+
 魔界の住人であること。高いほど悪魔としての位が高い。アーチャーは魔界の王族である。

戦闘続行:A++
 悪魔としての継戦能力。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、霊核が完全消滅させられない限りは生き延びる。

変化:A
 影や毛髪、液体など不定形に変形することができる。また身体の一部から武器を作り出す事が出来る。

【宝具】
『あるところに、とても可愛らしい女の子がいました(東京赤ずきん)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人(自身)
 アーチャーに掛けられた、狼の餌になるまでは死ねないという呪い。
 アーチャーの耐久値と戦闘続行スキルをEXランクに変化させるが、記憶を取り戻している為に効果の殆どが失われている。
 彼女はこの宝具により、童女の姿をとっている。

『腹を痛めた我が愛し子(ルーポ)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:会場全域 最大捕捉:1人
 アーチャーが召喚された時点で息子・ルーポが会場内のNPCに紛れ込む。
 通常は少年の姿をとっているが、悪性を注がれる度に身体が獣に変わっていく。
 完全に姿が変わった時点でステータスとスキルを魔獣態のものに修正。無差別に破壊活動を繰り返すようになる。

 生前の逸話によってルーポはアーチャーを見つけると最優先で突撃、捕食に掛かる。アーチャーを取り込んでほどなくすると、ルーポは消滅。同時にアーチャーも聖杯戦争から退場する。
 アーチャーの胎内で生み育てた、光と闇の均衡を取り戻す魔獣「狼」。
 狼計画の要である闇の力の器にして、魔の雛形である少年。悪性の魂で満たされることで完成し、この世の理を乱す決戦兵器。

ステータスは以下の通り。
【人間態:筋力E- 耐久E- 敏捷E- 魔力A  幸運E スキル:怯懦:C 正体秘匿:B 単独行動:A+ 無力の殻:A+】

【魔獣態:筋力A+ 耐久A+ 敏捷C  魔力A++  幸運E スキル:怯懦:E 精神汚染:C 怪力:A 自己改造:A 単独行動:A+】

【weapon】
無銘:ハンドガン

無銘:ショットガン

無銘:グルカナイフ

髪の毛から生み出す黒剣

【人物背景】
近未来の東京・蒲田に出没していた不死身の連続殺人鬼。
その正体は魔界の王族の女性。魔界と天界との力の均衡を元に戻す「狼計画」に必要な魔物の「器」を生む母胎に選ばれたが、好意を抱いた天使・セオスによって出産した赤ん坊を奪われる。
失敗の代償によって童女の姿にされ、記憶喪失の状態で地上に放逐された。

加えて殺人や姦淫などの罪を重ねて魂を汚したうえで狼の餌になるまで死ねないという定めを背負っていたが、幾度目かの戦いの後に記憶を取り戻す。
記憶を取り戻した赤ずきんはセオスを抹殺し、器である息子・ルーポと心中することによって母子を苛む因果を清算した。


822 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/21(木) 20:10:15 TRIhk8lA0
【クラス】アサシン

【出典】スカルマン(アニメ版)

【性別】男

【真名】神崎芳生

【パラメータ】筋力C 耐久D 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具B+

【属性】秩序・悪

【クラススキル】
気配遮断:-(A)
 サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。普段は機能していないが、下記宝具使用時に効果を発揮する。

【固有スキル】
心眼(真):C
 本来なら修行・努力によって培われる洞察力。窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す"戦闘論理"
 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
 アサシン個人に由来するものではなく、宝具によってもたらされたスキル。

蔵知の司書:C
 宝具展開時、前装着者の記憶・意思を受け継ぐことが出来る。 LUC判定に成功すると、仮面が記録した知識、情報が脳裏に再現される。

怪物殺し:C
 人外の属性を持つ敵と戦う際に、行動判定の成功率を上昇させる。

無力の殻:A(-)
 発動中は身体能力が一般人並みになり、無力の殻を除く全スキルが使用できなくなる。その代わり、サーヴァントとして感知されなくなる。
 『仮面が語る寓話』使用時のみ、カッコ内のランクに修正。スキルの効果が一時的に消失する。

【宝具】
『仮面が語る寓話(スカルマスク)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1(自身)
 数千〜数万年前に存在した古代文明の遺物である「頭部体」。
 新人類と呼ばれる存在の力を制御するために必要な代物だが、人間が使うと超人的な身体能力を得られる。
 ただし展開しても肉体の強度が変化しないことに加え、身体への負担が大きいので使い続けると生命の危険がある。生前のアサシンもこのデメリットに悩まされたが、サーヴァントとなった事でこの問題点は消失した。

 装着時は仮面の記憶が流入するため、Bランク相当の精神耐性が付与される。
 マスクの口元を閉じることで更なる力を発揮できるが、アサシンが使用した逸話は確認されていない為に制限されている。

【Weapon】
宝具展開時は専用の衣装のほか、ナックル、伸縮式の槍、ニードル、ナイフを携帯できる。また大型バイクを出現させる事が可能。

【人物背景】
第二次大戦後に我々とは異なる歴史を歩む日本の地方都市・大伴市では古代文明の遺産を利用した「ガ號計画」が密かに進められていた。
同じ頃、市内で髑髏仮面の怪人が殺人を行うという噂が流れる。
その怪人の正体である神父。大伴市で孤児院を営む傍ら、計画によって生まれた獣人を人知れず抹殺していた。

かつて従軍した南亜戦争の地獄のような有り様に信仰心を失いかけるが、戦場を彷徨う中で計画に抗う獣人の兄弟と出会い、彼らを保護する。
先代神父の手紙によって真実を知った彼は信仰心を取り戻し、人の手に余る古代文明の遺産を破壊するために髑髏の仮面を被った。
正体を突き止めた幼馴染・御子神隼人に真実を伝えるもサイボーグ集団の襲撃に遭い、重傷を負った彼は仮面を受け継いだ隼人に看取られて死亡する。


823 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/21(木) 20:11:12 TRIhk8lA0
【クラス】キャスター

【真名】間宮夫人

【出典作品】スウィートホーム

【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷E 魔力EX 幸運E 宝具A+

【属性】
混沌・悪

【クラススキル】
陣地作成:EX
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 キャスターは呪いの力によって、神殿を超える『間宮邸』を建設できる。

道具作成:-
 魔術師として魔力を帯びた器具を作成可能。
 下記スキルを得た代償に喪失している。

【保有スキル】
魔物作成:A+
 魔力や素材を費やす事によってモンスター・クリーチャーを作成できる。
 人魂、狂犬程度なら数十体を一度に作成できるが、並のマスターでも十分対抗できる。
 死神やドクロゴーストになるとサーヴァントを相手取れる実力を持つが、彼らの作成は相当量の魔力を蓄えない限り、令呪の助けが必要。
 用意した素材の質に応じて、負担する魔力は減少する。

精神汚染:A
 キャスターは召喚される前、家族で幸せに暮らしていたと思っている。
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。

自己改造:C
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
 邸内で殺された子供達の霊と一体化している。

飛行:C
 力ある幽霊として宙を舞う事が出来る。飛行中の敏捷値はスキルランクで計算する。

【宝具】
『間宮邸(スウィートホーム)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:屋敷に足を踏み入れた者全員
 キャスターが作成する陣地。生前慣れ親しみ、死後に憑りついた自宅の屋敷を再現する。
 間宮邸の内部は空間が歪む為、屋敷に存在した部屋や通路が追加される度に外観より広くなっていく。
 邸内に配置された無数のトラップが侵入者を迎え撃つほか、作成したモンスター達の戦闘力を陣地外にいる間より強化する効果がある。
 くわえて、陣地の構築度合いに応じてキャスターおよび、モンスター達の魔力消費を軽減させる効果を持つ。

 間宮邸の内装はキャスターの精神状態を示す様に荒廃しており、ポルターガイストなどの怪奇現象が頻発。
 最大の注意点として、陣地内で死亡した犠牲者は間宮邸を警備するモンスターの一員に加えられてしまう点があげられる。


『長い悪夢の終わり(フューネラル・フォア・マミヤ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 土偶・古びた写真・間宮一郎の日記・子供の棺。
 間宮邸が完成した時点で、陣地内の何処かに自動配置される4種類のアイテム。
 この宝具はキャスター自身が使うのではなく、間宮邸に侵入した者達が使う。これらの配置をキャスターが知る事はない。

 4種類のアイテムを順番通りに突き付ける事でキャスターは成仏する。
 キャスターはサーヴァントと化した事で宝具による攻撃でも打倒する事が可能になったが、この宝具を使用されない場合は彼女の魂が救われることはない。

【weapon】
破壊効果のある閃光。

【人物背景】
フレスコ画家・間宮一郎の妻。
生前に子供を不慮の事故で亡くした精神的外傷により発狂。近隣の子供達をさらって焼却炉にくべるという凶行に手を染める。
そして自らも命を絶った。

彼女の死後、何者かによって子供の供養塔が荒らされ、子供の遺体が隠されてしまう。夫人は怒り狂い、亡霊として現世に舞い戻った。
そして屋敷に住まう者、屋敷に足を踏み入れる者を無差別に呪い続けた。
彼女が亡くなってから30年後、屋敷に侵入したTVクルー達の活躍によって成仏する。


824 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/21(木) 20:12:09 TRIhk8lA0
【クラス】アーチャー

【出典】アリス・イン・ナイトメア

【性別】女

【真名】アリス・リデル

【パラメータ】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具EX

【属性】中立・悪

【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
精神汚染:-(EX)
 精神が狂っている為、他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。更に固有結界を生み出すほどの狂気を孕んでいるため、アリスとコミュニケーションを取り続けた場合、低ランクの精神汚染を獲得することがある。
 クラス補正によってランクを喪失しており、アーチャーとは普通に意思疎通が可能。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

投擲(ナイフ):C
 ナイフを弾丸として放つ能力。

赤の女王:-(A)
 不思議の国を狂わせたもう一人の自分。
 平時は機能していないが、固有結界発動時にカッコ内のランクに修正。
 幸運と耐久を永続的にワンランクアップさせ、攻撃を命中させるたびにダメージ値相応の魔力が回復していく。
 敵サーヴァント撃破時には、かなりの魔力回復が期待できる。

 同ランクの使い魔使役を内包。不思議の国の住人を結界内において自由に動かす事が可能。


【宝具】
『いざ、三度目の冒険へ(アリス・イン・ナイトメア)』
ランク:EX 種別:対軍宝具(対人宝具) レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人(自身)
 三度目に歩いた恐怖と流血の世界を再現する固有結界。展開時に赤の女王スキルをカッコ内のランクに修正。
 結界内は凄まじい広さを誇り、毒の水が溜まる鉱山、菌糸類の森、石像の少女が流した涙の池、白い城郭などを銃剣で武装した巨大なアリや生肉を引き裂いて食べる花、肉食魚やトランプの兵隊達がうろついている。
 また「帽子屋」や「ジャバウォック」といったおなじみのキャラクターが疑似サーヴァントとして現界しており、結界内に侵入した敵に襲い掛かる。
 ……副次効果として、この宝具は保有するアーチャーに三騎士としての戦闘力を与えている。本来のアーチャーは重い精神障害を患っている少女でしかない。


『汚れた夢の玩具箱(ナーサリーライム・マッドネス)』
ランク:D〜B 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:300人
 三度目の冒険で振るった武器を一種類、出現させて装備する。装備を変更する分にはほとんど魔力を消費しないが、ナイフ・クロッケーの木槌以外の武器は、使用する度に相応の魔力が減っていく。
 キャスタークラスの場合は「不思議な時計」、「怒りの箱」、「グラスホッパーティー」、「暗き手鏡」が使用可能な装備に追加される。

【Weapon】
ナイフ:使い勝手のいい大振りのナイフ。

トランプ:追尾機能を持つトランプ。

クロッケーの木槌:球技用の木槌。追加で魔力を消費することでボールを生成、敵に向かって打つことが出来る。

びっくり箱ボム:投げると爆発するびっくり箱。有効範囲が広い。

アイスワンド:冷気を噴射する杖。敵を氷漬けにできるが魔力消費量は多め。

ジャック:投げて遊ぶ遊戯用の玩具。壁や天井を跳ね回って、敵を攻撃する。

悪魔のサイコロ:投げると悪魔が召喚され、味方として戦ってくれるサイコロ。敵がいない場面で使うと逆に襲われる。

ジャバウォックの目玉の杖:ビームを発射する杖。高火力だが燃費は悪い。

らっぱ銃:らっぱを模した銃。破壊力抜群だが、一度使うとステータスが半減するほどの魔力を消費する。


【人物背景】
世界一有名な夢物語「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」の主人公……の、ありえたかもしれないその後。
2度の冒険を終えたのち、原因不明の火災により自宅が全焼。同時に両親を失ってしまう。
家と両親を同時に失ったショックにより、心を深く閉ざした彼女はラトレッジ精神病院で10年の月日を過ごす。

薄暗い病室でひとり、ウサギの人形を手に眠り続ける日々を過ごしていたが、ある日、持っていたウサギの人形に助けを求められ、再び不思議の国に出発する。
……舞い戻った不思議の国は腐敗したキノコの森や帽子屋の実験場など、かつての美しい景色とは似ても似つかない狂気めいた悪夢の世界であった。
アリスは美しい不思議の国を取り戻すべく、殺気と暴力に満ちた混沌の世界で三度目の冒険に挑んだ。


825 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/21(木) 20:13:22 TRIhk8lA0
【クラス】ランサー

【真名】ハーディン

【出典作品】ファイアーエムブレムシリーズ

【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷C 魔力E 幸運E 宝具A

【属性】
混沌・悪(秩序・善)

【クラススキル】
対魔力:B
 魔術に対する守り。三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【保有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能だが、大国の王としてはCランクでは心許ない。

黄金律:B
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。

精神異常:A
 宝具の影響により、精神が変容している。他人の痛みを感じることが無く、周囲の空気を読むことが出来ない。
 精神的なスーパーアーマー能力。

守護騎士:-
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 王妃、家臣達、王となった後にあらゆる人々とすれちがった彼はランクを喪失している。


【宝具】
『暗闇の中に独り(闇のオーブ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人(自身)
 封印の盾に嵌められていた聖玉のうちの一つ。
 闇の加護によりレンジ内なら物理・魔術問わず、ランク以下のランサーへの攻撃を全て封印する。この攻撃封印は魔術抵抗・精神抵抗により防ぐことはできない。
 ただし、神および竜に由来する攻撃を封印することはできない。
 また、所有者の心の闇を引き出すことで精神異常や精神汚染のスキルを自動付与するデメリットがある。


『抉り穿つ剛毅の宝槍(グラディウス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 アカネイア王家に伝わる三種の武器のひとつ。岩をも容易く貫く逸品。
 担い手の技能習熟を助けるほか、投擲すると砲弾の様な速度で飛んでいき敵を貫く。投擲された槍は対象を攻撃した後、込められた理力によってランサーの手元に戻る。

【weapon】
宝具に依存。

【人物背景】
アカネイア大陸・オレルアン王国の第二王子であり、現国王の実弟。後のアカネイア神聖帝国・初代皇帝。
狼騎士団長を務めていることから、「草原の狼」の異名をとる。マムクートが率いるドルーア帝国軍との大戦「暗黒戦争」当時、アカネイアから落ち延びたニーナ姫をアリティア連合軍と交流するまで守り抜いた。

暗黒戦争終了後は国土復興に尽力。司祭ボアの薦めもあってニーナ王女と婚約、アカネイア第24代国王となる。
しかし、妻ニーナは戦死したとされるカミュへの未練を断ち切っておらず、アカネイアの騎士達とも関係が上手くいかないことから次第にストレスが溜まりハーディンは毎晩自室で酒を煽るようになった。

其処に目を付けた暗黒司祭ガーネフが商人に化けてハーディンに近づき、闇のオーブを渡す。
オーブの魔力で嫉妬心や憎悪を引き出されたハーディンは残虐な暴君と化し、アカネイア神聖帝国の建国を宣言。
圧政によって民衆を苦しめるが、後に英雄戦争と呼ばれる戦いで討ち取られることになる。


826 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/22(金) 15:40:24 udcBAIUg0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ニザームルムルク
【性別】男性
【身長・体重】178cm・74kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 宝具により異端異教の神秘を退けるニザーミーヤ学院を形成可能。

道具作成:-
 宝具と引き換えに道具作成スキルは失われている。

【固有スキル】
王佐の才:A
 王器を持つ者を補佐する才能。
 己に相応しい王者に仕えることで、互いの欠落を補完するスキル。
 カリスマの影響下にある場合のみ、あらゆる判定に有利な補正が与えられる。

奸臣の讒言:C
 告発・忠告の形で相手の敵意を誘導し、秘密裏に自己の利益確保を図る能力。
 権力闘争と裏切りにしか役立たない外れスキルと思われがちだが、無謀なマスターの操縦やヘイト調節も可能。

妨害工作:A
 相手の意図を正確に読み取り、それを妨害する手練手管。ハサン・サッバーハの報告書を錯簡させて陥れた伝承に由来する。
 対象が行うあらゆる判定に不利な補正を与える。
 ただし、複数の相手を対象に取る事はできず、別の対象を選んだ瞬間、以前の対象への補正は消滅する。

【宝具】
『法神学院(ニザーミーヤ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:30 最大捕捉:100人
 官吏の養成とイスマーイール派の布教への対抗策として各主要都市に配置した学院。
 陣地作成スキルの代替として機能する。
 この学院内では(イスラム教、シャーフィイー派及びアシュアリー派から見て)異端、異教に由来する神秘の効力がCランク分削減される。
 霊脈を通じて複数の学院を連結させることで、削減数値は最大でAランク分にまで上昇する。

『統治の書(スィヤーサト・ナーメ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 ニザーム・アルムルク自ら著した政治の心得と過去の類例を述べる書物。
 公正な統治こそが(たとえ異教の君主によるものであっても)神の意に適うものとしたことから
(イスラム的な価値観における)公正さを押し広げんとする者に対し、神の加護による支援を与える宝具として昇華された。
 ただし、神意は明確な現象を伴うものではなく、その加護は実感できる形では現れない。
 また対象者が私利私欲による行動を取る度に効力が減衰してしまう。

【解説】
 君主マリク・シャーを支えてセルジューク朝の最盛期を築き上げた宰相。
 本名はハサン・ブン・アリー・トゥースィーで
 ニザームルムルク(ニザーム・アル=ムルクとも)はマリク・シャーより授けられた『王国の秩序』を意味する称号。

 ホラーサーン地方の都市トゥース近くの町で、地主の息子として生まれた。
 特に行政手腕に優れた事からアルプ・アルスラーンの下で頭角を現し、息子のマリク・シャーの時代には宰相として辣腕を振るう。
 遊牧民国家であるセルジューク朝が行政組織、軍組織が整った国家に成長したのは、
 ニザームルムルクの手腕とマリク・シャーの信任があればこそだったと言われている。
 軍隊を率いて活躍したこともあり、文武双方の才幹を備えた名宰相だったと評してよかろう。

 また、教育機関としてニザーミーヤ学院を各地に設けた。
 これは有能な官吏養成やイスマーイール派などシーア派の布教活動に対抗することを目的としたものだったと言われている。
 この政策は一定の効果を挙げ、学院創設による法学の保護政策は、イスラーム世界全体に普及していくこととなる。

 しかし、マリク・シャーの後継者として、その長子バルキヤールクを推したことで、
 弟のマフムードを推す王妃テルケン・ハトゥンの恨みを買い、暗殺されてしまった。
 一説には、暗殺は暗殺教団と名高いニザール派のハサン・サッバーハの手によるものだともされる。
 その伝承によれば、ハサンはマリク・シャーに仕えていた頃、ニザームルムルクの策謀により恥辱を受け、その雪辱を果たさんとしていたという。
 
 ニザームルムルクの没後一ヶ月が経過すると主君のマリク・シャーも病死。
 名君と『王国の秩序』たる宰相を失ったセルジューク朝は内乱に突入し、以後、かつての勢威を取り戻すことはなかった。


827 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/23(土) 18:59:45 iSsd8XGQ0
【クラス】ランサー

【真名】秋山蓮

【出典作品】仮面ライダー龍騎

【性別】男

【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具C+(ナイト)

筋力A 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具C+(ナイトサバイブ)


【属性】
中立・中庸

【クラススキル】
対魔力:E(C、B)
 状態によって変化する。
 通常はダメージ数値を削減するのみで、魔術の無効化は出来ない。
 ナイト時は、第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 サバイブに変身すれば、魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化できる。こうなると大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。


【保有スキル】
勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

心眼(真):C
 蓄積された戦闘経験によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

騎乗:D(A)
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
 サバイブ時のみカッコ内のランクに修正。幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

飛行:-(B)
 平時は発揮されない。ナイトに変身中、ダークウイングが合体する事でカッコ内のランクに修正される。
 飛行中の敏捷値はスキルランクで計算する。


【宝具】
『翼手の黒螺旋(飛翔斬)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜70 最大捕捉:1人
 仮面ライダーナイトのファイナルベント。
 大型の槍「ウイングランサー」とダークウイングが変化した外套「ウイングウォール」を装備した状態で空中に舞いあがり、竜巻のように回転するウイングウォールに包まれたまま、急降下して対象を貫く。
 ウイングランサーは本来、「ソードベント」で呼び出す必要があるが、宝具発動時に限り自動で装備される。


『疾走する紺碧の破城槌(疾風断)』
ランク:C+ 種別:対城宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:20人
 仮面ライダーナイトサバイブのファイナルベント。
 バイクに変形したダークレイダーのカウルから拘束効果を持つビームを放ち、動きの止まった対象をナイトサバイブのマントに包まれたダークレイダーで貫く。
 ビームで目標の動きを止めない場合は命中率が低下するが、複数の敵をまとめて攻撃できる。
 車体は極めて頑丈であり、並の相手なら普通に突進するだけで粉砕可能。宝具発動時に限り、ダークレイダーが自動召喚される。


【weapon】
「ナイトのデッキ」
蝙蝠型モンスター「ダークウイング」と契約したカードデッキ。
Vバックルに装填することで、仮面ライダーナイトに変身することができる。生前とは異なり正面にデッキを掲げるだけでバックルを召喚可能。
ナイトはスピーディな格闘戦を得意とし、豊富なアドベントカードを活用することで敵を攪乱する。

「SURVIVE-疾風-」
黄金の翼が描かれたアドベントカード。ナイトのデッキに納められている。
これを翼召剣ダークバイザーが変化したダークバイザーツバイに装填することで、仮面ライダーナイトサバイブに強化変身できる。
能力上昇に加え、ダークアローやダークブレードを得た事で戦闘における決定力が大きく上昇した。

「闇の翼ダークウイング」
蝙蝠型のミラーモンスター。エサを捕食する必要が無くなった代わりに、召喚の発動・維持にランサーの魔力を要求する。
ファイナルベントの魔力消費には、これも含まれる。
ランサーがナイトサバイブに変身すると、「疾風の翼ダークレイダー」にパワーアップされる。


【人物背景】
恋人の小川恵理の意識を取り戻すために、ライダー同士のバトルロイヤルに身を投じた青年。
頑固で好き嫌いが激しく、孤立しがち。
士郎の妹である優衣と行動する中で城戸真司と出会い、幾度となくぶつかり合ううちに固い友情を結ぶ。
目的のために冷徹に振る舞っていたが、優しく直情な城戸に感化されていき、その行動にも変化が現れていった。


828 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/23(土) 19:00:36 iSsd8XGQ0
【クラス】ライダー

【真名】織田信長

【出典作品】鬼武者2

【性別】男

【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力B+ 幸運B 宝具A+

 幻魔王   筋力A 耐久A 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具A+

【属性】
混沌・悪

【クラススキル】
対魔力:C(B)
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
 宝具を発動する事でカッコ内のランクに修正。展開中は魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。

騎乗:C(EX)
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせる。
 霊体化して宝具に騎乗した時点でカッコ内のランクに修正。魔神像を手足のように自由に操る事が出来る。


【保有スキル】
カリスマ:B+
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
 幻魔王として君臨したライダーは、魔物や魔獣の性質を持つ相手から特に人望を集めやすい。

軍略:B
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

飛行:-(B)
 変身している間、翼で空を飛ぶ。
 飛行中の敏捷値はスキルランクで計算する。

人間狩り:A
 同胞を人食いの幻魔に差し出した外道の証。
 半神や魔物、サイボーグなどでない「純粋な人間」との戦闘において、有利な判定を取れる。

【宝具】
『冥府を踏破せし人界の王(幻魔王)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人(自身)
 完全な怪物と化したライダーの肉体。
 展開中はステータスを専用のものに、対魔力スキル、飛行スキルをカッコ内のランクに修正する。
 魔力消費が増大する代わりに大きく戦闘力が向上するほか、下記宝具が解禁される。

『幻魔五星剣(げんまごせいけん)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:1人(追尾対象)
 森羅万象を操る大剣。
 上記宝具を展開したライダーが魔力を込める事で火炎、冷気、暴風、岩石、稲妻を発生させて、標的にぶつけることができる。
 最大補足の1人というのは一度にロックできるのは1人という意味であり、ロックを外せば大量の敵を一度に攻撃する事が可能。
 また地面に五星剣を突き入れる事で、ライダーは回復行動を取る事が出来る。
 回復行動中は地脈に流れる力を自身の負傷治癒や貯蔵魔力の回復にあてることができるが、その場から一歩でも動くと回復行動は解除される。


『賛美せよ、偉大なる名を(黄金魔神像)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:100人
 髑髏の顔と四本脚を持つ巨大な黄金の像。
 ライダーが注いだ魔力を内部に貯蓄し、展開中の動力源とする。
 本来なら魔神像が放つ負のエネルギーによって民衆を洗脳、信長を神と崇めさせる仕掛けがあったが逸話として確認されていない為に使用不可。
 霊体化した状態で騎乗する事でライダーの人格を得た魔神像は、一個の機動兵器として活動を開始。
 巨体による押し潰し、火炎放射、無数の能面型の飛び道具、足元から隆起する骨柱、能面から吐き出される毒ガスなどで敵陣を蹂躙する。

 また、死の間際にこちらに魂を移した逸話から、霊核が破壊されても魔神像が残っていた場合、これを己の身体として復活できる。
 ただし、魔力消費は高ランクの狂化を持つバーサーカー並みに跳ね上がり、並みのマスターでは長時間現界させておくことは不可能。

【weapon】
無銘:長剣

無銘:軍馬

【人物背景】
尾張地方を治めていた大名。日本一有名な戦国の革命児……の何処かの世界線の話。
桶狭間の戦いで討ち死にした彼は、高等幻魔ギルデンスタンの施術によって復活を遂げる。
このときに幻魔の血と人間の血が混じり合った結果、信長は突然変異的に強大な力を獲得する。

初代幻魔王である創造神フォーティンブラスが左馬介に倒された後、混乱する幻魔界を天性のカリスマと絶大な魔力をもって束ね、新たな幻魔王の座に就いた。
稲葉山城にて柳生十兵衛に討たれるも復活、さらなる大勢力を率いて日本を平らげようとした彼は奇しくも本能寺にて最期を遂げる事になった。


829 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/23(土) 19:02:33 iSsd8XGQ0
【クラス】アーチャー

【真名】須田恭也

【出典作品】SIREN

【性別】男

【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B+ 幸運B 宝具A++

【属性】
中立・善

【クラススキル】
対魔力:C+
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 アーチャーは精神干渉に対して、強力な耐性を持つ。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失ってから二日間現界可能。

【保有スキル】
幻視:A
 同ランクの気配感知の亜種スキル。
 範囲内にいる人物の視覚や聴覚を盗用できるが、距離が遠いほど鮮明さが失われる。

血の契約:A
 美耶子と交わした約束。
 宇理炎の副作用を無効化するほか、瀕死の傷でも戦闘を可能とし、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる。
 同ランクの精霊の加護と戦闘続行の効果を内包する特殊スキル。

【宝具】
『狩猟用狙撃銃』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:1人
 屍人ノ巣で入手した狙撃銃。
 使い魔程度なら十分相手にできるが、接近されると真価を発揮できない。
 クラス補正によって宝具に昇華されたが、所詮現代の品でしかないため、神秘性は最低ランク。その分、消費が軽く、弾丸を魔力で補充できる。


『冥府の扉が開くとき(煉獄の炎)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:20人
 宇理炎を使い、前方に巨大な火柱を発生させて、目前の敵にぶつける。
 不死性を否定する効果を持ち、神霊や魔物など人外の性質を持つサーヴァントに対して絶大な威力を発揮する。
 宇理炎自体が魔力炉を備えている為、発動によってアーチャー自身が消費する魔力量はごくわずかだが、再発動には10秒のクールタイムを必要とする。


『暗黒の空を青に染めて(鉄の火)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:200人
 宇理炎を使い、上空から青い炎を雨のように降り注がせ、レンジ内の敵を殲滅する。
 不死性を否定する効果を持ち、神霊や魔物など人外の性質を持つサーヴァントに対して絶大な威力を発揮する。
 宇理炎自体が魔力炉を備えている為、発動によってアーチャー自身が消費する魔力量はごくわずかだが、再発動には120秒のクールタイムを必要とする。

【weapon】
「焔薙」
神代家の家宝。眞魚岩から採取された隕鉄を精錬して鍛えられた刀。クラス補正により、刀身に木る伝を宿す事が出来ない。

「宇理炎」
"力が生まれたときに同時に生まれる、相反する力"を操る神の武器。不死者すら永遠に滅ぼす事が出来るが、副作用として使用者の生命を求める。
アーチャーは保有スキルにより、これを猶予されている。

「ポータブルオーディオプレーヤーとヘッドフォン」
ハードロックを聞きながら、アーチャーは異界を彷徨い歩く。

【人物背景】
中野坂上高等学校に通っていた16歳の少年。
羽生蛇村で起こった虐殺事件の噂をネットで目にした彼は、夏休みを利用してマウンテンバイクで村にやってきた。
訪れた先で奇妙な儀式を目撃にした後、怪異に巻き込まれてしまう。
盲目の少女「美耶子」と怪物が跋扈する村を逃げ回る中で永遠の命を得て生還した恭也だったが、ついに現世に帰還する事は叶わず、異界を彷徨い続けることになった。


830 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/27(水) 14:19:30 2128Tfgo0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】松平伊豆守信綱
【性別】男性
【身長・体重】161cm・54kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C+++ 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。

【固有スキル】
王佐の才:A
 王器を持つ者を補佐する才能。
 己に相応しい王者に仕えることで、互いの欠落を補完するスキル。
 カリスマの影響下にある場合のみ、あらゆる判定に有利な補正が与えられる。

天賦の見識:A++
 物事の本質を捉える能力。鋭い観察眼はあらゆる情報を見逃すことがない。
 原理はまったく異なるものだが千里眼による未来予知にも等しい先読みを行う。
 サーヴァントに対して用いた場合、幸運判定に成功すれば、魔術や宝具等によって厳重に隠蔽された真実をも見抜く。

窮地の智慧:A
 危機的な局面に於いて優先的に幸運を呼び込む能力。
 信綱は幕政において多くの危機に見舞われながらも、知恵によって先んじて片付けた人物であり、その逸話から高ランクを誇る。

【宝具】
『人智及ばぬ知恵伊豆(わがちえ、なにものもおよばず)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 事態解決への道筋を即座に見出す頭脳が宝具にまで昇華されたもの。
 自身のINT判定が必ず成功する。
 また、思考の鋭さから事態・状況への即応力を高める効果もある。(敏捷がC+++と特異なのはこの宝具の効果に依る)

【解説】
 江戸時代の大名、老中。
 才知に秀で「知恵伊豆」とあだ名された名臣。
 柳生宗矩、春日局と共に家光を支えた「鼎の脚」の一人に数えられる。

 幼い頃から青雲の志を抱いており、自ら頼み込んで松平家の養子となる。
 その後、徳川家光の小姓となり、庶務に倦むことなく忠節を尽くした。
 秀忠の死去後、家光が将軍となると、これまでの忠義と能力を買われて腹心として遇されるようになり、
 家光自身が「右の手」と評した酒井忠勝に並び「左の手」と評された。

 天草四郎を総大将として九州は肥前国で勃発した反乱――いわゆる島原の乱においては
 戦死した板倉重昌に代わって派遣され、総大将として反乱を鎮圧した。
 家光の没後も幕府の重鎮として幕政を主導し、
 由比正雪の乱、戸次庄左衛門の乱、明暦の大火といった幕府を揺るがす大事件の数々に手早く対応。
 大事になる前に片付けることに成功している。

 行政手腕に置いても超一流であり、藩政の基礎を固めた。
 江戸幕府の鎖国体制が完成されたのも、信綱の手腕に依るところが大きいとされる。

 その知恵と思考の速さは酒井忠勝をして「あれは人間と申すものではない」と評され、才幹は諸臣も皆認めるところであった。
 しかし人望は薄く「才あれど徳なし」とも評されている。
 これは政務に励むあまり、それ以外の物事に対して無頓着であった為ともいう。


831 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/28(木) 18:39:36 8/qDiUDY0
【元ネタ】室町時代
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】飯篠長威斉家直
【性別】男性
【身長・体重】160cm・48kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B+ 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
武芸百般:A
 多岐にわたり培われた戦闘技術により、あらゆる戦闘状態に対応することが可能。
 空中戦や水中戦と言った尋常ならざる戦闘や、未知・未経験の状況にさえ、培われた技術と経験を駆使することで即座に対応してみせる。

忍術:B
 忍者たちが使用する諜報技術、戦闘術、窃盗術、拷問術などの総称。
 各流派によって系統が異なる。長威斉の場合は天真正伝香取神道流における忍術。

風水術:B-
 東洋に伝わる地相術(ジオマンシー)の一種。
 霊脈を流れる力を利用して神秘を為すが、その働きは緩やかなものとなる。
 長威斉のそれは天真正伝香取神道流における風水術であり、古代中国の本式とは異なる。

熊笹の教え:-
 対人魔技。最大補足・1人(自身)
 武術の根幹――すなわち体捌きが人知を超えた領域に到達したもの。
 弟子たちの誰も引き継げなかった、飯篠長威斉家直だけが有する絶技。

 重心ではなく、自身の五体にかけられる重力の強さ・ベクトルを、体捌きのみで自在に操る。
 古今東西、武術の真髄は自重を如何に運動エネルギーに転用するかにあり、
 それを自在とするこの絶技がどれだけ戦闘に影響を与えるかは、論を俟たない。

 ――曰く、武芸者に挑まれた長威斉は、熊笹の葉の上に蓆を敷き、その上に乗ってみせた。
 その超絶の技を見た武芸者は彼我の力の差を悟り、戦わずして負けを認めたという。

【宝具】
『兵法は平法なり(ひょうほうはへいほうなり)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 天真正伝香取神道流の理念、すなわち「兵法は平和の法である」という信念を形とする宝具。
 戦う前に彼我の力量を悟らせ、相手の命を奪わずして勝つ事こそ最上とする理念が宝具化したもの。
 剣気、神気によって対象の精神にダメージを与え、相手の精神が屈した時点で強制的に敗走させる。
 また、自身が精神干渉を受けた場合、戦闘系スキルでの対抗判定を行うことができる。

【解説】
 室町時代中期から後期にかけての武将、剣豪。
 天真正伝香取神道流の創始者で「日本兵法中興の祖」ともいう。

 はじめ千葉氏に仕え、幼少の頃より刀槍に優れ幾たびの戦で手柄を立て一度も敗れた事がなかったという。
 しかし千葉宗家が家臣の裏切りによって断絶したのを切っ掛けに、武士として生きることにむなしさを覚え、
 香取神宮の奥の宮に近い梅木山に篭り、剣術修行に励んだ。

 修行の最中、経津主神の「汝、後に天下剣客の師とならん」との啓示を受け、一冊の神書を授けられたという。
 そうして『天真正(経津主神の事)伝香取神道流』を名乗り、それまで決まった「型」の無かった日本武術界に「型」を導入。
 百般に亘る武道の原型を体系化した。
 天真正伝香取神道流は後世に隆盛した諸流派の源流となっており、
 剣聖とも評される塚原卜伝や上泉信綱の剣術も、飯篠長威斉家直の教えが流れたものと言える。

 その理念の根底は「不殺」にあり、兵法はすなわち平和の法であると説いた。
 すなわち、戦わず、傷つけずして相手に負けを悟らせる事こそが最上の兵法であり、
 これを押し拡げることが世界を平和にする道である、と。
 そのために心身の鍛錬を以ってして自身を完成された人間に近づけなければならない、と。
 その思想から、長威斉は武士から庶民まで広く天真正伝香取神道流を教えたという。


832 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/03/31(日) 14:26:59 7qJ0ZORA0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】武田四郎勝頼 / 諏訪四郎勝頼
【性別】男性
【身長・体重】155cm・48kg / 125cm・26kg
【属性】秩序・善 / 混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。

騎乗:A++
 乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
 龍に乗って安藤氏の乱を鎮圧した伝承を持つ諏訪明神の化身。故に、竜種を含む全ての乗り物を乗りこなす。

【固有スキル】
神性:E〜A
 神霊適正を持つかどうか。
 武田家を滅ぼすべく諏訪明神が生まれ変わったのが勝頼だとされる。
 最初期はEランクだが、勝頼は自身の意思で諏訪明神との融合率を上げ、神性のランクを変動させることが可能。
 ただし、ランクが上がるほどに精神が諏訪明神の荒御霊に侵食され、Bランク以上になると真名や姿、属性(人格)が完全に変貌する。
 曰く「諏方明神 たへる武田の子と生れ 世をつぎてこそ 家をうしなふ」

風の祝:A
 かぜのほうり。諏訪の血と生誕前から施された呪的改造によって得た、諏訪明神の神体、生き神としての適正。
 自身の神性のランクに応じて風を操る呪力が増していき、最終的には神風をも巻き起こせる。
 しかし、神性が上がるほどに精神が諏訪明神の荒御霊に侵食され
 Bランク以上になると諏訪明神の「御正体」として8歳の童男の姿へと変わる。
 曰く「我に於いて体なし、祝を以て体とす」

戦闘機動:B
 騎乗状態での戦闘に習熟している。
 騎乗状態での攻撃判定およびダメージにプラスボーナス。
 騎乗していない状態での戦闘力が減少するというデメリットも存在する。

風除けの加護:A
 諏訪明神に由来する風避けの呪い。

【宝具】
『衆魔催伏の利剣(しゅまさいふくのりけん)』
ランク:E〜A 種別:対人・対軍・対国宝具 レンジ:可変 最大捕捉:可変
 諏訪大社で用いられる薙鎌。風を鎮め、大風、台風、山崩れなどの自然災害を防ぐ力を持つ祭器の一種。
 真名を開放することで、薙鎌は諏訪明神の本地仏・普賢菩薩の三昧耶形たる剣へと形を変える。
 この剣は『薙鎌衆魔催伏の利劔也』と謳われる通り、衆魔を鎮める力――すなわち有形無形の“エネルギーの流れ”を断って鎮める力を有し、
 その効力、効果範囲は勝頼の神性のランクによって上下する。

【解説】
 戦国大名、甲斐武田家の最後の当主。
 武田信玄と諏訪御料人の子。

 諏訪は武田信玄が力と謀略で奪った領土であり
 勝頼は諏訪家の名跡を継いで諏訪四郎勝頼と名乗り、領民や遺臣達の反発を抑える役割を期待されていた。
 武功も挙げているが、武田家の通字である「信」の字は与えられず、あくまでも諏訪家の人間という扱いだった。

 しかし、信玄の嫡男である武田義信が謀反の疑いで誅殺された事で、一転して武田家の後継者という立場となる。
 その後、西上作戦の途上で病に倒れた信玄の遺命により、武田家を継ぐが
 扱いは当主ではなく陣代(代行)であり、家中の支持も薄かったという。

 かような状況を脱し武田家を取りまとめんと、勝頼は戦勝を重ねて威権を固める道を選ぶ。
 しかし、長篠の戦いで大敗を喫すると、武田家の軍事力と共に勝頼の威権は失墜した。

 その後、勝頼は上杉家・北条家と同盟するも、御館の乱の折に上杉景勝と和睦交渉を行ったために北条家との同盟は破綻。
 上杉家も弱体化し、武田家は事実上、孤立状態に陥る。
 もはや武田家に織田・徳川連合の大攻勢に抗する力はなく
 勝頼は家臣の多くに見捨てられ、追い詰められた末に天目山で自刃することとなった。

 武田勝頼は諏訪家の血を継ぐことから諏訪明神の化身と見られていたようである。
 曰く「諏方明神 たへる武田の子と生れ 世をつぎてこそ 家をうしなふ」
 すなわち諏訪家を討った武田家を滅ぼす宿命を背負って生まれたのが勝頼だ、と。

【蛇足】
 源頼光が牛頭天王の化身であるように、諏訪明神の化身たる武者を生み出せないか、という信玄の思惑で作り出された、という脳内設定。
 人格の変貌は諏訪明神に入れ替わるというより、神としての側面・視点が表に出てくる、という意味合いが大きい。
 コンセプトはノッブに絶対勝てないサーヴァント。


833 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/01(月) 22:23:25 zSIAdwYs0
【元ネタ】隻狼
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】葦名 一心
【性別】男性
【身長・体重】190cm・67kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B- 敏捷B+ 魔力C 幸運C 宝具A+

【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、 野獣ランクの獣
 は乗りこなせない。

【固有スキル】
老境:A
 戦闘時、未来予知にも近い第六感を得る
 直感にも似たそれは、老境に達し研ぎ澄まされた感覚なのだろう

魔力放出(炎):A+
 炎は辺りに燻り、時にセイバーの意思に応じ激しく燃え上がる
 刀から吹き上がるその炎は、修羅を斬った際に染み付いたのだろう

流水:A
 刀で受けた際のランクB以下の宝具を無効化する
 葦名の衆は知っている
 流れる水こそ、強いということを
 硬く受け止めるのではなく、流れるように受け流すべきなのだ

【宝具】
『奥義・葦名十文字(おうぎ・あしなじゅうもんじ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 納刀の構えから高速の居合いを繰り出す対人宝具
 疾く斬ることを一意に極めた葦名流の奥義である
 『儂の十文字は、修羅の腕をも斬り落とす』
 剣聖・葦名一心は、そう嘯いた

『秘伝・一心(ひでん・いっしん)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 納刀の構えから見えぬほどの速さの連撃を繰り出す対人宝具
 ただ斬ること、その一事に心を置く
 そうして放たれる斬撃は神速である
 研ぎ澄まされた老境の剣聖一心だからこそ、為せる技だ

【解説】
フロムから発売された最新作「隻狼」に登場するキャラクター
戦国末期の架空の武将であり、作中では重要なキャラクターでもあります。
既に全盛期を終えている状態ですが十分な戦闘力です。


834 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/02(火) 18:51:29 YZo0YOtI0
【元ネタ】ニコニコ動画
【CLASS】バイヤー(ライダー)
【マスター】ウェイバー・ベルベット
【真名】イスカンダル
【性別】男
【身長・体重】212cm・130kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運A+ 宝具A++ 金銭EX
【クラス別スキル】
王の通販(ゲートオブアマゾン):EX
己の埒外を向いている買物王の欲望により次から次へと通販をするスキル。冬木の地の聖杯戦争で購入したものはゲームのみならずB-2戦闘機、あの英雄王の物量に勝るほどのトマホーク、そして空腹王の聖剣を買い取ってしまう程の食料を次から次へと通販し、物だけでなく人でさえもオモテナシで自陣へ引き込み終始戦いを有利に進めていった。

無限の財力(アンリミテッドマネーオブウェイバー):EX
バイヤーには黄金律スキルなどはない。では一体どうやってその通販を支える資金が出てくるのだろうか。その答えとなるのがこのスキル。マスターであるウェイバー・ベルベットの財布からはバイヤーの無尽蔵の欲求を満たすための無尽蔵の資金が湧いて出てくる。一時期空腹王の食費により、その資金が底をついたこともあったが後述するスキルで資金調達(略奪)をしたり請求書をある御方に押し付けたりしてあらゆる手段を用いて資金を供給する。
ウェイバーの財布のはずなのに基本的にウェイバーに使用決定権はない。ウェイバーが取り上げてしまえばそれまでだが大体いつもバイヤーが勝手に使っている。

財布の供給:EX
ウェイバーの資金が底をついた時のバイヤーの最終手段。マケドニアへ遠征したり、賭博黙示録に手を出したりして様々な手段で資金調達(ほぼ略奪)を行う。
ただしどういう訳か他者から略奪と称されることを嫌うらしく、冬木の聖杯戦争ではそれにより聖杯の誘惑を怒りで跳ね除け汚染された聖杯を破壊した。

【固有スキル】
雷の通販業者:EX
彼が通信販売を行うとどこにいようと必ず3秒以内に商品を届けに来るという彼の通販業者に付与されるスキル。通販業者はそれにより騎乗:EXを持ち、たとえ火の中水の中、24時間365日いつでもどこでも雷のように直ぐに商品を通販トラックでバイヤーに届ける。

カリスマ:A
後述する彼の宝具にも関係するスキル。
買物王として誰よりも鮮烈に通信販売をし、諸人を魅せ、全ての通信販売業者の感謝を束ね、その御得意様として立つ。

軍略:B
買物王の資金調達方法や相手を討つための戦術に関するスキル。多人数の通信販売業者を動員した戦場における戦術的直感力。

神性:C
明確な証拠こそないが、多くの伝承によって最高神ゼウスの息子であると伝えられている。


835 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/02(火) 18:52:16 YZo0YOtI0
【宝具】
『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜5 最大捕捉:100人
説明不要。イスカンダルがライダーとして正しく召喚された際の宝具をそのまま使っている。

『通販の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
召喚の固有結界。バイヤーの切り札。
展開されるのは、晴れ渡る蒼穹に熱風吹き抜ける広大な荒野と大砂漠。障害となるものが何もない通販に最適(?)な地形に敵を引きずりこみ、彼が行ってきた数多の通信販売により購入したものを宝具として、関わってきた通信販売業者を独立サーヴァントとして連続召喚して、数万の軍勢とトマホークで蹂躙する。
彼自身は魔術師ではないが、通販業者たち全員が心象風景を共有し、全員で術を維持するため固有結界の展開が可能となっている。要は、過去のイスカンダルの通販履歴を丸ごと召喚・復活させる固有結界。時空すら越える通信販売業たちの絆が宝具にまで昇華された、彼の王道の象徴。買物王イスカンダルの持つカリスマ性と強欲さを最大限に具現化したものであり、召喚される中にはライダー本人よりも通販トラックの運転に優れた者や、一通信販売会社社長としてBランク相当のカリスマを具える者も複数いるらしい。また全員がランクE-の「単独行動」スキルを持つためマスター不在でも戦闘可能。

『約束された勝利の剣(エクス↓カリ→バー↑)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
人ではなく星に鍛えられた神造兵装であり、聖剣というカテゴリーの中で頂点に位置し、「空想の身でありながら最強」とも称される。人々の「こうあって欲しい」という願いが地上に蓄えられ、星の内部で結晶・精製された「最強の幻想(ラスト・ファンタズム)」











…………をバイヤーがセイバーの空腹を満たす代わりに貰った物。そのせいでウェイバーの財布は底をついてしまったのだが、よくよく考えればそれだけでこの世で最も有名な聖剣を買えてしまったのだから安いものである。
バイヤーが使用した際は聖剣が黄金の光で包まれ、高く掲げることで雷光が落ちその勢いで振り下ろして光の断層により敵を一刀両断する。

【Weapon】
ウェイバーの財布
バイヤーの基本装備にして最強の装備。バイヤーをバイヤーたらしめるバイヤーのさい「ぬぁぁぁあに言ってやがりますか!この馬鹿はぁ!!」あ、すいません、バイヤーの財布じゃないですウェイバー君の財布です。
【解説】
ニコニコの某MAD動画により生まれた怪物。(ウェイバーの評価規格外の財力があるからこそたが)彼の手に掛かれば取り寄せれないものはなく、B-2戦闘機、トマホークなどありとあらゆる手段を用いて相手を殲滅する(彼曰く正々堂々)。
数々の通信販売により通信販売業者とも固い絆が結ばれており、『「毎度」ありがとうございます』と言われるほど頻用している。また元ライダーとしての力が影響しているのかどんな修羅場でも注文すれば陽気に通販トラックがやってくるほか、宝具への参戦不参戦は業者本人の意志によるが、彼が呼び寄せればみんな必ずやってくる。彼のカリスマ性によるものだろう。
豪快で大胆不敵という言葉がまさに当てはまる彼だが、実を言うと資金繰り短縮のため人々が集まっているところを狙って「星」を略奪したり、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトに請求書を突きつけたりと狡猾な一面もある。また、銃弾を受けても戦闘を続行するタフネスがあったりマシンガンを高速の剣戟で叩き落としていくという細かな技術も併せ持つ。


836 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/03(水) 23:34:13 muufEJ.Y0
【元ネタ】日本神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】須佐之男命
【性別】男
【身長・体重】185cm・92kg
【属性】中庸・中立
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
直感:A
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師では須佐之男命に傷をつけられない。

【固有スキル】
神性:A++
 神霊適性を持つかどうか。
 神である伊邪那岐命の息子である須佐之男命も神である

嵐の加護:A
 海原か夜の食国を収めるように言われた須佐之男命須佐之男命は
 天地を揺るがし嵐を呼び起こす

神破り:D
 神を倒したことでついたスキル
 神性持ち相手に攻撃にかなり少しだけプラス補正を付ける
 自らも神のためランクは低い

天性の肉体:A 
 生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
 このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
 神の体は既に恐ろしいほどに強大である

【宝具】
『天羽々斬(アメノハバキリ)』
ランク:A 種別:対獣宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
須佐之男命が八岐大蛇を退治したときに使用した十束剣
剣は刀へとその姿を変化させている
非人に対する攻撃にプラス補正がかかり人からかけ離れたものほど上がる

『天叢雲剣(アメノムラクモ)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
八岐大蛇を倒した際にその尾から出てきた剣
三種の神器の一つとして数えられる
天照大神に献上したのだが聖杯戦争にて限定的に使用が可能となる
天羽々斬を破壊することでこの宝具を発動できる
宝具発動と同時に魔力、神性ランクがEXとなり大地、海原を自在に操る
消費魔力がそれだけに上がるために無駄な使用は禁物

『八岐大蛇伝説(ヤマタノオロチ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1〜8
彼の有名にな逸話を宝具にしたもの
戦闘を開始する前に相手の俊敏ランクをワンランク下げる

【Weapon】
無名剣
 宝具を発動する前に持っている剣
 彼の活動していた時代で使っていた普通の剣
【解説】
日本神話に登場する男神
八岐大蛇を倒したことで有名
伊邪那岐命からは呆れられる性格をしている
状況に合わせてころころ性格が変わり時折子供みたいな行動をしたかと思えば
英雄の様な冷静な判断を下すこともある
日本で行われる聖杯戦争にて参加することができる
聖杯にかける望みは「母親に会う」こと


837 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/03(水) 23:58:07 muufEJ.Y0
【元ネタ】日本神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】月読命
【性別】女性
【身長・体重】143cm・31kg
【属性】中庸・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。

弓術:C
弓を扱う技術
中距離程度ならば外すことはない

【固有スキル】
神性:A+++
神霊適性を持つかどうか。
神であるが他スキルで下げられている

神殺し:E
神を殺したことでみに付いたスキル
神性を下げる分神性相手に特攻がつく

夜の神:EX
夜を統べる者としてのスキル
夜中において自身のステータスがワンランクアップする

【宝具】
『悪しき神なり(ウケモチ)』
ランク:A 種別:対食宝具 レンジ:1〜10000 最大捕捉:1〜10000
穀物等の神ウケモチを殺した逸話を宝具にしたもの
相手陣地の食物を断ち切ることができる
断ち切られた食物は食べる事が出来ない呪いが付与される

『日月分離(ヨルノクニ)』
ランク:EX 種別:対世宝具 レンジ:1〜500000 最大捕捉:1
昼である世界を強制的に夜の世界へと変える宝具
天照を強制的に追い返す事で起こる現象

【Weapon】
無名弓
無名剣

【解説】
日本神話に登場する神
天照、スサノオに比べて登場する話が少ない
夜の間は力が増幅されて見た目が長身の美女へと変わるが
昼の間は天照の光に邪魔されて背が小さくなる
聖杯にかける望みは「天照との仲直り」


838 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/04(木) 00:06:25 bBlAHPgU0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】マンフレート・フォン・リヒトホーフェン
【性別】男性
【身長・体重】180cm・78kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B+ 魔力E 幸運B+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:-
 対魔力は保有していない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
戦闘機動(空):A
 騎乗状態での空中戦闘に習熟している。
 騎乗状態での空中戦時、攻撃判定およびダメージにプラスボーナス。
 騎乗していない状態での戦闘力が減少するというデメリットも存在する。

カリスマ:D+
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 通常時はDランク相当だが、航空戦でのみCランク相当の効果を発揮する。

戦闘続行:C
 生還能力。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 曰く「真の戦闘機パイロットは死ぬまで操縦桿から手を離しはしない」

【宝具】
『天駆ける騎士(レッドバロン)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 赤く塗られた戦闘機に乗った逸話が宝具に昇華されたもの
 生前搭乗した名機『フォッカー Dr.I』を召喚し、自らの宝具として搭乗できる。
 また、それが赤く塗られ、飛行を可能とするものであれば、自らの宝具として運用できる。

『第一戦闘航空団(フライング・サーカス)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2〜20 最大捕捉:30人
 連合軍から「フライング・サーカス」、「リヒトホーフェン・サーカス」と恐れられた航空団を召喚する。
 リヒトホーフェン自ら空中戦理論を教授し、多くのエースを生み出したこの航空団は、
 一機一機が驚異的な空中機動を可能とし、リヒトホーフェンの指揮によって千変万化の空中戦を可能とする。

【解説】
 ドイツの航空機エース。
 第一次世界大戦参加各国で最高の撃墜機記録、80機(未公認を入れると+2)を保持する撃墜王。
 機体を赤く塗っていた事から、祖国では『赤い戦闘機乗り』、フランスでは『小さな赤』『赤い悪魔』
 イギリスでは『赤い騎士』『赤い男爵』と呼ばれた。

 第一次世界大戦勃発直後は槍騎兵部隊に所属し、馬を駆っていた。
 しかし、この時代の戦場にもはや騎兵が活躍する余地はなく、落胆したリヒトホーフェンは航空隊へと転属する。
 その後、戦闘機パイロットとしての訓練を積み、西部戦線でその才覚を開花させた。
 イギリス最高のエース、ラノー・ホーカーを撃墜し、一躍有名となったリヒトホーフェンは、
 やがて第11戦闘機中隊を率いる中隊長となり『赤い戦闘機乗り』の武名を国内外に広めていく。

 第一戦闘航空団指揮官に任命されたリヒトホーフェンは、自らの空中戦理論を部下たちに教授し、
 多くのエースを輩出する精鋭部隊へと成長させた。
 指揮官としても卓越していたリヒトホーフェンの指揮の下、第一戦闘航空団は大活躍を見せ、
 連合側から「フライング・サーカス」、「リヒトホーフェン・サーカス」と恐れられたという。

 しかし、リヒトホーフェンには血気に逸ると攻撃一辺倒になるという欠点があり、
 それによって危機に陥ることもしばしばだった。
 死因となったのもこの性格の為であり、
 敵機を襲ったところ、別の機体に背後から銃撃を受けた末に、対空砲火に貫かれたという。

 リヒトホーフェンは騎士道精神に優れ、ストイックで責任感が強く、統率力と戦友愛に富んでいた。
 美男子だった事も相まって、ドイツ帝国の女性達からも大層な人気だったと伝えられている。

【蛇足】
 李書文の年代で英霊になれるんだから、多分いけるやろ。


839 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/06(土) 01:20:56 zpjRK6So0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】武田勝頼
【性別】男
【身長・体重】180cm・80kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C+ 耐久B 敏捷B+ 魔力E 幸運E 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
風林火山(武術):EX
 孫氏の兵法「風林火山」を勝頼なりに解釈し生み出した戦闘理論。
 武人としてはともかく、英霊としては下位に位置する勝頼が上位のサーヴァントと渡り合う為の切り札。
 四つの奥義で構成され、サーヴァント化に伴い勇猛、直感などの複合スキルとしても機能している。
 ・風
  一時的な超高速思考と直感を用いた状況判断によりその場にいる誰よりも速く戦闘状態に突入し
  敵の戦意が湧くよりも先に初撃を放つ。使用時に敏捷にボーナス。
 ・林
  動作や表情、雰囲気のコントロールにより戦意、殺意を隠蔽する。
  警戒されず敵に接近することが可能であり、戦闘時にはこちらの攻撃を読まれにくくする効果もある。
  疑似的な気配遮断スキルとしても使用可能。
 ・火
  槍、打撃、組み技など、数千の型を敵に合わせて緻密に組み立て放たれる怒涛の連撃。
  使用時に筋力にボーナス。
 ・山
  どのような状態からでも心を平静に戻し保つ自己精神操作。
  油断を無くし、感情の揺らぎを正し、精神汚染を打ち消す。
  悟りの境地ではなく精神の強制シャットダウンともいえる荒業であり、
  多用は精神の摩耗を招くがその影響も取り除くことができる。ただし非発動時の摩耗は確実に蓄積する。

【宝具】
 『武田騎馬隊(むくろのむれ)』
 ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:2~99 最大捕捉:700人
 戦国最強と謳われた武田騎馬隊の亡霊を召喚する。
 武田家滅亡の象徴である勝頼は、騎兵、騎馬ともに白骨の姿でしか呼び出せない。
 躯の騎馬隊は陣形を組むことも武器も振るうこともなく、ただ突撃するのみ。攻撃性能は決して高くない。
 勝頼本人も威力には全く期待しておらず、囮や目くらましとしての利用が主。

 『高天神城落とし(かつよりのさい)』
 ランク:A+++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 武田信玄が落とせなかった高天神城を落とした逸話と、それを成した勝頼の才能が宝具となったもの。
 信玄と信長という規格外の存在の陰に飲まれ、生前には十全に発揮される機会に恵まれなかった勝頼の天賦の才。
 これをパラメーターの上昇という形で表出させる。ただし勝頼はこの宝具の存在を知らず、意図的な発動も不可能。
 本人も知らぬ間にときたま発動する。”ノっている状態”での発動が多いらしい。

【Weapon】
 『鎌槍』

【解説】
 戦国大名。甲斐武田第20代当主。武田信玄の子。
 彼を最後に武田家は滅亡した。
 父が武田信玄でなく、敵が織田信長でさえなければ。武将として、大名として功名を得ていたであろう。
 
 英霊としての格に準じた性能と、強すぎたる大将の名に恥じぬ強さを合わせもつ。
 弱宝具と強スキルを駆使し聖杯戦争を生き残る。エクスカリバーなどの神秘系直接攻撃に一切耐性がないのは辛い。


840 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/07(日) 20:37:44 PBhzzt7M0
【元ネタ】ジョニーは戦場へ行った
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】ジョー・ボーナム(暫定)
【性別】男性
【身長・体重】181cm 70kg
【属性】中立・中庸(暫定)
【ステータス】筋力F 耐久F 敏捷F 魔力- 幸運- 宝具EX
【クラス別スキル】
復讐者E
戦争は彼らから全てを奪い去ったが、戦争という悲劇に対する怒りだけが残った。
その怒りは戦争に近しい者に特に強く向けられ、王・将軍・戦場の英雄といった存在と相対する時最大限に発揮される。

【固有スキル】
対英雄:A
王・将軍・戦場の英雄を相手にした場合、その真名・能力・宝具・弱点を無条件で看破する。
ジョニー達の中に彼らの元で従軍した者が居るからである。

軍略:E
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

戦闘続行:EX
完全に倒しきる事は不可能。霊核が完全に破壊されても再度マスター周辺に再配置される。

【宝具】
『The Unknown Hero(無名英雄)』
ランク:EX 種別:常時発動型宝具 レンジ:無制限 最大捕捉:無制限
過去の戦没者達から無作為に選ばれた誰かを召喚する。サーヴァントが宝具を使うのでは無く宝具がサーヴァントを使っている。
戦禍に対する無数の人間達の怒りと悲しみが歪んだ復讐装置を産み出した。

【Weapon】
召喚された人物が使用した得物。武器すら持たない者も大勢いる。

【解説】
戦争と言う悲劇、その犠牲者達の化身。ジョニーはその代表者としての名前である。
無残に散って行った無数の名も無き戦死者達の集合体で有る為、霊核が破壊されても別の犠牲者がジョニーの名を継いで再度召喚される

勝手に徘徊し、他のマスターやサーヴァントを見つければ勝手に襲い掛かる。マスターが倒されるか聖杯戦争が終結するまでひたすら復讐を繰り返す。
令呪を使用しない限りマスターでさえ制御が出来ない、それどころか自らの存在をマスターに依存しているにも関わらず機会さえ有れば平然と襲い掛かる。
彼ら彼女らは戦争という悲劇に対する復讐の為に行動する、それは聖杯『戦争』に参加する自らのマスターも例外では無いからだ。


841 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/08(月) 22:58:49 M.Sg/bqY0
【元ネタ】三国志
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】臧覇 宣高
【性別】男性
【身長・体重】170cm・68kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。

【固有スキル】
無頼漢:A
 騎乗スキル・単独行動スキルの複合スキル。オマケとして宴会に強くなるなどの効果を持つ。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 山賊を糾合して独立勢力を築き上げ、呂布の軍勢を撃退し、曹操に一方面の軍を任せられた器量の持ち主。

【宝具】
『魏武の強、奴寇が統べる(せいしゅうへい)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1000人
 元黄巾賊であり曹操の麾下で活躍した青州兵を召喚する。
 一人ひとりはさしたる強さも持たない亡霊であるが、とにかく数が膨大。
 また、彼らは敵味方の区別もつかずに戦うが、
 曹操、臧覇、青州兵のみは仲間と判別し、襲わない。

【解説】
 後漢末期、三国時代の武将。魏の威侯。
 字は宣高だが、奴寇(粘り強い悪党の意)ともあだ名されており、侠気のある人物だった。
 三国志演義では呂布配下の八健将の一人。

