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<嘘色のモノガタリ>

1 れあちーず :2009/10/01(木) 21:18:55


全てを、自由自在に変えられる力が欲しいと思った。
たとえば、時を操れる能力だとか。
でも、そんなものはありえないと思っていた。
・・・その日までは。


賑やかな中学校。
でも、性格の暗い私に話しかける人はとても少ない。
先生の他には2人だけだ。
「野中さん、屋上に行かない?」
その内の一人の夏帆が言った。
その言葉にゆっくりと私は頷く。
「そう。じゃ、行こっ」
「・・・はい」
もう一人、舞がにっこりと笑ったのを見て、私は答えた。
きっと、普通の会話に見えるんじゃないだろうか。
クラスの中では私、野中奈々とクラスメイトの川井夏帆、中山舞は友達に見られている。
でも、それはうわべだけ。
これから、それは分かることだろう。


「えい!」
バン、と肩に思いっきりボールが当たる。
「いたっ!!」
ボールが当たった場所がじんわりと熱を持つ。
涙が出そうになったけど、2人は何も気にせず、罪悪感も感じていないようだった。
「肩に当たったから夏帆プラス2点ねー」
「そっかー。はい、次舞」
夏帆は舞にボールを渡した。
私は目をつぶる。
バン!という音は隣の壁から聞こえて、私はほっと胸をなでおろした。
私は2人に逆らえない。
投げつけられるボールを避けることも、ガードすることも許されない。
私は2人のおもちゃにされ、毎日を過ごしているのだ。


地獄のような休み時間が終わった。
廊下には教室に帰るため歩く生徒で溢れていた。
ざわざわ、ざわざわと色んな声と音が混じった音が聞こえる。
私は体中にボールを投げつけられて、そこがビリビリ痛む。
―――もう、こんなのいや・・・。
急に気分が悪くなって、壁にもたれた時だった。
「え?」
ふと、今まで聞こえていた声や音が何も聞こえなくなった。
顔をあげると、今まで動いていた他の生徒が動いていなかった。
いや、止まっていた。
生徒だけじゃない、時計の針や窓の外の雲までもがぴたりと止まっている。
「何が起こってるの・・・?」
私以外のすべての時が止まってしまっていたのだった。
パニックになって、叫び出しそうになったその時。
「お前の望みは、何だ?」
落ち着いた、でもよく響く少年の声が聞こえた。

44 名無しなメルモ :2009/12/12(土) 03:17:58
夏帆と舞が目まぐるしくウニュ〜ンと身体が変化していく様子を想像して興奮しました!
裸のまま身体を好き勝手にいじられる姿は見てて爽快ですよね〜
機会があれば夏帆と舞の視点からもぜひ見てみたいですのでよろしくお願いします。
AR能力者の対決はすごく楽しみなので続きを頑張って下さいね〜

45 れあちーず :2009/12/13(日) 18:07:23
(舞の視点でやってみました!)


それは、いつも通りのことでした。
いつものように、暴力をふるう父さんと、
その不満を私にぶつける母さんからのストレスを発散させるために。
それは平日毎日で、それ以外私のたのしみはありませんでした。


でもそれは、いきなり絶望に変わりました。


「い、いたぁい!!」
夏帆が奈々に投げたはずのボールは、方向を変え私の当たる。
わたしのは痛みと、困惑しかなかった。
たしかに、彼女の方向に投げられていたはずなのに。
そしてすぐあと、ビリッという音と共に夏帆のお尻が、何倍にも膨らんでいた。
「夏帆!?!?」
なんで、そんな!?
驚きすぎて、声が裏返っている。
なんで、なんで、なんでなんで、そんなことが起きるの!!??
「な、なんであんたは驚かないのよ!?まさかこれ・・・・」
夏帆は奈々に向って言った・・・と思う。
何しろ、私はパニックを起こしていたから、よく覚えていないから。
「はい、私の力です」
壁もたれる彼女は、愉快そうに笑う。
私はパニックで分からない。何もわからない。

「次は、舞だね」

彼女はまさしく悪魔のように笑う。
助けて。タスケテ。たすけて。助けて。
何かの後、<舞は5歳>という少しエコーのがかった声が聞こえる。
気づけば私は服を着てなくて、もともとなかった胸がさらに小さくなっていた。
私は叫ぶ。恥ずかしさと、絶望と、誰かが助けてくれることを願って。
そのあとどんどん夏帆の姿が変わっていって、
私もいつあんな風にされるのか恐ろしくて仕方がなかった。
その後も何回も、何回も体を変えられていく。

そしてある瞬間、謎の感覚に襲われた。

私―――いや、俺は“中山舞”ではなく・・・“中山翔”・・・
20歳、男。今までの記憶が、全て、書きかえられていく。
中学、高校卒業後、大学入学失敗、今は浪人―――?
吐き気がして、頭が割れそうに痛いくなる。
叫びそうになった時、いきなりガクンと“翔”の記憶が消えて“舞”としての記憶が戻ってきた。
―――なんなの・・・今のは・・・。
口に出そうとしても、そんな力は出なかった。

でも次の瞬間、目の前には私と夏帆がいた。

46 れあちーず :2009/12/17(木) 18:58:28
(引き続き舞視点です)


目の前の私と夏帆が、殴ったりけったりを繰り返す。
あまりの恐さに、叫ぶ。どうして私が私を殴るの、と。
目を閉じても見える。痛みはないけど、恐ろしい。
奈々の声。
次の瞬間、激しい痛みに襲われた。
常人では考えられないような強い力で、暴力を繰り返される。
涙が目からボロボロと流れ、言葉にならない声が口から途切れなく零れる。
「助けて、助けて!!この痛みから、この地獄から!!」
そう叫んだとき、奈々の声が聞こえた、気がした。
とたんにそれは奈々をいじめている映像に切り替わる。
いつもどおりに泣く彼女がいる。


きっと悪い夢を見ていたんだ。
白昼夢、そうに違いない。


私はそう信じて、いつも通りいじめ続ける。
リアルで、感覚もあるから、そう信じてやまなかった。

しばらくすると世界が暗転し、気づいたら体は5歳児のままで裸で。
夏帆も見るに堪えない姿だった。


―――夢じゃなかった!!


