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好きに使うスレ  スタンドアローン18

1 : 名無しさん@ピンキー :2020/05/23(土) 22:56:39
好きに使えるスレです
名無し同士の雑談、キャラハンの待機、常駐及びキャラハン同士、
若しくはキャラハンと名無しの雑談も認めます。
スレが荒れるような行為(キャラハンや名無しの叩き、煽り等)のみ禁じます。
もしそのような書き込みを見かけても、釣られずスルーしてください、
ヲチ行為も禁止です。

好きに使うスレ  スタンドアローン17
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/5556/1505839628/


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2 : 名無しさん@ピンキー :2020/05/23(土) 22:57:20
・前のスレが残ってるので終わったら使いましょう


3 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/08/22(土) 22:35:19
【スレをお借りします】


4 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/08/22(土) 22:40:53
好きに使うスレ エターナルブルーin避難所 8
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/5556/1594489246/209

それが目的でこんな面倒な手を使っているのでしょうし……。
はい、承知いたしました。

(ただ攫って従姉妹のもとに送り届けるなら、一時的に大人しくさせるために意識が朦朧とするだけの薬でも良い筈で)
(残るにしろ、新たな国に移るにしろ、揉め事を起こすために別の人格を埋め込まれたことに同意する)
(自分の掌を見つめながら、今も身体に入り込んだもう一人の人格は、この話も聞いていてどんな感情を抱いているのだろうと考えていた)


「そんな表情するな。する間は楽しくだ」

(自分の謝罪に対して申し訳無さそうな表情をしたソフィアに、また謝っても謝罪合戦になると思い謝らず)
(その代わり励ますように優しく声を掛け、楽しくというのも少し違う気がしたが他には思い浮かばず少し照れながら言って)

「ン……クッ……その通りなのかもしれんが、姫様の前では云うなよ……ン、ンクゥ……悲しまれるからな」

(女性経験はそれなりにあるものの、マゾ雌性奴隷の調教を受けた口淫はとても気持ちが良く)
(自分のペニスが一気に硬さと太さを取り戻すのを感じながらも、「マゾ雌性奴隷」とレナの前で言えば)
(責任を感じて表情が曇るのは必至で、レナの前では言わないようにアドバイスしながら腰を振り立てる)

「咥えただけで、もう後ろはトロトロだな。その方がやりやすくて良いが、挿れるぞ」

(立ち上がったソファの内腿の大量の愛液が伝わっているのを見て、尻肉を左右に広げるようにすると更に多くの愛液が溢れてきて)
(なかなか濡れなくて相手も痛がり、自分が気持ち良くないよりは良かったと半分褒め、半分は調教の成果に複雑な気分を懐きながらも)
(宣言して亀頭をゆっくりと挿入していけば、膣壁がうねり締め付けてきてそれだけで快感を覚える)

「ンッ……ソフィアの膣内……ンッ、クッ……すごく良いぞ……ン、ハッ。
 ハッ、ハッ……絡みついてきて……フッ、フッ……絞り上げて来やがる……ンッ、フッ。
 ああ、注いでやる……フッ、クッ……いっぱい膣内に注いでやるぞ……ンッ、フッ、クッ!!
 出すぞ……フッ、フッ、ンッ、クッ……いっぱい受け取れ」

(お強請りの通りに一気に奥まで挿入すると、調教と改造を受けた名器だった性器は絡みつき搾り取るように複雑に蠢いて)
(それなりに持続力やテクニックにも自負のあるクレイトンだったが、気を抜けば一気に射精してしまいそうなほど心地よく)
(もし、童貞や経験の少ない男性なら、秒殺だろうなとぼんやりと考えつつ、激しく腰を振り立てて尻肉と腰がぶつかる音を部屋に響かせる)
(腰を振れば振るほど膣壁は肉棒に絡みつき、根元から先端へと搾り取るように蠕動すれば余裕も少なくなり)
(更に子宮口に鈴口が触れ合うほど深く挿入し、亀頭が抜けそうなほど腰を大きく引いて抽挿を繰り返せば)
(肉棒の中を精液が登ってくるのが分かるほどに射精感が高まって、射精することを伝えると)
(女性を抱くのは前回ソフィアを抱いた時以来で、大量に溜まっていた精液が膣内へと一気に吐き出されていく)

「ハッ、ハッ……すごい良かったが……ハッ……拙いな。
 あまりに良すぎて離したくなくなるよ
 もっと抱いていたいが、エレナ様をお待たせしても行かぬ故、ソフィアが満足したのなら、身体を清めて出頭するか」

(射精を終えると、腰を両手で掴み挿入したままの体勢で大きく息を吐き出しながら)
(あまりの良さに虜になってしまいそうだと正直に告げれば、射精で少し柔らかくなった肉棒は膣壁の蠢きにすぐに硬さを取り戻す)
(もし夜で時間がたっぷりとあれば、あと2,3回立て続けに体位を変えつつ抱いていたいと思ったが)
(エレナ様を待たせていることと、飽くまで罰であり発情を鎮めるためなのでソフィアが治まったのならそれまでと考えていた)

「もし足りなかったら、俺はいつでも良いから言ってくれ」

(ソフィアを優しく撫でつつ、発情を抑えるための名目があれば抱くことは吝かでないことを伝えておく)


【改めまして今夜もよろしくお願いします】

【前のスレ片方の方が無言落ちしたっぽいんですけど、空けて下さいとお願いするのもなんですし】
【使い始めてまだ居ますってトラブルになるのも嫌だったので、空いているスレにしました】


5 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/08/22(土) 23:38:23
>>4
「情を掛けては駄目よ、肝に銘じなさい」

(レナの性格に付け入るであろうエレノア人格に隙を与えない様に釘を刺しておく)
(普段は美徳になる性格もこの場合は裏目に出る危険性もあった)


……わかりました、では、その様に。

(却って気を遣わせてしまったと一瞬考えたが、表情には出さず)
(苦笑するような笑みを浮かべると同意を示した)

くちゅ、ちゅぱ……ん、ふ、勿論です……。

(自分の口淫で感じてもらえている事に悦びを感じながら)
(アドバイスに賛意を示していくが、実際レナの前では言わない様にかなり気を遣ってはいた)

はい、こういう時は都合が良いという風に考えています……。
お願い、します……んぅ、あ、はぁぁ……っ!?

(普段、レナたちに気を遣っている分クレイトンの口調に翳が差したのを感じて)
(気にする必要はなく、むしろ都合が良いのだと言って挿入を願う)
(そうなっている性器とはいえ、締め付けに関しては自分の意志でもあり、声を漏らして)

あ、はぁ、んっ!?あ、りがとう、ございます……っ!!
奥に当たって、あ、はぁ、イイ……んぅ、あ、はあっ!!
んっ!?あんっ!!あ、はぁ、お願い、します、あ、あぁっ!!
あ、んっ!!あ、はぁ、あ、あぁぁぁっ!!!?

(快楽の声を上げながら、腰の動きを合わせて快楽をむさぼっていく)
(クレイトンの肉棒は奥を突き上げ、十分な硬さで中を擦っていき、その感覚だけで腰が抜けそうで)
(その中で射精の気配を感じると、中出しを乞いながら嬌声を上げていき)
(射精と同時に達して、絶頂の声をあげていく)

はぁ、はぁ、はぁ、ありがとう、ございます……。
んんっ!?あ、ふ、はぁ……ぁ、そう、ですね……。
では、身体を清めて行きましょう……。

(余韻の中、肉棒へ絡みつく膣壁に反応するのを感じて、もっと交わっていたいという思いが湧き上がるが)
(エレナの下に行かなくてはならないという言葉に未練を断ち切って、肉棒を抜いていくと)
(身体を清めて行く事に同意し、濡らした布で先にクレイトンの性器を拭い、別の布で身体を拭いてしまうと)
(自分も同じようにして着衣を身に付けて行く)

……っ!!!?
そ、その……あ、あ、あの、そうした時は、その、お願い……します……。

(平静を装っていたのにその言葉で茹蛸の様に真っ赤になり、しどろもどろになりながら最後にはお願いする旨を伝えるのだった)

で、では、行きましょう……。

(まだ顔が赤いのではと思いながら、エレナの部屋に向かいノックをすると入る様に声が掛かるのだった)


【こちらこそ宜しくお願いします】
【確かにそうですね、変にもめても嫌ですし】


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6 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/08/23(日) 00:34:25
>>5

へっ!? は、はい。…………ぇっ??

(最初は一瞬だけ言われている意味がわからず、驚いた表情を見せるがすぐに気づいて)
(いくら何でも身体を乗っ取ろうとする者に情を掛ける気はなく、エレナさまにはどこまで自分はお人好しに見えているのだろうと落ち込んだ時)
(どこかで微かに誰かの笑い声が聞こえた気がして辺りを見回すが、声の主は見当たらず空耳と思うことにするが)
(自分では聞き覚えのない声だったようにも思えて首を傾げる)


「それなら……ンッ……助かる。姫様の……クッ……落ち込む顔は見たくないからな」

(レナに対する配慮に感謝しながらも、高まる快感に腰の動きは徐々に早くなっていって)

「クッ……クッ、こんな具合の良いのは……ンッ……初めてだ」

(ソフィアの膣の具合の良さに、今までそれなりに高級な娼婦も落ちぶれてから安い娼婦も抱いたし)
(恋人もいたこともあったが、こんなに良い心地にさせてくれるのは初めてで)
(立場に問題がなければ、侍女ではなく娼婦として出ても売れっ子になれるだろうと思っていた)

「くはっ……フッ、フンッ……奥、ゴリゴリしながら絡みついてきて良いぞ……ハッ、ハッ。
 フゥ、フッ、ハッ、ハッ、ハァ…………」

(実際には気持ちよすぎて最奥を付いた時の快感なのか、奥へ挿入した時に絡みついてくる膣壁のコリコリとした部分の快感であるのか分からず)
(覆いかぶさるように何度も快感が訪れて、腹筋に力を込めギリギリ射精を堪えていたが限界が来て)
(息を緩めると、身体からも力が抜けて大量の射精が始まっていた)

「こちらこそ……良い思いをさせてもらった。
 そんな顔するな。俺だって……な
 ああ、そうしよう」

(役得と言ってしまえばそれまでだが、しばらく溜まっていたものを最高の相手で解消することが出来て心底満足した表情を浮かべるが)
(まだ完全には満足しておらず、未練の表情を覗かせるソフィアに、自分も一日中交わっていたいという気持ちが沸き上がって)
(頭にポンと大きな手を乗せると、少しだけ未練のある笑みを浮かべて)
(清めてもらうと服を着てソフィアの準備が終わるのを待った)

「俺はいつでも……と言っても仕事中でなければいつでもOKだから」

(ソフィアの茹で蛸のように赤くなった表情を見て、可愛さを感じてもっと抱き続けていたいとの気持ちが溢れるがぐっと我慢して)
(目を合わせているとやばい気がして、クレイトンも赤い顔をして目を逸らす)

「そうだな。良い話でないと分かっているから……気乗りはしないがな」

(眉を顰め、表情を微かに歪めて、今朝の騒ぎの詳細は知らなかったが、エレナの言葉の抑揚から良いことでないのは察していて)
(あまり行きたくはなかったが、仕方なく出頭する)

「エレナ様、クレイトンおよびソフィア出頭いたしました。
 姫様についての話しお聞かせ下さい」

(室内に入ると深く一礼して、レナへの心配に硬い表情のまま話を急かすように問い掛ける)


7 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/08/23(日) 01:10:37
>>6
(レナの一瞬の変化に意識がある時にも動き始める予兆を感じ、一瞬鋭い視線で見ていた)


良い思いと思って頂けたなら良かったです。
……それは、その、気づかない振りをして頂けると……。

(クレイトンにとって良かったのなら、少なくとも幸いだったと思い、そう零すが)
(表情に未練が出ていた事に気づくと、それは気づかない振りをして欲しいと言って)
(いそいそと服を着ると、いつも通りに戻っている様子だった)

し、仕事中とか、そこまで理性が無くなっては……。
あう、でも、その、そういう時もあるかも知れませんので、よろしくお願いします。

(流石に仕事中に抱かれる様な事は考えないと思いながらも)
(それは置いても、いつでもOKとの言葉に少なくとも嫌われていないと感じて)
(知らず、屈託のない笑みが浮かんでいた)

……しかし、必要な事だと思います。

(気乗りがしないのはもちろん、理解できるのだが、自分たちがやるべき事があるならやるしかないのでそれだけ言った)

「ええ、もう少し掛かると思ったのだけれど、まぁ良いわ」
「さっそく本題に入らせてもらうわね」
「クレイトン卿は現時点では朧気にしか知らないと思うけれど、レナに別人格を入れていた事は知っているわね?」
「その人格はレナの中に潜み、別人格事態を偽って見せ掛け、水面下でレナを乗っ取るべく準備をしていたわ」
「レナには大きな魔力があるけれど、昨日それを用いてレナの身体を消耗させた……」
「本人の力が損耗していると入り込んだ方がそれだけ自在に動ける、その乗っ取りを今朝に仕掛けてきたわ」
「なかなか起きない事にマーサが困っているとソフィアが起こしたのだけれど、朦朧としている有様」
「もう少しでレナの姿をした別人になるところだったのよ」

(大まかにだが、レナを乗っ取ろうとしている人格の凶悪さを狡猾さを説明すると)
(今朝は完全に危険な状態で、これは明日にでも乗っ取られても不思議では無いと言って)

「そこで今夜をソフィア、明日朝からクレイトン卿がレナについて欲しいのよ」
「ソフィアには魔力の使い方を教えたけれど、今から術のレベルまでそれを引き上げてもらうわ」
「それで夜中にレナの魔力を使用していれば妨害しなさい」
「ただ、うまく魔力を使わせられないとしても、無理矢理にでも表に出ればレナの魔力で何とかなると思っているでしょう」
「強引にでも出てきたら、クレイトン卿には気絶させてもらいたいの」
「別人格の意識が無くなればレナが目覚めるでしょうし、明確に別人格を認知出来れば、レナ自身が追い出すコツを掴むかも知れないわ」

(策については実に単純だが、借り物の身体でしかないエレノアをこちらから消耗させるというもので)
(そうなればうまく隠れている事も含めて手がかりがつかめると考えていた)


8 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/08/23(日) 02:14:11
>>7

「いや、最高だった。分かった」

(良かったどころではなく、もう一度言い直して屈託のない笑みを浮かべて)
(未練が顔に出ていることは、ソフィアの言う通りにすると律儀に真顔に戻り応える)

「それもそうだな。ハハハッ。
 その時は任せておけ。今度はもっと激しくな」

(仕事中まで発情していては大変だと思い直し声を上げて笑って)
(今はもうレナの護衛に全てを捧げているため、商売女を買う気もなく)
(ソフィアであれば外に出る必要もなく、気に入っていることもあり、頼まれれば抱く用意があることを伝えて)
(クレイトン自身も1回では満足しておらず、もし次があるなら回数も激しさももっと頑張ることを耳打ちする)

「姫様をお守りするためには必要とあれば仕方あるまいよ」

(既にレナに忠誠を誓った時から、クレイトンの生活の中心はレナを守ることに有り)
(護衛するために必要であれば、嫌な話でも聞かずには置けないと意を決した表情を見せる)

「いや、その……。
 承知いたした。よろしくお願いする。
 姫様をエレノアという女性に思い込ませていたのは存じてはいるが……。
 姫様の身体を乗っ取るということか? そんなこと出来るとは……。
 魔力って姫様が持っておられると? 姫様の母上は不思議な力をお持ちではあったが……。
 別人に…………」

(もう少し掛かると思っていたのなら、早く切り上げずもう一発しても良かったなと少し残念に思っていた)
(レナがかつての若君と知る前に、本人もエレノアだと思い込んでいたのは知っていて頷くが)
(それがレナを乗っ取るためと聞いた事自体も、そんな人格を植え付けることで人の意識を乗っ取ることが出来る技術があるのも驚きで)
(レナが魔力を持っていることを初めて聞き、祖国では魔法自体がタブーに近かったこともあり正直驚き言葉を一瞬失ったが)
(レナの母上が枯れそうな草花を元気にした話は聞いていて、その様な力が姫様にも宿っているのだろうかと想像する)
(別人になると聞いて完全に驚き、自分に出来ることを考え込んでしまう)

「承知した。
 …………。姫様を気絶させずに……、いや承知した」

(翌朝からレナの見張りにつくことには即答で承知して)
(魔法のことには門外漢で聞いてはいるものの、良く理解は出来ず)
(レナが魔法を使えることがどこか信じられず、間違えだったらどんなに良いかと思っていた)
(自分でレナに当て身とは云え手を出すことは躊躇われて、気絶させずに正気に戻す方法はないかと思って質問をするが)
(軽く睨まれその方法がないことを悟り、嫌々ながら気絶させる程度なら可能と承知する)

「一つ聞かせて欲しいのだが、姫様を元に戻す方法はあるのだろうか?」

(このままもう一つの人格に支配されることが良くないのは分かっていて、もとに戻す方法があるのかだけは確認しておく)

「レナ様、これは内緒ですから、他の人に見つからない内に早く召し上がって下さい。
 ソフィアさんやエレナ様には、食事以外のお菓子は駄目と言われているんですが、
そんな元気のない顔していては本当に悪いエレノアに身体を奪われてしまいますよ。
 私には魔法のことは分かりませんけど、きっとエレナ様が何とかしてくれるはずですから。
 それを食べて、気持ちにも身体にも栄養をつけて元気になって下さい」

(ソフィアとクレイトンが交わり終わって、エレナの話を聞いてる頃、レナは遅めの朝食を摂っていて)
(いつもは無い、生の桃を使ったお菓子があるのを不思議そうに見て)

ありがとうございます。でも、これはマーサさんの分では?
……では、遠慮なくいただきます。

(マーサは買い出しとかで外に出る機会も多くいつでも買えるからといって勧めると)
(お礼を言って嬉しそうにお菓子を口にして、満面の笑みを見せて食事を終えていた)

【今夜はここまでにしましょうか?】


9 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/08/23(日) 02:22:20
>>8
【そうですね、次レスは3:30とかになりそうですし】
【ここで凍結をお願いします】
【次回は金曜日の22:30からでお願いします】


10 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/08/23(日) 02:28:17
>>9
【ありがとうございます。では、今夜はここまでで凍結にしましょう】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です。また伝言板スレでお会いしましょう】
【次回までにレナの身体がどうなるか決めておきますね】

【2日続けて今回も楽しかったです。お疲れさまでした】


11 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/08/23(日) 02:30:02
>>10
【こちらこそありがとうございます】
【では、また金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【そうですね、引っ張るのも面白いかなと思ったりもしています】

【お疲れさまでした、2日間楽しかったです】
【それではお先に失礼しますね、おやすみなさい】


【スレをお返しします】


12 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/08/23(日) 02:33:34
>>11
【また来週お会いしましょう。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


13 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/08/28(金) 22:39:51
【ロールの再開にスレをお借りします】


14 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/08/28(金) 22:42:02
【スレをお借りします】

>>8
さ、最高……それは、すごく嬉しいです……。
……ありがとうございます。

(クレイトンがそんなに気持ち良くなってくれた事が本当に嬉しかったのかはにかんだ笑みが浮かぶ)
(それは心の在り様なのか、性奴隷としてのものなのかは判別が難しいところだった)
(真顔での返答に真面目さを感じて、礼を返していた)

うぅ、は、激しく……。

(ソフィア自身に激しくされたい気持ちがあるだけに、何もかも忘れて耽りたいと内心思うが)
(今はそんな場合じゃないと心の中で自分を叱咤していた)


「思いこませていた、というのがすでにミスリードだった様ね」
「まさか人格を植え付けるなんて誰も想像していなかったから、相手に時間を与えてしまった」
「実際、ソフィアはレナに魔法による攻撃を受け、辛くも交わしているわ」
「つまり人を害するだけの魔力がある、という事と、それだけ支配力が強まっているという事」

(もちろん、誰もが気付いておらず、今となっては乗っ取ったエレノアがソフィアを攻撃したのも謎だったが)
(レナの記憶にはソフィアが魔力を感知出来る様になっているとは知らなかったはずで、計算外だったのかも知れないとは思っていた)
(しかし今朝の状況を見るに支配力は強まる一方でレナ自身がエレノアを感知出来ておらず、非常に状況は悪いと感じていた)

「人格が変わればそれはレナじゃないわ、そしてそれを放置すればレナが殺されるか、或いはエレノアに支配された人格となる事もあり得る」
「魂の尊厳にかかわるのだから躊躇なくやりなさい、嫌である事も十二分に理解出来るけれど、これはクレイトン卿の技量を見込んでの事よ」

(軽く睨みはしたが、エレノアが大手を振って活動すればレナにおぞましい運命が待つ事も十分あり得る話で)
(それを説明しつつ、クレイトンだからこそ頼んだのだと付け加える)
(ソフィアひとりに昼夜守らせる事も出来ないので、手練れが増えたのは幸運といえた)

「あるわ、あくまでもエレノアは寄生し、憑依しているに過ぎない人造の人格」
「レナが自身を強く持ち、エレノアが異物であり排除すべきだと心から思えば、そうそうしがみついてはいられない」
「ただ……レナの自意識に依存する事でもあるのよ、レナ自身が強く拒絶しないとそれを手掛かりにずっと居付く事もあり得る」
「乖離が可能な段階なら、魔法で外に弾き飛ばす事も出来るし、弾き飛ばした人格を捕える事も出来るでしょうね」

(手法を明らかにして、可能である事を説明していく)
(いずれにしてもレナが拒む事が重要で、それ無しだと強引な手段を取るしかないと思ってはいた)

では、一度レナ様の所に戻り、日中はクレイトン様が、夜半は私が付く事をお伝え致します。
今夜からという事で宜しいでしょうか?

(内容は夜中に自分がエレノアの企みを妨害し、日中はクレイトンが見張り、支配した瞬間に気絶させるというもので)
(詳細は伝えずにまた狙う者が居るらしいという事を出して任務にあたる旨をエレナに提案する)
(その通りにする様にと命じられると共に部屋を出て、一礼して扉を閉めた)

夜は私になりますので、レナ様にその旨を伝えておきたいと思います。
そのままクレイトン様は付いて下さい、私は隣室で寝ておきますので。
あ、その前に武器を用意しておきます。

(通常モードに戻った様子でクレイトンにレナの部屋に行く事を提案し、そのまま任務に入る事を告げる)
(その前に自室で武装を取っておきたいと伝えて、クレイトンを伴って部屋に入ると椅子を出して腰掛けてもらうと)
(普段使っている剣以外にも武装を用意している様子だった)


>>13
【それでは今晩もよろしくお願いします】


15 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/08/28(金) 23:58:47
>>14

「ああ、激しくだ」

(ポンとソフィアの肩を叩くと優しい少しはにかんだ笑顔を見せて、クレイトン自身もソフィアと続きをしたかったが)
(姫を守ることが最優先事項で、今はそれに集中しようと決めていた)

「ミスリードか……。我にとっては若君が姫になられたことも知らずにいたし……。
 姫様が魔力をお持ちなことも驚きだが、ソフィア殿を襲ったのも我には合点がいかぬ。
 憑依した人格にとって、乗っ取るにはソフィア殿の存在自体が邪魔と云うことか……」

(クレイトンにとっては、母親に似ているとは云えレナトゥスが女性になったとは思っておらず)
(最初は若君の母親に似た全くの別人と思っていて、女性になったことに次いで)
(祖国ではタブー視されていた魔力をレナが持っている事自体も驚くばかりであった)
(憑依されていたレナが、ソフィアを襲った理由は分からなかったが、推測を口にするが)
(レナの事を心から心配しているのは真実であり、話を聞けば聞くほど表情が曇っていく)

「姫様が殺されるか、支配されて……それは困る。
 承知した。姫様を助けるためであれば、仕方ない事ゆえ」

(折角、また生き甲斐を得たばかりであり、レナが殺されることも、別人格に支配され違う人生を生きさせられることも容認は出来ず)
(仕える新たな主に手を掛けることにまだ躊躇いはあったが、必要以上の怪我をさせないように気をつけて技を振るうことに同意する)

「確かに理屈では分かるのだが……、姫様にそれができるのかと云うと難しいのではあるまいか?
 直接触れ合うことは極稀だったが、若君の優しさは皆知っていた故」

(本人が異物と思い排除しようとすれば打ち払えると聞き安堵するものの、それが実際にレナに出来るかはクレイトンにも分からず)
(まさかとは思いつつ可哀想だから共存できないかとか言い兼ねないではと、少し疑っても居て)
(祖国に居た頃にも、レナを襲おうとした者に慈悲を示して、何か理由があってのことだし命だけは助けてやって欲しいと言い出し)
(剣士の中には甘過ぎるという者も多く居て、今回もそんな顔が覗くのでは危惧していた)

「了解した。我は今日の昼からでも構わぬが……」

(ソフィアの提案をエレナが承認したことで、ソフィアとともに戻ることに同意して)
(夜からと言わず、レナの同意さえ得られれば昼からも構わないと告げる)

「姫様への詳しい説明はお願いする。
 了解した。夜までは姫様のことは任せてくれ。
 色々とお手数をお掛けするが、夜は姫様のことをよろしく頼む」

(ソフィアが落ち着いたことに、少しだけ残念に思いつつもレナを守るためにはそれが良いに決まっていて小さく頷き)
(詳しい経緯をきちんと説明する自身はなく、それはソフィアに任せることにして)
(昼は安心して休んで欲しいと伝えるために、力強い言葉で胸をドンと叩き)
(レナのことを心配して、夜は頼むと頭を下げる)

お二人並んでなんですか? 
仲良くなってくれたみたいで嬉しいですけど……、楽しい話ではなさそうですね。

(食事を終え、食器は片付けられていて、二人が一緒に入ってきたことに少し驚きながら笑顔で迎える)
(マーサはレナの横に座っていて、レナから何かを教わっていたのだが、二人が入ってきたので立ち上がり一礼する)

【お待たせしました。こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


16 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/08/29(土) 01:00:40
>>15
……っ、は、はい。

(羞恥を感じながら、抑制しなくてはと気持ちを落ち着かせていた)

「そうよ、もっとも推測に過ぎないけれど」
「……まぁ、そんな事知っている方がおかしいわよね」
「魔力は封じられているわ、そしてソフィアを襲ったのはふたつ理由があると思うわ」
「ひとつは力の誇示、ひとつはソフィアを自ら害したとあればレナ自身に大きな動揺を誘う事が出来る事」
「今回もソフィアの呼ぶ掛けで辛うじて自身を保っていたみたいだし、当然邪魔でもあるでしょうね」

(ミスリードについては推測だが、奪還した際にこちらにそう思わせるだけで十分な効果があったと言って)
(女性化や魔力については知らなくて当然だと言いながら特に魔力は封印されていた事も伝える)
(同時にソフィアを襲ったのはレナを揺さぶる為だろうと言って、それだけ二人は密接な関係だという認識を示す)

「ええ、理解が早いのは助かるわ」
「躊躇しないでやりなさい」

(思い切ればクレイトンの様なタイプは迷いもなく動けるとは思っていたが)
(漸く望外に見つけたかつての主の遺児を攻撃する事を瞬間でも迷わない様に後押しをした)

「そうね、クレイトン卿の言う事は実態を見ているわ」
「だからレナ自身がこれ以上周囲を傷つけたくないとどれだけ思えるかに掛かっていると私は思っている」
「万が一敗れれば、レナ自身だけではなく、父祖も故国で守って散った者たちも、今守る人々も全てを蔑ろにする」
「共存を図るという事は向こうに時間を与え、確実な支配を可能にさせるだけ……わかって欲しいわね」

(レナの甘さはクレイトンが指摘するまでもなく、理解していたが)
(もしそうなれば終わりだと確信めいたものがあった)
(敢えて言わないが、レナの魔力を自在に使われれば自分とて敗れるかも知れず)
(下手すれば皆殺しの憂き目もあり得るわけで、そうなればレナが耐えられるとも思えなかった)

「では、昼からさっそくお願いするわ」

(クレイトンの提案に頷くと、すぐ任務に入る事を許可し、判断と決断の速さを垣間見せていた)

はい、わかりました。
役割を決めたなら実行するまで、ですから。
夜はお任せ下さい。

(クレイトンの言葉に反応しながら、任務に集中していく様子を見せる)
(当然クレイトンも集中している事を微塵も疑っていない様子だった)

仲は元から悪くないですよ、レナ様。
楽しくはありませんが、お聞きください。
現状は良く理解されていると思いますが、向こうは常に隙を狙っているとエレナ様を見ています。
ただレナ様には規則正しく寝起きして頂く必要があります。
そこで日中はクレイトン様が、夜は私が護衛に付きます。
早速今からという事になりますが、緊急事態だという事で受け入れて下さい。
私は日中は隣の部屋で休んでいますので。

(苦笑しながら、仲は悪くないと言いながら、任務についての簡単な説明をする)
(もちろん、何かあればクレイトンが気絶させる事や、夜中に自分がレナの魔力消耗を邪魔する事は言わない)
(潜んでいるエレノアが聞いている事を想定してのもので、あくまでも護衛だと言って、マーサには交代のタイミングを計って欲しいと言った)


17 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/08/29(土) 02:08:51
>>16

「そうなのか……。我にはよく分からぬのだが、姫様の母上様がお持ちだった不思議な力も魔力と云うことなのだろうか?
 悪辣な。何が何でも姫様の体を乗っ取る気なのだな」

(元々、国自体が魔法や魔力に関して積極的ではなく、騎士の立場であれば尚更で)
(完全な門外漢ゆえにレナの母親が見せたという、怪我した動物を癒やして治したり)
(枯れ掛けた草花に活力を与えたという伝説も魔力や魔法の類だったのかと尋ねる)
(力の誇示は別にして、優しく繊細なレナを心を弄び、感情を揺さぶることで身体を支配しようとする策の悪辣さを改めて感じて)
(植え付けられた人格に対して隠さずに怒りの表情を浮かべる)

「了解した。姫様の身体には傷が残らぬよう注意しつつ全力を尽くすことを誓わせてもらう」

(レナの身体に一時的な痣程度なら仕方ないが、一生残るような傷は付けずに対処することを約束して)
(事実、それをするだけの技量もクレイトンは有していたが、一つだけ抱いていた不安は)
(今までレナと接した時間が短いがゆえに、もしエレノアが人格を偽って普段のレナのように振る舞ったとき見極められるかどうかだった)

「…………うむ。
 それならば、きっと姫様は大丈夫だと信じている。
 とてもお優しい方だが、責任感もそれに負けぬほど強い方だと聞いている」

(レナの優しさには危惧しつつも、本人に今まで支えて散った者たちの思いや今支えている者の思いを知れば)
(きっとレナが持ちこたえてくれるだろうことは疑っていなくて、クレイトン自身は邸内で剣の鍛錬をする姿や)
(小さい頃は近侍の者と遊んだり姿しか見たことはなかったが、聞いた話が事実であれば身体を奪われることはないと確信していた)

「承知した」

(クレイトンも短く返し、決意の強さを表すように表情を引き締め深く一礼して下がった)

「そうだな。いくら鍛えてはいても、終わりの見えぬ作戦であれば交代で休憩を取るのも重要な役割だ。
 では、夜はソフィア殿にお任せする。魔力を使われたら、俺が出来ることは気絶させる以外は何も出来ぬからな」

(出来ればそうなって欲しくは無かったが、長期戦になる可能性もゼロではなく)
(それであれば休憩を互いに取り合うことも重要な任務と考えていた、頷き握手を求めて手を出して)
(エレノアがレナを乗っ取った時に黙って当身を大人しく食らう筈もなく、闇の中では分が悪いと思っていた)

そうなのですか。わたくしは二人が中が良いのは嬉しいですし、とてもお似合いだと思います。
はい。わかりました。
…………、そういう事であればお任せします。
色々とお二人にはご迷惑をお掛けしますけれど、よろしくお願いしますね。

(二人の姿を交互に見ながら、心から喜んでいて笑みを浮かべて、本人は軽く誂うつもりで似合っていると言ったつもりだったが)
(ある意味的を射ていて、恋愛事に慣れていないクレイトンは顔を赤くして明らかに狼狽してしまう)
(話が核心に入ると笑みは消え真剣な表情で聞き入るが、たまに自身の手に視線を落として)
(何とかエレノアの気配を感じ取ろうと努力していたが、全然感じ取れず表情を曇らす)
(交代のタイミングを任されたマーサも表情を引き締め、「承知いたしました」と短く応えた)

ソフィアさん、もし……もし手に負えないようでしたら、遠慮せず命を奪ってくださいね。ソフィアさんの手に掛かるなら、恨んだりはしませんから。

(昼間は、何度かマーサがレナの部屋を出入りしただけで何も起きず、クレイトンの受持時間は終了して)
(ソフィアが来てから寝る用意が出来たレナが、すぐには横にならず、寝ている間に身体を奪われることに完全に恐れを抱いていて)
(不安そうな表情を見せつつ、もし身体を奪われソフィアが命の危険を感じるようなら殺してほしいとお願いする)

(そして深夜、今夜は魔法陣が現れないものの、蛍が飛んでいるように小さな火球が現れて始めて)
(火球はすぐに消えて無くなるものの、水属性の魔法が中心で、いくつか風属性の魔法しか使わないレナが火属性の魔法を使うことは有りえず)
(エレノアが乗っ取ろうとしつつも、火球がすぐに消えるのは、レナが寝ては居るものの抵抗していることを示していた)


18 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/08/29(土) 02:15:25
>>17
【済みません、睡魔が来ているので凍結をお願います】
【次回ですが、土曜日の22:30から可能です】


19 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/08/29(土) 02:20:37
>>18
【了解しました。夏の疲れも出ている頃ですし、今夜はここで凍結にしましょう】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板でお会いしましょう】

【お疲れさまでした。今夜も充実していて楽しかったです】


20 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/08/29(土) 02:21:37
>>19
【ありがとうございます】
【ではまた22:30に伝言板でお会いしましょう】

【こちらも楽しかったです、それではお先に失礼しますね】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


21 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/08/29(土) 02:23:46
>>20
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


22 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/08/29(土) 22:27:51
【ロールの再開に今夜もスレをお借りします】


23 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/08/29(土) 22:31:12
【スレをお借りします】


>>17
「恐らくはそうでしょうね、ご本人が意識して行使していたのかはわからないけれど」
「そうよ、だからこそこちらも何が何でも排除しなくてはならない」

(レナの母親については故人でもあり、良く分からないのが実際だったが)
(散見される話を聞く限りは魔法を行使していただろうと思っていたし、自覚もあったと考えていた)
(まだしもその人格も被害者であるなら何か手立てを考えた可能性もあったが)
(ここに来て明らかになったのはその邪悪さで、直接害意を向けられた事もその意志を強める因となっていた)

「ええ、頼むわよ」
「人格が変われば雰囲気も変わるわ、レナの雰囲気は真似出来るものではないから」

(レナは所作が洗練されていて見た目も美麗だが、何よりもその内面が出ている事が大きな魅力であって)
(それを真似など出来るわけが無いという確信があり、そう助言を送る)

向こうは休めず、こちらは昼夜を問わねば消耗戦になった所で負けはありません。
後はレナ様次第だと思い、任務を全うしましょう。

(希望のある事だけを言って鼓舞しつつ、緊張感も失わない様に持ち場を明確にする)
(クレイトンの手を握り返すと健闘を誓い合う姿はかつて軍を率いていた面影が見え隠れするようだった)

は、え、お似合い……!?
……ご理解頂けて助かります。
迷惑などではありませんが、この難事を何とかしましょう。

(一瞬、目が泳いだのは肉体関係がある事を指摘された様な気がしたからだったが)
(一旦それを頭から外して、今からの話を伝え、難事を乗り切る為に頑張ろうと声を掛けた)

……馬鹿な事を言わないで下さい。
でも、本当にレナさんが失われるなら、命を奪って私も後を追います。

(クレイトンと交代し、マーサも休む必要がある為、2人だけになるとレナからの願いを聞かされ)
(一旦は拒絶するが、レナが頑張れる限りは必ず何とかすると言い切って、本当にそうしなければならなかったら)
(自分が手を汚し、自らの命で贖うと言って手をギュッと握った)

……これ、は……レナさん、抵抗している……頑張って……!

(すっとベッドサイドに寄るとレナの手を握り、そのままエレナに教わった魔法を起動させる)
(ふわっと風が吹くと糸の様に細い魔力がレナの身体に沈み込んでいく)
(水の魔法には干渉せず、その他の異物を絡め取ろうとする魔法は弱い魔力を束ねて編んだ網の様なもので)
(乗っ取りを掛けるエレノアを捕えようとする試みでもあった)
(魔力で繋がる事で淫蕩な身体になっている事へエレノアが悪影響を与える事もあり得たが、そんな事は今更どうでも良いと思っていた)


>>22
【今夜も宜しくお願いします】


24 : 名無しさん@ピンキー :2020/08/29(土) 23:55:59
>>23

「そうなのか。あれが魔法というものなのか……。
 承知した。我が身で出来る限りのことはさせていただく」

(一度だけ枯れかけた菫が、レナの母親が何かを無言で呟きながら触れているのを見たことが有り)
(不思議なことに菫が元気を取り戻すのを目の当たりにしていて、改めてあれが魔法だったのだと実感する)
(レナの乗っ取りを企む者に対しては決意するのは早く、全力で別人格を排除することに全力を注ぐことを誓う)

「人格が変わる……か。もしマーサ殿が共にいれば、彼女ならはっきりと姫様ともう一人の人格が分かるのだろうか?」

(はっきりと頷き承諾の意思を示したが、若君と接していた時間は限られていてよく知らず)
(エレノアを護衛していた時も、雇った商人の信頼を完全に勝ち得ては居らず)
(どちらかと云うと、エレノアから距離を置き奪還のための襲撃に備え遊撃的に振る舞うことが多くどちらの雰囲気もなんとなくしか分かっておらず)
(もし一緒に居れば、マーサならレナの変化が分かり助けになるか確認しておく)

「乗っ取ろうとする者も、姫様の意識がしっかりとしていて乗っ取りが叶わぬと判断した時は休むのではないか?
 一人より二人の方が有利なのは確かだが……承知した」

(ソフィアが鼓舞するために楽観論を述べているのは承知していたが、主の遺児であるレナことに関わりとあるとすれば)
(クレイトン自身はそこまで楽観的にはなれず、有利ではあるが長期戦も覚悟していて)
(自分が魔法を使えたらと思わぬでもなかったが、存在しないものを言っても意味はなく言葉を飲み込み、力強く鼓舞に応える)

ええ、お二人は剣術も好きなようですし、見ていると気が合うような気もしたのですが……他になにか?
はい、これを乗り切ることが出来たなら、お二人、いえ関わった方全員にわたくしから何かお礼をしないといけませんね。

(レナ自身は二人の肉体関係を指摘したわけではなく、どことなく雰囲気が似ていて似合うだろうと思ったことを口にしただけであったが)
(まだ女性の直感を完全には自分のものとしておらず、それが働いたのかも知れないとは微塵も思っていなかった)
(自ら調理した料理した食事を振る舞うにはレパートリーが少なく、お菓子を作ってお茶会でもと思ったが)
(それではクレイトン卿が甘いものを好きでなかったらと思い、何をしたら良いかと考え込む)

馬鹿なことではありません。そうなりたいとは思いませんけれど、最悪の選択肢については考慮しておく必要はあると思いますけど。
後を追うのは駄目です。これは主としての命令です。
天寿を全うしてから、わたくしのところに来て楽しい話をいっぱい聞かせて下さい。

(皆が支えてくれる以上、ギリギリまでは頑張るつもりではあった)
(しかし、それが出来なかった時のことも想定しておく必要があるのは感じていて、それを真剣な表情で指摘する)
(きっぱりと後を追うといういうソフィアの言葉を拒絶して、もし死後の世界があるのならゆっくり来て)
(ソフィアが楽しいと思ったことを報告するように、したくはなかったが主として命じて手をギュッと握り返す)

小娘……邪魔をするな……もし協力するなら命だけは助けてやろう。

(白目を向き、レナには有り得ない険しい表情と低い声でソフィアに魔力を行使しないように命じるが)
(抵抗するレナの意識に飲み込まれ、苦しげに眉を歪めるレナの表情に戻る)
(しばらくは小さなホタルの光程度の弱い火球が、生まれては消えるのを何度か繰り返したものの)
(今夜は乗っ取らないと判断したのか、ソフィアの魔力の網をすり抜けレナの心のより深いところへと潜んでしまう)

う〜ん、う〜っ、ソフィアさん…………よく寝たはずなのに身体が重いです。

(クレイトンとマーサの時間に変わる少し前、レナが目を醒ますが、昨夜のことは覚えておらず、とても憔悴した表情を浮かべて)
(ソフィアの手に頬擦りすると、安堵したのか横臥したままニコッと人懐っこい笑みを見せる)


25 : 名無しさん@ピンキー :2020/08/29(土) 23:57:18
>>24
『オリヴィア子爵さまの留守居を言い使っております、ミランダと申します。
 数日前、オリヴィアさまより文が館に届きました。
 手紙を読んで頂ければお分かり頂けると思いますが、オリヴィア様は妹のように思われているレナ様を直接お助けすることができない状況下に置かれておいでですので、エレナ様にお渡しするよう指示を承りました。
 是非とも持参いたしました文に目を通していただきたく存じます』

(闇が白み始め、ようやく夜が明ける頃、一匹の馬が一人の女性を乗せて到着して)
(オリヴィアの共で旅をしている双子の姉であるミカエラの代理として一人の少女が、息を切らせながらエレナに対して面会を必死に熱望していた)
(エレナに面会が叶うと少女はオリヴィアの手紙を手渡す)
(内容は野暮用〈真実はとある国でスパイ容疑を掛けられお伴と共に監視中、ただしそれは書いてない〉で動きが取れないこと)
(レナの事情を風の噂で聞き、もし役に立つのならと筆を執り、憑依した人格を排除するための離魂薬のレシピが書かれていた)

【お待たせしました、今夜もよろしくお願いします】

【長くなったので分割しました。薬を使う使わないはエレナの選択次第ですし、効く効かないは成り行きでお願いします】


26 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/08/30(日) 01:18:34
>>24
「そうよ、何をしたのかは知らないけれど、活力を与えたりするのも魔法の一種」
「ええ、期待しているわ」

(恐らく明確に知られない程度の奇跡を起こしたなら、花を蘇らせるくらいだろうと思いながら言って)
(それは置いてもクレイトンの技量には期待している事を明確に伝えた)

「マーサならわかるでしょうし、護衛と言えど会話はしておきなさい」
「正直、天使と悪魔ほど違うからよほどでも無ければわかると思うわ」

(ある意味ぽわぽわした雰囲気を持つレナに比して、エレノアはまったく違っていて)
(鈍感か感度が無いのでなければわかるだろうが、マーサならすぐに気付くと伝える)
(純粋な戦闘力はともかく、侍女としてのマーサは優秀で、そうした特徴はすでにわかっていると確信していた)

いえ、レナ様の意識がはっきりしているからと言って休んでしまえばそれこそ埋没して消えてしまいます。
ですから、レナ様が起きている間も隙を狙っているでしょうし、寝ている間は活発に動くという事です。
実際に明確に姿を見せたのは昨日からという事を考えると向こうも思う程に優位を保てない可能性も高いのです。

(クレイトンの懸念については当然想定していたが、もしそうだとしてもレナが起きれば寝ていて、逆になる程は単純では無いと見ていて)
(別人格というよりは寄生しているだけなのでレナの動向とは別にエレノアの論理とタイミングで動いているだろうと考えていた)
(そうであれば隙を探し続けなければならず、消耗戦は双方にも言えると考えている事を伝えて大きく頷いた)

確かに剣は好きですが、クレイトン卿はとてもお強いのでその域まで早く辿り着きたいと思っています。
私にはお気遣いなく、と言いたいですが、クレイトン卿やマーサさんにはやらないといけませんね。

(すぐに切り替えた話をする辺りはソフィアも女性というところで、剣の話にすり替えてしまって)
(礼なんて要らないとは思うが、自分ではなくクレイトンやマーサにならやるべきだと言ってレナに同意して、一緒に用意しましょうと伝えた)

この場合は最悪は考えません、それは隙を与えますから。
……っ!?わかり、ました……そんなのは、酷いです……だから、絶対に負けさせません、私が。

(勝つ事を考えて足元をすくわれるのは駄目だが、今はそれだけを考えるべきだと主張して)
(主として、という言葉には強制力があるのか一瞬言葉を失うが、それでも必ず負けさせないと言って握って来た手を強く掴んだ)

レナ様が戦っているのに私が戦わない訳が無いでしょう。
潜っていく……逃げた……。
……っ!?これは……そうか、わかった……。

(エレノアの言葉を聞くとレナの手を握って魔力行使に集中していくが、魔力の網を抜けて消えて行くのを感じると)
(レナの表情が変わり、エレノアがこの場は逃げて潜んだと感じ取るが、そのまま魔力の網を張り巡らせる事は続けていて)
(途中で何かを掴んだのか、口元には淡い笑みが浮かんでいた)

魔力を使っていましたから、でもレナさんもそれをさせまいとしていました。
それでお疲れなのです。
少しだけですが、私の力を受け取って下さい。

(簡単に説明すると今残っているソフィアの魔力を微量とはいえ、レナに注いで少しでも活力を戻そうとしていた)


「オリヴィアの……?」
「なるほど、下手に動きすぎて身動き取れないのでしょうね」
「これは薬のレシピね、大儀でしたミランダ」

(オリヴィアからの使者がもたらした手紙をその前で読むと良くもまぁ、ここまで掴んだものだと感心するが)
(緘口令を出している案件なので、誰が伝えたのかを想定しながらリーザを呼ぶとレシピの内容についての準備を指示して)
(ミランダの労をねぎらうとこの薬次第で決まると内心思っていた)


【了解です、今は取り敢えずすべての手段を行使する感じです】


27 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/08/30(日) 02:33:34
>>26

「了解した。
 それほど違うなら姫様をあまり知らなくとも、きっと見分けられると思う。忝ない」

(女性との気の利いた会話は苦手で、姫様やマーサとどんな話をしたものかと思っていたが)
(姫とエレノアを見分けるためと腹を括り承知するが、二人の雰囲気がそれほど違うなら自分にも分かるだろうと自信を得たが)
(クレイトンの記憶の中のエレノアはいつもぼんやりしていて、そんなに違うのだろうかと不思議に思っていた)

「姫様が起きている間も隙きを狙い身体を奪おうとしていると……。
 そこまでして姫様の身体を奪うことに執着するとは。
 確かに姫様がお休みの間は、姫様の意識も休むのだろうし相手にとっては願ったり叶ったりなのだろうな。
 あまり悠長に構えていると、相手も消えてしまう可能性もあるということか?」

(エレノアがそこまでしてレナの身体を奪うことに執着している事実に、意思の強さと異様さを覚えていて)
(何かを成すために姫様の身体は、そんなに都合が良いのだろうかと僅かに疑問を覚えていた)
(エレノア自身が急に仕掛けてきたと聞き、相手にも余裕がないことを感じつつ、どちらにしても姫様次第なのだと再認識していた)

クスッ、ソフィアさんが早くその領域に達することができるよう応援させて頂きますね。
はい、その時はよろしくお願いしますね。どこか借りて盛大なパーティーをしても良いですね。

(クレイトンが父親の近侍衆の中でも強いことも、剣に関して妥協しないことも知っていて)
(それも含めてソフィアも似てると思うと、本当にそっくりと大声を出して笑ってしまいそうなほど愉快で、ニコニコと久々に明るい笑顔を浮かべる)
(一緒にという申し出に嬉しそうに頷き、どこか腕のいいシェフが居る料理屋を借りて関わった人をすべて呼ぶのも良いなと思いつつ)
(こうしていることがエレノアを抑えるきっかけになれば良いと思っていた)

でも……分かりました。
酷くはないです。わたくしが安らかに眠るためにのもそうしてください。
そして出来れば、わたくしのしたかったことのいくつかをして頂けると嬉しいです。

(最悪を考えておく必要はあると思っていたが、ソフィアの主張を受け入れて小さく頷く)
(優しい瞳でソフィアを見つめると、自分の代わりに祖国へ行って墓参だけはしてほしいと耳打ちして)
(負けないようにするということばに、耳打ちした格好のまま「期待しています」と伝える)

そなたは犬か……忌々しい。

(憎々しげな表情を浮かべ魔力を強めようとする気配はするものの、レナの抵抗が強いのかままならず余計怒りの表情を浮かべて)
(今は勝ち目がもなく、主導権を取れないと悟り、エレノアの気配は表面上消えていく)

ありがとうございます。

(まだいつもの起き抜けの悪さでぼんやりとしていたが、今日は昨日のようなことはなく意識の混濁はなく、ただ眠そうに口を隠して欠伸をして)
(から何注ぎ込まれたソフィアの魔力を感じて、優しく暖かな感じに嬉しそうに微笑む)

「おはようございます。レナ様、ソフィアさん。
 これをお飲み下さい。私の実家に伝わる疲労回復の妙薬です」

(少ししてマーサが入ってくると、洗面器や洗顔用の水と合わせて二つのグラスを持ってきていてレナとソフィアに手渡す)
(匂いは野菜ジュースのようであったが、色は濃い紫色でとても美味しそうには見えなかった)

これを飲むのですか? ソフィアさん、お先にどうぞ。
…………分かりました。んくぅ、んくぅ……味は兎も角、身体には良さそうですね。

(一瞬躊躇い、ソフィアに先に飲ませようとじっと見て告げるが、マーサにご一緒にと言われて)
(意を決して飲むが微妙に苦辛く、少し引き攣った笑みを浮かべつつマーサに感想を云いつつ礼を述べる)


『その辺のことは私にも分かりかねます。
 いえ、こちらこそ朝早くから失礼いたしました。それでは御暇させていただきます』

(オリヴィアへの連絡はミランダも一役噛んでいたが、なぜすぐに動けないのかはまでは知らなかった)
(オリヴィアはレナが攫われたこと、ソフィアがレナを追いかけて娼館をでたこと、どうやらレナの身柄を取り戻したことなどは)
(娼館にまだ残っている元オリヴィア付きの侍女からのリークや、なにやら国境の街で騒ぎが合ったらしいことを知り合いの商人から情報を得ていた)
(その情報源はミランダも知ってはいたが、主のためにエレナの言う気はなく、そのまま一礼して退くと)
(一休みしてからすぐに都に戻っていった)
(オリヴィアのレシピは大体が何とか手に入るものであったが、一つだけマーサの祖国特産の薬草が紛れ込んでいた)

【よるも遅いですし本日はここまでで凍結でお願いします】
【次回は金曜日の22:30で大丈夫でしょうか?】


28 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/08/30(日) 02:38:36
>>27
【凍結了解しました】
【次回、金曜日の22:30からで大丈夫です】
【2日間楽しかったです、お疲れさまでした】
【お先に失礼しますね、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


29 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/08/30(日) 02:41:00
>>28
【ありがとうございます】
【では、また4日の金曜日22:30に伝言板でお会いしましょう】
【こちらこそ二日間楽しかったです。遅くまでお疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


30 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/03(木) 23:15:07

【マーサがレナやソフィアに飲ませて疲労回復の妙薬に使った薬草と離魂剤に使う薬草は同一の物です】
【マーサの祖国では滋養強壮薬として古くから使われていて、以前は生産量の半分ほどを近隣の国にも輸出していました】
【ただ、今は魔法王国が、薬草に特殊な菌を植え付けて発酵させて薬として使うと魔力を増強したり】
【魔力を使える持続時間を伸ばす事が出来るのを発見してから買い占めに走り、今は他国ではほとんど手に入らない品になってます】
【マーサの国は魔法には疎いので、なぜ急に高く大量に買ってくれるようになったのか分からぬまま、なるべく多くの量を魔法王国へ輸出してます】
【マーサの実家では自家消費用にある程度の量を栽培していて、他国へ仕事に出るに当たりマーサも当然のように滋養強壮薬として持って来ています】

【遅くなり申し訳ありませんが、よろしくお願いします】

【スレをお借りしました。お返しします】


31 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/04(金) 22:32:02
【ロールの再開にスレをお借りします】


32 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/04(金) 22:34:55
【スレをお借りします】

>>27
「ええ、そこは気にしなくても良いと思うわ」

(論より証拠とも思ったが、見なくても済むならそれに越した事は無いと内心思っていて)
(そうは言ってもそれを目の当たりにした時は衝撃だった事も思い返していた)

「どういう経緯で生じた存在かわかりませんが、生まれた目的がそれなら理解出来ます」
「元より女性の扱いや立場はあの王族を見ればわかる国ですし……」
「仰る通りです、ですから向こうも余裕は無いと思います」

(魔法王国の王族を思い出しながら、そういう国が生み出した存在なら色々な可能性が考えられて)
(同時に自らが受けた扱いがよぎって微かに疼くのを感じながら、話を任務についてに戻して)
(余裕の無さを衝けば勝機はあるはずだと言い切った)

ありがとうございます。
はい、戻ったら色々考えましょう。

(その域に達しえるだろうか、と思いながらも礼を返し)
(そうした祝い事も無事に戻ってこそ、と言外にそれを込めて伝えた)

……お願いしますね、勝てますから。
それは……はい。

(言葉少なく返すものの、正直救えずに手に掛けた身で墓参するとかどんな顔で行けば良いのかと思って)
(それ以上にレナは見落としているが、自身の身分から考えてもそんな事が自由に出来るとは思えなかった)

犬で結構、私が犬ならあなたはヤドリギ?

(敢えて挑発に乗るのはレナへと向ける意識をこちらに向けさせる事でより力を削ぐ為だったが)
(そのまま気配が後退していくのを感じながら、ここまでの敵愾心はどこから来るのかと考えていた)

いえ、寝ている間、レナさんが戦っていたのがわかりました。
眠いのは仕方ありませんが、夜まで辛抱して下さい。

(力を注ぎながら、今寝ると思う壺だと言って何とか眠らない様にと伝える)
(精神力の消耗はあっても体力的には大丈夫だろうという読みもあった)

おはようございます、マーサさん。
疲労回復ですか?ありがとうございます。

(マーサが入って来ると立ち上がって一礼するとグラスに入ったものを見て、薬効のあるものかと当たりをつけていた)

それではいただきます……んっ、んく……っ。
薬効がある感じがしますね、ありがとうございます。
クレイトン卿が来られたら交代しますが、それまではもう少し力を注ぎますね。

(先に飲ませようとするレナに苦笑しながら飲もうとすると一緒にという言葉でほぼ同時に口を付けて飲み干していく)
(美味しいとは思わなかったが、なるほど滋養に良さそうという感想を口にしてレナの手を取ると再度力を注いでいった)


「そう、では帰路は気を付けなさい」

(マークされている主人の下から急報に来た事を労いながら、戻る際は周辺に気を付ける様にだけ助言する)
(それは立ち居振る舞いも含まれるという事はオリヴィアが使っている者なら理解できると確信していた)

「ライラ、ミランダを付けさせなさい」
「しかし、レシピは良いけれど、用法が書かれていなかったわね……この当たりは相変わらずかしら」

(ライラを呼ぶと諜報員に後を追わせる様に伝えると再度手紙の内容を反芻するが)
(用法が書かれていない事に嘆息しながら、蔵書にあったかを思い出していた)
(その頃、リーザは一種類だけこの辺りには無い薬草がある事に気づいて頭を抱えていた)

「……う〜ん、どこにも在庫が無いなんて……」

(思案した上で自分たちが知らない事を知っている可能性を持つ、クレイトンとマーサがいる日中を狙ってレナの部屋を訪れ、ノックをしていた)


>>30-31
【本日もよろしくお願いします】
【補足も確認して取り入れてみました】


33 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/04(金) 23:46:56
>>32

「経緯か……。俺には難しいことはよく分からないが……。
 思ったのだが、姫様に植え付けられた人格は誰かのコピーってことはないのだろうか?
 この国の中枢にいる誰かを狙って、姫様を利用しているとか……。
 相手も余裕が無いのなら、人数の居るこちらが少しだけ有利かもしれぬな」

(レナに植え付けられた人格が生まれた経緯は分からないし、考えても分からないだろうと思っていたが)
(ふと頭に過ぎったことを口にしてしまう。どこの国かはクレイトンには分からなかったが)
(この国と敵対する国の誰かが、この国の重要な人物を害するために、容姿と性格が良く警戒を生み難い姫を利用しているのではないかと)
(ただ、こんなに早くに植え付けられた人格が姿を表すのは、相手にとっても想定外で)
(人数も含めて少しだけ相手より余裕がありそうな分、こちらが有利で何とかなりそうなことにはソフィアに同意する)

どうせなら、派手にパーッとやりましょう。
多少のお金の蓄えはある筈ですし。

(招待する相手もソフィアも、自分も楽しむことだけを今は考えていて)
(ワクワクしながら、稼いだお金の残高はよく知らず、それでも贅沢しても何とかなるだろうと思っていた)

勝てますか? ソフィアさんがそこまで言い切るなら信じます。
万が一のことですから。もし危機を脱する事が出来れば、いつか二人で行きましょう。
きっと、話を聞いただけですけど、わたくしが居た頃よりもっといい所になっている筈ですよ。

(ソフィアの言葉に念を押すように表情を伺いながら、すぐに笑みを浮かべて頷いて任せること告げる)
(墓参はいつかはしたいと思っていて、すぐには無理でも何年か何十年か経って許しが出たら一緒に行こうと誘う)
(自分の見落としについては最後まで気づかず、仕事で相手した商人や戻って来たある程度地位のある武人から聞いた祖国のことを思い出し)
(自分が理想としていた、活気のある素晴らしい国の姿を思い浮かべていた)

…………フフッ。

(憑依しているエレノアは皮肉った笑みを浮かべると、言い返さずレナの深くへ潜っていった)

戦って……ですか? ふぁぁっ。
はい……何とか頑張ってみます。

(話している間にも何回も欠伸をして、気を緩めればそのまま二度寝をしてしまいそうな勢で)
(目を擦り何とか目を開こうとしているものの、トロリとした微睡んでいるような表情になる)

「色々と話しを聞いていて、私に協力できることは今はこれくらいですから。
 体力を落とさないことが重要ですから一気にどうぞ。途中で止めると辛くなるかもしれませんし」

(魔法は完全に門外漢で、昼間はクレイトン卿の補佐と色々と侍女としての働きもあり)
〈朝、薬湯を作りながら自分でも軽く飲んでいて、味が良くないことは重々承知していて意味深な笑みを浮かべる)

「飽くまで薬湯みたいなものですから。
 それは駄目です、レナ様。却って蜂蜜なんか加えたらどんな味になるか分かりませんよ」

(レナとソフィアの表情を見ながら朗らかに笑って、味が良くないのはマーサには完全に想定済みで)
(レナがもし翌日も作るのであれば、たっぷりと蜂蜜を入れて欲しいとの要望に)
(マーサも経験がなく、どんな味になるか、下手をすれば苦味が強調され兼ねない気もして優しい笑みを浮かべつつも、きっぱりと断る)
(ソフィアがレナに魔力を注ぐのを、マーサは興味深そうにじっと見つめていた)


『はい、ありがとう存じます。それでは失礼致します』

(忠告に表情一つ変えず一礼して部屋を出ると馬に跨り、周りに注意を払いながらも先を急ぐ)
(途中でどこから飛んできたのか分からないが腕を出すと鷹が腕に止まり)
(労をねぎらい餌を与えると肩に乗せたまま、取り敢えず都の方向へと帰っていった)
(結局はオリヴィアの都にある館に戻ったが、しばらくすると肩に乗せていた鷹が脚に文を付けて館から何処かへと舞い飛び去っていった)

「リーザさん、レナ様に何か御用ですか?」

(ノックで扉を開いたマーサは、クレイトン卿や自分を目的にリーザが訪れたとは知らず出迎えて)
(直前までマーサはレナと綾取りをして遊んでいて、それを一時的にクレイトンに預けていたが、その絵面は少々滑稽でも有り)
(クレイトンは頬を赤く染めて固まっていた)

リーザさんも混ざっていきますか?

(眠気を払うためとは云え、レナの居るこの空間だけは別世界のように穏やかな空気が流れていた)

【こちらこそ、よろしくお願いします。補足を汲んで頂きありがとうございます】
【離魂剤を使う前に一度エレノアにレナを乗っ取らせるのも良いかなと考えています】


34 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/05(土) 00:56:44
>>33
……誰かの?そこまではわかりませんね。
本人にその自覚があるかどうかもわかりませんし。
ただ、そういう意図はあると思います。

(誰かの人格である可能性はあるとは思うが、知らない相手だけにそれが実際かどうかはわからず)
(そうだとして本人が自身が誰かのコピーであるという事を認められるのかという事も疑問だった)
(ただ、レナを乗っ取る事で要人を害する目的は確実にあるというところは同意していた)

派手にといっても限度はあると思いますが。
そこは心配ないと思います。

(少しだけ釘を刺しておくのはあくまで娼館内の事に止めた方が良いという事と)
(不在の間に勢力図も変化しているはずで、変に刺激しない方が良いという事の両方があった)
(ただ、何をやるにも十分な貯蓄はあるはずで、そこは同意する)

はい、勿論です。
そうですね、ふたりで伺いましょう。
だとすると素晴らしい事ですね。

(一切の揺らぎなく勝てると返答し、言い切ってしまう)
(これは実際に勝てるはずという計算もあり、エレナの策への信頼でもあった)
(ふたりで行く件は断る理由もなく同意して、良い所になっているというレナの言葉も否定する理由も無いので笑顔を見せた)

……安い挑発を仕掛ける割には冷静ね。

(気配を感じなくなると微かにつぶやく様に言うのはこうした事に特化した何かでは、という思いがあったからで)
(万が一、一時的にでもレナが支配されたなら、今の挑発への代償を支払わすタイプだろうと考えていた)

ええ、何とか頑張ってください。

(元々寝起きが悪いので余計に厄介な事になると感じながらも)
(眠らせない様に身体を揺すったりしながら、自身の魔力を注いでいた)

いえ、助かりました、しばし時間を置けば力が出そうですよ。

(ソフィア自身はさほど苦にせずに飲み干して、そこに含まれる滋養を感じるが、味は考慮されておらず苦笑を浮かべる)

薬にしても中々の味だとは思いますが、でも効き目は素晴らしいですね。
味わったりせずにまず飲み干してから味を感じるくらいに一気に飲むのが良いですよ。

(笑うマーサに苦笑のまま流石に味は悪いと言いつつも、力は戻っている実感に助かると感謝の気持ちが強かった)
(レナが色々要望しているのを聞きながら、何も考えずに一気に飲むのが一番だと助言していた)

「ええ、レナというよりはマーサとクレイトン卿にね」
「こういう薬なんだけれど、聞いた事や買ったり、みたりした市場があれば知りたいのよ」

(あやとりを手にしたクレイトンを見て、あまり見てやらない様にしようと思いながら)
(マーサに目録の写しを見せて薬の原料を探していると伝える)

「昔はよくやったけれど、今は忙しいからダメね」

(実際、元村娘とは思えない程にテキパキと働くリーザだったが、エレナの頼み事や代理も多くなっていて)
(この薬は重要案件だと思っていたので自分で聞きに来たが、そうでなければ他の人間を派遣していたくらいには多忙だった)


【なるほど、マーサの実家に取りにいかざるをえず、時間的なところで、ですね】


35 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/05(土) 02:13:38
>>34

そうですね。でも、美味しいものをいっぱい取り寄せて……。
あっ、一日だけのことですから、太るなんて言わないでくださいね。
それなら安心です。

(娼館内に留めておくことには同意して頷き、シェフを呼ぶか買って来て集めるかは別にして)
(色々と美味しい食べ物を思い浮かべながら言うが、少し前に太ったと言われたことを思い出し気にして)
(毎日贅沢をする訳でないから小言は言わないようにお願いして、金銭的余裕があることに嬉しそうに頷く〉

そうしたら、まずお墓参りをして、次にソフィアさんにわたくしの育った館を見てもらって……。
そうそう、昔行った美味しいケーキを出すお店にも行って……。
う〜ん、行きたい所がいっぱいあって何日か掛かりそうですね。
ええ。それも確かめて見たいのです。やはり民の幸せは大切なことですから。

(色々とプランがレナの中で沸き上がって、考えているだけで楽しい気分になり笑顔を見せて)
(自分が生まれたという別荘へも行ってと考えていたが、とても一日で回れるはずもなく)
(少し冷静さを取り戻し何日貰えるだろうかと考えてみる)
(実際は自分の行きたい所を見るだけでなく、かつては主流派の大貴族に搾取されていた民の生活を視察したい狙いもあり)
(珍しく支配階級だった者らしい表情を垣間見せた)


大丈夫で……すよ。起きたばかりで……寝たりなんて……しませんから。
本当に……大丈夫ですから。

(大丈夫と云いつつ、瞼はだんだん重くなり、答えも跡切れ跡切れになりながら)
(身体を揺らされれば目を開くものの、すぐにまた閉じかけて揺らされると開くのを繰り返し)
(夢を見ているような表情で大丈夫と云いつつ、魔力を受け取っている間に)
(レナの意思とは関係なく、少しでも多くの魔力を吸い取ろうとしている気配が若干混ざり始める)
(ただ、同時に少しずつレナも覚醒し始めていて、エレノアが現れてくるかは微妙な感じではあった)

「それなら良かったです。効き方には個人差もありますから、レナ様には少し時間が掛かるかもしれませんね」

(即効で効くかどうかは、それぞれの疲労の具合や元からの体力の有無も関係があると告げて)
(ソフィアの場合にはすぐに効きそうだが、眠たそうにしているレナが薬効を自覚できるには時間が掛かりそうと思っていた)

「私は小さな頃から病み上がりとか疲れた時に良く飲まされていて、味には慣れてますからなんとも思いませんけど。
 もう効いてきましたか? ソフィアさんは体力がお有りなんですね。やっぱり」

(味に関してはもう慣れてそれが当たり前になっていて、悪いとも思っていなかったが)
(飲み慣れていないとそうかもなと別に嫌な顔をせずに応えて、実感を見せるソフィアとまだぼんやりとしているように見えるレナに)
(体力差が効き目に如実に現れているなと思い、レナが自覚できるのは今夜寝る前かもと思っても居た〉

味わったりしなくても、味は分かりますし……一気に飲むのは……。

(味わって飲んだわけではないと言い訳しつつ、匂いと味で一気に飲むのは辛いことを指摘すれば)
(明らかに自覚はなくとも効いてきたのか、れながはっきりと覚醒してきたのが周りにも分かるようになっていた)

「何の薬ですか? 私、見たことも聞いたこともない物もありますけど、これなら手持ちがありますよ。
 今少し前にレナ様とソフィアさんに煎じた物を飲んでいただきましたし。
 最近、手に入りにくいんですよね、これ。最近は何処かの国が買い占めているらしいですから。
 でも、私の実家に行けばかなり蓄えを持っている筈ですけど……」

〈マーサの持ってきた目録を覗き込めば、今まで祖国では聞いたこともない品物の名前も並んでいて首を傾げるが)
(その中によく知った、先程も使ったばかりの薬草の名前を見つけて、旅のお供にまだ持っているとはっきり告げて〉
(使う量が分からず足りるだろうかと心配しつつ、最近の入手の難しさを何気なく喋り)
(必要であれば、家族皆が毎日飲んでも数年分は持つ程度の蓄えがあると告げる)
(その向こうではクレイトンが咳払いをしつつ、レナが綾取りをしよう指を伸ばしていた)

そうですか? では、今度忙しくない時に。

(今のレナは体力を保って、身体を奪われないようにする以外にあまりすることはなく、リーザとは対称的にかなり暇を持て余していた)

【今夜はここまでにしておきますか?】


36 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/05(土) 02:15:05
>>35
【そうですね、ここで凍結をお願いします】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


37 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/05(土) 02:20:14
>>36
【ありがとうございます。では、今夜はここまでにしましょう】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です】
【また伝言板で待ち合わせましょう】
【お疲れさまでした】


38 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/05(土) 02:21:49
>>37
【では、22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


39 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/05(土) 02:25:13
>>38
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


40 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/05(土) 22:25:56
【ロールの再開にスレをお借りします】


41 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/05(土) 22:34:10
【スレをお借りします】

>>35
ええ、良いですね、美味しいものは楽しみです。
そういう事は言いませんけど、前後はしっかり節制しないとですよ。

(料理を取り寄せたり、シェフを呼ぶ事は同意しながら)
(太るなどは言わないが、前後は節制の必要がある、と冗談めかして笑った)

色々見る所がありそうですし、栄華を極めていた所ですから、楽しみですね。
それこそ一ヶ月くらい滞在したい感じです。
なるほど、それは良い事です、直接確かめたいですしね。

(実際、レナの故国については豊かな街という印象があって、行くのは純粋に楽しみだった)
(もっともそれもレナと行くことが前提ではあったが、今はそれしか考えていなかった)


大丈夫では無さそうだから、お声掛けをしています。
……私の魔力すら得ようとしている……?
でもレナさんにも渡ってる……。

(冷静さを保ったまま声を掛け続けているが、違和感の中にエレノアの気配を感じ取る)
(しかしレナ自身の覚醒もある様子を見て取ると状況を見極めようとしていた)

個人差は確かにあるでしょうね。
レナ様はむしろ今の味が良かったかも知れません。

(自分が美味しくないと感じるならレナはかなり難渋しているはずで、それだと覚醒の助けになるのでは、と思っていた)

マーサさんの国では有り触れた薬草なのですね。
単純な体力だと私はそれなりにありますから。

(薬草の事はあまり知らないものだったが、マーサの国では有り触れているのだろうと感じて)
(体力については元々の基礎があるので、そこは自身がありそうに語っていた)

なるほど、でも良く効きますね、お目覚めになった様子ですから。

(レナの言い分は完全に放置しながら、薬効の確かさと効果を口にして笑うが)
(内心、素晴らしい効き目だと舌を巻いていた)

「他のはあるのよ……手持ちが、どれくらいかしら?」
「この分量はある?買占めされているの……そう」

(目録の中でマーサが指したものがズバリで、それ以外はあるからどれくらいの分量があるのかを問い掛け)
(目録中の数量分あるかを問い掛けながら、手持ちが無いなら取りに戻ってもらわないといけないと考えていた)

「ええ、また今度ね」

(暇なんだろうな、と思いながらも忙しさは娼館に居た時の比ではなく、それを厭うわけではないものの)
(休みが欲しいと内心思わないでも無かった)


>>40
【では今夜も宜しくお願いします】


42 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/05(土) 23:41:11
>>41

う〜っ、そればっかり。ソフィアさんの意地悪!

(楽しいことを考えている時に、前後の節制のことを持ち出されて、楽しい気分が削がれてしまって)
(恨めしそうに見つめて拗ねてみせるが、元々レナはそう太り易い体質ではなく)
(攫われてからの偏食とストレス、運動不足が重なっていただけで、レナが自意識を取り戻してから少しずつ元に戻り始めていたが)
(ただ一箇所胸だけはまた少し大きくなったようで、今までの服のサイズでは少し窮屈そうになっていた)

きっと、ソフィアさんにも楽しんで頂けると思います。
戦で壊されたりしていなければ、歴史的にかなり古い建物や彫像、美術品もありますし、確かに最低ひと月はゆっくりと滞在したいですね。
わたくしもそうして頂きたいと思っています。

(食事だけでなく、古の戦で使われた武器を展示してある宝物庫も無傷ならある筈でソフィアにも楽しめるだろうと思っていて)
(どれだけ古美術や古い教会や城に興味があるかも分からなかったが、文化遺産はかなり多く残っていた)
(口でいくら言っても分からない部分はある筈で、百聞は一見にしかずで自分の目で見て欲しかった)


……大丈夫っていったら…………大丈……夫ですから。
…………何が……ですか? 
んんっ……、くっ、くっ……はぁ〜っ。

(大丈夫と何度も云いつつも眠たそうでも有り、時々眉を歪めて力を奪おうとしているエレノアと戦っている風でも有り)
(苦痛に顔を歪めてから、少しして穏やかな表情が戻ってきて、取り敢えず今はエレノアを押さえ込みに成功した雰囲気を漂わす)

「体力のあまりない方には効くまでどうしても時間が掛かりますから。
 そのようですね」

(すぐに効いてきたらしいソフィアと、まだ舌に残った味に渋い顔をしているレナを見比べて苦笑して)
(それでもはっきりと覚醒しつつあるレナを見て、ソフィアに同意して頷く))

「私の小さい頃には道端にも生えてましたよ。
 遊び疲れたときなんか、道端に生えている薬草の実をとってたべたりもしましたから。
 実は中がちょっとゼリーに似ていて甘くて美味しいんですけど、薬効はあまり……いえほとんど無くて。
 根っこや茎に滋養強壮成分が多いんですけど、味は今飲んでいただいた通りで
 戦場に立った事がある方と傅かれた生活が当たり前の方では鍛え方も当然違いますからね」

(マーサが小さい頃は至る所に自生していた植物で、昔は好きに取っていたことを懐かしそうに話して)
(植物の不思議な性質を話しつつ、高額で売れるようになってからは自生してものは取り尽くされて)
(今は管理された畑での栽培がほとんどになっていることを教えて)
(ソフィアとレナの回復力の違いは、元々の身体の強さもあるが、鍛え方の差の方が大きい気がしていた)

「ですね。用意した甲斐がありました」

味には再考の余地が絶対あります。薬効を損なわずに飲みやすくする手はきっとある筈ですから。

(レナが覚醒したのがはっきり分かるようになると、安堵の笑みを浮かべる)
(まだレナは舌に残った味に苦戦しているのか、水を自らコップに注いで飲み終えると、味についてまだ拘っていた)

「結構使いますね? こんなに使ったらしばらく夜寝られなくなってしまいますよ。
 う〜ん、ギリギリあると云いたいところですけど、今も使いましたし……。
 エレノア様としてレナ様をお世話している時に、私が倒れる訳には行きませんでしたから使ってしまった分もありますから。
 少し足りないのではないかと……」

(使う量を見てその多さに驚きながら、そんなにいっぺんに使用したら滋養が付き過ぎて却って寝られなくなることを指摘するが)
(オリヴィアのレシピは滋養強壮とは別の離魂効果を強めるためであり、薬草を叩き潰し香油で成分を抽出するために大量に必要としていた)
(マーサは残りを慎重に計算しつつ、エレノアを守っていた時には、夜の物音でも警戒していて)
(彼女自身体力的負担がかなりあり、薬湯で乗り切っていたことを告げて頭を下げる」

そうですか? 残念。
クレイトン卿、手は動かさないでくださいね。

(あまり疲れる事は出来ず、剣舞の鍛錬も軽くしか許されていないので完全に暇を持て余していて)
(クレイトンに手を動かさないように指示すると、細く白い指を器用に動かし複雑な形にして糸を自分の手に取手マーサの話が終わるのを待っていた)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


43 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/06(日) 00:27:29

>>42
私の仕事でもありますから。

(拗ねているレナに澄ました顔で答えるが、これは娼館の侍女としては実際の事で)
(もっとも体力が戻って来れば十分クリア出来るはずで、早く日常に戻る必要性を考えていた)
(胸が大きくなっている事は何となく気付いているものの、ドレスのサイズなどもあって)
(後から考えようと思っていた)

古い建物、確かに歴史もありますし、やはり見る所は多そうですね。
もうちょっと長くても良い気がしてきました。

(一応は王侯階級出身だけにそうした事も嗜んではいて、興味も応分にある様子で)
(一ヶ月じゃ足りないかも知れないといって笑った)


レナさんの大丈夫は当てに出来ませんよ……。
……いえ、何も……何とかなった様ですね。

(寝起きの悪さで意識が曖昧になる性向がある事とそれを魔力消費でより強く出させて)
(それを衝くという考えなのか、このタイミングが一番攻勢を掛けている印象があったが)
(今日は何とか抑え込んだ様子にホッと息をついた)

薬効の程が気になりますが、レナ様が目覚められるようで、それは本当に良かったです。

(自分の体力については置いても、レナに効果があるのが一番で、安堵の表情を浮かべていた)

道端に?それは凄いですね。
実を……なるほど、種を育てる栄養とは違った方向の滋養があるのかも知れません。

(想像もつかないが、なるほど普通の栄養とは違うのだと思い至り、感心した表情を浮かべる)
(そんな薬草をわざわざ畑で育てている事に引っ掛かりを感じていたが)
(体力については違って当たり前なので、頷くに止めておいた)

味は後で考えましょう、何より自生する土地の人が仰る事は大切にしないと。
色々試した結果がこれだと思いますよ。

(蜂蜜を入れたからといって、そういう味になるならマーサもやっているはずで)
(この薬草を使用してきた人々の言う事に従った方が良いと助言する)


「全てを中に入れるのでは無いみたいだけれど、足りないか……」
「今さっき聞いたけれど、レナの目覚めにも有用だったらしいし、イチかバチかで使用する訳にはいかないわね」
「申し訳無いけど、護衛と馬を用意するから実家まで取りに行ってもらえないかしら?」
「代金については護衛に持たせるから、ただとは当然言わないわ」

(少し考えながら、情報を整理し、イチかバチかの勝負に出るのは悪手だと判断する)
(そこでマーサに取りに戻ってもらい、その間はここにある薬草を用いて時間を稼ぐしかないと結論付けていた)


44 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/06(日) 01:26:39
>>43

ええ。本当にゆっくり見て回るならひと月では足りない筈ですけれど。
あとは本当に行けたとして、どれくらいの期間許されるのかもありますものね。

(ソフィアが興味を持ってくれていることに素直に喜び、案内したい所を全てゆっくりと見て回るならひと月以上は掛かることに同意して)
(今すぐではなくてもレナは行く気満々で、休みをどれだけ貰えるだろうかと真剣に考えたいた)


……信用ないんですね。大丈夫と言ったら本当に大丈夫なんですよ。今までだって……。
わたくしの身体はわたくしの物ですから、易々と乗っ取られたりしませんから。

(嘘なしする仕草を見せて肩を落として、大丈夫なことを強調して過去の事を例示しようと思うが)
(自分でも寝起きには自信がなくて、思い出せは大丈夫じゃない気もして、段々声が消え入ってしまっていた)

「そうですね。今はそれが一番重要ですから」

(レナがしっかり覚醒したのを見てマーサも安堵するが、当の本人はまだ少し眠たそうで欠伸をしたり)
(身体を完全に覚醒しようとして、手を上に突き上げてストレッチをしたりマイペースで動いていた)

「ええ、本当に昔は珍しい草じゃなくて、高く売れるようになってからはもう乱獲と言ってもいい感じで。
 その辺は何で何だかよく分かりませんが、普通は種や実が一番栄養があるものなんですけどね」

(ただ自生していた時は草の大きさも、滋養成分も量もまちまちだったが、魔法王国が大量に買うようになり乱獲が進んだことを示唆して)
(国や領主が管理して今は栽培するようになり、一つの産業になっていると告げる)
(植物学者ではないので理由は分からず、実と思って食べていたのが実は実でなく)
(根っこの先の膨らみが実か種なのかなとも思い始めて、不思議そうに首を捻ってしまう)

……そうですよね。きっと最近飲み始めたのでは無いでしょうし……。

(ソフィアの言葉にマーサは無言でニコニコしながら頷き、古くから用いられてきた以上、今の飲み方が最大限滋養成分を取り出せる筈と考えていた)
(ただ、レナは納得しつつも諦めては居ないようで、その姿に苦笑してしまう)


「この目録を変える訳には行かないんですよね? 少し前まではここの国にも輸出はされていたはずなんですが……。
 ええ。味には納得されていませんでしたけど、効き目は確かです。
 それは構いませんし、確実に手に挿れる事はできますけど、強行軍で往復しても四、五日は掛かりますよ?
 それで大丈夫ですか?」

(目録を覗きながら、レシピ自体を変更できないか確認をして駄目だと分かると小さなため息を吐いて)
(前はこの国にもそれなりに輸出されていたことを知ってはいたが、手に入るのなら自分には聞かないだろうと思い直して)
(効き目に関しては自信を持ちながらも、レナに聞こえないように口をレナからは見えないように手で隠し囁いて苦笑して)
(実家への帰宅は家族を安心させる為にも、後々前の主人であった伯爵夫人にも無事なことは伝わる筈で)
(それは全く問題にはしていなかったが、この少し先の国境を越えて更にその北にある祖国までは最短ルートで)
(休みをほとんど省いても一日や二日では往復出来るわけではなく、そこは心配そうに聞き返して)
(ただ今回も仕事で旅に出ると実家に連絡したら、祖父からいっぱい貰えたので手に入ることは全く心配はしていなかった)


45 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/06(日) 02:03:23
>>44
そうですよね……。
う、確かにそれは言えますね。

(時間が足りないという所は完全に同意しつつ、思いを馳せていたが)
(実際にそんな時間が許されるかというところで詰まって、そうなれば良いけれどと思っていた)


……本当に大丈夫そうで良かった。
そう信じたいですが、恐らくこのタイミングがねらい目なのでしょうから。

(信じる信じない以前の状況である事がわかっていないのが認識のズレを生んでいると思ったが)
(当事者のレナとは違い、その揺らぎを見ている立場では気が気では無いのが実際のところだった)

寝起きは元々そんなに良くはありませんでしたが、そこが一番の隙になるのでしょうか。
あれで目覚めるなら効果的で良いと思います。

(そう思わせる為の布石かも知れなかったが、これまではこの意識の端境を狙われている感があって)
(この薬草で目覚めるなら継続すべきだと考えていた)

地下茎に栄養を溜めるものもありますし、その類に近いのかも知れませんね。
それにしても、乱獲という程に……?

(それだけありふれた植物が乱獲する程必要な理由は何なのか、そこが引っ掛かりになっていたが)
(流石に魔法王国には繋がらず、疑問が深くなるだけだった)


「ええ、重要なものを作りたいので、用量は守らないといけないわ」
「味は二の次よ、この場合は一切考慮しないけれど……それだけ掛かるのね」
「困ったわね、エレナ様に許可を得て来るわ、誰かが指示に来ると思うからそれに従って」

(この4〜5日は死命を制すると直感すると流石に結論を出す事が出来ず、エレナに報告の上、判断を仰ぐ言って)
(一日経過しているが、それと合わせて約一週間の帰還をソフィアとクレイトンで耐えられるのかが一番の問題だった)
(それだけ言い残すと慌ただしくリーザは部屋を出て行った)

(しばらくして、別の女性がマーサに取りに行ってもらう事の依頼と、早馬と護衛の手配も終わった事を伝えに来るのだった)


【済みません、ここで凍結をお願いします】
【次回は金曜日の22:30からとなります】


46 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/06(日) 02:08:39
>>45
【了解しました。今夜はここまでで凍結にしましょう】
【次回は22:30から大丈夫です。伝言板スレでいつものように待ち合わせましょう】
【お疲れさまでした。楽しかったです】


47 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/06(日) 02:09:43
>>46
【ありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【こちらこそ楽しかったです、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


48 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/06(日) 02:14:42
>>47
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


49 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/11(金) 22:26:37
【ロールの再開にスレをお借りします】


50 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/11(金) 22:31:54
【スレをお借りします】


51 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/11(金) 22:32:44
>>45

そう言ったではありませんか。ただ眠かっただけですし。
狙われたって、わたくしが気持ちをしっかり持っていてば、きっと身体を奪われはしませんから。

(レナ自身は身体を奪われてしまいそうな時には、意識も混濁して記憶も曖昧で)
(ソフィアとの認識のズレには気にしておらず、自分さえしっかりしていればエレノアに付け入る隙きを与えるはずがないと思っていた)

「寝起きについては人格には関係ないようですね。隙きですか? そうなのかもしれません。
 もしかしたら、薬効ではなく味で目を醒まされたのかもしれませんよ、クスッ」

(レナであっても、エレノアの時も寝起きの悪さは、肉体を奪われていなくても変わらないようで少し面白いなと思いつつ)
(エレノアの凶悪な人格が、どこかで入れ替わりを狙っているのは明らかで表情を引き締めつつも)
(そう思わせておいて別のタイミングを狙っている可能性も考えていた)
(薬効で体力が回復して目が醒めたのなら良いが、レナ様の反応を見ていると苦辛い味のせいではとも思っていた)

「私は植物のことは詳しくはしらないのですが、確かにそういう種なのかもしれませんね。
 ええ。聞いた話ではある国が大量に買付をするようになってから、引き取り価格が何倍にもなったという話ですから。
 産業も少なく、他国に輸出出来る特産物も多くなかった祖国にとっては降って湧いたような話で、きっとソフィアさんなら想像できるのではないかと。
 何にそんなに大量に必要なのかは、私にはまったく分からないですけどね」

(植物のことをソフィアはよく知っているなと感心しつつ、自分より詳しい人が言うのであればそうなのだと納得する)
(値段の高騰と共に農民だけでなく、街に住む人たちも自生している植物を収穫するようになっていって)
(お互いに豊かな国の出でないソフィアなら、急にお金が稼げるようになるとどうなるかは分かると思っていた)


「そうであるなら量は変えられませんね。う〜ん、やはり足りませんね。
 空でも飛べれば別ですけど、極力休憩と食事、睡眠時間を削ってもそれくらいはどうしても……。
 はい、承知しました。許可が出たらすぐに出発できるよう準備してきます」

(量を変えられないとの返事に深刻な表情を浮かべて、もう一度計算し直すが最初の答え通りで落胆して)
(日程も体力がギリギリ持つ強行軍で、それ以上の短縮は無理で済まなそうな表情をして)
(許可を得てくると言うリーザを見送ると、自分もソフィアに経緯を耳打ちして)
(部屋に戻り旅の準備と、薬湯の作り方を書いた紙と一週間分の薬草を渡し、残りの一部を自分用に荷物に詰める)

「レナ様、エレナ様の命により4〜5日ほど留守にいたします。
 是非、今のままで元気にお過ごしください。では、行って参ります」」

(手配が出来たの報に、レナとソフィアの元に向かい、ソフィアには薬草とレシピを)
(レナには手をギュッと握り励まして、決意の表情で実家へ向かって旅立っていった)


……う〜ん、ふぅ〜っ……くぅー、くぅー。

(マーサが旅立って三日間は、レナの中からエレノアの人格が消えてしまったのではないかと思うほど何も起きず、平穏に過ぎて)
(レナが上手くエレノアを抑え込むことに成功したように、表向きには見えていたかもしれなかった)
(四日目、トラブルが何も無ければ夕方か今夜くらいにはマーサが戻ってくるはずの朝)
(いつものように起きる時間になっても、レナは静かな寝息を立てながらまだ熟睡していた)


【今夜もよろしくお願いします】
【このあと、離魂薬を使われる前に一度エレノアにレナの身体を乗っ取ってもらうつもりです】


52 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/11(金) 23:23:47
>>51
……良いですか、レナさんは相手を認識出来ていませんね?
どうやら向こうは出来ています。
そして、レナさん自身、私やエレナ様を攻撃しようとした事を覚えていませんよね?
朦朧としている時は一番危険なのです、眠たいというのはただの眠たさではないとお考え下さい。

(違和感があった為、真剣な表情で語り掛ける)
(そもそもレナは相手を軽んじてみる相手ではないはずで、この自身はどこから来るのか疑問だった)
(レナの魔力を使えるという事は身体を奪いやすくするために宿主の感覚に干渉しているのではと感じていた)

味で……或いはそうかも知れません。
正直なところ、何でも良いので目覚めさせられる薬が欲しいですね。

(味で目覚める、或いはこの味が苦手でエレノアが引いているという可能性もありそうだと思いながら)
(薬効成分には滋養以外に何かあるのかも、と推測していた)

実際、私の国ではそういう植物を食べたりしていましたから。
それにしても何の理由でというのは気に掛かりますね、客観的に見ていると。
当事者でしたら、どんどん輸出する為に注力するでしょう。

(豊かではない国だっただけにそうした植物も通常食卓に並ぶ食材になっていた事を言いながら)
(売れる理由が気に掛かると思うのだが、それは当事者は無いからで)
(それだけ売れるならそちらに産業をシフトしてでも外貨を得ようとするだろうとマーサの国のやっている事に同意するが)
(ある国というのがどこなのか、妙に引っ掛かりを感じていた)


……そうですか、わかりました。
致し方ありませんが、旅の無事を祈念しております。

(マーサから事情を聞くと何とか踏ん張らなくてはと気を入れなおしながら)
(無事な道程を祈る旨を伝えていた)

レナ様、起きて下さい……。

(マーサが発ってからは朝の準備などを済ませてからクレイトンを呼ぶ様にしていて、逆に夜は遅めに入る流れになっていた)
(夜が明け、本来起きる時間になるとレナを揺り動かして起こそうとするが、まったく起きる気配がなく、ソフィアの表情に緊張が生まれていた)


【こちらこそ宜しくお願いします】
【なるほど、了解です】


53 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/12(土) 00:27:22
>>52

……確かに認識が出来ていないのは否定しません。
わたくし自身はエレノアという方には直接会うことは叶いませんし、……相手は認識が出来ていると……。
……はい。わたくしも聞いて吃驚しましたけど、なんで攻撃したのか……。
…………う〜ん、話を聞いていると勝ち目はないようにも思えるのですが……。

(ソフィアの真剣な表情に、レナ自身も真摯な表情を浮かべて聞き入りつつ)
(軽んじてはいないものの、相手を認識できてないゆえに、自分が身体を譲る気がなくしっかり気を持っていて大丈夫と思っていたことも有って)
(エレノアがソフィアやエレナ様を攻撃した理由も分からず、首を傾げて考えてみるが)
(身体の中の何処かにいるエレノアの人格が応えてくれる筈もなく、困惑してしまって)
(絶対に負けないというつもりであったが、話を聞いている間に自身も揺らいできてしまって落胆して肩を落としてしまう)

「どちらが効いているのか、ご本人も分かっていない感じですけどね。
 ……私は短い間ですけど、とても分かります」

(起き抜けで身体を動かしては居るものの、完全に覚醒はしてない感じで微笑みながらレナを見て)
(何でも良いから目を醒まさせる薬が欲しいという言葉には、マーサも少ないとは云え実感が有り頷いて)
(何が効いて目が醒めたのかは知りたいとは思っていた)

「そうなのですか? 私の国では木の根みたいな野菜を炒めたりして食べたりしてはいましたけどね。
 う〜ん、輸出している業者もしらないようですね。とにかく出来るだけ欲しいと言われているだけらしいですから
 今までも輸出はしていましたけど、急に高く売れるようになったのですから仕方は無いんですけど」

(マーサの国も他国から食材を輸入する余裕はなく、牛蒡に似た渋みのある野菜も食べたことを苦笑しながら言いつつ)
(好き嫌いが多いレナには分からないだろうなと思ってチラリと視線を向ける)
(伯爵の館にも出入りのある輸出業者から聞いた話で、とにかく相手は何に使用するかを一切明かそうとしないらしいが)
(業者としては高く売れれば良いわけで、下手に詮索して相手の機嫌を損ねないようにしているのではと推測を話す)


「ありがとうございます。なるべく早く戻ってきますので、その間は何とかよろしくお願いします」

(ソフィアとクレイトン卿の負担が増えることには申し訳ないと思いつつも、必要だと言われれば仕方なく)
(なんとか二人で頑張って欲しいと後ろ髪を引かれつつ旅立った)

う〜ん、う〜ん、もう朝ですか?
……また、昨晩も魔法を使っていたとか……ですか?

(何度か揺り動かされて、漸く薄く目を開けるがとても気怠そうで、枕を抱き寝たままの格好で昨夜もエレノアが魔力を使おうとしていたのか聞くが)
(マーサが旅立ってからそのようなことはなく、ソフィアにも思い当たる理由は無いはずで)
(もう少し寝ていたいとゴネるものの、何とかベッドの上に起き上がった頃に、ここ最近の交代時間に既になっていて)

「ソフィア殿、そろそろ交代の刻限ゆえ。
 姫様の今朝のご機嫌は如何なもの……!! ソフィア殿、危ない!!」

(クレイトンがレナの部屋に現れていつものように声を掛けるが、起きたばかりのレナはまだ寝間着姿で)
(ここの所朝飲まされている薬湯の準備で僅かにソフィアがレナに背中を向けた瞬間)
(詠唱を一切破棄して、魔力の揺らぎすら感じさせずレナの掌に大きな火球が現れて)
(クレイトンがタックルのような格好でソフィアを庇い飛び込むと、ギリギリその上を火の玉が通り過ぎる)

「姫様、失礼! グワッ!!」

(すぐに立ち上がりレナに当身を食らわそうとした時、レナは手を前に翳すとクレイトンが跳ね飛ばされて)
(表情はいつものレナのままであったが、それすらエレノアがここ数日レナを観察していた結果であり)
(纏う気だけは隠せず、レナの優しい気ではなく攻撃的な物が漲り始めていた)


54 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/12(土) 01:12:15
>>53
はい、ですから、相手を認識して、探してください。
中に潜んでいるんです。
レナさんの身体です、有利なのはレナさんなんですから、しっかりして下さい。

(相手を探す、という事は認識し、探索するという事でもあり、エレノアに好きにさせない為にも必要だと思っていた)
(そして落胆するレナに有利なのはレナなのだから、気を強く持って欲しいと語り掛けた)

薬効が効いていると思って頂けると我慢しながらでも飲んで下さりますから。
いっそ私に取り付いてくれれば良いのですが。

(薬効で目覚めていると思ってくれれば少なくとも飲もうとはするので、そういう解釈にしようと言って)
(自分に取り付いてくれた方が遥かに気が楽だと零していた)

どこも似たようなものですね。
……知らないのですか、なるほど……。

(余程の国家機密なのだと感じ、それなら探るのも一興だと考えていたが)
(相手が相手の場合、状況が混迷を極めそうだと思い、それを伝えるのを躊躇する気持ちがあった)


いえ、そんな事は無かったのですが……。
取り敢えず今日も薬湯を用意しますので。
クレイトン殿、おはようございま……きゃあっ!?

(流石に目を離した隙にまったく予期しない攻撃があるとは想定外で、クレイトンに飛び込み庇う形で火の玉を避けるのを感じるのが精一杯で)
(それでもすぐに気を取り直して起き上がる)

クレイトン様っ!?
何て事、そんなに薬湯が飲みたくないのかしら、エレノア?
……レナ様を奪わないで欲しいのよ、わかるでしょう?

(強力な衝撃でクレイトンの巨体が跳ね飛ばされるのを見て、声を上げるが)
(すぐに向き合うと皮肉を交えて、レナでは無いと断じながら注意深く半身の姿勢を取る)
(侍女服の中に仕込み剣を持っているが、それを使う事はレナにあれだけ言われていたにも関わらず出来ないと自覚していた)
(それ故に取引に応じるなら自分を捧げても良いくらいのつもりで語り掛ける)


55 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/12(土) 02:20:37
>>54

わたくしも探してみてはいるのですが、どこに潜んでいるのか分からなくて……。
良くは分からないのですけれど、もしかしたら魔力の影というか封印されている力の中に隠れているのではないかと……。
わたくしの封印されている魔力は、わたくしからは全体像が掴めない状態なのです。他の所に潜んでいれば、いくらわたくしが鈍感でも何かしら違和感を感じるとは思うのですが……。

(ソフィアが休んでいる昼間にも、何度か自分自身で何とか出来ないかと僅かに使える魔力で身体の中を探索はしてみたものの)
(期待したような反応は得られず、違和感も全く感じない状態に近くて)
(レナ自身は封印された魔力の全容は感じる事ができなくて、エレノアの気配を感じないということは封印された魔力の裏側に隠れているのではと疑っていて)
(もしそうなら自分から出来ることはほとんど無く、どうしたら良いかも分からず困惑の表情を浮かべる)

「きっと味で味覚が醒めて、薬効で身体全体が覚醒するとか……ですかね?
 レナ様に取り付いたのには、それなりの理由があるのだと思います。
 美しさが欲しかった訳ではないと思うのですが、何でしょう……レナ様の隠された能力とか……?」

(全くの当てずっぽうであったが、味の不味さで目が醒めて飲み終えてから滋養成分が身体に染み渡り起きるのかもと)
(半ば当たっているかも思いつつマーサは、まだ口の中に味が残っているのかたまに渋そうな顔をしているレナを見て微笑ましく見ていた)
(マーサ自体は封印された大きな魔力のことを把握していないので、エレナアが取り付く理由は美しさだけではない何かがあると思っていた)

「この国やこの国が滅ぼした隣国が特別なのだと思います。
 業者は高く買ってくれれば、相手は誰でも良いんでしょうし」

(マーサから見てもこの国は裕福で、さらに裕福と聞いていた滅んだレナの祖国はこんなものでは無かったのだろうと想像していた)
(知らないのか、知ろうとしていないのかマーサにもよく分からないが、業者に取っては高く買ってくれれば)
(後で何に使おうが我関せずなのだろうと予想して苦笑を浮かべる)


そうですか? それなら良いんですけど……何でしょうこんなに身体が怠いのは……。
はい、……お願いします。

(魔力を勝手に使われていないのなら、理由は思い浮かばず考え込むが)
(幼い頃に流行病に掛かり生死の境を彷徨った時の、その病気の症状の出始めの身体の怠さに似ているような気がして浮かない表情になって)
(薬湯の用意を依頼している間にレナの意識は奪われて、エレノアが表に何食わぬ顔をして浮かび上がる)


「大丈夫か? あれが姫様に取り憑く邪悪な人格なのだな。
 見た目で分かると言われたが、火の玉が出なかったら分からなかった」

(ソフィアを気にしながら、クレイトンもすぐに起き上がり、心を鬼にしてレナを睨みつけるが)
(言われていた程に違いを感じられず、もし火の玉を手にしていなく、短剣でも使われていたら殺られかねなかったと背筋が寒くなるのを感じて)
(油断なく間合いを計り気を失わせるために飛び込んでいったが)

「大丈夫だ。なんとも無い。どうしたものかな……」

(壁に背中から打ち付けられて一瞬息が詰まるが、鍛えた身体はそれではあまり影響もなく起き上がり)
(口では手を拱いている風を装い、ソフィアに目配せし一緒に踏み込む間合いを計っていた)

『そのような薬湯、妾には必要などない。多少、この身体は朝には弱いようだがな。
 このような強い魔力を宿す身体、そうはあるまいよ。
 故にこの身体から離れるつもりなど無い。
 お主の考えていることは手にとるように分かるが、その様な弱い魔力しか無い身体に用などない
 いずれこの身体を完全に制御できるようになれば、この者の意識など不必要なものだ」

(ニヤリとレナが見せない邪悪な笑みを浮かべると、身体に宿った目的がレナの持つ大きな魔力であることに口を滑らして)
(もしかしたら大后に勝てるかもとすらエレノアは考えていて、レナの身体を返す気もなく)
(完全に身体をコントロールなれば、レナの意識を消滅させることを匂わせる)


【ここ数日エレノアが大人しくしていたのは、レナを観察し普段の振る舞いを真似るべく学習していたからです】
【エレノアの本体は魔法王国の王族の一人で、病気で身体が衰えて強い魔力を持つ依り代を探していた人物で】
【どうせ従姉妹の奪還計画が頓挫するのを見越して、どさくさに紛れてレナに取り憑いた感じです】

【今夜はここまでにしましょうか?】


56 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/12(土) 02:24:54
>>55
【そうですね、ここで凍結しましょう】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


57 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/12(土) 02:27:28
>>56
【ありがとうございます。では、今夜はここまでにしましょう】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。また伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした】


58 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/12(土) 02:32:16
>>57
【ではまた土曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


59 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/12(土) 02:33:14
>>58
【おやすみなさい】

@スレをお借りしました。お返しします】


60 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/12(土) 22:27:41
【本日もスレをお借りします】


61 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/12(土) 22:39:54
【スレをお借りします】

>>55
潜んでいるのがわからない、ですか……?
封印された力の中に……そうだとすると護るはずの封印が今は障害になっている、と。
……出て来る兆候などだけでも掴む様にしましょう。

(封印は確かにレナ自身にも魔力の素質を感じさせない効果もあったので、頷ける話だった)
(そうだとすると老師が施した封印は今、一番危険な効果を発揮していると言え、内心は腹立たしいくらいだったが)
(何とか兆候だけでも掴む事を提案する)

或いはそうかも知れませんね、だとすれば悪い味も重要な要素になりそうです。
……隠された能力、ですか……美しさは所作や魂が滲み出るものですから、すぐにボロが出るでしょうしね。または誰かを害する為に、かも知れません。

(レナがまだ口に残る味に苦戦しているのを見ながら、悪い味もこれだと改善しない方が良いと苦笑して)
(マーサの予測は実態を知らないのに要点を捉えていて、驚きながら特定の理由に絞らない方が良いと語った)

そう出来る環境は重要ですからね。
急に売れ出したならそんな事よりも目先の利益にはなるでしょうけれど。

(この国にせよ、レナの故国にせよ、富みを集めるだけの理由がある訳で、それを満たさない自分の故国などを考えても)
(環境は大事だと少しため息をつきながら答えて)
(売れている理由がわかれば、もっと高く売れる所も探せるのにと思いも、貧しい国なら目先に飛びつくのはわかると頷いていた)

体調に変調があるのかも知れません、薬湯はまず飲んで、症状を確認しましょう。

(レナの言葉に答えながら、魔力損耗による疲労では無いながら病によるものかも知れないと考え)
(症状を聞いて、医師に当たらないと、と考えながら準備に入っていた事も気付かない因となっていた)

私は大丈夫です、これほどまでに邪悪だとは思いませんでした。
レナ様の所作を研究していましたね……。

(クレイトンの目配せに気付いてはいたが、どう制圧すれば良いのかを考える)
(下手に近寄れば魔力の直撃を受けるだろうし、接触した状態ならこの技量なら内臓に直接打撃を加えられるかも知れない)
(幾らクレイトンや自分が鍛えていても内臓にさっきの衝撃をぶつけられたら最悪は死に至る可能性もあった)

あなたと言葉を交わした事は少ないですが、色んな事が見えてきました。
ひとつ、あなたには本来の身体があるはずです。最近生まれた人格にしては話し方がこなれています。
ふたつ、あなたは魔法王国の人間です。レナさんの魔力は封印されていますが、それを物ともせずに使いこなしている事とその魔力を欲するのはそうした国の人でしょう。
みっつ、身勝手で傲慢です。魔法王国の人間はみなそうなのでしょうか?
……エレノア、そしてもっと上手く立ち回れば少なくとも私は従えられたものを、それはたった今無くなりました。

(相対しながら、エレノアが発した言葉に対して冷静な口調で返していく)
(もしレナを人質にされたならどうにもならなかったが、今の言葉で人質にしても害するという認識になったと宣言する)
(同時にソフィアの全身から鬼気にも近い殺気が湧き上がるとクレイトンにすら見えない動きで剣を抜き払っていた)

あなたの国の人間が下劣なお陰で私にも魔力が宿りましたが、お陰様で封じ手を解く事が出来ました。
死にたくなっても殺しませんよ。

(魔力の使い方を知り、またレナの身体にエレノア探査の手を伸ばした際に自身にある魔力の枷を感知し)
(エレノアが出てこない事とレナの魔力が消費されていない間、自分の身体に向け、それを脱していた)
(筋力の減退などによる力の低下ではなく、魔力で制限されていた為、それさえ解けば元通りに動け、確認も済んでいた)
(レナ自身もまともに見た事の無い殺気に満ちた視線で射貫く様に睨みつけると)
(レナの身体を傷つけても意識を手放さなければ拷問に掛けるという宣言をする)
(同時にレナが身体を預けるベッドの脚を斬り飛ばして不意に体勢を崩していた)

【ソフィアのマゾ雌奴隷仕様の身体はどうにもなりませんが、戦闘力については魔力を辿って自力で回復させていました】
【元々、身近に侍らせつつ、完全服従していれば護衛も兼ねられるというのも売りになっていて、魔力による解除が可能だった感じです】
【レナに対しては友人だと言われて心を許してからは自身にとってのかけがえない存在だと認識しているので害する相手に一切の容赦はしません】
【またこの場合、エレノアを追い出す為には薬の調合も含めて時間が必要な事も計算に入っており】
【身体に傷をつけてでも、その痛みで以て意識を手放させるというのがこの宣言です】
【気絶させるという選択肢があるはずですが、怒りで頭に血が昇っているのとエレノアを痛めつけようとする意志が勝っている状態です】

>>60
【本日もよろしくお願いします】


62 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/13(日) 00:02:51
>>61

兆候ですか? それは考えたこともありませんでしたね。
でも、せっかくですが無理かもしれませんね。
身体の中で自分でない何かが蠢いているのを感じると、その後は意識が朦朧として記憶が無くなってますから。

(兆候を掴むことを全く考えていなくて、いい手を教えてもらったと思ったが)
(よくよく考えてみれば、違和感を感じてあまり間を置かずして意識を奪われてしまっていて)
(兆候が分かった所で手遅れでどうしようもないと言って、大きなため息を吐く)
(エレノア自身はレナの意識を奪う時に、レナの魔力の一部を使っていて隙きを突ければ意識を奪うのは彼女からは簡単なことだった)

「そうですね。レナ様の所作の美しさや気品は一朝一夕では真似できませんものね。
 レナ様との付き合いは浅いですが、私はレナ様には今のままで居ていただきたいです。
 手がかかりましたけど、あの時の庇護欲を刺激するエレノア様ならまだしも、今のエレノアは嫌いです」

(自分の発言が要点を捉えていることには気づいておらず、肌で感じたままに言っていて)
(日に日にレナに対する感情は強くなっていて、邪悪な表情で魔法を使うエレノアは嫌いとはっきりと言い切る)

「まあ急に買値が2倍、3倍に上がれば、売る側は満足でしょうから、詮索するなと言われれば詮索しないでしょうし、目先の利益だけに目が向くのは仕方ないですよ」

(突然値段が上がり、いくらでもあるだけ買うと言われ、何に使うかと問いかけた商人もいたそうだが)
(理由は言わず、あるだけ買うの一点張りで、あまり買い手の機嫌を損ねてもとそれ以上詮索しなかったらしいことは)
(はっきりとは聞いていなくて、半分は推測を混ぜて話していた)


はい。お手数をお掛けします、ソフィアさん。

(レナのように受け答えを返すものの、もう中身はエレノアになっていて背中を向けたソフィアに心の中で嘲笑を浮かべていた)

『そんな当たり前のことを聞いてどうする?』

(奪おうとしている身体の持ち主のことを研究するのは当たり前だと言う表情を浮かべ)
(指の先に小さな火球を弄びつつ、もし変な動きを見せた時は攻撃すると口には出さず牽制する)

『そうか。では、暇つぶしに聞いてやろう。言ってみるが良い、蛮族の姫将軍よ。
 本来の身体か? なんなら、この身体を頂く代わりに、この身体の持ち主にくれてやるかの。
 それが、どうした? 分かったとて、お主には何も出来まいよ。
 さあな。下賤の者のことなど、妾は知らぬ。この国の大后とてさして変わらぬだろうにな。
 必要であればそうするまで。お主の意思など関係はないな』

(ソフィアの冷静な口調を誂うように挑発することすら辞さない風で、ソフィアのことも分かっていると言いたげに口を開いて)
(エレノアの身体は生来病弱で、それなりに若いが寿命が幾ばくも残っていないのを承知していて)
(今回のこともそれに端を発しており、身体を貰う代わりにレナに自分の寿命の少ない身体を与えるのも面白いと残忍な笑みを浮かべる)
(魔法王国の人間と知られたことに驚く風も、隠す気もなくて知った所でソフィアには関係のないことと言い切り)
(挑発には乗り易い性格なのか、自らの出自が高貴なことを告げて、傲慢なのは同じ国出身の大后を引き合いに出して素知らぬ顔をする)
(殺気すら受け流し、ソフィアを従わせる必要があるなら魔力で催眠を掛けて従わすつもりな事を匂わせて)


63 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/13(日) 00:04:49
>>62
『そうか、あ奴はほんに下劣だからの。誰に似たのやら。
 戯れて魔力を得たことに感謝するがよいぞ。本来は欠片も無かったのだろうて。
 そうかな? 妾がその気になれば、この身体の魔力を体内で暴走させて、内から壊すなど容易いことだがな?
 残念だな。普通の者ならそれで何とかなったやもしれぬのにな……。
 …………くっ、うぅっ……まだ……抵抗する力を残して…………』

(ソフィアに執着している男のことを知ってはいるが、まったく興味がなさそうに話し)
(魔力を少しでも得られたことを感謝しろとと傲慢ささえ見せて、自分だけは他の身体に移り)
(レナの身体だけ破壊出来ることも示唆して、小さな火球の数を増やしニヤリと勝ち誇ったように微笑み)
(ベッドの脚を切られれば一瞬身体が傾きかけるものの、宙に浮かび上がりフワフワと天井に近い辺りを漂っていたが)
(急に苦しそうな表情を浮かべて、身体を折ると浮力を失い落っこち始めて)

……ソフィアさん……約束通り……に……お願い…………。

(レナの意識が一瞬だけ戻って、苦しい呼吸をしながら約束どおりにして欲しいと命じて)

「姫様、失礼!
 ソフィア殿、怒りは分かるが、姫様の身体に傷を付けるのは如何かと思うが」

(落ちてきたレナをクレイトンが受け止める瞬間、当身を食らわして腕の中に気を失ったレナを受け止める)
(ソフィアの殺気を感じて、何を考えていたか察しつつ、エレナ様を呼んでくる間姫を見ていて欲しいと渡し部屋を後にする)

「エレナ様、火球の要件故失礼致します。
 姫様に別人格が現れて今は気絶させているが、そう長くは持つとは思えませぬ。
 申し訳有りませんが、何とか出来ぬものだろうか?」

(エレナの部屋まで行くとノックをし、返事がある前に入室して詫び)
(状況を手短に話すと、気絶させたレナが目覚めればどちらの人格か分からず、おそらくはエレノアだろうと判断して助けを求める)

【ソフィアのことは承知しましたが、一応レナが一瞬自我を取り戻し気絶してもらいました】
【エレノアは20代前半の王族で直接には大后と面識は有りませんが、色々と話しを聞いて知っている感じです】
【病弱なエレノアは王位継承からは外されていて、寿命も残り一年あるかないかで焦っています】

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


64 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/13(日) 01:13:12
>>62
何かあるのでは、と……。
無理、というのは……?何かが蠢くと、朦朧と……。

(レナの言葉を聞いて考え込む)
(糸口にはならないが、敵の居所はまず間違いないレベルまで絞れたと感じていた)
(単なる魔力や魔法の技量は兎も角、戦略・戦術で追い込めると考えていただけに良い情報といえた)

そうです。あれこそが王族と私は思いましたもの。
勿論です、きっと。

(実際、ソフィアも王族ではあったが、レナを見てはとても名乗れないと感じていて)
(せめてノブレス・オブリージュは持ち続けたいと考えており、同時にマーサの言葉に頷いていた)

それが普通と言えば普通ですよね。

(苦笑しながら、そういう事はままある事だと思い、一般的にはそうだと返した)

あなたに言っていませんよ、エレノア。

(鬼気が立ち上る程の気配を発しながら、火球を見てもまったく動じず、飛ばせばそれこそ腕を斬り飛ばしかねない気配を出していた)

ふふ、心根が蛮族な者に貶された所で自己紹介というもの。
なるほど、自身の身体に執着が無いという事は病魔で死にかけているのか、知った事ではないが。
本当にそう思っているならおめでたい話だ、お前はこちらが何を出来るのか知りはすまい。
なるほど、王族ですか、救いようがないですね、太后の何をも知らぬ身で。
本当に出来ると?

(挑発に対して、心根が蛮族なるものは人をそう指すのだと返しながら)
(更に引き出した情報を理解し、その目論見は砕かれるだけでは済まない事を知っている風に話す)
(この国の事も奥深さも知らない者が出来る気でいる事を鼻で笑い飛ばした上で)
(太后の何も知らぬくせにと病弱なら世間を知るまいと遠回しに愚弄した上で催眠など本当に出来ると思っているのかと言い切る)

血が近いのでしょう、エレノアと。
別に求める力でも無い故に枷から解かれれば十分。
……発した言葉の償いがどうなるかを楽しみにすればいい。
レナ様……っ!!!

(下劣なのは同じだと言い放つと、エレノアの勝ち誇る表情に静かな怒りと明確な殺気が湧き上がっていく)
(しかし、宙に浮いていたのが苦しみ始めた姿にレナの気配を感じて声を掛ける)

〜〜〜〜〜〜っ!!!!

(レナの言葉に強い葛藤を感じ、身体を震わせながらも動く事が出来ずにいて)
(その間にクレイトンが気絶させるのを見ると大きく首を振った)

それは理解しています、しかし……いえ、ありがとうございます。
殺せと言われているので、クレイトン様が当身を入れて頂けたのは幸いでした。

(すぐに冷静さを取り戻して礼を言って、そのままレナを抱き上げるとやや汗の滲む額を拭っていた)

「……仕掛けてきたわね、今はソフィアが見ているのね」
「ちょうど良いわ、マーサが戻れば薬は出来る、ライラは準備をして最短で作り上げなさい」
「さて、舐めた真似をしてくれた事の償いはしっかりとしてもらうわ」

(クレイトンの話を聞きながら、ライラに指示を出すとひとりの人間大の人形といくつかの金属環を持つとレナの部屋に向かう)
(この期間、何もしていなかった訳ではなく、薬の対処以外の術も情報もあらゆる手段を取っていた)

「ソフィア、この金属環をレナの手首と足首に嵌めておきなさい」
「それとこの人形は部屋の隅にでも置いておけば良いわ」

(金属環は魔力封じの効果と魔力を用いて動くものに対して完全に予兆を知らせるもので)
(エレノアが目覚めれば即時にわかるという魔法具だった)
(人形は追い出してからエレノアの魂を封じる為のもので、指定された存在なら瞬間移動すら捉えられる魔術が込められていた)
(いずれも太后に事情を伝えて預かったものだったが、元々の魔法王国にあるそれとは比べ物にならない程に改造を施された代物だった)


【クレイトンが気絶させてくれる事を期待していたので丁度良かったです】
【エレナは魔法王国について調査させ、エレノアにも大体当たりをつけており、その上で対策を練っていて】
【オリヴィアの薬が無ければ太后に頼るつもりでもあり、邪悪なレベルの道具を借りてきたわけです】
【魔力封じとエレノア探査の金属環は時間を掛ければ解除できますが、薬の完成するまでに解除は無理な感じを考えています】


65 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/13(日) 02:26:35
>>64

なんとも嫌な気分ですね。こればかりは口で上手く説明は出来ないのですが。

(エレノアが蠢き、意識が朦朧として身体が奪われる気持ち悪さを説明しようとするが)
(自分でも上手く表現できず、手を握ったり開いたりするのを見ていたが、顔を上げて苦笑する)

「確かに王族、いえ並の王族にも出来ないとおもいますけど……。
 少なくとも私の国の王女さまはもっと砕けた方でしたし。
 本当に不思議な方ですよね
 私もレナ様のために頑張ります」

(ソフィアの言葉に同意したものの、その美しさは超絶していて少なくとも祖国の王女とは比べ物にならないと微笑んで)
(超絶した所作の美しさと美貌に親しみやすさのアンバランスさと元男性ということに不思議にさえ感じていた)
(何が出来るか分からないが、レナ様のために全力で仕えることを約束する)


『妾の心根が蛮族と? 本当に口の効き方も知らぬ者は困ったものだな。
 何とでも言っているが良い。妾は心が広い故にそなたの無礼は許してやろう。
 大后を知らぬと思うか? 陛下に逆らい、剰え座を奪おうとした大罪人を。
 王族でなければ処刑されているものを、特別にこの国にくれてやったまでのこと
 試して見るか?』

(口では平静を装って見せるが、瞳には怒りが漲っていて口には嘲笑を浮かべていて)
(本来はそうではないが、慈悲があるように見せるために許してやると上から目線で言い放つ)
(エレノアは他の王族から大后のことをそう聞かされていて、それを信じ込んでいて)
(エレノアの持つ強い魔力と僅かな体のほとんどは、新たに寄る辺となる身体を探すことに費やされてきていた)
(レナの持つ魔力と自分の魔力を合わせれば簡単ではあったが、レナの身体がまだ完全に制御が出来ておらず)
(口だけにしていつでも可能な体を装いつつニヤリと笑みだけ浮かべていた)

『まさか? あの様な小物と妾がか? まぁ、知らぬ故、致し方ないな。
 エレノアではない、エレノア様と呼ぶのが当然であろう。
 妾の力とレナとか言ったな、我らが王家の血を引くこの娘の力が合わさればどうなるか、そなたこそ楽しみにしているが良いぞ』

(血が近いと言われたのはエレノアからすればかなり心外で、怒りを滲ませつつも)
(無知ゆえに仕方ないと嘲笑を浮かべ、呼び捨てに対して『様』を付けるよう命じて)
(レナの力をエレノアはかなり評価していて、大昔に志の違いで別れていき別の国を建てた分家の末裔がレナであることを仄めかして)
(二人の力が合わされば、エレノアの国でも3本の指に入る魔力の強さにはなることに満足の笑みを浮かべる)

……ソフィアさん……早く……長くは…………ウッ。

(剣を持つ手に手を伸ばすような仕草で、早く約束を果たすように促すが、クレイトンに当身をくらい意識が飛ぶ)

「姫様、自らが命を絶てと言われたか?
 まだ二十歳にもならぬのに、これからではないか、姫様の人生は」

(レナに殺せと頼まれたというソフィアに驚きは隠せず、抱いたまま呆れた表情を見せつつも)
(それほど憑依している人格が厄介なのかと、まじまじと気を失った美貌を見つめ)
(ソフィアに渡すと部屋を後にしてエレナの元へと向かう)

「間違いなく。話を聞いた限りではどこぞの王族という口調だったが……」

(魔法には全く門外漢故に、憑依して身体を乗っ取ることが出来るのかと驚きつつも)
(仕掛けてきたことには同意して、相手が王族らしいことをエレナに告げ、レナの部屋に向かうエレナの後を追う)

…………う、う、う〜ん。…………ソフィアさん。
わたくし……まだ生きていて……。

(かなり長い時間気を失っていたものの、目覚めたのはエレノアではなくレナであり)
(約束が果たされず生きていることに驚きつつも、身体の怠さがより酷くなっているだけでなく)
(当身を食らった部分に痛みが走り、表情を歪めてまた目を瞑る)


「…………はぁ、はぁ、はぁ。
 遅くなり申し訳ありません。これ薬草です…………」

(朝に騒動があった四日目から五日目に日付が変わってすぐマーサが戻って来たが)
(強行軍でほとんど睡眠も食事も馬上で疲れていた所に、伯爵の手勢の待ち伏せを受けてせいで腕に怪我を負い)
(ハンカチで縛ってはいたものの血が滲んでいて、薬草をリーザに渡すとその場に疲労と怪我の消耗で崩れ落ちた)

【設定の件了解しました。拘束具を感知してエレノアは打ち破るための探査と力の温存のためにまた奥底に潜んでしまっています】
【リーザは怪我していますが致命傷ではなく、もともと丈夫なので命に別状はありません】

【今夜はここで凍結でお願いします】


66 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/13(日) 02:30:04
>>65
【凍結了解しました】
【次回は金曜日の22:30からとなります】


67 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/13(日) 02:33:27
>>66
【ありがとうございます】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です】
【いつも通りに伝言板スレでお会いしましょう】

【お疲れさまでした】


68 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/13(日) 02:38:07
>>67
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30に伝言板にてよろしくお願いします】
【2日間楽しかったです、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


69 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/13(日) 02:43:06
>>68
【こちらこそ二日間とても楽しかったです】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


70 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/13(日) 02:44:55
>>65の最後、リーザではなくマーサの間違いです。


71 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/18(金) 22:32:49
【ロールの再開にスレをお借りします】


72 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/18(金) 22:46:00
【スレをお借りします】

>>71
【今夜も宜しくお願いします、と言いたいのですが、また弾かれています】
【文章をチェックしましたが、NGがどれなのかわからず……】
【また前回の場所に移動を願えますか?】


73 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/18(金) 22:49:17
>>72
【分かりました。BBSPINKに移動しましょう】

【スレをお借りしました。お返しします】


74 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/18(金) 22:50:33
>>73
【お手数をお掛けします】

【スレをお返しします】


75 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/18(金) 23:19:53
【1レスだけお借りします】
【誘導し忘れていましたが、こちらです】

尻葱室inオリキャラ板2 [無断転載禁止]©bbspink.com
ttps://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1573654319/


【スレをお返しします】


76 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/19(土) 22:31:38
【ロールの再開にスレをお借りします】


77 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/19(土) 22:38:28
【スレをお借りします】


78 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/19(土) 22:41:11
尻葱室inオリキャラ板2 [無断転載禁止]©bbspink.com
ttp://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1573654319/109の続き

『品性など……妾が……くっ、あぁっ、止めろ……力を貸せ!!』

(ソフィアの言葉に怒りを顕にして、品性なら自分が上と返そうとするが)
(レナが魔法を行使するのを体内で激しく抵抗していて、エレノアには痛みと苦しさになって返り言い返すことが出来ずに居た)

『分からぬ者には分からぬか。分からぬ者に話しても無駄じゃ。
 高貴さは生まれついてのもの。この娘も古の血を引く故に高貴さを持っているのだ。
 野盗の集団のような蛮族の女に言われることではあるまいよ、身の程を知れ』

(魔法の行使を止めればレナの抵抗も減ったのか、レナ自身が抵抗に疲れたのか先程のように苦しそうではないものの)
(肩を大きく上下に揺らし荒い吐息をしながら、瞳だけは怒りと憎しみに燃えてソフィアの睨みつけていて)
(図星の突かれたのか、言い返すネタが無いのか、レナの抵抗に消耗したのかそれ以上の問答は止めプイッと横を向いてしまう)


「姫様があのような方でなくて本当に良かったと思う。
 祖国の姫君たちにお転婆な方は居たがあの様な者はお一人もいなかった故、正直少し驚いた」

(祖国が滅んでからは傭兵として彷徨っていて、近衛として護衛はしていても他国の姫と会ったことはなく)
(レナと同じ歳のお転婆な姫の姿を思い出しつつ、素直に感想を述べていた)

駄目ですよ……。

(自分が心を奪われたらソフィアがどうするかを察して、ソフィアの手をポンポンと力なく叩いてから包み)
(安心した表情で眠りに落ちると、手から力が抜けてソフィアの手から離れてしまう)


『……ぐわっ!! 貴様ら何をした!! 妾にはこの娘の身体が必要なのだ。
 離さぬ、離さぬ。もし離れねばならぬなら、この娘の命も一緒に…………。
 ぐわっ……ぎやぁぁっ……がっ……うぉぉぉっ……』

(レナが静かな寝息で離魂薬の煙をすべて吸い終わり、少し経ってから急に目を大きく開き飛び起きたレナは)
(身体はレナだが、人格はエレノアで強い怒りと憎しみの視線を辺りに振りまきつつ藻掻き苦しみソフィアの腕の中で暴れて)
(舌を噛み切ろうとさえして舌を出すが、徐々に魂と心が切り離されてレナの身体を自由に制御できなくなって)
(舌を出し大きく開いた口から赤黒い塊が溢れ出てきて宙を漂い始める)

『覚えておれ、貴様ら覚えておれよ。この報いいずれ大きな波となって…………。
 くわっ……吸い込まれる……嫌じゃ……死にとうない……妾にはやりたいことも……しなければならぬこともあるというに……いやぁぁぁっ!!』

(部屋の中を漂い始めたエレノアの魂は、次の標的を目指して窓から外に逃げようと試みるが)
(大后が力を化している水晶球の力はエレノアの魔力でも如何ともし難く、少しづつ水晶球の仕掛けられた人形へ引き寄せられて)
(最初は悪態をついていたエレノアではあったが、最後には本音を叫び悲鳴を上げつつ水晶球へと魂を閉じ込められてしまっていた)
(エレノアの魂が引き込まれると、部屋に満たされていた邪悪な雰囲気はかき消えて平穏が訪れたが)
(レナは目を醒ますことなく、疲弊しているのか穏やかな表情で静かな寝息を立てて眠り続けていた)


「リーザさん、レナ様の具合は良くなられたのですか?
 故郷(くに)に戻る道中もそれが心配で……あっ、すみません、なんかもうお腹が空いちゃって……」

(翌朝、目を醒ましたマーサはすっかり疲労が抜けて、メイド服に着替えるときに服が傷に触れ顔を顰めた以外は全く元気で)
(用意された食事では足りずお代わりまで要求するほど回復していて、自分の持ち帰った薬草が大きな役割を果たしたとも知らずにいた)

…………ソフィアさん。食事下げてもらえますか?


79 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/19(土) 22:42:05
>>78

(元気いっぱいのマーサとは逆に、翌朝いつものように寝起きの悪さから目覚めたレナはスープを一口だけ口にすると)
(あとはスープを持て余してかき混ぜたり、他のおかずをフォークで突いたりしたが食べずに下げるようにソフィアに要求した)


【エレノアが憑依するには、全くの赤の他人より少しでも血の繋がりがあった方が楽で】
【なおかつ強い魔力を持ちながら力を持て余している相手を標的としていて、第一標的がレナで、第二の標的がオリヴィアの妹になります】
【ただ現状ではオリヴィアの妹の方が魔力はレナより強いですが、潜在能力ではレナのほうがかなり上です】
【血縁的にはエレノアはこの国にいる中では大后にもっとも近く、次いでオリヴィア姉妹】
【レナとその母親の家系とは、千年近く遡れば同じ先祖である魔法王国の王に行き着きます】
【エレノアは魔法王国では、王と貴族の娘の間に出来た第三王女ということになっていますが】
【その実、王と妹の近親相姦で出来た子供で、強い魔力を持ちながらも虚弱体質です】
【マーサの国からの薬草も、エレノアの身体を維持する強壮作用と衰えていく身体で魔力を維持するために大量に使用されていて】
【エレノアの死を境に、魔力を増強する作用は知ってはいるものの、必要量が減り買付量も半分程度に減ってしまいます】
【今回、魔法王国とレナの従姉妹が嫁いだ国も仲が良いという訳ではありませんが】
【従姉妹にとっては祖国を滅ぼし、レナを救出するためとの目的に、魔法王国が協力を申し出た設定です】
【魔法王国はレナの魔力の強さに、縁は切れていても老師の周りに探っていて気づいており】
【どさくさに紛れて最初からレナの身体を奪い、行く行くはエレノアに与えるか、魂の融合を考えたいた感じです】

【今夜もよろしくお願いします】


80 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/19(土) 22:43:47
【昨日分を貼っておこうと思ったのですが、最初の部分がなぜ弾かれるのか分からず】
【一レスだけ貼らないのも変なので断念しました】


81 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/19(土) 23:51:40
>>78
……。

(エレノアとレナが戦っているのだという認識は当然持っていて)
(あれだけ煽りながらその視線は沈痛なものだった)

エレノア、あなたは哀れです。
あなたの行状を見て誰が高貴だと思うものですか。

(高貴さの解釈が違い過ぎるとは思ったが、なるほど下劣だと言われる男と親戚だと納得していた)


「勘違いしているのよ、自分が万能の王者だと」

(古い国というだけで何を以て上だ下だと言っているのかと内心見下している風に突き放した物言いで答えていた)

……レナさん……。

(離れた手を慌てて掴むと暖かい事を感じて、ぽつりと呟きながら)
(今は助かって良かったというべきか、これからチェックメイトに入るまで持つのか、そこだけが心配だった)


「お前の意向など誰も聞いていないし、聞く価値も無い」

(エレナの声色は冷静かつ冷淡そのもので、内心の怒りが容易に感じられるものだった)

……っ!?させないっ!!

(暴れるレナの身体を抱きかかえながら舌を出すと自分の手を口に入れて噛めない様にしてしまって)
(そうするうちに浮遊する塊が溢れ出し、まとまっていくとレナの身体から力が抜けて行く)

「今は自分の心配をするのね、報いを受けるのはこれからよ」
「そこに入っても死ぬわけじゃないわ」

(水晶に吸い込まれるのを冷たい視線で見送ると中に聞こえるのか、まだ死なないとだけ伝えておいた)
(一方でレナが静かに寝ているのをソフィアがホッとした表情をしながらじっと見つめていた)

『具合というか原因が取り除かれた、という事になるかしらね』
『良いわよ、幾らでも食べて、今回の立役者のひとりだから』

(苦笑しながら食欲旺盛なマーサにどんどん食べる様に促して)
(取り敢えずは何とかなったとほっとしたのはリーザも同じだった)

食欲、ございませんか?
少しはお食べにならないと体調を崩してしまいます。

(エレノアの影響なのか、それとも他に因があるのかと思いながら不安を押し殺して)
(レナの様子次第で食事を下げて、果物か何かを用意しなくてはと思っていた)


【設定は了解しました】
【実はエレノアは死んでいません、人形は太后に渡されます】
【こちらこそ宜しくお願いします】


82 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/20(日) 00:56:26
>>81

『誰が哀れか?
 妾の高貴さを分からぬ愚か者よ。力さえ使えれば……』

(憎々しげにソフィアを見つめながら、魔法さえ使えれば豪火でソフィアを瞬殺する気で歯ぎしりをして)


「勘違いか……哀れな人なのだな。我が姫君のようになられれば、周りから愛されたであろうに」

(エレノアの傲慢さに哀愁さえ感じていて、小さくため息を吐くと、レナのようであればと率直な印象を述べて目を伏せる)


『煩い……ぐあっ……煩い……うぎぁぁっ……。
 邪魔をするな……んぁぁっ……小娘……ぐぉぉっ……』

(激しく身体を揺さぶり、悶絶しながら襲い来る痛みと何とも言えぬ苦しさにエレノアはのた打ち回って)
(舌を噛み切ることも叶わず、口に手を入れられ本来なら喋れないはずであったが)
(魂はほとんどレナから剥がれて、漏れ出た魂から声が響いていた)

『報い……報いなど……ひゃぁぁっ……あわわっ…………』

(水晶球にすべてが飲み込まれるまで魂の塊を左右に振り、何とか逃れようと試みるものの)
(すべてが飲み込まれしまえば応えることも出来ず、力いっぱい押さえているクレイトンの腕の中で人形を微かに振るのが精一杯だった)

「そうですか。では、あの変な技を使ったり、レナ様の姿で邪悪な雰囲気を醸し出すことはもうないのですね、良かった。
 では、遠慮なくいただきます」

(リーザの言葉を聞いて安堵の表情をマーサは浮かべて、エレノアも恩義を感じていたのか水龍を放ったとき以外マーサの前では悪さをせず)
(ただ偶に表に浮かび上がっては、きつい目つきでマーサを観察したりはしていて、マーサ自身もそれには薄々気づいていて)
(もうそういう事がないのかと思うと笑みを見せ、差し出された籠からパンを取りお皿からチーズと肉を取ると口へと運ぶ)

……甘いと怒られるかもしれませんけど、エレノアさんのことを考えるとやるせなくて。
エレノアさんの魂がわたくしの身体から剥がれて出ていくときに、エレノアさんの記憶が流れ込んできたんです。
起きている時間の大半もベッドから離れることも叶わず、窓から空を見上げるしか無い哀しみと憤りが何と云ったら良いのか…………哀れで。
身体を奪われ、魂を消されて乗っ取られるのは困りますけど、わたくしの身体の中で一緒に共存は出来なかったのかなって……。
皆様にすごい迷惑を掛けて、馬鹿げてるって分かってはいるんですけど…………でも。
それと、何でか全く分からないのですけど、エレノアさんのこと親しく感じてもいるのが不思議で……。
食べないといけないのは分かっているのですが、今は胸が一杯で食べる気になれなくて……。心配掛けてごめんなさい。

(重い溜息を一つ吐いて、一度目を伏せ開いた瞳には深い悲しみが宿っていて)
(優しすぎるレナの心は、エレノアを完全に憎むことも切り離すことも出来ずに落ち込んでしまっていた)
(レナ自身は同じ血を引くとエレノアが言ったのを体内で聞いたのかもしれないが、記憶には全く残っておらず)
(遠い血縁の為せる業なのか、魔力の波動が少しでも似ているせいなのか親しみさえ僅かに感じていることに戸惑っていて)
(ソフィアの心配も痛いほど感じてはいたが、食欲が全くわかずスプーンもフォークも置き)
(悲しげな表情をしてソフィアを見つめて、優雅な動きで丁寧に頭を下げて詫びる)

【エレノアが死んでいないことは承知です。ただ、元々余命の少ない身体は、魂が離れてエレノアの魔力も届かなくなって早めに限界を迎えるかなと】
【身体は朽ちて、魂だけ人形の中で残る感じですかね】


83 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/20(日) 01:21:49
>>82
高貴さがあるなら、自然に滲み出るのですよ。
我欲と我執が強い自分の姿を直視したら如何ですか?

(憎々しげな視線を真正面から受け止めながら言い返す)
(しかし、力が使えれば自分を害しようという意志は感じていて)
(これでは話が通じないと内心痛感していた)


「そうなれない事情もあったでしょうけれどね」
「だからといって無法が通じる程世の中甘くないのよ」

(エレナはすでにエレノア本体の事も知っているのか、多少の事情は理解していたが)
(それが何をしても許される理由にはならないとばっさり切っていた)

「……哀れで無様ね、そしてこれからの事を同情するわ」

(悪あがきをしながらも傲岸さが消えないエレノアを見送りながら)
(これから起きるであろう事を考えるとエレナすら背筋が凍る思いだった)

『ええ、それにしてもわからない様に出て来ていたでしょうに、良く気付いたわね』
『勘がいいのかしら?』

(邪悪な雰囲気を出すのはレナには無理だとわかっていたが、それを察知できるのは大したものだと感心して)
(そう言いながら十分な量をマーサに渡して、早く治れば良いわね、と言い残して仕事に戻っていった)

やはり、そうでしたか……。
確かに哀れですし、直接触れていたレナさんからすればそうした気持ちになるのはわかります。
ですが、その死に掛けの身体にレナさんを入れて嘲笑するつもりでしたよ。
力が使えれば私も意識だけ残した人形にされて、玩具にされたでしょう。
親しく感じるのは遠縁にあたるからだと思います、そういう事を言っていましたし。
……心中はご察しします、それでは下げますが、何か果物を用意しましょうか?
わかりました、取り敢えずゆっくりとお休み下さい、睡眠も実際はあまりとれていないでしょうから。
失礼致します。

(甘いというか、レナの気性ならこういう事態は予想出来ていたので、ソフィアは驚かなかった)
(エレノアの邪悪さを説明しながらも、一旦区切って、遠縁にあたる故にそうした影響や親近感も出るのでは、と言って)
(食事をトレーに下げて、配膳用の手押し台車に乗せると果物は必要かと問い掛けたが、今は要らない様子だったので)
(ゆっくりと寝るようにいって一度は開けたカーテンを下ろすと礼をして部屋から出て行った)
(そこから数歩、ソフィアは崩れ落ちる様に倒れていた)


【それを太后は見越していて、魂の無い器に移すか、または生き人形と化すか、そういう感じですね】
【太后にとっては魂だけの存在というのは色々な研究に丁度良く、それだけに自死も出来ない状態は文字通り生き地獄と化すでしょう】
【かつて魔法王国時代に老師が未然に防いだと思われた太后の嗜虐性がお気に入りのレナやエレナに手を出された事で目覚めた事になります】


84 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/20(日) 02:20:15
>>83

『煩い。お前などに妾のことなど分かりはせぬ』

(ピシャっともう聞く耳は持たぬという表情をすると、ムスッとした顔で押し黙ってしまう)


「そうなのか」

(エレナがエレノアの事を知っているのは何となく察したが、クレイトンにとってはレナの身体からエレノアの人格が居なくなればよく)
(それ以上は興味を示さず、レナが居る部屋の方へと心配して視線を向けていた)


『…………』

(エレナの声だけは聞こえているのか、人形が微かに震えてなにか返事をしているようにクレイトンには見えていた)


「ソフィアさんと交互にレナ様のお世話をしていた時に、正面から見たわけではないんですけど、何度か背筋が凍るような気配を感じて。
 気配が尋常じゃないので、レナ様では無いのはすぐに分かるんですよ。
 私が振り向くともういつものレナ様で、私が変な顔をしていたのかレナ様の方が首を傾げられて。
 勘が良いなんて、たぶんその場に居ればリーザさんも分かりますよ。
 ありがとうございます」

(お茶を淹れたりしている時に、エレノアがレナの身体を乗っ取る訓練をしていたのか)
(ほんの一瞬だけ、マーサが知っていたエレノアとも、レナとも違う気配を背後に感じたことを言って)
(振り向いた時にはもうエレノアは居なくなっていて、驚いた表情でレナが首を傾げる姿の可愛らしい仕草を思い出し笑みを浮かべて)
(勘がいいと言われて謙遜して、リーザにも分かると言いつつ残りを受け取り礼を言いつつ)
(リーザが仕事に戻っていった後もお腹が十分満たされるまで食べ続けていた)

ソフィアさんに隠し事は出来ませんね。
……そんなことするつもりだったのですか? 魂と身体を入れ替える……。
ソフィアさんにもそんなことするって言ったのですか?
えっ!? 遠縁って……エレノアさんとわたくしがですか。
魔法王国の方と血が繋がっているなんて聞いたことありませんけれど。
いえ、食べたくなったらお願いしますから。
ありがとうございます。おやすみなさい。

(察したソフィアに、自分のことを理解していてくれることに嬉しさを感じるが)
(今は素直に表情に出すことは出来ず、笑みを浮かべるがそれはぎこちなさを感じさせるものだった)
(身体と心を入れ替えるような技を使えるエレノアの魔法の凄さに、死にかけの身体に入れられることは半ば以上失念して)
(興味を好奇心を覚えつつ、ソフィアを玩具にしようとしたことをすると顔を顰めて)
(やはりエレノアと理解することは難しいのだなと、小さく嘆息を漏らした)
(自分がエレノアと血縁関係があると聞くと、目を大きく見開き驚きの表情を浮かべて)
(父からも母からも魔法王国と繋がりがあることも、母の祖国が魔法王国から分かれた国であることも知らされてはいなかった)
(もうエレノアが抜けて身体の違和感は完全に無くなっていて、いずれ食欲も戻るだろうと思っていて)
(その時は頼むつもりでまだ憂いを帯びた笑みを浮かべて、礼を言うとソフィアを見送り、ベッドに横臥して目を閉じる)

「ソフィアさん!! 大丈夫ですか?
 誰か! 誰か! ソフィアさんが大変です」

(食事を終えて落ち着いたマーサは、レナの様子を確かめに行こうと廊下にでて部屋に向かう途中倒れているソフィアを見つけて)
(悲鳴に近い声を上げて人を呼ぶが、クレイトンもここ何日かの緊張の疲れで熟睡していた)

あ、あぁっ……ソフィアさん、大丈夫ですか?
ごめんなさい、ごめんなさい、わたくしのせいで。

(眠りに落ちかけたとき、マーサの悲鳴にも似た声を聞いて慌てて飛び起き)
(裸足のままフラフラしながら部屋から出てくると、マーサに抱きかかえられたソフィアに必死に声を掛けるが)
(目から涙が溢れてソフィアの頬を濡らす)

「レナ様、ソフィアさんのことはこちらできちんとケアしますから、お戻りになってお休みください。
 ソフィアさんも、きっとそれを望んでいます」

(フラフラとネグリジェのまま部屋を出てきたレナを見つけて、元に戻っていることは確認しつつも)
(まだ完全に健康に戻っていないのは気づき、部屋に戻るように少し強い口調で言い切り他の侍女が来るのを待ち)
(「でも」と言うレナにもう一度きっぱり戻るように言い、レナを部屋に返してしまう)


【今夜はここまでにしますか?】


85 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/20(日) 02:22:45
>>84
【そうですね、今からだと遅くなりそうですし】
【次回は日曜日の22:30から可能ですが、どうでしょう?】


86 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/20(日) 02:22:47
【大后さまのことは承知しました。敵に回したくない性格してますね、大后さまは】


87 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/20(日) 02:24:19
>>85
【ありがとうございます。では凍結にしましょう】
【次回は日曜日の22:30からで大丈夫です】
【今夜と同じ伝言板スレで落ち合いましょう】

【お疲れさまでした】


88 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/20(日) 02:26:08
>>87
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた22:30にお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


89 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/20(日) 02:27:29
>>88
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


90 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/20(日) 22:27:14
【ロールの再開にスレをお借りします】


91 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/20(日) 22:31:21
【スレをお借りします】

>>84
『なるほど……』
『もしかしたらソフィアの時には出て来なかったのかしら、あの子はそういう事言わなかったし』
『どんどん食べなさいね、少しくらい太っても仕事してればすぐ戻るから』

(ソフィアが気付いていない事に気付いているのなら察知能力は凄まじいものがあるし)
(マーサの時だけ出ていたのなら、エレノアはある程度彼女への親近感は持っていたのかと思っていた)

今は無理に笑わなくても大丈夫です、それに大体わかります。
入れ替えるのは死にかけの身体ですから、私は怖気と怒りを覚えました。
レナさんがご両親に頂いた身体を奪い、死にゆく身体に閉じ込めて嗤うつもりだったのです。
……私をそうしようとしたなら、それこそ自死します。
そうです、レナさんの母上のルーツがあの国にある様です。
わかりました、体力さえ戻れば元通りです。
でも今は心身共に消耗していますから、本当に休まれてください。

(無理に笑っていると思ったのか、そう伝えながら)
(エレノアの語った事とそのおぞましさを説明しつつ、自分をそうするなら命を絶ってたと持っていた覚悟を口にする)
(そしてエレノアの語った血筋については恐らくあっていると確信していて、そう伝えると)
(体力の回復さえなされれば元に戻るが、意識を封じられたりと色々消耗している事を気に掛けて)
(無理に食べろとは言わず、取り敢えず休ませるようにして部屋を出て行った)

……。

(マーサが抱きかかえるソフィアは身じろぎもせず、ぐったりとしていて)
(クレイトンも出て来ない中、その声を聴いたのはレナとたまたま室外に出ていたライラだけだった)

……ぅ……。

(レナの声に微かに反応するものの、普段なら飛び起きるくらいの反応を示すはずのソフィアはまるで動かず)
(抱きかかえるマーサも身体に力が無い事がわかる程で、レナの涙が頬を濡らすと化粧が落ち)
(実際は体調不良で蒼白になっていたのを化粧で隠していた事がマーサには見えたかも知れなかった)

『何事ですか?ソフィア……まずは部屋に運びましょう』

(駆け付けたライラは他人を待たず、まずは運ぶ事を指示して、ソフィアの部屋に運び込む)
(侍女服を脱がせていくと不調にも関わらず二の腕と太ももに暗器を装備しており、それを外すと奴隷商人に刻まれた刻印と刺青が見えて)
(楽な貫頭衣を着せようと全て脱がしていくと背中に入れられた焼印の傷が完治しておらず熱を持っていて)
(腹部には青あざがあり、何らかの打撃を受けた痕も見受けられた)

『マーサ、エレナ様に報告して医師の手配を』

(それらを見たライラは治療が必要と判断したのか医者を呼ばせる様に伝えた)

>>90
【それでは今夜も宜しくお願いします】
【ソフィアはそもそも焼印の傷も癒えないままに任務についており、クレイトン以上に精神的に消耗していた事と】
【体力的にもここに戻るまで調教・競売・逃避行で回復の間もなく消耗していた感じです】
【またエレノアがレナの身体で死のうとしたのを邪魔をした際に衝撃波を腹に受けて、それが割とダメージを与えています】
【気力で抑え込んでいましたが、完全に元に戻っている事を確認した安堵と何とか何か食べさせないとと考え込んだ時に意識が飛んだ訳です】
【それで一気に心身のダメージが吹き出していますが、治療と3日程度の睡眠で復活する予定です】


92 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/20(日) 23:47:00
>>91

「そうなんですか? 何ででしょうね? ソフィアさんが怖かったとか?
 太ったりはしませんよ。ここ数日、最小限しか食べてないから減った分が戻るだけです」

(エレノアが自分の前では一瞬だけと言っても姿を現した理由が思い当たらず、ソフィアがエレノアに対して良い感情を持っていなかったせいかと思っていて)
(実家へ薬草を取りに行っていた数日、急ぎであったために馬上で取れる軽食しか取っておらず)
(少し体重が減っていたことは分かっていて、減った分が戻るだけだから太る訳ではないと頑なに言い訳をしていた)

本当にもう、ありがとうございます。
それは流石に遠慮したいですし、悪趣味過ぎます。自分のではない身体ですぐに死ぬのはわたくしも嫌です。
そうですね。でも、魂と身体を入れ替える術には興味があります。
母上のルーツがあの国に……、そうですか……。
はい、そうします。

(何も隠せないほど自分のことをよく観察していることにより信頼を深めて、手をとり軽くキスをしてから包み頬を寄せる)
(話を聞けば悍ましいことだと素直に思い、そんな身体に魂を入れられることには強い拒否反応を示すものの)
(その魔法については、使う気は全く無くても術そのものには強い興味を覚えていた)
(確かに枯れそうな草花を元気にしたり、人の病気や傷を癒やしたりしたのは薄っすらと覚えていて)
(それが魔法であるならばそうなのかもしれないと思いつつも、母方の祖父からも祖母からもその様なことは聞いておらず)
(でも、祖国よりは魔法に対して鷹揚で、詳しかった分なにかしらの繋がりがあったのかもと考えていた)
(今は自分でも休息が必要なことは、感じる疲労からも分かっていて言われる通りにすることにしてベッドに横たわった)

「ソフィアさん! ソフィアさん!!」

(抱きかかえたソフィアがぐったりしていることに気づき、かなり不味いと感じていて)
(意識がすぐに戻るか確かめるために軽く頬を叩くが反応がなく、クレイトンが出てきてくれたらと思っていたが)
(現れたのがレナで今は一番見られたくない人に見られたと、心の中で舌打ちしていた)

ソフィアさん、こんなにボロボロになるまで……本当にごめんなさい、ごめんなさい。

(力の抜けたソフィアの手を取ると、先程の暖かさは消えていて手も冷たくなっていて)
(必死で擦り続けながら、涙がポタポタといくつも落ちた箇所の化粧が落ちて蒼白の部分が現れるが)
(気づいたマーサはレナに見せないように、身体で死角を作りレナから隠してしまう)

「はい、ソフィアさんの部屋へ運びましょう。
 ……レナ様、申し訳ありませんが、レナ様はお部屋でお休みください。
 今、お二人に倒れられたら、流石に手に負えなくなりますから、心配なのは分かりますが、今は堪えてください。お願いします」

(ライラの言葉に従いマーサは頭の方をゆっくりと持ち上げるが、レナがソフィアの手を持ったまま着いてこようとするのへ)
(キリッと眉を上げ、厳しい顔つきをして邪魔とはいわないまでも、きっぱりと二人同時に倒れられると困ること告げて)
(我慢して配慮してもらえるように、有無を言わさぬ語気の強さでレナに伝える)

…………分かりました。済みません。ライラさま、マーサさんよろしくお願いします。

(真剣で強いマーサの強い視線と表情、声音に今は自分の出番はないことを悟り)
(手をもう一度擦ってからそっと離し、ソフィアが運ばれていくのを見送り、項垂れた格好で自分の部屋に戻っていった)

「これは大分不味いですね。この青痣は最近出来たばかりのようですし……。
 分かりました……。まだ手持ちの薬草も残ってますし、ソフィアさんが気づいたら薬湯にして飲ませましょう」

(服を脱がせるのを手伝っていると、刻印は別として最初にソフィアと会ったときより痩せていることと)
(青痣が新しく、消耗した身体に強い衝撃になっていることに気づいて、エレナに伝える役を受け入れて)
(レナにも飲ませた薬草がまだ残っていて、煎じて後で飲ませようと考えていた)

「エレナ様、失礼します。ソフィアさんが意識を失われて、かなり消耗しているようですのでお医者様を……」

(エレナの部屋へ入室の許可ももどかしく入っていくと、慌ててはいたものの的確に状況を説明する)
(エレナが医者を呼び事に許可を出すと、今いる中でこの街に一番精通しているので自ら志願してマーサは医者を呼びに行った)

「……まったく、自分を犠牲にしすぎです」

(医者の往診が終わり見送ってから、ソフィアの元へ戻ったマーサは、ソフィアの身体に浮かぶ脂汗をタオルで拭いながらポツリと独りごちていた)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】
【ソフィアの消耗の件は承知しました。レナは悶々とするでしょうけど仕方ないですね】


93 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/21(月) 00:19:05
>>92
『ああいうタイプが人が怖い程度で隠れるかな……?』
『ん、回復する為に太るくらい食べなさいって事よ、気にしてるの?』

(さも面白そうに笑いながら、それくらい食べて回復しておきなさいと本意を伝えておいた)
(自身が多忙な上に人を使う立場になっているのが更に忙しさに拍車を掛けている様子で、慌ただしく廊下を去る音が聞こえていた)

いえ、それは……。
私もそう思いますし、そういう相手でした。
えぇ、そうなのですか……?ちょっと道を外れていると私は思います。
……ご存じ無いのですか?もしかしたら母上の祖国にルーツがあるのかも知れませんね。
はい、ごゆっくり。

(礼を言われるまでも無いが、少しはにかみながら、安堵の笑みを浮かべる)
(おぞましい考え方だったのを思い出して、エレノアなら確かに実行しただろうと思い、改めてゾッとしていた)
(しかし、術に興味を覚えたと聞いて、外道じゃないですか?と遠回しに伝えつつも、平たく何にでも興味を持つのはらしいと思って)
(意識するほど近くはなくとも知っている程度には関係があったのではと言った)

……ぅ……ぅ……。

(微かに反応しているのは気を失っていてもレナの声に答えている様にも見えて)
(体温も下がっていて、かなり危険な状況にあるとマーサに思わせるには十分だった)

『マーサの言う通りよ、ソフィアを休ませる為にもあなたは休みなさい』

(レナはこういう時は聞き分けが無い訳ではなく、端的にやるべき事をライラは伝えて)
(マーサの言葉に頷いて部屋に戻る様子に頷くと部屋に運び込んでいった)

『ここまで憔悴しているのは初めて見たわ、青痣はエレノアにやられたのかしら、内臓を痛めているかも知れないわね』
『お願いするわ、私は様子を見ておくから』

(元々、娼館の中でも体力気力共に頭ひとつ、ふたつ抜けている存在でもあって)
(ここまで消耗するとはどれだけの事があったのか想像に難くなかった)

「何ですって?この街は貴女が詳しいわね、頼むわ」

(流石に驚いた表情を見せるが、マーサが適任だとすぐに思い至って、志願を受け入れて呼びに行かせた)

……うぅ、あ、くぅ……させ、ない……。

(時折悶え、夢でエレノアからレナを護ろうとしているのか、うわ言にまで出ていて)
(それも次第に治まると丸二日ほどを寝たまま過ごしていた)

……ぁ……う……は……っ!?
一体、ここは、今は、時間……痛ぅっ!?
あ、く、マーサさん、あの、私は一体……?レナ様は……っ!?

(寝息が浅くなったと思うとバッと目覚めるが、自分の状況が理解出来ておらず)
(寝過ごしたかと思い、すぐに動こうとして化膿しかけていた傷の痛みに顔をしかめる)
(そこでベッドサイドに座るマーサを確認して、自分に何が起きたのかを問い掛けていた)


【はい、一応目は覚ましましたが、回復必須な感じです】


94 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/21(月) 01:25:59
>>93

「本当のエレノアならそうかもしれませんね。
 それは……私だって気にするものはありますよ」

(マーサの知るエレノアは偽った大人しい性格であったので、本性を表したエレノアにはあまり接しておらず、きっとそうなのだろうと頷き)
(リーザの問い掛けには苦笑を浮かべて、太ることを気にしていることを肯定しつつ)
(廊下を駆けていくリーザの足音に大変だなと、食べ物を口に運びながら思っていた)

……きっと、育ちかたに問題があったのでしょうね。
もちろん知った所で使える力があったとしても行使しませんけどね。
魔法の限界は知りたいとは思います。
ええ、母上からは何も聞いていません。というか、聞いて理解できるようになった頃には母上はいませんでしたから。
そうかもしれませんが、今は確かめにお祖父様に会いにはいけませんからね。

(エレノアの危険な性格は魔法王国での彼女の立場と育て方にもあったのだろうと、小さくため息を吐く)
(術が外道であることは理解していたが、魔法でどこまで出来るのか興味があり知りたい気持ちは押さえ難く感じていた)
(姿も変わり、勝手に母の祖国へ行くことも叶わず、祖父は知っていると思ったが今は聞けないと諦めていた)

ソフィアさん……ソフィアさん……。

(自分の気を注ぎ込もうとするが、レナ自身もまだ回復途上にあり魔力は全く反応しなくて)
(ただ心配そうに手を擦りながらソフィアを見つめていた)

はい、そういたします。

(今は出来ることもなく、これ以上居ても困らすだけでライラの指示にも従い部屋に戻った)

「レナ様に誠心誠意尽くしていましたから。内臓の奥深いところまでダメージが達してないと良いのですが……」

(自己を犠牲にしすぎると思っていたが、それを言っても仕方なく柔らかい表現に包んで)
(青痣を触りはしなかったが、その大きさにダメージが深くなければ良いなと思っていた)

「私がレナ様のご機嫌伺いに行こうとしたら、廊下に倒れて意識を完全に失った状態でした。
 はい、承知いたしました。では、いってまいります」

(マーサ自身もかなり驚いていたが、今は責任感の方が勝っていて冷静に伝えて)
(志願が受け入れられると頷き、すぐに医者を呼びに行った)

「駄目ですよ、ソフィアさん。まだ寝ていないと。
 疲労やその他諸々が重なって廊下で倒れていたんです。
 レナ様をこれ以上心配させないためにも、これを飲んでゆっくり休んでください。
 冷えてると余計飲みにくかもしれませんけど……。
 それとレナ様は順調に回復されています。今もクレイトン様が付き添って剣舞の鍛錬をされています」

(交代でソフィアの看病をしている時にうわ言を何度か聞いていて、レナとソフィアの深い関係を改めて感じていて)
(ソフィアが目を覚まし起き上がろうとするのを、そっと押さえつけ起きないようにして)
(何が起こっていたのか静かな口調でソフィアに説明して聞かし、レナが心配して何度か見に来たことも告げて)
(話が終わるとニッコリと満面の笑みで、マーサの家に代々伝わる例の薬草を使った薬湯を差し出す)
(ソフィアが倒れたことで、レナもいつまでも落ち込んでいて心配を掛けないように決意して)
(食事を摂り始めれば着実に回復し始めて、リハビリも兼ねてまだ軽くではあったが剣舞を始めていることも教える)

ソフィアさん、ゆっくり休んでくださいね。

(マーサに聞き、ソフィアが熟睡している間に再び部屋を訪れ手を擦ってから握り)
(まだ、いっぱいは無理だったが、少しだけ気をソフィアへ注いだ)

【了解しました。レナはソフィアを心配させないために頑張って食事を摂り少しずつですが確実に回復し始めています】


95 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/21(月) 02:04:37
>>94
育ちは確かにそうかも知れませんね。
これからどうなるのかわかりませんが……。
知らない方が良いと個人的には思います。
……そうですか、それは確かにそうですね。

(エレノアの性格については育ち方であるという意見については同意する)
(といって、ソフィアの意志としては許すつもりもなかったのだが、それは黙っておいて)
(禁断の邪法という認識がどうしても強くて、個人的には反対だと意志だけは示して)
(実家周りの事については確かに今は近寄る事もある意味憚られるだろうし、頷いた)

「ソフィアは孤独だったから、レナへの思い入れは本当に強い」
「これなら損傷まではいかないと思うけれど……医師に任せるしかないわ」

(細かい事情は言わないが、ざっくりと伝えながらも青痣の後をさっと見て)
(血の広がりも無さそうなので、恐らく大丈夫だと思いながら専門家の所見を待つべきだと言った)

「無理をするなと言っても聞かないし、難儀な子ね」
「お願いするわ、あの子も大事な存在なのだから」

(無理に休ませても休まないタイプなのはわかっていて、難儀だと愚痴りながら)
(マーサに後は託すしかなかった)

……廊下で、倒れて……はぁ、情けない。
ご迷惑をお掛けしました、レナ様に宜しくお伝えください。
ありがとうございます、こういう時は有り難いですね……んくっ、んくっ……。
いえ、薬だと思って飲んでいますから。
本当ですか……!?良かった、本当に……。

(押さえられるのを感じ、そのままベッドに横臥すると苦笑しながら情けないと漏らして)
(取り敢えず身体だけ起こすとマーサに頭を下げ、差し出された薬湯を一気に飲み干していく)
(レナが回復して剣舞までしていると聞くと表情が明るくなり、胸に手を当ててゆっくりと息を吐いていった)

……んぅ……ん……。

(寝ている間にレナが来て手を握ると少しの気が注がれ、握られた手を握り返す)
(その手は気を失った時の様に血の気が引いたものではなく、しっかりと暖かかった)


【なるほどですね、手を握られた翌日から起き始めて、その次の日からリハビリを兼ねて朝食の準備だけは行う感じになる予定です】
【ふたりの体調回復を待って戻る予定ですが、その前に太后が訪ねて来るという感じになります】

【それと凍結をお願いしたいのですが、月曜日の22:30から可能ですが如何ですか?】


96 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/21(月) 02:11:30
>>95
【ソフィアの回復の件と大后が尋ねてくるのは了解しました】

【こちらも少々眠気が強くなってきていますし、今夜はここまでにして凍結にしましょう】
【次回は月曜日の22:30からで大丈夫です】
【いつも通りに伝言板スレでお会いしましょう】

【お疲れさまでした】


97 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/21(月) 02:16:53
>>96
ありがとうございます。
では月曜日の22:30に伝言板にて落ち合いましょう
お疲れさまでした、おやすみなさい


【スレをお返しします】


98 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/21(月) 02:19:24
>>97
【おやすみなさい。また今夜よろしくお願いします】

【スレをお借りしました。お返しします】


99 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/21(月) 22:30:59
【今夜もスレをお借りします】】


100 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/21(月) 22:32:15
【スレをお借りします】


101 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/21(月) 22:32:55
>>95

ええ、たとえ身体が弱くても、もっと愛情に満ちた環境で育てられていたら聞いているような邪悪な性格にはならなかったでしょうね。
分かりました。ソフィアさんがそう言うなら、研究しないことにします。
もし機会があったら聞いてみたい気はしますけどね。

(きっと邪険にされたり、無視されたりした結果ではないかと想像して、愛情を持って育てられていればと同情を感じていた)
(ソフィアの意見を素直に聞き入れて、魂を切り離し別の身体に入れるような魔法は研究しないと約束する)
(もしお祖父様に会うことが叶えられたら、魔法王国と関連があるかも含めて、小さい頃の母上のことも聞きたいと思っていた)

「確かに主従という関係以上にお二人の絆は強いですものね。
 それなら良かったです。きっと治りも早いでしょうし」

(敢えて深くはマーサも聞かなかったが、日頃感じている絆の強さには頷き、だから無理しすぎるのかもと思っていた)
(医師に任せることには同意して頷きつつ、痣の大きさに割に紫色にあまりなっていないのを安堵しつつ)
(あとは変な魔法の影響がないと良いなと門外漢ながら思っていた)

「それは困ったものですね。休める時にはきちんと休まないと……。
 承知致しました、お任せください」

(ライラの愚痴に少し驚いた表情をしたものの、愚痴って貰えるほど信頼されていると嬉しそうな笑みを浮かべ)
(ただソフィアが無理して休まないことには、素直に困った表情で眉を顰める)
(仕事時間は決して手抜きや出し惜しみはせず、指示を受けてなくても必要と思われることは時に先回りをして用事を片付けるマーサではあったが)
(休息時間は完全に休息して、突発の手伝いでもなければオンオフははっきりと切り替えるプロフェッショナルな仕事ぶりを疲労していた)
(ソフィアを託されると、自信を持った表情と微笑みで了承をして一礼して出ていくライラを見送った)

「ちょっと頑張り過ぎただけですよ。ただ、次からは気をつけてくださいね。
 迷惑はお互い様ですから。この前は私もリーザさんのお手を煩わしましたから。
 はい、ちゃんと伝えておきますね。
 あくまでも補助ですから、十分な休息は取らないと駄目です。
 レナ様が言われるには、いつもの半分の時間もしていないってことでしたけどね。
 笑顔を戻ってきてますから、もうきっと大丈夫ですよ」

(笑みを浮かべて否定はせず、ただ次回は自分の身体も労わるようにやんわりと注意しておいて)
(薬草を取りに故郷まで強行軍で往復した時、疲労と怪我で倒れたことを教えて、すでに瘡蓋になりつつある傷を見せて屈託ない笑みを浮かべる)
(心配していたレナには意識が戻ったこと告げ、まだそっとしておくように言うつもりではあったが)
(薬湯は疲労を癒す補助であるので、結局はきちんとした休息が必要だと念を押す)
(再開している剣舞は、まだいつもほど本格的なものでないとのレナの言葉をそのまま伝えて)
(きちんと周りも気を付けて無理をさせずに、徐々に回復を促していることを伝えて)
(レナの表情も確実に豊かなになって来ていて、好きな食べ物が出た時の嬉しそううな顔がとても無邪気で可愛いと話題にする)

……良かった。大丈夫そうですね。

(倒れた時に握った氷のような手の冷たさではなく、暖かな感触にホッと安堵の表情を浮かべて)
(しばらく手を握ったままソフィアの脇に座っていたが、マーサの自分を探す声を聞きそっと自室へ戻っていった)


……んんぅ……ん〜っ…………もぅ朝……ですか? 
…………もうちょっとだけ…………。

(翌朝、ソフィアが起こしに来たことにはすぐには気づかず、寝起きの悪さはいつものままで)
(それでも乗っ取りかけていた時とは違い、モゾモゾと動きながら上掛けを引っ張り丸まって背を向け二度寝の体勢に入ろうとするのは)
(レナが娼館に居て、特別なことがない時もよくしていたいつもの朝の寝起きの悪い動きそのものだった)


【今夜も引き続きよろしくお願いします】


102 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/21(月) 23:28:27
>>101
元から邪悪な存在というのは無いと思いますし……。
ありがとうございます。そうして下さい。
そうですね、機会がもしあれば。

(どういう育ちをしたのかは不明だが、図星を突かれて黙るあたりはまっとうに生きられる可能性も感じただけに)
(周囲の非道さを感じずにはいられなかった)
(邪法を学ばないという言葉には安堵の表情を見せ、それだけに見ていた乗っ取り劇が酷かった事を想起させるものだった)

『そうね、かなり思い入れがあると思うわ』
『反射的に身体を固くしたのでしょうね、この辺は流石』
『余裕が無かったから衝撃だけだったのでしょう』

(色々あったのはわかっているが、わざわざ細かく説明する事でもなくそういって)
(暴れる際に出た衝撃で良くまともに受けなかったと感心しながらも)
(意図的な魔法攻撃なら密着していただけに危険だったと思っていた)

『わかっていはいるのでしょうけどね』
『今回は長い期間気を張っていた事と、戻って安心する間もなくエレノア乗っ取りでしょう』
『休むのもままならなかったとは思うし、複雑ね』

(レナの危機でなければこれほどまでに無理はしなかっただろうと言いながら)
(それでも心配は心配なのでため息をつきながら後をマーサに託して出て行った)

……そうですね、この規模の事はもう起きて欲しくはありませんが。
大丈夫なのですか?傷も甘く見ては後から……と私に言われたくはないですよね。
それは重々承知しています、ただ良く効く様な気はしますよ、この薬湯。
本当に良かった……はい、それがレナ様ですから。

(レナの命を預かっていた事も相当な精神的重圧だったが、そうした事には一切触れずに今回のはコリゴリだと言って苦笑する)
(傷跡を見て、心配をするものの、自分が言うのも何だかと思ったのか、尻つぼみになって)
(補助なのは理解しているが、それでもよく効きそうだと言って笑うと)
(レナの魅力が出てきた事に胸を撫で下ろしながら、もっと知って欲しいとそうした時の表情について語っていた)


はい、朝ですよ、レナさん。
さっと起きないと後の予定がこなせませんよ。

(上掛けをバッと取ってしまうと澄ました顔でカーテンを開けて朝日を部屋に入れる)
(いつもやっていた流れのままにボウルに水を入れたものをテーブルに置いて顔を洗えるようにして)

おはようございます、今日から朝はお世話致します。
もうちょっと休むようには言われていますが、じっとしているのも身体に悪いので。
……それと午後に太后様が来られるとの事で会議室に集まる様に言われています。
お目が覚めましたか?

(朝食の準備と片づけまではやる事になっているので、それを伝えつつ、まだ万全では無い事も併せて)
(同時に太后が来ることを伝え、午後に向けて準備するよう促しておいた)


【こちらこそ宜しくお願いします】


103 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/22(火) 00:37:27
>>102

……わたくしは身体に同居はしましたけど、直接接してはいないので想像するしかありませんが……。
はい、そうしますね。

(エレノアが表に浮かび上がっているときは記憶がなく、直接話しをすることが出来なかったので正確には分からなかったが)
(魔法王国にさえ生まれていなければ、短くとも穏やかでそれなりに満ち足りた生活ができたのではと残念に思っていた)
(まだ少しは後ろ髪を引きながらも、ソフィアが嫌がるにはそれなりの理由があると思っているので従うことに決めたのだった)

「それは強く感じました。
 きっとソフィアさんでなければ、もっと酷いことになったでしょうね。
 鍛えられていただけのことはありますね」

(ソフィアの動きや表情を見ていて、レナに対する思い入れの強さを感じていたが)
(なぜそこまで入れ込むのは理解は出来ていなかった)
(いくらレナが華奢でも意識がない状態で暴れていれば、女性では抑え込むのは難しい気がしていて)
(痣がこの程度で済んでいることに感心し、さすがかつて姫将軍と呼ばれた人だと素直に感銘を受けていた)

「そういう性格の方もいますから、きっとソフィアさんもそうなのでしょう。
 ……そうでしょうね。レナ様との絆も考えれば特に……」

(レナの件が無くてもソフィアはそういうタイプなのだろうと納得しつつ、さらにレナを奪われた件が拍車をかけていたのだろうと思うと)
(拉致には全く関与はしていないものの、少し申し訳ない気分を感じていた)
(マーサ自身はエレノアの実害はなかったが、ソフィアは一番狙われたらしいことと)
(レナへの心配で休む気にもなれなかったのだろうと察していた)

「それは同感ですね。最初の一件に関わっていた私が言うのも変ですけど。
 ありがとうございます。疲れて寝ている間にリーザさんが適切な治療をしてくれたようなので、数日もすれば治ると思います。
 効能については保証しますよ。私も小さい頃から飲み慣れてますから。
 何と言ったら良いか、レナ様を知れば知るほど惹きつけられる方ですね」

(ソフィアとは立場も見方も異なっていたが、再び起きて欲しくない気持ちは同じで苦笑して)
(傷のことはリーザが寝ている間に命じた治療が良く、もう殆ど痛みもないことを腕を大きく振って見せて微笑んで)
(効能を請け負うが、それでも消耗し切っていれば効かないと改め言って)
(ソフィアが語るレナの話しを聞きながら、本当に好きなのだなと思いつつ)
(レナが人を惹き付ける強い魅力を持っていることを再認識していた)


…………もう朝……ん、んんぅ……。えっ!? ソフィアさん、もう大丈夫なのですか?

(上掛けを取られてもまだ丸まったまま抵抗していたが、少しずつ意識がはっきりしてくれば声がソフィアのものと分かり慌てて飛び起き)
(大丈夫なのか心配しつつギュッと抱きしめてから、顔を洗えば意識がさらにはっきりして)
(もう一度、ソフィアが本当にもう大丈夫なのかをじっと動きを目で追い観察する)

……くれぐれも無理はしないでくださいね。って、わたくしが負担を掛けないようにすれば良いんですよね。
大后さまが? それは急がないと……。
はい、もうすっかり目が醒めました。

(まだ完全では無いのは感じつつも、いつもに近い動きに安堵しつつも、無理はしないように念を押して)
(一番負担を掛けているのは自分かと苦笑を浮かべて、気をつけようと心に決める)
(大后さまが来ると聞けば、寝惚けてなんかいられないと目がはっきりと醒めて)
(朝食をさっさと食べ終えると、着替えて会議室へと向かった)

お待たせして申し訳ありません。

(会議室へ行くともう皆集まっているのを見て、優雅に一礼して詫びる)


104 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/22(火) 01:48:29
>>103
……そうですね。
ええ、お願い致します。

(そうでは無い様な気もしながら、本音で話し合えればまた違うのではと思っていて)
(レナが邪法に手を出さない事には心底ホッとしていた)

『並みの腕ならまともだったでしょう』
『鍛えているのと、危機への反射的対応が違った様ね』

(実際、一瞬の嫌な予感で全身に力を入れたのだが、それもほぼ無意識で)
(防げたのを本人が自覚していない程に一瞬の出来事だった)

『そうね、拉致の際は取り乱してこそはいなかったけれど、思い詰めていた様子だったわ』
『色んな事が重なっての事でしょうね』

(ライラは客観的に見ていたので、拉致の一件までは仲良いな、程度の認識だったのだが)
(そこまで思い詰めた事で余計に休めなかっただろうとは思っていた)

騙されていたので仕方ありませんよ。
それにこれだけ大掛かりなのはそうそうないとは思います。
女性ですから、痕が残らなければ良いのですが。
養生が一番効くのは、知識としては知っていますから、実践する事にします。
ええ、初めてです、ああいう方は。

(拉致の件は騙されていたのだから仕方ないと言って)
(潜入して人となりを見ていて、クレイトンとマーサを推挙出来たのは本当に良かったと思っていた)
(傷跡が残る事を心配しながら、養生が一番良いのは理解しているので、と実際に自分でやってみると言い切って)
(レナの話をしている時、屈託なく笑って年相応の女性らしい笑顔を見せていた)


はい、ソフィアです。
大丈夫……とは胸を張って言えませんが、朝だけお世話致しますね。
少しずつは動かないといきなりだと余計に疲れてしまいますので。

(この時間が終われば交代の段取りだったが、部屋の外に不測に備えてマーサがいるのは気づいていて)
(だからこそ、心配掛けない為の言葉を口にせず、実際の状況を伝えていたが)
(動きについてはいつも通りの手順と動作で行っていて、特に違和感は無かった)

無理はしません、というかしたら怒られますので。
負担はマーサさんとシェア致しますから、大丈夫ですよ。
ただ……はい、全員呼ばれていますから遅れない様にお願いします。

(苦笑しながら、恐らく会う人間全てに釘を刺されたらしく、無理はしないと誓って)
(負担も自分で抱え込まないから大丈夫だと言いながら、この後の太后が来る件はしっかりしないと、と思っていた)

「久しいな、これで全員か」
「無事息災と見て良さそうだな、さて……この度は妾の祖国が大いに迷惑を掛けた事を謝罪したい」
「この人形の中に仕込んである魔法水晶に件のエレノアの魂は入っておるが、全員の認識は等しいと見ていいか?」

(太后は特にレナについて咎める訳でも無く、席に着くのを確認すると無事な事を取り敢えずは祝して)
(関係が絶たれているとはいえ、自分の祖国がした事への謝罪を口にしていく)
(その上でエレノアの現在について全員が知っているか問い掛けるのだった)


105 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/22(火) 01:55:34
>>104
【すみません。ちょっと強い眠気が来ていて、もしかすると寝落ち仕掛けないので凍結してもらって良いですか?】
【次回は25日、金曜日の22:30からで大丈夫でしょうか?】


106 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/22(火) 02:00:56
>>105
【わかりました、凍結了解です』
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です】


107 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/22(火) 02:05:34
>>106
【ありがとうございます】
【では、次回は金曜日の22:30にまた伝言板スレでお会いしましょう】
【4日間とて楽しかったです。ありがとうございました】
【眠気が強いので本日はお先に失礼します】
【お疲れさまでした。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


108 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/22(火) 02:17:36
>>107
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた金曜日に伝言板でお会いしましょう】
【私も4日間とても楽しかったです、ありがとうございます】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


109 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/25(金) 22:26:52
【ロールの再開にスレをお借りします】


110 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/25(金) 22:32:56
【スレをお借りします】


111 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/25(金) 22:33:31
>>104

「きっとそうでしょうね。
 普通の何も訓練していない人間だったら、かなり不味いことになったかもしれませんね」

(痣を見ながら、もし自分だったらと考えるとマーサ自身は剣や投げナイフの訓練は受けていると言っても躱すことはできると思えず)
(きっと自分も含め普通のメイドなら、命の危機になりかねなかっただろうと思っていた)

「お二人を見ていて、主従とか友達とか、バックボーンが少し似ているとかを超越した特別な絆を私も感じますもの。
 ただ、ソフィアさんはレナ様にかなり振り回されている気がしますけど」

(マーサは二人と知り合ってからライラより日が浅いが、より近くでみている分感じることも多く)
(二人の間になにか強い不思議な絆で結ばれて居ると感じていたが、日頃は何かとレナにソフィアが振り回されているように見えて)
(それでもソフィアが嫌がっている風もあまりなく、微笑ましいと思っていて笑みが溢れていた)


「ありがとうございます。
 今思えば、極稀に少し変だなって感じないこともなかったんですけど、あの時はエレノア様だったレナ様の護衛とお世話に手一杯で考える暇もなくて……。
 ……残っても良いんです。そりゃ、残らないに越したことはないですけどね。
 私、きっとレナ様は歴史に残る方になると勝手に思っているんです。
 年取って、嫁いでこの仕事を辞めて子供を作ったり、老いて孫ができた時に、すごい方になったレナ様の命を私が守ったんだで自慢できますから。
 今回はきちんと実行してくださいね。
 私も初めてです、王族ですごく洗練されているのに取っ付き易いなんて方は」

(知らないとは云え、国家的陰謀の一部を担わされたことは、まだ心の片隅で引っ掛かっていて)
(許す言葉を与えられて安堵と悦びの笑みを浮かべるが、どこかに違和感を覚えてはいたが、ゆっくり考える暇もなかったことを告げて)
(腕の傷は少し深く痕が微かでも残ってしまいそうであったが、屈託のない笑みを浮かべただけでなく誇らしげで)
(レナが行く行くは並の人で終わる筈はないと信じていて、その方を助けることが出来たことに誇りと自信を持っていた)
(しばらくは、レナの可愛い仕草や知識の広がりに驚いた話などでで盛り上がったが、ソフィアの疲労を思い出し寝るように勧めた)


それなら少しは安心ですけど、無理だけは駄目ですからね。
ゆっくりと少しずつは守ってください!

(心配そうに瞳を覗き込みながら念を押しつつ、倒れたソフィアを見た時にショックに)
(もし娼館にいたら気を失っていたかもと思っていて、老婆心だと思いながらも口煩く注意して)
(ソフィアに抱きついた身体は、前回抱きついた時よりは胸以外は少しだけ締まっていた)

はい。是非そうしてください。
今度無理したら、お仕置きくらいじゃ済みませんからね。
分かりました。少し急ぎましょう。

(無理しないとの約束に安堵しつつも、ソフィアのことだから少しだけ不安は拭えず)
(主人の立場を振りかざすのは好みでは無かったが、ソフィアを休ませるためにお仕置きという単語を使って脅す)
(しかし、目は完全に笑っていて、脅す迫力には完全に欠けていた)
(大后さまを待たせないように、食事や着替え身繕いをいつもよりは急ぎながらもしっかりと手抜きはせずに準備した)


お久しゅうございます。失礼致します。
えっ……エレノアさんの魂がその人形の中に??

