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中編以上のネタの書き込み その8
1名無しさん:2012/08/20(月) 23:12:47
ネタスレから発展した中・長編や連載を書き込んでください。
試験的に投稿される場合はネタの書き込み板にどうぞ。
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投稿にあたってはマナーを守り、常識の範囲内でお願いいたします。
二次創作にあたってはルールのあるものもありますので(例:らいとすたっふルール2004等)そちらも参照ください。
過去スレ
中編以上のネタの書き込み ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1328089288/
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中編以上のネタの書き込み その6 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1337079156/
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中編以上のネタの書き込み その7
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1342920278/

 デン氏作成「中編以上のネタの書き込み用 規則10条 −   Ver1.02」 更新 2012年 2月28日

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2第三帝国:2012/08/20(月) 23:16:49
乙です
星界×銀鬱の更新はたぶん明日できる・・・かもしれません
それと、ウィキ主さま更新ありがとうごうざいました。
今後もよろしくお願いします

では

3New ◆QTlJyklQpI:2012/08/20(月) 23:43:29
乙。待ってます。

4名無しさん:2012/08/21(火) 15:31:32
地球統一政権を建てるとしたら一度文明を滅ぼしまっ平らにする必要がある。
銀英の旧世界の崩壊と現在の纏りの無さを考えると、現政権の延長ではどう足掻いても惑星統一政権より幾つもの大国が乱立する現在の焼き直しの世界になる可能性が高い気がします。

1.人口の増大で人類の数が地球の容量を超える
2.棄民政策の一環で他の星系に移民船団を送る
3.色々有って地球本星が自滅
4.移民に成功した移民船団が地球連邦を名乗り他の移民星を圧迫、シリウス戦役が起る
の方が可能性的にありそうな気がします。

5名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/08/21(火) 20:42:05
SW×夢幻会の更新です。
今回は長くなりそうなので、章内で幾つかに分けたいと思います。
(本音:下手に話数重ねるとローマ数字の在庫が切れる)

6名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/08/21(火) 20:44:19

 ―――――能ある鷹は爪を隠す
             ―――――古い諺


          Utsu Wars Episord Ⅳ 前編
                〜死兆星の胎動〜


 遠い昔、はるかかなたの銀河系で…


 アウター・リムは、辺境であり、未開拓地が多く、銀河帝国の影響力も強くなかった。
そのためウィルハフ・ターキンとデス・スターが、この宙域へ遣わされたのである。
彼らの目的は帝国の威光を反抗的な住民達に知らしめる事だった。
そして、反乱同盟軍が旗揚げすると、その殲滅が彼らの新たな仕事に加わった。


「最初の報告にあった惑星、ダントゥイーンは知っています。原作でも反乱軍が創立初期に指揮所を置いていました。
 だがバレンズⅠ・Ⅱについてはウーキーペディアにも情報がありませんでした。おそらく我々の介入で運命にずれが生じたのでしょう」

 不思議な爬虫類イサラミリの対フォース能力、それを分析・応用する事で出来たフォース減衰材―――
素材の向こうをフォースによる透視、予知、攻撃その他の干渉から守る―――で囲まれたデス・スターの特別会議室、
その中でデス・スターの3大司令官、すなわちターキン、モッティ、タッグと3人の最も信頼する部下達が話し合っていた。
ここにいる者達は皆"憑依者"であり、彼らは"夢幻会"という組織によって強固に結びついているのである。

「記録を探ってみたが、バレンズ星系は今から50年以上前に貴金属の鉱脈が見つかり、
 それ目当ての開発が行われたが、後先考えない乱掘によって地盤沈下が多発して死者が大勢出て……
 その上鉱脈もそう大きくなかったためあっという間に枯渇して入植地ごと放棄されたらしい。
 アウター・リムには良くある『忘れられた星系』だな。バレンズⅠとⅡは同じ軌道を公転する兄弟星。
 どちらも大きさは"地球"とほぼ同じだが、恒星からの距離により気候は"火星"の方がずっと近いようだ」

 "夢幻会"による会議のまとめ役でもあるターキンがスクリーンに問題の星系について情報を映し出す。

7名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/08/21(火) 20:44:56

「バレンズⅠ・Ⅱの軌道の外側には幅広の小惑星帯が広がってますね。しかし、なるたけ早期に攻撃すべきだと思います。
 確かに従来のスター・デストロイヤーは小惑星帯に弱く、スペースデブリにも効率的な対処ができるミスティック・ドリーム級、
 その3番艦と4番艦の竣工にはまだ時間がかかりますが、一旦反乱軍の基地が完成してしまえば厄介な事になります」

 原作におけるホスの戦いでの反乱軍の奮戦ぶりから、モッティ提督は早期の攻撃を主張した。
しかし拙速に攻撃を仕掛けるよりも戦力の充実を優先し、しかる後に一転攻勢に出るべきだとする者もおり、
会議は中々まとまらなかった。原作で先制攻撃の多くが死亡フラグになっているのも意見の分裂の一因だった。

 だが、この対立はターキンによる一言により唐突に終わった。


「バレンズに対して即座に攻勢に出る。その際はデス・スターを使う」

「「「な………!」」」


 デス・スターの出撃。

 それは惑星をも破滅させる事のできる究極兵器、スーパーレーザー砲が使われる可能性を示していた。
自分から死亡フラグを立てに行くのかと声を荒げる一部部下。しかしターキンはこれを制し、なおも続けた。

「勿論惑星を破壊するなどという真似はしない。だが小惑星帯を突破し、
 短時間で惑星を制圧できるのはデス・スターだけだ。それに惑星破壊だけがスーパーレーザーの仕事ではない……」

「スーパーレーザーで小惑星帯を薙ぎ払うのですね?」

 ターキンの言葉に、彼とは"長い"付き合いであるモッティがその考えを察する。
モッティ提督の答えにターキンはにこりとすると、続けてスクリーンを作戦図へと切り替えた。

8名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/08/21(火) 20:45:30

「スーパーレーザーをこの小惑星帯へ向け、出力7.6%で5回発射する。
 連続砲撃もこの程度の出力なら炉心負荷も問題無いのは設計者に十分確認を取っており、
 また小惑星を蒸発させるのであれば十分すぎる程の威力でもある。そして小惑星を"除去"した後に、
 ミスティック・ドリームとインペリアル級2隻がバレンズⅠへ、インペリアル級3隻がバレンズⅡへ向かい、
 敵の連携を阻止しつつ、陸軍を降下させ一挙に制圧するという正攻法だが……何か質問は?」

 会議室を沈黙が支配していた。スーパーレーザーのこのような使い方は、正にコロンブスの卵的発想だったのだ。

「あの、1つだけいいですか」

 沈黙を破ったのは、デス・スターの防衛を担当するカシオ・タッグ上級将軍だ。
ターキンが軽く頷きタッグに発言を促すと、タッグはバレンズ星系を横から見た図を指して言った。

「デス・スターの砲撃後、艦隊を公転面に対し垂直に侵入させてはどうでしょうか?
 これなら小惑星帯の心配はありませんし、デス・スターの砲撃が向こうに対して良いブラフになりますが」

「いや……確かにその作戦も面白いし、彼らに一泡吹かせる事ができるだろう。しかし……今回は認められない」

 ターキンの意外な返事に、タッグほか会議室の面々が首を傾げたり、顔を見合わせる。

「反乱軍との衝突はこれまでもあったが、いずれも1、2隻の小・中型艦艇や宇宙戦闘機群とのみの偶発的戦闘だった。
 だが今回は違う。おそらくアウター・リムでは初めての全面的衝突となるだろう。この時にこのような奇策を使えば、
 以後反乱軍の厳重な警戒を受ける事は間違いない。そしてこちらが策を弄しても容易に乗ってこなくなる事も考えられる。
 しかしここで、敢えて力押しのような"頭の悪い戦い方"をすれば、反乱軍の油断を誘う事ができる」

「これから付け込み易くするために今は"脳筋"帝国軍を演じる、と?」

「その通りだ。分かり易い手にも引っかかりそうな敵を演じる事で、相手が使う手を分かり易いものにするよう仕向けるのもある。
 またこのような派手な戦い方は皇帝の歓心を買い、嫌疑を薄める事ができる。さらに反乱軍側にとっても"帝国=暴力的な悪者"、
 "反乱軍=悪に蹂躙される正義"というプロパガンダがしやすい。彼らは正義が大好きだからな。」

9名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/08/21(火) 20:46:02

 夢幻会の基本方針において、例え技術チートをしても反乱同盟軍は殲滅しない事が決められている。
銀河帝国への対抗勢力が一時的にでも居なくなれば他のモフや皇帝との暗闘、最悪内ゲバが始まるのは目に見えているからだ。
また、帝国軍ではタブー視されている"表現の自由"を獲得したい夢幻会としては皇帝との対決はいずれ避けられなくなるため、
できればそうなる前に反乱軍ないしはルークかアナキンの手で皇帝を倒して欲しい、と思っているのもあった。

 反乱軍に帝国と張り合える体力を維持してもらうにはこれが最適だ、と言うターキンの主張は受け入れられ、
惑星に接近するスター・デストロイヤー艦隊の布陣も、確実に脱出しようとするだろう宇宙船の通り道をわざと残した形となった。


 こうして、反乱軍に対する攻撃準備は慌しく始まった。
モッティ提督とニーダ艦長の精鋭艦隊、ヴィアーズ率いる強力無比の地上軍、
そして一騎当千の戦闘能力を持つデス・スター。銀河帝国における夢幻会の持つ戦力全てが、
原作に無く、防御に優れた厄介な星系に陣取った反乱軍を"追い出す"べく動いていた……


                  〜to be continued〜

10名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/08/21(火) 20:46:54

今回の投下はこれで終了です。

Q.何でオリ星系出したの?
A.下手に原作にある星系(特にマイナーな物)を出すと、
  星系について把握してない部分で矛盾が生じる恐れがあったから。

Q.『銀河帝国で表現の自由がタブー視されている』という根拠について
A.クローンウォーズとかではクローン兵の装甲服は赤青黄色など割と色彩があったが、
  ストームトルーパーの装甲服はモノクロ、辛うじて砂漠装備に少し橙がある位だったから。
  痛戦艦どころか痛機すらとてもできそうにないです><

11名無しさん:2012/08/21(火) 21:16:18
全ては痛塗装(表現の自由)の為ですか…
反乱軍の方も根拠地から追い出すに留める帝国の戦い方に疑問を感じそう。

12名無しさん:2012/08/21(火) 21:25:08
そういや帝国のデススターの平和利用案にソビエトロシア的公共事業があって
無人の惑星や小惑星を砕いて丸ごと資源採集出来るようするというものであった。

モー研究所で現在開発中のワールド・デヴァステーターも兵器以外の民生品も作れるとか。

13名無しさん:2012/08/21(火) 21:33:40
銀河帝国が開発していた物って民生用にまわすこともできる物が多いんですよね。
そのお蔭で残存銀河帝国が多くの新規開拓惑星と国民を抱え、ユージャンヴォング戦ではその力を見せつけ
シスとは決別した新国家と成っていく事が出来た訳ですし。

14New ◆QTlJyklQpI:2012/08/21(火) 21:46:27
乙です。力攻めでもデススターは凄すぎるw。
「確実に逃げられる」布陣よりも「頭をまわす奴だけは逃げ道に気づく」布陣でいいかも。

15名無しさん:2012/08/21(火) 23:01:58
>>14
「頭をまわさない奴も生き残らせて、反乱軍の平均知的レベルを低下させる」というのも目的の1つなのでは?
反乱軍が夢幻会の扇動にかかりやすくして、うまく反乱軍を皇帝とぶつけるとか・・・

16名無しさん:2012/08/21(火) 23:46:40
投下したネタが見えなくなるのでリンク張っときますね
>>6-9

17New ◆QTlJyklQpI:2012/08/21(火) 23:48:59
逃げられる布陣を取ったらあとでベイダーに勘ぐられそうだし。
まあその前に力押し帝国軍演じると通達しとけばいいか。

18名無しさん:2012/08/21(火) 23:57:04
前の>>1000
世代宇宙船という形でなら技術レベルはまだ低いかも、費用は莫大ですが

ある程度の宇宙船技術があるものの地球環境を改善することができないレベル、テラフォーミングがまだ困難なレベルでなら
脱出用とその後の居住用にと世代宇宙船として移動型スペースコロニーで未知の新天地を目指すというのはできるかと

19名無しさん:2012/08/22(水) 00:10:28
>>18
それだったら地球上に施設作る方が良いのでは?
世代間宇宙船やスペースコロニーが可能になるということは、何かしら(核融合とか)莫大なエネルギー源が利用可能なわけでして
生命活動にはエネルギー供給が必須ですから

そうなると、たとえば寒冷化ならそれこそ熱を生み出すために核融合炉を回したり、食糧を工場で生産したりといろいろできると思うわけですよ

まあ、隕石で地球崩壊とかならどうしようもないですがw

20名無しさん:2012/08/22(水) 01:01:18

>>1000
確かアーサー・C・クラークの作品に太陽の赤色巨星化に伴う地球滅亡から逃れるためにそこ等じゅうの星に移民船を送る話があった。
その世界では光速を超えられなかったからコールドスリープで送りっぱなしで連絡は取れないような状態だったけど。

21名無しさん:2012/08/22(水) 01:49:58
痛い子中隊のフォース?を受信して染まるベイダーなんて思い浮かんだ

22New ◆QTlJyklQpI:2012/08/22(水) 02:08:43
多分そのフォース(笑)が妨害電波となって夢幻会の存在がつかめないのかも。

23名無しさん:2012/08/22(水) 03:19:59
宇宙移民をするなら、テラフォーミングがどうしても最低限必要な技術だからなぁ
惑星の寒冷化とか温暖化とか、それすら環境改善できない技術レベルだと必要以上に移民先の惑星の環境の条件が厳しくなる
話育成改造技術がないなら下手に太陽系を離れるとかするよりも、スペースコロニーや月や火星上にドーム都市とか作るほうがまだ良いんじゃないだろうか?

24名無しさん:2012/08/22(水) 03:23:53
テラフォーミングに比べればまだコロニー建造コストのほうが安いからなあ。
月や火星なら地下都市建造も悪くない手だと思うけど。
いずれにせよ地球周辺で十分経験積んでからだよね。

25名無しさん:2012/08/22(水) 10:57:42
しかしスターデストロイヤーて豪華な船ですよね。
戦艦・強襲揚陸艦・空母を一つにしたいわば動く基地ですからね。その分小回りがきかないみたいですが。
シールド発生機を壊されると動く棺桶な気もしますが。

26名無しさん:2012/08/22(水) 11:48:03
だから夢幻会@SWは自分達で使う用のスター・ドレッドノートにモン・カラマリ・スタークルーザー以上のシールド発生器を付けた訳で・・・
そんな豪華なスター・デストロイヤーを量産(あの大きさであの数は量産と言って良い)する傍らデス・スターまで作ってる、
しかも初代デス・スターが破壊されてからたった3年後にさらに巨大なデス・スターⅡを作る銀河帝国は米帝臭が物凄い

いかにもな正義の味方の反乱同盟軍もとてつもなくアメリカチックだし、
スター・ウォーズとは米帝と米帝の戦いだったのか

27名無しさん:2012/08/22(水) 12:21:29
スターデストロイヤーも残存帝国軍とかのタイプになるとモン・カラマリ製艦艇に匹敵するシールドの堅さになっている。
内蔵式に変更されたし艦の形状も円錐型に近くなっていっている。
その実力はユージャンヴォングに対しては勿論シスの再度の復活に際してシスの帝国軍を撃退して独立を維持するのに役立った事で証明されているね。

28名無しさん:2012/08/22(水) 12:50:51
シールドの堅さはモンカラマリ製の艦艇どころじゃなかった。
その上をいく物だった筈。

29名無しさん:2012/08/22(水) 12:54:52
シールドの硬さというかシールド発生器の数、冗長性かな、反乱時代のスター・デストロイヤーの問題は
エグゼキューターのシールド出力は非常に高かったが、発生器が例によって2つしか無かっただけであのざまだし

30名無しさん:2012/08/22(水) 13:37:21
モンカラマリ製は生産性や整備製を犠牲にしているから
やはりおかれた状況やドクトリン次第なんですけどね

31名無しさん:2012/08/22(水) 14:20:29
>20
「太陽系最後の日」ですね
今でも覚えてます

32名無しさん:2012/08/22(水) 15:45:49
>>30
残存帝国軍のスターデストロイヤーは発生機が複数ある上に堅く、しかも生産性・整備性良好という代物でしたからね。
まぁ、従来のスターデストロイヤーでは対処が難しくインペリアルⅡ級やスタードレッドノートでしか対応が出来ない、
新共和国軍のリパブリック級やらネビュラ級やらスターデストロイヤーやらMC90やらを相手にしていたらそうなると思いますが。

33名無しさん:2012/08/22(水) 18:17:04
>>24
コロニーの方は、エネルギー源として核融合なり実用化できれば大方問題は解決しますしね
後はコストの問題ですが

テラフォーミングの方は必要な技術難易度が高くて大変そうです

月や火星の地下都市化でもいいですが、小惑星型コロニーの方も建造コスト的にも技術的にも難易度は低そうです
幸い火星と木星の間に小惑星帯がありますから、よさそうな小惑星の地下を居住地区とするように改造すれば必要な技術と費用な低くて大丈夫です
後は、改造した小惑星型コロニーで新天地を見つけるべく世代をかけて移動しつつ技術を高めると

34名無しさん:2012/08/22(水) 19:03:27
>>32
帝国軍と反乱軍の特色を並べると

帝国軍:惑星を制圧する必要から高い砲撃能力と防御力、そして地上部隊の揚陸能力を有する。
航空機は迎撃機主体。

反乱軍:帝国艦隊撃破を主眼としている。ゲリラ戦を可能にするために航空機に高い火力と航続距離を持たせている。
艦艇は速力とダメコン能力に優れ艦載機搭載数も多い。

双方の優先順位から帝国が艦隊戦で苦戦しやすいのは道理、
逆に拠点攻められると反乱軍のほうが苦戦する。

35名無しさん:2012/08/22(水) 20:12:15
ホスの戦いとかまさにそうだったな

36名無しさん:2012/08/22(水) 20:48:56
>>31
うろ覚えだけど、あれは一方向に集団脱出じゃ無かったっけ?
助けに来た異星人が無人となった星系で見つけた送信用巨大アンテナから進路を割り出したとかそんな記憶が

37名無しさん:2012/08/22(水) 21:02:57
>>34
残存帝国軍では反乱同盟軍の良い点を吸収し新型スターデストロイヤーを建造している。
帝国軍艦船におけるネガが尽くそれで潰される事になった。
その結果、ユージャンヴォング戦において残存帝国は非常に強力な戦力として活躍した。
因みに残存帝国はエイリアン種族の差別を撤廃しているからストームトルーパーにエイリアン種族が居たりする。

38名無しさん:2012/08/22(水) 21:06:11
>>37
新共和国側も同様なんだけどね。
それでも双方の成り立ちから傾向というのは残ってる。

39名無しさん:2012/08/23(木) 09:51:09
新共和国崩壊後の銀河連合だったかではより旧帝国の技術的取り込みが進んでいましたからね。
積極的に残存帝国軍系国家と接触したりチス帝国と接触したりして味方に引き込んだり中立を確約させたりしていた流れの一環なんだろうね。

40名無しさん:2012/08/23(木) 13:09:50
何て言うか、34の人のを見ていて思った事

帝国軍:戦艦部隊を主軸に、揚陸艦部隊を伴った艦隊
反乱軍:空母機動部隊

そりゃ、基地を攻めれば帝国軍が優位に立ち、艦隊戦では反乱軍が優位に立ちそうだ


>36
そうですね
何十万年か前に調査に来て、「まだ文明発生してないね、それじゃ次は20万年ぐらい後に来ようか」
なんて言ってたら、電波が届いて、「え!?文明発生してたの!?じゃあ助けに行かなきゃ!」
そう思ってやってきたら、誰もいない
彼らの感覚では余りに短期間に宇宙に進出するまで発展していたから
で、宇宙用の通信アンテナが「あれ?そういえばアレ、とんでもない方向に向いてなかったか?」と思って、もしかして……
行ってみたら、人類大脱出の大船団を発見したという話ですね

41名無しさん:2012/08/23(木) 14:50:20
>>40
艦隊戦でも反乱同盟軍は基本的に劣勢に立っていた。

42名無しさん:2012/08/23(木) 15:14:58
>>41
そりゃあその戦艦部隊は大量の迎撃機を纏ってるからな

43名無しさん:2012/08/23(木) 15:22:11
それにスターデストロイヤーは頑丈だしねー
そも数も装備も練度もちがうだろうし。皇帝の慢心がなければ反乱軍に勝ち目なんてなかっただろう

44名無しさん:2012/08/23(木) 15:33:27
「慢心せずしてなにが王ぞ 皇帝もそれは変わらぬ」

45名無しさん:2012/08/23(木) 15:58:41
>>42
多くの艦隊はスターデストロイヤーだけでは無くヴィクトリー級や各種巡航艦や各種フリゲート、ガンシップを引き連れて活動していた。
巡航艦の中には重力井戸を人工的に生成してワープしてくるのを妨害できる艦艇も存在して多くの場合随伴していた。
同盟軍の主力艦であるフリゲートはそもそも帝国軍の物で帝国軍には勿論存在するし、タータン級というXウイングやYウイングなど同盟軍戦闘機部隊の天敵もいる。
そういった戦艦を中心に大型巡航艦、巡航艦、汎用フリゲート、防空フリゲート、ガンシップで固めた艦隊が帝国軍の本来の艦隊。

46名無しさん:2012/08/23(木) 17:37:09
まあ、それこそ拠点攻撃等の作戦行動をしていないと本来の姿にはならないんですけどね。

47名無しさん:2012/08/23(木) 19:46:50
後、海賊討伐や航路警備でも規模は小さいながらネビュロン級フリゲート(同盟軍も捕獲艦を使用)やタータン級防空フリゲートを随伴させて警備していたようですね。

48名無しさん:2012/08/23(木) 22:25:54
憂鬱日本では銀英伝は流行らないかもとありましたが、最後の勝利者をフェザーンにして日本風国家とすれば上手くいくのではないですかね

アメリカモデルの民主共和政wの自由惑星同盟とソ連モデルの銀河帝国のアホすぎる長い戦争の間に、優れた政治家・官僚・民間の有力者を有するフェザーンが徐々に力を
付けていき最後には新銀河帝国の不当な要求から戦争をして、打ち破るとか

この場合地球教団は最初から存在しないことになりそうですが

49名無しさん:2012/08/23(木) 22:54:20
>>48
「アメリカモデルの民主共和政wの自由惑星同盟とソ連モデルの銀河帝国」

もう銀英伝じゃない気が・ガガガ・・・

50名無しさん:2012/08/23(木) 23:38:56
銀英伝は大躍進と文革で立て直した、最良の独裁者率いる中国。
田中曽根内閣の黒幕に操られている人気取りの風見鶏の最悪の日本。
という創竜伝を少しオブラートに包んだ物だからチャーチル亡き後のイギリスとドイツの戦いがモチーフになるかな?
フェザーンは腹黒日本で両国相手に金儲けをして背後には夢幻会が操る陰謀世界。

51名無しさん:2012/08/23(木) 23:41:08
てか銀英伝の作者は憂鬱世界に生まれてたら絶対ああはならないよね
敗戦にの反動がないからさ

52名無しさん:2012/08/23(木) 23:45:53
ソ連風の自由惑星同盟・ドイツ風の銀河帝国

150年間の戦争は、独ソ戦とその後の対立状態をモデルとか
その間に順調に経済成長しているフェザーン日本

53New ◆QTlJyklQpI:2012/08/24(金) 00:06:43
ソ連風の同盟とかあっという間に人口と経済をすり潰しそうでw。

54名無しさん:2012/08/24(金) 12:01:55
ソ連風なのに人口少ない縦深少ないで人海戦術できないんだなきっと

55名無しさん:2012/08/24(金) 13:20:43
銀英伝は最初は2巻ぐらいで終わる予定だったってどこかで聞いたけど、もともと長編になる予定なら
回廊の数とか増やしたりするかな?

56名無しさん:2012/08/24(金) 17:48:33
>>53
イゼルローン回廊が凄い事になりそうですな。
戦闘艦も生産性と大火力を重視した物に特化しそうです。
後、両国と上手く渡り合う力を持たせるためにフェザーン回廊の居住可能惑星がフェザーン一つから増えるかもしれません。

57名無しさん:2012/08/24(金) 18:52:32
>>56
イゼルローン要塞戦が大変なことになりそうです

フェザーン回路の居住惑星は日本風だけに8個でしょうかね

58名無しさん:2012/08/24(金) 19:42:30
>>51
それを言うなら、カリーはどうなる?w

59名無しさん:2012/08/24(金) 19:57:16
>>57
三つか四つの星系にそれぞれ二つから三つの居住可能惑星がある形でしょうね。
フェザーン回廊自体もより広く大きくなるかもしれませんし。

イゼルローン要塞の方も単独の要塞では無くイゼルローン要塞本体に加え周囲に小型要塞が多数存在する複合要塞になっているかも。

60名無しさん:2012/08/24(金) 20:07:55
イゼルローン要塞戦は攻守が逆になりますが、スターリングラード攻防戦に似た感じになりますかね

61名無しさん:2012/08/24(金) 21:09:51
守備側が勝つという結果は同じでしょうけど戦闘はそれをより大規模にしたものとなりそうです。

62名無しさん:2012/08/25(土) 18:18:23
ヤンがトゥハチェフスキーをモデルにするなら、ラインハルトはなんでしょうかね

トリューニヒトがスターリン風だったり

63名無しさん:2012/08/25(土) 18:27:38
>>55
ヤンさんが攻めてきたガイエスブルグも強奪、
フェザーン回廊に運んで(以下略)

64ひゅうが:2012/08/25(土) 18:52:22
>>62
ちょび髭の人…は日本人の拒否感がすごそうですね。
ですので圧倒的少数で赤軍をさんざんに打ちのめした友邦の英雄マンネルヘイム元帥とか。

…駄目だ…御年が(汗
でもそれ以外だとヨゼフ・ピウスツキ将軍(ポーランド)ぐらいしか…地味だ(泣

65名無しさん:2012/08/25(土) 19:31:46
マンネルヘイム元帥モデルはシドニー・シトレかビュコックの方がいいかも
メルカッツ提督でもいいですが

66名無しさん:2012/08/25(土) 20:10:53
銀英の同盟初期の急拡大を憂鬱世界ではどう解釈するのだろう。
史実世界でも同盟の急拡大は銀英の謎の一つ。

ヤンの人民の海をどうたらの発言から考えると
ハイネセン一派が便衣兵になって同盟の元の国の社会不安を煽り乗っ取った可能性があるかもしれない。

67名無しさん:2012/08/25(土) 20:41:10
>>62
軍閥相手にしてた時の蒋介石でええんちゃう?
後のグダグダっぷりを見ればよく似合う気がする

68名無しさん:2012/08/25(土) 20:51:43
>>66
初接触時に同盟が4万隻以上の艦艇を有していたのも謎だな
ていうか当時は徴兵制があったとしか思えない

69名無しさん:2012/08/25(土) 20:52:43
>>67
それでいくならトリューニヒトが汪兆銘でラインハルトが毛沢東ですかね
なんか結構納得してしまった…

それにこれなら、銀河帝国と自由惑星同盟の争いを中華紛争に例えることができますし
それ以外の国として欧日諸国をそれぞれ登場させることもできますし

70名無しさん:2012/08/25(土) 21:02:48
>>69
あぁそうか、憂鬱版だと蒋介石の方がヤンっぽいですね。
イゼルローン重慶wwwww

71名無しさん:2012/08/25(土) 21:16:38
>>70
重慶はフェザーンじゃないかな
こっそり日欧に身売りして、その資金を盾に帝同の間でのらりくらりしてるみたいな

72名無しさん:2012/08/25(土) 21:20:20
民主共和政とルドルフ支配は名前を変えた中華思想モドキと

となるとフェザーンは香港とかでは欧日諸国の窓口になりつつ内戦で儲けている

73名無しさん:2012/08/25(土) 21:50:43
帝国、同盟域=人類版図の拡大に制度、統治が追い付かず、宙賊(主に中華系)が跋扈する無法地帯が増え勢力図の再編が必要な状態
列強=人類中枢域の放棄を決定、開拓地に遷る

列強の枷が外れ残された中華系と米国系で主導権争いのシリウス戦役が勃発、銀河連邦設立までの暗黒時代の幕開けとなる。
銀河連邦の設立で廃棄領域の再統合が進むが、廃棄領域を観測していた列強の介入により銀河連邦が崩壊、戦国時代に突入。
日枢で帝国に対抗する国の設立を検討、ハイネセンの脱出を観測で知る。
ハイネセン一派の行く先にテラフォーミング済みの惑星(工作機械付き)を用意したり急成長できる下地を整える。

同盟設立が列強の意図した物なら急成長に無理がなくなるかも。

74名無しさん:2012/08/25(土) 23:13:40
人類中枢域というよりも中華系インド系などのように人類最大の居住地域といった方が
中枢域でもいいのでしょうが

本編又その未来で中華・インド地域と北米が本来なら人類の最大居住地域であったり最強国家地域であったのが、最大クラスの混沌地域であるように
憂鬱世界ならそのオマージュでありそうです

列強諸国がそれぞれ封じ込め政策であったり対抗馬として干渉して国家を創ったように、銀鬱なら自由惑星同盟が列強の工作によって成立した国家
その役割は外に出てきたら難民とか各種面倒事を起こす銀河連邦・銀河帝国の注意関心を引き付けておくこと

75パトラッシュ:2012/08/26(日) 10:48:57
何だか韓国が日本に対して、天皇制の廃止や韓国への隷属を要求するトリューニヒト・ノートを突きつけてきそうです。

自分たちこそ世界で一番優れた民族と信じて疑わない国だし、世論のヒートアップぶりも同盟と同じレベルだし。

夜郎自大を地でいくような国と民族に、果たして未来はあるでしょうか。

76名無しさん:2012/08/26(日) 10:51:21
>>75
ここネタスレだからそういったスレ違いの物を持ちこまないでくれ。
少しでもトリューニヒトおかいれればここで良いと言う訳じゃない。

77名無しさん:2012/08/26(日) 10:52:06
雑談スレで書くか全く別の所で書きこんでくれ。

78ぽち:2012/08/29(水) 03:10:42
はい、おひさぶしりな憂鬱西南戦争 はっじまっるよー

79ぽち:2012/08/29(水) 03:12:59
憂鬱西南戦争 第六話

桐野と野村の対面から一週間後の一月十九日
周囲の執拗な説得に根負けした野村忍介は、以後全軍の指揮権を自分が預かる、という条件で
彼らに協力を約束することとなった・・・・・・・・最もそのような約束が守られるわけないのだ、ということは誰よりも野村が理解していたが。

薩摩軍は熊本城を、見張りの為の僅か数百ほどの兵を残して離脱。
約四万七千ほどの兵を持って東京政府が送り込んできた討伐軍と対峙していた。
場所は・・・・・・・地元の者達はその地をこう呼ぶ    田原坂、と


「くわかかかー いかに公称12万とはいえ緒戦は百姓兵」
「塀の向こうに閉じこもっているならともかく野戦なら十倍いようと敵ではありもはん」
だがしかし、普通の戦闘では訓練の足りない徴兵制度の下むりやり戦場に送り出された兵士では
薩人マシーンとの異名を誇る薩摩隼人には遠く及ばないことを明治政府は知っていた。
故に相手を圧倒する大火力と交代しながらの戦闘で疲労をためないなどの手で
勝利しようとしていた


ドーン! ドドーン!
「何事じゃ?」
「百姓どもが!百姓どもが!」
「落ち着き!なんがあったか落ち着いて報告すっとじゃ」
「百姓どもは普通に戦えば俺らに到底かなわんと大砲やガトリング砲ばっか使いおって
 近づこうとせんのじゃ!
 しかもあやつら、手投げ大砲を使ってきよる」
「なんじゃそりゃ」
「陶器の壷に火薬を入れて火をつけてから力自慢がぐるんぐるんと振り回してこっちに投げてくるとじゃ」
「室伏?」

「なら正面のガトリング砲陣地を突破するとじゃ!」
だがしかし、この判断は結果的に大間違いであったといわざるを得ない。
この時ガトリング砲を指揮していたのは、ある意味日本で最も危険な男だったのだ

「あははははは」「落ち着け」「あははははははは」「落ち着け」「あははははははははは」「落ち着けつっとろーが」すぱーん

「あー、気持ちは判らんでもないが落ち着くんじゃ」
「それは無理というものです かつて、中立を宣言したわれら奥羽を理不尽な暴力で踏みにじった薩摩の野盗ども!
 あはははははは見てくださいな隼人などと自称するイモ侍どもが我がガトリング砲で打ち砕かれ吹き飛ばされているゥ」
「落ち着け」
「あははははははははこのガトリンガー河合が天に代わって罰してくれるわ!
 『見ろ、薩摩兵がゴミのようだ』(ここだけ声:寺田農)」
「落ち着かんかい」ぱっしーん


「ああ、すみません 仮にも討伐軍総司令であるあなたの前で取り乱してしまって」
「気にせんでいいきに それよりアレは明後日には到着するがじゃ」
「おお、アレが来ますか    ではもう勝利は確定したも当然ですね」

だが翌日一月二十二日
破局はもたらされた   誰でもない、薩摩隼人によって

80ぽち:2012/08/29(水) 03:14:22

この日の午後三時頃。
高瀬川の向こう岸に陣を張る新政府軍に対し強行渡河を行い、強引に接近戦を挑んだのは人吉藩士を中心としたいわゆる「外様」(薩摩藩士でない、という意味)
侍たち2200ほどであった。
彼らは高瀬から山鹿へのラインを敵に抑えられることがどれほど危険が理解しており
桐野率いる3500の援護の元突入を行った。
だがしかし、ここで桐野隊が突如彼らを見捨て後退してしまう。
桐野にも言い分はあった 「弾薬が無くなったので仕方がなかった」
その主張が万人に認められるかはわからない
確かな事は援護を失った人吉隊が圧倒的多数の敵に包囲された、ということである

包囲の一角に全戦力を集中してかろうじて突破し、離脱に成功したとき人吉隊は700程に減らされていた。


その夜
見回りという名の散歩を楽しんでいた辺見十郎太は、少なからぬ数の兵が整列し行進する様を見かけた。
「おんしら何しとうじゃ!」
「おや辺見さん」
後の世において薩摩武士暴走の権化、とまで称される辺見十郎太が、自分に挨拶してきた男の名が
前原一誠であるということなど知ろうはずもない
ただ「薩摩武士ではない」とわかる程度だ
「おんしら何しとうじゃ」
今一度の質問に前原は答える。
「お暇しようと思いまして」
「どういうこつじゃ」
「前々から判ってはいました あなた方が我々を、いや薩摩以外の藩士をよけいな塵程度にしか思ってないことを
 それでも今の横暴な政府を打ち倒すにはあなた方の力を借りるしかない、と
 しかし今日の高瀬の戦い、あれで我々は思い知ったのだ
 あなた方は必要があれば、あるいは必要がなくとも気が変わればどれだけ協力しようとも我々を
 あっさり捨て去るだろうと」
何を当たり前のことを、という内心を口にすることをこらえる程度の理性はあった。
「だから、その前に我々は失礼をさせてもらう 心配は無用
 彼らに語るほど作戦とか話をした覚えがありませんから」
冗談ではない 古来より「歩のない将棋は負け将棋」というではないか
いざという時の捨て駒に出て行かれてたまるものか
「みなー!みな集まっとじゃ!あん連中は脱走して東京の味方になるつもりじゃ!
 いや味方の振りした間諜であったのじゃ!
 許してはいかん!逃がしてはいかん!」


この夜、神風連、秋月、萩、人吉といった「協力者」達総勢4500がいわば同士討ちにより全滅する。

そして薩摩軍首脳部は「他藩の者達は信用できねえ」との思いを新たにし、種子島などの使藩に対してすら
その視線は厳しく、冷たくなっていくのだった

81ぽち:2012/08/29(水) 03:15:29
はいここまででっす

もう少し先まで進む予定だったんだけどなぁ

82New ◆QTlJyklQpI:2012/08/29(水) 12:31:05
乙、ガトリンガー河合ww。弾幕はパワーだぜの始祖ですねw。
この後「目が!目がぁ!!」とならないことを祈ろうw。
薩摩は文字通り空中分解発生ですね。焦土作戦でもやらかして
住民に串刺しにされてなきゃいいが・・・包帯男さん御一行も「駄目だこいつら、もう知らね〜」
状態だろうな。

83名無しさん:2012/08/29(水) 14:28:08
これは人吉城のある人吉盆地を通過できなくなる訳ですから進退窮まって来ますね。
八代城にそろそろ政府軍が戦力を展開させ籠城の準備を進める頃でしょうし。
最悪、宮崎へ逃げる事になるのでしょうがそちらでも南部内陸地域や佐土原以外では敵視されているでしょうからねぇ。

84名無しさん:2012/08/29(水) 15:12:56
よくみたら河合さんが生存して政府軍に所属していますね。
となると長岡藩士等奥州諸藩の藩士も政府軍で参加しているのでしょうな。

85New ◆QTlJyklQpI:2012/08/29(水) 18:23:39
というか中立の藩に一体何したんだイモ侍はw。

86233と234の人:2012/08/29(水) 19:37:24
ぽち様乙です。
そっかやっぱり戊辰戦争は起こったのか……しかしここまでバカをやってくれれば
”何もかも全部あいつらのせい”にするのが楽でいいなー。カリスマもいないし。

87名無しさん:2012/08/29(水) 19:59:04
>>85
長岡藩の歴史を見てみれば良いと思いますよ。
中立を維持しようとした長岡藩に一方的に上から目線で交渉すらしなかった。
そのせいで長岡藩は奥羽越列藩同盟に加盟せざるを得なくなり、長岡藩の激しい抵抗により新政府軍は甚大な損害を被りました

88名無しさん:2012/08/29(水) 21:10:22
ガトリング家老乙w

89名無しさん:2012/08/30(木) 00:31:48
しかし何が恐ろしいって「後方の支援部隊が『弾丸が無くなった』という理由で戦闘中の前衛を見捨ててとっとと離脱」が
本当にあったってことなんですよね
ただしこの時見捨てられたのも薩摩兵で、捨てられた事に抗議したそぶりがないというのがまた・・・・・

90名無しさん:2012/08/30(木) 09:40:29
しかし継之助さん、気持は分かるけどあの当時のあの状況で中立なんか許してもらえる筈がないんだ絶対に。

91名無しさん:2012/08/30(木) 10:22:58
それを真面目に伝えるならまだしも元々下級武士に過ぎない男が官軍になったからと言って
一方的に上から目線で命令したから開戦する事になったんだよね。
奥州諸藩が立ち上がったのだって新政府軍の使者を務めた下級武士が成り上がりならではの見下し視線で彼らの怒りを爆発させた事も原因だし。
しなくていい戦争を薩長の下級武士が起こしまくっている。

92名無しさん:2012/08/30(木) 11:02:19
やらなくていい戦争だと思うのだけれど、
あの喧嘩売りまくりの言動はやる気だとしか思えませんものねー新政府軍は。

93名無しさん:2012/08/30(木) 17:30:55
>>92
やらないでいい戦いを認識している物が上に居ると庄内藩相手みたいに話し合いで投降させるんですよね。
本当に増長した薩長の下級武士の馬鹿さ加減のせいで無駄に戦闘をしていますな。

94名無しさん:2012/08/30(木) 20:28:41
エキセントリックな言動から支援SSに出てた乃木さんかと思いましたよ。
河合さんが生きてたら50歳以上だし、乃木さんでも良いのでは

95名無しさん:2012/08/30(木) 21:11:07
史実では薩軍は装備、戦力で優る政府軍に同程度の損害を与えていました。
正直、西南戦争で潰すには惜しい戦力だと思います。彼等は内戦で潰すのではなく日清、日露で使いたいです。

96名無しさん:2012/08/30(木) 21:26:17
>>95
このSSのさつまじんは「とにかく薩摩人は阿呆」「物考える人間を忌み嫌う」て設定のなまものだから

97名無しさん:2012/08/30(木) 21:33:40
「百姓の軍隊でこれだけの損害を薩軍に与えられる」っていう事実の方が重要視されるの
ではなかろーか?絶対数の多い百姓を徴兵して徹底的に鍛えた方が戦力になりそーな。

そもそも、日清・日露は西南戦争の薩人マシーンの次の世代になるんじゃ?
スペックを維持できるの?

98名無しさん:2012/08/30(木) 21:38:47
重要視される事になるのは。
新型装備による大火力とそれを支える兵站能力の必要性。
そして平民主体の軍でこれだけの戦果が見込めると言う点でしょうね。

99名無しさん:2012/08/30(木) 21:53:32
西南戦争も初期の頃は百姓兵と馬鹿にしてた鎮台兵が、後半には練度を高めていくにつれて、薩兵も歯が立たなくなっていくんだよね。
もちろん物心両面で苦しくなった側面はあるけど、

薩摩兵を初めとした士族連中が武士として生きるには、平安時代の武士の在り方である開拓農民、つまり屯田兵となるしかないと思う

100名無しさん:2012/08/30(木) 22:17:02
英仏「それは俺達が既に通ってきた道だ」

イングランドは農民にロングボウの訓練を義務付けていたらしい
一方フランスは…

101名無しさん:2012/08/30(木) 22:24:21
>>95
西南戦争は、旗頭こそ西郷さんでしたが、中心は新政権による権益分配から漏れた不平士族達です。

彼らをどうやって日清日露まで、大人しくさせるのですか?
まさか彼らを、日清日露まで旧士族だったからという理由で特権を維持させるのですか?

維新の際に、目立った戦功も立てず、かといって積極的に血を流したわけでもなく、
志士を物資の面で支えたり、志士を幕府に睨まれながらかばったわけでもない彼らを?
そんな事をすれば、維新の為に積極的に協力した一派が納得しませんよ?
かられとて多数の特権を返上したものの、彼らは維新に協力したという理由で些少な特権をもらってます。
もし、不平士族たちの特権を維持すれば、維新に協力した人たちの特権を増大しないといけません。
そんな事が出来ないからこそ、西南戦争が起きたのです。

102名無しさん:2012/08/30(木) 23:27:13
自分達が何もしなかったから、何ももらえなかった
それ自体は理解出来るだろうが……
それまで持っていた特権がなくなったからな、ただ奪われただけ、と彼らは感じてしまったんだろう
これが他の藩なら殆ど全員が同じだっただろうが、なまじ中心的な位置にいた薩摩って藩の所属であったのもあったんだろなあ…

103 テツ:2012/08/30(木) 23:38:03
それでも時代に合わせようとして生き残った元武士も居ることは居るんですが、少数派なんですよねぇ
目端が利くのは、明治維新後数年間支払われていた旧家禄を、分割ではなく一括で支払ってもらって借家経営(特に藩府で)をやって結構な定期収入を得られたりした人も居たとか
下級官吏や巡査になるのも、相当なコネと猟官活動必要だったそうです

藩主や家老の様な高級武士は華族になったりしたけど、これは本当の圧倒的少数派ですしね

104名無しさん:2012/08/30(木) 23:56:55
うちの家系はそれなりの地位の武士だったけど、今やなにも先祖代々の財産といえるものが残ってないよ。つД`)・゚・

105名無しさん:2012/08/31(金) 00:32:57
うちの祖先もそれなりの武士だったけど、今のこってるのは江戸時代からの水利権の証文くらい。
利根川に面してない土地なのに、利根川で漁をすることを許されているんだぜw

106名無しさん:2012/08/31(金) 00:35:46
>>104
あんたという大切な財産が残せたじゃないか(イエメンフェイス

107名無しさん:2012/08/31(金) 05:19:29
イエメン共和国(イエメンきょうわこく)、通称イエメンは、中東・アラビア半島にある国家である。正式名称は、????????? ???????(ラテン文字転写は、al-Jumh?r?ya al-Yaman?ya)。アラビア語略称は?????(al-Yaman, アル・ヤマン)。公式の英語表記は、Republic of Yemen。通称Yemen。

108名無しさん:2012/08/31(金) 07:28:21
豆知識
 日本の税制に従うと三代相続したら相続税で土地家屋がなくなる

109名無しさん:2012/08/31(金) 08:46:38
>>103
大地主化した武士も結構います。
昔から土地を持っていた者ほど大きな農地を明治維新後も維持していましたから。
後、医学を学んでいた者は医師として地元の名士という立場を固めましたな。

110名無しさん:2012/08/31(金) 10:25:27
>>107
名称が略文字化けってある意味すげえな

111名無しさん:2012/08/31(金) 11:39:40
ぶっちゃけ西南戦争は
母親 「もうアンタの面倒見る余裕ありません働きなさい」
ニート「これからもヒッキー続けるデンジャーイベント起きたら働く起きるまでメシカネ寄こせ」
母親 「出てけ!」

だと思います

112VISP:2012/08/31(金) 12:45:06
>111

ワロタwwwwww

113名無しさん:2012/08/31(金) 13:04:00
>>111
細かい事をすべて省いてしまうとそうなってしまうwww

114名無しさん:2012/08/31(金) 13:43:15
まあニートが自称する自宅警備員と違って、自宅(日本)に危険が及べば本気で戦う点はマシだけど……

115名無しさん:2012/08/31(金) 13:55:00
>>114
いや、当時は所属する藩こそが国の概念として限界値
日本は既にたしかに緩やかな連邦制だったけど、緩やかすぎて地方自治に限りなく近い
理念だけはともかく実感としては郷里なら兎も角、日本のためには闘えっこ無い

116名無しさん:2012/08/31(金) 14:06:15
つまり自分の部屋を守るためなら戦うのか

117名無しさん:2012/08/31(金) 14:10:33
むしろ「もっと良い部屋に変えろ!!」とか待遇改善要求?

118名無しさん:2012/08/31(金) 16:43:38
良い部屋に変えたら「もっと良い部屋にしろ!」とさらにごねるんじゃない?