 父が無実の罪で逮捕された時、食客数百人を率いて救出した事で勇名を馳せる。
 黄巾の乱においては陶謙麾下の将として活躍した。
 さらに動乱に乗じて徐州で独立勢力として旗揚げし、かの呂布が率いる軍勢とも互角以上に戦っている。

 その後、台頭してきた曹操の勢力に対抗するため、呂布と同盟した臧覇であったが、呂布は敗死。
 曹操に懸賞金をかけられ、追い詰められた末に捕縛されてしまう。
 しかし、曹操に気に入られた事で窮地が一転し、青州・徐州の統治を委託され、臣従する形ではあるが独立勢力として遇された。
 また、臧覇の下には、かつて曹操から離れた亡命者がいたが、曹操から首を送るよう言われても拒絶したという。

 この厚遇は無論、臧覇の人となりと能力を曹操が評価した故でもあるが、
 それよりも彼が抱える兵力の大きさから、独立勢力としてでも麾下に加える方が合理的である、と判断した為だと思われる。
 臧覇もまたこの厚遇に応えた。
 袁紹との戦いでは曹操が東部方面を気にせず戦えたのは、臧覇が絶えず青州侵攻を行ってくれていた為だという。

 曹操が袁家に勝利する形勢となると、自身や配下の家族を人質に送って臣従を誓った。
 以後も徐州を任せられ、主に孫呉との戦線を担当して活躍を見せた。

 しかし、曹操が没すると、その後の動乱を見込んでか勝手に持ち場を離れてしまう。
 臧覇らが何を狙っていたかは定かではないが、さしたる動乱も起こらず曹丕が曹操の後を継いだ。
 結果、この行動は曹丕の不興と警戒を買うだけに終わり、しばらくして臧覇は兵権を取り上げられ、中央に召された。
 一方で、その軍事的識見から、曹丕の軍事顧問として遇されたという。


842 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/12(金) 14:36:53 eD2.alTI0
【元ネタ】三国志演義
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】孟獲
【性別】男性
【身長・体重】210cm・125kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B+ 敏捷D 魔力C 幸運C+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
仕切り直し:A
 戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。
 七縱七禽のエピソードから孟獲は高ランクでこのスキルを所有する。

戦闘続行:A+
 往生際の悪さ。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。
 首がとれたままでも動ける不死の術を用いたという民間伝承も相まって高ランク。

友誼の証明:C
 敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。
 聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。

【宝具】
『南蛮七武(なんばんしちぶ)』
ランク:E〜A 種別:対人 対軍 対城宝具 レンジ:可変 最大捕捉:可変
 諸葛孔明との七度の戦いに用いた武器や策略が宝具として昇華されたもの。
 妻・祝融の飛刀、忙牙長の黄驃馬を自らの装備として使用可能。
 また、LUC判定に成功することで、
 朶思大王の毒泉、木鹿大王の白象を含む猛獣、狂風を呼ぶ鐘、兀突骨の藤甲鎧、顎煥の方天戟も使用可能となる。
 ただし、一度使用した装備は戦闘終了後(退却含む)に失われる。

【Weapon】
『松紋廂宝剣』

【解説】
 三国時代の豪族。
 正史では雍ガイが蜀に対して起こした反乱に同調して反旗を翻した豪族の一人。
 雍ガイの命を受けて南中に反乱に参加するように説いて周り、多くを味方につけた。
 しかし、諸葛亮の南征軍との戦いで連敗し、趨勢は蜀に傾く。
 孟獲は敗北し捕らえられる度に逃されること七度、ついに諸葛亮への帰順を誓った。(いわゆる七縦七擒のエピソード)
 諸葛亮がこのような対応を取ったのは、現地の人々の叛意を鎮めるために、声望のある現地人を統治者とするつもりだった為だと言われる。
 南中は諸葛亮によって平定された後は蜀漢に仕え、御史中丞にまで昇進した。
 名士としてその名を称えられたという。

 三国志演義では南蛮の大王として描かれる。
 他の大王の助力も得て武力、奇策、妖術など手を変え品を変え、蜀漢の軍勢と七度戦うも諸葛亮の知略の前に度々敗北。
 最終的には帰順するという展開になっている。


843 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/12(金) 18:12:43 TKLKAFmI0
【元ネタ】宇宙機
【CLASS】アーチャー
【真名】ハレー・アルマダ
【異名・別名・表記揺れ】MS-T5、ISEE-3/ICE、Vega 1、Vega 2、giotto、PLANET-A
【性別】無性(少年的風貌)
【身長・体重】128cm・25kg(装備含まず)
【外見・容姿】青白い髪と瞳をした、色白の少年。
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:E 耐久:B
敏捷:C+++ 魔力:E 幸運:A+ 宝具: EX

【クラス別スキル】
単独行動:A+
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクA+ならば、宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合ではない限り単独で戦闘できる。

対魔力:E
魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

【固有スキル】
七星躯体:A-
人造四肢(機械)、観測眼、天文学百般などが複合されたスキルであり、宇宙科学史上最大規模の国際協力が実を結んだアーチャーの霊基そのもの。
...しかし、アーチャー曰く「ひとつ、かけている」との事。

星の開拓者:EX
人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
あらゆる難航・難行が、「不可能なまま」「実現可能な出来事」になる。
ハレー艦隊は各国が太陽系探査を協力して実施する先駆けのケースとなった。世界が協力して星の大海へ漕ぎ出すきっかけになった事からアーチャーはこのスキルを持つ。

双星舞踏:A+
スイングバイ。天体の運動と万有引力を利用し、宇宙機のような人工物の軌道を宇宙空間で変更する為の技術。
相手の運動エネルギーを万有引力によって奪い取り、自身のものとして運用することを可能とする。
天体を相手とする場合はその質量差によって相手に与える影響は微々たるものだが、同じスケールでの運動量のやり取りを人間大のサイズで再現した場合、移動などに対して無視できない大きな影響を与える。

【宝具】
『巡り廻る彗星を目指して(ハレー・アルマダ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10〜50 最大捕捉:6人
合計6機の探査機が、1986年3月にハレーに接近、近距離から彗星核を観測するなどさまざまな観測をなしとげ、数多くの有意義な情報を残した。
この逸話が昇華され、アーチャーはハレー彗星に由来する凍てつく星の魔力を放出し、魔力弾、推進力として使用する能力を得た。
魔力弾は最大で五つまで同時に放出、起動制御可能。

『我ら宇宙征く先駆けとならん(ハービンジャー・インターコスモス)』
ランクEX 種別:対宇宙宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
詳細不明。「欠けたる七つめの星」を埋め合わせることで使用可能となる宝具。発動すれば、停滞した人類史を揺るがす事態になるという。

【Weapon】七星躯体

【解説】
機械を見にまとった少年。無限へと漕ぎ出す、文字通り「さきがけ」。
その正体はハレー艦隊に属する探査機の複合サーヴァント。
何故少年の姿をしているのか?何故宇宙機がサーヴァントとなったのか?その真相を探るべく、我々はReqiemの新刊を待った。


844 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/14(日) 14:44:55 G6I/Jjtc0
てst


845 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/14(日) 15:00:33 G6I/Jjtc0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】エガス・モニス
【性別】男性
【身長・体重】176cm・71kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:E
 セイバークラスでの現界なので最低限の対魔力は宛がわれている。
 最新の英霊故に、本来は魔力に対する抵抗力は皆無。

騎乗:E
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら何とか乗りこなせる。

【固有スキル】
医術:A++
 飛躍的に発展の兆しを見せつつあった当時の医療技術の数段上をゆく医術。
 このスキルは現代を基準で比較するものではなく、サーヴァントの生きた時代の基準で判断するものとする。

人体理解(血管):A
 セイバーの功績に由来するスキル。
 精密機械のごとく人体を正確に把握していることを示す。
 特に血管に関してはどれほど微細な傷や症状、それらが発生する兆候さえ見逃さない、千里眼染みた力を有する。

人類史の過ち:C
 後世、悪魔のごとき手術と非難されたロボトミー手術の確立者。
 本人が意図せずとも、人類史が持つあらゆる普遍性に対する障害となる可能性を有する。

【宝具】
『ある種の精神病に対する治癒的価値の発見(オペレーション・ロボトミー)』
ランク:B++ 種別:対精神宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
 患者から人間性を不可逆的に奪う、ロボトミー手術を行うメス型の剣。
 どこをどのような力で斬ろうと相手の精神に働きかけ、その人間性を剥奪する。
 肉体部位を指定しない雑な斬撃での人間性剥奪ならば、魔術的治療で治癒できるが、
 頭部へ受けた斬撃は、いかなる手段でも元には戻せない不可逆性を有する。

【解説】
 ポルトガル出身の医師。同国初の神経学教授にして、精神外科における前部前頭葉白質切截法、
 いわゆるロボトミー手術を確立したことでノーベル生理学・医学賞を受賞したことで知られる。
 1874年にアヴァイロ県で生を受け、国内屈指の名門大学コインブラで学び、フランスでも神経学について学ぶ。
 コインブラやリスボンなどで長年教鞭をとって来たが、中年に差し掛かったころに政界に進出。
 1919年までに外務大臣、WW1におけるパリ講和会議首席代表、スペイン大使などを歴任した。
 その後は政治家を辞めて医師、および神経学教授に戻り、
 1927年には脳を傷つけずに脳腫瘍を診断するX線を用いた脳血管造影法を開発(彼は1949年の受賞までに2度も候補に挙がっている)。
 その後1935年に、国際神経会議の場で、チンパンジーの前頭葉切除手術に関するジョン・フルトンの発表を受けて奮起し、
 数年で幾人かにこの白質と呼ばれる前頭葉に繋がる神経を切断する手術を施した。
 この技術は米国の精神科医で、神経会議の場に同席していたW・フリーマンの手で発展・改良され、普及した。
 だが当然、この手術により起こる副作用的な人間性・創造性の喪失は発表当初から人権蹂躙であるとたびたび批判された。
 それでもWW2における精神ストレスを抱えた帰還兵らの存在が特需となって、この手術は精神外科においてある種の万能なものであると見なされるようになる。
 最晩年にあたる1949年に、事実上“ロボトミー手術を確立した”ことによりノーベル生理学・医学賞を受賞。その6年後にリスボンで死去。
 今日に至って、モニスの功績はロボトミーによる悪名で覆い隠されていると言える。
 自身に恨みを持つ患者に銃撃され、脊髄を損傷する事件を経験し、死後もノーベル賞取り消しを嘆願する運動が“被害者”とその家族によって行われている。


846 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/14(日) 15:01:34 G6I/Jjtc0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】マクシミヌス・トラクス
【性別】男性
【身長・体重】260cm・289kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:E
 自身の気配を消す能力。
 クラス適正の低さゆえか、それとも隠しても隠しきれない獣臭にも似たアサシン特有の武のせいか、ランクはかなり低い。

【固有スキル】
武辺者のカリスマ:B
 戦場に指揮官として立つのみに発揮される、極めて効果の狭いカリスマ。
 それ以外の者から向けられるのは反感と憎悪のみ。

芸術不理解:B
 芸術の類に一切の興味を示さず、それらすべてを軟弱と切り捨てる気性。

常在戦場:A
 常に戦場の中にいる心構えで事に当たれ、という心得に過ぎないが、
 このサーヴァントの場合、真に戦場の中を自身の場所と捉え、殺し合いに随喜する。
 血風吹き荒ぶ荒野の戦場にこそ憩う、その気性は獣性にも似ている。

暴虐非道:B
 己の意思、我儘を力づくで通す暴威。
 凶的とも形容すべき彼の未来ヴィジョンは、とても人倫に沿うものではない。

【宝具】
『すべてを我に注げ、継戦のために(クォド・ティランニード)』
ランク:E- 種別:対人宝具(マスター) 最大捕捉:1人
 マスターを昏倒させ、自身の現界維持に全魔力・全生命力を注がせる。
 軍事費の捻出のための増税や資産徴収を行い、すべての税金を軍に注いだ暴政を具現する最悪の宝具。
 彼にとってマスターとは戦場から遠くにある帝都(ローマ)に過ぎず、彼の都は血風の中にしかない。
 意見は一切求めない、ただ魔力(税)を徴収していればよいのである。

『我が意に沿わぬはすべて死すべし(アウトサイダーズ・プラエトリアニ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
 自ら暗殺行為を行うを良しとしないアサシンに代わり、暗殺・粛清を行う近衛隊の兵を召喚する。
 近衛隊は9割がサーヴァントに劣るゴーストライナー、
 1割が「単独行動」および「気配遮断」スキルを有するマスター不在のサーヴァントで構成され、皇帝の意のままに動き、意に沿わぬ者を討つ。
 また、近衛兵のサーヴァントは稀に高ランクの「扇動」を有することがあり、アサシンが単なる武辺者であり続けた場合は主導権を奪われることもあり得る。
 無銘のプラエトリアニであろうと、ローマ皇帝の生殺与奪は思うが儘……もっとも、“稀に”ではあるのだが。

【解説】
 後世、三世紀の危機と評される時代に現れたローマ皇帝、最初の軍人皇帝。
 トラキア属州にてゴート人の父とアラン人の母の間に生まれ、セウェルス朝の軍団に於いて恵まれた体型と攻撃的な性格から頭角を現してゆく。
 当然この半蛮族の軍人は、規格外の野心をも内包しており、皇帝アレクサンデルに対する軍内の不満因子を抱き込んで反乱を引き起こす。
 軍の絶大な支持を受けて、アレクサンデル一族を陣中で鏖殺すると、近衛隊・プラエトリアニからその勢いのままに皇帝に推挙され、元老院も渋々それを追認した。
 皇帝としてのマクシミヌスの政策は無茶苦茶の一言に尽き、トラヤヌス時代からの孤児院機関の廃止や、上流階級層からの資産徴収、
 税金はすべて軍事方面に回し、歯向かうものは誰であれ粛清、極めつけはローマに一度も来ることがなかった。
 元老院はすぐにマクシミヌスから離反し、反乱を起こしたアフリカ総督ゴルディアヌス親子を皇帝として承認。
 ゴルディアヌス親子が、マクシミヌスと干戈を交えず戦死した後も、元老院はプピエヌスとバルビヌスの二人を続けざまに皇帝として承認。
 怒りが頂点に達したマクシミヌスは元老院を襲撃すべくローマへと南下し始める。
 順当にいけば討伐軍を率いるプピエヌスと干戈を交えることとなっただろうが、マクシミヌスの苛烈さに嫌気が指した軍中の兵士によってが前哨戦時点で暗殺される。


847 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/14(日) 15:03:12 G6I/Jjtc0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】トゥグリル・ベク
【性別】男性
【身長・体重】185cm・87kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久A- 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

信仰の加護:A
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

解放のカリスマ:B
 無辺者の域だけに収まらない文治能力。
 計算があろうと、ガズナ朝の暴虐に耐えてきた民衆、特にトルコ系民族にとって、
 トゥグリル・ベクは間違いなく解放王と呼ぶにふさわしい王であった。

星の侵食:C-
 後天的に付与された“星の紋章”、「空から落ちた巨いなる何か」による全身の浸食。
 紋章同様、身体強化と直感を発揮できるが、脳に負荷がかかるため、使いすぎると多量の鼻血を流す。
 侵食を受け入れれば負荷そのものがなくなるが、アーチャーはその信心ゆえに是なる因子に身を委ねるを良しとしていない。

【宝具】
『武鷹駆ける新星爆発(トゥグリル・パルサー・アン.チヴォイド)』
ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:100人
 超新星の輝きを放つ光の帯を、セルジューク伝来の弓に番えて放つ。
 放たれた矢は星の輝きを放ち、周囲を巻き込んで大爆発を引き起こし、破壊をもたらす光の帯を降り注がせる。
 回教由来ならざる星の輝きと、本人の信心との相性の悪さから、真名解放後は侵食が加速し、
 さらなる脳への負荷がアーチャーを襲う。

【解説】
 セルジューク朝の初代スルターン。
 その名は「鷹の君主」を意味し、テュルク系民族の解放者として知られる。
 キルギスからブハラ方面のテュルク系遊牧民族の有力者セルジューク(セルチュク)の孫として990〜993年の間に生を受ける。
 父を非ムスリムとの戦いで失うと、兄チャグリーとともに部衆をまとめる族長となり、セルジューク族を名乗り始める。
 1025年にカラハン、ガズナとの戦線で伯父アルスラーン・イスラーイールがガズナの征服王マフムードの軍に捕虜となった折には、
 兄と協力して伯父の身柄を奪還する作戦・交渉を行い、30年にマフムードが没するとそのことを口実にガズナを盛んに攻めた。
 ガズナに対する外征成功を背景に、38年にセルジューク王朝を創設。
 直後の40年のダンダーナカーンの戦いでは、ガズナの西方領土のほとんどを切り取る大勝利をおさめている。
 1055年にはシーア派のブワイフ朝を事実上滅ぼし、バグダードに入城。
 アッバース朝カリフからスルターンの称号を認められる。
 (先述のマフムードも、トゥグリルに先駆けてスルターンを名乗っているが、トゥグリルが最初とされる傾向がある)。
 武人としての顔だけに留まらぬ、文治能力によりセルジュークの内政を富ませ、帝国へと押し上げたが1063年に死去。
 死の数か月前から鼻血が止まらなくなる症状に侵されていたと伝えられる。
 死後、チャグリーの子で甥にあたるアルプ・アルスラーンが跡を継いだ。


848 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/14(日) 15:04:30 G6I/Jjtc0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】パスカル・パオリ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・95kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
緑の親指:B-
 植物に纏わる多くの才能・技術。
 ランサー自体に明確な逸話はないものの、彼の出身地に伝わる因習・現地民の気性ゆえに付与されたスキル。
 彼の場合、“根”や“地下茎”を用いて森林の地形を微妙に変化させ、その中で“気配遮断”を行える。

不屈の意思:B
 あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意志。

【宝具】
『鬱蒼たる我らの結束(マキ・ディ・コルス)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 コルシカ島の叢林“マキ”と、コルシカ人のアイデンティティを具現する、パオリの――コルシカ人の宝具。
 マキとは、雑木林を意味するコルシカ語。 コルシカのマキを形成する、樫などの木々を地中から生やして敵対者を搦めとり、吊り上げ、刺し貫く。
 木々の展開には相応の魔力が必要となるが、パオリが怨みを抱いている対象に対しての展開の場合は、通常の半分以下の魔力で巨大な木々を行使できる。

『遮られざる独立の光明(テスタ・モーラ・コルシズム)』
ランク:C 種別:対軍宝具(自陣) レンジ:1〜5 最大捕捉:レンジ内全て
 白い鉢巻きを巻いたムーア人が描かれたコルシカ島旗。
 ムーア人の横顔を用いた紋章では、本来布で目を覆い隠されている。
 パオリは目隠しを鉢巻きに置き換え、独立の光が見えるコルシカ人そのものを象徴するものへと変化させている。
 真名解放と共に旗を翳すことで、自陣全体に希望を流布し、絶望的な状況でも戦意・攻撃性を失わせない。

【解説】
 コルシカ島、及びコルシカ人にとっての、ナポレオン・ボナパルト以上の民族的英雄。
 フルネームはフィリッポ・アントーニオ・パスクワーレ・ディ・パオリで、1725年にコルシカ島モロサリアに生を受ける。
 若いころに父ジャチェントと共にナポリに亡命し、そこでナポリ大学に学び、同時に士官教育も卒業、シチリア軍に出仕したが、
 現地に残った兄からコルシカ独立運動の英雄ガフォリが暗殺されたとの報を受けたことを機に帰島。
 到着後すぐに島内の最高役職である将軍を名乗り、対立勢力の将軍との内戦を経て島内軍全軍の信を得ると、
 憲法の発布や港湾都市の整備などを行い、コルシカを一近代国家に押し上げようとするが、
 ヴェルサイユ条約に基づいてジェノヴァからフランスに、島の支配権が譲渡されるとフランスと戦端を開き、
 ポンテ・ノヴォの戦いで敗北を喫して英国に亡命。
 彼のこの亡命をもって一旦は独立運動の機運が治まるが、フランス革命期に政府の許しを得て帰島。
 君主主義で革命を嫌悪していたパオリは、政治思想の食い違いから、(ジャコバン派を支持していた)ボナパルト一家と対立し、
 リュシアン・ボナパルトからの糾弾により、自身に逮捕令が発布されたために、島民らとともにボナパルト家を島から追放した。
 パオリはその後英国の支配を受け入れ、そこで新たな王国を建国するものの1年ほどで英国側と揉め、
 ロンドンへ亡命を行い、二度と帰島すること叶わず、1807年にその地で亡くなった。
 なお、フランス領コルシカ島はナポレオンのイタリア遠征時に“失地を回復”している。
 ナポレオン・ボナパルト、彼にとってパオリは、最初に憧れた英雄でもあった。


849 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/14(日) 15:05:55 G6I/Jjtc0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヤン・ザモイスキ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・77kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
専科百般:A
 多方面に発揮される天性の才能。
 戦術、戦略、法律、建築、芸術、詐術、話術、騎射、剣術、攻城戦、
 などの専業スキルについて、Cランク以上の習熟度を発揮できる。

可能性の光:B
 星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
 実際に自分が手掛けた偉業と、後世立憲主義のひな形となった開明性、
 そのすべてを一身に受け止めた偶像が英霊ザモイスキであり、現界した彼は「立憲主義」の具現として振る舞う。
 可能性の光、黄金の如く。彼と出会った敵対者は、白熱する黄金によってその身を焼かれる事になるだろう。

対英雄:C+
 英雄を相手にした際、そのパラメーターをダウンさせる。
 王属性を持つ英雄と対峙した場合、スキルランクが上昇する。
 彼の思想は生前以上の鋭度と民主主義的な完成度を得ており、王の如何なる主義主張にも敢然と立ち向かう(ただし主張が正しければ認める)。

【宝具】
『何人たりと侵し得ぬ黄金なる自由精神(アウレア・リベルタス・シュリャーフタ)』
ランク:A 種別:対王宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
 “国王は君臨すれど統治せず”、黄金の自由の大原則となる文言の具現。
 宝具としての能力は極めてシンプルな王権の制限。
 王が王たる所以、保有するレガリア、神聖さを確約するプロパガンダ、
 それらの権威の一切を王から引き剥がし、一市民にまでその身を零落させる、まさに対王と呼ぶべき宝具。
 ザモイスキが「立憲主義」の具現として現界したことで、貴族主義的な負の側面、
 民主主義としての完成度の低さは、この宝具には見られなくなった。

『何人たりと抜き得ぬ精悍なる有翼騎兵(アウレア・フサリア・ポコナイ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1000人
 王冠領大ヘトマンが指揮に用いるブスティガン(槌矛)。
 槌を敵陣に指し示すことでフサリア兵のゴーストライナーによる騎兵突撃を敢行する。
 フサリア兵の現界ターン自体は短いものの、突撃の破壊力と陣形突破能力は特筆に値する。
 真名解放の吶喊とともに指し示すことで、フサリア兵全体に対英雄スキルの効果を付与できる。

【解説】
 ポーランド(ポーランド・リトアニア共和国)の政治家であり大貴族、首相、武官、都市建設者、大領主。
 若年期からイタリアで法律について学び、特に古代(共和制)ローマの立憲主義に特に強い感銘を受けて、
 ヤギェウォ朝断絶後の国王選挙で影響力を発揮、中小貴族を率いた社会運動を展開して、
 大貴族とそのバックに聳えるハプスブルク家の思惑を阻止する。
 ステファン・バートリ王の治世では弱冠36歳にして首相に、さらにその3年後には陸軍最高司令官、
 大元帥に相当する王冠領大ヘトマンの地位を得て八面六臂の活躍を見せた。
 (通常大ヘトマンは終身任期だが、ザモイスキの場合前任の大ヘトマン・ミェレツキが存命中に就任している)。
 バートリ王没後のジグムント王の時代には、王の絶対王政指向と他国の王位への関心に端を発する外患誘致的な不穏な動きを嫌悪し、王の反対者として幅を利かせた。
 軍人としても、最晩年まで東欧の主要な戦線のほとんどで勝利を飾ったが、老年にその精力的な軍事活動が祟ったのか、病を得て任を退き、
 オスマン帝国の脅威という明確な課題を残しながら、退任から僅か3年弱で没した。
 バートリ王治世時代、イタリア留学時代にその壮麗さに感激したパドヴァを目指したとされる、美麗にして堅固なる要塞都市ザモシチを建設したことでも知られる万能人。
 ただし、彼が提唱したとされる「王は君臨すれど統治せず」――いわゆる黄金の自由は、「貴族の天国、ユダヤ人の楽園、農民の地獄」とも酷評され、
 事実、飽く迄貴族と、利権を得れるブルジョワジーのみで回す思想でしかなかった。


850 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/14(日) 15:07:43 G6I/Jjtc0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】龐煖
【性別】男性
【身長・体重】199cm・106kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。
道具作成:B
 幻霊・龐煖の力を借りることで、陰陽五行や神仙に関連した器具を作成できる。

【固有スキル】
幻霊融合:B
 外的要因を加えずとも幻霊と自身を融合、霊基拡張をさせることができる。その適性。
 彼の場合、その対象は同姓同名の縦横家、兵家、或いは実兄とされる龐煥がその対象である。
 英霊としての格を減少させることを代償に、幻霊にあって自身にはない能力を発揮可能。

軍師の指揮:A
 軍師系サーヴァントに与えられるスキル。幻霊の方の龐煖が保有する。
 自己を含めた軍としての力を最大限に引き出す。
 Aランクであれば、軍全体が百戦錬磨の精鋭に等しい力を持つ。

軍師の忠言:A
 軍師系サーヴァントに与えられるスキル。このスキルは両方の龐煖が保有している。
 状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることができる。
 ランクが上がれば上がるほどその助言の正しい確率は向上し、Aランクであれば不測の事態がなければ100%的中する。
 これに対抗するには、あらゆる分析を打破するレベルの幸運、あるいはスキルを持つことが求められる。

合従のカリスマ:B
 六国の事実上最後の、秦への大々的な抵抗、合従軍における実質的な総大将を務めている。
 将としての激烈なる攻撃性と、個人としての柔和な人柄を両立させる、
 柔にも剛にもなれることのできる稀有な将器ゆえに成せる、大軍の向かう先を一つとするカリスマ。

【宝具】
『再編・龐煖三篇(すべてはそこくのため、ころうをうちはたすべくけっしゅうせよ)』
ランク:C〜A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
 失われた兵法書、龐煖を現界した場所で新たに著す。
 兵法書の内容は現状の戦況に応じて千差万別に変化するので、再現ではなく再編纂(創作)と表現するほうが正しい、現地で完成させるタイプの宝具。
 三篇の兵法書の完成は、強大な魔力炉として機能する魔道書が三冊完成することを意味し、
 合従軍として率いた兵を召喚し、兵法書に記された戦術通りに動かすことが“術者であるキャスター以外にも”可能となる。

【解説】
 春秋戦国時代、趙国の武将。
 鶡冠子のもとで学問を学び、その末に縦横家となり各地を遊説。
 最終的に趙へと流れ着き、時の趙王・武霊王に召し上げられて重用を受ける。
 武霊王、恵文王、孝成王と代々の趙王に仕えてきたが、その次の悼襄王の代より将軍としての地位も得た。
 (これは悼襄王の失策で廉頗、楽乗の二将が出奔したことの穴埋めの措置でもある)。
 将軍としては当時は侮られていた者の、旧知であり燕国随一の名将である劇辛が趙を攻めた際には大勝し、
 劇辛を戦死させ、二万人の燕兵を捕虜としている。
 将としての実力を示し、翌年には六国のうちの五か国(趙、魏、韓、楚、燕)の合従軍を、楚の春申君と連動して率いるも、蕞城を抜けず敗走。
 秦による鄴攻めの際には燕国を攻めており、鄴周辺の城が陥落した際には祖国を救うべく数100kmの道のりを強行軍して南下するも、間に合うことはなかった。
 この年に自身を将軍とした悼襄王が没し、次の幽繆王の代からは史書から名前が消えた。

 史実に於いて非常に謎の多い人物であり、兄弟の存在が確認されている蘇秦同様に二人以上の人物が複合されているという攻撃的な説も存在する。
 史書の内容を鵜呑みにする場合は、極めて甘く見積もって武霊王時代に20代前半だったとしても70代、普通に考えれば80〜90代で将軍となったことになる。
 活躍期間の短さと、当初は侮られていたという事実から超高齢で将軍となったとすることも考えられなくもないが…
 なお、史書の一部分のみ名前が龐煥となっている場所があるが、誤字とする説と別人(兄)とする説がある。
 今回、サーヴァントとして現界した龐煖は、武霊王時代の龐煖と、悼襄王時代の龐煖を別人物として捉えた複合サーヴァントとなっている。


851 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/14(日) 15:11:13 G6I/Jjtc0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】蕭宝寅
【性別】男性
【身長・体重】178cm・64kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運E+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
貴種流離:C+
 高貴な身分の者が、不幸な境遇や試練を克服し、英雄として大成する――いわゆる貴種流離譚の主人公としての適性。
 主人公補正とも取れる幸運やカリスマを発揮するが、そのランクは英雄が迎えた最期に比例する。
 ただし宝寅の場合は、破滅が確定したあとも付き従う者がいたため、今わの際にも“何かを起こせる”かもしれない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

戦線維持:C
 戦闘続行を戦術的分野に限定したスキル。
 指揮する兵全体に漂う負のムードを払拭し、終わりの見えない戦闘でも士気を下げずに戦い抜き、生き残る。
 兵を鼓舞し、不満を和らげる低ランクの“扇動”スキルも複合されている。

梁武帝への怨嗟:A
 限定的な“アヴェンジャー化”とも表現すべき特殊スキル。自己歪曲とも。
 クリティカル攻撃のダメージ値を“狂化”に匹敵するほど上昇させる。

【宝具】
『斉帝 了不憂懼(われはせいとうなるせいこうてい、そのしょうがいにいっさいのおてんなし)』
ランク:B 対罰宝具 最大捕捉:3回
 HPが0になった時点で発動する、血筋と旧功によって三度の処刑を回避した逸話の具現する宝具。
 一回目の復活時には何も起きないが、二度目の復活時には魔術による筋力強化を、
 三度目の復活時にはAランクの“皇帝特権”を蕭宝寅は獲得する。
 三度の復活を果たした状態では三騎士クラスのサーヴァントを一方的に圧倒するほどの戦闘能力を獲得するが、
 その代償に即死判定の難易度は復活ごとに上昇するデメリットを有する。

【解説】
 南朝斉帝国の皇族。生国の滅亡後は北魏に亡命して軍人として大成したことでも知られる。
 斉在りし日には皇族として王に封じられるも、明帝の六男ゆえに皇位継承からは遠い存在でもあった。
 兄の蕭宝巻が皇帝として即位すると、間もなく張欣泰や王霊秀らによって奉じられ、
 兄に対して反乱を起こすも、それ自体はお粗末なものであったためにすぐ鎮圧され、兄に対して泣いて謝罪することで赦された。
 その後の和帝擁立、蕭衍による帝都建康陥落と南朝梁帝国の建国後は、北魏に亡命して宣武帝の庇護を受けた。
 北魏による南征が始まると、将軍として重要な立場を担うようになり、寿春の戦いなどでは他の追随を許さぬ活躍ぶりを示した。
 中山王元英を大将とした506年の鍾離の戦いでは敗れ、あわや極刑というところまで追いつめられるも、官爵の剥奪のみで赦された。
 その後は朐山の戦いと大乗の乱鎮圧などで順調に軍歴を積み、家族を殺された恨みから梁への恨みから北魏に対する忠義に邁進したが、
 527年の涇州での反乱鎮圧では大敗し、再度極刑宣告を受けるも、これもやはり官爵剥奪のみで赦された。
 このころになると軍費の消耗具合から朝廷から嫌疑を掛けられるようになり、御史中尉の酈道元が関中大使として派遣されると、部下に煽られて彼を謀殺させてしまう。
 酈道元の遺体回収後は反乱軍の仕業に仕立て上げるも、内心「引き返せなくなった」ことは悟っていたようで、謀殺からわずか数日で斉の皇帝を自称した。
 この反乱は部下の裏切りと配下の将の敗戦ですぐに瓦解したため、別の反乱指導者である万俟醜奴を頼って彼に太傅として仕えた。
 だが醜奴が爾朱天光、賀抜岳らによって敗れると彼ともども宝寅も捕らえられ、身柄は洛陽に送られた。
 旧知の李神儁と高道穆が宝寅の助命を請うたが容れられず、醜奴ともども処刑された。
 処刑に臨む際の言葉は「夷然自持、了不憂懼」 意訳するならば「自らの意思で背いたのだ、悔いはない」と言ったところか。

 ちなみに、作家の田中芳樹は自身の著書“アルスラーン戦記”の登場人物であるヒルメスとこの蕭宝寅が(愛妻家であったことも含めて)非常によく似ていると語っているが、
 田中氏が蕭宝寅の存在を知った時期と発表時期が異なるため、モデルではなく偶然の一致である。


852 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/14(日) 15:15:26 G6I/Jjtc0
【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【マスター】ギルガメッシュ王(第七特異点)
【真名】カール・フォン・エスターライヒ(カール大公)
【性別】男性
【身長・体重】156cm・58kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C+
 魔力に対する抵抗力。
 彼自体は固辞したが、“ドイツの救世主”にもなり得たほどの英雄としての側面から、
 ドイツ諸邦の外敵が有する神秘に対しては、高い抗魔力を発揮できる。

陣地作成:B
 キャスターのように魔術工房としての陣地を作成することはできないが、
 周囲の地形を完全に把握することで、その地での戦闘に柔軟に対応できる戦略拠点を構築できる。

騎乗:C
 正しい調教、調整が施されたものであれば万全に乗りこなせる。

【固有スキル】
慎重主義:A+
 先を見据えて敢えて退く勇気。
 同ランクの“仕切り直し”スキルに加え、対軍、対城宝具に対処する際に有利な補正がかかる。
 その代償に、格闘ダメージを減少させてしまう。

戦略:B+
 外交や兵站など大局的に物事とをとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 首都が落ちようとも戦略的観点から動くべきでない状況では動かず、虎視眈々と軍の再編を行う。

忠士の相:B
 マスターに忠誠を誓い、同時にマスターからも信頼を寄せられる。
 皇族である自身の立場について常に弁え、二心なき忠誠を双頭の鷲に誓っていた。

【宝具】
『戦略、王道を往く(ダス・プリンツィプ・アインスハルテン)』
ランク:A 種別:戦術立案宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:60000人
 「原則から決して離れない」とも、矛盾をはらむとも、時代錯誤とも評される、今日に至っても評価が困難なカール大公の用兵家としての顔を具現する宝具。
 宝具としての能力は“有用性を失った戦術・戦略”の有用化。
 古代の戦術で現代の戦術を、正攻法で打ち破ることさえ可能というのはもちろんのこと、“ルーラーの基本戦略に基づく”という条件さえ満たせば、
 彼が直接関与しない用兵にさえこの宝具の効果と神秘と補正が宿ることこそが、この宝具の真価と言える。

『実現されざる包囲殲滅(ズィーク・フォン・ワグラム)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 ワグラム会戦で実現しなかった、フランス軍の包囲殲滅。
 通常の宝具開帳にあたっては、双頭鷲の旗を掲げ、白馬に騎乗することで指揮する軍全体の攻撃力を上げるだけの効果しか持たないが、
 「欠けたピース」となる戦術的要因を埋めることで、さらに軍の精度と攻撃力を増強可能となる。
 その「欠けたピース」はマスターや周囲の人物の手によってしか補填することができない、“現地完成型宝具”としての属性も有する。

【Weapon】
『オーストリア軍』
 全オーストリア軍総帥として、ルーラーは軍をゴーストライナーとして行使できる。
 軍勢召喚宝具によって展開される将兵には戦力で劣るが、
 魔力が保つ限りは間断なく、真名解放も必要なく動員できる。

『白馬』
 宝具『実現されざる包囲殲滅』開帳時に、双頭鷲の旗とともに顕現する軍馬。

【解説】
 フランス革命戦争、およびナポレオン戦争で活躍した、ハプスブルク家の皇族にしてオーストリア屈指の名将。
 野戦にてナポレオンが直接指揮するフランス軍に初めて明確に勝利した将でもある。
 幼少期は病弱であったために将来を期待されていなかったが、軍事や学問に親しむ。
 20歳でフランス革命戦争に従軍して各地を転戦。
 一時体調不良により軍籍を退いたが、1796年に元帥として復帰。
 フランスはライン方面軍のモロー、ジュールダンの両将を手玉に取る用兵によって活躍するも、
 イタリア方面軍司令官であったナポレオン・ボナパルトに対しては勝てず、レオーベンにて講和条約を締結せざるを得なくなった。
 その後は休戦を挟んで軍務に復帰、同盟国に足を引っ張られながらもよくライン方面を守ったが、
 1800年に再度体調が悪化して軍務から離れる(軍制改革に着手していた矢先の出来事であった)。
 1809年のオーストリア戦役では弟のヨハン大公とともにフランス軍を迎え撃ち、
 直前の諸会戦で首都ウィーンを落とされながらも、自身が指揮する軍にて、連勝に勢いづくフランス軍をアスペルン・エスリンクの戦いで撃破した。
 (この戦いでフランス元帥でありナポレオンの親友でもあったランヌを戦死させている)。
 だがこの戦勝から僅か一月半ののちのワグラムの戦いでは、フランス軍の周到な戦略と、
 オーストリア軍の連絡線機能不全などを理由に、善戦しながらも敗北。
 シェーンブルン宮殿にて講和条約を結んで停戦をしたのち、全ての軍務から退いた。
 引退後は軍事研究に余生を費やし、フランスで第二帝政が開始される直前まで生きた。


853 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/23(火) 22:11:14 A40sfYL60
【元ネタ】マーベルコミックス/MCU(マーベルシネマティックユニバース)
【CLASS】アベンジャー
【マスター】
【真名】スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ
【性別】男性
【身長・体重】188cm・100kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:B 耐久:A 敏捷:B
 魔力:E 幸運:B+ 宝具:D
【クラス別スキル】
復讐者:A
復讐者(ヒーロー)として、人々の期待と祈りを一身に集める在り方がスキルとなったもの。
救いを求める声、このままでは終われないという無念の声を拾い上げ、アベンジャーの力へと変える。

忘却補正:B
どれほど時を経ようとも、色褪せない原点(オリジン)がある。
まだ彼が超人となる前の最後の夜。自らに力を授けてくれた博士との一つの約束。
「君は君のままで--」

自己回復(魔力):D
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。

【固有スキル】
超人兵士:A
第二次世界大戦中に開発された超人血清の成功例。ヒトとして理想的な肉体を与えられた。
その身体能力は常にヒトの理想値を叩き出し、また、毒・薬物に対する耐性を持つ。

投擲(盾):B
愛用のラウンドシールドを自在に扱う技術。一度投げた盾は物理法則を無視するかのような動きで跳弾を繰り返しまた手元に戻るがこれらは全て計算と先読みによるもの。
全力で投げた場合は鋼鉄をも切断する強力無比な一撃となる。

心眼(真):B
多くの戦場・幾多の困難を乗り越えたことによって培った洞察力。窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

英雄の帰還:A
過去に世界を救う為にその身を犠牲にし、そして多くの偶然を重ね再び現代に甦った逸話によって与えられたスキル。
どれほど危機的・致命的な状況に陥ったとしても、時代が求める限り、彼はまだ終わってはいない。

【宝具】
『永久に輝け自由の星(オールド・グローリー・シールド)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
希少金属ヴィブラニウムと鋼鉄の合金で出来た円形の盾。
奇跡的な配合によって生まれたそれは地球上で最も硬く、優れた耐久性を持つ。
サーヴァントとなったことによりその硬さはアベンジャーの精神の固さと比例して増していくようになった。
神々の一撃ですら破壊は困難。しかし防御範囲はあくまで盾本体の大きさに留まる。

『新たな希望の為に(アベンジャーズ・アッセンブル!)』
ランク:- 種別:- レンジ:- 最大捕捉:-
正確には宝具ではなく、これはただの掛け声であり、呼び声であり、閧の声でしかない。
これにより誰かを召喚したり、新たな場を形成するわけでもない。
しかし人々は信じている。世界の危機が訪れた時、深い悲しみや絶望に覆われてしまった時--
彼は、【彼ら】はきっと----駆け付ける。

【解説】
第二次世界大戦中の実験により生まれた超人兵士。元々は貧弱な身体の青年であったがその強い精神性が認められ、米軍のスーパーソルジャー計画の被検体第一号となった。
悪の組織ヒドラの親玉レッドスカルとの決着の折に北極圏にて行方不明となるが、現代にて発見・復活を遂げる。
その後ヒーローチームアベンジャーズの中心的存在となりチームを指揮していくことに。

【コメント】
エンドゲームが待ちきれない。盾の名前などはアメリカ国歌から適当に。


854 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/26(金) 17:31:30 h32pm1PY0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ハロルド・ゴドウィンソン(ハロルド二世)
【性別】男性
【身長・体重】178cm・71kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷EX(B〜A++) 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
カリスマ:B-
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 彼が戦死した後も配下のハスカール(私兵)は最後の一人に至るまで果敢に戦い、討ち死にしたという。

神速:A
 その行軍の速さ、戦場での電光石火ぶりより霊基に刻まれた技能。
 戦闘を継続すればするほどに敏捷のステータスが上昇する。

戦闘続行:B
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

水辺の守護者:C
 海岸の守護者として葬られた逸話から。
 水辺を認識した時、自身の防御力が上昇する。

【宝具】
『分領墓穴(ユア・グレイブ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 ハーラル三世に与えるものについて墓穴の分の領土のみを与えると述べた逸話から。
 自身が掌握した霊地に、対象の身長と同程度の墓穴を掘っておくことで、対象を死の運命の軛によって縛り付ける。
 具体的には対象は被ダメージ量が増大し、行う判定がファンブルしやすくなる。

【Weapon】
『戦斧』

【解説】
 アングロ・サクソン系最後のイングランド王。
 武勇に優れたが、征服王ウィリアム一世(ギョーム二世)と戦い、敗死した。

 ゴドウィン家一門は権力基盤が脆弱なエドワード懺悔王の外戚として勢威を振るい、
 一度は追い出されるも、力によって復権し、以後はエドワード懺悔王の政権(実質的にはゴドウィン家の勢威)を武の面で支えた。
 ハロルドは特に武勇に優れ、外敵の撃破や内乱の鎮圧に奔走。
 特にグリフィズ王を敗死させた事は特筆すべき事柄ではあるが、
 王権・ゴドウィン家と他貴族の亀裂は深く、その統治は難航した。
 北方、ノーザンブリアにおいてもハロルドの弟トスティの統治を不満として反乱が起こり、ハロルドはこれに譲歩してトスティを追い出している。

 転機となったのはハロルドがノルマンディへの外交に赴いた際に漂流し、
 ノルマンディ公ギョーム二世に保護された事である。
 この際、ハロルドがギョーム二世に臣従を誓ったとも、エドワード懺悔王の没後、速やかに王位を譲る約束をしたともされるが、
 真実かどうかは非常に疑わしい。
 しかし、帰国後のハロルドは明らかにノルマンディへの警戒を強めており、その野心を知ったことは確かなようだ。

 エドワード懺悔王はハロルドを後継者に指名して没し、ハロルドは王として即位する。
 この時、ハレー彗星が接近し、凶兆ではないかと噂されたという。
 その後、過去追い出されていた弟トスティの侵略、それと手を結んだハーラル三世(苛烈王)の攻勢、
 王位を奪おうとするノルマンディー公ギョーム二世の侵攻と、各方面からの攻撃を受けた。

 この危機に対し、ハロルドはまずトスティ・ハーラル連合軍に対処。
 一日に約65kmという超強行軍で四日間走り抜け、戦地へと急行。
(この驚異的な速さはハロルドの軍の統率力が並外れていたことを意味する。
 ちなみに近代のナポレオンは一日20〜25kmの進軍速度で「驚異的な進軍速度」と称えられている。)
 油断していたトスティ・ハーラル連合軍を急襲し、両名を戦死させた。

 その後、一日に約27kmというこれまた急行軍で十四日間走り続け、
 ヘイスティングスの地でギョーム二世と激突する。

 急行の甲斐あって高地の丘を先んじて確保できたイングランド軍は、
 ギョーム二世のノルマンディ軍に対して有利に戦闘を進めたが、
 ギョーム二世の偽装敗走によって陣形を崩され、反転迎撃を受けて壊滅した。

 ハロルド二世は自らの目に矢を受けても不屈の闘志で戦い続けたともされるが、
 この勇猛な王が乱戦の中で戦死すると、イングランド軍は一気に崩れ、ギョーム二世の勝利が確定した。


855 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/04/28(日) 20:40:37 Igg0wsrw0
【クラス】アーチャー

【真名】水無瀬眞

【出典】クォンタムデビルサーガ-アバタールチューナー-

【性別】男

【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷C 魔力A+ 幸運D 宝具B(アルダー)

【属性】
混沌・悪

【クラススキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【保有スキル】
魅了:D
 異性を惹きつける見目の美しさ。
 水無瀬と対峙した女性は彼に対し、強烈な恋愛感情を抱く。
 相手の心理状態や感情によっては抵抗できる。

精神異常:C
 精神が歪んでいる。
 他人は愚か、近しい者の痛みすらも感じず、周囲の空気を読めなくなっている。
 精神的なアーマー能力。

アートマ保持者:B
 このスキルの保持者はヒトタンパクを摂取しなければならないが、効率的に摂取できていれば魔力効率が著しく向上する。
 魂喰いも摂取行動に含まれる。仮に供給を長期間断った場合、ステータス補正のない高ランクの狂化の効果が発揮され、マスターと一般人の区別すらつかなくなるだろう。

飛行:C
 アートマの力で浮遊する。飛行中の敏捷値はスキルランクで計算される。

【宝具】
『上位者を騙る人形(アルダー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人(自身)
 協会がキュヴィエ症候群後の世界で生み出した人工アートマ、アルダーの力を解放する。
 変身後はステータスが上昇するほか、魔力判定に成功した場合、相手の宝具・スキルをジャミング。無効か、あるいは減衰させることが出来る。
 攻撃においてはプラズマ球の炸裂や光弾、両腕に形成される光のブレードを武器とし、敵の身体を融解させるほどの電磁波と熱で戦場を支配する。
 生前、強化改造を受けたが、今回はそれ以前の状態で再現されている。代償にエネルギー効率が低下したため、全盛の状態とは呼べないからだ。


【weapon】
宝具に依存。

【人物背景】
キュヴィエ症候群に悩まされる世界で製造されたデザイナーベビー。
両親のステータスとして、高い知能と美貌を与えられた彼だったが、自分への認識が宝石や高級車と大差ない事は幼いころから理解していた。
自分を製作した両親を謀殺し、同じように生み出された双子の妹を道具とし、人形である事から逃れようとした彼は、親友と呼ぶ穂村一幾には強い執着を見せる。

一幾の痛みと悲しみを理解できなかった水無瀬は彼と袂を分かった後、一幾と同じ顔を持つ男を求めたが、彼もまた自分を見なかった。
誰からも必要とされない絶望と怒りの中、所属するキュヴィエ協会に反旗を翻した彼はテクノシャーマンを抹殺するべく大殺戮を敢行するが、前述の強化改造の代償により身体が崩壊。
一幾と同じ顔を持つ男…エンブリオンのヒートに自分が人形であるという事実を叩きつけられながら死亡した。


856 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/05/01(水) 00:13:58 XAIAzOOc0
【クラス】ルーラー
【真名】桂歌丸
【属性】秩序・中立
【ステータス】
筋力 E 耐久 D- 敏捷 D 魔力 EX 宝具 EX

【クラススキル】
真名看破:B
ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。
しかし後述の理由により他のサーヴァントは基本的にクラス名で呼ぶ為、あまり問題にならない。
「〇〇君、セイバーさんに一枚あげて」

神明裁決:A
ルーラーとしての最高特権。
聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。
基本的には座布団の移動で足りる為、あまり使用される事は無い。

陣地作成:A
ルーラーでありながら自身に有利な陣地を作成出来る。
「笑点の会場」を展開する事が可能。
しかし一定の広さを持つホール等があれば簡単に代用可能。

【保有スキル】
永世名誉司会:EX
笑点の出演者、及び司会者として務め続けた結果得た権能。
上記の陣地作成スキルと合わせる事で、聖杯戦争そのもののルールを書き換える事が出来る。
具体的には全サーヴァントを出演者とし、自身が司会進行を務める聖杯戦争「笑点」を展開、
その上手さ面白さに応じて座布団が足し引きされ、座布団が10枚に達した者に聖杯が贈られる。
基本的に座布団が増える程査定は厳しくなり、特定のネタを使用すると没収される。
但し座布団がゼロになっても脱落扱いにはならず、まだチャンスは残される。
周囲全ての者は一切の戦闘行動を禁じられ、マスター達は最低限の魔力供給及び観覧のみが許可される。

眷属召喚:D
ルーラーが展開する笑点において、座布団や小道具(かつら等)を運ぶ係を召喚出来る。
召喚される者は特定の個人ではなく、無銘として扱われる。

【宝具】
『歌丸ジェノサイド(〇〇君、全員の全部持ってけ!)』ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:7人
聖杯戦争「笑点」において、出演者が特定の条件を満たした場合にのみ発動する。
具体的には延々と歌う、不謹慎ネタを乱発する、複数人数で悪ふざけ、ルーラーを死者扱いする等が挙げられる。
発動すれば全員の座布団が没収され、振出しに戻る事になる。
但し出演者からすればライバルの座布団が多くても平等に戻せるという事でもある為、恥を忍べるなら狙う価値はある。

【Weapon】
ごく普通の扇子

【解説】
言わずと知れた笑点の永世名誉司会者。
実際の所笑点以外にも色々やっているのだが、ルーラーとして召喚された事で、裁定者のそれに近い
「笑点の司会者」という側面がより強調されている。剣や槍のディルムッドみたいな感じ。
この場合は特に、日本国内においては未だ強烈な知名度補正が得られると思われる。
2018年7月2日、81歳にして惜しまれつつ亡くなった。合掌。


857 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/05/04(土) 17:31:52 Q91mm4n20
【元ネタ】鬼滅の刃
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】煉獄杏寿郎
【性別】男
【身長・体重】?㎝・?㎏
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運C + 宝具A

【クラス別スキル】
騎乗 : E
騎乗の逸話が無い。申し訳程度のクラス補正。

対魔力 : D
魔術に対する抵抗力。
魔術除けのアミュレット程度。

【固有スキル】
悪鬼滅殺 : A
無辜の人々を守る為に鬼を狩る鬼殺隊の信念を体現した者達に与えられる、鬼殺隊最強の称号。
鬼種又はそれに類する脅威との戦闘時、自身の攻撃力・精神耐性・守護対象の生存確率を上げる。

炎の呼吸 : A +
鬼と交戦する為に編み出された、身体強化の呼吸法とそれを前提とした剣術型。
筋力と敏捷のランクアップ、戦闘続行能力、筋肉や血流の操作による止血等の身体制御術を得る。
彼はこれを奥義開眼レベルに極めており、その剣戟は炎を幻視する。

カリスマ : C +
軍団を指揮する天性の才能。
初見は戸惑うが、近付けば近付くほどに彼の強烈な魅力に囚われる。

【宝具】
『玖ノ型・煉獄』
ランク : A 種別 : 対人宝具 レンジ : 15 補足 : 1人
炎の呼吸・奥義。
全身を捻る構えから放つ、導線上の全てを瞬時に抉り斬る回転突撃。
その有様は煉獄の清めの炎を幻視する。
宝具となるに辺り炎の心象風景が具現化しており生前より攻撃力と速度が向上した上、炎属性を獲得した。

【weapon】
日輪刀
鬼殺しの刀。
彼の日輪刀は刀身が真紅に染まっており、悪鬼滅殺の文字が刻まれている。

【解説】
鬼舞辻無惨を祖とした悪鬼を毎夜滅殺し続ける組織、鬼殺隊における最強の称号、柱。
彼は炎柱の称号を得た、大正時代の剣士である。
出身は代々柱を輩出する名門であり、彼もまた強烈な剣才を生まれ持った天才だったが、病没した母の「強い者は弱い者を守る責任がある」という言葉が、常に精神の根底にあった。
十二鬼月・下弦の壱により引き起こされた無限列車事件の解決に貢献、直後に襲撃した上弦の参と交戦、一晩中の死闘の末、殉職。
鬼殺隊士三名、無限列車乗客共に死亡者無し。
その生涯、その信念は多くの鬼殺隊士に影響を与えた。


858 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/05/21(火) 01:25:53 xyl18kpM0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】 フリー素材
【真名】レキシントン
【異名・別名・表記揺れ】グレイ・レディ、レディ・レックス、ブルー・ゴースト
【性別】女性
【身長・体重】168cm・51kg
【肌色】灰【髪色】やや濃い灰【瞳色】灰と青のオッドアイ
【外見・容姿】灰色の衣装を見に纏ったスタイル抜群の女性
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:B 魔力:D 幸運:B 宝具:C+
【クラス別スキル】
気配遮断:D
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
女優としての側面が強いため気配遮断ランクは低い。

【固有スキル】
諜報:B+
気配を遮断するのではなく、気配そのものを敵対者だと感じさせない。親しい隣人、無害な石ころ、最愛の人間などと勘違いさせる。
ただし直接的な攻撃に出た瞬間、このスキルは効果を失う。

電影の女優:B
演技百般とも。
レキシントンは航空母艦でもありながら、数本の映画に出演した「役者」としても知られている。
演技、話術、魅了、冷静沈着など女優として必要なスキルについて、Cランク以上の習熟度を発揮できる。

銀星の勲:B
国や主君、社会、集団に尽くした誉れの証明。功績を称える、或いは讃えられた者が持つ勲章。
「アメリカ」に属する者との交渉に於いて有利に働く他、同陣営の味方にのみ同ランクの「カリスマ」として機能する。
いわば英雄性の証明。
レキシントンは第二次世界大戦中の戦功で合わせて13の従軍星章を受章した。

近代化改修(演出特化):B+
ある意味で艦船版自己改造と呼べるスキル。またの名を魔改造。
自身の船体に別の装備を装着、換装させる適正。
近代かつ元々が人でない艦船由来のサーヴァントである事から、スキルランクが高くとも英雄としての格は落ちない(或いは、落ちようがない)。
アサシンはこのスキルを演出に特化させており、搭載機を利用したライトアップや殺傷性皆無の爆破演出で敵の眼を欺く。

【宝具】
『青の亡霊、灰海に揺らめき(ブルー・ゴースト/グレイ・アクター)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1 最大捕捉:1艦
アサシンの持つ特殊な霊基と女優としての能力が宝具となったもの。
効果は二つ。

・軍艦、艦隊系サーヴァントの霊基偽装。
霊基に改修を施すことで、ステータスと外見情報を偽装する。
特に空母「赤城」の変装、演技は極めて精度が高く、スキルと宝具すらもランクを下げてコピーする。
戦後に制作された戦争映画で何度も「赤城」役を演じたという逸話に由来。

・消滅、死亡時にアサシンを構成する要素の一つ、レキシントンCV-2を失い、近接ステータスが1ランク減少する代わりにその場から安全に離脱しつつ復活する。
極めて短いスパンで名を受け継ぎ、幾度となく「撃沈」と発表されながら、戦場に姿を現した逸話に由来。

【Weapon】小型化した搭載機50機(新たに作成することは不可能)、カメラ、照明など撮影に必要なもの一通り

【解説】
このサーヴァントを構成する艦は二艦。
一つはレキシントン(USS Lexington, CV-2)。
アメリカ海軍の航空母艦。レキシントン級航空母艦のネームシップ。
「グレイ・レディ(Gray Lady)」「レディ・レックス(Lady Lex)」の愛称で呼ばれた。
空母としても速力は十分であり、大きな飛行機搭載能力と併せて世界最優秀の空母であった。

もう一つはレキシントン (USS Lexington, CV-16)。アメリカ海軍の航空母艦。エセックス級航空母艦としては2番目に就役した。珊瑚海海戦で日本海軍に撃沈された米空母「レキシントン」の名を引き継いでいるが、別の艦である。「ブルー・ゴースト」の愛称で知られ、数本の映画に出演した「役者」としても知られている。
聖杯への願いは「艦隊最高の女優であり、一つの戦争を終結させた大舞台となった最優の艦、戦艦ミズーリに負けない程の活躍をすること」


859 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/05/22(水) 21:47:40 NkTdiW0w0
【元ネタ】血界戦線

【CLASS】キャスター

【マスター】???