(久しぶりに会う大后さまに優雅で華麗にドレスをつまみ膝を折り一礼すれば、ここが後宮の一室と言ってもいい空気が醸し出される)
(遅刻はしていなくてギリギリより僅かに余裕のある程度だったが、話しを遮ってはいけないので空いている席につく)
(詫びる大后に無言で頭を下げ、今回のことが改めて大変な事であった認識を改にする)
(ただエレノアの魂が人形に吸収された時は気を失っていて、体力的にも精神的にも余裕がなく)
(エレノアの魂を人形に封じるなんて話を誰かから聞いたかなと、不思議そうな表情で首を傾げていた)

【今夜もよろしくお願いします】


112 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/25(金) 23:43:57
>>111
『特別な絆ね……振り回されるのは確かにそうね』
『ま、ソフィアだけで済めば良いけど』

(マーサの言う事にも一理あると思いながら)
(振り回されるのはソフィアだけではないと遠回しに言って)
(本来ものすごく相性が悪かった事を思い出した様子だった)


そうですよね、別のベクトルで振り回されていましたしね。
残っても良い事は無いと……歴史に、ですか?
レナ様自身はそんな事まったく考えていらっしゃらないと思いますが、勝手にそうなるかも知れませんね。
う……わかりました、では休ませていただきます。

(食べないとかで虚弱になっていて、幼児帰りまで起こしているかの状況に振り回されていた事を言って)
(その状況で周りの事に気を配れないのは当たり前だと伝えて)
(傷が残って良い訳ないと言いかけた所で将来の話を聞かされて)
(本人はまったく興味が無さそうなのにそうなりそうだと言って笑った)
(休む事を薦められるとなかなか休めない性分なのを自覚しているのかグッと詰まって)
(苦笑しながら上掛けの中に身を沈めて寝る事を告げるのだった)

無理してご迷惑を掛けるのも凝りましたし、大丈夫です。
解雇されても困りますので、徐々に戻りますから。

(しっかりと目を見返しながら、周りにも迷惑かけた事は身に染みているらしく)
(反省の弁を口にしながら守る事を誓って)

勿論です、心配されるのは苦手ですし。
はい、しっかりと準備しましょう。

(お仕置きで済むなら別に甘んじて受けるのだが、迷惑掛けて良い立場では無いと考えている事もあり)
(レナの準備もマーサに交代して、予定通りの段取りで動いている事は印象的な行動だった)


「む、レナは知らぬのか?」
「……ふむ、なるほど……あい分かった」
「事情を知らぬのはレナだけの様だな、かいつまんで言うとな」
「その肉体にとって異物になる魂を分離する薬を用いてエレノアの魂をレナから引き剥がしたのよ」
「で、放置するわけにもいかん故に人形の中に魔法道具があり、それがエレノアの魂を封じておる」

(怪訝そうなレナを見てエレナが耳元で囁くと事情を呑み込んだのか頷いて)
(状況と流れを大雑把に説明すると手に持っている人形とテーブルの上に置いて)

「こやつの殊遇については、この魂にある魔法の資質は抜き取ってしまう事は間違いない」
「その上でその後の処遇をどうしようかと思ってな」
「魂の無い肉体に入れてやるか、このまま生き人形と化すか、妾としては魂の在り方について色々確かめたい所ではあるが」
「豚の身体に入れてやるのも一興よな」
「何か希望があれば一考はしようぞ」

(エレノアにとっては根幹を為すであろう魔力資質を魂から奪い去る事を第一に挙げて)
(その後をどうしようかと何か意見は無いかと例を挙げた上で問い掛けるのだった)


【こちらこそ宜しくお願いします】


113 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/26(土) 00:39:06
>>112
【すみません。どうもネットの状態が良くなく、自分のレスを投下してから今まで接続ができない状態でした】
【レスが確認できたのが今なので、またしばらくお待たせすることになってしまうと思います】
【また不安定な状態が続いていていつ再発するかも分からず不安ですので、今夜はここで凍結にしていただいても構わないでしょうか?】

【ネットの状態が良くなれば土曜日の22:30から大丈夫です】


114 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/26(土) 00:43:02
>>113
【わかりました、大変ですね】
【では今夜はここで凍結しましょう】
【次はひとまず土曜日の22:30で大丈夫です】


115 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/09/26(土) 00:50:22
>>114
【ありがとうございます。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません】
【では、次回は土曜日の22:30からでよろしくお願いします】
【いつも通り伝言板スレでお会いしましょう】

【万が一またネットのトラブルが起こり接続出来ないようでしたら、自分のスマホのブラウザからはBBSPINKが見えなく】
【ここは契約しているスマホのキャリアは規制で書き込めませんので、以下の場所に連絡を残しておきます】

■■■ 伝言板 支部48 ■■■
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17097/1599284213/

【待ち合わせ時間を10分過ぎて現れないようでした御覧ください】

【また、再発しても何ですので、今夜はお先に失礼します】

【お疲れさまでした。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


116 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/09/26(土) 00:54:13
>>115
【ネットトラブルは誰にでも起き得る事ですからお気になさらず】
【早く回復する事を祈っております】
【では次回土曜日の22:30からよろしくお願いします】

【非常時伝言についても了解致しました】
【それではお疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


117 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/02(金) 22:28:38
【ロールの再開にスレをお借りします】


118 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/02(金) 22:33:03
【スレをお借りします】


119 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/02(金) 22:37:39
>>112

「私も気をつけないといけないですね。
 気づくといつの間にかレナ様のペースに巻き込まれていることがありますから」

(ニコッと微笑を浮かべて、ライラの言いたいことを察して小さく頷き)
(初めてお供で外出した時はレナのペースが掴めず振り回されたが、これからはそうならないよう心掛けることを決意する)
(しかし、日頃お世話をしていても気づかぬ内にレナのペースになっていることもあり、そういう意味では天才かもとも思っていた)


「そうでしたね。もう、あれは遠慮させていただきたいですね。
 今は嫌いな食べ物でも、目に涙を溜めても我慢して召し上がってくださいますから助かります。
 ええ、レナ様ご自身はそういう事に頓着なさっては居ないようですけれど、きっと周りが放おって置かないと思いますけどね。
 はい、お願いします。おやすみなさいませ」

(本当にどうしたら良いか思い悩んでいたあの時のことを思い出し顔を顰めて、口からでは言葉は偽らざる心境であり)
(今は食べなくて良いと言われるのを期待して、涙目でチラリと見上げてくる仕草も可愛く感じていて)
(食べるように勧めると、目を瞑って口に運びいつもより早く噛み飲み込む姿すら好ましいと思っていた)
(レナが権力や歴史に名を残すより、自分らしく過ごすことを重視していることは分かって来ていたが)
(レナを取り巻いている人を見ていると、周りが本人が望む自分らしい穏やかな生活に置いておかないだろうと思っていた)
(寝具に身を沈めたソフィアを満面の笑みで見て、寝付くのを確認すると次の仕事へと向かって行った)

はい、きちんと承りましたから。
素直でよろしいです。

(反省の弁を聞き安堵の表情を浮かべて、笑みを浮かべたまましっかりとソフィアを見て)
(何を思ったか、手を伸ばして頭を子供を褒めるように優しく撫でる)


はい、申し訳ございません。
…………エレノアさんの魂があの中に……。

(目を伏せ頭を下げ、エレノアの魂が自分の身体を支配していた時のことを思い出そうとするが結局は思い出せず)
(大后の説明に耳を傾けつつも、エレノアの魂が剥がれていく時に流れ込んできた記憶に哀れさを覚えずには居られず)
(魂が閉じ込められているという魔法具を見つめて、悲しそうな表情を浮かべてしまう)

大后さま、お願いがございます。
魔力をエレノアさんから抜き取ったあとは、彼女を帰してあげることは出来ませんでしょうか?
犯した罪は罪として、余命少ないエレノアさんの天命を全うさせて差し上げることは無理なのでしょうか?

(大后と問い掛けに一番最初に手を上げて立ち上がり、鼻で笑われることも、甘いと言われることも予想した上で)
(魔力を抜かれたエレノアはただ哀れな我儘な病人に過ぎず、余命が少ないのであれば)
(僅かな時間だけでも我が身で穏やかに過ごさせて上げたいと思わずにはいられず、大后さまの答えを伺い見るようにして待っていた)


【ありがとうございます。今夜もよろしくお願いします】

【話には聞いていましたけど、テレワークの方が多いようで新しいパソコンが届くのは月末です】
【それまで古いパソコンがもってくれるのを祈るばかりです】


120 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/02(金) 23:24:18
>>119
『ええ、まだ接して日の浅いうちなら大丈夫かも知れないわ』

(深く付き合えば付き合う程、レナのペースに飲み込まれるだろうと言って)
(マーサならまだ日も浅いので等距離で接する事も出来ると言った)

大変そうなのは少ししか接点が無くとも見えていましたから。
ふふ、薬になるとわかっていたら我慢して頂けますね。
そうなんですよね……困ったものです。
ええ、おやすみなさい。

(潜入時の話で、手伝いたい気持ちもありながら放置していたのを思い出して)
(かなり手こずっていたのが印象的だったが、今はそんな事も無いのである意味楽と言えば楽で)
(レナにとっては自分やマーサの様にここぞでは厳しい方が良いのだろうと思っていた)
(自分らしくのんびり過ごしたいだろうに、その血筋と美貌が色んな意味で放っておかず、心境が口をついて)
(回復途上だけに目を瞑るとすぐに寝息を立てていた)

それは、まぁ……。
あの……?何だかくすぐったいですね。
……あ、そうだ、太后様のお話が終わった後、私もお話があります。

(頭を撫でられると苦笑しながらもじっとしていたが)
(姿勢的に胸をよく見る事となり、かなり窮屈な感じに見えた事からドレスを変えなくてはと思い)
(その件で打ち合わせなどをしなくてはと思っていた)

む……帰すと言うと元の身体にか?
くくく、死に行く身体に戻せと?
残念ながら複数の理由で無理よな。
肉体と魂は密接に関わっておる、魂が肉体に影響を及ぼし得る事は知っていよう。
そして肉体が無ければ魂とは本来四散するものよ。
魂を肉体と切り離すのは禁忌の術……死ねば魂も死後へとほぼ旅立つ、それに抗う故にな。
つまり何かの媒体が無ければ魂は消え失せる、こやつは自身のそれなりに強い魔力を媒体に身体を切り離した。
魔力が無ければ魂はこの場で四散し、断末魔の叫びと共に消えるだろう。
それだけではないぞ、魂を喪った肉体はそれを維持するのも困難、或いはすでに滅んでいるやもな。

(太后からすれば死ぬ身体に戻され、死への恐怖を克服できずに死んでいくのも一興程度に思っている様子だったが)
(禁忌の術ゆえに魔力を失すれば封印から解き放った途端に魂の消滅を迎えるだろうと言って)
(それ以前に戻るべき肉体はすでに死んでいる可能性すら指摘するとやや声を殺して笑うと)

さて、それでも解放したいか?他に何か無いか?
それともエレノアの意見でも聞くか?
健康な身体と魔力があれば巫女でもやらせてもらえるとでも思っておったのだろうがな。
持て余す程の力があるとわかれば封じられて追放されるのがオチよ。

(それでも解放するのかと問い掛けつつ、他に案は無いかと言うと)
(ふと思い出した様にエレノアを封印した人形に手を翳すと封印された魂の声が聞こえてくる様になる)
(それまでの会話も全て聞こえている様子だった)


【こちらこそ宜しくお願いします】
【なるほど、そうなんですか、10月末は遠いですね……】
【こちらも祈っておきます】


121 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/03(土) 00:45:25
>>120

「う〜ん……。なかなかそれも難しいかもしれませんね」

(巻き込まれないように、時には厳しく接しようとその日の朝は思っていても)
(その日が終われば、思い返せばレナのペースにしらずに嵌っていて難しいかもと少し思っていた)

「そうでしたか? 本当はあの時、誰かもう一人手伝ってくれる人が居たらなと思わないこともなかったですね。
 ええ、とても物分りは宜しいですし、理が通っていれば納得して戴けますから。
 ……多分しかたないかと。きっとそういう星の下に生まれた方でしょうから」

(微笑み、幼児帰りして駄々を捏ねて号泣していた時は本心から困っていて)
(少しだけ、お付きの人も一緒に連れてくれば良かったのにと思っていたことを思い出し)
(その時のことを少し懐かしそうに、思っていたことを口にしつつ、ソフィアが関わりがあるかどうかも気にしている暇も無かったことを言って)
(それから考えると、今は嫌いな食べ物などを嫌がるのは変わらないものの、ちゃんと理由を話せば我慢してもらえるだけ楽と告げる)
(レナ自身の思いが通ることは多分一生無いだろう気がして、その意味では気の毒な気がして)
(美貌がなかったり、血筋が違っていればと思わなくもなかったが、よく分からずに小さく嘆息を漏らしていた)
(ソフィアが寝入ったのを見届けると、起こさぬよう気をつけ静かに部屋を後にする)

これもお仕置きの一つですよ、クスッ。
えっ、お話って……あまり難しい話は嫌ですよ。

(苦笑しているソフィアを本気ではなく睨みつけたあと朗らかに笑って、いつものレナが完全に戻ってきたことをソフィアに感じさせる)
(話の内容が想像つかず首を傾げて、あまりややこしい話はまだ聞きたくないなと本心を吐露する)


はい、それが酷な話とは分かってはいるのですが、最後だけでも安らかにと思いまして……。
確かに大后さまの仰る通りかもしれませんが……。

(自分の身体に今更戻されても、エレノアが死の恐怖に直面するのは、僅かながら魂に直接触れたので分かっていたが)
(それでも少しは好きなことの一つでも出来て、安らかに送りたい気持ちもあり)
(必要なら、使い道のない自分の魔力を分けても良いとさえ思っていた)
(しかし、大后さまの言葉を聞き、情報が無いだけで自分の身体からエレノアの魂が切り離されて時を置かず肉体が滅んだような気もしていて)
(色々な思いが駆け巡り押し黙ってしまう)

……もし安らかに僅かな余生を送れないのであれば…………申し訳ありません。よく分かりません。
エレノアさんの意見を……聞けるのですか?

(結局は自分の考えが傲慢な気もしたり、余計無残な目に合わせるのかもしれないとも思えて分からなくなり頭を下げる)
(エレノアの言葉を聞けると驚きの表情を浮かべるが、きっと心が通い合うことは無い気がして困惑していた)

『小娘の情けなど受けぬ。分家の分家の小娘のくせに妾に身体を差し出す以外役立たずのくせに。
 その強い魔力さえ自分でコントロールも出来ぬ小娘が知ったような口を利くな。
 それで勝ったつもりか。なにも自分では出来ない小娘が』

(聞こえてきた声は恨みに満ちて、もし言葉が色をつけて見えるのならどす黒い何処までも光を通さない漆黒にさえ思えて)
(じっと聞き堪えてはいたが、なぜにそこまでなっているのかと思うと哀れさを改めて思って自然とレナの目から涙が溢れていた)


【お待たせしました。即納モデルは事務が取り敢えず出来る程度の性能の物ばかりですね】
【少し性能が良いのは軒並み時間が掛かるみたいです】
【ありがとうございます】


122 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/03(土) 01:56:01
>>121
手伝いを得ようにも隠密任務過ぎて助力も得られない感じでしたものね。
理性的ではあるんですよ、色々感情も入りがちですが。
……そう、ですね……。

(実際、見かねて手伝う体で接近を試みたものの、重態になるまでは無理だった事を思い出しながら)
(頭の回転も良く、良し悪しについてはしっかり判断出来るとは言うものの、何だかんだで情が強いと言って)
(レナの思い通りには過ごせない事には少し切ない感情を持ったらしいが、何か無いかと思っている様子でもあった)

お仕置きなら仕方ないですね……。
ええ、大事なお話です、ただ難しくは無いのでご安心を。

(ややこしい話は自分だって嫌だとは思いながら、そういう事では無いと言って笑って)
(準備はマーサに任せて自分の部屋に一旦戻るのだった)


「ふふ、安らかにというタマではなさそうだがな」
「無論意見は聞ける、価値の良し悪しは知らぬがな」

(傲慢さについてはすでに聞いているのか笑いすら浮かべながら)
(レナは知らないエレノアという人物の姿を知らしめるという部分は楽しみに思っている様子でもあった)

「人の身体に宿らねば命すら保てぬ者がこの減らず口よ、普通なら親の顔が見たいところよな」
「他者を見下す気風を持った王家の者とその重臣たち、魔力が高ければ怖れ傅かれる日々」
「病弱に産まれたのは魔力を高めたいが故に近親相姦で子を為す事による」
「大方、国の守護巫女になろうとでも思っておったのだろうが、これほど病弱なら王宮から遠ざけられておったろうな」
「役に立たぬものは邪魔者というのがあいつらのやり口よ」

(むろん、太后はその親の顔を知っていて言っているのだが、心底自分の祖国を嫌っている様子が見えた)
(空虚な内実を指摘し、腐り切った実態は推測だったが、事実でしかなく、それはエレノアにどう聞こえるかはどうでも良い様子だった)

「自分では何も出来ぬのはお前よ、エレノア……魔力も失えばただのエレノアとなる」
「レナは魔力を例え失っても色んな人間が支えて行くだろうよ、この差がわからぬとは惨めよの」
「さて、豚に入るか、話す人形として存在するか、それか何かの器に入れるか、どれが良い?」

(太后自身、レナという一個の人間を評価している事を明確にしながら、お前に何が出来るのかと挑発して)
(魔力を取った後は豚に入れるのも一興と実際そこが一番楽しみにした様子で口角を上げるのだった)


【そうなんですね、仕方ないですが困ったものですね】
【壊れる時はいきなりですしね、それも困りものです】


123 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/03(土) 01:56:47
【っと、ここで凍結をお願いします】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


124 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/03(土) 02:01:27
>>123
【壊れる前に動作がすごく遅くなるとか何か前触れがあると良いですけどね】

【凍結は了解です。今日はここまでにしましょう】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です】
【いつものように伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした】


125 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/03(土) 02:03:56
>>124
【ありがとうございます】
【では土曜日の22:30にまたよろしくお願いします】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


126 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/03(土) 02:07:36
>>125
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


127 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/03(土) 22:30:37
【ロールの再開にスレをお借りします】


128 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/03(土) 22:31:15
【スレをお借りします】


129 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/03(土) 22:35:56
>>122

「そうでしたね。外に買い物に出るときも護衛という名目で監視がついていましたから。
 そのようですね。感情が豊かなのは良いことです」

(手伝いをもうひとり増やすよう商人に頼んだこともあったが、あっさり拒否され)
(外に出る時はならず者の誰かが必ず監視に付いていて、大変だったことを思い出し小さく息を吐く)
(理性的なことも、頭の回転が良いことも分かってはいたが、感情が先立つことも多い気がして)
(駄々を捏ね泣く以外の感情が乏しかったエレノアに比べれば良いと、はっきりと言って微笑む)

それなら安心です。楽しい話だと良いですね。
あっ!! あと太ったという話ならば、いま改善中なので聞きませんからね。

(難しい話で無いと知り機嫌が更に良くなって、鼻歌を口遊み始めたかと思うとすぐに止めて振り返り)
(ソフィアの目の前に人差し指を突き立てて左右に振り、甘い物の食べ過ぎで太った分がまだ完全には元に戻っていなくて)
(その話なら聞かないと苦笑を浮かべながら予め釘を差しておく)


え、……えぇっ?? 今のがエレノアさんの声……ですか?
なんて…………哀しい声……なのでしょう。

(怒りと恨みに満ちた傲慢なエレノアの声は、少しでも魂の共存が出来ないかと思ってさえ居たレナには衝撃的で)
(なぜそこまで人を寄せ付けようとしないのか分からず、口に手を当てたレナの大きな目からはポロポロと大粒のナミダが落ちる)

『煩い! 王の命を蔑ろにし、国を危うくした叛逆者が何を言う。
 先王の情けで除名され、他国へ王族として嫁げた恩を忘れ妾に仇をなすとは何事ぞ。
 その小娘の身体をよこせば、非礼は許してやる。
 妾は寛大ゆえ、その小娘の魂の同居も10日に一度なら意識を渡してやっても良い』

(大后の指摘は図星を得ていて、甲高い悲鳴にも近い声を上げ大后を辱め、この期に及んでもレナの身体への並々ならぬ執着心を示して)
(飽くまで自分上位で見下した言い様で、流石のレナもエレノアの物言いに不快を感じて眉を顰めてしまっていた)

『国を滅ぼされ、身体も作り変えられ、家も持たぬ小娘に皆が憐憫して故のこと。妾のように真の高貴さを持たぬ者に分かろうはずもない。
 この戒めとていずれ破って見せてやる。その時に命乞いしても許しはせぬ。
 叛逆者の提案など聞く耳持たぬわ』

(レナの記憶を身体に居る時に読み取っていて、皆の前でレナのことも貶めて)
(自分優位の条件をなんとか導こうと試みていたが、声には微かな震えがあり恐れが入り混じっている憐れささえ感じさせていた)

【今夜もよろしくお願いします】


130 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/03(土) 23:47:17
>>129
正直、色んな要素がかみ合い過ぎて、計画が破綻していましたね。
そういうところが魅力的なんですよ。

(元はレナの従姉妹が計画したものにエレノアが横入りしたもので、本来の形とは違っていたはずで)
(そういう意味で破綻しており、どこかで別のトラブルも起き得ただろうと思っていた)
(レナについては本来の姿を取り戻したと感じて笑みを浮かべた)

楽しい、かも知れません。
ふふ、近いですが違いますよ。

(レナの反応に苦笑しながら、そういう事でもあり、そういう事では無いと言って)
(取り敢えず今は準備を、と言い残していた)


はい、レナさんがああいう感じで話していました……。
これが、素なんですね……。

(敵対していたはずのソフィアも何とも言い難い表情を浮かべていた)
(レナの様に同情していた訳では無かったが、どういう生き方をしてきたのだろうと思わずにはいられなかった)

「くくっ、可愛いものよなぁ、何の命があったのかも知るまいに」
「元よりそんなものは無いからな、妾の魔力を恐れ、王国に攻撃できぬ様に枷を掛けたにも拘らず」
「子供の妾に看破された事に気付き、復讐に怯えて追放した様な王の言葉を信じるか」
「ま、妹を孕ませて産ませる様な父親でもお前の父親故に、信じたいかも知れぬがな」

(必死に上から見下して話すエレノアを嘲りながら、さてどうしたものかと考えていた)
(すでに身動きも取れないまな板の上の鯉に過ぎない者を嬲ろうか、恐怖を刻もうかと、そういう思考ではあったが)

「ふはは、お前は知るまいよ、この場に居る者は皆何かの修羅場を自らの力で切り抜けておる」
「そもそもレナに惹かれる者は皆こやつの出自も何も知らずにそうなって後知っておるのよ」
「お前とは何もかも違うな?」
「なるほど、ではお前は豚に入れてやろう、魔力を失いただの魂となったお前が豚に入って何時まで人の意識を保てるのか」
「魂が豚になるのか、そういう実験をするとしよう、楽しみよのぉ……」

(実際、マーサにしても薬草を取りに戻った際に命懸けの経験をしている訳で、全員が自分自身の力を持つ者ばかりで)
(エレノアとは違うと言って挑発し、完全に見下した様子でレナに対しての全員のスタンスを説明する)
(それは太后なりにレナを評価している事の裏返してもあった)
(その上で強気を装うエレノアに普通なら耐えがたい未来を提示する)
(太后自身、そうしたいという気持ちもあるので笑いながら話しかけると黒豚が良いか、白豚が良いかと誰に話すともなく口にしていた)


【こちらこそ宜しくお願いします】
【割と太后はマジですが、最終的には人形に入れるか、偶然の死を迎えた太后が連れてきたお付きの人に入れるつもりです】


131 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/04(日) 01:05:33
>>130

「えっ!? そうだったのですか? 私は計画の全体像は知らないので……。
 なんだか色々な事情が重なり合っているのは、なんとなく最近理解できてきてという感じなんですが。
 ソフィアさんのように全てを捧げられるかは分かりませんけど、今は少しでもレナ様のお役に立ちたいとは思ってます」

(マーサはエレノアのお世話と身辺警護の話しか聞いておらず、最近になってエレノアの正体とか)
(レナのことを理解し始めていて、聞かされていた話とかなり違うことにも気づきだしてはいたが、未だに全容は知らずに居た)
(ソフィアのように奴隷身分にまでレナのために自分を落とせるかと聞かれれば、ちょっと無理な気もしていたが)
(自分ができる限りのことはしたいと本気で思っていた)

楽しいかもで、近い……ですか? う〜ん……。

(苦笑に少しだけ引き攣った笑みを浮かべて、話が完全には見えてこず)
(太ったことに関係があってと思いを巡らし、甘いものを控えて、好きではないが身体に良いものをいっぱい食べさせられるのだろうかと考えいた)


わたくしがあの様な話し方を……? ごめんなさい、不快にさせましたよね?
正に毒を吐くという感じですものね。
……姫としての……、いえ何でもありません。

(自分がエレノアに身体を支配されていた時のこととは云え、あの様な話し方ではソフィアにもかなり不快感を与えて居ただろうと済まない気持ちになって)
(小声で話しつつ詫びを口にして、姫としての嫋やかさが無いことを口にしかけて)
(姫と言ってもソフィアのようなケースもあり、自分の考えている理想の姫像を口にするのを止める)

『祖国と父王を貶すそなたの態度は決して看過できぬ。
 あの小娘の中に妾がおれば、妾の魔力と小娘の魔力でそちなど打ち負かして見せるものを……』

(完全に洗脳に近い状態で、王族の中で語られている大后が悪の話が是で、大后の話す真実を受け入れる気はさらさら無く)
(二人の魔力を合わせれば、何とか大后に対抗できたかもしれないが、完全に打ち負かすことで出来ると信じているエレノアの見方は甘すぎていた)
(ただ、エレノアはレナ以上にレナの中に宿る強い魔力を直接に触れた初めての者であり)
(魔力の強さについての評価は間違ってはいないかもしれなかったが、今は大后にたいする悔しさで声が微かに震えていた)

『煩い! 煩い!!
 自分の魔力すら自在に操れぬ小娘に惹かれるなど、そんな笑止なこと有り得ぬ。
 豚だと……、……それは……やめろ……妾が怖いのか?』

(都合が悪くなるとエレノアは聞く耳を持とうとはせず、狭い世界で魔力の強さ故傅かれ、虚弱体質故に疎まれたエレノアの判断基準は魔力の強さだけで)
(レナが自身の人を惹き付ける力を認めようとせずにいて、聞いているレナも困ったような表情を浮かべていて)
(魔力を奪われ豚に魂を入れられることを恐れていることを悟られまいと、必死で大后を挑発し返そうとするものの)
(それがエレノアの動揺の大きさを逆に如実に示してしまっていることに気づいてはいなかった)

…………あまりに……。

(エレノアの言動を聞くに堪えず、表情を曇らせてレナは何とも出来ないだろうと無力感を覚えていた)
(それと同時に大后の怖さも肌で感じていて、息苦しさも感じずにはいられなかった)

【エレノアの末路は了解しました。人形に入れるかお付きに入れるかはお任せします】


132 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/04(日) 01:58:39
>>131
そうですよね。
マーサさんが関わっていた事案にエレノアが介入したんですよ。
私もまさかこうなるとは思っていませんでしたが、誰もが出来る訳でもやるべきではない事も確かですから。

(そういえば、詳細を誰も説明していないか、と思いながら)
(大まかな事だけを伝えて、また後日にと考えていた)
(正直、自分もここまでになるとは思っていなかったが、それだけ思い入れが強かったのだろうなと自己分析していた)

大層に考えなくても大丈夫です、嫌な事ではありませんから。

(レナの性格から苦手な食べ物や運動に意識が向いていると感じて、笑いながら大丈夫だと繰り返した)


はい……いえ、レナ様が話しているのでは無いのはわかっていましたから。
……少なくとも歴史ある王家の子女の振る舞いとしては下劣だと私でも思います。

(レナの所為では無いし、レナが言った訳でも無いので、それは気にしないで欲しいと伝えつつ)
(自分に気を遣ったと感じたのか、思う所を汲んで話していた)

「ふん、好きにせよ、すでに運命は決した」
「……くくく、ふふふ、ははははっ、それは到底無理と言うものよ」
「レナのみが封印を解いて修練すれば話は別だろうがな、お前らの知る妾とはまた別ぞ」

(どう解釈しようが知った事ではないと突き放すが、力について聞くと笑いだして)
(魔力の底上げと強化は可能で、レナがそれをするなら或いは超えて来る可能性もあるだろうが)
(今は以前よりも太后自身が魔力を増していると簡単に言ってのけるのだった)

「魔力の無いお前はつまり何も無い、本当の無能だと自己紹介しておるのか?」
「怖い?馬鹿を言え、楽しいと思わぬか?人が豚に入って、次第に本物の豚と化していくのを見るのは」
「そうなったらまた魂を取り出してみようか、そして次は何に入れようか」

(魔力が全てならそれを失った時点でエレノアという存在は無価値だと決めつけてしまうと)
(薄笑いを浮かべながら嬉々として豚に入れる話を続けて、言外にお前は豚に成り下がるのだと決めつけていた)

太后様、奴隷の身分で発言をお許し下さい。
先程、器にと仰いましたが、それはどういう事でしょうか?

(レナを横目に見て、ソフィアが状況を変えようと思ったのか発言する)

「ふん、そう言えば性奴隷になったのだったか、まぁ良い」
「不慮の事故で魂を失した、つまり突然死した者の遺体を妾は持っており、それに入れるという事よ」
「幼少より過ごした乳母の娘で傍流とはいえ王族にも連なる者だった」
「愚劣な奴らがよこした刺客が妾と間違って襲い、驚きと恐怖が命を失わせたのよ、可哀想な事をした」
「その悔恨が遺体を保存させたし、蘇生もやったが、魂が宿らぬ、失われたからな」
「……もうちょっとしおらしくしておれば考えてやったが、これではのぉ」

(ソフィアを見ると粗方話は聞いているのか、鼻を軽く鳴らすとどういう身体に入れるのかを話していく)
(ただ、思い出深い相手だけにこの邪な魂を入れるのは抵抗がある様子だった)


【はい、こういう流れにしましたので、気分次第ですが、いずれか確定な感じですね】


133 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/04(日) 02:56:34
>>132

「なんだか、エレノアが事をややこしくしているみたいですね。
 今はエレノアは私がお世話をしていたエレノア様とはとても同一人物には見えませんし。きっと猫を被っていたのでしょうけれど。
 私も攫われた姫を実家にお返しするだけの仕事と思ってましたし」

(自分が仕えていた時に、エレノアの魂がまだ上手くレナと折り合えていなかったのか、大人しく擬態していたのかはマーサには分からず)
(どちらかなのだろうと思いつつ、前は詳細を知らなくてもと思わないでもなかったが)
(今は言ってもらえることは聞きたいと思っていた)

それなら安心です。

(ホッと息を吐き安堵して微笑みを浮かべて胸に手を当てるが、自分では大きくなったことに気づいてはいないようだった)


ありがとうございます。
確かにあのような物言いは、祖国の姫であれば厳しく窘められるでしょうね。

(小声で礼を述べながら、姫としては相応しくない振る舞いで、祖国では男性女性問わず王族なら喜怒哀楽の「怒」を表すのははしたないとされ)
(特に王族の女子であれば教育係からかなりお小言を貰うだろうなと思っていた)

『くっ! 妾の本当の力を知らぬくせに……」

(もし人の中にいればきっと歯ぎしりをしたに違いない、悔しそうな声を漏らしつつも)
(身体の弱さは別にすれば、現王家内でも強い魔力をもつエレノアは絶対の自信を持っていて)
(まるで負けることを考えていないようであった)

えっ? わたくしが大后さまを超える? まさか……。

(内に秘めた魔力の総量を把握していないレナは、大后の言葉に驚き目を丸くしてソフィアに視線を送って、無理とでも言うように小さく頭を振る)

『くっ、どこまで妾を侮辱するきなのか。
 人としての尊厳を奪う気ならば、一思いに殺せ。
 王家の一員として立派に果てようぞ』

(怒りと生に対する執着の強さで、それが奪われてしまいそうなことに恐れ慄き声も力が陰り微かに震えてしまっていた)

(視線がソフィアと合うと、レナは主人として発言を許すとでも同意したように瞼を伏せて合図して)

……確かに、今のエレノアさんでは肉体を得たらきっと大人しくはしていないでしょうし……。

(ソフィアの性奴隷のことに大后が触れると、一瞬沈痛な表情を浮かべてしまっていたが)
(亡くなった乳母の娘に心の中で祈りを上げつつ、王族に連なる人物であるなら)
(エレノアの物言いが事実であれば、自分ともかなり遠縁で血が繋がっているのかもと少し不思議な気分を感じていた)
(しかし、肉体をえたエレノアが大人しくしていると思えず、何かしらソフィアや自分、大后さまにちょっかい出しそうなことは明白で)
(大后さまの事情は知らぬものの、人に魂を入れるのは良い手ではないと静かに聞いていた)

どうしたら……。

(最善を思い、最初に言っていたエレノアに安らかな生活をと言うのは、さすがに性格に問題が有りすぎて無理とレナは感じ始めていた)

【さすがにもう遅いですし、今夜はここで凍結をお願いします】
【次回は金曜日のいつもの時間で大丈夫です】


134 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/04(日) 03:00:17
>>133
【凍結了解しました】
【次回はまた金曜日の22:30からお願い出来ますか?】


135 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/04(日) 03:03:49
>>134
【ありがとうございます】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板スレでお会いしましょう】

【少し眠気が強くなってきてますのでお先に失礼します】
【先週ほとんど出来なかった分、余計に楽しかったです】

【お疲れさまでした。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


136 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/04(日) 03:04:45
>>135
【ありがとうございます、ではまた金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】

【お疲れさまでした、私も楽しかったです】
【ではおやすみなさい】

【スレをお返しします】


137 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/09(金) 22:28:10
【ロールの再開にスレをお借りします】


138 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/09(金) 22:35:18
【スレをお借りします】

>>133
そうですね、彼女が居なければ事態はもっと単純だったと思います。
猫を被っていたのか、薬でレナ様を弱らせる効果の副作用で彼女も弱っていたのかも知れません。
ふふ、そういう事でなければマーサさんも来られなかったでしょうね。

(もしレナがああいった状態で無ければならず者とクレイトンを闇討ちしてレナを逃がす様にしていたはずだが)
(あれだけ衰弱し、本人の意識が無ければここに止める事を優先し、また保護が得られる状況を作るしかなかった訳で)
(そもそも奴隷になったのもエレノアに因があるようなものだったが、マーサについては出会えてよかったと思っていた)


いえ……。
あれは私の国でも駄目ですよ。

(ソフィア自身が剣技を磨いて前線に立っていたとはいえ、粗野では無いのは王女としての教育も受けていたからで)
(普通、貴族レベルでもあれだけ怒り狂うのは駄目だろうと思っていた)

「わかった上で言っている、というかお前は鍛えた事もなかろう」
「外的要因で補完したり強化したりはするのだろうがな」

(お前の力は見切っていると言わんばかりに言い切ると、自分の力は今なお伸びていると言って)
(どうやらこの国に嫁いでからの研究でそうした事も可能になった様だった)

「単純な魔力、元々持っているものだけなら妾の方が上だがな」
「鍛える余地もあり、そもそも今は封印の為に全ての力が使えておらぬからな」
「……くくっ、剣舞だけでなく、こちらも鍛えればいい」

(ごく簡単にだが、魔力を鍛える事で才能が伸ばせる事を伝えていく)
(無論、太后を超える域に達するには相当な労苦が必要ではあったが)
(剣舞だけでなく、こちらも鍛えればそれなりには使えると思っていた)

「侮辱ではない、すでにお前はその程度の存在に過ぎぬというだけ」
「自ら死ぬことも出来ず、豚に成り果てれば、国に返してやろうか」
「お前がすがる王家の醜さを感じながら最後を迎えるのも一興よな」

(すでに太后の興味は実験体としての魂であるエレノアであり、そうした自意識すら楽しみである様子を見せる)
(軽く手を振ると豚がエサを貪る姿を映像として映し、これが未来だと思い知らせる)

「エレノアよ、お前は豚になりたくてさっきから吠えているのか?」
「それとも他の未来を選びたいのか?」
「くくっ、理想はもはやお前の手には入らぬし、力もこうすれば素質ごと勝手に抜けていく」
「魔力をすべて失えば、お前はただのエレノアという名の女、その魂に過ぎぬ」
「自分の手で働き、足で動き、労働の対価で生きて行くか、豚になるか、人形とされ妾の実験の材料になるか」
「どうすべきか、考えさせてはやろう、一応は血族故にな」

(レナの意見については考慮しつつも、最後通牒を突きつける)
(更生出来るのかを見極める様な視線で見ながら、別の水晶球を人形の前に置くと)
(人形の中にあるエレノアの魂を封じた水晶球から魔力と魂の一部・エレノアの魔力資質が移動を始める)
(凄まじい勢いで魔力が移動し始めるのが魔力を持つものには視覚で見える程だったが)
(どう選択しても、奪い去る事は変わらず、生に執着したエレノアがどういう選択を取るのかはわからなかった)

「ふん、まぁどうあっても先に魂に刻んでおけば何も出来ぬがな」
「性奴隷のソフィアは特別な例よ」

(そう言って、エレノアに害意があっても問題にならないと言い切りながら)
(ソフィア自身も何かそういう事がありながら外れている事を示唆していた)


【今夜も宜しくお願いします】


139 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/09(金) 23:42:59
>>138

「色々と考えると不思議ですね。
 今回のレナ様拉致計画がなければ、私はまだ祖国でメイドをしていたでしょうし。
 そもそも、一生外国へ出なかったかもしれません」

(レナやソフィアに出会えたことは良かったと思いつつも、この事件に巻き込まれていなかったらと考えると)
(きっと縁戚の奥様にもう何年かお仕えして、下級貴族の身分に合う相手を紹介され結婚し)
(一生を祖国で過ごしていただろうと思うと、この数ヶ月が今まで人生を濃縮した以上に濃密に感じてもいて遠い目をしていた)


そうですよね。
エレノアさんは身体が弱すぎて、生きていれば良い程度だったのかもしれませんね。

(王女でもあり、虚弱で大半をベッドの上で過ごしていれば、躾をする余裕もなく)
(周りに仕えていた近侍も、腫れ物を触るような扱いでエレノアに接していたんだろうと思っていた)

『くっ……、この叛逆者め……好き勝手言いおって』

(魔力を鍛えようとしたことが全く無かった訳では無かったが、虚弱な身体はそれすら許さず)
(少しでも無理をすれば数日から数週間高熱が続き誰かの魔力を奪うことしか出来ず、図星を突かれて声音に悔しさだけが滲む)

やはりそうでしたか。
剣舞だけでなく、魔力も鍛えるですか……。

(単なる魔力なら大后が上と聞き、当たり前のようにわかっていたがどこか安堵の表情を浮かべて)
(鍛える余地がありそうなことは、魔力のコントロール法を学ぶ間にどこか肌で感じていて)
(魔力を鍛えればどれだけ使えるようになるのか強い興味はあり、瞳を好奇心でキラキラと輝かせていた)

『…………。もう妾には自由はないということか』

(何かを感じ始めたのか。大后の力を悟ったのか声に急に力がなくなり、豚の映像に恐れをなしたのか言葉も大人しくなって)

『豚にしたければ、豚にすれば良い。
 妾の魔力が失われれば、辛うじて妾の魔力で保っていた肉体は時を経ずに失われるであろう。
 そうすれば、妾の魂もいつまでこの世に留まれるかも分からぬ。
 その小娘の身体が奪えぬのであればもうどうでも良い。
 魔力のない妾は死んだも同然故な』

(もう諦めたように投げやりな態度になり、正確に言えば自らの身体を離れレナに入ってからは)
(自分の魔力だけでなく、レナの魔力をも使って自らの身体を保っていたのだが)
(それが失われることは肉体の死を意味していて、肉体を離れた魂がどうなるのかは学んでいない故に分からず)
(もうレナの身体が手に入らないのなら、魂の死も遠くないと悟ったように力なく言い)
(水晶の中で最後の魔力を振り絞りレナを見れば、自分が消費したレナの魔力はすでにほぼ戻っていて)
(健康体のレナのことを羨みながら、自分の魔力が全て失われていくのを黙って受け入れていた)
(レナもエレノアの魔力が別の水晶球に移るのを目にして、驚きの表情で見つめつつも憐れさも感じてじっと視線を外せずに居た)

…………。では、もうエレノアさんには何もできないと。

(これからどうなるのか分からないが、大人しく暴れずに自分の身体に宿っていれば)
(少なくとも自分と同じ体験を追体験でき、共に生きていくことも出来たろうし)
(封印された魔力もエレノアを介してもう少し使えるようになったのでは、どこか残念にも感じていた)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


140 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/10(土) 00:38:34
>>139
……人の縁というのはわからないものですね。
何かの天秤が変わっただけで、どういう関わりになっていくのか。

(数年前、一年前、今、と移り変わる中で今の未来を予期出来た事はなく)
(もしかしたらマーサにとっては平凡な暮らしの方が良かったのかも知れないと思い)
(どちらが良かったのだろうと思わずにはいられなかった)


……想像に難くありませんが、それでも、と思わずにはいられません。

(もし一目に付く場所に出る事を想定していたなら躾けも教育もどういった形でも出来たろうに)
(完全に見放していたのと、こうして道具として使う為の力となる為に恨みを溜める様にさせていた事まで想像して)
(外に出た事もないエレノアが単身敵中にあった事を思うと同情を禁じ得ない気持ちも生じていた)

「少し頭が巡らせれば容易に推測できる程度の事よ、好き勝手ですらない」

(もはや冷笑すら浮かべず、淡々を返す様子はまるで存在を無視する様でもあった)

「鍛えるが、剣とはまた違う苦しさがあるぞ……くっく」

(向上心と好奇心が満ちてきたレナにニヤリと笑いを浮かべるとそんな楽な訳ではない事を示唆し)
(チラとエレナを見ると苦い表情を浮かべていて、エレナもやったらしく、また彼女がそういう表情になる様な事だと知れた)

「ほぉ、なるほど面白い」
「残念な事にその水晶は魂を保存するもの、禁忌の魔法具ゆえに消滅はせぬ」
「魔法具を何者かに溶け込ませる事も取り出す事も自由だ、妾のみの事だがな」
「随分と投げやりな事だが、あれだけ暴れた割には折れるのが早いの」

(面白い、といったその表情は面白くないと語っている様だった)
(すぐ諦念に移った事があまりに拍子抜けなのと自分の故国ながらエレノアに教えたのは魔法だけだったと察した事もあった)
(もっとも、魂は消えられない仕組みになっていて、この水晶球を植え込んだものが消滅したり、植え込んだ肉体が死滅しなければならなかった)

「魔力は無くなったからな、だがこいつの肉体とは繋がっておる」
「まずこの魔力素質を含んだ水晶は国に早急に送れ、名も明記してな」
「肉体は保つかも知れぬが、これを見れば敗北を察するだろう、どうするだろうな」

(連れていた自分の側近に吸い出した魔力素質と膨大な魔力の入った水晶球を渡し、すぐに魔法王国に届ける様に指示をする)

「何も出来ぬが、少しの魔力を注げばこやつの意志は外につなげる事が出来る」
「……妾の国とはこういうものだと知れたみたいで恥辱よな」
「その悪い部分の精髄と言えようが、こんな者でも変われると思うか?レナよ」

(もはや何も出来ないが、少し魔力を水晶球に浴びせれば会話は出来ると言って)
(何か思う所があるのか、更生が可能なのかを問い掛けた)


141 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/10(土) 01:39:38
>>140

「そうですね。祖国の変化に乏しい暮らしも悪くなかったですけど、今の暮らしも楽しいですよ。
 レナ様は見ていて飽きないし、クスッ」

(ソフィアの言葉に頷きながら、考えていることを察したのか微笑みながら、新しい発見の多い生活もワクワクして楽しんでいることを伝え)
(ある意味、レナに近い資質を持っていることも感じさせる)
(レナの表情の豊かさや、自我を取り戻してから色々と教えてくれたりして、知れば知るほど興味深い人だと思っていた)


……寂しかったんですよ、エレノアさんも。

(魂が離れる時に流れ込んできた色々な感情の中に、記憶の断片みたいなものもあって)
(その中に清潔な広く白い部屋に一人で、近侍の者しか訪れない静寂すぎる生活を送るエレノアを見せられていて)
(どこか気候の穏やかな保養地か何かの離宮に、隔離状態で暮らしていたのだろうと思って)
(躾も教育もほとんどされず、何かの捨て駒として生かされていたようにも感じて重いため息を吐く)

『お前が疎まれたのも分かるな』

(精一杯の虚栄を張り悪態を吐くものの、疎まれていたのはエレノア自身も同じで)
(大后には少し劣るものの強い魔力と虚弱な身体は、生まれる前は期待されていた分それを裏切り)
(大后以上に王国で、特に王族や王室の中で自分が疎まれていたことを知らなかった)

わたくしの場合、封印がある分より大変なのは覚悟しておりますが……。
エレナさま?

(今までも魔法を使うことは楽でなかった以上、大后がそういうのであれば苦しさがあるのは腹を括って小さく頷き)
(それでも自分の魔力の限界を確かめたい気持ちも大きく、やる気のある表情を浮かべるが)
(苦い表情のエレナに気づき、自分はしない方が良いのかと思えて少しだけ迷いが浮かんで)

『妾は割り切りが良いのじゃ。好きにせい』

(傅かれ、我儘を諌めるものもなく好き勝手に生きてきた分、辛いことに正面からぶつかり乗り越えたことがなく)
(それを身体の弱さのせいにしてきたこともあり、虚勢が張れる状態でなくなれば諦めも早く、心も容易く折れてしまっていて)
(全てを投げ出し駄々を捏ねるような声で応えると、その後はレナの魂の奥に潜んだように気配をあまり感じさせなくなる)

『悪趣味な……』

(小さなほとんど消え入るような声で呟き、さぞ父上は落胆するだろうと思ったが)
(数少ない謁見の時に自分を見つめる時の父の視線の冷ややかさに、「さもありなん」と言い捨てそうな気もして)
(エレノア自身が落胆して、目の前で運ばれていく自慢だった魔力が離れていくことに敗北感と無力さを感じていた)

…………分かりません。
ですけれど、エレノアさんに変わる気持ちが少しでもあるのなら、もしかしてとも思います。
エレノアさんはわたくしのことを遠い血縁と呼びました。
僅かでも血が繋がっているのであれば、わたくしがこの身体に変わって今こうして暮らしていけるのですから、エレノアさんにも出来ないことではないと思います。

(正直言えば変わらない可能性の方が遥かに高いとは思ったものの、僅かな可能性があるのなら賭けてみたい気があり)
(エレノアにその気があるのならば変われる余地は残っていて、請われれば力を貸すことも吝かではないと思っていた)
(自分が男の身体から女性へ変われたように、エレノアにも可能性を見出し、本人のやる気も呼び起こしたいと思っていた)


142 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/10(土) 02:47:38
>>141
あ……いえ、そうですか、それなら良かったのかも知れませんね。
レナ様は、ええ、本当に。

(初めは勿論、任務中という事もあって取り付きにくい人かと思っていたが)
(そんな事も無かったと思い、思わす笑っていた)


寂しさ、ですか……。
こればかりは他人には窺い知れないものですから。

(一瞬、共有したのだろうレナの言葉に対して、自分がそれを知る事は出来ないと思い)
(ただそうであればこそ魔法王国の在り方には怒りを覚えていた)

「産まれてすぐ、そして幼少の頃からそうだったな」
「お前は……いや、いい」

(ふっと自嘲しながら、疎まれていたのは明らかに事実だったと零して)
(お前はどうだったと問いかけたのだろうが、それは太后としても問い詰める必要も無いと思ったのか止めていた)

『疲れるし、身体の負担も大きいし、止めはしないけれど、覚悟はしておきなさい』

(レナが話しかけるのにエレナが反応して、覚悟が必要だとはっきりと言って)
(太后はそれを聞いてくくっ、と笑みを浮かべていた)

「……お前は己の限界を知らぬ、それは出来る限界があるという事では無く、可能性を知らぬという事だ」
「敗着を知ったあ奴らはどう出るだろうな」

(エレノアは魔力を除けばその魂の力はか細く見えて、気配を失していくのを見て、呆れた様に投げかける)
(その上で魔法王国の王たちがこうなった事を知ってどう出るかという所に落胆を自身で想像しているのを感じると)
(太后なりに想像出来る未来があるのか、そうつぶやいた)

「そうか、お前たちの様な精神なら期待も出来たのだが」
「今、魔力を持って運んだ者はある種の遣い手でな、持って行った水晶球やエレノアの本体がどうなるかを確認できる」
「妾の予想では魔力は有り難く頂く一方で、身体は打ち捨てられるだろうよ」
「その身体の場所に座標を置いて、肉体をまずは持って帰り、不健康な部分を凍らせたかつての付き人の身体と交換しようと思っておる」
「ま、何時になるかわからんがな……健康な自分の身体に戻し、その上で未来を探らせるのも一興よ」
「何せ妾からしても血縁故にな……だが、魔力は使えぬ上に常識も知識も乏しいだろう」
「そこで、その人形はしばらく預けておくから話をしてやってくれ、生きてる感覚を持たせるために感覚だけは人形とつなげておく)
「動きは出来ぬが、叩かれれば痛みも感じる……だからといって剣で刻んだりはするなよ?」

(元からそのつもりだったのか、エレノアの病弱な身体は恐らく打ち捨てられ葬儀もされないだろうと言って)
(それなら身体は頂き、手を加えて健康体にして魂をそこに戻すという案がある事を口にするが)
(準備には時間が掛かるのでそれまで人形に入ったエレノアを預けるので相手する様にと言うのだった)


【済みませんがここで凍結をお願いします】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


143 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/10(土) 02:51:04
>>142
【了解です。今夜はここで凍結にしましょう】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした】


144 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/10(土) 02:55:45
>>143
【ありがとうございます】
【では、土曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


145 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/10(土) 02:58:14
>>144
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


146 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/10(土) 22:28:54
【ロールの再開にスレをお借りします】


147 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/10(土) 22:30:48
【スレをお借りします】


148 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/10(土) 22:32:58
>>142

「ただ、前お仕えしていた奥様と実家に心配を掛けたのは申し訳なく思ってはいますが。
 ソフィアさんとこうして知り合えたのも良かったですし、とにかくレナ様は可愛らしいですから」

(薬を取りに帰った時、僅かな時間滞在した実家で今まで連絡もなくどうしていたのかを根掘り葉掘り聞かれ)
(当たり障りのない範囲でざっくりと説明はしてきたものの、伯爵夫人も心配しており)
(何が原因か実家に戻られたと聞けば、多分に自分のも責任がある気がして切ない表情を浮かべて)
(実家に戻った時のこと、伯爵の手勢に襲われたざっくりと話す)
(伝説の人として抱いていたイメージとは違い怖くなく、レナのことも妹のように可愛いと本心から思えていた)


わたくしにも分かりませんでしたけれど、もしかしたら、エレノアさんがわたくしの身体から出て行きたくなくて、魔力を振り絞って心を融合させようとしたのかもしれませんよ。

(最後の最後でエレノアの感情や記憶の一部が流れ込んできた理由を考えてはいたが、なんとなく思いついたことを口にして)
(ひょっとしたらそれが真実なのかもと漠然と思っていた)

『……フフッ』

(幼少の頃からと聞きやはりと思ったものの、自分にも問いかけようとして止めた大后の言葉に引っかかりを感じて)
(エレノア自身も自分のことを思い返し、皮肉めいた笑い声が途切れてしまう)

そうですか……。少し考えてみます。

(考えてみると言ったものの、レナの瞳は向上心と好奇心の光が灯ってはいたが)
(娼館に戻るのであればお客様の相手もある筈で、疲れていては仕事もできないと思いライラとの調整も必要だと感じて即答を避ける)
(それに強い興味はあるものの、魔法を使わなければならない理由もあまりなくソフィアを含めて意見を聞いてみる気でもあった)

『……煩い。
 父上様はきっと…………』

(言葉は前より弱くなってはいるものの、聞きたくない言葉を遮ろうとする辺りエレノアはわがまま放題に育った駄々っ子そのもので)
(話が祖国の父たちの話に及ぶと、もう魔力を取り戻せなくても自分のために何とかしてくれると答えようとしたが)
(ほぼ愛情を注がれた記憶もなく、心の中に疑念が湧き言葉に詰まってしまっていた)

えっ!? エレノアさんは自分の娘なのですよね?
それなのに魔力だけ手に入れて、魂の抜けた身体を打ち捨てるなんて…………。
…………はい。承知いたしました。人形は大切に預からせていただきます。

(大后が予想する魔法王国の王の行動に信じたくなく、自分の娘にそんなひどい仕打ちが出来るのか理解できずに大きく目を見開き固まってしまう)
(母親を早くに亡くしているものの、母に愛された記憶はしっかりと残っており)
(父親も厳しくも愛情を持ってレナに接していて、母亡き後には母に母国から付き添ってきた近侍の女性や乳母が母代わりを務めて)
(レナ自身は愛情に満ちた幼少期を送っており、簡単に葬儀もせず身体を打ち捨てる事が出来るという魔法王国に呆れてさえ居た)
(エレノアの魂が宿る人形を置いていくという言葉にも笑みを浮かべて承知して、面倒を見てあげるのではなく)
(自分の生活を見ている間になにかを感じて学んでくれれば良いと思っていた)


「あの、ソフィアさま。ちょっと一緒に来てもらって良いですか?」

(大后さまの話があった翌日、マーサが朝のレナの世話当番で部屋に向かった筈がすぐに戻ってきて)
(深く一礼してソフィアに同行を求めてきて、レナの様子がおかしいと伝えて)

あっ、お二人共おはようございます。今日は何か早くに目が醒めてしまって。
ごめんなさい。今しまいますね。

(ソフィアとマーサが現れたのを見ると微笑んで迎えるが、レナの周りには魔法で出した水の蝶が四匹ヒラヒラと舞っていて)
(久々に憑依されていない朝を迎えたレナは珍しく早くに目が醒めて、魔法が上手く使えるかを待つ時間に試していた)
(マーサがレナ自身の意志で魔法を使うのを見るのは初めてで、まだエレノアの影響が残っているのではと疑い)
(ソフィアの影に隠れるように部屋の中を覗いていたが、レナの魔法を見たことがある人であれば)
(穏やかな魔力がその場を包んでいて、久々で蝶の数が減ったり不安定な動きをしていたがレナ自身の魔法であることは一目瞭然だった)
(魔法を慌てて解除すれば、消えずに蝶が弾けて床に小さな水の跡が残っていた)


149 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/10(土) 22:37:05
【今夜もよろしくお願いします】


150 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/10(土) 23:16:40
>>148
それは……そうですね、確かにそうです。
ちゃんとご説明や心配を解ければよいのですが。
私とですか?ふふ、そうですか、レナ様はええ、本当にそうです。

(マーサにもこれまでの暮らしがあり、それを捨てているも同然だと気付き表情が曇る)
(それでも後で心配させない様な事が出来ればと思わずにはいられなかった)
(自分に会えてという言葉に微笑しながら、レナの事は完全に同意していた)


そうかも、知れませんね。
でも、出来るならとっくにやっていたでしょうし……。
本当は見せたくないはずですよ、魂は剥き出しですからしがみついた時にわかったのかも知れません。

(もしかしたらレナの言う通りだろうが、そう言い切ってしまう気もせず、たまたまだったと言った)

「或いは復讐の為に軍を発するやもな」
「ふ、妾はそちらの方が好みだ」

(もしかしてその可能性も無い事も無かったが、王の事を知る太后は無いと確信はしていた)
(ただ、そうなれば魔法王国を害せずとも、自国を害する者を討つという名目で存分に暴れられるわけでその方が良かった)

「あいつらはそういう感覚を持っておらぬ」
「特に王はな、エレノアを見ればわかるだろう、魔力が全ての国よ」
「魔法王国の守護巫女なんてのもな、その実態は王の子を産むためのもの」
「ま、お前たちの暮らしを見せてやれば良い、たまに魔力でも注げば憎まれ口を叩くだろうよ」

(魔法王国の外道さの一片を口にし、それは兎も角としてもエレノアは預けると言ってその場は終了した)


はい、どう致しましたか?

(朝一番の世話を終えるとマーサと交代していたのだが、呼びに来られると部屋に向かって)

失礼します……。
……レナ様、マーサ様はかつての私と同様魔法に近しくありませんし、見た事があるのがほぼエレノアの魔法です。
驚きも恐れもありますから、練習をするなら前もって教えておいてください。

(部屋に入ると水の蝶が舞い、マーサの言っていたのはこれかと気づくが)
(もしエレノアの一部が乗っ取ったりしていたなら、マーサからすれば命の危険もあり)
(さぞ怖かっただろうと思うとレナに他意が無いのは十分理解した上で少し厳しい口調で注意をする)

マーサ様、あれはレナ様の魔法です。
これからは事前に言ってから発動すると思いますが、悪い影響はありませんので、ご心配なく。

(そう言ったうえでマーサに向くと状況の説明を簡単にしておくのだった)

>>149
【こちらこそ宜しくお願いします】


151 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/11(日) 00:19:44
>>150

「そんな顔しないでください。ある意味、身から出た錆ですから」

(表情の曇ったソフィアを気にしつつ、伯爵から厄介払いみたいに仕事を与えられたことを察していて仕方ないと割り切っていた)


そうですね。そうなのかもしれません。

(結局はエレノアに聞いてみないと分からないことであったが、幸せでなかったエレノアの生活に思いを馳せていた)

『…………その時は……』

(父の冷たさをある程度理解しており、今までのような威勢はなく大后の好みのようにならないだろうと肌で感じていた)

……そうなのですか。
確かにそうなのかもしれません。エレノアさんも魔力には強い拘りがお有りのようでしたし。
…………何と言ったら良いのやら。
はい。そういたしますが、せっかく魔力を注いで憎まれ口を聞かされるのは遠慮したいとは思います。

(魔法王国の祖国とはあまりにも異なる感覚に驚きを禁じ得ず、エレノアから直接聞く機会はなかったが)
(なだれ込んできた記憶や感情から判断すればそうなのだろうと納得する)
(近親相姦で生まれたエレノアが、また王と交わり子を為すのは常軌を逸していると思わずにはいられなかった)
(素直にエレノアに憎まれ口を聞くのは嫌で苦笑を浮かべていた)


「部屋に入ろうとしたら、レナ様の周りにまた変なものが……」

(蝶には見えたものの、安全かどうかは分からず部屋に入るのに躊躇したことを素直に告げる)

驚かせてしまって本当にごめんなさい。
そうなのですか。
はい、分かりました。以後気をつけます。

(本当に申し訳無さそうな表情を浮かべて詫びて、身体を乗っ取られ記憶には全く無いこととは言え、さぞ怖かっただろう思って)
(同じ思いを二度とさせないことを約束して手を取り、頭を下げてもう一度詫びる)

「そういうことならもう大丈夫です。レナ様、そんなに詫びないでください。
 少し私も大げさに騒ぎ過ぎました。申し訳ありません。
 承知いたしました」

(自分も少し過敏に反応しすぎたとマーサも詫びて、ソフィアの説明に頷く)

わたくしの魔法は、持っている魔力の大半が封じられているので大したことはできないのですよ。
ほとんど使い道はありませんし。出来るのはこんなことくらいですよ。

(レナもマーサに説明しながら、目の前で手を広げて気を集めて集中すれば手から水の薔薇が伸びパッと花を咲かせる)

「すごいですね」

(エレノアの強烈な魔法と比較して、レナの穏かで安全な魔法に安心しつつ咲いた薔薇に感心しつつ)
(レナの言う通りで人をびっくりさせる以外あまり使い道は無いかもと、ニコリと微笑む)


152 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/11(日) 00:37:22
>>151
そう言って頂ければ……。
……確か伯爵家の奥方にお仕えしていて、その伯爵に襲われたのでしたね?

(魂剥がしの薬を作るに当たって、マーサが取って来た薬草が最後の一手だった事は当然知っていて)
(その際に傷を負わせたのが伯爵の手の者と聞いていて、何故なのかと今更思い出して問い掛けていた)

「縁が切れた祖国と言えど、違う価値観を知っていけば反吐が出そうな程よな」
「そうした闇が支配する国故に邪法も数多く生まれている」
「くくく、魔力の量によれば途中で途切れる様にも出来る故、面白いと思うがの」

(そうした価値観は少なからず太后自身も持ってはいたが、国を出た事で色々知り、変化したと言って)
(ただそういう国だからこそ産まれる邪悪な技術もあるために気を付けろとそこは真剣に伝えて)
(エレノアの憎まれ口はそれを楽しめばおちょくれるとでも言いたげに笑っていた)

いえ、私も言い過ぎました。
……封じられている魔法、或いはエレノアなら解く方法がわかるのではないでしょうか。
彼女はレナ様の魔力を使っていましたし、また乗っ取れば自由に使える様子でしたから。

(レナの謝罪を見て、言い過ぎたと言って頭を下げるとマーサとのやり取りを見ていて)
(ふと、封じられた魔法は解けるのでは、と思い至ってレナに提言する)

……もっとも、急ぐわけではありませんが。
ところで昨日申し上げた事を覚えていらっしゃいますか?

(封印については緊急性が無いので、取り敢えず置くが)
(昨日話があると言った事を覚えているかと問い掛ける)


153 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/11(日) 01:30:26
>>152

「そうですけど、あまり楽しい話ではないですよ?
 簡単に言えば逆恨みなんです。
 どうやら私が捕まって計画が頓挫してからしばらくして、伯爵様の元に自決した商人の仲間が来たらしいんです。
 何でも今までの骨董品の未払い分の代金を払うように迫ったとか。
 それで、どこまで奥様の伝わったのか分かりませんが、呆れて実家に帰られて、代金の支払いも当然できる筈もなかったのです。
 で、一応、私の家も下級とはいえ貴族の家ですし、他の有力貴族との繋がりもありますから実家に手を出すわけにも行かず、もしかしたら私が実家に戻るかもと狙っていたらしいんですよね。
 父から戻る時に付け狙っているから気をつけるようには言われたのですが……。
 まあ、あの伯爵様にしてみれば、自分が窮しているのも奥様と上手くいかなくなったのも全て私のせいなのでしょうね、きっと」

(薬を用意してもらっている間に母親から聞いた話と、父から伯爵の手のものが家の周りをたまに彷徨いていることを聞き注意はしていたものの)
(早道をしようとした間道でたまたま出くわしたと説明して、本来自分には責任は全く無いはずで)
(伯爵の人物の小ささに呆れた表情を浮かべて溜息を吐きながら、奥様には悪いことをしたと思いつつも別れて良かったとも思っていた)

国によって物の是非は異なるのは分かりますが、かなり異なるかと。
邪法ですか……。それでわたくしの身体を使って……。
はい、ありがとうございます。気をつけます。
……面白いですか。

(流石にあからさまにおかしいと言う訳にもいかず、かと言ってレナの知る価値観とは離れすぎていてクラクラしそうな気分を感じていた)
(魔力の強さが高価値とされ、何処からか自分のことが伝わっていることに不安を感じつつ)
(きっとエレノアに身体を奪われていたら巫女として王と交わり、何人も愛のない子を為していたかと思うとゾッと背筋が冷たくなる感覚を覚えていた)
(忠告をありがたく受け取り一礼して微笑みを浮かべるが、エレノアの憎まれ口を楽しめとでも言うような大后に)
(やはりエレノアと祖国を同じくする人で、捻くれているなと思っていた)

いえ、良いんです。わたくしが無神経だったのですから。
これからも拙いことをした時はきちんと忠告してくださいね。お願いします。
分かっているとして素直に教えてくれると思いますか?
そうなのですか? そう言えば、アンジェリカ様もわたくしの魔力で大きな龍を出したことありましたよね?
う〜ん…………。わたくしの魔力は他人の介在下であれば使えるということでしょうか?

(言い過ぎとは思っておらず、これからも何かあったら忠告はきちんとして欲しいと告げてニコリと微笑み、今度はソフィアの手を取り擦る)
(エレノアならばソフィアの言う通り封印の解除法を知っているかも知れないが、大后とのやり取りや)
(自分が意識のない時の話をソフィアやマーサから聞くと、一筋縄では教えてはくれないだろうと思っていた)
(ただアンジェリカも魔力のレッスンを始めた頃に、自分の魔力を使って水龍を出していたことを思い出し)
(封印は自分の魂と密接に関連して掛けられていて、他人ならば使えるのではという仮説に少し考えて辿り着き口にする)

そうですね。使えないからといって実害がある訳でもありませんし。
はい、覚えてますけど…………。

(封印に関してはソフィアの言うとおりであり、今回のようなことに巻き込まれるなら)
(エレノアに魔力だけあげても良かったかなと微かに思ってさえいた)
(昨日のやり取りを思い出して、苦笑を浮かべて身体を僅かに緊張に固くして)
(マーサさんも居ていい話なのかと、チラリと視線を動かしてからソフィアに視線を戻す)
(今日着ている服も胸の辺りだけは少しだけ窮屈そうであったが、レナはそんなデザインと全く気にした様子は見せていなかった)


154 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/11(日) 02:14:24
>>153
……酷い逆恨みもあったものですね。
例の商人、正体不明なままで工作員の類かと思っていましたが……。
本当に商人ではあったのですね、それにしてもおかしな方もいらっしゃいますね。
そういう方なら離縁して良かったと言えそうです、そう遠くない未来、破滅するでしょうから。

(流石に呆れたのか、一瞬ポカンとした表情を浮かべると)
(奥方も離縁で正解だし、寧ろそんなところにずっと居なくて良かったまである、と考えていた)

「気を遣うな、明らかに異常故にな」
「邪法はそれだけにとどまらぬ、という事を覚えておけばいい」
「人をからかって遊ぶのは面白い、これは妾の性分よな」

(異常で構わないとはっきりと言うと)
(邪法は乗っ取りだけではない事を頭に留めておく様にと忠告を送る)
(恐らくはエレノアも知らぬ事だろうが、実際エレノアの母親がそうであり)
(彼女は太后の従姉妹でもあったので知らないはずが無かった)
(からかうのが面白いのだと言うあたり、先程の豚にするとかでエレノアの怯えなども楽しんでいたらしい事も見えて)
(何だかんだ、危険人物だとわかる発言だった)

身に余るお言葉です。
……彼女は自棄になっていたので、或いはと。
ええ、アンジェリカ様もそうした事をされていましたね。
他人なら……それはそれで危険ですね。

(手を取られながら、頭を下げると、エレノアは自棄になっている今なら逆に素直に話すのではと思わなくも無かったが)
(これは本来、ソフィアがお人好しの面を持つが故の楽観的予測であるのは明白で)
(アンジェリカの件に頷くと、レナは使えないが他人は使えるというのはレナ自身に不便なのは言うまでもないが)
(例えば魔法の遣い手がレナを人質に取りながらレナの魔力で攻撃も出来るという事で、それは危ないと口にしていた)

覚えていらっしゃいますね?マーサ様もいる方が好ましいです。
その、レナ様はまた胸のサイズが大きくなっていませんか?

(はっきりと胸のサイズについて踏み込んでいくが、ソフィア自身もそれは同じ事ではあり)
(マーサが居た方が良いと言うのはつまり、採寸やドレス作成は彼女が足を運ぶ必要がある為でもあった)


【次は3時ころになりそうですし、ここで凍結しましょうか】
【こちらは次回金曜日の22:30から可能です】


155 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/11(日) 02:19:04
>>154
【そうですね。眠気も少しずつ強くなってきていますし、ここで凍結でお願いします】
【こちらも次回は金曜日の22:30からで大丈夫です】
【いつも通りに伝言板で待ち合わせにしましょう】


156 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/11(日) 02:20:41
>>155
【ありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【2日間楽しかったです、お疲れさまでした】
【急に寒くなりましたし体調にはお気をつけ下さい】
【お先に失礼しますね、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


157 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/11(日) 02:26:18
>>156
【こちらこそありがとうございます】
【はい。また金曜日によろしくお願いします】
【私も2日間楽しく過ごせました。夜遅くまでお疲れさまでした】
【そうですね。また数日後には気温も上がったりするみたいですし、そちらもお気をつけください】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


158 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/16(金) 22:31:17
【ロールの再開にスレをお借りします】


159 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/16(金) 22:32:42
【スレをお借りします】


160 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/16(金) 22:34:42
>>154

「伯爵様らしいと言ってしまえば、それまでなんですけどね。
 少なくとも伯爵様の前では商人でしたけど、逃亡中はそんな素振りはありませんでしたね。
 もしかしたら、今回の誘拐で出る成功報酬で骨董業者に代金を立て替えて支払う気だったとか……。
 それで、いついつまでに支払いに来なかったら、伯爵に請求しろとか言ってたのかもしれませんね。
 時間が惜しかったので詳しく話を聞いてませんが、確か仲間なのか、商人が仲買人だったのかは分からないと父が言っていたような気が……。
 離縁は奥様にもお子様たちにも良かったと私も思います。そうかもしれませんし、もうそうなっているかもしれませんね」

(呆れた表情のソフィアに苦笑を浮かべつつ、もう伯爵様の正確は分かりきっていて感情を込めず淡々と応える)
(マーサからは商人が結局商売をしていたのかははっきりと分からず、よく考えれば父も代金を回収に来た商人がはっきりと仲間とは言ってなかった気がして)
(骨董商から預かり伯爵に見せただけで、売れたら仲介料を取る気だったのかとも思っていた)
(離縁については、元々最近は夫婦関係がギクシャクしていた奥様には肯定的に感じており)
(お子様たちにも骨董に没頭している時は、子供を構うどころか怒ったり邪険にしたりすることも多く、これもまあ仕方ないと思っていて)
(破滅に関してはもう経済的にはほぼその状態で、立場的にも破滅するまで時間は掛からないだろうことには同じ意見だった)


承知致しました。
他にも邪法が……、頭の隅に置いておきます。
…………ほどほどになされた方が御身の為かと存じます。

(気を遣うなと言う部分のみ頷き丁寧に一礼して、後半の部分は流して)
(邪法が今回の乗っ取りだけではないばかりか、他にもあることを告げられて明らかに驚き)
(わざわざ自分に大后さまが伝える以上、魔法王国がまだ完全にターゲットとして諦めていないのだと察して注意することにする)
(相変わらず一筋縄ではいかない人と思いつつも、いくら魔力が強いとは云え、わざわざ自ら恨みを買いかねない事をしない方が良いのではと)
(真っ直ぐに大后さまを見て、恐れずに率直に告げる)


わたくしは色々とソフィアさんを頼りに思っていますから。
それはマーサさんも同じですけどね。
きっと、自棄になったのは大后さまに対してだけな気がしますけど。
もし教えてくれるとしても、色々と条件を付けてくると思いますよ。
エレノアさんの件は片付きましたけど、その辺のこともありますから戻ったら、やはり一度アンジェリカさまをお尋ねしましょう。

(ニコリと笑みを浮かべて握っていた手を軽く叩くと、マーサにも視線を向けて優しい笑みを浮かべる)
(エレノアが自棄になっていたのは、大后さまに敵わないと観念したからで)
(彼女から見て自分と同等かそれ以下と見ている自分には情報を出さないか、大后が好意を示している自分に対して)
(教える代償として魔力を一部戻すか、水晶球から開放するか何かの条件を付けてくるのではないかと考えていた)
(他人に魔力を自由にされる危険は認知していたが、その条件がどうなのかを考えてアンジェリカさまに確かめるようと思っていた)

クスクスクスクスッ、そんな冗談には乗せられませんよ。
確かに、少しふくよかになったことは認めますけど、それは今改善するよう努力しています。
それに、わたくしだってこの身体になってからそれなりに時間は経ってます。
胸が成長する時の感覚は何となくですがはっきり分かってますよ。
それより、ソフィアさんこそ少し大きくなったんじゃありませんか?

(覚えていることは否定せずに頷くが、胸が成長したことを指摘されると急に笑いだして)
(レナには珍しくきっぱりとソフィアの言葉を否定して、元のスタイルを取り戻す努力をしていることを強調する)
(それに女性の身体になってからそれなりに経っていることを告げて、胸の成長する時の違和感には気づくことを告げる)
(それに嘘は無かったのだが、ちょうど胸のサイズが大きくなる時と拉致されエレノアの人格を植え付けられ)
(薬で自我を封鎖されたタイミングがほぼ同時期で、胸の成長は不摂生が祟り肥ったのにつれ大きくなっただけで)
(胸のサイズが上がったとは夢にも思っていなかった)

【こんばんは。今夜もよろしくお願いします】


161 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/16(金) 23:30:41
>>160
それがらしい、というので何となく察してしまいますね……。
計画に乗ってマーサさんを派遣しただけで、何もご存じでは無いのでしょう。
貴族も王族も色々ですね……。

(淡々と答えるマーサに伯爵の人となりを見た気がして軽く嘆息する)
(無能だが気位の高い男が破滅すれば底無しに落ちるのだろうな、と思っていた)


「そういう事よ、まだ何があるかわからんぞ?」
「ふ、妾は子を為し、独り立ちもしておる故に何があっても憂いは無い」
「非業の死を遂げたとしても、な」
「妾の心配をするなら身の回りの者に気を遣ってやるがいい」

(魔法王国は別な何かを用意している可能性を指摘して注意を促す)
(レナの忠告に対して軽く笑うと何があっても自業自得故に気にする必要は無いと言った後で)
(真剣な表情で周囲の者へ気を遣えと逆に忠告をするのだった)


ありがとうございます。
そう、ですか……わかりました。
アンジェリカ様なら安心だと思いますので、そこはアポイントを取る様に致しましょう。

(エレノアについては生い立ちなどでやや同情する気持ちが沸いていたのだが)
(レナの言葉に頷いてそれ以上は言わなかった)
(魔力行使についてはエキスパートでもあるので、アンジェリカに聞くのは賛成する)

いえ、冗談ではありません。
ふくよかになった部分は改善され、胴周りはドレスにぴったりとなっています。
ですが胸は……え、っと、私は大きくなっていますし自覚もあります。
……ではなく、そこまで仰るならリーザ様にも確認しますか?

(レナが笑い出すのに対して割と真顔でサイズについて説明するが)
(自覚が無い分、伝わらず、しかも自分の事を言われて、それを認めていくが)
(本題はそういう事ではないので、バストが大きくなっている事を以前を知るリーザに聞いても良いと言った)
(自分自身はレナが見えている以上にサイズが上がっていて晒しで締め付けている状態だった)


【改めましてこんばんは】
【こちらこそ宜しくお願いします】


162 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/17(土) 00:33:09
>>161

「きっとそうでしょうね。私の仕事の内容より骨董品に関しての方が大切だったのでしょうし。
 そうですね。ここに来てつくづくそう思います。
 王族と言ってもレナ様とソフィア様でもかなり違いますものね」

(使用人がどういう仕事をさせられるかには興味がなく、骨董品の代金の棒引きかなにかの方が大切だったのだろうと溜息を吐く)
(貴族や王族も国や立場が違えば色々で、同じ王族出身と言っても似た部分はあるもののレナとソフィアでもかなり違っていると感じていた)


まだ……ですか? なぜわたくしなんかに?
はい。ご忠告感謝いたします。そうさせて頂きます。

(魔法王国がまだ別な何かを用意するほど自分に興味を持つのか理解も出来ず、驚きが隠せずにいて)
(正直、放っておいて欲しいのが本音で、静かに平穏な生活を送っていきたいと思っていた)
(身の回りの者に気を遣うようにとの忠告には素直に従い礼を言って、大后さまの割り切りも凄いなと感心さえしていた)


色々な意味でエレノアさんは可愛そうですけれど、やはり自業自得な部分もありますから。
はい。帰ったら真っ先によろしくお願いします。
アンジェリカさまもきっと多忙でしょうから。

(ソフィアがやや同情を感じているのを察して、自身は直に心に触れたこともあり同情はあったが)
(大后さまとのやり取りを聞いていても一筋縄ではいかなさそうな性格で、周りの環境も悪かったにしても自身にも問題があるのだろうと推察していた)
(なるべく早い方が良いと思っていたので、アンジェリカ様へのアポイントは戻ってすぐ摂るように念を押しておく)

冗談ではないのですか?
……でも、胸が元に戻るのが一番遅い場合だってない訳ではないでしょう?
その苦しそうな胸を見ていると、わたくしの比ではないと思うのですが?
はい。では、そうしましょう。
きっと、リーザさんはそんなに変わっていないって言う筈ですから。

(冗談ではないと真顔で言うソフィアに流石に笑みは消えて、全体に太った場所が元に戻る時に最後に戻る場所は人それぞれに違いないと抵抗するが)
(ウェストは太る前と同じか少し細い位までに戻っていて、レナの例示には全く根拠はなく願望に近く)
(全く無いとは言えないが、今のレナには当て嵌まっていなかった)
(リーザに確かめる件は少し興奮気味に自信を覗かせながら聞くことに同意して、すぐに実行に移そうとマーサにリーザさんを呼んでくるようにお願いして)
(指名されたマーサ本人は、あまり胸が豊かな方ではなく、二人のやり取りを笑いを堪えながら見守っていたが、快諾するとリーザを呼びにレナの部屋を後にした)

「……ということで、レナ様の胸が大きくなったかどうか、お時間がある時に判断して頂きたいのですがどうでしょうか?」

(リーザが仕事をしている部屋に赴くと経緯を話して、いつ時間が空くかを尋ねる)


163 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/17(土) 01:25:34
>>162
……業の深い趣味ですね。
ふふ、私はあくまでも元が付く程度ですよ。

(派遣する以上は自身にも直結する話だろうにと言いながら)
(終わった事でもあり、これ以上言っても仕方ないと考えていた)
(レナと比べられると笑いながら、自分は元であり、レナは今も王族的だと言った)


「お前のみならず、な」

(陰謀の対象はレナだけに限らないと言うと会合は打ち切られるのだった)


……はい、そうかも知れません。
承りました、戻り次第すぐにアポイントを取ります。

(殺すとまで言い切った相手をどうして気に掛けるのか自分でも良く分かっていなかったが)
(レナの言葉に頷くとアポイントは戻り次第すぐに取る事を承諾する)

私が意地悪や冗談でそういう事は言わないとご存じかと思いましたが……。
それは個人差だと思いますが、だから私の事はともかくとして……。
ええ、では決めて頂きましょう。

(えらくムキになるなと思いながらもリーザが見れば一目瞭然だと考えていたので)
(呼びに行かされるマーサには悪いと思いながらも堂々と判断を仰ぐ事を薦めるのだった)

『……呆れた、今から行くわ、先に済ませる』

(マーサの話を聞くとあっけにとられた表情を浮かべて、自分でわかるだろうにと思ったが)
(見れば分かる話で、すぐに済むからと言ってレナの部屋に向かう)

『聞いたわよ、で、胸だっけ?』
『……間違いなくバストアップしているわ、二人ともね』
『ソフィアは調教に伴う肉体改造ね、レナのは成長したって所かしら』
『無い人には嫌味でしかないし、忙しいからこれで』

(本当に忙しい中だったのか慌ただしくもはっきりと断言していく)
(最後にレナにはドレスを全部変えないといけないでしょう?とソフィアの意図を汲んで指摘すると)
(すぐに部屋を去っていった)

……ほら、言ったじゃないですか。
マーサさん、ご足労頂きありがとうございました。

(忙しい中、手を煩わせた事を謝罪してリーザを送り出すと苦笑しながらレナにこういうと)
(マーサに礼を言って、レナの反応を窺った)


164 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/17(土) 02:22:18
>>163

「きっとレナ様は生まれつきなのでしょうね。
 身についたとかではなくて」

(元ならレナも同じ立場だとは思ったものの、動きの優雅さや振る舞いは今も王族のそれであるのは確かで)
(後天的なものではなく、生まれついてのものなのだろうなと思っていた)


わたくしのみならず…………。

(会合が終わり大后さまを見送りながら、謎掛けのような言葉の意味を考えていた)


気に掛かるのは何故でしょうね。

(性格的にはかなり嫌なタイプで、本来ならお友達にはしたくないタイプとは思いつつも)
(ソフィアも気に掛かっているように、レナも同情だけでなく気に掛かっていて何故なのだろうと少し不思議に感じていた)

はい。ソフィアさんがそういう事を意地悪や冗談で言ったりしないのは分かっています。
ただ、何だかよく分からないんですけど抵抗感があって…………。

(ソフィアの性格は分かった上で、頭では完全に理解していても心が素直に受け入れたくない何かがあって)
(それが自分でもよく分からず困惑の表情を浮かべていた)
(レナの母親の霊を見たソフィアからすれば、レナの母親も華奢な体つきをしてはいたが胸だけは豊かで遺伝であることは明らかでもあった)

「お忙しい時に、お手を煩わせて申し訳ありません。
 傍で見ている分には微笑ましいんですが、レナ様が引かない感じで」

(マーサは完全に第三者の立場なので、少しだけ面白がっても居たが、リーザの忙しそうな素振りを見て、その部分には詫びを入れる)

えっ……。そんな…………。
もう大きくならないと思ってたのに……。

(リーザの言葉はレナには予想外で、もう成長期も終わりで成長はせず、剣舞をしていれば萎むと完全に思っていて)
(女性の身体を理解出来たと思っていたレナには、かなりショックでがっくりと肩を落としていた)

…………はい、そのようですね。すみません。
大きくなる予兆もなかったのに…………。
あっ、リーザさんすみませんでした。マーサさんもありがとうございます。

(自分を良く知る二人に言われてはもう反論のしようもなく、金銭的な面ではなくお気に入りのドレスや)
(エレナさまから頂いたドレスも寸法を直したり、作り直さねばならないことに煩わしさを感じてもいた)
(まだショックから立ち直れずに、どうしたら小さく出来るかと無言で考えていた)

「いえいえ、私は全く構わないです。これもお仕事ですから。
 ただ私には分かりませんけど、お二人共重そうですね。
 少し触らせてもらっても良いですか?」

(マーサの胸は大きくはなく、大きさで全く嫉妬もしていないなかったが、純粋に興味は持っていて)
(ニコニコと微笑みながら触らせて欲しいとお願いして)


165 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/17(土) 03:09:43
>>164
そうですね、生まれつき高貴という感じです。

(比べてもどうしようも無いなという感覚も持ちながらそう答えて苦笑した)


どうしてでしょう、もしかしたら、彼女の中に何か見ているのかも知れません。
それが何かはわかりませんけど……。

(同情は確かにしているが、それが嫌悪を覆すとも思えず)
(妙な感覚に首をひねっていた)

それでしたら……。
抵抗感、ですか……何なのでしょう。
母上も胸は大きかった、のではないですか?

(抵抗感が良く分からないが、取り敢えず遺伝では無いかと示唆だけして)
(自分の事は徹底して語らなかった)

レナ様はまだ成長する年齢だという事です。
寸法直しも手配しないと、ですね。

(リーザが去った後でショックを受けている様子のレナに成長するのだからと声を掛け)
(職人も手配しなくてはと忙しくなる予兆を感じていた)

そう言って頂ければ。
お、重……っ!?さ、触るって、胸をですか?
か、構いませんけれど……。

(胸が重いと言われて絶句しながら、胸を触られるのは構わないといえば構わないが)
(レナはなんと答えるのだろうと思いながらレナの方を見るのだった)


【済みませんが、ここで凍結をお願いします】
【次は土曜日の22:30から可能です】


166 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/17(土) 03:13:42
>>165
【了解です。もう遅いですものね】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板スレで待ち合わせましょう】
【お疲れさまでした】


167 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/17(土) 03:15:27
>>166
【ありがとうございます】
【ではまた土曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お先に失礼しますね、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


168 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/17(土) 03:17:15
>>167
【また今夜お会いしましょう】
【おやすみなさい】

【冷え込んでますから暖かくしてください】

【スレをお借りしました。お返しします】


169 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/17(土) 22:26:29
【ロールの再開にスレをお借りします】


170 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/17(土) 22:33:36
【スレをお借りします】


171 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/17(土) 22:34:54
>>165

「ええ、本当に」

(ソフィアの苦笑に満面の笑みで返して、口にはしなかったが聞かされて居なければレナが元男性だとは夢にも思わないだろうし)
(もし性別を間違えて生まれてきた人が居るとすれば、レナ以外には居ないだろうなと思っていた)


そうかもしれませんね。
もしかしたら、言霊に催眠作用があって最後の一線までは嫌わない暗示を掛けられているとか……は無いでしょうけど。

(首を捻っている姿に微笑みを浮かべながら、顎に手をやり少し考えていたが)
(半分以上冗談で暗示を掛けられていたのではと口にしてみたものの、考え過ぎだと思い慌てて否定する)

母上様ですか…………?
う〜ん、正直分かりません。
大きかったと言われれば、そうかなとも思いますけれど。
なにせ女性の胸に興味を持つような年頃になる前に儚くなられたものですから。

(抵抗感については考えても分からない、モヤモヤとした気持ちで上手く説明できる筈もなく捨て置いて)
(ソフィアが急に口にした母上のことを思い出すが、優しい声や抱きしめられた時の温もり)
(楽しかった思い出はすぐに浮かんできたものの、胸の大きさについては朧げで)
(男子が女性の特徴的な部分に興味を持つより早く死別していて、思い出せないのはそれが原因と結論づける)

うーっ、もう成長期は良いです。
まだ成長するなら、もう少し身長があったり、脚が長くなったりする方が良いです。
今だって結構頻繁に肩こりするのに……。
……それはソフィアさんとマーサさんにお願いします。
マーサさん、詳しいところはソフィアさんから聞いてくださいね。

(成長期で胸だけ大きくなるのは正直勘弁で、もう少し背が高ければスラリとした姿になるだろうし)
(決して短くもなく形も良い脚であったが、レナはもう少し長くなって欲しくてそれを口にする)
(それに大きい胸はそれなりの重さがあり、肩が凝るのだと両肩を上下に揺すりながら苦笑を浮かべる)
(ドレスの寸法直しについては、本格的には娼館に戻ってからと思っていたが)
(それも含めて、きっとソフィアが外出できる機会は少なく、実働はマーサになるだろうと思い教わるように告げる)

「承知いたしました。
 はい。前に仕えていた奥様も胸が豊かで今のレナ様と一緒でよく肩が凝ると仰っていました。
 ただ私は実感することが出来なくて、レナ様かソフィアさんなら触らせて頂けるかなと」

(ニコニコと微笑みながら、自分の豊かでは無い胸に視線を落として言って)
(確かにマーサの胸はお世辞に言ってもDカップはなさそうで、同僚も大きな胸の子が居なくて興味があったと説明する)

わたくしも構いません。
一時的にせよ娼館に戻るとなれば、お客様は男性ばかりという保証もありませんから。
ただいきなり掴んだり、あまり強い力で揉んだりしないでくださいね。

(少し驚きの表情を浮かべたレナだったが、娼館の客として女性が来る可能性も完全には否定できず)
(心を決めて触って良いと告げて、腕を後ろにだらりと垂らし胸を張る)

「では、お言葉に甘えて…………。
 確かにかなりボリュームがありますし、なんかこう柔らかくて男性が夢中になるのも分かる気がします。
 ソフィアさんのも失礼して、……こちらの方が更に大きいですね。柔らかさと張りではレナ様の勝ちかもしれません」

(興味津々の表情でレナのバストを下から持ち上げるように触ったあと、きちんと断ってから胸を軽く揉んで柔らかさを確かめて)
(ソフィアにも同じことをすると、二人のバストの感想を話して)
(大きさではソフィアの胸の方が大きかったが、今までのことで少し柔らかくなっているものの筋肉質で硬いと感触からの判断を口にする)

「レナ様、大きな胸がお嫌でしたら、魔法でサイズを下げることは出来ないのですか?」

(大きい胸に困っているレナに、魔法をよく知らない故に簡単に出来るのではとマーサは提案した)
(レナも一瞬ハッと顔を上げるが、終日何年もそんな事出来るのかなと少し考え込んでいた)


【今夜もよろしくお願いします】


172 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/17(土) 23:18:25
>>171
言霊、ですか……どうなのでしょう。
もしあの瞬間にそれだけの力を発揮できるなら、自信があるだけはありますね。
ただ……きっと、私たちに共通するところがあるからだと思います。
エレノアは嫌がるでしょうけど、少なくとも私たちは王族でしたし、その縛りを経験していますから。

(レナの言葉を受けて、少し考えこんでから口を開く)
(暗示を掛けたとしたら大したものだと思う一方で、多分王族だった経験から来るものだと言って)
(ある意味その軛から離れている自分たちとの対比がそう思わせるのだろうと結論付けていた)

……幼い頃、なんですよね、別れられたのは。
それなら知らないのも仕方ないと思いますが、一瞬だけお会いしたお姿はそれはもう豊かでした。

(確かにそれは覚えていないと思いながら、レナの危機に一瞬現れた姿は伝聞による天上の美姫そのもので)
(胸も今のレナよりも豊かだったのではと思えるほどで、やはり血筋だと思わずにはいられなかった)

……身体の成長だけは選べませんから。
肩こりは……後で揉み解しますか?
はい、マーサ様に行って頂く事も多くなるかと思いますので、そこはしっかり引き継ぎます。

(レナの言い分はわかるのだが、こればっかりはどうしようもないと諭す様に言って)
(肩こりは自分が解そうか?と少し腕をぶしながら問い掛ける)
(寸法直しなどの手配はマーサに頼む必要性について理解はしているので、引き継ぐ事を宣言していた)

そ、そんなに興味のあるものでしょうか……?
う、ふ……んぅ、硬いですか……?剣を振っているせいでしょうか。

(ソフィア自身、他人のバストに興味を持ったりすることが無かったので戸惑いながらも胸をやや突き出して)
(軽く揉まれただけで少しくぐもった声を漏らしながら、硬いのは剣を振っていた所為かな、とつぶやいた)

魔法でというのは止めた方が良いと思います。
押し込める様な事をするので魔法で干渉しなくてはいけませんし、魂の有り方に反しますから歪みが出てきます。
私の胸が大きくなったのは先に私の魂に干渉しているからです。

(マーサの提案はありがちで、レナが飛びつきそうなのも理解は出来たが、自分自身の経験としてそれを止めて行く)
(受けた調教の中身などは話していないが、その言葉からは相当な目にあった事が想像出来るものだった)

……と、誰か来ましたね。

(扉をノックする音に反応して、問い掛けるとライラからの使いで)
(手紙を渡されるとそれをふたりにも見せて)

騒動も一段落し、娼館に戻れるはずという事で何時戻るかという質問の様です。
どう返答致しましょうか?


【こちらこそ宜しくお願いします】


173 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/18(日) 00:20:15
>>172

そうかも知れませんね。
確かに嫌がるでしょうね。
わたくしの名前をたぶん知っている筈なのに、「小娘」って呼んでいたくらいですから。

(暗示を掛けたかどうかはエレノアにしか分からず、素直に言うとも思えずそれ以上は触れず)
(ソフィアの考えに頷きながらも、エレノアは気位が高く認めないだろうな苦笑を浮かべていた)

はい。物心はついてましたけど、はっきりと記憶に残る前くらいの歳だったので。
ああっ、わたくしの前にも母上様出てきて下さればいいのに。

(はっきりと何歳と言えないほど、記憶が曖昧になってしまうくらいの頃だったことを口にして)
(今は自分の前に霊でも良いから姿を現してくれれば、胸の大きさも含めてどれくらい似ているのかも分かるし)
(やはり会って声を交わせなくてもいろいろと側にいて聞いて欲しい話もあるのにと、母上の姿を見たというソフィアを羨ましく感じていた)

それはそうですけど、飽くまで願望です。
今日はあまり凝っていませんけど、ソフィアさんが疲れていなければ後で時間に余裕があれば……な感じですね。

(選べないことも無理なことを言っているも理解していたが、こうなって欲しいだけだと言って)
(肩こりはそれ程でもなく今日は大丈夫かなと思っていたが、ソフィアと触れていたくてお願いすることにして、嬉しそうに微笑む)

「はい、畏まりました」

(ドレスの件は快諾して、ドンと任せて欲しいと軽く自分の胸を叩いた
 
「人は兎角無い物ねだりするのが常ですし、奥様からよく肩が凝るとお聞きしていればどれくらいの重さがあるのだろうと思いませんか?
 たぶん筋肉の硬さだと思いますよ」

(機会があればと思っていただけで、マーサも強い興味があった訳ではないか)
(今を逃したらと思うと、一度だけ触ってみたかったことを白状して)
(マーサも投げナイフをするので、筋肉の硬さや重さは理解して間違いないと自信を覗かせた)

「魔法ってそういう物なのですか。
 エレノアやレナ様が簡単そうに龍みたいなものを出しておられたので、簡単なのかと思ってました。
 それならしない方が良いですね」

(門外漢ゆえの発言で詫びて頭を下げて、なにか簡単そうに龍をだしていたのに色々と面倒なんだなと思っていた)

マーサさんの提案は興味深いですけど、わたくしには一日術を維持する力も体力もありませんから。

(使える魔力の量が限られていることに加えて不安定なことをマーサに告げて、ただ提案としては面白かったと礼を述べる)
(ソフィアの説明も理解していて、提案自体は面白いし興味はあったがやるべき仕事でないと判断していた)

わたくしはいつでも構いませんけれど、マーサさんと怪我の具合とソフィアさんの体調はどうですか?
もし駄目そうなら早めに言って頂かれると助かります。

(ここまで来た時のような強行軍でなければ承諾しても良いと思っていたが、あとは二人の体調だけだとと思い告げる)

「私は傷口ほぼ塞がってますから大丈夫です。
 ソフィアさんはどうですか?」

(腕まくりをして瘡蓋になった腕の部分を見せ、ソフィアに尋ねる)


174 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/18(日) 01:26:51
>>173
ふふ、気位は確かに高かったですね。

(レナは一回だけだが、何度接してもそれは同じ印象で)
(もうちょっと上手く立ち回れば騙せたりもしただろうに、と思っていた)

それくらいの年頃なら覚えていないのは当然ですね。
……余程の危機でしたから……もしかしたらその時力も使われたかも知れません。

(自分もそれくらいの年齢なら周囲の人についてはまるで覚えていないと同意して)
(母親が出てきたのはそれほどの危機だった事と、その時に力も使ったのではと推測していた)

願望ですか……多くの女性が敵になりそうな願望ですよ、それ。
では、後程させて頂きますね。

(レナの希望通りになればあらゆる女性の理想像だろうが、嫉妬が凄い事になると言って苦笑する)
(肩こりについてはお任せ下さいと胸を張って言った)

なるほど……そういう事ですか。
筋肉はまぁ仕方ないですね。

(納得した風だったが、そんなに気になるのかというのが実際の感想ではあった)
(それはともかくとして、筋肉が固いのは仕方ないと苦笑するが、女性らしい部分を求めるのは珍しい姿でもあった)

簡単そうに皆さん出していますけど、難しいですよ。
万能なものは無いと言う事でしょうね。

(マーサには難しいものだと言いながら、周囲にいるのはある種の天才ばかりだと言って)
(レナには万能なものは無いからと言っておいた)

私も大丈夫です。

(もう大丈夫と力こぶを作る仕草をして、自分も大丈夫だと返していた)


175 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/18(日) 02:21:17
>>174

もしかしたら現存する国家の中で一番古いかもしれませんし、そこの姫ともなれば仕方ないのかもしれませんけれどね。

(レナの祖国も古かったが今はなく、レナ自身が知っている現存する国家の中では一番古いのではと思っていて)
(そこの姫であり、奉られていたりすれば仕方ないかと思っていた)

そんなに危機的な状況だったのですか? 全く覚えて無くて……。
力を使い過ぎたのかもしれませんね。

(エレノアに身体を奪われていた時の記憶はなく、奪われかけていた時も意識は朦朧としていたせいで覚えて無くて小さく溜息を吐く)
(自分の前に出て来てくれないのは、力を使い過ぎたせいなのかとがっくりと肩を落とすが)
(強い霊感でもなければ、守護霊となり子供を見守っている母とは会えるはずもないことに気づいていなかった)

そうですか? 胸の代わりにもう少し身長が欲しいだけなんですけど……。
で、出来れば伸びる分は脚に回ってくれると有り難いなと思っただけで……。
はい、よろしくお願いします。

(今でも十分に多くの女性が憧れる容姿を持っているにも関わらず、もう少しスタイルが良くと望むのは欲張りという自覚はほとんど無く)
(それを聞いていたマーサもさすがに苦笑を浮かべていた)

「……あまり納得していない風ですね。
 私もこれで満足しましたから、もう二度とこんなお願いをすることは無いと思います
 レナ様と違って胸筋の上に乗っている感じですから、そこはどうしてもって感じですね」

(ソフィアの表情に納得していないのを見て取り、クスッと笑って大きな胸の重さを直に感じて満足したことと、突拍子ないお願いはもうしないことを約束する)
(ソフィアの胸の感触を伝えながら、完璧な女性のそれも上質な胸の触り心地に)
(きっとレナの胸を触ったことのある男性なら、それだけで夢中になるかもしれないなと思ってチラリとレナに視線を向けて観察していた)

「そうなのですか。皆様簡単そうに使っておられるので、魔力があれば簡単なのかと思ってました」

(魔法を使う人間もほぼ初めて見たマーサが、周りの使い手のレベルが分かるはずもなく)
(当然の反応ではあったが、実感としては今一まだ完全には分かっていなかった)

そうですよね。……良い手だと思ったのですが。

(確かに魔法が万能であれば、働かずに食べ物を集めたり、そもそも食べずにお腹を満たすことも出来るだろうし)
(男女問わず自分の理想の生活や容姿を手に入れているだろうなと思い、未練を残しつつも諦める)

では、流石に今日や明日では準備も大変でしょうし、明後日以降の最短日で大丈夫とお伝え下さい。

(レナ自身はほとんど持ち物もなく、身軽故にいつ帰途についても平気ではあったが)
(ソフィアやマーサは片付けや何かあるだろうと察して、準備の余裕を取った最短日で伝えるようにお願いする)

【次は3時過ぎになりそうですし、二日続けて遅いのも何ですからここで凍結にしましょう】
【次回はいつも通り金曜日の22:30からで大丈夫です】


176 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/18(日) 02:23:28
>>175
【凍結了解しました】
【では次回、金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【2日間楽しかったです】


177 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/18(日) 02:26:55
>>176
【ありがとうございます】
【はい、また伝言板でお会いしましょう】
【こちらも二日間楽しかったです。お疲れさまでした】

【冷え込んでいますから、風邪など引かないようご自愛ください】
【今夜はお先に失礼します】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


178 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/18(日) 02:29:18
>>177
【こちらこそありがとうございます】
【お互い気を付けましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


179 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/23(金) 22:29:21
【ロールの再開にスレをお借りします】


180 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/23(金) 22:32:25
>>175
それはそうですね。
……生い立ち含めて違う未来もあったかも、と思ってしまうのでしょうね。

(確かに古い国である上に広大な領土を持つ強国でもあり、そうした中で歪んで育ったと考えると)
(遣り切れない部分と必然だった気もしていた)

何度かもうダメかなと思ったうちの一回でした。
ただ、守護して下さっているのは明白ですし、守護霊なら魔力とは別の力が無いと見えないと思います。

(正直にそう思った事を口にするが、それはレナが乗っ取られようとした際に殺して欲しいという命に従わなかった事でもあった)
(ただ、守護霊ならそう見えるはずも無いし、また別種の力が必要な事を思い出してそれを伝えた)

はい、今のレナ様で十分な容姿ですから、それ以上となると絶世の美女を目指しているとしか聞こえません。
……肩こりは任せて頂きますが。

(苦笑するマーサにちらと視線をやりながらやはり苦笑を浮かべて指摘するが)
(多分納得はしないだろうなと思いつつも肩こりに話を変えていった)

納得というか、それこそ求めたいものとは違うと言いますか。
ただ、現実は認めますし、こればかりは致し方無いですね。

(レナの様な胸の触り心地になれば良いとは思うが、剣を捨てるわけでもないので、そこは無理に得ようとは思っていないと言って)
(ただ、かなりそうした調整をされていてもレナには及んでいないのはレナの有る意味究極的な美しさの才能だと感じていた)

魔法は知らない人にはそう見えるものです、元々私もそういう感覚でしたからわかります。

(マーサの言葉を受けて、かつての自分もそうだったと言って苦笑を浮かべていた)

そんなに万能ならエレノアは身体を奪わずとも健康な体を得ていたはずですから。

(魔力の量、質、そして操る才能に長けていると見えたエレノアも本来なら自分の身体が頑健である事を願うはずで)
(それが可能にならなかった事を考えても無理な事はするものではないと伝えた)

わかりました……では4日後に出立とお伝えください。

(レナの言葉を受け、マーサが自分の担当周りに掛かる準備時間を伝えると自身のそれとを換算して返事をすると)
(使いはすぐにそれをライラに戻していった)

(出立の日、馬車の準備も整い、荷物の積み込みも終わるとレナが乗り込む馬車の扉だけが開いていた)
(レナとマーサが入るとソフィアはまだ乗っておらず、少し遅れて来ると乗り込んで扉を閉める)
(その首には真新しい黒革の首輪が嵌まって、公的な場所に戻る事もあり、立場を明確にする意味もあるとの事だった)

軍も含めての出立になる様ですし、道中は安全です。
万が一にだけは備えておきましょう。

(そうふたりに伝えると、馬車が動き始めて、長らく留守にした娼館へと移動を始めるのだった)




【今夜も宜しくお願いします】


181 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/23(金) 23:36:43
>>180

確かに……そうですね。詮無きことですけれど。

(不思議と身体を奪われかけたにも関わらず、レナはエレノアにはあまり嫌悪感を持っておらず)
(どちらかと言うと同情やどこか相通じるものを感じていて、彼の国の誰か一人でもエレノアに愛情を注げなかったのだろうかと思っていた)

済んだことですし、その辺は不問にしましょう。
……ソフィアさんにも霊感があるという話は聞いたことがありませんけれど……。

(ほぼ乗っ取られかけて駄目かと思った時に指示を守らなかったことに、特に怒った表情は見せず)
(さりとて一応主人と主人という立場になった以上、あまり甘い顔を見せてもと思ってすました顔で応えて)
(霊感が有り霊が見えるという話をソフィアから一度も聞いたことがなく、その状態で守護霊である母上の姿が見えたということは)
(相当危機的な状態だったのだの認識しつつも、自分が見ることが出来なかった悔しさに少しだけ頬を膨らます)

絶世の美女を目指している訳ではありませんけれど、せめて母上と同じくらい讃えられるような姿にはなりたいかなと……。
内面的な物も当然もっと磨かなければなりませんし。
何かいい案でもありますか?

(大陸位置の美姫と称賛された母上を目指すということは、取りも直さず絶世の美女の上を目指すことと同等ではあったが)
(レナ自身にはその自覚はなく、せっかく女声になった以上、母上みたいになりたいという純粋な気持ちで)
(それは外見だけでなく、微かに残る記憶や、近侍の者たちから聞いた母上の内面の素晴らしさをも目標にしていた)
(マッサージでは一時的に解決してもまた起こるのは想像されて、何か他にいい案のあることを期待する)
(レナの宣言に小さく頷きつつも、マーサは苦笑を浮かべたままレナを見つめていた)

「レナ様とソフィアさんでは求められている物も違うでしょうからね」

(マーサ自身も二人の求められている物の違いは理解していて、ソフィアの胸はそれで仕方ないと思っていて)
(ただ、すこしレナの胸の触り心地はマーサには驚きで、ソフィアに後でゆっくりと感想を話すと耳元で囁いた)

「そうなのですか? 少しだけ安心しました」

(魔法と言うのも奥深いんなだと認識して、分からない以上その事を詮索するのは止める)

ですよね、自分で自分の身体を魔力で健康に作り変えれば良いのですものね。

(魔法が万能であればソフィアの言う通りであり、魔法で容姿を何とかしようとすることは無理があると完全に諦める)
(ただ、もしかしたら大后さまならという気持ちはどこかで持っていたが、それは口にせずにいた)


……。ソフィアさん、クレイトンさんのこと何とかなりませんか?
いくら言っても「姫さま」というのが直らなくて、流石に娼館では拙いと思うのですけれど。

(ソフィアが来るまで、マーサに娼館のある周りの話を笑顔でしていたレナであったが)
(新しい立場を表す黒革の首輪をしたソフィアを見て、一瞬表情を曇らせて口にはせず心の中で侘びていて)
(表情には出していないつもりであったが、微かに辛そうな表情が表に見え隠れしてしまっていたが)
(傭兵と分かるような出で立ちではなく、近衛兵のような出で立ちで馬車の横を護衛しているクレイトンを見て顔を顰めて)
(二人の休憩時間が合う時に、互いに剣を交えて鍛錬をしているのを知っていて)
(流石に娼館の近くになったら「姫様」は拙いと思っていて、何とかして欲しいと頼む)


【こちらこそ、よろしくお願いします】


182 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/24(土) 00:15:56
>>181
ただ、太后様も何か思う所があるみたいですし……。
後は彼女次第だと思います。

(恐らくは過去の怨恨などもあり、本気で悲惨な事になりそうだったが)
(会話の中で何かを感じたのか変化があったと見ていて、後は本人次第で何かあるのではと見通しを口にしていた)

ありがとうございます。
……はい、だからこそ、それだけ危機だったのだと思います。

(頭を下げて礼を言うに止めながら、かなりの危機だったからこそ霊感が無い自分にも見える程の発現をしたのだろうと言って)
(ただ、見られなかった事で少し膨れている様子に声を聴いた事は黙っておこうと心に誓っていた)

色々と聞いているお話では母上様は大陸一、絶世の美女だったという事ばかりが伝わってきます。
それ故、目指すのがそこだとどうしてもそうなると思います。
……内面的な所は確かに磨けますね、ではそこは頑張りましょう。
一時的な解消しか案としては今のところは……。

(それこそ過去のレナの母親を知る者からの情報も、伝聞も含めて容姿に関しては絶世の美女や完璧な美女としか聞いておらず)
(まさに女性の最高峰だというのが素直な印象だった為にそこはしっかり伝わる様に説明して)
(ただ内面は目指せる事に同意して、そこは努力することを薦める)
(肩こりについては一時的な軽減しか無理だと言いながら普段の柔軟なども必要かなとは思っていた)

私の場合は何よりも剣を振るう事が優先ですからね。
……それは、聞いておきたいですね。

(その意味で正直邪魔に思う事もあったが、こればかりは致し方なく)
(マーサの囁きには聞いておきたいと囁きかえす)

はい、それが出来なかったという事はそういう事かと。

(魂に従って身体が成長しているなら、それを阻害させるのは不測のリスクがあるはずで)
(バストサイズ程度とはいえ危険な事は遠ざけるべきと思い、そう返していた)

お待たせしました。
……クレイトン様は確かにそう仰られていますね。
わ、私が申し上げるのですか?ただ、確かに拙いのは確かです。
では次に馬車が泊まった際に申し上げる事にします。

(レナの表情には当然気付いていたが、何かを言った所で状況が変わる訳でも無く)
(蒸し返しになるのも申し訳ないと思った為、敢えて何も言わなかった)
(クレイトンの名前を聞くと困った様な表情が一瞬浮かぶが内容を聞くともっともで)
(停泊時に伝える事を約束する)

クレイトン様、少しお話が……。
レナ様を呼ぶ際の姫様はお止めください。
クレイトン様が元近衛であるのはわかる人にはわかるでしょう。
その方がそう呼ぶ人物について憶測が生まれる事は想像に難くありません。
レナ様を想うのであれば、レナ様とお呼び頂きますよう、お願い致します。

(馬車が泊まると護衛をするクレイトンに声を掛け、周囲に人がいない場所に行くと申し出を行う)
(また、娼館の護衛兵なりの恰好にも変えてもらわないといけないだろう事も併せて伝えていく)


183 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/24(土) 01:28:26
>>182

そうですね。わたくしたちは大后さまから託されたことを粛々と遂行するしかないですね。

(大后さまになにか考えがあることには同意して頷き、エレノアの魂が封じられた人形を預かり)
(日常生活を見せるように言われていいるので、それをこなしながらエレノアの心境に何か変化があれば良いなと思っていた)

……わたくしがまた危機に陥っても、わたくしが見られる訳ではありませんし……。
う〜ん…………。

(もう一度危機に陥ればと思ったが、きっと今回と同じで自分が見るのは難しいと感じて)
(なにか母上の霊を見れる手を考えるものの、何も浮かばずただ考え込んでしまっていた)

わたくしだって小さな頃から母上に似てると、母上の輿入れに伴をして来た侍女たちが言っていましたから無理ではないと思うのですが……。
ええ、それはもちろん頑張るつもりです。
……やはり、そうですか……そうですよね。

(輿入れに同行して来た侍女の中には、小さな頃の母上を知っているベテランの侍女も居て)
(その侍女から特に性別以外は小さな頃の母上にそっくりとか、瓜二つと聞いていて)
(女性になった以上母上のレベルを目指すのは当然とさえ思い込んでいて、いずれはなれるのではないかと信じていた)
(内面を磨くのは外面に比べたら努力のしがいもあるので、それは怠らないと宣言する)
(一時的と聞き、やはり特別な何かは無かったのかと落胆の表情を浮かべて、小さく溜息を吐く)

「やはり殿方ではカバー出来ない護衛範囲もありますものね。
 はい、それは凄かったですよ」

(クレイトンがいくら優れていても、お風呂場など女性だけしか立ち入れない場所ではレナを守れるのはソフィアしか居ないのは当然であると頷く)
(期待を煽るように囁き返すと、レナが「何をコソコソはなしているのですか?」と問われると)
(マーサは何事もなかったかのように、侍女の仕事で分からないところを聞いていただけとニコッと笑みを浮かべて口を噤んでしまう)

諦めるしかなさそうですね。

(魔法でバストサイズを調整して下手にリスクを負うのは得策ではないことに同意して、完全に諦めるとはっきりと応える)


わたくしが言っても聞かない以上、他に言って聞いてくれそうな人が他にいますか?
ソフィアさんはクレイトンさんとは気が合うようですし、お任せしましたから。
ね、マーサさん。

(ソフィアが何も首輪については言わない以上、自分からも蒸し返すことはせずに)
(話はクレイトンが姫さまと呼ぶことに完全に移して、レナが言っても聞き入れてもらえない以上お手上げ状態で)
(二人が鍛錬をしている時の充実した表情や、レナには見せない剣士としての顔をクレイトンに見せているのは知っていて)
(それを特に嫉妬してはいなかったが、気が合っているみたいだしソフィアのお願いならきっと聞いてくれる筈と太鼓判を押して)
(マーサに満面の笑みで同意を求めるとマーサも笑みを浮かべて頷くが、ソフィアに視線を向けると詫びるような表情を浮かべて苦笑した)

ソフィア殿、もしかして姫様に問題でも?
えっ!? 若君が女性になられた以上、姫様とお呼びするのは当たり前のことである筈だが……。
…………承知した。意識してレナ様と呼ぶようにすることにしよう。
服装についてはどうでも良いのだが、これは一応他の護衛から浮かぬようと用意されたものでな。
娼館が近くなれば、その時用意された服に替えることには異存はない。

(また何かトラブルがレナの身にあったのかと心配の表情を浮かべるが、話を聞き意外な話題だったので仰け反るように驚き)
(今まで何もおかしいと思っておらず、レナの父からも託された以上そう呼ぶのは当然とさえ思っていた)
(承知はしたものの、馴染み過ぎってしまっていて気づかぬ内に「姫様」と呼んでしまいそうだと危惧していた)
(今、クレイトンが身に付けている服装は馬車のすぐ脇を護衛する以上、格好が浮かぬよう配慮した護衛の兵の隊長が用意を命じたもので)
(クレイトンが拘った訳ではないと言い切り、娼館に付けば用意された物に着替えることを約束する)

そうそう、マーサさん。街に戻ったら、美味しいお菓子を売っている店いくつか知ってますから、一緒に行きましょうね。
もちろんソフィアさんも一緒に。

(街や娼館に馴染ませるためにレナ的には良い手だと考えていて、尚且自分の楽しみもしっかり入れ込んでいて、ソフィアを見て可愛くニコッと微笑む)


184 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/24(土) 02:39:15
>>183
はい、そうは言っても普段通りに過ごせば良いだけですから。

(特段難しい事ではないが、何か良い影響があればと思わずにはいられなかった)

普通はそういうものでしょうから。
それほどの危機がまた起きるのは困ります。

(普通は見られないはずだし、そんな危機が来るのも困ると率直に口にしながら)
(一度くらいはお姿を見せても良いのでは、と思ってレナの背後をじっと見た)

……そういう事でしたら目指すのは絶世の美女で、内面もという事ですね。
肩こりを癒すだけですから……。

(念を押す様にいうとマーサをちらと見て、何かあったら使える発言だと伝えつつ)
(肩こりを癒す事は出来ても抜本的には無理だと苦笑した)

ええ、娼館の中は男性は基本的には入り込めませんし。

(その通りだと言いながら、マーサの囁きに苦笑しているとレナに問い掛けられたマーサが口を噤んで)
(侍女の仕事という意味ではマーサの方が良く知っている気もしながら軽く頷いた)


わかりました、理を尽くせばお分かりいただけると思います。
気が合う、ですか……確かに合わなくはないと思っているのですが。

(エレナ様とかいるとは思いながら、それは顔にも出さずに了解の意志を伝える)
(ただ気が合うというのが何を指しているのか自覚がなく、首を傾げていた)

ご了承頂けて幸いです。
そうだったのですか?失礼致しました。
……襲撃などは無いと思いますので、戻るまでは色んな方と誼を通じていてください。
そうした事はきっと後に役立ちますから。

(ホッと息を吐いて、わかってもらえた事に安堵した表情を浮かべると衣装については思い違いもあったと謝罪して)
(その上で、護衛の兵たちと知り合いになってもらえれば不測の事態に対応出来るのでとお願いをしていた)

ご了承頂けました、善処するとの事です。
……異存はございませんが、必需品のお店を先にするのが宜しいかと存じます。

(クレイトンに了解いただいたと言いながら馬車に戻るとレナの提案を聞いて)
(お菓子の店は構わないにせよ、必需品のお店優先だと釘は刺しておいた)


【済みません、今夜はここで凍結をお願いします】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


185 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/24(土) 02:43:50
>>184
【もう遅いですから、今夜はここまでにしましょう】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした】


186 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/24(土) 02:45:29
>>185
【ありがとうございます】
【ではまた土曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


187 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/24(土) 02:47:12
>>186
【おやすみなさい】

【冷え込んでますから暖かくしてお休みください】

【スレをお借りしました。お返しします】


188 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/24(土) 22:29:35
【ロールの再開にスレをお借りします】


189 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/24(土) 22:31:57
【スレをお借りします】


190 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/24(土) 22:37:00
>>184

それはそうですけれどね。
大后さまも仰られていたではありませんか。『まだ何かあるかわからない』って。
わたくしとて何も無いことは願っていますけれど、油断しないように気をつけても今回のようなこともありますし……。
わたくしの背後になにか見えるのですか? まさか……。

(また危機的な状況に陥るのはレナ自身も願い下げであったが、皆が警戒していたにも関わらず拉致されたこともあり)
(大后さまの言葉も意味深でどこか引っかかるものがあって、神妙な顔つきで少し考え込んでいたが)
(ソフィアの視線が自分の背後を見ていることに気づき、ハッとして振り向くがそこには何もない空間で思わず落胆の表情を浮かべてしまう)

絶世の美女ですか? 確かに母上は美しい方でしたけど……。
そうですか……、それでも構いません。よろしくお願い致します。

(小さい頃のレナはそれ程表に出る機会も少なく、外出するなようになってからもはっきりと面と向かって母上を絶世の美女と称賛する人はほぼ居らず)
(レナにとっては綺麗で優しいどこにでも居る母親像しか無く、ソフィアの言葉にピンと来なくて首を傾げる)
(ソフィアと視線の合ったはマーサは、南にある豊かで古い大国の王族の后にこの世の者とは思えぬ女神のような女性が居た話は聞いていて)
(きっとそれがレナの母親なんだと確信を得て、認識のずれているレナに少し困惑したような笑みを湛えていた)
(流石に肩こりがかなり辛い所まで来ていたレナは、縋るような瞳でソフィアの手を握っていた)


(レナがクレイトンの護衛の下、ここ数日は日課にしている剣舞に向かった頃)
(マーサはレナの胸に関する感想をソフィアに語っていて、大きさだけでなく形もよく柔らかなのに張りもあることを伝えていた)
(それだけでなく、起き抜けのレナの部屋に体臭にも関わらず、甘く蕩けるような匂いがすることを告げ)
(娼館ということを抜きにしても、童貞であれば胸だけでも虜にできそうに感じたことをマーサはソフィアに告げていた)


クスッ、きっとソフィアさんとクレイトンさん以外は、お二人が気が合うと思っていると思いますよ。
ねぇ、マーサさん。

(敢えて何がとは言わず、微笑ましく笑みを浮かべたままマーサに同意を求めれば、コクリと小さく頷いて同意して)

いや、気にする必要はない。姫……レナ様の一番近くで護衛する以上、傭兵の格好では拙いと隊長が気を配ってくれたお陰だしな。
ただ、祖国が滅んでから楽な格好で暮らして来たから、今になってこういう服は窮屈でたまらん。
昔といってもそう何年も前出はないが、良く着ていたと思うよ。
ああ、その辺は任せておいてくれ。

(服装に関しては、都まで護衛する役割を担った部隊の長が気を利かせて用意したものであることを説明しつつ)
(詫びる必要が無いことを言いつつ、堅苦しい服装がいつの間にか煩わしく感じるようになっていたことにクレイトン自身が苦笑を浮かべる)
(誼を通じることに関しては、クレイトンはレナ以上に慣れているところもあり)
(既に宿でレナが落ち着くのを待っている間に親しくなった剣士も何人か出来ていた)

ありがとうございます、ソフィアさん。
必需品ですか? マーサさんにいろいろとお菓子を味わって貰うのも大事だと思いますけど……。

(クレイトンに話しを通してくれたことには素直に礼を述べて頭を下げるものの)
(レナにとっては、好きなお菓子を頼む時にマーサに知っていて貰うのも重要なことで、笑みを見せながらソフィアに問いかける)


【今夜もよろしくお願いします】


191 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/24(土) 23:22:05
>>190
……そうですね、確かにそうです。
いえ、いらっしゃるなら出て頂ければと願っただけです。
紛らわしい事を致しました、申し訳ございません。

(陰謀の網はかなり張り巡らされている様にも感じられて、複雑な表情を浮かべる)
(後ろを見ていたのはそうした願いからで、紛らわしい事を陳謝する)

はい、そういう方だったとの事ですので、目指すのは絶世の美女です。
……では、少し失礼します、力は抜いて下さいね。

(指を立ててそう聞いているのでそこを目指しましょう、と言って笑い掛ける)
(レナの自己評価の低さと感覚のズレはソフィアにとっては今更ではあったので切り替えていた)
(肩こりがつらそうなレナに今から始めると宣言すると力を抜く様に言って、横に回ると)
(身体の前、鎖骨の下あたりに指先を置くとゆっくりと沈めて、肩甲骨をもう片手で持つと)
(初めは軽くその場所の筋を解していき、肩甲骨に置いた指に力を入れると身体を反らす様にしていく)

まずは周りから解して、最後に肩を揉みます。
この辺りが張っていると引っ張るので肩が収縮して筋が張るのです。

(そう言いながら解せているのを確認すると肩に指を置いて、張っているところを適切に解していく)
(両肩を解すと身体も相当温まる感覚があるはずで小一時間も過ぎれば随分と楽になっているはずだった)

(マーサの話を聞いて、思い出すのは若君の事で)
(その時も思ったが、確かに初めてがレナであるのは刺激的過ぎると後で苦笑していた)


そ、そうなんですか?

(戸惑いながらマーサを見ると頷いていて、何とも言えない表情で馬車を降りて行った)

楽な事を覚えるとどうしても正装が辛くなるものだと思います。
色々な事を抜きにして、私も今更正装しろと言われると窮屈でしょうから。
……そうでしたか、良かったです。

(正装と傭兵の恰好では確かに天と地であり、自分も今更ドレスを着ろと言われると困るとは思って苦笑を浮かべる)
(誼を通じていてくれた事は本当に良い事で、何かあっても安心感が違います、とほっと息を吐いていた)

なるほど……マーサ様としてもお菓子を味わうのは必須とお思いですか?

(そう来たか、と思いながらも、簡単に引き下がるのも甘やかし過ぎと思いながら)
(マーサにそう問い掛けて、マーサが良いならという逃げ道を用意していた)


【こちらこそ宜しくお願いします】


192 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/25(日) 00:27:46
>>191

そうですか。それなら仕方有りません。

(実際に母上の姿が霊でも見られるかと期待していた分、落胆はそれなりに大きかったが)
(あまり心配を掛けないように口角を上げて微笑み心配をかけないようにする)

そうなのですか? 母上が絶世の美女……。
はい、分かりました。

(母上の評価を今更ながら、他国出身のソフィアの口から聞いて頷き)
(母親が絶世の美女であれば、小さな頃から似ていると言われた自分も水準以上ということで)
(流石に自分からは口にしなかったが、何となく恥ずかしさを感じて頬を赤らめる)
(ソフィアに言われるままに力を抜き、目を閉じると心地よさにホッと息を吐いて)

始めて貰ったばかりですけれど、ひと押ししてもらうごとに肩の張りが解れて行くようです。
体幹を鍛えれば少しは楽になるのかもしれませんけれど、これからずっと肩こりに付き合うかと思うと少し気が重くなりますね。

(肩甲骨のマッサージから始まり、直接張っている肩の筋肉を指で押され解されると心地よさと共に滞っていた血流が活発になり)
(暖かさを感じ始めて一心地ついた顔つきで、胸が大きいというのもそれなりに苦労があるものだとその身で実感していた)


そうですよ。お気づきになりませんでしたか?

(冗談めかして少し大げさに振る舞ってみせたレナに、マーサは「クスッ」と小さな笑い声を漏らす)
(マーサからしてみれば、以外に自分のことを客観的にあまり見れていないところがレナとソフィアがよく似ていると思うと自然と笑みが溢れるのだった)

「そうだな。時がくればすぐに戻れると思っていたが、慣れとは恐ろしいものだな。
 ……レナ様に付き添って公の場所に出るようなれば、ソフィア殿とてそれなりの服装が必要になるのではないか?
 もう深酒はしないが、酒は互いの警戒心や垣根を低くしてくれるからな。
 互いに知り合えば色々なことが分かりあえるようになるというものだ」

(王家の復興があればすぐに正装に戻れると高を括っていたが、予想と現実のギャップに素直に驚きの表情を浮かべつつ照れ笑いをして)
(祖国のことを考えれば、近侍といえども主が公の場に顔を出す時はそれなりの服装が必要とされていて、そういうこともあるのではと問い掛ける)
(勤務が終わった後に、酒を酌み交わす事で互いのことを知り合うきっかけとなっていることを告げて)
(その辺は心配しないように野生的な笑みを浮かべる)

「どうでしょう? 私がレナ様にソフィアさんの補佐としてお仕えするならば、主の好みを知っていることは侍女として当然ですから。
 でも、そうでなければ、また事情は異なってくると思いますけれど」

(マーサはどちらにも加担せず中立に近い立場を保持して、レナの言いたいこともソフィアの言いたいことも理解していた)
(レナに継続して仕えるならば、主としてのレナがどこの店のお菓子を好むかをしっていることは仕事をスムーズに成し遂げるのに役立つと述べるが)
(おそらくそうでなく担当が違えば、それは必要がないことも伝えて、それは今の娼館の管理者であるライラが決めることと立場を明確にする)

「ところでレナ様、ソフィアさん、お聞きしたいのですが、私のような粗忽者でも娼館でお役に立てることはあるのでしょうか?」

(娼館とは云え、祖国よりは遥かに先進国であり、自分の力が必要なのか常々疑問に思っていて、今は時間もあるので率直に尋ねる)
(レナは「問題がない」と太鼓判を押したものの、マーサがレナに関わった経緯もあり少々気にしていた)


193 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/25(日) 01:17:09
>>192
そう言って頂ければやる甲斐もありますね。
体幹は大事ではありますし、姿勢も大事ですが、血行と常に解す事が一番大事です。
戻ったら入浴は念入りに行いましょう。
その際はマーサ様にお願い致しましょう。

(肩を解しながら、常に負荷がかかるのでケアが大事だと言って)
(入浴をする事の重要度が増したと言って、その際はマーサにも助力を頼むのだった)


ううむ、そうでしたか……。

(基本的に作戦などでの評価と異なり、普段の自身への認識は極めて低く)
(ましてそれが他人との関係性となるとてんでわかっていない様子を見せながら)
(マーサが笑うのを聞くとよりがっくりした表情を浮かべていた)

慣れは馴れとも申します故。
……何かの処置があれば別ですが、今の私は王室の公務の場には出られないでしょう。
ええ、そういう事なのでしょうね。

(自身への戒めでもあるのか、そう言いながら)
(王国の公務ともなれば首輪を嵌めた者が付き従う訳にもいかないでしょう?と言って)
(男性同士の打ち解けあいに少し羨む様な表情を浮かべるとそれは良い事ですと締めくくった)

なるほど、そうであるならお菓子は仕方ないと言わざるを得ません。
すでに具申していますが、これから起きるかも知れない諸々を想定すると私以外に侍女は必要だと思いますので。

(中立的な発言になるほど冷静だと思いながら、護衛も兼ねてとなると一人では厳しい可能性について具申していると言って)
(恐らく今回の事もあり、受け入れられるだろうと思うとお菓子の好みも必要だとつなげていた)

マーサ様で役に立たないのでしたら、私はお払い箱です。
技量については問題ありませんし、視野も広いと思います。
総じて問題ないと私も思います。

(実際、侍女としてのみ見ればマーサの方が上だとソフィア自身は評価していた)
(自分はレナには合っているが、そうでなければと想定すると想像出来ないという事もあって)
(詳細は言わなかったが、問題ない事は間違いないとレナと同じく太鼓判を押すのだった)


194 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/25(日) 02:25:37
>>193

エレナさまもこういう思いをしているのでしょうか?
遺伝とは云え面倒なものですね。

(レナの周りで胸が自分より大きい相手と考えるとエレナさましか思い浮かばず、そうした素振りは見たことがないものの)
(同じように肩こりに悩まされたりしているのだろうかと思いを馳せる)
(ソフィアが言っていた母上も同じ悩みが合ったのかなと思うと、小さな頃の記憶しかない分、どこか親しくそれでいて不思議な気分を味わっていた)

「私ですか? はい、承知しました」

(突然話を振られて少し驚いた表情を見せたが、すぐにOKをだしながら視線はレナとソフィアの胸元に一瞬走って)
(二人に比べれば慎ましやかな胸のマーサは、大きいのも良いことばかりではなく大変なんだなと他人事ながら同情していた)


ソフィアさんらしくて良いです。

(クスクスと笑いが止められないままレナは小さく頷きながら言って、年上ながらソフィアのそういうところが可愛いとレナは思っていた)
(逆に豊かなレナの表情はソフィアに、レナが完全に元通りに戻った実感させるに十分な材料になっていた)

「ソフィア殿の申される通りだ。
 ひ……レナ様のためにして頂いたことは恩義に絶えぬ。感謝の言葉もない。
 きっと女性比べれば男性など単純なものなのだろうな」

(言葉に頷きながら、いつの間にか身についた傭兵としての習慣にこれからは正そうと戒めていた)
(本来であればそういう場にも侍女としてではなく出られるはずで、レナのために払った犠牲に心から感謝と尊敬の念を伝える)
(良くは分からなかったが、何となくそんな気がして屈託のない笑みを見せた)


「個人的な興味を言わせて頂くと、レナ様の話を聞いていて楽しみではありますけれどね。
 娼館には他の侍女の方々もお出ででしょうし、レナ様の侍女になりたい方も多いのではありませんか?」

(マーサとて甘いものは嫌いではなく、ソフィアが不在や不調の時にレナの世話をしていた時にスイーツの話も聞いてはいて)
(レナが話す祖国では見たこともないスイーツに興味と期待があるのは否めず笑みを浮かべる)
(ソフィア一人では心許ないということには頷くが、自分でなくとも娼館には適任者もレナの侍女希望者も居るのではと問いかける)

「私など侍女としては然程優れている訳では有りませんし、標準的程度だとおもいますけど。
 それにソフィアさんはただの侍女ではありませんから、レナ様には不可欠ですし。
 評価いただきありがとうございます。
 どちらにせよ与えられた仕事には全力で務めさせて頂きます」

(マーサは謙遜している訳ではなく、伯爵夫人に仕えていた侍女は俊英揃いで)
(特に全体を取り仕切っていた侍女長と二十代半ばの伯爵夫人の身の回りの取り纏めていた先輩侍女は優れていて)
(二人に比べればまだまだ足りない所が多いと自分では思っていた)
(ソフィアについては侍女として少しやり過ぎな部分と、少し足りないと思う部分もあるにはあったが)
(レナとの心の結びつきと護衛としての役割は余人に置き換えることは出来ないと評価していた)
(高く評価をしてもらったことに感謝しつつ、以前にソフィアから言われた侍女見習いの教官の役割でも何でも与えられた仕事は果たすつもりで居た)

(レナもソフィアの言葉に頷きつつ、祖国で身の回りの世話を献身的に務めてくれていた)
(今は後宮にいるとエレナさまから聞いた影武者を兼ねていた侍女の姿をマーサに重ねて思い出していた)

……そう言えば、今のトップは誰なのでしょうね。
わたくしが戻ってもトップを張り続けて頂ければいいのですが。

(取り敢えず娼館に戻る以上、また元の生活にしばらくは戻るはずで、今のトップが誰か少しだけ気になっていて)
(実際のところ客の指名も売上も今のトップがレナには及んでいないことは想像もしておらず)
(また国の重職占める顧客以外にはレナの拉致は知らされておらず、適当な理由で客が取れない状態としか伝えられているだけで)
(復帰したら予約を入れたいという要望が殺到していることもレナは知らず、呑気に二番手か三番手ぐらい楽と思っていた)


195 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/25(日) 02:56:58
>>194
間違いなく、それはそうだと思います。
人によっては垂涎だったりしますし……。
殿方も喜ばれるとも聞きますので、致し方ありませんよ。

(当然そうである事は今のソフィア自身も体験している事で、実感を持ってそう答えると)
(遺伝が大きな要因とはいえ、人は羨むし、男性も喜ぶので、と受け入れるしかないと語って)

はい、湯船で寝てしまわない様、見ていて下さいませ。

(自分の事に頓着しないのか見られているとも思わず、レナは疲れすぎると湯船で寝てしまうので注意を、と伝えていた)


そうなのですか……?
ただ、いつも通りだと実感できますね。

(レナから見た自分はどういう人間なんだろうと思いながらも)
(ころころ表情を変える事に元に戻った実感があり、思わず口にしていた)

娼館は決め事はありますが、規律そのものはクレイトン様なら大丈夫だと思います。
私の事は良いのです、元から死んでいた扱いですから。
ふふ、女性も単純ですよ、ただ隠すのが上手いだけです。

(クレイトンが本来持っているものが出れば十分で問題は無いと思っていて、それを伝えつつ)
(元より死んだ扱いの身ゆえに気にする事でも無いと言ってのける)
(隠すのが上手いと笑いながら、この国に来てから色々知った事もあると思い返していた)


レナ様の故国ほどのものは無さそうですけれど、それなりにそろってはいるはずです。
そうですね、いなくもないとは思いますが、ご存じの通り特殊な事情がありますから。

(甘味はそう嗜まないだけでソフィアも好きではあり、同意しながら色んな店があるのはレナの言う通りだからと楽しみにするようにいって)
(レナに付きたい侍女は確かにいるが、事情があるのでそうはなっていないと説明していた)

そうでしょうか?
ただ、私よりはしっかりと仕事をされていると思いますので……。
そう言って頂けると嬉しいですね。
後は侍女長様の差配次第とは思います。

(ソフィアからするとかつて自分に付いていた侍女も含めても優秀ではと思っていたが)
(娼館の侍女長は確かに中々の人物だったし、そう考えると内心では寧ろ自分の至らなさを数えてしまっていた)
(付いてからにはなるが、侍女長が適切に振り分けてくれるだろうとは思っていた)

少しライラ様に聞きましたが、レナ様が不在になってから入られた方がトップだそうです。
ただ……人気という面ではやはり及ばないそうで、レナ様については予約の予約があると聞きました。

(トップは誰も知らない人物だとライラに聞いていた情報を答えつつ、レナが戻れば普通に多忙になると苦笑しながら伝える)


【ここで凍結しましょうか】
【次回はまた金曜日の22:30からでお願いします】


196 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/25(日) 03:01:39
>>195
【そうですね。もう遅いですし、今からレスを作ると4時近くになりますから凍結にしましょう】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です。またいつも通りに伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした。二日間楽しかったです】


197 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/25(日) 03:04:03
>>196
【ありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【私も2日間、楽しかったです】
【お先に失礼しますね、お疲れさまでした】
【冷え込みも強くなっていますし、体調にはお気を付けください】

【それでは、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


198 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/25(日) 03:08:11
>>197
【そうですね。体調を崩しては楽しめませんから】

【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


199 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/30(金) 22:28:31
【ロールの再開にスレをお借りします】


200 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/30(金) 22:30:41
【スレをお借りします】


201 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/30(金) 22:33:05
>>195

「私の友人にも胸で悩んでいる子いますよ。
 彼氏が大きな胸が好きで、二人で街を歩いている時に反対側から胸の大きな若い女性がくると彼氏の視線がそっちに行っちゃうって悩んでましたから」

(マーサ自身は侍女の仕事には大きな胸は邪魔と思っていて、レナやソフィアの大きな胸を羨む気持ちは全く無かったが)
(祖国の幼馴染の話を持ち出して、レナに胸が大きいことのメリットの一つを教える)

そうなのですか、では仕方ないですね。我慢することにしましょう。

(仕事の内容も鑑みればソフィアの言葉はもっともで、マーサの話を聞いて少しは納得するものの)
(肩こりとずっと付き合うのは嬉しくはなく、浮かない表情のまま小さく頷く)

「えっ? それは……。承知致しました。注意するように致します」

(溺れたりして危険ではと思ったが、それ故のソフィアの依頼と気づいて笑みを浮かべて了承しつつ)
(美しく気高いレナにも、そんな一面があるのかと観察するように見つめていた)


ソフィアさんはわたくしのことは色々と気づいてくれますけれど、ご自身のことにはあまり頓着しないではないですか?
ですから「らしい」と言っているのですよ。
ありがとうございます。いま、こうしていられるのもソフィアさんやマーサさん、エレナさまやライラさまや色々な方のお陰ですから。

(自分に対してはとても献身的に尽くしてくれて、頼り甲斐も有り重く信頼を寄せているものの)
(こと自身のことにはあまり気にしている風でもないのを分かっていて、クスクスと笑いながら指摘する)
(ソフィアの犠牲だけでなく、マーサにも怪我を負わせたり、エレナさまやライラさまにも手数を掛けさせただけでなく)
(軍やクレイトンも含め色々と世話を掛けたのは自認していて、笑いを止め神妙な顔つきで深く一礼して感謝する)

「ありがとうございます。でも、私はソフィアさんに比べたら大したことはしてませんから」

(身分を落としてまでレナを救おうとしたソフィアには当然敵うべくもなくと悟っていて、少々の怪我くらいは気にしてもいなかった)

「ソフィア殿がそう申されるなら安心だな。
 姫……レナ様のこと今後もよろしく頼む。
 そうなのか? 女性のことは疎くてな……」

(ソフィアの太鼓判に微かに笑みと安堵の表情を浮かべて頷いて。
 男性のままであれば近くで寝食を共にできるが、レナが女性になり娼館で働く以上いつも近くにいる訳にも行かず)
(男子禁制の場所での護衛はソフィアに全面的にお願いして、礼儀正しく頭を下げる)
(クレイトンも剣一筋で生きてきたため、女性のことには全く疎く驚いた顔をしながら)
(いい歳をして我ながらと思いつつ照れ笑いを浮かべていた)


「私の国では裕福でもなければ、お菓子は飴とドライフルーツ、果物の砂糖煮くらいでしたから。
 あっ、そうでしたね。レナ様を見ているとつい忘れがちになりますけれど」

(ソフィアの祖国と同様に貧しい国であった為に、ケーキは王族や上級貴族、裕福な商人以外には滅多に味わう機会はなく)
(レナの誘拐に途中から合流した時から、買い物に出た時に気になってはいた故に楽しそうに微笑む)
(マーサもレナに関わった人物の多くと同じように、既にレナが元男性であることには失念していて)
(思い出してポンと手を叩いた時に、レナが苦笑しているの見てコホンと小さく咳払いをし)
(きっとその秘密を知れば、口止めされても漏らす子もいるのだろうなと想像していた)

「はい。私が目標にしていた先輩の侍女は、奥様の先々を読んで動く方でしたから。
 いずれ私もそういう侍女になりたいといつも観察させて頂いてました。
 ですから、そういう意味で私はまだまだなのです。先輩には遠く及びません。
 それはお任せ致します」

(年齢が5つ、6つしか違わなかったのだが、先輩侍女は伯爵夫人が次にどんな指示を出すかをほぼ的確に読んでいて)
(何事にも下準備はすでに終えていて仕事も早いのを間近で見ていて、少しでも真似ようとして何回か失敗していて)
(いずれはあのレベルにと高い目標を持っていて、そこには遥かに及んでいないと思っていた)
(新参者ゆえに、全ては直属の上司になるであろう侍女長に任せることに異存はなかったが)
(事情を把握していなかったとは云え、レナ様の誘拐に加担していたことが他の侍女に伝われば受け入れてもらえるか、そこだけは心配していた)

【長くなったので分割します】


202 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/30(金) 22:33:50
>>201のつづき

へぇ〜っ、そうなんですか。新しい方がまた入られて、その方がトップなんて素晴らしいです。
トップは引き続きその方に頑張って頂きましょう。
……えっ!? 予約の予約……ですか? 

(入ったばかりでトップまで上り詰めたことに素直に感心していて、冗談や皮肉抜きで新しいトップには娼館を背負って立つ人材になって欲しいと思っていた)
(この件がなければ後宮入りしていたかもしれないのに、予約の予約が入っていることに少なからず驚き)
(早い段階で計画が変更されたのだろうかと疑問を抱きつつ、いきなり多忙になるのは少し嫌だなと心から思っていた)

【今夜もよろしくお願いします】


203 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/30(金) 23:36:48
>>201-202
その悩みはむしろ彼氏さんに問題がある気が……。
ただ、殿方の気を引けるというのは確かにメリットではあるでしょうね。

(マーサの幼馴染の話を聞きながら苦笑を浮かべてぽつりと呟いて)
(ただ言わんとするところは理解していて、メリットではあるとレナに言った)

朝が弱かったり、眠気に弱かったりするのはエレノアとは関係なく元からなのです。
不摂生をされる訳ではありませんが、お疲れの時には傾向が強まりますので。

(すでにマーサもわかっていると思うが、朝の弱いのと眠くなるとすぐに意識を手放すのは元からの傾向で)
(不摂生などでなるのではなく、疲労時に傾向があると伝えていた)

……そ、そうでしょうか。
そう言って頂けると頑張った甲斐があります。
ね、マーサさん。

(まったく自覚が無い辺りがらしいのかも知れないが、目をやや白黒させながら)
(自分を引き合いに出されてもそれは流して、マーサに頑張った甲斐があったと笑い掛けた)


まんまと拉致を許してしまった事が今回の一件の元ではありますので、絶対とは言えませんが……。
私の死力は尽くします。
……いえ、その方がらしいと思います。

(頼まれると自身でも引っ掛かってはいるのか、失敗をすでにしている事を伝えて)
(その上で反省を活かして死力を尽くす事を誓う)
(女性の事については疎い方がらしい、と言って微笑んでいた)


王族であっても滅多に豪華なものは食べませんしね。
……はい、そういう事なのでご注意願います。

(貧しくとも王族なので他国から賓客を招く際はそれなりの腕の料理人やパティシエを雇ってそうした菓子を供する事もあったが)
(そんな時でもなければ目にすることも無かったと思い出しながら言って)
(秘密については重々注意を、と念を押しておいた)

ううむ、まだまだ研鑽が必要ですね……。
侍女長様は元は王宮で同職を務められ、引退しようとしたところをエレナ様にスカウトされたそうです。
年齢はかなり上ですが、平等に物事を見て判断される方ですからきっと大丈夫です。

(自分はまだまだだ、と思い知らされながらも頑張らなければと意気込んで)
(侍女長については高潔な人物なので大丈夫だと伝えていた)

どの様な方なのかはわかりませんけれどね。
……はい、予約の予約です。

(どれくらい、娼館に居続けるのかは不明ながら、すぐにトップは奪還するだろうと思っていたが)
(敢えて言わずとも自然にわかるので、今のトップについてどんな人物かはわからないと言って)
(予約など現状は取っているはずがなく、敢えてそこに突っ込めるのは情報に通じている人物しかいない訳で)
(そんな人物はひとりしかいないだろうと思い、苦笑を浮かべた)


【こちらこそ宜しくお願いします】


204 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/31(土) 00:42:14
>>203

「確かにその通りなんですけど、本人には悩みらしいんですよね」

(マーサも苦笑を浮かべて幼馴染の話をしながら、仕事で忙しく自分にはそういう余裕もなかったなと思っていた)

……そうですか? 男性は大きな胸を好むのですか……。

(レナ自身がまだ男性で、ちょうど思春期を迎えた頃でも女性の胸にそれ程興味を抱いたことはなく)
(そんなものなのかなと、どこか納得が行かない表情で呟いていた)

「朝が苦手なのは既に存じ上げてます。眠気には誰でも弱いものですから、仕方ありませんね。
 はい、承知致しました。気をつけることにしますね」

(朝が苦手なのはもう気づいていて、エレノアが抜けた後にもマーサが起こす番で苦労したり)
(ソフィアと交代した後もボーッとしているのも体験していて、困ったと思いつつも微笑ましくも感じていて笑みを浮かべて)
(それでもお風呂で眠りに落ちるのは命にも関わりかねず、十分気をつけようと肝に銘じていた)

はい、そうです。

(自信を持ってレナは言い切ってニコリと笑みを浮かべた)

「はい。私の場合は償いの意味もありますけど、元に戻られたのであれば本当に良かったです。
 私は本当のレナ様を知りませんでしたから、今は毎日が新発見で充実してます」

(知らなかったとは云え悪事に加担されせられたことは、マーサの中で引っ掛かっていて)
(怪我をしたものの、真のレナを取り戻すことに協力できたことを嬉しく思っていた)
(マーサ自身がレナの世話を始めたのは拉致されて数日たってからで、薬の影響と徐々にエレノアに人格を侵食され始めていて感情が不安定になっている頃で)
(今のレナが本来の姿と聞き、毎日小さいことも含めれば何かしら発見があり、面白いなと内心では思っていた)


「その辺は良く分からないが、ソフィア殿一人の責任でもないだろう。
 そこは気にせず、これからで構わない。
 いや死力は困る。全力で当たってくれ。レナ様を悲しませたくない故。
 そうか? 忝ない」

(娼館にいたのならば、拉致実行犯の侵入を許していた娼館の管理者にも責任はあり、一人で気に病む必要な無いとはっきり告げて)
(将来再び同じようなことがなければそれで良いと伝えてつつ、本当に死ぬまで頑張ってしまいそうに感じるソフィアの危うさに)
(それをされるとレナも落ち込み気にするので、全力で良いと諭す)
(微笑みに、どこか跋が悪く照れ臭くもあり頬を太く大きな指で掻きながら誤魔化す)


「似たりよったりですね、本当に。
 承知しました」

(北の隣国である以上、やはりかなり似ているなと苦笑して、これ以上貧乏自慢しても始まらないと話を打ち切って)
(レナの秘密は今の姿を見ていればすぐに忘れてしまいそうになるくらいで、約束をしたものの言うことは無いだろうと思っていた)

「はい、お互いに頑張りましょう。
 そうなのですか? 私の上司だった侍女長様よりはもう少しお歳をお召しのようですね。
 それならば安心です」

(マーサも研鑽は必要だと思っていたので互いにと言って微笑む)
(王宮の侍女長というのはかなりの仕事量のはずで、人柄に安堵しつつも、凄い人物なのだろうと思って身を引き締めた)

きっと、わたくしより素敵で、いろいろと知識が豊富でお客様を退屈させない人物なのでしょうね。
本当に物好きな方もいたものですね。

(あまり外を見られず、ただ馬車に揺られるのも暇で、新しいトップのイメージを色々と想像していた)
(きっと今のナンバー1は客あしらい上手いのだろうと半ば決めつつ)
(ソフィアの表情から何となく理解したが、敢えて客が誰なのか聴こうとはしなかった)


205 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/31(土) 01:46:58
>>204
そういうものかも知れませんね……。
殿方というのは良く分かりません。

(幼馴染の人物はわからないものの、本人にとっては重大なのだろうと思いながら)
(それにしても良い人が居ながら他の女に目移りするのは解せないと代わりに怒っている様子だった)

そういうものです。
だから……いえ、まあ、そういうものだと覚えておいてください。

(断言しながら、故に自分も胸を大きくされたのだと言いかけて止めつつ)
(そういうものだと思っておくことが肝要だと言い換えた)

はい、よろしくお願いしますね。

(普段の高貴さと裏腹のある意味だらしない姿はその落差が面白いのだが)
(こういう場合は困るのも事実で、マーサに認識してもらうのは重要だと思っていた)

そうなのですか……。
ええ、本当にそう思います。

(レナに言い切られるとそういうものが何かわからないながら納得していく)
(マーサの元に戻って良かったという言葉には頷いて、本当に二転三転したと改めて胸を撫で下ろしていた)


それはそうかも知れませんが……そうですね。
え、あ、はい、心構えの事ですので、はい。

(勿論、それは理解しているが、もっと警戒を強めていればという思いは失態を知った瞬間の絶望を思い出す度に募っていて)
(ただ、クレイトンが諭した事については自分でもわかっていて、心構えだけで死ぬつもりは無いと返していた)

侍女長様には戻り次第お会いするでしょうから、年齢はその時に見切って下さいませ。
基本的には温和な方なので、マーサさんなら大丈夫ですよ。

(マーサの上司だった侍女長の年頃がわからないので、比較して下さいといって笑いながら)
(温和だが、見習のレナがやらかす度に眉間に指を当てて首を振ってから時に雷を落としていたのを思い出していた)

お会い出来るかも知れませんし、戻ってからお繋ぎしましょうか?
……レナ様は大人気のナンバー1だったのですから、そうなると物好きだらけになってしまいますね。

(会ってみますか?と問い掛けながら、誰がというのは置いても人気があったレナについてはたくさんの客が物好きになってしまうと言って苦笑した)


206 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/31(土) 02:44:10
>>205

「そうですね。見るだけで実際浮気をしないだけましかもしれません」

(既に嫁いだ別の友人は夫の浮気に悩んでいて、それよりは胸を羨ましそうに見るだけなら良いほうだと言い切り)
(自分のことではないのに怒った様子のソフィアに苦笑を浮かべる)

分かりました。そう覚えておきます。
胸なんて母乳が出れば良いだけなのに、なんで……。

(覚えておくとは言ったものの解せず、男性として少し外れていたレナに分かるはずもなく)
(大きさより子供が生まれた時の機能を優先に考えて、まだブツブツと独りごちながら首を捻っていた)


「心構えなら構わないが、ソフィア殿は本当に命を掛けそうで危なっかしいからな」

(ソフィアに拉致の時の悔いが残っているのは見て取ったが、その時の状況は知らないので)
(それ以上はソフィアが折り合いをつけることで、敢えて何も言わずにいた)
(一緒に逃避行を行った時のことを思い出したり、他人のソフィア評からやりかねないという気がして)
(心構えだけなら渋々納得しつつ、一応釘を差しておく)


「そうですね。そういたします。
 基本的にとは、なにかご存知なのですね」

(きっと引退を考えていた年齢の侍女長よりは、元上司の伯爵家の侍女長の方が若いだろうと思ってはいたが)
(それでも興味はあり、実際に会ってから見極めようと思っていた)
(揚げ足を取るわけではないが、温和な人物を怒らせる誰かがいる筈で、ソフィアがそうであるとも思えず)
(レナはもしかしたらと可能性は感じつつも、侍女長と直接に関わりがあるとは思っていなかった)
(ただ、そこまでトラブルメーカーになる人物のことは、ある意味感心していた)

わざわざ会うこともないでしょう。きっと何かお会いする機会もあるでしょうから。
お店に出ている時ならまだしも、まだ帰り着く前ですよ? 少し早くありませんか?ってことです。

(地位のある人物が娼館を訪れたりして、娼婦全員でお出迎えする機会でもあれば嫌でも会えるはずで)
(きっと戻ってから色々と忙しそうで、そこまでする必要はないと思っていた)
(自分が戻るとの情報を得たにしろ、まだいつ復帰するかが分からない状況で予約の予約を早々と入れるのは少しせっかちだなと思わずにはいられなかった)


何か懐かしいですね。我が家に帰ってきたというか……、不思議な感じがしますね。

(何日かして無事娼館に到着し、馬車を降りたレナは最初娼館に来た時のことを思い出しながら)
(今は実家のように懐かしいと思う気持ちの不思議さを味わって建物を見つめていた)

「レナ様? レナ様お帰りなさいませ。ウワァァ〜ん」

(ちょうど買い物を言いつかり外へ出てきた見習いのレナが、レナを見つけて走ってきて抱きつき、いきなり泣き始める)

レナ、貴方にも心配を掛けたわね。わたくしはこうして無事に戻ってきたのだから泣き止んで。
それにお仕事をいい遣っているのではないの?

(見習いのレナの気持ちは素直にとても嬉しかったが、手に下げていた籠を放り出し抱きついてきた頭を撫でながら)
(仕事を果たすようにやんわりと指摘するが、それを見たマーサはレナ様を慕っている若い侍女とは認識しつつも)
(仕事を投げ出したことに僅かに眉を顰めていた)

【今夜はここで凍結願います】
【明日も22:30から大丈夫です】


207 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/31(土) 02:48:16
>>206
【凍結了解しました】
【ありがとうございます、では土曜日の22:30からまたよろしくお願いします】
【お先に失礼しますね、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


208 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/31(土) 02:53:17
>>207
【ありがとうございます】
【正確には今夜でしたね。では、また今夜よろしくお願いします】
【冷え込むみたいですので暖かくしてお休みください】

【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


209 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/31(土) 22:34:21
【ロールの再開にスレをお借りします】


210 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/10/31(土) 22:36:47
>>206
浮気……ですか。
難しいですね、そう思うと。

(どこまでが浮気なのかと考えると娼館に来る客も色々と微妙なところで)
(若君の事など思い返せば、むしろ浮気側に加担している様な気もして複雑な表情を浮かべていた)

睦み合いの際に胸を揉んで来る方も多いと思いますし、そういう事ではないでしょうか。

(苦笑しながらお相手も胸を揉んできたでしょう?と言って今一つ納得していない様子のレナに語り掛けた)


先日倒れましたし、私がそうした意味で信頼されないのは致し方ありませんね。
……濃密な時間を過ごしたとは思いますが、それほど日数的には接点が少ないのにどうしてそう思われるのでしょう。

(レナに言われるのはわからなくもないが、クレイトンに言われるのは不思議な気もして)
(すでに魂まで賭けた以上は何でもありな気持ちもあったが、それは置いてもそう思われるのは何故なんだろうと問い掛けていた)


はい……そうですね、知っているというか見たというか……。

(正直、誰がどうこうとは言いたくないので出さないが、すぐにわかるだろうと思っていて)
(特に見習のレナは特定の相手がいない事もあって、合同の作業で良く叱責されていた)

かしこまりました、では自然な流れに任せましょう。
……そうですね、それだけ思い入れがあるお方なのではないでしょうか。

(現在のナンバー1についてはレナの意向のままにする事に異存はなく、自然に会う時でと言って)
(愚痴めいた言葉に少し笑いそうになりながら、そういう方ではありませんかと言外に伝えていた)


……数か月経っていますし、ここでの日々もそれなりに長いですから。
先にライラ様は戻られている様ですし、まずは戻ったご挨拶をしてから部屋に参りましょう。
マーサ様もお付き合い下さいませ。

(さっと侍女の佇まいに切り替えるとライラへの挨拶と部屋への移動を提案し)
(その間にマーサにも館内の事を伝えつつ、侍女長への報告もしなければならないと考えていた)

籠を落としていらっしゃいますよ?
まずは言い遣ったお仕事を完遂される事をお勧め致します。
レナ様もライラ様にご挨拶をしなければいけませんし、侍女長様へのご報告もございます。

(放り出された籠を拾い上げると見習のレナに手渡しつつ冷静な口調で諭していく)
(少し話題に出た叱責される本人にいきなり会った事に内心呆れていた)


(ライラへの報告を済ませて、かなり久しぶりにレナの部屋に入るが綺麗に片付けられていて)
(そこでマーサには各娼婦には部屋が割り当てられ、お部屋様と呼ばれている事や侍女は別に部屋がある事)
(食事や入浴、裏方の仕事などについてあらまし説明すると侍女長への挨拶に向かうのだった)

「……大変でしたね、ご苦労様でした」
「奴隷に対する多国間協定の改正についてはこちらとしても把握していますが、手は出せません」
「この娼館内では平等である旨は宣告しますが、実際には様々な事がある事は覚悟しておきなさい」
「それとマーサ……でしたか、本日よりお願い致します」
「仕事についてはレナにつく事が主ですが、全体の仕事もありますのでソフィアについて覚えて下さい」

(温厚な初老の女性が侍女長で、ソフィアがマーサを伴い、報告を行う)
(前もって把握はしていたのかねぎらいの言葉を掛けると奴隷の扱いについて公には娼館内では平等とするが)
(各地の貴族や王族の子女もいる事から色々な事がある可能性を示唆し、覚悟を促してくる)
(マーサについても把握しているらしく、本日より業務に入る事とレナの侍女である事がメインだと明言し)
(全体的な仕事についてはソフィアについて学ぶようにと伝えると、全ての侍女を呼び出していく)
(そこでレナ拉致事件のあらましについて陰謀などを省いて説明し、ソフィアについても従来通りだと宣告すると同時に)
(レナ救出に協力した侍女を新たに仲間としたとして、マーサを紹介するのだった)


【今夜も宜しくお願いします】


211 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/31(土) 23:55:16
>>210

「そうですか? 浮気は浮気な気もしますけど」

(複雑な表情を浮かべたソフィアに不思議そうな顔で見つめて、マーサ自身は今までそういう事を考えなくてもいい場所で働いていて)
(すぐにはピンと来ずに、当事者としてみればどちらも悩みの種なのだろうと想像したいた)

……そういえばそうですし、一度だけ女性を抱いた時にそうするように言われたことがありましたね。

(言われれば確かにそうで、執拗に胸に拘っていた客もいたし、かつて男性時代に筆おろしの相手だった高級娼婦に)
(そういう風にするように手ほどきを受けたのを久々に思い出し納得する)


「いや、信頼してないということはない。
 信頼していない相手にレナ様を任せたりはしない故な。
 まあ、情報は本人以外からも耳に入るということだ」

(信頼していない相手には、今やいちばん大切な存在であるレナを頼むとは言わないとはっきりと告げて)
(少し跋が悪そうに頭を掻きながら、ソフィアのいないところでレナに対して入れ込み過ぎていると聞いたことを暗に示唆して苦笑した)


「思い当たるところがお有りということですね」

(きっと侍女長がそうしなければならない相手がいることを察するが、それ以上は先入観を持ちたくもなく)
(それ以上の詮索をせずに意味深な笑みを浮かべて話を流した)

有り難いことではありますけれどね。
ただ、ドレスの寸法直しもしなければなりませんし、すぐにお客様と取る訳にはいかないでしょう?

(自分を忘れずに指名してくれることに有り難さと嬉しさを感じつつ、相手が誰かも察して笑みを浮かべるが)
(ソフィアも言っていた胸が大きくなったこともあり、仕事用のドレスの多くを直さないことを考慮に入れて苦笑する)


そうですね。確かにこの国に来てから一番長く暮らした場所でもありますものね。
そうですね、そうしましょう。

(フッと深呼吸をして、住み慣れた場所に戻ってこれた嬉しさを噛み締めつつも)
(ライラさまにとって自分が戻ることは吉なのかそうでないのかと思って、少し表情を曇らせるが)
(今は考えても仕方ないことと割り切り、ソフィアの言葉に従うことにする)

「はい。承知しました」

(マーサ自身もこの国の都に来るのは始めてで、新しい場所に緊張した面持ちを浮かべて頷く)

「あっ!! 済みません、済みません。はい、では行ってまいります。
 レナ様、私が戻ってくるまでお部屋にいますよね?」

(あまりの嬉しさに籠を放り出したことにも気づいておらず、ソフィアに渡されて顔を恥ずかしさに真赤にして謝り)
(行ってくると言いつつも何度も振り返りレナに念を押して、名残惜しそうに街へと向かった)

「今の方が何度か話題に出ていた方ですか?
 確かに色々と問題がありそうですね」

(何度かソフィアの口からも聞いた、娼館で働く事になったら指導することになるかもしれないと言われた相手かもと察して)
(レナ様への思いの強さを考慮しても、侍女としてあるまじき行為と少し呆れ気味に小さく嘆息していた)


……何も無かったように片付けられていますね。なにか夢でも見ていたようです。

(ライラへの挨拶を済ませて部屋に戻ると、拉致される前の晩に見た部屋の風景そのままで)
(本当に拉致され長い間留守にしていたのだろうかと思うほどで、クローゼットを開けたり、風呂場を見たりして感嘆していた)

「お部屋様ですか? 一人のお部屋様にこのように広い部屋が頂けるのですか?
 ちょっと想像以上で面食らいました」

(呼び方にも、レナの使っている部屋の広さに驚きながら、レナが特別に大きな部屋だとはまだ知らず驚き見回し素直に感想を口にしていた)

「マーサと申します。田舎者ゆえ至らぬことばかりとは存じますが、何卒ご指導の程よろしくお願いいたします。
 ありがとうございます。承知致しました。ソフィア様、よろしくお願い致します」

(自分が仕えていた伯爵夫人の中年後半の侍女長よりは歳を経られていると思ったが、それは特に気にせずに)
(正式な作法に則りいつも以上に丁寧さを心がけて挨拶をして、レナ様付きなことに安堵しつつ)
(ソフィアにも先輩として礼を尽くして一礼をしてから、侍女長やソフィアと一緒に付いて行って、侍女全員が集まる前で挨拶を終える)

「ソフィア様、少し驚きました。予想以上に大きな所ですね。
 取り敢えずレナ様のところ戻りましょう」

(感想を述べつつレナの部屋に戻れば、部屋をいろいろ見ていた筈のレナはいつの間にかベッドに横たわり静かな寝息を立てていた)


212 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/10/31(土) 23:56:07
【今夜もよろしくお願いします】


213 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/01(日) 00:30:52
>>211
ええ、そうですね。

(同意だけに済ませたのはいずれわかるだろうと思ったからで)
(普通、娼館で侍女がついたりはしないのでわからなくて当たり前とも思っていた)

そういう事なので、むしろ素質というか美点というか、という事になるかと思います。

(ご理解頂けて、と言いながら、遠回しには諦めるしか無いという事を言ったが)
(正直、まだ成長の余地はあると思っていた)


そうですか……ありがとうございます。
私が入れ込み過ぎている、という所でしょうね、きっと。

(信頼に対して深々と頭を下げて礼を言いつつ)
(暗に示唆した内容をズバリと言って、苦笑する)
(ある程度何故そうなのかという自己分析はしていたが、他人に言うべきかは迷っていた)

確かに寸法直しは必要ですが、エレナ様からのお下がりが上手く当てはまりませんか?
その辺りは戻ってから着てみましょう。

(ドレスの直しは確かにあるが、エレナからのお下がりもあったはずで、それはどうだろうか?と言って)
(戻ったら早急に連絡を取らなくてはならないと思っていた)


はい、では参りましょう。

(行ってくると言いながら去っていく見習のレナを呆れながら見送ると中に入る事を促した)

ええ、悪い子では無いのですが、何せ目に付いたら一直線なのです。
あれで剣技は私を凌ぐかも知れませんからわからないものです。

(侍女としての仕事について理解していないかといえば、そうでも無く)
(人間的には温かみのある人物で裏表の無い善人なのだが、何せ鉄砲玉みたいな性格で)
(それでいて剣はかなりの技量があり、それだけに侍女も出来るはずだとはソフィアは見ていた)


こっそりと聞きましたが、リーザ様の手配で片づけをしたそうです。
掃除も換気もされているので、快適ですね。
……ちなみにこの部屋は割と特別室なので、気を付けて下さい。

(聞いてはいたものの、見事な片付けだと思いながら説明をして)
(部屋に感心しているマーサにはこの部屋は特別扱いのもので、デフォルトでは無いと伝えておく)

事前のイメージとは違うと思いますが、働くのも元貴族や元王族などが多く居らっしゃいます。
元々は単なる娼館だったのを王侯貴族の情報交換が可能なサロンとしているので、お客様もそうした方がほとんどです。
……そして寝ていらっしゃいますね。
食事にはまだ早いですし、もう少し寝ていて頂きましょうか。

(娼館の目的を説明しながら、部屋に戻るとやはりと言うか寝入っていて)
(時間を確認して、食事の時間には早いのでもう少し寝ていてもらおうと伝える)

さて、ドレスの直しをしなければなりませんが、私が行くのも難しくマーサ様に行って頂かなければいけません。
地図はこちらになりますが、地図は読めますか?

(レナが寝ている間に、と王都の仕立職人を訪ねる為に地図を持ち出して広げると)
(そう言えば地図が見れないケースもある事を思い出し、問い掛ける)


>>212
【こちらこそ宜しくお願いします】


214 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/01(日) 01:42:56
>>213

美点ですか? そういうことにしておきましょう。

(美点と言われて複雑な表情を浮かべつつも、娼婦である以上小さくて悩むよりは良いかと割り切って微笑む)


「……そうなのかもしれないな。悪い事ではないとは思うが」

(ズバッと言うソフィアに少々驚きながら、はっきりと断言できるだけの付き合いの長さもなくその通りなのだろうと頷き)
(時には入れ込み過ぎも悪いことではなく、もしそれが無ければ今回はどうなっていただろうと想像していた)

エレナさまのドレスですか? 
そうですね。取り敢えず試してみましょう。

(言われてみればと思ったものの、いくつかは前の自分のサイズに寸法直しを終えていて)
(合うものがまだ残っていればいいなと思いつつ、取り敢えず試すことに同意する)


「質が悪くないのは分かります。そうですね猪突猛進といった感じでしたものね。
 えっ!? 姫将軍と呼ばれたソフィア様を凌ぐですか? 俄には信じ難いものがありますが……」

(真っ直ぐなのはマーサも見て取ってはいたが、それが過ぎてまだ周りが見えてないと感じていて苦笑を浮かべて)
(見習いのレナがこちらを何度も振り返り、他人にぶつかりそうになっているのを危なっかしく眺めていた)
(ソフィアが嘘を吐くことはないのは承知しつつも、剣技が凌ぐ可能性があることにはすぐにはそう思えなくて、驚いた表情でそんな風には見えないなと思っていた)


リーザさんがですか? 本当に嬉しいことですね。
いずれ何かの形でお礼をできたら良いのですが……。

(リーザが手配してくれたと聞いてとても嬉しそうに笑みを浮かべて、直接的なお礼はいらないと言われそうで)
(リーザが何かで困っている時にさり気なく助けられればと考えていた)

「特別室ですか? そうでしょうね。
 なんと言うか、私から見ると完全に別世界です」

(特別室と聞き、この部屋に来るまでに通過したいくつかの部屋より扉の間隔が広いことには気づいていて)
(やはりそうかと思いつつ、レナの周りはそういう物に溢れていて、それをレナ自身があまり驚いていないことも凄いなと感心しながら)
(元とは云え大国の王族出身だとなにもかもが、自分の居た世界とは違うのだなと驚きを通り越して何とも言えない気分になっていた)

「娼館自体行ったことも外観以外見たこともないので、何となく色々と聞いた想像の世界でしかなくて。
 レナ様やソフィア様だけではなくですか?
 サロンですか……?
 少し違いますけど、ソフィア様が何日か前に仰っていたことですね。
 そうして頂きましょう」

(祖国で外出の時に娼館の前を通ったことは数度あったが、それとは全く異なる豪奢さに驚きを隠しきれず)
(さらに元貴族や元王族がレナやソフィア以外にも居ると聞けば、かなり特殊なところなのだと認識を改めて)
(大変なところに来てしまったのではと、一瞬だけ不安な表情を見せる)
(無邪気な寝顔を見せるレナに身体が冷えぬようブランケットを掛けながら、風呂では無いがこういうことなのだろうと思って)
(レナは健康そうに見えても、王族に有り勝ちな根は丈夫ではないのだなと気をつけることにして、微笑みを浮かべる)

「それは構いません。
 一応読めることは読めますけど……、あまり自信があるとは言い難いです」

(地図を拡げられると街の広さに驚きながら、祖国では一応地図は読めたものの得意では無かったことを素直に告げて、色々と質問をするが方向が微妙に間違っていた)

「あの、申し訳ありません。何か目印になるものを教えていただいて、何番目の角をどちらと行って頂いた方が迷わないかも知れません」

(侍女としては有能なマーサも地図読みは不得意らしく、地図を見て格闘していたものの諦めて)
(何か目印を教えてもらって、それを頼りに行った方が迷わないだろうと率直に伝える)


215 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/01(日) 02:21:41
>>214
悪い事では……そうかも、知れませんね。
もし今回の事が止められていなかったら、今頃は動乱の中にあった可能性もあります。
ですが、もし止める事でそうなったのなら私はそちらを取ったでしょうね。

(もしレナがあのまま拉致されていたら、従姉妹の国で何かをしでかした事は想像に難くなく)
(それどころかエレノアに乗っ取られていただろうと思うと怖気を感じる)
(そうならない為に動乱が起きるならそちらを迷わず取っただろうと言う表情はある意味軍人の表情でもあった)

確か寸法直しがまだなドレスもあったはずですから。

(そうは言ったものの、そうしたドレスは好みから外れていたから、という事もあって)
(やはり早急にマーサに行ってもらわないと、と考えていた)


ええ、一直線なんですよ、あの子。
……そうお思いでしょうけれど、本当です。
この国の剣豪の娘なんですよ。

(危なっかしく、見ていられない感じがどうにも憎めないというある意味幸せなタイプではあるが)
(本人は真面目に悩んでいる事も知っているので、何とかならないか、と思っていた)
(信じがたいと言われるだけの技量が自分にあると言われるのは面映ゆいが、彼女の経歴を簡単に伝えるのだった)

一緒に食事、でしょうか。
こちらが何か準備していても気付かれそうですけれど。

(そういうのが良いかなと思いながらも、モノの出入りで何をするか気取られそうな気がしていた)

そうですよね、私にとっても別世界でしたから。
調度品も素晴らしいですし、お仕事の部屋もそうなんですよ。

(娼婦が客を迎える部屋も豪華な造りだと言って、そのうちわかりますよ、と付け加えた)

そうですよね、それが普通の女性だと思います。
一般的な印象とはかけ離れていますが、ここが官営という事も大きな要因でしょうね。
ええ、先の子も貴族の子女ですし、勿論庶民出身の方もいらっしゃいますが、立ち居振る舞いはしっかりと教わります。
……はい、眠気にはかなり弱いタイプなので、お疲れの際は本当に要注意なんです。
身体も鍛えていらっしゃいますし、丈夫なはずですが、芯から強くは無いのだと思ってください。

(娼館についての認識はそれが当たり前で、しかもここは一般的な認識の場所とも違っていて)
(後ろの要因もあるのだと遠回しに伝えつつ、見習のレナも貴族の子女だと言って)
(寝入るレナについては身体が本質的には強くない事を注意事項に挙げていた)

そうですか、では……いえ、違います……初めての土地はやはり難しいですよね……。
わかりました、では私が地図に補足したものがありますので、それを取ってきます。
少しお待ちくださいませ、鍵は掛けておいて下さい、訪問者は基本的には要件だけ聞いてすぐに開けたりはしないで下さい。

(地図を指して説明するが、いまひとつ判りづらいのか微妙に間違いがあって不安を感じて来る)
(結局、目印を示す必要があり、以前に別の侍女に書いた地図があるので、と注意事項を伝えてから部屋に戻っていった)

お待たせしました……。

(地図を取りに行くだけにしては時間が掛かり過ぎたが、漸く戻って来たがやや顔が上気していた)


216 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/01(日) 02:24:42
>>215
【次のレスは3時を越えてしまいそうですし、かなり眠気も来ていますので凍結をお願いできますか?】


217 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/01(日) 02:25:36
>>216
【凍結了解しました】
【次回、月曜日の22:30から可能ですが、無理そうなら金曜日の22:30になります】


218 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/01(日) 02:29:34
>>217
【ありがとうございます】
【次回は月曜日の22:30からで大丈夫です。いつも通りに伝言板スレで待ち合わせましょう】
【今夜も遅くまでお疲れさまでした】


219 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/01(日) 02:36:06
>>218
【ありがとうございます】
【では次回月曜日の22:30からよろしくお願いします】
【2日間楽しかったです、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


220 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/01(日) 02:37:24
>>219
【こちらこそ充実して楽しかったです】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


221 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/02(月) 22:31:30
【ロールの再開に今夜もスレをお借りします】


222 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/02(月) 22:34:46
【スレをお借りします】


223 : 名無しさん@ピンキー :2020/11/02(月) 22:35:56
>>215

「動乱って少し大げさではないか? 
 昔の若様であった頃ならいざ知らず、今は一般人ではないか、レナ様は。
 この国の大后様には気に入られているようではあるが……」

(レナがそのまま攫われたままになっていたにしても、すでに王族ではなく高級娼館の娼婦とは云え一般人な筈で)
(大后様に目を掛けられているようではあったが、動乱の原因になるとは俄には信じ難いものがあった)
(しかし、軍人の顔つきに戻っているソフィアを見てそうとも断じ切れず、レナ様の今の立場はどういう立ち位置なのだろうと考えていた)


「一息深呼吸をしてから動いた方が良いタイプなのかもしれませんね。
 私も似たような境遇ですが、祖国では女性は軍隊に入れませんから、父は私に自己防衛程度の剣技しか教えてくれませんでした。
 ただ、ここはジュリア様が将軍になれる国ですから、あの子はそういうのを目指しているのでしょうか?」

(少し落ち着いた方が良いのかなと感想を述べて、何となく微笑ましく思えて笑みを浮かべていた)
(マーサ自身も下級貴族出身とは云え、武人を多く輩出してきた家系であり、そういう意味では似ていると思ったが)
(護身に役立つと教えてくれたのが投げナイフで、剣技自体はマーサ自身はそれほどでもなく)
(ただ、ジュリア将軍にあっている以上、見習いのレナもいずれは武人を目指しているのだろうかと思っていた)


食事はいいですね。でも、びっくりもしてもらいたいので、何か手を考えないと……。

(一緒に食事を摂ることには大賛成だったが、気づかれるのは嫌でばれないような対策が何かないかと考え込んでいた)

「そうなんですか? そのうちって、私もレナ様のお仕事の補佐をするのですか?
 他人のそういう場面を目の辺りにするのは少し恥ずかしいですね」

(娼館の本体も豪華な作りと聞いて興味はあったが、いずれ分かるとの言葉に自分がお客を取ることはないのは分かっていて)
(レナの補佐だとすぐに気づくが、他人が睦み合う場面を直接見たことはなく、気恥ずかしさを感じていた)

「官営ですか、それで先程の見習いの侍女も剣豪の貴族の子なのですね……・
 祖国では全く考えられないことです。なにか上手くできるか不安を覚えますね。
 承知しました。
 ……でも、王族の方には比較的多いですよね。身体を鍛えて丈夫な筈でも、根っこの部分はあまり強健ではないというのは。
 やはり長い間に血が濃くなりすぎるのでしょうね」

(娼館が官営である事自体マーサには考え難いことで、貴族の子女が勤めていることもかなり驚きであって)
(自身も貴族の出とは云え、北方の貧しい小国の田舎者で立ち居振る舞いがきちんと出来るのだろうか急に不安を覚えていた)
(レナが鍛えていても疲れが溜まりやすいのは、何処の王家にもよく見られる王家同士や遠縁の貴族との婚姻で血が濃くなったせいで)
(信じられないような美しさや才能とトレードオフで、身体が虚弱なのはよくある話だと納得していた)

「そうですね。街が大きくて建物の数が多いのと、祖国の都でもこんなに入り組んでなくて……。
 ありがとうございます。とても助かります。
 はい、分かりました。また、同じようなことがあったら困りますものね」

(地図を見ながら眉間に徐々に深いシワが浮かび上がり、必死に地図上で指差しながら追うものの、似たような作りをしている箇所で何度か間違えてしまう)
(ソフィアの助け舟にホッと安堵の表情を浮かべて、丁寧に頭を下げてこれで何とかなりそうだと思っていた)
(来訪者があった時にすぐに開かずに相手の様子を窺うことには、すぐに意味を察して頷き)
(ソフィアが部屋を出ると、すぐに背後で鍵をかける音がして)

「遅かったですね。お顔が赤いようですが、お加減でも悪いのではありませんか?
 そういえば、先程の若い侍女さんがレナ様にとお菓子を持ってきてくれましたよ
 レナ様のことがとてもお好きのようですね」

(ソフィアが時間が掛かったことを心配していたが、戻って来た時に顔が上気しているのを見つけて)
(さすがにこのような状況で発情するとは思っておらず、体力が落ちているにも関わらず精一杯帰る準備をしていたソフィアに)
(疲労が溜まって熱っぽいのかなと思っていた)
(入り口脇の小さな机には、何種類かのレナが好きなお菓子が入っていた籠が置かれていて)
(見習い侍女のレナが、お遣いの帰りにレナ様にお土産で買ってきたものだとソフィアに告げる)

【今夜もよろしくお願いします】


224 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/02(月) 23:27:08
>>223
いえ、少なくとも官営の娼館から後宮に入る予定の女性を拉致した訳です。
前者でも国の施設への挑戦、後者なら后候補の強奪です。
しかもそこに魔法王国も絡んでいました。
エレノアが仮にレナ様を乗っ取っていたなら、どうしたでしょうか?
この国の陰謀として拉致依頼元の国で要人を害すれば容易に戦争になります。
その後背を襲うのは伸長を狙う国には当たり前では、と私は思います。

(姫将軍としての武勇が目立つが、本来のソフィアは戦略と戦術に秀でた指揮官で)
(体感した事を含めての分析をクレイトンに披露していく)
(拉致元についても大体の見当はついていたが、故にクレイトンには言わなかった)


深呼吸をしなさい、というのも良く言われていますが、なかなか。
思った瞬間に動いているんでしょうね、身体が。
なるほど……確かにひとりで逃げるなら十分な技量はあるとお見受けします。
どうでしょう、あの子に軍は向いていないと私個人は思いますが。

(侍女長に限らず、ソフィアも、その他の侍女たちからもそうした注意は受けていて)
(本人も心掛けているとは思うが、上手く行っていないと苦笑して)
(マーサの技量についてはもし彼女が逃げるだけなら十分だろうと対峙した時に感じた事を伝えて)
(軍については気性が優し過ぎると思っていた)

……裏をかくつもりで、かかれる様な気が致します。

(庶民出身ながらリーザ自身の能力はかなり高く、逆に驚かされそうな未来が見えた様な気がしていた)

睦み合いそのものは基本的にレナ様にお任せになりますが、飲食もしますので、その補助を致します。
レナ様がお客様との会話の中で求めるものを準備して合図に応じてお出しするのが主ですね。
バックヤードに私たちは控えていますから、別に見る必要はないのですよ。
後片付けなども勿論仕事に入りますが、こちらは本領だと思います。

(レナが仕事中にすることのあらましと伝えて、やる事自体は難しくは無いと言って笑う)
(睦み合いを見る必要は無いし、見なくても済むが声が聞こえる事については先に変な想像してもと思い言わなかった)

はい、その辺りの背景はまたお話致します。
大丈夫ですよ、粗忽者の私も取り敢えずは務まっていましたから。
確かにそうですね、血の濃さは歴史ある国ほど強い傾向にありますから。

(エレナ周りの話まで言うと混乱すると思い、おいおい話すと伝えて)
(自分でも務まっているのだから大丈夫と信じて良いのかわからないフォローをしていく)
(歴史ある大国ほど血の濃さは問題で、レナの国も該当すると思いながら話していた)

都市区画がちゃんとしているので逆に目印になりにくいですしね。
入り組んでいる方が却ってわかりやすい時がありますし。
お察し頂きありがとうございます。

(碁盤の目の様な道は確かに覚えにくいはずで、しかも縦横に入り交じり分かりにくいのは同意して)
(来訪者について察してくれた事に礼を言いつつ、部屋を出るとすぐに鍵を掛ける辺りしっかりしていると安心しえいた)

申し訳ございません。
いえ、大丈夫です、お気遣いありがとうございます。
……あの子はもう。
かなり懐いていますね……ではお茶を入れてレナ様をお起こししましょうか。
食事に差しさわりの無い範囲なら大丈夫でしょう。

(押さえているつもりでも発情の影響が顔に出ている事に気付くが言えるはずもなく、気遣いに対して礼を言って)
(お菓子については呆れた口調になるが、せっかくなのでレナを起こしてお茶にしようと声を掛ける)
(女性ばかりで気付かないが、相当なフェロモンが出ている状態になっていたが、一見はわからない様に振舞っていた)


【こちらこそ宜しくお願いします】


225 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/03(火) 00:49:06
>>224

「なるほど。それであれば確かにそうだな。
 ……って、姫様、いやレナ様がお后になられるというのか? 何と言ったら良いか……。
 魔法王国か。傭兵をしていた時にいくつかの国には行ったが、あそこはなかったな。
 エレノア……嫌な奴だったな。むむっ、俺にはいくら乗っ取られているとは云え、レナ様を切るなんてできないしな……。
 そんな事が現実になったら下手をしたら一国同士の戦では済まないだろうな。
 それにしてもソフィア殿は流石だな。一兵卒として戦に出ていた俺とは物の見方が深さが違う」

(言われていることに一々納得していたが、レナが后にと言う話には流石に激しい驚きを隠しきれず、目を大きく見開きポカンと呆れにも近い表情を浮かべて)
(確かに男性時代から姫に生まれればと言われた方ではあったが、本当に女性として嫁ぐことになることへ考えが纏まらずにいた)
(ソフィアより直接対峙した回数は少なかったが悪い印象しか無く、レナの身体がエレノアに奪われるのは最悪のシナリオで)
(レナの身体で色々と事件を起こされ戦争が起きるのは、願い下げだと苦々し気に吐き捨てて)
(王弟殿下の命を如何に守り抜くかだけに注力していたクレイトンからみれば、やはり姫将軍と呼ばれたソフィアの見識の広さには素直に感心して)
(本人は照れて謙遜するかもと思ったが、心から賞賛する)


「そうですか……。そうするとなかなか直すのは難しいかもしれませんね。
 ありがとうございます。私は剣よりは投げナイフの得意で好きですけどね。
 見ただけでは判断がつきませんが、あの方をよく知っていらっしゃるソフィア様がそう申されるなら、そうなのでしょうね」

(すでに落ち着いて仕事に掛かるように言われていて直らないのであれば、誰が面倒を見るにしてもなかなか難しいなと思わざるを得なかった)
(剣の評価には一礼して礼を述べるが、鍛錬も実際の戦闘でも剣を振るうよりはナイフを投げて相手を倒すほうが好きと笑みを浮かべた)
(ちょっと見ただけで言葉を直に交わした訳ではなく、性格までは見当が付かなかったが)
(ソフィアが軍に向かないというのであれば、そうなのだろうと無条件で頷く)

ですよね……。一番驚かさせるには……、わたくしが全ての料理を作るとか……ですかね?