119名無しさん:2012/08/31(金) 16:55:48
「いい加減にしなさい、いまウチは父さんの残した借金(不平等条約)で苦しいんだからね!
 フランスさんやイギリスさんに土地や家の権利書持ってかれる寸前だったのよ!」
「でもこないだのドタバタ収めるの手ェ貸したじゃん」
「そんなのあたりまえです!あなたのおにいさんはその上で働いてるんですから!
 働かないなら小遣い(給料)もネット接続(刀持ち特権)もカットです!」
「うおおおおお!小遣いはともかくネット切られたら戦争だろうが!我慢できるわけない!」


あれ?ニートのほうに同情したくなってきた

120名無しさん:2012/08/31(金) 18:10:34
自宅警備業務もまともにできるかどうか不安になってしまうのが維新前後の武士だったり

何せ200年以上戦争がなくて、軍人から行政官僚化してしまったため戦争経験なしですし
たちが悪いことにプライドは高すぎて新装備や戦術を受け入れる人が少ない

121名無しさん:2012/08/31(金) 19:07:21
>プライドは高すぎて新装備や戦術を受け入れる人が少ない

新政府軍を百姓兵と馬鹿にしてたあたりも、その凝り固まった性質を如実に現してますね

122New ◆QTlJyklQpI:2012/08/31(金) 19:11:20
・・・・ひょっとしたらその類の話をされたから西郷さんも妥協したんじゃ・・・。

123名無しさん:2012/08/31(金) 19:29:00
>>120
まあ・・・同じ立場だった清の官僚と比べた場合
プライドの方向性に微妙な違いがあったのが日本が救われた要因でもあったわけですけどね。

124名無しさん:2012/08/31(金) 21:29:27
>>120
みんな死ぬしかないじゃない!あなたも私も!
…こんな状況になったら心折れて自暴に走ってもしゃーないとは思う。
理解はするが同情はせんがw

125 テツ:2012/09/01(土) 00:02:40
迷惑極まりない無理心中(汗

126名無しさん:2012/09/01(土) 00:14:48
清と比べて日本が助かった理由(あくまで自分が考えるもの)

・比較的国土が狭くある程度迅速に意思決定が可能だった
・教育が広く行われており皇帝に対する敬意がしっかり刷り込まれていた
・西洋文化ないし科学がある程度受け入れられており国際感覚ないし外国への危機意識を持っている者が少なくなかった
・様々な意味で幸運だった(実は、特にこれが一番の原因ではなかったか、とか思う)

127名無しさん:2012/09/01(土) 00:29:43
もう投下された作品関係ない歴オタ(?)雑談スレ

128名無しさん:2012/09/01(土) 00:43:27
一応幕末ネタばかりだから「関係無い」とはいえないと思う

129名無しさん:2012/09/01(土) 01:11:32
>126
一説によればアヘン戦争のせいとも言えたりする。
というのもアヘン戦争で清が負けた結果
西洋文明がガチでやばいということに気がついて
それでもって真正面から向き合うようになって成長していき
一方で当事国の清はアヘン戦争に負けても西洋文明の強さに気づかず
結果として日清戦争頃まで成長しないままアヘン戦争の体質を引きずったままになり
それが大きな差につながったと。

130名無しさん:2012/09/01(土) 02:28:07
>>128
別に雑談スレでも良いと俺は思うけど、幕末では全くないだろww

131名無しさん:2012/09/01(土) 11:38:47
江戸時代の武士は身分保障があったので楊枝削りや傘張り、薬売りなどの仕事が取り易かった。
藩からの支給では足りずに多くが内職をやっていたらしい。
職人の気位が異様に高いのもその辺に起因しているとかいわれている。

身分保障と職業の斡旋を細やかに出来れば不平士族の数が減らせそうな気がします。

132名無しさん:2012/09/01(土) 12:26:05
>>131
身分保障をしたら、四民平等の建前が崩れるから無理。
あの時の明治政府に取って、絶対に取り繕わないといけない最重要な建前。
皇族や華族ぐらいまで行けば、雲の上の存在だから当時の民衆はまだ我慢したが、
自分達の目上のタンコブで会った士族階級と自分達が同等となるという明治政府を信じて
信任したのに、その士族の身分保障なんぞしたら、
不平士族よりはるかに数の大きい旧農工階級が暴動を起こす。
かといって、国民すべてに士族相当の身分保障なんぞしたら国家が破たんする。

133名無しさん:2012/09/01(土) 13:49:33
身分保障というより身元保証。
身元は保証するけど、生活保障はない、そんな感じ。
それでも四民平等の建前で参加した農民、町民が不平士族に代わる反乱の支持母体になりそう。

海援隊とかの傭兵隊は士族の受け入れ先になっていたかも。
夢幻会結成前から転生者たちは各地で活動していたみたいだし、どこまで反乱予備軍を減らせたのか。

薩英戦争、下関戦争がどう変わったのか気になる。

134名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/09/01(土) 22:44:31
夢幻会@SW世界の続きが一応できましたので、頃合を見て投下したいと思います。

135名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/09/01(土) 22:52:11

幕末やら何やらで忘れ去られてるかもしれませんが、夢幻会@SW世界、続き投下開始です。

  ________
  | ______ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  | |       /       .::::::::::::::::::::::\   
  | |       /          ..::::::::::::::::::::::::|  
  | |      .|          ...:::::::::::::::::::::::::|  ニーダ艦長の知名度ってどうなんだろう…
  | |       |        ....:::::::::::::::::::/
  | |____ ヽ     .....:::::::::::::::::::::::<
  └___/ ̄ ̄        :::::::::::::::::::::::::|
  |\    |           :::::::::::::::::::::|
  \ \  \___      ::::::

                ↓
ttp://moe-moe.dip.jp/cgi-bin/b/src/moe1433.jpg(なお右側はロース・ニーダ艦長の模様)
                ↓
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  | |        / ⌒  ー、  :::::::::::U:\
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  | |      |U⌒(__人__) ⌒   ::::::U::::|
  | |      |   |r┬-| U...:::::::::::::::::::/  おかしい。こんな事は許されない
  | |____ ヽ  `⌒´.....:::::::::::::::::::::::<
  └___/ ̄ ̄      :::::::::::::::::::::::::|
  |\    |             ::::::::::::::::::::::|
  \ \  \___      ::::::


なお当方、味のある脇役ややたら不遇なキャラは大好きです。

136名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/09/01(土) 22:52:44

 バレンズ星系には、惑星が2つしかない。それぞれバレンズⅠ、バレンズⅡと呼ばれる。

 元々は4つ惑星があったのだが、銀河帝国の成立の何十万年も前と何万年も前の2回、
外側の2つの惑星に彗星が激突して粉々に砕け散り、それが広大な小惑星帯を形成したのだ。

 こういった意味ではバレンズは不運な星系であり、そして入植が非常に難しい星だった。
そのため旗揚げ間も無い反乱同盟軍は、隠れ家には最適なこの星系に秘密基地2つを置く事にした。

 しかし、星系の不運はその住人にも付きまとう。

 反乱軍探索のためアウター・リム中にばら撒かれた探索ドロイドの1つが、
この星系に辿り付いて反乱軍の存在を発見したのだ。この時まだ、基地は完成していなかった……


         Utsu Wars Episord Ⅳ 中編
               〜死兆星の囁き〜


 建設中の基地内では、帝国軍の探査ドロイドが確認されてから即時撤収か、建設続行かで意見が分かれていた。

 即時撤収側の主な論拠には、アウター・リムの帝国軍は強力な兵器(デス・スター、MD級ほか)を持ち、
またその練度についても優れている(他セクターの帝国軍が比較対照)事、このような防御に優れた星系に、
反乱軍の基地が完成する事を帝国軍がみすみす見逃す訳が無い事が挙げられる。

 一方建設続行側の論拠は、建設中でバレンズ星系より攻撃しやすい反乱軍基地は他にもあり、
帝国軍の攻撃はそちらへ向かうのではないかという予想、帝国軍主力大型艦艇に対小惑星能力が不足している事
(帝国軍が反乱軍を取り逃がす多くは小惑星帯である。原作EP5、ミレニアムファルコンの一件からも顕著)、
また基地の施設は多くが廃坑内にあり惑星表面を見ると基地の規模は極小さく見える(=重要と思われない)事だった。

 後に即時撤収側の主張が正しかった事が明らかになるのだが、
最終的に反乱軍は建設途上とはいえ設備を残して撤収するのは勿体無いと基地の解体作業を始め、
帝国軍が攻めてきた場合の時間稼ぎのため型落ち兵器を中心とした防衛ラインを構築、
宇宙船や戦闘機は常にアラートハンガーに待機させるという方針で一致した。

137名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/09/01(土) 22:53:26

《バレンズ星系まであと5分。総員警戒態勢!》

 ハイパースペースを航行中のデス・スターに放送が流れ、砲手達が慌しく持ち場へ付く。
しかし、デス・スターの主砲、スーパー・レーザーの砲手達だけはその前に既に待機していた。
発射制御室に居並ぶ砲手達に、彼らの長であるテン・グラニートが訓示をする。

「いいか、皆良く聞け!この戦いでスーパー・レーザー砲はこれまでにない短い間隔での速射を行う。
 出力調整と砲身過熱には細心の注意を払うんだ!細かい作業が続くが、訓練の成果と大砲屋の根性を見せてやれ!」

 訓示が終わると砲手は一斉に、各々が制御室のコンソールへ座った。
そんな中、彼らに力強い訓示を与えたテン・グラニートはひとり静かに、
スーパー・レーザーに秘められた全エネルギーを解放する機会が来ない事に安堵していた。


 一方、同じくハイパー・スペースを航行中のデス・スター直属艦隊。
艦隊旗艦ミスティック・ドリーム級スター・ドレッドノートでは、艦長のロース・ニーダがきびきびと指示を下し、
マクシミリアン・ヴィアーズ率いる上陸部隊が艦載揚陸艦に乗り込んでいく。

(投入する戦力でも、メンバーでも、状況でも…負ける要素は一切見当たらない。
 軽快な宇宙船なら出し抜く事さえ可能な布陣だからなおさらだが…さて、どうなるかな)

 帝国軍随一の練度を誇る兵達が迅速に行動に移っていく様を見ながら、艦隊司令モッティは1人思案していた。
しかし、考えすぎるのも時間の無駄だと思い至ったのと、間もなくハイパースペースから出るという報せを受け、表情を正す。


《ハイパースペース離脱、5、4、3、2、1…今!》


 そして、攻撃艦隊は死兆星と共に姿を現した。

138名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/09/01(土) 22:54:06

《こちらレイピア4!方位118に帝国軍の大艦隊だ!》
《ドミノ2より司令部、巨大戦闘ステーションの出現を確認!》
《メーデーメーデー!敵戦闘機の追跡を受けている!》

 バレンズ星系の第1惑星、バレンズⅠの反乱同盟軍仮設司令部は、
哨戒中の宇宙戦闘機から入ってきた悲鳴のような通報によりにわかに慌しくなった。

「レイピア4、ドミノ2、オメガ11は直ちに宙域から脱出、"ホーム・ワン"に合流せよ!」
「ブロック3−Aと5−Dは解体作業を急げ!重兵器は最優先で輸送船に搬入しろ!」
「ジョーカー隊、サベージ隊は緊急発進、敵を小惑星帯に誘い込んで時間を稼げ!30分でいい!」

「敵が惑星に到着するまではどれくらいかかりそうだ?」

 基地司令が戦域級センサーの画面を見てオペレーターに尋ねる。

「一般的な航行速度なら3時間、全速力でも2時間を切る事はありません。ですが、
 ここまで広域に広がっているバレンズ小惑星帯への対処にはかなり時間を取られる筈です。
 戦闘機や中型以下の艦船ならともかく、大型艦の到着までには短く見積もっても6時間前後はかかるでしょう」

「それだけあれば十分だ。おいブロック1−C、対軌道イオン砲の積み込みはまだ終わらないのか!?
 あれを失う訳には行かん!150万クレジットだぞ、ひゃくごじゅうミリオン!」

 敵艦隊の到着までまだ余裕がある事が分かった司令は矢継ぎ早に指示を出していく。
それでも大規模な戦力を前にして焦燥しているのだろう、時々噛んだり間違った単語が入るが、それを気にする者はいなかった。

 だが、センサーの観測員が声を上げた瞬間、全員の注目がそちらに集まった。

「敵戦闘ステーションより高エネルギー反応…………!?……な、なんだこれは!信じられん!」

139名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/09/01(土) 22:54:36

「パワー伝達異常無し!」
「エネルギー増幅機能異常無し!」
「照準完了!」
「出力7.6%!チャージ完了!」

「スーパーレーザー……撃(て)ぇっ!!」

 テン・グラニートの号令と共に、デス・スターがそのエネルギーを解き放った。
緑色をした7本のレーザーが1つとなり、その進路上にある全ての物体を蒸発させていく。

「30秒後に2射目を放つ!冷却装置フルパワー!」

 デス・スターが主砲をその巨体ごとずらす。そしてすぐに2発目が放たれた。
これも射線を遮るあらゆるデブリを消滅させ、同様にして3発目のレーザーが小惑星帯を貫く。

「3番砲身の熱許容度残り33.4%!ヘンメ曹長、行けるか!?」
「問題ありません!4射目行けます!」

「よし!撃ぇーっ!」

 4回目の砲撃が終わった時には、艦隊の進路を遮っていた小惑星は殆どが姿を消していた。
しかしもう1度、死兆星は咆哮する。いや、死の星が持つ本来の力を考えればこれは囁きに過ぎないのかもしれない。
そして小惑星帯に大穴が開くが早いか、艦隊はモッティ提督の号令のもと即座に進撃を開始した。

140名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/09/01(土) 22:55:06

「敵艦隊加速!このままでは2時間と30分でバレンズⅡに到達します!」

「馬鹿な……小惑星帯が、メイン盾が3分も経たずに破られただと!?」

 反乱軍の司令部メンバーは帝国軍が繰り出してきた予想外の力技に狼狽する。
頼みの綱だった小惑星帯はその輪に切れ込みを入れられ、帝国艦隊はそこを悠々と通ってきていた。
基地司令は疲れ切った表情で副官に尋ねる。

「……基地の解体率は?」

「重火器については最優先で撤収しましたが………建材その他は諦めるしかないでしょう。
 それに解体に時間をかけすぎれば今度は輸送船が脱出できなくなります。」

「なまじ強固な基地にしようとしたのが裏目に出たか………
 仕方あるまい。ここは生きて逃げ延び、やつらの力を同志に伝えなければ。
 電子機器と精密機械を回収し、データを破壊でき次第この基地を放棄する。
 基地の全員……あとバレンズⅡの基地にも連絡しろ、今すぐに!」

 基地司令が命じると、反乱軍の兵士達は慌しく脱出の準備に取り掛かる。
輸送船にはスピーダーからドロイド、戦闘糧食までごった煮になって積み込まれ、
整頓のせの字も無い有様となっていた。そして、彼らの輸送船が迫り来る帝国軍とは反対方向に発進する。


 ターキン率いる帝国軍と反乱同盟軍、そのラウンド1は早くも不成立になろうとしていた………


              〜to be continued〜

141名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/09/01(土) 22:56:09

という訳で、締まりの無い中篇をお送りしました。後編は後始末とか色々の話になるでしょう。
ロース・ニーダを最初素でアウル・ニーダって書いてたのは艦長には内緒。

色々引っ張っといて戦闘にならないのかよ!とお嘆きの方もいるかもしれませんが、
逃走可能な状況かつ圧倒的な戦力差では逃げない方がおかしいだろうという事でこうなりました。
銀河皇帝はまぁどうにでも言い訳できると思います。「一箇所に纏めてぶちのめします」とか。

ヴィアーズ将軍やニーダ艦長はまた活躍する機会があるかと思いたいです。

「ひゃくごじゅうミリオン」の元ネタは、余り原型を留めてないため分かりにくいかも。
イジェークト?なんですかそれは?


★誰それ?なキャラクター解説
◆テン・グラニート
原作ではEP4で、初代デス・スターのスーパーレーザー砲の砲手をやってました。
SWの鉄人(SW情報サイト)によれば、彼が砲撃命令を躊躇ったお陰でデス・スターが破壊されたそうです。
ルークがプロトン魚雷をぶっぱした丁度その時に躊躇うとか、凄いタイミングだ……

詳しくはこちら(と言うほど詳しくもないが)↓
ttp://www.starwars.jp/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%88
SWの鉄人における彼のページです。

142名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/09/01(土) 22:57:04
今回の投下は>>136-140です。
レスが付いて投下したものが読みにくい場合は↑のリンクをご利用下さい。

143名無しさん:2012/09/01(土) 23:29:42
これ思ったんだけど、わざと隙のある布陣で敵に逃走を促し、難しい要塞攻略ではなく、
殲滅のし易い追撃戦になるようにした、とも取れる作戦じゃないかな。
部下から追撃の提案があって、極めて合理的だから却下しにくくて苦労しそう。

144New ◆QTlJyklQpI:2012/09/01(土) 23:43:46
乙です。デススターは最早ラ●ュタの如くw。
ミスティック・ドリーム級とか最新艦艇と他の既存の帝国艦艇との
連携とか大丈夫なのだろうか?運用や性能が違い過ぎて連携に穴があきそうだが。

145名無しさん:2012/09/02(日) 11:12:20
乙です。
追撃艦隊には比較的足が速いヴィクトリー1級やヴィクトリー2級、残っていればヴェネター級が投入されそうですね。
スターデストロイヤーであるインペリアル1級やインペリアル2級は如何せん足が遅いですし。
スタードレッドノートは尚の事鈍速。

146綺羅星:2012/09/02(日) 13:12:17
銀憂(×銀英伝)や星憂(×星界)はありましたが時憂(マクロスシリーズ)とのクロスはなかったので
軽く一つ。

西暦1999年
皇紀2669年
7月
地球に異星人の恒星間宇宙船が飛来。
地球をほぼ4分の3周し進路上の地上に甚大な損害を与えながら旧北米大陸中部へと墜落した。
国連代表(列強合同)による調査団が大破した船体を調査した結果、最近まで実戦使用されていた宇宙戦艦であり元所有者は人類の5〜6倍の躯体を持つ巨大異星人であることが判明。
人類の知らない宇宙で大規模な戦争が行われていると推察された。
各国首脳部はいずれ戦火が及ぶことに備えるため墜落艦の解析を進めた。
墜落艦の解析がもたらした超技術は人類の科学技術の大きな発展と飛躍に多大に寄与することとなった。

来るべき脅威に備えて統合政府として(表面上は)団結した列強諸国だったが内実は『烏合の衆よりは益し』(弾薬や一部装備の規格共通でお茶を濁した)程度だった。

西暦2009年
皇紀2675年
2月

地球製宇宙戦艦のテストヘッドとして各国共同で修復された墜落艦『マクロス』(名称は各国匿名の『くじ』で決まった)の進宙式が行われようとしていた・・・。
なお余談だが人員、備品、機材、共に各国の政治力の衝突と綱引きの結果、各国製のモザイク状態となり非公式名称として
欧名:パッチワーク
日名:継接
が存在する。

147名無しさん:2012/09/02(日) 14:51:09
>146
夢幻会大パニックになってそうな予感、敵はゼントラだけでもたいがいなのに
凶悪性能のプロトデビルンとかバジュラがあとに控えているからな。
歌手なしでの攻略だと下手したらマブラブ世界の方がマシかもしれない。

148名無しさん:2012/09/02(日) 14:54:26
バジュラはこっちから手を出さなきゃ大丈夫じゃないか?
どっちにしろプロトデビルンはやばい事に変わりないけど

149ぽち:2012/09/02(日) 15:07:04
訂正するです

桐野と野村の対面から一週間後の一月十九日
        ↓
桐野と野村の対面から一週間後の一月二十一日


しかし「室伏?」にまったく反応がなかったのがちとショボン

150ぽち:2012/09/02(日) 15:16:11
まあゼントラさんはアダルトビデオでも流してれば一方的に殲滅できたかも
プロトさんは・・・・・・・水木のアニキか「アニソンカイザー」ささきいさおを流すか
三目並べのような「答えのないもの」を渡せば自壊してくれるかもしれん

151名無しさん:2012/09/02(日) 16:43:44
>150
プロトデビルンがやばいのは素の戦闘力が高いのに
ゲペルニッチに下手に手を出すと太陽系並みのデカさで
銀河系全域の全生命体を殲滅する暴走モードに切り替わるのがヤバすぎる。
冗談抜きでバサラがいないと手に負えない。

152名無しさん:2012/09/02(日) 16:47:22
>>148
バジュラが居るとすると、うかうかしてるとグレイスさんのコントロール下に入って攻めてくる可能性があるな。

153綺羅星:2012/09/02(日) 16:55:58
>>152
あれはグレイスさんって言うよりギャラクシー船団って言ったほうがいいと思う。

154VISP:2012/09/02(日) 21:03:52
バジュラが攻めてくるのはこっちから手を出した場合か操られてかのどちらか
寧ろこっちから平和的に接触できないものか…

後はマクロスⅡ設定もありなら更にヤバい事になる可能性が…
ゼントラ・メルトラ艦隊は銀河中に複数存在する訳だから、原作にはない
艦隊にも運が悪けりゃ遭遇してしまう場合もある
日本としては確実に他の地球上の国との衝突なんざごめんだろうから、もう少し歩み
寄ってもおかしくはないかと

155名無しさん:2012/09/02(日) 21:08:53
>>154
マクロスⅡはあれは人類頒布をしなかった場合にああなる事を新統合政府市民へ示す映画です。
但し、スピカ事件等を含め新統合政府は多数のゼントラ軍と衝突しています。
結局、反応弾を使用して旗艦を潰して撃退しましたが植民惑星は壊滅。駐留艦隊も壊滅しています。

156名無しさん:2012/09/02(日) 21:33:01
マクロスシリーズの大前提

この作品は劇中劇

これにつきる。
それよりも移民船団作る羽目になった時の事務仕事量的な問題ががが・・・



マクロスネタ見ててふとGGG的なイメージが浮かんできた。
大河長官が辻〜んで日向参謀はなぜか山本さん。
毎回毎回ボタン押す作業毎に心を痛める命ねーちゃんの中の人は南雲さん
師子王の博士兄弟はマッドの中の人。同じなのに同じじゃない。不思議!

そして我らが勇者はもちろん嶋田さん。
やったね嶋田さん、今度は胃薬要らないよ!!


ちなみにZマスターは富永さん@くぎみー声一択で。

157第三帝国:2012/09/03(月) 20:50:32
投稿掲示板よ、私は帰って来た!!

というわけでお久しぶりです、前回投稿できませんでしたが(汗)
色々あった夏がひと段落したのでこの後30分後に【銀鬱×星界】の本編を投稿すること宣言します

158New ◆QTlJyklQpI:2012/09/03(月) 20:58:04
おお!全裸待機!総員、全裸待機セヨ!

159第三帝国:2012/09/03(月) 21:22:37

【銀鬱×星界】本編  黄金獅子の憂鬱〜2

「先にフェザーンに駐留する艦隊は同盟、国家連合、わが帝国でそれぞれ1個ずつ。
 そこから捻出された陸戦隊が地上を監視、さらにそれぞれの艦隊がローテーションを組み周辺地域の監視にあたっております」

ロイエンタールが配布した資料を片手に説明する。
かつてフェザーンはその地形的利益に地球教という宗教とフェザーンによる全銀河の経済支配を目指していたが、
約50年程前に姿形を変えて復活した銀河系内郭国家連合の経済力を前に、全銀河の支配を当面は断念し先に銀河帝国を掌握することに専念した。

具体的にはフェザーン・スクールと呼ばれる人材を育成し、徐々に影響力を広げると同時に。
帝国の未来を真剣に考えている理想主義者たちへ資金援助をして、最終的に一部でフェザーンの息が掛った革命派が銀河帝国を転覆させた。

しかし、半ば傀儡であると考えていた理想主義者たちはフェザーンの予想を上回る程能力が低く。
いや、『たまたま』銀河帝国以来の赤字国債が火を噴き、経済危機に陥っても内ゲバにうつつを抜かしており。

また、支援された側はあくまでフェザーンを利用しているとしか考えていなかったため。
フェザーンの肝入りで地球教の国教化は拒否し(代わりに各艦隊に軍を監視する政治委員長がおり、それが地球教の司祭である場合もあったが)
挙句、借金をチャラにすべくフェザーンへの武力行使を行い、フェザーンの地位は滅亡した。

そして流出した資料で、これまで女性絡みで非業の死を遂げたとされる英雄ブルース・アッシュビーの暗殺。
一度自由惑星同盟に亡命した経験がある亡命帝の暗殺、革命政権へのテコ入れ、地球教の支援団体としてのフェザーン・・・。

などと数々の悪行が発覚し現在は3カ国の治安維持と合同監視状態に置かれている。
しかし、今後どのようにするかはそれぞれ見解が分かれているため先の話は未だ決まっていない。

「フェザーンにおける同盟の動きに変化は見られません。
 しかし、現地で得た情報によりますと近々国家連合の軍がまるで撤退するかのように動いております」

「そういえば、治安維持と監視のためにイゼルローン周辺、
 ハニア連邦に展開している富永大将が率いる艦隊も撤退するような動きを見せていたな」

黄金獅子が思いだすように言った。
元々約50年前から同盟が有利に戦争が進んだせいで、イゼルローン周辺は同盟の影響が強く。
革命政権が帝国全土で焦土作戦を実施した時点で銀河帝国を完全に見捨てて、ハニア連邦と独立を宣言するに至った。

同盟としては自分達たちに友好的な念願の緩衝地帯ができたことを祝福したが、
新銀河帝国としては、黒猪を筆頭に帝国将官らは軍事的不利さらにはこれ以上領土縮小について強固に反対した。

しかし、ラインハルトにいわせれば「金がない・・・」であり。
義眼から言わせると「そしてその後ろにいる同盟、国家連合と戦い自称百戦錬磨の貴官は狗死を望むか?」と断言し、新銀河帝国はハニア連邦を新国家として承認した。

旧銀河帝国領は史実近世ドイツの『30年戦争の荒廃の果てに主権国家が乱立、無秩序状態』した状況で、
新銀河帝国は立ち位置的に軍国プロイセンに近く、将来の子孫は知らないが黄金獅子にフリッツ親父のような野望は懐いておらず。

さらに、フランス王国的立ち位置の自由惑星同盟に、
大英帝国的立ち位置の国家連合が統一を許さないことから、最低数世紀は分裂状態のままにされるだろう。

なお、ハニア連邦に厨ニ帝王こと富永が率いる艦隊が駐留している理由として、
革命政権が末期に焦土作戦を実行したせいで秩序が完全に崩壊、惑星ごと飢餓地獄という光景が帝国全土で繰り広げられたため。
未だ銀河帝国領内ではラインハルト以外の元帝国軍宇宙海賊が蔓延る危険地帯であり、監視と平和維持活動をする必要に迫られたからだ。

辻曰く「早く平和になって我々の鴨・・・ゴホンゴホン、失礼。お客様になっていただかねば困りますからね」とのこと。

160第三帝国:2012/09/03(月) 21:23:20

「ふむ、ロイエンタール。
 卿は国家連合の艦隊が撤退する動きについてどう思う?」

「軍縮か艦隊交代のどちらかではないかと考えております」

「常識的だな、だが今確信した。
 どうも状況はそうでないらしい、オーベルシュタイン!」

「御意」

皇帝の傍に控えていたパウル・フォン・オーベルシュタインが鉄仮面の表情を保ったまま立ちあがる。
ドライアイスの剣が登場したことで、ロイエンタールは嫌悪感を全く隠さずおり、志を等しくしている帝国軍将官の幾人かも顔を顰める。

「卿の考えは常識的である。
 しかし先日。自由惑星同盟は銀河系内郭国家連合への侵攻を決定したことから、恐らく敵中で孤立する前に兵を引き上げるつもりであろう」

軍務尚書の発言内容に周囲は静まりやがて口が開かれた。

「馬鹿か?」

「随分と果敢だな」

「梅毒が頭に回ったのか?」

黒猪、種なし、原始人の順で容赦ない感想が述べられる。
内郭100万隻単位による攻勢を目の当たりにし、勝てない。
と黄金獅子を筆頭に心をへし折られたのに対し、自由惑星同盟の蛮勇に逆の意味で高い評価を下した。
(なお、蛇足ながら夢幻会がここまでの大兵力を展開した理由として、早期解決もあるが『金髪の心をへし折る』ことも含まれておりそれは見事に成功した)

「自由惑星同盟の兵力は未だ動員を解除しておらず計20個艦隊、
 その大半は各地に分散しているが、同盟領内での艦隊の移動が頻繁に起こっている。
 彼らの民主政治政治哲学に基づけば一刻も早く民衆のために動員を解除すべきだが、その傾向が見られず明らかに彼らは新たな先端を開くことを意図していると言わざるを得ない」

「たしか・・・同盟の経済は軍需産業が強い上に今の政権は彼らの支援を受けていたような」

「ようは前王朝と同じだ。既得利権を失いたくがない故に、目先の金を選び未来に負債を押し付けるのと」

宰相のマリーンドルフ伯が思いだすように呟くと、ラインハルトが口を弧状の形に描き皮肉げに言う。

「結局のところ、皇帝専制あるいは民主政治でもあくまで統治上の手段にすぎず、結果さえ出せればいい。
 だが、それを利用しているのは唯の人ゆえにいつかは怠慢と傲慢が蔓延し硬直して、誰かがまた新しい秩序を打ち立てる」

昔、そんな奴らを赦さない一心で玉座に手を出そうとした。
だが、祖父と父親の真実。そして、銀河系内郭国家連合の彼らが見せたものは、
自分の小ささと自分が懐いていたもの嫌っているはずの大貴族と同じであったことを思い知ったが。

とは、口に出さず。
余のようにな、と締めくくった。

「しかし、陛下。彼らが戦端を開くとしたら色々解せぬ点がございます。
 国家連合の元に進撃するにはあのイゼルローン回廊以上に難攻不落のサジタリウス回廊を突破する必要がございます。
 陛下が昔イゼルローン要塞で行ったような奇策は通じるととても思えませんし、通常戦闘でも同盟が負ける要素しか見当たりません」

161第三帝国:2012/09/03(月) 21:24:44

ラインハルトから近い位置に座っていたメックリンガーが黄金獅子に問いかける。

「確かにな、卿の言わんとすることはもっともだ。
 行動の自由が利かない回廊と要塞の組み合わせによる威力は、
 イゼルローン回廊が我らの血によって舗装されている事実から奴らが一番分っているはずだ」

ここの歴史では【同盟が】夢幻会の支援を元にイゼルローン回廊に要塞を築いたために、
回廊はヤンのごとく半ば詐術で要塞を奪ったラインハルト以外は常に骸の山を築いていった。
そのせいか帝国軍人にとってイゼルローン要塞の名はトラウマを刺激される代物で、現に幾人かの将官が顔を引きつらせている。

「そうか、同盟の奴らめ。抜け道でも見つけたのだな!!」

会議室がやや暗い雰囲気になった所で、
空気が読めない猪、もといビッテンフェルトが閃いた!
とばかりに手を叩き、大声で叫んだ。

「馬鹿か、新たな回廊などそうやすやすと見つかってたまるものか
 どうやら貴様に足りないのは、自重という言葉だけでなく脳も足りなかったようだな」

隅で黙って聞いていたアーダルベルト・フォン・ファーレンハイトが嘲笑するように言い放つ。
色々と濃い面子の中で数少ない常識人ことミュラーと存在だけでなく髪も薄くなりつつあるワーレンが制止するよりも早く、怒声が轟いた。

もしここにやはり常識人である赤毛がいれば食い詰めの皮肉を言わせることもなく、黒猪を制止することもできただろうが。
生憎彼はタンクベットと執務室を往復する日々でついに倒れ、思い人であるアンネローゼの看護の元で療養中であった。
その光景に祖父と父親はニヤニヤと見守り、お姉ちゃん大好き!な金髪は微妙に赤毛に敵意を抱いたがそれはまた別の話である。

そして、今さらながら現在この会議に参加している面々は。

皇帝:ラインハルト
国務尚書:マリーンドルフ伯
軍務尚書:ミッターマイヤー上級大将(注:赤毛の代わりに臨時)
統帥本部総長:オーベルシュタイン上級大将
宇宙艦隊司令長官:メックリンガー上級大将(注:種なしの移動を受けて臨時)

提督:ロイエンタール上級大将(フェザーン方面での外交担当中)
提督:ファーレンハイト大将
提督:ビッテンフェルト大将
提督:ミュラー大将
提督:ワーレン大将(存在と髪が薄くなりつつある)
装甲擲弾兵総監:オフレッサー上級大将(最近暇でしょうがない)

であり、他の人物たちは軍務に勤めているために参加していない。

「いい加減にせんか!!!このヒヨっ子ども!!!!」

罵りあいから発展し黒猪と食い詰めで掴みあい寸前に、原始人の口から先の怒声よりも遥かに大きな罵声が轟く。

「そんなに喧嘩をしたのならばこの儂が相手になってやろう」

162第三帝国:2012/09/03(月) 21:25:19

ギロリ、と彼らかすれば子供に等しい若者2人をオフレッサーは睨みつける。
貧しい貴族の叩き上げで、どちらかと言えば泥くさい装甲擲弾兵一筋で、
何かと貴族の階級が物を言ったゴールデンバウム王朝時代の時点で大将まで成り上がり。

革命政権時代では成り上がりゆえに熱心な皇帝派で、
それゆえうとまれ、幾度も死地へと送られたが、彼にとって顔なじみであり、皇帝血縁疑惑で死地に送られた金髪の小僧と手を組み。
(※アンネローゼとオフレッサーの奥方で交流がり、その繋がりでまだ新米将校だった金髪の小僧と友好的な関係があった)

艦隊内部に巣くっていた政治委員長殿とその取り巻きの排除、さらには帝国軍同士の戦いとなったクーデターでは。
『旗艦に乗り込んで纏めてミンチミート作戦』を行い短期間でクーデターを成功させる要因を作り、国璽と前皇帝を奪還するオーディン地上戦を指揮するなど多大な功績を上げた彼の。

半ば個人の力量のみで戦局に影響を与えた生きる伝説じみた人物の一喝に、黒猪と食い詰めは委縮し揃って謝罪を口にした。

「だが、ビッテンフェルトの言わんとすることはあながち間違いでないかもしれん」

オフレッサーの一言に場がざわつく。

「・・・つまり彼らが築いた要塞群はマジノ線へと堕落するわけか」

「アルデンヌの森を突破し、奇襲したように電撃戦でカタをつけるつもりか。
 しかも、方や総動員、もう片方は動員を解除している状態となると本当にうまくいくかもしれない」

「で、ですが。回廊とはつまり両端から確認できるもの。
 そう易々と国家連合側から察知されないなどと御都合主義がまかり通るとは思えません」

ロイエンタール、ミッターマイヤー、メックリンガーの順で議論が続く。
戦争において兵器の質、能力云々の要素もあるが基本数の問題であり、動員数によって左右される。
なぜなら勝者の損害0という要素は珍しく、お互い必ず一定の割合で損害を受けるため最終的に動員数が多い方が勝つ。

だが、国家連合は100個艦隊も動員したが今はなくたった14個艦隊でしかも散開している。
これは要塞群による防御という要因があるからこそ、ここまでの軍縮を実施したのだろうが、もしそれを同盟が素通りするとしよう。

それはサジタリウス回廊での防御を前提としたドクトリンがひっくり返される悪夢だ。
間違いなく、動員と移動が間に合わず最初の段階で負けることは確実だ。
そして、国家連合を片付けた後国威がこれ以上ない程上がった後に奴らはきっと―――。

「卿ら諸君。全てはまだ仮説にすぎない」

黄金獅子が立ちあがり、周囲を見渡す。

「国家連合とは遠くの良き友人ととしてやっていけると余は考えるが。
 増長している隣人である同盟が、これ以上増長しないように手を打つ必要が認められる」

一息間を置く。

「同盟の奴らの侵攻兵力を減らすために、警戒される程度にイゼルローン、
 フェザーンの両回廊に治安維持名目で派遣している艦隊を増やすそうと考える。動員も考えたいが他に意見はないか?」


――――異議なし


かくして銀河の歴史がまた1ページ開かれた。




その後

「では、陛下。動員に関する書類です」

「待て、ミッターマイヤー。たかが動員だけでこれほどの書類を必要とするのか?」

「先ほどオーベルシュタインが過労で倒れましたのでその分の書類が・・・」

「なん・・・だと・・・」

「それと民生部門の書類が別にあります」

「・・・・・・・・そうか」

書類仕事は終わらず、憂鬱な日々が始まる〜銀河書類伝説(完)

163第三帝国:2012/09/03(月) 21:38:10
以上です、
次回は前みたいに明日投稿できると・・・いいですね(汗)
※でオフレッサーの奥さんとアンちゃんと交流があると書きましたがこれは作家921様の【ライハルト】の延長戦です

そして今投稿して気づいてしまったのですが、すみません921様。
事後承諾になってしまいますがこの設定を使ってもよろしいでしょうか?
返信をください


追伸
明日は米村孝一郎が描く星界の紋章公式ウェブ漫画が更新されます。
全裸待機の準備をお願いします。

164New ◆QTlJyklQpI:2012/09/03(月) 22:24:20
乙です・・・いよいよ義眼まで倒れる末期に・・・・。
艦隊動かすよりオフレッサーを動かした方が警戒される気も・・・。

165名無しさん:2012/09/04(火) 00:14:19
あの義眼が倒れた…だと…

166New ◆QTlJyklQpI:2012/09/04(火) 01:03:23
起きたら「やっぱナンバー2はいるよね(仕事量的に)」と方針変更かもな。

167ぽち:2012/09/04(火) 01:33:58
キル「やはりわたしはラインハルトさまのお側には居ないほうがよろしいようです
   ほら、オーベルシュタインどのもそう言われてますし。
   だから病室に書類持ってこないでくださいわたしは教師になるんですこっちくんな」

168名無しさん:2012/09/04(火) 07:19:12
金髪の寿命原作より短そうだなw

169名無しさん:2012/09/04(火) 11:22:19
うんにゃ、医者のお世話になる機会が増えるから長生きはしそうだ




青色吐息でな!!

170名無しさん:2012/09/04(火) 11:41:54
まあ夭折なんて幸せは許して貰えんよな。

171名無しさん:2012/09/04(火) 21:59:29
 部下たちが倒れまくる中、最後まで(書類と)戦い続けた不死身の金獅子帝伝説の始まりである。
 
 そして、伝説が終わり(仕事の)歴史が始まる(´;ω;`)

172233と234の人:2012/09/04(火) 22:24:17
まあ、夭折の英雄っぽく死なせてもらえるはずもないという事で。

173名無しさん:2012/09/04(火) 22:27:21
今までの銀鬱伝の流れでラインハルト側の夢幻会というのはありませんよね
軍事はラインハルトで政治・経済・文化と自由に出来そうですけど

自由惑星同盟と銀河帝国の対立だけでなく複数国家間との駆け引きの方が憂鬱SSらしいですけど

174名無しさん:2012/09/04(火) 23:26:30
そりゃまあ、いってみればアメリカ側の夢幻会みたいなものですし。

175名無しさん:2012/09/04(火) 23:28:00
>>173
というか、ラインハルトと夢幻会って組織運営の観点から相容れない。
ラインハルトは、一握りの優秀な人材が大多数の国民の上に君臨し支配する統治機構。
夢幻会は、たとえ凡人でも数で補い物事も極力相談で決める統治機構。

176名無しさん:2012/09/05(水) 00:30:21
フランスのナポレオン(1個人の能力)とプロイセンの参謀本部(集合知)の対比と同じだな

177名無しさん:2012/09/05(水) 06:33:24
あの性格の元になってる幼少の生活どうにかすればよくね?
後[銀河帝国]の人間としては至極真っ当な発想だしな<一握りの優秀な人材が大多数の国民の上に君臨し支配する統治機構
民主国家で育った訳じゃないし…民主主義の見本の自由惑星同盟がアレだし

178名無しさん:2012/09/05(水) 18:12:22
>>177
 アレって言っても能率自体はかなり良いみたいだけどね、戦時体制が長続きしてる割にはかなりマシでしょ。
貴族将校の暮らしで兵隊の命よりも戦争娯楽優先のカイザーを賛美してる小説のフィルター補正抜けばかなりマシじゃないかな? 
対外政策は無能だけど

179名無しさん:2012/09/05(水) 18:16:04
150年間の戦時体制って書くと凄まじいな

180名無しさん:2012/09/05(水) 18:33:54
内政面みると同盟は優秀っぽいんだよね。
人権や社会福祉の維持ができてるし、
それを重視する政策を掲げたレベロみたいな政治家が当選出来るくらいには実際に稼働をしているのだから

181名無しさん:2012/09/05(水) 18:47:42
他国が敵と敵の属国しかいない状況だったから外交は経験不足って事かね

182名無しさん:2012/09/05(水) 18:55:49
>>178
読者にツッコまれる前に作中のキャラにツッコませるって技法で賛美にはなってなかったとは思うけど
同盟崩壊後にヤンと戦うことはただのラインハルトの趣味じゃないか
ってことをツッコませるのにオーベルシュタイン当てたのは秀逸だったと思うぞ

183名無しさん:2012/09/05(水) 18:57:09
同盟の予算は軍事費と社会保障費が大半で経済政策をまともにでき無さそうなイメージがある
それでもすごい事ですが

帝国の場合ルドルフが連邦末期に少子高齢化のため高齢者が人口の半数までになったため、社会保障切り捨て政策を行ったとか

184名無しさん:2012/09/05(水) 19:40:36
>>183
経済システムの首根っこ、同盟はフェザーンに握られて管理されていた様子もあったからな
原作の時点で既に銀河帝国同様に経済は破綻寸前だったようだし、戦争に関連した費用(軍事費+戦災保障)だけで予算使い切ってる気がする

185名無しさん:2012/09/05(水) 19:45:20
アムリッツア前で軍事関連予算は六割程度を占めてる。

186名無しさん:2012/09/05(水) 21:37:35
国内に不満が多いと外敵をつくって、不満を外に向けた方が政権は維持しやすいです
国内の不満分子を戦地へ送って政権を安定化させるのが両国が戦争を継続させた理由だったりして

銀河帝国は敵対貴族や不満分子層を送って、自由惑星同盟は自分たちを脅かす有能な人間を戦地行きと

187名無しさん:2012/09/05(水) 22:51:41
>自分たちを脅かす有能な人間を戦地行きと

半世紀前にもう戦果をあげられると軍閥ができる可能性がある、と
軍の統制に四苦八苦してる政府が有能な人間を戦地送り?
軍部は自分たちを脅かす過激派の巣窟なのにそこに有能な人間を送り込むのかwwwwww

188名無しさん:2012/09/06(木) 18:42:54
フォークやヤンを考えると軍閥を作れるような器用な人材は送っていない気がします。
同盟軍で軍閥を作れそうな人材は緑ヶ丘と730年のマフィアのドンぐらい。

189名無しさん:2012/09/06(木) 18:55:08
ロボスとシトレは有力な派閥をつくってたよ。
シトレは政界転進の地盤を作ってたし、
ロボスもホーランドやフォークを抱え込んでた。
フォークもロボス閥の後押しがあったから私的なルートでアムリッツア出兵が通った可能性が高い。

190名無しさん:2012/09/06(木) 19:33:42
アムリッツァは興りつつある軍閥を潰す為に政府が指導した策だったのか。
予想以上に策が成功し過ぎ原作の惨状だったとか。

191名無しさん:2012/09/06(木) 20:11:59
思考がアレでも技術が発展している分現在よりも能率的で戦時体制を維持できたという可能性は?

192名無しさん:2012/09/06(木) 20:18:37
>>190
トリューニヒトにとっては一石二鳥だったから潰さずにスルーしたのか……
気づかずに参加すらできなかったシトレェ……

>>191
そこまで技術格差が酷かったら軍事面でもっと楽ができてると思うの
特に兵站に関しては外征を頻発してる帝国軍の方が負担が大きいがそれこなせている。
だから民需に転用できる技術に関する格差もそれ程ひどくない筈。

193名無しさん:2012/09/06(木) 21:08:54
ルドルフのせいで医療技術はだいぶ遅れてるってのは公式だっけ?
もしそうならだいぶ影響ありそうな・・・

194名無しさん:2012/09/06(木) 21:22:37
市場も大縮小して、自由も低下した硬直しきった体制が500年継続すれば技術は維持できるどころか
衰退していてロストテクノロジーが多くなっていても不思議ではない

>>193
医療や遺伝子関係は衰退や抹殺されているのが多そうです
医療関係は150年間の戦争の影響による義足や義手などが中心でしょうか

195名無しさん:2012/09/06(木) 21:25:42
キュンメルが生きてるからそれなりの技術はあったのではないだろうか?
軍人が支持母体なのに医療が衰退なんてしたら普通に反乱ものだろうし、原作設定でも遺伝病への差別だけでだったと思う。

196yukikaze:2012/09/06(木) 23:26:37
>>190
流石にそれは過大評価じゃないかな。
自分としては「これまで防衛戦だったのが初めて攻勢に打って出られる」
という事実にハイになっていたのが大きいと思うが。

>>192
トリューニヒトが反対票を入れたのは、下手に賛成して万が一にも
失敗したら確実に責任負わされるという事もだが、フォーク(そしてそれを
後押しした一派)が、自分を差し置いて、攻勢私案を「別の議員」に
渡した事への反発じゃないのかと思っている。

197名無しさん:2012/09/07(金) 00:04:51
医療技術は公式ではかなり発達してるらしい
「癌が不治の病と呼ばれなくなって久しい」が「風邪を病気のリストから追放することは偉大なるルドルフの意向をもってしても不可能だった」そうな
四肢が失われても義手義足の技術が発達しているとか
ただ「死んだほうがマシ」な状況というのはどうしても存在すると書いてある

198名無しさん:2012/09/07(金) 04:08:12
頭の中身は弄れないからな…

199名無しさん:2012/09/07(金) 10:11:19
あの世界は遺伝子技術が禁忌になってるのかもしれない。ルドルフの子だか孫だかが
遺伝子疾患で生まれたり劣悪遺伝子排除法があるわりに遺伝子操作が行われてる様子もないし

200名無しさん:2012/09/07(金) 10:25:04
トリューニヒトは演説慣れしているからフォークの作戦があやふやで弁舌第一に見えているかも
大遠征するなら自分が議長でもできるし今すぐやる必要無しと見たかも
地球教やフェザーンと仲良く情報通だから健康面でフォークは頭ヤバいロボスはボケてると知ってた可能性がある

201名無しさん:2012/09/07(金) 11:41:58
義手に関してはワーレンがかなり高性能っぽい義手を使ってる演出がアニメではあったなあ……
ま、遺伝子疾患に関してはルドルフの劣悪遺伝子排除法で大きく後退したのは間違いないでしょうね
そして、技術ってのは一旦失われると取り戻すのは難しい訳で……
自由惑星同盟でもその技術を持っている人間が果たしてどんだけいたかは極めて怪しい
そして、それに金をかける余裕もなかったろう

202名無しさん:2012/09/07(金) 12:03:55
将官がつける高性能な義手であっても日常での酷使程度で動作不良を起こしていたのを
考えるとそれほどスーパーテクノロジーではないのかもね。サイボーグ兵士もいなかったし

203名無しさん:2012/09/07(金) 13:36:07
>>197
風邪はねえ〜総数で200〜300種類ぐらいあるそうだから。
未来だともっと増えるだろうね〜
もし全ての風に対応する特効薬を開発出来たら、全世界の医療会の歴史に残り続け、
その偉業は、3大宗教の開祖に並ぶとも言われるぐらい。
すごい事。

204名無しさん:2012/09/07(金) 14:21:00
「風邪」「水虫」「虫歯」
特効薬作ったらノーベル賞間違いなしといわれるみっつ

205名無しさん:2012/09/07(金) 14:24:49
遠い未来で「風邪撲滅作戦」とかいって感染症を引き起こす菌やウィルスを一種類ずつ撲滅していくなんてことになったりして。
特効薬作るよかいけそうな気がする。

206名無しさん:2012/09/07(金) 15:16:00
>>205
SFだったらその数十年後に新たなウィルスが発生してぽっくり人類が逝くパターンだね
宇宙戦争の火星人みたいに

207名無しさん:2012/09/07(金) 18:05:51
銀英伝の医療後術は1000年以上未来の高度のものというイメージが出来ない
癌や義手・義足も今後100年以内に銀英伝レベルまでならできそうな感じがしますし
地味ですがすごいのはタンクベットでしょうかね

>>200
トリューニヒトは勘違い系主人公風の感じがしないでもない

208名無しさん:2012/09/07(金) 19:22:06
>>195
いま思ったんだが、それこそフェザーンの技術じゃね?
それつながりで地球教とか思った

209名無しさん:2012/09/07(金) 21:32:23
地球教が麻薬の上がりで遺伝子関係の技術の維持、遺失技術の復元に勤しむとかやっていたのかもしれない。
人体実験はやりたい放題だろうから、ある程度安全が確認された技術をフェザーンを経由して貴族に提供していたらどうだろう。

地球教=麻薬、信徒の寄付の上がりで遺伝子研究を進める。地球で見つかった古文書(hellsing、JOJO、ガイバー等)から研究は斜め上の方向に暴走していく
帝国=劣性遺伝子排除法が建前だが、フェザーンから秘密裏に遺伝子治療を買っている
フェザーン=遺伝子治療を独占、帝国末期貴族やフォークのような連中を量産し銀河を支配する野望を懐いている

210名無しさん:2012/09/07(金) 22:48:31
地球教ではそもそも基盤がなさ過ぎて技術開発どころではない気がする
シリウス戦役でフルボッコされた地球ですから生きていくのにも大変そうなのに技術開発どころか原始的生活を送っていても不思議ではない


そもそもフェザーン設立の資金があったならさっさと地球復興資金に使用すればよかったのにと思うのは気のせいだろうか
それに見捨てられた地球からどのように脱出して大商人になってフェザーン設立までできたのか
言語や文化・常識が違いすぎて日常生活を送るのにも大変な可能性も高いですし
結構フェザーン設立の経緯は銀英伝屈指の謎のひとつ

縁もゆかりもなくコネすらないど田舎出身の男が一代で大商人になり国家の基盤を作り自治権と両国から中立を黙認させるまでの資金を
後生大事に700年以上貧乏惑星で保管していたなんて無欲すぎる集団w

211名無しさん:2012/09/07(金) 23:27:16
レオポルド・ラープ自身は帝国出身の大商人じゃなかったっけ?
地球教が後から接触してフェザーン設立を持ちかけただけで。

212名無しさん:2012/09/07(金) 23:27:48
>210
同盟と帝国双方との貿易をやりたがった帝国、同盟の一派が秘密裏に作り上げた
中立国家という位置づけの方がまだ納得いくな。

213名無しさん:2012/09/08(土) 01:03:15
銀英の謎
・フェザーン成立
・同盟成立
・フェザーンの盟主が地球教
無い無いづくしの同盟が急成長出来る筈が無い。それ以前に技師、工房無しで万人規模で長期間航行可能な脱出用の宇宙船団を組めたこと自体が最大の謎。
帝国が同盟を新たな市場として生かさず殺さずを基本方針に窓口としてフェザーンを置いた場合、地球教が付入る隙間が無い。