また絶望が込み上げてくる。
「残念だったね・・・最後のチャンスは消えちゃった」
奈々はにんまりと笑うと、聞き取れないほど早く呟く。
その度にぐにゃぐにゃと私たちの体は変わっていった。
おばあちゃんになったり、手足はそのまま体だけ3倍くらい大きくされたり、お尻と胸だけを大きくなったり、赤ちゃんになったり、ボールのようにされたり・・・。
彼女は笑う。高らかに笑う。


「ねぇ夏帆、次は?次はどうなりたい?」
ゼェゼェと息を切らせて、夏帆は答えない。答えられない。
「んー、舞は?」
私も同じ。答えることが出来ない。
奈々はつまらなそうな顔をした時だった。


目の前には、白しかなかった。


「ここは・・・?」
体は元に戻っていて、体力も回復していた。
白しかない部屋。まさにそうだった。
すると、目の前にふわりと。
黒い髪にきめ細やかな肌の、整った顔立ちをした男の子が現れた。
彼の優しい笑顔が、私の警戒心を溶かしていく。
「僕は天使です。あなたの願い・・・ここの状況から抜け出したい、という願いを叶えましょう」
私はうなずく…が。
「ここだけじゃないです・・・全てから抜け出したい!!」
酷い暴力、虐待、奈々からの拷問。
私は今までを思い出して叫ぶように言う。
「本当に、いいのですか?」
私は再び頷く。
男の子は柔らかく笑った。


≪あなたの存在を否定しよう≫


「えぇ!そんな」
そういったときにはもう、私の体は消えかけていた。


最後に見えたのは、あの男の子とその背に生える白い翼でした―――。

47 れあちーず :2009/12/17(木) 20:52:38


「さぁ、どうする?」
黒髪の少年―――漆黒は、楽しそうに笑う。
私と同じくらいの背に、柔らかそうな黒い髪。
細い彼の体には、無駄な動きが一切ない。
しばらくすると純白の翼は、漆黒の背中に吸い込まれていった。
警戒しつつ、漆黒から距離を取る。
彼が”否定“を使えるなら・・・悪魔に与えられたの?
悪魔が天使にチカラを与える、なんだか違和感がある。
そして、その時だった。

今まで放心状態だった夏帆と舞が、消えた。

光のように消えたのでもなく、泡のように消えたのでもなく。
一瞬にして何もなくなっていた。
「これは・・・・!?」
「何も、存在を否定しただけ」
漆黒はゆっくりと私に歩み寄ってきた。
「これが俺のチカラ≪否定≫さ。体力の限りなんでも使える」
漆黒が笑いながら答える。
無邪気な笑顔、純粋な笑顔。それとは程遠い、でもなぜか似ている笑顔。
そして、目だけは笑わず、ずっと私を睨み続けていた。
ゾクリ。
悪寒が走る。
顔は笑ったままの漆黒は言葉を続ける。

「俺達があの方と共に世界を整えているというのに…邪魔なんだ。
時を止めたと思えば、時を進めたり。やりたい放題過ぎる…。
そんな存在のくせにあの方に認められるなんて…可笑しいでしょう?」

あの方―――?
「だれなの、あの方って」
そう私が問うと、彼の張り付いた笑顔のまま答える。
「こんな人間に名を教えるなどなんと汚らわしい。俺が口にすることも許されないのに…貴様に教えるわけがないよ」
私はイラッと来た。
こんなに見下されて・・・・黙っていられない。
小さく、誰も気づかないように呟く。

<漆黒は赤ん坊>

そう呟いた途端、めまいがした。
「うっ・・・」
すぐ隣の壁にもたれる。
しばらくそのグラグラした状態は続き、1分ほどでやっとおさまった。
「何・・・今の・・・?」
―――今までは、こんなことなかったのに。
それから、漆黒の変化が始まった。
徐々に綺麗な黒髪が短くなる。
細長い体はゆっくりと服に埋もれて行く。
でも彼は笑ったままだ。
そして、3歳ぐらいになったとき、≪否定!≫と叫んだ。
そのとたん今までとは逆にどんどん成長していく。
元の姿に・・・・。
「なんで!?」
今までそんなことはなかったのに・・・。
何でもできるんじゃなかったの!?
私が困惑する中、漆黒が言った。

「遊びは終わりだよ、・・・どうなりたい?」

48 名無しなメルモ :2009/12/17(木) 21:05:29
れあちーずさん更新ありがとうございます!
漆黒の天使との闘いかなりおもしろそうですね
どうなりたい?という事は奈々も身体を変えられてしまうという事ですよね?
続きがすごく待ち遠しいです、れあちーずさんよろしくお願いしますね!

49 れあちーず :2009/12/22(火) 23:15:10


ヘタに何か使うと、また否定されるだろう。
どうすれば・・・・・?
私が考えていると、漆黒は楽しそうに答える。
「何も答えない、って言うことは好きにしていいんだね?」
「ち、ちがっ・・・」
でも、もうその時は遅かった。
胸が熱を帯びる。
漆黒が何かを呟くと同時に、私の胸が2倍、3倍…となっていく。
「1,2,3,4・・・」
彼がそう数える度に大きくなっていく。服も破けそうになる。
「10。どう?体を変えられる気分は。まぁ、今まで散々してきたことでしょ」
にっこりと彼特有の笑顔を見せる。
「っ!!」
私の胸はビーチボール、いやそれ以上になっていた。
これでは、うごけない。

<私の胸は元のまま!>

とっさにそう叫ぶと、空気が抜けたように体が戻って行く。
私はふぅっとため息をついた。
漆黒はそれを見ても笑顔を張りつけたままだ。
「これくらいは想定内さ」
そしてまた、何かつぶやく。
私も負けじと、<その否定は効かない>という。
彼は小さく舌打ちをすると、気づけば目の前にいた。

≪貴様の声帯が動くことを否定しよう≫

少しエコーの聞いた声の後、私の声は出なくなっていた。
―――しまった、これじゃ力が使えない・・・・!!
「さて、もういいね?≪貴様がその年であることを否定しよう≫」
その瞬間、体がおかしくなる。
ぐるぐると体の中で何かが駆けずり回っていき、体中が熱を帯びる。
手を見ればしわしわだったり小さかったりと目まぐるしく変わっていく。
胸も、背も、縮んだり伸びたりを繰り返す。
「どう?今まで他の人にしてきたこと、でしょ」
声が聞こえる。
どうにかしなきゃ、・・・・何もできないなんて、悔しすぎる。



