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ここだけ魔術のある世界

1名無しの魔術師:2010/12/31(金) 03:47:38 ID:???
普段はこっちを使おう

参加する際の注意事項
・俺Tueeeeeeeeeeeや、厨設定、強さのインフレはほどほどに
・魔法は「魔元素設定」に沿った設定であることが望ましい

・『中の人の』安易な気持ちで人(自キャラ、NPC含む)を殺すな。死んだら生き返りません。
・鬱展開とシリアス展開は違います。ただし、↑と共に『キャラとして』相応しいなら問題はありません。

・場の空気は出来るだけ読もう。カオスな時もあります
・書きこむ前にリロードを
・描写はできるだけ丁寧に。認識のすれ違いを避けるためです。
・本スレの出来事は演技ですから恨まぬように、また演技に私怨を持ち込まない。
・眠い時は無理せず寝ましょう 健康を損ねないように
・多数対少数の場合は、少数の中の人たちのことも考えよう
・スルーされてもめげない
・一番重要なのは楽しませること、そして楽しむことです。

イベント、ストーリー展開に関する注意事項
・乱入されても泣かない。乱入が嫌なら先に断っておきましょう
・あまりにも無茶な振りをしない。されて困る事はしない
・次の日に持ち越す事も考えよう。
・単なる自己満足はほどほどに
・イベント発生場所に貴方のキャラクターが居る可能性がありますか?
・相手のキャラクターとの関係はどんなのですか?
・自分のキャラは何事にも首を突っ込むキャラですか?
・乱入する前にレスをしっかり読もう。
スレ立ては
>>900
>>950
>>980
>>1000

951デューティー:2011/05/29(日) 03:26:44 ID:???
>>949
「ブレインスコーチャー、脳みそ焦がしって奴だ。こいつを長時間浴びると脳が破壊されてゾンビみたいになってしまう。」
「それの詳細は一切不明だ。自然現象なのか、それとも誰かが垂れ流しているのかもわからん。」
「そのなかで唯一自由に動けるのがモノリスっていう団体だ。」
「赤い森の奥にある神殿ってところを根城にして、そこに向かうものを容赦なく殺している。」
「噂じゃその神殿のk中にあるモノリスを守っているそうだ。」

952ショウ:2011/05/29(日) 03:29:54 ID:???
>>950
「あ、いや、18小隊の隊員に関してのメモです。
 戦闘時にどんな事が出来るのか、というのを少しでも把握したくて」

曰く、他にも『各種汚染獣の特徴』『南大陸の各都市の特徴』……
まぁとにかく、色々なことをメモしてあるのだという。確実に記憶出来るように、という事だそうだ。

「成る程……僕はあまり魔術に詳しくないんですけど、適性があるみたいですしね。
 治癒が無理なら、それ以外の部分で存分に活躍してやれば良いんですよ、他の人のお株を奪う勢いで!」

トッポが治癒を扱えない事を気にしている様子は無く、柔らかい笑みを浮かべている。

953グリエルモ・メネギーニ&アナベル・アルパイン:2011/05/29(日) 03:33:50 ID:???
>>950
アナベル「親父さんの……か」

グリエルモ「?」

その師匠がどれほどの者かはわからないが、半ば伝説的になっているガライの関係者なら、実力に問題はないだろう。
これは本当に期待できるかもしれない。

アナベル「なんとなく興味が湧いてきた。模擬戦でもやってみるかい?
      相手はグリエルモでもショウでも良いけどね。なんならアタシでも良いぜ」


グリエルモ「いや、治癒魔術が必ずしも神聖であるとは限りませんよ。
       実は私も、修道士を辞めるまでは同じ勘違いをしていたのですが……実の所、神の力に頼らない治癒術体系も存在します。
       医術と同じ事をやったり、物理的に治療したり……ですね。

       これら全てに耐性が無い人もおりますが

954グリエルモ・メネギーニ&アナベル・アルパイン:2011/05/29(日) 03:34:35 ID:???
>>953の最終行に 」 を追加してください

955トッポ:2011/05/29(日) 03:40:55 ID:???
>>952
「良い心掛けだな!どちらかというと、皆の後ろからサポートする俺がやるべきなのに」
素直に感心している。

