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SS投稿スレッド(ノーマル版)第二投稿スレッド

21あろーんさん:2007/07/15(日) 00:35:17
「あっ、後二十分くらいで昼休みが終りますよ」
「なにぃ」
時計を見ると確かに残り二十分・・、片付けて次の授業の教室に行く時間を考えると
残りは約十分。いろいろあったので残りまくってるうどんがまだザルに山盛り一杯、
「・・急いで食べろー」
「はい相田さんっ」
「ええっ先輩いくら勿体無いからって」
「つけ合わせは持って帰れるからうどんだけでもー」
「そうですようどんの神様に悪いですからヒトミンさんも早くっ」
「・・分りましたよ、食べればいいんですねっ」
そのまま三人黙々とうどんをすする事五分、どうにか自分が食べる分のノルマの
うどんを食べ終えた。ヒトミンを見ると気持ち悪そうにしている、
そっちもなんとか食べ終えたようだ。
「ぷはー食べたー」
「げふっ・・作り過ぎですよ相田先輩」
「いやー何事も無ければもっと余裕をもって食べれたんだけどね〜。
 誰の所為だったかな?」
「こっち見ないで下さい、分ってますけど言いたくなっただけですから」
ヒトミンはバツが悪そうにそっぽをむく、
「ヒトミンはマジメで可愛いね〜」
「な、何ですか。さっきからちょこちょこそんな事ばっかり言って」
「まあ、魅力再確認?」
「ハイ?」
「ふしー・・」
「どーした葵・・ってどうした?」
ほっぺをものすごく膨らませた葵がふしーぷしーとヘンな息遣いをしながら
我々の方を見てコクコク頷いている、
「相田先輩これは・・」
「うーん、多分だけど『ヒトミンは可愛い』って私が言った事に対する同意だと」
「ふしー」
またコクコクと頷く、どうやら当たりだったようだ。改めて見るとよくもまあ
あれだけのうどんをつめ込んだ物である、ハムスターのようにほっぺにつめ込むのは
かなり辛いようで目を潤ませてながら一生懸命うどんを飲み込もうとしている。


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