≪貴様が若返りきって消えること以外を否定する≫



漆黒の不敵な笑み。もどかしい悔しさ。全てが渦巻く。
ゆっくりと目線が下がる。柔らかなニットもゆるくなっていく。
せめて声が出せれば、それさえできれば。
どんどん小さくなり、何も考えられなくなる。
そこで私の意識は闇にのまれた。

50 名無しなメルモ :2009/12/23(水) 14:09:31
奈々ちゃん本人の爆乳化や若返りに萌えました!
特にビーチボールよりも大きくされたおっぱいにされて動けなくなった姿はかなり興奮しましたね

自分の意思とうらはらに身体を次々に変えられるのはかなりのショックでしょう

奈々ちゃんがこのピンチをどう切り抜けるのかすごく気になります、れあちーずさん続きをどうかよろしくお願いしますね

51 名無しなメルモ :2009/12/27(日) 17:56:04
奈々ちゃんがどうなるのか気になりますね
いろんな年齢になる奈々ちゃんがすごく興奮しましたので赤ちゃんのまま辱めを受けてほしいです
能力者同士のバトルは本当にエッチで迫力がありますので続きがとても楽しみです。
作者さんよろしくお願いしますね

52 名無しなメルモ :2009/12/28(月) 11:33:51
奈々ちゃんすんごいおっぱいにされちゃってまあw
できればそのままのおっぱいで母乳を出させて声帯を止めてほしかったですw
女の子の身体を思いのままに玩具にしちゃうのは大好きですので
これからも楽しみにしてます!奈々ちゃんどんな身体にされちゃったんだろ!?

千恵美ちゃんみたいに胎児になってるんだろうか・・

53 名無しなメルモ :2009/12/28(月) 23:57:31
漆黒の否定も命に関わる力はないはずなので、奈々も胎児に変えられてるだけで消えてはないはず。
もしそうだったとしても千恵美の時の立場同様漆黒の好き勝手に環境や人生を変えられたりするのがオチですがね。
奈々自身がオモチャにされるのもかなり興奮します、ボールみたいにされたり妊娠させられたりいろいろいじられてほしいです。
とにかく続きがすごく楽しみですね。

54 れあちーず :2009/12/29(火) 23:56:03

ゆっくりと彼女が見えなくなるのを待ちながら、漆黒は笑っていた。
―――なんだ、思ったより弱いじゃないか。
「やっぱり、幼すぎだったんだね。・・・・≪かかった否定と奈々が生後5か月ではないのを否定する≫」
すると人間とは思えないくらい小さな胎児になっていた奈々が柔らかそうな赤ん坊になる。
クリッとした瞳は、何も覚えていないのだろう。
さらに実際よりも感じる感度を数倍にして、触ったら壊れてしまいそうなその体を抱き上げる。
漆黒はクスリ、と笑うと彼女の背筋を指でなぞる。
奈々は体をビクッとさせ、漆黒はその様子を楽しむように見つめる。
そのままピン、とその豆粒のような乳首を指で跳ねると、奈々は変な声を出した。
―――別に、殺すつもりではなかった。

「ただ、新たな候補と戦ってみたかっただけなんだけど・・・
こうも弱ければ・・・・俺がその力、もらった方がよかったんじゃないかな?」

漆黒は時の止まった冬空に、白く細い手を伸ばした。



そこは、真っ暗な中。
私はその中で服も着ず、浮かんでいた。
夢のようなで、ゆらゆらとした感覚。
全てが終わったような、絶望を感じる。
その時だった。


「どうした、諦めるのか?それとも、漆黒のもとへ戻るのかえ?」


いきなり視界が晴れて、目の前に不思議な、女とも男とも分からない小さな子がいた。
私とその子のいる真っ白い空間は、床もなければ壁もなく、いつまでも果てしなく続いている気がする。
真っ白な服をまとう不思議なその子の髪の毛は、角度で赤や黄色、青や緑のさまざま色に変わり、瞳の色も止まることなく変わり続けている。
でもその瞳は、はっきりと私を見つめている。
その少し不気味だけれど、綺麗な瞳に見つめられるにつれ、頭に漆黒にされたことが浮かんでくる。
―――怖い。
体が少し、震える。
でも・・・・・・。

「私は、・・・・諦めたくない。ううん、諦めない」

私は首を振り、答える。
すると、その子は満足そうに笑った。

「さすがは、白銀が選んだ女子じゃ。・・・・では、“土産”をやるとするかの」

そう言って、白い空間を泳ぐように私の目の前に来ると、額にキスをした。
「っ!?」
途端に私は、真っ白な空間を急降下していた。
今度はまた目の前が暗くなる。


―――その後私を救ったのは、あの子からもらった“新しいチカラ”でした―――



こんなにたくさんコメントくださってありがとうございます!
あたし自身女なので、男の子の幼児化&急成長モノが増えそうな気がしますw
出来る限りリクエストは叶えたいと思いますので、
どうぞ来年も嘘色のモノガタリをよろしくお願いします!!

55 名無しなメルモ :2009/12/30(水) 19:34:04
れあちーずさんいつも更新ありがとうございます。
赤ちゃんの身体で感じてる奈々ちゃんに感激しました!
ホントにこの能力は凄いですね、自分もぜひこの能力欲しいいです。
れあちーずさんが女性というのは文面を見てて薄々感じてましたよ。
胸の描写とか千恵美や夏帆のリアクションとか見てたらなんとなくそうではないか、と思ってました。
奈々ちゃんの新しい能力や漆黒との闘いの続きがとても楽しみです。
漆黒のおちんちんも立てないくらいおっきくしたりめちゃめちゃ長く伸ばしたり玉だけおっきくしたりと
いろいろ反撃を期待していますので、続きをどうかよろしくお願いしますね。
これからも応援してますので頑張ってください!

