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ショートショート作品

1 beebeetomxxx :2009/12/09(水) 17:37:30
「仲良し保育園」


私は20代後半の大人に強制成長させられた。
20年後にはママのようなこんな大きなおっぱいやお尻になるにしても
まだ違和感は拭い去らなかった。
それでもここの生活に慣れ始めると元の生活に戻れるのか
心配になるほど居心地はよくなっていった。
ただ『仲良し保育園』という名前はあまりにわざとらしくて
いつまでも好きにはなれなかった。
ここに連れて来られた時、ママもこの看板の名前の意味を
きっと知らなかったのだと想像される。

私の家族は最初から壊れていた。
パパは飲み屋の女と駆け落ちして、どこかに行ってしまった。
ママはいろんな男を連れ込んでは私を邪気にして
さらに私の存在が鬱陶しくなると突然怒りだして
私の腕や顔には生傷が絶えなかった。
それでも私はママが好きだった。
たまに見せるママの優しい顔がうれしくて
普段の暴力にも何とか耐えることができた。
しかし私の生傷が結果的に児童福祉管理局の知るところとなり
私とママはいろいろな調査を受けた結果、この『仲良し保育園』送りとなった。
「由香、あんたのせいなのよ。
だからここではママを怒らせるようなことはしないで。」
ママは厳しい表情で私を睨みつけた。
「ごめんんさい。」
私はただ謝るしかなかった。
ママはぐずぐずしている私の手を強引に引っ張った。
「早くいらっしゃい。」
私たちは2階の205号室に案内された。
10畳ほどの生活用具が全部揃った部屋だった。
しばらくして一人の係り員がやってきた。
気の良さそうおじさんだった。
彼は赤と青のジュースを運んできて
さっそくママに赤いジュースを手渡した。
それを飲んだママは突然若返り始め、驚いている暇もなく
やがてぶかぶかの衣服に埋もれた3歳くらいの幼児に戻ってしまった。
「わ!?ママが子供になっちゃった。」
しかしポカンと見上げてるママ自身にはもう大人の記憶がないようだった。
係り員のおじさんが私に説明をし始めた。
彼が言うにはママも幼い頃の虐待に遭って
それが成長したママに児童虐待をさせる原因になっている、
彼女を優しいママにするには優しく育ててあげるのが一番だというのだ。
そして彼女を一番愛している私がその適任だという。
私は彼の勧める青いジュースで大人に成長させられると、
その日から係り員のおじさんのアドバイスを受けながら
ママの育児をすることとなった。
最初は戸惑ったがあの怒りん坊のママとは別人の
あどけない幼児に、やがて母性本能を擽られるようになり
それに従って育児も楽しくなっていた。
「弓枝ちゃん、またオモラシしちゃったの?
これからはおしっこが出る前にママに言ってね。」
「うん。」
ママの濡れたパンツを脱がせながら
とても優しい気持ちになれた私はすっかり母親の気分だった。
そして泣きべそをかいていたママが新しいパンツをはいて
笑顔を取り戻す様にいままで感じたことのない幸福を感じた。
私は思わずママを抱きしめた。
「私、弓枝ちゃん大好き。」
「あたちもママだいちゅき!」
ママに「ママ」と言われて私はさらにうれしい気分になった。

2 beebeetomxxx :2009/12/09(水) 19:06:40
「願い」


「私はあなたのおかげで富も名声も手に入れることができたわ。」
松下響子(39)は自分の人生を振り返って
その幸せな日々が魔法使いベルタによって
もたらされたものだということを実感していた。
ブスを嘆いていた彼女が美人になりたいと願っただけで
すぐに有名な整形外科医と知り合って
絶世の美人に生まれ変り、街を歩くたびに誰もが振り向いた。
貧乏だった彼女がお金が欲しいと言っただけで
億万長者の年寄りとの縁談が持ち上がり
そして入籍たった1ヶ月で彼が他界したことで彼女は莫大な大金を手に入れた。
この美貌を活かして有名になりたいと言っただけで
有名映画監督との偶然の出会いから
彼女の出演した映画やテレビドラマは大ヒットに次ぐ大ヒットで
寝る暇もないほどの大女優に君臨することになった。
それもすべて海辺で拾ったランプの精、魔法使いベルタのおかげだと
思いながらも、実はただ運が良かっただけかもしれないと
響子は大邸宅のソファアに座りながら思った。
そんなことを思っていると、携帯電話が突然鳴り始めた。
「今日は久しぶりの休みだというのに何なの?」
それはマネージャーからの新しい映画の出演依頼だった。
実は仕事が彼女のプライベートな時間を確実に奪っていた。
そして39歳になった今、誰もが高嶺の花と思って
男女の誘いもなくなっていた。
貧乏でも若い時にもっと楽しめばよかったとの後悔が頭に浮かんだ。
「ねえベルタ、私ちょっと急がし過ぎだわ。もうちょっと自由がほしい。
そうだわ、あなたの魔法がインチキでないなら私を若くしてちょうだい。
そしたらあなたが本物の偉大な魔法使いだと信じてあげるわ。」
ベルタは神妙な顔をして頷くと、静かに屋敷を出て行った。
その後「大女優・松下響子失踪」の記事がマスコミを駆け巡った。
しかしやがて時は流れ、誰もが彼女のことを忘れてしまった。
そしてさらに数年後、ものけの殻となった大邸宅は競売にかけられた。
「何だこれ?芋虫の死骸か?」
「気持ち悪い、人間の形をしているぞ。」
しかしソファアの下に落ちていた小さな死骸が何なのか業者の男には
どうでもいいことだった。
それがまさか、この家の主であった松下響子が胎児まで若返った姿だとは
想像する者すらいなかった。
ただ少なくとも松下響子の願いはあの時にすべて叶っていたのだった。

3 どんさん :2009/12/09(水) 19:34:37
仲良し保育園はやられました。
虐待の連鎖と若返りと言うテーマをこんな形で作品にできるのですね。
さすが、beebeetomさん!

4 beebeetomxxx :2009/12/14(月) 20:38:36
「家族計画」


「おい千鶴、来年は30歳だ。そろそろ子供作らないか?」
「ダメよ。今度新しい部署に配属が決まったばかりだし
ここでうまくやれば係長の椅子も目の前なのよ。
出産や育児でせっかくのチャンスを手放す訳にはいかないわ。」
「君は仕事と家庭のどちらが大切なんだ?」
「言っときますけど、ここの家のローンや生活費を
誰が稼いでいると思ってるのよ?
本来ならあなたが稼ぐべきなのに、
あなたが売れない小説しか書けないから
代わりに私ががんばってるんじゃない。」
ぼくは悔しくても何も言い返せなかった。
確かに彼女の言っていることは本当だった。
ぼくの書く小説は昔ほどの印税を稼いでくれなかった。
それに比べて、結婚後辞めるはずだった彼女の仕事は
順調そのものだった。
いつしかぼくは家事を任される主夫になっていた。
ぼくは彼女の寝顔を見ながら、ますます逞しくなっていく妻に
どう対処していいのか分からなくなっていた。
そんなある日、出版会社の担当から久しぶりの短編の依頼があった。
ぼくは今の心境と妻に対する不満をSF小説に織り込んで
憂さを晴らすことに決めた。
そして3ヶ月後、その小説は小さな反響を呼び少なからずファンを生み出した。
しかしこのファンの中にまさかこんなとんでもない事を画策できる人物が
存在するとは想像もつかなかった。
短編が世に出て数ヶ月後、出版社に匿名のファンレターが届けられた。
『どんな気持ちであなたがこの小説を書いたのか
失礼ながらあなたの家庭環境を調べさせてもらって知りました。
あなたの悔しい気持ちよく分かります。
そして私はあなたの苦しみを取り除く方法を知っています。
どうかすべて私に任せてください。』
ぼくは不気味な思いを抱きながらも、この手紙のことは
やがて忘れてしまっていた。
しかしそれから半年後、事件は起こった。
「あなた、あれありがとう。」
「あれって?」
「昨日、会社に配達してくれたビタミン剤よ。」
「ビタミン剤?ぼくそんなの知らないよ。」
「何言ってるの?あなたからだってメモがついてたわよ。」
「え!?」
「とにかく、あれ凄い効き目ね。
疲れが溜まっていたのにいっぺんで元気になっちゃったわ。」
ぼくは身に覚えのない妻の言葉であのファンレターのことを
ようやく思い出した。
元気の出る薬・・・・ぼくの悩みを取り除く方法?
ぼくは背筋に冷たいものを感じながら、
いつもよりさらに美しく感じられる妻の笑顔を見つめた。

ぼくの書いた短編小説
「子供なんて面倒くさいわ。」
それが小説に出てくる主人公の妻の口ぐせだった。
結婚したとたん、子作りを否定し始めた妻に対して
子供が欲しくて仕方がない夫は親友の薬品会社の男に媚薬の調合を依頼した。
そして受け取った薬を彼女の飲む健康ドリンクに混ぜた。
しかしそれは子供を産みたくなる媚薬ではなく、若返りの薬だった。
妻はみるみる若返り、小さくなって赤ん坊まで戻ってしまった。
困り果てた夫は親友に電話をした。
しかしその薬の解毒剤はまだ開発されていなかった。
夫は仕方なく妻だった赤ん坊を娘として育てることにした。
それでも元々子供好きな男はやがてとても幸せな父親になった。
そういう話である。


そして千鶴の飲んだビタミン剤は小説のような即効性の強いものではなく
一日一歳程度の変化をもたらす遅行性の若返りの薬だった。
日に日に若く元気になっていく妻を見て
ぼくは小説の主人公のように戸惑うしかなかった。
匿名のファンレターの相手は結局見つからなかった。
ぼくは意識まで若返る彼女に何も告げずに
とにかく見守ることにした。
あれだけ仕事に打ち込んでいた妻が3日前に自発的に会社を辞めた。
どうやら若くなった彼女には仕事上の人間関係が
どうにも煩わしくなったようだ。
そしてさらに若返って18歳に戻った千鶴の目も眩む美しさに
今度はぼくがノックダウン寸前になった。
ぼくは確かに妻を愛している。
でもきっともうすぐ夫としてではなく
父親として彼女を愛するようになることを
覚悟しなければならない。
ぼくの家族計画はそこからが再スタートとなるに違いないと思った。

5 とも :2009/12/19(土) 16:23:44
どの作品もすごく良い感じですね☆
仲良し保育園のように母娘逆転は最高ですね!
家族計画のように徐々に若返るパターンも好きです!

6 beebeetomxxx :2009/12/21(月) 17:26:55
『タイムリミット』



「繭ちゃん、いつまでも泣いていないで。
そんなに気にすることじゃないわ。
先生だって小学生の頃にオモラシしたことあるのよ。」
担任の今日香先生(25)は泣いている繭を慰めるつもりで
恥ずかしい告白をした。
「先生、ほんと?」
繭はか細い声で尋ねた。
「ほんとよ。」
先生は笑顔で答えた。
すると周りにいた子どもたちから矢継ぎ早の質問があった。
「何年生の時?」
「みんなと同じ一年生の時よ。」
「先生の子供の頃ってどんなだったの?」
「一応、可愛かったかな。」
「子供の頃の先生と愛里ちゃん、どっちが可愛かった?」
「そんなの比べられないわ。」
「先生の子供の頃、そのオッパイも小さかったの?」
「ぺったんこだったわ」
「見てみたかったな、先生の子供の頃。」
子どもたちのいろいろな質問や感想はやがてその一本に絞られた。
今日香は少し考えた後、みんなが驚くような言葉を口にした。
「じゃあ見せてあげようか。でも他の人には内緒でね。」
先生はそう言うとやっと泣き止んだ繭の頭に手を乗せた。
「繭ちゃん、とりかえっこしようね。」
そして次の瞬間。奇跡は起った。
先生はみるみる若返り、逆に繭はみるみる急成長した。
今日香はどんどん小さくなって、スカートはズレ下がり
やがて6歳くらいの子供に戻った。
一方、繭は手足も立派に伸びきって
おヘソ丸出しのグラマラスな大人の女になっていた。
「これが子供の頃の私よ。」
すっかり可愛らしい顔になった今日香はまたとびきりの笑顔で笑った。
「わ!先生、どうやったの?」
「繭ちゃんの若さをちょっと借りたの。どう?胸もぺったんこでしょ。」
今日香はゆるゆるの胸元から覗く可愛い乳首を見せびらかした。
「先生可愛い!」
男の子が叫んだ。
今日香はとても嬉しい気持ちになった。
また久しぶりの年齢交換だったので、
もう少しこのままでいたいという他愛のない欲望が生れた。
しかしそれは間違いだった。
チヤホヤされている今日香に比べ、繭は惨めだった。
大きなオッパイもグラマラスな肢体も繭には不安でしかなかった。
「あたしのことなんてどうでもいいのね。」
繭は教室から出て行ってしまった。
今日香は出て行った繭を見て、あることを思い出して慌てた。
「繭ちゃん、ちょっと待ってよ!」
しかしぶかぶかの衣服を着た子供姿の今日香はうまく走れなくて
すぐに追いかけることができなかった。
今日香はあせりを募らせた。
年齢交換には実はタイムリミットがあった。
それを越えると知能や意識までもが肉体年齢と同化してしまうのだ。
元に戻るには繭の存在は不可欠だった。
今日香は廊下の途中まで行ってところで繭を見失った。
不安と恐怖が今日香をますます激しく襲った。
その時である。
「え!?」
ふと股間に生温かいものを感じた。
「まさか?」
何と、今日香は無意識のうちにオモラシをしていた。
廊下に滴るおしっこの滴を見て、今日香は
もうどうしていいか分からなくんった。
「あ!先生ほんとにオモラシした。」
うしろから付いて来ていたクラスの児童のひとりが叫んだ。
今日香は情け無さのあまり、その場にしゃがみこんだ。
「このまま子供に戻るのやだよー。」
その表情はもう大人ではなかった。
今日香はすでに意識まで子供に戻りつつあった。

7 とも :2009/12/21(月) 20:49:41
タイムリミット最高ですね!
意識や知能まで幼くなっていく今日香先生に萌えました☆
繭は逆にだんだん落ち着いて大人らしくなるんでしょうね♪
先生だった今日香がまたたし算やひき算を教えてもらう立場になるのが興奮します(笑)

8 名無しなメルモ :2009/12/22(火) 08:19:53
beebeetomさんの作品で、自分から若返るのがとても新鮮でした。

9 beebeetomxxx :2009/12/26(土) 06:53:55
「おもちゃ」



及川さゆり(27)はベビーシッターとして一週間、
鈴木麗子(31)の息子、大樹(4)の子守りを請け負った。
「ひよこシステムの紹介で来ました及川さゆりです。」
「大樹はとても変った子なので保育園に預けられないんです。
面倒をかけるかもしれないけど1週間どうかお願いします。」
「おまかせください。いろんな子の面倒みてきたので
たいがいのことには慣れていますから。」
「でも大樹は特別変っているので・・・」
「私、こう見えても子守りのエキスパートです。
ご心配せずに、ご旅行楽しんできてください。」
「とにかく何かあったらすぐ連絡ください。」
「はい、分かりました。」


「大樹くん、これから一週間はママがいないけど
私をママだと思って何でも言ってね。」
大樹は母親の話からは想像つかないほど大人しくて素直な子だったので
さゆりは拍子抜けしてしまった。
しかしそれは彼の本性ではなかった。
「今日は何して遊ぶ?」
「じゃあおままごとしよう。」
「男の子なのに?大樹くんって変ってるのね。」
「さゆりおねえちゃんが赤ちゃんになって。ぼくがパパになるから。」
「え!?」
それはシチュエーションの意外性ではなく、
さゆりの衣服が突然緩み始めたことに対する驚きだった。
「これどうなってるの?」
みるみる縮んださゆりはどんどん子供に戻り
ついには大樹の目の前で赤ん坊に戻ってしまった。
「わあ、さゆりおねえちゃん可愛い!」
大樹はすっかり身動きの取れなくなったさゆりを抱き上げた。
さゆりの意識はただ大人のままだった。
「ばぶばぶ(降ろして!)」
大樹はさゆりの言葉が通じたのか、床に降ろすとしげしげと
さゆりの股間を覗いた。
「ばぶぶうう(見ちゃいやー)」
大樹は指をさゆりの可愛くなった割れ目に差し込んだ。
さゆりは恥ずかしさと恐怖のあまり泣き出した。
「ふうええん、ええーん。」
そしていじられたショックからか、膀胱に溜まっていたおしっこが
尿意として感じる前に割れ目から漏れ出て、大樹を驚かした。
「わあ!おねえちゃん、おしっこ漏らした。」
さゆりは情けなくてさらに泣いていたが
大樹はそれを面倒くさく思ったのか、さゆりを5歳くらいまで成長させた。
5歳になったさゆりは起き上がって大樹を見た。
「これ、大樹くんがやったの?」
大樹は頷いた。
これが母親が言っていた面倒をかけるということなのかとさゆりは納得した。
「でもどうしてあたしを大人まで戻してくれないの?」
さゆりはパンティとぶかぶかのブラウスを着た後
床に広がった自分のおしっこを雑巾で拭きながら尋ねた。
「だって大人に戻したら、おねえちゃんすぐ帰っちゃうでしょ。」
確かにこのままでは帰れる訳がない。
そこまで計算する大樹にさゆりは恐怖以上に感心してしまった。
ただ1週間は長かった。
さゆりはその後も10代から小学生、幼児、赤ん坊を
行ったり来たりして、大樹の遊び相手となった。
それはベビーシッターとしての職務を果すというより
完全な大樹のおもちゃとなっていた。



