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中・長編SS投稿スレ その2

542earth:2011/06/07(火) 21:56:17
と言うわけで短めですが、第5話です。

 未来人の多元世界見聞録 第5話


 母艦級があっという間に撃破されたのを見た耕平は、金(ゲーム内&現実世界)をかけた甲斐があったと思い安堵する。 

「あの2人とMS部隊がいれば重頭脳級でも何とかなるだろう。まぁどうしてもダメならまた別の方法を考えればいい」

 火星攻略戦につぎ込んだ兵力は耕平が所有する全兵力からすればごく一部でしかない。仮に艦隊を含めて部隊が壊滅した
としても建て直しは可能だ。尤も仮にそんなことが可能な敵が現れたとなれば、耕平も本腰を入れて動かざるを得なくなるが。

「さて、これだけ派手に火星で暴れたんだ。マブラヴ人類でも火星の様子がおかしいくらいは観測できただろう。
 多少は外宇宙に脅威を感じて地球連邦とまではいかないが、地球連合くらいは創設してもらいたいな」
 
 わざわざ火星を攻略したのは、この世界の地球人類(以降マブラヴ人類と呼称)に、謎の勢力が太陽系で活動している
ことを見せ付けるためでもあった。
 マブラヴ人類は宇宙空間からの一方的攻撃でハイヴが根こそぎ潰されたのを見ている。よって火星への攻撃が地球のハイヴを
掃討した勢力、またはそれと同レベルの技術力を持つ勢力によって行わたと推測は立てられる筈だった。

「外宇宙に脅威を感じ、さらに月攻略のために宇宙艦隊を編成というのも見てみたいし。原作ではなかった宇宙用戦術機とか
 是非みたいからな。勿論、発見したらすぐに同じのを作らせて貰う」

 元モデラーの血が騒ぐぜ、とテンションをあげる耕平。すでにハイヴの中で行われている戦闘のことは頭の片隅に、いや
殆ど追い出されている。朝倉がこの場にいれば突っ込みが入ることは間違いない。長門からも冷たい視線が注がれるだろう。

「そう言えば、自分と同じくらいの年齢のアンドロイドって、あの2人以外は作ったこと無いな。何か作るか」

 そう言って耕平は艦長席で端末を操作して色々と思案する。ちなみに地下でのチマチマとした戦闘の指示は面倒なので
AIやアンドロイド達に一任することにした。
 
「あと宜しく」




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