【真名】フェムト

【性別】男性

【身長・体重】168cm・55kg

【属性】混沌・悪

【ステータス】筋力E 耐久Ex 敏捷Ex 魔力Ex 幸運E- 宝具A+
彼は魔導を行使する、若しくは魔導を開発する場合のみ敏捷がA+++となる。また彼の悪巧みは常に失敗し続けてきたため幸運は低いが諦めが無い為耐久がExランクとなっている。

【クラス別スキル】
陣地作成B:魔術師として自分の有利な土地を作り上げる。
道具作成A+:彼の作る道具とは魔獣が多い。片手間で総人口を10分の1にする魔獣を合成する

【固有スキル】
魔導A++:彼は千年の時間を生きてあらゆる魔導を練り上げた。地味なのから派手なのまで81通りの世界を滅ぼす方法を持っている(本来更に数は多いが本人が飽きた為81通りとなっている)
堕落王(オールフォーナンセンス・ワンフォーナンセンス):彼の生き様を表すスキル。自分にとって必要無いことをする場合全ての判定が二段階上がる

【宝具】
『戯技千鬼夜行(ノクトガルミーレデモニオラム)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:1000
魔獣の群れを無数に召喚する宝具。特筆すべきはそれぞれが強力な力を持っており異常なまでの再生スピードを持っている点。そのスピードは数千年の時すら乗り越える。その再生を幾万と繰り返しても彼の魔力は尽きる事はない。またこれは彼にとっては使える魔導の中の一つにすぎず必殺技というイメージはない

【Weapon】
専ら魔獣の生成をして戦う。錠剤から魔獣を発生させたりベーコンエッグを作りながらでも作り上げられる。

【解説】
ヘルサレムズ・ロッドにおいて稀代の変人と名高い人物。13王と呼ばれる者の中でもおそらく最も派手好き。退屈と平凡を嫌い常に遊びを求めている。彼の人間に対する評価は「のろのろと進み続けるが止まることの無い愚か者、堕ちた方が楽なのに」と言っている


860 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/05/24(金) 09:09:30 BwKr4inQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ラプラプ
【性別】男
【身長・体重】160cm 50kg
【属性】善
【ステータス】筋力B 耐久E 敏捷A 魔力E 幸運A 宝具
【クラス別スキル】
【固有スキル】
【宝具】潮干の知略A+++(相手を水でのみ込む)、アジア人としての誇りB(幸運up)、敏捷なる槍術B(攻撃力up敏捷up)


861 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/05/27(月) 22:02:53 FpIvBEyI0
【元ネタ】史実、ナチスドイツに関する幻想
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アドルフ・ヒトラー
【性別】男性
【身長・体重】175cm
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

演出:A
 物事、状況、心理などを表現する技術。代名詞ともいえる演説や映画、
 偉大なるナチス、偉大なるゲルマン、そして偉大なる指導者を演出した事に由来するスキル。
 カリスマと組み合わせる事でAランクのカリスマ相当の呪いじみた影響力を発揮する。

【宝具】
『総統万歳!(ハイル、ヒトラー)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:‐ 最大捕捉:1人
 現代においてヒトラーが実体を超越して怪物的、悪魔的に語られる事に由来する一種の概念宝具。
 ヒトラーを怪物的に歪めてナチスに関わる逸話、伝説、創作などをヒトラーという英霊に集約させる。
 アーチャーとして召喚されたヒトラーはこの宝具を加減して行使する事によってV1・V2ロケット、ティーゲル戦車などの兵器群をこの宝具から分離させて使用する。
 呼び出されたクラスによって分離させるものに変化があり、ライダークラスの場合はSSやナチ残党の召喚が中心となる。
 そしてバーサーカーのクラスで召喚された場合、この宝具は暴走しヒトラー個人の人格も消失してナチスという恐怖を具現化するだけの現象となり果てる。

『第三帝国の終焉(トッド・フューラー)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:20 最大捕捉:1人
 ヒトラーの死は一個人の死亡に収まらずナチスドイツという巨大な国家組織の終わり、対独戦争の終結、
 そして時代の移り目に関連付けられる。
 この宝具はその象徴の自殺に用いられた拳銃であり、終わりの概念武装に似た効果を持ち、
 同ランク以下の再生や復活に関するスキル、宝具の効果を阻害する。

【解説】
 ドイツの政治家。
 ナチスを率いた史上最も有名な独裁者。死後数十年経った現代においてすらネオナチが活動するなど未だ爪痕を残す。
 なお(低予算)映画業界では便利なフリー素材と化してゾンビになったりサメに乗ったりしてる。


862 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/05/27(月) 22:48:39 FpIvBEyI0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アミュコス
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:D
 耐久と敏捷のパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力が不自由になり、複雑な思考が難しくなる。
【固有スキル】
強暴:A
 自らの領地を通る旅人に拳闘試合を強要しては死か隷属を選ばせた振る舞いに由来するスキル。
 傲慢かつ乱暴な精神性であり交渉などに不利に働くが、精神干渉などの影響を受け難い。

神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 アミュコスは海神ポセイドンの子であり高ランクでこのスキルを持つ。

拳闘:B
 拳闘の技術。Bランクならば十分凄腕といえる。
 理性を失おうとその技巧だけは失われない。

【宝具】
『拳闘の暴君(ピクス・ベブリキュア)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 対象一人に対して拳闘による闘いを強要する宝具。
 この宝具の補足された対象はバーサーカーとの拳闘、すなわち素手による闘いを強制される。
 なおハンデなのか知らないが素手による戦闘技術なら何でも良いらしい。

【解説】
 ギリシャ神話におけるアルゴ号の冒険に語られるベブリキュア族の王。ポセイドンの子であり、旅人に対して拳闘試合を挑んでは殺すか奴隷にしていた。
 しかしアルゴナウタイの一人に拳闘の名手ポリデュークスがいたのが運の尽き。普通に倒されてしまったという。要するにポリデュークスのカマセ。
 死後、よせばいいのにベブリキュア族はアルゴナウタイに敵討ちを挑んだというから人望はあったのかもしれない。


863 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/05/27(月) 23:10:32 30hy4pGw0
【元ネタ】ニーベルンゲンの歌
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ブリュンヒルト
【性別】女性
【身長・体重】180㎝・㎏
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
魔術への抵抗力。
魔術除けのアミュレット程度。
【固有スキル】
勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
又、格闘能力を向上させる効果もある。


【宝具】
『死が二人を別離つなら(ブリュンヒルトロマンシア)』
ランク:B 種別:対人宝具 捕捉人数:2人(3人) レンジ:2〜10
彼女の矜持の象徴である、愛用の盾。
真名解放により、盾が不可視の壁に囲まれた「決闘場」を展開、自身とレンジ内の対象一名を閉じ込めた後、盾が手元に戻る。
勝敗決定以外の脱出方法は無い上、ブリュンヒルトの幸運値以外のステータスは常時プラス判定がされる。
勝利した場合は対象に追加で即死級ダメージ、敗北した場合は自動的に身体ステータスが全て最低値になり、スキルが封印される上属性が混沌・中庸に変化し、性格も含め戦士としての全能力を失う。
求婚者が真に自身の伴侶足るかを試す宝具で、自身を愛した者、又は自身を組み敷きうると認めた者にのみ使用する。
【weapon】
大槍
全長5メートル、重量1トンのバケモノ武器。
別に苦もなく振り回す。
【概説】
二ーベルンゲンの歌に登場する、ジークフリートに死を覚悟させた女騎士。
素晴らしい美貌と常軌を逸した強さを持ち、決闘で自身に勝った者のみに見と心を捧げ、負けた者は殺す誓いを立てていた。
彼女を何としても妻に迎えたかったグンテル王は義弟であるジークフリートに透明マントによる助力を受け、彼の強さに油断した事もあり勝利するが、勝敗に不満があったブリュンヒルトに初夜を拒否される。
そこで12人分の力を得たジークフリートがもう一度交戦、全力の彼女に死を覚悟する程追い詰められるも辛勝。
グンテルが処女を奪った事で、その力の全てを失ったと言う。
【補足】
サーヴァントとして呼ばれるのはあくまで戦士・騎士としての彼女なので、グンテル王に敗北し、力を失ったくだりがリセットされている。


864 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/06/06(木) 19:01:36 OS.ZDET20
【元ネタ】Fate/Apocrypha 黒のアサシン
【CLASS】キャスター
【マスター】六導玲霞
【真名】ジャックザリッパー
【性別】男
【身長・体重】170㎝・59㎏
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:B 魔力:B 幸運:A 宝具:E
【クラス別スキル】
陣地作成:C
「医療室・手術室」を作成する。
召喚地の街自体を陣地と認識している節がある。
道具作成:D
メスなどの医術器具の作成。
無駄に業物。
【固有スキル】
外科医術:A
医者としての技術。
最高峰のメス捌きを、最高峰の解体殺人スキルとしても使用する。
「ジャック(美少女)」も使用可能。
血臭抹消:B
自身の本性を隠し通す、殺人者の処世術。
医術に生きる善人を演じ、属性を誤認させる。
【宝具】
『例えばそれは霧夜と共に現れ、醜悪を裁き、快楽に狂笑し、霧夜と共に何処かへ去る、そんな美少女(ジャック・イズ・マリア)』
ランク:E +++++ 種別:対人宝具 補足人数:1人 (5人)レンジ:召喚地域により変動
キャスターが考案、実行した魔術もどきのオカルト儀式が、宝具として「成立」してしまったもの。
召喚地域周辺の厳選した女性5人(条件は彼しか知らないし、理解出来ない)を一晩で殺害、その臓物やら肉体の一部を採取、自身のマスター(女性)に移植することで、その地域の民間人から畏怖と言う信仰を、彼の凶行を押し付けられる事で逸話を得た「切り裂きジャック(美少女)」に変貌させる。
キャスターが犯行声明などの工作を行う事で民衆の恐怖が肥大化、「ジャック(美少女)」の性能も向上し、最終的に夜間限定の制限すら無くなった大量殺人者と化す。
基本的に「ジャック(美少女)」の性格、外見デザインはキャスターが決定するが、素体のマスターが強烈な自我を持っていた場合、それが影響する可能性がある。
【weapon】
手製のメス
めっちゃ良く切れる。
自分用の量産版と、「ジャック(美少女)」用の特別版がある。
【概説】
霧渦巻くホワイトチャペルに惨劇を引き起こし、殺人鬼という新たな概念を生み出した存在、ジャックザリッパー。
それは思いつきから始まった。
コーヒーを2つ入れて、悦に入る。
縦長の枕を抱いて、又悦に入る。
頭の中のあの子という存在を、現実に形跡を、モノを作る事で実感する、そんなありふれた行為。
彼が恋したあの子は、殺人鬼(美少女)だった。
思いつきは、行動へ。
素材から内臓を得て、悦に入る。
警察署に手紙を送って、又悦に入る。
まさかあの殺人鬼はこの世界の何処かに逃げおおせたのか、という噂を聞いて、絶頂する。
何処からかの刺客に囲まれて、呟く。
あぁ確かに、確かにあの子は、

何処かに

【補足】
ドドドド変態書きたかっただけです。


865 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/06/10(月) 18:55:23 fjP7J6h60
【元ネタ】北欧神話
【CLASS】ライダー
【マスター】尼里ミサオ
【真名】 ヴァナルガンド(フェンリル)
【性別】雄
【身長・体重】200㎝(体長)・200㎏以上
【属性】混沌・悪
【ステータス】
筋力:B 耐久:C 敏捷:B+ 魔力:B 幸運:E 宝具:A(EX)

【クラス別スキル】
対魔力:C
 魔術に対する抵抗力。Cランクの場合、魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。
 ライダーの場合、拘束宝具によってランクが落ちている。
騎乗:-
 乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
 ライダーの場合、本人に騎手としての特性が皆無なため別スキルに派生した。

【固有スキル】
騎獣:E
 騎手に合わせ協調する能力。高ランクになるほど騎手の意を汲み取り一心同体の行動を可能にする。
 ライダーの場合、騎乗させる気も配慮する気も全くないため最低ランクである。

怪力:B
 魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。
 ライダーの場合、拘束宝具によってランクが(ry

神殺し:C
 神霊特攻。神霊、亡霊、神性スキルを有するサーヴァントへの攻撃にプラス補正。
 テュールの左手を食い千切り、ラグナロクにて大神オーディンを食らうライダーは十分な適性を持つが、拘束宝具によって(ry

天性の魔:EX
 英雄や神が魔獣と堕ちたのではなく、怪物として産み落とされた者に備わるスキル。
 大神殺しを予言され、北欧神話における終焉の一端を担うライダーは最高ランクの適性であり、人智を超えたステータスへの成長性を持つ。

神性:E-
 その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
 半神半巨人の父を持つライダーだが、巨人の血がより濃く、且つ本人が神々を毛嫌いしているため最低ランクとなっている。

魔力放出(氷):C
 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
 ライダーの場合、纏う魔力はかつて食らったニヴルヘイムの氷雪として顕現する。
拘束宝具(ry

【宝具】
『九界貪る魔天狼(フェンリスウールヴ)』
ランク:A(EX) 種別:対己宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
ニヴルヘイムを食らい、大神を貪るまで至ったライダーの成長性を元にする宝具。サーヴァントや人間等の魂を食うことで、魔力補給のみならず自身の幸運と宝具を除くパラメーター・スキルを成長させることが可能。ただし、宝具のランクを超えてステータスを伸ばすことは不可能である。本来ならばライダーは無限の成長性を持つが、もう一つの宝具によって制限を掛けられている。全ての拘束が外れた場合、魂だけでなく霊地すら食らい、餌の性質に応じたスキルの取得をも可能にするだろう。

『三獣拘束・六枷紐鎖(レージング・ドローミ・スレイプニール)』
ランク:A+++ 種別:対獣宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
北欧神話にてライダーを縛った三種の拘束具。存在している限りライダーの全能力に強力な制限を掛ける。英霊級の質を持った魂一つにつき一種の拘束が解かれ、制限が段階的に外れていく。また、この拘束具はマスターの令呪と連結し呪縛を強固にしているため、拘束が解徐されるたびに一角の令呪が失われていく。三種すべての拘束が解かれたとき、ライダーはマスターの制御下を離れ、黄昏の獣として暴威を振るうだろう。

【weapon】
 自身を縛る二本の鉄鎖と一本の紐

【概説】
 北欧神話における終末の獣。悪神ロキと女巨人アングルボザの間に生まれた三兄妹の長子。
 狼の姿をし、神々に災いをもたらすと予言されたため監視を受けながら育った。予想以上に成長した彼に恐れを抱いた神々は捕縛を決定したが、用意した鉄鎖レージングとドローミは粉々に砕け散ってしまった。そこでドヴェルグが六つの材料より作り上げたグレイプニールを用いて拘束しようとした。テュールの左手を犠牲に捕縛は成功したが、ラグナロクの到来と共に拘束は解かれる運命にあった。
 ラグナロクではオーディンと対峙し、彼を食い殺すが大神の息子ヴィーザルに顎を引き裂かれ絶命する。
 
【補足】
 ラスアンドラマCDとFGOで設定が少し出たので作成。ラスアンだとグレイプニールじゃなくてスレイプニールだったのでそちらに準拠した。


866 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/06/10(月) 21:24:27 fjP7J6h60
【元ネタ】古エッダ、ヴォルスンガ・サガ、ニーベルングの指環
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】グズルーン(グートルーネ)
【性別】女性
【身長・体重】157cm・48kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運E 宝具A+

【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる。
 キャスターが作成する「工房」は作成品を貯めこむ「宝物庫」であり、黄金の魅了によって敵を誘い込む「狩場」である。

道具作成:C+
 魔力を帯びた器具を作成する。
 キャスターの場合、宝具により産み出した黄金から武具・宝飾品を加工する。 作り出した器具は強烈な誘惑を有し、呪詛を感染させる。

【固有スキル】
叡智の結晶:A
 本来、キャスターが生きた時代には有り得ぬ魔導具。竜の心臓を口にして得た叡智が結晶化したもの。金縁メガネ。

竜種改造:EX
 竜の心臓を呑み込んだ事による、究極の自己改造。竜種としての魔力炉心が形成され、サーヴァントでありながらほぼ独立した行動が可能。
 キャスタークラスとしては破格の筋力・耐久ステータスを有するが、人格に若干の変化を及ぼしている。

ルーン魔術:C
 北欧の魔術刻印ルーンの所持。
 キャスター自身の習熟度は人並みである。

黄金律:C-
 身体の黄金比ではなく、人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。
 キャスターはアンドヴァリの指環により金銭には困らない人生を約束されているが、代わりに幸運値がランクダウンしている。

【宝具】
『破滅賜す黄金呪詛(アンドヴァラナウト)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1〜10
 元は小人アンドヴァリが所持し、紆余曲折を経て北欧の大英雄シグルドより贈られた黄金の指環。
 無尽蔵に黄金を産み出し、持ち主に無限の富を約束するが、同時に最期には破滅させる呪詛が籠められている。
 指環自体が一種の魔導書となっており、魔力を注ぐことで金塊を産み出し、様々な形に加工する。また持ち主の欲望に応じて魔力効率が変化する。指環のみならず産み出した黄金も抗いがたい誘惑を有し、人魔問わず惹き付け、争いを引き起こす。
 キャスターの場合、金銭欲はほぼ無いに等しいため宝具の燃費は劣悪である。しかし、ある条件を満たした時、その駆動効率は劇的に跳ね上がる。

『黄金装束・悪竜絢爛(アウカフルアウスト・グトルドレキ)』
ランク:EX 種別:対己宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
 キャスター自身は存在を把握していない宝具。ある条件を満たし、『破滅賜す黄金呪詛』の駆動効率が最大に達した際に発動可能となる。
 その効果は、キャスターの魔力炉心を核とし、指環の黄金を肉体として顕現する『悪竜現象(ファヴニール)』である。悪竜に果てたキャスターはステータスとスキルが変化し、黄金の肉体と融解した金塊の息吹をもって大欲を満たそうとする。
 生前は悪竜へ至ることはなかったが、ファフニールの心臓を喰らい、アンドヴァリの指環を所持したことで悪竜現象の素養が生じてしまった。
 なお、宝具発動条件は最愛の英雄と再会することである。


867 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/06/10(月) 21:25:14 fjP7J6h60
【Weapon】
黄金装具
 指環により産み出される黄金の武具。相手に強力な誘惑を訴える以外何ら特殊な力はないが、キャスターの膂力と質量が合わさり単純な剣撃だけでも驚異である。また、キャスター自身もある程度の戦闘技量を保有する。

【解説】
 エッダやヴォルスンガ・サガに登場するシグルドの妻。ギューキ王と魔女グリームヒルドの娘でグンナル、ホグニ、グットルムの妹。
 母グリームヒルドの姦計により戦乙女との記憶を失ったシグルドと結婚した。
 シグルドがブリュンヒルデに謀殺され、未亡人となったグズルーンは兄弟を恨むが、グリームヒルドの忘れ薬によって兄弟への怨恨を忘却した。しかし、シグルドへの愛は忘れなかった。
 その後、ブリュンヒルデの兄アトリと再婚したが、シグルドの遺産をめぐる争いで兄弟が殺される。仇をとったのち入水自殺を図るが失敗し、流れ着いた町で三度目の結婚をした。
 しかし、シグルドとの娘や結婚後に生まれた息子たちも悉くを争いで失い、失意のうちに物語は幕を閉じる。

【設定】
 聖杯への願いはシグルドとの再開。しかし聖杯戦争中に再開が叶った場合、欲望は肥大しシグルドの愛を聖杯に望むようになる。その身に余る大欲が自身を悪竜へ変じさせていく。全ては忘却すら拒む彼への愛ゆえに。たとえ謀略の産物だったとしても、彼から向けられた想いが自分の幸福だった。

【捕捉】
 概ねヴォルスンガ・サガ準拠で作成。悪竜現象周りの設定は超解釈・こじつけ満載である。


868 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/06/17(月) 22:15:23 OKuTI82M0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】リチャード・ホジソン
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:E
 キャスターとして召喚された事によって獲得したスキル。
 魔術的な陣地というより彼のみにとって居心地のいい環境を整える、仕事部屋のようなエリアを作成する事が可能。
 その内部において彼の宝具は最大限効果を発揮する。

道具作成:D
 彼はある種のオカルトの専門家であった。生前に調査したオカルトグッズを再現作成する事が可能。
 ただし能書き通りの効力を発揮する事について不満があるようである。

【保有スキル】
オカルト知識:B
 仕事上で得たオカルトに関する知識。彼はオカルトが流行した時代における専門家であり、その知識は凄まじい。
 知識判定に成功すれば相手サーヴァントの正体を推測することも可能だろう。

弁舌:A
 生前、法律学の教授を務めるなど優れた知性を持ち、時には論陣を張って他者を批判も行っていた彼は優れた弁舌家である。
 口頭、文書による交渉等において有利な補正を得る。 


【宝具】
『神秘解剖・詐欺師よ去れ(ホジソン・レポート)』
ランク:EX 種別:対神秘宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 エレナ・プラヴァツキーについて彼女は詐欺師に過ぎないと批判したレポートに由来する宝具。
 この宝具は神秘を単なる科学的因果の有る現象に過ぎないと貶める力を持ち、あらゆる神秘に由来する力を機能不全に陥らせる。
 しかし英霊、神秘による存在となった彼がこの宝具を使用する事には根本的な矛盾があり、最大出力の使用は事実上の自爆行為となる。
 また、生前オカルトについて肯定的な調査報告をした事もあり、それに由来する宝具の逆作用的使用、インチキなオカルト行為による魔術行使を可能とする。

【解説】
 オカルトを科学的に考証しようという団体SPRの創立メンバー。その中でも特に優れた知性とオカルトに対する懐疑主義で知られた。
 プラヴァツキー夫人を始め、殆どの霊媒は詐欺に過ぎないと批判していたが。アメリカのパイパー夫人に関しては本物として認めている。


869 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/06/25(火) 15:22:38 WzrMy3Ks0
【元ネタ】宇宙開拓史
【CLASS】ハービンジャー
【マスター】 2025年に生きるマスター
【真名】スペースシップワン
【付随真名】スケールド・コンボジッツ モデル318 ホワイトナイト
【性別】無性
【身長・体重】133cm・30kg
【肌色】白【髪色】白に赤のメッシュ【瞳色】青
【外見・容姿】白から濃藍へグラデーションする服を着た少年→白騎士を思わせる機械外装を身に纏った少年
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:E 耐久:E(D+) 敏捷:D(A+) 魔力:E 幸運:A 宝具: -

【クラス別スキル】
天地の開豁:EX
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
実際に「不可能を不可能のままに可能にした」者に与えられる特級スキルが『星の開拓者』であるが、こちらはそれに類似した効果を持つ。
「未知性・不可能性・非常識性を一部でも解明・解体し、それらを損なわせるきっかけとなった」者に与えられるスキルと言える。
雷電を科学的に証明したことで、それを人の手に齎す遠因となった者。
我々の棲まう星が繋がっているのを証明したことで、人間が世界の限界を決定することを助けた者。
娯楽という概念の表現方法に新たなる手段を齎し、多くの後進が育つ土壌を作り出した者。
例えば、そういった者にこそ、この力は与えられることだろう。

スペースシップワンは世界で初めての民間企業による有人宇宙飛行を実現した。
宇宙への道を一般人の為に舗装し、宇宙という「常人が到達できない場所」が秘めた神秘を解き明かし、"一握りの天才のみが到達しえた宇宙への道"を万人へと開いた。
それ故に、彼はハービンジャー(先駆け)としてのクラスを与えられた。

何時か至るべき深淵への水先案内人となるべく。星の彼方への先導を担うべく。

【固有スキル】
深淵の航海者:C
宇宙船若しくはそれに類すると認識される物を駆る才能。『嵐の航海者』の類似スキル。
電子工学・機械工学・材料工学・宇宙航空力学・宇宙物理学・天文学・高等数学など、
人工物を宇宙空間で航行させるに当たり必要な諸学問に対する知識と理解、習熟を獲得。
これらを用いることでスキル効果の対象となり得る騎乗物に関する判定に有利な補正を得る。
尚、『嵐の航海者』とは異なり、宇宙船への搭乗員が基本的に極少数であることから、
大勢の船員を統率することに由来する『軍略』『カリスマ』といったスキルの効果は含まれていない。

守護騎士:E+++
身に纏う白翼外装と脈々と受け継がれてきた安全システムによるスキル。他者を守る純粋な使命感によって、その防御力は短時間ではあるが、凄まじい上昇を見せる。
この効果は自身のマスターか搭乗者にのみ発揮される。

星海の到達者:A++
遥かなる蒼穹の果て────何らかの形で其処に"初めて"到し者が獲得する特級スキル。
幼年期の終わりへと導く、人類の道しるべ。
膨大な魔力の消費と引き換えに展開される、非物理的な地球起源の干渉を撥ね退ける異界結界。

...世界初の人工衛星、初の有人宇宙飛行者などに比べるとランクは劣る。

【宝具】
『天元を穿て、白騎士の翼(フライアウェイ・ホワイトナイト)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大ペイロード:3,600 kg
スケールド・コンボジッツ モデル318 ホワイトナイト。
スペースシップワンを打ち上げるための、ジェット推進の輸送機。
通常時は白騎士を思わせる、翼の付いた外装として機能し、自身の耐久値を向上させ、高い飛行性能を発揮する。
真名解放により、本来の輸送機の形に変化。
同時にハービンジャー自身も宇宙機に変化し、977 m/sのスピードで飛行することを可能とする。

『今にも手が届きそうな宇宙の果てへ(Hello,planet)』
ランク:- 種別:対星宝具 レンジ:- 最大捕捉:一つの星
詳細不明。誰もが宇宙へ行ける世界。その可能性の先取り。


870 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/06/25(火) 15:23:28 WzrMy3Ks0
【Weapon】白翼外装

【解説】
SpaceShipOneは、スケールド・コンポジッツ社によって開発された有人宇宙船である。2004年6月に高度約100 kmの宇宙空間に向けた弾道飛行を成功させ、世界で初めての民間企業による有人宇宙飛行を実現した。

それまでの宇宙開発は、すべて国家戦略の一環であり、国家予算を使って行われていたものである。事実、世界初の人工衛星、初の有人宇宙飛行、初の有人月着陸、スペースシャトルや国際宇宙ステーションなど、いずれも国家の強力な主導のもとで行われ、費用は国家予算から賄われた。しかしながら、航空宇宙史を振り返ると、オットー・リリエンタールによるハンググライダーの研究、ライト兄弟による初の動力飛行や、リンドバーグの大西洋無着陸横断などの大記録は、企業または個人の資金のみで達成されたものであった。スペースシップワンが達成した成果は、これらに匹敵する成功として評価されている。


871 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/06/26(水) 13:08:16 GtCBvD920
【元ネタ】宇宙機
【CLASS】ウォッチャー
【真名】気象衛星「ひまわり」
【異名・別名・表記揺れ】静止気象衛星GMS (Geostationary Meteorological Satellite) 、運輸多目的衛星MTSAT
【性別】無性(女性的風貌)
【身長・体重】152cm・53kg
【肌色】小麦色【髪色】オレンジ【瞳色】鮮やかな黄色
【外見・容姿】頭にひまわりの髪飾りをつけた少女
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:D(A++) 魔力:E+ 幸運:A 宝具: C+++

【クラス別スキル】
気象の監視者:A+
ウォッチャーが保有するスキル。生前の在り方により名称は変化するが、概ね効果は同一。
星の営み、大気の動き、地球の鼓動を観察、監視する在り方を獲得したウォッチャーは、この星の"無意識"...抑止力が動き出す瞬間すら逃さず察知し、有利な補正を得る。

観測眼:B
万物を見通す神の視線。心眼、千里眼、戦術眼……「眼」に通じるスキルを遍く内包する。

騎乗(天体):A+
天体を巡る軌道に乗り、超高速で周回する。
ウォッチャーは秒速3.07kmで一日に一回地球を周回する。

【固有スキル】
気象学:A++
「おはござー!天気予報ならおまかせあれー!」

気象現象全般に対して、専門的且つ学術的な造詣がある。
ランクA++ともなると、魔術的な理由によるものを除けば、ウォッチャーに理解不可能な現象は存在しない。
観測眼を併用することで、その精度を未来予測と同等のものにすることも可能。

地理解明:B+
オーバーグラウンド。遥かなる蒼穹の果て、即ち宇宙より星を見下ろすもの。大いなる地球という神秘を解き明かしたもの。
嘗て“彼ら”が達成した偉業が昇華された、対神秘・対地属性特効作用。

【宝具】
『私の眼は貴方だけを見つめる(W.W.W.P)』
ランク:C+++ 種別:対星・対気象宝具 レンジ:1 最大捕捉:1つ
ワールドウェザーウォッチプログラム。
世界気象監視計画ーーー
自身の霊基を複数の気象衛星に分割、観測機器、通信網を持って対象の神秘を解析し、暴き立てる。
気象衛星という性質上、星...自然災害、自然現象、星の触覚に対して強烈に働き、対象から神秘性を消失させる。
...まあ、神秘性がなくなったとしても、物理的な災害の破壊力はそのままなのだが。

【解説】
ひまわりは、気象観測を行う日本の静止衛星・気象衛星の愛称である。1号から5号までの正式名称は静止気象衛星GMS (Geostationary Meteorological Satellite) 、6号と7号は運輸多目的衛星MTSAT (Multi-functional Transport Satellite) である。「ひまわり」は世界気象機関 (WMO) と国際科学会議 (ICSU) が共同で行なった地球大気開発計画 (GARP) の一環として計画されたもので、得られた気象情報を日本国内だけでなく、東アジア・太平洋地域の他国にも提供している。2015年7月7日より、ひまわり8号が気象観測を行っている。また、ひまわり9号が、2022年から運用される見通しである。

宇宙開発事業団 (NASDA) の初期の衛星は、初代理事長島秀雄の意向で花の名前をつけており、気象衛星「ひまわり」の愛称も植物のヒマワリから来ている。植物のヒマワリの花は常に太陽に向かって花を咲かせ、時間と共に太陽を追尾し向きが変化するといわれている (実際にそのように動くのは芽生えから開花前のつぼみの時期までである) 。このためいつも地球を同じ方向から見ているという意味と、1日に1回地球を回るという意味で「ひまわり」と名付けられた。これに因んで、東京都清瀬市にある気象庁気象衛星センターの前の市道は、「ひまわり通り」と名付けられている。


872 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/01(月) 21:57:04 SEA2aEpM0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】本因坊算砂
【性別】男性
【身長・体重】161cm・52kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”に相当する寺院を作成可能。

道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成する技能。
 スキル:占星術に必要な碁盤を作り出せる。

【固有スキル】
高速読経:C
 魔術の詠唱を高速化させる能力。
 占星術との併用は不可。

占星術:C-
 囲碁の源流が占星術であったとする説から。
 碁盤の目は19×19=361目あるが、これは古代中国の五行説でいう一年の360日に対応しており、
 碁盤上の形勢と現実の運命を照応させ、ある程度だが未来に干渉することが可能となる。
 ただし、宝具以外の効力の働きは緩やかなものとなる。

盤上遊戯:A
 囲碁、将棋の名人とされた逸話から。
 いわゆるボードゲームと呼ばれるジャンルの遊戯を行う場合、そのルールや勘所を即座に把握できる。
 また、ボードゲームに関わる判定に有利な補正がかかる。

【宝具】
『三劫成仏(ほんのうじさんこう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:10人
 本能寺の変の前夜に行った対局でめったに出来ない三コウが出来、それが不吉の前兆だったと解釈された伝説から。
 碁盤の上にキャスターが対局で作り上げた三コウを目にしたものは、その翌日、命数が尽きた存在となる。
 すなわち全ての判定のファンブル率が大幅に上昇し、即死判定が回避できなくなる。
 また、不死、不滅系のスキルや宝具も封じられる。
 ただし、キャスター自身と対局者はこの効果の対象とはならない。

【解説】
 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三傑に仕えた棋士。僧侶。
 本因坊家の始祖であり、江戸幕府においては碁打ち・将棋指しの最高位、連絡係に任ぜられた『名人』。
 近世の碁の基礎をつくったと評価される。

 八歳の頃、寂光寺開山・日淵に弟子入りして出家し、法名を日海と称する。
 仏僧としての学名も高かったが、碁打ち、将棋指しとして頭角を表し、織田信長の寵を受けた。

 本能寺の変の前日には信長の面前で林利玄(異説あり)と対局し、
 滅多に出来ない三コウ(お互いが交互に相手の石を取り、無限に続きうる形が三つ)が出来上がった。
 この翌日に本能寺の変が起こったことで、三コウが不吉の前兆として扱われるようになった、という逸話が残る。
 ただし、この逸話は後世の創作とされる。

 その後、天下人となった豊臣秀吉の面前で行われた対局で優勝したことでその力量を評価され、
 碁打ちとして扶持を支給されるようになる。
 これが碁打ちの専業化の始まりだ、ともされる。

 秀吉の没後は家康に招かれて江戸幕府に仕え、碁所・将棋所に任じられた。(ただし将棋所は程なくして大橋宗桂に譲ったとされる)
 また、僧侶としても最高位の「法印」に叙せられ、栄華を極めた。


873 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/05(金) 00:59:53 WTiEWvlw0
【元ネタ】ソードアート・オンライン
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ユージオ
【性別】男
【身長・体重】
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B+ 魔力C+ 幸運B 宝具A+

【クラス別スキル】
対魔力:B+
魔術に対する抵抗力。
B+評価なのは後述の理由が原因。

騎乗:C
乗り物を乗りこなす能力。

【固有スキル】
神聖術:A
アンダーワールド由来の魔道。通常の魔術が自身の肉体に在るオドを使い起こす超常現象であるならば、神聖術は大気に在る空間リソース(マナ)を使用して起こす超常現象。
そのため魔力の枯渇がないという利点がある。
ユージオは神聖術の扱いについてはかなり慣れている為、臨機応変に様々な術を使いこなす。

観察眼:A
親友キリトから教えられた冷静さを保つ方法を元に、相手の弱点や能力、周囲の状況判断を的確に行う。

心眼(真):A
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
ユージオの場合はこれに優れている。

右目の封印:-
禁忌目録や上位者の命令と言った法規を逸脱しようとした際に発動する封印。右目に思考すら困難になるほどの激痛が走る。
ユージオの場合はこれを自力で破っている為、今のところ影響はない。

【宝具】
『武装完全支配術・&ruby(ブルーミング・ブルーローズ){咲き誇れ氷河の蒼薔薇}』ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
賢者カーディナルから授かった切り札。《青薔薇の剣》に宿る永久氷塊の記憶を引き出し、攻撃力とする術式。 剣から発した冷気と氷の青薔薇で敵を拘束する。

『記憶開放術・&ruby(フリージング・ブルーローゼス){咲き乱れろ蒼氷の蒼薔薇}』ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:10000人
ユージオ最大の切り札。青い光を放ちながら、周りにあるものを完全に凍結させる。その冷気は大浴場の膨大な湯を一瞬で氷の床に変えてしまうほど。

【Weapon】
『蒼薔薇の剣』
「永久氷塊」と「青薔薇」をリソースとした剣。
常に刀身から冷気を発する剣であり、並の炎では溶けないし、更には不死鳥の炎でさえ逆に凍らせるほど。
彼の死後、この剣はキリトに託されることになる。


874 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/05(金) 01:25:49 WTiEWvlw0
【解説】
ソードアート・オンライン第9巻から登場する架空世界『アンダーワールド』の住人にしてキリトの相棒兼親友。
亜麻色の髪の毛と緑色の瞳が特徴的な青年で、生真面目で純朴、誰にでも優しく礼儀正しい少年。
真面目過ぎてキリトの冗談を真に受けてしまっていたが、二年間寝食を共にした事で冗談に冗談で返せる器用さも身に付いた。
しかしながら曲がったことを見過ごせず、信念を貫く芯の強さも併せ持っている。

幼い頃幼馴染の少女アリスを目の前で連れて行かれたことから彼女を取り戻すために修練を重ねてきた。
とある理由で架空世界『アンダーワールド』を訪れることになったキリトと出会い、彼と共に強くなることを目指すようになる。
帝都にたどり着いた後はキリトとともに帝立修剣学院で修行に励むが、自分とキリトの傍付き見習いである少女ロニエとティーゼを守るために彼女達を強賄していた貴族の青年ライオスとウンベールの両腕を剣で斬ってしまう。
これが原因でライオスは死に、「他者の天命を損失させる」という禁忌目録を犯したため、セントラル・カセドラルに罪人として連行されることになったのだが、記憶を封じられ整合騎士となったアリスと思いもよらぬ再会を果たす。
この時ユージオは架せられた右眼の封印を破り、より柔軟で感情的な思考を得ている。

牢に繋がれるもキリトと脱獄し、賢者カーディナルに匿われることになる。
その後彼女から長い間アンダーワールドを支配している最高司祭『アドミニストレータ』クィネラを倒してほしいと懇願され、彼女を倒してアリスを取り戻すためにキリトと共にセントラル・カセドラル攻略を開始。
キリトとトラブルで離ればなれになってしまうも、単身で整合騎士長ベルクーリを倒すまでにその戦闘能力の成長を見せる。
しかしその強さに目を付けた変態…もといクィネラの配下・元老院チュディルキンに捕らえられ、彼女の元へ連行される。
クィネラの甘言に最初は抵抗していたが心の隙を突かれ、彼女の術によって32番目の整合騎士ユージオ・シンセシス・サーティツーとなってしまう。
後にキリトとの本気のぶつかり合いの中で勝機を取り戻し、彼等を排除したふりをしてクィネラを殺そうとしたが失敗する。

その後は改心したアリス、キリトと共にチュディルキンを彼の切り札サーマルジャイアント諸共倒すが、
クィネラが準備していた最凶最悪の破壊兵器--生きた人間をそのまま剣に生成して生み出した存在ソードゴーレムを倒すためにカーディナルに自らを剣にしてほしいと頼む。
クィネラの攻撃で瀕死の彼女は最後の力を振り絞ってユージオを剣に変化させ、ユージオはソードゴーレムを倒し、アドミニストレータの片腕とレイピアを破壊するも相討ちとなり、上半身と下半身で真っ二つになってしまう。
しかしユージオ自身は自らの命と引き換えに青薔薇の剣を自分の血液をリソースとして《赤薔薇の剣》に変え、キリトに立ち上がる力を与える。

その後キリトはクィネラに瀕死の重傷を負わせ、(結果的に)勝利するが、ユージオの死をきっかけに廃人状態になってしまうのであった…。

しかし死してなお青薔薇の剣にはユージオの意志が宿っており、アリスを手に入れアンダーワールドを破壊しようとした最強の敵ガブリエル・ミラーとの最終決戦においてキリトに力を与えることになる。


875 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/08(月) 00:40:08 nRgL5X0Q0
【元ネタ】ソードアート・オンライン
【CLASS】セイバー
【マスター】遠坂凛
【真名】リーファ
【性別】女
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A++ 魔力A+ 幸運C+ 宝具B++
【クラス別スキル】
対魔力:A
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。本人は魔法の防御にも長けている為、敵の魔法や呪いを打ち消すことも可能。

騎乗:B++
あらゆる生き物と仲良くなれる優しさを秘めており、原作ではクラゲ型邪神モンスターやオーク族とも仲良くなった。

【固有スキル】
風妖精(シルフ):A+
風を司る妖精のアバターであることを示したスキル。
飛行と高速機動に長け、風属性魔法が得意。また、聴力も鋭い為索敵に優れている。

飛翔:A++
妖精の翼による飛行能力。
飛行中の判定におけるAGI(敏捷)はこのスキルのランクを参照する。

仕切り直し:A
戦闘から離脱する能力。本人の身のこなしが速いため、一瞬で戦場から離脱しやすい。

魔術:B+
風属性の魔法を習得し、主に支援・回復魔法を使用する。
スキル『風妖精』によりランクが上昇している。

テラリアの祝福:EX
アンダーワールドに伝わる地母神テラリアの祝福を発動する特殊能力。
魔力及び体力を無限に自動回復することが出来るが、痛覚を無効にすることは出来ない。
任意で解除可能。

【宝具】
『病みつきなほど天高く(スピードホリック・オーバーフライ)』
ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
本人の「どこまでも遠く、速く飛んでみたい」という想いから生まれた宝具。
一定時間魔力で機動力を強化し、超高速飛行を可能にする。

『どこまでも遠く、君と共に(テイク・ミー・ハイヤー・ウィズ・ユー)』
ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:20 最大捕捉:10人
「みんなと一緒にどこまでも飛んでいきたい」という思いを具現化した能力。
一定範囲内のメンバーに機動力の強化を与え、超高速機動を可能とさせる。


876 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/09(火) 22:08:28 REFkxidw0
【元ネタ】Fateシリーズ
【CLASS】アルターエゴ
【マスター】藤丸立香
【真名】ゴルゴーン(ステンノ)
【性別】女性
【身長・体重】メドゥーサのゴルゴーンと同等
【属性】中立・混沌
【ステータス】筋力EX 耐久A 敏捷E 魔力EX 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
【固有スキル】
怪力:A++
強い女であるステンノの怪力はメドゥーサを上回っていた、

変転の魔:C
ギリシャ神話に留まらない知名度を持つメドゥーサと比べれば劣る。

魔眼(誘惑):B+
メドゥーサには劣るが凶悪な石化の魔眼の力を持つ。
しかし石化すると捕食が難しい。
誘惑スキルとの併用によって調節している。

捕食:A
本来は吸血スキルだったが
ゴルゴーンの身では最早捕食と呼ぶのがふさわしい。
相変わらずメドゥーサの血液は吸っている。
単純な魔力供給だけではなく即座に肉体の栄養源とすることができる。


【宝具】
『英雄殺しの蠍毒(オリオンキラー)』
ランク:B 
メドゥーサが産み落とした蠍の逸話を拝借して
蠍座のエピソードをも取り込んだ宝具。
無数の蠍が相手に毒を注入する。
男性への特攻効果有り。

【Weapon】
なし

【解説】
メドゥーサに取り込まれたのではなく
成長によってゴルゴーン化したステンノ。
神話同様に三姉妹それぞれがゴルゴーンとなった場合の存在。
父もまたゴルゴーンであった。


877 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/15(月) 05:08:48 r0siEJvA0
【元ネタ】名人伝
【CLASS】アーチャー
【真名】紀昌
【性別】男
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷A- 魔力E 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクEならば、マスターを失っても数時間は現界可能。

【固有スキル】
千里眼:C++
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
 さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。
 五年働かず身につけた力。何が起ころうが目を閉じず、虱が馬の様な大きさに見える。

無窮の武練:A
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全に近い合一により、いかなる地形・戦術状況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

神性:_(D)
 神霊適性を持つかどうか。その身には射道の神が宿っているという。
 
【宝具】
『弓忘名人(きゅうぼうめいじん)』
ランク:E- 種別:対人宝具 レンジ:_ 最大捕捉:_
 古今無双の弓の名人でありながら、晩年その弓の使い道を忘れ果てたという逸話の宝具。
 弓に関するあらゆる記憶の欠如。その名前も、どんな用途があるかも、自身のクラスであるアーチャーが何のために存在するかもわからず、無窮の武練を半ば無効化している。
 しかし、その存在を教え実際に持たせて用途を示せば、線に見えるほどの百発百中の連射など名人らしい腕前を持つ。が、その腕前故にあまりにも簡単にできるので意味を見出だせない。
 なお、紀昌はこの宝具の存在を自覚できず、その効果により他の宝具の存在を知らない。

『不射之射(ふしゃのしゃ)』
ランク:B- 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:_
 甘蠅老師より伝えられた、見えざる射撃並びに盗人退治と鳥避けの逸話の宝具。
 やはり『弓忘名人』によって自発的な使い方が分からないが、殺気や邪気に反応して自動迎撃するが自発的なそれに比べると大きく威力が落ちる。

『射神顕現(しゃしんけんげん)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:_ 最大捕捉:_
 寝ている間に行われる妖魔退治と古の弓名人との弓比べの逸話の宝具。
 紀昌の忘れ果てた『射』そのものを具現化した化身が現れる。本人が寝ているか、気を失っている時のみ自動発動する。化身は好戦的で無窮の武練の効果を存分に発揮し、加えて神性も得る。
 この宝具の効果は『弓忘名人』と反比例し、本体が弓を知り、思い出すほどに弱くなる。

【解説】 
 趙の都・邯鄲に住む紀昌(きしょう)は、天下第一の弓の名人になろうと名手・飛衛(ひえい)に入門し、五年余の難しい修行のすえに奥義秘伝を習得する。
 紀昌は飛衛を殺そうとして失敗し、さらなる名人を求めて西の霍山に隠棲する老師・甘蠅(かんよう)を訪ねる。
 紀昌は矢を放たずに鳥を射落とす不射の射を甘蠅に見せられ、霍山にとどまる。
 九年後、紀昌は無表情の木偶のような容貌になって邯鄲に戻ってくる。飛衛をはじめ邯鄲の住人は紀昌を天下一の名人と認めて絶賛するが、紀昌は「至射は射ることなし」と言って名人芸を披露しようとしない。
「弓をとらない弓の名人」として紀昌はかえって有名になる。
 その後ついに紀昌は弓を手に取ることがなく、晩年には弓の名前すら忘れ去るに至る。(出典:Wikipedia)

 常に目を見開き、表情はほとんど動かず、喋ることすら稀な青年。
 元々は自尊心の高い性格だったらしく、化身にその一端が現れる。
 聖杯に懸ける願いは己の技量を発揮する場。しかし、『弓忘名人』によってその願いも思い出せず、ある意味では『射神顕現』によって現れる化身がサーヴァント:アーチャーの本体。


878 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/15(月) 05:17:06 r0siEJvA0
>>877
書き忘れ、敏捷A-は放たれ続ける矢が一本の線に見えた事から。


879 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/21(日) 21:48:08 sevMKJ1o0
海外の僕鯖スレ見てるけど面白いな
英語の方が資料豊富で羨ましい
俺もマイナーなのはGoogle翻訳使って調べてるけど齟齬はあるだろうからなー


880 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/22(月) 20:28:13 OCQ6GM920
ここは昔は出した鯖とかに意見を言ってたりしたのに今はみんなが妄想を垂れ流す場所になったな。どうしてこうなった


881 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/22(月) 21:09:48 oh0xbT1A0
じゃあまずお前が意見を言ってどうぞ


882 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/22(月) 21:20:13 yWt85aIg0
まあ、作った鯖に意見とかは皆鯖その他のスレに吸収された感がある
でもなんだかんだで「おっ」と思わされるセンスのいい僕鯖に遭遇することもあるから侮れない


883 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/22(月) 22:31:24 Xq6CEcJc0
「このクリストファー・コロンブスには夢があるッ!」

「さぁ、征きましょう!マスター!」

「諦めなければ!夢は必ず叶う!!」


【元ネタ】史実、伝承
【CLASS】アドベンチャー(冒険者、探検者)
【マスター】 藤丸立香
【真名】クリストファー・コロンブス(オルタ)
【異名・別名・表記揺れ】夢追い人、黄金を夢見し者
【性別】男性
【身長・体重】190cm・80kg
【肌色】白【髪色】白銀【瞳色】翠
【外見・容姿】豪華な探検家、或いは船乗りの姿をした眼鏡をかけた男性。常に笑顔を絶やさない。
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:D 耐久:B 敏捷:C 魔力:D 幸運:EX 宝具:A+

【クラス別スキル】
夢を追う者:A+
アドベンチャーのクラススキル。スキル探究心の上位互換。
冒険者という者達の本質。向かう先にある夢を、見果てぬ世界に待つ“未知”に焦がれる旅人。
彼らは決して諦めない。例え困難が道を阻んでも、苦難が待ち受けていようとも、確かな一歩を踏み固めていく。
諦めなければいつか辿り着く。そしていつか手に入れるのだ、夢の向こうにある“黄金”を。

前人未到:C
アドベンチャーのクラススキル。
対象とする目標、判定行使の概念が『未知』であるほど、成功の可能性が高まっていく。
嘗て誰も辿り着くことが出来なかった領域――――暗闇の荒野に道を切り開くその勇気、そして『覚悟』を讃えたスキル。
新大陸発見、未知なる民族との交流、文化の発掘、政治的な事件への関与、革命の目撃、音速への挑戦、様々な大旅行……。
人類史そのものに影響は及ぼさずとも、その偉業が「未知への冒険」であるならばすべからく対象となる。

【固有スキル】
可能性の光:B
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自分が手掛けた偉業も、実際には関わりのない伝説も、全てを一身に受け止めた偶像が英霊コロンブスであり、現界した彼は「期待」と「可能性」の具現として振る舞う。

「えぇ、夢は必ず叶う!!それを証明して見せましょう!」

可能性の光、黄金の如く。コロンブスと出会った者は、溢れんばかりの黄金を見る事になるだろう。

嵐の航海者:B+
「船」と認識されるものを駆る才能を示すスキル。船員・船団を対象とする集団のリーダーも表すため、「軍略」、「カリスマ」も兼ね備える特殊スキル。
スキル可能性の光、夢を追う者の影響により強化されている。

不屈の闘志:C
あらゆる苦痛、絶望、状況に絶対に屈しない極めて強固な意思。
彼の場合、その対象は「自分の夢の到達を阻むあらゆる因難」と定義される。
問題に対する瞬発的な抵抗力というよりは「決して諦めない」という継続力に通じる在り方。

◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎:EX
情報隠蔽。
バスターが強化され、スターを獲得するらしい。

【宝具】
『新世界開拓体系(ディスカバリィ・フロンティア)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:一つの新天地
別名、新世界略奪体系。
コロンブスの最初の航海。そしてそれによって開拓者による新大陸の開拓が始まったことが由来となった宝具。
真名解放により、サンタ・マリア号が出現。狙った相手めがけて進行を開始する。
コロンブスの魔力の限り、相手の最も低いステータスを減少、劣化させ、コロンブスとサンタ・マリア号のその当該ステータスを急上昇させ、更に強制的に【被征服者属性】を付与、相手の弱点を露わにすると、他の参加者にその情報を漏洩させ、参加者全員に【被征服者特効状態】を付与させる。
あくまでもコロンブスは切欠に過ぎない。
ーーーさあ、始めましょう、人類の発展が為の"略奪"を!!

【解説】
クリストファー・コロンブスオルタナティブ。
ある冒険家がヨーロッパにもたらした「黄金の夢」。
それを追いかけた偉大な冒険者の一人が彼であり、『未知なる世界を目指した冒険者たち』の『新天地への憧憬、夢』を集約された事によって変化したサーヴァント。
...しかし、性根は変わっていないようだ。

https://twitter.com/motomurabito/status/1122030438988468224?s=21


884 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/22(月) 22:32:26 Xq6CEcJc0
【クラス解説】
アドベンチャー。アドベンチャラーとも。冒険者、探検者のクラス。
生前、数多くの国や地域を旅し、その足跡が物語として受け継がれた英雄に与えられる。
たとえその行いが何の利益ももたらさず、成功の保証がないとしても、その先に『夢』があるのだと信じて歩み続けた者達のクラス。
マルコ・ポーロ、フランシス・ドレイクといった船乗り、また領土拡大のために戦い抜いた征服者なども該当しうる。
加えて人類未踏の経験……人類の『未知』に挑戦した者達、大いなるソラに挑んだ者も、この冒険者という肩書が与えられるかも知れない。

史実だけでなく、物語にて「冒険者」と語られた空想上の人物も該当するが、明確に「冒険者」と認識されていない限りは他のクラスが優先される。
例えば『ガリバー旅行記』、『ロビンソン・クルーソー』、『トム・ソーヤーの冒険』などの主人公は該当するが
ロビン・フッドやモンテ・クリスト伯、遡ってギルガメッシュ叙事詩、オデュッセイア、ローランの歌といった伝説は他の側面が際立ってしまう。
そのためこのクラスで召喚される者は戦闘力に欠け、戦力としては心許ないが……『夢に辿り着く』という一点に於いては、他の追随を許さない。


885 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/23(火) 12:36:56 DjjWn2mI0
>>884
嫌いじゃない、寧ろ好きやで。


886 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/23(火) 12:51:39 Dp3r1z5Y0
演出上仕方ないんだろうけど船系の宝具って地上で展開してもそのまま走るよな
空飛んでんじゃん、神話の船かよ


887 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/23(火) 12:58:17 DjjWn2mI0
>>886
船がある所は海だから船が進めるに決まってんだろ?宇宙に春日局がいたら大奥になるくらい当たり前の事だ


888 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/23(火) 14:57:39 Dp3r1z5Y0
そうかな…そうかも…
ドレイクの船もなんか浮いてたし型月の船は浮遊するもんなんだな


889 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/23(火) 21:59:50 CJd1Pc/Y0
【元ネタ】悪魔学
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】エリゴス
【性別】女(本来は無性別)
【身長・体重】160cm・46kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷A 魔力A+ 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
魔術に対する抵抗力。Aランクでは、Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。


【固有スキル】
扇動:C
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】


890 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/23(火) 22:51:19 CJd1Pc/Y0
【元ネタ】悪魔学
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】エリゴス
【性別】女(本来は無性別)
【身長・体重】160cm・46kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷A 魔力A+ 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
魔術に対する抵抗力。Aランクでは、Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。

陣地作成:A
 本来はキャスターのクラススキル。宝具を使用するにあたり必要になったため会得した。

【固有スキル】
変化:A+
 悪魔であるエリゴスは人間としての肉体を持たないため、このスキルで人間としての仮初めの器を得る。今回は、召喚した魔術師の趣味嗜好に合わせてサイバースーツじみた衣装の女性の姿で現界した。なお、理由は不明だが、一度このスキルを使うと一度消滅しない限り姿を変えられなくなる。

未来予知:EX〜B
 後述の宝具で取得したスキル。

【宝具】
『未来を告げし魔槍(アビゴルランス)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:不明 最大捕捉:1人
 召喚された際に携えている槍。文字通り対象の未来を予知する効果がある。
 対象によって見ることのできる未来には限界があり、自身の未来はたったの十数分、マスター以外の人物の未来でも三週間程度しか見ることができない。一方でマスターの場合は途端にぶっ飛んで数十年先の未来まで見ることができる。
 未来で行っていた行為を予知の通り行えば、予知した結果は必ず訪れる。逆に都合の悪い結果なら、行っていた行為を行わなければいい。

『旗に集いし我が六十の軍(アダスタスアビゴル)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0〜999 最大捕捉:500人
 召喚時に槍と同時に所持している旗。この旗を介して、60もの軍団の構成員が使用していた魔術を行使する。キャスタークラスで現界した時はこちらが主武装になる。
 構成員一人一人によって使用する魔術は異なり、そのためエリゴスが使うことのできる魔術の種類はほぼ無限に等しい。一部紹介すると、火炎・水流・防壁・肉体強化・念話・催眠・瞬間移動・記憶消去など様々。
 普段は槍の柄に繋がっているが、分離して槍と旗それぞれを振るうことも可能。

【Weapon】


【解説】
悪魔学に伝わる悪魔の一種。グリモワール「ゴエティア」では、ソロモン王が召喚・使役したとされる72柱の悪魔の一種とされる。
エリゴスは序列15位の公爵であり、召喚者の未来を予知するとされる。隠された物事や戦争について語ったり、王などの偉大な人物からの寵愛をもたらすとも言われる。

72柱の悪魔がソロモン王によって召喚された際、多くの悪魔はソロモンの召喚術を模倣し、自分のものとした。エリゴスもその1人である。これにより、キャスターの適性も持つ。

エリゴス自身は寡黙で無表情な女性。主張が控えめなため、引っ込み思案な印象を与える。これは悪魔の頃から変わらないらしい。
それでも、自分が伝えたいことははっきりと言う。
相性が悪いマスターだと、いつまで経っても心を開かないが、波長が合うマスターには犬のように懐く。

召喚者の趣味嗜好により、戦闘時には紫のサイバースーツらしき服を着る。加えて性格が上の通りの女性なため、知り合いの魔術師(アニメ好き)は彼女を綾○レイと揶揄する。


891 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/23(火) 23:40:36 zAcQZgn20
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】クンワル・シング
【性別】男性
【身長・体重】176cm・57kg
【肌色】褐色【髪色】白【瞳色】黒
【外見・容姿】マスケット銃と剣で武装した壮麗な老人
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B+ 魔力:C+ 幸運:B 宝具:C++

【クラス別スキル】
気配遮断:B+
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。

【固有スキル】
仕切り直し:C+
戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。機を捉え、あるいは作り出す。
また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。
アサシンはビハール地方の反乱軍を指揮し、シヴァージーのようにゲリラ戦を展開し、イギリス軍を大いに苦しめた。

クンワルのカリスマ:D+
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示すスキル。
ビハール地方での反乱軍を指揮し、イギリス軍に反抗した軍司令官としての軍団指揮力。
クンワルとはヒンディー語で『王子』の意味であり、彼がクシャトリアの血を引いていることに由来する。

戦場の星:C
砲火入り乱れる戦場を駆け、多大な活躍を残した英雄に与えられるスキル。
武勇を立て、敵味方問わず己の名を世に知らしめ、歴史にその名を刻んだ者にのみ与えられる。
自軍に対して精神的なバフ、知名度補正を付与し、作戦の成功率を向上させる。
アサシンの戦いは後世に受け継がれ、インド独立の英雄とされた。

【宝具】
『侵奪抗う戦士の血脈(ザミーダンダール・クシャトリア)』
ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:1(自分自身) 最大捕捉:1人
80歳の老齢にもかかわらず、イギリス打倒に立ち上がった際、目覚めた血脈励起能力。
己の血に眠るクシャトリアの力を奮い立たせる事により、近接ステータスを合計3ランクまで引き上げ(但しステータスをAランク以上には出来ない)、同ランクの戦闘スキルを3つ習得する。
しかし、使用するたびに宝具ランクはワンランクずつ下がり、強化出来るステータス数とスキル数も一つずつ減っていく。

【Weapon】マスケット銃、剣

【解説】
クンワル・シングは、北インドのビハール地方、ジャグディーシュプルのザミーダンダール。
80歳の時にインド大反乱に参加し、ビハール地方での反乱軍を指揮し、イギリスと果敢に戦った者の敗れて戦死した。死後、大反乱の英雄の一人に列せられている。
1777年11月、クンワル・シングはビハールのジャグディーシュプルを支配したザミーンダールの息子として生まれた。その家系はさかのぼるとウッジャインのラージプートに属するものであった。

時期は不明ながら、クンワル・シングはガヤーの富裕なザミーンダール・ファテー・ナーラーヤン・シングの娘と結婚した。この人物の祖先はメーワール王国の英雄プラタープ・シングにさかのぼる。
1857年5月、インド大反乱が勃発すると、クンワル・シングは80歳の老齢にもかかわらず、イギリス打倒に立ち上がった。彼はビハール地方の反乱軍を指揮し、シヴァージーのようにゲリラ戦を展開し、イギリス軍を大いに苦しめた。
クンワル・シングはビハール各地を転戦していたが、1857年12月にはラクナウに到着し、1858年3月まで反乱軍とともに戦った。ラクナウ陥落後、同月にはアーザムガルを占領した。
だが、イギリスによってアーザムガルは奪還され、クンワル・シングは本拠地ジャグディーシュプルへと帰還した。
1858年4月23日、クンワル・シングはジャグディーシュプルに攻撃をかけたイギリス軍と戦いで重傷を負った。この結果、ジャグディーシュプルはイギリスに占拠された。

クンワル・シングはジャグディーシュプルの宮殿に避難したが、同月26日に死亡した。

だが、クンワル・シングの戦いは後世の人々に受け継がれ、のちのインド独立運動の原動力となった。インド独立後、1966年4月23日に彼の切手が発行されたばかりか、1992年にはヴィール・クンワル・シング大学設立された。


892 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/24(水) 00:11:16 pBTPPTEc0
はぇーすっごい(無知)


893 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/24(水) 02:34:15 10TPlTm.0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】蓮如
【性別】男性
【身長・体重】151cm・62kg
【属性】混沌・中立
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力E 幸運EX 宝具A++
【クラス別スキル】
暗躍 C
//通常攻撃時に極低確率で即死効果が発生する状態を付与//
弁舌巧みに演説をおこない、表向きは中立を装いつつ特定の権力者や支配者を支援する。
また、集団の規律を正すために不都合なものを秘密裏に抹殺するなど如才ない活躍ぶりを発揮する。

【固有スキル】
如来代官 EX
//自身にガッツ状態を付与(3回)&即死無効状態を付与(3ターン)&強力な魅了耐性を付与(3ターン)//
覚者の権能を自らに憑依させる。唯一キャスターとしての本領が発揮されるスキルである。覚者の力を借りるものの、
本人の魔力がきわめて微弱なためにその効果は実際には脆弱である。主にカリスマ性と耐久力を得る力であり、
魔力に耐性のない他者に精神支配を行使することと、限定的な不死性を得ることを特徴とする。

生害 C++
//自身の即死付与成功率を大アップ(1ターン)//
異端者や自身に反抗する者を速やかに抹殺するスキル。自ら手を下すことはできない制約があり、他者に殺させる、
謀略により自害に至らしめるなどの間接的な方法をとらざるを得ない。

唱導 B
//味方全体のNPをチャージ&魅了状態を解除//
特異な節回しと早口で説法を行い、対象に法悦を与え、活力を賦与すると共に精神支配を強めるスキル。

【宝具】
『百姓の持ちたる国(リベリオン・アミデーヴァ)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99人 最大捕捉:1000
//(Buster)敵全体にやや強力な攻撃&味方全体にスター発生率アップ状態を付与(3ターン)&自身のNPをリチャージ//
自らがかつて率いた平民の大群を召喚し、一斉に突撃を行う。自身の雄弁な口上との相乗効果で見る者に強い印象を与える。

【Weapon】
勧進の錫杖
魔力を高める効果はほぼなく、僧侶としての見た目による他者への影響力行使を主眼とする。
下部の末端が尖っており、急場をしのぐための武器としても使用可能である。優秀な筋力とも相俟って実用性は高い。

【解説】
衰退していた本願寺を一代にして有力な寺院へと昇格させた希代の僧侶にして、日本史上はじめて平民による国を築き上げた破格の政治家。
キャスターとして召喚されているが、その力は政治的なカリスマ性を主力としたものであり、魔術師としての力は限定的である。
アサシンとしての適性もあるが、敏捷性においてやや難あり。


894 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/25(木) 21:05:44 40Gs84Cc0
【元ネタ】ゾイドバトルストーリー
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ゴジュラス・ジ・オーガ
【性別】不明
【身長・体重】34.6m・287t
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力EX 耐久A+++ 敏捷A 魔力E 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
 狂化:A+
 筋力、耐久、敏捷を2ランク上げるが、マスターの制御さえ不可能になる。
 後述の宝具を使うとステータスはそのままに理性を得る。

【固有スキル】
 戦闘続行:A
 その戦闘本能は、死ぬまで絶えることがない。

 怪力:A
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 
 オーガノイドシステム:A
 凶暴性増加と引き換えにゾイドコアを活性化させ、戦闘力向上と進化をもたらすプログラム。
 バーサーカーは元々高かった凶暴性がさらに増す結果となった。

 ゾイドコア:A+
 ゾイドの核。体が損傷してもコアが無事なら再生する。
 バーサーカーはオーガノイドシステムによってこのスキルが大幅に狂化されており、多少の傷なら瞬時に修復される。

【宝具】
 伝説の傭兵(アーバイン)
 ランク:A 種別:対人宝具(自身) レンジ:0 最大捕捉:1人
 生前、唯一自身への搭乗を認めた傭兵「アーバイン」を自らのコクピットに召喚する。
 狂化によるステータス上昇はそのままに、理性を取り戻す。
 マスターからの指示はアーバインを通じて伝達され、制御しやすくなる。

【Weapon】
 ハイパーバイトファング
 クラッシャークロー×2
 ロングレンジバスターキャノン×2
 8連装ミサイルポッド×2
 パノーバ20mm地対空ビーム砲×2
 マクサー30mm多用途マシンガン×2
 バックパック
 エネルギータンク
 スタビライザー
 AZ4連装ショックカノン
 TRZ20mmリニアレーザーガン
 ARZ20mmビームガン
 AMD30mm2連装ビーム砲

【解説】
ゾイドバトルストーリーに登場するゴジュラスのバリエーション機。
ヘリック共和国がブレードライガーの成功を受け、共和国の象徴的ゾイドであったゴジュラスにオーガノイドシステムを搭載。
戦闘力が飛躍的に上昇したものの、パイロットの搭乗を受けつけなくなる程に凶暴性が増し、無人機として運用されるようになった。
無人機への改修後、配備先である西方大陸ロブ基地で、主人を守るために散った愛機コマンドウルフを失ったアーバインに会い、自身へ搭乗させアイアンコングPKを撃破。
その後、デストロイヤー兵団にウルトラザウルスの護衛として配備される。
最期はネオゼネバス帝国のダークスパイナー7機と100機以上のサックティンガーを率いたジーニアス・デルダロス少佐のステルススティンガーを迎え撃ち、
ゾイドコアを貫かれて再起不能になるも、これを撃破、ゴジュラスギガを守り抜いた。
(以上Wikipediaより一部引用)

【余談】
ゾイドの鯖がいないので作ってみました。
これならアーバインのほうが良くね?って突っ込まれそうですが、やっぱりゾイド自体をサーヴァント化したいので・・・
ちなみにマスターがオーガ自身から認められれば、アーバイン召喚しなくても自身が乗って制御することが可能です。


895 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/26(金) 01:47:27 PYrooyJM0
【元ネタ】史実
【CLASS】フール(愚者)
【マスター】
【真名】バネ足ジャック(ヘンリー・デ・ラ・ボア・ベレスフォード)
【性別】男
【身長・体重】193cm・90kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B+ 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
衆人環視:C
 自分が他人に与える影響力。自己の行いに他人が注目するかいなか。
 ラングが高いほど人の視線を集め、関心を得やすい。

【固有スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

【宝具】
『バネ足は跳ぶ(スプリング・ヒール)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 その脅威的な脚力と跳躍力が宝具化したもの。
 常時展開型でいかなる劣悪な足場だろうがお構い無しに駆け、あらゆる障害物を飛び越える。

『煙の街の怪人(ジャンピング・ジャック)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:ー
 警察に追いかけ回されても一度も捕まらなかった逸話の宝具。 
 任意の場所に霧を発生させる宝具。霧の中では気配遮断、仕切り直し、敏捷にプラスの補正が付く。
 ちなみに、ロンドンが霧の街と呼ばれたのは、曇天の多い聞こうと産業革命によって工場から立ち上る煙を掛けた、英国人らしいウィットの効いた皮肉。

【weapon】
右手に大振りのナイフ(こけおどし)
左手に鉤爪(こけおどし)
口から吐く青白い炎(こけおどし)

【解説】
18世紀ヴィクトリア朝末期(切り裂きジャックの現れた約100前)に現れた最初のロンドンの怪人。
夜に一人歩く女性の服を切り裂き羞恥に染まるその様を見て甲高い声を上げた事を切っ掛けに各地に出没し、警察に追われ、懸賞金を懸けられ、最終的に大通りを数々の人の目に晒されながらも逃げ切り、その消息をたった伝説の怪人。
なお、この怪人が殺人や傷害を犯した記録はない。
その怪人当人であり、アイルランド貴族にして若い頃は奇行と暴力沙汰で名を馳せた男、ヘンリー・デ・ラ・ボア・ベレスフォード。大きな体をした濃い顔の男、ピッチリとした銀色のスーツに黒のマントをした英国紳士。
聖杯にかける願いは『自身の逸話と混同視され、【怪人ジャック】を塗り替えてしまったおぞましき後輩にして血に狂った殺人鬼(ジャック・ザ・リッパー)から離脱し、確固とした【バネ足ジャック】の名を世に残すこと』。
逃走に特化したサーヴァントであり、戦闘力はほぼない。勝ち残るには他のサーヴァントを誘導し潰し合わせるしかない。