「さゆりさん、一週間ご苦労様でした。
ところで大樹に酷いことされませんでした?」
「あの、大樹くんは奥様にも悪戯することあるんですか?」
「やっぱりされたの?私には最近はないわ。
きっと飽きちゃったじゃないかしら。」
「大樹くんお願い。」
「え!?」
「奥様のハレンチな姿、私も見てみたいので。」
「そんなのダメ!いやあああああん・・・・ばぶばぶばぶ。」
「まあ可愛らしいこと。奥様別人ですね。」
赤ん坊に戻った麗子はベビーシッターの報酬の一部として
さゆりと大樹のおもちゃとなった。

10 とも :2009/12/26(土) 18:53:12
おもちゃは新鮮なシチュエーションですね☆
ベビーシッターのさゆりが赤ちゃんになって大樹と立場逆転するのが良いですね!
僕もこんな感じで遊ばれたいです♪

11 beebeetomxxx :2009/12/27(日) 17:38:26
「もしこれで赤ちゃんができたとしても心配しないで。
その時は私が一人で育てるから。」
そんなことできる訳がないのは明らかだった。
全てが春菜の計略だった。
安全日だという言葉を信じて、スキンもつけずに中出ししたのは確かだった。
しかし彼女はぼくがあるものを持っているのを知らなかった。
「そんなことできないよ。ぼくはちゃんと責任とるよ。」
ぼくの言葉に彼女は喜びの笑みを堪えられないようだった。
「そうと決まったら、念のためもう一回しよう。」
ぼくの提案に満面の笑顔で彼女は応えた。
ぼくは彼女に覆いかぶさり、性器を挿入する代わりに彼女の割れ目にあるものを入れた。
「恵司さん、今何か入れた?」
「ああ、君が妊娠しないで済むものさ。」
春菜の顔色が変わった。
そして顔色だけでなく、表情もすぐに大きく変化した。
23歳だった春菜はぼくの目の前でどんどん若返り、大きなおっぱいも素晴らしいお尻も、すぐに幼児体型のそれになって、最後には生後7ヶ月ほどの赤ん坊に戻った。
「オギャア オギャア。」
春菜は可愛らしい股を広げて泣き続けた。
「もうこれで卵もできないから、また中出ししても君が妊娠する心配はないね。」
ぼくはすぐに彼女を元に戻そうと思ったが、騙そうとした罰として
しばらくこのまま放置しておくことにした。

12 beebeetomxxx :2009/12/27(日) 20:58:31
「計略」(11の改定版)


「ごめんなさい。」
「え!?」
「安全日だって言ったの、あれ嘘。」
「まさか!?でもどうして?」
「恵司さんの子供が欲しかったの。でも心配しないで。
もし赤ちゃんができても恵司さんには迷惑かけないから。」
「春菜さん、どうするつもりなんだよ。」
「私一人で育てるわ。」
「そんなことさせられる訳ないじゃないか。」
「恵司さん?」
「ちゃんとぼくが責任を取るよ。」
「ほんとに?」
「もちろんさ。」
「恵司さん、私嬉しいわ。」
「そうと決まったら、念のためにもう一回しよう。」
「うふ・・・恵司さんってほんとはやさしいのね。」
「じゃあいいかい?」
「もちろんよ。」
「ああん・・・・・いいわ。もっと。」
「それ。」
「あああ・・・・え!?恵司さん今何か入れた?」
「ああ、君が妊娠しなくても済むものをさ。」
「何それ。」
「すぐに分かるよ。」
「え?これどういうこと?!いやーん。」
「これで子宮の中の受精卵もすぐなくなちゃうね。」
「あたちどんどん小ちゃくなっちゃう。」
「もうすぐ赤ちゃんに戻れるよ。」
「そんなのいや。」
「心配しなくていいよ。
ぼくは君と違って一人で子育てなんて考えてないから。」
「たちゅけて!!」
「春菜さんけっこう可愛いね。でもそんな媚びても無駄さ。」
「ふうぇーん・・・・・・おぎゃあ、おぎゃあ。」
「ぼくを騙して落とし入れようとした女を
赤ちゃんから育てるなんて、そんなのする訳がない。
でも罰としてしばらくその格好で過ごすといいさ。」

13 beebeetomxxx :2009/12/30(水) 20:18:58
「事件」


人気タレントの桜田桃子(41)がレギュラーの
バラエティー番組収録の翌日から突然行方不明になった。
テレビ局各社のワイドショー番組は彼女の話題で盛り上がっていた。
彼女のレギュラー番組の司会者はもちろん事務所の社長は困惑していた。
一方、昔からの彼女の大ファンだったうちのパパは
彼女の話題に耳を貸すどころかお店が暇な時間でも
ワイドショー番組さら見なくなった。


「あの・・・、ここに再春潤回復薬という夢のような薬があるって
訊いてきたんですけど・・・。」
「まあ、あなた桜田桃子さんじゃないですか、
私昔からあなたの大ファンだったんですよ。」
「まあ、それはありがとう。ところであるんですか、その薬は?」
「ありますけど、でも誰から・・・・?」
パパの言葉を途中で遮って桃子は顔を紅潮させながら懇願した。
「是非私にも分けてください。」
パパは困惑した。
再春潤回復薬は秘方の薬である。
ある筋の特別なお医者さまの処方箋もなしに
そうホイホイと分けていいものではない。
しかしパパは桜田桃子が美人女優としてトレンディドラマ全盛時代に
大ブレイクしていた頃からの大ファンである。
もうすっかりバラエティタレントに落ち着いておばさん化した彼女が
若く輝いていた時代に戻ってほしいというのは当然の想いであった。
「本当は処方箋なしにはお分けする訳にいかない薬ですが
これも何かの縁かもしれません。ただ誰にもこのことは秘密にしてくださいね。」
「もちろんよ。」
「これがその薬です。」
「これがそうののね。」
「ただこの薬はかなりの劇薬ですので・・・・
ちよっ、ちょっと!?そんな一気に飲んでは・・・・あああああ!」
手遅れだった。
桃子は薬の栓を開けると一気に飲み干してしまった。
もちろんそんな飲み方が許される薬ではなかった。
パパはとりあえず、桃子をぼくたちのいる居間に連れ込んだ。
ママもぼくも生の桜田桃子を見て驚いた。
しかし驚くのはまだ早かった。
桜田桃子の目じりに刻まれた小皺が消え始め、
胸元も心なしか膨らんだかに見えた。
桃子の表情はどんどん喜びに充ちてきた。
「私、ほんとに若返ってるわ。」
肌艶もすぐに30代から20代へと移行して、
まさにトレンディドラマ時代を思い出させるほどの若さに戻った。
「やったわ。私、あの頃の戻れたんだわ。」
桃子は満面の笑みを浮かべた。
ただそれを見て喜んでいないのはパパだけだった。
パパの落胆の原因はすぐに分かった。
桃子の年齢はトレンディドラマ時代を通り越して
10代のアイドル時代に差し掛かっていた。
着ていた服は似合わなくなっただけでなく、緩み始めた。
「ご主人、私何歳まで若返るんですか?」
今まで喜んでいた桃子の表情に不安の色が浮かんだ。
「分かりません。まだ一気に飲み干した人がいないので・・・。」
桃子はパパの言葉に呆然となった。
そしてその内に身体が小さくなり始め、一度膨らんだ胸も
だんだん萎み始めた。
もう彼女が桜田桃子だと分からないほど彼女は若返り過ぎていた。
中学生くらいまで戻ってしまった。
桃子は恐怖のあまり泣き出した。
「こんなの嫌よ。」
しかし若返りは止まらず、彼女はぼくより小さくなった。
服はぶかぶかになり、履いていたスカートが足元にずり落ちて
もう彼女は子供になった。
美人女優時代すら知らなかったのに
ぼくはさらに彼女の幼児姿を見ることとなった。
あどけない顔だちになった彼女は実際可愛らしかった。
3歳。ようやく桜田桃子の若返りは止まった。
ぼくはただただ驚いていたが、パパとママは何やら今後のことについて
密談を始めていた。
「どうするつもりよ。」
「仕方ないだろ、あんな一気に飲むとは思わなかったんだから。」
「すぐに元には戻せるの?」
「明日、神林先生のところに連れて行く。」
「もしすぐがダメだったら?」
「その時は親戚の子とか言ってしばらくここに置くしか方法がないよ。」
「テレビとかマスコミとか大変になるわ。」
「たぶんね。」
「あなた、ほんとは喜んでない?」
「冗談言うなよ。十分困ってるよ。」
だけど結局、ぼくの家族は一人増え、
すなわち、ぼくに可愛い妹ができた。

14 とも :2009/12/31(木) 18:00:41
美人女優が一家に加わりお父さんはさぞ嬉しかったでしょうね☆
またアイドルとして育て直すのも良いかもしれません。

15 beebeetomxxx :2010/01/03(日) 00:42:23
「カレンダー」


ぼくは正月の朝、壁に貼っておいたカレンダーの表紙をめくってみて
その異常さに気づいた。
本来なら2010年1月の暦のはずなのに
そこには1973年1月の暦が印刷されていた。
表紙の年号は間違いなく2010年であった。
「お母さん、この間買ってきたカレンダー変しいよ。」
ぼくは階段を降りて、キッチンでおせち料理の準備をしていた
母親に声をかけた。
しかしそこには40歳のお母さんはいなかった。
いたのは3歳くらいの可愛らしい幼児だった。
ただ着ていたぶかぶかの割烹着とエプロンはお母さんのものだった。
「おい、おまえ誰だ?どこから来たんだ?」
するとその女の子が叫んだ。
「何言ってるのよ?あたち、あなたのお母たんよ。
ヘンなこと言わないで。」
ぼくは目を丸くして、その子の顔を改めてじっくりと見た。
確かにその顔には母親の面影が多少残っていたが
あの厳しさも凛々しさも微塵もないとてもあどけないものだった。
「正月早々、何を騒いでいるんだ?」
後ろから少年の声がしたので、ぼくは思わず振り返った。
そこには自分より年下の8歳くらいの男の子が
テーブルに座って新聞を広げていた。
彼も身体にはまるで合わないぶかぶかのパジャマを着ていた。
「おとうたんもちんぶんなんて読んでないで、すぐきがえなちゃい。」
少年はぼくの父親だった。
ぼくは何がなんだか分からなくなった。
しかも驚くべき状況がこの家にだけ起きている訳ではないことが
すぐにわかった。
居間のテレビにも異常な光景が映っていた。
若い頃の姿の大御所やベテランアナウンサーたちに混じって
だぶだぶ服の少年少女や赤ん坊
そしてものけの殻になった着物や衣服があちこちに山を作っていた。
ぼくはその時やっとカレンダーの意味を理解した。
みんな1973年、つまり37年前の姿に若返って見えるのだ。
そしてあの服の山は37歳未満のタレントがいたものに違いないと思った。
ぼくは怖くなってキッチンを出ると階段を駆け上がって部屋に戻った。
そして部屋の壁のカレンダーをもう一度確かめた。
間違いなく1973年1月。ぼくが生まれる25年以上も前の暦だった。
ぼくはなぜこんなことになったのか想像できないまま、
さっき剥がしたカレンダーの表紙をセロテープで貼ってみた。
しかしいつの間にか、表紙の年号も1973年になっていた。
ぼくは恐怖のあまりベッドに頭から突っ込んだ。
そして夢であることをひたすら祈った。

16 beebeetomxxx :2010/01/03(日) 21:36:37
ぼくはミラクルキャンディを手に入れた。
きっと神様がぼくの激しい願望に応えてくれたのに違いない。
ぼくはさっそく職員室から出てきた憬れの野沢小百合先生(29)に
3粒の赤いキャンディを手渡した。
「のどにやさしいキャンディ、先生にあげる。」
「芽留男くんありがとう。」
先生は嬉しそうな顔でキャンディを口にした。
やった!!!!!
大人の、それもとびきりの美人だった先生がみるみる若返って
ぼくの目の前で少女に戻り、さらに赤ちゃんになって
ぶかぶかの服の中に見えなくなった。
ぼくが覗くとそこには米粒より小さな授精卵がパンティの
黄色い沁みの上に乗っていた。
ぼくは嬉しさを堪えながらゆっくりとその受精卵を摘んで
コップに移そうとした。
彼女を今度は小学生にしてぼくのガールフレンドにするためだった。
「あ!」
でも指先にちょっと力を入れすぎたせいで
ぼくはあろうことか受精卵を潰してしまった。
ぼくはとりあえずコップの
青いキャンディを溶かした水の中に受精卵を入れてみた。
しかしもちろん変化はなかった。
ぼくは悲しみと罪悪感と恐怖のあまり
思わずそのコップの水を飲み干した。
みるみる成長して19歳の服の破れた半裸男になったぼくは
とにかくその場から逃げ出した。
廊下には先生の着ていた服や下着や靴が散乱していた。
ぼくは二度と小百合先生と会えなくなった。
そして先生はすぐにぼくの胃の中で溶けて、ぼくの肉体の一部となった。

『ふしぎな芽留男  ホラー編』

17 <削除> :<削除>
<削除>

18 beebeetomxxx :2010/01/05(火) 00:45:36
『ふしぎな芽留男 現実編』


「芽留男くん!」
ぼくはその声にハッとして目を覚ました。
突然19歳になって罪悪感に苛まれながら
廊下を駆けていたはずのぼくは
いつの間にか保健室のベッドに横になっていた。
しかもぼくの身体は元の9歳の少年に戻っていた。
そしてぼくの目の前にはなんと野沢小百合先生が立っていた。
頭の中がごちゃごちゃになったがとにかく彼女は無事だった。
すべては夢だったのだ。
ぼくはホッとした思いとまた先生に会えた喜びで
自然に涙が出てきた。
「芽留男くん、だいじょうぶ?」
野沢先生は心配そうにぼくの顔を覗きこんだ。
「よかった。先生無事だったんだね。」
「え!?それどういう意味?」
ぼくは起き上がるとうれしさのあまり先生に抱きついた。
野沢先生の大きな胸はとても柔らかくて温かかった。
先生は多少戸惑ったものの、ぼくをやさしく受け止めてくれた。
ぼくはもう一度先生の顔をじっくりと見た。
やっぱり凛としていて美しかった。
「何?」
ぼくは何も答えられなかった。
夢の中で先生を子供から赤ちゃん、そして受精卵に戻した後
間違って潰した挙句に飲んじゃったなんて到底言える話ではなかった。
ただ先生の美しい顔を見上げていて思ったことは
子供の頃の写真も見たことないし、
この大人の美貌からは想像もつかなかったのに
あの少女から幼児、赤ん坊への若返りが
とてもリアルに目に焼き付いていることが
何とも不思議な感じだった。
「ぼくもうだいじょうぶだよ。心配かけてごめんなさい。」
とりあえず、ぼくはどこも何ともないことを先生に伝えた。
野沢先生はやっと安心した様子でぼくの頭をやさしく撫でてくれた。
ぼくは野沢先生を自分の恋人にしたいと本気で思った。

