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【◆fgw7A.Hfn2】ネコノロジカル【◆HMDarrdDpc】
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ここは、ぼくこと◆HMDarrdDpcと、その彼女っぽい立ち位置にいる感じの◆fgw7A.Hfn2の専用スレです。
故に他の方のご利用はお控えなすって。
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おお、立てられた。よかった。
一応前スレもはっとこう…ぺたり。
【◆fgw7A.Hfn2】戯物語【◆HMDarrdDpc】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/5556/1381164134/
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一応前スレと伝言スレに告知しといたけど…気づいてくれるかな?
無事に立ったんで、今後はこっちで連絡お願いってことで。
土曜日の22時から、こちらは大丈夫と改めて。
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おはよういーくん
スレ立てありがとう
今後はここで連絡ね、土曜日も時間がはっきりしたら連絡するわね
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>>4
オーケイ。書き込みありがとう。
前スレは埋めておくね。
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>>3
土曜日なんだけど、ちょっとお昼でかけちゃうかもなんだけど、
22時なら多分間に合いそうだから
その時間によろしくね
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キリ番
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さて、時間だね。
お邪魔します…ってのも変かな?
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じゃあ……駄目です
ごめんなさい、いーくん
遅くなりそうって連絡だけ入れようとは思ったんだけど、ここに書き込めなくなっちゃってて
とりあえず戻ったわ
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……普通にただいま、でよかったね…考えてみれば。
何か携帯が規制されたみたいだね…。
スレ立ては大丈夫になったみたいだけど、こっちは解除されないのかな…?
おかえりなさい、翼ちゃん。
帰ってきたばかりってところかな?大丈夫?
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こっちになってからこうして待ち合わせは初めてよね
改めてスレ立てありがとう、いーくん
でかけた先から書き込めないのはちょっと不便よね
いーくんは書き込みとかどう?
ええ、今のレス待ってもらってる間に最低限のことは済ませたから
今日はどうしましょうか……思ったよりはやくいーくんに立ててもらえちゃったけど
-
お安い御用さ…などと、早速天狗になるぼくな訳だけれども、
ぼくは大丈夫だった。規制されてるのとは別の機種みたいだから。
とりあえず、翼ちゃんは出先から書き込めないって事で、待つときは今まで以上にのんびりと待たせてもらう事にするね。
そうだね…そう言われるとついうっかりと、翼ちゃんの好きな方に…とか丸投げしてしまう習性なんだけれども、
どちらかと言えばぼくは旅行の続き…かな?学校のお話は旅行しながらでも家に帰ってからでもできるし。
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ふふ、それはありがとうだもの
ちょっとぐらい天狗になってもいいと思うわ
あまり鼻を伸ばすと、そこにドーナツをはめちゃうけどね?
そうね……今までの猫関係の反応はどうなったんだ、っていう
メタな話になっちゃうけど、そこは一旦考えないでもらっていいかしら
いままでは私で来るときはいーくんが書き込んでから、
猫な時にはいーくんより前に、っていう感じで書き込んでたけど、
これだと私が間に合わない時に
下手したらいーくんを凄い待たせちゃうかもしれないから、
待ち合わせの時間になって着てなかったら、
少し時間を置いてまた見てもらう、っていう感じにしてもらってもいい?
-
ありがとう。鼻の下も伸ばさないよ。
……西尾さんの世界でそんな事する人余りいなそうだし。
暦くんもしないよね。
猫翼ちゃん(ねこよくちゃんじゃない)は猫翼ちゃんで、そうだね。
とりあえず独立して考えようか。
オーケイ。次の待ち合わせからはそうさせてもらうね。
もっとも、待ちながらでもできる事はあるし、たとえ待たせてもあまり気に病まないでね?
前も言ったけれど、不可抗力なんだからね。
それじゃ、翼ちゃんの準備ができたらこの前の…ええと…。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/5556/1381164134/962
の続きから、になるのかな?大丈夫そう?
-
それじゃあ、まだ船に戻る前の時間っていうことで
鼻の下を伸ばしたいーくんの下の部分を
これでぱちん、っていうことで……
(勿論伸ばさない、という発言を聞いていないわけで)
戦場ヶ原さんがもしもの時にはこれを使いなさい、って
ホッチキスなんて何につかうのかしら、って思ったけど、
こういう時に使えばいいのよね?
(針はフル充填、準備はばっちりだ)
そういうことしない、っていうと一見礼儀正しそうな気がするようで、
その実サブヒロインたちの恋心を平気で無視するような主人公……
……あら、何故だかこのホッチキス、やっぱり無性に使いたくなってきたわ
いーくん……ちょっとこっちへこない?
そうね、ただ、30分遅れそうなら遅れそう、って書き込めれば
その分別のことをしてもらいやすいけど、
いつくるかわからないっていうと待つのも大変だと思うし
そこは負担にならないようなペースで遊んだりしてて欲しいわ
とはいえ、一時間とか遅れちゃうようなことは殆どないと思うけど……
ロールの中じゃなく、会えてる時間的に結構前の部分からの続きよね
少し前の部分を読み直す時間を貰っても良い?
-
だから伸ばしてないんですがそれはどうなんですかね…。
これは、所謂アレですか。言い訳無用というやつですか。
翼ちゃんはぼくのメインヒロインなのは前に言った通りのはずなんだけど…。
まぁ、いいや。翼ちゃんに来てと言われれば、何の迷いもなくぼくは行く。
…逝くじゃなくて行く。
ありがとう。でも、10分置きにレス確認するなんて大した手間でもないし…。
あまりその辺りは心配しなくても大丈夫。
遅れたらその時はその時で…もし時間になっちゃったら、伝言残せばいいだけの話だからね。ぼくの方から。
色々あったからね…。
わかりづらくなっちゃってると思う、うん。
ゆっくり待ってるんで、読み直してきてくれるかな?
因みに今日は2時くらいまでは大丈夫だよ。
-
いーくんの鼻の下は伸びていないようにみえる……
けれど、それはあくまで見た目上の問題であって、
いーくんの心の中ではなにかやましい状態が
起こってるかもしれないわよね
つまり、それを確認する手立てがない私としては
とりあえずホッチキスで当面の安全を……
……ホッチキスで確保できるのかしら?安全
そう面と向かってメインヒロイン、なんて言ってもらうとちょっと恥ずかしいわね
ありがとう、いーくん
そこが難しいところよね……
今日程度なら、10分おきに確認してもらえれば二回目で無事済んだと思うけど、
これが一時間近いと何度も迷惑かけちゃうし
かといって、最初から一時間待ってもらっちゃうと
数分だけ遅れた時どうなのかなあっていう
わかったわ、2時ごろまでね
ちなみに、いーくんは明日とか明後日はどうかしら
-
やましい状態か……。
別に起ってない、と口で言って、翼ちゃんは信じてくれるだろうか。
彼氏だし大丈夫かな、多分。
……ホッチキスで安全は確保できると思うけど、
その安全と引き換えにある一人が安全を失う事は覚悟してほしい。
どういたしまして。
…ぼくは逆に、翼ちゃんのメインヒーローってことで。
明日と明後日…明後日の23時以降なら大丈夫…かな?
その次だと、ごめん、水曜日になりそう…。
翼ちゃんはどうかな?
-
どうしようかしら?なんてね
つまり、プラスマイナスで安全の数はイコールなのかしら……
そういえば、よくメインヒロイン、サブヒロインっていう言い方はするけど
メインヒーロー、サブヒーローっていう表現は
あんまりないような気がするわね。なんでかしら……
明後日、っていうと月曜よね
私は月曜だと速くても22時とかになるから……
23時だとちょうどいいかもしれないけれど、
時間的にぎりぎりになっちゃうかもしれないわね
ただ、せっかく今日ある程度すすめられるなら
合わせて月曜日にもすすめられればと思うけどどうかしら
-
ぼくの代わりに翼ちゃんが幸せになれるなら…。
それもいいかな……。
いや、幸せじゃなくて安全だけど。
……それって元からの話のような気がしてきた。なんとなく。
…そもそもヒーローとヒロインの意味がなんか…。
男性、女性以上の開きがあるよね。
あ、ごめん、何言ってるんだぼく
明日です。日曜日の間違いだった。
月曜日が無理だったんだ…ごめん。
日曜日の23時から…どうかな?
-
あれ、なんだか途中から安全とか幸せがごちゃごちゃになってるような……
日曜の23時ね、わかったわ
私は大丈夫だけど、いーくんは次の日大丈夫?
前の部分は読み終わったし、私は続きをつくる作業にはいっちゃうわね
-
…まぁ、なんていうか…。
翼ちゃんの幸せが、ぼくの安全とひきかえにならないといいな…とか。
うん、1時くらいまで…になるかな。
2時間って随分半端になっちゃうんだけど、それでもよければ。
水曜日はもう少し遅くまで大丈夫なんだけど…。
うん、それじゃ、お願いするね。
-
(いーくんが胸が好きなのが私にまでうつってるのか)
(いーくんがすぐに胸を弄るから、反応しやすくなっちゃってるのか)
(それとも……ちょっと久しぶりで、私の方が色々我慢できなくなってたのか)
(胸を潰してしまいそうなぐらいの力の込め方の一つ一つ)
(乳房に指が食い込んで、手のひらが押し付けられて)
(いーくんの、しなやかな手でこねるように胸の形を変えられている、
それだけで達してしまいそうになるけれど)
も、もうっ……ばかっ……
(もっと色々怒ったりしたいところだけど、もうそんな四湯もなくて)
(いーくんの唇から、手のひら、指先)
(そして、一番深いところの子宮を押し上げるような突き上げのたびに、
私は何も考えられなくなっていって)
いーくんっ……私っ……!
(いーくんの手が、胸から離れたのを感じると)
(私が達したんだ、っていーくんがわかったんだろうと伝わってくる)
(微妙な気遣いに余計に恥ずかしくさせられてしまうのは
わざとやってるんだろうか……
……いーくんの場合、無自覚にやってる可能性が高そうだけど)
(さっき出しちゃったせいもあるのだろうけど、今度はいーくんは達してないわけで)
(ここで素直に認めてしまっても良いんだけど……)
……そ……そんなに良くなかった……わよ?
(我ながら、もうちょっと演技力のある声がでないものかと思うけれど)
(ここであえて、強がって見ることにした)
【人は何かを引き換えにしなければ何かを得られないのよ……】
【あんまり西尾作品っぽくないノリね、これ】
【両方得る!的な感じでいきましょうか】
【得られるのはいーくんにホッチキスといーくんの危険のセットなんだけどね?】
【あ、あとセットで阿良々木君が両手に花、ならぬ両手に妹で】
【背中に戦場ヶ原さん……のホッチキスね】
【お得な三点セットです】
【どうしようかしら、日曜……もう今夜の夜よね】
【私は今夜なら余裕が大きいからどっちでも良いんだけど】
【いーくんも、明日の朝とかのことを考えると速く休みたいかもだし】
【私は直前次第とか、とりあえず明日のことは適当で大丈夫よ】
【って、今日が日曜って結構長い時間お喋りしてたけど】
【それじゃあよろしくね?いーくん】
-
(膣肉の締め付けが、絶頂特有のものと考えていたから、てっきり達したのだと思った)
(…いや、達してないとは考えにくい。つまり、翼ちゃんはそこまでは気持ちよく絶頂できなかったのだと考えてしまう)
…そう…そんなにはよくなかったか…ごめん。
恋人として、翼ちゃんを気持ちよくさせてあげる事は必要なことなのに…全く、情けないな…。
(気持ちよかった?などと聞いたのは実はわざとだったけれども、それ以外は…天然だったりする)
(次のこの言葉も然り…である。もっとも、こちらもそろそろ達しそうなので、最後まで…という目論見でもあったのだが)
それじゃ、次こそ頑張ってみるね。翼ちゃんと一緒に、気持ちよくイけるように…頑張るよ…!
(何ともぼくらしくない戯言を放つと、唾液に塗れていない方の乳房に再度手を重ねて)
……っ!
(もう片方の手を背中に回すと、再度鋭い突き上げを開始した)
(達した後の女の子の身体は敏感というけれど、それを考慮しないまま、手先は強く胸を握りしめて)
(ぐずぐずに蕩けた膣内を、鋭く尖り中をいっぱいに満たすぼくので、また強く刺激と圧迫感で翻弄する)
それに…ぼくもそろそろまた…イキそうだからさ。今度は翼ちゃんの中で出させてもらうのと…。
一緒に、イってほしいっていうのが、正直なところな訳だ……そうすれば今度こそ、翼ちゃんも気持ちよくイけると思うから…。
(指先が乳首を摘まむと同時に、掌は乳房をぎゅううっと押し付けて、膣にも胸にも万遍なく快楽を与えながら)
(戯言を一通り弄しおえた唇も動き、ちゅ…っと、頬やおでこに軽いキスを与えるのだった)
(キスは軽く、乳房は強く、そして膣内は激しく…それぞれ巧みに使い分けながら、今度はぼく自身と翼ちゃんの両方を追い込もうと懸命に動いた)
【何かを引き替えにしても何も得られない展開もあったりするからね…】
【その一方で両方得る事もあるんだけど。ムラがあるね(他人事のように)】
【暦くんの傷つきっぷりも凄まじいよね…負けたかもしれない(張り合ってどうする)】
【まぁ、そこまで早起きってほどでもないよ。だからこそ1時までってわけで】
【付き合ってくれるなら、よろしくお願いしたいって感じかな?】
【それじゃ、2時までよろしくね】
-
……?
(流石に見え透いた嘘すぎて、ちょっと怒っちゃったんだろうか)
(何か考え込んでいるらしいいーくんのことを見ていると)
えっ……?い、いーくん?
何だか変なことで謝ってない?そんなにって……
ええと、別に恋人だからってそんなことが必要、ってことは無い……えええ?!
(いつになくポジティブな発言を見せるいーくんを前に)
(ネガティブな状態なら兎も角、さっきのはやっぱり嘘、とも言えなくて)
(でも、いーくんがいうようなそんなに良くなかった、なんてことはなく……
きっちり達してしまった余韻が、まだ抜けていないというのに)
(早くも胸に手を伸ばしてきているいーくんの方はやる気十分みたいで)
ちょっと待っていーくん、話……んっ、まだっ……!
(まだ感覚がすごく敏感になってるうちから、再びいーくんが中を突き上げはじめる)
(その上、胸を握る力は、私がさっきのじゃ気持ち良くない、
と思っているのか、随分強めで)
(それも、悪いことというべきか、良いことというべきか)
(敏感になってる私の身体には、
強く握りしめる感覚がとても気持ち良く伝わってくるわけで……)
いーくんっ……!中、そんなにごりごりってっ……
つよっ……いっ♥だ、だめぇっ、それっ……な、中にって……!
今は中は駄目、だめだからっ……!
(中は駄目、というと、危険な日とかそういうことで伝わりそうだけど)
(いーくんとの間にはそういう禁忌もないから、
何かおかしな具合に伝わってしまうかもしれない)
(それでも、今私はそんなことを配慮する余裕もないぐらい、
胸や、中を抉る強さに反応してしまって)
んっ……♥ば、ばかぁ……いーくんっ……!
(駄目、と言ってるのに、あちこちにキスされていく)
(達したばかりのせいか、軽いキスでさえ気持ち良くなってしまう私は、
もうこのまま流されちゃってもいいかな……なんて考えながら、
いーくんの動きに合わせてぐいっといーくんを抱き寄せてしまうと、
強く体を密着させていった)
【それは流石にへこむわね……】
【……いーくん……そのうち、突然やってきた血のつながった年頃の妹さん二人に】
【寝てる間も起きてる間も迫られるわよ。私の眼の前で】
【それじゃあ、せっかくだし今夜も23時からよろしくね】
【私は今日よりはずっと早く帰って来れると思うから】
【もし、いーくんの番で今日おわったら、お返事はすぐ出来ると思うし】
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(問答無用で行為に励む。これもある意味では戯言殺しなのだろうか)
(恋人だからという安心感が、そして逆に恋人だからという義務感が)
(お互いに譲歩し合って身体を絡ませることを、唇の温もりを与える事を、そして、乳房を愛撫する事を選択してしまっていた)
(話はもう一回達してから…とでも言わんばかりで、それはある意味…いや、どんな意味でもきっと、身勝手な結論なのだろうが)
(そもそもにして翼ちゃんの身体への執着心は、正論でも戯言でも断ち切れそうになかった)
(酷なことに余韻に浸っている身体に対して、今度こそ、と言わんばかりの強い愛撫と鋭い突き上げで、旅行中の1ページを彩ろうとしてた)
うん、今度こそ頑張るから……え?中はダメって……?今は……?
(翼ちゃんとする時は、特にこうして、中でしっかりと重なり合っている時は例外なく中に出してきた)
(それは言い換えれば、家族になるという覚悟が既にできてる…もしくは既に家族のつもりでいるという事だったが)
(今日は折りの悪いことに、ちょうど危険…というか…所謂生命が誕生しやすい日だという事だろう)
(生存本能に乏しいぼくの精子が、たとえそうであっても子孫を残すことまでをも望むかはわからなかったが)
(何はともあれ、今は気持ちよくイってもらえることが最優先である。そのためだったら、中に出してしまう事も辞さない構えだった)
(舌が頬を滑り唇をなぞって、そのまま熱い口づけを交してしまった事も、蕩けた声に呼応するように腰を小刻みに前後させたりするのも)
(乳房と手のひらとの間に汗を増やしてしっとりとした感触を重ねていくことも)
(ぼくと翼ちゃん…二人が心の底から気持ちよくイけるために…と、ぼくなりに頑張って考えた結果だった…と思いたい)
っ……!……?翼ちゃん……?
(不意に翼ちゃんの腕が、ぼくの背に伸び、回る)
(唾液でベトベトになっていたもう片方の乳房がぼくの胸板で潰れて、ヌルヌルとした感触をもたらし)
(より強く結合されてしまったため、抜く事も困難になる…少なくともこの状態では、中に出す事を許可された…とも思える)
(そもそも一度も拒絶された事はなかったため、彼女の抱擁に応じるように腰を巧みに回して膣の中全てに強い刺激と快楽を与えつつ)
(既にぼくは準備万端。後は翼ちゃんが派手に達するのを待つばかりとなっていた)
【…寝てる間も起きてる間も、飛行機事故でお亡くなりになった妹に迫られるのか…】
【ついにホラー…って、ホラーは今更の話なのか…もしかして】
【うん、ありがとう。ぼくのレスまで…いけるかな。時間的に難しいかも…?)
-
もうっ……いーくんの馬鹿っ……!
(いーくんの勘違いもどうかとは思うけれど)
(今回は私が悪いわけで……)
(いや、やっぱりいーくんが悪い、ということにしておこう……なんて、
しかたのないことを考えてしまいながらも)
(さっき以上に気持ち良く感じてしまうのは、
これは……二人揃っての責任、と思うことにして)
いーくん、中、そんなにっ……!
(そんなことを考えてる間にも、いーくんの深い突き上げが奥まで達して)
(達したばかりの中は、それだけでまた我慢できなくなりそうになってしまう)
ちょ、ちょっといーくん……!
(私の声が聞こえてないはずはないと思うんだけど)
(いーくんは一向に抜いてくれる気配もなくて)
(それが、私の中の快感をより強くするせいで、
更にいーくんのをきつく圧迫してしまう悪循環にはまってしまい)
(それを説明しようとしたところで、唇が重なると……
私は、もうこのまま流されてしまおうかな、なんて思って)
いーくんっ……♥
(いーくんの背中を、私の方へ引き寄せるように抱きしめる)
(いーくんの薄い胸板で私の胸を圧迫する感覚を
より強くさせようと、ぎゅっと力を込めて)
私、もうっ……げんか……いっ……!
(元から限界というより、達した直後だったわけど)
(酷く短い期間の後で、私は、自業自得というか私が得をしているというか……
再び、いーくんのが奥へ届いた瞬間、さっきより強く達してしまった)
【もう、そういう真面目な話じゃなくて……】
【時間的にいーくんの方も厳しいかもだし】
【ぎりぎりまで返そう、とか思わないで、また続きは今夜でいいから】
【無理はしないでね?】
-
(聞き流してしまうというのも違うけれども、ばか、というフレーズは慣れたもので、むしろ耳に心地よかった)
(しかしそれ以上に、心地いいのは翼ちゃんの豊満な身体が圧し掛かる身体と)
(とりわけ顕著なのはきつく熱い膣内で愛し愛される、ぼく自身のものであった)
(翼ちゃんがどう思おうと、すでにぼくのなかでは気持ちよくしきれなかったのが悪いと結論が出ており)
(しかし裏を返せば、二人揃って絶頂する機会が欲しい、という事でもあった)
(流されてるのはお互い様なのだろう、きっと本能が命ずるままに、ぼくも翼ちゃんも、腰を振り胸を押し合い唇を重ねて全身を絡ませているのだろうから)
翼ちゃん……っ!
(翼ちゃんが強く抱きしめれば、ぼくもまた強く抱き返して)
(腰を引いたり挿したりする以外は全身がくまなく密着している)
(これもきっと、ぼくが翼ちゃんを、翼ちゃんがぼくを望んでいるという証だと考えて、なおも腰は躍り)
はぁっ……はぁっ……げんかい……?
うん……うん……ぼく…も……!
(実に嬉しそうにその言葉を耳に届けて、最後のスパートをかける)
(翼ちゃんの愛液が撹拌されるととろみがさらに増していき、中の圧力も増してきている)
(それに対して、じつのところぼくの方こそ限界で……それを後押しするように起ったのは、翼ちゃんの絶頂)
(全身が強く震えて、先ほど感じた強い締め付けが、今回は同じく限界だったぼくに襲いかかる)
(その結果など、言うまでもなく……)
う…くぅ……ぐ……ぁ……つばさちゃ……!!!!!
(先ほど上の口にたっぷりと射出した精液が、今度は下の口に、先ほどより大量に流れ込んだ)
(濃度こそ薄れているとはいえ、翼ちゃんの愛撫で熱くなった股間から出ているのだから、子宮に焼け付くような感覚すら与えられているのだろう)
(乳房を強く揉みながら、夢心地で射精を続ける。やっぱり翼ちゃんの中で行うのが最高だ。しっかり癖になってしまっている)
【ごめんごめん。けれども正直な所、翼ちゃん以外の子にいくら迫られても…靡かないと思う】
【翼ちゃんに悪いと思うし、なんというか、彼女以外の人と…というのが、ピンとこないというか…とにかく一筋です】
【と言ったところで、今日はここまでにして…また今夜、23時でいいかな?】
-
【と、そろそろ眠気が…】
【ごめん。ここで失礼させてもらうね】
【また今夜、楽しみにしてるね。おやすみなさい、翼ちゃん】
-
ごじだ
-
【ごめん、翼ちゃん。今日はちょっとぼくの方が調子悪くて…】
【少しの間だけでも会いたかったけど…水曜日に改めてってことで、お願いできるかな…?)
【水曜日は22時から大丈夫だから。お返事、待ってるね?】
【今日は本当にごめん…おやすみなさい】
-
こんばんは、いーくん
まだ起きてる……かしら?
-
調子が良くない、っていって休んだのに
この引き留め方は良く無かったわね、ごめんなさい
もし上のレスに気が付いても、気にせず休んでね
寝落ちしちゃったのを直接謝っておきたいな、って思っただけで、
他に用事とかがあったわけじゃないから……
外出中悩んでたんだけど、何か私が寝落ちちゃったら
それを叱るような何かないかな、って思ったんだけど、
なかなか考え付かなくて……
罰則、っていうと大げさだけど、何かアイデアがあったら教えてね
水曜なんだけど、私多分戻るのかなり遅くなりそうで
23時か、もっと遅くなるかもだけど……
いーくんの方は22時だとだいぶ早いわよね
時間的にどうなのかしら
それはともかく、最近急にあったかくなってきてるし
風邪とかはお大事にね。おやすみなさい
-
おらニンゲン!起きろ!朝だぞ!
……と言いたいところだけど、
ニンゲンは体調良くにゃいってご主人が言ってるし、
ニンゲンの体調が良くにゃいとご主人までぐったりするからにゃ……
ここは起こさにゃいでやろう!
(大声は出さないが、彼の布団の中へ猫パジャマ姿の白いもこもこした怪異が接近)
はぁ〜春も終わりそうだけどまだこの時間は寒いしにゃ……
たまにはニンゲンであったまるか……むにゃむにゃ……にゃ……
(そのまま布団の中で寝た)
【ニンゲン、たまにはオレが朝から挨拶してやろう!】
【水曜だけどにゃ。遅くからなら……ってご主人言ってたけど】
【また寝落ちしてもにゃんだから、ちゃんと時間とれる時に時間とらにゃいか、ってさ】
【悪いにゃ、ご主人朝が最近早くてすぐ寝てるにゃ……オレはずーっと寝てるけどにゃ】
【しっかり伝えたぞ。ニンゲンも体調気を付けるにゃよ?じゃーにゃ!】
-
調子悪いとか言ってたけど、単なる寝不足だったみたいだ。今の時間までぐっすりと。
それで、うん…お察しの通り…だとおもうけれども、>>31で連絡してからすぐに休んでしまいました…。
まぁつまりはお互い様という事で…どうだろう。
ここはお互いにお互いのほっぺたを引っ張り合うというのは。
……ぼくに有利すぎるだろうか。
バッチリ時間が取れるのは、金曜日か土曜日かな?
19時以降だったら大丈夫だから、翼ちゃんの来られる時を教えてくれると嬉しい。
それじゃ、お返事待ってるね。
-
おはよういーくん
ごめんなさい、私土曜日にどう?って連絡したつもりでいたんだけど
書き込めてなかったわね……
今夜だったら、20時ぐらいから平気だと思うけど、
もしかして遅れるかもしれないから、20時半ぐらいを目安にしてもらっていいかしら
早く帰れたら20時には来るけど、帰れなかったらごめんなさい
っていっても、いーくんも別の用事とかいれちゃってるかもだし、
その時はまた別の都合がつく日程を教えてね
-
こんばんは、翼ちゃん。
ごめん、思ってたより帰りが遅くなりそうで…。
9時からなら大丈夫だから、
申し訳ないけれど、よろしくってことで…9時にこちらに来られるようにするね。
もしかしたら前後するかもしれないけど…ごめんね、本当に。
-
全く、ニンゲンはゆっくりしてるにゃぁ〜
オレなんて今帰ってきたぜぇー
(自分のゆっくり加減を棚にあげてごろごろ)
-
ごめん!
10分ほど遅れそう…
もう少しだけ…ごめん
-
い、いや……冗談にゃよ……
そんな焦んにゃよ……(ごろごろ)
-
何か色々焦ってて…。
とりあえず、ただいま。
寒い夜はゴロゴロしたくなる…よね。
-
人生はにゃがいようでみじかい……オレは人間じゃにゃいから猫……生……?
まぁいいか!
まぁそんにゃに急ぐにゃよニンゲン
そんにゃに急いだらオレにドーナツを買ってくる暇もにゃいだろ?
(ドーナツくれ、という意思表示か、にゃん、と手を出して)
にゃにに焦ってるかわからにゃいけど手を洗ったり水ぐらい飲む暇も欲しいだろ
待っててやるからいってきても良いんだぜ?
ただし、その頃にはお前の分のドーナツはにゃくにゃっているだろうけどにゃ!
-
大丈夫。ドーナツなら出先でたんまりと買ってきたよ。
もちろん、それが原因で遅れたわけではありません。絶対に。
……絶対に。
(大事なことなので二回言いつつ、どことなくマタタビじみた雰囲気を有するドーナツをポフ、と手渡して)
……言われてみると、ぼくが焦るとか…戯言としか思われなさそうな気がしてきた。
でも大丈夫、準備は万端だよ。
……ドーナツも先に一つ食べたし。ご主人サマ召喚の準備をしよう!(提案)
-
たんまり……
そうにゃのか?ニンゲンにドーナツ以上に大事な用にゃん……
あっ、ニンゲンはつまり他の女と会ってて遅れた……こういうわけだにゃ
(納得顔でドーナツを受け取って)
おお、にゃんか頭の中がヘンににゃりそうな匂い……が……ひっく
いや、ニンゲンが無闇に焦って帰ってきて
車で事故とかににゃったらいくらニンゲンがマゾでも
ご主人が悲しむからにゃ……
オレは……食えるドーナツが増えるにゃ……かにゃしい……かにゃ……?
(彼の買ってきたドーナツ(残量たんまり)を見つめながら)
んじゃ帰ってきてからの準備とかは良いのか?
ご主人から手紙を預かってるから読むと言いにゃ。ほれ
「おかえりなさいいーくん
この前、ちょっとスレをお借りして相談したときの内容でやる暇もなく
いーくんがここ立ててくれちゃったから
宙に浮いてるけど、あの続きをやる?
それとも、船の方の続きをやる?
後者ならもうレスは出来てるし、前者ならもうちょっと相談してからかしら」
ニンゲンが選んだ方によって微妙に違いのあるご主人が召喚されるらしいぜ
(既に一つ目のドーナツを食べ終え、二つ目を狙いながら)
-
大丈夫、車で事故に遭う事はないよ。
何故なら…車に乗ってこなかったから。
……いや、さすがに歩いてて車に、とか、あり得ないしね。
急ぎつつも安全には気を配るぼくなのだった。やはり戯言だと思うけれども。
いや、万が一帰って来れなかったら、ドーナツの補給がなかった事になるんだよ?
それは君にとっても由々しき事態だと、ぼくは思う……。
ん…手紙か、どれどれ……。
うーんと……あれは、ぼくたちのスレが立てられるまでって事だと思ったから…。
思ったより大幅に早く立て直せたって事だから、今は旅行の方に注力していいんじゃないかなって思う。
そっちが終わってからまた、話し合うなり、改めてそっちの続きをやる…って形で。
というわけで、後者…かな。
…はてさて、どんなご主人様が召喚されるのだろうか!!
-
そういう問題じゃにゃいだろこの馬鹿ニンゲン
(容赦なく彼のドーナツのストックに手を付けながら)
まぁご主人とオレは、いまんところ出先からは手も足もでにゃいからにゃ
それでニンゲンに迷惑かけることもあるかもにゃんだし、
大体今日はご主人が直前に時間を希望したんだし気にすんにゃよ?
おおう、ニンゲン良いところに気が付いたにゃ
それはつまり、オレがあのいけ好かない吸血鬼からドーナツを奪い取る……
いやー……それちょっと遠慮したいにゃ
オレそこまでしてドーナツ食べたくにゃいし
(忍と戦闘には入りたくないものの、彼の危険度は問題ない程度だとでも思っているのか)
(手紙を読んでいる間に彼のドーナツをもぐもぐ食べながら)
よしニンゲン。ここはオレが食い止める!あとは任せ……
(何か言いかけたところで部屋の電気が消えて)
-
あ…そうだったね…。
ごめん、何かまわりまわって自己中なぼくっぽい。
というわけで気になるのはドーナツの在庫のみになりました。
……いやいやいや、むしろ献上すべきだろう。
そのためのドーナツもこの中にあるというのに……。
面倒事に巻き込まれないためなら、ある程度の融資は惜しまないよ?ぼくは。
……って、食べつくしそうな勢いだし……。
-
小説のページをめくると、そこは明るい船内でした……
なんてちょっとページを飛ばし過ぎかしら?
こんばんは、いーくん
お夕飯を食べてから結構時間が経ってるはずなのに
何故かお腹いっぱいな気がするのよね……
(そういう翼の口元には少しドーナツの欠片)
(本人は気が付いていないようだが……)
いーくんの方から続き、打ち合わせとかある?
あと、私は大体日付が変わるぐらいまでかしら
ついでに、じゃないけど、今のうちにいーくんが
次時間がとれそうな日も聞いておいちゃおうかしら
私は日曜は出かけちゃうけど、
とりあえず月火(意図的な短縮)は、22時ぐらいからにしてもらえれば大丈夫かな
-
時間がたつのも忘れて朝になっていたというのはよくある事だからね。
戯言シリーズは1冊3時間かかるという話も…さすがにないかな。
お腹いっぱいなのは幸せの証拠…じゃないかな?うん。
僕も幸せだし。翼ちゃんの傍にいられるんだから。
(綺麗なぼくモードだった)
続きの打ち合わせ……確か、一ラウンド終わったら停電にするって話だったかな?
ぼくはそのままでいいかなって思うけど、翼ちゃんはどうかな。
そのまま怖がってしがみついてくれれば…って、そんなキャラでもないかな…お互いに。
……暗いのも全然平気なぼくもぼくで、どうかと思うけれども……。
ええと、それじゃ…次は火曜日の22時からで、お願いします。
-
(私が悪いのか、いーくんが馬鹿なのか)
(言った私の方が、もう何がなんだかわからなくなってしまっているような快感の中で)
(私の、達してしまったばかりの中をいーくんのが更に掻き回していく)
(……もうっ……馬鹿なんだからっ……)
(お互いこういうことをするのも一度や二度ではないわけで)
(私の表情や反応で、気持ち良くなったかどうかわかってくれそうなものだ)
(なのに、いーくんは私が気持ち良くなりきれなかった、そんなことをいう……
つまり、これはいーくんなりの意地悪なんじゃないかという結論に達した私は、
膣内を硬いものが抉って、直ぐまた達してしまいそうになるたび、
お返しに、抱きついた手のつま先でかりかりといーくんの素肌を引っ掻くことにして)
(いーくんが抱きかえしてくれると、華奢ないーくんだけど、
やっぱり私より力はあるんだなぁ……なんて思ったりして)
(その分柔らかい私の身体で、
いーくんと隙間をつくらないよう強く密着させれば、
力を込めた分胸がふにゅん、といーくんの方へ押しつけられる形になって)
いーくんっ……♥
それじゃ、いっしょ、にっ……♥
(更にいーくんの動きが激しくなる)
(いーくんの達してしまいそうな感覚をはかりながら、それにあわよう、
なんて考えてみたけれど……そんなことを感じ取って考える余裕がないほど
私ももう限界で)
いーくんっ……私、また、イっ……!♥
(いーくんの精液が子宮に流れ込んでくるのを感じながら、
さっきより強く……そういう意味で、
この、子宮に熱い精液を感じながらの絶頂と比べれば、
あながちいーくんの「気持ち良くさせられなかった」っていうのは
間違っていないかも……そんなことを考えながら、
私は体に力が入らなくなってしまうぐらい達してしまって)
もう……ばかぁ……♥
(もうひっかく体力もなくなった私は、ぎゅうっといーくんに抱きついた)
【そうね……ここから停電して続き、だと】
【船の中にいるうちに五月になっちゃうかもだし】
【停電は、停電のイベントだけちょっとして】
【そのあとは移動しちゃう?】
【わかったわ、どっちかっていうと月曜の方が遅くなりそうだったから】
【火曜で助かるわ】
【逆に、火曜ならもう少し早く戻って来れるかもしれないから】
【もう30分ぐらい早くからでも大丈夫かも】
【それじゃあ、今夜もよろしくね。いーくん】
-
(お互いに、びくん!と強く身体の中で何かが弾けたような…)
(そんな心地よい絶頂感と共に、ドクドクと遠慮なしに注ぎ込んだ結果、翼ちゃんの中もいっぱいになったようで)
(ぼくはその結果に、満足感と快感と、強い愛情を胸に抱いたまま、倒れ掛かった豊かな身体をしっかりと受け止め)
……う……ん……。ちゅ……っ……。
(そのままベッドに倒れ込んだ。息が届くくらいに近い顔を見つめあわせて、お礼代わりの口付けを、翼ちゃんの吐息が激しく漏れる口元に重ねる事で行った)
(どこか嬉しそうな声色の「ばかぁ」に、おかしいやら嬉しいやら、苦笑を見せて)
まぁ、そう言わないでよ……今度こそ…しっかり気持ちよくさせられたなら、安心できるんだけど……。
(翼ちゃんの中の動きは、まさに精液を搾り取るようなものだったから、むしろそれが欲しかったのかな?と予測して)
(事実それを成し得たことにより、翼ちゃんも改めて満足できたかな…と、問いかけはしないが、そうであってほしいという希望は告げた)
(しかし……そんな時だった。返事を待つぼくが、突如として翼ちゃんの顔を見れなくなってしまったのは)
……何…え?暗……?翼ちゃん……?
(翼ちゃんと暮らすようになってからは長らく経験してなかったが、骨董アパートで生活していた際は、真っ暗な事もよくあって)
(だからだろうか、さほど驚きはしなかったのだけど、まさか船の中で、どちらも消灯を行った覚えもないのに部屋の明かりが残らず消えてしまったようで)
(とりあえずは、と、翼ちゃんの安否を確認…は、さすがにするまでもない。暖かく柔らかな身体を、ぼく自身、しっかりと抱きしめているから)
(懸念すべきところは、暗闇にある程度慣れているぼくでさえびっくりしたのだから、慣れていないであろう翼ちゃんはどうなんだろう…ということで)
【そうだね。暗くなった中、静かに抱き合いながら眠りについて】
【朝、液の処理をしたり服を着たりして、そうしているうちに着いたって感じで…いこうか】
【港に着いてからの希望は何かある?ぼくとしては、まずはトロリーバスでそのままホテルに移動しようかなって思うんだけど】
【あぁ、ごめん。こっちがもしかすると21時半には戻れないかもしれない…】
【もしもどれたら、その時に待ってるけど、22時になっちゃう可能性も、一応考えておいてくれると嬉しいな】
-
はぁ……♥んっ……いーくん……♥
(最初に達したのが気持ち良くなかったのかというと、そんなことはないのだけど)
(膣内にも熱を感じているせいか、
いーくんも一緒だったという気分のせいか)
(今達したのは、さっきよりずっと気持ち良かったような気がして)
(ベッドに倒れ込んだまま、唇を重ね合わせる)
(呼吸がだいぶ荒くなってしまうぐらいの感覚が、
いーくんの唇で置き換えられていくのを感じながら、
ようやく少し体を離せば、いーくんが苦笑交じりでいて)
……もう……本当に馬鹿なんだから
(それでもまだ心配しているらしいいーくんの頭を、軽く叩く)
(叩いたつもりで、殆ど力も入っていないのだけど……)
えっ?