56 とも :2009/12/31(木) 18:03:57
>れあちーずさん
男性の幼児化も好きなのでお願いします☆
また続きを楽しみにしていますね。

57 名無しなメルモ :2010/01/01(金) 17:13:05
れあちーずさん明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いしますね!
今年もいろんな女の子のおっぱいやお尻を変化させて下さい
あ、もちろん赤ちゃん化もお願いしますねw

58 名無しなメルモ :2010/01/03(日) 02:09:07
赤ちゃんの奈々がかなり可愛いですね
ぜひとも奈々の妊婦姿も見てみたいです

59 れあちーず :2010/01/04(月) 20:35:11


「さて、・・・・チカラを貰おうかな」
漆黒はそう呟くと、小さな小さな奈々の額に、唇を近付ける。
あと、ほんの少しで付きそうな時。
ビィッ。
冷たく鋭いものが、彼の頬を引き裂いた。
「っ!?」
その痛みに、思わず漆黒は、その場を飛び退いた。
愛らしい赤ん坊の奈々以外、誰もいない。
―――チカラを使う気配もしていないのに・・・・。
漆黒は頬から流れ出す血を拭う。
「・・・まさか」
彼はそっと奈々により、頬を見た。
そこには―――血が出るほどではないが―――細い傷があった。
「そんな馬鹿な・・・・こんな人間に、あの方が・・・力を貸すなど!!」
今まであった笑顔は消え、漆黒は激しい動揺を浮かべる。
その時だった。

<離れなさい>

頭に直に、奈々の声が響く。
いや、普段の奈々よりもう少し落ち着いた声。
悪寒を感じ、漆黒は距離を取った。
すると、赤ん坊だった彼女の体がぐんと細長く伸びて、元の年齢に戻る。
服は着ていないが、今まで通りの彼女。
ただ違うのが―――そう、雰囲気。
なんといえばいいのか分からないが、今までとは全く違う。
――――ヤバい!!
純白の翼を出現させ、羽ばたく―――が。
「遅いわ」
奈々が何かつぶやいた後、自分の手を引っ掻く。
途端に、漆黒の手に浅い切り傷ができ、血が流れた。
彼はバランスを崩し、屋上に落下する。
咄嗟に体を回転させ、なんとか着地するものの、血は流れ続けている。


「おまたせ。さっきの言葉をお返しするわ、どうなりたい?」


細く笑う奈々に、漆黒は恐怖を覚えた・・・・。



あけましておめでとうございます、れあちーずです
これから奈々の反撃開始です!

60 名無しなメルモ :2010/01/05(火) 00:48:18
れあちーずさん更新ありがとうございます!
いよいよ漆黒の身体変化ショーの始まりですね!
漆黒のおちんちんがどうなってしまうのか楽しみですw
奈々も少しは反撃に遭っておっぱいとかいろいろ弄ばれてほしいですね

61 名無しなメルモ :2010/01/05(火) 09:22:09
とても面白いですが世界観というか表現しにくいですが時力使いに似てますね。
悪い意味で言ってませんので勘違いしないで下さいね。
今後も期待しています。

62 名無しなメルモ :2010/01/05(火) 14:43:09
れあちーずさんいつも萌えな作品をありがとうございます!
女の子の身体の変化がたまらなく好きな私にとって最高の作品です!
女の子の身体の大きな変化は一次と二次の成長期、それと妊娠、産後とありますが、
そのいずれの女の子の変化を思い通りに操れるなんて素晴らしい能力ですよね!
一番のツボは女の子の赤ちゃんへの逆成長ですね、だって赤ちゃんを産む事が出来る身体に成長し、
SEXが可能になり授乳が出来るように乳房が発育した大人や高校生の女の子の身体が
逆に自分自身の身体が無力な赤ちゃんに逆戻りしてしまうのですからギャップがたまりません!
れあちーずさんは女の子の赤ちゃん逆戻りはお好きでしょうか?これからもぜひいろんな女の子を
ちっちゃい赤ちゃんに逆戻りさせてあげて下さいね、期待してます!

63 名無しなメルモ :2010/01/11(月) 17:02:20
れあちーずさん、これってかなり素晴らしい作品ですよ!
思春期の女の子が身体を変えられまくるのはすごく恥ずかしいでしょうね!
千恵美の時みたいに大人の女性や人妻が幼児や赤ちゃんに戻るのが特にツボですので
近所のボインな若妻さん達にもぜひいろいろイタズラしてあげてください!
肥満化や超ボイン化や母乳体質化、他の若妻のお腹に入れられたり、
と、いっぱいいろんな変化を見てみたいのでいつか機会があればよろしくお願いしますね!
それではれあちーずさん、これからも応援してますのでがんばってくださいね!

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65 れあちーず :2010/02/26(金) 19:13:33

漆黒は血の出た手を抑えつつ、再び逃げようとする。
奈々はさらに自分の手を引っ掻く。
「<漆黒の声は出ない>・・・否定されたらせっかくのショーが面白くないでしょう?」
漆黒は恐怖を顔に表すが、それでも逃げ続ける。
奈々は少し舌打ちをすると、何か呟いた。
―――それと同時に、彼の翼が動かなくなった。
そのまま漆黒は屋上の端に落ちるが、うまく立てないままハイハイしながらも逃げる。
「どうしたの?翼と手足の力を赤ん坊にしただけだけど、さっきまでの自信はどこに行ったのかしら」
奈々は漆黒のそばにより、自分の方に体を向かせる。
すっかり青ざめた彼は、ふるふると首を降りながら抵抗する―――と言っても、大したことはできないが。
彼女はそんな漆黒に対して、笑顔を浮かべる。




「―――じっくり、体をめちゃめちゃにしてあげるから」




耳元で呟かれた言葉は、彼を絶望につき落とした。
<漆黒は少しずつ若返る>
それを聞いた彼は思わず体をよじらせた。
しかし、容赦なく体は少しずつ、少しずつ縮んでいった・・・。
「――、―――ッ!!」
声なき声を上げつつ、漆黒の頬を涙が伝っていく。
奈々は少しその光景を見つめると、また再び呟いた。
<漆黒は声が出る、代わりに否定を使えない>
そのとたん、漆黒は涙をぼろぼろと零しながら、必死に訴える。
「ゆるしてっ・・・このままじゃ、俺、――――!!」
「いいわ」
そのあっさりとした声に、漆黒は口を閉じた。
「ただし、私のしもべになりなさい。・・・・・死ぬか生きるか、どちらかよ」
細く細く、奈々は笑った。