(リーザの能力の高さはレナも良く分かっていて、簡単には驚いてくれないだろうことは明白で)
(あとは全部自分で料理して驚かすくらいしか無いかと思ったが、少し現実的ではない気がしていた)

「飲み物や軽食をお出しするのは問題ありませんし、片付けも大丈です。
 はい、敢えて覗いて見る気はありませんが、どうしても声は聞こえますよね?」

(お酒やつまみを出すことは、伯爵夫人であった奥様にお茶やお菓子を用意していたのと大して変わらないだろう安堵して)
(片付けもきっと任せられても大丈夫な自信はあった)
(が、流石にお客様の相手をレナ様がしている時はそれなりに声は聞こえる訳で、全く想像するなというのは無理な気がしていた)

「はい、よろしくお願い致します。
 ソフィア様が粗忽者なら、私は田舎者ですから……。
 今、あれこれ考えても仕方ありませんし、あとは実践あるのみですね。
 祖国の王女様も一見体力があってお健やかなように見えていましたけど、やはり突発で原因不明でお倒れになることはあったようですから」

(いっぺんに多くのことを教えられても消化しきれないと思っていて、それを尊重してもらえたことに安堵しながら一礼する)
(自分を田舎者と評したのには自覚もあり、レナ様にしてもまだ僅かな部分しか見ていないような気もしていたからだった)
(あまり深く考えすぎるのも無駄と割り切り、あとは仕事をしながら覚えるのが吉だと笑みを見せる)
(奥様から聞いた話で、健康そのものの王女様が突然高熱を出して数日床に伏せることもあって)
(王族とはきっとそうなのだろうなと思っていた)


226 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/03(火) 00:49:55
>>225の続き

「あと一つお聞きしても良いですか?
 万が一、暴漢に襲われたら相手を殺しても罪に問われることは……。
 祖国では都でも治安の良くない箇所があって、もし襲われた場合に武装侍女の身分証があれば、暴漢を殺害しても罪には問われなかったので……。

(祖国は貧しかったこともあり、時に仕事で外出したり、ご主人のお供で襲われたりしたことが数回あり)
(投げナイフでしのいだものの、身分証や許可証で暴漢を殺害しても罪には問われなかったので)
(そういうシステムがこの国にあるのかを確認していた)

「気持ちは分かりますけど、プラベートで街に出たのでは無いはずなので……。
 はい、承知致しました。では、レナ様を起こしますから、お茶の用意はお任せしても?」

(見習い侍女のレナ様を見た時の嬉しそうな笑顔を思い出しつつも、やはり拙いと思っていて公私の切り替えはきちんとしないとと思っていた)
(レナを起こす係を請け負い、まだ茶器の位置などは分からず任せてしまって)

「レナ様、レナ様、お起きください。お茶にいたしませんか?」

…………う、ぅ〜ん、もう朝ですか?

(優しく肩を何度か揺さぶっていたが、すぐには目を覚まさず、それでも諦めずに続けていればレナの目が薄く開いて)
(ただ完全に寝惚けていて、まったく違うことを口にしていた)

【お待たせしました】


227 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/03(火) 01:57:24
>>225
あくまでも可能性の話ですが、例え后にならずとも抜擢した女性が攫われるなどあってはなりませんから。
魔法王国は大国ですが、傭兵はあまり雇わない様です。
他者をあまり信用しないのでしょうね。
……考えたくはありませんが、そういう未来もあり得たと思います。
いえ、大した事ではありませんし、会議でエレナ様や太后様も仰っていたではありませんか。

(クレイトンのレナへの認識がなかなか現状に追いつかないのも仕方ないと思いながら)
(可能性の話だと言って、レナで無かったとしても問題になる事だと言うと)
(魔法王国の何とも言えないいやらしさを思い出しつつ、レナが乗っ取られる未来はそれこそ悪夢だと思っていた)
(称賛に照れながらふたりの意見が下敷きなので、と言いながら苦笑した)


良い所でもあるんですけどね。
そうでしたか、投げナイフは予測していないと避けるのは難しいですから。
周りが見えない子は戦場では危険過ぎますからね。

(長所と短所は表裏だと思いながら、あの猪突猛進は大概は短所になっている事を思い出してしまう)
(投げナイフについては相手がそうだと知らないと避けるのが難しいと評価していた)
(猪突猛進娘が戦場に居たらすぐに囲まれる未来しか思い浮かばず、いくら強くとも危険極まりないというのが実感だった)

レナ様が全ての料理を、ですか?
流石にそれは難しいと思いますので、皆さんの国の家庭料理を作ってみるのは如何でしょうか?
レナ様もそうですし、この国ならリーザ様の、私やマーサ様の国のも。
立派な料理ではありませんが、家庭料理はその国柄も出ますし、面白いと思います。

(流石に豪華なコース料理などは専門家でも分業しているので無理だと思ったが)
(家庭料理の代表的なものであれば1品ずつ用意すれば良いので可能では?と提案してみる)

ええ、そこは問題があると思いませんし、十分だと思っています。
……ふふ、そうなんです、或いは悩みになるかも知れません。

(マーサの技量なら給士に関しては問題があるわけないので、何も心配していなかったが)
(声が聞こえる事に気付くと苦笑しながら、悩みの種になるかもと言った)

あまり複雑に考えず、その場に合せて動いていれば形にはなりますから。
ええ、それが一番です。
……そうでしたか、多いのでしょうね、そうした例は。

(動きながら覚えるのが一番だと言って、後は都度都度説明しようと考えていた)
(実践あるのみと聞いて、笑顔でそれが良いと答える)
(マーサの国でも王女が伏せる事があったと聞くとそうした事例は多いのだろうなと人ごとの様に言っていた)

それは大丈夫です。
この国では司法がしっかりしていますし、街でも軍関係者が治安部門として待機しています。
襲われる事があれば全力で抵抗しても大丈夫ですし、殺害しても状況で判断してくれます。
ただ、身分がどうという所ではあまり判断はされませんので、ここの侍女だとわかる様にした方が良いですね。

(自慢する事でも無いので例は出さないものの、何度かそういう事はあり、止むを得なかったケースもあって)
(それでも大抵はすぐに駆け付けた軍関係者による現場検証でお咎めなしになっていた)
(もちろん、ここの侍女だとわかっていれば取り調べも最低限に配慮されるので、その証明だけは貰った方が良いと言った)

ええ、そうではあるのですが……わかりました、ではお願いします。

(仕方ないと思いなおしながら、レナを起こす役を頼むと茶器を出してお湯を沸かしていく)
(お湯が沸き、茶を注いでいくと寝ぼけたレナの声が聞こえて)

レナ様、見習のレナがお菓子を買ってくれていますので、お茶と一緒にいかがでしょう?
食事もありますので、あまりお出し出来ませんが……食事の後なら好きなだけ大丈夫ですから、今はお茶だけになさいますか?
……っ、済みません、少し、席を……

(ワゴンにお茶を載せてテーブルサイドまで運ぶとレナに声を掛けていくが、顔が紅潮していて)
(席を外すと言って遠ざかりかけたが、そのまま膝から崩れ落ち、床にペタンと座り込んでしまっていた)


【いえ、大丈夫ですよ】
【ただ次は遅くなりそうですし、凍結しましょうか?】


228 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/03(火) 01:59:48
>>227
【ありがとうございます】
【そうですね。かなり強い眠気も来ていますので凍結でお願いします】

【次回は金曜日の22:30からで良いですか?】


229 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/03(火) 02:02:33
>>228
【ありがとうございます】
【はい、では次回金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】


230 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/03(火) 02:06:22
>>229
【こちらこそありがとうございます】
【では、また金曜日の22:30にお会いしましょう】

【今日も楽しかったです。お疲れさまでした】

【眠気がかなり来てますので、今日はお先に失礼します】

【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


231 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/03(火) 02:08:14
>>230
【では金曜日の22:30からよろしくお願いしますね】
【私も楽しかったです、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


232 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/06(金) 22:24:56
【ロールの再開にスレをお借りしておきます】


233 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/06(金) 22:34:55
【スレをお返しします】


234 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/06(金) 22:36:49
>>227

「女性だけでなく、男性だって勝手に攫われることはあってはならないことだ。
 そうなのか? 祖国が滅んですぐの頃は、なるべく一箇所に長く留まらないようにしていたからな。
 傭兵というよりは、キャラバンの用心棒と言った方が正確だな。
 そういう未来……か。本当にそうだな。
 他人の意見から自分なりの答えを導けるというのも評価できると思うのだが……そういうなら、そういうことにしておこう」

(拉致や誘拐が以ての外であることに男女は問わないと頷くが、特に女性をというのは卑怯だと言葉と表情に僅かに怒りを込める)
(魔法王国のことは名を知ってはいたが他は何も知らず、他国者を信用しないという言葉にエレノアを見ていればそうだろうなと妙に得心していた)
(クレイトン自身は国が滅亡後、最初は追手を躱しつつレナトゥスの消息を求めつつ彷徨い)
(彼の死を耳にしてからは、金を稼ぐためと縛られぬ身分に何となく色々な国が見たくもあり国境の街を拠点に)
(キャラバンを盗賊の襲撃から護衛する役を果たしたり、小さな領主同士の小競り合いで傭兵をしていた)
(もし複数国の戦になっていたらと考えるが、その場合おそらくはレナ様が主君の遺児とは気づかず)
(面倒を避け戦に参加していない他国へ渡ったか、死に場を求めて傭兵として参加したか自分でも分からなかった)
(ソフィアへの好意と信頼もあり高く評価していたが、「大したことがない」という言葉に頷きそれ以上は言わなかった)


「きっと、そうなのでしょうね。
 確かに、気づいたら周りは敵だらけでは命がいくつあっても足りませんから」

(余程有力な後ろ盾でもなければ、何も長所のない侍女が官営の高級娼館で勤められ続けるとは思えず同意して)
(猪突猛進さを戦場で発揮された時のことを考えると危険極まりないが、どこか滑稽に思えて小さくクスッと笑う)

やはり無理でしょうか? 料理長が料理を作るのは何度も見ていますから、大体手順は分かってます。
家庭料理ですか? …………わたくしの国の家庭料理って何なのでしょう?

(もともと記憶力もレナは良い方であり、なんども厨房に見に行っては料理を作る手順は覚えていたが)
(料理をする技術が自分に伴っているかということは、全く考慮されてはいなかった)
(各国の家庭料理と言われて、祖国にいた頃は母上が早く亡くなったこともあり、日常は料理長の料理した食べたことはなく)
(街に出た時は好きなスーツなどしか食したことがなく、家庭料理と言われて思いつくもの無く首を傾げてしまっていた)

「どうしたものですかね……」

(マーサ自身は男を知らない訳ではなかったが、他人のそうした声を間近で聞いたことなど無く)
(レナがどれだけ声を上げるのか分からないものの、聞こえた時の自分の身体が同反応するかも分からず、本心から困惑してしまっていた)

「ありがとうございます。もし分からない事があるときには、ご指導よろしくお願い致します。
 とは云え年に一度とか、数年に一度ですけどね。ソフィア様の一族にはそうした方はいらっしゃらなかったですか」

(ソフィアの後押しに例を述べ、分からないこと判断に困った時には頼らせてもらうことにして深く一礼する)
(マーサの祖国の姫が突然の熱で伏せることは、小さな頃には年一に近いペースであったが、長じてからは頻度が減ったと話し)
(王族としてのソフィアの周りでそういう人物がいなかったのか問いかける)

「私も自らそういう場面に頭を突っ込もうとは思いませんが、不可抗力で向こうから来る場合もありますからね。
 ありがとうございます。それなら安心です」

(好き好んで災いを招き寄せる気は無かったが、どうしても避けられぬ状況が生じることも祖国ではあり)
(この国ではシステムとして治安維持がなされていそうなことに安堵しつつ、外出を依頼される前に証明だけは貰っておくことに決心する)


235 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/06(金) 22:38:03
>>234の続き

「レナ様、早くお目覚めにならないとお菓子味わっている時間がなくなりますよ」

(薄く目が開いたものの、すぐに眠りに落ちかけるレナにもう一度声を掛けるが、起こすのが難しそうなことに苦笑して)
(好きなはずのお菓子ですぐに目を醒まさないことで、本当に寝起きは弱いのだと再確認して)
(優しく身体を揺すったりして、早く起きるように促してみる)

レナがお菓子を…………、せっかくですから……少しだけでも……いま戴きます。

(少しずつ意識は覚醒してきてはいるものの、夢現の状態を繰り返しながら徐々に物言いもはっきりしてきていて)

「ソフィア様、大丈夫ですか?」

ソフィア、まだどこか具合が悪いのでは??

(膝から崩れ落ちて床へと座るソフィアにマーサが駆け寄ると、意識がはっきりしてきたレナにも状況は把握出来るようになって)
(驚きに眠気を吹っ飛んで、慌ててベッドから起き上がり床へと素足で降りるとそのまま駆けつけて、心配そうにソフィアの顔を覗き込んでいた)

【長くなったので分割しました】
【今夜もよろしくお願いします】


236 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/06(金) 23:37:34
>>234-235
勿論、それはそうです。
自国以外は信用しないのと、身分制度がかなり厳格なので……。
そうでしたか、失礼致しました。
ええ、そうして下さいませ。

(近衛騎士だけあって、高潔な人だと思いながら答えて)
(魔法王国についての鼻持ちならない部分を思い出していた)
(キャラバンの用心棒だったという言葉に単に傭兵で括った事を謝罪する)

怒られてはいますが、嫌われてはいないんですよね。
ただ、一部の侍女たちには疎まれている様でもありますが……。
ある意味マイペースなので気付いていないのが幸せかも知れません。
……それはそうですが、周りはたまりません。

(一部には嫌われてもいるが、おおむね好かれている人物像を語りつつ)
(本人は能天気に気付いていないと苦笑して)
(戦場でそうなると見捨てるわけにもいかず、周りが大変だと嘆息した)

レナ様、お料理には下ごしらえがありますし、ソースにしてもブイヨンにしても大変な労力で作るものです。
特にレナ様がご存じの厨房は王族用のものでしょう?
規模もレベルも段違いの人々が専門分野で注力し、その最後の仕上げを料理長様がなさるものです。
……レナ様の国の家庭料理ですか?えっと……困りましたね、私にもそれはわかりません。

(料理、特に高レベルの料理は見ていた程度で習得できるものではなく、相当な労力があってのものだと説明するが)
(家庭料理を知らないと言われると言葉を失い、少し考えるものの、流石に知らないので正直に答えた)

慣れて頂くしかないかと思います。

(交わりを聞いた時の感覚は人それぞれなので、そう言うしかなく、自分やレナの体験は割と特殊だと改めて感じていた)

何でも聞いて下さいね。
……私の一族にもいましたよ、ただ頻度は低いと思います。
何せ人材が居ないので庶民を抜擢して貴族にするケースもありましたので、そういう人の血も多く交わっていますから。

(身体の弱い王族もいるにはいたが、他国ほどではなかったと思い出して言うが)
(父王と妃である母親は従姉妹の関係だったはずで、自分の姉妹は病気がちで、自分が例外的に頑健だったと説明した)

危険な地域については存在しますが、基本的に近づく事は無いと思います。
ただ、レナ様を伴って出かける際は要注意です。

(まずそういう事態にはならないだろうと伝えるが、レナと一緒だと妙にそういう所に惹きつけられるタイプでもあり)
(知らず危険地帯に入っている可能性もあるので、気を付ける様に助言していた)

う、ふ……くふぅ……は、ぁ……っ!?
だ、いじょうぶ、ですから、済みません、少し静かに……お願い、します……。

(スカートを巻き込む様にして内股で床にへたり込みながら、上気した表情で息を荒げていく)
(身体は微かに痙攣して、全身の感度が強烈に高まっている様子だった)
(性奴隷にされた時に精液を一定期間摂取しないと強烈な発情と感度上昇が生まれる様にされていたが)
(市場に出されて以降しばらくはなにがしかの形で交わったのとエレノア騒動の最中にも一度クレイトンに抱かれていたので)
(症状として出るのは初めてで、期間を掴めていなかった事で急に症状が現れたのだった)

なん、とか、します、から……う、ふ……んぅ……。
……なんとか、なりましたが……済みません、浅ましく発情していました。
少し席を外して、解消するように致しますので、お菓子は召し上がっていてください。

(身体を丸めると目を閉じて意識を沈める様にすると感覚の鈍麻を起こす様に自己暗示を掛けていく)
(次第に息も整い、顔色も通常に戻っていくとややふらつきながら立ち上がって)
(何とかもたせながら侍女長に事情を説明すると娼館敷地内の作業小屋に入り、侍女長が呼びに行ったクレイトンを待つのだった)


【こちらこそ宜しくお願いします】


237 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/07(土) 00:52:13
>>236

「身分制度が厳格なのは祖国も同じではあったが、何と言うかエレノアの物言いはレナ様と違って嫌な感じだったな。
 いや。まあ剣を振るう以外生きる術を知らなぬ故、傭兵も用心棒も大して変わりはないさ」

(レナとクレイトンの祖国も身分制度はほぼ固定ではあったが、王族でさえ臣下を見下したような物言いをするものはほぼ無く)
(古い国同士とは云え何もかもが違っていたのだなと、エレノアの尊大な態度を思い出し顔を顰めながらしみじみ感じていた)
(他に出来る事もなく、新たな主君に仕える気もなく、どちらもそんなに変わらないとはにかんだような笑みを見せた)

「なかなか得な性格をしていますね。
 どんなに性格が良くても皆と仲良くは出来ませんから、特に良く組まされる侍女からはよく思われないかもしれませんね。
 やはりソフィア様の言う通り剣士には向きませんね」

(失敗が多く、猪突猛進型で嫌われてはいないのは、かなり根が素朴で憎めない性格なのだと察して)
(一緒に仕事をよくする侍女であれば、失敗の尻拭いに余計な仕事が増える訳で良い顔はしないだろうなと感じていた)
(敵に囲まれた仲間を救うにはかなり危険を伴う筈で、いかに剣の腕があっても剣士として戦場に赴くのは向かないと再認識する)

下拵も見たことはありますよ、若い料理人がするのを見せてもらったこともあります。
……確かにそうですし、言われてみれば全部を詳細に見ていた訳では無いですものね。
う〜ん。…………オリヴィアさまならもしかして……。

(下拵も何度か見たことがあることもニコニコしながら言って、若い料理人が今思い出せば少し困ったような表情を浮かべていて、悪いことをしたなと回想していた)
(良く良く思い出せば見たこともない過程もあって、全部を再現するのは無理かもしれないが)
(料理長と同じ状況を用意してもらえばとも思ったが、それも難しいだろうと考え込みながら)
(ソフィアが分からなければ、マーサに視線を移すが、「当然、私が知っているはずはありません」と断言されて小さく嘆息して)
(祖国のカフェで働いていたこともあると言っていたオリヴィアさまの事を思い出し、もしかしたらと思ったが)
(旅に出ている筈で、もう戻ったのだろうかと考えてていた)

「これも実践あるのみですね」

(あまり気が進まない実践ではあるが、仕事である以上仕方ないと腹を括っていた)

「はい、ありがとうございます。
 やはり、お居ででしたか。
 私の祖国は王族と位の高い貴族とが定期的に婚姻をしていましたから、そういう意味では血が濃かったのかもしれませんね。
 そのせいで短命の王が多くて、それが政治が不安定になる元なのですが……。
 祖国にも王族の戯れでお手つきになる平民の女性はいましたけど、大体が下級貴族に叙せられますから、かなり違うかも知れません」

(どこの国も実情は似たり寄ったりだなと思いつつ、ソフィアは例外だなと改めて感じて)
(マーサの祖国は貧しい分他国から后を迎え入れることは難しく、近親婚になってしまっていて)
(ここ何代かの王は50歳まで生きた王は存在しておらず、政治の不安定に拍車をかけていたなと思いだしていた)
(平民が母の王子の地位は低く、自分たちと同列だったと説明する)

「それ分かる気がします。
 あの街でレナ様と初めて外出したときは、興味の赴くままという感じでしたから」

(初めてレナと外出した時を思い出し、振り回され街の危険な場所へ向かうのさえ把握している余裕はなくて)
(確かにソフィアの言う通り、レナに同行する時は要注意だと改めて肝に銘じる)

「わかりました。ただもし何かあったら何でも言ってください」

……ですけれど、本当に苦しそうです。どうすれば楽になりますか?

(マーサは察して、ソフィアが求めた時に求めたことをすると約束するが、レナは慌ててしまっていて)
(熱を測ろうと手を出すが、ビクッとソフィアが敏感になった身体を急いで引くのを見て困惑の表情を浮かべる)

「レナ様、ソフィア様の言われるように致しましょう」

……えっ。……なぜに発情……、分かりました、そうします。

(冷静にマーサは振る舞って、慌てるレナにソフィアが言うとおりにした方が精神的に余計な気を使わせないと断言して)
(訝しがるレナに、もう一度レナに有無を言わせぬきっぱりとした口調で言うと、渋々レナが従ってお茶とお菓子の用意されたテーブルの前のソファに腰を下ろした)


「話は聞いた。この前と同じにすれば良いのだな?」

(衛兵との顔合わせを終え、早速個人の技量を確かめるために手合わせをしていたクレイトンは少し時間が掛かってから現れて)
(汗は拭ってきたものの、その身体はからは屈強な男性の匂いが立ち上っていた)

【お待たせしました】


238 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/07(土) 01:53:07
>>237
彼女も育ち方次第だったかもと思うと切ないですが……。
そうかも、知れませんね。

(本人の気位の高さや苛烈さは或いは気高さになっていた可能性もあり)
(その時は仇敵に思っていたし、やった事は許せない一方で憐れんでいるところを垣間見せて)
(いずれも変わらないという言葉にそう言い切れる爽快さを感じていた)

何と言うか、こちらも小さな事はどうでも良くなりそうな子です。
実はよく組んでいる子はそれほどでもなくて、関係が遠い子ほど陰口叩いている感じですね。
尻拭いは大変ですが、上手く誘導すれば力仕事などは随分肩代わりしてくれるみたいですから。
ええ、でも、それも彼女次第ですけれどね。

(実際、小さな事はアホらしくなる感じもあって、元気を分けている感はあると思っていて)
(剣技抜群だけに力は下手な男よりもあって、それを上手く使う事で釣り合いを取っている様だと笑って)
(剣士には向かないが、誰か何か本当に守りたいものが生まれれば激変すると思っていた)

はい、全てを学ぶのに短くて数年、みっちりと修行の世界ですから。
……確かにオリヴィア様ならご存じかも知れませんね。

(料理については案外知っている事も多く、それを伝えつつ)
(家庭料理となると流石にわからないが、確かにオリヴィアが一時レナの国に居たと聞いたので知っている可能性は高いと伝えた)

なるほど、良くある形式ですが、困りますよね。
ただ、生まれてきた時から短命だと見切れる訳でもありませんし。
私もたまたま丈夫でしたが、兄たちなら身体は丈夫だが頭が弱いと言われるやも知れません。

(故国もたまたま人材が居なかったのと戦争が多いために高位貴族が死亡したりすることもあっての措置だった)
(兄が生きていればそういう風に弄られただろうと言って思い出し笑いを浮かべていた)

ええ、面食らう間もありませんから、本当に気を付けて下さい。

(ある意味そういう所は見習のレナと似ている訳で、お金の支払いをしている間に他の店に行ったり)
(お金を払う習慣が無いので、支払いの間に興味を持った店に飛び込んでいったりという事を簡単に伝えておいた)

は、い、マーサ様、ありがとう、ございます……。
んぅ、ふぅ、はぁ……ぁ……。

(マーサの察しの良さに感謝の意を伝えながら調息していくが、喘ぎ声や嬌声が出ない様に細心の注意をしている様で)
(漸く立ち上がって、何とか抑え込んでいる間に対処しなくてはと思い、再度の気遣いに感謝しながら部屋を出て行った)

クレイトン、様……申し訳、ありません……お忙しい中、性奴隷の為に……。
も、もし差し支えなければ、先日よりももっと、激しく、何度も、して、頂ければと……。

(クレイトンから感じる男の匂いに全身が淫欲に戦慄くのを感じながら)
(エプロンを外し、腰帯を解いていき、着衣を脱いで下着だけの姿になっていく)
(浅ましいとレナ達の前で口にした通りに下着には愛液が滲み、雌の匂いがフェロモンとなって湧き上がっていく)
(もしクレイトンに魔力があれば下腹部に紋様が浮かび上がっているのが見える状態となっていた)


239 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/07(土) 01:55:59
>>238
【これからレスを作ると遅くなる可能性が高いのと眠気が来ていますので凍結をお願いできますか?】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です】


240 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/07(土) 01:57:42
>>239
【はい、こちらも凍結をお願いしようと思った所でした】
【では土曜日の22:30からよろしくお願いします】
【夜は冷えますし、暖かくしてお休みください】
【お疲れさまでした、お先に失礼しますね】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


241 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/07(土) 01:59:59
>>240
【では、また今夜の22:30に伝言板スレでお会いしましょう】
【そうですね。お互い気をつけましょう】
【お疲れさまでした。おやすみなさい:】

【スレをお借りしました。お返しします】


242 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/07(土) 22:24:48
【ロールの再開にスレをお借りします】


243 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/07(土) 22:44:46
【スレをお借りします】


244 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/07(土) 22:45:40
>>238

「育ち方が異なれば、もしかしたらレナ様のようになられたとお考えか?」

(エレノアがレナのようになれた可能性があったかと考えるが、それはクレイトンには分からず)
(ただレナに関しては皆が言っていた通り、男性より女性の方が似合っていると言うか、生き生きとしているように感じていた)


「へえ、そんな感じの子なのですか。
 ……よくある話ですね。
 …………なるほど」

(ミスしてもへこたれずいつも元気なことは悪くないが、ミスが減らないのは良くないなと思いつつ、マーサも見習いのレナに興味を覚え始めていて)
(直接に被害にあった子より、関係のない子が陰口を叩くのは有りがちな話だと頷き)
(剣技がソフィアが一目置くほどのレベルであれば集中力が無いわけではなく、導き方で仕事も何とか人並みになれるのではと感じていた)

そうですか。手順を知っているだけではどうにもならないということですね。
それにしても、ソフィアさんは剣術だけでなく料理のこともよくご存知ですね。
もしオリヴィアさまが旅行から戻られていたら、何か知っている家庭料理のレシピを教えて頂けると助かるのですが……。

(自分でコース料理を作ることは無理そうだと諦めることにするが、ソフィアが思っていた以上に料理に精通していることに素直に驚いて)
(オリヴィアがレシピを知っている料理があれば聞きたいと思っていたが、同じように服飾で留学していて暮らしていたシンプソンや)
(同じ国の出身であるクレイトンのことは料理が出来ると思っておらず、最初から除外していた)

「確かに、顔を見てこの人は短命だとか別れば苦労しませんものね。
 そうなのですか? 私の兄弟などは貴族とは名ばかりの雑草みたいなものですから、あまり早世した親族がいると聞いたことはないですね」

(よく有り過ぎて困るとは思っていても、何とか出来る訳でもなく)
(短命と見切れればとの言葉に面白さを感じてクスッと笑みを漏らす)
(マーサの男兄弟は戦で命を落としたもの以外おらず、親戚もそのような感じだったと話して)

「それは、もうすでに軽く喰らいましたから、次回からはきっと大丈夫です」

(お金を支払っている間にレナを見失いかけ、ライラの声と街の人がレナを見て驚く顔、それと次の店に入るレナのドレスの裾が見えて事なきを得たが)
(一人だったらと思うと背筋が寒くなったのを思い出して苦笑して、次回からは動きを把握できたので大丈夫と言い切った)

「いえ、お互い様ですから。気にしないでください
 レナ様、せっかくの心遣いですから頂いた方が良いです。
 ただし、夕食の前ですから量はほどほどに」

(さっと扉まで先に行って、ソフィアが力を入れないで部屋を出れるようにして見送って)
(レナの元に戻るとお菓子をテーブルに置き、ソフィアが準備してくれたお茶を淹れて食べ過ぎに注意を促す)

わたくしだって子供ではありませんから、それくらい心得てますから。

(澄ました顔で返答したものの、お菓子を口にした時には見習いのレナが、自分の好きなお菓子の味を理解していてくれることに幸せを感じて嬉しそうな表情になって)

「それならば構いません。余計な差し出口失礼致しました」

(以前にお菓子を出した時には、出しただけ口に頬張り食事をきちんと摂らずに駄々を捏ねた姿を見ていて)
(あれはやはりエレノアの影響なんだと再認識して、それでも嬉しそうにお菓子を口に運ぶレナを見て)
(思わず笑いが零れそうになるのをマーサは我慢していた)

いえ、何か注意が必要な時はちゃんと言ってください。その方がわたくしも勉強になりますから。
あっ、美味しい。お茶を淹れるの上達しましたね。

(気取らず忠告や心配してくれることは構わないとマーサに告げ、暇でマーサにお茶の淹れ方を教えたのをきちんとこなしていて嬉しそうに笑みを浮かべる)


「構わないさ。そろそろ切り上げるつもりであったからな。
 色々な男性と交わるよりはレナ様も安心されるだろうし……。
 分かった。ソフィア殿が満足できるか、俺の体力が持つ限り相手致そう。
 では、まず自分から跨いでくれないか?」

(ソフィアが性奴隷として開発されたせいで発情しているのを見て取り、好意も抱いている上に)
(成熟した女性のフェロモンが放たれれば、逸物はすぐに熱り立ってしまっていて)
(下半身を晒すと小屋にあった椅子に座り、天井を向いた逸物を晒し跨るように指示して)
(ソフィアが跨ぎ、肉棒を割れ目に挿入していけば、きつく抱きしめすぐに激しく突き上げ始める)
(奥深く繋がり、激しく突き上げれば、もしかしたら早く満足するのではとクレイトンは考えていた)

【今夜もよろしくお願いします】


245 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/07(土) 23:37:44
>>244
いえ、レナ様の様には無理でしょう。
あれだけ人を惹きつけるのは才能ですから。
ただ、あれだけの気位は気高さになる可能性はあると思いました。

(レナの才能が特殊である事を明言しながら、エレノアにあれば無理だと言って)
(ただ、人に敬意を持たれる様な存在にはなれたはずだとは思っていた)

ええ、明るい子ですよ。
あまり良い事ではありませんが、女性が集まるとどうしても。

(ソフィア自身、怒ったり、注意したりはしているのだが、好意を持っている様子で)
(女性同士だと生まれるそういう関係性には辟易している感じでもあったが)
(導き方次第で、というマーサの想いには気づいていなかった)

はい、飲み込みが早くて助かります。
……ふふっ、もしかして剣一辺倒と思われていませんか?
好奇心旺盛な方ですからきっとご存じだと思います。

(レナが理解した事を喜びながら感謝の意を伝えて)
(料理について知っていると言われると剣しか知らないと思っているのでは?と悪戯っぽく笑うが)
(単に美味しかった料理を再現したくて色々学んでいた成果だった事は言わなかった)
(オリヴィアについては本人が知らずとも恐らくあの有能な侍女が郷土料理を所望されて学んでいると思っていた)

ええ、ですから普段から丈夫で聡明な方を選ぶしかありませんが……。
なるほど、血が濃くない事は今の私たちからすれば感謝すべき事かも、ですね。

(実際はそんな人ではなく、虚弱な傀儡や、えこひいきで決まる事も多いので、そう言うと)
(幸い、自分たちが元気なのは良かったと思っていた)

油断だけはしない様にお願いしますね。

(レナの動きは存外素早く、しかも彼女の興味に基づく為、一回同行したくらいで何とかなると思わなかったが)
(任せるしかなく、またマーサの能力は高いのでそこに期待しようと思っていた)

ありがとう、ございます……。

(余裕なさげだが、礼は言ってから部屋を出て行くのだった)

ありがとうございます……。
ふぅ、はぁ、凄い……こんなに、なって……。
よろしく、お願いします……。

(指示されたままに肉棒を自ら秘所に導くと腰を沈めて行く)
(すでに濡れ切った淫裂は肉棒を容易に飲み込みながらも締め付けて)
(そのまま抱きしめられて突き上げられると声も出ない程の快楽に身悶える)
(自分からも抱き着き、深く刺さる様にするとあられも無い声が漏れて行く)

あっ、あぁっ!?あ、はぁっ!!
出して、下さい……っ!!!

(これほど発情しながらも恥じらいがあり、声を抑えようとしながら)
(中出しを強請って、強く抱き着いていく)


【こちらこそ宜しくお願いします】


246 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/08(日) 00:44:13
>>245

「そうかもしれないな。
 確かにレナ様は特別なのかもしれぬ。良くも悪くもな気がするが」

(気高さでは近い存在になり得たかもしれないことには同意して)
(レナが人を惹き付ける不思議な力があることには異論は全く無く、ただその才能が良い方だけでなく)
(今回の危難も導き寄せてしまったのかもしれないと思ってもいた)


「それは仕方ありませんね。
 きっとレナ様の専属侍女の補佐を狙っていた方からすれば、私だってぽっと出でレナ様の侍女補佐になったことを良くは思わないでしょうしね」

(女性が多く集まる職場では、どうしても嫉妬からくる悪口や陰口は付き物と割り切っていて)
(諦めの表情を浮かべつつ、突然にレナ様の侍女補佐的な立場で現れた自分にも遅かれ早かれそういう事が出るだろうことは予測していた)

すみません。どうしてもソフィアさんには剣のイメージが強くて。
剣を持っている時は本当に生き生きとしているのを何度も見てますから。
ですよね。あとは旅行からお戻りかどうかだけですね。

(頬を赤くして侘びて、あまり凝った料理の話を聞いた覚えはなく、良く剣士や兵士に居がちな必要な栄養が取れれば良いというタイプかも勝手に思っていて)
(事実、食べ物の話よりも剣を手にしている時の方が遥かに快活であることを説明する)
(オリヴィアに期待は膨らむものの、一番のネックは旺盛な好奇心から旅行が伸びていて、まだ帰還していないことを危惧する)

「そういう後継者に恵まれていれば良いですけどね。
 はい、そうですね。そういう意味では、お母様が早く亡くなられているレナ様は少し心配です」

(聡明で丈夫な人間が継ぐことが理想だが、必ずしもそうならないケースが多いのも承知していて、心からそうなれば良いと思っていた)
(マーサ自身もほとんど病気をしたこともなく、健康に身体をくれた両親に感謝していたが)
(レナは健康そうに見えて、疲れやすい傾向とかあり根の部分が丈夫ではなさそうで)
(その上、母親がかなり早くに没していることを聞き、理由は知らなかったがレナにも陰に虚弱な部分があるのではと懸念していた)

「はい。次回があれば是非にも前回のリベンジをしたいと思います」

(興味の赴くままなので予測がしづらくトリッキーな動きなことは承知していて、次回の機会があれば、前回のようにならないようにと心に誓っていた)


「それはお互いに……だ。
 こちらこそな……、クッ」

(自分の肉棒だけでなく、ソフィアの秘所も愛液でびしょ濡れだと指摘しつつ、役得とは云え悪い気どころか、喜んでも居た)
(膣壁が肉棒に絡みつき締め上げるのを感じながら激しく突き上げれば、襲い来る強く深い快感に意識を持っていかれないよう目を細め、声を漏らさぬようにして)
(きっと女性経験が少なければ、三度突き上げるのは無理だろうなとなぜかそんな事を考えながら歯を食いしばる)

フッ、ンッ、フッ、フッ……すごく具合が良いぞ!!
もうか……では、たっぷりと受け取れ……ふっ、くっ、んっ、くぅっ。

(恥じらいを見せながら強く肉棒を締め付け、射精を強請るソフィアをこのまま離したくない、自分のものにしたいとの欲求に駆られるが)
(クレイトンもそれなりに恋愛下手でも性交の経験はかなりあり、腰に力を入れすぐに射精しないように焦らしてから)
(何度もソフィアが軽く絶頂を迎えるのを見てから、膣内に大量に精を放った)

「まだ、満足はしていないだろう?
 次はソフィアの好きな形で突いてやるぞ」

(自分もであったが、性奴隷として調教されたソフィアが一回で満足するとは思っておらず)
(すぐに息を整えると、全く萎えていない肉棒をソフィアの目の前に晒し、好きな体位で挿入することを宣言する)


247 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/08(日) 01:34:54
>>246
確かに良くも悪くも、ですね。
レナ様自身はのんびり過ごしたい方ですから。

(レナに権力欲などの王族にありがちな要素は全くなく)
(それなのに美貌や元から持つ惹きつける力がそれを許さない事は皮肉だと思っていた)

それは否定も肯定も出来ませんね……。

(そう言えば自分もポッと出でレナの侍女になった事もあり、そう言う風になっていたのだろうかと思ったが)
(正直、気にする余裕も無かったので、無いともあるとも言えなかった)

自分でもその自覚はありますが、料理に興味が無い訳ではなかったのですよ。
お戻りかどうかはわかりませんね、恐らく戻られたらアクセスがあると思います。

(着飾ったりという事は疎かったので女性的な感性が無いと思われても仕方ないかなと思いつつ)
(暇さえあれば剣を握っているのは確かで、それはレナの言う通りだなと納得はしていた)
(オリヴィアについてはこちらに興味深い事が起きている事は知っているはずで、それなら向こうから接触してくるだろうと思っていた)

この国は聞き及ぶ範囲では外部の血を入れる事には熱心ですし、後継者争いは苛烈なので必然的に有能になると聞いています。
確かにそれはありますね……朝も弱いですし。

(現在の王にしても太后の子という以上に後継者争いに生き残った事で王位についているとこの国について説明して)
(レナの身体については確かに不安要素もあるので、懸念を共有していた)

初めは護衛の方を配してもらうようにした方が良いと思います。

(万が一祭りなどなら自分も見失いそうになった事を伝え、次回は安全策を取る事を薦めておいた)

あ、くふぅっ!?んぅ、あ、はぁ、あっ!!
ありがとう、ございます……あ、んっ!?はぁっ!!い、イキます……っ!!!
はぁ、はぁ……ぁぁ……。

(声を抑えながらも身体は正直に肉棒に絡みついていき、抱き着いて腰を振ると達する事を宣言して)
(直後、注がれた精液に大きく息を吐くと、沁み渡る感覚に強制的な発情が収まっていくのを感じる)

……はい、申し訳ありません……。
え、その、わかりました……後ろから、貫いて頂けますか……。

(そう言って背中を向けると尻を掲げて秘所を割り開いて肉棒の侵入を誘っていく)


248 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/08(日) 02:25:10
>>247

「ああ。祖国に居た頃からご自身の希望と世間は相容れぬものだからな」

(民の幸せを一心に願っていたのは何となく知っていて、清廉な父親にもあった権力欲は全く無かったが)
(継承順位が低いにも関わらず、世間は早くから王に就くことの望む声が一定以上にあり、本人の希望通りにいかない皮肉さをクレイトンもよく知っていた)

「無いに越したことはありませんけどね」

(きっと、陰ではソフィアをやっかむ者も居て、陰口があるに違いないが)
(本人の反応から耳に入ってこないだけだろうと思っていて、いずれ自分にも多少はあることは覚悟していた)

……そう言われれば、戦場で料理を振る舞ったって言っていましたよね。
ただ、何分戦場なので、簡単に出来て早く食べられる物しか想像して無くて……ごめんなさい。
きっと、そうだと思います。「今回は大変だったわね」とか言いつつ、大変には思って無くて、興味津々の顔つきのオリヴィアさまが目に浮かびます。

(戦場で料理を作ったと言う話を聞いたことを思い出すが、何分戦場に出たことがなく)
(聞いた話で場合によっては温かい食事も摂れないと聞いたことがあり、そんなに料理に興味を持っているとは思っておらず、素直に謝る)
(オリヴィアが浮かべそうな表情を想像しながら、今そう話しているのを聞いたら、「それは言い過ぎ」とか言いそうだと思い苦笑する)

「そうなのですか? 珍しいと言うか、初めて聞いたと言うか……変わった国ですね。
 そうですね。朝はかなりお辛そうですものね」

(多くの国が王家の血の高貴さを誇りがちになるのに、素直に変わっていると口にしてしまって)
(それ故に急激に大きくなり、マーサですら知っていたレナの祖国を飲み込むことになったのだろうなと思っていた)
(起きるまでに時間が掛かるだけでなく、しばらくボーッとしていて起き抜けのレナは本当に辛そうと思っていて)
(きっと、貧血気味か何かのせいではないかと感じていた)

「そうですね。このような事があったばかりで、すぐに諦めたかどうか分かりませんし、別の相手が同じようなことを考えているかもしれませんし」

(流石に別人格を植え付けることは無いだろうと思ってはいたが、レナの従姉妹が嫁いだ国はいくつかあり)
(何かしらで利用するためにレナを攫おうとする国が、また現れる可能性は十分にあると予想していて)
(本人は嫌がりそうだが、また陰からでも護衛してもらうのが最善であり、ソフィアの意見に同意する)


「はっ、ふっ……本当に癖になりそうなほど具合がいいな」

(少し落ち着いたのを感じながら、クレイトン自身は体力十分ですぐに息を整えて)
(ニヤッと笑うと、身体の相性が良いというのはこういうことなのだろうなと)
(今まで抱いた女性に感じたことのない感覚に、そう思っていた)

「よし、思いっきり突いてやるから覚悟しておけよ。
 んっ、後ろからだと、また違う絡み方するな……ふっ、ふっ……良いぞ」

(背中を向け割り拡げられ、ヒクヒクと挿入を待ち望み陰唇が愛液を溢れさせ息づくのを見て)
(最初は亀頭だけを浅く挿れ、入り口近くの締め付けを堪能してから一気に貫いて)
(対面座位とは膣壁の絡み方が異なるのを楽しみながら、腰を掴みぐいっと引き寄せて腰と腰が激しくぶつかる音を小屋に響かせながら)
(大きな腰を前後に振りたて強い快感を生み出すように貫いていく)
(クレイトンの肌には汗が浮かび上がるが、体力的にはまだ余裕があり、腰を振るピストン運動に強弱をつけ時に焦らしたりしながら)
(ソフィアが深い満足を得られるように昂ぶらせていく)

【次は遅い時間になりそうですので、ここで凍結をお願いします】
【次回はいつも通り金曜日の22:30からで良いですか?】


249 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/08(日) 02:34:17
>>248
【済みません、反応遅れました】
【次回、金曜日の22:30からで大丈夫です】


250 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/08(日) 02:37:42
>>249
【大丈夫ですよ、きっと自分でも同じかもしれませんから】
【ありがとうございます。では、また金曜日のいつもの時間に伝言板スレでお会いしましょう】
【二日間楽しかったです。お疲れさまでした】

【天候が少し不順そうなのでお気をつけください】


251 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/08(日) 02:40:17
>>250
【ありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【私も楽しかったです、お疲れさまでした】
【天候もですし、気温の変化も激しいですね、お互い気を付けましょう】

【ではおやすみなさい】
【スレをお返しします】


252 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/08(日) 02:44:07
>>251
【そうですね。乾燥に寒暖差で普通の風邪も引きやすくなる時期ですからね】
【お互い注意しましょう。特に自分は良く転寝をするので】

【おやすみなさい】
【スレをお借りしました。お返しします】


253 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/13(金) 22:30:12
【ロールの再開にスレをお借りします】


254 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/13(金) 22:36:16
【スレをお借りします】

>>248
お人好し過ぎますから……。
為政者の資質という面では難しいと思いますが、周りが放っておかないですね。

(レナの優しさについては良く知っているが、為政者には向いておらず)
(また本人も望まないのに周りが推すというのは過去を知らずとも理解出来ていた)

戦場で何度かは確かに申し上げました。
仰る通り戦場では簡単に早く食べられるものを作っていましたが、それはそれです。
……ふふ、想像できますね。

(無論、戦場で凝ったものを作る事は無いのだが、帰還する時などは時間を掛けて自国の家庭料理を披露する事もあったと言って)
(それはソフィアなりに部下たちと打ち解けて連携する為の手法だったが、それには触れなかった)
(オリヴィアについてはまったくその通りだろうと思っていて、寧ろ重くならないのである意味良い性格だと認識していた)

勝ち抜く事が命題、というと言い過ぎかも知れませんが、確かに普通にはあまりありませんね。
はい、原因があるなら取り除いて差し上げたいのですが……。

(変わっている事はソフィアも同感で、普通には無いと同意していく)
(レナについては何か原因があるなら治してあげたいと心から思っている様子を見せる)
(怪我などについてはそれなりに知識はあるが、病については然程でもない自覚もあった)

ええ、レナ様はご自覚ありませんが、何かと巻き込まれるので……。

(マーサの言葉に同意して、何とか守って欲しいと思っていたが、陰謀がどれだけ張り巡らされているかなどわからず)
(大きな不安を感じずにはいられなかった)


そう言って頂けると、嬉しいです……。

(はにかんだ表情と潤んだ瞳で見上げながらクレイトンが気持ちいいなら良かったと口にして)

は、はい……あ、あぁっ!?
んぅっ!?あ、ふぁぁっ!?あ、んっ!!!

(軽い挿入だけでもビクンと震えて、一気に挿入されると嬌声を堪えきれずに上げてしまう)
(腰を打ち付ける音が響くたびに身体の奥から湧き上がる快感の波に翻弄されていき)
(それでいて腰を振り、膣を締める事は止めずに、クレイトンの肉棒に膣肉が絡みついていく)

あ、ひぁっ!!あ、も、もう、イキ、そうです……っ!!
奥に、出して、あ、あぁっ!!あ、んっ!!あああっ!!!!

(クレイトンが感じさせようとしているのがわかり、その瞬間にキュッと奥が疼くと同時に膣がキツい程に締まっていく)
(甘い気持ちが生まれるのを自覚しながらも、強い浮遊感が断続的に生まれ、達する事を告げると)
(中に出されてイキたいと伝えて、更にスパートが掛かった抽送に悶えながら胎内に熱い精の迸りと感じると同時に絶頂していた)

はぁっ、はぁっ、ありがとう、ございました……。
そ、そのっ、これからもこうして、抱いて頂け、ますか……?

(完全に発情状態からは解放されたのか、息を荒げながら深く礼をしていくと)
(自分に今後も同様の事があるのは明らかで、抱いてもらえるか、と問い掛けて行く)


>>253
【本日もよろしくお願いします】


255 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/13(金) 23:58:40
>>254

「そうだな。レナ様は姿だけではなく性格や資質も母上に似られたようだ。
 我が主は私欲は無かったが、衰える国と貧富の格差が増大する一部の貴族と民のバランスを何とかしたいといつも思われていたからな。
 ただ、ご自身が立つことは兄上である王を除くことで、内戦になることは必至で躊躇されていたが……」

(レナの優しさと為政者向きではない性格は、レナの近くに仕える者たちからも聞いていて同意するが)
(民は為政者としての能力よりも、容姿に熱狂している部分もあり、また一部の貴族はレナの祖父である先王がレナを王に推している事も知っていて)
(本人の気持ち以上に周りが放っておかない状態を当時からクレイトンは不憫にさえ思っていて)
(レナの父親は政治を改革するために何度も立つことを考えていたことを、近衛兵らしく知っていて、どこか遠くを見る目つきで懐かしそうに語っていた)

何故に姫であったソフィアさんが家庭料理を知っているのですか?
確かに帰還する時に兵たちに故郷の料理を姫が振る舞えば、郷愁だけでなく兵たちの心や信頼も得られるでしょうけれど……。
おそらく旅から戻られたらお土産を出汁に、きっとお見えになられると思いますから、その時はよろしくお願いしますね。

(レナ自身は名前は知っていてもソフィアの国の実情は殆ど知らず、ソフィアが家庭料理をしっていることが納得行かず)
(それでも料理を兵に振る舞うことの効果は察するが、やはり負けた気がして頬を膨らまして珍しくソフィアを睨みつけるが)
(本気で怒っているわけではなく、自分にもそういう機会が無かっただけで、あればきっと上手く出来た筈と思っていた)
(オリヴィアの性格はミステリアスな部分もあるが、レナに対する好意から来る行動は読みやすくて)
(微笑ましく思いながら、レナもどこかでオリヴィアが現れるのを期待していた)

「だからこそ急に大きくなったのでしょうね、この国は。
 周りの古くて大きな国の真似をしていても追い付けないですから。
 ……う〜ん、私は残念ですけど難しい気がします。
 きっとレナ様はご両親の血以外にも今はない多くの国の王家の血を引いておられるはずですから、やはりどうしても…………」

(マーサも小さな頃はこの国がこれほど大きくなかったことを学習で知っていて、周りの小さな弱小国を飲み込みつつ大きくなり)
(とうとう歴史も古く大陸の多くの人間が知っているであろうレナの祖国を滅ぼした事には驚きつつも感心していて)
(古い王国が、繁栄を保ってきた古いシステムを範にしなかったのが良かったのだろうと考えていた)
(マーサの親戚には下級貴族の称号を捨て医師になった者いて、昔聞いた話で古い王国ほど近親婚が比較的多くなり勝ちで)
(ずば抜けた才能を持つ人物が現れる代わりに、寿命の短い人物も現れることを聞いていて)
(レナがそれに当て嵌まっているのでは無いかと、心配しつつ疑念を抱いていた)

「血だけではなくてあの美しさに、いくつもの才を持ち合わせていらっしゃるようですから。
 ご本人は迷惑に思っていても、放おって置きたくない人々はいくらでもいるのでしょうね」

(守りたいとはマーサも思ってはいたものの、自分の力が全く及ばない範囲はある筈で)
(容姿の美しさだけではなく、知れば知るほど色々な才能を持ち合わせていて)
(本人が自分の好奇心の赴くまま穏やかに暮らしたいの望む反面、周りは放おって置かないだろうな同情していた)


256 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/13(金) 23:59:15
>>255
「そんな目で見るな。余計変な気分になる」

(潤んだ色香漂う瞳で見つめられれば、より愛おしさは募って本当に惚れてしましそうだと思いながら)
(レナ様のためにも力になってもらわなければ困る人材で、視線を外し困ったように頭を照れ隠しに掻き上げていた)

っ……く…………んん……くぅ……。
ハッ、ハッ……フッ、フッ……。

(後ろから挿入するソフィアの膣内は、先程の体位とはことなる快感をペニスに齎して)
(もし女性経験が少なかったら根こそぎ持っていかれただろうなと、妙に冷めた感情を持ちつつ)
(ピストン運動に集中しようとするが、心地よい膣壁の締め付けを感じていれば、何度も上り詰めそうなって、必死のところで堪えていた)

じゃあ……ふっ……遠慮なく……くっ……イケ、言ってしまえ。

(ソフィアの弱そうな部分をペニスで亀頭で突けば突くほど、鋭い快楽が脳を満たしていて)
(女性よりも男性が先にイクのはみっともないと思っていて、ぎりぎり絶頂を迎えそうなところを我慢して)
(バックの体位でソフィアを激しく強く、時には緩めながら奥から浅い場所へ、浅い場所から奥へとリズムに変化を付けながら突いて)
(ソフィアが絶頂を迎えそうになると、激しく腰を振り絶頂へとソフィアを導いていった)

ふっ、ふぅ〜っ。
ああ。任務とあれば何度でも、俺が近くにいる範囲においてな。絶対に約束する。

(全身に激しい性交で汗は浮かび上がっていたがソフィアより体力があり、顔についた汗を拭って笑みを見せ)
(抱き寄せながら、本音を吐露してしまえば心を抑えられなくなるのが怖くて)
(役目であれば仕方ないと言いつつ、頬は上記して悦びを身体全体で示していたが)
(小さく咳をして保守ならば仕方ないという雰囲気を漂わせたままに魚介流を購入していった。

【お待たせしました】
【こちらこそ、今夜もよろしくお願いします


257 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/14(土) 00:59:53
>>255
……お母上の事は存じ上げませんが、絶世の美女だったと聞いています。
お優しい方だったのでしょうね……。
もしお立ちになられていたら別の未来があったのかも知れません。

(レナの母親については霊を見た事で容姿は確かに美しいと思ったが)
(雰囲気でわかる範囲と実際はどうだったのだろうと思っていた)
(父親がもし立てば内乱があり、未だに戦乱の中だったかも知れないし)
(同じ運命だったかも知れず、また強国に復活したかもと色んな可能性を感じる話だった)

私は姫ではありましたが、兵に混じって剣を振るいますから、時折食事を呼ばれる事がありました。
その際に教わったので知っているのです。
来られるのは間違いないと思います。

(睨みつけられて少し困った表情を浮かべながら、学んだ経緯を伝えて)
(そもそもレナには家庭料理に触れる機会は無かっただろうなと思っていた)
(ソフィアとしてはオリヴィアというよりは彼女の侍従の方が通じ合うものがあるので楽しみな気がしていた)

王家が統治していますが、自由度が高く、庶民からの抜擢が多いのも特徴でしょうか。
そもそも身分にこだわりがありませんね。
……そう、ですか……出来るだけお体に障るものは排除して差し上げたいものです。

(王侯貴族がそうした層に負けまいと努力しているのは大公や若君を見ていてもわかる事で)
(そういう何でもありなところが強みなのだろうと思っていた)
(マーサの言葉にやや沈痛な表情を浮かべるが、そうであれば出来るだけ心痛を無くしてあげたいと心から口にしていた)

それはもう、そこら中にいますから。
本当のレナ様を知る人って少ないですしね。

(実際のレナは好奇心の赴くままに動き、趣味に生きたいだけの人物だが)
(他人は才多き美女にしか見えないだけにそのギャップが大きいと苦笑していた)


申し訳、ございません……。

(ハッとした表情を浮かべて、俯き加減に謝罪を口にする)
(自分が浮かべていた表情が男に媚びるものだと直感し、性奴隷のそれだと思ったからでもあった)

あ、あぁっ!?ん、はぁっ!!
い、いいっ!?あ、んっ!!あ、ひぁっ!!
イキます、あ、あぁぁっ!!!

(絶頂を迎えて、中に出される感覚に膣は痙攣するかの様に震えてクレイトンの肉棒から精を搾り取る様で)
(そこまで達して漸く淫欲が引いたのか、肉棒が抜けるとその表情は切羽詰まったところが無くなっていた)

ありがとう、ございます……。
もし、お嫌でしたら遠慮なく言ってくださいませ、何か手を考えますので。

(礼を重ねていうと、無理に抱かせていないだろうかと不安を感じながら)
(嫌なら言って欲しいと気遣いを見せ、あらかじめ用意していた濡れタオルでクレイトンの身体を清めて行き)
(ついで自分の身体も清めるとメイド服を着込んでいくのだった)


【いえ、大丈夫ですよ】


258 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/14(土) 02:05:37
>>257

「本当に美しいなんて陳腐な言葉ではとても表現できぬほど美しい方であられたよ。
 とてもお優しい方でもあられて、そう、皆天女が地上に舞い降りたようだと言っていたものさ。
 そうかも知れぬな。そうしたら、レナ様も王太子として今とは別の望まぬ人生を送られていたであろうな」

(美しいなんて在り来たりの言葉では表現できないとは思っても、言葉でどれほど美しかったかは説明できずもどかしい思いもして)
(館まで王弟殿下を送り届ければ、館の入り口まで迎えに出ていて、近衛兵にまで丁寧に労いの言葉を掛け)
(時には自身が作ったお菓子を振る舞ってくれたことを語って、その時は酒の肴の方が良いと思ったと苦笑しながら思い出していた)
(別な未来があり、王弟が王になり国が力を取り戻していたら、レナは本人が望まなくても継承権第一位になり)
(窮屈で行く行くは王になり、今以上に望まぬ人生を送っていただろうと、どちらが良かったのか分からず微妙な表情を浮かべる)


……羨ましい、羨ましすぎます。わたくしだってお父上が許して下されば……。
ええ、楽しみにして待っていましょう。

(食事に呼ばれ家庭料理を学んだことを知ると、心底羨ましそうな表情でソフィアを見つめて)
(民の生活を知るためとの名目のもと、ひと月でも良いから庭師の家族の元で暮らしたいと父上にお願いしたものの)
(庭師の負担や警備の問題もありダメ出しされたことを思い出し、それが許されていれば自分だって家庭教師を学べたのにと思っていた)
(オリヴィアがどこで何をしてきたのかも興味があり、会いに来てくれるのを楽しみにしていて笑みを浮かべた)

「本当に凄いですね。
 レナ様がそうとは限りませんが……。ええ、なるべくお健やかに過ごして頂けるように配慮するのも仕事だと思ってます」

(政にそれほど明るくはないマーサだが、この国の登用制度が素晴らしいことは理解できて頷く)
(レナが絶対に虚弱体質だとは言い切れないが、その可能性は高いと思っていて)
(我儘を通すつもりはないが、疲労やストレスが少なく暮らせるように配慮するのは侍女の仕事だとマーサは心に決めていた)

「そうですね。ご本人は嫌でしょうけれど」

(マーサから見れば、大后様やエレナ様も放おって置かない人物の中に入っていて)
(趣味人のレナが、本来望む生活が送れることは残念ながら無いだろうなと感じていた)


「いや、構わない」

(短く応えると、今はソフィアを抱き満足させることに集中して)

「はっ、はっ、俺も出すぞ。一緒に行こう」

(調教を受けたことでソフィアの膣内はクレイトンが知る中でもトップクラスに具合が良く、名器といっても差し支えないほどで)
(気を抜いていたらすぐに射精をしてしまいそうなのを何とか堪えてもいて、ソフィアが満たされ絶頂を迎えるのを知ると)
(自分も力を抜き膣内へ大量の精子を腰を振りながら一番奥へ射精していく)

「礼には及ばぬ。こちらも良い目を見せてもらったからな。
 嫌だと言うことはないから気にするな。
 またこうなったら遠慮なくな。すまない」

(不安を打ち消すようにソフィアの頬を撫でて、ニヤッと屈託のない笑みを浮かべて)
(本当に嫌がってはいないどころか、役得とは言え本当に良いのだろうかとさえ思っていて)
(ただ抱く度に情が深まっていくのを自覚していて、姫様の侍女に拙いという思いも少しだけ抱いていた)
(清めてもらうのを任せたあと服を来て、他の人間に分からぬよう別々に小屋を出ていった)

【すみません。今夜は予想外に眠気が強くここで凍結でお願いします】


259 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/14(土) 02:09:08
>>258
【凍結了解しました】
【最短で土曜日の22:30から可能ですが、如何でしょうか?】


260 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/14(土) 02:12:41
>>259
【ありがとうございます】
【土曜日の22:30からで大丈夫です。また伝言板スレでお会いしましょう】
【今夜はお先に失礼します】
【お疲れさまでした。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


261 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/14(土) 02:14:45
>>260
【こちらこそありがとうございます】
【では土曜日の22:30にまた伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


262 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/14(土) 22:30:15
【昨夜に続きスレをお借りします】


263 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/14(土) 22:31:37
【スレをお借りします】

>>258
理想的な女性、とも聞こえます。
天女、ですか……人の域を超えていますね。
望まぬ……そうですね、レナ様の望む様に生きられたらどんなに良いか。

(自分が感じたのはうっすらとした像で一瞬だった事もあり、感嘆のため息を出しながら一度お目に掛かりたかったと思って)
(天女とまで聞くともはや人間離れしていると感じたが、レナの普段を考えるとそうした要素もあるのではと少し頭を過った)
(望まぬ人生と聞いて、心からレナが好む様に生きられればと願う姿を見せる)

羨ましい、のでしょうか……?
私の場合は王族と言ってもレナ様のそれとは別物ですし。
はい、そう致しましょう。

(少し困った表情を浮かべながらマーサをチラ、と見て、庶民に近い事と戦乱の最中にある事で寄り添う必要のあった自分と)
(身分差が圧倒的にあるレナの国とではまるで違うし、恐らくお父上は許さなくて正解だっただろうなと思っていた)
(オリヴィアについては彼女からやってくるのを待つしか無いし、何時来るやらと思っていた)

勿論、権力争いはその分苛烈なのでしょう。
……はい、そうですね。

(良い事ばかりでは無いだろうと言いながら、レナの事については完全に同意だった)

私たちに出来る事は寄り添うだけですから。

(言外にマーサの指すものを感じて、それは言わない様にと遠回しに告げる)
(レナと違い、こういう事に敏いのは非常に助かるところであった)


……そうですか、いえ、申し訳ありません。

(気遣われていると感じたが、納得した様子を見せて、後の片づけなども済ませるとクレイトンが出てから小屋を出て)
(侍女長に報告を済ませるとレナたちの部屋に戻っていった)

先程は誠に失礼致しました。
解消は出来ましたので、今よりは通常通りです。

(レナとマーサに先の浅ましい姿について謝罪をする)
(解消できたとは言ったが、次が何時になるかはこれまでの状況から考えるしかなく)
(更にソフィア自身、自分が受けた調教そのものは覚えていたが、そのおぞましい内実の詳細まではわかっていなかった)


>>262
【それでは今夜も宜しくお願いします】


264 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/14(土) 23:33:13
>>263

「理想的か……。確かにそうかも知れぬな。
 ああ、俺もそうは思うが難しいだろうな」

(理想的な女性であり、人の範疇を越えているとさえ思わせるレナの母親であることに異論は無かったが)
(クレイトン自身は触れたら壊れそうで、いつも気が休まらない気がして)
(当時から然程美しくなくても、生身を感じさせる女性が良いと思っていた)
(彼自身も新たな主の思うままに生きて欲しいと切に願ってはいたが、状況がそれを許すことは無いだろうと思っていた)

もちろん戦乱で国が荒廃するのは民のためにも困ります。
けれど、王族なのに家庭料理を学べる機会があるなんて不公平です。
違うって……、そんなに違いがあるとも思えませんけれど?

(チラッと視線を受けたマーサも普通の王族であれば、そこまで庶民の生活に興味を覚えないはずで)
(やはりレナ様は、かなり王族としてはマーサの知る王族からはずれていると思い苦笑を返して)
(戦は民が困窮する原因になるのは分かっていて、それが無いに越したことは十二分に理解はしても)
(やはり家庭料理を何度も味わったり、学ぶ機会があったことは素直に羨ましくて)
(言葉では聞いていても実感が無いゆえに、ソフィアが感じているような国の違いは理解できず)
(互いに王族なんだから大した違いはないはずと思っていて、困らすつもりは無かったが不満に頬を膨らましていた)

「王子や王族に力がなければ他の方が王座を目指すことになりますから、一つ間違えば大きな内乱になりかねませんものね」

(優秀な王が続きやすい反面、もし王族に適任者がいなければ苛烈な争いの挙げ句内乱が起きかねない可能性もあり)
(それはそれで大変なシステムだなと思いつつも、祖国との違いに感心していた)
(静かな寝息を立て眠るレナに視線を送り、長く健やかでいて欲しいと心から願っていた)

「はい、そうですね。レナ様のお幸せの為に誠心誠意お仕えさせていただきます」

(ソフィアの言葉の意味に気づいて頷き、レナに寄り添い少しでも幸せに暮らせるように心を尽くすことを約束する)


「姫……レナ様もご心配なされているだろうからな」

(二人きりになるとどうしても少し気が緩み姫様と言い掛けて慌てて直して)
(レナもきっと心配しているはずで、身繕いが済んだら早く戻るように促し、また自分の仕事へと戻って行った)


もう、大丈夫なら構いません。落ち着いたようですね。
せっかくですから見習いのレナが買ってきてくれたお菓子はいかがですか?
とても美味しいですよ。

(ソフィアが戻ってくると、微かに残る性交の匂いに微かに頬を染めて反応するものの)
(発情状態から開放されたことの方を重視して安堵の表情を見せて頷き、夕食前ということもあり)
(全部食さなかったお菓子の皿を差し出して勧める)
(マーサもソフィアの顔を見て安心したように小さく頷き、ソフィアがお菓子を取るかどうかチラッと見ていて)
(先程同じように勧められたものの、祖国では侍女はその場では断り下げたものを頂くのが普通で、ソフィアの行動に関心を持っていた)

それと、明日以降のことを決めておきましょう。
ソフィアさんは状況が状況で外の出られませんから、マーサさんドレスの寸法直しを職人さんに依頼しにいって戴けますね?
あとは、わたくしが外出する許可もすぐには降りないでしょうから、アンジェリカさまへの連絡は然るべき誰かに頼みましょう。
他に取り急ぎしなければならないことはありましたっけ?

(シンプソンやエレナさまから紹介を受けた職人への連絡はマーサにお願いすれば)
(即答で「畏まりました」とマーサが礼を取り、その一件は取り敢えず片付いて)
(エレノアが原因で魔力が安定しない件は解決していたが、大后さまの鍛錬がどんなものか知っていたら教えてもらうことと)
(他人が自分の魔力を容易に使えるかは気になっていて、誰かにアンジェリカへ娼館へ訪問して欲しい旨の手紙を届けてもらおうと思っていた)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


265 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/15(日) 00:05:30
>>264
はい、それは全ての女性にとっても理想でしょうね。
……少しでもそうなる様にと願う次第です。

(男性から理想的ならそれは女性にとっても同じだと言って)
(そうした域に自分は行けないなと内心で考えていた)
(レナについては少しでもそうなれば、と願わずにはいられなかった)

それは不公平なのでしょうか……?
王族は本来、そうした事から離れる分だけ、民を生かす為の事を学びます。
私がそうした事を学べたのは状況に左右された事もありますが、本来はあってはならない事なのですよ。

(不満を隠そうともしないレナに自分たちは本来王族が果たすべきことが出来なかったから、そんな事を知る羽目になったのだと言って)
(家庭料理を知る事が民を知る事でもなく、民を食べさせ、国を富ませる事に注力しなければならなかったのだと説明する)

はい、その危険性と可能性はあります。
ですから、情報にも注意する必要がある、という事です。

(どの国の王族や貴族でもそうだが、情報こそ最も重要で、風向きをしっかりと知っていなければならないと言って)
(お仕えするだけが仕事では無くなっていく事を伝えておくのだった)


ありがとうございます。
お菓子ですか……?もう少しで夕食の時間になりますし、私は後で頂きます。

(これまでであればその場で同じように食べていたが、侍女としてのあり方というよりは自身の身分を考えると)
(同席してというのは余人に知られても拙い事でもあると判断し、夕食もあるのでと一旦は断った)

お使いなら行けるとは思うのですが……申し訳ありません。
服飾職人への地図はお渡ししたものをお使い下さい。
アンジェリカ様への繋ぎはライラ様に適任者を依頼するのが良いと思います。
……あと、大公様が3日後に来られるとの事で、その際に一着は間に合わせたいので、マーサ様よろしくお願いします。

(職人への連絡はマーサに一任するしかなく、自分が行けない事を謝罪して)
(アンジェリカへの使者はライラに依頼した方が良いだろうと見解を述べる)
(更に戻る前にライラに呼び止められて言伝された大公の来訪を口にするのだった)


266 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/15(日) 00:58:36
>>265

「皆がレナ様の母上のようだったら困るよ。気が休まらないし肩が凝りそうだ」

(理想的な女性ばかりでは気を遣い過ぎてしまうと本音を覗かせて、肩を上下に揺すりニカッと笑う)

……確かにソフィアさんの言われる通りですけど……。
ですけれど、今はもう王族ではありませんし、知ることに問題は無いはずですよね?

(好奇心の強いレナには自国の家庭料理だけでなく、この国やソフィア、マーサの国の料理だけでなく)
(会話が出来たならエレノアの国の料理にさえ興味を持ってはいた)
(しかし、ソフィアの言うことは真理であり、王族の本分からすれば異論は全く無く)
(頭では理解できても、感情的には知りたいものは知りたくて、今は王族の身分でない以上興味を持っても良いはずと笑みを浮かべる)

「いずれ……、いえ近い将来レナ様も……承知致しました」

(ソフィアの言葉の意味を察して、近々にレナに関してもそういうことを注意する必要があるようになるのかと全ては言わず)
(本人の希望とはどんどん違う方へ逸れていくことに同情を覚えていた)


えっ!? いつものソフィアさんなら……。
他の人が居ない時には、そんなに気にする必要はないと思いますけど。

(今までのようにソフィアがお菓子を取らなかったことに、本当に驚きを隠せず少し落胆した表情を見せて)
(マーサも理解はしているはずで、奴隷という身分をこの三人しか居ない時には気にする必要はないと言い切るが)
(お菓子を取らないのを見て、机にお皿を戻しカップを取るとお茶を口へ運ぶ)

「いえ、構いませんからお気になさらず。
 はい、ありがとうございます。頑張って行ってきます」

(謝罪の必要はなく、もし状況が少し異なっていてレナ付きにならなくても、遅かれ早かれ街に用事で出ていた筈と言うが)
(地図を貰っていても、やはり少し方向音痴なところがあり少しだけ不安を見え隠れしながら頑張ると笑顔を見せた)

わたくしも同行できると良いのですが、シンプソンさんも忙しいでしょうし……。
ただ許可はでなさそうですから、よろしくお願いします。
アンジェリカさまの件はそれで。明日中までには手紙を書きますからソフィアさん、ライラさまにお願いしますね。
……大公さまが? 早いですね。分かりました。わたくしからもお願いしますね。

(本来、シンプソンは忙しくこちらから来訪するべきではあるが、拉致されたばかりで外出許可はおりないだろうと推し量りマーサに一任する)
(アンジェリカの件もソフィアの言う通りにすることにして、手紙をライラの渡すのをソフィアに頼んで)
(予約はやはり大公さまかと笑みを浮かべて、それにしても早くドレスが間に合えば良いなと少し心配していた)

さて、では夕食までにすぐに直して欲しいドレスだけでも決めておきましょうか。

(飲み干したカップを置くと、ドレスの入ったクローゼットを開くと、マーサがその豪奢さと数に素直に驚きの声を上げて)
(それを聞いたレナは、「商売道具」ですからと答えて笑みを浮かべてた)


267 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/15(日) 01:30:32
>>266
……確かに、そうかも知れませんね。

(理想的な男性ばかりの世の中だと確かにそんな気もしてきて)
(同意しつつ、理想であるはずなのにままならないと苦笑を浮かべていた)

今は問題無いと思います。
なので、そうしたご提案をした次第です。

(理解した事に満足そうに頷くと、今知る事は問題無いのでそうした提案をしたのだと話を戻すのだった)


気にする必要は或いは無いのかも知れません。
しかし、そこは線を引く必要があると思いますので。

(以前ここにいた時とは諸々変わっているという事でもあり)
(最近はあまり見せなかったが、元来の生真面目さを垣間見せていた)

ありがとうございます。
もし、不安がおありでしたら初めての街でもありますし、見習のレナに同行をお願いしましょうか。
彼女は慌て者ではありますが、道はしっかりと覚えていますから。

(マーサの言葉に謝意を表すが、やや不安を見せる姿に道案内として見習のレナを同行させてみては?と伝える)
(彼女は見習ゆえに誰かに付く必要がなく、また決まった仕事も無いので身軽ではあった)

そこはシンプソン様もご理解いただけるでしょう。
ライラ様にはお渡ししておきます。

(色々な状況説明を受ければシンプソンなら理解してくれるであろうと言って)
(アンジェリカについてはライラへの手紙を渡す事に頷いていく)

大公様がお相手ですから、清楚なものよりはセクシーさが出た方が宜しいかと思います。

(ドレスについては知っているので特に驚きもせずに、相手に応じて換える必要がある事を示唆しながら)
(レナに助言して、どう思っているかを引き出そうとしていた)


268 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/15(日) 02:18:33
>>267

「だろう。まあ理想は理想だから良い時もあるということだ」

(同意が得られて笑みを浮かべたまま、何もかもが理想が現実になったらつまらないと思っていた)

それにしても、自国の家庭料理を他国の人に聞くというのも少し変な気分ですね。

(仕方ないこととは云え、オリヴィアに自分の祖国の家庭料理は何かを聞くのは正直不思議な気分がしていて苦笑を浮かべつつ)
(もし食材だけが自分の食べていたもののと異なるだけだと、少しつまらないなと思っていた)


わたくしは気にする必要はないと思いますけど?
それはマーサさんも同じですから、これからは一緒に食べて構いませんからね。
ふぅ、相変わらずソフィアさんは堅いですね。

(本来はソフィアの言う通りで、事情の変化も分かってはいたが、それでは気詰まりがする気もして今までのようにして欲しいと暗に伝えて)
(マーサにも仲良くして欲しいとの思いを込めて、お菓子を出したら断る必要な無いことを言うが)
(言われたマーサは少々驚きと困惑の表情でソフィアにもの問いた気な視線を送る)
(久々に見せたソフィアの生真面目さに小さな溜息を吐き、知ってはいたものの相変わらずだと苦笑する)

「時間のある時でしたら、街を知るのも役に立ちますから一人で行きますというところですけど、今回は時間も無いようですしお願いします。
 それに、私もあの子には興味がありますから、色々話すのに良い機会だと思いますし」

(仕事のことだけでなく、生い立ちもどこか似ていて見習いのレナには興味があることを正直に答えて)
(道に迷って遅くなっても拙いので同行をお願いすることにする)

そうですね。色々とマーサさんが初対面の人に状況を説明するのも大変でしょうし、シンプソンさんにもわたくしから手紙を書きます。
マーサさん、明日はそれを持って行ってください。
ライラさまへはお願いしますね。

(マーサの立場も含めてその場で色々と説明するのは大変だろうし、後で理解しやすくする意味でもあらましを手紙にして渡すとマーサに言って)
(それを読めば、もともと自分に対して好意を抱いていてくれるシンプソンが来訪を断らないだろうと予想していた)
(レナの指示にマーサは同意して、説明の手紙は任すことにする)

そうですね。そうしましょうか。
だとすると、これとかこれとかこっちも良いかもしれませんね。

(いつくか選びながら、胸のあたりが大きく開いているものや裾のスリットが深いもの、身体のラインがはっきり分かるもので)
(色もワインレッドとかキラキラと光る素材が織り込まれたコバルトブルーのドレスや豪奢なゴールドのドレスを取り出し身体の前に翳して見せて)
(ソフィアだけでなく、マーサにも感想を聞いてみる)

「申し訳ありません、レナ様。
 私はまだレナ様の仕事ぶりも完全に理解してませんし、お相手となるお客様のことも分かりませんからお答え致しかねます」

(どれも相応以上に似合っていることは確かで、胸の谷間が出るオフショルダーのドレスは少しやり過ぎかなとも思ったが)
(相手の情報もなければ、レナの仕事ぶりも分からず正直に一礼して返答する)


「そろそろ夕食の支度もしなければなりませんが、レナ様をお一人にしても大丈夫でしょうか?
 それとも私かソフィア様がご一緒した方が宜しいでしょうか?
 またはクレイトン様にでも護衛していただいますか?」

(部屋から見える外の太陽光の色づき具合で、そろそろ夕食の用意を始めた方が良いと判断するが)
(レナを夕食までの間一人にして良いのか分からず、ソフィアに問い掛けて指示を乞う)

【少々朝が日曜にしては早いので、今夜はここで凍結をお願いできるでしょうか?】


269 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/15(日) 02:22:39
>>268
【凍結了解しました】
【次回ですが、金曜日の22:30から可能です】


270 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/15(日) 02:25:17
>>269
【ありがとうございます】
【次回は金曜日の22:30から大丈夫です、いつも通り伝言板スレでお会いしましょう】
【今週も2日間楽しかったです、いつもありがとうございます】

【お疲れさまでした】


271 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/15(日) 02:26:36
>>270
【こちらこそありがとうございます】
【では金曜日の22:30にまた伝言板でお会いしましょう】
【私も2日間楽しかったです、ありがとうございました】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


272 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/15(日) 02:30:49
>>271
【昼は暖かかったですけど、夜は冷え込むようですからお互いに気をつけましょう】
【おやすみなさい】

【スレをお借りします、お返しします】


273 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/20(金) 22:30:37
【ロールの再開にスレをお借りします】


274 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/20(金) 22:31:31
【スレをお借りします】

>>268
家庭料理と宮廷料理はまた違いますから……。
ただ、原型は同じだったりしますし、共通点もあるかも知れません。
オリヴィア様もその辺りは気にされないのではないでしょうか。

(そうは言うものの、レナの国の様に身分制がかなり昔に決定付いた国と他国ではまた違うはずで)
(ある意味別世界の宮廷だったと何度も感じている事からもしかしたら程度の認識にしておいた)
(オリヴィアに聞くのは確かに変かも知れないが、そういう事を向こうは気にしないだろうと言った)

……わかりました、レナ様がそう仰られるのでしたらご一緒させて頂きます。
マーサ様もよろしくお願いします。
レナ様は良くご存じではないですか。

(ソフィア自身はレナが友人関係を欲している事は知っていたので、違和感は無かったが)
(マーサには非常に強く感じられるだろうと思い、線を引く意味でも)
(レナに対して頭を下げて意に従うと言ってから、マーサに向き直ってマーサにも頭を下げる)
(もし後で詰問されれば答えるつもりだが、これで意図が通じるのでは、とも思っていた)
(堅いと言われると以前は良くそう言われたと思い出しながら、良く知っているはずでは、と苦笑を浮かべた)

是非そうして下さいませ。
戻るのはともかく、行くのは早いに越した事はありませんので。

(見習のレナに興味があるという部分にソフィア自身が興味を惹かれたりもしたが)
(いずれにせよ、彼女が行くのが適任で、マーサにお願いするしか無く)
(戻りに多少寄り道しても良いが、行きは早く用件を伝える必要があるので、急ぐようにと遠回しに助言した)

それは宜しいですね、ライラ様への言伝はお任せ下さいませ。

(シンプソンが自分も含めてレナにも好意的だったので忘れがちだが、一般的には偏屈な職人の領域だったと思い出し)
(自分が行くならそこまで気にしなくても良かったが、手紙を書く事は非常に良いと賛意を示し)
(ライラへ渡すアンジェリカ宛の手紙は書け次第持って行くと話した)

……今回は騒動があったばかりですし、少し落ち着いた事を示す為にもコバルトブルーのドレスは如何でしょうか?
マーサ様はお相手に応じて選んでいる事を知って頂き、後はそれを覚えて行けば宜しいかと存じます。
この度はこの国の大公様になりますが、性欲が強く、軍人らしい逞しい身体をお持ちの方です。
レナ様には美しさとエロティックな部分を見ていらっしゃると思います。

(レナの問いに答えつつ、マーサにどういう視点で見ているかも同時に伝えていく)
(ここに来るまで頓着しなかったが、かなり勉強はしている様で、マーサならすぐに慣れると思っていた)

以前でしたらおひとりでお待ち頂いていましたが……。
娼館内はお客様以外の男性は入ってはいけない事になっていますから、クレイトン様はお呼び出来ません。
マーサ様にお願いしても宜しいでしょうか?

(マーサの言葉を聞くと中庭に面したガラス扉に向かうと防備の程度を素早く確認する)
(どうやら拉致後に工事をしたのか外側だけでなく内側にも鎧戸が設置されているのでそれを閉めて)
(鍵を掛けておくと後は娼館内に通じる扉か、エレナの部屋への隠し扉だけとなって)
(隠し扉は注意する必要も無い為、用心はすべきだが先を考えるとマーサ単独で色々動けるように学んでもらわなくてはならず)
(念を入れた上でマーサにお願いする旨を伝える)

「もし、こちらはレナ様のお部屋でしょうか?」
「現在、ナンバー1になっている娼婦のゼノビアと申します」
「一度お目に掛かりたいと思い、お戻りになられたとの事で参りましたが、お会い出来ますか?」

(マーサが部屋を出ると歩み寄ってきた女性が話しかける)
(向日葵を思わせる色調のドレスはここの娼婦である事が見て取れ、ブラウンの髪色も艶やかで)
(物腰は柔らかく丁寧だが、その目は勝気に見え、レナとは比べられないが十分に美人と言えた)


>>273
【それでは今夜も宜しくお願いします】


275 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/20(金) 23:48:06
>>274

それはそうですけれど……。
祖国を建国された太祖さまのことは良く存じませんけれど、ソフィアさんの言われる通りきっと根っこは一緒だった筈と思いますし。
ただ、どこまで原型を留めているのか、わたくしには分かり兼ねます。
きっと、そうですね。

(家庭料理と王族の中では質素とは言われていたものの、宮廷料理の流れを汲むレナが食してきた料理には差があることは否定せず)
(建国の祖となった先祖は下級貴族の出と聞いてはいるものの、千年以上前のことでそれも定かではなく)
(おそらく庶民に近い存在ではなかったかと、王立図書館で古い書物を好きに読める立場にあったレナは古文書を読み解き太祖に対するイメージを持っていた)
(料理に関して言えば、何世代も経る間に明確に宮廷料理と家庭料理の間は広がっているはずで、そこまでは分からないと諦めたような表情で応える)
(オリヴィアであれば、きっと「そういう立場だったから知らないの当たり前」で済ましてしまいそうな気がして微笑む)

「えっ!? ソフィア様はまだしも、私は……。
 えっ、えっ?? ソフィア様がそう言われるなら」

(いくら親しいといっても、血縁関係にあった奥様とマーサは完全にプライベートの時を除き完全に一線を引いていて)
(レナがいくら勧めてもそれはあり得ないと思っていて、今は奴隷の身に堕ちたとは言え元王族のソフィアと自分は違うと思っていた)
(しかし、ソフィアの振る舞いを見た上でお願いされれば断るのも主に背くことで、混乱しつつつも言われる通りにする)

知っているから態々指摘するのではないですか。
それなら、わたくしが身分なんてそんなに気にしないこともソフィアさんなら知っていて然るべきだと思いますけど?

(苦笑に対して知っているからこそ、敢えて指摘するのだと澄ました顔で答えて)
(逆にレナ自身が出身を考えれば、身分をほとんど気にしないことを知っている筈と有無を言わせぬ笑顔を浮かべる)

「では明日、レナ様からお手紙をお預かりしたらすぐに行ってまいります。
 街の見学はいつでも出来ますから、今回は用件を果たすことが最優先です」

(レナが笑みを浮かべて小さく頷けば、マーサも頷いて手紙を受け取り次第ドレス職人のシンプソン宅へ向かうことを約束して)
(帰りの寄り道を多少は認める発言をしたソフィアに小さく頭を横に小さく振り、レナが答えを待っている筈ですぐに帰っくる旨を告げる)

はい、ではシンプソンさまへの伝言はマーサさんに、アンジェリカさまへの伝言はソフィアさんにお願いします。
お二人にお手数をお掛けして申し訳ありません。わたくしが動ければ良いのですが……。

(本当は久しぶりに街に出られる口実にもなるので、シンプソン宅を自分で訪問したい気は満々で)
(アンジェリカも以前に招待を受けていて行きたい気もあったが、さすがに今は自重するときと後ろ髪をひかれながら諦め)
(丁寧にお辞儀をしてして依頼して、小さく落胆の吐息を漏らす)

ソフィアさんがそう見立てるならばそうしましょう。
これならば胸もギリギリ収まりそうですからね。
マーサさんは少しづつ覚えてくれれば構いませんからね。

(ソフィアの意見に頷き、胸のこともありこのドレスであれば最悪寸法直しが間に合わなくても何とかなりそうと苦笑して)
(仕事の内容も相手位の情報も完全に把握しておらず、どう答えたものかと考え込んでいるマーサに優しい笑みを浮かべて)
(それに「恐れ入ります」とマーサは律儀に応えたものの、レナ様が中身であればドレスはあくまで引き立てに過ぎず、どれでも良いような気も少しだけしていた)


「承知いたしました。万が一何かありましたら、私の命を掛けてレナ様をお守りいたします。
 クレイトン様は無理ですか? 居て頂けると心強いのですが……」

(自分が残ることにはすぐに承知して、前の部屋の様子を知らないのでソフィアが部屋を確認するのを興味深く見守っていて)
(任されてソフィアが出ていく時には、エレノアと呼ばれていたレナを守りソフィアに剣を向けた時の厳しい顔に戻っていた)
(クレイトンが居れば魔法は兎も角、数人で押し入られても何とかなりそうと思っていて少しがっかりした表情を浮かべていて)


276 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/20(金) 23:48:41
>>275


「はい、レナ様のお部屋で間違いはございません。
 お待ちくださいませ、レナ様に取り次いで参ります。
 …………。レナ様がお会いになるとのことですので、どうぞお入りくださいませ」

(来客のノックを受けて廊下に出れば見知らぬ女性が立っていて、綺麗だがレナには及ばないなと正直思っていたが)
(言葉を受けて丁寧に取り次ぎ、来訪者が変な動きを見せたら投げナイフを繰り出せるように最大限の注意を払う)

マーサからお聞きいたしました。
呼びつけて頂ければ、明日にでもわたくしから伺いましたものを、申し訳ありません。
レナと申します。よろしくお見知り置きくださいませ、ゼノビアさま」

(ゼノビアが入ってくるとソファーを勧めつつ慇懃に応えて微笑み、自分は立ち上がり優雅に一礼して自己紹介して)
(レナは全く自覚は無かったが、その美しさ、高貴さ、優雅さは圧倒的に異なることをゼノビアに図らずも見せつけてしまっていた)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


277 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/21(土) 00:50:51
>>275
レナ様がお望みですから。

(マーサの戸惑いも理解出来るのはレナが特別だと知っているからで)
(普通ならそうなるという事を改めて感じたが、敢えて希望されているのだからと遠回しに伝えた)

存じ上げていますが、マーサ様もいらっしゃいます。
物事には順序というものがございます故。

(レナの言い分もこれまでの付き合いで十分にわかるのだが)
(こういう風にしなければマーサに伝わりにくく、戸惑って線引きで悩まなければならないだろうと思っていた)

よろしくお願い致します。
アンジェリカ様への言伝はライラ様にお伝え致します。

(多分、行きたいだろうとは読めたが、それは触れずとも良い事であり)
(自分が受け持つ事に対してはお任せを、と言った)

ありがとうございます。
まるで知識の無い私でも出来るのですから、大丈夫ですよ。

(ドレスでレナの雰囲気や魅力は変化するのだが、目の当たりにしていない今はわからなくても仕方なく)
(あまりこうした事への造詣の無かった自分でも覚えられたから大丈夫だと励ました)

よろしくお願い致します。
……仰られる事は良く分かりますが、ここは女の園故に。

(クレイトンに期待したい気持ちはわかるが、彼は娼館そのものを守る立場であり)
(関係性が高いとはいえ、個人を守る為に動けない事もわかっていたが)
(何よりも女ばかりしか入れない空間であり、その中で男性が入るのは些か拙いと伝えた)

「ありがとうございます」
「失礼致しますわ」
「そんな、呼びつけるなんて恐れ多い」
「伝説のナンバーワンがお戻りになられたなら、是非お会いしないとと思っていました」
「ゼノビアと申します。こちらこそ宜しくお願い致します、レナ様」

(丁寧にマーサにも礼をして、入室すると案内に応じてソファの前に立って)
(レナの礼と自己紹介に圧倒されながらも返礼を返す)
(それは王侯貴族の社交辞令に慣れた動きであった)

「それにしても高貴で美しいと評判になるだけはあります、何か秘訣が……というのは野暮ですね」
「元の造りから違うと感じたのは初めてです」

(レナの美しさを誉め、元から違うと口にする辺りは率直な人間である様に見えた)

「ところで、レナ様にはおふたり侍女がいらっしゃるとお聞きしましたが、確かでしょうか?」
「もしそうならお願いがあるのですが、私の侍女が家庭の事情で離れておりまして、不便をしております」
「お恥ずかしい話で申し訳ありません」
「そこでレナ様さえ宜しければこちらの経験豊富な方を何日かお貸しいただけませんか?」

(どうやら機嫌伺いや敵情視察というよりはこちらが本命だったのか侍女を貸して欲しいと言って)
(来て間が無いために勝手がわからない事があるのと、借りる事を願い出たものの、人員不足で却下された事も併せて語っていた)


278 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/21(土) 01:50:22
>>277

「はい、そういうことでしたら……」

(当たり前のようにしているソフィアに少々面食らいながら、レナの望みと言われれば言う通りにするしか無く)
(見習いのレナが差し入れてくれたお菓子を一つ手に取り口へ運ぶが、初めての経験に舞い上がってしまっていて味はよく分からなかった)

そうですね。
郷に入れば郷に従えですから、マーサさんにもわたくしのやり方に慣れて頂かないと、ですね。

(驚き目を白黒させているマーサを悪戯な笑みを浮かべて見ながら、色々と違う戸惑うことがあっても慣れるようにと釘を刺しておく)
(マーサは慌ててお菓子を飲み込み、お心のままにと言って傅いた)

そうですね。ライラさまにもお手数をお掛けして申し訳ないと伝えておいてください。

(ライラが誰かに頼むにせよ、余計な手を煩わせてしまうことに侘びていたと伝えるように言いつつも)
(久々にアンジェリカに会えることを楽しみにしていた)

「知識がないのは私も同じですから、色々とよろしくお願いします」

(伯爵夫人の一般的に貴族が身につけるドレスは把握していたが、男性を惹き付けるためのドレスは少し雰囲気が違うなと思いつつ)
(大丈夫と断言するソフィアに微笑みを浮かべて小さく頷く)

「あの強さの女性がいれば……いえ、なんでもありません」

(女の園なら仕方ないかと思いつつ、クレイトンと同じ強さの男性が居たら口にして)
(頭には女装したクレイトンが何故か浮かび、その悍ましい姿に頭を左右に振り頭に浮かんだ像を振り払う)

「今の一番は貴方なのですから当然です。
 伝説なんて、わたくしにとっては前任の総支配人も兼ねられたエレナさまこそ伝説ナンバーワンだと思っていますけれど……」

(マーサもきちんとした礼節をもって膝を折り迎えて礼を返す)
(レナにはその時に一番の娼婦が他の娼婦を呼びつけるのは当然と思っていて、少し困惑気味の笑みを浮かべて)
(自分が伝説と聞き目を大きく見開き驚き、胸の前で手を振り伝説と呼ばれる相応しいのは)
(レナの中で唯一人であり、その称号は未来永劫エレナのものだと本心から思っていた)
(ゼノビアが腰を下ろすのを見てから自分も腰を下ろし、マーサにお茶を用意するように命じる)

元の造りって、ゼノビアさまもわたくしも同じ人間ですから、ほとんど違いはないと存じますけれど?

(男の頃から美しいと言われるのは、当時は特に居心地が悪かったが慣れていて、そこには触れず)
(レナから見ればゼノビアも十分美しく高貴に見えて、いつもの天然さが爆発して変わらないと言ってしまう)
(それを見てマーサは口を開きかけるが、まだ関わりが薄く何と言って諭したら良いか分からずお茶を淹れることに専念する)

ええ、一人は最近仕えてもらうようになったのですが、確かに間違いはありません。
そうなのですか。それは仕方ないこととは云えご不便でしょう。
いえ、ただ以前より仕えて居た者にも少し事情がありまして、二人の侍女と相談してからお答えするということで構わないでしょうか?
なるべく早く、今日中にお答えを差し上げますけれど、今日はお客様からのご予約はお有りですか?

(率直に侍女を貸して欲しいとのお願いに少し驚いて、事実を否定しても仕方ないので頷き)
(娼館に来てそれ程立っていないのに、侍女が数日とは云えいないのは不便だなと納得するが)
(まだマーサでは娼館での経験値が足りなく、ソフィアは立場が立場なので思案してしまって)
(本来なら見習いが一時的に役割を果たすのが勉強になって良いと思ったが、何人かの侍女が結婚や家庭の事情でレナの居ない間に娼館を離れていて)
(有能な見習いは正式な侍女として働き始めていて、入ったばかりではなく仕事の流れを知っている見習いの侍女はほぼレナしか残っていない状況で)
(それも適切ではないのは明らかで、ソフィアと話してから返答する旨を切り出す


279 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/21(土) 02:37:33
>>278
戸惑いもおありでしょうが……。
こうなったら気にしても致し方ありませんので。

(レナがこうなったら聞くはずもなく、その意味では間違いなく深窓のお姫様だと思いながら)
(マーサに諦めるのと上手く合わせる様にと助言する)

はい、お任せください。

(アンジェリカへの伝言については異論なく、また色々力になってもらう必要もあり)
(ライラへの伝言も含めて承知の旨を伝えた)

参考の資料などは侍女長様がお持ちですから、お借りになるのも手かと思います。
いえ、私の場合はレナ様の美貌に助けられていますから、まだまだ学ばないとです。

(侍女長が新人侍女たちに教える為にそうした資料を持っている事を伝えて)
(自分も勉強中で、失敗してもレナの美貌が隠してくれると苦笑しながら、一緒に覚えましょうと言った)

クレイトン様ほどの力を持つ女性になるとなかなか難しいと思います。

(流石にマーサの想像を知る事は出来なかったが、あれだけの力を持った女性はそうは居ないと言って)
(そもそも護衛のスペシャリストでもあるクレイトンと比較するのは難しいと思っていた)


「そんな、不在の間にたまたまそうなっただけですから」
「エレナ様……お話を伺った事がありますが、それほどなのですか」
「私もレナ様のお話をそういう風に聞かされていましたので、レナ様にとってのエレナ様の様に感じているのかも知れません」

(レナの言葉に借りている様な立場に過ぎないと言いながらもエレナの事は聞いた事はあると言って)
(ただ、やはり人は直近の人物を話題にするもので、レナの話ばかり聞いたのだと言って)

「ふふ、私が申し上げているのではなく、客観的な評価がそうだという事です」
「レナ様を指名された方に抱かれた事もありますが、美しさのレベルが違うと」
「本日お目に掛かって、なるほどと納得した次第です」

(レナの自意識はどうなのか知らないが、客観的にはそう評されていると言って)
(それでも平然としているのは自分の美しさにも一定以上の自信がある現れてもあった)

「そうなのですか?もちろん私がお借りする立場ですから、お任せ致します」
「幸い本日は無いのですが明日から予約が入っています」
「以前に何か揉め事があったそうで、その頃から娼婦もなかなか人材難と聞きましたが」
「侍女も優秀な方は集まらず、こうした歪みになっており、ご迷惑をお掛けします」

(レナ側の事情については当然配慮すると言って、頭を下げると)
(娼婦のみならず侍女も人手不足だと言ってひとしきり嘆くと、お願いする旨を伝えて去っていった)


失礼致します、夕食をお持ちしました。
……どなたかいらっしゃいましたか?

(ゼノビアが去って少し経ってから食事を持ってソフィアが部屋に戻って来る)
(茶を出していた形跡に誰か来た事を察して、問い掛けていた)


【済みません、ここで凍結をお願いします】
【次回は土曜日の22:30からになります】


280 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/21(土) 02:40:57
>>279
【はい、今夜はここで凍結にしましょう】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした】


281 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/21(土) 02:42:25
>>280
【ありがとうございます】
【ではまた土曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした】
【お先に失礼しますね、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


282 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/21(土) 02:44:40
>>281
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


283 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/21(土) 22:28:23
【スレをお借りします】


284 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/21(土) 22:39:38
【スレをお借りします】


285 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/21(土) 22:41:43
>>279

「はい、承知致しました」

ありがとうございます、マーサさん。
これからもよろしくお願いしますね。

(まだどこか納得しきれていない表情をしつつも、ソフィアが言う通りに合わせた方が良いとの助言に小さく頷く)
(ただ、レナが嬉しそうな笑みを浮かべているのを見て悪い気はしなかったが、どこか掴みどころのない人だと思っていた)

「ありがとうございます。では侍女長さまにお伺いしてみます。
 ただレナ様の美貌にいつもお縋りする訳にも参りませんから」

(侍女長から資料を有り難く借りることにして、情報を提供してくれたソフィアにも一礼して)
(レナの世話が終えたら侍女長の所に寄るつもりではあったが、ソフィアの例えに苦笑を浮かべて)
(自分も駆け出しの頃に奥様に失敗を見て見ぬ振りをしてもらったりして助けられたが、レナ様頼りではいけないと自分にも戒めにするつもりで口にした)

「……そうですよね。そうですよね……」

(頭の中の像に反応が遅れて、確かにあの力を持つ女性などなかなか居ないと頷き繰り返して)
(なぜ急に頭の中にあんな姿が浮かび上がったのかと首をひねった)


他の方もいらっしゃる訳ですし、それはゼノビア様の精進の賜物でしょうから誇っても宜しいと思いますけれど。
わたくしは娼婦の仕事しかしていませんけれど、エレナさまは娼婦としてだけでなく他の仕事をこなして居られましたし、娼婦たちのプライベートの相談にものっていらっしゃいましたから。
本当にわたくしなどはまだまだです。

(自分が抜けたとは云え2位以降の娼婦は残っていたはずで、その人達を差し置いて入館早々一位になることは凄いことだと素直に評価して)
(エレナの凄いところはいくつかの役割を果たしつつも、自分も磨きトップに居続けたことを説明して)
(自分のことで一杯一杯では陰にも届かないと思っていて、謙虚に力不足を痛感していること素直に吐露して)
(謙虚ではあるが現状に満足せず、さらに上を目指す姿勢がレナの最大の強みとも云えた)

客観的な評価ですか? 有り難いことではありますね。
そんなお客様がいらっしゃったのですか。
想像を裏切らなくて良かったです。

(客観的な評価と聞き、またそんなどうでもいいことを思ったものの、常識的な答えを口にしたものの、どこか奥歯に物が挟まったような言い方で)
(ゼノビアと自分を比べる客がいることを無粋と思ったものの、口にはせずに流して)
(少なくとも、ゼノビアが他人から聞いていた自分の予想を大きく外していないだろうことに安堵していた)

はい。ありがとうございます。
では、明日の仕事に支障が無いようにしないといけませんね。
……ありましたね。いえ、仕方のないことですから、お気になさらずに。

(ソフィアの事情は説明せず、それに立ち入らずこちらの希望を汲んでくれたことに感謝の意を示して)
(仕事の打ち合わせもある筈で、なるべく早く答えを出すことを約束して)
(エレナとアリーザの事を発端に二人とオリヴィアが去ったこと、去ったアリーザに自分とソフィアが監禁を受けたことを思い出し)
(トラブルが自分の周りで起きていて小さいながら深く重い溜息を吐いてしまうが)
(微笑を浮かべゼノビアには関係がなく、気にしないように言って去るゼノビアを見送った)


ええ。今のトップであられるゼノビアさんが、ソフィアさんを貸して欲しいとお願いにいらしたのですよ。
まさか侍女の仕事を体験していないマーサさんをお貸しする訳にも行きませんし、かと言ってソフィアさんは立場が立場ですしどうしたら良いかと思い倦ねています。

(包み隠さずにはっきりとゼノビアが来たことと用件をストレートに伝えて)
(ソフィアが奴隷の立場であることと、マーサが普通の侍女の仕事をこなすは問題ないものの)
(娼婦の仕事の補佐をさせることは難しいと考えていて思案に暮れていた)


【今夜もよろしくお願いします】


286 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/21(土) 23:46:33
>>285
……。

(マーサの浮かべる微妙な表情を見て、気の置けない関係というのは割合難しいと感じていた)
(節を持って接するのが普通の世界にいれば、むしろこの方が息苦しいかも知れないと思った)

はい、色々教えて下さいますから。
ではお互い頑張らないとですね。

(戒めである事はわかっていたが、あまり真面目な雰囲気になり過ぎてもレナ自身が楽しめないと思い)
(同意しながら、前向きにとエールを送った)

はい……ど、どうかしましたか?

(マーサの反応がどうも想像とは違っている様子で何か引っかかる事があるのかと問い掛ける)


「確かにそうかも知れませんが、時の一番が館を空けている間にその座に付いたという事ですから」
「……それは素晴らしい方ですね、先々の目標にはなりそうです」
「目標の高さもレナ様の地位を築いたのでしょうね」

(空位をかすめ取ったに過ぎないと手を振りながら、エレナについての話は納得したらしく)
(そうした目標の高さがレナをその地位に押し上げたのだろうと言って称賛する)

「ええ、第三者の視点というものは常から意識していますので、優勝劣敗はともかく、自分の立ち位置はわかりますから」
「想像を超えていましたから、私としても挑戦しがいがあるというものですわ」

(自己評価ほど当てにならないものは無いと言いつつ、レナについては想像以上だと笑い掛けた)

こちらこそ事情を汲んで頂きありがとうございます。
それではごきげんよう。

(軽く礼をするとトラブルについての詳細は知らないのか口にせず、去っていった)


ゼノビア……トップの方ですか。
私を、ですか……?事情は確かにそうであればお困りだと思います。
侍女としての仕事をするだけですし、いきなり見知らぬ方の補助をマーサ様にやっていただくのは確かにその通りです。
数日であれば特に問題は無いと思いますし、ゼノビア様さえ気になさらない様でしたら、私がお助け致します。

(トップの人間が来たと聞いて、少し驚きの表情を浮かべるが)
(事情を聞けば、要するに頼み事で足を運んだという事でもあり、話に矛盾も無いので受けるしかないと思って)
(向こうが気にしないなら、派遣されるのは問題無いと伝えるのだった)


【こちらこそ宜しくお願いします】


287 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/22(日) 00:59:32
>>286

マーサさん、無理にとは言いませんが、わたくしは公の場は別として、他の方が居ないところでは侍女とか役割ではなく、一人の人間として親しく付き合いたいといつも願ってます。
ただ、それを押し付ける気はありませんので、ご自身の居心地の良いようにしてくださいね。

(これ以上変に無理強いしてマーサが動き難くなってもと思い、レナは笑みを浮かべて一人間同士と付き合いたいが)
(あとはマーサの自主性に任せると言って、片手を取り両手で包み、手の甲を微笑みを浮かべて軽くポンポンと叩いて)
(マーサも少し気が楽になって「はい」と応えて笑みを浮かべてレナを見つめた)

「はい。高め合う相手がいることは良いことですから。
 ソフィア様に比べて役に立たないと言われないよう頑張ります」

(エールに笑みを浮かべて、レナの侍女として互いに切磋琢磨できれば素晴らしいと言って)
(目標に向け競い合うことは好きで、負けん気を覗かせて頑張ることを誓う)

「あっ、いえ何でもありません。ちょっと変な想像が頭に浮かんだものですから」

(自分の変な想像が恥ずかしくて顔を赤くして、胸の前で両手を振り大したことじゃないと言いつつ)
(苦笑を浮かべて、頭の中から完全に女装のクレイトン像を追い払っていった)


わたくしも空白を埋めるために頑張らねばなりませんね。
もし機会があってお会いになればどれほど素晴らしい方なのか、ご理解頂けると思います。
わたくしにとっては単なる目標と言うだけではなく、姉のような存在でもありますから。

(再び一番を目指すために相手に不足はないし、気持ちよく競り合えそうだと笑みを浮かべて)
(実は予約の予約だけで、かなりゼノビアに近づきつつあることは全く知らずに居て)
(本当にエレナに会える機会があれば、言葉では語り尽くせぬ部分も理解してもらえるだろうにともどかしさを感じてはいて)
(単なる目標ではなく、心の支えの一部であり心底信頼していることを慈愛に満ちた表情で話して)

ゼノビアさんは素晴らしい方ですね。
ありがとうございます。
では、わたくしも見た目だけで大したことがなかったと言われないようにしないと。

(第三者からの視点を常時意識しているとの言葉に、いつもゴーイングマイウェイであるが故に、お世辞ではなく感心していた)
(ゼノビアとトップを競り合えれば、停滞ムードがそこはかとなく漂っている娼館を活性化できるのではと期待しつつ笑みを浮かべる)

訪問頂きありがとうございます。
ごきげんよう。

(トップへの敬意を示して優雅にドレスをつまみ一礼して、出ていった扉をしばらく見つめていた)


わざわざ来て頂かなくて、呼んで下さればこちらから向かったのですけれどね。
はい、確かにお困りなのは分かるのですけれど、数日後には大公さまがいらっしゃいますし、その時にはソフィアさんにはマーサさんに色々と教えて欲しいと思っても居たので。
そう言って頂くと助かりますけれど、もし大公さまがいらっしゃる日にゼノビアさんにソフィアさんを返してもらえうよう頼んでみましょう。
では、そういうことでお願いします。
冷めたら美味しくありませんし、先に夕食を戴きましょう。

(ゼノビアにも言ったことをソフィアにも言って、いまの立場であれば自分が向かうべきなはずと思っていて)
(大公さまが来る時にはマーサが初の仕事を一人でしなければならないのは同じで)
(ただ自分には侍女経験もあるだけ、流れは理解していて説明は出来るもののソフィアがついていた方が良いと思っていた)
(結局、大公さまが来るまでにゼノビアの侍女が戻ってこなければそうするしかないだろうと口にして)
(ソフィアにはいらぬ苦労を掛けることに一礼して、取り敢えず夕食を済ますことにしてお皿を見れば苦手な食材があり)
(顔に出さないように気をつけたつもりでも、眉がピクリと動いていた)


288 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/22(日) 01:35:34
>>287
え、あ、はい、そうですね。

(高め合うという視点は無かったらしく、一瞬戸惑いながらも笑みを浮かべた)

変な想像ですか?
意外な気がします。

(マーサが何を想像したのかを聞く気は無かったが)
(現実主義者に感じていた事もあり、意外だと口にしていた)

そこまで素晴らしい方なのですね。
是非一度お目に掛かりたいものです。

(当然、エレナの事を知らないのでレナの熱量が理解出来ないのだが)
(そこまで言われる人物なら会ってみたいと口にして)

お互い、お客様には良く思って頂きたいものですね。

(基本ではあるが、顧客満足が大事だと考えている様子を見せるが)
(謙遜も過ぎれば嫌味だとは口にせず、顔に本音が出ないタイプだった)


では、大公様の時には戻らせて頂きましょう。
明日よりゼノビア様を補佐致します。
……はい、苦手はすでに存じていますが、しっかり食べて下さい。
栄養バランスを崩すのは体調を崩す事にも繋がります故。

(方針が決まった事で話を終え、食事の時間とするが、レナの眉が動いたのを見て、前もって釘を刺しておく)
(この辺りは付き合いの長さがモノを言うところであり、だからこそマーサにレナの表情を見分けるヒントを与える意図があった)


(それから数日、ソフィアはゼノビアについて仕事をしていたが、大公の来訪日はまたレナの下に戻っていた)
(朝になってレナの部屋を訪れると軽く揺すって目覚めを誘って)

おはようございます、何だか久しぶりですが……。
本日は大公様がお見えの日ゆえ、戻ってまいりました。


289 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/22(日) 02:18:22
>>288

「意外ですか? 何か急に頭に浮かんできて……、きっと慣れない環境にびっくりしているんだと思います」

(自分でも何故そんなものが浮かび上がったのか分からず戸惑っていて、仕えていた館より遥かに豪奢な娼館や)
(レナの持つドレスの綺羅びやかさに驚いたことにして、少し疲れているのだろうかと思いつつ)
(まだ残っている薬草を煎じて飲んで、今日は早く休もうと思っていた)


はい、もしエレナさまが娼館にみえる機会があれば、ぜひお会いくださいませ。

(キラキラと表情を輝かせながら、エレナを敬愛していることを隠さずにいて)
(いまは簡単に会える状態ではないので、なにか用事でエレナさまが娼館を訪問した際には是非と勧めておく)

はい、それがあっての娼館ですから。
お互いに再び以前の盛況を取り戻せるよう頑張りましょう。

(顧客の満足が一番大切だということに異論は全く無く頷き)
(ライラが遣り繰りに苦労していることはソフィアから聞いて、さらに今回の事が大きな影響を及ぼしているだろうと推測して)
(ゼノビアの感情には全く気づかずに笑みを浮かべて、エレナやオリヴィア、アリーザが居て活気に満ちていた頃を取り戻したいと本気で思っていた)


はい、ご苦労をお掛けしますが、よろしくお願い致します。
……えっ、あ、はい。戻って来た日くらい……。

(少し心配気にソフィアを見つめつつも、困っている時はお互い様であるので気遣いつつも一礼して依頼する)
(顔に出さないようにしたつもりであったが、好き嫌いを把握されている以上分からないはずもなく、小さく嘆息して)
(栄養のバランスも十二分に分かってはいたが、帰ってきた日に嫌いなものを出さなくてもと恨み節を言いつつ)
(嫌いな物を最初に処理してからゆっくりと時間を掛けて完食する)
(レナが嫌いな物を見つけた時には、こういう時はあまりにわかり易くてマーサは必死に笑みを堪えてソフィアを見ていた)
(ゼノビアに話を付けてから、手紙をシンプソン宛とアンジェリカ宛に二通書き終えるとその日は早くに就寝した)

(翌日、見習いのレナと共にマーサはシンプソンへの用件を滞りなく済ませて、翌日の朝には事情を察したシンプソンがレナを訪れて)
(その場でコバルトブルーのドレスを含む何着かを寸歩直しして、他のは持ち帰ることを告げて戻っていって)
(アンジェリカからは少し忙しく、用事が片付いたらすぐ来訪する旨の返答があって)
(エレナから紹介された職人の作ったドレスは、シンプソンが来た翌日当の職人が別件で来訪していて、寸法直しの依頼を終えていた)

……う〜ん、う〜ん、もう少し……もう少しだけ寝かせて……Zzz……。

(相変わらずの寝起きの悪さで、ここ数日他の仕事はそつなくこなしていたマーサがそれだけは苦戦しているとソフィアの耳にも入っていて)
(薄く目を開いたものの、眠そうですぐにまた目を閉じて小さな寝息を立て始めていた)


290 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/22(日) 02:30:17
>>289
【済みませんがここで凍結をお願いします】
【次回は日曜日の22:30から可能です】


291 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/22(日) 02:32:00
>>290
【承知しました。時間が時間ですから凍結にしましょう】
【次回は日曜日の22:30からで大丈夫です】
【伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした】


292 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/22(日) 02:33:22
>>291
【ありがとうございます】
【では日曜日の22:30にまた伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


293 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/22(日) 02:36:08
>>292
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


294 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/22(日) 22:26:44
【今夜もスレをお借りします】


295 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/22(日) 22:34:13
【スレをお借りします】

>>289
はい、割合現実主義なイメージを持っていました。
……それはいけませんね、お休みの際はゆっくりと休んで下さいませ。

(環境の変化についてはなるほどと思う所もあり、気遣いを見せて)
(早めに休んだ方が良いですよ、と伝えた)


「ええ、機会があるなら是非に」

(レナが敬愛しているのは良く分かったが、ゼノビア自身は知らない人に過ぎず)
(興味が無い訳ではなかったが、そういう事はあるのかという返しになっていた)

「ええ、それではごきげんよう」

(顧客の満足はそもそも自分の評価が上がる事であって、以前の盛況とやらはどうでも良いのだが)
(そこは話を合わせるようにして、去っていくのだった)


はい、承りました。
ふふっ、そう仰ると思いましたが、偶然ですよ。

(手伝いに行く事自体、ソフィア自身初めてではあるが、何とかなるかと思っていて)
(苦手にガックリ来ているのを見て、別に狙ったわけではなく、偶々だと言って)
(給士に徹するとアンジェリカ宛の手紙については戻る時に持って、ライラに渡しておいた)

(翌日よりゼノビアについたソフィアは問題なくフォローをしている様で、朝晩は侍女たちの生活空間に戻って来る為)
(マーサがレナを朝起こすのに苦労している話は本人以外からも聞こえてくる有様なのは知っていた)

本日は大公様がお見えの日、のんびりと寝ていてはいけません。

(そう聞いていたので問答無用で寝床に潜り込むレナの腋に手を入れると簡単に引きずり出して座らせる)
(流石にマーサはここまでの事はしないだろうが、強硬手段も場合によっては正当化出来ると見せる意味もあって)

これからお仕事も入るのに怠けているのですか?
それとも夜更かしでもされましたか?

(少し強い口調でそういうとマーサにカーテンと窓を開けて日差しと風を入れる様に依頼する)
(また夜更かしという言葉は何か興味のある事があればそうなる傾向があるとマーサに伝える意味もあった)
(陽光が入り、明るくなった室内でレナが目覚めるのを待つしかないが、取り敢えずはお茶の準備などを始めていく)

まだ眠い様でしたら、お風呂に入って下さいませ。
せっかく大公様がいらっしゃるのですから。

(そう語り掛けるソフィアは何処となく色気が出ていたが、佇まいは普段通りだった)


>>294
【それでは今夜も宜しくお願いします】


296 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/22(日) 23:35:51
>>295

「そうですか? 確かに、そういう面は強いかもしれませんね。
 はい、そうさせて頂きます」

(確かに、仕事のための先読みをするようにしてはいても、あまり想像を巡らす事はあまりなく、指摘されて改めてそうかも知れないと思っていた)
(訳の分からない時は好きなものを食べて早く寝るのがマーサのやり方で、ソフィアの言葉に甘えて早く床に就こうと思っていた)

はい、その時には紹介させていただきますね。

(ゼノビアの反応が自分が思っていた程ではないことに、知らないのだから仕方ないと割り切って)
(話が終わって去るゼノビアを見送った)


いまは人手不足のようで困ったことですね。
……偶然ですか…………。

(ゼノビアの話を聞いていると、侍女の不足は娼婦以上に深刻そうであり)
(二人の娼婦に、一人の侍女と入ったばかりの侍女見習いが補佐をしているケースもあるようで)
(理由の一部が自分にあるかもしれないと思えば、憂慮に表情が沈んでしまっていた)
(ソフィアの顔をしばらくじっと眺めていて、目が笑っていないかを観察していたが)
(本当に偶然らしいことに諦めつつも、もう一度深い溜息を吐いた)

……のんびりなんて……して……まっ……はぅっ!!

(静かな寝息を立て始めてはいたものの、完全に眠りに落ちたわけでもなく)
(ソフィアの声には気怠げに反応は返していたが、脇に手を居れられ胸が大きくなったとは云え)
(元の体重が背丈からすれば軽いレナは、簡単に引き摺り出されて座らせて、その衝撃にようやく目を醒ますが完全覚醒には程遠くぼんやりしていた)

う〜っ、怠けるつもりなんてありませんし、夜更しもしていません。

(あまり良くない強制的な覚醒めにレナの機嫌は当然良くなく、マーサがカーテンを開いたことで室内が明るくなり)
(まだ目が慣れていなくて大きな目を細めて、いままで仕事を怠けたことはないことは矜持としてあり)
(はっきりと反論するものの、夜更しに関しては長く付き合っていなければ分からない程度に少しだけ歯切れが悪くなって)
(布団の下に押し込まれていたものの、ソフィアを何とか元に戻せないかとエレナの部屋から持ってきた魔法書で少し夜更しをしてしまっていた)

分かりました。取り敢えずお風呂に行ってきます。
……はい、期待を裏切ってはいけませんから。

(どことなくまだ腹の虫が収まらず、レナにしては大股で風呂場へと向かっていったが、流石に扉を勢いに任せて締めるようなことはしなかったが)
(もともと人よりは長めの風呂であったが、いつもより長めではあった)

「レナ様、今日は完全にご機嫌斜めというか、明らかにソフィアさんと分かって甘えてましたね」

(レナがお風呂へ行くのを見送り、持ってきていた朝食の用意をしながら)
(寝起きが悪くても自分には見せない表情に、完全にソフィアに甘えていると苦笑を浮かべて)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


297 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/22(日) 23:58:28
>>296
はい、だからこそああいった状況を切り抜けられたかと。

(拉致騒動から乗っ取り騒動まで混乱の極みであり、一般的な侍女というだけでは切り抜けられる状況ではなく)
(現実的で心が強いとソフィアは評していて、だからこその意外だったと話しつつ)
(早く休むと聞くと笑みを浮かべて同意した)


かなり人手は足らないみたいです。
侍女長様も伝手を当たったりはされている様ですが、なかなか募集も芳しくないそうで。
偶然ですよ、戻って来た日に手配出来る訳もないですから。

(実際、かなりの人手不足は聞いていて、当然手は打っているが上手くいっていない様子だった)
(疑う訳では無いが、探るような視線に苦笑を浮かべて、そもそもそんな事で手を回すはずが無いと言った)

……怠けるとは思っていませんが、朝寝が過ぎるのでは?
誰の為であっても夜更かしは良くありませんから。

(無理に起こしても眠気が勝っている様子を見て、当然怠けているとは思ってはいないが)
(それにしても寝起きが悪すぎるでしょう?と言って、内心マーサだと苦労するのも当たり前かもと思っていた)
(夜更かしというところで歯切れが悪いのを見て、自分の為に魔法書でも読んだのかも知れないと感じたが)
(直接的に指摘はせずに、夜更かしはしないようにと伝えていた)

お風呂に入れば目もしっかり開きますから。

(機嫌の悪い様子だが、だからと言って目覚めさせない訳にもいかず、風呂に送り出していく)

ご機嫌斜めなのは良いとしても甘えられるのは何と言えば良いのでしょう。
私が甘かったのでしょうか……。

(あまり良い事とも思えず、心を許していると言えば良いのかも知れないが)
(もし自分が他人に付いたりしたら忽ちレナにはストレスになりかねず、これまで甘かったのだろうかと嘆く)


298 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/23(月) 00:52:37
>>297

「あの時は私も必死でしたから。いま思うと良く切り抜けられたと思います」

(事件の一連の流れを思い出しながら、大変なことも多く役割を果たすのに必死だったこと正直に応えて)
(自分で考えても体力的にも、精神的にもかなりギリギリで、ソフィアの評に感謝しつつも、よく切り抜けられたと感慨深く思っていた)


そうなのですか? 
侍女の仕事はお給料も労働時間も悪くなくて他の仕事をするより良いって、見習いのレナが言っていたのに……。
……ですよね、では仕方ありません。

(人手が足りないと聞き、ゼノビアの言葉を疑っていた訳ではないが、確かに廊下を歩く侍女の数が減ったように感じていて、深刻な表情で考え込んでしまう)
(なにかで見習いのレナに仕事を労った時に、忙しい時もあるがレナが思うような長時間労働でも重労働でもないと見習いのレナから聞いていて)
(きちんと健康管理も考えてくれるし、お金も十分過ぎるほどで、色々な教育も受けられて良いと言っていたのを思い出して)
(官営でもあり、条件も悪くないのに人が集まらないのは何らかの理由があると思い、それを考えてみる)
(食事に関してはソフィアの言う通り前もって手配出来るはずもなく納得するが、苦手な物は苦手で)
(お皿に乗っている苦手な食材にどうしても視線は向いて小さく嘆息してからフォークを伸ばして食べ始めた)

……う〜っ、分かりました、これからは気をつけます。

(ソフィアの言葉に反論の余地はなく、魔法書を読み耽っていたのもソフィアのためではあるが頼まれた訳もなく)
(少しだけ恨めしげにソフィアを見るが、やはり悪いのは自分でありムスッとしながら夜更ししないよう気をつけることを約束して)
(それを見ていたマーサはやり取りを苦笑を浮かべながら見つつ、きっと明日からは少し起こしやすくなる可能性も高く安堵の表情も浮かべていた)

大公さまをお風呂に入らないままお迎えする訳にも行きませんものね。

(機嫌は良くないままであったが、流石に寝汗でもかいていて不快な体臭があってもいけないと)
(表情に不機嫌さは残っていても素直にお風呂へ向かった)

「甘かったってことはきっと無いと思いますけど。
 ただ、レナ様の心にもまだあの件の不安が残っていて、最も信頼できる相手に側にいて欲しいと思っているのではないかと……。
 ただ、レナ様の起こし方には少し……いえ、かなり驚きました。
 私もなかなかお目覚めにならない時は身体を大きく揺すったりしてはいますけど……」

(今までの話を本人たち以外からも入ってきた情報を総合して考えると、ソフィアがレナを甘やかせ過ぎているとは思えず)
(事件の後遺症でレナが自覚が薄い部分でまだ不安を抱えたままで、近くにいつもソフィアがいて欲しいと思っているのではと推測して)
(しばらくは様子を見てから答えをだしてはと提案する)
(ただソフィアが脇に手を入れ布団から引き摺り出すのはマーサにも斬新すぎといううか)
(主に対してすこし乱暴な気もしていて、苦笑を浮かべて感想を述べた)


299 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/23(月) 01:36:35
>>298
ええ、良く今の状態になれたと私も思います。

(波乱万丈というのが実際のところで、ここにも良く戻れたなというのが実感で)
(お互い必死だった事を思い出しながらも)
(張り詰めっぱなしにもいかず、少しは気を休める必要も感じていた)


はい、何かあるのかも知れません。
何せ長い間辺境に居た訳ですから、状況も事情もまったく掴めていませんので……。

(人手の足りなさは実際深刻な様子で、戻ったばかりで情報の少ない今、原因まではわからなかった)
(職場として風俗に関するものではあるが、官営なのと社交サロンの意味合いも強く、ハードルは低いはずで)
(流石に類推するだけの材料が何も無いと言うのが実際のところだった)
(そう話しながら、困った表情で食べるレナをこれも相変わらずと思っていた)

ええ、よろしくお願い致します。

(自分が付いているならどうにでもなりそうな気もするが、如何せん今は貸し出し中でもあり)
(マーサが困っているという話を人伝にも聞いている事もあって、本心でそう言っていた)

そうだと良いのですが、確かに不安はおありかも知れません。
……信頼、ですか……それは嬉しいですが、いえ、わかりました。
起こし方は、まぁ、強硬手段ですね……良い事では決してありません。

(事件については忸怩たる思いがあるので、苦い表情を一瞬浮かべながらも)
(解決したとはいえ、不安があるのも理解出来、自分を頼ってくれている事は素直に嬉しいと思って)
(マーサの言葉に頷いて同意する)
(起こし方は良い事では無いのは事実で驚く方が普通だとは自覚もあったが)
(マーサを手こずらせている事も頭の隅にあったのが大きいと自己分析していた)

朝が弱い事以外は何も不都合は無かったですか?

(そう問いかけながら、自分はその間どうだったか考え、平凡だったからだろうが、あまり記憶にないと思っていた)


300 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/23(月) 02:32:11
>>299

「そうですね」

(まさに波乱万丈で、マーサには想定外のことばかりで、今頃は奥様の所に戻っているはずだったのになと思っても居たが)
(それを言っても始まらず、実際問題本当に帰れたかも分からず、今は今で良いかと受け入れてはいて微笑んだ)


オリヴィアさま達の抜けた穴も埋まらない内でしたしね。
そうですね。もし何か分かったら教えて下さい。

(何人か補充はあったものの、根本的な解決までは行かない内に自分の拉致があり不在していたこともあり)
(自分の拉致も大きく関係があるのか無いのかも分からず、情報もなく気を揉んでも仕方ないので)
(自分が大ぴらに情報を集める訳にもいかず、何か分かったら教えれもらえるようソフィアとマーサにお願いしながら食事を進めていった)

はい。

(短く応えると、小さく手を振りお風呂扉を開いて中へ入っていく)

「拉致だけでも大変なことなのに、別の人格まで植え付けられて全てを奪われかけたのですから。
 きっと体験したご本人以外、その恐怖は分からないと思います。
 ええ、とても信頼されているのは見ていて分かります。
 確かに強硬手段でしたね、さっきのは。レナ様かなり不機嫌そうでしたし。
 ただ参考にはなりました」

(きっと別人格を植え付けられたことも、完全に回復したことは分かっていても不安を拭い去れない原因の一つなのだろうと思っていた)
(二人の確かな信頼関係は微笑ましくも羨ましいと思わせるもので、自分もそのレベルまで行かなくても早く信頼を得られるよう頑張ろうと思っていた)
(起こし方には苦笑しつつも、同じ手を使う気は無かったが参考になると思っていた)

「取り敢えず、お食事に苦手な物が出なければ何も問題はありません。
 今朝みたいなこともありませんでしたし。
 なかなかお上がりになってきませんね」

(朝起こすのに多少の苦労があることは想定内であり、それは仕方ないと思っていたが)
(その他にはやはり嫌いな物が出た時には食べてはくれるものの、多少時間が掛かること程度だと報告して)
(話し終えるとレナがいつもより入浴時間が長いことが気になり、風呂場の方へ視線を向ける)
(まさかまた寝ては居ないだろうなと思いつつも、少し心配していた)

【眠気も来ていますので、今夜はここで凍結願います】


301 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/23(月) 02:36:55
>>300
【凍結了解しました】
【次回は金曜日の22:30からお願い出来ますか?】


302 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/23(月) 02:39:27
>>301
【ありがとうございます】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です】
【いつも通りに伝言板スレでお会いしましょう】
【三日間楽しかったです。お疲れさまでした】


303 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/23(月) 02:41:13
>>302
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30に伝言板で宜しくお願いします】
【私も三日間楽しかったです、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


304 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/23(月) 02:43:05
>>303
【おやすみなさい】
【寒暖差が大きくなってますし、コロナの感染も拡大してますからお気をつけください】

【スレをお借りしました。お返しします】


305 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/27(金) 22:51:25
【ロールの再会にスレをお借りします】


306 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/27(金) 22:57:42
【スレをお借りします】

>>300
エレナ様にアリーザ様、オリヴィア様もですから……。
ただ娼婦のみならず、侍女も不足となるとわかりませんね。

(娼婦という意味なら上位3人が抜けている訳で、相当な痛手は間違いなく)
(レナがかなり埋めたとは言え、埋め切れてはおらず、彼女たちクラスの娼婦はなかなか得られていないのは拉致前からの事で)
(ただそれと侍女の不足はどういう関連があるのかまではわからず、首を捻っていた)

仰る通りです、私が眠らされていなければ……。
ありがとうございます、不機嫌になるくらいでしたら起きて頂ければ良いのです。
もう子供では無いのですから。

(ソフィアにとっても苦い経験であり、悔恨があるのを思わず出してしまって)
(しかもまだ何か仕掛けられる可能性もあると思えば、当然の不安だと思っていた)
(起こし方については良いとは思わないが、子供では無いのだからさッと起きないと困ると澄ました顔で言ったが)
(レナ以外についた場合に同じことをすれば咎められて罪を得るだろう事も自覚していた)

食べ物については苦手でも美容に効果があるとわかっていれば我慢されますから。
そうだったのですか……?頑張っていらっしゃったのでしょうか。
……確かにおかしいですね。

(食べ物は何だかんだで言いくるめれば我慢して食べるので大丈夫だと言って笑うが)
(今朝みたいな事は無かったと聞くと自分の為に夜更かししたのだろうかと思って、少し目を伏せる)
(お風呂から上がらないと聞くと確かに少し掛かっている様で怪訝な表情を浮かべて)

レナ様、少し掛かっていらっしゃますが、のぼせたりはされていませんか?
……失礼致します、レナ様……?

(扉の外から一旦声を掛けながら、瞳を閉じて気配を探るが、レナの気配は感じていてそれ以外は感じず)
(ただ、返事がすぐに聞こえない為に切り替えるともう一度声を掛けながら中に入っていった)


>>305
【それでは今夜も宜しくお願いします】
【年の瀬が近づいていますし、お忙しいなどでしたら言ってください】

【お風呂は心配症のソフィアがフライングだったでも良いですし、そこはお任せします】


307 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/28(土) 00:02:22
>>306

確かにそうですよね。
理由が分からないと、余計気になりますよね。

(売れっ子だった三人が抜けたことで、侍女たちが娼館の未来に見切りを付けて去ったとも思えず)
(理由を考えても思い当たる所もなくて、侍女不足に困っていることにライラさまも困っているだろうと思いつつも)
(適当ではないことは分かりながらも、興味が湧いて瞳は僅かに好奇心の色が宿っていた)

「そうだったのですか? ソフィア様の腕があれば、そう簡単に拉致される筈がないのにと不思議には思っていたのですが……。
 確かにそうですけどね。それだけレナ様が素顔を安心して晒せるということにしておきましょう」

(よくよく考えれば、姫将軍とまで呼ばれた腕を持つソフィアがレナに付いていて、そう簡単に拉致された理由はそれかと納得して)
(悔恨の表情を浮かべるソフィアに下手に慰めの言葉は不要な気がして、レナもソフィアも不安なのだろうと思っていた)
(簡単に起きれたらレナも毎朝苦労はしていないだろうと苦笑して、いつもはそんな表情すら浮かべないレナが素直に表情に出せるのは)
(やはり二人の深い絆と信頼があるからなのだろうと言って、少なくとも自分にはすぐにが出来ないと思っていた)

「ええ、我慢して食されてはいますけど、表情を見ていると好きなものと嫌いなものが丸分かりで面白いです。
 私には仰らませんでしたけど、寝る前に何かの本を熱心に読んで居られましたよ。きっと熱中され過ぎたのでしょうね
 お風呂の中でまたおやすみなんてことには……」

(クスクスと笑いながら、嫌いなものを食べるときは睨みつけるような表情で、好きなものは口に入れた瞬間幸せそうな顔をするので見ていて飽きず)
(悪いと思いながらも、レナがお風呂に行っているのを良いことに面白いと言い切ってしまう)
(何度か寝る前の飲み物を持ってきたり、寝台の準備をしている時にレナが真剣に何かを読んでいるのを見ていて)
(声を掛けても気づかない時もあって、内容は覗き込んでも分からず、熱中していたことだけは伝えておく)
(まさか、以前注意するように言われていたように、またお風呂で寝ているのではと少し心配しつつソフィアに続いてお風呂に向かう)

……あっ、ソフィアさん。さっきは嫌な態度取ってごめんなさい。
久しぶりなので念入りにと思ったら、少しのぼせてしまって……。

(赤い顔してぐったりと湯船の横に腰掛けていて、先程の不機嫌な態度を侘びつつ)
(確かに念入りに身体を手入れしていたのもあるが、湯船で軽く寝てもいて何とか立ち上がろうとするがふらついてソフィアに寄っかかってしまう)

「ソフィアさま早くこちらへ」

(ソフィアに寄り掛かったレナにバスローブを掛けて、風呂の扉を開きレナを支えるのを手伝おうとする)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】
【本当に遅れてすみませんでした。今週は休みもありましたし、所用で休暇を取ったこともあって少し忙しかったですけど】
【今日は少し早めに上がれたので油断していたら意識が軽く飛んでいました】

【最初からレナは上せたことにするつもりでしたので、そのままにしました】


308 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/28(土) 00:51:44
>>307
はい、何かあるような、そんな気が致します。

(これ自体、何かの仕掛けではないかと考えているようで)
(レナが見せる好奇心と比べると少し考え込む表情になっていた)

きな臭い事があり、警戒を高めて隣に控えていたのですが……。
まったくもって、恐ろしい相手だったと思います。
なるほど、ではそう致しましょう。

(無味無臭の何かで周囲一円が眠りに落とされるという状況になっていて)
(起きた瞬間にやられた事を察して、そこから全力で追ったと言って)
(まったく恐ろしい相手だったと顔も知らない相手を思い返していた)
(レナについては、そうであるならば、と思い直してマーサに同意した)

ご本人は隠しているおつもりなのですが、顔に出ていますよね。
……そうですか、そういう時はご自分の事では無いと思います。
わかりませんが、放置は出来ませんね。

(マーサが面白がっているのを苦笑しながら見て、確かにその通りだと同意する)
(レナの夜更かしはまず間違いなく自分の事についてだろうと察したが、本人が言わない限りは黙っておこうと思いなおした)
(寝ているかはわからないが、何かトラブルかも知れない事は確かなので、お風呂にすぐに向かった)

レナ様!?それは良いのです、私も無礼な事をしたのですから。
補助は大丈夫です、それよりもマーサ様、手ぬぐいを冷たい水で濡らして下さい。

(レナの謝罪にそれは気にしていないと伝えながら、寄りかかるレナを抱きとめて)
(バスローブを着せたレナを運びながら、冷たい水で濡らした手ぬぐいを求める)
(ベッドに寝かさずに椅子に深く腰掛けさせると首の後ろを濡らして手ぬぐいで冷やして)

ゆっくりで結構ですから、お水を少し含んで、少しずつで良いので飲んで下さい。
脱水症状を引き起こしているかも知れませんから。
気分が悪かったりはしませんか?

(休ませるようにして、身体を冷やさない様にしながら、上がった熱を落とすようにして)
(水を飲ませながら、変調は無いかと問い掛ける)


【なるほど、お疲れでしたら早めに切り上げるのも手ですので言ってください】
【のぼせた設定了解しました】


309 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/28(土) 01:49:42
>>308

まさか、今まで勤めていた侍女を辞めさせて、これから自分たちの意のままになる侍女を送り込もうとしてるとかですか?
さすがにそれは無いと思いますけど、侍女の家族が心配して帰ってくるように促してい可能性はある気がしますけど。

(自分を拉致した何者かがまだ諦めていなくて、意のままに動く兵としての侍女を増やして何かを企んでいるのではと思うが)
(ライラさまがそんなことを簡単に許す筈もないと、口にしたものの否定して)
(侍女の退職がいつから始まったのか分からずにいたが、色々なトラブルが頻発していて)
(侍女の家族がトラブルを聞きつけ引き取りに来たり、退職して戻ってくるよう促したことは否定できないと思っていた)


「そうだったのですね。その相手って、私がレナ様と初めてお会いした時に一緒にいた人でしょうか?
 と言っても、女性がいたこと以外は記憶がはっきりしないんですよね。どんな顔をしていたかとか、髪の色や瞳の色がどうだったかとか……。
 ええ、それが良いと思います」

(ソフィアの説明を聞きながら、レナの世話を引き継いだ時にいた女性の特徴を思い出そうと試みるが)
(居たことは思い出せても、老人ではないのだけ覚えているだけで特徴も見た目の年齢も思い出せないことにおかしいと首を捻る)
(レナには周りが色々と注目したり、期待しているのがここ数日感じ取れていて)(素顔を見せられるリラックス出来る相手は、是非必要だと思っていることを告げて)

「わかり易いと思うんですけど……。きっと私でなくてもひと月、いえもう少し短期間でも良く観察していれば分かってしまそうですけどね。
 初めて見る文字で、私には何を書いてあるのかすら分かりませんでしたけどね。
 はい、行ってみましょう」

(あれで隠しているつもりなのかと少し呆気に取られて、仕える主の好みを早く知るために凝視しないくらいな感じで観察するのは当たり前と思っていて)
(きっとチラチラと観察しながら二週間も仕えていれば、表情の変化が大きくすぐに分かりそうと思っていた)
(お茶を渡す時にチラッと本の中身を覗いたが、古い魔法書の文字は魔法に明るくない国の出身であるマーサに分かるはずもなく)
(きっと何かの、もしかしたら家庭料理のマニュアルであるのだろう程度に推測していた)
(若いから無いとは思うものの、石鹸かなにかで滑って転んでいないことを祈っていた)

なかなか髪が……。

(湯船でウトウトしていただけでなく、短くされた自慢だった美しい髪は、魔法で女性にされた時と違ってすぐには伸びていなくて)
(救出された時よりは長くなっていたが、髪の毛を上手く纏めようと風呂にある鏡のまえで色々試している間に上せてしまっていて)
(それを言いかけてマーサに気づき口を閉ざすが、マーサは表面上は気にした素振りは見せず)
(ソフィアの指示に「はい」と短くはっきり答えて、冷たい手ぬぐいを用意してすぐに戻ってくる)

はぁ〜美味しい。生き返るようです。
まだ身体がフワフワして地に足がついていない感じはしてますけれど、気持ち悪いとか目眩がするとかは無いですから大丈夫です。

(ソファーに腰を下ろし、言われるままに少し口に含んで飲み込み、それを何度か繰り返せば)
(上せも少しずつ収まり始めて、ほっと安堵の混じった笑みを浮かべて)
(まだ身体のふらつきは少し残っていても、吐き気や先ほどふらついた時に感じた力が急に抜けるような目眩はないとはっきりと口にする)
(ギュッとソフィアの手を握ってから、安心した表情でソフィアの身体に頭をあずける)

【今は大丈夫ですけど、次のそちらのレスまでかもしれませんね】


310 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/28(土) 01:53:17
>>309
【済みません、私の方が睡魔が限界な感じです】
【凍結をお願いします】
【次回は土曜日の22:30からになります】


311 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/28(土) 02:03:47
>>310
【承知しました。では、凍結にしましょう】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。また伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした】


312 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/28(土) 02:05:43
>>311
【ありがとうございます】
【ではまた土曜日の22:30によろしくお願いします】
【お先に失礼しますね、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


313 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/28(土) 02:07:07
>>312
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


314 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/28(土) 22:30:52
【ロールの再開にスレをお借りします】


315 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/28(土) 22:31:44
【スレをお借りします】

>>309
いえ、そういう事では無いと思いますし、それなら察知出来ると思います。
複合的な何かが……あるのではないかと。

(侍女の家族についてはわからなくもないが、それなら原因もわかっているはずで)
(対処している事を示す事で問題は解決し徐々に良化すると思っていた)
(他に何かある、という事に対して具体的には触れないが、思い当たる節がある様に一瞬見えた)

どうでしょうか?
記憶がはっきりしない、と?
では、恐らくはその人物だと思います。

(引き継いだ時の女性というのを知らない為にどうかわからないと言ったが)
(マーサが特徴すら思い出せないといった事で、間違いなくその人物だと言って)
(ただ、ここでの諸々については不安がらせてもいけないので言わなかった)

良くも悪くも正直でいらっしゃいますから。
でも、それはそうだと思います、私もわかってしまいましたから。
……そうですか、何となくですけど察しは付きました。

(自分の気持ちに正直なのは街に出た時の動きからもわかる事で、それが滲み出ていると言って)
(ただ、公式の場所などで気持ちを入れ替えるとまるで違って見えるのもレナの特徴と言えた)
(マーサがわからない文字と聞き、貴族階級の出自で、爵位持ちの婦人に仕えていたマーサなら読解は別にしても)
(見た事の無いレベルだとなかなか無さそうと思いつつ、やはり魔法書だと理解していた)

それは私たちで整えさせて頂きますので、まずはここから出ましょう。

(レナが言い掛けて止めた事はわかっていたが、明快な事実と悪意あった訳でない事もわかっていて)
(だからこそ敢えて隠さずにマーサと一緒に纏めると言って、まずはお風呂から出すことにした)

良かったです、上せてしまったのですね。
危ない所まで行かなくて幸いです。
本日は大丈夫でしょうか?私はご無理をせずに大公様に延期をお願いした方が良いと思います。

(レナが手を掴むとそっと握り返して、もたれかかるのをそのままに手櫛で髪を梳いて)
(豊満になった胸を枕にさせたまま、レナには今日は大丈夫なのか、と問い掛ける)


>>314
【それでは今夜も宜しくお願いします】


316 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/28(土) 23:39:40
>>315

そうですか……。
複合的な何かの原因ですか? 何か心当たりがありそうですね。

(最悪の予想が当たっていそうではないことにホッと安堵の表情を浮かべるが)
(複合的な原因で侍女が減っているのであれば簡単には解消できる筈もなく、ライラさまも頭が痛いだろうなと心配して目を伏せて)
(何か心当たりがありそうなソフィアを見つめつつ、言える理由なら言ってくれる筈で敢えてそれ以上は問わないでおいた)

「いろいろと情報をお持ちのソフィア様が言われるのであれば、そうなのでしょうね。
 職業柄人の顔を覚えるのは得意な方なのですけど、本当に思い出せなくて……」

(ソフィアがこの件に関して詳しい存在である筈で、エレナ様やジュリア将軍あたりから何か聞いているのだろうと思って)
(相手の顔を思い出せないものの、きっとその女性だったのだろうと割り切ることにして)
(奥様を訪れたお客様の顔を覚えておくのは仕事柄必要で、マーサ自身は得意にしていたが)
(当の女性を思い出そうとすると頭に靄がかかったようで、きっと暗示か何かで思い出せないようにされているのだと考えていた)

「そうですね。出自を考えればレナ様はとても素直で正直ですね。
 普通はもっと感情を隠されたりするはずだとは思いますが。
 やはり、そうですよね。でも、悪い事では無いと思います。
 それなら良かったですけど、本当にあんな変な字で書かれた本をレナ様はよくお読みになれるなと感心してしまいます」

(素直で正直であることは、仕える側から見れば主の機嫌がわかり易くて対処の仕方が分かる分、主のストレスも減らせて良いことだと思っていたが)
(高貴になればなるほど感情のコントロールに長けていて、表情には出さない訓練を受けている筈で)
(そういう意味ではレナは奔放なのか、古い立場から開放されて表情が豊かになったのだろうと推察していた)
(祖国と違いレナの祖国は学問も盛んだとは聞いていたが、あんな見たこともない字をレナが普通に読んでいるのにはただ凄いと思っていた)

「レナ様、お気遣いは無用ですから。早く元通りに伸びた姿をお見せください」

(屈託のない笑みを浮かべて配慮に感謝しつつ、実際マーサは無造作に切られていた髪を整えただけであり気にもしていなくて)
(ただ話に聞くと、レナ様の髪は腰まで伸びていたというから、拉致した時になにかに絡まったかなにかで)
(攫った中にいた男性がバッサリ切ったのだろうと予想していた)
(今ですら美しいレナ様が輝くような金髪を腰まで伸ばしたらどれだけ美しいのかと思いを馳せて、早く見たいと本心から口にしていた)

はい、お願いします。……そうですね。

(髪のことはソフィアとマーサに任せることにして、流石に笑みを浮かべる余裕は無く)
(少し早い吐息をしながら、ソフィアに支えられて風呂場から出ていった)

ええ、少し念入りにし過ぎたのかもしれません。
また、いつかみたいに水の龍を出しましょうか?
少しこのまま休んでいれば直に良くなりますから、大公さまをお迎えする頃には大丈夫になってますよ。
ありがとうございます。

(冷たいタオルを気持ちよさそうに首や頬に当てて、水を少しずつ飲みながら回復を待って)
(前に湯船で溺れた時のことを懐かしく思い出し、また水龍を出して見せようかとまだ力の戻りきっていない細い声で冗談を言う)
(延期を提案するソフィアに大丈夫と手で制して、もう少しだけこうしていてれば直るといい切り配慮には感謝の言葉を掛けた)

……そろそろ準備に掛かりましょうか。
一応、昨日説明した通りですけど、分からないところはソフィアさんに聞いてください。
では、よろしくお願いします。

(しばらくして上せが収まると、枕代わりにしていたソフィアの豊満な胸から頭を起こして)
(大公さまをお迎えする準備をするので手伝ってほしい旨を告げる)
(昨日、マーサには仕事の流れを説明はしていて、今後慣れてもらう意味でもソフィアではなくマーサ主導で準備をするようにお願いして)

「はい、畏まりました」

(マーサも教わった手順通りに仕事を進めるものの、初めて見る複雑で薄手の高級なドレスには多少扱いに苦戦してしまっていた)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


317 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/29(日) 00:41:13
>>316
はい、確信が持てないのですが……。
大きな力が働いている事には変わりありませんから、警戒はしなければなりません。

(まだ確信が持てないと言いながら、当たりはついている様子で)
(警戒は継続しなければならないのは確かだとだけ告げた)

この度の一件についてはそれなりに、ですが……。
ほとんど皆がそういう風に感じるという事ですから、そうした異能に長けた相手なのでしょう。

(拉致事件の当事者のひとりなので、それなりには知っていますと言いながら)
(マーサが受けた感覚は恐らく遭遇した全員が持っている感覚だと言って)
(足取りを追ってもわからないらしいと伝えてマーサのフォローをした)

元々は普通に隠されていたと思いますから、解放された事も大きいかと思います。
もし以前からそうだったなら悪い評判が出ていたでしょうから。
ある種の学術書みたいなものですから、専門用語の羅列に近いと思います。

(王子の頃からそうだったなら、変な評判が出ていたはずでそんな事も無かった事もあり)
(ある意味解き放たれた事で素が出ているのだと思う、と言って)
(ベッドに近づくと枕の下に隠してあった魔術書を引っ張り出しながら、簡単に言うと学術書ですよと伝えた)

念入りにされるのは良い事ですが、お気を付けください。
それはマーサ様が驚かれるのでお止めください。
……わかりました、ではもう少しお休みください。

(熱心さは良い事だが、身体を壊しては元も子も無いので一応の釘は刺しておく)
(冗談だとわかったので、苦笑しながら止めましょうと伝えて)
(身体が冷えすぎないように軽い上掛けを膝に掛けてしばらくはもたれるままにしておいた)

かしこまりました。
では、マーサ様が主に着付けて下さいませ。

(着付けについてはほぼ初見のドレスなので苦戦をしていたが、時間が掛かる以上の問題は無い様子で)
(横から気付いた事だけを言って、補佐に徹していた)
(着付けが終わると久しぶりの特別室への移動を始め、遠巻きにレナたちを見る娼婦や侍女たちの視線があったが)
(小声で気にしない様に、とマーサに伝えると部屋に入り、大公を迎える準備を始めていた)

お客様がお好みになるお酒や食べ物については目録が用意されていますので、この資料を参照してください。
ただ、それ以外のものをご所望される事もありますから、その際は手早く見繕う必要がございます。
睦事に関してはレナ様にお任せして下さい、合図はレナ様が手持ちの鈴を鳴らして下さいます。

(裏側の待機場所で酒などが置かれたスペースにあらかじめその日のお客様の好みが書かれた紙が置かれていて)
(それを指して説明しながら、睦事に入る前の会話などを補佐するのがメインで、後は後片付けになるだろうと言って)
(相手によっては侍女にも手を出す者がいるが、滅多には無いと思うと伝えつつ、その際もレナの采配に任せることになる事も合わせていた)
(そうするうちに大公が来訪し、部屋に入って来たのがわかった)

「おう、久しいな、色々と聞いておるが、難儀だったな」

(レナに語り掛けながら、まずは労わってから腰掛ける大公は少し疲れが見える様だった)


318 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/29(日) 01:55:58
>>317

そうですね。緊張しすぎて疲れてもいけませんけれど、緩み過ぎないように気をつけます。

(小さく頷いて、気を張り詰め過ぎるのも良くないが、まだ完全に元の生活に戻るのも相手の思う壺な気がして)
(警戒を怠らないようにとの言葉には同意しつつも、自分にはあまり出来ることはないなと感じていた)

「確かに。
 皆がですか? そんな相手だったのですか……」

(拉致事件に関わってはいながら、事が破綻するまで本当のことはほぼ知らなかった自分とは異なるなと思いつつ)
(それ故に、ソフィアもかなり大変だったのだろうと察して)
(相手に対して不気味さを覚えつつ、利用されたお返しが出来ないのを残念にも思っていた)

「ですよね。ソフィア様がいなくて、エレノアの支配が表に出ていない時にレナ様から祖国のことは少しお聞きしました。
 ご本人は皆に注目されて嫌だったらしいですけれど、私が受けた印象は女神崇拝に近い感じだと思いましたもの。
 学術書ですか? ソフィア様も読まれるのですか?」

(やはり表情が豊かというか正直に顔に出すようになったのは、そういう枷が無くなってからということに納得する)
(確かに王子が好き嫌いをはっきりさせていては反感を買うのは当然だが、レナから聞いた祖国の話は)
(お忍びで街に出ても正体がバレていつつも民が知らぬふりをしてくれたり、公式行事に出席すれば沿道が人で溢れたり)
(美しく女神を崇拝して、偶像を見たくて人が集まるのに似ていると感じたことを告げる)
(枕の下からソフィアが取り出した本を見てこの本に間違いないと告げて、ソフィアも読めるのなら自分も頑張らないとと思い尋ねてみる)

はい、次からは気をつけますね。
……そうなのですか?
何か安心できますね。ありがとうございます。

(確かにやり過ぎは良くないと感じていて、忠告に同意して微笑みを浮かべて頷く)
(水龍でマーサを驚かせた時の記憶は無く、見せたこともないのにと首を傾げるが、きっとエレノア絡みなのだろうと理解して)
(では、魔法の鍛錬のとき以外は不用意に出さないことを約束する)
(胸の柔らかさもあったが、それ以上にソフィアの匂いに安心して眠る訳ではないが瞼を閉じ、その心地よさを堪能していた)

「お待たせしました。次からはもっとスムーズに出来るよう頑張ります
 ソフィア様、ありがとうございました」

(レナは時間が掛かったことに嫌な顔一つせず、アドバイスもソフィアに任せて、マーサが終えると労いと感謝を伝えた)
(ドレスを纏い化粧を終えたレナを見たマーサは、いつものどこか掴みどころのない感じとの違いに素直に驚きつつ)
(これが仕事の時の顔で、確かに他を圧倒する凄さがあるなと感心して)
(レナの少し後ろを歩きつつ、自分が注目を浴びている訳ではないのは承知しつつも、視線の多さに緊張と戸惑いを感じていた)

「はい、承知しました。精一杯勤めさせていただきます。
 ……ソフィア様、レナ様への注目はいつもあんな感じなのですか?」

(説明を聞きつつ、自分でも指差し確認をしながら大まかな流れを頭に入れて)
(一通りの用意を終えると、廊下での視線を思い出しうっとりとしている侍女や様子見や応援するという感じの娼婦たちを思い出し)
(いつも仕事の時のレナはあんなに注目を受けているのだろうかと気になり問い掛ける)
(ただ侍女に手を出す者がいると聞いた時には、顔に流石に緊張が走ってぎこちなく頷いていた)

お久しゅうございます。この度はご指名ありがとうございます。
いえ、わたくしの難儀などないも同然ですわ。周りの方々には大変なご迷惑をお掛け致してしまいました。
大公さまもお疲れの様子ですけれど、今夜は少しでも寛いで行ってくださいませ、

(大公が現れるとドレスの裾を持ち上げ優雅に傅き、それから腕を絡めてソファーまで話をしつつ辿り着く姿は完全にマーサの知るレナとは別人のようであった)
(いつものお酒とおつまみで良いかを確認してから、鈴を取り合図を送った)

「いらっしゃいませ。お待たせ致しました」

(お盆にお酒とおつまみを持って出たマーサの動きはぎこちなく、ソファー前のテーブルにお酒とグラス、おつまみを置く手は微かに震えていた)

初めてなので大目に見てくださいまし。マーサ下がって良いわ。あとはこちらでしますから。

(粗相はなかったが、緊張でガチガチなことにさり気なくフォローを入れて、あとは待機所に戻るように告げて、お酒をグラスに注いでいって)
(待機所に戻ったマーサは、緊張から一時的に開放されて深呼吸を一つ吐いた)


319 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/29(日) 02:34:51
>>318
取り敢えずは普段通りには過ごしましょう。
ただ、あまり接した事の無い相手には警戒を。

(一旦は普段通りするしか無いと言って)
(それでも初見の相手には警戒を解かない様にと言ったが)
(レナよりも周りがしっかりしないと、と考えていた)

ええ、関係者は誰も明確に覚えていないのです。
……やり返したいですけどね、その意味でも優秀な相手だったと言えそうです。

(相手について誰も覚えていないと補足しつつ、マーサがそう思っているとはわかっていなかったが)
(反撃や復讐しようにもわからないではどうにも出来ず、その意味でも優秀な相手だったと零していた)

女神信仰……確かにそう言う風にも感じますね。
ご本人の想いとはかけ離れてしまいますが。
いえ、例えなんですが、要は魔術書です、これ。
私も一応は学んだので読めなくはありませんが……。

(言い得て妙だなと感心しながら、レナ自身の求める事とはかけ離れていると実感すると同時に美しさも良し悪しだと思って)
(学術書が読めると言われて、例えであって、魔術書だと正直に言うと)
(学びはしたが、難しいと苦笑した)

はい。
エレノアが急に出したのを見て、かなり。
そうですか?ではもうしばらく。

(レナが頷いたのをみて、笑みを浮かべて)
(水龍についてはエレノアがやったと明確に伝えておいて、その際の驚きようを伝えておく)
(これは隠しても仕方ないし、それなら過去話にした方がお互い蟠りもないだろうと思っての事だった)
(安心すると言われると少しはにかみながら、もう少しこのまま休んで下さいと伝えた)

初めてなら上出来だと思います、少なくとも初めての私よりは。

(実際はそんな事もなかったのだが、フォローを入れておく)
(これはソフィアの故国で着るドレスと近いものがあったので、慣れやすいというのがあった為だと自覚していたからで)
(レナもそれはわかって、いちいち否定もしないと読んでの事でもあった)

やる事は実際、限られています。
……そうですね、人員が減っていますから、以前はもっとでした。

(主役は娼婦であり、補佐に過ぎない自分たちのやる事は少ないと言って)
(レナが受ける注目についてはいつもそうだし、人の多い時はもっと増えると伝えておく)
(侍女に手を出す件は相手次第でもあり、言っても仕方ないので、流しておいた)

「ふふん、事情は色々聞いておる、ジュリアも絡んでおるしな」
「我が国としては結果的に多少領土が増えた訳だが……ふむ、確かに疲れはあるな」

(委細知っていると言って、改めて大変だった事をねぎらうと)
(自治都市を多少編入した事による成果はあったと笑うが、他にも問題がありそれで疲れている様子だった)

「新しい侍女か、この度の件にも絡んでおったという」
「ソフィアは外れたのか?」

(マーサについては拉致の際に向こうがレナに付けていた侍女という程度の認識らしく、こいつがそうかという感じで)
(下がっていくのをチラとだけ見ながら、前の侍女は外れたのか?とレナに問いかけていた)
(ソフィアは戻って来たマーサの肩をポンと叩いて、ひとまずはご苦労様と伝えていた)


320 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/29(日) 02:49:11
>>319
【すみません。レスを書き始めたのですが投下出来るのに時間が掛かりそうなので、ここで凍結をお願いできますか?】
【次回は金曜日のいつもの時間からで大丈夫です】


321 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/29(日) 02:51:26
>>320
【凍結了解しました】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です】


322 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/29(日) 02:54:09
>>321
【ありがとうございます】
【では、また金曜日の22:30からよろしくお願いします】
【いつも通りに伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした】


323 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/11/29(日) 02:56:35
>>322
【こちらこそありがとうございます】
【では金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【2日間楽しかったです】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】


【スレをお返しします】


324 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/11/29(日) 02:58:08
>>323
【こちらこそ、お待たせしたりしましたが、二日間充実して楽しかったです】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


325 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/04(金) 22:29:01
【ロールの再開にスレをお借りします】


326 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/04(金) 22:30:12
【スレをお借りします】


327 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/04(金) 22:31:57
>>319

はい、分かりました。あまり肩肘張って警戒し過ぎて生活するのも疲れますからね。
接したことのない相手……ですか? 
確かに、それは警戒しないといけませんね。

(ニコッと微笑んで、感謝の意を表しつつ、少しだけ肩を回すような仕草をしてみせて)
(娼館のお客様の素性はライラさまがチェックしているはずで、特に初見の侍女には気を付けないといけないかなと思っても居たが)
(エレナさまの指示であまり多くの娼館で働く人達に接しておらず、なかなか難しいなと秘かに思っていた)


「う〜ん、それですと相手はそういう分野ではプロ中のプロでしょうから、私ではどうにもなりませんね」

(きっとライラ様も当の相手がここで勤めている間は多少の接点はあったはずで、それでも覚えていないとなれば相手の力量が高いことを示していて)
(証拠を残さず、記憶さえ曖昧にさせてしまう相手であれば、剣や投げナイフの腕があっても)
(街中で偶然にすれ違っても認識できる可能性は低く、深い溜め息を吐きリベンジできない悔しさを滲ませる)

「そうですね。レナ様ご自身は静かな、若さに似合わず世捨て人に近い生活をお望みですものね。
 魔術書ですか? まさかレナ様もエレノアのようになりたいとか?
 でなければ、まだエレノアの影響が残っているなんてことはありませんよね?
 ソフィア様は読めるのですか? …………う〜ん」

(周りの見方と本人の希望との乖離が大きすぎて苦笑を浮かべるしかなく)
(周りの見方も理解できるし、その容姿だけでなく生まれの高貴さも相俟って注目を受け続けたであろうレナ様の想いも察することが出来て)
(どうにか一番良い落とし所は見つからないものかと、口には出さずに考えていた)
(魔術書と聞いて表情を強張らせて眉を顰めて、魔法や魔術を知らないが故に胡散臭さと悪いものとの印象が強く)
(レナがエレノアのようになるのも嫌で、ひょっとしてまだ影響が完全に拭えていないのでは危惧もしていた)
(ソフィアを読めると聞いて、レナ様に仕えるなら少しは読めた方が良いのかと悩み考え込んでしまう)

……エレノアさんがわたくしの力を使って水龍を……ですか?
きっと小さな龍では無かったんですよね。
怖がらせてしまってごめんなさい。

(自分の意識が眠らされていた時とは云え、力の一部を利用されて迷惑を掛けてしまったことを素直に謝罪して)
(きっと、エレノアのことだろうから、自分がたまに出す小さな物ではなかったのだろうなと思っていた)

「いえ、レナ様が悪い訳ではありませんから謝る必要はございません。
 私はあの時のことはもう気にしてはいませんから」

(レナ様のせいでは無いことだけははっきりと伝えて、水龍に驚きはしたが蟠りとしては残っていない旨も告げるが)
(少しだけ、レナ様の持つ魔力については気になってはいた)

ありがとうございます。
では、もう少しだけ……。

(気にしていないとの言葉に礼を述べたあと、このまま休んでいてもいいと言ってくれたソフィアに身体を預けて回復するまでその状態でいた)

「ありがとうございます」

よく出来ていると、わたくしも思います。
このドレスは女性を美し見せるためというのは他のドレスとは共通ですが、より男性を惹き付けることに特化していますから装飾的なものや扇情的なものが多いのは仕方ないかと。

(ソフィアの言葉を受けてレナ自身も褒めて、ドレスが貴婦人が身につけるそれより娼婦として男性に媚を売る要素が強いために)
(デザインや装飾がより凝っていることを説明しながら、慣れるまでは多少手古摺るのは)
(自分のエレナさまの侍女を短期間でもしていて理解していて微笑みを浮かべた)

「はい、承知いたしました。
 もっと……ですか。やはりレナ様は他人に見られることにお慣れなんですね」

(説明に小さく頷きながら、前を堂々と歩くレナ様に戻せば素直に感心して)
(きっと小さな頃から人の視線を受けることには、慣れっこなのだろうと感心していた)


328 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/04(金) 22:32:48
>>327

では、今夜はここでゆっくりと英気を養ってくださいまし。

(出る釘は打たれるではないが、多少でも領土が増えたことを喜ばない国もあるはずで)
(自分には分からぬ政治的、軍事的な駆け引きもあるのだろうと察して、今夜だけでは自分と睦み合うことで忘れて欲しいと思って微笑む)

はい、マーサと申します、大公さま。
ですが、ご存知でしょうけれど、彼女も騙されて手伝わされた被害者ですから、そこは含んでおいてくださいまし。
とても侍女として有能ですし、本人がその気になれば、いずれは侍女長になるのも無理な話ではないかと思っております。
いえ、マーサもここで暮らす以上表の仕事も手伝えないといけませんから、今日はソフィアは奥で教師役をしております。
ご挨拶させましょうか?

(わざわざ説明する必要もないと思いつつ、自分と関わったことで故郷から離れざるおえなくなったことを申し訳なく思いつつ)
(それを理解してなるべく寛大に接してほしいことを言葉の裏に忍ばせて伝え)
(数日の仕事振りを見ていて、本人がずっとここで働く気さえあればそれも夢ではないだろうと評価していること表す)
(表専門の侍女や裏方専門で働く侍女が居ない訳ではないが、娼婦に仕える以上お客様の相手をしている時の補助ができるのは当たり前で)
(今日はそれの実地訓練だと言いつつ、奥にソフィアも控えていることを伝えて)
(会いたいのであれば、挨拶するように伝える旨を告げる)

【今夜もよろしくお願いします】


329 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/04(金) 23:18:17
>>327-328
勿論その通りです。
そうです、初めて接した相手などは要注意ですから。

(初見の相手はすべて要注意だと念を押すようにして)
(大きな陰謀が働き始めているのではと見ている様子だった)

ええ、全員が一杯食わされたという意味では素晴らしい手際だったと思います。
……その気なら私も殺されていたでしょうから。

(認めるのは業腹だが、技量は確かだったと良いながら)
(相手がその気なら命は無かったと言って、リベンジの機会は無い方が良いのかもと言外に伝えていた)

世捨て人というのは言い得て妙ですね。
しがらみがなければお金さえあればそれは可能なのでしょうが……。
いえ、元から魔力はお持ちですから、その関連ですね。
読めるようになった、ですね、最近ですから私も魔力が備わったのは。
必要に駆られて覚えたので、レナ様にお仕えするだけなら不要ですよ。

(マーサの言葉に頷きながら、お金があれば出来るかもだが、しがらみがそれを許さないと言って)
(魔法は元から魔力があったので制限はあるものの使用は可能で、その関連での事だと説明しつつ)
(特には不要だといって笑った)

こうしたドレスは特殊ですからね。
お客様の好みに合わせる必要もあり、そこが難しい所です。

(いくら扇情的な衣装を好まれても、娼婦本人の魅力を損ねては意味が無く)
(レナのレベルなら何を着ても様になるのだが、基本としてはそういう事で、ソフィアも別でそういう事は学んでいた様子だった)

他人の視線、称賛や羨望、または嫉妬も含めて全て慣れていらっしゃるのだと思います。

(特に継承権はある阻害されている王子という立場は監視もされていたという事でもあり)
(幼い頃よりの慣れは圧倒的だとは改めて感じるところだった)


「うむ、他国の動きが激しく、油断が出来ぬ状況でな」
「お前の美しさを見て、ずいぶんと癒されたぞ」

(かなり国家間の動きもある様子で、それだけに連日かなり遅くまで軍議があるらしく)
(性豪と他人から評されるレベルの男が仕事と寝るだけの日々だった事が窺えた)

ふむ、そうらしいな。
侍女として優秀なのは結構な事だ、人手不足と聞いている。
なるほど業務を教えている訳か、ソフィアの身の上がどうなっているかは当然知っておろう。
大功を立てれば解放されると多国間協定にはあるのだが、その機会を与えるか否かを問いたい。
まずはレナ自身が決めなくてはならぬがな。

(マーサについては特段、悪意も無いらしく能力の高いのは良い事だと頷いて)
(身分解放の要件がある事を口にして、それに従事させるか否かを問い掛けるのだった)


【こちらこそ宜しくお願いします】


330 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/05(土) 00:26:57
>>329

はい。十分に用心することにしますね。
もう、ソフィアさんに心配も迷惑も掛けたくはありませんから。

(念を押す言葉にはっきりと頷き、微笑み手を取って優しく包みながら)
(もう心配は掛けないと言いつつ、自分と居ると心配の種が尽きないのではと少しだけ迷いを表情を浮かべていた)

「……それ程の相手ということなのですね」

(ソフィアが認めるくらいの手際の良さでは、自分が敵うとも思えず復讐は不本意ながら諦めることにして)
(それにしても、ソフィアがレナを助けるために動くのは分かっていて、何故に殺さなかったのか、その部分は不思議に思っていて)
(おかしな話だが人を手に掛けることを嫌っていたのか、もしかしたらソフィアと同じ国の生まれなのかもと推察してみるが)
(確かめる手立てもなく、運が良かったと思うことにしておいた)

「ええ、しがらみがお有りだからここにいらっしゃるのでしょうね。
 でなければ、国が滅んだのをもっけの幸いにして、隠遁生活をされていそうですから。
 そうなのですか。承知しました」

(きっと、今ですらお金には困っていそうもなく、しがらみさえなければどこか人のあまり来ない場所で)
(自分の興味があるものに囲まれて生活しているのだろうなと思い、その意味では不憫な方だと思わずにはいられなかった)
(魔力のことは安心した表情を浮かべて、なるべく関わらないようにしようと心のなかで決めて頷く)

「行く行くは常連のお客様だけでも、ドレスの好みは覚えておいた方が良さそうですね」

(このままレナ付きの侍女の仕事が続くのであれば、最低でもレナを良く指名する常連客の名前と好みは覚えておく必要を感じて)
(それ以外の客の場合はきっと情報をもらえる筈で、あとは常連客を飽きさせないドレスについてもいずれ考えるようにした方が良いと感じていた)

「そのようですね。本当に不思議なお方です」

(仕事用のドレスに着替え、化粧をして一歩部屋を出てからレナの表情が明らかに仕事モードへ変わったのに気づいていて)
(いつものほんわかした印象からは想像がつかないし、昔からそういうことに慣れていたのだろう改めて感じつつも)
(なかなか居ないタイプだとの認識を新たにしていた)


わたくしは詳しくはお聞きしていませんが、ジュリア将軍やエレナさまのお話から想像するにそのようですね。
ありがとうございます、大公さま。そう言って頂けるだけで、呼んで頂いた甲斐がありましたけど、もっと癒やされくださいませ。

(ソフィアの奴隷としての扱いを聞いた時に、魔法王国を中心として何かを企てている国が多そうなのは察してはいたが)
(何か自分が出来るわけではなく、今は出来ることをしようと思っていた)
(見るだけではなく、自分を抱くことで癒やされて欲しいと言外に伝える)

はい、とても助かっております。
確かに人手不足でありますね。
今日は戻って来ていますが、ソフィアもいまは別の娼婦の侍女を一時的にしているくらいですから。
承知しております。大功を立てればですか?
是非そのような機会があればとは思いますけれど……、仕事の内容にもよります。

(マーサの評価に満足な表情を浮かべ、大公さまが悪意を持っていないらしいことに安堵して)
(娼館の人手不足には困った表情を浮かべ、以前は仕えている侍女が休みのときは特定の仕える相手の居ない侍女がフォローに入っていたが)
(いまはその余裕すらないことに、これも自分が解決出来ることではないが何とかしないととは感じていた)
(すでに自分を助けたことが大功だとは思っていたが、それでは足りないのだろうなと理解していて)
(身分を開放してあげたいと思う反面、あまり危険な目には遭って欲しくない気持ちも本当で)
(乗るか乗らないかは仕事の内容次第であるとの思いを伝える)


331 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/05(土) 01:32:32
>>330
はい、そうして下さい。
私にとかそういう事ではなく、ご自身の為にも。

(ソフィアの事よりもまず自分自身を大事にするように言って)
(ただ、大きな謀略の前には嵐の中の小舟である気もしていた)

……残念ながら。
何故殺されなかったのかも不明です。
或いは時間を掛けたくなかったのかも知れません。

(いずれにせよ追手は掛かるはずで、それを想定してもエレノアを植え付けての逃亡に余裕が無かった事が一番だと思っていた)

もっけの幸いは何とも言えませんが、どうでしょう。
ただ……常に放っておかれないのは確かです。
不要といえば不要ですから。

(レナ自身は責任感も応分にあるので、その場合は再興を考える可能性も否めないと思いながら)
(どの道、何らかの形で誰かに注目されるのは間違いないと思っていた)
(侍女としての仕事には不要なのでと言って、関わる必要は無いと言外に伝えた)

勿論です、ドレスの好みもそうですし、相対的に何を好むかというのは大事です。
毎回同じドレスという訳にもいきませんから。

(顧客の好みについてはその通りだと頷いて、おいおい必要な事は十分に習得するだろうと見ていた)

公務と私事の区別を無意識にされるのでしょうね。

(実際は誰でもやっているのだが、レナの場合はギャップが大きくて戸惑うのでは、と伝えた)


「ふむ、その通りだが、その話の頃よりも混迷を深めている」
「歴史あるだけあって、策謀は凄まじいものがあるからな」
「ふふ、無論、お前で癒されに来たのだ」

(エレノア騒動の後、短期間に過ぎないがかなりの事態が進んでいる様子を窺わせる)
(鎧袖一触と言えないくらいに魔法王国は強敵であり、むしろ押されている印象すらあった)
(レナの言外の言葉は受け取ったらしく、肩を抱き寄せると二ッと笑いを見せる)

「別の娼婦の侍女を?それほど足らぬのか……」
「そう、大功であれば、という事になる」
「ふむ……この娼館は街道沿いにあり、街道の先には関所があり、そこが国境となっている」
「国境の向こうにあるのは都市国家連合だが、その中のひとつの都市がここと同じような施設を都市内に多く建設した」
「結果として人手がそこに奪われている、というのがどうやらここの人手不足の背景らしい」
「そして都市国家連合と魔法王国が手を組んだという情報も入っているが、如何せん不足している」
「だが、そうした施設で以て、高官同士が出合い、画策をしているのは恐らく間違いない」
「そこへの潜入と高官の正体を探る事がその仕事だな、侍女でか娼婦でかは任せるが」

(現状を聞き、眉を顰めると仕事の内容をレナに説明していく)
(ソフィアなら十分こなせそうな任務だが、レナが形式上は所有者なので許可が必要という事らしかった)


332 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/05(土) 02:40:45
>>331

はい、わかりました。

(微笑んだまま了解したと言いつつも、自分の為することはソフィアにも関係あるのにと思ってはいたが)
(言葉にも表情にも出さず、ただ分かったとの意思表示で頷く)

「それは十分にありますね。
 拉致されてから別人格を植え付けるのを、私が引き受けた街までにやらないといけなかった訳ですものね」

(ソフィアの推察は納得がいくもので、追手を避けつつエレノアの人格を植え付け)
(数日で自分がいる街まで来るために、なるべく誰にも気が付かれず、時間を稼ぐには余計なことをしないのは最善の策だと同意する)

「確かに、何かで誰かと関わりを持てば噂は広がるでしょうし……やはりレナ様の夢が叶うのはかなり難しいですね。
 はい、安心しました」

(レナが夢見る平穏な暮らしはほぼ実現できないと理解しつつ、断言するのは忍びなく難しいという表現にしたものの小さく溜息を漏らす)
(魔法と関わらないで済むことに安堵の表情と笑みを浮かべた)

「お酒やおつまみの好みもありますものね。
 覚えることはいっぱいありそうですね」

(同じドレスを着ないように気をつけるだけでなく、嗜好品の好みも知っていれば仕事もスムーズに運ぶのは自明の理で)
(口では大変そうというニュアンスで言ってはいたが、表情はやる気に漲っていて)
(実際、ソフィアがレナの元を離れている僅か数日の間に、マーサの仕事の覚えが早く手際が良いという話はソフィアの耳にも入っていた)

「小さい頃から自然と身につけられたのでしょうね、きっと」

(確かに誰でもしていることではあったが、レナのギャップの大きさはソフィアの言う通りで得心がいった表情を浮かべる)


……そうなのですか。
エレノアさんの件が失敗した時に備えて次の作戦も準備していたのでしょうね。
はい、大公さま。

(事態がさらに進み、より混迷を深めていると聞けば完全に他人事ではなく真剣な表情で考え込んで)
(まだ、自分のことを諦めていない可能性もかなり高い気もして、ソフィアに忠告を受けた通りに見知らぬ相手に気をつけようと気を引き締める)
(大后さまの説明でもただでは終わらないとは思っていたものの、そこまで策謀を巡らすことは正直凄いとさ感じていた)
(抱き寄せられるとしなだれ掛かり、潤んだ瞳で大公さまの顔を見つめる)

はい、少し前までこのようなことはなかったのですが、どうも補充がうまく行っていませんようで。
ここと同じようなサロンを兼ねた娼館をですか。それで……。
確かに大功と言うだけあって難易度の高いミッションですね。
いますぐにここでお答えした方がよろしいでしょうか?

(攫われる前までは、たまに退職する者はいてもそこまで多くはなく、レナは気づいていなかった程であったが)
(自分が娼館を離れていた僅かの間にかなり減っているのは確かであり、理由を聞けば納得が行くもので)
(手っ取り早くここと同じレベルを目指すのなら、ここの侍女を良い条件を餌にして誘うのが最も効果がある手であり)
(娼婦もということになれば、拉致も含めてまた自分に手が伸びてくる可能性もあると抱かれた腕の中で僅かに緊張に身体を強張らす)
(奴隷身分から開放されるための仕事が難しいことは推察していたが、話を聞けば危険でもあって)
(マーサならまだしも、ソフィアはかつてかなり有名人で知る者も少なくない筈で)
(開放したい反面、危ないことには関わってほしくない気持ちもあり迷ってしまっていた)

【今夜はここで凍結をお願いします】
【次回は、土曜日の22:30から大丈夫です】


333 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/05(土) 02:43:55
>>332
【凍結了解しました】
【では土曜日の22:30からまたよろしくお願いします】


334 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/05(土) 02:47:32
>>333
【ありがとうございます】
「では、また22:30からよろしくお願いします】
【いつも通り伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした】

【眠気も強くなってきていますので、今夜はお先に失礼します】

【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


335 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/05(土) 02:51:25
>>334
【こちらこそありがとうございます】
【では土曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


336 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/05(土) 22:26:30
【ロールの再開にスレをお借りします】


337 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/05(土) 22:31:57

>>332
それにしても、人格の植え付けまで可能という事は……。
魔法王国が絡んでいる事は間違いなさそうですね。

(この度の一件で完全に牙をむいてきたと判断せざるを得ないと内心思いながら)
(手際の良さといい、対抗出来るのかという部分について自信が持てなかった)

レナ様の美しさはご本人のご認識とはまったく違いますから。
あのように華やかな方がいらっしゃれば、目立つのは当然かと思います。
私もそうでしたが、不気味でしょう?