「お前……良い奴だなぁ……」
ぼそぼそっ、と何かを言った。
ショウには伝わらないかもしれない。

>>953
「今は治癒に関わる魔術は使えないけれども、必要であれば今後も身に着けられるように努力するよ。サンキュな!」

といってアナベルに目を合わせる。

「それなら……先生、是非先生と戦わせてほしいんだ!」
ハッキリと、自信を持って言い切る。それは、単なる自惚れではないだろう。

「勿論、先生に敵うなんて、あまり思ってないけど……先生には一番、俺が変わったことを感じてほしいんだ!」

956アナベル・アルパイン:2011/05/29(日) 03:45:01 ID:???
>>951
「リビングデッド化か……めんどくせえ相手だね。
調査の一件にはノータッチだからアタシは詳しくないんだけど、その報告は早急に提出すべきだろうな」

言いながら、訓練場の18小隊メンバーを見回す。

「教授の依頼という形で、アタシかこいつらが参加する可能性もあるのか……」

957ショウ:2011/05/29(日) 03:47:26 ID:???
>>955
「へへ、何事も情報収集が大切ですよ!

 ……ん? 何か言いました?」

トッポの呟きは聞き取れなかったようで、不思議そうに首を傾げている。
しかしトッポがアナベルと戦う、という事を聞いて『おお』と息を漏らした。

「早速、パワーアップした先輩の勇姿が見られるとは」

ワクワクしているようだ。

958グリエルモ・メネギーニ&アナベル・アルパイン:2011/05/29(日) 03:51:05 ID:???
>>955
グリエルモ「治癒に関しては任せてください。精神・肉体ともに、多種多様な系統のものを学んできてますから」

アナベル「おーし。良い心意気だ!勝つ気でかかってきな!

      ――――と、言いたいところだが、今は仕事が中途半端な時間でね。決着つかずに微妙なところで終わっちまうかもしれない。
      明日にしよう。余程のことが無い限りちゃんと相手してやるぜ。コンディション整えてきな」

959トッポ:2011/05/29(日) 03:53:46 ID:???
>>957
「な、なんでもねぇよ」
自分で言っておいて、妙な男である。
そう思ったかもしれない。

>>958
「……ありがとうございます!」
しっかりと頭を下げて礼をした。
仮説にすぎないが、師匠とやらに礼儀も叩き込まれたのかもしれない。

960グリエルモ・メネギーニ:2011/05/31(火) 02:36:32 ID:???
18小隊訓練場。

「さて、では久々に模擬戦でもしますか……」

961ショウ:2011/05/31(火) 02:37:34 ID:???
>>960
「一対一じゃなくて、複数での模擬戦って久々ですね」

ストレッチで体を解しつつ。

962シカゴ・クロックベル:2011/05/31(火) 02:39:23 ID:???
>>960-961
シカゴの新武装をお披露目するのは初めてだろう。
まだこの武装を見たのは作ったキリク本人とアオイだけだ。

「そうだな」

と言っても見た目はさほど変わらないが

963エスメラルダ:2011/05/31(火) 02:40:40 ID:???
伸びをしている

「さて、私はどんな戦いでも負けられませんよ!」

やる気十分

964グリエルモ・メネギーニ:2011/05/31(火) 02:41:36 ID:???
>>961-963
「さて、ではどのようにチーム分けしましょうか。
個人的には、前衛二人と中衛二人なのでバラけるようにしたいのですが……」

965シカゴ・クロックベル:2011/05/31(火) 02:46:17 ID:???
>>964
「そうだな。上級生組で分かれるか
 それとも上級生と下級生で組むか」

966ショウ:2011/05/31(火) 02:47:43 ID:???
>>962
「あれ? 先輩、兵装のデザイン変えました?」

微妙に変化している事に気付き、そんな風に問い掛ける。

>>963-964
「んー、じゃあ……」

このレスの秒数一桁が
奇数:ショウとグリエルモvsシカゴとエスメラルダ
偶数:シカゴとグリエルモvsショウとエスメラルダ

「……で、どうでしょうか?
 偏り過ぎているという事も無いと思うんですけど」

967グリエルモ・メネギーニ:2011/05/31(火) 02:51:21 ID:???
>>965
「学年でもバラけてるので、これ(>>966)が良さそうですね」


