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本の話

1紋章官:2018/04/04(水) 20:14:48
4月というのに暑いくらい。もう暑さバテです。疲れる〜

さて歴史部参加表明、次々上がっていますねえ〜ツイッターはにぎやかだ!掲示板はさびれる一方。少しは見る人が増えるといいの
ですけど。さて先日、花見ついでに神保町の春の古本ワゴンセール。花より古本!甘酒を飲んで一息ついて回りました。
今回は少し、あたりがなかった所。でも古い本で1冊、「町衆」が拾えました!中公新書の古い時期の本ですが、内容充実、書名の
通り、京都の「町衆」をその誕生までを「町」という漢字の起源や、町組の成立などを手際よくまとまっている本です。
参考文献でもよく紹介される書籍ですが、なにしろ古い本なので、なかなかでくわさなかったところ。それでがありました。ちょうど
室町洛中往来記を書き上げたところだったので、読んでますが、一部、原稿書きなおしかなあ〜まいった!それでは

2紋章官:2018/04/22(日) 00:55:09
時間はすぎる。原稿はたまる。それでも出かけたい!矛盾する事ばかり。やれやれ。

本棚に置ききれないので、漫画は立ち読みするところ。なかには、こんな本もある。漫画で解説する中国古典シリーズ。
孔子、老子、荘子などを紹介。中にあるのが「まんが孫子」。言わずと知れた兵法書の「孫子」をわかりやすく紹介。
これら古典は講談社学術文庫などでも読めますが、それをわかりやすく紹介する入門書。「孫子」といえば、有名なのは
武田信玄の風林火山の旗印。また「百戦百勝善ならず」、「戦わずして勝つことを善とする」と戦闘行為を否定する言葉
も含まれています。この古代の戦争思想家(思想書)は単純な戦術論、戦略論に留まらず、思想家として現在でも通じる
ものとなっています。さてこのマンガで読む孫子の中で印象深い一説があります。すなわち「敵が威丈高に強硬姿勢を
とってきたら、それは敵が(不利を悟って牽制して)退く気配と疑うべきだ。逆に腰を低く丁寧な姿勢を示してきたら、
(油断を誘って)攻撃してくる前兆と疑うべきだ」と説くくだりで、なかなかに興味深い部分です。

古代中国の思想は含蓄が深い。個人的には老子の「北冥に魚あり、其の名鯤という〜」に始まる悠々たる
大悟した考えにひかれるところなのですが・・・それを体現したような名品があるんですがねえ〜見たら、おしまい、
他のものが目に入らなくなる。その昔、所蔵者が大変愛蔵して人に見せず、京都国立博物館から京都の彫金史の展示に
貸出依頼があっても断って秘蔵したという名品。一度、拝見する機会がありましたが、その深みにはまりました。
現在の御所蔵者の方に、会うたびに機会があったら手にとって拝見させてください、と頼んでいます。また見たいなあ・・・
話が脱線しましたが、かるーく中国の古典を読むのに、このマンガシリーズはいいものです。それでは

3紋章官:2018/04/27(金) 18:57:34
GW本を読むのに時間がとれそうです。といっても、出かけることや原稿を仕上げて、冊子作りもしなきゃいけない!。しかし、
行くイベントがどうして、日取りがまちまちなのか?まとまっていれば、1日で回りきれるのに!

さて本を探すのに、東京や京都などの専門出版社に偏ることはありません。地方出版や個人郷土資料本などで大変、貴重な物も
あります。これは旅行先で見つけたそんな小冊子。

「岡藩キリシタン小史」ー岡の里事業実行委員会
名前の通り、大分県にあった岡藩のキリシタンの歴史と遺物、墓や洞窟礼拝堂などを紹介するもので、まとまりよく、読みやすい
書籍です。キリシタンというと、長崎や天草ばかり焦点があてられますが、こちらは岡藩という特定の地域だけに集中、まとまり
が良い本です。いや〜これが御土産を買いに入った和菓子屋さんに併設のお店で見つけまして、さっと買いました。
こういう地元本を見つけるのも旅行の楽しみのうち!掘り出し物でした〜それでは

4紋章官:2018/05/01(火) 21:08:55
原稿を書くか、立ち読みに行くか、それが問題だ!

GWというとブックオフの20%引きセール、昔は店舗ごとにセールや値引きに裁量権が大きかったのか、店舗によって思いきった販売
などで、店を回る楽しみがありましたが、今はすっかり画一的で面白みがなくなりました。とはいえ、読みに行き、買ってくる!
そして漫画棚を見ていたら、こんなタイトルがありました。
「ヴラド・ドラクル」
え、と思い手に取りました所、題名通り、ワラキア候ヴラド3世ツペシュを主人公にした漫画。丹念に描かれております。買った!
オカルトなし、純粋にヴラド公の人生を追いかけるようです。ちなみに、ヴラド3世がワラキア公として統治をおこなった期間は10年、
ありません!案外、短いんですよ。ワラキア版織田信長(第六天魔王!)の活躍に期待しましょう
ちょうど、スピキオとハンニバルを描く「アド・アストラ」が間もなく終わり(連載、もう終わっているのかな?)なので、入れ替わり
になりそうです。しかし、どうやってこの人、資料集めているんだろう。ヴラド3世、知名度は高いですが、しっかりした良い本は
ないはず。見たことないよなあ〜探し方が悪いのでしょうか?それでは。


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