66 名無しなメルモ :2010/02/27(土) 00:24:05
れあちーずさん更新ありがとうございます
奈々を赤ん坊にしたりアソコをいじったり好き放題してた漆黒が
今度はすっかり逆の立場になってしまってますね、これからどうなるのか楽しみです
とはいえ女の子もいじってほしいので女の先生が注意に来るとかのハプニングもお願いしますね
それでは続きを楽しみに待ってますので頑張ってくださいね

67 名無しなメルモ :2010/02/27(土) 13:58:45
すごくおもしろいです
機会があれば人妻の赤ん坊化をぜひともよろしくお願いしますね
れあちーずさんがご自身に置き換えて一番恥ずかしいと思う設定でお願いします

68 名無しなメルモ :2010/04/02(金) 23:43:56
れあちーずさま
漆黒をしもべにできたら奈々のイタズラもレベルアップしますね。
個人的には千恵美さんをいじってた時の話がすごく興奮しましたので、
できたら保健体育の授業とかで若くて爆乳の美人教師の年齢をいじりまくって
裸のまま乳房の発育を実演させる話とかもぜひ織り交ぜてくださいね!
女の子によるイタズラってすごく好きですのでこれからも頑張ってください!
応援してますよ!!

69 <削除> :<削除>
<削除>

70 名無しなメルモ :2010/04/10(土) 20:44:22
はじめまして!
自分も爆乳教師の保体の授業に一票です!
全裸で気をつけの姿勢でみるみる発育したり
妊娠したり産後の母乳おっぱいになったり
いろいろいじってほしいですね!

71 babality :2010/05/16(日) 23:02:43
れあちーずさん作品全て読ませていただきましたよ

仕返しに今度は漆黒が幼い体で感度を上げられる番ですね(笑)

幼いおちんちんを指ではじいただけで射精してしまうほど感度を上げてやってください!

あ、そういや奈々ちゃんは漆黒におっぱいも超ボインボインにされちゃったんでしたね〜(汗)

漆黒のおちんちんはバナナボートくらい!という仕返しもおもしろいですね(笑)

女の子の体をボールみたいに丸くしちゃうのにはめちゃめちゃ興奮しちゃいましたので

これからもその路線で頑張ってくださいね!

72 れあちーず :2010/05/17(月) 20:45:37

しもべになりなさい。
それは、彼にとってはあまりにも大きな決断だった。
―――今の奈々のしもべになるということは、あの方を裏切ること。
ぐるぐると思考を巡らせる。
―――でも、そうしないと死よりも恐ろしいことになる・・・!
漆黒の頬を、冷たい汗が流れおちる。
バクバクという心臓音が、頭の中でやけに大きく響いた。


「・・・まだなの?」
しびれを切らした奈々の声に、漆黒は我に返った。
彼女の眉間にはしわが寄っており、それがしばらくの時間がたったことを知らせる。
「しょうがないわね」
そういうと奈々は、静かにつぶやいた。
必死に思考を巡らせる漆黒には、何も聞こえない。
でもその変化は確実に起こっていた。
少しずつ、ほんの少しずつ小さくなっていた身長は一気にある程度まで縮む。
そして、自分の体に触れるだけでも感じる言いようもない感覚。
奈々は楽しそうに笑った。

「フフ、さっきの仕返ししてあげる」

そのまま呟くと同時に、漆黒はぐんと縮んだ。
それはそう――ー先ほどの、赤ん坊の奈々と同じくらいに。
ただ違うのは・・・現在の彼の性別を唯一主張するあそこが、十代のモノだということ。
漆黒は顔を真っ赤にしながらただただ無意味な声を上げ続けた。

奈々はニコニコ笑いながら、彼の背中を指でなぞる。
漆黒は体を震わせた。
それは、先ほどの奈々よりもっと激しい震え。
奈々はそのまま、彼のあそこを指ではじいた。
漆黒は大きく体をはねさせ、妙な声を上げる。
「どう?しもべになる決断はまだつかないの?」
彼女はその様子を見ながら、細く細くほほ笑んだ。


皆様お久しぶりです&大変お待たせいたしました。
そろそろ女の子の急成長とかを織り交ぜたいなと・・・思って・・・ます・・・
次回の更新はいつになるかわかりませんが、ネタを思いつき次第がんばりたいです

73 babality :2010/05/18(火) 00:26:06
れあちーずさん更新ありがとうございます!奈々ちゃんの反撃かなりよかったですよ〜
女の子の急成長楽しみですね!幸恵さんみたいにいろいろ変えるのを期待してます。
急成長というより女教師さんのおっぱいをボイ〜ンと派手に膨らませたりして遊んでほしいですね!

というわけで奈々ちゃんのイタズラ編に突入しちゃってください(*^ー^*)

74 <削除> :<削除>
<削除>

75 名無しなメルモ :2010/05/27(木) 08:19:21
れあちーず様、いつも素晴らしい作品をありがとうございます!
小説最初から全て読ませていただきましたが、もうれあちーず様の熱烈な大ファンになってしまいました!
若返り+急成長に肉体変形を加えたイタズラ要素満載な作風に完全に引き込まれてしまいましたね。
最初の巨乳幼女にしてしまうようなアンバランスなイタズラと奈々ちゃんの面白がる様子と興味津々な描写がすごく良いです。
すごく大好きな作品なのでお時間がございましたらこれからも連載をお願いしますね!
心から応援してますよ!

76 名無しなメルモ :2010/06/18(金) 23:59:06
れあちーずさん素晴らしい作品をありがとうございます!
漆黒の恥ずかしい場所を指で弾く様子がたまらなく興奮しました!
漆黒が赤ちゃん奈々の乳首を指で弾いたシーンが脳裏に蘇りましたよ
またお時間がございましたらぜひとも続きをお願いしますね!
ところでれあちーずさんは女の子の体をへんちくりんにいじるのがお好きみたいですね?
アンバランスや滑稽な体になるのがツボだとお見受けしましたがいかがでしょう?
あとネタ提供というか私の希望というか少々お聞き下さい。
①奈々と漆黒ペアが病院で看護士にイタズラ
②学校一の美人教師に奈々&漆黒がイタズラ
③夜の街に繰り出してキャバ嬢やギャルに奈々&漆黒がイタズラ
④奈々&漆黒を補導しようとしてきた凛々しい婦人警官にイタズラ