「さて、ではサクサク行きましょうか」

言うが早いか、早速詠唱を始めた。

968シカゴ・クロックベル:2011/05/31(火) 02:53:57 ID:???
>>966
「そうだな、エスメラルダ。行くぞ」

レストレーションと呟き双鉄鞭を解放する。
ずっしりとした感触。やはり重い。

>>967
「させないぞグリエルモ!」

距離を詰めて回転を加えた重い一撃を繰り出す。
いつもの調子で受け止めようとしたら吹き飛ぶことだろう。
鉄鞭の重量は以前とは比べ物にならない程になっている。

969エスメラルダ:2011/05/31(火) 02:58:34 ID:???
>>968
「了解しました!」
こちらも雷魔術の詠唱に入る

970ショウ:2011/05/31(火) 03:04:23 ID:???
>>967-968
「流石に前衛無視は酷いですよ?」

シカゴが一撃を繰り出す瞬間、刀を構えたショウが横から割って入ってくる。
そして繰り出された重い一撃を――当然、易々とは行かないものの――刀で防ぐ。

「っ!」

しかし一撃の重さから弾く事は出来なかったのか、鍔迫り合いの形となった。
一連の動きからして、ショウは既に剄を使用しているのだろう。

位置としては、グリエルモを庇うようにショウが立ち、その前にシカゴが居るという事になる。

971グリエルモ・メネギーニ:2011/05/31(火) 03:10:47 ID:???
>>968 >>970
(ショウさんに言われて初めて気づきましたが……武装を重くしたのでしょうか?)

重量が増えているのなら、威力が上昇した分、速度は落ちているはずだ。
外見にそぐわない機敏な動きでバックステップ。シカゴの一撃を回避する。
既に、最低限の肉体強化は戦闘前に施してあった。

だが、それでも紙一重だった。
このままではいつ攻撃を受けるかわからない上、避けているうちに魔力が枯渇してしまう。
詠唱中断を考え始めた直後、ショウが攻撃を受け止めてくれた。

詠唱が完了する。
お馴染みの【加速】だ。対象はもちろんショウとグリエルモ。

「ナイスですショウさん。そしてエスメラルダさんの攻撃が来ますね。
施したのは加速のみなので、注意してください」

972シカゴ・クロックベル:2011/05/31(火) 03:16:15 ID:???
>>970
「攻撃の最中に割って入るとは良い度胸だショウ」

思わず口元が笑う。
そして鍔迫り合いの状態を続けるつもりはない。
もう片方の鉄鞭でショウへ攻撃をする。
だが>>971からの支援で動きが機敏になったショウなら問題なく受け止めてしまえるだろう。

973エスメラルダ:2011/05/31(火) 03:20:45 ID:???
>>970>>971
「今です!」
シカゴの攻撃に合わせ雷撃を放つ 連携攻撃で一気にショウを倒そうとしているようだ
一応当たれば痺れる程度に威力を抑えている

974ショウ:2011/05/31(火) 03:28:49 ID:???
>>971
「助かります。
 出来る限りカバーしますが先輩も気をつけて!」

エスメラルダに視線を向ける事無く、グリエルモの言葉に応じる。
『カバーする』とは言っているが、流石に二人からの攻撃を捌くのは難しい状態なのは明らかだ。

>>972-973
「僕の役目ですから、ね!」

シカゴが二本目の鉄鞭で攻撃を仕掛けてきたのを見計らい、身を屈める事で鍔迫り合いの状態を解いた。
ショウの背中を鉄鞭が掠めるが、当然ながら決定打には至らない。
そして反撃を仕掛けることはせず、シカゴの側面へと移動する事でエスメラルダの雷撃を回避した。

エスメラルダから見て、ショウの身体はシカゴの陰に隠れている状態だ、追撃は難しい。
シカゴも同様に、この状況下で正面のグリエルモへ攻撃を仕掛けるのは危険だろう。
【加速】を受けたショウの攻撃を捌くのは、シカゴといえども難しい筈だ。