吐いた唾を飲み込めなかったルドルフが身内用に遺伝子技術の研鑽の場として地球教(バレたら人体実験を是とする邪教として殲滅)を作った場合
貴族や皇室の弱味を握れる立場にあった地球教は帝国貴族、皇室内で根を伸ばす。
主治医ではいつ消されるか解った物ではないので、その後、同盟と帝国の抗争を利用、長い間築き上げたコネを使いフェザーンに自治領を設立させる。
地球教は人体実験と社会実験の場の隠れ蓑に過ぎず、地球復興には熱心ではなかった。
はどうでしょう。

帝国で生産された余剰製品がフェザーンに流れる
帝国の侵攻で同盟は消耗、軍需に集中し手薄になった民生品をフェザーンから買い取る
フェザーンは中間貿易で得た利益の一部を帝国に収める
な三角貿易が成立していれば帝国が同盟を長い事、潰さなかった理由になるかもしれない。

214名無しさん:2012/09/08(土) 10:17:15
>>210
地球は黒旗軍で悪の総本山扱い。
下手に復興するとその資金源はかつて植民星から収奪した資産だと反親地球法で没収される危険がある。
だからこそ地球教という宗教で地球を聖地化しようとした。
ソルジャークイーンに近い設定か?
あとはファウンデーションシリーズに倣ったか。

医療技術は80年代という事で機械式義肢で人工生体臓器の移植がないのは仕方がないかもしれない。
何気に凄いのは一回しか出なかったフェザーン・地球間の脳波?通信。
盗聴不可でVRMMOみたいな全感覚通信。他は普通の通信しかない。

215名無しさん:2012/09/08(土) 10:37:20
シリウス戦役で何もかもが劣るシリウスが地球に勝てたのも謎なんだよね。
地球は中華っぽかったし、軍閥割拠で統一政府の体を成していなかったのでしょうか。

お互いの反目から纏った行動が取れず、
装備も関係者の誤魔化しで中枢艦隊ですらまともな整備、訓練が行われておらず士気も質も低い、
と中華クオリティー全開の地球軍をシリウス軍が破ったとか。

216名無しさん:2012/09/08(土) 12:06:13
>>214
シリウス政権も戦役後崩壊してその後100年間混乱していますから、崩壊した地球に注意している余裕はないでしょうし忘れ去られた辺境の惑星といった感じかと
シリウス戦役後の混乱や連邦時代なら、地球は放置されていますし注目する人もいないでしょうから、地球環境改善から初めて徐々に農業・工業なりと復興していく方法はあったかも


>>215
シリウスも自由惑星同盟もフェザーンも巨大な第三者勢力が支援して成立したという方が違和感がないのですがね

217名無しさん:2012/09/08(土) 12:41:06
銀河帝国も作者曰くドイツのコスプレをしたロシア帝国と言っている。
実際はSFの名を借りた中華物だから武器の開発調達も刀剣レベルと同じと考えて深く突っ込まない方が吉。
外惑星動乱の仮装巡洋艦を始めとする兵器の開発配備の話並に設定を入れたらそれだけで倍近い話数になるからロボットものの二足歩行兵器と同様お約束とするしかない。

218名無しさん:2012/09/08(土) 23:07:26
銀欝で
MMJ「地球に対し全てが劣っていたシリウスが地球に勝つ
ハイネセンが帝国から脱出、長期航行の末にイゼルローンを越え惑星ハイネセンに至る
同盟が2世紀足らずの短時間で帝国と戦えるだけの戦力を保持する
これらは本当に謎だ」
ユリアン「どういうことですか」
MMJ「キャゼルヌ氏に物資のやり取りが如何に大変か聞けば解る」

ユリアン「・・・と聞くようにいわれて」
キャゼルヌ「それは触れない方がいいぞ、シリウス戦役はともかくハイネセン関係は特にな・・・」

219名無しさん:2012/09/09(日) 19:53:32
>>218
知っている人には知っている公然の秘密ということですかね
自由惑星同盟は最初からあった各惑星ごとの現地政府をまとめたという方があり得そうです

220第三帝国:2012/09/09(日) 22:54:16
30分後に星界×銀鬱の本編を投稿することを宣言します

221New ◆QTlJyklQpI:2012/09/09(日) 23:04:05
半裸待機w。

222第三帝国:2012/09/09(日) 23:28:38
【星界×銀鬱本編】 派遣艦隊

――宇宙暦800年
  旧銀河帝国領イゼルローン回廊宙域 ハニア連邦

2個艦隊を指揮下に収めた、
銀河系内郭国家連合軍イゼルローン方面ハニア連邦派遣艦隊司令、
冨永恭次大将(革命戦争前夜に昇進し、複数の艦隊を指揮下に収める大提督になる)に普段の厨二的テンションはない。

まるで女の子のような顔も・・・いや、元となった人物が電波を発する少女で性別は男な娘であるが、
いつもの無駄に元気な表情に活力はなく、瞳を閉じ自慢の青銀に輝く髪を無重力空間に任せたままであった。

艦内で士官に居住に関する特権が与えられる伝統は大日本帝国海軍以来のものであり、
この時代の艦隊司令となると10人程度が入れる小さな庭園兼アーヴに欠かせない無重力空間を持つことができた。
前世、前前世において無重力空間で思考するとなるかえって集中できなかっただろうが、今は心が安らぎ思考が3倍の速度で働いていた。

彼が率いる艦隊は革命戦争後銀河帝国の秩序が崩壊した後に宇宙規模の海賊、難民が発生する恐れがあったため、
秩序の維持と安定のために旧帝国領イゼルローン方面にこうして展開し、様々な面倒事を抱えつつ国連軍の真似ごとし。
ハニア連邦を始めとして星系国家が次々と誕生して最近ようやく安定の兆しが見えてきた矢先に、同盟との戦端が開かれる可能性がでた。

――――まったく面倒な事になった。

富永は苛立ちを押さえられずにいた。
当初、統合参謀本部、ならびに夢幻会の考えではこのままじっくり経済的に銀河を掌握するつもりであったが。
何をどうしたのか同盟が戦争準備をしていると連絡を受けたのがついさっきである。

50年前から戦争が全体的に有利に進んでいたため、人口の減少率が押さえられ、
かつ帝国からの移民ボーナスで(もっとも途中難民爆弾と化して一時同盟が傾き、国家連合が一部肩代わりせざるを得なかった)

しかし【原作】以上に人口と経済を維持することに成功し、各種省力化、無人艦技術の提供で艦隊あたりの人員が削減されたことで、
自由惑星同盟は最終的に20個艦隊も維持することに成功し、数の上で帝国の革命政権を打倒する要因となったが。
今やそれがそのままそっくり自分たちに帰ってくるとなると頭を抱えたくなる。

――――もし、帝国領内にいる間に戦端が開けば孤立してしまう。

現在艦隊がいる場所は旧帝国領であり、
もし現段階で戦端が開かれると孤立した上で、本土に帰るにはイゼルローン要塞を突破しなければならない。
場合によってはハニア連邦、あるいは新銀河帝国が点数稼ぎに背後から一撃を加えられる可能性も考慮しなければならないだろう。

――――まったく面倒だが、まぁ。やるべきことは変わらないな。

富永は上下逆さまであった姿勢をくるりと回転させ、足を床に向ける。
靴が床を鳴らすと人工重力が働き、漂っていた青銀の髪がはらりと下に落ちると、壁にかけてあったマントをはおり。
乱れた髪を束ねてお気に入りの痛頭環を被りつつ会議室へと向かう。

途中で士官や兵たちの敬礼と引きつった笑顔を受けつつ会議室の扉を開くと、
艦隊参謀に、提督、分艦隊司令クラスの人間が一斉に立ち上がり『肘を折りたたんだ敬礼』で出迎えた。

「では、閣下。今後の方針についてお聞かせ願いませんか?」

【原作】では【戦旗】に登場しハイド星系を帝国に編入させたドゥサーニの元で参謀として仕えていた、
ケネーシュ・ウェフ=ステューマル・キペール参謀長が富色の髪を揺らしながらここにいる全員を代表して問う。

蛇足ながら、彼女が富永の参謀として選ばれた理由は、
ハンモックナンバー的に五本指に入りかつ理屈倒れすることもなく、下からは慕われなお且つ度胸がある有能な軍人であったためだが。

こまったことに24時間厨二状態であり、
直属の部下は常に自分の黒歴史と向き合う羽目に陥り、心身疲労を理由に転属する者が後を絶たなかった。

ゆえに皇太子相手に『お黙り!』と一喝するだけの度胸に常識人であることを買われ、
夢幻会の常識人メンバーの要望でこの厨二聖帝に対するストッパー役として期待され、
現在に至るまで彼女はその期待に答えており、何らかの決めポーズをしようとした上官に先手を打つように睨みつけた。

223第三帝国:2012/09/09(日) 23:29:34

「無論決まっている、我々の任務は華々しく散ることでなく生き残ること優先である――――」

冗談を飛ばさせる気がない参謀に睨まれ、富永は素直に今後の方針について語り始めた。

かくして数日後、本国の許可を得た後。
現地での根回しに電子書類に溺れながらも派遣艦隊は帰国を開始した。

イゼルローン要塞にいるのがヤン派のフィッシャー提督であるので、
いきなり攻撃される危険性は少なく堂々とイゼルローン回廊経由で撤退すること考えられたが、
送りオオカミの危険性と何らかの理由で足止めされる可能性があったので。

フェザーン方面のトライフ大提督艦隊と合流しフェザーン回廊経由で撤退を開始した。
同盟領内では送迎の名目で追尾されたが、ケネーシュ参謀長を筆頭に参謀達が栄養ドリンク片手に徹夜で練り上げた運行計画により。
疾風ウォルフにフィッシャーも驚くほどの速さで振り切り、情勢も不気味に沈黙を保っていたままだったこともあり。
一月以内に無事サジタリウス回廊へと辿り付き、後方予備へと編入された。

ただ帰国した後に緊張が途切れた参謀長が過労で倒れたそうだが・・・・・・。




上記セリフの続き

「なるほど、閣下の方針について私も賛成です。
 ところで閣下、そのマントとマスクは一体何でしょうか?」

「ふ、愚か者め。
 スペースオペラの軍人にマントはお約束に決まっていることを知らないのかね?それと、私の事は悪逆皇帝TOMI☆NAGAと呼ぶがいい(どやぁ)」

「没収」

「やめろぉ!俺に乱暴する気だな?エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!」

「お だ ま り」

「・・・・・・はい」

224第三帝国:2012/09/09(日) 23:34:03
以上です、中途半端に短くてすみません(汗)
あと次回は『本編なんてつまんねーこと書くなよ』な方でも楽しめるネタSSを投稿します

では

225New ◆QTlJyklQpI:2012/09/09(日) 23:51:10
乙w。富永に同盟の送り狼に書類じゃあ過労で倒れるわなw。

226第三帝国:2012/09/10(月) 00:41:59
>>222
orz、年代間違えた。
宇宙暦は801年だった

227名無しさん:2012/09/11(火) 21:18:55
801ですって!?

228名無しさん:2012/09/11(火) 22:12:22
>>227
落ち着けw

229名無しさん:2012/09/12(水) 00:46:00
801同人みたいに、801同人みたいにwww

230名無しさん:2012/09/12(水) 22:13:04
ホモォ

231ヒナヒナ:2012/09/12(水) 23:51:35
憲兵さんこいつらです

232名無しさん:2012/09/13(木) 01:15:17
┌(┌ ^o^)┐ホモォ? (訳「呼んだ?」)

233名無しさん:2012/09/13(木) 09:21:15
ヽ=@=ノ
(# ゚∋゚)

234名無しさん:2012/09/13(木) 14:30:43
AAで会話するなw

235名無しさん:2012/09/13(木) 15:15:09
なにその、どこぞのゆっくりhoi2プレイ動画w

236名無しさん:2012/09/14(金) 00:30:55
幼女まだ〜(`・ω・´)
ああ、憲兵さん私は紳士ですので大丈夫ですよ

237名無しさん:2012/09/14(金) 01:02:45
へぇ……、君は紳士なんだね。
実は、僕も女性には一切手を出さないものすごい紳士でねぇ……
ちょっと奥で話さないかい?
(*´д`*)ハァハァ

238名無しさん:2012/09/14(金) 01:07:06
雑談スレ

239名無しさん:2012/09/15(土) 10:56:31
パイクリート障壁VSラグーン号という電波を受信したが・・・グアンタナモじゃ水温が高すぎるかな?

240名無しさん:2012/09/15(土) 21:03:06
最後の会話がワロタwwww



ここは変態の多いスレですね

241名無しさん:2012/09/15(土) 21:33:09
ロイ×ミタ本、ライ×キル本(姉薔薇出版)だと。
金髪と赤髪は姉を腐らせた連合を決して許さないだろう。

242名無しさん:2012/10/23(火) 20:33:38
久しぶりにage
銀鬱伝の地球連邦は、列強諸国に対抗する成立した中華・旧アメリカ・アフリカなどの連合でしょうか
大変カオスで内部対立が激しそうですが

それと銀鬱伝の場合、宇宙に進出して技術進歩で勢力圏が拡大すればするほど列強諸国は地域覇権国家という
性格上少なくても列強諸国間の戦争をする理由がなくなりそうです

243名無しさん:2012/10/23(火) 23:50:30
国連事務総長のような役職につかされた転生した嶋田とそれを補佐する同じく転生したドゥーチェとヒトラー・チャーチルなどの豪華メンバーと愉快な仲間たちと
帝国・同盟間戦争を仲介する大変愉快なお仕事…なんてものも

244名無しさん:2012/10/24(水) 19:36:29
>>242
シリウス戦役が地球連邦の単なる内部党争になる。
入植地を巡り地球内で3派閥に分裂、収奪の激しさが増し入植地で反乱、暴動が相次ぐ。
駐留軍が給与の滞納などで地球を見限り反乱勢力(シリウス軍)化する。

シリウス戦役は
装備も予算の誤魔化しや横流しでガタガタ、士気、統率も低い地球軍vs装備は地球より悪いが士気、統率がやや高めの反乱軍
の様相を呈していた事になりそう。
それでも原作よりはシリウス軍の勝率が高そうなのがなんとも。

245名無しさん:2012/10/24(水) 22:25:14
中華思想ならぬ銀華思想なんてことになってたりしてw

246名無しさん:2012/10/26(金) 13:28:21
ふと思ったネタ

ゲートが繋がって、オルタ世界と繋がったでござる!銀河連合に救援を要請する地球各国、しかしベータを知っているが故に見捨てモード全開な政府、武ちゃんと愉快な仲間たちの命運は?

まぁ、帝国か同盟潰した後なら惑星の一個ふんだくって移住させればいいかも

247名無しさん:2012/10/26(金) 15:25:17
オルタ世界は助けたところで(資源・技術・思想・遺伝子情報など)何の価値もないからな。
本気でBETAを迎撃する気であれば何年も前に可能であったのに国家同士で足を引っ張り合ってチャンスを逃しているし。

銀河連合にとってはBETAよりも地球の人間の方が遥かに有害。

248名無しさん:2012/10/26(金) 18:03:54
星間国家になってるならBETAに汚染された惑星なんて星ごと砕いた方が
自分たちにとっては安全だと思うよ。
難民を辺境送りぐらいのつもりで受け入れる余地もあると思うし。
多少のサンプルは宇宙空間で着陸ユニットを捕まえる方がずっと弱い
地上に降ろさなければBETAに物量は無い。

249名無しさん:2012/10/26(金) 18:43:48
銀鬱レベルでも惑星ごと破壊できるか微妙な気がする
惑星のクレーター状態にするなら十分可能だろうけど
結局抹殺ということでは実質的に同じことですが

>>246
銀河連合ってなんですか
今まで出てきた中には内郭国家連合や銀河連邦とかはありましたけど

250名無しさん:2012/10/27(土) 02:22:14
>銀鬱レベルでも惑星ごと破壊できるか微妙な気がする
地球を吹き飛ばす為に必要なエネルギーは2溝J(2×10の32乗J)だとか。
反物質でも2兆t、核爆弾だとツァーリボンバ1,000兆発分になるようだ。
核融合止まりの銀英レベルの技術で惑星破壊はかなり難しい事が分かる。

251名無しさん:2012/10/27(土) 04:31:00
銀欝の方は核融合超えてたやろ。

252名無しさん:2012/10/27(土) 07:39:54
>250
補足しておくとなんでそこまでエネルギーが必要になるかといえば
惑星を破壊するときには吹き飛ばした破片全てに対して重力圏から脱出するだけの
運動エネルギーを与えてやらないと重力圏に引き込まれて再度くっついてしまって
惑星ができてしまうからなので
正直なところ惑星を破壊するよりも芯までマグマ化させるほうがよほど楽だったりする。

253名無しさん:2012/10/27(土) 10:18:59
>>252

手段と目的を履き違えてる
惑星を破壊することを目的とした破壊ではなく、BETAを消滅させることを目的とした破壊でしょ
ならば別に破壊後に破片が集まってまた惑星ができたところで問題ない
なので重力圏から脱出に必要な速度を与える必要などなく、当然ながら破壊するためのエネルギーはもっと少なく済むはずですよ

まぁ、溶岩の塊にする方がお手軽簡単で、かつ後々のことも考えるとそっちの方がいいという点は同意する

254名無しさん:2012/10/27(土) 10:22:37
>>251

やっぱり核融合炉は危険だから、別のエネルギーに乗り換えたんだろうか?
銀英伝世界は核融合炉が暴走するからね
現実世界の物理法則だとまずありえないんだが、やはり世界が違えば物理法則も変わるのでしょう

255名無しさん:2012/10/27(土) 11:16:20
>>254
仮に核融合が危険だとしてもそれだけの理由ではないでしょう。
原作世界で核融合が暴走するのは、技術的に未熟という理由もあるかと


銀鬱世界の場合勢力圏が拡大した結果、核融合レベルではエネルギー源として不足になって縮退路か反物質が主流になったと思うけど
軍事面でなくても、経済面・統治面で考えた場合核融合では広大な勢力圏には対応できませんし

現実世界の航空機・船舶のような関係が銀鬱世界でも採用されているかと

256名無しさん:2012/10/27(土) 12:13:52
>253
というわけで一番いい惑星規模の消毒手段は
適当なところに浮かんでいる巨大な小惑星とか隕石を加速してぶつけるのが
お手軽かつ確実。

257名無しさん:2012/10/27(土) 12:33:52
銀鬱世界に限らず憂欝後の世界だと汚物の消毒にも消毒後の再利用にも慣れていそうだな。

258名無しさん:2012/10/27(土) 15:33:17
>>255

>原作世界で核融合が暴走するのは、技術的に未熟という理由もあるかと

いやいやいや、それはない
核融合は全く同じ圧力を球体面の全方位からかけなければ起こらない
もし圧力をかけるタイミングがずれたり、圧力が一定でなければ、そもそも融合反応が起こらない
既に融合反応が起こってる状態であっても、圧力のバランスが崩れただけで反応が止まってしまう
核分裂と違い、現実の物理法則では連鎖反応がないので、原理的に暴走は起こらないのですよ

核融合炉を暴走させたいのであれば、全方位から全く同じ圧力を全く同じタイミングでかけなければならない
しかも融合炉で通常行われる緩やかな融合ではなく、水爆のような瞬間的な融合を起こさないといけないため、瞬間的に超高温高圧をかけないといけない
人為的にやらない限り、まず炉の暴走なんて事態には陥らないですね

そもそも核融合を起こし維持するのはとても大変
完璧に調整した微妙なバランスの上でやっと融合反応を起こすことができる
そこに何らかの意図しない干渉があれば、すぐさま止まってしまう
つまり核融合炉の暴走が起こる事態を想定するのであれば、技術云々ではなく物理法則が違うという結論に至らざるをえない

259名無しさん:2012/10/27(土) 15:54:48
>>258
規模が大きければ暴走はありえるよ。
もっとも、太陽級の質量が必要になるけど。
そこまで巨大であれば連鎖反応が持続的に起きるからね。

260名無しさん:2012/10/27(土) 17:55:24
>>258
物理法則が違うか、核融合だと思っているだけで実は原発だったかのどちらか
核融合のノウハウは失ってしまって、原発を核融合と認識しているか…それとも魔改造して核融合レベルまでのエネルギーがある原発
だから、核融合としてもいいと思っているのか

261名無しさん:2012/10/27(土) 18:10:31
核融合の暴走って超新星爆発の事でしょ
融合が進んで通常では核融合しない物質だけになり膨張した星が燃料切れで支えを失い、自重で崩壊して爆縮
中心部に向かって星の全質量が落下して、通常ではあり得ない核融合反応を起こすとか

262名無しさん:2012/10/27(土) 19:51:30
核融合の暴走ではなく核融合炉の暴走ですね。
通常ではありえない核融合反応が起きるのではなく、炉が制御不能になること。

263名無しさん:2012/10/27(土) 20:37:20
つまり核融合炉内の圧力と温度が急激に上がる用な状態になって核融合爆発と考えるのが自然か
もしくは圧力と温度に核融合炉が耐えきれなくなって周囲を巻き込んで爆発

264名無しさん:2012/10/27(土) 20:38:09
それはたんに技術的に未熟か設計に問題があるのではないだろうか
核分裂反応と違い核融合反応そのものの維持に労力は必要なのだとしたらそれこそ電源ぶった切るだけで止まるのでは…
その結果たとえば反物質の封じ込めが解けて吹っ飛ぶとかそういう可能性はあるかもしれんけど

265名無しさん:2012/10/27(土) 20:40:56
核融合って反物質でたっけ?

266名無しさん:2012/10/27(土) 20:41:18
多分銀英伝の世界だと宇宙戦艦を一瞬で蒸発させるような熱容量のプラズマを核融合炉の中に閉じ込めている設定なんだよきっと。
エンジンが破壊されたらプラズマが船内にあふれて一瞬でドカン。

普通に考えると排熱の問題があるからそんな規格外の出力のエンジンを宇宙船に積めるとは思わないけど。

267名無しさん:2012/10/27(土) 20:44:07
銀河連邦時代の核融合炉用OSを無断コピーして利用しているからとか?

本来なら、制御用OSは制作会社からきちんと購入してユーザー認証しなければいけないが。
核融合炉制作会社自体がすでに戦争で消滅しており、また新しく制御用OSを作成する技術自体を喪失しているため。
無料配布の簡易型OSや不正コピー品を使用しているために、OSの使用から一定の期間がすぎたりある程度以上の衝撃が起こると不正使用対策として自爆がおきるとか。

268名無しさん:2012/10/27(土) 21:08:18
>>267
あー、その可能性が高いかも…世界観と憂鬱本編の流れ的に考えて
技術やノウハウは開発費という無駄なことをせずに余所から盗んでくればいい、というのもありそうだw
で、パクリ製品から自力開発せずパクリ先の喪失のため全然進歩せずと

500年か下手したら銀河連邦成立時から800年くらい技術的に進歩してないことになる

269名無しさん:2012/10/27(土) 21:45:44
宇宙世紀のガンダムの融合炉が核爆発を起こすのは、ミノフスキー粒子の性質のせいでしたっけ?

270名無しさん:2012/10/27(土) 22:11:11
アレは、冷却装置類が爆発してプラズマ化した燃料をばら撒いてるって設定らしいぞ

271名無しさん:2012/10/27(土) 23:31:25
>>259

自重によって常に圧力がかかった状態になってるから融合反応が持続してるだけであって、連鎖反応とは別だと思うんだ

272名無しさん:2012/10/27(土) 23:47:01
そう言えば、本編からの流れでの銀鬱世界だとヤンは大変なことに
流石に1500年近く昔の出来事だと露骨な対応はなくても、列強諸国とその他国家群の印象は悪いことになりそうですし
それに13日戦争後や地球連邦時代などでまた評価最悪にする行動をしていそうで。

生き残ったらですが、自由ポーランド・ベネルクス三カ国など生き残るに悲惨だった国家とかは帝国・同盟を容易く承認しそうにないかも
日独英などの列強諸国もそれなりに大変なことが多くやっとの思いで今の大国としての地位を確保した歴史がある分、民衆レベルでそう簡単には国家承認は嫌がる可能性も

273名無しさん:2012/10/28(日) 00:14:47
帝国系の血筋ならともかく同盟は文化が断絶されてるから人種差別関係はほぼ消えてるんだろうな

274名無しさん:2012/10/28(日) 00:38:33
逆に考えるんだ電源等の制御が無いと核融合爆発を起こしてしまうような核融合炉なのさってね

かわりに発電効率がハネ上がるなら・・・
必要に迫られない限り採用されないだろうなぁ
燃費悪いのかな銀英世界の宇宙船

275名無しさん:2012/10/28(日) 01:02:54
>270
それがVガンダム世代だとヘリウム3とか重水素をエネルギーCAPの技術を応用して
核融合寸前まで圧縮して保持しているのでエネルギー出力の高出力化と出力が可変できるメリットと引き換えに
炉心が破壊されるとその衝撃で核反応を起こして核爆発するとのこと。

276名無しさん:2012/10/28(日) 01:05:46
>>270
Vで核爆発だと言っていたんだがな

277名無しさん:2012/10/28(日) 02:28:02
>>265
核融合自体は物質と反物質どちらでも可能
でも物質でやる方が材料の調達が容易いし、管理や安全面でもはるかに楽、当然ながらコストも格段に低くなる
ついでに言えば、反物質用意できるのなら、わざわざ核融合なんてせずに対消滅しろって話
だから普通は反物質で核融合なんてやらないね
常識を窓から投げ捨てたあげく、効率を完全に無視したような組織もしくは個人ならやるかもしれない

278名無しさん:2012/10/28(日) 02:39:15
>>277
で、常識を投げ捨ててそれをやってたと想定するなら核融合炉の暴走=対消滅による爆発という意味の分からない状況に・・・。

279名無しさん:2012/10/28(日) 09:23:08
核融合でエネルギーが生み出されるのは、鉄より軽い元素での話。
鉄より重い元素だと、逆に核融合にエネルギーを食われる。
だから、鉄より重い元素は恒星の最期である新星化の爆縮時くらいじゃないと生成されない。
というわけで、核融合炉なら鉄より軽い元素を使ってるだろう。
そして、反物質は採掘するものじゃなくて生産するものだから、実は効率が悪い。
ただ、燃料搭載して動く必要がある機械だと燃料として魅力的。
あわせて考えると、核融合炉で反物質燃料を生産するプラントを搭載しているのかもしれない。
搭載している小型艦艇の燃料に使ってるとかで。

280名無しさん:2012/10/28(日) 09:24:55
>277
炉の形式として対消滅反応で得られたエネルギーを使用して
核融合反応を起こさせるハイブリット型核融合炉なんてものも考えられるけどなあ。

281名無しさん:2012/10/28(日) 10:15:34
星海の紋章・戦記だと、恒星周辺に反物質生成装置を設置して作ってた筈。
天然核融合炉(恒星)のエネルギーを利用して、反物質を生成してる訳だ。

282名無しさん:2012/10/28(日) 11:04:18
ラクファカールはダイソン球あるんだよね
格子状だけど

283名無しさん:2012/10/28(日) 11:53:53
アーヴが必要とするのは恒星と門であって、地上世界は不要と言ってましたし
実際恒星で反物質を生成できれば資源的に困らなくなりますから、地上世界は不要になるでしょうけど

>>273
銀河連合(列強とその他諸国)には少数民族が存在するでしょうから、特にフランス・ロシアあたりは少数民族が力をつけて独立要求もありそうですし
諸国間の対立は薄くなっても少数民族の独立論争が主要問題になっていそうで
このあたり帝国・同盟という文化断絶を経験した国との差でしょうか

中華封じ込め・排斥政策が地球連邦成立で、地球連邦・銀河連邦封じ込め・排斥政策を行った結果、上手くいきすぎて完全に忘れてしまうくらい封鎖に
成功したのが銀鬱世界だったりして

284名無しさん:2012/10/28(日) 12:46:47
>283
重力井戸の底に落ちると復帰するのが大変だしな。

285名無しさん:2012/10/29(月) 16:01:56
鉱物資源なら、アステロイドベルトの小惑星から直接掘るほうが早いからなぁ
宇宙空間で言えば、居住可能惑星の資源よりそれ以外の場所の資源のほうが多いわけで

286名無しさん:2012/10/29(月) 18:53:14
纏まってあるって点は惑星の方が良いけど
アーヴは衛星軌道以下で使う道具は極端に持たないようにしてるから
水が欲しくても地表に降りたんでは割に合わない。

287名無しさん:2012/10/29(月) 20:08:33
恒星間国家で勢力圏が拡大しすぎると、統治面で支障をきたすようになりますからスペースコロニーの方がいいという考えもあり
資源は小惑星からでエネルギーは恒星から生成すれば、巨大なスペースコロニーを造れる技術があるならスペースコロニーでも問題が少ないですし

利点としては、スペースコロニーを安全を考慮したうえで集中できますから経済・統治面で楽であること
資源やエネルギー源の豊富なところに居住地ごと移動できることでしょうか

欠点は勿論建造・維持コストと安全面ですけど

結局惑星居住とスペースコロニー居住どちらが有利ですかね…技術力の問題になりそうですが

288名無しさん:2012/10/29(月) 20:24:22
現代技術との格差で一番改善されるべきなのは維持コストより輸送コストだと思いますね。
必要とされるエネルギーと時間を考えるとヤマト・銀英・星界・マブラヴ(BETA)は
日常(非記述)では限りなく0に近いコストになってるのに接敵状態だと現代に近い
時間やエネルギーが必要になってるような?

289ゼン:2012/10/29(月) 21:06:39
>>288
平時と戦時の違いでは?
と言うか輸送コストは料金の中に入っているのだから0ではないと思う。

290名無しさん:2012/10/29(月) 21:33:57
輸送コストもそうですが、情報通信も問題
数万光年もしかしたら数十万光年規模の領域で情報通信網を整備する必要があります

>>288
銀英伝世界だと各惑星間の移動に大分時間が必要だった記憶がある
田舎だとはいえ惑星エコニアには大分時間を必要としたはず
大規模な軍隊の移動とはいえ、首都ハイネセンからイゼルローン要塞まで1ヶ月くらいかかってましたし

291名無しさん:2012/10/29(月) 22:34:34
そういえば神坂一は「ロストユニバース」において
「超光速航行で幾日もかかる距離をリアルタイムで会話できるなんておかしい」と読者にツッこまれ
「気にしないでください」という名言を放ったことがあるなぁ

292名無しさん:2012/10/29(月) 22:36:54
超光速航行という時点で色々とアレなんだし
通信くらい気にすんなってのも分からないでもない

293名無しさん:2012/10/29(月) 22:47:00
しかし、何万光年離れたところとリアルタイム通信ができないとかになると
オンラインゲームとかどうなるんだろな
その惑星ご当地とかか

294名無しさん:2012/10/29(月) 22:57:34
統治範囲に通信・交通能力が追いつかないと反乱や独立運動がおこりそう。

295名無しさん:2012/10/29(月) 23:17:06
伸びも縮みも撓みも折れもしない限りなく質量が0に近い棒を用意してだな
それを各惑星間に渡すんだ
で、その棒を動かすことにより、モールスで通信する
こうすれば何万光年離れていようがタイムラグ0で通信できるよ!

296名無しさん:2012/10/29(月) 23:21:40
>>295
理論上にしか存在しない物体じゃねえかw

297名無しさん:2012/10/29(月) 23:31:18
物理の問題文かよww

298名無しさん:2012/10/29(月) 23:36:51
そしてそこまで文明が発展してるのに基本通信手段モールスってw

299名無しさん:2012/10/29(月) 23:39:36
棒内部での分子間の伝達速度が光速を超えれないから云々かんぬん
だったような

300名無しさん:2012/10/30(火) 00:00:09
理屈云々の前に、そんな棒あったら棒が受けた衝撃をダイレクトに伝えちゃうから、
途中に小惑星でも当たったら終わりですがなw

301名無しさん:2012/10/30(火) 00:02:35
その衝撃が結局光速を超えられないんですよ

302名無しさん:2012/10/30(火) 00:56:49
>>295
えーと、自転と公転と言う物があってだな・・・

303名無しさん:2012/10/30(火) 01:26:04
その棒実在するなら回転させるだけでタイムマシンになるんですけどw

304名無しさん:2012/10/30(火) 01:27:29
みんなテンでばらばらの方向に突っ込みがはいっててワロタ

305名無しさん:2012/10/30(火) 02:01:33
仮に太陽と地球を棒で結んだとしたら日食が楽しみになるな

306名無しさん:2012/10/30(火) 08:09:38
質量が0に近い棒ではなくて、四次元に置けるベクトルが逆方向の素粒子があれば良いのでは?
素粒子の速度が実際のところどのくらいまで加速(減速?)して射出できるかは分からないけど、
移動にかかった時間を遡って目標地点に到達するならタイムラグは0にできる。
おそらく観測されている情報が存在した時点より前には到達できないだろうけど、
素粒子を受け取る側が必ず情報が発信された後で受け取る通信システムを備えていれば問題ないな。
逆に言えば伝達過程で過去方向に向かっている間はどうあがいても傍受できないから、セキュリティは万全だな。

307名無しさん:2012/10/30(火) 08:10:38
sage忘れすまぬ・・・・・。

308名無しさん:2012/10/30(火) 08:34:48
ある程度の時間遡行技術が確立していれば見た目上はリアルタイム通信が出来るかと思います。
ナデシコの遺跡の劣化版(送れるのは情報のみ)が有れば設置先とのリアル通信(見た目上)はできるのではないでしょうか。

309名無しさん:2012/10/30(火) 09:39:14
量子結合が通信に利用できるのなら、いちおうは距離を無視したリアルタイム通信ができる。
問題点は、事前に双方の通信拠点にペアを運んでおく必要があることと、今のところ理論上不可能となってる点。


そういや、文明圏やら国家やらがひとつにまとまっていられる範囲は往復70日の範囲内って話を聞いたことがあるな。
ひょっとしたら、片道だったかもしれないけど。

310名無しさん:2012/10/30(火) 10:26:25
>>295-300
じゃあ、内部が超真空になったケーブルを作ってそれを使って通信することにしよう

311名無しさん:2012/10/30(火) 18:53:05
もし惑星間通信棒が物理的に可能になっても、導入するなら大蔵省が予算的に激怒して廃案になる気がw

>>309
往復70日って時間がかかりすぎるような
現代国家なら往復2・3日以内で行き来できますし、往復70日は産業革命前の国家基準のような気がします

312名無しさん:2012/10/30(火) 18:55:17
星くず英雄伝・・・・・・・(泣

313SARU携帯:2012/10/30(火) 20:42:45
>>311
TRPGトラベラーの帝国だとジャンプ一回に一週間、Xボート通信網は平均実質ジャンプ-4ぐらいだから…
たったの40パーセク、宙域一つの端から端までしか行かない(ガビーン

314名無しさん:2012/10/30(火) 22:11:24
>>311
人間は2・3日でも大型貨物を船で輸送するなら時間が現代でも掛かる。
星界世界なら通信も結局連絡船頼りでその時間差も話に組み込んでいる。
ヤマトは銀河間通信もタイムラグなし。
マップス世界はどうだったかな?

315名無しさん:2012/10/30(火) 23:11:49
>>314
マップスもFTL有りです
超人ロックはどうだったかな?

316名無しさん:2012/10/30(火) 23:24:31
超人ロックは通常空間はFTLはOK。
ただしHD中の宇宙船に対しては超能力及び通信は不可(ロックは例外)だったはず。

317名無しさん:2012/10/31(水) 17:21:48
>>281
>>283
その辺が他国とアーヴとの国力差に繋がっているらしい
男爵・子爵領ってのは中小企業のような人員だが
恒星を所有して反物質生成を行いっているのだ。
アーヴってのは基本遺伝子調整されているから
遺伝子治療も比較的自由度も大きく
人員の放射能耐性が高くなる。

318名無しさん:2012/10/31(水) 18:33:58
そうか、アーヴってコーディネーターだったのか
するとアニメの新作はアレが監督やってアレが脚本やるのか・・・・・・

いやな未来図だ

319SARU携帯:2012/10/31(水) 18:45:42
>>318
種設定のお粗末ぶりは本放送当時から「星界作った会社がこれはないだろJK(意訳)」と言われてますしおすし

320名無しさん:2012/10/31(水) 19:18:21
恒星エネルギーの究極効率利用としてダイソン球殻が提唱されているけど
より単純簡単な手段として居住惑星軌道の内側=太陽よりをエネルギー採取生産拠点
とするでも太陽のエネルギー効率は良くなりますから。

321名無しさん:2012/10/31(水) 20:15:46
>>320
ダイソン球ってのは球殻の事じゃ無くて恒星を包むように施設を作ることでそのエネルギーを最大限利用するとかそんな話だったと思うんだ。
だからそれもダイソン球の一種かと。

322名無しさん:2012/10/31(水) 20:45:29
包むまで行かなくてもOKなんだよ
たとえば水星軌道・地表で太陽光発電設備をつくってレーザーで
送受信するとかも含む理屈。
エネルギーの密度なら恒星に近づいた方が大きい。
先の資源問題でも資源密度による効率向上と重力による効率の低下
のバランスは言及されていない

323名無しさん:2012/10/31(水) 20:50:12
いっそのこと、恒星を核に使って、巨大なエンジン作ればどうだろうか。

324名無しさん:2012/10/31(水) 20:56:50
ユアノン推進みたいなヤツか、効率悪くね?

325名無しさん:2012/10/31(水) 21:35:21
>>323
重すぎるので通常の加減速が非常に困難になるし
大抵のFTL技術は高重力場では使えないです

326名無しさん:2012/10/31(水) 21:37:12
サムライレンズマンで似たのがあった。>太陽系宇宙船
重力制御、超高速推進、エネルギー転換炉といった超技術が絡む世界だと現実的技術の延長の議論も消えるけど。

327名無しさん:2012/10/31(水) 21:58:36
恒星をエンジンにする宇宙船はどれほど巨大になるのかという話
星界の紋章のように恒星の近くに居住船を造ってそこでエネルギー生成を行う方が効率的です
近場で密集なら人口が増加して巨大国家になっても統治が楽ですし
多くのスペースコロニーからなる国家なら、一つのスペースコロニーを市区町村・複数で都道府県にするという方法もとれますし

328SARU携帯:2012/10/31(水) 22:49:07
ふしぎ星がアップをはじめた模様です

329ヒナヒナ:2012/10/31(水) 23:19:11
タイラー(チラ

330名無しさん:2012/11/01(木) 12:05:31
颱宙がある世界はちょっと……。

331名無しさん:2012/11/01(木) 16:40:28
TV版大運動会…

332ひゅうが:2012/11/01(木) 19:03:05
>>331
懐かしい。しかしあの世界だとポールシフトで文明が3000年ばかり後退しますから…
というかあれはネリリ星人ですw

333名無しさん:2012/11/01(木) 23:01:43
でも恒星間飛行のレベルが銀河の中は自由自在とかになってくると
惑星や恒星、下手すれば恒星系丸ごと超光速で輸送できちゃう船とかあったりしますからねー

まあものによっちゃ銀河を丸ごと輸送したりもするんですがw

334名無しさん:2012/11/02(金) 12:59:46
マップスクラスの超文明スペオペになると、
30万年分のタイムホールを作って障壁をすり抜けるとか、
時間逆回しにして防御とか、
空間圧縮して作った小型ダイソン球を宇宙船の副動力炉(恒星に干渉して出力調整可)にしたら、
全開戦闘であっと言う間に恒星一個使い切ったとか、銀河一個を一瞬で生成可とか、
銀河砲で宇宙破壊して還元したエネルギーを吸収するとか、訳判んないレベルになるしねー。

335名無しさん:2012/11/02(金) 13:10:28
ちなみにペリーローダンクラスになるともう何が何だかわからないことに。
ぜってー書いてる人わかってないだろ。

336名無しさん:2012/11/02(金) 13:13:50
ペリーローダンの大群はちょっと勘弁してもらえませんかねw

337名無しさん:2012/11/02(金) 13:20:44
惑星でアメリカンクラッカーやるレンズマンあたりがわかりやすくて良いよ!

338名無しさん:2012/11/02(金) 19:48:48
>>337
ダイソン球から太陽ビーム(サムライ)撃ったりな!

339名無しさん:2012/11/02(金) 20:12:54
良好な恒星と豊富な資源がある小惑星の存在する星系にスペースコロニーを設置して、資源が尽きたらまた別の好条件の場所にコロニーごと移動するという方法もあり
遊牧民に似ている気がしますが

340名無しさん:2012/11/02(金) 22:04:37
>>339
遊牧民と言うより、焼畑農業 っぽいですね

341名無しさん:2012/11/02(金) 22:40:23
>>339
β<素直に俺らに任せとけって

342名無しさん:2012/11/02(金) 23:03:36
>336
ダイソン殻とかの宇宙建造物は時代遅れ
今の流行りはこの宇宙がプランク長にみえて全歴史が二千正分の一秒
で流れる上位宇宙で一人寂しく数式をとき続ける人生。
とイーガン先生が申しております。

343名無しさん:2012/11/03(土) 07:55:14
先生は祈りの海に潜ってて下さい(マジキチスマイル

344名無しさん:2012/11/03(土) 10:01:05
昔のSFで地球に単一植物を繁殖させて有機物を全て吸い上げて去っていく姿を見せない宇宙人もいた。
最近の決選や戦艦みたいな映画の宇宙人とは違う徹底した蝗生活。
日本人が主役になると色んな惑星を盆栽みたいに整備する世界になりそうだが。

345名無しさん:2012/11/03(土) 10:10:31
箱庭を整備し続ける宇宙人とかそれはそれで。

346名無しさん:2012/11/03(土) 14:22:43
箱庭を山程用意してあとはただ見るだけってーのはクレギオンシリーズにあったな

347名無しさん:2012/11/03(土) 14:24:09
>>342
そういえばMIBの最後のビー玉遊びが印象に残ったよ

348名無しさん:2012/11/04(日) 00:25:06
>>344
地球もただの植物を繁殖されるに任せないだろうから、その単一植物は敵性体を攻撃とかするのか?
BETAみたいなものか。

349名無しさん:2012/11/04(日) 00:45:40
>>348
人食い植物とかでは

箱庭と言えば以前にジュラシックパークのような惑星をつくっているSSがありましたけど
実験場には困らなくてよさそうです
実験で困りそうなのは、社会実験でしょうか
次世代の育成・教育の場と研究の場としての社会実験場には困りそうです

350名無しさん:2012/11/04(日) 00:55:23
>>348
確か一本当たり数十メートルの雑草並の生命力の樹木だったはず。
早川の人類皆殺し。図書館に行けば読めるかな?

351名無しさん:2012/11/04(日) 01:06:22
宇宙人というか、人類がバイオスフィアを作る機械を作ったら手に負えなくなったというSF短編を読んだ事あるな。
自己増殖と進化を繰り返しながら、星系の資源を食い潰して無数のコロニーを造りながら銀河に広がっていくという。
すでに誰かが住んでる惑星でもおかまいなしに資源化するので、人類やら他の種族も抵抗するが技術を盗まれるだけで、最終的には踏み潰されるという。

352名無しさん:2012/11/04(日) 08:01:12
つまりBydoは最凶おいうわけか・・・・

353名無しさん:2012/11/04(日) 17:28:54
ttp://blog-imgs-27.fc2.com/f/u/j/fujisansaikyo/20070408012912.jpg
<ヽ`∀´> 「地球人と兄弟になりに来た。”私は兄”で、”君達は幼い弟”だ」

354名無しさん:2012/11/04(日) 17:57:06
本編の流れ銀鬱伝ならヤンは大丈夫なのだろうか
ヤンが上層部に不信を持たれ続けた理由は銀鬱伝なら中華系だからということで説明になりそうですけど

355名無しさん:2012/11/04(日) 19:44:55
>>354
それは、ヤン自身が中華系だからと諦めるって事?
それとも、読者が納得するって事?
前者なら、それはそれで差別云々で反感を持ちそうだし。
後者は、ヤンがコミュ障害だから不信を持たれ続けたとしか…

356名無しさん:2012/11/04(日) 20:10:43
本編の流れで銀鬱伝ならヤンは周囲から不信の目で見られそうだなと
そもそも中華系の数自体少なそうですけど

357名無しさん:2012/11/04(日) 20:19:21
過去を何十世紀ひきずってるんだ
完全にキテイ

358名無しさん:2012/11/04(日) 21:28:59
実際、地球教の地球を中華に置き換えても違和感無かったりして……

359名無しさん:2012/11/04(日) 21:52:39
>>356
そもそも中華系という言い方自体無くなるだろ。
華南連邦と福建共和国の国民がルーツでは信用に不足があるか?
それに数十世代に渡って差別と偏見を抱き続ける事の方が難しいのでは?

360名無しさん:2012/11/04(日) 21:55:46
>>358
それなら一度地球連邦で中華復活したということに
で、シリウス戦役で滅ぼされて長い間潜伏活動していてやっと復活を果たそうとしたときに日本再び
完全に中華の鬼門・厄災な日本

361名無しさん:2012/11/04(日) 22:27:49
>359
つユダヤ人。
他民族から差別をされまくるうちに排外、選民主義化してそれが更に差別の火種になってしまう
という悪循環に陥ったら過去の事件による差別ではなく現在行っている行為によって差別するように
なってしまう。
中華系の場合だと陰謀巡らせてやろうとしてそれを暴露されて信頼喪失なんてことをやっているうちに
中華系を見たら何か陰謀を企んでいるに違いないと見なされる様になって一挙に弾圧というのが
一番ありえるパターンかと。

362名無しさん:2012/11/05(月) 09:49:04
つーか帝国が文化を蹂躙した後だから中華とか何それ?って同盟はなってると思うぞ?

363名無しさん:2012/11/05(月) 12:37:33
現実の俺らから見た、アフリカ大陸みたいな感じか。

まあ、過去に最悪な事をやらかしたって事は認識されてるだろうが。

364名無しさん:2012/11/05(月) 12:55:48
日本人「こんなに真面目で誠実に仕事してるんだから、俺たちが出世しない訳がない」
中国人「こんなに狡賢く、不実に仕事してるんだから、俺たちが出世しない訳がない」

中華思想の根底はこの精神システムの違いにあるんじゃないかと疑っている。


「コレだけ、俺たちがズルで強引で卑怯な事をやってるんだから、他の奴らが俺たちに敵う訳がない」みたいな

365名無しさん:2012/11/05(月) 14:34:14
「特に理由は無いけどとにかくウリたちに敵うやつなんて存在しないニダ
 判断基準はウリたちがチョッパリを上回ってるかそうでないか」

ホントなんであの国はすべての判断基準が「日本より上か下か」なんでしょう

366名無しさん:2012/11/05(月) 16:47:28
あの半島は基本的に負け犬の歴史だからな
オマケにWW2で負けたはずの日本が今じゃ世界屈指の経済大国になってる上にいろんな分野で評価されてるから、「負け犬のはずの日本が恵まれてるのは認めない!」ってところなんだろう
あいつらって日本がアメリカに降伏したときに、自分たちは連合側として戦ったから賠償金や領土を得る権利があるってアメリカに言って鼻で笑われてるし

367名無しさん:2012/11/05(月) 16:50:59
>>365
その程度の頭しか持ってないからだよ察してやれ

368名無しさん:2012/11/05(月) 18:18:35
文化弾圧されればされるほど文化・民族維持が強化されそうですけどね
ナショナリズムは他者・特に敵を認識して強化されるものですし

むしろ地球連邦・銀河連邦時代で弱まった民族意識がルドルフを原因として強まりそうな予感がします

369名無しさん:2012/11/05(月) 21:07:26
大体連中完全に勘違いしているが、半島はれっきとした枢軸国だってことを
気がついてないもんな。

370名無しさん:2012/11/06(火) 00:40:22
枢軸国ではないな
一地方って感じか

371名無しさん:2012/11/06(火) 00:50:38
枢軸側が正しい表現だな

372名無しさん:2012/11/06(火) 04:17:32
昔「エンジョイコレア」って掲示板出入りしてたけどあいつら本当に本気で
自分たちが第二次大戦の戦勝国だと思ってる

有名なネタとしては「朝鮮通信使」について
とある絵を持ち出し、通信使が庶民に追い回されてるところを強調して
「タイトルが漢字なので読めないのですが一国の使節にこのような蛮行を働く日本人のレベルが知れる」
とあったらその絵のタイトルが「鶏を盗んで追いかけられる朝鮮通信使」

あとデスノートについて「名前書いたら相手が死ぬノートという漫画は韓国が先書いた デスノートは盗作だ」と主張するやからが沸いた件かな
「デスノートは2003年、こっちは1990年 デスノート盗作盗作」とはしゃいでたら
わずか20分後に水木しげる先生の「不思議な手帳」の話が掲載され逃亡したという

ttp://nidasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-565.html

書き込みは全くしなかったけど毎度毎度本気で嘲笑させてもらえました

373名無しさん:2012/11/06(火) 04:44:53
慰安婦が強制じゃなかった資料を提出したのが韓国側だったりもしたっけ?
「これが慰安婦強制の証拠だ!(キリッ」って感じで

374名無しさん:2012/11/06(火) 04:52:09
>>373
あれは確か朝日新聞
「慰安婦の徴用に軍が関与してた証拠だ(キリッ」

375名無しさん:2012/11/06(火) 05:23:00
大統領だって全員が汚職してたじゃないか。
大日本帝国軍が悪い事してないなんて信じられない

あれはそんな国

376名無しさん:2012/11/06(火) 06:27:18
韓国大統領ってある意味死亡フラグだよな。

377名無しさん:2012/11/06(火) 06:43:14
死亡率ほぼ100%・・・・・・・

378名無しさん:2012/11/06(火) 07:40:43
つかマジで帝国召喚見たいなシチュで半島丸ごと&姦民族丸ごと(半島・在日・世界に散らばった連中まとめて)
どっか転位(きえ)て、くれんかね?・・・マジで

379名無しさん:2012/11/06(火) 07:48:19
あ、あきひろの妻と息子が逮捕された
これはもうあきひろも辞任後志望確定だな 王大人も保障してくださる

380名無しさん:2012/11/06(火) 07:55:14
キムチ達は本当に何がしたいんだ…?