とにかく上から目線で高飛車な女性にイタズラしてアンバランスな体にしてほしいですね

77 名無しなメルモ :2010/07/08(木) 21:19:12
続きをすごく期待してます!
一番好きなシーンはお尻を5倍にしたシーンです

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80 れあちーず :2010/09/27(月) 22:06:14

漆黒の恐怖の時間は続いた。
奈々に体をいじられるごとに異常なほど感じ、いっそのこと意識を投げ出してしまいたいと思うことは何度もあった。
ただ、奈々はそれを許さない。

「なに、寝ようとしてるの?」

そっと、あそこをいじり始める。
新たな刺激に、抵抗のできない漆黒は強制的に意識を覚まされた。

そしてそれも何度か過ぎたころ、おもむろに奈々はつぶやいた。
「…さすがに、飽きるわね」
すると再び何かをつぶやき、漆黒を床に置いた。

再び、ゆっくりと彼の時間は動き出す。
「ひっ…―――あ」
漆黒が、かすかに悲鳴に近いものを上げた。
ぐんぐんと背が伸び手足にも適度な筋肉が付いていく。
元の姿の年になるころに、成長は収まった。
もちろん服など着ていないので、生まれた姿のままだ。
だが、変化は止まらない。
彼の平均よりは筋肉の少ない体が、少しだけ縮んだように見えた。
かすかに、でも確実に全体的に丸みを帯びて、男性の証が縮んでく。
そんな様子を見て、奈々は微笑んだ。

「あなたが女の子になったら…すっごく、可愛いと思ってたの」

そこで、とうの昔にパニックに陥っていた漆黒でも、理解した。
―――自分は女にされてる。
握力や脚力は赤ん坊のままのようだったが、それでも再び逃げようとする漆黒だったが、まだ感度はそのままのようでうまく動けない。
はたから見ればそれは、実に滑稽な姿で。

―――あんなに自信たっぷりで勝負を挑んできた彼が、こうもなるなんて。

そんなことを思う奈々の気持ちにこたえるように、漆黒の女性化はさらにスピードを上げて進んでいった。

遅れてすみませんでした。もう10月ですね、お久しぶりです。
PCが壊れたのと、スランプにより更新が困難になっていました。
これからもいつ更新が遅くなるかわかりません。ごめんなさい。
とりあえず、かけるだけ書いてみます。早くVS漆黒から抜け出したい・・・・!!

81 れあちーず :2010/09/27(月) 22:06:14

漆黒の恐怖の時間は続いた。
奈々に体をいじられるごとに異常なほど感じ、いっそのこと意識を投げ出してしまいたいと思うことは何度もあった。
ただ、奈々はそれを許さない。

「なに、寝ようとしてるの?」

そっと、あそこをいじり始める。
新たな刺激に、抵抗のできない漆黒は強制的に意識を覚まされた。

そしてそれも何度か過ぎたころ、おもむろに奈々はつぶやいた。
「…さすがに、飽きるわね」
すると再び何かをつぶやき、漆黒を床に置いた。

再び、ゆっくりと彼の時間は動き出す。
「ひっ…―――あ」
漆黒が、かすかに悲鳴に近いものを上げた。
ぐんぐんと背が伸び手足にも適度な筋肉が付いていく。
元の姿の年になるころに、成長は収まった。
もちろん服など着ていないので、生まれた姿のままだ。
だが、変化は止まらない。
彼の平均よりは筋肉の少ない体が、少しだけ縮んだように見えた。
かすかに、でも確実に全体的に丸みを帯びて、男性の証が縮んでく。
そんな様子を見て、奈々は微笑んだ。

「あなたが女の子になったら…すっごく、可愛いと思ってたの」

そこで、とうの昔にパニックに陥っていた漆黒でも、理解した。
―――自分は女にされてる。
握力や脚力は赤ん坊のままのようだったが、それでも再び逃げようとする漆黒だったが、まだ感度はそのままのようでうまく動けない。
はたから見ればそれは、実に滑稽な姿で。

―――あんなに自信たっぷりで勝負を挑んできた彼が、こうもなるなんて。

そんなことを思う奈々の気持ちにこたえるように、漆黒の女性化はさらにスピードを上げて進んでいった。

遅れてすみませんでした。もう10月ですね、お久しぶりです。
PCが壊れたのと、スランプにより更新が困難になっていました。
これからもいつ更新が遅くなるかわかりません。ごめんなさい。
とりあえず、かけるだけ書いてみます。早くVS漆黒から抜け出したい・・・・!!

82 れあちーず :2010/09/27(月) 22:47:12

漆黒の恐怖の時間は続いた。
奈々に体をいじられるごとに異常なほど感じ、いっそのこと意識を投げ出してしまいたいと思うことは何度もあった。
ただ、奈々はそれを許さない。

「なに、寝ようとしてるの?」

そっと、あそこをいじり始める。
新たな刺激に、抵抗のできない漆黒は強制的に意識を覚まされた。

そしてそれも何度か過ぎたころ、おもむろに奈々はつぶやいた。
「…さすがに、飽きるわね」
すると再び何かをつぶやき、漆黒を床に置いた。

再び、ゆっくりと彼の時間は動き出す。
「ひっ…―――あ」
漆黒が、かすかに悲鳴に近いものを上げた。
ぐんぐんと背が伸び手足にも適度な筋肉が付いていく。
元の姿の年になるころに、成長は収まった。
もちろん服など着ていないので、生まれた姿のままだ。
だが、変化は止まらない。
彼の平均よりは筋肉の少ない体が、少しだけ縮んだように見えた。
かすかに、でも確実に全体的に丸みを帯びて、男性の証が縮んでく。
そんな様子を見て、奈々は微笑んだ。

「あなたが女の子になったら…すっごく、可愛いと思ってたの」

そこで、とうの昔にパニックに陥っていた漆黒でも、理解した。
―――自分は女にされてる。
握力や脚力は赤ん坊のままのようだったが、それでも再び逃げようとする漆黒だったが、まだ感度はそのままのようでうまく動けない。
はたから見ればそれは、実に滑稽な姿で。
―――あんなに自信たっぷりで勝負を挑んできた彼が、こうもなるなんて。
そんなことを思う奈々の気持ちにこたえるように、漆黒の女性化はさらにスピードを上げて進んでいった。


「あは、ふふふ・・・」

奈々はその姿を見て、笑い声を隠せずにいた。
彼女の目の前には、恐怖に瞳を潤ませた十代半ばほどの少女がいた。
涼しげだが大きな目、愛らしい顔、サラサラの短い黒髪。
適度に引き締まっているが、胸は大きい分類に入るはずだ。
生まれたままの姿で、屋上にいた。
誰が見ようと、この少女が男だったとわかるものか!