975グリエルモ・メネギーニ:2011/05/31(火) 03:32:43 ID:???
>>974
既に次の詠唱に入っているグリエルモが頷いた。

効果は先程よりも落ちる事を承知の上で、詠唱時間を短縮。
間髪入れずに次の補助魔術を発動し、ショウに施す。

術は、【筋力強化】だ。

「ああ、ショウさん。ちょっとだけ……無茶しても良いですよ」

多少の傷は、癒してしまえる。

976シカゴ・クロックベル:2011/05/31(火) 03:39:45 ID:???
>>973
「エスメラルダはグリエルモの詠唱を潰すんだ!
 もちろん自分の判断で最適だと思った行動をしてくれ」

>>974
「私と双璧になれるな!」

相変わらず双鉄鞭を構える様は逞しい。

「こちらは援護魔術がないからな。剄で補うしかないか」

足に剄を流し、瞬間的に加速する。
ショウの背後に回り鉄鞭を左右から鎖骨目掛け振り下ろす。

977エスメラルダ:2011/05/31(火) 03:41:59 ID:???
>>974>>975>>976
「了解しました!」
詠唱をし、雷の蛇をグリエルモに飛ばす
いつ襲われてもいいようにレイピアの準備は忘れない

978ショウ:2011/05/31(火) 03:51:41 ID:???
>>975
「……了解!」

直々に許可を頂いたのだから、やらない訳にも行かないだろう。
打ち合っている相手は素の実力ならば自身より上。
【加速】【筋力強化】と補助を受けて、ようやく互角以上に動けるのだ。
多少の無茶は必要経費というもの。

>>976
「へへ、先輩のお墨付きなんて嬉しいですね!」

二本の鉄鞭が振るわれる寸前、左手で腰元の鞘を引き抜く。
そして振るわれた双鉄鞭を、振り返ると同時に刀と鞘の両方で受け止めた。

【筋力強化】のお陰か、刀で受け止められた方の鉄鞭は押し返されそうだ。
しかし形状上の問題か、鞘で受け止められた方は辛うじて互角――否、シカゴが全力で押し込めば崩せるかもしれない。

979グリエルモ・メネギーニ:2011/05/31(火) 04:00:49 ID:???
>>976
(私の詠唱を潰す――ですか)

支援役を先に倒すという判断は、確かに間違ってはいない。
だが、今この状況でそれを選択するのは、果たして最善手と言えるでしょうか?

先程の、前衛であるショウさんを集中攻撃するというエスメラルダさんの判断……こちらも、シカゴさんの案より劣っているとは言い難い。
しかし性格的にも立場的にも、エスメラルダさんはシカゴさんの指示を無視することはないでしょう。

そしてその場合、ショウさんはシカゴ隊長のみに集中できることになります。
同じ1対1、経験の差を考えればシカゴ隊長に分がありますが――私の補助魔術を侮って頂いては困る。

>>977
グリエルモは雷蛇を見据え、杖を翳し、そのまま受けた。

「ぐうっ――!!」

ダメージはある。だが、耐え抜く。
元来、グリエルモは僧侶であり魔術師――肉弾戦が出来るのは、補助魔術のおかげだ。
ゆえに、抗魔力は非常に高い。

詠唱は止まらない!

>>978
グリエルモの魔術がさらに加わる。
再び【加速】――以前も体験した、同系統補助の重ね掛けだ。
反応速度や動体視力を含めたあらゆる肉体的速度が、急激に上昇する。
重ね

980グリエルモ・メネギーニ:2011/05/31(火) 04:01:08 ID:???
>>979
最後の行は無視してください

981シカゴ・クロックベル:2011/05/31(火) 04:09:32 ID:???
>>978
「受け止めた?…筋力が一時的に強化されたか」

押し戻される片腕、拮抗する片腕
どうするべきか。当然鞘の方を攻めるのが定石だが
ショウはまだ剄すら使っていない。それだけグリエルモの魔術の恩恵は強いのだ。
ならここは単純に経験の差で補うしかない。
剄を腕に流し、鞘側の腕を一気に押し返す。剣の方も再び拮抗状態に戻す。

982エスメラルダ:2011/05/31(火) 04:14:32 ID:???
>>979
「まだ倒れないのですか…!」

忌々しげにつぶやくと、先ほどより長めの詠唱を行う
グリエルモの頭上に魔力を集中させて、一気に落とそうとする
小規模の落雷のような魔術だ 喰らえばさっきより大きいダメージになるだろう

983ショウ:2011/05/31(火) 04:25:10 ID:???
>>979-981
「!」

鞘側の腕が崩された事で、続くように刀側も押し返された。
魔術の恩恵を受けていようと、体勢を崩す事は避けられず、ショウに一瞬ながらも大きな隙が出来た。

ショウが明らかな隙を見せた瞬間、シカゴはどう動ぐだろうか?
守りに徹しては体勢を立て直したショウが再び仕掛けてくる。
そう考えて、一気に決めようと追撃を仕掛けてくるのではないか。

(……!)