19 beebeetomxxx :2010/01/13(水) 23:34:34
「家族」



ぼくは女の赤ちゃんのオムツを替えた後
傍らで眠っている男の子の頭をそっと撫でた。
ふたりとも、とにかくほんとに可愛い。
ぼくはとっても幸せな気分に浸っていた。
このままぼくがパパになって二人を育てていくのも
悪くないような気さえしていた。
でもあの不思議なおじいさんの話だと
明日になったらぼくたちは元の姿に戻っちゃうんだそうだ。
たった一日だけなんてとても残念なことだとぼくは思った。
ぼくは女の赤ちゃんを抱き上げて言った。
「裕子ちゃん、元に戻ったら前よりはちょっとはやさしくなってね。」
そして寝ている男の子にも声をかけた。
「隆志くんも、元に戻ったらもう少しちゃんとしっかりしてね。」
でも今日現在、生後6ヶ月の赤ん坊と3歳の幼児には
ぼくの言葉が理解できる訳がなかった。
それでもぼくは残り少ない時間、幼い二人にありったけの愛情を注いだ。



「隆文、遅刻するわよ。
パパみたいなだらしない大人になったらどうするつもり。」
「ひどいじゃないか。ぼくだってお前たちのために
毎日がんばってるんだぞ。」
「それならもうちょっと偉くなって、
私がやりくりしないですむようにお給料あげてもらってよ。」
元の大人に戻ったパパ(隆志)とママ(裕子)の
相変わらずの朝の会話を聞いてぼくは正直がっかりした。
少なくとも、ぼくの注いだ愛情はちっとも二人を変えていなかった。
やはり一日だけでは無理だったのだ。
ぼくはランドセルを背負って、とにかく家を出ることにした。
そしてまたあの不思議なおじいさんに会って
今度は1カ月くらいかけて、両親を育て直したいと本気で思った。

20 beebeetomxxx :2010/01/25(月) 05:23:07
『ルール』


「学校はどうしたの?こんなところに居ちゃだめじゃない。」
繁華街を散策して楽しんでいたぼくに
ひとりの婦人警官が声をかけてきた。
ぼくは驚いて振り返った。
20代後半の制服がよく似合うショートカットの
美人なおねえさんだった。
確かに小学生のぼくがこんなところに昼間いるのは
本来ならまずいことだった。
しかし本当にまずいのは彼女の方だった。
学校の先生たちはもちろん、
街のみんなもぼくのことをよく理解していて
誰もぼくの邪魔をしないというのがルールだったが
ここに赴任して間もないのか彼女はそれを知らなかった。
ぼくは視線を回りに移した。
さっきまで客引きをしていたスーツ姿の男たちや
店の前の商品を陳列していた店主や売り子たち
そしてただ道を歩いていた通行人までも
一目散に店の中に逃げ込んでいた。
通りにはもうぼくと婦人警官のおねえさんの二人しかいなかった。
「とにかくあそこの交番までいらっしゃい。
学校には私から連絡してあげるから。」
彼女はまわりの異変にも気づかずに
ぼくの手を引いて補導しようとした。
ぼくは久しぶりにパワーを発動した。
花壇で咲いていた花はつぼみとなり土の中に姿を消した。
飛んでいた蝶々や蜂は卵になって次々と地面に落ちた。
そしてぼくの手を引っ張っていたおねえさんは
みるみる若返って小さくなり
やがてぶかぶかの制服を引きずった3歳くらいの幼児に戻った。
「あれ?どうちちゃったんだろう。」
彼女はぼくの手を引っ張ることができなくなって
ようやく自分の肉体の異変に気がついた。
「あたち、子供になったった。」
彼女はすかすかになった胸を抑えながらぼくを見上げた。
ぼくは微笑んだ。
婦人警官のおねえさんは想像以上に可愛いらしかった。
「おねえさんで22人目だよ。」
ぼくはぼくのパワーの被害者の人数を彼女に告げた。
しかし幼くなった彼女にはその意味が判る訳がなかった。
「あたちを元にもどちてよ!」
彼女は泣きながら懇願した。
ぼくはとりあえず、脱げた制服と靴を持って
彼女を交番まで連れて行ってあげた。
ぼくにできるのはせいぜいそれぐらいのことだった。
しばらくして街は元の平和を取り戻した。

21 beebeetomxxx :2015/01/22(木) 20:49:14
『山本家の場合   前夜』


「樹、いつまでもテレビ見てないでもう寝なさい。
朝寝坊しても起してあげないわよ。」
「そうだぞ樹、春からはおまえも小学生だし
第一もうすぐお兄ちゃんになるんだからしっかりしなくちゃな。」
パパが言う通り、妊娠7か月のママのお腹はふっくらと膨らんでいた。
「わかったよ、もう寝るよ。パパママお休みなさい。」
「お休み樹。」
樹(いつき)は子供部屋に戻りベッドに潜りこんだが目が冴えて
なかなか寝つけなかった。
その頃、両親の寝室でも・・・。
「明日は路面が凍って出勤に時間がかかるかもしれない。
悪いが早めにたのむよ。」
「わかったわ。それならあなたもう早く寝なさい。」
「おい、俺まで子供扱いするなよ。」
「うふふ。」
孝明(31)は愛する妻、保奈美(30)とお休みの口づけをした後
いつもより早めに床についた。
保奈美も大きなお腹を摩って幸せをかみしめた後
すぐに夫の隣に潜りこんだ。
樹木を吹き抜ける木枯らしの風の音が
静まり返った寝室の中で際立って聞こえ
カタカタと窓ガラスも震えた。
「あなた、おやすみなさい。」
「おやすみ。」
保奈美はそっと枕元の明かりを消した。

22 beebeetomxxx :2015/01/22(木) 20:52:10
『山本家の場合 翌朝』


翌朝は予報通り、キンキンに冷えていて
窓ガラス一面に霜の文様がびっしりと広がっていて
すりガラスのように真っ白だった。
昨晩の木枯らしはすっかり治まっていて快晴の朝だったが
孝明が心配した通り、道路の路面は凍ってテカテカだった。
「オギャーオギャー。」
どこからか聞こえてくる泣き声に樹はふと目を覚ました。
一瞬、盛りのついたノラ猫の泣く声がと思ったが
勘違いだとすぐ気づいた。
明かにそれは家の中から聞こえてきた。
ただ人の赤ちゃんの産声だと分かるのにはさらに数秒かかった。
しかも声はいく重にも重なっていて、
二人の赤ん坊が同時に泣く声だとはすぐに分からなかった。
妖怪キャラの柱時計は6時45分を指していた。
幼稚園バスが迎えにくるのが8時30分なのでまだ起きるにも早い時間だ。
「いったい何だよ。」
樹はまだ寝足りなかった。
しかしここで二度寝すれば、
次はママが血相を変えて部屋に飛び込んできて
大目玉を食らうのは確実だった。
どうしてこんな朝早くから赤ん坊連れの客が来るんだ・・・・。
樹は恨めしく思いながら少しの間静まるのを待ってみたが
声は大きくなるばかりで泣き止む気配はなかった。
樹は仕方なく起き上がり、子供部屋の扉を開けた。
しかし玄関には誰も来ていなかった。
そして赤ん坊の泣き声が
リビングルームとその向かいの両親の寝室の
両方からこだまして聞こえてくることに気づいた。
樹は眠い目をこすりながらまずリビングルームを覗き込んだ。
すでにママは出勤するパパのために朝ご飯の準備を始めていたらしく、
テーブルにはいくつかの料理が並んでいて、淹れたてコーヒーの
香ばしい匂いが漂っていた。
「ママおはよう・・・あれ?!」
樹が声をかけたが返事はなく、部屋を見回したがママはいなかった.
そして赤ん坊の泣き声はダイニングテーブルの向こう側の
キッチンの陰から聞こえていた。
樹はゆっくりテーブルの右側を通って
恐る恐る、声の正体に近づいた。
キッチンの手前にスリッパの片一方だけが脱ぎ捨てられていた。
ドキドキドキ
妙な不安が樹の胸を締めつけた。
「あ!?」
不安は恐怖へと変わった。
そこには小さな赤ん坊が衣服に包まって泣いていた。
しかもそれは見覚えのあるママのマタニティドレスだった。
そしてドレスの足元には脱げ落ちたエプロンともう片方のスリッパだった。
「ま、まさか・・・!」
恐る恐る抱き上げた赤ん坊にはおちんちんはなく
可愛い割れ目の生後半年足らずの女の赤ちゃんだった。
樹はじっくりと赤ん坊の顔を見つめた。
ぷっくりとした丸顔で
もちろん幼すぎて美人だったママの面影があるとは言えなかったが
右目の下の特徴あるホクロ、
首に垂れ下がったママお気に入りの青い流星の形のペンダント。
そして抱き上げた拍子に転がり落ちたプラチナの指輪。
どれもこの子が誰なのか示す証拠は揃い過ぎていた。
「ママ!?」
念のため周りを見回しても朝ご飯を作っていたはずのママはいない。
第一こんな赤ん坊を放ったらかし部屋を出るはずもない。
夢なら醒めてほしいと思ったが祐樹はもうねぼける余裕もなかった。。
樹の中に恐怖と不安が渦巻いた。
『ママが朝ご飯を作ってる最中に赤ん坊に戻ってしまった。』
原因は分からないがそれしか考えられなかった。
こうなったことをパパに相談しなければと一瞬思ったが
さっきから後ろで聞こえるもう一人の泣き声を思い出して
不安はさらに拡大した。
樹は赤ん坊をもう一度ドレスの上に降ろして、
振り返って急いで両親の寝室のドアに向かった。。
ドアの向こう側は残念ながら予想通りの展開だった。
もう一人の赤ん坊が背広に埋もれて泣いていた。
首にかかったネクタイに白いワイシャツ
そしてグレイの背広も間違いなくパパのものだった。
少し移動を試みたのか
ズボンやパンツは少し離れたところに脱げ落ちていて、
赤ん坊の股間からは可愛いおちんちんが顔を覗かせていた。
パパとママとは高校時代から同級生だが
誕生日は4か月ほどパパのが早いせいか
その子はリビングの子より身体は少し大きかったが
それでもまだ歩くこともできない一歳足らずの赤ん坊だった。
「えー、パパまで・・・?!」
樹はもう何が何だか分からなくなった。
二人の赤ん坊同様に樹も泣きたい気持ちになった。
ただパパが昨日言った言葉を思い出して
樹はそこをぐっと堪えた。
「もうすぐお兄ちゃんなんだからしっかりしなくちゃな。」
そうはいっても樹はまだ6歳にもならない幼稚園児。
これからどうしていいのか
判断するにはあまりに経験が乏し過ぎた。
とにかく山本家の大変な一日はまだ始まったばかりだった。

23 beebeetomxxx :2015/02/02(月) 22:40:46
大人が子どもに戻ったり、子供が急に大人になる物語に
みんな飽きちゃったんでしょうか。
ぼくは飽きるどころか、
この起こりえない奇跡を想像するたびに
感動と興奮で全身が・・・特に股間がジンジンと熱くなります。
やっぱりぼくって変なのでしょうか。

この世の中にはいろんな人がいます。
一人一人が違う顔や体型や性格を持っていて
それぞれいろんな人生を生きてきました。
でもどんな大人でも昔は子供であり
最初は誰もが赤ちゃんだったんです。
この絶対的な事実を思う時、
奇跡のアイテムはどうあれ
子供に戻った大人たちはぼくにとって十人十色なのです。
たとえば
中○美穂さん 鈴木○香さん 浅○温子さん 薬師丸ひ○子さん 酒○法子さん 松○慶子さん
米○涼子さん 松○菜々子さん 松○か子さん 中谷○紀さん 綾○はるかさん 柴咲○ウさん・・・・
女優というカテゴリーだけでももっと大勢いると思いますが・・。
彼女たちは結婚や離婚、賞賛や批判など様々なゴシップを振りまいて
現在の立場はそれぞれ違います。
けれどももし、彼女たちが突然赤ちゃんに戻ってしまったらどうでしょう。
ドラマの撮影中に、彼とのランデブーの最中に、息子の目の前で・・・
想像しただけで興奮しませんか?
そして女優以外のいろんな職業の人たち、外国人や専業主婦や学生など・・・。
10000人や20000人以上の現場がそこにあるのです。
だからぼくはもっといろんな人々のあり得ない奇跡の現場を
創作したいと思うのです。


ただ今の現状で作品を書き続けるのは正直しんどいし
心が折れそうになります。
リクエストでも苦言でも何でもいいと思います。
どんどん参加者が増えること。
ここが盛り上がること・・・それをぼくの願いです。

24 名無しなメルモ :2015/02/05(木) 14:57:09
言葉で表すのが苦手なので変な文章になってしまうかもしれませんがそこはすみません

いつも皆さんの作品楽しみに待っています
今回の記事を見て「楽しかった」「続きが見たい」みたいな短い文章になってしまうかもしれないですが
書き込みをしていきたいと思います
もちろんもっと長い感想とかも書けるようにしたいと思っています

25 beebeetomxxx :2015/02/05(木) 21:32:57
ありがとうございます。

26 天かす :2015/02/05(木) 23:55:46
beebeetomxxxさんの言うことはもっともだと思います。
しかし私も以前ここで書かせてもらいましたが、今では管理者がいるかいないかもわからないので正直ここに書くのは不安ですね。
長い間書き続けてきたbeebeetomxxxさんが
『今の現状で作品を書き続けるのは正直しんどいし心が折れそうになります。』
と書かれていたのでついコメントをしてしまいました。

27 beebeetomxxx :2015/02/07(土) 03:16:11
『山本家の場合    翌朝その2』


樹にはどうしていいのか分からなかった。
取りあえず、背広に埋もれている赤ちゃんを抱き上げて
ベッドの上に寝かせることにした。
赤ちゃんは思った以上に軽くて華奢だった。
そしてむき出しになったおちんちんを間近に見て
一緒にパパとお風呂に入った時に交わした会話を思い出した。
「お前だって大人になったらパパのみたいに大きくなって
毛も生えてくるさ。」
「ほんとに?」
「もちろん。」
樹はあの立派だったものがこんなラッキョウくらいに
萎んでしまったことに正直あきれた。
ただ同性である男の子の裸に対する関心は
たとえそれがパパだったにしても
それ以上広げることができなかった。
「あ!そうだ!」
妹もいない樹にとって
今まで見たことのない異性の裸を観察する絶好の機会が
すぐ部屋の向こうのリビングルームにあることに気づいた。
樹はすぐに寝室を出てもう一度リビングに向かった。
「樹、そんなことに興味を持つなんてあなたにはまだまだ早いわ。」
もし昨日までのママだったらそう言って
強めのゲンコツをもらうのが落ちなのだろうが
今のママになら叱られることも逆らわれることはないはずだ。
樹の不謹慎な好奇心は風船のように大きく膨らんだ。
ついさっきまでの・・すぐに二人に元の大人に戻ってほしいという
願望はとりあえず心の隅にしまわれた。


ダイニングに戻るとママはすでに泣き止んでいて
円らな眼で天井を見上げていた。
見るからに本当にかわいい赤ちゃんである。
樹は胸が高鳴るのを抑さえながら赤ん坊をそっと抱き上げた。
ママもパパ同様に軽々と抱き上げることができた。
マタニティドレスも中の下着もごっそりと床に脱げ落ちた。
大きかった乳房も妊娠して大きかったお腹も
まるで嘘のようにぺったんこに萎んでいた。
ただ履いていた柔らかな繊維のパンティは体型が極端に変わっても
脱げ落ちることはなかった。
樹は赤ちゃんを一度床に降ろすと
罪悪感いっぱいの気持ちを振り払ってパンティを脱がせた。
可愛らしい割れ目のおでましである。
「ふーん、女の子のあそこってこうなってるのか。」
樹は初めて見る異性の股間をしげしげと観察した。
5年前に自分が産まれ出たところだとは
樹には想像もつかないくらいそれは小さな割れ目だった。
もちろん樹を産んだ時のママのものとは別物ではあるのだが・・・。

28 名無しなメルモ :2015/02/07(土) 11:33:54
beebeetomさん、更新ありがとうございます。いつも楽しみにしています。
自分はかなり前の作品ですが「母の日」が好きなので、この山本家もとても楽しみです。
鷹大に世話される千鶴ママもよかったです。
影ながら応援しています。

29 サルド :2015/02/07(土) 22:40:06
beebeetomさんは14ヵ月、リバースワールドの時から小説書いてらっしゃって
本当に凄いと思います。
コメント欲しいですよね、モチベーション上がりますし。
きっとコメントなくても見ておられる方もいますよ!
応援しておりますので、変わらず頑張って下さい!