【余談】
正確にはバネ足ジャックも正体不明だけど、あえてヘンリーを本人としてみた。

【クラス解説】
フール。愚者のクラス。
道化師や愉快犯、先導者や扇動者のクラス。
生前、その時代に置いて『愚か』と呼ばれる様な言動・行動によって名を馳せた者に与えられるクラス。
戦力は乏しいが、他者に与える影響力に特化したクラスである。
このクラス選ばれる特徴として、芸術家のように作品を世に残さず、かつ自身は(公的に)誰も傷つけた事や戦った事がないなどがある。
該当する人物としては、『非暴力不服従』ガンジーや『維新志士』勝海舟や『思想家にして宮廷道化師』スタンチクなどが挙げられる。


896 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/26(金) 10:09:10 Yc.1s/bc0
【元ネタ】タロットカード
【CLASS】キャスター
【マスター】
【性別】無性
【真名】ホール・タロット(全てのタロットカード)
【身長・体重】???
【属性】中庸・中立
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運Ex 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成E
タロットカードの集合体なので陣地を作る能力は低い。可能なのはテーブルサイズの工房、というよりは占いの場所を作ることのみである。

道具作成Ex
制作可能なのはタロットカードのみだがそのタロットカードは持ち主に対して絶大な効力を発揮する。
【保有スキル】
未来予知A
タロットカードを用いた占いであり的中率は対象の情報が多ければ多い程増す。これは戦闘中に次の行動を予測するようなものでは無くどのような出来事が起こるか、その対処法を事前に知るものである。

万能の願望器(未来)C
タロットカードは未来を知りたいという願望を叶えてきた存在であり、つまりタロットカードは未来の事においてのみ聖杯としての力を有する。しかしこれは不可能を可能にする、未来を確定させるのではなく対象の方向性を定める。つまり対象は願望に対して進もうとする限りその判定は有利に働く。
【宝具】
『56枚が指し示す未来への扉(小アルカナ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
平たく言えばトランプに数枚加えたもの。この小アルカナには全てに意味がありその意味に適合した存在にカードを与える事で対象を大幅に強化させる。しかしカードは生み出せるものではなく召喚された際に56枚を持って現界しそれ以降カードが加わる事はない。


897 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/26(金) 10:16:33 Yc.1s/bc0
>>896
誤爆したので追加
『22枚が指し示すは過去のの足跡(大アルカナ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:22
様々な絵柄が描かれた22枚のカード群。これらを破る事でその描かれた存在を召喚することが出来る。カードには0〜21の数字があり数が大きい程召喚に必要な魔力は増大する。21番の『世界』は固有結界を生み出せ、中は無数のタロットカードが存在しており同じカードも複数存在するので同じ大アルカナを召喚する事も可能な正に切り札。


898 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/26(金) 10:17:50 Yc.1s/bc0
>>897
『22枚が指し示すは過去の足跡(大アルカナ)』でした


899 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/27(土) 05:23:37 C7lgYzeA0
【元ネタ】史実、妄想夏イベント
【CLASS】アーチャー
【マスター】藤丸立香
【真名】マタ・ハリ【浴衣】
【性別】女性
【身長・体重】165cm・49kg
【属性】混沌・中庸・夏
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
単独行動:B+
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。魔力を確保できれば更に延びる。

対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
  大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
ビーチフラワー:A+++
 水辺でどれだけ衆目を集められるか。
 美貌で人理に刻まれた美女となれば、老若男女をその挙手投足で恋狂わせる。
 味方全体の攻撃力をアップ[Lv.1〜] 味方全体[男性]のスター発生率をアップ[Lv.1〜]

恋の魔弾:B
 マタ・ハリ(アサシン)の有するフェロモンスキルが変化したもの。
 人が恋に落ちるさまは弾丸に例えられる。
 敵単体に確率で魅了状態を付与。防御力を低下させる[Lv.1〜]

セクシーコマンド:A
 セクシーなポーズを繰り出し、強制的に攻撃を中断させ隙を作り出す。
 あのオサレなポーズをキメると弾丸が勝手に逸れてゆく。
 自身に回避(三回)を付与。敵単体にスタンを与える[Lv.1〜]

【宝具】
『陽射し中る魔弾舞踊(マタ=ハリ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100
 ひざしあたるまだんぶよう
 陽の目を持つ女を射的遊戯のルールに併せ、昇華したもの。
 両手の拳銃で魅せる華麗な舞踏は目にした者の思考力を奪い去り、射的の的の如く棒立ちにする。
 無論、彼らに弾を避けるという発想はなく、むしろ自分から撃たれに行く。

 Arts宝具。自身に魅了特攻付与[Lv.1〜]〈オーバーチャージで効果アップ〉&敵全体に強力な攻撃&攻撃力ダウン大[Lv.1〜]〈オーバーチャージで効果アップ〉

【Weapon】
『コルク銃』
 コルクの弾丸を撃ち出す拳銃。霊基再臨によって水鉄砲にもなる。
 当たっても死なない。

【解説】
とある夏イベントのピックアップサーヴァント。
カルデアの縁日祭りで、マスターを射的デートに誘うためこの装いとなった。
アサシンの頃と態度は変わらない様に見えるが、ガンプレイや狙うポーズを取ったりと、
多少なりとも夏の陽気に浮かれているのかもしれない。

【霊基再臨】
浴衣→着崩した浴衣→ワンピースドレス

某所に投げたものを手直し。
水着も良いけど浴衣もいいよね……


900 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/28(日) 14:05:01 daHporUc0
【元ネタ】宇宙開拓史
【CLASS】ハービンジャー
【マスター】
【真名】工学実験衛星「ひてん」
【付属真名】月周回孫衛星「はごろも」
【異名・別名・表記揺れ】第13号科学衛星 MUSES-A
【性別】無性(女性的風貌)
【身長・体重】140cm・33kg
【肌色】薄い【髪色】青がかった銀 【瞳色】煌めく青
【外見・容姿】羽衣を身に纏った、うさぎ耳の少女
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:A++ 魔力:E+ 幸運:A 宝具: C+++

【クラス別スキル】
天地の開豁:A
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
実際に「不可能を不可能のままに可能にした」者に与えられる特級スキルが『星の開拓者』であるが、こちらはそれに類似した効果を持つ。
「未知性・不可能性・非常識性を一部でも解明・解体し、それらを損なわせるきっかけとなった」者に与えられるスキルと言える。

雷電を科学的に証明したことで、それを人の手に齎す遠因となった者。
我々の棲まう星が繋がっているのを証明したことで、人間が世界の限界を決定することを助けた者。
娯楽という概念の表現方法に新たなる手段を齎し、多くの後進が育つ土壌を作り出した者。
例えば、そういった者にこそ、この力は与えられることだろう。

将来地球圏より遠く離れた天体を探査するのに必要不可欠な技術である『スイングバイ』航法。その技術を習得する為に、ハービンジャーは月を相手に合計10回のスイングバイ実験を行った。
燃料を節約し、機材容量を増やし、遥か彼方へと探索へ赴く為に必要な技術を確立し、最果てに至る道を切り開いた。

【固有スキル】
双星舞踏:A
天体の運動と万有引力を利用し、宇宙機のような人工物の軌道を宇宙空間で変更する為の技術。別名、スイングバイ航法。
天体の固有運動軌道の近傍を通過飛行することで、重力作用を媒体として、運動量と運動エネルギーを相互にやりとりし、それぞれの運動ベクトル及び運動量を変化させる。
これによって、推進剤などの消費なしに人工物の軌道を変更することができる。この技術をスイングバイと呼ぶ。
サーヴァントのスキルとしては、自身と他者の間でこのスイングバイと同じ原理を機能させ、相手の運動エネルギーを万有引力によって奪い取り、自身のものとして運用する、という効果を持つ。
天体を相手とする場合はその質量差によって相手に与える影響は微々たるものだが、同じスケールでの運動量のやり取りを人間大のサイズで再現した場合、移動などに対して無視できない大きな影響を与える。

月を相手に合計10回のスイングバイ実験を行い、極めて高度な技術である、遠地点-近地点の往復間で月スイングバイを経由し、軌道をどんどん変えて行く「2重月スイングバイ」を世界で初めて成功させたハービンジャーは高ランクでこのスキルを持つ。

深淵の航海者:C
宇宙船若しくはそれに類すると認識される物を駆る才能。『嵐の航海者』の類似スキル。
電子工学・機械工学・材料工学・宇宙航空力学・宇宙物理学・天文学・高等数学など、人工物を宇宙空間で航行させるに当たり必要な諸学問に対する知識と理解、習熟を獲得。
これらを用いることで、スキル効果の対象となり得る騎乗物に関する判定に、有利な補正を得る。
尚、『嵐の航海者』とは異なり、宇宙船への搭乗員が基本的に極少数であることから、大勢の船員を統率することに由来する『軍略』『カリスマ』といったスキルの効果は含まれていない。

存在続行:C
何が何でもこの世に"在り続ける"能力。『戦闘続行』の類似スキルでもある。
低ランクの『自己保存』スキルを内包する複合スキルで、現世に霊体を留める楔としてのマスターが存在する限り、直接的な攻撃による完全な消滅を免れる。
任務を終えた後、ウサギの耳の先。非公式名「ヒテニウス・クレータ」に落着し、回収こそいまだ実現できずにいるが、現存し続けていることから獲得されたスキル。

月輪の輝き:D
天に月輪が輝く時、ハービンジャーはその力の欠片を得る。
月が空に浮かんでいる時間帯に限り、満ち欠けに応じて魔力のステータスに有利な補正を獲得する。
また、付近に月にまつわる神格などが存在する場合、幸運判定に成功することで真名を自動的に看破する。
ひてんは米ソ以外の宇宙機としては初の月周回機であり、月探査機と見なされることがあり、解像度は低いが光学航法センサを用いて月面の写真も撮影したことから。


901 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/07/28(日) 14:09:53 daHporUc0
重力均衡点:C
ラグランジュ・ポイント。二つのものの間に働く“引力”の中点を見抜き、其処に留まることができる。
『双星舞踏』スキルと組み合わせることで、運動する物体を効率的に利用してスイングバイを行うことができる。
レオンハルト・オイラー、及びジョゼフ=ルイ・ラグランジュが発見した、天体の三体問題における五つの平衡解。それがラグランジュ・ポイントである。
この座標では、複数の天体が齎す運動ベクトルが釣り合うことで、外部から力を加えることなく物体の相対座標を一定に保つことができる。

天理解明:B
オーバーヘヴン。遥かなる蒼穹の果て、即ち宇宙を目指したもの。神に帰属していたはずの天体という神秘を解き明かしたもの。
嘗て“彼女たち”が達成した偉業が昇華された、対神秘・対天体特効作用。

人理を担いながら人間ではないが故に、彼女たちは其処へ至った。
空の向こうにあるのは、天上界(セブンス・ヘヴン)などではなく七つ目の世界(セブンス・スカイ)なのだと、高らかに告げながら。
彼方の輝きは、神の瞳(アイズ・オブ・ヘヴン)などではなく惑い星(プラネテス)なのだと、身を以て実証しながら。

【宝具】
『月とワルツを、星とタンゴを、輝ける宇宙の下でキミと(ダンス・オブ・グラビティ・マニューバー)』
ランク:C+++ 種別:対星宝具 レンジ:1 最大捕捉:1つの星
────それは宇宙を舞踏場に、天体のリードに合わせて舞い踊るワルツ。
宝具の域にまで達したスイングバイ技術。
天体そのもの、天体の法則に対して『浮き上がり、リードする』ことにより、より効率的にスイングバイを行い、地球上では不可能な速度による移動、方向転換、回避を行う。
更に星の力を奪い、利用する在り方の強化により、スイングバイ対象から魔力や強化を奪い取ることが可能となる。

【Weapon】
なし

【解説】
ひてんは、宇宙科学研究所が、1990年1月24日に鹿児島県内之浦の宇宙空間観測所から M-3SII-5 ロケットによって打上げた工学実験衛星である。孫衛星のはごろもを装着しており、後に分離している。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%A6%E3%82%93


902 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/06(火) 00:45:24 FfEWXOnE0
【元ネタ】日本神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】月読命
【性別】女性
【身長・体重】昼143cm・31kg 夜177cm・50kg
【属性】中庸・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能だが
 後述の宝具で補っている

弓術:C
弓を扱う技術
中距離程度ならば外すことはない

矢避けの加護:C-
飛び道具に対する防御スキル。
狙撃手を視界に捉え、なおかつ投擲物も肉眼でとらえた場合のみ発動できる
投擲物自体が本人を避けるように動く
ただし超遠距離からの直接攻撃、および広範囲の全体攻撃は該当しない。

【固有スキル】
神性:A+++
神霊適性を持つかどうか。
神であるが他スキルで下げられている

神殺し:E
神を殺したことで身に付いたスキル
神性を下げる分神性相手に特攻がつく


【宝具】
『悪しき神なり(ウケモチ)』
ランク:A 種別:対食宝具 レンジ:1〜10000 最大捕捉:1〜10000
穀物等の神ウケモチを殺した逸話を宝具にしたもの
剣の形をした現実改変事象を生み出して相手陣地へと切りつけることで
相手陣地の食物を断ち切ることができる
断ち切られた食物は食べる事が出来ない呪いが付与される

『日月分離(ヨルノオスクニ)』
ランク:EX 種別:対世宝具 レンジ:1〜500000 最大捕捉:1
昼である世界を強制的に夜の世界へと変える宝具
天照を強制的に追い返す事で起こる現象
強制的のために消費魔力が他の宝具よりも断然高い

『八尺瓊勾玉 (ヤサカニノマガタマ)』
ランク:B- 種別:対魔宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1〜8
魔力の宿った八つの勾玉
これを用いることでマスターからの魔力供給を断っても現界できる
無名弓から魔力矢を打ち出すことが可能で勾玉本体からの魔力矢による攻撃も出来る
ただし勾玉に保存できる魔力量は決まっておりこれが尽きると再度使うためには魔力供給が必要となる

『治めよ夜の食国 (ヨルノオスクニノカミ)』
ランク:B 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1
月の神、夜の神としての彼女の姿を宝具にしたもの
日中においては天照の力により自らのステータスランクが抑えられるのだが
夜中はうってかわりステータスランクが1ランク上昇し戦闘開始3ターンの間
魔力による攻撃を無効化する
また月、星の光を魔力矢に変えて頭上から放つことが可能になる
特に月の光からの攻撃は強力な物になる

【Weapon】
無名弓
無名剣


【解説】
日本神話に登場する神
日本においての聖杯戦争のみ召喚することが出来る
天照、スサノオに比べて登場する話が少ないためかあらゆる考察が生まれた神
アーチャーとしての素質がない所からの強制召喚のため体の実態が女で固定されている
セイバーとして召喚されれば男、女のどちらとしても出る事が可能だろう
日中は天照の力により力が抑えられて幼い子供の姿になるが
夜中は自らの力が上がり高身長の美い姿へと変わる
聖杯にかける望みは「天照との仲直り」


903 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/06(火) 03:18:58 bn0qLl820
【元ネタ】MCU(マーベルシネマティックユニバース)
【CLASS】キャスター(ナノガントレット装備時はグランドキャスターになる)
【マスター】
【真名】トニー・スターク(アース-199999)
【性別】男性
【身長・体重】185cm・102kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】(アーマー装備時)筋力C 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具A
(パワーストーン使用時:筋力EX)

【クラス別スキル】
道具作成[A]
道具からアーマー、ロボットまで作ろことが出来る
復讐:B
サーヴァント自身の大切なものを無くした時や傷ついた時に一時的にパラメーターが上昇する。

【固有スキル】
アークリアクターMk85 B+
彼が作り上げた最高のリアクター。
10億以上ナノ粒子が負傷したアーマーを瞬時に修復する。

アイアンマンMk85 B+
彼の作り上げた究極のアーマー。
このアーマーには自分の考えた武装をアーマーが自動でナノ粒子から作り上げることができる。

ナノガトレット EX
宇宙誕生以前から存在した6つの特異点がビックバンによって6つのエネルギーの結晶に姿「変えたもの。
6つの石にはそれぞれ別の能力があり、
スペースストーン…空間を自由に行き来できる
マインドストーン…他人の精神を操る
リアリティストーン…物質を変換でき、現実を改変できる
パワーストーン…文明を滅ぼし、強大なパワーをえる
タイムストーン…あらゆる物の時間を操る
ソウルストーン…魂を司る
この全ての石をガントレットにつけることで全知全能の力を得ることが出来るがこれをつけるには相応の力と覚悟が必要である。


904 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/06(火) 03:19:51 bn0qLl820
続き
【宝具】
『大量破壊(ザ・デジメーション)』
ランク:EX 種別:対人理宝具 レンジ:1〜∞ 最大捕捉:1〜∞
ナノガントレットの無限のエネルギーは銀河系全ての生命を消滅することができる。
彼が自分の思う敵だけを消滅させることができるがこの宝具を使ってしまうと彼は消滅し二度と召喚することができなくなってしまう。

『大量復活(ザ・リバイバル』
ランクEX 種別 : 対人理宝具 レンジ : 1〜∞ 最大捕捉 : 1〜∞
ナノガントレットの無限のエネルギーは消滅した生命一部を除きを蘇らせることができる。
彼が蘇らせたい存在を蘇らせることができるしかしこれは『大量破壊』を使って死亡したもなど一部の生命は蘇らせることができない。

『鋼鉄の軍団(アイアンレギオン)』
ランクB 種別 : 対軍宝具 レンジ : 1〜85 最大捕捉1〜85
彼が今まで作り上げたアーマー軍団が現れ軍団と共に戦う。
彼がこれまで作ってきたアーマー達は宝具の能力が切れるまで存在しており破壊しても蘇る。


905 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/06(火) 03:20:37 bn0qLl820
続き
【解説】
軍事企業であるスターク・インダストリーの社長であり、天才的な発明家でもある。父であり前社長のハワード・スタークと、母のマリア・スタークとの間に生まれた。

20歳を迎えた時、両親が事故で他界する。このことによって、思わぬ形で莫大な遺産と会社の経営権を一気に得る事になるが、その頭脳を生かして新技術を次々と生み出し、一躍時の人として財界の著名人となった。

しかし、アフガニスタン(原作コミックでは時代に合わせ、オリジン・ストーリーで視察に来た地域が何回か変更されている)で新兵器のテストを目的とした視察に来たトニーは、誤って地雷を踏んだことによる重傷を負う。その上、自らの頭脳に目を付けたゲリラに拉致されてしまい、負った怪我の治療(手術)を受けることの引き換えとして、協力する事をゲリラの首領から強要される事になる。

心臓近くに破片が突き刺さってしまい、その事によって余命が幾許も無い状況に陥ってしまったトニーは、生きる為に止む無く要求を受け入れる。だが、その天才的頭脳を駆使した結果、共に拉致されていた物理学者のインセン教授の協力もあって、心臓のペースメーカーも兼ねたパワードスーツの開発に成功する。自身を庇ったインセン教授は殺害されてしまうものの、パワードスーツの起動に成功したトニーはゲリラ達を一蹴する形で脱出に成功し、母国・アメリカへと帰国する。

帰国後、自身のこれまでの過去を振り返ったトニーは、軍需産業からの撤退を決定し、パワードスーツを身に纏ったヒーロー「アイアンマン」としての活動を始める。

専らの話し相手は、自らが設計した人工知能のJ.A.R.V.I.S.。
また、ダミー(Dum-E、字幕での表記である「不器用」、及び吹き替えでの「ぶきっちょ」は同じ発音の「Dummy」の意味に由来している)と名づけたアームロボには愛着があるようで、文句を言いながらもずっと側に置いている。またダミーの他にユー(U、こちらは「You」に由来している)というアームロボがいる。

どうしようもない女好きだが、秘書であるペッパー・ポッツ嬢にはたいへん一途な純愛を寄せている。

『1』でのオリジンで強い責任感が芽生えるものの、原典通りメンタルがそこまで強くないため、責任感ゆえ厄介な問題に頭を悩ませるが、解決どころか更なる問題へ飛躍させてしまうこともある。
特に『アベンジャーズ』でのチタウリとの戦いは酷く尾を引き、『エイジ・オブ・ウルトロン』において垣間見たヴィジョンが元で自分が果たすべき役割を遂行せずに仲間たちを失うことを非常に恐れるようになるが、一方では地球を守るために仲間にも内緒でウルトロンを生み出したことで新たな騒動を生む。
しかし、『シビル・ウォー』ではアベンジャーズを失わないために奔走する一方で表向きには相変わらず傲慢な態度を取り続けたがために次々と仲間たちが離反していく。事件の真相を知ってからはキャプテン・アメリカと和解するものの、その結末は……。


906 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/08(木) 18:08:22 1K4RIVx20
「無茶で無謀と笑われようと意地が支えの冒険道、星の果てに壁があったら殴って壊す、海路がなければ、この手で作る!俺を!俺たちを誰だと思っていやがる!」

【元ネタ】史実、宇宙開拓史
【CLASS】ハービンジャー
【マスター】
【真名】『マゼラン』(フェルディナンド・マゼラン)
【付属真名1】惑星探査機「マゼラン」
【付属真名2】マゼラン望遠鏡
【異名・別名・表記揺れ】マガリャンイス
【性別】男性
【身長・体重】187cm・70kg
【肌色】白【髪色】輝く青【瞳色】煌めく赤
【外見・容姿】探検家、或いは航海者の格好をした堂々たる漢
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:C 魔力:D+ 幸運:D 宝具: EX

【クラス別スキル】
天地の開豁:EX
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
実際に「不可能を不可能のままに可能にした」者に与えられる特級スキルが『星の開拓者』であるが、こちらはそれに類似した効果を持つ。
「未知性・不可能性・非常識性を一部でも解明・解体し、それらを損なわせるきっかけとなった」者に与えられるスキルと言える。

雷電を科学的に証明したことで、それを人の手に齎す遠因となった者。
娯楽という概念の表現方法に新たなる手段を齎し、多くの後進が育つ土壌を作り出した者。
例えば、そういった者にこそ、この力は与えられることだろう。
このスキルの持ち主の中でも「不確定であったものを確定させる」側面を擁するものは更に、複数の可能性を一つの霊器に纏めたようなサーヴァントと相対した場合、相手を著しく弱体化させる効果を発揮する。具体的には魔王信長やジャック・ザ・リッパー(Fake)に対しての天敵となりうる。

ハービンジャー自身は志半ばで没してしまったが、彼の偉業によって、世界は平面でなく球体であるとはっきりと宣言された。我々の大地もまた、月や火星と同じ空をめぐる星の一つだと、人々が知るようになった 。

我々の棲まう星が繋がっていることを証明し、人間の、世界の、この星の限界を決定したのだ。

【固有スキル】
前人未到:EX
対象とする目標、判定行使の概念が『未知』であるほど、成功の可能性が高まっていく。
嘗て誰も辿り着くことが出来なかった領域――――暗闇の荒野に道を切り開くその勇気、そして『覚悟』を讃えたスキル。
新大陸発見、未知なる民族との交流、文化の発掘、政治的な事件への関与、革命の目撃、音速への挑戦、様々な大旅行……。
人類史そのものに影響は及ぼさずとも、その偉業が「未知への冒険」であるならばすべからく対象となる。

星雲の航海者:A+
嵐の航海者と深淵の航海者の複合スキル。
「船、宇宙船」と認識されるものを駆る才能と知識を示すスキル。船員・船団を対象とする集団のリーダーも表すため、「軍略」、「カリスマ」も兼ね備える特殊スキル。


907 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/08(木) 18:11:40 1K4RIVx20
星見の魔眼:B
先天的に宿す魔眼ではなく、英霊化と幻霊融合に際して手に入れた能力の具現。
この宇宙、ひいては外宇宙すらも見通す望遠レンズ。
その解析度により、高確率で天体や宇宙に関するサーヴァントの真名を看破する。
…その膨大な観測距離ゆえ、“星”単体を見ることには向いていない。

可能性の光:EX
『星の開拓者』に似て非なるスキルにして、『無辜の怪物』によく似たスキル。
彼が為した偉業とそれにまつわる実像も、そこに幻想を見出した人間達の夢も、
それらすべてを一身に受け止めた偶像が“マゼラン”であり、現界した彼は「何処までも続いていく、最果てを目指す探検者、人類史の最先端を征く、未知を切り拓く冒険者」として振る舞う。

可能性の光、最果ての星の如く。
人類が彼方への夢を持つ限り、その輝きが消えることはない。

地理解明:A+
オーバーグラウンド。遥かなる蒼穹の果て、即ち宇宙より星を見下ろすもの。大いなる地球という神秘を解き明かしたもの。
嘗て“彼ら”が達成した偉業が昇華された、対神秘・対地属性特効作用。

明星の輝き:C
天に明星が輝く時、ハービンジャーはその力の欠片を得る。
金星が空に浮かんでいる時間帯に限り、魔力のステータスに有利な補正を獲得する。
また、付近に金星にまつわる神格などが存在する場合、幸運判定に成功することで真名を自動的に看破する。
探査機マゼランがレーダーにより金星の全地表の98%を明らかにしたことから。

【宝具】
『万海を繋げ、星廻の船(ビクトリア・オブ・アラウンド・ザ・ワールド)』
ランク:A++ 種別:対地球宝具 レンジ:1 最大捕捉:1つの星
ハービンジャーが指揮した船団を構成した5隻の内の1隻。木造帆船ビクトリア号が宝具となったもの。
過酷な旅の果てに地球一周の旅を達成したこの船は、一種の「英霊船」と言える霊格と強度を持ち『大地が丸いことを証明した』偉業から、存在するだけで周囲の『地球平面説』を取り入れられた神話や魔術を著しく弱体化させる。
また、星を征覇し、星の神秘を解明したことから星...自然災害、自然現象、星の触覚に対して強力な特防を持つ。

人々が憧れ、希望を抱き、誇り、今もなお見る無限の夢――――――そういった人々の夢想を背負い、英霊マゼランは存在している。

【Weapon】
ドイツ製小刀、大砲、火縄銃、槍、大弓


908 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/08(木) 18:17:53 1K4RIVx20
【解説】
フェルディナンド・マゼランは大航海時代のポルトガルの航海者、探検家である。
1519年に始まる航海でスペインの艦隊を率いた。マゼラン自身は航海半ばの1521年に亡くなったものの、彼が率いた艦隊が1522年に史上初の世界一周を成し遂げた。

マゼラン自身は世界一周を成し遂げてはいないものの、人類初の世界一周航海(周航)を達成した艦隊は「マゼランの艦隊」として後世に名を残している。マゼラン海峡のほかマゼラン望遠鏡、宇宙探査機マゼランなど多くの物が航海者マゼランの名にちなんで名付けられ、また南米パタゴニアや太平洋の名はマゼランが名付けたとされる。マゼランの功績は太平洋の広大さの発見により地球の概ねの大きさを示し、世界の地誌の確立に大きく貢献したことである。

...正確に言えば彼は「フェルディナンド・マゼラン」その人ではない。
彼は『マゼラン』という概念。
世界を切り開拓き。人が何れ旅立つ新天地、そこへと至る先駆け。
何処までも続いていく、最果てを目指す探検者、人類史の最先端を征く、未知を切り拓く冒険者...そのものこそが彼である。




「覚えておけ
この船はこの宇宙に風穴を開ける!
たとえ!この世からソラヘ至る道が喪われようと!
その穴はあとから続く者の道となる!
倒れていった者の願いと、あとから続く者の希望!
二つの思いを、二重螺旋に織り込んで!!
明日へと続く道を貫く!!!
それが、ハービンジャー(先駆者)!!!!
それが、マゼラン!!!!


おれの船は、人理の最先端を征く船だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


【宝具】
『天元を超えよ、星海を征く夢想の船(ビクトリア・オブ・スペースシップ・マゼラン・クラス)』
ランク:EX 種別:対宇宙宝具 レンジ:何処までも 最大捕捉:1つの宇宙
マゼラン、それは人理の最先端を征くものである...と英霊の座に登録されたことから逆説的に取得した宝具。
召喚された時代の技術力によってその姿を変える、星の海の彼方へ漕ぎ出す、人々の夢想の形。
何れ至る未来を先取りし、“外界”へ漕ぎ出す第一歩。
マゼランと密かに融合していた『大マゼラン雲』と『小マゼラン雲』...銀河そのものの断片があってこそ使用可能な宝具。

マゼランという存在があって尚不安定な宝具であり、基本的には使用されない。 
もし使用される場面があるのなら、それは



―――――宇宙が閉ざされているような、極めて狭い世界だろう。


909 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/08(木) 18:39:08 1K4RIVx20
【元ネタ】史実、『ティーガーフィーベル』
【CLASS】アーチャー(ガンナー)
【マスター】
【真名】エルヴィラ・ティーガー
【異名・別名・表記揺れ】ティーガーⅠ、VI号戦車ティーガーE型
【性別】女性
【身長】143cm(マスターによって変化)
【肌色】白【髪色】金【瞳色】青
【外見・容姿】赤いドレスを着た金髪お嬢様
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:D 魔力:E 幸運:D 宝具:D+

【クラス別スキル】
単独行動:B-
マスターとの繋がりを解除しても長時間現界していられる能力。依り代や要石、魔力供給がない事による、現世に留まれない「世界からの強制力」を緩和させるスキル。
追加の燃料タンクを所持している為、スキルランクは高いが、宝具を長期使用すると、その重量から負担による故障、魔力の流出、炎上が発生する恐れがある。
サーヴァントとなった現在、補修等のコストは魔力で賄っており、戦闘ごとに魔力を投じてメンテナンス作業を徹底しなければならない。

対魔力:-
このサーヴァントは一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減出来たらいいですね。

【固有スキル】
砲撃:B
大砲、砲兵の運営能力を表すスキル。火器を用いた攻撃時に補正が掛かる。
戦車砲を武器とする事から、弓や銃などとは比べ物にならない射程と範囲を持つが隠密性や隠匿性は皆無と言って良い。

戦争の狂気:EX(D相当)
狂気的発想により発案された兵器としてのスキル。それが実現不可能であればあるほど、ランクは高くなる。
その現実的ではない…言い換えるなら近代の幻想(きょうき)とも言える兵器の在り方は、近代兵器が持つサーヴァントへの不利を補い、精神的には若干の狂化に近い効果も与える。
第三帝国によって作られた、機動力を犠牲にし、戦車戦を生き延び、敵戦車を撃破する戦闘力に特化した重戦車であるガンナーはこのスキルを持つ。
...ランクが規格外表示なのは、彼女がある狂気染みた"マニュアル"から生まれた事に起因する。

防弾加工:B+
最新の英霊による「矢除けの加護」とでも言うべきスキル。防弾、と銘打っているが厳密には高速で飛来する投擲物であれば、大抵のものを弾き返すことが可能。

無辜の怪物:EX
エルヴィラ・ティーガー。
生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方を改竄された物の名。
赤いドレスを着たわがまま金髪美少女の姿として現界してしまう。

【宝具】
『鋼鉄の虎、戦禍にて吼えよ(ティーガー・アインス)』
ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:10人
かつて「鋼鉄の虎」と恐れられたアーチャーの重戦車としての能力を、姿はそのままに再現する宝具。
耐久ステータスをワンランクアップ、ダメージの軽減。肉体重量の超増加。
加えて、軽度のダメージならば、まったく意に介さずに行動出来るスーパーアーマー効果と、ティーガー恐怖症(タイガー・フォビア)の逸話からCランク相当の恐慌の声を取得する。
デメリットとして敏捷がワンランク下がる。

【Weapon】
8.8cm56口径KwK36L/56(92発)
副武装:7.92mmMG34機関銃(5850発以上)×2
煙幕弾発射装置、Sマイン発射装置

【解説】
第2次世界大戦中に作られたティーガー戦車操作教本「Tigerfibel(ティーガーフィーベル)」に登場する赤いドレスを着た金髪の女性。
その正体はティーガー戦車の擬人化キャラ。
『ティーガーフィーベル』とはティーガー戦車を女の子に見立て正しいお付き合いのしかたを学ぶという今の基準で考えても凄まじい内容の教本であったのだ!


910 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/11(日) 13:19:04 g7vc/mlA0
「...ようこそ、ラスベガスに招かれし英霊の皆様。」

「『エクスカリバー・アヴァロン・ホテル』へ。」


【元ネタ】アーサー王伝説、史実
【CLASS】キャスター
【真名】エクスカリバー・ホテル
【異名・別名・表記揺れ】カレトヴルッフ、カリヴルヌス、カリボルヌ、カリベオルネ、コールブランド、カリバーン
【性別】無性
【身長・体重】154cm・42kg
【肌色】白【髪色】金【瞳色】金
【外見・容姿】ホテルマン風衣装を羽織り女性用白ワンピース水着を着用したアルトリア?
【属性】中立・夏
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:B 魔力:A 幸運:A 宝具:EX

【クラス別スキル】
陣地作成:EX
魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。
キャスターは宝具により超一流ホテル『エクスカリバー・アヴァロン・ホテル』を展開可能。

道具作成(ホテル):B++
魔力を帯びた器具を作成可能。
星の内側より溢れるエネルギーにより、最高級のアニメティに家具、料理などを提供する。

【固有スキル】
風王外装:A+
アーサー王の剣を覆い隠す、風で出来た第二の鞘が外装となったもの。
幾重にも重なる空気の層が屈折率を変えることで自身を持ち主の姿に変える。透明化も可能。
更に身に纏った心象に基づいたステータス・スキル・宝具を獲得する。

魔力放出:A
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。いわば魔力によるジェット噴射。
当ホテルにはサーヴァントによるトラブルや事故など一切ございません(物理)。

継承複製:A+
自身、もしくは自身と同じ機能を持つ分体を作成する能力。
同じ名を以て認識される、自身に連なる聖剣の系譜。その概念を貸借することで、自身の霊的分体を創り出す。
キャスターは、“最強の聖剣”として、自身に連なる聖剣を己自身と見なし、分体を創出することができる。
創り出す際には形をある程度指定でき、完全に自身と同じものを創り出すことも、一部の機能だけに特化した端末として生み出すことも可能。

ちなみに分体は全てホテルのスタッフとなる。
基本全てアルトリア顔である。

「当ホテルのスタッフを紹介致します。
コンシェルズのカレトヴルッフ、料理人のカリベオルネ、マスコット兼イベントプランナーのカリバーンちゃんに...」
【うわぁ!XXがショックの余りに倒れた!】


911 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/11(日) 13:28:16 g7vc/mlA0
サマー・スイート・ヴァカンス:A++
超一流五つ星ホテル『エクスカリバー・アヴァロン・ホテル』、その要諦は広大なファンタジー世界と落ち着ける静寂、そして遊び心にある。
基本はスタッフをはじめ、調度品もうるささの無い落ち着いた空間を演出しているが、一方で初心者からマニアまでファンタジー世界を楽しむことをコンセプトに、各種装備の展示等、随所にアーサー王の伝説に触れる機会を設けるよう工夫を凝らしている。
当然居住環境の整備にも抜かりはない、どんなことがあろうとも、お客様には最高の夏を約束する。

【宝具】
『満天煌めく理想郷(エクスカリバー・アヴァロン・ホテル)』
ランク:EX 種別: 結界宝具 レンジ:9300 m²以上 最大捕捉:3981人以上
星の聖剣に記録されていた「鞘」の記憶。
夏のノリで融合した幻霊と、奥底に眠るごく僅かなファクターを再抽出し、自身に適合させたもの。
それが、超一流五つ星ホテル『エクスカリバー・アヴァロン・ホテル』
かつてのキャメロット城とアヴァロンの面影を残しながらも拡大改装したようなホテルであり、内部は中世の城郭や理想郷としてではなく、カジノホテルとしての充実した居住空間を備えている。
また真名解放により、レンジ内外を分かつ形で「五つの魔法さえ寄せ付けない守り」がアクティブになり、外部からの侵入者、襲撃者を「妖精郷」による隔絶によってシャットアウトする。

【Weapon】
自分、スタッフ

【解説】
「...なんか水鉄砲で吹っ飛ばされてたらホテルと合体してた。担い手もバカンスを楽しんでいるそうなので、とりあえずホテルとしての役目を果たしたいと思う。」
アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスにあるカジノホテルであるエクスカリバー・ホテルと合体してしまったご存知最強の聖剣エクスカリバー。
無機物系サーヴァントであるが、どちらも人々の夢や願望から生み出された存在であることから割と人間味がある。
水鉄砲で射出されたり、そもそも使われなかったり、ロンゴミニアドに出番を奪われがちだったからか、担い手に対して微妙に辛辣。「夏休みなら私を振るう機会もないでしょう。少しお暇をいただきます。」と勝手にホテル経営を始めた。恐らく水着剣豪とかが宿泊する。


912 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/11(日) 23:36:13 M97k3IpM0
【元ネタ】民間伝承
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】なまはげ
【性別】男性
【身長・体重】250cm・145kg
【属性】秩序・善・地
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】

気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
騎乗スキルの代わりに得たスキル。平時は姿と気配を隠し、悪い子供がいたときに突然姿を現すことにより恐怖を与えることに特化している。

神性:D
折口民俗学の定義によるマレビト神としての神性。
伝承も広く伝播しており、そこそこの神性を獲得している。

鬼種の魔:A
鬼の異能及び魔性を表すスキル。天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出、等の混合スキル。
魔力放出の属性は「水」。八郎潟や八岐大蛇との関係とも。

恐怖の貌:B
本来のスキル名は『無辜の怪物』
威圧し、恐怖心を想起させるその風貌は、なまはげの伝承の積み重ねによるもの。結果、最も“怖い”姿に自身の姿をも変えていった。
 対峙する相手の行動にファンブルを起こしやすくする。子供に対しては効果が上がる。

ナモミ剥ぎ:A
なまはげの名前の由来となったスキル。
ナモミ(秋田の方言で囲炉裏に当たってできた火ぶくれ)を剥がして回る者のことを指し、これがなまって「なまはげ」となった。つまり、
囲炉裏に当たり過ぎている怠け者に、痛い目を合わせる者である。
傷口のある相手、特に火傷のある相手に特攻ダメージを相乗する。

【宝具】
『“ 悪い子はいねが!”』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1
子供に対し「悪いことをしたか」「泣いてる子はいないか」と怒号を上げ、鉈を抜き、悪事に訓戒を与える。その姿を見て泣く子は、即ち悪いことをした子である。
罪の意識を少しでも持った子供たちに「なまはげが来る」と刷り込ませることで、子供たちは悪いことをしないようになるという。
子供、および悪属性に対する特攻の宝具。

【Weapon】
無銘・鉈
無銘・杖
なまはげのアーティファクト。主に怖がらせるために使う。戦闘用の武器としての機能は最低限。
【解説】
秋田、男鹿半島に伝わる来訪神。仮面・仮装の神々。
子供に対するテリブルの象徴。鬼の仮面をつけ、藁などで作った衣装をまとったなまはげが家々を巡り、怠け者を諭す。

〜以下オリジナル〜
英霊としてのなまはげは秋田の男鹿半島にいたとされる名の無き鬼。
彼の生きた世は、大和朝廷により秋田城が築かれ、人と鬼の世に一線が引かれた時代。彼はそのなかに鬼として生まれたが、秋田城の蝦夷に対する懐柔政策のもと、大和朝廷に従属していった者のひとりであった。

ここまで北に進行してきた大和朝廷は強い。鬼の世も終わるだろう。鬼は人と共存して生きていかなばならぬと彼はそうしたなかで実感する。そして、人になろうとする。
最初はその異形のため受け入れられなかったが、誰よりも“ 人として”勤勉かつ真面目を貫き、人に受け入れられ、“
真っ当な鬼”であることを捨てた。そしてそのなかで、彼は鬼としての在り方を、ただひとつ持つようになる。
悪い子供に、恐怖を与えることである。

――たとえ鬼であろうとも、真面目に生きていれば人の世でもやっていける。その証明たる自分自身の姿を見て、怠け者は顧みないのか。
であるならば、子供のころから真面目に生きることを人は知らなければならない。そのためになら、鬼の姿を子供たちに晒そう。
我こそはなまはげ、怠け癖を断つ悔悟の刃なり。怠け者には、悪いことをする者には、なまはげが恐怖と畏怖を連れてやってくることを教えてやる。


913 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/12(月) 20:41:52 9Y2Cg9OU0
【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】周瑜 公勤
【性別】男性
【身長・体重】175cm・69kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D- 敏捷A 魔力B+ 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。

【固有スキル】
微生物学:B++
 細菌、古細菌、原生生物、真菌類など、顕微鏡的大きさ以下の生物に関する知識。
 感染症の治療だけでなく、生物兵器など特定の目的の為の微生物の開発、培養をも可能とする。
 江南の地は病原多き熱帯地域であり、病原菌の採取に事欠かなかった。
 その中には神代、神罰として撒き散らされた“生物兵器”も存在したという。

病原:B
 自らの肉体を微生物学の実験台として用いたことによって得た、病弱とは似て非なるスキル。
 周瑜の肉体は様々な病原体のコロニーと化しており、その血液を浴びた者は様々な感染症に罹患する。
 当然、周瑜自身の肉体も害されており、治療を怠ると喀血する。早世した理由の一つ。

軍師の忠言:A
 軍師系サーヴァントに与えられるスキル。
 状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることができる。
 Aランクであれば不測の事態がなければ100%的中する。
 これに対抗するには、正確に分析させない隠蔽能力か、あらゆる分析を打破するレベルの幸運、スキルを持つことが求められる。

美周郎の指揮:A
 軍師系サーヴァントに与えられるスキル「軍師の指揮」が変化したもの。
 嵐の航海者スキルと融合しており、陸戦であれば諸葛孔明に劣るも、海戦においては勝りうる。

【宝具】
『苦肉一陣(くにくいちじん)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 黄蓋に感染させ、曹操の大船団に疫病として撒き散らされた生物兵器の最高傑作。
 古の時代、神罰として撒かれた細菌を元に、周瑜が開発したもの。
 保菌者の周囲の気温が一定値を超えると爆発的に増殖。
 毒素を放出して致死性を高めつつ、周囲に感染を広めていく。
 一方で平温だと無害であり、しばらく時間が経つと体内で自然に死滅する。
 効果的な利用には火計など周囲の温度を上げる手段が必要となる。

「戦略兵器でありつつも、
 温度による特性の変化故に証拠を残さず、パンデミックも起こさない、人道的な生物兵器」とは開発者である周瑜の弁。
 人道とは。

【解説】
 三国時代、孫呉に仕えた名将。
 眉目秀麗で知られ、後世、美周郎とあだ名される。

 若年の頃より名声があり、それを聞いて訪れた孫策と、断金の交わりと評される固い友情で結ばれた。
 孫策が袁術の元を離れ、江南の地に割拠せんとの動きを見せると、周瑜は陰日向に孫策の事業を支えている。

 盟友・孫策が暗殺に倒れると、その弟である孫権が家を継いだが、
 周瑜は孫権に対して率先して臣下の礼を取り、孫権から人々が離反するのを防いだという。

 荊州を制圧した曹操が、大軍を率いて江南の地に南下せんとの動きを見せると、諸将は降伏論を唱えた。
 しかし、周瑜は魯粛と共に徹底抗戦を主張したことで、孫権は開戦を決断。
 曹操から逃れてきた劉備とも共同して軍を編成した周瑜は、
 配下の黄蓋の計略を採用して赤壁の地で曹操の水軍を火計で焼き払い、大勝を収めた。

 その後は荊州争奪戦に参加し、江陵を攻撃。
 名将・曹仁を相手に戦いを優位に進め、江陵制圧を成功させる。

 勢いに乗る周瑜は、蜀の地を制圧し、関中の馬超と同盟して、曹操と雌雄を決する『天下二分の計』を発案するが、
 蜀遠征の準備中に急逝したという。
 孫権は名将の死を大いに嘆き、後に「王佐の資」「周瑜がいなければ皇帝になれなかった」など最大級の評価を与えた。

 †

 三国志平話や演義では、史実同様優れた武将ではあるものの、諸葛孔明には及ばず、ライバル視する人物として描かれる。
 孔明の才幹を孫呉にとって仇となるものと危険視し、暗殺を図るも果たせず、
 最期は自身を生みながら諸葛孔明をも生んだ天を呪うというものになっている。
 しかしながら、史実において周瑜が危険視したのは劉備の方であり、劉備もまた周瑜を危険視していたという。

 正史における周瑜は名将ではあるが、帷幄の謀を武器とする軍師ではなく、国家の大略を決定し、諸将を統率する能力に秀でた司令官である。
 戦略面では天下二分の計を発案する一方、
 戦術面では、赤壁の戦いでは黄蓋の、江陵の戦いでは呂蒙の計略を採用する一方、自身で計略を発案する事は少ない。
 演義のみならず正史の上でも、諸葛孔明と似通ったところのある英雄と言えようか。

【蛇足】
 生物兵器を扱うマッドなサーヴァント。
 ちなみに諸葛亮の代名詞として知られる道士風の綸巾・羽扇は
 元々は赤壁の戦いに赴く周瑜が着る衣装として扱われていたとか。


914 : キタムラ :2019/08/18(日) 20:02:01 wpPfT1aM0
【元ネタ】モンスターハンター
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】無銘狩人
【性別】男
【身長・体重】183cm・91kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷C 魔力E 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化D+
「狂戦士」のクラス特性。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。狩人の場合、戦闘中は戦闘以外への思考力や言語能力の低下が起こるが非戦闘時ならば通常通りのコミュニケーションをとることが出来る。
【固有スキル】
無冠の狩人A++
多くの怪物を狩りながらも歴史に記されることはなく、ただ孤独にあり続けた無銘の絶技とその肉体。あらゆる武器種の熟練度を最上にまで高め、研ぎ澄まされたその五感は索敵や致命的な攻撃の察知から敵の弱点の感知など多岐にわたる特性を持つ。対怪物に特化したこのスキルは相手が怪物(モンスター)ならば、たとえ神であろうと必ず仕留めることを可能とする。

万能調合B+
生前、狩りに使用したアイテムのほとんどを自ら作成したことに由来するスキル。然るべき材料をそろえることが出来たなら釣りのエサから万能の回復薬まで様々なものを作り出すことが出来る。

待人の加護A
霊核を完全に砕かれようと二度までは自陣に復帰することが出来る。しかし、三度目にはたとえどんな術を持とうとも霊基の崩壊を免れることは出来ない。

飯よ我が血肉となれB
上質な食事を口にした時、直後の一勝負に限り、様々なステータスUP
効果を受けることが出来る。ただし不味いものを食べた時は逆にBADステータスを受けてしまう。
【宝具】
『孤独の狩猟(ワンマンハント)』
ランク:C++ 種別:結界宝具 レンジ:500 最大捕捉:10
生前の狩人の戦闘スタイルと狩猟におけるルールが宝具化したもの。
50分限定で狩人の世界を再現する固有結界に近しい何か。この結界内ではそれまでの状態に関わらずベストコンディションでの戦闘が可能となる。ただし、50分で決着がつかなかった場合、強制的に戦線離脱となり自身と相手両方の状態が戦闘開始直前の状態に戻る。

『狩人の誉れ(モンスターハンター)』
ランク:E〜EX 種別:対怪物宝具 レンジ:??? 最大捕捉:???
生前、狩人が手にした武具が宝具となったもの。狩人が人生の内に狩ってきた怪物を素材として作られた数多の装備群。狩人が狩ってきたものの中には、「神」と呼ばれ恐れられたものもいたそうだ。装備の組み合わせによって様々なスキルが発動し
筋力・耐久・敏捷に補正がかかる。

『英雄のお守り(ペンダント)』
ランク:B 種別:祝福宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
狩人を狩人たらしめるたった一つのもの。生前狩人が持ち合わせた数少ない狩りに関係の無い私物。所有者の幸運のランクをUPさせる。
幸運祈願、安全祈願、様々な願いが込められているが、これが誰からの贈り物なのか知るのは彼だけだ。

【Weapon】
歴戦の武具
狩人が生前、最も愛用していた武器と防具。狩人の基本装備で他の武具と違い、筋力・耐久・敏捷に補正がないが、身体に馴染むようで常にこの装備を着ている。

【解説】
どこか別の世界で幾度も世界を救った正真正銘の英雄。モンスターを狩ることに全人生を捧げ生涯狩人であり続けた。町を脅かすケモノから世界を滅っさんとする龍までありとあらゆるモンスターを狩り尽くした彼の在り方は常人には耐え難いほどの血に塗れたものだっただろう。聖杯へ向ける願いは「普通の人生を歩むこと」。それはただ、普通の人としてもう一度彼女と出会うために。彼は狩りしか知らない愚直な人間だがもしもサーヴァントとして召喚出来たのなら、その経験と実力から確実な勝利をもたらすだろう。


915 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/19(月) 00:24:33 NhXSoHjM0
【元ネタ】ONEPIECE
【CLASS】ルーラー
【真名】トラファルガー・ロー
【性別】男性
【身長・体重】191cm・70kg
【属性】混沌・悪・人
【ステータス】筋力:B+ 耐久:C 敏捷:B 魔力:B++ 幸運:C++ 宝具:EX

【クラス別スキル】
対魔力:B 
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
悪魔の呪い:A+ 
悪魔の力を宿した果実を食したことにより、自分を中心とした特殊なドーム状のフィールドを展開。
その中でならば人や場所の位置を取り換えたり、生きたまま対象の心臓を取り出したりすることが出来る。
本人は医学に優れている為、自分や他人の治療を行う事も可能。しかし、海に入ると前述の利点が発動しなくなり、カナヅチとなり行動不能になる。

医術:A 
医療の技術と知識。幼い頃父親から医学について教えられた為、治療の他銃弾の摘出や、体内の毒素の排出といった医療の能力も兼ね備えている。

復讐者:A
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
ルーラー本人は幼い頃に恩人を目の前で殺されている為、仇を目にするとこのスキルのランクが1ランクアップする。

覇気:A
全ての人間に潜在する気配・気合、それらを極めた技能。見聞色は気配をより強く感じる力。就寝中の攻撃や不意打ちも感知できる。 武装色は気合を鎧のように纏う力。
筋力や耐久、武器の威力を1ランク向上させることが出来、実体を捉えることで液体化や気体化はもちろん霊体化したサーヴァントへの攻撃も可能となる。

【宝具】
『違法改造手術室(ザ・ルーム)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:100〜10000 最大捕捉:∞
悪魔の実の能力を発動し、自身を中心とした特殊なドーム状のフィールドを展開。
範囲内の対象の位置の交換はおろか、移動、切断、接合、電撃など一般的に外科手術で必要なあらゆる行為を自在にできるようになる。
ただし範囲を広げることによって消費する魔力も大きくなってしまう。

『切開及び接合手術(アンテビュート)』
ランク:B++ 種別:対界宝具 レンジ:10000 最大捕捉:∞
フィールド展開時にその内部にて発動可能。
ルーラーの振るう刀によって如何なるものも切断される。更にこの技で切断したものは自由に繋げることが出来る。例えば人間に別の動物の体を移植することも可能。

『不治の閃光刃(ガンマナイフ)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:50 最大捕捉:1
命中した相手を内部から破壊するエネルギー状のナイフを突き立てる防御不可の宝具。
一度喰らえば基本的に再起不可能。

【Weapon】
『鬼哭』
鞘に虎皮を付けた大太刀。本人の能力も相まって凄まじい切れ味を見せる。

【解説】
ONE PIECEに登場する「11人の超新星(ルーキーズ)」の一人。
本名は「トラファルガーD・ワーテル・ロー」。謎に包まれた『Dの一族』の一人であり、また不治の病と感染拡大を恐れた世界政府によって滅ぼされた「北の海(ノースブルー)」のフレバンス王国の最期の生き残りである。
ドフラミンゴに拾われ彼が率いるファミリーの一員になっていたが、ローが『Dの一族』であることを知ったドフラミンゴの弟・コラソンことロシナンテの手によって誘拐される形で脱退することになる。
当初は病によって自暴自棄になっていたが、コラソンによって悪魔の実『オペオペの実』を食べさせられたことで自らを治療する方法を手に入れ希望を見出すことが出来た。
しかし裏切りを知ったドフラミンゴによってコラソンは殺害され、恩人を失ったローは13年間ドフラミンゴへの復讐の機会をうかがっていた。
その後は病を自力で直し、ハートの海賊団を結成。その後王下七武海となって表向きはドフラミンゴに従いつつも彼を殺す手段を探っていた。

本拠地のドレスローザにおいてルフィ達と協力し、色々とあったものの最終的にルフィによってドフラミンゴは倒され、ローは自らの悲願を果たしたのだった。
その後はコラソンの上司であり育ての親だった海軍のセンゴクと共にコラソンについて会話し、2人でロシナンテを忘れないでいることを誓い合う。


916 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/21(水) 21:14:32 PJDxulmU0
【元ネタ】悪魔学、トビト記
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】アスモデウス
【性別】女(本来は無性)
【身長・体重】156cm・42kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力A+ 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:E-
 アサシンのクラススキル。気配を消して殺害に臨んだ訳ではないためランクは最低値。【固有スキル】
変化:A
 悪魔であるアスモデウスは人間としての肉体を持たないため、このスキルで人間としての仮初めの器を得る。今回は、かつて自身が取り憑いた娘、サラの姿に変身している。なお、理由は不明だが、一度このスキルを使うと一度消滅するまで姿を変えられなくなる。

魔術:A
基礎的な魔術を一通り習得していることを表す。
 
無辜の怪物:C
 本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
グリモワール「ゴエティア」に書かれた容姿が身体の一部に現れる。現れる特徴は召喚される度に変わる。今回は、右足がガチョウの足に変貌している。また、口から火を吹くことができる。このスキルは外せず、変化スキルでも完全に誤魔化すのは難しい。
【宝具】
『初夜は楽しめましたか(アスモダイ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
サラに取り憑き、結婚した男を7度に渡って初夜に絞殺した逸話が元になった宝具。
相手の首に素早くピアノ線を巻きつけ、絞殺……ではなく裂断する。『絞殺より手っ取り早い方法だと思った』とは本人の談。相手の幸運値次第で成功率は増減する。
3つの条件を満たすと成功率が上がり、その内容は
①自身が女性に取り憑いていること
②対象が男性であること
③その男性と一夜を過ごしたことがあること
である。①の条件は、自身がサラの姿に変化しているため擬似的にクリアしている。
「サーヴァント同士が一夜を共に過ごす」こと自体が非常に難しいが、条件さえ満たせばサーヴァントですら一撃で殺害できる可能性がある。


917 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/21(水) 21:15:24 PJDxulmU0
アスモデウス続き

『ゴエティアの原本』ランク:D 種別:対界宝具 レンジ:なし 最大捕捉:0人
アスモデウスの召喚に利用された触媒。ソロモン72柱の情報が書かれているとされるグリモワール「ゴエティア」の原本。触媒でありながら宝具というとても珍しい存在。
この本を触媒に英霊召喚を試みると、ソロモン72柱の悪魔の中から召喚者と相性がいい悪魔をサーヴァントとして使役できるようになる。
触媒としての力はかなり強く、この本が近くにあるだけで他の触媒の力を上書きし、勝手に悪魔が召喚されるケースもある。
また、英霊召喚が終わった後は召喚された悪魔の依代の役割も担う。このおかげで、例えマスターが殺害されてもサーヴァントは消滅せず、聖杯戦争を続けられる。
悪魔は性格に差異こそあれど、皆理知的な一面を持つ。その弊害か、バーサーカーが召喚される事は滅多にないとされる。

ちなみに、この触媒を使いまわし、複数の悪魔をサーヴァントとして召喚することも可能。勿論、聖杯戦争のルールに則ってクラスが被ることはあり得ない。なんなら、7騎のサーヴァント全てがソロモン72柱の悪魔、なんて聖杯戦争も可能かもしれない。
また、依代にする悪魔の人数にも限界は無いとされる。
一方で気になるのが、サーヴァントを維持する魔力の出所。一説には長い年月をかけて溜まった魔力を使っていると言うが、詳細は不明である。

【Weapon】
ナイフ
 魔術を仕込んだナイフ。ただそれだけ。判定の厳しい宝具だけでは戦闘に支障が出ると考えたマスターが用意したもの。サーヴァントには然程効果がない。実際には多少の魔術や火炎放射など、対処法はある。

【解説】
ユダヤ教やキリスト教で語られる悪魔の1人。ソロモン72柱の序列32位に在る大いなる王であるとされる。

「トビト記」では、サラという美しい娘に取り憑き、夫を初夜に殺す行為を7度に渡って行った。天使ラファエルはこれを問題視し、魚の内臓を入れた香炉を用意して、アスモデウスをサラの身体から追い出し、エジプトの奥地へ封印した。

今回の現界では、かつて自身が取り憑いた娘「サラ」の姿に変化している。サラを非常に気に入ったらしく、他の聖杯戦争に召喚された時もこの姿で出る、と豪語している。しかしサラ自身はただの町娘であり、戦闘能力を自ら落としているだけである。

サラに取り憑き殺害を繰り返したものの、サラ自身には全く危害を加えなかったと言われている。それだけアスモデウスがサラに惚れていたということでもある。
現在でも、彼女に対するリスペクトは忘れない。回数制限があるために彼らにとって貴重な変化スキルをサラへの変身に費やす辺り、余程入れ込んでいるようだ。
故にマスターに対する態度はそこまで良くなく、「サラがマスターなら良かった」とまで言う始末である。

聖杯に望む願いは、もう一度サラに会うこと。会って何をするのかは…彼女以外、誰も知らない。


918 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/23(金) 01:24:32 SWjcSKp20
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】プロメテウス
【性別】男性
【身長・体重】203cm・145kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:C
魔術師クラスの特典。魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる能力。
彼は魔術師ではないため陣地を作り上げることは出来ないが、
自らが居る場所を中心に、自身が有利に戦える“結界”を形成することが可能。

道具作成:C
魔力を帯びた器具を作成できる。彼の場合は「火を起こすための道具」あるいは、
この世に現存するありとあらゆる「火」そのものを作り上げられる。


【固有スキル】
神性:B
プロメテウスはティーターン神族の子であり、本来はA+相当であるはずなのだが、
その特殊な経歴によりランクダウンしている。

原初の火:A+
あらゆる「火」の祖である「原初の火」を手にし操ることのできることを表すスキル。
まだ人が肉や植物をそのまま食べ、冬は凍えてていた獣であったとき、最初に火を手にしたことに由来する。
誰よりも最初に「火」を手にした彼はこの世に存在するすべての「火」を従えており、
物理・魔術を問わずあらゆる火属性の攻撃を無効化し、またあらゆるものに火属性を付与することが出来る。


勇猛:A
威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、敵に与える格闘ダメージを向上させる。
獣が畏怖し恐怖の対象でしかなかった火に手を伸ばし、それを我が物にしたことに由来する。


星の開拓者:EX
人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
あまりに弱い獣であったヒトは、火を手にしたことで、自然界の猛獣から身を守り、
寒さに凍えることなく暖を取ることを知り、肉を調理することを学んだ。
ヒトを獣から人類へと引き揚げ、あらゆる文明の原点を作った彼は、EXランクを所有する。


原罪:B
その身に罪を背負っていることを表わすスキル。ランダムにステータスが下方修正される。
彼がもたらした火は計り知れない恩恵を人類に与えたが、同時に人類はその火をもって武器を作り戦争を始めた。
文字通り、人類史のあらゆる戦争の火種を生み出したことにより、英霊となった今でも葛藤に悩まされている。


【宝具】
『歴史は神話より始まり、神話は火より出でる(システム・プロメテウス)』
ランク:EX 種別:対城宝具 レンジ:1〜100 最大補足:400人
彼がもたらした火による偉業や諸行、そして戦争の数々が昇華され宝具となったもの。
神代から現代まで、あらゆる時代で行われた戦争と、そこに用いられた火を召喚し、対象に向け解き放つ。
真名解放前でも周囲を焼き尽くせるほどの火炎操作能力。
真名解放を行えば「火によりもたらされる文明の破壊」という事象そのもので一帯を破壊しつくす。
本来は世界そのものを火で包める対界宝具ともいうべき代物なのだが、
原罪スキルによる下方修正を受けており、対城宝具にまで規模を縮小されている。

【解説】
ギリシア神話に登場する男神で、ティーターンの一柱であるプロメテウス・・・・・・の名を冠しているが、
その正体は「最初に火を手にした人間」である。
火を手にしたことにより、人類の歴史は始まったのだが、それは同時に戦争の歴史でもあり、
人を人たらしめた英雄として座に登録されたあとも、そのことに胸を痛めている。
見た目は筋骨隆々とした白髪交じりで褐色に焼けた肌の男性で、聖杯より現代の知識を得てからはタバコを好んで吸っている。
また「花火」に強い関心を寄せており、火を楽しむという利用方法に少年のように心を躍らせている。


919 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/23(金) 06:38:18 Xc3wACk20
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ジュジャンナ・ファゼカシュ(+ナジレヴ村の女性たち)
【性別】女性
【身長・体重】158cm・55kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E+ 敏捷E 魔力E 幸運A 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 自らが攻撃行動に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
 ただし、毒を忍ばせる場合はこの限りではない。

【固有スキル】
道具作成:D
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 医療品あるいは毒薬に特化しており、それ以外の物は作成できない。
 このスキルはジュジャンナしか持たない。

精神抑圧:B
 強権者に抑圧され虐げられることへの忍耐力。耐久が一時的にアップする。
 しかし抱え込んだ負の感情は内へと溜めこまれ、強い憎悪となる。
 逆に自身に優しく、抑圧から救ってくれる者には強い愛着を持つ。