(叩いたはずみで、でもないだろうけれど)
(突然部屋が真っ暗になって)
な、何?!
(豪華な船とはいえ、船は船)
(海の上に浮いていれば、アクシデントもあるだろう)
(反射的に体を起こして辺りの様子を探ろうとするけれど……
特に何かがあったような気配もなく)
(それでも、いーくんがぴったり側にいてくれる分、
不安とはいえ心細さはそれほどなくて)
だ、大丈夫かしら、これ……?
(何か故障だったりしたら困るけれど……
特に船は変わらずに進んでいるようにも見え)
(代わりに、窓の外、電気がついたままでは
暗くてはっきり見えなかった外の景色が、はっきりみえるようで)
【それじゃあバスで、かしら】
【荷物を置いたり、どんなところに泊まるのかはやってみたいわね】
【え、液の処理って……いーくん……!】
【ううん、それじゃあ22時待ち合わせにする?】
【私も、戻ったら待ってるけど】
【今日も、なんだか急がせちゃったみたいだし】
【30分でも、余裕持って帰れる方がいいかもだし、どうする?】
-
…!……とりあえず…外の景色は大丈夫…かな。
停止してるわけでも、何かのトラブルに見舞われてるわけでもなさそうだけど……。
(翼ちゃんに追随するように身体を起こして)
(外から僅かに見える光に目を凝らす。幸い外は雲がかかってなかったので、月が海に反射し、その明かりがぼんやりと二人を照らしているのだろう)
(青白い光に晒された翼ちゃんの裸体は、いつもとは違う雰囲気を覚えさせた。暖かさなどは、全く変わらないが…)
…不謹慎かもしれないけど…綺麗だね……まさか、これを見せるために電気を消したわけでもないと思うけど…
いや、そういうサプライズだと信じた方が、精神衛生上はいいのかな…うぅむ……。
(翼ちゃんの前だし、無駄に不安を煽るつもりはなく、ただ思いついた事を伝えながら)
(肩に手を回して、身体を密着させたまま二人で夜景を暫し、楽しんだ)
(しかし、一向に電気がつく気配はない。あるいは、夜になると勝手に消えてしまう仕様なのか……?ともかく)
…電気…つかないね……。
丁度いい、なんて言うとこれまた不謹慎かもしれないけど……。
お互い、いい汗も流したし、今日はそろそろ、休もうか?
……こんな時に緊張感ないな、とか思われるかもしれないけど、明日も色々巡るだろうし、
無駄に疲れるよりはいいんじゃないかなって……どう?
(とりあえず…とばかりに、身体を持ち上げてゆっくりと翼ちゃんの中からぼくのを取り出して)
(とろぉ……と流れる精液がシーツに染み込むのも構わず、再度抱きついた)
(不安はないようだから、眠れないという事はないと思うが…提案に対する返答を、ひとまず待ち望む事にする)
【哀川さんの紹介なので、とんでもなくビッグなホテルの予定だけど】
【ここで意表をついて安ホテルでもいい…かも?】
【うん…悪いけど、それでお願いできるかな?】
【いつもは20時くらいで…今日はちょっと予定があって21時だったけど、大丈夫なんだけど】
【火曜日だけはどうしても遅くなっちゃって…ごめん】
【それにしても、今船の話をすると正直怖いよね…まさか今の時代にあんな…】
-
何事もない……わよね……?
(いーくんと窓の外を見るけれど、そこには夜の海が広がっているばかり)
(波の音が聞こえる……には、頑丈すぎるせいか、部屋はごく静かで、
いーくんの声しか聞こえない)
(電気が消えたのに明るいのは、どうやら外の月のせいみたいで)
え……?そうね、ちょっと驚いちゃったけど……
日が暮れる時は暗かったのとはまた違うわよね
(それが理由だったらちょっとびっくりするけれど、
部屋の中が暗ければ、皆自然と明るい方を見るものかもしれないし)
(それはそれでロマンチックかもしれない……なんて思いながら、
いーくんにぴったりくっついて外の月明かりを眺めて)
そうね、このまま待っていても仕方ないし
……このまま外に出るわけにもいかないし
ちょっとべとべとするけど……んっ……
(暗がりのなかでいーくんが体を動かすと、私も必要な分だけ少し体を動かして)
目が覚めるころには向こうについてるのかしら?
おやすみなさい、いーくん
(まだ体にあたるいーくんのが熱く、熱を帯びているような気もするけれど)
(眼鏡をかけてないと、こんな時はちょっと楽かも……
なんて思いながら、いーくんの顔の側へ顔を寄せて、眠りについた)
【それじゃあ、私からは船の中はここでおしまいかしら】
【そうね……高級な空間、っていうのはここでやったし】
【安ホテルっていうのもそれはそれで面白いかもしれないわね】
【ただ、安い感じなのはいいんだけど、汚い感じはパスね?】
【もう、気にし過ぎよ、いーくん】
【よく私が時間をあわせてもらってるんだし、気にしないでね?】
【やっぱり、電車とか自動車が安心かもしれないわね……】
-
…うん、おやすみなさい。翼ちゃん。
(衣服の一枚も纏わぬまま、熱い身体を寄せ合って、どうやら先に翼ちゃんが眠りについた様子)
(暖かく柔らかな感触はそのままだけど、さすがに二回立て続けに射精をすれば、ムラムラとかなる事もなくて)
(あまり長く布団も被らないと風邪をひいてしまうかな…と考えれば、こちらからもぴたりと翼ちゃんに身体を寄せて)
(その上に布団をかけ、最後にほっぺたに軽くキスをすると、それを挨拶にして、程なくして翼ちゃんの後を追うように、眠りについた)
(旅行の疲れに加えて、二人で激しく愛し合ったからか身体は疲労の回復に睡眠時間を費やして)
……うーん……ふぁ……。
(どうやら、眼が覚めたのはぼくが先のようだった)
(部屋に備えついてあったティッシュを引き寄せると、まずは既に小さくなっていたぼく自身を綺麗に拭いて、ゴミ箱に投げる)
(荷物の入ったかばんを開き、着替えのシャツとパンツを出してするすると身につけて)
……あと2時間くらい…かな?翼ちゃん……どうしよう。起こしてあげた方がいいかな……。
(すぅすぅと、愛らしい寝顔で愛らしい寝息を立てる翼ちゃんを、起こしてしまうのも勿体ないかも…とも考えて)
(再度そのまま横になり、真正面からその笑顔を見つめて、暫しの時を過ごした)
(…ぼく以上に疲れていたのなら、そう簡単には起きないかもしれない)
(しかし、1時間たっても目を覚まさなければ、起こそう…そうきめつつ、ぼんやりと翼ちゃんを温めるように抱きながら、幾許かの時間を経過させる)
【旅行行ってまできたならしいホテルはぼくも嫌だし】
【さすがに翼ちゃんもいるんだから、哀川さんもそういう嫌がらせに等しい事はしてこないと思う…】
【ん…ありがとう。お互い様…って事で、気を楽に持つことにするよ】
【てな具合で、今日はここまで…でいいかな?もう1レス、いけそう?】
-
【……いーくん一人だったらされる可能性があるのかしら……】
【ごめんなさい、ちょっと頭いたいかも……】
-
【……61%くらいの確率でされるんじゃないかな…】
【大丈夫…?それじゃ、今日はここまでにしよう】
【火曜日の22時に…また、よろしくね?】
-
【結構高確率ね、それ……】
【うん、寝不足なだけじゃないかと思うけど……】
【また来週よろしくね、おやすみなさい、いーくん】
-
【翼ちゃんがいる限り全くの0%だから大丈夫だよ】
【それじゃ、おやすみなさい…】
-
おはよう、翼ちゃん。
今夜なんだけど、多分21時半には戻れるようになったから、
翼ちゃんの予定が変わってなかったら、21時半でどうかな?
当日だからいきなりだし、翼ちゃんも予定入っちゃったかもしれないから、
もしよかったら、って感じで。
とりあえず、21時半に、ここで待ってるね?
-
おう、おはようだにゃニンゲン
ちょうどご主人は出かけるところみたいだから良かったにゃ
出かけちゃったら良いとも悪いとも言えにゃいからにゃ
オレが代わりにサインしてやるにゃ
(サイン……といいつつ、手を猫状にぐーにすると、ぺしん、と判を押して)
またにゃニンゲン〜
-
ぎりぎりセーフ…だといいな…。
うん、多分セーフ。
こんばんはっと。
-
現実は無常にゃ
アウトだぜニンゲン
(入ってきた彼をえいっと押し出しながら30分の後ろ側へ押しやり)
ご主人はレス出来てるからいつでもオッケー……とか言ってた。にゃ
それともご主人のことを忘れてオレと遊ぶかにゃ?どうするにゃ?ニンゲン
(構って欲しいのか単に悪戯しに来たのか)
(退屈そうに彼の方を見ている……)
-
なん…だと……。
しかし、成ってしまったものは仕方ない。
お互いアウトという事で、まだツーアウトだ。
ここからここから!…って、何の話だ。
うーん、君と遊ぶのも吝かじゃないけれども、
翼ちゃんの事を忘れて、と言ったのがまずかったな…。
そんな事、できるわけない!と、さすがのぼくでも言わざるを得ないからね。
そういうわけで…レスの続きをよろしくお願いします。
こちらは遅くまで大丈夫だけど、翼ちゃんはどうかな?
-
(朝)
(隣で彼氏が目を覚ましたのに気が付かず、翼は寝息を立てていた)
(眼鏡が無い分か、髪の毛が短くなったせいか)
(いくらかすっきりとしてしまったような印象がある、寝顔)
(彼に、普段ならそんなしげしげと見つめられてしまったら動揺する翼だが)
(眠っている時までは、流石に怒ったりしない)
(しないのだが……)
(彼を襲ったり、家の中を無茶苦茶にした白い猫)
(彼にとって、それは猫なのか人なのか、なんだかよくわからないような……
おまけに、翼に似ているようにも思える変なものだったが)
(その猫の頭には、猫だけに、猫らしい耳が二つついていて)
(彼が、ぼんやりと翼を抱きしめていると……
翼の頭から、色こそ、あの猫とは黒と白の違いがあるものの)
(猫の耳のようなものが見えた……ような気がした)
【こんばんは、いーくん。今夜もよろしくね?】
【なんだか、部屋の外にこんな張り紙があったけど……何かしら?】
【「このゲームは1アウトでゲームセットにゃ」】
【あ、私は今夜は1時か、もうちょっと大丈夫……かも?】
【眠くなっちゃったら気を付けるわね】
【それじゃあ今夜もよろしくね?いーくん】
-
…!これは……。
(起こそうとして、彼女の身体に起きた異変に気付く)
(統計を取るなら、彼女のストレスのはけ口として出てくる可能性の高い「あの子」が、姿を現している)
(…こうなると、正直な話起こすのも躊躇せざるを得ない。いや、ぼくに被害が及ぶならいい)
(ある意味ではあの子の愛情表現だろうし。もちろん、翼ちゃんに対するものだ)
(しかしそのとばっちりで、船が大騒ぎになったりしたら…ハワイの土を踏まずして強制送還…なんて、シャレにならない)
(恐るべきは、それを知った哀川さんに、全ての責任を押し付けられてまた潜水艦生活を強制される予感が…)
………まだ時間あるよな…。
(ゆっくりとベッドから降りたって、シャツとトランクスを身に着けた)
(シャワーを浴びに行くことも考えたが、目を覚ましてぼくがいないとかなったら、さらに被害拡大しそうなので)
(起こす事もなく、ベッドから若干距離を取りつつ、無言で持ってきた本を読み始めた)
(翼ちゃんの方がそう見えるが、ぼくだってそこそこは文学少年なのである)
(……19歳だし少年と呼ぶには微妙かもしれないけれど)
【既に終わってたでござる】
【了解。無理はしないでね?それじゃ、今日もよろしく】
-
(少なくとも、彼が見ている間、それは、確かに翼の頭上にあった……はずだった)
(猫のような耳、髪の毛の合間から、一体どう生えているのか)
(人間より、随分と音が良く聞こえそうな耳……)
(しかし、彼がベッドから降り立ち、下着を身に着け)
(ベッドから戻ってくるころには、それは影も形もなく)
(翼が目を覚ました様子もない……
寝たふりをしているにしては、随分熟睡しているようだったが)
(無論、部屋にあの白い猫らしきものの姿もなく)
(なら、彼が見た耳のようなものは何だったのかというと……)
……ん……いーくん……?
(なんだか、ベッドが揺れたような気がして、目を開く)
(……コンタクト、外すのを忘れて寝てしまったみたいだったけれど、
眠くて視界がはっきりしない)
(見慣れない部屋に、ああ、今船の中にいたんだと、
私の寝ぼけた頭はぼんやりと思いだし……)
ふにゃ……
(手直にあった、枕?)
(何か柔らかいものを捕まえて手繰り寄せると、私はそのまままた布団の中にもぐりこもうとした)
【うん、いーくんもね?】
【なんとなく、上の段落を見ると】
【いーくんは、私の知らないこと……も知ってる、って感じかしら?】
-
…ん……おはよう……翼ちゃん。
(声が聞こえれば、挨拶を返す。ぼくをいーくんと呼ぶ人は、この部屋には翼ちゃんしかいない)
(あの子の呼ぶ「ニンゲン」も、決して嫌いじゃあないけれども、色々と今はその方が都合がよく)
(どこか艶めかしい声と裸体のまま、もぞもぞと動く姿はなかなかに官能的だったが、それに欲情とかするほど飢えているわけでも、空気が読めないわけでもない)
(そのまま目を覚ましてくれるか…と思いきや、枕を抱きしめて布団の中に戻ってしまえば、そうなるのか…?と意表を突かれて)
…翼ちゃん…まだ眠いのかい?そろそろ朝…と言っても、着くまではまだまだ時間あるけど…。
確か朝食も用意されてたからね。かたされる前に食べに行かないかな?と誘いたかったりする。
翼ちゃんの好物の……好物の……ドーナツとかあるだろうし。
(それは翼ちゃんの、ではなく、ぼくか忍ちゃんの好物である。翼ちゃんの眠気を覚ますには足りないかもしれない)
(とは言っても、好き嫌いのない翼ちゃんの気を引くにはどうすればいいか……お腹空いてなければ、無理に誘う必要もないだろうけれども)
……可愛いな……それにしても。
(年下の子に対して、可愛いと口にすることに何も抵抗はない)
(ましてや相手は、ぼくの可愛いガールフレンドである、翼ちゃんなのだ。そう言わない理由がない)
(もちろん、そう言えば翼ちゃんから、お決まりの台詞「ばか」が飛んでくるのだろうが…)
(そう言わせる事で眠気が覚めるなら、それはそれで好都合だし…)
(シャワーを浴びに行く、と、起きた翼ちゃんにしっかりと伝えたくもあった。翼ちゃんの方は、まだ身体がべたついているだろうし)
【…伊達に翼ちゃんより2年多く生きてない、ってことさ】
-
ふぁ……
(船は、揺れている……と感じるほど不安定ではないのだけれど)
(なんとなく、やっぱり自分達の部屋に居る時とは違う感じがするのは
あながち気のせいでもないと……思……)
(強い眠気と、明るくなった部屋のせいか)
(翼はなかなか起きだす気配もなく)
……ん……いーくん、眠くないの……?
(それでも、眠りに完全に落ちたわけでもないのか、眠そうな声が帰ってくる)
(今は朝食よりも……少なくとも、ドーナツよりは眠気の引力が強いようで)
いーくん、ドーナツ……食べて来たら?なくなっちゃう前に……
(私はもう一眠りしたいけれど、いーくんは前から起きていたみたいだし、
お腹がすいているかもしれない)
(後でご飯はゆっくり済ませればいいかな、と、眠りかけたところに
なんだかとんでもない言葉が飛んできて)
ちょっ……い、いーくん?!
(飛び起きた私は、反射的に抱きしめていた枕をいーくんの顔めがけて投げつけて)
(いーくんが何か口にしようとしていたのをブロックしてしまう……
きっとまた、とんでもないことを言おうとしてるに違いない。うん、多分そうだ)
【ニンゲンのくせににゃまいきにゃ!】
-
うぅむ…相当眠いみたいだな…。
無理して起こす事もないかな……?
(などと、ドーナツを食べてくる事すら勧めてきた翼ちゃんを見ればさすがに考えて)
(しかし、とある一言ですっかり眠気は覚めてしまったようだ。計算通り…というのは、さすがに強がりでしかないが)
(枕がクリーンヒットしても顔色一つ変えずに、おぉ…と、暢気な声をあげて)
起きたみたいだね、翼ちゃん。目が覚めた、と言った方がいいかな?
……なんていうか、ご飯をバラバラに食べに行くのはちょっと寂しいんだけど……。
とりあえず、シャワー浴びてこようかなって思って……。
……それこそ勝手に行けばいい、って感じではあるけれども、寝てる最中にいきなりいなくなるのも…。
やっぱりマナー違反かなって思ってね。
まぁ、翼ちゃんが大丈夫なら…先、行ってくる。10分ぐらいで上がるから。
(妙に格式ばった、とは思わなくはないけど、これも惚れた弱みだろうか。できるだけ一緒にいたいという未練は振り払えない)
(なんて言うと実に大袈裟である。10分くらい……むしろさっさと行くべきだろう)
(バスタオルを入り口に置き、備え付けのシャワールームへ消えると、シャー、と音が鳴り響く。男の子のシャワーシーンも、最近ではサービスシーンらしいけど、翼ちゃんにとってはどうなんだろう)
(ともかく10分後、ホカホカの湯気と共に無事帰還を果たしたぼくは、さすがに時間的にバスローブとかつけてる場合でもないので、今日のための新しい服を身に着け、翼ちゃんに順番を譲ろうとした)
【人間風情がとか言わないの】
【ちょっと寄り道気味でごめん。すぐ港に着いた方がよかったかな?】
-
(日頃はあんまり言葉で、ってことはないいーくんだけど)
(たまに、私がびっくりするほど恥ずかしいようなことを
ごく当たり前のように言ってくる)
(驚くやら恥ずかしいやら……ちょっと嬉しい、なんて絶対言えないけど)
確かに……でも、私も凄く眠かったし
……誰かさんのせいで、すっかり目が覚めちゃったけど
(ベッドの上に座った姿勢で布団を体にかけなおしながらいーくんに抗議してみるけれど)
(どうやら、いーくんもお腹が空いているのを我慢してくれていたみたいで)
そうね、折角旅行だし……そういうのは一緒がいいかしら
(これは寝坊した私がどうやら悪いらしい)
(シャワーからいーくんが出てくるのを待って、私もシャワールームへ入っていくと)
(……やっぱり、暖かいかも……)
(いーくんがここに今まで入っていたと思うと
熱く湿った空気がなんだか生々しくて)
(私は、ふう、と一つ息を大きく吸ってみた)
【ううん、いいんじゃないかしら】
【帰還まで一気にやらなければ一緒に入れたかもしれないけどね】
【それと、いーくん、私今週からちょっと遠出するかもとかで慌ただしくて……】
【少し置きレスですすめるっていうのは平気?】
-
そうそう。できる事なら甲板のテラスで、朝の陽ざしと風を愉しみながらのんびりと…ね。
そうしているうちに着く事も、さすがにないだろう。
仮に着きそうになったとしても、荷物もそこまで多くないから焦る事もないだろうしね。
(というわけで、シャワーもごゆっくり…とまでは、言う事でもないだろう)
(もちろん、翼ちゃんの寝坊が悪いなんて思ってないし、そもそも寝坊とも思ってない)
(むしろぼくが早すぎたという事もあるだろうし…そういう意味でも)
(しっかりシャワーを浴びて、ぼくと愛し合った証を…少し寂しいけれども、洗い流して、さっぱりしてほしいかな…と)
(密かにそんな考えを抱きつつも、椅子に座りしばらく読書を楽しんだ)
(覗くとか、そういうのはぼくのキャラじゃないし、ただややこしくなるだけだろうから…)
(流石にそれを期待していたという事は……ない、と思う)
(そうしつつも、いつでも降りられるように、使用済みの衣服を布袋に纏めて入れて、翼ちゃん用の方も用意しておく)
(向こうにも洗濯機くらいあるだろう。何着も何着も、替えの服を持っていくのもかさばるだろうし…)
(まぁ、女の子である翼ちゃんの方は、そうも言ってられないだろうけれども)
(…まぁ、兎にも角にも。翼ちゃんのシャワーが済むまでは、特に行動する事もなく、のんびりと時間を楽しんだ事は伝わっただろう)
【ごめん。一緒に入るのは、ホテルの方で…とか考えてて…焦りすぎたかな…?)
【うん、了解。ぼくの方は翌日までにはお返事すると思うけど、だからと言ってプレッシャーとか考えないで】
【返せるペースで返してくれると嬉しいよ】
-
そうそう。できる事なら甲板のテラスで、朝の陽ざしと風を愉しみながらのんびりと…ね。
そうしているうちに着く事も、さすがにないだろう。
仮に着きそうになったとしても、荷物もそこまで多くないから焦る事もないだろうしね。
(というわけで、シャワーもごゆっくり…とまでは、言う事でもないだろう)
(もちろん、翼ちゃんの寝坊が悪いなんて思ってないし、そもそも寝坊とも思ってない)
(むしろぼくが早すぎたという事もあるだろうし…そういう意味でも)
(しっかりシャワーを浴びて、ぼくと愛し合った証を…少し寂しいけれども、洗い流して、さっぱりしてほしいかな…と)
(密かにそんな考えを抱きつつも、椅子に座りしばらく読書を楽しんだ)
(覗くとか、そういうのはぼくのキャラじゃないし、ただややこしくなるだけだろうから…)
(流石にそれを期待していたという事は……ない、と思う)
(そうしつつも、いつでも降りられるように、使用済みの衣服を布袋に纏めて入れて、翼ちゃん用の方も用意しておく)
(向こうにも洗濯機くらいあるだろう。何着も何着も、替えの服を持っていくのもかさばるだろうし…)
(まぁ、女の子である翼ちゃんの方は、そうも言ってられないだろうけれども)
(…まぁ、兎にも角にも。翼ちゃんのシャワーが済むまでは、特に行動する事もなく、のんびりと時間を楽しんだ事は伝わっただろう)
【ごめん。一緒に入るのは、ホテルの方で…とか考えてて…焦りすぎたかな…?)
【うん、了解。ぼくの方は翌日までにはお返事すると思うけど、だからと言ってプレッシャーとか考えないで】
【返せるペースで返してくれると嬉しいよ】
-
うわ、何か変になって二重投稿が…ごめん。
-
甲板のテラス……海のど真ん中だと、風、強くないかしら?
あ、そうよね、そろそろついたときのことも考えないといけないのかしら……
(こういうときには、いーくんは旅慣れてるんだろうか)
(いろいろ細かいことまで気が付いてて、頼りになる)
(いーくんがついてきてくれた良かった……なんて考えながら、私は体を洗って)
(……あの後すぐシャワーを浴びなかったせいで、色々大変だったけれど)
(とにかくすっきりした私は、もうすこしこの豪華な船のシャワーを堪能したい、とも思ったけれど)
それじゃあご飯、いきましょうか。いーくん
(コンタクトも替えて準備万端……
と思ったら、いーくんが私がシャワーを浴びてる間に色々してくれてたみたいで)
(いーくんのおかげで準備万端、に置き換えてから、朝ご飯に向かうことにした)
【ごめんなさい、ちょっと一瞬飛んじゃって】
【寝落ちしちゃうまえに、今日はここまででいいかしら】
【一日ごとに……って、必ずっていうわけじゃないけど】
【私も、朝ここを見たりするぐらいの余裕はあると思うし】
【レスを待たせちゃう、みたいなことはそう無いと思うわ】
-
【オーケイ。それじゃ今日はここまでにして…】
【レスは今日のうちに返しておくね?】
【それじゃ、しばらくは置きレス展開…かな?】
【もし時間が取れるようになったら、伝えてくれると嬉しい】
-
【そうね、ただ、置きレスだと、その場でお返事できないのがさびしいけど】
【寝落ちだけはしないで済みそう……】
【いーくんも、暇な時とかあったら教えてね?おやすみなさい】
-
【ありがとう。一週間後となるとまだわからないけど】
【置きレスを楽しみに待つのも乙なものだし…】
【それじゃ、おやすみなさい。またね?】
-
(濡れた髪を乾かし、カジュアルな衣服に身を包んだ翼ちゃんを、立ちあがってぼくは迎えた)
(おなかペコペコ…とまではいかないけれども、お互い入浴後という事もあってある程度のご飯は喉を通るだろう)
(翼ちゃんの右に回って左手をそっと差出し、彼女がそれを握り返してくれたかどうかはともかくとしても)
(きっと最終的にはしっかりと手を繋ぎ合い、若いカップルとしての印象を隠すことなく船内を歩いて)
今の地点だと風も強くないし、防風措置はしっかりしてるみたいだからね。
昨日も別に、飛ばされるようなとか、煽られる様なとか、そういった風に見舞われる事なかったし、大丈夫じゃないかな?
(昨日二人で日の入りを眺めた甲板とは別の入口の扉を開き、二人でテラスに踏み入ると、潮風に混じって香ばしい香りが鼻腔を擽る)
(パンやスープの匂い。旅行ならではの、朝食の匂いだ)
(ぼく自身は、こういった食事にありつくことはそこまで多くなかったけど、翼ちゃんはどうだろうか)
(彼女に喜んでもらえる事こそが、やっぱり何より…そのための旅行でもあるわけだから)
(そんな理由によってぼくは時折翼ちゃんの顔を伺いつつ、用意された席にたどり着けば、ゆっくりと手を離して)
どうやら、バイキング形式みたいだね。
よかったら翼ちゃんの分も取ってくるから、そこで少しの間、待っててくれるかな?
…パンとサラダとハムエッグと…コーヒーか紅茶…ってところかな?
(典型的な朝食のメニューを想像し、そのメニューをぼくなりに考え、改めて問いかける)
(大好きな人のために動くというのも…案外悪くない。ぼくらしくはないかもしれないけれども)
【と言ったところで、まずはレスさせてもらったよ】
【楽しみに待ってるけど、無理はしないでね?】
-
(寝起きでいきなりご飯、はちょっと重たいけど)
(お風呂に入って血のめぐりもよくなってきたのか、お腹も空いてきていて)
(……それは、その直前にすごく恥ずかしいことを言われて
血のめぐりが良くなってしまったせいかもしれないけど)
(いーくんが差し出してくれた手を握って歩く、いつもと全く違う景色……
船の中というのは、旅行に来ているせいだろうか、恥ずかしいような、新鮮なような)
そういえば、昨日の夕方は大丈夫だったけど
でも、朝は風が強くないかしら……
……もし吹き飛ばされたら、助けてね?
(冗談半分でそんなことを言ってから)
(ふと、私は重いから飛ばされたりしないんじゃないか……
そんなことを考えてしまって、私は微妙に頬を膨らませたけれど)
(いーくんが気がつくかどうだろうか、その前にテラスへの入り口が開いて)
わぁ……いい匂いね……
(海の匂いと朝ごはんの匂いが入り交ざって、一層食欲が増してくる)
(移動中の船、それも海のどまんなかでの朝ごはんなんて
滅多なことじゃ味わえないし)
(思わず少し足早になって、いーくんの手を引くようになってしまって)
いいの?それじゃあ、私は……
(何かしようにも、用意されている席で私ができそうなことは特にない)
(少し考えてから、私は)
それじゃあ……飲み物は紅茶、ミルクたくさんで
あとは……ドーナツがあったら持ってきて貰ってもいい?
(バイキングだし、ドーナツぐらいはもしかしたらあるかもしれないと)
(持ってくる途中食べちゃ駄目よ、と念を押してお願いしてみる)
【おはよう、いーくん】
【ごめんね、昨日は朝、ちょっと時間がなくて……】
【一日遅れになっちゃったけど、おいておくわね】
-
もちろん助けるけど…。
折角助けるなら、早いに越したことはないよね?
(ぼくの立場から見れば助ける意図を明確に示すように)
(ぎゅっ…と、手を握る力を強めて、翼ちゃんを、その身も心も離さないという意思を込めて)
(風などに引き裂かれないよう、ほんの少し距離を詰める)
(膨れた頬にはついに気付かぬまま、しかし身体は寄せたまま)
(けれどもその距離は、翼ちゃんの早足によって引き離される…しかし、それに引っ張られるぼくであるのも癪なので)
(たたた…と、小走り…いや、早歩きと言った方が正しいか。翼ちゃんと歩幅を合わせて、空いているテーブルに向かい)
(名残惜しそうに手を離すとそれぞれの椅子に座り、向かい合う。料理を持ってこようと提案したのは時間的にはこのすぐ後となる)
オーケイ。飲み物は紅茶…ミルク沢山…ミルクティ好きだものね。
眠気を覚ますには、まさにうってつけだろうし…任されたよ。
(一人で何でもやりすぎるのも、プレッシャーを強いてしまっていたかもしれないけれども)
(料理と潮風の匂いに気分を良くしているであろう翼ちゃんだから、しばらくその幸せに浸ってほしいと)
(もちろん本人に伝える事などしないが、これくらいの気遣いは、してあげるべきだろう…と割り切っており)
(これも、ぼくが年上で、男の子だから……なんだろうな、とある種の、無論いい意味での諦めの現れなんだな、と考える)
…ドーナツ?わかった。ぼくはとりあえず食後に…って考えてたけど、
二度手間よりは、そっちの方がいいかもしれないしね。
…大丈夫、そもそも大きなお盆に乗せて持ってくるわけだから、つまみ食いなんてする余裕はないんじゃないかな?
(お約束チックな念押しに苦笑しつつも、「行ってきます」とはっきり告げて、料理が置かれている場所へと足を進めた)
(こう見えて、ぼくもなかなか器用な部類には入る。ピッキングもできるし(してはいけません))
(告げた料理と翼ちゃんのリクエストの分を取るにしてもそう時間はかからず、二つの大皿と二つのパン、そして二つの湯気が立ったカップをお盆の上に置き)
(それを携えて戻るまで、そう時間はかからなかった。もちろんつまみ食いなんてしてません)
ただいま、翼ちゃん。
(テーブルの中心にお盆を置いて、ハムエッグとサラダが乗った大皿と焼きたてのロールパンを翼ちゃんの傍に寄せる)
(続けて甘い湯気が香るミルクティに、ストロベリーを含んで桃色の生地になっているリング型のドーナツを)
翼ちゃんって、イチゴ味好きだったっけ?もし違うのがご所望なら持ってくるけど…。
まずはメインを平らげてからにしようか。それじゃ…頂きます。
(ぼくの分の皿もこちらに寄せると、様式美とばかりに手を合わせて、小さく「いただきます」と呟く)
(ハムエッグにソースをかけつつ、パンをちぎって口の中に運び、その焼き加減と絶妙な味に舌鼓を打ち始めた)
【こんばんは、翼ちゃん】
【置きレスを貰うと、無事が確認できるみたいでとっても嬉しいね】
【来週の予定は、多分次のぼくのレスに記載できると思う】
【翼ちゃんも時間が取れたら、教えてほしいな】
-
おーいニンゲン……今帰ったにゃ……
置きドーナツにゃらぬ置きレスがあるにゃ……これは食えそうににゃいな……
が……すまにゃい……ねむい……
一眠りしたらレスするかもしれないし、しにゃいかもしれにゃい……
朝にはしておくと思うけど、今夜はゆるしてくれにゃ……ぐうう……
-
そうねぇ……
それじゃあ、
助けてくれなくちゃいけないような困ったことにならないよう
しっかり守ってもらおうかしら
(いーくんの手を握る力が強くなる)
(旅のせいだろうか、ちょっといつもより頼りがいがあるいーくんの手だ)
(なんだかちょっとうれしくて、私は、
ふくらませていた頬を代わりに照れくささで赤くして)
はい、お任せします
(やっぱり、旅行の時のいーくんはいつもより頼りになる)
(……ずっと旅行をつづけていれば、
常に頼りがいのあるいーくんが見られるのかしら?)
(そんなしょうもないことを考えながら、いーくんに頼んだご飯を待って)
ありがとう、いーくん
それじゃあ、頂きます
(いーくんに合わせて手を合わせ、私も「いただきます」)
(……したら、いーくんは早速食べ始めちゃうわけで……)
はぁ……
(やっぱりちょっと頼りにならないというか)
(これは、頼りになる、ならないの問題じゃないわけだけど……
私は、いつもながらのいーくんに一つため息をついて)
もう、いーくんってば。食べ始めるの早いんだから……
(そういって、椅子から立ち上がって、いーくんの方へ身を乗り出しながら、
私はドーナツを一口分ちぎって)
はい、いーくん。あーん
……いーくんこそ、朝からイチゴ味で良かったのかしら?
(なぜ私がドーナツを希望したのか想像しなかったあたり
いーくんらしいといえばらしいような……)
【おはよう、いーくん】
【無事じゃなかったらまずいけど……確かに、間隔をあけちゃうよりいいわよね】
【それじゃあ、予定がわかったら教えてね】
-
むぐむぐ……こくん……んー、美味しい!
(暖かくふっくらとしたパン生地が口内に広がる味に、幸せそうに声をあげて)
(もう一口…行こうと思ったら、何やら翼ちゃんは不服な様子?…溜息らしき息遣いでそれに気づいて)
(気づけば理由は知りたい…彼氏として、いや、仮に友達としてでも、そう思うだろう)
翼ちゃん?
(パンをお盆の上に置き、瞳を瞬かせながら様子を伺うように、声をかけた)
(幸いながら、というべきだろうか。その理由は次の翼ちゃんの行動で察しがついた)
(…翼ちゃんの手を煩わせまいという考えで彼女の分の料理も持ってきたけど)
(ドーナツに関しては、単純に翼ちゃんも好きだからだとばかり…)
(恥ずかしさにほんのり頬を赤らめて、翼ちゃんの心遣いに感謝の念を惜しまずに)
……あーん……あむっ……もぐもぐ……。
(ぼくは大きく口を開けて、翼ちゃんの手元のドーナツを一口で頂いて、美味しそうに咀嚼し飲みこむ)
…ありがとう、翼ちゃん。うん、起きてから大分時間経ってるし、イチゴは大好きだからね。
朝でも昼でも夜でもいける感じかな?ドーナツなら更にね。
ただ…言い訳させてもらうなら、デザート代わりに後でぼくも持ってこようかなって思ってたのは事実だから、
残りは食べ終わってからにして…後で翼ちゃんの分、改めて持ってこようか?
ご飯はともかく、飲み物はお代わりあった方がいいだろうから、それも含めて…さ。
【こんばんは、翼ちゃん】
【うん、いつかインフルエンザにかかったって聞いたから、長い間お返事ないと、どうしても心配になっちゃうからね】
【今週は土曜日、日曜日、月曜日の夜がまず大丈夫なんだけど、来られる日あるかな?】
【それと、希望する展開とか、旅行先で行きたい場所とかあったら、今からでも遠慮なく教えてね】
-
こんばんは、いーくん
置きレスかしら……と思ったら、今夜大丈夫みたいだし
しばらく待ってみるわね?
っていっても、今日言われたっていーくんも困るかもしれないから、
無理そうなら月曜の夜21時ぐらいから時間がとれるから、
良かったら考えてね
-
こんばんは、翼ちゃん。
まだ見てくれてるかな……?
丁度ご飯食べてた…。
-
こんばんは、いーくん
私も帰ってきてお夕飯を済ませたところだし
ゆっくり食べてきてね?
って、もう急がせちゃったかしら……
とにかくゆっくり待ってるわ
-
ああいや、食べ終わってから来たって事だね。
改めて、こんばんは。
ご飯食べた後ご飯食べるロールっていうのもなかなか面白いかもしれないけど、
準備の方、大丈夫?
-
まぁそれを言ったら朝食だし……
お夕飯のあとに朝食を食べる、なら普通じゃないかしら
問題は、お夕飯を食べた直後に食べる、っていうところだけど……
ええ、私も特に済ませたいこともないし
普通に続き、始められちゃうわよ
-
…あまり意識しない方がよさそうだね。
結構食事ロールって好きだったりするし…。
それじゃ、今日もよろしく。
こちらも準備はできてるから、レスの方、お願いするね?
-
あれ?
いーくんの書き込み、結構前にあるのになんだか反応なかったわね……
ええ、でき次第レスを置くけど、いーくんはペースとかどうかしら
少し切り詰めていくか、いまぐらいでいくか……
私は、ペースとしては今ぐらいに丁寧にやってると普通に楽しめる感じなんだけど、
ただ、この丁寧さでずっとやっていくと全部で相当時間かかっちゃうかもしれないし
実際の時間の四月に港について、海岸に遊びに出られたのは八月でした、とかだと……
……海については、八月はそれはそれでいいんだけど、
どうなのかしらその辺りの時間の配分。何か案とかあったりする?
-
あぁ、何か今日も時々調子悪くなるみたい。
まぁ、ゴールデンウィークに突入しかけてるから覚悟はしてたけど…。
そうだね。ぼくは正直、リアルの時間とロール内の時間の差はあまり気にしない方だから、
このままでもいいんじゃないかって思うんだけど、
案を挙げるとしたら、ご飯食べ終わったらすぐに船から降りて、バスに乗る…みたいに、
飛ばせるところは飛ばしちゃう感じかな?入国審査とかも含めて。
それと、確かぼくは、きちんとは描写されてなかったんだけどそれなりに英語話せるはずだから、本場ではそうしようと思うんだけど…。
翼ちゃんは、それでもいいかな?