『シカゴは追撃を仕掛けに来る』と。
その前提で、ショウは動いた。

体勢を崩した状態であるにも関わらず、シカゴ目掛けて左手の鞘を投擲する。
【筋力強化】に剄の補助も加え、回避するには決して容易くない速度で迫り行く!

それが命中――もしくは防御されても良い。
僅かでもシカゴの追撃を中断させられたのならば、続けて刀による追撃を仕掛ける。
シカゴの腹部目掛けて横薙ぎの一撃、防護服の上からでは『斬る』というより『殴る』という表現が正しいだろう。
二度目の【加速】(>>979)を受けた事で、一連の動作は先程より更に素早い。

もちろん、此処までの行動は『シカゴが追撃を仕掛けに来る』という前提のものだ。
シカゴが防御に徹した場合などは、ショウの反撃はまず不発となってしまうだろう。

984グリエルモ・メネギーニ:2011/05/31(火) 04:33:14 ID:???
>>982
(更に追撃してきますか……)

ショウさんに既に、長詠唱と短詠唱の【加速】を1回ずつ、短詠唱の【筋力強化】を1回施しています。
新たに補助魔術を加えるより、そろそろ自分の防御にも目を向けるべきでしょうね。
幸いにも、エスメラルダさんは詠唱時間を長く取っていますから……充分に間に合うでしょう。


エスメラルダの詠唱終了と頭上に浮かぶ魔力の変化を敏感にとらえ、落雷をその身に直撃するギリギリまで詠唱した。
魔力が落雷として解放された瞬間、【抗魔強化】を自身に行使。

「うぐぐ……!」

流石に負傷は小さくなかったが、更に耐え抜く。
体力の消耗は明らかだ。

985シカゴ・クロックベル:2011/05/31(火) 04:43:59 ID:???
>>983
一気に追撃をしてそのまま押し切る。のが普通だろう。
誰だってそうする。普段のシカゴでももちろん追撃をかけるだろう。
相手がショウでなければ。態勢を崩しながらでも当たれば十分な威力になる鞘。
だがそれはシカゴに簡単に防がれた。予め来ることを予測していたのだろう。
鉄鞭をクロスに構えて受けきる。

「必ず来ると思っていたぞショウ。お前はただでは倒れないからな」

そう、ショウはやられても一矢報いるために必ず何かをやろうとする。
それはショウの性格なのか、それとも憧れているヒーローがそうなのかはシカゴには分からないが
普段から身近でショウを見ているのだ。隊長としてしっかりと隊員のことは把握している。

そして刀による一撃を繰り出したショウも気付くだろう。
腕から双鉄鞭に剄が流れている。クロスした時に鉄鞭に剄が流れている。
当然次に繋がる技は

「はあっ!」

鉄鞭から放たれる球体の剄の塊。攻撃に態勢に入ったショウなら防げとも避けることは難しいだろう。
スピードが上がったところで体の構造は変わらないのだ。

986ショウ:2011/05/31(火) 04:55:11 ID:???
>>985
「!!」

――読まれていた。
容易く防がれた鞘がシカゴの背後に落ちる頃には、そんな事を思考する余裕も消えていた。
シカゴが得意とする技――双鉄の剄弾が放たれる。

だが、ショウの対応速度は通常の状態と比較にならないまでに跳ね上がっている。
剄弾と刃が接触するよりも早く剄を刀身に巡らせ、ショウは剄弾を一刀の元に両断した。
行き場を失った剄のエネルギーは明後日の方向へと飛んでいく事だろう。