(レナの自覚とは別にあの美貌は目立って仕方なく、誰かと関わらない訳にはいかない以上は無理からぬ事だと思っていた)
(魔法と関わらない事に安堵した表情に、不気味に思えるでしょう?と経験者として同意した)

はい、ある程度はまとめてありますが、その場の判断もありますから。
もっともマーサ様は覚えが早いと聞き及んでいますから、その点は安心ですね。

(常に来る様な顧客については資料が揃っていると言いつつ、その場での判断で出すものを変える時もあると言って)
(ただ、マーサの能力については他人からも聞いていて、内心の評価は更に上がっていた)


「魔法王国の王女のひとりだったか、エレノアというのは」
「元の策謀が複数あるのでな、どちらが主だったのかはわからないが、矢継ぎ早であるのは間違いない」
「ふ、髪は残念だが、美しさは損なわれず、むしろ女っぷりが上がったな」

(又聞きの記憶をたどる様子を見せながら、敵の策謀がそれだけではなかったと言って)
(その最中に上目遣いに見上げるレナの頬に手を沿えると美貌を誉め、軽く胸をもみあげる)

「金絡みでここに来ている者もいた故にな、余計に金ずくで動かせたのもあるだろう」
「引き抜きにどういう手段を使ったのかも含めて、対策は必要だろうな」
「そう、腕前も必要だが、その場での判断や機転も要求される、更には見た目もな」
「そうしたミッションを任せられる者は極わずかだろう」
「答えはそうだな、明日一杯までに連絡が貰えれば良い、何より今日はお前を抱きに来たのだからな」

(引き抜きの絡繰りも明かさなければならないと言うが、大公としての見方であって、やるのはライラ達といった雰囲気で)
(むしろ潜入した方がそちらも明かせるだろうと考えている様子だった)
(技量についてはかなり評価している様子だが、性格などまで把握している訳ではなく)
(危険なのは間違いないが、それだけに答えを今すぐにとは言わずに明日までは待つと言って)
(そのまま胸をすくい上げる様にして指を沈めて行く)


>>336
【それでは今夜も宜しくお願いします】


338 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/05(土) 23:49:16
>>337

「そうですね。ただ、最初に私がレナ様にお会いした人格はどっちだったのだろうと思ってはいます。
 徐々に子供っぽさや我儘な行いが増していきましたから、最初はレナ様に近い人格で少しずつ侵されていったような気もしますし。
 ……確かに、拉致にも魔法王国が絡んでいるのでしょうね」

(逃げながら人格を植え付けることはきっと困難なことで、ソフィアが言っていた通りかなりの手練なことは確かだと思っていた)
(ただ、最初に会った時にはもうエレノアの人格が勝っていたのか、レナだったのか少し判断が付かなくて)
(強いて言えばレナからエレノアへの移行期な気もしていた)
(拉致にも魔法王国が絡んでいるとの意見には同意で、そうだとすると首謀者はレナの親類なのか)
(それを出汁にしただけで魔法王国が主体なのか分からないなと思っていた)

「本当にあの美しさは一言では言い尽くせない感はありますけど、ご本人は見慣れているせいなのかもしれませんが認識がずれている気がします。
 そうなんですけど、ご本人はあまりそう思われて居ない気もします。
 ええ、不気味ですね。突然なにも無いところから水の龍が出たりするんですから。
 きっと、あの大后様ならもっと色々とできるのでしょうね。お近づきにはなりたくはありませんが」

(ただ美しいというのはレナの美貌を正確に表現しきって居ない気もしていてが、本人は普通程度にか思っていないようでもあり)
(高貴な血と相俟って目立って人を惹き付けることは当然で仕方のないことなのに、自覚が足りないように感じていた)
(目の前を大きな水の龍が通り過ぎたときは、あまりの驚きに理解も追いつかず)
(心臓がバクバクしていて、夢でもみたのかとさえ思ったほどで、あれ以外にももっと他に色々とあるのだろうと察して)
(その場に居るだけで威圧感をひしひしと感じた大后様であれば、もっと凄いことが出来るのだろうと思いつつも)
(レナと違って近づくことも見ることも嫌で、さらなる鍛錬にレナ様は興味を示していたが、出来れば不気味なことには関わって欲しくはなかった)

「では、いずれその資料を見せて頂いて参考にさせていただくことにします。
 ありがとうございます。どうせここで仕事をするなら、早く覚えてすぐに役立つようになりたいじゃないですか」

(資料があるのなら一々すべてを自分で体験して覚えることはなく、参考にしながら仕事ができて少しは楽ができると小さく頷く)
(褒められたことに感謝しつつ、ただ早く順応して役に立てるようにとの心がけで、本人はごく普通にしているつもりであった)


はい、そのようですね。それは、わたくしよりソフィアやエレナさまの方が良くご存知かと思います。
わたくしは直接実感するようなことはあまりありませんが、お話を伺うとそのようですね。
……髪はまたいずれ伸びてきますから。これでも少しは伸びてきたのですよ。
それに、久々に髪が短くなって髪が結構重いことも分かりましたし。
ありがとうございます。ンンゥ……アッ……。

(魂が同居したものの直接に話す機会はほぼなくて、大后が人形に封じ込める時だけで詳しくは知らず)
(魔法王国の王女の一人で、かなり複雑な背景をもった可哀想な人との認識はあって少し表情を曇らせる)
(口にはしないが、徐々に力が衰えつつあったとは云え、祖国が滅亡したことがこの地域の国々の力のバランスを乱していて)
(魔法王国も力を付けて大陸の中心的な国になりそうなこの国を揺さぶり、隙きあれば奪うつもりなのかもしれないと思っていた)
(髪のことを指摘されると切なそうな表情を一瞬浮かべるが、また伸びて来るもでもあり)
(重さを再認識できたとポジティブに捉えて笑みを浮かべて、そう気にもしてない風を装い)
(褒められたことに素直に嬉しそうな笑みを浮かべて、乳房に触れられると大きさが増しただけでなく感度が上がっていることに初めて気づき)
(早くも湧き上がる快感に、鼻に掛かった甘い声を漏らす)


339 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/05(土) 23:50:16
>>338

それは仕方なの無いことだと思います。家庭を助けるために働いている子もいますし、そうでない子もいて。
家庭を助けるために働いている子であれば、少しでも高いほうが良いでしょうし、それを止めるのは難しいでしょうから。
それに相手にしてみれば、教育に時間とお金を掛けずに済むメリットもありますから。
……そうですね。要求される能力を確かにソフィアは満たしてはおりますね。
承知いたしました。本人とも相談してお答えを明日に差し上げます。
はい、野暮な話はここまでにして、ここからはわたくしに集中してくださいませ。
ンァッ……ハッ……心地いいです……ハァ、アンゥ……。

(侍女たちの背景は色々で、より高い報酬を望めるからしている子もいれば)
(見習いのレナのように若い内に広い世界を見たほうが良いと出てきている者)
(中には侍女を育てる人的余裕のない貴族が、給料と育成費を出し奥向だけと契約を交わして送り込まれた侍女もいて、事情はバラバラだった)
(お金が必要な侍女を引き止めるのは難しいはずで、それもきっと潜り込んでいたスパイから情報が流れていたのだろうと思っていた)
(確かに大公から聞くミッションにはソフィアが適任であるように感じたが、危険な上)
(調教のせいで身体が発情しやすくなっていることや、本人の性格も考えると完全に適しては居ない気もしていて迷いを深くしていた)
(しかし、今は抱かれることに専念するように自分にも言い聞かせ、大公を誘う視線を送って)
(より強い愛撫を受ければ、乳首が凝り出し強い快感が溢れて頬を上気させ、発情した香りが薫り立ち始めていた)

【こちらこそ、今夜もよろしくお願いします】


340 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/06(日) 00:46:09
>>338
……なるほど、或いは強力な暗示かも知れません。
私が見た時も意識を基本的に朦朧とさせていたみたいですから。
移行しやすい人格の暗示を掛け、レナ様自身の自意識を弱めてエレノアが侵食し易くしたと見ています。
首謀者なのは恐らくレナ様の親族なのですが、上手く使われている感が強いです。

(マーサが言う事も理解は出来、自分が潜り込んだ時も朦朧としたレナを見ていた事もあり)
(複合的に本人を弱らせて、乗っ取るつもりだったという見通しを口にしていた)
(それにしても良くレナが保ってくれたというのが実感で、それが軽い嘆息となって出ていた)
(拉致の仕掛けについては複合要素が強いが、初めの計画と全然違っていると思っていた)

ずれている、というのは私も思います。
ご本人は本気で普通と思っていらっしゃいますから。
……そうですよね、襲われなくて良かったです。
太后様は別格です、星を落とせるらしいので。

(人には言わないが、自分の黒髪が珍しいのはわかるものの、あの美しい髪を持っていながら羨ましがるのも良く分からなくて)
(美醜の観点がおかしい事も無いのに、自分の事はわかっていないのもズレている感が強かった)
(水の龍に関しては、自分は襲われた事もあり、何も無くて良かったと本心から口にしていて)
(太后様については本当に別格で、不気味というレベルを超えていると苦笑した)

何かあった時に共有出来た方が良いという事で作られたものです。
ええ、その通りですね。

(人が作った風に言っていたが、実際はリーザと自分で作ったものだとは言わなかった)
(マーサの意気込みについては同意しながら、良い人が来た事については今回の件も悪い事だけでは無いと感じていた)


「ふん、公式には少し前に他界した事にされておるがな、さほど興味は無い」
「そうか、確かに髪はまた伸びるな、以前までの過程を楽しむのも一興よ」
「ふ……感じやすくもなっておるようだな」

(エレノアについては太后が事前に予測した通り、元から居ないものとされている事を口にしつつ)
(名前が出たから話題にした程度で、すぐにレナの髪の話になるが、慰めているのか伸びる過程を楽しめといって)
(胸を少し触っただけで甘い声を出すレナに感度が高まっていると指摘し、それを意識させていく)

「無論、その通りだからこそ厄介な話よな」
「あれだけの能力を持つ者もそうはおるまい、良い返事を期待しよう」
「ふふ、無論よ、もう少し待てという所を無理矢理予約したのだからな」

(事情は当然その通りであり、だからこそ厄介な話だと言うが、そこに主体的に対抗するのは自分の役目では無いといった風情で)
(ソフィアについては現状の諸々は知らないのか知らない振りなのか、その任につく事に期待しているのだけはわかった)
(レナの言葉を受けて、当然だと言うと起ってきた乳首をコリコリと転がしながらレナの片手を自らの股間に導いていく)
(そこは熱く、脈動する肉棒が屹立しているのが伝わるはずで、雄と雌の匂いが室内を埋める様だった)


341 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/06(日) 00:46:46
【上のアンカーは>>339の間違いですね、済みません】


342 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/06(日) 01:56:46
>>340

「最近のレナ様を見ていると、最初に私が抱いたおっとりとした姫様という印象は、人格を植え付けられて朦朧とされていたのが原因なのは確かそうですね。
 動きは優雅ですけれど、興味があるものに対しては全然おっとりはしていないですものね。
 なかなかややこしいことをしていたんですね。きっとやれるのなら、最初からあの嫌な性格のエレノアになっていたでしょうから。
 きっと普通に決行したら上手くいく可能性は低いから手伝うとかなんとか言って、作戦に割り込んだんでしょうね」

(マーサが引き受けた時から大人しい印象はあって、言われればそれは意識が乗っ取られ始めて朦朧としてたんだろうと推察がつくが、その時は分かっていなくて)
(ただ、興味ある物へ突っ走る時のレナを目にすると、動きは優雅さを失ってはいないもののおっとりではないなと苦笑する)
(術自体の複雑さは頷きながらも完全には理解していなくて、そんな面倒な手を取ったのは、それしか方法が無かったのだろうと判断していた)
(「姫様を救出する」という部分だけは本当だったなと思いつつ、ここ何日かで前より警戒が厳しくなっているものの)
(そうでなくてもここから人一人を連れ出すのは簡単ではなく、レナの親族を上手く丸め込んで計画を横取りに近い形にしたんだろうなと思っていた)

「なぜご自分が普通に思われるのかは、じっくりと聞いてみたい気はしますけどね。
 あの時は気づかなかったですけど、いま思えば私は一回も狙われてはいないんですよね。
 少しだけでもエレノアに好かれて居たのかもしれません……。
 星を落とせるって……」

(レナの審美眼はしっかりしているのは分かり始めていて、その上でなぜ自分だけは除外するのか興味があって)
(ニコニコと笑みを浮かべながらも、問い詰めたい部分だけは本気だった)
(ソフィアが襲われた時も、エレナを襲おうとした時も恐怖に身を屈めていてその時は気づく余裕がなかったが)
(自分だけはエレノアの攻撃対象から完全に外されているのにいまになって気づき、あまり嬉しくもないものの好かれていたのかな思っていた)
(大后さまに対して頭の中で浮かんだ単語は「化け物」だったが、流石に口にするのは不敬なので言葉を呑み込み絶句してしまう)

「その方がいまの私みたいに新人が入った時は助かりますから、有り難いことです」

(ソフィアとリーザで作ったことに気づいては居らず、ただ最初の取っ掛かりで躓くことが減り)
(教育に掛ける時間が減らすには効果があり。作った人が目の前にいるとは思わず感謝の意を示す)


やはり、そういうことになっていたのですか……。
伸びるまでいろいろな髪型をしてみるのも良いかなと思いますので、見逃さないようにしてくださいね。
あっ、アンッ……そんな……おおきくなった……ンッ……だけじゃないなんて。

(大后さまの予測が当たったことでエレノアを不憫に感じて、仕事でなければすぐに飛んでいって魂の入った人形を抱きしめたいと思っていた)
(長い髪では出来ない髪型もしてみようかなと思っていて、そういう意味では楽しみで)
(潤んだ瞳と微笑みを湛えて大公様には言外に誘いを掛けてしまっていた)
(意識をさせられれば、より奥から湧き上がるような快感が乳房を包み全体へと広がり始めて)
(襲い来る快楽に身を任せつつ、堪えきれず目を細める)

本人も大公さまの期待には喜ぶものと存じます。
ありがとうございます……ンアっ……アハァ……存分にお楽しみくださいまし。

(確かに娼館のことは大公さまの領分ではなく、ライラさまの考えることだと頷き)
(それでも当事者は大変だろうと気遣いながら、有効な対策を取るためにもソフィアに期待していることは察しられて)
(きっとソフィアのことだから期待されれば応えようと頑張り過ぎてしまうはずで、出すとも出さないとも答えは避けて)
(どうしたものだろうかと、徐々に快楽に身体が火照りつつある中で考えていた)
(指名の礼を述べている時に乳首を転がされれば、より強い快感に鼻に掛かった甘い声はより大きくなり)
(発情した雌のフェロモンもあまり強い香水は付けないレナの身体から香り始めて、より男を刺激していって)
(熱く屹立し脈動する肉棒に手を導かれれば、すでに身体が本能的に覚えていて)
(指示がなくても手で包んで最初はゆっくりと、徐々に快感を高めながら動きを早めてより硬く屹立するよう仕向けていく)

【今夜はここまでで凍結をお願いします】
【お待たせしました】


343 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/06(日) 01:57:51
>>342
【凍結了解しました】
【次回、金曜日の22:30からよろしくお願いします】


344 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/06(日) 02:00:44
>>343
【ありがとうございます】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です。また伝言場スレで待ち合わせましょう】
【お疲れさまでした。二日間楽しかったです】


345 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/06(日) 02:02:20
>>344
【こちらこそありがとうございます】
【では金曜日の22:30にまた伝言板でお会いしましょう】
【私も2日間楽しかったです、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


346 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/06(日) 02:05:33
>>345
【また寒暖差も激しくなるようですので、お互いに風邪をひかないよう気をつけましょう】
【もちろん例のウイルスにも】

【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


347 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/11(金) 22:25:30
【ロールの再開にスレをお借りします】


348 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/11(金) 22:34:00
>>342
根本は穏やかな方だとは思いますが、おっとりとは違いますよね。
興味あるものに対してはむしろ猪突猛進といった感じですし。
ええ、ただ……私も同じような立場だったからかも知れませんが、育ち方が違っていればと……。
詳細までは不明ですが、そういう感じだと思われます。

(レナ自身は闘争などを好む性格では無いと思っているが、おっとりとはまた違うのは同意で)
(実際、活力を感じなかった時には胸が張り裂けそうだった事を思い返していた)
(エレノアに対しては敵意に近い感覚はあったのだが、もうちょっと育ち方が違えばと残念な気持ちが大きくなっていて)
(計画については乗っ取りになりつつ、矢面に立たせるなど陰湿さが強いと感じていた)

理由なんてあるのでしょうか、根拠なく信じている気も致します。
世話になっていると思っていたのだと思います、無意識であっても。
だから、私個人としては彼女がわがままなお嬢様であっても、邪悪では無いのではと思うのです。
……信じられないと思いますが、その気になればいきなりここに現れる事も可能な方ですので。

(レナの自己評価の低さは確かにどこから来るのか不明だが、根拠もなさそうに思っていた)
(エレノアについてはそうした気遣いが出来る要素があれだけ邪に育てられながらも残っている点が大きく)
(本気で改心し、本気で学びなおせるなら、良い友人になれるのではと思わないでも無かったが)
(そこまで言うのは流石にそれこそ根拠が無いので言わずにおいて)
(太后については空間転移もやってのける人物だと言って、実際それを目の当たりにもしている為に実感が籠っていた)

はい、皆さんがスムーズに業務に入られるようになっている様ですから、良い事だと思います。

(その本人は他人がやった事を評価する口ぶりで笑顔を浮かべていた)


「ご丁寧に墓所まで作って、その中に身体を入れていたそうだからな」
「その身体を盗ってくるあたり、我が国の太后もわからぬが」
「おお、見逃さぬためには頻繁に通わねばな」
「より淫らになったのは良い事だ、反応も前より良いな」

(宣言通りに亡骸になる前にエレノアの身体を盗ってきた様で、理解出来ぬと苦笑して)
(レナの言葉にブランクがあるものの、むしろ娼婦として成長した受け答えにニヤリと笑うと)
(感度の高まりを自覚させる様に乳房にゆっくりと指を沈め、そのまま絞る様に先端へと指を動かし)
(頂点を擦りながら、反応を見て行く)

ふ、レナの評価はさほど高くないみたいだな。
ふふ、素晴らしい感度だ、少し口を開けよ……ん、くちゅ……。

(出し惜しんでいるのか、何かあるのか、といった雰囲気でソフィアについて語ると)
(それは後の話と考えたのか唇を奪い、舌を差し込んで絡めて行く)
(肉棒は久しぶりの美姫を抱けることの期待感からか脈動しながら屹立し、衣服の上からも怒張が見える様で)

ぷ、は……さて、脱いでもらおうか。
……どういう姿勢で抱かれたい?顔を見ながらか、それとも激しくか?

(唇が離れるとドレスを脱ぐように言って、どんな姿勢で抱かれたいのかを問うていく)




>>347
【それでは今夜も宜しくお願いします】


349 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/11(金) 23:49:50
>>348

「そうですよね。
 初めてレナ様にご一緒させていただいて外出した時は、ライラ様が同行されていなかったらと思うといまでも冷や汗がでます。
 流石にあの時はあんなに活発に動かれる方だと思っていなかったので、本当に見失いかけましたから。
 それは今は言っても仕方ないことですし、レナ様次第な気もしてますけど。
 やはり、そうなのですか……」

(レナ様の事は流石によく見ているなと感心しつつ頷く)
(もしあの時ライラ様がいなければ完全に見失っていただろう確信はあって、興味のあるものへ対しては別人のようだと思っていた)
(エレノアの魂が入っている人形に話しかけたり、スキンシップを取るレナの姿は何度か見かけていて)
(これから万が一エレノアが大きく変わるとすれば、レナが持つ母性の優しさでは無いかという気もしていた)
(計画はそうなのかと確信を深めたものの、レナの従姉妹が嫁いだ国も、そもそもレナに何人の従姉妹が居るかも知らず、漠然と頷いていた)

「まさか目や鼻や口とか指の数が一緒だから変わらないと思っているとか……。
 それしか無いでしょうね。
 周りの影響も大きかったのかもしれませんね。
 えっ!? それなら変な事は言わない方が良いですね」

(他の人と付いている物が変わらないのだから普通だと言いそうな気がして、もし肯定されたらそれはそれで凄いと思って少々呆気に取られて)
(きっとエレノアが自分を攻撃対象外にした理由は、それ以外に考えられず苦笑して)
(大后さまの言い方を聞いていると王族の人間は曲者揃いそうで、根は素直な性格をしていても歪むだろうと思っていた)
(いきなりここに現れることが可能と聞き、「化け物」と口にしなくて良かったと胸を撫で下ろす)

「本当に作った人には感謝ですね」

(心からそう感じていて口にすると、ソフィアの表情を見てもしやと思ったが口にせずにいた)


墓所までですか……? 身体から離れているとは云え、魂は死んでは居ないのに。
……もう大后さまは何でも有り過ぎて…………。
はい、お待ちしております。
ありがとうございます……ンアッ……アァンッ……ンンゥ……。

(エレノアの扱いにここまで怒りが沸々と込み上げてくるのは、一時とは魂が共存したせいなのかと思いつつも理由は分からず)
(最後は悲しみも心に溢れて何が何だか分からなくなってきていた)
(大后さまは普通のスケールでは語ることは出来ず、呆れたような苦笑を浮かべていて)
(いずれエレノアの魂が身体に戻るにしても、自分の役割は大切だなと気を引き締めていた)
(お酒を盃に満たしながら、次の来訪を身体を寄り添わせ潤んだ瞳でお強請りして)
(褒められたことに素直に礼を述べている間に、乳房を揉み込まれ絞るようにされ頂点を擦られると甘い痺れが湧き上がって)
(うっとりと淫欲が湧き上がった表情を浮かべて受け入れて)

そんなことは……アッ、アァン……ないですけど……。
久しぶりのせいか…………ハァ、ハァァン……すごく感じて……。
はい。

(ソフィアのことはとても頼りにしている分、調教で受けた後遺症のこともあって心から気にかけていて)
(ただ今ここで口にすることではなく、それ以上は語らずにた)
(唇を奪われると身体も急激に熱くなり、レナの甘い香りがより強く男性を刺激して)
(言われるがままに唇を開き舌を迎え入れ、自分からも積極的に舌を絡めて)
(衣服の上から屹立した怒張を絶妙な強さで撫でながら刺激していく)

ンハァ……ハァ……はい、承知いたしました。
如何ですか?
最初は久しぶりですので大公さまのお顔を見ながら、二度目は後ろから激しく突いて下さいませ。

(恍惚の笑みを浮かべて、自然な動きでドレスを脱ぐと裸体を大公さまの前に晒して)
(体位を効かれると大公さまの首に腕を回し、膝の上に乗って最初は正常位か対面座位をお強請りしてから)
(二回目は獣のように激しくバックから突いて欲しいとお願いする)

【お待たせしました。こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


350 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/12(土) 00:18:51
>>349
私もあそこまでとは思っていませんでしたが……。
やたらと楽しみにしているので警戒していたら、あんな感じでしたね。
確かにそうですね……計画についても今は手が出ませんし。

(レナが街に出る前にやたらと屋台などを気にしている事に違和感があったので)
(警戒はしていたので良かっただけで、知らないと普通は撒かれてしまうと苦笑して)
(エレノアの事も陰謀の事も今は自分たちには関わらない方がむしろ良さそうだと言った)

真顔で当たり前な表情で言われそうな気がしますね、それ。
……ええ、ですが、周りが良くなかったですね、確かに。
ふふ、わざわざ聞き耳を立ててはいらっしゃらないと思いますよ。

(マーサの言う事に確かにそう思っていても不思議では無いと頷いて)
(エレノアが案外素直な性格で、だからこそ周囲が歪んでいるからああなったのだろうと納得していた)
(太后については向こうの気ままで来るだけなのでわざわざ聞き耳は立ててないだろうと言って苦笑した)


そのまま死んでいた事にするつもりだったのだろうな。
ま、好きにやらせるしかない方ゆえにな。
ふふん、言う様になったものよな。
身体もますます男が好む反応を示しよる。

(エレノアについては切り捨てたのだろうと言って、太后については勝手にさせるしかないと笑う)
(レナの受け答えに満足した様子で反応を楽しみ、感度の高さを評価する)

まぁ、今はそれは良いだろう……かなり感じておるな。
我もこれほどに昂ったのは久方ぶりよ。

(ソフィアの事は後で返事を聞けば良いと言うとレナの身体を弄って)
(高い感度に満足そうにしながら、撫でさせている怒張は天を衝く勢いで熱をレナに伝えて)

美しさが増したな、良いだろう。
お前を前にすればすべての男が愛するだろうな、ではこのまま挿れてみよ。

(少しレナの身体を浮かせると顔を見つめながら肉棒を秘裂に宛がって、入り口を亀頭で擦っていく)
(期待に潤む膣口を軽く突きながら、そのまま腰を落としていけとレナに言って)
(腰を落とすと同時に大公自身が腰を跳ね上げて、最奥をガンと突き上げていく)


351 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/12(土) 01:11:04
>>350

「フフッ、確かに屋台の食べ物とか、庶民が口にするようなお菓子とかとても美味しそうに頬張りますよね。
 レナ様はあの容姿ですから、ギャップが大きくて不思議な感じです。
 お任せしましょう」

(綺麗な服やガラスの食器とかも好きなようだとは思ったが、屋台を覗いて主人が料理をするとことを瞳をキラキラとさせて眺めていたり)
(料理が何か好奇心いっぱいの表情で聞いたあと、手に取り食べ始めるのは良いがそのまま立ち去ろうとするのは少々困ったと思っていて)
(食べ歩きはしないものの、次の獲物を探しながら頬張る姿は人目を引いて、あまりのギャップのすごさに目が眩む気さえしていたと苦笑する)
(自分には関われることでないので、任せるしか無いと断言した)

「きっと間違いなくそう思われていると思います。
 どうしても周りの影響は受けてしまいますから。特に小さい頃は顕著ですから。
 安心しました」

(ソフィアのそう思うのならと、仮定は確信に変わって、そうでなければいくら元男性でもあそこまで頓着しないことはあり得ないと思っていた)
(犯罪者が多い街で聖人のように心の綺麗な人が稀なのと同じな気がして、エレノアだけの問題ではないとの考えが強くなる)
(きっと可能だろうなとは思いながら、聞き耳を立ててないと言われて安堵の笑みを浮かべる)


本当に酷いです。
はい、大后さまは大后さまですから。
ありがとうございます。

(エレノアの扱いには目に涙が何故か滲んできて、完全に泣くことだけはギリギリ堪えて)
(大后さまは我が道を思い通りにするだけの力も胆力も備わっていて、傍で見ていても素直に凄いと感じていて)
(大公の巧みな刺激に身体は完全に発情していて、どこに触れられても快感を生み出し)
(その反応が更に男性を興奮させる魔性を感じさせるに十分だった)

はい……いまは……アンゥ……わたくしだけに……。
大公さまもとても昂ぶっていらっしゃるのがとても分かります。
わたくしにお情けを……ンフゥ……早く分けてくださいまし。

(ソフィアの事は後にして、今は自分の身体に溺れてと婉曲的にお願いして)
(怒張を服の上から何度もなぞって刺激を与えれば、より熱を帯び硬くなったのが指から伝わり)
(期待がより大きくなり、待ちきれなくなってお強請りまでしてしまう)

ありがとうございます。
……初めてのときみたいに……ハァァッ……ン、ンンッ……ドキドキしてます。
はい、では挿れさせていただき……ンァッ……ます、アァンッ……ンッ……ンアッ……凄い……ンッ……すぐにイッちゃいそうです。

(本物の恋人か夫婦が見つめ合うように見つめて微笑んで、秘裂に肉棒の先端が充てがわれれば温かな愛液が亀頭を包み込んで)
(少しでも挿入されればキュッと締め付け、膣壁全体がうねり根こそぎ持って行くように蠢き)
(唯々諾々とゆっくりと腰を下ろしていって、膣奥まで大公さまので満たされた瞬間跳ね上げられれば)
(それだけで一瞬視界が白く染まり、軽い絶頂を迎えてしまうが)
(男性側にも肉棒を絶妙な加減で締め付けながら、膣壁がより大きく根元から先端へかけて搾り取るような動きを見せる)
(もし、客が童貞や経験の少ない人物であったら、レナに挿入しただけで果ててしまいそうなほど女性器は熟れて名器へと育っていた)


352 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/12(土) 01:39:55
>>351
ええ、特に屋台の食べ物は昔食べられなかった反動からなのか、すごく興味を持たれますね。
そして、お金を払うという習慣が無いので……未だにギャップは感じます。

(かつてはお忍びで出たも食べられなかっただろう事もあって余計に興味を持つのだろうと思っているが)
(お金を払わなかったり世間知らずな面も多いので、そこの苦労と落差は未だに慣れはしないと苦笑する)

間違いなく、確かにそうですね……。
幼少時の環境は確かに重要ですからね……。
ふふ、今は他事に忙しいのではと思います。

(ただし、その感覚は人によっては嫌味になる事にも気づいておらず、そこは適宜注意する必要があると言って)
(エレノアについては環境が酷すぎるというところで一致していた)


今はお前しか見えぬ、それにしても、ここまで女っぷりが上がるとは……。
お前の初めては確かに我がもらったが、その時から比べると見違えた。
それに、しても……むぅぅ、ふっ、く……まるで吸い取るようだ、中がうねって絡んできよる。

(大公からすれば奴隷の事などどうでも良さげにレナの事を評して)
(初めてをもらった時から比べても素晴らしく淫らで魅力的だと言って)
(奥を突きあげると膣が絡みついて、それを亀頭の傘で抉る様に刺激して抽送を繰り返す)

乳首もぷっくりと起っておるな、こうすればどうだ?
ふふ、中で締まるな、ではまずはこのまま一発目だ。

(快楽に膨らんだ乳首を甘噛みし、それで中が締まると深く繋がる様に腰を突き上げると)
(軍人の体力と巨躯で何度も突き上げてレナの最奥を角度を変えて攻めていく)


353 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/12(土) 01:44:03
>>352
【すみません。少し眠気が強くなってきましたので今夜はここで凍結をお願いできますか?】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です】


354 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/12(土) 01:46:35
>>353
【わかりました、ではここで凍結しましょう】
【では土曜日の222:30からよろしくお願いします】


355 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/12(土) 01:49:39
>>354
【ありがとうございます】
【はい、こちらこそよろしくお願いします。いつも通り伝言板スレでお会いしましょう】
【寝落ちしてしまいそうなので、今夜はお先に失礼します】
【お疲れさまでした。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


356 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/12(土) 01:52:06
>>355
【では土曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


357 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/12(土) 22:25:39
【今夜もスレをお借りします】


358 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/12(土) 22:35:07
【スレをお借りします】


359 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/12(土) 22:36:09
>>352

「お育ちがお育ちですから、物珍しさもあるのでしょうね。
 お金を払うことに関しては、私が話した感じだとご承知はなさっているようですよ。
 ただ、より興味の惹かれるものがあると失念されてしまうようですけど」

(何度かレナと話をしていて、食べ物だけではなく今まで体験したことの無いことや知らないものに強い好奇心を示すことに気がついて)
(きっと庶民が食べるような物にも、憧れに近い強い興味を持つのだろうと思っていた)
(お金の支払については、前にソフィアから教わったとレナから聞いてはいたが)
(気がつくと忘れていてとも、祖国ではお忍びの時にお金が無くても、お店の人の方から声を掛けてくれて食べられたとも聞いていて)
(祖国では本人がお忍びのつもりでも正体がバレていて、お金は後から貰えるか)
(またはレナが来たと言うだけで宣伝になるかして、僅かなお金は度外視であったように思えて)
(なかなかお金を払う習慣が身につかないのだろうなと考えていた)

「私も気にするように致します。
 そうですか。しばらくお会いする機会はなさそうですね」

(マーサ自身は特にレナの美しさに関する物言いを、普通と言ってしまうことに凄いなと驚いたものの嫌味には感じてはいなかったが)
(確かに嫌味に感じる人間がいることも理解できて、自分もレナが無意識にそういうことを言っていたら窘めるようにすると約束する)
(レナに会いに来るとかがなければ、しばらく会う機会がないことにホッとしつつ)
(レナが大后様を恐ろしい存在と認識してなさそうなところに、何か相通じる物があるのではないかと思っていた)


お褒め頂きありがとうございます。
ン、ンァッ……大公さまが初めてのお相手をしてくださったから……アァン……いまのわたくしがあるのですから……ン、ンンッ。
アハッ……アンッ……大公さまのも……ン、ンゥ……わたくしの一番深い所を……アァッ……突いてます。

(ソフィアの事は後で考えることにして、褒められたことに素直に嬉しそうな笑みを浮かべるが、その笑みもかつてより淫靡さに満ちていて)
(初めてが大公で激しくはあったが、快楽を掘り起こすようなものであったころは)
(その後の仕事に悪い印象やいやいや仕事をこなすようなことにはならず、そういう意味では最初が大公さまだったことは本当に幸せだったと思っていて)
(大切な相手であることは今でも変わらず、身体の相性も良く膣の奥から快感が湧き上がり)
(それが膣襞のより複雑な蠢きを生み出し熱く蕩けて、大公さまの肉棒に絡みつき)
(根元から先端に向けて絞り上げ、射精を誘うような快楽を与え、それが大公さまの動きとなって自分にも返って来てより身体が燃え上がっていく)

ンアッ……そんな事されたら……アハッ、アンッ……すごく……感じて……ハァ、ハゥン、ンッ……。
はい……ンッ、ンァ……来て下さいませ……ンッ、ンンッ……いっしょに……ンハッ、ァンッ……イッて下さいまし……イク、イクゥ……ン、ンンゥ、ンァァッ!!

(プックリと膨らんだ乳首を甘噛されれば、感度は以前より遥かに上がっていて)
(痺れるような強い快感が前身を駆け抜けて、身体をピクピクと小さく痙攣させて小さな絶頂を迎えれば)
(膣壁がギュッとうねりながら肉棒をさらにきつく絞り上げて、無意識の内に大公さまの突き上げる動きに合わせて腰を振り出していて)
(頭と視界が白く靄がかかったように染まって、甘い悲鳴のような誘う声を上げて射精を最奥で感じながら絶頂を迎えて)
(そのまま大公さまにギュッと抱きついていた)

【今夜もよろしくお願いします】


360 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/12(土) 23:12:06
>>359
それはあるかも知れませんね、初めはどうしてそんなに興味があるのかわかりませんでしたが。
ええ、一応ご説明はしたのですが……忘れてしまうんですね、やはり。
お国の頃は多分、ご本人だけがお忍びのつもりでバレていたのでしょうね。
だから払わなくても後から払えば良いとか、払っているとかが普通なのかも。

(そういえば、リーザからも庶民の暮らしについて根掘り葉掘り聞かれた話を思い出して)
(支払いについては確かに説明はしたが、変わっていない事を確認してややガックリしながらも)
(故国では全てバレていて気を遣われていた事が習慣になっているのだろうと言った)

はい、ある意味一番の泣き所だと思いますので。
しばらくは来られないでしょうし、基本的に興味があるのはレナ様だけだと思います。

(レナは仕えたりする対象なら良いが、競う相手になればたまったもんではない才幹の持ち主で)
(特に美貌と所作に於いては時間が経つ程に洗練されており、相手からすれば嫉妬の対象でしか無いと思っていた)
(太后についてはレナにしか興味はないだろうと苦笑した)


無論だ、あの時も淫らではあったが、今は美しさと昇華しておるわ。
しかも、むぅ、く、ふ……我からも絞り取る様な動き、経験が薄いなら何もかも出してしまうだろう……よっ。

(肉棒に絡みつくレナの膣はあまりにも淫らで、快感をもたらしてくるが)
(流石に経験豊富なだけあって、そう容易くは攻めきれず、言葉の狭間にコツンと子宮口を突きあげて行く)

おお、これは、締まりながらうねるとは……んおっ、お……っ!!
出すぞっ!!!イケっ!!!おおおおっ!!!!

(抱き着いてくるレナを抱きしめながら、片腕は腰に当ててより深く繋がる様に押し込んで)
(同時に腰を突き上げながら熱のあつ精を中に出していき、レナを絶頂に押し上げて行く)

ふぅ、ふぅ、なかなかだぞ、では後ろから行くが……ふふ、もう少し時間を置くか?

(深く達した様子のレナに、その淫らさと感度を誉め、二回戦に入ろうと膣内で一度萎んだ肉棒がムクムクと起き上がるが)
(後ろから繋がる前にレナに大丈夫かと問い掛けるのだった)


【こちらこそ宜しくお願いします】


361 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/13(日) 00:06:10
>>360

「それでも普通はそこまで興味を持たないものですけれどね。
 そのようですね。
 祖国にいらっしゃった時も容姿はそう変わりないでしょうから、一度でもお見かけすれば強い印象を残すでしょうし、隠し果すのは困難かと想います
 きっと後から料金は支払われていたのでしょうね」

(善良な貴族でも民の幸せや豊かな暮らしを出来るよう心を砕き、力を尽くしはするだろうが)
(レナの様に生活や食べ物まで興味を持つことは稀で、それは独特な感覚なのだろうと思っていた)
(肩を落としガックリするソフィアの姿に、レナ自身が気をつけていても興味を唆られるものを見つけると失念してしまうと言っている以上)
(掛ける言葉が見当たらず、困惑しつつ苦笑を浮かべてしまっていた)
(お忍びがまさか女装していたとも思っておらず、男性でもあの容姿であれば)
(国の行事か何かでひと目見て忘れたりはしないはずで、正体がバレていて後から払われることも分かっていれば騒ぐ必要もなく)
(実際、少し離れて見守っていた付き人が支払いを済ますのが殆どで、全く問題にはなっていなかった)

「悪気がない分、却って質が悪いかもしれませんね。
 それは理解していますが、やはりかなり威圧感はありますから」

(自覚がない故に、却って嫉妬だけでなく反感も買うかもしれず、言っても感覚的に分からないのであれば自分たちがお守りするしかないと思って)
(表情を引き締めて小さく頷き、これからは注意を払うことを決意する)
(自国の国王夫妻でさえ感じたことのない威厳と言うよりは、息苦しくなるような圧迫感を覚えていて)
(それが魔力によるものならば、こちらに興味は無くとも近寄りたくないのが本音だった)


ンァ、ハァ、ハァ……お褒め頂きありがとうございます。
……ン、ンァッ……わたくしはいつでも構いませんから……ハァ、ハゥッ……お好きな時に……くださいませ。

(褒められたことにお礼を述べながらも、膣の締め付けと搾る動きは徐々に心地よい強さを増し)
(相手を感じさせつつ、自分も感じる場所を刺激してもらえるように腰を揺らして)
(愛液にトロトロに蕩けた膣壁は、容易く射精しないほど経験豊富な大公さまからも徐々に余裕を奪い取り始め)
(射精を強請る囁き声は甘く誘うような響きを持ってさえいた)

はい……ン、ンンッ……下さいませ……お情けをいっぱい……ンァ、アンッ、ン、ンンッ、ンッ、ン……!!

(より深く繋がり、大公さまの亀頭の先が子宮口を圧迫すれば苦しさを感じつつも)
(与えられる快感の大きさは苦痛を遥かに凌ぎ、ビクッビクッ身体を震わせ大公さまの肉棒を締め付け精子を搾り取りながら絶頂を迎えていた)

ハァ、ハァ、ハァ……ありがとうございます……ハァ、ハァ……、息が落ち着くまでほんの少しご猶予をお願い致します。
…………もう大丈夫ですから、後ろからレナを激しく犯して下さいませ、大公さま。

(僅かな時間、意識を手放していたが、再び意識が戻ると肩を上下に揺らし激しい息を吐きながら少しの休憩をお願いするが)
(久々の仕事のせいか、より身体が淫靡になったのかは分からないが、今は抱かれ膣内で射精を受け止めたくて堪えきれず)
(丸い滑らかな白いお尻を差し出し、両手の指で大公さまの前でゆっくりと陰唇を左右に開いて見せて)
(陰唇がヒクヒクと快楽を求め蠢き、もう待ちきれず再び抱かれることをお願いして笑みを浮かべる)


362 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/13(日) 01:02:00
>>361
何がそんなに興味を引くのでしょうね。
ただ、一番好きなのは屋台みたいに見えますし、お祭りに参加したい気持ちがそうさせるのかもと思います。
聞き訳が良い割に話半分なんですから……。
確かにそうですね、愛されていたのは良く分かります。

(ソフィアにもその感覚はどうやらわからないらしく、首を捻って)
(支払いを忘れる事にやや愚痴めいた言葉を零し、ハッとして口を塞ぐ)
(故国では相当愛されていたのだろうなと思ってやや遠い目をした)

ご理解頂きありがとうございます。
……ふふ、確かにそうですよね。

(レナへの注意を共有してくれたことに謝意を伝えて)
(太后についての威圧感は確かに理解出来ると苦笑した)


これほどの感度に性の技巧も増して、我も興奮したな。
勿論まだこれからだが……ふふ、大きくなった胸が弾むくらいに突いてやろう。

(しばらくは息を荒げていたが、落ち着くと尻を掲げて来るのを見て)
(亀頭を膣口に触れさせて、やわやわと焦らす動きを取っていく)

では、行くぞ、気絶するなよ……ふん……っ!!!
どうだ、おおっ!!!締まりがさっきよりも強くなったぞ、どうだ!ほら、おおっ!!!

(淫らな姿に積極的な快楽の姿勢に興奮が増すのか気絶するなと言ってからすぐに肉棒を沈めてさっきは届かない奥を突きあげる)
(突き上げる度に大きくなった乳房がバウンドする様に揺れて次はその乳房を両手で持って指を沈めると)
(そんまま強く抱きしめながらガンガンと獣の様な激しさが増していった)


363 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/13(日) 01:49:16
>>362

「それは、もうご本人しか分からないことですし、ただ強く興味が惹かれるだけで、もしかしたらご本人にも理由は分からないのかもしれません。
 きっと直前までは覚えていらっしゃるのだと思いますよ。
 おそらく、そうなのでしょうね」

(レナ自身にはっきりと惹かれる理由が分かっているのか、もしかしたら本人ですら分かっていないかもとふと思いたち口にする)
(それであれば本能の赴くままで仕方ないことだろうなと思っていた)
(ソフィアの愚痴めいた言葉に苦笑を浮かべて、気苦労が多そうだなと思っていた)
(初対面からまだそれ程時が経っていなくても、レナのために何かしたいと思わせるのだから)
(国民で王家に親愛の情を持つ人ならばなおさらだろうと、クレイトン卿の忠誠ぶりを思い出して考えていた)


ありがとうございます。大公さまだからこそです。
はい。……ああっ、この期に及んで焦らさないでくださいませ。

(今は大公さまのペニスを挿れて欲しい気持ちが溢れて、身体の命じるまま素直に求めて)
(亀頭が膣口に触れたもののすぐに膣内へ挿入されてこなければ、焦れてしまって自分から求めて亀頭の先を求めてお尻を振ってしまっていたが)
(頭の片隅で大公さまにも胸が大きくなったのはっきりと分かるんだと、ようやく自分でも大きくなった胸を自覚していた)

はい、来て下さいませ。はい、大公さまを満足させられるまで……アァッン……頑張り……ンンゥ……ますから……ンハァ……。
ハゥッ……凄い……ンハァ、アハッ……アンッ……奥まで届いて……ン、ンッ……気持ち良い……アンッ、ンッ……感じます……ハァ、ハァン。

(白く滑らかな丸いお尻を振り誘って、挿入が開始されればそれだけで軽くイキそうなるが堪える)
(膣内は先程より窄まり、より狭く締め付けを増し、たっぷりと熱を帯びた愛液を纏う膣襞は搾り取るような蠢きを強めて)
(後ろから激しく突き上げられれば、女性器からだけではなく大きくなった乳房からもより強い快感が湧いて)
(両手で握られ指を沈められ搾られるようにされたり、指の腹でプックリと凝った乳首を扱かれればより強い快感に背筋が小刻み震え)
(悦びを示すように大公さまへ返す快感も上がって、薄っすらと汗を帯びた身体は発情した雌の匂いを強く漂わせ)
(自分からも激しく腰を振り立てて獣の交尾のような激しい快楽を貪っていく)


364 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/13(日) 02:23:17
>>363
確かにそうですね、理由なんて無いのかも知れません。
直前までは……そうなのかも知れませんね。
そこもあまり自覚は無さそうではありますけれど。

(まぁ、自分だって好きな事に理由がはっきりあるかと問われれば無いと思う事もあり)
(マーサの言う通りだなt納得した表情を見せる)
(愛されている実感については慣れ過ぎていて、自覚なさそうだと苦笑した)


焦れてからの方が快感が増すというものよ。
ふふ、そこまで求められては期待に応えねばな。

(レナの切なげな言葉と表情は劣情を更に強めるもので)
(尻を振って肉棒を求める姿を見て、先端を少しうずめていく)

絡みつき、全て吸い取られるよう、だな……!!
中が蠢いているのがわかるぞ、これを引き抜いていけば……!!
そして、こうだ!!!くくっ、名器が技巧も備えてはこちらも必死にならねばな!!

(肉棒に絡みつく膣肉を称賛すると奥まで入った肉棒を引き抜いていく)
(肉傘が膣襞を抉っていき、愛液を掻き出すような刺激は快楽と同時に肉棒が抜ける喪失感を伴って)
(次の瞬間にその喪失感が一気に充足感に換わる突き上げに変化すると雌の器官を責めて)
(腰のひねりも加えると抽送の度に擦れ方や強度にアクセントが生まれて、腰を打ち付ける音がプレイルームに響いていく)

出すぞ、イケっ!!!!達しろっ!!!!

(膣内で肉棒が膨らみ、灼熱の粘液が発射される気配をレナに伝える)
(同時にイケと命じながら子宮口を突きあげて押し付けると射精が始まるのだった)


365 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/13(日) 02:28:13
>>364
【次のレスは3時を越えてしまいそうなので、ここで凍結をお願いできますか?】
【次回はいつも通りに金曜日の22:30からで大丈夫です】


366 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/13(日) 02:32:19
>>365
【わかりました、凍結しましょう】
【次回ですが、金曜日がちょっと都合付かないので、12/19土曜日の22:30からでお願い出来ますか?】


367 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/13(日) 02:35:18
>>366
【ありがとうございます】
【承知しました。では、次回は12/19(土)の22:30からでよろしくお願いします】
【いつも通りに伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした。二日間楽しかったです】


368 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/13(日) 02:36:29
>>367
【こちらこそありがとうございます】
【では12/19の22:30からよろしくお願いします】
【私も2日間楽しかったです】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


369 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/13(日) 02:38:39
>>368
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


370 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/19(土) 22:32:06
【ロールの再開にスレをお借りします】


371 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/19(土) 22:37:48
【スレをお借りします】


372 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/19(土) 22:39:38
>>364

「きっと長年の内に知らずに身についてしまったのでしょう。
 誰だって朝から晩まで誰かの視線を気にしながら生活していたら疲れますから」

(愛されていることも、少ないだろうが嫌われたり、嫉妬の念も受けていた筈で)
(いちいち気にしてたらさぞ疲れるだろうと想像して、ある種の自己防衛なのかなとも考えていた)


それはそうですけれど、もうこれ以上は焦らさらないで下さいませ。
お願い致します、大公さま。ンァッ……ン、ンンッ……アッ、アァッ……。

(確かに言われる通りで、焦らされれば焦らされるほど後の快楽が増すのは分かっていたが)
(今は欲しくて堪らず、瞳は快楽に潤んで甘えるような声で再度お願いをしてしまう)
(亀頭の先端が、愛液に塗れたトロトロの膣壁をかき分けて少しずつ挿入されてくれば)
(久々ということもあってとてつもない快楽が身体を駆け抜け、それだけで絶頂を迎えそうになり背筋を反らせると同時に)
(膣壁は全力が肉棒に絡みつきすべてを搾り取るように蠢いていた)

ハァ、ハァ、ハゥ、ン、ンンッ……ンァ、ありがとうございます。
あぁっ……ン、凄い……大公さまが……ンッ、ンンッ……膣内抉って……ンァ、ンッ……。
ヒャッ、ンハッァ……アンッ……良い……ハァ、ハッ……気持ち良いです……ンッ、アンゥ……。

(奥まで入った肉棒が引き抜かれて行く時に、カリ首が膣襞を拡げ、愛液を掻き出すように抉りながら動いていけば)
(身体を突き抜けるような快感と肉棒が抜けたことによる喪失感とで、気持ち良いのか切ないのかも分からず)
(背筋を震わせながら涙が溢れて、再び突き上げられれば充足感と共に膣襞が捲れる感覚に小さな絶頂が湧き上がり一瞬だけ視界が白く染まる)
(腰の捻りや動きに強弱が加えられれば、快感に翻弄されるしかレナに出来ることはなく)
(大公さまのリズムに合わせ腰を振り、より深く感じる場所を刺激してもらえるように整え、徐々に絶頂へと押し上げられていく)

はい、ンァ、アンッ、アッ……出して下さいまし。
奥にいっぱい……ン、ンンゥ、ンァ、アァァン……出して……イク、イク……ン、ンン、ンッ、ンッ……イク〜っ!!

(体積を腟内で増やした肉棒を、トロトロに熱い膣壁が締め付け、襞が蠕動運動をして根元から搾り取るように絡みつく)
(イケとの声とともに亀頭が子宮口を突き上げ射精が始まれば、背筋を大きく反らし痙攣させ)
(鼻に掛かった甘く甲高い声を上げて絶頂を迎えてしまって、腕の力が抜ければぐったりとベッドの上に突っ伏してしまう)

……ハァ、ハァ、ハァ……大公さま……すごく感じて……ハァ、ハァ……とても良うございました……。

(絶頂で白く染まった意識が戻ってくれば、幸福感が満ちた顔で大公さまを見上げて微笑みを湛えて)
(大公さまの身体を愛しむように手を伸ばし指先でなぞっていく)


【本当に寒くなりましたね。冬眠したいくらいです】
【今夜もよろしくお願いします】


373 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/19(土) 23:09:56
>>372
確かに……そうなのでしょうね。
……気にしない様にするのもひとつの答えですから。

(確かにそう考えるのも自然で、だとしたら仕方ないのかも知れないと思っていた)


ふふん、そこまで求められては冥利に尽きるというものよ。

(そうはいってもすぐさま最大の快楽に達する様な挿入はせずに)
(肉棒に絡みつく膣壁を楽しむ様に、むしろ絡むつく肉壁を擦り跳ね除けながら)
(何度も絡ませては増える愛液を潤滑油にして少しずつ刺激を与え)
(角度を変えたり、突き方に変化をつけては快楽に慣れさせずに次第に高めていく)

前回抱いた時も魅力が素晴らしかったが、更に高まっておるな。
それっ!!ここを突けば締まるぞっ!!!

(快感を得て悶えるレナの中を次第にリズム良く突き上げながらも)
(技巧を駆使し、レナの反応を見ながらより深く感じるところを突き上げて)
(甘える様な嬌声すら媚薬の様に男を昂らせる魔性を感じながら)
(自らも最も気持ちの良い状態でイカせる様に奥を突きあげていく)

イケっ!!!おおおおおっ!!!!!

(咆哮にも近い声でレナの最奥を突き上げ、随喜の涙を流しながら絶頂するレナの感覚に完全に合わせて)
(膣奥に灼熱の白濁粘液を大量に放出し、強烈な絶頂に搾り取られる様な感覚すら覚えながら大公も達していた)

ふぅ、ふぅ、ふぅ……久しぶりだったが、以前に増して良い女になったな。
我も凄まじく感じたぞ……。

(そう言いながらレナの唇を奪い、まるで愛し合うかの様な交歓を行う)
(流石にこれだけのイキっぷりは大公も性交する力は残らなかったのか、名残を惜しみながら去っていくのだった)


……お疲れさまでした、片づけはやりますので今しばらく休んでいて下さい。

(大公を送った後、レナに冷たく濡らしたタオルを渡すとねぎらいの言葉を掛けて汚れたシーツなどの片付けに入っていく)
(基本的にはベッドメイクや掃除といったスキルが必要で、性交後の事についてはある程度は娼婦であるレナもするので)
(マーサからすればプレイ中の時間以外は問題無いとソフィアも見ていた)


【いや、まったくですね、布団から出るのが辛い季節です】
【こちらこそよろしくお願いします】


374 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/19(土) 23:54:09
>>373

ンアッ……ハァ……ンッ……大公さま……ハゥ、ンッ。

(挿入はされても、すぐにイケるような刺激をもらえないことで、自分からも腰をくねらせ一番感じる場所へと導こうとするが)
(経験で勝る大公さまの良いようにされ、単純な責めではなく角度を変え、突き方を変えられれば)
(徐々に絶頂へと導かれ、膣内はより複雑な動きで肉棒へと絡みついていった)

ンハッ、アンッ……ありがとうございます……アハッ、ンンッ、ンァッ。
ンヒィ……ンッ、すごく感じます……アハァ、アァッ……イッちゃいそうです……ンンゥ、ンッ。

(徐々にリズム良く突き上げられれば、大きくなった乳房もそれに合わせて揺れて)
(そこからも痺れるような快感が湧き上がり、無意識にリズムを合わせて腰を振って)
(自分の声が大公さまをより昂ぶらせていることに気づく余裕もなく、感謝をしながら甘えるようでいて艷やかな声で応えて)
(一気に高ぶり絶頂へと登っていく意識に身を任せて目を瞑る)

ンハァァ……ンッ、ンァ、アンッ……ンッ、ンッ……。

(膣奥に熱い精液が大量に放出するのを悦びに感じながら、大公さまを一緒にイカせたことまで気づかず)
(レナの意識は絶頂に飛んでも、膣内は精液の最後の一滴まで搾り取るように絡みつき、根元から先端へと絶頂が落ち着くまで搾り続けていた)

ンアッ……ありがとうございます。ンチュ……チュパ……。
わたくしもとても気持ちよくイカせて戴きました。
また、ご指名くださいまし。お待ち申しております。

(名残惜しそうに唇を吸うようにキスを受け入れ、自ら舌を入れて絡ませて)
(もう一度する体力はレナも残っておらず、もう一度したい気も気持ちに後ろ髪を引かれながら)
(次回の指名を期待しながら腕を絡め扉まで同行して、満足して去っていかれる大公さまを見送っていた)


「いつものレナ様とはまるで別人のようですね」

(お客様が帰ったあと、控えの間から出る時に覗きはせずにいたものの、嬌声や行為の音に少なからず影響を得ていて)
(顔は上気して、身体が自然に火照っているのをマーサ自身が感じていた)

ありがとうございます。
久々だったので疲れましたね。

(ドレスを身に着けたり、ベッドメイクや掃除の邪魔にならないよう移動して)
(水割りを作るために用意されていた水を一杯コップに入れて飲み干して、笑みを浮かべながら)
(心と身体は満足しながら、心地よい疲労感に身を任せていた)

【確かに朝布団から出るのは辛いですね。ついグダグダしてギリギリなったりしてしまいます】


375 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/20(日) 00:24:18
>>374
確かに違いますが、これもレナ様の一面です。
伊達に1番では無いという事、ですね。

(マーサの表情を見て、何となく察したものの、それには触れず)
(レナの仕事とはまさにこれで、トップだというのも理解出来たのでは?と返していたが)
(そういえばマーサの男性経験はどうなんだろうと少し思わなくも無かった)

いえ、久しぶりでしたし、ご無理はなさらない方が宜しいかと。
思いのほか体力は消耗していると思いますので……。
あと、お身体は拭わなくても大丈夫ですか?湯浴みの準備は大丈夫ですが。

(レナの様子を見て、疲労はあっても体調不良などは無さそうだと見て取りながら)
(一応は大事を取る事を薦めておく)
(その上でかなり注がれたみたいだし、拭っておく方が良いか、湯浴みで解決するか問い掛けて)

さて……これで大丈夫ですね、引き上げましょうか。
マーサ様はどうでしたか?慣れそうでしょうか。

(チェックリストを確認する様にマーサに伝えながら、事前に見ている範囲では大丈夫だと判断して)
(引き上げる事をレナに提案する)


【そうなんですよねぇ……暖かさが恋しいです】


376 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/20(日) 01:03:04
>>375

「すべてがレナ様なんでしょうけど、何か女性として完敗した気がしますね。
 他の方を知らないので、何とも言えませんけど分かったような気はします」

(何度か深呼吸をして落ち着こうとはしているものの、完全には収まっていない様子で)
(元を知っているが故に少し複雑な表情を見せて、きっとレナ様は生まれの性別が間違っていたのだろうな思いつつ)
(他の娼婦の仕事を目の当たりにしてないので、判断材料がなく断言はしなかったが)
(何となく満足して帰った相手のことも思い出し、No.1のことについては納得して笑みを浮かべるが)
(ソフィアが自分の男性経験を気にかけているとは思ってもみなかった)

では、お言葉に甘えさせて頂きますね。
そうかもしれませんね。例の件のあと、剣舞も毎日して鍛錬はしてますけど、息の上がりはまだ早いですし、体力が落ちている自覚はありますから。
かなり汗もかきましたし、湯浴みしてさっぱりしてから眠りましょうか。
……湯浴みで寝ないように気をつけないと……。

(あまりソフィアに心配を掛けないようにニコッと微笑んで、チラッとマーサの様子を気にして)
(それほどショックを受けてなさそうだと判断して、体力が拉致前の状態にはまだ完全に戻っていないことを認める)
(湯浴みをして筋肉の緊張も解してから寝ようと決めるが、大きな欠伸がでて苦笑を浮かべて)
(ソフィアが気にする前に自分から湯浴みを気をつけることを言っておいて)

それと、今夜はもう面倒な話は頭が回らないので、明日の朝ソフィアさんにはお話がありますから、一度顔を見せてくださいね。

(重たげにソファーから立ち上がり数歩進んでから突然立ち止まり、明日またゼノビアの元で仕事をするのか聞いておらず)
(もしあちらで仕事をするにしても顔を出して欲しいと伝えて、ゆっくりと歩き出す)

「はい、大丈夫です。すべて確認しましたから。そういたしましょう。
 ……何度か体験すれば大丈夫だと思います。今夜はかなりインパクトがありましたし、普通の給仕には慣れているつもりでしたが、かなり緊張しました」

(リストのチェックをすべて終えると、もう一度だけ指差し確認をして大きく頷いて)
(片付けの手際も良かったが、最初お客様の所へお酒とつまみを持っていく時は)
(本来は侍女として慣れていた筈だったが、新しい場所とレナの仕事のこともあり)
(素直に緊張したことを苦笑を浮かべつつ告げる)

……う〜ん、やはりお湯はリラックス出来て良いです……。

(湯浴みを始めたレナは身を清め湯船に入り手足を伸ばしてホッと一息つくと、急激に眠気が襲ってきて瞼が閉じかかってしまっていた)
(しばらく動く気配が全く無いことを、もし注意していれば分かってしまう程で)

【暑いのは嫌ですけど、暖かさは恋しいですね】


377 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/20(日) 01:48:20
>>376
ええ、張り合うのがそもそも間違いでは無いかと私は思っています。
経験の豊富な大公様をあれだけ満足させるのですから、すごいですよ。

(ソフィアからすればレナの元の性別というのはどうでも良いレベルの認識で)
(むしろ今の姿が本当の姿だと考えていたので、レナに張り合うのは論外という認識だった)
(大公が女性経験が豊富なのは確かで、その彼がレナに満足した事で十分に証明されていると思っていた)

こればかりは致し方ございません、同じくらいの時間は必要かと思います。
是非そうして下さい……。
……気持ち良いからと言って溺れては元も子もありませんから。

(体力の回復には時間が必要だろうと言って、しっかり休む事を薦める)
(湯浴みで寝そうだという発現には釘を刺しておいて、こちらでも気を付けねばと思っていた)

明日の朝ですね、かしこまりました。

(実際、大方聞こえてはいたが、レナの判断次第でもあるので、承諾の意志を示す)

良かったです、お疲れさまでした。
……そうですね、確かに緊張して然りだと思います。
夜は私が付いていますから本日くらいはお早めにお休みください。

(マーサの言葉に苦笑しながら確かに女性が抱かれるところで働くのはインパクト強いだろうなと思って)
(性体験については自分のかなり特殊だと思い出しつつ、早めに休む事を薦めた)

……水音がしない、これはいけません。

(部屋に戻ってから湯浴みを始めたのは確認していたが、すぐにも動きが感じられなくて)
(素早く湯殿に入っていくと声を掛ける)

レナ様、寝ていらっしゃいますか?
何でしたら私がお流し致しますし、出るまでお供致します。

(動きの無いレナの身体を支える様にして声を掛けて)
(目が覚めるなら良し、無理そうなら身体を洗ってから出ないと、と考えていた)


378 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/20(日) 02:33:41
>>377

「ええ、張り合う気はありませんけど、元を考えると複雑な気分になって……。
 お客様が経験豊富そうなのは分かりましたけど、そうなのですか」

(レナの美しさは別格すぎて張り合う気にもならなかったが、娼婦としての姿も目の当たりにして)
(男性すら喜ばせることにも長けていて、元の性別を聞いているが故にどこか引っ掛かってしまっていた)
(大公が女性の扱いに慣れていそうなのは見て分かったが、満足させる事がそんなに凄いのかと素直に感心していた)

そうですね。昔、祖国にいた頃、剣の師匠にも言われたことがありましたね。
一日サボれば、取り戻すのに倍かかるって……。
大丈夫ですよ。こう言っていて溺れていては、冗談にもなりませんから。

(元々体力が有り余っていたわけでもなく、かなりのブランクもあり剣舞をしていても続けられる時間が短いのは分かっていて)
(きっと同じくらいの時間では無いだろうと、クレイトンの同僚でもあった剣の師が言っていたのを懐かしそうに話して微笑んで)
(クスクスと笑いながら自分で言ったのだから大丈夫と、その時は自信満々に告げる)

はい、よろしくお願いしますね。

(奴隷からは解放したいのは山々だったが、身体の状態を考えればどうしたものかと全く答えは出ていなかった)

「仕事の内容自体は殆ど変化がないんですけど、やはり雰囲気が独特でしたから。
 ありがとうございます。では、そうさせて頂きます」

(お茶やお酒を給仕することは奥様付きの侍女としても普通にあった事だが、やはり娼館内の室内は独特の雰囲気を持っていて)
(圧倒されたことを包み隠さず素直に述べた)
(ソフィアの言を受けて、レナが承認して頷くのを見て、配慮に対し丁寧にお礼のお辞儀をする)

……あっ、ソフィアさん。
寝てなんていませんよ。ちょっと気持ちよくなって……、ごめんなさい少し意識が飛びかけていました。
身体を流すくらい自分で出来ますから……大丈夫ですよ。

(声を掛けられてもすぐに反応は出来ず、瞼をゆっくり開くとボンヤリとソフィアを見つめて)
(強がってはみたもののバレていて言い訳は利かないと諦めて、素直にうつらうつらしていたことを認める)
(ゆっくりと湯船から上がり身体を洗い始めるが、その間も時々意識がスーッと闇に落ちかけて洗う手が止まって)
(意識が戻ると大丈夫と、ソフィアを安心させようと笑みを浮かべる)

お手数を掛けてしまいしたね。いつもありがとうございます、ソフィアさ……スーッ……。

(結局は身体を洗うのも拭うのも手伝ってもらって、ベッドに戻ると嬉しそうな笑みを浮かべて礼を述べるが)
(最後までいい切るだけの体力も残っていなくて、そのまま寝入ってしまう)

【今夜はここで凍結をお願いします】
【次回はいつが良いでしょうか?】


379 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/20(日) 02:38:37
>>378
【凍結了解しました】
【次回ですが、金曜日の22:30から可能です】


380 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/20(日) 02:41:30
>>379
【ありがとうございます】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です。よろしくお願いします】
【いつも通りに伝言板スレでお会いしましょう】
【今日も充実して楽しかったです】
【お疲れさまでした】


381 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/20(日) 02:43:03
>>380
【こちらこそありがとうございます】
【では金曜日の22:30に伝言板にてよろしくお願いします】
【こちらも楽しかったです、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


382 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/20(日) 02:45:11
>>381
【暖かくしておやすみください。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


383 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/25(金) 22:26:50
【ロールの再開にスレをお借りしておきます】


384 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/25(金) 22:33:06
>>378
なるほど……ただ、だからこそ、かも知れません。
ええ、性豪でも著名な方ですよ。

(元男だから悦ばせる事が出来るのだという認識もあって、それを伝える)
(男として成長し、身体もそうだった過去が勘所を掴ませていて、魂のままに女性となった今、花開いているという感覚だった)
(大公については女性関係は派手な方で、有名だと言って笑った)

或いはそうかも知れませんね、ですから徐々に戻していきましょう。
致し方なかったのですし、これから体力をつけるつもりで。
疲れは思わぬ形で出てきますから、気を付けるに越した事はございません。

(倍掛かるというのは確かで、そこは徐々に毎日地道にと言って)
(サボった訳でもないので、そこは気にしないでやるべきだと伝える)
(疲れに関しては甘く見るべきではなく、そもそも前科もあるのでやんわりと警戒を呼び掛けた)

では、明朝に伺います。

(迷っている、と感じていて、ただ自分としては行きたいと考えていた)

それはそうですよね。
しっかりとお休みください。

(独特なのは確かだし、レナが交わっている間に限らず大人しく気配を消しておく必要もあって)
(気疲れもあるだろう事は経験上わかるので、休みに向かうマーサを送り出した)

疲れた状態で、リラックスしているのですから寝てしまうのはある意味上手くリフレッシュ出来ているのです。
ただ、危険はありますから……ふふ、お手伝い致しますよ。

(結局は身体を洗う事も拭う事も手伝う必要があって、ただその事自体は当たり前でしかなく)
(笑みを浮かべながらしっかりと身体を清めて、水気もしっかりと取っていった)

お仕事の範疇ですから、お気になさらず……。
……おやすみなさい、レナ様。

(寝息を立てるレナを確認すると肩まで上掛けをしっかりと掛けて、戸締りを確認すると)
(明かりを消して、部屋を辞していった)


おはようございます、お目覚めは如何ですか?
まずはお話を伺いたいと思いますが、お腹が空いていらっしゃるなら朝食を先に摂られますか?

(翌朝、レナの部屋に来ると用件が先か、朝食が先かを問い掛ける)




>>383
【それでは今夜も宜しくお願いします】


385 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/25(金) 23:37:20
>>384

「だからこそ……ですか? そうなのかもしれませんね。
 ……身体全体から醸し出す雰囲気は、そんな感じですもんね」

(男性であったからこそ、男性の感じる場所を弁えているとの言葉に一理あると思い頷くが)
(男性の頃のレナが想像できず、きちんと女性を抱けていたのかなと余計なことを考えていた)
(言われて見れば、男性としての強さを感じていただけでなく、他にも感じていたのはそれかと得心が行って苦笑を浮かべる)

ソフィアさんの言う通りですね。
鍛錬の時間を伸ばしたからって早く戻るわけでもありませんし、慌てずに着実に戻して行くことにします。
そうですね。また溺れて、マーサさんが居る時に水の龍を出してもいけませんものね。

(確かに不可抗力であったとは云え、体力だけでなくいろいろと前の水準に戻したいものはあって気が急いていたが)
(あまり急いで却って疲労を蓄積してもいけないと思い直し、助言を有り難く受け入れることにする)
(自覚は無かったものの、溺れた自身を助けるために水龍を走らせたと聞いた記憶はしっかり有り)
(おそらく、今度も風呂で溺れかければ無意識に水龍を出す可能性も高く、マーサが居る時ならかなり驚かしてしまう筈で)
(これもそうならない様にしようと、その時は思っていた)

はい、よろしくお願いします。

(どうしたものかと真剣に悩んでいて、ソフィアの気持ちを思い量ることは出来ていなかった)

「おやすみなさいませ」

(レナの部屋を退出した後、深呼吸を一つして、元男性のレナが男性に抱かれるのはどんな気分なのだろうと、いずれ聞いてみようかなと思いつつ)
(欠伸が出そうになって、背筋を伸ばし肩を自分の拳で軽く叩きながら与えられた部屋へと戻っていった)

大公さまも熱が入っていましたから、わたくしも煽られていつも以上に出し切ってしまった気がします。
そうですね。では、お言葉に甘えさせて頂きますね。

(ブランクがあったせいなのか、大公さまの熱気に押されたのか分からないが、疲労があることは素直に認めて)
(リラックスすればするほど、返事が戻ってくるのを待つ僅かな間でも意識がスーッと薄くなって)
(結局は寝ぼけて時間が掛かりそうな自分でするよりも、短く済むことあってソフィアに大半を任せてしまう)

ソフィアさんは相変わらず律儀ですね…………。

(ソフィアの手を両手で包み込んで嬉しそうに微笑むが、眠気には勝てず寝入ってしまえば手から力が抜けて)
(部屋が暗くなったのも、ソフィアが出ていったのも知らずに居た)

……おはようございます。疲れは残っていませんけど……、マーサさんがあれを用意してきて飲まされて、お陰で目が醒めました。
そうですね。先に話してしまいましょうか。
大公さまの声は大きいですから、粗方聞こえていたとは思います。
手柄を上げれば奴隷身分では無くなることが出来るとの話ですが、今のソフィアさんの調教された身体のことを考えると……。
正直、奴隷からは開放された欲しいのですが、行かせるのも凄く不安を感じています。
本当はわたくしが主人ですから、答えを出すべきなのでしょうけれど、ソフィアさんがどうしたいかもお聞かせしてもらっていいですか?

(ソフィアが部屋に入るとベッドの上にすでに座っていて、疲れは感じさせない顔色の良さではあったが)
(表情はどこかスッキリしておらず、ムスッとした顔でマーサに薬湯といって例の奴を飲まされたことを言ってから)
(多分聞いていたかなと思いつつ大体を説明してから、奴隷身分からは開放されては欲しい物の)
(調教の結果発情しやすく、クレイトンに収めてもらわないといけない身体を心配していて)
(本来は、自分が指示を出すべきと思いつつ、ソフィアの考えも聞いてみる)


【こちらこそ今夜もよろしくお願い致します】


386 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/26(土) 00:29:13
>>385
はい、きっとそうだと思います。
ただ……ご本人にその意識は無いと思いますけれど。
雰囲気のままのお方だと言えるかも知れませんね。

(レナについては間違いないと思っていたが、本人は単に献身的なだけで)
(自覚は無いだろうし、マーサに言おうか迷い結局言わないが、大公や若君には特別な感情を持っているのも事実で)
(精神的には女性そのものだと考えていた)
(大公についてはその事績は十分に優秀だが、そうした面が強く出る事には苦笑していた)

はい、地道にやるのが一番の近道と申します。
……その可能性もありますね、別人が出して性質が違っても同じ見た目なら同じように見えますから。

(レナが怠るとはまったく思わず、むしろオーバーペースでの疲労や怪我が怖いくらいなので、大きく頷いて)
(水龍についてはレナが出してもエレノアが出してもマーサには変わりはないだろうから、それは気にした方が良いと言った)

大公様も待ち望んでいらっしゃったのでしょう。
確かにいつもより激しいとは感じましたから。
はい、お任せ下さい。

(ここは大公が熱心に抱いたことにしておいて、取り敢えずは今の疲れを取るのが優先と思わせて)
(レナの世話については慣れたもので、寝間着まで着せて行って)

それは私の取り柄だと思っております。

(微笑みながらレナの手を取って、力が抜けた手を上掛けの中に入れると、消灯して出て行った)

それは良かったです、あの薬草ですね。
先に……かしこまりました。
……私の意見としては行きたいと考えています。
奴隷から解放されるには多国間連合への多額の解放金か、功績を挙げるか、です。
前者は私自身が稼がなくてはならず、それは多額の金で侍女などを募集している所に潜入する理由になります。
また、この身になった事で仕事にも支障をきたしていますから、それも問題です。
危険は承知ですが、行かせて頂けませんか?

(薬湯については苦笑しながらマーサをチラッと見るが)
(話が先と聞くと姿勢を正して、レナの言葉を聞き、行かせて欲しい旨を伝える)


387 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/26(土) 01:33:15
>>386

「クスクス、レナ様って自覚が無くて……って多い気がしますね。
 男性としては有能なのでしょうけど、私ならパートナーには選びたくないタイプですね」

(色々とレナのことを話していると、本人に自覚が無くてというのが多いなと感じて)
(呆れはしないものの、何からしい気もして笑い声が漏れてしまう)
(大公様の容姿は取り敢えず置いておいて、女性関係が派手なのは自分が妻の立場であれば嫌だと感じて、眉を顰めてフッとため息を吐いた)

はい、そうします。慌てても仕方ありませんから。
龍が持つ邪悪さは違うとは思いますけれど、マーサさんは魔法自体が苦手のようですものね。

(怪我を負ったりすれば余計元に戻るまでに更に時間が掛かることになるので、気が急くものの地道にやることに頷いて)
(龍だけでなく魔法全般に対してマーサはあまり良い印象を持っていないのを感じていて、嫌な思いをさせないよう気をつけることを約束しつつ)
(分かる人が見れば、人に向ける敵意がエレノアの出す龍と自分の出す龍では違うだろうにとは思ったが)
(魔法に関して門外漢であれば、それも分からないだろうとして納得する)

例の件がなければ、今頃後宮に居て抱け無かったかもしれませんものね。
望外の機会を得て張り切る気持ちも分からないではありませんし。
ありがとうございます。

(拉致の件がなかったら、ここを去り後宮に入っていたかもしれず、お得意様にしてみればもう抱く可能性がないと思っていたのが機会を得て)
(次はいつまた後宮へ召喚する話が来るかも分からず、抱きたいお客様も多分多い筈で)
(自然に張り切ってしまうことは仕方ないと思っていた)
(ソフィアに任せつつ、声を掛けられると着替えるために手を持ち上げたり、髪を寄せたりは自分でして手伝っていった)

そうですね。

(ただ時に律儀過ぎるとも思ったが、それは言わずに寝入ってしまう)

…………。もう少し味が……。仕方ないのですよね?
行きたい……のですか?
解放金ならわたくしが用意しても構いませんけれど……、そうなった原因の一部はわたくしにありますから。
…………行くなと言っても駄目そうですね。
分かりました。話を受けると大公さまにはお伝えします。

(ソフィアの視線を受けたマーサはニコッと笑みを見せるが、レナの言葉を聞いて静かに首を左右に振ってから頷いて)
(それを見てレナは大きな溜息を吐いて、次は何とか飲まなくて済むように早く起きようと心に決める)
(奴隷から解放されるためのお金なら、自分が出すことに躊躇いは無かったが)
(ソフィアの性格上受けるとは思えず、行くなと言えば指示には従うだろうが)
(やはりどこか互いに気を使ってしまいそうにも思えて、それに強い意志を見てとれば止めることも憚られて)
(話を受けることを大公さまに伝える旨を言って、心配そうな顔でソフィアを見つめる)

「レナ様、朝食をお持ちしました」

(ソフィアとレナが話をしている間に、マーサが朝食を取りに行っており)
(絶妙なタイミングで持って来るが、レナがあまり好きでない食材が入っているのを見つけて表情を更に曇らせる)

……今日はついていない日かもしれませんね。

(朝食を摂り始めるが、最初に苦手な食材を食べきり渋い表情を浮かべていた)


388 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/26(土) 02:36:58
>>387
言われてみれば確かに……。
それだけ色んなものをお持ちなのかも知れませんね。
……そうですね。

(言われるとレナについては確かにそうだと思って)
(それも様々な面を持つレナだからこそ自然とそうなるのだろうと言って)
(伴侶として見た場合はそうかも知れないと思ったが、自身は軍人としての見方をしていたのでピンと来ない面もあった)

はい、時間はありますとも。
魔法自体に慣れ親しんでいないと恐れるのは致し方ありません。

(地道にやる時間はあると言って、励ますと)
(魔法については未知の技術である人が多い事もあって、慣れていないと怖いのが当たり前だと苦笑する)

確かに……予定通りならそうだった可能性が高いですから。
これから忙しくなりますよ。

(諦めていたものが再びとなると張り切るのも自然だと思って)
(だとすればレナのお得意はみなが張り切ってやって来ると考えられ、忙しくなるだろうと予見した)

……解放金は奴隷本人が得ないと意味がないそうですし……。
いえ、私の失策です……駄目という事は、ありませんが……。
ありがとうございます、宜しくお願いします。

(そもそも魔法王国が介入した制度は解放自体させるつもりが無いもので)
(だからこそ難度が高いし、それを気遣ったと見える今回の件は感謝しているくらいだった)
(レナが心配そうに、でも認めてくれたことに深々と礼を言って)

……ご心配をお掛けする事になり、申し訳ありません。
では、本日も私はゼノビア様に付かないといけませんし、行ってまいります。
先の件もお伝えしておかないと……。

(渋い表情のレナに頭を下げると、貸し出し先に行く旨を伝えて)
(ゼノビアにもこの件は伝えないといけないと思いながら、部屋を辞した)


【遅いですし本日はここで凍結しましょうか】
【次回ですが、土曜日の22:30から可能です】


389 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/26(土) 02:42:13
>>388
【承知しました。では、凍結でお願いします】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です】
【また伝言板スレで待ち合わせましょう】

【お疲れさまでした】


390 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/26(土) 02:47:44
>>389
【では土曜日にまたよろしくお願いします】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


391 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/26(土) 02:49:08
>>390
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


392 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/26(土) 22:30:04
【ロールの再開にスレをお借りします】


393 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/26(土) 22:33:45
【スレをお借りします】


394 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/26(土) 22:34:24
>>388

「確かに色々な才能をお持ちだと感じます。
 はい」

(色々な教養を身に着けていて、才能も豊かだとは思っていたが)
(立場上やはり実体験が少なく、実践が伴っていないと思っていた)
(きっと、男性を伴侶としてソフィアは見たり考えたりする経験は少ないのだろうとニコッと微笑して流した)

そうですね。
……ソフィアさんもそうでしたか? 

(励ましに笑みで答えて、自分や応援してくれる人たちの為に頑張ろうと心に期する)
(自分自身が老師やエレナさまの魔法を見た時のことを思い出し、そんなに怖いものかなと首を傾げて)
(ソフィアが初めて魔法を見た時の感想を聞いてみる)

暇を持て余すよりは良いですけれど、あまり忙しいのも考えものですね。

(レナ自身は怠け者という訳ではなかったが、あまり人と張り合うのが好きではなく)
(マイペースでゆったりと仕事をしたいタイプで、お客様が来てくれるのが嬉しい反面)
(お客様が殺到するようなことは勘弁して欲しいと複雑な思いを抱えて思いた)

そうなのですか? では、わたくしが建て替えて給金の内から返してもらうというのも駄目なのでしょうね……。
いえ、わたくしも忠告があったのに油断してましたし、それを言ったらライラさまもですから、もう気にしては駄目ですよ。
なるべく早くお勤めを終えて戻ってきてくださいね。

(建て替えて少しずつ返済するというのも、きっと許されない制度なのだろうと思いつつも口にして)
(気持ちは、エレノアの件も含めて魔法王国に苦々しい気持ちだけを抱いていた)
(自分の拉致はソフィアの失策だけではなく、自分の油断も、ライラさまだった上からは何かしらの叱責はあった筈で)
(誰がどうということをもう言っては駄目と唇に指を当て、シーッとするような素振りを見せる)
(手を取り、十分注意を怠らないように忠告して、早期の帰還を期待する言葉を掛ける)

ですけれど、それでソフィアさんが奴隷から解放されるのであれば、こんな良いことはありませんから。
いってらっしゃい。しっかり働いて来て下さい。
そうですね。わたくしも大公さまにお伝えしないと、マーサさんよろしくお願いしますね。

(ソフィアが行くことには心配でも、任務に成功すれば奴隷階級から解放されることになるのは嬉しいことで)
(複雑な思いを抱えつつもゼノビアの元へ笑顔で送り出すが、マーサの表情はどこか冴えず)
(大公さまへの返答の手紙を出すように頼まれると、ぎこちない笑みを浮かべて頷くのだった)

【今夜もよろしくお願いします】


395 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/26(土) 23:07:43
>>394
多才なのも考えものかも知れませんね。

(レナの実践についてはあまり考慮しておらず)
(何でも一定以上に出来るのも努力の方向性を定める意味では難しくなる程度の認識だった)
(自分の男性観についての考察は当然、理解出来ないので流されるままにしていた)

私も驚きましたね、理解出来ませんでしたし。
ただ……悪意ある魔法に接しなかったので、すぐに慣れましたけど。

(ここに来て初めて接したので、確かに理解出来ず驚いたと言って)
(ただ、悪意のある人間が見せたものではないのですぐに慣れたと伝える)

ここの1番なのですから、それはそれで致し方ないかと。
殺到すると言ってもある程度の調整はされると思いますので。

(いくら殺到しても1日ひとりでやっている以上は大丈夫だろうと言って)
(大公ほどの精力を持つ者もそうはおらず、№1の責務だと苦笑した)

それは厳禁されていますね……。
……はい、それは大丈夫です。
勿論、長居をするつもりはありませんよ。

(制度面については確認している様でそう答えて)
(気にはしていないが、他に手段は無かったのかという思いも内心はあったが、レナの言葉に納得したように頷いて)
(早く戻るのは自分もそうしたいと言って笑った)

ありがとうございます、では今日のお仕事に行ってきます。

(マーサの反応にやや怪訝そうな表情を浮かべたが、礼を言うと貸出先に向かうのだった)


【こちらこそよろしくお願いしますね】


396 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/26(土) 23:55:58
>>395

「それは一理あるかと思います。
 なにか一芸に秀でていれば、というか一芸しか持っていなければ他の物事に目移りしないで済みますものね」

(確かに多彩であるが故に一つのことに専心するのが難しくなる可能性もあって、才能が豊か過ぎるのも大変だなと完全に他人事で思っていた)

そうなのですか? わたくしはとてもワクワクして、どうしているのか知りたかったですけれど……。
マーサさんは運が悪かったのかもしれませんね。
最初に見た魔法がエレノアさんがソフィアさんに放った龍だそうですからね。

(レナの祖国も魔法はタブー視されてはいたが、母親が持つ枯れそうな草花を元気にするお呪いを近くで見ていたこともあって悪い印象は持っておらず)
(老師の魔法もエレナさまの魔法も興味津々だったことを、少し呆れられるかもと想いながら打ち明けて)
(後で聞いた話にはなったが、マーサの見た最初の魔法がソフィアを襲う水龍だったのは良くなかったのだろうと結論づける)

クスッ、今の一番はゼノビアさまじゃないですか?
わたくしは元1番だった一介の娼婦に過ぎませんよ。
ライラさまの事ですから、その辺は抜かり無いと信頼しています。

(クスクスと笑いながら、今の一番はソフィアが臨時で付いているゼノビアだと指摘して)
(とても気楽そうに娼館にいる娼婦の一人とあまりに自然体に言って退ける)
(毎日一人のペースだと準備もあって、好きな事で出来る時間が減るなと考えつつも)
(スケジュールはライラさまが上手くやってくれる筈と、反りが合わずとも信頼しているところを見せる)

やはり、そうですか。残念ですね。
わたくしとしては一日で帰ってきて欲しいくらいなのですから。

(建て替えるのが駄目と聞き、やはりと思っていても落胆の表情は隠せず)
(それであれば打つ手もなく、小さく溜息を吐いてソフィアを見上げる)
(無理とは知りつつ、それくらいまた長く別れて痛くない気持ちを伝える)


マーサさん、これを郵便の授受を担当している侍女さんに渡して下さい。
それと今日は、色々とこの中についてマーサさんにお教えしましょうか。

(ソフィアが仕事に向かうと朝食を終えてから、昨夜の話に対する返答を手紙にしたためて大公さまに渡るよう手配して)
(マーサが戻って来ると、娼館の中についてレクチャーを始めたり、身体をストレッチしたり、本を読んで一日を過ごした)


397 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/27(日) 00:33:22
>>396
はい、私などは非才で良かった例ですね。

(剣くらいしか才能が無いのでと言って笑いながら、レナについては持つ者でありながら)
(運の無い面もあると思っていた)

レナ様の場合は割と特別な例だと思います。
ただ、初見があれなのはマーサ様にとっては残念な事でした。

(未知の、しかも魔法の様な才能や環境の有無で知識としてすら格差のあるものは)
(そもそも簡単に受け入れられるものではなく、レナの例はかなり特殊だと苦笑するが)
(マーサの所見が殺気の籠った龍だったのは確かに運が悪かっただろうと思っていた)

それは時間の問題だと思います。
すぐに追い抜くのは間違いありません。
そうですね、それは信頼して良いかと。

(彼女は仮初のトップに過ぎないと言って、すぐにレナが追い抜くと断言する)
(管理についてはそれがライラの最大の持ち味なので、大丈夫と確信していた)

こればかりは致し方ありません。
……ありがとうございます、専心致します。

(自分たちの手が出る問題でも無く、これについては諦めて)
(レナの言葉に礼を言って、なるべく早く戻れるように努力すると誓っていた)


……宜しいでしょうか?
出された手紙は即日届けられた様で、すぐに指令が来ました。
明後日には出立致します……ただ事前に何点かだけお含み頂きたく。
ひとつ、向こうに着いたら手紙を書きますので、それは読まれた後も置いておいてください。
ふたつ、この手紙を置いておきます……私が不在中、私宛にレナ様を訪ねる者がいたら面会して、この手紙をお渡し下さい。
みっつ、置いておいた手紙は訪問者には見せて下さい。
来なければ来ないで良いのですが、或いはそうなる事もあるかと思いますので。

(夕方にゼノビアの下での仕事を終えたのかレナの元に来ると、出立の日取りと不在時の事についての頼み事をするのだった)


398 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/27(日) 01:33:14
>>397

「ソフィア様だって非才とは思いませんけれど……。
 ただ、レナ様に比べれば肩を並べる事が出来る人は知りうる限りいませんし、これからもきっと居ないでしょう」

(姫将軍として名を馳せた人物が非才とは思えないし、自己評価が低いのではと思ったが)
(確かにレナ様と比べてしまえば、すべての人が霞んでしまうのは仕方ないことだと思っていて)
(力を発揮する場面さえあれば、きっとレナ様はその世界で名を轟かせていただろうなと思っていた)

そうですか?
では、わたくしが魔法は危険ではないとマーサさんに教えて差し上げましょう。

(自分の場合が特殊な例だとは夢にも思っていなくて、少し驚いた表情を浮かべる)
(ニコッと悪戯っ子のような笑みを浮かべて、水の蝶を出したり花を見せたりすれば理解してもらえるものと思っていた)

ゼノビアさんだって入ってすぐにNo.1になった逸材ですよ。
そう簡単に抜かれたりしないよう努力されるでしょうから、わたくしだってそんなにすぐ1番に戻れないと思いますよ。
はい、実務能力に疑いを持ったことはありませんから。

(娼館に入館して程なく1番になったのはただのフロックだと思っておらず、それなり以上の力がある筈と評価していて)
(自分が戻ったからといってソフィアが言うみたいにすぐには抜けないと思っていた)
(反りが合わない事と能力への判断は別だとはっきりと分けていて、任せておくべきだとレナ自身も確信していた)

そうですね。
はい、頑張ってきて下さい。毎日、祈って待っていますから。

(ソフィアの言葉に諦めることに同意しつつも、未練は捨てきれずに居て)
(一日も早く戻ってこられるようにして欲しいと伝えて、堅い絆をマーサに感じさせる結果となっていた)


ゼノビアさんの侍女が戻られましたか? はい、大丈夫ですよ。
明後日ですか? 早いですね……。
はい、きちんと保管しておきます。
それも承知しました。
見せてもいい内容の手紙なのですね。わたくしは見ない方が良いのですよね?
…………謎掛けのようですが分かりました。

(いつもは仕事が終わった後に、自分が起きていれば報告に顔を出す程度だったので)
(早くソフィアが現れたことは貸し出しが終わったことを意味していたが、一応確認して)
(ソフィアの言うことを頷きつつ聞き入れて、手紙を渡されると中身を確認していいか尋ねる)
(ただ、レナから見れば謎掛けのような言葉が多くて、不安に表情を曇らせる)


「あのソフィア様、朝のレナ様の態度、私はどうかと思ったのですが……。
 仕方ないこととは云え、今のソフィア様の主人はレナ様で、奴隷の扱いは主人が決めることだと思うのですが……。
 レナ様が迷われる気持ちもお察ししますが、ソフィア様に丸投げしたように思えて納得がいきません」

(その日の夜、レナの部屋をソフィアと共に辞したマーサが、朝と同じような不満な顔をして)
(名目にしろ奴隷の身になったソフィアの持ち主はレナであり、であれば奴隷をどうするかは相談することではなく)
(レナが責任を持ち決めることではないかと疑問を呈した)


399 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/27(日) 01:57:49
>>398
そうでしょうか?
……確かにそうですね、そうならなくて良かったのかも知れません。

(笑いながら、自分の事は良いがと言って)
(レナについてはその才を発揮していれば、故国で亡き者にされていたかも知れないとも思っていた)

そうですよ……一般的には魔法とはおとぎ話で魔女や悪魔が使うものですから。
……ほどほどにして下さいね、却って逆効果な時もありますから。

(レナの浮世離れについては今更なのだが、一般的な見方がどうなのかを伝えて)
(忌避感のあるものを無理に見せられたら嫌がられる可能性もあると付け加えておいた)

それはそうかも知れませんが……。
上が抜けたとは言え、飛び級にも似た速さで飛び抜けた一番になったのはレナ様ですから。
ええ、それはもう。

(ゼノビアの実力の程はともかく、レナの実力は単純比較出来るものではなく)
(人の事は言えないが、自己評価が低いと思っていた)

はい、漸くのお戻りの様でして。
ありがとうございます。
この手紙については見ないで下さい、現地から送るものはレナ様宛ですから。
謎掛け……ではありませんが、意味は含んでいます。
その時にはわかるかと思います。

(ややホッとした表情で、取り敢えずの人材不足の一旦は解消されると言ったが、マーサが居なければ自分も同じ事なので端的に済ませ)
(渡した手紙については意味はあるが、今わかる必要は無いと言ってやや悪戯っぽく笑った)


朝の……?ですか?
そうですね、レナ様は奴隷であれ自由意志を持つべきだとお考えだと思います。
そもそも奴隷というのもなくしたいとお思いでしょうし。
ですから責任を丸投げされたとは思いませんし、私の意志を尊重して頂いたと考えています。
本心は任務に行かさずに奴隷解放したいのだと思いますし、私が奴隷の身で我儘を言っているとお考え下さい。

(マーサの言葉を受けて、なるほど真面目なマーサらしいと思うと真剣に返答する)
(レナなりに自分の事を最大限考えた上で、意志を尊重してもらった事に感謝していると言って)
(むしろ自分に問題があるのだから、と宥めていた)


400 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/27(日) 02:01:16
>>399
【眠気が強くなってきていますので、ここで凍結をお願いできますか?】
【次回は28日の夜以降になります】


401 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/27(日) 02:11:25
>>400
【凍結了解しました】
【では12/28の22:30からお願い出来ますか?】


402 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/27(日) 02:13:55
>>401
【ありがとうございます】
【承知しました。28日の22:30からで大丈夫です】
【いつも通り伝言板スレで合流しましょう】

【今夜はお先に失礼します】
【二日間楽しかったです。お疲れさまでした】
【寒いですから暖かくしてお休み下さい】
【おやすみなさい】


403 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/27(日) 02:15:27
>>402
【こちらこそありがとうございます】
【では12/28の22:30にお会いしましょう】

【お疲れさまでした、私も2日間楽しかったです】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


404 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/28(月) 22:25:25
【ロールの再開にスレをお借りしておきます】


405 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/28(月) 22:35:33
【スレをお借りします】


406 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/28(月) 22:36:06
>>399

「えっ? レナ様の才能が発揮されない方が良いのですか?」

(レナの祖国での微妙な立ち位置のことは聞いておらず、才能を持つ人がそれを発揮できないのは不幸なのではないかと問い返して)

……確かにそうですね。おとぎ話では白魔術を使う良い魔法使いと黒魔術を使う悪い魔法使いが闘ったりもしますものね。
駄目ですか? 犬や猫が苦手な人に子犬や子猫で慣らしていくのと同じ様に出来ないかと思ったものですから。

(小さな頃、誰かから聞いたか、自分で読んだ本の中にそのような物があったことを思い出して微笑んで)
(マーサの忌避感には、子猫や子犬で苦手を克服させるみたいに出来ないだろうかと考えていた)

わたくしの場合はかなり運が良かったのだと思いますけれど。
自分より上位の3人が抜けた上に、ライラさまも管理の仕事が忙しくなって……。
もちろんエレナさまの仕込みがあってのことですけどね。

(一人しか抜けていないゼノビアに比べ、自分はかなりラッキーだったと微笑みを浮かべて)
(実際は三人が抜ける頃には、オリヴィアにも肉薄しつつあったことなど知る筈もなく)
(レナの中ではエレナさまが上客を紹介してくれたことと、最初の仕込みが良かたのだと感謝していて)
(本人の中では3人が抜けていなければ、未だに四番手か五番手程度だろうと思っていた)

ごくろうさまでした。
はい、わたくし宛の手紙は楽しみにさせて頂きますね。
そうなのですか? では、その時に。
もし必要でしたら、クレイトン卿を連れて行っても構いません。
わたくしの方は、マーサさんと見習いのレナで何とかなるでしょうし。

(数日間の慣れない相手に仕える労苦を労って、いずれ何かご褒美を用意しなくてはと内心考えていた)
(自分宛てに現地から手紙を送って来てくれるとの言葉に嬉しそうな笑みを浮かべ、謎掛けに近い意味を含んでいる手紙を)
(今すぐに手紙の中身が見たい好奇心を我慢して、その時が早く来たら良いなと呑気に思っていた)
(身体の発情しやすいことも心配で、クレイトンを連れて行くことを提案して)
(残った自分の警護は、マーサと見習いのレナで何とかなるのではないかと思っていた)


「……なかなか新しいことをお考えなのですね。
 奴隷を解放ですか? そんな夢みたいな事…………、でもレナ様らしいのかもしれませんね。
 お二人の信頼関係を感じる話ですし、行かせたくない気持ちとソフィア様を奴隷身分から解放したい気持ちは分かります」

(マーサの祖国はレナの国ほどではないがそこそこ古く、北にあり貧しいこともあり生きるのがやっとで)
(老若男女を問わず保守的な人物が多く、マーサ自身も社会を回す必要悪と割り切っていた)
(それ故に、レナが奴隷が自由意志を持ち、そもそも奴隷階級を無くすという理想はあまりに高く思えて)
(素直に驚きつつ、世間知らずのレナ様らしいなと思っていた)
(二人の信頼関係も理解していて、レナの逡巡する表情を何度か見て取ったので今回は納得して頷いた)


ソフィアさん、くれぐれも無理はしないでください。
身分がどうであれわたくしにとっては掛け替えのないお友達なのですから。
早く戻られることを朝晩祈ってます。

(とうとう出発の日、あまり熟睡できなかったのか疲れの残った表情を浮かべて)
(目に涙を溜めながら、奴隷から解放されて帰ってくることを望みながらも、駄目と見切りを付けたら戻るように言付け)
(ソフィアの手を握り、なかなか放そうとはしなかった)

【今夜もよろしくお願いします】


407 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/28(月) 23:35:56
>>406
本来なら発揮された方が良いのですが……。
故国では微妙な立場でお父上と共にほぼ日陰者扱いだった様ですから。
もし才能を発露していれば、お命が無かったかと。

(端的にまとめつつ、レナが元々持っていた事情を話す)
(その立場ゆえに今の状況に繋がっているとすれば皮肉な事だった)

ええ、そういう事ですね。
……う〜ん、ご本人に都度確認した方が良いと思います。
こういう練習をしたいから、と言ってやれば止めはしないでしょうし……。
忌避感というのは案外侮れませんから。

(レナの言わんとする事はわかるが、マーサの気持ちもわかるので)
(いきなりやったり、驚かせたりせずにやるならと釘を刺しておいた)

いえ、あのまま何も無かったとしてもオリヴィア様は抜いている勢いだったと聞いています。
座してそれを看過するとは思えませんが……。

(これは実際に聞いていた事なので、断言しつつも)
(簡単には抜かせてくれなかっただろうと言って)
(そういう活気のある時と比べれば今の一番は遥かに楽だし、そもそも以前のレナの稼ぎには届いていないとも伝えた)

ありがとうございます。
ええ、是非お楽しみに。
クレイトン様はここの護衛に必要不可欠です。
特に中まで入っていないからこそ防げる事もありますから。

(レナのねぎらいに礼を返し、手紙については楽しみにして欲しいと伝える)
(クレイトンを連れて行くのはそもそも目立つのもあるが、護衛の面ではこれ以上の人材はおらず)
(中で何かあっても外から蓋が出来るという意味では居ない事があり得ないレベルで)
(張り詰める必要は無いが、警戒は解かない様にと言った)

レナ様はそういう方ですから。
汲んで頂きありがとうございます、レナ様にも感謝ですよ。

(レナは世間知らずだが、無知では無いし、現実もここに来てからある程度は知っているはずで)
(高邁で遠大な理想だとはソフィアも思っていたが、そういうところがレナの美点だと思っていて)
(気遣いを受けている事に感謝していると言いながら、気持ちを汲んでくれたマーサにも礼を言った)


無理は致しません。
……レナ様も寝るときはしっかりと寝て下さいませ。
ありがとうございます。お気遣いは心に留めて行ってきます。

(無理をするつもりは勿論なかったが、改めてそう言って)
(レナの身体を気遣うと、気持ちを受け取って、名残惜し気なレナからようやく解放されると手を振って出立した)


(初めは1週間に1通届いた手紙も2週間に1通となり、内容も上手く侍女として働き始めたが捗々しくないというもので)
(いつしか3ヶ月が経過した頃、この国の大臣が相次いで事故死するなど政治的に混迷を見せ始め)
(その最中、ゼノビアが目的の金が溜まった事を理由に娼館を辞めるといった事態が起きていた)
(大公や若君もどうやら多忙を極めている様で中々足が向かず、ある意味娼館内は代り映えのしない日々)
(ソフィアが任務について4ヶ月目になったある日、レナ宛に来客がある旨が伝えられ、ライラの侍女がどうするのかを問い掛けていた)


【こちらこそよろしくお願いします】


408 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/29(火) 00:48:01
>>407

「レナ様が日陰者扱い……だったのですか?
 俄には信じ難い話ですが、確かにそういう立場にあったのなら、才能が発露していればお命を奪われていたかもしれませんね」

(レナが日陰者扱いだったことにはかなり驚きで、なかなか信じ難い話であったが)
(だとすると、容姿だけでも国民の熱烈な支持を受けるであろうレナが、才能を示せば)
(時の為政者からは邪魔者になるのは必定で、病気か何かに見せかけて殺害されていただろうことは容易に想像が出来た)

分かりました。マーサさんに嫌われるのは嫌ですし、魔法の鍛錬もしないといけませんから確認をしてからにしますね。

(大后さまのレッスンを受けるかどうかはまだ決めていなかったが、封印された魔法が体内で暴れないようにするための鍛錬は必要で)
(マーサにより深い忌避感を抱かせないように、都度確認をしてから鍛錬をすることを約束する)

まさか、わたくしがオリヴィアさまを…………冗談では無さそうですね。
確かに簡単には抜かせてはくれなかったかもしれませんが、いろいろと忙しい方ですし……どうだったでしょうね。

(最初は冗談かと笑い飛ばそうとするが、ソフィアの顔を見ていて冗談では無いと気づいて)
(少々信じ難かったものの真剣な顔になり、当時のオリヴィアさまであればライバル心を剥き出しにしていたが)
(他にもしていた副業が忙しくて気にしない可能性もあって、どちらだろうかと考えていた)

今から手紙の内容にはワクワクしますね。
……確かにそうなのかもしれません。
ですけれど、わたくしとしては誰か信頼できる誰かに付いて行って欲しいのですが……。

(ソフィアが旅立つ前から手紙のことを楽しみにしているのは明らかで、離れるのは嫌でも手紙は欲しいと相反する思いを抱いていた)
(クレイトンに関しては、娼館の護衛が遥かにシステマチックにその上屈強になりつつあることは聞いていて)
(確かに連れて行くのは難しいのは分かり、少々落胆の色を滲ませながら)
(マーサに同行を頼む訳にもいかず、リーザのような信頼できる誰かがいてくれないものかと思っていた)

「もし、元の身体のまま王座に就かれて理想を実現したとしたら、歴史に偉大な王として永遠に名前を刻まれていたでしょうね」

(もし理想を実現できる立場に居たとしても、おそらくは既存勢力の強い抵抗もある筈で)
(奴隷の解放は理想としては素晴らしいが、実現は生涯を掛けた茨の道の政策になるのは明白であり)
(それ故に実現すれば歴史に幾多もいる王の内でも、特に偉大で重要な王となっていただろうと言い切る)


はい、分かってます。
ですけれど、やはり一人で行かせるのは不安で……変な夢を見てしまってなかなか熟睡出来ませんでした。
今日はお客様もいらっしゃらないようですから、この後ゆっくりと休むようにします。
気をつけて……、いってらっしゃい。

(きちんと寝るようにとの言葉に、心配させないよう微笑み力強く頷き)
(今日は一日空いているため、体力を消耗するようなことはせずに休息に当てることを約束して)
(夢はソフィアの正体が分かり拷問されたり、殺されたり、娼婦として貶されたり悪い夢ばかりだった事は言わず)
(ソフィアの姿が角を曲がり見えなくなるまで見送ったのだった)


……お会いしましょう。それが約束ですから。

(最初は楽しみにしていた手紙が2週に1通となり、なかなか上手く行っていないことを知ると)
(レナの表情も仕事の時以外は曇勝ちになり、自分が行くわけにも、クレイトンやマーサに行ってもらう訳にも行かず悶々とした日々を過ごしていた)
(その間にレナは誕生日を迎えて18歳へとなり、妖艶さも身につけ始めて)
(ゼノビアが娼館を去る頃には、彼女に倍近い稼ぎの差を付け圧倒的なトップとして君臨していて)
(アンジェリカのアドバイスにより、大后さまへの弟子入りも一時ペンディングにしてあり)
(ソフィアが戻らない以外は順調な娼館生活を送っていて、マーサも侍女として高い評価を得始めていた)
(来客がある旨を聞くと、ソフィアとの約束をすぐに思い出し即答で会うことに同意したのだった)


409 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/29(火) 01:36:03
>>408
はい、お父上が確か王とは継承を争った間だったかと。
大きな国ですから取り巻きも多く、そういう中では難しかったでしょうね。

(権力争いの恐ろしさの一端だとは思いながら)
(そういう環境だったからレナ自身に権力欲などが無いのかも知れないと思っていた)

はい、是非お願いしますね。

(マーサなら多少無茶をしても折り合いをつけてくれるとは思ったが)
(魔法への忌避感を見ていると気の毒に思えるので、その約束は安心出来た)

こんな事を冗談では言いませんよ。
もっとも、一番になろうとはしていらっしゃらなかったので、呆気なく辞める切っ掛けになったかも知れませんね。

(オリヴィアを知らなければ励ます意味だとも取れるが、良く知る以上は事実に基づいての話で)
(ただ、執着しない性格なのでそれを理由に辞めそうな気もしていた)

私はあまり面白い文章は書けませんけど……ご興味を惹きそうなものがあれば書きますね。
危険があるならそれこそ自分以外を守り切れないと思いますので。

(文章は固いと思いますよ、と苦笑しながらもレナが興味を惹きそうなものを見たら書く事を誓って)
(もし危険度が高いなら逃げるにも大変で、単騎の方が自由が利きますと断言した)

ええ、その未来もあったかも……知れませんね。

(そうなった可能性はゼロでは無いが、恐らく国王たちを追い落としての王位継承などは出来ないと見ていて)
(結局は夢なんだろうな、と考えるしか無かった)

……ありがとうございます、そのご心配、身に余る光栄です。
ゆっくりとまだ体調も戻っていないのですから、それも含めて……。
では、行ってきます。

(レナの心配に感謝の意を伝えて、居ない間の体調を気遣いながら、出立していった)
(悪夢の内容については知り得るはずも無かった)

(面会希望の人物は娼館内のサロンに通されており、レナを待っていた)
(ソフィアの様に青み掛かった漆黒とまではいかないが、やや茶色目の黒髪を短くした女性)
(黙っていればおっとりした様にも見えるが、その瞳は力強さがあった)
(レナが入室すると座っていたソファから立ち上がると膝をつく)

はじめまして、レナ様……私はノエルと申します。
こちらにソフィア姫がお世話になっているかと思いますが、どちらにいらっしゃるかご存じでしょうか?

(自己紹介もそこそこにソフィアの所在を問い掛ける)


410 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/29(火) 02:28:11
>>409

「そうだったのですか?
 王位継承を争って相手のご子息で、あの容姿で、才能も豊かとなれば、相手側からすると一番監視しなければならない人物だったのですね、レナ様は。
 祖国の事は楽しかったことしかお話しになりませんけれど、大変な生活を送って居られたのですね」

(王位継承を争い負けた人物が闇に葬り去られることは良くあることで、その上あの容姿で)
(飛び抜けた才能があれば要注意人物で、潜り抜けて生き残ってきただけで凄く)
(その上でそう云うドロドロした部分を見せないレナを素直に尊敬していた)

ですよね。
好きな物以外、物には拘らない性格ですものね。
やる気を出せばかなり手強いライバルになっていたかもしれませんね。

(真面目過ぎる面が多いソフィアを見て微笑んで)
(好きな物に関しては強い関心を執着を見せるオリヴィアだが、それ以外は飄々としていることも多く)
(オリヴィアにとってここでの一番は魅力もなかったのだろうと思いつつも、もしその気になっていたら)
(どちらが一番になっていたかは分からないが、かなり激しいトップ争いになっていただろうと推測していた)

はい、是非お願いします。それと、もし持ち帰ることが出来る品なら、お土産に……。
見習いのレナなら……、逆に大変になりそうですものね。

(面白い文章が書けないだろうことは承知していたが、興味を唆りそうな物の報告は是非書くようにお願いして)
(持って帰れる大きさの物があれば、持って帰って欲しい旨を告げる)
(剣の力に一目置かれている見習いのレナを連れていけばと思ったが、実戦経験が乏しく)
(下手をすれば、ソフィアがレナに気を使わねばならなくなりそうで、同行相手として適任でないと結論に達する)

「ただ、そういう国は往々にして内乱になって、国力を落とすことが多いですものね」

(もし王位継承位を飛び越えてレナが王座に就けば、認めない層が実力行使で奪還に出る可能性もあり)
(マーサの国は度々そういう事があり、国力を落とし隣国に領土を奪われたこともあり)
(実感の籠もった声で、大きな国であればあるほど内乱は長引き、国土は荒廃しレナにとっても良いことは一つもないと思っていた)

はい、ソフィアさんが戻って来た時には、もっと元気な姿をお見せしますね。

(どれくらい間行っているかも依るが、もう少し健康を取り戻していることも
約束する)


楽にして下さい、ノエルさん。
今はいろいろと事情があってここには居りません。はい、居場所は知っています。
それとこれをソフィアさんからお預かりしてます。
どうぞ。

(膝をついたノエルに楽な姿勢を取るように言うが、レナに慣れていない人物から見れば一介の娼婦などではなく)
(王族の貴婦人としての威厳すら身に纏っていて、優しく声を掛けつつも凛とした部分も残していて)
(ノエルに簡単な事情を話した上で、預かった手紙を差し出す)


411 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/29(火) 02:32:09
>>410
【済みません、眠気が来ていまして、凍結をお願い出来ますか?】
【次回は最短なら29日の22:30からとなります】


412 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/29(火) 02:36:15
>>411
【こちらも眠気がちょうど来てますので、凍結にいたしましょう】
【次回は29日の22:30からで大丈夫です】
【伝言板スレでお会いしましょう】

【お疲れさまでした】


413 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/29(火) 02:40:42
>>412
【ありがとうございます】
【では29日の22:30からよろしくお願いします】
【おつかれ様でした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


414 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/29(火) 02:43:17
>>413
【また今夜お会いしましょう】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


415 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/29(火) 22:30:38
【ロールの再開にスレをお借りします】


416 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/29(火) 22:35:59
【スレをお借りします】

>>411
はい、そうした部分をまったくお見せになりませんけど……。
状況などを考えてもあれだけ天真爛漫なのは素晴らしい事だと思います。

(誰が考えても薄氷の暮らしのはずで、ただそれだけに周りも護ろうとしたのだろうと思って)
(そんな暮らしをしていたのにあれだけ明るいのは間違いなく美点で、だからこそ甘くなるのかもと考えていた)

好きな事以外したくない、というお方ですから。
一番争いになったら私たちの関係も変わっていたのかも知れませんね。

(最近の事を思い出しても色々と自由にやっている印象で同時にお付きの人を思い出していた)
(一方で会ったばかりは敵意もあって、彼女との争いは正直厄介だっただろうとは確信出来た)

持ち帰る事が出来そうなら、そう致します。
……彼女がいつも帯剣して、いつでも剣を振れる、そうした戦闘状態なら頼もしいかも知れませんね。

(お土産と聞いて流石に苦笑するが、何かあれば持ち帰ると言って)
(見習のレナが剣をいつも振り回せるなら良いが、そうじゃないなら単なる世間知らずに過ぎず)
(遠回しにそれは無理筋だと同意した)

内乱は避けられないでしょうね……権力争いというのは人が思うよりも根深いですから。

(マーサの指摘はその通りで、ソフィアの国は奇跡的にほぼそうした事は無かったが)
(過去を紐解いたり、他国の情勢などから良く知った事だった)


お気遣いありがとうございます。
……居ないのですか?これは、手紙……拝見いたします。

(レナの言葉を受けてスッと立ち上がるとレナが腰掛けるのを待ってから自分も腰を下ろす)
(それは少なくとも王族などと初めて会った訳ではない慣れを感じさせるもので)
(ここに居ないという言葉にやや首を傾げるが、手紙を渡されると読み始めて)
(初めはやや口元に笑みが浮かんでいたが、次第に表情が険しくなり、やや青ざめていく)

……ありがとうございます、ひとつお伺いしますが、ここの会話は私とレナ様だけで他人に聞こえませんか?

(少し慎重に、声のトーンを落としてレナに問い掛ける)



>>415
【それでは今夜も宜しくお願いします】


417 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/29(火) 23:29:45
>>416

「そうですね。それだけ複雑な背景をお持ちで、暗い影を見せず人を信用できることは素晴らしいですね」

(ソフィアから色々な話を聞いて総合的に考えれば、天真爛漫なレナの性格は一番の美徳であり)
(時に無防備過ぎると思える振る舞いも、周りに大切にされてきたのだろうと推測していた)

ですよね。とても自分に対して正直な方です、オリヴィアさまは。
ええ、きっと今のような良い関係を気づくことは出来なかったでしょうね。

(少し熟慮が足りない気もしないでもないが、思い立ったらすぐ行動に移せる行動力は見習いたいと思わせたり、憧れる部分をあった)
(今は妹のように可愛がってくれるが、最初は一方的な敵意をぶつけられたことを思い出して)
(オリヴィアにとって敵と認識されていたら、かなり面倒なことになっていただろうなと思わずにはいられなかった)

はい、よろしくお願いします。
……なので、ソフィアさんが居ない間は、マーサさんと共にわたくしの身辺警護をしてもらうことが出来ないか、ライラさまにお願いしてみるつもりです。

(ソフィアの苦笑に、真顔で微笑みを返して、何か面白いものでもあったらと思っていた)
(さすがにソフィアに同行させるのは無理そうなので、おそらくそんな事態はないと思っていたが)
(マーサと共に自分の部屋の周りの警護を頼もうかと本気で思っていた)

「だと思いますけど、レナ様だって王族の一員なら権力欲は無かったのでしょうか?」

(レナからは権力や政に興味があるような話は聞いた覚えがなく、そういう立場に居て力を得たいと思わないレナ様はある意味凄いと思っていた)


もっと早くに来て頂ければ会うことが出来たと思うのですが……。
はい、見ないよう釘を刺されていたので、中身は見てませんから。
……何か不味いことでも書いてありますか?

(自分に原因があって奴隷に落ち、そこから抜けるために今苦労をしているかと思えば済まない気が満載で侘びて)
(ノエルが座らないので手紙を渡し先に腰掛けて、中を見ていないことを告げて)
(手紙を読んでいるノエルの表情を観察していると、徐々に険しい表情になり青褪めたのに気づいて心配気に問い掛ける)

……おそらく部屋の外で控えている侍女以外には聞こえないと思いますし、彼女はわたくしの侍女で心得ていますから万が一聞こえていても大丈夫です。

(マーサも一緒に付いてきてはいたが、お茶を出すと気を利かせて二人にして)
(ここに近寄らないように外で見張りをしており、扉一つ向こうなので聞こえる可能性もあったが)
(聞こえた所で口外しないだろうことをノエルに告げる)


【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


418 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/30(水) 00:21:17
>>417
はい、私もそう思います。
周りの方にも恵まれたのでしょうね。

(周りもレナを大事にしただろう事は容易に想像出来て)
(多分、そうした思いを共有するのかも知れないと考えていた)

そういう面はレナ様にも良く似ていると思います。
……初めはどうなる事かと思いました。

(色々考えても似た者同士だという感覚は非常に強いのでそう言って)
(初期は本当に敵意剥き出しだったので、どうしようかと思ったのは実際の所だった)

身辺警護ですか、それは良いですね。
彼女も緊張感を養うのに良いでしょう。

(見習のレナについては剣技は間違いないので身辺警護は良いと思って)
(そういう体験は集中力を増す意味でも意義はあると同意した)

ほぼ無かった様ですね、多分そんな事よりも自由が欲しかったのだと思います。

(そういう要素はまったく感じる事も無く、ただ気ままに振る舞いたい欲求だけは感じていたのでそう答えていた)


私が遅かったですね……
初めは今に至る過程などでしたが……

(自分が来るのが遅かったとノエルは答え、レナの質問には少しぼかして答えると)

そうですか、マーサ様……ですね、ならば大丈夫と私も判断します。
私はノエル、ソフィア姫の私兵のひとりでした……本来近衛が付くはずですが、戦地に赴く事もあり、普段から護衛すらいらっしゃいませんでした。
姫自身が見出した者を個人的な金銭で雇っていたのです。
私は側仕えと護衛、諜報の担当でしたが、王城陥落時に密命を与えられ、国を去っていました。
奪還と城内の抵抗勢力の為に戻るが、囚われ、或いは恥辱に塗れるだろうが、無視をして機会を待つようにと。
やがて、この国が敵を破りましたが、その際のどさくさで亡くなったと聞いていました。

(手紙にはマーサの事も書かれており、信頼に値するという判断を彼女は下した様で)
(自分の経歴について簡単に語って)

その後、実は生きていて、しかも誰かを助ける為に奴隷に落ちたと聞き、仲間と情報を集めて、この娼館の女性こそその誰かだと探し当てました。
そして訪ねてきた次第なのですが……手紙を書いたのは今、従事している任務に就く直前の様です。
……率直に申し上げるとこの手紙、暗号を含んでおり、私たちしか本意を読み取れないのです。
そうまでしなければならない理由があったのですが、その前に……拉致後、この娼館に戻ってからそれまで会った事ない人に会いましたか?

(続けて、ノエルたちがどうにか探し当てて、ここに来た事を伝えながら何か確かめたい事があるのか質問をする)
(その表情には何とも言えない焦燥感があるようだった)


419 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/30(水) 01:38:03
>>418

「多分、そうなのでしょうね」

(ソフィアの言葉に異論はなく、そうでなければあんなに真っ直ぐ育っていないと思っていた)

わたくしにですか?
そうですね。ちょっと……いえ、かなり怖かったですからね。

(自分に似てると言われて、驚きで瞼を瞬かせつつも否定はせず、嬉しそうな笑みを浮かべる)
(部屋の中に居て顔を出さないように言われたが、かなりの怒声に身が竦む思いだったことを思い出して)
(今は仲良くなれたことに髪に感謝していた)

なかなか名案でしょう?
レナだっていつまでも見習いのままって言う訳にも行きませんからね。

(自分でもかなり良い案だと自画自賛して、少しずつでも責任のある仕事を経験することで)
(早く侍女として一本立ちする助けになれば良いなと思っていた)

「やはりレナ様は王族出身としては変わった方ですね」

(生活の窮屈さに自由を欲する王族はたまに居るが、それでも権力を完全に棄て去れるのは稀で)
(そういう意味でレナ様は稀有な存在だと思っていた)


……いえ、わたくしにも原因はありますから。申し訳ございません。
…………そうなのですか。

(ノエルのせいだけではなく、自分にも原因の一端はあると言い謝罪して)
(少し暈した答えに、多分答えるのが難しいのだろうな察して、それ以上は深く詮索せずにいた)

はい、マーサについはわたくしも保証します。
ソフィアさんの私兵の一人……、ソフィアさんらしいと云えばらしいですけれど。
そこまで見通していてなぜ……?
亡くなったとされた件については、色々と事情があったようです。

(マーサのことは自分も保証するからと言い切り、信頼の大きさを伝える)
(話を聞きながら、ソフィアらしいなと思いつつ、そこまで見通していて何とか出来なかったのかなと思っていた)
(亡くなったことにした経緯はエレナさまから詳しくは聞いていなかったが、高度な政治的判断もあったのではと匂わせるに留めた)

はい、この娼館に来られてからは、本来の身分からすれば可笑しなことですけれど、わたくしの侍女をしてくれていました。
奴隷の身分に落ちたのも拉致されたわたくしを助けるためでした。
なんと侘びたら良いのかわかりません。本当は償いたいのですけれど……。
…………拉致後、ここに戻ってからですか? ……つい最近までここに勤めていた娼婦でゼノビアさんとか……ですかね。

(奴隷に落としてしまった責任を深く痛感していて、何とか出来ないかと常に思っていた)
(ソフィアが聞いたら怒るかもしれないが、本当に命を掛けても償いたい気持ちは本当であった)
(拉致後に初めてあった人間は何人かいたが、新たに娼館に雇われた人間はゼノビアを除いて皆まだ勤めていて)
(もし何かあるとすれば、必要なお金が手に入ったからとすぐに辞めたゼノビアをレナ自身も少し不審に思っていたことを告げる)

【お待たせしました。凍結にしますか?】


420 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/30(水) 01:45:07
>>419
【まだ1往復くらいは大丈夫だと思います】
【ちなみに次回は何時になりますか?こちらは30日は無理ですがそれ以降なら大丈夫です】


421 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/30(水) 01:47:44
>>420
【そちらのレス待ちまでは大丈夫だと思いますが、こちらかの返信は難しいと思いますので】
【あとそちらの一レスで凍結でお願いします】

【こちらも今夜(30日の夜)は無理なので、31日の夜からは大丈夫です】


422 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/30(水) 01:48:47
>>421
【了解です、では少しお待ちください】
【では31日の22:30からお願いします】


423 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/30(水) 01:51:45
>>422
【はい、お待ちしてます】
【了解しました。31日の22:30からで大丈夫です。よろしくお願いします】
【いつも通りに伝言板スレでお会いしましょう】


424 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/30(水) 02:06:55
>>419
ええ、似ていると思いますよ。
……気が張り詰めていたのもあったでしょうね。

(姉妹みたい、とは言わなかったが、そんな感じだと思っていて)
(あの時は異常事態でもあり、気持ちもかなり張っていたとは思っていた)

はい、それは非常に良いと思います。
侍女長様もお喜びになるのではないでしょうか。

(正直、まともに教えてもなかなかモノにならない彼女を持て余している様で)
(レナへの護衛なら疎かにもならず、丁度良いと思っていた)


ああ、いえ、そういうつもりで申し上げたのではありません。
姫の性分でしょうし……。

(元々、そういう自己犠牲などを厭わないので、と謝罪に恐縮して)
(ある程度の確認を済ませなければ言えないと思い、それ以上は言わなかった)

わかりました、私も信頼致します。
元々は戦災孤児を教育したり、一芸を身に付けて食べていける様にという事業の一環でしたが……。
その中から使える人材を抜擢した、とお考え下さい。
理由は簡単です、姫が行かなければ城内皆殺しを宣言していたからです。
恐らくは恥辱に塗れた後で王家の生き残りとして担がれるのを避けたのと、私たちに普通の暮らしをさせる為でしょう。
そこはまぁ、納得しております。

(マーサへの信頼についてはノエルも信頼すると伝え、事情や背景を説明して)
(敢えて渦中に飛び込んだのも理由があっての事だと言いつつ、亡くなった事にしていた事も大まか察していたと言って)

姫が選んだ道ですから、私たちが口を挟む事では無いのですが、生きていらっしゃるならと思ったので……。
ただ、理由はそんな事だろうと思いましたが、やっぱりですか……。
……ゼノビア、と……?なるほど……得心しました。
ちなみに姫が出立してからどれくらいの期間が経っていますか?

(かなりの忠義と恩義を感じている様で、ソフィアの意志ならそれを最大限尊重していると言って)
(誰かに会っていると聞くと額に汗が浮かび、名前を聞くと眉を顰めて、任務についてからの期間を問い掛ける)


>>423
【ではここで凍結しましょう】
【31日の22:30に伝言板でよろしくお願いします】


425 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/30(水) 02:15:12
>>424
【ありがとうございます】
【次回は31日の22:30からで大丈夫です】
【また伝言板スレでお会いしましょう】

【お疲れさまでした】


426 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/30(水) 02:17:47
>>425
【こちらこそありがとうございます】
【では31日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


427 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/30(水) 02:19:21
>>426
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


428 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/31(木) 22:30:53
【ロールの再開にスレをお借りします】


429 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/31(木) 22:32:28
【スレをお借りします】


430 : レナ ◆hF6ttx30.E :2020/12/31(木) 22:34:30
>>424

ありがとうございます。
それに魔法のことでちょっとした誤解もありましたしね。

(似ていると言われて嬉しそうに微笑み、オリヴィアが実の妹よりも可愛いと言っているのと同様に)
(レナ自身には兄弟は居ないが、姉が居たらこんな姉だと良いなと思わせる所がオリヴィアには多々あった)
(緊迫状態もあったが、自身が魔力の存在に気づいておらず、それを指摘され図らずも白を切る形にもなっていて)
(その誤解が怒りを買う原因にもなっていたと懐かしそうに語る)

ええ、それで少しでも変化があれば良いのですけれどね。
マーサさんも良い方向へ成長する切っ掛けになるかもしれないって、同意してくれましたしね。

(レナの耳にも、見習いのレナがなかな一本立ちできないとか一部で言われているのが入ってきていて)
(性格も悪くなく、人の嫌がる力仕事も進んでするのを知っていて何とかしたいと常々気にかけてはいて)
(本当はソフィアにも相談したかったが出立の準備もあり、実際は見習いのレナと組むことになるかもしれないマーサに先に相談していて)
(マーサからは色良い返事を得ていて、ソフィアの言葉に力づけられ安堵の表情を浮かべる)


姫の性分……ですか……。

(部下にもそう言われてしまうソフィアの性格に、元々なのかと思いつつ微笑みを浮かべる)

ありがとうございます。
そうなのですか。素晴らしいことだと思います。
皆殺しを宣言されていれば、ソフィアさんの性分ではもし誰かが止めたとしても行ったでしょうね。
…………難しい問題ですね。

(信頼を得たことに礼を述べ、ホッと安堵の表情を浮かべる)
(レナの祖国では戦災孤児は親戚が引き取るか、教会が運営している孤児院に入れなければ)
(ストリートチルドレンになり、捕らえられ奴隷として売られてしまうことも多々あって)
(事業としてそういうことをソフィアの国がしていたことは、素直に素晴らしいと思っていた)
(理由を聞けば、ソフィアの性分であれば罠と分かっていても行く選択肢以外無いだろうことに納得する)
(恥辱に塗れても王家の血を繋ぎ再興に掛けることも、再興は目指さず新しい社会を受け入れることもどちらが正解とは云えず)
(深く考え込んでしまうが、部下が納得しているのなら自分が口を出すことではないと思いそれ以上は何も言わなかった)

ソフィアさんの選んだ道ならと言いますけれど、ノエルさんは姫がわたくしに仕えていることは何も思わないのですか?
それともその手紙の中にわたくしのことも何か書いてあるのでしょうか?
ゼノビアさんのこと、何かご存知なのですか?
すぐに戻ってくるように言っておいたのですが、もう既に4ヶ月になります。
本当は探しに行きたいのですが、わたくしやマーサには許可が下りなくて……。

(自分の為に犠牲を払ったことをすんなりと受け入れ、ノエルからは出自のはっきりとしない筈の自分に)
(ソフィアが仕えていることを不思議に思わないのか問い掛けてみるが、もしかしたらと思い手紙に何か書いてあるか聞いてみる)
(ゼノビアの名を聞いて眉を顰めたノエルを見逃さず、不安に駆られて問い掛けて)
(本当はすぐにでもマーサとクレイトン、見習いのレナも引き連れソフィアの救出に向かいたかったが)
(一度頼んだものの却下され、マーサの単独行も却下されていて手の打ちようがないのをもどかしい表情で4ヶ月経っていることを告げる)

【今年最後の新年最初のロールに、今夜もよろしくお願いします】


431 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2020/12/31(木) 23:26:09
>>430
はい、そういう事もありましたね。

(丁度、レナが魔力について目覚めるか微妙な頃で、間が悪かった事を思い出して)
(あの時についていた侍女からはそういえば随分嫌われていた事も思い出していた)

根は真面目ですから、きっと大丈夫ではないでしょうか。
マーサ様が仰るなら問題なさそうですね。

(見習のレナについては皆が気にしていて、良い事だと微笑んで)
(マーサはいい加減な事を言わないので、それは確実にそうなると思っていた)


思い当たる節がおありでしょうか?

(レナが見せた微笑みにどうやらここでも同じなのだと変わっていない事に喜んでいる様子で)

姫からすれば自分の手勢も欲しかったのだとは思います。
……そういう方ですから、お仕え甲斐があるのです。
元々ずっと仰っていたのです、折角一芸を得たのだから、軍属や姫付きではなく普通に働いて欲しいと。
結果としてそうなった理由は頂けませんが、私たちとしては姫が選びそうな判断なので納得な訳です。

(ソフィア自身の思惑もあったとは言いながら、彼女の性分については仕え甲斐があると考えていると言って)
(昔から言っていた事を良い機会だと実行したのだろうと皆が思っているとやや笑いながら答える)

まず、私たちは姫に仕えるものですが、姫が王家の者だからではなく、ソフィア姫に対して忠義を誓っているのです。
だから事情がどうであれ、選んだ事がそうであるなら私たちは詮索はしませんし、自由にして頂きたいと考えています。
はい、書かれています、口にすれば或いはここから私が出られなくなるような事が……。

(ソフィア自身に仕えるのであって、姫だから仕えていたのではないと言って、だからこそ本人の意志こそが重視される事だと真っ直ぐな目でレナを見る)
(そして、ソフィアが選んだならどこの馬の骨とわからずともそれは些事だとはいうが)
(実際、レナがレナトゥスだという事は書かれているとも含みを持たせて言う)

4ヶ月……!?そんなに、ですか……っ!?まずい……。
……ゼノビアについては存じていますが、少し整理します。
最近辞めたのはそのゼノビアだけで間違いないですが、約一ヶ月くらい前だと思います。
彼女は、すでに故人です、そして彼女は南方の都市国家の没落貴族の娘で本当の名はリサ……。
ゼノビアとは魔法王国の傍系子女の名です。

(明らかに冷静なノエルが焦りを表情に浮かべるが、それを何とか抑え込むと整理すると言って)
(ここにいたゼノビアについての事とノエルの知るゼノビアについてを口にする)

彼女は傍系なので名誉ある仕事などには付けません、なので魔法王国でも知る者はほぼ居ません。
ただ、魂に干渉する禁忌の魔法を専門的に研究してきた血筋……その叔父がむかし姫と揉めています。
手紙に書かれた内容ではここに居る時、すでに魔法による攻撃を受けていた様ですが、伝える事自体を封じられていた様です。
なので回りくどく暗号と何通かに分けて伝える手法、それもレナ様たちには伝えられないので、私に残る様にしていたのでしょう。
姫が生きている事を知り得たので、訪ねたのですが……それを読んで、賭けたのだと思います。

(ゼノビアの能力とその親戚筋の話をする、その叔父こそがソフィアを姫に戻して奴隷として買おうとした本人で)
(そこまでは知り得ていない様子ではあった)


【はい、そうですね、ゆく年くる年ですね】
【こちらこそよろしくお願いします】


432 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/01(金) 00:33:58
>>431

マーサさんは、皆が少し見習いのレナを構い過ぎるのもいけないのかも、とも言ってましたけどね。

(マーサも見習いのレナが失敗する所を何度か目にしていて、その都度何人もが良かれと思ってアドバイスすることが)
(却って見習いのレナを混乱させているのではと、マーサの見方を話していたのを説明する)


はい、いっぱいあります。昔から変わらないのですね。

(喜んでいる様子のノエルに笑みを見せて、レナも何か嬉しい気持ちになって微笑み続ける)

気持ちは分かるような気がします。もし、わたくしがソフィアさんの部下でしたら、同じ様に思ったでしょうから。
身につけた一芸にもよるとは思いますけれど、確かにそうかもしれませんね。
理由は頂けないかもしれませんが、ソフィアさん自身は嬉しかったのかもしれませんね。

(ノエルがソフィアに忠誠を示す理由が何となく分かる気がして、自分も部下であれば同じ様にした可能性が高いとも思って)
(一芸がより民の生活向上に寄与するものであるなら、軍や姫に仕えるよりは良いのは自明の理で)
(自分が囚われ辱め受けたことを別とすれば、ノエルたちが自立したことはソフィアにとって嬉しいことだったのだろうと察して笑みを浮かべる)

ソフィアさんは良い部下を持っていたのですね。……やはり、ソフィアさんの人柄の為せる技なのでしょうね。
それだけお二人の絆が離れていても強いというのをひしひしと感じます。
では、ノエルさんの心の中だけに留め置いていてください。

(良い部下を持てたことはソフィアの人徳なのだろうと言い切り、自分に最後まで付き従ってくれた兵たちはどうであったろうと思いを馳せて)
(ノエルとソフィアは今は遠く離れていれも、今も心は繋がっているだろうことを見て取り羨ましいと思っていた)
(自分の正体が書かれているのを察して、含みのある笑みを浮かべてそういうことだからと小さく頷く)

ですから、わたくしも焦ってはいるのです。
明らかに長すぎるので何とかせねばとは思うのですが、わたくしには動かせる手勢が無いもので。
その少し前にもいましたが、身元が確かな人ですし、理由も嫁入りの方ですから。
えっ? 故人って……また、魔法王国が絡んでいるのですか?

(時間が掛かり過ぎていることに、レナも仕事をこなしつつかなり気になっていたのだが)
(マーサにしろ、クレイトンにしろ動ける者はいなくて、どうしようもなくノエルに期待の眼差しを向ける)
(ゼノビアの前に娼館を辞めた娼婦は、レナが入った頃には既に居た人物でありエレナ派で皆の信頼も厚く)
(常連客の貴族に熱烈に求められて身請けされたので、問題はないことを言って)
(ノエルの口にするゼノビアの話を聞き、レナの背筋にも冷たいものが流れて厳しい表情がレナにしては珍しく浮かぶ)

魂に干渉する魔法ですか? くっ!! わたくしの力ももっと強ければ……。
侍女を借りたいと言ってきたのも計算ずくで、貸し出されるのもソフィアさんだと読んでのことだったのですね。
…………わたくしはそんなことも分からずに、ソフィアさんを危険な目に合わせて……主失格です。
もしお願いできるのでしたら、わたくしからお願いします。ソフィアさんを救い出して下さい。

(魔法王国の傍系と知り、エレノアとは別に仕掛けられていたのか思うと、血が滲みそうなくらい拳を強く握り)
(手も身体も怒りにわなわなと震えて、魔力が封印された上にまだ拉致される前のレベルにも戻っておらず)
(気がつけなかったことに自責の念に駆られて、毎日エレノアの魂が封じられている人形にも話しかけてはいるものの)
(何の反応もなかったのは、知っていて知らんぷりをしたのか、エレノア自身も知らなかったのだろうかと考えつつ)
(相手の思いのままに乗せられてしまったことに悔しさを覚えて、もし頼めるのならと)
(危険な目に合わせることを申し訳なく侘びながら、出来ることならソフィアを助けて欲しいと頼む)

【あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします】


433 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/01(金) 01:05:06
>>432
一芸も計算から読み書きは前提なので、基本的にはどこでも暮らせました。
皆は姫の為に力を使いたいのですが、民間が栄えてこそと仰られて……。
恐らくはそうだと思います。

(自分がそうですし、と言いながらもソフィアの為に働きたい気持ちもあって)
(ただ、自立を喜ぶのはそうだろうなと実感している様子だった)

私が該当するかはわかりませんが、他の人々は有能ですし、姫の為にと皆が思っています。
……ええ、そう致します。

(自分はともかく、という辺りは主従似ている様子を見せて)
(レナの事情については当然そうすべきと軽く頷き返した)

長いですね、最悪のケースを想定すべき段階です。
……はい、故人です、殺されました。
当然絡んでいます……残念ながら。

(ノエルの焦りは明白だが、そういうコントロールの訓練をしたのか冷静さも保っていて)
(ゼノビアを名乗っていた人物が殺されたとも言って、魔法王国の手法の悪辣さを口にする)

はい、魂への干渉は多岐にわたり、魂の一部を飛ばして人に憑りつかせて操る術もある様です。
ここに書かれる内容にはレナ様にもそうした事があった様ですが、一般人なら抗えないでしょうし……。
そもそもその術自体がゼノビア一族の持つ魔法の一部の様ですね、これは推測ですが。
端的に言うと救い出すのはかなり困難だと思いますが、現地に行きます。
私のみではありませんのでご安心を……。
ただ、それでも1月は掛かるかも知れませんし、またこちらの武力を必要とするかも知れません。
姫の為にお手数ですが、根回しをお願いしたい次第です。

(敵の術が想像以上だが、それも推測の範囲内での事で実際はわからない)
(つまりゼノビアに乗っ取られた女性がゼノビアの力を使っており、ここを去ってから消されたのは)
(乗っ取りなどが生じている事を悟らせない為で、ノエルが来なければわからない所だった)


【はい、あけましておめでとうございます】
【本年もよろしくお願い致します】


434 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/01(金) 01:55:42
>>433

なかなか出来ることではありません。
だからこそ、ノエルさんも含めて慕われるのですね。

(普通に暮らせることから始めることは出来そうで出来ないことで、自分たちが利用し易い一芸を仕込むのが多いのではと思っていた)
(ノエルだけでなくソフィアの元で一芸を身に着けた者は、皆が慕っているのだろうと思って)
(そのような人物に仕えられるだけの力量が自分にあるのか、心の中で問い掛けていた)

そうですか。皆さん粒ぞろいだったようですね。
はい、よろしくお願い致します。

(なんと言うか、やはりソフィアの部下だと微笑ましく思えて、ノエルの実力がわからない以上安請け合いはせず)
(やんわりと当たり障りなくノエルも含めて有能だったのだろうと推察して)
(ドレスの裾を摘み優雅に一礼して、秘密を守ってくれることに笑みで応じる)

わたくしもそう思います。
もし無事なまま救出できれば、それに越したことはありませんが……。
殺されれた……、どこまでわたくしたちに関わるつもりなのでしょう。

(手紙も途切れて無事を確認する手立てもなく、生きてさえ居てくれればどんな姿になっても受け入れるつもりであったが)
(今はただソフィアが生きていて欲しいとの願いだけだった)
(魔法王国の悪辣さにレナの怒りは頂点に達して、身体の周りには我知らずどす黒い魔力が渦巻き始めていた)

色々な方法があるのですね。
はい、わたくしも他人の人格を植え付けられて、もう少しの所で身体を奪われてしまうところでした。
その時ソフィアさんは全身全霊でわたくしを助けてくれたのです。ですから、今度はわたくしが……。
困難ですか……、ほんとうにもう……。
はい、お任せしますのでよろしくお願い致します。
わたくしの出来る限りのことは全部させて頂きます。

(魂の干渉術には色々あるのだなと興味深く想いながら、エレノアの魂を飛ばすのにもこの一族の技を使っているのではと疑念を抱く)
(ソフィアやエレナさまたちがいなければ確実に奪われていただろうことを告げ、今度は自分の番でソフィアを助け出したい決意を見せて)
(自分の甘さにも、困難なことにも怒りに声が震えて、黒い魔力は爆発しそうなほどになった所で霧散するように消えてしまう)
(見えるものが見ていたのなら、レナの母の霊が黒い魔術を抑え込む姿が見れたはずで)
(怒りの震えが収まり、少し落ち着いた表情でノエルとその仲間に実行動は任せて)
(根回しに関しては全力で行うので安心して欲しいことを告げる)


435 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/01(金) 02:27:56
>>434
私もそれは思います、丁寧に教えてくださいましたし。
個人的には親戚ではないかと勘違いするくらいでしたね。

(どうやら学問などはソフィア自身で教えていた様で)
(貧乏国家と言っていたのが窺い知れ、それはともかくとして血の通わない親族なくらいの関係に思っている様子だった)

最悪というのは……いえ、まだ決まった訳ではありません。
……!?
悪辣さでは右に出る国は無いでしょうね。

(最悪のケースを口にするのも憚れるのか、それは言わずに)
(ただ、レナからただならぬ気配を感じ取ったのか、一瞬全身が警戒に強張る)
(しかし平静を保ったまま、魔法王国への評価を口にしていた)

どれだけの手法があるかはわかりません。
姫の推測も多いので……。
そうですか、恐ろしい体験をされたのですね。
……姫が、そうですか……。
ええ、敵地と考えて差し支えないかと思います……。
……姫の為に怒って頂きありがとうございます、根回しはこの件で一番の重要事だと思います。
では、私はさっそく出立しようと思いますので、よろしくお願いします。

(ほとんどはソフィアが掴んだ内容を元にした推測に過ぎず、レナの体験については恐ろしさとおぞましさを感じている様子で)
(それを救ったと聞いて、誇らしい気持ちになった様子だったが)
(レナの黒い魔力が怒気である様に感じていた様子で、怒ってくれた事に謝意を示すと)
(根回しについては念を押してから早速赴く事を宣言するのだった)


436 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/01(金) 02:35:52
>>435
【すみません、眠気がかなりきつくなってきましたので凍結をおねがいできますか?】
【次回はいつが大丈夫でしょうか? こちらは1/3以外今の所空いてます】


437 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/01(金) 02:37:13
>>436
【凍結了解しました】
【では1/1の22:30からお願い出来ますか?】


438 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/01(金) 02:41:18
>>437
【ありがとうございます】
【はい、1/1の22:30からで大丈夫です】
【いつもの通り、伝言板スレでお会いしましょう】
【今夜も遅くまでお疲れさまでした】


439 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/01(金) 02:50:41
>>438
【こちらこそありがとうございます】
【では1/1の22:30よりよろしくお願いします】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


440 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/01(金) 02:53:18
>>439
【おやすみなさい】
【また今夜よろしくお願いします】

【スレをお借りしました。お返しします】


441 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/01(金) 22:31:07
【ロールの再開にスレをお借りします】


442 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/01(金) 22:32:11
【スレをお借りします】


443 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/01(金) 22:34:43
>>435

えっ!? ソフィアさん自身が教えていたのですか?
ソフィアさんならきっとそうでしょうね。優しいし面倒見も良いですから。

(さすがにソフィア自身が教えていたとは思っておらず、驚いた表情でノエルを見つめて)
(ソフィアが教えたのなら丁寧に教えてくれたことは納得ができて、親戚のように思うのも同意して頷く)

ええ、それは分かりますけれど、時間が経ち過ぎている以上、一応頭の隅にでも置いておいた方が良いと思います。
もし、わたくしに大后さま程の魔力があれば……。

(経った時間を考えれば最悪でなくても、良い状況は期待できる確率も低く、想定だけはしておくべきと考えていて)
(黒い魔力に突き動かされるままに、自分の大后さま程の強い魔力があれば瞬時に地上から抹殺したものをと思って)
(あまりの酷い仕打ちに気づき、途中で言うのを止める)

いろいろな方の話を聞いていると、そういうことには長けているようですから何種類ももってはいると思います。
きっと恐ろしい体験をしたのは、わたくしの周りに居てくれた人だと思いますよ。
例えば扉の向こうに控えているマーサさんとかですね。
このようなわたくしに本当に献身的に。少し前までは縁もゆかりも無いわたくしですのに。
……そうですか。かなり難しいことは間違い無さそうですね。
大切な人が酷い目にあっているかもしれない時に、憤ったりするの当たり前ではないですか。
わたくしが使える限りの伝を頼って根回しすることは約束します、命に掛けても。
はい、よろしくお願い致します。
もし可能であれば、文で状況をお知らせ頂けると助かります。

(推測とは云え、エレノアの話していたことを思えばあり得ないことではなく、きっと人格を移転する方法もいくつかあるのだろう頷く)
(苦笑を浮かべつつ、自身はほとんど記憶がなく恐ろしいと感じる事もできなくて)
(どちらかと云えば水龍に襲われかけたマーサや、敵意を剥き出しにされたソフィアの方が恐ろしい体験をした筈と断言する)
(ソフィアが献身的に仕えてくれることはいつも有り難く思っていて、その気持を込めてノエルに伝えて)
(状況が厳しいことは承知しつつ、いまはノエルとその仲間に任すしか無く任せる)
(怒りを感じるのは当然と思ってはいたが、自分の黒い魔力には気づかずにいて)
(それが収まると、根回しに全力を尽くすことを約束する)


マーサさん、これをエレナさまに届けて下さい。これは大后さまに、それとこちらはオリヴィアさまの館に。
この一通はお居でになるか分かりませんが大公さまに、お居ででなければ部下の方でも構いません。
ただ確実に渡るように計らってもらって下さい。
わたくしはライラさまに掛け合ってきます。

(ノエルが出立するのを見送るとすぐに、何通もの手紙を書き始めて)
(終えるとどこに届けるのかを指示を出して、オリヴィアに関してはまだ戻って来たという話は聞かないものの)
(オリヴィアを後継に選んだという先王の宰相をしていたという伯父上さまに手紙が届き、なにかしらの援助が受けられればと思っていた)
(大公さまも直接手渡せるかは難しいと思ったものの手紙を渡し、マーサだけで手が余るようであれば)
(空いている侍女、見習いのレナも含めて使うように伝えて、レナ自身は意を決してライラの元へ向かい)
(侍女の急ぎの件でライラへの面会を請うていた)

【連日になりますが、今夜もよろしくお願いします】


444 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/01(金) 23:28:24
>>443
はい、暇を見つけては……勿論、他にちゃんと先生はいました。
本当にそうなのかわかりませんけど、自分もわからなかったからと言って教えてくれましたね。

(ソフィアが専属で教えてくれたわけでは無かったと言って)
(ただ、その際は間違ったりわからない所を丁寧に教えてくれたと懐かしんだ)

……勿論、それは当然です。
大きな魔力をお持ちなのですか?その太后様は……?
とはいえ、事と次第によっては戦になりかねませんし、情報がまず必要かと。

(最悪のケースを想定するのは当然だが、あくまでも個人的な感傷に過ぎないと言って)
(レナが怒りを発していると同時に生まれている黒い魔力について感知出来ていないので)
(怒気を発しているという見方で、ただそれでも冷静に情報収集から始めるべきだと進言する)

周囲の方はそうかも知れません。
レナ様にそうした徳があるのだと、私には見えます。
難しいのは百も承知ですが、粉骨砕身致します。
……ありがとうございます、姫も報われるでしょう。
根回しについてはお任せするしかありませんが、よろしくお願いします。
勿論、文は送りますのでご確認下さい。

(レナを守りたいと思わせる何かがあるのだろうと言ったが、短い時間では流石にノエルもそこまでは見通せなかったが)
(ソフィアを案じてくれている事についての謝礼を述べて、連絡も入れると約束すると去って行った)


「何かしら……ここ最近酷く忙しいので出来れば手短にお願いしたいのだけれど」

(レナの来訪を聞くとライラは入室を許可したが、山ほどの書類の向こうで色々と確認をしている様子で)
(何の用件かを問い掛けて、また書類に目を落としていた)


(ノエルは仲間と合流すると行商を装って街に入り込み情報を集めて行く)
(彼女たちはソフィアの私兵だが、本来の役目は裏働きであり、こうした事に特化していた)
(初めの3日でソフィアは1ヶ月は隠しおおせていたが囚われた事と予想通り元から誘い込まれていた事もわかってくる)
(また強制的に所有権が書き換えられている事もわかり、その時点で早馬でレナに文が届けられていた)


【はい、こちらこそよろしくお願いします】


445 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/02(土) 00:31:25
>>444

やはり、そうですよね。他に教師が居て空いている時間を割いたということですよね。
……ソフィアさんは真っ直ぐですから、きっと自分が躓いた経験を加味して教えていたのだと思いますよ。

(剣の鍛錬とか今まで聞いてきた話では、そんなに教える時間を取れたとも思えず)
(他にも教師がいると聞き、自分の早とちりに苦笑して頷いて、丁寧に教えた所は自分でも気になった所だったのだろうと推量していた)

ええ、聞いた話では、この星一つ簡単に壊せるほどの魔力をお持ちとか。
ただ、今回は相手もあることですし、そう簡単にはいかないかもしれませんがお願いしてみる価値はあると思います。
戦ですか……。わたくしにはその辺はどうにもなりませんけれど、情報は多い方がよいので集めて下さい。

(以前に聞いた話をノエルにもして、ただ相手も魔術を使うのであれば、当然対抗策は持っている筈で)
(星を潰すようには簡単に行かないだろうと思っていたが、なにか交換条件を出されても頼んでみるつもりで居た)
(さすがに一介の娼婦である今の立場では何とも云えず暈して、どういう選択をするにせよ判断材料は多い方が良いと告げる)

徳ではなく、きっと世間知らずで放おっておけないとか、放おって置くと危ないとかそんな感じだと思いますよ。
はい、よろしくお願い致します。
わたくしもソフィアさんにはいつも側に居て欲しいのです。
全力を尽くしますからご心配なく。
はい、お待ちしてます。頑張ってくださいね、ソフィアさんのために。

(周りが世話を焼いていくれるのは、偏に自分の世間知らずから来る危うさだと苦笑する)
(自分の力が及ばない範囲はノエルに任せて、根回しをどうするか既に考え始めていて)
(ソフィアの居ない喪失感は予想以上に大きく、マーサには悪いと思いつつも時に感情のコントロールが難しくなったりもして)
(早く帰って来て欲しい願望と、やはり行かせるべきではなかったと後悔の念が入り混じり落ち着かない日々を過ごしていた)
(文に関しては心配もしていなかったが念を押し、ソフィアさんのために頑張るよう言って送り出した)


ソフィアさんの件なのですが、来客はソフィアさんのかつての部下でノエルさまという方なのですが、…………ということなのです。
ですから、わたくしにマーサとクレイトン卿、見習いのレナを付けて外出をお許し下さい。
わたくしもソフィアさんを救出するために何かしたいのです。

(来客が誰であったかを告げ、用件と聞いた話を要領よくまとめて伝えて、すでに考えつく根回しをお願いしているが)
(ライラにもソフィアの救出に手を貸して欲しいことをお願いして、駄目であるならレナ自身が救出に向かう許可を請願する)


やはり、そういうことになっていたのですか。
手紙の間隔が長くながった時に何か手を打たねばならなかったのに……。
所有権がわたくしから離れている……。
もう、許しません。ライラさまが何を言っても構いません。旅の支度をしてください、マーサさん。

「レナ様、それは不味いと存じます。お気持ちはお察しいたしますが、ソフィア様救出の本部としての役割をお果たしくださいませ」

もう、良いです。マーサさんが付いて来てくれないなら一人でも助けに行きます。

(ノエルから来た手紙を読み終えると、また怒りにわなわなと震えて、自分の判断ミスに苛立ちを隠せず)
(所有権が自分に無いことを知ると怒りは頂点に達してキレてしまい、誰の留め立ても聞かないと宣言して旅の支度をするようにマーサに伝えるが)
(マーサが諌める言葉も今は怒りで耳に入らず、何の準備を無いままに自室の扉を勢い良く開きクレイトンの元へ行こうとした時……)


446 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/02(土) 01:16:07
>>445
普段は忙しくされていましたから。
そうだったのかも知れませんね。

(多忙なのはわかっていたので、そこはあまり重要では無かった様で)
(ただ教わるのは嬉しかったので、そういう経験も若しかしたらあったのかな、という認識だった)

そんなに……ですか?
……確かにそうですね、手段は多い程良いです。
ええ、お任せ下さい。

(太后についてノエルに伝える必要が無いと思っていたのか、魔力が強い程度しかわかっておらず)
(かけ離れた話に信じがたいという表情を浮かべる)
(手段は多い方が良く、情報については自信があるのか胸を張って答えていた)

それは……今お会いしたばかりですし、私には量り兼ねます。
ただ、姫がそこまでするのですから、自信をお持ちになって下さると私たちも嬉しいです。
……姫もそう思って頂ける方がいらっしゃるのはきっと支えになっていると思います。
よろしくお願い致します。

(レナの事はわからないが、ソフィアがそこまでするのだから自信を持って欲しいと言って)
(側に居て欲しいという言葉にはそれはソフィアも嬉しかっただろうとノエルなりの見方で答えて)
(身命を賭してとは内心で答えつつ、レナの出来る範囲の事は任せる事にしていた)


「……かつての部下?なるほど……」
「それは駄目よ、貴女の身体を求める者がいるのをもう忘れたの?」
「エレノアは自分の為だけど、送り出した側はレナで良いのよ、得るのは」
「それに見習のレナもマーサもあなたの道連れになる可能性があるけど、彼女たちは納得しているの?」

(クレイトンの腕が立つとはいえ、それなりの敵を複数用意されれば封じる事が出来る)
(見習のレナも同じであって、頭に血が昇っていると感じたライラは即座に却下し、冷静に考える様に酷い目に遭いそうなふたりに聞けと突き放した)


『この忙しい時に……あなたはアホなの?』

(開いた扉の正面にはエレナが来ていて、指先でレナの額を突くと拘束魔法を掛ける)
(心底呆れた表情でアホかと言うと部屋の中に戻して扉を閉めて)

『ノエルというソフィアの密偵から私にも手紙が来たわ』
『相当有能ね、姫将軍の名声を支えたのは彼女たちでしょう、私にも存在を明かさなかったけれど』
『で、文を送ると約定したが、熱しやすいと思しいので何か起きる前にご対処をと書かれれいたわ』
『もう少し待ちなさい、今からどこに行くつもりだったのかしら?』

(エレナが訪ねてきた経緯を説明しながら、一体どういう目算でどこに行くのかを問い掛ける)
(何の為にかつての部下が情報を集めているのか、と苦虫をかみつぶした表情だった)


447 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/02(土) 02:22:49
>>446

でしょうね。立場からしても。

(王族ではあったが、どちらかと云えば日陰者だった自分とは異なり、こなさなければいけない公式行事は多かった筈で)
(忙しい時間をやりくりして目を掛けている者たちに接していたのだろうと、様子を想像してソフィアらしいなと思っていた)

ええ。ご本人も含め何人かから同じ様な話を聞きましたから、信じ難くても間違いは無いと思います。
それだけ色々と手が打てることになりますからね。
お願いします。

(確かに会ったことがなく、肌で大后さまの纏うオーラを感じたことがなければ)
(俄に信じることは出来ないだろうなと思いつつ淡々と事実を伝え、最初は自分も信じ難く思ったことを告げる)
(手段が多ければ敵の動きに合わせて打てる手も多くなり、それだけ救い出せる確率が上がると思っていた)
(ソフィアの部下ということもあり、情報収集は信用して任せることにする)

ありがとうございます。
わたくしには過ぎた方たちが周りに居て下さるのは確かですから。
今すぐにソフィアさんに直接伝えられたらどんなに良いか……。
はい、任せておいてください。

(褒められたことには心から礼を述べて、それでも自身の立場を考えれば優秀な人達が支えてくれていると感じていた)
(ソフィアが側にいないことに悲しい表情を浮かべつつ、溢れる気持ちを伝えられないもどかしさに表情を曇らせる)
(きっと命懸けで当たるのだろと察したが言わず、任せられた範囲については力強く頷く)


お客様のことは忘れてはおりません。
けれど、ソフィアさんがわたくしの為にしてくれたことを思えば、わたくしもじっと待つだけなど出来ようはずがありません。
……マーサさんと、見習いのレナには危険を説明した上で心を尽くしてお願いを…………すみませんでした。

(お客様のことは忘れてはいなかったが、ソフィアの事もありいつもより仕事中に気が散ることもあり)
(いけないと思いつつ何とか表には出さないようにしてきたが、ノエルの話を聞いた後では難しいと感じていた)
(今度助けるのは自分の番と決めていたが、マーサ達の件を言われると冷水を浴びせかけられた気持ちになり)
(出過ぎたと悟って今は諦めることにするが、心は乱れたままだった)


エレナさま!! あっ!! そんな事言われましても……。

(エレナの姿を見た瞬間に、額に触れられれば身体の自由が効かなくなり声を上げるが)
(アホと言う言葉にムッとして、ソフィアを助け出すためだからと思っていた)

「ありがとうございます、エレナさま。私が力不足で申し訳ございません」

(レナの身体を受け止め、ソファーに座らせると膝を折り深く頭を垂れマーサが詫びる)

エレナさまのところにも文が届いたのですか?
はい、話をしていてソフィアさんとの強い絆を感じましたし、有能なのは感じました。
…………ノエルさんまでに心配をお掛けしたのですね。申し訳ありません。
もちろん、クレイトン卿にお願いしてソフィアさんの居る街まで…………。

(ノエルがエレナ所にも手紙を送っていたことに驚きつつ、ノエルの能力についてはエレナと同じ様に判断していて)
(いつもは比較的穏やかで冷静なレナではあったが、ソフィアのことで動転し自分を完全に見失っていて)
(ノエルにも心配を掛けたことを侘びつつ、問われたことに怒られるのを承知で隠さず)
(少し前にライラに言われたこともあり、マーサと見習いのレナは置いて二人で行くつもりだったと答える)

【眠気も強くなってきましたので、凍結をお願いします】


448 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/02(土) 02:27:17
>>447
【凍結了解です】
【1/2の22:30から可能ですが、如何ですか?】


449 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/02(土) 02:29:15
>>448
【ありがとうございます】
【1/2の22:30からで大丈夫です。いつも通り伝言板スレで待ち合わせましょう】
【今夜も遅くまでお付き合いありがとうございます】
【お疲れさまでした】


450 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/02(土) 02:32:52
>>449
【こちらこそありがとうございます】
【では1/2の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【こちらこそありがとうございます、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


451 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/02(土) 02:34:55
>>450
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


452 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/02(土) 22:32:13
【ロールの再開にスレをお借りします】

【今日は微妙に板が重い感じですが、よろしくお願いします】


453 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/02(土) 22:35:08
【スレをお借りします】

>>447
間違いはない、ですか……なるほど……。
ええ、手札は多く、です。

(間違いないと断言する様子にそれだけの力はあまりにも強大過ぎて想像もつかないと内心思ったが)
(この国がそうした武力を背景にした話を聞いた事が無いため、出来るとやれるでは違うのだろうと考えていた)
(ただ、手段は可能な限り大いに越した事はなく、それには同意していた)

そうですか……。
直接お伝えしても、そんな事は無いと言うのでしょうね、姫は。

(レナの謙遜についてはそのまま受け取りながらも)
(そうソフィアに言っても否定するんだろうなとやや笑みを浮かべながら言うと)
(根回しについての返事は頷くに止めて、すぐに出て行った)


「事情はわかったけれど、何の情報も無く動けないでしょう?」
「ええ、そうしなさい」

(動いたから良い結果が出るなら誰も苦労しないと思いながらも諭すように言って)
(マーサたちの事を思い出した様子のレナには冷静になる様にと思いながら話す事を薦めた)


『本当に無鉄砲ね……マーサも気苦労が絶えないわね、楽にしなさい』

(心底呆れたという表情で切り捨てると、マーサを労って)

『そうよ、良い読みをしているわ』
『二人で行って、どうやってソフィアを見つけるつもり?』
『クレイトン卿なら或いはレナが言えば黙ってついていくかも知れないけれどね』
『もし見つけても敵が多ければレナは捕まり、クレイトン卿は殺されるでしょう』

(能力の高さ、分析の良さはなるほどと思わせるものがあって、高く評価している様子だったが)
(レナの言い分を聞いて、一体どうやって見つけるつもりかと問い掛けて)

『魔法王国の王はレナの身体を持つエレノアを自らの供物にするつもりだったわね』
『この場合、自分から来るならエレノアが中身で無くても良いわね……意味わかるわね?』
『向こうからすればあなたがノコノコやって来るなら作戦成功なのよ』
『もう数日待ちなさい、情報が足りな過ぎてどうにもならないわ』

(自分が標的になる自覚が無いと手厳しく指摘するが、情報がもう少し欲しいのが本音で)
(条件さえ整えばレナを行かせる事自体はあっても良いとは思っていたが)
(今のままだと危険しか無い事は明白で、情報をもう少し集まってから動くべきだと言い残してエレナは去って行った)


(一週間後に届いた文には囚われて後、1ヶ月間の調教をされてから魔法王国に連れて行かれた旨が書かれてあり)
(現在の位置も含めての詳細な調査をするので、2週間程度の時間が欲しいと記されていた)


>>452
【確かに重いみたいですね】
【それでは今夜も宜しくお願いします】


454 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/02(土) 23:57:02
>>453

もし、大后さまにお会いになる機会があれば、魔力を持って無くても気を感じることは出来ると思います。

(レナ自身は潜在的な魔力が強いため、大后さまが発する強い魔力に押し潰されるように感じるまでの圧は感じなかったが)
(色々話を聞くと魔力の圧に押されて失神した人も居るらしいことも聞いていて、一度会えば分かると困ったような笑みを浮かべて説明した)

長く離れてみて初めてわかることもありますから。
ソフィアさんらしくはありますけれど。

(余分なことは言わず、ソフィアが長く居なくなってどれだけ大切な存在か)
(どれだけ自分がソフィアに甘えてきたかを気づき、もう失いたくない気持ちで一杯で泣き出しそうなほどで)
(ノエルなら直接的な言葉で伝えなくても察してくれると信じていた)
(ソフィアが照れか本気でか否定するのは想定済みで、とてもらしいと苦笑を浮かべる)

ですけれど、旅をしている間に集まってくる情報もあるかもしれませんし……。
……はい。

(確かに旅をしている間に情報を集めるの一つの手ではあるものの、それは旅慣れた人間や情報集めに長けた人間の言うことで)
(レナ自身のように、護衛なしでは旅らしい旅をしたこともない人間が言うことではないのを気づかぬくらい)
(レナは精神的にギリギリのところに居るのを端的に示していた)
(マーサたちのことを思い出し、取り敢えずガックリと落胆に肩を落としライラの部屋を辞し自分の部屋へ戻っていった。

エレナさま、ソフィアさんが酷い目に遭っているかもしれない時に落ち着いてなど居られません。

「ありがとうございます。では、お茶の用意をしてまいります」

(呆れるエレナにソフィアを救うためなら何でもしかねない勢いで詰め寄る)
(控えていたマーサは苦笑を浮かべつつ、気苦労よりも毎日変化があって楽しいと思っていたが口には出さず微笑む)
(目を離すとレナが一人で出ていってしまいそうなので、お茶の時間になっていたが用意もできずに居て)
(エレナが一時的にも見張ってもらえると判断して、お茶を入れて来てレナに少しでも落ち着いて貰おう思っていた)

取り合えす、ソフィアさんがいる街まで行けばノエルさんたちが居るでしょうし、最初は彼女を見つけてソフィアさんの居場所を聞きます。
ですが…………。

(かなり行き当たりばったりで、行けば何かしらの情報がノエルから得られることを前提にしたプランで杜撰極まりなく)
(なんとか反論を試みるものの、エレナを納得させることが出来る情報を出せずにいた)

それはエレノアさんが強い魔力の持ち主で、その力を取り込む目的があるのだったと思います。
意味は理解できますけれど……、わたくしの魔力なんて使えないのも同然。
エレノアさんの魂がなければ意味がないと思うのですが……。
わかりました。もう少しここに留まります。

(エレノアが自分の身体を使おうとしていた意味は理解していたが、次の標的が注意されていたにも自分に向いていると理解しがたい様子で)
(ノコノコやって来るの表現に眉を顰めながら、言い返せる情報もなく大人しくソフィアの指示を受け入れることにする)
(マーサが話が一段落着いた頃合いを見計らって二人分の紅茶を持って来るが、エレナとは入れ違いで、レナの分だけにすることにした)


まだ二週間も情報を待たねばならないのですか?

(ノエルの手紙をみてから、イライラしながら部屋を行ったり来たりしていたが)
(マーサが宥めて心を落ち着かせるような薬草を飲ませる準備をしていたが、何も出来ない無力さに苛まれて)
(その夜は悶々と長い夜を一人で送ったのだった)

「遅くなり申し訳ございません。改めましてよろしくお願い致します】


455 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/03(日) 00:31:10
>>454
それほどですか……。

(太后という人物の力について驚いた表情を見せるが)
(使えない力なら意味は無いなと内心では考えていた)

……長く、ですか……そうですね。
判りやすいお方ですから。

(レナにとっても長いだろうが、自分たちはもっと長いと思いながら)
(ソフィアについては割合わかりやすい人物ではあるときっぱり言い切っていた)


「どういう事になっているかはわからないわ」
「でも、レナが焦った所で何も変わらない」

(レナの勢いを軽くいなしながら、勢いで何とかなるものでは無いとバッサリ切って)

「隠密で調査しているノエルたちの邪魔をするつもり?」
「況して、状況もまだ掴み切っていないのにどうして居場所がわかると?」

(そもそもこれだけ短期間に調査出来るのはすでに下準備をしていたからのはずで)
(だからこそ怪しまれずに調べる事が出来ているのにノコノコと行けば邪魔にしかならないと行って)

「あなたは母方が魔法王国の血筋なのでしょう?魔力の潜在量も多い」
「そういう女を性の供物にして王家の子を産む為の道具にしているのよ、もしエレノアは奪わなかったのが良かったかも知れないわね」
「エレノアが乗っ取った場合に意味があるのはエレノアだけ、向こうは初めから貴女の身体が目的よ」
「ええ、そうしなさい、危ないところだったわ」

(太后もそう言っていたと言いながら、危機感の無さに呆れた様子で)
(良く見ればドレスではなく、乗馬服のままでどうやら王宮から馬で早駆けして、着替える間も惜しんで来た様子で)
(ギリギリ間に合ったのを内心ホッとしているくらいだった)


(2週間後、文ではなく訪問客がレナ宛で訪れ、その旨がマーサに伝えられていた)
(文の代わりに来たという事でわかるはずだという来客は背格好は同じ様だが、傭兵の恰好をしていた)
(知っている人間が良く見ればノエルとわかるが、そうでなければわからない変装をしているのだった)


【いえ、こちらこそよろしくお願いします】


456 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/03(日) 01:35:36
>>455

はい。ノエルさんには及ばないでしょうけれど、ソフィアさんがわたくしに付いてくれるようになってからこんなに離れたことは無いのです。
そうですね、それが良いところです。

(拉致され、エレノアに意識を乗っ取られ掛けていた間の意識が無かった時期を除けば、こんなに長く離れたことがないことを告げて)
(ノエルたちはもっと長いことを察しつつも、寂しそうな表情を見せる)
(分かりやすいのは欠点にも成り兼ねないが、それもソフィアの良い点とレナは認識していた)


それはそうですけれど……、だからこそ行ってみれば分かるかと。
……確かにそれはそうですけれど……。

(言うことが正しいことは頭では理解していたが、感情は先走っていて)
(何かソフィアのためにしていないとと落ち着かなくなってしまっていた)

……邪魔をするつもりはありませんけれど…………、旅人が偶然に道を聞くような感じで誤魔化して……。
向かった街にいるのでないのですか?

(気が焦っていてそこまでは深く考えていなくて、道に迷った旅人を装えば良いと考えていたが)
(きっと相手にはバレバレになる筈なことは想定していなかった)
(別の街に連れ去れた可能性を考慮しておらず驚きの表情を向けて、それだけ焦っていて冷静な判断が出来なくなっていた)

それは……お祖父さまからは聞いたこともない話ではあるのですが……、はい。
エレノアさんでなくても良くて、魔力の強い女性が目当てだったと……、それがわたくし。
エレナさまにもご心配をお掛けして申し訳ございません。

(小さい頃に亡くなった母は別として、母方の祖父や祖母からそういう話を聞いたことがなく、まだ疑念を拭い去れていなかったが)
(エレノアがわざわざは嘘を吐く必要はなく、そうなのかなと漠然と受け入れていたが実感はほとんどない状態だった)
(近親相姦をしてまで強い魔力を保とうとしていることは理解していたが、自分が標的だったと聞いて驚きの表情を素直に見せて)
(それなら飛んで火に入る夏の虫状態だと納得はして、エレナの格好を見てかなり急いで来たことを悟り丁寧に一礼して詫びる)


ノエルさん、どうでしたか? 何か新しいことがわかりましたか?

(迎えに出たマーサは来客の正体にすぐ気づいて、レナに会えるようすぐに状況を整えて)
(ずっと悶々とし続けていたレナは、ノエルと分かると手を取り面を上げさせ、手を取りすぐに状況を尋ね始める)


457 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/03(日) 01:58:12
>>456
そうでしたか……。

(ソフィアはその立場などから友人と呼べる存在がおらず)
(レナの言葉の端々から主従関係であってもそうした関係だったのだろうと感じ取り感慨深い表情を浮かべていた)


「レナが動く事で却って状況が悪くなる、という事よ」
「別の街や国に行っていない根拠なんて無いでしょう?」
「貴女が行ってみた事で隠蔽に走られたらどうにもならなくなるわよ」

(目立つ行動を取る事で状況の悪化もあり得ると言って)
(それでなくとも行った街はこの国の支配下では無い事も考慮にないと感じていた)

「ルーツ元の方が知っている、という事かもね」
「そうね、心配が図に当たったのだから急いだ甲斐があったわ」

(大元の方が記録に残るケースもあるだろうと思っていて、レナの直接的な見聞はこの際関係無いと思っていた)
(謝罪に対しては急いだ甲斐があったと言って、そのまま帰って行くのだった)


……新しい事はわかりましたが、怒ったりせずにお聞き下さい。
まず、文でもお知らせしました通り、姫は囚われた後に調教を受けて魔法王国に連れ去られました。
とある王族の奴隷とされ、王侯貴族の集まりなどで引き出されては過去の事について謝罪し、償いで奴隷になったと言わされていた様です。
ここから判断できるのはかなり支配されているという事です。
背中に焼印があったと事前情報で聞きましたが、それは綺麗になり、代わりに刺青をされた、と聞いています。
しかし私がここに来る一ヶ月程前にはその王族の手元から離れているのです。
今は足取りを追っており、大まかには掴んだのですが……。

(色めき立って問い掛けるレナに大してあくまで冷静に話を聞くようにと前置きしてからその後の動向についてレポートしていく)
(正直、吉報ではないが、以前の文で飛び出しかねなかった事を知ったので直接報告に切り替えたのだった)
(大体の足取りは掴んだが、とまで言って、そこで言い淀んでしまう)


458 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/03(日) 02:03:11
>>457
【すみませんが、眠気が酷くなってきているので凍結をお願いできますか?】
【次回は1/4以降であれば空いてます】


459 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/03(日) 02:05:25
>>458
【凍結了解です】
【仕事はじめもありますし、次回は1/8の金曜日、22:30からでお願い出来ますか?】


460 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/03(日) 02:10:38
>>459
【ありがとうございます】
【お仕事お疲れ様です。当方はコロナ感染症の状況次第で仕事初めは微妙な状況になりそうです】
【次回は1/8の金曜日22:30からで大丈夫です】
【ここに直接でも以前と違い大丈夫な気もしますが、いつもの通り伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした。連日楽しかったです】


461 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/03(日) 02:15:44
>>4460
【こちらこそありがとうございます】
【そうですか、早く通常に戻れば良いのですが】
【では次回1/8金曜日の22:30からでよろしくお願いします】
【はい、伝言板でお会いしましょう】

【連休中、連日で私も楽しかったです】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】


【スレをお返しします】


462 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/03(日) 02:19:47
>>461
【おやすみなさい】
【お互い体調には気をつけましょう】

【スレをお借りしました。お返しします】


463 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/08(金) 22:26:23
【ロールの再開にスレをお借りします】


464 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/08(金) 22:31:33
【スレをお借りします】


465 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/08(金) 22:32:26
>>457

では、わたくしが今出来ることは粛々と仕事をこなして、ソフィアさんが救い出されて帰ってくるのをじっと待つしかないということですか?
それはそうなのですけれど……、わたくしも何かソフィアさんのためにしたいのです。
そもそも、わたくしが行くことを認めなければ、こんなことにならなかった訳ですし……。

(エレナさまの言うことはすべてが正論で、自身の判断ミスの結果との自責の念もあって何か動いていないと気が紛れず)
(目に涙を浮かべて自分が出来ることは無いかと探し続けていた)

魔法王国の方がわたくしの魔力に関して的確に掴んでいると、エレナさまはお考えなのですか?
……わたくしには分かりません。
ありがとうございました。

(魔法王国が母方の国も、そこから姫として他国へ嫁ぎ生まれた子の魔力まで把握しているとなると)
(その情報網の広がりに信じ難い気持ちと、そこまでして強い魔力を持つ者を欲しているのかが気になっていた)
(事実、老師は大后にこれ以上関わることも、祖国である魔法王国の手先として生きる事にも嫌気が差していて)
(魔法に疎いレナの祖国で細々と薬草を売って生計を立てていたが、強い潜在能力を持つレナを見つけ)
(レナの魔力を封じ自分の居場所を知られないために姿を消したことを、レナはまだ若く認識していなかった)

「エレナさま、ありがとうございました。助かりました。
 ただ、レナ様のソフィア様を思う気持ちもお汲み取り下さいませ。
 私のような者が差し出口を挟んで申し訳ありませんでした」

(エレナがレナの部屋を出ると、レナと一緒に見送っていた筈のマーサが追い掛けてきて)
(エレナの斜め前に跪き、エレナの言う通りでありレナを抑えるのは自分では難しく感謝しつつも)
(分かっているとは思ってはいるものの、レナがどれだけソフィアを大切に思っている気持ちを察して欲しい旨を告げる)
(マーサはこの数ヶ月で娼館内でかなり評価を上げて居ると同時に、レナのことも仕えた最初の頃より遥かに大切に思うようにもなっており)
(また、彼女自身もソフィアのことが気になっていて、エレナに任せる気持ちを暗に伝えるつもりだった)


この前はわたくしとしたことがノエルさんに醜態をみせてしまいましたね。
……そうですか。エレナさまはわたくしより先に情報を掴まれていたのですね、きっと。
過去の謝罪って、非があるのはその王族ではないのですか?
…………、クレイトン卿の命懸けの努力も何もかも水の泡に帰してしまったということですね。残念ながら。
わたくしに大后さま程の強い魔力があれば、魔法王国のすべてを今すぐに焼き払えるのに……。

(悲しみと憂慮が浮かんだ沈んた表情を見せつつ、エレナに諌められて極力落ちつて冷静に振る舞おうと試みるが)
(ソフィアが自分ではない別の主の奴隷に貶され、贖罪をさせられていると聞けば我慢もギリギリで)
(怒りを表に出さぬように堪えてはいるものの、微かに握った手が怒りに震えていて)
(クレイトンが危険を顧みず払った犠牲も無に帰ったことを悲しく、瞳に涙を浮かべるが)
(やはり魔法王国だけは許す気持ちになれず、僅かに暴走した魔力がレナの周りで黒い影を作り渦巻いていた)

【今夜もよろしくお願いします】


466 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/08(金) 23:18:50
>>465
「レナが出来る事は情報の中心になる事よ」
「正直私は今、ほとんど動けないわ、この国は後手に回らされている」
「……ここは来訪客が多いからこそ、情報を持った人間が出入りし易いのよ、だからノエルも来れる」
「そもそも話は大公様が持ち込んだのでしょう?レナの責ではないわ」

(自分たちが後手に回っている事実を言って、現状のままがもっとも有用な手段だと言って)
(話自体は大公が持ってきたものだから、レナに責任がある話では無いと慰める)

「そうよ、魔力の強さと扱いが全てに優先されるあの国では重要事」
「だから関連には全て網を張っていると思った方が良いわね」
「重々気を付けなさい、貴女も狙われているという事を」

(レナが狙われる可能性がある故に、ここなら防衛出来るというメリットもあった)
(クレイトンが構築した娼館そのものの防御と内側で護衛もいるというのは大きな抑止力で)
(ここから動かす為の餌である事も十分考えられることではあった)

「礼には及ばないわ、私は止めに来ただけ」
「ソフィアの配下、有能ね、一度会っただけで良い読みをしているわ」

(そもそも引き合わせたのが自分なだけに心配しているのは理解していたが)
(だからといって、むざむざと敵の手に乗らせる必要もなく、ただそれだけだと言った)


いえ、お気になさらず。
……勿論そうですが、そういう理屈が通用する相手では無いという事でしょう。
焼き払って如何致しますか?姫の為に怒って頂けるのは私個人としては嬉しい事ですが。
それから、もうひとつ、これまで掴んだ情報はどうも掴まされている感があります。
幾つか窺いたいのですが、姫が出立してから書いた文は他にございますか?
それともし私の知らなさそうな、つまりこの国に来てからの変化がもしあれば教えてください。

(淡々と返答をするのは元部下という立場にしては冷淡にも見える程で)
(レナが怒りに任せて出した言葉をやや咎めつつ、これまでの情報は掴まされているかも知れないと伝える)


467 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/08(金) 23:19:42
>>465
【今夜も宜しくお願いします】


468 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/09(土) 00:25:07
>>466

わたくしが情報の中心にですか?
情報を持つお客様が来た時に聞き逃さず、それをノエルさんが来たら間違いなく伝えるということですね。
そうですけれど、わたくしは主人として行かせないことも出来たのですから。

(自分が情報の中心となって集めて、他に回すという考えは怒りや焦りのせいもあって全く無くて)
(少しでも役に立てることを見つけて嬉しそうに微笑むが、大公さまからの話と言われても納得はせず)
(不本意とは云え奴隷としてのソフィア主人である以上、本人が行きたがってはいても止めることはできたと後悔の念に苛まれていた)

エレナさまの仰っしゃり方ですと、わたくしの母上にも網を張られていたということですか。
わたくしをですか……、力が封じられているのに?

(数ヶ月を経て毎日のようにエレノアの魂が入っている人形に話しかけて、魔力を使って少しだけ意思疎通が出来るようになっていて)
(魔法王国が魔法至上主義であるのは最近知ったことではあったが、エレナの言い方だと)
(母にも力を探る手は伸びていたことになり、素直に驚きの表情を見せる)
(レナの母親にも調査の手は伸びてはおり、それなりに強い力を持っていたが)
(本人が癒やしの魔法にしか興味を見せず、それ以外の力を開発しようともしなかったこともあり緩い情報収集しかされていなかった)
(力を封じられているのは相手も知っているはずで、それを承知の上で狙うということは封印の解き方すら知っているのだろうかと首を傾げて)
(クレイトンとは数日毎に会っていて、その仕事振りには改めて感心していた)

「そうですね、とても有能だと思います。
 レナ様の周りにも、もっとあの様な方が増えると良いと思います」

(ノエルとは直接話しはしておらず、扉の晩をしていたマーサだが、微かに漏れる会話から有能さは感じていて)
(万が一、ソフィアが居ない間に自分に何かあったら、少ししっかりし始めたとは云え見習いのレナだけでは心許なく)
(あそこまでと贅沢は言わなくとも、もう少しレナの周りに人を配置できないかとマーサは考えていた)


人を嬲って喜ぶようなタイプなのですか、その王族は?
……わたくしの大切なソフィアさんにしたことの報いを受けてもらいます。
それだけのことをしたのですから当然です。
それに祖国に居た頃、空から火の玉が降ってきてある街が一夜にして燃えて消え去ったという話を聞いたことがあります。
きっとそれも魔法の筈ですから、不可能ではないと思うのですが……。
……え? ええ、行ったすぐの頃には一週間に一通手紙が来てましたから。
その後にも何通かは来ましたけど、特別な事は書いてありませんよ。
ソフィアさんに取って置くように言われてますから、全部大切に取ってありますけれど……。
この国に来てからの変化ですか? あまり多くあるとは思いませんが……。

(きっと人間的に最低な品性で王族とも呼べるような相手ではないのだろうと、冷ややかに推論して)
(ソフィアを心配し思い、ソフィアにされた事に対する怒りもあってレナにしては初めてと言っても良い)
(相手の国の民を思い遣る気遣いは消え、そんな王族を戴く民であれば同罪と思っていた)
(まだ十代になるかならないかの頃、父に謁見に来た商人から遠くの国のある街が消え去った話を聞いて)
(その時はどこかで尾ひれがついてそんな話になったと思っていたが、今ははっきりと魔法が絡んでいると思っていた)
(ノエルから他の文章について怒りが断ち切られて驚いた表情をして、少し考えてから思い出し)
(手紙を入れた簡単に開かないよう細工された箱をノエルの前に持ってくる)
(それとソフィアが来た頃には呪いが掛けられていたことや、大后さまに解呪してもらったこと)
(自分を助けるために奴隷にされてた時に僅かに魔力を得て、少しは分かるようになっていたことなど思いつくままにノエルに伝えていった)


469 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/09(土) 01:23:47
>>468
「そうよ、その中にヒントがあるかも知れないし、或いは陽動かも知れない」
「それは彼女たちが判断するでしょう」
「……事前に何があるかわかっていればそうね」
「だけど、私は判断として間違っていたとは思わないわ」

(あらゆる情報に価値があり、それを分析評価する事が要諦である事はわかっていて)
(それはノエルたちも重々承知だろうと思っていた)
(事前にわかっていたならともかく、判断そのものは間違いでは無いと断言した)

「そういう事ね」
「……多分だけれど、その封印の大元は魔法王国の術だと思うわ」
「だからこそ引っ張り出したいと思っているかもね」
「ただ、幾つもの意志が介在している感じがするわ、だからこそ今は慎重に」

(それは間違いないと言い切って、封印解除も十分可能なのだろうと見立てを語る)
(封印が解けなくても魔力を持つ美しい女性であるレナは十分に狙う対象であって)
(ただ、今回の件はそれだけではない何かがあると感じている様子だった)

「……ふふ、主思いなのは良い事だけれど」
「彼女のこれまでの経緯も併せると危険な言葉よ、それ、気を付けなさい」

(マーサの言葉を聞いて、苦笑しながらもしレナが自分の周りを殊更強力な布陣にしようとしたなら)
(元亡国の王子である過去を鑑みれば危険に見られる事もあると釘を刺した)


……その様ですね、散見される情報によれば、ですが。
ええ、ですから、その火の玉の下に姫が居ないと誰が保証するので?
それで十分です、見せて頂けますか……?
……なるほど、そういう事もあったのですか……。

(敵の王族について殊更突っ込んだ事を言わず、あくまでも淡々と語りつつ)
(レナが火の玉を落として報いをという言葉にそこにソフィアが居たらどうするのか?と怒りに任せていると指摘する)
(その上で手紙に目を通し、呪いの事と解除、微かに魔力を得た事を聞いて少し考え込んで)

……これは参りました、もっと早く文を全て確認すべきでした。
レナ様もあわよくば捕えようと思われている様なので、行動は慎重にして下さい。
何かある前に読めてよかったです。
あと、やはり掴まされた情報には齟齬がある様です、姫は着いたその日には多分囚われていますね。
一ヶ月分、読み違えをさせられています。
一刻も早く次の手掛かりを掴みたいのですが、実は動きがまったく掴めていません。
まるで空を飛んだか、いきなり別の場所に移動したかの様で……。

(文を確認するとレナも狙われている旨も暗号に含まれていた様でそれを伝えて)
(更に探った情報が意図的に流されたものだとわかったと告げて、すぐに囚われ、ミスリードの為に手紙を出す事は認められた様子で)
(だとすると今の状態がわからないのだが、この王族の所から移動しているはずなのに足取りが掴めないと語った)

同じように魔法が使えるなら、或いは心は守られているかも知れません。
何とかそうしてくれれば良いのですが……。

(何か思い当たる事があるのか、心を守る術があるのだと言って、魔法も利用すれば魔法王国の調教にも耐えられるのではと希望を口にしていた)


470 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/09(土) 02:24:19
>>469

わたくしには判断を下す材料がありませんから、そうすることがベストだと思います。
ありがとうございます。

(当事者でもあり、冷静に判断を下す材料もなく、今は下せるとも思っていなくて)
(ノエルたちの方が訓練を受けているかもしれず任せることにする)
(判断ミスではないと言われ、少しだけ気持ちが軽くなり目に涙を溜め一礼する)

老師さまは元は魔法王国の出だと?
封印を解除して何か……もしかしたらエレノアさんの代わりの巫女を探しているとか?
はい、承知いたしました。

(エレナさまの言葉を素直に取れば、老師さまも魔法王国の出身ということになり)
(では、なぜ自分にこれほどまで慎重に封印をしたのか会って聞きたい気分になっていた)
(封印を解除して何か自分にさせるとしたら情報が少なすぎ、頭に浮かんだのは)
(エレノアが拘っていた国の守護をする巫女のことだけで、何も分からない自分には荷が重いだろうと驚いた表情を浮かべる)
(エレナさまですら読み切れないのであれば自分に読み解けるとも思わず、忠告に素直に従うことにする)

「あっ、はい。言い過ぎました。申し訳ありません。
 ただソフィア様ならまだしも、見習いのレナはまだ不安定で少々危なっかしくて……」

(エレナ様の忠告にハッと言葉の意味を悟って、すぐに丁寧に頭を下げて侘びて)
(レナを守るためにソフィアであれば全幅の信頼を置けるが、見習いのレナは性格的にもいい子で頑張り屋で)
(仕事は大分良くなってきたものの、まだ偶にするミスが現状の緊迫した状況下では不安をマーサに抱かせていた)
(ただ侍女長からは、見習いのレナが望んでいたレナの世話を出来るようになったとは云え)
(あれだけ問題のあった仕事が何とかなり始めて、指導役をもこなしているマーサが一定以上の評価を得つつあった)


あっ! そうですよね。大后さまなら、きっとその人の持つ波動で救い出してから鉄槌を下すのでしょうけれど……。
ええ、そうですけれど、それが問題ですか?