-
なにかしらね……って言っても、
今は普通にすぐ更新されたから、一時的なものかもだけど
きちんと直接確認しようかしら……
そうなんだ、じゃあ気にしないでやってみる?
私、朝と夜みたいなのは気にしないんだけど
少しそういうのは気にする方で
ただ、幸いこれから夏に向かうし、海に入ったりするのは10月とかにならなければ
特に問題ないとは思うけどね
え、えーっと……ロールの中に部分的に英語が混ざる、っていうこと?
私は別に構わないけど、読みはともかく、書きには期待しないでね?
-
そうなんだ…翼ちゃんが気にするなら、ちょっと意図して急ごうかなって思う。
10月でも余裕で海に入れるのがハワイだけど、それに甘えるわけにもいかないしね。
今日中にバスに乗って、次にホテルに着くくらいのペースで進めようと思う。
あぁいや、それだとさすがに時間かかりすぎるから
『』の中を英語とみなしてほしいって感じで。
中の人はぼくほど得意ってわけじゃないようだから…。
それじゃ、改めてよろしくね?
-
そうねぇ……
私も旅のロールの間、
一体何をどれだけやるのか?っていうことを
まじめに考えてるわけじゃないから
案外すぐ終わっちゃうのか、
何ヶ月もかかるのか、とかあると思うけど
もともと寒い時期に南ならあったかいんじゃないか……
みたいな感じで南に、だったような気がするから……とか、
まぁそこまで細かいことはいまのところ考えなくていいと思うんだけどね
ただ、バスの中で、外を見ながら観光とか
ホテルを探して迷子、とか、やろうと思えば
いろいろ遊べることもあるけど、全部やっていっちゃうと
どのぐらい全部で時間がかかるか全く見当もつかない、っていうことはあるんじゃないかなって
そういうことね、辞書が必要かも……って思っちゃった
それじゃあレス、待っててね
-
そうだね…。
バスは少しの間外の風景を見ながらおしゃべりして、
すぐにホテルに到着。
海を楽しんでお土産買って、港で終了…でもいいかもしれないね。
チーズケーキファクトリーも食事ロールだから、今の状況と一緒になっちゃうし、無理してやらなくてもいいかも。
それじゃ、改めてよろしくね。
-
(いーくんが美味しそうな声をあげれば、味の方はお墨付き、ということみたいで)
(これならきっと、ドーナツも美味しいと思うんだけど……)
……
(返事の代わりに、いーくんの口元にドーナツを近づけていれば、
いーくんも察してくれたようで)
どう?いーくん
その様子だと、美味しそうな感じだけど……
船の上じゃドーナツを仕入れるわけにはいかないでしょうし、
これもここで焼いてるのかしら?
あ、朝でも昼でも夜でも……それはちょっと、私は胸焼けしそうね……
そうね、イチゴ味じゃ、どちらかといえばデザート向きかしら
それはまたあとでお願いするとして……
冷めないうちに、今は頂いちゃいましょう?
さっきはいーくんがとってきてくれたし、次の飲み物のおかわりは私が取ってくるからね
(そう言いながら、私もいーくんが持ってきてくれた朝ごはんを口に運ぶ)
(私が用意したわけでも、いーくんが用意したわけでもない朝ごはんはちょっと新鮮だけど)
(もともと美味しいのに、更にひと味加わってるような気がするのは旅行のせいだろうか)
うん……美味しいわね、これ
気をつけないと、食べ過ぎてまた太りそうだけど……
【こちらこそよろしくね】
-
ん、美味しいな…。料理に関しても一流のシェフを揃えてるんだろうね。
正直な所ぼくも、今回の旅行は哀川さんの招待の元、だから、
向かう際に乗る船の詳細とかもパンフレットを流し読みした以上はわからないんだけれども、
この仕上がり具合からして、とても既にできていたのを解凍したとか、そういうレベルじゃないね。
パンにしてもハムエッグにしても、できたてな雰囲気が匂いと味に表れてるよ…。
翼ちゃん、食細いイメージあるしね。だからと言ってぼくが大食いってわけではないと思いたいけど…。
(もちろん、口に物を入れたまま喋るなんてお行儀の悪いことはしない)
(そうしながらもどことなく饒舌なのは、まぁぼくに限って言えばいつものことかもしれないけれど)
うん……美味しい……何か、何度も美味しいって言っちゃってるけど…それだけ美味しいって事かな?
(思いの外、食は早く進んだ。翼ちゃんの言うとおり、食べすぎないように気を付けないと…)
(まぁ、お代わりするなら飲み物位だろうけれども……そんな考えを、ちょうど持ってきたブラックのコーヒーを啜りながら考えていた)
……。
(また…って…翼ちゃん、本当に体重に敏感だけど、一度たりとも太ったなんて思った事はないわけだけど)
(そこは年頃の女の子、という事だろうか。言及をするとむしろ嫌がりそうなので、眼を合わせて聞いているとアピールはするが)
(しばらくは食事に注力して…恐らくは翼ちゃんより先に、ドーナツ以外の全てを食べ終え、コーヒーも飲み終えた)
…それじゃ言葉に甘えて…もう一個、ドーナツと…もしあったらリンゴジュースかオレンジジュース、持ってきてくれるかな?
【次のぼくのレスで、港に降り立つくらいのペースでも大丈夫かな?】
【因みに今日は遅くまで平気だけど、翼ちゃんはどう?】
-
いーくんがそこまで褒めるなんて珍しいわね……
よほど良い腕の人がいるのかしら
いーくんのこの前の話を聞くとちょっと心配だったけど、
そんなに無茶なことはされないんじゃないかしら?
(いーくんは、いーくんにはその「哀川さん」は結構無茶をするけど、
私がセットならそうとんでもないことはしない、っていうし)
(……こんな贅沢な船を手配してくれたっていうこと自体
結構無茶をされちゃってるような気がしなくはないんだけれど……)
ふふ、こんなに美味しい朝ごはんに慣れちゃったら、
いーくん、私のご飯じゃ満足できなくなっちゃうかしら?
(いつもと違う空間で、美味しいご飯をたべているとついつい余計に手が伸びてしまって)
(気がつけば、いーくんが運んできてくれたぶんを、あらかた食べ終わってしまっていた)
そ、それじゃあ……私、その……
お、おかわり……
(とってくるわね、と、それなりにお腹がいっぱいになった様子のいーくんを前に、
私がお代わりに向かうっていうのは結構恥ずかしいんだけど……
いーくんも、何か追加で欲しいものがないか聞いてみて)
わかったわ、それじゃあちょっと待っててね?
(いーくんの注文と、私のおかわりにあれこれとを選んでから席へ戻って)
【うーん……あれを切り出したのはまずかったかしら……】
【そこまで急かすつもりはなかったんだけど、なんだかごめんね……】
【私もまだ大丈夫だし】
【寝落ちしない範囲で気をつけるわね】
-
…味がどうだからってわけじゃなくてさ、あの人が絡んでると…そう言う可能性を考えたくなる。
赤神さん辺りも一枚噛んでる気がするし…さすがに、鴉の濡れ羽島に招待するほど空気読んでないわけでもないみたいだけど。
まぁ、正直な所、ドーナツの味で一流シェフとか言ってる側面もあるにはあるかも…。
それはそうと、ぼくたちの他にも、たくさんお客さんはいるみたいだし…。
この船がどうにかなるってことは、さすがにないと思うよ?…停電は確かに気になったけど、実際今は何ともないしね。
(翼ちゃんを安心させたいというのは確かにあるけど、そのために本心と違う事を話すつもりもない)
(つまりは哀川さんに関して、ある種の信頼を持っていることを伝えているともいえるわけだが)
いや、それはないだろう。
翼ちゃんのご飯ももちろん美味しいし、旅行先と家とでは、美味しく感じるものって違うと思うからね。
それに…好きな人の手料理ってだけで、いくらでも食べられる…それは翼ちゃんも、同じ考えなんじゃないかな?
(少なくとも、翼ちゃんの作ってくれたものを残したことはあまりないはずだし、翼ちゃんも同じだと思う)
(どこか恥ずかしそうにお代わりを取りに向かう翼ちゃんを微笑ましく見送って、数分後)
…お帰りなさい。
(とん、とお盆を置いてもらえば、笑顔でリンゴジュースのグラスを受け取り、ストローを挿して少しばかり啜って)
(同じく、置かれたドーナツをちぎって、今度はぼくが翼ちゃんに)
はい、あーん。
(翼ちゃんの口元に、そっと運んだ。ただの真似以上の役割を果たせないのは、少しだけ申し訳なかったけれども…)
(そんな時、汽笛が聞こえれば、同時にアナウンスが流れてくる)
(それによると、あと30分ほどでこの船はハワイ沖に到着する、という事だそうだ)
……荷物はまとめてあるし、5分前に船室に戻ってれば大丈夫そうだね。
【いや、正直な所イベントの数の調整はしようかなと思ったけど】
【食事はすぐに済ませて船から次の場面に、っていうのは、ご飯に向かった時点で思ってたことだから】
【それじゃ、こんな感じで…こっちこそごめんね?】
【眠くなったらお互い無理をしないように…改めて、よろしく】
-
そ……そんな危険なこと考えてるの?哀川さんって
(ちょっと挨拶した限りではそんな感じにも見えなかったけれど)
(他人のことについてあまり大げさに語ったりはしないいーくんが
ここまで激しい反応を見せるのはなんだか珍しい気がする)
(一体、いーくんにとって、あのひとはどんな人なんだろうか……)
(……もしかして、元カノだったりするんだろうか?)
赤神……さん?どういう人なのかしら、
それも聞いたことない島だし……
(なんだかずいぶん風流な名前の島だけど)
(その、いーくんの不思議な関係者さんたちのお陰で
こんな船にまで乗せてもらえたんだから、
単なる学校の知り合い……っていうことはないと思う)
(そのうち、いーくんは話してくれるんだろうか、
それともまだまだ内緒なのかな、なんて考えたりしながら)
そうね、そういえばそれ……ずいぶん前のことみたいな気がするわ
おかしいわね、一晩明けただけなのに
(眠りにつくまでは緊張していたような気もするけれど)
(ゆっくり眠れたせいか、船がどっしりしているせいか)
(無事、さわやかな朝を迎えられた私は、そのことをすっかり失念していた)
ふふ、ありがとう。いーくん
確かに、今ここで私が料理をしたら普段とはちょっと違う感想になりそうよね
あら……いーくん、今のは結構ポイント高い回答だったかも?
(いつも、この手の発言だと低得点を記録しがちないーくんが、
結構ストレートにそういうことを言ってくれるのは……なんだかんだで嬉しい訳で)
(つい機嫌よくなってしまった私は……)
……ただいま……
(微妙に取り過ぎてしまった感のある食事を前に、
少しげっそりした声をだしてしまっていた)
(いくら美味しいとはいっても無事全部食べきれるかどうか……
それは後で考えるとして、とりあえず今はいーくんにドーナツを食べさせてもらうことにして)
ええ、ありがとう。あーん……
うーん……確かに……いつものドーナツはあれはあれで好きなんだけど、
これはもう一手間かかってるって感じで美味しいわね
(この美味しいドーナツでご飯をしめくくりたい……なんていけないことを考えていると、汽笛が鳴って)
それじゃあ、それまで食べられるだけ食べちゃおうかしら……
……歩く前に、あんまり食べ過ぎは良くないかしらね?
(結局、私はそれなりに重さが増加するのを覚悟して、お皿にとったぶんを全部平らげて)
(数日後のホテル、体重計の上で悲鳴をあげることになるんだけど……)
【うーん……気を使わせちゃってごめんね】
-
昨日、船の中でも言ったと思うけど、
ミサイル基地を無力化するミッションにぼくを誘ったくらいだからね…。
なんて言うか、色んな意味であの人には逆らえないよ。
(反応は、単純にそのスケールから来るものだから)
(まさか翼ちゃんが、元カノ?などと考えているとは思わなかった。無論、そんなはずはないわけだけど)
…お互い、凄い知り合いと縁があるってことだろうね……。
もしくは、ぼくたちが知らないだけで、むしろぼくたちが思う「普通」なんて、あまり普通じゃない、とか…。
(それは(少なくとも西尾ワールドでは)まさに的を射ている事だったりするが、無論それを知ってて発言したわけじゃない)
赤神さんって言うのは…哀川さん…と一応ぼくの知り合いで、身体能力はともかく財力は物凄いお方…と言えばいいかな…。
(もちろん、翼ちゃんだってぼくの知らない過去を明かさないのなら、いい気分ではないだろう)
(彼女が聞けば、いくらでも答えるつもりではあったけれども)
(正直な所、今までは翼ちゃんを危険に巻き込みたくなかったというのはあったけれども)
(他ならぬ翼ちゃんに、共にいる方がお互いの安心に繋がるというのがわかったから)
(もう隠す必要もない。全てを告げるのは時間がかかりすぎるけれども、いつかはしておこうと、今は思っていた)
そうだね…バーベキューとかは料理とは言わないかな…?
けれども、野外料理になると、また違う楽しみ方ができそうだよね。
飯盒…って言ってもわからないかな…火を起こしてご飯を炊くんだけど、それで食べるご飯がとっても美味しいんだ。
さすがにハワイでは行えないけど、いつかそう言う野外料理も、お互い振る舞い合えると嬉しいね。
(戯言遣いらしからぬ…と思われそうだが、本心を隠す事の愚かしさは十分に思い知った)
(これからは、思った事は正直に伝えようと、考えている。その方が高得点なら、尚更だ。
…まぁ、今日も結構、歩いたり泳いだりするだろうからね…。
できるだけ今のうちに食べておくのは、悪いことじゃないかな?
(食べられるだけ食べるという翼ちゃんの提案に、ぼくは肯定の意を示す)
(食べた分運動すれば太る事はないわけだし、その運動を、今日はしっかりすることになるわけだから)
(その後の展開までは想像できないまま、お互い全てを食べ終えれば席を立って)
(帰りもやはり手をつないだまま、島が近づきつつある光景を前に言ったん脚を止めつつもテラスから部屋へと戻り)
(最後にお互い荷物チェックやトイレなどを済ませて、接舷する時間を待った)
(すると15分ご、窓の外には常夏の島がありありと映り、同時に再度汽笛が鳴り響く)
…着いたみたいだね…荷物は全部、お互いのバッグに入れたし…。
忘れ物はないよね…それじゃ、降りようか。
(すくっと立ち上がり、翼ちゃんに向けて手を差し伸べた)
【こちらこそ…深く考えずにやってしまってたからね】
【翼ちゃんが楽しんでくれてるならうれしいし、そうなるように頑張ってるつもりだけど】
【お互い…というとぼくもそうだよって言ってるようでアレだけど、相手の事を良く考えてるからそうなってるんだと思うし】
【二人が楽しめるようにできればなって、思うから…ごめんねじゃなくて、ありがとう…かな】
-
【ごめん、訂正…というか補足】
【(もちろん、翼ちゃんだって、彼女の知らないぼくの過去を明かさないのなら、いい気分ではないだろう)。でお願いするね】
-
もう……また心配になるようなことをいうんだから、いーくんってば
(いーくんのことばが、どのぐらい本当なのかよくわかわからないけれど)
(こんなことで、いちいちいーくんが嘘をつくとは思えないし)
(となると、本当にそんな危険なことを……とか考えてしまったりして)
そうねえ……
(私の知り合いでそこまでインパクトがある人がいるだろうか?
なんてことを少し考えてしまいながら)
(なるほどね……そういう知り合いの方がいるなら、
こういうのもそこまで不思議にはならない……のかしら?)
(それにしても、ちょっと出かける近場向けの船とかとは
船のつくりからして違うわけで)
(まぁ、いつかまたいーくんに、いーくんの周りのことは教えてもらおう、
とか考えながら)
あ……そうね、確かにバーベキューは外で食べる、っていうのが基本よね
飯盒ぐらいはわかるけど、それを使え、って言われたら困っちゃうわね?
うーん……そうかしら……そうかも……
……いいわよね、旅先なんだもの
(この、いいわよね、が積もり積もって体重になるわけだけど)
(そのことを一旦忘れることにした私は、なんとかご飯もすませて)
(一緒に部屋へ戻ってから、あれこれと支度をして)
ええ……ちょっと緊張するわね、こうやっていーくんと来てみると
(荷物のバッグを持ち上げると、私はいーくんの後をついていくようにして船を降りていった)
【補足ありがとう】
【それじゃあ、船についてはこのあたり……までかしら?】
-
まぁ、普通は使わないからね。飯盒とか…。
アメリカにいたころなんかは、いろいろ事情があって野外料理をする事も多かったけれども。
端的に言えば、食事って言うのは気分によって変わってくるものじゃないかなって事、かな?
ほら、よく言うじゃない?泣きながらご飯を食べても美味しくないって。
さすがに泣きながらじゃないけど、気分が乗らない時とかはあまり味がしない…そういう経験は、ぼくにもあるしね。
(翼ちゃんも、ぼくと出会うまでは色々と苦難に見舞われていたと聞く)
(ぼくもぼくで、この子にそう言った辛い思い出を蘇らせたくないから、あえてお互いの過去に触れなかった部分があった)
(けれども、それは逃げているだけなのかもしれない。翼ちゃんはぼくが守る…そう決意しているのなら)
(その過去も、そして未来も…全てを守り通す必要があるのだから…ぼくもぼくで、翼ちゃんの過去を、いつか分かち合おうと静かに決意していた)
…大丈夫。こう見えてもアメリカ在住だったからね、入国審査くらいの英語なら…。
まぁ、サイトシーイング、と一言いうのが当たり前だし、ハワイは思いの外たくさんの日本人がいるから、
あまり海外にいるって感覚ないかもしれないけど…この季節にこの暖かさは、なかなかに希少だから…。
折角だし、思い切り楽しもう?
(翼ちゃんの手を引きつつ船を降りたぼくらは入国審査をつつがなく終えて、港のすぐそばに停留してあったバスへと足を運ぶ)
(そのバスは、何ともバスらしくない…窓すらなくて風が吹き抜ける奇妙な形のバスで)
へぇ…これがハワイのトロリーバスか…実物見たのは初めてだな……。
雨の日とかには乗れないだろうね…今日は雲一つないすがすがしさだから、気にする事もないだろうけど。
(ツアコンと思しき現地の人を見つけると、ぼくは英語で声をかけて)
『哀川さんの紹介で今回のツアーに参加した者です。こちらのバスで大丈夫ですか?』
(すると若干驚いた様子で、しかし日本語で、このバスで大丈夫な事を返す)
…大抵の人とは日本語通じるんだよな…とりあえず、このバスでいいみたい。後ろの席に座ろうか?
(翼ちゃんの手を引くと、バスに乗り込んで座席に隣り合って座るのだった)
【トロリーバスの外観については、「トロリーバス ハワイ」でググれば出てくるから】
【だいたいこんな感じ、くらいに覚えてくれれば大丈夫だと思う】
-
【ごめんなさい、いーくん】
【待ってる間にちょっとふらっときちゃって……】
【このまままた寝ちゃうより、ここで今日はおしまいにしてもらっていいかしら】
【外見のほうは確認したわ】
【できれば、次会う前にまた置きレスをおいておくわね】
【今夜は当日、時間ぎりぎりだったのにありがとう、おやすみなさい】
-
【ん、オーケイ。今日もありがとう】
【月曜日は21時から大丈夫だから、よかったらお願いできるかな?】
【よかったら置きレスで、その旨伝えてくれると嬉しいな】
【それじゃ、おやすみなさい…またね?】
-
外で料理をすることが多かったって……
いーくん、アメリカで一体何が……
(私の中では、なんとなく外で炊飯できる空間よりも
ファーストフードのお店の方が多そうな印象があるアメリカで)
(一体いーくんが何をしていたのか、想像もつかないけれど……)
そうね、やっぱりご飯は楽しい気分で食べたいわよね?
(なんだかいつになくいーくんが真面目そうな顔をしている)
(もしかして、ドーナツの味のことを真剣に考えているのか、
それとも、アメリカにいたときのことを思い出しているのか)
(いつかいーくんはその頃の話とか、してくれるんだろうか?)
へぇ……
(いーくんがこう突然頼りになるところを見せてくれて、思わず感心のため息が出てしまう)
(自分でいうだけあって、いーくんはてきぱきとチェックを済ませてくれて)
(こういうところで、旅に慣れてるんだな……と、
いーくんの意外な一面を見たような気がした)
(もっとも、いーくんにとってそれは意外なことではなくて、
私と一緒にいないときの当たり前だったんだろうけれど……)
やっぱり、皆寒いときにはあったかいところにきたくなるものなのかしら?
逆に、こっちが冬になったりすると……どうなるのかしらね
(手を引いてくれるいーくんについていくと)
(あったかいせいもあるんだろう、日本だったら暖房の効果が全くなさそうなバスが視界に入って)
そうね……雨もあまり多くないのかしら?
それとも、雨で濡れてもあまり気にしないお国柄なのかしら……
(そんなことを言いながらいーくんについていくと)
(どうやら、何かしらかのやりとりのあとで、いーくんが手を引いてくれて)
(おとなしくついていくと、見晴らしがいい……
ちょっと良すぎるぐらいあけっぴろげなバスは、
窓がついていて、雨どころか風も通さない日本のバスと比べるとずいぶん新鮮だった)
【それじゃあ置きレスしつつ】
【21時だとちょっと間に合わないかもしれないから】
【30分ぐらい遅めに来てもらってもいい?】
【それじゃあまた明日ね、いーくん】
-
ER3プログラム……いや、ぼくのアメリカでの生活と一緒にするのは、うん、アメリカに住まう全ての国民に失礼だと思う。
大丈夫、普通のアメリカ人は、普通にご飯を食べて、普通に学校に通って、普通に生活しているはずだから…多分。
もちろん、ご飯を食べるときだって、喜びを以て召し上がってるはずだよ?
それに、心配する事もないんじゃないかな?少なくとも…。
(作っていた真面目な顔の真意を伝える事はもちろんしない)
(僅かの間のシリアスなフェイスを、すぐにまたいつものぼくそのものの表情へと変えて)
翼ちゃんと一緒にいられる限り、美味しいご飯は食べられるだろうから…ね?
ハワイは常夏の島だからね。
寒くなるって事が、一年通してなかったと思う。
日本ほど四季がはっきりしてる国は、むしろ珍しい方じゃないかな?
そこが日本の魅力であるとも思うけど…翼ちゃんは寒いのは苦手かな?
(それは翼ちゃんのみならず、習性を見る限り翼ちゃんの中に潜んでいると思われる「あの子」について尋ねているようでもある)
(確か「あの子」は寒さが苦手だったから、翼ちゃんも必然的に…?と、つい考えてしまったのだ)
確かに、ハワイは蒸し暑い日本とは違って、からっとした気持ちいい暑さを味わえるって言うし…降水量はそこまで多くないのかも。
まぁ、日本でも二輪車はほぼ晴れの日専用だし…雨が少ないハワイでは、こういったバスもきっと、アリなのだろうね?
(二人が席に着くと、どうやらぼくらが最後のお客だったらしい。扉が閉まり、停泊している豪華客船が窓の外で遠ざかっていくのをまずは見送って)
…帰りもあの船で…って事だから、暫しの別れだね。さて、しばらくは外の風景でも楽しもうか?
(窓のないバスは、ひっきりなしに心地いい風を送り込み、さんさんと照りつける太陽の熱さを和らげているようだ)
(めまぐるしく変化する外の風景も、しかし割と都会のあたりなどは日本とそう変わらない印象を、少なくともぼくには与えた)
(標識や施設などが英語表記されているおかげで外国だと認識はできるが、たまに日本語で表記されている場所もあり)
なんていうか…やっぱり多くの日本人が訪れる場所なんだな…親近感を感じるね。
(風景をより楽しめるように窓際に座ってもらった翼ちゃんに、風景を楽しむ邪魔にならない程度に時折声をかけて)
(珍しいものがあれば、時にはぼくが、時には翼ちゃんが指を差して、ホテルまでの楽しい時間は過ぎていく)
【ぼくも置きレスしつつ…明日の21時半だね?楽しみにしてるね】
-
【さてと、こそっと参上】
【最近は過ごしやすいね。京都でも…きっとハワイでも】
-
【何かあったのかな…】
【でも、あっても規制で連絡できないだろうし…24時まで待ってみるね】
-
ただいま、いーくん
ごめんね、学校長引いちゃって……
……高校がどれだけ長引いてるんだ、って話だけど、
今はごめんなさいぐらいしか言い訳思いつかないぐらいへとへとで……
-
お帰り、翼ちゃん。
…うん、その辺りは聞かないお約束ってやつで…。
規制がなければその旨伝えられたはずだし…どうかあまり気に病まないで?
でも、へとへとなんだ…元気になるまで少し待った方がいいかな…?
-
ほんとにごめんなさい、いーくん
明日お休み前かもしれないのに、待ちぼうけさせちゃって
私と待ち合わせなければ遅くまで外出とかできてたかもなのに
でも、おやすみだけでも言えるのは良かった……かしら……?
おやすみなさい、いーくん
明日起きたらちゃんと謝らせて……
-
ううん、外出してきたけど20時頃には帰れたから大丈夫。
待ちながら久しぶりにザレゴトディクショナル読んでたりしてたし…。
まぁ、心配だったけれども…ね。
火曜日は出かけるので無理だけど水曜日以降は基本的に一日中大丈夫だから。
翼ちゃんの都合のいい時間に会えないかな?
都合は誰にでもあるだろうから、あまり気に病まないでね?
翼ちゃん気真面目だから、あまり落ち込みすぎないといいけど…それじゃ、おやすみなさい。
-
おはよう、いーくん……って全然早くないわね……
もうおひさまが傾いてるような、空が曇ってるような……
昨夜はきちんとお詫びする間もなく突っ伏してしまってごめんなさい
へとへとでまともに頭が回らなくて……
せめて今日は無理そうとか、何時間遅れそうとか
そういう伝言だけでもできればいいんだけど……
試したけどやっぱり外からは書き込めないみたいで
こればかりは私にはどうしようもないし、解除待ちだと思うけど、
それまでは基本置きレスの方が安全かもしれないわね
結構GWの間慌ただしいんだけど、
それでも会えないほどじゃないとは思うんだけど……
時期的に、どのぐらい遅刻するかがわからない部分もあって
書き込みについては上の方、外から書き込めなくなったころに少しやりとりした
>>11-16のあたりを参照して欲しいんだけど、
まとめると
私は少し早くつこうがどんな場合でも、準備でき次第書き込むようにする
時間になった時点で着てなかったら、一旦席を離れてもらう
(確認は10分ごと程度、って言ってくれてたけど、
15分程度の方がいいかもしれないわね
30分ごとに1回確認の手間を減らせるし……そこはいーくんにお任せするわ)
これで概ね大丈夫だろうと思っていたんだけど
昨日みたいな、極端に学校が長引く可能性を考慮してなくて……
改めて確認すると、二時間も待たせちゃってるのね。ごめんなさい
ここでどのぐらい待つかも難しいところだけど……
連絡なく、一時間遅れたら、その日はひどく遅れるか、
最悪来ない可能性を考慮してもらった方がいいかもしれないわ
私、学校で徹夜ってことは基本的に全く無いけど、
書き込める体力が残ってるかはまた別問題だし……
じゃあ一時間と10分遅刻した日はどうしよう、
とか考えるときりがなくなっちゃうけど、
起きてられる限り待つ、だと
学校が長引けば長引くほど迷惑かけることになっちゃうし
とりあえず出かけてくるけど、
帰ったら置きレスで続きは書いておくようにするわね
それじゃあまたね
-
こんばんは、翼ちゃん。
夏至にもなれば、まだまだ明るい時期ではありそうだけど、
おひさまが本調子になるのは、まだ先になるかな?
本当に規制は困るよね…。
規制回避のための避難所のはずなのに。
読めても書きこめないって言うのは、相当なジレンマだと思う。
ぼくは昨日みたいに、30分から1時間ほど待って、
それでも来なかったら「○時まで待つ」と書きこんで、実際その時間まで待つ…。
ぼくはそれでいいかなって思うんだ。
実際、待ってるって言っても何もせず待ってるわけでもないからね。
ゲームしたりサイト巡りしたり…昨日みたいにザレゴトディクショナル読んだりと、やれることは山ほどあるし。
もしくは、携帯が規制されてない場所を探して、
そちらで伝言のやり取りとかしてみるのもいいかもしれない。
キャラサロンやぴんく難民の方はどうだろう?
http://www12.atpages.jp/dion/phone.php
こちらの規制に引っかかってたら無理だけど、もし翼ちゃんの使ってる端末が大丈夫なら
(情報を総合すると、こちらで規制されてるなら向こうは大丈夫なはず)
キャラサロンの伝言板に翼ちゃんの伝言を残して、
ぼくがこのスレで返事をする…って形にしてみたいんだけど…。
兎にも角にも、キャラサロン…いや、どの板でもいいから、2chの方で書きこめるかどうか、試してみてくれるかな?
もし書き込めたら、上記の作戦…というのもアレだけど、手段で行ってみようかなと提案するよ。
一度目は「忍法帳を作成します」って言われるはずだから、できれば二度書きこんでみてほしい。
ぴんく難民の方は規制されてても書きこめるみたいだから、キャラサロンが無理ならぴんく難民の方で伝言できれば…と思う。
ぼくからは今の所、こんな感じ。
それじゃ、お返事待ってるね?
-
ああ、ごめん、追記ね。
席を離れる、っていうくだりだけど、
ぼくは基本、寝る部屋も勉強する部屋もパソコンする部屋も同じだから、
基本的に席を外すって事は、20時以降はないって思ってくれて大丈夫。
確認の手間なんてクリック二回だし、そこは本当、気にしないでね?
-
もう1つ追記。
ざっくりは用事を待ってる間に外から書かせてもらったけど、今はまた外で…。
23時には戻れると思うからその時またお返事するね。
-
ただいま、翼ちゃん。
ごめん、なんか間違えてる…>>119は用事を待ってる間に外の場所からって事だったんだけど…。
結局帰ってくるのこんな時間になっちゃった。
後でまとめてレスした方がよかったかな…?ごめん…。
改めて見返して、何か追記があれば…と思ってたけど、上の修正以外は、今は特にないかな?
ぴんく難民は、ある意味pinkちゃんねる全部の避難所って感じだから、伝言に使っても大丈夫だと思う。
出来ればキャラサロンの伝言板の方で…とは思うけど、規制は抗いようないからな…。
予定は変わらずに、水曜日と木曜日は空いてるから、改めて、来られる日があったら教えてくれる?
それじゃ、改めてお返事待たせてもらうね?おやすみなさい。
-
こんばんは、いーくん
水か木、って言ってもらってたのに、どちらにもお返事できないでごめんなさい
なんだか頭が痛いような気がしてたんだけど、
頭痛薬でなおるかしら、と思ってたら、痛かったの、頭じゃなく耳みたいで
耳鳴り、なんて大げさなものじゃないんだけどずーっと痛いのよね
治り次第きちんと連絡するけれど、それまでは私のことは放っておいてくれて大丈夫だから
私のことは気にせずに予定とか立てちゃってね
熱もないし咳もないから風邪……ではないみたいなんだけど……
暦……といっても私の同級生のことじゃないんだけど……
暦の上ではお休みが多い時期だし、いーくんも体調は気をつけてね
-
こんばんは、翼ちゃん。
…そうだったんだ。この前帰ってくるなり突っ伏しちゃってたし、疲れ溜まってたのかな?
それにしてもなんだろうそれ…花粉症…は、だったらすぐにわかるだろうし…中耳炎かな?耳鼻科行ってみた?
大学の知り合いにも結構悩まされた人いたから、悪化する前に…だね。
放っておくなんてできない…けれども、耳の病気は耳鼻科じゃないと治せないから、待ってるね?
…ありがとう。うん、身体は資本…というほどの環境にいるわけじゃないけど、十分に気をつけるね。
そちらこそ…になるのかな。元気になった翼ちゃんの姿を見て、安心したいし…元気になったという連絡を待たせてもらうね?
その時を楽しみにしつつ…おやすみなさい…またね?
-
こんにちは、いーくん
連絡なしだと気になるかもだし、一応途中経過を……
なんだけど、まだ病院行けてなくて
症状がなんなのかとかわかってないのよね
いーくんのいう中耳炎かも、って気はするけど、私が推測してもしょうがないし……
花粉症の他の症状は無いし、それは違うと思うけど……何なのかしら?
とりあえず、今は激痛ってほどでもないし、
緊急の病院にまでは……なんだけど、
GWが終わったらできるだけすぐに行ってみるつもり
まずは病院いきなさい、って話ではあるんだけど
現状の報告ってことで
-
こんばんは、翼ちゃん。
一応、症状は落ち着いてはいるのかな…?
実際にどこの科にかかればいいのかわからないとなかなか難しいからね、病院選ぶのって。
とは言っても、何なのかわからず放っておいて取り返しのつかない事になるのは一番まずいし、
できるだけ早く行った方が…なんて、心配性なぼくだったりするわけだけど。
5月の間には海に行きたいと思うけど……まだ初旬だし、それは問題ないかな?
置きレスででも進められれば、と思うし、
連絡の方法も話し合いたいしね…こちらは実際に会ってからの方がいいと思うけど。
兎にも角にも、一日でも早く回復してくれることを改めて願っているよ。
それじゃ、またね?翼ちゃん。
-
あれから連絡ないけれど…大丈夫かな……?
もしかして、思ったより病状が深刻でそのまま入院…とか……って、ぼくじゃあるまいしね…。
入院常習犯だったぼくだけど、どれだけ心配かけてしまっていたのか…逆によくわかるよ。
どういった病気だったのかとか、置きレスは大丈夫かとか…。
色々気になるところはあるけど、願う事は変わらずに…早く元気になってくれれば…とね。
ただm前も言った通り、ぼくはあまりリアルとロール内の季節の差についてはそこまで考えてないから大丈夫だけど、
翼ちゃんが気になるなら、やっぱり置きレスでも進めたいかな?っていうのはあるから、
もし置きレスできる環境にあるのなら、そちらで進めたいとは思うけど…どうかな?
本当に入院してるなら無理だろうし、返答するのも難しいならやっぱり待ってるしかないだろうけど…。
急かすような事言っちゃってごめん。兎にも角にも今はどうなってるか…それが気になってるだけだから…。
このまま連絡、待たせてもらうね?それじゃ、またね。
-
おはよういーくん
ごめんね、心配かけちゃって
とりあえず、頭とか耳が痛いのについては一応収まったわ
病院、いけなかったんだけどね……時間が経ったことでそれはどうにか
あとは、昨日今日と病院はまた別の理由で行かなきゃだけど、
それは入院するようなことじゃないから
とりあえず置きレスですすめてみる?
先週、耳が痛かったころはちょっと座ってるのも嫌だったけど、今はそういうのもないから
待たされてる方が急かすのは当然だと思うし、気にしないでね
-
こんにちは、翼ちゃん。割とお久しぶり…かな?
耳が痛かったのって、もしかすると猫の影響じゃ……。
猫の翼ちゃん、その辺りどうなんでしょうか……って、最近出てきてないけど…。
……翼ちゃん、訳が分からないよって言いたげだけど、ぼくにとっては割とジレンマなんですが。
別の理由って…病気じゃなさそうだね。健康診断みたいなものかな?
昨日今日って事は、もう行ってきたってことかもしれないけど…。
……うん。(決して触れるまい……体重にだけは)
それじゃ言葉に甘えて、置きレス進行でしばらく、お願いできるかな?
-
おはよういーくん
って、これじゃ前回と書き出しが同じね……
え……猫……?
なんで猫と耳が……?
(本人には見えていないが)
(頭の上に、ぴょん、と黒い猫耳のようなものが……)
猫の私……
確かに、猫グッズとか手にしちゃうけれど、ジレンマ……猫……
……いーくん、もしかして猫とか飼いたいのかしら?
あ、言い方がまずかったかしらね
診断とかじゃなく、耳のこととは別の理由で診察してもらってたの
ごめんね、なんとなくこのへん曖昧な表現ばかりで
ちょっと今月はいつもより頻繁に病院のお世話になってたけど、
多分今月はあと1、2回だし
どうなのかしら、うーん……
まぁ、あんまり酷いことになってないといいな、とか思ってるんだけど、
「これってひどい状態なんですか?」って先生に聞いて、
「ええ」って言われたらそれはそれでショックよね……
どうしましょうか、109から続きのレス、書いていっちゃう感じで良い?
それとも、この前スレを移行するときの話をちょっとやってみるとか……
いーくんの好きな方でいいから、それじゃあよろしくね
-
こんばんは、翼ちゃん。……挨拶は大事だと思うよ?
因みに……学校では授業が午後だけの場合、お昼でもおはようございますって言う事があるね。
…それ!それだよ!今猫の耳が生えて…!
あれ、白くないな……猫の方の翼ちゃん、どうしちゃったんだろう…。
って、黄昏てる場合か!翼ちゃん!耳!耳!
(ドーナツを奪われた子供の如く、ぼくは叫ぶ。ジレンマが爆発してしまったようです)
……猫を飼うのは…翼ちゃんがそうしたいなら喜んで…だけど。
(だけど……あの子がそれを歓迎するかどうか……何か上手く誤魔化された気がする)
…なるほど。ずっと通院してたのか……。
むしろ耳の病気よりそっちの方が…なのかな?
あまりプライベートな所に突っ込みすぎるのもどうかとは思うけど…。
大丈夫ならいいんだけど…身体には気をつけてね?耳の事も含めて。
…難しいところだね。だからと言って隠されるのも…とも思うし。
早いうちに治しておくべきって話もよく聞くし…。
…らぶみさんだったら「大丈夫、あと半年も生きられる!」と、さわやかに言ってくれそう…。
…この前のって、休みの前の晩に、学校の話をするところから…でよかったっけ?