ナジレヴの寡婦たち:A
 アサシンの霊基はジュジャンナ一人ではなく、
 一つの暗殺組織となったナジレヴ村の女たちの集合体で成り立っている。
 そのため彼女らに交代、あるいは分離して単独行動させることができる。
 分離体でも相応の魔力を分け与えていればスキルや宝具の使用が可能。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【宝具】
『深き深き慈悲の返戻(エンジェル・メーカーズ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 アサシンが作り出す毒薬。毒としては単なるヒ素毒で特別強力ではない。
 しかしこの毒は彼女たちを虐げ、幸せの邪魔をする者への怒りと嫌悪の結晶でもある。
 「使用者」から見て、強い力、横暴な性格、こちらに危害を加えたか、そして何より自身の幸福の邪魔となるか、
 といった条件に当てはまる相手ほど毒が強まり、スキルや宝具の耐性を無視する性質が付く。
 量産が可能なうえに誰にでも分け与えて「使用者」とすることができる。魔術回路を持たない一般人でも可。

【Weapon】
なし

【解説】
1914年頃ハンガリーのナジレヴ村で起きた事件の中心人物。
ナジレヴ村は古い男尊女卑の習慣が残る村で、村の女性たちは男に尽くす存在として抑圧された日々を送っていた。
そんな中、村の男たちが兵士として招集され、一時村は女子供と老人だけになる。
さらに、付近に捕虜の収監所が建てられ、ナジレヴの女たちは捕虜の世話をさせられることになる。
しかし捕虜の男たちはその立場からか非常に紳士的で、彼女たちに優しく接した。
横柄な村の男たちとは全く違う優しい男に女たちはたちまち心を奪われ、夫がいないのをいいことに不倫関係になる者が続出した。
しかし、やがて戦争は終わり、捕虜の世話は終わり、また村の男たちが帰ってくることになった。
従軍したことによるプライドと心労を抱えて帰って男たちは輪をかけて横柄であり、
優しい男との不倫に溺れていた女たちにとって、そんな男たちは最早邪魔者でしかなかった。

最初にある女性が村の助産婦のジュジャンナ・ファゼカシュに相談したところ、
ジュジャンナはハエ取りから抽出したヒ素を渡し、夫を殺すことを提案したのだ。
ジュジャンナは同じような悩みを抱えた村の女たちにもヒ素を配り、夫たちは次々と殺されていった。
しかし村唯一の医療関係者であるジュジャンナが嘘の死亡診断書を作ったため事件は発覚しなかったのだ。
いつしか村の女たちは1つの暗殺組織「エンジェル・メーカーズ」となった。

しかし殺人はエスカレートし、彼女たちは横柄な夫だけでなく、鬱陶しいと思っただけの家族や同じ女まで手にかけるようになり、
村は互いを監視し合うような泥沼の状態になる。
結局、彼女らの一人から隠されていた共犯関係が露呈し、女たちは次々と逮捕され、死刑、終身刑になる者も多数出た。
主犯格であったジュジャンナは捕まる寸前、自ら毒を飲んで自死したという。

この恐るべき大量殺人は実に15年の間発覚せず、死者は160人以上にものぼった。


920 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/25(日) 07:42:51 iQhhvGIw0
【元ネタ】史実
【CLASS】ハービンジャー
【真名】セオドア・メイマン
【異名・別名・表記揺れ】レーザーの父
【性別】男性
【身長・体重】179cm・70kg
【肌色】白【髪色】主に赤【瞳色】真紅
【外見・容姿】紅玉の如き輝く瞳を持つ科学者の男性。その髪と瞳は常に様々な色に光っている。
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:A++ 魔力:E+ 幸運:A 宝具:E〜B+

【クラス別スキル】
天地の開豁:B+
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
実際に「不可能を不可能のままに可能にした」者に与えられる特級スキルが『星の開拓者』であるが、こちらはそれに類似した効果を持つ。
「未知性・不可能性・非常識性を一部でも解明・解体し、それらを損なわせるきっかけとなった」者に与えられるスキルと言える。

ハービンジャーは世界初のレーザー、「ルビー・レーザー」を発明し、医療、情報科学、機械、工学、軍事、娯楽、建築、宇宙開発など様々な分野に欠かせない技術を切り開いた。

【固有スキル】
光科学:A+
光の波動性、量子性、屈折性等に関する知識とその応用力。
光を用いた行動に有利補正を得、また光を用いた攻撃に対して回避判定が発生する。

ガルバニズム:C
生体電流と魔力の自在な転換、および蓄積。魔光、魔風、魔弾など実体のない攻撃を瞬時に電気へ変換できる。
また、蓄電の量に応じて肉体が強化され、ダメージ修復も迅速に行われるようになる。
ハービンジャーの場合、魔光、魔風、魔弾など実体のない攻撃を瞬時に電気、電磁波へ変換し、蓄積することで自らの魔力を補給し、レーザーの出力を向上させる。

可能性の光:D+
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
レーザー、非線形光学という人類が発展していく上で欠かせない分野を切り拓いたハービンジャーは「レーザーの父」として振る舞う。

量子制御:B
波動方程式を以て量子の状態を把握し、制御する事が出来る。
物理法則を無視した行動を行えるようにもなり、量子のビームを利用し極めて正確かつピンポイントな“指定”が可能となる。
質量を持たせて攻撃に転用したり、量子を断つ壁にしたりといろいろ万能。

【宝具】
『光よ、未来への道を照らし示せ(ライト・アンプリフィケーション・ バイ・スティミュレイテッド・エミッション・オブ・ラジエーション)』
ランク:E〜B+ 種別:光学宝具 レンジ:1nm〜 最大捕捉:制限なし
ハービンジャーが全てのレーザーの原点である「ルビー・レーザー」が由来。
人類の最先端技術の一つたる「レーザー」技術...それら全てをEランク相当の宝具として成立させ、行使が可能となる。
現代技術故に神秘は最低ランクであるが、応用性は極めて高い。
また、副次効果としてハービンジャー自身の霊基を量子レーザーへ変換することにより、敏捷が跳ね上げる事を可能とする。
更に奥の手としてハービンジャーの霊基全てをB+ランク相当の超高出力レーザーに変換させて放つことも可能。

【Weapon】
・レーザー

・『波導の紅玉(オプティクス・ルビー)』
宝具の具現化形態。見た目は普通の巨大なルビーだが、起動すると様々なレーザー光に輝く。
複数に分裂してレーザーを放つ母材になったり、盾になったりする。

【解説】
セオドア・ハロルド・メイマンはアメリカ合衆国の物理学者。
ロサンゼルスに生まれ、コロラド大学、スタンフォード大学で学ぶ。1955年からコロンビア大学のチャールズ・タウンズの理論にもとづいてメーザーの研究を行い、1960年5月16日GMのヒューズ研究所で世界初のレーザー(ルビーレーザー)を発明した。
レーザーの出現は、エレクトロオプティックス、量子エレクトロニクスなどの新しい学問領域の形成をもたらし、物理学、化学、天文学、生物学等の自然科学の諸分野、さらに計測、通信、情報処理等々の産業技術の諸分野で数多くの重要な貢献を続けていることは衆知の通りである。


921 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/29(木) 22:45:30 OekOwI.I0
【元ネタ】SERVAMP
【CLASS】アサシン
【マスター】主人公とリヒト
【真名】リヒト・ジキルランド・轟&ハイド
【性別】どちらも男性
【身長・体重】リヒト 175cm・体重不明
       ハイド 176cm・体重不明
【属性】善・悪
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:B 魔力:E 幸運:A 宝具:C
【クラス別スキル】
気配遮断:B+
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。

【固有スキル】
瞬間交代:B
二人の位置を即座に入れ換えるスキル。基本的にリヒトが攻撃体制を取り、ハイドが防御に徹して、敵の攻撃後の無防備な状態に、リヒトが渾身の一撃を入れるという運用が基本的。当然その逆も可能。自身に回避と攻撃力のアップを付与する。

ピアノの天使:A+
ピアニストであるリヒトの演奏から。当時子どもだった彼はピアノの演奏会の舞台に立つと、緊張で髪が真っ白に染まったという。しかし、その演奏はまるで緊張を感じさせず、聴く者に涙を流させたという。また、とある人物が『天使が舞い降りた』と評したことから、このスキルの名が付いた。自身のARTS性能を上昇させ、また宝具の発動を早めさせる。

【宝具】
『唯一無二の演奏会(ロウレス・オブ・パフォーマンス)』
リヒトの演奏。味方全体に攻撃力と防御力のバフ・宝具仕様可能までの短縮・敵全体に確率で魅了を付与する。
リヒトの演奏。天使のピアノ。現代において、かの偉人たちに勝るとも劣らぬ才能と努力のもとで奏でられる奇跡の音楽。他の誰かを参考にしたわけでもない唯一にして、他の誰かに真似られる事もない無二の超絶技巧。
ランク:A+(リヒトとしてはEX++くらいあるつもり) 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000

『オペラ座の舞台劇(ステージ・オブ・ジ・オペラ)』
固有結界。リヒトの演奏する『オペラ座の怪人』とともに、炎に囲まれた影の世界へ敵を引きずり込み、擬似的に相手とハイドの一対一の状況を作り出す。この間、リヒトは演奏を続けているため無防備になる。また、結界内の二人は仮面を付けさせられる。この結界はどちらかが倒れるまで持続するが、ハイドはほぼ倒れることの無い存在であるため、実質的に現実でリヒトを止めない限り、相手に勝利はない。
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1

【Weapon】
リヒト:ハイドの力で作られたブーツ。これにより間違いなく通常の人間でありながら、生身で古代の英霊にも匹敵する実力を発揮する。ブーツであるため、攻撃も蹴りしか行えない。
【解説】
『SERVAMP』に登場する二人組であり、Servant──つまり、『飼われる』専門のVampireであるハイドと、その主人であるリヒト。二人で一組の数少ない英霊であり、本人たち自身には、名前の似ているヘンリー・ジキルや、宝具の使用に流れる曲の怪人であるファントム・オブ・ジ・オペラと関連性は無い。
仲は険悪そのものであるが、いざ戦いとなると抜群のコンビネーションを見せる。
ハイドはサーヴァンプであると言った通り、不死身の身であり永い時の中で幾度も飼われていて、その度に名前も変わる。当然ながらハイドはリヒトが付けた名前であり、またそれとは別に『通り名』が存在する。それこそが『唯一無二(ロウレス)』であり、彼の存在を表す言葉でもある。
性格は非常におちゃらけており、人をおちょくることを何よりもの楽しみとしている。しかし戦闘に関しては相手を残忍に殺すことに愉しみを覚えるなど、狂気も見える。

リヒトは子供のころにピアノと出会い、以降その人生の全てをピアノに捧げてきた。そして天才性と積み重ねた努力は、人に涙を流させる演奏を生んだ。また、自己意識が強く、ピアノに関しては絶対の自信を持つ。
性格はバイオレンスメルヘン。自称天使。理由としては、父がかっこよくて強いものが好きで、母がメルヘン思考であったため、それらが混ざりあった結果である。ハイド曰く、『両親には深く反省してほしい』とのこと。

「気軽にロウレスちゃんって呼んでね☆」
「調子乗んな」


922 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/30(金) 17:43:07 JSgqf7/Q0
【元ネタ】聖書、創世記、Fate Re;Myths
【CLASS】ライダー(特殊条件を満たすことでファンダー(founder:
始祖)へと変化)
【マスター】ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア
【真名】ノア
【性別】男性
【身長・体重】180cm・70kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久EX 敏捷B 魔力EX 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:EX+
ライダーのクラススキル。彼の唯一にして最高峰の逸話のうち“神の起こした洪水を世界でただ一人生き延びた”という側面が基となっているため異例にして規格外のEX+ランクを与えられた。B+以下の魔術を全て無効化しA-以上であれば3ランク低下。また魔法の域に達した魔術及び魔法そのものに対しては1度限り無効化する。ただし由来となった逸話ゆえに「発動したものに対して作用する」スキルに過ぎず、「発動をなかったことにする」、「発動すらさせない」という形での発現は不可能。作中に於いてはキャスターとしてもかなりの腕前を誇る“灼滅のキャスター”の大魔術すら防ぐ描写があり、このスキルの凶悪さがよくわかる。

騎乗:B
ライダーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。ただし乗り物の中でも「舟」に限られる上、動物については「共に災害を乗り越えた仲間たち」という認識が彼自身にあるため騎乗は不可能。幻獣・神獣の類に対しては双方の同意があれば(一応)可能。


祝福:B-
ファンダーのクラススキル。「始祖」として自分の子孫にあたるものたちの繁栄と安寧を願い、また始祖自身もその子孫により敬愛される能力。彼以降の人類史に属する全ての英霊のパラメータをランダムで1段階上昇させると同時に、彼と共に召喚された“子孫たち”の人数に応じて彼のパラメータをランダムで1〜3段階上昇させるスキル。元々は最高峰のA+ランク相当であったが、今作中においては召喚の際に聖杯から与えられた現代の知識と彼の(元)マスターの人間性に絶望してしまったため“子孫たち”を祝福する心に揺らぎが生じB-へとランクダウンしてしまっている。

対聖杯:A+
ファンダーのクラススキル。始祖故にその後に続く子等の「命令」、即ち聖杯のシステムと令呪による支配を大幅に軽減するスキル。はっきり言って聖杯戦争を根幹から否定しかねない最悪の反則に等しい。


【固有スキル】
神性:B
本来神に連なる者の血を引かず、また人間として語られている彼が神性を有することはないのだが、ある意味ではアダム以来の「現生人類の祖」とも言えるために“始まりの人”たる彼への信仰心から神性を獲得するに至った。

空間跳躍:EX
時間軸や空間軸、更には世界線すらも越えて「ノアの方舟」を自在に顕現させたり瞬間移動させたりすることが可能な能力。転移先の事象に干渉し、因果を歪ませ、世界の修正力すら及ばない領域を疑似的に作成することでいかなる場所にも方舟を顕現させることが可能。方舟自体に単独顕現のスキルを追加させるようなものである。彼が宝具として発動するこの方舟はこのスキルによって彼が召喚した「生前彼が自身の手で作った“あの方舟そのもの”」である。またこのスキルは方舟にのみ作用し、それ以外の彼自身を含む全てのモノに対して作用しないという本当に方舟専用のスキル。ただし方舟の内部にあるものは「方舟の一部」と見なされるためその限りではない。そのため「Fate Re;Myths」では終盤以外のほぼすべてを彼は方舟の中で過ごしており、“無銘のアサシン”も言う通り「引きこもり具合の厄介度ではどこぞの根暗太陽神すら上回りかねない」ほど。

人類再祖:???
前述したように彼はアダム以来の「現生人類の祖」とも言えるためにこのスキルを保有する。その能力は「彼以降の全ての人類及びその手、その信仰に連なるものに対しての絶対優位特権」。身体能力面では一歩劣る彼だがこのスキルのおかげで戦闘面での心もとなさをカバーできる。また、この固有スキルにより如何なるクラスで召喚されようとも彼が「始祖」であることに変わりはないため、どのクラスであろうとファンダーのクラススキル“対聖杯”か“祝福”のどちらか一方はランダムで獲得してしまう。後述する特殊条件を満たしたのちにファンダーへと変化することでこのスキルは更に強化され、「彼以降の人類史に属するあらゆる英霊は彼に対して戦意すら抱くことが出来なくなる」という規格外のものになり、これは精神干渉や対魔力、頑健等のいかなる手をもってしても対策のしようがない。ただし神性A以上のものに対しては強化後のこのスキルは適用されないため注意が必要。作中では三騎士に加えバーサーカーとキャスターが神性持ちだったためこのスキルはほぼ作用していないに等しいものだった。


923 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/08/30(金) 17:45:05 JSgqf7/Q0

選定者:EX
方舟を顕現させ宝具を最終段階まで発動させることで付加されるスキル。彼の逸話の中の「すべての動物について1組の番だけを選んだ」という側面から、「彼自身が“生き残るべきもの”を選出し、それ以外を剪定した」ということで獲得したスキル。このスキルが付加されることで彼のクラスは当初のライダーからファンダーへと移行する。

人理の象徴:???
前人類のうち彼の家族だけが生き残りその後に続く人類の祖となったことを表すスキル。彼の存在自体が人類にとっては非常に重要なものであることから存在そのものが人理定礎とも言える。このスキルは彼の霊基に関わらず与えられるものであり、人理漂白だろうと如何なる手段をもってしても彼の存在は英霊の座から決して消えはしないというもの。


【宝具】
『人よ、新たなる人類史の航海へと赴かん(ノアズ・アーク)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜∞ 最大補足:不明
顕現させた方舟を起動する宝具。方舟内に存在する全ての生物に一時的ながら神代の存在に匹敵する量の魔力を与える超支援型の宝具。対象は任意に選択可能であり、それ故たった一人にリソースの全てを裂くことも可能。そもそも起動前の方舟自体、世界の基盤を捻じ曲げる固有結界でもあるために外部からの干渉は不可能という防御性能を誇る。七日間かけて魔力の大供給が行われ、それが終わると同時に方舟はあるべき場所へと帰り、彼は「選定者」のスキルを獲得しファンダーへと変化する。それと同時に以下の第二宝具の発動権を獲得する。作中では彼が事前に召喚したアヴェンジャーを方舟内に収容した上でこの宝具を発動し、アヴェンジャーに全リソースを裂くことで規格外の「神話の偽物」を生成した。

『神よ、この堕落、この失墜、この傲慢を今一度清算せし(ディバインズ・オーダー)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜∞ 最大補足:測定不能
彼が嘗て目の当たりにした「大いなる神の御業」を再現する宝具。逸話ではその怒りは世界を全て更地にするほどの洪水として現れたが、この宝具では「世界を破壊しつくすには十分有り余るほどの力になんらかの形を与えてコントロールする」という形で発動される。ただし一回の召喚により発動は一度のみと限られており、また嘗て彼が神と交わした「もう二度と洪水を起こさせない」という約定をよりにもよって彼の方から破っていることになるため、発動後は彼も強制的に座に還るというハイリスク・ハイリターンな宝具。一度発動してしまえば世界を消し飛ばすことも容易な宝具のため彼が使うことは滅多にないが、マナも枯渇し人類も廃れた「Fate Re:Myths」においては苦渋の決断の末使用に踏み切った。作中では“楽園のアヴェンジャー”にこの宝具を発動することで神話すら越える力を与えている。

【解説】
真名・ノア。創世記の洪水伝説で知られる“ただ一人の神代の生き残り”。本来は彼の子孫にあたる現生人類の繁栄と安寧を願う心穏やかな青年である。しかし「Fate Re;myths」においては召喚に使われた第聖杯が第三次聖杯戦争時のアヴェンジャーにより汚染されていたこと、召喚の儀においてダ―ニックが狂化の詠唱を挟もうとしたこと、この世界に未来がないことを知ってしまったことによりその在り方も捻じ曲げられており、「世界の破壊者」として君臨した。


924 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/09/04(水) 21:40:17 MjpyN7tU0
【元ネタ】日本神話
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】天照大御神
【性別】女
【身長・体重】173cm・49kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C- 耐久B 敏捷D 魔力EX 幸運C-- 宝具EX
【クラス別スキル】
真名看破:A
日本由来のサーヴァントであるならば完璧な看破が可能となるが
海外のサーヴァントであると幸運判定を行う

対魔力:EX
人々からの信仰心でランクはEX
事実上このサーヴァントに魔術で傷を付けることは不可能

【固有スキル】
神性:EX
言わずと知れたれっきとした神
日本において神性は上がるが
それ以外だと神性がランクダウンする

太陽の加護:A++
日中においては全ステータスに++補正し
日差しのある場所でならさらにワンランク上がる

高速神言:A
呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
現代人には発音できない神代の言葉を発せられる

信仰(対象):A+++
人々の信仰心の対象として在り方
対人に対しての回復魔術に多大な補正をつける

黄金律:EX
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪すら凌駕する金ピカぶり。一生金から逃れることができない。

【宝具】
『日輪天照太陽炉(にちりんあまてらすたいようろ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1000〜1391000000 最大捕捉:不明
本人のご神体であり本体の太陽そのものを召喚させるやばい宝具
最低でも1kmの太陽がそこに凝縮して現れ範囲内全てを日の光、熱で焼き尽くし蒸発させる
決めた範囲外に影響が及ばない様に結界を張る
対界宝具とされているのは本気を出せば地球すらも燃やし尽くすことが出来る為である
そのやばさから本人は使用したがらず
使用するときは使わないと勝てない相手か、令呪による強制のみ

『高天原(たかあまのはら)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:1〜1000 最大捕捉:1〜1000
本体が管理している神の国である
他者を引きづりこむことで引きづりこんだ相手に強制的に神性をCランク以上付けさせる
また悪、混沌属性の相手の侵入を拒み、攻撃や魔術を消滅させる
そして本体が拒絶した相手もこの結界内から追い出すことが出来る絶対安全区域

『八咫の鏡(ヤタノカガミ)』
ランク:C 種別:対物宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
自身がサーヴァント化する際に自らのご神体である八咫の鏡を弄り魔改造して万能道具にした物
鏡の中に物を収納することが出来、ココから太陽の力を魔力に変えて本人、他人に供給することが出来
太陽の光を凝縮して照射することも可能、別名「太陽ビーム」

『天叢雲剣(アメノムラクモ)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
スサノオから献上された三種の神器の一つ
宝具開放したとたんに本人のクラスをセイバーへと変え敏捷と筋力をツーランク上げる
この宝具を使用している時はこの宝具以外の全宝具を封印する
5道(火、土、水、金、木)を完全に操り物質、概念、魔術の類すらも断ち切る
この宝具を使用すればするほど八岐大蛇の呪いが強まり最終的にはこの宝具は八岐大蛇へと変貌する

【Weapon】
「八咫の鏡」
本人の御神体
宝具で万能道具に魔改造されており
困ったときにはコレを使う

「無名剣」
現代の刀から昔の剣に至るまでのあらゆる日本における剣
本人は使用することに関して長けてはいないが浮かして動かして攻撃手段にすることが出来る

「天の羽衣」
身に着けることで魔力、傷を回復させる
唯本人はコレを付けても意味などない

【解説】
日本神話の中でもトップクラスと言ってもいい神様
大昔に引きこもった事があるがそれを弄ると怒る
日本神としての威厳等から言葉使いは丁寧であり昔ながらの訛りなどもあるが
基本マスターが分かるように現代に合わせた言葉を使う
日本語しか喋らず海外の言葉に疎い所がある
少し自信過剰で傲慢な所も見受けられたりもする
聖杯にかける望みはないが、盃としては欲しいそうだ


925 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/09/06(金) 00:42:48 leVxewnk0
【元ネタ】鬼滅の刃
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】竈門炭治郎
【性別】男
【身長・体重】165cm・61kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C+ 敏捷B 魔力D- 幸運C 宝具B-

【クラス別スキル】
騎乗:E
騎乗の逸話が無い。申し訳程度のクラス補正。

対魔力:D
魔術に対する抵抗力。
魔術除けのアミュレット程度。

【固有スキル】
悪鬼滅殺 : A
無辜の人々を守る為に鬼を狩る鬼殺隊の信念を体現した者達に与えられる、鬼殺隊最強の称号。
鬼種又はそれに類する脅威との戦闘時、自身の攻撃力・精神耐性・守護対象の生存確率を上げる。

水の呼吸 : B++
鬼と交戦する為に編み出された、身体強化の呼吸法とそれを前提とした剣術型。
筋力と敏捷のランクアップ、戦闘続行能力、筋肉や血流の操作による止血等の身体制御術を得る。
セイバー本人は本来この呼吸に適した体ではないのだが、2年間にも及ぶ厳しい修行と山奥にある家と街を墨売りの仕事で往復していた結果、
デメリットをカバーするほどの身体能力を得るようになった。

ヒノカミ神楽の呼吸:EX
セイバー自身の生家に伝わる先祖伝来の呼吸法。
筋力と敏捷のランクアップの他、戦闘能力を格段にアップさせる。
強力である一方消耗も激しく、連発すると反動で動けなくなってしまい、仮に無視して使い続けていると全身が壊れ始め、やがて呼吸が止まり死に至るというデメリットが存在するため短時間しか使えない。
おまけに呼吸を使いこなせていないためか、使用する内にトランス状態に入り、ダメージを自覚出来ないまま限界を超えてしまう危険がある。


【宝具】
『拾ノ型・生生流転』
ランク:A 種別:対人法具 レンジ:10 最大捕捉:10
回転しつつ攻撃を重ねるごとに威力が増す、水の呼吸の中でも高い威力を誇る連撃。
発動時には水龍の如き激しい激流の幻覚が発生する。

『ヒノカミ神楽・日暈の龍 頭舞』
ランク:A++ 種別:対人法具 レンジ:20 最大捕捉:10〜20
十二鬼月・上弦の肆との戦いの中で血の中に眠っていた耳飾りの剣士の記憶から引き出した技。
炎の龍のエフェクトと共に流れるような動きで高速移動し、複数の敵を斬り捨てる広範囲技。
その威力は再生能力を持つ存在でさえもすぐさまその力を発揮することが出来ないほど強力である。

【Weapon】
『日輪刀』
鬼殺しの刀。
彼の日輪刀は刀身が漆黒に染まっており、悪鬼滅殺の文字が刻まれている。
なお漆黒の日輪刀はとても稀な類の刀らしく、今のところどのような特性があるのかは全く不明。


926 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/09/06(金) 17:52:34 2ZdzwAPg0
【元ネタ】ハイスクールD×D
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】リアス・グレモリー
【性別】女
【身長・体重】172cm・58kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A 幸運A- 宝具A++
【クラス別スキル】
 道具作成:E
 クラス補正でかろうじて得ている程度。
 彼女は道具を作る側ではなく、購入する側であるためこの低ランク。

 陣地作成:B
 一応それなりの陣地は作成可能。
 中規模の建物レベルなら、ある程度の魔力的な加工を施せる。
【固有スキル】
 カリスマ:B+
 集団を統率する才能。
 一国に匹敵する規模の領主としては十分なランク。またその慈愛により、一部の者にはより強大なレベルで発動する。

 黄金律:B
 人生においてどれだけ金銭がついてくるかを表すスキル。
 財源が莫大すぎる上に、商才豊かであるため高ランク。よほどの事態が起きなければ金には困らない。

 魔の72柱:A+
 人間とは異なる悪魔という種族、其の中でも高位の存在であることを示す。リアスはその中でもサラブレッド。
 グレモリーの正統後継者であり、さらには大王バアル家の血も色濃く次ぐ。魔力運用においても規格外であり、こと消滅の魔力による攻撃力は同世代でも莫大。
【宝具】
『滅殺姫の眷属(グレモリーズ・サーヴァント)』
ランク:B〜A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 リアス・グレモリーに付き従った眷属たちの力を借り受ける宝具。彼女と眷属の絆の深さと、同世代でも飛びぬけて逸材ぞろいであることから展開された宝具。
 回復から攻撃、さらには支援まで多岐にわたるが、短時間の使用が限度であり、連続使用はマスターの負担もあって困難。さらに発動にはキャスター自身の意志だけでなくその持ち主の意思もかかわっているため、令呪などの精神支配していた場合、発動しない場合がある。
 ただし、派生型である後述の二つの宝具に限ってのみ、長時間の使用が可能。

『深紅の滅殺龍姫(クリムゾン・エクスティンクト・ドラグナー)』
ランク:A++ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1 最大捕捉:自分自身
 前述の滅殺姫の眷属の派生形。本来は眷属の一人である兵藤一誠の宝具の能力だが、彼女が使用するため独立した宝具扱いになっている。
 ブリテンの赤き龍こと赤龍帝ドライグの力をキャスターが鎧の形で見に纏う。この状態のキャスターはステータスだけなら近接系の最高レベルのサーヴァントにも匹敵する性能を発揮し、さらに魔力的な防壁や結界などを透過することが可能。
 ただし再現できるのは性能のみで、それも劣化互換。其のため一流の技能を持つ相手との接近戦は避けた方がいいのは事実。

『禁夜と真闇の滅殺獣姫(フォービドゥン・インヴェイド・バロール・ザ・プリンセス)』
ランク:EX 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1 最大捕捉:自分自身
 前述の滅殺姫の眷属の派生型。本来は眷属の1人との連携技なのだが、彼女が使用するため独立した宝具扱いになっている。
 自身の眷属の一人である、ギャスパー・ヴラディの禁夜と真闇たりし翳の朔獣の力を見に纏う形態。額に浮かぶ第三の目による静止の邪眼で、相手の動きはもちろん、自分の魔力を停止させることで三次元的な運用が可能。
 反面このレベルの宝具の使用は霊基に莫大な負担をかけるため、長時間の運用は消滅の危険性が高い。そのため最後の手段といってもいい宝具である。
【解説】
 ハイスクールD×Dの更なる発展を願って新たに投下。幸運に-がついているのは、強力な味方も呼び寄せるが敵も呼び寄せ、とどめにそれが原因で無能扱いされることが多いことに由来。アンチ絶許


927 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/09/06(金) 22:56:10 5ACEZAnw0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】和田平助正勝
【性別】男性
【身長・体重】170cm・60kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A++ 魔力E 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:C
 魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。

【固有スキル】
先の先:B+++
 相手の殺気、闘志、敵意などを感じ取って『それより先に』攻撃を仕掛ける。
 Bランク以上であれば、余程の攻撃でない限りは先手を打つことが可能。
 ――技と狂気が極まりすぎた為に、敵意とさえ呼べぬ些細な隔意や嫌悪の情にさえ反応し、斬殺してしまう。

宗和の心得:B
 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。
 攻撃が見切られなくなる。

魅惑の美声:C
 天性の美声。
 幽霊騒動の原因となった狐に対し、障子越しに歌に聞き入らせて密かに近づき、障子を開くやいなや切り捨てた、という逸話から。
 現在は狂化により有効に扱うことができない。

斬鉄剣:―
 対人魔剣。
 同僚の宇都宮隆綱が持ち出した先祖伝来の兜を両断した逸話や、
 講談において逆恨みして闇討ちに銃弾を放った同僚を、鉄砲ごと真っ二つに斬ったことから。

 単純な斬鉄の技法ではなく、
 掌の皮膚感覚と絶妙な運剣により、対象物の物理的抵抗に応じて刃筋を絶え間なく変化させる事で
 刀を折らず、毀さず、曲げずに対象を両断する絶技。
 処理としては相手が防御に用いた武器防具を破壊し、さらにクリティカル時と同等のダメージを与える。

【宝具】
『新田宮流抜刀術(しんたみやりゅうばっとうじゅつ)』
ランク:C 種別:対人奥義 レンジ:1〜5 最大捕捉:1人
 先の先を取っての一刀必殺を追求した新田宮流の技法が奥義として昇華されたもの。
 戦闘開始1ターン目、かつ先手を取れた場合のみ、攻撃に高確率の即死判定が付与される。
 いかなる精神状態でも剣腕を鈍らせない効果もある。

【解説】
 水戸黄門こと水戸光圀に仕えた剣豪。水戸藩御留流である『新田宮流』の流祖。
 新田宮流は、田宮流の抜刀術をさらに先鋭化させた一刀必殺の流派であり、
 剣速の追求は無論のこと、
 あらかじめ刀の鯉口を切っておき、さらにそれを隠しておいて不意を打つなど、先の先を取る為に手段を選ばぬ殺人剣であった。 

 父の代から水戸藩士で、朝比奈夢道に田宮流の居合を、水野柳滴斎に水野流の居合と柔術を学び、
 その技量から藩内無双と謳われたという。
 平助は田宮流の「座撃の法」に対し、「立撃の法」を考案して加え、後に自らの流派を新田宮流と号するようになった。
 剣名は高く、他藩からも多くの者が入門し、門人は三千人にも及んだと伝えられる。
 主君、水戸光圀にも寵愛され、自身の剣腕もあって破格の待遇を受けたという。

 しかし、剣名に反して当人の人格はかなり問題があり、狷介不羈を通り越して奇行の多い人物だったという。
 特に将来を嘱望した息子・金五郎を失ってからは精神の均衡が完全に崩れ、狂人となったが、
 死の原因は多分に平助の人格に由来するものであった。

 と、いうのも平助は金五郎の剣才に期待を寄せるあまり
 四六時中、激しい稽古をつけ、闇討ちや睡眠中に襲いかかるのも日常茶飯事だった。
 結果、金五郎は睡眠不足と神経衰弱により急逝。
 後継者と目していた息子を失った平助は発狂し、
 人を殺めたり、悪事を働くようになり、病を理由に左遷された。

 息子の死から二年半ほど経った後、平助は水戸藩から国外退去を命じられた。
 理由については諸説あるが、知遇のあった朝比奈家の遺産相続問題について主君・光圀に逆らったのが原因だともいう。
 水戸藩は一旦は国外退去を命じたものの、その非凡な剣技を惜しんで連れ戻そうとしたが、
 使者が到着する前に自ら命を絶っていたという。

 平助の死は罪人のそれの如く扱われ、当時は墓を建てる事も許されなかったが、
 新田宮流はその後も弟子たちによって伝えられ、幕末期には薩摩の示現流と並んで恐れられたという。
 
【蛇足】
 和田平助を逆から読むと「スケベだわ」となることから、色街の女性は昔から彼のお墓にお参りに来ていたとか。


928 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/09/11(水) 19:44:55 GZTxXMtY0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ベルシラック・ド・オーデゼール
【性別】男性
【身長・体重】185cm・88kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【保有スキル】
神性:-(C)
 緑の騎士は新たな太陽英雄に対する古き太陽神、
 或いは夏季の“樫の王”と争う冬季の“柊の王”の姿だという。
 アーサーの騎士としての彼はその特性を失っており、
 帯の返還でも受けない限り取り戻す事はない。

変化:C
 義母である魔女アゴスティーズに姿変えの術を学んでいる。

洗礼詠唱:B++
 教会流に形式を変化させた魔術。霊体に対して絶大な効果を及ぼす。
 聖書の恩恵により、サーヴァントの昇華や成体となった悪魔憑きへの干渉が可能。

太陽の帯:EX
 果たされなかった獲物交換の約束、緑の帯への返報。
 一日だけ聖者の数字スキルを用いる事ができる。

【宝具】
『寇掠された勝機の剣(エクス・コリンブランド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜4 最大捕捉:1人
 コーンウォール宮廷で得た武器。
 所有者の魔力を“光”に変換し、収束・循環させる事によって刃を形成する。
 ダメージは限定数値となり、使用者のSTRやMGIは影響しない。

『怨炎纏う七頭の魔(ビーニー・バーニー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:2人
 ベルシラックの武器を尽く砕いた悪魔の護り。
 ターン中に防御・回避・削減したダメージ総量を
 ターン終了時に攻撃者の武器ないし攻撃部位へと返す。

【Weapon】
『聖書』
 ベルシラックが死海のほとりで発見した古い聖書。
 イエス自身が書き、自らの血潮で封印した品だという。

【解説】
 『緑の騎士』、その正体であるハットン城領主ベルシラック卿。
 『ガウェイン卿と緑の騎士』以降の時代に創られたバラッドにおいて
 ブレッドベドル卿などの名を持ってアーサーに仕えるようになっており
 このサーヴァントは怪物・神的な『緑の騎士』よりそちら寄りのもの。

 アーサー王やガウェイン卿と共にコーンウォール王のもとを訪れた際に
 人語を話し炎を噴き出す七頭の悪魔バーロウ・ベアニと戦い、これを調伏した。
 名剣コリン・ブランドやミラノ製の短刀、切り札としていた斧の全てを失ったが
 以前手に入れていた古聖書の助けによって彼は悪魔を従順な使い魔としている。
 思うがまま使役したこの悪魔によってブレッドベドル卿は新たな名剣を得、
 この剣を捧げられたアーサー王はコーンウォール王を討ち取り凱旋した。


929 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/09/11(水) 19:46:43 GZTxXMtY0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ユーウェイン(獅子を連れた騎士の)
【性別】男性
【身長・体重】170cm・66kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運A+ 宝具D++
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操ることが出来る。

【保有スキル】
月の指輪:B
 月の乙女リュネットの指輪。視覚および魔力探知に対する透明化を可能とする。
 リュネットは時に、ディアナ女神の愛し子ニミュエの従妹とも語られる。

泉の指輪:B
 泉の貴婦人ロディーヌの指輪。対物理と幸運値を向上させる。
 真の愛持つ恋人がこれを身に着けたなら敗れず、血を流さず、不幸は避けるという
 ……のだが、生前の大失敗から現在のこの指輪は全性能の発揮に及んでいない。

神性:D
 モドロン女神の息子にして黒い甲冑を継ぐ異界の守護者。
 神性や聖者が有する、またはそれらに由来する護りを削減する。
 それが太陽の運行に関係するものであるなら効果は倍加する。

獅子の騎士:A+
 尾の一部が欠けた、人語を解する強壮な白獅子カルナヴラウグとの共闘。
 状況によっては呼ばなくても出て来る。制御できていないのかもしれない。

【宝具】
『戦場染める黒翼の舞(タイル・トレファント)』
ランク:D++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:300人
 北方ブリトンの力を結集しての対軍攻撃。
 帯剣した鴉人兵団の具現化を基礎とし、より“誉ある戦”である程に
 親族の同心により武装の追加と能力の向上が行われる。最大時には
 メールキヨンの息子ケンヴェルフィンの三百本の剣、
 キンウィド・キンウィディオンの三百枚の楯、
 老王コイルの三百本の槍で武装した三百の鴉人が敵勢を挽き潰す。

【Weapon】
『緑石』
 聖なる大石、メルランのベロン。泉の水を受けて天変地異を引き起こす力を持つが、
 泉の守護者として生涯を終えた彼は強制命令でも受けない限りこの効果を使用しない。

【解説】
 ユリエンス王の嫡子ユーウェイン(イウェイン、イヴァン、オワイン、オウァイン)。
 『オウァイン』『イヴァン』系の物語に語られる“獅子を連れた騎士”。

 “獅子を連れた騎士”と王の姉モルガンの息子である事は基本的に両立していないが、
 モルガンの原型候補の一つであるモドロンは三題詩等でオウァインの母親と語られる。

 泉を守る先代の騎士、貴婦人ロディーヌの先の夫であった黒騎士について
 R.S.ルーミスはクロウ・クルワッハの遠い神話的末裔であるとの仮説を唱えた。
 またクレティアン・ド・トロワが黒騎士の名に付した『赤毛の男(ル・ルー)』は
 嵐を擬人化した神であると同時に太陽神の系統である事を際立たせるという。
 ジャン・フラピエはこれとは別にク・ロイとの共通点を指摘している。

 レゲドのイリエンの子オワインは父が暗殺された数年後に南方の戦いで戦死しており、
 流布本や頭韻詩の『アーサーの死』はイヴァンが最後の戦いで戦死する事を書くが
 『ブリタニア列王史』のイウェヌスは伯父アングセルスの後継として王になって以降を
 語られておらず、『オウァイン』『イヴァン』もまた主人公の最期を語らずに終わる。
 イヴァンの独語翻案『イーヴェイン』写本の中にはルーネテ(リュネット)の結婚や
 イーヴェイン夫婦が二十五年に渡って王国を立派に治めた事、同名の王子が生まれ
 両親が祝福に満ちた生の末に亡くなった後に国を継いだ事を語るものがあるという。
 つまりカムランに参加しない。泉の国が異界であるなら、知りもしなかった可能性も。

 白獅子は本来名を書かれていない。カルナヴラウグ(割れた蹄、偶蹄)は実際は
 ヘルゲストの赤い本に収められる三題詩にてウリエンの子オワインの馬とされるもの。
 奇蹄類の生物である馬に対してこの名が付けられた意図は不明である。

 一般に“百獣の王”は土地の生物が充てられるが、欧州の獅子はこれに該当しない。
 欧州古来の“百獣の王”は熊であったが、直立の維持が可能で、多淫の獣とされ、
 異教信仰を受け、背丈等が人に近く、人が姿を真似る事も容易なこの獣を教会は嫌い
 姿が似ず近隣に生息せず聖書や古代文学には描かれる獅子へ“王”を換えたという。
 獅子の/獅子を連れた 騎士は、かつては熊の騎士であったのかもしれない、との事。

 古アイスランド語版『獅子の騎士』はイヴァンをベルセルクであると語っている。
 流布本にてイヴァン卿は「獅子を連れた騎士」としての物語を剥奪されながら
 リヨネルに獅子の毛皮を贈られる事で「獅子の騎士」の呼名を持ち続けていたが、
 或いはベルセルクとしての属性に繋がるものでもあったか。


930 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/09/11(水) 19:48:42 GZTxXMtY0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ユーウェイン(獅子の騎士の、白い手の)
【性別】男性
【身長・体重】170cm・66kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】
軽功の剣:A
 魔術により使い手は重さを感じず、刃を実際より短く見せかけもする異形の剣。
 ターン開始時に敏捷で判定を行い、成功時には追加攻撃を得る。
 相手が視覚妨害補正への耐性を持たない場合、命中・防御判定へ有利な修正。

ラインの護り:B
 表面の何処に刃や切っ先を受けようと滑らせる魔力を帯びた甲冑、
 攻撃を受け流し易く巧みに造形された滑らかな楯、簡素で軽くしかも頑丈な兜。
 刃や尖端を持つ武器からのクリティカル率を大幅に減少させる。

妖精の加護:B
 冤罪を受け追放を宣告されてなお誓約を守り
 モルガンの余罪を隠し通した、白き手の騎士。
 妖姫だって恩に着る事はある。

【宝具】
『禍事引き裂く白獅子の舞(グウィンスェウ・グウェンスァウ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 獅子王の毛皮をまとい、本能のままに戦う“獅子の騎士”となる。
 ベルセルクスキルに類似した現象。容貌の変化、精神干渉の無効化、
 肉体的な基本能力値および格闘ダメージの向上。

【Weapon】
『不壊の妖槍』
 老婦人ラインに贈られた品々の一つ、
 二つの持ち手があり間合いを切り換えられる、善き妖精が作り上げた頑強極まる槍。
 現界クラス次第ではこちらが主武装として具現化する。

【解説】
 ゴールのユリエンス王の嫡子ユーウェイン(イウェイン、イヴァン、オワイン)。
 後期流布本およびマロリーの物語ではアーサー王の最年少の異父姉モルガンとの息子。

 『ウリエンの子オウァイン』『獅子の騎士』の“獅子を連れた騎士”に相当するが
 流布本〜マロリー系の物語において、彼は泉と獅子の冒険譚を剥奪されている。

 流布本の語る所、“獅子の騎士”の呼び名は彼が獅子と共に冒険をした事ではなく
 ランスロの従弟リヨネルがイヴァンに贈ったリビアの獅子王の毛皮に由来するという。
 マロリーの物語では、既存作品で同名別人の異名であった『白い手』が冠せられた。
 ガレス卿の『美しい手(ボーメイン)』はケイ卿が苦労知らずと嘲ってつけた仇名だが
 こちらの『白い手(ブランシュメイン)』はそうした経緯・由来を語られていない。

 アコーロン事件の折、母が父を殺そうとしている事を教えられこれを阻止したのだが
 母の懇願からこの件を公言しないと誓った事などがあって、共謀の疑いをかけられる。
 宮廷を追放された彼は、悔いた王が呼び戻す為に出した使者と会うまでの一年の間に
 数多くの冒険を達成したという。アロイの森にて十五歳、三十歳、六十歳の婦人から
 連れとする者を選ぶ時、自分は仲間達の中で最も未熟だから、と彼は老婦人を選んだ。
 老女は期待通りに賢明な導き手になった。その役割を拡張した二十世紀のある翻案では
 老婦人ラインは十ヶ月を費やしてユーウェインを鍛え上げ、軽く優れた武具も与えた。
 格段の成長を果たした彼は、残りの二ヶ月で他の者が一年でする以上の偉業をなす。

 流布本や頭韻詩の『アーサーの死』では最後の戦いに参加し戦死した。

 頭韻詩にて敵に囲まれる彼を見た王は、彼の息子イードラスに救援を命じるのだが
 イードラスはこれを拒絶した。「父は厳命しました、王の傍を離れずお守りせよ、と。
 我ら父子は二人共に決死の覚悟、父が先に逝き、私がその後に従うのみでございます」
 そしてモードレドとの一騎討ちを終えたアーサー王は、彼の遺体を見つける事になる。

 流布本のイヴァンは、ランスロが不義の発覚から離反しゴーヴァンが亡くなった後、
 残された円卓の騎士の要としてモルドレとの決戦に臨んだ。その活躍は鬼神の如し、
 モルドレ軍先陣の王を討ち取り、右へ左へ敵を打ち倒し、新手の多勢に囲まれても
 味方の来援で盛り返し戦い続けた。その最期は叛徒モルドレの剣によるものである。
 忠臣ガルガンタンを殺されたアーサーは自らモルドレに仇討しようとするのだが、
 横合いから別の騎士の攻撃を受けて落馬し、彼は駆けつけて王の再騎乗を助けた。
 そこを襲ったモルドレが渾身の剣で兜から歯まで断ち割り、王は悲憤の声をあげる。
 「世界中で最悪の裏切り者が、この世で最も優れた人物を殺してしまうとは!」


931 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/09/14(土) 21:52:44 JmXDcCyo0
【元ネタ】江戸時代
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】田宮坊太郎
【性別】男性
【身長・体重】149cm・39kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷A++ 魔力E 幸運C+ 宝具B
【クラス別スキル】
復讐者:B
 恨み、怨念が溜まりやすい。

忘却補正:B
 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
 忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。

自己回復(魔力):D
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。

【固有スキル】
新陰流:A
 柳生新陰流の奥義を修めている。
 本スキルをAランク以上で有する者は、剣のわざのみならず、精神攻撃への耐性をも有している。

水月:B
 柳生新陰流に於ける極意の一つ。
 立ち向かふ その目をすぐに 緩むまじ これぞまことの 水月の影。

無刀取り:B
 剣聖・上泉信綱が考案し、柳生石舟斎が解明した奥義。たとえ刀を持たずとも、新陰流の達人は武装した相手に勝つという。

紅顔の美少年:C
 人を惹き付ける美少年としての性質。
 男女を問わずに魅了の魔術的効果として働くが、抵抗の意思があれば軽減出来る。
 対魔力スキルで完全回避が可能。

聞一知十:A
 一を聞いて十を知る才の持ち主。
 物事の一割ほどを知った時点で十割――すなわち完成図を把握できる。
 戦闘などにも転用可能で、対峙する相手の挙動から意図を見切る。

【宝具】
『金比羅利生稚讎(こんぴらりしょうおさなかたきうち)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 己の生涯そのものが宝具に昇華されたもの。
 金毘羅権現の加護により、アヴェンジャーが「必ず討つ」と決めた者に対し、必殺の状況を構築する因果操作宝具。
 アヴェンジャーが何者かに対し「必ず殺す」と決意すると発動し、
 それを可能とする良縁、奇縁が手繰り寄せられ、やがて対象が“必ずアヴェンジャーに斬殺される”状況が完成する。
 ただし、対象を斬殺した後、アヴェンジャー自身が“病か自刃で死ぬ”状況も構築される。
 なおアヴェンジャー自身はこの宝具の存在に気づいていない。

【解説】
 江戸時代の剣客として伝えられる人物。名は田宮小太郎とも。
 仇討物の主人公として知られるが、そのエピソードは信憑性が疑われており存在自体が創作ではないかとも言われる。

 父は讃岐丸亀藩の生駒氏に仕え、田宮流の名人だった田宮源八郎。
 彼は剣術に卓越した人物ではあったが、その腕を恐れた剣術師範役・堀源太左衛門の手により無礼討ちの名目で斬殺される。

 坊太郎はその忘れ形見として生まれ、幼くして文武に優れた人物として可愛がられた。
 しかし(誰の手によるかは伝承により差異はあれど)父が斬殺された事を知り、その仇討を志すようになる。

 江戸に出た後に柳生宗冬(別の人物が剣の師となる伝承もある)に師事して剣術を学び、新陰流の技を極めた坊太郎は、
 徳川家光より仇討免状を受け取り、父の仇・堀源太左衛門を討ち果たしたという。
 その後は諸侯からの招聘にも応じず、若くして病死したとも、仔細あって自刃したとも伝えられる。


932 : リメイク :2019/09/19(木) 12:57:27 bIFAJrV60

「ねぇ、今日は晴れるよ」

【元ネタ】宇宙機
【CLASS】シールダー
【真名】気象衛星「ひまわり」
【異名・別名・表記揺れ】静止気象衛星GMS (Geostationary Meteorological Satellite) 、運輸多目的衛星MTSAT
【性別】無性(女性的風貌)
【身長・体重】152cm・46kg(装備を除く)
【肌色】小麦色【髪色】オレンジ【瞳色】鮮やかな黄色
【外見・容姿】頭にひまわりの髪飾りをつけた少女。向日葵を思わす鋼鉄の盾を持つ。
【地域】日本(宇宙)
【年代】1977年7月14日〜2015年7月22日(或いは現在)
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】人型・機械・天体
【ステータス】筋力:E 耐久:C 敏捷:D(A++) 魔力:E+ 幸運:A 宝具: EX

【クラス別スキル】
対環境:A+
シールダーの在り方により対魔力が変化したスキル。
環境に適応し、極限環境におけるダメージ、性能の低下を軽減する能力。
彼女の場合、極低温から数千度の高温までの温度変化、高真空、宇宙線、磁気など...人類が耐えることが不可能な数多くの環境でも十全に活動できる。

自陣防御:E+++
味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮される力。
防御限界値以上のダメージを軽減するが、自分は対象に含まれない。
また、ランクが高ければ高いほど守護範囲は広がっていく。

その膨大な観測データによる予測により、自然災害による犠牲者を大きく減らしたシールダーは、自然災害...特に台風などに関しては現代英霊らしからぬ高い防御力を発揮できる。

騎乗(天体):A+
天体を巡る軌道に乗り、超高速で周回する。
シールダーは秒速3.07kmで一日に一回地球を周回する。
当然ながら周囲に天体か、それに類する存在がないと機能しない。

【固有スキル】
観測眼:B
万物を見通す神の視線。心眼、千里眼、戦術眼……「眼」に通じるスキルを遍く内包する。
シールダーに与えられた任務の内容から、地上、特に大規模な災害を引き起こしかねない存在を集中して監視、観測する。

気象学:A++
気象現象全般に対して、専門的且つ学術的な造詣がある。
ランクA++ともなると、魔術的な理由によるものを除けば、シールダーに理解不可能な現象は存在しない。
観測眼を併用することで、その精度を未来予測と同等のものにすることも可能。

地理解明:B+
オーバーグラウンド。遥かなる蒼穹の果て、即ち宇宙より星を見下ろすもの。大いなる地球という神秘を解き明かしたもの。
嘗て“彼女達”が達成した偉業が昇華された、対神秘・対地属性特効作用。

【宝具】
『私の眼は貴方だけを見つめる(ワールド・ウェザー・ウォッチ・プログラム)』
ランク:C+++ 種別:対星・対気象宝具 レンジ:999 最大捕捉:1つの気象現象
ワールドウェザーウォッチプログラム。
世界気象監視計画ーーー
世界各国が気象業務の遂行のために必要な気象データを的確に入手できるように張り巡らされたネットワーク。
宇宙の果てから海を、陸を、大気を、世界を、この星を見下ろす衛星たちにより、気象災害の持つ脅威は変わらずとも、そこに宿る神秘はほぼ全て消滅した。
自身の霊基を複数の気象衛星に分割、観測機器、通信網を持って対象の神秘を解析し、暴き立てる。

観測結果から魔力や威力、熱量、風圧などから全てを計算しつくし、"その現象は絶対にありえない"と否定することを可能にする。
気象衛星という性質上、星...自然災害、自然現象、星の触覚に対して強烈に働き、対象から神秘性を消失させ、破壊力を激減させる。

『満天に咲け、太陽の花(サテライト・サンフラワー)』
ランク:EX 種別:対気象宝具 レンジ:1 最大捕捉:1つ
シールダーの持つ『天候を告げるもの』としての役割と在りようを拡大解釈しつつ、人類の持つ『天候をも支配する』未来の可能性を無理やり引き出す宝具。
自身の霊基を臨界させ、自分自身を小規模な人工太陽へと変化させる。更に第1宝具と併用することで強制的に天候を『晴れ』に変化させる。
たとえ嵐の神が降臨しようと、冬将軍が到来しようと、世界が暗雲に閉ざされようと、それら全てを否定して紡がれる『天気予告』
無論、代償は大きい。最悪一回の使用でも霊基が焼きつき戦闘不可能となる。

【weapon】
『日輪の盾(サンフラワー・シールド)』
自身を構成する部品から作り出した鋼鉄の盾。
神秘性は皆無だが、それなりに頑丈で、太陽光をチャージする機能に加え、凡ゆる自然災害を拒絶する力と小型の防災シェルターになる機能を持つ。


933 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/09/19(木) 12:59:17 bIFAJrV60
【解説】
気象衛星ひまわりとは、日本が運用する気象衛星であり、地上3万5,786kmの彼方に咲いた、日本の防災の砦である。

1号から5号までの正式名称は静止気象衛星GMS (Geostationary Meteorological Satellite) 、6号と7号は運輸多目的衛星MTSAT (Multi-functional Transport Satellite) である。「ひまわり」は世界気象機関 (WMO) と国際科学会議 (ICSU) が共同で行なった地球大気開発計画 (GARP) の一環として計画されたもので、得られた気象情報を日本国内だけでなく、東アジア・太平洋地域の他国にも提供している。2015年7月7日より、ひまわり8号が気象観測を行っている。また、ひまわり9号が、2022年から運用される見通しである。

宇宙開発事業団 (NASDA) の初期の衛星は、初代理事長島秀雄の意向で花の名前をつけており、気象衛星「ひまわり」の愛称も植物のヒマワリから来ている。植物のヒマワリの花は常に太陽に向かって花を咲かせ、時間と共に太陽を追尾し向きが変化するといわれている (実際にそのように動くのは芽生えから開花前のつぼみの時期までである) 。このためいつも地球を同じ方向から見ているという意味と、1日に1回地球を回るという意味で「ひまわり」と名付けられた。これに因んで、東京都清瀬市にある気象庁気象衛星センターの前の市道は、「ひまわり通り」と名付けられている。

【人物・性格】
運用停止した全ての「ひまわり」達が複合されたサーヴァント。
その性格は快活そのもの、底抜けに明るく、天然じみたところもあるが、気象情報を伝える際にはユーモアを交えつつも、極めて真面目に情報を伝える。
シールダー時には『防災の砦』としての側面が強く、大規模な災害発生時には機械じみた冷静さを発揮することも。

イメージカラー:太陽色
特技:観測、天気予報
好きなもの:晴れ
嫌いなもの:大規模な犠牲者が出る自然災害
天敵:貿易摩擦、経済戦争、打ち上げ失敗
願い:人類の自然災害の完全克服、宇宙開発の推進

【一人称】わたし【二人称】キミ


934 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/10/01(火) 17:31:04 IOCFIzOk0
【元ネタ】中国・史実
【CLASS】ランサー
【マスター】衛宮切嗣
【真名】慶封
【性別】男
【身長・体重】160cm・55kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具B

【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
黄金律:B
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。
亡命先の呉では、本国にいた時よりも豊かであったという。

計略:C
物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
内紛やクーデターの多かった斉で一時は臣下の頂点に上り詰めた。

仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。クーデターで死なずに済んだ。
隣国の魯にいると斉から圧力があったが、遠国の呉まで逃げおおせた。

窮地の智慧:C
自分の処刑を相手の悪評の宣伝に変えてしまった、とっさの頭脳の回転。
危機的な状況で幸運を呼び込む。
霊王が軽率な暴君でなければ、そもそも処刑されずに済んでいた。

扇動:C
大衆・市民を導く言葉と身振り。
個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働く。

王殺:D
王を殺した事績により与えられたスキル。
同ランク以下のカリスマを無効化し、王の属性を持つ者に与えるダメージが向上する。
主犯は崔杼であったためにこのランクとなる。

【宝具】
『汝もまた我の如し(なんじもまたわれのごとし)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
楚の霊王に旧悪を弾劾されて処刑される直前、相手の旧悪を暴き返す
ことで政治的なダメージを与えたことによる宝具。
神・父・兄・姉・主君などの目上の存在に反逆した者や裏切り者から攻撃を受けた場合、
反逆や裏切りの度合いに応じて自分が受けたダメージを乱反射させる。

【Weapon】
『無銘:斧鉞』

【解説】
春秋時代の斉の重臣(?〜紀元前538年)。
素行に問題があった荘公が崔杼のクーデターで殺害された後、崔杼と共に
斉の政治を掌握したが、やがてその崔杼も蹴落として相国となる。
しかしランサー自身も狩猟で外出中にクーデターを起こされ、一族と共に魯
を経て呉まで亡命すると、以前よりも富貴になっていた。
当時の人々には主殺しに加担しながら栄華を誇る姿が納得出来ず、楚の
霊王がクーデターで即位して我が物顔で振舞っていることといい、天が調子
づかせてから没落させて戒めにしようとしているのだと言われた。
ランサーが滞在していた呉の朱方を占領した霊王はランサーの一門を滅ぼし、
ランサーも処刑しようとするが、淑挙に止められる。
「ただで処刑される人物とは思えません」
しかし、本人に処刑用の斧鉞を持たせ、陣中をさらし者にして歩かせて言った。
「斉の慶封の様に、国君を殺して幼君を侮り、大夫に盟約を強いてはならんぞ」
すると処刑を覚悟していたランサーは言い返した。
「楚の共王の庶子の囲(霊王の諱)の様に、国君であった兄の子を殺して簒奪
し、諸侯に盟約を強いてはならんぞ」
自分の旧悪を晒されて怒った霊王は、すぐにランサーを処刑した。


935 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/10/01(火) 23:25:54 q5m197OA0
【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】?????
【真名】呪詛兄貴
【性別】外見は女
【身長・体重】458cm(ヒール含む)・2.7kg
【属性】中立・混沌
【ステータス】筋力E+耐久B敏捷E魔力A幸運EX宝具C
【クラス別スキル】
復讐者:A
恨み、怨念が溜まりやすい。
呪詛落ちしてひたすらにけもフレ2とテレ東を呪いつづけた逸話から。

忘却補正:B
人は忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
Bとなれば同ランクの精神汚染や狂化の最中でもかばんちゃんがくれた感動を忘れずに戦闘可能。

自己回復(魔力):D
復讐が果たされるまでその魔力は湧きつづける。
微々たるものだが、徐々に魔力が回復して行く。

【固有スキル】

呪詛兄貴:E
呪詛に落ち、復讐心に飲まれている。
スタンなどの効果に気付かない事がある。
祝福の子の効果によって弱体化しており、本来はB相当。

祝福の子:A+
絶望の中でも見失わない愛から生まれたもの。
状態異常からの立ち直りを1ターン早める。

【宝具】
『呪詛から生まれた祝福の子・R(けものですものおおめにみてよね・りたーん)
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:ネットの届く範囲全て 最大捕捉:458人

アヴェンジャーらしからぬ、究極の『感謝』から生まれた宝具。
犬、鳥、虎の三体が描かれた紙飛行機の宝具で、全ての者の呪詛や悪意を弱める効果がある。
自らにガッツ(一回)、自らが1ターンの間に受けたダメージ分、全体に回復+ダメージカットを付与する。

【Weapon】
『無銘:紙飛行機』
【解説】
現代のネットより生まれた存在。
彼女はかつて、自らの感動を踏みにじった大人達を憎んだ。憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて、やりきれなくなり時に攻撃的になったりもした。
だが、彼女は突如として立ち上がると、自らの手で万人の呪詛を極めるために新たなる物語を刻んだ。
『けものフレンズR』……
それが、全てを救うと信じて。


936 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/10/03(木) 20:13:09 VaUrahcI0
【元ネタ】ストライクウィッチーズ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ハンナ・ルーデル
【性別】女
【身長・体重】171cm・kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A++ 魔力A++ 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
騎乗:B +
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
真名として爆撃機への騎乗ならボーナスが付く

道具作成:C+
魔力を帯びた器具を作成できる
魔力で出来た弾丸や爆弾を作成可能

【固有スキル】
空の女王:EX
彼女の持つ不屈の精神力と類稀なる才能と努力がスキルと化したもの
・空中にいる限りA+相当の「矢避けの加護」スキルと同じ効果
・地上にいる敵に対して恐怖心を与える
等様々な効果を持つ

二重召喚:C
極一部のサーヴァントのみが持つ希少特性。
このサーヴァントはライダーとキャスターの両方のクラス別スキルを習得している。

魔術:A
二重召喚のスキルで得たキャスターのスキル
相手の攻撃をはじく魔力の盾を始めとする様々な魔法を使う

虚偽報告:A
相手から見た自身の能力とスキルを偽ることが出来る
ただし、真名を知っている人間には効果が無い
召喚時にはマスターにも発動しているため
実際のステータスは真名を教えてもらえないと知ることが出来ない

【宝具】
『魔女王の鉄槌(フライオブスツーカ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:50人
彼女の異名を知らしめる航空戦術
対地攻撃の際に相手に恐怖判定を行う(スキルと幸運によって回避率上昇)
恐怖に囚われた相手は足がすくみ動けなくなるかただ逃げ惑うのみとなる

【Weapon】
ストライカーユニット「ユングフラウ Ju87d『シュツーカ』」

【解説】
ストライクウィッチーズに登場したあの空の魔王ルーデルをモチーフとするウィッチ
「あがり」と呼ばれる魔力減衰期に到達しているにもかかわらず最前線で戦闘している
「超大型戦車型母艦ネウロイ(子ネウロイを生産する能力を持つネウロイ)の襲撃を受けるや、その主砲がコアに直結していると判断。
エネルギー再装填の間隙を縫って主砲からネウロイ本体に突入し、予想通り主砲と繋がる本体内の空間でコアを発見、拳銃で破壊する」
という元ネタ並みの超人的な戦闘力を持っている


特異点内の幻想世界と空想科学の聖杯大戦シリーズに感銘を受けたので作成してみた
メンバーの全員がわかれば聖杯大戦スレでも立ててみたいなぁ…


937 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/10/08(火) 20:01:34 k6.SQkyg0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ピエール・ド・リュクサンブール
【性別】男性
【身長・体重】189cm・58kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:EX
 宗教観に殉じ過ぎて、精神・肉体が“変化しない”絶対性を得ている。
 被ダメージの大幅軽減、精神耐性、疑似的な対魔力スキルの効果を持つが
 同時に魔術による治癒や強化、言葉による説得等も撥ね退ける。