鞘は弾かれシカゴの背後の床に。
シカゴの剄弾はショウに届かず。
同じくショウの一撃もシカゴに届かず。

互いにダメージを受ける事は無く、互いがいつでも動ける状態に戻った事になる。

987ショウ:2011/05/31(火) 04:59:47 ID:???
>>986、最後の行の次に追記

ところで、シカゴは気がついただろうか?
先ほど鞘を投擲したショウの左手――その指先から、剄糸らしきものが見えている事に。
非常に細く、注意深く観察していなければ気付きようのないモノだ。
もしも気付いたなら、その糸が何処へ続いているのかにも気がつくだろう。

シカゴの背後――弾かれ、床に落とされた刀の鞘に、だ。

988シカゴ・クロックベル:2011/05/31(火) 05:02:12 ID:???
>>986
「鞘による一撃は奇襲の際に最も効果を発揮するな。
 何度も見ていなければ私も当たっているところだ」

嬉しそうに何度も頷くシカゴ


「だからこそ多用は避けたいところだな。特に対抗戦では」

戦っている最中は他の生徒も見ている。もちろん武芸者たちも

「それでも強化されている状態ならば予め防御していなければ防ぐのは難しいがな。
 さて強化された魔術は後どれくらい持つか。私は凌ぎきる自信があるぞ?ショウ」

この力強い発言、再び鉄鞭を構える。

989エスメラルダ:2011/05/31(火) 05:03:16 ID:???
>>984
自信があったはずだが、耐えられたことで焦りが見えてくる

「これで、どうです!」

再び落雷を呼ぼうとする
その間ショウやシカゴには全く気が行っておらず、グリエルモを倒すことだけを考えている
プライドの裏返しだろうか

990シカゴ・クロックベル:2011/05/31(火) 05:10:41 ID:???
>>987
予め鞘の攻撃を防いだシカゴ。
ならばその先の展開、鞘を外した後のショウの行動もある程度予測しているだろう。
鞘の回収をどうするか。そうシカゴは考えている。剄の糸を使うことも知っているが
今は失念している可能性もある。
ショウがすぐに行動に移さなければシカゴのことだ、剄糸の存在に気付き簡単に奇襲も失敗するだろう。

991グリエルモ・メネギーニ:2011/05/31(火) 05:15:46 ID:???
>>989
「くっ……」

この状況、完全に予想外ですね――。
一方的にエスメラルダさんの攻撃を受け続けることになることは、分かっていましたが……シカゴ隊長を突破すれば、最終的にはこちらが勝利する。
しかしまさか、ショウさんと私、二人がかりでもシカゴさんに太刀打ちできないとは。

隊長はここまで読んで……? 判断を間違っていたのは私の方だった、というわけですか。
現時点でシカゴ隊長に一撃も与えられない以上、エスメラルダさんを止める手段はありませんね。


―――。
落雷を受けたグリエルモは、地に伏した。

992ショウ:2011/05/31(火) 05:16:47 ID:???
>>988 >>990
「そうですね、何度も見られてるだろうし――もう“奇襲”としては役に立たないでしょう」

ショウとて馬鹿ではない。
不意打ち――いわゆる“初見殺し”を目的とした技の弱点ぐらい気付いている。
それは、二度目以降は対策されてしまう事。
実力で上回る相手になら依然通用するだろうが、素の実力でショウを上回るシカゴが相手では話は別だ。

「……ふん、良いですよ。
 僕は逆に、先輩の防御を上回る自信がありますから」

それは虚言か、真実か。
シカゴが鉄鞭を構えると同時に、ショウはシカゴへと斬りかかった。
脚に剄を纏わせ二重の【加速】の加護を受け、単純な速度であれば、剄を用いたシカゴさえも上回っている。
ショウの剄の精度云々ではなく、グリエルモの魔術が優れているのだ。

そして同時に、体で隠れたショウの左手が僅かに動く。
剄糸で繋がれた鞘が音も無く跳ね上がり、鉄鞭を構えたシカゴの両脚へと背後から襲い掛かる。
命中しても体勢を崩す程度だが、この攻防の最中で体勢を崩す事は敗北同然だ。

993エスメラルダ:2011/05/31(火) 05:27:08 ID:???
>>991>>992
「はぁ…はぁ…」
グリエルモを倒したが、魔力の消耗が大きかったようですぐにはシカゴの救援には向かえない
魔力を整えながら交戦中の二人を見ている