うーん…悩むなぁ…どちらでも構わないっていうのが本音だけど、どちらかといえば…やっぱり先に旅行ロールやっておきたいかな?
途中で別のロール挟むのもいいけど、折角ハワイ着いたわけだしね。
先に海水浴とか楽しみたいって感じなんで…>>109のレスからでお願いするね?
-
おはよう……ございます、いーくん(ちょっと変えてみたつもり)
まぁ、挨拶の際にいきなり奇抜なことを言っても
何を言っているのか、ってことになっちゃうでしょうけど、
こうしてロールを挟まないのに頻繁な感じで挨拶の繰り返しになってると
どうしてもログが目に入っちゃうしね?
確かに……遅刻して、お昼近くでも「おはよう」で、
友達とか先生に「こんにちは」っていわないわよね
なんでかしら……
えっ……猫の耳……?
(……いーくん、まさかメイドさんに猫のヘアバンドの画像とか見すぎて
まさか幻覚が見えるように……。それとも、私が寝てる間に何か玩具で悪戯したんだろうか?
一応手鏡を探してきて、頭の上を確認するけれど……何もあるわけなかった)
……おかしないーくん
(おかしな、とも思うけど)
(もしかして……猫を飼いたそうにしてるのも、
私が変なストレスを与えてしまっているせいなのだろうか?)
そっちの方が……って言っても、
一つのことでそう何回も頻繁にいかないといけないような深刻なことじゃなくて
細かいことでぱらぱら、って感じだから、多分大丈夫だと思うんだけど
万が一入院、なんてことになっても、それはそれで連絡するし……
素人の私がいうのもなんだけど、そこまで酷い症状は無いとおもうわ
それに、最近の病院ってここでなら携帯とかでネットしてもいいですよ、
みたいなスペースがあったりするものね
正直、具体的な症状なんかは隠すっていうか……
あんまりこういうところで書きたくないけれど、
この期間、この日時は通院中、みたいな範囲ではきちんとしておくわね
そうそう、また一時的に三つ編みメガネで、とか思ったんだけど……
そうね、それじゃあ旅行の方を優先しましょうか
続きの方を書いちゃうわね
-
こんばんは、翼ちゃん。
こんにちはも、たまにいうけど、大抵おはようございますかお疲れ様、だね。
……なんでだろう。
…ごめんね、変なこと言って。
(うん、おかしなぼく、で済ませるのが一番安全、安心だろう)
(猫を飼いたいと言えば、逆にもう一人の翼ちゃんに睨まれそうな気がする……)
細かいことでバラバラ…うーん、なるほど……。
持病がいくつかある、みたいなものかな?耳が痛かったのは違ったみたいだけど…いや、どうなんだろう……。
入院するような酷い物でなければ安心だけど……。
深く事情を知らないぼくが言うのもなんだけど、身体は大切にね?
今月はもう、大丈夫なのかな?
そちらの方も絶対に後でやりたいと思うから、お互いに期待したいところだね。
その上で、旅行は旅行でしっかり楽しもう。
……それじゃ続きの方、改めてよろしくね?
-
普通……
(その、普通っていうのがなかなか難しいと思うわけで)
(現に、こうしてこんな船に、関係ない私まで招待してもらえるような
「何か」をやってるいーくんは、相当「普通」じゃないような気もするけれど)
(私も高校を出たら教えてもらえたりするんだろうか?
それとも、いーくんはいーくんで、私の知らない何か不思議な特技とかを持ってるんだろうか)
(……まさか、ドーナツの早食い競争で優勝した景品なんてことはないと思うし)
(そんなことを考えているうちに、いーくんは普段通りの表情に戻っていて)
ふふ、この船のご飯なみ……とはいわなくても、
ドーナツを焼く練習ぐらいはしておくわね?
常夏……猫が喜びそうな島なのね……
ハワイの猫……なんて考えたこともなかったけど、
もしかして日本よりたくさん猫があちこちにいたりするのかしら……
日本は秋と春がはっきりしてるものね
これって珍しいのかしら
うーん……寒いのが大好きか、って言われたら困るところだけど、
寒い時には寒い時の楽しみとかあるし、難しいところよね
スキーとかかまくらなんかは寒くないと出来ないし、暑い初詣とか想像できないし……
あ、でもいーくんはもしかして新年になったのが暑い季節だった、なんてこともあるのかしら
なるほどね、雨が少ないんだ……
台風とか……日本とはまた違った感じなのかしら
(それなら、こうしうのもありなんだろうか)
(あるかないか、どっちが開放感があるかといえばないほうがやっぱり開放感があるし)
(日頃あって当然のものがない、というのはやっぱりちょっとおもしろい)
(いーくんの視線の先、遠ざかっていく船を見れば)
(どこまで言っても水しか見えない海と違って、
ああ、遠くに来ちゃったんだな……っていう、旅行してるんだっていう実感が湧いてくる)
そうね……って、なんだか早速暑くないかしら
これ、日本のバスなら閉めきって冷房でもつけちゃうところよね
(日本にいると、ついそういう物質的な快適さを追いかけてしまいがちになるけれど)
(こうした少しの不自由さも、旅行に来る上での楽しみだろうか)
私も周りが英語だけだったら困るといえば困るけど……
なんだか微妙に混乱しちゃうわね、どこの国にいるのか
(いーくんはこういう外国の景色も慣れてるんだろうか、
私ほど窓の外の景色に気を取られていないような気もするけれど)
(そういえば、いーくんは意外と外国語、堪能なんだろうか)
(私といるときは、あたりまえだけど日本語でしか話さないから
意識したことがないけれど……
いくら日本語をみかける、といってもここは外国なんだし)
(言葉の心配を全くしていなかったことに気が付きつつも、
いーくんの思わぬ一面が見られるかも、なんて思ったりしていると、
バスはホテルの側までついたようで)
【夜いーくんと会うときって、おはよう、じゃなくて】
【こんばんは、って言ってる気がするのよね】
【お昼は……うーん……?】
【とりあえず入院はしてないし、もしする場合は】
【ネット環境に与える影響が大きそうだからきちんと言うわ】
【あんまり酷使してるつもりは無いんだけど】
【最近もらい始めたお薬で、夜、眠気が酷くて】
【コーヒーとか飲んでもどうにもならないわね……】
【病弱キャラは戦場ヶ原さん……うーん……病弱?……まだいーくんの方が病弱そうな……】
【季節の変わり目だし、いーくんも風邪とか気をつけてね】
【とか考えながら、>>109へのお返事ね】
-
普通……うん。普通ってなんだろう…。
…実際ぼくは、普通じゃない環境の中で育ってきたという自覚もあるけれど、
それでもぼく自身はまだ、普通だと思う。普通なんじゃないかな…?
(もっとも、翼ちゃんをそんな普通でない環境に巻き込むのは気後れする…いや、していたと言った方がいいかもしれない)
(守るために遠ざけるのもまた、相手の気持ちを理解していない証拠だと思い知らされたからだ)
(共に暮らす事を誓ったのだから、そばで守る……ぼくに守るだけの力があるかどうかはともかく)
(危機から遠ざけるための隠し事などは、今後一切やめよう…そう思った)
(しかし今は旅行を楽しむことが先決。そうも決意すればいつも通りの翼ちゃんの嬉しい提案に頬を緩ませて)
それは嬉しいね。ミスド通いしなくても済むというのはなかなか……。
愛妻ドーナツ、とでも銘打てばいいかな?ぼくと翼ちゃんだけが食べられる、翼ちゃん特製ドーナツ…とか。
いや、もちろんお友達にも振る舞えば、皆喜ぶだろうけど……何だろう、独占欲?
実際に猫の楽園と呼ばれる施設もあるみたいだしね。
実に350匹以上の猫が暮らしているらしいけど……よかったら見に行こうか?
(翼ちゃんが猫好きという前提で考えているが、ぼくも行きたいと思っていた一つだった)
(触発されて翼ちゃんまで猫になってしまうような気がするのが懸念事項ではあるが)
そうだね。最近秋も暑い時期が続いてしまったりするけれど、日本ほど四季の変化が顕著な場所もなかなか珍しいんだとか。
南半球ではクリスマスが真夏だったりするわけだけど…それはハワイも一緒かな?常夏だし。
それはそうと、確かに四季ならではの遊びが楽しめるという意味では、日本にいてよかったって…。
改めて日本で暮らすようになって思ったのは事実かな。
いや、アメリカは北半球だからね。ハッピーニューイヤーが冬なのは、日本と変わりなかったよ。
乾季と雨季に分かれてて、今は乾季ってことだね。
台風もたまに上陸するみたいだけど、それも雨季ということで…。
雨季にはこういうバスが運行しないのか…そこまではわからないけれども、まぁ、普通に考えれば…。
日本みたいに暑くてもジメジメはしてないから、爽やかな風を楽しめるし、
冷房みたいな人工的な快適さとはまた違ったものは楽しめるんじゃないかな?
……事実ぼくは楽しんでるし。
(あまり海外には慣れてなさそうな翼ちゃんに対し、爽やかな風に髪をなびかせる様子を見せたりして)
(しばらく楽しんでいたけれども、ようやくホテルにたどり着けば、口頭のアナウンスがそれを伝えて)
よし……着いたみたいだね。……あれだな。哀川さんが言ってた通り…うん、なかなかよさそうな所…。
って、ぼくは思うけど、翼ちゃんはこういうところより、豪華なホテルの方が好きだったりする…?
(そう尋ねた理由は翼ちゃんにもわかるだろう。豪華なホテルというよりは、滞在して落ち着く…とでも表現できそうな)
(質素ながらも清潔感を思わせる、木造の施設だったのだ。ホテルというよりはペンション村と表現するのが近いか)
(一緒に暮らすというイメージを優先させたような佇まいは少なくともぼくは気に入った。翼ちゃんも気に入ってくれれば…と、ある意味願うように彼女の手を取りながら、まずはバスから降りて)
荷物は部屋に届いてると思うから、まずはチェックインしようか。
(翼ちゃんを伴って中心の建物に入り、受付に対して流暢な英語でやりとりをして、鍵を手に入れる)
(少なくとも旅行においては頼りになる…と思われたかったが、この程度ではまだまだ…だろうか)
(結局のところ、ぼくも男の子なんだな…と、どこか高揚しつつ翼ちゃんの手をしっかりと握って)
(木造の一軒家の一つにたどり着けば、鍵を使い中へ入る。そこには見覚えのある荷物とダブルベッド、洗面所やシャワールームなど)
(ホテルの一室とそう変りない内装が目を引くものとなっていた。豪奢ではないが落ち着く…まさにぼく好みの宿泊場所である)
どうかな…翼ちゃん。ぼくにとってはあまり珍しくなかったりするけど、旅行に来てるって感じ、しない?
【まだおはよう…かな。ぼくにとっては。という事でおはよう】
【そうなんだ…逆に言えば夜はしっかり眠れるって事かな…?)
【病弱というか、ケガしやすいだけだけど、翼ちゃんこそ怪我してない?】
【ありがとう。怪我にも病気にも、これからも気を付けるね】
【改めて、よろしくね?翼ちゃん】
-
普通って何かっていわれると困るけれど、
普通じゃない、っていうと……よっぽどのことがあったのかしらね……
(いーくんの昔のことはあまり聞いたりはしないけれど)
(多分……話せるような面白いことがない、わけじゃなくて)
(きっと、話せないような何か大変なことが色々ありそうな気がする)
(私みたいな、知っても楽しくないようなことばかりじゃなくて、
もっと驚くような、何か……)
(それが何か、いつかいーくんから教えてもらえたり)
(私もその場に一緒に立っている、なんてことがあるんだろうか)
(そんなことを考えている合間に、いーくんは帰ったあとのことまで考えているようで)
……もう、あんまり恥ずかしいこといわないで
お弁当じゃないんだから……
そういうこというと、行き帰りに買い食いしなくていいよう持参用のドーナツ、作っちゃうわよ?
(なんて言ってみるけれど)
(なんとなく二人だけのドーナツっていうのはいいアイデアのような気がして、私は小さく頷いた)
猫の楽園……大丈夫かしら?
(私達知らない人たちが訪れたら、猫達を刺激しないだろうか)
(なんて思いかけたけれど、ここは日本の人も多くくるらしいし)
(猫達も慣れたものなんだろうか……)
そうね……このごろ、秋になっても暑い事が多いかも
逆に、春はなかなか暖かくならなかったり、すぐに暖かくなったり……
でも、常夏っていうとまた違った楽しみがありそうよね
……常冬の地域、っていうと南極北極以外にもあるのかしら?
そうなんだ……でも、南半球の人は暖かい新年を迎えられるのね
それはそれで羨ましかったりして
そういえば、日本は乾季、雨季とはあまりいわないわよね
冬は雨が降りにくいとかあるけれど、何ヶ月もない、とかはあまりないと思うし……
こっちは雨、降るときはすごいのかしら?
そうね、晴れていてもじっとりとした空気じゃこういう乗り方は楽しめないでしょうし、
こういうの、いいわよね?
(そんなことをしゃべっていると、いつのまにかホテルについたようで)
(見たところ、ホテル……というより、
個人の邸宅がいくつか集まっている、という感じだろうか)
ううん、豪華なのはもう船で楽しませてもらったし、
寝起きするとなると豪華さより使いやすさとか落ち着きが大事だとおもうし
それより、中の様子だけど……これは中に入らないとわからないわよね
(それはそれで心配だけど)
(どことなく清潔そうな雰囲気はあるし、あの人が選んだ場所なら、
なんとなく大丈夫そうな気もして、私はいくらか気楽にいーくんの手を握り返して)
(慣れた様子でチェックインの手続きを済ませる、
いつもより頼りがいを感じさせてくれるいーくんを見守りながら、ついていけば)
あら……意外、中はホテルっぽいのね?
(普通の家、みたいなものを想像してみたら、中は結構違って、ホテルらしいというか)
ううん、私には十分珍しいし……ここならゆっくり出来そうよね
(ベッドがダブルベッドなのが少し気になったけれど)
(招待してくれたあの人にも、
色々思われてたりするんだろうか、なんて余計なことを心配してしまいつつ、
私はベッドの端に軽く腰をおろしてみた)
【こんばんは、いーくん】
【ごめんなさい、朝のうちにお返事しようと思ったんだけど】
【ちょっと慌ただしくて、レスしてる余裕がなくて……】
【そうね、眠るためにもらってるわけじゃないし】
【咳とかで眠れないから、っていうわけでもないんだけど】
【本当は飲むの、お夕飯の後じゃなく、寝る前でいいみたいなんだけど】
【それだと、何度か飲み忘れちゃって……】
【結局他のお薬と一緒にお夕飯のあとに、って感じにしちゃってるのよね】
【ええ、私はこのところ目立った怪我は無いわね】
【あんまり朝、眠くてふらついたりして事故にはあいたくないけど】
【それはお互い気をつけましょう、ってことで】
【病気と違って、そういう怪我はある程度予防できるものね】
-
詭弁である事は理解してるけど、そもそも普通って言うのは「自分自身にとって普通」でしかないからね。
普通じゃないって確かに言ったけど、翼ちゃんにとっては普通じゃないのかなって思っただけで…。
付け加えるなら、今とは全く異なる生活でもあったから、比較して…っていうのもあるのかもしれない。
そういう事に巻き込みたくないって思ってたのは前に話した通りだけど、今は…手伝ってもらってもいいかなって。
この旅行が終わったら、お互い少し昔の事を話したりするのも…いいかもしれないね。
辛いことでも、嫌なことでも……ぼくは翼ちゃんになら聞いてほしいし、もし翼ちゃんにそういった事があれば聞いてあげたいから、ね。
(旅行に出ても思ったけど、お互いどこか遠慮しがちな部分がまだあると思う)
(いつかお互いの理解を深めようと、前々から考えていた事だったけれども、これもいい機会だ、と持ち出した)
(もっとも、旅行は旅行で楽しみたい。だからこそ帰ってから…もちろんすぐにというわけでもない)
(一つの提案に過ぎないので、そこまで深刻そうに語る事はしなかった)
持参用のドーナツか……むしろ食費が浮いて助かるかも。
ていうか、つけた名前がまずかったかな……もう少しまともな名前……。
プレーンキャットとか……何かプレーリードッグの亜種みたいだな…ダメか。
(兎にも角にも、翼ちゃんに二人だけのドーナツを作ってもらうという事に対しては、心の底から賛成だった)
猫の楽園は沢山の猫を放し飼いにしてる施設みたいで…前に大学のパソコンで動画みたんだけどさ。
ここにきて思い出すなんて、ぼくもぬけてるよな…思い出せてよかった。
何が心配なのかはともかく、翼ちゃんが行きたいなら海の次の日でもって思うけど…どうかな?
(施設なので人間にも慣れている…それも動画の中で示されていて)
(きっと見れば喜ぶだろうと信じられたので、もう一つまた、提案してみた)
何日間か寝泊りするには丁度いい内装だね。とっても落ち着けそう。
旅費は全部向こう持ちだから、気にする事はないだろうけど……。
冷暖房にシャワーも完備してるみたいだし、朝はここから少し歩いた食堂でバイキングが楽しめるらしいから、
少なくとも船の中よりは…って感じかな?あっちもあっちで、楽しかったけどね。
(うーん、と不意に大きく背伸びをして、首を軽く回す)
(その挙動によって更にリラックスすると、特に何かを考えたわけではないけれども)
(翼ちゃんがベッドに座ったから…そんな理由で、ぼくも彼女を追って)
(その隣に腰を下ろして、そこから窓越しに見える砂浜に視線を少し、めぐらせて)
すぐ先が、海水浴場になっているそうだよ。この辺りも哀川さんの計らいなのかもしれないけれども、
どうしようか?まずは泳ぎに行くか…疲れてるなら少し休んでもいいだろうし…。
あ、水着も買わないといけないな。確か大きめのお店が近くにあるはずだから、泳ぎに行くなら、まずは買ってからに…。
っと、ごめん。何か一人ではしゃいじゃってるな…こういうのって大抵、女の子の役目なのにね…。
(座ったまま上半身だけベッドに横たえる。隣の翼ちゃんの腰に軽く手を回して、もし希望があるなら伺う…と、そういう姿勢を見せようとしてみた)
【食後と眠前って奴だね。確かに、一緒に飲む事もあるかな】
【病院の人がそれじゃダメって言われたらまずいかもしれないけど…忘れるよりはいいよね】
【ぼくもさすがに目立った怪我は…あ、一度こむら返りしかけてヤバかったことは…痛かっただけだし怪我ではないと思うけど】
【さて、一応ここから先、二人で少し休むか、すぐに水着を買いに行くかにしてみようと思ってこうしてみたんだけど】
【とりあえず翼ちゃんの希望も伺いたいので、ロール内かここで示してくれれば、希望通りにに動こうと思うので】
【それじゃ、引き続きよろしくね】
-
うーん……確かに、普通って曖昧な概念ではあるし、
私はどういう学生生活が普通だ、とか信念があるわけではないけれど、
少なくとも普通の学生はこんな旅行に呼ばれることは殆ど無いと思うわよ?
(詭弁、なんて大げさなことではないとは思うけれど)
(何かを気にしているらしいいーくんが)
(手伝ってもらってもいい、と言ってくれると、
私は、一歩いーくんと親しくなれたような気がして、小さく頷いた)
食費的にはドーナツってどうなのかしらね
作るからには、油だってある程度良いものを使いたいけれど、
毎日油を捨てたら結局買うのと同じぐらいかかりそうな気もするし、
かといって、いーくんに古い油で揚げたのなんて食べさせたくないし
最近は、殆ど揚げてない焼きドーナツとか色々あるみたいだけど、
いーくん的にはそういうのはどうなのかしらね?
……プレーンキャット……
……素の、猫……?
(とりあえず、ネーミングについてはもう少し検討が必要そうだ……)
そうなんだ……なんだか面白そう
私も、数匹なら猫がまとまっているのを見たことがあるけど、
たくさん放し飼いって……どんなのかしら?
そうね、せっかくだし見に行ってみたいかも
……ここの猫も魚とか、好きなのかしら?
(猫缶とか持って行ってみたら喜ばれるんだろうか、
それともこういうところの猫はまた違ったものが好きなんだろうか?)
(たくさん猫がごはんを食べようとあつまってきたら楽しそうなような、
ちょっと怖いような……なんて考えながら、ホテルの部屋へとついていって)
そうね、あまり豪華すぎるより、ちょっときれいな家、ぐらいの方が
何日か留まるには落ち着けて良いかもしれないし……
一件の大きなホテル、ってわけじゃなくて、
そうやってご飯のところと建物が別れてる、っていうのもちょっと変わってるわね
(いーくんはそんなに驚いていないようにも見えるけれど、
やっぱりこういうのも他で経験があるんだろうか)
(私はそういうのは初めてだし、物珍しくてついついあちこち見回したりしてみるけれど)
(早くもいーくんは少しリラックスしているらしく、伸びをしていて)
(その視線の先には、明るい海が広がっていた)
そうね、ちょっと疲れてるけど……せっかく晴れてるし
あとでお天気が変わったらもったいないし、先に海、行ってみない?
ううん、買い物の最中男の子に退屈されるより、
買い物に誘ってくれるぐらいの方が良いし……
(上半身はねっころがったいーくんの手が、腰に伸びてくると)
(私は、そのいーくんの上半身に自分の上半身を重ねるように、耳元へ顔を近づけて)
それに……水着も選んでもらいたいから。ね?
【覚えてられない、なんて横着をいったらいけないのかもしれないけれど】
【もうどうしようもなくて、朝残ってたぶんを飲んじゃったりしてね……】
【こ、こむら返りって……怪我、とはちょっと違いそうよね?】
【海にいきそうな流れだけど】
【海のなかで足つっちゃったらどうしようかしら】
【私、重いから運べないでしょうし。重いから】
【というわけで、ロール内で希望は示してみたわ】
-
食費……ぼくらには割と深刻な問題…かもしれないな。
パン焼き機でドーナツって作れないのかな…とか思ったけど、
パン焼き機もそれはそれで出費ばかにならないかな…。
なんだろう、こんな豪華旅行に出向いておきながら食費を気にするこのギャップ。
……やっぱり毎日ドーナツを食べるにあたっては、ミスドほど適した施設はないという事か…。
翼ちゃんの手作りドーナツは3日に一度…で妥協するしかないという事か…。
世知辛い、全くもって世知辛い世の中だよ……。
…いや、プレーンのドーナツに猫耳らしい意匠をあしらうとか……ドーナツである意味がなくなるって?
(適当極まりないネーミングセンスはいまだ健在のようだった)
正式名称はハワイアンライオンって言って、ラナイ島にあるみたいだ。
ライオンって言っても、本当にライオンはいるわけではないんだけど、どの子も人懐っこくて、可愛いみたいだよ。
正直、ぼくもさっき見つけたところなんだけど…行きたくなってきたな。
翼ちゃんほどじゃないかもしれないけど、ていうか今更かもしれないけど、ぼくも猫は好きだからね。
魚か…日本以外の猫は魚には大して興味を示さないとは言うけれど、実際はどうなんだろうね。
もちろん餌も豊富にあるだろうから、できる事ならぼくたちもあげてみたいよね。
それじゃ、明後日かその辺りにでも…行ってみようか?
うん、何のためにハワイに来たかと言われれば、ぼくも翼ちゃんも「海のため」って答えるだろうし、
むしろ海水浴で疲れもリフレッシュ、って考えもあるだろうしね。
やはり当初の予定通り…って感じで、いけそうかな?今日は。
(腰を抱き寄せつつ翼ちゃんの口元に耳を傾けて、満足げな表情でぼくは首を縦に振った。軽く頬を摺り寄せて、離れ)
……よっと。
(回していた腰からゆっくりと手を離すとベッドに手をついて一気に立ち上がり)
よし、それじゃ早速…水着買いに行こうか。
(ベッドの上の翼ちゃんに向けて、手を伸ばす。きっとこのまま手を繋いで、先に示した店へと二人して向かうのだろう)
えーと…確か……あった。ここだ。
(さて、ペンションを出て歩く事10分ほど。清涼感溢れる店が視界に入れば、翼ちゃんと繋ぎ合っていない方の手で指差して)
(からっとした暖かさを背に、自動ドアの前に立つ。一歩店に入れば冷房が効いていて、そのギャップに一瞬寒さすら感じた)
(アロハシャツやサンダルなど、ハワイならではと言えるグッズが並び、しばらく歩いていると奥に見えるは様々な種類の、様々な水着で)
まずは種類から選ぼうか。…ぼくはやっぱり、翼ちゃんにはビキニが似合うと思うんだけどね。
(言うまでもなくスタイルのいい翼ちゃんだから、その魅力が際立つ水着を選ぶべきだというのは、彼氏としてそこまでおかしくないとは思う)
(ぼくにとってはその水着がビキニであるという結論に達したたというわけだ)
(猫の翼ちゃんの時は大抵下着姿であるため、それを髣髴とさせるビキニにある種のデジャヴュを抱いたのも事実であるが)
(それは理由としては二の次だ。何はともあれ、ぼくの方から提案はしたので、翼ちゃんの返答を、ここは待つべきだろう)
(数多の水着を見渡しつつ、手を優しく握って、その意思をアピールした)
【朝飲むのは危ないんじゃないかな…素人考えではあるけど】
【飲まない方が危険…かな。やっぱり気を付けないとね…あまりお薬って飲まないぼくだけど】
【因みにこむら返りになりかけたのは、寝てる最中だった…一体何があったのかって感じだった】
【翼ちゃんは重くないです。翼のように軽いです(上手いこと言ったつもり)】
-
うーん……どういう道具にもよるかもだけど、
専門の窯みたいなのでなければそんなにはしないと思うわ
ただ、いーくん的にはドーナツ、揚げてなくていいの?
どうしてもすごい数やらなくちゃいけないお店の油で揚げるのより
家で揚げちゃう方が油をすぐに変えられると思うけど、
揚げ物は全般的にお店で買う方がお得なんじゃないか、とか思っちゃうのよね
(そういえば、阿良々木君もなんだかしょっちゅうミスドに寄ってるみたいだ)
(ミスドには男の子を惹きつける何かがあるんだろうか?)
……いやまぁ……いーくんが希望なら、毎日でもいいかもしれないわよ?
多少の食費はしょうがないとして、
いーくんが喜んでくれるならドーナツぐらい毎日つくろう、とは思うけど……
味のバリエーションとかは専門店がやっぱりすごい気がするのよね
ソースなんかはどうやって作ったら良いのかわからないものも多いし、
中に変わった素材を挟んだりとかも
家で作れる、手に入るものならアレンジしたりもできると思うけれど
そうなの?……なんでライオンなのかしら。そこはキャットで良さそうだけど……
それにしても、いーくんは猫、好きよね
(最近は、時々猫の幻影が見えてたりするようだし)
(このあたりで、しっかり猫成分を補給してもらうのは
いーくんの健康にも良さそうな気がする。なんとなく)
あら、残念。猫缶で興味を引けるほどそこの猫は甘くないのね
おみやげとか持って行っていいのかしら?
そこの施設で用意してる餌だけオッケーなのかしらね
(猫のためじゃなかったのね……なんて無粋なことはいわないけれど)
(私も、海が楽しみだったわけで、いーくんの言葉に頷きつつ)
……いーくん、なんだか行動も猫っぽくなってきてるかも
(頬を擦り寄せられるとくすぐったい)
(試しに、いーくんの喉のあたりをくすぐってみたら
どんな反応を示すだろうか……なんて思いつつ、いーくんの手をとると)
(いーくんはお店を事前にチェックしてくれていたのか、ほどなくお店について)
へぇ……日本のものとはやっぱり結構カラーリングとかデザインとか違うわね……
(アロハシャツは日本でも有名だとは思うけれど)
(こうして本場の品揃えを見るのは初めてだし)
(サンダルなんかも、日本のものとは違う気がして、あれこれ眺めながらいーくんについていくと)
……いーくん。馬鹿
(水着コーナーにたどり着くなりの第一声に、私はつないでいた手を強め……
いーくんの握る手が優しい、ぐらいだとするなら、かなり強めに握りながらも)
ビキニ、っていっても、随分色々あるみたいだけど……いーくんはどういうのがいいの?
(日本でも普通に見かけるようなデザインのものから、相当きわどいものまで)
(色使いも日本のものとは傾向が違うような気がするけれど、
ビキニを選ぶことは否定しないで、詳しく詰めていく……
いーくんなら、それで私がビキニに同意したことを悟ってくれると思うけど)
(これで、もし一番際どいのを選んだりしたら、
いーくんには今夜は猫缶しか食べさせないつもりだ)
【私もあまり飲みたくはない……って、お薬を飲むのが好き、って人は少ないと思うけど】
【私はラベルとか細かくしてないと、ちょっと忘れちゃうぐらいの感じね、今】
【……もしかしていーくん、気が付かないうちに夜中猫になって出歩いたりしてない?】
【…………飛行機の?(いーくんのぶんのドーナツを食べながら】
-
普通に型を取って、油で揚げる。それくらいのレベルで考えてたけれども……。
それだけでも結構、コストってかかるものなのかな…。
というか、コストを問題視して翼ちゃんのドーナツを諦めるっていうのも…。
彼氏としてどうなんだ、と思う次第で。
そうだな…チョコレートとかも、作るとなれば手間だからね。
市販の板チョコを湯煎して…ってだけでも…やっぱり時間もお金もかかりそう?
……でもまぁ、始める前に諦めるのもアレだし…帰ったら本気で、取り組んでみようか。ここは。
翼ちゃんの作ったドーナツ、食べてみたいし(結局はここに帰結した)。
カラーリングだけじゃなくて、サイズも結構……。
こっちでのMサイズが、日本ではLサイズ並みっていうのもあるから、
服買う時は割と慎重に選んだ方がいいかもしれないね。
水着の方は、まず間違える事はないだろうけど…。
一応、買う前に試着しておこうか……って、一体何が……?
(種類を選ぼう、と言ったところで、何らかの琴線に触れた…らしい)
(むしろビキニがまずかったのだろうか。正直に言ったのが仇となったか……)
(……とは言っても、何が似合うと言っても強く握られた気がする)
(これは照れ隠しなのだろう。そうに違いない。……多分)
そうだな…確か前も言ったような気がするんだけど、パレオつきで……。
猫柄はまずないだろうから、花柄とかあったらいいなって、思ったり。
あったらの話だけどね…なかったら縞柄とか無地とか……それこそ、翼ちゃんのお気に入り、って回答丸投げしちゃうかも。
(色々と見渡す。さすがに公共の場所でまで際どい格好とか望んでいるわけでもないので、ビキニとはいえ日本でつけても問題ない範囲での選択だ)
(無地のものはそれなりにあるようだが…花柄のはなかなか見当たらない)
(猫柄も……当然見当たらない)
まぁ、ぼく一人で勝手に選ぶのもアレだし、翼ちゃんも気に入ったものがあれば選んでみたら?
一つに限定しないといけない理由もないし…何着も水着持ってても、意味がない…事もないだろう?きっと。
(ペイズリー柄とか、艶やかなグラデーションとか…柄一つとっても色々とあるから)
(一つに絞ると時間が無くなるような気もして……とりあえず、白に近い落ち着いたタイプの水着を一つ手に取り、見せてみる事にした)
【飲みたくないからって、さすがに高校生なんだから我慢しよう(年上っぽく)】
【今日も忘れずに飲んでくれてたらいいけど……って、お母さんかぼくは】
【いや、ぼく「は」で歩いてないよ。大丈夫】
【………飛行機の翼に「羽」はないよ(更に切り返しつつドーナツの消滅を心の中だけで嘆く)】
-
コスト、っていうような大げさなものじゃないけど、
せっかく家でつくるならいい油を使いたいでしょう?
いーくんに食べてもらうのに、古い油は使いたくないし……
ただ、そうするとお店と違って、ほんの少ししか作らないから
そのたびに油を捨てなくちゃいけないのがね
お店ならたくさん作る分、その日のうちに油を捨てても勿体無い、ってことはないと思うんだけど、
家だとあまり油が傷んでないのに捨てちゃうことになるし、
かといって前の日の油は使いたくないし……
現実的には、普段はお店で済ませて、
ちょっとゆっくりしたい時とかにお家で揚げるような感じかしら?
そうね、チョコレートも、一度とかしたら二度は、ってところがあるから
その日使う分溶かさなくちゃいけないし……
そうすると、チョコレートソースとして売っているものなんかを使う方が
その場のお金は少しかかるけど、結局安上がりかもしれないわね
ただ、そういうのは細かい味の加減がいーくんの好みじゃないかもしれないから、
いーくんが好きなチョコレートとか、
これを使ったのが良いな、っていうのがあるなら
そっちのチョコを溶かしてみるのも良いと思うけど
そうね、輸入物の洋服とかお店でみてるとサイズが違ったりするし、
細かい表記なんかも違うみたいだから
試着すれば大丈夫でしょうけど……
猫柄……無いの?
(パジャマぐらいなら猫柄を選ぶ私も、さすがに水着を猫柄にしようという発想はなかった)
(やっぱり、いーくんそんなに猫に飢えているんだろうか……
花柄のは、多くはないけれどちらほら、というところみたいで)
(それでもどうしようかと二人で見ていると、
いーくんが割合に落ち着いたものをひとつ見せてくれて)
それじゃあこれ、サイズとか会うか試着させてもらってくるわね
……って、私一人じゃ心もとないし
いーくん。おねがい
(お店の人に、試着させてくださいなんて英語で話しかけた経験の無い私は、
とりあえずいつもの二倍ぐらい頼りになりそうないーくんに助けを求めてみた)
【それはそうよね】
【ただ、夜中飲むのを忘れたからって】
【勝手に朝飲んでいいのか……】
【……とか言ってるうちに、そのお薬、飲み終わっちゃったんだけどね】
【いーくんが私のお母さんとかあり得ないわよ……】
【多分、いーくんは……妹?】
-
そうだね…というよりそもそも、毎日作ってもらう事もない…かな。
翼ちゃんの手料理を毎日食べたいという、抗いがたい誘惑には常にかられているけれども、
何も翼ちゃんの料理はドーナツだけでもないわけで…。
それなら1週間に一度くらい、盛大に油を使って…みたいな感じにしてもらった方が、
嬉しいし気も楽だと思うからね。
…ある意味ドーナツを我慢する絶好に機会になったりして……。
と、翼ちゃんもそう思ってたんだ。以心伝心?
…安上がりでいいと思うよ?
高級な旅行に出てる先で言うようなものでもないかもしれないけれども、
チョコの味にまで拘る気はないから、チョコレートソースの方が安くつくなら、そっちの方がいいかなとも思う。
手間の問題もあるしね。時は金なり、とは、よく言ったものだと思う。
着るものに限った事じゃないけどね。
有名なところだと、ほら、アメリカのマクドナルドはバケツサイズのドリンクが出てくるとか言うじゃない?
ハワイのマクドナルドは行った事ないけれど…一応はアメリカの一部だからね。
水着の方は、大丈夫だと思うけど…試着は必須だろうね。
……うん、残念ながら、ないんだよ、猫柄。
(翼ちゃんもさぞ無念だろう。と勝手に思いながらも、差し出した水着、とりあえず見た目は気に入ってくれたようで)
ん?あぁ……そうだね。勝手に試着するのもまずいだろうし……ちょっと待ってて?
(焼けた肌が印象的な、いかにもハワイな雰囲気を纏わせる男性店員を呼びとめて)
(ぼくの数少ない特技の一つである、やや流暢な英語で話しかけ、翼ちゃんが試着する事を告げる)
(しかし何故だろう、相手の店員はそれに対して、ぼくと翼ちゃんに対して、やはりやや流暢な日本語で、大丈夫という旨の事をこたえられた)
(そしてなぜか、ぼくもそれに対して英語でお礼を言ったのだった)
……うーん、どっちが日本人だったのかって話になってる気がしたな、今の。…まぁいいや。
それじゃ、試着行ってらっしゃい。……手伝おうか?
(試着室の前まで一緒に歩いていって、翼ちゃんが入ろうとする際に、お約束の一言は告げておいた)
【なるほど…やっぱりまだ、身体の調子よくないのかな?】
【いきなり暑くなってきたしね……熱中症には十分に気をつけてね】
【……妹って、ぼくってそういうキャラだったっけ?……あぁ……(ある学園での出来事を思い出してる)】
-
そうなの?てっきりいーくんは毎日ドーナツを食べてないといけないんじゃないかな、って……
なんてことはないわよね、別にドーナツはお店で買って、
もし手料理が食べたいってことなら別のものを私がつくればいんだし……
そうかもね、週に一度とかはいいかも。ちょっとイベントっぽいし
でもほら、せっかく手料理をつくるって時に
値段で材料を決めちゃうっていうのもね
だからって現実的にすごく高級なのとか、
一からチョコレートも自分たちで作りましょう……なんていうのは無理だったりするわけだけど
そこはいーくん、こだわりましょうよ
ただのチョコじゃなくてドーナツにかけるチョコなんだし……
(いーくんは、ドーナツがすごい好きなんだと漠然と思ってたけど)
(もしかして、いーくんにとってドーナツの個別の味はそれほど決定的な問題じゃなくて)
(ドーナツにまつわる経験とか、過去の思いでとかが理由になっていて、
ドーナツを食べる、っていうことが凄く好きなんだろうか?)
……いーくん、私他の人が頼んでるサイズを見てから食事は頼みたいわ……
(バケツサイズのドリンクとか、飲んだだけでお腹がいっぱいになりそうだ)
(バケツサイズのドーナツが出てきたら、いーくんの摂取カロリーに気をつけないと……)
う、うん……残念、よね……?