30 beebeetomxxx :2015/02/09(月) 07:01:55
『山本家の場合  翌朝その3』

 


「樹、何てことするの。ママはあなたをそんな子に育てた覚えないわよ。」
もし何もなく半年後、産まれたばかりの妹にこんなことしたら
そんな罵声が後ろから飛んでくるのは間違いないと樹は思った。
しかし今はもう何をしても叱られる心配はなかった。
なぜなら、樹の目の前でされるがままの赤ちゃんこそ
あの厳格だったママ本人なのだから・・・。
樹は赤ちゃんを仰向けに寝かせて初めて見る股間の割れ目に対して
指を入れたり、引っ張ったり、撫でたりして
丹念に観察を続けていた。
赤ちゃんはそのたびに驚いたり、笑ったり、いやいやをしたり
いろんな表情を樹に見せてくれた。
それは本当に可愛らしい仕草だった。
股間の観察を終えた樹はさらに保奈美の全身に
観察の対象を広げた。
ついこの間フィットネスクラブに一緒に行った時に
レオタード姿のママが見せつけていた
大きな胸、突き出たお尻、くびれた腰つき、すらっと長い脚。
すべてが赤ん坊に戻ってまったく別の体形に変化していた。
胸は乳首だけを残してぺったんこ。腰つきはぷよぷよのずん胴
脚は歪曲した短い可愛らしいあんよ。
「ほんとにこの子、ママなんだよな。」
そう疑いたくなるほど驚くべき変化だった。
樹は赤ちゃんをうつぶせにした。
「あれ?こんなところにアザがある。」
樹は蒙古斑について何も知らなかった。
可愛らしいお尻は触ってみるとスベスベだった。
「わあ、赤ちゃんのお尻って柔らかい。」
もちろん大人のママのお尻を触ったことはないが
その違いは見た目からして明らかだった。
樹は思わず自分の頬を赤ちゃんのお尻に当ててその感触を確かめた。
「ほんとに・・・。」
もう言葉にならない感動だった。
樹はうつぶせの保奈美を抱き起こして胸に抱いた。
もうこの子を元のママになんか戻したくないと本気で思った。
ただ5歳の樹にはこれからの親のいない生活や子育ての苦労など
とうてい理解できるはずもなかった。

31 beebeetomxxx :2015/02/12(木) 00:10:11
『高村家の場合     前夜』


「うー寒かった。ただいま。」
「あなた、大事な話があるの。」
「何だい、大事な話って?」
「私と離婚してほしいの。」
「え!?」
仕事から帰宅した建築技師、高村嘉史(32)は
妻の真菜(29)から突然の離婚宣言を受けて茫然とした。
しかし理由を聞かされ、身に覚えのある嘉史にとって
説得するのは容易なことではなかった。
「もう一度考え直してくれないか?」
「それは無理よ。」
「どうして?たった一回の過ちじゃないか。」
「たった一回ですって?ふざけないで。
もう調べはついてるのよ。
あの女と何回も寝たくせに・・・まったくあなたって不潔よ。」
「証拠はあるのか?」
「これが証拠よ。」
真菜は真っ赤な顔で嘉史の目の前に数枚の写真をばらまいた。
それはいずれも不倫現場を捉えた決定的写真ばかりで
言い逃れできそうにないものばかりだった。
真菜の依頼した興信所によって嘉史の不倫は
すでに明白になっていた。
またテーブルの上には彼女の署名捺印がされた離婚届が
きちんと置かれていた。
さらにテーブルの横には衣服の詰まったスーツいケースが
真菜お気に入りのブランドものの旅行カバンといっしょに置かれいた。
嘉史はそれを見てまさに今が修羅場であることを確信した。
「俺が悪かった。とにかく謝る。
その女とはすぐに縁を切る。本当だ。
俺にはお前が必要なんだ。
こんなことで離婚なんてしたくない。」
しかし真菜は嘉史の悲痛な訴えあっさりと退けた。
「今更何言ってるの。あなたにはもう愛想が尽きたわ。
明日とりあえず実家に帰ります。
その離婚届ちゃんと書いて郵送で送って。
もしどうしても裁判したいならその時は連絡して・・・」
それだけ言うと真菜は一人寝室に入って中から鍵をかけた。
もはや嘉史には取り付く島も与えてもらえず
ただ立ち尽くすばかりであった。
そして家の外も夫婦関係同様に厳しい木枯らしが
ヒューヒューと音をたてて吹き荒れていた。

32 アキ :2015/02/14(土) 14:47:46
このジャンル大好きなのですが、最近は新作も少なくてさびしくなりましたよね、、、

33 beebeetomxxx :2015/02/16(月) 05:20:36
『高村家の場合    翌朝』
  


高村真菜(29)はこんな状況になるとは思ってもみなかった。
もちろん昨晩、嘉史に離婚を切り出したことは決して後悔していない。
たとえすぐに嘉史が不倫相手と別れたとしても裏切ったという事実は消えない。
だから、どんなに引き留められても応じるつもりはなかった。
10時25分の大阪行きの新幹線こだまのグリーン席もすでに予約済だった。
しかしリビングのソファアで一晩を過ごしたと思われる嘉史の
変わり果てたその姿を目にした時、真菜はどうしていいのか分からなくなった。
嘉史は一夜にして生後8か月満ほどの赤ん坊に戻っていた。
どんな奇跡や天罰が彼をこんな姿に変えたのかは想像できない。
昨晩着ていた背広に包まって、赤ん坊は静かな寝息を立てていた。
「嘉史なの!?」
真菜のこの奇跡に対する驚きよりも忘れていた母性に激しく心が疼いた。
結婚から2年ほどはどうしても子供が欲しくて
不妊治療に励んで、しかし実現できなかった真菜にとって
目の前に現れた赤ん坊に動揺を隠すことができなかった。
真菜はドキドキしながら背広の中にそっと手をさし伸べた。
抱き上げる途中で下着もすべて落ちた
全裸姿の赤ん坊は天使のようにとてつもなく愛らしかった。
手も足もお腹もおちんちんも驚くほど小さく可愛らしく
結婚して6年間、何十回も目にした成人の嘉史の裸体とは
別物だった。
「あ!?」
ふいに彼は目を覚ました。
しかし驚きの表情を見せたものの
泣き出すこともぐずることもなく
焦点の定まらない円らな眼で真菜を見上げた。
真菜は昨晩までの怒りと憎しみの感情を
思い起こすことができなかった。
「ばぶぶぶ。」
嘉史が眼覚めてから初めて声を上げた。
とんでもなく愛らしい声だった。
真菜は思わず彼を胸に抱きしめた。
もう彼女には彼を置いて大阪の実家に帰る口実は見つからなかった。
真菜は離婚届を破り捨ててごみ箱に捨てると
嘉史を抱いたまま寝室に戻った。
「嘉史、このまま私だけのものになってくれるなら許してあげるわ。」
真菜は赤ん坊に向かって囁いた。
赤ん坊はまるで彼女の言葉を理解したかのように
満面の笑顔をふりまいた。
真菜の顔はすでに母親の表情だった。

34 beebeetomxxx :2015/02/20(金) 04:12:41
『遊川家の場合    前夜』




遊川桃子(28)は携帯ゲームに夢中になっている少年に声をかけた。
「お母さんには電話しておいたわ。
今日はもう遅いから泊まっていきなさい。
明日、先生がお家に送って行くわ。」
「ぼく、家になんて帰りたくないよ。」
「そんなこと言わないの。」
夜の8時すぎ、2キロも離れた自宅からはるばる家出してきたという
教え子の坂江慎吾(10)の突然の訪問に
彼女は追い返すこともできず、結果宿泊を許すこととなった。
「先生の作る料理うまいね。」
「残り物だけど誉めてくれてありがとう。
お風呂湧いてるから先に入りなさい。」
「先生もいっしょに入る?」
「ばかなこと言わないの。」
桃子は少年を頭をを軽く小突きながら冗談として受け流した。
ただ現状仕方ないこととはいえ、
独身である自分のアパートに少年を泊めるにはかなりの抵抗があった。
しかもいっしょのベッドで寝る以外
どこに寝てもらうか考えなければならないほど
彼女の住まいはとても狭くまた余計な寝具も備えていなかった。
ただ教え子の悩みを聞いて、彼を正しい道にいざなうことも
担任教師としての当然の職務であると桃子は認識していた。
それにたった10歳の子供に振り回されては
教師なんて勤まらないとも思っていた。
入浴後、慎吾と桃子はテーブルを挟んで真剣に向かい合い
彼の家出の原因や悩みごとを根掘り葉掘りではなく
できるだけ優しく丁寧に聞いてそれに適したアドバイスを送った。
ただ、やはり慎吾は大人の桃子に淡い恋心をいだいていることも
すぐに明らかになった。
「大人になったら先生をお嫁さんにしたい。」
話の途中で彼の口から飛び出した言葉に桃子は
一瞬絶句したがそれに対して答えは決まっていた。
「慎吾くんの気持ちはうれしいわ。
でもあなたはまだ子供だし、先生はもうすぐ30歳の大人よ。
若返りの薬でも発明されれば別だけど
先生よりもっと相応しい人が
近い将来きっと見つかるはずよ。
今はそんなことよりしっかり勉強して
お母さんを安心させることが大切よ。
お母さんは慎吾くんの将来を期待してるのだもの。」
慎吾にはもう返す言葉もなかった。
やがて就寝の時を迎えたが
もちろん慎吾は桃子の寝室でいっしょに寝させてもらえず
リビングに用意した先生の趣味の山岳用の寝袋で
独り寂しく床に就くこととなった。
「窮屈だけど我慢してね。
じゃあ、おやすみなさい。」
こうして慎吾の決意の家出も愛の告白も何の成果もなく
明日には家に帰されて
お母さんのお仕置きが待っているに違いない。
慎吾は狭い寝袋の中で
木枯らしの唸る声を侘しい気持ちで聞いた。

35 beebeetomxxx :2015/02/21(土) 05:16:31
『遊川家の場合  翌朝』


「慎吾くん、助けて!」
確かに桃子先生が自分に助けを乞う声を聞いたような気がした。
しかし慎吾が完全に目が覚める前にその声が甲高くなり、
いつの間にかそれは赤ん坊の泣き声に変わっていた。
「おぎゃー、おぎゃー。」
ジッパーを下げ、身体をくねらせながら
自力で何とか寝袋からはい出した慎吾は
目の前の床の上に泣き声の主が横たわっているのを見た。
「わぁ!?」
それは生後8か月ほどの女の赤ん坊だった。
なぜ女の子だとすぐにわかったかといえば
彼女は青に紺の柄の入った婦人用のワンピースに包まっていたからである。
しかも慎吾には依然に見覚えがあった。
「先生のそのワンピース、エレガントでかっこいい。」
「まあほんと?鹿島さんにそう言ってもらえると嬉しいわ。」
一週間ほど前の朝礼における学年一のオシャレ鹿島彩菜と
桃子先生とのやりとりをすぐに思い出した。
でもどうしてこの赤ん坊は先生の服に包まっているんだろう。
すぐ着せられるベビー服がなかったのか、または
先生がぼくを驚かせようとして預かった赤ん坊に自分の服を着せたか。
しかしその答えには説得力はなかった。
周りを見渡しても先生が潜んでいる様子はなかった。
ただこんな赤ん坊を先生が放ったらかしにする訳もない。
すると答えはそれしかなかった。
大人だった桃子先生が外着に着替えた後、突然若返って
着ていたワンピースに埋もれながら赤ん坊に戻った。
そうとしか思えなかった。
いつも先生のしているお気に入りの腕時計が
可愛い腕に引っかかっている
赤ちゃんの顔に大人の化粧、口紅が施されているのもその証拠だ。
ただそんな奇跡が本当に起こり得るのかは別問題として・・・・。
「ねえ、ほんとに先生なの?」
もちろん8か月の赤ん坊がその問いに答える訳もなく
また大人だった記憶が残っているようにも見えなかった。
ただ精一杯泣き声を上げていた。
顔をよく眺めて見ると確かに桃子先生の面影を感じることができる
本当に可愛らしい赤ちゃんだった。
そうとなるとずっと憧れていて、告白までしたばかりの桃子先生が
突然赤ん坊に戻って、目の前にあどけない姿を晒していることに
慎吾が深い感銘を受けないはずがなかった。
「あなたはまだ子供だし、先生はもうすぐ30歳になる大人よ。」
昨日の先生の言葉を思い出して
諦めかけていた慎吾の思いに神様が救いの手を
差し出してくれたのだと勝手に思い込み始めた。
受け入れてくれなかった彼女が
もう拒絶もできない10歳年下の赤ん坊に戻ってくれたのだから。
慎吾はワンピースの中から赤ちゃんをそっと抱き上げた。
股間を見て間違いなく女の子だと確認した慎吾は
なおも泣いている赤ん坊のほっぺに愛情をこめてキスをした。
「先生、もう泣かなくてもいいよ。
これからぼくが先生を立派なお嫁さんになるまで
育ててあげるんだから・・・」
慎吾はこれからの大変さも知らずに
ただ彼女の保護者兼将来の夫になる夢にどっぷりと浸っていた。
柱時計が午前7時の時報の音楽を奏で始めた。
8時の登校時間を考えても
自宅に連れ戻すぎりぎりのタイムリミットを迎えていたが
当の先生は彼の腕の中で泣き疲れて眠りに入っていた。

36 beebeetomxxx :2015/02/24(火) 06:10:08
『遊川家の場合    翌朝その2』




桃子先生がちょっと顔をしかめたと思ったら
ぼくの目の前でぷりぷりっと
ビー玉ほどのほとんど臭いのない固いうんちをした。
ぼくは感動のあまりうれし泣きをしそうになった。
なんて無防備で愛らしいんだろう。
ぼくが憧れていたあの清楚な桃子先生が
まさか恥ずがる素振りもなく
こんな姿を見せてくれるなんて・・・。
友だちに言ったらきっと悔しがるに違いない。
しかも、し終わった後はすっきりしたような笑顔に戻り
お尻を拭くのを待っているようだ。
ぼくはうんちを処分した後、
濡れたティッシュでお尻を拭いてあげた。
桃子先生はさらに気持ち良さそうな顔をした。
「わあ可愛い!」
ぼくはますます彼女をお嫁さんにしたいと思った。
前にテレビドラマで見た恋愛シーンを思い出して
ぼくは先生の半分開いた唇に顔を近づけ
自分の唇をそっと合わせた。
赤ちゃんの甘いヨダレの味が口の中に入ってきたが
気にはならなかった。
これがぼくのファーストキスだということを後になって知った。

37 名無しなメルモ :2015/03/01(日) 21:16:03
数年ぶりに覗いてみたらbeebeetomxxxさんがまだ書き続けておられたとは!
リバースワールドの頃から独特の雰囲気があって好きでした。
これからも執筆頑張ってください!