(ノエルの報告からもうソフィアが居ないと勝手に信じ込んでいて、指摘されて初めて気づき)
(大后さまほどの魔力と操る技量があればきっと可能だろうに、自分にそれがないことを悔しがる)
(レナ自身はそれで大きくソフィアが変わったとも思わず、首をひねり問い掛けて)

わたくしもですか? やはりエレナさまが仰っていた通りなのですね。
わかりました。仕事以外では知らない人にはなるべく会わないようにします。
……そうですか。
魔力が強くなると、簡単に空間転移が出来るみたいなので、それで色々と連れ回されているのかもしれません。

(自分が読んだ時には普通の手紙で、どこにそんな情報があるのか後でじっくり見てみようと思っていたが)
(標的にされていることは、エレナさまの読みが当たっていたのかと頷く)
(ただ一度はここに居て攫われた身で、今はクレイトンが居るとは云えかなり難しいかもと口にはせずに思っていた)
(ただ仕事はライラさまが選ぶお客様相手であり選択肢がなく仕方ないが、プライベートでは気をつけようと思っていた)
(情報に齟齬があるとの声にまた表情を曇らせて、ソフィアの足取りが掴めないのは)
(誰かに聞いたことがある魔法での瞬間移動的な、空間転移なのではないかと指摘する)

それなら良いのですが……。
わたくしのように別の人格を植え付けられていたら、それは難しいかもしれません。残念ながら。
でも、今はそれを信じましょう。

(ノエルに同意するが、もし自分のように他人の人格を植え付けられば、それも難しいとは思ったものの)
(一縷の望みに今は掛けるしか無いと頷いて見せる)

【すみません、ここで凍結をお願いできますか?】


471 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/09(土) 02:26:54
>>470
【凍結了解しました】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


472 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/09(土) 02:30:14
>>471
【ありがとうございます】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板スレで合流しましょう】
【お疲れさまでした】
【冷えてますからお風邪を召されないようお気をつけ下さい】


473 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/09(土) 02:34:51
>>472
【こちらこそありがとうございます】
【では土曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【確かに急に冷え込みましたね、暖かくして寝ましょう】
【それではお疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


474 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/09(土) 02:36:12
>>473
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


475 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/09(土) 22:26:18
【今夜もまたスレをお借りします】


476 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/09(土) 22:31:39
【スレをお借りします】

>>470
「専門家に任せるしかない時というのはあるものよ」

(容易い相手ではなく、いくらその道の専門家と言えど難しい面は大いにあるが)
(それは言わずに任せておけば大丈夫くらいの感じてそう言った)

「可能性の話だけれど、ね」
「巫女なんて名ばかりよ、本当の役目は王の精を受けて孕む為の性奴隷よ」
「だからエレノアは乗っ取れなくて幸いだったの」

(推論に過ぎないのであくまでも可能性の話だと言って)
(守護巫女と言っても魔力の強い女性が王に抱かれるのが主な仕事だと言って)
(吐き捨てる様にエレノアは敗れて幸いだったと言った)

「危なっかしいのは仕方ないわ」
「それでもあなた含め、評価は上がっているわ、フォローしてあげなさい」

(見習のレナは自分がいた時からある意味問題児だったので良く知っていて)
(それだけに聞いている現状については長足の進歩といえ、それを誘うマーサの評価も上がっていると言って発破を掛けた)


鉄槌は良いですが、頭を冷やしてください。
熱くなって先走ったりすると問題が複雑化する事が良くあります。
……いえ、問題というよりは……。

(ノエル自身はそこまで大掛かりな事をする必要性は感じておらず)
(むしろやや冷ややかにレナを見て、怒りに任せる事を考えるといざという時に誤ると指摘する)
(ソフィアがここに来て変わった点については敵しか使えないものを使える事は必ず何かに活かしていると信じている様子だった)

そういう推測をされた方がいらっしゃるなら警戒もされているのでしょうね。
……空間転移、ですって?そんな事が出来るのですか……むぅ……。

(すでに推測されているなら、ここも警戒度は高まっているのだろうという見立てをしていたが)
(空間転移と聞いて、目を見開くとそんな事が出来るとは、という驚きよりはそんな事をされたら後を追えないと感じていた)

取り敢えず、仲間と合流して協議します。
そんな事をしているなら探す範囲も変わってきますし、違う考え方をしないと追えないと思いますので。
もし何かわかりましたら、こちらに文を出して下さい、出来れば早馬で。

(急がないといけないと言って、立ち上がると仲間と情報を共有して策を練ると言って)
(この国の都にあるとある宿宛に文を送って欲しいと言うと去って行った)


(その翌々日、レナ宛に手紙が届く)
(レナの母国語で書かれたそれは封を開けると水晶に似た石と手紙があって)
(手紙には石に魔力を込めろとだけ書かれていたが、その文の最後にはゼノビアの名があった)




>>475
【それでは今夜も宜しくお願いします】


477 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/09(土) 23:40:16
>>476

はい、そう致します。

(エレナさまが言う表情を見て、自身も少し表情を緩めて小さく頷く)

老師さまは大后さまと因縁もありそうですし、そうなのかもしれませんね。
王の性奴隷ですか? それで強い魔力を持つ子供を得ようと言う訳なのですね。
わたくしたちの見方ではそうですけれど、エレノアさんはどう思うのでしょう。

(初めて会ったときか、二度目のときかに大后さまが老師さまのことを話したのを覚えていて)
(かなり因縁がありそうで、きっとそうなのだろうなと確信していた)
(結局は強い魔力を持つ子を王族に得ることが、魔法王国では国を守護することと同意義なのだと痛感して)
(将来的に誰かの妻になり子を成すとしても、ただ王の精を受け孕むだけの性奴隷は嫌だと強く思っていた)
(エレノアのことはおそらくエレナさまよりは理解が進んでいて、エレノアは祖国に誇りを持っていて、きっとそうは思わないのだろうと思っていた)

「はい、侍女長様も以前に比べたら長足の進歩だとは仰っていましたが……。
 ありがとうございます。そういたします」

(侍女長もエレナ様と同じ意見でそれを直接に聞いていて、ソフィアも見習いのレナには問題が多いと言ってはいたが)
(あれでも長足の進歩だとどれだけ使えなかったのかと思うと、軽い目眩がするような錯覚を覚えていて)
(ただ、普通の侍女の仕事なら問題はないが、レナの警備はミスが許されず、もう少し何とかならないかと考えていた)
(笑みを浮かべて一礼して、今はそうするしかない以上頑張るしかないと腹を括る)


いけませんね。ソフィアさんの事になると、どうしても冷静では居られなくなってしまいます。
そうですね。ノエルさんたちの努力を水の泡にしないよう堪えますね。
問題と云うより……??

(軽く自身の頭を叩き、エレナにも注意されていた筈が、ソフィアの話になると冷静で居ることは難しいことを自身で咎めて)
(それだけ今のレナにとって主従の関係ではなく、親友としてソフィアが如何に大切な存在なのかを示していた)
(何とか冷静で居るように努め、ノエルたちがソフィアの為に払っている努力を打ち壊さないようにすることは約束する)
(ノエルの言葉に首を傾げてじっと見つめる)

ええ、きっと以前に拉致された時よりは安全だとは思います。
ただ、油断は禁物ですけどね。
はい、わたくしも実際に見たことはないのですが、出来るらしいです。

(クレイトンとライラのことは信頼していて、以前より警備の者が増えているのも目にしており)
(以前よりはかなり良くなっているものの、相手は曲者ゆえに油断しないようにと戒める)
(大后さまから聞いた話しではあったが疑っておらず、ただそんな大技が使えるのは数人だろうなと推測していた)

そうですよね。それに術者の実力によっても移動距離は変わるはずだと思いますし……。
ただ、わたくしには実際にはわかりません。話を聞いたのと、魔法の本で読んだだけですから。
はい、承知しました。お約束します。

(おそらく、移動距離は魔力の強さと術の習熟度合いで異なることを本から理解していたが)
(使っている相手が分からない以上、もし本当だとしてもどれくらい移動しているかは分からないと思っていた)
(何かあったら文を出すことを約束して、急ぎ仲間の元へ戻るノエルを見送った)


…………、母国語の手紙とは懐かしいですが、如何にも妖しいですね。
どうしたものか。取り敢えず、ライラさまとノエルさんには連絡しておきましょう。

(この国に連れて来られてから母国語を使うことはほとんど無く、取った客に祖国出身者が居て母国語しか話せず)
(仕方なく何度か使ったことがあるだけで、ゼノビアの名がある母国語の文は胡散臭さ満載で)
(もしかしたら何か情報が得られるかもと藁にも縋る気持ちもあったが、二人に連絡をとってもらえるようマーサに告げると)
(マーサはライラに報告した後すぐに早馬でノエルの元へと向かった)


【こちらこそ今夜もよろしくお願い致します】


478 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/10(日) 00:39:37
>>477
「強い魔力を持った子が国を統べる、という事でしょうね」
「……さぁ、それはわからないわ」

(太后と老師の因縁はあまり深入りすべきでは無いと思い、そのまま流す)
(エレノアがどう思うかはわかりたくもなさそうで、誉れと思うのであればやはり危険な国だと思っていた)

「ええ、その通りよ」
「今の仕事について心配なら、ミスの意味する所を教えるしか無いわね」
「頼んだわよ」

(長足の進歩を遂げた事は事実だが、その上で心配な事があるのなら)
(ミスひとつがどういう結果を生むのか教えてやれと言って、激励しつつ去って行った)


いえ、私たちも訓練をしていなければ感情に走ったでしょうから。
……そうして頂けると助かります。

(ノエルたちも怒りの感情などは持っているが、冷静さに徹していると言って)
(自重してくれる事に感謝の意を示しながら考え込んで)

恐らく普通に侵入をするならかなり困難でしょう。
管理体制については人が足りない様にお見受けしています。
……そうですか、うむむ。

(今日も含めて訪れた際の警備などを見ていると侵入は困難だろうと言って)
(ただ、調査などの人手は足りていないのだろうとは指摘しておいた)
(実際可能だと聞いて、唸りながら考えをまとめている様子だった)

そこに関しては流石に見当を付けるのも難しいでしょうね。
ただ……いえ、では失礼致します。

(魔法については門外漢だが、何か引っかかりを感じた様子で辞していった)


「魔力を込めろ……?意味と意図が不明ね」

(報告を受けたライラは渋い表情で意図がわからない以上は何もしない方が良いと言うにとどまった)

……手掛かりになる可能性があるなら、やって頂きたいのですが……。
危険を伴うなら止めた方が良いかと、私はこれから調査で動きますので、お任せするしかありません。

(マーサが着いた時、ノエルは旅支度で出かける直前の様子で)
(何か情報が入るならとは思うが、リスクは避ける様にと言い残していった)


(その頃、レナに送りつけられた石は明滅を繰り返すと、ぼおっとした光りを発し続けて)
(周囲を照らす様に光りが移動し、レナにその光りが当たると声が聞こえてきた)

「レナというのはそこにいるんでしょう?警戒するのは結構な事だけど、時には蛮勇も必要ね」

(普通に話しているのにどこか冷淡な声色が溢れて来る)
(どこか聞き覚えのあるイントネーションだった)


479 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/10(日) 01:38:46
>>478

分かり易くはありますけれど……。
エレノアさんは難しいですから。

(そうだとしたら、自分だけでなくエレナさまも拉致の対象になるのではと思うが)
(きっと自分に拘る理由があるのかもしれないと思い考え込む)
(エレノアの人形に日々話しかけたりして、大后さまに言われる通り魔力を注いで会話を試みたりしているが)
(饒舌な日もあったり、心を開いてくれたかなと思えば、貝のように殻に閉じこもり全く反応がない日もあり、接する難しさを感じていた)

「ありがとうございます。承知いたしました」

(アドバイスに感謝しながら、やはり一歩一歩かと思いつつ、去るエレナを見送った)


わたくしも訓練は受けていた筈なのですが……、箍が緩んでいるのかもしれませんね。

(祖国に居る時は怒りや嫉みの感情は見せないよう訓練を受けた筈だが、大切な人のことでもあり)
(また以前よりは気楽な立場になったこともあり、感情がストレートに出やすくなっているのだろうかと自戒をこめて言い苦笑する)

ただ、相手は普通ではない可能性もありますから、油断だけはしないようにします。
そうですか。ここも色々とあるようで、すぐにはどうにもならないかもしれません。
飽くまで仮定の話ですけれど。

(普通に武力を用いいての侵入は困難だろうとおもったが、相手がかなり術者という可能性も否定できなく)
(そこは言われるように知らない相手には気をつけないとと、気を引き締める)
(管理はライラの仕事の範囲であり、人の出入りがこれ程流動的になってはやり辛いだろうなと察して)
(自ら仮定の話と言いつつ、きっと相手にそういう術を使う相手が居るのだろうと確信していた)

相手もただソフィアさんを連れ回しては居ないでしょうし、その意図さえ分かればもしかして……。
ノエルさんも気をつけて下さいね。

(もし自分だったら術が使えるようになれば、好奇心で無闇にあちらこちらに行くかもしれないが)
(相手はそんなことしないだろし、ソフィアを連れ去っている先に何かしらの意図があるのではと示唆だけはしておく)
(ソフィアを心配しつつ、ノエルにも無理はし過ぎないようにと遠回しに釘を刺しておく)


「はい、なのでレナ様も困惑なさっていて。何かあった時のために報告はするようにと仰って」

(おそらくライラがどう答えるかをマーサの前で予想はしていて、その通りだったなと思いつつ)
(ただの石である筈もなく、事が起こる前の報告に来たことを告げて、次があるからと辞した)

「リスクがどれだけか分からず、レナ様も躊躇なさってお出ででした。
 気をつけて行ってらいっしゃいませ」

(やはり何も情報は持っていなかったと思いつつ、もしノエルに同行できたら少しはレナ様を安心して差し上げられるのにと)
(少し後ろ髪を引かれつつ、急いでレナの元へ戻っていった)


いますけれど、そんな誘いに乗るとお思いですか?

(最初は机の上に置いていたが、明滅を繰り返し光が自分に辺り声がすると手に取ってじっと観察しながら)
(イントネーションに誰だろうと当たりを付けながらも、「レナというのは」という言い方で自分を知らない相手だと結論づけて)
(本当は何もせず放おっておいた方が良いと思いつつ、魔力は注がないものの言葉を交わしてしまう)
(何か反応から相手の正体が分かればとも思っていた)


480 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/10(日) 02:32:42
>>479
「ただ、血筋も重視するのでしょう、自信だけは過剰にあるから」
「……そう、偏屈なのね」

(自国への強烈な自負は血統主義でもあると言って)
(つまりレナがその範疇に入る事も意味していた)
(エレノアについては殺せば良いと思っていたくらいなので、どうでも良さそうだった)


箍が緩んだとすれば、それは引き締めた方が良いですね。

(あくまで状況次第ですが、と前置きしてそう言いながら)
(そこまで感情的になる程の関係だったのだと感じていた)

それは勿論ですね……。
致し方ないといったところでしょうか。
……仮定とはいえ、想定するのとしないのとではまるで違いますから。
その意図も含めて探るのが仕事ですから。


(警戒を強めるのは当然としても、人手不足と政治の混乱も含めて劣勢なのは間違いないと感じていた)
(空間転移を想定するのとしないのとでは調べもやる事が変わるので、その情報は大事だと言って)
(何とか探りたいと言いつつ、気を付けますと付け加えていた)

「良い心がけ、という所だけれど、私ではどうにも対処出来ないわね」
「取り敢えず放置しなさい、それから気を付けて」

(以前ならいきなり何かしでかす印象もあり、よほど堪えているのだなとは思ったが)
(所見があるわけではなので、放置する様に指示してマーサを送り出した)

ここに文を頂ければ、私には繋がりますので、また何かあれば教えてください。

(レナの情報については現状何もしないなら、そのままで良いと考えたらしく)
(取り敢えず、ここに常駐している訳ではないので、ただ自分には繋がるので文を宿の主人に預ける様に伝えて去って行った)



「随分と警戒しているのね、魔力を込めた所で、この機能の拡張が出来る程度よ」
「もっとも、魔力の波動も確認出来るから、その意味じゃ正解かもね」
「ところで、可愛らしい黒髪のお嬢ちゃん、良いわね、あの子」
「あぁ、私たちは直接に会っていないけれど話すのは初めてでは無いわよ、意味はわかるわよね?」

(厭味ったらしく笑い声をあげた後、レナに向けて話し始める)
(直接的な表現では無いが、何者かわかるように)


【ここで凍結をお願いします】
【次回は日曜日の22:30からとなりますが、如何ですか?】


481 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/10(日) 02:37:07
>>480
【了解しました。今夜はここで凍結にしましょう】
【次回は日曜日の22:30からで大丈夫です】
【伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした】


482 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/10(日) 02:40:45
>>481
【ありがとうございます】
【では日曜日の22:30からよろしくお願いします】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


483 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/10(日) 02:42:07
>>482
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


484 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/10(日) 22:26:48
【ロールの再開に本日もお借りします】


485 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/10(日) 22:32:08
【スレをお借りします】


486 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/10(日) 22:33:39
>>480

血統もですか? もし魔力があれば、オリヴィアさんも標的になっていたかもしれませんね。

(血統も関係あるならば、大后さまの遠縁にあたると本人が言っていたオリヴィアも二人の姉妹もと思ったが)
(アンジェリカによれば、本人も一番下の妹も結婚していて独り者でフラフラしているのはオリヴィアだけと冗談めかして言っているのを聞いていて)
(オリヴィアにも強い魔力があれば狙われたかもと思ったが、攫われて大人しくはしていないだろうオリヴィアを想像してクスッと笑う)
(きっと偏屈さも含めて面白いと言ったら呆れられそうで、それ以上は言わずエレナさまを見送った)


そうですね。はしたなくなったって言われるのも嫌ですからね。

(ソフィアが関係していることで抑え難くはあっても恥じてはいて、ソフィアが戻ってきた時にはしたないと言われなよう箍を締めるつもりと笑みを見せる)

ここも侍女を中心に人手不足らしいですけれど、政の方も大変な事になっていると聞いていますし……。
少しでも情報が役に立つなら良かったです。

(侍女や娼婦の一部が引き抜かれているだけでなく、大臣が何人か欠けたのもレナの耳にも入ってきていて)
(小さな溜息を吐きつつ憂いの表情を浮かべるものの、レナの祖国でも誰かに扇動される形で)
(地方の都市や街で、ゲリラ戦的な叛乱が散発的に起きていることまでは知らなかった)
(自分が何気なく言ったことが役に立ちそうで、少しでもソフィアのために何かしたかったレナは微笑みを浮かべた)


「はい、そうさせて頂きます」

(レナも警戒しているし、特に具体的な指示があるわけでもなく、ライラ様の言葉を伝えるのは後で良いだろうと外出した)

「はい、レナ様も何か分かったらと申してましたので、その時は文を預けておきます」

(常駐している訳ではないのはそうだろうと頷き、宿の主人が信頼をおける人物かどうか見極めるためにチラリと視線を向けつつ)
(ノエルが信頼しているなら、預けても大丈夫かと思いつつ少しだけ周りで宿の主人の評判を集めてから、ようやく街にも慣れ迷わずに娼館へと戻っていった)


当然ではありませんか。最近は使わない母国語の手紙に妖しげな石、そして死んだとされる娼婦の名。
警戒するなという方がおかしいではありませんか。
それに敵にわざわざわたくしの魔力の波動を教える必要はありませんから。
黒髪のお嬢ちゃんって…………、本来の主はわたくしです。すぐにでも返してください。
偽物のゼノビア、本名はリサさんと言いましたか、あの方に憑依する形で話したということですね。
貴方の狙いは何なのですか? 本物のゼノビアさん。

(棘のある笑い声に少しだけ眉を顰めて、相手のペースに乗らないよう注意を払い話をして)
(目的が分からない相手に、わざわざ自分の魔力の波動を教える必要もないと冷ややかに断言する)
(黒髪のお嬢ちゃんと言われて、すぐにソフィアのことと察して身体が怒りに熱くなるのを感じたが)
(ノエルにもエレナさまにも諭されて、何とか怒りに堪えてきっと無駄で嘲笑されかねないと思いつつも)
(本来の持ち主の許可もなく所有者が変えられた奴隷の返還を、正当な権利として要求する)
(相手の意味する所を察して、エレノア以上に嫌な人かもと思いつつ冷ややかに対応する)

【今夜もよろしくお願いします】

【補足です】
【レナの祖国で起きている叛乱は多くても数十人規模で、扇動者はレナが今いる国の兵士や役人に化けた魔法王国とその協力している国の工作員です】
【新しく商売で儲けた商人に冥加金を求め断ったら、その商人の店から不審火がでたとか】
【レナの親がかつて避暑用の別邸を持ち、民と交流していた地区で捕らえられたレナトゥス王子は病没ではなく、拷問官吏に嬲られて殺されたとかデマを流しています】
【ただ、まだレナの祖国を狙っている国も完全に戦の準備が出来ている訳でないので、小競り合いを起こして両者の間に疑心暗鬼を生じさせて】
【あわよくばこの国に混乱を招き、いずれ来るかもしれない戦になった時の為に少しでも力を削いでおきたい程度です】


487 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/10(日) 23:28:00
>>486
何かあちらさんなりの基準はあるのかも知れないわね。

(そちらはどうもノーマークの様であり、理由はわからなかったが)
(オリヴィアが標的になる構図は思いつかないのか笑うレナを不思議そうに見て)
(そのまま去って行った)


是非そうして頂ければ。
……どうやらその様ですね、関連が無ければ良いのですが。
いえ、情報は非常にありがたく。

(箍を締めるのは現状、最も大事だと言って頷くと)
(政で色々起きているのは掴んでいる様で、それと今回が絡んでいなければと懸念する様子を見せる)
(情報についてはどんなにか細くとも有用なのでと言い残していった)


「ええ、心配せずとも全員が仲間です」

(宿の主人やその周りから洩れる気遣いを懸念するであろうマーサに小声でそう言ってからノエルは去って行った)


「そうね、良いわ、そういう風に警戒してもらうのがとても良い」
「本来の主?ほほほ、約定に元より記載されておるが、力ある者が得られる仕組みよ」
「つまり今はお前では無い者が主、という事ね」
「そもそも黒髪の娘が精液を欲するはずが、それをしばらく無症状でいられたのは私が与えていたから、感謝して欲しいわね」

(警戒されている事を喜び、まるでこの状況が娯楽であるかの様に語る)
(国家間協定の奴隷制度は得た者が主になるもので、決まった誰かの所有では無いと言い切って)
(精液を得ないと強烈な発情に苛まれるのに自分の所に預けている間は何も無かったのは感謝しろと笑うと)

「狙い?私の趣味よ、強い魂を持った者を堕とすのがね」
「エレノアに魂憑依の秘術を授けたのは王家に恩を売る為だったけど、失敗したみたいだし」
「その意味じゃ、貴女にも興味はあるのよ、レナさん」

(あくまでも自分の趣味であり、レナにも興味があると言うと石が輝きを増し、その場にゼノビアの姿が投影される)
(十分に美しい範疇の女性はエレナよりも年上に見えたが、その表情は冷酷さが際立ったもので)
(まるで蛇を思わせる視線がレナをじっと見つめて)

「ところで……奴隷の所有権を主張するけど、安否は気にならないのかしらね?」
「もしかしたら靡かないから首を刎ねたりしているかも知れないのに」
「役立たずの叔父に恩は売ったから、頑張って情報を流してくれている様ね」
「まだ誰もどこに居て、何をしているのか、或いは死んでいるのかもわからないでしょう?」
「この国の大臣やエレナという女に余裕があれば或いは可能だったでしょうけど、ふふっ」
「で、レナさん、仮に生きているだけ、であってもソフィアに戻って欲しいのかしら?」

(安否が気にならないのかと嘲笑すると探せない状況も知悉している様でニヤリと笑って)
(どんな状態でも戻ってもらいたいのか?と探る様な目つきで見ながら問い掛ける)


【こちらこそよろしくお願いします】
【なるほどですね、この国の中央はそちら対応にも忙殺されている感じでしょうね】
【ゼノビアはあくまでも個人としてやっている感じです】


488 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/11(月) 00:40:09
>>487

あっ!! エレナさまに変に思われてしまいましたね。
マーサさんはオリヴィアさまをご存知ないので仕方ないですけれど、とてもバイタリティーに富んだ方で捕まっても大人しくしている様な方ではないのですよ。

(クスクスと笑っている間に戻っていったエレナに、きっと変わった子と思われたことも面白そうにしながら)
(不思議そうに見ているマーサに、オリヴィアのこと、元を辿れば自分と同じ祖先を持っている可能性が高く標的になる可能性があること)
(ただオリヴィアさまの性格からして、簡単には捕まらないだろうし大人しくもしていないだろうと思ったら可笑しくて笑いが堪えられなかったことを丁寧に説明した)


色々と考え合わせれば全く関係ないと言い切れないのではと、わたくしは疑っています。
もしかしたら、複数の国がこの国を揺さぶろうと仕掛けたのがたまたま同時期に重なっただけかもしれませんが……。

(きっと発案者は複数だとしても、すべての事件には多かれ少なかれ関係があって)
(自分が口にした後者の可能性はおそらく殆ど無いだろうと思っており、深刻な表情になり)
(そのあと起こりうることを想像して、何か自分に出来ることは無いだろうかと考えていた)


「そうですか。それなら安心です」

(まだ完全には宿の主人を信頼した訳ではなかったが、ノエルのことは信頼していて小さく頷き)
(ノエルが去ってすぐ宿の主人に一礼してマーサも戻って行った)


そんなに面白いですか? 悪趣味ですね。
くっ……。そんな約定…………。奴隷なんて……酷いシステムなのに……。
攫っておいて感謝しろですか? どこまで図々しくのやら。

(娯楽のように語る声に露骨に不快の表情をわざと見せる)
(約定は完全には覚えておらず、言われてみれば聞いた気もしてきて、それならば今出来ることはなく悔しそうな表情をして)
(奴隷制度自体が非人道的であり、止めるよう説得しようかとも思ったが聞くとは思えず苦々しい表情を浮かべる)
(誰彼関係なく精液を欲しがる今のソフィアを、本当に症状を抑えていてくれたのならと心の中では少しは感謝するものの)
(そもそもは元凶であり、恩着せがましい物言いに水晶のような石を睨みつける)

エレノアさんの純粋な気持ちまで利用して、それも貴方の趣味を満たす為にですか?
わたくしのことは放おっておいてください。貴方とは趣味が合いそうにありませんから。
魔法王国の王族は皆そんなに性格が悪いのですか?

(エレノアのやり方が良いとは全く思っていなかったが、虚弱体質で世間知らずの彼女が国を守るための巫女を目指した気持ちは純粋だと思っていて)
(それを利用した挙げ句、彼女の肉体を滅びさせ、魂は人形に封じ込められる原因を作り)
(自分にも茶化したようでいて蛇のような邪な瞳を向けるゼノビアの姿を)
(恐れもせず真っ直ぐな強い意志の籠もった瞳で睨み返す)

当然、気にはなっています。ですけれど、今ははっきり確信をもって生きていると信じられます。
もし死んでいるのなら、わざわざ手の込んだことをしてわたくしを挑発する必要は無いでしょう?
生きているからこそ、もしわたくしだけに居場所を教えれば、わたくしがのこのこ挑発に乗って貴方の元に来るように企てているのでは無いですか?
どんな状態になっていても、ソフィアさんはわたくしの大切な人ですから戻ってきて欲しいです。
一生かけても、わたくしのすべての知識と魔力で少しでも元に近い状態に戻してみませます。
ソフィアさんが、エレノアに憑依されていたわたくししてくれたの同じ様にです。

(却ってこうした挑発をわざわざ掛けてくるのが、逆説的に生きているからこそだと言い切って)
(この時期にわざわざこの様な石を送って来ることも、自分が誰にも言わず少数のキャラバンで旅に出させようとする魂胆が見え見えと言い切る)
(悪い予感に微かに身体を怒りで震わせつつ、どんな状態でも戻って来てくれさえすれば)
(一生を本当のソフィアの為に捧げても良いと心から思っていた)


489 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/11(月) 01:44:47
>>488
「ふふふふ、高い障害を乗り越えるやりがいと言って欲しいわ」
「酷いシステムだろうが、世に需要があるから致し方あるまいて」
「図々しいと言われても、貸し出されている間の仕込みが功を奏しているのよ」
「つまり、貴女のお陰だからそちらには感謝しているわ、ありがとう」

(本人はあくまでも娯楽なのだろう、やりがいの問題だと笑って)
(需要があるからの制度ゆえ、それを利用しているだけだと当たり前の様に語る)
(レナの怒りが籠った様な言葉を嘲弄するかの様な事を言って、礼までして)

「純粋も何も成功すればそれで良しだったのよ」
「エレノアは縋った、私は助けた、良い人でしか無いと思うけど?」
「失敗した後の事は本人の問題でしょうに」
「ええ、だから私の趣味に合わせて頂戴」
「あははは、性格が悪いですって、あはは」
「貴女がそう思うのであれば、そうなのでしょう」

(エレノアには力を貸しただけで、感謝して欲しいくらいだと真顔で言って)
(放っておけとの言葉には自分に合わせろとやはり傲岸不遜な事を言ってのける)
(性格が悪いと睨み返すレナを笑うと余裕たっぷりにそれを認める)

「ええ、生きているわ、当たり前よね」
「あんな逸材をそんな勿体ない、それに気に入っているのよ」
「唇は柔らかいし、何でも出来るし……ふふっ」
「安心なさいな、理性は失っていないわ、そんな事をするつもりも無いし」
「あ、でも、居場所なんて教えないわよ、面白くないから」
「大切な人、ふふふ、奴隷だったのでは無かったの?あははは」

(生きているし、理性も失っていないが、不穏な事も口にして)
(居場所を教える気は無いと言って、しかしレナは必ず来ると予告する)
(大切な人だと毅然と言い切るレナを馬鹿にした様に笑うと徐々に映し出された像が消え始めて)

「遠方にこういうのを送るのはやっぱり魔力が必要ね、石の魔力が切れてきたわ」
「私たちの王国も色々と動いている様だけど、私の動きはそれとは別だと前もって教えてあげるわ」
「あと、甘い貴方たちはエレノアを魂のまま生かしているのでしょう?良い事教えてあげる」
「エレノアの身体を持って行った人物が居るから、そのうち健康な体に戻れるかもね」
「魔力は抜かれているから、魔法は使えないけど、ふふっ」
「それじゃ、精々頑張ってね、ナンバーワンさん」

(石の魔力が斬れたと言いながら、自分の趣味と国がやってる画策は別だと言って)
(エレノアの身体を太后が復活させようとしている事を掴んでいるらしくそれを教えると)
(嘲笑しながら、像が消え、ついで石の光りもぼんやりとして遂に消えてしまっていた)


(それから2週間後、ノエルから遠方故に戻るのが少し掛かるが、仲間との意見がまとまったのでという文が届いていた)
(約1週間後に、娼館に訪れたノエルはかなり疲れた様子だったが、ここに来るのを優先した様子だった)


490 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/11(月) 01:49:25
>>489
【眠気がかなり来てまして、レスを作っている間に寝落ちしそうなので凍結してもらっても良いですか?】
【次回はいつが良いでしょう?】


491 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/11(月) 02:00:25
>>490
【済みません、反応遅れました】
【凍結了解です】
【次は金曜日の22:30から可能です】


492 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/11(月) 02:05:08
>>491
【ありがとうございます】
【では、次回は金曜日の22:30からでよろしくお願いします】
【また伝言板スレで待ち合わせましょう】
【3日間楽しかったです】
【冷え込んでますので、暖かくしてお休み下さい】

【眠気が限界に近いのでお先に失礼します】
【お疲れさまでした。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


493 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/11(月) 02:06:44
>>492
【こちらこそありがとうございます】
【金曜日にまたよろしくお願いします】
【私も3日間楽しかったです】
【はい、お互い寒さには注意しましょう】

【お疲れさまでした、おやすみなさい】


【スレをお返しします】


494 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/15(金) 22:28:09
【ロールの再開にスレをお借りします】


495 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/15(金) 22:34:25
【スレをお借りします】


496 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/15(金) 22:36:37
>>489

需要があるからと言って、誰にも不当な支配を受けず幸せに暮す権利はあるはずです。
厚意でお貸ししたのに、そんな悪辣なことをしていたのですか?
恩を仇で返すとは礼儀も弁えないのですね。
貴方だって傍系とは云え魔法王国の王族の血を引いてはいるのでしょうから。

(祖国ですら異端派であったのは重々承知の上で、身分の貴賎を問わず幸せを追求する権利があるはずと主張して)
(酷いシステムと思うのならば、何故改革する方に力を入れないのかと問い掛けて)
(完全に本人では無いにせよ、ソフィアを貸し出して自分の目が届かない所でそんな仕込みをしていたのかと)
(怒りを表面に見せないように堪えながらも、腹は煮えくり返っていて)
(おそらくゼノビア本人は堪えないだろうが、精一杯の嫌味をレナにしては珍しく口にする)

エレノアさんとて投薬すれば少しは改善できたかもしれないのに……。
わたくしには、世間知らずのエレノアさんを利用したようにしか思えませんけれど。
ソフィアさんの献身がなければ、きっと成功していましたよ。
いまこうして貴方と話しているのはわたくしではなく、わたくしの姿をしたエレノアさんだった筈ですよ。
エレノアさんならもしかしたら仲良くなれたかもしれませんけれど、貴方とは無理そうですから合わせたいとも思いません。
性格が悪い自覚はお有りのようですね。

(近親婚姻で王家の血が濃くなりすぎたのかもしれないが、薬草を上手く用いればエレノアももっと健康に過ごすことができそうなことを)
(レナは娼館に来てから許されていた薬学の勉強で掴んでいて、それをせずに自分の身体を乗っ取るように仕向けたのは)
(もしかしたらゼノビアなのかもと思い始めていた)
(エレノアと仲良くなれたかもという推量は、何度か接した結果から導かれたものであり)
(ゼノビアとは本能的に性格が合わないと思っていたし、性格の悪さを認めて笑うゼノビアを呆れて見ていた)

ソフィアさんはわたくしなどより能力が高いですから、気に入られるのは当然です。
唇が柔らかいって……ソフィアさんに何をしているのですか? 許しません。
それは心配していません。命を奪っていたり壊れてしまっているなら、貴方がこうしてわたくしにこの様なものを送りつける意味はありませんから。
…………そうですか。
わたくしの親友です。奴隷になったのは、攫われたわたくしを助け出すために自らの身を犠牲にしたせいです。

(潜在的な能力は別として、生活能力はソフィアの方が高く、自分も多くを頼ってしまっていたように高貴な人間になればなるほどソフィアは有能だと思っていた)
(ソフィアの唇が柔らかいと言われれば、流石に冷静に振る舞おうとしていたレナも動揺して、ソフィアに何をしているのか気になり問い掛ける)
(僅かな動揺を抑え込み、ソフィアに何かしていればゼノビアがこうして自分に仕掛けてくる必要は無いはずと感じていた)
(居場所は当然教えないとは思っていて、こちらが手を尽くし探していることを伝える必要はないとさらっと流す)
(最初から奴隷ではなく友として付き合って来たつもりであり、そもそも奴隷に落ちたのは自分のために自己犠牲を払ったせいだと思っていた)

…………わたくしも飽きてきたのでちょうど良かったです。
そうでしょうね。王国の命を受けているのであれば、この様にわたくしに接してこないでしょうから。
そうなのかもしれませんね。そうしたらきっとエレノアさんとわたくしは仲良しになれますよ。
貴方もせいぜい今のうちに楽しんでおくと良いですよ。

(レナ自身もゼノビアから得られる情報は無いと踏んでいて、もう一つゼノビアが思った程には魔力が強くないのではと感じていた)
(こうして接触して来たことにゼノビアの云うことにも一理あると感じていて、王国ならまた何か仕掛けてくるだろうと思っていた)
(エレノアが大后さまの魔力である程度健康的な身体を手に入れたら、すぐには無理でもいずれは仲良しになれると信じていて微笑みを浮かべ)
(いずれこの借りは返すと睨みつけて、ゼノビアの姿が消えるのを見送った)


……本物のゼノビアと計らずも離すことになって得られた情報は以上です。

(ゼノビアが消えるとマーサの帰りを待ち、事のあらましを話し二通の手紙を書き一つはエレナさまに)
(もう一通はノエルが旅だったと知り、宿の主人に託すよう指示してからライラに面会を求めて)
(相手が勝手に接触してきたことを告げてから、得られた情報をエレナに報告した)


ノエルさん、大丈夫ですか?
お疲れのようですから、まず甘い物と紅茶でもどうですか?
それと、わたくしの手紙は届きましたでしょうか?

(疲れている様子のノエルを気に掛けながら、ケーキと紅茶は疲労の回復に良いと勧めてみる)
(自分がゼノビアと偶然接してえた情報が伝わったのか確かめる)

【今夜もよろしくお願いします】


497 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/15(金) 23:25:22
>>496
「ふふふっ、そんなもの……あるのは力による支配のみ」
「力があれば、そういう世界もあり得るが、そんな力を持つ者は居ない」
「あははは、そうするだろうと予測してその通りに動いた結果に過ぎないわ」
「だから初めから恩など感じていないし、予定をこなしただけね」
「あ、魔法王国の権威なんて、どうでも良いわ、エレノアとは違うのよ」

(レアの理想を笑い飛ばし、そんな世界はあり得ないと鼻で笑うと)
(元より予定通り、策に嵌まっただけの事で恩も義理も無いと言い切ると)
(嫌味だろうと思いながら、自信満々な笑いを浮かべてエレノアすら凌駕する様な自信を見せる)

「そうかも知れないけど、それをしなかったのはエレノアの両親ね」
「ふふっ、命数が尽きそうになってから私に取り次いできたのはエレノアの家の者よ」
「私は力添えに秘術を使っただけ……へぇ、流石ね、あの子やっぱり良いわ」
「あらあら、そう、残念ね」
「勿論よ、自分が善人なんてただの一度も思った事は無いし、そうであろうとした事も無いもの」

(エレノアの両親がやらなかった事など知った事では無いと呆れた様に肩をすくめてみせる)
(利用したと言われて、打つ手無く死にそうなエレノア側が頼んで来たからやっただけだと言って)
(ソフィアの事を聞くと感心した表情を浮かべながら、満足そうにその評価に頷く)
(合わせたいと思わないと言って、更に辛辣な言葉を浴びせるレナに胸を張って傲慢さを見せつける)

「貴女は貴女で別な魅力があるわ、ふふっ」
「……でも、すぐに頭に血が昇るのね、判り易い……心配するポイントがそこだけなのは駄目ね」
「親友ね、良いわ、初めて貴女の言葉で良い言葉を聞いたわね」

(レナの言葉をはぐらかす様な事を言いながら、意味深な言葉を投げかけてウィンクをしてみせる)
(親友という言葉に笑みを浮かべると、初めて良い事を言ったと褒める余裕を見せると)

「あらあら、便利なんだけれどね、これ」
「王国が私に命など下せないわ、ふふふっ」
「仲良くしてくれると嬉しいわね、孤独な子だもの……ま、それにしてもそちらの太后は天才ね、私の上を行く唯一の人物でしょう」
「ええ、楽しんでいるし、楽しませてもらっているわ、あはは、それじゃあね」

(普段から良く用いている様子を見せ、残念そうなふりをして見せ)
(魔法王国については歯牙にも掛けていない様子で、さも可笑しそうに笑って)
(エレノアと仲良くやれば良いとまるで気遣う様な事を言った直後に太后の力量だけは認めている事を言ってから)
(色々と含みを持たせながら睨みつけるレナに手を振りながら消えて行った)


『……向こうから接触ね……遊んでいるわね』

(ライラは渋い表情でレナの言葉を聞くと考え込むが、すぐにペンを取ると何通かの文書を侍女に渡していた)
(エレナは手紙を受け取ったみたいだが、多忙で動けないのか返事の手紙で早まらない様にとだけ書いていた)


いえ、お気遣いなく……色々仲間と走り回ったので、疲れているのは確かですが。
手紙も確認し、それを踏まえての推論が大まかに出ました。

(顔をパンと叩くと気合が入ったのか疲労が和らいだようにも見え)
(疲れてはいるが、推論が出たので、まずはそれからと言って取り敢えず腰を下ろした)


【こちらこそよろしくお願いします】


498 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/16(土) 00:32:31
>>497

……やはり貴方とは分かり合えないようですね。
理想を現実に出来るよう努力することも大切なことだと、わたくしは思いますけれど。
わたくしたちは嵌められたということですね、貴方風に言えば。
そのようですね。

(これ以上話をすること自体、時間の無駄のように感じつつも、そういう立場にあるならば理想を具現化するために努力するのは当たり前と言い切るが)
(きっとこれも笑い飛ばすのだろうなと表情を曇らせる)
(予想通りに動かされたことに内心腹を立てつつも、相手にはそれがまた面白がらせるだけだと思って堪えて)
(間違ってはいても国のことを思っていたエレノアの方が、何倍も人が良いと思いつつ)
(魔力に関しても自信を持っているのだと確信する)

エレノアさんのお世話をしていた人がですか……。
貴方にはもったいない人です。
どうやら何もかも平行線のようですね。
貴方から見ればわたくしなんかただの滑稽な人なのかもしれませんね。

(両親にすら見捨てられたいたエレノアを心配して、手を尽くそうとした人がいることを知り)
(身体を取り戻したエレノアとなら少しずつでも関係を築けると思って微笑むが、真っ直ぐに石を見つめて)
(ゼノビアとはきっと仲良くなることは無いとはっきりと言って、相手から見たら自分は甘ちゃんの夢想家なのだろうなと思っていた)

一応ありがとうございますとお礼を言っておきます。
他のことならまだしも、大切な人を好き勝手されたら誰だって平静ではいられないと思いますけれど?
……そうですか。

(別な魅力があると言われても嬉しくも何とも無かったが、淑女として優雅に一礼して見せて)
(心配するポイントについて言われるとさらなる動揺を感じつつも、相手の手に乗らないように落ち着こうと試みる)
(別にいい言葉を言う気も無かったが、初めてと言われると少し眉を顰めてやはり気が合わないとの思いを強くする)

それはわかります。わたくしにはどうにもなりませんけれど。
魔法王国もきっと貴方を持て余しているのでしょうね。
言われなくてもそのつもりです。わたくしとエレノアさんは遠縁にあたるらしいですから。
世の中はもっと広いかもしれませんよ。
…………あんなに嫌な人なかなかいませんね。

(もし秘められた魔力が全開で使えれば使ってみたい好奇心に駆られたが、いまの力と技ではどうにもならないのは確かで小さく息を吐く)
(物言いを聞いていれば、かつての大后さまと同じ様に王家がゼノビアを持て余しているのを察しられて)
(調子にのっているといずれ大后さまと同じ様な目に遭うだろうと思っていた)
(ゼノビアに言われなくても、遠縁で血が繋がっていなくてもそのつもりでいた)
(もしかしたら、どっかにもっと力が強い人がいるかもと指摘をするが、何の確証もなく思いつきを口にして)
(ゼノビアの姿が消えると、ムッとした顔のまま独りごちた)


はい、それだけ余裕があるのだと思います。
わたくしは相手する気はありませんけれど、またちょっかいを出してくるような気がします。

(レナも表情を曇らせて頷き、こちらからお近づきにはなりたくないが、自分にかなり関心を持っているのは感じていて)
(それを説明しつつ、きっと放おっておいてはくれないだろうと嘆息する)


少しでもお腹になにか入れた方が良いですよ。疲れの残り方も違いますから。
そうですか。お聞かせください。その前にどうぞ。

(断られても出すつもりでケーキを切り、自らの手で紅茶を入れてノエルに腰掛けるように言いケーキとお茶を置いて)
(それを食べて飲んでから聞くと笑みを浮かべて有無を言わせぬようにプレッシャーを掛ける)


499 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/16(土) 01:23:31
>>498
「ふふふふ、私の理想はそうでは無いからね」
「そして、私と分かり合えぬのにそんな理想が現実になるとでも?」
「ええ、そういう見方もあるわね」

(レナの理想は自分の理想ではなく、分かり合えぬ者が確実に居るのに現実に出来るのかと笑って)
(嵌められたという事実はレナ側からの事で、そちらはそうでしょうと余裕を見せる)

「ふふっ、勘違いしている様だけど、折角の巫女候補がむざむざ死ぬのが困るからこちらに話が来たのよ」
「箱入りのわがまま娘にそこまで肩入れする使用人がいると思って?」
「平行線?ふふっ、貴女が私に寄せればそんな事は無くなるわよ」
「滑稽なんてとんでもない、面白い魂をしているわ……実にね」

(体面上の事で話が来ただけで、そんな良い話じゃないと面白くもなさそうに言うと)
(平行線という言葉に、そちらか寄せろと傲岸不遜に言い放ち、その上でレナを覗き込むように見て、ニヤリと笑った)

「なるほどね、大切な人……ふふっ」
「平静さを保てないのはそれで通用する地位にあったからでしょうね」
「それで私の手に乗るまいとしているのでしょうけど、別ルートの捜索に賭けているのかしら」
「多分、駆け引きは苦手なのね」

(少ない言葉の交換でレナの本質に近い所に切り込み、少し考えると駆け引きは苦手なのだと決めつけるが)
(ただ魔力や魔法が強いだけの人間では無い洞察力を見せていた)

「持て余す?さて、どうかしら」
「ふふふ、では私とも遠縁になるわよね、私とエレノアも遠縁だから」
「あはは、それは良いわね」

(王家との関わりはさもどうでも良さそうで、エレノアと遠縁なら自分とも遠縁だろうと笑い)
(実力で自分を上回る者がいるなら、それは面白いと自信を見せていた)


『……致し方、なさそうね』

(何か思いついた様に呟くと、向こうの出方には注意する様にとライラは伝えるのみだった)


ふぅ、では頂きます……。
ありがとうございます、ごちそうさまでした。

(苦笑して、取り敢えず食べて紅茶を飲んでしまう事に決め、パクパクと食べて行く)
(そして礼を言うと少し嘆息してからゆっくりと口を開いて)

ゼノビアの発言も加味しての推論ですが、まず姫は潜入してすぐに囚われています。
その後の遍歴は置いて、今の居場所はかなり遠方だと思われます。
ゼノビアについても調べましたが、彼女はその力の強さから子供の頃に魔法王国を追放されています。
この国に来ている太后様の事を母親が知っていたので幼い頃は力を隠蔽していた様ですね。
そして、その力量でとある港町を支配しているのですが、恐らくそこに姫はいるかと。

(そして推論について大まかな部分だけを話すと質問に備えていた)


500 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/16(土) 01:33:30
>>499
【睡魔が強くなってきているので、凍結をお願いできますか?】
【次回は今夜の22:30からで大丈夫です】


501 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/16(土) 01:35:52
>>500
【凍結了解しました】
【では次回土曜日の22:30からよろしくお願いします】


502 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/16(土) 01:38:09
>>501
【ありがとうございます】
【また伝言板スレで合流しましょう】
【お疲れさまでした】


503 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/16(土) 01:41:55
>>502
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


504 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/16(土) 01:50:47
>>503
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


505 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/16(土) 23:07:13
【今夜もスレをお借りします】


506 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/16(土) 23:08:55
【スレをお借りします】


507 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/16(土) 23:12:14
>>499

生まれも育ちも違いますから、理想が違うのは当然だと思います。
確かにとても難しいことでしょうね。今は互いに分かり合う時間もないですしね。
そういう見方ですか……。

(理想が異なることを受け入れつつも、言葉を交わせば交わすほど分かり合えぬ存在な気がしてきていて)
(歴史に名を残す幾多の王のうち何人かが奴隷制廃止を試みたものの、奴隷への虐待禁止など待遇の改善は出来ても)
(廃止までには行かなかったことを考えれば、実力も権力もない一介の娼婦の身では困難なことは重々承知していた)
(相手の余裕綽々な言い様を流すが、きっとこちら側には悟られない自信があるのだろうと思うと内心は悔しさが一杯だった)

本人の性格にも問題はあったのでしょうけれど、エレノアさんはつくづく寂しい人だったのですね。
お互いに少しずつ歩み寄ろうという気は貴方には無いのですね?
そうですか。そんな事言われたのは初めてですね。

(エレノアの性格では、心を寄せてくれる使用人がいても自ら寄せ付け無さそうで)
(何ともいたたまれない気持ちになって目に涙が滲み、嫌がられても煙たがられても仲良くしようと決意する)
(上から目線を不快に感じつつ、やはり分かり合うのはかなり無理だなと思っていて)
(相手の物言いにもかなりうんざりしていて苦笑して、興味無さそうに応えた)

ええ、とても。多分、どれだけ大切かは理解できないでしょうけれど。
自分で言うのも烏滸がましいですが、周りの方に大切されていたとは思います。
さあ、それはどうでしょう。もしソフィアさんのいる場所をお教えくださるなら迎えに赴きますけれど。
…………否定はしません。

(相手の言うことを素直に認めつつ、何とかソフィアがいる場所のヒントを探り出そうとして)
(一人旅をしたことが無いくらい相手も分かっているだろうと、敢えて同行者が居ると言わずに尋ねて見る)
(確かに、昔から父や同じ歳の従姉妹にも言われたことを思い出し苦笑を浮かべが)
(ただの気位が高い世間知らずのエレノアとは本質的な違いをゼノビアに感じていた)

それはあとでエレノアさんに聞いてみます。
……不本意ながらそういうことになるみたいですね。どれだけ遠いのかは分かりませんが。
世の中は広いですからね。

(エレノアなら少しは情報を持っているかもしれず、機嫌が良くおしゃべりを出来ると良いなと思っていた)
(母上の祖国でも自分の祖国より新しいとは云え建国から数百年は経っていて、祖先が同じとしても十代くらい前で)
(ほとんど他人と同じと思っていたが、エレノアとゼノビアはどれだけ近いのか少し気になってはいた)
(自分の秘められた魔力が強いとは聞いていてもどれくらいなのかは知らず、ゼノビアと比べられるレベルなのかも自信がなかったが)
(世界の中には魔力が強くかつ力が開発されていない人もいるのではと思っていた)


はい、十分に注意致します。では、失礼いたします。

(ソフィアさんの事なのに素っ気ないなと思いつつ、何やら忙しそうなライラに一礼して自室へ戻った)


いえ、こちらが無理に押し付けた形ですから礼には及びません。

(余計なお世話だったかなと思いつつも、全て残さなかったことに嬉しそうな笑みを浮かべた)


やはりそうでしたか。本物のゼノビアの話では、ここに居た人格を植え付けられたゼノビアが仕込みをしていたようですし……。
それで納得が行きます。話した限りでは自分の魔力にかなりの自身をお持ちのようでしたから。
歴史は繰り返すって奴ですね。
決して疑っている訳ではありませんが、その街にソフィアさんがいる確率はどれくらいですか?
ゼノビアはわたくしにも興味を持っていそうで、もしかしたらわたくしを呼び寄せるためのガセネタの可能性もありますから。

(先入先に入ってすぐ囚われたことは直接聞いたわけではないが、ゼノビアの話から推測すれば当然の答えで小さく頷く)
(ゼノビアの追放には、そういう可能性もあると思っていたのでさほど驚かず)
(大后さまが言っていたような刺客が送られたのだろうかと考えていた)
(もしかしたら自分を呼び寄せるためのリークのような気もして、どれくらいはっきりしているのかを念の為確認する)

【改めまして遅れて申し訳ありません。他の用事で呼ばれてすっかり遅くなってしまいました】
【もう用事は終わりましたので大丈夫です】
【こんばんは。それでは今夜もよろしくお願いします。】


508 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/16(土) 23:53:01
>>507
「ええ、そうよ、当然そうなるわ」
「お互い分かり合う事なんて、無いと思うわよ、価値観なんてものはね」
「何故なら貴女の価値観に理解を示せとしか言っていないものね」

(価値観の一致などそうありはしないと言い切って見せると)
(更に分かり合うと言ってもレナの価値観を押し付けているだけだろうと笑い飛ばす)

「性格なんて育ち方次第よ、そうは思わない?」
「ま、良い友人が出来るみたいだから?良かったのでしょう」
「ふふっ、歩み寄って私に何か良い事あるのかしら?」
「へぇ……ま、良いわ」

(エレノアについては意外な親近感に似た感慨を漏らして、微笑みを浮かべるが)
(レナの言葉を聞いて、自分にメリットあるのか?と言い放つ)

「そう、気が合うわね、実は私にとっても大切なのよ」
「……そうでしょうね」
「迎えに来ても、帰られないわよ?」

(悪びれている訳でも無く、本気でそう思っている様子で言うと)
(レナの瞳を覗き込むように見つめながら、ぽつりとそう漏らす)
(迎えに来るという言葉にはニヤリと笑って見せた)

「王家のお嬢様は私の事なんて知らないんじゃないかしら、叔父ならともかく」
「ま、嫌がってもこればかりはね、諦めなさいな」
「広い、確かに広いわね、だから面白いのよ」

(自分の事は知らないだろうと笑うが、遠縁なのは事実らしい様子で)
(実際、ゼノビアの叔父である王族はエレノアの父親とはとこの関係だったが)
(従兄弟や兄弟も多いのでゼノビアは隠れた王族のひとりに過ぎなかった)
(世界は広いという言葉には快活なまでの笑いを浮かべる余裕があった)


……なるほど、ほぼ間違いなさそうですね。
確率はほぼ100%です、ただ現地に行って見つけられるかは未知数なのと……。
私たちの仲間もそこまで達していない上に出入りが厳しく管理されています。
故に我々が入るのは困難なのです。

(ノエルは難しい顔で自分たちの潜入救出が難しい事を伝える)
(これまでの捜索で相手に認識されている事が大きく、入るのも危険だと言って)

ゼノビアは確実に居るでしょうし、姫に何か執着している様にも思えますので、確実なのですが……。
ただ、港町と言いましたが、正直国家レベルの規模があって、人口も非常に多いのです。
おまけに要塞都市で、この国が軍事力を傾けてもそうそう陥とせない程です。
……もし堕とすという言葉を額面通り受け取るなら、歓楽街に居る可能性が高いと見ています。
ただ、そこを探すにもどれだけ掛かるかわからない程の規模があるんです。
何とか入り込めれば時間が掛かっても探せるとは思うのですが……。

(そこにいるのは間違いないのにと悔し気に呻くと、活気のある要塞都市国家である事や)
(市場の規模も相当で、そうそう打ち破れる体制ではないと見通しを語る)
(それでも入り込めれば何とかなるのにと愚痴めいた事を言いながら、少し視線が揺れていた)


【いえ、急用は誰しもありますから】
【それなら良かったです】
【こちらこそよろしくお願いします】


509 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/17(日) 01:13:15
>>508

そうかもしれませんね。
わたくしには、貴方も含め多くの国の王族や貴族が是とする奴隷制が理解できませんから。

(少し悲しそうな表情を見せると、必要悪という人も含めて奴隷制が何故あるのか理解できないと真っ直ぐに石を見て言う)

ええ、きっとわたくしだって生まれが違えばそうなっていたかもしれませんし。
それだってエレノアさん次第ですけれどね。
エレノアさんにとってはわたくしは分家の分家の小娘だそうですから。
そうでしょうね。わたくしだって同じ様に感じますから。

(性格は本人の生まれ持った資質もあるが、育ち方もかなり大きなウエイトを締めるのも確かで)
(エレノアも虚弱体質でも親の愛情をタップリと注がれて育てば、もっと優しい姫に育っていただろうし)
(自分がエレノアのように育っていれば歪んだ性格になっていたかもしれないと思えて頷く)
(こちらが友人になりたいと思っていても、あの時のエレノアが追い詰められていたとは云えかなり見下された言われ方をしており)
(こちらから仲良くしたいと頼んでも断られるかもしれないなとの予想もあった)
(ゼノビアが歩み寄ってもメリットがないなら、自分にもメリットがないと言い切る)

……貴方とソフィアさんにどんな関係があるのですか?
返さないと言っても帰るつもりです、わたくしは。

(そこまでソフィアに固執するのは何か因縁があるのかもと考えて、はぐらかされる可能性を感じつつも問い掛ける)
(おそらく帰れない気もしなくもなかったが、強がって見せる)

……そうなのですか? ですけれど、聞いてみます。もしかしたら知っているかもしれませんし。
そのようですね。知らない遠縁が突然いっぱい増えましたから。
たしかにそれは認めますけれど。

(エレノアが知らなくても、何か話す切っ掛けにはなるだろうと微笑む)
(欲しくもないあまり感心しない遠縁の親戚が増えたことに苦笑を浮かべる)
(世界が広いから面白いことに異論がなく素直に認める)


現地に行って見つけられないのですか?
やはりそうですか。ゼノビアの自信をチラつかせてましたから、そんなことだと思ってはいましたけど。

(ノエルの顔をみていたら答えはある程度予測できていて、そんなことだろうと思っていたが悔しさを滲ませて)
(きっとエレナさまの動向もある程度掴んでいる所を見ると、そうなのだろうと思う)

それは、ゼノビアと話した時に感じました。何か因縁とかあるのですか?
……この国が陥とせないとなるとかなり難しいですね。
それこそ大后さまにでもお願いしないことには。
この街の比じゃないってことなのですか?
どうすれば……どうすれば……ソフィアさんを助けられるのでしょう……。
それだって探し出したところで連れ出せるとは限りませんし……、相手も想定しているでしょうから。

(ゼノビアがソフィアに執着しているのは本人と話した時に強く感じていて、その理由を知りたいと思っていた)
(この国単独の武力で攻略できないとなると、色々と考え合わせると他国の助けを得るのは難しそうで深く考え込んでしまう)
(歓楽街の規模が大きいというのは、祖国のことを引き合いにだしても分からない可能性があるので、こことの比較で聞いて)
(何とか助け出したいと思うものの、良い手が思い浮かばず鎮痛な表情になる)
(潜入するという手はあまり良くないと思えて、早まらないようにだけは言っておく)

【ありがとうございます】


510 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/17(日) 01:43:11
>>509
「ふふっ、無い事を知らない人にはわからないわ」

(真っ直ぐに見るレナを正面から見返しながらそれだけを言って)

「分家の小娘ね、自分も小娘のはずだけど」
「ええ、だから話し合って歩み寄りなんて無意味なのよ」

(後の事は関わる事でも無いと思ったのか、エレノアの言い分をさも可笑しそうに評価して)
(歩み寄りなど初めからお互いに無いと笑う)

「さぁ?それを知った所でどうするのかしら?」
「そうねぇ、私は貴女が彼女を知る前から知っているとだけ言っておこうかしら」
「みんなそう言うのよね、でも居心地が良くなるのよ、ふふふ」

(レナの問い掛けをはぐらかしかけて、ヒントにならない言葉だけを残す)
(帰ると言い切るレナに居心地が良くなると意味深な笑みを浮かべた)


現地に行くのがまず私たちには困難ですから。
峻険な峡谷の間にある街道しか入る道が無く、峡谷には城壁が築かれて鉄壁です。
合間に関がありますから、偽装は大抵そこで見破られると。

(自分たちのネットワークを駆使した所では無理だと判断せざるを得ない都市国家らしく歯噛みして)

因縁は……昔に魔法王国の王族、これは中年男性ですが……に公的な場で狼藉を受けたらしく。
それを真っ向から叱責して恥をかかせたらしいのですが、それくらいしか。
要塞な上に立て籠もっても相当な年数は持ち堪えられる備蓄があるそうです。
ええ、この国の首都を凌ぐ大都市なんです。
え……と……。

(知り得る限りの接点はそれくらいで、情報としてはそれを出しておくが)
(この国の首都を凌ぐ規模でどうにも難しいと言いかけて、ふと視線を戸惑ったようにレナの背後に向ける)


『潜入などせずに堂々と入れば良いわ、奴隷娼婦になっているかも知れないなら、それを買い付ければ良い』
『娼館の主と娼婦のナンバーワンが行けば目利きにはなるでしょう』
『だから、後は私たちに任せておきなさい』

(何時の間にか応接部屋に入っていたライラがそう声を掛ける)


511 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/17(日) 02:32:28
>>510

では、貴方はしっていると仰るのですか?

(そういうからにはゼノビアは知っているのかと問い掛ける)

……エレノアさんのことは良くしりませんけれど、貴方から見ればわたくしなど小娘なのでしょう。
そのようですね。

(エレノアのことは憑依されていたせいでよく分かっておらず、年齢すらしらないこともあり)
(エレノアも小娘なのかと思いつつ、エレナより歳上に見えるゼノビアの像を見つめれば自分がそう呼ばれるのは仕方ないと諦めて)
(歩み寄りはあり得ないと納得して、深く溜息を吐く)

なぜ、そんなに執着するのか知りたいだけです。
…………。
わたくしに限ってそんなことはありません。

(どうする気もなかったが、ここまで執着する理由に興味を覚えて聞いただけであり)
(こんな時に好奇心が頭を擡げたことに自分でも少し呆れて苦笑して)
(意味深な笑みに不気味さを感じたが、自分に言い聞かせるようにはっきりと言い切る)


そういう地形ですと山を遠く巻いて密入国することも無理なのですね。
……それだと厄介ですね。
港側から入国するという手も駄目なんですよね?

(ソフィアから聞いた話から考えれば、きっとノエルは自分より歩き慣れているはずであり)
(そのノエルが街道ではなく山道を辿ろうとしないと言うことは、よほど険しく獣以外は無理なのだろうと察しつつ確認して)
(きっと、相手の方が今回の件ではより多くの情報を持っていて、それを元に網を張っているのだと判断して途方に暮れる)
(港町の都市国家なら船で港から入ればと思い立つが、出来るなら既にノエルたちが潜入するだろうと落胆して)

そうだとすると、その恥をかかされた王族というのが、ゼノビアの叔父なのかもしれませんね。
年単位でですか……。ここより大きな街…………。
なにか? ライラさま、ご用事でしたら呼びつけていただければ、こちらから出向いたものを。

(ゼノビアから聞いた話をノエルにも少しして、ゼノビアは王族でありながらあまり知られておらず)
(ソフィアのことを昔から知っているらしいことを考え合わせて、その叱責された王族がゼノビアの叔父ではと口にして)
(年単位で人が多く暮らす都市を維持するのは大変なはずで、素直に驚きを隠せず)
(ここより大きな都市と聞けば、レナに想像できるのは祖国の都くらいしか無く)
(それとてこの国の首都を少し凌ぐ程度で、どれだけ何かと想像するが想像しきらず小さく嘆息を漏らす)
(戸惑った表情を不審に思い振り返ればライラが居て、レナも驚きあまりのことにまじまじと見つめてしまう)


堂々とと申しましても、きっとゼノビアはわたくしが来るのを手薬煉引いているはずですが……。

(救出にいけることは純粋に嬉しかったが、ライラの案に大きな衝撃を禁じ得ず)
(前の報告で、自分はマークされていて敵の思う壺だと感じていた)

【今夜はここで凍結をお願いします】
【次回はいつが良いですか?】


512 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/17(日) 02:33:06
>>511
【凍結了解です】
【次回は金曜日の22:30からになります】


513 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/17(日) 02:36:01
>>512
【ありがとうございます】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です】
【伝言板スレでまた待ち合わせましょう】
【本日は本当にお疲れさまでした】


514 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/17(日) 02:37:51
>>513
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【2日間お疲れさまでした、楽しかったです】
【ではお先に失礼しますね、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


515 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/17(日) 02:39:40
>>514
【こちらこそ、本日は失礼いたしましたが二日間楽しかったです】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


516 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/22(金) 22:31:27
【ロールの再開にスレをお借りします】


517 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/22(金) 22:33:41
【スレをお借りします】

>>511
「知っているわよ、ふふっ」

(意味深な笑みを浮かべながら余裕たっぷりに答えて)

「人に小娘って言っているから揶揄したまでよ、私は貴女をそうは見ていない」

(意味も無い自信や傲慢さには嫌悪があるのか、魔法王国への感情なのかそう言って)

「そうね……私に取っての転機だったから、とでも言っておきましょうか」
「ふふ、遠くから見た山は巨大で勇壮だけれど、登ってみれば岩と木ばかり」
「立場や状況が変われば、居心地が良くなるかも知れないわよ?」

(少し考える風に首を傾げるとそれだけを言って、後は個人の心の話だと言わんばかりの表情を浮かべて)
(そんな事は無いと言い切るレナに例え話をしてソフィアがそうなっている可能性を示唆する)


はい、間道はおろか獣道まで管理されていますし、都市圏までの山には山賊が巣くっており、危険です。
また海側も厳重な検問体制が敷かれていて、気取られずに突破するのは不可能です。
軍事力は都市国家レベルでは無く、周囲の賊も従えていますが、それも巨大な経済力が可能にしています。
何せ貿易の取り扱いはそこで買えないものは無いレベルな上に都市圏内に塩田を持っているのです。
ですから、並大抵では入れませんし、手形も競争が激しいので偽装工作への対策も十分で……一度、入り込もうとした者が弾かれました。
最大の問題は滅んだ蛮族が多く流入している事で、下手に私たちが入ると姫に何か起きる危険性がありまして……。

(相当に厳重な体制で、しかもそれは都市に正当な手段で入って商売をする人々に取っての護りになっている事)
(良港を持つ上に湾内にある島それぞれに城塞と検問を備えるのみならず、島によっては鉱山や田園地帯もある事を告げ)
(潜入専門の者が入り込もうとするも弾かれたと言って、更に滅んだ蛮族が多く流民となっているらしく)
(下手に自分たちが入り込んで接触を試みると危険な事があるかもとため息をつく)

恐らくはそうかも知れません、推測に過ぎませんが。
はい、先程も申し上げた通り、都市圏内だけで完結出来るくらいの生産量がある上に備蓄も準備も整備も怠っていません。
活気も相当ありますね、夜も灯りが絶えずに往来も多いので店も終日やっていたりするそうです。


(王族がゼノビアの叔父なのは間違いないとは思うが、それとソフィアとの関係はあまり見えておらず推測だと言って)
(活気のある華やかな街である事を伝えていくが、レナの好奇心などは考慮していなかった)

『ええ、呼んでも良かったけれど、一度会っておきたかったから』
『手ぐすね引いて待っているのは確かでしょうね、だけど喧嘩を売られた以上は買わないと』
『ノエルだったかしら、情報と協力に感謝します、後はこちらで何とかするわ』

(ノエルに直接感謝の意を伝えると珍しいくらいにライラが意気込んでいる様に見える)
(互いに言葉を交わすと今後も協力など出来る様にと簡単な協定を結んでノエルは一旦帰っていった)

『……貴女の所に石、通信石と便宜上言いましょうか、が来たわね?』
『私の所にも来たわ、それと……大公様の所にも』
『大公様にはソフィアを派遣したお礼ね、要は策に嵌まってありがとうという愚弄』
『今は怒りを発し過ぎた所為で体調を崩して静養を余儀なくされているわ』

(挑発する内容で向こうから接触があったと言って、大公は怒り過ぎて倒れたと淡々と伝える)

『私にはこれよ、こういうのを使っていると見せて、無能な私への挑発ね』
『安い挑発だけど、好機だわ、向こうは迎えいれるつもりで、懐に入れれば何とでもなると思っている』
『彼女は色んな国の王族……といっても亡国だったり、日陰者だったりを集めているみたいね』
『思う壺であっても、公的な施設の人間を返さないなどは攻撃の口実になるわ』
『上手く助け出せれば上策、手に落ちても攻撃出来るなら損はしないわ』

(箱を持ってきており、それを開けるとレナにも見覚えのある張り型付きの革下着が出て来る)
(鍵があり、嵌めると外せない仕様で張り型には細かい穴があり、中には針が見えて)
(調教用の拘束具の一種だとわかるもので、ライラが無能故にこういう目にあっているというものだった)
(敵の思う壺であっても手は他になく、無いならまずは助けだす事を考え、敵の手に落ちてもそれならこの国が攻撃すると言い切った)



>>516
【今夜も宜しくお願いします】

【割とトーンダウン気味ですが、ゼノビア自身はそこまで悪ではなく】
【実際の悪は彼女の叔父という感じです】


518 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/22(金) 23:54:07
>>517

…………。

(何を言っても勝てない気がして、意味深な笑みを悔しそうに見つめて)

転機って……きっとわたくしが教えて下さいと頼んでも教えてはくれないのでしょうね。
くっ!! ソフィアさんに何をしたのですか?
変な薬や暗示を掛けたりはしていないでしょうね。

(ソフィアと知り合ったことが転機というのであれば知りたいのは山々で、じっと石の中のゼノビアを値踏みするように見つめて)
(例示した言葉に意味を察して、大きく目を見開きソフィアに何かしたのかと不安に駆られて)
(答えてくれるとは思えなかったが、思わず問い掛けていた)


蟻の這い出る隙間も無いというやつですか……。
……話を聞いていると、経済力はわたくしの国一つがそっくり都市国家に一個分に押し込まれた感じのようですね。
もしかしたら商人であれば簡単に入れるかもしれないと言うことですよね?
滅んだ蛮族ですか……、蛮族かどうかは分かりませんが、わたくしの祖国の兵の中でこの国に恭順するのを由としない人達もいそうですね。

(話を聞いている内にレナの表情は徐々に曇り、じっと考え込んでは見るものの山賊はかなり厄介だろうなと思っていた)
(レナの祖国も貿易は盛んで、街にはあちらこちらで市が立ち何でも買えないものはないくらい豊かだったが)
(それが一つの都市国家に備わっていることは俄に信じがたくて表情はより深刻になって)
(もしかして商人であれば簡単に出入り出来るのでは無いかと思うと、商売をしているオリヴィアであれば通行許可証か何かを持っていないだろうかと考える)
(滅んだ蛮族にはあまり興味はなかったが、祖国の兵、特に生き残った父親の兵たちが向かったかも推測して)
(ただ今の姿では協力を望む訳にもいかず、小さく深い嘆息を吐く

そうですよね。ただ、わたくしはそんな気がするだけですから気にしないでくだい。
夜も灯りが絶えず……お店も終日ですか?
当然、屋台なんかも出ているのですよね?

(ゼノビアの叔父の件は取り敢えずこれ以上詮索しないことにして、ノエルにも自分が言ったことは気にしないように告げる)
(街の話を聞くに連れそれまで沈みがちだった表情が明るくなりつつあって、屋台のことを聞く時には)
(ソフィアの事が心配ながらも、久々に心が沸き立つのを感じていた)


売られた喧嘩を買うといっても、勝算はあるのですか?

(いつもと異なり冷静なライラが意気込んでいるのを見て、それくらいなのだから何か勝算があってのことと思い聞いてみる)

大公さまとライラさまのところにも?
……一日でも早く立ち直られることを祈るしかありませんね。

(エレナには石が来なかったのだろうかと思ったが、それでも十分な挑発には違いなく、大公さまに早く回復してして欲しいと両手を無目の前で組み祈りを捧げる)

余程自信があるのですね。普通、そこまでの挑発は……。
日陰者の王族ですか? 何となくわたくしに興味を抱いた理由が分かった気がします。
成功の鍵はわたくしたちにあるという事ですね。

(見せられた調教用のディルドに驚き、あまりにも易い挑発に唖然とするが、それでも自信がありそうなライラを頼もしく思っていた)
(色々な王族や日陰者を集めていると聞き、ゼノビアが自分に興味を抱いている理由の一つが分かった気がした)
(手に落ちるにせよ、落ちずにソフィアを助け出し脱出するにしても大変な事になると思っていた)

では、出立の順備をしませんと。
困難な旅になる筈ですから、信じられる人達を選びましょう。

(いつ娼館を出るのかと聞き、準備はしっかりとしようと思っていた)
(それと同行者は信じられる少数精鋭で行くべきだと主張する)


【遅くなりましたが、今夜もよろしくお願いします


519 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/22(金) 23:55:11
>>517

…………。

(何を言っても勝てない気がして、意味深な笑みを悔しそうに見つめて)

転機って……きっとわたくしが教えて下さいと頼んでも教えてはくれないのでしょうね。
くっ!! ソフィアさんに何をしたのですか?
変な薬や暗示を掛けたりはしていないでしょうね。

(ソフィアと知り合ったことが転機というのであれば知りたいのは山々で、じっと石の中のゼノビアを値踏みするように見つめて)
(例示した言葉に意味を察して、大きく目を見開きソフィアに何かしたのかと不安に駆られて)
(答えてくれるとは思えなかったが、思わず問い掛けていた)


蟻の這い出る隙間も無いというやつですか……。
……話を聞いていると、経済力はわたくしの国一つがそっくり都市国家に一個分に押し込まれた感じのようですね。
もしかしたら商人であれば簡単に入れるかもしれないと言うことですよね?
滅んだ蛮族ですか……、蛮族かどうかは分かりませんが、わたくしの祖国の兵の中でこの国に恭順するのを由としない人達もいそうですね。

(話を聞いている内にレナの表情は徐々に曇り、じっと考え込んでは見るものの山賊はかなり厄介だろうなと思っていた)
(レナの祖国も貿易は盛んで、街にはあちらこちらで市が立ち何でも買えないものはないくらい豊かだったが)
(それが一つの都市国家に備わっていることは俄に信じがたくて表情はより深刻になって)
(もしかして商人であれば簡単に出入り出来るのでは無いかと思うと、商売をしているオリヴィアであれば通行許可証か何かを持っていないだろうかと考える)
(滅んだ蛮族にはあまり興味はなかったが、祖国の兵、特に生き残った父親の兵たちが向かったかも推測して)
(ただ今の姿では協力を望む訳にもいかず、小さく深い嘆息を吐く

そうですよね。ただ、わたくしはそんな気がするだけですから気にしないでくだい。
夜も灯りが絶えず……お店も終日ですか?
当然、屋台なんかも出ているのですよね?

(ゼノビアの叔父の件は取り敢えずこれ以上詮索しないことにして、ノエルにも自分が言ったことは気にしないように告げる)
(街の話を聞くに連れそれまで沈みがちだった表情が明るくなりつつあって、屋台のことを聞く時には)
(ソフィアの事が心配ながらも、久々に心が沸き立つのを感じていた)


売られた喧嘩を買うといっても、勝算はあるのですか?

(いつもと異なり冷静なライラが意気込んでいるのを見て、それくらいなのだから何か勝算があってのことと思い聞いてみる)

大公さまとライラさまのところにも?
……一日でも早く立ち直られることを祈るしかありませんね。

(エレナには石が来なかったのだろうかと思ったが、それでも十分な挑発には違いなく、大公さまに早く回復してして欲しいと両手を無目の前で組み祈りを捧げる)

余程自信があるのですね。普通、そこまでの挑発は……。
日陰者の王族ですか? 何となくわたくしに興味を抱いた理由が分かった気がします。
成功の鍵はわたくしたちにあるという事ですね。

(見せられた調教用のディルドに驚き、あまりにも易い挑発に唖然とするが、それでも自信がありそうなライラを頼もしく思っていた)
(色々な王族や日陰者を集めていると聞き、ゼノビアが自分に興味を抱いている理由の一つが分かった気がした)
(手に落ちるにせよ、落ちずにソフィアを助け出し脱出するにしても大変な事になると思っていた)

では、出立の順備をしませんと。
困難な旅になる筈ですから、信じられる人達を選びましょう。

(いつ娼館を出るのかと聞き、準備はしっかりとしようと思っていた)
(それと同行者は信じられる少数精鋭で行くべきだと主張する)

【遅くなりましたが、今夜もよろしくお願いします


520 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/22(金) 23:56:29
【専ブラの反応が悪くレスが重複してしまいました。申し訳ありませ】


521 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/23(土) 00:51:34
>>518
「今は教えられないわ」
「何も、私はね……信じるも信じないもあなた次第」

(見つめるレナににべもなくそう言うが、今はと含みを持たせて)
(怒りながら問い掛ける言葉に軽く首を振って、自分は何もしていないときっぱりと言い切った)


入ってしまえば問題は無さそうですが、何せ鉄壁です。
経済力は本当に豊かです。
商人でも通行手形は必要みたいですが、それを得る為のハードルは低いでしょうね。
……レナ様の祖国兵ですか、それはあり得るかも知れません。
実際、流入していて、商売をしているケースもあるようです。

(経済力については自分の目で見ていないので実際はわからないと前置きしながら評価して)
(防備が固く、商人などが通常の手段で入るのが最も入りやすいのは確かだった)
(レナの故国の人間も確かに来ていて商売をするものも居る様だとは言ったが)
(流石に何をしている、まではわからないみたいだった)

わかりました。
ええ、一軒が終日な場合もありますし、色々みたいです。
屋台はあるでしょうね、確認はしていませんけれど。

(レナの言葉に頷くと街については不夜城であり、早朝からも活気があると言って)
(屋台の事を聞かれてやや戸惑いながら、そういう都市なら当然あるはずと言った)


『あるわ、というかまず入り込む為の準備が出来ているのよ』
『その街に活気があるのは知っていたから、支店を出すとか、スカウトするとかを考えて先月に出張所を設けたのよ』

(そもそも入り込む為の準備は偶然出来ていて、拠点の心配が無い事と、通常の手段で入る事が出来る事を告げて)

『挑発の為、とはわかっていても大公様は結構激し易い性格だから』
『大丈夫だとは思うけれど、その間は防備に回らざるを得ないでしょうね』

(実際、大公が矛なのは確かなので、彼が動けない状況は防備に力を入れる理由になるだろうと言った)

『ええ、勿論意図は透けて見えるけれど、わかった所で行くしかないという意味でも自信満々ね』
『若しくは私たちを来させたいのか……』
『そうよ、何の為かはわからないので、見えたなら聞いてみるのも良いかも知れないわね』
『そういう事、気を引き締めなさい』

(自信があるのか、そこまでしておびき寄せたい理由があるのか、いずれかだと思って)
(日陰者を集めているのは良く分からないが、恐らく出会った時に聞くのも良いと軽く口角を上げる)

『出立は貴女次第よ、レナ』
『そうは言っても2か月は掛かるかも知れない道のり』
『人選は大体決まっているわ、私の侍女であるジゼルと私、レナとマーサ、それとクレイトン卿です』
『後、娼館の馬車と御者も使いますが、最小限の人員で赴きます』

(ライラにせよ、彼女の侍女にせよ、身軽に動けるように手配をしていた様で、レナの準備次第で行けると言って)
(人員はライラ、レナとその侍女、護衛などを兼ねてクレイトン、そして娼館で使っている馬車と御者も連れて行くと言った)


【はい、よろしくお願いします】


522 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/23(土) 02:04:24
>>521

今はという事は、いずれ可能性はあるということですね。
分かりました。信じましょう。ただ、嘘だったらただじゃ済ましませんから。

(言葉尻を捕らえているみたいで大人気ないと思わなくもなかったが、今は何でも情報が欲しくて相手の反応を待つ)
(窺うように見つめ、小さく頷いてから信じることを告げるが、嘘だった時にはそれなりの責任は取ってもらうと言葉に滲ませる)


厄介そうですね。
旅行で遊びに行くだけならどんなに良かったか……。
いくら豊かな都市国家と言えど全てを作り出すことは無理でしょうから、何かを売りに来る商人と富や物産を目当てに集まる商人はいるはずですものね。
……ですよね。兵が商売を……何をしているのやら。

(ただ物見遊山で行くなら、どんなに気が楽でワクワクしただろうと思うと渋い表情になる)
(やはり商人なら入りやすいのかと納得して、知っているかもしれないオリヴィアが今も国には戻らず)
(未だにどこにいるのか分からない状態であるのは歯痒く思ってしまう)
(兵が商売と聞いて驚きの表情を浮かべるが、人身売買のような商売ではないことを静かに心のなかで祈っていた)

きっと、ここのように夕方や夜から始まる店もあるのでしょうし。
そうですか。

(娼館故にここは朝や昼間は自由で、自分を稽古か何かで磨いたり仕立て屋を呼んだり行ったりしてドレスを作ったりしている娼婦も多く)
(活気のある街ならば、そういう類の店も一軒や二軒じゃないだろうと思っていた)
(屋台巡りをしたらな楽しいだろうと想像しつつ、今はそれどころではないと自らの好奇心を戒める)


わたくしは存じませんでしたけど、では泊まる場所の心配をする必要が無いのだけは安心ですね。

(そんな準備をしていたことも、そもそもそんな都市があったことも知らず疎外感を覚えるが)
(エレナさまが色々と教えてくれただけで、経営に参加をしている訳でもなく一介の娼婦なのだから当たり前かと苦笑して)
(どんな監視や罠があるかもしれない宿を取るよりは良いかと少し安堵する)

わたくしには優しいですけれど、お話をさせていていて薄々と感じておりました。
きっとそれが良いと思います。

(客として接していて女性、それも自分のような者にはしている時以外は大切に扱ってくれるが)
(戦の話とか色々と話を聞いていると激しやすい性格なのは気づいていて)
(大公さまが軍を動かせないのであれば、色々と政府要人も欠けている現状では仕方ないと頷き)
(簡単に援軍は得られないだろうなと腹を括る)

その辺が用意周到ですね。偽のゼノビアをここに送り込んだことも含めて。
きっと来させたいのだと思います。とくにわたくしには並々ならぬ興味があるようですし。
はい、もしそうなったらお聞きしてみます。
承知いたしました。

(何から何まで相手の掌の上で転がされていることを癪に障っていたが、それだけ相手の方が現状では先回ししていると納得して)
(ライラのことは分からないが、少なくとも自分を呼び寄せるための手立てには違いないと確信していた)
(きっとあちらの娼館に行ったら来ると確信めいたものがあって、小さく頷いて微小を浮かべる)
(言われなくても気を抜くつもりはなかったが素直に応じる)

仕事が入っていないのであれば、数日で準備はできると思います。
2ヶ月ですか……、長いですね。
マーサやクレイトン卿にはもう話を? それと見習いのレナは置いていくのですか?

(客以外に色々と昼間の約束や何かがあり、持っていく物の選定を含めて2,3日猶予を貰えればと言って)
(そんなに掛かる長旅はしたことはなく、無事に着けるのだろうかと少し不安を覚える)
(マーサやクレイトンは言わなくても自分が行く以上付いてくると言うと思うが、話はしてあるのか尋ねる)
(最近、自分の警護も含めて頑張っていてくれている見習いのレナが置いていかれることに、彼女も不満を感じるだろうし)
(しっかりしてきているので経験を積ませるのも良いかと思っていた)

ライラさま、出立の準備が整いました。もう、いつでも大丈夫です。

(アンジェリカの魔法のトレーニングの日程を早めてもらったり、シンプソンにドレスの仕上げを期日を変更したりして)
(旅行用の荷物の用意も二日で終えて準備が整ったことを報告する)


【どうしましょう、今夜はここで凍結にしますか?】
【ゼノビアの件は承知しました】


523 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/23(土) 02:10:35
>>522
【そうですね、次レスが3時くらいになりそうですし、凍結しましょう】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


524 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/23(土) 02:12:39
>>523
【では、今夜はここ迄にしましょう】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板スレでお会いしましょう】
【今夜も遅くまでお疲れさまでした】


525 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/23(土) 02:15:12
>>524
【ありがとうございます】
【では土曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


526 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/23(土) 02:18:04
>>525
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


527 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/23(土) 22:28:57
【ロールの再開にスレをお借りします】


528 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/23(土) 22:33:10
>>522
「そうね、何時かお話出来るかも知れないわね」
「おお、怖い怖い、どんな目に遭わされるやら」

(あくまでもぼやかした物言いをしながらはぐらかして)
(レナの言葉におどけた様に反応したが、目は笑っていなかった)


あくまでも攻撃するならば、という事ですね。
旅行も人気がある先なんですよ、色んな施設がありますから娯楽も含めて。
……必需品は大体賄えるみたいですが、動かしてこそ利が生まれる事を知っているのでしょうね。
だから世界から集まるものでごった返している事もあって、揃わないものは無いとまで言われています。
他国の兵を再雇用するのは割とハードルがあったりしますから、珍しくはありませんよ。

(鉄壁で困るのは攻略を考えるからで、そうでなければ旅行先でも著名で楽しめる街だと言って)
(大概揃うのに他国と積極的に交易をするので栄えていて、何でも揃うらしいと語る)
(レナの故国の兵が商売をしているのは珍しい話では無いと言って、苦笑する)

勿論そうですね、こうした店もかなり多いそうです。
料理が美味しかったり、それこそレナ様の故国から菓子職人なども流れているそうですから、そうしたお店もあるでしょうね。

(娼館の類も当然多くあるので、時間帯的に夜間も人が多いのは裏付けられていると言って)
(屋台などを好む事はわからないので、料理が美味しいとかお菓子があるとかも話してしまっていた)

『それはそうでしょう、レナの仕事とはまた別の仕事です』
『ええ、内装はそれなりだから期待しない様に』

(そもそもレナが拉致されて経営的にもヤバいのでそうした事を模索したのであって)
(ただそういう仕事はレナに教えるものでもやらせるものでも無いと考えていたのでそう言う)
(泊まれるのは確かだが、内装はここと比べるべくも無いので泊まるだけだと明言した)

『そうなのね、取り敢えず事情が事情だから軍の助けを得たいケースでも時間が掛かる事だけは覚えておいて』

(レナが感じていたという言葉は流して、援軍には時間が掛かるとだけ端的に言うのだった)

『一面だけで見ない方が良いわね、情報も調べた尻から錯綜させられていたし』
『レナに興味、ね……それはそれでまた厄介ね』

(相手の事がまだ良く分からず、ノエルたちが調べても迷走させられた事を加味すると)
(決めつけるのが一番危ないとライラの経験上感じている様子で)
(レナに興味と聞くと裏があるだけに厄介だと思わず声に出ていた)

『数日、わかったわ、抜かりなく準備なさい』
『遠方で国を跨ぐのよ、これは仕方ないわ』
『いえ、二人にはこれからだけど拒否権は無いわ、付いて来ると思うけれどね』
『見習のレナは未知の都市に連れて行くには危険が大きいわ』
『不満があるなら戻った時に見違える様になっていて欲しいし、まだ侍女長の下で覚える事もあります』

(準備については了解の意を伝え、道中が遠いのは仕方ないというが、不安はまったく無さそうだった)
(マーサとクレイトンにはこれからだと言って、いずれにしても連れて行くと言い切る)
(見習のレナは確かにしっかりしたが、あくまでもレナの警護込みであって、侍女としての仕事などはまだまだで)
(侍女長から教わる事は山ほどあると言って、不満なら成長して見せて欲しいと言った)

『早かったわね、ジゼルはクレイトン卿に連絡を、それと引き継ぐアンナにも言っておきなさい』
『荷物を裏庭に運んで馬車に積み込んでおきなさい、明朝一番で出発します』

(レナの報告を聞いて、荷物の積み込みを先に済ませる様に指示を出す)
(明日一番の出立だと言うと部下への指示と引き継ぎの確認をする様子だった)


>>527
【それでは今夜も宜しくお願いします】


529 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/23(土) 23:58:40
>>528

……そんなに人を御猪口って面白いですか?

(目が笑っていないのも知りつつ、不快を感じて石に映るゼノビアを睨みつけて)
(ゼノビアとは友達になりたいとも、なれるとも思えずにいた)


ようするに敵対的な行動を取らず、商売や物見遊山で行く分には良い所だと言う訳ですね。
……きっと国家として政を担当している人達も優秀な人が集まっているのでしょう。
揃わない物はないですか……かつての祖国のようです。
全く何をしているのやら。

(商売や観光客を集めることは、街や国が豊かに発展する礎でもあり、そういう意味ではなかなか厄介だなと思っていた)
(それだけの状況をゼノビア一人や叔父と二人で構築できたとも思えず、色々な国から何かであぶれた優秀な人間が集まっているのだろうと推察する)
(街の状況を聞けば聞くほど祖国に似ているような気がして、この国が吸収し切れなかった)
(またはこの国に協力することを由としなかった人達が流れているようにも思えて、顎に細い指を当て少し考え込む)
(旅人の護衛を商売にしているのか、他の何かを商売にしているのかは知らないが少し呆れたように言って)

昔から人が集まる所にはこうした店が出来るものですから、きっと安い所から高級な所まで色々あるでしょうね。
えっ!? わたくしの祖国のお菓子職人がですか? それは行く機会があれば楽しみですね。

(古今東西、人が集まる所には必ず良い悪いは別として娼館のような施設は出来る物だと知っていて)
(無理やり娼婦にされる人を何とかしたいとは思ったものの、存在価値はある程度認めていて)
(レナ自身も男性時代ただ一度の性交も、性教育の一環として高級娼館の娼婦のトップに相手してもらっており)
(都市国家にも多分あちらこちらにあるのだろうと思っていた)
(ただの屋台だけではなく、祖国の菓子職人までが移住していると聞けばワクワクを抑えきれず楽しそうな表情になって)
(どんなお菓子が作られているのだろうと、本筋を外れて想像していた)

はい、承知いたしました。
取り敢えず雨風と寒さをしのげれば文句は申しません。

(レナとて祖国が敗れ去った時には、この国の追手から逃れるために何日も野宿を下経験があり)
(結局、体調を崩したことが捕らえられる一因にもなっていて、雨風と寒さがしのげるなら贅沢は言わないと頷く)

ノエルさんの話では軍が介入する事自体難しいようですから、それは承知しております。

(軍が来たとしても自分たちを救い出すまでには時間が掛かりそうな事は理解していて)
(どこまでも自分たちにとって不利な状況にあることは否めないと思っていた)

はい、肝に命じておきます。
少なくともゼノビアは並々ならぬほどわたくしに興味があるようです。

(ノエルたちが優秀なことも、それにも関わらずソフィアの居所を的確に掴めていないことも考え合わせれば)
(ライラの言うことに一理あると感じて頷き、注意を払うことを肝に銘じて)
(ゼノビアとのやり取りから、エレノアと違い自分の身体に興味があるだけではないことを感じていてそれを説明する)

旅の用意とあちらで仕事する時のことも考えて準備を整えます。
わたくしは国を跨いだのは母の祖国を訪れた時だけですから、かなりの長旅ですね。
少なくともクレイトン卿はわたくしがどこか行くと云えば必ず一緒に来てくれるでしょうし、マーサさんもそうだと思います。
はい、本人は不本意でしょうが仕方ありませんね。

(自分は持って行く物を選ぶだけで、実際に作業するのはマーサと見習いのレナがしてくれるだろうと思っていた)
(レナの一番の長旅は距離だけであれば、母の祖国へ病気の祖父を見舞いに行った時であり)
(その時ですら片道一月は掛かっておらず、道の大旅行に期待と不安とを抱いていた)
(クレイトンの同行は疑っておらず、マーサもおそらく断らない確信があったが)
(きっと見習いのレナは文句を言いこそしないだろうが、かなり落胆するだろうなとどう慰めようか考えていた)

はい、わたくしは持っていきたい物を決めただけで、殆どはマーサさんが準備してくれまいたから。
はい、承知いたしました。今日は早く休むことにいたします。

(実際、レナが持っていくと決めたものは多すぎると何度もマーサからダメ出しを食らって、必要最低限の物をマーサが詰めたものの)
(それでも小さな引っ越しくらいの荷物になっていて、荷物一つのマーサには少し呆れられたことに苦笑を浮かべて)
(荷物を中庭に運ぶことと明朝の出立に頷きライラの元を辞したが、荷物の持ち運びは)
(同行出来ない見習いのレナが少しでも役に立ちたいと、ほとんどやってくれたのだった)


530 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/23(土) 23:59:11
>>529

ライラさま、クレイトン卿……おはようございます。

(翌朝、いつもよりかなり早く寝たものの興奮で中々眠れず、マーサを手こずらせて何とか起きたものの)
(意識は半分眠っている状態に近くぼんやりとしていた)

【お待たせしました。こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


531 : ノエル ◆KGQRbyv0.. :2021/01/24(日) 00:34:40
>>529-530
「ふふ、会えるのを楽しみにしているわ」

(それだけ言い残して映像は消えて行った)


はい、そういう事です。。
防備はここ最近で急激に固くなったと聞きますが……。
故国の方が何をされているかわかりませんが、ほとんどは普通の市民が住んでいますから。

(まっとうなら何ら問題なくは入れるが、防備は最近特に固くなったと言って)
(レナの祖国の人間については特に問題は無いと思うとフォローしていた)

はい、レナ様の故国はお菓子などは特に最先端でしたから、行くなら食べたいものですね。

(贅を凝らしたものから、工夫のあるものまで色々ある印象で、行くなら食べたいものだと少し女性らしい面を見せていた)

『幸い、温暖な気候みたいだからその辺りは良いかも知れないわね』
『あばら家ではないから、そこまででは無いわ』

(当地は温暖な気候で寒さの心配はなく、家もそんな造りではないと苦笑する)

『遠すぎなければ何とかなるでしょうけど、そのつもりで丁度良いわ』
『……興味の内実も知りたいわね、出来ればだけど』

(軍については遠すぎる事がネックだと言いながら、レナの覚悟について評価して)
(注意もしっかりしている様で、そこは安心しながらレナへの興味はやや好奇心を刺激される様だった)

『ええ、お願いするわ、長旅は疲れやすいから間は出来るだけ宿場町を使います』
『そういう事よ、恨むならこれまでの自分を恨んでもらうしかないわね』

(準備についてはマーサも居るし大丈夫だと思っており、旅路には注意を払う事と)
(出来るだけ野宿は避け、リスクを抑えながらの道中だと伝え、それは時間が掛かる事も意味していた)
(見習のレナについてはこれまでしっかりしなかった事が影響しているのだからと手厳しい評価だった)

『……ええ、おはようございます』
『すぐに出るわ、行きましょう』

(眠そうなレナを見て、呆れた表情を浮かべるがすぐに出立する事を伝えるとジゼルが場所の扉を開く)
(クレイトンは御者の後ろに設けられた部屋に、その後ろにレナたちの席があり、そこへも誘って)
(全員が乗り込むと馬車が動き始めるのだった)

(2ヶ月の道のりは天候などの影響や体調面などに配慮した事もあり、結局3ヶ月を越えてしまっていた)
(馬車は件の港湾都市の近郊に辿り着き、広い荒野の道を行く中、港湾都市の兵が遠くで見守る中を進み)
(やがて両側が切り立った天然の壁に挟まれた道を行くと何度か門を超えて、最後に巨大で装飾を施された門を超えると)
(中央に椰子の木が並び、その両側を戦闘用の馬車が3台並べる程の道が綺麗に整備されている道を進んでいく)
(馬車道の外側にはかなり広い歩道があり、歩道の向こうには商店が並び、車道側には屋台がずらりと並び活況を呈していた)
(そのまま進むと円形広場があり、真ん中にはオベリスクが建ち、そこからは色んな街区にわかれている様子だった)
(馬車は大通りから外れ、少し傾斜の付いた道を登っていくと小ぶりな屋敷があり、そこに入っていく)
(馬車が泊まると屋敷は崖の上にあるのか庭からの見晴らしがよく、都市が思った以上に広大な事と、広がる海が見渡せた)

『漸く着いたわね、長かったわ』
『まずは荷物を中に運び込みましょう、馬車の整備と馬を休めるのは任せたわ』
『終わったら食堂に集合しましょう』

(流石にライラも疲れを隠せなかったが、先に荷物を運びこむ事を宣言して)
(御者には馬車の整備と馬の世話を任せるとジゼルと一緒にテキパキと荷物を運び込んでいった)
(屋敷内はひとりずつに部屋が宛がわれても余るくらいの広さがあり、娼館の部屋ほどでは無いが清潔に整えられており)
(服などの収容には問題が無く、調度品が無い程度の質素さだった)


532 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/24(日) 01:44:02
>>531

最近防備を整えたという事は、今回のことが多少なりとも関係しているのでしょうか?
どちらにせよ、もしわたくしを見た所で気付くことは無いでしょうし、わたくしも敢えて積極的に交流する気はありませんから。

(ソフィアの件を起こすつもりで防御を固めたのか、この国との関係悪化があり防備を固めたのだろうかといろいろと推測していた)
(祖国の人間にもし見られたとしても性別が変わっており、気づかれはしないだろうと楽観的に見ており)
(何か話をしていて祖国の人間と分かっても、知らぬふりをして流すつもりでいた)

もし、召し上がる機会があれば是非に。きっとどれも美味しいですから。

(祖国のお菓子を褒められれば素直に嬉しく、さすがにどれがこうとかは今話すことでないのは分かっていて説明しなかったが)
(味も見た目も良いことだけは胸を張って保証して笑みを浮かべた)

暖かくて、あばら家でないのであれば取り敢えずは安心ですね。
あとは毒虫などがいなければ、さらに良いですけれど。

(気候のことと、家が考えていたほど粗末では無さそうなのを知りホッと一息ついて安堵するが)
(虫刺されにもレナの肌は過敏でかぶれやすく、血を吸ったり毒をもつ虫がいなればと少し心配気な表情を浮かべる)

はい、ありがとうございます。
魂が面白いとか何とか……、それ以上は何も言わなかったので。

(評価されたことには素直に優雅に一礼して微笑みを浮かべるた)
(ゼノビアの話になると困惑して、具体的な情報はなく自分の魂のどこが面白いのか首を傾げる)

それならかなり疲労は抑えられそうですね。宿であれば温かい食事と柔らかな床が得られるでしょうし。
……本人としては一生懸命頑張ってはいたのですから。

(温かい食事と毎日では無くとも宿なら湯浴みも出来、多少寝台が硬くとも野宿よりは遥かにマシと頷き)
(長旅で体力に不安があったが、何とかなるだろうと思っていた)
(ライラから見れば厳しい見方になるのは仕方ないが、見習いのレナなりに誠心誠意働いているのをしっていて庇うが)
(きっとそれも何か言われそうだなと少しだけ身構える)

……はい、分かりました。

(呆れた顔をされたことも眠さが先に立ち気づいては居らず、言われるままに用意された席に座り)
(馬車が動き始めてそれほど経たない内にうつらうつらし始める)

「レナ様にしては頑張って早く起きてくださったのですから。
 例の街に着くまで元気でいてくださると良いのですが」

(手こずらされたことは隠して、それでも何とか頑張って起きようとしていくれたことをマーサは評価して優しい瞳で眠るレナの顔を見て)
(ここ何ヶ月の間に、レナが少し仕事が詰まると疲労が残り勝ちなことも気づいて)
(元々丈夫でないことを承知してかなり心配そうに、顔に掛かったかなり元に近いほど伸びた美しい金髪をそっと流して微笑む)


そうですね。予想よりは大変でした。
はい、そうしましょう。
承知いたしました。

(旅の途中で流石に疲労が溜まり微熱が出たことが二度ほどあったものの、大きな病気はせずに何とか乗り切った物の)
(細い食はより細くなっていて、痩せてウエストのサイズはより細くなり、胸のサイズも少し小さくなっていて疲労が色濃く浮かんでいた)
(いつものレナなら馬車の窓から街を見たがる筈が、旅路の後半はそういう事もほとんどなくなり)
(もっぱら寝ていることが多くなっていて、レナが荷物を運ぶのを手伝おうとするとマーサがすぐにレナに充てがわれた部屋へと連れて行って休ませ)
(その分自分がテキパキと動いて荷物運びを終える。マーサ自身も疲れていない訳ではなかったが)
(ライラやレナに比べればそれほど疲れてはいなく、すぐに色々とレナに快適に過ごしてもらうために働き始めていた)

レナ、参りました。

(一通りマーサとともに荷物をどこに置くかは一時的に決めて、ライラより少しだけ遅れて食堂に姿を現した)


533 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/01/24(日) 02:12:57
>>532
虫についてはわからないけれど、そんな噂は無さそうね。

(気候的には居てもおかしくはないが、悪評として聞く程でも無いので大丈夫では無いかと考えていた)

……魂が、面白い?
貴女の事を知っているの可能性もあるわね。

(怪訝な表情の後で、秘密も含めて知られている可能性を指摘し)
(そのつもりで居るべきだと助言しておいた)

そうね、清潔さを保つ為にも必要。
わかっているわ、貴女よりも付き合いは長いのだから、でもそれはそれよ。

(道中についてはかなり気を遣っている様子を見せ、見習のレナについては重々承知だと言って)
(内心は甘やかすからダメだとは思っていたが、それは言わなかった)

……来たわね、座って。
まずは道中お疲れ様、色々はこれからだけど、レナとマーサは1週間の休息を取りなさい。
体調を戻すのを優先して。
戻れば、私と共にこの街の実質的なオーナーに挨拶をします。
この街に商売の為に来たという旨でね。
クレイトン卿はジゼルか私と交代で街について調べますが、クレイトン卿しか出来ない事があります。
嫌かも知れませんが、色街やスラムなどで情報を集めて欲しいのです。お願い出来ますか?

(すでにジゼルが用意したのかスープとパン、それと簡単な肉料理が並んでいて)
(座る様に促すと食べながら聞く様に言って、レナとマーサは体調回復を優先する様に伝える)
(体調が戻り次第、実質的なオーナー=ゼノビアに会いに行くと宣言する)
(そしてクレイトンにはジゼルか自分が居ない時はレナの警護を、それ以外は頼みごとがあると言った)

(都市の街区は住居地区が4箇所あり、上流階級、中級以上、庶民、スラムがあり、この屋敷は中級以上地区にあった)
(政庁やこの街を支配する層は上流階級区の上に住居や宮殿を持っていた)
(住居地区から出ると商店が立ち並ぶ商業区域があり、そこには生鮮から鉱物の取引が行われる市場が設置され)
(それに隣接して歓楽街と色街があったが、その規模はかなり大きく、聞き込みだけでも相当な時間が必要に見えた)
(更にスラム地区の奥にもそうした地域が存在しており、もしソフィアがそういう所に居るなら探すのも一苦労と言えた)


534 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/24(日) 02:49:34
>>533

それなら少しは安心です。

(毒虫の類が居ないと聞いて少しは安心して、それなら暑い時用に持ってきたノースリーブのドレスも着れると笑みを見せる)

はい、そう言ってましたけど?
わたくしもそう思います。
魔力で探ったのか、スパイを潜り込ませていて調べたのかは分かりませんが。

(何が面白いのかはさっぱり分からずもう一度首を捻り、ゼノビアの真意を考えていたが結局は分からず終いだった)
(大后さま程ではないが魔力の強さを感じていてその力を駆使したのか、当然他国がやっているようにスパイがいるのかもと思っていた)

はい、失礼致します。
ライラさまもお疲れさまでした。
はい、そうさせて頂きます。
「あの、私は1日も休めば大丈夫です」
マーサさんもお言葉に甘えてそうさせてもらいなさい。
はい、承知いたしました。

(マーサは勧められるままに座り、食事に手を付けながらライラの話を聞き)
(ただ一つだけ休息はそんなにいらないと主張するが、レナに言われて詫て従うことにして)
(レナの瞳は潤み頬はポーッと上気していて見るからに具合がよく無さそうで、出された食事もパンを少しとスープを二口三口飲んだだけだった)
(街のオーナーに挨拶することに頷くと、それがゼノビアと考えるほど頭も回らず、もう一口だけスープを飲みスプーンを置く)
(結局、その夜レナは熱を出しマーサの休息の前半はレナの看病に取られたのだった)

『承知した。嫌も何もレナ様がソフィア殿のことを心配して居られる以上、我が出来ることなら何でもするつもりだ。
 一刻も早く何か掴めれば良いが、不審がられない範囲で力を尽くすつもりだ』

(レナの警護をすることには全く異論はなく頷き、スラムや色街で情報を集めることもすぐに是と返答して)
(具合のよく無さそうなレナを心配しながら、早くレナに良いニュースを持ってくることが出来ればと思っていて)
(その夜からクレイトンはまずは酒場などで顔を売り込むことから始め、精力的に情報収集を始めたが)
(範囲が広いせいもあってなかなか良い情報を持ってこれない日が続いていた)

ライラさま、ご迷惑をお掛け致しました。
もう大丈夫ですので、いつでも挨拶へ参れます。

(以前に比べれば剣舞などで身体を鍛えていたお陰とマーサの薬草の効果で、二日床についただけで持ち直し)
(一週間休息をとった後にはレナの顔色は血色良く戻っていたが、痩せた分だけの体力と体型は戻っていなかった)

【今夜はここまでで凍結をお願いできますか】


535 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/01/24(日) 02:50:20
>>534
【凍結了解しました】
【次回ですが、金曜日の22:30からになります】


536 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/24(日) 02:56:40
>>535
【ありがとうございます】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です。いつも通り伝言板スレで待ち合わせましょう】
【2日間楽しかったです。お疲れさまでした】


537 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/01/24(日) 03:01:26
>>536
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【私も2日間楽しかったです、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


538 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/24(日) 03:03:59
>>537
【全国的にあまり天気が良くないようですのでお気をつけ下さい】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


539 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/29(金) 22:29:23
【ロールの再開にスレをお借りします】


540 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/01/29(金) 22:33:39
【スレをお借りします】

>>534
ええ、長旅は疲れるわね。
レナについては十分に休息して、マーサも無理は駄目よ。
この街なら医師も腕の良いのが居るとは思うけれど、掛からないのが一番。

(ライラも疲れているのか公の時と違い、幾分砕けた様子で話し)
(マーサはレナを補佐するのだから、十二分に整える様にと念を押す)
(結局、熱を出したレナの看病に手を取られてはしまったが、それでも何日かは休んで欲しいのが本音だった)

クレイトン卿にしか頼めませんので、お願いします。

(実際、店に入って直接確認するにも、また対象を探すにも男の方が遥かに効率的で合理的な話で)
(美しい所作で頭を下げ、気づく者が居るかは別にしてエレナが後を任せただけのモノを見せていた)

体力が戻っていない様子だけれど……良いわ、行きましょう。

(まだ痩せているのは見て取れたが、早いに越した事は無いと考え、その日の午後に公邸に馬車で向かった)


お初にお目に掛かります、ライラと申します。
この街では私共の店で働く人材のスカウトと、お出しする酒、食料の買い付けに参りました。
こちらが許可証となります、ご確認をお願い致します。

(公邸に入り、謁見を申し出ると少し待たされたが、執務室に通される)
(そこにはゼノビアが腰掛けており、真面目にライラから書類を受け取り、目を通すと公認の印を押して返す)

「遠路はるばるお疲れさまでした、期日は特にありませんので、静養を兼ねて励んで下さい」

(そう言って、公の業務としては終了したが、周りの職員たちに席を外す様に伝え、彼らを退出させる)

「ええ、本当に、長旅で体調を崩したのかしら、それは想定していなかったわ」
「来客の予定も無いし、ここで話すのも何だから私の私邸に来ていただけるかしら、そこでお話しましょう」

(それにライラが頷くと、職員を呼び戻し、私邸に戻る旨を伝えると付いて来るように言って歩き出す)
(公邸前にレナ一行を馬車に乗せて待機させるともう一台の馬車が来て、先導していく)
(山肌を切り崩して造成された上級住宅区に付くとその邸宅のひとつに入っていき、馬車を止めると中に誘導された)
(応接室らしきところに入ると腰掛ける様に促し、自分も座ると息を吐いて)

「それなりの地位にはそれなりの労苦もあるわけで、疲れるわね」
「貴なる血の人々を招く事が出来て、嬉しいわ、ライラにレナトゥス王子」
「正直、色々誤解もあるとは思うのだけれど、私の失態、過ちも見過ごせない」
「ごめんなさい、と先に謝っておくわ」
「聞きたい事があると思うけれど、疑問は全て答えられる範囲で答えます」
「ここには私の使用人が少し居るけれど、お茶をお出しすれば皆帰らせるわ」

(そう言っている間に使用人が入って来ると紅茶を全員に淹れていく)
(ゼノビアに外食ばかりは駄目だと釘を刺すと彼女たちは帰っていった様子だった)

「……まずはソフィアとの事を話せばいいかしら?それとも私の事を?」

(魔法石越しに話した時とは違い、弄る様子もなく淡々と話しかけた)


>>539
【それでは今夜も宜しくお願いします】


541 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/29(金) 23:42:19
>>540

はい、こんなに長い旅は初めてで本当に疲れました。
はい。
「承知いたしました。私は少し身体を動かした方が早く疲労は取れるのですが。
 過信は致しませんが、ある程度ならば持って来た薬草で何とかなると思います」

(レナの今まで一番遠い旅は母の祖国へのものか、国が敗れて捕らえられ連行されたときが最長で)
(それ以外はほとんどが避暑や寒さを避けて別邸で過ごす程度あり、顔色も冴えず口数も少なく濃い疲労の色が滲んでいた)
(それに比べてマーサはあまり疲れを感じさせないほど元気で、出された食事も完食して)
(医師になるべく掛からないようにとの言葉に頷き、定期的に実家から送られてくる薬草を持って来ており)
(レナにも効果があることが分かっていて、何とかなりそうだと考えていた)
(レナの看病に追われたものの、その後にはマーサも少しゆっくりしながら体力の回復につとめたが)
(二日も休むと疲れが完全に抜けて、娼館に居る時ほどではないが精力的に働いたり、街を見物に行ってレナの好みそうなお菓子を買ってきてたりしていた)

『まあ放浪していた時に色々と得たものもあるし、期待にそえるようにするつもりだ』

(優雅に一礼するライラに応じるように頭を下げ、レナ様にはほどではないが中々美しい所作だと感心していた)
(国が滅び傭兵や用心棒をしながら放浪していた日々の間に、仲間や色々のネットワークも構築しており)
(この街にもかつての同僚が暮らしていて、二、三日すると有用な情報をもたらしたが)
(ソフィアに繋がる決定的な情報だけは掴めず、本人も日を追う毎に少し焦りの色を完全に隠せなくなりつつあった)

それでも十分に休息は頂きましたから、いずれ戻ると思います。

(持って来た服は胸元や腰回りが緩くなっていて、マーサが上手くごまかすようにリボンで上手く装飾していて)
(レナが出掛ける段になりマーサが何か耳打ちして、驚いたような表情で頷き何かを応えて馬車へと乗り込んだ)


同じく、お初にお目に掛かります、レナと申します。
ライラさまの仕事の補佐に同道してまいりました。
よろしくお願い申し上げます。

(ゼノビアの姿を見ると一瞬だけ緊張に身体を強張らせるが、すぐに優雅な所作で挨拶をして)
(馬車の中での打ち合わせ通りに向上を述べる)

申し訳ございません。わたくしが旅には慣れていないものですから、ライラさまにもご迷惑をお掛けしてしまいました。
それでこちらへの挨拶も遅くなり遺憾に思っております。

(一応、自分が原因であることを素直に告げて、遅れた比例を詫て馬車の中で待つ間に一つ大きく溜息を吐いて)

ライラさま、のこのこ着いて行って大丈夫でしょうか?
何か罠でも仕掛けられていたら……。

(魔石を通してゼノビアと会った時の印象が良くなく、警戒心を滲ませながら用心深くライラに囁く)

……その名前はもう過去に捨ててまりました。
今はただのレナですので、レナとお呼びください。
…………、こちらこそ前回は嫌な態度をとってしまったことをお詫び致します。

(余りに印象が違うことにどうしたものかと戸惑いつつ、相手の出方を窺うように警戒しつつ)
(お茶にもすぐには手を付けずに、使用人たちの足音が遠のくのをじっと聞き耳を立てていた)

ゼノビアさま自身のことにもお聞きしたいですが、まずソフィアさんがどうしているのかお聞かせ下さい。

(宿舎を出る時にマーサから「レナ様はソフィア様のこととなるとすぐに冷静さを失いますからお気を付けを」と言われていて)
(すぐに返して欲しいと言いたいところではあったが、何とか情報を掴もうと先に尋ねる)


【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


542 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/01/30(土) 00:09:47
>>541
ゆっくりと休むのも仕事と思いなさい。
環境も風土も違う所では余計に。

(慎重に考えて行動せよという意味であり、それだけレナの疲労を重く見ている証拠でもあった)

期待はしているけれど、焦りは禁物です。
そういう場合、得てして目立ちますから。

(ここまで要した時間も相まって気が逸ると思うが、と前置きして)
(くれぐれも目立たない様に注意する様に伝え、時間を掛けて良いとも取れる言い方だった)


「そうでしたか、励んで下さいますよう」

(レナの言葉にも鷹揚な態度で返答し、この場のやり取りはいかにも順調な会話であった)

「遠方よりお越しとの事、色々あると思いますから、お気になさらず」

(挨拶が遅いのは気にしていないと言って、長旅は疲れるのでゆっくり逗留して欲しいと恐らく誰にでも言っている言葉を口にした)


仕掛けるつもりならとっくにやっているわ。

(向こうはホームグラウンドであり、準備の時間もあったのだからやるつもりならとっくに終わってると淡々と告げた)


「わかりました、レナさん」
「いいえ、お互い様という事で……毒や薬の類は入っていませんが、気になる様でしたら残して頂いて結構ですよ」

(レナの言葉に頷くと、お茶に手を付けないのに苦笑して、無理に飲まなくて良いと言って)

「難しい質問ね、現在地という意味なら私にもわからない」
「何をしているかという問いであれば、ほぼ毎日を男性に侍り、媚びて、身体を抱かせる事をしている」
「私が所有している様な事を言ったけれど、実際は違うのよ……私が会えるのは10日に1回」

(眉を寄せ、苦悶の表情を浮かべながら、絞り出すように話すのは、それがゼノビアに取っても不本意である様子で)
(ただ現状はライラが事前に予測した様に奴隷娼婦として働いているのだけは間違いなさそうだった)

……会える日が決まっているという事?前に会ったのは?何者が管理しているの?

(ライラはゼノビアの言葉を聞くと少し考えてから質問を投げる)
(ゼノビアで無い者の管理下であると見たようだった)

「ええ、そうよ、前に会ったのは3日前……管理しているのは、犯罪者ギルドよ」

(質問には素直に答える様子でスラスラと話すが、同時に対象を抑え込めていない事を示唆していた)


543 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/30(土) 01:03:36
>>542

承知いたしました。
「ありがとうございます。そうさせて頂きます」
はい、ですが気候的にはなかなか暮らしやすい所だとは思います。

(レナも頷き短く応えて、マーサも忠告に従うと約束したものの、結局は身体を動かしている方が楽な質で)
(疲れない程度に館を綺麗に掃除したりしていた)
(途中の砂漠に近い場所や雨の多い地方に比べれば、祖国に気候が似ている気がして)
(都市国家そのものの自然環境は暮らし易いと安堵していた)

『承知はしている。ただ、姫様がとても心配して居られるのでな。
 忠告感謝する。ただ、ここには友人も居るので、尋ねるついでに色々と聞いてみるつもりだ』

(ライラが心配した面はクレイトンも心得ていて、最初の何日かは商人の護衛して来た傭兵として友人宅を尋ねたり)
(別の知り合いと飲みに行ったりしながら少しずつソフィアの情報を少しだけ集めていたが)
(あまり良い情報は得られずライラには報告してはいたものの、レナには今は種まきの時と言い黙っていた)


「ありがとうございます」

(当たり障りのない返礼をしながら、ゼノビアの動きを観察し、表情から考えていることを読み取ろうと試みるが上手くは行っていなかった)

そうですよね。

(小さく頷き、その気であれば旅人のひ一人や二人消すのは他愛の無い事のはずで)(きっと周りの人達も旅人の疾走など気にする人などいないだろうと思っていた)

いえ、頂きます。……あっ、これ……。

(ゼノビアやライラが紅茶に口をつけるのを見てから、自身も口にカップを運び一口飲み込むと)
(祖国でも手に入り難い超高級品の茶葉だと分かり、流石に街を支配する階層なだけはあると納得しつつ芳醇な味わいに眼を見張る)

分からないなんて……。
やはり、そういう事になっているのですね。
十日に一回って……。

(本当にそういう事があるのだろうかと、すぐに信じる気持ちにはならなかったが)
(ゼノビアの苦悶の表情は嘘を吐いているとも思えず、落ち着かない気持ちになるのを何とか堪えていたが)
(奴隷娼婦としての身分を聞くと予想はしていたが落胆に肩を落とす)
(10日に1回との言葉を訝しみながらも、逸る心を抑えてどうしたら助け出せすのか考え込んでしまう)

だとすると、一週間後にゼノビアさまを訪問すれば会える可能性はあると言うことでしょうか?
犯罪者ギルド……なんでそのような者たちが……。

(助け出せないにしても今のソフィアを確認できるかもしれない一縷の希望に声を弾ませ、それらしい理由をつけゼノビアに会いに来れば)
(ソフィアとも会わせてもらえるのかどうかを尋ねる)
(執着しているのは魔法王国の王族と、前回奴隷にされていた時のこともクレイトンから聞いていて)
(何故犯罪者ギルドにソフィアの身柄が渡ってしまったのか、信じられないと気持ちと、焦る気持ちが入り混じりどうしたら良いかを考えていた)


544 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/01/30(土) 01:31:36
>>543
そうね、気候は良い所だと思うわ。
暑過ぎない程度に温暖だしね。

(気候の良さは評価出来る様で、そういう所も栄えている要因なのだろうと思っていた)

私も心配はしていますが……。
……そうね、宜しくお願いします。

(クレイトンの言葉に頷きながら、任せるしかない事は手出しも出来ず)
(再度頭を下げながら、レナには色々聞かれて困っているのだろうと予想していた)


「俄かには信じがたいでしょうけれど、事実よ」
「1週間後に会えるのは間違いないわ、ただ、連れて行くのは無理なのよ」
「私も口実を付けているから会えるだけだし……それにソフィアは魔法王国で殺人を犯しているの」
「勿論、出来る出来ないは別にして、意味も無くやる人物では無いのはわかっているでしょうけど」
「叔父が操って、他の王族……といっても本来は幽閉しておく必要のある心を病んだ者だけど、をね」
「だから王族殺しの罪を負わされて……それだけでは無いわ」

(レナとライラの反応を見ながら、大きく息を吐いてから話し始める)
(ソフィアを追い込んだ術は元は自分のモノだった悔恨があり、ゼノビアは本気で悔いているのがわかる程で)

「叔父はそういう所とつながりを持っていて、その後飽きるまで毎日嬲ってから、複数のそうしたギルドに売り渡したの」
「……でも、手はあるわ、ここに来た頃は辛うじて正気を保っている状態だったけど、少し前からほぼ戻ってる」
「その上、良い影響を周りに与え始めた事で幾つかの犯罪者ギルドは彼女の奴隷解放に賛同してくれている」

(現状そうなっている説明をしていくが、ある程度の目安は付き始めたのだと言って、希望が無い訳ではない事を口にする)
(ただ10日に1回の来訪はゼノビアによる魔法治療が主な目的で、成果が出始めている現状の説明も加えて)

「今は調教師ギルドだけが所有している、ソフィア……は、特殊な資質があって、完全に心まで堕ちていないし、堕とせない」
「だから、今もギルドは躍起になっている……でも、代替の人間を用意出来れば解放そのものは可能」
「そして調教師ギルドは叔父に新しい良い血筋の奴隷を求めていて、そろそろ調教に取り掛からないといけないの」
「それを可能にする人材を呼んだ、というのが貴女たちを呼び寄せる様な事をした理由よ」

(ソフィアの特殊な才能が完堕ちに至らせないが、代わりの人材を与えれば良いという発想で呼んだとサラリと言ってのける)
(ある意味、割り切った性格であり、自己中な所は魔法王国人だけの事はあると言えそうだった)


545 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/30(土) 01:38:01
>>544
【今夜はここで凍結をお願いできますか?】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫ですがご都合は如何ですか?】


546 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/01/30(土) 01:40:17
>>545
【凍結了解しました】
【はい、土曜日の22:30からで大丈夫ですよ】


547 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/30(土) 01:43:49
>>546
【ありがとうございます】
【では、次回は土曜日の22:30からでお願いします】
【いつもの通り伝言板スレでお会いしましょう】

【お疲れさまでした】


548 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/01/30(土) 01:45:14
>>547
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた土曜日の22:30に伝言板にてお会いしましょう】
【お疲れさまでした、冷え込んでいますので、暖かくしてお休みください】
【それではおやすみなさい】

【スレをお返しします】


549 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/30(土) 01:50:41
>>548
【ありがとうございます。また冷え込んできてますから、そちらも暖かくしてお休み下さいませ】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


550 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/30(土) 22:33:32
【ロール再開にスレをお借りします】


551 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/01/30(土) 22:39:00
【スレをお借りします】


552 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/30(土) 22:40:54
>>544

はい、これ程遠くなければ別邸をここに買い求めたいくらいです。

(気候が祖国に近いこともあり気に入っていて、一週間以内の移動で来れるものなら)
(大きくはなくても本気で別荘の一つでも欲しいと思っていた)


新しく迎え入れた助手というのも無理なのですか?
殺人と云ってもそれでは操った本人が負うべき罪ではないですか……。

(何とか会う手段を作れないものかと思いつつ、弟子入りした助手として同行するのは無理なのかと問い掛けて)
(ソフィアの罪については理不尽に感じられて怒りが沸々と湧き上がるが、マーサのアドヴァイスを思い出し堪えて)
(自分が、エレノアに意識を乗っ取られていた時に犯した殺人まで自分のせいにされては堪らないだろうと想像していた)

…………。
解放の可能性はあると云ってもそれでは……。
新しい良い血筋って……。

(ゼノビアの叔父の性格の悪さには呆れて言葉も出なかったが、今の所有者が奴隷解放に賛同してくれていることが唯一の救いに感じたが)
(そもそも本来の持ち主である自分に関係のないところで売買されたことは不愉快で、腹が煮えくりかえる思いをしつつ黙って聞いていたが)
(解放条件を聞き自分がと口から出そうになり慌てて飲み込んで、もし自分が奴隷となりソフィアを解放しても)
(攫われた時の経緯を思い返せば喜ばれる可能性は低く思える上に、話を聞いたソフィアが悲しむ姿もはっきりと脳裏に浮かんで)
(ふたりで都に戻らなければ意味がなく、自分が代わりに立候補する言葉をギリギリな所で押し留めていた)

【今夜もよろしくお願いします】


553 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/01/30(土) 23:16:39
>>552
そうね、正直ここで暮らすのもひとつの手かも知れないわよ。
冗談よ、それが出来れば苦労はしないわね。

(国を捨ててここで過ごすのも良いと真顔で言ってから)
(冗談だと言うが、どちらか判別しかねる表情だった)


「いえ、会えるのは会えるわ、ここでね」
「勿論そうだけど、誰が立証するの?という事」
「私は現場に居て、尚且つ魂に干渉する魔法を用いている事を知っているから看破出来ただけで」
「物証は何一つないのよ、理不尽だと怒る気持ちは理解しているつもりだけれど」

(公邸に連れて来られる機会に会うのは可能だと言って)
(罪については自分だからわかるだけで余人には感知も出来ず)
(またゼノビアには叔父をどうにか出来る訳ではなさそうだった)

「そうよ、身代わりを出して、尚且つ私の叔父の元で嬲られる運命が待つわ」
「新しい良い血筋とはすなわち、王族や貴族の血筋の事なのはわかるわね?」
「そして、その為に呼んだのよ、ライラを」

(レナの言わんとする所については理解していて、代弁するが)
(その犠牲はレナではなくライラが対象だと言ってのける)

……どうして、それを?

(少し黙ってからゆっくりと口を開く、ほぼ誰も知らない事のはずだった)


【こちらこそよろしくお願いします】


554 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/31(日) 00:19:36
>>553

それはそうですけれど……。
えっ、あ、やはり冗談ですよね。

(自分にはそれは許される筈もなく、それに娼館の後ろ盾が無ければオリヴィアのように商売をして暮らしを立てる自信もなく)
(困惑の表情を浮かべるが、冗談と言われて付き合いが浅いこともあり分かり難いと内心思っていた)


会わせて頂く訳にはいかないのですか?
立証するって……、魂に干渉する魔法が使えるのであれば叔父さまの魂に干渉して罪悪感を抱かせて自白させることも可能なのでは?

(ひと目でも良いから会いたいとの気持ちが募って、言葉を交わせなくても見るだけでも出来ないかと思っていた)
(ゼノビアが言うことも理解は出来たが、そのようなことは魔法を使える物が見れば分かりそうで)
(自白させることは出来ないのかと思っていて、その様な者を野放しにしている国家に)
(大后さまが嫌う意味が何となくわかる気がすると思っていた)

やはりそういう事なのですか……。
良い血筋って……、誰でも良いと言う訳では無さそうですね。
……えっ、ライラさまをって??

(魔石を介してゼノビアと言葉を交わした時のことを思い出し、やはりそういう事で呼ばれたのかと思って)
(自分が標的であると思い込んでいてゼノビアをじっと見つめて、貴族でも小国の下級貴族のマーサや)
(見習いのレナ、オリヴィアが呼ばれていない所を見ると貴族であれば誰でも良いと言う訳ではなさそうと感じて)
(それなり以上に高貴な血を引いている必要があると思っていて、そういう事であればエレナに石が送られなかった理由も何となく察していったが)
(自分ではなくライラをゼノビアが指名したことに意表を突かれて驚きの表情を浮かべる)

ライラさまの出自って…………一体?

(意外そうに口を開いたライラを見つめて、そう言えばエレナさまは自身から色々と過去を聞かせてもらってはいたが)
(ライラさまのことは後継者に選ばるまで殆ど知らず、いまも必要な時意外接していないので何も知らないことに改めて気づいて)
(わざわざ指名するくらいであれば、ただの貴族や王族ではないはずで本人の口からその後の話があるのかどうか黙って成り行きを窺っていた)


555 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/01/31(日) 01:00:44
>>554
ふぅ、あまり冗談が伝わらないのよね、貴女に限らず。
良く言われるのだけれど、性に合っていないのかしら。

(困惑するレナを見て苦笑しながら、ポツリと零す)
(どうやらライラなりに気を遣っている様ではあった)


「会えるわよ、ここでなら」
「お話しも出来るわ」
「……魂に干渉する魔法って、誰にでも使えるものでは無いの」
「本来なら王家本流も知らない私の血族の秘伝……」
「そして、私は過去の過ちからそれが出来ないのよ」

(ここでなら会えるし、話せると言い切って)
(その後の質問についての返事を返していくが、何かの因縁があって制約がある様子だった)

「ええ、そうよ、誰でも良くはないわ」
「だからライラを呼んだのよ、ここに来るまで隠してきたのは流石ね」
「私が知ったのはそちらの太后に繋ぎを取った際に、ね」

(叔父の性の悪さは確実で、それなりの地位の人間しか相手にはならないと言って)
(意外さに驚くレナに、ライラが標的で、それは織り込み済みだと示唆した)

正直、策を聞いてもピンと来なかったし、極少数しか知らない事を知られている不信もあったわ
何せ私自身が成人するまで知らなかった事……私は大公の娘よ、正室や妾の子では無いけれどね

(ゼノビアの情報源を聞いて、嘆息しながらそういう事かと呟くと)
(自分が大公が影で作った子だとレナの方を向いて言った)


556 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/31(日) 01:42:26
>>555

あの、わたくしに関して言えば付き合いが浅いからで……。

(何とかフォローしようと思うが、却って墓穴を掘っている気がして言うの止め)
(生真面目そうで冗談は一見言わなさそうだから仕方ないと思ったものの)
(今までよりは親近感が湧いてクスッと小さく笑い声を漏らす)

では、一週間後に会わせては戴きたく思うのですが駄目ですか?
誰にでも使えるものではないって……。
……この前はエレノアさんに教えたと言っていましたものね。
過去の過ちって……、ですけれどわたくしには直接ではないにせよ使ったのですよね?

(連れては行けないがここでなら会えると言う言葉に首を傾げ、ここに連れてきて貰って僅かな時間でも会えないかと問い掛けて)
(今まで学んだ魔法書にも魂への干渉する方法は書かれていなくて、どういう条件下なら使えるのかピンと来ず)
(血縁関係があれば防御法も知っているのかもと朧げに推測して見る)
(王家も知らないのであればエレノアが知っていないことに納得して、そういえば教えてやったといっていたことを思い出し)
(過去の過ちが何か知らないが、本人が使うのでなければ教えるのかと冷ややかな視線で見つめて)
(そもそも自分の拉致が無ければと改めて思っていた)

でしょうね。お互いに遠縁にあたる伯爵家の令嬢のオリヴィアさまでも駄目のようですから。
ライラさまを呼ぶ理由がわたくしには解しかねますが……、もしかして王族の血を引いている隠し子とか?

(エレノアにゼノビアとここ数ヶ月で遠縁にあたる人物が増えたなと、何か他人事のように思っていたが)
(オリヴィア自身が大后さまの遠縁と名乗る以上、結局はオリヴィアもかなり遠縁だろうが自分からみて血縁関係があることになり)
(それほどの血筋で駄目なのに何故ライラさまがと不審に思い、先王が何かの拍子に手を付けた女性の子でご落胤なのかと想像してみるが)
(確証もなく冗談めかして言った時に……)

えっ!? えぇぇっ!! ライラさまが大公さまの娘…………そんなことって……。

(淡々と語るライラさまに驚きを禁じえなくて完全に虚を突かれて驚きの表情を浮かべて)
(確かに大公さまの年齢であれば子供がいても可笑しくはないが、正室でも妾でもないということは)
(自分の様な娼婦が密かに授かった子か、どこかで行きずりの女性に作らせた子ということで)
(王だった伯父のように妾が1ダース以上居るのも考えものだが、妾にもせず子供を作った大公さまどどうかなと少々落胆していた)


557 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/01/31(日) 02:53:07
>>556
良いのよ、無理にフォローしなくとも。

(苦笑を浮かべながら、どうにも苦手だなどと考えていて)
(レナが小さく笑うのを見て、少し驚いた表情を浮かべていた)

「ええ、それは大丈夫よ、ここで会えるわ」
「だけど、調教途中という事と、調教師ギルドの所有で私には手が出せないし、奪う様な事をして公然と敵対も出来ないわ」
「私も執着しているからという事で10日に1度借り受けているのだから」
「下手に救おうとしたら何処に連れて行かれるかわからないの、だからここで会うので今は我慢して欲しい」

(ここでしか会えないのは本来どうなるかわからない所を、自分がソフィアを嬲っている体でこの街に留めているからで)
(下手に救出を企てれば何処に売られるかもわからないと、今は1週間後に会うだけにしてもらいたいと言って)

「……真偽はともかくとして魔法王国は魔王を封じたという事から生まれた国」
「巫女制度もその頃からの伝承で、強い魔力で魔王を倒したという事から来ている」
「私の祖はその魂を封じたという事で、強い力と合わさる事で偉業を為せたのだけれど」
「強力になり過ぎる為に分かたれた……叔父は私の母の兄に当たり、本来は知らない術よ」

(自分たちの血族の秘伝だった事を説明し、叔父は本来の血族では無い事を口にして)

「私は世間知らずで、だから辱めようとした叔父に毅然と立ち向かったソフィアに憧れたわ、年下だけど」
「国に不信を持っていたのもあって、出ようとしたのだけど、エレノアくらいの王族でもなければ女の権利が無いのよ」
「家中を支配していた叔父は秘伝の存在をどうやったか知っていて、国を出るならそれを教えろと言った」
「魔法王国民らしく、侮っていた私は教えた……その上で私が最初の実験台にされた」
「少ない魔力ながら、技量は凄まじいのを知らなかったのね、後の祭り」
「実の姪に薬を盛って、犯した上で支配の魔法を掛けられた……幸い防御術があったのと深奥まで教えなかったので、完全支配には及ばないけれど」
「直接、具体的に可能な事を命じられれば従わざるを得ないの、それでそうなった……ごめんなさい」

(過去の過ちの内実を簡単に話し、完全では無いが叔父の支配を受けている事を告白して)
(レナに頭を下げて、謝罪をする)

そうよ、大公の娘……私の母は大公家の使用人として務めていたけれど、ある時に関係を持ったらしいわ。
孕んだ事を知った母は何も言わずに退職し、貴族や王族から身を隠す為にスラムに行って、私を産んだ。
そこで育った私は何も無いので娼婦になろうとした所でエレナ様と出会い、色々教わって今に至るのよ。
……今は認知もされ、ちゃんと継承権まであるけれど、だからこそ餌になるのね。
敵対する国の王族、しかも国軍の矛と呼ばれる者の娘を屈従させるのと、そして。
それは矛を突き刺す理由になるという、ね。
大公の武力を以て、叔父とやらを討たせ、自分とソフィアを解放するのがあなたの目的ね。

(事情を説明していくが、ライラ自身も成人して知った事実の為に他人事のように話すが)
(策の内実は流石に自分の事だけに渋い顔をしながらも同意せざるを得ないと考えている様子だった)


【済みません、ここで凍結をお願いします】
【次回は金曜日の22:30からとなります】


558 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/31(日) 02:58:42
>>557
【了解です。ここで凍結にしましょう】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です】
【伝言板スレでお会いしましょう】

【お疲れさまでした。2日間楽しかったです】
【昼間は暖かくなりましたが、夜はまだ冷え込みますので暖かくしてお休み下さい】


559 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/01/31(日) 03:02:08
>>558
【ありがとうございます】
【では金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】

【お疲れさまでした、私も2日間楽しかったです】
【寒暖差が激しいですが、お互い気を付けましょう】

【ではお先に失礼しますね、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


560 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/01/31(日) 03:04:26
>>559
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


561 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/05(金) 22:29:51
【ロールの再開にスレをお借りします】


562 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/02/05(金) 22:33:08
【スレをお借りします】


563 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/05(金) 22:34:51
>>557

申し訳ありません。
ライラさまはとても真面目な方ですから、冗談を言われるのが想像できなくて……。

(エレナのように直に接することが少なく、人となりを知る機会もあまりなく)
(ライラは取っつき難いというイメージがあって、冗談を言うこと自体新鮮な驚きではあったが)
(驚かせたことを頭を垂れ詫たあと、今までよりは親近感が湧いて微笑みを再び浮かべた)

分かりました。
またどこかに連れて行かれるのは困りますから、今回はソフィアさんの元気な顔が見られれば取り敢えずは安心できます。

(説明を黙して聞きながら、ソフィアを好き勝手にしている相手に怒りが込み上げてくるが)
(今は救い出すことが目的であり、それを阻害する要素を持ち込まないようにするのが最優先であって)
(どんな姿になっているか分からないが、会って無事を確かめることに専念することにして頷く)

少しだけわたくしの祖国に似てますね。
わたくしの祖国も人を喰らっていた龍を太祖さまが倒されて、その遺骸の上に国を作ったという伝説がありましたから。

(ゼノビアの話を興味深く聞いて、古い国に有りがちな神話のような伝説がレナに国にもあり、雷に鍛えれれた剣で太祖が龍を倒したという話をして)
(魔力より鍛え上げられた肉体が全てという国の気質が作られたことに思いを馳せれば、王家の衰退もあるが自分の異質さも感じていた)

ソフィアさんらしい話ですね。
……そんなことがあるのですか?
ゼノビアさまのお父上さまはどうされていたのですか?
娘が良いようにされるのを黙認していたのですか?
お話を聞く限りでは、貴方がエレノアさんを焚き付けわたくしの意識を乗っ取ろうとしたのも、今回のことも叔父上の指示だったのですね。
そういうことでしたら、謝罪は受け入れます。

(辱めに対し毅然と立ち向かったソフィアの姿は容易に想像がついて、らしいなと思い自然と笑みが溢れる)
(王女であったエレノアほどの地位がなければ女性の権利がないとの言葉に、レナの国の価値観では考え難く驚き)
(ゼノビアの話に出てこない父親が、義理の弟が好き勝手するのをなぜ許したのか訝しんで)
(レナの拉致計画の大元は自分の同じ歳の従姉妹であり、それに魔法王国が協力という形で便乗したのを失念して)
(エレノアが自分を支配しようとしたのも、エレノアに自分のことをゼノビアが教えたのも叔父の仕業なのか断定的に言って溜息を吐き)
(魔石で会ったときほど悪い印象のないゼノビアの謝罪を受け入れて、少しだけ優しい表情を浮かべる)

お手が付くというやつですね。
エレナさまですか…………。本当に凄い方です。
……あの、であるならばわたくしがここに来るように導かれた理由は何なのでしょう?
今までの話を聞いていると、ソフィアさんの身柄の受け取りに呼ばれた訳でもなそうですし……。

(祖国でも王族や貴族が、奉公人や行儀見習いで来ていた自分より低い階級の美しい女性に手を出し孕ますことはあることで)
(大公さまならば無いことではないと納得するが、ライラが餌であるならば自分が呼ばれた理由が分からず)
(魔法王国の王族たちに、強い魔力を秘め潜在能力が高い王家の血筋の一人であると認識されていることを知らず)
(もしかしてゼノビアの叔父が何か仕掛けてくる気があるのか警戒して、窺うような視線でゼノビアを見つめる)


【今夜もよろしくお願いします】


564 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/02/05(金) 23:36:56
>>563
謝る事は無いわ、私との接点はあまり無かったでしょうし。
そういう時もあるという事ね。

(真面目なのは間違いないが、普段の姿はは責任感から来ている部分もあって)
(特に普段触れる機会も無く、またその機会が小言だったりした事もあって印象は悪いのは自覚していた)

「理解してもらえて助かるわ」

(取り敢えず納得してもらえた事に安堵したのか軽く息を吐いて)
(直情径行の気があると聞いていたし、魔法石越しの会話でも感じていたので)
(意外と感情を抑えられるというのが実感だった)

「本当の所はわからないけど、古い国ほど大層な話が元になってる気がするわね」
「歴史だけ古くても増上慢では話しにもならないと私は思っているけれど」

(魔法王国然り、レナの故国然り、歴史が古い大国は割と大層な創業神話を持っていて)
(それは結構だが、驕り高ぶっていては仕方ないとはっきりと自分の故国を批判していた)

「そうでしょう?私も見るまでは評判だけだと思っていたのよ」
「単にじゃじゃ馬か、良くある旗印にする為の謳い文句かとね……まさか小国とはいえ、一国の姫が剣で切り込んでいるなんてね」
「見た目は綺麗だったけど、いきなり胸を掴んだのを手首を掴んで捻り上げたのだから、痛快だったわ」
「ええ、決められた通りに生きる事を強要されるわ、庶民はまだ緩いでしょうけどね」
「父は私に秘術を伝授し終わった後、何者かに毒殺されたわ」
「……エレノアの件は貴女を拉致する計画があり、それに便乗したもので、彼女に魂遊離の術を掛けて、移動可能にしたものを叔父の手下に渡したわ」
「あれはどこかのスパイが資金供与を求めて情報を流してきて、それを叔父が王家に恩を売る為にやった事ね」
「ありがとう……」

(ソフィアの話を割と興奮気味に語りながら、自分の事は顔をしかめながっら説明する)
(父親の毒殺はそもそも秘術の存在を知っていた叔父が仕掛けた可能性もあると思っている様子で)
(エレノアの件は便乗であり、その大元は違うが、魂を切り離したりなどは叔父の指示だったと明言する)

そうなるわね、自分でも驚いたけれど。
ソフィアの身柄を受け取るのもそうだけど、それ以上に証人としての役割ね。
後はレナ自身の身柄を守る為……ね、商用で公的に訪れた以上は道中も護衛していたのでしょう?

(成人してから王族と言われてもピンと来ないのが実際で、驚いたのは本音だったが)
(レナの役割はひとつには部下として来た事で公の立場として国営娼館の長であり、大公の娘が犯罪者ギルドに拉致された事を知らせる事が出来)
(しかもクレイトンが居れば、彼の爵位がそのままの為に発言に重みを負荷出来た)
(また、恒常的に狙われる状態になったが、商用の馬車で移動していた為、道中で商業ギルドや組合が常に護る体制に入る事を見越していて)
(この街自体もそうしたサービスが売りだったので近隣に来てからはかなり厳重に守られていた事を指摘する)

「その通りよ、私も証言はさせてもらうわ」
「叔父の秘密も含めて伝えないと幾ら精強な軍でも勝てないからね」
「レナは自分が常に魔法王国から見られている事を忘れない方が良いわ」
「ある意味王族扱いだけど、だからこそ巫女にしたいと思うものだっているから」

(自分もエレナたちに証言し、また倒す為に協力は惜しまないと言って)
(レナには危険を意識する様にと忠告して、後聞きたい事は無いのか、と問い掛けた)


【こちらこそよろしくお願いします】


565 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/06(土) 00:58:49
>>564

実際にソフィアさんとはどれくらいの時間話しをしたり出来るのですか?
もし話す時間を頂けたとして、お菓子を持って来て食べながらお話ししても宜しいでしょうか?

(かなり久々に会えるのは嬉しいものの、顔を見るだけでなく話をする時間があるのかどうかも気になり聞いてみる)
(二人で屋台で食べたお菓子がここでも手に入るのなら、それを持って来て一緒に食べながら話せればより話が盛り上がるはずで、それも可能なのかも確認しておく)

そうですね。
本で読んだだけですが、もうかなり昔に滅んだ国では天から降りてきた神々が大地に手を翳して国を創ったという伝説を持った国もあったそうですから。
国に愛着を持ち自信を得るのも良いですが、過ぎたるは及ばざるが如しですからね。

(かつて読んだ本の中にあった話しを例示したりしながら、自国愛を持つのは良いことだが)
(それが慢心になり、いつからか国の難事には雷が鍛えた剣が全土を守るなどと根拠のない話も加わり)
(近隣の国を圧迫したり卑下したりした結果が自分たちに返ってくることもあり)
(祖国はそれが嵩じたのも滅亡した一因であるとも思っていて、ゼノビアの批判も通じるものを感じて頷く)

わたくしは…………、ソフィアさんの国のことには疎くて、姫将軍の話も太祖の話と一緒で伝説と思ってました。
……それは申し上げるのは失礼ながら、ゼノビアさまの叔父上さまにもかなり問題があると存じますが。
それは王家に生まれた姫ならば多かれ少なかれ同じですし、姫に限らず男子でも同じ様なものですよ。
……毒殺ですか? 辛いことを思い出させて申し訳ありません。
拉致というか誘拐とエレノアさんの件は別々に企てられたということなのですね?
話を聞けば聞くほど踊らされたエレノアさんの哀しさを感じます。

(レナも北の小国ことは多少知ってはいたが、あまり具体的な情報はほとんど耳に入っておらず)
(祖国自体が遠く離れた資源も乏しく貧しい国に興味がなかったこともあり、出入りの商人から姫将軍の話は聞いたことがあったが)
(古の伝説だとソフィアに会うまでかってに思っていたことを頬染め恥ずかしそうにしながら告白する)
(王家の子女に自由があることは少なく、その分生活が保証されている部分のあるのだと功罪半ばと思っていて)
(祖国が滅びなければ、自分も決められた通りにの人生を送っていただろうと思っていた)
(毒殺と聞き驚きの大きく息を吸い込み、空いた口を手で隠して、辛い話を聞いてしまったことを謝る)
(拉致には従姉妹が嫁いだどこかの国とは認識していたが、魔法王国にうまいこと利用されたことは分かっているのだろうかと思わずにはいられず)
(なんとかして健康な身体を欲したエレノアも、本人の知らない所で利用された悲哀を感じていた)

確かにスラムで生まれて、後から聞かされれば俄には信じ難い話ではありますね。
証人として……ですか?
はい、確かに途中からはかなり大きなキャラバンになっていましたけれど。

(はっきりとは分からないが、自分がもしライラの立場だとして想像してみれば驚きが大きいどころの話ではないと思っていた)
(証人としての役割と聞かされて表情を引き締め神妙に頷く)
(言われてみれば、旅の途中では然程ではなかったものの、この街が近づくにつれ)
(商人たちの馬車が合流し一大キャラバンになっていたのを思い出し、ただ単に一本道だからって訳でもないのかと納得する)

ゼノビアさんの言葉を信じます。
わたくしなど相手にしても良いことなどあるとも思いませんが……、ご忠告感謝します。
かつて大后さまが魔法王国にまだ居られた頃、大后さまに魔法の基礎の手解きをされた方のことを何かご存知ではありませんか?

(ゼノビアの言葉を鵜呑みにして良いものだろうかと少し疑念を抱くが、利害が一致している間は大丈夫だろうと自分に言い聞かせる)
(潜在的な魔力は兎も角、それ以外にはあまり利用価値があるようにも思えなかったが、忠告だけは有り難く受け入れることにして一礼する)
(やはり老師さまが魔法王国に関係があるのか気になっていて問い掛ける)
(老師が魔法王国の平民の出にも関わらず、大后が生まれるまでは王国内でも最強の近い魔法使いでもあり)
(王国中でもかなり特殊な例で、特別扱いを受け貴族階級に叙せられていたが、国に嫌気が差し逃亡したことは知らなかった)

【お待たせしました】


566 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/02/06(土) 01:56:30
>>565
「それなりの時間はここにいるわ、話せるのは小一時間くらいかしらね」
「え?お菓子?別にそれは構わないけれど……」

(詳細は言わないが、小一時間は話せると言うが)
(お菓子を持って来てと言われ、予想外の質問だったのか怪訝そうに返答していた)

「慢心すればすなわち滅びの道」
「祖国もすでに歩き始めているみたいね」

(呆れと諦念の混じった表情で遠からず滅びると言って)
(今回の件はその引き金になるだろうと考えている様子だった)

「そう思っても不思議は無いと思うわ、戦果も十分だったし」
「問題は大アリ、むしろ問題しか無いと思っているわよ」
「……そうかも知れないわね、いえ、過去の話だわ」
「哀しさ、ね……」

(女性が、それも王女が剣を持って先頭切って戦い、実績を上げるなど普通に考えられない事で)
(女と言っても大柄の見た目男だったり、単に実績を捏造したものだと大抵は認識されていると言って)
(叔父については憎しみしかない様で、吐き捨てる様に言うと)
(エレノアには何とも言えない表情を浮かべた)

エレナ様に言われたのでなければ信じなかったと思うわ。
そうよ、複数の訴えが必要だからジゼルと貴女たちなのよ。
ええ、ああなれば下手に手を出せば幾ら大国でも被害を受けるから。

(実際、誰に言われても信じなかったと真顔で言いながら、エレナへの信頼を見せて)
(№1娼婦であるレナは各国の王族や商人も抱きたがっていて、それはすなわち彼女が娼館の主の拉致を訴えれば)
(完全に信じるに足ると判断される事を見越してだった)
(キャラバンになる程で無くても移動の安全を守る仕組みは出来ていて、下手に手を出せない様になっていた)

「感謝します、でも、その自己評価は改めた方が良いわよ」
「……あぁ、庶民出身の人物で当時は最高峰の魔法使い、かなり老齢だったはず」
「太后が産まれた際に魔法王国を害せない様にしたものの、2歳か3歳くらいで太后がそれを看破したのを見て逃亡したとか」
「国政改革をしようとしたけど、腐敗が酷すぎて出奔したとか、そういう話しは聞いた事はあるわね」
「さて、旅の疲れがまだあるみたいだし、次回までに英気を養いなさいな」

(信じると言う言葉に謝意を示しつつ、自己評価の低さは改めるべきだと言って)
(老師については聞きかじりだが、と言って、過去に出奔した老齢の魔法使いがいたと語る)
(ただ、レナが痩せている事は気になるのか、ソフィアが来る日に合わせて静養する様に言った)


(1週間後、公邸を訪れたレナたちを覗き窓がある隠し部屋に入ってもらい、ソフィアの到着を待つばかりとなっていた)


567 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/06(土) 02:02:33
>>566
【すみません。眠気が強くなって来たので凍結してもらえますか?】
【次回はいつが良いでしょうか?】


568 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/02/06(土) 02:03:58
>>567
【凍結了解です】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


569 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/06(土) 02:07:54
>>568
【ありがとうございます】
【では、次回は今夜の22:30からでお願いします。伝言板スレでお会いしましょう】
【今夜はお先に失礼します】
【お疲れさまでした。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


570 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/02/06(土) 02:11:10
>>569
【ではまた22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


571 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/06(土) 22:28:40
【ロールの再開にスレをお借りします】


572 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/02/06(土) 22:32:10
【スレをお借りします】


573 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/06(土) 22:33:38
>>566

ええ、街で普通に手に入るようなお菓子です。
あと、今わたくしのお世話をしてくれている侍女を連れて来ても構いませんか?

(二人の思い出を繋ぐお菓子ではあるが、説明する必要があるとも思えず)
(憶測をされても困るので、街で手に入る極一般的なお菓子だと言って)
(もしマーサも会いたがれば連れてこられるか許可を求める)

きっと、古くからあって改革が上手く行ってない国が寿命を迎えているのだと、わたくしは思っています。

(生き物と同じ様に国にも寿命があるとレナは思っていて、改革なので生き延びることもあるが)
(何もしなければいずれ国は滅びるものと信じていて、祖国は先に滅んだが魔法王国もこれを期に衰退に向かうではと思っていた)

初めて会った時はあまりにも普通の女性で驚きましたもの。黒い髪を除いては。
ですけれど、ゼノビアさまの叔父上さまはそれだけの力をお持ちということですよね。
はい、そういう意味では庶民の方が自由はあるとは思いますけれど、良い生活を保証されている訳ではありませんから。
はい、哀しさです。もちろんエレノアさんに性格的な問題が無いなどと申し上げるつもりはありませんけれど。

(姫騎士が伝説でないことも驚きだったが、メイド服を着ていれば特に優秀な剣士を思わせる要素は少なく)
(レナの印象は、祖国では異国人以外はほとんど見かけない漆黒の髪の色に向けられていたことを懐かしく思い出す)
(ゼノビアが叔父のことを魔力は強くないが、技量が凄いといっていたのはどこかアンジェリカを思わせたが)
(性格や実行力の違いもあり、それなりの策士なのだろうと警戒をする)
(ほぼリーザの受け売りではあったが、娼婦として生活する中でそういう場面が何回かあって自分の考えにもなっていた)
(エレノアの性格の悪さは人形に封じ込められ接するようになってからも感じていたが、それは環境にも問題があると思えて哀れさを感じていた)

エレナさまをご存知なのですか? 
確かにエレナ様は信頼に足る方ではありますが。
それは、ある意味大役ですね。
少し昔を思い出して驚きましたけどね。

(エレナを知っていることに驚きながらも、その交流範囲の広さと信頼されていることに納得の表情を見せる)
(自分の役割を聞いて、いつの間にかに自分の名が知れ渡っていることに苦笑しつつ、役割については気を引き締めて真顔で頷く)
(護衛されることも、列がかなり伸びていたことも巡視や行事で馬車に乗り街に出た時を彷彿とさせて、懐かしさを感じて笑みを浮かべる)

……そんなにわたくしの自己評価に問題がありますか?
マーサさんにもよく指摘されるのですが、ですけれど少なくとも魔法に関しては潜在能力以前に初心者ですし……。
…………やはり老師さまはそういうお方だったのですね。
ありがとうございます、そう致します。

(マーサにも自己評価が低すぎると言われてもあまりピンと来ず、「母上に比べれば」と言えば)
(思い出補正と少しマザコンの気があると指摘されて、容姿については少し認識を修正しつつあったが)
(魔法に関しては完全に素人に毛が生えた程度で、そもそも封印が何とかならない限りどうにもならないのではと疑問を抱いていた)
(老師の話を聞き見識や国のことを話したがらなかったことに納得して、もう一度会いたいと思っていた)
(一度魔石の映像越しにでしか会ったことのない相手にも心配されて、そんなに窶れて見えるのかと少し驚きつつも)
(指摘には感謝しして体力の回復に努めることにした)

……ソフィアさん、まだ到着しないのでしょうか?

(結局はクレイトンもあまり大ぴらに情報を集めることが出来ず、街のどの辺に居そうだ程度の漠然としたものしか無く)
(逆に食材の買い出しや何かで街に出る機会の多かったマーサが、店の主と仲良くなり世間話や噂という形でもたらした玉石混交の情報の中に)
(かなりソフィア近辺に迫るものもあったりしつつ、一週間はあっという間に過ぎて)
(レナもかなり回復はしたものの、ソフィアを送り出した頃よりはまだ先の細さを感じさせてはいたが)
(久々にソフィアに会える期待で、昨晩から興奮状態で今か今かと到着を待ち侘びていた)


【今夜もよろしくお願いします】


574 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/02/06(土) 23:55:01
【またNGワードみたいです】
【今、避けられないか模索中です】


575 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/07(日) 00:00:42
>>574
【承知いたしました。お待ちしてます】
【「かける・様」がないか確かめてみてください。「かける・様」であれば「かけるよう」に書き換えれば書き込めるようになりますよ】


576 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/02/07(日) 00:02:58
>>573
「別に構わないわ、意外に思ったけれど」
「余計な事をしなければ侍女と護衛ひとりくらいなら良いわよ」

(何故お菓子なのかというよりは見た目淑女なレナからお菓子というフレーズが出た事が意外で特に止める必要も感じず)
(侍女についてもそれは必要だろうという認識らしく護衛も含めて構わないと言った)

「寿命、そうかも知れないわね」
「古の伝承に拘泥している時点で大事にするのとは違うはずなのに」

(レナの言葉に同意しながら、滅ぶ祖国を想像しているかの表情だった)

「普通、では無いと思うけれど、まぁそうね」
「叔父は甘く見られがちなのよ、だけど常に謀を好み、それを用いる事を躊躇しない異常者よ、そして権限の使い方に長けている」
「そうね、何が良いなんてわからないわ、私もここに至るまでは町を彷徨い、日銭を稼いできたから、ある程度はわかる」
「……そう思われるのは屈辱なんでしょうけど、そこまで考えてもらえる事が幸せと気付けば良いわね」

(美人の部類だし、レナの美貌とは違うが人目を惹くのも間違いなさそうだが、レナの普通とは何なのかと思いつつ)
(叔父については最大限の警戒をしてもまだ足らないと警鐘を鳴らして)
(エレノアについてはそう思われるだけでも幸せだろうと言った)

「ええ、過剰に低く見過ぎで自己を軽んじているまであるわ」
「魔法は潜在能力があれば子孫には引き継がれるから、そういう事もわかっておきなさい」
「……ご存じみたいね」
「ええ、明らかに痩せているわ」

(自分への評価が低い為に危機への備えも遅く、魔法王国からすればレナ当人よりも先を見ていると言って)
(老師の事を知っている感じを見ると、それを見破られて良いのだろうかと思っていた)
(明らかに痩せていると言って、帰らせるのだった)


(前もってレナたちを隠し部屋に入れたのはひとりで訪ねて来るわけでは無いからで)
(通常面会する為の場所とは違って地下に謁見用の場があり、その脇に隠し部屋はあった)
(地下は街の地下道に通じているのか数人の話し声が聞こえて来るとややゼノビアの表情に緊張が生まれる)
(裏組織と会う場なので、ここにはゼノビアだけが腰掛けて待っている形だった)
(まず調教師組合の男が現れ、リードを持った手を引くとソフィアが姿を見せる)
(丈が極端に短い上にタイトなスカート部分に身体の前はほぼ乳房だけを隠すだけで背中は開いたワンピースで)
(足元はヒールを履き、腰に引っかける幅広なベルトをした姿は性的接待を目的とした下賤な店の従業員そのもので)
(それでも姿勢は良く、品位を失っていない)
(口にボール状の枷を嵌められ、後ろ手に拘束、更に股間には貞操帯らしきものがあり、目は情欲に潤んでいた)

『ここまでなっても、まだ堕ち切らねぇ、前に惚れクスリの媚毒を浴びてるからかなり今も苦しいはずだが』
『明日早朝に引き取るから、宜しく頼むよ、領主様』

「……叔父から新たに王族の調教奴隷を所望されているはずだが、手配はまだと聞いている」
「こちらで手配をするから、こやつを譲渡してもらおうか」

『そう簡単に王族何て捕まえられないからな、手配はありがたいが……明日から30日はこいつの調教は続けさせてもらう』
『その日を刻限に交換でどうだ?』

「では、それで此方も準備する、後は任せてもらおう」

(調教師たちは顔を隠しており、声も変えている感じだったが、そのまま去って行った)
(ゼノビアが走り寄ると拘束を外し、貞操帯を取ると張り型付きで、口枷を取るとそこも張り型が付けられていた)
(むせ返りながら謝意を示す姿は以前よりも艶が増していたが、ソフィアそのものだった)


【こちらこそよろしくお願いします】


577 : ライラ ◆KGQRbyv0.. :2021/02/07(日) 00:04:16
>>575
【いけました、書いていると気付かないですね】


578 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/07(日) 00:06:58
>>577
【役にたったようで良かったです】
【そうなんですよね。書いていて予測変換だったりすると余計気が付かないんですよね】


579 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/07(日) 01:11:50
>>576

意外ですか? わたくしもですけれど、多くの女性はお菓子が好きだと思うのですが……。
ありがとうございます。本人が望めば連れてくることに致します。

(そもそも男性の頃からお菓子、特に料理長が用意してくれる豪華な料理より街で手に入るお菓子が好きであり)
(女性の身体になってからその傾向はより強くなっていて、意外と言われることの方が不思議で首を傾げて)
(同行者を許してもらえたことに礼を述べて、マーサとクレイトンに声を掛けようと思っていた)

ええ、その通りだと思います。

(古の伝承を盲信するのは危険であることに異論はなく頷く)

あっ、イメージの中の姫将軍は男性のように背が高く肩幅も広くて声も低い筋肉質な女性だったものですから。
服を着ていれば筋肉は見えませんから、確かにエキゾチックな美人ですけどイメージとかけ離れていたので。
……確かにそういう方いますね。祖国にもいましたもの。
一見穏やかで無害そうに見えるのに、裏で策謀を巡らすことに長けていて、他人を掌の上で転がすのを何よりの悦びとしている方が。
はい、わたくしも話を聞いただけなので、何が良いのかは個人個人で違いますし分からないですね。
エレノアさんもいずれ心の壁が低くなれば分かって頂けると思ってます。

(普通という言い方が悪かったと気づいて、思い描いていたのが乳房があり、髭のない男のような女性であり)
(ソフィアがそうではなかったことに安堵しつつ、本当に剣が闘気が漲っているわけでもなく本当に強いのかなと思ったことを思い出していた)
(祖国にもゼノビアの叔父のようなタイプの貴族が居て、父の側近からあまり近づかないよう釘を刺されていたこともあり)
(そういうタイプならやり兼ねなく、手強いなと小さく嘆息を吐いた)
(自由が良いか、不自由でも生活に困らない方が良いかはなんとも言えず、レナにはあまり実感が湧かず苦笑を見せた)
(話していて基本的に頭は悪くなく、高いプライドと人を見下す癖と、人を近づけようとせず心に壁を作っているのがどうにかなれば)
(きっとエレノアともいい関係が気づけると信じていた)

確かに魔力が子孫に伝わることはありますね。心に留めておきます。
いえ、直にではなく大后さまと話していて、どんな方なのだろうと興味を抱いたものですから。
……やはりそうですよね。

(レナ自身も魔力の強さは魔法を敢えて学ぶことをしなかった母親譲りであり、母親は分家の中ではかなり魔力が強い部類であったことを知らなかった)
(しまったと思いつつも、ポーカーフェイスを装い取り敢えず繕ってみる)
(ドレスの胸や腰やお尻回りが緩くなっているのは気づいていて、そんなにはっきりと分かるくらい痩せているのかと少しショックを受けていた)
(かと言って戻ってから食が急に太くなる訳もなく、体力と体型の戻り方はかなり緩やかだった)

(隠し部屋からゼノビアの様子を観察していて表情に緊張が生まれると、レナの表情にも身体にも緊張が走りギュッと拳を無意識に握っていた)
(結局、マーサはレナに気を利かせ少しでも話せる時間を多くするために、同行を辞退して宜しく伝えてくれるようにだけ頼み)
(クレイトンは同行していたが、ソフィアの姿を見ると悔しさを滲ませていた)
(レナには全く調教師に心当たりは無かったものの、ゼノビアと調教師のやり取りを聞いていたクレイトンは何か考え込むような表情になっていた)

……ソフィアさん………………。

(調教師が去り、ようやく面会を許される段になってレナは色々と言いたいことや聞きたいことがあったが)
(感情が昂り大粒の涙が溢れて名前を呼ぶ以上には言葉が出ず、そのまま近寄ってギュッと抱きしめるだけになっていた)


580 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/07(日) 01:40:54
>>579
「淑女はあまり口外しないものよ」
「ええ、そうして」

(遠回しにあまり公言するものではないと言って)
(連れて来るのは構わないのでと淡々と告げた)

「それだとほとんど男ね……」
「ええ、侮り易く、気が付けばというタイプ」
「そうだと良いわね、立場上他人に決して心を許さなかったのが無くなれば、と願っておくわ」

(それだとほぼ男を想像していたのだなと苦笑する、そもそも今もジュリアという王家の将軍が居るだろうにと思って)
(叔父については警戒してもし過ぎる事は無いと言い切った)
(エレノアについては親近感がある訳ではないが、良い人間関係が出来ればそれに超した事は無いと言った)

「そうよ、そして貴女が産む立場でも良いと考える者もいる」
「……そうなのね、私が知るのもその程度だわ」
「身体が強くないのなら、より気を付けた方が良いわよ」

(自分について良く知りなさいと言って、老師の事はスルーしておく)
(身体が弱いのだろうと思い、そこは自分でも自覚して気を付けるべきだと言った)


はぁ、はぁ……レナ様……?

(レナの声を聞き、驚いた表情を浮かべるがすぐに身体が動かず)
(抱き締められると微かにくぐもった呻きを漏らすが、ハッとした表情を浮かべて)

んぅ、ふ……ぁ……っ。
……っ!?こんなにお痩せになられて……ここまで来られる間に、身体を壊されたのですか?

(すぐに痩せたと看破したのか、そう言うと心配そうに問い掛けて)

「再会を喜ぶのは結構だけど、場所を変えるわよ、あちらの部屋に行きましょう」
「あと、先にソフィアの治療もしたいわね、移動したら先に掛かるわ、一緒に居ても良いから」

(そう言って、謁見した場所の裏にある石造りの通路を通ると応接などを備えた私室に案内する)
(恐らくは泊まりになった際に使う部屋でベッドなどもあり、まずはソフィアをソファに腰掛けさせていた)


581 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/07(日) 01:48:34
>>580
【少し眠気が強くなってきていてレスを作っている間に寝落ちしても迷惑をお掛けするので凍結してもらっても良いですか?】
【次回は10日も可能ですがどうでしょうか?】


582 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/07(日) 01:51:02
>>581
【凍結了解です】
【では2/10の22:30からお願いします】


583 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/07(日) 01:52:58
>>582
【ありがとうございます】
【では、2/10(水)の22:30からまたよろしくお願いします。いつも通りに伝言板スレでお会いしましょう】
【二日間楽しかったです。お疲れさまでした】


584 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/07(日) 01:58:46
>>583
【こちらこそありがとうございます】
【では2/10の22:30にまたよろしくお願いします】
【こちらも楽しかったです、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


585 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/07(日) 01:59:44
>>584
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


586 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/10(水) 22:29:13
【ロールの再開にスレをお借りします】


587 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/10(水) 22:31:47
【スレをお借りします】


588 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/10(水) 22:33:47
>>580

はい、気をつけます。

(遠回しに注意を受け小さく頷き素直に受け入れる)

エレナさまにソフィアさんの話を聞くまではそうでしたね。
祖国で聞いた北方の姫将軍の話は、身長が2mに近い屈強な剣士を一閃のもとに倒したとか、山賊十人に囲まれて掠り傷一つ負わずに斬り伏せたとかの武勇伝でしたから。
どこまで出来るか分かりませんが、最大限の注意を払うようにします。
きっと良い友だちになれるのではないかと思ってます。

(祖国で館に出入りしていた商人から聞いた、北方の貧しい諸国にいる姫将軍と呼ばれていた王族の話には尾ひれがついていて)
(父上と親しかった商人は「大猿のような大女らしいですよ」という噂も聞いていて、想像の中の姫将軍は粗暴な男のような女性をイメージしていた)
(ゼノビアの表情から叔父が侮り難い人物なのは十分に伝わってきて、面識のない人物とは一人で会わないようにとか)
(いくつか注意を受けていることに更に慎重に対処しようと決意を新たにする)
(エレノアに関してはかなり楽観視しているところもあり、打ち解けさえすればいい関係が築けると疑っていなかった)

わたくしに子を産ませたい人が…………。
ありがとうございます。心して気をつけるようにします。

(もう男性に戻れない以上、子を成すことに抵抗感はあまりなく、どちらかと言えば産めるものなら生みたい気持ちもあったが)
(自分を愛し大切にしてくれた上で子供を望んでいる訳ではなく、潜在的な子供の能力対する期待で子作りを望んでいる相手が)
(ゼノビアの話し方から複数人いるような気がして、黙ってそうならないような策は何か無いだろうかと考え込む)
(身体を気遣ってくれたことには微笑み、丁寧にお辞儀をして身体が弱く見えるのだなと思っていた)


はい、わたくしです。
ごめんなさい。わたくしがしっかりしていなかったばかりにこんな目に遭わせて……。

(ポロポロと泣きながら、自分の不甲斐なさに後悔が先に立ち詫びつつ)
(ソフィアのくぐもった呻きに発情して苦しいことを悟り、抱きついていた力を緩めて肩に手を乗せ顔を覗き込む)

前に太ったと言われたからダイエットしただけですから、大丈夫です。
長旅で疲れはしましたけれど、体調は崩してませんから。

(痩せたことに気づかれてしまったという表情を一瞬浮かべたあと、全力で打ち消し)
(前に拉致され不規則な生活をしていた分の体重を落としただけと言い訳して)
(寝込んだことも疲労で食が細くなっただけと誤魔化そうとしていた)

あっ、申し訳ありません。
そうでしたね。ソフィアさんのことくれぐれもお願い致します。
治療が終わったら、同じお菓子では無いですけれど、マーサさんに屋台で揚げ菓子を買って来て貰いましたから、一緒に食べましょう。

(ゼノビアの治療の邪魔をしてしまったことを素直に詫て、すぐに一緒に私室へと移動して)
(腰掛けたソフィアの横に座り、嬉しそうな笑みを見せながらずっと手を繋いでいた)

あっ、マーサさんはわたくしに気を使って、今回は遠慮するけれど宜しくお伝え下さいと言ってましたよ。

(マーサが、なるべくソフィアと自分が一緒にいられるように気を使ってくれたことを伝えて)
(本当は、「早く戻られるのをお待ちしています」とも言っていたが、どこに聞き耳があるか分からずそれは言わずに居て)
(一緒に来ていたクレイトンはソフィアを見て何か言いたそうにしていたが、言わずに眉間に皺を寄せ見守っていた)


【今夜もよろしくお願いします】


589 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/10(水) 23:36:20
>>588
「確かに武勇伝はあるみたいだけれど、そこまで行くと男性でも居なさそうね」
「そうしてもらえると助かるわ……」
「……ええ、なれるならなってあげて」

(実際、普段からは想像もつかない程に苛烈な面があったりはしたみたいだが)
(レナが聞いていた話は男でも居ない様な武勇で苦笑するしかなく)
(注意については本人の意識の問題なので任せるしかなく)
(エレノアに友人がもし出来るならそれは良い事だと思っている様子だった)

「心の繋がりなんて考えに無い人たちだから、そうしなさい」
「……本当にね」

(心が無いくらいまで言いたい感じに吐き捨てて)
(身体については本当に気を付ける様にと言葉を添えた)


いえ、上手を行かれたという事です……。
う、ふぅ、はぁ、あ……。

(レナの所為では無いと言いたいが、言葉の途中で喘ぎを漏らし、瞳は情欲に潤んで)
(本来なら多少の事は取り繕うであろうソフィアがこうなっているのは相当な状態だと見て取れた)

……隠しても、わかります、よ……?