381名無しさん:2012/11/06(火) 08:37:16
>>380
内ゲバ

382名無しさん:2012/11/06(火) 09:17:56
これ以上は雑談スレでしてくれ。
ネタでもなんでもないだろ。

383名無しさん:2012/11/06(火) 10:39:58
そういえばスターウォーズ、ルーカスフィルムがディズニーに買収されましたが寛容だったSW二次創作も規制されてしまうんだろうか。
憂鬱・SWクロス好きだったが…

384名無しさん:2012/11/06(火) 10:46:45
まじか。好きなSSが幾つかあるのに…

385名無しさん:2012/11/06(火) 11:57:00
ガープス・銀鬱で
個人兵器は
・フォースソード
・フォースシールド
・ヘビー・コンバット・アーマーにしようと思うんだけど
火器は何にするべきか?…

386名無しさん:2012/11/06(火) 12:38:04
あそこさ、自分の著作権には病的にうるさいのに他人の著作権は普通に無視するんだよな。

387名無しさん:2012/11/06(火) 12:56:03
朝鮮半島への報復とかマジどうでもいいわ。

二度と関わり合わずに済むならそれだけでいい。

388名無しさん:2012/11/06(火) 16:18:10
関わったら最後泥沼だもんな。

さっさと連中の親分に併合された方がマシになるかもしれない。

389名無しさん:2012/11/06(火) 16:26:26
併合したらしたで五月蠅そうだけどな
そういやあきひろは日本への亡命の準備をしてなかったっけ?

390名無しさん:2012/11/06(火) 16:59:21
この流れはあれか
朝鮮が主役の中編ネタを書けばいいのか

391名無しさん:2012/11/06(火) 17:09:50
ちょっと考えてみたけど、38度線上にゲートができて北鮮と南鮮、憂鬱朝鮮の三つ巴の戦いにすれば朝鮮が主役でも行けるかも

392名無しさん:2012/11/06(火) 17:26:51
収集が付かなくなるけど、延々と内ゲバをやっててくれた方が周囲には有り難い、ってオチになりそうだな。

393名無しさん:2012/11/06(火) 18:35:22
憂鬱世界だと日本の介入が限定的だから
・京城(漢が付くのは良くないと漢城、漢陽?から変えました)
相変わずの黄金都市で不衛生な中世都市のまま
・山林、河川
植林事業、治水事業は限定的、洪水、渇水が頻発し河川の位置も安定しない
派遣した技術者からは朝鮮には技術指導だけでなく衛生、教育も含めた大改革が必要と報告が頻繁に上がる

朝鮮に派遣された技術者の苦悩で一本書けるかもしれない。

394名無しさん:2012/11/06(火) 19:53:25
>>393
京城は、日本及び勢力圏各国の大使館や外資系企業の支社が立ち並ぶ場所になるから
そんな場所が黄金都市だと日本としても困るからテコ入れはされてるはず。
いろんな物を担保に入れされ日本が金を貸し出してでも整備させるはず。

395New ◆QTlJyklQpI:2012/11/06(火) 19:53:32
あれだ、ネタであった憂鬱朝鮮支援で国家財政危機と変わらないw。

396名無しさん:2012/11/06(火) 20:02:47
>>395
それってどこにあるの?
是非一度読んで見たいんだがwww

397名無しさん:2012/11/06(火) 20:18:13
以前にSSで朝鮮人だけの忘れ去られた惑星ネタがありましたけど、実際朝鮮人だけになって他の勢力とは接触できなくなったらどうなるのか
アイデンティティである事大主事・恨の矛先がなくなって混乱するか、案外まともになるか

398名無しさん:2012/11/06(火) 20:23:02
内ゲバで永遠に停滞し続けるんじゃないかな。

399名無しさん:2012/11/06(火) 20:31:34
>>394
朝鮮人がいない状態を作るか、日韓併合並みの介入で数十年掛けないと黄金都市からの脱却は難しいと思う。
江華島の近隣の島に租界を作った方が素早く安く出来る気がします。

400名無しさん:2012/11/06(火) 21:31:34
>>399
新しく造った方をニューソウル、古い方をオールドソウルですね。分かります

401名無しさん:2012/11/06(火) 21:39:09
>>400
デリーと同じ流れかw

402SARU携帯:2012/11/07(水) 01:53:40
史実ソウルって“首邑”から来てるんでしたっけ?(中文表記はそうなっている)
帝都である漢城(ハンソン)とは別に行政府や外国の大使館領事館を置くなら憂鬱韓国にも首邑(ソウル)が出来そうですね
まあ史実並に鉄道のジャンクションとして開発された太田(テジョン)があるかどうかは微妙ですが…

403名無しさん:2012/11/07(水) 02:16:23
仁川を新京城として遷都したら良いのでは?
あそこなら港町として資本が入って近代建築も整備されてそう

404SARU携帯:2012/11/07(水) 03:11:11
皇帝動座という意味の遷都は無いね
親日派官僚が陛下に畏れ多いとか理由を付けて旧来の両班共々漢城に置いてけぼりにすると思う
ついでに首邑建設に伴う帝都再整備の名目で黄金都市の元凶となる住民も追い払うから、チャングムに出てくる位の古臭いがまあ観賞に耐えうる程度にはなる

405名無しさん:2012/11/07(水) 08:29:59
仮に>>391を2010年代にやるとして、憂鬱朝鮮の国力はどの程度になってるのか考察
本スレにあった開明的な北朝鮮という表現を極力踏襲


・国土
朝鮮半島全域。ただし華北のへたれ具合によっては間島の朝鮮民族居住地域を奪い取ってる可能性有

・人口
ソ連が存在している間は奴隷輸出で横這い、ないし緩やかに減少するが、ソ連崩壊直後から緩やかに上昇
人口は北部に集中するも、南部にもそれなりにいるとして史実北朝鮮の1.5倍、3600万人程度

・産業
北部は鉱山地帯などに対する資本投下の影響で工業、鉱業を中心に発展
対する南部は鉱山がないため資本投下も少なく、発展は基本的に鈍い
しかし農地としては優良なので産業が発展するとしたら農業
あれ、これってイタリアじゃね?

・警察力
常に一定数存在する不穏分子が宗主国の機嫌を損ねぬように警察力は強化されている
また近海を華北からの不良漁民が跋扈している可能性があるので海洋警察も史実韓国並にアクティブ
ただし事実上、国家権力を握る軍部とは結構癒着していそう

・軍事力
この頃、朝鮮の周囲は主に三カ国が包む
宗主国たる日本とその影響国であるロシア帝国、そして旧宗主国で不倶戴天の中華民国(華北)
日本の意向で常備兵力は人口に対して0.5%の20万人に抑えられるが
国民への軍事教練は行われているため、有事の際には人口に対して北朝鮮並の大量動員を行う
また割合は華北を見据え、基本的に陸軍全振り状態
しかし、この頃には流石に華北もアフリカの小国程度の航空戦力は持っていると仮定し
朝鮮の空軍も北朝鮮と同程度か若干劣る程度にはあると思われる
なお海軍はお寒い。下手すると海洋警察にすら劣る

どんぶり勘定ですが、こんな感じかなと
なお兵器の質は日本次第でかなり上下する模様

406名無しさん:2012/11/07(水) 10:17:06
>>406
半島南部が農地になるなら総人口はもうちょっと増えるんじゃないかな?

407SARU携帯:2012/11/07(水) 10:46:41
>>406
外貨を稼ぐために人力で選別した高級食材として輸出するでしょう
(ちなみに日本産は“超”高級食材)

408辺境人 ◆WvgPQuc/WQ:2012/11/07(水) 11:30:23
>>404
この場合、皇帝本人が親日派の親玉であり皇帝親政やってるわけだから両班を政治的に
抹殺するためにあえて遷都して両班を置いきぼりにするのも有りじゃないでしょうか。
自分の子飼いだけで政府を固めるためにも両班は邪魔だろうし反日派狩りで相当
死んでるだろうけどそれでも皆殺しにするのは手間がかかるだろうし

409名無しさん:2012/11/07(水) 12:04:35
>>407
なるほど、飢餓輸出を避けれる範囲で人口形成するとそれくらいになるのですね


それにしても兵器の質はどうなるのだろう
陸軍の戦車とかは九七式はいい加減退役して、一二式主力戦車、及びその改良型が主力
後は運がよければ、レオパルド2A4相当の日本製戦車を精鋭部隊に配備できる程度に融通してもらってるかもしれない

一方、想像つかないのは空軍。仮想敵の華北の航空戦力次第でどうにもなるから
流石に四式戦闘機の改良型が未だ主力……なんてことはなく、その次世代くらいには移行してると思いたい

410名無しさん:2012/11/07(水) 15:11:45
兵員が抑制されてる分、華北の正規軍や軍閥対策に火力自体は豊富なイメージがあるかな>憂鬱朝鮮軍
そして有事に国民皆兵できる程度には小火器を蓄えてそう

411名無しさん:2012/11/07(水) 15:29:20
朝鮮の貧民に軍事訓練?
ものすごく治安が悪くなる気がするぞ

むしろ第三世界とかでよくある話なんだが、まともな教育を受けられない貧乏人が
食い詰めたあげく軍に入るという、そういう社会になりそうな気がするんだよね

412名無しさん:2012/11/07(水) 15:47:26
>>411
アメリカも優秀な貧乏人が奨学金のために軍に行ったりするよな
まあ先進国の中ではかなり世紀末な国家だから仕方ないが

413雪だるま戦域:2012/11/07(水) 16:25:26
>>411
もしかしたら憂鬱朝鮮の軍事政権はそういった層が中心になっているのかもしれませんね。

>>412
憂鬱世界だとそのアメリカが内戦状態に陥っている。
いつか、テキサスあたりが悪のなんたらとか言われる日が来るのかも。

414名無しさん:2012/11/07(水) 16:26:55
戦前の日本も貧しいけど優秀な人は陸士や海兵を目指したよね。
優秀な人材を軍で純粋培養した結果、恐ろしいことになったけど。

415名無しさん:2012/11/07(水) 17:10:41
朝鮮はどこぞの長弓兵の様な奨励金を出した農閑期の軍事訓練までが限界ではないでしょうか。
弁当を出すからと、行進訓練に参加する様に参加者を募るとか。

衛生意識は特権階級の通信士に選ばれる両班でさえ、便所に用を足しに行かない。史実日本は朝鮮兵には調理用のバケツと糞尿用のバケツの区別をしっかり言い聞かせ解る様にさせろと注意点に上げられるレベル。
国王以下の連中だけでも衛生意識を植え付けるのは、至難の業だと思います。

416名無しさん:2012/11/07(水) 17:26:43
『宗主国様に倣え!』と『糞尿も肥料になるんやで、肥溜的に考えて』と
今後の梶取する留学組が尻叩きまくれば、21世紀には流石に改善されてるんじゃなかろうか?

417名無しさん:2012/11/07(水) 18:25:56
朝鮮の場合、糞尿は薬であり、誰の糞か当てるかってゲームが流行る物。
文化の前提が違う。
租界の衛生改善で、史実日本の朝鮮統治がいかに苦難の道だったか実感していると思う。
租界の衛生改善が完了するのは50年代、遅ければ70年代になるかもしれない。

日韓併合がない状態だと改善は、水車(朝鮮は実用化できなかった)の如く、試みる度に失敗する恒例行事になりそうです。

418名無しさん:2012/11/07(水) 18:34:16
文官両班が主流だったのだが、武官両班に変化するだけで中身は対して変わらないかと
現実北朝鮮の朝鮮労働党・朝鮮人民軍が、武官両班・大韓帝国軍と名称が変わっているだけ
宗主国の視線もあるため餓死者大量発生とはならないだろうし、北部の資源もあることだから現実の北朝鮮よりかはましかも
但し識字率が最悪で文字を理解できる方が珍しい社会にはなる

419名無しさん:2012/11/07(水) 18:46:24
日本語教育をやろうとして宗主国に止められ、ハングルを薦められるシーンが浮かんだ。
日本によるハングル統一もないから、ハングルを知っていても地域性が強くまともに通じない事にはなっているだろう。

朝鮮の教育状態だと
国の外に何があるのか以前に自分の住む邑の外がどうなっているか把握している人間も少数派になりそう。
夢幻会が朝鮮からの密入国者に警戒しているのは前世の認識を通して朝鮮を見ているからでしょう。
密入国しそうなのは外国と接する機会がありそうな馬賊、海賊、漁師、両班関係者などになりそうです。

420名無しさん:2012/11/07(水) 18:59:16
果たしてそこまで朝鮮は駄目な国なんだろうか……

留学生組が親日派の皇帝の下で結集したなら両班の影響力も排除できるレベルになる
その後に世界から見れば周回遅れながら皇帝への中央集権が進み、国内改革実行
最終的に皇帝を頂点に官僚と軍部が連なる開明的な北朝鮮に至れると思うんだが

421420:2012/11/07(水) 19:08:58
ただこれだと次代の皇帝が腐ってたらアウトじゃね?とも思わなくもないが
北朝鮮の金親子を見る限り、案外上手く回りそうにも思えるんだよね

422名無しさん:2012/11/07(水) 19:12:20
問題は日本を事実上(いやいや)支配している夢幻会転生組から
朝鮮は朝鮮故朝鮮だよねと見られてることかと。

423名無しさん:2012/11/07(水) 19:13:42
日清戦争前に暗殺された金玉均は此方では生き残ったんだろうか?
彼ら開明派のお陰で多少マシになったのかも

424名無しさん:2012/11/07(水) 19:18:44
>>421
確かに金王朝を見る限り、君主に関しては其処まで心配しなくてい感じですよね。
少なくとも開明的な北朝鮮にはなりそうですしね。

425名無しさん:2012/11/07(水) 19:25:03
後、外国で近代文明に触れて、それでもなお母国に戻る決意をした留学生達のパワーって想像以上に凄いんだよね
朝鮮からの留学生がなく、完全封鎖ならあのままにグダグダしてる可能性があるけど
日本が朝鮮を間接操縦するために受け入れた留学生というファクターがかなりの数居そうだし

426名無しさん:2012/11/07(水) 19:38:45
留学生も厳選しないといかんけどね。福沢諭吉も朝鮮の改革に期待して数十名の
留学生を受け入れたら勉強せずに遊びまわり大学の金庫から金を盗んだことで
失望し最終的に脱亜論を書く結果になったりしたし

427名無しさん:2012/11/07(水) 19:59:55
高官の他に鉱山や首都や港開発の過程で財を成す人間もかなり出てくるだろうし
そういう人達はこぞって留学させるでしょう。彼らが次代の指導層になるので操縦教育の為に受け入れるでしょう。
授業料も払えるでしょうし。経済難民の働き口や華北の封鎖の一翼を担わせなくちゃ行けない。

そのための官民軍の近代化の教育費用は資源収入で払わせればいいわけですからこちらにも損はないです。
逆らえば即殺という姿勢を何度も見てきた彼らはもう反抗しないでしょう。皇帝が抑えられる治世のためにレートは多少ましにする必要はありそうですけど。
戦後の彼らがああなのは自力では何も勝ち取れてこなかった劣等感の自信の無さから来てるのでそれを是正すればいいわけですし。

428名無しさん:2012/11/07(水) 20:24:07
留学できるだけの教育を受けられる層が旧来からの両班しかいないのですが
どの世界にも自らを脅かす集団を育成する能天気かお馬鹿な集団は珍しい
その上、国難の時にも関わらず派閥争いをしている連中が自らの特権を脅かす集団を育成するとも思えない
留学生といっても両班の中でも上層部の子弟が選ばれるだけになりそうです

現実世界でも日本という極度のお人よしが赤字だらけで資金も人材も用意して統治して、戦後はアメリカ・西側陣営が防衛上のために資金を
湯水のごとく投入してやっとの成果が現実の韓国というお粗末な結果
正直あれだけのことを行っていれば世界中どんな国でも発展はします
逆にこれほど労力を費やしても現実韓国なのが驚きであり異常な事態

429名無しさん:2012/11/07(水) 20:55:26
明から清の易姓改革の時に明から離れ清に乗り換えようとした真っ当な判断が下せる王がいたけど、事大派が引き摺り下ろし殺す。それまで整えていた防衛線を破棄し清に戦争を吹っ掛けると自殺としか思えない選択をして2度とも完敗。立場を悪化させる。
帝露の緩衝国を欲していた日本、帝露の南下、太平洋侵出を快く思わない英米など、保護国状態でも独立を保つのが比較的容易な状態で開明派を潰し帝露に事大、日露戦争の切っ掛けになる。

人材が完全にゼロという訳ではないけど、まともな判断を覆し、最悪を突き抜けた判断を下し何故か滅びずに続けたのが朝鮮。
朝鮮でまともな政治を行おうとしたら、軍事力を背景に反対意見を封殺できる独裁体制以外に選択肢がない。

430名無しさん:2012/11/07(水) 21:38:31
>>429
それを成したのが金王朝下の北、という訳だな
南では大統領は任期満了が死出の道なんて囁かれてる中、北の玉座周辺は曲がりなりにも安定してるし

431名無しさん:2012/11/07(水) 22:06:33
しかし北朝鮮も建国時はソ連が内務統治して形を整えてスタートしてたわけだし
日本統治で教育を受けた人間がいない状態で自力だけでやるのって大変そうだ

432名無しさん:2012/11/08(木) 07:08:37
軍事力による独裁は朴政権下の南側もやっていた。これがなければ南側は先進国入りはおろか、北側以下の経済状況だったが、偉業達成の大統領の評価は南側では何故か低い。

433名無しさん:2012/11/08(木) 08:09:50
アイツらはテロ犯人を英雄に祭り上げる奴らですから……
自分以外の何かの為にクソ真面目に働いた奴は、むしろ蔑まれる風潮ですし…

434名無しさん:2012/11/08(木) 08:42:02
>>433
前にも何処かで話されてたけど、安重根のことであるなら確かに彼は朝鮮にとっての英雄だよ
彼が反併合・保護国派の伊藤博文を暗殺しちゃったからこそ
朝鮮併合が強行されて朝鮮は日本の金で一気に近代化を成し遂げたんだし
安重根マジ英雄だわ畜生

435名無しさん:2012/11/08(木) 10:22:07
なんかネタにもなっていない話しも多いので朝鮮話題はそこまでにしては

436名無しさん:2012/11/08(木) 18:53:05
まあ、存在自体がネタみたいな国ですしね。

437名無しさん:2012/11/08(木) 19:13:54
しつこい。

438名無しさん:2012/11/08(木) 20:43:02
では銀鬱ネタも投入して

銀鬱世界で朝鮮が孤立した惑星で数百年単独で存続した場合どうなりますかね
真面な国家になっているか、八道それぞれが部族化して盛大な内部対立を行っているか

439名無しさん:2012/11/08(木) 20:57:51
原作の地球教になっている悪寒。

銀欝だと戦争はボトムズな歴史を辿っていそうな気がします。

銀英の索敵レベルを考えると少数の大質量物体による無差別攻撃を防ぐのは難しそう。
アムリッツァの後、同盟が形振り構わない無差別攻撃に出たら、詰んでいたのは金髪の方だったかもしれない。

440名無しさん:2012/11/08(木) 21:46:26
勢力圏が広大になった結果、個艦優越・大艦巨砲主義的な軍事思想になりそうです
空母系と戦艦系と主力が交互に交代している歴史ではあるかもですけど

441名無しさん:2012/11/08(木) 23:45:34
個艦優越・大艦巨砲主義は要塞、拠点攻略には使えるけど、占領、制圧戦には向かない気がします。
ソフトターゲットの殲滅なら流星爆弾を使えば良く戦艦を使うのは余計な手間が掛かるだけではないでしょうか。

制圧専用の小型艦を搭載した空母や施設制圧用の装甲歩兵の需要は有るでしょう。
装甲機兵に移行する前夜のボトムズを連想してしまいました。

嶋田(電子生命体)「銀英というよりボトムズだな」
辻(転生体)「移行しきれていない所が大きな違いです」
嶋田(電子生命体)「オリジナルの記憶、情報を複写してまで働かせるとは、お前等はそこまで俺を扱き使いたいか!!」
辻(転生)「オリジナルの転生の確認が出来ていれば、そんな事をする必要はないです」

442名無しさん:2012/11/09(金) 06:54:01
>>439
マンガ版のほうになるが、反射衛星砲とミサイル防衛衛星を備えた惑星に対してキルヒアイスが隕石攻撃している
遠距離からの質量攻撃に対しては、ミサイルとかで軌道をそらしたりできるって言う対処法をされてた
よくよく考えると、そういった質量兵器に対する防衛を念頭に入れてないことがありえないよなって納得させられたわ

もっとも、隕石攻撃は見せ球で本命は隕石に隠した特殊攻撃艇による反射衛星砲の破壊だったわけだが

443名無しさん:2012/11/09(金) 07:08:11
嶋田(オリジナル)がガタガタ震えていそうな会話だな…(汗

444名無しさん:2012/11/09(金) 10:08:20
嶋田(オリジナル)「私が何をした?何故そこまで働き続けなければならないんだ!!」

445名無しさん:2012/11/09(金) 11:44:46
・・・・神懸り的な、最高の仕事をしたからかなぁ?

446名無しさん:2012/11/09(金) 12:23:49
その報いがこれってのはちょっとなぁ…

447名無しさん:2012/11/09(金) 17:46:44
地上戦は起こりにくい気がする。
宇宙という広大さは、太平洋を挟んだ戦争に近いですし。

航空機も技術の進歩によって、ミサイルや星界の紋章のように時空爆雷のような兵器の方が生産性も費用もいいでしょうし。

地上には時空爆雷などの艦隊攻撃や遊星爆弾で十分です。


そもそも広大になって、戦争をする理由も喪失しそうですが

448名無しさん:2012/11/09(金) 18:05:51
経済、社会、技術の発展で領域が手狭になる事はあると思います。
アフリカで人類が発生した時代、都市国家時代には無限の広さがあった地球も現在はかなり手狭になってきました。
銀英の社会を考えると同盟も帝国も版図を地球連邦時代に縮めても持て余す広さになりそうです。

自分は宇宙戦だと被害が際限無くなるので、地上を太陽の表面温度と同じにする質量弾も駆使した全力の殴り愛は避ける傾向に行くのではないでしょうか。
技術の発展で惑星より恒星の需要が高くなれば、地上戦を無視できる様になるでしょう。
惑星に拠る内は地上制圧はそれなりの比重を占めると思います。

449名無しさん:2012/11/09(金) 19:18:02
>>442
原作のアルテミスの首飾りを砕いた氷塊アタックで全て台無しになっている。
とは言え、食らえば核以上の被害を出す質量弾対策はされていて当然ですね。

450名無しさん:2012/11/09(金) 22:50:38
銀鬱世界は、植民地獲得競争時代に類似した情勢と想定していました


植民地の変わりに未開拓・未発見の星系や銀河が獲得競争となると

だから、多少の偶発的な小競り合いは発生するものの大抵は外交交渉で決まって、重要な星系とかは限定的軍事衝突が発生する
だからこそ重要になるのは、外交交渉で有利にするために艦隊決戦で勝利して、他勢力の介入の前に有利な条件を獲得すると。

451名無しさん:2012/11/10(土) 20:22:20
植民地獲得競争は銀河連邦時代の情勢ではないでしょうか。

ちょっと妄想
銀河連邦末期には植民地獲得競争が激化。
過熱する競争は銀河連邦加盟国間で深刻な対立を生み、武力衝突が頻発するようになる。
その頃、銀河連邦政府は加盟国家間の戦争を調停できない有名無実の存在となっていた。
連邦の軍人だったルドルフが連邦の停戦命令に従わない国家を海賊とし、殲滅する強硬策を取り、航路と流通の安定化を一部とはいえ取り戻す。
力を付けたルドルフは連邦内で大きな影響力を持っている枢軸と日本の排除を計画するようになる。
長い経済停滞からルドルフに対抗出来ないと判断した日本は大遷都を決行し、銀河連邦から姿を消す。
枢軸はルドルフに迎合する派閥と対抗する派閥に分裂。
迎合派はその後、貴族の地位を与えられ帝国の中枢を担い。対抗派はルドルフの死後、攻勢に出るが迎合派に敗れ殲滅される。
殲滅を逃れた対抗派の一部が辺境に逃れ、フェザーン、同盟の基礎を築く。

452名無しさん:2012/11/10(土) 21:08:39
>>451
銀河連邦が深刻な内部対立で武力衝突を起こしているなら、連邦軍というのは存在してないか可能性の方が高い
それに憂鬱世界からの流れだと銀河連邦は国際連盟モドキの調停機関で国家権限を持っているとは考えにくい

それなら、地球連邦も銀河連邦も巨大すぎる列強諸国に対抗するために呉越同舟的に成立したとする違和感がない
連邦末期に何らからの原因で銀河連邦が列強と接触不能になって、それを原因として政情不安が発生して、
紛争状態を軍閥の一派であるルドルフが他軍閥を討伐して帝国を建国
そして過去は都合よく抹消
生き延びた軍閥の一部が、原作で同盟領とされている地域へ逃げ延びて現地勢力を襲撃・併合・討伐して自由惑星同盟成立
そして軍閥一派が権力の中枢になると

地球連邦・銀河連邦・銀河帝国と自由惑星同盟を地球時代のように(本編の情勢又本編の未来のように)
数ある国家のうちの一つの国史の方がいいかもです

453名無しさん:2012/11/10(土) 21:28:59
自分的には銀河連邦を幕府でイメージしていた。

自分の妄想は
日本=開拓が一段落した後は、市場の急拡大こそない文化と生産の質が飛躍した江戸時代的な停滞期に入る
枢軸=多くの植民地を獲得したが、開拓が追い付かず、貧富の格差の拡大、社会矛盾が大きくなり、フランス、スペイン、イタリアなどの旧国家に分裂しつつある
連邦=調整機関として日(英国はほぼ吸収されました)枢の話し合いで作られる。人類圏の拡大が予想以上に早く、列強の手から完全に離れるよりは多少なりとも影響下におくために作られる。
中立的な立場を貫く名目で独立した軍事力と経済を謳い文句にしているので、申し訳程度の連邦領、連邦軍を持つ。
財政は列強の掌の上に過ぎなかったが、徐々に独立性を高めていった。

454名無しさん:2012/11/10(土) 22:30:03
>>453
幕府的なイメージなら451の流れはありですけど
そうなると日本などの勢力は奥州越列藩同盟か蝦夷共和国が逃走して存続した感じでしょうか


内郭国家連合(日英露や東南アジア・北欧とか)・欧州枢軸(独仏伊など)の勢力や
その他独立勢力に銀河帝国と自由惑星同とかで接触不能宙域が500年近く続いていたのが
原作頃になって接触不能宙域がなくなって多くの勢力と再接触とか…大騒動になりそうです

455名無しさん:2012/11/10(土) 22:58:26
物語としてみると楽しいよね。
枢軸系国家もペルセウス腕方面に生き残ってたりするのもあり得ないではないですし。

456名無しさん:2012/11/10(土) 23:31:23
ハプスブルク家、ホーエンツォレルン家、サヴォイア家、ブルボン家「我らの時代クルー?」

457名無しさん:2012/11/10(土) 23:37:46
そういえばブルボンの血を引くものが日本に亡命するって話どっかになかったっけ?

458名無しさん:2012/11/10(土) 23:44:19
ダライラマは何十世になるのだろうか
ブルボン家はスペイン王家だけなのか、フランスも王家復活もあるのでしょうかね
復興とはいえロマノフ朝といい宇宙時代というイメージがなくなってしまうw

459名無しさん:2012/11/10(土) 23:54:08
銀河帝国「全人類の統治者(キリッ」

大日本帝国、ドイツ帝国、フランス王国、
イタリア王国、ドナウ帝国(ハプスブルク家)「黙れ」

銀河帝国「」

460名無しさん:2012/11/11(日) 00:28:42
大英帝国とロシア帝国を忘れないであげてください
一応デンマーク王国の王家も欧州一の最古を誇りますし

461名無しさん:2012/11/11(日) 01:02:57
憂鬱デンマークはハードカレンシー出来てる状態なんだろうか?

462名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/11(日) 11:35:12
夢幻会@StarWarsの続きが よ う や く できましたが、
前回の投稿時期が時期だけに覚えてらっしゃる方がどれだけいるか……

拙作がオワコンになっていない事を確認できたら投下します。

463フィンランドスキー:2012/11/11(日) 11:41:50
ネズミーが色々チャチャを入れてくる前にageちゃいましょうよっ!

464名無しさん:2012/11/11(日) 11:56:12
たぶん帝国初お披露目になるだろう某AATと逃亡反乱軍の様子が気にならない、
などというとでも思ったか!ww

465名無しさん:2012/11/11(日) 12:43:30
Gの様な何かの大部隊を嬉々として指揮するヴィアーズの勇姿を見たくない人はいないと思うなあw

466名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/11(日) 15:48:52

では、続きの投下を開始いたします。

>>464-465
申し訳ありませんが、今回は地上戦=┌(┌^o^)┐の出番はありません。
現在、どのあたりに捻じ込むか検討中です。

467名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/11(日) 15:49:24

 ――――敵の敵は味方
            ――――古い諺


      Utsu Wars Episord Ⅳ 後編
           〜討伐する者、される者〜


 銀河帝国の政治は、皇帝を国王、モフを領主と言い換えれば、
勿論領主の独立性や国王の権限にやや違いはあるものの、気が遠くなる程昔に形作られた封建制に少し似ている。

 銀河皇帝が帝国の頂点に立ち、その直下には帝国軍を率いる大提督や提督、さらに全銀河レベルの様々な機関があり、
さらに各セクターや星系を治めるモフ(総督)、その中でも特に広い領域を与えられるグランド・モフ(大総督)もいる。

 パルパティーンが最初にモフという階級を作った時、彼らに与えられていた権限は任された領域の行政の監視、
官邸の保安、領域の秩序維持に必要な幅広い権限と、また要人警護のためのストームトルーパー部隊の指揮権だったが、
銀河におけるパルパティーンと彼の配下の勢力が強まるにつれてその権力はさらに高まっていった。
最終的には、モフたちがその担当領域内ですべての軍事力を動員させることができるようになったのである。

 加えて彼らに与えられた任務は秩序の維持、政治腐敗の防止、法の施行を始めとする漠然かつ曖昧としたもので、
それらはモフ本人によっていくらでも拡大解釈が可能なものであった。それでも分離主義勢力の脅威がまだ残っていた時代は、
市民も彼らが権力を振るう事を必要悪としてある程度許容している面があった。しかし、それが過去のものとなると、
大軍の指揮権を始めとする強い権限による緊急事態(主に反乱、テロ)への対応力というメリットよりも、
モフが自分の地位・権力の維持、帝国中央のお偉方のご機嫌取りなどのために権力を濫用し出すという弊害が、
今までに無く目立ってきたのである。

 そしてそれが、モン・モスマを始めとする反皇帝グループ(後の反乱同盟軍)によって色濃く縁取りされ、
以前からあった帝国の政治手法への反感、そしてそこから上がった反乱の火の手を各地に広げていったのだ。


 よくこの「反乱時代」が、銀河皇帝と反乱軍の戦いであるかのように語られる事があるが、
それは半分は間違いで、半分は各地のモフと反乱軍の戦いである、と言う事もできるかもしれない。
実際、反乱軍と戦った帝国軍の多くが、その宙域におけるモフの統括するものだった。

 その中でも最も高い軍事力を持っており、最も優れた戦略眼をも備えていたと言われるのが、
帝国の中で知らぬ者は1人もいない、グランド・モフの中のグランド・モフ、ウィルハフ・ターキンである。

468名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/11(日) 15:49:58

「提督、反乱軍の輸送船が惑星から脱出しています。ざっと計算させましたが、
 本艦隊が敵船団に追いつく地点はこの、小惑星帯の外縁部になると思われます」

 反乱軍が基地を建設していたバレンズ星系へ攻撃を仕掛けていた、
ターキン率いるデス・スターとミスティック・ドリームを基幹とする攻撃艦隊は、
圧倒的不利を悟って脱出を始めた反乱軍の動きをキャッチしていた。

 ミスティック・ドリーム艦長ロース・ニーダは、
ブリッジのコンソールにデータを示して艦隊司令アントニオ・モッティの指示を仰ぐ。
それに対し、モッティはデータを見ながら即座に脳を回転させた。

(エピソードⅤが示す通り、大型艦で小惑星帯での追撃戦は失敗フラグだし……
 いくら原作に無い戦いとはいえ、そんな非効率的な事をする理由も無いな。
 しかし本音を言えば失敗してくれても構わないのだが、帝国としては少し困るか)

 しばしの思考の後、モッティは口を開く。

「戦艦は惑星地表の制圧に専念し、輸送船の追撃には戦闘機を何部隊か出せ。
 船団は小惑星の密度が濃い所に追い込むんだ。無理をして撃破する必要は無い。
 小惑星帯で相手の動きを乱してやれば、後は小惑星が勝手に片付けてくれるだろう」

「了解!」

 ニーダ艦長が即座に追撃戦闘機隊の編成と、敵の脱出を受けての惑星制圧部隊の再編を連絡する。
そのきびきびとした動作をよそに、自分も悪役が板に付いてきたかとモッティは自嘲した。
しかしその笑みは、ニーダを始めとするブリッジクルーには、彼の自信の表れのように見えていた。

469名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/11(日) 15:50:36

 荒野の惑星に到着したスター・デストロイヤー艦隊から、揚陸艦と戦闘機が発進していく。
前者の目標は惑星に残されているであろう反乱軍の建設中に放棄された施設、そして後者は、
大慌てで物資を積み込み惑星から脱出した反乱軍の輸送船団だった。

 惑星降下部隊は酷寒の惑星ホスで鍛え上げられた機械化歩兵4個大隊、
追撃部隊は帝国軍の最新鋭戦闘機であるTIEディフェンダーが4個飛行隊(48機)―――
これもまたホス星系の小惑星帯で訓練を積んでいた―――という強力極まりない陣容。

 施設はそもそも兵員が1人も残っていなかったため、
電子機器や防衛用兵器が無い事を除けば大部分が無傷のまま確保され、
また艦隊の反対方向へ全速力で逃げていた輸送船団が補足されるのも時間の問題だった。
戦闘機並に早い輸送艦などない。ミレニアム・ファルコンとかいう例外もいるが……


 帝国艦隊が、戦闘機部隊から輸送艦を補足したという報せを受けたのはそれから間もなくだった。
その直後、艦隊の強力な通信装置が敵味方の通信をまとめて受信、傍受する。


《イエロー13より各機、「黄色の巣」を展開せよ》
《イエロー4了解、展開します》

《サベージ3、ケツにつかれた!振り切れない!》

《正面に小惑星!!取り舵一杯!取り舵一杯!》
《ウ、ウワーッ!》

《ジーン、俺が囮になる!お前だけでも逃げろ!》
《ジャン・ルイ!?無茶をするんじゃない!》

《3番艦がアステロイドに衝突!ひでぇ、竜骨がへし折れてる!》

《シュトリゴン・リーダーが敵艦前方に回りこんだ、誰か挟み撃ちにできる奴はいないか》
《アレクト1了解、俺に任せろ。オーバー》

470New ◆QTlJyklQpI:2012/11/11(日) 15:50:39
>>462 GoGo!

471名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/11(日) 15:51:11

 モッティはそれを聞きながら、まるで反乱軍アンチの書いたSSみたいだな、と独り思っていた。
しかし、討伐する者、される者の関係というのは、得てしてこうなるものなのだろうとも思った。


「提督、デス・スターより極秘入電です。今転送します」


 一定の秘密情報も扱える上級士官がデータパッドに入電を転送してきたので、
モッティは気を取り直してそれに目を通す。そして、目を通した後、自分の目を疑った。


『"エリアTR−T"が反乱軍の襲撃を受けた。作戦終了後、直ちにデス・スターへ出向されたし』


 それがデス・スターからの極秘入電――グランドモフ、ターキンからの直接のメッセージだった。
"エリアTR−T"、ターキン一派、すなわち夢幻会が設置した秘密研究施設が攻撃を受けた、という報せを受け、
その一員であるアントニオ・モッティはどっと疲れに襲われた。そして思い知ったのだ。


(これが"ルーカス補正"って奴か……!?)


              〜to be continued〜

472名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/11(日) 15:51:42

久しぶりの続きでした。今回は反乱軍がボコボコにされてましたが、
次回はその反乱軍が活躍するかと思われます。ベネディクト16世(違)もそろそろ動きます。

なお、モブキャラや艦名、部隊名などに困った場合、
色んな所から引っ張ってくる事が多々ありますのでご了承下さい。

473New ◆QTlJyklQpI:2012/11/11(日) 16:11:25
orz・・・・・途中で遮って申し訳ない・・・・。

474名無しさん:2012/11/11(日) 16:15:18
お疲れ様です、まさかのエスコン……トップエースはメビウス、ガルム、スカーフェイスとかですね


そういやホバがベイダー相手に戦い、互角に渡り合ったって聞いたが……だから逆襲でかなり尊大な言動出来たんだ

475名無しさん:2012/11/11(日) 20:05:00
>>461
デンマークといえばアイスランドやグリーンランドはどうなるのでしょうか
本編でアイスランドは軍事拠点化するらしいですけど
グリーンランド・フェロー諸島も銀鬱世界でもデンマーク王国のままなのか、完全独立なのか

他の少数民族とかの扱いはどうなっているのでしょうかね
自然同化で消滅していたり、列強の統制が弱まったことがある設定なら独立騒動を起こして分離したあげく
結局ルドルフによって抹消されていそうですが

476ひゅうが:2012/11/11(日) 20:26:29
>>475
お久しぶりの中長編板です。
アイスランドは21世紀現時点での人口30万ほどだそうですので銀鬱世界で存続は厳しいかもしれませんね。
なお、ここ1週間の試験週間の後に久しぶりの銀鬱世界ネタ投稿を準備中であります。

477名無しさん:2012/11/11(日) 22:13:15
>>476
ひゅうが氏のSSを楽しみにしています
それにしても最近銀鬱ネタSSがなかったもので

アイスランドは他の北欧諸国と連合でしょうか
他の北欧諸国も銀鬱世界まで存続するには厳しそうですから、北欧諸国の連合国家である北欧連合なんてものの
構成国家としてならあり得るかも

478名無しさん:2012/11/12(月) 12:27:09
>>474
ヴェイダー卿は飛んだり走ったりは(フォース持ちにしては)苦手そうですから
飛び回るホバ相手はキツかったんでしょうね
ジャンゴもジェットパックさえ故障しなければ…

479名無しさん:2012/11/13(火) 22:08:57
銀英伝は人口激減が大きな謎でしたが、星界の紋章もアーヴはさほど人口増加していないのがふと思った疑問
アーヴ帝国建国時の人口が約30万人程度で、約950年後の原作開始時期で2500万人程度ですから人類社会を統一しようとするわりには
少ない人口増加率
人工子宮で出生をコントロールできならもっと増加していてもいいと思ったのですが…それこそが原作で言われている傲慢で無謀な性質なのかもしれませんが

それと居住船はさほど大きくなく帝宮ですら20万人しかいませんけど、宇宙を居住地区にするならもっと大きな都市船を建造できそうですけど

480名無しさん:2012/11/13(火) 22:30:38
宇宙空間を押さえておけば、地上世界が反乱起こした所でどうにでもなるって言うのが星界の考えなんでしょう
下士官はアーヴじゃなくてもいいわけですし、地上世界出身の青い髪を持たないアーヴとかもちらほらいるようですから人口は増やす理由がないのかも
まあ、そもそも人口増やせといって這いわかりましたって応じるとは思えない、アーブという人種のひねくれかたもあるでしょうねぇ

481名無しさん:2012/11/13(火) 22:49:04
>>479
銀英伝の銀河帝国の医療水準は、たぶん20世紀後半の地球上の先進国より低いと思う。
銀河連邦末期のそれより遥かに後退しているとしか思えない記述があちこちに見られる。
せいぜい、21世紀地球の後発途上国レベルなんじゃないかな。
そして、「新生児死亡率が高いなら出生率が高くなり、人口爆発が生じるはず」と言う21世紀の地球の常識も、
銀河帝国には通じないと思うんだ……。

482名無しさん:2012/11/13(火) 22:53:55
まあ、医療技術的に見ると作品が書かれた時代が時代ですから

483名無しさん:2012/11/13(火) 23:09:21
アーヴの創生時から200年後には、30人から1000人と爆発的に増えている割にはその後の増加はさほどではない
やっぱりアーヴも危機がないとそんなに増加しないということですかね


>>481
銀英伝はパンデミックだったり宇宙規模の自然災害とかいった人間以外を原因とする大量減少の方がありえそうと思ったり

484名無しさん:2012/11/14(水) 00:42:55
ガンダムでMSの説明書が紙だったのと同じようなものか

485名無しさん:2012/11/14(水) 01:10:01
ミノ粉あるからそっちは電子機器を極力使わない方向にもっていったとかこじ付けられるが、銀英伝はもう作者の無知さ加減としか。
高度な文章力を持つが、著しく偏った知識や思想で間違った方向に全力突撃するのは森鴎外と同じだ。

486名無しさん:2012/11/14(水) 01:14:44
>485
あと電子機器だとバッテリー切れとか故障の可能性がつきまとうので
マニュアル類であるなら紙媒体のものを用意するのは自然。

487名無しさん:2012/11/14(水) 01:31:01
紙の延長線上にあるものが出来ない限り紙媒体は消えないでしょうねぇ

488名無しさん:2012/11/14(水) 10:01:20
ゲームの攻略で、攻略wikiをPCで見ながらするよりも。
紙に印刷したほうが見やすいですからね。

489名無しさん:2012/11/14(水) 11:03:50
経費削減といって、マニュアルを電子化した結果、
使いにくいと言ってみんなが印刷したモノを持っているわが社のようなものだな
そして、査察で見つかって問題になり全部破棄させるも、半月後には元の木阿弥

素晴らしきは現場を知らないバカの、やったつもりになった経費削減

490名無しさん:2012/11/14(水) 11:44:50
韓国が日本は紙の教科書使ってると馬鹿にしてたけど紙に書いて勉強しないと
覚えないってのもあるから一概に否定できるもんでもないよね

491名無しさん:2012/11/14(水) 16:09:18
電子情報はEMPにも弱いしね。

492名無しさん:2012/11/14(水) 16:25:51
電子情報は紙の信頼性に勝てない

494名無しさん:2012/11/14(水) 18:02:40
紙媒体の方が覚えやすいですし、書き込みもできますし何より長期間保存できますしね
電子情報と比較する欠点は、情報検索の際に大変ですし情報整理が大変。

銀英伝は比較的紙媒体も使用されていましたが、星界ではあまり使用されているのを見ませんでしたけど
星界で使用されている思考結晶は便利そうですから、あのくらいの技術があるなら紙媒体は不要にならなくても減らせそうです

495名無しさん:2012/11/14(水) 19:13:23
紙媒体は適度な照明が必要なくらいで
電子媒体のように対応した読取装置が
いらないのも、メリット

496名無しさん:2012/11/14(水) 19:57:27
電子情報の問題の一つがハードだよな。
記録するときに使っていたハードが生産終了や部品の在庫が尽きたらもう再生ができなくなるし。

497名無しさん:2012/11/14(水) 20:08:00
普遍性が電子情報にはないなないな。かといって紙も劣化するわけだが。
人類が使ってきた媒体で最も長持ちするのは石版だな。

498名無しさん:2012/11/14(水) 20:23:10
紙媒体は技術の進歩とは基本的に無関係でいられますけど、電子媒体の場合技術の進歩をもろに受けますからね
例え良いハードを開発してもその後さらにもっと良いハードが開発されたらまたやり直し

情報検索で電子媒体を使用して、そこから詳しく調べるのに紙媒体を使用するのが今のところ一番いい方法

499名無しさん:2012/11/14(水) 20:38:42
小型の電子辞書はあんがい使えたりする

500名無しさん:2012/11/14(水) 21:30:04
石版って彫り込みの深さがそのまま寿命になるんでしたっけ?
微細加工だと実現できないですよねぇ

501名無しさん:2012/11/14(水) 22:25:41
石版なら数百年、数千年耐えられる。
ある意味最高の記録媒体。

502名無しさん:2012/11/14(水) 22:27:20
転生で地味に気になるのは食事環境
同盟は英国面、米国面が強く質より量の世界だろうし、前世の食事を再現した所で受け入れられる社会情勢にないだろう。
同盟=一部の好事家が頼む程度、布教は十年単位で掛かると思われる。
原作で金髪の支配があっさり進んでいた事を考えると国民の大半は帝国農奴と五十歩百歩かそれより低い生活水準の低所得層かもしれない。
同盟低所得者が帝国農奴よりマシな点は金持ちの無道を訴える事が出来る以外にないかもしれない。
帝国=一般大衆は美食どころじゃないだろうし、貴族に売り込む以外に選択肢がない

503名無しさん:2012/11/14(水) 22:31:10
理論上数億年はもつCD並みの記録密度を持った電子記憶媒体を日立が開発していたような…
ttp://www.itmedia.co.jp/news/articles/1209/24/news066.html

504名無しさん:2012/11/14(水) 22:32:32
そんなに長期保存がしたいんなら、タングステンの塊にでも文字を掘り込んどきゃいいんだ。
スレチになった来たから、そろそろ記憶媒体の話は止めとこうぜ。

505名無しさん:2012/11/14(水) 22:52:17
そのこともあって石版は保持情報量に於いて圧倒的に他の手段に劣ってるのがなんとも。
情報密度がろくに上げられないからほんとに僅かな量しか保存できない。
やっぱ紙サイコー!ということで。

506名無しさん:2012/11/14(水) 23:39:38
記録した紙をラミネート加工するとかすれば、更に伸びるんじゃね?