漆黒は歩み寄ってくる奈々から逃げられずにいた。
彼はすでに、性転換という新たなショックで動けなくなっていたのだから。

(これでずいぶん、漆黒の精神を削れたかしら)

目の前の光景を楽しむ一方で、奈々は胸の内でそう思った。
目的はあくまでも、漆黒で遊ぶことではない。
己の力試しと、しもべの獲得。

怯える漆黒に、奈々は言った。

「…私はね、ただ、まだ弱すぎる≪わたし≫に護衛と、更に楽しい遊びへのカギはほしいのよ。
 もっと力を上げたいし、いたずらがしたいのは≪わたし≫も私も同じ。
 できるだけ、≪わたし≫にばれないような、あなたみたいなしもべがほしいの」

遊ぶのは楽しい。
でも、今の状態ではどこか虚しかった。
それを解決するには――おそらく、奈々は仲間のような存在があれば、と思ったのだ。
今の奈々には忠実なしもべが、元の奈々にはいたずらをさらに楽しくさせるような仲間が。

「ねえ、どうする? 私と、≪わたし≫と、遊んでみない?」

ニコニコと笑う奈々。
逆らえば、今度こそどうなるか―――・・・。
漆黒は、考える。混乱して真っ白になった頭でも、考えようとする。

「ねえ?」

奈々は漆黒の、そのたわわとなった胸をいじった。
また別の嘘のせいか今までよりずっと強い、快感。
それも後押ししてか、漆黒は答えてしまった。

はい、と。

83 れあちーず :2010/09/27(月) 22:49:25


はい。
彼は答えてしまう。答えてしまった。


その瞬間に奈々は心の底から柔らかに微笑み、漆黒の額に口づけをした。
同時に漆黒の頭の中に奈々の声がなだれ込む。

―――契約完了ね。
―――私のことは≪わたし≫には知らせないで。
―――≪わたし≫の仲間に、私には忠実なしもべになって頂戴。
―――私に植え付けられた恐怖なんてもの、嘘でかられるわよ。どうってことないわ。
―――千恵美さんの時の黒猫、あなたね?
―――また私に手を出したら…その時は…わかってるでしょう?
―――大丈夫よ、よっぽどの限り私は出ないから…。

断片的にも感じた奈々の声。
次の瞬間、漆黒の目の前にいた奈々は前のめりに倒れた。
「わっ」
いつの間にか体力も回復し服も来ていた漆黒は、とっさに彼女を受け止める。
そこで漆黒は気づいた。
先ほどまでに圧力や恐怖などは一切消えている。
寧ろ、守ってやりたいと思うような…。

「…さっき、言っていた通りだね」

ああ、まんまと自分は・・・・。
奈々のほうも、寝息を立てていた。
僕の体はどうやら男に、感度もちゃんと戻っているらしい。
彼女に対して恐怖なんかはさっぱり感じない。
≪嘘≫をあまりにも便利すぎる力だ、なんて思った。
いつの間にか学校の制服を着ていた彼女を背負い、止まったままの空を見上げる。
奈々の家に帰ろう。
仕事の早いあの奈々のことだ、僕のことだって居候ぐらいの認識で兄に刷り込ませているだろう。
もしかしたら、仲間たちから自分の記憶が消えてるかもしれない。
その時は、まあ、いいやと思った。
強制的にだが、守らなくてはならないものができたのだから。

思考や性格そのものが変えられていることに、
それにどんどん支配されていることに、
漆黒は気づかない。気づけない。


ゆがめられた世界は、再び動き出す。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
なんだか後半急ぎすぎたと思いますが、VS漆黒編終了です。
更新がないうちにもたくさんのリクエストを頂いたので、これからもかなりスローペースになると思いますががんばっていきたいとおもいます。
いまさらですが、応援コメントものすごくうれしいです。ありがとうございました。
では、失礼します。

84 名無しなメルモ :2010/09/27(月) 23:28:24
>>83
れあちーずさん更新ありがとうございます!
僕はマジでれあちーずさんの大ファンなんですよ
イタズラ的な能力を使う奈々ちゃんすごく好きです
いじめっ子二人を変えまくった話なんか最高でした
、太ったり伸びたり縮んだり、丸くなったり・・・
やりたい放題な奈々ちゃんに興奮しっぱなしでしたよ
これからも奈々ちゃんには通りすがりの女の子とかにイタズラしまくってほしいですね!
できれば女の子のおっぱいをいきなりでっかくして
母乳が噴き出して止まらなくしたり、
爆乳女子高生を乳幼児に戻しておっぱいだけ元に戻したり
巨尻の女子高生を乳幼児に戻してお尻だけを元に戻したりとかの
通りすがりのイタズラだけの話とかもぜひお願いします
れあちーずさんこれからもずっと応援しますので頑張ってくださいね!

85 名無しなメルモ :2010/09/30(木) 10:46:10
この作品の大ファンですので作者さんの復帰めちゃめちゃ嬉しいです
夏帆のカートゥーン的な体の変化にたまらなく興奮しました!
私もイタズラ的な話が大好きですのでこれからもこの路線で頑張ってくださいね
複数人を同時にイタズラするのがお互いの体の変化を指摘し合えていいかもしれませんね

ギャル系女子高生数名を爆乳幼女や爆尻幼女、肥満幼女に変えてしまうとかw

それではこれからも続きを楽しみに待ってます!