38 beebeetomxxx :2015/03/02(月) 21:25:13
ありがとうございます。
どこまで続けられるか分かりませんが
自分に納得がいくまでとにかく頑張ろうと思います。

39 beebeetomxxx :2015/03/09(月) 05:41:25
『山本家の場合       朝の真実』


ソーセージの焼けるジューシーな音と
ドリップしているコーヒーの香りがキッチンに広がっていた。
保奈美は何も知らずに朝食の準備をしていた。
孝明もすでにベッドから抜け出してパジャマを脱ぎ
ワイシャツに袖を通していた。
樹はまだ可愛らしい寝息を立てて夢の中にいた。
いつもより少し早いものの極めて平凡な朝だった。
そんな朝をとんでもないものに変えたのは
昨晩の木枯らしに紛れてあちこちに散らばった
時喰い虫という体長8mmほどの蚊の一種としか見えない
白い謎の生き物の襲来によるものだった。
まず最初に襲われたのは保奈美だった。
「嫌だ、こんな時期に蚊がいるなんて・・・。」
右腕をチクリと刺された直後、虫の存在に気づいた保奈美は
慌てて叩き潰そうとしたがすでに寝室の方に逃げ去った後だった。
保奈美は痒み出した腕をポリポリと掻いた。
彼女に異変が起きたのはその直後だった。
妊娠中の彼女のお腹がみるみる萎み始めのだ。
「え?!私の赤ちゃんは!?」
何が起こったか理解しようとお腹を押さえたが
その時には30歳だった保奈美の肉体そのものに
変化が現れていた。
保奈美はすでに若返り始めていた。
肌艶が瑞々しく変化し、小皺が消えたのもつかの間
やがて成熟していたはずの女の部分も減少して
大人でいることさえ許されず
思春期を遡って胸やお尻も萎み、
マタニティドレスもすっかりぶかぶかになって
彼女は少女からさらに幼児へと姿を変えていった。
立っているのもすぐに限界を越え
尻もちをついてそのまま仰向けに寝込んだ。
「たちゅけて・・・・・。」
保奈美は小さな腕をつき上げて、
寝室の夫に助けを求めようと声を上げたが
すぐに意識も混沌として言葉が出せなくなり
やがて大きな産声をあげた。
「おぎゃー おぎゃー」
保奈美は生後6か月ほどの赤ん坊に戻った。
ただそこで若返りは止まっていた。
何とか胎児や受精卵に戻ったり
消滅する悲劇だけは避けられた。
もちろん大人が赤ん坊に戻るというのは
大事件であり、悲劇には違いないが
それが時喰い虫に襲われた被害の実態であり
その朝に起きた真実であった。
そして保奈美を襲った時喰い虫が
直後に寝室の孝明に向かったのは言うまでもなく
樹が目覚める前に彼の父親も
母親と同じ状況に陥って
二人仲良く産声を上げていた。

40 beebeetomxxx :2015/03/16(月) 19:15:16
『仕返し』


5年2組の担任教師、野々宮汐里(27)は
生徒たちの見ている前でみるみる子供に戻った。
美人で凛しかった先生の顔立ちはあどけない顔に戻り
身長1m58cm、Eカップの豊満な胸元もすっかり萎んで
藍色のスーツの中に埋もれていった。
「汐里先生!」
何人か生徒が教壇に立つぶかぶかのスーツ姿の彼女のそばに歩み寄った。
しかし汐里はすでに先生と呼ぶ子供たちより小さい
4歳くらいの幼い女の子に戻っていた。
「あたし、子供になっちゃった。」
身体だけでなく、心も幼児に戻ったとしか思えないほど
あどけない声をあげた。
しかも身体を少し動かしたところで彼女の履いていたスカートが
足元に脱げ落ちて、彼女のピンクのパンティが露わになった。
やはり若返りの薬の効果は絶大だった。
大川翔夢(10)はその一部始終を見て達成感で胸が熱くなった。
彼のあり得ない仕返しは成功したのだ。
「翔夢くん、どんなに勉強ができてそれだけじゃだめよ。
みんなと協力してやらなくちゃ・・・・。」
密かに憧れていた先生からみんなの前で独善的であることを指摘されて
翔夢の想いは絶望と怒りに変わった。
復讐心が湧き上がって思ったことは汐里先生に恥をかかせること。
そしてすぐに思ったことは清文おじさんのことだった。
大川清通(48)は無名だが優秀な薬品科学分野の学者だった。
そしてその叔父さんが最近若返りの薬の調合に成功したことは
すでに聞かされていた。
もちろん昔から研究所を遊び場にしていた
翔夢にとって叔父さんの薬を盗み出すのは容易なことだった。
先生をみんなの前で恥をかかせる一番の方法。
それがおじさんの薬で彼女を若返らせることだと翔夢は思った。


職員室からホームルームに向かう汐里先生に翔夢は声をかけた。
「これを私に?」
「ただのお礼です。あれからいろいろ考えてぼくが自分勝手だったって
解かったんです。ほんとにありがとうございます。」
「さすがは翔夢くんね。先生解かってもらえてうれしいわ。」
「それ美肌効果の高いビタミン剤です。すぐ試してみてください。」
「でも・・・・。」
「ビンはぼくが始末しておきます。」
汐里は薬の入った瓶を受け取ると勧められるままに蓋をあけ、一気に飲み干した。
翔夢はワクワクする気持ちを抑えて栞から空になった瓶を受け取った。
「ありがとう。何か元気が出てきそうな味ね。」
「もちろんです、先生。」
憧れていた先生がたった数分後にどうなるのか、
左右に揺れるグラマラスなお尻を眺めながら翔夢は彼女の恥ずかしい様子を
想像してまた新たな元気が湧いてきた。

41 とも :2015/03/27(金) 22:40:22
>>36
赤ちゃんになって、うんちを漏らしてしまった桃子先生が可愛すぎます。
大人の女性からオムツ生活に逆戻りなのには興奮しました(笑)
これからたっぷり可愛がってもらえそうですね。

42 とも :2015/03/28(土) 08:26:46
>>33
真菜の不妊治療の努力が実ったみたいで良かったです。
これからはシングルマザーとして、息子になった夫をたっぷり可愛がってあげてほしいですね。

43 beebeetomxxx :2015/03/30(月) 13:51:27
『パニック イン モーターショー』


「被害者は全部で82人です。」
「ずいぶん凄い人数だな。」
「今回の横浜モーターショーには4つの会場に22のメーカーが
それぞれブースを設けて展示を行っていましたので
一ブースあたり3人以上のコンパニオンが被害にあった計算になります。」
「それで被害者は全員コンパニオンのレディなのか?」
「来場者や係員に被害の報告は入っていません。」
「しかも4つの会場の各ブースに分散して被害者が出ていることから
予めピンポイントに狙われたとしか思えません。」
「狙いは?」
「ここだけの話、美貌とスタイル抜群の選りすぐりの美女ばかりを
ターゲットにしたとしか思えないとのことで
被害に遇わなかったコンパニオンたちの間にも動揺が広がっているそうです。」
「それで被害の具体的状況は?」
「レディたちの年齢は20歳から26歳だったそうなのですが
それが小学校低学年や乳幼児、赤ん坊に戻った者もいて
およそマイナス20年前後の若返りだと推測されます。」
「しかしそんなことが目の前で実際に起きて
コンパニオン目当てのカメラボーイたちが狂喜のあまり
映像をネットに流すなんてことがなければいいのだが・・・・。」
「同感です。ナイスボディがお子様体型に変化して
恥ずかしいもろ肌を露出していく様子なんて
動画サイトに流されたらプライバシーの侵害はもちろん
彼女たちが可哀想です。」


ただ二人の刑事はそう言いながら
その実際の状況を確認したいという業務的見地ではなく
ただ男の本能的な欲望にかられて
スマホの動画サイトを互いに悟られないように
検索していた。

44 beebeetomxxx :2015/04/06(月) 00:19:44
『パニック イン モーターショー  その2』


刑事がこの事件に関して最初に見つけたスマホの動画は
西会場のガウディ自動車のブースでニュースポ―ツワゴン『ファミリオ カーゴS』
の隣でスペインの旗を彩った赤と黄色のレオタードに身を包んだ
柳沢香澄(24)のグラマラスな肢体だった。
「このニューファミリオ カーゴSはご覧のとおり、斬新なデザインと広々とした室内
2400ccの大きな排気量でありながら29km/ℓ の超低燃費と
・・・え!?」
香澄はそこまで説明したところで、突然つけていたブラジャーが
ずれ落ちたことに気づいて思わず言葉を失った。
一瞬何が起こったのか誰にも分からなかった。
しかし大勢のギャラリーの前で24歳だった彼女の年齢は
時間を遡り始めたのだ。
立派な大人の女性はやがて
ティーンエイジからさらに少女へ若返り、
萎んだ胸を恥ずかしそうに抑えながら耐えきれずに叫んだ。
「子供になるなんてやだー・・・・・。」
しかし彼女の変化は留まることを知らず、緩んだレオタードは下着ごと
あっという間に床に脱げ落ちて
香澄は全裸姿を大勢の男たちの前で晒すこととなった。
「うぇーん。うぇーん」
香澄はとうとう3歳ほどの幼児に戻って泣き出した。
ただ周りのギャラリーの驚きと感嘆の叫び声は
恥ずかしさに我を忘れた彼女の泣き声さえもかき消した。



刑事は今までに見たことのない巧妙なCG映像を見ているような
感動に囚われながらスマホの画像に見入ってしまった。
ただそれがトリックでないことは現状のパニックを見れば
明らかだった。
しかし香澄の若返りの原因はその映像を何度繰り返し見ても
容易に確認できなかった。
ただ何回か見ているうちに
彼女の変化が始まる直前に微かなシャッター音を聞こえた気がして
ただそれがギャラリーたちのものなのか判別つかないものの
刑事の脳裏に5年前に未解決のままお蔵入りした『時間強盗事件』が頭に浮かんだ。

45 beebeetomxxx :2015/04/12(日) 23:15:54
『願望』


「ほんとに戻れるの?」
「もちろんです。でも後悔しないですか?
一度変換したら、元に戻る保障はないんですよ。」
「後悔?・・・する訳ないじゃない。
もう疲れたのよ。勉強、就職、昇進 
人一倍頑張ったつもりなのに、
38歳を過ぎた今、役職としても責任と義務
キャリアとしての地位は掴んだけど
私は人並みの幸せも人生を謳歌することもなく
ここまで来ちゃったのよ。
結婚も子育てももうほとんど無理なのよ。
ほんとにやり直せるなら、今の地位なんて惜しくないわ。」
「じゃあ、ほんとにいいんですね。」
「お願い、やって!」
「わかりました。でもちょっと全身の収縮で
痛みがあるかもしれませんが我慢してください。」


「ああああ・・・・・・・・。」
「終わりました。気分はどうですか?」
「あたち、ほんとに子供にもどったの?」
「3歳くらいでしょうか、とっても可愛いですよ。」
「わーい、ほんとにあたち小たくなったった。」
「はい、もうあなたは自由です。」

46 beebeetomxxx :2015/04/14(火) 00:05:10
『願望2』


外務省の副事務次官、滝澤クリスティン由美(38)には
すでにキャリア官僚としてのプライドは残っていなかった。
彼女は去年ワシントンで行われた世界経済会議での外務大臣の失態の責任を
一方的に取らされて、フロリダ支局に配置転換させられていた。
これまで第一線で活躍してきた由美にとって、この配置転換は紛れもない
挫折であり大いなる屈辱であった。
これまで出世のために犠牲にしてきたことに
彼女はここで初めて後悔の念を覚えた。
だが途方に暮れていた由美は人生を180度変えてしまう人物と
偶然知り合うこととなった。
横溝正行(55)日本では変人扱いにされ、渡米したこのフロリダで
4次元物理学の研究を行っていた自称科学博士である。
その彼が最近ようやく完成させた世紀の発明品、それが『流時空反転装置』である。
言ってみればある空間の時間の流れを特定時間逆行させる機械である。
すでに錆びだらけの中古自動車を新品同様にしたり、成犬を子犬に変えることには
成功していた。
ただ人体実験など、自称の科学者が安易にできる訳がなかった。
そこで横溝は自ら志願してくれる有志を探すため、フロリダの酒場を出入りしていて
由美と出会ったのだ。
ただキャリア官僚という知性あふれる由美にとって
最初はその胡散臭い男に対して猜疑心を抱いていたが
もう一度人生をやり直したいと願う気持ちがさらに深まった彼女は
やがて機械の前に設置された椅子に座っていた。
『流時空反転装置』は大型の電子銃の形をしていたが
その銃口から微かな金色の振動波が発せられると
着ていたスーツや身につけていたアクセサリーは
新品になるだけでそれ以上の変化はないものの
由美本人の肉体はやがて若返り始め、
20代から10代を通り越して
どんどん幼く小さくなってスーツもぶかぶかになり
スカートは床に滑りおちて
機械を停止する時には由美は3歳くらいの幼児に
戻った。
きっとこのまま機械を止めなければ彼女は
赤ん坊か胎児まで戻ったに違いない。
幼い由美は嬉しそうに大きな椅子の上ではしゃいだ。
ただ彼女は自由と引き換えに理性を失うことになった。
数分後、はしゃいでいた彼女の顔色が変わった。
どうやら大人になってからは経験のない失態を
侵したようだった。
ぽたぽたと腰かけていた椅子の両側から水滴が
流れ落ちてやがてちいさな滝となって流れていった。
「おちっこ漏らちちゃった。」
由美はばつが悪そうにぶらぶらの長すぎる裾で顔を隠した。
彼女はすでにエリート官僚からただの幼児に戻っていた。

47 beebeetomxxx :2015/04/30(木) 22:36:11
『焦り』

本郷朱音(45)はビンに入った薬を残さず飲んでしまった。
それは現状に対する焦りが引き起こした過ちだった。
90年代人気女優として一世を風靡した彼女ではあったが
3年前の不倫を巡るスキャンダルによって
昔からの多くのファンは彼女から離れて
人気も地に落ちて、最近ではテレビへのオファーも
マスコミの話題に昇ることさえなくなり
一部のアラフォー世代向けの雑誌に顔を出すのが精一杯となった。
ただ一度栄華を体験した朱音にとって
普通のおばさんになることは彼女のプライドが許さなかった。
もう一度やり直したい。
それが彼女の偽りのない本音であった。
しかし朱音もすでに45歳。
どんなに話題のアンチエイジングなど美容に気をつけたところで
若い女優に対抗するのは無理があり
あがくだけ無駄だということを彼女自身が一番知っていた。
しかも昔からのファンを失い、よりどころを失ったことで
新たな立ち位置も決まらない絶望の淵に立たされていた。

「劇薬ですので一回に30ccずつ半年以上間を置いてご使用ください。」
ネットで密かに手に入れた薬剤の箱に添えられていた
書かれた禁止事項になど目もくれず
朱音はビンの蓋を開けると
150ccの赤い液体を
ほとんど息もつかずに飲み干した。
口の中に奇妙な苦みが残ったが、
朱音の表情には達成感の笑みが毀れた。
そしてじわじわと身体が火照ってくるのを感じ
期待に胸が弾んだ。
45歳の朱音の肉体は彼女の期待通り、序々に若返り始めた。
肌艶がまず瑞々しく変化し、目元の小じわや弛みが消えて、
隠してきた老化の兆しはみるみる解消にむかった。
姿見の鏡に映っているのは紛れもなく30代前半から
20代後半の全盛だった頃の朱音の姿だった。
「これで女王気取りの弥生にぎゃふんと言わせられるわ。」
改めて見る20代後半の本郷朱音は我ながらうっとりするほどの美貌だった。
垂れ始めていた乳房もお尻もすっかり弾力を取り戻して
しかもお腹周りの余分な脂肪は逆に減って
見ごたえ十分なグラマラスなボディスタイルに変化した。
「これで私を見放した太田原社長を見返せるわ。」
朱音は鏡に向かってセクシーポーズを取った。
しかし期待通りに若返ったはずの朱音の表情が突然曇った。
「ええ!?」
グラマラスなボディが頂点を越えて、今度は萎み始めたのである。
鏡の向こうの朱音の年齢はもう20代よりさらに若返り始めたのである。
「だめ・・・・ちょっと若返り過ぎたわ。ああん、もう止まって!!」
しかし朱音の懇願が悲鳴に変わっても彼女の若返りは止まらなかった。
10代後半の朱音まではまだまだスターのオーラを放って美しかったが
胸やお尻も萎んで、芸能界デヴュー前の14歳に戻った朱音からは
スター性も消えてどこにでもいるただの中学生になった。
そして身長もどんどん小さくなり着ていた衣服もすっかりぶかぶかになり
ロングスカートも床にずり落ちてパンティを抑えている8歳の朱音には
彼女が女優だったという面影すら消え失せていた。
「わーん子供になっちゃった。」
しかも若返りのスピードは緩まることがなく、
ついに立っているのもおぼつかなくなった朱音は床にしゃがみ込んだ。
「誰かたちゅけて・・・。」
朱音の顔はいっそうあどけない幼児の顔に戻り、
もう大人の意識も残っていない様子で
ただ泣き続けるだけだったが、その声もすぐに産声に変化した。
「おぎゃーおぎゃー。」
脱げた服に包まって仰向けに泣く朱音はすっかり赤ん坊だった。しかも・・・・。
30ccで10歳若返る・・・そんな若返りの薬を
一気に5倍の150cc飲み干した朱音。
彼女にはすぐに悲劇が待っていた。
どんどん小さくなる朱音の肉体はやがて衣服の中に見えなくなり
新生児の泣き声もすぐに止んで、わずかにあった衣服の膨らみも
萎んで物けの殻となった。
45歳だった本郷朱音は50歳若返って、胎児や受精卵を飛び越して
存在しない世界に行ってしまったのである。
アーメン。

