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仮投下スレpart2
807
:
◆hNG3vL8qjA
:2009/05/24(日) 15:49:58 ID:NIXAKoOw0
◇
お嬢さん――いつしか 周りは火の海――♪
もう、よふかし(パジャマゲーム)は――およしよ――♪
よふかし(パジャマゲーム)は――およしよ――♪
【???????――――???????】
◇
『フェイト時空官! こちら第六班ですが、艦隊はもはや修復不可能です! このままでは全滅してしまいます! 』
『こちら第四班! 操縦不能! まさか我々時空管理局の戦力をたかが1人の…ぐぁぁぁぁぁぁ!! 』
『フェイト! そっちが済んだら加勢に頂戴! コイツ、核ミサイルよりタチが悪いからっ! 』
彗星の如く走る閃光に、次から次へと業火の悲鳴をあげて地に堕ちる艦隊。
「勇気ある模倣犯(コピー・ブラックキャット)から挑戦状を受け取りましたので、参上仕りました。
不肖王ドロボウ、時間のくび木にはめ込まれた皆様から、この装置を盗まさせていただきます」
そして赤く赤く燃える焼け野原の真ん中に、しゃんと舞い降りた黄色の詩人。
「あ、あそこでテロ行為をしている暴君と私めは、一切の関係がございませ〜ん。どうぞよろしく」
"そんな理不尽な貰い方して貰ったモノの分は、ちゃんと返さないと"
そう言ったのは私の親友。私たちが掲げた信念でもある。
黒猫の少年は、私たちとは少し違う。直接あそこに招かれた者と、遠巻きの違い。
ロージェノムの件では私たちも遠巻きに終わってしまったけれど。
献身的に尽くす姿に、管理局も大目に見てきた。私たちが率先して周囲をなだめていたから。
「気持ちはわかるけど、この子の悪戯(やさしさ)を0にするのは、過保護すぎやしない? 」
そうこうしている内に、ここまで動く彼の将来に不安を懸念始めていた。
生涯かけて背負わなければならない業を、本当に彼が背負う必要があるのか。
だから私たちは、彼を眠らせて安全に保護し(未来を先読みされている不安もあったが)、事を成そうと――
バシッ
顔。
痛い。
誰……?
「忘れ物だよ」
あれ。
どうして。
バインド、解かれた?
この子……やはりわかっていたの?
こうされる事を?
「欲しくて欲しくてしょうがないんだろ! 」
目をこすりながら、私にぶつかって、落ちた物を観る。
膨大な設計図をまとめた束だった。原始的な結び方でぎゅんと縛ってある。
作りたかったら自分達で勝手に作れ、ということだろうか。
確かに……道理だ。それがこの子の師匠に対する、敬意なのかもしれない。
「ファンタジーなんかじゃない。これもボクにとっても現実だよ。
ハカセもクロちゃんもミーくんもマタタビくんも生きていた」
未来を変えるのは……若者たちの仕事、か。
「ボクはやめないぞ。だっておばさんも、この人も、みんなみんな……」
謎の青年に抱きかかえられながら、あかんべーをする少年。
もう彼に私たちは必要ないのかもしれない。
私たちが私たちの世界で、生き続けるように。
彼は"自分の世界"を自分で選び――進み続けるのだろう。
「生きているんだから! 」
装置が発する光に包まれ、段々消え行く2人。
彼らを。彼らの道を見届けたら。
――私も自分を助けにいこう。
【アニメキャラ・バトルロワイアル2nd Epilogue サイボーグクロちゃん with XXX――――END】
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