507名無しさん:2012/11/15(木) 00:10:42
>>502
夢幻会にとって食事環境だけでなく、文化・娯楽・価値観・生活習慣etcと全くといっていいほど同盟にしろ帝国にしろ受け入れられないでしょう
かといって積極的にかかわって変えていくことにも大変ですし、そもそもその必要性を感じられないかも
辺境星系に夢幻会とその賛同者で移住して、自分たちにとってすごし易い国?を創っていくかと
原作開始時期より世紀単位で必要そうですし、それをやると銀鬱伝と何が違うか疑問に

508名無しさん:2012/11/15(木) 14:03:15
「流星たちに伝えてよ」という漫画を思い出した

月と地球の間を渡る旅客シャトルが自己で沈む、と言う事件が起こり
ある人はその爆光の輝きを見ながら友と語らい
ある者はその爆光の輝きを見上げて将来を誓い
ある少年はその爆光の輝きが見せた光景により憧れの人への想いを打ち砕かれ・・・・・・
そしてその後も彼らは生きていく


十年後、残骸の中からひとつの手帳が発見される
それはシャトルに乗っていたジャーナリストの手帳
「最後の時」が迫る中電子機器は水にも衝撃にも弱い、だからこの紙の手帳に最後のメッセージを残そう
そして女の子たちが、若い夫婦とその子供が、出張に来ていた男が、アテンダントの女性たちが、そしてジャーナリストがそれぞれに言葉をしたためる。

家族への感謝を、そしてひたすらな愛を

すっげ泣かされました
作者が吉沢やすみの娘婿と知った時はまた驚いた

509名無しさん:2012/11/15(木) 20:35:06
>月と地球の間を渡る旅客シャトルが自己で沈む、と言う事件が起こり

一瞬、シャトルが自殺したのかと思ったじゃないか

510名無しさん:2012/11/15(木) 21:13:47
>>509
色々と台無しだから責任とって自沈しろ

511名無しさん:2012/11/15(木) 21:56:12
夢幻会が同盟に転生したら
嶋田「米国以上の格差と要職の世襲化か…」
近衛「最低賃金の引き上げ、保険、選挙制度の改革は他の議員、企業の反対に遭い頓挫…」
南雲「クーデターを起さないとやっていられないな」
辻「イゼルローン陥落による帝国遠征の阻止は難しい状態です」
嶋田「これで風前の灯だった金髪の政治生命も息を吹き返しますね」
近衛「同盟は我々の手に負える大きさではなかったか(嘆息)」
山本「こんな物を見ていれば金髪を眩しく見えるのも無理はない」

会合に参加していたヤンは同盟とは何か民主主義とは何かで酷く苦悩する事になる。
ヤンは清濁併せ持ち真面目に同盟を立て直そうとする大人達を見て、金髪への過大な評価が無くなる。
同盟再建は日米戦の難易度(ルナティック)がハードモード見える難しさかもしれない。

512名無しさん:2012/11/15(木) 22:07:43
>>511
いや夢幻会が同盟に転生しても改革しようとする理由がない
原作でもローエングラム朝が成立しても戦争ばかりで地方に影響力があったとは思えませんし、恒星間交通事情も有力星系なら
それなりに整備されていても辺境星系なら整備されていそうにもない
建前として自由があって、各星系ごとに自治権があるなら戦争とはあまり縁がない星系に引きこもって細々とやっていても問題ない

夢幻会のバタフライ効果で後に面倒事に巻き込まれそうですし、下手したら夢幻会自治星系と同盟と帝国の三者対立なんて発生して

513名無しさん:2012/11/15(木) 22:44:02
細々とやるは同盟の政治体制だから出来る事で有り、帝国の政治体制になったら難しくなると思います。
同盟と帝国の両属の形はあの金髪の坊やの逆鱗に触れ、いらぬ討伐を招きそうです。

細々とやるにしろ星系の引篭もりは、続く続かないが胸先三寸になる帝国相手だと通用しないのではないでしょうか。

514名無しさん:2012/11/15(木) 23:27:13
原作で同盟政府講和後と解体後、各星系には放置状態でしたしエルファシル星系独立後も目標はヤン艦隊だけ
どうもラインハルトは中央を抑えれば終了という考え方なのか地方はよほど交通上の重要地でない限り放置です
新帝国も長く続きそうにもないラインハルト個人的能力に頼った独裁体制
ラインハルト死亡後消滅か、仮に生存していても経済破たんで消滅
両属しなくても原作での多くの自治星系と同様に沈黙を保っておけば、数ある星系の一つという認識かそもそも知られていない可能性もある

515名無しさん:2012/11/15(木) 23:46:58
銀河連邦から銀河帝国になった際、人工・領土が大幅に減ったのは銀河地図を無くしたからではないのかなと思えるくらいですからね。
惑星の新規開拓なども活発ではないようなので、どこかの星に移住していたら数百年単位で発見されないのではないのかな。

516名無しさん:2012/11/16(金) 01:01:07
言ってはならないことかもしれませんがここはラインハルトの扱いがキビしいですね

原作で優遇されまくったから、という意見がありますが個人的にはヤンのほうが「気色悪い」
作者の分身というか「メアリー・スー」みたいな存在だから仕方ないのかもしれませんが
現実世界に存在してたら「大躍進政策」とかに嬉々として参加・・・はしないまでも大喜びで肯定したり
永○洋子の参謀として知恵振るったりしそう

517名無しさん:2012/11/16(金) 01:48:40
>>516
ヤンは政治から逃げて、軍事的なものでしか立場を得なかったからじゃないか?
政治的立場やらなんやらは原作でも逃げっぱなしで、その辺りは散々叩かれてもはや言う価値もないし。
軍事的なものはまあ、どこの三国志だよって言うものばかりで、ヤンと戦うと相手が無能になる補正があるとかどうにもならん。

それに比べると、ラインハルトは色々と権力やらなんやらと絡む立場だったから、いろんな部分で厳しく言われるのも当然だと思う。

518名無しさん:2012/11/16(金) 07:46:11
憂鬱日本ぶち込んでつえーしたいんだから、主人公組みこき下ろすのは自然だろう

ってだいぶ前に思った

519名無しさん:2012/11/16(金) 09:12:46
まあただでさえヤンもラインハルトも叩かれる要素いっぱいだしな

520名無しさん:2012/11/16(金) 09:13:52
オリキャラ持ち上げるために既存の主人公貶めるのは「あの少年」を「三番目」に
おいやったピンク教団(監督&脚本家夫婦)に等しい行いと断じる

521名無しさん:2012/11/16(金) 10:00:00
称賛しかされない人間ってのも気持ち悪いから欠点は必要だと思うけどな
そこを叩くか魅力の一つと見るかは人それぞれだろうが

522名無しさん:2012/11/16(金) 10:27:05
「魅力ある欠点」ってのが難しいんですよね
「天然」と「空気読めない」の書き分け難しいし
例えばギアスのスザク
良く見れば「一途で理想を信じ決して諦めない」悪く見れば「頑固で現状を理解しようとせず他者の忠告や意見を受け入れない」

523名無しさん:2012/11/16(金) 11:00:35
>>520
原作のラインハルトとヤンに欠点が無いというならそれもある程度は通じるけど
実際は問題だらけのキャラだったし・・・

むしろオリキャラでようが既存主人公を称賛しかされないキャラとして他キャラを貶める方が
負債に等しい行いだと思う。
欠点は欠点として素直に認めなきゃ。

524名無しさん:2012/11/16(金) 11:11:44
>>523
その辺は同感です 長所のみを賞賛するのも欠点のみを攻撃するのも拙いです

ただここでのラインハルトの扱いが彼の長所を無視し欠点と悪い部分だけを
ピックアップしてるように感じるもので

まあわたしがラインハルト贔屓なのが大きな理由なのでしょうが

525銑鉄:2012/11/16(金) 11:35:30
>>524
ラインハルトの長所というと
 天才的戦術指揮能力
 既存の思考に囚われない柔軟な発想
 上記の能力から来る高い軍事戦略能力
等だと思っていますが、ここのネタ等では上記の長所を熟知していおり、かつ国力が上の国家の人間が
短所である国家的な視点の戦略観の欠如を徹底的に突いて上記長所を封殺しようとした結果の話な訳で
ああなるのは仕方ないのでは無いかと。

ぶっちゃけ、その人間の長所、短所を神様的な視点で把握してかつ国力が上の連中(夢幻会)が敵に回った時点で
それをひっくり返すのはとてつもなく困難でなはいかと。
本編のアメリカの様に圧倒的な国力を持っていればそれらの事は国力差で何とか出来るでしょうが、国力も下となると
もう詰みでしょう。

526名無しさん:2012/11/16(金) 11:41:08
>>525
ですよねー
良いも悪いも本人以上に把握されてしまってますからね
あとは・・・・・・実は能力もメンタルも作中最強なキル坊が生きていれば
「滅ぼされるのを回避できるかもしれない」程度ですね

527名無しさん:2012/11/16(金) 12:09:33
キルヒアイスは途中で死んだからひょっとしたらラインハルトに欠ける
政治政略能力長期的な戦略能力を持っていたかもしれんが
原作じゃ発揮されること無かったしなー

あと夢幻会は自分が不利になるような分野で戦おうとはしないだろうし

528名無しさん:2012/11/16(金) 12:25:09
ラインハルトは前線指揮官として勝利を追及してるならとても優秀。
これは、ここの人たちもほぼ全員が認めてると思う。
(内政)政治家、(外交)政治家、国のTOP、個人的な面になったときに
戦争で勝つ以外に選ぼうとしないから戦争屋以外の面からは否定せざる得ない。

529名無しさん:2012/11/16(金) 12:51:15
古代ローマ帝国崩壊後の大ヒャッハー時代の欧州に相当する帝国と同盟と比較して、古代ローマ帝国後も古代ローマ帝国のチートを全て継承して尚且つ魔改造を繰り返している銀鬱日本陣営という対比


いくらラインハルトが前線指揮官として優れていても大ヒャッハー時代のモヒカン軍団として優れているというだけで、そこに魔改造チート国家が登場したらどうなるのかは最初からわかっていること

530名無しさん:2012/11/16(金) 13:20:13
>>522
視聴者は主人公かそれに近い視点で見ている以上
主人公の忠告を受け入れないというのは欠点が強調されやすいからな

531名無しさん:2012/11/16(金) 13:44:49
まあスザクは、ギアスの日本の状態だと、
ブリタニアから独立するよりまだスザクのようにブリタニア内での立場を上げる方が現実的という見方も出来るから、
騎士団の勝利も、それこそ戦略を戦術で覆すなんてってルルーシュがよく言っていたように、
戦略を戦術で覆すようなものだし、ギアスなんて反則技の存在を知らなければ理解出来ないこともない。
あの世界の日本は現実日本の地勢に加えてサクラダイトという資源地帯、
他のエリアは反乱起きれば統治コストが割に合わないって撤退するかもしれないけど、
日本はエリアの中でも最重要地帯、ハワイのようにいずれ併合して本国化してもおかしくない、
独立は非常に難しい。
もっともスザクはそんなこと全然考えていなさそうだったがw

532名無しさん:2012/11/16(金) 15:03:20
ラインハルトはねえ
有能な部分と無能な部分が混在してるからこそある意味魅力的ではあるんですが
けれども基本的に有能な奴を引き上げると言えば聞こえはいいけれど、一度失敗したら無能扱いも割とあったからな……
ラインハルトは門閥貴族以上に貴族的なキャラクターではあったと思う

軍人としては有能だった
才能のある人物を見極めるのも優れた指揮官を見出し、政治家連中も割りとまっとうなのを選んではいた
けれど、コントロールは果たして出来てたのやら。オーベルシュタインなんて典型だし
そして、ヤン相手だってイゼルローン要塞に篭ってるだけなら、対応策には幾らでも他の手段があっただろうに真っ向対決
軍人としての思考から抜け出せない面、苛烈すぎる面などがあったのは確かです

個人的には老練な年取った有能な指揮官っていうのが精々メルカッツぐらいなのが気になったね
ラインハルト陣営の奴らって若い奴ばっか。年取った連中見下されてたんじゃないのか、って気がする

533名無しさん:2012/11/16(金) 15:46:47
あの作者の世界は基本的に年寄りは無能で愚昧で頑迷。
これが絶対法則で、その中で極稀に有能なのが出てくるっていう風になってます。
古代の歴史を賛美する反面近代の歴史はこき下ろすメンタリティ。
歴史の登場人物は賛美しても自分のじさま曾祖父様たちはばかにする人間ですから。

なので、見下している、としてもそれは愚かしさから若者の才能を理解できないか嫉妬してる、というふうにしか書かれないと思われます。

534名無しさん:2012/11/16(金) 15:49:54
軍人としての思考ってのも高級軍人としての思考より前線の戦闘指揮官の思考を優先している感じ

535名無しさん:2012/11/16(金) 17:05:00
クラウゼヴィッツの「戦争論」を無視してたりとかなり偏りあるよね、作者

536名無しさん:2012/11/16(金) 17:25:11
ラインハルトは挫折、敗北を経験していれば、欠点を克服出来たかもしれないけど、原作だと皇帝に甘やかされた苦労知らずのお坊ちゃん。本格的な失敗はバーミリオンでヤンに負けるまで知らなかったぽい。
銀鬱で原作で経験出来なかった挫折、失敗を学び恐るべき強敵に育つかもしれない。

537名無しさん:2012/11/16(金) 18:23:15
クラウゼヴィッツどころか孫子の兵法も無視していそうですけどね

ラインハルトは軍人の中でも軍政タイプではなく前線の最高指揮官として優れている
欠点はあるものの原作の時代に必要な人物は、有能な創造者ではなく全てを破壊する有能な破壊者ですから、ラインハルトはまさしく時代が求めた人物
以前にも出てきましたが挫折・失敗をして本当の意味で政戦両略の天才になってしまったらたちが悪い
原作の状況では帝国・同盟双方ともにどう頑張っても根本的な改善なんて無理
出来るのは状況を少しでも良くする改革ですけど、改革して良くしてもその場しのぎか数十年寿命が延びるだけ
結局帝国・同盟も成立の過程や根幹からして大失敗な国々ですから、完全に滅ぼすのが一番最善

538名無しさん:2012/11/16(金) 19:05:16
原作のタイミングを計った様な死に様から
有能な破壊者として勤めを果たしたから害悪になる前に嫁や重臣に暗殺か、
良いタイミングで死ぬ事で金髪(作品)を完結させた義眼の謀略疑惑
とか色々いわれている。

黄金樹は何かの間違いで生き残った壊し屋が作った国だったからああなったとか。
黄金樹の二の舞を避けたかった義眼は良い時期に壊し屋が退場(死に)、創始者に後を任せることを考えていたのかもしれない。
製造、維持向きの人材が何か違うと違和感を感じ始めた時期に金髪が退場だし、謀略疑惑が拭えない。

539名無しさん:2012/11/16(金) 20:26:08
嫁や重臣も政治的能力があるかは疑問ですけどね
口では綺麗事を言って実際に行ってみたら盛大に失敗したのは歴史的にもよくあることです
政治経験が皆無に近く理念先行ですし、その理念もゴールデンバウム王朝の反感からきているだけ

ルドルフも10年程度で破壊した後死亡すればよかったのに長生きしたから、原作の悲惨なレベル
それに外敵がいなく唯一の統一国家なんて危機感がなくなってどんなに初めは良くても腐って愚だ愚になりますし
健全な議会政治にはライバル関係の与野党がないと無理なのと同じように、健全な国家発展を目指すなら同格クラスの国家が複数ないと無理です…同格でなくても脅威レベルでも複数存在すればいいですけど

540名無しさん:2012/11/16(金) 21:08:28
統一政権として目指す所は徳川幕府か。

金髪の生前も中下級貴族、上位貴族でも金髪に身を寄せた目が利く連中は仕事が出来ればの前提付きですが取り立てています。
金髪の死は黄金樹を潰した後の賢者モード中に起ったこと。生き残って賢者モードが終われば金髪はルドルフ化していたかもしれない。
惜しまれる良い時期に金髪は死んでいる。

541yukikaze:2012/11/16(金) 21:47:00
「私人としても公人としても清廉潔白で私財を貯めることなどしない」
「カリスマがあって改革の旗手」
「有能な人材を貪欲に発掘するのを惜しまない」
「行動的であり勤勉。責任からは決して逃げない」

ラインハルトの「長所」とみられる部分をピックアップするとこうなる。
正直、この「長所」だけ見れば、理想のリーダー視されても文句は言えない。
もっとも、ラインハルトの場合は、政治家としてのマイナス面も巨大すぎて、
失格視されることも多い訳だが。

542名無しさん:2012/11/16(金) 21:57:07
でもこのスレに参加してる人間の中に最低でも一人は金髪戦狂いの無能説唱えてる人も居るよね
その人の主張が全体のそれと見られるとものすごく困るんだけど、強烈な意見ってのは目立つからw

543名無しさん:2012/11/16(金) 22:40:24
……無能ではないと思う
だが、戦狂いなのは否定出来ないとは思う

544名無しさん:2012/11/16(金) 22:46:30
金髪さんに戦術使わせたらこっちが負けるから、政略で最初から最後まで無力化しようぜってのが
夢幻会の基本方針だと思っている。

545名無しさん:2012/11/16(金) 22:49:18
スザクはうん、舞台装置だから。
ルルーシュのためのオチ担当要因というか、賢いルルーシュさんがギアスまで駆使して
どうしてあっさり目的を果たせないのかっていう理由担当。

546名無しさん:2012/11/16(金) 23:44:43
相手の有利な土俵で戦わなくてはいけない決まりでもないですし、自分にとって有利な土俵であったりそもそも土俵に上がらせないだけで
歴史的には自分にとって有利にするようにルールや法則を変えるのはよくあること

547名無しさん:2012/11/17(土) 00:07:20
銀英伝は、ラインハルトが成り上がっていく時間軸が20〜30年くらい中での話なら、そこまで叩かれることもなかったんだろうと思う。
ただ、あれは基本的にヒロイックファンタジーの成り上がりモノをSF風ラノベ(当時はこんな言葉なかったけど)でやってるだけだから、
ラインハルトをオッサンにするわけにはいかなかったんだろうけど。

548名無しさん:2012/11/17(土) 00:28:32
>相手の有利な土俵

アメリカが日本の有利な土俵で戦ってくれれば………
悪女でもゼロ戦に格闘戦でボッコになってたと思うんだ

549名無しさん:2012/11/17(土) 00:29:29
つまりフリットみたいに「門閥貴族は根絶する!」という60過ぎのラインハルトがでてくると。

550名無しさん:2012/11/17(土) 00:31:54
主人公はビュコック提督とメルカッツ提督に変更ということで
ヒロインは勿論両ご婦人方

551名無しさん:2012/11/17(土) 00:41:51
>550
ちょっと読んでみたい気もする
ただ、両提督とも最期が最期なんでハッピーエンドではないのがキズか…

552名無しさん:2012/11/17(土) 00:44:56
経済に関してはごく一部官僚を除いて理解してないことをつかれた経済戦争しかけられて、すってんてんになるのあったな
あれはキルヒアイスがいても、ブリブリ左右衛門がいてもどーにもならないっていうのには納得出来た、軍事一辺の脳筋が経済のけがわかるわけねーだろって感じで


作者が中世好きだから、なんでも出来る軍人に憧れているのは解るがね

553名無しさん:2012/11/17(土) 00:47:38
基本的に経済戦争しかけられたら気がついたときに暴力で殴りに行くタイプですからな。

554yukikaze:2012/11/17(土) 01:38:29
金髪さんは軍人として見ても非常に使いづらいキャラでもあるけどね。
誰もが認める「天才的戦術家」ではあるけど、同時に武勲にガツガツしている
(せざるを得ないという点は考慮しなければならないが)為に、ややもすると
「自分が主体となっての勝利」乃至「個人的武勲」に拘ってしまって、
スタンドプレーに走りがちだし。

統率する側とすれば、「必ず戦果を挙げてくれる有能な軍人」ではあるけれども、
同時に「周囲との軋轢を生みやすく、且つ何かあったら皇帝からの怒りを買いかねない」
存在なので、本気で使いどころが難しいとしか。

ミュッケンベルガーがぼやきたくもなるよな。

555名無しさん:2012/11/17(土) 06:37:51
金髪を一言で表すなら子供じゃね?

556名無しさん:2012/11/17(土) 11:00:56
たしか原作中に誰かが言ってた気がする >>555の「金髪=子供」論

557名無しさん:2012/11/17(土) 11:05:58
ラインハルトは前線指揮官としては天才でも、至極真っ当の国家の軍隊(近代国家)ならどうしても必要な人材というわけではないですし
天才でも性格的に癖があって結局組織としてはかえってマイナス要因にもなりかねないです
ヤンにも同様の事が言えますが、近代以前の指揮官の優劣が大きく左右するナポレオン戦争までの軍隊でなら有能な人物たちですが、
参謀本部制度のように近代国家でしかも総力戦を想定している国家の軍隊には必要性が薄い人物でもあります

戦場の英雄が存在した時代と、ヤンやラインハルトらが嫌う後方の安全圏にいる人物たちにこそ英雄か偉人が欲しい時代の差でしょう

558名無しさん:2012/11/17(土) 11:32:53
後方の方が損傷率が高い某所とかはヤンやラインハルトとかよりもキャゼルヌとかの方がほしかったりするかもしれないな

559名無しさん:2012/11/17(土) 17:31:58
>>556
たしかマリーンドルフ伯が、金髪を「天才少年」と評価していたね。

560名無しさん:2012/11/17(土) 20:22:11
だって能力は天才、心は子供だもん
大人げない行動が多いのもあるし

帝国領侵攻における焦土作戦も、あの時点でそれをしなきゃならんほど帝国が追いつめられてたわけでもなし

561名無しさん:2012/11/17(土) 20:33:32
短期的に凄い作戦が思いつくと長期的なこと考えずやっちゃうんだろうね。
若いから仕方ないところではあるが。

562名無しさん:2012/11/17(土) 21:12:40
能力は大人、心は子供!その名は名軍人ラインハルト…というわけですね
だから、キルヒアイス---やラインハルト様ァ---と叫びあっていると
そしてヤンデレ姉上によって殺されてしまうことになる

563名無しさん:2012/11/17(土) 23:37:24
ヴェストパーレには終始頭上がらなかったのは、やっぱりおかんや姉御タイプにはてんで弱かったのかな?


ラインハルトとキルヒアイスが日本から何故か贈られたコードギアスを見た後、色々悶々したり、ロイエンが悶絶したりする光景とか見てみたい

564名無しさん:2012/11/17(土) 23:54:50
そこらへんの構造が物語としての面白ポイントだけどねぇ

565名無しさん:2012/11/18(日) 00:14:07
実際のところ日本が積極的に帝国や同盟と関わり合いを持たなくてはいけない必要性が薄いのですけどね
真面な国家運営を行われているなら両国ともに取るに足らない勢力にすぎませんから
日本とアフリカの貧困・紛争地帯との関係に近いでしょうか
アフリカの紛争なんて一般的な日本人にはどうでもいいことと同じように、一般的な銀鬱日本には帝国と同盟にはどうでもいい存在
報道とかニュースでたまに情報が流れてくるなら、一部の奇特な人たちが支援団体を作ったり国連の平和維持活動に似たようなものが行われているかも
運が良ければ現在のシリアのような扱いをされるかも

566名無しさん:2012/11/18(日) 00:18:25
しかし作中事実としては金髪は戦術家ではなく優れた戦略家と評価されているんですよね。

567名無しさん:2012/11/18(日) 00:22:54
>>566
注 純軍事的な戦略に限る

568名無しさん:2012/11/18(日) 00:30:46
ヤン出てくると嬉々として戦略放り出すじゃないですか、やだー。

569名無しさん:2012/11/18(日) 00:33:39
>>557

>近代以前の指揮官の優劣が大きく左右するナポレオン戦争までの軍隊でなら有能な人物たち

つまりラインハルトもヤンもめっちゃ有能ってことじゃないですか
銀英伝世界は作者がナポレオニックな戦争描きたくて創った漫画
舞台こそ宇宙で科学も発達してるけど、中身はそのまんま近代以前ですよ

570名無しさん:2012/11/18(日) 00:47:47
指揮官が優秀云々が重要なのってそれこそ前期近世ぐらいまでじゃね?

封建軍を指揮してたらどんなに指揮官が優秀であろうと同数の国民軍にはほぼ確実に勝てないし。

571名無しさん:2012/11/18(日) 01:02:58
戦争大好きな性も近代以前の国家・領土は君主・領主の私的所有物という時代設定と考えるなら変な行動ではないですし
それに敵対勢力を一族ごと抹殺したりするのは近代以前ならよくあること

銀英伝は西暦にすると3400年くらいですから、およそ2000年近く前の価値観を有する人物たちの国家であると

572名無しさん:2012/11/18(日) 01:52:25
ガイエが参謀本部という物の価値を理解できていないだけなんだろな

573名無しさん:2012/11/18(日) 02:12:29
だって戦史研究を歴史学と一緒に考えているんだもの。
>参謀本部の価値

574名無しさん:2012/11/18(日) 08:37:04
ガイエはどんだけ悪し様に罵られようと平気だが、
ラインハルトやヤンを馬鹿にされるのは我慢できない。
不思議。

575名無しさん:2012/11/18(日) 09:08:52
ルドルフが銀河連邦末期に何を見たのかは解らないけど、奴が規格化された近代軍を解体して時代を何千年か逆行させたとか。
銀河連邦時代は工場生産された無人兵器が戦場の主役になっていたのではないでしょうか。
黄金樹の人力思想は戦争に足枷を付ける為に作られた政策かもしれません。

機械化から人力化への転換でルドルフから数代の間にどれだけの人間が死んだのか…

576名無しさん:2012/11/18(日) 12:29:52
ポル・ポトや毛沢東の例もありますから、権利闘争の際に反対派を抹殺していったら時代が逆行してしまったとかは普通にありえそうです。

もしかしたら、共産主義者でブルジュアとされている者などを反革命罪で処刑していったら滅茶苦茶になってしまったとか
そして共産党員が世襲化して貴族になったのが原作


原作のアレすぎる状況が普通の独裁者というより、共産系独裁者というイメージがあるし、現実世界からの例からも違和感ない

577ひゅうが:2012/11/18(日) 12:39:20
>>576
銀河人民共和国とか嫌すぎる…(泣

578名無しさん:2012/11/18(日) 12:56:12
>>576
そりゃまあ作者が作者だからね。あの御仁の歴史嗜好が塩婆寄りであったら、
代わりにユスティニアヌスの如き皇帝が何代も続いたゴールデンバウム王朝成立史になったかもしれないだけの事さね。

579名無しさん:2012/11/18(日) 15:58:18
ルドルフの人力主義は目的ではなく、結果だったり
連邦末期に第何次か不明ですが産業革命が発生していて、単純労働が元々機械・ロボットへと移行していた中で
さらに機械化・ロボット化して単純労働者の職場が激減して、単純労働者層・社会的底辺層を中心にして不満が高まって
その受け皿がルドルフだったと
それと農業も工場農業が主流になって、失業者が増加して貧富の格差が増大した結果が、社会的富裕層・技術者を排斥していったら
社会が崩壊して人口激減と大恐慌

それがさらなる社会不満を呼んで、各地で武力闘争・反乱が発生してそれの鎮圧と懐柔していった結果銀河帝国成立と

580名無しさん:2012/11/18(日) 19:56:05
完全に近いレベルで産業構造がロボット主体に置き換わったのを前提に、
銀河連邦末期の戦乱でロボットの生産拠点がことごとく壊滅した結果とかもありえますかね。

581名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20:00:30
夢幻会@SWの続きです。

ただし今回の話は幕間で、また夢幻会は登場しません。

582名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20:01:11

 ――――フォースと共にあれ
               ――――ジェダイおよび反乱同盟軍の合言葉


         Utsu Wars Episord 4.5
             〜フォースの縁(えにし)〜


 銀河系の中でひときわ明るく輝く、宝石にも例えられる惑星コルサント。
既知銀河系の座標軸はこの星に中心(0,0,0)を置いており、そしてかの星はそれに値する所だった。

 惑星表面には雲をも貫く超高層ビルや、気が遠くなるほど長い歴史を持つ建造物郡、
膨大な生産能力を備えた工業団地が立ち並び、惑星地下には魑魅魍魎が跋扈する混沌とした世界。

 まさに銀河の縮図とも言えるコルサントは銀河に存在する知的文明の象徴であり、
そして今は、インペリアル・センターと名を変え、既知銀河を支配する銀河帝国の中心ともなっている。


 そのインペリアル・センターの中でも、ひときわ独特な外観を持っているのが、
インペリアル・パレス―――銀河皇帝パルパティーンの宮殿であった。

 宮殿は古代のシスの寺院にも似た姿をしており、全高は3kmと、コルサントの中でも最大の建造物だ。
趣向を凝らした数々の装飾は夜間でもその光を失わず、むしろ益々輝きを増しているかのように見える。
宮殿の中心、大回廊はヴィクトリーⅠ級スター・デストロイヤーが収容できるほどで、
宮殿の最も高い塔にはインペリアル・センター全体を見渡す事のできる皇帝の玉座の間があった。


 玉座の主はそこで、彼のしもべたちに命令を下すのだ。

583名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20:02:00

(フォースの"泡"が1つ割れた……反乱軍は上手くやったようだな)


 銀河皇帝パルパティーンはコルサントの玉座で独り、自らの思惑が首尾よく運んだ事に満足感を覚えていた。
そして、銀河系に横たわるその他もろもろに関する思索に耽った後、彼の"手"に次なる指示を与える事にした。

 彼の"手"―――その中でも最も熟練した暗殺者にしてスパイ、マラ・ジェイドは、
生まれつき強いフォースを持っており、野暮ったい通信機を用いずとも思念のみで皇帝の意志を聴く事ができる。

(我が"手"よ、良くやった……では、次の任務に移ってもらうぞ)

 皇帝は、偽名を使い反乱同盟軍の内部に入り込んでいたマラ・ジェイドに事細かに指示を与える。
皇帝の強大なフォースによる洞察は、常人が考えるより遥かに複雑な計画をブロック遊びのように簡単に組み上げてしまう。
また、彼にはその複雑な計画を確実に実行できる優秀な弟子達がいた。

(タトゥイーンに強いフォースを感じる……反乱軍に近づくフォースを……
 それを助け、反乱軍がターキンに戦いを挑むよう仕向けるのだ……)

 皇帝は指示を出しながら、星空の向こうにいる"手"の困惑を感じ取っていた。
しかしその困惑も、彼にしてみれば規定事項の1つだった。


 パルパティーンの数少ない失策の1つは、グランド・モフ、ウィルハフ・ターキンが、
皇帝の持つフォースへの対策を講じるのを許した事である。彼は未開の惑星に艦隊を送り、
そこの原住生物イサラミリを使って皇帝のフォースによる洞察を半ば無力化したのだ。

 これにより、パルパティーンはデス・スターにいるターキンとその一派の動向が、
以前の1割程度にも把握できなくなってしまったのだ。勿論皇帝はターキン本人が報告する、
自らの動向などはなから信頼していない。昔からシス卿とはとかく疑り深いものだ。

 元々ウィルハフ・ターキンは皇帝の古い協力者の1人だったのだが、帝国の究極兵器デス・スター、
そしてアウター・リムの広い宙域を預かるに至ると、元来のカリスマと相まって皇帝の潜在的政敵となったのだ。

584名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20:02:37

 だからと言って、パルパティーンはすぐにターキンを切り捨てはしなかった。
彼がデス・スターと艦隊でコルサントに特攻してくれば、今のところ防御の手立ては無かったし、
皇帝は昔からの嗜好で、政争にあからさまな、不自然すぎる手段を使うのを嫌っていた。
さらに言えば、フォースによる洞察が使えないため、自然な手段を講じるのも難しかった。

 彼はターキンが皇帝に秘密で進めていたいくつかのプロジェクトについて、
皇帝の"手"を使い概要を把握してはいたものの、そのプロジェクトに対し何か干渉すれば、
「私は貴方を疑っていますよ」と宣言するのと同義であるため、行動は起こさなかった。
ターキン本人に本格的な警戒を受けるのは、皇帝の一番避けたいところだったためだ。

 そのため反乱同盟軍の旗揚げは、皇帝にとって待望のイベントであった。
皇帝はこれを知ると、(苦々しい表情の裏で)嬉々として反乱軍にスパイを送り込み、
これまで収集してきたターキン一派の情報を流して両者の対決を煽ったのだ。

 しかし、ターキン一派は皇帝にとっても、反乱軍にとっても予想以上の強敵だった。
反乱同盟軍にとって有望な人材であるギアル・アクバーをターキンから奪取する時も、
反乱軍奇襲部隊は目的こそ達したものの、モッティ提督の巧みな艦隊機動と防御砲火で少なくない犠牲を払っていた。
ターキンとモッティの艦隊、その航路や編成について皇帝から情報をリークされていたにも関わらず、である。

 より優秀なスパイの必要性を感じた皇帝は、"切り札"としてマラ・ジェイドを送り込んだ。
彼女はターキンがモー研究所とは別に建設、運営していた兵器研究所のデータを手土産に反乱同盟軍へ馳せ参じ、
研究所の襲撃作戦について的確な助言を行う事でドドンナ将軍らの信頼を勝ち取った。
そして、対ターキン戦において、アクバーに並ぶ優秀なアドバイザーとなったのである。


 皇帝は、反乱軍とターキン一派に、かつての分離主義勢力と共和国軍の轍を踏ませるつもりでいた。


 有象無象がどんなチンケな策を弄しようと、最後に勝つのは自分だ。


 皇帝はそう確信していた。

585名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20:03:17

 所変わって辺境の惑星、タトゥイーン。人が住む惑星の中でも、最も住環境が劣悪な惑星の1つ。


 その原因は、主に星系の中心にある2つの太陽、タトゥⅠとタトゥⅡに求められる。
かの2連星は、猛烈な熱でタトゥイーンの地表を焼き、かの地を長らく荒涼な土地としていた。


 ラーズ家は、この(いかがわしい類のものを除けば)楽しみの少ない砂漠の惑星で、
苦労の多い水分農場(大気中の水分を凝結させ、その水を売る)を営むごく平凡な家庭だった。

 ラーズ家当主のオーウェン・ラーズ、その妻ベルー・ホワイトサン・ラーズ、
ラーズ夫妻の甥っ子であるルーク・スカイウォーカーの3人は、今日も重労働に精を出していたのだ。

 ルークにとってオーウェンは面倒見の良い優しい叔父であったが、
一方で伝統を重んじすぎる、いわば保守的すぎる面もある事には辟易しつつあった。

 毎晩、灯りの少ない農場の上に煌めく星を見つめる青年は、
砂と岩だらけの地上から離れ、未知の世界へ飛び出したいという思いを日ごとに強くしていく。
そんな若いルークのごく健康的な願いがついに叶う、その予兆が現れたのは、幸か不幸か、
彼がラーズ家のガレージで機械いじりに熱中していた丁度その時だった。

586名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20:04:01

 惑星に跋扈するならず者対策のために導入した歩哨ドロイド、
2X−3KPRに不具合が無いかチェックしていたオーウェン・ラーズは、
モス・アイズリーの方から4本脚の妙なメカがのそのそと歩いてくるのを見て、
何だかとても嫌な、しかし根拠の無い予感にかられた。

 オーウェンは万が一のために懐にしまってあったブラスター銃の安全装置を解除すると、
そのメカが歩哨ドロイドの警備範囲の外で止まり、中から人が出てくるのを確認した。
そしてメカに乗っていた人々の服装を見て、さらに嫌な予感がした。

「何か御用ですかな?」

 オーウェン・ラーズは、ラーズ家の家長として暗に不快感を込めた声で話しかける。
メカから出てきた男―――帝国軍の士官服に身を包んだのが1人、ストームトルーパーが2人―――は、
その声に対し、こういう反応を受けるのも仕方ないか、といった仕草をしつつ話を切り出した。

「銀河帝国軍中尉、カクリコン・カクーラーです。オーウェン・ラーズさんですね?」

 茶髪(分量は寂しい)で三白眼、やや四角い顔をした男が丁寧な、
しかし明らかに丁寧に話すことに慣れていない口調で訊ねる。

「そうだが?」

「あなたの息子さんが、ベガーズ渓谷でスカイホッパーを乗り回しているのをご存知ですか?」

「ああ、事故ったら不味いから止めろと何度も言ってるんですが、あれがまた向こう見ずな性格で、
 全然言う事を聞いてくれないんですよ……それから彼は息子じゃなくて甥です」

 オーウェンは心の中で舌打ちをしながら、ルークの出生の秘密、
また惑星の外で彼を待ち受けているであろう困難な運命の数々に思いをめぐらした。

587名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20:04:47

「甥ですか、それは失礼しました。――で、最近ですね、テロリストや宇宙海賊の構成員が、
 ベガーズ渓谷などでエアスピーダーに乗っている若者を組織に勧誘しているという通報がありまして」

「そんならとっとと渓谷にでもどこでも行って無法者を捕まえるんですな」

 水分農場の主はいよいよ迷惑そうな表情を顕にする。我慢も限界だといった風だ。

「ええ、それが我々の役目ですのでそれは勿論ですが……
 ただ、保護者としてあなたの甥に、そういう怪しい連中とは関わらないように、と」

「んなこたぁ何度も言っとる!」

 不快感の小爆発を起こしたラーズを見て、これ以上話しても良い事は無いと判断したのか、
士官はこれで農場を後にする旨を伝えた。オーウェンはせいせいした、といった表情でそれを了解する。

「もし何かありましたら、モス・アイズリーの帝国軍駐在所まで通報願います」

 という、いかにもお役所仕事的な言葉を残してメカに乗り込み、
農場から去った帝国兵達に対し、オーウェン・ラーズは塩の10トンも撒いてやりたい気分だった。


(ルークをここから出す訳には行かん……帝国アカデミーだろうと、反乱軍だろうと……
 そこであいつを待ち構えてるだろう困難に、今の夢見がちで楽天的なルークが耐えられるとはとても思えん)


 彼は独りごちて、家族の待つ農場へ戻った。


              〜to be continued〜

588名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20:05:21

今回の投下はこれで終了です。

なお、帝国軍中尉が乗ってきた4本脚のメカ、
お気づきの方もいるかと思いますが┌(┌^o^)┐です。

589名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20:06:37
いかん危ない危ない…
レスが進んでも読みやすくするレス番まとめを忘れる所だった
>>582-587

590名無しさん:2012/11/18(日) 20:13:32
>>580
各惑星ごとの分業体制なら、工業惑星が崩壊したら意外と簡単に技術の維持が不可能になりますしね
農業惑星・工業惑星・鉱山惑星・商業惑星etcと分業が進み過ぎたら、交通網が何かの原因で寸断されたら
大規模飢餓が発生して暴動や食糧の奪い合いで治安崩壊とかもあり得ますし

591New ◆QTlJyklQpI:2012/11/18(日) 20:19:49
┌(┌^o^)┐の群れが戦場で活躍する日を夢見て待っているw。

592名無しさん:2012/11/18(日) 20:30:49
おつおつ
ルーカス、ディズニーに買い取られたし、安穏とSSよんでられるのも今のうちか

593名無しさん:2012/11/18(日) 20:35:30
>>588
投下お疲れ様です。
皇帝もターキン対策とっていましたか。ターキン一派には苦しい状況来たるか。
しかしオーウェン家に来た士官は名前からして転生者?見た目も一緒ぽいが。
まあ例のアレに乗っているからターキン派士官だろうけど。

594名無しさん:2012/11/18(日) 22:20:43
手の内、能力どころか性格まで完璧に近い形で把握されていれば、小細工を踏み潰せる現実の理不尽で排除するしかないですか。

ゴルゴ、ルパンなら能力、性格を完全に把握されていたら、自分で考えるのを止め神の視界から外れた誰かの頭を使って対抗するでしょう。
自分で全て出来てしまい、自分以外を頼らない皇帝の限界が夢幻会の付入る隙になっている。

595ぽち:2012/11/18(日) 23:56:25
素敵です
そんな名無し三流さんにワタクシからのぷれぜんてっどふぉーゆー
ttp://www.youtube.com/watch?v=-tBM2ZfncoU&feature=youtu.be

イギリスのファンが作ったものらしいです

596名無しさん:2012/11/20(火) 18:51:10
銀欝で日本が地球を去っていましたが地に付く民族がそう簡単に先祖古来の土地を捨てられる物か疑問が出たので、捨て去るまでを妄想してみました。

植民地の新興勢力が権利、権限拡大を求め地球の本国と対立するようになる。
植民星にいた皇族を中心に勢力が幾つかに纏り平安時代末期の様相を呈する。
地球日本と植民星日本の戦争が勃発、地球日本は植民星日本に敗れ地球連邦での影響力を急速に落して行く。
植民星と地球との戦いは地球連邦(枢軸)が内戦として処理される。
かつて日本に追いやられた黄河勢力が日本の衰退から、有色人で傀儡になる勢力を欲していた枢軸との利害が合致し、地球連邦内で勢力を伸ばし始める。
英国は植民星に敗れてから落ち目になっていた日本本国を見限ってはいたが、日米戦の絡みから切り難く、捨てる時期を計っていた。
黄河勢力と枢軸の結託、友好国の疎遠化から民族浄化の危機感を抱いた地球日本は地球上での権益放棄から植民星への移動(第一次遷都:植民星日本の本国吸収)となる。
利権確保、独立を目標に活動していた時期は良かったが内紛の危機が芽吹き始めていた植民星日本は本国を迎え入れ、弱り目の本国を叩き出したと地球連邦を仮想敵にするようになる。

597名無しさん:2012/11/20(火) 20:21:08
>>596
日本人が日本列島・地球を放棄してまで宇宙へと移民するならよほどの出来事があったとするのがいいかも
日本史で、皇族が分裂して対立まで行われなのは南北朝くらいですから皇族まで巻き込んでの対立はあまりないかも
一応他にも分裂はありましたけど、未遂か大規模になる前に沈静化していますし

エヴァのセカンドインパクトのような地球規模の自然災害などのよほどの出来事がないと国家丸ごとの移民は考えずらい
596氏のように戦乱というのもいいかもですけど


いっそのこと地球連邦成立までは銀英伝原作の流れにして、地球連邦成立後の地球規模の統合の中で日本人として保とうして
宇宙へ移民…というのも

598名無しさん:2012/11/20(火) 20:42:51
臣籍降下した元皇族が植民星で事業を興し土着。
開拓民の訴訟、紛争の調停を任されることが多く、いつの間にか植民星代表に据えられる。
植民星の利益代表として本星(本家)と対立、戦争に至る
と源平のイメージで考えていました。

599名無しさん:2012/11/20(火) 21:04:08
>>597
地球規模の統合で移動に制限を掛けるとか孤立化の方法は、連邦創立時に都合が良い様に法を整備すれば何とかなるのではないでしょうか。
枢軸も残っていれば、国是的に日本の案に乗るでしょうし、地球連邦で日本人として残るのは不可能ではないと思います。

600名無しさん:2012/11/20(火) 21:04:30
元皇族というと公爵とかですかね
各惑星で開拓が進んで、現地で元皇族・現公爵を中心にして幾つかの勢力に分かれる
そして各勢力ごとの対立が進んで、中央(日本列島)の求心力と地球での勢力が衰えてそれに乗じて各国家が日本の排斥にかかる
結局各勢力ごとの対立に勝利した惑星を中心として、宇宙に広がった日本国土の再編成が行われてその間に地球の日本も宇宙へと移住する


となると、日本本国は武士の台頭で衰退した朝廷ですかね
各惑星の勢力争いで勝利した勢力を中心にして、本国を向かいいれて再編成
武士台頭後の日本史ですが、日本が広大な宇宙に進出したなら恒星間国家に対応した国家になるまで過程で
内部対立・内紛が発生して再編成という形はありそうです
その場合でも、日本史の経験上皇族を不可侵状態にして権威化のうえ、権力闘争という形になるでしょうけど

これだけでも長い話になりそうです

601名無しさん:2012/11/20(火) 21:05:41
地球が位置的な関係(日本の宇宙植民が広がった方向が偏っていたことによる)で国境地帯の扱いになってきて
より安全で経済的にも繁栄している星系に天皇家を移したら
自然とそちらが民族的アイデンティティの拠り所になっていった

というのを考えた
遷都自体は東京遷都とかの前例もあるし、不可能ではないはず

602名無しさん:2012/11/20(火) 21:42:48
シリウス戦役は中華的な物ですし、銀欝でも勃発しているらしいです。
銀欝の流れから日本が地球から叩き出され、長江以北の勢力が台頭したとかの途中経過が有ったのかもしれません。

日本の地球脱退後の各国を妄想
ドイツ=黄河勢力を使い日本を配下に組み込もうとしたら、脅しが効き過ぎ植民地に逃げられた…
華北=長かったが再興の目処が立った。蛮夷と組んだ裏切り者(華南)の復讐はこれからだな。裏切り者の処分が済んだら次は逃げた奴等の討伐だ
華南=日本の凋落が予定より早い、ドイツと抱き合わせ華北と争わせるつもりだったが…計画を変えないと
英国=日本のように地球を叩き出され植民地の温情に縋る未来は避けたいものだ
英国、華南は植民星への本国移転、分散を計画、開発、資本の移転を進める。その際、地球連邦との軋轢からシリウス戦役が勃発する。

>>601
技術発展とかで本国が衰退するか、よっぽどの外圧がないと住民、権益者の反発を押し切れませんよ。

603名無しさん:2012/11/20(火) 22:08:41
対立すると統一したままかになるのは、交通網がどれほど整備されているかよる
各惑星を移動するのに1か月以上必要なら各地域での自治拡大とそこから発生する対立が生じる可能性は高い
移動にさほど時間がかからないなら対立せずに統一性を維持するのはさほど困難ではないでしょう

移動に時間がかかる惑星を開発して定住化する政策を行うか疑問ですけど
移動に時間が必要なら、近場を領土化しつつ不足分は小惑星の殖民を行えばいいですし
技術が進歩してから遠距離を開発すれば十分間に合いそうですから

604名無しさん:2012/11/20(火) 22:19:18
ライバルに取られる前に唾付けろになれば統一性維持より拡大を優先するかもしれません。
植民地獲得が競争になるか、速度規制が掛かるか次第ではないでしょうか。

植民地拡大を優先していたら日本が植民星に敗れ、地球連邦での凋落も有ったが本国吸収の憂き目に遭う。
それを見た他の列強は植民地拡大に慎重になるなどの変化が生じるとか。

605名無しさん:2012/11/20(火) 22:34:54
>>604
規制がかからず獲得競争になったら、小規模でも拠点を設けておき領有権主張で開発は技術発展して
経済的にも統治的にも問題なくなってからでいいのでは
獲得した土地を最初から大規模開拓して、本国と対立できるまでに成長させなければいけない理由はないですし
何より技術・統治的に問題がある中で開発を行う場合なら、費用が莫大になり対立する前に開拓する途中で経済的に疲弊する


宇宙進出の場合、月・火星金星・木星周辺の衛星と小惑星帯・土星etcと徐々に開発していけばいいですし
太陽系内だけでも開発する場所は多いです
惑星だけでなく小惑星・衛星も有力な殖民場所ですし、小惑星なら増改築をしやすいでしょうし
小惑星の開拓が行われたなら、改造した小惑星内に本拠地を移して今度はそれ事新天地へと移住と

606名無しさん:2012/11/20(火) 22:55:41
確かに人口爆発で、資源地より穀倉地が欲しいと切羽詰っていなければ、限界を超えた状態で開発する必要はないですね。
それに地球連邦時代になれば食料は工場生産が主になっていそうです。

開拓は流行、廃りが有る気がしますが、本星から片道何年も掛かる辺境に好き好んで行く物好きは数える程でそれ程多くないと思いますし、流刑地は太陽系内でも腐るほど有ります。

607名無しさん:2012/11/20(火) 23:10:44
経済の発展とともに都市化が進みますから、宇宙進出時代になれば土地不足はよほどのことがない限り起こりにくい
問題が発生するのは食料資源の供給源ですが、宇宙進出時代の技術レベルでなら農業工場で生産可能でしょう
資源供給源が問題となりますけど、太陽系内でもありますし

608名無しさん:2012/11/20(火) 23:29:33
距離のこと考えたらダイソン球作るのが先になりそうだしね

609名無しさん:2012/11/20(火) 23:49:26
エネルギーは、原子力→核融合→反物質→縮退炉という流れでしょうか
核融合では恒星間国家を成立させるのに効率が悪すぎそうです
縮退炉よりかは反物質の方が早く開発できそな気が
ダイソン球で反物質を生産という感じですかね

610名無しさん:2012/11/21(水) 07:19:52
しかし、それだと銀鬱の流れにならない。

611名無しさん:2012/11/21(水) 08:00:06
地域史ということにして、無理に世界史レベルにしなければいいのでは

地域史というなら、原作の状態も現実世界でのアフリカなどの内戦もありますからさほど変なことではないですし

612名無しさん:2012/11/21(水) 20:47:34
地域史にすると
地球連邦の勢力争いに敗れた一派がシリウスに逃れ周辺星域を開拓し勢力を広げる。
その後、シリウスと地球とで植民星争い(シリウス戦役)が勃発。
技術力、経済力、人口で圧倒されているシリウスに勝ち目は無く、更なる奥地に逃げる事となる。

地球から更に離れた星系で銀河連邦を設立、原作に至る。
銀河連邦の流れを汲む同盟、帝国の歴史では戦争の詳細は不明だがシリウスが地球に勝ったことになっている。
銀河連邦が整った時、負けた筈の相手がいないのは具合が悪いので、銀河連邦の統一戦争で敗れた勢力の過疎っているそれっぽい惑星が地球と名付けられる。

613名無しさん:2012/11/21(水) 22:01:05
人類の発祥地アフリカが貧困地帯・影薄いのと同じように、帝国・同盟領を後進地域ということで
シリウス戦役とその後の100年間の混乱とあわせて、地球の衰退に伴う内紛の時代とか

614ひゅうが:2012/11/21(水) 22:51:26
西ローマ帝国崩壊後の西欧みたいにしばらく辺境だったのをイメージしてみたのですが、その場合はビザンツ帝国+αな内郭国家連合以外にもいろいろ国家がありそうですね。
星図をみてみると辺境方向にあたるオリオン腕のペルセウス腕との連結部あたり(腕の銀河中心方向)にはイスラム帝国か唐帝国のような巨大帝国が胎動しているのかも…
…あれ?フラグがたった?