【保有スキル】
福者:B
 福者として認定された者であることを表す。
 秘蹟の効果が向上している。

洗礼詠唱:B
 教会流に形式を変化させた魔術。霊体に対して絶大な効果を及ぼす。

病弱:A
 肺病病み。
 低確率だが、ターン開始時つねに行動不能に陥る可能性を持つ。

【宝具】
『咎人洗う赦しの秘蹟(ore autem confessio fit in salutem.)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜10 最大捕捉:1人
 ピエールが知り得る限りの、対象が犯した罪の一覧が記された羊皮紙束。
 真名とともに対象の全身にまとわりつき、枚数が多い程にその行動を阻害する。
 罪の懺悔、ないし筋力(STR)判定によって一枚ずつ引き剥がす事ができる。
 対象が真名の知れたサーヴァントであれば生前を含めた全ての罪が記されており、
 余程の聖者でない限りは以後一切の通常行動が不可能となるだろう。

【解説】
 十四世紀の枢機卿、リュクサンブール(ルクセンブルク)のピエール。
 夭折の王侯苦行者、肺病病みの若者。1527年に列福。
 アヴィニョンに葬られて後、毎日のように驚くべき奇蹟が見られたという。

 閉じ籠った信仰の世界でしか生きられない頭の固い聖者の典型とされ、
 聖者としての極めて厳格な(後世では奇行としか思えない)言行で知られる。
 キリスト者は笑う事をしばしば戒めたが、それが緩和された後の時代にあっても
 ピエールは厳格で、幼い弟が笑った時はこのように叱り笑う事を慎めと言った。
 「聖書には『主は泣いた』とは書いているが『笑った』などとは書いていない」

 毎日自分が犯した罪をリスト化し、夜中にそれを読み上げる光景がよく見られた。
 夜中に聴罪司祭を訪れ懺悔する事も度々あり、しかも死期間近には一日二回になった。
 突然の訪問を繰り返された司祭は、戸を叩く彼を寝たふりで無視するようになった。
 彼の死後には、罪を書き記した紙片がいっぱいに詰まった箱が残されていたという。


938 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/10/08(火) 20:03:11 k6.SQkyg0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ドニ・ド・リケル
【性別】男性
【身長・体重】186cm・88kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具E
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 清められた祈りの場を形成できる。

道具作成:E
 聖別された道具を作成できる。

【保有スキル】
福者:B
 福者として認定された者であることを表す。
 HPの自動回復能力を得ている。

透化:B
 ヴェヌストゥス、現世の美に対する耐性。
 精神面への干渉を無効化する精神防御。

頑健:C
 頑強で疲れ難い肉体。耐久力を向上させるスキル。
 頑健スキルは対毒を含むが、彼の場合は結果として悪食を併発させた。

啓示:E
 擬人化された教会の幻視、および音楽鑑賞中にしばしば陥ったエクスタシー。
 目標の達成に関する事象に最適な展開を“感じ取る”……かもしれない。

【宝具】
『総てを書きたるもの(オペラオムニア)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 著作全集の名を冠した、でかくて重くて殴ると痛い書物。
 キャスターの生前、ないし現界先の時代において
 “過去に書き記された事がある”全ての情報を内包する。

【解説】
 十五世紀の神学者、通称ドニ・ル・シャルトルー(シャルトルーズ派のドニ)。
 福者、ブルゴーニュの善良侯フィリップの助言者、
 大きく逞しく疲れを知らぬ活力の人、度々エクスタシーに陥る事から
 捧げられた尊称・恍惚博士(ドクトル・エクスタティクス)。

 神秘家、修道院、羽目を外した説教師、学者、魔女糾弾者とも親しく交わり、
 新たに創造する事は無かったが先人の教え全てを解り易く書き記し直した事で
 十六世紀の神学者からは「ドニを読むものは総てを読む」と評された。

 鉄の頭と銅の胃袋を持っている、辛いものより臭いものが好きだ。と彼は自称し
 腐った食べ物、蛆の湧いたバター、蝸牛の食い荒らしたサクランボウを平気で食べた。
 啓示・幻視の経験や死者と交わる事度々、煉獄の炎から父を救った事もあった一方、
 吃音で、追い払おうとした悪魔にさえも「吃音だな」と罵られた事があったという。


939 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/10/08(火) 20:05:09 k6.SQkyg0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヒルデガルト・フォン・ビンゲン
【性別】女性
【身長・体重】150cm・41kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:E(B)
 啓示を受けてのルーベルツベルク女子修道院創設者。
 独力では手狭で不便な“クラウゼ”擬きが限度だが、
 啓示のもとでは本格的な“工房”相当の陣地を形成できる。

道具作成:E(C)
 ラテン語の基礎知識はあれど堪能ではなく、
 三学四科の正式教育を受けていない彼女は単独での著作に不適である。
 ……と本人は思っているが、俗語で自由にやらせれば案外上手く行く。

【保有スキル】
啓示:A
 “聖なる幻視”を受け、最適な行動をとる。
 幻視の卓越した解説者として知られる彼女は
 啓示の内容を他者に信じさせる事ができる。

医術:A
 ギリシャ医学、民間医療、キリスト教学を融合させた医学。
 キャスターはドイツ薬草学の祖とされる。

病弱:A
 並外れて虚弱で病気がち、完全な健康だった事は皆無に近く、度々瀕死に陥った。
 肉体的な行為判定に常時ペナルティを負う。著作を命じる啓示に関する逸話から、
 啓示に従う行動をとる際はペナルティが軽減、もし逆らったなら大幅に増大する。

聖人:D
 サンクタ・ヒルデガルディス、聖なるヒルデガルト。秘蹟の効果が上昇している。
 正式列聖の記録は残らないが、一般には広く聖人として崇敬された。

【宝具】
『顕れ示す生ける光影(リベル・ディーウィーノールム・オペルム)』
ランク:B 種別:特殊宝具 レンジ:- 最大捕捉:3人
 ヒルデガルト三大幻視書最後の著作『神の御業の書』、
 神による宇宙創造とそれに応答する被造物の調和をテーマに書かれた作品。
 女性の姿に擬人化された三つのヴィルトゥテスを具現化させ助力を得る事ができる。
 愛を高く評価し、謙譲を身に着け、平和をしっかりと把握するならば
 人間は決してサタンと共に没落する事は無いという。

【Weapon】
 なし

【解説】
 主にライン地方で活躍した12世紀の修道女、ビンゲンのヒルデガルト。
 中世欧州に現れた初の幻視者、教会博士、作曲家、社会運動家、自然科学者、医師、
 膨大な幻視と懇切丁寧な解説を三冊の大著に記した『ラインの見者(シビュラ)』。

 1098年夏に生まれ、三か五歳頃に天与の幻視(ヴィジョン)の力を自覚したとされる。
 八歳から修道女・シュポンハイムのユッタに教育を受け、彼女の死後その後を継いだ。
 1141年には「汝の見、聞いた事を、書き記せ」との啓示を受け、思い悩んだ末に
 一冊目の著作『智恵の書(スキウィアス, 神の道を知れ)』に取り掛かる事となる。
 幻視については更に『生の功徳の書(リベル・ウィータエ・メリトールム)』と
 中心的作品『神の御業の書(リベル・ディーウィーノールム・オペルム)』があり、
 作曲家としては主流のグレゴリオ聖歌系と一線を画する七十余りの曲を作り
 一時間半ほどの演奏時間を要する大作『オルド・ヴィルトゥトゥム』で知られる。

 ローマの教皇、神聖ローマの皇帝、クレルヴォのベルナールら著名人とも
 並大抵の聖職者や世間一般の人々とも分け隔てなく文通し、交流を持った。
 啓示により新たな女子修道院建設を命じられ、これは非常な困難を伴ったが
 彼女は果たし、また赤髭フリードリヒの庇護を引き出し外部干渉から守った。
 聖職者の説教はラテン語とされていたが、説教旅行において公然とドイツ語で語った。
 亡くなる前の二年間、破門者の埋葬を許可した事を咎められ聖務禁止処分を受けるが
 これが解除された半年後の1179年9月17日、ヒルデガルトは81歳で死去した。

 1227年に列聖手続きが公的に始まり、
 1233年には聖性を認める証拠書類が提出されるも受理されず、修正を求められた。
 1243年、教皇インノケンティウス四世がマインツの聖職者に再提出を求めたが
 これに応じなかったのか、その後の手続き進展や正式列聖の記録は残っていない。
 だが彼女は所縁の地にて盛んに崇敬され、一般には聖人として受け入れられた。
 彼女の伝ではマリアを意味する言葉『祝福された処女』が好んで用いられている。


940 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/10/10(木) 20:34:31 ljqsUBBQ0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ランサー
【性別】男性
【身長・体重】175cm・77kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化はできず、ダメージ数値を多少削減する。

【保有スキル】
偽装召喚:-
 該当条件を全く満たしていない役割(クラス)に真名だけで繋がり、
 生前とはかけ離れた槍兵クラスの基本能力を持って現界している。
 降って湧いた力を使いこなすようなセンスは無く、持て余し気味。

無実の武芸:-
 本人と親しい者達だけが信じていた武具の技量。
 味方からは剣、槍、騎乗のランクが実際のものより二段階高く見える。
 真名が明らかになるとこの効果は消滅するが、
 真名をクラス名と思われているうちは維持される。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

自己暗示:D
 自らを対象とした暗示。
 精神に働きかける魔術・スキル・宝具の効果に対して防御効果を持つ。
 Dランク程度では自惚れを事実に変える事はできない。

【宝具】
『呼び起こす嘆きの一撃(クゥ・ドゥルル)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:制限なし 最大捕捉:1人
 殺害された時、殺害者の幸運値を消滅させる。

【Weapon】
 馬上槍と恋人が自害した剣

【解説】
 アーサーに仕える騎士の一人、アイルランド王の息子ランサー(ランソール)卿。
 自惚れ屋で嫉妬深い、身の程知らずの騎士で
 生きている間は何の役にも立たなかったが、死ぬと皆が迷惑した。

 ランサーは自分こそがアーサー王宮廷で最も優れた騎士だと思っていた。ところが
 『働きでも行いでもとりわけ優れ、悪事にも逆心にも縁が無く裏切る事も無く、
  父方からも母方からも高貴な血筋を受けた有徳の騎士にしか鞘から抜けない』剣を
 自分が抜けず、しかしベイリン卿が容易く抜き放った事で彼を激しく憎む。

 湖の貴婦人を殺した事で追放されたベイリンを王許可のもとランサーは追って挑むが、
 当人の自惚れとは程遠い実力しか持たぬ彼は一撃でいともあっさり殺されてしまった。

 ランサーの恋人は彼の死を悲しんで自害し、マーリンはこれをベイリンの罪と断じて
 「彼女を死なせた咎で君は『嘆きの一撃』を放つ事になる」と理不尽な事を告げる。
 「そうは言うが、自分も助けたかったのに間に合わなかったのだ」と弁明する彼に
 「君はそんなにノロマではないから、間に合わなかったのは罪だ」と返すのだ。

 ベイリンが出会った小人はランサーを「この世で最も勇敢な騎士に数えられる者」
 「この騎士の血縁が、貴方を殺すまで地の果てまでも貴方を追いかける」と語るが
 どう見ても立派な様子は欠片も無かったし、追手も一人として登場する事が無かった。
 ベイリンも追手なぞ全く気にしておらず、王の不興を買った事だけを悲しみ続ける。


941 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/10/10(木) 20:36:07 ljqsUBBQ0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ガラン・ル・ルー
【性別】男性
【身長・体重】192cm・90kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久E 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:A
 人馬とも気配の遮断と可視光域・可聴域における透明化が可能。
 攻撃態勢に移っても透明化は保たれるが、気配の遮断は解除される。

【保有スキル】
無力の殻:A
 騎乗していない時の彼はサーヴァントとして感知され難いが、
 気配の遮断はできず基本能力も下降し、死を纏う者による武装具現化も不可能となる。
 或いは、傷により力を失い騎乗も叶わなくなる漁夫王に呼応する性質である。

死を纏う者:B
 周囲に災厄を振り撒き、死をもたらす魔性の存在としてのスキル。
 神話的に“魂を漁る神”へ連なる漁夫王、その影にして対立存在として備える能力。

無頼漢:B-
 騎乗・単独行動の複合スキル。
 大酒・大食にも強くなっているが、その性格から“宴に強い”とは言い難い。

【宝具】
『彷徨える亡者の騎行(メニ・エルカン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0〜2 最大捕捉:2人
 炎を鼻から吹き出す黒馬。
 炎は不治の傷を負わせる事ができ、
 アサシンもこれを武装に纏わせ駆使する事が可能。
 馬かアサシンの消滅により不治効果は解除される。

【Weapon】
『禍々しい騎乗戦装備』
 死を纏う者スキルによって生じさせる特殊武装。
 徒歩時は現界後に何某か調達しない限り丸腰である

【解説】
 ペルアン(ぺラム)王の兄弟、『赤毛の』ガラン(ガルラン、ガーロン)。
 大柄で血色の良い身体の、赤褐色の髪をした男性。

 武装している時は、そう望めば誰にも見られずに済む特殊な力を持っていた。
 馬に乗っている時でさえ(逆に、この力は騎乗中のみだとも言う)見えないのである。
 彼は何人もの良き騎士を、ベイリン卿の眼前で殺された者を含み、殺して来ていた。
 また彼は槍試合で自分を打ち破った騎士の息子に仕返しとして重傷を負わせており、
 騎士が言うには息子の傷はガランの血が無くば決して癒えぬとの事であった。

 ベイリン卿はペルアン王の事は知っていたがガランの事やその姿は知らず、
 ペルアンの饗宴で他の騎士に問うて初めて姿を見る事ができた。騎士が話す事には、
 ガランが姿を消せるのは武装をしている時だけ。仮に自分が彼に報復したいなら
 非武装の所を狙わねば見つけられまい。だが非武装の彼を武装した自分が襲ったら
 その後は臆病者、卑怯者として罵られ蔑まれる事になってしまうだろうね。

 ベイリン卿は思案する。ペルアンの饗宴には大勢の騎士が集って来ており、
 もしも王の兄弟ガランをこの場で殺したなら、とても生きて逃れられないだろう。
 仮に、自分がこの世で最も優れた騎士六人分の武勇を誇っていたとしても、だ。
 だが今を逃せば、非武装で姿を隠す事ができないガランを押さえる機会はあるまい。

 思い悩み、顔を伏せて饗宴の料理や酒に手を付けずにいたベイリンをガランは見咎め、
 饗宴を侮辱するつもりで飲み食いしていないのだと思った彼はベイリンの顔を殴った。
 「顔を上げて飲み食いするがい、考え込んでばかりいないでな、不健康者め」
 「これが貴様に受ける最初の侮辱ではないぞ」とベイリンは怒りに我を忘れて言い、
 「そうかい、やれるもんなら報復してみるんだな」とガランは言い放った。

 ベイリンはその通りにした。
 実に迅速に、その場で、一撃で頭から胸まで叩き切ったのである。


942 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/10/10(木) 20:38:02 ljqsUBBQ0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ペルアン
【性別】男性
【身長・体重】192cm・90kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷E 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A
 揺るぎない信仰心によって高い抗魔力を発揮する。
 教会の秘蹟には対応しない。

【保有スキル】
懲罰の聖痕:C
 不思議な剣帯の剣を抜いた時、或いは
 ベイリン卿が聖槍を用いた時、彼は聖槍から両腿の間に不治の傷を受けたという。
 秘蹟の効果が向上しているが、敏捷が下降し、魔力生成の能力は失われている。
 加えて、跨って乗るタイプの如何なる乗騎にも騎乗する事ができない。

聖杯の騎士:E
 今や不適となった、かつての聖杯守護の王。
 HP自動回復の能力を持つが、この能力では最大HPの半分までしか回復できない。

神性:E
 ノドンズやヌァザに対応するとされる、弱い神霊適性。
 対霊魔術、概念攻撃に対して若干の耐性を有する。

黄金律:EX
 城を崩す震災と地を砕く落雷により破滅した『荒れ地』の不具王。
 彼ばかりか、その周囲の者さえも富の運勢から遠ざけられる。

【宝具】
『懲戒の尖杖(キリヴァギル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:1個
 ベイリン卿の剣を砕いた、大きく頑丈な木製の杖。
 この杖によって一点でもダメージを与えられた武具は、その時点で破壊される。
 完全にダメージを防いだ場合、より高ランクの不壊の逸話を持つ武具、および
 教会が公的に聖職者へ許可している品はこの効果を免れる事ができる。
 ただし、裏組織である聖堂教会の武装は“公的な許可”とはみなされない。

【解説】
 リスティノワーズのペルアン(ペラム)王。
 聖杯と聖槍を保管するコルブニック(カーボネック)城の主、後に不具王。
 アリマタヤのヨセフの妹エニジュスとその夫ブロンの子ヨシュアの子孫、
 ランバール王の子、ペレス王の父、ガラン・ル・ルーの兄。

 ベイリン卿が城の宴席の場で王弟ガランを討ち果たした時、
 ペルアンは奴を生かしたまま自分の前に連れて来いと臣下に命じたが、
 ベイリンに「御自ら来られよ」と煽られて考えを変え、武器をとった。

 ペルアンは聖杯と聖槍を保管する城の主であった。疑いなく優れた騎士、
 神の前に善き者、当時の大ブリテン全土で最も神の覚えめでたき君主だったという。
 しかしその彼が、弟の死と挑発によって怒りと悪意に染まり、復讐の鬼と化す。

 ペルアンは大広間の真ん中にあった杖の所へ走り、ベイリンの剣を側面から打った。
 すると柄だけを残して剣は砕けた。ベイリンは剣に換わる武器を求めて城内を走る。
 ペルアンが仇を追い掛け回し、そして追いついた時、ベイリンは槍を手にしていた。
 城に至る前も、槍を手に取る前も、繰り返し人や神に警告されたベイリンだったが
 基本的に忠告を聞かない彼は槍をとって振り返り、王の両腿とその間を共に貫いた。

 引き抜かれ、元の位置に戻された槍は、元通りに何の支えも無く直立した。
 そしてベイリンがその場を立ち去ろうとしたその時、地が激しく揺れ始め、
 城内の者達が恐怖する中、人々と国土への罰を宣言する天の声が響き渡る。
 国は荒地と化し、王の傷は癒えず、聖杯探求成就の時までそれは続くというのだ。
 曾孫ギャラハッドが探求を成すまで、ペルアンの苦痛は止まないのである。

 そして、城を崩す局所的な激震と、地を砕く落雷の雨は三国を破滅させた。
 ヴァルラン王の振るった『不思議な剣帯の剣』がペルアンの父ランバール王と
 大地を共に切り裂いた際の“一撃”をなお上回る惨事であったという。


943 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/11/11(月) 01:02:33 VRHiIC820
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】藤子・F・不二雄(藤本弘)
【性別】男性
【身長・体重】176cm?・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E- 耐久E 敏捷C 魔力EX 幸運B 宝具A++

【クラス別スキル】
陣地作成:EX
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。み自身の宝具である固有結界『紡がれるSFな物語』の形成が可能。

道具作成:E
魔術的な道具を作成する技能。
Eランク相当ではせいぜい、魔除程度の道具が作成できる程度。

【固有スキル】
皇帝特権:C
キャスターがとある世界にて、王様と呼ばれていたことに所以する能力。
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。

コレクター:A+
より品質の良いアイテムを取得する才能。
自身の紡ぐ物語のヒントになりそうな資料を含めて書籍を入手することに適性がある。

【宝具】
『現実的な絵空事(スコシフシギ)』
ランク:A++ 種別:結界宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000
キャスターが世に送り出し、そして多くの人々に夢や希望を届けた物語の登場人物を固有結界内にて具現化させる。
キャスター自身も含まれる、登場人物達には『起こりそうだけど起こらない。だけど起きてもおかしくない。』という『SF(スコシフシギ)』な能力が付与される。

【Weapon】
『ベレー帽』
キャスターが愛用しているいたって普通のベレー帽。
人前に出る時には必ず身につけている。

【解説】
マンガ界の王様。
小学生自体はは大人しく、そして真面目で背が高い少年でいじめっ子たちからは壮絶ないじめを受けていた。
そんな中で、もう1人の少年「安孫子素雄(藤子不二雄Ⓐ)」と出会い、マンガ道を歩むこととなる。
高校在学中に「天使の玉ちゃん」で正式なマンガ家デビューを果たす。
その後地元の製菓会社に入社するものの、不慮の事故で漫画が描けなくなることを恐れて3日で退社。
25歳の頃に活動場所を実家からトキワ荘に移し、他マンガ家と共にマンガ漬けの毎日を送る。
時には仕事が全く来なくなったこともあったがそれでもマンガを描き続け、1964には名作「オバケのQ太郎」を世に送り出す。
そしてその後も「パーマン」や「ウメ星デンカ」など、数々の名作を残しそして1969年、あの国民的マンガ「ドラえもん」を世に送り出し、1996年に亡くなる。
ちなみに藤本はかなり多趣味で読書、ゴルフ、野球観戦、鉄道、カメラ撮影、ジオラマ制作など多岐に渡る。


944 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/11/11(月) 19:13:51 VRHiIC820
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジャック・ダラウンド(フィリップ・キンドレド・ディック)
【性別】男性
【身長・体重】不明
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E+ 敏捷D 魔力A 幸運B++ 宝具A+

【クラス別スキル】
陣地作成:D++
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
限りなく工房に近い”結界”の形成が可能。

道具作成:EX
魔術的な道具を作成する技能。
時間があれば宝具レベルの魔術が記された魔術書を書き上げることも可能。

【固有スキル】
高速執筆:C++
執筆を高速化するスキル。
C++ランクならBランク相当の魔術が記された魔術書を1日ほどで執筆できる。

空想科学:A+
実際には起こりえない、しかし起きそうな気もするという科学理論。
A+相当ならかなり科学理論から逸脱した能力が付与される。

神秘:B
人間の知恵では計り知れない不思議、普通の認識や理論を超えた能力。

【宝具】
『高い城の男(ザ・マンインザハイキャッスル)』ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:0〜99 防御対象:3人
生前のキャスターが執筆したとある物語の登場人物の住む住居を具現化させる。城はA+以上の宝具攻撃か魔力攻撃以外は全て無効化し、魔力によるが最大で2日間は現界できる。また、防衛対象者の魔力と高速執筆のランクをEXにし、Aランク相当の高速詠唱が付与される。

【Weapon】
『ペン』
彼が本の執筆を行っていた際に使われていたペン。
魔術的要素などの仕掛けは何も無い、ただのありふれたペン。

【解説】
アメリカイリノイ州シカゴ出身のSF作家。
小学生時代の作文の成績は「C」だったが、「物語を作ることへの関心と興味と才能がある」と当時の教師は意見している。
1938年、彼が10歳の頃辺りにSFに興味を示しだし、1940年頃に初めて読んだSF雑誌となる「Stirring Science Stories」を読んだ。
その後は中学、高校へ進学し高校卒業後はカリフォルニア大学バークレー校へ進学するものが、ROTC(予備役将校訓練課程)に参加するのが嫌で中退した。
その後は1952年までレコードショップの店員を務め、その最中で処女作「市に虎声あらん」を執筆。
しかし、暴力描写などが原因で出版社に拒否された。
1951年に執筆した「ルーグ」が初めて出版社に売れた作品となるが修正を指示され、掲載は1953年になる。
1952年執筆の「ウーブ身重く横たわる」が初めて商業誌掲載された作品となる。
1955年には長編小説「太陽クイズ(偶然世界)」を執筆し、初めて自身の描いた本が売れた。
この頃のディックは人生で一番の不景気で図書館の本の延滞料金すら払えないほど貧乏だった。
そして1962年にディックの名を知らしめることとなる名作品「高い城の男」を発表。
翌1963年にはヒューゴー賞を受賞する。
1968年には「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」を発表。
この作品はディックの死後、1998年にローカス賞を受賞する。
またディックは神秘体験をしたと自身が語っており、親知らずを抜いたあとの1974年2月20日頃から3月頃まで幻覚を見るようになり、自分が「フィリップ・K・ディック」であると同時にローマ人に迫害された紀元1世紀のキリスト教徒「トーマス」でもあり、二重の人生を生きていると主張し始め、自らの体験を宗教的に解釈しようとし始めた。
ディックはこの一連の体験を半自伝的小説『アルベマス』に書き、さらに『ヴァリス』、『聖なる侵入』、『ティモシー・アーチャーの転生』というヴァリス三部作を書いた。
多くの作品を残し、鬼才とまで言われるようになったディックだったが1982年3月2日、自身の初映画作品「ブレードランナー」の公開を前に53年の生涯に幕を下ろした。


945 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/11/14(木) 01:08:06 kPlyV6WQ0
【元ネタ】時代劇
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】座頭市
【性別】男
【身長・体重】172cm・75kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B++ 魔力C- 幸運A 宝具C

【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
直感:B
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

抑制:A
 己の胆力で感情の変動を制する対精神干渉技能。
 他スキルとは違いデメリットこそないが、
 ディスペル、異常回復共に判定に成功する必要がある。

心眼(偽):C
 第六感による危険回避。

【宝具】
『居合(いあい)』
ランク:C 種別:対人魔剣 レンジ:1 最大捕捉:1
唯一にしてこのサーヴァントが誇る最大の宝具
研ぎ澄まされた居合による抜刀術は魔剣の域に達し
「抜く」という過程をすっ飛ばし「斬りかかっている」状態から始めることが出来る
また「刀を収める」という動作もすっ飛ばすため、実際に戦闘で要る動作は「斬る」だけであり
手練れでもない相手がコレを食らえば刀を抜いてもいないのに体が斬られたと錯覚する事が起こる
手練れのサーヴァントなら「斬りかかった」状態からでもよけたり防御することは出来るだろうが
消費魔力が少なく連発が可能であり何度も「斬りかかった状態」に持っていけるため隙が無い
連戦で使用しようが負担が少ない正に対人特化の宝具である

【Weapon】「無名剣」
刀を杖に模した仕込み刀

【解説】
時代劇に登場した江戸時代に生きていた盲目の剣士


946 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/11/15(金) 22:10:48 .9Cq9V/M0
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】クリームヒルト
【性別】女性
【身長・体重】160cm・51kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
復讐者:A
 復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
 周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。
 復讐のために国二つを巻き込む大惨劇を引き起こした。

忘却補正:A
 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
 十年以上も喪に服したまま、夫の復讐を胸に抱き続けていた。

自己回復(魔力):C
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。

【固有スキル】
扇動:D
 他人を導く言葉と身振りを習得できるスキル。
 このランクでは自身の地位や報酬などの補正が必要。

黄金律:C-
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 ジークフリートの遺産により金銭には困らない人生を約束されているが、
 復讐に全てをなげうつ彼女はやがてそれらを手放すだろう。

火計:B
 放火による建造物破壊、妨害工作スキル。
 火の回り方が必ず敵の都合の悪いようになり、火事が長期化する。
 フン族の城に火を放ちブルグントの軍勢を閉じ込めた。

服飾技術:B
 魔力を使って思い通りの服を即座に編める。他人も着替えさせられる。
 街中を出歩く際には多少便利である。
 ただしクリームヒルトは喪服を着ることを好む。

【宝具】
『災禍魔剣・英雄失墜(バルムンク・ノート)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1人
 最愛の夫、ジークフリートの剣。及び、その剣で怨敵ハーゲンを討ち取った執念の結実。
 自身の手で剣を振るうのではなく、その怨念の力で念動力のように剣を操る。
 さらに操るだけでなく、クリームヒルトの脳裏に焼き付いた、在りし日のジークフリートの雄姿を写し取り、大英雄である彼の太刀筋を再現することができる。
 ただし決まった型を再現するだけで、ジークフリート本人の判断力までは再現できないため、同格以上の英雄には徐々に対応されてしまう。
 黒い鎖でクリームヒルトの腕に繋がれており、剣と戦っている相手の隙をついてこの鎖で拘束することもできる。
 そうなれば、彼女の細腕でも敵の首を撥ねられるだろう。

【Weapon】
なし

【解説】
『ニーベルンゲンの歌』に登場する英雄ジークフリートの妻。ブルグント国王グンテルの妹。
ブルグントを訪れたジークフリートに一目惚れし、双方奥手だったため一年ののち結婚。
ネーデルランドに嫁いで幸せな日々を送っていたが、ある日兄嫁ブリュンヒルトと口論になり、
カッとなって彼女に恥をかかせたため、ジークフリートの暗殺をまねく。
さらにはハーゲンによってジークフリートの財産も奪われライン川に沈められてしまう。

それからは十数年もの間、遺産を人々に分け与えながら彼を悼み、喪服を着続けていた。
しかしフン族の王エッツェル(アッティラ)との縁談が持ち上がると、これを復讐に利用することを思いつき、
ハーゲン含む故郷の人々や家族が招待されるように仕向け、配下の兵を差し向けてハーゲンを殺そうとした。
しかしハーゲンやその親友フォルカーの強さのため復讐はうまくいかず、両国間の泥沼の戦争に発展。
ついには双方に多数の犠牲者を出し、自身の親族さえも皆殺しにしてしまった。
最後に残ったハーゲンにはラインの黄金を返せば見逃すと持ち掛けるが、拒否されたため首を切って殺した。
しかしその直後、ハーゲンを逃がすと約束していたヒルデブラントに斬り殺された。

黒いドレスに、鎖でぐるぐる巻きにされた身の丈以上の大剣を抱きかかえる美女。中二の塊。
復讐に狂い罪なき人々を死なせ、ジークフリートの名を汚した自身こそが彼女の”最後の復讐対象”であり、
ジークフリート本人に殺されることを望んで聖杯戦争に参加する。


947 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/11/15(金) 22:15:11 .9Cq9V/M0
【元ネタ】ニーベルンゲンの歌
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ブリュンヒルト
【性別】女性
【身長・体重】172cm・68kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
投擲:A
 武器や岩を弾丸として放つ能力。
 威力、飛距離、命中精度ともに常に最大に発揮される。
 槍投げや岩投げでの勝負で数多の男たちを打ち破った。

魔力放出(跳躍):B
 魔力を放出することで爆発的に機動性を上昇させ、総合的な攻撃力を底上げする。
 女王ブリュンヒルトは幅跳びでも男たちを試し、自身が投げた岩よりも遠くへ跳んで見せた。

寝所の攻防:A
 寝巻姿のような丸腰、夜の闇の中であっても十全の戦闘力を発揮し、
 衣類などを巧みに操って相手を制圧する格闘術。
 グンテル王を衣服の紐で軽々と縛り上げ、素手でジークフリートと戦った。

処女王:A
 男を試し、純潔を固く守った女王の誇り。
 男性相手の戦闘で筋力、耐久に補正がかかるが、
 一度抱かれた男には全く力を振るえなくなるというデメリットを併せ持つ。

【宝具】
『純潔貫く無双の鉄槍(ケーニギン・ミンネ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:10〜50 最大捕捉:10人
 女王ブリュンヒルトが競技に使用した、男3人でも容易に持ち運べない鉄の投げ槍。
 シンプルな打撃宝具だが、彼女の筋力と投擲スキルにより驚異的な威力を発揮する。
 自分より耐久が低い相手なら防具を貫通して刺さり、筋力が低い相手なら衝撃で吹き飛ばす。
 地形に着弾した場合は破片をまき散らし周囲の敵を攻撃する。

【Weapon】
『黄金の盾・筋金』
競技の際に着ていた豪奢な装備。

『打紐』
寝るときに着けていた肌着の紐。相手を縛り上げる武器になる。


【解説】
『ニーベルンゲンの歌』に登場するイースラントの女王。
自身との結婚を賭け、集まった男を槍投げ、岩投げ、幅跳びの三競技で試し、
負かした男は一人残らず首を撥ねて殺していた、パワー系アタランテのような女傑。
クリームヒルトの兄グンテル王は彼女に惚れるが、到底敵わないため
タルンカッペで姿を隠したジークフリートの力を借りて勝利。彼女を娶った。

しかし納得がいっていなかったのか、ブリュンヒルトは初夜の際、グンテル王には身体を許さず、
言い寄る彼を肌着の紐でを縛り上げて、裸で一晩中吊るしておくという女王様プレイでおあずけにした。

結局グンテルはまたもジークフリートを頼り、再びタルンカッペでの影武者戦法を実行。
グンテルが懲りずに襲ってきたと思ったブリュンヒルトはあしらおうとしたが、ジークフリートの力の前には敵わず、負けを認めた。
そのまま入れ替わったグンテルに抱かれると、以前の膂力を失い人並みの女性となってしまった。

後日、クリームヒルトと口論になり、自分がまんまと騙されていたことを暴露されてしまう。
ブリュンヒルトは酷い恥辱を受け、彼女の汚名を雪ごうとしたハーゲンによってジークフリートは暗殺されることになる。
クリームヒルトの復讐劇となる後編にはほとんど出てこない。

すまないさんにすまない(原典では幇助)されたゴリウー女王。
12倍力すまないさんと互角に立ち回るという割ととんでもない戦闘力を持つ。たぶんバスター3枚。


948 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/11/19(火) 21:40:17 ebSpKrus0
【元ネタ】民間伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】サンタクロース
【性別】男性
【身長・体重】166cm・120kg以上
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B++ 魔力A 幸運A 宝具EX

【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:EX
 このサーヴァントの騎乗スキルは極めて限定された対象及び目的でしか最大限発揮されない。
 しかし、最大限発揮された際の性能はサーヴァントの中でもトップクラスを誇る。

【固有スキル】
聖者の贈り物:EX
 背負った袋から相手の為になるプレゼントを贈る。
 為になる、というのは世間的評価ではなく心の喜び、救い、癒しになるという意味。

小人の助け:A
 サンタクロースの助手を務める小人妖精を呼び出す。
 クリスマスの準備、トナカイの世話、子どもたちの素行調査等を務める働き者の小人たち。

善意の侵入者:EX
 Aランク相応の気配遮断と潜入技術の複合スキル。
 扉や窓に鍵がかかっていようが煙突が無かろうが、誰にも発見されず一切の証拠を残さない。
 ただし、このスキルは悪意で使用する事は出来ない。

【宝具】
『善なるものの為に駆けるものたち(ナイン・レインディア)』
ランク:A 種別:運搬宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:5
 かの有名なトナカイがひくサンタクロースのそり。
 空を超高速で飛びまわり、アメリカの追跡を振り切る超性能。
 クリスマスらしく使用されるほどトナカイたちはやる気になり全力を発揮する。

『この聖なる夜に素晴らしきものを!(ベリー・メリー・クリスマス!)』
ランク:EX 種別:祝福宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:レンジ内の全対象
 ライダー曰く、クリスマスの本質とは愛の願いである。親子愛、隣人愛、同胞愛。
 愛する人の喜びと幸福を願う祈りの集約こそがクリスマスである。
 霊脈を通じ、愛を集約する事で善意の目的限定で奇跡を起こす祝福宝具。
 また、悪意や敵意、呪詛の塊が相手ならば強力な攻撃宝具として使用する事も可能。
 ただし、この宝具で生命にダメージを加える事は出来ない。
 
【解説】
 みんなが知っている白いおひげの太ったおじいさん。あくまでもサンタクロースであり聖ニコラウスとは別人。
 召喚された土地によって服の色に変化がある。
 どの土地で召喚されようとも十全に力を発揮できる最高クラスの知名度補正を持つ。
 身長は名作『34丁目の奇跡』でクリス役を務めた故エドマンド・グウェン氏から。
 体重はいわゆる公認サンタクロースの条件。


949 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/11/23(土) 19:57:53 cSgfWJzA0
【元ネタ】falloutシリーズ他
【CLASS】アーチャー
【声優】小清水亜美
【真名】アトム
【時代】不定(世紀末)
【性別】女性(憑代)
【身長・体重・3サイズ】156cm・40kg・B75/W54/H77
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具EX

【固有スキル】
神性:E
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
本来アトムは純粋な神霊であるが、未来で誕生する神霊であることに加え
疑似サーヴァントと化したことでランクは最低レベルまで低下してしまっている。

墓守:EX
死者の安寧を守る者に与えられるスキル。アンデッド特攻に加え、を無効化する。
世紀末という人類種そのものの墓標を守るアトムのそれはもはや規格外である。

魔力放出(γ線):A
魔力を高出力の放射線に変換し直接照射、または武器に帯びさせることで
対象の原子構造、または霊基そのものにダメージを与える。
本来は全ての放射線を扱える神性であるが、憑依の化の影響でγ線しか扱えなくなっている。
放射能により対象の最大HPをダメージ分削減する。対粛清防御か放射能耐性を持たない限り軽減も回復も不可能。

単独権限:E--
“既にどの時空にも存在する”あり方。
疑似サーヴァントかつ通常クラスとして召喚されたことで本来の効果はほぼ完全に失われ
自然放射線の吸収による霊基の自己再生という効果に留まっている。
それすらも科学的な放射線防御手段(分厚い鉛の防御壁など)で無効化できる程度。
しかし、「単独顕現」本来の意味は失われていない。即ち条件が揃った時、このサーヴァントは―――。


【Weapon(アーチャー時)】
『キロトン・ラジウムライフル』
弾丸を放射化してから撃ち込む「ラジウムライフル」のアトム信徒によるカスタムモデル。

『ゼータガン』
ガンマ線そのものを放射する拳銃「ガンマ線銃」のカスタムモデル。
吸血種を滅ぼす事に特化しており、それ以外の存在にはほぼ無力。

『ビッグボーイ』
歩兵用核バズーカ「ヌカ・ランチャー」の特殊モデル。


【宝具】
『アトムの審判 (アトムズ・ジャッジメント)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
ロケットブースター付きスレッジハンマー。しかもハンマー部分は液漏れを起こした4基の核融合電池である。
滅多打ちにされた相手は致命的な放射能ダメージを受け、最大HPが大きく減少する。
万が一「とあるクラス」で単独顕現してしまった場合、この宝具はノーリスクで常時発動。Weapon扱いとなる。

『分界の時(タイム・フォア・ディヴィジョン)』
ランク:C〜A 種別:対人〜対界宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:数人〜数十万人以上
あらゆる因果を無視して核爆発を引き起こす宝具。
既存の核兵器を触媒とすることでその威力と攻撃範囲は対界クラスまで上昇する。
その正体は人類文明を崩壊させるアトムの権能の一端。本来は無条件で対人理宝具として機能する権能。


【解説】
遠い未来、人類が己の過ちによって終焉を迎えた可能性において誕生する、放射能の神霊。
科学文明の終焉による神秘の復活、それを招いた核への恐怖。
そして暴力と放射能に満ちた現世からの救済を求める人々の叫びにより、彼または彼女の霊基は成立する。
人理の最期を看取る最新にして最後の神。
現代の価値観ではその存在は異端の邪神以外の何物でもないが、
世紀末と言う生き地獄においてアトムがノゾミガタタレター!人々の最後の心の拠り所であるのもまた事実である。

アトムの霊基の成立は、殆どの場合その世界線が剪定事象へと入っていることを意味する。
アトムはあらゆる時空にて人理の終焉を看取り、望む者には死の救済を与えてきた。
そんな彼女なりの人類愛と、放射能を忌み嫌う人類の想念がアトムに「とあるクラス」の適性を与えてしまった。
それを忌み嫌うアトムは召喚に際して自らに疑似サーヴァント枷をかけ顕現する。
「とあるクラス」で顕現してしまった場合は、最終的に自我を失い漆黒の巨獣ヘと変貌するという。

なお「はいていない」。これは憑代の女性の影響であるが、
少なくない世界線でアトムに関わる地下シェルターの住人達がしばしば下着姿で行動していた理由を知るためである。


950 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/11/27(水) 17:39:08 iGdcd9n20

「───では、"最速"の蒸気機関車の旅へ...出発進行!!」

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】マラード
【異名・別名・表記揺れ】LNER A4形蒸気機関車4468号機、マラード号
【性別】無性(マスターによって変化)
【身長・体重】143cm・33kg(鎧装備時4.7m・約500kg)
【肌色】明るい褐色【髪色】濃い青【瞳色】青
【スリーサイズ】空気抵抗が少ない
【外見・容姿】機関士の服を着た子供→某新幹線玩具シリーズめいたロボット
【地域】イギリス
【年代】1938年3月3日〜2003年9月(或いは現在)
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・機械・無機物
【ステータス】筋力:D 耐久:C++ 敏捷:C+++ 魔力:E 幸運:C 宝具: EX

【クラス別スキル】
騎乗:EX
 ライダー自身が機関車であるため規格外のランクを保持。
 自分自身についてはまさしく手足のように操縦できるものの、普通の乗り物についてはお世辞にも上手いとは言えないレベルの技能。

対魔力:-
 このサーヴァントは魔術を無効化、削減出来たらいいですね。

【保有スキル】
機関の鎧(速度特化):A+
 蒸気機関車を基本的に常に身に纏う。
敏捷と耐久力をランクアップさせると同時に、異形の蒸気機関がもたらすブースト機能によって2つの能力値に「++」の補正が与えられる。
 流線形の車体、円滑な排気機構、最適な回転数に調整された動輪...マラード号は速度記録に挑むには最高の機関車であった。

オーバーロード:A+
 自身にダメージを負うことを承知とする、意図的なブーストアップ。
 内部機関の焼け尽きを無視したブーストにより敏捷値を更に強化する。
 最高速度記録を樹立した直後、ベアリングをオーバーヒートにより破損(焼きつき)したという逸話から。

線路作成:C
 自らの進む先に線路を作成することにより、どんな悪路でも機関車形態で走行できるようにするスキル。
 ただし、このスキルが失われると舗装された道路レベルに整った地面でしか走れなくなる。

【宝具】
『輝き駆ける蒸気時代(ロコモーティブ・ロマネスク)』
ランク:C++ 種別:固有結界 レンジ:1,435 mm・1000 最大捕捉:10人
 かつてライダーが駆け抜けた『線路』と『蒸気時代』の固有結界。
 「蒸気王」の持つものとは違い、夢想の蒸気世界ではなく、かつて確かに存在した絢爛なる蒸気の時代を現世に表す。

 世にも珍しい細長い───線路型の固有結界であり、線路内に侵入することは可能だが、出ることは出来ず(巻き込まれた一般人は任意で外に出せる)、結界内ではライダーが『最速のもの』として、現役を超えた速度を発揮し、車体を赤熱化させつつ敵への突進攻撃を行う。

 ただし、一部の電車系、新幹線系サーヴァントや神話系サーヴァントには効果が大きく落ちる。

【Weapon】
『機関の鎧』
 異形の蒸気機関と化した自分の車体。
解除可能だが、その場合『蒸気機関車への夢』が具現化した子供形態になり戦闘能力が0になる。
 線路作成スキルで産み出したレール上を疾走し、体当たりするのが主な攻撃手段。

【解説】
ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道 (LNER) に所属していた、時速203kmという蒸気機関車の世界最高速度記録をもつ最速の蒸気機関車。
この記録は1938年7月3日、東海岸本線のグランサムにあるストーク・バンクの下り坂で樹立され、これにより、ドイツ国鉄05形蒸気機関車が1936年に樹立した最速記録、時速200.4 km を塗り替えることに成功した。

現在はヨークにあるイギリス国立鉄道博物館の収蔵品の一部として静態保存されている。

【人物・性格】
 英国紳士(淑女?)らしい知性と寛大さと、見た目相応の好奇心と勇気を持つ、蒸気の勇者(スチーム・ブレイブ)。
 自分の役目はもう終わったとしており、現代の電気文明や交通機関などについては、興味こそあれど、深く思うことはない。
 ただし、スピード勝負となると...かなりの意地を見せる。
 故に召喚自体に応じることも少ないが、仮に、もし、万が一、航空技術が喪われ、鉄道の重要度が上がった世界があれば───

イメージカラー:輝く紺
特技:加速、長旅、ダイヤ管理
好きなもの:旅行、汽車、最速
嫌いなもの:運休、故障
天敵:新幹線
願い:強いて言うならもう一度旅を、或いは更なる最速への挑戦を。

【一人称】私【二人称】貴方【三人称】レディ、ミスター


951 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/11/29(金) 13:13:46 HU1Pij8U0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】右翼のザパン
【真名】安倍晋三・オルタ
【性別】女
【身長・体重】175cm・70kg
【属性】悪・秩序
【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運EX 宝具EX

【クラス別スキル】
狂化:EX
戦争をしたがっていた、という後世の文献から。
常に戦争の事を考えており、対話はできるが戦争をやめさせようとすれば必ずはぐらかす。
【固有スキル】
増税:B
民を苦しめた悪名。
他者の魔力を徐々に削り、自らの糧とする。
敵全体のチャージダウン+3ターンの間NP倍増
消費税:C
この世の全ての悪。
攻撃を受ける度、その10%を相手の魔力から吸収して回復する状態を自身に付与する。
集団的自衛権:EX
仲間を護る鋼の契り。
仲間を自動で防衛する。
【宝具】
『三本の悪魔柱(アベノミクス)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:0〜∞ 最大捕捉:100000000人
安倍晋三の『人工台風』『人工地震』『ミサイル操作』『電波攻撃』の逸話から生まれた何か。
『左翼』属性を持つ相手ならば即死、そうでなくても災害多発に相当するダメージを与える超殲滅型対軍宝具。
「えー、この宝具を使わねば、ですね。勝てないと、言うことです。大変、遺憾ではありますが、ですね。です、はい、お時間も押してますし、ですね、はい、そろそろ真名を持って解放しましょう。『三本の悪魔柱』!HAAAA!」

【Weapon】
《遺憾砲》《アメリカ製:爆撃機》《無銘:アーチェリー》
【解説】
「日本の内閣総理大臣。
本来はただの、はい、極々、普通の、ですね。特に優れてもいなければ特に激しく劣る訳でもない凡百の政治家でした。
でしたが、私は全ての罪を背負わされてしまい、そのありとあらゆる罪による汚れが、ですね。この私を汚染してしまったと、いう事で、あります。」


952 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/11/29(金) 13:18:15 HU1Pij8U0
>>951
続きです。
【セリフ】
‪レベルアップ「えー、光栄で、はい。あります。」‬
‪霊基再臨1「‬これは、実に力が、ですね。湧いて、参りましたので、マスターへのお返しとして、お使い、します。」
霊基再臨2「……アキエを、少々ですが、思い出すような、格好で、あります。
霊基再臨3「ここまで、はい、ですね。していただくと、その、非常にですね。えー、嬉しい一方で、申し訳ないです。今度、えー、お返しを……させて、いただきます。」
霊基再臨4「安倍晋三、今より、神羅万象を、ですね。背負って戦います。はい、お願いします、マスター。」
バトル開始1「集団的自衛権、行使します。」
バトル開始2「憲法九条には違反してしまいますね……」
カード選択1「了解です」
カード選択2「はい。」
カード選択3「えー、そうですね。」
宝具カード「とっておきの、はい、策で、えー、あります。」
アタック1「ほうっ!」
アタック2「自衛っ!」
アタック3「行きます!」
EXアタック「森羅万象の、担当ですから!」
宝具発動「非常に遺憾ですが、アベノミクスのお時間です。」
ダメージ1「ぐぁ……!」
ダメージ2「痛手であります……!」
戦闘不能1「今の野党に、任せるわけには……!」
戦闘不能2「実に遺憾で、あります……!」
勝利1「私の、えー、忖度無しの、本気です!」
勝利2「与党の座は、譲れませんね。」
会話1「マスターと、私と、マシュさん。我々の連携が、ですね。三本の矢、となっております。」
会話2「オルガマリー婦人を亡くした事は、実に遺憾であります。弔い合戦……ですね、ですが、お付き合い致します。」
会話3「お役に立てず……ほう、立っておりますか?光栄で、あります。」
会話4(織田信長所持)「まさか、ですね。あなたとお会いできる日が来るとは、はい、思いもしておりませんでしたので、えー、非常に、光栄で、あります。」
好きな事「ゴルフ、で、あります。ですが、決して上手かと聞かれてしまうと、ですね。その……はい。」
嫌いな事「……Twitterで、あります。よく、ですね。セクハラの方を、その、されておりましたので。」
聖杯について「国を守る、という事で、あります。私は、神羅万象全てに責任を、負っていますから。」
誕生日「おめでとうございます。えー、ゲーム等は、お好きで、ありましたら、こちらの配管工のゲームなどは、ですね。如何でしょう。」

絆Lv1「あなたとは良い関係で、ですね。いたいと、思います。」
絆Lv2「おや、安倍晋三で、あります。御用でしたらいつでも参りますが、今回はどのような、御用で?」
絆Lv3「空腹の方は、いかがでしょうか?マスター。あんかけ焼きそばは得意で、ありますので、ですね。あとで、振る舞おうと、思います。」
絆Lv4「マスター、ですね。隠れていて下さい、何故か、ですね。最近マスターに近づくと、ですね。妙に心臓が、えー、激しく、鳴りまして、これは魔術攻撃では……ない、ですか。失礼致しました。」
絆Lv5「マスターは、総理など目指してみる、ですね。ご予定等は、ございましたら、是非私に一声かけて、頂ければと、思います。秘書でも、SPでも、或いは、第一婦人でも。お望みと、あれば。こなして見せますので。」

スキル1「税は必ず徴収します」
スキル2「10%は本気を出しましょう」
スキル3「お護りします」


953 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/12/03(火) 22:45:26 0FUvZyXY0
【元ネタ】ファイアーエムブレム 風花雪月
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ベレス
【性別】女性
【身長】164cm
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久EX 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具EX

【クラス別スキル】
狂化︰E-
世界を敵に回した彼女は狂っていたとされたが彼女の愛する者たちによってその負の逸話は歴史の影に消えた。が、それでも語られた逸話がある故にバーサーカーとしての適性を持つ。
悠久の時を経て時間遡行を繰り返し、自分の求める結果を追い続けた彼女の姿は見る人によっては狂っていると思われるかもしれない。


【固有スキル】
女神の器︰A+
聖者と女神の血を引き心臓にソティスの紋章石を埋め込まれた女神の器であることを示す神性と魔力放出(紋章)の複合スキル。
彼女の心に住まうのじゃロリことソティスと意識が融合したことによりセイロス教の御本尊そのものと化したベレスは高い神霊適性を持つ。
ソティスはかつてフォドラを統べた白竜『白きもの』であり、その血を宿すベレスは某騎士王と同じく魔力放出のスキルを持つ。

正義の咎人︰B++
かつてフォドラ全土を震撼させた灰色の悪魔。しかしその実は愛する者たちのため最善を目指して幾星霜に及ぶ年月を走り続けた教師だった。
同クラスの戦闘続行の取得及び精神干渉系魔術をシャットアウトする効果を発揮する。加えて長期間の継続行動にプラス補正がかかる。

専科百般(教導)︰A+
多方面に発揮される人生n周目レベルの修練により魂に刻み込まれた技術の数々。
剣術、槍術、理学、斧術、信仰、格闘術etc……。彼が培ってきた専業スキルにBクラス以上の習熟度を発揮する。剣術、格闘、信仰、指揮については通常よりも高い習熟度が発生し、加えて『何かを教え導く』ことに関しては上記4スキルよりも高い効果を発揮する。


【宝具】
『天帝の覇剣(てんていのはけん)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜15 最大捕捉:1〜15
セイロス教の最高神とされる真祖ソティスの遺骨から作られた剣。神の身体から作られた剣でありながら、その眷属たちの生き血を啜ったことで魔剣としての属性を保持し、神性及び竜の因子に対しての特攻効果を持つ。
蛇腹剣のような機構を有しており、見た目以上の射程だったり魔力を通すことによる軌道制御で某怪盗三世のワイヤーショット腕時計のような使い方も可能。


『天刻の拍動(てんこくのはくどう)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:なし
ベレスの能力、というよりは彼女の心に居座るソティスの能力。ありたいに言えば『時を巻き戻す』能力。
巻き戻した時間に比例して魔力を消費するが数秒でもかなりの魔力を持っていかれる。もし無尽蔵に魔力が存在したとしても彼女が召喚されたその時までしか時を巻き戻すことはできない。


『輸送隊(ゲート・オブ・フォドラ)』
ランク:C 種別: レンジ:なし 最大捕捉:なし
ベレスあるところに輸送隊あり。そんな逸話が宝具となったもの。
ベレスが生前持ちえていた物品を召喚する効力があるが、ギルガメッシュのそれとは違い一度につき一つしか召喚できず、また再召喚にはクールタイムが発生する。
たとえベレスがどこへ行こうとも彼らはさながら黒子のように存在していた。ベレスたちの装備や食料、果ては生徒の落し物に至るまで彼らの積荷に全て乗せていたという。

【解説】
ファイアーエムブレム風花雪月においてのマイユニット。プレイヤーの分身。ヤバタイツ先生。みんな大好きベレスてんてー。

帝国、王国、同盟、教会、全てのルートで誰かしらは死んでしまうという事実に絶望し、全ての人々が助かるルートを天刻の拍動を使って模索し続けた。
通常ならば天刻の拍動はせいぜいが数時間程度しか時間を巻き戻すことができないものだが、彼女がガルグ=マク大修道院の陥落時にできた裂け目に落ちた際にフォドラにおいての大聖杯と霊脈に準ずるものを発見したためこのような無茶が可能になった。

数えるのも億劫になる回数の時間遡行を繰り返して尚彼女の精神は折れず、摩耗しなかった。全てはみんなを守るために。

最終的には生徒たちが団結して自分を倒すように仕向け、彼らの刃に倒れた。大地に流れた彼女の血はフォドラを戦争が始まる前の姿にまで遡行させた。全てが元に戻ったのだ。ただ一人、彼女の存在を除いて。


954 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/12/09(月) 03:10:33 nBbtbmkI0
某アニメ見てて思いついた汎用スキル。
気が向いたら使ってやってください(もうあったらごめん)
下では(斬)だけど、(打)とか対刺突とかもあると思います


【絶対攻撃(斬)】
斬撃による攻撃において、ランクに応じ対象の防御力を完全に無視する。
あくまでスキルであるため、対象の宝具や権能が「斬撃を絶対に防ぐ」、
またはそれに準じた概念を有していた場合は、ランクに関わらず本スキルは無効化される。
「スキル」であった場合はランクに応じ効果が減衰。同ランク以上で無効化される。

A:概念レベルで対象の防御を無視し、確実に斬り裂く。
 もはや権能や宝具の真名解放、または同ランク以上の斬撃耐性スキルでなければその刃を受け止めることは叶わない。
B:Bともなれば魔術的防御をも完全に無視する。事実上、現代の魔術では本スキルによる斬撃を防ぐことは不可能。
C:物理的な防御を完全に無視する。現代の科学文明が相手ならばCランクもあれば十分。
D:軍用装甲や魔力で編まれた鎧など、通常防御を完全に無視する。半端な装甲など重りにしかならない。
E:金属や岩石程度であれば紙のように斬り裂く。攻撃には心許ないが、障害物の破壊など補助目的ならばEランクでも十分。



【対斬撃】
「剣」や「刃」と言った斬撃によるダメージをランクに応じて強制的にキャンセルする。
あくまでスキルであるため、攻撃側の宝具や権能が「絶対に斬れる」、
またはそれに準じた概念を有していた場合は、ランクに関わらず本スキルは無効化される。
「スキル」であった場合はランクに応じ効果が減衰。同ランク以上で無効化される。

A:概念レベルで攻撃側の斬撃をキャンセルする。
 もはや権能や宝具の真名解放、または同ランク以上の斬撃耐性スキルでなければ刃で傷をつけることはかなわない。
B:Bともなれば、魔術であろうと「剣」「刃」を確実にキャンセルする。現代の魔術では「斬り傷」を与えることは不可能。
C:物理的な斬撃を完全にキャンセル。現代の科学文明が相手ならばCランクもあれば十分。
D:魔力を込めた刃や軍用の超硬合金刃ナイフ程度では傷一つつかない。剣戟では一方的な戦いとなるだろう。
E:通常の刃物であればキャンセルする。刃避けのアミュレット程度。不意を突ければ十分に有用。


955 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/12/09(月) 21:04:50 fxL0nRLI0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】トレック
【性別】男性
【身長・体重】175cm・75kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】
無窮の武練(偽):A+
 ひとつの時代に君臨した英雄豪傑達を容易く打ち倒した武名。
 対戦相手の自動失敗・致命的失敗の確率を高める。

黄金律:C
 人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 頭環の加護であり、失われたなら貧困の運命へと反転する。

透明化:E
 可視光域における透明化を三度まで行使できる。
 自らが攻撃態勢に移ると透明化は解除される。

妖精の加護:C
 神秘の島の『智慧の館』で受けた教え。
 危機的局面において一時的にスキルを獲得する可能性がある。
 幸運判定を行い、成功度に応じてCランクまで取得する。

【宝具】
『禍福は彷徨える冠の如し(エウロルヴィン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:2人
 持ち主とその配偶者に幸いをもたらす黄金の頭環。
 幸運値を一ランク向上させ、あらゆる判定において幸運値に応じた+修正を与える。

【Weapon】
『不思議な吊革の剣』
 モンテクレール攻囲を解いた騎士に与えられる、至上の誉れを証する剣
 ……の筈だが、彼の物語での“モンテクレールの貴婦人”はクソアマだったので
 誉は損なわれ、宝具としての格を得るに至っていない。

【解説】
 十三世紀の蘭語アーサーもの騎士物語『トレック』の主人公。
 加入の誘いを断っているので円卓の騎士ではない。

 彼の祖母マリオールは魔法の掛かった黄金の頭環を持っていたのだが、
 夫王の兄弟ブリュアンがこれを盗み、夫王もほどなく亡くなってしまう。
 ブリュアンはマリオールを幽閉し、彼女は絶望の中で娘を樽に入れ海へ流した。
 樽が流れ着いた地で美しく育った娘はその地の王イドールと結婚し、
 息子トレックが生まれる。彼女は息子を見て生涯で初めての笑顔を、
 息子の旅立ちに際し二度目の、結婚時に三度目の、最後の笑みを浮かべたという。

 若武者トレックは頭環の件を知るとこれを取り戻すべく探求の旅に出た。
 やがて彼はブリュアンを見つけ出して一騎討ちの末に打ち負かすのだが、
 頭環は既にこの男のもとに無く、しかも彼は毒の剣で傷を負わされてしまっていた。
 乙女ミロードがこの傷を癒し得る、頭環も現在彼女のもとにある、と彼は聞く。

 もしも貴方が円卓の騎士全てを負かせたなら、私も頭環も貴方のもの。
 この世で最も美しい乙女ミロード、今や激しく恋する相手でもある彼女にそう言われ
 奮い立つトレック。だが一つ大きな問題があった。全員にだと? 勝てる訳がねえ。

 彼とて巨人や獅子に姿を消す騎士それに仇敵と、多くの難敵を降した騎士である。
 だが相手はそういうのが山ほどいる怪物の巣、一人二人は何とかできるとしても。
 ここで以前トレックが友誼を結んでいたワルウェイン(ガウェイン)が一計を案じ、
 仲間達と「試合前に、体と鞍を固定する帯に切れ込みを入れておく」合意を交わした。
 こうしてトレックはアーサー王を除く全円卓騎士を一撃で落馬させる事ができた。

 ところで仲間外れのアーサー王は切れ込みを入れていなかった。
 と言うのも、この作品での王は強過ぎて、出れば試合の勝者が決まってしまうからと
 ワルウェイン、ランスロット、ペルセファル総出で出禁の約束を交わさせていたのだ。
 だが新たな強豪の出現にそわそわした王は変装し、他人のふりで試合場に出て来る。
 二人の掴み合いの泥仕合の末、トレックはめでたく結婚し王位を継ぐ事となった。


956 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/12/09(月) 21:06:29 fxL0nRLI0
【元ネタ】妖精の女王
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】デュエッサ
【性別】女性
【身長・体重】180cm・68kg(フィデッサ時)
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷E 魔力A 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の作成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 見た目通りでない機能を付与する変化の永続化に長けるが、
 見た目通りの、道具本来の機能を増幅しての作成は不可。

【保有スキル】
欺瞞の妖女:A
 真実以外のあらゆるものを装い得る『虚偽』の娘。
 幻術、変化、ステータス偽装の効果を兼ね備えた特殊スキル。

黄金の杯:D
 人々の死と絶望、心の永遠の苦痛を受ける黄金の器。
 吸収、精神干渉、魂喰いの効果を飛躍的に増幅する。

十三の冠:D
 獣が各々の頭に被る冠と、自らが戴く三重冠。
 己の受けた被害・損害を“偽りであった”として無効化するスキル。

【宝具】
『星を掃く血獣の尾(テール・コメーテース)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:制限なし 最大捕捉:1人
 天の神々の館にさえ届く、獣の尾の一撃。
 視界が通り、空間的に連続している限りにおいて
 如何なる妨害もすり抜けて命中させる事ができる。

【Weapon】
『七頭の獣』
 ヒュドラに似て、しかしヒュドラよりも醜いという血染めの獣。
 七つの大きな頭に冠を戴き、鉄の胸と真鍮の鱗、
 鏡のように輝く両目、途方も無く長く伸びる尾を持つ。

【解説】
 『虚偽』と『恥辱』の娘である『二重』『存在』デュエッサ。
 醜く異形の老魔女だが、人前には『誠実』フィデッサなど美女の姿を騙って登場し
 一巻においては赤十字の騎士ジョージ(ゲオルギウス)を翻弄した。

 『妖精女王』グロリアーナや
 『純潔』ベルフィービがエリザベス一世を擬えているのと同様に、
 デュエッサはメアリー・スチュアートを表しているという。


957 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/12/11(水) 22:41:16 ncuS6Y.s0
【元ネタ】ブルターニュ伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】グラエラン
【性別】男性
【身長・体重】179cm・78kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【保有スキル】
妖精の加護:C
 幸運判定へのプラス修正と黄金律を得ている。
 だが、恋人の機嫌を損ねるような振る舞いをすれば失われるだろう。