48 beebeetomxxx :2015/05/05(火) 22:50:55
『告白  その一』


「大きくなったお兄ちゃんのお嫁さんになってあげる。」
あどけない4歳の女の子が言うことを本気にする訳には
いかないが、ふだんの鉄也ならそんなことに
いちいち喜ぶはずはなかった。
16歳の彼が興味を示すのは
年上の成熟した大人の女の人だけだということは周知の事実であった。
同級生にすら興味がなかったのだ。
しかしこの幼児の告白に、鉄也は自分の耳を疑うほど驚いた。
「千香ちゃん、それってホント?」
「うん。だってお兄ちゃん優しいんだもん。」
鉄也はその言葉を聞いて思わず彼女を抱きしめた。
「ぼくも千香ちゃんが大好きだよ。」
「わーい。千香うれしい。」
鉄也も本当の気持ちは別としてもとにかくうれしかった。
なぜなら、この4歳の幼児は実は普通の子供ではなかった。
しかも彼女は彼にとって特別な存在だった。

今から4年前、鉄也が通学中に事故に合って頭を怪我した時、
治療にあたってくれたのが運び込まれた西荒川総合病院の
女医の倉持千香子(当時29歳)だった。
彼女の外科医としての腕前は素晴らしく
そして包容力のある大人の女の魅力を彼に目覚めさせた
初めての女性でもあった。
「鉄也くん、もう少しの辛抱よ・・・我慢して。」
「偉いわ。やっぱり男の子ね。」
「もうすぐ退院ね。ほんとによかったわ。」
千香子の優しい笑顔に鉄也は淡い恋心を抱いた。
もちろん好きだなんて告白する勇気はなかったが
たが憧れ続けることに鉄也は酔いしれていた。
完治した後、何度か用もなく病院に行ったのもそのためだった。
「あら鉄也くんじゃない。今日はどうしたの?」
「友人の親のお見舞いの付き添いです。」
「そうなの、偉いわね。」
彼女の相変わらずの美貌に鉄也はいつもドキドキした。
しかしその直後、彼女に愛する夫と息子がいることが発覚して
絶望感にしばらく立ち直れなかった。
だからこそあの時一度はあきらめたはずの恋だったのだ。

49 beebeetomxxx :2015/05/18(月) 03:02:23
『告白   その二』



西荒川総合病院の小児科医 倉持千香子(33)
村田鉄也が小学6年の時に出会った憧れの女性である。
聡明で凛々しくてそしてとにかく超がつく美貌の医者だった。
ただし鉄也は予期していなかった。
同じ病院の外科医の祐一郎(当時40)という夫の存在。
そして孝仁(当時6)という息子の存在。
彼女は家庭を大切にし、夫や息子を深く愛していた。
とても鉄也の気持ちを受け入れる隙間など存在しなかった。
鉄也の恋はこうしてあえなく散った。
そして4年後。
部活中の腕の捻挫で久しぶりに病院を訪れた鉄也は
治療の帰りに恐る恐る小児科病棟を覗きに行く途中で
偶然千香子と再会した。
久しぶりの再会を喜ぶべきところだが
彼女にとってはそれどころではなかった。
科学治療ルーム内で最近導入された新開発の治療機器が
突然目に見えない電磁波を発し、
近くに備えつけられていたX線測定器と連動し
混ざり合った特殊な放射線が患者のそばにいた千香子を直撃した。
ただ隣の操作室で機器のプログラムに神経を注いでいたⅩ線技師は
誤作動も千香子の異常も気づかなかった。
「千香子先生だいじょうぶ?」
ベッドに横たわった患者の工藤葉瑠奈(6)が
顔色を悪くした千香子に声をかけた。
激しいめまいがして大丈夫とは言いきれない状態だったが、
身体には特段の異常はないことを確認した彼女は
心配かけまいと気丈にふるまった。
「大丈夫よ。でもちょっと気分が悪いので席を外すわね。
心配しないでもう少し待っててね。」
そして治療ルームからふらふらと廊下に出たところで
千香子は鉄也と出くわしたのだ。
「あら、鉄也くんじゃない?
・・・・・・・・・。
ねえ鉄也くん、誰か呼んで来て・・・・・・ああん。」
「千香子先生?!」
千香子は両手で身体を押さえて苦しみ始めた。
ただ周りには誰もいなかった。
そしてすぐに鉄也の目の前でとんでもない異常が起こった。
それは特殊な放射線を浴びたことによる奇妙な肉体の変化だった。
千香子の細胞の一つ一つが活性化され、成長ホルモンによる細胞分裂が
その逆の融合作用を始めたのである。
二つの細胞が一つになって萎み、さらに融合と縮小を繰り返す。
すなわち若返りである。
33歳だった彼女の身体はすぐに30歳を通り越して
20代に戻り、若々しさを取り戻した。
肌もつやつやになり、その美しさに鉄也は瞬きも出来なくなった。
「ああ、やっと痛みが消えたわ。」
彼女の苦しみの表情はすぐに和らいだが
エスカレートさせた若返りは
彼女の膨らんでいた胸やお尻を少しずつ萎ませて
どんどん美女から美少女に変化した。
鉄也の憧れていた彼女はすぐに彼と同世代になり、
顔の表情も美しさから可愛らしさに変化した。
しかも若返りはさらに進み、ぶかぶかに白衣に埋もれ始めた千香子は
どんどん子供に戻り、あどけない顔立ちになって
さらには鉄也を見上げるほど小さな幼児へと肉体を変化させた。
倉持千香子は悪戯で白衣着たとしか見えない4歳ほどの幼児に戻った。
鉄也は茫然と目の前のすっかり幼児に戻った彼女を見下ろした。
「千香子先生!?」
「ここどこ?お兄ちゃんだあれ?」
千香子の愛らしい声はもうすっかり幼女のものだった。
そして彼女は肉体だけでなく、精神的にも子供のようだった。

50 beebeetomxxx :2015/05/22(金) 20:25:20
『告白   その三』


ここは西荒川総合病院からバスで20分のところにある
鷹の里ファミリーランド。
そして僕たちが乗っているのは一番見晴らしのいい七色観覧車の上の方。
眼下に見えてきた河岸とその周辺の緑豊かな木々が
都会を忘れさせてくる自然あふれる演出がなされていた。
「わーい。」
ぼくの膝の上で女の子は飛びっきりの笑顔で歓声をあげた
戸惑いを隠せない暗い表情だったのが嘘のような
喜びようだ。
やっぱり連れて来てよかったとぼくは思った。
倉持千香子。本当ならこんな誘拐じみた行為をしたぼくを
叱りつける理性を持った大人のはずが
今は4歳のあどけない幼児に姿を変えていた。
ただ『小児科医 倉持』というネームプレートと
ぶかぶかの白衣だけが彼女の元の姿を想像させる
唯一の証しであった。
しかもさっきから白衣の前は開いては
股間の紫色のパンティが上下に動いて
可愛らしい割れ目がそのたびに覗かせて目のやり場に困った。
千香子先生がほんとに旦那とのSEXや出産を体験したとは
想像もできない固い割れ目だった。
これからどうしよう。
本来ならすぐに本気で考えねばならない案件ではあったが
しばらくは様子をみるしかなかった。

「鉄也くん、がんばってね。」
4年前に怪我の治療にあたってくれた憧れの女。
そして近づくことの許されない子持ちの人妻
それが突然若返ってこんな姿になるなんて
実際にその現場で一部始終を目撃したにもかかわらず
まだ信じられない。
そしてこうしてぼくの膝の上ではしゃいでいる姿は
さらに信じられない状況だった。
そして観覧車を降りて、近くの出店で買ってあげた
オレンジジュースとホットドックを口の周りをケチャップで汚しながら
食べる千香子にぼくは感動すら思えていた。
「お兄ちゃん、美味しいね。」
凛々しい女医の彼女にこんな時代があったなんて
理解はしていても想像すらできない可愛らしさだった。
「今度は何を乗ろうか?」
「うーん、じゃー今度はあれに乗りたい。」
「え!?ほんとにあれに乗るの?」
ここで一番有名な絶叫マシーンを指さして目を輝かせている千香子に、
鉄也は一瞬にして顔色を青くした。
しかし自分の手を強引に引っ張る千香子の小さな柔い手に
鉄也は決して悪い気はしなかった。
「わかったよ千香ちゃん、だからそんなに引っ張らないでもいいよ。」
鉄也はそういいながらも千香子の手をしっかり握り返した。

51 beebeetomxxx :2015/06/02(火) 00:07:54
『告白    その四』



「お兄ちゃん、おしっこ!」
「え!?」
鉄也は千香子のまさかの発言に仰天した。
急にもじもじしだして緊張した面持ちで自分を見上げている彼女に
鉄也は戸惑うしかなかった。
「千香ちゃん、トイレならあっちだよ。」
「ううん、もう出ちゃう。」
4歳児ともなればトイレなんて独りでできると普通は思うものだが
中には過保護に育てられてうまくできない子がいても何の不思議もない。
ただ、まさかあの凛々しかった倉持千香子が
幼稚園にあがる年になってもおしっこの手伝いをせがんでいたなんて
想像もできなかった。
ただどうみても一刻の猶予もない様子だった。
鉄也は急いで公園の脇の草むらに千香子を抱いて連れて行くと
急いで茂みの中で白衣を脱がせて
さらにパンティを降ろしてから両腕で彼女の両足を抱き上げた。
ちょろちょろちょろ・・・・シャー。
おしっこがきれいな放物線を描き
どうにか間一髪でこと無きを得たようだった。
それにしても33歳だった千香子先生の
おしっこを手伝うことになるなんて
とんでもないことだと鉄也は思った。
しかもおしっこが終わって抱き下ろした千香子の
可愛らしいお尻がまず目に飛び込んできて
感動する暇もないうちに
振り返って股間の割れ目までしっかり拝むこととなった。
「お兄ちゃんありがとう。」
千香子はすっきりした顔で鉄也を見上げた。
彼女はまさに全裸の幼児だった。
しかも裸を見られるという羞恥心も
4歳にして失っているようだった。
鉄也は気を失いそうになった。
それでも彼女の股間をテッシュで拭き
パンティを履かせ、下着をつけることで
失いそうな理性を何とか食い止めようと努力した。

52 beebeetomxxx :2015/06/05(金) 11:24:50
『取り替えっこ』



私は預けられていた蛍の家保育園の保育士、湯島紀菜先生と
お昼寝の時間に年齢の取り替えっこしました。
2歳だった私は胸やお尻も大きな28歳の大人になりました。
あまりに急に成長したので幼児服や下着は破れてしまい
今は先生の着ていた衣服やエプロンを借りて着ています。
一方、紀菜先生は急激に若返って身体も小さくなり
すぐに2歳の可愛らしい幼児に戻りました。
私は彼女の愛らしさに思わず抱っこしてしましたが
最初は私に怒りの視線を送ってきました。
しかしやがて大人の意識が薄れていったのか
今は私のお気に入りのお布団でスヤスヤと眠っています。
周りでこの事件を目撃していた他の保育士の先生たちの混乱も
彼女の天使の寝顔を見て
取りあえずしばらく様子をみることに変わったようです。
私は初めて体験する大人の気分を味わっています。
ただ私に話しかけてきた園長先生の話は私には
言葉の意味がわかりませんでした。
身体は大人でも知能は取り替えっこになっておらず
学習しないとだめなようです。
おもらしも大人になったから直るものではないことを
あとで痛感しました。
紀菜先生はお昼寝から起きた時点ですでに他の園児と
変わらないあどけない幼児でした。
ほんとの大人になるのは大人が子供に戻るより
ある意味難しいようです。

53 とも :2015/06/08(月) 06:12:01
>>52
保育士と園児の年齢交換に興奮しました。
今までオムツ交換をしていた紀菜先生が2歳になって、今度はされる側になったと思うとたまりません(笑)
またよろしくお願いしますm(_ _)m

54 beebeetomxxx :2015/06/18(木) 01:49:49
『決意』


フリーアナウンサーの神田川真矢(30)とジャーナリストの石渡純一郎(38)は
ホテルの一室で愛を確かめ合っていた。 
真矢には旦那と4歳の息子がおり、
純一郎にも妻と7歳の娘がいたがそれはもうどうでもいいことだった。
二人の関係は一部のマスコミに漏れて、それぞれの家庭が破たんするのは
時間の問題だった。
ただそれ以上に別れることなど考えられないほど深く愛し合っていた。

しばらくは二人ともワイングラスを傾けながら外の夜景も楽しんでいたが
やがてどちらからともなく衣服を脱いで
ベッドの上に横たわり、熱いキスを交わした。
そして純一郎は仰向けに寝転んで真矢の上に覆いかぶさり
すぐにギシギシとベッドのスプリングが大きく軋むほど
彼は激しく腰を動かし、そのたびに彼女は喜びの呻き声をあげ始めた。
もちろんコンドームなどつけることもなく
お互いの欲情に従ってひたすら愛を確かめ合った。
まさに幸福の絶頂を迎えていた。
だがその直後に二人の身体に変化が起きた。
真矢も純一郎も若返り始めたのだ。
肌艶も20代を迎えてますます精気に満ち溢れて
SEXは激しさを増した。
そして真矢が20歳に戻った時、純一郎も28歳になっていた。
ただお互いの変化を確かめながらも愛し合うことはやめなかった。
そして純一郎の放った精液が勢いよく真矢の子宮の中に流れ込むのを
二人は同時に感じ取った。
しかもさらに10代に戻り大きかった胸の萎み始めた真矢を純一郎は
抱き続けた。
たださすがにさらに小さくなり
幼児に戻った真矢の股間には純一郎の性器は収まりきらず、
そこで性行為は終了となった。
「真矢、怖くないかい?」
「あなたとならこわくない。」
少年と幼女とは思えないほど二人の心は繋がっていた。
そして真矢がいよいよ赤ん坊に戻って産声を上げ始めた時
少年に戻った純一郎は
彼女のおでこにキスをした。
「ぼくもあとから行くから向こうで待っていて。」
純一郎は決意を込めて赤ん坊になった真矢に語りかけた。
赤ん坊は少年の気持ちが伝わったのか、泣くのを止めた。
数分後、ベッドの上には愛し合った二人の姿はどこにもなかった。
ただベッドの横に脱ぎ捨てられた衣服や下着と
窓際のテーブルの上の飲みかけの二つのワイングラスと薬の包み紙だけが
そこに誰かいたことを物語っていた。

55 beebeetomxxx :2015/06/22(月) 06:43:50
『取り替えっこ その2』


ぼくは4歳の息子、翔太といっしょに
お風呂に入った時、年齢の取り替えっこをした。
ぼくの身体はどんどん小さくなり
逆に翔太はみるみる大きくなって
胸毛を生やし、胸板を厚くした立派なおじさんになった。
ぼくのおちんちんは小さくなって皮をかぶり
翔太のおちんちんは大人の時のぼくのより大きく思えた。
「パパ可愛いよ。」
翔太はぼくの頭を撫でながら野太い声で言った。
息子に可愛いと言われてちょっと不思議な気分になった
「ママ、ぼくたちを見たらきっと驚くね。」
翔太の興奮した表情を見て、姿は大人でも
頭の中はまだ子供だと思った。
もちろん裸のまま、リビングルームに行くのは止めさせた。
説明する前に警察に通報されるに決まっているからである。
翔太にはしばらくお風呂の中で待っててもらい
まずぼくが翔太の下着とパジャマを着てリビングルームにいる
妻の美咲のところに行った。
しかしそこで想像していなかったことが起きていた。
ぼくより2つ年下の30歳だった美咲は
リビングルームの真ん中でぶかぶかの衣服に埋もれた
2歳の赤ん坊に戻っていた。
最愛の妻の赤ん坊姿を見るのは興味深いものだが
親子の年齢の取り替えっこの複雑さは
子供に戻ったぼくには難しかった。
「ねえパパまだ?ぼくのぼせちゃうよ。」
お風呂から翔太の大きな声が聞こえた。
その声に幼くなって戸惑っていた美咲は思わず泣き始めた。
ぼくは翔太にお風呂から出ることを許可した後
泣いてる美咲を抱き上げた。
衣服の脱げ落ちて丸裸になった美咲はとにかく小さかった。
そして可愛いお尻や割れ目を見て、ぼくは感動した。