615名無しさん:2012/11/21(水) 23:57:07
イメージ的に大陸系国家群の勢力圏が銀河系中心方向で、海洋系国家の勢力圏が銀河系外縁方向ですかね
位置的に帝国と同盟は大陸系と海洋系の中間

考察する際には地図を見ながらにすると色々と想像が膨らんで面白いです

616名無しさん:2012/11/22(木) 18:24:58
地球衰退で考えられる事は
・植民星と本星の紛争
・単純に技術革新で…
少なくとも地球は、人類発生の聖地として残るから原作の状況はありえない
伊勢、アテネ、メッカのような歴史を売り物にした観光地としてそれなりに栄えそうな気がします。

617名無しさん:2012/11/23(金) 13:55:27
なんでだろう共和国末期の閣僚に夢幻会の面々が転生して大改革を断行→ルドルフが仲間つれて逃亡ハイネセンにいきつく→逆銀英伝はじまりはじまり

な展開が……まぁ、それ理想郷にあったんだがな

618名無しさん:2012/11/23(金) 15:19:12
「私は地球が好きでね、地球が欲しいと思っている。モノは相談だ。私に地球をくれないか」
ttp://ameblo.jp/yamen/image-10256703808-10177399052.html

619名無しさん:2012/11/23(金) 18:10:54
>>617
共和国は無いよ。
あるのはGU、銀河連邦。

620名無しさん:2012/11/23(金) 20:50:46
>>617
ちょっと読んでみたいのでタイトル教えてください。

621名無しさん:2012/11/23(金) 21:05:09
異聞・銀河英雄伝説かな?

間違ってたら、ごめん

622名無しさん:2012/11/23(金) 21:28:21
原作より有利な状況のなために、ヤンが上層部に睨まれて抹殺されそうな展開だった気が
原作は不利な状況だったから性格的に癖が強いヤンが出世できたのだろうけど、有利な展開だったら
そもそも性格的に軍人不適切なヤンは入隊すらできない気がする
これはラインハルトにも言えますけど、ヤンもラインハルトも国家がまともになればなるほど出世どころか
そもそも軍人にもなれないということに
軍人どころか真面な社会生活を送れるのか疑問

623名無しさん:2012/11/23(金) 21:38:22
ヤンは二流三流の歴史家になりたいんだからそれでいいんが

624yukikaze:2012/11/24(土) 00:26:30
>>623
ヤンは二流三流の歴史家になっていた方が自他ともに幸福だろうなあ。
軍人なんて一番向いていない職業について、しかもそこで功績上げまくったもんだから
熱烈なシンパが形成されてしまって、最終的には、当人の無責任さとシンパの待望論が
激烈な化学反応起こして、取り返しのつかないこと引き起こしちまったし。

625名無しさん:2012/11/24(土) 01:02:40
逆にラインハルトは社会的不適格者一直線だな
ある意味、銀英伝では幸せな一生だったのかもしれん

626名無しさん:2012/11/24(土) 02:26:13
ヤンは優秀な怠け者の解釈を誤った人物像としか思えない。
歴史家も無理でしょう。
学者なら尚の事嫌いな上司やスポンサーにも頭を下げる必要もあるが自分より優秀でもないのに理解しない相手には価値を認めないと言う所がある。
ラインハルトは母親が生きていれば父親も生活破綻者にならずもっとバランスの取れた人物になっていた可能性がある。
種無しか食い詰めの上位互換となり、小説の主人公としては面白くなくなるかもしれないが。

627ゼン:2012/11/24(土) 03:16:03
歴史家なんてピンからキリまでいるからなぁ、ヤンは別に学者として大成したいとは考えてなくて
ど田舎の学校で教師しながら研究できれば御の字と思っているんじゃない?
歴史ある国だったら資料を読む為にも、ある程度は名前が知られていないと不便だが、同盟じゃ・・・

628名無しさん:2012/11/24(土) 03:43:25
郷土歴史家あたりの基準がよくわからんです
あるいは捏造して隣国の悪口言ってりゃ国立大学の歴史学教授名乗れるような国あるし

そういえば新銀河帝国は過去の歴史の資料調査にひぃひぃ言ってるってあったな
そこにスカウトする、と誘えばヤンもけっこうあっさり帝国に移住したかも

629名無しさん:2012/11/24(土) 08:18:23
>学校の教師
某竜神の転生者の左巻き以上に無政府主義者のヤンだとこの世界では教師はよっぽどの私立校でないと採用されないんではないか。
そして教師では養子も嫁さんもそして先輩もいないからごみ屋敷になっているだろうな。

630名無しさん:2012/11/24(土) 08:49:23
同盟が原作より余裕があると仮定した想定だと士官学校の戦史科廃止が遅れてヤンが前線ルートに行かないで資料室で飼い殺しされる、なんだか本人的には幸せな流れに乗れるような気がするんですけど
別に学校の教師に無理にならんでも良くね?
あと多分父親の死と無一文化はこの想定でも変わらないから士官学校入学までの流れは変わらないと思う

631名無しさん:2012/11/24(土) 09:45:27
でも戦史科は戦訓調査や今後の戦術、戦備研究の重要な部署の筈。
タゴンの再現などよいう単純な戦術など採用されなくなる。
余裕があれば未来を見据えてそれなりの人材が入ってヤンが落第or中退の恐れも。

632名無しさん:2012/11/24(土) 10:58:53
大事な部署の筈なのに予算不足を理由に募集停止とかふざけた状態
同盟が戦史研究・戦術研究とかを重要視していなそうな気がする

ヤンの能力は兎も角、コミュ障をどうにかしないと歴史研究家も戦史科配属も無理
どちらもコミュニケーション能力は重要ですし、そもそもコミュニケーション能力が不要な仕事は珍しい

633yukikaze:2012/11/24(土) 12:25:49
ヤンの場合は、コミュ障というよりも、自分の頭で全ての筋道作っちゃって
周囲の状況考慮せずに勝手に結論付けちゃうという、頭の回転が速い
人が良く陥る悪癖を、多分に有していますからねえ。

だから結果的に秘密主義になってしまうし、ヤンのシンパならばともかく、
それ以外の人間からすれば「何勝手なことやっていやがる」「仕事放棄」と、
信頼関係を構築するどころか、ぶち壊すことになってしまうと。

634ゼン:2012/11/24(土) 16:32:21
コミュ障は結果だからね。身体障害や対人恐怖症などの精神障害によって日常生活が困難に成る程のコミュニケーション能力の欠如するのであって、五体満足なヤンはコミュ障とは言えないし、精神障害を疑うにしても専門医でなきゃ断定出来ないでしょ。もちろん推論は色々出来るけど・・・
まぁ教師も可能性の一つだし、ヤンが社会的地位や名誉をどう捉えてるか?によって、どんな職業に就くか変わると思う。

ヤンの「夢」は歴史の編纂者に成る事だったんじゃないかな。穿った言い方をすれば「過去」を別の視点から捉え記録する。それで名声を得ようとは思わず、ただただ自分がそうしたいからそうする。一方で「今」を生きる自分が為さなければならない「現実」を知って躊躇い、揺れ動く。
夢と現実、過去と今の鬩ぎあいがヤンの煮え切らない態度に表れているんじゃないかな

635名無しさん:2012/11/24(土) 17:31:05
ヤンは歴史研究家としては結構有能ぽいですが、仕事に結びつけるまでが大変
それでも父親死後の生活をどうするか考えて行動し、結果的には最も良い方法を選択していたことから歴史家として貧しくても食うには困らない生活ができるかも
ラインハルトと異なり全くできないという訳でもないですし、必要になったらできるだけヤンはたちが悪い
その辺が原作で反感や不信を持たれる原因でしょうけど

636名無しさん:2012/11/24(土) 19:03:04
ヤンは趣味を仕事にする立場は向いてない気がする。役所にしろ大学にしろ派閥は
あるから組織遊泳術が無いと大変だしね。某SAS曹長殿と似たタイプかもw

637名無しさん:2012/11/24(土) 19:30:02
ヤンに一番向いてる仕事は高校の歴史教師だと思うよ。

638名無しさん:2012/11/24(土) 20:01:15
それはそれでかなり偏った歴史を教えそうで怖いんだが

639名無しさん:2012/11/24(土) 20:07:26
熱心に教育のために働いてるとも思えんし教師だとしても非常勤だろうな

640名無しさん:2012/11/24(土) 20:29:21
後輩の伝手で記者で趣味の歴史研究から同盟成立前後や帝国と接触付近の歴史小説の作家。
「ハイネセンが行く」「遠い星の上」と言ったベストセラーを持つ。
ただし、軍隊生活の反感から昔の同盟軍は素晴らしかったがトリューヒト時代の軍は劣化したと事ある毎に表明するペンネーム、ヤン・リョウタ先生。

641名無しさん:2012/11/24(土) 20:35:41
>>640
どっかで聞いた話w
軍人ヤンにとっても理想的な退役後の生活なんだろうけど
銀鬱系の話でなら可能性もある将来かもしれない

原作でも退役後首都星に居住するのではなく、辺境惑星で居住していれば面倒事に巻き込まれずにすんだかもしれないですが

642名無しさん:2012/11/24(土) 20:40:20
っていうか>>640の方向だと正しく作者の分身とか別の可能性とかにしかならない気がする。

643名無しさん:2012/11/24(土) 21:05:08
ヤンは幼年期の影響が大きいから、親父じゃなくて親戚が育てていれば、もう少し社会性を身に付けることが出来たかもしれない。
しかし、ユリアンの上位互換(戦術、戦略眼のみ)で終わりそうな気がする。

ヤンの育て親が違って社会性が有ったら、金髪の焦土戦術は見抜けなかったと思う。
庶民の支持の失墜と宮廷の弾劾を考えると、同盟軍の撃退が可能な状態での焦土戦術は考えられない。

644名無しさん:2012/11/24(土) 21:22:39
焦土作戦は政治的に在り得ない策だからな、皇帝の寵愛を受けた親族で状況故に弾劾を受けずに済んだからな。
つか普通だったら周りが止めるべき策だよな、焦土作戦。手持ちにないから分からんが政治的なソレが理解出来る奴って居たっけか?
大貴族なら立案して実行しそうだけどその前に参謀辺りが止める……よな(汗

645名無しさん:2012/11/24(土) 21:28:50
>>644
ボロ負けしてヤケクソになれば焦土戦を実行しそうだけど、同盟の平均レベルを考えると回廊出口で大会戦、両者痛み分けで撤収しそうな気がします。
自尊心のみの貴族の阿呆共はイゼルローン回廊出口会戦(仮称)で大半が戦死になりそうです。

646名無しさん:2012/11/24(土) 21:35:19
考えてみれば人格形成において重要な幼少期に孤立した宇宙船内で育ったヤンに社会性を求めるのは酷な話かもしれない
そのおかげで、政治面や世論を無視した戦術・戦略を判断できるようになったのですけど

>>644
焦土作戦に対する弾劾の前に皇帝死亡のため責任は有耶無耶に
いくら帝国と言えども焦土作戦なんて論外でしょうし、それ以前に真面に政治的知識がある人間なら反対する

647名無しさん:2012/11/24(土) 21:57:09
銀欝で嶋田がヤンの育て親になっていたら…
辻「多少、空気を読まない所がありますが、私の後継者に欲しいぐらいですよ」
嶋田(俺が育てて正解だった)

ヤン=宋代の壷(本物)何点かで実父に売られ(時々会いにも来たし、養育費はタイロンが全額出した)、嶋田に育てられる。

648New ◆QTlJyklQpI:2012/11/24(土) 22:21:53
辻が育てたら戦略どころかマネーゲームでフェザーン潰しそうだw。

649名無しさん:2012/11/24(土) 22:33:27
しかしヤンがまともに育って、普通の優秀な軍人になっていた場合、
下手をするとエル・ファシル脱出時にリンチに見捨てられずに、一緒に捕虜となっていた可能性もあるんだよな。
まあ、優秀ならそもそも配属先自体が違ってくる可能性もありますけど……

650名無しさん:2012/11/24(土) 22:34:31
嶋田に育てられたヤンが一番原作ヤンの性格を潰さずに済みそう
厄介事を押し付けられるのが加速度的に増えそうで苦労人ヤンになったり
原作よりも遥に使いやすいだけに苦労しそうです

651ひゅうが:2012/11/24(土) 23:40:58
うわあああああ…
リハビリがてら書いてたら雷が入ってデータ消えました。
ショックなので不貞寝します。

652New ◆QTlJyklQpI:2012/11/24(土) 23:41:55
orz・・・・。

653ひゅうが:2012/11/24(土) 23:56:07
>>652
ショックのあまりあらぬことを書きこんでしまいました。失礼しました。
でもこのまま不貞寝は非建設的(かつなにかに負けた気がする)ですので何か支援ネタを考えることにします。

654yukikaze:2012/11/25(日) 01:10:06
>>644
そもそもあれ発案したの義眼。
で・・・義眼の目的としては「金髪だけで勝利を収める」「金髪の軍事力を
可能な限り減らさない」が主となっている。

原作では皇帝崩御とそれに伴う権力争いから、リヒテンラーデ侯爵が
ラインハルトの軍事力を必要としていたので有耶無耶になっただけで、
皇帝崩御がなかったら、格好の大義名分として排除されたと思う。
某所では、そこまで見抜いて義眼が姉薔薇使って皇帝殺したと考察していたが、
原作の義眼は、とことんまで政治的センスがないんで、正直そういったこと考えずに
「軍事的な成果を収めることしか考えていなかった」が正しかったかもしれんわな。

655名無しさん:2012/11/25(日) 03:18:34
帝国は基本農奴の命は無視。
焦土作戦と言っても食糧の徴発だけ。
元々工業設備がほとんど無く、あっても少数で無傷。
農奴も飢えはしたが死傷者は門閥貴族での惑星上空での防衛戦での流れ弾よりは少ない。
反撃時の同盟軍は完全に抵抗力を失って惑星を人質にも出来ず敗退。
結果同盟より帝国貴族の方が実務能力があると再評価。
そして元々農業以外資産価値の無い辺境惑星は無傷で奪回。
更に同盟の残した資材や支援物資で資産が増大と貴族も満足。
どこかのマスコミが焦土作戦で素人と市民運動家の選挙互助会を勝たす為に現有戦力を無抵抗に叩いて占領させて実務能力の無い事を証明。
そして新しい庶民派を作ろうとしたがマスコミにとって都合が悪いから一生懸命叩いてるどこかの国によく似ている。
ただ作者による主人公補正が無いから新しい勢力も禄でも無いのが原作と違う所。

後は焦土作戦と言ってもイメージとしては真珠湾攻撃(イゼルローン攻略)後イケイケドンドン状態。
ミッドウェイ(占領惑星防衛戦)の敗北。
ソロモンの消耗戦(アムリッツァの敗北)。
という日本軍の敗北を沿っていそう。特に同盟軍首脳部の判断は日本軍ソックリの楽観的思考。

656名無しさん:2012/11/25(日) 08:07:48
無理矢理例えなくていいから

657名無しさん:2012/11/25(日) 08:39:54
帝国は金髪も含めて基本農奴の命無視だけど、帝国内戦を見ると被害を被るのは首星の貴族が住む中心街で惑星全体に被害が及ぶのは、まず無いっぽい。
農奴は財産だから戦利品としての分配を考えると、首星中心街での略奪程度で焦土戦術級の被害は無いのではないでしょうか。

皇帝が崩御しなかったら金髪は失脚、赤髪が金髪の代わりに処刑台に行くか毒杯を呷る事になっていたと思う。

銀欝の流れでの日本の歴史を妄想してみた。
地球連邦時代→シリウス動乱
植民星で公爵、元皇族を中心に幾つかの勢力が割拠、地球で日本の統治能力に疑問を持たれる。
地球連邦の疑問を払拭する為、植民星の統合を進めようとするが植民星の反発を受け内戦に突入。
内戦の末、地球の本国が敗れ、植民星の三権を手放す事になる。
反乱鎮圧失敗から黄河勢力の台頭、友好国の離反と本国にケチが付き始め、衰退が進み地球を放棄。植民星政府が受け入れ(吸収)を打診、第一次遷都を実行する。
その後、シリウス動乱を利用し地球復帰を望むがシリウスがやり過ぎ地球帰還の意味が消失。荒れ果てた地球を見て呆然とする。
シリウス、地球と中央府の連続消失により各植民星が割拠、銀河連邦成立までの戦乱期に入る。
銀河連邦成立前後→銀河帝国樹立
開拓地は幾らでもあると戦乱域の外に開拓を進める。
銀河連邦中期頃に人類中枢域から離れた領域でのテラフォーミングが完了し入植が始まる。
末期、技術発展と開拓地の発展から日本中央の過疎化が進み遷都の話題が上るようになる。
経済の中心が移り、領土再編の都合が有ったのと、勢いを増すルドルフ相手に過疎領域の防衛が難しいと判断した首脳部は第二次遷都を決行、銀欝本編に至る。

銀欝日本は、銀河帝国の人口を数兆、経済力は1.5倍以上、軍事力は数倍以上と試算していたが・・・

658名無しさん:2012/11/25(日) 10:04:02
>>657
前にもあった気がしますけど、統治に支障を発生させるほどの遠隔地に入植して対立が可能なまで成長させるのは
経済面から言っても無理がありすぎる
人口が常に明治以降のように爆発的に増加し続ける訳でもないですし、むしろある程度の時期には江戸時代のような安定的な時代もあると思う
安定時代でも人口増加はするかもでしょうけど、微増程度でしょうしその時代には確保した領地の整備を行うでしょうし

地球連邦・銀河連邦は違うかもしれませんが、真面な国家なら統治不能経済効率を無視してまで遠隔地開拓をする必要性はない
星系内開拓や人口対策ならスペースコロニーを建造してもいいわけですし
原作にもイゼルローン要塞という500万人くらい生活させとけるスペースコロニーの一種もある訳ですし

659名無しさん:2012/11/25(日) 10:04:05
辺境だからといって、全ての住民が農奴で成り立っているわけでも無かろうに・・・
大多数の平民とそれなりの数の農奴、少数の技術保持者で成り立っていると思われる。
金髪が皇帝、貴族を敵に回す以上、最低でも平民階層は味方につける必要があるのだけど、
焦土作戦がばれたら、絶対に平民は味方にならんよ。

ついでに言うなら、同盟には重要拠点のみを占拠し、他は宙間戦力、またはその拠点を破壊、
隠密航行で通商破壊や手薄な貴族領への攻撃をする選択肢もあるんだぜ

660名無しさん:2012/11/25(日) 10:07:03
>654
こうしてみると義眼は第一次世界大戦時のドイツの参謀本部が人間になったような
ものだなあ。

661名無しさん:2012/11/25(日) 10:17:50
技術者や拠点なしの農業惑星なんて占領しなくても、放置しいて問題ないですけどね
そういった冷静な判断ができないから焦土作戦とか政治的に問題ありすぎな方法をやらかすのでしょうけど

それにしても原作では、帝国辺境部は焦土作戦で疲弊・主だった旧貴族領は統治ノウハウ保持者不在で混乱・旧同盟領は
国家崩壊と戦乱とノウハウ保持者不在で混乱と…デストピア状態になるようで
もしかしたらこの混乱で、辺境部放棄・疲弊でさらに人口減少→残された領域確保のため強権→圧政から逃げ出した集団が国家建設
→長期戦争によって両国疲弊から新国家建設以下エンドレスという衰退しつつのループだったりして

662名無しさん:2012/11/25(日) 10:23:03
二、三世紀か四、五世紀ぐらいの長い間隔になりそうですが、入植地が成長して対立可能になる可能性があります。
本国で政権混乱があって統治可能な最寄の入植地で中央から距離を置く方針を取る可能性もあります。
憂鬱の場合、江戸時代の気風が強く残り地域の独立色が史実より強くなる感じがします。

宇宙時代、統治範囲が広範囲に及ぶと地球の延長線だけでやっていけるのか。
地球からの統治で何かと不都合が生じるようになり中央府が地球から宇宙へ、地球から離れたより遠くへと遷って行く可能性の方が高いですね。
地球は最古の王都、人類発祥の地として観光地化。
しかし、五百年も六百年も安定政権が続くかどうか、どっかで絶対転ぶと思う。

663名無しさん:2012/11/25(日) 11:26:06
>>661
同盟領、地方から技術者、知識人の引き抜き中央に資本、人材を集中された開発での人口増加を促したのかもしれません。
人材を抜かれ、資本投下さえなくなった地方がどうなったかは誰も知らない。
焦土戦術を見ると新王朝は辺境切り捨てが是になっていそうです。

664名無しさん:2012/11/25(日) 11:51:14
>>662
二、三世紀か四、五世紀の長期間でなら技術発展で遠隔地でなくなり対立する必要性がなくなる
世紀単位開拓に必要で尚且つそれでもなお、分離を主張するほど遠隔地でなら初期移民はどれほど移動時間が必要だったのかという話になる
初期移民が数十年どころか世代間で移動したということになりかねない
まだ本国周辺で開拓地が余っている状況で行ったきり二度と帰還不能な遠隔地へ初期運営が可能なほど大規模に移民するのは無理がある

それに統治に支障が発生したなら情勢に合わせた再編成を行えばいいだけ
首都も奈良・京都・東京へ遷都を繰り返してきたのですから、宇宙進出を行えばそれに合わせて遷都を行えばいい

665名無しさん:2012/11/25(日) 13:03:13
鎌倉、室町、江戸と中央府の移動と政権交代があり、銀欝までに最低でも二度、三度は権力が交代していそうです。
過去の歴史を見ると社会硬直とかで政権の賞味期限は数百年な気がします。
中央集権→地方分権→中央集権の流れがありそう。

・制度硬直から地方分権の機運が高まる(シリウス戦役前夜)
・ルドルフ台頭で領土放棄、ルドルフに対抗するため中央集権が推し進められる(銀河連邦崩壊)
・最低でも自国を上回る強敵として想定していた相手が文明崩壊を起し、中世レベルまで後退。
気が抜けた国内で制度硬直、利権問題などの諸問題が噴出、大改革が必要になった(銀英前夜)

再び地方分権に移るか中央集権のままで行くか難しい舵取りが任せられる。
シマダ(電子生命体)「オリジナルがいればもう少し楽が出来たのに」
ヤン「宰相閣下、オリジナルは並列決済が出来ないと思います」
シマダ「並列決済が出来る様に改造すれば…くふふふ」
ヤン「妄想に割り振る余裕が有るならこっちも出来ますね(新たな書類)」
シマダとヤンの心温まる家族の会話が浮かんだ。
大蔵省では
金髪「どうやら俺はこれまでのようだ…後は頼むぞ、ジーク」
赤髪「新しく出来た栄養剤です。これで後、12時間は戦えますね」
金髪父(息子達は逞しく成長しているよ母さん…)
魂が抜け掛かっている金髪父と修羅場の弟達を見て呆然とする弁当を持ってきた姉薔薇。
夢幻会は原作知識を駆使して人材の青田買いをやっているだろう。

666名無しさん:2012/11/25(日) 13:54:03
つまりアレか、義眼あたりが作者的にマオおじさんっぽい戦い方をすれば
無敵無双のジョインジョイントキィな展開になるんですねそうですね

667名無しさん:2012/11/25(日) 14:46:56
>>662
銀鬱日本って、本編で月面遷都が西暦で2201年って”幕間 「協議」 ”出てるから
宇宙開拓が他の星系に到達し、さらに広がった時点で、とっとと地球脱出してますな
あと、シリウス戦役前後には人工天体含むイゼルローン方面の複数星系に大移動もしてますし

そっから、銀河連邦の腐敗とルドルフ台頭で、国譲りと大遷都も敢行してます
大体、数百年に一度は体制改革にいそしまなきゃいけない大イベントがくるという…

668名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/25(日) 16:34:10
夢幻会@StarWarsの続きは、前後編になります。
まずは前編を投下したいと思います。

669名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/25(日) 16:34:40

 ――――郷に入りては郷に従え
            ――――古い諺


         Utsu Wars Episord Ⅴ 前編
                 〜異形の翼〜


 アウター・リム・テリトリーのどこかの宙域、反乱同盟軍旗艦『ホーム・ワン』。

 そのハンガーに着地したラムダ級T−4aシャトル――――
銀河帝国軍で使われている軽宇宙船――――から、大型コンテナが厳重な護衛を伴って運び出されてきた。
その隣ではホーム・ワンに接舷したガロフリー中型輸送船の中に、
機械油で茶色くなった作業用のツナギを着た人々が工具を山と携えて慌しく乗り込んでいる。

 反乱軍実働部隊の司令官ジャン・ドドンナ将軍は、その様子を確認すると、
2人の士官――1人は黒人、もう1人はモン・カラマリ――を従えて艦内の作戦会議室へ急いだ。


「データの解析は進んでいるのか?」

 ドドンナは黒人士官に尋ねる。

「輸送中に幾つかのデータへのアクセスに成功しました。
 ブロック毎にパスワードが異なっているため全てのロック解除には時間がかかりそうですが、
 現時点では少なくとも4機種分の青写真を高解像度で復元できています。」

「それだけできれば十分だ。ワレックス技師は何と?」

「『見れば分かる』と仰っていました」

「そうか……楽しみだな」

 一行は作戦会議室前に付くと、声紋認証を経て室内に入った。

670名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/25(日) 16:35:13

 会議室には既に、同盟軍に所属する技術者、さらに宇宙戦闘機のパイロットの多くが集まっていた。

「では、これより帝国軍極秘研究基地から得られたデータ、その解析結果について、
 ワレックス・ブリセックス技師から報告がある。疑問、質問があれば遠慮なく手を挙げて発言するように」

 壇上に上がったドドンナ将軍が手短に挨拶を済ませると、
その反対側に待機していたワレックス・ブリセックス、かつてヴィクトリー級スター・デストロイヤーの主任設計技師を務め、
今は反乱同盟軍に参画し、往年の技術屋としての能力をいかんなく発揮している男がスクリーン上に1枚の青写真を投影した。


 会議室のメンバーは皆、映し出された青写真を目の前にして思わずどよめく。

「な……なんだ、これは?」

「本当に帝国軍の兵器なのか?」

「ナブー人に設計させたんじゃないのか、これ」

 ワレックスの発表に集まった人々は皆、宇宙船や宇宙戦闘機、エアスピーダーなど、
乗り物に関しては一家言ある者ばかりだったが、青写真に描かれていたのは、
彼らが今まで見たこともないような、異形としか表現のしようがない乗り物であった。

 やっぱりな、という表情を浮かべ、ワレックスは続ける。

「これは図面の左下にある通り、設計者――おそらく帝国の――によりSu−37というコードが割り振られている。
 これまでの帝国軍の命名規則からは大きくかけ離れたコードだが、おそらくは識別のため仮に付けられたものだろう。
 全長22.18メートル、全幅14.7メートル、全高6.43メートル。さっき誰かが名前を言っていたが、
 ナブーのN−1スターファイターと比べると全長は約2倍、我々のX−ウィングと比べても……でかい」

「これは対艦攻撃用の、重戦闘機でしょうか?」

 若い技師の1人が手を挙げて質問した。
待ってましたとばかり、ブリセックス技師は少し悪戯っぽい顔をしながら答えた。

「……にわかには信じ難い事だが、帝国側ではこれをエアスピーダーの一種として開発していたらしい」

671名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/25(日) 16:36:01

「えっ………何だって!?」

「こんなデカブツがスピーダー!?勿体無い!」

「どう考えてもありえん!」

 会議室がにわかに騒然となる。歴戦の勇士であるドドンナ将軍さえ目が点になっていた。

「あー、皆静かに。しかし、この空力的に洗練された翼、さらに機体後部の補助翼の構造、
 最も重要な事には……搭載しているエンジンから、この機体は大気圏内、それもタイプⅠ(人間が生活可能)の大気中という、
 限定された環境において運用する事を前提とした、局地戦用のエアスピーダーであるとしか考えられない」

 ワレックスはコンソールを操作し、問題のエンジンの図面を表示した。

「Su−37のエンジン――我々は仮に『ジェットエンジン』と呼んでいるが――は、
 外部から取り込んだ空気に熱エネルギーを与えることで噴流(ジェット)を生み、
 その反作用を推進力にしているのではないかと考えられる。装置そのものはかなり大型で重く、
 取り込める空気はタイプⅠにほぼ限定されており、さらに頻繁な燃料供給が必要なようだ」

「何だそりゃ、良いとこ無しのダメエンジンじゃないか……なんでリパルサーリフトを使わないんだ?」

 生粋の戦闘機乗りが肩をすくめて言う。
リパルサーリフトを使わないエアスピーダーなど、不便以外の何者でもない。
それがこの銀河の一般常識である。

「だがそう馬鹿にもしていられんぞ?そういう不便な点が山ほどある代わりに、
 ジェットエンジンのパワーというのはかなりのものだ。コイツは、あくまで計算上だが、
 適切な大気の中では、同じ環境下にいるX−ウィングの2倍以上の速力を発揮できる。
 T−16スカイホッパーや、T−47のような他のエアスピーダーさえ軽々と追い抜けるだろう。」

 ワレックスの言葉に、散々ジェットエンジンの悪口を叩いていたパイロットや技術者は皆黙り込んだ。

「さらに言えば、オルデラン、ダク(モン・カラマリの母星)、タトゥイーン、ナブー
 レイサ(帝国の食料供給基地)、キャッシーク(ウーキーの母星)、そしてコルサント……
 タイプⅠの大気をもつ惑星というのは意外に多く、その大部分が戦略上重要な場所だ。」

672名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/25(日) 16:36:35

「つまり、帝国がこれを完成させる前に我々が奪取できたというのは、僥倖という訳だな」

 ドドンナが言うと、ワレックスは無言でそれに頷く。

「で――――俺達はこれに乗れるのか?
 ……それともデータ・バンクとモックアップを分捕っただけじゃ製造は不可能か?」

 同盟軍の戦闘機パイロット達が身を乗り出して訊ね、
そして間髪入れず、その脇にいた技術者が子供のように瞳を輝かせながら言った。


「――――不可能という言葉は、技術屋的じゃあないな」


               〜to be continued…〜

673名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/25(日) 16:37:24
今回の投下は>>669-672でした。

帝国軍極秘研究基地とは、勿論ターキン一派(夢幻会)が作っていた秘密基地の1つです。

674New ◆QTlJyklQpI:2012/11/25(日) 17:13:05
思いっきり戦闘機ですやんw。
趣味でSu47とか設計してそうだ。

675名無しさん:2012/11/25(日) 18:17:21
えーっと、テクニカル・ハラスメントって奴?ひょっとして・・・・。

676名無しさん:2012/11/25(日) 18:24:00
大気圏内戦闘機に追いかけ回される宇宙戦闘機という嫌な構図がwww

677名無しさん:2012/11/25(日) 18:31:46
大気圏に下りてこいよオラって感じだな。

階段したの待ちガイルで再生された。

678名無しさん:2012/11/25(日) 19:05:48
>>667
数百年に一度の体制改革の時に混乱が発生するのか、日本が内政に注意を注ぐから混乱が発生するのか…鶏が先か卵が先かになりそう
どちらとも言えそうですし

数百年に一度の体制改革時に領土再編を行って、当時の辺境地域を放棄していくと
シリウス戦役時には地球周辺をルドルフ台頭時にはオリオン腕地域を放棄
日本の中枢地域が徐々に移動するにしたがって、かつて栄えていた地域が辺境地域化して負担に耐えられなくなり放棄に至る
盛者必衰のようで

679yukikaze:2012/11/25(日) 19:50:49
>>673
乙です。
国力(勢力というべきか)に制限のある反乱軍にとってはヤナ兵器ですな。
まともに戦った場合被害続出の可能性はありますが、かといって同種の機体は
大気圏内にしか使えない兵器ですので、優先順位がどうしても低くなる。(そもそも制宙権
取らないと意味ないですから)
上層部は「専用兵器とかふざけた真似を・・・」と、思っているでしょうね。

>>659
辺境惑星が貴族達の後方地帯であると明言されていますので、義眼としては
来るべき内乱において、貴族達の勢力を可能な限り落としておきたいと判断した
のは確実でしょうね。

ただ、義眼の場合はミッターマイヤーからも苦言を呈されているように、とにかく
「勝ちさえすればそれでいいんだよ」という思考の持ち主(ガイエはマキャベリ視していたが、
マキャベリは「必要だったら」という前提条件付けての「勝つ為には手段を択ばない」ですので、
まるでマキャベリ理解していないこと丸わかりでしたが)でしたので、>>660氏の指摘は
非常に的を得ているかと。

680名無しさん:2012/11/25(日) 20:06:13
ココアにも書いてあったが、リップシュタット戦役におけるキルヒアイス軍の辺境での戦闘回数が異常に多い
どう考えても辺境恨み満載です

681名無しさん:2012/11/25(日) 20:26:45
実は地球教のテロリストには辺境の人間が相当数含まれていたのではなかろうか

682名無しさん:2012/11/25(日) 20:30:03
>>678
勢力拡大の結果、領域の隅になってしまった本拠を
特別にしつらえた行政拠点(旧本拠や新規領域との結節点)に移動

その結果旧本拠領域から
日本人らしく大挙して移動してしまい、旧本拠が辺境化
さらに国策で領域拡大を続け…、以下同じことの繰り返しかな?
まあ、大遷都で歴史から一時消えるまでは、地球とのこっそりとした交流があって
日本本土は保全されてるみたいだけど

683名無しさん:2012/11/25(日) 20:48:47
地球教のテロリストにはサイオキシン麻薬中毒者は少数かも
ラインハルトの治世に反感を持つ人もかなり含まれていると思う

>>682
日本にしてみれば民族発祥地である列島さえ安全なら他の領域は過疎化したら放棄してもいいでしょうし
日本人的考えて上が移動したらそれに倣えで大挙して移動と
他の諸国も民族・国家発祥地さえ確保できるなら他の過疎地は放棄してもいいというのが多いだろうし、
本編の一部集団のように一度祖国を喪失している国家にしてみれば、国家存続さえできれば領地は拘らないかも

684名無しさん:2012/11/25(日) 20:59:50
そもそも地球教徒でなかった人間も大勢いたんじゃないかな。全く地球教と無関係に
ラインハルトに恨みを持った人間もまとめて地球教徒として処理されただけとか

685名無しさん:2012/11/25(日) 21:01:20
日本といっても憂鬱世界の場合、相当広がっている。
何処までを日本と見るのか。

686名無しさん:2012/11/25(日) 21:09:13
テロ活動を行う連中は地球教として処断。
消極的な妨害活動や新王朝を良しとしない地域は人材、資本、物資を根こそぎ引き上げる焦土戦術再びで対応しているのではないでしょうか。
引き上げた資本、物資は金髪支持基盤に投下、開発に使ったとか。

687名無しさん:2012/11/25(日) 21:25:17
新王朝に反対する人は全て地球教のテロリスト認定していると
資本・人材の収奪に反対する人は例外なくテロリスト

688名無しさん:2012/11/25(日) 21:37:16
実は辺境では泥沼のゲリラ戦が起きており毎日のように反乱分子たちが処刑され皇帝に歓呼の声を
あげる民衆も軍によって動員された喜び組でありラインハルトに提示されたデータは全て修正された
ものであった、とかだとちょっとブラックすぎるか

689名無しさん:2012/11/25(日) 22:02:51
500年近く継続した国家を滅ぼして、150年間戦争していた国家も滅ぼして新国家を成立させたのに
たいした反乱・テロしか発生しなかったというのは無理がありすぎ
ラインハルトや上層部の一部の耳に入らなかっただけで相当反乱鎮圧や民衆動員をやっていそうです
何せ上層部の人間は変わっていても、実際に手足となって行動する官僚組織はゴールデンバウム王朝からの継続ですし

690名無しさん:2012/11/25(日) 22:12:05
ラインハルト自体が役に立たないなら切り捨てるって考え方なわけで

691ひゅうが:2012/11/25(日) 22:53:01
>>688
レヴァイアサン戦記みたいで恐ろしい…
ひょっとして星間交通手段を完全に独占して逆らえば天空の高みから星ごと殲☆滅とかやらかしてたんじゃ…
ある日突然星図から名前が消え、生き残りもなければ通信手段もなく、まして行く方法も奪われてるからアトランティスみたく噂でただ末路のみが語られるという…

692名無しさん:2012/11/25(日) 23:23:42
ラインハルトは民衆の支持を得るには公正な裁判と公正な税制があれば良いと言ってたが
これまで腐敗してた役人が丸ごと入れ替わったわけでもないのにそんなあっさり実現できるんだろうか?

693名無しさん:2012/11/25(日) 23:29:42
ラインハルトの目に届く範囲では、公正な裁判と税制をやっているのではないのかな。
報告書が事実と異なり改ざんされているのか「公正の基準」の感覚が異なるのかは解らないが。

694名無しさん:2012/11/25(日) 23:31:04
広大な銀河帝国の統治が小さな城塞都市レベルで行われてる・・・・・・

まあ作者の限界ってのもあるんだろうけど
これは田中氏の悪口でのつもりではなく、実際銀河レベル統治というのが前例も
モデルも想像の手本も存在しない為「作者が考えたとおり完全に上手くいく」か
「作者が考えたとおり完全に失敗する」かしかないのではなかろか、と思うのです

ぶっちゃけると「劉備が県令になったら不正がなくなり豊かになりました」レベルでしか考えてないのでは、と

695名無しさん:2012/11/25(日) 23:34:07
とはいえ、田中氏自身も戦車の事例で分かるように勉強不足が否めないところもある

696名無しさん:2012/11/25(日) 23:37:54
根絶しなくても前よりマシになれば支持は得られると思う。

反ラインハルト派は何もかもを奪われ餓死を待つしかない状態。
ラインハルトの魔手を逃れた宇宙船で惨状を報せてもテロとして始末されたかも。
夢幻会が拡大版中華と呟くような惨状が帝国、同盟各地で起ったのかもしれない。

同盟は発展途上国にありがちな自称共和国で、庶民が民主主義を諦めるぐらいの貧富の格差、社会問題が有ったのかもしれない。

697名無しさん:2012/11/25(日) 23:56:08
原作で起こった事に辻褄合わせするならともかく、辻褄のために原作改変って変な話だ

698ゼン:2012/11/25(日) 23:56:27
作者を擁護する気はないが、ようは優先順位の問題だと思う。公正な裁判と公正な税制、それをする為に色々な事があったんだと思う。田中氏はそんな描写に原稿を割くより自分の書きたい事を優先したんだと思う。
もちろん、あるいは何も考えていなかったかも知れんが・・・

699名無しさん:2012/11/26(月) 00:02:30
ルドルフ時代にも同様の事の反乱デモ祭りが発生して、対策として惑星ごとジェノサイドを繰り返した結果が原作だろうけど

旧体制から変わった人材は一部の人間だけで、これで新しい統治を行えとは机上の空論
そもそも新王朝に対して忠誠心や義務感・責任感があるかも不明
散々批判ばかりしてきた割には現場知らずで、調子の良い事ばかり言う人たちに熱心に働けという方が無理がある
精々大不況時代の中安定した食い扶持確保のため程度の認識かと
そういった状態なら、上にあげる情報が正確で正しいかは疑問がある
不興を買わないようにオベッカ報告書なんてことも

700名無しさん:2012/11/26(月) 04:59:42
なんで同盟は艦隊決戦に拘ったんだろうね?
革命を輸出したり、貴族同士の不和を煽る方が簡単そうな政治体制に見えるんだが?

701名無しさん:2012/11/26(月) 06:28:40
>>700
そりゃあ、探偵の行く先々で常に事件が起こるのと同じ理屈だろうに・・・

702名無しさん:2012/11/26(月) 10:10:15
まあ、「話の都合上」だろうなw

ただ見てて思ったのは、まず真っ先にその矛先となる辺境は案外貴族がまっとうだった可能性もある
同時に、あの牧歌的な雰囲気の場所にややこしい革命の理論持ち込んで理解してもらえるかどうかの問題もあったんじゃなかろうか
過去の革命の例を見てみりゃ大体分かるが、 理論なんかで動くのは極少数のインテリ層で、更に下の農民とかは飢えとか税が重過ぎるとか身近な問題で立ち上がった例が圧倒的だよ
つまり、辺境域に革命を輸出するには実力で帝国の辺境に侵入して、自由を教育出来る体制を持つか、或いは帝国のインテリ層、つまり貴族に革命を教えるかが基本となる
貴族同士の不和に関しちゃ、そりゃあ宮廷闘争は延々やってんだから今更の話
財務尚書=大蔵大臣を長年務めた最高位の公爵が実質的に宮廷闘争に負けて、子の代で反乱者として殺された事を忘れちゃいけない
そして、銀河帝国が唯一絶対の、と他国を認めていないんだから外交交渉も実質無理

まあ、後は百年以上も殺し合いしてたせいで、今更無理、ってのもでかかったと思うけどなー
恨みつらみは相当たまってたと思う

703名無しさん:2012/11/26(月) 18:16:19
同盟の歴史家とやらが自国の正当性を主張するため執拗に帝国を貶めたのも
原因のひとつでは     日本の隣の半島みたいに

あと地球教が「帝国と同盟を共倒れさせる案に固執」してたらしいので
同盟のマスコミに金ばら撒いて敵意煽ってたのかも



・・・・・・・・その資金が廃墟しか存在しない地球の何処から出てきたのかは不明です

704名無しさん:2012/11/26(月) 18:21:41
銀英は文明崩壊を経ている世界。
中世の農民に民主主義がどうのと説いた所で理解出来るとは思えない。
帝国は愚民化が国是だろうし、民主主義以前の識字率も気になる。

705名無しさん:2012/11/26(月) 18:24:22
>>703
フェザーンが帝国と同盟との中間貿易で稼いでいます。
フェザーン的にも帝国と同盟がいがみ合ってくれた方が美味しいので、その辺は地球教と利害が一致している感じがします。

706名無しさん:2012/11/26(月) 18:26:29
銀河英雄伝説って当時にあった物語じゃなくて
歴史書から作った小説って立場を採ってるんじゃなかった?
だったら別に実際が拡大版中華みたいな惨状だったとしても矛盾はないんじゃ

707名無しさん:2012/11/26(月) 18:28:39
フェザーンも「どこから用意したのかわからない多額の資金」でレオポルド・ラープが
設立したものとなっております

708名無しさん:2012/11/26(月) 18:36:40
長期戦争の結果同盟にも帝国にも軍需産業界が大きな影響力を持っていて適度な軍事衝突を煽っていたとかはありそう
同盟では軍需産業界から多額の献金を受けている政治家が主戦論を煽ると

帝国領辺境地域の貴族に真面な人が多いのは、辺境だから宮廷政治から排除された結果中央ではすることがないので、
領内統治に力を注いでいたということもあるかも

709名無しさん:2012/11/26(月) 18:47:05
>>707
株式で実質資産を何百倍にも膨らませて作れば何とかなりませんか。

同盟の民生品は帝国辺境で作られフェザーンを介して同盟に売られる。
同盟はフェザーンを介し民生品を買うことで軍需に産業を集中できる。
これなら、帝国を遮断する為には帝国辺境の民生品の生産基盤を奪う必要が有るならイゼルローン陥落以降の軍事活動が説明できるかもしれない。

710ゼン:2012/11/26(月) 19:05:59
>>707
どっかのSSであったな、確か。同盟でインサイダーまがいの行為で資金を転がして膨れ上がった金で貴金属を買い。それを帝国に持って行って叩き売る

711名無しさん:2012/11/26(月) 20:29:49
地球教の膨大な資金は株式を始めとする文明崩壊前の商業取引の知識だったかもしれない。
黄金樹成立時の文明崩壊でどれだけの知識が失われたかは解らない。
地球は忘れされれる事で文明崩壊の混乱から逃れる事が出来、崩壊前の知識が他の地域より多く残ったとか。

712名無しさん:2012/11/26(月) 21:03:40
どのような方法にせよフェザーン設立の資金とノウハウ・人材を集めて、フェザーンを建国して中継貿易で富を集めて
その富で戦乱を煽り地球教信者を増やして、地球復権という大変まどろっこしい方法にしたんでしょうかね
そんな面倒で思想という不確実な方法よりも、フェザーン設立の資金・ノウハウ・人材を生かして地球そのものの再建を行って
復権を狙う方法の方が確実のような気がしますけど

713名無しさん:2012/11/26(月) 21:14:11
地球の知識を使いフェザーンの原型を誰かが作る。
創始者が原型を膨らませフェザーンを作る。
汚れ仕事と書庫番を専門に扱う部署として地球教を作る。
その後、裏方を担っていた地球教が肥大化、主従が逆転、銀英本編に至る。
ならどうでしょう。

地球教がフェザーンを作ったのではなく、フェザーンが地球教を作ったのなら原作のやり方になればいいな。

714名無しさん:2012/11/26(月) 21:23:07
>>712
立地条件が悪すぎて権威を高める方向でしか
復権が難しかったんじゃなかたっけ?

715名無しさん:2012/11/26(月) 22:32:56
銀英伝の中の地球は帝国領内の辺境惑星のひとつでしかないからな
「人類発祥の地」ただそれだけの星という認識だったはず
同盟領内であれば>>712のような手段でも可能だったかもしれないけど

716名無しさん:2012/11/26(月) 23:01:28
経済的にも軍事的にも何のメリットもない地球を宇宙の中心にしたきゃ
宗教という理屈抜きの権威でなんとかするしかないもんねえ

717名無しさん:2012/11/26(月) 23:17:15
工業、技術、経済力、文化、学問などと地道に力をつけていけば数百年後には日の目を見るようになるかもしれない
地球及び太陽系単独で有力で豊かな星系にまでになれれば宇宙の覇権をめぐる重要地域になれる可能性も
辺境地域というデメリットも他星系(他勢力)の重要地・本拠地から遠距離であり、攻撃を受けにくい防衛上の利点であるという考え方も

物凄い大変ですが、地球復活の地味ですけど確かな方法かと
最強になれなくても無視しえない勢力にはなれるかもですし

718名無しさん:2012/11/26(月) 23:36:47
ただ、銀英伝の世界は地球から発祥して広がった世界だから。
地球を基点として勢力圏を広げた宇宙船の製造とか生活のために太陽系内の資源は枯渇しているにではないだろうか。

銀英伝世界の木星がとてつもなく縮んでいたり小惑星帯の鉱物がすべて採掘済みだったり、冥王星が外宇宙に出る際の燃料として消費され消失していても不思議ではないんだよなあ。

719名無しさん:2012/11/26(月) 23:38:03
本編の時代では無視されているが黒旗軍時代から憎悪の対象。
地球教が無ければ人類発祥の聖地ではなく人類圧政の暗黒地帯という認識。
中途半端に力を付けた段階で帝国でも連邦時代でも潰される恐れがあると判断したのだは。
作者がファウンデーションシリーズを参考にしたのかもしれないが。

720ゼン:2012/11/26(月) 23:42:42
>>717
帝国領内では無理でしょう。怪しげなカルト集団のレッテル貼られて何もかも取り上げられちゃいますよ。

仮に同盟も帝国も関係ない程の辺境地域に行って、そこで繁栄してなんて・・・千年単位の時間が掛かるんじゃないかな
それって何処のマクロス?になると思う

721名無しさん:2012/11/27(火) 00:08:47
>>720
シリウス戦役末期地球の滅亡を察知して、地球文化を絶やさないため少数の人たちと
地球の文化などの情報を宇宙船に乗せて敵の手から逃れるために、銀河の辺境へと飛び立つと…あれアーヴだ

722名無し三流:2012/11/27(火) 16:50:11
夢幻会@SW世界、続編投下いきます。

723名無し三流:2012/11/27(火) 16:50:54


 ――――所変われば品変わる
            ――――古い諺


         Utsu Wars Episord Ⅴ 後編
               〜異形の処刑者〜


「データ・バンクとモックアップを分捕っただけじゃ製造は不可能か?」


 反乱同盟軍が銀河帝国軍の秘密研究所から奪ったデータは、一時は彼らを絶望に陥れかけた。

 しかし、同盟軍の中でも最も経験を積んでいるベテラン・パイロットの一人、
ガーヴェン・ドレイスの発言により、獲得したデータの分析が目的であった会議はいつのまにか、
「帝国軍が作ろうとしている戦闘機を、我々で作れるだろうか」という議論になってしまった。


「不可能という言葉は、技術屋的じゃあないな」


 誰かが自信ありげに言ったこの言葉により、論議はさらに熱を帯びる。


「そんなこと言ったってあれは大気圏内用だろう?
 軍の活動範囲を考えるなら宇宙戦闘機である事は絶対の条件だ」

「それなら宇宙戦闘機にしてしまえばいいじゃないか。
 何も帝国が作った設計図をそのままコピペする必要は無いぞ」

「馬鹿言うな、こいつは空力的に見て大気圏内用に最適化されてる。
 それを宇宙用に再設計するのはかなり骨の折れる仕事だぞ」

「形は変えなくてもエンジンをイオンエンジンに載せ替えたり、中身を変えるだけでも大丈夫じゃないか?
 幸い、X−ウィングどころかY−ウィングと比べても機内容積には大分余裕がありそうだが」

724名無し三流:2012/11/27(火) 16:51:44

 若者達の熱い論争を聞きながら、反乱同盟軍の老指揮官ジャン・ドドンナ将軍は満足げな顔をしていた。


 この活気こそが同盟軍にあって帝国軍に無いもの、そして帝国軍に勝利するための鍵なのだ。
上官の命令に唯々諾々と従う事を旨とする(実際、これは帝国アカデミーで最初に叩き込まれる掟の1つである)帝国軍は、
こういった下士官たちの柔軟な発想をどうしても押し殺してしまいがちな面がある。
そのため、帝国軍は多分に形式的な、システマチックだがそれ故に予想し易い戦い方しかできないとドドンナは思っていた。
事実、ドドンナがこれまで戦ってきた帝国軍というのは、いつもどこかにそのような気質を忍ばせていた。


(しかし、ターキンは違う)


 バレンズ星系での戦闘について報告を受けていたドドンナは、
ウィルハフ・ターキン指揮下の帝国軍には、どこかに自分達(反乱同盟軍)と似たような所があると感じていた。
柔軟な発想力、物量に頼らない戦術・戦略の思想、兵士と兵器の質に対する半ば病気じみた執念。

 今回の秘密研究所襲撃でも、初動の防空システム制圧とデータ・バンク強奪までは上手く行ったが、
精強な護衛部隊の激しい抵抗によって1人の捕虜も――特に技術者を――得る事ができなかったのだ。
帝国軍情報部から亡命してきたロザミア・バダムと名乗る女性士官(正体は皇帝のスパイ、マラ・ジェイドなのだが)から、
基地の軌道写真(衛星軌道上から撮影した写真)などの詳細なデータを受け取っていたにも関わらず、である。

 さらに、入手できた兵器データを一瞥して、ドドンナは殆ど野性的な勘により、
現在のターキンは、他のどの帝国の人間とも一線を画しているという結論を出すに至ったのだ。


「ブリセックスさん、どう思いますか?」

 若輩のメカニック達が、尊敬の眼差しをもって彼らの偉大なる先輩ワレックス・ブリセックスに尋ねる。

 彼らの議論を静かな微笑みと共に聞いていたワレックスは、少しの間逡巡した。


 帝国軍は兵器を作るにあたって、銀河一上質な素材、エンジン、その他精密部品などを簡単に、
しかも大量に調達する事が出来る。しかし同盟軍は違う。彼らが使っているものはその殆どが貰い物、
中古品、ジャンク品で、その中には違法改造が施された危険物さえ混じっている。

 潤沢な物資がある事を前提に設計された贅沢な機体を、
無い無い尽くしの我々が改変、複製した所で、果たしてどれだけ戦力になるだろうか?