(大きく息を吐きながら、レナが言い訳しているのはわかっていると端的に言って)
(何かを堪える様にして、言葉の続きは出て来なかった)

「もう少し離れてもらえると助かるし、あまり見せたくはないけれど、この際だわ、見ておきなさい」
「あと、魔力を目に集めて魔力の壁を置く様にすれば色々見え方が変わるわよ」

(腰掛けて力が入らない様子のソフィアの前に椅子を置いて向い合せに座ると両肩に手を置いて)
(目を瞑ると聞いた事の無い言語の呪文を唱え始め、同時にゼノビアの肌に何かの紋様が光って浮かび上がる)
(ゼノビアを中心に魔力の奔流ともいえる空間が広がるとふたりを包み込んでいく)
(レナに教えたのは魔法関連による影響が見える様にする手法でそれで見るとソフィアの身体は暗い紫色の澱が纏わりついていた)
(ゼノビアから出た魔力はその澱を消失させていき、時間にして10分程そうしているとすっかりと消えていき)
(ソフィアの息遣いも通常に戻ったが、寝息を立てていて)

「ぜぇっ、ぜぇっ……う、くふ、は……流石にキツイわ……」
「少ししたら起きると思うわよ、ふぅ、はぁ、はぁ」
「纏わりついているの、見えたかしら?この子じゃなかったら完全に堕ちているわ」
「この子は特殊な才能があって瞬時に人格を作る事が出来て、それが魂への干渉を妨げるのよ」
「多分、立場上色んな顔を出さないといけない事が産んだ才能でしょうね、魂に干渉する魔法はそれなりに繊細だから、そうなるのだけれど」

(ゼノビアは完全に息が上がった様子で、ソフィアは寝ていると言って、ぐったりと椅子にもたれ掛かる)
(良く見ると脂汗を書いており、相当な力を使用したのがわかる程だった)

ん、ぅ……あ、レナ様……クレイトン卿も……ありがとうございます。
マーサ様は、あぁ、聞こえていました、でもまた会えますね。

(寝るというよりか軽く気を失っていたのか、案外すぐに気が付くとふたりに話しかける)


【こちらこそよろしくお願いします】


590 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/11(木) 00:49:39
>>589

ええ、噂とは大袈裟になりすぎて困ったものです。
実際は全然違うのですけれどね。
そのつもりです。

(ソフィアと聞いていた姫将軍が同一人物だったのは驚きだったが、ソフィアと話しているうちに噂がいい加減なものだと気づき)
(ソフィアを好きになり信用するようになって今に至っている事に不思議に思いつつも、何か嬉しくて微笑む)
(エレノアの件は小さく頷き、本当は一緒に連れて来たかったが今はどうしているかなと気にかけていた)

…………はい。
ありがとうございます。

(吐き捨てるような言い方に何かを感じて、表情を引き締めコクリと頷く)
(これでも大分丈夫になったと思っていたが、それは言わずにゼノビアが思ったより良さそうな人で安堵する)


ありがとうございます。
ソフィアさん…………。

(情欲に潤んだ瞳と甘い響きを含んだ呻きに、かなりきついのだと察して)
(休めというのも変だし、寝るかと聞くのも変な気がしてただ心配そうに覗き込んでいた)

敵いませんね。
疲れが溜まっただけですし、マーサさんに例の薬湯毎日飲まされていますから大丈夫です。
それより今はソフィアさんの方が辛そうですよ。

(すっかりバレていることに諦めの表情を浮かべてから苦笑して)
(あとに尾を引くような病気ではなく、疲労し過ぎただけと説明して、マーサの薬湯を飲む時の味を思い出しげんなりする)
(ただ今はソフィアの方が発情してかなり参っていることに気づいて、ゼノビアに助けを求めるような瞳で見つめる)

承知致しました。よろしくお願いします。
魔力を目にですか? 意識してしたことはありませんけれど頑張ってみます。

(今はゼノビアに任せるしかなく、言われるがままに数歩離れて用意されていたソフアに腰掛ければ)
(空かさずレナの横にクレイトンは立ち、成り行きを見つめていた。
(魔力を目に集めたことはなく、上手くいくかわからないが目を閉じ集中力を高める)

ありがとうございます。もし良ければこれをどうぞ。
最初はぼやっと暈けた感じでしたが、徐々にはっきりと見えるようになりました。
昏い紫色の物が叔父さまが仕掛けたものなのですね。
それに唱えていた呪文、古代魔法ではないのですか?
……きっとそうなんだと思います。澱から禍々しい波動を感じましから。
ソフィアさん……。

(ゼノビアの施術に敬意の眼差しを向け、脂汗を拭ってもらおうとシルクの白いハンカチを差し出す)
(最初は魔力が安定せず上手く見えなかったが、しばらくして見えるようになり)
(見ていて気分が悪くなりそうな圧迫を感じていて、きっとゼノビアの叔父がしたのだろうとあたりを付ける)
(呪文の文言を聞くのは初めてだったが、それがエレナさまの書庫の中で読んだ古い言語(一部は読めた)で書かれた書物で紹介されていた魔法だろうと思っていた)
(呟くような声で呼びかけ、じっとソフィアを見守りつつゼノビアの説明を聞いていた)

大丈夫ですか? まだ横になっていた方が良いですよ。
ええ、もちろん。マーサさんも楽しみにしてるからって。

(両手を取り握って癒やしの魔法を使おうとするが、もし何かをゼノビアの叔父に仕掛けられていたり)
(魔法が暴走したり逆に拒絶されると制御するのが難しく感じて、手を包んだだけで様子を見ていた)
(マーサが来たいのを自分の為に我慢してくれたことは分かっていて、一緒帰れるようにと励ましていた)


591 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/11(木) 01:51:23
>>590
「噂だけだと化け物だけど、実物はああいう感じだものね」

(想像と噂だけだとあまりにも化け物だが、実際は姫君寄りの人物であり)
(会って話せば印象は全然違うのは面白いと思っている様子で)
(エレノアについてはレナに任せるしか無く、頷いただけにした)


はぁ、はぁ、私は、まぁ……。
薬湯ですか、ふふ……。

(息を荒げながら自分の状態が辛いのはある意味当たり前な感じで口ごもり)
(薬湯と聞いて、微かに笑みを浮かべる)

「礼はまぁ、いいわ……ありがとう」
「筋が良いわね、出来ない人には出来ないから、それ」
「仕掛けたというか、広義ではそうだけど、そこがややこしいのよ」
「……そう、私の血族に伝承された魔法」

(普段からずっとしていたので、当たり前な感覚だったが、その謝意はもらって)
(見えたという言葉に筋が良いと褒めながら、相手の絡繰りは何層もあると零す)
(古代魔法と言い当てるのを見て、少し驚きながらも自分の血脈に残された魔法だといった)

はい、何とか大丈夫です……体力も幸い落ちていませんから。
肌は白くなってしまいましたが……マーサ様には色々気遣われていますね、感謝しかありません。
経緯とか色々ご説明した方が良いでしょうね、また色々とわかった事もありますし。

(取り敢えず発汗もなく、表情も平静に戻っている様子で体力も落ちてはいないと言って)
(日焼けは完全に無くなったと苦笑しながらここに居ないマーサには感謝の意を見せる)
(その上でここまでの経緯などはしっかり説明した方が良いだろうと思い、レナとクレイトンを見つめた)


【済みませんがここで凍結をお願いします】
【次回は金曜日の22:30からとなります】


592 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/11(木) 01:54:35
>>591
【了解しました。今夜はここまでにしましょう】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です。いつも通りに待ち合わせましょう】
【お疲れさまでした】


593 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/11(木) 01:58:29
>>582
【ありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30からよろしくお願いします】
【お先に失礼しますね、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


594 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/11(木) 01:59:31
>>593
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


595 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/12(金) 22:27:55
【ロールの再開にスレをお借りしておきます】


596 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/12(金) 22:31:46
【スレをお借りします】


597 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/12(金) 22:33:54
>>591

そうですね。とても可愛らしい方です。歳上ですけれど。

(ゼノビアの言葉に笑みを浮かべて頷き、性格的には時に自分より可愛いのではないかと思っていた)


ソフィアさん手を。
はい、例の物です。確かに身体には良いみたいなんですけどね……。

(ソフィアの手を取って誰にも気付かれないように声にせず呪文を呟くと、癒やしの魔法が発動して清々しい気が少しだけ流れ込む)
(苦笑を浮かべつつ、一気に効くわけではないが、徐々にだが確実に疲労が取れていくのを感じでいて有効性は感じていたが)
(やはり美味しさの欠片もない味には、マーサは平気な顔で飲むが、レナ自身はまだ慣れずにいた)

いいえ、どういたしまして。
ありがとうございます。筋だけでなく、色々と術を教えてくださる今の師のお陰もあります。
……そうなのですか。
たまたま読んだ魔法書に似たような物があったのを知っているだけで、何かを出来る訳ではありませんけれど。

(筋が良いのかどうかは自分では分からず礼だけ述べて、基礎的な魔法の使い方を教えてくれているアンジェリカが優れているのだと褒める)
(絡繰りについては表情を曇らせて、より慎重に注意しようと心に決める)
(驚いた表情を見せたゼノビアに逆に驚き、たまたまエレナの書架で手にした本がそうだったと微笑み)
(ゼノビアといい、アリーザといい血族だけに伝承された魔法はどれだけあるのだろと少し考え込む)

それなら良かったです。二人でマーサさんに迷惑をかけてはいけませんからね。
そうですね。わたくしより白いかもしれませんよ……あっ。
ええ、マーサさんはよくしてくれていますよ。マーサさん自身はソフィアさんが戻るまでってよく言ってますけどね。
はい、お菓子は後にしてお話しを聞きましょう。

(体力が落ちてないとの声に一先ず安堵して、もし戻ってきて二人して倒れた大変だと冗談を言って)
(自分より色白になったと言おうとして手を並べるが、自分のほうがまだ白く黙ってしまう)
(マーサが仕事をテキパキとこなすのを褒めつつも、いつもの通り友人にとのお願いは断られていて少しだけ表情を曇らせて)
(ソフィアの話にきちんと腰掛けて聞く体勢をとれば、クレイトンも立ったまま小さく頷き静かに話が始まるのを待つ)

【今夜もよろしくお願いします】


598 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/12(金) 23:23:20
>>597
「色々と、ね……ま、良い事よ」
「どう複雑化は追って説明するとして……」
「なるほど、相当な研究家か遣い手ね」

(誰が教えているにしてもすぐにモノにしたのは大したものだと褒めて)
(絡繰りの複雑さは追って説明するとややため息がちに言った)
(たまたま読む程度で知れるものでは無いと思いながら、レナでは無い人物の蔵書だと当たりを付けた)

良いのか、悪いのかわかりませんけれど。
レナさんと私では元々の肌色が違いますからね。
そうですか……仕事と割り切る事を自分に課しておられるのかも知れません。
ありがとうございます、では……。

(体力が落ちていない事を良し悪しというのは何かあった事を示唆していた)
(色白の度合いに関してはレナと自分とでは元の肌色が違うといって笑う)
(マーサについては少し残念そうな表情を浮かべるが、話しを聞くと言ったふたりを見て、姿勢を正して)

まず、ゼノビア様が教えたという魂を支配する魔法ですが、初歩を知っただけでレギン……さ、まは悪辣に改変しました。
体液を介する事で摂取した相手を支配するというのがひとつです、それでゼノビア様をある程度支配下に置きました。
次いで自らの縁戚の男性何人かを完全に支配し、自らの能力を仮託する事も出来る様になったのです。
つまりその人たちに犯されると人格を付与されたり、操られたりするのです。
元々裏社会に通じていた事もあり、その術はそちらにも流出、蛮族にも流れました。

(どうやらゼノビアの叔父はレギンというらしく、そしてその支配は有効なのか抗おうとしても敬語を使わされてしまう)
(その術のひとつが体液を介するもので、それを用いて波及させているという仕掛けを語る)

……あのアリーザはレギン、さ……ま、の親戚が客として訪れ、人格を付与されたのです。
そして自分の一族の秘術が流出……その後はご存じですね。
蛮族に流れたものは邪悪な契約魔法として私に降りかかったものですが、その辺りは多忙で私たちに手は出せなかった。
その中で私が奴隷になった事を知り、購入しようとしたもののクレイトン卿によって阻まれた。
……その頃にゼノビア様が私が存命である事を知り、魂の憑依術でリサという借金を抱えた没落貴族を娼館に入れました。
これは互いに同意の上だったのですが、私とレナ様、そして娼館の関わりを知ってそこに介入したのです。
つまり親戚男性を送り込んでリサさんを支配、ゼノビア様は直接命じられれば抗えないので……私を貸し出す様に交渉したという事です。
そこで私にもその精液を摂取させ、行動と言動に縛りを入れられていました。

(アリーザがレギンの支配に落ちた事で混乱が始まったと言って、端末として使用出来るその親戚が曲者だと語る)
(リサもゼノビアも支配下に陥っていてはどうにもならず、自分もその陥穽に掛かったのだと説明した)
(そこでゼノビアに視線をやり、ゼノビアも相違無いと頷くのをみて、少し喉を示す為に置いてある水差しから水を飲んでいた)


【こちらこそよろしくお願いします】


599 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/13(土) 00:29:46
>>598

理解できるか分かりませんがよろしくお願い致します。
はい、遣い手であり研究家でもあるとは思います。

(絡繰りの複雑さを説明されて理解できるかどうか不安に思ったが、手の内を知っておくのは悪くないと説明をお願いする)
(蔵書に関してはエレナさまが集めたはずであるが、もしかしたらまたオリヴィアがどこかで見つけた本かもしれないと思ったりもしたが)
(真面目な魔法書だったので、きっとエレナさまの蔵書だと思っていた)

そうですか? あるに越した事はないと思いますけど……。
一般的には北の方が色が白い場合が多いと思うのですけれど。
そうなのかもしれませんね。ソフィアさんと自分は違うとも仰ってましたし。
よろしくお願いします。

(何かあったことは察するが、長旅で疲れて熱を出してしまう自分よりは良いと思っていた)
(一般的には北方生まれの女性の方が色白の筈と思っていたが、事実自分の方が白いのは否めず苦笑を浮かべる)
(侍女としての仕事に徹しているのは分かっていて、何度か分は弁えないと言われていて)
(王族と下級貴族、主と侍女できっちりと一線を引いているのだと理解していたが、どこか寂しくも感じていた)
(ソフィアに遭わせて姿勢を正し一礼する)

……確かに悪辣というか、女性を何だと思っているのでしょう。
ことはソフィアさんを救い出すだけでは済みそうにもありませんね。

(レギンの名を口にする時のソフィアの抗う表情を見せつつも「様」をつけるあたりや、体液で支配する法など悪辣で怒りがこみ上げてくるが)
(何かを出来るわけでもなく、それでも男性時代に女性を大切に扱ってきたレナとしてはレギンやその一味は唾棄すべき存在で厳しい表情で黙して)
(味方を呼び寄せ攻めてソフィアを解放しても、その魔法が残っては仕方なく感じて)
(攻撃するのであれば根こそぎにしないと駄目だと考えていた)

アリーザさんもある意味では被害者の一人ということになりますし、もしその客がわたくしを指名していたら……。

(もしアリーザではなく自分が指名を受けていたらと思うと、かなり危険だったはずで)
(祖国との経緯があたっとは言え、アリーザも被害者で利用されたのも一部は事実であり)
(相手が自分の周りで動いているのに気づいて、最終的な狙いは自分なのかとも思って考え込むが)
(魔力が強くても完全には使い物にならず、全てを回避するのも難しいと感じてもいた)

「もし次に見かけたらただでは済まさぬ……が……」

(話を聞いていたクレイトンも相手の悪辣さに、最初はポーカーフェイスをつき黙っていたが)
(堪え切れなくなったのか険しい表情で吐き捨てる様に言ったものの、今は傭兵の時と違いレナの警護が最優先で)
(前のように心のままに立ち回れないジレンマを感じていた)

わたくしと会ったゼノビアさん……いえリサさんは可哀想なことをしました。
ノエルさんが言うには利用されるだけされて殺害されたようですし。
……ソフィアさんの行動と言動に縛りを……それは解くことができるのですか?

(レナの前にゼノビアとして現れたリサは完全に捨て駒であり、その扱い方も気に入らず気が滅入るのを思えていた)
(ソフィアの身体の縛りが解せるのかも気になり、窺うように尋ねる)


600 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/13(土) 01:12:57
>>599
「まずはソフィアの話から聞きなさい」
「追加があれば私から言うわ」
「そう、一度会いたいものね」

(相手の絡繰りについては実際に被害を受けているソフィアが語る方が詳細で)
(補足があれば自分が言うと約束した)
(それだけ研究している人物には会ってみたいという言葉は実感が籠っていた)

……レナ様は特別ですよ。
マーサ様からすれば私は侍女としては異端でしょうから。

(色白についてはレナが特別なので、今更何も思わないと言って)
(マーサのスタンスから考えると自分のやり方などは異端だろうなと思っていた)

恐らくは、術の根本を為すレギン、さまを何とかすれば全て収まるとは思いますが……。
アリーザ様が指名されたのはサロンの担当だったからみたいです。
奥の方は客も選定されていましたから……。
リサ様は術の内実を知る為に消されたのです、誰の手かはもうお分かりだと思いますが……。

(全ての根元を断てば良いといいながら、アリーザとリサについての補足をして)
(クレイトンの言葉にチラを視線をやるが、それは流し目にも似た淫靡な雰囲気を纏っていた)

その時の縛りは今は、もう……ですが、直接に術を受けています。
この紋章に紐付けられていて、大元を断つしかないのかと……。

(そう言いながら髪をかきあげて丸見えの背中を見せるとそこには魔法王国と恐らくはレギンの紋章が刺青されていた)

「ソフィアはその時々で色んな人格を使い分けているけれど、それは本来持っている人格の要素に必要とされる属性を付与したもの」
「だから、それは魂の上に膜を張るようなもので、直接的な介入を避けられる……だから完全支配に陥っていないのよ」
「でも影響は受けるし……何より連れ去られてからが……」

(ゼノビアが引き取ってソフィアの特性として剣士や侍女などの顔を使い分けている事とそれを瞬時に行っている事を指摘し)
(それは偶然ながら魂の本体を守る役割を果たしていたと言った)
(ただ、それでも時間を掛ければ危険らしく、レギンの元に連れて行かれてからの事もあると口を濁す)

……私は連れ去られてからすぐに犯されましたが、それの目的は体液による支配と子を孕ませる事でした。
幸いにも孕まずに済みましたが、意志を縛られ、身体の動きも縛られ、レギン、さ、まの性欲処理と護衛、そして自己顕示を満たす為に過ごしていたのです。
前非を悔いた私は自らに相応しく奴隷となったという筋書で辱めを受けました……更に公的に縛りをする為に白痴の王族に自分を襲わせて、それを討たせたのです。
お陰で私は魔法王国内では永劫奴隷とされています……で、孕まない事で飽きたみたいですが、解放する気も無いので犯罪者ギルドの奴隷にしてここに来たのです。
それを知ったゼノビア様は私に執着し、苛みたいからという事で10日に1度、ここに来させて治療などをして下さったわけです。
犯罪者ギルドは媚毒にレギン、さま、の魔力を帯びた何かを付与して、あの責め具に仕込んでいますが、調教であれを使われるのです。
さっき、何か見えたのはその効果ですね……。

(連れ去られたからの事を説明し、今は普段は奴隷娼婦として働き、2日の調教後ここに来て、また戻るというサイクルだと言って)
(その調教時にもレギンの手法が用いられていて、ゼノビアが解呪をしてくれないとかなり危険な事が見えていた)


601 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/13(土) 02:15:12
>>600

はい、承知しました。
いずれ会える機会もあるかもしれません。
その時はわたくしがご紹介しますね。

(ゼノビアの言葉に小さく頷き、ソフィアの方を向き話が始まるのを待つ)
(ソフィアを上手く助け出した後で都に戻る時にゼノビアが同行してくれば、もしかしたらと思わないでもなかったが)
(今は言えるような確かなことはなく、ただ機会があった時は紹介するとだけ述べるに留まった)

そうなのかもしれませんね。
きっとそうなのだと思います。

(色白については祖国に居た頃から従姉妹にも言われていて、きっと母親譲りで色素が少ないのだろうと認識していた)
(マーサが言っていたのは貧しい国家同士とは言え、王族と下級貧乏貴族の出自を意味していて)
(やり方の話をしていたわけではないが、二人の間で思っていることが食い違っているとはレナは思っていなかった)

レギンとやらと打てばなんとかなりそうなのですね。

「くそっ!! あの時、もう一歩で逃さなければ……」

(レギンの事でソフィアに念を押していると、少し離れた脇で右手拳で左の掌をクレイトンが勢いよく打つのを見、、パンというおとを聞き苦笑するが)
(クレイトンからも前のソフィア救出劇のことは聞いていて、言うことにも一理あり頷く)

確かにそうですね。特にわたくしのお客様は厳選されているようですし。
本当に可哀想な方ですね。……はい。

(奥へ上がれる客はかなり選ばれているが、その中でも自分の相手はかなり厳選されていることには自覚があった)
(リサの顔を思い出し可愛くて素敵な方だったのにと残念に思い、心の中で冥福を祈った)
(敢えて誰か詮索したり名指しをせずに小さく頷く)

くっ……、勝手なことして。

(レギンの紋章がある場所は、流石にレナの紋章が刻めずクライトンの紋章が刻まれていた部分で、悔しそうな表情を浮かべる)
(ソフィアからの視線に気づいたクレイトンは後で任せておけとでも言いたそうに頷いた)

色々な人格を使い分けていたのが、今回に関しては良かったと?
……そうですか。

(必要に応じてとは云え、それが良かったことは少し皮肉めいた気がしたが言わずに頷く)

孕ませるですか?
なんたることを……どういう性格をしているのやら。
永劫奴隷って、あまりにも酷いではありませんか?
そういうことでしたか。わたくしは少し勘違いをしていたようで、申し訳ありません。そしてありがとうございます。
すぐに楽にして差し上げたいとは思うのですが……。

(自分は魔力を狙われてとゼノビアが言っていたが、ソフィアの場合はその身体能力の高さを買われてか)
(ただ辱めをうけた復習だけなのか、会ったことがなく判断材料に乏しかったが聞けば効くほど嫌なヤツだと思い始めていた)
(自分たちの都合で王族を襲わせ、その上で永劫奴隷っていうのは如何かと呆れるが)
(私怨を晴らすためなと考えると異常さに背筋が寒くなるのを感じていた)
(最初はゼノビアを主犯の一人と思い込んでいたことを素直に詫び、礼を言いつつソフィアの話に先程のあれかと頷く)
(今すぐにソフィアのために何かを出来なくてもどかしさを感じていた)


602 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/13(土) 03:04:10
>>601
「それは楽しみにさせて頂くわ」

(紹介される事を単純に喜んでいる様子で)
(探求する事については似た要素を持っている感じでもあった)

ただ……レギン、さま……には奥の手があります。
居城には魔法陣が数多あり、それらで魔力を強大化しながら儀式魔法も行えます。
単に攻めても、陥落させるのは困難ですし、仮に城内に突っ込めても魔法の中に入る様なもの。
あと一歩だったのも罠です、わざと居城に誘い込もうとしていたのです。

(単に討つといっても力押しでは勝てない相手だと言って、クレイトンに助けられた時もわざと逃亡を遅らせていた事も合わせて)
(最悪、手駒にされたかも知れないと告げるが、その表情は真剣でそれだけの事を見てきたことを示していた)

……奴隷は所有を自在に変えられるというのが向こうの主張です。
強奪であれ、何であれ……。
はい、子を為して、王国に貢献しろと言われました……本音は子の親となれば自ら従わざるを得ないからでしょう。
かの国の法では奴隷階級の奴隷のようなものだそうです、実際そういう扱いでした。
ただ、レナ様もエレナ様も狙われていますから、看過は出来ないかと。

(向こうの言い分としてはそうだと言って、異常性に対しての認識を新たにしないといけないと言って)
(すでにレナもエレナも認識していて、従えたいと考えているとも伝える)

「私の失態が大元だから、何とかしたいのよ、私も解き放たれたいし、役得もあったし」
「それはともかくこの刺青はあいつの魔力で魂に烙印を入れているもので、放置していても徐々に浸透するわ」
「それでなくても普段の調教などの影響も出ているし、影響の結果はソフィアの魂そのものだから治療出来るものでもないのよ」
「影響を及ぼす途中、つまりさっきみたいなのだと何とか出来るけれどね」

(自分の失敗が元だから責任は感じているというが、ソフィアの治療にはゼノビアにもメリットがある様で)
(それを誤魔化しつつ、まだ危険な状態なのは変わりないと見通しを語る)

実は今すでにノエルたちが城下に入って慎重に魔法陣の場所を探しているはずです。
ライラ様を送り込むと大公様が攻めこむことになりますが、その直前に魔法陣を破壊します。
これで魔力を上手く使えなくなるので捕縛も処刑も可能になると思われます。

(ノエルたちへゼノビアを通じて指示を出していたのか、すでに動いていると言って)
(これで攻略可能になるはずというが、ライラを犠牲にするのは本意では無い様子だった)


【ここで凍結をお願いします】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


603 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/13(土) 03:27:15
>>602
【レスが遅くなり申し訳ありません。寝落ち仕掛けていました】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした】


604 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/13(土) 03:30:04
>>603
【ありがとうございます】
【では土曜日の22:30からよろしくお願いします】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


605 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/13(土) 03:31:24
>>604
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


606 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/13(土) 22:28:32
【ロールの再開にスレをお借りします】


607 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/13(土) 22:33:56
【スレをお借りします】


608 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/13(土) 22:37:47
>>602

居城に魔法陣がいくつもですか? 
それは厄介ですし、そこで儀式魔法なんてされた日にはどうにもなりませんね。
魔法が効かないか跳ね返せて剣の腕も立つ人物が何人かいればですけれど、そう都合のいい人も居ないでしょうし……。
……最悪の場合、クレイトン卿も敵に利用される可能性があったと……。

(城にいくつもの魔法陣があるのは驚きで、ただの剣士でも剣を使えない魔道士でも突破は難しそうで)
(相手の幾重もの奸計に、どうしたら良いのか手が見つからず押し黙ってしまう)
(ただ、クレイトンが手の内に残ってくれたことは心強く、知っているが故にそれを利用されていたら容易く再度拉致されていただろうと思っていた)

「悪辣な……、剣を取っての戦いなら敗けない自信はあるのだが……」

(もう少しで討てそうだったのも罠と聞き、悪辣さに怒りは隠せず握った拳が震えて)
(魔法を使われては門外漢なので勝てるかどうかすら分からず、悔しさをただ滲ませていた)

ゼノビアさんの問答の時も、その感覚だけは理解できないのですよね。
祖国にも奴隷はいましたけれど、主の持ち物であり他人が勝手に所有権を書き換えるのはご法度でしたから。
最悪の場合、貴族だとその地位の剥奪さえありましたからね。
ソフィアさんに子を為さしめて縛るつもりでだったのですか。
奴隷の奴隷って…………。
エレナさまもですか……。

(奴隷制度の是非は置いておいて、レナの祖国では奴隷も貴重な財産であり)
(勝手に所有を他人が奪うことは窃盗罪に当たることも多く、貴族同士の立場や政治力の違いで定法通りとは行かなかったが)
(それでも罪人として裁かれることが多く、勝手な物言いに戸惑いの表情を浮かべる)
(ソフィアの子供なら可愛いだろうなと思ったが、それも計算で子を孕ませようとしたのかもと被りを左右に小さく振る)
(奴隷に奴隷として扱われるのは、レナの祖国では王族に弓を引いた重罪人だけで、ソフィアがそこまでされる云われはないと思って表情を曇らせて)
(自分が狙われている話は何度か聞いていて驚かなかったが、もう後宮に入っているエレナさままで狙われていると知り驚きの表情を浮かべる)

それはもう言わないで下さい。
今は完全ではなくても手を結べる訳ですし、これから先のことを考えましょう。
まだ、魔法のことは初心者でよく分かりませんがそんなことが出来るのですか。

(責任を感じている風に気にしないように云って、ソフィアを助け出しレギンを倒すにはどうするかを考えようと提案して)
(先程癒やしの魔法をソフィアに使った際に、厭な感じがしたのはその魔法のせいなのかと思ったが)
(ゼノビアにも悟られないように言わずに考え込んでいた)

ノエルさんたちが……、上手く云ってくれることを祈りましょう。
そうしなければ、こちらからは何も手の出しようが無さそうですから。
ライラさまのことは少し驚きましたけれど……、破壊すれば何とかなりそうなのですか?
……こちらの思惑通りに進めば良いのですが…………。

(ノエルたちが動いていることに少なからず驚いていて、それ以上にこちらの思惑通りに魔法陣を壊し攻められるのか)
(相手だって警戒しているはずで上手く行かない可能性がどれほどなのかを計算していた)
(ライラの出自や囮になることは驚きを通り越していたが、上手く行かなければ娼館自体が危うくなり兼ねず)
(二の手、三の手を考えていたほうが良いのではないかと考えていた)

「魔法が何とかなったらレギンの扱いは任せて欲しいのだが」

(話を聞いていたクレイトンが、レナの話が切れたのを察して口を開き)
(レナのことも、ソフィアのことも含めて剣でお礼をするつもりで、ニヤリと意味深な笑みを浮かべる)


【今夜もよろしくお願いします】
【昨晩は最後寝落ちしかけて申し訳ありませんでした。本日は気をつけます】


609 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/13(土) 23:27:39
>>608
はい、ご本人の力はそこまで強くないのですが、補って余りある訳です。
常に何かを発動しているのはわかりましたが、それ以上は……。
あの時はクレイトン卿は殺し、エレナ様は捕えるつもりだったのでしょう。
そうなれば恐らく回復し切っていないレナ様もそこに加えるつもりだったかと。

(レギンが狡猾なのは本人そのものは補助されなければ力が弱いという事で慎重さを増していて)
(城内も何かの力が満ちていたと思い出しながら答える)
(転送陣も相手によって使い分け出来るらしいと言って、その先も想定していた可能性を指摘した)

魔法王国では得た者が所有となるらしいです。
そうならないのは階級制で一定以上の者で奴隷はそこから外れる、と。
奴隷の子は奴隷として扱うつもりかも知れませんが、真っ平ゴメンなので上手く避妊していました。
人は環境に馴らされると引き摺られるので、堕とす為にそうしたのもあるでしょう。
基本的に美人は全て従えたいみたいです。

(魔法王国の考え方の一端を話しつつ、どういう風にしたのか不明ながら避妊したと笑う)
(貶められる事が恒常化すると次第に引きずられていくので、それを狙ったのだろうと言って)
(エレナもレナも美人故に狙われていると実際聞いたのか真剣に言った)

「そうね、私としては全面協力のつもりだけれど」
「本当の秘術は魂の有り方をも変える事、これに魂に合わせて器を変える秘術を加えると自在に存在を生み出せるわ」
「伝承では魔王の魂を人化させ、それでもって人に封じたというものだけれど……」
「だから、魔法の烙印術は叔父のオリジナルなのよ」
「……単に癒しの魔法を施すだけでは吸い込まれるだけよ」

(先の事を考えるのは同意で、全面協力の言葉に偽りなく、自らの秘術、その神髄を語っていく)
(そして、上っ面だけを学んだとはいえ、まったく別物にしたレギンの術は未知数だと渋い顔をして)
(その上でさっき魔法を使ったのは気づいていたのか、軽く触れるのだった)

レギン、さまは敵が多いので、それも含めて動いていると思います。
連携が上手く行かないといけないのと、場合によっては城内に潜入する必要もあるのが難点です。
魔法陣を破壊すれば現在使用する術なども出力不足になるはずです。
勿論、別の手もありますが……。

(魔法陣の場所を割り出すのに魔法王国内でレギンと敵対する者の力も借りるはずで)
(問題は破壊の混乱が収まらないうちに攻める必要がある事と、城内にキーがある場合は潜入が必要な事だった)
(それさえクリアすれば大きく力は減じるはずで、脅威はほぼ無くなると言った)

私には異存ありませんが……油断なさらぬ様。

(大丈夫だとは思うが、ソフィア自身もあれだけの曲者は見た事がなく、警戒を喚起する)


【こちらこそお願いします】
【いえ、大丈夫ですよ、お気になさらず】


610 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/14(日) 00:44:24
>>609

う〜ん、何か分からない魔法を発動しているというのは困りましたね。
クレイトン卿を殺すというのはもちろん魔法でですよね?
会ったことが無いので分かりませんけれど、剣でクレイトン卿に勝てる人物はそういない筈ですし……。
わたくしなど赤子の手を捻るくらい攫うのは簡単でしたでしょうね。

(魔力があまり強く無さそうなのに、何かを常に発動させているのは厄介だなと思っていて)
(もう少し何か分からないだろうかと視線をゼノビアに向ける)
(クレイトンは祖国でも十指に入るほど剣が強く、そう簡単に剣では殺せないはずでやはり魔法だろうなと思いつつ)
(そこまで考えていたのならば侮れない相手であり、あの時なら今以上に何も抵抗は出来なかった筈で)
(簡単に拉致されて今はどうなっていたかと思うと、背筋が冷たくなるのを感じていた)

……その考えがよく分からないのですけどね。
奴隷の子が奴隷なのはどこも同じですけど……、上手く避妊できて良かったです。
……それはいくらなんでも欲張りというものです。

(奴隷制度自体がレナは嫌いであったが、魔法王国の考え方は全く理解できず改めて首を捻る)
(奴隷の子が奴隷なのはレナの祖国でも同じであったが、何か特に優れた才能があれば奴隷階級から逃れることは可能であり)
(それもよく分からないことではあったが、ソフィアが避妊したという言葉に考えるのを止め笑顔で答えるが)
(どのような方法で避妊したのかについては興味を惹かれていた)
(美人を全て従えたいとの言葉に欲張り過ぎると素直に感想を言いつつ、オリヴィアさまも対象になっていたのだろうかと思っていた)

それは失礼いたしました。ありがとうございます。
魂のあり方を器に合わせて変えるということは、エレノアさんの魂もわたくしの身体に合わせて変えていたのですか?
魔法を封じた……、あまり想像ができませんけれど。
……えっ!? なぜそれを……。

(まだ何となく疑っていたことを素直に詫び、全面協力に対する礼を述べる)
(魂はなかなか別人には定着しづらいと魔法書で読んだが、エレノアの魂が自分から離れ難かったのはそういう理由があったのかと強い興味を覚えるが)
(魔王を封じたまで聞くと、あまりに眉唾っぽくて正直想像できずに居た)
(気付かれないように魔法を使ったつもりなので、知られていることに心から驚いた表情でゼノビアを見つめる)

そうなのですか。本人には悪いですけれど、こちらには好都合ですね。
それは今言っても仕方ありませんから、報告が届いてから判断することにしましょう。
ただ、すぐに動ける準備だけはきちんとしておきましょう。
魔法陣から力を得ているのですか。なかなか興味深いですね。
別の手ですか? 

(敵対する者が多いことは人としてどうかと思うが、こちらにはいい話だと笑みを浮かべて)
(潜入が必要かどうかは今考えることと思っては居らず、、ただすぐに動けるだけの準備が必要なことは認識していた)
(別の手を使わないに越したことはないが、それも準備があれば万が一を考えた場合には必要と思っていた)

「承知した。なかなか曲者のようだから、魔力を削いでもそう簡単に行きそうもないからな」

(相手を見くびらない癖はついてはいるが、魔法が達者な相手と対した事はほとんど無く)
(どうしたら良いのかは今の時点ではなく、油断しないよう気を引き締めていた)

あっ、折角マーサさんが買ってきてくれましたしお菓子食べましょうか。

(話が一段落しそうなのを見て、揚げたお菓子の入った袋をクレイトンから渡され嬉しそうに微笑む)

【お待たせしました。久々に大きな地震で少し焦りました。被害が無かったので一安心です】


611 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/14(日) 01:27:40
>>610
「魔法はわかっているわ、魔力増強と支配強化、城内の各地にある発動用魔法陣とのリンク」
「あと、未確認だけど監視魔法も発動しているはずね」
「魔法ね、転送陣の行き先がいきなり炎の中とか、先の発動魔法陣の所とかね」
「貴女もエレノアも支配したんじゃないかしらね」

(ソフィアの言葉を引き取るとゼノビアがどういう仕掛けなのかを説明していく)
(魔法といってもやり方は幾らでもあり、剣士は分が悪い相手と言えた)

奴隷は例えば机や椅子と同じで、そうしたものは力ある者が奪って良いのが基本みたいです。
歴史は古いですが、内実は賊と変わらないというと言いすぎでしょうか。
先の件で私に宿った魔法を胎内だけで使ったんです、単に風で押し戻したと言いますか。
私を従えていた時も常に数人侍らせていましたから、強欲なのは間違いないと思います。

(魔法王国への嫌悪を隠さないのは幾ら平気な顔をしていても相当な目に遭ったからで)
(避妊については胎内で生んだ風を外に向けて微かに吹かせるもので、それで押し返したという単純な事だった)
(ソフィア自身は無意識だが、魂を守る人格の防御も魔力を帯びているから意味がある事で)
(そうなる前なら呆気なく手に落ちていたと言え、皮肉にもレギンの仕掛けがソフィアを護っていた)
(好色で強欲なのは間違いなく、自分以外にも性奴隷は居た事を思い出していた)

「いえ、エレノアについては魂の離脱を封入を教えたのよ、もし排除し難かったとしたら封入術が功を奏したのでしょう」
「あくまでも伝承だから、始まりがどうなのかは今となってはわからないわ」
「何故も何も私の周りで魔法を使えばわかるわ」

(魂が離れない為に身体に封印する形を取ったので、それで追い出すのが難しかったかも知れないと言って)
(魔王云々はあくまでも伝承なので実際は知らないと笑う)
(レナが魔法を使ったのに気付かないのはあり得ないと自負を見せるのは、実際自分より上の術者は太后くらいだと思っている事が大きかった)

はい、策はしっかり練った方が良いと思います。
別の手というのは大掛かりになりますが、カタパルトで砲弾を打ち込んで破壊するのです。
これなら軍の進行と同時に仕掛けられます。

(準備をしっかりすべきという事は間違いなく、同意して)
(別の手は大掛かりに真っ向から叩き潰すと言う手法で、これはこれで準備が必要そうな策ではあった)

魔法使いは不意を突かれたりすると脆いですから、速さが肝になると思います。
ただ、常時障壁を展開し……う、く、の場合にお気をつけて下さい。

(クレイトンに速さがと言って、障壁があるかもと伝えようとしたが伝えさせたくない事だったのか言葉が出ず)
(ただニュアンスで伝わると思って、気を付ける様に言った)

お菓子ですか?レナ様はきっと買っていると思いました。

(喉まで栄養のあるものを摂らないと、と出ていたが、多分自分の為に買ってくれたのだろうと思って)
(ただ、レナなら買うだろうと思っていたのは事実でそれを口にして笑った)


【いえ、地震があったのを知って心配していました】
【被害が無かったなら幸いです】


612 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/14(日) 02:32:15
>>611

力はあまり強い方ではなくても、色々と同時に制御するのは得意なようですね。
転送先が炎の中では掛けられた方は、自分も強力な魔力があって術がすぐに使えないと躱しようがありませんね。
……でしょうね。

(色々な魔法を使っていることに感心して、そんなことが出来るのかと感心していた)
(いきなり炎の中に放り込まれては、剣がいくら強くても何も出来ないと納得する)
(支配されたであろうことには異論がなく頷く)

机や椅子だって勝手に奪ったら駄目ではありませんか。
わたくしの祖国から見たら、とても法治国家とは呼べない状態ですね。
そうなのですか。魔力を得てから短いのに上手く使いましたね。
……それでは伯父上と大して変わりないではないですか。

(椅子や机だって所有者がいれば、勝手に奪うのはいけないことなのは常識だと思っていたが)
(賊と変わらないとの言葉に納得できて頷き、歴史は古いが法が整備されていないくてよく続いて来たなと思っていた)
(魔力を得てから時間が経っておらず、自分ほどには本やアンジェリカから教わった訳でもないのに上手く使ったなと感心していた)
(女を複数人侍らすのは伯父を見ていて良い印象はなく、露骨に顔を顰めていた)

そうなのですか。わたくしは当事者だったので良く分からないのですが、話を聞くとそんな感じでした。
伝承や伝説はそういうものですからね。
……とても慎重に使ったのですが、恐れ入りました。

(封入術が上手く行っていたのかどうかは、乗っ取られている時の記憶や意識は乏しく自分では分からなかったが)
(マーサやソフィアなどの話を聞く限りではそんな感じだったと頷く)
(レナの祖国でも太祖の話は神格化されていて、どこも似たような物なんだなと思っていた)
(気づかれるとは全く思っていなかったので、バレていたことに素直に兜を脱ぐ)

それも大公さまたちが到着してからだとは思いますが。
それは凄いですね。相手も不意打ちを喰らえば狼狽えるでしょうね。
上手く行くことを祈るしか無いですね。

(実際に策を立てるのは自分ではないが、出来るだけ提供できる情報は集めておこうと思っていた)
(レナは都に不在で知らないことだったが、レナの国を大公さまの国が侵略した時に王都で城に対して使われていて)
(それが都に残っていた軍の戦意低下に拍車を掛け、降伏を早めたのは聞いていなかった)
(どういう方法を取るにしろ上手く行くことだけを祈っていた)

脆くないのはきっと大后さまくらいですよ。
かなり支配されているのですね。

(きっと不意を突かれても平然としていそうな魔法使いは、思い浮かぶのは大后さまだけだろうなと思っていた)
(情報を言おうとして言葉が出ないあたり、相手にかなり支配されているのを改めて感じて)
(早く何とかしなければならないと思っていた)
(速さが肝という言葉にはクレイトンは小さく頷き、「それなら任せろ」と自信を見せる)

せっかく久しぶりにソフィアさんと会えるのですからね。
お菓子ばかり食べている訳ではありませんから安心して下さい。
その辺も含めてマーサさんが良くしてくれていますから。

(もし記憶が封じられていたら、この揚げ菓子で思い出してもらうつもりもあって)
(それが無くて安堵しつつ、色々と思い出もあるお菓子で嬉しそうに微笑み口に運ぶ)
(ソフィアの言いたいことを察して、その辺はマーサがしっかり管理していることを告げる)

【ありがとうございます。停電してる地域も比較的近くにあるみたいですが、大丈夫でした】
【今夜はここで凍結をお願いします】
【次回はいつが良いでしょうか?】

【それと蛇足ぎみですが、オリヴィアの裏設定を忘備録を兼ねて次のレスに貼っておきます】


613 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/14(日) 02:32:49
今後再登場するかも分からず、必要あるかも分からないですがオリヴィアの裏設定を置いておきます。

【オリヴィアについて】
再登場するか分かりませんが、オリヴィアの裏設定を書いておきますね。
オリヴィアは本来双子の姉妹として生を受けるはずでしたが、妊娠中の母親のお腹の中で姉妹は亡くなっています。
オリヴィアは本人も言っている通り魔力はありませんし、魔法も使えません。
しかし、姉妹になるはずのもう一人は大后さまには及びませんが、かなり強い魔力(今のレナの住んでいる国で5本の指に十分入る程)を持っていました。
なので、強い魔力を持ったオリヴィアの姉妹(以後、裏オリヴィア)は自身の身体が消滅する前にオリヴィアに憑依する形で魂が同居しています。
ただオリヴィアはそれを知らず、気付くこともなく、姉妹の魔力を積極的に行使することも一生できません。
ただ、オリヴィアが魔力を感知出来るのは姉妹の力が僅かに漏れてきているからで、それもオリヴィアは自身の力だと思い込んでいます。
裏オリヴィアはオリヴィアの記憶を完全に共有していてはいますが、オリヴィアの身体を自由にすることは出来ません(本来の持ち主出ないため)。
ただ、年に一度の祭りの時に一日だけ意識が浮かび上がり力が開放できたり、オリヴィアの命に関わる時は強制的に関与して力を使えます(その時のオリヴィアは意識を失っていて、記憶も残りません)。
そして、オリヴィアに対して行われる魔法の攻撃は、全て裏オリヴィアが体内で中和魔法で相殺していて、オリヴィアには見た目上魔法は効きません(大后さまの桁外れた魔法はどうにもなりませんが)。
オリヴィアが魔法に詳しいのは、本人的には魔法を持って仕えている出自で魔法を知らないのは恥ずかしいから勉強したと思っていますが、その実裏オリヴィアが無意識に働きかけて勉強させたものです。
裏オリヴィアは基本的に世間のことには全く興味がありませんが、オリヴィアが悲しむような出来事は極力回避してあげたいと思っています(自分が姉だと裏オリヴィアは思っているので)。
なので、オリヴィアがレナを妹のように可愛いと思っていることも知ってますし、事実アリーザに捕まっていた祭りの時に話しかけたのは裏オリヴィアです。
あの時、本来の裏オリヴィアの力ならレナとソフィアを開放する事もできましたが、その時はレナとの距離が遠く、オリヴィア自身の体調が優れなかった為呼びかけて意識を保たせようとしただけに終わってます。
そして裏オリヴィアはオリヴィアが女の子を身籠った時には、赤子に憑依してこの世に生まれ出るつもりでいます(その時にはオリヴィアの魔力感知の能力も完全に失われる)。
ただ赤子に憑依するしないも裏オリヴィア自身の選択なので、無理やり強い魔力を持った子供をオリヴィアに産ませることも出来ません、
本編には裏オリヴィア本人が現れる(出す)ことは無いです(裏オリヴィアの影響を受けたオリヴィアがなにか引っ掻き回す行動を起こす可能性はないとは云えませんが)。
大后さまは当然裏オリヴィアに気づいていて面白い存在と思ってますし、アンジェリカは薄々オリヴィアと魔法が使えるオリヴィアが居るのでは程度に気づいていますが、他は誰も知りません。

オリヴィアが再登場しても、結局は今までのオリヴィアと何も変わりません。

今までオリヴィアに「何故か魔法が効かない(効きにくい)」とか「魔法を使えるかどうかでアンジェリカと小さい頃喧嘩になって関係がぎくしゃくした」とか伏線を張ったつもりです。
参考までに。


614 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/14(日) 02:37:48
>>612-613
【凍結了解しました、オリヴィアについても了解です】
【次回は金曜日の22:30からお願いします】


615 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/14(日) 02:42:36
>>614
【ありがとうございます】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板スレで待ち合わせましょう】
【お疲れさまでした。10日も含めて楽しかったです】


616 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/14(日) 02:43:50
>>615
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【私も楽しかったです】
【それではお疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


617 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/14(日) 02:47:04
>>616
【金曜日にまたお会いしましょう】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


618 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/19(金) 22:28:35
【ロールの再開にスレをお借りしておきます】


619 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/19(金) 22:35:21
【スレをお借りします】

>>612
「そうね、運用と使い方はある意味天才的だわ」
「そういう事、自分がそういう力が無い事は理解しているでしょうから」

(使い方やその派生、並行使用などは確かに天才的で、実際侮ったが為に自分も逆らえない)
(炎の中というのは男の場合で女性なら媚毒の中に漬けられる様な転送をする事も知っていた)

そうなのですが、要は家格と実力が優先なんです。
レギン、さま、は、要するにそれを為す事があの国では許されている、と。
勿論、故国とも今の国とも比べられません。
それしか出来ないので、むしろそれが良かったのかも知れません。
……レナ様の叔父上はお話でしか聞いていませんが、それよりも淫蕩かと。

(レナの言いたい事はわかるし、同意だが向こうにはそういう論理が無いと言って)
(当然レナの故国も今の国も自分の故国とも違うという認識ははっきりとしていた)
(魔法についてはエレノアの一件時にエレナにかなり教わっていた事が功を奏していて)
(あの時自分は剣士だからと頑なにならなくて良かったと内心思っていた)
(レギンの場合侍らせるのは性奴隷なので遥かにタチが悪いと指摘する)

「許可なく魂が入り込むケースは初めてだから、なるほどそうなるのね」
「誰も確認出来ないから言った者勝ちだわ」
「魔法で治療をすると反発が生じるし、出力を絞っても反応は出るものよ」

(自身もぶっつけ本番の術だったらしく、頷きながら納得して)
(古い時代の事など誰もわからないのだから、言いたい放題だと苦笑する)
(レナから出た魔力が効果を発揮しようとした際の反応が見えるのだと言って隠す場合のヒントになりそうな事を伝えていた)

……はい、そうなりますね。
物理的な兵器なので威力は強烈ですし、生半可な魔法では防げないでしょう。
いずれにせよ、私も祈るしかありません。

(策は上手く嵌まれば強烈だが、そうならないケースも想定すべきで)
(軍略は大公たちが立てるのでそうそう不覚は取るまいと思っていたが、祈るしか無いのは同意だった)

あの方は別格です……。
……そうですね、無様な話ですが、クレイトン卿にはお願い致します。

(太后についてはそもそも規格外過ぎて狼狽するのが確かに想像できないと思って)
(支配については情けないが認めざるを得ず、その時が来たらクレイトンには頑張って欲しいと伝えた)

これからも会えますけれど、お菓子は久しぶりです。
……ふふっ、それなら安心ですね。

(これは暮らしに余裕が無いとかいう事ではなく、お菓子を食べる習慣が無いので食べていなかっただけだったが)
(食べる事自体は好きなので笑顔を見せる)
(そればかりじゃないという言葉にも微笑むとマーサには苦労を掛けているなと思っていた)



>>618
【それでは今夜も宜しくお願いします】

【オリヴィアですが、また冷やかしに来そうですね】
【アンジェリカと仲が悪いのも裏の存在に気付かれそうor気付かれている事を裏が嫌っているのが因かもですね】


620 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/19(金) 23:41:25
>>619

そういう相手が一番厄介ですね。

(話に小さく頷き、自分の実力を把握した上で策略を巡らす相手が一番始末が悪いと思っていた)

家格と実力ですか……、法がどれだけ整備されているのか知りませんが、力のあまりない民には辛い状況ですね。
わたくしもそうのように思います。
淫蕩……確かにそうですね。
どちらがどうと言う気にはなれませんけれど、双方とも褒められたことではないかと思います。

(民に寄り添う気持ちが強く、祖国にいた時も同じ歳の従姉妹に「なぜ、そんなに平民のことを気にするの? 暮らしが成り立たないほど貧しいのは論外だけど考えすぎじゃない」と言われたことも思い出しつつ)
(それでも魔力の弱い民が、おそらく虐げられていることを思えば何とかしてあげたくとも、何も出来ないことに心を痛めていた)
(少しでも今の国のようになれば良いのにと願わずにはいられなかった)
(魔力を得たことが役に立ち、一点突破でも使えることは素晴らしいと微笑んだ)
(伯父に関しては異論がなく、性奴隷にしてもどちらも良くないと感じていて)
(決められた婚約者とは云え、男性時代に一人の女性を大切にしていたレナには到底受け入れがたい事であり)
(レナが多くの王族の考え方からかなりずれているのは明らかだった)

もし興味がお有りなら、本当はエレノアさんと話された方がより多くの情報を得られると思います。
ただ、もちろんエレノアさんが話す気があればですけれど。
そうですね。クスクスクスッ。
気をつけていたつもりなのですけれど……。
ありがとうございます、考えてみます。

(術の効き方や魂の支配や乗っ取りに関しては、エレノアの方が良く知っている筈で口にはしたが)
(捻くれ者のエレノアが会う機会があったとしてゼノビアに簡単に話すとも思えず、苦笑を浮かべて)
(二人きりだとどういう話をするのだろうと少し興味を覚えていた)
(言い放題と苦笑するゼノビアに、異論はなく同意したもののツボに入ったのか急に笑いがこみ上げて来て声を上げて笑う)
(本で魔力の強い相手に気づかれず魔法を行使する方法として学んだつもりだったが、まだ改良の余地がかなりあることを感じて)
(ヒントを得たことに素直に礼を述べて、どう改良するか戻ってから考えようと思っていた)

あとは、わたくしたちが邪魔にならないよう努めなければなりませんね。

(優れた軍略であっても、万が一人質にでも自分たちにでもなっていれば役に立たなくなってしまうので気を引き締めていた)

あの高みに登ることは無理そうですね。
どんな風に見えるのかは興味がありますが。

(別格ではあることには頷き、でも全く嫌っている素振りはないどころか)
(孤高の存在から見える世界がどう映るのか、強い興味を持っているのを隠さずにいた)

「うむ。出来る限り全力を尽くして戻ってくるつもりだ」

(頷き、死にものぐるいで言おうとしたが言葉を飲み込み、レナが心配しないよう全力を尽くしつつ帰還を気にかけていることも口にして)
(ソフィアの方を見てニヤリと笑う)

そうですか? それであれば持って来た甲斐がありました。
次の機会はもう少し手の込んだ物が良いかもしれませんね。手作りとか……。
……想像にお任せします。

(ソフィアの見せた笑顔に嬉しそうに微笑んで、次のお菓子のことを考えて)
(マーサに買って来てもらうのも悪いので、何か食料のなかでお菓子の材料になりそうな物を見つけて自分で作ろうかと考えていた)
(マーサに関して何かを云えば良いわけになりそうで、澄ました顔で答えるに留めた)

……ところで、今夜はここに泊まるのですか、ソフィアさんは。

(もし泊まるのであれば、自分も泊まりたい気分もあったが、ゼノビアの意向もあり問いかけてみる)


【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】

【いずれひょっこりどこかに現れるかもしれません】
【一応、裏(幼児)が最初に表に出て魔法を使っている所を、寝惚けたアンジェリカ(子供)に見られていて】
【アンジェリカも夢か現かはっきりせずオリヴィア(表)に聞いて喧嘩になって、大人のアンジェリカは薄々気づき】
【今はなるべく触れないように心配りをしているが、オリヴィア(表)はアンジェリカの魔法を制御する力を認めつつ】
【自分でも理由は分からず、どこか何となく苦手な気分を引き摺っていて】
【実は裏の意識に引き摺られて居るのかもしれません】


621 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/20(土) 00:36:54
>>620
「ええ、自分の親族ながらね」

(そう答えたものの、未だゼノビアもレギンの事は見切れていなかった)

はい、王家に都合良い法にはなっている様です。
……ただ、何故か魔法王国は資金が豊富なので民を搾取するには及んでいない様子でした。
四六時中、そうした事が城内で行われていましたね。

(王家優先なのは間違いなく、ただ何故か豊からしく搾取から縁が遠いのも事実だった)
(美しい女子は運が悪いと奪われるかも知れないが、そうでなければまだしもという印象だった)
(淫蕩さに関しては四六時中城内では色狂いな状態だったと顔をしかめながら答えた)

「いえ、いいわ、私にも話す気は無いし」
「……妙なところにツボがあるのね」
「教本で学べる事なら大抵知っているわよ、私たちは」

(そうした術はゼノビア的には邪道なのか、別に構わないと言って)
(いきなり笑いだすレナを呆気に取られた表情で見ると苦笑を浮かべる)
(魔力隠しについてはそう容易く魔法王国には通じないと自負を見せながら)
(何の予備動作も気配も無く、室内の証明が光度を増して明るくなり、二ッと笑った)

その点については危惧しています。
こちら側だと策は上手くいきそうですが、策謀が好きですから、もし仕掛けられたら、と。

(少し硬い表情でそう言って、レギンからもし仕掛けられた時の事も考えないといけないと遠回しに告げた)

何でしょう、産まれながらにして頂点という感じですからね……。
孤高とは孤独かも知れませんし、私はあまり。

(産まれた時から他を圧し、物心がつくかどうかで熟練の魔導士が恐れるという人物は)
(他の何に例えても理解を超えていて、そういう人物は実は孤独では無いかと思っていた)

……はい。

(薄く笑いを浮かべ、かなりこなれてきたクレイトンに頼もしさを感じていた)

ええ、私以外の子が食べているのは見かけましたが。あ、おいしい。
手作りですか?あまり無理のない範囲でお願いしますね。

(自分が働いているところに居る女性がお菓子を食べているのは見たと言いながら一口食べて美味しいと微笑んで)
(手作りはあまり無理をしないようにと痩せている事を気に掛けて、マーサについてはあまり触れないでおこうと思っていた)

泊まります、設定上は一晩苛まれている事になっていますから。

(実際、いつも泊っていると言って、その理由も好ましいかは別にして現状を示していた)

「まぁ、何と言うか私の趣味を満たしてもらっているのだけれど、ね」
「はっきりと言うとあまり泊るのは良くないわ、いきなり連中が来ないとも限らないから」

(明言しないが、少し顔を赤らめながらそう言うと)
(遅くまでいるのは良いが、寝てしまう状況は拙いと言った)


【なるほど、それは色々筋が通っていますね】
【レギンについても実際はゼノビアの想像を超えて危険になっています】


622 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/20(土) 01:38:15
>>621

……何かしら確実にからくりがありますね。
民から搾取せずに豊かなどあまりありえませんし。
四六時中ですか……、そういう中で兄妹でも交わってしまうのですよね?

(レナの祖国も農水産物だけでなく資源や工芸もあり豊か過ぎるほどであったが、一部の貴族と商人だけが享受して民に回らず)
(それが遠因となり国が衰え、攻め込まれた際も団結ができず破れたことを思えば)
(搾取もせずに豊かなのは、他国を脅し搾取しているか、何か原因があるはずで真剣な表情で考えるが)
(話が性交へと向かうと眉を顰めて、きっとそういう中でエレノアが生を浮かたのだろうかと)
(エレノア自身ではなく、兄妹が交わることへ悍ましさを感じていた)

そうですか、承知致しました。
クスクス。申し訳ありません。
ですけれど、こういうのって自分ではどうにもなりませんし。
きっと、わたくしが学んだ本も大元はそちらから流れて来たのでしょうし。
わっ!! わたくしは光るものを出せても蛍程度のものです。

(少し残念に感じながらも、それが一番妥当な気がして、それ以上話を引っ張ることはせず止める)
(何とか笑いを堪えて謝罪はするが、おもしろい理由も分からず急に込み上げてくる物を抑えるのは難しく思っていた)
(魔法書にしても出版は今いる国になっていたが、そもそも魔法の源流の多くは魔法王国にあり)
(レナの癒やしの魔法は母譲りでもあったが、それも遠いルーツは魔法王国にあるのは否めず仕方ないと割り切る)
(急に光が増し明るくなったことに驚き見上げて、羨ましそうに明るさに目を細めて)
(元々レナの魔法は水と風の属性が強く火炎系は不得意で、光を出そうと試みた事はあるものの)
(蛍の光程度の手の中でぼんやり明滅する小さな球しか出せなかった)

戻ったらライラさまとクレイトン卿、マーサさんたちも含めて話し合ってみます。

(こちらの手の内も掴んでいる可能性もあり、油断せず戻ったらマーサたちにも警護に付いてもらうこともあり)
(ライラやクレイトンも入れてしっかり話し合う必要があると感じていた)

話をお聞きした限りでは、確かにそんな感じでしたものね。
たまに孤独は自分を見つめるいい機会かもしれませんが、いつもは嫌ですね。

(魔力では無いが美に関しては、レナも母親も生まれながらにして光の子と呼ばれるほど超越していて)
(レナの美しさは日々少しずつ磨きが掛かりつつあるが、本人は最近漸くぼんやりとそ〜なんだ程度の自覚を持ち始めた程度で)
(明らかに超越した自覚のある大后さまとは異なっていた)
(時に孤独は良いことをもたらす結果はあっても、ずっとは嫌とはっきりと言い切る)

立場的に分けてはもらえないのですね。
もし次があれば期待してくださいね。
大丈夫ですよ。それに動くのもリハビリになりますから。

(奴隷の奴隷という地位ではきっとお菓子も貰えないのだろうと察して、次に訪れるときも何か持ってくるのを約束して)
(無理する前にマーサにきっと取り合えられるだろうと苦笑して、寝込んでいた間に落ちた筋肉を取り戻せると笑みを浮かべる)

そういうことでしたか。

(確かにそういう名目だったと思い出し、一体何をされているのだろうと察して口を挟まずにいた)

趣味を満たすですか…………。
承知致しました。残念ですが、暗くなる前に宿舎に戻ることにします。

(趣味になにやら妖しさを感じたが、それ以上は問い詰めず流して救出するまではゼノビアに任せると黙礼する)
(帰らねばならぬのなら、リスクは減らすに越したことはなく日暮れ前に帰ることにした)

【ありがとうございます。レギンについては了解です】


623 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/20(土) 02:26:12
>>622
からくり、ですか……。
はい、四六時中です……兄妹もそうですし、父娘もあるとか。

(奴隷売買で莫大な富を得ている可能性に思い至ったが、それは口に出来なかった)
(自分自身もその流れの中にある事も大きく、もしそうなら裏の浸透は想像出来なかったからで)
(性的な話になると、兄妹どころか父娘もあり、爛れきった空間だった事を明言する)

「箸が転んでもおかしいとは聞くけれどね」
「そうね、ほぼあらゆる魔法のルーツは魔法王国にあるわ」
「……体内で魔力に魔法を付与して、その塊を小分けにして放出し、任意の場所に配置してから作動させたのよ」
「貴女はそもそも封印されているし、難しいかも知れないわね」

(酒を飲めば笑い上戸になるのだろうと思いながら)
(今使った魔法について解説し、今のレナでは封印が邪魔で細かい制御は出来ないだろうと言った)

はい、そうして下さい。
どこかで破れれば勝てませんから。
クレイトン卿は問題無いと思いますが、マーサ様には躊躇せずに力を振るうようにお伝えください。

(何か不測の事態があると策が破れると言って、クレイトンは敵と見た瞬間に切り殺せるだろうが)
(マーサは或いは様子を見るかも知れず、それが致命になるかも知れないのでナイフは即使うようにと言伝た)

魔力はともかく、美貌ではレナ様もそうなりつつあります。
ですから、自覚は持ちつつ、変わらない事を意識して下さい。

(レナの美しさは今痩せていても感じる程で、日を増して凄まじさを帯びていると思っていたが)
(久しぶりに会って更にその意を強くした事もあり、自覚を持つようにと言った)

あぁ、違いますよ、私は普段から食べる習慣が無いので貰わなかっただけです。
次回は楽しみにさせて頂きます、リハビリですか……ご無理だけはしないで下さい。

(嫌いなわけでは無く、好きではあるが普段から食べる習慣が無いので貰わなかっただけと言って)
(手作りは楽しみにするが、無理だけはしないようにと言った)

泊まらないと調教師ギルドに戻らされるだけですから……。

(実際、その通りではあって、戻っても先程の調教が続けられるだけで)
(ソフィアにとって、ゼノビアに預けられる日はオアシスである事が見て取れた)

「そう、趣味よ」
「私もそうする事を薦めるわ、過去にいきなり来たことが無かったわけでは無いから」
「明日の早朝にはまた来るし……ここで出くわして警戒されるよりは良いわ」

(趣味だと再度言って、ただ実際にギルドの連中が来ることもあるのでと言って)
(下手に見つかれば計画がダメになるという事ははっきりしていると言った)


【はい、そしてここで凍結をお願いします】
【次回は土曜日の22:30からとなります】


624 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/20(土) 02:34:24
>>623
【承知しました。今夜はここで凍結にしましょう】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板でお会いしましょう】

【お疲れさまでした】


625 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/20(土) 02:37:39
>>624
【ありがとうございます】
【では土曜日の22:30からまた宜しくお願いします】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


626 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/20(土) 02:38:49
>>625
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


627 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/20(土) 22:31:25
【ロールの再開にスレをお借りします】


628 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/20(土) 22:32:29
【スレをお借りします】


629 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/20(土) 22:36:01
>>623

ソフィアさん、何か知っていそうですね。
ですけれど、わたくしには聞かせられぬ話であるならば問いません。
兄妹だけでなく、父娘もですか? それは禁忌では?

(魔法王国の富の源を知っていそうでありながら、口にしなかったソフィアを察して)
(敢えてそれ以上を聞こうとはせずに流して、もし話せる時期が訪れれば話してくれるだろうと思っていた)
(レナの国でも王家の神聖さを高めるためと、レナの十代以上前の祖先で近親交配が行われたことがあったが)
(短命の王や姫が多く取り止めになった歴史があり禁忌となっていて、それが行われていることに驚き呆れた表情を浮かべていた)

本当に申し訳ありません。
何故おかしいのかわからないのですけれど、もう笑いがこみ上げてくるともうどうしようもならなくて……。
そうではないかとは思っていました。
そうするのですね。本ではそこまで詳しくは書かれていませんでしたので勉強になります。
やはりそうですか。ゼノビアさまであれば、わたくしの封印を解くことは可能ですか?

(目尻に薄っすらと涙を浮かべて、何とか笑いを抑えようとしても出来ず、しばらくすると自然と治まっていく)
(何が笑いのツボなのか自分でも分からず、笑みが収まると困惑の表情を浮かべる)
(予想はしていたが、改めて当事者の一人から聞けば納得して小さく頷く)
(隠して行使したと思っていた魔法が気づかれていた以上、封印を知っていることには驚かず)
(大后さまでも封印は解けるものの、他の影響を考えれば封印を解くことは出来ないと聞いていて)
(ゼノビアに頼むかどうかは別にして、封印を解けるかどうか聞いてみる)

マーサさんですか?
大丈夫だとは思いますけれど、ソフィアさんがそう言っていたと伝えておきますね。

(ソフィアの言葉にピンと来ず首を捻り、マーサなら必要に応じてナイフを投げるとレナは思っていたが)
(自分を救出しに来たソフィアに疑念を懐きつつも、マーサがギリギリまで何もしなかったことをレナは聞いておらず)
(伝えるとは言ったものの、不思議なことを言うなと思っていた)

そう……ですか? ありがとうございます。
はい、頑張るようにしますね。

(痩せたことで美貌に儚さがより強く加わり、妖しい魅力すら放っていて)
(そんなことは無いと否定しなくなった分、少しは進歩と言えたがはっきりとした自覚にはまだ遠く)
(少し驚いた表情もしていて、大后さまの魔力と美貌は比較にならないとの気持ちも少し抱いていた)
(それでも、ソフィアのアドバイスはほぼ的確なことがほとんどで、そうするようにすることを約束する)

それなら良いのですが……。意地悪をされていなくて安心しました。
無理はしません。人に変なものは食べさせられませんからね。

(奴隷階級ということで、調教以外で酷い扱いを受けていないか心配していたが、ソフィアの言葉に安堵の表情を浮かべる)
(体調が万全でなければ、味が変になる可能性も考え合わせて無理はしないことを言い切る)

そうですね。

(本当はここから攫って、そのまま街を出たい衝動に駆られながらも抑えて、寂しそうにして)

寝込みを襲われては、わたくしが足を引っ張ってしまう可能性が高いですから帰ることにします。
帰ったあとのことは、ソフィアさんのことはくれぐれも頼みます。

(クレイトン一人であれば、奇襲されても何とか切り抜けることは出来ると確信を持っていたが)
(寝起きの悪い自分が一緒にいたら護衛するだけでも大変な筈で、今日は大人しく帰ることにして)
(多少の不安はあったが、石を介して会った時よりは印象が好転していて、後のことはゼノビアに良く頼んで)
(日暮れ少し前まで久々のソフィアとの再会におしゃべりに花を咲かし、後ろ髪を引かれ何度も振り返りながらも安全な内に宿舎へと戻っていった)


ソフィアさんは思った以上の元気ではありましたが、以上が報告です。

(ライラの元へ戻ると、ソフィアとゼノビアから聞いた話をプライベートに関わる部分を除き詳細に報告したのだった)


【今夜もよろしくお願いします】


630 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/20(土) 23:51:31
>>629
少し悍ましい想像と推測なので……。
禁忌です、普通は……ですが。
何かそれを知りながらやっている、そんな感じがします。

(あくまでも想像である事と内容が悍ましいので今は言わないと言って)
(禁忌である事は間違いないのだが、それを敢えてしている感じもしたと口にする)
(何か血を濃くしなければならない理由でもあるのかも知れないが、それが何かまではわからなかった)

「ま、年頃の娘には良くある事だけど」
「派手に効果を出すというのもありだけど、魔法同士で争うなら隠形術も必要だから」
「……無理ね、後で何が起きるか予見出来ないもの」
「これは、魔法王国でもかなり高位の術者が何度か掛けた封印で封印と貴女の魂とが絡み合っているわ」
「特定の……多分設定した対象や行動に対してのみ封印は解かれ、その対象に攻撃する……イメージね」
「貴女の国に隠れていたのかしら、かの人物は……」

(笑った事については気にしていないと言って、元男なのは知っているが、完全に女だと思っていた)
(魔法を隠す技法は魔法同士で戦うなら必要になると言って)
(ただ、封印を解く事については言下に否定し、封印解除や魔力相性の悪い相手に難があるだろうと言って)
(かつて魔法王国と逐電した魔導士を思い出していた)

はい、土壇場で様子を見る事の無い様に、と。

(そう言えばわかります、と悪戯っぽく笑うが、その眼は真剣で)
(状況を完全に把握しようとする理性が邪魔をする事があり得る為、クレイトンにも目線をやって、そちらからも口添えする様に促していた)

そうですよ。
ええ、そうであればきっと大丈夫です。

(疑問を持ちつつも素直に受け取る辺りは以前とは変わったと思いながら)
(レナがそうである様にすれば必ず誰もが助けてくれると信じていた)

今は周りも似た様なものですし、仲は良いと思いますよ。
ふふ、そうですね、味覚については信じていますけれど。

(人間関係は良好で、その辺りは不思議と人を惹き付ける要素がある故でもあった)
(無理しないと言うだけかなりの成長で嬉しそうに同意しながら、味覚は信じているのでレナが美味しいならきっとおいしいと笑った)

「そうしてもらえると助かるわ」
「ええ、そこは任せて欲しいわね……」

(実際、万が一急襲されたりしたら逃がす事も出来ない可能性が高く、その上計画は確実に露見する)
(何も良い事が無いので、そこは堪えて欲しいと言って)
(ふたりが去るのを見送ると彼女にとってのしばしの逢瀬を楽しむ時間ではあった)


『今のところ、ソフィアは心配なさそうね……』
『ただ、向こうの仕掛けについては未知数、ここは腹を括るしか無いわ』
『あと……多分ソフィアを返すまでに設けた期間は変わらないでしょうけど、私を引き渡す期間は短縮されるでしょう』
『つまり10日は私もソフィアも向こうの手にある状態で待機する事になるわ』
『そうだと仮定すると2〜3日で状況は変わるでしょうし、次の10日で準備をしなければならない』
『ジゼルとクレイトン卿は伝令を託せる相手を探すのと、有事の潜伏先、また逃亡や再起の計る際の協力者を見つけておいて』
『金銭でのみ動く相手が理想ね……マーサはソフィアの伝言通り、変事には攻撃と逃亡を躊躇しない様に』

(報告を聞いたライラは全員を集めると状況の変わる可能性と準備の必要性を通達した)
(特に自分が不在となれば事前の段取りを整えて、その通りに動く事にしないと判断を誤ると考え、侍女のジゼルとクレイトンに次善策の準備を依頼する)
(その上でマーサには護衛に徹する事を伝えるのだった)


【こちらこそよろしくお願いします】


631 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/21(日) 01:09:04
>>630

禁忌と知りながらしているのですか?
その結果の被害者がエレノアさんでもあるのに……。

(禁忌を犯しながら止めようとしないことに呆れ、そこまでして何かを得ようとする姿勢を不気味に感じて)
(エレノアの虚弱体質は明らかにそれが理由である筈と、祖国の過去を学んで確信していて)
(健康な身体を求めたエレノアに非はなく、心からの哀れさを感じていた)

そうなのですか。
今後、必要になるかどうかは分かりませんが、戻ったらそれも学ぶことにします。
……そうですか。魂と絡み合って……。
今、どうされているかはわたくしには分かりません。

(女性になってから笑いを堪えられないことが多くなり、言われてみれば従姉妹も何が面白いのか)
(笑い出すと止まらなくなることがあったのを思い出し、年頃の女性に良くある事なのだと納得する)
(大した術を使えない自分が魔法で争うことがあるのか分からないが、学んでおいて損はないと思い)
(エレナの書庫に、確か隠形術に触れていた魔法書があった筈で読もうと思っていた)
(ゼノビアに頼むか別にして、以前エレナさまからも大后さまからも聞いたのと同じ答えで落胆は隠せず無意識に深い溜息を漏らしていた)
(もうバレているので隠しても無駄と諦めるが、最後に会ったのはかなり前で)
(年齢も考えれば元気でどこかでひっそりと暮らしていて欲しいと願っていた)

分かりました。そう伝えておきます。

(きっと自分を救い出す時に、二人の間で何かあったのだろうと察するが、記憶が曖昧でそれ以上は聞かず)
(伝えればマーサには思い当たることがあり、分かるのだろうと小さく頷く)
(クレイトンも意味ありげに笑みを浮かべ、任せとけとでも言うように大きく首を縦に振った)

大丈夫ですか? ソフィアさんがそう仰るなら大丈夫なのですね。

(何が大丈夫なのかはよく分からなかったが、大丈夫という強い言葉に安心を覚えて嬉しそうに微笑む)

それなら余計安心です。
疲れている時は味覚も鈍りますしね。それに、新たな試みはしないようにします。

(同じ様な境遇の相手とだけでも人間関係が良好なことにホッと安堵して、さすがソフィアだと感心していた)
(無理して疲れていては美味しいものは作れないと断言しつつ、より美味しくしようとレシピにないような試みもしないと宣言する)
(当然ながら、試みが良い方に転ぶことは少ないのだが、それには触れずにいた)

では、そう致します。
くれぐれもよろしくお願い致します。

(大人しく今日は帰ることにして、助け出せる日を心待ちにすることにして)
(今はもう信頼していたが、もう一度丁寧にお願いすると帰って行った)

はい、思っていたよりは遥かに元気でした。
10日かもですか……、かなり警戒しないといけませんね。

(ソフィアがこちらに戻らず、ライラも居ない状態はクレイトンやマーサがいても不安を感じて)
(なるべく大人しく息を潜めていようと真剣な顔つきになっていた)

「それなら任せてくれ。伊達に飲み歩いていた訳では無いし、心当たりは数人はいるからな」

(情報を集めるために飲み歩いている間に、腕が立ち口も硬く金銭で取引が可能な相手の心当たりもあるようで、自信のある表情を見せる)

『はい、そうするように致します。レナ様を敵の手に渡す訳には絶対行きませんから』

(レナから伝えられた言葉には心当たりがあり、神妙な顔つきでクレイトンがいても)
(レナの一番近くで守るのは自分であるとの認識も高く、今度は遅れを取らない決意をはっきりと表していた)


632 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/21(日) 02:01:41
>>631
非効率ですから通常は選ばないはずです。
何かそこに意図があるのかも知れませんが……。

(流石に何の意図があるのかまでは判らない)
(エレノアについては完全に同意ではあり、意図的に自分が殺めた者もその手の相手でもあって)
(裏はあるのだろうが、読み取れないのが不気味だった)

「知っておいて損する事はないわ」
「ええ、まるで既知の様ね、挑むのも面白そうではあるけれど……」
「そうでしょうね、隠棲する年齢でしょうし」

(どんな技術でも生きる事があると言って、学べばいいと後押しをする)
(封印についてすでに知っている様子を見て、恐らく太后と知己があるのだろうと感じる)
(そこに挑むのもやりがいはありそうだが、命懸けなのは勘弁だと思っていた)
(老師については普通なら死んでいてもおかしくなく、隠棲しているだろうから知らなくて当たり前と言った)


『ええ、その期間は仕掛けやすいわね、でも……』
『その後も十分にあり得るし、寧ろそのタイミングが最も危険だという事は覚えておきなさい』
『向こうはソフィアを無効化出来るだけでなく、人質に出来るという事をね』
『レギンという男が乗り込んで来る場合、逃げる事を優先、これは共有して』

(もしソフィアが戻っていてもすぐに動けるとは限らず、動けたとしてもレギンが来れば危険度は増す状況で)
(最悪は本末転倒と感じてもソフィアを見捨ててでも逃げる様にと命じる)

『そこは期待しているわ、ジゼルだけではこういう事は難しいし、マーサをそこに投入出来ないから』
『マーサも頼むわ、自覚があるようだから心配はしないわ』

(クレイトンの情報収集については期待していると伝え、ひとまず何とか出来そうだとホッとして)
(マーサの決意については尊重し、また必ずそうするだろうと確信していた)


(予想通り、調教師ギルドはライラの引き渡しを繰り上げて来たが、ゼノビアがそれならソフィアの解放も早める様に要求)
(協議の結果として要求通りにはするが魔法による強制力を伴う契約を結ばせる事には成功していた)
(空白の1週間が過ぎようとする最中、用件で外出し戻って来たマーサに仮住まいの入り口で声が掛かる)
(子供が宝石の原石に似た石をこの家の人に渡す様に言われたと手渡してくる)
(それはレナの元にゼノビアから送られた魔法石の様だった)


633 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/21(日) 02:13:42
>>632
【すみません。眠気がかなり強くなってきておりますので凍結をお願いできますか?】
【次回はいつが良いですか?】


634 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/21(日) 02:15:09
>>633
【凍結了解しました】
【次は2/22、月曜日の22:30が最短で可能です】
【その次は金曜日の22:30からになります】


635 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/21(日) 02:18:17
>>634
【ありがとうございます】
【では、次回は22日の月曜日22:30からでお願いします】
【いつも通りに伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れ様でした。二日間楽しかったです】


636 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/21(日) 02:20:34
>>635
【こちらこそありがとうございます】
【では次回月曜日の22:30からよろしくお願いします】
【私も2日間楽しかったです、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


637 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/21(日) 02:22:22
>>636
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


638 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/22(月) 22:27:10
【ロールの再開にスレをお借りします】


639 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/22(月) 22:33:38
【スレをお借りします】


640 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/22(月) 22:34:49
>>632

意図ですか…………。

(もしかして魔力がそれなりに強い王族同士を近親婚させて、大后さまより強い魔力を持つ子を生み出そうとしているのではと思いつくが)
(馬鹿げているという考えと、それを否定仕切る程の証拠もなく業の深さに自然と嘆息が溢れる)

ありがとうございます。頑張ってみることにします。
封印を解くのは難しいと何人もの魔法に詳しい方に言われていますので、魔法王国の方ならもしやと思ったのですが……。
良くして頂きましたし、どこかでお元気にされていると良いのですが。

(後押しに穏やかな笑みを浮かべて、学ぶのは好きでどこまで出来るか分からないがいろいろ試そうと決意する)
(大后さまだけではなく、エレナさまにも、アンジェリカさまにも同じ様なことを言われていて)
(魔法王国の手練ならと淡い期待を抱いてはいたが、やはり難しいことを聞き吹っ切れたように清々しい表情をしていた)
(祖国でお忍びをした時に老師の家に寄っていた頃は魔導師だとは知らず、手品師だと思っており)
(行く度に美味しいお菓子も出してくれたので、遊びに行くのを楽しみにもしていて)
(あの当時ですらかなり高齢に見えていて、亡くなった可能性も否定は出来なかったが)
(どこかのんびり出来る場所で余生を送っていて欲しいと願って止まなかった)


ライラさま、それではわたくしは何をしにここまで来たのか……。

(じっと話に耳を傾けていたが、ソフィアを見捨てて逃げるよう言われると大きく目を開き信じられない表情になるが)

『レナ様、よくお考え下さい。
 ゼノビアという方は話を聞く限り味方ではあるようですが、レギンの支配を全く受けていないと言う訳ではなさそうです。
 ただソフィア様を引き渡すだけなら、どうしてレナ様までここに来させる必要があるでしょうか?
 ですから、御身が敵の手に落ちないことを第一にお考え下さい。
 もし私の言うことがお怒りを買ったのであれば、娼館に戻ってからお叱りを受けるなり、担当から外すなり気の済むようにしていただいて構いませんから。
 今だけは堪えて、私の言葉を信じてお聞き入れ下さい』

(マーサがレナの手を取りじっと見つめて、ゼノビアのことはある程度信用はしているが、完全にではなく)
(レナを呼び寄せたのは、レギンが再び拉致を企てていて魔力の強い子を作らすためではと、話を聞いて疑念を抱いていた)
(ソフィアが行ってからレナに一心に仕えてきたマーサの真剣な顔つきと、率直に語る姿に嘘はなく)

「姫様。マーサ殿の言うとおりだと我も思います」

(クレイトンもマーサの言葉に頷き、静かにレナを見つめる)

申し訳ありません。
お二人共ありがとうございます。分かりました。
最悪の時は残念ですが、ソフィアさんは置いていくことにします。

(ライラに一礼して詫てからマーサとクレイトンにもお辞儀をして、完全に迷いが吹っ切れた訳ではなかったが)
(最悪の状況にだけはならないよう最善を尽くすことを皆の前で約束する)


『これを家の人に? 誰に渡せとは聞いていないの?
 それと、これを貴方に預けた人のことを覚えている?
 覚えていたらお姉さんに教えてくれる?』

(空白の一週間、マーサは細心の注意を払いレナを守ることを第一にしながら送っていて)
(どうしても外出しなくてはならない用事を終えて戻って来た時、入り口で声を掛けられれば)
(隠し持っていた投げナイフの柄を掴みながら振り向き、子供が差し出す石をナイフを掴んでいない方の手で受け取り)
(警戒は緩めず、それでも子供には笑みを浮かべて石を預けた人のことを尋ねながら受け取る)


『レナ様、いま入り口でこれを受け取ったのですがどうしましょうか?』

(何かあるか分からず、レナにはすぐに手渡さずに見せてどうするか指示を待つ)

取り敢えず、そこに置いて下さい。

(ゼノビアからの魔法石には似ているものの、万が一を考えて手には取らず、しばらく気を集中して魔力の波動を感じようと試みる)


【今夜もよろしくお願いします】


641 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/22(月) 22:35:34
>>632

意図ですか…………。

(もしかして魔力がそれなりに強い王族同士を近親婚させて、大后さまより強い魔力を持つ子を生み出そうとしているのではと思いつくが)
(馬鹿げているという考えと、それを否定仕切る程の証拠もなく業の深さに自然と嘆息が溢れる)

ありがとうございます。頑張ってみることにします。
封印を解くのは難しいと何人もの魔法に詳しい方に言われていますので、魔法王国の方ならもしやと思ったのですが……。
良くして頂きましたし、どこかでお元気にされていると良いのですが。

(後押しに穏やかな笑みを浮かべて、学ぶのは好きでどこまで出来るか分からないがいろいろ試そうと決意する)
(大后さまだけではなく、エレナさまにも、アンジェリカさまにも同じ様なことを言われていて)
(魔法王国の手練ならと淡い期待を抱いてはいたが、やはり難しいことを聞き吹っ切れたように清々しい表情をしていた)
(祖国でお忍びをした時に老師の家に寄っていた頃は魔導師だとは知らず、手品師だと思っており)
(行く度に美味しいお菓子も出してくれたので、遊びに行くのを楽しみにもしていて)
(あの当時ですらかなり高齢に見えていて、亡くなった可能性も否定は出来なかったが)
(どこかのんびり出来る場所で余生を送っていて欲しいと願って止まなかった)


ライラさま、それではわたくしは何をしにここまで来たのか……。

(じっと話に耳を傾けていたが、ソフィアを見捨てて逃げるよう言われると大きく目を開き信じられない表情になるが)

『レナ様、よくお考え下さい。
 ゼノビアという方は話を聞く限り味方ではあるようですが、レギンの支配を全く受けていないと言う訳ではなさそうです。
 ただソフィア様を引き渡すだけなら、どうしてレナ様までここに来させる必要があるでしょうか?
 ですから、御身が敵の手に落ちないことを第一にお考え下さい。
 もし私の言うことがお怒りを買ったのであれば、娼館に戻ってからお叱りを受けるなり、担当から外すなり気の済むようにしていただいて構いませんから。
 今だけは堪えて、私の言葉を信じてお聞き入れ下さい』

(マーサがレナの手を取りじっと見つめて、ゼノビアのことはある程度信用はしているが、完全にではなく)
(レナを呼び寄せたのは、レギンが再び拉致を企てていて魔力の強い子を作らすためではと、話を聞いて疑念を抱いていた)
(ソフィアが行ってからレナに一心に仕えてきたマーサの真剣な顔つきと、率直に語る姿に嘘はなく)

「姫様。マーサ殿の言うとおりだと我も思います」

(クレイトンもマーサの言葉に頷き、静かにレナを見つめる)

申し訳ありません。
お二人共ありがとうございます。分かりました。
最悪の時は残念ですが、ソフィアさんは置いていくことにします。

(ライラに一礼して詫てからマーサとクレイトンにもお辞儀をして、完全に迷いが吹っ切れた訳ではなかったが)
(最悪の状況にだけはならないよう最善を尽くすことを皆の前で約束する)


『これを家の人に? 誰に渡せとは聞いていないの?
 それと、これを貴方に預けた人のことを覚えている?
 覚えていたらお姉さんに教えてくれる?』

(空白の一週間、マーサは細心の注意を払いレナを守ることを第一にしながら送っていて)
(どうしても外出しなくてはならない用事を終えて戻って来た時、入り口で声を掛けられれば)
(隠し持っていた投げナイフの柄を掴みながら振り向き、子供が差し出す石をナイフを掴んでいない方の手で受け取り)
(警戒は緩めず、それでも子供には笑みを浮かべて石を預けた人のことを尋ねながら受け取る)


『レナ様、いま入り口でこれを受け取ったのですがどうしましょうか?』

(何かあるか分からず、レナにはすぐに手渡さずに見せてどうするか指示を待つ)

取り敢えず、そこに置いて下さい。

(ゼノビアからの魔法石には似ているものの、万が一を考えて手には取らず、しばらく気を集中して魔力の波動を感じようと試みる)

【今夜もよろしくお願いします】


642 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/22(月) 22:36:40
>>632

意図ですか…………。

(もしかして魔力がそれなりに強い王族同士を近親婚させて、大后さまより強い魔力を持つ子を生み出そうとしているのではと思いつくが)
(馬鹿げているという考えと、それを否定仕切る程の証拠もなく業の深さに自然と嘆息が溢れる)

ありがとうございます。頑張ってみることにします。
封印を解くのは難しいと何人もの魔法に詳しい方に言われていますので、魔法王国の方ならもしやと思ったのですが……。
良くして頂きましたし、どこかでお元気にされていると良いのですが。

(後押しに穏やかな笑みを浮かべて、学ぶのは好きでどこまで出来るか分からないがいろいろ試そうと決意する)
(大后さまだけではなく、エレナさまにも、アンジェリカさまにも同じ様なことを言われていて)
(魔法王国の手練ならと淡い期待を抱いてはいたが、やはり難しいことを聞き吹っ切れたように清々しい表情をしていた)
(祖国でお忍びをした時に老師の家に寄っていた頃は魔導師だとは知らず、手品師だと思っており)
(行く度に美味しいお菓子も出してくれたので、遊びに行くのを楽しみにもしていて)
(あの当時ですらかなり高齢に見えていて、亡くなった可能性も否定は出来なかったが)
(どこかのんびり出来る場所で余生を送っていて欲しいと願って止まなかった)


ライラさま、それではわたくしは何をしにここまで来たのか……。

(じっと話に耳を傾けていたが、ソフィアを見捨てて逃げるよう言われると大きく目を開き信じられない表情になるが)

『レナ様、よくお考え下さい。
 ゼノビアという方は話を聞く限り味方ではあるようですが、レギンの支配を全く受けていないと言う訳ではなさそうです。
 ただソフィア様を引き渡すだけなら、どうしてレナ様までここに来させる必要があるでしょうか?
 ですから、御身が敵の手に落ちないことを第一にお考え下さい。
 もし私の言うことがお怒りを買ったのであれば、娼館に戻ってからお叱りを受けるなり、担当から外すなり気の済むようにしていただいて構いませんから。
 今だけは堪えて、私の言葉を信じてお聞き入れ下さい』

(マーサがレナの手を取りじっと見つめて、ゼノビアのことはある程度信用はしているが、完全にではなく)
(レナを呼び寄せたのは、レギンが再び拉致を企てていて魔力の強い子を作らすためではと、話を聞いて疑念を抱いていた)
(ソフィアが行ってからレナに一心に仕えてきたマーサの真剣な顔つきと、率直に語る姿に嘘はなく)

「姫様。マーサ殿の言うとおりだと我も思います」

(クレイトンもマーサの言葉に頷き、静かにレナを見つめる)

申し訳ありません。
お二人共ありがとうございます。分かりました。
最悪の時は残念ですが、ソフィアさんは置いていくことにします。

(ライラに一礼して詫てからマーサとクレイトンにもお辞儀をして、完全に迷いが吹っ切れた訳ではなかったが)
(最悪の状況にだけはならないよう最善を尽くすことを皆の前で約束する)


643 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/22(月) 22:40:10
【すみません。何故か書き込みが跳ねられて書き込めない状態になってます】
【原因を探していますので少々お待ち下さい】


644 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/22(月) 22:42:06
【何かおかしいですね。書き込みに失敗したと出たのに書き込まれていますね】
【レス番号641と642は無視して下さい】

【改めまして今夜もよろしくお願いします】


645 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/22(月) 23:19:06
>>640-642
はい、私たちにはわからないのでしょうけれど。

(元より魔力の強い子を残していくのは至上命題である国で)
(それがいつしか曲がったのか、それとも狙いがあるのかは今ではほぼ誰も知らない事で)
(部外者のソフィアでは想像も出来なかった)

「何人もの……ね」
「……あぁ、ひとつだけ、封印の事は一旦頭から除けておきなさい」
「本当に最悪の場合、切り札になるかも知れないわ」
「確か、星読みが出来ると聞いた事があるし、何か見たのかもね」

(太后も含まれているのなら、自分としても比較の相手に不足は無いと思いつつ)
(ふと思い出したように、魔力の封印についてはもう口にしない方が良いと告げる)
(星読みで先を見通すとも言われていた事を思い出し、レナの未来を見たのかも知れず)
(その為の仕掛けかもと感じていた)
(ただ、現在存命とは思えない事もあり、最後に残したこの封印が福音であればと思っていた)


『言い分はわかるけれど、これは……』

(レナの抗弁は予測出来、それを説得しようとするが、マーサが熱心に話すのを見て、口を閉ざす)

『貴女がそう思うのは当然だし、私から言う事は無いわ』
『何か私も気になるのよ……だから、くれぐれもね?』

(ライラにしては優しい表情でレナに話しかける)
(本来、これから人身御供になる立場で、不安が大きいはずだったが、それを微塵も見せずにいた)

(石を渡した子供はこの家の人ってしか言われていないと言って)
(預けたのはおじさんだったというが、特徴などはあやふやな様子で)
(友人に呼ばれると駆けていってしまった)

(石に対してレナが魔力の波動を感じようとすると特に何の動きも見せていないにも関わらず)
(一瞬でどす黒い紫色の澱を感じさせる気配が湧き上がったと思うとそのまま像を結ぶ)
(ゼノビアの時と違い、澱が人の形を取った様で顔や体格などはわからない)

「歴史古き国の血を引く者は血の気が案外多く、思慮足りずに触れるかと思ったが、これはこれは」
「そして、なるほど……これは素晴らしい」

(地面の下から響くような声が語り掛けて来るのだった)



>>643-644
【したらば、最近また不安定な感じですね】
【こちらこそよろしくお願いします】


646 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/23(火) 00:12:34
>>645

ですよね。

(ソフィアの言葉に異論はなく頷き、これ以上詮索するのを止める)

封印は頭から……? はい、そう致します。
切り札ですか?
星読み……、あっ!! かもしれませんね。

(ゼノビアが大后さまをそれほど意識しているとは知らず、答えが同じことに納得して小さく頷いて)
(封印のことは言わないように頭から除けておくように言われて、何の切り札になるのかは分からなかったが)
(忠告はありがたく受け入れることにする)
(具体的に何かを言われた訳ではなかったが、お菓子を食べている時に「若様も色々とあって大変なようだの」と言われたことを思い出し)
(老師さまには確実に自分の未来の一部、それもあまり良くない事柄が見えていたのでは想像していた)


『差し出口を挟み申し訳ありませんでした』

(レナへ言い終わると、自分がライラの言葉を遮ってしまったことに気づき深く一礼して詫びる)

ライラさまも何か裏があると思って居られるのですね。
きっと、言われた通りに致します。

(初めて見るような優しい表情に内心驚きながらも、それだけ本人のことを思えば不安もあるはずで)
(それでも自分を心配してくれることに感謝して、自分のことを最優先にすることを約束するのだった)


『レナ様、十分にお気をつけを。
 ゼノビア様の使者なのかもしれませんが、その石を子供に渡したのは中年の男性らしいですし、特徴を覚えて居ない様子でしたから』

(すぐレナの横まで来て立つと、十分に警戒してクレイトンと決めておいた口笛を吹く)

これは、やはり!!

(十分に注意を払っていたにも関わらず、どす黒い紫色の澱のような気配が湧き上がるのを見て予想通りかと小さく声を上げて)
(ジリジリと後ろに下がりながら部屋の出口へと少しずつ移動していく)

『お前が噂の!!』

(声を出すと同時に結んだ像へとナイフを投げて、レナを後ろに隠すようにしながらマーサも出口へと移動していく)

「マーサ殿、……やはり仕掛けに来たか!!」

(口笛に反応してすぐにクレイトンもレナの居る部屋に飛び込んでくると、像とレナの間に入り完全に遮るようにして)
(マーサに目配せして部屋を早く出るように促していく)

……禍々しい気。

(流石にレナでも相手の邪悪さを感じ取り思わず呟いてしまっていた)


【そのようですね。最悪の場合になった時はオリキャラ板で連絡を取りましょう】


647 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/23(火) 01:05:16
>>646
「そうよ、一旦忘れなさい」
「……思い当たる節があるのね、噂は本当だったという事……」

(忘れた方が効果的だと言って、それ以上は触れず)
(星読みの現場を見たっぽいレナの反応に噂が本当だった事を知り、茫然とする)
(その域は単なる修練では達せられるものではなく、またその力を活かしたのが他国の王家というのが皮肉だった)

『いえ、結果優先よ、貴女の言葉でレナは納得したのだから』
『そうよ、向こうの本命がレナであるならそこは絶対に渡さないようにしないと』

(マーサの謝罪には問題無いと言って、不問にして)
(レナの言葉には裏があると確信していると言って、レナを狙っているならそれだけはくじくと明言した)


「ほう、こうした来るのを読んでいたかの様な振る舞い」
「緊張感を持つのは良い事だ」

(躊躇なく投げられたナイフは像に届かず、中空に止まるとそのまま床にぽとりと落ちた)
(それを意に介した風も無く、呟くように言うと)

「む、お前は見覚えがあるな……落札した男か」
「余計な事をしなければ、もっと早くにソフィアは幸せになれたものを」
「剣士だったか、いずれ真っ向からねじ伏せてやりたいが……」

(傲慢そのものの言い方でクレイトンを見下し言い放つと、マーサがレナを連れて出ようとするのをチラと見て)
(逃げればそれだけソフィアを堕とせるとばかりにニヤリとした笑いが浮かび上がるのだった)


【はい、手段はそれでいきましょう】


648 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/23(火) 01:55:46
>>647

何か具体的な注意があった訳ではありませんけれど……。
言ったところで気味悪がられるか、信じて貰えないと判断したのでしょう。
当時のわたくしは手品師の老人程度の認識でしたから。

(ゼノビアが呆然としていることに驚き、そんなに凄い力を持っていたのかと改めて感心して)
(ただ内容は詳しく教えて貰っていないこと、自分が魔導師ではなく手品師と思っていたのを少し恥じ入りながら言って)
(きっと当時の自分であれば、気味悪がって信じないだけなく、もしかしたら二度と老師の所へ遊びに行くのを止めたかもしれず)
(それだけ老師が自分を気にしつつも、可愛がってくれていたことを認識していた)

『ありがとうございます』

(不問にされたことに礼を述べて、ライラの言葉に頷く)

放おって置いてくれれば良いのに……。

(エレノアのことと云い、レギンのことと云いレナには迷惑なことで、本心からちょっかいを出さないで欲しいと思っていた)


『くっ!! 敵地で警戒を怠らないのは当然のこと』

(レナには直接言葉を交わささないように遮り、ナイフが宙で止まり床にぽとりと落ちたのを見て奥歯を噛み締めて)
(近くにあったランプを投げつけてみようかと思ったが、同じように床に落ち火事になっても困るので躊躇する)

「我もその声には聞き覚えがあるな。執拗にソフィア殿に執着していた変態オヤジだろう?
 フン、それはどうかな。無理やりな魔法で幸せとは笑止な。
 それはこちらのセリフだ。魔法さえなければ、お前の首など我の前では一分も胴と付いていないだろうよ」

(きっと自分が剣を抜き振り下ろしても、石から出た像を切れないだろうと判断して)
(挑発にはクレイトンも魔法さえ無ければ無能とでも言うように言い返して、マーサの身体を軽く押す)

『レナ様、ここはライラ様の言われた通りに』

(ソフィアのことが出て、レナの動きが止まりそうになったのに気づき、共通認識としたことを実行するよう耳元で囁き)
(レナを部屋の外へと身体で押し出そうとする)

はい、そうします。

(レナも小さく頷き、自分が捉えられればソフィアも喜ばないだろうと後ろ髪を引かれる思いで廊下へ出ると)
(既に打ち合わせをしてある通りに次の潜伏先へ向かう為に後ろをマーサに守られながら駆け出した)


【ここで凍結にしますか? それとも返せそうですか?】


649 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/23(火) 02:00:38
>>648
【ちょっとヤバそうなので凍結でお願いします】
【次回は金曜日の22:30からになります】


650 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/23(火) 02:07:14
>>649
【了解しました。では、ここで凍結にしましょう】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です】
【また伝言板スレでお会いしましょう】

【お疲れさまでした。楽しかったです】

【軽くはなってませんが、なんとか保ったようで良かったです】


651 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/23(火) 02:11:09
>>650
【ありがとうございます】
【では金曜日にまたよろしくお願いします】
【お疲れさまでした、私も楽しかったです】
【本当ですね、週末には戻っている事を祈ります】

【ではお先に失礼しますね、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


652 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/23(火) 02:14:01
>>651
【週末には戻っていて欲しいですね】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


653 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/26(金) 22:29:14
【ロールの再開にスレをお借りします】


654 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/26(金) 22:33:21
>>648
それはそうでしょう。
神でも無ければ完全な先は見通せないもの。
幾つもある未来のうち、ひとつを見られればそれだけで凄いものよ。
具体的に言われても腑に落ちる人は居ないでしょうし、それはそうでしょう。
手品師……そう、なるほどね……。

(具体的にはっきり見える様なものでは無いはずで、漠然とした中から何かを見つける事自体が難行だと言う)
(また先を具体的に言われても信じられる者などいるはずが無いからそこは同意して)
(手品師と聞くと恐らくは占星術師の様な感じで普段は過ごしていたのだろうと推測していた)


「私が現れ出る可能性があるところが敵地なら、今後はどこに居ても警戒せねばな」
「ふむ、お前はお前で面白い……使命感を持ちながら、冷静に状況を見て取ろうとする」

(人ごとの様にどこにでも現れると宣言しながら、躊躇せずに投げたナイフやレナを守る動き、火事を気にする配慮)
(そうして部分を見て取ると澱が作りだす像がニヤリと笑った感じがする)

「その通りだ、あれは素晴らしいな……如何に貶めようと己のままでいようとする」
「くくくっ、本当にそう思うか?私は本気で支配しようとは思っておらぬのよ、自ら支配下になる様に、な」
「お前も剣が無ければ首を飛ばす事など出来はしまい?もっとも以前とは違い、魔法を使わずとも無理だろうが」

(変態親父という言葉をまるで否定もせずに流すとソフィアを褒め称え)
(自分から支配を望めば、それは幸せだろうと何の疑問も持っていない口調で答えると)
(魔法も力のひとつであり、剣と等しい事と今はもう以前とは違っていると自信満々に言い放った)

”あぁっ!?ん、はぁっ!!?”

(駆け出すのを感じると石からソフィアの声を思しき嬌声が一瞬聞こえる)

「今日は様子見と話に来ただけだったが、くくっ、逃げるなら逃げるで構わぬ」
「もはや私に勝てる者など存在しないのだから、じっくりと時間を掛けて掌中にしてやるわ」

(余裕と自信と傲慢さを見せながら澱の像が崩れていくと床に染み込む様に消えていく)
(魔法石も割れてただの石ころになった様だった)


>>653
【それでは今夜も宜しくお願いします】


655 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/26(金) 23:34:40
>>654

確かに神様で無ければ、人の未来を完全に見通すことは出来ないでしょうね。
あの方の表情から判断すれば、きっと一つ内の一部ははっきりと見えていたのだと思います。
それに具体的に言われていれば、それを避けようとするでしょうし、もし言われた未来と異なればペテン師呼ばわりされ兼ねないですものね。
街では薬師として生計を立てていたようですけれど、わたくしが遊びに行った時には色々と魔法をみせてくれたのです。
当時は魔法には全く明るくなかったので、手品だと思っていたのですけれどね。

(もし完全に見通すことが出来ていたのであれば、老師は神々と何らかの関係があることになるが、そこまで神々しくはなく)
(かと言って自分の星読みをしれくれた時のほどんど見せたこともない困った表情は、自分の良くない未来の一つを断片的にでも見ていたのだろうと)
(今になってみれば納得させられるものがあって、もし今のことを聞いていたら)
(そもそも母方の祖父の国から帰らなかったろうし、そうすれば女性になることもなく違った未来があったろうと思うとどこか不思議な気持ちになっていた)
(看板は街でも普通に見る薬屋の看板が掛かっていたが、客が来ているのは見たことがなく)
(結局は何で生計を立てているか確信はなかった)

『この街に来てから警戒を解いたことなど一度もありません。
 私の使命はレナ様をお守りする、このただ一つしかありませんから。
 面白い? 当たり前です』

(この街に来てからは、ゼノビアが味方かも分からず、どんな仕掛けが来るのかも分からず)
(いつも起きている時は気を張っていたのは確かであり、それはレナを無事に娼館まで戻すことが自分の使命であり)
(レナ様はきっと喜ばないだろうが、使命のためなら命を掛ける覚悟があり)
(常にレナ様の安全を守るために冷静に状況を判断するのは当然だと思っており言い切るが)
(「面白い」の言葉には誂われた気がして憮然とする)

「それはそうだろうな。お前のような下種な精神の持ち主では無いからな。
 どこまでもおめでたい性格をしているようだな。その歳じゃ治るまい。
 剣がなくとも人を殺すことくらい容易いな。そういう訓練を受けているからな。
 易い挑発には乗るものかよ、馬鹿馬鹿しい」

(ソフィアの精神がレギンより遥かに高いと認めて、相手が褒めていることに不快を感じつつも顔には出さず)
(人の支配して楽しむことに疑問を持っていないような物言いに、声から判断してそれなりの歳であることを感じ取りもう性格は治らないだろうと告げて)
(剣が無くても首を折ったり、窒息させて殺すことくらい心得ていたが)
(魔法はよく分からず、そんなに強くなっているとも思えず挑発だと思っていた)

ソフィ……。

『レナ様、今は気を取られずに逃げることを優先して進んでください』

(石から聞こえたソフィアの嬌声に思わず立ち止まろうとしてレナを、マーサは囁き後ろから押して外へ続く廊下へ出て先を急かして)
(ただマーサの頭の片隅に、新しく用意された隠れ家に逃げても逃げ切れるのだろうかと疑問を抱いていた)


……流石に大后さまには勝てるとは思えませんが、ここはレギンの手の内ですから分が悪いですね。

(隠れ家に移り一息ついたレナは大きく溜息を吐き、あの自信は全く裏付けが無いことは何となく感じてはいたが)
(実際、接触した感触では魔力自体はあまり強く感ぜず、ゼノビアが油断するのも無理は無いと思っていた)

「確かに姫様の言う通りです。金で雇ったものも剣の使い手はであっても魔法で何とかは出来ないでしょうし……」

『私はあの自信がとても気になります」

(レナの言うことにクレイトンも頷きつつ、金で雇ったものに魔法に通じた者がいるとも思えず困惑気味で)
(マーサも相手の余裕に追い詰められた気分を感じていあ)

【こたらこそ、今夜もよろしくお願いします】


656 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/27(土) 00:34:40
>>655
なるほど、ね。
避けてしまえば、違う未来が訪れ、それは読んでいない訳だからわかるはずもない。
薬師として……魔法は忌み嫌われる国もあるし、隠したのは間違いなさそうね。

(老師が見ていたものはわからないし、わかった所でどうしようも無い事かも知れず)
(何かを避ければ別の何かに当たる訳で予知の難しさを感じ取っていた)
(薬を生業にしていないのは感じていたが、恐らくは認識阻害の魔法を用いて正体を隠した上で)
(何かをしていたのだろうと思ったが、それが何かまではわかるはずもなかった)


「ふむ、それは感心、大したものだ」
「そうだ、そういう所が面白いと言っている、そこまで愚直な女がどう堕ちるのか……」

(大して感心した風でも無くマーサの使命感を褒めながら全身を舐める様に見ている気配がマーサを包む)
(敵対者としてではなく、堕とす対象として見ているとはっきりと言い切り、好色さの片鱗を見せていた)

「だがな、そうであろうとする事は困難を伴うぞ?」
「幾ら高貴を装っても、そうでは無い者がほとんどだからな」
「おめでたい?治らない?くくっ、そうかそうか」
「……そうだろうな、そういう連中が居るのは当然知っている」
「ふふふ、しかし、お前が知る私ではもはや無いぞ?」

(心底認めてはいるのか、容易く比べられるものではないと言って、そうでは無かった数多の事例を引き合いに出す)
(挑発を受けながら、余裕を見せて、大きく頷いて否定も肯定もしない)
(剣が無くてもという言葉に産まれながらの才能に恵まれた者が居るのは知っていると告げ)
(それを含めて超越したと言い切りつつ、その全貌を見せる事はしなかった)


……事前に聞いてはいたけれど、もう隠れ家に移動してたなんて。
何があったのかしら?

(レナたちが移動して間もなく、ジゼルが戻ってきたが、もぬけの空で慌てて隠れ家へとやってきた様子で)
(状況が掴めずに問い掛ける)


657 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/27(土) 01:26:37
>>656

そうですね。本当のところは老師さましか分かりませんが。
ええ。もし魔法を使うとことが周りに知られれば迫害を受けるかもしれませんし、迫害までは行かずとも普通に暮らすことは難しかったと思います。

(もしかしたら、色々な未来の断片をいくつも見ていたのではないかとふと思ったが)
(今となっては聞く術もなく、強い興味ともう一度会いたい気持ちが心の中で募っていた)
(祖国では、聖職者であれば神通力として、病を治す程度であれば魔法を使っても忌み嫌われなかったが)
(一般の民が魔法を使うことはタブーで、実際に迫害があったとも聞いたこともあり)
(老師さまほどであれば上手く隠して、何かをして穏やかな老人として暮らしていたのだろうと想像していた)


『何人の女性を嬲れば気が済むのですか?
 …………くっ!!』

(相手の抑揚もない声に馬鹿にされているような気持ちを懐きつつ、舐めるように自分を見る気配に怖気が走るのを感じながら弱気は見せず)
(ソフィアやレナのような特別な女性だけでなく、自分も堕とす対象として見ていることに不快感を覚え)
(何かを答えればまたつまらない問答になると思い、レナを庇いつつ話を打ち切り廊下へ逃げることにした)

「そうかい。ソフィア殿や姫様は別格だからな。
 どちらだって良いことだ。お前の命もそう長くは無いだろうからな。
 では、次に会えるのを楽しみにしさせてもらうことにしよう」

(好意を抱いているソフィアと今は命より大切な存在とも言えるレナは特別で、普通の貴族の子女と高貴さを比べられるのは心外という表情をして)
(自分が引導を渡すかどうかは別にして、いつまでもレギンの思い通りにはならないしさせる気もないと伝えつつ)
(相手のどこまでも自信に満ちた態度と余裕に、心の中では少々不安を覚えていたが)
(石が割れると同時にレギンの気配が消えたことに小さく深呼吸して、取り敢えずレナが無事なのを確認して安堵する)


「マーサ殿が用事から帰ってきた時、街の子供に魔法の石を渡されてだな。
 ゼノビア殿からの連絡かと思いきや、レギンが現れて好き勝手言って消えたのだが……。
 念の為、こちらに移っておいた方が良いとマーサ殿と話し合って移ってきた。
 いざとなれば、まだ隠れ家をない訳ではないし」

(ジゼルが申し合わせていた隠れ家に慌ててやって来たのを見て、レナやマーサが説明しようとしたのを制して)
(クレイトンが真剣な顔つきで説明して、いくつか隠れ家を用意してもらってはいるが)
(なかなか手強い相手であるとレギンの印象をジゼルに語って聞かせた)


658 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/27(土) 02:01:18
>>657
生きて見えたら聞けるかも知れないわね。
……その辺りは簡単に隠すでしょう、それだけの腕前よ。

(また会える様な年齢でもなさそうだと思いながらも)
(再び会えたら聞けば良いと言って)
(隠蔽に関しては間違いなさそうで、技量をもってすれば何とでもなっただろうと思っている様子だった)


「何人でも、忠実な者は幾ら居ても困るまい」

(当たり前の事を言っているといった調子で返答するが)
(逃走に移ったマーサを追ったりする様子は見せなかった)

「別格か、ふふ、レナという者がどうであるか試したいものだ」
「何時だってそう言われてきたからな、楽しみにしているぞ」

(レナを抱き、喘がせている想像でもしている様な笑いをかみ殺した口調で答えると)
(殺せるなら殺してみろといった自信を見せつけた)


レギンが?例の虚像を出して会話するという……?
……隠れ家はともかくとして、ちょっと待って……。

(敵の首魁について話しは聞いていたが、内容を聞きながら怪訝な表情を浮かべると)
(隠れ家の移動などは今のところは考えなくても良いと言いながら、何か思いついたのか考え込んで)

この街に私たちが来ているという事を知ったのは兎も角として、わざわざそんな事をしたのは何故?
……この街に居る、という事では……。

(呟くように思考を纏めていき、この街にレギンが来ている可能性を口にする)
(そうだとすればソフィアもライラも現在、レギン自ら調教している可能性があった)


659 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/27(土) 02:11:23
>>658
【眠気が大分来てますので凍結してもらっても良いですか?】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です】


660 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/27(土) 02:12:37
>>659
【凍結了解です】
【では次回土曜日の22:30からよろしくお願いします】


661 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/27(土) 02:15:08
>>660
【ありがとうございます】
【いつも通りに伝言板スレで待ち合わせましょう】
【お疲れさまでした】
【今夜はお先に失礼します。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


662 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/27(土) 02:18:34
>>661
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた土曜日に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


663 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/27(土) 22:27:04
【ロールの再開にスレをお借りします】


664 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/27(土) 22:34:17
【スレをお借りします】


665 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/27(土) 22:34:48
>>658

昔よりは魔法のことが分かるようになったので、可能ならばもう一度お会いしたいのですが……。


(会いたい気持ちには偽りは無かったが、何となくいつも見守られているような気がして)
(それが間違いでなければこの世の人でない可能性が高いだろうなと思っていた)
(周りに住んでいた人たちも、老師さまがいつから暮らしていたかも覚えておらず隠蔽工作をしていたことには異論がなかった)


『本当になんて人なんでしょう』

(レナと共に廊下に逃走する前にレギンの返答は耳に入っていて、廊下に出たマーサは憮然とした表情でポツリと呟く)

「お前が姫様を試す機会など来ないだろうな、残念ながらな。
 俺もその時を楽しみにしているぜ」

(レギンの口調に呆れたような口調で答えつつ、相手の自信に対して自分も揺るぎない自信に満ちた声で返した)


ええ、本物のゼノビアさまがライラさまとわたくしに送ってきたの基本的には同じと言って良いでしょう。

(ライラさまの所にもゼノビアから魔法石による伝言が来ていたと聞いていたので、ジゼルも見たかもしれないと思いつつ)
(石の色など少しの違いはあったが、それは使う人の個性なのかもと思っていた)

「ここを紹介してくれた人の説明では、建物全体に細工がしてあって魔法を全部防ぐことは難しいらしいが、効力を弱める効果があるらしい。
 取り敢えず、しばらくはここにいた方が良いとは思う」

(受け売りの話だが、それなりの物を払っており魔法が当たり前のように存在している場所なら)
(それを防ぐ手立てもあるだろうことは疑っておらず、すぐに移動の必要がないことは同意だったが)
(レナやマーサと共に考え込んだジゼルの言葉を待っていた)

ゼノビアさまもレギンの影響を全く受けていない訳ではなさそうですから、多少情報が漏れるのは仕方ないかと思います。

(相手がこちらの動きをある程度知っているだろうことは織り込み済みで、ライラさまに言われてから)
(遅かれ早かれ何らかの形で接触してくるだろうとは思っていた)

『レナ様を直接見たかったのと、魔力の強さを計りに来たのかもしれません。
 その可能性は十分にあるとは思いますが……』

(きっとレナの値踏みに来たのだろうと、マーサが自身が受けた印象を率直に答えて)
(レギンがすでにこの街に到着していて、考えたくは無かったが自ら調教している可能性は十分あり頷く)

「どちらにせよ、こちらから打って出るのは現状では難しい以上、援軍が到着するまで息を潜めいるしかないだろうな」

(クレイトンの性格上、本当は打って出るほうが遥かに好みではあったが、レナを守り相手に渡さないことが最優先で)
(援軍が到着して最低でも拮抗した戦力が整うまで、不本意ながら待つしかないと思っていた)


【今夜もよろしくお願いします】


666 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/27(土) 23:23:59
>>665
声と姿を魔法石を介して届けるという技術ね。
魔法を防げるかどうかは信用するしか無いわ……。

(レナの言葉を聞いて、実際に見た訳では無いが、ライラに聞いた話と合致すると思って)
(次いでクレイトンの言葉については全面的に信頼出来ずとも当面は信じるしか無いと答えた)

推測に過ぎないけれど、自由意志は残っていても要求には逆らえないのかも知れないわね。
どの程度防げているのかわからないのが問題だけど……。
全て筒抜けと仮定すると長期戦になるのは不利だわ。

(どの程度の情報が抜かれているのかがわからず、対策を立てようにも長期では地の利が無い分不利だと言って)

場合によってはソフィアもライラ様も敵になるかも知れない、という事ね。
そしてそれを利してレナを拉致する、というのが筋書きかしら……。
容易く堕ちないとは思うけれど……。

(支配するという術の程度が読み切れない事もあるが、最悪はそういう可能性があると言って)
(そうなると作戦そのものがすでに危険水域に達していると言え、その報告もしなければならなかった)

援軍は難しくなったわ、こうなってしまうと……。
それにソフィアとの面会もあるのでしょう?一応はこちらの手に戻るという話しだけれど。
店に出ている時にこちらに奪回する手を考えてみてはどうかしら?
10日に1度はゼノビアの元に運ばれ、その前2日は調教だったはずだから、まだ3日程は店で働かされているはずよ。

(むざむざライラを奪われ、むしろ敵に狙われる状況になってしまい、作戦そのものが知られている可能性も出ており)
(だとすると軍を動かす事も出来ず、ここから脱するのは自力になるという読みを見せて)
(その前にソフィアを無理矢理に連れ戻して、彼女を伴って逃げる術を考えた方が良いのではと提案する)


667 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/28(日) 00:25:11
>>666

その技術です。魔法石さえあれば、わたくしでも可能かもしれません。

(以前に魔法書で読んだ知識では、声と姿を届けられる距離と鮮明さは魔力の強さによるが)
(方法そのものはそれほど難しそうではなく、もしかしたら自分にもできそうだと思っていた)

「土地柄そういう建物があってもおかしくはないが、あとは信じるだけだ」

(金で動く相手とは云え、何度か会ったり交渉を重ねた折にある程度は信頼できる相手と思っており)
(あとは自分の人を見る目の確かさを信じるしかないと考えていた)
(レナがさらっと魔法石が使えそうと言ったことに驚きの表情を浮かべ、母親も不思議な力を持っていたのは知っていたが)
(ある意味祖国が滅んでいなければ、化け物扱いを受けていたかもしれないと思っていた)

その可能性は十分考えておく必要がありますね。
自分一人では何とかならないから、わたくしたちに期待する形で呼び寄せたのでしょうし。
基本的にはゼノビアさまの方が魔力は強いようですから、ある程度防げていることを期待するしかありませんけれど、筒抜けの場合は確かに不利ですね。

(ゼノビアに影響が残ってることはおそらく事実で、情報がある程度抜かれていることは否定できず)
(長期戦が不利であることは確かで、短期戦でどうにかできないのであれば撤退も考えないとと思っていた)

……ソフィアさんもライラさまも敵にですか?

(最悪の可能性とはいえ、あまり考えたくはない結果でさすがにそうなった場合のことを考え込んでしまう)

『それだけは避けたいですね。どちらか一人敵に回ってもこちらには不利ですけど、二人とも敵になった場合には、今の戦力ではレナ様をお守りするのも難しいくなりますね。
 そう願うしかないですね』

(どちらが敵に回ってもマーサ以上の実力があり、クレイトン卿の実力があっても)
(戦力としてどれ程か分からないジゼルと自分では、レナを守り切れない可能性が高く)
(どちらか一人でも堪えて、こちらの味方として戻ってきて欲しいと願っていた)

「確かに援軍を期待するのも難しいが、ここを無事に脱出するのも楽とは思えぬな。
 店に出ている時に奪回するのは良いが、当然その役割は我が担うことになるだろう。
 その間レナ様を二人だけで守り切れるのかも、万が一襲われたら難しくはないだろうか?
 ライラ様を奪われただけなのは残念だが、最悪このまま撤退した方が良くはないか?」

(自力で脱出するにしても、来るときよりは遥かに難しい状況であり簡単に脱出できるとは思えず)
(ジゼルの案も悪くはないが、店を訪れるのは男性である自分しかおらず、その間女性三人になる訳で)
(誰かに警備頼むにしても完全には信頼できるかの問題もあり、ソフィアもライラとと同様諦めてなるべく早くここを立つ方が良いのではと返す)

…………どれも難しいのであれば、せめてソフィアさんだけも取り返したいです。

(クレイトン卿の言うのも尤もだと思いつつも、やはりソフィアだけは取り戻したいと願望を口にするが)
(具体的にはどうすれば最善か判断がつかず黙り込んでしまう)


668 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/28(日) 00:58:09
>>667
石については手に入れる術は今の所ないから試せないわね。

(レナの自信については疑問を挟むことなく、ただ現実としてどういう石を使うのかわからず)
(その技術を使う機会は今の所無さそうだと言った)

ただ、街全体で魔法が恒常的に使われているという様子ではありません。
そして私たちが敵とするのはその総本山の様な相手……。
その方が想定している上を来られる可能性は考慮しておきたいですね。

(魔法を防げると言っても、設計者がどの程度の者かわからず)
(相手は魔法の総本山だという事を考えると上回られる危険は想定すべきだと言って)

完全に筒抜けなら不利というよりは詰んでいるわ。
だけど、ゼノビアもソフィアも今の所は持ち堪えている様子だし……。
そこに期待するしか無いわね。

(本当に筒抜けだったらもはや速攻で逃げるレベルで、そこまででは無い様子だとは思っていて)
(正直、彼女たちの忍耐に賭けるしかなかった)

ええ、特にライラ様は耐性がある訳でもないでしょうし、不自然に遭遇したらまず無力化を考えるか逃げるか。
そのつもりでいる必要があります。

(ソフィアは或いは持ち堪えるかも知れないが、ライラは危険度が高く)
(そうなったら無力化を図るか、無理なら逃げないといけないとはっきり言った)

ふたりの襲撃は止められたとしても、その間はマーサとレナだけになってしまうのが最大の問題ね。
そこに万が一レギンが現れたらどうにもならないかも知れないわ。
……確かに今すぐの撤退も考慮した方が良いかも……まずソフィアのいる店も特定出来ていないし。
おおまかにはわかるのだけれど……最悪なケースを想定すると彼女の客としてレギンが来ていたら奪還する所ではないわ。

(襲撃された場合、ライラは自分が、ソフィアはクレイトンが止めるにしてもすぐに勝負が決まるとは思えず)
(その間に襲われたらどうにもならないと言って、それならクレイトンのいう通りに即時撤退を考えた方が良いと語る)
(店も大まかにしか特定出来ておらず、もし辿り着いても客としてレギンが相手していれば先に気付かれるかも知れない)
(逃げる為のルートを先に探す方が良いかも知れないと考えて)

脱出経路をまず構築しましょう、その上で居場所の捜索、逃げる前に助けられそうなら実行する。
これしか無いわね……次の面会日に行くのも手だけど、リスクも高い。
取り敢えずは私とクレイトン卿で交代しながら経路を探りましょう。

(逃げる前提で行動し、救出は二の次にすべきだと言って、同意を求めるのだった)


669 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/28(日) 02:01:07
>>668

そこが問題なんですよね。材質も分からないし、どこで手に入るのかもわかりませんから。

(実際に手にした経験から普通の石でないのは分かってはいたが、自分で作り出すのか)
(どっかで拾うのか、売っているのかも分からず試せないことに、好奇心の強いレナは落胆の表情を見せる)

「確かに支配者が使い手だというだけで、その辺りで普通に使われている様子ではないな。
 こちらも詳しく説明は出来ないから、ざっくりと魔法を抑えられる建物が良いと要望しただけだしな。
 どこまで防御できるか分からないから、警戒はしておいた方が良いと思う」

(ゼノビアやレギンの名前をだす訳にもいかず、万が一魔法が凌げる建物があったらと言っただけで)
(作った人物も分からず、防御能力も当てにならず気休め程度に考えておいた方が良いと考えを口にする)

……ふぅ〜っ。

(せっかく考えて借りてくれたので文句は言わずにいたが、魔力を手のひらに込めてみたがあまり感じ難くなっていて)
(前回レギンと接したお陰で相手の波動も分かっていて、どちらかと云えば近づいて来たら気配が分かるかもしれない分普通の家の方が良いかなと思っていた)

「筒抜けだったら、もう姫様は敵の手に堕ちてここにはいらっしゃらないだろうよ。
 二人ともそれなりに堪えられるだろうが、本人が言う通りならレギンも力が増しているようだし……気にしてもしかたないがな」

(完全に筒抜けだったら、相手が放おって置く筈もなく、レナを呆気なく奪われているだろうと言って)
(二人の忍耐力には期待するものの、相手の力が増していると考えればどれくらい堪えられるかも未知数だと思っていた)

それは一番の問題ですね。ジゼルさんは判断材料が多いですから、少しの違和感でも気づくかもしれませんけれど、わたくしとマーサさんには難しいかもしれません。
かと言って、ライラさまが戻ってきたら不自然に距離を置くのもなんですし……。

(ライラが魔法に対する耐性は一番低いはずで、ジゼルの言葉に完全に同意して)
(明らかに虚ろな目でもしていれば、マーサや自分にも分かるが、そうでなければ分からないだろうと思っていて)
(不自然に遠巻きで様子を見るのも変であり、難しい局面になったと感じていた)

『そうなったらどうにもなりませんね。
 投げナイフがレギンには無力であるのは経験済みですし、きっと魔力では……』

(二人が敵の手に堕ちていて襲撃をされた場合には、投げナイフも効かず、突進しても躱されるのは必至で)
(かと言って魔力でレナが対抗できるとも思えず、二人で対抗するのも無理そうで)
(エレノアが憑依していた時に見せた水の龍でも使えればと、自分の無い物ねだりに小さく頭を振る)

「確かに色々なケースを想定しつつ、ソフィア殿を探すことにしよう。
 上手くすれば何とかなるかもしれないし……」

(来た頃よりはある程度ソフィアが出ている店がありそうな場所は当たりがついていたが、何箇所かあって特定は出来ておらず)
(襲撃されるのが早いか、救出が早いかという状況であり、ソフィアを探しつつ逃走ルートを探そうと思っていた)

「そうすることにしよう。
 取り敢えず、マーサ殿には姫様と一緒に行動していただこう」

(異論は全く無くマーサには片時も離れないようお願いをして、ジゼルと取り敢えず今持っている情報を交換する)

お手数をお掛けします。よろしくお願い致します。

(少し前感じた希望が急激に萎むのを感じつつ、今は他の方策もなく)
(ノエルたちがいてくれるか、ソフィアを助け出して来てくれたらと思っていたが)
(考えても仕方ないので、マーサといざという時の打ち合わせを始めた)

【今回はここで凍結にしましょうか】


670 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/28(日) 02:02:42
>>669
【そうですね、凍結しましょうか】
【次回は金曜日の22:30からとなります】


671 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/28(日) 02:07:41
>>670
【ありがとうございます。では、今回はここまでで】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板スレでお会いしましょう】
【二日間楽しかったです。お疲れ様でした】


672 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/02/28(日) 02:09:45
>>671
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30に伝言板にでお会いしましょう】
【私も2日間楽しかったです、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


673 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/02/28(日) 02:11:08
>>672
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


674 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/05(金) 22:27:45
【ロールの再開にスレをお借りします】


675 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/05(金) 22:32:35
【スレをお借りします】

>>669
そればかりは知った人間に聞くしかないのでしょうが……。

(知った人間は現状では危険な相手しかおらず、あまりに現実的では無かった)

……無い物ねだりしても意味がありませんし、現状では一番良い場所かと。
問題はどうやって来るか、ですね。

(相手が転移術を使う事は知っていたが、条件などがわからず)
(いきなり来られでもしなければ大丈夫だろう、程度しか今はわからなかった)

確かに。
そう考えるとあれこれ考えるよりは今出来る事を模索するのがやはり建設的です。
いえ、現状ライラ様が私たちの前に現れる事そのものが違和感ですから。
……支配下に落ちる事がどういう状態になるのかわからないですから、最大限警戒して然りです。
それをライラ様やソフィアが理解出来ないなら間違いなく異常だと思います。

(完全に筒抜けならすでにレナが敵に落ちているのは間違いなく、同意して)
(ライラが今ここに来るわけがない事を鑑みると現れる事自体がおかしいと言って)
(それを理解出来ないなら、その二人はかなり異常な状態だと言い切った)

ええ、ですから、事は急を要します。
今となってはソフィアの居場所自体が罠になっている可能性も考慮しなければなりませんが……。
この辺りで黒髪で非常に人気の奴隷娼婦が居ると聞きましたが、場所は被っていますか?
ここ数日は店に出ていないそうですが……。

(ジゼルはクレイトンとの打ち合わせに入るつもりで自らの情報を出し、重なる地点を探るべきだと提案する)
(調べた店は全て酒を供して横に侍り、気に入ったら抱かれるという店ばかりで、売り上げは一番との事だった)
(ジゼルは自分が仕える主の為に情報を集める体で話を聞いており、これは図に当たっていた)
(そして数日店に出ていないと言うのは懸念通り、レギンが貸し切りで相手をさせて調教をしている事を意味していた)


(逃亡ルートの捜索とソフィアたちの居場所を同時に探り始めて2日経った頃)
(この街にどこかの王族が観光と静養を兼ねて来訪するとかで政庁は多忙を極めているとの話が街では持ち切りで)
(また別の王族が滞在していて、連日美女を嬲っている話や、その場を見られる話なども聞こえて来た)




>>674
【それでは今夜も宜しくお願いします】


676 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/05(金) 23:40:23
>>675

確かに、教えてもらうのも容易ではなさそうですけどね。

(レギンに聞く選択肢はなく、ゼノビアも教えてくれるかどうかは分からず)
(エレノアも知っていても教えてくれそうもなく、八方塞がりな上に危険が伴うことは承知していて落胆のため息を吐く)

「そうだな。現状ではここをどう守るかだ。
 願わくば、姫様が居る部屋に直接現れないでくれるとこちらには都合が良いのだが」

(転移の術をレギンが使うのは知っているが、それがどの程度自由に場所を選べるのかも分からず)
(この家の魔法防御の力も分からずではどうにもならず、何とかレナが居る部屋に直接現れるのだけは避けられればと期待していた)

「俺も今できる最善の手を探って、それが駄目だった時の手も2つ3つ用意しておいた方が良いと思う。
 ライラ様やソフィア殿がここに現れたら、十中八九以上の確率で敵の手先になっているだろうからどうするかだな。
 取り押さえることが出来ない時は最悪のことも考えておかねばならぬかもしれんな」

(ライラはここを知ってはいるが現れる可能性は今は殆ど考えられず、ソフィアはここを借りていることは知らないはずで)
(現れた場合にはレナを奪いに来たに違いなく、押さえて気絶させ縛り上げることが出来れば良いが)
(最悪の場合には命を奪うことも考慮に入れる必要があると、厳しい顔つきをして)
(ジゼルにもその心づもりは必要と伝えつつ、自分もソフィアを切り捨てる覚悟を固める)

そうだな。この街を抜け出ることが出て、ある程度距離を稼げれば助けも期待できるとは思うが。
確かに俺が聞いた出ているかもしれない場所の一つではあるが……、罠の可能性も十分考えておかないとな。
そうなのか? では、きっと……。

(上手く切り抜け街を出てそれなりの距離を戻れば、突入のために集結しているであろう軍に保護を頼むことも可能かもしれないと少しだけ期待して)
(ジゼルの出した情報に頷きながら、聞いていた情報とすり合わせればそこが一番可能性が高いことは否定できず)
(ただ、こちらに情報を流すことでレナの護衛を薄くする罠かもしれず、どうするか逡巡する)
(今、出ていない情報が本当なら仕掛けるのは後の方が良いのかもとも思っていた)


ここに既に来ていて、美女を嬲っているっていう話はレギンのことでしょうけれど、これから訪れる王族とうのは誰なのでしょうね。
……状況によっては好転する可能性もありますけれど、王族が誰かによってはより窮地に追い込まれる可能性がありますね。

(クレイトンやマーサが入れ替わり立ち替わりジゼルとともに情報収集に出る中で、誰かに守られつつレナはあまりすることが何もなく)
(只管体力の回復にだけ努めていて、聞いた情報を整理しつつソフィアやライラを心配しつつ)
(もしかしてこれから来る王族が大后さまや大公さまであれば良いと思いつつ、魔法王国の王族が来たら詰んだなとも思っていて不安な表情を見せる)

『レナ様、今は体力を養って無事にここを離れることだけ考えましょう』

(マーサはじっとレナの健康状態を観察しつつ、ポジティブに考えるように促す)


【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


677 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/06(土) 00:37:36
>>676
この場所、というよりはレナ様をどうするか……ですね。
敵の目的はレナ様である事は間違いなさそうです。
どういう理屈で現れるのか、私たちにはわかりませんから。
ただ、何処にでも現れる事が出来るなら先に居た屋敷に現れたと思います。

(とにかく、レナを渡さないのが最優先と考えるべきだが、現れる可能性は少ないのではという見方を示す)
(隠れ家の魔法防御についてはどの程度通用するか不明なのでそこは気休め程度の認識ではあった)

ええ、ベストは全員で脱出ですが、それでもルートは複数用意しましょう。
ふたりがここに現れる場合の認識は同じです、行動不能に追い込めれば良いのですが……。

(なるべく選択肢を増やそうという意見には全面的に賛成で、何通りかのプランを準備する事を提案する)
(ふたりが現れた場合、最悪の場合肉体の負荷を度外視した動きをしてくれば太刀打ち出来ないかも知れず)
(良くて行動不能、最悪は逃げる為に奪命も考慮しなければならない覚悟は必要に感じていた)

それもどこまで当てに出来るか……。
どこかの商隊に混ぜてもらうのも有りだと思います。
……可能性は高そうですが、リスクも高いですね、何よりおびき出しかも知れませんし。
こちらは注意は向けつつも容易には踏み込まない様にしましょう、するなら勝算を得てからです。

(実際、どこかの移動に紛れるのがベストと考えていて、その筋でも水面下で当たってはいた)
(ただ、上手く事を運ぶ為に色んな条件をクリアしなくてはならず、困難でもあって)
(ソフィアの情報はもうちょっと精査しないと罠かも知れないのは同意で、しっかり準備をすべきと言った)

レギンの事は間違いないと思います。
訪れる王族については相当な大物なので、パレードで公的に迎える準備をしているそうです。
どういう相手かはまだ……。

(レナの言葉に頷きつつ、来訪する王族についてはむちょっと情報が必要だと言って)
(それ以上に逃走ルートと救出の手段を考える事が重大ではあった)

(数日後、クレイトンが通りかかった通りで式典の準備などの指示をしているゼノビアがいた)
(細かく、そして行き届いた準備を整えている様子であったが、その場での仕事を終えたのか移動の為に歩き始めると)
(偶然クレイトンの居る方向にやってきた)


678 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/06(土) 01:42:46
>>677

「勿論だ。姫様のいない場所を守っても意味はないからな。
 そのようだな。美しさだけが目的ではないようだが……。
 姫様は落ち着かないかもしれないが、館にいる間はなるべく近くに控えていることにした方が良いだろう。
 万が一、レギンが現れたとしてもすぐにお守り出来るからな」

(レナを守ることが最優先なのは当然で、クレイトンにとってはレナの居るところがどんなに小さくとも城と同じと考えていた)
(魔法のことは当然のことながらよく分からず、美しさや気高さで求めるならまだしも)
(レナの魔力を求めることにどれだけの意味があるのかは理解できていなかった)
(あまり近くにマーサ以外の人間が詰めていればリラックスはできないだろうが、今は身の安全を保つのが最優先だと思っていた)

「ベストはそうだが、最悪姫様とマーサ殿だけでも逃さなければならぬ。
 陸路だけでなくルートはある程度あったほうが良いし、いざとなれば誰が囮となることも考える必要があるかもしれん。
 同時でないと良いのだが、こればかりは……」

(本当は全員で脱出できれば、レナもここまで来たかいがあり悦ぶだろうが)
(最低限レナと侍女であるマーサだけは命にかけても逃さないと腹を括っていて)
(お金で動く後腐れがない誰かを雇い自分が護衛してレナの一行を装い、その間にレナに逃げてもらうことも視野に入れていた)
(どちらか一方だけでも堪えていてくれれば良いと思ったが、相手も襲う時は拉致を成功させる確信が出来た頃だろうし)
(その時はきっと二人で乗り込んでくるだろうと予測していた)

「確かにあてにし過ぎるのはいけないとは思うが、国だって姫様を簡単に奪われたくはあるまい。
 ここから無事に出るには商隊に混ぜてもらうのが良いと思うが……。
 こればかりはどちらかは分からないからし、探り出すだけの時間の余裕も人的余裕もないしな。
 そうすることにしよう」

(拉致犯の一味に雇われていた立場から言えば、今世話になっている国もレナが重要でなければ)
(ジュリアまで出てこないはずで、そう云う意味では外交問題にならない程度の所までは来ているのではと考えていた)
(商隊に混ぜてもらうにしろ金銭的な問題がクリアーになっても、レナが目立ち過ぎるだろうことは明らかで)
(なかなかいい案が浮かばず、難しい表情をして考え込む)
(ソフィアの出ている店については、罠かどうかを判断するための人数が足りないのは自明で)
(確実に救い出せて、そのまま逃亡に移せるタイミングのときだけと思っていた)


噂が立つくらいですからね。
そこまでですと、完全に王様かその極々近しい人でしょうね。
パレードですか……、ソフィアさんを救うにしろ逃げるにしろチャンスかもしれませんし、罠かもしれませんね。

(嬲っていることまで噂になるくらいだからレギンの件は、呆れたような表情を浮かべつつ侮れないと気を引き締めて)
(まだ情報が不足している王族は、現在王座にある者かその妃、または大后のような立場だろうと予想していて)
(パレードがあるなら人出も凄いはずで紛れて逃げることが可能かもしれないし、相手も同じことを考えて網を張っている可能性も高く決め兼ねていた)


「ゼノビア様、その節は特別な配慮ありがとうございました」

(情報収集を終えて隠れ家に戻る途中で準備をしている中にゼノビアを見つけ、しばらく動向を野次馬に混じり見ていて)
(ゼノビアが近づいて来るのを見ると、気づいてもらうために膝を折り敢えてソフィアの事と言わずに慇懃に礼を述べる)


679 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/06(土) 02:26:16
>>678
取り敢えず、襲撃があったと仮定してここから次に行くべき場所への行き方だけは決めておきましょう。
……そうですね、ただ出来るだけ平静を保ちやすくはするべきかと。
どの道現れてもこちらは逃げるしか出来ません。

(別の隠れ家へのルートだけは覚える様にしたいと言って)
(護衛は良いが、レナの目に触れない様に配慮はすべきだと主張する)
(レギンが現れても魔法に対抗出来るのはレナ自身だけなので逃げるに徹する事は共通認識にするべきだと言った)

最悪はそうなるしかありません。
勿論、ルートは複数必須ですし、囮は無論です……が、それは私がやるべきでしょう。
ただ……そうした事に用いるかどうかはわかりませんね。

(最悪、ふたりは逃がすべきだという認識は等しいが、囮に関しては主人を奪われている自分がやるべきだと断言する)
(もっともふたり襲撃でもなければそこまでにはならないとは思っていて)
(その可能性も実際は低いのでは、と考えていた)

無論そうでしょうが、何分本国より遠方です。
商隊がベストでしょうね、やはり。
……ええ、それは私もそう思います。

(幾ら奪われたくないとしても本国より遠方ではどうにも手が出ないという見方をしていて)
(商隊なら信用問題になる事は避ける蓋然性が高く、それが良いと同意した)
(店についての情報は集めるだけはしておいて、その時が来たら考えるのが良いと思っていた)

……ワザと流している情報だと私は見ています、侮れないですよ。
ええ、そういう感じではありそうですが、直前までわからない感じですね。
紛れて逃げるのはどうでしょう、身動き取れなくなるかも知れません。

(噂自体がおびき寄せか、自己顕示欲によるものだろうと言って)
(やってくるのは高位の王族だという読みに同意したが、住民へのサプライズ的な意味もある様でわからなかった)
(騒ぎに乗じるのは地理に明るくない以上は却って危険だと言い切った)


「あぁ、その節は……あれから多忙さもあって、どうなっているかはわからないの」
「場所を変えたみたいだし、叔父が干渉したのね……参ったわ」

(世間話といった感じで理解して流すと状況の認識を伝えて)
(レギンが出張った事とそれで場所を変えたと理解している事を伝えて、実際困っている様子だった)


【ここで凍結をしますか?】
【次回は土曜日の22:30からとなります】


680 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/06(土) 02:48:06
>>679
【少々寝落ち仕掛けていて反応が遅れて申し訳ありません】
【凍結でお願いします】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れ様でした】


681 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/06(土) 02:53:43
>>680
【いえ、大丈夫ですよ】
【では土曜日の22:30にまたお願いします】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


682 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/06(土) 02:55:16
>>681
【ありがとうございます】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


683 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/06(土) 22:26:21
【ロールの再開にスレをお借りします】


684 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/06(土) 22:35:24
【スレをお借りします】


685 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/06(土) 22:36:05
>>679

「ああ、そうすることにしよう。逃げ道も一つだけでなくいくつか考えておいた方が良いな。
 何は置いても姫様が第一なのは当然だ。
 確かにな……」

(別の隠れ家へのルートも待ち伏せを想定して幾つか考えることを提案して、一番近場の別の家ともう一つを広げた地図上で指し示す)
(ジゼルには悪いがクレイトンにはレナを守り快適に過ごしてもらうことが一番で、他は全く重視していなかった)
(意見には同意ではあったが、何も出来ずに逃げるのは口惜しく奥歯を噛みしめる)

わたくしの力がもっと使えれば、レギンなど一捻りにできるものを……。

(クレイトンとジゼルのやり取りを聞きながら、クレイトンが「姫様」と言う度に困ったような笑みを浮かべていたが)
(逃げるだけとの話になると自分の手を見つめ魔力を集中させてみるが、やはり集めた魔力はすぐに弱まるのを感じて落胆の表情を浮かべて)
(封印さえなければ、もしかしたら倒せるかもと思うと悔しさも滲んでいた)

『レナ様の魔法は人を傷つけるために使うものではないと思っております。
 そんなことにお使いになられてはエレノアやレギンと同じになってしまい、穢れてしまいますよ』

(レナの呟きを聞いたマーサは、レナの手を優しく包み屈んで下から仰ぎ見て)
(静かにレナに魔法は人を助けるためだけに使うべきと、以前レナ自身が話していたことを述べて)
(ソフィアのことが絡むと兎角熱くなりがちなレナを窘めて、レナも小さく頷くのだった)

「ジゼル殿が囮を? それは有り難いが危険な役割であることは承知の上であられるのか?命の保証は出来兼ねるが……。
 こちらとしては用いないことを願うばかりだな」

(危ない仕事であるが故に自覚があるのかどうか問い掛けて、もし襲われた時はレナ優先でジゼルにまでは気を回せないとはっきり告げる)
(二人揃っての襲撃がない方が良いが、ジゼルほど可能性を低くは見ておらず)
(かと言って高くも認識しておらず、どうしたものかと考えていた)

「一番の問題はそこだな。あまりにも遠すぎるよ。
 近々ここを立ち同じ方向へ向かう商隊に幾つか当たりをつけておいた方が良いな。
 しなければならないことが山盛りだな。
 では、そうすることにしよう」

(大軍で押し寄せることは宣戦布告取られても仕方なく、数が少なければ確実に勝利は望めず)
(斥候くらいは出ているだろうから、その者たちだけとでも連携できないかと考えていた)
(商隊は幾つか目星をつけた方が良いと思っていて、出来ればレナを直接に抱いたことはなくとも)
(娼館の常連なら快く受けてくれる可能性も高く,尚良いと考えていた)

やはりジゼルさんもそう思いますか。
元々の魔力の強さは別にして、ゼノビアさんから聞いた以上に手強そうですね。
きっと民に対するサプライズの意味もあるのかもしれませんが、そうするとここの住民が分かる存在の可能性が高くあまり期待は出来ませんね。
……そうですか。わたくしにはよく分かりませんのでお任せしてもいいですか?

(自分たちをおびき寄せるか、護衛を薄くする罠か、自己顕示欲なのには同意して)
(ゼノビアから聞いていた以上に策士であることを感じていて、明らかに敵地では不利な状況にあると感じていて)
(もし高位の王族が住民を驚かす意味合いも強いのならば、知らない王族を呼ぶ訳もなく)
(魔法王国の本家に近い王族ならある意味詰みに近い状態だと思っていた)
(紛れて逃げることの危険性を指摘されると拘りはなく受け入れて、脱出計画すら立てたことがなく)
(クレイトンとジゼルなら経験がありそうに感じで、完全に任せて良いかをジゼルに問う)

「そうですか。それはあまり良い知らせではないようですね。
 その件で……魔法石を利用してレギンが姫様の前に現れました。
 きっと値踏みかなにかのつもりだとは思うのですが、かなり拙い感じです」

(クレイトンも世間話のように流しながら目で合図すると、声を潜めてレギンがレナの前に現れてたことを告げ)
(状況がこの前の会談よりは悪い方向へ流れつつあることだけは伝えておく)

【今夜もよろしくお願います】


686 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/06(土) 23:33:25
>>685
はい、幾通りかシミュレーションしておきましょう。
……弓矢なら払えましょうが、見えない力にはどうしようもございません。

(何通りかのルートを設定して、状況も含めて打ち合わせが必要だと感じていて)
(そのシミュレートを行うべきだと同意する)
(レナを守る事に関してはクレイトン程の熱意は無かったが、それでも大事にはしようとは考えていて)
(魔法の攻撃は弓矢よりもどうしようもないと言って、悔しがるよりは距離を取るべきだと言った)

……マーサの言う通りです。
後、過信はしない事です……。

(マーサの意見に同調しつつ、万全なら倒せると言う考えは危険だと言って)
(相手が持つ自信がやけに強いのは実際に強大になっている可能性を示唆していて)
(それだけに慎重さが要すると強く感じている発言だった)

危険は承知、私はただの侍女ではありません。
そう容易くは殺されませんが、来るとすればソフィアでしょうから、その場合は命は賭けねばならぬでしょう。

(実際、ジゼルは元々軍属で、ライラについているのは彼女が大公の子女だと知れてからで)
(要は大公が付けた人材で、彼が抜擢するだけの武と知を持ち合わせていた)

幸い、国との交易はありますから、そういった商隊にバラバラで混ぜてもらうのも手ですね。
とはいえ、色々と下調べと根回しが必要です。

(自国との交易商隊なら戻りに乗れるので好都合だと言って、出来るだけ隠密にならないのを選ぶのが良いと思っていた)
(軍との連携は恐らく難しい上、救助を求める事で下手に戦闘状態になるのも拙いと考えていた)

はい、策謀に関しては敵ながら実に見事なものです。
魔力に関しても今はどうだかわかりませんよ……。
そう頻繁に来るわけではなさそうなので、どの国から来るかもまだ。
……はい、それについてはお任せ下さい。

(褒めたくは無いが、見事な策謀だと評価しつつ、魔力も今は強い可能性も指摘する)
(王族などの来訪はそうある訳では無いという部分でサプライズらしいが、それだけに何処から来るのかも不明だと言って)
(逃走については任せて欲しいと、言い切ったが、どうなるか未だ混沌としていた)

「……石を……それでだったのね」
「調教師ギルドが自信満々なのも頷けるわ、無理にでも支配するつもりかも知れないわ」
「いえ、そうはしないかも知れないけど……ただ、貴方たちには朗報かも知れない事がひとつ」
「この石を持ち帰りなさい、私の魔法石だけど、これで連絡するわ」

(恐らくレギンからすれば過敏な反応だったので宛も外れただろうが、その分調教に注力していると言って)
(支配の魔法ではなく、調教の責めで屈服させようとしていると見通りを語る)
(ただ、レナたちには朗報があるといって、魔法石を通信用に事付けるのだった)


【こちらこそよろしくお願いします】


687 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/07(日) 00:55:12
>>686
「勿論だ。姫様のいない場所を守っても意味はないからな。
 そのようだな。美しさだけが目的ではないようだが……。
 姫様は落ち着かないかもしれないが、館にいる間はなるべく近くに控えていることにした方が良いだろう。
 万が一、レギンが現れたとしてもすぐにお守り出来るからな」

(レナを守ることが最優先なのは当然で、クレイトンにとってはレナの居るところがどんなに小さくとも城と同じと考えていた)
(魔法のことは当然のことながらよく分からず、美しさや気高さで求めるならまだしも)
(レナの魔力を求めることにどれだけの意味があるのかは理解できていなかった)
(あまり近くにマーサ以外の人間が詰めていればリラックスはできないだろうが、今は身の安全を保つのが最優先だと思っていた)

「ベストはそうだが、最悪姫様とマーサ殿だけでも逃さなければならぬ。
 陸路だけでなくルートはある程度あったほうが良いし、いざとなれば誰が囮となることも考える必要があるかもしれん。
 同時でないと良いのだが、こればかりは……」

(本当は全員で脱出できれば、レナもここまで来たかいがあり悦ぶだろうが)
(最低限レナと侍女であるマーサだけは命にかけても逃さないと腹を括っていて)
(お金で動く後腐れがない誰かを雇い自分が護衛してレナの一行を装い、その間にレナに逃げてもらうことも視野に入れていた)
(どちらか一方だけでも堪えていてくれれば良いと思ったが、相手も襲う時は拉致を成功させる確信が出来た頃だろうし)
(その時はきっと二人で乗り込んでくるだろうと予測していた)

「確かにあてにし過ぎるのはいけないとは思うが、国だって姫様を簡単に奪われたくはあるまい。
 ここから無事に出るには商隊に混ぜてもらうのが良いと思うが……。
 こればかりはどちらかは分からないからし、探り出すだけの時間の余裕も人的余裕もないしな。
 そうすることにしよう」

(拉致犯の一味に雇われていた立場から言えば、今世話になっている国もレナが重要でなければ)
(ジュリアまで出てこないはずで、そう云う意味では外交問題にならない程度の所までは来ているのではと考えていた)
(商隊に混ぜてもらうにしろ金銭的な問題がクリアーになっても、レナが目立ち過ぎるだろうことは明らかで)
(なかなかいい案が浮かばず、難しい表情をして考え込む)
(ソフィアの出ている店については、罠かどうかを判断するための人数が足りないのは自明で)
(確実に救い出せて、そのまま逃亡に移せるタイミングのときだけと思っていた)


噂が立つくらいですからね。
そこまでですと、完全に王様かその極々近しい人でしょうね。
パレードですか……、ソフィアさんを救うにしろ逃げるにしろチャンスかもしれませんし、罠かもしれませんね。

(嬲っていることまで噂になるくらいだからレギンの件は、呆れたような表情を浮かべつつ侮れないと気を引き締めて)
(まだ情報が不足している王族は、現在王座にある者かその妃、または大后のような立場だろうと予想していて)
(パレードがあるなら人出も凄いはずで紛れて逃げることが可能かもしれないし、相手も同じことを考えて網を張っている可能性も高く決め兼ねていた)


「ゼノビア様、その節は特別な配慮ありがとうございました」

(情報収集を終えて隠れ家に戻る途中で準備をしている中にゼノビアを見つけ、しばらく動向を野次馬に混じり見ていて)
(ゼノビアが近づいて来るのを見ると、気づいてもらうために膝を折り敢えてソフィアの事と言わずに慇懃に礼を述べる)


688 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/07(日) 00:57:04
【すみません、コピーしたものが違っていたようです。正式には以下のものになります】

「魔法というのは困ったものだな。
 完全に魔法を打ち消せないまでも、軽減できる護符でもあれば良いのだが」

(剣であれば余程の相手でない限り負けない自負はあり、今まで参戦した戦いでも名の通った剣士を何人も打倒していて)
(油断はしていなかったが、今回も剣を持つ相手であれば何とかなるとは思っていたが)
(流石に相手が魔法使いであればジゼルの言う通りで頷きつつ、そんな都合の良い物があったらなと思っていた)

はい、承知はしました。

(マーサの言葉を受け入れ、ジゼルの言うことにも大人しく従うことにしたが)
(魔法石越しではあったがレギンと接した感じでは、純粋な魔力では自分の方が勝っているのを感じていたが)
(それは口にしても仕方ないことで、今はなにかあったら逃げることに徹することに決める)

「それは失礼したジゼル殿。ただ、そういうことであれば心強い。
 ソフィアか……、敵に回せば手強いな」

(ライラの侍女の素性までは詳しくは知らず、相手が見せた自信にそれなり以上の訓練を受けていることを察して安堵して)
(ジゼルが囮となっている時でなければ自分が対峙する可能性もあり、簡単に勝てる相手ではなく)
(レナには申し訳ないと思いつつ、敵にしたら五体満足で捕らえられる自信までは持ち合わせていなかった)

「それが良いと思うが、その場合もマーサ殿には姫様に付いていてもらわないとな。
 一つの商隊は心当たりはあるのだが、いつ帰るまでかは分からぬのでそれとなく聞いておこう」

(バラバラに混ぜてもらうにしても上手く自分もレナに同行出来ればよいが、最低でもレナとマーサはペアの必要があると口にして)
(たまたま情報収集を兼ねて居酒屋で飲んでいたときに、いぜん商館を訪れていた常連の商人の護衛に付いていた用心棒を見かけ)
(声を掛けたらまだ同じ商人に雇われていて、商用で来ていると聞いていたので)
(どこに泊まっているかも知っているので、いつ発つのが聞いておくことにする)

……う〜ん、以前はどうかまでは知りませんが、魔力だけならまだゼノビアさんの方が強いと思いますが。
ですけれど、魔法は魔力の強さだけではありませんし……。
どちらにせよ、あまり期待しないでおきましょう。
よろしくお願いいたしますね。

(魔法石だけと、実際会った人物を単純比較は出来ないと思っていたが、以前の魔力差は分からないものの)
(アンジェリカの指導のお陰で魔力を感じることも出来るようになっていて、まだゼノビアの方が強いことは感じていたが)
(魔力だけで魔法の上手い下手が決まるわけではなく、トータルではレギンの方が勝るのかもと思っていた)
(誰が来るのか分からないが、都合の良い期待はしない方が良いと自分を諌める)
(ジゼルのことはライラが信頼しているのが分かっていて、自分も無条件に信頼することにする)


「そうなのですか。無理にでもですか……、持ち堪えてくれれば良いのですが。
 この石をですか? 姫様が欲しいといっていたので喜びます」

(誰かに聞かれて居るか分からず、丁寧な口調で受け答えして、ソフィアにもライラにも持ち堪えて欲しいと本人から思っていた)
(魔法石を渡されて悦ぶレナの顔を想像して、思わず微かに口角を上げて笑みを浮かべて有り難く受け取ることにする)

ゼノビアさんからですか? ありがとうございます。
えっと……、こうしてみたら上手く使えるかも。

(クレイトンが隠れ家に戻りゼノビアからだとレナに魔法石を渡せば、おもちゃを貰った子供のように喜び)
(早速、魔力を込めてみて使い方の研究を始めていた)

【お待たせしました】


689 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/07(日) 01:59:22
>>687-688
どこかにはあるのかも知れませんが……。
今、ここに無い以上は如何ともしがたく。

(無い物ねだりだと言うものの、手が無いのは不安でもあり)
(難しい顔をしつつ、現状出来るベストをするしかないと言って)

得心した風ではありませんが、肝には銘じて下さい。

(レナが完全に納得している風に見えなかったのか、重々注意をと言って)

いえ、元より命は賭けていますので。
……同じと思わぬ方が宜しいかと、恐らく身体の限界を超えさせるでしょうから。

(主家への忠義という意味ではクレイトンと変わらず、はっきりと言い切るが)
(ソフィアが操られているなら肉体の限界を超えた動きをしてくる可能性もあると言って)
(それは言外に殺すつもりでやらないと、という忠告でもあった)

勿論です、少なくともレナ様に注意を集中できる人が居なければなりませんから。
……いつ帰るか、というのはこの場合は厄介ではあります。
取り敢えず、声だけ掛けて下さい。

(マーサがレナに付くのはこの場合、必須という事でもあり、そうして欲しいと言って)
(帰る目途が商用の目的達成までという事だと読めない可能性もあって)
(ただ、確認だけはお願いするしか無かった)

その辺りは私にはわかりかねますが、運用が上手く、魔力で勝るゼノビアを出し抜いている事は容易ならざる相手です。
誰が来るのかは何とか探り出したいですが、護衛に関してはお任せ下さい。

(すでに格上を下した実績を持つ相手なだけに容易ならざる事は確かで、侮るなかれと再々の注意をして)
(誰が来るのかわからないが、何とか探りたいと言って、護衛任務は任せて欲しいと自信を持って返答した)

「そうね……使うのは良いけど、後で通信をするから」

(ここで話すのもという事らしく、後で通信をすると言ってその場の会話は終えた)

「単に魔力を込めても駄目よ、一応はそういう技術のものだから」
「後で簡単に教えるけれど、それは兎も角として来訪する王族の情報と用向きについては伝えるわ」

(レナが魔力を込めると淡い光が浮かび、同時にゼノビアの声が聞こえる)
(テクニックは後で教えるから、先に用件を済ませたいと言った)


【いえ、ここで凍結しますか?】


690 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/07(日) 02:01:59
>>689
【そうですね。昨晩みたいに寝落ちしかけてもいけませんし凍結でお願いします】
【次回は金曜日の22:30からで良いですか?】


691 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/07(日) 02:04:42
>>690
【はい、では金曜日の22:30から次回もよろしくお願いします】
【2日間楽しかったです、お疲れさまでした】


692 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/07(日) 02:07:58
>>691
【ありがとうございます】】
【では、次回は金曜日の22:30からにしましょう。また、伝言板スレでお会いしましょう】
【私も2日間楽しかったです。お疲れ様でした】
【お先に失礼します。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


693 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/07(日) 02:10:44
>>692
【では、また金曜日に】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


694 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/12(金) 22:26:32
【ロールの再開にスレをお借りします】


695 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/12(金) 22:32:26
【スレをお借りします】


696 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/12(金) 22:33:49
>>689

「言う通りだ。もしどこかで売っているのを見つけたら買っておくことにしよう。
 それすらどの程度役に立つかは分からないが」

(無い物ねだりをしても仕方ないということに同意しつつも、一瞬でも魔法を凌ぐ手があれば、反撃の機会も得られるかもと思っていて)
(街を歩いていて魔法具らしいものを扱っている店を見た気がして、もしかしたらと思い寄ってみようかと考えていた)

いえ、今のわたくしではどうにもならないのは分かっていますから。

(アンジェリカからも筋が良いと褒められてはいるものの、封印によって使える魔力の量は最低クラスプラスアルファ程度なのは承知していて)
(鍛錬でどうにかなるものではなく日頃は何も困りはしないが、こういう状況だと封印で思ったように魔力を使えないことをもどかしく思いながらも)
(ジゼルの注意には有り難く受け入れ、いざという時は躊躇なく逃げようと決意する)

「同じでないか。きっとそうだな。
 力では勝っても、あの剣の速さはかなり厄介だな。
 それが身体の限界を越えて引き出されていれば尚更だ」

(ソフィアのことは剣士として一目を置き、気が合うところもあり憎からず思っていたが)
(レナの安全と幸福を脅かす存在になれば、殺すことも含めて排除することは仕方ないと割り切っていて)
(ただ何度か剣を交えた経験で言えば力技なら圧倒的に優位だが、剣速では若干ソフィアが上回っていて)
(それが限界以上に引き出されていてば、自分も無傷で居られるはずもなく、相手として合口の良いとは云えず)
(できれば正気のまま戻ってきて欲しいというのが本音だった)

『畏まりました。私の全力でレナ様に仕えさせて頂きます。お任せください』

(恭しく頭を垂れたあとに上げたマーサの表情には、並々ならぬ決意が表れていた)

「では、姫様のことはマーサ殿に任せることにしよう。
 承知した。
 ただもし帰途につくまでしばらく掛かるようであれば、商人同士で繋がりもあるだろうし、酒場には他の護衛の者や同行者も居るだろうから、それとなく聞いておくことにしよう」

(身に危険の及ぶ状況ではマーサよりソフィアが適任であったが、居ない人間を当てにしても仕方がなく)
(身の回りの世話と護衛の全てをマーサに一任することにして)
(顔見知りがすぐに帰らないようであれば、同じ国の他の商人で近々変える予定の商隊がいるかも知れず)
(それも含めて気づかれないよう探っておくことを約束する)

確かに容易ならざる人物ではありますね。
それに今のわたくしの力ではどうにもなりませんから、何かあれば皆様に頼って逃げるしかない承知しております。
それもいずれ分かるでしょう、きっと。
はい、頼りにしてますから。

(油断が出来ない相手であることは重々認識してはいて、魔力が全開でも経験の差で今は勝てないと悟っていて)
(それでも、もしエレノアやゼノビアのように小さい頃から魔法を習っていればと少しだけ残念な気持ちを抱いてはいた)
(誰が来るにせよ敵地で追い込まれつつあることには違いなく、あまり期待はしない方が良いと思っていた)
(ジゼルに対してはライラの部下と言うこともあり全幅の信頼を寄せていて、ニコリと人懐っこい優しい笑みを浮かべて手を取り包み込む)


「姫様にはそうお伝えしておきます。よろしくお願い致します」

(姿勢を正し敬意を示しつつ、声を潜めて囁き周りを十分に注意しながら戻っていった)


あっ、そうなのですか?
ありがとうございます。その情報も頂けると、わたくしだけではなく皆も気にしておりますので助かります。

(石に力を込めただけで分かるのかと、もともとゼノビアから渡された物で当然に思う気持ちと)
(やはり凄いと感心する気持ちとが半々で、自分の魔力を感じて話し掛けて来たのだろうかと思っていた)
(術を教えてもらえることは、後々なにに使えるのかは分からずとも嬉しく好奇心で心が踊るが)
(誰が来訪するかはそれにより大きく状況も変わる一番欲しい情報で、淡く光る石に一礼しながら固唾を飲んで待っていた)
(レナの世話をしていたマーサも手を止め、石にレナを見習い一礼しつつ聞く体制を整えていた)

【今夜もよろしくお願いします】


697 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/12(金) 23:16:21
>>696
今は何でも無いよりはマシと考えましょう。
何が効を奏するか判りません故。

(何かあれば、何でも良いという状況なので探れるなら色んな手段を持っておくべきだと言って)
(何らかの伝手があるなら、それも良いと同意した)

そうですか、それならお願いします。

(皮肉を言う訳でも無く、レナの意志が固まったのならそれで良いと言って)
(性格は温和だが、直情径行の気質ありと聞いていたので成長したのかも知れないと感じていた)

ええ、その上、捨て身で来られたら厄介この上ありません。
耐えてくれれば良いのですが、現状推測するに人の耐えられる限界を越えている気がします。
その場合も厄介です、自分でまともに動けない状態で戻ってきたら足手まといですから。

(ソフィアの剣を利用するなら捨て身で肉体の限界を超えた技を使わせるはずで、そうなればそれこそ殺す気でやるしかなく)
(もうひとつ可能性があるとすればほぼ壊れてしまう程になった状態で戻って来れば足手まといになるのは明白で)
(その場合も想定すべきかも知れないと思っていた)

商隊の伝手についてはこちらでも当たりますので、何とか良い道筋を掴みましょう。

(マーサのやる気については頷いてみせると、打ち合わせに戻って)
(自分の知り得る範囲で商隊に探りを掛けるが、伝手の有るクレイトンが当てに出来るならしたいと言って)
(何とか道筋を作りたいと考えている様子だった)

はい、現れたら逃げる一択です。
……ええ、お任せ下さい。

(相手を侮らないのは良い事で、逃げる事が最優先と繰り返して)
(期待については胸を張って宣言する事で少しでも気持ちが楽になればと考えていたが、見通しは明るくはなかった)


「ただ石に魔力を流し込むだけでは何も起こらないわ」
「まぁそれはともかく、まず王族についてでけど、先遣でジュリア将軍、その後は太后と王の周りにいる后たち、最後は王が来るとの事です」
「目的はこの街を国に編入する事、最低限保護領として、国とここまでの間の地域を通行の安全を確保するとして勢力下に置くそうよ」

(やや苦笑交じりの口調で魔力を注いでも仕方ないと言うが)
(まずは伝えたい情報として来訪する王族の事について話していく)
(本気の動きである事もあり、ゼノビアとしては内部を取りまとめて傘下に入るつもりの様子だった)


【こちらこそよろしくお願いします】


698 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/13(土) 00:23:10
>>697

「そうだな。少しでも役に立つなら手に入れておいて損はないからな」

(護符だけでなく、使える物がありそうなら進んで手に入れておくことにして小さく頷く)

はい。

(小さく頷き微笑みを浮かべて、心の中の漠然とした不安を包み隠す)

「捨て身か……。その時は二人がかりで対処せねばならぬかもしれんな。
 いくら我慢強く、魔法が少しできるようになったからといって限界はあるだろうし。
 その時は仕方ない、残念だが置いておくしかないな」

(全力を越えた捨て身の技であれば正直一人で対処するのは難しく思えて、最悪の場合には自分が壁になりつつ)
(止めはジゼルにお願いするしかないと、断腸の思いで悔しげに口にする)
(反対に飽きられボロボロになり自由に動けない状態であれば、それもそれで取り敢えず見捨てるしか選択肢がなく)
(せっかくレナが来ているのに、その労苦が報われない結果も口惜しく感じていた)

足手まといって……、ソフィアさんを……。
でも、仕方ないですよね。
人手が余っているわけではありませんし、誰かが背負っていく訳にも行きませんから。

(ジゼルの冷静な言葉に驚き戸惑い、目には自然と涙が溢れてくるが他に方法はないのは明らかで)
(クレイトンに背負っていって貰うわけにもいかず、一時的にしろ見捨てることに同意することには、大粒の涙が頬を伝わり落ちていた)

「よろしく頼む。いつでも出られるように、いくつか当たっておいた方が良いだろう」

(逃げるのがいつになるかも分からず、商隊に待っていてもらう訳にもいかず)
(最も可能性の高い商隊の前後にも発つ商隊があれば、話を通しておく必要はあると思いつつ)
(情報漏えいのリスクと目眩ましい使えるかまで考えていた)

クスッ、はい。

(胸を張る仕草がどこかおかしくて笑みが漏れるが、不安を煽らないためなのも気づいてはいて)
(ライラ様ともこの旅で打ち解けた気はしていたが、ジゼルの方がより身近に好ましく感じていた)


やはりそうでしたか。
ジュリアさまが一番で、次が大后さまとそのお后さま。最後に王までですか?
ゼノビアさまはそれで宜しいのですか?
せっかく築き上げた街でしょうに……。

(話し掛けられる十数分前から試みていたが、いくら魔力が弱いからと変化がなさ過ぎと思っており)
(自分のやり方が悪いのは薄々気づいていて納得の表情を浮かべる)
(ジュリアは来るかも思っておりあまり驚かなかったが、大后さまが来ることには推察していたとは云え大変に嬉しく)
(后まで来ればエレナさまも居るはずと口にはせずとも、何人力で頼もしくて安堵の笑みを浮かべる)
(ただ、豊かな城塞都市とは云え、辺境地区まで王が出張ってくるのは威勢を見せつけるためとは想像しつつ、少しだけ大袈裟過ぎると感じていた)
(傘下に大人しく入るつもりを感じるのゼノビアの声に驚かず、祖国では有り勝ちだったが)
(街の権力者で居ようともいう支配欲は薄いのかと、不思議そうに目を開いたり閉じたりしていた)


699 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/13(土) 01:11:12
>>698
はい、出来れば武器も手に入れたいですね。

(魔法に限らず、投擲武器などもあれば逃げる時にレナたちも使えるし)
(チンピラが行く手を阻むくらいなら蹴散らせるかもしれないと考えていた)

あまり考えたくはありませんが……。
相当な我慢強さですが、聞いた範囲だとかなり苦しいかと思いますので。
ええ、なるべく安全の保全をした上でにはなるでしょうが……。

(半ば暴走状態の相手を止める事は命懸けであり、それを2人掛かりとなると困難さもあり)
(想定はするが、現実には避けたい事だった)
(置いていくにしても後でリカバリーできる様にはしておきたいと気遣う様子も見せて)

相手の立場で考えれば彼女自身は不本意でしょうが、そう使えばこちらの急所になります。
一時的な措置だとお考え下さい。

(あくまでも一時的な措置と答えるが、実際努めて冷静かつ非常に判断して、考察していて)
(そうしないと責任感と重圧に耐えられそうにないと内心考えていた)

ええ、場合によっては囮にもなってもらう必要があります。

(言わないが、その囮には最悪救出出来たソフィアを使う事も考えていた)


「魔法とは魔力を特定の法則で以て動かし、働かせる技法」
「間違った使い方なら何も起きないわ」
「ええ、そういう順番になるわね……そりゃ惜しくない訳じゃないけど、統治は継続して任されるし」
「同時に魔法王国からも傘下に入る様に言われているのよね、是非も無しよ」

(実際のところ、魔法王国からも併呑の要請があり、そちらはより条件が悪いもので)
(街の勢威を保ったままを考えても、傘下に入る方が遥かに良いのだと言って)
(ただ、魔法王国の介入がある中での王たちの出向はすなわち都市外で戦闘が起きる可能性も示唆していた)


700 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/13(土) 02:06:22
>>699

「そうだな。色々な武器があればマーサ殿にも持ってもらえるしな」

(提案に同意しつつも、レナが使うことは全く想定しておらず、マーサに投げナイフ以外にも剣か槍かを持ってもらうつもりでいた)

「レギン本人が出てきている以上、ただの調教だけな筈はないだろうし……。
 ただ洗脳されて普通に見えて姫様を奪いに来る可能性も無いでは無いし。
 それも余裕があればだな。姫様第一だ」

(ギルドの調教師だけなら堪えられる可能性も上がると思えたが、レギン本人は容赦がないだろうし)
(最悪ソフィアが洗脳のようなことを受け開放された風を装い、いつものようにレナに近づき人質に取られたら手はなく)
(想定しておく必要があると考えてはいたが、それが一番分かり難くて厄介だと思っていた)
(ソフィアを気に入ってはいたが、今は完全に主従の関係にあるレナの無事が最優先であり)
(その為であればソフィアを見捨てることも、多少に未練は感じつつ仕方ないときっぱりと言い切る)

……、確かにそうかもしれません。
承知しました。ソフィアさんの為にもそうしましょう。

(ジゼルの判断に余計な感情が入っていないことが、レナを納得させて後ろ髪は惹かれつつも頷き)
(正気のソフィアであれば、ソフィア自身が助かり自分がレギンの手に落ちることは望まないだろうと決意して)
(自分の身の安全を第一にすることを口にすれば、マーサもレナの内心を察しつつ「それが良いです」と言い頷く)

「この際、使えるものは何でもだ」

(囮に使うことはレナも嫌がるだろうが、多勢に無勢になる筈で取り得る手はすべて打つつもりで)
(入念に打ち合わせをしつつ、互いの意識の共通化を図っていく)


はい、仰る通りですね。いま魔法を教えて頂いている方も似たようなことを言っておられました。
やはり、そうですよね。
ただ都市国家一つとどちらにせよ大国を相手にするのは完全に不利ですし。
付くならば条件の良い方というのも理解できます。

(アンジェリカからも、魔力を法を持って行使するのが魔法や魔術であると聞いていて)
(魔力が強いだけでは強い使い手や良い使い手になれないと教わってもいて、表現は異なっても同じなのだと頷く)
(何年か戦いを維持できても大国相手ではジリ貧になるのは自明であり、未練を見せたことで信頼できると却って思っていた)
(魔法王国からは命令に近い状態で言われていて、条件も悪いのだろうと察して)
(それであれば条件が良い方を取るのは当然だと思っていた)
(戦闘が起きる可能性は何となく察していて、そのための先鋒がジュリアだと思っていた)

【ここで凍結にしましょうか】


701 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/13(土) 02:15:54
>>700
【凍結了解です】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


702 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/13(土) 02:18:24
>>701
【ありがとうございます。では、今夜はここまでにしましょう】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。いつも通りに伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れ様でした】


703 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/13(土) 02:20:14
>>702
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた土曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


704 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/13(土) 02:25:20
>>703
【おやすみなさい。また今夜】

【スレをお借りしました。お返しします】


705 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/13(土) 22:27:10
【ロールの再開にスレをお借りします】


706 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/13(土) 22:33:48
【スレをお借りします】

>>700
ええ、ただレナ様にも持って頂きます。
剣舞とはいえ、基礎から剣技を教わっていますから並みの相手なら十分でしょう。

(ジゼルはマーサには投げナイフに専念してもらい、レナに剣を渡すつもりだった)
(得意武器があるならそちらの方が上手く扱える上にレナ自身も戦えないとマーサが苦しくなると考えていた)

……それは読めませぬが、いつものように近づくにしても理由がどれだけ論理的か、です。
元々理詰めで話すタイプですから、感情論に訴えかけるならおかしいですから。
勿論余裕があれば、ですが、機会があれば総取りする色気も無いとこういう事は切羽詰まり過ぎますからね。

(ソフィアがどういう風な状態なのかはわからないが、彼女は理詰めで話すタイプなので、そこを突けば良いと言って)
(救い出すのは余裕がある事前提だが、機会を見つけるくらいのつもりでないと苦しくなると言ってのける)

個人的な事を申し上げると私は彼女と仲が良かったのです。
ですから、本来の彼女が望む形にしたいと思っています。

(余計な感情を排した意見の後で、自分は仲が良かったと告白し)
(故に後で悔いを残す様な事だけはしたくないのだと明言した)

……ええ、ただし出来る限りで万全を期する事を忘れずに、です。

(自棄になってもいけないし、犠牲有りきで突破を試みればじり貧にもなる)
(可能な限り余力を計算しつつ、結果を導く必要性を解いて様々な打ち合わせを進めるのだった)


「使い方は知れば簡単、自分がそこに居る誰かに話す事を想定しながら魔力を渦を巻くようにゆっくりと注入するだけ」
「今は駄目よ?通信が切れてしまうから……あと、注入した魔力の流れを維持して細い糸みたいなイメージで自分と繋げるのよ」
「向こうの反応をそれで探れるし、誰か居ると感じたらすぐに繋げて会話が出来る、後でやってみなさい」
「で、諸々の要因もそうだけど、魔法王国は犯罪者関連とやたら密接で、この街にも内在的に勢力があるの」
「ただ、そういう要素は出来るだけ排した方がより発展するという先行きを見た考えでもあるわ」
「いずれにしても渡りに船といった所かしら……あ、そうそう、先遣のジュリア将軍には大臣も帯同すると聞いたわ」

(使い方を教えつつ、今は止める様にと言って、後でやってみる事を薦めると)
(魔法王国に与するメリットが少なく、更に発展を望むなら選択肢はひとつだと言って)
(交渉もある事からジュリア将軍には大臣も帯同して来訪すると伝えていた)


>>705
【本日もよろしくお願いします】


707 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/13(土) 23:33:36
>>706

「えっ、姫様にもか?
 ……確かに基礎は我が友もみっちり教えている筈ではあるが……」

(レナが剣を持つという考えはクレイトンには全く無く、虚を突かれたような驚きの表情を浮かべて)
(客用に見せるための美しい剣舞の稽古には何度も付き合ったこともあり、親友がレナが男性時代の剣を教えていたこともあって)
(基礎が出来ていることは理解していたが、そもそも王族の女性が剣を持つという考えがクレイトンにはなく難色を示してしまっていた)

「その辺は自分よりもマーサ殿に任せたほうが良さそうだな。
 少なくとも一緒にいた時間は長いし、姫様に会う前に判断できるだろう。
 そう出来れば姫様もお喜びになるだろうしな」

(娼館に戻ってからはソフィアと接する機会は、圧倒的にレナの担当を共にしていたマーサの方が多く)
(より細かくソフィアの異変を感じ取れる筈で、その時に立ち会い判断を任せるのが良いと思っていた)
(余裕があり機会があればソフィアを奪い返すことに異論はなく、それが可能であればレナがどれだけ喜ぶだろうかと想像していた)

そうなのですか? ソフィアさんからは同僚のことはほとんど聞いていなくて。
承知いたしました。わたくしもソフィアさんの望む形に合うように最大限の努力をしますね。

(ソフィアから侍女仲間の話はほとんど聞いたことがなく、驚いた表情を見せて)
(ジゼルがソフィアの意を汲んで動くのであれば、自分も従い最善を尽くすことを約束して微笑む)

「それは当然だが、細かな部分の組み立てはジゼル殿に任せた方が良いよだな。
 どうも俺は戦術だの戦法を考えるのが恥ずかしながら得手ではなくてな」

(先程からジゼルと話していて、より深く色々な事態を考慮に入れた上で話しをしているように感じて)
(自分も案を出せるところは出すが、全体的な計画は任せたほうが良いような気がして問うて)
(元々クレイトンはレナの父の近衛として剣は立つが、王弟軍の戦術を立ていたのは他の人物であまりそういうことに長けていなかった)


今は駄目ということは、二箇所に同時にということは難しいということですね?
それに、これを使うとしたら受信側もこの魔法石を持っている必要があるのですか?
あと一つお伺いしても良いですか? いまのわたくし程度の魔力では出来たとしてどれくらいの距離にいる相手と繋ぐことが出来るのですか?
それが分かればあとで早速試してみます。
そうなのですか? 犯罪者でな無いと思いますが、わたくしを攫った手口も鮮やかだったようですし。
……確かにその通りだと思いますけれど…………。
大臣もですか。かなり大掛かりですね。

(魔法石に魔力を込める使い方を教わり、好奇心の強い自分を理解した上で今は止めるように言われるといくつかの疑問が浮かんできて)
(下手に使ってレギンに居場所を特定され繋げられるのも嫌で、出来ればエレナに少しは情報が出せると思いつつ、いくつもの疑問を投げかける)
(魔法王国の胡散臭さは何となく理解できていて、あまり驚くことなく聞いて)
(ジュリアやそのバックにある今暮らす王国が、それを見逃すはずないと思っていて)
(それにしても今は国の防衛が疎かになっているのかでないかと危惧を抱く)

【こちらこそ今夜もよろしくお願い致します】


708 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/14(日) 00:32:58
>>707
ええ、使えるのならこの際その腕は発揮してもらうべきです。
倒せずとも牽制にはなりますし、レナ様に気を取られればマーサのナイフも当てやすくなります。

(難色を示すクレイトンにあるべき手段は全て取るのでは?と問い掛けながら)
(レナに気を取られればマーサのナイフが効果的に生きて来ると説明する)

そこはそうでしょうね、期間もそうですし、細かい所に気が付くでしょうから。
ええ、可能であればそう致しましょう。

(元よりクレイトンに気が付くとは思っておらず、マーサか自分が見るしか無いと考えていて)
(出来れば救出というのは同意だった)

ふふ、でしょうね。
逆にレナ様の事を事細かに聞く事はありませんでしたから。
ええ、お願いします。

(ソフィアがレナの事を言う事も無かったと言って)
(だからこそ信頼出来たし、その意に沿いたいと頷いた)

元々はそちらが本職ですからね、私は。
なるほど、とはいえ剣としては剛剣でいらっしゃいますから、期待しております。

(元来は軍属であり、作戦立案と兵站管理などを大公の元で行っていたが、ライラが彼の子女と露見したので、彼女に付けられた背景があり)
(クレイトンが軍略に明るく無さそうなのは理解出来、ただ剣技は期待していると笑った)


「魔力が混ざると上手く使えないのよ、こういうのは」
「いえ、ひとつあれば良いわ、込めた石を渡すだけで通信は出来るし、距離は関係ないわね」
「ただ薄くでも繋がっているから相手によっては危険なのは確かよ」
「そんな手口が鮮やかでも褒められたものじゃないわね……まぁ、そういう背景があるわけ」
「かなり大掛かりよ、ここを得るのは国力を数倍に出来るでしょうから」
「それだけに色んな人材を繰り出して国内で方面軍を形成し、防衛網を作っている様ね、更に切り札の軍もあるみたい」
「とうとう本気を出した感があって、正直驚いているわ」

(単独魔力で運用する者だと言って、石は込めたものが渡れば渡った先に対して会話などが出来るもので)
(発進側は込めた魔力と薄く繋がっていて、それを以て会話する仕組みだが、繋がっているので相手には注意すべき事と)
(込める魔力は少なくても可能だと明言する)
(大掛かりな進出なのは確かだが、後宮にいる人材やかつて王位を争った兄弟姉妹をも繰り出していると言って)
(その上、大公の軍が控えていると説明し、その軍の強大さに感嘆している様子だった)


709 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/14(日) 01:43:39
>>708

「確かにジゼル殿の言われる通りではあるが……。
 なにせ実戦はほとんど経験されてはおらぬだろうから、あまり期待しないでいただきたい」

(ジゼルの問いに反論の余地はなく、少しだけ狼狽えながら頷くが)
(祖国が滅亡し逃げている時も護衛兵に守られいた筈で、実戦経験がないに等しくあまり期待はしないで欲しい旨は伝えておく)

「承知した」

(ソフィアが戻ってきた時の様子を探る件と、救出のことも決まった方向で動くことに短く答えて表情を引き締める)

ソフィアさんが語らなくても、きっと色々とわたくしの噂はお耳汚しをしたでしょうけれど。
はい、わかりました。

(ソフィアならきっと余計なことは言わないだろうとは思ったが、マーサが来る前にソフィアがいない時か休暇の時に)
(他の噂好きの侍女から自分のことを聞いた可能性もあるだろうと微笑む)
(ソフィアの意に間違いなく沿うようにすることは約束する)

「やはりそうか、どおりで手慣れていると思った。
 剣に関しては期待に沿えると思う。というか、それしか出来ないからな」

(やはり以前にはそう云う職種であったのかと頷き、理由がどうあれ従うことを約定して)
(剣を振るうことは専門であり自信を見せつつも、それしか出来ないことを胸を張り言い切る)


そうなのですか。面白いですね。
繋ぐ相手次第で危険なのは分かります。使う時には十分に注意して使ってみます。
あと繋ぐ相手は魔力がなくても平気なのですか?
……確かに国が関与して拉致をするのは、どんなに上手く言っても褒められないことです。
承知しました。ここは大国からみれば小さな都市国家ではあるけれど、経済的にはすごい力があるとここに来る前に聞いていました。
……それだと一筋縄ではいかないかもしれませんね。
いまお世話になっている国が、これ以上大きくなるのも好まない国は魔法王国の他にもあるでしょうし……。
……それだけ重視しているということでしょう。

(魔法石の使い方は面白いと素直に言って、繋ぐ相手次第では自分が危険にさらされることも理解して)
(レギンに間違って繋がったらどうなるか、最悪操られる可能性もあるだろうと推測して気をつけることにする)
(自分が何をしなくてもレギンが勝手に話を始めたので、魔力のない相手にもつなげるだろうと思いつつ確認は取る)
(それだけの人材を投入してもここを欲しがるのは戦略的にも経済的にも重要だからなのは自明の理で)
(ゼノビアもここの領主であることを誇っても良いと思っていたが口にはせず)
(ただ、それならばここを手に入れたがる国は他にもある筈で、もしそれが無理ならば)
(魔法王国を助けるつもりはなくても、邪魔をする国があってややこしくなるのを疑っていた)


710 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/14(日) 02:16:23
>>709
剣を持って構えるだけでも十分警戒するに足ります。
相手にそれを強いるのが目的ですから。

(レナが戦う事を想定していないのは仕方ないが)
(王族気取りで護られるだけでは選択肢に限りがある)
(恐らくレナ自身もそれは望まないだろうし、牽制だけでもしてもらえればという考えだった)

ふふ、噂はかねがね。
娼婦間でも侍女間でも色々な話が飛び交っていました。
ソフィアはそれのどれにも組せず、肯定も否定もせずにいましたね。

(そもそもライラに付いている都合上、色んな話が舞い込んで来るし)
(噂の種になり易い状況でもあったのだが、ソフィアはそれにはまったく意に介さずにいて)
(余計なアンチなどが生まれなかった事を思い出していた)

もっとも小規模部隊での運用とは勝手も違いますが。
ええ、ですが何でも断てる剣ならこれ以上ない武器です。

(その振るう剣が強ければ良いのだからと言って、大いに期待していると伝えた)


「相手は別に無くてもいけるわよ、ライラともそれで話したし」
「その辺りの事情はともかく、犯罪に与しているのは事実だわ、残念だけど」
「ええ、それだけに魅力はあるし、軍事拠点として運用するなら遥かに価値は高まる」
「その為に色々と手を回しているのでしょう、まぁ伝えたい事は伝えたから後はその石使いなさい」

(相手に魔力の有無は問わないと言うと、魔法王国が犯罪組織とつるんでいる事に嘆いて)
(この都市については然るべき国が統治すれば更にポテンシャルを持っていると自信ありげに言って)
(様々な要因は加味して動いているだろうと言うと、後は石を使えば良いと告げて通信が終わった)


【ここで凍結しましょうか?】


711 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/14(日) 02:22:01
>>710
【そうですね。次のレスは3時を越えてしまうかもしれませんし凍結でお願いします】
【次回は金曜日の22:30からで宜しいですか?】


712 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/14(日) 02:23:35
>>711
【ありがとうございます、次回は金曜日の22:30からでお願いします】


713 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/14(日) 02:25:50
>>712
【こちらこそありがとうございます。では、今夜はここでお開きにしましょう】
【次回は金曜日の22:30にまた伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れ様でした。二日間楽しかったです】


714 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/14(日) 02:28:17
>>713
【二日間楽しかったです、お疲れさまでした】
【金曜日の22:30からまたよろしくお願いします】
【それではおやすみなさい】

【スレをお返しします】


715 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/14(日) 02:30:30
>>714
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


716 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/19(金) 22:29:27
【ロールの再開にスレをお借りします】


717 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/19(金) 22:31:33
【スレをお借りします】


718 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/19(金) 22:35:11
>>710

「確かに剣舞は剣技の基礎以上のものがすべて入っていて、それをすべて出せれば十分以上に通用するとは思う。
 ただ姫様に実戦経験はほとんど無いはずなのが不安材料ではあるが……」

(何度か剣舞の鍛錬に付き合ったことがあり、剣技の基本を習得出来ていることには気づいていて)
(それをそのまま発揮できれば、強い相手でなければ負ける可能性は低いとは思っていたが)
(自分が初陣の時にそうであったように、緊張で実力を発揮できるかどうかを懸念していた)

……そうですか。良いにしろ悪いにしろ敢えて聞く気はありません。
そうでしょうね。ソフィアさんならわたくしの良いところも悪いところも知り尽くしていますし、そういうことには与するような方ではありませんから。

(ニコリと少し意味深に微笑んで、色々な噂が飛び交っていることは察してはいたが)
(気にしたところで仕方ないと思っていて、噂をわざわざ根掘り葉掘り聞く気も最初から無かった)
(ソフィアの性格はレナも理解していて、当然と言うように頷き信頼の大きさをさり気なく示す)

「誰かを守る腕を見込まれて今の地位があると思っているので、剣のことに関しては裏切らないと約束する」

(誰かを守るために剣を振るったり、その誰かが居る設備を警護することには自信があり)
(その力あって故に雇われていることにも自覚があり、作戦立案は任せるとしてレナを守ることは当然のことであり期待に応えると言い切る)


あっ、そうでしたね。では、わたくしも後で試してみます。
積極的に関わるかどうかの差はありますけれど、どの国も多かれ少なかれ犯罪集団を見逃したり一時的にせよ手を組むことは皆無ではありませんしね。
手放すことが惜しくはないですか?
情報と魔法石ありがとうございました。

(使い方を教えて貰ったレナの表情は楽しげで、心の中では早く試してみたいと好奇心でいっぱいになっていた)
(敵対する国へ戦を仕掛ける時の口実作りや、自国の利益になり相手国の不利益になるからなど何らかの理由で犯罪集団に加担せずとも)
(敢えて積極的に取締りをしないことはままあることで、魔法王国は度が過ぎているとは思ったものの、根っこの部分ではあまり大差が無い気もしていた)
(ゼノビア自身では手に負えない部分が多いのかもしれないが、それだけポテンシャルがある物を簡単に手放すのは惜しくないのかなと疑問を抱いて)
(レナ自身はそういうことにほぼ興味はないのだが、ゼノビアにも興味を持ち始めていて聞いてみる)
(通信が終わる時に石に対して丁寧に一礼して、情報と石を届けてくれたことに心からの礼を述べると皆を集めた)

ゼノビアさんから齎された情報は今語った通りです。
ただレギンも手を拱いて到着をただ傍観しているとは思えませんけれど……。

(ゼノビアから聞いた訪れる王族が、ジュリア将軍や大后さま、そして王までがこちらへ向かっていることを告げる)
(ジュリアの先遣隊が到着するまで持ち堪えれば良いとは思いつつも、レギンがその前に仕掛けてくることも)
(ジュリア将軍が簡単に到着することも無いだろうとの予想を口にしてジゼルを見つめる)

「悪い知らせでは無いが、ここ数日は心して守らねばならぬな」

(レギンや魔法王国がレナを本気で手に入れたければ、ジュリア将軍に保護を受ける前に仕掛けてくるのは当然で)
(援軍は有り難いという気持ちと事がより面倒な方向へ進んだようにクレイトンは感じていた)

【今夜もよろしくお願いします】


719 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/19(金) 23:48:55
>>718
牽制にさえなれば良いのです。
レナ様から目を離せなくなればマーサのナイフを避けられませんから。

(あくまでも決めるのはマーサであり、牽制の為だと言って)
(ただレナが剣舞の訓練と称して勝負をしている事も把握していたので)
(クレイトンよりは評価は高い様子だった)

ええ、そうして下さい。
彼女はそういう所がしっかりしているので、人から信頼されますね。

(律する事や平たくある事については相当なもので、多くの侍女からは支持を得ていたといった)

……では、作戦については私が頑張りましょう。

(クレイトンの剣については疑うべくもなく、その代わり作戦は頑張って立てると言って胸を張った)


「一時的なら構わないわ、でも、自ら恒常的に用いれば同類」
「ま、統治出来るかも知れないし、更に発展するならお手並み拝見よね」

(魔法王国が恒常的に犯罪者集団を用いていると示唆して突き放す様子を見せる)
(惜しくは無いはずがないが、それなりに納得している様子でもあり、執着心は無さそうだった)

……ありがたい情報ですし、朗報でもありますね。
保護を求めれば安全は確保されるでしょう。
レギンは自信があるなら何もしない可能性はあるわね、大望を持つなら本命は後から来るという見方も出来ます。
いずれにしても数日はかなり警戒をして護りつつ、上手くジュリア将軍と合流できる手はずを取りたいですね。

(数日以上持ち堪えながら逃げるのはかなり大変だと感じていただけに来訪はありがたく)
(保護は求めるべきだと主張し、ただここが警戒を最大にすべき時だと同意して)
(まずは情報収集をして合流をスムーズに出来る様にしたいと言った)


(それから2日ほど経過した時、情報を集めるべく動くクレイトンにひとりの男が声を掛ける)

あんた、黒髪の娼婦を探してるって本当かい?