86 名無しなメルモ :2010/10/27(水) 22:11:48
>>83
れあちーずさん続きが気になってしかたありません

漆黒と家族になった奈々の生活を早く見てみたいです

TVの生番組に出演中の爆乳アイドルをおもちゃにしてしまうとかもお願いしますね

87 名無しなメルモ :2011/02/09(水) 18:16:30
漆黒のキャラ面白い

88 れあちーず :2011/03/20(日) 21:28:38

あ、れ…?
重い体を起こしつつ、目を開く。
目の前には、いつも通りの私の部屋。
私は、学校にいたはずなんだけど…。
リビングのソファに横になっていた私は、ふと起き上った。
外を見れば、うっすら夕暮れの色に染まった空。窓側にあるのは、母さんの好きな花。そして、ダイニングテーブルを前に、コーヒーを飲む漆黒の姿。

―――うん、いつも通り。

そこにどこか引っかかったけれど、気にしないことにした。
そうだ、私は今日、悪魔からもらった力で舞と夏帆に仕返しして、そのまま帰ってきて疲れて寝ちゃったんだ。

「…ふふ」

まさか、あんなに怖かった2人がね…。
思い出すだけで笑えてくる。
あんなになったなんて、思ってもなかったなぁ。
ふと、テレビの上に置いてある電子時計に目を向けた。
午後5時12分。大丈夫、まだ人がいる時間だ。

「ねえ、漆黒」

完全にリラックスした状態である漆黒に声をかける。
彼は顔をこちらに向けずに、「出かけるの?」とだけつぶやく。
私は力強くうなずくと、ビルの隙間に見える中学校を見つめた。


「ちょっといたずらしにいかない?」


私は彼にそういって、微笑んだ。



視界の端の姿見に映った自分の顔が、やけに気味悪く見えたのはきっと、夕日のせいだ。

89 れあちーず :2011/03/20(日) 22:16:18

学校へ足早へ向かって、そっと扉を開いた。
まだこの時間では運動部が活動しているため、カギはかかっていない。
廊下にだれもいないのを確認すると、職員室を覗き込んだが……もうすぐ定年の教頭先生と、40過ぎの美術の先生しかいなかった。

―――なんだ、ちょっとした憂さ晴らしをしようと思ったのに。

今度の目的は、まだ若いきれいな英語の教師である、藤井真紀先生だった。
可愛い顔づくりと小柄なのにちゃんと出るところは出た体系をしていて、男子からは結構人気があるのだけど……すごく、ひいきするところがあるのだ。
男子の中でも頭がいい部類に入る生徒にはすっごく甘いのだけど、女子で、しかも英語の成績が悪い生徒には厳しすぎる。
宿題のプリント一枚忘れるだけで、次の日までで教科書ぐらいの厚さあるような量のプリントを渡してくるのだ。
そしてそれを減らしてほしいといいに行けば、「できないお前が悪い」とでも言わんばかりに言い立ててくる。
だから、女子からは酷く嫌われていた。
せっかくこの力を手に入れたんだし、第一の難関は越えたのだから……前々からの鬱憤を、晴らしてみようと思ったのだ。

と、いいタイミングに今日もきつめのメイクをした藤井先生が職員室にやってきた。
呼び止めようとして、ふと嫌われている私では教室まで来てくれる可能性が低いことに気付いた。
何かいいようにあしらわれてしまうかもしれない。
そこで私の後ろで壁にもたれていた漆黒に話しかけた。

「ねえ、漆黒。藤井先生から、気に入られてたよね?」
「まあ、そこそこに」
「じゃあさ…代わりに、藤井先生をおびき出してくれない?」

なら、さんざん期待させて引っかけるのもいいんじゃないだろうか?
どうせなら落胆したような顔も見てみたい、ということからも来ているけれど。

それを聞いた漆黒はいつも通りのなんてことないという顔で小さく「了解」なんてつぶやいて、藤井先生のところまで歩いて行った。


―――――――――――――――――――――――――――――
ちびちびと書き続けていたものを、いまさらながらUPしていこうと思います。
暇つぶし程度に見ていただけると嬉しいです

90 れあちーず :2011/03/20(日) 23:21:40


私は遠くから話す2人を見ているだけだったが、―――すごく、話の内容が気になってきた。
でも、変に近づいても怪しまれるし……とそこまで考えたところで、いい嘘を思いついた。

「<少しの間、私は藤井先生から見えない>」

そのまま悠々と藤井先生のところまで歩いていく。
普段なら女子が近づいてくるだけでも顔をしかめる藤井先生でも、漆黒とニコニコ話を続けていた。

「で、漆黒君はどこが分からないの? 先生に教えてごらんなさい」

ぶりっ子特有の高く甘ったるい声で漆黒に話しかける。
私は、そんな声聞いたことはないのに……ショタコンの気がある、なんて噂はあながち間違っているわけでもないのかもしれない。

「今日のワークの部分なんですけど……教室においてきてしまったので、来てもらっていいですか?」
「いいわよ」

そして、猫なで声で職員室を出る藤井先生と漆黒。
私はその二人と、物音を立てないようについて行った。



放課後、誰もいない教室のなか、いつのまにか一つの机広げられた勉強道具。
漆黒はそこから英語のワークを持って、藤井先生に見せた。

「ここなんですけど…」
「どれ?」

そういって藤井先生は、漆黒に体を密着させはじめた。
そのまま問題を見るふりをして、漆黒へ自慢の胸を押し付け――――ようと、した。

「あ、あら?」

柔らかく大きな自慢のEカップの胸をすり抜け、何の抵抗もなく体が漆黒と触れ合ってしまった。

「胸が…?」

藤井先生があわてて自分の胸を見れば、そこにはAカップもないようななだらかな胸とぶかぶかの服があった。

「どうしたんですか? 先生」
「な、なんでもないわ」

作り笑いを浮かべる彼女には、その変化を起こしたのはすぐ近くにいる私であることすらわからない…。
慌てふためく藤井先生のそばで、私はそっと、ほくそ笑んだ。

91 名無しなメルモ :2011/03/21(月) 16:38:47
>>90
れあちーずさんお元気そうでなによりです、かなり心配しておりました!
藤井真紀先生がこれからどんな恥ずかしい身体にされていくのかすごく楽しみです。
自慢のEカップの胸を平らにされてましたがサイズ変化なのか年齢変化なのか気になるところです。
これからもれあちーずさんのペースで無理せず頑張ってくださいね!
応援してますよ

92 名無しなメルモ :2011/03/26(土) 19:55:01
自慢のボディをどんどん変えられていくという設定がかなり興奮します
先生にはもっともっと慌てふためいてもらったり恥ずかしがってもらいたいですね
応援してますのでこれからも頑張ってください

93 名無しなメルモ :2011/10/10(月) 00:15:21
著者さんの意向であればしかたがないですが、
投稿小説では完結する方が珍しいので、未完でもこの面白い作品を消す必要はないのでは。


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