994シカゴ・クロックベル:2011/05/31(火) 05:32:42 ID:???
>>992
(ムキになって可愛い奴だなショウわ)

などと一瞬考えたがすぐにその雑念をかき消す。
そしてショウの攻撃に防御の構え。斬りかかってきたショウに対し、鞘のことは完全に考えの外
ショウの攻撃の鞘の引き戻しが同じタイミングでシカゴにぶつかるのならバランスを崩されることだろう。
バランスが崩れた時は当然ショウの攻撃を防ぐことも難しい。

しかしグリエルモが倒れた今、エスメラルダがこちらの状況に気付いてくれればショウに対して正に奇襲をかけてくれることだろう。

995エスメラルダ:2011/05/31(火) 05:54:41 ID:???
>>994
今も二人は戦っている、疲れたなどと言っていられない
詠唱をはじめ、魔力を集中させる

「隊長、援護します!」

現れたのはさっきと同じ雷の蛇だ
シカゴの体をかわすようにショウへと向かう
威力はそれほどでもないが、動きを止めることはできるかもしれない

996ショウ:2011/05/31(火) 06:03:45 ID:???
>>994-995
脹脛の辺りに痛みを感じたかと思うと、ぐらり、とシカゴは体勢を崩した。
ショウが操る鞘によって体勢を崩されたのだ。

目前には刀を構えたショウ。
剄に加え【加速】を受けたそれは、体勢の立て直しが間に合うような速度では無い。
間違いなく、確実に、刀の一撃はシカゴの肉体を捉える。その筈だった。

「――ぐ、っ!?」

――刃が到達するよりも早く、雷蛇がショウに直撃する。
予測していなかった攻撃を受け、ショウの身体はシカゴの横を通り過ぎるように数度転がった。
エスメラルダの魔術だ。グリエルモを撃破し、援護に駆けつけたのだ。

「しま、った……!」

威力が弱い事もあり、ショウはすぐさま体を起こそうとする。
だがシカゴが体勢を立て直すのは、それよりも速い。

997シカゴ・クロックベル:2011/05/31(火) 06:06:50 ID:???
>>995
「エスメラルダよくやった!良い援護だ」

一瞬エスメラルダを見てすぐさまショウに向きなおした。

>>996
「惜しかったなショウ。さすがにひやりとした」

そう言って立ちあがる前にショウの上に乗った。
所謂馬乗りという奴だ。胸のあたりに乗ったので腕を動かすのも難しいだろう。
そしてきっとショウからしたらいい眺めだ。

「降参するか?」

998ショウ:2011/05/31(火) 06:13:57 ID:???
>>997
「うぇっ」

馬乗りされた事で呻き声を上げる。
なお、諸々の事情のため残念ながら明確な描写は出来ないが、
ショウの視界に広がる光景は多くの男にとって羨望のそれであった事を明記しておく。

「しません。

 ……って言いたい所ですけど、降参します。
 流石にこの状況で一人ぼっちじゃ、どうしようもないですし」

身体と刀に巡らせていた剄を解き、刀を手放して、白旗を挙げて見せた。

999シカゴ・クロックベル:2011/05/31(火) 06:17:35 ID:???
>>998
「むっ、うぇっとは何事だ。これでも一応私も女なんだぞ?
 そんなことを言われたら気にするではないか」

ちょっと頬が膨れた。そして少しの赤面

「グリエルモの援護があったにしても、上級生相手にそこまで動ければ十分だ。
 ショウが私と同じ学年になった時が楽しみだな。まあその時は私もまた上の学年になっているが」

上からそそくさと降りてショウの手を引っ張り起こした。
今日の訓練はこれで終了だ。

1000ショウ:2011/05/31(火) 06:24:43 ID:???
>>999
「そりゃ上に乗られたら呻き声の一つも出ますよ。
 むしろ乗っかってくれて有り難いというか、いや何でもないです気にしないで下さい」

何故かこっちも少し赤面していた。

「うーん、今回は行けると思ってたんですけどね。
 結局マトモに攻撃当てられず、か……次は絶対負けませんよ!」

引っ張り起こされつつ、しっかりと宣言。
条件付とはいえ、一年生ながら隊長クラスと互角に立ち回れたのだから、十分すぎる成果と言えるだろうに。




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