56 beebeetomxxx :2015/06/25(木) 01:46:39
『取り替えっこ その3』


私の名前は緑川優衣。
平成27年2月17日、私は豊島区青葉台にある
沢谷産婦人科で産声をあげた。
つまり産まれてまだ4か月半の
おっぱいを欲しがり
もちろんオムツも取れていない
夜泣きをして親の安眠を妨害する
小さな赤ん坊のはずなのである。
しかし今、私の身体はまったくの別物。
身長167cm、B94 W60 H96
まさにグラマーな体型の大人の女である。
肉体年齢は27歳8か月。
自分で言うのも何だが、
ちょっとそこらにはいない絶世の美人である。
ただそんなことはどうでもいい。
どうしてこんなことになったかと言えば
答えは簡単である。
2時間前に汚れたオムツを取り替え、今はベビーベッドの上で
スヤスヤ眠っている生後4か月の可愛らしい赤ちゃん。
つまり私をこの世に産んでくれた母親
友紀奈(28)と年齢を取り替えっこしたのである。
どういう状況で入れ替わったのかは途中からしか覚えていないが
大きくなって意識がみるみる鮮明になっていった時
私の目の前にいた大人の衣服を着た少女がどんどん小さくなって
やがてごろんと寝転がって大きな産声をあげた。
何が起こったのかすぐには分からなかったが
私の知能はすぐに肉体同様に状況を分析できるまでに発達した。
私の口のまわりが妙に乳臭い。
私の首に巻いたヨダレかけも同様の臭いがする。
テーブルの上には濡れたタオルと飲み残しの母乳を入れる小瓶があった。
どうやら私は母親のおっぱいを飲んでいる最中にその母親と年齢の取り替えっこ
したようだ。
さっきまで大人だった彼女はもう自分の状況も理解できず
ただ産声をあげるだけのいたいけな赤ん坊になっていた。
「お母さん、そんなに泣かないで。」
私は大人の衣服の中に埋もれている乳児に手を差し伸べた。
生後4か月半、ほんとに華奢で可愛らしい赤ん坊だった。
ふと目をあげると、洋服箪笥の上に
赤ちゃんを抱いた母親の和やかな写真が
額に入って飾られていた。
彼女がどんな女性だったのか
そして自分はどんなだったのかそれを見て一目でわかった。
友紀奈は目鼻立ちがはっきりしたまれに見る美人で
目の前の赤ん坊にも面影があった。
一方の写真の私はリンゴのようにぷっくりとした真ん丸顔で
身体もちょっとおデブの残念な感じがする赤ちゃんだった。
「やだ・・・まさかこれが私!?」
やはりこれはとんでもなく信じられない状況だった。

57 beebeetomxxx :2015/07/02(木) 06:32:34
『ある親子の間の出来事』



「5年生にもなって、何を馬鹿なこと言ってるの?
そんなくだらないこと言って
親をからかうもんじゃないわ。」
「からかってなんてないよ。
ほんとだもん。」
「大人を子供に戻せるなんて
そんなこと誰が信じるの?」
「だってこの機械さえあれば
ほんとに子供に戻せるんだ。」
「そんなつまらないこと言ってないで
ちゃんと勉強しなさい。」
「やっぱりママも信じてくれないだね。」
「当たり前でしょ。
そんなこと信じるなんてママ恥ずかしいわ。」
「じゃあ、こうすれば。」
カチン、キュイ・・・・・ン
「え?!あららら・・・・。」
「わ、やった!ママが子供になった。」
「なにこれ?」
「ほら自分を見て。
ほんとに子供になったでしょ。」
「あたちの服ぶかぶか・・・なんかへんなの。」
「ママどう?これで信じてくれた?」
「おにいたん、何言ってるの?」
「え?」
「あたちママなんかじゃないわ。
まだ4つだもん。」
「そうか、子供に戻ったら大人の記憶なくなっちゃうのか。」
「おにいたん、あたちとあそぼ。」
「参ったな。気持ちまで子供に戻っちゃうのか。
でもママ、ちょっと可愛い。」
「ねえ、あっち行っておままごとしよう!」
「ママ、おままごとはいいけどその前に着替えないとね。
ほら、お尻丸出しだよ。」

58 beebeetomxxx :2015/07/08(水) 00:36:48
『ある親子の間の出来事  実況篇』


岩谷忍(35)は小学5年生の息子、
尊(10)空想じみた発言に叱りつけていた。
しかし彼の言動は空想ではなかった。
ARウォッチを取り出して目盛を31に回し
アンテナを母親に向けてボタンを押すと
淡い光りがアンテナから送射されて
忍はみるみる若返り
若い女性から美少女を通り越して
ぶかぶかの洋服に包まった
尊よりもずっと幼い
4歳の女の子に戻ってしまった。
子供を産み育てた経験のある忍ではあったが
ARウォッチの性能の凄まじく
母親であった記憶どころか大人であったことすら忘れて
あどけない幼児そのもののように振る舞い、
さらに彼に慕ってくる様子に尊を驚き感動した。
とにかく彼女は可愛く、遊んであげることに何の苦労も感じなかった。
おままごと、鬼ごっこ、といにかく愛らしい忍を相手に
すぐに時間は過ぎ去った。
ただし夕飯の支度をしてもらうために
元に戻した忍には息子に遊んでもらった記憶はなく
若返る前と同じく、奇妙な言動をする彼を再び叱りつけた。
母親に事実を知らしめるには何より証拠が必要だと尊は思った。

数日後、再び尊は忍に向かってARウォッチのボタンを押した。
スマホのカメラは若返っていく忍の姿を丹念にとらえ
やがて生後6か月の赤ん坊に戻った忍は半裸姿で元気な産声をあげた。
前持って用意していた哺乳ビンや粉ミルク、オムツカバー
などを使って、親の育児の状況も映像に残すことにした。
兄妹のいない尊には行為そのものが未知の体験であり、胸がわくわくした。
ただ自分の母親の授乳中のヨダレやオムツ替えの時の汚物の処理などを考えると
ギャップそのものが彼に与えるショックは想像もできない。
ARウォッチはそういうとんでもない機械なのである。

59 beebeetomxxx :2015/07/14(火) 08:47:10
『家族計画』

3人目の子供が欲しいという亜希子の意見に同意して
昨晩は久しぶりに激しい夜を過ごした。
半年前からエアロビに通い始めたという亜希子の裸体は
子供2人を産んだとは思えないほど引き締まっていて、
ぼくの股間を大いに刺激した。
そして愛撫から始まった愛情表現、性行為への導入や絶頂での感覚も
2人の子供を仕込んだ時と変わらない
素晴らしいものだったのでお互い最高の気分でフィニッシュした。
「よかったわ、あなた。」
「君もだよ。これからはもっと頻繁に愛し合いたいな。」
「そうね。ああ幸せだわ。」
お互い充実感と達成感を確かめながら、ただ3番目の子供のことは運に任せて
どちらともなく眠りについた。
しかし朝を迎えた時、昨日のことは幻であったとしか思えないほど
すべてが変わっていた。
「おぎゃー、おぎゃー。」
赤ん坊の泣き声で目覚めたぼくは最初何が起きたのか分からなかった。
「あれ?!」
しかしダブルベッドや寝室の感覚が極端に広くなっていて
また自分の手足の短さやすっかり皮を被った小さなおちんちんを見て
自分が小さくなったことに気づいた。
ぼくは4歳の子供に戻っていた。
そしてベッドの隣で生後5か月ほどの赤ん坊が泣いていた。
どこから来たのか、そして誰なのかはすぐにわかった。
目の下と手の甲のところに見覚えのあるホクロがあった。
妻の亜希子の変わり果てた姿であることにすぐ気づいた。
僕たち夫婦が一晩にしておよそ29年若返ったのだ。
しかしどうしてこんなことになったのかは分からない。
これからどうしていいのかも分からない。
ただベッドの横では今では年上になった5歳半の娘が
心配そうな顔でぼくたちを見つめていた。
きっと2歳の息子も子供部屋で不安がっていることだろう。
こうして夫婦の家族計画はとんでもなく狂ってしまった。

60 beebeetomxxx :2015/07/16(木) 00:51:46
『取り替えっこ その四』


妊娠8か月だったママが今、胎児に戻ってぼくの妹のお腹の中にいる。
あと2か月と10日もすれば大きな産声をあげてママは産まれてくるのだろう。
でもそうするととても厄介なことになる。
ぼくはママの息子にして、ママの叔父さんということになる。
そしてパパは夫でありながら娘のお腹から産まれてきた
ママのお祖父ちゃんになってしまう。
そもそも妊娠8か月の胎児だった妹と27歳だったママの
立場の取り替えっこが倫理的にしかも実践的に成り立つのか。
何の経験の知識もない妹が妊婦として家庭生活を続けて
出産や育児をちゃんとできるのか、何の保証もない。
ぼくは20歳近く年上になった妹の様子をしばらく観察することにした。
目鼻立ちはママに似てかなりの美人だった。
身長172cm、これもママからの遺伝のようだ。
胸はママより少し大きき目でウエストも・・・妊婦だから元々の3サイズは分からないが
かなりグラマラスな体型だが、
これくらいなら近所の人の目を誤魔化すのは可能のようだった。
「初めまして。私・・・・・あ!?」
名乗ろうとして自分に名前がないのに気づいた。
もちろん戸籍もない・・・当たり前のことだが。
お腹の中の赤ちゃんに『西村春那』という
ちゃんとした名前があるのとは正反対だ。
パパと相談してとりあえず彼女に『夏那』と名前を提供した。
夏那はママの知識をほとんど吸い取って蓄えたかのように
しっかり27歳の大人の知能を持っていた。
もちろん記憶や過去の体験は持っておらず
自分がつい3時間前までに妊娠8か月の胎児であったことや
今摩っているお腹の中にいるのが元々は自分を産むはずだった
ママであることも知っていた。
「優斗くん、いつ元に戻るか分からないけど
それまでは私をママと呼んでね。」
現状を考えれば夏那の意見はもっともだった。
こうして西村家の奇妙な家族生活は始まった。

61 名無しなメルモ :2015/07/16(木) 08:39:15
beebeetom様
いつもありがとうございます。
西村家の奇妙な生活、続きが気になります。父親目線の展開もあると嬉しいです。
何より、いつも様々なお話で楽しませて頂けること、感謝です!

62 beebeetomxxx :2015/07/16(木) 23:08:40
『取り替えっこ 西村家その2』


今、ベッドの隣にネグリジェ姿で横たわっているのはもちろん妻の春那ではない。
妊娠8か月、その体型も醸し出す女としての雰囲気も
その美貌も確かにどことなく妻に似てはいるが別人である。
ただ、単なる別人ではない。言ってみれば本当の母娘ではある。
8か月前、息子だけでなく娘が欲しいと願って
子供は優斗ひとりで主張した妻の意見を曲げて
やっと授かった愛おしい娘、それが目の前の彼女なのである。
本来なら喜ぶべきところである。
事実、つい先日までは胸がわくわくして踊り出したいほど
その誕生を心待ちにしていた。
しかし彼女は今、ぼくと3つと違わない27歳のしかも妊婦である。
そしてさらに驚くべきことは、彼女のお腹の赤ちゃんが
実は妻の春那だという事実。もう頭が変しくなりそうだ。
そんな馬鹿なことを誰が信じる。
100人いたら100人がそう言うに違わない。
しかしぼくは息子の優斗といっしょにその衝撃的現場を目撃してしまった。
昨日の夕方、春那のお腹が突然大きくなって何もしないうちに出産。
そして赤ん坊はみるみる大きくなる一方で
春那はどんどん若返って少女からさらに子供に戻り
20歳を越えてすっかり大人になった娘の傍らで
小さな赤ん坊になって、やがて彼女の子宮の中に
身体を丸めながら入り込んだのだ。
ぼくたちは声も出ないまま、その奇跡を見続けた。
原因は分からないが妻と娘の立場が入れ替わったのは現実なのだ。
そして女は大きなお腹を摩りながらにっこりと微笑んだのだ。
まるですべてを把握しているような笑顔だった.
そして夏那という名前をもらった彼女はさらに自信に満ちた大人の表情を浮かべた。

「あなた、取りあえずこの子のためにも大人の対応でお願いしたいわ。」
彼女が言う『大人の対応』という言葉は引っかかったが
確かに大騒ぎしたところでどうなるものでもない。
ぼくは叫びたい衝動を堪えて、息子同様に取りあえず様子を見ることにした。
彼女はまるで妻の春那のように振る舞い、すぐにこの家の主婦としての主導権を握った。
ただ西村家の奇妙な生活はまだ始まったばかりである。

63 名無しなメルモ :2015/07/17(金) 01:28:00
beebeetom様、早速ありがとうございます。そして西村家の奇妙な生活、まだ始まったばかりなんですね。元妻を世話する夫の日常なんかも楽しみです。本当に感謝です!

64 名無しなメルモ :2015/07/20(月) 00:13:32
beebeetom様、素晴らしい作品をありがとうございます。
続きも期待させて頂きます!

65 beebeetomxxx :2015/07/21(火) 22:49:22
『取り替えっこ  西村家その3』


あれから西村家はがらりと変わった。
それは家庭とは名ばかりの緊張と苦労の毎日だった。
すべてが新しい我が家の主婦、夏那に支配による
封建制度のようなものだった。
「あなた、この雑誌の服が欲しいわ。」
「優斗くん、スーパーに行ってパンと卵と牛乳を買ってきて。
もうすぐ小学生なんだから買い物くらいできるでしょ。」
「歩き疲れちゃったわ。優斗くん腰をもんでよ。」
「あなたの作ったカレー、私の口に合わないわ。」
夏那は気ままな主婦業をエンジョイして
ぼくたちは彼女の奴隷だった。
ただもし彼女の機嫌を損なうことが
どんな結果をもたらすのか想像するのも怖かくて
二人とも逆らうことができなかった。
「この子がどうなってもしらないわよ。」
彼女の表情はそんな威圧感に満ちていた。
とにかく永遠と思えるほど辛い毎日だった。


「オギャー、オギャー。」
8月29日朝、近所の産婦人科で夏那は2400gの女の赤ん坊を産み落とした。
ぼくたちは出産の現場を分娩室のガラスごしに見て、ほっと胸を撫で下ろした。
ぼくにとっては妻の、優斗にとっては母親の誕生を目の当りにすることとなった。
驚くべきことに彼女にはへその緒がついていて
出産に立ち会った産院の人を驚かせることはなく
改めてこの母娘の入れ替わりが完璧に行われたことを実感した。
「おめでとうございます。女の赤ちゃんです。」
看護士に当たり前の
ことを言われても怒る気分にはならなかった。
ただ無事に産まれてくれたことがうれしかった。
ただ一山峠は越えたとは言え
これから先どうなるかはまだ不透明なままだった。
夏那は2時間に亘る出産の疲れからか、赤ん坊を抱く前に
居眠りを始めていた。
いい気なもんである。
ただこの時だけは素直に春那を産んでくれてありがとうという思いで
夏那の寝顔を見つめた。

66 beebeetomxxx :2015/07/27(月) 03:08:36
『取り替えっこ  西村家その4』


「これが神様の気まぐれだとしたら、残酷ね。」
夏那のつぶやきがまだ耳に残っている。

夏那が春那を産んでから2か月半。
母性には早くから目覚めていて
春那を寝かしつけたり、オムツを替えたりといった育児は
ぼくたちに手出しはさせなかった。
母親としての愛情を春那に注いでいるのは
ある意味微笑ましかった。
ただ家事のほとんどは相変わらずぼくたちに任せきりのダメ主婦で
ぼくたちはこのまま元の家族に戻れないことを覚悟していた。
しかしそれは何の前ぶれもなく突然起こった。
「あら?」
授乳の真っ最中に夏那は異変に気づいて戸惑った。
春那が急に大きくなり始め、抱いていた夏那は重さに耐えられず
彼女をソファアに降ろした。
一方、夏那も若返り始めていた。
最初はさらに輝かしい20歳前後の若さを取り戻したが
胸元を整える前に大きかった乳房は萎んでいくのを見て
苦悶の表情を浮かべた。
その時彼女はすべてを悟ってさっきの言葉をつぶやいた。
そして春那の急成長と夏那の若返りはさらに加速した。
すでにベビー服を脱ぎ捨てて裸になっていた
春那の胸もお尻も大きく膨らんで
逆に夏那は胸もぺったんこの幼児に戻り
さらに赤ん坊になって産声を一つあげると
春那の子宮の中に姿を消した。

「私どうしたのかしら?やだ裸だわ。」
27歳の妊婦に戻った春那は6か月近い時を越えて
ぼくと息子の前に戻ってきた。
それはずっと望んでいたことであったが、
息子ほど素直には喜べなかった。
ぼくはぎこちない笑顔で春那の妻としての帰還を出迎えた。