(猫柄自体は好きだけど、いーくんにはそんなに猫柄が無いのが残念なんだろうか)
(この時、以心伝心ならぬ同じことを二人して考えているとは思わなかったのだけど)
(とりあえずいーくんが差し出してくれた水着を手にとりながら、
いーくんが店員さんに喋りかけるのを待っていると……)
……通じたんだ、日本語……
(横着せずにとりあえず自分で話しかけてみればよかった、
なんていってもあの店員さんを見て、即座に日本語が流暢だとわかるほど
私は海外の人を判断する能力もないし)
(とりあえず、許可はもらったし、試着室に入ろうとすると)
……へぇ……いーくん。入る?一緒に
(店内は無人というほど人が少ないわけではないし、勿論店員さんも見ているわけで)
(いーくんの勇気か、無謀か、あるいは何も考えていないのか、
手伝おうかという言葉に私は呆れてため息をついた)
【先月よりは大分いいかしら】
【頭痛で頭が全然働かないようなこともないし……】
【熱中症も嫌だけど】
【雨でずぶ濡れになっちゃって勘弁してほしいにゃ……にゃ?】
-
いけないわけじゃないよ。習慣になってしまってるだけでさ。
そもそも、毎日朝ご飯、お昼ご飯、晩御飯と食べてるじゃない?
学校がある時も、お弁当作ったり、作ってもらったりしてるし。ドーナツは飽くまでおやつだから……。
他のおやつってあまり、そう言えば食べないかな…ヘビーローテーションって奴かな?
でも……やっぱり翼ちゃんの手作りのドーナツ、食べてみたいから……イベントっていうのはいいね。
……ドーナツにかけるチョコ……なんだろう。それを聞いただけでやる気が3倍増なんだけど。
そういえば、バレンタインに貰った、あの熱いチョコレート?あれなんか割と、うってつけなんじゃないかな……?
(チョコなどに拘らないのは、プレーンのドーナツが好きだから……のような気もする)
(トッピングももちろん好みは色々あるが、その大本となるドーナツその物には、それなりに拘りがあった)
(ところで、ぼくがドーナツを好きになった理由って……実は自分でも思い出せなかったりする)
全くの同感。でもほら、ここハワイだし。日本人観光客もいっぱいいるし。
少なくとも前に調べたところのチーズケーキファクトリーは、普通のサイズで出してくれるとは書いてあったな。
しかも安い。かなり安いみたい。……調子に乗って食べすぎないようにしないと、とは思うけどね……。
(値段的にはバケツと変わらない……のだろうか。旅費はただだが、飲食代とかお土産とかはさすがに実費だから)
(食べれるときに食べよう、とは思ってるのだが…何か嫌な予感がする。なぜだろう)
ぼくも驚いてる。でもまぁ、許可はもらったわけだし……結果オーライという事で。
……ごめん、行ってらっしゃい。
(今回は翼ちゃんが一枚上手だったようだ)
(ここで、「着替えを手伝うとは言ってない」的な戯言を弄するのもあるにはあるが、我ながら厳しいと思う)
(かと言って、着替えている最中に自分の分を選ぶなどという事もせず、試着室の閉ったカーテンの前で、しばらくの間、エイトクィーンに興ずるのだった)
(因みに何も考えてない、が正解です。一番ダメなパターンだと思う)
【そっか。よかった】
【来週あたりは比較的時間に余裕が取れるから、翼ちゃんさえよかったら実際に会って進めたいって思ってるけど…】
【翼ちゃんの書き込み時間を見るに、朝から夕方の方が都合がいいのかな……?もしかして】
-
まあ、私もおやつを食べても、それとは別にご飯は食べるわけだけど……
本当に習慣だけなのかしら……
……惰性で食べてるなら、試しにドーナツ、抜いてみる?
(ドーナツを食べていないいーくんをちょっと見てみたいような)
(何か、ドーナツが無いととんでもないことになるんじゃないか)
(変なことを考えながら、私はいーくんに聞いてみた)
ローテーション、っていうより、ほぼ常にドーナツのような気もするけど……
でも、いろんなドーナツを食べてるいーくんの口にあうものが作れるかしら
そうねぇ……ちょっとすぐに色々は考えつかないけど、
普通ドーナツって本体が甘いでしょう?
たまに売ってる、ビターなチョコレートを溶かしても面白いような気がするんだけど、
もっとしっかり甘いものの方がいーくんのこのみかしら
飲むチョコレートはかけるにはちょっとさらさらしすぎかもしれないわね
どっちかといえば、一緒に飲むとか、あるいは……
生地を作るときに混ぜちゃう、とかかしら?
現地の人向けサイズと、小さめサイズがあるのかしら……
安い……食べ過ぎ……
……いーくん、また私の体重のこととか考えてるでしょ
(そんな気がして、なんとなくいーくんの頭をぽかっと叩くことにし)
もう。いーくんの馬鹿
(反射的にそういってしまってから)
(手伝おうか、と言ってくれたことが馬鹿なのか、
言ったのに手伝ってくれないのが馬鹿なのか)
(我ながら少し考えてしまいながら、服を脱いで水着を着てみて)
(幸い、サイズもちょうどぴったりで)
(桃色よりも、更に白に近い……薄ピンク、ぐらいだろうか)
(とりあえずパレオは後回しにして、ビキニの上下に着替えてから、
試着室から顔をだしていーくんを呼ぼうとすると)
あら?いーくん、自分の分は選んでなかったの?
(呼びかける必要もないほどすぐ側にいーくんがいたので)
(そのままカーテンを開くと)
ど、どう……?サイズはあってる気がするんだけど……
(なぜか、私は眼鏡を付けてくればよかった……
そんなことをかんがえながら、いーくんの反応を伺ってみる)
【おはよう、いーくん】
【えーっと、いーくんの書き込みは月曜日みたいだけど】
【来週っていうのは、15日〜21日?】
【それとも、今日から14日までかしら】
【そうね……この頃、早起きして病院、それから学校、みたいな感じだから】
【木曜か金曜の朝10時まで、ぐらいなら時間がとれるわ】
【始めるのは、7時ぐらいからだとちゃんとおきれるかも】
【いーくんも朝早かったりするのかしら?それじゃあお返事待ってるわね】
-
……だけ、というのはもしかしたら語弊があるかもしれないけど…。
美味しいから習慣になった。そして飽きることなく食べている…そういう事で。
だけども…いや、だからこそ、翼ちゃん、惰性と断じるのは早計だと思うよ。
試しに抜く、で成立するほど、ぼくとドーナツの絆は切っても切れるものじゃ、ないと思うな…。
(ドーナツを食べていないぼく…まぁ、我慢できないわけでもないとは思うが)
(色々と調子が狂うような気はする。…というか、単純に嫌なので)
(表面上は極めて冷静そうに、腕組み何かしながらやんわりとその申し出を却下しようとする)
失礼な。ほぼ常にドーナツなのはおやつの時だけさ…って、それを言いたかったのならごめん。
大丈夫だよ。ご飯はぼくたちが作ったのを二人で食べてるわけだし、ドーナツもその延長上と考えれば。
けれども、そうか…あえてビターに味付けするのも、悪くないかもしれないね。
甘いのは大好きだけど、甘い生地に甘いチョコレートというのも……あ、でも、そうか。
生地に混ぜれば、確かに問題なさそうだな…。
もし翼ちゃんがよければ、第一作はそれで頼めるかな?
……。
(試着室の中から聞こえるいつもの言葉。どこか愛情が籠っているようなこれを聞くために、あんなお約束を口にしたのかもしれない)
(手伝う機会は、実際に買ってからでもあるだろうし…今はその姿を見せてくれる事が楽しみだったので)
(布ずれの音は、ぼくの黙考を邪魔するほどの威力があって、それが聞こえなくなれば今度は水着を着用しているのだな、と考えた)
(程なくして顔だけカーテンから出されれば、気を遣ってくれたのか、そんな一言)
あぁ、ある程度目星はつけてたし、翼ちゃんに選んでもらうのもいいかな、と思ってね。それはともかく……。
(やはりぼくの推測した通り、翼ちゃんのスタイルにはビキニが映える)
(サイズもぴったりで、恥じらう姿も含めて、まぁぼくらしくない言い方かもしれないけど「眼福」というのが素直な感想である)
とてもよく似合ってるよ。色合いも形も、翼ちゃんのためにあるような水着だなと…うん。
(悪くない反応であるとは、さすがにわかってくれたと思う。もちろん翼ちゃんの好みもあるだろうから、即座に決めるわけにもいかなかったかもしれないが)
ぼくはそれで海に出てもいいんじゃないかって…まぁ、ぶっちゃければその水着を選ぶべきかなって思うけど…。
着るのは飽くまで翼ちゃんだしね。決定はそちらに委ねるよ。
(できれば首肯してほしい、と願いつつも、決定権を委ねた)
【ごめん。うん、今週の事だった】
【それなら……そうだな。金曜日の7時から…お願いしようかな】
【しばらくある程度自由に時間取れるから、夜も大丈夫なら…とも思うし】
【会えるのを楽しみに待ってるね】
-
さて、そろそろ時間かな…。
待たせてもらうね、翼ちゃん。
-
にゃあああああああああああああ
おはようだぞニンゲン……
俺に会いたくて毎晩一人でやらしいこと考えてると聞いて飛んで来たにゃ
まぁ嘘なんだけどにゃ
朝からご主人の大事なファイルなくしてたのに気がついて超焦ってたにゃ
見つかったからもう問題にゃいんだけどにゃ……
この焦った状態のコウフンをニンゲンと共有したいにゃ……
-
それはきっと、ぼくの周りにやらしい人が揃った結果か……。
もしくはやらしいことを考えやすいぼくみたいな人。すなわち暦くんの事であると考えられます。
……私はやってない、潔白だ(何か言い出した)。
嘘かよ……まぁ、久しぶりに君に会えて嬉しいのは確かだけど…飽くまで友達って意味だから勘違いしないでよね(棒読み)。
しかし、気持ちはわかる。ぼくも、忘れ物をしたかも?と言った時の焦りと、
それが見つかった時の安堵は、何度も何度も体験してるからね。
……大丈夫、君のご主人に迷惑をかける気はないから。これっぽっちもないから。
それじゃ…ご主人様。呼んできてくれるかい?
-
へぇ……ニンゲンの周りにやらしい人間が……
つまり、ニンゲンはご主人のことを
やらしい変態とか思ってるんだにゃ……
もうニンゲンはどうしようもないにゃ……
このことは紙に書いておいてご主人に後で読んでもらうにゃ
あにゃにゃぎくん?失礼。噛んだにゃ
えっ……俺ニンゲンの友達だったっけ?
(すっと後ずさろうとする失礼な障り猫)
友達とかいって俺の服を脱がせてこのいやらしい胸をもんだり
舐めまわしたりしたいんだろ?
ニンゲンの頭の中はおっぱいでいっぱいだからにゃ……
はぁーご主人のチュージツな猫である俺を
ご主人に内緒で辱めてえろえろなことをしようとか
本当にニンゲンは呆れるぐらい変態だにゃ……
おう、わかるかニンゲン……
あとちょっとヤバかったら俺はご主人に顔向けできにゃかった……
まぁどのみち俺は顔は向けられないんだけどにゃ
でもほっとしてこのまま寝ちゃいそうにゃぁ……んにゃぁ……
(言いたいことをいうと、彼に力づくでもたれかかって)
(すぴー……と寝息を立て始めた)
-
君の残念な思考回路に比べれば、まだ希望が持てる部類だと思った。ぼくは。
翼ちゃんは変態じゃないし。むしろ…(ちらっ)
紙に書いたところで、ご主人が見る可能性は少ないと思うけど…まぁ、いいや。
…噛んでいるのか君の持ち味なのか、微妙にリアクションに困る噛みかたは止めよう。
…えっ……。ごめん。
友達なんかいらない猫だと気づかずにごめん。
…服とか言ってるけど、君の姿の場合、ほぼ下着姿だよね。
そんな君がいやらしいとか言っても、割とブーメランな気がする。
揉んだり舐めまわしたりするのは、翼ちゃんの胸だから、勘違いしないでよね(まだ言う)。
まぁ、結果的に見つかってよかったじゃないか。
ご主人も安心、ぼくも安心。
君も安心して眠るといいよ……。
(翼ちゃんに戻る時、眠る感覚なのか…と、ぼくは「彼女」を見て思った)
-
ふにゃ……むにゃ……
(もしもこの時意識があったら)
(という仮定自体が、今意識のない私にとっては無意味なのだけれど……
……なら、今、これを考えている私は意識がないのか?という疑問は脇へおくとして)
(私に意識があって、なおかつ、いーくんにもたれかかっている人影の姿を
どうにかして見ることができていたら)
(髪の色がすうっと白から黒へ変わっていく自分に驚いたかもしれない)
(それと、ほんの少し)
(これは見てもわからない程度かもしれないけれど、体つきにも変化があって)
(頭のてっぺんの猫のような……否、文字通り猫の耳は)
(私が、自分が立ったまま眠ってしまっていた、
あるいは寝ていたのをいーくんに抱き起こしてもらっていたんだと気がついた時、
黒く、髪と同化した色になっているけれど、まだ頭の上にあったのだけれど)
(それに私は気がつくことなく、なんだか不自然な姿勢で眠ってしまっていたことに、
少しずつ目覚めはじめた意識の中で気がついて)
むにゃ……あれ……いーくん……?
…………
……?!
い、いーくん?!
(意識がはっきりしてくると)
(私は一体いつ、どこで着替えたのか、パジャマに身を包んで)
(どこか変なところで寝ていたのをいーくんが起こしてくれたんだろうか、
いーくんにもたれかかるような姿勢になっていた)
-
(突っ込まないようにしている。割り切っている。そう…翼ちゃんと彼女は、出会う事はないのだと)
(しかし、目を覚ました翼ちゃんの驚きようは…ぼくが傍にいるからだけではないように、見えた)
(もたれかかる翼ちゃんの背中と腰に、恋人のように(恋人です)自然に腕を回しており)
(そのまま頬に軽く口付けをしつつ)おはよう、翼ちゃん…よく眠れた?
(恐らくは、ぼくが着替えさせたことになるか、知らない間に着替えていた事になるのだろうが…)
(無事に目を覚ましてくれた、と解釈すれば、ぼくの汚名なんて些細なものだろう。さて…)
今日は学校、ぼくはお休みだから…朝ご飯は任されようと思う。
車があれば、病院や学校に、送る事できるんだけどな……。
どこかから調達してくるべきかな…駐車場ごと。
(調達、という言葉がどうにも不穏ではあるが、翼ちゃんを送ってあげるというのは、こちらにとっても割と願ったりなことだったりする。
【旅行の方は…置きレスで今後も進める?今からでも大丈夫だったら、お願いしたいかなとも思うけど】
【日常も楽しいし、希望に合わせたいとも思っていて…優柔不断で申し訳ないけど】
-
(眠ってから今までの記憶はない……それはあたりまえだけど)
(パジャマに着替えた記憶もないのは、
なんだかおかしいし)
(仮に、着替えてたとしても、立ったままねるなんてあり得ないだろうから、
いーくんがこうして運んでくれていたんだと思うけれど)
いーくん……
(体に腕を回してもらうと、だんだん意識がはっきりしてくる)
(こんな目覚め方をして、激しく動揺した気がするのに)
(何故か、すごくほっとしているような、変な感覚も同時にあった)
もう、くすぐったいわよいーくん……
(ほっとしているのはいーくんが抱き上げてくれたからだろうか?)
(頬へのくちづけに、私もいーくんの頬へちゅ、と唇を重ね)
ええ、なんだかちょっと変な感じだけど、結構良く……?
(腕を回したいーくんにもたれかかりなおした時点で)
(ようやく、私はパジャマこそ着ているものの……
その下に、何も着ていないことに気がついて)
(私が自分で下着を脱いだ記憶はない、ということは)
……いーくん、ばか。えっち
(私もいーくんの背中に腕を回すと、服の上から思い切りつねってみた)
【そうね……私はあと2時間ぐらい平気だから】
【私の次のレスから続き、はじめちゃう?】
【朝ごはんとかそういうのはやってみたら面白そうだから悩むけど】
【寝てる間に何をしてたの、みたいなのはあまり引っ張るようなネタでもないと思うし】
-
【そうだね。旅行で引っ張りすぎるのもアレだし、折角会えたなら進めたいしね】
【レスの方、お願いするよ。その間にぼくも、>>153へのレスしておくけど、そちらへは返さなくても大丈夫なようにするから】
【それじゃ、よろしくね?】
-
擽りはぼくの得意技…なんてことはないけれども、言い方変えれば気持ちいい、に近くもあるし…。
謝ることじゃないよね?…なんて……んっ。
(負けず嫌いとかそういうわけじゃないけれども、戯言を止められるわけにもいかないので)
(ちょっと生意気に言い返したりもするけれども、やっぱりその発言ごと、唇で封じられて)
(それを心地よく思っているぼくでしたと、そういうわけなんだけれども)
結構よく…眠れたみたいで…ん、よかっ……?
(あの猫め、やらかしおった……下着だけを付けるか、下着をつけないかと、両極端だ)
(無論それは、翼ちゃんからしてみればぼくの仕業としか思えないだろうから、そのしわ寄せはぼくに来る)
……痛いけど、やっぱりこうなるんだな……ごめん、翼ちゃん。朝食のリクエスト受け付けるから、許してほしい……。
(ふと、思う。翼ちゃんの好きな朝食を用意させるために…彼女はこう仕向けたのか、と)
(戯言ではあるけれども、もし本当なら、やっぱりご主人思いだ…)
(そんなこんなで、今朝の食卓はいつもより豪華になったとか…)
【では改めて、>>145の続きから…お願いするね】
-
そうなんだ……
……じゃあ、もしもドーナツより美味しくて食べ飽きにくいものがあったら
案外ドーナツじゃなくてそっちを食べるようになるのかしら?
もう身についた習慣のぶん、ドーナツが有利かもしれないけど……
(いーくんとドーナツの絆を切ってみたい……というほどでもないけれど)
(試しに、ケーキとかシュークリームとかに切り替えてみたらどうなるんだろう)
(ちょっと困ったいーくんの姿を見てみたいような誘惑に、私は少し駆られていた)
まぁ言いたいのはそういうことなんだけど
ドーナツとはちょっと違うけど、やっぱり専門のお店は見てると面白いわね
最近は、なんだか一見ドーナツだけど実はバーガーでした、なんていうのもあるみたいだし……
……野菜とかハムみたいな具のはいったドーナツもいーくんはありなのかしら?
無糖に近いチョコレートとかもこの頃普通に見かけるし、
何種類か作ってみてもいいかもしれないわよね
そうね……それじゃあいーくんのは私も一緒に選ばせてもらおうかしら
っていっても、男の子が着るようなので、
そんなに極端なのとかないようは気はするけど……
……そ、そう?褒めすぎよそれは……
(いーくんの視線が水着の上から肌まで届いているような気がして、
思わず私はカーテンの影に隠れたくなるけれど)
(それで、といういーくんの言葉に観念した私は)
……さすがに、これを着たままお会計してお店を出るのは……まずいかしらね?
(このまま泳ぎにいくなら、上に上着だけ羽織れば……なんて思ったものの)
(ホテルの窓から砂浜もみえる距離だし……なんて思ったりして)
【それじゃあ今のうちによろしくね】
【直接あって、なんだけど】
【明日明後日、時間がないわけじゃないのよね……】
【ただ、いつ家に戻ってくるかちょっとはっきりしなくて】
【たぶん、お昼の間は出かけてると思うから】
【もし直接会うなら、夜かなって思うんだけど、どうしましょうか】
【週末だし、いーくんも予定とかあるだろうし】
-
そうだね。そうなると思う。
まぁ、それが何か、にもよるけど。おにぎりとか、おやつのカテゴリに入らないなら…。
おにぎりもドーナツも食べる、で終わってしまう気もするし。
…まさか、心当たりがあるとか?ドーナツ以上の中毒性を誇る、究極の料理に!?
(むしろ食いついてしまった。ドーナツは確かに好きではあるが、他の料理にハマったところで浮気とは思わない)
(こまったぼくの姿を見たいのなら、あまり有効な方法ではなさそうだが……)
(知らぬが仏、とも言う。お互いが幸せになれるのなら、それは最良の選択肢であろう)
そうだね。例えばほら、メロンに生ハム乗せたのとかあるじゃない?
ドーナツの甘さだったら、たとえばソーセージとかトッピングすると…って、それはホットドッグだけれども。
野菜やハムも全然アリってことだね。野菜だったら…甘目のトマトとかどうだろう。
結構似合うと思うんだけど……味見はぼくがするから、是非ともいろいろ、作ってみてほしい…。
とか、贅沢だな……ドーナツが前だと、やっぱり理性が抑えられない…。
極端なの……ないと思うし、たとえあったとしても、ぼくが着てもあまり目立たないような…。
いや、できれば普通にカッコいいほうがいいけれども…。
褒めすぎ…そうかな……?翼ちゃんと水着、両方を褒めてる形になるから、そう感じるのかもしれないね。
(どうやら悪い気はしていないようだし、この水着で決まりかな…値段もお手頃のようだし。というか、高い水着とか、あまりおいている店ではなさそうだ)
(と、翼ちゃんの懸念が耳に入れば、もっともだな…と心中で頷きつつも、心配する必要がないことも知っているために)
いや、ハワイではよくある事だよ?
脱いで畳んでお会計してまた着るとか、非効率的だしね。上にシャツを羽織って、っていうのは、よくあるパターンだと思う。
翼ちゃんさえよかったら、このままぼくのを選んで…お会計行ってもいいんじゃないかな。
それじゃ…男性用のコーナー、回ってみようか。
(水着の上に軽く羽織ったであろう翼ちゃんを伴って、その発言通りの行動を行おうと動き始めた)
【そうなんだ…明日はちょっと遅くなりそうだけど、日曜日だったら夕方から夜中まで大丈夫だよ】
【翼ちゃんがよかったら、お願いしたいと思う】
【遅くても大丈夫なら、土曜日でも……だけど】
-
なるほどね、ジャンルとしてはおやつのカテゴリーだと
ドーナツを置き換える可能性があるんだ……
だけどドーナツって、ミスドはもちろんだけど
最近色々新しいお店も増えてるから選びやすい、ってことはあるのかしら
お店がたくさんあるケーキは、チェーン店ってあんまりみないけど
いろいろあるけど……あんまり頻繁に食べるには値段が厳しいし
ドーナツ以上の料理……
……魚?
(何故だろう、ふとそんな言葉が口を突いて出てから)
(黙々と魚を食べているいーくんは想像できなくて、私は首を横に振った)
そういえば丸めたソーセージをドーナツに挟んで、っていうのも最近でたわよね……
生地の方の甘さを控えめにすればいいのかしら、
いーくんはドーナツなら守備範囲、広いのね
……味見だけでお腹いっぱいになっちゃいそうだけど
ううん、ドーナツ以上にいーくんの理性を刺激する食べ物ねえ……
(いーくんはドーナツを置き換えられる可能性がある何かがある、というけれど)
(やっぱりドーナツへの執念が一番強そうにみえる……)
そもそも私はおすすめしないわよ、そんな極端なの……
ただ、かっこいいのを選べ、っていわれてもちょっと自信がないけど
(次はいーくんの水着ね、と考えていると、どうやらこのまま着ていけるらしく)
(いーくんの言うまま、上着を羽織って試着室を出て、今度は男性物のコーナーへ向かい)
私は、大分明るい色の水着を選んでもらったけど、
男の子はどうなのかしら?黒とか、落ち着いた色のがいいのかしら……
それとも、ハワイっぽく……もっとトロピカルな配色のが良かったりするの?
(なんとなくハワイ=常夏みたいな印象で、あざやかな色の水着にも目がいくけれど)
(もしうかつに選んで、砂浜でいーくんだけ変わった色でも申し訳ないし)
(無難な配色のものにするか、私はまずいーくんにも聞いてみた)
【そうね……それじゃあ半端に会えるか会えないか分からない、より】
【はっきり日曜って決めちゃいましょうか】
【日曜、夕方はちょっとわからないんだけど】
【21時ぐらいからなら間違いなく大丈夫だと思うわ】
-
ドーナツ以外食べられないわけじゃあないからね。
個人的にはクレープも、これ、なかなかどうして……パン物が好きなのかもしれない。どら焼きも、もちろん生八つ橋も好きだし。
(何とも節操のないラインナップかもしれないが、現代人などこんなものであろう)
(翼ちゃんの言う通り、コストが安いのもまた、ドーナツを好む理由の一つであった)
ドーナツ以上のコストに味か……クレープも、そこまでは高くないけど……え?
(魚って…いきなり何を言い出すのか……いや、大体出所は想像つくけれども)
……魚はおやつに入らないと思います。
(と、努めて冷静に言いました)
そうそう。…魚肉ソーセージって言うのは聞かないけど…それもアリなのかな?
塩味と甘味のハイブリッドは、生ハムメロン以外にもいろいろとあるからね。
ドーナツ以外もそこそこ広いと思うけど、この辺りは京都在住という事に感謝したいとも思う。
逆に言えば、京都で慣れたぼくの理性を刺激するのは生半可じゃない、ともいうけれども。
(ドーナツ以外も、勧められれば食べるだろう。ただし、お茶漬けだけは勘弁)
(これは翼ちゃんも同じだろうから、あえて言う事でもないだろうが)
でしょ…絶対似合わないから。極端なのなんて。
まぁ、水着はどうしても、女尊男卑な部分あるしね…その辺りは割り切ってる。
とは言っても、きつかったりすると泳ぐのも楽しくなくなるから、その辺りは気を付けたいと思うけど…。
(さて到着。先ほどもちらっと眺めていたが、さすがハワイ。男性用水着もなかなかのラインナップが揃っている)
そうだね…黒はぼくには合わないかな……落ち着いた色の方がいいのは同意だけど。
競泳じゃなくて遊泳だから、トランクスタイプでいいかな、とか思ってる。
折角だし…翼ちゃんと合わせる意味で、青いのがいいかな……別に合わないかな、桃色と青って…。
たんにぼくが、青が好きなだけかもしれないけど…トロピカルな感じで、行ってみようか。
(となると、青かオレンジだろうか。緑も配色としてはアリだろうけれども。そう言った水着もちらほらある)
試着は…さすがに、するまでもないだろうし、折角だから何着か買って帰ろうかな。そんな高くもないだろうし。
【そうだね。それじゃ、日曜日の21時で、お願いさせてもらおうかな】
-
【それじゃあ、そろそろ支度もあるし】
【続きは日曜の21時によろしくね】
【お薬飲んじゃうと結構すぐ寝ちゃうから】
【多分、夜中までは無理だと思うけど……ごめんね、この頃早寝で】
【上のぶんへのレスぐらいは、今日か明日のうちに置いておくから】
【それじゃあまた明後日よろしくね】
-
【これから病院かな?気を付けて行ってきてね】
【いやいや、早寝早起きは大事だからね。ぼくも見習わないと…】
【まだ本調子じゃないみたいだけど、くれぐれも身体には気をつけて…】
【それじゃ、またね?行ってらっしゃい】
-
【さて、そろそろ時間かな】
【待たせてもらうね】
-
ただいま。ごめんねいーくん
レスができなかった上に遅れちゃって……
-
お帰りなさい、翼ちゃん。
ううん、大丈夫。翼ちゃんも、忙しかったんだろうしね。
……うん、ぼくも忙しかった。昨日だけ妙に。
さてさて、早速続きからで…大丈夫かい?
-
まぁこんなこと、いまさら言っても仕方ないんだけど……
金曜は、まだ時間がある……とか思ってるうちに休んじゃったら
土日が思ったより忙しくて
こんなことなら金曜のうちにしっかりお返事しておけばよかったんだけど、
今言ってもね……ごめんなさい
続きはいいんだけど、慌てたせいかちょっとめまいがしちゃってて
10分ほど少しお休みを貰ってからでもいい?
-
なるほど…休みだと思ってたら、って感じかな。
大丈夫、こうして会えたんだし、その分今日、いっぱい楽しもう。
暑くなってきたし、水分しっかりとって…脱水症状には気をつけてね?
お薬飲む時、多めに水を飲めばいいとか言うけど……。
それじゃ、待ってるね。ゆっくりで大丈夫だから…慌てないでね?
-
ありがとう、走ってきたわけじゃないんだけど……
少しだけじっとさせてもらうわね
-
オーケイ。
それじゃ、ぼくはその隣で、手を握って寄り添ってあげるね。
……恋人として正しい行動だよね。
-
おまたせ、いーくん
お水飲んでじっとしてたら少し落ち着いてきたかも
うーん、正しくない行動、とはいわないけど……
ひざまくらがおすすめかもね?
それじゃあレス書き始めるから、少し待っててね
-
むむ…さすがだな……。
じっと座ってる物とばかり。よし今度から膝枕だ!(単純)
それじゃあらためて…よろしくね、翼ちゃん。
-
それは、食べられるかられないかなら
ドーナツ以外のものを食べてる時間の方が長いんだし
そうかもだけど……せっかくなら、好きなものを食べてもらいたいし
……かといって、毎日その組み合わせはまずいわよね……
クレープはドーナツとくらべて大分具のバリエーションも豊富よね
お店でも、ソーセージとかと組み合わせるようなのもあるし
えっ、どら焼き……そうかしら……
……生八ツ橋はもうパンものですら無いと思うわ……
(最後に和風なのが二つ続いたのが京都の私達らしい、といえばらしいのかもしれないけれど)
(控えめにいって、パン類と認められるのはクレープだけのような気も……)
魚肉ソーセージってちょっといけない食べ物よね
普通お肉のソーセージって言えば豚とかが想像されるのに、
いくら魚の身も肉っていえるからって魚肉、っていわれちゃうと……
洋菓子はともかく、和菓子は普通の地域にはないものもあるんでしょうし
ここに住んでると、なかなかどれがそうとは気が付かないけれど……
やっぱり、ここは非京都的な食べ物、
例えばハワイならではの食事とか、こう……南米で人気のあるメニューとか?
(普段日本で食べられないようなものを、
あまり馴染みのない食材で作ったらびっくりしてもらえるだろうか)
(あるいはただ食べなれなくて受け付けないか……)
(そんなおしゃべりをしている間に、男物の水着売り場の方へ来て)
女性用だとワンピースなんかでも普通にあるけど、
男の子がそういうの着てると本気で泳ぐ!って感じだものね
ゆっくりするにはそういう形の方がいいのかしら?
うーん……同じ色か、っていう意味では確かにあわないけど、
並んでるときの組み合わせとしてはいいんじゃないかしら?
色をあわせるなら、最初から私も青系統のが良かったかもしれないわね……
(ピンク……はやりすぎだと思うけど、
白っぽい桃色程度なら……と思ったけれど、いーくんは青が好きだというし)
(いーくんは何着か買ってみるみたいで)
そうねぇ……
なんとなくだけど、色が濃い目の方が男の子はそれっぽいかも?
(ひとつは、青地にいくつか白いラインが不規則な図形を描いているもの)
(もうひとつは、オレンジに黒の、正反対の色を使ったものを指さしてみた)
【そういえば、いーくんは朝が大丈夫な日もあるみたいだけど】
【私は今週、木と金の朝なら、10時ぐらいまで大丈夫だと思うわ】
-
そうだね…さすがに毎日は、もしかすると飽きる……かも。
飽くまでかも、だけどね。飽きない可能性もむしろ高いけどね。
(……特にドーナツではね)
どっちにしても、美味しければ拘らない……というか…。
味的にはそこまで変わらないと思うよ?
ドーナツだってちょうど、餡ドーナツってあるわけだし。
餡子の汎用性の高さは、ちょっとすごいよね。
……無理やりな関連付けかどうかは、人によるかもしれないけど…。
生八つ橋だって、中にチョコが入ってるのとかあるわけだし。
猫にとってはありがたいかもしれないけど…。
それはそうと、確かにハワイで和菓子は、期待できないだろうな。
旅行に出かける前に紹介した、ほら、チーズケーキファクトリー。
名前からしていかにもチーズケーキだけど、他にもいろいろなお菓子や食べ物が楽しめるから、
海から上がったらそこで食事してみない?翼ちゃん、チーズって大丈夫だった…よね。
(南米で人気のメニューも……あるかもしれない)
(一方のぼくは、キムチ丼から察せられる通り、割と何でもいけるタイプではあった)
(翼ちゃんの好みはさて、どんなものかな…?)
ぼくが本気で泳ぐ!事は、恐らくないだろうしね。
むしろぷかぷかと浮いてるだけでも割と満足できるし……。
いや、さすがにピンクは、ぼくが着るのはどうかと思うけれども……。
二人が一緒にいると映える色って、あると思うし…その候補が青って事なんだけどね。
確かに…黒いパンツとか履いてる人もいたし…さすがにぼくには合わないだろうけど……。
…なるほど……。
(指差された先をまじまじと見て、深く頷いた)
(柄はどちらも好みだ。翼ちゃんが選べば、そうなるのも必然なのだろうけれども)
(色は……甲乙つけがたい。この際両方、という手もあるが、海に着ていけるのは片方だけである)
それじゃ……こっちにしようかな?
(青と白のゆったりとしたトランクスタイプの水着を、割と長く考えた末に指差した)
やっぱり、青系統の方が…って思って。翼ちゃんはさっきああいったけど、薄桃色と青だったら、割と相性もいいと思うし。
……見た所サイズもぴったりだし……翼ちゃんの準備ができ次第、お会計に行こうと思うけど、どうかな?
-
【木曜日と金曜日だったら……金曜日だったら、7時から大丈夫かな?】
【10時まで大丈夫だから、よかったらお願いしようと思う】
-
【こっちだけさきに返しちゃうわね】
【わかったわ、特別用事が出来ない限りは金曜朝にお願いね】
-
まぁ、それはどのぐらいで飽きるか試してみないとわからないし、
体調とか気分、味付けなんかにも左右されるかもしれないから……
……試さないわよ……?
(もしかして、うっかり限界を探ってみようものなら
限界がなかった、ということがわかってしまうかもしれない)
(その間にいーくんが摂取することになるであろうカロリーを考えると
ついぞっとしてしまう私だったが)
(既に、現状でも相当のドーナツを食べているいーくんは)
(そんなことを微塵も感じさせないほどスリムなわけで……)
……いーくんの馬鹿
(ドーナツどころか、チョコや餡にまで考えを巡らせ始めるいーくんを、
理不尽にも私は一回こつんと叩いてみた)
それはそうよ
もしかしたら探したらあるのかもしれないし、
日本以外の国で提供される和菓子、っていうのも
それはそれで面白そうではあるけれど……
折角ここまで来たんだもの
ここならではのものを食べましょう?
ええ、いーくんに教えてもらって楽しみにしてるわ
あら、チーズケーキの専門店、ってわけじゃないの?
水着でもいけるお店なのかしら……
あ、浜辺にロッカーとかあるかしらね
二人で海にはいっちゃうと、荷物をこのままっていうわけにもいかないでしょうし
一旦置いてから行くのが良いのか、
どこか荷物を預けられる場所を探してみるのか……
そこまではっきりとない、って言われると
ちょっと本気の姿を見てみたくなるけど……
……浮かぶだけって……いーくん……うっかり死体と間違われたりしないでね?
やだ、私の早とちりね……
そういうことなら青は良いと思うわよ
黒だとちょっと印象きつい感じになっちゃうかもしれないし……
(そうしていると、いーくんは青地の方を選んだようで)
私は後はお会計だけだけど……
いーくんはいいの?試着は不要、ってことだったけど、
そこで着替えさせてもらっちゃえば浜辺で手間もないと思うし
もっとも、荷物を置きに戻るならあまり関係ないかしら
-
…そうだね、試さないとわからないし……。
(期待値がぐーんとあがった)
……試さないんだ……。
(がくっとさがった)
(ぼく自身、どの辺りが限界なのか、興味はあった)
(大食い選手権なんて柄じゃないけど、食べられる時に食べられるものを食べるのは、正しいことだと思った、のだが…)
(試さないのなら仕方ない。大人しくいつもくらいのペースでドーナツを食べようと考えたが…)
……え?あうちっ、何故……。
(ドーナツ馬鹿の略なのだろうか。だとしたら返す言葉もなかった)
ここならではのもの…ヤシの実ジュースとかあるけど、妙に味が薄いんだよね、あれ。
女の子には人気なのかもしれないし、癖になる味でもあるんだけど…。
逆に、初めて飲んだときに微妙と感じたら、そのあとも難しいかもしれない、みたいな。
うん、夕食もバッチリ楽しめるし、前も言った気がするけど値段も安いからね。
水着でも……どうだろう…。軽く上に一枚、シャツでも羽織っておいた方がいいかも。
さすがにぼくは、上半身裸ともなると……うーん、大丈夫かもしれないけど、念のために。
着替える場所があるからね。そこにちゃんとコインロッカーはあるはずだよ。
荷物を入れるくらいのスペースもあるはず。
買ったらそのまま行っても、いいと思う。ここからも近いしね。さっき地図で調べておいた。
…大丈夫。死体と間違われたことは何度もあるし、浮かんでるだけじゃ血も出ないからね。
(なんて言うか、色んな意味ですっかり耐性が出来上がってしまっていた)
印象のきついぼくって…宝の持ち腐れというか、猫に小判というか……。
しかし、そうだね。さっき言った通り、コインロッカーは着替える場所も兼ねているわけだけど、
ぼくの場合、ただパンツをはき替えるだけだし……時間もかからないからね。
悪いけどちょっとだけ、待っててくれるかな?
(そう断ると水着を受け取り、それを手に試着室の中に消えた)
(ズボンとパンツを脱ぐ音、ついでパンツを履く音……本当に、あっという間だった)
(上はTシャツ、下は水着。お互い、涼しげな服装になって)
……よし、準備完了。そのままお会計して……ロッカールームの方に行こうか?