725名無し三流:2012/11/27(火) 16:52:20

 迷う彼の背中を押したのは、ドドンナ将軍だった。


「どこぞの贅沢な軍隊とは違って、数を作るのではない。
 ただでさえTIEシリーズの新型が我が物顔をしている中、
 こちらのX−ウィングの旗色は悪くなってきているんだ」

 将軍は続けた。

「やるのとやらないのとじゃ、私はとりあえずやってみる方がずっとマシだと思うが?」


 おお、いいぞ、その通りだ。会議室の中は若者達の声に満ちる。


 丁度その時、会議室の扉が開いた。

「将軍!ワレックス技師!やりました、無頼のハッカーが大手柄です!
 データ・バンクの中でも一番データ量が大きいブロックへアクセス出来ました!
 中身は戦闘機の設計図やら3DCGやらで一杯ですよ!!」


 歓喜の表情を浮べて叫ぶ士官を見たワレックス・ブリセックスが、一層笑みを浮かべる。


「では、私にもメニューを見せてくれたまえ」


 その顔は、さながら超一流の食材を前にした超一流のシェフのようだった。

726名無し三流:2012/11/27(火) 16:53:02

 反乱同盟軍が、ターキンの秘密基地から得たデータをモノにしようとしていたその頃……


 インナー・リムにある、銀河皇帝パルパティーンの私的な兵器工場で、異形の破壊兵器が目覚めようとしていた。


 3本の脚、3つの胴体、3つの頭、6本の腕……

 6つの瞳には真紅の光が宿り、そして6本の腕が握り締める3本の棒からはより赤い光が迸っている。


「ご覧下さい陛下。これが『スーパー・エグゼキューショナー』です」


 怪物としか形容のしようがないその兵器の目の前に8機のAT−ATが現れ、
重レーザー砲や速射ブラスターによる容赦の無い砲撃を加える。
その下では大型ミサイルを搭載した多数のAT−AATがそれを怪物目掛けて撃ち込んでいた。

 しかしそのどの攻撃も、怪物は手にした3本の紅い光刃によって弾き返し、
あるいは無力化し、機甲軍団に向けてゆっくりと、しかし確実に前進していく。

「相手側がAI操作である事を考慮しても、これらの兵器郡は完全に圧倒する事ができます」

 黒いローブを着た皇帝の横に座り、複雑怪奇なコンソールを操る男の言葉通り、
怪物はAT−ATの横隊の正面に到達すると、周囲を固めるAT−AATを蟻のように蹴散らしながら、
一本目の光刃で目の前のAT−ATを真っ二つに切り裂き、二本目で右側のAT−ATの"首"を切り落とし、
三本目で左側のAT−ATの4本の脚を薙ぎ払った。


 装甲部隊が黒煙をあげながら炎上する中、煙の中から再びその姿を現した怪物を見て、
銀河皇帝パルパティーンはニヤリと邪悪な笑みを浮かべ、コンソールを操作する男を褒め称えた。

「素晴らしい、素晴らしいぞデミトリアス・ザーリン……」

 そして、この男が持つ超兵器へのただならぬ情熱、これを上手く刺激してやれば、
デス・スターを過去のものとし、ターキン一派を駆逐するための策謀がよりはかどるだろうと考えていた。


 男が、皇帝の"恐怖を具現化する兵器"を求める心を上手にくすぐり、
ターキン一派の最も警戒するところである第二デス・スター建造計画の始動を遅らせようとしている事を知らずに……


               〜to be continued…〜

727名無し三流:2012/11/27(火) 16:54:59

後編の投下はこれで終了です。
ちなみにザーリンが作っていたのは勿論「Shogun Executioner」(ぐぐろう!)ですw
カタナは皇帝謹製の巨大ライトセーバーに置き換わっています。

皇帝とザーリン(倉崎爺)は、お互いの心(ザーリンのマッド兵器LOVE、皇帝の興味・関心)を、
自分の目的(ターキン一派を圧倒する兵器を作る、第二デス・スター建造の遅延)のために使おうと頑張ってます。
決してザーリンが皇帝に取り込まれた訳ではありません。

ショーグンエグゼキューショナーも大概ですが、第二デス・スターよりはましなので……


あと、皆様のご意見を伺いたい事があります。

今回反乱同盟軍が、我々の世界の戦闘機の図面を手に入れましたが、
その中で反乱同盟軍が自分達仕様に改造しそうなもの(もしくはしてほしいもの)はどれでしょうか?
私が候補として考えているのは、

・ロシア勢
MiG−29、Su−27、Su−37、Su−47、T−50PAK−FA
・アメリカ勢
F−16、F−15、F−22、F−35
・その他
三菱 F−2、ダッソー ラファール、サーブ グリペン

ぐらいですが、他に何かありましたらご自由に。
ターキン一派(夢幻会)がSWの兵器を魔改造してるので、
反乱軍には夢幻会の前世/前々世の兵器を魔改造させてやりたいのですw

なお元ネタ機の性能は同盟軍の魔改造で跡形も無く改変される予定ですので、
無理に元ネタ機の性能にこだわる必要はありませんのでご了承下さい。

また、私は反乱同盟軍の技術力を、原作において、
地力の低い反政府勢力なのに有用な新型戦闘機(Aウィング、Bウィング)を開発してしまっていた辺りから、
割と高めに見積もっているので、同盟軍で運用するのにまとまった数を作る事はできると考えています。

728名無し三流:2012/11/27(火) 16:55:35
投下レスまとめ>>723-727

いかん危ない危ない…忘れる所だった

729名無しさん:2012/11/27(火) 17:34:46
心神

730New ◆QTlJyklQpI:2012/11/27(火) 18:28:17
乙。皇帝がダークサイド(技術面)に堕ちるw。
こうなればMe262を・・・・・・!
ロザミィ?!カミーユはいずこ!

731名無しさん:2012/11/27(火) 18:57:23
デススターは大きさ故に防衛する側が常に人手不足になるという致命的な弱点を抱えている。
デススターは内部に潜入されると意外なほどの脆さを見せる。
それ以前に少数精鋭(主人公)を準備出来ない夢幻会には十分過ぎるほどの脅威か…

デススター運用で高度なAIを用いれば、世界法則的に高度な自律AIは十中十、創造主に対し反乱を起こす。

732名無しさん:2012/11/27(火) 19:17:46
震電穸や雪風は如何か

733名無しさん:2012/11/27(火) 22:10:18
金欠でコクピット周りを単座に最適化出来なかったところが同盟軍に通じる三菱T−2,F−1
夢幻会としてはエロゲからグリペン。
日本ではエリ8で大人気のタイガーシャーク。
の三点を推薦。

734名無しさん:2012/11/27(火) 23:22:00
イゼルローン要塞建造後はイゼルローン要塞を巡り攻防が主な争点になったようですし、要塞があったからこそ
帝国は同盟領へと侵攻を行いやすくなりましたけど、要塞建造前は同盟側が帝国領へ兵を送ることもできたのではないですかね
本格的な規模の派兵は国力の差から無理でも、帝国領で通商破壊を行うために小規模でも派兵したりしたのでしょうか

帝国側も同じように大規模戦力を定期的に派兵するのではなく、通商破壊戦力を常時送り込んで経済や治安面でのダメージを狙うとか

735ゼン:2012/11/27(火) 23:35:43
良かった・・・同盟軍が手に入れたのがパンドラの箱(英国面)じゃなくて、

736名無しさん:2012/11/28(水) 07:16:10
イゼルローンは長期通商破壊の拠点として作られたらしい。同盟はイゼルローンが出来たため、イゼルローン接触宙域の開発が制限され、艦隊の稼働率などイゼルローンが出来たためにかなりの不利益を被ったらしい。
同盟がイゼルローンを作っても帝国は回廊閉塞の要塞を複数作れる。アッシュビーが要塞建造に反対したらしいが、超長期戦略を考えると無理をしても建造が正解。この人も銀英主要人物と同じ戦術だけの人間なのか。

737名無しさん:2012/11/28(水) 11:21:03
>>734
原作での帝国側幹部の発言、同盟側の過去の戦跡などの表現からするに、イゼルローン要塞の建設まえから同盟側が帝国領へ侵攻したことはないように思える。
もし、過去に同盟軍が帝国領に侵攻していたなら原作のような発言・表現はないんじゃないか?

元々の同盟側のドクトリンが、国力・戦力で上回る帝国軍を遠征してきた所で迎撃するという形だし
仮に通商破壊の為に小規模な艦隊を送ったとしても、帝国側はイゼルローン回廊の出入り口を塞ぎながら小艦隊を追跡・包囲するだけの戦力に余裕があるから明らかに無謀すぎる

738名無しさん:2012/11/28(水) 11:24:13
>>734
帝国側による小規模な同盟領への攻撃は実際に原作内でされてる
ヤンがエル=ファシルから脱出した時、せめて来ていた帝国軍の数を思い出そう

739名無しさん:2012/11/28(水) 12:34:12
一次二次大戦時のドイツ海軍のように、潜水艦のような隠密性の高い軍艦で通商破壊作戦とか、米軍のように無差別爆撃とかを両国ともに実行しないのかなと

長期戦争中とはいえ、軍隊の衝突が主なようで随分紳士的な印象


遊星爆弾で無差別爆撃とか費用面でいいと思うのですけど

740名無しさん:2012/11/28(水) 13:16:44
>>739
帝国側にとっては同盟市民は農奴候補だから無差別攻撃で数減らしたくなかったんじゃないかな
そして同盟側にとっては帝国市民は特権階級を除いて民主主義の素晴らしさを知らしめるための解放対象。こちらも当然攻撃しにくい訳で

741名無しさん:2012/11/28(水) 15:08:52
帝国側は建前上、銀河に唯一の統治国家なんだからそんな馬鹿な手段をえらぶことはありえない
同盟と名乗る叛徒相手に懲罰を与えるという目的で軍事行動に出てるわけで、相手を自分と互角とか格上と認めているわけじゃないんだし
同盟領にある惑星もその上に住む人間も、建前上は銀河帝国の一部であり皇帝陛下の財産なわけで

同盟側からすれば>>740の言うとおり、民間人への無差別攻撃が前提である惑星攻撃なんか論外
主義主張や政治的な目的があるのにそれを抜きに戦争は出来ない

第一、ヤマトの時の遊星爆弾だって地球の宇宙艦隊が機能しなくなってから有効になったわけで、防衛艦隊や防衛施設を破壊しなければ意味が無い
そもそも、恒星間の距離を遊星爆弾なげるとかできるのかとか、着弾まで何年かかるんだよって問題もあるわな

742名無しさん:2012/11/28(水) 18:23:32
>>737
大日本帝国の漸減作戦みたいな国防方針だな。
どっちもジリ貧になって押し切られた訳だが、世紀単位で持った同盟が凄いのか?

743名無しさん:2012/11/28(水) 18:30:31
やるとしたらアルテミス攻略時みたいにエンジン付きのをターゲットの近くまで運んでぶっ放すしかないよ。
何度も使える手じゃないから、そのうち大荷物の運搬中にボコられるようになって中止される。

744名無しさん:2012/11/28(水) 18:51:20
>>742

侵攻ルートがイゼルローン回廊に限定されてるから戦力の集中が
しやすかったんじゃない?

745名無しさん:2012/11/28(水) 19:09:43
帝国が何故かイゼルローンのみを軍事に使っていたから原作の状態になった。
フェザーンに軍事拠点を作り侵攻作戦を行える状態になっていたら、同盟は詰んでいた。

イゼルローンと比べフェザーン回廊は広く軍事路にするには使い勝手が悪かったとはいえ、同盟との国力を考えると使えない事はない。
フェザーン方面に基盤を置く貴族の猛反対が有ったのだろうか。
帝国の一般貴族は御家>>(越えられない壁)>皇帝、帝国への忠誠だろうし、フェザーン(同盟添え)のロビー活動で何とかなるかもしれない。

746名無しさん:2012/11/28(水) 21:09:40
銀河帝国も自由惑星同盟も中央の権限が弱いため、軍事面で有効な事でも政治面で不可能とかはあるのかも
銀河帝国=神聖ローマ帝国
自由惑星同盟=都市同盟
といった感じのため中央権限が弱く、常に構成諸国家との兼ね合いで軍事政策も決定されてしまうとか

747名無しさん:2012/11/28(水) 21:35:25
金髪が地力で勝る帝国で中央集権を固めた結果が原作ですか。
改革終了までに人口は割単位で減りそう。

748名無しさん:2012/11/28(水) 22:24:54
>>742
そもそも同盟はとてつもない怪物だもの。
「16万人で建国してから120年ほど後には、250万人の軍隊を首都から数千光年離れた星系に送り込んで完璧に支援できる体制を整えた」

749名無しさん:2012/11/28(水) 23:26:11
>>748
更にいえば、兵隊を極限にまで動員するにしても250万の兵隊をそろえるにあたって、
最低でも同盟の人口は2000万人は必要。
ちなみに、人口16万からスタートで戦争開始時に2000万人の人口になるには、
毎年平均して4%の人口増加率が必要。
どうやりくりしたら此処まで人口を増やせるものなのか…

750名無しさん:2012/11/28(水) 23:30:11
大陸中国並の多産政策でもしたんじゃね

751名無しさん:2012/11/28(水) 23:39:48
人工子宮技術のたまものとか。

もっとも、たとえ生み出せたとしてもその後の養育をどうやるのかという問題があるけれど。

752名無しさん:2012/11/29(木) 00:38:21
普通の出産、育成方法じゃまず厳しいでしょ。
クローニングと知識の転写で人間を生産していかないと。

753名無しさん:2012/11/29(木) 03:02:17
なるほど、コピー人間だったから、繰り返してる内あんなに劣化しちゃったのか

754名無しさん:2012/11/29(木) 03:59:26
みんな!そんなに作者の知識不足勉強不足をあげつらうのはやめてあげるんだ!
彼だって悪意があったわけではないんだ!誰だってお伽話や絵本の話の展開の粗を指摘したりしないだろう?
SFの名を冠したのだってサイエンスフィクションではなくて「すごいふしぎ」の略だったかもしれないじゃないか

……人口増加の矛盾は科学とか知識勉強以前の問題とは思うけどね……

755名無しさん:2012/11/29(木) 06:36:59
まぁ物語の細かい枝葉末節の部分は気にしなくてもいいんじゃないか? 設定厨の人とかは気になるんだろうけど。

756名無しさん:2012/11/29(木) 18:05:03
人間が記録以上にいるのが普通って感覚じゃないの?


中国みたいに…

757名無しさん:2012/11/29(木) 18:10:21
>>754
すこしふしぎに失礼、Fに謝れ
と思ったら「すごいふしぎ」かよ

758名無しさん:2012/11/29(木) 18:14:55
人口増加も疑問ですが、亡命者のことも不思議
フェザーン成立以前の亡命者はイゼルローン回路を通行するしかなかっただろうけど、帝国が財産である民衆の亡命を見逃すのは考えにくい
イゼルローン回路一つだけ監視すればいいだけですから物凄く監視しやすいはずです
フェザーン成立以後はフェザーン経由で亡命したのでしょうけど、同盟の国情が建国時から揺らぐほど大量の亡命者が発生していたなら貴族にとっては
自分たちの財産を守るためにも無視しえないことですので、フェザーンへ行くのを制限するして亡命できないようにするとかある


そもそも同盟までの長距離宇宙船をどうやって確保したのだろか

759名無しさん:2012/11/29(木) 18:22:06
>>745
> イゼルローンと比べフェザーン回廊は広く
これって原作の公式設定?最近、銀英ファンフィクションでよく見かける気がする。

昔から読者間の共通認識になっている公式設定で、私が最近気付いただけ、かな?

760名無しさん:2012/11/29(木) 18:23:10
政争に負けた貴族や負ける可能性が高かった貴族が他の連中にくれてやる位なら逃がしちゃるとか?
何かあった際の逃げ場として同盟建国の支援が在り得たかもなぁ。
後は政争の札にする為にわざと見逃したりしてたんじゃないのか。

761名無しさん:2012/11/29(木) 19:41:21
恒星系間をそれなりの人口が移動するぐらいなら
何故恒星系単位で独立しないのか?
移動コストや民衆・社会の維持・管理コストを舐めてるんじゃないの?

762名無しさん:2012/11/29(木) 19:57:51
帝国の侵攻を退けたハイネセン共和国(仮名)を中心とした自由惑星同盟に、
帝国侵攻に危機意識を抱いて加盟した辺境国家群を指して亡命者と称したのかもしれない。

ダゴン会戦前からの加盟国市民が新規加盟国の蔑称として亡命者を使う。
国家間の対立が望ましくない為政者が、帝国からの亡命者を大体的に宣伝に使い、新規加盟国に使われないように苦慮したとか。

763名無しさん:2012/11/29(木) 21:41:40
対帝国の軍事同盟をアーレハイネセンらが辺境惑星国家に主張して結集したのが自由惑星同盟なのかも
但し、ハイネセン共和国(仮名)は自由惑星同盟の主導的立場で尚且つ各地から移民者が多い関係で自由惑星同盟を国家であると思っているとか

764ゼン:2012/11/30(金) 00:38:18
>>761
独立するにはその星にいる貴族連中を倒して乗っ取るしかないでしょ。そうすると帝国を騙し続けない限り鎮圧艦隊が来て一巻の終わり
一か八かの夜逃げを敢行したって不思議じゃ無い。

765名無しさん:2012/11/30(金) 04:57:54
>>764
大気圏・重力圏を脱するのは作中でもその惑星の管理下だったように思う。
ハイネセンや前線基地のように管理し難い状態にあったらともかく
衛星軌道上に出れるなら惑星の政体影響を及ぼす団体になってると思うが?
弾道ミサイルの方が技術的には低い位置にあるんだし。

766ゼン:2012/11/30(金) 09:34:32
>>765
帝国領内の話だよね?違ってたらゴメン。態々独立しないでも領地を預かる貴族と結託すればそれなりの暮らしはできると思う。
だけど、どうしても民主主義に拘って「今日から独立するから、よろしくね」なんて言っても帝国が許すとは思えない。

767名無しさん:2012/11/30(金) 17:55:21
>>766
原作の時期ならそうだけど国境線未確定期に
>>762
が言ってるようなこじ付け説明じゃなく
きちんと独立宣言と加盟要請の記述がないのは不自然じゃないかって話
国境線確定させたにしても変なのは前線を請け負わせた辺境貴族が
報われてないっていうのも不思議に思う。
星界のハイド伯じゃないけど帝国で不遇なら同盟に高く買ってもらうのも
出来た筈なのに。

768名無しさん:2012/11/30(金) 20:20:43
帝国の場合貴族制度だけあって、領主である貴族が能力とやる気があるなら同盟よりもいいですし
領主の自由度が高いですから帝国中央で宮廷闘争をするよりも領地に籠って領地統治を行っている方が楽しいと思う貴族もそれなりにいたのかもしれないです

769名無しさん:2012/11/30(金) 21:31:05
領地に引篭もっている分には、領主様とふんぞり返っていられる。
中央でペコペコするより地元にいた方が良いと考える貴族もそれなりにいそう。

同盟の成長で説明するとしたら
1.ハイネセン一派の脱走は把握済み、実は同盟を人間牧場として帝国が支援していた。
同盟成立黎明期は奴隷貿易で工作機械、艦船を帝国から購入と憂鬱のソ連染みた活動をしていた。
2.ハイネセン一派到着前から同盟領には国家群があり、ハイネセン一派が帝国の脅威に対する軍事同盟を唱え設立させた。
3.無い無い尽くしの状態で4%以上の人口増加を長期間維持するという、「何と契約した貴様等」と言えるインチキ染みた奇跡を達成。

1.なら銀欝っぽくなる感じがします。

770名無しさん:2012/11/30(金) 22:57:01
日英露などで内郭国家連合、独仏伊などで枢軸連盟(仮名)を結成しているというネタが以前からあることですし
自由惑星同盟も似たような組織という方が銀鬱に近い

旧アメリカ系を中心として元欧州枢軸陣営の植民地やインド系などの各惑星ごとの国家が軍事経済政治同盟を結んだのが自由惑星同盟
憂鬱アメリカの劣化版継承者といった立場でしょうか

771ゼン:2012/11/30(金) 23:41:00
一番大事なのは場所でしょう。
イゼルローンの向こうは帝国が来ないと思えば、「あっちに行って独立しよう」行ったら行ったで同盟なんて出来てて晴れて亡命者の出来上がり。
原作時期でも国境線未確定期でも同じだよ、余程イゼルローンから離れた場所じゃないと同盟に加盟しても「独立宣言した、帝国の艦隊が来た、同盟の援軍は間に合いませんでした」なんて事になると思う。
同盟だって自分たちの手の届かない所に、口を出さないでしょうし。
国境が確定しても前線はイゼルローンの向こう側、同盟が帝国領内に侵攻したならいざ知らず、辺境が割りを食ってるとは思えない。

772名無しさん:2012/12/01(土) 00:22:43
寧ろフェザーン回廊の辺りが問題になるか
でも、原作見るとフェザーン側の同盟領はほぼ未開拓のような話だったなぁ

773名無しさん:2012/12/01(土) 08:26:29
帝国領侵攻作戦前でも財政、人材ともにけっこうまずい状態だったから
開拓したくてもできなかったんじゃないかな

774名無しさん:2012/12/01(土) 10:55:57
フェザーン方面より、まずイゼルローン方面の対策が必須だったろうしなあ
緊急性の低い案件は後回しにされるのは仕方のない事だろう

775名無しさん:2012/12/01(土) 12:40:19
原作よりは個性的な(国民性のある)貴族や惑星国家になっていそうだね
原作はどうにも画一的だし。

776名無しさん:2012/12/01(土) 14:09:06
軍事面ではフェザーン方面は緊急性が薄くても、経済的理由でフェザーン方面の開拓は求められるのでは?
フェザーンという中継貿易地がありますから、その近くの地域は経済的には重要かと
むしろ同盟にとってはイゼルローン方面は国防地域であり前線地域なのですから、そのような場所に居住してほしくはないでしょう

777名無しさん:2012/12/01(土) 14:10:00
焦土作戦なんかを見ると金髪の言う「公平」ってのは
「すべての人民が人間としての尊厳を得られる公平」ではなくて「すべての人民は皆平等に価値が無い公平」なのかも
なんというか今までは貴族だけが尊重されてきたけれど、今後は皆等しく軽んぜられるようになりましたって感じかな
ただし金髪が価値を認めた一部の人間のみ尊重される。

…これってルドルフが貴族性を創始したときと、なんら変わりないんじゃね?貴族のメンバーが入れ替わっただけで。

778名無しさん:2012/12/01(土) 14:52:08
ルドルフもラインハルトもどっちも優秀な壊し屋。
ルドルフも死ぬべき時に死んでいればラインハルトになったと思う。
ラインハルトの本質を把握していた義眼がラインハルトを死ぬべき時に死なせた可能性が…

779yukikaze:2012/12/01(土) 17:43:23
>>778
義眼が望む指導者像って「清廉なルドルフ」ですからねえ。
臣下の感情になんぞに左右されずに、断固として合理的な政治を行う。
おまけに人格も享楽的な部分など一切なく神格化などもってのほか。
清朝の雍正帝辺りでしょうかね。似たような存在は。

もっとも、「壊し屋」という点で言うなら、金髪よりも義眼の方が
相応しい気がしますけどね。あれ、本当に「壊すこと」しか考えていませんし。

780名無しさん:2012/12/01(土) 18:44:25
義眼は壊すことが目的新王朝成立は二の次だったと考えれば普通に優秀とも言えるな

781名無しさん:2012/12/01(土) 19:25:08
>>776
フェザーンの近くが経済的に重要とは疑問がある。重要なのは航路、一般的な商船の航続距離は知らないがフェザーン‐ハイネセン間の航路上である程度の経済中継地ができると思う。
他は希少な鉱物や資源が出れば重要な策源地となって航路が継ぎ足されていくんじゃないかな

782名無しさん:2012/12/01(土) 19:26:02
確かに新王朝を造ると言う側面では最後らへん害悪になりつつありましたが、
旧王朝を壊す事に特化した存在と考えれば有能ですね。

783名無しさん:2012/12/01(土) 20:00:24
原作では「フェザーンが同盟政府発行の国債を買っている」と言う記述があったけど、
だとすると同盟政府債の利率推移=フェザーンによる同盟政府の安定性評価
ということになるんかな。

784名無しさん:2012/12/01(土) 20:58:30
同盟の首都星人口が10億人くらいしかいませんでしたけど、首都でこの人数では他の地域はどうなっているのか
一都市=一惑星というレベルのような感じがする
同盟全体で130億人くらいでしたから、首都星系だけでも十分に居住できる人数ですし
同盟衰退の理由として、人口の割に広大過ぎる国土の統治が負担だったとかだったりして

785名無しさん:2012/12/01(土) 21:13:52
帝国250億、同盟130億、フェザーン20億と全体的に過疎っている。
銀河連邦末期に起きた文明崩壊の凄まじさが容易に想像できる人口です。
それなりの質量を持ったブラックホールが銀河連邦末期に蒸発でもしたのでしょうか。

786名無しさん:2012/12/01(土) 22:36:01
銀鬱の場合なら、帝国と同盟の人口減少の理由を日本陣営とドイツ陣営の世界大戦に巻き込まれたとか、先進諸国が連邦が政情不安になったため
撤退をしたため技術維持が不可能になって崩壊したとかいう理由がありそうですけど
原作軸でなら超新星爆発とか自然災害に巻き込まれて通商網が寸断された結果、都市化が進んでいた惑星で飢餓が発生したとか
原作で惑星の居住人口が少ないのは通商網寸断による飢饉の対策とか
だからこそ、帝国では各地に貴族が設置されて高度を自治権を与えれていたという理由も

787名無しさん:2012/12/02(日) 12:42:13
銀鬱で日本の人類圏中枢からの完全撤退も長距離ワープの長期不通による通商崩壊なら説明出来るかも。中心域は銀河内郭に移っていたが通商崩壊で分裂、航路の再編、再統一が一段落するまで帝国、同盟領に手が出せなかったとか。安定した外郭領域を目指し伸長を始める銀鬱日本、それに対抗する新帝国、ラインハルトが喜びそうな状況になるかもしれない。
歴史を売り物にした観光地としてそれなりに栄えていた銀鬱地球は通商崩壊から観光業が崩壊、忘れ去られた辺境惑星に転落。

788名無しさん:2012/12/02(日) 12:42:18
>>785
一応、銀河帝国の発足時の人口も3000億となっている。
「社会秩序維持局の手で『事故死』したり『病死』したりした数は45億人だが、帝国総人口3000億に比して絶対少数と言えた」
と本編の序章にあるので。

恐ろしいまでの人口減少ぶりは、原作を素直に解釈すると

・帝国の治世があまりにもダメ、李氏朝鮮以下(かつ、なぜか革命も起きず、存続できる)
・同盟相手の消耗戦でここまで減った(同盟はどこまで怪物なんだ)

少し素直さを減らすと
「銀河英雄伝説」はあくまでも後世の歴史家によるフィクションで、「銀河帝国正史+自由惑星同盟正史+フェザーン自治領正史」ではない

789名無しさん:2012/12/02(日) 13:09:37
銀河連邦時代は、一定レベル以上の人工知能やら電子知性体なども国民として登録して数えていたが。
連邦崩壊後は電子知性体を維持するだけの技術力を完全に喪失した結果。
戸籍上の国民総数が激減したとか。

790名無しさん:2012/12/02(日) 13:20:30
銀河連邦時代の中心部は銀河帝国となったものの、辺境地域が切り捨てられたり交流不能になってロストコロニー化した地域もあったと思う
銀河連邦3000億人は全体の人数だけで、銀河帝国250億人は旧銀河連邦の一部地域に過ぎない。
銀河連邦が崩壊後幾つもの勢力が分離独立を行って銀河帝国は数ある独立勢力の一つにだったとか
この事実を意図的に無視されていたという可能性も

791名無しさん:2012/12/02(日) 14:16:58
もし帝国陣営の金髪一同がバルバロッサ作戦前のドイツ軍将官に憑依したら……


なんだろう、史実より最初は押すけど崩れる時は史実以上に崩れそう(某HOIWikiにある北欧連合のシナリオみたく)

792名無しさん:2012/12/02(日) 14:54:33
イギリスやアメリカと戦う時は勝手に相手が無能になる補正が働くよ
でも、ソ連だとその補正は働かないかもしれない

793名無しさん:2012/12/02(日) 16:06:59
>>790
国土+人口的に
銀河連邦=モンゴル帝国
銀河帝国=魏
自由惑星同盟=蜀
フェザーン=朝鮮
と考えればいいのかな?

794yukikaze:2012/12/02(日) 16:24:47
>>791
ヒトラーをどうしようもない程の無能呼ばわりしてクーデターを
計画して、主人公補正から見事に成功するも、ソ連の怒涛の進撃に
対して焦土戦術やらかして、ソ連はおろか東欧全体の恨みを
買いまくる姿が浮かぶんだが。

795名無しさん:2012/12/02(日) 16:42:49
で、その場合金髪は上手い事負けられるんだろうかね?

796名無しさん:2012/12/02(日) 17:26:42
>>794
ひょっとしなくても欧州赤化になりそう
欧州西側陣営数少ない拠点イギリスだけになったということも

797yukikaze:2012/12/02(日) 17:41:23
>>795
目茶目茶上手くいっても、共産主義の防波堤として生かされるだけ。
しかも史実以上に東欧諸国の憎悪が凄いから、ドイツの軍事的負担は
凄まじいことになりそう。

まあ実際には「戦術的勝利」を最優先にした事で、ありとあらゆる方面から
恨みを買いまくり、徹底的に解体されるのがオチのような。
被害が大きければ大きい程「こいつらもう二度と復活させるな」という声は
強くなるだろうし。

798名無しさん:2012/12/02(日) 18:04:50
>>793
国土+人口的には上記かと
原作的には古代ローマ崩壊後も
銀河連邦=古代ローマ
銀河帝国=イタリア半島
自由惑星同盟=北アフリカの一部

古代ローマ崩壊後と異なるのは、連邦末期ルドルフが連邦の中央地域を掌握して一応安定化に成功したことでしょうか
連邦中央地域を抑えたものの硬直した統治の結果連邦時代の遺産が喪失して、連邦時代の復活を夢見る一部の人間が帝国領から脱出して
連邦崩壊後放棄された地域を纏め上げて自由惑星同盟を成立
尤も自由惑星同盟成立地域も連邦崩壊後の混乱と動乱で、連邦時代のノウハウは喪失されていたため誇張され伝承されていた記憶を頼りに
自由惑星同盟を創り上げたため歪んだ形になったとか

799名無しさん:2012/12/02(日) 18:22:08
>>798
銀鬱だと、其処に内郭連合と言う東ローマ帝国が加わってくる感じになりますね。
但しその東ローマはペルシャをも飲み込んだ東ローマな気がしますが(汗

800名無しさん:2012/12/02(日) 18:58:21
毛沢東の大躍進政策が終わらなかった場合が銀河帝国なら人口激減に説明が付くかもしれない。
毛沢東は大躍進政策で5000万人殺している。
終わらない大躍進政策が人口激減に繋がったとか。

801名無しさん:2012/12/02(日) 19:13:38
>797
タチ悪いことに敵役であるソ連は
「血を汗に替える」ことの出来るし
一般市民への犠牲も躊躇わない上
レンドリースという名の物資が湧き出る魔法の壷まであるからな
おまけに魔法の壷を叩き割ろうと殴れば
アメリカ軍という魔神まで出てくる凶悪さ
文字通り戦略的な敗北は戦術では取り返せないということを地で行くじょうきょうだしなあ。

802名無しさん:2012/12/02(日) 19:40:27
>>797
ドイツ人とドイツ国土が減少する可能性は高そうです
東ドイツが建国されず東欧共産圏とともに分割併合されて、残されたドイツが西ドイツだけという事態も

>>799
時代が全く違いますけど感覚として、東ローマ帝国が欧州枢軸で内郭国家連合が英連邦に情勢として近くなるかも
内郭国家連合が海洋国家群の緩やかな国家連合かなと

803名無しさん:2012/12/02(日) 20:00:03
>>802
>>798氏が古代ローマと言う前提を挙げられていますので東ローマと挙げました。
時代が関係なければ英連邦と書きましたが、前提条件があっての話なので。

804名無しさん:2012/12/02(日) 22:02:42
初期の内郭国家連合は大英帝国のように中央集権的であったものの、各構成国家が開拓によって力をつけた結果英連邦のように緩やかな国家連合になったとか


古代ローマ帝国から連想なら内郭国家連合は東ローマになりますかね


古代ローマ=銀河連邦以外の時代設定を考慮しないなら、英連邦
他にはNATOとかですかね

805名無しさん:2012/12/02(日) 22:29:39
金髪一同がナチス……なんかコルティッツのサボタージュすら見抜いちゃって、パリ破壊しちゃうわで東西どころか多分金髪に救う価値なしと見捨てられ、恨み心髄のイタリアまでに悲惨な目にあうドイツの姿が思い浮かんだ
まぁ、トンでも兵器開発阻止、モスクワ占領、クルスク大勝利、ノルマンディー上陸察知はやっても……最終的に物量と戦略爆撃機でアボーンしそうだな

ビッテンはクルスクが最後の見せ場、ミッター、ロイエンは最後まで生き残りそう、後半はほとんどモーデル状態のミュラーとか

806名無しさん:2012/12/02(日) 22:55:26
金髪の場合、何かの目的のために戦争しているんではなく、皇帝になってからは戦争することこそが目的でしたからね

807名無しさん:2012/12/02(日) 23:04:32
>>805をみて、赤い手帳を掲げて「造反有理!」と叫ぶヤン(と田中)の姿が浮かんだ

808名無しさん:2012/12/02(日) 23:13:24
あの物臭が革命闘争に身を投じるとも思えないがw

809名無しさん:2012/12/03(月) 13:58:20
ヤンが援中の軍事顧問に参加するが、中国軍のアレっぷりにぶちぎれる光景が思い浮かんだ
まぁ史実でも一部部隊は優秀だったんだがな国民党軍


後、戦後アカに被れてパージサレソウ

810名無しさん:2012/12/03(月) 14:01:33
するとアレか
現実を無視して理論と理想のみに耽溺する、連合赤軍の軍師になるのか
少なくとも本人は「それが理想の戦い方」みたいな発言してた(ユリ坊が聞いた)よな

811名無しさん:2012/12/03(月) 18:52:45
ヤンが変な風に被れたのは同盟の歴史に問題が有ったと思う。

銀欝で夢幻会のお土産(資料)にヤンが目を通したら
ヤン「帝国との戦闘を避け人民の海を渡り布教して行ければ、それがいいのだけど」
ユリ坊「お金がないからですか?」
ヤン「それも有るけど、ローエングラム朝は同盟の帝国侵攻の際に焦土戦術を使った事は知っているね」
ユリ坊「はい」
ヤン「彼は自身が政権を取る際に政敵の基盤をそれで破壊している」
ユリ坊「つまり、旧同盟を基盤にした場合、焦土戦術と同じ事が起きる場合があるわけですか」
ヤン「彼は聡明だが打倒するべき勢力に対しては住民、女子供でも容赦はせず徹底的にやる冷酷さが有るんだ」
ユリ坊「つまり、我々が基盤にした場合、基盤になった地域がどうなるか分らないので、巻き込むわけにはいかない」
ヤン「御名答、我々に許された選択は」
ポプラン「皇帝陛下の趣向に沿う形での限定闘争で彼を楽しませ、恩賞を狙うしかない…」
シェーンコップ「想像は出来ていましたが、いざ言葉にしてみると嫌な物ですね」
ヤン「全くだよ」

812SARU携帯:2012/12/03(月) 19:19:58
なーんか“節子それ銀英伝やない、タイタニアや!”って言いたくなるヤン一党だなw

813名無しさん:2012/12/03(月) 20:24:51
孤立した空間で偏った歴史・思想にしか触れられていなかったら変になる可能性の方が高い
育った環境から考えればヤンは随分真面だと思う
何だかんだ言われていても確りと自立して生活していて子供一人養っているのですし、その子供も立派に育ってたわけですし

814New ◆QTlJyklQpI:2012/12/03(月) 21:50:58
子供1人は親役が駄目駄目すぎて自立しなきゃと急がされただけw。

815yukikaze:2012/12/03(月) 23:35:04
>>813
実際、ヤンの子育てについては称賛すべき部分は多いと思いますよ。
そりゃ確かに家事全般がダメダメでユリアンがしょい込むことになりましたけど、
養父として可能な限りの教育や支援を与えていましたし、叱り方もかなり効果的
ではありましたし。
ユリアンがあそこまでまっすぐに育ったのはヤンの功績でしょう。

816名無しさん:2012/12/04(火) 00:52:02
しかしユリアンも世間一般的な意味では優等生すぎて普通とは言えんよな。
ヤンが反抗期の子供をちゃんと育てられるかというとまた話は変わるかもしれない

817名無しさん:2012/12/04(火) 01:17:02
星間国家の兵站参謀やってる先輩が選りすぐった人材ですからね。ユリアンは。
素材が良かったのが最大の要因としか言えない気がする。

818名無しさん:2012/12/04(火) 05:14:59
しかし実際のところ強大な新銀河帝国とやらに「人民の海を泳いで」
どう戦うつもりだったんでしょうかね

銀河にその名をとどろかすヤン・ウェンリーが密かに隠れて行動するなんて出来っこないし
宇宙戦艦とかなしに行動する訳にも行かないけどゲリラ活動しながら戦艦の修理・補給・メンテなんぞ無理だし

819名無しさん:2012/12/04(火) 13:12:40
ゲリラだって金が無ければ武器弾薬を手に入れられないわけで数千規模の艦隊を
国家の後ろ盾無しで維持するとか無茶だしねえ。多分モデルだろう毛沢東だって
ソ連が無かったらゲリラ戦を続けるなんて無理だったろうし

820名無しさん:2012/12/04(火) 18:14:02
講和条約後メルカッツらと艦艇を隠しといた小惑星改造基地みたいなのがありましたから、そういったところを拠点にする予定だったのでは
それと気になったのはヤン一派がハイネセン脱出後、エルファシル自治政府がヤン一派に加わることを表明したため仕方なくエルファシルに行くことに
なりましたけど、その際ヤンらは不服だったようですがもしエルファシルが加わらなかったらどうする気だったのだろうか
ラインハルトが失策をして反発が強くなるまで隠れているつもりだったのですかね…それはそれでありでしょうけど

821名無しさん:2012/12/04(火) 18:25:40
魔術師一味が潜ったまま出てこなかったら、黄金樹の二の舞…エルファシルの魔術師一味参加は義眼の策かもしれない。

義眼として新王朝の邪魔になる金髪、魔術師、俗物(トリューニヒト)、義眼は生かしておけない。
体制下で愚痴る程度の野心しかないが、金髪信者で収まらない所が有る誑しを俗物排除に使ったとかありそう。

822名無しさん:2012/12/04(火) 21:53:48
ローマ崩壊後の混乱は物流が破壊された部分も大きいからたとえとして納得できる部分は結構あるね

823名無しさん:2012/12/04(火) 22:20:26
日本に留学にいくアンネローゼ、戻ったらすっかり腐女子になって、日本に逆恨みする金髪と赤髪が思い浮かんだ

824名無しさん:2012/12/05(水) 00:14:24
>>823
嫌だなあ……

ヴェストパーレ男爵夫人と一緒に仲良く801本を読むアンネローゼ貴腐人w

825名無しさん:2012/12/05(水) 00:41:48
その本の内容が金髪×赤髪とかだったら金髪はショック死するかもな。

826名無しさん:2012/12/05(水) 00:43:37
そしてベーネミュンデ侯爵夫人と「嶋×辻のヘタレ攻め」か「辻×嶋の強気攻め」かで血で血を洗う論争に(ry
・・・うん、金髪と赤毛が怒りを向けてもシャーナイなwww

827ゼン:2012/12/05(水) 06:47:52
忍び寄る魔の手・・・ヒルデの運命は?

逆恨みじゃなく、殆んど日本のせいだから

828名無しさん:2012/12/05(水) 17:01:58
なんかあったな、日本の文化侵略に帝国がなすすべがなくなるってSS

829名無しさん:2012/12/05(水) 18:22:27
自分たちこそ世界だと思っていた銀河帝国が実は弱小勢力に過ぎないという事実を突きつけられて素直に認めますかね
日本などの内郭国家連合に難癖つけて自分たちこそ至高の存在であると内向きでも主張しそうですけど
内郭国家連合との交流は政治思想が帝国に流入して帝国的に悪影響であると判断するかも。
ルドルフ以来の伝統である民主共和政弾圧組織社会秩序維持局が存在していることですし

北朝鮮のような危うい外交ができれば上出来かも

830名無しさん:2012/12/05(水) 20:22:22
文化侵略といっても帝国が受け入れられる状態にあるかどうかに掛かっている。
やおい、BLで姉薔薇の貴腐人化は良くネタにされるけど、帝国一般の婦人で素質がない場合は受け入れられないと思う。
実は姉薔薇は元から貴腐人で、後宮入りした後、同じ趣味を持った寵妃達のサークルに参加していたとかの裏設定がないと貴腐人化は難しいかもしれない。

銀欝版黄金樹皇室の皇帝が猟奇(流血帝)、純愛(晴眼帝)、特徴無し(フリードリヒ4世)などの創作系を密かに嗜んでいるとかの裏設定があった場合。
姉薔薇は家族には言えないシークレットな趣味(親父にはバレバレ)の持ち主。
寵妃になる切っ掛けが女子会に出品した作品が皇帝の目に留まった事だった。
親父は注意し難いとはいえ娘の趣味を止められなかった事が寵妃に繋がったと呑んだくれる。

日本は長距離ワープ不能による通商崩壊から各星系が独立色を強め群雄割拠の様相を示す。
割拠した群雄の幾つかが帝国と接触、交易まで至らないが使節のやり取りを何度か行う。
その後、日本の再統一が進み、使節が送られなくなり帝国で日本の存在は忘れ去られる。
公的な贈り物以外で使節の忘れていった私物(成人向けの資料)から帝国内で同人誌が密かに広がるようになる。

831名無しさん:2012/12/05(水) 22:15:44
確か、第5代のカスパー帝はそっちの趣味じゃなかった?

832名無しさん:2012/12/05(水) 22:31:49
同性愛はルドルフが迫害、抹殺の対象にしてるので
銀河定刻では最大級のタブーとされているハズ

だからこそカスパー帝はえんがちょされて亡命してしまった
故に銀河帝国では日々官憲と「薄い本」読者および作者の攻防が繰り広げられているのだろう
禁じられてるからこそ読みたくなるってあるしね


おそらく、だけどユダヤ教やキリスト教で同性愛や自慰がタブーとされているのは
弾圧で猛烈に数が現在進行形で減らされつつある彼らにとってそういった
「子種を無駄に浪費する」行いが「凄く勿体無い」からだと聞いた覚えがある

・・・・・・・・だとしたら「生めよ増やせよ」が基本な同盟でアッテンボローの組織した
「禁止された本を回し読みする組織」ってまさか・・・・・・

833名無しさん:2012/12/06(木) 00:57:34
神の言葉が「産めよ増やせよ地に満ちよ」だからなぁ

まぁ、中世暗黒期の欧州だと快楽そのものが悪なんで、非生産的な行動は全てダメな訳で
その辺は結構ごっちゃになっているんで、意識して区別しないと妙なことになると思われ


特に銀河帝国では快楽を悪とする風習はなさそうだしね

834名無しさん:2012/12/06(木) 02:10:31
邪な事考えずに子供作れとか無茶振りにもほどがある。ww
相手を袋にでも閉じ込めて姿をみないよう注意しつつ生産するの?

835名無しさん:2012/12/06(木) 02:49:56
>>864
おめでとう、正解だ
そういう発想ができるあたり、アンタには才能があるぞ

836Monolith兵:2012/12/06(木) 04:11:26
>>834
暗黒時代だと女をずた袋に入れて尻の部分にだけ穴を開けて子作りするということが行われていたという話を聞いたことがある。
あと>>864に期待!

