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この人を弁護する!

4紋章官:2019/11/23(土) 13:46:02
雨の土曜日、肌寒いので引きこもり、ラジオをききつつ、原稿入力。コミケは落ちましたが、城郭模型推進委員会さんが当選されたので、店番と新刊頒布。さて、この人を弁護する!小早川秀秋。このあいだのプロファイルはおもしろかったですね。関ケ原の様子見は自分が決戦の帰趨を握っていることを承知した上で、それを見せつけるために焦らしていた、との解釈は新しかったです。この人、決して愚か者などではありません。むしろなまじっか賢い事で、自分の立場の不安定さが解っていて、また豊臣政権官僚団や小早川家臣団に不信感と恐れを抱いていたのでしょう。彼の行動、朝鮮での大将にあるまじき戦いぶりや、行動は自分をともかく認めさせたい、との焦りの反映にみえます。そんな彼は、天下分け目の大戦の鍵を握ることになる。ガンライ、彼も早くに東軍につくつもりが、島津義久同様、状況で西軍にはいってしまったところ。それだけに、東軍にまわるタイミングを慎重にはかっていたともみえますが、そこで戦況をみて、自分をより高く売ろうとの思いに囚われたとしても、おかしくありません。後から言うのは簡単ですが、その時、そこで一万五千という、指折りの大軍をもつ立場だったとき、あなたな〜ら、どうする?ですよ。魔がさしても、まよっても、なにもおかしくありません!いわんや、縁もゆかりもない他家にまた、二十歳程度の当主でいる。それだけにストレスも大変だったでしょう。このあと小早川家内部で、お家騒動もあり、かれを暗愚としますが、その前に宇喜多秀家だって、親から継承した家臣団との対立でお家騒動を起こしているのです。親から受け継いでもこうなのに、ただ秀吉の甥とのことで、小早川家にはいった秀秋のほうが、条件は厳しいのはあきらかです。それでいけば、この時、秀秋は家中に対しても誰が主君か示すためにも焦らす、むしろ追い詰められた精神的に興奮した中で、かえって、徳川家康や石田三成たち、自分より経験、才能、実力が遥かに上のものたちを手玉にとり、目の前では、日頃、自分をかろじんている重臣たちが焦っているのを、笑みをうかべて見ていた、自己陶酔になっていた、そんな本陣の様子が、おもいうかびます。そんなわけで、この人の立場をよく理解して、考えてあげるべきとおもいます。それでは


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