(有言実行。お会計を済ませた僕たちは、そのまま荷物を手にロッカールームへと向かう)
……うーん、一応、二つ使おうか。鍵は腕に巻くホルダーがついてるから、一人一つ持っておくって事で。
(ロッカーに荷物を詰めながら、提案する)
【うん、よろしくね。早起きは三文の得って感じだし】
【因みに今日は何時まで行けそう?】
-
え、そうなんだ?
ヤシの実なんていうから、すごく濃さそうなのをイメージしてたんだけど……
それはあるかもしれないわね、
甘すぎるとたくさん飲めないから、
薄いと却って気軽に飲めるとか、
他のものと一緒に飲んだり食べたりするときに都合が良いとか
お夕飯まで?ケーキ屋さんみたいなのを想像してたんだけど、
レストランみたいなものなのかしら
あ……そうよね、いくらハワイでもそれはまずいでしょうし
そこに行く前には、一旦着替えに戻ったほうが良さそうね
体が冷えちゃうかもしれないし
そうなんだ、じゃあ行きは直接行っちゃいましょうか
間違われたことなんて無い、じゃなくて何度もある、なんだ……
(それは大丈夫といっていいんだろうか)
(血がでないからといって、生きていると思われるとは限らないわけで……)
きつい印象は……宝ってこともないと思うけどね
ううん、私だって着替えるだけで随分待ってもらったし
ここで待ってるわね?
(この辺りのことは男の子方が早いんだろうか)
(手際よくシャツもはおり直したいーくんが、殆ど待つ間もなく出てきて)
(お会計を済ませた私は、その足で砂浜近くのロッカーへと向かい)
なるほどね……
あんまり海ではしゃいでこの鍵、なくさないようにしないと……
(鍵を腕にまくと、そろそろ準備万端だろうか)
(波の音も、すぐ目と鼻の先だ)
【そうね……遅刻と、出だしのお休みをもらっちゃって】
【あまりちゃんと居られなかったのが申し訳ないけど】
【寝落ちするのもなんだし、次のいーくんのレスまででいいかしら】
-
人によっては「不毛な味」なんて意見もあるそうだよ。
ぼくは前飲んだ事あるんだけど……美味しくはあった。うん。
何か含んだような言い方でごめん。少なくとも凄く濃いって事はないんだ。
でも、そうだね。ハンバーガーとかと、割と相性いいかも。
こってりした料理との食べ合わせは、かなりのものだと思うよ?
確かチーズケーキファクトリーにもあったと思ったけど…そうだね。ケーキ屋さんとレストランが一体化したような…。
日本にもあるけれども、ああいう形だね。
夕飯だったらいる時間も長そうだし、着替えるのもそこまで手間ではないと思うしね。
とりあえずは夕方までめいっぱい泳いでからにしようか。海はすぐそこだし。
さて、準備も完了したところで……うん、なくさないようには注意して…。
サンダルも必要ないだろうね。一歩出れば砂だし。気持ちのいい熱さを、足に味わえるから。
(ロッカールームから一歩出れば、タイミングがいいのか悪いのか、直射日光にさらされる)
(昨日の船の上での出来事に少し似てた気もするけれど、寒い風もなく、全身にからっとした熱気がかかり、どうにも心地いい)
(海に入ればその分涼めるわけで…もちろん、準備運動はしておかなければ)
少し運動して……最初に入る時は、折角だし……ね、翼ちゃん。
(左手を伸ばして、翼ちゃんとゆっくりと繋ぎ、さくさくと砂を踏みしめながら真っ青な海へと足を浸らせる)
…ん、足だけでも涼しいな……このまま肩まで、だと温泉になっちゃうから……。
まずは腰まで、一緒に進もうか。……冷たくはないよね。大丈夫?
(ぼくの体感的には、涼しい、といったイメージだから、翼ちゃんも大丈夫だと思うけれども)
(ピンクの水着に短い髪の毛が健康的な翼ちゃんに、足を止めつつ念のため尋ねた)
【オーケイ。それじゃ今日はここまで……だね】
【実際に会うのは金曜日の朝7時で…それまでに置きレスができたら、お願いしたいかな?】
【もちろんぼくも、できる時はするから】
【今日もありがとう。とっても楽しかったよ】
-
【一瞬意識が危なくて】
【ええ、できるだけ置いておけるようにするわね】
【いーくんもありがとう、おやすみなさい】
-
【危なかった……かな?】
【けど逆に、よく眠れるという感じで……】
【それじゃ、おやすみなさい。またね?】
-
ふ、不毛な味……
「まずい」とか「嫌い」ならわかるけど、「不毛……」
(不毛な味わいとはどういうものだろうか)
(自分で育てるならまだしも、お店で買うならお金を払って買うのに
あんまり楽しくない味……うーん、どういう味なんだろうか、
そこまで言われると試してみたいような、
いーくんが美味しい、って言ってるんだし、美味しそうな気はするけど……)
ううん、ココナッツミルク……っていっても、
日本で市販されてるようなものだけど、そういうのとは全然違うのね
それじゃあ、チーズケーキを食べながらヤシの実を……なんてこともありなのかしら……
(凄く甘いものを想像してたけど、どうやらそういうものでもないらしいし)
(折角ならこの土地らしいものを飲んだりしてみたい)
(……とりあえず、今のうちにしっかり運動しておけば
カロリーたかそうなケーキとか食べても大丈夫……だと思う……)
サンダルっていらないの?
なんとなくこういうところの風物詩みたいなものかと思ってたわ
(そういわれて、何も履かないで足を踏み出してみる)
(足のうらが、熱い砂でくすぐったい)
(南にきたからだろうか、やっぱり太陽の光の感触も違う気がする)
(これが南の島っていうことなんだろうか)
(そんなことを考えてから運動をして、海へ向かい始めると、
いーくんが手を伸ばしてくれて)
そうね……折角だものね?
……海の中って、体重軽くなるのかしら……
(浮力が得られるぶん、もし私が足をつったりしても
いーくんが持ち上げられるだろうか……)
このぐらいの温度だと、太陽にあたってるぶん気持ち良いわよね……
(バランスを崩さないよう少し沖の方目指して歩いていると)
(いーくんは肌、白いなあなんて思ったりして)
(もしかして日焼けしたりするんだろうかとか思いながら、
ついいーくんの方をじっとみてしまい)
【昨日はちょっと早寝させてもらったし】
【今のうちに置いておいちゃうわね?】
【火、水も開けられればよかったんだけど……】
【他にも時間ができそうなときはよろしくね】
-
なんて言うのかな……飲みたくない、とは思わないんだけど、
逆に、常に飲みたいともあまり思えないような?中毒性がまるでない、とでも言えばいいかな…。
確かに不毛って言うと、悪いイメージだけど…なんていうか、ドライな感じというか。
とにかくまぁ、飲んでみればわかると思う、そんな味、かな?
(…我ながら「どんな味だ」と突っ込みたくなるが、結局のところ、「飲まないとわからない」というのが真理だと考えて)
ヤシの実ジュースはミルクじゃないからね。ココナッツミルクとはかなり違うと思う。
あれはまた別の…と言っても、本場の味は知らないんだけどね。
まぁ色々と楽しめるから、今の内から期待……いや、今は海を楽しもうか。
(翼ちゃんの内心の葛藤を知らぬまま、満面……というわけでもないがぼくらしい笑みを見せた)
サンダル?要らないと思うよ。
ぼくとしてはこの砂浜の熱が、また心地いいから……。
そんなに暑いなら…とは思うけど、海に入れば、気にならなくなると思うし。
(翼ちゃんも一足砂浜を踏めば、それを理解できると思うし、したように見えた)
(さて、海の中に入れば、照りつける太陽によって籠った熱が、一気に分散したような……)
(などと言うと大げさだが、程よい温度差は身体中に心地よい感覚を提供してくれて)
浮力ってあるからね。ぷかぷかと浮かぶこともできる……いや、しないから。大丈夫だから。死なないから。
(オイルとか塗った方がよかったかもしれないが、ぼくはそうするつもりはなかった)
(翼ちゃんが求めるならしようかな、とも思ったけど、恒例の「いーくんのばか、エッチ」で終わりそうな気もしたし)
(何より、海の誘惑には勝てなかった……手はしっかり握ったまま、はぐれないようにと心がけつつ)
……まだ足つくよね……大丈夫?あまり遠くまで行かないようには注意するつもりだけど…。
疲れたら上がる準備はしておかないといけないかな……それにしても、実際に海に入ってる間はあまり、潮の香りって感じないような…。
ぼくだけかな?
【そんなでこんばんは。うん、金曜日を楽しみに待たせてもらうね】
【勿論レスも…だけど、無理はしないでね?】
-
うーん……美味しいんだけど、くせにならない、ってところかしら
(どんな味かは気になるけど)
(多分、ここで旅をしている間に飲む機会もあるだろう)
ふふ、それじゃあ本場で飲んでみるのはいーくんも初めてなんだ?
海からあがって、喉が乾いた頃にちょうどいいかもしれないわね
(まぁ旅行の間の摂取カロリーぐらい気にしないようにしようと思う)
(……この日差しと、海での運動でカロリー使うかもしれないし、
とやっぱりカロリーのことを考えてしまう私だった)
ちょっと熱いけど、でもいかにも南の島に来た、ッて感じはするわね
(じっとしているとやけどしそうなぐらい砂が熱い)
(もちろん、海の中だと冷たいんだろうし)
(体が冷えた時なんかはちょうど良さそうだ)
……いーくんが言うと冗談に聞こえないわね、それ
あんまりぷかぷか浮いてるだけだと
波に流されて沖まででちゃうかもしれないわよ?
(まさか、そのまま流されていきはしないだろうけれど)
(いーくんの腕をしっかり握ったまま、段々と腰から、胸元まで
水に浸かるようなところまで進んでいき)
そうねぇ……まだ大丈夫
このぐらいの深さなら、泳いでも大丈夫……かしら?
もしかして少し麻痺しちゃうのかもしれないわね
砂浜とかに近づいている間はすごく感じるから、
そういうのになれちゃって……また違う日だったりすれば、強く感じるかもしれないし
(そんなことをいいながら、大分肩のあたりまで水に沈んできて)
(いーくんの肩も海に沈んで見えなくなりそうなあたりで)
(私より色素が白いようにもみえるいーくんは、
もしかして私より日焼けしやすいような、そんな気もして)
ねぇいーくん……日焼けとか大丈夫?
服を着てて、水着を買ってそのままここにきちゃったから気が付かなかったけど……
(一旦オイルでも塗ったほうがいいような気がして、私は一旦海の中で足をとめた)
【今日は早く出る……】
【予定だったんだけど、案外ゆっくりになっちゃった】
【いーくんも今日暇だったら会えたのかしら?】
【ともかく置いておくわね】
-
【さて、時間だね。待たせてもらうよ】
-
おはよう、いーくん
ハワイは……晴れかしらね?
-
おはよう、翼ちゃん。
今は……どうなんだろう。
いや、海にいる手前、晴れてないとまずいわけだけど…。
さて、今日はぼくから……だね。
レスはできているんで、準備OKなら始めようと思うけど、
ごめん。今日は9時までで…お願いできるかな?
-
わかったわ、朝忙しい時に時間を割いてくれてありがとう
それじゃあよろしくね?
-
こちらこそ、ありがとう。よろしくね。
日曜日の夜か月曜日の朝も時間取れると思うから、よかったらお願いできるかな?
とりあえず先に予定だけ伝えて……レス、行くね。
その認識で間違ってないと思う。
ただ、初めて飲んだ時にはある意味では驚くと思う…そんな味かな。
(摂取カロリーが気になる人にはうってつけとも言うけど、ぼくらには関係ないよな…)
(などと勝手に思い込むのも、お約束だろう、今となっては)
しかし確かに言われてみれば、本場で飲むジュースはまた…一味違うかもしれないね。
あ、そうだ、喉が渇いた時はむしろ美味しく感じると思う。むしろそういう時に飲むべきかも。
(何かますますわかりにくくなってしまった気がしないでもないが)
(一応はお勧めである……それは伝わっただろうと、思う。多分)
波に流される…翼ちゃん、確かに普段のぼくを知ってる君だったら、そう言うのも無理はないのだろうけれども…。
大丈夫、翼ちゃんを置いて、新天地に旅立ったりはしないよ。
……いや、道連れにもしないから。ちゃんとハワイの海域に留まるから。
(ちゃっかり足を上げようとも考えていたが、翼ちゃんと手を繋いでいる以上、勝手な行動をとるわけにもいかず)
(肩まで浸かれば、同程度の身長の翼ちゃんと時折視線を合わせて)
(そんな時、彼女が口を開いた。さすがに口まで水が浸かる位置にはいないわけで)
…あぁ……折角ハワイに来たからには、こんがり焼けるといいかな、くらいに思ってたけど……
何しろ初めてだから…紫外線対策とか忘れてた…。
翌日大変になるわけにもいかないし……念のため、オイルでも塗っておこうか?
ロッカー経由する事になるから、少し手間だけど…ぬるならビニールシートなんかも必要だろうし、
ちゃっちゃと買ってくるよ。
(抜けてると言うか、適当というか。しかし気づけば即行動に移ろうとするのは、悪くないんじゃないかな…などと自画自賛しつつ)
(回れ右をしつつ、翼ちゃんに視線を向ける。反応を伺うのは、自然な事だろうから)
-
そう?なら良いんだけど……
……ねぇいーくん、ハワイの海域って……随分範囲、広くない……?
(いーくんの言葉に安心しかけた私だったけれど)
(次にいーくんが発した言葉で、思わずあたりの海を見回した)
(この手を離すととんでもないことになりそうな気がしないでもない……
そんなことを考えて、ついつい強めに手を握ってしまう)
そうねぇ、焼けると夏らしさも感じられるけど、
あんまり体にいいかなっていうとまたどうかしら……
そうね、じゃあ一旦ホテルまで戻る?
(一度引き返した方がいいかと思えば、
いーくんはこの足で買ってくるつもりみたいで)
(このあたりは、旅に慣れている、っていうことなんだろうか)
……いーくん、ホテルに戻ればシートはいらないと思うんだけど
(そして、いつのまにか砂浜かそのあたりでオイルを塗ろうと考えているらしい
いーくんの手を軽く引っ掻いてみたが)
(そういうのも、南の島への旅行らしいかもしれないし)
(こっちを見るいーくんに頷くと、私も一緒にシートを買いにいくことにした)
【海の中入って結構たつし、前は削らせて貰っちゃったわ】
【月曜の朝は多分大丈夫だと思うわ】
【日曜の夜は、でかけちゃうと遅くなるかもしれないんだけど】
【でかけないかもしれないのよね……】
【連絡、当日の朝ぐらいになっちゃうかもしれないけどそれでも平気かしら】
【平気そうなら一応日曜の夜もかも、で、朝可否を連絡】
【それだといーくんが出かけにくくて困る、っていうことなら月曜の朝でどう?】
-
広い海……うん、心が洗われるようだね…。
(突っ込みである事に気づいておきつつ、そのまま流した)
(まぁ、足がつかなくなるくらいまで沖に出る気はないので、そろそろストップかな…)
(などと思っていただけに、戻る提案は渡りに船、とも思った)
ホテルまで……だと、さすがに面倒すぎるかな、と思ったんだけど…。
翼ちゃんがそちらの方がいいなら、そっちにしようか?
(引っ掻かれるほどのツッコミどころだっただろうか…と考えつつも)
(旅行らしさはそちらの方が……という感覚が勝ったのか、結局一緒に行ってくれることになって)
(そうと決まれば、善は急げだ。早速ロッカーから財布だけを取出し、店でサンオイルとビニールシートを購入)
(ロッカーに財布を戻して、砂浜へと戻り)
……さて、早速だけど……折角だし、塗り合おうか。
こういうのも旅の醍醐味だと思うし…別に恥ずかしい事でもないと思うから。
(…と言っても、翼ちゃん結構こういうところ厳しいから、身構えておいた方がよさそう、とも思う)
(もっとも、引っ掛かれるか、つねられるかは最初から覚悟しているけれども)
(一方で、恋人らしい事でもあるから、翼ちゃんもそれなりに期待してるんじゃないかな…とも思ったりするけれども)
【わかった、とりあえずそれでお願いしようかな】
【もし出かけないなら早いうちから大丈夫かな?】
-
……いーくん……心が洗われるのはいいけど、
体が流されて洗われたらダメだからね……?
(そんなことを考えながら、一旦海から上がると、お店に向かって)
(必要なものを買い揃えた私達は、ひんやりした海から
足の裏が熱い砂浜へと戻って)
ビニールシートを敷いてもちょっと熱そうだけど……
そういうのも旅行っぽいのかしらね?
(とはいっても、私には初めての経験の連続だし)
(どうしたらいいのかと、いーくんの話を待っていると)
……いいえ、恥ずかしいです
いーくんに体中オイル塗られちゃうなんて絶対恥ずかしいから、それ
(いーくんがいったい、何を恥ずかしいと思うのか)
(呆れたようにため息をついた私だけど)
……でも、旅だものね?
(せっかくの旅行先で、恥ずかしいから……という理由で
新しいことをしてみないのも勿体無い気がするし)
(こういう時はどうやって塗るのか、いーくんに聞いてみることにした)
【そうね、それじゃあできるだけ早く日曜は伝言するわね】
-
大丈夫、身体は元から綺麗だから。
(上手いこと言ったつもりもなかったし、実際呆れられてるだろうが…)
(何はともあれ、戻ったのだから、少なくとも波にさらわれる心配はなくなった)
(今すべきは恐らく、日焼け対策であって)
パラソルなんかも買うべきだったかな……。
そこまですると後始末が面倒な気もするし、これでよかったかな、とは思うけど。
旅行の先だと、何が常識で何がそうでないか、わからなくなる事あるからね…。
まぁ少なくとも、ハワイは割と常識に満ちていると思うけれど…。
(何故か僕はここで、遠い目をして見せるわけだけれども)
ぼくに身体中オイルを塗られるのが絶対に恥ずかしい…。
それは、決して屈辱から来るものじゃないよね。もしそうだったらぼくも屈辱なのですが。
(…それ以前に、そんな考えが先に出てしまうぼくが突っ込まれるべきだったかもしれないが、それはともかく)
うん、旅だからね。
(それで通じるのも、実にぼくたちらしいと思う。まずは翼ちゃんから塗る事になったようで)
えーと……それじゃ、まずはビニールシートに、うつ伏せに寝そべってくれるかな?
ぶっちゃけ、塗ってもらうのは後ろだけでいいと思うんで……。
(注文を付ければ、ぼくはサンオイルの瓶を所持しつつ、ビニールシートから降りて)
(翼ちゃんが寝そべるのを待つことにした)
-
うーん……そこまでしちゃうとちょっと勿体無いんじゃないかしら?
何ヶ月も使ったりするならともかく、
数回使って処分しちゃうのも……だし
どうしても日差しが強かったら、木陰に入るとかすれば良いと思うし
日本とアメリカの常識の中間、ぐらいなのかしら?
……いーくん……?
(何かとんでもない思い出でもあるんだろうか……)
屈辱って……いーくん、たまに結構酷いこと言うわよね……
(呆れた私は、大きくため息をついたものの)
(とりあえず、いーくんの言葉通り、シートに寝そべってみて)
ええと……
なんの工夫もないけど、こんなかんじでいいのかしら
こういう姿勢が良い、とかあるの?
(顔だけいーくんの方へ向けて、とりあえず指示を待ってみる)
-
ん、やっぱり同意見だね。いや、しっかり手綱引いててくれて助かるよ……。
貧乏な人が少し贅沢に慣れちゃうと、際限なく贅沢しだしちゃうからね。
ぼく一人で旅行に行ったなら、物凄く質素か物凄く贅沢になる事請け合いだし…。
そもそも、日焼けは気になるけど、熱かったら海に潜ればいいだけだしね。
……あそこをアメリカの常識としたら、アメリカ人に怒られる…と、ごめん。
(名前を呼ばれると、我に返って。常識という言葉など微塵も存在しなかったかつての生活を全力で忘れて)
そうだね。日本とアメリカだけでなく、色々な国の常識が混ざって、新しい常識を形成している感じかな?
翼ちゃんにとっては、割と過ごしやすい場所だと思う。もちろん、ぼくもね。
(ぼくは普通の人間……そう信じて生きてきたし、今も信じている)
(翼ちゃんの同じくらいは普通のはず…と、何故か口に出して言えない辺り、自信がないのかもしれないが…)
……ごめん、翼ちゃんがそういう意味で言うとは微塵も思ってないんだけど、
ぼくの周りの人たち(翼ちゃんを除く)、ぼくにオイルを塗ってもらっても、ぼくにオイルを塗るのは普通に拒否る人ばかりだから…。
(酷いのはぼくなのか、周りなのか……言うまでもなく両方であろうが)
(ともあれ、寝そべってくれた翼ちゃんに対して…別に日焼けが目的でもないから、背中の紐を解く事もないだろう)
ええと…顎の下に手を当てて、そのまま寝そべってくれれば大丈夫……だと思う。
(とりあえずの準備として、掌にサンオイルを取り、塗る準備は既に万端にしておいた)
-
もう、大げさね……
……ものすごく贅沢なお金の使い方をいーくんがしたら
どんな感じになるのか、ちょっと見てみたいような気もするけど
(こんな風に旅行の面倒まで見てくれるような知り合いがいるいーくんのことだから、
もしかして私の想像もつかないようなことをしちゃうのかもしれない)
(もっとも、それを家計としてやられたら大変だけど……)
え、あそこ……?
(どうも、いーくんの口調はハワイの常識……ではなさそうだ)
(どこを考えていたんだろうか、アメリカのどこかか、
それとも日本の何処かなんだろうか……)
(深く追求したらいけなそうな表情を一瞬みせていたいーくんに、それ以上は聞かず)
塗ってもらうのはいいのに、いーくんに塗るのは拒否……
なんでかしら
(女の人に限定して考えるなら、普通逆のような気もするけれど)
(……ひょっとして、いーくんの肌が綺麗だから腹が立つから、とかだろうか……)
あごの……こう?
(こういうとき、ビキニだと少し恥ずかしいかもしれないような)
(逆に、面積が大きくて塗りにくいものだと
却って恥ずかしいんだろうか)
(そんなことを考えながら、じっとしてみた)
【そろそろ時間かしらね】
-
【そうだね。今日もありがとう。こちらの都合で短くなってごめんね?】
【それじゃ、日曜日に大丈夫だったら日曜日の夜に】
【無理だったら月曜日の朝ということで…改めて、よろしくお願いするね】
【時間の方も、指定してもらえれば、多分日曜日だったら大丈夫だから】
【それじゃ、行ってきます。翼ちゃんも今日一日、頑張ってね】
-
【ううん、忙しい時間帯にお願いしてるのは私の方なんだし】
【朝からどうもありがとう】
【時間の方も了解よ】
【それじゃあいってらっしゃい、いーくん】
-
こんばんは、いーくん
日、月の予定なんだけど、とりあえず月曜の朝は無理そうなの
お薬ちょっと新しいのを貰ったら、結構体調にもろに出ちゃって……
早起きちゃんとできるか自信が持てなくて
かわりに、いーくんが今夜、日曜の夜が大丈夫なら
20時すぎなら大体大丈夫だと思うから、よかったらどうかしら
それじゃあまた明日確認してみるわね
-
お返事遅くなってごめん…。
今日の20時…だね。了解だよ。
確認できているといいけど…とりあえず、20時に待ってるね?
それじゃ、またね?
-
ばっちり20時ね
ちょうどお夕飯時だし……まだお食事中とかだったら、ゆっくりでいいからね?
-
さて、そろそろ時間…だね。
待たせてもらうね?翼ちゃん。
-
なん……だと……。
こんばんは、翼ちゃん。
お互い、バッチリというわけでもない気はするけど…。
今日はぼくから……だったかな?
翼ちゃんの準備がよかったら……始めようかなって思うけど。
因みに今日は何時まで大丈夫?ぼくは1時がリミットって感じだけど。
-
こんばんは、いーくん
確認のお返事できなかったぶん、少し早めに着ておくといいかなって
そうね、いーくんからよろしくね
とりあえず23時をめどでお願いしても良い?
あんまり具合が良くないし、明日になるべく響かない範囲にしたいかなって
ごめんね、最初のころは私の方が遅くからお願いする感じだったのに、
この頃私ばっかり早寝になっちゃってて……
-
ありがとう。翼ちゃんのそういう気遣い、とっても嬉しいよ。
23時だね?オーケイ、わかった。
やっぱり調子よくないんだね……大丈夫?なんて安易に聞くのも失礼かもしれないけど、
その分、楽しい時間にできればいいなって思うから……今夜も、よろしくね?
…大袈裟かな…?
……駄目だ。今まで人間を止めたような贅沢っぷりを見てきたから、
それを上回るお金の使い方の当てがつかない。
……すくなくともぼく一人では…。
(割と本気で考えていたが、結局答えは出ない)
(ただひとつ明らかなのは、この旅行の数万倍は贅沢だという事で……)
(それを翼ちゃんが聞けば、呆れられること請け合いであろう)
理由は一律「めんどくさい」という事にあるんだ。
ぼくに対してだけでなく、他の誰かに何かをしてあげるという事が、極めて不向きというか…。
特にサンオイルを塗るなんて、手間がかかること極まりないと、まず拒否される。
ぼくの周りにはそんな人が集まっているわけで……せめて翼ちゃんはそんな事を考えないでほしいけど…。
(それは口実で、実際は翼ちゃんの言う通りなのかもしれない……が、そこまで綺麗だろうか、ぼくの肌)
(何はともあれ、翼ちゃんが塗りやすい体勢を作ってくれたから、「こう?」の申し出に大きく頷いて)
うん、大丈夫。日に焼ける事が目的じゃないし、紫外線対策という事で……。
それじゃ、よろしく…って言い方も、変かもしれないけど……。それじゃ、始めるよ。
(手の中で軽く混ぜ合わせるような動作を見せると、まずは肩にゆっくりと手を置く)
(冷たくはないだろうけど、少し爽やかな感触が伝わったかもしれない。まずは両手をそれぞれ、肩甲骨のあたりに接触させて)
(ぬるぬるとしたオイルを少しずつ伸ばしていき、肩全体とうなじのあたりを、ゆっくりとオイルが多い尽くして)
(手の中のオイルが心もとなくなれば、再び手に乗せて、混ぜ合わせた)
-
に、人間を……?
(いーくんのセリフはちょっと大げさな気もした……けれど)
(いーくんが、どんなお仕事をこなしたのかはわからないけれど、
あの女の人がこうして、ごく当たり前のことのように
いーくんと、おまけに私までこんな風に招待してくれた、という事実が、
いーくんが普段話さない、いーくんの世界の一面を物語っているような気がして)
(一体いーくんが、私と一緒に暮らすようになる前、
何をしていたのか……また少し気になって)
(それは気になったけれど、それ以上にあの人とはどんな関係なんだろう、
なんて考えると、
私の知らないいーくんを知っている女の人がいることがちょっとうらやましかった)
えっ……そ、それが理由なの……?
(年頃の女性だったら、好きでもない男の子に触られるのは嫌、とかはあるかもしれない)
(だけど、塗ってもらうのは良いということの説明が
それじゃつかない……と首をかしげていた私を待っていたのは、結構だらけた答えで)
……それじゃ……その女の人達が、その中でお互い塗り合う、っていうこともできないわけね……
(その結果、いーくんに塗る役目が回ってきた、ということなんだろうか)
(拍子抜けしたような、ちょっとほっとしたような……)
……ねぇ、その人達……
もしかして、いーくんが側に居なくなって結構難儀してるんじゃ……
(何も、部屋を綺麗に掃除しろ、とかでなくてオイルを塗るだけのことを
手間がかかること極まりない、というレベルなら)
(まだそういう常識がしっかりしているいーくんにしわ寄せがいっていたかもしれないわけで)
ふふ、私も旅行から帰ったら家事、全部いーくんにお願いしちゃおうかしら?
(全部は冗談だけど、私があれこれ手をださないでもいーくんがしっかりやってくれそうな気もして)
(何から任せてみようか……なんて考えてみていると、
いーくんの方も塗る支度が出来たみたいで)
それじゃよろしく……ひゃんっ?!
(いーくんが手を置いてくれた瞬間、ハーブかなにかだろうか)
(少しすーっとする感触と、ぬるぬるした感触が一緒にきて、私は思わず変な声をあげた)
(大きな声になってなければいいんだけど……
思わず、つい左右を見回してしまう)
び、びっくりしたわ……
(今更だけど、紐を緩めてもらわなかったのが正解だったかもしれない)
(肩からうなじの方へぬるぬるした感触が
だんだんと薄くされながら広がっていくのを感じながら、安心した私は変なため息をついた)
【ううん、細かい時間でいーくんにはいつも気を使ってもらってるし】
【そうね……お薬増えたぶん、急に寝ちゃう、っていうことがあるかもだから】
【もし眠気を感じたら、レスを待ってる途中でも、出来ればちゃんと宣言するようにするわね】
【こちらこそよろしくね、いーくん】
-
……飽くまで比喩だからね。実際は人間だからね。
…人間と思えないだけで。
(全然フォローになっていなかった。しかしだからこそ、こんな旅行に招待もしてくれるわけで)
……なんでも、ぼくと翼ちゃんが結婚する時は、神殿ひとつ貸切りたい、とか言ってたっけ…。
ただ、それもこれも、氷山の一角に過ぎないんだ……。
(今は旅行中だからしないけど、帰ってきたら、過去の話についてもぽつぽつ語っていこうと考えている)
(それ故にこうして、少しずつ自分の中の非日常を開示しているわけだが…)
(もし聞かれれば、例え旅行中であっても話すだろう。守秘義務という言葉は、ぼくにはない。学生だし)
うん、それが理由だよ。一度会ってみれば、納得できると思うよ。
加えて言えば、塗ってくれるなら何でもいい、誰でもいい、みたいなタイプ?
…因みに言うまでもないだろうけど、ぼくに拒否権などという素晴らしい権利は与えられていません。
(顔色一つ変えないで話す。不満を抱くのも面倒だし、こういう風にたまにリターンはあるので)
(翼ちゃんの、呆れたような、ほっとしたような顔には、その理由が何となくわかるような気もする。翼ちゃんはそんなものぐさにはならないでください)
……いや、どうだろう…。
ぼくがいないならいないで、別の人をこき使うだけじゃないかな……。
それに、面倒臭がりなだけで、他に手がないなら自分でやるくらいはするから。ただ、他の人に対してする事はないと思うけど。
仕事はきちんと、する人たちだしね…。
(はぁ…と、ここで溜息をついて見せる。そして泣きっ面に蜂がやってきた)
……翼ちゃんまでそう言う事言うんだ……。さっきドーナツ作ってくれるって話は…一体……。
まぁ、そのリターンとなるものがあれば、別にいいんだけど。
(そして諦めが割と早かった。もちろん、向こうだけが得するのは避けるつもりだけど。恋人は等価じゃないとね!)
ん……いきなりすぎたかな……?ごめん。
(慣れてない人特有…らしいけど、やはりというか、何と言うか)
(大丈夫であることを確認すれば、今度は背骨のあたりに濃いめのまま塗り付けて)
(ぐっぐっと手を回すように動かしながら、紐の下にも万遍なく塗りつける)
(うつぶせになっている影響で、乳房が窮屈そうに水着の中で潰れているのがわかる。脇に近いその辺りにも丹念にぬりつけて)
(その感触に内心ドキドキしつつも、塗り終われば手を離し、今度は腰に)
(脇腹のあたりはくすぐったいだろうからできるだけ早く終わらせようと手の動きも早めて)
(上半身の背面にはほぼ全て塗り付けられて、今度は足の方へと手を伸ばした)
……変な感じに放ってないと思うけど…くすぐったいのだけは、申し訳ないと思う…うん。
-
そ、それはわかるけど……
人間やめちゃうような贅沢って……
(宮殿にでも住んでるんだろうか……とか、ちょっと想像力を働かせてみたけれど)
(私達、少なくとも知らない私からみたら
全く正体がわからない人たちが、神殿……なんて考えていることらしく)
(少しめまいがしたのは、暑さのせいだけじゃないと思う)
(いーくんも、私と付き合っている間はそんなに色々やっているようには見えないけれど、
それはあくまで見えないだけだし)
(もしかしたら私の知らないところででいーくんが色々活躍してるとか、
この前みたいに、唐突に呼び出され……というか、連れて行かれることだってあるわけで)
(いーくんが危ない目に巻き込まれないかは、心配だった)
気にはなるんだけど、あんまり納得したくない相手ね、それ……
(全く想像できないタイプの人たち、というのがどうもいーくんの周りには結構いるらしい)
(神殿……なんて言い出す人はスケールというか、価値観が違うんだろうか……)
……与えられていなくてもつかみにいかなくちゃ、権利
ためしに拒否してみたらどうなるのかしら……
…………
(どうやら、想像するまでもなくちゃんと答えがあるようだった)
自分ではするけど、他人にはしない……
それ、仮の話かもしれないけど、結構シュールな状態ね
手伝いあおう、とかそういう考えはでないのかしら……
ドーナツ……ドーナツね……
もう宅配のドーナツを頼みましょうよ……
それか、ドーナツ屋さんが近所にできるのを待つか……
(私もそこまで横着じゃないけれど、ここは話に乗ってみる方がいいような気がして)
リターンね……
……働かなくなった私の体重が増える、とか?
いーくん、それはいくらなんでも酷いわ……
(わかりやすい嘘泣きをしながら、私は砂に顔をうずめてみたりして)
ううん、なんだかちょっとすーっとしてびっくりしちゃった
塗ってる方はそういうの、あんまり気にならないのかしら?
(一度慣れてくると、日差しも砂浜も暑いぶん気持よくて)
(ひもの下に入ってくる手がくすぐったい)
(いーくんの手が脇から胸の方へ伸びてくると、少し体を傾けて塗りやすいようにしてみたり)
(いーくんの手が腰に伸びてくると、普段あまり自分では触らないような場所だけにやっぱりくすぐったくて)
うん……変じゃないと思う……ないとおもうけど……
すごく……くすぐったい、わ……
(太ももの方へいーくんの手が触れると、わかってはいる……わかってはいるけど、やっぱりくすぐったくて)
(あとでいーくんのことを不用意にくすぐっちゃおう、なんて思いながら、
じっと塗ってもらっていた)
-
ただし世界って、よくできているものでね…。
そう言う規模の贅沢を誰か一人がしちゃうと、他の、そういう贅沢ができる人にフルボッコにされるような…。
だから結局、みんな「人の見える範囲では」、そういう贅沢はしてないみたいだよ?
(こっそり行う贅沢…それは贅沢と言えるのかどうか、人それぞれではあると思う)
(また、そう言った贅沢の歯車に、時折小石が挟まって大惨事になるということも…何故かこれはぼくの見える範囲でよくあったりして)
ある意味窮屈ではあるんだよね、そういう突出している人たちも。
(しみじみと呟き、楽ばかりではない事もアピールしておいた。逆効果かもしれないが)
掴みに行くメリットが、実はあまりなかったりするからな…拒否権って。
因みに拒否すると、最終的に拒否する方が損になる確率が80%。
何らかの作用によって、結局拒否しない事になってしまう可能性が20%、ってところだね。
ぶっちゃけ、こちらにとっても損にしかならないのが理由……だと思う。
助け合いという言葉のレベルが違うんだと思う。
好き勝手やった結果が助け合いになることもあるし……上には上の考えがあるのかもしれない。
もしくは、ただひたすら運がいいか。
……宅配って…それだったらミスド行った方が……駅前にあるし。
……十分近所だと思うけどな…駅前。
…そうだね。働かずにゴロゴロしてたら、体重に響く可能性もあるよね。
太りたくなかったら、さぁ、働こうか。
(いつもは突っ込みを入れるところだが、ここはあえて流した。何気にこういうパターンは珍しいと思う)
まぁ、手だけだからね……翼ちゃんの身体が暖かいというのもあるし。
翼ちゃんも慣れてきただろう?これで紫外線をどう防げるのかとか…あまり興味はないけれども。
…あぁ、ごめん。くすぐったいのだけは我慢してくれると……もう、そういう場所もないと思うし。
(脚の方にも万遍なく塗りこむ。こちらは脇腹ほどくすぐったくはないと思う)
(足の裏とかはくすぐったいだろうけど、そこに塗る意味は全くないから塗らないし)
(そういうわけで、かかとまでしっかりと塗りこんで……後ろの方は終了となった)
それじゃ……ぼくの方も塗ってくれるかな?前の方は……自分でもできると思うけれど…塗ってほしいなら手伝うよ。
(手の中のオイルはほぼなくなっていた。次は翼ちゃんの番…と言いたいところだけど…とりあえず先に聞いてみた)
-
まぁ……贅沢する人の心理はよくわからないわね……
(お金があれば自由に使える……なんて簡単なものでもないんだろうか)
(とりあえず、縁のない世界の話の悩み……
と思ったけれど、いーくんにとってはあながち縁がないわけでもないわけで)
(もしかして、ドーナツの数を制限したり、なんて地味なことは
密かにいーくんのストレスになってないか、ちょっと心配になった)
確かに……拒否して終わり、ってわけにはならなそうよね
……それ、足して100%じゃないの……
断ったら損になる、っていうのはわかったけど
いーくん、オイルを塗るのはラッキー、なんて思ったりしてない?
(哀川さん、だったろうか)
(あの人がもしオイルを塗って、と頼んだら)
(何故か色々な意味で断らないであろういーくんの姿が想像出来た)
いいのよ……一週間後のドーナツを頼む、ゆっくりしたドーナツライフも……
……もう良いわ……私働かないでドーナツ食べて、思いっきり太るから……
(あとで、海でいーくんにしがみついてみよう)
(そんなことを考えながら、私は砂に突っ伏した)
えっ……ふ、防いでくれなかったらこれ困るわよね?