837名無しさん:2012/12/06(木) 18:54:19
時期によっては門閥貴族のボンボンどもがオタク趣味に沈みそうである。

838名無しさん:2012/12/06(木) 20:19:45
主人公がオタクの転生者だと、オタク広めて貴族達を汚染していく展開がデフォだよな、主にランズベルクやフレーゲルとか

839名無しさん:2012/12/06(木) 20:26:26
>>831
>>832
カストラート(去勢された少年歌手)なんて居たんだから腐文化は絶えてはいない。
日本的な腐ではなく大陸的(宦官的)な腐だが。
>>837
あの世界は娯楽文化の衰退は技術文明より酷い。
地球教がアニメに漫画で布教に励んだら文化侵略が成功しかねんな。
過去(伝統)の方がはるかに優れて(過激)なんだし。
アメコミが勧善懲悪に走ったのも最初に積み上げるべきものが不足していたからだと思う。
日本は千年を超えて貯め込んでるから外国文化を吸収してもどこか和風になる。

840名無しさん:2012/12/06(木) 20:28:33
>>864
中世キリスト教会が推奨する、正しい子供のつくり方でググると幸せになれるよ。

841名無しさん:2012/12/06(木) 22:13:03
>>864に期待

842名無しさん:2012/12/06(木) 22:18:52
銀英の世界はマジで文明崩壊が有ったとしか思えない衰退具合。
長距離ワープが不能になる大災厄が発生して、銀河連邦時代に広がった版図を維持できなくなったに説得力が出てくる。
長距離ワープが不能になって寸断された領域の一つが銀河帝国と同盟なら銀河連邦末期からの人口激減に説明が付くかもしれない。

長距離ワープ不能で起きそうな変化は
日本=長距離ワープが不能になり中央集権が難しくなり、自治体の権限を強化した幕藩体制に近い地方分権に移行
枢軸=諸国割拠、史実EUに近い状態になる
北欧=枢軸、日本に対抗する北海同盟(日本、枢軸への対抗手段として緩やかな同盟はありそう)が解体、元の国家群に戻る
英国=連邦国家のまま変わらず。加盟国の独立色が強くなった程度

英国と北欧は友好国にはなっても軍門に下る感じがしない。親しい隣人にはなるけど、家人にはならない感じ。
どこもかも銀河連邦中枢に気を配る余裕は無く、一息吐けたのは原作開始前夜頃とか。

843名無しさん:2012/12/07(金) 16:38:20
食事が気色悪いくらい西洋系のみなんだよね、あの世界の文化

酒もワイン、ウィスキー、ブランデーしか残ってないようだし

あと>>864に期待

844ひゅうが:2012/12/07(金) 19:01:54
仮説として成り立つかもしれないのは超新星爆発の連鎖でしょうかね?
あるいは大質量ブラックホールがホーキング放射の限界を超えて一気に蒸発したとか。
前者の場合は波及するのに光速の限界がありますのでテロルのような形で大規模なワープゲートを繋げて重要恒星を連鎖爆発させなければなりませんが…
大規模な空間擾乱を起こすにはこれくらいが必要でしょうか。
もしくは、海賊とは名ばかりの大船団が移動しつつ略奪を繰り返していったとか。某ヤマモ○ヨーコのNESSのような感じで。
イスラム帝国の侵攻とかフン族大移動と重ね合わせてみるとこんなことを考えてしまいました。
それを防ぐために回廊状の場所で超新星爆発を起こしたというのも妄想できるかもしれませんね。

845名無しさん:2012/12/07(金) 19:05:44
宇宙空間が広大すぎて緩やかな国家連合化よりもバランスオブパワーの時代になりそうな気がする
対立するにも未開拓地は広大ですし資源的にも開拓すれば問題ないですから、対立要因が少ない

一国家の領域が広大になっても統治・経済の問題から幾つかの近場の有望な星系を本土にした方が効率がいいですし、
経済的事情で自然とそうなりそうですけど
丁度現在のように都市化が進んで一部地域に集中する感じ
それが一部星系に集中するというだけで利便性とかの問題からあまり変化ないかも

846ひゅうが:2012/12/07(金) 19:08:59
ちょっと考えてみたのですが、某YAT安心宇宙旅行みたいに次元トンネルのような形で恒星系が結ばれていたのかもしれませんね。
それが銀河連邦末期に何らかの災害で連鎖破たん。
その頃には長距離巡航・ワープ可能な艦船は軍艦程度しかなくなっていたために阿鼻叫喚の地獄絵図が…

847名無しさん:2012/12/07(金) 19:37:16
或いは別に銀河系に行った連中もいたとかそういう方向もありかなぁ。

848名無しさん:2012/12/07(金) 19:59:56
>>843
んなこたあないだろう。
おビール様をはじめウイスキー、ウォッカ、ラム、アップルジャック、シェリー、コニャック、ドライ・ジン、アブサンはあるはず。

849名無しさん:2012/12/07(金) 22:13:09
>>847
ある国家はアンドロメダ銀河、ある国家はさんかく座銀河、大マゼラン雲といったのように次元トンネルが
他銀河へ繋がっているのを各国家がそれぞれ発見して見つけた次元トンネルを使用して別銀河へと徐々に移住を行う
そして銀河連邦末期別銀河へと開拓をしていた国家は国家の比重が別銀河へと移り始めていた頃、次元トンネルが通行困難になり始めて
完全に使用不能になる前に銀河系にいる国民をそれぞれ別銀河へと移住を行う
移住が終了したのを境に次元トンネルが完全に閉じてしまい天の川銀河系とは交流が寸断されることになり、各国家はそれぞれ別の新しい銀河で
数百年の間独自の道を歩みことになる

元々後進地域であり治安も悪かった地域は別銀河の移住に取り残されて銀河系に取り残されることになる
先進諸国がいなくなってしまったため各地で軍閥が台頭して騒乱状態になってしまっていたところ、ルドルフが強権をもって統一して銀河帝国を成立

別銀河へと移住した先進諸国は技術の進歩によってか新しい次元トンネル出現によって、再び交流を再開することになる
そして銀河系にも立ち寄って、銀河帝国と自由惑星同盟と接触をしたとか

850名無しさん:2012/12/08(土) 00:25:46
>>849
調査が一段落してからの第一声は
「何このディストピア?」
だな。

851名無しさん:2012/12/08(土) 11:49:52
延々と戦争を続けている状態を見れば絶句するでしょうねぇ。
しかも人口も激減している。

852名無しさん:2012/12/08(土) 12:22:26
「老年期の終わり」ですねわかります

853名無しさん:2012/12/08(土) 14:51:34
絶句した後は壮大な社会実験と考えて研究材料として傍観するかもしれません。

854名無しさん:2012/12/08(土) 16:05:49
ケレンスキー将軍が中心領域から大脱出した影響で継承権戦争が勃発して人類は衰退したんですね

855名無しさん:2012/12/08(土) 18:33:51
氏族連中もある面では妙な感じで衰退……まあ、あれはあれで間違いなく進歩の一種なんだろうけど。
しかし折角のスタジオぬえデザインのメックがあれだけで終わったのは残念だった。

856SARU携帯:2012/12/08(土) 19:14:58
眉毛はともかく大河原御大までパクってたから無理かと

857名無しさん:2012/12/08(土) 20:21:03
>>855
変な方向で文化を作りだしていますからね。

858名無しさん:2012/12/08(土) 22:54:55
有る意味中心領域は憂鬱世界の可能性の一つじゃないかなぁ?
列強が幾つか残ったまま宇宙へ進出したは良いが広がり過ぎた所為で超光速通信がないから貴族(?)が再度誕生。
但しGMがないし当然、封建アメリカンことダヴィオン家は別になりそうだけど。

859名無しさん:2012/12/09(日) 12:28:50
憂鬱世界の流れで宇宙進出した結果、技術を保持しているのは列強諸国となる
列強諸国が銀河連邦領域から別銀河へとそれぞれ移住してしまったため、列強というストッパーを失ってしまったことから
銀河連邦に残った勢力同士で列強諸国の後釜狙いの戦争が勃発
その結果唯でさえ最先端テクノロジーを喪失してしまっていていたのに、戦争の荒廃でさらにロストテクノロジー化すると

で荒れ果てた銀河連邦をルドルフが各勢力を討伐・懐柔・屈服させていって銀河帝国を成立させる
ルドルフに敗北した勢力の一部が現地ロストコロニー国家群と結託し自由惑星同盟を成立

860名無しさん:2012/12/09(日) 19:21:21
銀欝で文明崩壊が急激に進んだ場合、
先進国でも新たな権威、秩序の模索で人口が割で減る暗黒時代になりそう。
日本は中央集権が崩壊し、武士台頭後のような地方分権に移行するとか、
多くの国々で歴史を繰り返しそう。

戦国時代の成長を考えると日本の一諸侯で帝国、同盟、フェザーンを圧倒とか帝国、同盟、フェザーン誰にとっても悪夢が実現するかも。

861名無しさん:2012/12/09(日) 20:23:59
日本史において近代化以降本格的な内戦になったことはない
西南戦争は近代化の過渡期ですし(銀鬱の場合戦争ですらない)
近代化から150年程度しか経過していないとはいえ、この間内戦が発生せずに統一国家として維持してきましたし

日本では首都に天皇が存在していれば絶対的権威として確立されていますから、分裂は無理かと
他の先進諸国でも分裂は無理かと
そもそも不安定で精神面でも近代以前が多い発展途上国ではなく、先進諸国で秩序崩壊は考えにくいです
文明崩壊するまで無秩序・政治経済を無視して趣味全開で開拓暴走するわけでもない

862名無しさん:2012/12/09(日) 21:11:42
>>861
可能性があるとすれば、何らかの事情により皇位継承順位同率が並び、
南北朝再びになるぐらい?
それ以外だと、日本帝国分裂はないでしょうし
万が一皇統が途絶えたなら、その時点で帝國じゃなくなりますし。

863名無しさん:2012/12/09(日) 21:19:46
中央の統率が緩み紛争が多発した戦国時代は皇族の分裂は無かった気がします。
戦国時代は今で例えるなら県知事が中央を無視して好き勝手やっている状態。
皇族が途絶えてもどこぞの何代子孫とか血縁が近い人を連れて来るか、クローン(求心力が弱まる悪手になる可能性があります)で解決するでしょう。

銀英の衰退状況を見ると近代国家とか色々な物を投げ捨て無ければならないような大災厄が襲った気がします。

864 テツ:2012/12/10(月) 01:11:19
有名なのは南北朝時代の分裂
戊辰戦争のときも、当時の輪王寺宮が旧幕府軍の側に立って「東武天皇」に一瞬即位した
後の北白川宮能久親王。皇族12家中で一番不幸な宮家としても有名

865名無しさん:2012/12/11(火) 00:26:01
>862
戦国時代は中央より地方の力が大きくなってきた結果起きたことなので
皇族が分裂して云々よりも中央の意見なんぞ聞かねーというのが大きいので
宇宙大航海時代で中央との繋がりが薄れたり中央の意見を聞いていたら死んじゃうという
状態になって分裂しうることは十分考えられるかと。
まあその場合どちらかと言えば連邦制に近くなるので戦国時代というほど世の中は荒れないかもしれない。
銀英の衰退状況になったのはきっと董卓と毛沢東を合わせたようなアフォが出てきて
五銖銭改鋳と文化大革命を組み合わせたような政策をやらかしたに違いない。

866名無しさん:2012/12/11(火) 20:16:57
日本では統治の正当性として天皇からの承認というものが形式的にでも必要になってくる
宇宙進出して領土が広大になって従来の統治制度では困難になって、新しい統治制度に変化するでしょうけど
何らかの形で天皇の承認を受けているという建前は変わらない
中央の権限が弱くなり地方が力をつけても首都に上院議会のような形で、それなりに国家として維持できるかも

銀鬱原作時までに一度くらいは、ドイツ・アメリカのように連邦制に近い形になる可能性はありますけど

867名無しさん:2012/12/11(火) 22:13:20
>>866
ドイツは中央集権と地方分権が併存している例だから、中央集権も強いという事になるね。
目指すとしたらそこらへんかも。

868名無しさん:2012/12/12(水) 01:07:36
今気づいたんだが、イタリアは銀欝だと消滅して
代わりにネオナポリとかネオベネチアとかネオローマみたいな小国家が
連合している状態になっているかもしれない。

869名無しさん:2012/12/12(水) 08:04:19
>>868
どうだろう?
憂鬱本編からずっと[イタリア]だったならそうともいかないと思うよ

870名無しさん:2012/12/12(水) 08:05:06
>868
うん、理由は?

871名無しさん:2012/12/12(水) 13:24:45
ネオベネチアとか言ってみたかっただけなんだろうなー

872名無しさん:2012/12/12(水) 14:52:33
なるほど、ならば同志として>868を支持しようw

873名無しさん:2012/12/12(水) 15:34:13
「ヘタリア」のイタリア君が「銀色の足ィ」などと絶叫する姿が見えた

874名無しさん:2012/12/12(水) 17:59:34
いっそ憂鬱未来としてARIA書けばいいじゃないかw

ps言いだしっぺの法則はいりませぬwww

875名無しさん:2012/12/12(水) 18:01:10
通称でアクアといわれる観光惑星ですか。
転生した夢幻会の連中がネオベネチアに殺到しそう。

876名無しさん:2012/12/12(水) 18:14:41
宇宙進出して遠距離を理由に地方ごとに分離したり連合化したりする必要性が薄いのですけどね
アメリカ型やドイツ型やその他の制度にせよ連邦化したり地方の権限を強化すればいいだけですし
そしてまた距離的に中央集権が可能になれば集権化していくだけで
中央集権型→分権化→中央集権化と繰り返していくと。
大きな制度改革の際には反発があるでしょうけど、徐々に変化させていけば許容範囲内の抵抗

877名無しさん:2012/12/12(水) 19:40:08
シリウス戦役=距離の壁から地方分権が進む
銀河連邦=技術発展から距離の壁が無くなり中央集権に戻る
銀河帝国=版図が広がり再び距離の壁が問題になり地方分権が進む
原作前夜=距離の壁が解決され中央集権に移行

管理し切れなくなった旧領土を列強が破棄し、新領土に移行。
これで普通に説明出来る?
しかし、民族発祥の地である地球とかの聖地の破棄の説明が出来ない。
橿原宮は洪水か何かで埋まりグランド整備で掘り返されるまで消え去っていた。
航行不可能領域が急激に広がり、旧領土だけでなく聖地の維持も難しくなったとかの災害があったのかもしれない。

878名無しさん:2012/12/12(水) 21:04:31
列強が旧領土を放棄して新天地に移行した理由として、有望な領土へと徐々に開拓が進んだ結果国家の主流が新天地に徐々に移行した
旧領土にて列強諸国が実験を繰り返したり産業廃棄物をそのまま放棄しすぎた結果宙域の安定性居住性が悪化して居住し続けるには困難になったとか
幸いなのか奇天烈実験を行いそうな国家はドイツ・日本・イギリス等いますし
憂鬱本編以来の伝統で技術開発競争が銀鬱の過程でも激化していて、そのため過去には実験場所が増えたため奇抜な実験繰り返し続けたのかもしれない
世論としても他国に技術開発競争に負けないように実験の激化を許容する風潮があるのかも

879名無しさん:2012/12/12(水) 21:28:51
実験施設は多分宇宙開発黎明期にそれ用の惑星を用意したと思うよ。
ロストして後から見つかると黒歴史になるような惑星がきっと列強諸国の数だけあるんじゃないかと・・・。

880名無しさん:2012/12/13(木) 00:33:57
>>874
「恥ずかしいセリフ禁止!(富永的な意味で」
「でっかい遺憾の意です(迫真)」

881名無しさん:2012/12/13(木) 08:36:50
>>879
かなりの危険物質とかも投棄されているかもしれませんね。

882名無しさん:2012/12/13(木) 17:48:00
資源採掘の自動化の失敗でBETAが発生するとか。

883名無しさん:2012/12/13(木) 18:37:49
>>882
大本がケイ素生命体じゃないから話が合わない。

884名無しさん:2012/12/13(木) 18:53:39
>>883
だよな、モドキならともかく有機機械じゃないんだからBETAそのものにはならないだろうな。

自立稼動・自己増殖する採掘機械が偶然進化するんなら
「造物主の選択」のタロイドが発生するほうがまだ可能性があるぞ。

885名無しさん:2012/12/13(木) 19:03:02
BETAでなくても自己複製機械の開発の際に暴走時の安全性を考慮して、実験用惑星で研究開発をしていたら何度も失敗して手に負えなくなり放棄とかはあるかも
実験用惑星でなら手に負えなくなったら地上ごと抹殺すればいいですし

機械・遺伝子・生物化学分野等実験することが多くありすぎてとても一つの専用惑星では不足になったり
実験も大規模化長期化が多くなって、一実験=一惑星という感じで使用していたら銀河系が危険になって別銀河へ移住することになったとか
そのおかげで技術革新が加速しそうですけど

886名無しさん:2012/12/13(木) 19:19:10
帝国兵士A「地表の七割が電磁場に覆われ宇宙からの観測は不可能、着地した探査隊は三分と経たない内に消息を絶った」
帝国兵士B「前回は有毒植物が繁茂し、大気の有毒化から定住不能だった」
帝国兵士C「地球近辺で定住の可能性がある惑星って、そんな星が多くあるよな」

887名無しさん:2012/12/13(木) 22:58:44
太陽系で発動した”それ”は150時間荒れ狂った後、
次元消去タイプの兵器によって異次元の彼方へ吹き飛ばされ、
一応の決着を見たはずなのに、なぜか流れ着いてくるんですね

888名無しさん:2012/12/14(金) 00:13:18
キガ ツク トワ タシ ハシ マダ ニナ ツテ イタ
ソレ デモ ワタ シハ ヘイ オン ナヒ ビヲ オク リタ カツ タ
ダケ ドチ オオ クラ ノツ ジハ コチ ラニ ショ ルイ ヲム ケル

889名無しさん:2012/12/14(金) 00:25:20
毒電波発生。

憂鬱世界とマブラヴのコラボ。銀鬱じゃないぞ。憂鬱世界だ。
この世界は超大国がいない分、宇宙開発競争が史実以上に遅れる。
そのため月面到達時(1969年以降、下手したら1970年代前半)にはすでに月面はBETAの巣。
アポロ11号(みたいな月面探検隊)全滅。写真に写るBETAの影。
解析でなんらかの地球外生命体の可能性が示唆される。
で、ほぼ間髪入れずカシュガルに着陸ユニット降下(1973年)。
この時点で夢幻会が「ヤバい」ことに気付く。

頑張れ夢幻会!中露が存在しないとはいえ、対BETA戦力として航空機が使われ始めている!
間に合うか夢幻会!光線級の登場までに、核爆弾でカシュガルを吹き飛ばせ!
時間がないぞ夢幻会!二週間で世論をまとめ、ナチスドイツを核使用を納得させろ!
まだまだ休めないぞ夢幻会!カシュガルの次はカナダの中央部を焼き払わなくてはならないんだ!


……こんなの、誰か書いてくんないかなぁ。

890名無しさん:2012/12/14(金) 01:21:03
さらに言うなら原作でアメリカ主体で構築した突入体迎撃用の軌道ステーション群もないからなぁ。
急いで作らないとどこに落ちるか分からない落着ユニットをその都度核で消毒しないといけなくなる。

それでなくともあの世界技術面で現実以上にに進んでるからねぇ・・・。
原作レベルでの技術革新の補正を入れないと詰むね。

891名無しさん:2012/12/14(金) 01:57:11
面白い想定だな。ハイヴが落ちる度に核で焼く限りBETA関係無しに地球が終わりそうだが・・・

しかし、BETAが襲来したとしたらどんな戦備をするだろうか?光線級の存在を考慮しても戦術機は造らないだろうし。
作中(つってもTEだけど)のBETAと戦術機を見る限り、戦術機って対BETA戦にそこまで合致してないようにしか。
光線級の活動下を想定した兵器の割に限界まで低空飛行しても光線級にバカスカ落とされてる時点で・・・

892名無しさん:2012/12/14(金) 09:36:47
戦闘機だと地面に衝突しかねない低空で飛ぶしかなくなる。
戦車はBETAの急速な接近に対応できない。

893New ◆QTlJyklQpI:2012/12/14(金) 12:27:49
取りあえず戦車は装甲を犠牲にしても高速、高火力を求めるだろう。
どっかの二次創作ではCOIN機のようにプロペラ機でBETA攻撃とかしてたな。
カシュガルは問答無用で核でも大丈夫だろうから問題はカナダだな。

894名無しさん:2012/12/14(金) 12:59:40
>>892
いや、だから戦術機でも地面に激突しかねないギリギリの低空飛行でも落とされてるわけだが。
急な接近に対応できないというのも、映像見る限り戦術機も一部精鋭除いてできてないわな。

895名無しさん:2012/12/14(金) 13:21:01
屋外はともかくハイヴ内部とかは戦術機か、それに相当する装甲兵器(多脚戦車とか)がないと厳しくないか?
歩兵だけじゃ火力足りないだろうし

地球のハイヴは地下構造物建築開始前に核乱れ撃ちで封殺できそうだけど
月面のやつなんかは地下構造物までしっかり建築済みなはず

896名無しさん:2012/12/14(金) 13:34:21
突撃級って時速170キロとか言ってなかったっけ?
装甲犠牲にしたくらいで何とかなるかなぁ

897名無しさん:2012/12/14(金) 13:38:19
既に[浮いたら撃墜]のレベルの世界
純正飛行兵器は役にたたず地上兵器は押し潰され…
環境が激変すれば主力と成りうる兵器も変わるかね

898ゼン:2012/12/14(金) 13:50:14
>>894
それでも戦車や戦闘機よりゃマシっしょ、逆に聞きたいがどんな兵器が出てくると思うの?
そいつが出来るまでやられ続けろなんて言わないよね。戦術機が最適とは言わんが・・・在り合わせでも造るんじゃないかな

899名無しさん:2012/12/14(金) 13:52:09
空を飛ばず、BETAを逆に押し潰せる兵器……AFカブラカン!

900名無しさん:2012/12/14(金) 13:58:47
やはり大量の凡人に因って運用、安定した性能を発揮出来るアームズフォートがいいか。
ランドクラブやギガベースを量産すればBETAなど物の数では・・・

901名無しさん:2012/12/14(金) 14:04:50
そういえば、化学兵器ってBETAに効くんだろうか
学習して対策するとはいえ、生命体なんだから対策できない毒とかありそうな気も

902名無しさん:2012/12/14(金) 15:32:11
>>898
旦那、戦術機はマブラヴ時空なればこそ成立するのを忘れちゃイカンとです。
憂鬱世界にした時点で物理法則は現実のもの適用ですぞ?
自重ですぐに足のへたる二足歩行巨大兵器とか……そんなものをありあわせで実用兵器として作れるほど憂鬱世界の兵器技術理論って明後日にかっ飛んでましたっけ?

903名無しさん:2012/12/14(金) 16:03:15
メタルギアの月光にプロペラつける

904名無しさん:2012/12/14(金) 16:52:15
>>903、バルーンで妥協しろい

905名無しさん:2012/12/14(金) 17:54:46
>>900
今回はあくまで本編の延長70年代なんでそんなもの作れない。
それは抜きにしても、ランドクラブは足元がお留守番だしイマイチ。
ギガベースは支援砲撃艦としてはコスパが悪くないか?
あれ一隻で戦艦が何ダース作れるか、と思うと…

906名無しさん:2012/12/14(金) 18:03:23
>>905
カブラカン!
規模を半分くらいにしたカブラカンはどうだ!

907名無しさん:2012/12/14(金) 18:11:01
グレートウォールはどうですか?あれ極論すれば、線路のない列車みたいなもんですし、作るのは難しくないかと。それにBETA襲撃後は、理由は知らんけど大地を均してしまうらしいので、大戦力を安全に輸送できるアレの使い勝手はいいかもしれません。

908名無しさん:2012/12/14(金) 20:04:51
>>902
それを言ったら只の滅亡endしかないわけだが
リアルでbeta何ぞ出たら勝ち目は一片もねぇ!

909名無しさん:2012/12/14(金) 20:13:01
>>906
カブラカン自体はノコ付きトランスポーターに過ぎないし・・・
>>907
>線路のない列車みたいなもんですし、作るのは難しくないかと。
いや、まずグレートウォール以前に線路の無い普通の列車を作る事自体が難しいんだが・・・
何十トンも積載物積んだ貨車を何両も牽引し高速走行できるのは線路があってこそ。トレーラーじゃ絶対に不可能だ。
ましてあんな巨大列車なんてどうやったって現実世界じゃ走るどころか動かす事すらできないでしょ。てかあれ一両何百万tあるんだ?

910名無しさん:2012/12/14(金) 20:27:00
技術面に目をつぶるとしても戦術機って複雑極まりないしどう考えても戦闘機より高くつくだろう。
あれ一台で戦車や自走砲が何十両買えるんだろう、と思うと・・・
戦術機買う金で自走砲や自走ロケット砲揃えまくって砲やらロケットやら散布地雷やら撃ちまくってればなんとかなりそうに思えるな。

911名無しさん:2012/12/14(金) 20:27:56
原作のほうだと月基地が死戦を行いながらも維持し続けた時間を使って戦術機を配備してるから。
月が落ちた状況でBEETに気付くこの想定だと地獄の撤退戦を行いながらの新装備開発になるかな。
初動でどれだけ夢幻会が動く余地があるかで難易度がかわるな。

912名無しさん:2012/12/14(金) 20:32:09
とりあえずαナンバーズかZEUTHを呼ぼう
オイラは「機神兵団」と名前変えてるけどなZEUTH

913名無しさん:2012/12/14(金) 21:41:30
地上にハイヴを作らせなかったという前提だとハイヴ攻略用以前に宇宙用核兵器の開発が先だろう。
そうすりゃ地上を焼き払わなくても月攻略の作戦をじっくり練れる。

914名無しさん:2012/12/14(金) 21:54:42
>>910
なんとかならなかったから戦術機が開発されたと言う設定ですしおすし

915名無しさん:2012/12/14(金) 21:59:14
ルート的には
1、宇宙でBEET発見後全てが順調に行き突入体迎撃ステーション配備が間に合い地上は安全に→宇宙兵器開発シナリオ
2、突入体迎撃ステーション配備が間に合わずユニット落下を許すものの核の連打で消毒に成功→宇宙兵器開発シナリオ
3、ユニット落下を許しかつ核による消毒にも失敗する→地上戦兵器開発シナリオ(原作に一番近いシナリオ)
4、突入体迎撃ステーションの配備が行えなかった、ユニットが落下するたびに核を乱打しつつ時間を稼ぐ→突入体迎撃システム開発シナリオ
5、突入体迎撃ステーションの配備が行えなかった、さらに核による消毒に失敗→滅亡まで秒読みシナリオ
6、そもそもユニットが落ちてくるまでBEETに気がつかなかった→滅亡まで秒読みシナリオ

ぱっと浮かぶのでこんなところか?

916名無しさん:2012/12/14(金) 22:19:23
>>914
戦車と自走砲でどうもならないのに戦術機でなんとかなってしまうマブラヴ世界の物理法則がいかにでたらめか、という話ですね分かります。

917名無しさん:2012/12/14(金) 22:36:48
>>916
戦術機でもどうにかなってねぇよ?
他よりマシになってるだけで

基本は前線で戦術機が壁になっての後方からの火力押し
もちろん壁は戦う度に大損害さ

918名無しさん:2012/12/14(金) 22:51:19
月基地どころか月面降下も失敗したんじゃね?このシナリオだと。
月面到達がアポロ11号と同じ1969年としても、カシュガルが1973年。
4年で戦略防衛構想を完成させ、着陸ユニットを完成させなきゃならんのはきついなぁ。

>>915
この世界に人類の兵器廠、USAは存在しない。
あの絶大なる生産力が存在しない世界で3ルートは詰みと同義な気がする。

919名無しさん:2012/12/14(金) 22:58:36
戦術機を造るのには現実に置き換えると何十年後くらいの技術が要るんだろう?
兵器は兎も角として、人型ロボットとしての技術だけでもASIMOがガキのおもちゃに見える位には高性能だが。

920New ◆QTlJyklQpI:2012/12/14(金) 23:31:52
>>916 ほとんどが8分もたたずにやられるから何とかなってはいないだろう。

921名無しさん:2012/12/14(金) 23:46:50
原作の技術力を素直に解釈すると、BETAに勝利していない方が不思議なんだよなあ。
人類同士の足の引っ張り合いの片手間にBETAと戦争しているから仕方がないのだけれど。

922名無しさん:2012/12/14(金) 23:59:48
>>920
でも戦術機が無いとその8分すらない、という世界なんだろ?つまりなんとかなってるだろう。

923名無しさん:2012/12/15(土) 00:01:26
全欧州陥落しててなんとかなってるって…。

924名無しさん:2012/12/15(土) 00:15:03
従来兵器だけで防衛やってたらどうなるのかが未知数だからなぁ
後、地味だけど歩兵も強化装甲服?みたいなパワードスーツで底上げされてるみたいだったし

925名無しさん:2012/12/15(土) 00:19:36
戦術機は見た限り、携行攻撃力では戦車や火砲に劣る
人型兵器な以上、当然じゃあるが
かといって機動力や速度も決して戦闘機とかに勝る程じゃない
戦術機が他よりマシなのは、三次元機動が可能な事で地中奇襲にある程度対応可能な点
普段は地上にいれる事でレーザー属種の射線から逃れる行動をとる事が出来る点
地上兵器としては早い速度
そんな辺だよね

926名無しさん:2012/12/15(土) 00:27:02
戦術機で不思議なのは瞬間的な回避性能で光線属種に対抗することが
目的の一つにあっただろうに第三世代まで回避に重点が置かれていない
ということ。
ついでにステルス戦術機なる意味不明のものが開発されていること。
BETAいなくなった後〜、とか言っているけど戦闘機あれば戦術機いらないし。

927名無しさん:2012/12/15(土) 00:34:03
無人機が開発されていないのも不思議だよね。
ソ連とか、第3計画の延長線上で衛士として使える個体を遺伝子調整とかで作っていたけれど。
人間を壱から育てるよりも遠隔操作できる機体を作った方が早くないかな。
ハイヴ内に入らない限り、BETAは電波妨害なんてしないのだから。

928New ◆QTlJyklQpI:2012/12/15(土) 00:38:41
重金属雲で電波状況最悪だから遠隔操作は無理なのかもな。
もしくはその発想がないか。

929名無しさん:2012/12/15(土) 00:40:19
地中から奇襲なんぞされたら巨大人型機なんて地面に埋まって終わる。
ジャンプしてよける?地面が抜けたら意味ないじゃん。
まだ戦車みたいな装軌の方が対処できる可能性が高い。
むしろ小型化や軽量化のほうに走る方が合理的だと思うが。

930名無しさん:2012/12/15(土) 01:06:15
>>929
言っておくが部隊の下方向一帯から出てくるんだぞ?
走って逃げても無理だから飛んでるんだよ
第三世代機は軽量化と小型化の方向にシフトしてるしな

>>926
元々は全く別の用途のために作られたんじゃなかったっけ?
本格的な対BETA用の機体は2.5〜3世代機位じゃないだろうか?

>>927
AIに任せられるほど数を作れないとも考えたり!!

931名無しさん:2012/12/15(土) 01:10:11
>>927
コックピットから光ファイバーで制御しているのと同等の制度レスポンスを得られるとは思えない
また自立戦闘モードなるものがあるが既存機はスーパーエース級には無手で撃破されたし、XM3搭載機も実戦では大してもたなかったから技術的に不可能な様子
>>929
跳躍ユニットはロケットとジェットのハイブリットで地面は要らないらしい
また主力戦車を乗用車並みに小型化しろと言っても無理なのと同じ理屈であのサイズなのでは?

私見ではありますが戦術機はめちゃめちゃ運動性能良いガンシップだと思うのだがどうだろう?

932名無しさん:2012/12/15(土) 02:04:43
>>931
戦車はトップアタック、ヘリとかもうかつに近づけなさそうだしね。
優秀なFCS搭載してるっぽいし。
対戦闘機は土俵が異なる。
A10 VS F15 的な意味で。
まあランチャーで対空ミサイルとか撃てるだろうけど。

933名無しさん:2012/12/15(土) 02:07:36
何時どこからどこに攻めてくるか分からない敵に対抗して、各拠点から素早く飛行して集結できる機動力、全滅するまで戦いを止めない敵に最後まで付き合う継戦能力、飛行と高性能コンピュータで足の遅い火力担当の準備ができるまで敵を引き付ける、敵が散らばって市街地などに迷い込まないようにする誘引力。
以上の点が戦術機のBEAT戦で果たしている役割じゃない?
ハイブ突入ではまた違った点があるかもだけど。

934名無しさん:2012/12/15(土) 02:12:59
ネタの範疇だが、マブラヴ世界が戦術機を使い続ける理由は、公然とあの破廉恥な格好を美女美少女に強制できるから、という話があったな。

935名無しさん:2012/12/15(土) 08:01:44
戦術機がBETAに有用だろうとそうでなかろうと憂鬱世界ではまず開発は不可能なんだから
別方面からのアプローチをするほかあるまい。

936名無しさん:2012/12/15(土) 08:29:49
>>934
これか?

>中・長編SS投稿スレの604

>何故、戦術機を使い続けるのか?

>簡単な事だ。
>あのボディライン丸見えの装備を、美女・美少女に公然と強要できるからだろうが!

>その証拠に、この作品の戦術機登場シーンで、まともにセリフがあったのは、まりもちゃんだけだw

937名無しさん:2012/12/15(土) 08:45:14
戦術機が駄目となると高速走行できる多脚戦車とか、メタルスラッグ的な超戦車が欲しそうだな
ハイヴ内部におけるシャフト(縦穴)進攻を考えると、底部あたりに下方を攻撃できる攻撃手段が欲しい
それと弾薬切れた時に最低限戦える刃物系、もしくはとっつき系兵装

938ゼン:2012/12/15(土) 10:49:38
アプローチ云々を言うなら色々やるしかない、戦術機も候補のうちだと思うよ。でも出来上がったのがパワードスーツに毛の生えたものだったら戦術機とは言えないかな。何もいきなり不知火を造るワケじゃないし、早期展開が可能な陸上兵装、まして現有技術で製造できる兵器なんて数える程しかないでしょう。
無論、別方面の開発もするとは思うし核兵器や砲弾の乱れ打ちも選択肢としてはある。
一概に戦術機が技術的に駄目とは言えないと思うし、それを認めたら他の兵器も技術的に駄目になりそう。

939名無しさん:2012/12/15(土) 10:54:58
>それと弾薬切れた時に最低限戦える刃物系、もしくはとっつき系兵装

戦車を人型に変形出来るようにしよう!(提案)

940名無しさん:2012/12/15(土) 10:59:14
格闘武器なんざ使った部分が壊れるだけなんで
弾薬の方を多く持てる努力をした方がいいな。
ロボット兵器にしろ人に似せる必要性はないから戦術機とは別物になるだろう。

941名無しさん:2012/12/15(土) 11:29:31
>下方攻撃出来る兵装
英国スポンソン改造マークⅣ「呼んだ?」
>とっつき系兵装
ラム戦車「呼んだ?」
ラム(衝角)の意味が違う。

942名無しさん:2012/12/15(土) 11:44:19
ハイヴ用の多脚で多方向に火器を向けられる構造、
想像するとこちらが宇宙人の侵略メカだな・・・。

943名無しさん:2012/12/15(土) 11:49:14
>>938
だから現実準拠じゃ巨大人型ロボット兵器なんて使えない、以前に作れっこないと何度言えば・・・
ジェット使って飛んだり跳ねたり格闘するなんて21世紀中にできるかどうかすら怪しいから。
できっこないんだから技術的には完全にダメ。

944名無しさん:2012/12/15(土) 12:17:17
以前、アマコアクロスSSでパルヴァライザーを大量投入してbeta駆逐する暴挙かましてたな
まぁ、企業軍が武一行をハイブ攻略のどさまぎで抹殺したり、マヴラブ国家と地下国家が全面戦争かましていたりしたな

945ゼン:2012/12/15(土) 12:25:58
>>943
パワードスーツに毛が生えたの、がお気に召さないのなら仕方ない
ガンヘッドもどきに緊急時用にジェットくっ付けたのはどうかな?

946名無しさん:2012/12/15(土) 12:47:45
>>945
そこまで行くなら戦車にジェット付けても大差ないんじゃないかな。
戦車にはできずガンヘッドなら出来る事ってこれと言ってないだろ。精々変形機能位じゃね?

947名無しさん:2012/12/15(土) 12:52:32
戦車よりは跳躍などで柔軟に動けるよ。
戦車ではどんなに足掻いても画一的な動きしかできない。

948名無しさん:2012/12/15(土) 13:03:05
戦車並みの物体を跳躍させる事は現代技術じゃ不可能。いい加減目を覚まそうか?

949名無しさん:2012/12/15(土) 13:04:39
>>946
たぶんそっちの方がずっとマシ。>戦車にジェット
接地重量から言ってジェット不使用時に余裕があるのは戦車の方なんだし。
空飛ぶのは空気抵抗考えてもまだ戦車の方がいいだろ。
対BETAにあわせた新型戦車の方が使えるようになるぞ。

>>947
ロボットで跳躍できるいってもなあ…
戦車でも跳躍できるし、穴に落ちても平気だぞ。以下ロシア戦車の動画
ttp://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Hjl-CDpDP9g
画一的な動きというが、巨大人型ロボットにこそそんな動作は無理。
仮に機構が無事でも地面が持たない。
滑って転ぶか足とられてのろのろとした動きしかできない。
飛ぶのにジェット使うなら戦車が使ったってかまわんだろ。

戦術機じゃ二足歩行兵器してはサイズがでかすぎ。

950名無しさん:2012/12/15(土) 13:14:48
穴に降りるという要素からすると人型よりは昆虫型や蛇型トカゲ型の方が向いてるんじゃね?

951名無しさん:2012/12/15(土) 13:18:22
対beta戦闘用新兵器に求められる仕様書
1.戦車、最低でも装甲車並の火力を有すること
2.短時間ならば飛行可能なこと
3.飛行時にはレシプロ機並の機動力を持つこと
4.離陸と着陸を数秒で行えること
5.非飛行時でも装輪車両並の機動力であること
6.量産可能であること
7.現行技術で開発可能であること

原作の戦術機ポジションの兵器を開発するとしたら…と考えてみました
まぁ別の有効戦術があるならまた別の仕様になるんでしょうが

952名無しさん:2012/12/15(土) 13:21:32
あれ?
戦術機ってジェット推進なんだ…派手に炎が見えるからロケット推進だと思ってた

953ゼン:2012/12/15(土) 13:21:55
言葉が足りなかったようで勘違いさせてスマン、戦車だとジェット付けても重過ぎるし装甲がない戦車は戦車とは言えないと思ってね。
ガンヘッド「もどき」としたのは重量を減らし、形状も空気抵抗を考えて変えた兵器として。投射量を増やしたり色々考えたら戦車とは別物となった・・・

954名無しさん:2012/12/15(土) 13:27:55
>>951
これ、読む限り戦闘ヘリで代替できそうだな。

955名無しさん:2012/12/15(土) 13:42:46
>>954
地上数メートルで飛び続けられるなら考えてもいいな
いいか!!敵の身長より高く飛ぶんじゃないぞ!!

956名無しさん:2012/12/15(土) 13:53:36
>>955
心配しなくてもそんな低空飛行は戦術機でもできないから。ようは人型ジェット機だぜ?

957名無しさん:2012/12/15(土) 13:54:11
直立状態で十数メートルの戦術機って常時匍匐飛行してないとダメじゃね?

958名無しさん:2012/12/15(土) 14:00:36
一番身長が高いのが要塞級の全高66m。
2番目に高いのが重光線級の21m。
あとは突撃級の16mに要撃級の12m。

高度20m位で無人戦闘ヘリをとばせば十分ではないかな。
遠距離攻撃できるのは光線級だけで他は格闘攻撃しかできないから。
今日日、農薬散布用のプログラム式無人ヘリでも高度を一定に保ちつつ指定された土地にだけ農薬を散布して
燃料や農薬が減ったら拠点に自動帰還するのが民間であるから。

特に、「最も多くの衛士を殺したBETA」である戦車級には有効なのではないかな。

959名無しさん:2012/12/15(土) 14:15:50
>>954
マブラヴ世界で航空支援というと主に戦闘ヘリ
ただ劇中だとレーザー級が居ないことが前提らしい

960名無しさん:2012/12/15(土) 14:38:36
レーザー級がいない前提なら固定翼機でもいいんじゃね?
ぶっちゃけ使われていないのは航空機の名前をロボに置き換えている都合上なんだろうが。

961名無しさん:2012/12/15(土) 15:06:34
>>960
いやそれだと長射程の重レーザー級に打ち落とされる
ある程度地形に身を隠せる回転翼機だから使える
レーザー属種が絶対に出てこないことが前提なら無論固定翼機も使う
オルタ世界でもTu-95が現役なのはそのため

962ゼン:2012/12/15(土) 15:10:39
>>960
多分、その戦場に居ないって事だよ。限られた限定空間にレーザー級が居なければ航空支援を受けられるのであって、固定翼機のように戦場の端から端までひとっ飛びして行き過ぎたらレーザー級に捕捉されるんじゃないかな

963名無しさん:2012/12/15(土) 15:11:35
それこそ重レーザー級ってめったに出てこないんじゃなかったっけ?
固定翼機か爆撃機のみなのはアンバランスだろうと。

964名無しさん:2012/12/15(土) 15:13:46
とりあえず想定される戦場は大別して以下の三つかな
それぞれで要求される兵器が違うと思うし

①“地形”が存在する地域での防衛戦
②BETAに均された荒野での攻防戦
③ハイヴ攻略

想定戦場③については、跳躍ブースタ付きの蜘蛛型多脚戦車を推す
縦横無尽なハイヴを進むには既存の装甲車両は厳しいし、航空機はメビウス1でも呼んでこないと無理

想定戦場②については、ネタ抜きにパンジャンドラムみたいな無人特攻兵器の大量突撃で戦線構築できるかも

965名無しさん:2012/12/15(土) 15:30:07
>>963
いや出てくる頻度は他のBETAと変わらない
確率論的には100匹BETAがいたら1匹は存在する
それにウン万と押し寄せるBETAに戦術規模の爆撃しても焼け石に水の上レーザー属種が出てくると使えない兵器にリソース裂くかと聞かれると微妙としか言いようが無い

966名無しさん:2012/12/15(土) 16:12:36
原作に近い形の戦場になるなら落着ユニットが落ちる場所によっても難易度変わるな。
ガシュガルに落ちずに先に北米に落ちると話は展開しやすいかもユーラシアが後背地になるし。
あとから来たガシュガルの落着ユニットは核で焼き払う方向で。

967New ◆QTlJyklQpI:2012/12/15(土) 16:35:31
>跳躍ブースタ付きの蜘蛛型多脚戦車
レイバーX-10みたいなのかな?

968名無しさん:2012/12/15(土) 16:59:50
>>967
ドイツやアラスカといったある程度広い戦域で年単位で目撃されない事例も珍しくないのに?

969名無しさん:2012/12/15(土) 17:02:16
>>968
そう言われているけど、一応>>965氏の言われている通り。
だから油断していた所を奴らが出てきた大打撃を与えてくる。

970名無しさん:2012/12/15(土) 17:10:11
>>969
いや油断してたら出現するから比率としては多いってどういう理屈なのかと。

971名無しさん:2012/12/15(土) 17:25:39
>>970
比率の話なんか>>969氏はしてないけどどっから出てきたの?

972名無しさん:2012/12/15(土) 17:35:30
結局うかつに出したら飛行する兵器は[絶対]に撃破されるってことに変わりはない
飛ばない(ヘリより低空)強い8(火力が)速い(装輪以上)飛べる(離陸着陸数秒)っていう兵器が優遇されるのは当たり前

973名無しさん:2012/12/15(土) 17:41:07
戦術機優遇を問題視している話題はどこから出てきたんだ?

974名無しさん:2012/12/15(土) 17:59:04
精神転生で一部ファンタジー要素もあるとはいえ
兵器などの軍事面では一応現実準拠の憂鬱世界と
アニメ・ゲーム風の人形兵器とを擦り合わせるのは無理があると思うの…

975名無しさん:2012/12/15(土) 18:35:04
まぁ設定のすり合わせの段階で衝突が起きるのはいつものことだよ。

976名無しさん:2012/12/15(土) 21:10:28
銀欝レベルになれば戦術機は配備可能になるのではないでしょうか。
銀欝レベルだと地中に潜った奴は地中貫通爆弾で粉砕、大半は重力圏に入る前に蒸発させる気がします。

銀欝だとボトムズ(無人機)が制圧戦の主力になっているかもしれない。

977名無しさん:2012/12/15(土) 21:21:36
>>976
銀鬱の技術力になるとBETAに対して守勢どころか積極攻勢に出れるレベル

978名無しさん:2012/12/15(土) 21:26:14
というか銀鬱は想定してないから。
力押しにしかならないし。
あくまで憂鬱本編の未来でBEETが来たらって話だからね。

979名無しさん:2012/12/15(土) 21:37:59
>>978
ところでさっきから思ってたんだが……BEETってなんぞ

980名無しさん:2012/12/15(土) 21:49:00
採掘ユニット風情がまっとうな宇宙文明相手に勝てるわけがないだろう…

981名無しさん:2012/12/15(土) 21:57:03
しかしこの採掘ユニット(BETA)ってレンズマンなんかに排除指令でてそうだな

982名無しさん:2012/12/15(土) 22:16:22
BETAは夢幻会の趣味の入った争いを好まない美少女型などに変化しそう。
愛を武器に入り込み、気付いたら種族を乗っ取られていたと、原作版とは別の意味の難敵になるかも。

983名無しさん:2012/12/15(土) 22:21:48
なるほど、エッドールなみ扱いで排除済みなのね、BETA製造文明。

984名無しさん:2012/12/15(土) 22:24:24
ああ、本星はもう銀河パトロールに滅ぼされてるのか

985名無しさん:2012/12/15(土) 22:25:09
つーか見てると、これに行き着くのでは…

つ 『ガングリフォン』 12式装甲歩行戦闘車 HIGH-MACS

986名無しさん:2012/12/15(土) 22:27:05
BETAin銀鬱が許されるなら見てみたいシチュエーションがある

居住惑星から遠く離れた大日本帝国領の資源惑星
そこでは今日も無人重機達が採掘作業に勤しんでいた
その星へ唐突に降り注ぐ着陸ユニット、現れるBETA
「やべぇ、こいつら盗掘してやがる」
無人重機達の司令コンピュータはそうした結論を下し
急遽現地の無人重機のみで盗掘機(BETA)の排除を決定する

そして巻き起こる重機VS重機
アイザックさんもびっくりの装備が施された
銀鬱無人重機達は盗掘という不埒な真似を働く生体重機を駆逐できるか?


みたいなのを

987名無しさん:2012/12/15(土) 22:31:23
闘争の末に超進化してバイド爆誕、みたいな?

988名無しさん:2012/12/15(土) 22:43:56
現地のAIが勝手に戦争始めるので絢爛舞踏祭思い出した。

989名無しさん:2012/12/15(土) 22:51:19
>>986
仮にBETA駆逐してしまうと上位存在がBETA並みの物量で戦闘兵器群送り込んできそうだけどな。

990名無しさん:2012/12/15(土) 23:09:00
>>982
星新一の「妖精配給会社」そのままになるのか。

991名無しさん:2012/12/15(土) 23:30:21
戦闘向きに自己進化する重機達との戦争が勃発するわけですか。
長い戦争の末にBETA上位種の駆逐に成功する重機
重機「やりましたぜボス」
班長「お前等のような重機がいるか」
重機「えっ?」

992名無しさん:2012/12/16(日) 00:15:57
規模を考えると駆逐されるのは銀鬱側っぽいけどな。

993名無しさん:2012/12/16(日) 05:37:06
規模が宇宙怪獣だからなbeta

994名無しさん:2012/12/16(日) 06:35:22
人類が宇宙に出る前に先回りしてるからな
銀鬱とか宇宙に先駆者が居ない無人の地である事前提な設定だし
どうやっても銀鬱VSBETAは同じ世界だけじゃ構築できん

995名無しさん:2012/12/16(日) 08:24:59
ふと思った

BETAとバジュラってどっちが強いかな?

996名無しさん:2012/12/16(日) 08:37:09
圧倒的にバジュラ。
というかマクロス世界は強豪ぞろいなんだから比べるのは酷。

997名無しさん:2012/12/16(日) 09:05:14
>>995
レーザーの命中精度と演出で騙されがちだが
BETAはもともと全自動資源採掘重機でしかない
バジュラとかトップの宇宙怪獣とかのガチの星間戦闘生物相手は分が悪すぎる

998名無しさん:2012/12/16(日) 09:14:33
BETAの能力以前にバジュラが強すぎるからな。
バルキリーに匹敵する格闘性能、巡洋艦を一撃で落とす射撃性能、防御は対応進化しまくりでしまいにゃ反応弾にすら耐える。
更には宇宙中の仲間とリアルタイム交信できる通信網があり、群体としての戦力はゼントラーディ艦隊を力押しですり潰せる位。


マブラヴ世界で考えると、重光線級のレーザーを撃ちまくる最新鋭戦術機みたいな?とりあえず勝ち目がないのは間違いない。

999名無しさん:2012/12/16(日) 09:15:45
バジュラの場合体内でミサイル似の物体を作るとかビームをぶっ放すとかどういう生命体なんだかよく解らないところが有る。
BETAの場合一応環境に対応して地球ではレーザー級とか新たに生まれたし、もしかすると戦闘に適した個体も生まれる可能性もあるのかな?

1000名無しさん:2012/12/16(日) 09:31:02
採掘機の中から光線級なんてどうやって生まれたのか良く分からないんだけど、
ピョンピョンする戦術機と数十年戦っても特に構成は変わらない所を見るると少し厳しいかも
対応進化できるなら射撃級?とか飛行級?とか出てきてもおかしくはないし(出てきた時点で人類に勝ち目が無くなりそうだが)。

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