最果ての加護:C
 アヴァロン島の領主を兄弟に持ち、最果ての名を冠する彼はその加護を得ている。
 聖槍の主が受けるそれと同源であるかは定かでない。

君待ちの馬:E〜A
 異界国へ招かれる主人を追う事ができなかった名馬は、
 積み重ねた歴史により自身をかつての己を上回る域へ昇華させた。
 ライダーの現界先が五世紀以降である場合、宝具である乗騎と
 現世に残された乗騎は重なり合ってその能力を強化される。

【宝具】
『果ての地より来たる白馬(ブランシャール)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2〜10 最大捕捉:10人
 ライダーが恋人から贈られた異界産の名馬。
 現世人であったグラエランに贈られる際に通常の名馬へと格を落としていたが、
 サーヴァントとしてのライダーは本来の妖精馬として具現化させ駆使できる。

『最果てへと駆ける白馬(ブランシャール・フィニステール)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:100人
 千年以上の時を経た“後世”への現界時のみ可能となる、
 最大限に強化された白馬の疾走。この状態の乗騎をライダーは扱った事が無く、
 騎乗スキルの上限を超えた半ば暴走と呼べるものである。

【Weapon】
『馬上槍』
 ブルターニュ王のもと数多の武勲をなし、全ての馬上槍試合で優勝を勝ち取った槍。

【解説】
 十二世紀ブルトン・レーの一つ、ランヴァル型の物語『グラエラン』の主人公。
 五・六世紀の伝説的な王グラロン・モルから来るとも、
 沈める都イスのグラドロン王に繋がる人物ともされる。

 ブルターニュ王に仕え、度々武勲をあげていた彼を、王妃は愛するようになった。
 だが彼は、恋と愛は必ずしも良くはない事、良き恋良き愛は素晴らしいが厳しい事、
 それ故に恋や愛から距離を置いている事、それに王への忠誠を語り彼女を拒絶する。
 王妃は彼を憎み、王との間を遠ざけ、ためにグラエランは困窮の身となってしまった。

 遠乗りに出た彼は森の泉で水浴びをする美女を見かけ、無理矢理我が物としてしまう。
 厚顔にも改めて口説き始めるグラエランを美女は恋人として認め、だが約束を課した。
 二人の恋を余人に明かすような事を語ってはならないというものだった。

 しかし王が王妃の美貌を誇り、褒め称えるよう臣下に命じた時、この約束は破られる。
 愚かな命令だと顔を伏せていた彼を王妃が見咎め、王が何故従わぬのかと詰問し、
 彼がつい口にしたのは、王妃など比較にならぬ美女を恋人にしているという事だった。
 迂闊な発言に後悔する彼だったが時既に遅し、恋人とは会えず、その恩恵も失われた。
 中傷の虚言でないと示す為に恋人を連れて来る、その猶予期間が終わっても彼は孤独で
 どうにでもしてくれと王の前に身を投げ出す。だがここで恋人が現れ、無罪となった。

 命こそ助けたものの恋人はそのまま去り、彼は追うも、恋人が渡った河を越えられず
 二度に渡って溺死しそうになる。恋人は一度目は助けただけで置き去りにしようとし、
 二度目に侍女達の懇願を受けてようやく彼を許した。二人は共に異界の国へ行く。
 グラエランの馬だけは河のこちら側に置き去りにされ、悲しみに嘶き声をあげた。
 この名馬を多くの者が捕えようとしたが叶わず、時代が過ぎても主が去った季節には
 嘆き悲しみ足を踏み鳴らす音と嘶く声とが響き渡るのだという。

 偉大なるグラエラン(グラエラン・ミュエル)が変化した形
 グレルミエル・ド・フィヌ・ポステルヌ(薄い隠し戸のグレルミエル)、
 グレルミュー・オブ・フィニステール(最果ての地のグレルミュー)として
 クレティアン・ド・トロワの『エレックとエニード』に顔を出している。
 彼はアヴァロン島の領主ギゴマールの兄弟なのだという。


958 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/12/17(火) 22:50:34 rYrcwvow0
読破記念に。原作の内容を反映する事を重視しました。

【元ネタ】ゴルゴ13
【CLASS】アサシン
【マスター】-
【真名】デューク・東郷(?)
【性別】男
【身長・体重】182cm・80kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B+ 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具C〜B++
【クラス別スキル】
気配遮断:C+++
 自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。
 ゴルゴの場合自然体でも威圧感を発してしまい、変装で市井に紛れても他人に警戒感を抱かせてしまう為ランクが低い。
 逆に攻撃態勢に移ると発見が不可能に近くなる変わり種。
 引き金に指をかけるまではエスパー等の直感持ちにも有利な判定が付く。
 (ただしショートレンジの場合その限りでは無い)

騎乗:C+
 乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
 Cランクでは正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせ、野獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。
 未来の英霊である為、戦闘機などの機械系にボーナスが付く。

【固有スキル】
心眼(真):A
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

仕切り直し:B+
 戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。機を捉え、あるいは作り出す。
 また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。
 ゴルゴの場合狙撃に入る前に複数の脱出ルートとスペシャリストを用意する為、先手を取った戦闘の形勢が悪くなった場合に有利に働く。

射撃:EX
 銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。
 特にロングキルでは不可能を可能にするとまで言われる伝説により、矢避けの加護などの防御系スキルを1〜2ランク低下させる事が出来る。

真名考察:D〜B
 直接遭遇したサーヴァントの真名・スキル・宝具などの全情報を段階的に取得するスキル。
 ルーラーの真名看破が瞬間的な天啓であるのに対し、本スキルはあくまで断片的な情報から論理を組み立てていくものとなる。
 ゴルゴが持つありとあらゆる知識と情報網を駆使し、遭遇から時間が経過する程ランクが上がっていく。
 辿り着いた情報の正誤はスキルにより判定される。

自己暗示:D
 自らを対象にかける暗示。通常は精神に働きかける魔術・スキル・宝具の効果に大して高い防御効果を持つスキル。
 魔術に対する耐性は低いが、幾つかの覚醒条件を仕込む事により精神汚染からの復帰が可能となる。

【宝具】
『M16A2(アーマライト)』
ランク:C〜B++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:1人
 メインウェポンであるM16A2による超精密遠距離射撃。
 英霊となった事によりその射程距離は生前の数倍以上になっている。
 真名考察の進行段階により、職人の追召喚による強化が図れる。
 また、ゴルゴに狙われたら助かる術は無いという伝承が根付いている1960年代以降の聖杯戦争においてボーナス判定が付く。

 通常は宝具足り得ない武器であるが、徹底したカスタマイズと「彼が使用しているという事実」により宝具の域に到達している。

【Weapon】
 スナイパーライフルを兼ねるアサルトライフル「M16A2」及びリボルバーを使用した銃撃が主な戦闘方法となる。

【解説】
 国籍不明の超A級スナイパー。
 ありとあらゆる知識・武術に精通しており狙撃以外の戦闘能力も一級品である。
 世界中の情報機関が総力を上げてもそのルーツにたどり着けない事から、真名看破系のスキルに耐性を持つ。

 依頼人では無く仕事の内容で契約を決める為、召喚の難易度は決して高くない。
 主な触媒は専用の絵葉書など。
 マスターに対してはビジネスライクな態度を崩さないが、契約に際して彼のルールを破らない限り裏切る事は決して無い。
 万が一マスターが先に死んだとしても現界している限り依頼を果たそうとする。
 ただしボディガードは契約の範疇外の為、マスターの守護には向かない。

 世界中の実力者に名前が知られている為、未来の英霊であるが知名度補正により高いステータスを誇る。
 特に現代の聖杯戦争では三騎士とも直対で渡りあえるほど。
 逆に神秘の影響を受けない為、19世紀以前に召喚された場合ステータス及び宝具がランクダウンする。
 また、イスマーイール派アサシン教団の暗殺者を多数屠った実績から『ハサン・サッバーハ』を特攻対象とする。
 (先にハサンが召喚されている場合はアーチャーとして顕現する)


959 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/12/25(水) 19:10:15 H4GAEoJ20
【元ネタ】フランケンシュタインの怪物
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヴィクター・フランケンシュタイン
【性別】男
【身長・体重】170cm・71kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E- 耐久D 敏捷C- 魔力A++ 幸運C- 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成 B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。

道具作成 A
魔力を帯びた器具を作成できる。
主に「装備」の製造に使う

【固有スキル】
肉体改造(死) A++
 生物の肉体を改造するスキルだったのだが、このサーヴァントは死体を改造する
 機械の取り付け、別々の死体の継ぎ合わせまで迅速に行える

雷の命 C
 電力を魔力に変えることが出来る
 雷の電力で死体に命を吹き込んだ話から来たスキル
 機械にコレを組み込むことが出来る

戦闘離脱 D
 幸運判定を行い戦闘から逃げるスキル

恐怖の念 C
かつての怪物を恐れている事で精神汚染にかかりやすくなっている

【宝具】
『怪物の生れ(エレキオブウォーキングデッド)』
ランク:C 種別:対体宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1~100
 死体に自我を与える宝具
 自我を得た死体は魔力による肉体活動が可能な限り生きていると同じように動く事が出来
 訓練で知識すらも得ることが出来る

『フランケンシュタインの怪物(シントクリエイト)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~1 最大捕捉:1
 ヴィクターフランケンシュタインが思い描き完成させたかった完全なる人造人間の作成図
 これを作るに当たり上質な素材であるほどに完成した時のステータスが上がる
 完全なる自我と魂まで得るので完成から時間が経つことで疑似宝具まで扱いだす
 動力となる魔力炉とそれを肉体に効率よく運ぶための肉体に刻む魔術回路が必要となるためこの宝具を完成させるのに時間が掛かるのだが
 生きた人間を使う事でその短縮を行う事が出来る

【Weapon】
「魔導書」
 死体を動かすが為に彼が集めた魔導書の数々

【解説】
小説「フランケンシュタインの怪物」で出て来た怪物の創造者
かつて作った生物を怪物と呼び恐れ、逃げ、蔑んだ
しかして彼は科学者として、魔術師としてまだ完全なる人造人間の作成を諦めておらず
その側面がこのサーヴァントに強く表れている
かつての怪物を今でも恐れており精神面に不安がある
自身は戦わず宝具を使って怪物の製造しそれを使役して戦う
改造のスキルで製造した怪物をどこまでも強化できる
聖杯にかける願いは「かつての怪物を完全な人間にする」こと


960 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/12/29(日) 11:24:12 40JdZqUc0
【元ネタ】鬼滅の刃
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】陰抱姫神(ミホトダキヒメ)/(我妻善逸)
【性別】女
【身長・体重】154.5cm・48kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A+ 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
最新の英霊であるために本来魔術への抵抗力は皆無なはずだが、本人の特異性と曲がりなりにも神霊であることによりCに上がっている。

騎乗:A
セイバーの基本スキル。

女神の神核:C-
歪ながらも最新の女神であるために所有しているが、神としての格の低さと疑似サーヴァントになっていることでC-ランク止まりとなっている。

単独行動:A
疑似サーヴァントであることと依代が召喚された本人であること、そして宝具の効果で、昼間と戦闘行動以外での魔力消費が格段に少なくなっている。
なお、我妻善逸という要素のない神霊の陰抱姫神を呼ぶ際にはこのスキルは弱体化する。

【固有スキル】
剣舞の神楽:B
(CT7~5)魔眼や魅惑の美声、カリスマ、舞踏などの複合スキル。
このスキルを持つものは、挙動が自然と周囲の観客にもっとも美しく見えるように補正される。
その目はあらゆる物を惹き付け、その声はあらゆる物を奮い立たせ……そして、この舞は貴方へと捧げる祈り。

魔力放出(雷):A
魔力放出の一種。電撃を伴う。
陰抱姫神/我妻善逸はこれを応用して自分の体を雷そのものであると定義し、雷霆のごとき高速移動を成し遂げる。
なお、雷に関連するものなら一緒に高速移動することも可能らしい。

順風耳:A
耳の良さ。遠方の標的の捕捉、見えない範囲の空間把握。絶対音感。Aランク以上でこのスキルを有している陰抱姫神は、一種の未来視(未来の予測)や読心、可聴範囲外の音の聞き取りまで可能としている。
これは本来陰抱姫神が持つスキルではなく、あくまで我妻善逸由来のスキルである。

【宝具】
『天(アマ)裂き誇る未明の刀(ひおとしのやいば)』
ランク:C+
種別:対人宝具
レンジ:1
最大補足:一人
由来:神器として祀られている我妻善逸の遺品の日輪刀。
太陽が出ているとき限定で太陽の光を魔力に変換することができる。
おいそこ、太陽光電池って言うな。
太陽が出ている間は魔力が尽きることはなく、またマスターへの負担を格段に減らせる。
……え、ガウェインの劣化版だって?いやいやまだ効果あるから。
信仰によって神器により近い能力を発揮できる。
具体的に言うと強度、切れ味、魔力放出(雷)、人外特効、魅了補正、身体ステータス補正、悪に対してのダメージ補正が強化され、刀身が欠けても再生し、霊的・呪的等の触れられないものに好きなように干渉することができる。
ただし、この宝具が完全に破壊されると神としての信仰が大幅に下がり、弱体化してしまう。

『対刀・明暮の境(ついがたな・しののめたそがれ)』
ランク:B
種別:対魔宝具
レンジ:1~30/1
最大補足:100人/1人
由来:こちらも神器として祀られている、白い刀身と黒い刀身の二対の小刀。
我妻善逸が亡くなったあとに追悼として善逸直属の刀鍛冶が打ったもの。
武器としてより祭具としての機能の方が大きく、大まかに言えばアゾット剣と同じ種別。
対魔とついてはいるが、化け物などよりも霊的なものに対応するための宝具。
黒い小刀、黄昏は呪い等の悪いものを、持ち主に被害が行かないように小刀自体を呪う形にして集める。
白い小刀、東雲は浄化特化の礼装で、周りにあるものを軽く浄化し続ける上に斬ったものを清めて断つことができる。
黄昏で集めたものを、東雲で斬って清めるのが本来の使い方。

【Weapon】
主に宝具の『天裂き誇る未明の刃』と『魔力放出(雷)』を駆使して戦う。
使用剣術は居合い術で、短期決戦を好む傾向にある。


961 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/12/29(日) 11:27:00 40JdZqUc0
↑の続きです。

【解説】
サーヴァントとしての真名は陰抱姫神(ミホトダキヒメ)。
天照大御神から太陽の光を賜り、火雷神から雷を起こす術を授かったと言われる女神……の、疑似サーヴァント。
一応神霊なので、我妻善逸を依代に疑似サーヴァントとして顕現している。
だが、陰抱姫神の性別に引っ張られ、女性セイバーの例に漏れず女体化してしまった。
金髪金眼の雷神の系譜で、人に降りかかる理不尽な困難を代わりに引き受けてくれる神様として扱われていた。
別名、日落としの神。
これは、この神が扱う雷は太陽の光を集めたものだと言われているから。
以下の逸話に由来する。

昔々、太陽の下に出ることのできない人喰いの化け物がいた。
陰抱姫神は助けを求める人々の祈りに応え、それを退治しようとする。
だが、化け物はいくら切り刻まれようとも死なず、必死に抵抗してきた。
陰抱姫神がなぜ抵抗するのかと問えば、一度ぐらい太陽の光を浴びてみたかった、と言う。
それを憐れんだ陰抱姫神は、天照大御神にお伺いをたてて太陽の光を集め、その光を火雷神の導きに従い雷として化け物に落とした。
化け物は安らかな顔をして消えていったという。

剣術に長けているが歌と舞いも得意らしく、歌いながらの剣舞は見事の一言だと言い伝えられている。

この女神は鬼滅の刃時空にしか存在しない。
また、この女神の発祥は大正時代だと言われている。
大正時代の、雷を操る金髪の神……もうお分かりだろう。
この女神は、我妻善逸を神格化したものなのだ。
依代にした際に引っ張られて女体化してしまうのも道理である……いや、道理なのか?
まあ、といっても原型はすでに忘れ去られ、むしろ我妻善逸は陰抱姫神の信者だと思われている。
なんなら聖者扱いされている。これはひどい。

少々歪なれど、最新の神霊であることは間違いない。
しかし、新しい女神ではあっても鬼滅の刃時空ではゲームにもよく出てくるメジャーな女神として君臨している。
知名度はそんなに悪くない。
二次元でのキャラクターとして一番有名な陰抱姫神のキャッチフレーズは「太陽に恋した雷神」。

伝えられている容姿は金色の長い髪の毛に同じく金色の瞳。
このことから、我妻善逸本人がこの女神のモデルになったのではないかと囁かれている。
もちろん実際にそうなのだが、性別が違うせいで確証は持たれていない。
むしろ陰抱姫神の化身だったのでは説の方が強い始末。
というか我妻善逸は実際には楽器が得意だったのだが、伝わっていくうちに捻じ曲がったのか歌と舞いが得意と言うことにされていた。
いわゆる無辜の怪物の一種?

さて、その陰抱姫神の性格であるが、普段は一人称が僕でお姉さん然とした中性的な性格。
……なのだが、実は陰抱姫神としての意識があるときは、肉体としては眠っている状態。
なので眠らせる系の状態異常が効かない。fgoではあまり関係がないが。
そして、目が覚めると我妻善逸の方が出てきて一人称が俺になり、めっちゃ騒がしい性格になる。
善逸としては起きたら突然知らない場所で女の子になってるっていう訳のわからない状況だから混乱しても仕方ないね!
一応聖杯からの知識は善逸も持っているが、それはそれとして騒ぎまくる。


本来なら魔力消費が多くなるはずだが、依代の特異性によって消費魔力が格段に少なくなっている。
恐らく、我妻善逸以外を依代にして伝承通りの陰抱姫神を召喚したらとても燃費が悪くなると思われる。
伝承に伝わる神としての陰抱姫神ではなく、我妻善逸の神格化として召喚されたがゆえの例外。

なお、女になる際に10cmほど背丈が縮み、いわゆるロリ体型になってしまった。
体重は落ちた。筋力も落ちた。善逸は泣いた。


962 : 僕はね、名無しさんなんだ :2019/12/29(日) 11:28:14 40JdZqUc0
さらに↑の続きです。

──────────Fgo時のステータス──────────

☆5:陰抱姫神(セイバー)
HP:1752/11993 ATK:1893/12204
Q:6hit、A:2hit、B:1hit、EX:8hit、宝具:10hit
N/Aは1.1%、スター発生率は10%

攻撃力は高いがHPが低めなので注意が必要。
みほとちゃんすぐ死ぬ。君バーサーカー?
カード配分はQQQAB。
クイック6hit、EX8hit、宝具10hitと、多段ヒットが多いのが特徴。
ただしアーツは2hit、バスターは1hitと極端に少なくなっている。
アーツの性能がすこぶる悪い代わりにクイックの性能が高い。アーツ始動の時はアーツよりクイックの方がNPを稼げる。なんでさ。
宝具でのNPリチャージ率が50%を越えるので、Wスカディシステムでの運用も可能。
というかNP効率がヤバイ。敵が三体ならば、例えバーサーカー相手でも自バフだけで50%を越える。理論上7連打も可能。
というかスカスカ&自バフをかければnpリチャージが100%いく。やっばい。
カレスコ持ってなくても三連宝具行けるやべーやつ。
→つ、ま、り?黒の聖杯のせられるよヤッホー!!!宝具の威力が乗算だ!

【クラス別スキル】
・『対魔力(C)』
自身の弱体耐性をアップ(15%)

・『騎乗(A)』
自身のクイック性能をアップ(10%)

・『女神の神核(C-)』
自身に与ダメージプラスを付与(175)&弱体耐性をアップ(17.5%)

・『単独行動(A)』
自身のクリティカル威力をアップ(10%)

【固有スキル】
・『剣舞の神楽(B)』(CT7~5)
魔眼や魅惑の美声、カリスマ、舞踏などの複合スキル。
敵全体に低確率で性別を問わない魅了付与(1T/30~60%)&味方全体のQuickカード性能をアップ(3T/20~30%)

・『対刀・明暮の境(B)』(CT8~6)
宝具がスキルになった。
自身にターゲット集中状態を付与(1T)&味方全体の弱体状態を解除&味方全体のNP獲得量アップ(3T/20~30%)&自身に毎ターンスター獲得状態を付与(3T/5~15個)&HPを減少(1200)【デメリット】

・『順風耳(A)』(CT9~7)
耳の良さ。遠方の標的の捕捉、見えない範囲の空間把握。絶対音感。Aランク以上でこのスキルを有している陰抱姫神は、一種の未来視(未来の予測)や読心、可聴範囲外の音の聞き取りまで可能としている。
自身に回避状態を付与(1T)&自身のスター発生率をアップ(3T/10~30%)

→強化クエスト後『順風耳(雷)(EX)』(CT8~6)
魔力放出(雷)が統合された。
自身に回避状態を付与(1T)&自身のスター発生率をアップ(3T/30~50%)&自身の攻撃力をアップ(3T/20~30%)

【宝具】
『霹靂は日輪より零れ落つる(らくじついっせん)』
種別:対人奥義
レンジ:0~10
最大補足:1~10人
由来:『天裂き誇る未明の刃』を使った霹靂一閃の十連。
『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃(宝具lv/600~1000%)&自身に〔魔性〕特攻を付与(OC/150~200%)&敵全体に中確率でスタン付与(OC/1T/50~80%)」という効果のQuick宝具。

─────────────────────────────


元ネタ鬼滅の刃とか書いといてほぼオリ鯖ですみません…


963 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/01/12(日) 00:13:26 T2qyvcNs0
元ネタ】古事記、日本書紀
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ヤマトタケルノミコト
【性別】女
【身長・体重】160cm・57kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。

対魔力:A-
 A以下の魔術は全てキャンセルする。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。ただし、草薙剣を所持していない状態ではランクは低下する。

【固有スキル】
神性:B+
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 セイバーは天照大御神の血を引いており、高い神性を持つ。

日本武:A
 彼女に与えられた称号にして、日本に並び立つ者無しとされる彼女の武勇を示すスキル。直感・勇猛・心眼(偽)が高ランクで複合されている。
 セイバーの真名の由来であり、この名を以って武勇の証明となっている。

草薙の加護:A
 神剣・草薙剣より持ち主に与えられる加護。持ち主であるヤマトタケルノミコトを数々の苦難を守っており、彼女の数々の偉業は彼女の武もあるがこの
 加護による護りによって成し遂げられたといっても過言では無い。それを示すかのように、草薙剣を置いて伊吹山に向かったヤマトタケルノミコトは
伊吹明神の呪いによって道半ばで倒れてしまった。

魔力放出(炎):A
 草薙剣より与えられるスキル。返し火の逸話により炎を湛える剣となった草薙剣は、持ち主の魔力を炎として放出・付与する。
 放出される炎には加護が宿っており、相手を燃やすのみならず、害を相殺し持ち主から遠ざける攻防一体の力となる。

【宝具】
『草薙剣(くさなぎのつるぎ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:500人
 天叢雲剣とも言われる、日本武尊の数々の
征伐において彼を守護した神器たる神剣。『返し火の剣』としての側面が強いため常に炎を湛えている。
 この炎は返し火の逸話と神器としての加護が合一したもので、一度外部へと開放すれば持ち主への害を相殺する護りの性質を帯びる。
 真名開放時には剣が炎より溢れ出し巨大な奔流となり、一帯を焼き尽くす。

【Wepon】
『草薙剣』
宝具としても所持している神剣。持ち主に加護を与える。

【解説】
 大和朝廷の立役者であり、日本でもっとも有名な人物の一人。
 父から恐れ疎まれながらも、叔母であり倭姫から授かった神剣『天叢雲剣』を手にたった一人で征西と東征を行い、日本という国の礎を築いた伝説的英雄である。
 多くの人々が知る『日本武尊』と違い女性であるが、彼女の兄、大碓命が争いに向かない気性のために彼女が男として育てられていた事に由来する。
 男の英傑にも勝る気勢を持ち、必要とあらば卑怯と取られる手段と行える女傑であると同時に、親しい相手のため汚名さえも被る善性を持ち合わせる。
 兄殺しのエピソードも、皇族としての争いと責務から離れたい兄の願いを聞き、兄を逃がすために父からの恐れを一身に受ける事を承知で行った偽りの報告
 によるものである。東征の最中、伊吹山の神の呪いにより死してしまうがその魂は白鳥となり天へと飛び立った。


964 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/01/12(日) 00:27:04 SYXMnYi.0
「――心配しないで。あたくしが必ず守るわ」


【元ネタ】崩壊3rd
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】テレサ・アポカリプス
【性別】女性
【身長・体重】145cm・38kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C++ 耐久B++ 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。
大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
獣の遺伝子:A
人ならざる獣――崩壊獣の遺伝子がテレサの中に組み込まれていることを象徴するスキル。Aランク相当の自己再生、Cランク相当の怪力を取得。
彼女のDNAには帝王級崩壊獣・ヴィシュヌ及びパールヴァティーの遺伝子が組み込まれている。ヴィヌシュの遺伝子は彼女に不朽の肉体と治癒能力を、パールヴァティーの遺伝子は怪力と『崩壊』への耐性を授けた。
ちなみにヴィシュヌの遺伝子は後述するテレサの不安定な肉体を維持するために人為的に組み込まれたものである。

戦乙女(ヴァルキリー):A+
培われた戦乙女の経験と技術はあらゆる戦場で十全な能力を発揮できる。S級戦乙女として、極東支部ヴァルキリー部隊司令官として戦ったテレサはこのスキルを最高ランクで取得している。

聖痕:B
『崩壊』によって滅ぼされし文明が残した対崩壊用の遺伝子。対崩壊エネルギーの耐性や崩壊エネルギーを操作する素質。
アーチャークラスの彼女では背中に刻まれた聖痕の力を十全に発揮できない。


965 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/01/12(日) 00:28:05 SYXMnYi.0
↑の続きです

【宝具】
『約束の鍵(誓約の十字架)』
ランク:EX 種別:対悪宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1〜1000
第十一律者――約束の律者と呼称される個体から回収した律者コアを用いて作られた神の鍵と呼ばれる対『崩壊』武器。
その中から射出される鎖に拘束された者にバッドステータスを付加する。特に『人類と文明を害するもの』に対してはより強力なデバフが降りかかる。
拘束力とデバフ力は対象の属性によって上下する。人類悪>>>悪>中庸>善といった具合。
対象の拘束以外にも十字架内から射出される光の矛を使った剣戟、鎖を使っての索敵等々多岐にわたる能力を内包している。耐久力も折り紙付きであり、テレサは鈍器の要領でその宝具を使ったりもする。
使用者のテレサでさえこの宝具の全てを理解できていない。
……時折この宝具自身の意志を感じさせるような動作が見受けられるが真相は闇の中である。


『血騎士・月煌(けつきし・げっこう)』
ランク:B 種別:対己宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
テレサの遺伝子に組み込まれた帝王級崩壊獣・ヴィシュヌの力を完全発現・操作する為の神殺しの鎧。外装型崩壊エネルギーアクティブ化装甲。
しかし装甲内の神狼を束縛した鎖の名を冠するメインシステム「グレイプニル」によりその能力の解放を15%にまで制限されている。
膨大な魔力もしくは令呪をニ画消費することでそのリミッターが解除され、真の姿である『暮光騎士・月煌』へとその姿を変化させる。
なおこの宝具の使用中は『約束の鍵』と『第零定格出力/神恩結界』は使用不能となり、代わりに『極夜のヘカテー』を獲得する。

『暮光騎士・月煌(ぼこうきし・げっこう)』
前述の『血騎士・月煌』のリミッターの5段階中4段階目までを解除した形態。
彼女に流れる崩壊獣・ヴィシュヌの力の活性化を加速させ、筋力・耐久のステータスを二段階上昇させ、敏捷のステータスをB相当まで引き上げる。
スキル『獣の遺伝子』の『自己再生』のランクをA+++相当に上昇させ、自身に『沸血』状態を付加。
さらに自分の攻撃に被弾した対象にバッドステータス『流血』を付加する。

『沸血』
帝王級崩壊獣・ヴィシュヌの遺伝子を活性化させることでテレサは自身の身体の稼働率を限界以上に引き出すことが可能となった。血流速度を血が沸騰するレベルまで加速させることで身体能力を引き上げている。
血管が破れたそばから自己再生で修復するという荒業でこの状態を保っており、負傷や魔力不足などで再生が追いつかなくなると霊基崩壊を引き起こして退去してしまう。

『流血』
攻撃が当たった相手に断続的に魔力を漏出させる効果を付加する。その効果は微々たるものだが戦闘中は傷口が開くように徐々に効果が上昇する。
時間経過で塞がってしまうが長期の戦闘ではあと一押し、というところで役に立つ。


リミッターの全解除はテレサの身体組成が崩壊する危険性があるため発動不可。



『第零定格出力/神恩結界(だいぜろていかくしゅつりょく/しんおんけっかい)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:99 最大捕捉:1000
第零定格出力と呼ばれる他の神の鍵との決定的な差別化を図るために仕込まれた所謂隠しコマンドのような機能。
本来はあらゆる崩壊エネルギーを中和する領域を発生させる能力だが、現界に際して『結界内にいる全員に強力なバッドステータスと魔力遮断を付加。さらに『人類と文明を害するもの』に超強力なバッドステータスを付加』に変貌している。崩壊獣の遺伝子を持つテレサにもその誓約は降りかかる。最後の一手、詰めの一撃として使うのが効果的。


【Weapon】
『極夜のヘカテー』
魂鋼を素材に作られた神の鍵とは異なる『諸神座』と呼ばれる武器の一つ。飛刃『暮光』を格納した内部機構、一時的な巨大化など『約束の鍵』に負けず劣らず不可解な機能が内蔵されている。

【解説】
「テリテリ〜!今日も可愛い!」
みんなご存知魔法少女TeRiRi。シスター服に身を包んだ世界一可愛いフレイア学園学園長。

彼女の正体は祖父(戸籍上)のオットー・アポカリプスに製造されたとある戦乙女のクローン体。試験管ベビーだった頃の名称はA-310。
数あるクローンの中でも最高傑作としてオットーに見出され、それ以後テレサ・アポカリプスを名乗った。

クローン由来の不安定な肉体を克服するため融合型崩壊獣・ヴィシュヌの遺伝子が製造の過程で組み込まれ、その副作用として肉体再生能力を得て不老不死となった。

『崩壊』が発生した世界線にしか彼女は存在しえない。『崩壊』のない世界線での現界に際しては『崩壊』を『人類と文明を害するもの』という認識に置き換えることでその力を十全に振るうことができるようになっている。


966 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/01/12(日) 18:29:43 MPBOd8uI0
【元ネタ】仮面ライダーエグゼイド
【CLASS】アーチャー
【マスター】フィオレ・フォルベッジ・ユグドミレニア
【真名】花家大我
【属性】混沌 中庸
【ステータス】筋力 A 耐久 B+ 敏捷 C 幸運 E
宝具 A +
【クラス別スキル】
【単独行動】C
マスター不在時でも、数時間は一人で行動可能。ある少女が大我と関わるようになってからは、日に日に下がりつつある。
【固有スキル】
バグスター耐性 A
バグスターウイルスを長年耐えた事により、リスクの高いガシャットの耐性が高まっている。

執念 EX
宿敵であるある竜騎士と、自分の過去、患者の命に対しての執着。執着は時に大我に悪影響を及ぼしてしまう。このスキルにより、幸運がEに固定されている。
【宝具】
弾丸発射・歩の陣(バンバンクリティカルフィニッシュ)
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
ガシャコンマグナムに装填する事で、放たれる射撃。その一撃は敵を灰に変える。

紺碧の狙撃銃(ガシャコンマグナム)
ランク:A 種別 対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
シューティングゲームに銃を彷彿とさせる銃。
拳銃モードとライフルモードの2モードで使用可能。

【解説】
サーヴァントになるにあたり、スナイプに変身出来なくなった。マスターのフィオレからは大我の口の荒さを咎められており、大我もフィオレにまたお育ちのいいお嬢様と毒を吐いている。だが戦闘時のコンビネーションは抜群で、互いの事を信頼しあっている。


967 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/01/13(月) 23:01:06 F7Vls6TE0
【元ネタ】ディートリッヒ伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ディートリッヒ・フォン・ベルン
【性別】男
【身長・体重】189cm・80kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A+ 魔力A 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
騎乗:A
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

対魔力:B
B以下の魔術は全てキャンセルする。
 

【固有スキル】
焔の息吹:A
生まれて間もなくして竜種の心臓を埋め込まれた事によって彼が得たスキル。
自身の魔力を炎の吐息として外部に放出する。この炎は、ジークフリートの鎧を溶かした逸話により竜に由来する防御を無効化する。
ブレス自体が攻撃手段になる他、魔力放出スキルのような炎の付与にも応用可能。


黎明のカリスマ:B++
祖国を追われながら最後には王位を取り戻したライダーの逸話による特殊カリスマ。
通常のカリスマB相当に加え、『奪われたものを取り戻す』という目的を同じくする者へ大きなボーナスが付く。

心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
ライダーは、幼少期から続けてきた修練とアルテラの客将として戦ってきた長年の経験により発現している。








【宝具】
『黎明となれ黄金の巨剣(エッケザックス・モルゲンレーテ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:10人
エッケザックによる必殺斬撃。焔の息吹のブレスをエッケザックスに浴びせ、その魔力によって自身の背丈の数倍まで巨大化したエッケザックスによる一閃。
炎のブレスによりエッケザックスは刀身に莫大な炎熱を帯び、地上の太陽のごとく威容を示す。その姿は、闇を裂き光を見せる黎明のごとく。
セイバークラスでも同じ宝具を所持しているが、ライダークラスでは愛馬ファルケに騎乗しての状態で行う事で加速を乗せての一撃となりその威力・攻撃範囲はさらに増す。その状態での攻撃に後述の宝具を合わせる事でそれ自体が単一の宝具として扱われる戦技となる。


『鷹の如き駿馬よ、太陽が如く炎を纏え(ブレンネン・ファルケ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1-60 最大捕捉:80人

ファルケによる蹂躙走法。焔の息吹による火炎付与能力によって、ファルケに炎を纏わせての強化しての蹂躙。炎による能力強化と噴射により、ファルケの移動速度は跳ね上がりペガサスにも劣らない空中起動を可能とし、大剣に変化させたエッケザックスによる薙ぎ払いと合わせて。


『黎明よ、流星となりて天駆けよ(エッケザックス・リンドヴルム)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ1-80 最大補足:200人

『鷹の如き駿馬よ、炎を纏いて天を駆けろ』の蹂躙を『黎明となれ、黄金の巨剣』で行う
対軍戦技。
純粋に蹂躙走法よりも攻撃範囲が強化されただけでは無く、剣が帯びる炎熱が齎す熱波によって効果範囲がさらに広がり、駆けながらの一振りはそれだけで甚大な暴威となる。
対人宝具として攻撃範囲を絞ったバージョンも存在し『黎明よ、洛陽となりて地へ墜ちよ(エッケザックス・アーベントゾンネ)』と呼ばれる。




【Weapon】
『エッケザックス』
巨人エッケを打ち負かして得た黄金の剣。魔力によってその刃が編まれており、魔力を注ぐことで任意のサイズに変化可能。柄や鍔も刀身のサイズに応じて変形する。
ライダーは、大剣状態のエッケザックスを竜種の膂力によって安々と扱う。



『ファルケ』
ディートリッヒの愛馬。
ハイメが所有する名馬リスペの兄弟馬であり、神馬スレイプニルの血を引く。
並の馬では比較にならない駿足と、魔力による足場を形成しての飛行能力を持つ。
【解説】
シドレクス・サガの主役にして、ベルンを治める王。
巨人や悪竜といった脅威から国を守るため、幼くして竜の心臓を埋め込まれた竜種改造者。竜種に由来する高い魔力と膂力を持ち、竜種が行うブレスすら行ってみせる強大な英雄。
裏切りによって国を追われ、アルテラの宮廷に身を寄せる事となり、客将として数々の戦果を上げる。
最終的には幾人かの仲間を失いながらも、王位を奪還し自らの国を取り戻す。



*バラ園の戦いで火を吹いた逸話を契約によらない力とし、その炎を竜種のブレスと解釈した結果、竜種の心臓を埋め込まれて竜の力を保有した扱いとなっている。


968 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/01/16(木) 19:36:32 Nitk3Vp20
【元ネタ】日本
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】草深甚四郎
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久E 敏捷A+ 魔力C 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
天狗の兵法:B+
 人外の存在である天狗に攫われ兵法修行の旅をしていたという逸話から。
 剣術、弓術、槍術などの近接戦闘力及び軍略や対魔力などにボーナス。

忍術:A
 忍者たちが使用する諜報技術、戦闘術、窃盗術、拷問術などの総称。
 修験道と関わりが深く、弟子筋には忍術も伝わっている。

卍の位:B
 十字の位とも。柳生新陰流・水月に相当する。
 相手に絶対に打たれぬ境地であるという。

水鏡剣:-
 対人魔剣。最大補足・1人
 タライに水を張り、そこに映し出された対象を斬ることで、遠く離れた対象本人を斬殺する呪法剣。
 水面に人影が映し出された時点で回避不能となる必殺剣であり、
 防ぐにはCON(耐久)やAGI(敏捷)より、反鏡存在を作り出させないMGI(魔力)やLUC(幸運)が重要となる。

【解説】
 戦国時代、加賀の剣豪。深甚流の開祖。
 齢十三にして郷里を出奔(天狗にさらわれたとも)し、兵法修行の旅に出る
 そして十七年後に帰国した頃には卓越した兵法家になっていたという。
 この頃、加賀を訪れた剣豪・塚原卜伝と勝負し、刀では敗れたが槍では勝利した(小太刀では敗れたが太刀では勝利したともいう)。
 両者は実力を認め合い、互いに弟子入りを願ったと伝えられる。
 
 その武名は名高いものだったようだが、特異なのはオカルト的な逸話が殊の外多いことである。
 手取川を草履を濡らさずに渡った、
 白山に一晩で登り頂上付近に住む蛇と黒百合を捕ってきた、
 無礼な山伏が去った後、タライに水を張り、その水面を両断するやいなや、遠く離れた山伏が両断された、など、枚挙にいとまがない。

 これらの逸話は彼が修験道と関わりが深かった影響もあると見られ、
 実際、深甚流の伝書には通常の剣術とは関わりのない、修験者の技も記されている。

 甚四郎は皆伝した高弟に流派を継がせず、和泉州の山伏・慶尊院に継がせたという。
 一方で深甚流は加賀一円に広まり、加賀藩校・経武館において主要剣術科目となった。


969 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/01/17(金) 03:32:30 oVomlLIE0
【元ネタ】ポケットモンスターXY
【CLASS】ルーラー
【真名】ジガルデ
【性別】無性別
【身長・体重】変容
【属性】秩序・中立
【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷A++ 魔力A+ 幸運B 宝具A

【クラス別スキル】
権能行使・生命(サウザンウェーブ):EX
 生命力の源であるマナを制御する権能。
 管理対象の進化や成長を促し強化する。

権能行使・死滅(サウザンアロー):EX
 生命力の源であるマナを制御する権能。
 管理対象の退化や老化を促し弱体化する。

スワームチェンジ:B
 自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる適性。自己改造スキルの低規模バージョン。
 1%体の生体ジガルデ・コアに、エーテル体のジガルデ・セルを結びつける事で機能を強化拡張する。
 ルーラーとしての顕現=パトロール時は犬に似た10%の集合が基本の形態。
 監視以上の行動が必要な場合は50%の集合体で処理回路を増設する。

【固有スキル】
神性:D
 設定に管理者にして維持神であるヴィシュヌを、
 デザインに悪神ロキの子であるヘル、ヨルムンガルド、フェンリルの三柱をモチーフとした説がある。

ポケットモンスター:E
 電子の獣。詳細不明。
 伝説級に指定され生態系から分離されているジガルデは極めて低ランクとなっている。
 そもそもこれを高ランクで所持する個体は「ただの動物」であり、英霊の位に至る事はほぼ無いと言える。

星域の管理者:A
 その惑星の環境を管理する権限を持つ者。惑星意思の代行者。
 顕現状態によっては格落ちのタイプアースに相当する。
 このスキルを持つ者は管理下にある全ての存在に対して剪定、伐採、殺害を行う権限を持つ。

竜の息吹:A
 ドラゴンブレス。
 
単独顕現:B
 単体で現世に現れるスキル。
 このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、
 時間旅行を用いたタイムパラドクス等の時間操作系の攻撃を無効にするばかりか、
 あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。

【宝具】
『地神の咆哮(グランド・フォース)』
ランク:B 種別:対軍宝具
 低コストの攻撃宝具。
 大地から吸い上げたマナを大気放出することで中規模のエネルギー飽和爆発を起こす。

『遍く滅ぼせ剪定の洸(オーラブレイク・コア・パニッシャー)』
ランク:EX 種別:対命宝具
 高コストの殲滅宝具。
 高密度のマナの奔流によるビーム攻撃。
 管理者としての権能ではない、ジガルデとしての必殺技。

 外敵を強制排除する為のあらゆる抵抗を貫通した『終の一撃』。
 これはあらゆる攻撃行動の100%出力であり終極点、一切の間違いの無く「最後にして最強」を表す必殺の一撃。
 故にこの攻撃を上回る攻撃を行う事は出来ず、何者かが行う「カウンター」を意識した仕様になっている。

 照射目標の所有スキルを消滅させるという性質があり、防御も抵抗も出来ないまま対象は蒸発し死滅する。
 通常の地球生命体へはクラススキルの発動のみで例外なく対抗できるため、
 この宝具発動対象は『惑星外からの侵略者』もしくは『同じ権限を持った存在』を想定している事となる。

 通常のサーヴァントが行使出来るようなエネルギー変換処理量を遥かに超えており、
 この宝具発動には「裁定者」などではない更に上位の顕現状態が必須となる。

【Weapon】
なし

【解説】
ポケットモンスターXYに登場するポケモン「ジガルデ」
じめん・ドラゴンの複合タイプを持つ伝説のポケモン。

XYから見て過去作品のレックウザ、ギラティナなどと同じ扱いを受ける所謂3匹目の伝説であり、
生命を司るゼルネアス、死滅を司るイベルタル、2体の伝説ポケモンの暴走を監視する抑止力。
ジガルデはその上記2体の廉価版権能を行使する事ができ、死に過ぎた物を増やす、生まれ過ぎた物を減らすという事が役目となっている。
その廉価の更に50%体の機能でも、たった1日で国一つを樹木で覆いつくすさせる程度の災害は起こす事が出来る。

ジガルデは1%のコアにセルを集める事で戦闘力と姿を変化させる特徴があり、
10%体では犬、50%体では巨大な蛇、100%体では翼と尾を持つ巨人に似た姿となる。
1つのジガルデ・コアで制御できるのは50%までが限度とされ、100%のジガルデと成るには2体目のコアが必要となる。

星の管理者である彼は庇護対象から見た場合は「最強の守護者」であり、その立場を逆転するなら「災害の剪定者」でもある。


970 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/01/20(月) 00:44:09 8omIGLrk0
【元ネタ】戦国時代
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】日置弾正
【性別】男性
【身長・体重】160cm・45kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適正を持つかどうか。
 八幡神の化身とする伝承がある。

心眼(真):A
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。

宗和の心得:B
 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。
 攻撃が見切られなくなる。

エイミング:EX
 飛び道具の狙いをつける能力を示すスキル。
 呼吸や鼓動すらも完全制御下に置く高い集中力に加え、
 それらを意識することなく外界環境と完全に同化させることにより、『当てる』のではなく『自然と当たる』結果を手に入れる。
 東洋における弓道の源流であり、弓術中興の始祖とまで言われたアーチャーは規格外のランクを誇る。

【宝具】
『八幡飛貫中(はちまんひかんちゅう)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
 自身が八幡神の化身とされたことから得た宝具。
 自らの霊基を神霊「八幡」と同期させ、神霊レベルの威力・精度の一矢を放つ。
 しかし、神霊の力は英霊の霊基を以ってしても御しきれるものではなく、射撃後、アーチャーの霊基は自壊する。

【解説】
 現代弓術の源流である日置流射術の開祖。弓術中興の始祖とも評される。
 名前については正次とされるが、それ以外に影光、宗品、豊秀などとする伝承がある。
 道以または威徳と号し、剃髪して後は瑠璃光坊と称したという。
 その射法は従来のものに比べ革新的であり、弾正以前の流派を「古流」、弾正以降を「新流」というほどである。
 しかし、日置弾正自身は架空の人物とする説、吉田流初代・吉田重賢と同一人物とする説もあり、実在性は怪しい。

 当然、その過去についても多種多様な伝承がある。
 大和の出身で弓術に妙を得たのち諸国を遊歴し、晩年になって紀州高野山で剃髪したとするもの、
 伊賀の出身で北面の武士であり、病でやまとに籠もって弓術の研究に専念し、神射至妙の境地に達した後、諸国を遊歴したとするもの、
 この双方の伝承は日置貞次の子で大和に住んだ弾正正次、伊賀に住んだ弥左衛門範次の二人のもので、両者が混同されたと見るもの、
 はたまた伊勢の守護職・北畠の一族に連なる者だとするもの、などである。
 戦場においては敵するものがなく、ある時、矢が尽きた折には、弦打(矢を番えずに弓を鳴らすこと)するだけで敵方が恐れて逃げたという。

 日置流の名を高めたのは、日置弾正が遊歴の旅の途上で射術を教え込んだ高弟・吉田重賢の存在に依るところが大きい。
 曰く、重賢は、母親が懐妊する際に三日月が体内に入る夢を見たことから「弓術で大成するに違いない」と言われていたという。
 そうして逸見流・武田流・小笠原流などの古流弓術を学んだが、なかなか深奥に辿り着けず、
 思い悩んで吉田八幡に十七日間の参籠をしたところ、夢枕に手に一本の矢を持った翁が現れ「是を……」と言って去った。
 後日、陰陽師がこの夢を読み解き、是は「日・一・卜・人」と分解できる──すなわち弓矢において日本一の人になるという意味であると述べた。

 その後、重賢は日置弾正と出会い、息子の重政ともども弓術を伝授される。
 主に騎射を始まりとし、見た目の美しさや品位を重視する古流弓術と異なり、
 日置弾正の弓術は実践的な歩兵用弓術であった。
 これを重賢・重政父子は七年をかけて学び、全ての奥義を修めて印可を授けられる。
 その後、日置弾正は何処へともなく姿を消したが、
 父子は嘆きつつも「これは八幡神の化身が弓術の再興を願い、我らに深奥を授けてくださったのだ」と、ますます精進に励んだという。

 ──とはいうものの、先述の通り、重賢が自らの流派に箔をつけるための創作とする説や、重賢と同一人物であるという説もあり、
 また伝承についても多種多様なバリエーションがある。
 型月的に解釈するなら佐々木小次郎やロビン・フッドと同様『適合する人物が放り込まれる架空の英霊』になるだろうか。


971 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/01/20(月) 18:57:58 8omIGLrk0
【元ネタ】史実? 伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ミッソン
【性別】男性
【身長・体重】176cm・69kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運A 宝具C+++
【クラスキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

【保有スキル】
嵐の航海者:A+
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

可能性の光:B
 星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
 自由、平等への憧憬が形を成した偶像が英霊ミッソンであり、現界した彼は「自由」と「愛」を人々にもたらす者として振る舞う。

リベリの掟:A
 人種や国籍で差別されない、というリベルタリアの掟から。
 特定の人種・国籍を対象とする効果を無効化する。
 この効果は味方にも与えられる。

【宝具】
『自由と愛を旗と掲げよ(ラ・ヴィクトワール・リベルタリア)』
ランク:C+++ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:400人
 自由の像を描いた白い旗と、彼が搭乗した海賊船『ラ・ヴィクトワール』が融合、昇華された宝具。
 自由の象徴たる海賊船とその乗員は、王侯や王権に属する存在に対して驚異的な攻撃・防御能力を発揮する。
 その一方で、王侯ではない者、王権に属さない者に対しては並程度の力しか発揮できない。

【解説】
 自由と平等を掲げ、民主主義的な共和国を築き上げたとされる伝説的な海賊。
 17世紀後半から18世紀の人物とされる。
 現在では実在性は疑われているが、彼の伝説は水夫や奴隷、海賊といった当時の人々の熱狂を呼び、民主主義勃興の呼び水の一つとなった。

 ミッソンはフランス海軍大尉であったが、ドミニコ会の修道士カラチオーリの唱える絶対自由主義に傾倒し、
 彼とともにあらゆる差別を否定し、自由と平等を掲げた理想郷の建国を志すようになる。

 マダカスカル島北西のコモロ諸島に拠点を設けたミッソンは、商船や奴隷船を襲撃する海賊行為を繰り返した。
 一方でミッソンは海賊達や黒人奴隷達を仲間に引き入れ、組織を拡大していく。

 彼らは人種や国籍で差別されず、自らを『リベリ』と呼称。
 そらの半数は元黒人奴隷であり、ミッソンは彼らに教育を受けさせ、仲間として扱ったという。
 ミッソンは自分たちが築いた共和国を『リベルタリア』と呼称し、民主主義的な政治体制を築き上げた。

 軍事的にも卓越しており、ポルトガル海軍の艦隊を三度に渡って撃退したとされる。
 しかし、海の外の諸外国には神経を尖らせていたミッソンも、島内への警戒を怠っており、
 ミッソン達が海に出ている隙に、内陸部の先住民に襲撃され、リベルタリアは壊滅してしまった。
 失意のミッソンは欧州に戻ろうと船を出すものの、航海の途上で遭難し、命を落としたと伝えられている。

 ミッソンの築いたリベルタリアは海上で過酷な生活を強いられる水夫や奴隷、海賊たちの憧れの国であり、
 キャプテン・キッドやジョン・エイヴァリといった人物がミッソンと接触したとも伝えられる。

 実在性が疑わしいにも関わらずミッソンの伝説が人口に膾炙したのは、階級社会の理不尽さが原因と言える。
 彼の伝説がもたらす夢がフランス革命やアメリカ合衆国といった民主主義国家の創設の遠因になったのかもしれない。


972 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/01/29(水) 00:27:30 h3p5ZRIY0
【エースパイロット】
搭乗型機械の運用により英霊の座へと召し上げられた者たちが保有するスキル。
このスキルを有するものは逸話の源たる機械と人機一体で召喚され
真名解放を除き兵器の使用及び現界維持に一切の魔力が不要となり、科学技術による補給と改修が可能となる。
また、搭乗型機械に限りランクに応じて騎乗スキルと同様の補正がかかる。
反面、非搭乗時の英霊自身の身体能力は生身の人間と同程度にまで低下する。
その性質上所有者の殆どは20世紀以降の英霊だが、
神代の英霊・神霊も場合によってはこのスキルを付加して召喚することができる


A+
搭乗型機械であれば、異星文明の産物や自我を持つ機械神であろうと完璧に操縦できる。ただし、自身を生体コアとすることは不可能。
主な保有者:ハンス・ウルリッヒ・ルーデル、アムロ・レイ、ダース・ベイダー(ライダークラス)

A
異星文明の産物や自我を持つ機械神を除く、全ての搭乗型兵器を自在に操縦できる。
主な保有者:坂井三郎、シャア・アズナブル、「首輪付き」、兜甲児など
ギルガメッシュ(ライダー) ←慢心の末、騎乗スキルがランクダウン。
など

B
操縦の才能。あらゆる搭乗型兵器なら自在に操縦できるが、精神感応など特殊な才能を要求する兵器の適性は不十分。
主な保有者:コウ・ウラキ、オリビエ・ポプラン、フォックス・マクラウドなど

C
操縦の才能。大抵の兵器なら空陸海宇宙問わず自在にに操縦できるが、人型兵器は乗りこなせない。

D
操縦の才能。宇宙空間以外の場所でなら、大抵の兵器を人並み程度に操縦できる

E
操縦の才能。大抵の搭乗型機械なら何とか乗りこなせるが、兵器の操縦には訓練が必要。

A+++
操縦の才能。A+++ともなれば兵器に「生体コア」として取り込まれてもにされても自我と霊基を保ち、逆に支配下に置くことができる。
主な保有者:流竜馬、真壁一騎など

EX
操縦の才能。パワードスーツなど「パイロットの肉体の動きを反映させる」搭乗型兵器の操縦に特化したスキル。
パイロット自身の武術・体術がステータスに反映される。
主な保有者:ドモン・カッシュ、LoneSurviver、マイケル・ウィルソン・Jrなど


973 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/02/02(日) 14:03:56 HQRXeT0I0
【元ネタ】ゲッターロボサーガ
【CLASS】グランドビースト
【マスター】ナ=スキノー・コ
【真名】ゲッターエンペラー
【身長・体重】太陽系と同じくらい
【属性】秩序・善・獣
【ステータス】筋力EX 耐久EX 敏捷EX 魔力EX 幸運EX 宝具EX
【クラスキル】
獣の大権能:EX
対「ヒト」スキル。皇帝は他の獣たちとことなり「人類」を絶対的な庇護下に置き、その領域を拡大させる。
庇護下に入った「人類」に属するあらゆる存在の全ステータスを3ランク上昇させ、
敵対する「ヒト」の全ステータスを3ランク低下させる。

単独顕現:A+
単独で現世に現れるスキル。
一度顕現すれば人類は皇帝に跪き、進化の果てを目指す終わりなき闘争の狼煙を上げるだろう。
皇帝が存在し続ける限り、人類は己が領域の拡大を続け「人類」にあらざる「ヒト」を善悪問わず蹂躙し続ける。
このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、
時間旅行を用いたタイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。
獣でありながら冠位を得た皇帝は異世界をこえ、全く法則の異なる異次元へも自らの意志で顕現する。
たとえば機械の神たちがスーパーな大戦を繰り広げてる世界とか。

【固有スキル】
創造主の敬愛(きのこのおきにいり):EX
根源の渦の遥か彼方の虚無、その更なる向こう側におわす万物の創造主の愛と敬意を受けていることを示すスキル
このスキルを得たことにより未完の皇であったグランドビーストは完全体となり、空間支配能力を得る。
「完全」であっても「完成」していない皇帝は、このスキルを得てなお進化の余地を残す。

ネガ・エヴォルト:A+
ビーストクラスが共通して持つ固有スキル。
進化の化身たる獣の皇が持つ、彼方を目指す闘争のスキル。
いかなる存在であれ、人類であれば皇帝の支配下となり進化のための闘争を開始する。

【解説】
実はグランドビーストを持ってしても、虚無の向こう側へ足を踏み入れれば闘争にすらならず消滅する。
あとZEROな魔神あたりとマブダチ。同時顕現した時は一緒に闇の帝王ハントとか行ってる。


974 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/02/05(水) 11:15:16 HwqtD6Yo0
 既出の人物ですが投げたいので投げます。

【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー(その他の適生クラスは騎乗、狂、裁定、讐)
【マスター】
【真名】ルキウス・アルトリウス・カストゥス
【性別】女性
【身長・体重】165cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】
筋力:A 耐久:A + 敏捷:B 魔力:D 幸運:C 宝具:C++

【クラス別スキル】
対魔力 -
 固有スキルと重複
騎乗 B 
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
 
【固有スキル】
司令官権限:B+
 軍団司令官(ドゥクス)としてのスキル。軍略とカリスマの複合スキル。対象がライダークラスであれば効果は更に向上する。
軍神の狂気:EX
 軍神の器としての適性。Aランク相当の対魔力と対呪術を兼ね、極端に精神耐性が下がると宝具『祀られる軍神の剣』が発動する。
10月31日からの記録:EX
 セイバーが生前書いたとされるコンモドゥス帝宛の手紙。自身の精神耐性を大幅に下げる代わりに相手に怪物属性を付与+自身に怪物特効を付与。
忠士の相:B
 主人に忠誠を誓い、同時に主人から信頼を寄せられる。生前所属していた軍団が反乱を起こした際、当時のブリタンニア属州総督ペルティナクスに付き共に反乱鎮圧を行い、その結果忠誠心を認められ軍団司令官に昇進した。

【宝具】
『祀られる軍神の剣(サルマティアン・マルス)』
ランク:EX 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大捕捉:-
 サルマタイ人の祭壇から引き抜いた騎兵用の両刃剣。柄にダイアモンドが埋められているだけのシンプルな外見。打ち合うか、血を浴びるほどに魔力が蓄積される。 剣に宿る神性とセイバーの中に潜む蛮族の軍神の魂を接続することで真価を発揮するが、セイバーの意思は愚かマスターの令呪を以ても任意の発動は不可能。但し一度発動すると軍神がセイバーの体を乗っ取り敵を屠り尽くすまで彼を止めることはできず、その気迫は誰も目を向けることができないほど。尚、真名を解放せずともチャージした魔力を射出することで擬似的な魔力放出が可能。発動中はほぼ無敵状態だが欠点として軍神が離れると霊基を回復させる為に気絶してしまい暫く無防備になる。

『金色に輝く我が俊英(アルトリー・カタクラフト)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:500人
 宝具として昇華したものは名馬でも乗馬の技術でもなく騎兵を指揮する才能。生前サルマタイ人の重装騎兵を率い、後世にはその名を彼等に語り継がれた。セイバー曰く騎兵達の最大の武器は的に与える恐怖。 嘗てサルマタイ人が掲げていた竜(ドラコ)の旗を掲げることで500人のサルマタイ人騎兵を召喚して人海戦術によって敵を屠り尽くす。召喚された500~5,500人の騎兵らは全員ライダークラスとして召喚され、Bランク以上の騎乗スキルとCランク相当の単独行動スキルのを持つ。彼らの猛攻は敵の士気・闘気を著しく下げる。騎兵達を1人から呼び出すこともできるが時々命令違反する者が出る(主人であるセイバーに危害を加えることは一切無いが)。

【Weapon】
サルマタイ人の剣
 宝具欄参照。

プギオ
 ローマ兵が使用する短剣。

【解説】
 2世紀に存在した古代ローマの軍人。アーサー王のモデル候補として度々その名が上がり、ガリアで反乱が起きた際にサルマタイ補助騎兵部隊と第6軍団ウィクトリクスを率いて鎮圧した功績がクロアチア・ポドストラナで発見された碑文に記されている。その前には所属していた第6軍団ウィクトリクスらが待遇改善の為に反乱を起こしたがこの際当時のブリタンニア属州総督ペルティナクスにつき共に反乱鎮圧に当たり、その忠誠心を称えられ軍団司令官(ドゥクス、2個以上の軍団の指揮権を持つ)に昇進し、退役後はダルマチア属州・リブルニアの地方長官となった。彼の最後は不明だが一説では197年に起きたローマ軍団同士の戦争であるルグドゥヌムの戦いで戦死したとも言われる。
 最近彼が書いたとされる手紙が発見され、英訳・出版されている。この手紙は当時の皇帝コンモドゥスに宛てられたものであるがその内容はさながら古代のゾンビ小説である(サーヴァントの設定もこの話に基づいています)。
 性別に関しては軍神の剣を勝手に抜いた代償としての後天的女体化でも実は女性でしたという先天的でも良い。


975 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/02/27(木) 01:35:02 OKkCMxKA0
【元ネタ】日本神話
【CLASS】セイバー
【真名】火之迦具土神(カグツチ)
【性別】男神
【身長・体重】53.6cm・3.8kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力A 幸運E 宝具A

【クラス別スキル】
対魔力:A+
 A+以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、魔術ではセイバーに傷をつけられない。

【固有スキル】
神性:E
 日本神話にて最も有名とも言える火神。
 後述の理由で極端に擦り減っている。

真の無垢:A(消失する可能性あり)
 言語機能を得る前に殺されてしまったため召喚時は会話をする事が出来ない。
 歩行機能を得る前に殺されてしまったため召喚時は移動をする事ができない。
 召喚後に経験を積む事でそれぞれが可能となるかもしれない。

黄金律(笑顔):A++
 最強。幸福災害。
 敵全体への確定永続スタンと、味方全体への確定永続スタン。

大泣き:EX
 発動中は尾羽張神の行動を完全に制限する事になるマイナススキル。敵も少し申し訳なくなる。
 頑張れ育児パパ。

忘却補正:A++
 尾羽張神が召喚前に強制的に植え付けた最高位状態の忘却スキル。
 生前にカグツチが受けた「忘れるべき記憶」を削除するために習得させた記憶操作。
 もしも、マスターがこの件に触れカグツチが自身の「唯一の神話」を知ることとなった場合、尾羽張の刃は容赦なくマスターの首を断つ事となる

【宝具】
『天之尾羽張剣(アメノオハバリ)』
ランク:B+ 種別:対神宝具
 十拳剣の一振り。カグツチ自身を殺した宝具。
 神性を持つ存在の防御スキルをすべて無視して突き刺さる滅神剣。
 剣の形態を取っている尾羽張を持ち上げるには「筋力:C」以上が最低でも必要なためカグツチはこの剣を振う事が出来ない。

 カグツチが尾羽張剣を握ることが出来た場合はカグツチ自身の逸話も相まって絶対の滅神特効を発揮する事になる・・・はず。

『伊都之尾羽張神(イヅノオハバリカミ)』
ランク:B+ 種別:対神宝具
 神剣の別側面。剣神、雷神としての姿。
 宝具自身が人型の肉体と霊基を持ち、カグツチを補助する使い魔として行動する。
 尾羽張神個人のステータスは【筋力B 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具B+】となり、
 スキルは【騎乗:D 神性:D】のみ保有する。

 カグツチに忘却補正を無理に植え付けた影響で双方の神性がかなり擦り減っているが本来は互いに召喚規格オーバーでのEXランク。
 むしろ本来の状態では魔力不足で召喚すらできないため居ること自体がレアケースとなる。

【Weapon】
戦闘は宝具の尾羽張神が担当し、それが自身でもある尾羽張剣を帯刀する。

【解説】
「生前にこの子が見た景色は一つだけ。その恐怖と悲しみを忘れ、どうか、この子に今度こそ本当に美しい世界を見せてあげられますように」


火之迦具土神。イザナギ神とイザナミ神が産んだ最後の子であり、その同時に最期をもたらした無辜の神殺し。

そして、それらの直後に死を迎えた悲劇の子。


976 : 英霊・ザマスの創世者 :2020/03/05(木) 14:54:46 d/Ztnxm.0
個人的妄想も含まれておりますのでご了承を…

【元ネタ】ドラゴンボール超
【CLASS】セイバー
【マスター】衛宮士郎
【真名】ザマス
【性別】男性
【身長・体重】175cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久EX 敏捷A 魔力A 幸運C 宝具EX

