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避難所用SS投下スレ11冊目

634ウルトラマンゼロの使い魔 ◆5i.kSdufLc:2017/03/06(月) 23:11:43 ID:FT6P8YLU
『でぇぇぇりゃあッ!』
「デアッ!!」
 コスモスとジャスティスが放った究極の合体光線、クロスパーフェクションがゼロツインソードに
当たり、加速させてグローカービショップに命中させる!
 三人の力を一つに纏めたソードは、頑強な装甲のグローカービショップを一刀両断したのだった!
[消、去……消……去……消……]
 真っ二つになったグローカービショップはバラバラに爆散。遂にグローカーを全て撃破
することに成功したのだ!
 しかし、これで終わった訳ではない。むしろここからが本当の正念場なのだ。
『後は宇宙のあいつだけだぜ……!』
 ゼロたちが互いにうなずき合うと、大空、その先の宇宙空間へ向けて猛スピードで飛び上がっていった。
「シェアッ!!!」

 宇宙空間で地球に迫りつつあるのは、最後にして最大のリセッター、ギガエンドラ。その全長は
一キロメートルを超えるという、ロボットどころか最早超巨大な移動要塞だ。宇宙用テックライガー
三機が先んじてギガエンドラに集中攻撃を浴びせていたが、ギガエンドラは全くスピードを緩めていなかった。
 しかもドーナツ型のギガエンドラの中央部に、膨大なエネルギーが集中し出す。とうとう
地球のリセットが開始されようとしているのだ! ゼロたちはその場にギリギリ間に合った。
 コスモスがジャスティスに問う。
『ジャスティス、これを止める方法は!?』
『破壊する以外に、方法はない』
 ゼロたちはギガエンドラにありったけのエネルギーを叩き込むことに決める。
「オォォォォ……ゼアァッ!!」
「デリャアアアァァァァァッ!」
 コスモスとジャスティスがクロスパーフェクションを、ゼロがゼロツインシュートを全力で
発射した! 命中したギガエンドラがまばゆい閃光の中に呑まれる。
『よぉっしッ!』
 ぐっと手を固く握ったゼロだが……実際にはギガエンドラは、傷一つついていなかった!
 それどころか、眼球のようなレーザー砲から莫大な破壊光線を撃って反撃してきた!
『うわあああぁぁぁぁぁぁ―――――――――ッ!?』
 ギガエンドラの攻撃の威力はすさまじく、たった一撃でゼロたち三人が簡単に弾き飛ばされ、
大気圏に叩き落とされる。
『ぐあああぁぁぁぁぁぁぁッ! 熱ッ……!』
 大気圏の摩擦熱で身体を焼かれる三人だが、ゼロが背後にウルトラゼロディフェンサーを
張って摩擦熱を防ぐ。
『防御は任せろ! 二人はギガエンドラをッ!』
「シュッ!」
 ゼロに守られながら、コスモスとジャスティスがコスモストライクとダグリューム光線を
撃ち続けた。……が、ギガエンドラには焦げ目すらつかない!
 そしてギガエンドラは、遂に最終攻撃を開始。機体の中央から、地球の全てを滅ぼせるほどの
消滅エネルギーを放ってきた!
『やばいッ! ウルトラゼロディフェンダー!!』
 ゼロは迫り来る消滅エネルギーに対してウルトラゼロディフェンダーを展開し、エネルギーを
遮断しようとする。
 だがあまりに巨大なエネルギーを前に、ウルトラの星の聖なる盾もひび割れ、砕け散って
しまいそうになる!
『ぐッ……! や、やらせるかぁぁぁぁ……!!』
 ゼロは背面のバリアも維持しながら盾を押さえ、崩壊を必死で食い止める。だがいくら何でも
あまりに無理。ゼロのエネルギーが急激に消耗していき、カラータイマーは危険な状態になる。


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