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【考察】型月作品考察材料保管スレ【補助】

593空の境界用語集:2014/10/18(土) 23:29:15 ID:vAmUBQ360
両儀式【りょうぎーしき】【人名】
 十代後半の少女。物語の主役の一人。陰性。人を殺せない殺人鬼。
 男のような乱暴な口調で、一人称はオレ。冷めた性格で、万事が
どうでもいいように振る舞う。
 十六歳まで和服しか着てこなかったが、高校で出会った同級生の
ちょっとした台詞から皮のジャンパーを購入。以後、冬は着物の上
に革ジャンを羽織る、という妙な服装になった。
 服装に拘っているように見えるが、実は本人何も考えていない。
 好きなものを着るだけという考えで、その結果として『いつも着
物』『履物は編み上げブーツかゲタ』『……気に食わないけど赤い革
ジャン』という格好になっている。
 ぶっきらぼうで薄情で容赦がないが、時折びっくりするほど少女
らしい反応をする。幹也曰く、動物に例えるのならウサギだとか。
 人為的に二重人格者を生み出す両義家の次女として生まれ、多人
格の素質を認められ、兄を差し置いて両義家の跡取りとなった。
 幼い頃から自分が異常だと知っていた為、極度の人間嫌い&自分
嫌い。それ故に冷めた性格になってしまったのだが、心のどこかで
人並みの幸福を夢見ていた。
 ……その夢の具現に出会ってしまった事から、彼女の運命は大き
く変動していく。
『識』という男性人格を持っていたが、事故によって失われた。そ
の代償か事故の後遺症か、以後、死の線が視えてしまう体質になっ
てしまった。
 昏睡から目覚めた後は生の実感がなく、人を殺す事で生の実感
を得ようと躍起になるが、色々な偶然とか善意の妨害とかで上手く
いったためしがない。
 不確かな生の実感を抱きながら、今日も今日として橙子の事務所
に通いつめるアンニュイ少女。
 余談ではあるが、式の対人感情は中々に動物的。
 好き嫌いに関係なく、まず一緒にいていい人間と一緒にいたくな
い人間とに分かれるのだとか。
 一緒にいていい人間なら嫌いだろうと付き合っていくらしく、橙
子は嫌い、鮮花は好き、というカテゴリーらしい。
 幹也はと言うと、本人曰く「知らない」だそうで。

両義識【りょうぎーしき】【人名】
 両儀式のもう一つの人格。失われたもの。殺人鬼。
『両儀式』という人間の中で“否定”を受け持つ人格で、少年のよ
うな口調と身振りをする。
 二重人格というが、式と識は解離性同一障害ではない。お互い、
行動における優先度が違うだけの話なのである。
 両儀式の破壊衝動を受け持つ識だが、生粋の殺人鬼という訳では
ない。むしろ自らの衝動を嫌っていた識は、自分から識の裏側に徹
していた。
 が、その関係も黒桐幹也の出現によって変わってしまい、両儀式
が事故にあった際、式の身代わりとして消滅した。
 男性である識がいなくなったのに式が男口調である理由は、『殺
人考察(後)』で語られている。

礼園女学院【れいえんじょがくいん】【地名】
 黒桐幹也の妹、黒桐鮮花が通う学校。
 ミッション系のお嬢様学院で、全寮制の無菌室。
 もともとはイギリスにある神学校の姉妹校なのだが、最近は礼園
を手本にした女学院が出来たらしい。出資者は浅上藤乃のお父さん
だとか。


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