67 名無しなメルモ :2015/07/28(火) 20:48:44
beebeetom様、更新ありがとうございます。
大人の対応、ぎこちない笑顔等が気になります。これも伏線なんでしょうか。色々、想像してしまいました。

68 beebeetomxxx :2015/08/09(日) 01:38:24
『取り替えっこ  西村家その5』


妻の春那は28歳の誕生日を迎えた。
ぼくと優斗はプレゼントを用意してそのお祝いを画策していた。
ベビーベッドには生後5か月の夏那がすやすやと眠っている。
まるであの事件がなかったかのように
すべてが平穏なまま今日を迎えた。
春那はささやかなパーティで照れくさそうに笑った。
改めて自分の妻をじっくり見つめ直してみて
産後のエアロビのせいもあるようだが
スマートさを取り戻した妻は本当に美しかった。
そしてぼくの提案で久しぶりにいっしょにお風呂に入って
背中を流す彼女のそのしなやかな肢体に衝撃を受けた。
たった一年前、産まれて間もない新生児だった彼女を
抱いた記憶があったので
そのギャップに感動しているのも事実である。
『あの小さな赤ん坊がこんなに立派な女になるなんて
・・・・・・・違う
こんな美しい妻が奇跡によってあんな可愛らしい乳児に
戻されていたなんて・・・・』
さらに夜、夫婦の営みに及んでその感動は拡大した。
ぼくのずっと溜まって性欲が彼女の熟した肉体と絡み合って
意識が飛びそうなくらい熱く萌え上がり
疲れも忘れて愛を確かめ合った。

確かに大人だった夏那はドキっとするほど生めかしく、
また春那にはないサド的な態度に
味わったことのないマゾ的興奮も感じていたが
さすがに娘である以上近親相姦には至らなかった。
それにしても・・・・
『あんな小さな割れ目の赤ん坊だった彼女と
こうして激しいSEXを楽しめるなんて・・・。』
あの日々には想像もできなかった。
ぼくは妻に性器をいじられて、今度は自分が赤ん坊に戻っていく
ような奇妙な感覚に酔い、実際彼女のおっぱいをしゃぶった。
そして3人目の家族計画を考えることもなく
快楽の頂点を迎えて
妻の締まった子宮の奥でぼくは精子を解放した。
春那の呻く声が寝室内に響いた。

69 名無しなメルモ :2015/08/09(日) 17:10:43
beebeetom様、更新お疲れ様です。
「大人の対応」とはそういう事だったんですね。
妻に対し、妻と赤ちゃんと二つの認識が夫に生まれてますます目が話せません。またよろしくお願いします。

70 beebeetomxxx :2015/08/10(月) 23:39:16
『取り替えっこ  誘拐』


「パパ助けて!」
「麗華!・・・・無事か?」
「どう?これで少しはホッとしたかしら。」
「麗華に手荒な真似はしてないだろうな。」
「今のところは無事よ。ただこれからの対応次第では
どうなるかわからないけど・・・・。」
「娘を返してくれ。」
「ただという訳にはいかないわ。」
「いくら欲しいんだ。」
「取りあえず、1億円を明日までに用意くれるかしら。」
「1]億だって、そんな大金ある訳ないだろう。」
「天下の大麟産業の経理部長さんがない訳ないじゃない。」
「私は持ってない。」
「でも毎日そのくらいのお金は動かしてるでしょ。」
「それは会社の金だ。」
「それを麗華ちゃんのために動かせばいいのよ。」
「無茶を言うな。」
「あら?断るの?そんなことをして麗華ちゃんがどうなってもいいの?」
「そうじゃない。ちょっと待ってくれ。」
「ちょっとって・・・・?あら・・・・・・・・あ!?・・・。」
「どうした?おい・・・・。麗華に手を出すな!」
「おじちゃん、何言ってるの?」
「おじちゃん?・・・え?」
「真由子、お菓子を買うお金がほしいだけなの。」
「お菓子を買うって・・・どうしてそこに子供がいるんだ?」
「あたし子供じゃないもん。」




事件はとんでもない形で決着を迎えた。
森田麗華は事件から1時間後に無事保護された。
しかし誘拐された時5歳だった麗華は
子供服から手足や胸を突き出した25歳の大人の姿で
椅子に縛られていたのだ。
そのためはじめに現場に到着した刑事はその姿に思わず悩殺されそうになった。
そして誘拐を企てた大麟産業の下請け会社の社員、笠原真由子(25)は
逆にぶかぶかの服を着た5歳の幼児の姿で泣いているところを発見された。
だからどっちが誘拐犯なのか、すぐには判別できなかった。

もちろん取り調べも難航した。
犯行の詳しい経緯を今の真由子から聞き出すことはできず
また留置場に入れるにも幼すぎて検察官も困り果てた。
そして麗華の父親の森田恒也も変わり果てた娘の姿に混乱を隠し切れなかった。
『妻よりも何倍も色っぽい・・・。』
縛られていなくても25歳の麗華は言葉にできないほど色っぽく美しかった。

71 beebeetomxxx :2015/08/12(水) 15:16:19
『取り替えっこ  誘拐その2』


「私、昔から子供嫌いなんだから
大人しくしてないともっと酷い目に合うわよ。」
笠原真由子(25)は泣き止まない麗華にいらだっていた。
眉間に皺を寄せ、大の大人が幼児に対して
手荒なだけであなく威嚇の態度もとっていたのである。
しかも後ろ手に椅子に縛り付けられて
泣くなという方が無理な相談であるにもかかわらず・・・。
それでもなんとか努力して恐怖に打ち勝って
涙を自制し始めた麗華はりっぱである。
さすがは立派な両親によって躾が行き届いていた証拠である。
そして本当に神様は存在するかのように
それからたった15分後、原因はとにかく
2人の年齢は入れ変わった。
真由子は5歳に戻り、麗華は25歳に急成長した。
最初は理解乏しく『お菓子が欲しい』などと
おどけていた真由子だったが
自分が幼児に戻っているという現実にようやく気づいた時
彼女は恐怖のあまり電話の途中にもかかわらず泣き出してしまった。
泣く子が嫌いだと言っていた本人がである。
しかも不安の増大は末端神経までパニックを引き起こして
そのあとすぐにパンティをはいたまま放尿に及んで
スカートや靴の中までぐっしょり濡れ広がった。
真由子は生ぬるい股間の気持ち悪さにさらに激しく泣き始めた。
「あーん、おしっこ漏れちゃった。」
ほんとうに惨めな姿であった。
麗華はその様子を見て彼女を憐れんだが、
大人になって全身を締め付ける衣服はもちろん
引っ張られる手首のロープの痛さに声も出なかった。
それでもあと少し耐えれば警察や両親が助けに来てくれる
という確信が辛い麗華を支えていた。
だから警察は電話の逆探知によって16分後に到着した時
二人の意識の逆転はさらに明確になっていた。
刑事は犯人と人質を間違うほど真由子は幼く
おしっこは臭く
椅子に縛られているとはいえ、麗華は沈着冷静だった。

72 beebeetomxxx :2015/08/13(木) 07:20:55
『取り替えっこ   純愛』


「博之くん、何して遊ぼうか?」
「お医者さんごっこ!」
「確かにここは保健室だからちょうどいいわね。
じゃあ、私がお医者さんかしら?」
「違うよ。ぼくがお医者さんだよ。」
「まあ、博之くんってエッチね。」
博之は少し顔を赤らめた。
麻美は借りていた白衣を脱いで下着姿になった。
そしてキツキツのシャツを脱ぎ捨てると
Dカップの巨乳が突然姿を現した。
博之は聴診器を当てるふりをしながら、麻美の胸に触った。
そしてそのおっぱいの弾力に興味を示して、いつの間にか
両手で弄んだ。
ただ麻美も博之に胸を揉まれることに喜びを覚えた。
胸に引き続き、今度はパンティを降ろして
股間を博之の前に晒した。
「わあ、毛がふさふさだね。」
麻美は少し恥ずかしい気持ちになったが、やはり博之に見られることに
抵抗はなかった。
憧れの中畑博之先生(24)
麻美は入学した時から何かと面倒をみてくれたカッコイイ担任教師。
それが今、麻美と入れ替わって7歳の小学生の男の子に戻っている。
カッコよかった先生が今は食べちゃいたいくらい丸顔で可愛い。
麻美も最初は急に大人になって戸惑ったが
それよりもこうして子供になった先生といっしょにいる喜び胸が弾んだ。
「ねえ博之くん。私のことどう思う?」
「ぼく子供の麻美ちゃんのこと、大人の時から好きだったよ。」
麻美は膝をついて思わず博之をぎゅっと抱きしめた。
博之も笑顔で麻美の胸に顔を埋めた。
保健室にはその後誰も入ってこなかった。
そのあとすぐに元の年齢立場に戻ったものの
11年後、麻美の高校卒業を待って二人は結婚した。

73 beebeetomxxx :2015/08/14(金) 00:15:32
『12時間の権利』


「ぼうや、ここはオムツが取れたばかりのあなたのような子
が来るようなところじゃないわ。
まだママのおっぱいをしゃぶっている方がお似合いよ。」
渋谷の高級クラブ『菩提樹』のオーナー兼ホステス、
高義美弥(37)は間違って入り込んだぼくをあっさりと追い返した。
離婚歴3回、前の夫はベテラン俳優の黒田計(46)
そして噂では今、大物代議士、島村総一郎(58)の愛人。
しかもその艶めかしい容姿と肢体でこれまでも多くの男たちを虜にしてきた。
彼女の愛撫やSEXのテクニックに興奮し過ぎて、病院に搬送
された者も数人いたという。
同性ですら彼女に惚れるほど彼女は可憐で美しかった。
確かにぼくとは初めから住む世界が違うのは確かだった。
でも面と向かって言われてぼくは悔しかった。
そこで仕返しを考えた。
どんな女にも想像もできない過去がある。
想像できない過去を現実に変えるのだ。
美弥はぼくとの悲劇的出会いをしてから半日後の午前10時
ぼくの持っている若返りの薬によって
生後7か月の赤ん坊に戻って紙オムツ姿で
デパートの保育ルームのベビーベッドに仰向けに寝かされていた。
愛らしくはあるもののそのあどけない赤ん坊が
美弥だと気づく者など誰もいなかった。
ただ37歳だった彼女が赤ん坊に戻る一部始終をぼくは見ていた訳だが
ぼくにも信じられないような変化だった。
やはり女は化け物だとぼくは思った。
ぼくはもぞもぞして急に泣き始めた彼女のオムツをはずし
汚れた股間やお尻を濡れたティッシュで拭き取った後
赤いほっぺやぺったんこの胸にキスをした。
こんな三流大学を出たばかりの22歳の若僧が
天下の高義美弥にやりたい放題なことをしたと知ったら
彼女はもちろん世間のみんなも本気で怒るだろう。
このまま、美弥を赤ん坊から育て直すことは
一粒で12時間という薬の効力からして無理だし
この優越感をもっと実体化させるには
彼女が元の美女に戻ることは重要なことだ。
ただとにかく今夜までは何の抵抗もできない赤ん坊の美弥を
弄ぶ権利はぼくが握っているのは確かだった。
ぼくは新しいオムツを履かせる前に美弥を高い高いした。
多くの人々が美弥の可愛いお尻や割れ目を目撃した。
彼女は嬉しそうな声をあげた。
ぼくは仕返しの達成感に胸が躍った。

74 beebeetomxxx :2015/08/24(月) 17:35:13
『パロディストーリー   デデビビ』


「麗香ちゃん、いっぱい出たね。
すぐに新しいオムツに替えてあげるから待っててね。」
数日経っても元に戻らない彼女を思って
熊田先生は育児も買って出た。
しかし独身の熊田にとっては初めてづくしで
最初は戸惑ったが
将来本当の子供ができた時の予行演習という気持ちを持って
やさしく麗香に接した。
しかし彼女をこんな姿に変えた魔物がよりによって
こんな瞬間に退治されるとは熊田も思わなかった。
両足をそっと持ち上げて
お尻にべったり付いているゼリー状の便をウェットティッシュで
拭き取ろうとした時にそれは起こった。
何と生後6か月ほどの赤ん坊だった彼女が突然、急成長を始めたのだ。
「うわ、重い。」
そして握っていた足首から思わず手を離した時には
彼女はもう小学生くらいになっていた。
「わー。」
熊田は思わず声をあげた。
そして彼がまじまじと見ている前で
ベビー服を突き破って手足がにょきと伸びて
乳房もみるみる膨らんで下半身丸裸姿の
25歳の大人の麗香に戻った。
「私どうしたの?・・・・・きゃー!」
麗香もすぐに自分の異常な状況に気づいて
胸と股間を同時に隠しながら叫んだ。
「いやーん見ないで、早く出て行って!」
熊田は慌てて部屋から出たが、
しばらくは彼女のすすり泣きがもれ聞こえてきた。
そして20分後、服を着替えて部屋から出てきた麗香は
いきなり熊田の頬を平手打ちにして
さらに冷たい表情のまま彼に告げた。
「熊田先生、あなたとの婚約はなかったことしてください。
怪物に襲われて意識を失った私にこんな酷いことをするなんて
絶対許せません。」
熊田は叩かれた頬を抑えながら
何も言わずにまた大泣きをした。
それは誤解に対する悔しさと婚約破棄という重い言葉によるものではあったが
麗香が元に戻れた喜びも加わっていたが
当の麗香にはまったく伝わらなかった。
その誤解が解けたのは第三者を含めてその日の夜となった。

「ほんとうにごめんなさい。
赤ちゃんになってたなんて本当に知らなかったの。
もちろんさっきの婚約破棄は撤回します。
それともうんこ漏らしの現場を見られて幻滅されちゃったかしら。
でもどうか私をあなたのお嫁さんにしてください。」
もちろん熊田が許さない訳がなかった。
二人はみんなの見ている前で熱い口づけを交わした。
「ほんとに麗香先生ってゲテモノ好きね。」
立ち会っていた女生徒の八海の弾んだ声に
まわりはほんわかとした空気に包まれた。

75 beebeetomxxx :2015/08/31(月) 23:22:23
『大ファン』


ぼくは香山美歩さんの大ファンである。
ただ今の美歩さんは痛過ぎて見ていられない。
突然の離婚もその後の危うい恋愛も彼女の人生であるので
一ファンとしては見守るしかない訳だったが
事務所やマスコミも敵に回して、
これまで築き上げてきた人気もすっかり陰り
熱烈だったファンたちもすっかり冷めたように
世間の冷たい目に対して養護する者もいなくなった。
『美歩の時代は終わった』とコメントする記者もいた。
ただ45歳を過ぎてもまだまだ美しい。
まだ老けこむのも現役を引退のも早すぎる。
でも美歩さんを取り巻く環境は変わった。
それは確かだ。
昔の美歩さんは美のオーラを纏って燦然と輝いていた。
凛々しさ、女らしさ、優しさ、可憐さに充ちていた・・・・
少女の頃から彼女は特別な人間だった。
10代20代30代、その特別さは変わらなかった。
変わったのはその不幸な環境なのだ。
できるなら昔に戻って人生をやり直してほしい。
今、批判している人たちを改めて感動させてほしい。
やっぱり凄い女性なんだと解からせてほしい。
そのためなら、ぼくは美歩さんに一生恨まれても構わない。
なぜならぼく生涯の大ファンなのだから・・・。
ぼくはそこで決心した。


臨時二ユース
昨日の午後9時ごろ、渋谷の某レストランで
噂の彼と食事に来ていた女優の香山美歩さん(45)が
テーブルの近くにいた男が持っていたビンの液体を浴びせられ
突然身体が若返り始め、みるみる小さくなって
しまいには生後6か月ほどの赤ん坊に戻った模様です。
液体をかけた男はすぐに従業員によって取り押さえられたものの
美歩さんの大きな産声が響きわたる店内
あまりの異常事態に客たちはしばらくパニックに陥っていたようです。


『女優の香山美歩、噂の彼の前で突然赤ん坊に戻る』
すべてのスポーツ新聞が久しぶりに彼女の話題を一面トップで報道した。

76 名無しなメルモ :2018/12/07(金) 18:19:37
ショートショートってどれだけの長さが良いですか。


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あさっての方向。 1 (1) (BLADE COMICS) / 山田 J太



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