日差し強いし……ん……ありがとう
(くすぐったさを我慢している間に、背中の方は塗り終わってくれたみたいで)
(私も、前は自分でできると思うし……お腹とか、塗ってもらったらすごくくすぐったそうだし)
それじゃ、私がいーくんに塗る番よね?
(体を起こしながら、なんだか随分体温が上がったような気がした)
-
お金はなければもちろん使えないけど、ありすぎても使いづらいもの…らしいよ。
嫌味でも何でもなく…ね。
大きすぎる力には責任が伴う、というけれど……誰もその法則からは逃げられないみたい。
逃げたければほどほどに金持になればいいみたいだけど…好き好んでそうする人も、あまりいないみたいだね。
(もっとも、少なくともぼくたち一般市民には、縁のない事だろう。その大きすぎる力を持つ人の影響力には、ぼくはやたら縁があるけど)
まず「拒否したら…」とかそういう事は一切言わないし、考えもしないと思う。
その結果どうなるか知ってるから、というのもあるだろうけど…。
とにかく、拒否したところでどうなるものでもないから……サンオイルにせよ、拒否はしない…と思う。
余計な災難に、遭いたくないから。
(100%の本心を余すことなく伝える。そして、不意に寄せられた質問には)
え?……思わないよ?何で?
(あの人に頼まれた事はないけれども、頼まれた事をラッキーと思うのはないだろう…どうしてそんな事を尋ねるのか、と、首をかしげた)
翼ちゃん…ヤケになるのは止めようよ。
そりゃ確かに、太ったところでぼくは翼ちゃんを嫌いになったりはしないけどさ…。
学校の友達とか、近所の眼とかあるじゃない?そこで太った姿を目撃されたら…辛いと思うよ。
最初から太ってる人は「そういう人なんだ」で済むだろうけど、元々スタイルのいい翼ちゃんがそれは…。
ある意味で災害だと思う。だから、二人で頑張って働いて、その報酬にドーナツを食べて……体重の増加を抑えようよ。
(突っ伏した翼ちゃんの肩を優しく叩いて、諭すように訴えた)
そのためのサンオイルだからね…防がなかったら詐欺のレベルだよね。
どういたしまして…うん、絶対くすぐったいと思う。自分でやってもくすぐったいくらいだし。
…まぁ、最初の内だけみたいだけどね。すぐになれる…けれど、あまり頻繁に、ぼくたち海っていかないからなぁ…。
あ、ありがとう……それじゃ……よっと。
(翼ちゃんが横たわっていたビニールシートに、どさりと倒れ込んで)
(翼ちゃんとは異なり、両手を前に出してぐてー、と身体を伸ばして、華奢な背中を見せつける)
……翼ちゃんならしないと思うけど、悪戯はやめてね……。
(冗談っぽく口走るが、要は猫の翼ちゃんがしゃしゃり出て大惨事になる事を防ぎたかっただけである)
(翼ちゃんが聞く分には、冗談としか映らないだろう)
-
いーくん、意外とスケールの大きなことを考えてるのね……
(私は身の回りのことを考えてばかりで、そんなスケールのことを考えたことがないぶん、
いーくんの言葉に驚かされてしまう)
(いーくんは、あまりそのことに驚いていないみたいだけど……
私から見れば、いーくんも結構普通じゃない側の人間なのかもしれない)
(もっとも、私が気がついていないところで
私も十分普通じゃないところをいーくんに見せてしまっているのだけれど……
そんなことを私が知る由もなく)
いーくん、災難なのね……
(考えもしない、といういーくんの言葉に苦笑する私だけれど)
(つづいて、私の問の意味が通じなかったのも、やっぱりいーくんらしくて)
(とりあえず私は、寝そべったままでも手の届くいーくんの太ももをつねってみた)
…………
(意外と人間冷静になるもので)
(いーくんが口にした「太った」という言葉の数を、私は冷静にカウントしてながら)
(だんだんとつねる力を増していき)
知りません。働かないでドーナツも食べません。どうせ太っちゃいますから
(まるで先生みたいなことをいういーくんから顔を反らすと、
私はこの旅行の間思い切り色々たべよう、と内心固く誓った)
そうね、やっぱり京都は山、かしら
でも……夏場はこうやって海まで出てみるのもいいのかもしれないわね
四国の方とか、和歌山の方が良いのかしら?
(入れ替わりに寝そべったいーくんはなんだかリラックスしているようにみえる)
(さすがに背中までつねって……とは思わないけれど)
(悪戯はやめてね、というのは、これはつまり……
「いたずらしてね」といういーくんなりの照れ隠しなのだろう)
(彼女としては、そんな彼氏のリードを無視するわけにはいかないわけで)
(とはいっても、砂浜で出来る悪戯なんて限りがある)
(少し悩んでいたら、暑さのせいだろうか)
(ふっと意識が……ぼんやりしてきているような……熱中症だろうか……)
【どうする?】
【猫な私で本当に悪戯しちゃうか】
【木陰でやすむか、いーくんの好きな方で】
-
スケールの大きい人たちを見てれば、嫌でもそうなる…。
ぼくはぼくで、せめて自分と大切な人くらいは被害に遭わないように上手く立ち回る事しかできないわけで…。
災難というか……今や気にしてもしょうがないというか…。
(……そもそも、翼ちゃんも十分普通じゃない部類に入ってると思うんだけど…とりあえず、さすがにここまで猫の翼ちゃんは来るまい…)
(怪異の異常性を知らないぼくだからこその、甘い見通しでしかなかった)
まぁ、なんて言うか……できる事はやろうとも思うよ。それが報われるか、報われないか、なんて…。
ちっぽけなぼくの物差しで測ったところで、実際何にもならないからね…。
(何で翼ちゃん、ぼくの太ももをつねるんだろう……)
いや、太らないから。働かざるもの食うべからずなだけだから。
(微妙に意味が分からない事を言いつつ)
(それでも腰が割と痛む。腰痛ではなく、つねられた結果だと思う。…などと冷静に分析してしまうぼくって、何なんだろう)
働かないでドーナツ食べないより、働いてドーナツ食べた方がいいと、ぼくは思うんだ…。
夏の京都は色々きついからね…それでも暑さに耐えないといけない場所だから…。
色々と、如何ともしがたい部分はあるんだけど。
今回のハワイほど快適な海も少ないとは思うけど、国内もいいものだよね。
……以前言った沖縄なんかもどうかな……って思うけど。
(いつでも塗り始めてオッケー、とでも言わんばかりのリラックスぶりである)
(悪戯しないでね、などとは言ったが、猫の翼ちゃんがいるわけでもないのだから、そんな事されるわけない、と言うリラックスぶりである)
(…しかし、なかなか塗り始めないな……とは思った。まぁ、初めてだろうし、慎重になっているのだろう)
(この体勢、なかなか落ち着くので、特に気にしないで、翼ちゃんのオイル塗りを無防備なまま待つことにした)
(現在翼ちゃんの身に起きていることなど、全く気付かないまま……)
【それじゃ、ひさびさに猫の翼ちゃんに、ご出演願おうかな…】
【まさかのハワイデビューとは】
-
(ご主人がニンゲンの奴と船に乗ったりあれこれしたり)
(とびきり俺にとって退屈な時間を過ごしている間、俺は概ね寝ていた訳だが)
(どうも……予期せぬタイミングでご主人が気を失ったらしい)
(別にそのままぶっ倒れさせておいても良かったんだが)
(俺は俺でそろそろ昼寝にも飽きてきた頃合いだったし)
(大体、こんなところでニンゲンで遊ぶのはかなり面白そうだった)
(ニンゲンの奴は、のんきに水着姿で寝そべっている……
これほど無防備な生き物がいるだろうか、いや、にゃい)
(このまま砂を掘り返してそこへ埋めてやるのも面白いとは思うけど)
(あとでご主人が掘り返すのを手伝うはめになったらそれはご主人がかわいそうだ)
(ああ、俺ってばご主人には本当に気配りが出来る猫にゃ……)
(ニンゲンへの気配り……?)
(すまにゃい、にゃんのことだかわからにゃい……)
(さて、まずどうやってニンゲンをいじめ……
いや、おもしろい目に合わせてやろうかと思った俺だが)
(ご主人の体についたべたべたしたものが、にゃぜか足の裏にだけ塗っていないことに気がついた)
(多分、これはここにこのべたべたした液体を塗れ、ってことにゃんだろう)
(そうとわかれば話ははやい)
(足の裏にたっぷりべたべたを塗ってみた俺は、
げしん、とニンゲンの無防備すぎる背中を踏んでみた)
にゃんだ……全く踏みごたえのにゃい背中だにゃぁ……
【さすがニンゲン、いきなり踏まれるとは大したマゾにゃ】
【ってとこで、ここがちょうど凍結するにはきりがいいんじゃにゃいか】
-
【うん、本当そうだよね。(遠い目)】
【そしてぼくもそう思うので、凍結しようか】
【次は、夜なら水曜日の今日と同じ時間から、朝なら、木曜日の8時くらいがちょうどいいかな?って思うけど…翼ちゃん…でいいのかな…】
【翼ちゃんはどうかな?】
-
【にゃんだその目は……】
【踏まれるだけじゃなくて踏み潰されるとか希望だったのか……】
【さすがニンゲン、マゾの鏡にゃ!】
【鏡っていうか、変態だにゃ】
【そうだにゃあ……】
【水曜、ご主人はその時間だと多分無理だにゃ】
【ただ、九時ぴったりでも間に合わにゃそうにゃ気がするし】
【もうちょい遅く頼めると良いと思うにゃ】
【木曜の朝は、体調が治ってれば多分平気だろうから】
【そっちはまた後でご主人と相談しとけ!】
-
【変態に変態って言われた…】
【わかった……水曜の夜か木曜の朝でお願いという事で…】
【遅い分には問題ないから、よろしく頼むね?】
【置きレスも間にしておこうと思うから…】
【それじゃ、今日もありがとう……って、ご主人様に伝えておいて?】
【……君も一応ありがとう…おやすみなさい。またね?】
-
【にゃんで俺が変態扱い?!】
【まてこらニンゲン!逃げるのかー!待つにゃ!!!】
【(ちょっと追いかけようとしたが、飽きっぽいのか)】
【(途中でビニールシートに寝っ転がって)】
【この島は随分暑いにゃあ……ぐう……】
-
(そんな事とはつゆ知らず、ぼくは知らずに翼ちゃんのオイル塗りを待つ)
(……ん?どうしたんだろう。後ろから近づいてくるみたいだけど…?)
……えごふ!
(不意に背中を踏まれた。一体どういった心変わりがあって、そのようなアクションをするに至ったのだろうか)
(その理由はすぐに明らかになった。具体的には、彼女の口から放たれた、妙に聞き覚えのある口癖…)
……君は一体、ハワイにまでついてきてどういうつもりなのか…。
(踏みごたえのない背中である事は自覚しているが、今の論点はそこにない)
(この子にとって、翼ちゃんは大切なご主人のはずだから、海に入るのを邪魔するとは思ってなかったんだが……)
……とりあえず踏まない。手でそのオイルを背中に伸ばして……と言いたいところだけど。
君に任せるとどういった大惨事に発展するかわかったもんじゃないからな…。
とりあえず、せなかはいいや。自分で伸ばせるし……。
ねぇ、猫の翼ちゃん。『ご主人様のために』このオイルを君の前半身に塗ってくれるかな?
……翼ちゃんのためですから……。
(こういえば何とかなる…と思いたいが、意外にならない事も多い…それも知っていて)
【というわけでレスを。今夜は大丈夫かな?】
-
ただいま、いーくん
とりあえず帰ってくることは帰ってきたんだけど、結構目眩がきつくて……
少し休ませて貰ってもいいかしら
-
お帰り、翼ちゃん。
……薬の副作用とかじゃないよね…大丈夫?
うん、ゆっくり休んで?明日の朝からでも大丈夫だし…8時から。
-
うーん……ちょっと何が原因かわからないんだけど、
ちょうど今日、幾つかお薬飲むのをやめたのよね
それで何かあんまり良くない感じなのか、全然関係ないのか……
ごめんなさい、明日明後日と朝も時間はあるんだけど、
ちょっと体調どうなるか全然わからなくて
なんだかこの頃体調で迷惑ばかりかけてるわね……
-
それって…きちんとお医者さんとの間で合意の上…だよね。
さすがに勝手にやめるのはまずいと思うし…。
って、何かお説教っぽくなってて申し訳ないけど、
そうなると…困ったな…こっちも明日明後日と大丈夫だけど。
早起きとかできそう?
-
それは勿論よ。私、そういうところで冒険はしないもの
ただ、いくつか通ってる中の一つで、
これはもういいんじゃないですか、っていうのがあってやめたんだけど、
それをやめたのがきっかけなのかどうか……
うーん……起きてるか、って言ったら、多分起きてる、とは思うわ
気持ち悪かったりすると結局寝れずに起きてたりするし
ただ、ロールが出来るかって言うとちょっとわからないかも
ごめんね、せめてでかける前に言えてれば
いーくんの夜の予定を邪魔せずに済んだと思うんだけど、
出かけた頃は特に具合も悪くなくて……ごめんなさい
-
うーん、とりあえず今日はもう寝た方がいいかな?
大丈夫なら続きをお願いしたいところだけど…。
明日以降どうしようか…。
しばらく置きレスで様子みて、その時に病状の経過を知らせてくれるかな?
大丈夫だと思えば、またそれを伝えてくれればいいし。
-
なんだかこのごろすぐ置きレスに頼っちゃって、
やっぱり直接会ってロールしたほうがいいとは思うんだけど……
とりあえず、置きレスしながら様子は伝えさせて貰うわね
ただ、置きレス書いてるときって、基本的に体調いい時だから
そこで、じゃあこの日に会おうか、って言って、
今日みたいなことになっちゃうと
それはそれで申し訳ないんだけど……
とりあえず今日は一旦休ませてもらうわ、ごめんね、いーくん
-
ん、まぁ、仕方ないよ。
こうしてお話できるのは嬉しいけど、
元気な姿を見られるのが一番だからね。
前もお薬変えたら朝が辛くなったって言ってたし、
調子がよくなったらまた、教えてくれると嬉しい。
それじゃ、レスの方、待たせてもらうね?おやすみなさい。
-
ごめんなさい、いーくんも病気とか気をつけてね
なかなかならないように、って思って防げるものでもないとは思うけど……
おやすみなさい
-
ハワイ……
これがハワイ……
噂には聞いたことあるけど、本物を見るのははじめてにゃぁ……
(背中側の声は、感心したようにあたりを見回しているようだが)
(しっかり足の下の男の子を踏みつけることもわすれず、
ぐりぐりかかとで踏んだりオイルを足で伸ばしたりしている)
どういうつもりって……そりゃ……
ニンゲンがご主人にやらしい悪戯でもしようとしてにゃいか
見物しようと思って……かにゃ?
(全く悪びれない様子で、彼の薄い背中を踏んでいたそれは)
(じゃあにゃぐるか、と、ぶんぶん彼の上で手を振っていたが)
ご主人の……ために……?
(ほー、という声を出して聞いていたそれだったが)
(彼の話を、話半分ぐらいにしか聞いていないのだろうか)
(それとも、意図してふざけているのか)
(彼を踏みつけたまま、オイルを手に取ってしばらく……ようやく踏んでいた足をのけると)
んじゃ……とりあえずニンゲンの体の前側に塗ればいいのかにゃ?
(今まで足で踏んでいた背中や腰に、ふにゅっと柔らかい膨らみが押し付けられる)
(膨らみだけでなく、寝そべっていた彼の背中側から抱きつくような姿勢をとっているようで)
(オイルでぬるぬるになった彼の背中に体を寄せつつ、
彼の体の前の方へ、オイルでぬるぬるになった手を伸ばしてきて)
こんなぬるぬるしたものを塗ったり塗られたりにゃんて、
ニンゲンもご主人も趣味わりーにゃ……
(うぇ、といいたそうな声をあげつつ、彼の胸元へ、ぬるぬるした手でオイルを塗り始める)
【おはよーニンゲン】
【ご主人が申し訳無さそうにしてたけど、昨日より元気そうだったにゃ】
【とりあえず置いとくにゃ】
-
そんな悪戯しません。いや、仮にしたとしてもこいび…。
(この子にそういう事を言ったら尚更厄介なことになりそうな気がする……いや?)
見物って…期待してたの?むしろ。
(こちらもこちらで悪びれない。…大事なところを踏まれたのは結構痛いんだけど)
(それでもご主人のため、と言えば、納得してくれた…?ようにも見えて)
…あまりやりすぎると、今度から君の事ジバニャンマークⅡって呼ぶからね…ん?
(一応注意しつつ様子を見ると、不意に背中から抱きつかれる)
(…なるほど、背中に塗られているオイルを自分の前半身に塗り付け、その手でぼくの身体に…)
(この発想はなかった。そして、いくらこの子であっても身体は翼ちゃん…)
(その身体が重なると、何とも言えない……いや、一言でいえばとっても気持ちいい…)
(もちろん、そんな心境を感づかれれば、何をされるかわかったもんじゃないので)
(割と素知らぬ顔で、内心我慢し続けるが)
……そう言わないで…これも紫外線の侵略から珠のような肌を守るための防衛手段なんだから。
(くすぐったさと心地よさを堪えつつ、何とか全身、ぬるぬるに……もとい、サンオイルが塗られたようだ)
……。
(これでまた、元の翼ちゃんに戻るかな、などと思っていたが、その気配は見えないようで…)
【おはよう、ジバ……翼ちゃん】
【最近は調子、どうかな?置きレスと同時に、身体の調子も気になるから】
【差し支えなければ、教えてくれると嬉しいかな?】
-
にゃんだ、しにゃいのか
それはつまり……
ニンゲンはご主人の体にゃんかちっとも魅力を感じてにゃいってことだにゃ
そう……つまり……
ご主人は肉がつきすぎってことにゃ?
これはもうニンゲンの字で
「翼ちゃんは肉がつきすぎ。痩せて」って壁一面に書きまくっとくしかないにゃ
朝起きたら絶対ご主人ショックを受けるにゃ
絶対おことわりするにゃ……
せめて型番は8とかもっと縁起のいい数字にしろよニンゲン
(問題点はそこなのか?というようなことをいいつつ)
(彼の背中に塗られたオイルを潤滑油にして自分の体の前に)
(同時に、手に伸ばしたオイルで彼の体の前側をぬるぬるにしていって)
(彼の体の前のあちこちにオイルを塗ろうと少しかがんだり、背筋を伸ばす度に
水着に包まれて入るが、大きな膨らみ……
「肉のつきすぎた」部分が柔らかい感触を感じさせ)
ご主人の肌は珠……とはいわにゃいが、まぁそこそこだけど
ニンゲンはニンゲンのくせにけっこーつやつやしてるにゃぁ……
(勝手なことをいいながら塗りたくったあとで、やっと彼の体の前からは手を離すが、
背中側はくっついたままで)
ニンゲン〜……このちっちゃい布切れの下、油塗ってにゃいぞ……?
(オイルの瓶を手に取ると、自分で胸の方の水着の生地をひっぱって)
(出来た隙間に、とろとろとオイルを注いでいる……)
【次その不名誉な呼びにゃで呼んだら……】
【ニンゲンのドーナツに魚の小骨ならぬ結構でかい骨を入れまくってやるにゃ】
【ご主人、わりかし元気にやってるみたいにゃ】
【にゃんか……白いつぶを飲むのを減らすのも上手くいったみたいだぞ】
【とりあえず今週の朝方にゃら結構大丈夫じゃにゃいか】
-
【ごめん、ちょっと先に返答だけ…】
【元気になってきたみたいで…まずは安心したよ】
【それで、よかったら日曜日の朝とかどうかなって…一応、提案しておくね】
【レスの方は、できれば金曜日のうちにできると思うから…待っててくれるかな?】
【まずは返事、待ってるね】
-
【おう、おはようだにゃニンゲン】
【日曜会えそーにゃらにゃにも今日は無理しなくても良いぞ】
【とりあえず朝10時ぐらいでどうだにゃ?】
【別に俺はもっと遅くても寝てるからにゃ……ぐう……】
-
魅力を感じるからイタズラするって、ぼくは小学生ですか。
……その話は止めよう。ただでさえ翼ちゃん、割と気にしてるのに…。
ぶっちゃけ気にする事なんて何一つないはずなんだけど、うん。
そもそもぼくは、やせ形より……いや、いくら翼ちゃんでなくても、身体は翼ちゃんだし…。
それ以上はノーコメントです、ノーコメント。絶対に。
そもそも、どうやってぼくの字で壁一面に書きなぐるつもりなんですかね…。
例え方法があったとしても全力で阻止するんで、そのつもりで。
ジバニャンマークⅧならいいのか…。
2も個人的には割と縁起はいいとおもうんだけど…。
(問題点はそこだったのか…と、疑問とも納得ともつかない答えを出して)
(彼女の身体が上下するたびに、豊満な乳房が水着越しとはいえ背中を這い回る…)
(こちらはうつぶせになっているから、多分気づかれないとは思うが…股間は大変なことになっていて)
(肉がつきすぎた…と、仮に翼ちゃんが考えていたとしても、ぼくにとってはメリットにしかなっていない事は明らかだった)
そりゃね。お手入れを欠かしたことは…ていうか、お手入れってどうするんだろう…
(翼ちゃんも似たような事言ってたけど、そもそもぼくにはさほど自覚はない。自分の肌が気になるのは、女の子の特権…なのかもしれない)
……っ!ジバ……いや、翼ちゃん……?
(そこは塗らなくていいんだよ…と伝える前に、何か不審な事がはじめられた事を、音によって理解した)
(どうやら水着の下にオイルを塗りこんでいるらしく……って、今言えばいいか)
…あの…そこには塗らなくてもいいんだけど…ちょっと、聞いてる?
(顔が見えないので、聞こえてるかどうかわからない……)
【不名誉って…何気に酷くないですか】
【ともあれ、遅れてごめん。明日の10時に…待たせてもらうね】
-
わかったにゃ、明日10時だにゃ
首を洗って待ってるにゃ……ぐぅ……
-
さーて……ニンゲンの首でも洗いながら待つかにゃ……
(彼の首筋に水をかけたり、濡れタオルでこすったり)
(物理的に首を洗って……クビキリサイクルの予感)
-
ああ…。
まさかの寝坊とか…ごめん。
お魚あげるから機嫌直してくれないかな…。
-
いや……別にそんにゃ数分のことで謝るにゃよ……
でもここは許さにゃいってことにしといたほうが面白いかにゃ……
(ずるずるどこからかハサミを引きずってくる)
(ひたぎの持っているようなハサミ……どころか)
(ひたぎの身長ほどもありそうな巨大なハサミ)
ニンゲン……首は綺麗にしてきたにゃ?
俺が洗ってやろうかにゃ?
ハラキリどころかクビキリマゾ……なかなかレベルの高いマゾだにゃニンゲン
-
いや、たった数分だし…。
ここは魚を食べて万事解決って流れがいいんじゃないかなと…。
(自分に厳しいのか甘いのか、これもうわかんない状態で)
首切られたら死ぬと思うので許してください。
-
たった数分……
ご主人が目を離した隙に、ニンゲンの首と胴は……
こらニンゲン!朝からグロい話は止せにゃ!!
(ごんごんハサミの先の部分で彼の喉のあたりをつつきながら)
ほほう。ニンゲンは一見結構強そうに見えてそんにゃ弱点が……
でもどのへんまで切れるか試してみるかにゃ?
(一体何を切るためのハサミだかよくわからない巨大なもので彼をつついたりしていたが)
そういうわけでニンゲン。こっからどうするにゃ
俺が一応考えてきたのは
このままビーチで俺と戯れる……
まぁ俺がニンゲンを弄ったりニンゲンが適度に反撃したりする感じで、
ぬるぬるを塗る程度、浜辺にゃんていう公共の場でも……
まぁバカップルらしきものにゃら許される程度の範疇で遊ぶ
ニンゲンが俺のことをその辺の草むら、またはホテルまで持ち去る……
わかるにゃ?
ご主人が正気に戻る……
突然我に返ったご主人は全身いたるところがぬるぬる……
多分意識が飛んでいる間にニンゲンが不埒な振る舞いをしたとして
人間は叱られる……
まぁこんなところにゃ
ニンゲンが他にアイデアあるにゃら今のうちに言うといいぞ
-
マジックショーの話かな?
ていうか、その鋏…あの子だよね、あの子から借り受けたんだよね。
…試したばっかりに死んじゃったら翼ちゃんがショック受けると思うから、
穏便に済ませたいし、グロは止めよう…。
うん、わかる。
ぼくもまぁ、周りを気にせずエスカレートしても大丈夫とか思えるほど精神飛んでないし。
草むらかホテル(草むらにしようかなと思ってるけど)では、濃密な行為に及んでもいい、のかな?
本番まではいかずとも、裸になってこすれ合うくらいは。
…違ったらごめん。
-
大体そんなところにゃ
俺がニンゲンの首をぐしゅ、とやる
するとニンゲンの首が……
だから!グロい話はやめるにゃ!!
そうだにゃぁ……
ホテルに連れて行って色々あった、
ご主人が意識を取り戻した、あれ?だとそこからまた海にいくとかはにゃんだもんにゃ
そのへんが都合良いんじゃにゃいか
そのへんにゃんだけど、にゃぜか人気は少にゃいんだ……にゃんて都合の良い観光地にゃ
この変態!やっぱりニンゲンの首ぐしゅっとやっといたほうが良いにゃ!
まぁそこまで連れ込まれて逃げ出すほど俺も空気読まにゃいわけじゃにゃいし……
遠慮しにゃくても普通に本番でいいんじゃにゃいか
-
戯言遣いデュラハン説が広まるからやめようか。
デュラララ!は名作だけど。
都合よくないと、ただ冗長なだけだからね。
ぼくらの世界ではよくある事だよ、うん。
……ぼくに限って言えば、悪い方向に都合がいいかもしれないけど。
それじゃ、君がエスカレートしたところで、小脇に抱えて人気のない草むらに移動。
そこでしばらく楽しんで、翼ちゃんに戻って…そのまま説教みたいな流れで行こうか。
準備ができたら、レスの方お願いするね。
-
にゃんだかニンゲンに対して俺が滑り続けるような気もするけど
じゃあレス用意するから待ってるにゃ……
-
噛みあわない系コメディになりそうな気はぼくもする…。
それはそれで、楽しみだけどね。
ともあれ、よろしくね。
-
ん……?ニンゲンは……学生にゃんだろ?
ご主人は……校生
この差は大きいにゃ……
でもにゃぁ〜ご主人、確かにニンゲンより大分太ってるし……
これはちょっと気にしたぐらいじゃ済まにゃいんじゃにゃいか?
(それを「太っている」と表現すべきかどうかは別として)
(白髪頭の猫のようなものが背後から抱きついてくれば、
肉のついている部分が彼の背中に触れて)
つまり……ニンゲンはやせ型より肉が余ってるのが好きにゃのか!
(にゃははは、と彼の苦労も知らず、背中をばしんと叩いて)
大体、2とか8って単位で争うのもみみっちいにゃ
ここは思い切って……兆!
(いったい幾つのシリーズが犠牲になったのか)
(兆って8いくつ分だにゃ、などと、彼の前面に回した指を
指折り数えていた猫だったが)
(数えるのに夢中なのか、何も考えていないのか)
(彼の体にオイルを塗る手がようやく止まるが)
(今度は、自分……ならぬ)
(翼の体、ともちょっと違うようにはみえるものの、
概ねまぁ同じだと言っていいであろう体に)
(ビキニをずらしてオイルを垂らしたりしていたが)
(やがて自分の方は十分ベタベタになったと判断したのか)
(寝そべって、非常に無防備な体勢の彼の水着をぐい、と引っ張ると)
(その中にぬるぬるした液体を注ぎ込んでみて)
-
だから太ってないって…。
それに、高校生と大学生と言っても、年齢差は3つなわけで…。
そこまで大きいというわけでは…。
(ここに至ってぼくは、一つの仮説を立てていた)
(翼ちゃんが、自分の体型を気にするのは…この子の影響なんじゃないかと)
(彼女の顔を見る事は出来ないが、少なくともドヤ顔なのは想像に難くない)
(更にぼくは苦悩…いや、するべきなんだろうが、背中にむにゅ、と、柔らかいものが押し付けられれば)
(皮肉にもその苦悩を忘れかけたりもして…)
……ま、まぁ、どちらかと言えば…いや、翼ちゃんがそうだと言ってるわけじゃないからね?
(つくづく、彼女と翼ちゃんとの間で意思の疎通ができない事が幸運だと思った)
兆ってなんだよ…ゼットンかよ……。
(一つ気にすると、前の事を忘れてしまうのは人間でもよくあるけど、どうやら猫も同様らしい)
(思い出したように自分の身体にオイルを塗りだしたと判断すれば、ほぅ、と一つ溜息をついた、しかし)
……っ!?
(突然、滾っていた股間に冷たい感触が走る)
(事もあろうにこの猫、そんなところまで日焼けさせようというのか…振り向けば、ビキニはずれていて、トップレス状態だし…)
(いずれにせよマズイ。人の眼に止まってはヤバい。そう判断したぼくは不意を突いて立ち上がり)
……少しの間、何も聞かずについてきて欲しい…。
(そう言って素直に聞き入れるかどうかはわからないが、ぐい、と有無を言わさず抱き上げて)
(どこにそんなパワーとスピードがあったのか、ぼく自身分からなかったけれども、人気のなさそうなところを選び、都合よく岩と草に隠れられる場所を見つけ)
……はぁ……。
(たどり着けば下して、一息つく。ちら、と隣を見れば、豊満な乳房がオイルでぬるぬるになっており、それだけで激しく動揺、そして興奮してしまうぼく)
-
>>246
ニンゲンは人間が出来てるにゃぁ……
(この無駄な肉を前にそんにゃに謙虚にゃんだから大したもんだにゃ、と)
(褒めているんだか全くありがたくないような感心したような言葉を発しつつ)
(その無駄な肉を、彼の背中にぐにぐにと押し付けてみたりと、全く遠慮が無い)
ほらほらニンゲン〜
誰も見てにゃいぞ?
正直に言っちゃうにゃら今だぞ?
(結構周囲の視線があるような気がしないでもないが)
(この砂浜では、いちゃつくバカップルなどどこにでもいる光景なのだろう、
特段彼ら二人を気にしている……わけではない、かもしれない)
ぜっとんってにゃんだよおふとんかにゃ……?
(彼の言葉に、クエスチョンマークを浮かべる頃には
前に振った話題を忘れているようだが)
(かといって、じゃれついている行動自体が止まったわけではなく)
にゃ?
(彼が振り返っても、半分ずれたビキニを直そうという様子もなく)
どうしたニンゲン、お腹でも痛……にゃにゃにゃ?!
(本気の殴り合いならいざしらず)
(不意をついて抱きかかえられたことで、
突然持ち上げられた猫のような感じで持ち上げられてしまい)
にゃんだこらー!ニンゲン!離せー!おろせー!!!
(騒ぐ猫だが、幸か不幸か)
(この砂浜では、いちゃつくバカップルなどどこにでもいる存在で)
(女の子?が、その同伴者らしき少年に抱きかかえられて運ばれていっても、
特に気にする人もおらず)
(無事?物陰にそれを運ぶことに成功したようで)
まったく……にゃんだニンゲンときたら!いきにゃり失礼にゃ……
(怒ってはいるようだが、気にした様子でもないそれは)
(ぬるぬるするのが気になるのか、
手首をちょっと舐めては不味い、という顔をしたりしていたが)
(ビキニがずれかけて、いろいろとこぼれだしてしまいそうになっているとか
そういうことには無頓着なようで)
-
>>247
君は本当にご主人を敬愛しているのか、わからなくなってきたんだけど…。
無駄な肉なんてない…いや、少なくとも、君の身体には。
(将を射んとすればなんとやら。まずはこちらから誤解を解こうと考えたが)
(派手な逃亡劇のおかげでまた、彼女の機嫌を損ねてしまった事に気づけば、今は諦めるしかなく)
……うん、自分でも失礼だったと思う。ただ…そうしないとまずかったから、と、言い訳もさせてほしいところだけど。
(腰を下ろしつつ、呟いた。岸壁と草むらに囲まれているとはいえ、日光は照りつけるままで)
(先ほどまではうつぶせになっていたが、今はお互い向かい合う形になっていて…当然、ビキニがずれているために乳房もバッチリと見えて…)
……ここなら本当に誰も見てないから…もう一度言うけど。
無駄な肉なんてないから…本当に。
だから、今度は前の方を…お互いに塗り合うべきだと思う。うん。
(既にヌルヌルになっているが、だからこそ、股間も苦しくて)
(もうこうなれば開き直るしかなく、彼女が膝を落とすのをまずは待つ)
(流石に、ああもされれば、こちらも欲は抱くので……うん。間違ってはいないはず)
-
>>248
そんにゃことにゃいぞニンゲン
俺のご主人様への気持ちは……そうだにゃ……
うなぎと……炭火……みたいなもんにゃ……
(食べるところを想像しているのか、何故か美味しそうな声をだしながら)
いいだろう……三分だけ聞いてやるにゃ
(人気の無いところにつれてこられた……
とはいえ、彼の目の前に居る、猫のような耳をぴょこん、と生やしているそれが)
(ひとけに対する、人としてカウントされるのかも怪しい所ではあるが)
ニンゲン……ニンゲンは苦労してるんだにゃ……
(彼の言葉に、何故かどことなく同情しているような声が出てきた)
前の方……さっきはねそべってたくせに、全く面倒にゃニンゲンにゃ!
(彼をからかっているのか、何も考えていないのか)
(胸元のずれた水着をなおすような気配もなく、早くしろー、とばかりに、
ぺたんと座り込み)
-
>>249
どっちがうなぎなんですかね…。
(最近はすっかりレア食材に近づいてしまったというウナギだけど)
(この子の反応から見るに…うなぎが翼ちゃんのような気がしなくもない)
(まさかぼくじゃないよね。ないですよね?)
3分もかからず伝えられるし、伝えられたと思う。
そもそも、無駄な肉がある人が、あんなにすばしっこく動けるはずもないんだよ…本来は。
(しかし思う。こうしてフォローしても、意味があるのだろうか?と)
…苦労というのとも違う気はするけど…ありがとう。
…面倒なのは自覚できてるから、それは気にしないで?
(いや、面倒なのを気にしないで、と、ぼくが言ってどうする、といった感じではあるが)
(それより、オイルで滑りが増している今の翼ちゃんの身体……)
(一緒にお風呂に入る時は、似たようなのを味わえるが…なんともドキドキする)
(……こんな様子を見られれば、呆れられるとは思うが…色々ともう、我慢の限界で)
…あぁ…。
(背中に腕を回して……胸同士を密着させる。生の胸がむにゅぅ、と潰れて……)
……っ……
(そのまま身体を上下に揺すれば、お互いのオイルが混ざり合うようで…柔らかい感触が、ぬるぬると這いずって、その都度凄まじい快感が全身を襲う)
(この子は猫だけど、どんな感覚なんだろう…行為を続けながらも、ちらと顔を見た)
-
>>250
(どっちがうなぎか、という彼の問に)
(何故か、猫はぺろりと唇のあたりを舐めると、
美味しそうなごちそうを捕まえたような猫のような顔になり)
(そんなことをしているあいだに、ふたりきりになって)
(改めて猫の体……
少なくとも、「彼」が知っている「羽川翼」の体によく似た)
(さっき彼が見立てたばかりの水着を身にまとっている、白髪頭の猫ではあるが)
(髪の白さによるものだろうか、
それとも、さっきまで明るい砂浜の只中にいたせいだろうか)
(普段の、彼が見慣れた「羽川翼」の体よりも、わずかに肌の色が色白に感じられるかもしれず)
(オイルに濡れたせいだろうか、あるいは、何か別の理由があるのか)
(肌も、普段の翼の柔らかそうな感覚よりも、
いくらか張りが強そうな感覚があり)
うにゃ……
(胸が密着すると、くすぐったそうな声をあげる猫)
(真似をしているのか、彼の背中をかりかり指先でひっかくが)
(幸い、猫の爪が伸びて……ということもなく)
にゃんだニンゲン……ぬるぬるしててけっこー気持ちいいにゃ、これ……
(喉を撫でられて満足した猫の顔、とでもいうのか)
(野生?の猫にしては、満足しているような……
とはいえ、髪の色以外は殆ど彼の知る「羽川翼」の肢体なのだが)
(ぬめった体がこすれ合う度に、くすぐったいような気持ちよさげな顔をしている)
-
>>251
(ま、まさか、翼ちゃんをエサにするつもりじゃ…いや、さすがにそれはないよな…)
(一抹の不安を抱きつつも、欲に突き動かされるように、上に下に、身体を擦りつけるように動かせば)
(彼女も心地よさげで……身体に響く感覚は似たようなものなのか…などと考えて)
…あぁ、気持ちよく感じてくれてるんだ……よかったよ。
(その反応がますます、ぼくに対して遠慮というものを奪って行き)
(いつしか背中に腕を回して、ぐにゅぐにゅと全身を絡ませて、顔を近づければ息も荒くなっていく)
(オイルの影響だろうか、いつもよりすべりが滑らかというか…とにかく心地よく)
(相手が翼ちゃんなのか、そうでないのか、それすら考えることなく、オイルを塗り合うためでなく、快楽を得るために、ぼくは身体を揺らす)
……はぁ……はぁ…。
ぼくも、結構気持ちよくて……でも、こういうのを公共の面前で行うのはまずくて……。
だから…。
(いつの間にか、水着を押し上げるほどの勃起が、彼女のビキニ越しに下半身の…大事な所を擦り始めていた)
(彼女の手によってオイルが塗られているからかもしれないが、いつも以上に快楽が身を襲って…)
(擦り合っているうちにこちらの水着がずれ落ちてしまい、それにも構わず生のペニスが、ぬるぬるとビキニを擦りつけている)
(全身を擦り合う快楽が、オイル以外のヌルヌルしたものも分泌させ始めていた)
【と…時間だけど、今日はあと1時間ほどでいいかな?出かける準備しないといけないんで…】
【次は木曜日の朝8時からが大丈夫だけど…そちらはどう?】
-
>>252
(全く……ニンゲンは痩せててあんまり美味くなさそうにゃ)
(とこの猫のような翼のようなものが考えているかはわからないが)
(どことなく満足した猫のようにもみえ)
良かったにゃニンゲン
あとでご主人にニンゲンのお陰で気持ちよかった……と伝えておくにゃ……
(役に立つのかむしろ迷惑なのか、よくわからないようなことを口にしている猫だが)
(オイルのおかげもあって、ぬるぬるとした感触に)
(元から?柔らかい体の感触もあいまっているのか)
(猫の方も、短い白髪を揺らしながら、段々と彼の体を揺らすのと反対方向へ、
より摩擦が大きくなるような体の動かし方で、
ぬるぬるになった体をこすりつけたり背中をくすぐったりしていたが)
にゃ……?面前でやるのはいけにゃいのか?