【クラス別スキル】魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
魔力感知(気):A
生前では生物の生命エネルギーを探知する技術だったが、サーヴァントになったことにより、魔力やサーヴァントの気配を探知するスキルになった。Aランクなら地球全てが探知範囲になる。気配遮断を使用すれば探知をキャンセルできる。
 
魔力放出(気):A++
気功術の応用で魔力を気に見立てて自在に操れる。全身から放出することで空を飛んだり、魔力をエネルギー弾として撃ちだす、魔力で刃を形成するなど多彩な戦法に繋がる。

戦闘力:A
彼のいた世界の全宇宙で最強の界王であり、その力は界王としては規格外で、界王神を含めてもトップクラスと評される。
 その戦闘力はまだ発展途上であり、「やがて破壊神であるビルスと同レベルの強さになるかもしれない」とのこと。
 力押しの多い強者が多い彼の世界の中では珍しく、防御手段に力で受け止めたり吸収するのではなく攻撃を受け流す技法を用いる。
 不死身の肉体を手に入れて以来はその力に完全に慢心しているため、防御無用と言わんばかりに戦い方には隙が多くなっており、上記の受け流す技法を切り捨てている。
 しかし、不死身ゆえに「肉を切らせて骨を断つ」事へのリスクがないので、多少の攻撃を受けてでも相手を捕らえる事を優先したり、悟空たちを取り抑えて自分ごとかめはめ波で撃ち抜かせる、自分が相手の気を逸らしている隙にブラックに自分の体の死角から気の刃で貫かせるといった荒業で追い込んだりもした。
 現界してからは、その荒業を控えるように心掛けている。

神性:A
高い神性を持っているが、過ち・愚行を繰り返す人間の存在に不信感を持っているためか神聖さに欠けている。
 
神殺し:A++
かつて全宇宙の破壊神と界王神を滅ぼしたことでついたスキル。神性を持つ相手に特攻ボーナスがかかる。
 神性を持つ相手が所持する宝具などにも有効。
 
精神汚染(神):A 
宇宙を滅ぼすほどの極度のナルシスト。同じ思想と価値観を持つものでないと話が通じない。
 Aランク以下の精神干渉を無効化する。令呪の効果すらもランクダウンさせて確率でキャンセルする。

【宝具】
『罪深き人類を滅ぼすための不死身の肉体(インバゥネラビリティー・ボディ)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
如何なる願いでも一つだけ叶えられるという願い玉・スーパードラゴンボールの加護によって、時間が多少かかるものの如何なる攻撃を受けても自己再生が可能となる。斬撃、気功波、物理攻撃とあらゆる攻撃を受けても再生する。その再生力の強さは、頭部が欠損しても短時間で復元してしまうほど。痛覚も消える。
 但し、それは生前での話であり、今回現界してからは自己再生の引き換えとして自身の魔力や筋力が再生前に受けた攻撃の威力によって低下してしまう。その自己再生を使いすぎると自身の肉体に適応されず消滅する恐れがある。

『神が持つ融合の耳飾り(ポタラ)』
ランク:- 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
それぞれの右耳と左耳につけることで、別人同士を融合させるイヤリング。界王神の証でもある合体宝具。しかし今回の現界にあたっては、ザマスはポタラを片方しか着けていないので、単なる耳飾りとなっている。

『偽善の神が人類に全てを託した瞬間(エントラスト・マンカインド・ラスト・ピース)』
ランク:EX 種別:? レンジ:? 最大捕捉:?
ザマスが士郎と彼との繋がりがある人間と関わっていく中で、人間の負の一面だけしか見つめることのない視野が広がり、最終局面で士郎達人類に全てを託すために発動した宝具。これはとある英霊の創世者の思い付きによる願いで知らぬ間に施された宝具であるため、ザマス本人はその宝具がどのような能力を施されているのかは皆無の模様。それでもランクは最大級のEXであることだけは確かとなっている。


977 : 英霊・ザマスの創世者 :2020/03/05(木) 14:55:46 d/Ztnxm.0
【Weapon】
『瞬神裂斬』
魔力放出(気)によって腕から生み出されたエネルギーの刃。本人の魔力で構成されているため単なる刃ではなく、伸ばしたり、炸裂させてエネルギー弾を撃ちだしたりと変幻自在。
 ザマスがセイバーとして喚ばれたのはこの武器があるからである。

『神裂波』
魔力放出(気)によってかざした掌から前方に大きな気の塊を展開する技。そのまま相手に向けて放つことも可能。

『神烈降矢』
魔力放出(気)によってかざした掌から気弾を連発して放つ技。


978 : 英霊・ザマスの創世者 :2020/03/05(木) 14:59:12 d/Ztnxm.0
【解説】
アニメ『ドラゴンボール超』「“未来”トランクス編」の登場人物。芯人と呼ばれる界王神や界王を輩出する特殊な種族。
 第10宇宙の北の界王。卓越した戦闘能力を買われ、見習い界王神として第10宇宙の界王神・ゴワスの下で修行を積んでいる。
 極度に潔癖な性格ゆえに度の過ぎて歪んでいった正義感を持ち、過ち・愚行を繰り返す人間という存在に不信感を抱いている。
 「人間が正しさを持たず争う事」に対して過激で野放しにして良いのかと考え、その不信が一層過激なものへと転じ、やがては「人間が努力によって神の領域まで強くなる事そのものが神への不遜な行為」と捉えるまでになり、成長そのもの・存在そのものにすら否定的になった。
 自分の正義を認めない者は相手の言い分を聞かずに敵対視し、暴力的な手段や排除も辞さない。身も蓋もない事を言えば、他人には如何なる美点も許さない程厳しい割に、自分を正当化するなど自分に際限なく甘い。
 一方で、元々は潔癖過ぎるザマスがここまで自己を正当化するほど歪んでしまったのは、根本的な解決手段を考えられずただ失敗を排除するだけで安易安直な方法しか出来ない短絡で思慮の浅い性格と「なぜ過ちを続ける人間を神は生かしておくのか」「過ちを繰り返し続ける人間をなぜ生かしておかねばならないのか」という疑問に対し答えを出せなかった点にある。
 「神は万物の上に立つ存在」である事を前提に「人は神の下」に拘り、人の美点に目を向けられないために界王神としてその疑問に対し答えを見つけられなかったザマスは、自分を正当化する形で歪んでいった。
 もしもザマスが、失敗に目を向けて分析するような思慮や「成長を見守る」界王神のあり方を受け入れ、人間の負の一面だけを見つめることのない視野の広さがあれば、何かが変わっていたかもしれない。


979 : 英霊・ザマスの創世者 :2020/03/05(木) 15:00:27 d/Ztnxm.0
【解説の続き】
 基本的には、嫌悪しているのはあくまで人間のみであり、それ以外の動植物のような自然に対しては破壊対象と見做しておらず、慈愛の感情を向ける一面もある。ザマスの人間嫌いの原因には、人間によって虐げられる動植物への慈悲もあったのかもしれないと思われていたが、人間ーー悟空たちに追い詰められた果てに世界そのものとなった際、彼らを狙った絨毯爆撃でもろともに薙ぎ払っているため、自分の主義主張を正当化するためのパフォーマンスであった疑いが強く浮上している。
 ちなみに、「人間0計画」遂行のためにわざわざ天敵たる破壊神がすでにいない世界を選んで襲撃するなど、妙なところで堅実な一面も。
 その一方で、どうやら全宇宙の絶対的な存在である『全王』の存在を知らなかった、もしくは対処できなかった様子。 そもそも排除しようと考えても、ザマスでは消されてしまうのが関の山であり、実際そのような末路を遂げた。
 ゴワスからは「ザマスは神と人との矛盾に捉われすぎた」と評されているが、今回の一連の彼の行動の根幹には我々人間にもよく見られる負の側面「レッテル貼り」と「差別感情」があり、その言動も含めて「神の行い」と言うにはいささか人間臭さがにじみ出ている面が少なくない。 それでも彼が人間であればまだ、せいぜいヘイト行為、悪くてもテロリズムに走る程度のことで済んだであろうが、神族であるザマスになまじ力があったために、その被害はテロリズムの域をはるかに超えて拡大。最終的に宇宙がひとつ、そこに住まう命のほぼすべてを巻き込んで消滅し、現地の生存者わずか2名。しかもドラゴンボールによる救済措置もないという、ドラゴンボール作品史上最大最悪規模の大惨事となってしまった。
 実は生前のザマスが「人類0計画」を実行したのには、もう一人の自分であり同志でもあるゴクウブラックの勧めによるものだった。たまたまブラックがゴワスを殺害したのを目撃し、ブラックの正体が悟空の身体を乗っ取り時の指輪で過去から来たもう一人の自分、そして彼の目的が自分と同じ人間の殲滅である事を教えられ、互いに唯一の理解者だと意気投合し、ブラックが両耳に着けていたポタラの片方を貰い受けて界王神となった。
 攻撃対象はあくまで人間であるため自然は残しているらしく、草木が茂る山林の奥の小屋を拠点にしている。
 最終的にブラックから貰い受けたポタラを右耳に着け替える事でポタラ合体を敢行する。
その理由はアニメ版ではトランクスに魔封波で封印されかかった(封印のお札を忘れてしまったため、封印完了できなかった)事で人間の危険性を改めて認識したことによるもので、未来ザマス自らブラックに提案した。


980 : 英霊・ザマスの創世者 :2020/03/05(木) 15:01:52 d/Ztnxm.0
【解説の続き2】
 全王に消されてからは、何故自分が今まで人間を負の一面しか見ていなかったという無力さに気づき、今までの自分の行いを恥じ嘆きながら冥界を彷徨っていた。
 そんな中、突如目の前に映ったビジョンで生存を察知したランサーに襲われている士郎を目撃。咄嗟に彼の生命の危機を察知した瞬間、偶然にもサーヴァント「セイバー」として現界し、士郎のサーヴァントとなる。
 現界してから士郎の家に住むことになったが、人間に対する不信感がまだ残っているのか、正直なことを表に出さなかったり、士郎達を見下してしまうこともしばしばあったが、「正義の味方」を目指している士郎や彼と関わりのある者達と邂逅していくことによってその不信感も薄れていくことになる。

【蛇足】
これは創世者の妄想も含まれているため、実際のザマスとの違いも多々見られるだろうが、創世者に悪気はないためどうか責めないでもらいたい。

【コメント】
このレスを書き込むのはこれで初めてなので色々と区切ってしまいましたが、穏便に見ていただけないかと……


981 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/05(木) 15:40:13 llirvwfs0
【元ネタ】オークニー諸島人のサガ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】シグルド・エイステインソン
【性別】男性
【身長・体重】187cm・89kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運D- 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

伏兵:B
 敵に悟られぬよう戦力を配置する采配。
 味方全員に対し、このスキルと同ランクの気配遮断スキルを一時的に付与できる。

致命の掠り傷:A
 運悪く負ったわずかな傷が死につながった逸話によるデメリットスキル。
 確率で弱体状態を付与される場合幸運が下がり、その確率が大幅に上がる。

【宝具】
『牙を剥く戦利品(マエル・ブリグト・トゥーシー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:2人
 ライダーの愛馬。この馬自体は人間二人を乗せながら悠然と戦場を駆けられる逞しさを持つものの、普通の馬である。
 しかしライダーの持つ逸話により、倒した敵の体の一部を奪い鞍に提げることで、乗り手のステータスと対魔力をアップさせる力を持つ。
 ただしその間、使用者のHPが徐々に減少していく。
 また同乗した者の姿を隠蔽することができる。

【Weapon】
剣または槍

【解説】
オークニー諸島のヤール(伯爵)。ローンヴァルド・エイステインソンを兄弟に持つ。
ローンヴァルドがハーラル1世に土地を与えられた際、その土地を譲り受けヤールとなった。
マエル・ブリグトというスコットランドのヤールとの合戦で、
40対40で戦うところを馬一頭に二人乗せることで80人を投入し、見事マエル・ブリグトの首級を取る。
しかしその首を栄誉の証として馬に括り付けて帰ったところ、馬を蹴ったときに
生首の歯でふくらはぎを傷つけてしまい、そこから感染症にかかって死んでしまった。


982 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/06(金) 01:27:52 OKbUomYA0
【元ネタ】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
【CLASS】バーサーカー
【真名】ガンダムバルバトス・ルプス・レクス
【性別】男性
【身長・体重】1900cm・32200kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A+ 耐久A++ 敏捷A++ 魔力B+ 幸運E 宝具B++

【クラス別スキル】
狂化:E++
 通常時は狂化の恩恵を受けない。
 その代わりに比較的正常な思考力を保つ。

【固有スキル】
騎乗:EX
 騎乗の才能。
 専用機のみを自身の手足のように操り戦闘が可能。
 ライダークラスで召喚された場合はC++相当。

戦闘続行(狂):B+
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 最も信頼した誰かに「止まるな」と言われた遠回りな呪いでもある。

対光線(ナノラミネートアーマー):B
 レーザー、ビーム、熱線、エネルギー弾による攻撃への耐性。
 事実上人類の作る光線では科学、魔術に関わらずバーサーカーに傷を付けられない。

無辜の怪物:D
 火星の白い悪魔。
 厄災を砕いた者であり、同時に厄災の象徴。
 専用機と搭乗融合した姿で召喚される。

領域外の生命:E-
 地球外生物であることの証明。
 籍的な意味では火星人であるが、種族的には純粋に地球人の派生であるため極めて低ランク。

鋼鉄の巨神:D
 俗に言う巨大ロボット。
 重心や廃熱などの『つまらない事』をなんとなく無視して誤魔化す。
 ランクが高い機体はノリで謎の新技を出し、場合によってはパーツ構成を無視して合体しドリルを生やす。
 しかしガンダム系ロボは機体設定に力を入れていることが多いため超能力的な事象を除けば揃ってランクが低い。残念。

【宝具】
『鮮赤の華を咲かせる悪魔:狼王(ガンダムバルバトス・ルプス・レクス)』
ランク:C+ 種別:対星兵装
 かつてどこかの世界で「地球の白い悪魔」と呼ばれた伝説のロボットと同じ名を持つ大型ロボット。
 ガンダムフレームという特殊なフレーム構造と二基のリアクター、
 更に神経と制御機構を接続する阿頼耶識システムを使用した凶悪な戦闘機動を誇る。
 便宜上ロボットと呼ぶが事実上の取り扱いは『パワードスーツ』か『義体』に近い。


『孤独の狼、この星かつての厄災を此処に(フローズ・ヴィトニル・オルフェンズ)』
ランク:B++ 種別:対巨獣宝具
 リミッター全解除。異星の悪魔の顕現。
 単体で惑星を滅ぼすだけの力を持った『モビルアーマー・ハシュマル』を更に単独で打ち破ったオーバーリミット状態。 
 発動中は北欧神代級の魔力が体を包み一時的に幸運以外のステータスに大幅な上昇補正がかかる。

 発動終了時に搭乗者の歩行時に身体不随になるというデメリットが存在するが、
 機体に搭乗している限りは結果としてデメリットは無くなっている。


『殺天使の剣尾(テイルブレード・ハシュマル)』
ランク:D 種別:対人兵装
 撃破、鹵獲した大型兵器、モビルアーマー・ハシュマルの尾型兵装。
 バーサーカーの直感的な空中格闘戦を支える中距離武器。 
 掃除機の電源ケーブルがヘビのように動き、先端にナイフが付いているイメージ。

【Weapon】
超大型メイス(槍)
腕部200mm砲(砲)
レクスネイル(爪)
テイルブレード(尾)

中〜至近距離での戦闘に特化した武装を主とするが追加装備で遠距離も使用可能。


983 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/06(金) 01:29:08 OKbUomYA0

【解説】
機動戦士ガンダム・鉄血のオルフェンズにおける主人公機の最終改装形態。
『ガンダムバルバトス・ルプス・レクス』。

バーサーカーの霊基では正規搭乗者である三日月オーガスと完全に結合した状態で召喚されている。
操縦はパイロットの脳が担当するため機械というよりはやたらと人間らしい行動が多い。

俗に言う巨大ロボ、モビルスーツ。人型であるが軍事的な役割としては現代の戦闘機や戦車に近い。
厄祭戦と呼ばれる機械同士の戦争が起こった約300年前に開発された機体で、
「ガンダム・フレーム」と呼ばれる特殊なフレームを採用した72機の内の1機である。
本機はその中でも特に汎用性に比重を置いた調整が施され、様々な環境に適応させるべく各種武装の換装を可能としている。

火星の砂漠の放棄されていた本機は、主人公の属する組織の前身が発見・回収され施設の動力源として使いながら、
将来的には転売も計画されていた。が、その前にその施設が襲撃された事によって迎撃のため本来の戦闘兵器として起動する事となる。

その後、地球、火星での大型兵器との衝突によって二度の大破を経験。その度に大改修を行って現在の「ルプスレクス」の形態へとなった。
パイロットの直感によって操作するシステムに寄せて近接戦闘を重視した兵装が多く、
特に鹵獲したテイルブレードと、巨大化した腕部脚部により大型肉食恐竜を思わせるフォルムにまで変貌している。

最後は所属組織が地球の防衛軍の覇権争いに巻き込まれ、追い込まれた火星での最終決戦時に敵軍の超遠距離砲撃によって大気圏外から狙撃され大破、
瀕死の状態でありながら戦闘を続行、リミッター解除状態に移行したことで最終的に多大な戦果を挙げるも、
機体とパイロットがリミッター解除に耐え切れず自壊、ついに頭部を破壊されたことで完全に停止した。


聖杯に召喚された彼と機体は「『大衆の正義』によって打ち倒されるべき『少数の正義』」の化身として暴れる。
それは大衆への叛逆を目的とするわけではなく、ただ「仲間」と認識したマスターの願いを叶えるために他の参加者を蹂躙するという事。

彼にとっては「仲間」こそが生きる理由の全てであり、ただただそれを阻害する物を排除する事だけが戦う全てと認識している。


984 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/09(月) 01:26:54 GQ3IVBQo0
2製作記念。ステマです(開き直り

【元ネタ】EverSpace
【時代】31世紀初頭
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アダム・ロスリン
【性別】男性
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A〜D 耐久A〜D 敏捷A〜C 魔力B 幸運A- 宝具B

【クラスキル】
騎乗:A+
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
 死を繰り返すたびに4種の宇宙戦闘機を乗り換え孤独な戦いを続けた彼の技量はコロニアル(人類)軍のエリートパイロットに匹敵する。

【固有スキル】
エンシェント・グリフ:A〜E
 同ランクの対魔力と最大3つの特殊能力の複合スキル。
 31世紀の人類たるライダーの対魔力は本来皆無、むしろ21世紀の一般人よりも遥かに劣っている。
 しかし、繰り返される死の中で彼は、オッカー(爬虫人類)文明にとっての神霊に相当する種族「エンシェント」の絵文字を収集。
 これにより例外的に高い「神秘」を蓄積し、対魔力とグリフに対応した特殊能力を得るに至った。
 ただし有するグリフは召喚の度に変化するため、ランクの高さと特殊能力にはばらつきがある。
 加えて特殊能力の数はAETERNAシステムのサブルーチンとエンシェント・グリフ合わせて最大3つまでとなる。

AETERNAシステム:A〜E
 コロニアル艦隊標準OS。最大3つのサブルーチンをインストールし、対応した特殊能力を発揮する。
 はるか未来の軍用プログラムは、21世紀の聖杯戦争においてはもはや魔術と区別がつかない。
 ただし、特殊能力の数はエンシェント・グリフと合わせて最大3つとなる。

H.I.V.E.:C
 HumanInterfaceVirtualEntity。AETERNAシステムの疑似人格式標準対人UI。
 長き旅路の中でライダーに完全に最適化されており、その分析力と合わせ同ランクの心眼(偽)と直感と同等の効果を発揮する。
 本来ならA++相当のスキルであるが、生前のロスリン(H.I.V.E.)の戦場に地球は存在せず
 21世紀の地球にコロニアル艦隊の情報ネットワークも存在しないため、Cへと大幅にランクダウンしている。

【宝具】
『相応しい死に方(ミーン・トゥ・ダイ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:自分自身 最大捕捉:1人
ライダーが撃破されても、クローン工場が健在な限りライダーを無限に再召喚する。
ただし、クローン工場は『単体の英霊が所有するには余りに巨大な物』に抵触するためライダー初召喚後に自前で建設する必要がある。
更にライダーの再召喚場所は必ずクローン工場の内部となり、発動中は下記の『悪魔の双子』も自動的に発動してしまう。

『悪魔の双子(エビル・ツイン)』
ランク:E-- 種別:対所有者宝具 レンジ:自分自身 最大捕捉:1人
『相応しい死に方』と表裏一体の宝具。
ライダーのクローンを「単独行動:E」を持つ独立サーヴァントとして一定間隔で無限に召喚し続ける。
これらは個性こそあるが、例外なくライダーとそのマスターに敵対的。
デメリットしかない宝具であるが、『相応しい死に方』をしない限りこの宝具もまた稼働し続ける。
これは英霊としてのロスリンの根幹が『(クローンとして)未完成であるが故に伝説に刻まれた』逸話にあるためである。


『器用で不器用(コロニアル・インセプター)』『敏捷で脆弱(コロニアル・リーコン)』
『鈍重で頑丈(コロニアル・ガンシップ)』『精力旺盛で万能(コロニアル・センティネル)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜4500 最大捕捉:1隻
4種のうちからどれか1つがライダーと共に召喚される、彼が生前に運用したコロニアル軍制式宇宙戦闘機。
21世紀の区分に当てはめるなら迎撃機、偵察機、ガンシップ、電子戦機に相当する。
31世紀では一介の量産型戦闘機であるが、21世紀の兵器と比較した場合の性能差は言うまでもなく
更にロスリンが単機でオッカーの宇宙フリゲート艦の撃沈を繰り返した逸話によって宝具として十分以上の性能を獲得している。
召喚される可能性があるのは4機種×3兵装の12パターンのうちのどれか。
本来なら多種多様な兵装を細かく製造。換装しカスタマイズ可能であるが、21世紀地球の科学力では実質的に不可能に近い。
聖杯戦争においては、31世紀の宇宙戦闘機用兵装として最強の大量破壊兵器「ARC-9000」を有するパターンが最適解とされる。


985 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/09(月) 01:28:04 GQ3IVBQo0
【解説】
地球人類が宇宙進出に成功した異世界、その遥かな未来である31世紀。
人類は史上初めて接触した自分たちと同等の知性と文明をもつ爬虫類型異星人「オッカー」と戦争状態に陥る。
アダム・ロスリンは並外れて優秀な遺伝子科学者であり
オッカー戦争における「前線クローンプログラム」の責任者として戦争終結に貢献した英雄の一人
……のクローン“達”がこのライダーである。

「オリジナルのアダム・ロスリン」は戦争を再開させんとするクリン・ゴーク提督に利用された末、毒殺される。
細胞毒に冒されたオリジナルは交換用の肉体を得るべくクローン製造プログラムを組むが、意識混濁の結果、
DNAの欠陥による短命を始めとしたいくつかのミスを犯した。更に使用可能であったクローン工場も星の海の彼方にしかなかった。
生まれた交換用クローンがオリジナルの元へ向かう旅の中で幾度も死を繰り返し、やがて自我を得た存在…それがこのライダーである。
オリジナルは自我を得たライダーの肉体を奪うことを良しとせず、彼に「己の人生」を与えるべくDNA修復のための遺言を残した。
ライダーは戦後の混乱のただ中にある「セクター34」宙域にて、ゴーク提督の殺害をはじめとした数々の騒動を引き起こした末、
あるものは旅の中で死に、あるものはDNAの欠陥で死に、またあるものはセクター34を脱して「己の人生」を送り天寿を全うしていった。

生前から死と複製を幾度となく繰り返し、生き抜くために清濁併せ呑んできたライダーはサーヴァントとしての生にも何ら抵抗はなく、
聖杯戦争においては非常に扱いやすいサーヴァントである。……マスターが度の過ぎた非道を行わぬ限り。
そんな彼が聖杯に願うささやかな願い。それはクローンとなってから一度としてたどり着くことが叶わなかった地元の居酒屋で
「いつもの」を一杯引っ掛けることのみである。31世紀であっても、仕事の後の酒の味は変わらない。

【備考】
「アダム・ロスリン」をキャスターとして召喚した場合はオッカー戦争の英雄である「オリジナル」が顕現する。
非常に引っこみ事案なギークであり、ライダークラスとの決定的な違いとして「繰り返された死」による精神的タフネスがないため注意が必要。
何らかの理由によってアヴェンジャークラスで召喚された場合は「ゴーク提督を殺害した個体」が確定で顕現する。。
『相応しい死に方』『悪魔の双子』の代わりに固有結界『チームのために(テイキング・ワン)』が使用可能。
提督との決戦が再現され、最終的に上空のコロニアル軍戦艦がメルトダウンによる核爆発を起こし結界は解除、アヴェンジャーは消滅する。
が、これらは例によって31世紀の兵器と技術の上、決戦の場は絶対真空の宇宙空間。生身のマスターでは生存すら難しい。


986 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/14(土) 05:03:05 PLFJXxkQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】エージェント
【マスター】
【真名】來俊臣
【性別】男性
【身長・体重】175cm・67kg
【肌色】アジア系【髪色】白【瞳色】赤黒
【外見・容姿】エネミーの酷吏とほぼ同じ服を着た男性。
【地域】中国
【年代】不明〜697年4月28日
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・群体
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:D 魔力:D 幸運:E 宝具: C-

【クラス別スキル】
群体:A
 このスキルによりエージェントは複数の体を持つことを可能とする。
 來俊臣としては彼一人のみだが、彼の霊基からは複数の酷吏が分離する。
 このエージェントの総数は大体百人前後。
エージェントは以前は凶悪犯であった数百人のスタッフを個人的に保持していたという。

【保有スキル】
酷吏:A+
 法を威にかざして、民衆を苦しめた悪徳役人への蔑称。
 元々の語源は司馬遷の『史記』の『酷吏列伝』から取られたもので、時代が下るにつれて冤罪の捏造や拷問係といった「汚れ仕事」を行う役人を指すようになった。
 相応のランクの精神汚染、情報操作、諜報の複合スキル。

→情報操作
『情報抹消』の類似スキル。
 自身や自身が持つ情報を操作し能力、真名、外見特徴などの情報を隠匿・偽装する。
 これに対抗するには、現場に残った証拠から論理と分析により正体を導きださねばならない。

拷問技術:A
 卓越した拷問技術。拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。
 エージェントがこのスキルを罪人に行使した場合、その者は自らの罪を「必ず」認める。また、正しき国家運営を脅かす秘密を持つ臣民に行使した場合、その秘密を「必ず」手に入れる事ができる。

加虐体質:B-
 サドスティック。他者の苦痛を快楽に変換するスキル。
 戦闘時、自己の攻撃性にプラス補正がかかる。
優れた司刑標事であるエージェントは、普段の冷静さを失うギリギリまでこのスキルを使用できる。

【宝具】
『告密羅織経(こくみつらしょくけい)』
ランク:C- 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:1人
 一説ではエージェントが記したという、酷吏達の指導書、罪人を作り上げるための、拷問と尋問のハウツー本。
武則天の持つ宝具と同様の宝具だが、女帝の持つ、彼女は誰に対しても「拷問するもの」となり、相対するものは問答無用で「拷問されるもの」となるほどの権限と効果は持たない。
 多種多様な拷問器具を取り出せる他、酷吏たちの思考と拷問能力を強化する、一種の強化パッチとしても機能する。

『告密の門(こくみつのもん)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:不定 最大捕捉:密告者の数次第
 武則天への反抗を密告することを奨励した政策が宝具となったもの。
 この政策は密告が誤りであっても許されたため、誣告と粛正が激増し恐怖政治が加速した。

 情報収集判定、接触した相手から情報を引き出す判定に大きなボーナスを得るに加え、密告者(情報提供者)に低ランクの精神汚染を付与し、エージェントたちが求める情報を探すように思考を誘導させる。
 この効果に上限はなく、使い続ければ一つの都市を告密の包囲網で覆うことも可能。

【Weapon】
『多種多様な拷問器具』


987 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/14(土) 05:04:12 PLFJXxkQ0
【解説】
 武則天と同時代の人物で酷吏の一人。
武則天の密告制度を使用し、死刑囚だった来俊臣は志願して刑事被告人を取り調べる司刑標事という役に抜擢される。
 死刑囚にも係らず抜擢した武后にはもちろん計算があった。
 司刑標事となった来俊臣はその拷問能力を発揮し昇進していく。彼は無実の者に偽りの自白をさせるため、拷問方を次々に生み出していく。

 鼻から酢を流し込み呼吸困難にさせる、耳に泥を詰めたり燻したりして聞こえなくする、頭髪吊りを行い、頭全体を覆うくさび付き の枷を被せ次第にくさびを締め付けながら自白を迫った。
 来俊臣は楽しみながら仕事をしていた形跡があり、彼が活動を始めてから処刑される者の数は飛躍的に増加していった。

 来俊臣は有力な酷使が没落するなかで最後まで生き残っていたが、彼自身が政治への野心をほのめかしたため、同僚と政敵に密告された。
 そして彼がこれまで 行ってきた拷問により自白を強いられ、猿ぐつわ(でっち上げ裁判を暴露されないよう取り入れたのが則天武后)をされて処刑場に送られる。

 来俊臣が斬首されるや、群集は彼の死体に飛びかかり、手や足に喰らいつき、耳を引きちぎり、目をくり抜き面皮を剥がして、体を引き裂きながら貪った。
 さらに腹を裂いて内臓を引きずり出してバラバラにし、泥の中に投げ出した。
 頭蓋骨は粉砕され、骨盤を叩き割られ、大腿骨は叩き折られる。
 彼の死体は血塗れの肉塊と化し、人間の形は残らなかった。

【人物・性格】
 生粋のサディストであり、生まれながらにしての異端者、サイコパス。
 それでありながらある程度の野心や理性を持っているからタチが悪い。
 法を悪用したり、法の穴を掻い潜るタイプの秩序・悪であり、悪をもって秩序を為すタイプのハサン系秩序・悪とは相容れない。

イメージカラー:黒ずんだ赤
特技:拷問、尋問、処刑
好きなもの:拷問、拷問技術の研究
嫌いなもの:死体をバラバラにされること
天敵:不夜城のアサシン
願い:受肉

【一人称】私【二人称】君【三人称】呼び捨て

【因縁キャラ】
武則天:

◾クラス:エージェント(諜報員)
その物量を持って諜報活動を行う諜報員のクラス。
情報戦においては無類の強さを誇るが、総じて単体の戦力は低い。
秘密警察やそれに準ずる組織のトップや代表者、その組織という概念そのものがこのクラスの適性を持つ。

【クラススキル】
群体(パターン1)
このスキルによりエージェントは複数の体を持ち、その全てを破壊されない限り死亡しない。
スキルランクによりその総数は変化する。

群体(パターン2)
このスキルによりエージェントは複数の体を持つことを可能とする。
〇〇としては彼一人のみだが、彼の霊基からは複数の〇〇が分離する。
スキルランクによりその総数は変化する。


988 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/14(土) 05:14:57 PLFJXxkQ0
【元ネタ】日本伝承
【CLASS】ランサー
【真名】濡髪童子
【性別】女性
【身長・体重】155cm・48kg
【肌色】白 【髪色】毛先に行くに白くなる水色【瞳色】青
【外見・容姿】水色がかった白髪、水色の着物を着た、大きな傘を持った狐耳の少女
【属性】中立・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・狐・神性
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:B+ 幸運:A 宝具:C++

【クラス別スキル】
対魔力(狐): B+
 魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
 例外的に呪術にも耐性を持つ。

【固有スキル】
陣地作成:B
 魔術師として自らに有利な陣地な陣地を作成可能。
 ランサーはスキルや宝具により土地を浄化し、霊地の質を高め、"神域"と"祠"を作成可能。

神性:B-
 その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。
 ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
 神霊である濡髪大明神としてでは召喚難易度が高いため、初期の白キツネに近い霊基で召喚された為、ランクは控えめ。

恵雨の守護神: B+
 他者を守護する時に力を発揮する、知恩院の守護神としての小権能。
 魔力放出(水)、守護の誓約、神通力の複合スキル
神通力により火除け、縁結び、雨乞い、厄払いなどを行うことも可能。

濡髪美人:B+
 濡れた艶やかな髪と肌、異性を惹きつける見た目の美しさ。魅了系スキル。
 雨天時にはランクが上がる。

狐の忘れ傘: C+
 知恩院の七不思議に語られる"忘れ傘"。ランサーがランサークラスで召喚される理由。
 サーヴァントの武器なので極めて丈夫。
持ち主に水属性と火属性に対する特防を付与。

【宝具】
『現世潤す狐雨(ちおんいんわすれがさかんてんじう)』
ランク: C++ 種別:結界宝具 レンジ:20〜50 最大捕捉:300人
 自らの神通力を最大限に発揮して行われる、いわゆる固有結界に似て非なる大魔術。
 結界内はさらさらと雨が降りしきる"神域"となっており、浄化の雨により敵には戦闘系スキル、宝具の弱体化、更に魔性、悪属性へ弱体を付与し、味方には弱体、呪いの解除、肉体、精神ダメージの回復がなされる。

【Weapon】
狐の忘れ傘

【解説】
 知恩院第32世 霊巖上人の枕元に、濡れ姿でシクシクとすすり泣く童子が現れました。
 この童子は古くからこの御影堂の地に住む白狐であり、御影堂が建設されたために住処をなくしたとのことでした。
 あわれに思った霊巖上人は、童子のために寝ぐらを作ってやりました。
 後日、再び枕辺に現れた童子は、お礼に知恩院を火災から守ることを誓い、その証に御影堂の軒下に傘を置いていったと言い伝えられています。
 その後、上人はその童子を濡髪童子と名づけ、祠におまつりしたといわれます。


989 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/15(日) 03:01:55 /yuL08YQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】イエローママ
【異名・別名・表記揺れ】電気椅子
【性別】女性
【身長・体重】165cm・58kg
【肌色】白【髪色】黄色【瞳色】電光走る黄色
【スリーサイズ】101/60/89
【外見・容姿】クリノリンでスカートを膨らませた豊満で包容力のある女性
【地域】アメリカ
【年代】19世紀後半〜現在
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・無生物
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B++ 魔力:C 幸運:D 宝具: B

【クラス別スキル】
気配遮断:E
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
処刑道具であるアサシンはまったく暗殺や隠密活動に向いていないし、する気もない。
じーっとしてたら気付かれない程度のスキル。

【保有スキル】
無辜の怪物:A+
イエローママ。
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。
自らに付けられたあだ名のイメージから包容力のある母性溢れる女性の姿で召喚され、Bランクのスキル専科百般(家事)の効果を発揮できる。

ガルバニズム:A
生体電流と魔力の自在な転換、および蓄積。魔光、魔風、魔弾など実体のない攻撃を瞬時に電気へ変換できる。
また、蓄電の量に応じて肉体が強化され、ダメージ修復も迅速に行われるようになる。
生命活動を肉体に宿る電気で説明するガルバニズムの概念は、フロギストンやエーテルと同じく、錬金術のカテゴリーに属している。
アサシンの場合、魔光、魔風、魔弾など実体のない攻撃を瞬時に電気へ変換し、蓄積することで自らの魔力を補給し、電力を爆発的に向上させる事が可能。

魔力操作(雷):C+
自分の内にある魔力を自在に操作する力。
魔力放出(雷)、魔力防御(雷)、魔力逆流(雷)、魔力回収(雷)など...
人類が手に入れた雷電の力、その暗黒面の象徴ともいえるアサシンは宝具により電流を自在に操る。

処刑人:A+
アサシン自身が処刑器具なので処刑“人”という表現は少々違うが、
『悪』と定義される存在――罪人に対して特攻ダメージを与える力。
無辜の怪物による人間化と、プログラム的に組み込まれた「州の電気技術者」により善悪の定義づけをすることが可能。

【宝具】
『永遠なる眠りを、痺れ逝く程の抱擁を(ウェスティングハウス・エレクトロキュージョン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
地上に降り、人の手に治まった「裁き」の具現たるアサシンの持つ常時発動型宝具。
『電気椅子』そのものであり、感電死という概念すら組み込まれたアサシンはその霊基を自在に電流に変化させ、精密に操る事が可能。
コメディ番組並の微量な電流や医療目的の電流から、相手を抱き締める程の密着距離なら瞬時に血液と臓器を沸騰させるレベルまでの超高圧電流を流す事ができる。
真名解放により電撃に"拘束"の概念が宿り、電撃に触れた相手に「椅子で固定されたような」感覚を残し敏捷と幸運をワンランクダウンさせる。

【Weapon】
電気


990 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/15(日) 03:04:10 /yuL08YQ0
【解説】
電気椅子は泥酔した男性が電線に触れて即死する様子を歯科医アルフレッド・サウスウィックが目撃したことから考案され、最初の実用的な電気椅子はハロルド・P・ブラウン...トーマス・エジソンに雇われた発明家によって発明された。
交流は直流より致死的と印象付けるネガティブキャンペーンを行う為に交流を用いる電気椅子をエジソンが企画したことは余りにも有名。
ただ交流電は危険である、という最悪なネガティブキャンペーンを行うために、多くの命は失われた。

アメリカ各州に設置されている電気椅子には、ニックネームがつけられており、アラバマ州に設置されている電気椅子がイエローママである。

サーヴァントとしては「人類に齎された電気、その裁きとしての側面の具現化」という恐るべき機構として現界する筈だが...?

【人物・性格】
何故か無辜の怪物により母性溢れる女性の姿で限界した。
IHクッキングヒーターなど電子調理器具を自在に操りお料理をしたり、専門家ではないものの、囚人のカウンセリングすら可能な女子力(真)を持つ。

イメージカラー:痺れるような黄色
特技:処刑、子守り、女子力(真)
好きなもの:電流、濡れたスポンジ
嫌いなもの:停電、乾いたスポンジ
天敵:トーマス・エジソン、ニコラ・テスラ、ウィリアム・ケムラー
願い:自分が使われる事のない世界

【一人称】わたし【二人称】あなた、きみ、ちゃん付け【三人称】あの人、あの子、ちゃん付け

【因縁キャラ】
トーマス・エジソン:生みの親の一人
感電死──エレクトロキュージョン(electrocution)という言葉を生み出したのは間違いなくエジソンの狂気である。
自分の生みの親の一人であるので無下にはしないが、正直動物殺しはどうかと思っている。

【コメント】
歌おう!感電するほどの喜びを!


991 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/15(日) 07:55:51 /yuL08YQ0
次スレです 鯖投下で埋めてから移ってどうぞ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1584226303/l30


992 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/16(月) 02:17:26 yPmKOBV20
【元ネタ】史実
【CLASS】ハービンジャー
【マスター】
【真名】エクリプス
【異名・別名・表記揺れ】Eclipse
【性別】牡
【身長・体重】馬並み
【毛色】栃栗毛
【外見・容姿】美しい毛並みをした、肩の筋肉が発達した頑健な馬。顔には流星が走り、右後脚にソックスを履いている。
【地域】イギリス
【年代】1764年4月1日〜1789年2月26日
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】馬・猛獣
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:A++ 魔力:E 幸運:C 宝具: B

【クラス別スキル】
天地の開豁:E+
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
 自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
 実際に「不可能を不可能のままに可能にした」者に与えられる特級スキルが『星の開拓者』であるが、こちらはそれに類似した効果を持つ。
 「未知性・不可能性・非常識性を一部でも解明・解体し、それらを損なわせるきっかけとなった」者に与えられるスキルと言える。

競馬の歴史を切り開いた、最初期の超名馬でありサラブレッドの始祖。
そして出場したあらゆるレースで文字通り"先駆けた"ことによりやや例外的にハービンジャーの資格を獲得した。

「ヒヒーン...?」 (特別意訳:は?私様が先駆者でなかったら誰が先駆者だと言うのだッ!!!)

【保有スキル】
千里疾走(馬):C++
長時間・長距離移動を可能とする無尽蔵の体力。
また「敏捷パラメーターの一時的な急上昇、全力疾走時の耐久及び筋力パラメーターの上昇」といった効果を発揮できる。

高速機動(馬):A
ハービンジャーが行った、鼻を地面すれすれまで下げる走法に由来。
敏捷値を瞬間的に倍加させ、移動判定及び回避判定にプラスボーナスするスキル。
宝具効果と合わせてある程度の不安定な地形にも適応する能力も持つ。

一意専心(馬):A
一つの物事に没頭し、超人的な集中力を見せる。
ハービンジャーの場合、唯早く、速く、疾く、捷く走り行動する事に特化している。

【宝具】


「エクリプス1着ゥゥゥウウウ!!!!他の馬はまだ見えないッ!!!!」


『唯一抜きん出て並ぶ者無し(エクリプス・ファースト・ザ・レスト・ノーウェア)』
ランク:D+ 種別:対速宝具 レンジ:220m 最大捕捉:18頭
エクリプスの輝かしい勝利の記録と、そこから生まれた「圧倒的な勝利」を意味する慣用句を由来とする宝具。
駆け出したハービンジャーから約220mの距離を離された相手はハービンジャーに"決して追いつけなくなる"。
概念的な干渉否定であり、限定的な運命確定。
発動後、一度でも距離を離されたら、どんなに加速しようが遠距離から攻撃しようがハービンジャーに届くことはない。
打ち破るには、距離を離される前に純粋な速さで追いつくか、ランク以上の概念、運命干渉が必要。

『完璧無比なる疾駆の血統(サラブレッド・ペディグリー)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1000人
現在のサラブレッドの実に95%以上の父系祖先であり、始祖とされる一頭たるハービンジャーの血統が宝具となったもの。
ハービンジャーの血を継ぐ名馬たちのスキルを全て使用可能であり、更にそれらの名馬をサーヴァントとして召喚可能。
馬たちは基本的に疾く走ることにスキルとステータスが特化されている為、戦闘には向かない。
無尽蔵に何回も低コストで仲間を呼び出せる宝具に見えるが、統率する意思も能力も権限も持たないため、ただ召喚するだけの宝具。

【Weapon】
『馬具一式』


993 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/16(月) 02:19:30 yPmKOBV20
【解説】
エクリプス。18世紀後半に活躍したイギリスの競走馬・種牡馬。18戦18勝の戦績を持つ。サラブレッドの基礎を作ったと言われる。
圧倒的な勝利を意味する慣用句「Eclipse first, the rest nowhere.」(唯一抜きん出て並ぶ者なし)で知られる。詳しくはwikiで。

【人...馬物像】
特に擬人化されていない馬系サーヴァントだが、聖杯からの知識により、多少の人性を得ている。
会話はできないが簡単な意思疎通くらいはできるだろう。
動物会話系サーヴァントスキルを使用すると「粗暴な最速主義」という彼自身の性格を垣間見ることができる。

イメージカラー:草原の緑と栗毛色
特技:最速
好きなもの:風、オウム、ビール、菓子
嫌いなもの:自分より速い奴
天敵:神話系の馬
願い:ヘドロとハイフライヤーとの勝負、最速の証明(自分の速さの限界を知り、越える)

【一人称】私様【二人称】貴様【三人称】呼び捨て (動物会話時)

【コメント】
ヒヒーン


994 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/16(月) 23:03:52 yPmKOBV20
【元ネタ】沖縄伝承
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】チョーフグン親方
【異名・別名・表記揺れ】京波根親方、大舜、儀部鉄人、ギミンノヘイカ
【性別】男性
【身長・体重】195cm・300kg
【肌色】鋼、褐色【髪色】銀【瞳色】黒金
【外見・容姿】身体が鋼鉄でできた大男
【地域】沖縄
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・鋼鉄
【ステータス】筋力:B 耐久:A+ 敏捷:C 魔力:D 幸運:C 宝具:A+

【クラス別スキル】
狂化:E→C
理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
普段は心優しく、テーゲー(大雑把)な偉丈夫だが、宝具展開状態になるとランクが2ランク上昇し、修羅が如き武勇を露わにする。

【保有スキル】
鋼鉄の英雄:A-
耐久値が大幅に上昇し、肉体的ペナルティを跳ね除け、精神に対するものを除く状態異常に耐性を得る。
逸話によって、鋼鉄の割合や箇所が違うことから身体の半分までは必要に応じて普通の肉体に置換できる。
鋼鉄の肉体を持って生まれたバーサーカー。
しかし、首だけは鋼鉄ではない普通の肉体だったという。

無窮の武練:A+
ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。極められた武芸の手練。
心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
武装を失うなど、たとえ如何なる状態であっても戦闘力が低下することがない。
剣術はもちろん、沖縄武術にも優れる。

億首打ち:EX
薩摩が沖縄を攻めたとき、金武ではバーサーカーが総指揮官となり、億首の要害で敵を迎え討った。そのとき、敵の首を億も切り落としたということで、この地は億首と名づけられたという。
1対多の戦闘時に大きな能力ボーナスを得る他、長期の戦闘も物ともしない継戦能力、薩摩の猿叫すら完全無効化する鋼の精神などが複合されている。

【宝具】
『儀部鉄人(ぎべてつじん)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
任意による戦闘モードへの移行。
その力で田畑(約一万坪)を半日で耕し、木の根を容易く引っこ抜いたという穏やかな親方の姿から、敵を鏖殺する鉄人へと姿を変える。
鋼の肉体を増大させ、中華風の意匠がある日本の甲冑(琉球王国の武士の武装は日本と中国のチャンプルー)を身に纏った姿に変化。狂化ランクを2ランク上昇させ、筋力C以下のサーヴァントの物理攻撃を無効化し、Bランク相当の対魔力を得る。
薩摩特防と薩摩特攻も得る。

伝承の通り首部分のみ効果は発揮せず、首を攻撃されたときこの宝具は失効する。

『四海狂飈・生千死千(いきてせんにんをころし、ししてせんにんをころす)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:1000人
バーサーカーの死に際の逸話が融合した、一種の死因宝具。
バーサーカーが戦闘時に死亡した時に発動し、バーサーカーは一度だけ、ほんの数分だけ復活する。

...薩摩隼人を恐れおののかせた、鋼鉄の嵐の化身として。
復活したバーサーカーは敵全体に強烈な嵐で攻撃し、敵陣全体に最高ランク...一切の感情が存在しないか、完全なる狂人以外は逃げ出すか、気絶するか、自刃する事しかない程の威圧を叩きつけた後に消滅する。


995 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/16(月) 23:05:37 yPmKOBV20
【Weapon】
無銘・大太刀
自分自身の肉体を素材に使っているらしく、そうそうへし折れない。

【解説】
沖縄の伝承に登場する鋼鉄の英雄。
昔、金武間切の並里に、美しい娘がおり、巡視にこられた首里王が見染めて契りを込めた。
娘はまもなく妊娠したが、百姓の娘が王の子を生むのはおそれ多いと鉄屑を煎じて飲んで流産しようとした。
しかし、流産しないままに、月が満ちても生まれずにいると、ある日、お腹の子が『わたしを生むと、お母さんの命がないが、それでも生むか』と言うので、母は、わたしは死んでもよいから生まれよと答えた。
子どもは母のお腹を引き裂いて生まれ、母は死んだ。
その子は全身鉄でできていて、成長するとたいへんな力持になり、十人がかりでやる仕事を一人でやりとげて村人を驚かした。
金武の億首橋近くのヒルギ田原(約一万坪)を、半日で耕したと言い、その中にあるチュウクェームイ(一鍬森)は、一鍬ででぎたものだという。
この男は武術にも秀れ、ギミンノヘイカと敬まわれた。尚寧王のとき、薩摩が沖縄を攻めたとき、金武ではチョーフグン親方が総指揮官となり、億首の要害で敵を迎え討った。
そのとき、敵の首を億も切り落としたということで、この地は億首と名づけられた。
薩摩軍の戦死者を葬った所をヤマトンチュウ墓と言って億首の西方にある。
チョーフグン親方の力に悩まされた薩摩軍は、一計を案じ、理髪屋を誘って、唯一鉄のない喉元を掻き切らせた。
チョーフグン親方は、最後の力をふりしぼって、理髪師の両股を引き裂いて、一方の片脚を東の海、他方の脚を西の海に投げ付けた(北の海、南の海とも言われる)。沖縄の東と西の海がゴウゴウと鳴るのは、彼の怒りの余韻だと言われている。チョーフグン親方が死んだので、大丈夫だと薩摩が再び攻撃してきた。
村人は彼の死体を戦いの前線に押し立てると、その死体の口からは蛆虫が湧いており、それを見て敵は、チョーフグン親方はまだ生きていて、ハチャグミを食べていると思い込み、恐れをなして戦意を失い自決してしまった。それで「生きて千人、死して千人」ということばが残った。
チョーフグン親方の墓は、ヒルギ田の東の森にあり、毎年の清明祭には、その子孫と言われるシチャラン小の門中が拝んでいる。

この他にも母親がヌブシの玉という宝を飲み込んだから金属の体になったという話や、身体の半分だけが鉄で出来ていた話などの多くのバリエーションがある。

【人物・性格】
大らかでテーゲー(大雑把)なウチナーンチュ(沖縄人)。
自身の肉体が鉄だからか、大体のことは「なんくるないさぁ!」と受け入れてしまう懐が深い親方(うぇーかた)。
現代文化にも染まっていて、普段はかりゆしウェアを着こなしアイスクリームを食べていることもしばしば。

...ただし、本気で怒らせた時にはその修羅が如き力を露わにする。

イメージカラー:燦々と太陽照りつける鉄色→血に染まった鉄色
特技:農作業、武術、戦い
好きなもの:平和な日々
嫌いなもの:理髪屋
天敵:理髪屋のサーヴァント
願い:地元の平和

【一人称】私、わん【二人称】あんた、うんじゅ【三人称】彼/彼女、あいつ、あれー、うれー


996 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/18(水) 16:22:55 3E2Ycbwk0
「───あなたと合体したい。」

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【マスター】 美少年(本人の希望)
【真名】サルマキス
【性別】女性
【身長・体重】163cm・54kg(可変)
【肌色】薄い水色【髪色】水色【瞳色】濃い水色
【スリーサイズ】109/58/99(可変)
【外見・容姿】とても美しいナーイアス。だがイケメンを目にすると軽く暴走する。
【地域】ギリシャ
【年代】神話時代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・ニンフ(ナーイアス)・バイセクシャル
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:B+ 魔力:B+ 幸運:B 宝具: EX

【クラス別スキル】
気配遮断:B+
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
水辺だったり隠れる対象がイケメンの場合、ランクが上がる。

【保有スキル】
水辺の乙女:B+
水辺の魔力を体内の魔力へ変換、蓄積する事が出来る。近場に水があれば実体のない攻撃を水で相殺し、無効化する事も可能。また、ダメージを負った際、周囲の水量に応じて回復も行える。
ナーイアス(泉のニンフ)であるアサシンは淡水の泉にいるとランクが上がる。

英雄搾精:D
英雄作成の反転スキル。
王や英雄の信念、カリスマ、威厳を溶かし、吸い取る。
対英雄とも異なる、英雄を一匹の雄に貶めるスキル。
極まれば対象の英雄性総てを「搾り尽くす」事も可能となる。

神々の遺産:C++
オリュンポス・クリロノミア。
ナーイアスの父とされるゼウスに由来するごく僅かな神代ナノマシンが「ヘルマプロディートスと一つになりたい」という神々への懇願が聞き届けられた事により増幅されたもの。
神性スキルと戦闘続行スキルを有し、精神状態の昂りに応じて全ステータスに補正がかかる。

変化(流体):A+
流体であるが故の変化能力。
リヴァイアサンの権能である「完全流体」程の絶大な効果はないが、それなりに万能。
バストサイズも自由自在。


      「あなたと合体、する..!!」

      「気 持 ち い い〜ッ!!」


【宝具】
『融解け、混合り、君に接触る(スィヌスィア・アクエリウス)』
ランク:EX 種別:合体宝具 レンジ:1 最大捕捉:2人
とろけ、まざり、きみにふれる。
世にも珍しい誰かと「合体」する宝具。
アサシンと魔力パスが繋がった対象と口づけする事により、感情を昂らせ保有する神代ナノマシンを超過駆動し、肉体を流体化、対象の肉体、霊基と混ざり合い、合体。
その際に対象との感覚を共有し、一時的な恍惚状態へと陥る。
一種のデミサーヴァント化、英霊憑依(ポゼッション)であるが、アサシンが他者と合体した逸話を持つことと、ゼウス・クリロノミアによる補助により、無理矢理合体させない限り調整された個体でなくとも低リスクで融合可能。

そして、対象のスペック、対象との絆レベル、好感度、身体の相性...などに応じた擬似神体をナノマシンにより生成し、身に纏う。
「搭乗者の思いを具現化する」という機体能力により、時にアサシンと対象の能力の総和を超越た、凄まじい能力を発揮する事もある。

【Weapon】
・水を魔力で固めた武器
・水ビーム


997 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/18(水) 16:25:30 3E2Ycbwk0
【解説】
昔々ギリシアに、母はアフロディーテ、父はヘルメスであるヘルマプロディトスというすっごいイケメンがおりました。
ある日泉にやってきたヘルマプロディトスに一目惚れしたサルマキスは告白しますが、振られました。
怒ったサルマキスはヘルマプロディトス(15歳ショタ)を押し倒し、抱きしめ、無理やりキスをしてその薄くも筋肉がついた艶やかな胸に触れ、致しました。
その時、サルマキスは神々にヘルマプロディトスとずっと離れたくないな、と願ったので、二人の体は融合して一人の両性具有者となりましたとさ。
──完──

【人物・性格】
神話級逆レウーマン。イケメン、特に美少年のマスターが召喚してしまった場合はお察し下さい。
逸話に反してヘルマプロディトスに対してはあんまり執着はない。
「好きな人と合体したいと思うことは普通でしょう?別に特別なことじゃあないわ!!」
そうかな...そうかも...

なお、ヘルマプロディトスは美しい女体をもった美少年であったとする話と、上記の逸話のあと、サルマキスの泉の水を飲むと同性に惹かれる様になるという逸話から同性もイける。

イメージカラー:清らかな水色となんかドロドロしてそうな藍色
特技:逆【ゼウス的行為】
好きなもの:イケメン、美少年、美少女
嫌いなもの:フられること
天敵:アルテミス
願い:───イケメンと合体したい。

【一人称】わたし【二人称】キミ【三人称】彼、彼女

【コメント】
合体ロボっていいですよね。


998 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/19(木) 00:10:48 yc80I4aU0
      「くくく...くはは...」





      「げはははははは!!」


     「ワタシは死の蝙蝠の神───」

       「カマソッソ!!」

【元ネタ】マヤ神話「ポポル・ヴフ」
【CLASS】アサシン
【真名】カマソッソ
【異名・別名・表記揺れ】カマソッツ、『死の蝙蝠』
【性別】女性(伝承では男性)
【身長・体重】161cm・50kg
【肌色】薄褐色【髪色】灰【瞳色】黒い眼球に青い瞳
【スリーサイズ】80/52/92
【外見・容姿】民族衣装を見に纏った邪悪な女性。翼、耳などにコウモリの身体的特徴を持つ。
【地域】中南米(中米)・メソアメリカ・マヤ・シバルバー
【年代】不明
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・神性・魔性・猛獣
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:A+ 魔力:A 幸運:D 宝具: EX

【クラス別スキル】
気配遮断:B++
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
アサシンは待ち伏せが得意であり、待ち伏せからの奇襲時に大きなボーナスを得、クリティカル率が大幅に上がる。

【保有スキル】
死の蝙蝠:D-
固有スキル。『死の蝙蝠(カマソッソ)』の名が、彼女の持つ悪神・怪物としての力を示すスキルそのものとなっている。
飛行、使い魔(蝙蝠)、怪力、呪術、呪力放出、自給自足(夜)などを複合する強力な悪行スキルであるが、サーヴァント・アサシンとしての現界ではその性能をフルに発揮することは不可能。
現時点では低出力で固定されている。

悪神の神核:B-
生まれながらの神であることを示すスキル。
精神と肉体の絶対性を維持し、あらゆる精神干渉を防ぐと同時に周囲が悪をたたえる程に、混沌の道を往く度に疲労や傷は癒えていく。
神性を含む混合スキルでもある。
太陽と月に変じた双子の英雄神による地下冥界の没落、後世においてただの巨大なコウモリの怪物と伝えられるなどの複数の理由でランクは下がっている。

殺戮技巧(存在):A-
「暗殺者」や「狂戦士」の適性を持つ英霊が持つとされるスキル。
アサシンの場合はその極地、もはや存在そのものが他者を殺戮するためにあるようなもの。どのような手段で、どのような道具を使おうとも「対人」ダメージ値にプラス補正がかかり、如何なる状況でも殺傷能力は低下しない。
本来アサシンはA++ランクでこのスキルを持つが、悪神としての純度が下がっているため、ランクダウン。


999 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/19(木) 00:11:43 yc80I4aU0
【宝具】

「死ぬがいいッ!カマソスラッシュ!!」

『陽光を裁て、冥顕の刃(ヨアリ・エツナブ)』
ランク:- 種別:対陽邪剣 レンジ:1〜5 最大捕捉:1つの部位
後に太陽に昇華される英雄神フンアフプーの首を両断した、自宅に侵入したもの全てを斬り裂き続けたアサシンが至った邪の剣技。
冥界の瘴気を纏うが如きその一閃は、流動する太陽すら両断する。
形がない、流体である、正体が不明であるなど、決められた形が無いことによる無敵性を無視して敵を斬り裂き、屈折延命により両断した状態を固定化させる。

更に頭部を両断した場合は、相手の生死を掌握し『頭部がないことによる行動不能状態』という特殊な状態異常に陥れることも可能。
擬似的な死であり、即座に死亡、消滅するわけではなく、首を取り戻せば復活も可能。


「げははははは!!貴様がボールになるのだ!!この屑めが!!」

『頭蓋よ、真陽として耀れ(ツォン・フンアフプー)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
アサシンが戦闘により両断し、一時的に奪っていた英雄神フンアフプーの首。
ビジュアル的には紅く燃える頭蓋骨。
双子の英雄神フンアフプーとイシュバランケーは後にそれぞれ太陽と月になったとされており、ゆえにこの頭はそれ自体が小規模の疑似恒星として機能する。

太陽たる神の頭そのものを使用しての広範囲魔力放射。
対界宝具に分類されるだけあって範囲・威力共に圧倒的であり、結界の類や低ランクの宝具ならば破壊することが可能。
純粋な熱量と破壊力でいえば最強クラスの宝具ではあるが、本当にただただ威力があるだけで特殊な効果の類はまったくない。

アサシンはこの宝具を足でシュートしたり、ダムダム地面に叩きつけてドリブルしたり、鬱憤を晴らすかの様にかなり雑に扱う。


「ふざけるな!好い加減にしろ!!頂点に立つ悪はこのワタシのみ...オマエたちは皆死ぬのだ!!」

「───我が館よ!地下冥界より来たれッ!!」

『地下冥界より来たれ、蝙蝠の館(シバルバー・ソッチィ・ハ)』
ランク:EX 種別:会館宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:40人
死の蝙蝠の神であるアサシンの住む館、ソッチィ・ハの一部を強制的に現世に呼び込み、周囲を地下冥界シバルバーそのものへと変化させる宝具。
この宝具を解放する事により、アサシンは鉤爪や巨大な異形の牙、鋭く尖った火打ち石ナイフの鼻、全身に黒曜石のナイフを仕込んだ巨大な蝙蝠…殺戮の悪神としての本来の姿へと変貌。
全てのステータスが1ランク上昇し、スキル死の蝙蝠のランクが大幅に上昇し、マイナス補正が消滅する。
ちょっとやそっとの不死性や無敵性何ぞガン無視して斬り刻み、敵に死を与える。
スーパーソッソタイム。

当然効果もデカいが魔力消費と反動もドデカく、宝具の効果が終了した後は、全てのステータスとスキルが大きくランクダウンし、当分は使用不可能になる。

【Weapon】
牙、鉤爪、火打ち石製のナイフ、黒曜石のナイフ、呪力放出によるカマソビーム


1000 : 僕はね、名無しさんなんだ :2020/03/19(木) 00:13:28 yc80I4aU0
【解説】
マヤ神話に伝わる夜、死、そして犠牲を司る蝙蝠の悪神。その名は“死の蝙蝠”を意味する。
地下界「シバルバー」にある蝙蝠の館に棲んでいるとされる。
その姿は巨大な蝙蝠で、大きな牙と鋭い鉤爪を持ち、ナイフのような形をした鼻をしていると言う。

双子の英雄フンアフプーとイシュバランケーがシバルバーに侵入した時、カマソッソはフンアフプーを罠にはめ、その首をナイフで斬り落とした。
なお、最終的に殺されたフンアフプーは亀(或いはカボチャ)を代わりにくっつけるという常軌を逸脱した方法で復活し、双子揃ってカマソッソを倒している。

通常は存在されない存在。
...それでもこの悪神が召喚される場合は...世界が死と邪悪の香辛料を必要とする時代だろう。

【人物・性格】
本来ならばただ悪を為し、殺戮を行うだけの機構じみた存在であったが、後世でただのデカイ蝙蝠の怪物と見なされたり、双子の英雄神フンアフプーとイシュバランケーが冥界のシステムに干渉し、そして太陽と月に変じたことで新たなテクスチャを構築したことにより、霊格が下がった結果、逆に人間らしくなった。

...それでも性格は自己中心、傲慢。超短期、屑...どれをとっても救い難い。

イメージカラー:深い闇に光る青
特技:「全てが得意としか言いようがないな!」
好きなもの:バナナ
嫌いなもの:(自分の中の基準で)屑
天敵:『双子』の英雄神(単独だと返り討ちに出来る)
願い:「邪悪を成しこの世界を悪に染めることに決まっているだろうふざけるな!!!!」

【因縁キャラ】
フンアフプーとイシュバランケー:屑
「おいオマエたち今から殺しに行くから待ってろ!!」
基本的に見つけ次第殺しに行く。

【一人称】ワタシ【二人称】オマエ【三人称】呼び捨て


"
"

■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■