【こちらこそよろしくお願いします】


720 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/20(土) 01:00:17
>>719

「二人で一チームという訳か。
 確かに姫様に注意を引かれれば、マーサ殿もナイフで仕留めやすくなるだろう」

(レナが剣を持たずとも注意を引くだけなら十二分に出来るだろうと思ったが、剣を持って囮のような役割を果たすことに少し抵抗は感じつつ)
(二人で事に当たればナイフを投げた後の空きをレナがカバー出来ることも事実で、ジゼルよりレナを大切に思い)
(レナがソフィアとも剣を交えた事があるのも知らず、複雑な気持ちがそのまま表情に表れてしまっていた)

稀有な存在ですから、侍女としてだけではなく友としても背中を預けるに足る人物です。
だからこそ助け出したいのです。

(常にどちらかに偏ることはほとんど無く、そう云う人物に出会った記憶も無くて)
(それ故にソフィアを得難い人物だと大切に思っていて、侍女としてでなく親友として危険を冒しても救い出したくて)
(そんなこと口にしたらソフィアは喜ばないだろうとは思っていた)
(そして、いずれは侍女としての能力だけでなく、友になってくれることをマーサにも期待していた)

よろしく頼む。

(今までの話の内容から作戦は任せて間違いないと確信し、握手をして互いの健闘を誓いあった)


そうですね、おそらく長く続く内にそういう感覚は麻痺してしまったのでしょう。
ゼノビアさまの方がここの事は熟知していますから、統治に何らかの形では携わることは可能だとわたくしは信じています。
発展することは間違いないと思います。

(最初は何かで一回きりだった筈で、それが上手く行き過ぎていつしか頼るようになり)
(犯罪であると判断する感覚すら失われてしまったのだろうと推測して、どことなく哀れに感じて重く切ないため息を吐く)
(そのまま統治者として残れるかは、従う意志を見せても疑わしいとは思っていたが)
(何かしらの役職を与えられて統治を手伝うことは出来る筈ではあるが、レナの常識の上を行く国の事ゆえ、もしかしたらとの気持ちもあった)
(レナの国も統合されてから、公平な商習慣が導入されてさらに豊かに発展していると聞いていて)
(それと同じようにさらに発展して重要性は増すだろうと思っていて、ゼノビアがあまり執着していない風なのは少し驚きを抱いてもいた)

はい、魔法王国の王であれば最悪な知らせでした。
またご迷惑を掛けることは心苦しくはありますが……。
そうかもしれませんけれど……。

(来る相手が魔法王国の王であれば、もう打つ手は逃げの一手でそれすらかなり困難だったはずで)
(それを思えば嬉しく安堵していたが、ジュリア将軍にまた手数をかけてしまうのは心から申し訳なく思っていて)
(誰かが自分をトラブルメーカーと評していると誰かから聞いた気がしていて、それを否定できないなと少し落ち込んでいた)
(レギンと魔法石で接した時の得体の知れない不気味さを思い返して、何もしてこないと良いなと思いつつ、緊張感だけは保つように気を張って)

『そうですね。レナ様の周りは特に厳重に』
「それはもちろんだし、ジュリア将軍の情報も集めることにしよう」

(レナをこの数日どう守るか、クレイトンとマーサは真剣な顔をして相談をして)
(それが終わるとジュリア隊の動向を探る手立てを役割分担をジゼルを混ぜて話し合って)
(蚊帳の外に置かれたレナは、手持ち無沙汰で魔法石を弄っていた)

「本当にこんなことも出来るのですね。魔法は私にとっては想像を超越した不思議な世界です」

(レナを守りつつ一緒にいる時にレナに魔法石を渡され、レナが口を開かないのに石からレナの声で呼びかけられたのに驚き目を見張り)
(水龍のような恐怖を覚えることは無かったが、やはり想像や理解を越えていて信じられない気分で一杯だった)

ああ。知り合いから少し毛色の変わったいい女がいるって聞いてたのでな。
ここにいる間に一度味見したいと思ってな。
知っているのか? だったら案内して欲しい。勿論礼は弾むぜ。

(他の情報を集めつつ、ソフィアの情報もまだ集めていると仄暗い路地から声を掛けられ目を凝らしつつ)
(本当の理由は告げず、女好きの商隊に同行してきた傭兵を装いながら下卑た笑いを浮かべて見せる)


721 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/20(土) 02:01:32
>>720
ええ、お互いに補い合えば難敵が現れたとしても切り抜けられます。
確かに敵の魔法は恐るべきですが、真に恐れるべきはその権力とそれに使役される者ですから。

(傭兵などを用いられれば忽ち窮地に陥る事は請け合いで)
(もしそんな相手でも2人掛かりなら少なくともジゼルかクレイトンが救援するまで持ち堪えられるという見込みもあった)
(それにクレイトンが思う程にレナの腕前は緩くはなく、並み程度の相手ならそうそう手出しは出来ないとは確信していた)

貴女に少し似ていますね。
助けたいと思わされる人物だという意味で。

(微かに笑みを浮かべると似た者同士だと言って)
(レナもそうだが、ソフィアも人に救いたいと思わせる力があると感じていた)


「今やそういう連中を支援し、飼っているつもりよ」
「元締めになっていると言ってもいいくらい……」
「ま、統治に関しては条件に入れるつもりだけどね、どういう風に判断してくれるか」
「その為にも犯罪者が大手を振って歩ける様な状態は脱したいわね」

(主にそうしているのはレギンではあるのだが、もはや元締めと化していると言って)
(統治を許されたとしても結局はそういうのを一掃する必要があった)
(犯罪を撲滅は出来ないが、それを生業とするものは排除出来るはずで、それを目指していた)

ライラ様の件もあるし、頼っておきましょう。
勿論油断は禁物ですが、保護さえ得られれば大きな守りになります。
レナ様の安全が確保出来ればふたりの救出も具体性を帯びてきますから。

(ジュリア将軍に頼るのは仕方ないし、ライラの件もあるので当然だと言って)
(ただ、それまでは油断出来ないと改めて気を引き締めて)
(保護を受けられれば帰還の目途も立つので、ソフィアとライラの捜索に力を注げると付け加えた)


以前は凄まじい売れっ子で大枚はたいても予約は抽選でな。
先々月に偶然当たったのよ。
そう、何と言うか話もちゃんと出来るし、情愛深く接してもくれるし、感じてもくれた。
だが……元々ある王族の所有物らしいんだが、今はその方の調教を受けている。
本当は話したり、こういう事をしては駄目なんだが、俺は結構好いていたからよ、我慢出来なくて。
こっちの路地から入っていくんだが、その前に聞くぞ、クレイトンとはお前の事だな?

(ソフィアの事について熱く語りつつ、最後にクレイトンとはお前かと問い掛ける)
(その姿には特に害意もなく、武器を構えたりする風でもなく、ただそれは確認の必要がある様子だった)


722 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/20(土) 02:17:30
>>721
【すみません。レスを作っていて眠気が強くなってきたので凍結をお願いできますか?】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


723 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/20(土) 02:24:00
>>722
【凍結了解しました】
【土曜日の22:30からでこちらも大丈夫です】


724 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/20(土) 02:27:01
>>723
【ありがとうございます、では、今夜はここまでにしましょう】
【また土曜日(今夜)の22:30からに伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れ様でした】
【眠気がかなり強いのでお先に失礼します】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


725 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/20(土) 02:29:48
>>724
【では土曜日の22:30にまたお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


726 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/20(土) 22:28:21
【ロールの再開にスレをお借りします】


727 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/20(土) 22:31:42
【スレをお借りします】


728 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/20(土) 22:33:04
>>721

「その通りだな。マーサ殿も以前に比べれば剣の腕も上がっているしな。
 魔法は厄介だが、確かにジゼル殿の言われる通りだ」

(ソフィアがいる間は暇な時間が出来ると、マーサはクレイトンにレナを守るためにと言って剣を教わってもいて)
(徐々にだが確実に腕も上がって来ていて、レナがあまり役に立たなくても二人であれば強敵で無ければ何とかなると思っていた)
(ジゼルの言うことに頷きずつ、戦う時には魔法を操る相手がいないと良いと思っていた)

そうですか?
ですけれど、助けたいと思わせる理由は大分違うと思います。

(似てると言われれば、嬉しそうに無防備な笑みを浮かべるが)
(人柄の良さと懸命さで皆に助けたいと思わせるソフィアと、世間知らずで何をするか分からない危なっかしくて放おって置けない自分では理由が違うと苦笑する)


……それは自分の祖国だったら嫌な気分になりますね。
元締めですか? 元締めを気取っていられる間は良いのですけれど……。
ゼノビアさまからすれば、その要求は当然だと思いますし、そうなると良いですね。
そうなれば、きっともっと良い街になると思います。

(その首謀者は察したものの名は口にせずに流して、ただ国の中枢が犯罪者と堂々と手を繋ぐ図式は考えただけでもゾッとして)
(ゼノビアも忸怩たる思いなのだろうと推察しつつ、犯罪者が主導権を奪われてどうにもならない状態にならなければ良いなと考えていた)
(併合でなく助けを求めギブ・アンド・テイクが可能ならば、ゼノビアが統治権を主張するのは当然と頷き)
(その願いが聞き入れられた上に、犯罪者が一掃できたら街の一部に漂う仄暗い雰囲気も無くなって良いと思っていた)

そうですね。ライラさまのこともありますし、ジュリアさまには頼ることに致しましょう。

(救い出して貰ってまたすぐに迷惑を掛けてしまうことを心苦しく思いながら、今はそれも仕方なく)
(ジュリアもその辺は割り切っているだろうと思うことにして)

『レナ様の安全な保証されれば、ライラ様とソフィア様が救い出されてレナ様も長旅をされた甲斐があったと言うものです。
 それまではきっちレナ様をお守りしましょう』
「姫様が安泰であれば打てる手も広がる筈だしな」

(ジゼルの言葉に二人とも頷き、レナの安全確保が最優先なのは当然なものの、その先に見えてくるライラとソフィアの救出が)
(現実味を帯びたことに明るい表情を見せ、それでもここ数日が勝負なのを理解しておりレナより緊張感のある表情を見せる)


「へぇ〜、そうなのか。そんなに売れているのか。
 それは運が良かったな、あんた。情が深く、話も出来て、あっちの具合も良いのなら娼婦としては最高じゃねぇか。
 王族の所有物で、その方の調教を受けているのか……。
 …………確かに俺がクレイトンだが」

(ソフィアについて熱く語るのに調子を合わせながら、売れっ子で予約が難しいのはレナに似ていると思ったが、流石に客筋が違うことも感じていて)
(黒髪の娼婦がソフィアに違いないと確信を得つつ、声を掛けて来た男の真意をじっくりと観察していた)
(害意も感じられず、武器を構える素振りもないので、この際惚ける方が得策では無いと感じて自分の名前を明かして不意の展開にそっと身構える)

【今夜もよろしくお願いします】


729 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/20(土) 23:41:08
>>728
それは何よりです。
無いに越した事はありませんが、最悪はそうして切り抜けてもらいましょう。

(もっとも厄介な相手はレギンという王族であって、その他はさほどではないと考えていた)
(そんな手駒があればすでに用いているはず、というのがジゼルの読みで)
(つまり道を塞ぐものがあるなら傭兵で、それなら十分行けると踏んでいた)

ええ、似ていますよ、自己評価の低い所もね。

(多分、お互いに自覚無いだろうと確信しながらそう言い切った)


「本当にね、吐き気がするわ」
「気取ってはいられるでしょうね、言いたくないけどそういう力はあるから……尚更悪いけど」
「そこはまだこれからね……ええ、そう願いたいわ」

(ゼノビアに国への忠誠心などは無かったが、流石に親族がそれでは腹に据えかねるらしく)
(元締めはやっていられるだろうが、それが余計に酷いと言葉に怒りが混じっていた)
(これから交渉次第だが、そう願いたいと語り、まずはジュリアの来訪を待つ感じの様子だった)

軍人の仕事は国民を守る事だから、遠慮は無用でしょう。
後は剣が峰をやり過ごす事です、頑張りましょう。

(ジュリアには遠慮しても仕方ないと割り切った姿を見せて)
(何とか保護まで持って行ければ全員で戻れるのも視野に入ると言って鼓舞した)


元どこかの姫君らしいがな、それだけに犯罪に手を染める自分に道筋まで教えてくれたさ。
それで一度足抜けしたが、弾みで仕事を手伝ったのが、その調教の補佐よ……その娼婦相手とは知らなかったんだ。
……かなり激しく、俺らが見ても酷い、だからこっそりと手心を加えたりしている、これもその一環と思ってくれ。
そして、メイドさんかクレイトンという大男に手紙を渡して欲しいとも言われていてな。
この石に念が籠っているらしいから、戻ったら聞いてくれとさ、手紙になるらしい。
あんたに頼みたいのは交わってもらいたいって事なんだ。

(熱く語りつつ、どうやら諭されて一度足抜けをしたが、高額に釣られて調教補助の仕事を受けたらソフィア相手だったらしく)
(逃がしたりは出来ない代わりに手心を加えていると言って、その上でソフィアもそれを知っているらしく魔法石を手渡していて)
(クレイトンなら渡そうと思っていたらしく、石を渡すと犯して欲しいと伝える)


【こちらこそよろしくお願いします】


730 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/21(日) 00:58:12
>>729

「我が万全に守ることが出来れば良いが、こればかりは来てみないことには相手の数も分からぬしな」

(本当はレナの臣下たる自分がマーサも含めて守れれば良いが、敵の人数が多ければそういう訳にもいかず)
(最悪そういう状況でも少しは持ち堪えることは出来るだろうと予測していた)

自己評価が低い……ですか?
何分わたくしは…………いえ、何でもありません。

(自己評価が低いと言われて驚いて目を丸くしてジゼルを見つめて)
(自分の場合には元男性だったこともあり、完全には女性として自信を持てないせいだと思っていたが)
(実際はそうではないことも気づいていなかった)


お察し致します。
やはり魔法と知力と権力……ですか? 確かに、尚更悪いですね。
あの国は開けていますから、能力があると認められれば任せて貰えるとは思います。
わたくしの予測ではゼノビアさまなら十分かと存じます。

(腹に据えかねるらしいことはゼノビアの語気から何となく察することが出来、エレノアのことと云い罪作りな国で祖国でなくて良かったと少し思っていた)
(魔力だけでも権力だけでも無理な筈で、それを悪徳に結びつける悪知恵があるから犯罪者を束ねられるのだろうし、厄介だなと考えていた)
(レナも世話になるようになってから折に触れて感じていることで、きっとゼノビアなら統治者を任せられるかは分からないが)
(何かしら統治に関わる役職を与えて貰えるだろうと思っていた)

それはそうですが……。やはり少し気が引けてしまいます。
はい。目処も付きましたし、全力を尽くします。

(確かに軍人の役割は国と民を守ることにあるのは理解できるが、民の一人となってそう時間が経たずに二度も軍を動かすことになってしまって)
(上の人たちはまだしも、下級の兵には面倒な女に関わったなあと思われている気がしていた)
(いつまでか分からず気を張っているのは精神的にかなり辛いが、そう遠くでないことを考えれば頑張れると明るい笑みを見せる)
(マーサとクレイトンもレナの決意に頷き、同じように少し安堵の混じった笑みを浮かべる)

『あのジゼル様、少し話を聞いて頂いて宜しいですか?
 最近、少しレナ様のことがよく分からなくて……』

(魔法石でレナがマーサにしてみせた後、クレイトンがレナの警護をしている間マーサはジゼルの元を訪れていた)
(好奇心が強いことは理解していたが、以前は駄目と言っていたクレイトンがレナを姫様と呼ぶのをここにいる間だけと許したり)
(もち娼館に戻ってまた姫様と呼んだらお仕置きをすると、楽しそうに話すのを聞いて性格が悪いのかもとマーサは少し疑念を持ち始めたことをジゼルに相談して)
(レナは本気でお仕置きをする気は全く無かったが、ほんの悪戯のつもりでマーサに言ったのだが、真に受けたマーサが悩んでいただけだった)


「そうらしいな。なかなか良い女ではないか。
 恩のある相手に仇で返すのは辛いものだからな。
 心遣い感謝する。俺は使い方は分からぬが、分かる者も居る故その人に解読してもらおう。
 交わる……か。その娼婦がそうして欲しいと言ったのだな。
 だが、今行ってその調教をしている張本人と鉢合わせは願い下げにしたいが」

(犯罪から抜け出さるようにするとはソフィアらしいと思って、自然と笑みが浮かぶが)
(男の話を聞いている内に犯罪者だった男が酷いと思うくらいなのだから、その激しさを察して表情が自然と曇っていく)
(教えてくれたことやソフィアの伝言を約束通りに渡してくれたこをを感謝しつつも)
(レナのことは暈してはっきりと男には告げずに用心しながら)
(交わるという願いを叶えるのは吝かではないが、レギンの罠ではないかとも少しだけ疑念を懐き)
(剣で負ける気は無かったが、相手の自信が引っ掛かっていて鉢合わせだけは避けたいと思っていた)

【お待たせしました】


731 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/21(日) 01:39:33
>>730
ひとりで全てをまかなう事は出来ません。
全ては状況次第ですが、今は対応すべき事を想定して準備するだけです。

(冷静なところは軍人としての素養から来るものではあったが)
(内心不安でもあり、だからこそ協調して対処する事を伝えた)

ええ、ふたりともね。

(レナが言い掛けた事は知っていたがそれには何も言わず)
(性分ゆえに言って治るものでも無いだろうと思っていた)


「そうね、裏工作やら画策やら、一番好むから」
「ゆめゆめ油断しない事ね」
「そう、では大いに期待する事にするわ」

(どういう相手なのかを改めて伝える様に言うと、油断だけはしない様にと言って)
(統治を任されると聞くと微かに笑った様な声色で期待するとだけ口にしていた)

良いのよ、仕事が忙しいなんて文句を言う場面じゃないもの。
ええ、今が剣が峰よ。

(どことなく面白そうに仕事だから構わないと伝えると)
(今を踏ん張ろうと声を掛け、士気を高めていた)

……?何かしら?
性格が悪い?ふふっ、口だけよ、そんなの。
大体娼館に戻ったら接点無くなるからそんな気遣いそもそも無いでしょう?

(まぁ、真面目なマーサにそういう冗談や悪戯を仕掛けるのは捉えようによっては性格が悪いと言えなくも無いが)
(そもそも娼館に戻れば接点もなく、そういう事を言う機会も無いからからかっているだけだと遠回しに言った)


あぁ、分かる人には分かるそうだ。
いや、違う、これは俺らの判断だし、今しか無理だ。
さっきまで嬲っていて、今は居ないからこうして人を呼べるんだしな。

(魔法石についてはソフィアがゼノビアと会っている時に教わった様で、それを託したものだった)
(クレイトンの問いについては調教中の娼婦が言ったのではなく、要は調教に関わっていない男性を連れに来た様子で)
(それがたまたま聞いていた男、クレイトンの風貌に合致したので声を掛けたのが実際だった)
(今は雇い主はいないといって、路地の奥にある扉を開くとそこには地下への階段があり、そこを降りると幾つもの鉄扉が並んでいた)

一番奥だ、声は出さないでくれよ。

(注意を促しながら男は先導し、奥の扉を開くと石造りの部屋があり、中央に魔法陣が淡い燐光を放っていた)
(魔法陣の中心には卑猥な娼婦の服を着たソフィアが腰を突き出した姿勢で拘束されている)
(足を広げたまま閉じられない様に太ももに巻かれた枷に棒が繋がれてそれ以上閉じられない様になっていて)
(目隠しと口枷を嵌められ、くぐもった呻き声が漏れている、先に中に入った男が中にいる男に合図をするとソフィアに近づいて)
(股間に嵌められた貞操帯を外すと一緒に両穴に嵌められた極太の棒が出され、ソフィアの呻き声が大きくなった)

……声出さずに、突っ込んで中出ししてくれ、後は何も言わずに同じ道を通って帰ってくれて良い。
石を渡す相手がたまたま来たぜ、中出ししたら帰るそうだ。

(クレイトンに拘束されたままのソフィアを犯す様に言い、ソフィアには石を渡すべき相手だと伝えると見張る為か扉に張り付いた)


【いえ、大丈夫ですよ】


732 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/21(日) 02:41:21
>>731

「そうだな。一対一や二対一ならまだしも、多人数になれば……。
 そうすることにしよう」

(相手が一人か二人ならレナとマーサを守りつつ、一人で切り倒す自信も多少はあったが)
(大勢になれば牽制しても背後に回られる可能性が高く、マーサやレナが相手に付け入る空きを見せなければ状況は変わると疑いを抱いていなかった)
(クライトンも不安が無いわけではないが、戦闘の前の妙な高揚感もあって準備をすることに同意した姿はどこか愉しげにも見えた)

二人ともですか? 
最近、マーサさんに指摘されて治すようににはしているのですが……。

(少し心外にも感じて困惑の表情を浮かべ、マーサが事あるごとにやんわりと注意してくるので治そうと試みているとは言うが)
(そう簡単に治るはずもなく苦笑を浮かべていた)


はい、承知致しました。
それくらいは良いと思います。

(改めて聞けば聞くほどレギンは曲者で、嫌な相手に出くわしたと表情を顰めて)
(夢々油断しないように気を引き締める)
(それくらいの期待は持っても罰は当たらないだろうと思っていて、きっとゼノビアであればジュリアたちも仕えると判断すると思っていた)

そうですね。
はい、頑張ります。

(怒らせたかなと気にしつつ、確かに仕事に面白いもつまらないも選べるものではないと思っていた)
(士気を高める声に、マーサやクレイトンと共に応じた)

『確かに口だけなのかもしれませんが……。
 事実、私が魔法をあまり良く思っていないのを知って、私の前ではほとんど練習さえされませんし。
 今回のこの石は流石に相手になってくれるソフィア様がいないから付き合わされましたけど。
 確かにそれはそうですね。では、レナ様はそれを承知で許していると……』

(言われてみればジゼルの言う通りかもしれないと思いつつ、ただやはりあまり良い冗談ではないと思っていたが)
(レナが自分に気を遣ってくれていることも分かっていたが、流石に今回だけは特別で)
(何かあった時に別の部屋に居ても声を上げずに呼べるからと、レナに魔法石を持たされれているのを見せる)
(確かに娼館外回り全体の警備とその訓練を任されているクレイトンが、レナと接点はほぼ無く)
(あるとしても外出時にちらっと会う程度だと分かって安堵するとともに、からかわれたことに少しだけムッとした表情を見せた)


俺もその辺は明るくないがそうらしいな。
分かった、疑って悪かった。礼を言う。
そうか、さっきまで嬲っていればこそか。案内してくれ。

(自分も魔法には全く疎く分からないが、確かにレナには魔法石を嬉しそうに弄っているのを見て分かっているのだろうと確信はしていたが、不思議にも思っていた)
(勘ぐったことには素直に詫びつつ、いくら魔法に長けては居ても調教には体力も使うはずで)
(休憩の間なのかと理解して案内をするように穏やかな声で求めた)

分かった。

(声を出さないよう注意されると頷き了解した旨だけを告げると後は声を出さず、ソフィアの痛ましい姿に微かに息を呑み)
(流石に驚きの表情を見せるが、淫靡なソフィアの姿と呻き声に身体は自然と反応していて心の中で苦笑していた)

フッ、フッ、フンッ……ン、ン、ンンッ!!

(身体に合わせたような太く長くカリの大きな逸物をソフィアの膣に押し当てると一気に貫いて)
(激しく腰を振り立てつつ久々のソフィアの身体を味わいつつ、声を出さない約束は守りつつ)
(背中で死角になっている部分で、腰を押さえていた手を僅かにずらし、ソフィアの肌に)
(「援軍接近中、もう少しだけ我慢」と指で書き終えると、さらに腰の動きを早めて)
(ソフィアを探る間も居酒屋や娼館などに出入りしていて、女性の相手をしていたが)
(それでも久々のソフィアの身体は特別で、大量の精液を中出しすると言われたまま黙ったままにソフィアに背を向ける)

これは礼だ。後で居酒屋へ行くときの足しにでもしてくれ。

(ポケットから色々と情報を探るために渡されていた金貨を取り出すと、男たちに渡し肩をポンと一つ軽く叩いて建物を後にした)

「ソフィア殿に会うことができた。今の状況は後にして、これを姫様に渡すよう預かって参りました」

(尾行が居ないか気を使いつつ、隠れ家へと戻るとすぐにレナに魔法石を渡してソフィアに会ったことを告げる)

ありがとうございます。では、早速。

(渡されたレナは少し愛おし気に石を撫でていたが、すぐに魔力を込めメッセージを取り出そうとして)

【ここで凍結でお願いできますか?】


733 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/21(日) 02:46:26
>>732
【凍結了解しました】
【次回は金曜日の22:30からとなります】


734 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/21(日) 02:51:06
>>733
【ありがとうございます。では、今夜はここまでにしましょう】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板で待ち合わせましょう】

【二日間とても楽しかったです、遅くまでお疲れ様でした】


735 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/21(日) 02:53:42
>>734
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30からよろしくお願いします】
【私も二日間楽しかったです、お疲れさまでした】
【お先に失礼しますね、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


736 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/21(日) 02:56:10
>>735
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


737 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/26(金) 22:28:13
【ロールの再開にスレをお借りします】


738 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/26(金) 22:31:11
【スレをお借りします】

>>732
ええ、幾ら腕が立っても限界があります。
お二人にも戦って頂くつもりでいきましょう。

(どれだけの手練れでも強敵相手なら守りながら戦う事は出来なくなる)
(むしろ守る事を意識する分、負ける確率も上がるという事もあり)
(戦う前提なら眼前に集中できると言う考え方でもあった)

そういう性格というか、性分というか、なのでしょうけどね。
心掛けるだけでも随分と変わるわ。

(どちらもそれまでの立場などを考慮しても珍しい存在だが、だからこそ簡単に変わるとは思っておらず)
(心掛けるだけで十分だとだけ助言した)


レナ様は悪戯好きで、それをお互い楽しむのを好むようです。
根っから王族と言えなくもないですが、悪気は無いと思いますよ。
……多分、それだけあなたに気を許しているのでしょう。

(マーサからすると良く分からない人物だろうとは思ったが、ジゼルの知る範囲でこういう人間だと伝える)
(レナは知らないだろうが、ライラの側にいて、またある程度全体に目を通していたので何となくはわかっていた)
(それで考えると気を許していなければそこまでの事はしないと確信できるものはあった)


(クレイトンに挿入されるとくぐもった声を漏らし、膣が肉棒に絡みついていた)
(大量の精液を注がれると全身がやや弛緩し、激しい状態からやや逃れている様子でもあった)

いや、あんたに頼んで良かったよ、ありがとさん。

(男はクレイトンを評価しつつ、後始末をしていき、貰った金はちゃっかり懐に入れている様子だった)


(持ち帰った石にレナが魔力を込めると少し置いて淡い光が浮かび上がる)
(像を結ぶ事は無いが、それだけでも暖かさを感じるものだった)
(光は数度揺れてからソフィアの声を届ける)

……これはレナ様の魔力に反応した際のものです。
現状、かなり差し迫っています、まずは御身の安全を優先して下さい。
私は偶然魔力で魂を覆う術を身に付けており、故に即座に支配される事は避けられました。
魂を支配する術とは魂そのものは無防備なので、それを探知し得れば触れるだけで支配できるのです。
魔力で覆われた事でその術を弾けた、のですがすでにそれにも対応されています。
私はすでにほぼ8割支配されています、あとの2割は自分で支配に堕ちる様に仕向けられている状態です。
ですから、よほどの勝算が無い限り私の事は忘れて下さいませ。

(一気にここまで話すとやや音が乱れ、ギシギシとした音が変わりに起きるがすぐに止んで)

……あと、重要な事を申し上げますと相手は魂を改変出来ます、そしてすでに自分自身の魂を改変しています。
その上……レナ様はご存じでしょう、魂に肉体を合わせる術を……それを己に行っています。
以前とは別物です……くれぐれも真っ向から切りあったりしないで下さい。
蔦植物の魂を変え、別の生き物を生み出したりまで、しています……。
ライラ様は支配されましたが、その前に手を尽くして敵の城に移っています。
何とか、逃げて下さい……私の所為で危地に追い遣ってしまい、申し訳ありません……お元気で。

(切迫した口調で話していき、逃げて欲しいと伝えていく)
(イメージを送ったり、通話可能にしないのはそもそもそんな状態では無いからというのと)
(自分から魔力を伸ばして居場所を掴まれるのを避ける為だった)
(支配されていない部分で必死に相手の脅威を伝えたかったのが良く分かる内容だった)


>>737
【それでは今夜も宜しくお願いします】


739 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/26(金) 23:39:51
>>738

「ジゼル殿の言われる通りではあるが、我は盾になるのが役目故……。
 マーサ殿はともかく、本当は姫様には……とも言っていられないのがとても心苦しいな」

(近衛であったクレイトンは最悪の場合には、盾となり主を逃がすのが自分の役割と心得ていて死を厭う気持ちすら全く無かったが)
(ジゼルの言うことも正しく、苦虫を噛み潰したような表情で心ならずもレナにも剣を取って貰わねばならないことに同意する)

ソフィアさんの場合は分かりませんけれど、わたくしの場合は幼い頃に経験した方が良いことをしていないのも少なからず影響しているのかも知れませんね。
高慢にならない程度に改善できればと思っています。

(分家の王位継承順位の低い王族でありながら、父と共に誰よりも人気が高く幼少期から監視されている事が多く)
(本来なら貴族や王族でも多くが体験しているようなことも出来ていないことが、今の性格に大きく影響しているのではと本人は思っていて)
(真面目に語りつつもどこか他人事のような表情を見せつつも、変える意志だけははっきりとジゼルに示して微笑む)


『悪戯好きなのはだんだん分かってきましたが、それをお互いに楽しむですか……。
 私にもそれを求められていると…………。
 すぐには希望にお答えするのは難しそうですが。
 少しでもそうであれば嬉しいです』

(自分が悪戯されて驚きの表情を嬉しそうに見ているので、少しずつ悪戯好きなのは分かってはいたものの)
(互いに楽しむと云うのはピンと来なくて首を傾げて、それを自分にも求めてられていると聞いて絶句して)
(それでも気を許していると言われればホッと安堵の表情をしつつも、なかなか手強いなと思わずにはいられなかった)


「こちらこそ久々に楽しませて貰った。感謝する」

(クレイトンは敢えて振り返らず路地を出ると街の喧騒に紛れて隠れ家へと注意深く戻っていった)


…………ソフィアさん、そんな酷いことに。

(魂が八割がた支配されていると聞くと絶句して、大きな目からは涙がポロポロと止めどなく流れて)
(完全にショックを受けてしまっていて、今は誰かが何かを言っても反応出来ず、何も考えられない状態に陥ってしまっていた)

『レナ様にエレノアの魂を入れたみたいなことを自身に施して……、きっと良い人格を合わせる訳はありませんから。
 難しいことになりましたね。現状ではソフィア様のことは諦めて撤退した方が……』

(レナが只管泣いてだけ居るので、仕方なくマーサがソフィアから聞いたことから判断して)
(蔦植物にも魂があるのかと変な感嘆を覚えてはいたが、その変な生物で襲ってくる気なのだと気を引き締め)
(ライラ様も堕ちたのなら、今すぐに撤退することを口にするが、泣いていたレナが大きく目を見開き大きく首を左右に振って)

……嫌……ソフィアさんを見捨てるなんて……絶対に嫌です。

(感情論だけが先走って小さな声で、子供がするような駄々を捏ねるが)

『レナ様、しっかりしてください。レナ様まで捕まってしまっては、ソフィアさんの犠牲は無駄になってしまいます』

(肩を強く掴み前後に大きく揺すると、レナも頭では分かっていても認めたくなくてまた涙だけが溢れ来る)


「ジゼル、ジゼルじゃない? 久しぶりだけど、何で貴方がここに居るの?
 私は今仕えている人の護衛で来ているのだけれど……。
 ところでクレイトンって人知らない? 何でも国へ帰るキャラバンを探しているって聞いたんだけど、おそらく一番早くこの街を出るのは私達の商隊だと思うの。
 いつも居るって聞いた居酒屋に行っても、数日来ていないって言うし困っているのよ」

(たまたま用事で街に出たジゼルに声を掛けてきたのは軍隊時代の同僚のベスという女性剣士で)
(ジゼルより前に割の良い仕事が見つかったと除隊して、今はオリヴィアのビジネスパートナーの女性が営む商隊の傭兵をしていて)
(商人同士や傭兵のネットワークで事を聞きつけ、たまたま見かけたジゼルに声を掛けたのだが、ジゼルがクレイトンと同行しているとは夢にも思っていなかった)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


740 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/27(土) 00:43:09
>>739
いえ、盾では困ります。
逃がした後もしっかりフォローしなくては。

(いざとなればクレイトンは命を盾にするだろうと見ていて)
(それでは駄目で、自分も生き抜くつもりで活路を見出さないと駄目だと主張した)

言わんとする事は理解出来ますよ。
しかしもう違いますから……お分かりなら結構です。

(ジゼルは大公の幕僚だった為、実際レナの故国攻略にも参加していた)
(レナトゥスも知っているし、王弟であるレナの父親もそれを護衛するクレイトンを含んだ近衛騎士も知っていた)
(そんな事はまったく見せずに過去とは違う事と、理解したなら良いと笑っていた)


そう、有体に言うと彼女は友人を欲しているのよ。
あなたの職務への責任感からは難しいでしょうけど、あなた個人を見ていると相性は良さそうね。
そこを見ていたからソフィアも推薦したのでしょう。

(ジゼルから見るとそう見えていて、ソフィアにもそう接しているのが見えていて)
(内心面白いと感じながら、マーサには難儀だろうと考えていた)


2割は抗っている、という見方も出来るわね。
いずれにしても今はすぐの手を打ちづらいけど、ジュリア将軍が来れば状況も変わるわ。
そんなに時間が掛からないだろう事と、付いて来る大臣は魔法のエキスパートだから。

(マーサの分析に横から話しかけ、状況が悪いばかりでは無いと伝える)
(ここ最近のジゼルは商隊を探すのはクレイトンに任せて、来訪する状況を確認していた)
(ある意味逃げても追われたら危険だと感じたのと、本国が魔法的に空白なら戻る意味は無いからだった)


あら、今は仕える所を変えているのだけれど、護衛で?
クレイトン、知らなくはないけど、あなたの商隊が早く出るの?じゃあ、会ったら伝えておくわ。

(即答せずにクレイトンを介するのはこの地で都合良く知人に会った事への警戒だった)
(自然と目を合わせている様で合わせずに話しをして、連絡先だけ聞き出すと伝えると言って去って行く)
(ジゼルが調べた限り、ジュリア将軍と大臣のダグラスは明後日にはこの街に入る)
(一旦保護下に入り、ダグラスの指示を仰ぐのがベストではと考えていた)


741 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/27(土) 01:47:41
>>740

「承知した。今は亡き主にも姫様のことは頼まれているしな。
 少なくとも嫁入りをして、お子様をお産みになるまでは見届けたいとは思っている」

(あの時は、もう国が崩壊するのは時間の問題で、男性だったレナトゥスを母親の祖国へ逃がすのが与えられた役目であり)
(それを果たせず目的のない生活をしていた所を再びチャンスを得て、盾になるのは本当に切羽詰まった時と承知していて)
(自分で口にしていて少し変な気分ではあったが、レナが誰かの妃として嫁ぎ可愛い赤子を産むまでは最低限見届けたいと思っていたし)
(自分が盾になってもレナが喜ばないことも重々理解していて、ジゼルの言葉に大きく頷く)

ええ、確かに違いますね。考えると変な気分ですけれど。
はい。

(自分の事を詳しく知っているとは思っておらず、何となく暈したままにして)
(今はすっかり慣れてしまったが、考えてみればとてもおかしなことだな思えば自然と笑みが溢れて)
(相手が結構と行ったので小さく頷いてみせた)


『……やはりそうですか。お願いはされたのですが。
 もし仕事を辞して別な仕事に就けば友人になることも可能だとは思います。
 でも、主従の序はきちんと守らないと、仕事に混乱が生じてしまいます。
 レナ様と私が相性が良いですか? 確かに、全体的にはとても素敵な方でお慕いはしていますが……。
 ソフィア様が……、う〜ん』

(友人にとはレナにも直接に頼まれていて、せめてレナ付きでないなら可能かもと思ってはいたが)
(遠縁の親戚だった伯爵夫人に仕えていた時も、親戚だからと甘えず仕事の時は一線を引くことを求められていて)
(仕事をしながら友人で居ることはマーサには難しく感じられていて、つくづく自分も不器用だなと思いつつも困惑していて)
(相性が良いという言葉には、主従としては感じていたが個人としてと言われて少し驚きつつも)
(ソフィアもそのつもりだったと聞きすぐに答えは出せず、真面目に考え過ぎて袋小路陥っていた)


『確かに2割は堕ちて居ないということですけど、ソフィア様はその間にレナ様に逃げて欲しいと思われているのでは?
 ジュリア様がいらっしゃるのが近々であれば、それに越した事はありません。
 それに同行されている大臣様が魔法のエキスパートであるならば安心です』

(取り方によってはジゼルの言う通りであるが、それはレナを逃がす為にソフィアがギリギリ堪えているとも取れて)
(安全に避難できる可能性があるのなら早い方が良いと思っていて、ジゼルの様な軍隊で教育を受けていないので目先のことで一杯一杯になっていて)
(ジュリアの到着に時間が掛からないと聞くと僅かに緊張した表情を緩め、魔法のエキスパートのことを聞くと)
(今一番不足している部分であるので心強く感じたが、話を聞いているのか聞いていないのか分からず)
(只管泣き続けているレナに困ったなと微かに視線を走らせてからクレイトンを見るが、泣いている女性の扱いはクレイトンも不得手で)
(ただ困惑の顔で肩を上下に揺すったのを見て小さく嘆息する)


「そうなの? 知らなかったわ。貴方、軍隊にすごく馴染んでいたから。
 ええ、貴方も名前くらいは知っていると思うけど、私、今はオリヴィア様の元で仕えているのよ。
 本当は国から珍しい商品を持ってきて、売り買いしながらこちらの商品を手に入れて帰国する予定だったのだけれど。
 そのオリヴィア様が旅行に出たきり連絡を取るのが困難になって、代わりに共同経営者の女性がビジネスに来ていて、その道中の護衛でね。
 そうなの? 私も出発の準備があるから知っているなら伝えて頂戴。
 ただ、集合時間は絶対だから、遅れたら待たずに置いていくってことだけは伝えておいて。
 今度、暇な時にまたゆっくり会いましょう」

(オリヴィアの当初の予定では、レナの祖国やレナの母親の祖国で珍しい商品やここでは手に入り難い香水や化粧品を仕入れてここで売り)
(利益か物々交換でここの珍しく国で高価で取引されている商品を仕入れて帰る予定ではあったが)
(レナの母親の祖国でスパイ容疑を掛けられ身動きが取れず、そこまでに集めていた商品だけが国に送られ)
(いつもは国で店を切り盛りしている父方の従姉である共同経営者が、オリヴィアの代理として商売をしに来ていて)
(大体、オリヴィアが計画していた商品を手に入れたので帰国の途に就く予定で)
(クレイトンの話を聞き、もしかしたらと旧知の仲のジゼルに声を掛けただけで裏は無かったが)
(ジゼルの態度に秘密任務っぽいことを感じてそれ以上詳しくは聞かず、連絡先と遅刻した場合のことだけ告げて帰っていった)


742 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/27(土) 02:15:28
>>741
お分かり頂けて幸いです。
些か気が早いですが、その意気、と言うべきでしょうか。

(クレイトンが納得した事には満足した風だが)
(そんな先の事まで考えているのには苦笑を浮かべながら、それはそれでモチベーションにはなると思っていた)


お願いもされたのなら、考慮しては?
……なるほどねぇ、固いわね、それも貴女の良さだけど。
ええ、結構レナ様の痛いところを突いているでしょう?それが良いわ。
ま、あまり悩み過ぎない事よ。

(薦めてみたものの、それで得心する性格では無いなとは思っていて)
(ズバズバと言えるのも良いのだと言いつつ、考えすぎない様にだけ伝えるのだった)


両方ね、逃げて欲しいのも本心、助かりたいのも本心。
そこまで支配出来ているのにしないのは、淫欲で切羽詰まらせて自ら転落を選ばせる為でしょう。
……それで堕とせると思っている辺りが傲慢さなのでしょうが、相手が悪いわ。
ソフィアは故国が陥落した際に国民の生命財産と引き換えに自らを敵の性奴隷とした女性よ。
護りたく、また護っている国民の前で凌辱され、蔑まれながらも彼女自身を失わなかった。
そうそう堕ちないとわかっているので、こちらはそのつもりで戦術を組むべきです。

(ソフィアなら耐える、と言い切って、その前提で最大限の成果を得るべく策を練るべきだと口にする)
(と、そこで策を作るのは自分しか居ないと思い至り、いずれにせよ合流の策を考える必要があるのと)
(強襲を避ける為に目くらましが必要だと考えていた)

オリヴィア様?王族だけどそこら中飛び回っているという?
なるほど……ビジネスの護衛なのね、ええ、わかったわ。

(戻る途上で、ある程度レナとオリヴィアが親交がある事に思い至る)
(その辺りで背格好の似た女性にフードを被せて乗せる事を考え付く)
(恐らく城外に出るタイミングでジュリア将軍が来る事も想定出来たので、この商隊に影武者とクレイトンを載せて出発させる事を考える)
(城外でクレイトンはジュリア将軍と合流してもらえば前もって書いた書面で何とかなると見ていた)

……という事でクレイトン様は一旦、商隊と合流し、影武者と一緒にこの街を出てもらいます。
恐らく出る頃に将軍が来られるのでこの書状を渡して保護を願い出て下さい。

(素早く組み立てた作戦を告げ、将軍との合流を最優先にする事を宣言する)
(大公の幕僚だけにジゼルはジュリア将軍やダグラスは良く知っていた事もある意味コネが効いていた)


【ここで凍結しましょうか?】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


743 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/27(土) 02:36:53
>>742
【少し眠気が強く反応が遅れて申し訳ありません】
【凍結でお願いします。次回は今夜の22:30からでよろしくお願いします】
【お疲れ様でした】


744 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/27(土) 02:40:21
>>743
【いえ、大丈夫ですよ】
【では土曜日の22:30からよろしくお願いします】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


745 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/27(土) 02:41:48
>>744
【では、また今夜伝言板スレでお会いしましょう】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


746 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/27(土) 22:24:07
【ロールの再開にスレをお借りしておきます】


747 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/27(土) 22:34:59
【スレをお借りします】


748 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/27(土) 22:38:15
>>742

「そうでもあるまい。姫様のお母上が我が主に輿入れされたのが確か16歳の時で、あの方をお産みなったのが19か20歳の時だったからな。
 姫様も18歳になられている筈だから早くもなかろう。
 お子は早くても、嫁がれてもいい時期だ」

(ジゼルの苦笑に意外という表情を浮かべて、懐かしそうに目を細めてレナの母親を初めて見た自身の十代前半の頃を思い出しながら)
(レナの特有の事情があるにせよ、子供は早いかもしれないが、もう然るべき相手に嫁いでも可笑しくはないと真剣な表情で語る)


『この一件が片付いて、レナ様とソフィア様が落ち着かれてからもう一度ゆっくり考えてみます。
 ありがとうございます。
 アドバイスありがとうございました』

(せっかく薦められたのだから再考の価値はあると判断したものの、今はレナを守り国に戻ることが最優先でそれだけに集中したいのが本音であり)
(レナやソフィアとは違い評価されたことは素直に礼を述べて、愚痴にも近い相談を聞いてもらったことで気分も少し晴れて)
(清々しいたいつもの快活な表情へと戻って、レナがクレイトンと居る部屋へと戻っていった)


『確かにその通りなのかもしれませんね。
 凄い女性ですね、ソフィア様は。レナ様、そろそろ泣き止んで下さいませ。
 一緒にどうしたらソフィア様を助け出せるか考えましょう』

(どちらかだけであれば、メッセージも違うものになったに違いないと納得して頷き)
(姫将軍と言われていた頃のことは噂でしか知らず、ジゼルから語られる内容に驚き素直に感心して)
(大粒の涙を止められずまだ泣いているレナに、優しい表情と穏やかな声で策を考えようと誘うものの)
(マーサ自身はメイドとして与えられた役割の中で段取りをするのは得意でも、策を一から練ったことはなく困惑していて)
(レナに振ることで何かしら良い策が浮かべば程度に考えていた)

グスッ……グスッ……マーサさん、そうは言いますけれど、多勢に無勢な上にこちらには相手の魔力を防げる手もないでは……グスッ……どうにもなりません。
援軍が来るまで……グスッ……息を潜めて待つしかありません。

(目をうさぎのように赤くし目の周りも泣き腫らしたまま、まだ涙は止まらなくて)
(それでも一気に手練の剣士に大勢に責められたり、レギンが直接乗り込んできて魔力を振るわれればジリ貧で)
(出来ることはあまりないことを指摘しつつ、感情が昂ぶった状態では他の案が浮かぶはずもなかった)


そう、そのオリヴィア様。だけど、飛び回るのにはご本人になりの理由があるし、オリヴィア様には王族とか貴族とかは関係ないみたいよ。
欲しい人がいたら熨斗をつけてあげても良いなんて、本気とも冗談ともつかないこと言っていらっしゃるもの。

(ジゼルの言葉に面白そうに笑いながら、オリヴィアが地位に拘りを全く持っておらず)
(爵位を譲ってもいいと言っているのを聞いていて、ジゼルには言わなかったが「高く買ってくれれば尚結構」とも言っているのを知ってはいたが)
(友とは云え今の主の品性が疑われるようなことは黙して語らなかった)

「承知はしたが、姫様と一時的にとは云え離れるのは不安だな。くれぐれも姫様のことはよろしく頼む。
 この書状をジュリア将軍に渡せば良いのだな」

(作戦を聞いた最初はレナと離れることに難色を示したクレイトンではあったが、ジュリアと合流し庇護を求めることに異論はなく)
(渋々同意してレナのことをくどいくらいにジゼルに頼むと、出立の朝レナに助けを連れて戻ることを約束して旅立ったのだった)

「ジュリア様、お久しゅうございます。今はレナ様に仕えておりますクレイトンです。
 ジゼル殿より将軍様にこれをお渡しするよう預かってまいりました。
 状況は逼迫しており、レナ様および従者の保護をよろしくお願い致します」

(街の城壁を潜ってから1時間もしない内にジュリア将軍が率いる隊に出くわすと、ここで影武者と共に降りる旨を告げ)
(オリヴィアが使う子爵家の紋章が入った馬車から降り、護衛の兵にジュリアにすぐに面会できるように請い)
(面会が叶うと経緯を語り、ジゼルからの書簡を渡し指示通りに保護を求める)

【今夜もよろしくお願いします】


749 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/27(土) 23:43:07
>>748
あぁ、そういう事ですか……。

(王子が姫になった感覚なのだなと思いながら、一応は納得した風に頷く)
(後宮入りの話なども知ってはいるが、それは何も言わずにいた)


ええ、そうしなさい。
公的な場さえ弁えれば何も言われないわ、この国では。

(特段大きな心配をするでもなく、普通に返しながらマーサを見送る)
(内心、こういう相談に乗るのは手当に含まれるのかと考えていた)


見た目や普段接しているとわからないだけで、彼女は苛烈で鋼の精神を持っているわ。
救い出す為にはこちらも準備や課程が必要だけど、まずはジュリア将軍に合流するのが先決ね。

(マーサに答えつつ、ソフィアについては軍人としての目線で見ていて)
(彼女の奮闘に応える為にも確実に且つ早急な手を打つにはまずこちらの安全を高める事だと確信していた)

レナ、ソフィアは貴女に一番頑張って欲しいと思っているはずよ。
本当にそんなに動員出来るならすでにしているでしょうが、していないのは必ずしも犯罪者組織も一枚岩では無いから。
魔力にしても強大になってはいても万能では無いのは太后様を見ていてもわかるでしょう。
つまり、突けない穴は無く、勝てない相手では無い。

(檄を飛ばすでもなく、諭す様に言いながら、必ずしも劣勢だからといって諦めるものでは無いと断言する)
(突破口も必ず見つかると言い切るのはジゼル自身、死線を超えて来た経験があるからで)
(その意味ではソフィアにシンパシーを感じていたし、ここまで来ればレギンに一杯食わせないと腹が収まらないと思っていた)


王族とか関係無いねぇ……自由な方だこと。
とはいえ、私も欲しいかと言われたら要らないわね、じゃあクレイトン氏には伝えておくわ。

(オリヴィアについては話しは聞いていたが、呆れた様に自由な人だと言って)
(ただ、くれると言っても王族とか嫌だと言って、伝言は受けたと言って去って行った)

お任せを、それにあなたの方が目立つので都合良いのよ。
よろしくお願いするわ。

(護衛は任せて欲しいと言って、また目立つクレイトンが動く事で偽装が成り立つとも言って)
(少なくともジュリアに手紙を渡すのは果たしてもらわないといけないと思いながら、それは間違いないだろうと確信していた)

「ああ、久しいな……ジゼル?あぁ、大公の元幕僚か」
「見せなさい……ふむ、なるほど……ダグラス殿、どうか?」

『……全軍出立し、都市に入り、予定通りに陣営を設置しましょう』
『クレイトンはこのまま同行して我々と街に入り、軍勢を率いてレナ、ジゼル、マーサの身柄を運んで陣営に戻れ』
『事務方は都市に前交渉の準備を、そして後方の王に2日以内に都市に入る様に要請と早馬を、先に太后の隊列に向かいエレナ妃に伝えてから同行してもらえ』

(ジュリアは書簡を一読するとすぐに側のダグラスに渡し、ダグラスはすぐさま指示を飛ばしていく)
(一糸乱れぬ陣営の動きはすぐにクレイトンにも馬が渡され、2時間もしないうちに街に向けて動き始めた)
(クレイトンが街を出て4時間、昼間にはすでに到着し、所定の場所に軍営の設置や事務所の設置を始めており)
(ジュリアの近衛20名とダグラスが同行してクレイトンの案内の元、移動するのだった)


【こちらこそよろしくお願いします】


750 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/28(日) 00:56:34
>>749

『私が祖国で聞いていた噂以上に強い方なのですね。
 そうですね。ソフィアさんを助け出すために長旅をしてここまで来たのですから。
 はい、それが良いと思います』

(隣国とは云え、マーサがソフィアについて聞いていた噂話の多くが剣の強さや戦の手柄話であり人となりに関するものは殆ど無かった)
(まだ完全には旅立つ前の体調に戻っていないレナを見ながら、ここまでレナも大変な旅をして来た以上)
(ソフィアを助け出さずに帰る訳にはいかないと、強く自分に言い聞かせるように言い)
(ジュリア将軍と合流できれば、敵の襲撃に対して今ほど気を張らずに済む分レナの世話にもっと集中できると思っていた)

ですが、わたくしが直接ソフィアさんを救い出すために囚われている場所に斬り込む訳にはいきませんし……。
それはそうですが、今わたくしに出来ることは辛抱強くここで待つこと以外に出来ることが思い浮かびません。

(クレイトンが場所を知っている以上、今すぐに斬り込めばまだソフィアが居るかも知れず)
(そうしたい気持ちに満ちていたが、きっとそれは飛んで火に入る夏の虫であり)
(魔力が万能ではないのも分かってはいたが、魔法を防御できる隠れ家とは云え)
(乗り込まれて魔法を使われれば対抗出来る自信はなく、ここでソフィアの帰りを待ち)
(戻って来たら力いっぱい抱きしめてあげることしか思い浮かばずに居た)


「ええ、何かの話の時にそう仰っていたわよ。強いて自分を評するなら自由人だとも。
 後付でそんな物もらっても肩が凝るだけだしね。ええ、よろしくね」

(ベス自身も形式張った軍よりも自由な傭兵の方が性に合うので退役していたが、流石にオリヴィアから聞いた時は絶句して呆れて)
(今も苦笑を浮かべて、ここには居ない主を評していて、もしかしたら欲しがる人物をいるかも知れないが)
(後付で貰ってもそれに付随する役割を考えると自分もいらないと思っていおり、最後に念を押すとジゼルとは別の方向へ去っていった)


「確かに、この中で目立つと云えば姫様か自分しか居ないからな。
 了解した」

(レナはもちろん、顔を隠さずに街に出れば嫌でもひと目を引いてしまうのは間違いなく)
(自分も身体の大きさと、発する剣士としての気で目立つことは認識していて囮役には適任だと納得して頷き)
(何かあれば剣を振るってでも手紙はジュリア将軍に届ける役目を果たすつもりだった)

「承知いたしました。忝ない」

(ジゼルが大公の元幕僚であれば、何人かの部下を率いていたとは云え一介の近衛剣士であった自分より作戦の立案に慣れている筈だと感心しつつ)
(本当はすぐに取って返したいほど気が急くのを何とか堪えて、ダグラスの出す指示に短く応え)
(充てがわれた馬にすぐに跨り、心が急く時の癖である剣の柄をギュッと握りしめ出立を待っていた)

「こちらです。ジュリア将軍。
 くっ!! お先に失礼」

(隠れ家の近くまでやってくると、マーサが何かを叫んでいる声と金属音が響くのが聞こえて剣を抜き走り出す)

『クレイトン様、助かりました。レナ様はご無事です』

(後ろから何人かに斬りつけると、隠れ家を襲っていたならず者のような容姿の剣士たちは散り散り逃げて行って)
(入り口にはジゼルが切り倒した相手と、胸や首筋にナイフの刺さった男が数人倒れていた)

……クレイトン卿、良いところに帰ってきてくれました。

(構えて剣を下ろしてホッと安堵の表情を浮かべる)


751 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/28(日) 01:40:40
>>750
戦場では鬼神の如き、人となりは会って話している通りよ。
芯の強さが頭抜けているの。
ええ、ある程度見えて来たわ。

(実際、ジゼルも前情報とは違うとは思っていたし、だからこそそれなりに仲良くやっていたので)
(助けたいという気持ちは実際、強く、その為に色々と考えていた)

そうね、でも自分の中にあるものを何か引き出してみるのも良いんじゃないかしら?
ゼノビアには封印されている事を忘れる様に言われたのよね?
太后様も手を出さない貴女の魔力封印は魔法王国の技術によるものでしょう。
何かあるのだと思うわ。

(大まかにしか聞かなかったが、魔力の封印はレナの故国で目立たなくする意味もあったとは思うが)
(予知も出来たらしい人物からのその技術は意図が込められていると考えていて)
(切り札になり得る可能性もあると見ていた)


自由人、確かにね、間違っては無いわ。
ええ、面倒な格式に縛られるのがオチね、それじゃ。

(ジゼル自身は軍属が性にあっていたので、オリヴィアの自由人に苦笑して)
(面倒な事しかないと正直にもらすのだった)


(クレイトンが戻って来る頃、10人程の剣士が襲撃を掛けて来ていたが)
(クレイトンだけでなく近衛たちも駆けつけてくると必死に逃げて行った)

私は切り足りない感じだけど……成功した様ですね。
アレは恐らくレギンの手の者ではないですね、恐らく女性ばかりになったのを狙った奴隷商人あたりでしょう。
レナ様が剣を使えたのは良かったですね、マーサも大活躍でした。

(ひゅんひゅんと剣を軽々と振って血を飛ばしながら戻って来るとクレイトンが近衛たちと共に来た事に合流成功を確信して喜ぶ)
(レギンの手の者では無いと言って逃げた先を見て、それから倒れている男たちに近づくと無言で腕と足首に剣を突き刺して回る)
(その行為自体に何の解説もせず、当たり前の事を終えた様子でレナが剣を使えた事を褒めてマーサの労を労った)


(その後、早急に設置された軍営に移動するとジュリア将軍とダグラスが一行を出迎える)
(しかしレナだけはその部屋に入ろうとしても見えない壁に遮られた様になっていた)

『あぁ、魔力があったのだな、入れるようにした』

(それを見て、何かしたのか室内に入れるようになるとジュリアが声を掛ける)

「一連の事はジゼルの報告にあった通りだと思うが、現状具体的な行動に出るのは控えてもらう」
「こちらも人員を割ける体制には無いのでな、先程急報としてダグラス殿が後衛の王に来て貰えるように手配した」
「母が出張るよりは確実に勝てるからな、後はエレナ妃にも来て貰う事にしている」
「恐らく数日で来られるであろう、それまでは静養に務めたまえ、皆疲労で憔悴している様だからな」
「この建物は我が国で購入したもので、全体が魔法結界で覆われている、それにこの部屋から奥は魔力持ちは許可なく出入り出来ない」
「奥に部屋は用意させているので、安心して過ごせばいい」
「レナ以外は自由に出入りして良いが、くれぐれも注意は怠らぬように」

(王の到着まで待つように言うと、奥の部屋で過ごす様に申し付ける)
(持参したものについて聞くと後続の兵が入り次第、借りていた邸宅に馬車も含めて引き取りに行く事も確約するのだった)


752 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/28(日) 02:47:42
>>751

『そうですね。かなり意外でした。
 ただ、一番意外だったのは生きていられたことですけど……』

(人となりは本当に意外であり、最初は聞いていた噂から勝手に想像していた人となりとのギャップにかなり違和感を覚えていたが)
(マーサが一番驚いたのは、征服された国が開放される間にソフィアが死んだと聞いていたのが生きていたことだったと正直に口にして)

何かを引き出してみるですか?
確かに言われましたけれど、少なくともこの館の中では、魔法石に念を込めるのが精一杯です。
少なくともわたくしの魔力とこの館は相性が良くないみたいです。
……確かにベースは魔法王国のものらしいですけれど……。
何かですか……。

(最初に思い当たったのは、ソフィアを奪われた時に一時的にでも身体に漲った黒い魔力でそれは開放してはいけないと決めていて)
(ゼノビアさまに指摘されたことは覚えてはいたが、この館の中で魔法の鍛錬をしようとしてもいつも以上に魔力を纏め上げるのが難しく)
(仕えたとしても術を発行した後の疲労はいつもの何倍も感じてはいたが、レナ自身前の館で魔力に僅かな変化が生じてきていることは気づいていて)
(魔法王国の技術だけでなく、老師さま独自の技も混ざっているとも聞いていてそこに何か秘密があるのかもと思ってはいた)
(ジゼルがもしかしたら切り札になると感じているのには気づいていなかった)


「まぁ、そこまで言い切れる人もなかなか居ないと思うけどね。
 そうそれ。ええ、また」

(奔放に振る舞う人間を知らないわけではないが、そこまで言い切り思いのままに動く人も稀だと思っていて)
(伯父からいずれ引き継ぐであろう侯爵家の格式を、いつも自覚するように言う侍女とオリヴィアの口喧嘩を思い出して苦笑する)


「なかなか頼もしいな。ああ、これで一安心だ。
 姫様はともかく、ジゼル殿とマーサ殿は出入りしていて、男は俺だけだったからな。
 奴隷商人にはもってこいの状況だったのだろうな。
 そうかそれなら良かった、姫様の剣の師も草葉の陰で喜んでいるであろうよ」

(ジゼルの言葉にライラを取られた憂さもあるのだろうが苦笑して、合流に成功したことを告げ事態が好転したことを喜ぶ)
(レギンの手の者で無かったのは良かったとしても、気をつけていても色々な犯罪者がいて全部は防げなかったことを口惜しく思っていて)
(レナは剣を構えては居たが、一滴の血も浴びてはおらず実際は戦闘はしてなく牽制にはなったと判断していた)

わたくしは本当に何もしていませんから。
わたくしを見た相手はなぜか一瞬固まってましたけれど、仕留めてくれたのはマーサさんですし。

(剣を下ろし丁寧に鞘に収めて、実際に何度かマーサがナイフを投げた後に近寄ろうとした相手に剣を振っただけで切りつけても居なくて)
(相手の男性が自分を見て驚いた表情で一瞬動きが止まった所をマーサが倒してくれたことを褒めて頼もしくも思っていた)

『皆、レナ様の美しさに見惚れていたのですよ、きっと。
 理由が何にせよ助かりました』

(絶世の美女が剣を構えている姿はなかなか見られる物ではなく、笑みを見せて)
(固まった理由を応えられる人物は居なかったが、少なくともナイフを投げる隙きが出来たのは有り難くて礼をレナに述べる)

見惚れるなんて……そんなこと。

(実際、相手は最高の上玉に喜び、輝くばかりの美しさに見惚れていたのだが)
(レナも一時の様な否定はせずに、面映ゆさを感じて照れて頬を染めていた)


えっ!? ……そういうことですか。

(ジュリアといつもは苦手なダグラスもこういう場合には頼もしく感じて、丁寧に礼を述べて)
(マーサと共に部屋に入ろうとして硬い壁のような空気を感じて、手を伸ばして壁が消えたのを感じると何があるのか説明の前に理解する)

はい、承知いたしました。
エレナさまが。
やはり結界でしたか、仕方ありませんね。

(ジュリア将軍から見れば大后さまが母であることには違いないが、何か変な感じを感じてはいて自然と笑みが溢れて)
(マーサも安堵の表情を浮かべて身体を伸ばして緊張を解していて、クレイトンは大丈夫だから警備に加えて欲しいと直訴していていたが)
(自分を護るための結界なのは分かったが、いちいち許可を取らねばいけないのは面倒だなと思っていた)

『レナ様、欲しい物があれば申し付けて下さいませ』

(小声でもし欲しければお菓子くらいなら買いに出ますと伝えた後、ジュリアに残してきた物について書き出して渡す)

【ここで凍結でお願いします】


753 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/28(日) 02:50:06
>>752
【凍結了解しました】
【次回はまた金曜日の22:30からでお願いします】


754 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/28(日) 02:52:17
>>753
【ありがとうございます】
【了解です。次回は金曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板スレでで待ち合わせましょう】
【遅くまでお疲れ様でした。二日間充実して楽しかったです】


755 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/03/28(日) 02:54:13
>>754
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、私も2日間楽しかったです】
【それではおやすみなさい】

【スレをお返しします】


756 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/03/28(日) 02:56:16
>>755
【おやすみなさい】
【急に暖かくなったものの朝晩は冷えたりしますから体調にはお気をつけ下さい】

【スレをお借りしました。お返しします】


757 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/02(金) 22:28:10
【ロールの再開にスレをお借りします】


758 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/02(金) 22:35:20
>>752
あぁ、確かに一旦は死んだ事になったんだっけ。
それは驚くわね。

(死んだ噂を流した側なので、その発想自体が無く)
(あぁ、と得心した風に言うと確かに驚くだろうとは思っていた)

そうよ、何もやらないよりはやっておいた方が良いわ。
今は効率よりも何でもやる事よ。

(レナの言い分はわかるが、何かをして準備をする事は大事で)
(何かを見つける心掛けだけでも随分と違うと確信していた)


ある意味ガッカリだわ……まぁ、必要以上に気を張る事は無くなったわね。
ええ、私やマーサも十分商品にはなるでしょうから。
剣を持っているだけでも牽制になるのよ、ま、それだけじゃないのでしょうけど。

(意趣返しをしたかったと言いながら、全方位的に常に警戒する必要は無くなったと笑う)
(レナが剣を持っているだけで牽制にはなっただろうが、むしろレナを見て呆けた可能性が高いと思っていた)

女を拉致に来たらあまりに上玉が居たので驚いた、という所かしらね。
ま、後で驚けば良いのに、その辺りが三流で助かったわ。

(マーサとレナの会話を聞きながら、美貌が効いた説に根拠まで与えながら笑うが)
(任務優先で一目散に襲われなくて助かったと内心は思わなくはなかった)


「ま、こちらも準備は万端で来たという事よ」
「エレナ妃は魔法への知識も豊富で且つ裏社会にも通じ、剣も優れているから王と一緒に来るには最適」
「疲れたでしょう、一度湯浴みをして食事は給士に言えば用意させるわ」
「ジゼルは後で来て、情報の整理をしたいわ」

(自信満々に頷くとエレナを褒めつつ、一行に休む様に促し、ジゼルには情報の整理とすり合わせの為に来るように言った)

『ここの警護はクレイトンひとり加わっても大差が生まれぬ、お前はソフィアの状況や可能ならライラの事も調べてもらいたい』
『後、レギンという魔法王国の王族がこの街でどこに潜伏しているのかもな』
『ジゼルもこれは同じだ、マーサはレナの世話がメインだろうが、買い物の際は護衛を付けよ』
『レナについては外に出すのは危険ゆえ、こちらの体制が整うのを待て』
『ジュリア将軍は明日、ここの統治責任者であるゼノビアと会い、こちらの条件を提示する事になっている故、この後はジゼルのみ来るが良い』

(ダグラスは極めて事務的にクレイトンを諭すと改めてソフィアとライラ救出の為の情報収集を指示する)
(可能ならレギンが休んでいる時に急襲するのも手で、事実上の反攻を意味するものだった)


(翌日、公的にジュリアとゼノビアが会談をしている間、スラム街では黒髪の女を遠隔で調教する催しなるものの評判が広まっていて)
(それはクレイトン、ジゼル別々のルートで聞き込めていた)



>>757
【それでは今夜も宜しくお願いします】


759 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/02(金) 23:51:04
>>758

『何か知っておられそうですね』

(ジゼルの反応に噂を流した側かその近くにいたと察したマーサは、意味深な微笑を浮かべてそれ以上は突っ込まず、ただ「はい」と応えただけだった)

そうですね。何もせずにいるよりは、何かを探している方がわたくしらしいですね。
はい、ただマーサさんには迷惑を掛けてしまいそうですけれど。

(ジゼルの言葉に頷き、今はソフィアを心配しつつ自分も拉致をされないことに注視し過ぎていて)
(いつもの好奇心の強さが影を潜めていたことに気づき笑みを浮かべて、なるべく迷惑が掛けない範囲でした方がいいと考え直すが)
(体力の消耗が大きいのは如何ともし難く、朝の寝起きが更に悪くなったらマーサに迷惑をかけると思うと申し訳ない気分だった)


「ジゼル殿にはそうかも知れないが、確かに息を詰めている感じからは開放されるな。
 確かに相手からすれば二人だけでも十分な利益はでただろうな。
 姫様だって剣の基本はしっかりできているからな。確かにそうかもしれぬ」

(感想にもっともだと頷きながら、相手がレギンの手の者でなかったことにクレイトンは安堵していて)
(ピンと張り詰めた状況は久しぶりで心地よかったが、マーサには疲労の色が見え隠れし始めていてちょうど良かったと思っていた)
(レナが居るのは万が一知らなかったとしても、二人を売れば暫くはかなり豪勢に遊んで暮らせるだろうと思っていた)
(剣を構えたレナはソフィアやジゼルのような殺気は無くても、ほとんど隙きがなく顔に似合わず手強そうに見えた上に)
(あの美貌があれば、ギャップに対する想像以上の驚きがあったのだろうと思っていた)

そうですか? 何にせよ良かったです。
ジゼルさまもありがとうございました。

(照れたような、困ったような表情を浮かべながら、ジゼルの言葉に頷き礼を述べホッと一息吐いた)

『確かにさっさと仕事だけに徹しられなくて良かったですね』

(任務優先で一気に襲われていたらもっと窮地に追い込まれていたに違いなく、レナにちょっかいを出すのを後回しにされなくてよかったと屈託なく笑った)


本当に助かりました。かなり追い詰められていましたから。
そうですね、エレナさまは本当に才色兼備ですから。……陛下ですか。
はい、ではお言葉に甘えてゆっくりとお湯をいただきましょう。マーサさんも一緒にどうですか?
あっ、ジゼルさま、本当にありがとうございました。

(助けられたことには心から感謝していて、救出がもう少し遅かったら緊張が緩んで大変なことになっていただろうと思っていて)
(エレナさまが来てくれたことは本当に嬉しくて弾けるような明るい笑みを見せ、自分と違い美しさだけでないことに心から感心していたが)
(陛下も来ている事を聞くと、捉えられた時に会って以来でどんな顔をしていたかも朧げだった)
(食事はそれほどまだお腹が空いておらず、ゆっくりとした湯浴みはしばらくしていなくて優先して)
(マーサも誘うが、「私は後で頂きますが、ご一緒はさせて頂きます」と応えて万が一レナが湯船で居眠りをした時に備えるつもりだった)
(ジュリアと共に出ていく二人に丁寧にお辞儀をして見送った)


「承知いたしました。姫様……云え、レナ様もソフィア殿の状況が分かった方が喜びます。
 それも出来る限り調査してみます」

(ダグラスの指示に大人しく従い、姫と言ってから周りの目を気にして慌てて訂正し)
(確かに警備は任せてソフィア救出に力を割いた方が喜ばれるだろうと承知して、ライラとレギンの件も注意しつつ探ることを約する)

『はい、レナ様のお世話はお任せ下さい』

(レナの世話はもう慣れたもので膝を折り承諾して、レナは籠の鳥では不満だろうと思って視線を動かせば)
(ダグラスのことはあまり気にしておらず、湯浴みに気持ちが向かっていて楽しそうに湯浴みの準備するのを見てクスッと微笑む)


「さて、どうしたものかな。
 俺が参加していたらすぐバレてしまうだろうし、ジゼル殿はどうされる?」

(ソフィアらしい女性の調教ショウに参加して、相手に油断があれば救出を試みてもと思っていたが)
(レギンに面が割れていることもあり傘下に躊躇して、ジゼルも情報を掴んだと聞きどうするつもりかレナの居ないところで聞いてみる)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


760 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/03(土) 01:00:05
>>759
疲れない程度に、だけどね。

(レナには程々にとだけは言ったが、多少前向きな方が上手く行くと思っていた)

取り敢えずはね。
特にマーサは普段の世話から何まで気を張っていたでしょうし。
そうね、素材としては十分過ぎるもの。
武器を持っていれば場数を踏んでもいなければそうそう踏み込めないわ。
おまけに構えはしっかりしていれば尚更ね。

(取り敢えずは一安心だと言って、特にマーサが心配な様子だった)
(2人を売れば確かに十分な金は得られるはずだが、その程度の覚悟では剣を持っている相手に踏みこめず)
(その隙をついたマーサも見事だと思っていた)


「その様ね、難敵相手に良く粘ったわ」
「ええ、エレナ妃と王とが来る形ね……ええ、どうぞ」

(実際、誰かが欠けていたら詰んでいたのは間違いなく、薄氷だったと思っていた)
(ふたりが来る事は決定事項なのか頷いて、風呂を薦める)
(ジゼルはレナの言葉に手を上げて答えていた)

『うむ、街の状況についても別で調べさせるが、その際にこちらでも情報は集める』
『だが目的がそもそも違うので探し切れるとは思っておらぬ、ここに慣れた者がやるべきだ』
『後は普段通り過ごして、王の到着を待つが良い』
『もし情報の内容如何では作戦を立てるが、詳細が知れなければ動けぬ事は含みおけ』

(落ち着いた口調で情報収集も行うが、それは街の情報なので当てにしない様に言って)
(王が来るまでは基本的には動かない方が良いが、もし良い情報なら精査すると言い残してダグラスは退出した)


そうですね、情報の内容を見るとわからない部分が多いのですが、見に行くのは良いと思います。
ただ、これだけ情報が回っている事を考えると少なくとも隙は無いでしょう。
情報収集が目的ですから何かヒントが得られるかも知れません。
共に行きましょうか。

(少し考えると相手の挑発の意味合いがあると見ていて、それを知らせてレナにも伝えさせるのが目的だろうと言い切ると)
(ここは乗っておいて、情報を集めるべきだと結論付けた)


761 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/03(土) 02:17:51
>>760

はい、そう致します。

(小さく頷き、疲れすぎない範囲でしてみようという気になっていた)

「ライラ様がいなくなってからは余計に負担が増えていたからな。
 何にせよ中途半端な相手で良かったよ。
 そうだな」

(ライラが相手の求めに応じてからは、レナの世話だけでなく警護の負担もより大きくなって)
(ただでさえ慣れない場所であれば心労の大きさは察しられて、よく頑張ってくれたと思っていた)
(より手練な相手ではなくて良かったと心から思っており、前の主の時も武装侍女として仕えていたとは聞いていたが、的確に相手を倒した腕には感心していた)


はい、いまこうしていられるのも、皆がよく頑張ってくれたお陰です。
……それだけこの地を重要視されている訳なのですね。
ありがとうございます。

(レナ自身はほとんど役に立てたと思ってはおらず、援軍が来るまで粘れたのは皆のお陰だと素直に思っていた)
(エレナさまだけでなく国王陛下が来るほどこの地を欲していたのかと思って、祖国との違いと改めてひしひしと感じていた)
(お風呂にゆっくり入れるのは久しぶりで、マーサは相変わらず硬いなと思いつつ楽しむことにする)

「委細承知。確かに色々と入り組んだ場所もありますし、その方が良いと思われれます。
 レナ様のためにもソフィア殿を救い出せるように尽力いたします」

(後々の支配のこともあり、街の状況を調べるのだろうと思っており、それとソフィアやライラのいる場所を突き止めることは違うことは理解していて)
(ある程度、居酒屋や賭博場で顔つなぎをしてきた自分と違い、突然黒髪の娼婦やライラのことを調べる見知らぬ余所者が現れれば)
(相手もさらに警戒を強めて救えるものも救えなくなってしまうだろうし、ライラを助け出すことも重要とは思っていたが)
(レナに関して云えば、ソフィアが助け出せなければ落胆するだろうと分かっていて早く助け出すことだけを考えていた)


「そうだな。罠とまでは言わぬが、何かしら意図は含んでいるだろうな。
 では、十分に注意して見に行くことにして、レナ様の耳には入れぬようにした方が良いだろう。
 聞けば許可は降りぬだろうが、きっと自分もと言い出されるに違いないからな。
 万が一のことを考えてそうしてもらえると助かる」

(挑発の意味合いはかなりあると警戒していて、レナをも手に入れる気があれば積極的に耳に入るようにもしているのだろうとことには同意して)
(レナがこの話を聞けば絶対に自分も行くと言い出すのは確実で、宥めるのにマーサが苦労するだろうと察して耳に入れないことに決めて)
(相手が積極的に仕掛けてくるとはあまり想定していないものの、一人であれば何か起きた時に報告するものがおらずジゼルの同行は素直に有り難く)
(言葉に甘えて同行してもらえるように求めた)

……ジゼルさま。ソフィアさんのことよろしくお願いします。
本当は行きたいのですが、わたくしが動けばマーサさんだけでなく皆に負担をかけるでしょうから。
そもそもジュリアさまに許して頂けないでしょうしね。

(目立たぬよう別々にソフィアの公開調教へ向かうため、クレイトンが先発していて)
(ジゼルが出かけようとした時レナが声を掛けてきて、真面目で沈痛な面持ちをしており)
(マーサも話はしなかったものの、護衛をしている兵の噂話で何となく察していて)
(行きたいのは山々であったが、許可が降りないことも皆に迷惑が掛かるのも承知していてぐっと堪えてジゼルの手を取りソフィアのことをお願いする)

【寝落ちしてもいけないので、ここで凍結をお願いできますか?】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です】


762 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/03(土) 02:19:05
>>761
【凍結了解しました】
【ではまた土曜日の22:30からよろしくお願いします】


763 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/03(土) 02:21:01
>>762
【ありがとうございます】
【では、また22:30に伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れ様でした】


764 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/03(土) 02:23:44
>>763
【こちらこそありがとうございます】
【では22:30によろしくお願いします】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


765 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/03(土) 02:24:23
>>764
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


766 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/03(土) 22:30:39
【今夜もロールにお借りします】


767 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/03(土) 22:32:48
>>761
ええ、彼女はかなりしっかりしているけど、今の状況は軍人でも無ければきついわ。
それでも見事なナイフ投げの技術ね。

(マーサは普通の侍女とは違い、武装侍女の経歴持ちという事もあり、こういうストレスには強いとは思ったが)
(軍人では無いので続けば疲労度は想像を絶しているはずで、その中で見事に相手を無力化した技術に感嘆した)


「そうね、この地の重要度はかなりのもの、本腰を入れているという事」
「ええ、ごゆっくり」

(この本腰にはゼノビアが抗うなら攻め落とす迄の構想があるという事だがそれは見せず)
(礼を言うレナに微笑みを浮かべると安心して休めば良いと言った)

『話が早くて良いな』
『事を急ぐ事なかれ、これだけは肝に銘じておけ』
『それとこれをそれぞれ持っておけ、所有者に向けて放たれた魔力を吸収する石だ』
『太后様でも無い限りは大丈夫だろうが、もし相手と見えても直接触れたりするのは避けよ』

(笑みを浮かべる事もなく、相手を侮るなと釘を刺し、勝負を急ぐなと言うと二つの手のひらに収まる程度の石を出すと)
(ふたりに渡して、魔力防御の一助になると言った)


ええ、それぞれ居た方が不測の事態に対応出来ますし、最悪囲まれてもどちらかが抜ける事も出来ます。
敢えて言わない、その方が良いのは確かでしょうね。

(罠や意図を含んでの事を前提で罠でも二人ならどちらかが逃げられるはずだし、それを踏まえてと言って)
(レナに言わないのは同意で、変に気を揉ませるのもという気遣いもあった)

……お願いはされますが、これは誘き出す罠である可能性が高く、まず居ないと思っておいて下さい。
敢えて掛かりつつ、敵の手を見極めるのが目的です。

(知っているなら隠す必要も無く、ただ期待を込めたりはしないようにと注意を促す)
(迂闊に手を出せなくなった相手を誘い出すのは常套手段なのでタイミングも良すぎるとジゼルは見ていた)


(現地につくと大きめのホールに繋がるらしい入り口には人だかりが出来ていた)
(クレイトンを見つけて近寄るが、入場に金が必要らしく、中はかなり混雑している様子だった)

……金儲けも兼ねてますか、なるほど。
ここは金貨を出して釣りもくれてやりましょう。

(何か思いついたのかそう言うと微かにニヤリと笑うと共に入り口に向かうべく促した)


>>766
【それでは今夜も宜しくお願いします】


768 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/03(土) 23:26:42
>>767

「俺もそう思う。だから援軍が来てくれて本当に良かったよ。
 確かにナイフを投げた後に一瞬の隙きが出来るとは言うもの、あの技は見事なものだ」

(ジゼルの言葉に完全に同意で、レナの為だけではなく援軍の到着はマーサが疲労で倒れる前で本当に良かったと思っていた)
(投げナイフは援軍を連れてきた時に最後の一投を見ることが出来、聞いていた以上と評価しつつも弱点も見つけていて)
(今回はレナが上手くカバーしたが、娼館で見た見習いのレナの方が剣はレナよりもマーサよりも上と評価していたが)
(どうも安定感を欠けるきらいがあり、それが無ければ防御のベストパートナーかもと考えていた)


そのようですね。政のことは分かりませんけれど、きっと大切なことなのでしょう。

(すでにあまり虜囚の身とも思っていなかったが、もともと政にあまり興味がなく口を出すことではなく)
(ただ、祖国を手に入れてからそんなに時間も置かず、新しい領地を求めるのはそれだけこの地の重要性を感じていた)

は〜っ、生き返る気がします。
ありがとうございます。マーサさんもお疲れでしょうから後で寛いで下さいね。

『はい、レナ様。ありがとうございます。
 このような地にいても、レナ様はしっかりと肌を磨いておかないといけませんから、そういう意味では本当に助かりました』

(湯浴みするレナに付き添い、久々に張り詰め切った緊張の中ではなくゆっくりと出来ることに笑みを浮かべているレナに)
(マーサは背中を優しく流しつつ、本当に元男性とは思えない肌の白さと滑らかさに感心しつつ磨いておくことは大切であり義務だと暗に伝える)


「承知いたしました。肝に銘じておきます。
 忝ない。レギンに攻撃はせずとも、相手に動きを封じられその間に討ち取られることは避けられましょう」

(ダグラスの言葉は一々的確であり、反論の余地は全く無く元々命令された通りに動くことに慣れているクレイトンはその通りにするつもりであったが)
(もしレナ様が聞いたら、ソフィアも助け出せず、レギンも討ち取れずでは怒るだろうな心の中で申し訳なく謝罪して)
(渡された石に感謝して、レギンには安易に手を出さぬよう言われているので、敢えて手出しをする気は無かったが)
(もし相手が先に自分たちを見かけ、動きを封じる魔法を使われて自分は殺され、ジセルが新しい獲物になることは避けられると安堵の表情を浮かべる)


「そういう事が無いことを望むが、それは虫が良すぎると言うものだろうな。
 ああ、レナ様にとってはソフィア殿は特別な存在であるからな」

(ジゼルの言葉に同意しつつ、警戒して警戒し過ぎることはないと気を引き締めつつ)
(特別な存在であればこそ大人しく待っていて欲しく、救い出せたらどんなに良いだろうと思っていた)

はい、ジゼルさまの言っていることは理解できます。
ただ、万が一救い出せる可能性が高ければ……、何を言っているのでしょうね。わたくしは。

(確かにタイミングが良すぎるし、護衛の兵が知っていて噂が自分の耳に届くだろうことも、自分を誘い出す相手の策だろうと推測していて頷き)
(それでも二人の安全を確保できた上でソフィアを助け出せる可能性があればと思ったが、罠の可能性が高い以上可能性は低く落胆したように目を伏せる)


(ジゼルを見つけると軽く手を上げて、中を示すように顎をシャクって盛況な状況を教えて)

「ああ、俺はもう払ったが、あの方がこんなの見なくて良かったよ。
 皆がレギンに忠誠を誓っている訳では無さそうだから、何かの時に役に立つだろうな」

(このような状況をレナが見れば怒りに駆られてどんな行動に出るかも分からず、レナが知っていることは知らないので安心した表情を浮かべて)
(この前自分をソフィアの所まで案内してくれた連中といい、相手が一枚岩ではないのは分かっていて)
(金で動く連中なら、金貨が役立つこともあるだろうとクレイトン自身も先に支払っていた)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


769 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/04(日) 00:40:57
>>768
ええ、もう少し時間が掛かれば危険水域を超えたでしょうね。
あらそうですか?現場を見ていないので、私には判断出来ませんが……。

(気力でどうにもならない所に入ればチンピラ相手でも不覚を取る事もあり得て)
(その前で良かったと言ったが、クレイトンの評については見ていないのでわからないとぼかした)

「ふふ、そういう事よ」

(言葉少なに、欲が無さそうなレナならわからないだろうなと思っていた)

『かなり厄介な相手だが、今の段階で燻し出せたのは良かったかもな』
『万能では無いと思って可能な限り、無難な手を打つ様に心掛けよ』

(レギン自身、これまであまり表舞台に出ていなかったのか未知の敵という認識で)
(前もってわかったのは良かったが、それだけに万全に気を付けろとだけ言い残した)

最悪は常に想定しておかねば、更に下を見る事になりますから。
ええ、ですが、そこまで愚かでは無いでしょう。

(敵中に入るのだから、犠牲も出る事は想定して動かないと共倒れになると言って)
(レナについてはそこまで愚かでは無いのでは?と言った)

救い出せるなら、やるわ。
だけど、それを前提には動けないと思っておいて。
言わずにはいられない、というのは理解出来るけれどね。

(ジゼル自身、救出出来るに越したことは無いと思っていたが、自分がレギンなら絶対にそんな事はさせないと思っていて)
(ギリギリの救出を敢行する事はしないと明言するとレナの気持ちはわかるとだけ言い残した)

……まぁ、感情の揺らぎを発して暴走するのかも知れません。
これは本当にイベントであり、金儲けですね……取り敢えず入りましょう。

(人込みの中に入るが、金貨を渡した人間はある程度良い席に案内される様で)
(階段状の席が囲む中央に革の拘束具で拘束された黒髪の女性が見え、その周囲には見た事の無い蔦状の生き物が多数生えていた)
(一回毎に会場内で入札が行われ、次にどこを責めるかを決められるようで、そこでも金が必要な様子だった)
(誰かが蔦状の生き物に挿入を命じる事を落札したのか、まるで動物の様な動きでそれは挿入され、嬌声があがった)

……っ!?彼女はソフィアじゃありませんね。
私はかなり眼が良いのですが、生え際の髪色は茶色……。

(途中でジゼルがハッとした表情を見せるとあれは別人だと言って、近くにいた係員らしき男を捕まえる)

彼女は例の子じゃないみたいだけど?え、金貨追加で特別室?
あなたどうします?行きましょうよ、折角だし……ええ、では。

(追加料金で別室に行けるとの事で、罠の可能性もあるが、寧ろ騙していると露見する方が拙いはずで)
(勝算ありと見たのか、行く事を強く薦めて係員の導く部屋に入っていく)

これは……。
魔法石による映像の投影……二重にも三重にも厳重だ事。

(そこには映像で映し出されたソフィアとライラが拘束されており、同じような魔法生物に責められていたが)
(どうやら表でオークションの結果通りに責められている様で読めない責めに苛まれている様子だった)
(その上、自分に仕立てられた別人が調教されている事を知っているのか卑怯さを詰る声がソフィアから漏れていた)


770 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/04(日) 02:02:58
>>769

「俺もそう思う。
 かなり鍛錬を積んでいる様に見えた。きっと前に仕えていた所で必要だったのだろう」

(かなり限界が近いことは、稀に疲れた表情を浮かべていたので気づいていて、そうならなくて良かったと思っていた)
(たまたま見ただけだったが、かなり鍛錬を積んでいるのは見て取れて、その技が役に立つ事もあったのだろうと推測していた)

やはり、そうなんですね。

(微笑みを浮かべて、何か良く分からないが大体当たっているのだろうと思っていた)

「無茶などせずに出来ることに専念することにします」

(レギンに関してはあの場で逃げられたのが初めてで、厄介な相手なのは確かだが今の段階が良かったのか分からず、取り敢えず同意して)
(下手に手は出さず、こちらが有利と見て取れたときにだけ手を出すことを約束する)


「確かにその通りだな。他に観客がいるかも知れぬが敵地だからな。
 レナ様は愚かではないが、俺も最近悟ったのだが大切なものにはかなり熱くなり易いみたいだから少々心配でな」

(ジゼルの言葉に同意して、ただ他に観客がいる以上手を出してくるとすれば客が居ないタイミングだと思っていた)
(レナが男性時代から聡明なのは聞いて知っていたが、思った以上に熱しやすいことを知り)
(相手の挑発には簡単に乗ってしまうのでないかと心配していた)

はい。それは仕方ないかと思います。
あまりにもタイミングが良すぎますし、相手にも何かしらの意図はあるのでしょうから。

(言わなくても可能なら救出してくれると思っていたが、やはり一番気になっていてして欲しい事で余計とは自分でも思っていた)
(この時期を狙ったのはきっと自分と護衛の分断、またはそれを利用して何か仕掛けてくる意図があるのかもと思っていて、ただでは済まないだろうとは思っていた)

「そうだな。あまり出来ない魔法を使おうとするか、剣か何かで斬りかかるかもしれぬしな。
 確かに完全な金儲けのショーになっているな。そうだな、入り口にいても邪魔になるだけだからな」

(レナの感情が暴走した時には何をするか分からない危うさがあって、連れて来なかったのは正解だと思っていて)
(中に入り全体を見回してみて、何か会った時に備えておこうと色々と確認しておくが蔦のような物が何かは最初は分からず)
(女性が挿入されるのを見ると驚きあまり魅入ってしまっていた)

「……だな。そもそも声が違う。
 そうなのか。俺には生え際までは確認出来ないな」

(事が進み嬲られている女性の声が、ソフィアの上げる嬌声と違うことにクレイトンも途中で気づいていて頷き)
(何度か身体を重ねた事は言わずに、クレイトン自身もそれほど目は悪い方ではなかったが生え際まで見えるのは凄いと感心していた)

「そうだな。それを見に来たのだし、そうすることにしよう」

(追加料金で本物のソフィアに会える可能性に今は掛けるしか無く、ジゼルの演技に合わせて鷹揚な主人を演じて係員に着いて行った)

「そうだな。やられたな。
 それにしても、明らかにこちらが来ることを想定しているな」

(映像であることに騙されたとまで言えないが、こちらの狙いが読まれている可能性が高いことに舌打ちして)
(もし何かあった時のために身体を緊張させて、ジゼルにも耳打ちして警戒するように言っておく)


【お待たせしました。凍結どうしましょうか?】


771 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/04(日) 02:07:14
>>770
【凍結しましょうか】
【次回は金曜日の22:30からとなります】


772 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/04(日) 02:13:51
>>771
【ありがとうございます。では、今夜はここで凍結でお願いします】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です】
【お疲れ様でした。二日間楽しかったです】


773 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/04(日) 02:15:43
>>772
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30によろしくお願いします】
【私も2日間楽しかったです、お疲れ様でした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


774 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/04(日) 02:16:38
>>773
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


775 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/09(金) 22:26:44
【ロールの再開にスレをお借りします】


776 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/09(金) 22:43:46
【スレをお借りします】

>>770
どんなところだったのか気になるけれど、それは今は良いわね。

(もちろん、マーサをレナに付けるのに戦闘力は考慮されていて)
(故にその技量が活きたのは想定内といえるものではあった)


確かに熱くなりやすいタイプですね。
ですが、自分を守る人々の為にという認識もある様ですから。

(レナについては普段からは想像つかない程苛烈な時もあるとは感じていて)
(それは大抵自分の身近な人物に何かあった時、とは理解していたが)
(ここに来てからは随分、配慮も出てきたと認識していた)

いずれにせよ、近々救出は出来ると思います。
焦ったり、近視眼的になって目を曇らさぬよう。

(レナには必ず救出されるのだから、焦らない様にとだけ言い残していった)

へぇ、声が、ね……。

(まぁ、知っているのだが、嬌声で分かるとかそういう事をしていたと言っている様なものだと笑いが零れた)

警戒はしているけれど……なるほど、ここには居ないと言いたいのね。
だから敵中に踏み込ませよう、と……。

(警戒を解いてはいないとだけ言って、少し考え込むが、自領に居るというメッセージを送りたいのだと言って)
(ここには居ないのだから、場所を変えて、踏み込ませたいと言う意図だろうと読んでいた)

……つまり、この場所には居ないけれど、この街には居るという事でもある。
ライラ様が連れ去られたとソフィアは言ったけど、今は一緒に居るのを見ても、ね。
ソフィアなら何とかこちらに情報を流すと見て、わざと誤情報を掴ませておいた、大公軍を動かす為に。
危ない、言わなくて良かったわ、実際はこの近くに居て二人とも調教を受けている、と見たわ。

(救助は未だ不可能では無いと言いつつ、周囲を見渡すとかなりの金を渡す者が居て、彼らは更に奥に入っていく)
(それを見て、奥に居るのだとは確信したが、そこまで踏み込むと危険度が大きいと見て、帰る旨をクレイトンに伝えるのだった)



>>775
【それでは今夜も宜しくお願いします】


777 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/09(金) 23:49:23
>>776

「確かに言われる通り。今はマーサ殿には大変だろうが、レナ様の側に居て頂かないとな」

(そう言えばしばらく一緒に行動していたものの、あの時はレナが大変だったこともあって身の上話をお互いにしたこともなかったと思い出しながら)
(今は都に帰るまでレナの侍女として、休みがなくて悪いが一緒に居てもらわないと行けないと考えていた)


「いつもはホワホワして掴みどころのない感じなので余計驚いた。
 それなら、いずれ何とかされるだろう」

(昔は自らの主を護衛している間にチラリと見かけただけであまり詳しくは知らず、女性になってからは優しく表情豊かになったものの)
(どこか掴みどころが無いように見えたので、怒りの表情を隠さず見せた時にはかなり驚きであったが)
(自分が熱くなっている認識があるのなら、いずれは自分で律することができると信じていた)

はい、わたくしは今動けませんし、皆様にお任せするしかありませんから。
大人しく自分が今出来ることをしてお待ちしてます。

(焦るなと言うのはかなり無理があると感じながらも、下手に自分が動けば事態を混乱させるだけなのも分かっていて)
(心を落ち着かせようと深呼吸してから、日々体力の回復やゼノビアにアドバイスされたことを実践してみようと思っていた)


「そ、それはだな、発情の呪いを掛けられたソフィア殿に鎮めるよう頼まれて……」

(あまり狼狽えぬクレイトンが珍しく顔を赤くし、いつもよりは歯切れが悪くしどろもどろになって)
(ジゼルの意図に気づき顔を赤くしたまま、照れ隠しに頭を掻き黙り込む)

「そこまで色々と策を練ってこちらを潰すことを画策している以上、最後の狙いはやはりレナ様か」

(ソフィアとライラが居ないようにこちらに思わせ、危険な場所へ誘い込もうとするあたり明らかに最終目標はレナであることを再確認して)
(援軍に守られていることに少し安堵しつつ、策の悪辣さに何とも言えぬ後味悪さと)
(それを的確に見破り読むジゼルの解析能力に感心していた)

「確かに言われて見れば、魔法石を介したソフィア殿はライラ様が連れ去られたと言っていたな。
 ……、ソフィア殿を連れて領地に戻ったという可能性はないのか?
 魔法で移動したとか……、近くに居てくれるのならこちらには好都合ではあるが」

(ご情報を与えあられたのか、そう思い込まされたのかは分からないが言っていたことを思い出し合点がいく)
(ただし、前に魔法で目の前からレギンが消えたことも覚えていて、ソフィアを連れて領土に戻った可能性を小声でジゼルに問いつつ)
(近くに居るのであれば救い出すのは好都合と思い、もし奥に居るのならば踏み込む気もあったが)
(ジゼルに帰ることを伝えられ驚いた表情を見せるが、事の立案や状況判断は自分より優れていることを分かっていて大人しく従う旨を頷き伝える)

あれ、マーサさん、お帰りが早いですね。
……これが言っていた美味しいケーキですか?

(援軍が来て食事の支度などを分担してもらえるようになり余裕のできたマーサが、美味しいケーキを買ってくると出てすぐ戻ってきて)
(あまりの早さに驚いていると、手にトレイを持っていてケーキとお茶を見つける)

『はい、買いに行こうと思ったのですが、入り口で会った若い兵士がこれをレナ様にと渡されたので。
 少しだけ毒味をさせていただきましたが大丈夫ですのでお召し上がり下さい』

(ジュリア軍の兵の内にはレナを初めて見る者も居て、その美しさが若い兵士を中心に話題になっていて)
(護衛が交代制になった空き時間に、甘いもの好きの兵士がレナとマーサにもケーキを買って来てくれて)
(それ自体は嬉しかったが、護衛の方は大丈夫なのだろうかとマーサは微かに不安を感じたが)
(毒味が終わっていると聞いたレナは嬉しそうにケーキを頬張っていた)

『こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


778 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/10(土) 01:03:21
>>777
そういう事ね、取り戻してもすぐに復帰出来そうにないですし。

(ソフィアを奪還しても長期の調教生活ではすぐに復帰は難しいと見ていて)
(しばらくはマーサに頑張ってもらう必要があると思っていた)

ただののんびり屋さんでは無いという事でしょう。
良い傾向になっていると思います。

(レナの振幅は良くは無いが、次第に良化していると感じていて)
(性格的にもあまり今は前に出ない方が良いが、それも次第に良くなっていると評価していた)

ええ、外道を喜ばせるだけですから、レナ様が動くのは。
そうして下さいませ。

(相手はそれが求めている事だと言って、自分に出来る事をして下手な介入は止める様にやんわりと言っていた)


ふふ、別に咎めている訳ではありませんよ。

(流石に効き過ぎだと思いながら、苦笑して宥める)
(そもそも知っていて振ったので何とも思っていなかった)

ここに誘き出したのは彼の手下である犯罪組織があるからです。
それに完全に戻ればそれはそれで粉砕される可能性もありますからね。
行き来はしているでしょうが、今はここに居るのが通常でしょう。
ですが、特定出来ない上に恐らく隘路に居るなら突入すれば退路を断たれます。
救出して脱出は無理と見るべきでしょう。

(犯罪組織を自在に使えるメリットが自国に居るよりも大きいのは恐らくは自分の城には入れていないのだと見ていたが)
(それはともかく、完全に連れ去ればレギンの城が目標となり、確実に戦になる)
(そうなると魔法の優位性は相対的におちるのでその手は使用しないと確信していた)
(また、誘い込みだとすれば連れて逃げられないので、結局は見捨てなければならず)
(それよりはじっくり作戦を練るべしと言った)


(ケーキを買った若い兵士の行為は別に何ら影響はなかったが、本営近くに幾つか影が現れていた)
(布陣を観察する様なそれらは微かに魔力を発していた)


779 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/10(土) 01:59:16
>>778

「きっとそうだろうな。
 おそらくは前回よりは影響は長引くと考えていた方が良いかもしれぬ」

(職場復帰に時間が掛かることに異論はないばかりか、調教の時間が長い以上前回よりも時間が掛かると見ていて)
(もしかしたら完全に戻らぬ可能性も考慮していて、マーサの存在はより大きくなっていると感じていた)

「より間近で見ているジゼル殿がそう思うのであれば、レナ様にとっても良いことなのだろう」

(自分よりはレナに接する機会がおそらくは多い筈のジゼルの物言いに安堵して、良くなっているのなら)
(レナのことだからもっと良くなると信じて疑っていなかった)

はい、そうします。
敵の手に落ちてどんな形にせよ敵対はしたくありませんから。

(ジゼルの言うことは十分に理解していて、万が一敵の手に堕ち何らかの形で強い魔力を利用され)
(今は新しい身体と生活を与えてくれたことを感謝している国へ対し、敵対的な存在にはされたくないと心から思っていた)


「ああ、分かってはいるが……」

(女性の前で別の女性との交わりを知られたことは、自分の不注意とは言え気恥ずかしく軽く咳払いをして事に集中することにする)

「確かにその通りだな。
 本国に戻れば、それこそ最後の砦になりかねぬし、最終的な目的がレナ様であれば余計ここにいた方が良いのはわかる。
 俺が倒れればレナ様の守りが薄くなり、ジゼル殿はその……ライラ様やソフィア殿の二の舞になるだけだものな。
 その上にレナ様を奪い易くなるのだから一石二鳥だろう」

(ジゼルの見方に同意して、犯罪組織もより自由に動けるのであれば互いに無くてはならず)
(本国に戻り戦になればどっちに転ぶかも分からず、レナの件も含めてここにいた方がメリットが大きいのにも頷き)
(誘い込まれ退路を絶たれ相手の思惑通りになれば、ジゼルは第三の調教要員になり)
(レナの警備も手薄になってレナとついでにマーサも手に入れるのも容易くなり、口惜しいが今は引くことが最良なのに頷き)
(報告を上げて後のことはジュリア将軍とダグラスに任せ次の指示を待つことが、結果としてより早く二人を救う道だと納得する)
(ただ、ある程度予測はしているだろうが、レナを失望させることは心苦しく感じていた)


マーサさんが言っていた通り美味しいですね、このケーキ。
これならもう二つ三つくらいなら食べられそうです。
ただ太り過ぎても困りますものね。

(ゆっくりと味わいながらケーキを平らげ、ニコリと満足の笑みを浮かべながら)
(甘過ぎもせず、重すぎもせず、これなら何個か食べられそうな気がするが)
(そうしたら、今は痩せていて元に戻すのは良いとして、太り過ぎたらソフィアにまた指摘される筈と思い出せば切ない顔をする)

『そうです。何事もほどほどが良いと思います。
 それに三つもお食べになったら、レナ様はその後の食事を持て余してしまうではないですか。
 それは絶対に駄目ですからね。……どうかされましたか?』

(お茶をもう一杯淹れてレナに手渡し、食の細いレナが三つも食べたら次の食事はいらないと言うのが目に見えて苦笑してやんわりと注意だけしておく)
(レナが何かそとに注意を向けているのを感じて首を傾げる)

いえ、何でもありません。きっと気の所為でしょう。

(何か魔法の気配を一瞬だけ感じた気もしたが、すぐにレナには探知できなくなっていて)
(以前より魔力が強くなり出来ることが増えてはいても、もしかしたら勘違いかもとそのまま流してしまう)


【ここまでで凍結にしますか?】


780 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/10(土) 02:06:38
>>779
【はい、深夜ですし次レスは3時ころになりますから、凍結お願いします】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です】


781 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/10(土) 02:09:46
>>780
【ありがとうございます。了解です】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板で待ち合わせましょう】
【お疲れ様でした】


782 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/10(土) 02:20:15
>>781
【では土曜日の22:30によろしくお願いします】
【お疲れ様でした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


783 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/10(土) 02:38:38
>>782
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


784 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/10(土) 22:29:24
【ロールの再開にスレをお借りします】


785 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/10(土) 22:34:13
【スレをお借りします】

>>779
正直、まだ正気を保ってるのも奇跡的だと思うわ。

(レギンに屈せずとも色狂いになってもおかしくはない訳で)
(少し前に会った時に正気だった事も実際感嘆に値すると見ていた)

貴女を捕らえたなら、どうするでしょうね。
敵になるのは間違いないのでしょうけれど。

(性奴隷調教を受けるのは間違いないはずで、レナがそれに耐えられるのかはやや疑問視していた)


そうです、貴方を討つのは飛び道具を用いるでしょうし、私は性奴隷になるでしょうね。
向こうからすれば良い事ずくめですよ。
レナ様は落胆するかも知れませんが、危険を冒す事は望まないでしょう。

(向こうに騎士道も剣士としての立場も無い訳で、幾らでも飛び道具を用いて来るのは明白で)
(飽和攻撃の前では如何にクレイトンと言えども持ち堪えられる訳もなく、ジゼル自身も先がどうなるかは見えていた)
(おまけにレナを守るのはマーサひとりとなれば誘い出しさえすれば簡単に捕えられる訳で、敵に都合が良過ぎた)
(それはレナも理解するだろうと言って、人込みをかき分けながら出て行くのだった)


(本営近くに現れた影はしばらくその場に留まり続けていた)
(レナが食事を終え、湯浴みをして、眠りに落ちるとその影が集まりひと固まりとなる)
(それは微かに震え始めるとレナの夢に干渉を始める)

「……今、お前は寝ているが、その夢に働きかけている」
「例え目を覚まそうともこの声は届けられる……そして先に言うが、余人に語り掛けを気付かれたり」
「この語り掛けを拒絶すればお前が大事に想う者の末路は今よりも更に転げ落ちるだろう」
「もし会話にしたければ心で思うだけで良い、それで伝わる」
「我が名はレギン、すでにわかっているとは思うがな」

(夢に干渉するとレナに語り掛ける男の声が心に響いて来る)
(他人に知られるなかれと釘を刺すと笑いを含みながら自分の名を告げるのだった)


>>784
【それでは今夜も宜しくお願いします】


786 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/10(土) 23:24:47
>>785

「確かにその通りだな。
 おそらく剣の鍛錬を通してコントロールする方法を学んだのだろう」

(確かに魔法石の伝言でも正気を残しているのは感じられたが、女性の快楽がどれほどの物かは分からず)
(ジゼルが言うのであれば、きっとそうなのだろうと同意した)

きっとソフィアさんやライラさまにしたのと同じ調教は受けるでしょうね。
そうでしょうね。わたくしには二人にはない強い魔力もありますし、それを放っておく手は無いでしょうね。

(調教をされることは間違いないと思っていて、ライラが堕ちてしまうような調教ではジゼルが疑問視しているように)
(レナ自身も堪えきれると思える裏付けは何もなく、言いながら漠然とした不安を感じていた)
(その上、洗脳でもされ強い魔力を開放出来るようにでもなれば、手強い敵になるのは確実で)
(敵の手に堕ちないことは絶対避けねばならないと覚悟を決める)


「理屈や常識、暗黙の了解が通じる相手でも無さそうだから、きっとそうすることに躊躇も感じないだろう。
 なにもこちらから敵を利することもないからな。
 レナ様には言葉を尽くして分かっていただくことにしよう」

(騎士道が通じる相手だと端から思っておらず、背後から不意打ちを仕掛けることも躊躇わないくらいには警戒していて)
(その様な相手に二人で挑むのは無謀過ぎることも重々承知はしており、今はレナを守ることが第一であり)
(戻って状況を説明すれば理解は得られると思ってはいた)

…………そうでしたか。
お二人が無事に戻られただけでも良かったです。
ご苦労さまでした。わたくしが言うことではありませんが、休めるのであれば休んでおいてくださいね。

(ソフィアとライラの調教を受けている姿を報告されて、その辛さを思いやり目に涙を浮かべ声を震わせて)
(それでも二人が無事に戻り情報を得られたことを前向きに捉えて微笑み、もし状況が許すなら休息を取るように勧めて)
(二人が去った後には深い溜め息と相手の悪辣さに落胆しながら、怒りも感じてはいた)

(今はとにかく健康を取り戻して来たるべき時に備えるべきだと、嫌いな食材も我慢して食して、湯浴みをし)
(寝る前に少しでも役に立てばと、最近は日課としていた魔力を操る鍛錬を終えると)
(援軍が来たお陰で緊張も和らぎ、いつもより深い眠りの中へと落ちていった)

誰……わたくしに呼び掛けるのは誰?
…………やはり、こんなことをするのは貴方でしたか。
どうせ、わたくしに一人で来るようにとか要求するつもりなのでしょうね。

(最初は熟睡のあまりなかなか反応していなかったが、眠りが少し浅くなった時に夢の中の干渉に気づき誰何するが)
(声には明らかに聞き覚えがあり、相手が名乗りを上げると呆れたように応じる)
(ソフィアが今よりも更に転げ落ちるかどうかは、自分を誘い出すただの脅し文句なのか)
(それとも本心なのか計り兼ねていたが、魔法が強い者も近くにいる今の状況で自分に話し掛けて気づかれないと思っているのか疑問を抱いていた)


【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


787 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/11(日) 00:16:31
>>786
そうね、かなりキツイはずなんだけど……。

(クレイトンは知らないはずだが、性奴隷調教とくに魔法王国のそれは苛烈で有名で)
(大抵数日で元の面影を失う程に堕とされる例がある事も知っていただけに驚きは大きかった)

……そうなれば、まず間違いなく堕ちるでしょう。
魔力だけが利用出来ることではないけれど、間違いなく用いられるわ。

(レナが快楽に弱い、というのはわかっていたし、その情報を持ったライラが堕ちた以上は的確に責められるだろう)
(予測というよりは確定的に感じられ、それが魔力に及ぶのは当然だと見ていた)


だからこそ、ここは引かないとね。
……説明する必要は無いと思うけれど……。

(相手になる必要は無いと言いつつ、ジゼルはレナにはそこに居なかった程度の説明をするつもりだった)

……全部言わなくても……わざわざ悲しませる必要はないでしょ。

(クレイトンが全部言ってしまい、去った後で小声で詰る)
(何て融通が利かないのか、近衛騎士って全部こんなのかと内心悪態をついていた)


「こうした事が出来る者は限られる故に」
「短絡的よな、そう言ったからと言って来るようなら寧ろ用は無いわ」
「媒体を用意すれば魔力持ち同士で声だけ飛ばすのは可能だ」
「もっとも仕込みに時間が掛かる割に届けられるのじゃ声や姿程度だが」
「お前がソフィアを大事に想っているのは事実らしいな、その態度を見ればわかる」
「……そこで、だ、今の状態を教えてやろうかと思ってな」
「聞きたければ質問にも答えてやろう、どの道先に待つのは屈従の未来なのだから」

(当然といった風に答えたレギンはその姿を像として現わし、その姿はクレイトンがかつて見たものとはまるで違っていた)
(椅子に腰掛けた姿を見せ、引き締まった身体と上質な衣装、鋭い眼光でレナを見据えながらも気さくな調子で語り掛ける)
(それは尊大でもあり、そうするのが当然といった自信に満ち溢れたものだった)


788 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/11(日) 01:22:33
>>787

「そうなのだろうな」

(クレイトンは黙り込み、彼なりに最良の方法が何かを考えていたがあまり良い案は浮かばず、難しい表情に自然となってしまっていた)

わたくしにとっては不利な状況ですからね。
ええ、利用価値はそれだけではないでしょう。
なにせ魔法王国にとってはかなりな遠縁とは言え、わたくしはその血を引いているらしいですから色々と使い道はあるでしょうね。

(自分が快楽に弱いことも、ソフィアやライラから自分の情報が漏れているだろうことは予測していて表情を曇らせる)
(利用価値については魔力だけでなく、子を為してより魔力の強い子を得るだけでなく)
(エレノアが拘っていた巫女の役割をやらされる他にもきっと何か企んでいるだろうと思っていた)


「了解した。
 そうか? レナ様はきっと気になさっておられるだろうし、辛いこととは言え真実を知られたいだろう」

(引くことには全面的に同意して異論は無かったが、クレイトンの中で主に公務で隠し事をする選択肢はなく)
(レナも知りたがることを隠す必要があるのかと、真顔で問いかけていた)

『クスッ、クレイトン様は誠心誠意レナ様にお仕えしておいでですから。
 きっと心は真っ直ぐな少年のようなのだと思いますけど』

(レナが化粧室立った後、マーサは小声でクレイトンを詰るジゼルの声を聞きつけ苦笑して)
(クレイトンは真っ直ぐな所があり、少し少年っぽいなとも感じていて、主と決めた相手に対しては忠実なのだろうと察していた)


そうでしょうね。それに、わたくしがそう簡単に出られないことはきっと承知の上でしょうし。
前にもした魔法石の応用ですか?
それだけでも凄いことではありませんか。
……それは当然ではありませんか。親友を大切に想わない人間がどこにいるのでしょう?
それは有り難いと言いたいところですが、本当の目的は何ですか?
そちらの方が興味があります。

(短絡的と言われて少しムッと来たが、それは隠しておいて、自分が出られないことくらいは承知しているだろうと思っていた)
(それよりはこうして話し掛けてくる方法のことに興味を覚えていて、魔法石で言霊を飛ばす技の応用なのだろうかと想像しつつ)
(今の自分の魔力では受けられても、自らが主体となって飛ばすことは出来ないだろうと思っていた)
(ソフィアのことが大事なのは主従関係を越えて、親友同士ではあれば当たり前だと言い切って)
(自分にソフィアの状況を教えることに何の意味があるのだろうと、裏がありそうな気がして)
(素直に答えるとは全く思っていな方が聞いてみて、エレノアであれば「分家の分際で本家の姫に対してその態度はなんぞや」とか言いそうだなと考えていた)


789 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/11(日) 02:02:39
>>788
良く知っているわね、そう、それだけでも利用価値はある。
というか、十分な理由よ、貴女と周囲を巻き込むだけの。

(快楽に弱い自覚と魔法王国にとっての利用価値を自覚している事を褒め)
(それだけでも十二分にこうした騒動に巻き込まれる理由にはなるのだと言った)

それはそうだけど、もうちょっとぼかして言うとか……。
まぁ、良いわ、あなたらしいといえばそうだわ。

(途中まで言い掛けるが、いうだけ無駄だと感じたのか切り上げる)
(何かと自由度の高いこの国とクレイトンとの違いだとも言えた)


「魔法石の応用ではあるな、しかしそれだけではない」
「複合して用いるのだよ、他の魔法とな」
「親友か、なるほど、魔法王国には無い概念だ」
「わからぬか?そうだな、調教時にもっとも留意する事は何だと思う?」
「それはもっとも嫌がる事を行う事にある……この場合はソフィアが嫌がる事だ」
「親友であるなら、似た考えを持つだろう、お前がソフィアの立場としてその姿や状況をつぶさに知られたいか?」

(レナの言葉に簡単な種明かしをしながら、頷いて見せると)
(遠回しに言っているが、要はソフィアが嫌がるからやるのだと言ってのける)
(ソフィアはレナを焚きつける可能性について嫌がるのだが、それがわかっているかは不明だった)


790 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/11(日) 02:43:08
>>789

こう言うのも変ですけれど、もし拉致されて調教を受けたらどちらも初めてではありませんから。
利用価値は分かってはいるつもりですが、わたくしとしては静かに放おって置いて欲しいのですけれど。

(また拉致されれば三回目であり、調教はソフィアとアリーザに拉致された時に受けていて二度目になり)
(困惑気味の表情を浮かべながら、どちらももう体験はしたくないと思っていた)
(褒められたことは小さく頭を垂れて、利用価値は分かって居るつもりだったが)
(いつものレナが顔を覗かせ、隠棲生活を望む言葉がつい口をついて出てしまっていた)

「ぼかしてか……、ん?どうした。努力はしてみるが。
 らしい……か」

(途中まで言い掛けて止めたジゼルに覗き込むようにして、察して努力してみることを約束はするが)
(らしいと言われて神妙な顔つきになってまた少し何かを考えていた)


魔法石を使って他の魔法を複合して用いる…………ですか。
そうなのですか? わたくしはエレノアさんとゼノビアさん、あとは数人の方しかしりませんから。
焦らし…………ですか?
嫌がることをするですか? そんなことをすれば品性を疑われるだけですよ。
……そうとも限りませんが、異なる考えを持つから親友になることもありますし。
…………答えないことにします。

(伝達魔法には興味津々で知りたい気もちが一杯であったが、ただで教えてくれるとは思えず、起きてから調べようと夢の中で思っていた)
(親友の概念が魔法王国に無いのは初耳の上驚きで、ただ知っているのが大后さまを入れて王族三人と老師さまだけで)
(その特別な四人だけで判断するのは危険だと思っていた)
(調教の時に留意することなど、そんな下衆なこと自分に分かるはずは無いと思いつつ)
(かつての体験から思いついたことを答えるが、答えを聞き入っても無駄と思いつつやはり嫌な人間性を持つ相手だと思っていた)
(親友が同じ考えを持つ同士とは限らないと言いつつ、ソフィアとは通じる所があるのは感じていたが)
(自分ならソフィアに受けている調教のことを知られたくないと思ったが、それは答えず黙秘して)
(こちらの夢の中の姿はどういう恰好なのだろうと思いながら、レギンを睨みつけた)

【深夜ですからここで凍結でお願いします】
【次回は金曜日の22:30からで良いですか?】


791 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/11(日) 02:57:03
>>790
【済みません、気付くのが遅れました】
【では凍結しましょう】
【次回は金曜日の22:30で大丈夫です】


792 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/11(日) 02:59:49
>>791
【いえ大丈夫です。ありがとうございます】
【では、次回は金曜日の22:30に伝言板スレで待ち合わせましょう】
【二日間楽しかったです。お疲れ様でした】


793 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/11(日) 03:06:36
>>792
【では、また金曜日の22:30からよろしくお願いします】
【私も二日間楽しかったです、ありがとうございます】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


794 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/11(日) 03:07:21
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


795 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/16(金) 22:28:11
【ロールの再開にスレをお借りします】


796 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/16(金) 22:32:57
【スレをお借りします】

>>790
拉致も調教も初めてでは無い、というのも何とも反応し難いわね。
……みな、そういうものよ。

(普通は拉致も調教もされないものだが、ある意味経験豊富と言うべきかと皮肉に感じ)
(隠棲を望む言葉には誰しもそう思うものだとだけ返しておいた)

何でもそのまま言えば良いって訳じゃないって事。
況して相手は女性なんだから。

(この朴念仁め、と言わんばかりだが、途中で言っても無駄かなと思った様子でもあった)


「その辺りは適当に組み合わせたものだからな、使用に応じて変化させる」
「……余人は知らぬがな、そんな事を考える者が居れば周りにはおるまい」
「焦らしは無論、欲する者に有効ではあるな」
「くくっ、なるほどな、そういう見方もある、か」

(魔法技術については適当に組み上げたらしく、あまり頓着しない様子で)
(他の魔法王国の人間がどうだか知らないが、そんな者は高い地位に無いと断言する)
(お前には焦らしが効くのかと笑いながら、異なる考え方を持つが故にという言葉に感心したように頷くと)

「他を圧する力を持った今、無理に支配する必要性を今は感じておらぬ」
「故にじっくりと時間を掛けてソフィアもライラも堕としてやろうと考えておる」
「そういえば、公衆の前に身代わり調教を別の女に受けさせたらかなり嘆いておったな」
「好き者で周りの者を売り飛ばす下衆女とは知らなかった様だが」
「そうそう最終的にどう堕とすかはお前も知りたいだろう?」
「ライラは一応は王族に繋がる血筋故に妾としてやるつもりだがな」

(自らを変えたというのは伊達では無く、自信に満ち溢れた余裕を見せて)
(自分がやっている事や目的を話していき、ソフィアの事については焦らしてみせた)

「そうだな、例えばとある一日などを見せてやるのも良いか」
「案外奴隷生活を楽しんでいたりしてな」

(含み笑いを思わせる声色でそう語り掛ける)
(そこに意図が含まれているかはそれだけでは判断しようが無かった)


>>795
【それでは今夜も宜しくお願いします】


797 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/16(金) 23:40:31
>>796

ええ、そうだと思います。大概の人はそのような体験を一生しないものですから。
ですよね。なぜ放おって置いて下さらないのでしょうね。

(いくらライラ付きとは云え、その様な反応になるのは仕方ないと苦笑を浮かべて)
(血のなせる業なのだろうかと小さく溜息を付きつつ、囚われた最初の頃のように抗うつもりもなく)
(ただ安らかに自分らしく過ごしたいだけで、放おって置いてくれないことに微かに不満もあったが)
(理由は分かっており、力も抑揚もない声で諦めにも似た心境を吐露する)

「確かにジゼル殿の言う通りなのは理解出来る。
 ただ、あの方はただの女性では……」

(何でも言うなと言うジゼルの主張も理解は出来るが、臣下として主が知りたがっている事を隠すのもどうかという思いは拭いきれず)
(一般の女性とは違い、男性として生を受けたことは置いておいても、由緒ある王家の一員である以上)
(ある程度以上に肝が座っていないと駄目なのではと考えていた)


適当に組み合わせてこの様な技が使えることは凄いことですね。
そう言えるくらいに技術が上達すれば嬉しいのですけれど。
魔法王国のことを詳しく知ったのは最近ですから、わたくしはよく存じ上げません。
どうでしょうね。
ええ、似た者同士も素敵ですけれどね。

(魔法技術の高さには素直に感心しつつも、良いことに使う気などない相手にそんな話をしても鼻で笑われるだけと指摘はせず)
(自分も色々な魔法を混ぜて、自分だけの魔法が使えるくらいになりたいなと羨ましく思って)
(レギンの地位にそんな人間がいるかどうかなど知る筈もなく、そうなのかと心の中に留め置く)
(似た者同士の親友も素晴らしいのは言うに及ばず、新しい視点をもたらしてくれる友も同じくらい素晴らしく比べられぬと思っていた)

そういう物なのですか? その様な力を得たことが無いので想像すらできませんね。
…………そうですか?
ソフィアさんは堕ちないと思いますよ。
……ソフィアさんも小国とは云え、由緒正しき姫君ですよ?
わたくしなんかよりもね。

(いずれは自分の力に溺れ自滅するタイプか油断して敗れるタイプと思ったが、それは夢の中とは云え指摘せず)
(レギンの調教の話は楽しいものではなく、ただ憮然としたまま話を聞いて)
(最終的に堕とすも何もソフィアは絶対に堕ちないと、きっぱりと断言する)
(ライラが王族に繋がっているのは最近聞いたばかりであり、ソフィアだって姫であることを指摘して)
(分家の身の自分よりは地位は上であると言い切る)

…………それは貴方が植え付けた性癖ではないのですか?

(不愉快な気分は徐々に増して、夢の中なのに吐き気さえ感じていて早く切り上げたいと思い始めていた)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


798 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/17(土) 00:48:29
>>797
ま、諦める事ね。

(拉致はともかく、調教はほぼ経験しないはずの事で)
(そこは置いてもレナに関わる諸々は諦めるしかないのでは?と思っていた)

今やそうでは無いという事です。
そもそも権力から遠ざけられ育ち、そうした責任感からは遠いでしょう。

(レナに対する忠義はわかるが、元の国とは違うと言って)
(変わった事を受け入れ、自らも変わっていくべきでは?と問い掛けた)


「才無き者にとってはそうかも知れぬな」
「似た者、違う者、くくっ、色々な見方があるものだな」
「この世には勝者と敗者しかおらぬ」

(褒められたという風でも無く、然程興味なさげに答えると)
(違いの素晴らしさなどを語るのを笑い、勝者と敗者しかこの世にはいないと言い切って)

「そういうものだ、己を変えるのは滅多にない体験ではあったがな」
「堕ちないと言い切るのはまことに結構だが、堕ちない女はいない」
「何故なら堕ちた姿もまたひとつの現れに過ぎぬからな、必然の流れがあれば結末も同じになる」
「ふふふ、血筋とは我らを中心に考えるものだ、その意味であの女は奴隷が相応しい」
「……知らぬとはいえ、少なくともお前に傅いていればまだしも適当だろうな」

(自らの力に絶対の自信があるのか、課程を微かに匂わせて)
(ソフィアは必ず堕ちると言い切りつつ、魔法王国と離れた血筋の女は王族とすら認めていない様子で)
(むしろレナに隷属して仕えているならと言いつつ、レナには重要な血筋がある事を示唆した)

「性癖は植え付けるものではない、見出すものだ」

(そう言いながらパチンと指を鳴らすとレナの脳裏にイメージが連続して生まれ、流れていく)
(粗末なベッドで目覚めたソフィアがメイド服に着替えてライラやレギンに奉仕する姿や)
(淫欲に悶えながら卑猥で品の無い衣装で下卑た男たちを接待し、媚びて抱かれる姿)
(それに激しい快楽を感じながらもレギンに中出しされない事で最大の満足が得られず、淫欲と性感だけが増していく姿)
(時折レギンに犯されると強烈な絶頂と快楽に充足感まで得てしまう姿)
(それらが事実かわからないものの、圧倒的なリアリティを以て、レナにも追体験させていくと)

「ふむ、なかなか、大した術者がいる様だ」
「今宵はこれで去らせてもらおう」

(そう言うと薄く像が消えていき、レナの夢から完全に気配すらなくなっていった)


799 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/17(土) 02:06:17
>>798

ええ、それは承知してはいます。
誰もが同じ様に言いますから。

(同じ問い掛けをした誰もが同じ答えになり、マーサにも「受け入れなければならないことは誰でも何かしらあるものです」と言われており)
(きっと、どこかでひっそり暮らすというのは夢のまた夢なのだろうと諦めていたが)
(それでも無意識の何かが諦めきれず、不意に口を吐くことがあり自分でも往生際が悪いと感じて苦笑した)

「それはそうだが……、すぐにはな」

(ジゼルの言いたいこともよく理解は出来ていたが、一度失い自棄になっていた所へ)
(形が変わったとは云え目的が復活して、歓びと忠誠が復活して時も経っておらず)
(レナのように身体と立場の変化を素直に受け入れるには、大人な分まだ少し掛かりそうであり浮かない表情を見せる)


才無き者ですか……そうでしょうね。
貴方とわたくしではそもそもの見方が異なるようですから、言葉を重ねても無駄そうですね。

(右手の指先に魔力を集めようとしてみるが、夢の中でさえ魔力が逃げていく感覚ははっきりあって)
(才が有る無し以前の問題と思って、指先に魔力を込めるのを止める)
(ただ、魔力が逃げる感覚をはっきり感じることができるようになっただけでもかなりの進歩であったが、それにはまだ気づいていなかった)
(勝ち負けだけで判断する相手に、レナは以前から反発を感じる傾向が強かったが)
(この相手とは分かり合えないだろうと、それ以上突っ込まずに流してしまう)

自らを変えるというのは、どういう感覚なのですか? とても興味があります。
そうなのかもしれません。ですけれど、わたくしはソフィアさんを信じています。
……その辺の考えかたは、わたくしを分家の小娘と呼んだエレノアさんと同じですね。
…………、わたくしの侍女には相応しいと?

(本当に興味もあったが、何かレギンの弱みが自分が気づかなくても、聞いて覚えた中で誰かが気づくかもと水を向ける)
(堕ちると言い切られると、快楽に弱い身を持つレナとしては撥ね付け切ることは難しかったが)
(半分は自分に言い聞かせるように、願望を口にしていた)
(魔法王国の王家を中心に置く考え方には飽き飽きして、その考え方に嫌悪を持っていたが)
(視野の広さは別にして、魔法王国の血に対する優越感はエレノアと同じ考え方にで)
(魔法王国の王族が持つ共通認識なのだと諦め、隠された血筋の方へと話を向けようと試みる)

…………くっ、……アッ…………ン、アァッ…………。

(指が鳴るのと同時に脳裏に流し込まれたイメージに、何とか抗おうと心では思っても実際は出来ず)
(レナの吐息は少しずつ上がり熱を帯び、ソフィアが奉仕する姿にいつしか興奮してしまっていて)
(自分がどちらを望んでいるかも分からぬまま、瑞々しいバラ色の唇からは吐息が漏れて)
(映像の中のソフィアが持つ淫欲に、レナの身体も発情して熱くなり雌の匂いを振り撒く)

……術者が? ……ンッ……あっ、待って……。

(術者とは大后さまの気配を感じたのか、国王陛下のことなのか、ダグラスかもと思ったが)
(身体の火照りに考えが纏まらず、それでも一つだけ思いつき、長引かせれば何か情報が得られるかもと何とか試みようとするが)
(結局は何も出来ないままに、絶頂の満足が得られないままに翻弄される)

…………わたくし…………濡れている?

(夢の中からレギンがさって少しして、珍しく夜に目を覚ましたレナが身体の火照りを感じて)
(ネグリジェの中に手を入れると下着のクロッチ部分に触れ、割れ目の当たる部分が表面からでも分かるほどヌルっと濡れているのを確認する)

…………、どうしたものでしょうか?
取り敢えず、今は寝ることにしましょう。

(相手だって自分が誰かに語ることは想定し、認識しているだろうと思っていたが)
(きちんとした睡眠時間を取るのが優先で、そのまま目を閉じると再び夢の中へと落ちていく)

【ここで凍結にしましょうか?】


800 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/17(土) 02:16:02
>>799
【そうですね、次レスは3時回りそうですし、凍結しましょう】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


801 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/17(土) 02:18:35
>>800
【ありがとうございます。では、今夜はここまでにしましょう】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です】
【いつも通りに伝言板スレで待ち合わせましょう】
【お疲れ様でした】


802 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/17(土) 02:20:39
>>801
【ではまた土曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


803 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/17(土) 02:22:16
>>802
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


804 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/17(土) 22:27:51
【本日もロールにお借りします】


805 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/17(土) 22:35:37
>>799
よほど口にしているのね。

(誰もが、という所で笑いを浮かべると余程強い願望で始終言っているかの様に感じた様子だった)

ま、次第にでも慣れた方が良いわよ。

(自分自身の為にも、とは言外で伝えつつ、あまり言っても不器用そうなクレイトンが急に変化出来ないものわかるので)
(その程度で終わらせておいた)


「くっく、ならば作れば良いと思わぬか?」
「ほぉ、あの老人の術か、面白い仕掛けを施したものだ」
「魔力を集めてどうにか出来ると思ったかも知れぬが、老人に邪魔されたな」
「ふふふ、お前が気付いておらぬだけやも知れぬぞ?」

(才無ければその才を生み出せば良いと語るが、自信ありげな口調で)
(レナが魔力を集めようとして果たせなかったのを術による制限の所為だと看破すると)
(邪魔されたと揶揄する様に言い、無駄との言葉も見方について目覚めていないからだ、と言った)

「ほぉ、興味を持つとは思わなかったぞ」
「そうだな、これは説明しても判らぬだろう、名状しがたいものだ」
「自分でそうすると考えてやっていても、自分が根元から変容するのは、な」
「だが、魂に合わせて肉体を変えるのは楽しかったぞ、魂さえあれば肉体は出来る」
「お前が信じるだけの理由がそのまま堕ちる理由になる、意志の強さを評価しているのだろう?」
「その意志で従う事を選んだ時、どうなるか楽しみでは無いか?」
「エレノアか、あいつは物事を知らな過ぎる、本人が小娘よ」
「侍女?くくっ、奴隷として相応しいのよ」

(レナが興味を持ったと言う言葉にやや驚きを返すが、返事は分からないだろうというもので)
(その魂に合わせた肉体に変わるのは歓びだったと語り、魂さえあれば肉体も作れると言い切った)
(ソフィアについて意志の強さを評価しているのだろうと指摘するとそのまま従えようとしていると宣言して)
(魔法王国の血筋は王族と奴隷しかないという認識を見せる)

「親友が奉仕し、苛まれるのを同じように感じる」
「さぞ幸せな気持ちになるだろう……」
「くくっ、ではな……お前が望むならまた会えるだろう、ソフィアともな」

(レナが淫らに燃え上がる姿を嗤いながら見ていたが、何かの気配を感じたのか姿を消していく)
(最後に、レナ自身の意志で夢の中か、現実でかはわからないが会える事を伝えつつ、その姿は完全に消えた)



>>804
【それでは今夜も宜しくお願いします】


806 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/17(土) 23:36:54
>>805

それほどではありません。
エレナさまと、ソフィアさんと……大后さまにも申し上げたかもしれませんし……。
マーサさんにも聞いてもらいましたし……あとは……結構いますね。

(そんなに言っている気は無かったが、数えてみればかなりな人数になっており)
(リーザにも似たようなことを言っているかもと思い出し、オリヴィアには言う前に平穏な暮らしは無理と何かの機会に言われていて)
(困ったような、照れたような笑みを浮かべてフーッと大きく息を吐いた)

「忠告感謝する」

(すぐに変わるのは無理だろうが、いずれはそうなるだろうと礼だけ述べて表情を引き締めた)


才能さえ作り出せると? 
老師さまをご存知なのですか? 
かなり昔に祖国を去ったようにご自身では仰ってましたが……。
完全にどうにか出来ると思ってはいませんけれど、こうしていても貴方の魔力の強さは感じますしね。
…………気づいていない…………。

(才能さえ作り出せるのならば、ソフィアが得たと思っている僅かに魔法を操る能力もこの男が何らかの目的で作り出したのではと思ったが口にせず)
(話が老師さまにことになると大きく見開いて驚いて、老師さまからは祖国のことは忘れるくらい前に捨てたと聞いていたので)
(きっと自分には話したくないし、老師さま自身思い出すのも嫌だったのだろうと判断して)
(一泡吹かすなり、今の状況を少しでも改善できたらと思ったがそれも無理そうで諦め)
(レギンの魔力の強さは大后さまには及ばずともかなり強いのは感じて、強さだけではなく邪な気も感じて眉を顰める)
(気づいていない事実が何かを考えるが、今は思い当たることながなく困惑の表情を浮かべる)

わたくしとて身体を自身の希望では無いとは云え、今の身体は作り変えられた物ですからね。
魂があれば肉体は作ることが出来るのですか?
なかなか良い情報を頂きました。
……わたくしは友としてソフィアを信じて待つことしか出来ませんから。
そのようですね。わたくしも世間知らずですけれど、輪を掛けて世間知らずのようでしたからね。
奴隷など……わたくしは嫌です。

(話を引き伸ばす口実ではあったが、話自体にも強く心が動かされるのを感じて)
(魂があれば肉体を作ったり、自ら変られる可能性があるのなら、自分も魂に引かれてこの体に作り変えられたのだろうかと疑問を抱いた)
(情報自体は色々と示唆に富んでいて笑みを浮かべて、ソフィアを信じる気持ちは揺らがないことを強調する)
(ゼノビアもエレノアのことは小娘と言っていて、世間知らずなことは共通点があり)
(それ故に魂が同居し易かったのかと思ったが、魔法王国の王族と奴隷についての考え方には拒否を示す)

……そんなことありません。ただ悍ましいだけです。
…………ソフィアさんだけで結構です。

(悍ましいと感じる気持ちも強くあったが、ほんの僅かに惹きつけられていることにも気づいて困惑して)
(ただ、態度だけでも毅然と言い切り、レギンと会いたくは無いが、ソフィアと会いたいことははっきりと伝えておく)


……ふぅ、あまり昨晩は夢見が良くなかったのですよ。

(マーサに顔色の悪さと、起きたばかりなのに疲労しているように見えると指摘されて)
(心配を掛けまいと微笑むが、何か夢を見たのは覚えていたが二度寝をして起きたあとは記憶に靄がかかったように曖昧になっていて)
(何とか思い出そうと集中するが、すぐには思い出せずにいた)


【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


807 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/18(日) 00:27:01
>>806
ほぼ会う人すべてじゃないの。
それでも昔よりは随分と平穏じゃないかしら?

(呆れた様に言いながら、そもそもレナの夢みる平穏な暮らしは庶民には贅沢なもので)
(今の状態でもかなり良いはずだし、王弟殿下の子息時代よりはまだしも平穏じゃないかと言った)


「その通り、魂に深く干渉する必要はあるが、な」
「著名ではあるが、直接は知らぬな」
「だが、魔法の波動は記録されておる故に何者が施したものかもわかる」
「今お前が感じている魔力は僅か一端に過ぎぬ、もはや人の域に無い故わからずとも仕方ないが」

(存在の在り方に干渉する技だと遠回しに言いつつ、老師については直接知らないと明言する)
(魔力の波が記録にあり、そこから推測したが、間違いない自信がある様子で)
(今感じている魔力などごく一部だと嗤いながら、気付いていない事実については触れなかった)

「お前は今の身体になる際、快楽を共にしただろう、魂に相応しい身体になっているからな」
「そうだ、死んでいたとしてもこの世に残っていればそこから、な」
「くくく、そうか、ならば堕ちたとしても受け入れてやるのだな」
「……文字通り世間を知らぬからな、私なら身体も与えてやれるが、くくっ」
「嫌がっても堕ちれば自らその立場を願うだろう」

(会話の中身はレナにはわからないが、高位魔法使いなら知識として知ってはいる事で)
(そこに干渉する秘術の事は何一つ話してはいなかったが、魂の有り方に身体が合致していると言って)
(生霊だろうが、守護霊だろうが、この世にあれば身体を与えられると語り、にやりと笑う)
(堕ちたソフィアを精々愛でてやれと言い、変わったとしても受け入れてやれと他人事のように伝えた)

「本当に、そうか?ふふふ……」
「ソフィアに会うなら私に願うしかあるまい、今はな」

(レナがまた会う事を望む様に、その為には自分と会う事も望まなければならないというイメージだけを残して去った)


……寝不足の表情に見えます。
食事をして、身体を少し動かしたらもう一度寝ては?
今は動きようもないでしょうし。

(食事の準備が出来たらしいと伝えに来たジゼルがレナの顔を見るとやや心配そうに口を出して)
(マーサの裁量次第とはいえ、二度寝を推奨するのだった)


808 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/18(日) 01:35:46
>>807

ですね、クスクスッ。
……かもしれませんけれど、もう少し街を歩けることが出来れば嬉しいのですけれど。

(言われてみれば、お客様以外で言っていないのはライラさまとアンジェリカさまくらいで指摘を受け面白そうに声を上げて笑う)
(確かに監視されていたり、命を狙われたりするよりは良いが、前はお忍びで街に出れたのが楽しくて)
(今は祖国とは違い治安のことや色々とあって外に出れず、それが出来れば少し気が晴れるのにと思っていた)


何となく分かりました。
やはりそうでしたか。直接知っている方は魔法王国でも少ないようですね。
魔法の波動は記録できるのですか? 面白いですね。
人の域にない……ですか。そうですか……。

(調教の時にソフィアの魂に干渉もしたのだろうと察して、それすら推論の域を出ていないことは承知してはいた)
(老師のことを直接知っていると口にしたのは大后さまだけであり、おそらくはオリヴィアも会っている筈であるが)
(やはりかなり昔に魔法王国に嫌気がさして去ったのだろうと、今のゼノビアにも少し似ていると思っていた)
(魔導の波動が記録できることには、どのようにするのか興味津々であり、暇な時に自分で調べようと思っていた)
(そんなに魔力が強いのか、虚仮威しなのか判断がつかなかったが、本当なら大后さまですら手こずるかもと少し心配していた)

……では、もともとのわたくしの魂は男性ではなく女性だったと?
エレノアさんを復活することも出来ると言う訳ですね。
……どのような事になってもソフィアさんはわたくしにとって大切な方ですから。
……くっ。

(ただ女性になるだけではなく、娼婦としての基礎も一緒にエレナさまに仕込まれたことも分かっているのかと感心して)
(魂に相応しいの今の身体であると言うならば、生まれつき自分の魂は女性だったのだろうかと思うと少し変な気分だった)
(大后さまがすると言っていたことのようなのかと思ったが、自分を見守っている母の霊の事までは思い浮かばず)
(そもそもレナの母親は、レナがピンチの時にしか現れないので、いつもこの世にいる訳ではなかった)
(レギンはソフィアをどうするつもりなのかと少し恐れながらも、どんな形でも帰ってきて欲しいことに偽りはなく)
(ソフィアの魂は高貴だとか、自ら奴隷を願うようになっても何とか助け出そうと思っていたが)
(出来るかも分からず、言ったところで鼻で笑われそうで悔しそうな表情で堪える)

……何とかそうならないことを願っています。

(レギンに会わずにソフィアに会えるように早くなればいいと、素直な気持ちを吐露してみせる)


『やはりジゼルさまにもそう見えますか?
 特に予定がある訳ではありませんし、そうされた方がよいと思います。
 何かあった時にすぐ動けるような状態にしておきましょう、レナ様。
 朝は消化の良い食べ物を選んで持ってきますね』

(ジゼルの意見も同じことに安堵して、とくにゼノビアやジュリア将軍などに謁見する予定もなく)
(消化の良い朝食を取り、日課にしている剣舞を疲れない程度にして休んだほうが良いと勧めて)
(ここに来てから完全に体力が回復しておらず、寝不足はかなり良くないと感じていて)
(食事を取ってくるまでジゼルにいてもらうように頼みマーサは一端部屋をでた)

マーサさんにも、ジゼルさまにも迷惑を掛けてすみません。
何か大切なことがあったはずなのですが……。

(少し頭痛も感じていてベッドからは起き上がらず、マーサが朝食を持ってくるのを待ち)
(頑張って感触してから、軽く身体を動かすと「おやすみなさい」と言った直後にまた眠りに落ちていった)


809 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/18(日) 02:23:04
>>808
街歩きねぇ……ホント好きね。
貴女の場合、外見だけですでに危ないのよね。

(並みの美人程度ならともかく、誰もが見てしまう程の美人であり)
(それが故に我が物にしたいという欲望だけでなく、更に大きな所で色々動くのは明らかで)
(自覚が無いのがレナだけというのがある意味滑稽でもあった)


「くくっ、何がわかったのやら」
「随分前に国を捨て出奔した者だからな、知る方がおかしい」
「手に墨を塗り、紙に押し付ければ跡が残るだろう、同じ事だ」
「そう、ふふふ、魔法王国の出自が伝承通りと確信出来たわ」

(お前如きに何がわかる、といった傲慢さを見せながら)
(老師についてはかなり前に出て行った人物であり、魔導の記録も簡単だと言って)
(強大な力について自らをどう変えたのか異常な自信を見せていた)

「そう見えるがな」
「誰だろうが可能だ……くくっ」
「そうか、もし見える事があればそうしてやるが良い」

(レナの魂は女性そのものだと言い切り、魂も存在があれば容易く肉体を与えられると言うが)
(その肉体がどういう風になるのかまでは言及しなかった)
(ソフィアについては余裕を見せ、奴隷女に堕ちたソフィアにそう接してやれと余裕をもって語る)


まぁ、朝から疲れ切った表情だもの。
ゆっくり休んでおけば?

(側仕えでなくてもわかるレベルだと言わんばかりで、休む事を薦めて)
(食事を取りに行く間、部屋に留まると)

迷惑も何も休めば良いだけの話だから。
それもゆっくり思い出せば?

(休めば良いと言って笑うとマーサが戻り次第交代して出て行く)
(現状は待ちでしか無いので休める余裕があって良かったと思っていた)


(眠りに落ちたレナに対して、レギンがソフィアの姿を見せた時と同じ様にイメージが連続して再生される)
(黒髪をアップにまとめたソフィアは大きく背中が開いた品の無い衣装を着て、奴隷たちの中にいた)
(その背中には奴隷の奴隷を意味する刺青が色濃く浮かび上がり、それは魂が染まるだけ色が濃くなるものだと直感させる)
(下卑た奴隷に首輪の鎖を引かれ、レギンに犯されていないので淫欲が昂り過ぎて耐えられず、犯して欲しいと媚びていき)
(その後は調教も願い、蔦植物と思いきや全てが肉で出来た異様な生物に嬲られ、媚毒に晒される姿が映る)
(全てが真実なのか、どうなのかもわからないその合間に会いたければレギンを呼べというイメージが浮かぶのだった)


【ここで凍結しますか?】


810 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/18(日) 02:46:18
>>809
【すみません。レスを作っている最中ですが眠気はかなり来ているので凍結でお願いします】


811 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/18(日) 02:48:30
>>810
【では凍結しましょう】
【次回も金曜日の22:30からとなります】


812 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/18(日) 02:50:26
>>811
【ありがとうございます】
【では、次回も金曜日の22:30からでよろしくお願いします】
【いつものように伝言板スレで待ち合わせましょう】
【2日間楽しかったです。お疲れ様でした】


813 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/18(日) 02:51:31
>>812
【こちらこそありがとうございます】
【では次回金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【私も二日間楽しかったです、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


814 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/18(日) 02:52:55
>>813
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


815 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/23(金) 22:25:19
【ロールの再開にスレをお借りします】


816 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/23(金) 22:37:32
【スレをお借りします】


817 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/23(金) 22:38:48
>>809

いろいろ見たり食べ歩きするのも好きですけれど、街の活気やそこに暮らしている人たちの笑顔を見るのもとても好きなのです。
わたくしの育った館はとても静かでしたから。
……そんなに大きな違いは無いと思うのですけれど。

(掘り出し物や初めて食す美味しいものに出会うのも楽しみだが、祖国に居る頃から民の生活に興味を抱きつつ)
(幸多かれと願う気持ちも本当で、慈愛に満ちた微笑みを見せる)
(レナの母親が没してから館は光を失ったようになり、特に父親が留守にしている時はレナを守る為に皆がピリピリしていて)
(それを肌で感じ取って来ていて、賑やか過ぎるのも苦手ではあったが活気溢れる街は好きだった)
(エレナやライラ、ソフィアにオリヴィアも十分以上にひと目を引く美人であると思ったが、きっと自身の身を守る技術の差だと思いそれ以上は言わず)
(好きでこの容姿に生まれてきた訳ではないのに面倒だなと表情が僅かに曇る)


ええ、きっと貴方から見れば何も分かっていないのでしょうね。
老師さまがご自身の祖国の話をされなかった理由が良く分かります。
そんなふうに記録に残すのですね。
……魔法王国の出自ですか。

(知り合った魔法王国の人が見せる傲慢さを好きになれないと感じながら、強がりでもなく)
(そう思うのなら勝手にそう思っていれば良いと流して微笑んで見せて)
(こういう傲慢なところも老師さまが嫌気がさした理由の一つなのだろうと推測しつつ、レギンは直接面識が無いことは覚えておき)
(手形を取るように魔導の記録を残すのかと、そこには強い興味を覚えていた)
(封じられた魔王の力を手に入れて変わったのであれば面倒がなと思ったが、真偽は分からず大后さまか誰かには相談しようと思っていた)

今となってはどちらでも良いことだと思いますけれど。
それならばエレノアさんに丈夫な身体を用意して差し上げたら良かったのに。
ええ、言われなくともそうするつもりです。

(すんなり女性の身体に慣れたのも、そのせいがあるかと想わないではなかったが)
(魂が男性だったとか女性だったとかには今はもうあまり興味がなく、どちらかと言えばこれからが大事だと思っていた)
(時期的に少しズレが有るのかもしれないが、それならばエレノアが望む巫女を務められる身体を用意してあげられなかったのかと思ったが)
(きっとレギンの性格では、出来たとしてもしない可能性も考えられて話すだけ無駄かもと小さく嘆息する)
(ソフィアについては毅然と相手を睨みつけて、絆の強さを強調しておく)


はい、そうします。

(疲れているという言葉に、そう見えるのかと納得しつつ身体は重く、怠そうに頷き勧めを受け入れることにする)

……そうですね。思い出せたら良いですね。
ジゼルさま、マーサさんもありがとうございます。

(何となく嫌な夢との記憶はあり、朧げにレギンのことも覚えてはいたが)
(言わないようにと言われていたこともあり、内容は詳細には覚えておらず悶々としていて)
(マーサが帰ってくると出ていくジゼルと、食事を運んでくれたマーサに礼を述べて朝食を取るが)
(あまり食欲も湧かず、半分近くを残してベッドに戻り横臥した)

「……ソフィアさん……負けては駄目……です」

(夢の中で再生されるイメージに眉をハの字に歪め揺らしながら、手を伸ばし救おうとするが出来る筈もなく)
(ソフィアを叱咤する気持ちと妖しい興奮とが心の中で膨れ上がり、寝息も静かなものから徐々に浅くなって)
(夢の中で隠し鏡のようにこちらに気づかないソフィアの姿に、レナの中にマゾの性癖も目覚めだして)
(ソフィアの犯されている姿が、まるで下卑た奴隷の男たちや肉で出来た蔦植物に自分が犯されている気分になり身体が熱く火照り始めていた)

「……わたくし…………わたくしも…………」

『レナ様、レナ様!! 目をお醒まし下さい……レナ様、失礼します!!!』

(心配でレナに付き添っていたマーサは、徐々に寝ているレナの様子がいつもの状態ではないことに気づいて)
(申し訳ないと思いつつもレナの身体を揺らすが、起きないと分かるとより激しく揺り動かし)
(それでも分かると水に濡らした冷たいハンカチを頬を拭う)

…………あっ、あぁっ……マーサさん。ありがとうございます。

(ようやく目を醒ましたレナは、完全に覚醒しきっておらずぼんやりと見つめていていた)

『お休みのところ申し訳ないと存じましたが、あまりにも苦しそうでしたので起こしてしまいました』

(無理やり起こしてしまったことを侘びたマーサに、レナは礼を述べて身体を起こして)
(今度ははっきりと夢を覚えていたがマーサに言うわけにも行かず、汗を拭い水を一杯美味しそうに飲み干した)

【今夜もよろしくお願いします】


818 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/23(金) 23:36:53
>>817
ふぅん?そういうもの?
目がふたつあるから?相手が相手なら戦争が起きるわね。

(ジゼルにはそういうレナの心持ちは理解出来ず、曖昧な返答をして)
(大きな違いが無いという言葉に肩をすくめながら苦笑を浮かべた)


「ふふふ……それはそうだろう」
「言葉とは言霊ともいう、況してお前は魔王王国の血を引く者」
「己の居場所を隠したい者が少しでも関連がある者に漏らす訳があるまい」
「実際に墨を塗る訳ではない……方法を説明してもわかるまいが」
「その通り、伝承通り、ならばな」

(レナの皮肉めいた口調を笑い飛ばしながら、老師が自国の話をしないのは当たり前だと言い切って)
(記録の残し方は実際に見た訳でもなければ分かるまいというが、詳細は一切触れずにいて)
(魔法王国の出自についてはあくまでも伝承に沿ったものならとだけ付け加えた)

「そこまで自然に受け入れているならそうだろう」
「ふむ、その時は出来なかったが、そういう手もあるな」
「魂の変容はその人間の変容でもある、同じではなくなるぞ?ま、好きにすればいい」

(レナ自身が受け入れているなら、確かにどうでも良いのだろうと言って)
(エレノアの件はその手もあったなと当時は出来なかったが、とやや残念そうに言って)
(それは色々試せるという意味での残念さだった)
(ソフィアが魂まで堕ちれば以前とは違うと言って、嘲笑した)


(レナの夢の中でソフィアは奴隷たちに犯され、媚びながら絶頂する)
(その度に淫欲と感度は深まり、より強くレギンを求める様になっていく)
(肉蔦植物を胎内に入れたまま奉仕する姿も映り、堕ちているのかいないのかも判然としない姿だった)


何があったのです?
……悪夢ですか?ちょっと私もピリピリし過ぎかも知れません。

(普段のメイド服ではなく、軍服に身を包んだジゼルが帯剣したまま目にもとまらぬ速さで部屋に駆け込んでくる)
(丁度水を飲み干した所で、姿勢を低く抜刀する姿勢で、もし不審者などがいたならすでに斬り倒していただろう殺気もたたえていた)
(が、どうやらうなされたのを起こしただけだと気付くとバツが悪そうな表情を浮かべていた)


【こちらこそよろしくお願いします】


819 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/24(土) 00:42:46
>>818

ふふっ、きっとわたくしがそう云う場所から遠ざけられて育ったからこその感覚かもしれませんね。
そこまでは言いませんけれど……。えっ、戦争ですか? さすがにそれは困ります。

(ジゼルの表情と返答に理解が難しいのだろうと察して、頻繁に触れられる環境に育っていれば)
(きっとそうはならなかったのだろうと思っていた)
(顔のパーツの個数では無いのだけれどと思いつつ、下手に言い訳をしても余計墓穴を掘りそうで言葉を濁していると)
(ジゼルの「戦争」という言葉に素直に驚き困惑してしまっていた)


老師さまにも、わたくしが魔法王国の血を引いていることをご存知だったと?
その時は魔法と関わりは無かったですけれど、老師さまにはこうなるのが分かっておいでだったのかもしれません。
それはそうでしょうね。少しは魔法を使える身として、魔力に墨を塗れるとも思えませんし。
きっと魔法石かなにか記録可能な媒体に、個々人の魔力の波動を写し取るとかするのでしょうね。
……伝承ですか。詳しくは存じませんけれど……。

(きっと母上が魔力を持ち簡単な魔法が使えたことも、魔力の波動から王国の血を引いていることを知っていたとしても驚きはしないが)
(それなら何故自分には教えてくれなかったのだろうと、少し恨めしく思っていた)
(星読みが出来るくらいだから、こういう未来を垣間見ていて、自分の身を隠すために言わなかったのだと納得していた)
(記録方法が上に手形を押すような物でないことは分かっていたが、何かしらの記録法はあるだろうと思い、当て推量に取り敢えず言ってみる)
(ゼノビアから聞いた話は置いておいて、もしかしたらより詳細に聞けるかもと話を振ってみる)

もう少し待てば、エレノアさんもリスクを追わずに済んだかもしれないのに残念ですね。
確かにそうかも知れませんが、魂が変容するなら元に戻ることもあるでしょうに。

(やはり自分の身体を乗っ取ろうとしていた時は、ゼノビアが言っていた通り出来なかったのだと再確認して)
(大后さまとレギンのどちらに肉体を与えられるのが良いかと考えるが、然程変わらない気がして小さく溜息を漏らす)
(時間は掛かるかもしれず、完全に元に戻らないかもしれないが、幾分は元に近い状態に戻してみせる決意を口にする)


「ソフィアさん……気を確かに持って……わたくしのことを考えて……」

(夢の中で少しでも正気を取り戻せたらと思い念を送るが、レナ自身の身体が火照り興奮すれば集中も難しくなり)
(元々届くかも分からないものが、集中できないことで乱れ消えてしまう)
(レナの鼓動もソフィアの絶頂を見て早くなり、呼吸も浅くなりほんのりと寝汗もかき始めていた)


『申し訳ありません。レナ様が夢にうなされて苦しそうでしたので、つい強めにお起こししたせいで誤解を与えてしまいました』

(レナが詫びるより早くマーサが腰を降り深く一礼して詫びを口にする)
(知っている可能性は高いと思ったものの、レナの寝起きの悪さを侍女の分際で云う訳にもいかずお茶を濁す)

いえ、それくらいの緊張感を持つ方が良いのかもしれません。
どうやら物理的な魔法の攻撃には強いみたいですけど、そうでない攻撃は苦手なのかもしれません。

(ジゼルの勇ましい姿に最初は驚いたものの、ジゼルの動きが見えて誰か分かると笑みを浮かべて)
(レギンの精神攻撃があったとストレートには指摘しないが、詳細は隠して仄めかす)


820 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/24(土) 01:32:07
>>819
深窓の令嬢、みたいなものね。
ふぅ、人が聞けば嫌味になるって事、理解しておきなさい。
人間は嫉妬する生き物なのだから。

(その頃は男だっただろうが、置かれた環境はそうとしか言いようが無かった)
(レナの感覚の違いは色んな所から聞いてはいたが、なるほどと思いつつ)
(人は嫉妬するし、だからこそ妙な謙遜はむしろ喧嘩売っているのと同じだと言った)


「推測ではあるがな……」
「ふふん、どうだろうな」
「魔法王国の伝承を知らぬとはな、まぁ聞くだけならおとぎ話に過ぎぬ」
「魔王を封じて生まれた国とな」

(推論だと言いつつ、レナの当て推量にはぼかして答えて)
(自国の伝承を知らない事に呆れた口調を出しながら、魔王を封じたと端的に語った)

「待てば亡骸となっただろう」
「ははははは、そうか、精々頑張るが良い」

(待っていればエレノアは死んでいたとはっきりと言うが、そこにはそうなっても別に良かったという感情が見えて)
(ソフィアを救うという決意を笑い飛ばして、その傲慢さを見せつけていく)

いや、それは構わないわ、ちょっと焦り過ぎた。
……それにしても、そんな悪夢を見るなんて……遠隔で魔法攻撃を受けている、と?

(マーサの謝罪は気にしていないと言いながら、考える表情を浮かべて)
(レナの言葉に魔法攻撃を受けているのか?と問い掛ける)


821 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/24(土) 01:35:35
>>820
【眠気が強くなってきてますので凍結してもらっても良いですか?】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


822 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/24(土) 01:44:21
>>821
【凍結了解しました】
【では土曜日の22:30からよろしくお願いします】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】


【スレをお返しします】


823 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/24(土) 01:46:51
>>822
【ありがとうございます】
【では、また今夜伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れ様でした。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。おやすみなさい】


824 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/24(土) 22:27:10
【ロールの再開のために今宵もスレをお借りします】


825 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/24(土) 22:39:05
【スレをお借りします】


826 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/24(土) 22:40:28
>>820

確かにそうかもしれませんね。
あっ、はい。気をつけます。

(深窓の令嬢との表現には面白そうに笑って、ジゼルは知らないだろうが)
(祖国にいた頃、お忍びで街に出た時には女装をしていて、民には正にそんな感じに見えていたのかもと思っていた)
(自分の容姿は別にして、祖国では日中の王都内であれば美しい女性が一人で出歩いても危険はないくらい治安が良く)
(美しい女性というだけで危険というのはあまりピンと来ずに居て、改めてそういうものなのかと認識を新たにしていた)
(最近は気をつけていたつもりではあったが、ジゼルにも指摘されて表情を引き締めて頷き)
(勝手に嫉妬されるのも遠慮したいなと思ったが、平穏な暮らしを続けるためにも気にかけておこうと肝に銘じる)


教えては頂けないようですね。
ええ、わたくしの祖国は魔法が禁忌であり、魔法王国の存在は知っていましたけれど、それも名前だけでしたから。
魔王を封じて生まれた国…………ですか。

(魔力の記録に関しては、レギンが暈したことが却って答えが大外れしていない確信を持って)
(教える気がないのを見て取って肩を竦めて落胆の表情を浮かべる)
(ゼノビアと同じ話ではあったが初めて聞いたように振る舞い、自国が龍を倒した太祖が建国した話はせず)
(魔王の力がどれ程のものか、もしレギンがその力の一部を得たとして、特別な存在とは云え大后さまに敵うのか考え込んでしまう)

それほどにエレノアさんの健康状態は切羽詰まっていたのですね。
言われなくとも、そうしますとも。

(エレノアが意識を乗っ取っていた時の記憶はほとんど無く、健康状態がそこまで酷かったとは知らず)
(軽いショックは受けていたものの、だからと言って身体を受け渡す気はなく何とも言えない後味の悪さを覚えていた)
(いつまでも自分のターンが続くとは思うなと言いたかったが、何も挑発することもないと言わずにおいて毅然と言い放つだけにする)

『いえ、私も少し大きな声を上げましたから』

(気遣いに一礼してから、レナにまた何か起きているのではとさり気なく心配の眼差しを向ける)

いえ、遠隔で魔法攻撃なんて受けてませんから大丈夫です。
……もしかすると、誰かが使っている魔法にわたくしの魔力がシンクロして変な夢を見るのかもしれませんし。

(レギンが忠告していたことが記憶に浮かび、万が一を考えレギンにソフィアが調教されている夢を見せられたことは言わず)
(ジゼルが納得するか分からないが、尤もらしい理由付けをしてニコリと微笑む)

(レナが「ソフィアさん」と寝言で苦しげに言うのを聞いていたマーサは、レナが言わないことを敢えてジゼルには伝えないが)
(これで良いのかと疑問もあり、なんとも言えない微妙な表情を浮かべていた)

【今夜もよろしくお願いします】


827 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/24(土) 23:15:45
>>826
……ま、良いけど。
ええ、気を付けなさい。
貴女は祖国が安全だったと思っているでしょうけど、王族だから護られていただけよ。

(そこはそれで良いのかと思いながらやや苦笑気味に言って)
(わかってない風なレナにはっきりと故国では護られていたに過ぎないと言い切った)


「教えたところでわかるまい」
「魔法が禁忌か、くくっ」
「そうだ、おとぎ話と思っておったがな」

(魔法を知らない者はレギンにとっては蛮族に過ぎない様子で)
(禁忌という発言には笑いを漏らす)
(魔王についてはおとぎ話と思っていた、と語るが、どこまで事実なのかはぼかしていた)

「ふん、魂を取り出した時点で生きているのが不思議だったな」
「そうしてやればいい、くくく……」

(エレノアについてはすぐにでも死にそうだったというが、その口調にはどこか嘲りが混じっていた)
(レナの決意については笑うのみで、そんな事が出来るのかと問い掛ける様でもあった)


……私は魔法については知見が無いから何とも言えないわね。
ただ、ダグラス様たちもここ数日は多忙で、問い合わせも難しそうよ。
寝られるなら寝なおしたら?

(少し引っ掛かりを感じている様だが、といって答えが出る訳でも無く)
(取り敢えず再度休む様に言って、外出の準備をする様だった)


【こちらこそよろしくお願いします】


828 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/25(日) 00:15:34
>>827

はい。
えっ? 都では若い女性も一人歩きしていましたけれど……。
確かにわたくしが王族だったということはあるとは思いますが。

(気をつけることは気持ち悪いくらい素直に受け入れて微笑むが)
(お忍びの時に一人歩きをしている若い女性も見かけていて不思議そうな顔をするが)
(国全体が治安が比較的良く、王都は平時でも警備兵が街に出ていたことも治安の維持に大きく関わっていたが)
(祖国の他の街を歩いたことのないレナは知らないことであった)
(ただ、レナ自身もお忍びの時に邪魔にならない距離に護衛の兵がいたのは気づいており、それがより安全を担保していたことは分かっていた)


かもしれませんね。わたくしはまだ魔法を勉強中の身ですから。
ええ、それが面白いですか?
何らかの痕跡を見つけたと言うことですね。
きっと、それも言う気は無いのでしょうけれど。

(レギンの傲慢さに辟易としながらも、祖国の王族や有力貴族にも自分たち以外の他国者は蛮族と決めつけたり)
(民を召使いか奴隷程度に考えたりしていないところが似ていると思ったが、自分にもそういう所があるかもと心の中で戒めて)
(教えてくれないのであれば、いずれもう少し魔法が分かるようになってから調べようと思っていた)
(小馬鹿にしたような笑いを不快に思っていたが、レナの国も表向きには魔法が禁忌だっただけで)
(実際は魔法王国の魔法での攻撃や影響から国を守るために、王直属で魔導士の一団はいたのだが)
(それもごく限られた一部の者だけしか知らず、レナには知らされていなかった)
(魔王の力を手にしたかどうかは別にして、何かを見つけたのは確かなのだろうと推測するが)
(また謎掛けのように言わないのだろうと思うと、気疲れして小さく嘆息していた)

きっと、エレノアさんの魂をわたくしの身体に入れ込むまで協力した方がいたのでしょう。
………………。

(誰が協力したとかは具体的に口にはせず、そもそも言わなくても知っている筈と思っていて)
(こういう人物に囲まれていれば、エレノアさんがああなるのも仕方ないと感じ始めていた)
(流石に笑われ続けることに憮然として、何か言うのも面倒になり不快な顔をして黙してしまう)


……そうですか。ならば仕方がありませんね。
しばらくは十分に警戒することに致しましょう。
あまり不規則にゴロゴロしていても夜眠れなくなりますから、調べたいことがありますので調べ物をすることにします。

(あまり好ましく思ってはいなくとも、ダグラスが頼りになりそうなことは分かっていて)
(少し落胆した表情を見せるが、ジゼルについては知らないのだから気にする必要もないと思っていた)
(暫くは魔法に関しては自分で警戒するしか無く、何とか数日を何も無く過ごせればと念じて)
(熟睡も出来ずウトウトするのを繰り返していれば余計に体が怠くなるだけで、今は気を紛らわすために)
(夢でレギンが言っていたことをヒントに調べ物をしようと決めていた)

う〜ん、エレナさまの書庫のように本が揃ってませんから、知りたいことが書かれてませんね。

(家の備え付けの書架にあった魔法の本は中級くらいまでのレベルで、何冊かマーサに魔法書を新たに手入れてもらったものの)
(それにも記載がなく落胆して、マーサの淹れたお茶で一息入れていた)


829 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/25(日) 00:53:13
>>828
そもそも常に警備兵がいて、治安は良かったでしょう。
あと、若い女性というだけでは襲われないわ。
あなたは自分が人目を惹く美人だという自覚が足りない。

(治安も良かったし、警備兵がいつもいるのだから余計にそうだと言って)
(レナの自覚の無さに呆れつつ、もうちょっと注意するようにとだけ伝えた)


「面白いな、魔法を使えぬ連中の生み出した理屈は」
「そうだな、端的に言うと伝承は事実を元にしていた、と確信した」
「言ったところでお前が考えるのは対策だろう?」
「況して伝承も知らぬ者に一から説明する筋はなかろう」

(さも面白そうに笑うのは魔法を使えぬ者が作りだした理屈への侮蔑だと言って)
(敵愾心を隠そうともしない相手にわざわざ説明する訳が無いと呆れた口調で言い放つ)

「入れてからは随分と暴れていた様だな」
「しかし産まれてから歩いた事も無いのに上手く乗っ取りかけたのは中々ではあった」
「ま、再会を楽しみにするがいい、お前が自ら望めばそれは叶う」

(レナの身体に入り込んでからの大暴れをどうやってか調べたらしく、褒める口調で語る)
(黙ったレナに自ら望む事を誘い掛け、そのまま消えて行った)


私はまた街に出てみるわ、何かわかるかも知れないし。
そう?根を詰め過ぎないように。

(レナが言う事を疑いもせず、外出するとだけ言うと、あまり根を詰めない様にと伝えて)
(そのまま外出していった)

(夜になり、丁度マーサが夕食を運びに部屋を離れると折られた紙がまるで滑空する様に部屋に入って来る)
(その紙には娼館の名前が羅列され、その横には曜日らしき記号が振られていた)


830 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/25(日) 02:02:05
>>829

それは確かにそうでしたけれど。
うっ、そういうものですか……。
では、気をつけることにします。

(ライラ付きとは云え、自分の祖国のことをよく知っているなと感心しつつ、言われる通りと認めるしかなく頷き)
(街を歩いていた女性もそれなりに綺麗であったし、男性だった経験から人目を惹く美人だからといって襲わないだろうと思ったが言わないでおく)
(ただ、レナ自身が男性としては紳士な部類に入り、その上性欲に乏しいく忌避していたこともあり)
(その辺の感覚も他の男性とずれていたことを知らずにいた)


社会を上手く回すために必要だったのでしょう、きっと。
でなければ、魔法を使える者が好き勝手にし兼ねませんから。
伝承や伝説は実際に起きた事実が元になっているとも言いますから。
確かに言われる通りですね。

(魔法が禁忌の技としておけば、必要以上に学ぼうとする者が現れる可能性も低く)
(レギンのように魔法をできない者を見下したり、自分の欲望を叶えるために行使することは避けられるためだと思っていた)
(お伽噺や伝承にも事実が隠されていることが有ることも承知しており、何かしらの力を手に入れたことには更に確信を強めて)
(説明しないことに納得しつつ、自分の大切な友であり書面上は自分の持ち物であったソフィアを勝手に奪わなければ)
(もう少し穏やかに話が出来たものを、何を言っているのかとレナも呆れていた)

わたくしはほとんどと言うかほぼ覚えてはいませんけれど、聞いた話ではそのようですね。
それだけエレノアさんも魔法の才には恵まれていたということでしょう。
………………。

(自分も知らない自分のことをよく知っているというか、ソフィアから聞いたか記憶を辿ったにしろ調べたことには感心して)
(エレノアがほとんど身体を奪いかけていたことには、魔法の才に恵まれていたことは確かで惜しいと思わずにはいられず)
(エレノアが身体に入ったお陰で使える魔力が少し増し、僅かながら封印も緩んだように感じていた)
(再開は楽しみではあったが、誘いに乗るのは浅はかであるのは否めず警戒感を強めていて)
(レギンの気配が夢から消えるとホッと一息つき、徐々に夢から醒めていった)


ありがとうございます。
ジゼルさまも十分にお気をつけ下さい。何か仕掛けてくるかもしれませんし。

(気に掛けてくれることに礼を述べて、ジゼルの強さはならず者に襲われた時に見て理解していたが)
(相手が魔法を用いれば話は別で、調べ物をする時に十分注意するように言って見送った)

これはもしかして、ソフィアさんが調教されるのをショーとして出る店の名と日時でしょうか……。

(狙ったように自分の手に滑り込んできた折られた髪を丁寧に広げれば、娼館の名前と曜日らしい記号に目を見張り)
(きっと、この紙に書かれている場所にソフィアが引き回されるのだろうと気づく)
(ただ、レギンの狙いが自分で有ることも確かで、簡単にそれに乗る訳にも行かないことは分かっていてどうしたものかと悩んでいた)

『レナ様、その紙は何ですか?
 ……まさかお一人で行かれる訳ではありませんよね。
 レギンの物言いは気になりますが、、ジゼル様だけには相談したほうが良いと私は思います』

(じっと紙を見つめている時に夕食を運んできたマーサに見つかり、紙の内容を覗かれてしまって)
(流石に隠してもいられず簡単に経緯を話せして、マーサの提案にレナも納得して取り敢えず夕食を済まし休憩しつつ)
(建物を警備している兵にジゼルが帰ったら、レナの所へ顔を出すようにとマーサに伝言をしてもらってジゼルの帰りを待っていた)

【時間も遅いですし、ここで凍結をお願いします】
【次回はいつが良いでしょうか?】


831 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/25(日) 02:04:44
>>830
【凍結了解です】
【次回ですが、4/28の22:30が最短ですね】
【その次は金曜日の22:30になります】


832 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/25(日) 02:07:13
>>831
【あいがとうございます。今夜はここまでにしましょう】
【次回は4/28の22:30からで大丈夫ですので、よろしくお願いします】
【いつも通りに伝言板で待ち合わせましょう】
【お疲れ様でした。二晩楽しく過ごせました。ありがとうございます】


833 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/25(日) 02:11:10
>>832
【こちらこそありがとうございます】
【では4/28の22:30に伝言板でまたお会いしましょう】
【私も二日間だ野しかったです、お疲れさまでした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


834 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/25(日) 02:13:27
>>833
【昼夜の寒暖差が激しいですからお気をつけ下さい】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


835 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/28(水) 22:31:31
【ロールの再開にスレをお借りします】


836 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/28(水) 22:34:22
【スレをお借りします】

>>830
そういうものよ。
普通の男は獣欲に塗れてると思った方が良いわ。

(決めつけて言い切ると、男は紳士ばかりでは無いと言って)
(拉致された時もクレイトンはともかく、他は野卑た傭兵だった訳で)
(言ったところでわからないとは思ったが、とにかく認識を改める様に言った)


「力なくば、敗着するのも必然か」
「地名に紐付く例も見受けられるな、住む者は意識すまいが」

(抑える力を持たず、そこから目を背けたが故に敗れたのだと言うが)
(そこに侮蔑はない様子で国勢などはかなり冷静に見ている印象を持たせる物言いだった)
(伝承は地名になっている例もあると言いながら、それに気づく者の少なさを指摘していた)

「魔法の才……くくっ、皮肉にも乗っ取られる側が潜在能力で勝っていたとはな」
「如何に才覚があれど、己より大きな相手はそう乗っ取れるものではない」
「生まれつきの魔力が大きかった事は感謝すべきだろう、母親譲りの、な」

(エレノアは確かに才能はあったが、それで以てしてもレナの潜在魔力に及ばなかった様で)
(もしそうでなければあっけなく乗っ取っていただろうと言い、母親譲りの魔力を感謝しろと言って去った)


ええ、まぁ、ひとりで行くわけじゃないし、大丈夫よ。
でもありがとう。

(護衛の兵何人かと行く様で、特に問題は無いと言いながら)
(心配については感謝を示して部屋から出て行った)

入るわよ、何か用件かしら?

(割と遅くに戻ったジゼルは夜になってからレナの部屋をノックし)
(許可を得ると入りながら、何の用件なのかと問い掛ける)


>>835
【それでは今夜も宜しくお願いします】
【状況の先が読めない感じですが、レナが罠に掛かるものの、若しくはこのまま、いずれにせよ】
【王の持つ力が物を言って助かる流れを想定しています】


837 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/28(水) 23:32:05
>>836

……そうですか。獣欲に塗れていると…………。

(ジゼルの答えを聞き少し考えるポーズを見せて、人間なのだから獣欲くらい理性でコントロールすべきではと思ったが)
(きっと言ったところで見方が甘いと言われそうなので、確かに傭兵だけではなく)
(エレナさまに牢から娼館へ連れていかれる間も、まだ男性と知りつつ歓声を上げていた下級兵士を思い出し)
(そういうものなのかと納得して小さな嘆息を零した)


そうでしょうね。実情も見えなくなっていた者も多かったということです。
確かに伝承が元になっている地名もいくつか散見されますものね。
普通の人はそのようなこと気にしないものです。

(確かに指摘の通りかもしれないと思っていて、数百年前は滅んだ時の版図の三倍)
(そして恭順の意を示している国も入れれば四倍もあったこともあり、この数百年少しずつ国家が衰退することに手を打たず)
(貴族内の勢力争いにかまけた結果だとは思っていて、憂いを帯びた表情になっていた)
(祖国にあった王立図書館に入り浸っていて、行ったこともない場所の地理にもそれなりに詳しく)
(そういう地名が有ることも知ってはいたが、そこに住んでいる人間は今の生活に手一杯で気にしないと指摘する)

そうなのですか? わたくしの方が…………。
評価には感謝いたしますけれど。
……母上も大した魔法は使えなかったようですけれど。

(エレノアのことはよく分からず、自分の能力が上というのもほぼ初めて聞いた話しで)
(目を丸くしながら自分への評価へ感謝だけはしておく)
(母親は自身の魔力が強いのを知った上で魔法を学ばなかったが、小さい頃に母が亡くなったので)
(そういう事を聞く相手もおらず、そこまでは把握していなかった)


いえ、わたくしが心配することでも無かったようですね。
行ってらっしゃいませ。

(何人かの護衛兵がつくことに安心して微笑み、ジゼルが出掛けるのを見送った)

お帰りなさいませ。ご無事で何よりです。
いえ、夕方にこの様な紙片を手に入れたものですから。
他の方はともかく、ジゼルさまには見てもらった方が良いとマーサさんとも話し合ったので。
あまりにも都合が良すぎて……。

(ジゼルの無事を確認すると笑みを浮かべ小さく頷き、先程の紙切れを取り出し手に入れた経緯を説明して)
(このまえクレイトンと行った娼館もメモに含まれているのか尋ねつつ、自分を誘い出す罠には違いないと思ってはいたが)
(ソフィアを助け出すために乗ったふりをするか、しないか意見を聞こうと思っていた)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】
【もう少し流れのままに進めて、罠にかかるかどうかは決めたいと思います】
【王に助けられる件は了解しました】


838 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/29(木) 00:01:09
>>837
そうよ、鬱憤や不満をぶつけようとする者もいる。
理性的な人々ばかりで、そうやって生きられれば幸福でしょうけどね。
そうでは無いのよ、人間って。

(最低だと思うだろうけど、と前置きして市井の人々の闇を説明する)
(女同士でも相手の没落を望む者もいるし、良い人ばかりなら幸せだが、そうはいかないと言った)


「思い当たる節があるようだな」
「滅ぶ前も有能を遠ざけ、無能を近づけていたと聞いている」
「お前には関わりの無いところで起きていた事だろうが」
「しかし、お前の国が滅んだ事で色々な事が動き始めた……相争う方向にな」
「……確かにその通りだ」

(認めたレナに滅んだ国について知っている事を話しつつ、それでも大国だった国が滅した事で)
(他国が色んな野心を持って動き始めていると淡々と話していく)
(庶民が地名の由来について知らないという指摘には少し考えてから素直に認めていた)

「あくまでも潜在的な話だがな」
「魔力の量と魔法の技量は別だろう、況して禁忌とする国に居るのだからな」

(あくまでも保有する総量の話だと言って、鍛えてなんぼと遠回しに言うと)
(レナの母親についてはそもそも魔法を学んでいない上に嫁ぎ先ではタブーなのだから当たり前だと嗤った)


紙片?何……娼館の名前と曜日ね、これ。
目的は誘い出し、かしら……?
それとも見させるのが目的、かも知れないわね。
確かにこないだ行った所も入っているし、曜日も合致する。
わざわざ見せたという事は行こうと思っている?

(紙片を見せられ、その意図を読み取りながら話を聞いて)
(誘い出しか、単に見せようというのかはわからないと言って)
(行こうと考えているのか?と問い掛けた)


【なるほど、了解しました】


839 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/29(木) 00:44:17
>>838

なのかもしれませんね。
今までのわたくしはとても恵まれていたのでしょうね。

(市井の人々の闇に耳を傾けつつ、最近は以前よりは守られていない分、少しはそういうことを分かるようになっていて)
(悲しいことだなと思いつつ、祖国にいた時は立場もあったが、選び抜かれた良い人達に囲まれていたのだなと思っていた)


ええ。政も一部の貴族で半ば私物化してましたし、改革を王に直訴した者の多くは貶められていましたから。
ええ、わたくしはまだ幼かったですし、もし積極的に関わりを持とうとしていたら、今ここで貴方には会っていないでしょう。
そうらしいですね。遅かれ早かれ起こったことでしょうけれど。

(主流派の門閥貴族が自分たちの一族を要職つけようと画策し、門閥貴族同士での闘いもあり政は混乱をきたしていて)
(周りの国の動向を知っていて改革を訴えた貴族や役人は濡れ衣を着せられ追放されても居て、滅ぶのは仕方ないことと受け入れていた)
(父親は何とかしようといろいろと考えてはいたがほぼ動きが取れず、自分も首を突っ込めば暗殺されてい可能性が高かったことを仄めかす)
(以前エレナさまからや、オリヴィアさまが帰国した時などに周辺の国の動向は聞いていて)
(レナの従姉や再従姉妹が嫁いだ国で、王家の血を引くものを正当な後継者と位置づけ祖国を奪おうと画策していることや)
(ただ単に富を狙い進出しようとしている国があることは知ってはいたが、いずれ今の事態に近く将来なっていただろうと他人事みたいに述べた)

でしょうね。今のわたくしは魔法を学び始めた人たちと同等程度の魔法しか使えませんから。
確かに仰るとおりですけれど、その辺は母上と話す機会も無かったので。

(自分の魔法が初心者か、中級者の手前程度の魔法しか使えないことは知っていて)
(磨こうにも封印の存在が邪魔をしていることは感じていて、ゼノビアの助言も理解はしていたが中々難しいと思っていた)
(母親の魔力と魔法のレベルは言う通りなのだろうと思っていたが、確かめる術のないことをはっきりと言う)


誘い出し、見せた上でわたくしを虜にする調教を施すつもりなのでしょう、きっと。
やはり入っていますか。
行きたいのは山々ですが、こうして結界の中で守られている以上、皆さまの努力を無にするようなことはしたくありませんし……。
ただ、罠と分かっていてもソフィアさんを助け出したい気もあるので、悩ましいところです。

(どういうともりにせよ、相手が誘い出す気があるのは分かっていて)
(それに乗ったふりをしてソフィアを取り戻したい気分と、皆に迷惑を掛けたくない気持ちの間で揺れ動いていることを素直に伝える)


840 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/29(木) 01:17:36
>>839
今はそういう人と触れる確率も高いから。
気をつける意識さえあれば良いのよ。

(自覚さえすれば良いと言って、脅かしたかもだが、これで良いと思っていた)

「貴族などに権力を奪われるなど……」
「そういえば、疎まれし王弟……だったか」
「富がそこにあれば確かにな、もはや元の国がどうだったかも残るまいよ」

(貴族であってもレギンからすれば下賤なのか吐き捨てる様に言って)
(元々のレナの立場を思い出した様にぽつりと口にする)
(富があれば闘争が生まれるのは必然だと言って、故国は痕跡も残らないと語る)

「封印した者が別人なら何とかなるのだろうがな」
「早世したのだったか、魂は若い姿のままであろう、現れて欲しいものだな」

(老師が封印したのでなければ容易に解除出来ただろうと言って)
(レナの母親について早死にしたので魂は若い姿だと指摘し、やや笑ったようでもあった)


向こうの目的はそうでしょうね。
行って何が出来るかと言うと、実際特に無いわよね。
でも、悪夢を見せられているのは確か……関連あるんでしょう?
助け出せるかは別にして見に行くことに悪夢解除の賭けをする、というのは無い事も無いわね。
貴女が衰弱すれば、何らかの手法で干渉出来るのかも知れないし。

(当然そうだろうと言ったが、悪夢と関連あるというのも気がかりで、そうだろう?と問い掛ける)
(そちらを解除する為の賭けならアリかも知れないと言って、今のまま衰弱すると夢から引きずり込まれ拉致できる可能性もあると言った)


841 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/29(木) 01:24:22
>>840
【すみません、少し早いのですが眠気が強くなってきていて凍結をお願いします】
【次回は連休中はいつでも大丈夫です】


842 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/29(木) 01:29:52
>>841
【凍結了解しました】
【次回ですが、金曜日の22:30からよろしくお願いします】


843 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/29(木) 01:35:05
>>842
【ありがとうございます】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です。こちらこそよろしくお願いします】
【また伝言板スレで待ち合わせましょう】
【お疲れ様でした。今夜も楽しかったです】
【お先に失礼します。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


844 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/29(木) 01:38:18
>>843
【ではまた金曜日によろしくお願いします】
【お疲れさまでした、私も楽しかったです】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


845 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/30(金) 22:26:52
【ロールの再開にスレをお借りしておきます】


846 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/30(金) 22:32:56
【スレをお借りします】


847 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/04/30(金) 22:34:34
>>840

はい、気をつけることにします。

(真剣な顔で頷くレナに、マーサもどこまで理解しているか分からないと思ったものの小さく頷いて微笑む)
(レナが拉致された時にレナを良く思っていない娼婦の一部から)
(「世間知らずだから誑かされて、担当でない侍女を抱き込んで足抜けした」)
(との噂も一瞬だが流れたこともあったことは、ソフィアもライラも伝えておらず本人は知らなかった)


長い歴史の中には政に興味のない王も何人もいましたから、そうすれば宰相が代わりに政を司るは常ですから。
何度もそういう事が有る度に宰相を務めた貴族やその一族が力を持ってというのも、残念ながら良くあることです。
ええ、父上はそうでした。理不尽な話しですけれどね。
民が幸せであれば、国など大したことではありません。

(国が平和になり政が安定すれば、面倒なことよりも自分の嗜好を優先させる王が出てくるのはどこの国にも有ることで)
(一代で終われば良いが、何代も続き王が政に興味を持たなければ、政を請け負った貴族が力を持ち)
(王家が飾りに祭り上げられることもよくある話であり、政を取り戻そうとする王が現れてた時には既に手遅れになっており)
(祖国もそういうことが何度もあり、王が力を失ったことを残念には思っていたが)
(今更回顧して悔やんでもレナにはどうか出来る訳でなく、完全に諦めていた)
(父上も好きで疎まれたわけではなく、兄より能力と容姿が優れ愛国心から国を立て直したいと思っていただけであることはレナもよく知っていた)
(国が失われても、今の世話になっている国の支配下で民が自由に商売が出来き富むのであれば、それはそれで好ましいと思っていた)

やはりそうでしたか。
亡くなったのはまだ20代半ばだった筈です。
魂が……、安らかに眠っていてくれれば構いません。

(大后さまやゼノビアさまの話を聞いていれば、老師の魔導の実力がかなりなものであることは理解していて)
(封印したのが他の人であれば、もっと簡単だったのだろうかと考えてた)
(流行り病とは云えあまりにも若過ぎると思ったが、もうレナの中では過去のことであり)
(魂にも年齢が関係あるのかと思っていたが、レギンの意図が掴みきれず安らかであればいいと願っていた)


ええ、確かに今のわたくしには何かを出来る訳ではありませんから。
そこが考えどころなのです。
罠と分かっていて悪夢を解消するために行くか、このまま毎晩悪夢を見せられて消耗して心を引き込まれるか……。
わたくしにもどうしたら良いのか思いつかなくて。

(悪夢と関連があるのは確実に思っていて肯定して頷き、誘いに乗ったところで強い魔法を使えないのであれば)
(ソフィアを助け出すことが出来ないのは自明で、悪夢を見なくするために誘いに乗っても良い結果が得られるとは思えず)
(かと言ってこのまま衰弱することも良くないのは当然で、本当にどうしたら良いのか迷っていて)
(護衛が付いて来てくれるのであれば、もしかしたら誘いに乗るても有りかもしれないと思っていた)

【今夜もよろしくお願いします】


848 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/04/30(金) 23:28:33
>>847
ええ、そうしなさいな。

(本質的に理解するには時間は掛かるだろうが、今はそれで良いと考えていた)
(レナが浮世離れしているのは少し接するとわかるレベルなので、まだまだそれは遠いと思っていた)


「愚かな、王が政から離れれば権威は失われる」
「……民は王が指導するから幸せになれるのだ」
「それを放棄すれば滅ぶのは当然か」

(宰相などが力を持つ事を愚かと一蹴し、民の幸せは偉大な王によってもたらされると言い切る)
(そうしなかった国が亡ぶのは当然だと言って、国滅んでも民が幸せならという言葉を否定した)

「人生の最後に施した渾身の術式だろうな」
「ふむ、一番良い時だったろうに……」
「ふふふふ、そうだな」

(老師という人物にはさしものレギンも一目置いているのか、それだけの術だと言って)
(レナの母親が亡くなった年齢が良い時だと言いながらも残念そうではなく)
(魂の下りは意味深に笑っていた)


ここの守りは固いはず、それなのに夢に入り込んでいる……。
恐らくはレナがソフィアを求める心を利用していると推測出来るわ。
そうであれば、じり貧だし、いずれは負けるとすれば賭けに出るのもひとつね。
といっても護りは私が付く程度だけど……もしもがあった時、最低限死なずに済むと言う意味でね。

(魔法防御も強いはずでだからこそ直接的な行動に出ずに絡め手なのだろうと言って)
(それはレナの心に差し込んだ楔を利用しているのだろうから、少なくとも様子でも見れば幾分解消されるはずで)
(そうなればそうそう入り込めないという見立てをする、ただし賭けなのも確かで)
(行くなら自分しか付けない方が良いと言った)


【こちらこそ宜しくお願いします】


849 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/01(土) 00:24:40
>>848

確かに権威が失われて愚かな行為なのかもしれませんけれど、当時はそれで成り立つほど平和だったと言うことなのでしょう。
王が指導ですか? 
民想いの優れた王なら良いですけれど、歴史を辿ればそうでない王が多かったと思いますけれど。

(王が政に興味を失い趣味に走り、臣下をコントロールしなくなることは困ったことだが)
(何百年かはそれで国の平和が保ってきていて、それはそれで良いと思っていて苦笑を浮かべて)
(本が好きで過去の色々な王の伝記を読んでいて、大概の王は民を虐げるほうが圧倒的に多く)
(それで民が幸せになれるとは思わなかったが、価値観の違いできっと分かり合えないだろうと思っていた)

人生の最後って、老師さまが亡くなったのご存知なのですか?
そうでしょうね。母上も色々と心残りはあったと思います。

(渾身の術式には異論がなかったが、確かに高齢で亡くなっていても可笑しくはなかったが)
(もう一度逢いたいと思っていて、確実に亡くなった証拠があるのかと尋ねる)
(確かに美しく成熟した年頃で、自分の育児の他にもまだやりたいと思うことあった筈で)
(長生きをしてくれたらと想わないこともないが、今はただ安らかにと思っていて)
(意味深なレギンの笑みには不快な表情を隠せずにいた)


夢に入り込んでくる方法が分からないので不気味なのですけれどね。
確かにソフィアさんとわたくしの心の繋がりを利用しているのかもしれませんし、もしかしたらゼノビアさまが渡してくれた魔法石を介して干渉しているのかもしれません。
このまま消耗し切るのを待っていても仕方有りませんし、確かに動くのも手だとは思います。
ただそれは許可が下りればですけれど。
ジゼルさまが付いて来て下さるだけでも安心できます。

(直接的な魔法で仕掛けられるなら、そうして自分を拉致しているだろうと感じていて)
(その手に出てこないのは防御の堅さであることには異論はなかったが、夢への干渉手段はどうしているのか分からず)
(もしかしたらゼノビアを協力させられたことがあると言っていたので、ゼノビアが使う魔法の波動は知っている筈で)
(魔法石を媒介にしているのかもと可能性の一つとして疑っていた)
(ジゼルの指摘通りではあるが、それはジュリア将軍なりダグラスさまの許可が必要と思っていた)
(ジゼルが同行してくれるなら、魔法以外の攻撃にはあまり気を遣わなくて済むはずで頼もしく笑みを浮かべる)

『私も同行してはいけませんでしょうか?』

(話を聞いていたマーサも前後でレナを挟んで護衛するために、ジゼルに同行を申し出て答えを待つ)


では、参りましょうか。

(なんとか許可が出て、動きやすい格好に着替えて外に出るが、顔を出していると目立つためフードを被り早足で歩き出したが)
(誰かに監視されているような視線を感じて一度足を止める)


850 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/01(土) 01:21:30
>>849
「ふん、それで後に身動きとれぬのだから始末に負えん」
「そうだ、民が幸せだと感じれば良いだけの話だ」

(突き放す様に言って、平和については禍根の種だったと切って捨て)
(民が幸せに感じれば良い、という表現はレナのそれとはまるで違うもののようだった)

「国を出た時は高齢だった、もう死んでいてもおかしくはない」
「況して、如何に遣い手といえど老人が使って良い様な封印術では無い」
「心残りがあれば現世に現れる事もあるだろう、それは果たされるだろうな」

(死んでいてもおかしくない年齢である上に、易々と手が出せない様な封印術を行った事を合わせると)
(その消耗だけでも死んでいておかしくはないと言い切った)
(心残りがあるなら、それは残した子の事だろうが、故に見えればレギンの手中に収めるつもりでいる様子だった)


当然何かの術でしょうが、レナにだけ干渉しているなら狙いを定めていると見るべきね。
私は着いていくわ、取り敢えず許可を取るしか無いのだけれど。

(ライラ付きの従者からかなり軍人寄りの思考になっているらしく、乗り込む気はかなりある様子で)
(ただ、冷静さはしっかりとあり、引き際が肝心だと考えていた)

良いけれど、何かあったら一目散に逃げて報告する役目よ。

(マーサにはあらかじめ、報告を全力で行う役だと言っておき、有事に備える体制を作っておく)
(逃げきれなくても帰らなければ有事発生は伝わるだろうが、少なくとも殺されはしないという読みもあった)

ええ……どうしたの?

(立ち止まったレナに怪訝な視線を向けて問い掛ける)
(違和感や危機が迫ったと判断すればすぐに戻るつもりだった)


851 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/01(土) 02:13:47
>>850

神ではないのですから、子孫がどうなるかなど分からないのですから。
……ええ、本当に民が幸せならですけれど…………。

(政をせず趣味に走った最初の王や、それで上手く国が運営されているのを知った子孫がもっと後のことを知る由はなく)
(一度しか無い人生を好きなことに費やしただけで、神でない以上何代も後の王のことが分かる筈は無いと言い切る)
(民が幸せを感じれば良いことには違いないが、ニュアンスの違いに気づき眉を顰める)

確かに高齢でしたし、封印の堅さは掛けられているわたくしが一番わかります。
ただ、だからと言って死んだと断じるのは早計だと思います。
……確かにそうかもしれませんが、現れて欲しくはありません。

(優しく穏やかながら皺の深い顔を思い出しながら、封印術の堅牢さは一番実感していて)
(かなりの集中力と体力を必要としたことは分かるが、きっと体力を回復する術を知っている筈だと思っていた)
(自分を見守っていて欲しいのは山々だが、霊の形で姿を表しレギンの手に落ちるのだけは見たくなかった)


ええ、おそらくわたしくを手中に収めるのが目的なのでしょう。
はい、よろしくお願い致します。

(潜在的な魔力の強い自分を手に入れ子を成さしめるか、封印を開放して操り人形としてなにかさせる気なのか)
(どちらにしても碌な事は考えていないだろうと断じた)
(付いて来てくれる事に頼もしさを感じて、あとは成り行きに任せる気だった)

『はい、承知いたしました。出来ることはあまり有りませんが、全力を尽くします』

(逃げることには少々抵抗を感じたものの、それも役目だと割り切り頷き)
(有事の際はなるべく捕まらずに伝令ができたら良いと思っていた)


……ジゼルさまとマーサさんは感じませんか?
館を出た時から誰かがわたくしを監視している視線というか、気配と言ったら良いのでしょうか?
それをずっと感じるのです。
でも、先を急ぎましょう。

(ジゼルやマーサに問うが、マーサが横に首をふるのを見て感じているのは自分だけなら魔法的な何かと感じて)
(説明しようとするが上手い表現が見つからず、なにか心がザラザラと不快な気分を味わっていた)
(ここで怯んでも仕方ないと思い直し、再びメモに書かれていた本日何かが開かれている筈の娼館へと歩き出した)

【遅いですし、ここで凍結にしましょうか】


852 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/01(土) 02:17:05
>>851
【ええ、凍結をしましょう】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


853 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/01(土) 02:19:24
>>852
【ありがとうございます。では、今夜はここまでに】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です】
【いつもの通り伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れ様でした】


854 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/01(土) 02:26:59
>>853
【こちらこそありがとうございます。ではまた土曜日に】
【それではお疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


855 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/01(土) 02:30:45
>>854
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


856 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/01(土) 22:29:10
【ロールの再開にスレをお借りします】


857 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/01(土) 22:34:05
>>851
「神ならぬからこそ、己でやらなければ人任せの誹りは免れまい」
「くくく、民なるものを知るのは足らざる者だけよ」
「人の悪意、人の欲こそがその神髄……くくっ」

(神でないなら余計に自分でやるのが正道だろうと言い切ると)
(民の悪意と欲を利用するのだと意味深に笑った)

「ふん、生きていると?」
「或いは生きておるかも知れぬが、そうであるならば寧ろ色々探る余地が生まれるな」
「確かに人は生に執着するが、己の意を優先して出奔した男がまだ生きているとすれば何か目的があるはずだからな」
「……くくっ、そうか、そちらは今は置いておこうか」

(生きている、と言い切るレナに希望的観測を別にしても何かあるのかと思ったらしく)
(その意図や目的にかなりの興味を持った様で、レナの母親については後回しと言い切る程だった)


あまり気負わない様に。
護衛はするけど、いざとなれば逃げるのが一番と心得て。
あと、マーサも後ろを気にせずに兎に角息が切れるまで走る様に。

(ふたりを見ながら、気を張り過ぎず、事が起きればすぐ行動と印象付ける様に話した)

誰かが監視?気配?
いえ、先を急ぐのは駄目よ、ゆっくりと普通に歩きなさい。
そして、道はこちらの大通りから行くわよ。

(すっと目を瞑ると何かの気配を探った様だが、それについての感想は何も言わず)
(先を急ぐレナに焦らずに普通を心掛ける様に強めに言うと大通りから行くと宣言する)
(それは何かあった際にマーサが逃げられる様にする逃走経路を想定したものだった)


>>856
【それでは今夜も宜しくお願いします】


858 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/01(土) 23:13:29
>>857

言われる通りなのかもかもしれません。
ただ、王家に生まれたからといって、誰もが人の上に立つのに向いている訳では有りませんし、権力志向な訳でもありませんから。
わたくしは人の善意や優しさを信じたいと思います。

(レギンの言うことは正論なのかも知れないと思いながらも、王の後継者にその才が有るとは限らず)
(そうした場合には往々にして政から逃げ勝ちになったりすることもあり、人の弱さにも目を向けていて)
(話が噛み合わないことに表情を曇らせつつ、民の性善説を信じたいと心から思っていた)

それは分かりません。生きていて下されば嬉しいですけれど。
老師さまは探られたいとも思って居られないでしょうし、きっと世捨て人のような穏やかな生活を楽しまれていることでしょう。
もし、母上の魂にも手を出す気なら、わたくしは絶対に許しませんから。

(生きていれば何かしら接触がありそうなもので、それがない以上亡くなった可能性も高いと思ったが)
(魔導にも人の世の争い事にも関わるのに飽きて、今頃は人のあまり住まない僻地で余生を楽しんでいるのではないかとも思っていた)
(母上の魂にも並々ならぬ関心がありそうなのに警戒感を抱いて、無駄だと思いつつも警告だけは出しておく)


はい、承知いたしました。
ここは敵地の真っ只中ですから。

(気負わないようにとの言葉に頷きながらも、何かソフィアに関する情報が得られるかもと)
(誰が見ても分かるほどレナの肩には力が入っていて)

『後ろを気にせずとは、もしレナ様が遅れてもそのまま走れと…………』

(マーサも小さく頷いていたが、息が切れるまで走り切ればきっとレナを見捨てることになり)
(侍女兼護衛としてどうしたものかと思っていた)

感じませんか? もしジゼルさまに感じられないのであれば、魔力的なものなのかも知れません。
急ぐのは駄目ですか?
分かりましたけれど、少し目立ってやいませんか?

(ジゼルが気配を探っていて分かったのかどうか分からず、首を傾げながら見つめて)
(もし感じていないのであれば、自分が感じている物は魔力を介したものだろうと言い切って)
(ゆっくりと大通りを歩くことは受け入れたものの、フードを被り女性に二人に護られている自分に注目が集まっているのを感じて)
(確かに多くの人目があり拉致の可能性は減るが、逆に前のような人攫いを引き寄せてしまうのではと思っていた)

【こちらこそ、今夜もよろしくお願いします】


859 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/02(日) 00:03:38
>>858
「ふふふ、だからこそ王の教育というものがあるのだろう」
「好きなだけ信じれば良いだろう、いずれ裏切られても尚信じられるなら、な」

(王が自分の意向で動くのを笑い、責任感の無さを指弾する)
(レギンが持つ魔法王国の王族である傲慢さは裏返せばそれだけの研鑽があった事を示していた)
(しかし善意や優しさについては一蹴し、レナと真逆の人物ではあった)

「生きているかもと思わせるのはお前の個人的な感傷か、それとも予感か」
「そこは今のところ不明だからな、何分有用であるが為に隠棲していたのだろうが」
「もし今も隠棲していたとして、その平穏は脅かされるしかあるまい」
「許さなければ、どうする?今はともかくご老体の方が重要だがな」

(技量だけで上り詰めた男への興味であり、その技量への興味であったが)
(何とかモノにしたいという欲求が相当強いらしく、確実に老師を捜索すると思われた)
(警告を笑い飛ばしながらも、今は優先度が下がったと言うとニヤリとした)


まだ肩に力が入っているわ、抜きなさい。
マーサ、その通りよ。
敵わぬ相手と戦ってレナと共に囚われるのは匹夫の勇に過ぎないわ。

(レナにはまだ堅いといって、力を再度抜く様に言って)
(マーサには見捨てても走って報告するのが最も助ける近道であり、一緒に戦って捕まるのは自己満足だと断じた)

……感じ、ないわね。
疲労や心労もある場合もあるから、魔力と言い切るのはどうかしらね。
ともかく、ゆっくり目に歩くつもりで普通だから。
目立つのは構わないわ、この街はそれなりの治安だし、この道を通ってマーサは戻るのだから。

(感じないが、レナ自身が神経過敏になっている可能性も指摘し、常に敵を意識すべきだが)
(全てを関連付ける必要は無いと言って、またゆっくり目で移動しても実際普通の動きであって)
(注目を浴びているのは一行の雰囲気というよりはむしろぎこちない動きの方だった)

着いたわね、さて……と。
マーサはあの向かいにある店に入って、窓際の席から外を見ていなさい、飲み物くらいは頼んで、ね。
これを持っておいて、何かあれば私の方にあるこれを潰すわ、そうするとマーサの持つ方は振動を伝える。
即座に戻って報告する合図と思って。
じゃ、私たちは入るわよ、一応言っておくけど女性が嬲られるのを見るのが好き、という設定だからね。

(大通りから入ると二回ほど曲がると目的の店に到着する)
(今回は特に大きな呼び込みも無い様子で、向かいにある飲食店にマーサは待機する様に言うと)
(くるみの実に似たものを渡す、この実がなる樹木と対応する樹木の実が割れると振動する性質のもので)
(細かい説明をしないのはこれを知るのは極わずかだという代物だったからであった)


860 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/02(日) 00:57:14
>>859

それはそうですけれど、教育をしたところで性格的に向かない人物は居るものですよ。
言われなくとも、そうするつもりです。たとえお人好しと呼ばれようとも。

(教育や研鑽でなんとかならない人物、伯父や王にはならなかったが従兄の王太子がいい例だと思ったが)
(きっと魔法王国と祖国ではシステムも違うのだろうと感じていた)
(レギンの態度に毅然として言い切り、裏切られても信じたいと思っていた)

それは、わたくしにもどちらなのかは分かりません。
そう願う気持ちと、実際は気づかぬまま何かを感じているのかもしれませんし。
そう簡単に貴方に老師さまが見つかるとは思えませんけれど……。
それは考えておきます。

(感傷なのか、それとも自分では気づいていない封印されている魔力が何かを感じているのか自分でも分からず困惑して)
(それでも、なぜか揺るぎなくまだどこかで生きている気がするものの、星読みが出来る老師さまのこと)
(自分に迫る危険も分かるはずであり、次元をも越えられると誂われたと思った事が本当ならレギンが捕らえるのは無理だと信じていた)
(警告はしたものの、魔力を奪えるわけでも、今の力で相手を害することが出来る筈もなく)
(エレノアの時と同じで大后さまが興味を持ってくれて、何とかしてくれればと虫の良いことを考えていた)

あっ、はい。そうします。スー、ハーッ、スー、ハァーッ。
マーサさん、ジゼルさまの言われる通りにして下さい。

(指摘を受けたことに苦笑を浮かべて、殊更少し大袈裟に深呼吸をして気持ちを落ち着かせる)

『甚だ不本意ではありますがそうさせて頂きます』

(やはり納得は行かないものの、レナにも言われた以上、侍女として従わない訳には行かず)
(珍しく仏頂面をしてその通りにすると宣言する)

そうかもしれませんね。
ここのところ寝不足ですし、僅かな気配に反応してしまっているのかも知れません。
わかりました。

(とは言ったものの、レギンなのか誰なのか分からない程度ではあったが、確実に微かな魔力の気配を感じていて)
(もしかすると、自分たちの位置を味方の誰かが把握しようとしているのかもとも思っていた)
(レナの歩みはどうしても気が急いて早めになっていて、指摘に心してゆっくり歩くようにしてもしばらくすると戻りかけて)
(マーサにも指摘されつつ、フードを取ったらと思ったが、目立ち過ぎてもと思いフードは脱がないまま歩を進めた)

『承知致しました。いってらっしゃいませ、お気をつけて下さい』

(ジゼルに言われて実を受け取り、向かいの飲食店へと入ってすぐに窓際の席を取ると飲み物の軽い食べ物を注文する)

はい。この前、クレイトン卿といらした時もそんな光景を見ていたのですか?

(慣れて居ないので、フードを被ったままジゼルの後に次いで目的の店へと入ると)
(僅かに緊張しながら、店の中の雰囲気と先程まで感じていた感覚がまだ着いて来ているか探ろうとするが)
(今いる宿舎と同じような作りで魔力を遮断するのか、感じることが出来なくなっていて小さく首を傾げた)


861 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/02(日) 01:44:07
>>860
「……ふん、生温い事だ」
「人の闇に触れてからもそう言い続けておれば良いわ」

(レギンからすれば身内を必死に庇っている様に見え、笑いながらそう言うと)
(予言めいた言葉を投げつけていた)

「見つけられるかどうか、やってみなくてはわかるまい」
「そうだ、生き死には問題では無いのだからな」

(生死を問わず、その知識を吸い上げるなら亡骸も利用するかの様な言葉を口にしつつ)
(考えておくとの言葉に含み笑いを浮かべると消えて行った)


そうしないと目立ってしょうがないわ。
不本意だろうが、そうしてくれると助かるわ。

(レナについては取り敢えず意図は通じたし、マーサも取り敢えずは従ってくれる事になり、ホッとする)
(今回は特に自分も囚われるところまで想定している為、マーサが肝だった)

きっと、そう。
なんて言い切れないけど、そのくらいの気持ちでいないと飲み込まれるわよ。

(レナの感覚を蔑ろにするというよりはもっと肝を太くしておかないと持たないと考えていて)
(移動もようやく普通に戻ると次第に他人の注目も減っていった)

ええ、行ってくるわ。
……まぁ、ね、そもそもそういう所のはずでしょう?

(マーサに行く事を告げると店内に入って、ボーイが席に案内する)
(ショーを見せながら酒を飲んだり、女性を侍らせたりという店になっていて)
(案内された席から舞台は遠いが、良く見える位置になっていた)

さて、と……。

(席に座るとおしぼりなどが出されて、取り敢えず何か注文すべきか、それとも)
(ソフィアを指名できるのかどうか、と考えているとひとりの女性がやってくるとレナの隣に座って)

『いらっしゃいませ、当店は初めてですか?』

(探りなどではなさそうな雰囲気でそう問い掛ける)
(品の無い娼婦の様な格好だが、立振る舞いは下品ではなかった)


862 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/02(日) 02:31:22
>>861

生温いですか?
貴方とわたくしでは育った国も違い、価値観も違うのですから仕方ないですね。
闇ですか……、心に留め置きましょう。

(流石に不快な表情がまた浮かび隠せず、レギンと言葉を重ねても分かり合えないと察して諦めの表情を浮かべる)
(いずれ闇に触れさせるつもりなのだろうかと物思いに耽るが、反論してもまた鼻で笑われそうで余裕がある振りをする)

そうですね。ご自由に。

(人を使って探させれば、それだけお金が動くだけ良いかと思いながら)
(きっと生死は別にして、老師さまをレギンが見つけることは出来ないだろうと予想していて)
(レギンが消えると、何か疲れがどっと出た気がして小さいながら深い嘆息を漏らした)


では、なるべく目立たぬようにします。

(別に何かを企んでいる訳では無かったが、悪戯な笑みを浮かべるとどこか愉しげに有るき出す)

『敵わぬ相手と戦うのは愚の骨頂です。
 私が走ることでレナ様をお助け出来る確率が少しでも増すのであれば、異存はありません』

(飽くまでレナの侍女としての立場を崩さず、自分の振る舞いがレナの役に立つのであればそうすると断言する)

はい、分かりました。

(クスッと微笑むと声を出さずに何かを口の中で唱えると、レナから僅かに魔力が発せられて)
(監視の魔力がどこから来てるか探ろうとしたが、結局分からず諦めて手している小さな地図と風景を確かめながら進んで行った)

マーサさん、行ってきますね。
もし、美味しいものがあったら、わたくしの分もお願いしますね。
ええ、そうですけれど、やはり少し落ち着かないですね。

(マーサに手を振り、テイクアウトで持ち帰るようにお願いすれば、マーサもクスッと笑みを浮かべて一礼して送り出した)
(案内された席につくと、お酒を取る気はなく、かと言って他の客のように女性を侍らせるのも変な気がして)
(舞台を気にしながら、目の前のメニューを見てお茶かフレッシュジュースが無いかをじっと見ていた)

何か頼んだ方が良いですよね?
ただ、お酒は飲んだことがなくて、もし動けなくなっても困りますし……。

(以前、娼館で取ったお客にお酒を勧めていたら相手が飲み過ぎ、レナも酒臭いキスだけで酔ってしまって)
(結局何もせず二人して朝まで酔いつぶれていたことがあり、本心でどうしようか迷っていた)

あっ、はい、初めてです。
噂に聞いて興味を覚えたので……。

(自分の隣に女性が極自然に座ったのに少し驚きながら、探りでは無さそうなのは察して)
(少し頬を上気させて真面目に答えてしまっていた)

【遅いですし、今夜はここまでで凍結にしましょう】
【次回はいつが良いですか?】


863 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/02(日) 02:35:37
>>862
【凍結了解しました】
【次回ですが、5/2〜5はどれも可能です】


864 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/02(日) 02:38:22
>>863
【ありがとうございます。今夜はここまでにしましょう】
【次回は5/2のいつもの時間、22:30からでお願いできますか?】


865 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/02(日) 02:40:51
>>864
【こちらこそありがとうございます】
【では5/2の22:30にまたよろしくお願いします】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


866 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/02(日) 02:42:22
>>865
【また今夜の22:30に伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れ様でした。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


867 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/02(日) 22:27:42
【ロールの再開にスレをお借りします】


868 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/02(日) 22:34:16
【スレをお借りします】

>>862
別にお酒を飲まないといけないって訳じゃないから気にしなくて良いわよ。
殿方でも飲めない人はいますからね。

(迷っている風のレナに酒を飲む必要は無いと伝え、男性でも飲めない人はいると言って)
(それこそ冷たい水でも良いのだが、それっぽいものにするかどうかは少し考えた)

「噂、ですか?どういった噂なのか気になりますね」
「取り敢えず、何かお飲み物は如何でしょう?」

(微笑みを浮かべながら噂とは?と軽く首を傾げてみせるが)
(聞きたいという訳でもないのか飲み物のオーダーを問い掛けて)
(メニューの冊子を開いて、ソフトドリンクの所を指さして)

「南国フルーツをすり下ろした飲み物がおススメではありますが……」
「お茶などもありますよ、銘柄は私たちも良く知らないのでこだわりがあるなら避けた方が良いと思います」

(ごくごく普通の接客はそういう店である事を忘れさせる程に自然で)
(彼女がこうした仕事に慣れている事を示唆していた)

えっと、それでは取り敢えずおススメのドリンクを二つ頂けますか?

(多分レナに任せると徒に時間を食うと思ったのか、ジゼルはおススメを頼んでいく)
(席に着いた女性がボーイを呼ぶとオーダーを通して、ボーイはテキパキと運んで来た)

「この店では取り敢えず席料としてオーダーは必ず通してもらう様になっているの」
「後、追加分は加算されるから懐具合と相談して頼めば飲食については大丈夫かしら」
「価格もメニューに載っているものがそのまま適用されるしね」
「さて、この店に興味を持ってきたけど、あまりよく知らないと言う感じね」
「どういうお店か説明は必要かしら?」

(飲み物が揃ったのを見て、料金システムを簡単に話していくと)
(この店がどういう店か知っているか、説明をしようかとレナに問い掛けた)


>>867
【それでは今夜も宜しくお願いします】


869 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/02(日) 23:13:48
>>868

そうなのですか? それなら良いのですけれど……。
確かにそういう方はいますね。

(主に大人の男性向けのショーを見せる店であれば、きっとお酒を頼んだ方が良いのだと信じ込んでいて)
(気にしなくて良いと言われて拍子抜けしつつも、安堵の表情を見せる)
(レナが今までに取った客の中にも、若さまだけでなくその後も未成年の筆下ろし目的の若き貴族がいて)
(緊張を解すために軽く一杯お酒を飲むこともあったが、お茶で喉を潤すことも多かったのを思い出していった)


あのっ、それは……なんて…………えっ?
飲み物? えっと……そうですね……。

(流石に身の回りの警護をしている男性から聞いたとも云えず、この街に来る時に一緒になった男性から)
(たまたま面白いショーを見せる店があると聞いたと説明を考えるが、相手は話の取っ掛かり使っただけで)
(既に飲み物の話に移っていて、メニューに視線を移すが思った以上に種類があり迷い始める)

銘柄の分からないお茶ですか……。それなら別の物の方が良いかも……。
お勧めの物に入っているフルーツは一種類だけですか?

(お茶に関してはレナはかなり精通していて、娼館に居る時は紅茶、ハーブティー問わず)
(時々の初摘みを揃えたりするほどで、銘柄が分からないのは正直あまり食指が伸びず)
(メーニューに色々あるソフトドリンクへと興味は移り、入っているフルーツの種類とか味を聞いたりしていて)
(すっかり本来の目的からは少しずつずれ始めていた)

ありがとうございます。それも良いかなと思っていて……。

(ジゼルが注文を出したことにハッとして、笑みを浮かべて礼を述べて)
(本当にそれにしようか、別のミックスした物にしようかで迷っていた)

これは席料ということですね。
へぇーっ、飲食しながらショーを楽しむお客様もいるのですか。
はい、興味はあるのですけれど、何分初めてなもので。
もし、お時間があるのならよろしくお願いします。

(すぐに運ばれてきた如何にも南国のフルーツを使った飲み物らしい色や匂いを楽しみながら)
(すぐには口をつけず、店のオーダー出しの説明を聞きながら、何度か相槌を打ったりしながら)
(説明してくれるという言葉に、何か参考になればと思い説明をお願いする)
(ただ、ショーが始まるのを見逃さないように、何度かチラチラと舞台へと視線を走らせていた)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


870 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/02(日) 23:45:55
>>869
飲んだ方が楽しめるのでしょうけどね。
下戸は体質の問題だし、飲酒必須という店ではないし、ここ。

(あくまで一般論として、と言いながら下戸は仕方ないし)
(この店は酒を売るのが目的では無いと遠回しに言った)

「フルーツは柑橘類やパパイヤ、マンゴーといったもの、葡萄もございます」
「そういったものをブレンドしたものや、単品でも楽しめますよ」

(可愛らしい相手、といった風ににこやかに対応しながら説明していく)
(本来接客業のレナが同業者のペースになっていた)

こういうのはシンプルなのが美味しいのよ。
まぁ、冒険をしていないという事でもあるけれど。

(取り敢えず場の話に合わせながらも、慣れた動きで自然に隣に座った相手への警戒は解いていない様子だった)

「では、この店の特色から言うと私も含めて女性スタッフは全員性奴隷の身分です」
「性奴隷とは文字通り、奴隷階級ですが、その中でも性奉仕に特化したものです」
「特化というと聞こえはいいですが、実際のところは性交くらいしか出来ない訳です」
「最下層の奴隷と呼ばれるのもそういうところから来ているのです」
「そして、店に来る人の多くは席に着いた私たちを抱くのを目的とされます」

(自分たちの立場を説明し、抱かれるのが基本になると言って嫣然と笑みを浮かべる)
(性奴隷という事は性的な事を拒めない訳で、普通の店ならお断りになるケースもここなら気ままに抱ける)
(そういうお店だと話すが、そこに悲壮感などはなく、ごく自然に説明していた)

「ステージが気になりますか?」
「今日は少し遅れ気味な様です、ステージが目当てだったなら少し待ってもらう必要がありますね」
「見ものですよ、あまり見られないので」

(元よりステージが目的でしょう?という感じで笑うが、今日は準備が少し遅れているらしく)
(それを説明しつつ、今日はなかなかの見ものだと言った)


871 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/03(月) 00:27:51
>>870

きっと、そうなのでしょうね。
下戸ではないとは思うのですが、まだ飲み慣れていないもので。
そうなのですか、では安心ですね。

(話に頷きながら、お酒を勧めるのは仕事柄慣れてきて入るものの、自分で飲むのは習慣がなく)
(たまに勧められて口にはするものの、まだお酒の美味しさが分からずにいた)
(お酒を売るのが目的でないと聞き、安心した表情を見せる)

パパイヤやマンゴーは飲み物にしなくて、生のまま食べても美味しいですよね。
葡萄も大好きですけど……。
色々と試してみる楽しみがありそうですね。

(説明を聞きながら南国のフルーツはそのまま食べるのも好きで、生でも頼めるのだろうかとメニューに視線を落として)
(雰囲気に飲まれ相手のペースになっていることにも、あまり気を使っていなかった)

素材の味を楽しむには確かにシンプルな方が美味しいかも知れませんね。
いろいろと混ぜて貰うのも面白そうですけれど。

(確かにシンプルな単品ジュースの方が素材の味や鮮度が分かる側面もあり、それも有りだと頷くが)
(もともと好奇心が強い方なので、色々と混ぜて見る方にも美味しいかどうかは別にして興味を惹かれていた)

性奴隷の身分? 確かにそうですよね。
最下層……なのですか?
男性であれば抱くことも出来るのでしょうけれど、歩合制なら貧乏くじを引かせてしまいましたね。

(あまり性奴隷という感じもさせていなかったので驚きの表情を浮かべて)
(奴隷は別としても性が付く以上、それに特化しているのは理解できたが)
(客あしらいも慣れていて、娼婦である自分とそんなに違いないかなとも思っていて)
(最下層と聞くと少しだけ表情を曇らせ、嫌な相手を断る事も出来なくはない自分との違いを目の当たりにして)
(もし自分が男性のままであれば抱いても良いかなと思わせる女性ではあったが、さすがに女性を抱く趣味は持っておらず苦笑して)
(抱かれることで歩合制で取り分が増えるのなら、素直に申し訳ないと思っていた)

ええ、ここを紹介してくれた方が、ショーが見ものだと言っていたものですから。
それを楽しみに来ているので……そうですか。
では、もう少し待つことに致しましょう。

(ショーが遅れ気味と聞き、自分たちが来ているのが原因かなと思いつつも)
(相手の問い掛けに頷き、飲み物を口にしようかなとも思ったが、ジゼルが口にしていないのを見て取り敢えず止めておいて)
(相手をしてくれている女性もショーに出ることがあるのか、それともショーにでるのは決まった人だけなのか尋ねて、始まるまでの時間を潰す)


872 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/03(月) 01:21:07
>>871
強くないなら無理に飲む事はないけど、百薬の長とも言うから徐々に慣れれば?
私たちの店と根っこは同じ、という事。

(酒は徐々に慣れる程度で良いという認識で、無理に飲む必要は無いと言って)
(娼館とその根っこは同じだと声を潜めて伝えた)

「ええ、ですが、そのままお出しするのでは芸がありませんから」
「組み合わせは自由ですが、おススメ出来ないのもありますよ」

(薄く笑いながら、こういう店でまんま出す事は無いと言って)
(自由に組み合わせても良いが、味がおかしくなったり、色合いが悪くなるものは薦めない事を告げる)

期待した味を期待通りに楽しむのが一番よ。
まぁ、何か思いついたら注文すれば良いわ。

(飲まれるところか、割と真剣に混ぜ方に悩んでいるのに少し呆れながら)
(頼みたかったら頼めば良いと、それくらいは自由だと言外に伝えた)

「ええ、奴隷も中には敗戦で囚われたものの一芸を認められる場合もあります」
「苦役もあったりはしますが、私たちはそれも出来ませんからね」
「歩合制ではありますが、初めてのお客様を接待するのも立派な歩合なのですよ」

(職人などでも奴隷はあるが、そう言う存在はある程度の敬意を持たれる訳で)
(苦役も出来ないし、唯一出来るのがセックスだけだと苦笑しながら言うと)
(歩合制だが、一見を接待するのも十分歩合なのだと笑った)

「なるほど、ここのショーに私たちは出ないのです」
「性奴隷の下の奴隷がやる事になっていますが、今日はその中でも一番人気です」
「特に今日やる内容はなかなかお目に掛かれないので運が良いですね」

(店の女性は出ないが、奴隷の奴隷という立場の人々が出ていて、今日は一番人気だと言って)
(内容も滅多に見られないものが今日は見られるのだと言って、微笑んだ)


873 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/03(月) 01:27:37
>>872
【すみませんが、眠気が強くなってきていて寝落ちしてもご迷惑を掛けるので、ここで凍結をお願いします】
【直近では3日の22:30から可能です】


874 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/03(月) 01:29:12
>>873
【凍結了解しました】
【次回、5/3の22:30からで大丈夫です】


875 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/03(月) 01:33:17
>>874
【ありがとうございます】
【では、3日の22:30にまた伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした】
【今夜はお先に失礼します。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


876 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/03(月) 01:34:35
>>875
【では5/3の22:30からよろしくお願いします】
【お疲れ様でした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


877 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/03(月) 22:27:53
【ロールの再開に今夜もスレをお借りします】


878 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/03(月) 22:33:32
【スレをお借りします】


879 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/03(月) 22:34:35
>>872

それが良いかもしれませんね。
そのようですね。客層はかなり違うみたいですけれど。

(少しくらいなら飲めたほうが、勧めてくれた常連のお客さまとの関係もより良くなると感じていて、軽く程度なら良いかなとも思っていた)
(目立たない程度に周りを伺い、ジゼルっと同じ様に声を潜めて根っこは同じでも)
(当たり前だが高級娼館とでは、働いている女性も来ている客も質が違うと答える)

そうですよね。お店ですものね。普通の家庭とは違いますものね。
う〜ん、ですよね。美味しくても見た目の色が食欲を誘わなくなるのも嫌ですし。

(金持ちの家であれば客に対して財力を示す為に、却って珍しい果実を生で供したりすることは有るが)
(店であれば業種が何であれ飲み物や料理を出す以上、手抜きや料理に力を入れていない思われかねないと同意して)
(色味が合うと思っても実際に混ぜてみると、それぞれの持つ成分が反応して食欲を削ぐ色合いになることもあり)
(今までの体験を総動員して組み合わせを考えていた)

期待通りの味ですか。う〜ん…………。
そうすることにします。

(期待通りの味を楽しむのそれはそれで素晴らしいが、好奇心が頭を擡げていて呆れられていることに気づかずにいて)
(取り敢えず一杯目にも手を付けていないので、もし2杯目を頼むのであれば何かのミックスでと思っていた)

確かに何かに秀でた人が技を披露すれば、それが一芸になることもありますものね。
苦役ですか? どちらが良いのでしょうね。
それであれば安心です。

(祖国にいた頃、王宮で目隠しをされた居合抜きの達人が投げつけられた物が自分に当たる前に何個にも切り落としたり)
(リンゴを頭に載せた相方に当てないように、目隠しした名人がナイフを投げたりする芸を見ていてそういうものかなと想像しつつ)
(苦役は嫌だろうが、抱かれるのとどちらが良いのだろうかと少し考えるが)
(出来ることがないなら選択肢もないかと納得しつつ、接待も歩合の内ならと気持ちが軽くなり美しい笑みを見せる)

そうなのですか。性奴隷の奴隷が……。
ならば本当に運が良かったです。楽しみですね。
あっ、そろそろ始まりますかね。

(聞いていた話と同じで奴隷の奴隷がソフィアかと思うと切ない気持ちになるが、表情には見せないようにして)
(紙片を送って来ている以上、自分が動けばソフィアとライラを出演させるのだろうと思っていたがそれも口にも表情にもせず)
(ただ変わった嗜好を持つ女性客を演じて、本当に始まるのを楽しみにしている風を装って)
(舞台の幕が降ろされた裏側で人が動き幕が揺れるのを見て、そろそろ始まるのかと再び視線を舞台へと向ける)

【連夜になりますが、今夜もよろしくお願いします】


880 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/03(月) 23:31:00
>>879
ま、無理のない程度にだけどね。
たまに溺れる場合もあるから。
……それはそうでしょう。

(無理なく慣れれば良いし、溺れない様にと釘も刺して)
(客層は敢えて触れない方が良いと思いながら、漠然と返した)

「はい、ご理解頂けて幸いです」
「似た色同士ですと、そう色変わりは出ないと思いますよ」

(そもそもこういう店でこんな事に悩む客自体が珍しいのだが)
(付いた女性はまったく違和感を感じさせずに応対していた)

そうよ、せっかく頼むのだし、美味しく頂きたいでしょう?

(そう言いながら、これが同僚か部下なら見えないところで抓るだろうなと考えていた)
(なるほど世間知らずと聞いていたが、ここまでとは実際想定外ではあった)

「技もそうですし、例えば経理の様な数字に強い場合もありますし」
「何かあればそれで奉仕となりますが、肉体労働しか出来ないというのはそれだけで」
「男性なら苦役ですが、私たちは性を提供する、という事になるわけです」

(別に大道芸みたいな事ばかりでなく、経理など色んな分野で寄与出来ればそれで良いのだが)
(そうでなければ身体を使うしかなく、男性の肉体労働みたいなものだと説明していく)
(逆に言えば、性交に対してのハードルが低い事も意味していた)

「はい、正確には奴隷階級の下に置かれた奴隷で、更にその中で性奴隷という事ですわ」
「本来はそうならなくても良いのでしょうが、敢えてそうなっているのがそそるそうです」
「そうみたいですね」

(ステージ立つ人物の説明をしながら、人気の秘密も軽く明かしていく)
(始まりそうとの言葉を受けて、恐らくそうだろう、という答えはいつもと若干様子が違う様で)

『さて、本日も満員のお客様にステージをお見せする時間ですが』
『いつもはステージ上で喘いでもらうのを、今日は趣向を変えて、席を回ってもらう事になった!』
『来て欲しいと思ったら先に言っておいてくれ、先着6席まで、席ひとりにつき金貨50枚だ!!』

(ステージ上に上がった男が声を張り上げると今日のステージに上がる女性は席に侍らせると宣言する)
(抱かれる事も想定された時間配分なのか席数は少なく、価格は高めだったが、会場のボルテージは上がっていく)
(そこから、今日は誰が出て来るのか知られている事と、会場で抱かれる事から覗き見可能な感じだった)


【はい、こちらこそよろしくお願いします】


881 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/04(火) 00:24:30
>>880

無理をする気は全くありません。
伯父や従兄のようにはなりたくはありませんから。
ええ。

(伯父や従兄である王太子が女性だけでなく酒も好きで、みっともない体型をしていたので)
(溺れたり浴びるほど飲む気は最初からさらさらなく、仕事の一環として少し飲めたら更に会話が弾んだりして)
(お客さまもより喜んで頂いて貰えるだろうと思っただけだった)
(ジゼルの応えにこれ以上触れないほうが良いのを察して、ニッコリと笑みを浮かべて曖昧に返しておく)

その通りですね。
もしミックスジュースに変える時、入れる果実を指定する場合には参考にしますね
ありがとうございます。

(余計な話に付き合ってくれたことに笑みを浮かべて礼を言って、もしお代わりを頼む時はミックスにしようと思っていた)

ええ、それはもちろん。
でも、せっかくですから変わったものを頂きたいではありませんか。

(美味しいものであるのは当然だったが、それがいつも食したことのない好奇心も満たせるものならなら良いと言って微笑んで)
(ジゼルが同僚や部下なら抓りたいとか、想定以上に世間知らずと驚いているとは想像もしていなかった)

要するに何か人に誇れる一芸があれば、それで良いということなのですね。
男性のような苦役を出来る女性なんてほとんどいませんものね。

(あまり根堀葉掘りしても変に疑われると思い、きっと料理が上手いとか、裁縫が出来て服が作れるとかも入るのだろうなと考えつつ)
(男性がその屈強な体で奉仕するように、女性なら性を商売道具にするしか無いのを納得して頷く)

奴隷の下に居る奴隷の中でも、性奴隷として選ばれたということは最下層に近いということなのですね。
よりお客さまが喜ぶ演出と言う訳ですね。

(本来であればソフィアもライラも性交ではなく、一芸でも十分に寄与できるはずだが)
(レギンが敢えてそういう立場に貶して楽しんでいるのだろうと思うと、吐き気がする気分だったが)
(それは表情に出さず、より客に受けるための演出としてよく考えていると感心した風に頷く)

金貨50枚とは今日出演する人は大層人気があるのですね。

(金額の高さと敢えて煽る演出に、出演がライラとソフィアの筈と確信するが)
(こちらに来てからはほとんど屋敷に籠もっていて外出もしないので、そんな金貨など持って来ている筈もなく)
(正面にいるライラの顔を伺って、そうするかは彼女の判断に任せると口にせずに表情だけで伝える)


882 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/04(火) 01:04:36
>>881
身内のそういう人が居たなら気をつけるべきね。

(レナの親族にそういう人物がいたかどうかまではジゼルも良くは知らず)
(ただ戦略、戦術面では取るに足らないとは知っていたので、そういう事かと思わずにいられなかったが)
(それはともかく、そうなりやすい因子は少なからずあるはずなので、注意だけはしておいた)

「はい、一応のレシピはありますから、それを参考にして頂ければと思います」

(ある程度の決まった組み合わせはある様で、それを見てもらえればと言って二コリと笑った)

そう?ま、好きにすれば良いけど。

(何の為に来ているのか忘れてるのかと言いたいくらいだったが)
(それを言うわけにもいかず、あくまでも主義が合わない体で答えた)

「誇れるというよりは評価される、という方が正確かも知れません」
「当人が良いと思っても、比較したら案外なんて事もありますから」
「ええ、男性なら苦役、女性なら性という事だと思います」

(それはまるで今話している当人がそうだという感じで、振るい落とされたという雰囲気であったが)
(あっけらかんとしていて、今の状況に関しては仕方ないと感じている様子だった)

「そうね、奴隷の奴隷と言われる通りで相手が奴隷であっても主人として対応しないといけないのよ」
「だからそれ以上の相手だとそれはもう、ね……」
「ええ、奴隷の奴隷が当然な人物なら色々くだらないことになる訳で、そうじゃないからこそ、でしょうね」

(普段の状況も推して知るべしといったところだが、話している嬢自身は良いと思ってはいない雰囲気だった)
(ただ、仕掛けとしては上手い仕掛けでギャップが楽しめる点は様々な層に受けると話して)

「今日はひとりだけ、ただ人気はあるわ、これだけ満席になるのは彼女が来る時だけだもの」

(ひとりだけの出演だが、人気者なのだと説明していくが、その途中でジゼルが話しかけて)

ここの席にも来てもらって欲しいわね、まだ間に合うかしら?

(嬢に金貨を150枚渡すと席に来て貰える様に依頼する)
(彼女はボーイに合図を送るとどうやら間に合ったらしく、笑顔を見せながら)

「間に合いましたね、でも順番は最後なので待って頂かないといけませが、大丈夫ですか?」

(問い掛けに頷くジゼルを確認するとボーイに金貨を渡して、代わりにゲスト予約の札がテーブルに置かれた)
(そうしたやり取りの後で、司会の男が締め切られた事と、その御礼を伝えると残念がる声や、早く出て来ることを急かす声がホールに響く)
(司会はそれを宥めるとステージ上を注目するように呼びかけ、館内の証明が落ちるとステージ上だけが照らされて)
(舞台の幕が開かれるとそこにはソフィアの姿があった)


883 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/04(火) 02:08:00
>>882

確かにそうかもしれませんね。
ただ父上はきちんと自己を律してましたし、母上はほとんど飲ま無かったという話しですから、わたくしがどちらかは……これからでしょうね。

(伯父と父上は似ていた筈だが、きちんとアルコールのコントロールは出来ており)
(精神的な問題だと思っていたが、母親に関しては飲まなかったと聞いており)
(下戸で飲めなかったのか、そういう習慣が付く前に亡くなったのかは分からないと言って)
(今のところ自分に関しては未知数だと思っていた)

そうのですか? それなら安心ですね。

(レシピがあるのなら好き嫌いはあっても大きく外すことはないはずで、満足げに頷き)
(もし頼む時は、もう少し色々と混ぜたもののどちらの味が勝つか聞こうと思っていた)

そうですね。

(雰囲気に飲まれてはいたが、何の目的で来たのかは忘れては居らず)
(レナなりに席に接待係が付いたのだから、色々と話しをして目的を悟られないようにしつつ情報を聞き出すつもりでいたが)
(ジゼルが合わない体を見せたので、隣の接待係に肩を持ち上げて苦笑して見せた)

あっ、そうですよね。
あくまで使う側から見て有用か否かであって、本人が誇れると思ってもここで役に立たぬなら、使う側にとっていらない技になってしまいますものね。

(誇れる誇れないは技を持つ当人の問題であり、使う側は店か何かで使えるかどうか評価上重要なのだと納得して)
(となりの女性の話にきっとそういう事があったのだなと、苦笑を浮かべ小さく頷いた)

もうそれ以上だと神様も同じような感覚で、指示や命令には唯々諾々になってしまうのでしょうね。
…………そうなのでしょうね。

(奴隷の奴隷からすれば、一般の人でも雲の上に感じるだとうなと思いつつ)
(そういう相手から出た命令は、全力で従わざる物なのだろうなと気づき)
(普通の神経の持ち主であれば彼女の反応はありふれた物で、きっと良くは思っていないのだろうと接待役に目を向け小さく溜息を吐いていた)

一人だけなのですか? 色々と見れるかと楽しみにしていたもので。

(一人だけと聞き表向きは色々と見れなくて残念そうな表情を作りつつ)
(人気があり、自分を呼び寄せるための紙片まで送ってきた以上、出演するのはソフィアだと確信を強めて)
(視線は舞台へ向き、現れるのを固唾を呑んで待っていた)

ギリギリセーフでしたね、良かったです。
それはもう仕方有りません。最後までじっくりと待つことにします。

(最初ジゼルが来るように言ったことに、そんた大枚を持って来たのか驚きの表情を見せるが)
(なんとか回ってきて貰えることが決まり安堵の表情を浮かべて、最後とは云え来て貰えるなら待つことは苦にならないと言い切る)
(他の席で買えなかったことを残念がる声に苦笑したが、幕が開かれステージ上にソフィアの姿を見ると)
(予想通りとは云え気を引き締めつつ、周りを疑い、そしてソフィアへと視線は戻り)
(ステージ上では何を見せるのだろうと、逸る気持ちを押さえじっと我慢して行われることをじっくりと見ていた)


884 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/04(火) 02:56:21
>>883
ふむふむ、なるほど、節制次第という事ね。
じゃ、自分次第だから気を付けるのは変わらないわね。

(あくまでも自分次第なのだから注意する様にと言って)
(まぁ、その辺りは美容に気を遣う以上は大丈夫だと判断した)

「ええ、だからこういう立場になっている者は過去に鼻っ柱をへし折られたのが多いのよ」
「……といって、研鑽を忘れたらいつまでもこのままだから、そこも当人次第ね」

(少なくとも自分からなりたくてなる例はほとんど見ないので、そういう事じゃないかと言って)
(ただ、それを良しとしない事も大事だといって、ウィンクして見せた)

「従わないなんてあり得ない事だもの、奴隷相手であっても」
「どんな罰を受けるかわからないし、もう反射的に媚びていく様になるのよ」

(どれだけ気が強かったり、意志が強かったとしても次第に心折られていくと言って)
(恐らくはそうした例を見て来たのか、実感を込めてそう言った)

「そう、ひとりだけで十分な人気、といえばその人気の度合いがわかるかしら?」

(彼女自身はその人気のある人物には悪い感情は無い様で、単純にその人気っぷりを示す言葉を並べた)

何とか、だったわね……ギリギリなのは所持金もだけど。
といっても飲み食いするくらいは大丈夫だから。

(判断が遅れたら無理だったな、と思いつつも、席に来たら来たでどうしたものかと思っていた)
(幕があがり、闇が覆うと照明に照らされたソフィアが舞台に現れる)
(身体に張り付き、露出が多く、丈も短すぎて少し動けば股間が丸出しになるような衣装を着たソフィアが舞台に立つ)

『みなさま、本日はようこそお越し下さいました、奴隷の奴隷、ソフィアでございます』
『今宵はいつもとは趣向を変え、買って頂いた方にご奉仕させて頂きます』
『お席に着く前に、まず奴隷として首輪を嵌めさせていただきます……この首輪を嵌めた者はあらゆる方がご主人様となります』
『何なりとお申し付け下さいませ……そして、本日はこの淫具を装着致します』

(自然に口上を口にして、性奉仕を当たり前に行う事を宣言し、投げ込まれた首輪を自ら嵌めて鍵を掛ける)
(更に黒子に渡された箱から革の下着を取り出すが、その内側には張り型が2本飛び出していて、それを嵌めるという事で)

『はぁっ!?んぅ、あ、ひぃっ、入って、中に……んんっ!!?』
『入り、ました……鍵は、各お席に順番に回り、ますので……』
『これは、聖女殺しと呼ばれ、んんっ!?はぁ、女神であろうともマゾ雌になる、そういった淫具でございます……』
『それでは、ひとつめのお席に行きますので、皆さまはお楽しみください……』

(自らその張り型を挿入し、革の下着を来ていくとそこにも鍵があり、止めてしまう)
(そこまで言うと首輪にリードを括られて奥まった席の方に連れて行かれるのが見えるのだった)


【遅いですし、凍結しましょうか?】
【次回は5/4の22:30から可能です】


885 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/04(火) 03:08:38
>>884
【うとうと仕掛けていて返答が遅れてすみません】
【ありがとうございます。では凍結にしましょう】

【次回は5/4の22:30からで大丈夫です】
【伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした】


886 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/04(火) 03:09:39
>>885
【こちらこそありがとうございます】
【では5/4の22:30にまたよろしくお願いします】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


887 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/04(火) 03:13:03
>>886
【また今夜お会いしましょう。おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


888 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/04(火) 22:26:54
【ロールの再開にスレをお借りします】


889 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/04(火) 22:33:28
【スレをお借りします】


890 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/04(火) 22:34:48
>>884

はい、そうします。

(注意というよりはアドバイスと受け取って、ライラよりは話しやすく柔らかな笑みを浮かべて頷いた)

へぇ〜、そうなのですか。
鼻っ柱をへし折られた後に研鑽を忘れないというのも、言葉で言うよりは容易いことでは無さそうですね。

(話を興味深く聞きながら、生まれつき奴隷階級に生まれそれが当然として育っていなければ反抗心を持つのは当然だろうし)
(一度鼻っ柱をへし折られると心まで折れてしまって、その立場に甘んじてなかなか研鑽する気力を持つのも大変だろうなと思っていて)
(ウインクに少し驚きつつ小さく頷いた)

奴隷の中にあっても明確な序列が存在するということなのですね。
話を聞いていると、罰というのもただ苦痛を与えるものだけでは無さそうですね。

(奴隷の調教や扱い方を知らなさそうな反応を返しながら、奴隷とその奴隷、その下の性奴隷では)
(同じ呼び名は奴隷でもかなり扱いが違うのだろうと想像しつつ、罰の与え方も快楽を焦らしたり、時に優しくしたり)
(飴と鞭を使いながら心を折り従順にさせて、媚を売るようにまで堕とされる怖さとやるせなさを感じていた)

それは大変なものですね。どのような客商売にせよ一人で沢山のお客さまを呼べるということは凄いことだと思います。

(どういう立場に居ようとも、一人で多くの人を呼べることは凄い事なのは理解していたが)
(それが奴隷の奴隷に堕とされたソフィアのショーだというのが問題で、口にした言葉と救いたいとの思いの間で複雑な気持ちを抱えていた)

そうなのですか?
それでも、あんな大金を持って来ていたのは驚きでした。

(ジゼルと同じ様に権利を得たのは良かったが、どういう顔でソフィアに会ったら良いのか分からずいて)
(話を変えて、レナも外では何をしてもお金がかかることは認識するようにはなったが)
(まだお金を持ち歩くという習慣が出来るまでは言っておらず、ジゼルが大金を持っていたことに素直に驚いていた)

…………、あのステージの女性が人気が一番の方なのですね。

(流石に目を背けたい欲求に駆られたが、それでは接待の女性に疑念を抱かれると思って見つめていたが)
(レナがよく知っていた頃の凛とした雰囲気は消えていて、顔のそっくりな別人のような感覚さえ抱いてしまっていたが)
(それではレギンの思う壺だと考え直して、自分たちの所にやってくるまでに何が出来るのかをソフィアの姿を目で追いながら考え始めていた)

【今夜もよろしくお願いします】


891 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/04(火) 23:11:13
>>890
「意地になるってのもあるけれど、それなりに自信があった事を無かった事には出来ないし」
「もう一度それで使い物になりたいとは思うじゃない?」

(彼女なりの背景があるらしい様子で折られても諦められないと語ると)
(現状を良しとはしていないのだろうと思わせる口調だった)

「そう、というよりは奴隷が上を見ずに下を見る為に設けた階級ね」
「自分より下が居るというのは上になった錯覚を起こすものだから」
「もちろん、苦痛もあれば、苦痛の方が良いくらいの事もあるみたいよ」
「どれだけ凛とした人物でも咽び啼いて、媚を売って、忠誠を誓わせる程に」

(どういう経緯で作られたのか、ただの性奴隷にしては存外知性の高さを見せて)
(奴隷に満足させる為に作られた階級で、その罰は凛とした人物すら堕ちるものだと説明した)

「そうね、この店も随分と売り上げで助かっているわ」
「出自もそうだし、今の状態もそうだし、美人だしね、人気の要素はあったと思うけれど」

(色んな要素が絡み合っているが、人気の出る要点は備えていると説明していく)

何があっても良いように、準備はしてきたもの。

(薄く笑うが、その背景は色々あって、袖の下で逃げる事など色んな可能性を考慮した資金だったが)
(実際、その金はライラの所持金で内心苦笑しながらの準備だった)

「ええ、そうよ、特別ゲストだけど、一番人気のソフィア」
「……さて、と……これで良し……」
「はっきりと聞くけど、言いたくなければ良いわ、お知り合い?」

(ソフィアだと明言しておくと、彼女が初めの席に連れて行かれるのを見ながら)
(席に覆いを被せる様にして、外側に予約の札だけを掲示すると簡単ながら他から見えたり、声も聞き取りにくくなって)
(その上で意味深に笑いながら、ソフィアを知っているのか?と問うてきた)


【こちらこそ宜しくお願いします】


892 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/04(火) 23:58:14
>>891

ええ、誰でも自信を持っていることの一つや二つはありますものね。
それが実際に役に立つかどうかは別にしても。
それはそうですよね。自分が得意なことで貢献できて食べられれば、それはとても素晴らしいことですから。

(彼女自身がそれなり以上に自信を持っていることがあるのを察して、諦めない姿勢は素晴らしいと言い切り)
(それが食べられるような物なのかどうかは分からないが、それを生かして生きていくことが出来れば良いなと心から思っていた)

……そういうことですか。確かに自分より下の存在が居れば、上に反抗を企てる可能性も低くなりますものね。
……凛とした人物が咽び啼いて……ですか。

(祖国では、自分の持ち物だった奴隷たちを虐げていた貴族が、あまりの扱いの酷さに反乱を起こし)
(最終的には主である貴族一族を倒すことに成功したものの、奴隷たちも全員処刑された事件がレナが生まれる何年か前にあり)
(レナ自身も原因と顛末は知っていて、人間は自分が底辺でないことを知れば安心してその地位に甘んじる者も多く)
(よく考えたとシステムと言うか、奴隷の扱い方を熟知した人間の策だと感じて、薄笑いを浮かべたレギンの顔が思い浮かんでいた)
(接待役の女性が口にする例がソフィアのことだとピンと来たが、そんなに凄いのかと驚いて見せる)

ここを訪れる客が喜ぶような条件の多くを備えていると言う訳なのですね。

(完全にソフィアのことだと確信を得るが、ここに来る客の下種さにも吐き気がするのを感じたが)
(助けることは出来ずとも今の状態だけは確認しておきたいと思っていた)

みたいですね。わたくしは特に何の用意もしていませんけれど。

(マーサからはレナが何かを持っていく必要なないと言われており、何も用意してこなかったと苦笑して)
(館を出る前のマーサは念入りに投げナイフと隠し刀を身に着けていたが、レナが自分もと言うと)
(きっと店に入る時に身体検査を受け見つかれば大変なことになり、武器を取り上げられるだけでは済まないと言われて)
(身一つに近い状態、実際にはポケットに魔法石一つだけを持って来ている状態だった)

特別ゲスト? ソフィアというのですか?
いいえ。

(やはりレギンが出演させて辱めと利益を得ていることを苦々しく思いながら、名前を聞いても表情を崩さず)
(何故そんなことを聞くのかと問い返したり、押し黙ってしまえば知っていると教えるようなものだと)
(心を鬼にして断腸の想いで、全く知らない相手だと言い切る)


893 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/05(水) 00:43:33
>>892
「ええ、通用しないなら通用するまでやるだけね」
「ま、未だそこまで言ってないからこういう仕事をしているんだけどさ」

(自信のある事が通用するレベルになるまで研鑽しないと、というものの)
(現実が厳しい辺り、本人に問題があるのかは謎ではあった)

「そうよ、大抵の人は下を見て安心するものだからね」
「だからこそ、高貴なはずの人が咽び啼いて、奴隷である立場を認めて媚びる」
「そういう姿は実に甘美な安心を与えてくれるのよ」
「されている当人は途轍もない辛さでしょうけどね」

(上昇志向の人間はそういるものではなく、ほとんどは今の自分を肯定出来さえすれば良く)
(それだけに下の立場を作れば安心する上にそれに高貴な人物を用いれば留飲すら下がるという)
(そして、やられている人物はとんでもなく辛いだろうと大まか知っている様な感じで伝えた)

「ええ、実際問い合わせも多いしねぇ、週に一回しかここには来ないのに」

(いない日にまで聞かれると愚痴めいて言いながら、紙片に書かれた曜日との一致が定められた日程だとわかる事を言った)

「そ、週に一回訪れる特別ゲストのソフィア」
「……へぇ、見当違いだったかぁ」
「彼女を見ている視線には情欲も蔑みもなく、まるで自分が苛まれている様だったけど」
「知らないなら仕方ないわね、で、彼女が来るまで時間あるから、その間どうしましょうか?」
「男性相手なら私がお相手して、となるんだけど……そういう訳でもなさそうだし」
「殿方を呼んでという感じでも無いわね、そうだとすると流石に私も他のテーブルに付きたいし」
「ちょっと行って来て良いかしら?」

(そっけない感じで答えるレナに見当違いだったと苦笑するが、ソフィアが来るまでどうするかを尋ねて来る)
(流石に初見の接待だけだと実入り的にも他に付きたいというのは正論ではあって引き留めるのは無理からぬことではあった)


894 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/05(水) 01:28:08
>>893

通用するレベルに達していないのですか?
どんな分野かは分かりませんけれど、しっかりされていますしとてもその様には見えませんが。

(話してとてもしっかりしている感じで、まだレベルに達していないのならよほど難しい分野なのだろうかと思っていたが)
(あまり立ち入ってもいけないと思いつつも、レナは彼女をより知りたいという気持ちに駆られていた)

そのようですね。
わたくしは、より高い所にいる人が見ている世界を見たいといつも願っていますけどね。
高貴なはずの人が……。
貴方もそうですか?
きっと、そうでしょうね。

(レナ自身は体はそんなに丈夫でなくとも、エレナさまや大后さまがいる位置に登り)
(二人と同じ様な力を持てば世界はどの様に見えるのかとても興味はあり、それは自由に振る舞うオリヴィアへも同じであって)
(高貴な人間が咽び啼くと聞いて表情を曇らせるものの、世界にそういう話は往々にして溢れていて小さく溜息を吐く)
(いま自分たちに付いていてくれる女性も、ソフィアにそういう感情を抱いているのか聞きたくなり尋ねて)
(ソフィアの辛さを思いやり、やはり送り出すのではなかったと後悔が再び湧き上がっていた)

そうなのですね。毎週ここに一度は来ているのですか。

(そんなに人気があることにも、週に一度出演していることにも驚きつつ)
(紙片がソフィアの出演場所を示しているのだとはっきりと悟って、そうであればレギンが自分にソフィアの姿を見せるだけでなく)
(「遠くない将来のお前の姿だ」と言われているようで不快感を覚えていた)

貴方にはわたくしがそう見えているのですね?
わたくしたちがドリンクを飲んでいるのを見て、他愛のない話をしても仕方ないでしょうし他のテーブルに行っても構いませんよ。
ただ、行く前に一つ教えて下さい。
もし、知っていると答えていたらどうするつもりだったのですか?

(確かにソフィアを情欲の視線でも、自分にも関係があることなので蔑む気など更々無く)
(居た堪れない気持ちは隠くしたつもりでも隠しようがなく、苦笑を浮かべ去ろうとしている相手をまっすぐに見つめて)
(もし素直に答えていたらどうするつもりだったのだろうかと聞かずにはいられなかった)


895 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/05(水) 01:49:31
>>894
「実際にどうかはわからないけれどね」
「今や立場が立場だから簡単にはいかないさ」

(元々奴隷になっている事もあり、そうそう上手くいかないと笑って)
(実際に彼女の技量がどういう分野でどの程度かはわからなかった)

「それはそれで仕方ないさ、割り切りの問題さね」
「私かい?ふふ、大きな声じゃ言えないね」
「ただ出自やら抜いても良い娘だしね、明日は我が身とか思うと見ちゃいられないよ」

(下を見る層がいるのは仕方ない事で、誰もが上を目指せないと言って)
(自分がそれを良しとしているのか、という質問に声を潜めて大きな声では言えないと言って)
(個人として多少の交流があるのか見ていられないという感想を口にしていた)

「そうさ、巡回していて、今日はここ、明日はあそこって感じさ」

(決まった店を定期で回っていると言って、今日はこの店で次の店も知っている様子だった)

「見えただけみたいだがね」
「あぁ、そうさせてもらうよ、悪いけど」
「ん?知っていたらかい?席を隠したまま相手させてやろうとは思ったけどね」
「見せるのも調教のうちらしいから、普通は席の覆いを外すんだよ」

(違うんだろ?と言外に言いながら、他に席に行くと言って)
(呼び止められた質問には席を隠してやるつもりだったと言って、本来はそれは出来ない事だと伝えると)
(来た時と同じようにスッといなくなっていた)
(ほぼ同時にボーイが席の覆いを外していき、周囲の喧騒が耳に入る様になる)

『それじゃ、代わりに時間までは私が相手するよ』
『あの子の説明をした方がいいかね、それともおかわり?』

(矢継ぎ早というか、別の女性が腰掛けて、どうやら先の女性に言われて来たらしい)
(ソフィアの状態説明か、それともおかわりか、と聞いて来る辺りは営業に徹している様でもあった)


896 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/05(水) 02:02:23
>>895
【また返事が遅くなってもなんですし、ここまでで凍結してもらえますか?】
【次回は5/7になります】


897 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/05(水) 02:05:02
>>896
【凍結了解です】
【では金曜日の22:30からよろしくお願いします】


898 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/05(水) 02:07:15
>>897
【ありがとうございます】
【時間は22:30からで大丈夫です。伝言板スレでお会いしましょう】
【連休中とても楽しかったです。お疲れさまでした】


899 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/05(水) 02:12:12
>>898
【こちらこそありがとうございます】
【連休中、非常に楽しかったです、お疲れ様でした】
【それではまた金曜日によろしくお願いします】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


900 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/05(水) 02:13:58
>>899
【こちらこそ、金曜日にまたお願いします】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


901 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/07(金) 22:28:20
【ロールの再開にスレをお借りします】


902 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/07(金) 22:32:55
【スレをお借りします】


903 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/07(金) 22:34:47
>>895

それは残念ですね。

(奴隷という立場で上手く行かないのであれば、奴隷制に反対なレナにしてみれば勿体なく感じて)
(目を伏せ、小さく嘆息をして何とか出来ないものかと本気で考えていた)

そうなのかもしれませんね。
もし、その女性が貴方の思いを聞くことができたなら、表立って助けてはもらえなくても少しは和らぐかもしれませんね。
明日は我が身ですか…………。

(自分の育ってきた社会の価値観だけではないことに小さく頷きつつも、そう出来ない層がいることに落胆の色を見せる)
(少しはソフィアを知っている感じも有り、直接言葉を聞くことが出来たらソフィアが少しは心強く思えるのでは無いかと思ってた)
(そうした余裕もなく、彼女自身が奴隷の奴隷に堕ちる可能性があるなら何も出来ないのは仕方ないが)
(ソフィアの件が片付いたら、ゼノビアにお願いして何とかできないだろうかと思っていた)

完全に見世物ですね。

(ただでさえ精神的にも肉体的にもきついであろう調教に、見世物とすることで心を折ろうとするレギンの悪辣さに怒りを覚えるが)
(ここでそんな感情を見せても仕方なく、ソフィアへの同情を見せるだけに留めておく)

…………レギンに対して警戒するあまりいい機会を逃してしまったのかも知れませんね。
ソフィアさんも少しは休ませてあげることも出来たかも知れないのに。

(女性が去りボーイが席の覆いを外すまでの僅かな時間、ジゼルに判断の甘さを自嘲して語り)
(外に声が漏れないのであれば、ソフィアを束の間でも休息を与えられたと後悔の念を見せた)
(助け出せる可能性がないならもう帰ろうと言い出そうとした時、覆いが取られ別の女性が現れ言葉を飲み込む)

まだお代わりはいいです。申し訳ありません。
出来ればショーに出ている方のことを教えてください。

(ジゼルに困ったような表情を見せつつ、お代わりはやんわりと断って)
(前の女性に知らないと言った以上、説明をして欲しいと要求する)

【今夜もよろしくお願いします】


904 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/07(金) 23:38:50
>>903
「どんな立場でもその立場なりに工夫するしかないからね」

(そうなっている事も含めて越えるべき事だと言って笑うあたりは図太さがある様でもあった)

「人間なんてのはそんなものだし、だからこそ光も闇もあるものさ」
「ふふ……そこは濁しておこうかね」
「誰しも今の立場から転落し得るって事さ」

(闇があるから光りもあるのだと逆説的に言って、ニヤリと笑う)
(ソフィアについての話は巧みに避けつつも、明日は我が身というのは誰にでも言える事だと口にして)
(瞬間的に真剣な目をしていた)

「考え方や見方によっちゃ、店の助っ人なんだけどね」
「おかげでかなり儲けさせてもらってるだろうしさ」

(普段はそこまで客も入らないのか、来た時はかなりの書き入れ時だと言って)
(店もそれで随分潤ってるだろうと言って、彼女からすれば商売の同僚に近い感覚の様だった)

……そうかしら、警戒するに越したことはないわ。
中途半端な休みは却って後に辛くなる事もあるし、まぁ、最後までいるしかないわよ。

(警戒するのが当然で、それは仕方ないと言いながらも)
(金を払いながら帰るのは不自然過ぎる為、最後まで居るしか無いと言い切った)

『ま、ここはそういうの無理強いしないからさ』
『じゃ説明していくと名はソフィアといって、もう滅んだ国のお姫様だったそうな』
『その頃にある国の王族と揉めていた事から囚われて屈するまで調教をしている、というのが今の触れ込み』

(そう言いながらお代わりはいらないと言っているのにコースターだけを入れ替えて)
(その枚数は必要数よりも多く、一枚をめくると裏に文字が書かれてあり、席を覆ったらもう少し踏み込んで話すとあった)


【こちらこそよろしくお願いします】


905 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/08(土) 00:35:46
>>904

光と闇……ですか。
…………もし誰かに聞かれていても大変ですものね。
今の立場から……そうかもしれないですね。

(闇が深ければ人は光を求めるものだし、光が引き立つのも深い闇あってこそと頷きながら少し違和感を覚えて)
(誰に聞かれているいるか分からず、ソフィアのことについては言い難いのだろうと納得して)
(居た地位や役場から転落することがあっという間ということは、祖国が滅んだ時に十分に体験していて)
(その通りと頷きつつ瞬間的にした真剣な目に緊張して気を引き締める)

ということは、来る日の方が回ってこない日よりかなりお客さまの入りも良いと。
普通のお店なら待遇も良くなるところでしょうけれど……ここでは無理な相談ですよね。

(店内を見回せば、空いている席が簡単に見当たらないほどの客が溢れていて)
(男性客が圧倒的に多く、周りから見たら浮いているのだろうなと思っていて)
(たまに感じる欲望に満ちた視線に気づかぬふりをして、店の売り上げに貢献しているのであれば給金が増えたり)
(ご褒美が貰えるところではあるが、奴隷の奴隷の身分であればそれは無理だろうと小さく溜息を吐き)
(エレナが抜けてトップになり急に報酬が増えた自分との違いを感じていた)

それはそうですね。油断してより酷いことにはなりたく有りませんし。
確かにそうかもしれません。……それもそうですね。

(油断しないようにはしていても、好機は逃したくなく、敵地であることも考えれば身が引き締まる思いで)
(簡単に敵の思う壺に進んで陥ることもないと同意する)
(かつて拉致され調教を軽く受けた立場とすれば、中途半端な休憩は焦燥感を煽る事になり兼ねず難しい問題だと思い悩んで)
(取り敢えず途中で帰るのは目立ち過ぎるので最後までいることに同意する)

ありがとうございます。
ソフィア……ですか? 滅んだ国のお姫様……、なら今の立場は辛いでしょうね。
……昔の揉め事が原因で調教されていると? 余程深い恨みがあるんでしょうね。
触れ込み? ということは現実とは違うと?

(頼んだ飲み物は美味しそうではあったが、出てくる前に食事をしていて食の細いレナは本当にあまりお腹が空いておらず)
(飲み物もあまり入りそうでもなく、取り敢えず礼を口にして初めて聞く話に興味を強く引かれた客を装う)
(ある程度は聞いては居たが、それにしてもレギンのソフィアに対する恨みはそれ程に深いのを感じて表情を固くして)
(コースターの字を読んでジゼルにも見せて、同意の上で再び席を覆うように頼む)


906 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/08(土) 01:35:23
>>905
「そうよ、どちらもあって人間ってもの」
「……ま、そういう事ね」

(人なんてものはそういうものだと言いながら)
(軽く流しつつ、わかっているという意を込める様に同意した)

「ええ、そういう事」
「ぶっちゃけると私たちの収入は増えるのよね」
「他の事はわからないけど」

(客の入りが増える事で店の収益が増し、その分自分たちには反映されていると言って)
(それがソフィアに関連するかはわからないと言外に言うが、実際それはなさそうな雰囲気だった)

チャンスと見せかけるのは騙しの常道よ。
せめて会える事だけでも喜びなさい、それが陰惨な事を伴っても。

(騙すなら希望を与えるのが一番だと言い切っておいて)
(ソフィアが性的に接触してきても会える事だけを今は喜ぶべきだと伝える)

『じゃ、まずは覆いをするよ』

(先にと言い置いてから再び覆いを被せてしまうともう一枚のコースターを裏返す)
(そこにはこの街の住所が書かれてあって、それをレナに渡す様にして)

『現実は魔法王国の王族レギンの無礼に対して平手打ちで返した事への恨みね』
『今やっている巡回調教は男に媚びる奴隷娼婦の振る舞いが完全に身に付く為のものに過ぎない』
『その合間に魔法と薬物とを合わせた過酷な調教を施されているわ、今付けている聖女殺しもそうだけどね』
『彼女はそんな状態でも性奴隷や娼婦の待遇を良くする方が結果的に得をすると説いて、おかげでここの女は随分待遇が良くなったわ』
『少しだけでも恩を返したいと思ったら訳ありのふたり組の女、何かあるなとさっきの娘が接触して当たりと踏んだ』
『今は二組目が終わりそうだね……予定よりも早くここに来るかも』


【済みませんが今日はここで凍結をお願いします】
【次回は土曜日の22:30から可能です】


907 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/08(土) 01:40:20
>>906
【分かりました。今夜はここで凍結にしましょう】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です】
【伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした】


908 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/08(土) 01:42:52
>>907
【ありがとうございます】
【ではまた土曜日の22:30にお願いします】
【お疲れ様でした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


909 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/08(土) 01:43:26
>>908
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


910 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/08(土) 22:29:04
【ロールの再開に今夜もお借りします】


911 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/08(土) 22:32:49
【スレをお借りします】


912 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/08(土) 22:34:54
>>906

そうなのですか。それなら良かったですね。
でしょうね。

(奴隷の立場とは云え、店に出て客の相手を務めているのだから、店が儲かれば収入が増えるのは良いことと思って)
(きっとソフィアもこの話を聞けば喜ぶに違いないと思っていた)
(ただ、ソフィアに関しては報酬を与えられているかさえ怪しく、生きるのに必要な分だけしか与えれていないのではと思っていた)

確かにそうかもしれません。褒められた方法ではありませんけれど。
はい、今はそれだけで満足することにします。
手元に取り返すことが出来れば、十分に慰労するつもりでいます。

(希望を与えられ警戒が弱まれば、何かを企んでいる相手は計画が容易になるのは自明で)
(大真面目にそういう騙すようなやり方は卑怯だと憤慨していた)
(簡単に取り戻すことは出来難いことは感じていたが、もし帰ってきたら優しく接してゆっくりでも元に戻ってくれたら良いと思っていた)

はい、お願いします。これは?

(再び覆いをするとの言葉に素直に一瞬だけ瞼を閉じて応じ、住所を書かれたコースターを受け取ると)
(何の住所でどこにある場所かも分からず、首を小さく傾げて問う)

どんな無礼をしたかは存じませんが、それでは逆恨みではありませんか。
奴隷娼婦への完全に堕とすための巡回調教……。
魔法と薬物……、酷すぎます。
でも、そんな状況で他人の待遇改善を要求するなんて……らしいですね。
……そうですか?

(王族でも魔法が使えなければ、虫けら同然のような不愉快な態度を隠さないレギンに)
(何をしようとしたにせよソフィアが普通では平手打ちする筈もなく、余程の事に違いなく)
(完全に逆恨みで呆れた表情を浮かべつつ、おそらく尋常じゃない調教に目には薄っすらと涙が浮かび上がる)
(さぞ自分が辛い状況なのにも関わらず、性奴隷や娼婦の待遇改善を訴えるなんて、自分には出来ないことで)
(如何にもソフィアらしいエピソードだと思って、気持ちがほっこりして僅かな隙きが出来て関係があることを気づかぬ内に漏らす)
(予定よりここに来ると聞き、嬉しそうな笑みを浮かべていた)

【今夜も引き続きよろしくお願いします】


913 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/08(土) 23:34:51
>>912
策を練り、実行する、そこに卑怯さがあるのは否めないけど。
効果的だからこそやるわけだし、警戒が第一ね。
そうなったら、そうしてあげて。

(もっとも、今の状況に合致するのかまではわからなかったが)
(警戒するに越したことは無いので、それは評価して)
(慰労については何ら異論は無かった)

『後でね』

(コースターについて問われると今は言わないと言いながら覆いを下ろしていく)

『各国の王族が集う場で胸を揉もうとして、平手打ちを食らったのよ』
『そういう事、ずっとそういう事をしていけば馴れてしまうの、人間って』
『快楽に抗えない様にして、心も折り切ってしまうのがあの手の手法よ』
『だから、せめてもの恩は返したいと思ってる、さっきの住所はここから次の店に移す前に置かれている場所よ』
『私たちが世話をしているんだけど、女しか来れない様になってるのが問題だけどね』
『うん、もう三組目に入ったみたいだからね』

(実に下らないと言いながら、現場を見た様に言って、更に殴りかかった腕を捻り上げたと言うと)
(調教として状況に馴らす事で次第にその人間の平均を下げていくおぞましい手法を口にする)
(更に快楽に抗えない身体にされ、今もさっき嵌めた淫具で苛まれながら開発されている事も話して)
(それでも人に救いをもたらした事で恩を返したいと思っていて、コースターの場所について説明する)
(ソフィアは3組目の席に付いた事を伝えて、もうすぐここに来るだろうという見立てを語っていた)


【こちらこそよろしくお願いします】


914 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/09(日) 00:34:24
>>913

ええ、今まで何度も上手く行ってればこそ、懲りずに卑怯な手段を使うのでしょうし。
はい、警戒だけは怠らないようにします。
彼女が望むのであれば、暫くはお休みにしても良いと思っています。
侍女としての仕事は、マーサさんがほぼ一人で熟せるようになっていますから。

(ジゼルと同じでどこまで今の状況がそうなのか分からなかったが、何度も同じ手を使うのは成功例が多いことを意味していて)
(それを十二分に理解した上で気を抜かずにいようとは思ったが、気が張り詰めすぎて疲れるなとも思っていた)
(きっとソフィアは休むのは望まないだろうが、もともと侍女としての能力はマーサの方が少し上で)
(飲み込みも早く慣れれば慣れるほど効率も上がって、同時に遂行が困難な二つの仕事を出さなければ一人で完全に出来るようになっていて)
(それはそれで頼もしいのだが、ソフィアが帰ってきても仕事の分担を仕切り直ししないと嬉しい悩みを抱いていた)

あっ、はい。

(肩透かしを食らったように感じて驚きつつも、後で教えてくれるなら良いかと割り切って)

そんな野蛮なことすれば当然ではありませんか。逆恨みする方がどうかしてます。
王族が集う場で無くても、破廉恥で許されざる行為の筈です。
……怖い現実ですね。確かに、そうなってしまうのも分かる気はします。
次の場所への間って、体力を回復させる為ですよね?
女性だけしか行けない場所ですか……少々厄介ですね。
…………緊張しますね。

(初めて聞く話とゼノビアから聞いた話と同じで裏打ちされた話もあり、ただ責任は全てレギンにあり)
(ソフィ側からすれば完全にとばっちりで、各国の王族が集まる場でそういう事をしてしまうレギンもレギンだが)
(許してしまったその場にいた王族も酷いなと思っていて小さく落胆の吐息を漏らす)
(人が状況に慣れてしまう動物であることは、レナ自身が素質あったにせよ女性に馴染んでしまったことや)
(アリーザに調教を受けていた時に、もう少し救出が遅れていれば快楽堕ちしていた可能性があることを思い出せば)
(そうなる事は当然で仕方のない事だとは感じたが、それでも自分以外の待遇改善を求めたりするソフィアは)
(本当に芯が強いと再認識すると共に、助け出さなくてはという気持ちをより強くしていた)
(書かれた住所の説明を聞き、いくら身体が強くても休憩は必要な筈で)
(休憩と身体を清めるための場所だろうと推測しつつ、女性だけしけ行けない場所であれば)
(出直してクレイトンを連れてくることも出来ず、もし助けを求めるならジュリア将軍かエレナさまだなと感じてどうしたものかと思っていた)
(もう少しで来ると聞けばソワソワして、緊張を覚えて飲み物を取り上げ全部は一気飲みしないものの、1/4程度を飲み下していた)


…………どうしたら良いでしょう。

(そろそろソフィアが来る段になると、冷静になろうとしても色々な思いに掻き乱されていて)
(傍から見ればソワソワしているようにしか見えない状態になっていた)


915 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/09(日) 01:10:57
>>914
そういう事、今のところは合格点よ。
……望むかな?そこはまぁ、任せるしかないけど。

(今の警戒を続けられれば十分に大丈夫だと太鼓判を押す)
(休む事を望むような性格では無かった気がするが、それはレナとソフィアの関係で行われる事であり)
(自由にやりたいようにすれば良いと言って微かに笑った)

『魔法王国に敢えて逆らう者はいなかったからね』
『他の小国もやられて泣き寝入りなんてのが普通になっていた、そうな』
『その鼻っ柱を真っ向から折ったのだから、よほどだったのだろうさ』
『ま、私たちも今の立場に馴れてしまってるから、良く分かるさ』
『その通り、次も働くわけだからね、ただ警戒はしているのか女しか近寄れないのさ』
『こういう時は流れに任せておけばいいんだよ』

(どうやら現場を見ていた様子でもあり、元々はそういう場に立ち会える身分だった事を示唆して)
(それでいて、今の立場に甘んじて馴れている事も告白して、ソフィアに施される調教の一環が如何に悪質か見えて)
(ソフィアが来ることに緊張するのを見て、流れに任せれば良いと言い切ってその気にさせていく)
(その間、ジゼルはかなり考えている様子で黙っていた)

……どうもこうも、こういう場所なんだから、その流儀に合わせるしかないでしょ。
折角だからアソコ舐めてもらって、イカせてもらう?

(鋭い視線をやや緩めながら、冗談めかせてジゼルがレナに話していく)
(大っぴらに再会を喜べるわけでもなく、連れていけるはずもなければ客と娼婦に徹するしか無いと思っていた)


916 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/09(日) 01:53:28
>>915

確かに、望まないとは思うのですが、出来る簡単な仕事を少しづつ与えて行くしかないかとは思います。

(自分が拉致から助け出され、エレノアからも開放されてソフィアがクレイトンのお陰で戻ってきた時も)
(すぐに仕事をしようとして倒れたことを思い出していて、本当は完全に休ませたかったが)
(あの時と同じ様になる可能性が高く、身体に負担の無い楽な仕事を少しずつさせていくしか無いと頷き微かな苦笑を見せた)

やはりそうなのですか……。
泣き寝入りって、当事者を嗜める魔法王国の他の王族は来てなかったのですか?
…………強い矜持を持つ者がそれを傷つけられたら根に持つのは、頭では理解できないことはないですけど……。
ですけれど、お話をしていて機会さえあれば先程の方と一緒で立ち直る可能性はあるとお見受けしますますね。
本当に慣れてしまっていたら、こんな話しをすることもないでしょうから。
どういう理由にせよ所有者以外の男性は歓迎されない訳ですね。
……それはそうですが、相手の方が慣れているでしょうし……。

(おそらく祖国は魔法王国とほぼ関わり無く、そのような場所で相見えたこともない筈で)
(少なくとも娼婦か所有の性奴隷以外にそういう行為は許されず、もし行ったらまず間違いなく祖国では社交界から追放されていたろうと思っていたが)
(属国のような小国ばかりでは泣き寝入りも仕方ないのかなと思いつつ、嗜める魔法王国の人間の事を口にするが)
(聞いた話のいくつかから推測すれば、魔法王国の王族にレナの祖国の王侯貴族の常識が通用するとは思えず深い溜息を吐いていた)
(立場に馴れさせられていればそう感じない可能性もあり、感じてそう口に出来る理性が残っているだけ開放されれば元に戻る可能性を感じていた)
(自分の物にしようとする男性が現れることも、当然自分たちの手の者が救出に来る可能性もあり男性は駄目なことに納得して)
(所有者であるレギンだけは自由に会えるのだろうと思っていた)
(ソワソワは収まらないものの、女性の言葉に少し落ち着いて経験の差で言われた通りにするしか無いと決心する)

それは、そうですけれど……。流儀も似ているとは思うのですが。
なっ!!! ジゼルさまの意地悪。

(確かにジゼルの言う通りであり、身を任せるしかないと理解はしつつも)
(時間が経てば経つほど緊張は高まり、ドキドキが早くなるのをはっきりと感じていた)
(流石にイカせて貰うのは怪しまれない一番の良策とは思うものの、言われた時に背筋がゾクッと震えたのを感じて)
(そう言えば性交の真似事すらソフィアをほとんどしたことがなく、自分の仕事を一番間近で見て)
(弱点は全て知っている筈で、布で遮られてるとは云え華々しく絶頂を迎えるのもどうかと思っていた)

【この後だと遅くなりそうですので、今回はここまでにして貰えますか?】
【次回は14日金曜日、いつも通り22:30からで良いですか?】


917 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/09(日) 02:01:51
>>916
【済みません遅れました、凍結了解です】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です】


918 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/09(日) 02:04:25
>>917
【大丈夫です。こちらも何度もやらかしてますからお気になさらず】
【ありがとうございます。では、今夜はここでお開きということで】
【次回も伝言板スレで金曜日の22:30にお会いしましょう】
【お疲れさまでした。二日間とても楽しかったです】


919 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/09(日) 02:11:49
>>918
【では、また金曜日にお会いしましょう】
【こちらこそありがとうございました、楽しかったです】
【お疲れ様でした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


920 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/09(日) 02:12:25
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


921 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/14(金) 22:28:18
【今夜もスレをお借りします】


922 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/14(金) 22:31:11
【スレをお借りします】


923 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/14(金) 22:49:10
>>916
それはそうかもね。
ま、無理をしがちな性格みたいだし、どこかでお互い静養するのが良いかも。

(レナの言わんとするところは理解しており、それならいっそしばらく休養したらいいと思っていた)
(ここしばらく激動だったしそれくらいは要求しても良いだろうというジゼルの見解でもあった)

『レギンが主催だから他のは来ていなかったけど、来ていた方がより悪かったかもね』
『まぁ、痛快ではあるけど、やり過ぎたという見方もあったからね』
『ん?それはそういう馴れというのを甘く見ているよ』
『……当然そうなるのが自然だわね』
『ま、やるしか無いって事さね』

(レギン主催で要は所領の周辺国を呼んだもので、彼の威厳を示す目的もあったのだろう)
(そこで平手打ちをしたのだから、恨みを買うのもおかしくは無いのも確かではあった)
(レナの言葉に微かに笑いながら、環境に馴れる事の恐ろしさを知らないと言うと)
(待機場所に男性はレギンしか近寄れない事をほぼ明言すると)
(やるしかないでしょうよ、と笑い飛ばした)

似ている、というなら余計に出来るじゃないの。
客かどうかというのは別にしてね。
ふふっ、そういう事はしたことが無いのね、かなり映えると思うけど。

(娼館と似てはいるが主客転倒だと言って薄く笑いながら)
(案外そういう関係では無かったのかと意外そうに言って、実に映えるのではと褒めていた)
(そうする間にソフィアはもう4組目に入った様子でもうじきですと黒服が言いに来るのだった)


>>921
【遅くなりました済みません】
【本日もよろしくお願いします】


924 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/14(金) 23:43:48
>>923

ええ、何にでもいつも全力で手を抜くことをしないので、たまに心配になります。
お互いってわたくしもですか? 
わたくしは体調も良くなってますし、お客さまたちをお待たせしているでしょうから休んではいられませんけど……。
わたくしが休まないとソフィアさんも休まないでしょうか?

(レナ自身も手抜きをしないことに関しては同じであったが、身体丈夫ではない分どうしても限界が早く来て)
(本人が望む望まぬに関わらず休みを取らざるを得ない状況になるのが常であった)
(自分は休むことを全く考えていなかったので驚き目を丸くして、本来娼館の売り上げはライラの考えることがあったが)
(娼館のお客の入りやトップを今誰が務めているかが気になっていて、戻ったらすぐに出るつもりだったが)
(それだときっとソフィアも仕事をすると言い出すに決まっていて、休んだ方が良いかなと悩んでしまう)

主催だったのですか……、そうなのですか?
……確かに自分より年下の小娘のような女性に平手打ちをされたら、そうかもしれません。
甘いですか……何度か言われたことはあります。
やはりそうなりますよね。
……ここは心を決めるしかなさそうですね。

(魔法王国のことだから他の王族も誇り高く、誰か一人でも叩かれたらただで済まないのも分かる気がして)
(周辺国を呼んで威厳を示そうとしたのは、レギンらしいなと苦笑を浮かべて)
(その場で自分に非があっても、根に持ちそうなタイプだと感じていた)
(色々と甘いと言われることはそれなりにあり、馴れてしまえばそれが普通になって全く疑問を抱かなくなるのだろうかと考えていた)
(男性がレギンしか許されないのは、クレイトンを連れて行くことが出来ないということで厄介だなと思っていた)
(流石にここは度胸で身を委ねるしか無いと決心して小さく頷くものの、胸の高鳴るドキドキは止まっていなかった)

確かにそれはそうですけど、お客になったことは……。
ありません。女性同士でするなんて考えたこともないので。
ジゼルさま、もしかして面白がってませんか?
……えっ、はい!

(まだ男性時代に一度だけ筆下ろしに娼館へ行ったことがあったが、緊張とすべて相手にリードされていてあまり覚えていなくて)
(当然、女性になってからは奉仕する側で、女性とそういう関係になることも考えたこともなく)
(褒められているとは思えず、誂われているか面白がられているのではと疑いに目を細める)
(黒服から声を掛けられると、椅子から跳ねそうなほど身体をピクリと揺らして)
(緊張に固まってしまっていた)


【大丈夫です。こちらも遅いことが多いのでお気遣いなく】
【こちらこそ本日もよろしくお願いします】


925 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/15(土) 00:58:24
>>924
あなたたちは似ているわ、そういうところ。
多分ソフィアもそういうでしょうから。
ええ、そうよ、ふたりともが万全になるまで静養なさい。
それもあるし、あなたも休むべきよ。

(ソフィアにレナの事を聞けば同じ事を言うだろうと言って)
(それはともかく、互いに万全だと言い切れるまで静養しろという)
(ソフィアを休ませる意味もあるが、レナも身体の芯から休めていないと確信していた)

『そうさね、そうなったら多分魔法王国に侵攻されたかもね』
『自分に従い媚びるはずの連中しかいないはずの場だから』
『甘いね、そういう生活が当たり前になり、そう過ごす事が自然になる』
『そういう事を馴れるっていうのさ』
『身を任せるのも良いもんだよ』

(もし別な王族でもいたら魔法王国がソフィアの国に侵攻しただろうと言って)
(お山の大将を気取る場で平手打ちはさぞかし堪えたろうと笑うと)
(当たり前になる怖さを指摘して、馴れる事が堕ちる事に直結すると言い切った)
(緊張を隠せないながら腹を決めたと言うレナに任せてしまうのも良いと多分緊張をほぐす為の言葉を投げかけた)

ま、そりゃそうだけど。
そうなの?そういうのもなかなか良いものだけどね。
面白がってはないけど、そうなるんだから諦めなさいな。
多分、彼女はこの場で求められる姿と態度で対応してくるわ。
貴女も普段からやってるくらいの鷹揚さを見せて対応しないと、という事よ。

(レナがレナトゥスの頃であっても娼館に行くタイプじゃないなと思っていて)
(女性同士もなかなか面白いと言って面白がっている風に笑うが)
(これからの事をうまく関係者で無い風に偽るなら、それくらいの気持ちじゃないと、という事だと言って)
(緊張に固まるレナを横目にソフィアが4組目の座席で悶えている声が微かに聞こえた)


【ありがとうございます】


926 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/15(土) 01:56:52
>>925

そうですか?
分かりました。万全でないとお客さまにもご迷惑をお掛けしますし。
マーサさんも休んだ方が良いかもしれませんね。

(似てると言われれば嫌な気分はせず、ただ諸手を挙げて喜ぶようなことでも無い気がしたが、満更でもない表情が顔に浮かんでいた)
(結局、万全で無ければお客さまも満足出来ないだろうし、それは娼館の評判を落とすことにもなり兼ねず)
(きっと、ライラさまも同じように言うだろうと思って小さく頷き同意する)
(マーサも自分に仕えるようになってから休みもなく、彼女も一緒に休んだ方が良いと思っていた)

かもしれませんね。わたくしは魔法王国のことはよく知りませんので、何とも言えませんが。
そういう場であれば、怒りと憎しみは通常より遥かに強くなるでしょうから。
しかし、よくご存知ですね。
疑問すら持たなくなってしまうということなのですね。
……ええ、頑張ってみます。

(ゼノビアやエレノアの話しか知らないが、プライドが高いことは十分分かっていて)
(それはレナの祖国も同じ様なものだったが、レナにはそれ以上に感じていた)
(魔法王国には侵攻されなかったものの、別の国に滅ぼされたのは皮肉さを感じた)
(そういう状況であれば、レギンと話した感じからして根に持つことは簡単に想像されて)
(やはりゼノビアではないが、何とかしなけれならない相手と思っていた)
(色々と話してくれる眼の前の女性に、申し訳ないがこういう場所で良く知っていることに感心していた)
(馴らされそれが日常になるように刷り込まれてしまうことに恐怖を感じつつ、やはり何とかしてあげたいと思うものの)
(何か出来る力はレナにはなく、そういう立場にはなりたくないと思うしか無かった)
(身を任せることは、緊張を解して受け入れることでもあるが、生真面目に身を任せると真顔で答えてしまう)

ええ、許嫁もいましたしね。
まさか、ジゼルさまはライラさまとそういう関係とか?
分かりましたけれど、もし可能ならジゼルさまがソフィアさんを抱いても構いません。
わたくしは見させていただきますから。
普段からそういうことをしているように演じろと…………う〜ん。
なかなか派手にされているようですね。

(許嫁がいても娼館でのことは別と通う者も普通に居て、若さまもそうした一人ではあったが)
(こういう所でもレナは王族にしては違う感覚を持っていることを表していた)
(何となくジゼルが女性同士のことに馴れている気がして、もしかしたらと思って声を潜めて聞いてみて)
(もし慣れているのなら、自分がそういうのに慣れているように演じるよりは良いかと思って尋ねてみる)
(あまり上手く演じられる気はしておらず、どうしようかと考えていたが)
(幕で声がある程度遮られている筈が、微かとは言えはっきり聞こえることに頬を赤らめて落ち着かず再びそわそわし始める)

【今夜はここで凍結をお願いできますか?】
【最短は土曜日の22:30からであれば大丈夫です】


927 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/15(土) 02:13:34
>>926
【凍結了解しました】
【土曜日の22:30で大丈夫です】


928 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/15(土) 02:17:25
>>927
【ありがとうございます】
【では、いつも通りに伝言板スレで22:30にお会いしましょう】
【お疲れさまでした】


929 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/15(土) 02:20:02
>>928
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた土曜日の22:30から宜しくお願いします】
【お疲れ様でした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


930 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/15(土) 02:20:49
>>929
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


931 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/15(土) 22:27:50
【ロールの再開に今夜も続けてお借りします】


932 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/15(土) 22:35:06
【スレをお借りします】

>>926
そうよ、本当に。
万全の体調にならないといけないし、マーサも含めて全員がかなり疲れ残してるわ。
気にせず休めば良いと思うわよ。

(似ているというところは疑いもなくそうだと言い切って)
(マーサも含めて疲れているはずだと言うと安心して休める時に休めば良いと笑った)

『傲慢さを誇り高さと勘違いした国だけどね』
『ま、かなり効いたのは間違いないけど、完全に向かう方向が歪んだ感じ』
『ぺらぺら本人が話すから覚えてしまったわ』
『そうよ、朝起きたらどうやって来た客に気に入られて抱かれるかを考えてる』
『そこから脱却する事は後で思うわね、でも結局は後回し』
『ふふ、頑張りなさい』

(かなり辛辣な口調で言うのは何か過去にあったのを想像させるが)
(内容についてはレギンが語ったのだと遠回しに告げ、レギンによって今の位置になった事を示唆していた)
(奴隷娼婦である事が当然になった末路をそれすら当たり前に話していき、堕ちる事の恐ろしさを間接的に伝え)
(ただ、今は楽しむべきだと語り、身を任せるのを頑張れと言っていた)

「ん〜、そういう事をした事はあるけど、そんなでは?」
「……え?私が?こういう所なら抱くと言うよりは奉仕だと思うけど」
「快楽に身を任せてみたら良いんじゃないかしら」
「……あら、もう終わるみたいよ」

(関係が無いとは言わないが、そこまで深くは無いと笑って)
(抱くと言うよりは奉仕させる感じだと思うが、あくまでレナにやらせようとしていて)
(気持ち良くなれば良いじゃないと言いながらも、ソフィアがもう来る事を伝えて)

ソフィアでございます……本日はご指名下さりありがとうございます。
お嬢様方、お名前を窺っても宜しいでしょうか?

(席の入り口に来たソフィアは跪いて頭を下げて礼を口にすると)
(それぞれの名前を教えて欲しいと言って、上目遣いに見上げていた)
(その視線は快楽に潤んでいるが、理性の光は確実にあり、敢えてそう言っているのがわかる姿だった)


>>931
【それでは今夜も宜しくお願いします】


933 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/15(土) 23:30:02
>>932

そうですね。わたくしはそうでもないですけれど、マーサさんはかなり疲労していると思います。
それもここでの問題をすべて片付けてからですね。

(全員がかなり疲れを残している中にはジゼルも入るとは思ったが、それは口にせず)
(自分は旅の疲れと心配だけで、あとは静養していることが多かったが、マーサは慣れない街を走り回りならず者と交戦して)
(軍が到着する前には料理もしたりしていてかなり疲労しているだろうと思っていた)
(休むのはソフィアを助け出し、皆揃って娼館へ帰ってからと気を引き締める)

聞いた話ですけれど、特に王族の方はそういう方が多いみたいですね。
確かに、一国の姫であった人間を性奴隷の奴隷にまで堕とすのは、正気の沙汰とは思えません。
本人がべらべらと……ですか?
何やら聞いていると理性を残した洗脳に近いものを感じてしまいます。
ええ、どこまで実践出来るかわかりませんけれどね。

(ゼノビアや大后さまから聞いた話、エレノアと言葉を交わした時のことと当然レギンと魔法石や夢を介して接した時を思い出し)
(確かに言う通りだなと思いつつ、辛辣な口調に元はソフィアのような立場だったのではと思うが今は問い掛けず)
(歪んだのは確かだが歪み過ぎだし、よく知っている理由もレギンの饒舌さを知っているだけに納得して頷く)
(レナからすれば調教というより、調教を介した洗脳の様に感じて尚更何かするようにゼノビアにお願いをしなければと思っていた)
(励ましに生真面目過ぎる答えをしてしまってから、堅すぎると自分でも思い苦笑する)

ご経験があるのですか?
それはどんな状況で?
奉仕でも構いませんけれど、どうしてもわたくしがされているのを高みの見物をされる気なのですね……ハァ〜ッ。
もう、皆無責任に好きに言ってくれて……。
えっ!? まだ心の準備が……。

(軽い冗談のつもりで半分は聞いたのだが、深くはないとは云え関係があることに素直に驚き目を丸くして)
(ただ好奇心に火が着いてしまって根掘り葉掘り聞き出そうとしてしまう。
(自分にさせる気満々のジゼルに何故にと思ってみるが、ソフィアが自分の侍女ということも有り断るのも変な気がして)
(ただやはりあまり気が進まず重い溜息を吐きながら、皆簡単に身を任せというがどうしたらと本気で悩んでいた)
(来ることを聞き、急に慌て始めて訳が分からず残っていたドリンクを一気に飲み干してしまう)

…………。貴方の話を聞いて楽しみに来てみたのです。
期待していますから、よろしくお願いしますね。
わたくしはレナ。こちらは付添のジゼルです。

(最初は遠くから見ていた僅かな面積しか無い服とも呼べない布に驚き、自分がわからないのだろうかと思ったが)
(視線が合い潤んだ瞳の中に理性の光を見つけると、小さく頷き涙が零れそうになるのを我慢して、不審がられないように話を合わせて)
(名前を教えてジゼルには済まないと思いつつ付添と言って、キスを求めるように手を出す)

【こちらこそ、今夜もよろしくお願いします】


934 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/16(日) 00:07:29
>>933
「あなたも疲労はしているわよ」
「心配事って本人が思う以上に堪えるものなのよ」
「……そうね、それは前提条件」

(むしろ回復の速度的にはレナが一番遅いと思っていて)
(精神的な負担は本人が思う以上に大きいと言って)
(ただし、全て終わるのが前提条件だと頷いた)

『王族ってだけで人から上に見られるから勘違いするのかもね』
『一体どこまでやれば気が済むのかは不明だけれど、確かに』
『そうよ、ここの経営に噛んでるから、時々来ては自慢話さ』
『ただ、人間の特性でもあるから、それを上手く使っていると言えるかもね』
『気楽にすれば良いのさ』

(王族の傲慢さについて、そういう例を多く見たのか勘違いするのが多いと言って)
(ソフィアについてはどこまで貶めるのか想像も出来ないとため息をつくと)
(ここの経営にも絡んでいるので知っていると事情を明らかにする)
(馴れについては人間はそもそもそういう傾向がある為、利用しているのだろうと言って)
(実践と言い出したレナに笑いながら、気を楽にとだけいうのだった)

「あれは酒によって他にも何人かいたかな、戯れにね」
「高みの見物というつもりは無いけど、私にするよりは後のこと考えたらあなたの方が良いでしょ」
「腹を決めなさいな」

(別に隠す事でもないのか他にも何人かいたところで飲んでいて、戯れと流れでそうなったと言って)
(ふたりでやる方が関係性からいっても良いんじゃないかと答える)
(焦るレナに腹を括れと言いながら、その眼は素早く周囲を見ていた)

ありがとうございます、レナ様とジゼル様ですね。
しばしの時間ですが、よろしくお願いいたします。

(そう言いながらレナの手に口づけを落とすとその唇は熱く)
(情欲の火に焦がされそうな状態なのだと伝わる程で)
(甘い匂いの中にどこかミルクの様な香りも湧き上がっていた)

それでは、ご奉仕をさせて頂きます。

(そう言いながら微かに声を出さずにレナ様お願いしますと口が動いていた)


935 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/16(日) 00:57:01
>>934

わたくしがですか?
この街に来た頃に比べれば遥かに元気ですよ。
それに、今はすることもないので暇ですから、いつでも休息を取ることはできますし。
はい。

(心外とても言いそうな表情で、底辺の時と比べて遥かに良いと笑みを浮かべつつも)
(本人も少しだけよく眠くなるなとは自覚があったが、特に結界に守られている時は結果以外にもほぼ出られず)
(好きな時に十分な休息が取れることを殊更強調しておく)
(前提条件については、レナにして珍しく力強く頷いた)

馬鹿馬鹿しい。
民を開放して理想の国家を立ち上げた王ならともかく、ただ運良く王族の一員に生まれただけではないですか。
勘違いにも甚だしいです。
……壊れるまではしないのでは無いでしょうか。
それはうんざりしますね。
……かもしれませんね。
気楽にですか……。

(王族の在り方については開明的な父の影響が強く、怒りは顕にはしないものの)
(今までよりは強い口調で王族の傲慢さと同時に、レギンの如何にもな姿を思い出し不快に眉を顰める)
(壊れて調教された立場を受け入れ幸せを感じるようにはせず、理性を僅かでも残して苦しめ続けるのが)
(レギンを辱めた報いであり償いであり、歪んだ性格の彼らしい楽しみではと口にする)
(自慢話を何度も聞かされる身も大変だろうと察しつつ、自分だったら絶対に無理と感じていて)
(調教の仕方についてはよく心得ていると思い小さく頷く)
(ソフィアと話したいことや色々あり過ぎて、気楽にと簡単に言ってくれるものの)
(そう簡単に行かないだろうと思っていた)

へぇ、そうなのですか。お酒の力って時に役立つこともありますけれど、怖いですね。
確かにわたくしのかけがえのない友であり、侍女でもありますから……。
…………仕方ありませんね。

(興味深そうに聞きつつ、そういう傾向があったのかもしれないが、お酒で歯止めが効かなくなるのは怖いなと自身の戒めとしつつ)
(そんなに酔う前に自分なら寝入ってしまいそうと思っていた)
(ジゼルの言うことは尤もとは分かっていつつも、ソフィアが戻ってきた時のことを考えると気恥ずかしさを強く感じていた)
(流石に幕の向こうに人が近寄った気配を感じれば、いつまでもグズグズ言っていても仕方ないので腹を括るが)
(内心はドキドキして緊張の極みにあった)

こちらこそよろしくね、ソフィア。

(唇の熱さにに驚きの表情を隠せぬまま、状況を察しつつも)
(ソフィアの身体から湧き上がる香りに心が掻き乱されて、ドキドキと動悸が早くなるのを感じていた)

では、ここからかしらね。

(ソフィアの声のない言葉を読み取り小さく頷きつつ、不審がられないように少しドレスの裾を両手の指で摘み上げヒールが見えるようにして)
(女性らしく斜めに傾け揃えていた脚を僅かに開き、秘所にキスをするように命じる)


936 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/16(日) 01:40:45
>>935
「そう、あなたもよ」
「……どん底と比べられてもね」
「それでも疲れやすい自覚はあるでしょう?ちょっとは人の助言も聞きなさい」

(心外と言わんばかりのレナに呆れながら、どん底と比べるなと言って)
(いずれにしても自覚が無いと断じて、アドバイスは聞けとまで言い切っていた)

『そう考える王族というのはあんまり聞かないからねぇ』
『今まで見た例はまず傲慢だったりがほとんどさ』
『延々と苦しめるってか、怖いねぇ』
『ふふ……そうさね』

(この人物は王族については例外はほぼソフィアしか知らない様な様子で)
(レナがどういう人物かもわかっていない感じだった)
(レギンの手法については恐ろしいと口にしながらも、他人事ではある様子で)
(気楽にと言うのを殊更肯定して後押ししていた)

『誰も損してないしねぇ、怖いって程では』
『じゃれ合いみたいなものさ』
『それなら尚更だね、ふふ』

(戦略、戦術面での理知さと裏腹に個人的な事柄には無頓着な様子で)
(そこまで身持ちも硬く無さそうな様子を見せて笑うが)
(ソフィアとの事については関係が深いなら尚更といって、推していた)

それでは失礼致します。
ちゅ、ちゅ……れろ、ん、ぴちゃ……。

(レナの懊悩を他所に慣れた動きで裾を摘まみ上げたのを見るとその中に頭を突っ込んで)
(下着の上から軽く口づける感覚を与えると舌先が這いまわっていく)
(男女を問わず一体どれだけの相手をしてきたのか、その技巧は的確に感じるところを探り出し)
(決して強くない刺激を与え始めていた)

中にもご奉仕致しますね、ソフィアの舌で達して下さいませ。

(そう言いながら許可が出るまでは柔らかいタッチで刺激を加えていく)
(ただ、そう言いながらソフィアはレナのヒールの隙間に紙を差し込んでいた)
(後で見ればそこには信じすぎてはいけません、とだけ書かれていた)


937 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/16(日) 01:47:24
>>936
【次のレスは遅くなりそうですし、万が一寝落ちしないとも限らないので凍結をお願いできますか?】
【次回はいつも通りの金曜日の22:30からで大丈夫です】


938 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/16(日) 01:54:12
>>937
【凍結了解です】
【次回金曜日の22:30からでこちらも大丈夫です】


939 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/16(日) 01:56:18
>>938
【ありがとうございます】
【では、また次の金曜日の22:30からよろしくお願いします】
【伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした。二日間楽しかったです】


940 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/16(日) 02:08:35
【眠気が強くなってきたのでお先に失礼します】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


941 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/16(日) 02:09:13
>>939
【こちらこそありがとうございます】
【では金曜日の22:30からまたよろしくお願いします】
【お疲れ様でした、私も二日間楽しかったです】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


942 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/21(金) 22:29:00
【ロールの再開にスレをお借りします】


943 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/21(金) 22:30:31
【スレをお借りします】


944 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/21(金) 22:31:38
>>936

……そうですね。
はい、ありがとうございます。

(何か言おうとして口を開いたものの、反論しても火に油を注ぎ兼ねず口を閉じ小さく頷いて)
(確かにいくら気分が良くなったとは云え、どん底と比べるのも不適切だと思えて)
(微笑みを浮かべて嬉しそうに礼を述べた)

そうですね。そのように考える王族など、あまりいないのかもしれませんね。
きっと環境がそうさせるのでしょうね。
ええ、お話しを聞いていると、そんな性格じゃないかと思います。

(相手の表情や口調から自分のことはそんなに知らないのを察して、王族自体あまり縁がなさそうな顔をして)
(傲慢になるのは生まれつきより、育っていく過程で王族らしい振る舞いを求めれそうなるのだろうと推測して見せて)
(レギンの恐ろしさはまだ強く実感はしていないものの不気味さは感じていて、陰湿で粘着質な性格なのではと言って困惑して)
(ソフィアとのことはもう身を任せるしか無いと苦笑する)

失敗が無ければ怖く無いのかもしれません。
……じゃれ合いですか? う〜ん……。
そうですよね。

(お酒で取り返しのつかない失敗が無いのなら、それはそれ良いのかなと)
(まだ本格的にお酒を飲んだこともなく、何となく想像で納得していた)
(気持ちの持ちようだが、ソフィアが戻って来たら暫くは顔を見ても思い出しそうで、それだけで羞恥を覚えていて)
(気配が幕の前に迫れば、もう度胸で意を決してレナにしては強く頷いてみせる)

ンッ、ンンゥ……ハゥッ……アァッ……ン、ンゥ……ソフィアさん。

(ソフィアが躊躇なくスカートの中へ頭を突き入れたことに驚きの表情を浮かべるが)
(そんなことを気にしている余裕はすぐに無くなり、舌がショーツの上から的確にクリトリスや割れ目のあたりを這えば)
(感じるように躾けられたレナの身体はすぐに反応して、却って刺激が強くない分身体は更に強い刺激を求めて燃え上がって)
(太腿をピクピクと震わせ、頬を紅く染めながら瞳には淫欲が浮かび、堪らえようとしても甘い吐息が漏れる)

ハァ、ハァ、ハッ……お願いします……ン、アァッ、アンッ!!
アハッ……ン、ンァ、ンッ……駄目……ン、クッ……イッちゃう……ン、ンンッ、ンァッ、アァァン!!!

(許可を待ち柔らかなタッチの愛撫に終始するソフィアに、レナも焦れていてすぐに許可を出して)
(ヒールに何かを挟まれたのは分かってはいても、今はそれを気にする余裕もなく)
(調教とレナの侍女としての経験からか、特に敏感な部分を重点的に刺激されれば)
(瞳は快楽に蕩け、全身を痙攣させ発情した雌の匂いを漂わせながら一気に絶頂へと上り詰めてしまって)
(ソフィアの舌や口の周りをたっぷりと愛液で汚してしまう)

ハァ、ハァ、ハァ……ジゼルさんも……ハァ、ハァ、如何ですか?

(絶頂の余韻に浸ったままの蕩けた表情と、快楽の滲む瞳をジゼルに向けてソフィアの奉仕を受けてはと勧める)


【今夜もよろしくお願いします】


945 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/21(金) 23:33:08
>>944
「ん、素直が一番」
「働くのは美徳だけど、疲れては仕方ないわ」

(レナの笑顔に頷きつつ、追い込む様な働き方は好まないと言って笑った)

『大体が生まれながらにして、王族だからね』
『気が付いたら皆が傅くんだから、そうなるのも無理はないかもね』
『一番苦手なタイプだよ、あんまり言いたくないけどさ』

(生まれがそういう人格を作るのだろうと言いながら)
(傅かれるのが当たり前だと他人なんか塵芥だろうと吐き捨てて)
(陰湿な性格については苦手だと苦笑して見せた)

「そう言いながらドツボに嵌まる人もいるから注意は必要だけどね」
「失敗するまでは自分は大丈夫だと思っているものだから」
「そうそう、仲良くする延長線上みたいなものだと思って」

(自分は無いが、失敗例はたくさん見たと言って笑うと)
(大抵は自分は大丈夫だと思ってそうなるんだと説明していく)
(じゃれ合いについては親愛の延長線上みたいなイメージだと言うが、あまり伝わらないなと思っていた)

ちゅ、んちゅ、ぴちゃ……ん、ふ……はい、ソフィアはここにございます……。

(愛撫は丁寧でかつレナの感じるところを的確に突いていて)
(その中で名を呼ばれると姿が見えないだけに以前と変わらない口調でここに居ると口にしていた)
(しかしすぐにも柔らかい責めを始めて行って)

んちゅ、ちゅ……ふ、ん、んちゅ、ちゅぱ……れろ……。
んんっ、ふ……達して頂けましたね……。

(簡単に達したレナに良い仕事をした風な言葉を口にしながらスカートの中から出て来て)
(愛液に濡れた口の周りを自分で舐め取ると笑顔を見せるが、淫欲と媚びに満ちた奴隷娼婦の表情だった)

「……あら、もう、いいの?」
「じゃ、キスし合いましょうか」

(レナの言葉を受けてジゼルがそう言うとソフィアが唇を重ねていく)
(互いに舌を絡め合う姿は淫靡であり、ソフィアの身体から甘い匂いが湧き立って)
(同時に乳っぽい匂いが混じり、胸の頂点部分が濡れているのが見えていた)


【こちらこそよろしくお願いします】


946 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/22(土) 00:45:50
>>945

確かに疲れていては、お客さまに最高のおもてなしは出来ませんものね。

(疲れた顔の娼婦など格の高くない娼館ですら好まれる筈もなく、特に一流の客の集まる高級娼館であれば当然好まれないどころか)
(娼館の娼婦の健康管理の問題にもなり兼ねず、最高のおもてなしをするためにも休息は大切だと改めて認識する)

確かに言われてみれば、国を興して王になった方とその家族以外はそうですものね。
幼いよちよち歩きでも、いい大人が傅けば成長して傲慢になるなと言う方が無理かもしれません。
わたくしもです。きっと好きな人は少ないかと。

(自分もそういう立場であったが故にあまり気にしたこともなかったが、祖国でも太祖とその妻以外は皆生まれついての王族で)
(自分も王族であることに疑問を持ったことがなかったが、自分が傲慢にならなかったのは)
(父上や母上の教えの賜物だったと改めて感謝してしつつ、多くの王族が当然と思うのも仕方ない気もしつつ、哀れさも感じて物思いに耽る)
(陰湿な性格の人間を好むのは似たような性格の者が多く、普通は好きな人はいないと言い切り同じ様に苦笑を浮かべる)

昔になりますけれど、心当たりはありますね。
きっと酔いが正確な判断を阻むのでしょうね。
仲良くする延長線上? 仲が良ければ親愛の情も湧きますし、相手のためにと思うものですけれど……そんな感じなのですか。

(王太子や王子たちも父上のような酒浸りになったり、女性に溺れないと言っていたが)
(結局、王太子が一番酷かったが、酒池肉林の状態になっていて、失敗しても諌めるものも少なかったと苦い思い出を噛み締めていた)
(仲良くすることの延長線上で同性でそういう事をするイメージが案の定湧かず、神妙な顔つきで何とか納得しようとしていた)

アッ、アァン……そんなとこ……駄目……ンァッ、ンッです。

(愛撫は性感を昂めるだけでなく、久々にソフィアと触れ合える悦びに心も満たされて行く気がして)
(ソフィアの応える声に安堵も増し、心が無防備に開かれたことも手伝って一気に絶頂へ向けて身体も熱く火照り)
(言葉での否定とは裏腹に腰が勝手に動き、より感じるように押し付ける形になっていた)

ンァァッ、ンヒャッ……ハァァ、ハゥッ……ンン、ンッ、ンハァ……。
ハァ、ハァ、ハァ……とても気持ち良かったです。ありがとう、ソフィア。

(身体が椅子の上で何度も跳ね、身体を震わし、美しい金髪を振り乱しながら)
(自分ですぐに達しないようにと思っていたのなど無いも同然で、恍惚の笑みを浮かべながら)
(ボーッと絶頂の余韻が残る頭で、買った客としていつもはしない名前を呼び捨てて微笑み)
(きっとそのことはソフィアにも伝わっていると思っていた)

……意地が悪いです。こうなることは予想できていたでしょうに……ハァ、フゥーッ。
……何かとても大人な感じです。
…………ソフィア、母乳が…………まさか?

(ソフィアがレナの感じる場所、弱い所を知っているのは当たり前で、簡単に達してしまうことも想像はついた筈で)
(少しだけむくれた表情を浮かべるものの、舌を絡め合う淫靡な光景にコクリと小さな音を立てて生唾を飲み込む)
(たまたま視線が下がった時に乳首の部分の生地が濡れていることに気づき、調教の結果ただ母乳が出るように肉体改造をされたのか)
(望まぬ……そして万が一レギンの子を身篭っているのならと思えば、それは飛躍し過ぎと思い込もうとしても頭から離れず)
(キスし合う姿に圧倒されながらも、ポツリと小さな声で問い掛ける)


947 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/22(土) 01:43:11
>>946
「ええ、そういう事ね」

(ジゼルとしては仕事の事を考えての話では無かったが)
(そちらの方が腑に落ちるなら良いかと思っていた)

『そう言われたらそうだね』
『だから傲慢な奴らばっかりなのか』
『ふふ、ま、陰湿で粘着質とか嫌われる方だわね』

(国を興したもの以外は生まれながらの王族だというのは確かにそうだと頷いて)
(傲慢さについてはほぼ全ての王族がそうだと信じている様子だった)
(好かれる以前に嫌われると言うとやや吹き出す様に笑った)

「心当たりが?酒乱の知り合いでもいたのかしらん」
「酔いはそう、正常な判断をさせず、割と都合良い解釈をさせるわ」
「ええ、愛でやるんじゃないのよ」

(そういえば、レナの親族にそういう者がいたとは聞いていたが、そこはぼかして)
(酔いは自分に都合良い解釈をさせるものだとこれは真面目に返事する)
(愛欲ではなく、親愛でそうなるのだと説明するが、わからないだろうなと思っていた)

駄目とは止める、という事でしょうか?んちゅ、ちゅぱ……。

(当然、そうでは無いと知ってそう言うのはある意味らしいところで)
(続けて愛撫して絶頂に向かうレナに熱の籠った行為を続けていた)

はぁ、ふぅ……いえ、レナ様が気持ち良かったなら幸いです。

(情欲、淫欲に煙った表情で礼を口にしていくが、それは正しくソフィアの言葉で)
(先程ステージで着けた聖女殺しに苛まれながらの愛撫は相当に追い込んでいた)

んちゅ、ちゅ……ん、ふ……んくっ、んん……。
はぁ、あ、奴隷の奴隷、マゾ雌奴隷のソフィアは相応しい身体となるべく母乳が出る様になりました。
ん、はぁ、擦り合わせて、はい……んんっ、あ、はぁ……っ!?

(口づけあい、舌を絡め、ジゼルの唾液を飲み込んでいくとレナに流し目を送って)
(身体はすべてマゾ雌奴隷に相応しい身体となっていると言って、ジゼルと股間をこすり合わせていく)
(ジゼルも昂らせてイカせながらもソフィア自身は達しておらず生殺しになっていた)
(そして、そこで時間となったのか、係の男が首輪に鎖を繋ぐと引っ張ってステージ上に連れて行く)
(謝意を口にしてステージから去って行く時、ステージの袖にレギンがいるのがチラと見えていた)


948 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/22(土) 01:48:46
>>947
【次のレスは3時近くになる可能性もあるので、ここで凍結をお願いできますか?】
【次回は土曜の22:30から可能です】


949 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/22(土) 01:55:14
>>948
【凍結了解です、土曜日の22:30からでこちらも大丈夫です】


950 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/22(土) 01:56:57
>>949
【ありがとうございます】
【では、土曜の22:30からまたよろしくお願いします】
【お疲れさまでした】


951 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/22(土) 01:58:41
>>950
【こちらこそありがとうございます】
【では土曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【お疲れ様でした、おやすみなさい】

【スレをお返しします】


952 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/22(土) 02:02:02
>>951
【了解しました】
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


953 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/22(土) 22:27:30
【ロールの再開にスレをお借りします】


954 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/22(土) 22:33:41
【スレをお借りします】


955 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/22(土) 22:35:09
>>947

そうかもしれませんね。
ただ世界は広いですから、どこかに傲慢じゃない王族もいるかもしれませんよ。
クスッ。

(大概の王族は傲慢だとレナ自身も感じていて、かつて同じ歳の従姉妹とどんな振る舞いが傲慢で)
(どうすれば傲慢にならず威厳を保てるかを話したなと、懐かしく思い出していた)
(ただ自分も王族だった頃は、他人から見たら傲慢に見えたいたかもしれないと戒めつつも)
(謙虚で民から愛されている王族もどこかにはいるかもしれないので、決めつけない方が良いとやんわりと言って)
(直接に面と向かって会ったことは無く推測だけだが、やはり好かれるとは思えず曖昧に笑みを零す)

ええ、そんな所です。
そういうものなのですか。
なかなか難しいですね。

(身内の恥を娼館管理者の侍女に詳しく語る必要もなく、当時を思い出して困ったような笑みを微かに浮かべた)
(酒宴にはあまり参加したこともなく、幸い常連客に酒癖の悪い方も居らずそんなものかと思いつつ)
(一度従姉妹が間違って酒を飲んで絡み酒で、自分にも酒を差し出し「わたくしのお酒が飲めないの?」と言い凄んですぐ寝ていた記憶が蘇り微笑んだ)
(同性同士の行為はいまいち掴めず、おそらく体験してみないと分からないかもと感じていた)

アッ、アァッ……そんなことじゃ……ンァ、ンッ……意地悪……アハッ、ァンゥ……そこ……ン……そんなにしたら……。

(きちんと意味を説明する余裕はレナにはなく、小刻みな痙攣が絶頂が近いことを示しつつ)
(甘い吐息と蕩けた表情、気を許しているソフィアに甘えるような声を上げて一気に頂点へと上り詰めて行く)

ハァ、ハァ……またお願いね……ハァ、ハァ……。

(まだ吐息は落ち着かず、胸を大きく弾ませながら淫欲が浮いた笑みでお願いを口にして)
(その想いは再び愛撫して欲しいというより、早く帰って来てとの意味が濃かった)

奴隷の奴隷、マゾ雌奴隷に相応しい身体って……、それと母乳に何の関係が?
…………ソフィア……さん。

(ジゼルとソフィアの絡みから目が離せぬまま、じっと何とも言えない表情を浮かべて)
(行かせてしまったことへの後悔と、戻ってきた時にどうやって元に近い状態に戻せるのだろうかと考えていて)
(レギンから苛烈な調教を受けたことは分かるが、母乳が出るように身体を変えられることの意味が分からず)
(小さく頭を左右に振りつつレギンへの怒りが込み上げてくるものの、身体は二人の絡みが見せる痴態に火照り)
(割れ目からは愛液が溢れて無意識にドレスの中で太腿を擦り合わせてしまっていた)

ジゼルさま、ステージの袖にレギンが居ます。
ソフィアを救い出すのは無理としても、安全にここを出るのも難しいかもしれません。

(ソフィアが去って行った後、会えて嬉しかったものの何も出来なかったことに落胆の表情を浮かべるが)
(幕の隙間から舞台に視線を移せば、悪夢の中で見たレギンの姿を見つけて小さな鋭い声で伝えて)
(ついでにヒールに入れられた紙片を見て、どういう意味なのだろうと考えていた)
(もし、ジゼルのことを指しているのならと少し身体を緊張させる)

【今夜もまたよろしくお願いします】


956 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/22(土) 23:12:41
>>955
『傲慢じゃない王族ねぇ、いるのかねぇ』

(首を傾げながら、そんなのがいるのかと疑問を口にする女)
(ある意味、王族寄りの発言と取られてもおかしくは無い訳で迂闊とも言えたが)
(首を捻るだけで終わった辺りは何も知らない様子だった)

「そういうものね、で、幾らでも飲めると錯覚する」
「難しいかしらね、まぁ、とはいえ合わない子もいるからね」

(酒の恐ろしさを語りつつ、本人はそうした事は無かったかの様に客観的だった)
(難しいと聞くと苦笑しながら、そういうのが苦手な子もいるから気にしなくて良いと言った)


ん、ふ……はい、またのご指名をお待ちしています。

(レナの言葉に下から見上げながら返答する、その内容は奴隷娼婦そのもの)
(ただ、視線は淫欲に煙りながらもまっすぐで意図を読み取ったというメッセージにも見えた)

そうした事を好まれる殿方もいらっしゃいますから。
感じて来ると滲み出てくるのです……。

(特に問題ではないといった風に答え、暗に日常生活に支障があるものでは無いとも言ってから)
(ジゼルと絡み合い、感じさせていくと去って行くのだった)

「……そう、名は口にしない様に」
「それは無いわね、出るのは可能よ、他の客への示しがつかない」
「危険なのは出てからね」

(迂闊に敵の名を口にするなと釘を刺しながら、周囲に視線をやり黒服などの配置が変わっていない事を確かめると)
(店内は大丈夫だと言って、出てからが一番危ういだろうと口にすると付いていた女性に話しかける)

「そういえば、ここのオーナーやっている人はソフィアを抱いたりするの?」

『ステージが終わってから抱く事はあるみたいだね、そういう時は次の店に行く前まで色々話が出来るんだけど』
『今日来ているなら、抱くつもりかも』

(女から情報を聞いたジゼルは店を出る旨を伝えると会計に必要な金額を手渡し、一応領収証を求めると女が去って)

「……もし本気ならもう攻撃を受けているから、気付いていないか、今は仕掛け時でないと思っているか、いずれかね」
「いずれにせよ、名を出すのは注意して、心臓に悪い……もし抱かれる事で淫欲の解消がなされるなら助け出す好機とは思えるけれど」
「それは後からね……」

(本気ならオーナーとしての権限を使ったり、即座に魔法を行使も出来るはずで今は大丈夫だと思うが、時間を置いて気が変わる前に帰ろうと言って)
(情報の精査は出てからやろうとだけ伝えた)


【こちらこそよろしくお願いします】


957 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/23(日) 00:20:09
>>956

飽くまでもしかしたらの話です。
この街に毎日出入りしている幾多の商人たちのように色々な国を渡り歩き、その国の偉い人たちとも面識が出来るほどになればもしかしてと思ったまでです。

(首を傾げたのを見て、あまり色々と探られてもと思い直して、傲慢じゃない王族は仮定の話として)
(この街を行き交う交易商人のように国々を渡り歩き、珍しいものを王族へ直接売り込めるような立場にまでなれば)
(もしかしたら一風変わった王族がどこかにいるかもと、朗らかに微笑んで見せる)

それなら分かります。そういう場面は目にしたことがありますから。
合わない子もいる……わたくしはどちらなのでしょうね。

(もしかしたらジゼルはとてもお酒が強いかもと思いつつ、吐いて落ち着いた後に再び飲み始めた従兄の浅ましい姿を思い出し)
(げんなりしつつも、酔いが適正な酒量を誤らせることには納得の表情をする)
(好奇心が強い分、全く興味がないという訳ではなく、悪戯な笑みを見せ自分がどちらだと思うか聞いてみる)


すぐには無理かもしれないけれど、約束ね。

(表面的には今回お金を使い過ぎて近々には無理という雰囲気を漂わせつつ、ソフィアが意図を汲み取ったと見て)
(優しい笑みを浮かべて小指同士を軽く絡ませてニコリと暖かな笑みを浮かべた)

母乳を好む殿方が……わたくしには分かりません。
男の方って……。
そうなのですか、それなら多少は楽ですね。

(完全に精神は女性で、そんな物を好む男性が居ることに素直に驚きと呆れてしまっていて)
(もともと男性時代もノーマルな上に淡白だったことも潜在意識にあり、信じられないというように小さく嘆息する)
(乳飲み子のいる母親では定期的に母乳が溜まり乳が張り、時には自然と溢れることもあると聞いていて)
(そうならないなら日常生活では多少マシかと安堵の表情を浮かべる)

あっ、すみません。
後々の店の営業も考えて、店内ではトラブルは起こさないと……。
はい、承知しました。

(ジゼルの言葉に素直に詫びて、確かにレギンが居た場所にもう一度視線を送れば、その姿はもうなく首を捻り)
(確かに店内でいくらオーナーの命令とは言え、客と悶着を起こせば後々店にも影響がでることを察して頷き)
(外に出たらマーサと合流して、なるべく宿舎の近くまで早く到達しようと思っていた)

ドリンク美味しかったです。
また今度、別の味の物を試しに来ます。

(ジゼルが会計をしている間に、コップを片付けに来た相手にドリンクを褒め)
(気に入ったように振る舞い、ソフィアの件がなければ本当にミックスの味を楽しめたらと思っていた)

気付いていないというのは流石に無いと思いますけれど……。
はい、承知しました。もう戻るまで口にはしません。
その方が良さそうですね。

(魔力の波動で自分の来訪にレギンが気付いていないことは無いと思い、きっと好機を狙っているのだと信じていて)
(もう宿舎へ戻るまでレギンのことも、ソフィアのことも口にしないと決めて頷き)
(情報の精査は別な味方を出来る人がいる場面の方が良く、後回しにすることに同意する)
(会計が終わるとあからさまにはせず、さり気なく周囲を注意しつつ店を出る)


『レナ様、ご無事で何よりです。……取り敢えずは
 美味しいお菓子があったので、少しですが分けてもらっておきました』

(正面の建物からソフィアを買えなかった男性客が店から出始めたのを見て、マーサも会計を済まして待機していて)
(レナとジゼルが店を出るのを見つけると、安堵しながらすっと寄って来て)
(待っている間に頼んだケーキが美味しく、少し買ったことをレナに告げて微笑みを見せれば)
(周囲を警戒しつつも緊張しすぎず、マーサに微笑みを浮かべた)


958 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/23(日) 01:13:05
>>957
『なるほどねぇ、まぁ、見つかるのかも知れないね』

(一応は客だから合わせてそういうが、いないだろうという前提の様子だった)

「まぁ、お客さんでも飲む方はいるだろうしね」
「慣れておけば良い程度に思っておけば良いわよ」
「……素質あり、かな」

(お客さんは飲む人もいるし、少し飲める程度に慣れておけばとだけ言って)
(レナの問いかけには、素質があるんじゃないかとニヤリとしながら告げた)

はい……。
乳房を掴んで、噴き出させるのが、という人もいらっしゃいます。
……そう、ですね。

(レナに答えながら、ある意味相手の異常さを伝える様でもあって)
(多少は楽、という言葉にどう答えれば良いのか迷う様に同意していた)

「……そう、普通ならそうするわ、向こうは余裕があるから」
「ええ、そうしましょう」

(もはや用事は済んだとばかりに早く帰る事を考えている様子で)
(領収証だけ早くもらいたい雰囲気だった)

『そうかい、裏方が喜ぶよ、伝えておくわね』
『またのお越しをお待ちしています』

(素直に誉め言葉として喜ぶ様子を見せて、普通に客として送り出された)

「……マーサもお疲れさま、走ってもらわなくて良さそうだわ」
「取り敢えず、戻りましょう」

(マーサが待機しているのを見て、少しホッとした表情を浮かべながらも険しい表情で)
(まずは戻るのを優先と言い切ると大通りの方に移動していく)
(結果、追手も掛からず、無事に戻る事が出来た)


959 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/23(日) 02:05:53
>>958

だと良いですね。

(いないだろうと云う雰囲気に苦笑して終える)

幸い飲み過ぎるお客さまはいらっしゃらなかったので。
そうですね。少しでも嗜めれば悦んでいただけるでしょうし。
えっ!? ジゼルさんにはそう見えますか?

(最初にお酒を数杯のむ客も居るには居たが、レナの身体目的であり対価も安くはないので)
(適当な所でお酒を切り上げることが多くて、気に入らない客はお酒を勧めて潰しちゃえば良いと耳打ちしたオリヴィアの言葉を思い出し微笑んで)
(それでもお酒が飲めれば、筆下ろしで緊張しきっている相手を少しでも和らげることが出来るかなと思ってもいた)
(予想とは全く反対のジゼルの応えに驚き、どうしてそう思うのか、ただ感覚的になのか尋ねてみる)

……それって、へ……いえ、なんでも無いです。
乳飲み子のいる母親のようにいつもでないだけ良いのかと思ったのですが……。

(明らかに変態だと思い、思わず最初の言葉が小さく漏れるがすぐに飲み込んで否定して)
(話を変えて、母乳がでるようにされてしまった以上、授乳中の母親のようにのべつ幕無しより良いと思ったが)
(表現がずれているかなと首を小さく傾げた)

ここは相手のテリトリー内ですものね。

(ソフィアからのメモは持ってきていたハンカチなどと一緒にしまい、ジゼルの傍らを離れず領収を受け取るのを待ち)

ええ、今日は楽しかったです。

(一番はソフィアに会えたことだが、ドリンクも美味しく、警戒し過ぎずにおかわりを頼めば良かったと思いつつ)
(見送られると軽く手を上げてその場を去った)

『それなら良かったです。
 私も少なからず緊張していましたから』

(二人の無事な姿を見て表情を緩めるが、視線は微笑まず武装侍女出身らしく周囲へ警戒を怠らず、レナを守るように移動していく)

「レナ様、ご無事で何よりです」
『万が一を考えて一応連絡を取って起きました』

(店から少し離れた所まで戻ってくると、影からクレイトンが現れてレナを心配そうに見つめるが)
(完全に無事なのを確認すると安堵に表情を崩し、言いたいことはあったがすぐに付き従い移動を開始して)
(マーサがジゼルに、もし自分が走ることになっても、途中で時間を稼ぐ為に)
(他の件が片付きクレイトンが戻ったら、店からそれなり離れた場所で待つように伝言していたと告げる)

取り敢えず無事戻れましたし、せっかくマーサさんが買い求めたケーキもあることですしお茶にしましょう。

(結界のある部屋に戻ると、完全にリラックスしてケーキがあることを思い出し微笑んでお茶にすることにして)

『レナ様をお待ちしている時に、店に居る方からこれを渡されました。
 子爵様の使い云う方からです』

(マーサがジゼルとレナを待っている時に渡された手紙を、少し不思議そうに渡せば、レナもすぐに開いて中身を見る)

これだけですか?

(手紙の字は確かにオリヴィアの物であったが、ただ一言「自分の力を信じなさい」とだけ書かれていおり)
(他のなにかメッセージがないかマーサに聞くが、『いえ』と短く答えただけだった)
(レナは不思議に思いつつも、その謎解きは後にしてお茶にすることにしたのだった)

【凍結にしましょうか?】


960 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/23(日) 02:08:29
>>959
【そうですね、3時くらいになりそうですし、凍結しましょう】
【次回ですが、金曜日の22:30からとなります】


961 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/23(日) 02:13:27
>>960
【ありがとうございます】
【次回は金曜日の22:30からで大丈夫です】
【いつもの通り伝言板スレでお会いしましょう】

【お疲れさまでした。二日間楽しかったです】


962 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/23(日) 02:14:38
>>961
【こちらこそありがとうございます】
【ではまた金曜日の22:30からよろしくお願いします】
【私も二日間楽しかったです、お疲れ様でした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


963 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/23(日) 02:16:50
>>962
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


964 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/28(金) 22:28:02
【ロールの再開にスレをお借りします】


965 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/28(金) 22:33:01
【スレをお借りします】

>>959
「酒を飲むために来ている訳じゃないからね」
「少しだけ付き合えば、それだけ良い感じに入れるって話もあるし」
「……ええ、見えるだけかも知れないけど」

(客は酒を飲むのが目的では無いので、そういうのは稀だと言いながら)
(少し勧めてあげるとスムーズに導入に入れる場合もあると一般論を口にする)
(あくまで自分の視点からだけと断りながら、そう見えると自分は思うと伝えた)

「そういう事よ」

(あくまでも敵中だという事を意識させつつも自然な動きで会計を終えると人込みを嫌うかの様に振舞って)
(そのまま店を出て行くのだった)

「取り敢えずは何とかね……」

(下手な武装をしていないだけにジゼルとしても不安ではあったが)
(改めて意識するとどうにも落ち着かない気持ちになりながら、移動を止めることなく動いて)

「クレイトン卿が来たならもう何もして来ないわね、騒ぎところじゃ済まないから」

(そこから大通りまではすぐで、そんな所で騒げば幾らコネがあっても店は潰さざるをえない)
(当然、指示が出ても二の足を踏むはずで、そうならないと確信出来ていた)

「……その手紙、子爵というとオリヴィア様かしら?」
「見てるのね、嫌だわ、ホント」
「それにしても……どうしたものかしら」

(素早く着替えたジゼルが部屋に来ると手紙を渡しているところに出くわし、子爵と聞いて推測を口にして)
(見てるなら何か動きがあっても良いだろうくらいに思っているのか、やや苛立ちながら吐き捨てて)
(ついで、次はどうしたものかと考え込んだ)



>>964
【それでは今夜も宜しくお願いします】


966 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/28(金) 23:36:13
>>965

その通りだと思います。
経験がないのでどちらとも言い難いですけれど、一度試してみるのを良いかも知れませんね。

(娼婦を抱くために来るのであって、お酒は飽くまで付け足しであることはレナ自身も承知していて)
(少しお酒を飲み話をすることで、後のことがスムーズになるのは実感して少し付き合えればと思っていた)
(女性同士は考えたこともなく真面目に答えた後、ほぼ冗談で好奇心を持ったような顔つきで)
(試してみるのも良いと言って、クスクスと笑い出す)

『なるべく早く離れましょう。長居しても良いことは無いでしょうし。
 もし何なら本来は投擲用ですがナイフをお貸ししましょうか?』

(レナとジゼルに合流して、周りを目立たない程度に気にしながら早足で路地を出ることにして)
(ジゼルの不安と見て取り、スカートの中に隠してある投げナイフでも持っているのといないのとで違うので貸すことを提案して)
(広い路地に出るとすぐ先にクレイトンが来ているだろうことを予想して、安堵の吐息を漏らす)

「マーサ殿の伝言を見て驚いて、取るものも取り敢えず急いで来たんだ。
 レナ様、ソフィア殿が大切なのは分かりますが、あまり無理はしないで頂きたいです」

(レナとて罠と分かっていただろうと思いながら、ソフィアを思う気持ちも分かっていたが)
(マーサの伝言の紙を見て腰が抜けそうなほど驚き、流石に突入する訳にも行かず指定の場所で待っている間はかなり不安で)
(レナの無事な姿を確認し、後ろから不審な連中が来てないことを確認するとレナの守るようにあるき出す)

クレイトン卿、心配を掛けて申し訳有りません。
ですけれど、いても経ってもいられなくて。

(心配そうなクレイトンに素直に謝って、ソフィアの現状に少なからず驚き衝撃を受けたものの)
(ソフィアに久々に会えて少しだけ直接話せたことに満足げな表情を浮かべていた)


ええ、間違いなくオリヴィアさまの字ですが、意味がさっぱり分からなくて。
以前、オリヴィアさまが娼館に遊びに来た時に、わたくしが何を食べたか、何を残したかも知ろうと思えばすぐ分かるって言ってましたけれど……。
それに色々と情報を持っていることも仕事の内と言ってましたから。
……どうしたもこうしたも、こちらから出来ることはあまり無いのでは?

(一言だけ書かれた手紙をジゼルに見せつつ、ライラの部下であればオリヴィアと親しい筈もなく)
(見せてもきっと手紙が何を意味するのかは分からないだろうなと思っていた)
(直接見ている訳では無いだろうとは思いつつ、娼館には元オリヴィア派の娼婦や侍女から情報を得ているのだろうと推測していたが)
(こんな街にもオリヴィアの息が掛かった人が居るのかと感心しつつ、聞いた話をジゼルに言ってクスクスと笑う)
(こちらから打って出る訳にもいかないだろうと思っていて、出方を待つしか無いと腹をくくっていた)

【こちらこそ今夜もよろしくお願いします】


967 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/29(土) 00:34:25
>>966
「じゃあ、試してみて適性を見るという事で」

(ソフィアとこれから交わるという流れの中での話でもあり)
(試すと言うならこれから試そうと一瞬ニヤリとしながら言った)

「……ええ、そうね」
「別にいいわ、この場では戦闘よりは逃亡が正解」

(長居は無用というのは完全に同意しながら)
(武器の貸与についてはその時間も惜しんで移動すべきと足を速めた)

「こんな目立つ大男が居たら下手にでも手を出さないわね」
「マーサの働きの中では愁眉かも」

(クレイトンとの合流は事実上追手の霧散を意味していて)
(マーサの諸々の手柄の中でも最大ではと漏らしていた)


「これだけなら、罠に掛かっても大丈夫と言わんばかりね」
「……何だかなぁ、ホント、諜報員みたいじゃないの」
「ええ、ただ住所を聞いたでしょう?行く価値はあると見てはいるのだけれど」

(どうもオリヴィアに良い印象は無いのかぶつぶつと零しながら)
(まるで諜報やってるみたいだと口にする)
(どうするかというのは住所の事だと言って、行く価値はあると見ていると言った)


968 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/29(土) 01:29:59
>>967

適正があったとして今回限りかもしれないですね。

(娼館ではおそらく女性客を取ることはないだろうと勝手に決めつけていて、女性同士も気に入ったとしても今回以外には機会がないと思っていて)
(ニヤリとしたジゼルに、澄ました笑みで応えて見せた)

『それもそうですね。
 それにナイフは私が投げやすいように改良してありますし、普通だと使い難いかもしれません』

(狭い場所で戦闘するのも良策とは思えず、ジゼルの逃亡優先に同意して頷き)
(レナが遅れないよう注意しながら足を早め、ナイフは投げやすいように柄を細くしたり)
(刃にも加工が施されていて、普通に手で持って使うには向いていないかなと思い直していた)

『ありがとうございます。
 レナ様とジゼル様に何かあって走る時に、相手もただ見逃してはくれないと思ったので』

(早足で進みながら一礼して、当然レナとジゼルが店に入る前に三人で来たことは相手も承知している筈で)
(当然二人を捕まえた後で自分を逃すとも思っておらず、元々はレナと共に店に入るつもりだったので)
(何かあったらジゼルと自分が盾になりレナを逃し、途中でクレイトンにレナを保護してもらうために呼んでいて)
(状況は読みとは違っていたが、これはこれで良かったのだと納得していた)


オリヴィアさまだってわたくしが魔力を全力で使えないのは承知の筈ですし、何の意味なのでしょうね。
ゼノビアさまが言っていた通り封印を気にしなければ、罠に掛かっても何とかなるとでも思っているのでしょうか?
……前に可愛い妹の状況を姉として把握しておくのは当然とかなんとか……、あとビジネスをする上で相手を知っていて損は無いとも仰ってましたから。
あっ、そっちですか。確かに行く価値は高いとは思いますが、今回よりは危険が増すような気もします。
だからと言って同行者を増やすわけにも行きませんし……。

(封印のことは当然知っていて、どこまで魔法が使えるようになったかはアンジェリカから情報は得ているはずで)
(自分の力を信じて、ゼノビアのアドバイス通りに封印を気にせず魔法を使ったとしてもレギンに敵うかどうかは不透明と思っていて)
(オリヴィアがそれも勘案した上で大丈夫と言っているとは思えなかった)
(自分の動向をオリヴィアが気に掛けてくれているのは確かであり、諜報員は言い過ぎとは思いつつも)
(ある意味そうかもしれないと微笑みながら、ビジネスでは相手が欲する物が分かっていれば取引がしやすいとか何とか聞いたなと思いつつ)
(商売をする気もなく聞き流していて、はっきりとは覚えていなかった)
(ソフィアが次の所へ行く前に連れて行かれる男子禁制の場所のことかと、拳で掌を叩いて)
(行けば何かしらもっと収穫があることは確信していたが、その分リスクも必然的に大きくなることを予測していて)
(同行を頼めるのはエレナやジュリア将軍他数人居るか居ないかで、計画は入念に立てねばならないと思っていて)
(あそこの仕事を終えてからどれくらいの間、そこに居るのかも聞いておけば良かったと少し後悔をしていた)


969 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/29(土) 02:06:36
>>968
「あら、残念ね」

(そう言いながら、どうなるやらと内心思っていた)

「逃げるが勝ちって事、この場合は」
「投げる様なら使いにくいのは間違いないと思うわ」

(そもそも本来の得物はロングソードなのでナイフを持っても心もとないのは変わらず)
(投擲用なら余計に使いにくいし、今は逃げるのが優先だと言って)

「実際は追手も出ていないみたいだし、杞憂だったみたいね」
「ただ、用心に越したことはないから」

(想像以上に上手く潜入出来た事を喜びつつ、用心するのは当然だと評価していた)


「それはわからないわね、付き合いがあるわけでもないし」
「助け舟を出すのか、何か覚醒する目安があるのか……」
「ビジネスの範疇を超えているわよ、こういうのは」
「ええ、行くなら今回のメンバーまでね、知らない人間が居たら彼女たちが居たら警戒するかもだし」
「それに次の店に行くまでなら明日には行かないと明後日だと居ないと思う」

(オリヴィアが何を考えているかなどわからないと言いながら、助けてくれるのか)
(それとも何かレナの魔法に切っ掛けを見出したのかと言って)
(ただ、幾ら何でもビジネスの範囲を超えていると苦笑しながらも本心に警戒心が出ている様子だった)
(時間はあまり無いだろうと見立てを語り、後は行くか行かないかだけだと言っていた)


【ここで凍結しましょうか?】


970 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/29(土) 02:08:36
>>969
【そうですね。遅いですし、ここで凍結でお願いします】
【次回は土曜日の22:30からで大丈夫です】


971 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/29(土) 02:12:30
>>970
【ありがとうございます】
【では次回土曜日の22:30からよろしくお願いします】
【お先に失礼しますね、お疲れ様でした】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


972 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/29(土) 02:14:54
>>971
【こちらこそ、ありがとうございます】
【今夜22:30に伝言板スレでお会いしましょう】
【お疲れさまでした、おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


973 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/29(土) 22:24:46
【ロールの再開にスレをお借りします】


974 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/29(土) 22:33:17
【スレをお借りします】


975 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/29(土) 22:34:10
>>969

『はい、承知しました
 そうことでしたら先を急ぎましょう』

(ならず者に襲われた時にジゼルがロングソードを使うのを見ていて、投げナイフを手に持ち戦うのはやり難いと納得して)
(自分は万が一に備えてすぐ取り出せるようにしながら足を早めて)

『そうだったみたいですね。
 はい、油断を誘ってから襲ってくるということもありますし』

(レナが無事で機嫌も良さそうなことにマーサも悦びつつ、クレイトンと合流したことにも安堵していたが)
(気を緩めることなく怪しい人物に注意しながら館へと戻って行った)


でしょうね。オリヴィアさまはライラさまを毛嫌いしてましたし、ジゼルさまが接する機会も少なかったでしょうから。
魔法は使えませんからそちらの方では期待出来ませんけれど、老師さまとは面識があったようですから封印のことは何か知っているのかもしれません。
……ですね。オリヴィアさま的には、わたくしを見守っているつもりなのかもしれません。
ジゼルさまとわたくしと……。
では、明日また外出する許可をもらって行ってみましょう。

(オリヴィアのことはそうだろうなと思いつつ、オリヴィアもライラが苦手で必要な時にしか顔を出していないはずで)
(普段は侍女の役割をしているジゼルとは、オリヴィアの侍女ならまだしも)
(オリヴィアと直接言葉を交わすのは、伝言の取次程度しか関わりが無いだろうと思っていた)
(特にレギンに対しては魔法で何かを出来る訳はなく、他の助け舟と考えてもオリヴィアの性格から考えれば)
(下手をすれば自分も命が危険になり兼ねないと苦笑しつつ、もし可能性があるとすれば)
(老師さまと面識があるようなことを前に行っていたので、封印を解く方法を知っているのではと微かに期待していた)
(確かにビジネスには関係なく、ただ大切な物はとことん守る性格なのも感じていて)
(危なっかしい自分を見守っているつもりなのだろうと、心の中で感謝していた)
(同じメンバーで行くとすればジゼルと自分、店には入っていないがマーサなら姿を見られているかもと視線をマーサに移せば)
(力強く『同行させていただきます』ときっぱりと宣言して小さく頷く)
(流石に今日は緊張とソフィアとのことで疲れていて、明日にすることにして)

…………魔力を魔力で包んで…………。

(その夜は疲れもあり、ジゼルのアドバイスを素直に聞き入れすぐに休んだレナであったが)
(深夜、夢の中に現れた少女に導かれるままに、夢現の中手を伸ばして手に魔力を集めて)
(掌から現れた小さな水球は少し大きくなり、その水球の中から龍が現れて部屋の外へと放たれると)
(結界を破ることは出来ないが、今までレナが使った中では一番強い魔力で壁がビリビリと震える)

『キャッ!! えっ!?』

(何事かと起きたマーサの前に、エレノアが出した龍より少し大きな水龍が迫ってくるが、彼女を飲み込む寸前で霧散してしまっていた)

『レナ様?』

(レナの寝室へ行くと静かな寝息を立てているレナを見つけて安堵しつつ、自分が寝ぼけていたのだろうかとマーサは首を傾げて廊下に佇んでいた)

【今夜もよろしくお願いします】

【レナの夢に出てきた少女は裏オリヴィアです】
【オリヴィアがレナのことを気にかけているのを知って、もう少し強い魔法が行使できるように魔法石を介してオリヴィアが寝ている間にアドバイスに来ました】


976 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/29(土) 23:30:13
>>975
「毛嫌いされる謂れは無いんだけれどね……」
「封印ね……そういえば魔法関連の家柄だったわね」
「そうなるわ、ふたりがこの場合は最適だと思う」
「許可はすでに出ているわ、さっき申請して下りたわ」

(オリヴィアに嫌われる筋合いは無いとやや憮然としながら言うと)
(封印については懐疑的ではあったが、実家は魔法関連だった事を思い出して少し考え込む)
(ふたりで行く事はそれで良いという認識で許可もすでに取ってきたとニヤリと笑った)

さて、これから行くわよ、日中に行くのがベスト。
夜になると最悪移動済かも知れないし。
ところで昨日は変わった事は無かったかしら?

(朝食の場で終えるとさっそく行くと宣言して、速攻を掛けるのが一番だと言うが)
(何となくマーサの表情に違和感を持ったのか変事があったのかと問い掛ける)


(その頃、示された住所にある建物内には確かにソフィアが居た)
(朝から奴隷男たちに凌辱されてから拘束され、石造りの室内に放置されていた)



【こちらこそよろしくお願いします】
【なるほどですね、ソフィアはそこにいますが、当然の様に罠です】
【一端、レナはレギンの手に落ちてもらおうかと思っています】


977 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/30(日) 00:18:48
>>976

オリヴィアさまは、気性の激しいところや少々思い込みの強いところがありますから。
もしかしたら、何か気に障ることをライラさまに言われたとか、ただ何となく反りが合わないとかその程度かもしれませんね。
はい、姉上であるアンジェリカさまは教え方も上手で造詣も深く、魔法制御に関してはなかなかのものだと思います。
そうですね。承知しました。
手際が良いですね。

(オリヴィアのことはジゼルよりは良く知っていて、最初の誤解で自分も嫌われていたことを思い出して)
(きっとライラが気に入らないのも、エレナさまの近くに仕えているとか、大した理由は無いのだろうなと推察していた)
(頷いて肯定しながら、魔力がもっとあればアンジェリカも魔導士として超一流になれていただろうと思うと少し残念で)
(それでも師としては教え方も上手く、自分が上達出来たのもアンジェリカのお陰と感謝して尊敬していた)
(マーサが何か言い掛けるのを手で制して、あまりの手際の良さに驚きつつも曖昧な笑みを浮かべて)
(ジゼルが去った後に、ソフィアがヒールに入れたメモをマーサに見せて)
(付いてくる気があるのなら、距離を置いてジゼルに気が付かれないように来るよう場所を一応教えておいた)

……これからですか?
分かりました。用意をするので少々お待ち下さい。

(食後すぐに現れたジゼルの言葉に、まだ何も用意はしておらずマーサに出掛ける準備を手伝うように言って席を立つが)
(どこか眠たそうに、口元を手で隠しながら欠伸をして)

『レナ様が強い魔法を使ったように感じたのですが……、私が寝惚けていてそういう夢を見ただけなのかもしれません』

わたくしがですか? 本当に?

(レナに昨日見せられたソフィアのメモがどこか気になっていて、詳しく説明した方が良いかどうか逡巡して)
(寝室を覗いた時レナは確かに熟睡していて、寝惚けていた可能性もあると暈して水龍のことは言わずにいて)
(欠伸を止め驚くレナに小さく頷き、着替えの手伝いの時に耳元で囁き声で昨夜見たものを説明した)

…………ソフィアさん、大丈夫ですか?
今なら助け出せるかも……。

(目的の建物に着いて、用心深くいくつかの部屋を覗き込んで、ソフィアを見つけると周りの気配を気にしながら駆け寄って)
(ソフィアに話し掛けながら、何とか拘束を解こうと試みる間背後は無防備になっていた)

【罠の件とレギンに落ちるのは了解です】
【マーサはすぐには後を追わず(場所が分かっているのと、ジゼルに気づかれると行けないので)】
【少ししてから、万が一ソフィアを助け出せた時に背負ってもらって逃げることも考えてクレイトンを伴い】
【昨日レナとジゼルを待っていたように、それよりは少し離れた場所から建物を見張っています】
【と言ってもマーサとクレイトンには魔法が絡めば何も出来ないので、実質的に何も手は出さない(動かさない)つもりです】


978 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/30(日) 01:00:06
>>977
「確かにそうかもね、訳もわからず嫌われても困るんだけど」
「許可も得ずに出たり入ったりするから注意したくらいじゃないかしら」
「相性が良いとは確かに思わないけれどね」
「さっきの店で場所が分かった時からそうするつもりだったから」
「それに私は元々事務方よ」

(オリヴィアの気性についてはその通りだと思いながらも、そもそも嫌われる筋合いも無く)
(理由も無断外出を咎めたくらいしか思いつかない様子で解せないといった感じだった)
(手際については帰り道の時点で考えていた事で、事務方なので手続きも早いと笑ったが)
(自身への疑念がある事はまるで想定していない様子だった)

ええ、時間を置くだけ居なくなる確率は高くなるわ。
毎日移動している様な事も言っていたし……。

(そこまで言って、眠そうなのを見ると苦笑を浮かべる)

強い魔法を……?
自在に使えるなら朗報だけど、無意識みたいね。
……私は魔法に詳しくないから何とも言えないけど、その事かしらね、信じるって。

(そんなに強い魔法なのかどうかも見ていないのでわからないのだが)
(オリヴィアの手紙はそういう事では無いかと推測していた)

「……っ!?」
「駄目よ、慎重に……っ!!!」

(いきなりソフィアに駆け寄ったレナに驚いて声を出す)
(次の瞬間、ソフィアの足元に魔法陣が展開すると光りを発して)
(ジゼルも室内に入って駆け寄ろうとしたが、室内の全てはそこから消え去っていた)


(その建物から離れた場所、レギンの隠れ家の一室に三人は転送されていた)
(奴隷娼婦たちの情報は元より誘き出しのもので、それに釣られた事になる)
(そこは同じ様に石造りの部屋だが、かなり広く、豪奢な椅子が置かれ、そこにレギンが腰掛けていた)

『ふふふ、ようこそと言うべきか、ふたりも釣れたのは上出来と言うべきか』

(魔力の転送のダメージか、呻きながら蹲るジゼルと駆け寄ったはずのソフィアはおらず、転送されたレナに声を掛ける)
(ソフィアはレギンの側に拘束されていた)


【はい、こうした罠を仕掛けていた感じで、ジゼルは単に必死なだけでした】
【マーサとクレイトンは了解です】


979 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/30(日) 02:07:59
>>978

きっとそれです。オリヴィアさまがライラさまを毛嫌いするのは。
オリヴィアさまの理論で言えば、仕事に支障をきたさなければ、仕事のない日や無い時間にどこに行こうが自分の勝手じゃないって考える方ですから。
そうなのですか? 
ソフィアを助けたい気持ちはありますけれど、少し話がうますぎる気もして迷っていましたけど。
えっ!? あんなに剣がお強くて事務方だったのですか?

(ジゼルの話にポンと拳で掌を軽く叩いて、オリヴィアがライラをよく思わない理由が腑に落ちて)
(おそらくオリヴィアからしたら、仕事に穴を開けた訳じゃないのに、ライラの注意は理不尽なくらいに思っているのだろうなと)
(カリカリと苛ついていそうな姿が想像できてクスクスと笑う)
(相手をしてくれた女性たちが騙しているとは思わなかったものの、レギンの店であれば幕を張っても把握されている可能性があり)
(いくらお礼といっても感じる部分もあり、自分が捕まればソフィアも悲しむ筈で本当に迷っていた)
(ならず者に襲われた時を見て、てっきり元々ライラ直属の剣士と思っていて事務方と聞き正直に驚き見つめていた)

ええ。でも、相手もですけれど、それにソフィアさんにも食事はさせるでしょうし。

(低血圧も手伝ってまだ完全に覚醒しきっていないレナは、ぼんやりとした思考と瞳でジゼルを見つめていたが)
(マーサに『本当にソフィア様を助けたいのなら少しでも早く』と耳打ちされ、少し気怠そうにしながらも用意へ向かおうために立ち上がる)

『私は魔法に詳しくないので上手くは説明し兼ねますが、エレノアの魂が同居している時を除いて一番強かったかもしれません。
 そのようですね。
 私は子爵様とは面識が無いのでなんとも言えませんが……』

(もしかしたら何かの時の切り札になるかもしれず、水龍を見たことは言わず)
(日頃、アンジェリカの訪問で魔法の練習をしている時よりは強かったとだけ言い)
(実際、エレノアがレナの魔力を利用して出した水龍は目と耳を塞ぎ蹲っていて良く見ておらず、どちらが大きいともはっきりとは言えないでいた)
(アンジェリカやオリヴィアの侍女は娼館で何度か会ったことはあるものの、オリヴィアとは直接会ったことはなく話だけで)
(そういう意味なのかどうかも判断を下せず困惑してしまう)

……おそらくそうではないかと思います。

(レナには、おそらく自分の魔法に自信を持てという励ましな気がして、ほぼ覚醒していて同意して大きく頷く)


えっ?? きゃっ!!

(ジゼルの声に驚き振り返ったが、既に遅きに失して)
(魔法陣が光ってから少しして、空間が歪むような違和感と強い魔力を感じて悲鳴を上げる)


…………やはり、こういうことでしたか。
釣られたかどうかは兎も角、ソフィアさんは返してもらいます。

(違和感が終わると、先程の部屋に似ているが広い部屋であることを確認するように辺りを見回していたが)
(会いたくもない相手の姿を見つけると小さく嘆息して、レナにしては珍しく眉を吊り上げ冷たい呆れ返った表情と)
(低く鋭い声ではっきりとソフィアを返してもらう宣言をして)

ジゼルさま大丈夫ですか?
わたくしはジゼルさまに謝らなければなりません。

(レギンが転送に使った魔力に対して、体内の魔力が保護したのかジゼルほどのダメージは無く)
(呻き蹲るジゼルを気にしながら、隙きを見せないように注意して身体を緊張させつつも)
(何故か昨晩見た夢の中の少女が言っていたことを思い出し、「魔力を魔力で包んで」と心の中で繰り返しながら)
(体内で魔力を集めて、レギンを攻撃するタイミングを図りつつ、ジゼルを少し疑っていたことを口にして)


『レナ様、大丈夫ですか?
 …………クレイトン様、急いで戻りましょう。
 レナ様もジゼル様もきっとここにはもう居ません。どうしたのかは分かりませんけど』

(あまりに何の気配もしないので、不審に思ったマーサはジゼルとレナが入った建物に用心して外から大声で呼び掛けるが)
(居ればレナが何かしら反応を返してくる筈で、シーンと静まり返っている状況に)
(何かただならぬ事が起こったと判断して戻ることを決め、早口で捲し立てるとクレイトンと共に走り出す)

【今回はここで凍結にしましょうか?】


980 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/30(日) 02:10:05
>>979
【そうですね、深夜になりますし凍結しましょう】
【次回は金曜日の22:30からとなります】


981 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/30(日) 02:15:52
【新スレ立てました】

好きに使うスレ  スタンドアローン19
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/5556/1622308478/


982 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/30(日) 02:16:08
>>980
【ありがとうございます】
【次回も金曜日の22:30からで大丈夫です。伝言板スレでお会いしましょう】
【このスレも板全体に人が減って他に使う方もいなさそうなので、スレ立ては次回で大丈夫そうですね】
【お疲れさまでした。二晩楽しく過ごすことができました】
【いつもありがとうございます】


983 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/30(日) 02:17:30
>>981
【スレ立てありがとうございます】
【次回でも大丈夫かなと思っていました】


984 : ソフィア ◆KGQRbyv0.. :2021/05/30(日) 02:18:35
>>982
【こちらこそありがとうございます】
【では次回も金曜日の22:30に伝言板でお会いしましょう】
【あ、スレ立てておきました】
【それではお疲れ様でした、私も二日間楽しかったです】
【おやすみなさい】

【スレをお返しします】


985 : レナ ◆hF6ttx30.E :2021/05/30(日) 02:22:11
>>984
【おやすみなさい】

【スレをお借りしました。お返しします】


986 : ◆BawDzDYn1s :2021/05/30(日) 17:48:48
【場所を借ります】


987 : ◆5fddAuL0Ws :2021/05/30(日) 17:49:36
【スレをお借りします】
>>986
【よろしくお願いします】


988 : ◆BawDzDYn1s :2021/05/30(日) 17:51:19
>>987
【よろしくお願いします】
【さて、いくつか作品を上げていただきましたが、その中でも巨乳系が良いとかロリ系が良いとかありますか?】
【また、そちらはどんな相手をする予定でしょうか】


989 : ◆5fddAuL0Ws :2021/05/30(日) 17:57:26
>>988
【そうですね、どれがいい、というよりもギャル系やゆるふわ系、不思議ちゃん系が苦手ですね】
【それ以外なら結構色々といける雑食ですが、クール係、勝ち気、男装、王子様系、プライドが高い、ロリ等は特に好物です。他には綺麗系>可愛い系という感じです】

【こちらのキャラは相手のNGや希望等を聞いて決める予定でした】


990 : ◆BawDzDYn1s :2021/05/30(日) 18:05:21
>>989
【わかりました、その属性の中ですとクール系、ロリ、プライドが高い系が好みに合うかと思います】
【キャラを上げようかと思ったのですが何しろ該当しそうなのが多く……アイマス、FGOなら大丈夫かと思うので、出来れば具体名をお聞かせ願いたいです】

【わかりました、ではその辺はおいおいで】


991 : ◆5fddAuL0Ws :2021/05/30(日) 18:25:28
>>990
【FGOだとクロエ、イシュタル、アルトリア・オルタ(ランサー)、ワルキューレ(スルーズ)、ニトクリス、メルトリリス、セミラミス、ステンノ、エウリュアレ、カーマ、アタランテ(バーサーカー)、アストライア】
【アイマスだと橘ありす、結城晴、的場梨沙、如月千早、速水奏、塩見周子、黒川千秋、高嶺のあ、白瀬咲耶、杜野凛世、西城樹里】

【とこんなところでしょうか】


992 : ◆BawDzDYn1s :2021/05/30(日) 18:28:23
>>991
【色々あって悩むところですが……では、如月千早で行かせてもらってよいでしょうか】
【アイドルなので裏垢でも身バレしそうですが、そのあたりはご都合展開ということでしょうか】


993 : ◆5fddAuL0Ws :2021/05/30(日) 18:31:36
>>992
【そうなりますね。まぁ実際こちらにバレてますしね】
【むしろこちらから『如月千早似』とか宣伝して目隠し修正入れたりしてるかもしれないですね】


994 : ◆BawDzDYn1s :2021/05/30(日) 18:40:18
>>993
【ではとりあえず裏垢は『千早っぽい』程度の評価に収まってるというくらいにしましょうか】
【でもそちらは住所まで特定してしまい、マンションにやってきて……と】
【調教やハメ撮りはこちらのアカウントからやるような形でしょうか?】

【さて、そちらの男性像ですが、そこまで特定していくくらいですからやり慣れてる相手が良いですね】
【物も射精もものすごくて、自分の陰部や射精の画像などをこちらの裏垢に送り付けてたりするような人が良いなと思います】


995 : ◆5fddAuL0Ws :2021/05/30(日) 18:46:29
>>994
【本当に僅かに写った窓の外の建物、机の上のグラスに写った何かしらの情報、鏡越しに写った部屋の構造などそんな些細な情報を探し出してそこから特定してということをしてるのだと思います】
【調教やハメ撮りはそのまま千早の裏垢に乗せましょう。いままでのフォロアーにももっと色んな千早を見てもらうということで】

【では特定した千早の部屋に裏垢に載せられた自撮り写真とこちらの性器の画像をセットで送ったりして前から揺さぶっていたりなどどうですか?】


996 : ◆BawDzDYn1s :2021/05/30(日) 18:55:22
>>995
【見つけられて犯されました、というのは正直に乗せちゃったりした方が良いでしょうか?】

【うーん、どちらかというといきなり特定されてやってこられたいです】
【巨大な物や強烈な射精を送られて、それに対しても挑発するようにか「こんなの中出しされたら奴隷になっちゃうかも」とか返してたりして】
【そこに実物がやってきて……と】
【そのあたりのやり取りも込みで楽しめたらなと思います】


997 : ◆5fddAuL0Ws :2021/05/30(日) 19:04:25
>>996
【載せるのは千早の裏垢でも、それを載せる操作をするのはこちらでどうでしょうか?】
【レイプ事後の画像や、調教中の画像、ハメ撮り画像を千早の意志と関係なくこちらが載せて】
【当然文面もいつもと違う感じになるわけですが】


【やりとりも了解です】


998 : ◆BawDzDYn1s :2021/05/30(日) 19:07:20
>>997
【そういうの、素敵だと思います】
【ただ、淫乱化したような文面よりは、誰かに押さえられたんだ、ってわかるような文面の方がより好みですね】

【それからそちらの外見ですが……好みとしてはデブオタや中年オヤジといった系統が好みです】


999 : ◆5fddAuL0Ws :2021/05/30(日) 19:12:37
>>998
【今までの文面では一人称だったのが三人称に変わっていたり、第三者の文面と分かるような感じですね】
【ではキャラは中年親父でいきますね】


1000 : ◆5fddAuL0Ws :2021/05/30(日) 19:17:40
>>999
あ、次のスレに移動でお願いします


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