結構気持ちいい……にゃ……?!
(そこで、ようやく猫も彼の体の異変に気がついたのか)
(薄いビキニ越しに感じる感触に、ふがーっと彼の背中をひっかき始める……
きちんと爪を切ってあるのがまだ救いかもしれないが)
(指でがりがりやってくるのでちょっと痛いかもしれない)
(……が、オイルのぶん、ぬるぬるしているので、どっちかといえばくすぐったいだろうか)
ニンゲン!変態だとは思ってたけどまさか俺に欲情するような変態だったにゃんて……!
もう最悪にゃ!変態!馬鹿!はにゃれろ!!
(べしべしとオイルまみれになった猫パンチ、ならぬ)
(殴ってくる手は普通の人間サイズの手なので、割りと痛いパンチが背中を叩いて)
【わかったにゃ、昼間から忙しそうにゃニンゲンも】
【怪異には学校も仕事もにゃい……】
【……というわけでもにゃく、ニンゲンに悪戯をするにゃどの重要な仕事があるわけだが】
【木曜だにゃ、まだはっきりわからにゃいけど】
【ご主人が具合が悪そうだったら、きっとここににゃにか書き込むと思うぞ】
-
>>253
伝える……え?
(まさか、意志の疎通手段があるのか?…いや、気持ちよかったならいいとは思うが…)
(しかし翼ちゃんの様子を見るに、この子の存在そのものに気付いていない気もするし…)
(……ぼくは飽くまで、翼ちゃんの身体を擦りつけられたおかげでこうなってるわけで…)
(などと、心の中で言い訳をしつつ、それでもぎゅっと身体を寄せあてて)
(どうやら、何故面前でやってはいけないのか…気づいていないようだ)
(しかしすぐに、理解した…のか、単にぼくの行動に不信を抱いたからか)
(気持ちよさそうな様子が一変。引っ掻く指が活性化して)
…わっ!いきなり何……。
(それはもしかしたら、向こうの台詞だったかもしれないが…欲情に気付かれてしまったようだ)
……違う!変態…である事は今は否定は…いや、できる事ならしたいけど今は置いておくとして…。
ぼくが欲情しているのは君ではなく、飽くまで翼ちゃんだから…!
(そう、翼ちゃんの身体で擦られて…欲情し、その証を擦りつけているのだから)
(翼ちゃんの身体にいるこの子にとばっちりが来たのは同情するが、離れる筋合いはない、と)
(猫パンチの痛みに晒されつつも、それがどうした、的な表情を見せつけたまま、ぎゅっとしがみついたままでいる)
【それは重要な仕事なんですかね…】
【置きレスはいつも通り、しようと思うから】
【それをしながらでも、連絡だけでも…とりあえず、常にここは見させてもらうね】
【次の君のレスまでで…今日はお願いできるかな?】
-
【ニンゲン、とりあえず日程とかはわかったし】
【とりあえず支度とかしにいっちゃっていいからにゃ】
【俺の方はこのままレスしたら落ちるから】
【出かける前にあんまり慌ただしくてもいけにゃいしにゃ】
【気をつけていってくるにゃ】
-
【ん…かたじけない】
【一応余裕を持っての行動のつもりだから大丈夫だけど…お言葉に甘えさせてもらうよ】
【返答はなるたけ早く行うようにするから…ご安心を】
【それじゃ、今日もありがとう……行ってきます。またね?】
-
>>254
そうだにゃぁ……
ニンゲンの顔にでも書いておけばご主人、しっかり読むんじゃにゃいか……?
(どうやら、言葉で話して伝達、という類の手段ではなさそうだが)
(あくまでそれはこの猫のようなものが口にしている範囲での話のことであって)
(実際の所、翼にこの猫が見聞きしたものがどう伝わっているのかは謎だったが)
(彼が寄せる体に、くすぐったそうにしていた猫だったが)
おっ……?
……ニンゲン!そこは否定するところだろとりあえず!
(ばしんと背中から突っ込みが入るが)
(背中だし……ということもないだろうが、
正面から猫パンチ、よりはいくらか痛くない……かもしれない)
にゃ、にゃんだその理屈!
じゃあこれはにゃんだ!このはしたにゃいものは!!
(これ、というと)
(割りと無遠慮な猫パンチが、彼の水着の上から硬くなっているものを圧迫して)
>>256
【安心……】
【といえば、傘忘れるにゃよ〜……ぐぅ……】
-
>>257
……うん、無理だと言っておくよ。
(…とはいえ油断はできない。何か…幻聴の類とか聞かせたり…)
(いや、それならこっちに対しても異変を訴えるはずで…だとすれば…)
(…などと、理性は考えつつも、本能は割と欲望に忠実のようで)
それじゃ、ぼくは変態じゃない!
例え変態だとしても変態という名の紳士だ!
(お決まりの台詞を吐きつつ、とりあえず迫るのは止めるが)
(…的確に背中を狙ってくる猫パンチが、妙に痛いような痛くないような)
(…痛くないと悟られたらいたくなるような気もするので痛い)
…このはしたないものは……はしたない言うな!
男の子しかついてない貴重なものなんだから。
(どういう理論だと突っ込まれても勢いで押し流す準備はできていて)
……って、そこは痛いから!止めてくれると助かるから!
飽くまで翼ちゃんを想ってこうなっちゃったわけで……君に対してじゃないからパンチはやめろォ!
(ついに叫んだ(無意味))
【うぅ、遅くなってごめん】
【次なんだけど、明日はいきなりすぎるし、金曜日の朝8時とか、どうかな?】
-
>>258
にゃん……だと……
じゃあニンゲンが見れないようなところ……
ご主人の日記帳にでも書いとくかにゃ……?
(猫は飽きっぽいともいうが)
(なんだか悪巧みしていそうな顔をしているし……ひょっとしたら実行にうつすかもしれない)
(猫は執念深いともいうし)
おせーにゃ!絶対それ遅いから!
しかも否定しようという意志が微妙に弱いし!
(変態であることを否定してみたという直後に、例え……と
たたみかけてくる彼に更に猫パンチが飛ぶが)
じゃあにゃんだ……この立派なモノとでもいうつもりか!
この変態!お前にゃんかもうニンゲンじゃにゃくて変態にゃ!!
(やめて、という彼の声に反応して、両手でぼかぼか猫パンチが殺到する)
(怒って折ろうとか本気で殴りつけてるというより、
恥ずかしくて腹立ちまぎれに叩いてる程度の強さだが)
(背中と違って、叩かれている部分が部分だけに……)
へぇ……ニンゲンは俺が目の前にいるってのに
ご主人のこと「だけ」おもってるのかにゃ?にゃにゃ?
(叫んで否定しようとする彼に、逆に好奇心が湧いてきたのか)
(さらに悪戯っぽい顔になると、ぴったりと接近してきた)
【いや……たった2、3日ぐらいのことで気にするにゃよ……】
【そのぐらいおせーってこともねーにゃ】
【……あれ?俺ニンゲンにさっきおせーっていったようにゃ……まぁ気にすんにゃ!】
【んじゃ明日……にゃんだけど】
【お天気どうかにゃ?】
【ご主人はお天気悪いからって出かけるのが極端に早くにゃるようにゃことはにゃさそうだけど】
【にゃんらかの事情で予期しにゃい状態ににゃるかもしれにゃいが】
【まぁとりあえず明日の朝だにゃ】
【ニンゲンも風にふっとばされにゃいように気をつけるんだぞ】
-
【とりあえずお返事だけ…】
【オーケイ。とりあえず明日の朝…8時にこちらに出向かせてもらうね】
【また明日…よろしくね】
-
お、お天気の心配していたはずが雨も風も止んでいた……
にゃにをいっているかわからにゃいと……
いや、わかると思うが、そんにゃかんじだった……
-
おはようございます。
…早寝早起きっていいね。
ぼくが言うとこれほど胡散臭い言葉もないけど。
-
おうニンゲンおはようにゃ
早起きは三文の得、っていうだろ?
ご主人はにゃ、早起きして友達の家に遊びにいったにゃ……
怪異の匂いがぷんぷんする奴の家ににゃ……
そしたらどうにゃ!そいつったら普通より軽い……
見た目はご主人とかわらにゃいのに
1/10ぐらいの重さしかにゃいもんだから、
強い風が吹いたらふっとばされそうににゃったにゃ!
そこでご主人が慌てて抱きついたら……わかるにゃ?
(わかったら答えをいっていいぞ、という顔で猫がにやにやしている)
-
こっちも全然風とか吹いてなくてよかった。
なんて言うか、前日に「台風凄いぞ」と言われて、翌日本当にすごかった試しがないんだけど。
翼ちゃんは……えぇ……?
その体重が異常に軽い子は、よくそんな暴風の中に出ようとしたな…。
吹っ飛ばされそうになったその子は、翼ちゃんにしがみついて…。
……おっと、翼ちゃんが重いという結論に誘導しようとしてるようだがそうはいかないぜ。
(ドヤ顔で論破して見せる)
さて、たった今準備ができたから、そちらがよければ、始めさせてもらうね?
-
そうか〜
まぁハワイだからにゃ
ハワイは今台風じゃにゃいからにゃ……
(とってつけたような猫発言)
でも、ご主人の方はメインのとこからは離れてたからセーフだったけど、
メインの部分は勿論だけど……
にゃんか梅雨が北の方へ押し出されて、
すごい雨ににゃったところもあるらしいぞ
……チッ!
(翼の携帯をとりだす猫)
(録音ボタンをぽちっと押して解除)
ニンゲンめ……なかなか隙を見せにゃいにゃ……
(うかつな発言が飛び出したら、録音しておけばそのうち翼が聞くかも……
というトラップだったようで)
(怪異にもITの波が押し寄せているのだった)
まったく、ニンゲンときたら悪知恵が働くんだから……
こっちもいつでもいいぜ。よろしくにゃ……とご主人の代わりにいっておくにゃ
-
猫はずぶ濡れになるのイヤだろうから…よかったね。
今日も変わらず平和だったということで…よろしく。
>>259
翼ちゃんがここまで日記帳もってきてると思えないけど…。
そもそも、日記つけてたんだ…君はそれを知ってたんだ…。
問題は翼ちゃん本人が本気にしないだろうという事だけど。
(いけない。この猫結構知恵が回る)
(先んじて日記帳を確保しておかなければ……)
(旅行先まで持ってきてるとも思えないけれども)
…割と痛い。
(骨折くらいの痛みなら慣れてしまっているようにも感じる自分が怖いが)
(このまま叩かれ続けると割とピンチの予感がする)
(人間と変態の違いに些かながら興味を持ちながらも)
立派かどうかはわからないけど……。
ぼくにとっては大事な部分の一つだから、あまり無抵抗でいるわけにもいかないんだよ…。
(ある意味悟ったかのような表情で、なだめているつもりのぼくだった)
(それで痛みがなくなるのかと言えば、そんな事もないわけだが)
…ぼくの目の前にいるのは翼ちゃんですから。
いや、君が邪魔とは言ってないけど。
(思えばこの子が憑依?している状態で及んだことはなかったから)
(ぼくにとっての記憶は、飽くまで翼ちゃんである)
(ぴったりと接近したことでとりあえずパンチが止まったか、と安堵するわけだが)
(この子自身は身体を愛撫されても特に感じないのか…?ふと思いつつ、胸と秘部に指を這わせた)
-
>>266
おいおい俺は「ここで書き込む」にゃんて一言も言ってにゃいぜ?
この旅行中に書き込んでも良いし、
ニンゲンが忘れたころにちょいちょいっと書き込んでも良い……
猫っていうのは自由なものにゃんだからにゃ……
(勝ち誇った顔の猫は)
(本当に気にしにゃいかにゃ?)
(ニンゲンの字じゃなく、翼の字だったら、
ショックで意識が飛ぶ前に書き込んだんじゃないか……などと
結構危険なところから揺さぶりをかけてくるが)
ぜえぜえ……これでわりとか……
この変態!
(更に彼の硬くなってきているものに猫パンチが飛ぶ)
(ただし、今度は肉球ならぬ手のひらでの猫パンチでなく……手の甲での一撃だった)
ニンゲン……いや変態が抵抗すればするほど俺はぶっ叩くけどにゃ!
ふーん……目の前にいるのはご主人か……
(彼の言葉が少し面白いと思ったのか)
(容姿や体型はほぼ翼そのまま……着ている水着も、さっき彼が選んだものだったが)
(明らかに翼と異なる猫状の瞳)
(翼の瞳が本来濃い紫なら、黄色く輝く、猫目の入った瞳で
好奇心満々の視線を彼の方へ向けていたが)
へ、変態……!
お前、本気で俺に手を出すつもりにゃのか?!
(胸に手が伸びれば、軽く押せば胸の先端まであらわになってしまいそうなほど
水着はいい加減な状態になっていて)
(水着の下、股間の方も、オイルまみれになっているせいかべとべとだ)
-
>>267
書きこむ前に現場を抑えれば大丈夫…多分。
翼ちゃんの意識がなければいくらでも誤魔化せるし…。
だ、大丈夫だ…。
(視線が泳いでいる。割と動揺している模様)
(しかし、いくら翼ちゃんの身体だからって、彼女と同じ筆跡を残す事ができるのだろうか?)
(……何となくだが、致命的なまでにへたくそのような気がするんだけど…)
それじゃかなり痛い…。いやマジで。
(特に抵抗しているつもりもないんだが…そうか。抵抗しなければ殴らないとは言ってなかったっけ)
(手の甲のパンチはマジでいたい)
(それで萎えるかというと、そういうわけでもないのだが…)
髪の毛の色とか眼の色とか以外は翼ちゃんじゃないか…。
そういえば、髪を切った後の変身後は初めて見たな…。
(それどころじゃないとわかっていながらも、どこか感心して見せる)
(変態と言ってるのはこの猫なんだ…翼ちゃんじゃないんだ…)
(翼ちゃんでも言いそうだけどそこは今は置いておこう…)
だから、翼ちゃんに手を出すつもりだから…とばっちり食らいたくなかったら引っ込むがいい!
(またパンチされそうな一言で煽りつつも、ここで下がるつもりは毛頭ないようで)
(乱れていた水着を更にずらし、上半身はほぼ裸という状態にしてしまい)
(指先でその中心を艶めかしくいじりつつ、股間の布もずらして、秘部を露わにさせる)
(もはや変態という言葉では止まらない事が、さすがにわかったのではないだろうか)
-
>>268
そんにゃ簡単なことで俺を止められると思っているのか……?
そうだにゃ、まずはニンゲンを襲ってぐるぐるまきにして縛り付けておいて、
ニンゲンが身動き取れなくにゃったところで悠々と仕事するかにゃ……
ニンゲンはそこで絶望しながらご主人宛のメッセージが増えていくところを見てるんだにゃ……
(しばしどうしようもないことを口にしていた猫だったが)
(こんな状況下でも硬くなっているものに気がつくと、そっちに注意が持って行かれたようで)
(びしばしと水着の上から彼のものを叩いていたが)
そうか?そんにゃに似てるか?
(彼の言葉を面白いと思ったのか、ぴこぴこ猫耳らしきものが動くが)
(ご丁寧に、翼が髪を切ったのにあわせて猫の髪も短くなっている)
(そこは、猫の場合ロングに……というわけでもないようで)
にゃ?!ひ、開きにゃおったこいつ!さすが変態にゃ!
触るにゃ!変態がうつる!!
(にゃーにゃー騒いでいた猫だが、じゃあ引っ込みます、と引っ込めるようなものでもないようで)
(じたばたしているうちに水着をずらされてしまえば、
ビキニから押し出されるような形で胸が露わになり)
(ネコ科の運動力……と関係あるのかないのかは不明だが)
(露わになった乳房は、普段のやわらかな感じよりも、いくらか張りがあるようにもみえる……
触ってみれば実際のところどうだかわかりやすいだろうか)
こ、こいつ……にゃんてことを……!
(彼の胸をぼこぼこと殴る猫だが)
(股間のあたりをずらされると、そこの薄い茂みも真っ白な、翼の色とは違う色のもので)
(……そこを見られたと悟ると、あわてて足を閉じようとしたが)
(その前に彼の股間に一発膝蹴りが飛んだ)
-
>>269
似てるっていうか、本人だし。
(こんな状態なのに、不思議と穏やかというか、慌てる要素など何一つない、的な雰囲気を纏っていて)
(むしろ相手は慌て気味…こんな時だというのに、どこかしてやったりな気分になってしまう)
今更触るなと言われても……とっくに移ってるんじゃないかな。
(物凄い勢いで騒ぐ猫、それをいつもの魚が死んだような目で見おろすぼく)
(流石にこんな時なので、乳房や秘所を観察してる暇などないわけだけど)
……はぁ……はぁ……
(興奮からか、疲れからか…息を切らしているとますます抵抗は著しくなり)
(これがもし翼ちゃんだったらすぐにでもフォローに回っているところだけれど)
(…などと油断しているところに、膝蹴りが炸裂する)
……!!……うぐぉ……
(この一撃は効いた。身体をじっくり観察する余裕とか、愛撫を施そうとか…そう言った思考を粉々に打ち砕いて)
(そのまま横向きに、砂浜の上に倒れ込んでしまった)
……ちょ…膝はないだろう……膝は……
(何か呼吸すら難しくなるような痛み……彼女は何一つ悪くないのだが、それでもぼくは恨めしげに彼女を見上げるのだった…)
-
>>270
本人……?
(何か言いたいことがあるような顔をする猫だが)
(あいにくと、どう言ったらいいのかわからないようで)
(うーん……と首をひねっていたが)
(彼の余裕ありげな顔で腹が立って悩みを忘れたのか、ばしばしと彼をひっぱたきつつ)
う、移ってる……だと……!
いやにゃああああああ!!!
(魚は魚でも、死んだ魚の目に飛びつくわけではないのか)
ふう……ここでご主人だったら「大丈夫?」にゃんて言って
優しく介護するところだろうが……
残念だったにゃニンゲン!とどめにゃ!!!
(恨めしげな彼に更に一撃を加えてやろうというのか)
(砂浜に倒れこんだ彼に、肘打ちでもするかのように飛びかかる)
【おいニンゲン】
【俺はこの次のニンゲンのレスをみたぐらいでそろそろでかけようかと思うんだが】
【どうするにゃ。俺をここでべしっとやっつけてそのまま押し倒すのか】
【水着が無茶苦茶になったあたりでご主人にバトンタッチするのか……】
【ニンゲンのやりやすい展開にしていいからにゃ】
【おっと失礼、かみましたにゃ。ニンゲンじゃにゃくて変態……!】
-
>>271
…違う…のか……?
(身体は飽くまで翼ちゃんだと思っているため、その思い込みのまま答えていたが)
(しかしそんな仕草を見せつつも暴力に勤しむ辺り、翼ちゃんとはまるで違う…と思う)
(まぁ、彼女も照れ隠しにバチコン!と来ることはあるけれども…)
……。
(倒れる僕を尻目に悲鳴を上げる猫?…悲鳴を上げるのはどちらかというとぼくのような気がするんだけれど)
……実際大丈夫じゃないわけだけど……君が「大丈夫」とか言うわけもないし…。
ほらやっぱり来たよ…。
(反撃する余裕も力もない。ここでぼくは終わるのか……旅行先で波にのまれるより情けない散り際だ…)
(ここで何とか、運よく翼ちゃんの人格が戻れば…まだぼくにも生きる目はある……はずだけれども)
【べしっとぼくが君をやっつける光景を想像できないので】
【そろそろご主人様に戻ってもらう事にするね】
【強い人相手に無双できるように作られてないんで…ぼく】
【と言ったところでお疲れ様……かな?】
【次は、日曜日が大丈夫なら、また10時からでもお願いしたいけど】
-
【そうにゃのか】
【ご主人、ニンゲンは結構つよいって言ってた気がするにゃ】
【たしか、哀……哀なんとかさんにも勝てそうとか……】
【変態ステータスで勝てるって話にゃんだけどにゃ】
【ともかく、次のレスあたりでご主人と交代するにゃ】
【んじゃ日曜朝10時に頼むにゃ!】
【ご主人はお昼過ぎにはでかけちゃいそうだけど】
【今日よりは長くいられるんじゃにゃいか、多分……】
【またにゃニンゲンー】
-
【いったい何の話を……】
【変態化はどこかの世界の影響だと思います、多分】
【オーケイ。それじゃとりあえずは、日曜の10時ってことで】
【それじゃ、またね?】
-
そろそろ時間…だね。
このまま待たせてもらうね。
-
おはよーだにゃニンゲン
……あついにゃぁ……
-
おはよう…暑いね……
それも、ハワイの暑さと何もかも違う暑さで…
しかし夏はこれからという事で…頑張ろう!と言ってみたり
…ぼくらしくなさ120%だね…
さて、続き、大丈夫かな?
-
ちょっとぐらい前向きににゃらにゃきゃやってらんにゃいにゃ……
例えば……こう考えるにゃ……
この暑さが終わったら、俺達涼しい世界に行けるにゃって……
もちろんいいぜ
っていいたい所にゃんだけど、にゃんかちょっと手と頭がじーんときてて……
薬飲んで時間がたってにゃいからかもしれにゃいにゃ、
ちょっとぼーっとする時間が欲しいかもしれにゃい……
-
手と頭がジーンって…。
普段薬あまり飲まないから、わからない感覚だな…。
ともあれ、了解。待たせてもらうね?
-
別に頭が気持ち悪くてだめ、とかじゃにゃいんだが……
にゃんだろうにゃ……じーんとしてるにゃ……
(なんだかぼんやりした表情で彼のことを見ているが)
待ってる間、特別に俺の枕になる権利をやるにゃ……
(遠慮せずに受け取れ、と勝手なことをいいながら)
(彼にふらふらよりかかってきた)
-
感動に打ち震えた……わけじゃないよね。
普段の翼ちゃんなら、まだともかく。
(ちょっと不謹慎だったか…と思いつつも、寄りかかられれば面倒見のいいところは隠そうとせず)
(寄りかかる翼ちゃんの頭を、ゆっくりと膝の上に置いて)
……オーソドックスにまぁ、膝枕って事で。
因みに今日は13時まで大丈夫だけど…そっちはどうかな?
-
感動にゃら全身震えそうだけど、にゃんか全身ってわけでも……にゃい……
(左手はなんともないのか、ぺしぺし彼を叩きながら)
うにゃあ〜
(油断しきった猫みたいな感じで膝の上に頭をのせさせてもらった)
うにゃ。ちょうどご主人もそのぐらいまで平気だとおもうんだが……
にゃんだろうにゃ……あー……でもちょっとマシになってきてる気がするにゃ……
(寝心地がいいのか、膝の上で頭をぐりぐりしてみたりしている)
-
手と頭だけ感動したとか…
限定的だな……だが、それがいい?
(左手は大丈夫なんだ……ともかく、膝の上に仰向けになった頭を、指先を特に使って)
(優しく、優しく撫でる……おかん属性がついてきたな…ぼく)
ん、マシになってきた?大丈夫かな?
それじゃ、早速、なんて逸る事は出来ないけど…。
まぁとりあえず、甘えるがいいさ。ゆっくり、たっぷりね。
-
よし!
だいたい平気にゃ!
(しばらく撫でられて猫のような……いや猫なのだが)
(ごろごろ言っていたが、突然立ち上がって)
んじゃ続きやるにゃ
続きのところのレスの途中でご主人に変わる……って感じでいいのかにゃ?
-
おぉ……見事な復活劇だ。
(突如立ち上がった様子に圧倒…はされずに済んだが)
そうだね。その流れで…よろしく頼むよ。
-
うにゃ……じゃ他に相談とかなきゃ貼っちゃうにゃ
にゃんかあるか?
-
うーん、そうだね。
特にはないかな?
アドリブ…というのは変だけど、もし何かわからない事があれば【】で聞くという事で、こっちは大丈夫。
-
>>272
(翼と外見の差異はあまり無い猫だが)
(腕力は、翼が見せたことのないようなとんでもない力をしばし発揮する)
(その一撃が彼に炸裂する……という瞬間だったが)
(いつまでたっても、衝撃の方はこない)
(代わりに、余裕なく転がっている彼の上からは、聞き慣れた声が降ってきて)
……いーくん……?
(その一撃が、彼に命中した場合ただではすまなかったかもしれない)
(そんなことを翼がどこかで察知したのか)
(そもそも、彼の目の前で入れ替わったのは、
猫と翼という一対一の関係なのか)
(そこのところはあやふやなままだったが)
(彼の目の前には、見慣れた「羽川翼」が、地面に手をついて彼をみおろしていたが)
(その水着は、さっき猫が着ていた時同様はだけ放題なのに、
当の翼は気がついていないようで)
【了解よ。それじゃあ改めてよろしくね、いーくん】
-
>>288
(正直な所、こちらが気絶するんじゃないかとすら、思う)
(そもそも、猫でいる時は翼ちゃん、気を失ってる状態なんだろうか)
(何も覚えてないというのは…助かりはするが、厄介でもあった)
(って、何を悠長に…この一撃は重いだろうに……?炸裂しない。恐る恐る目を開くと…)
……!?
(髪の毛が、黒かった。その愛称でぼくを呼ぶのは、少なくともあの猫の翼ちゃんではない)
(とりあえず攻撃が来なかったことにホッとはするが、更にややこしいことになりそうな予感が…)
……気がついた?なんか熱に当てられたみたいで……。
その様子だと、深刻ではないみたいだけど…。
(介抱していたにしては、あまりに不自然な体勢である)
(こっそりと水着を直そうとも考えたが、今ここでそれをしようとしても、手遅れであろうこともわかる)
(気が付いてない…とはいえ、すぐに気づくだろうし。とりあえず岩陰にいる理由として)
……ここは陰になってて涼しいから、翼ちゃんが気付くまで、ここにいようって話になって……。
(何だこの言い訳)
【うん、よろしく。無理はしないでね?】
-
>>289
(なんでだろうか、いーくんが目をつぶっている)
(二人してお昼寝でもしていたんだろうか……
なんだか、このちょっとの間の記憶がない)
(こんな岩陰にいつきたのか……
空の様子から、さっき、オイルを塗ってもらってからそんなに時間は経って
いないような気がするんだけれど、
それだって初めて来る場所だからあてにはならないわけで)
あ……そうだったの?
ごめんなさい、これならちゃんとパラソルを借りたりしたほうが良かったのかしら……
ん……?
(熱にあてられたのは私のほうだったらしい)
(待っていたいーくんが介抱してくれていた、ということなんだろうか)
(ありがとう……と、いーくんの上からどこうとした私は)
(そこで、酷く水着がはだけて)
(塗った覚えのない部分……
水着の中もしっかり、それどころか必要以上にべとべとになっているのに気がついて)
……いーくん……?
(いーくんのことを、笑顔でみおろした)
【いつもありがとう、いーくんは暑さとかで体調は平気?】
-
>>290
海の中に入ってれば、日差しも気にならない……ものでもないかな?
日射病はともかく熱射病は、問題なくなるとおもうけれども。
入って、冷たくなったら、上がって乾かして、暑くなったらまた入ってって感じで…。
慌ただしいかもしれないけど、それも海水浴の醍醐味じゃないかな…?
(などと、別に得意げという感じでもなく言っていたが)
(どこか威圧感のある、印象的な笑顔が向けられてる事に気づいて)
……翼ちゃん……?
(とぼけて見せようとするが、ほぼ無意味だとわかってはいた)
(……これは君に取りついた怪異の仕業なんだ……そう説明できれば、どれだけ気が楽だろう)
……うん、その……違うんだ。本当……君に取りついた怪異が……。
(……何気に人の所為にしようとしている。翼ちゃんの身体に欲情していたのは、確かだったわけで…)
【うん、ありがとう。クーラー様様で……あまりよくないけど……】
【ぬるいお風呂の準備でもしておこうかな?】
-
>>291
スキューバダイビングとかならまた違うんでしょうけど、
水辺で遊んでいるだけだと肩がやけちゃったりすると思うし……
まぁ、熱には強そうよね、水の中なら……
(水……そういえば、なんだかずいぶん体がべとべとするような……
オイルをぬってもらったりしたのは覚えてるんだけど、
それにしてもあちこち濡れてて……?!)
(私の笑顔の意味を、いーくんも理解したらしい)
(あきらかに、塗ってもらった以上のいろんな部分まで
オイルが塗ってある、っていうことは……
私が気を失っている間にいーくんがあちこちに塗ったわけで)
いーくん……
その……塗りたりならそこも、っていえば、一応……
私だって考えるんだけど
こうやって勝手に、っていうのはとても納得いかないわ
かいい?
魁夷とかとりついていません。私は絵心もそんなにありません
(しかも、よりによって「取り付いた」とかわけのわからないことを言い出すし)
(いくら旅行で開放的な気分だろうといっても、これはおしおきが必要な気もする)
【うーん、難しいわよね】
【この前冷房つけっぱなしで寝たら、翌日凄く体調悪くて】
【かといって、つけないと暑くて体調悪くなりそうよね……】
【濡れても平気なパソコンとかあれば】
【ぬるーいお風呂に持ち込んでロールとか……】
【……それはそれでまた別の危険がありそうね】
-
>>292
そのためのサンオイル…と思ったけど、それだけじゃ心もとないかな…?
肩まで浸かれば…というのもあるけど、いつまでもそればかりというのも…。
(何とか話を合わせようと考えていたが、むだだったようだ)
……だから…ぼくが勝手にやったわけじゃ……。
(当たり前だけど、信じてくださらない…)
……ごめん…その……。
眠ってる間も日差しは容赦ないから、それを少しでも阻止するためにオイルを塗ってあげたんだけど…。
取りつかれてたというのは、取りつかれたように寝言を言ってた…ように見えたから…。
うん、考えてみたら関係ないよね……うん……。
(そもそも、どうすれば変わるのかもわからないので、説明のしようがなかった)
(どこか疲れた様子でとうとう観念して)
……ごめんなさい。
(折れた。謝った。それが嫌という事は決してないが、最初から謝るというのも違うような気がして…)
【冷房は1時間で切れるようにすればよく眠れると思う】
【切れたら暑いけど、それで目が覚める事って、ぼくにはないし…】
【冬はたくさん着込んで寝ればいいけど、夏はきついね…】
【だからってお風呂で、はちょっと…】
-
>>293
まぁオイルを塗っておけば肩も心配ないとはおもうけど……
……私は別の方が心配よ
(水着を着ている中までオイルを塗る必要はないと思う)
(それも、私が覚えていないうちにだ)
いーくん……ハワイで初正座、してみる?
……
(いーくんがふらちなことをしてしまったのはまぁ置いておくとして)
(その間、私が気を失っていたのも事実なわけで)
(いーくんがなんとなくしょんぼりしているような気がすると、
それ以上責めてもしかたがないような気はして)
……もう……馬鹿なんだからほんとに……
(はぁ、とため息をついた私だったが)
(ため息ついでに頭をさげれば、いーくんのが……水着越しでもはっきるわかるわけで)
……馬鹿なだけじゃなくて、変態なのねいーくん……
(岩陰に運んでくれたのは、気を失った私のためなんだろうけど)
(その後オイル塗りでよからぬことを考えていたらしいのは、
もう問いただすまでも無かった)
(なんだか、ビキニの下の方の中にまでしっかり塗ってあるし……)
(……とはいっても、いーくんも、ついでに私も若い男女なわけで)
(いーくんの水着がしっかり硬くなってるのを確認してから、
ちらりといーくんの方をみてみた)
【なるほどね……】
【一定の室温をキープできるような冷房とかないのかしら】
【そうよねぇ……でも、今まさに暑くて】
【プールから書き込めたらいいなっておもうわ……】
-
>>294
……別の……うん、大体想像はつく。
…大丈夫とだけ言っておきたいけど、説得力を示す材料がどこにもない…。
(こういう場合、信用されづらい真実より、信用されやすい嘘のほうがまだ…とも思ったが)
(とりあえず先んじて、草むらの上で初正座を始めた)
(もうこの際先にやってやる、的な勢いで)
馬鹿…変態……。
(否定できない…確かに、欲に飽かせて翼ちゃんのあちこちを触ろうとしたのは事実だし)
(実際今も、逞しく股間が……どうあがいても弁解できない状態で)
……うん、なんだろう…暑かったからね。
翼ちゃんが気を失ってしまったように、ぼくも理性を失ってしまってたみたいだ。
……その、念には念を入れる感じで、お互い全身に塗った方がとも思って……。
それも理性を失った結果だとも思うけど…。
(…更に言えば、欲は今でも残っている)
(翼ちゃんの視線が股間に注がれれば、それだけでまた、むくりと滾ってしまい)
(周りを改めて見渡しても、やはり誰もいない。それだったら…もう変態と呼ばれているのなら…)
(こちらから改めて、行動を起こす事にした)
……変態だと開き直ったうえで…。
お互いすっきりできれば、と思うんだけど……。
(馬鹿だ。変態だ。……でももう、少なくともこちらは収まりがつかない)
(上半身を起こすと翼ちゃんの全身をそっと撫でて、迫る事にした)
【ちょっと暑いな…くらいでいいんだよね】
【ぼくの場合、つけたり消したりってしてるけど…】
【そろそろ、時間かな?次の翼ちゃんのレスまでで…】
【次は…やっぱり金曜日の8時からがいいかな、と思うけれども…決まってなければ置きレスしながら、改めて連絡でいいと思う】
-
>>295
いーくん
ここまできて大体……しか想像できないの?
正解がわからないなら教えちゃいましょうか
(正座をはじめたいーくんの前に、私も正座で向かい合う)
(こんな状態だというのについ笑顔になってしまうのは何故だろうか)
…………
(正座をしながらも、その)
(いーくんの水着は……部分的に大変なことになってるわけで)
(私は、正座どころか、おもりをつけて海まで引っ張っていこうか、なんて物騒なことを考えてしまう)
(ただまぁ……あえていーくんの肩をもつなら)
(この日差しは、確かにそのぐらいの厳しさはあって)
(日本の日差しともまったく違う日差しと暑さの中、
旅行での解放感も加われば、少しぐらい理性がなくなっちゃうのもわかるような気がして)
も、もういーくん……!ほんとに馬鹿なんだから……!
(とはいっても、暑さのせいだろうか……
私も、どことなくすっきりしていない部分はあって)
(いーくんが体にふれてくると、ほとんど脱げかけて意味がなくなっている上のビキニを外してしまう)
(ビキニの裏側までべとべとなのは、あとでおしおきが必要かもしれないけれど)
(オイルでぬるぬるになった胸が、日差しの下であらわになるのは、
少し屋内とは違う開放感があった)
【私は……暑くもなく、寒くもなく……】
【ちょっと贅沢かしら】
【それじゃあ今日はここまでで】
【えっと、来週は結構早くでかけないといけない日が多くて】
【金曜もちょっとわからないから……】
【もしかしたら、夜の方がいいかも】
【ただ、早起きしてるぶんいつもより更に早寝になっちゃうかもだから】
【そう考えると、まずは置きで進めてもらうのが安全かもしれないわね】
-
【オーケイ。とりあえず置きで進めて、予定をつめようか】
【それじゃ、今日はここまでにしようか。ありがとう、翼ちゃん】
【こちらもできる日があったら、置きレスと一緒でもそうでなくても伝えるから…よろしくね?】
【それじゃ…行ってきます】
-
【いーくんもお休みの日の朝からありがとう】
【ええ、次はそんな感じで】
【いってらっしゃい……にゃ?】
-
おはよういーくん
いーくんの方も結構忙しそうだけど……
ちょっと八月の中頃まで忙しくなりそうで
体調の方が悪くて、とかじゃないから、それは心配しないで欲しいんだけど、
暫く置きレスで進行してもらえると助かるわ
それにしてもまだ九時なのに暑いわね……
いーくんも水分補給とかきをつけてね?
-
>>296
……大体という事にしておきたいだけなんです。察してください。
(不意に敬語になった。笑顔が若干黒く感じるのは何故だろう)
(いや。それこそわかる。あの猫の所為だということは)
(おのれジバニャンマークⅧ)
………。あの…。
(何だろう。今となっては、ストレスの元はぼくになっているような)
(しかし今回に限っては、こんな状況になってしまったのはある意味不可抗力…でもないだろうか)
(だって……あんなことになれば、こんな事になるのは仕方のない事だろう)
(だが、それを説明できない……何とも巧妙な戯言殺しである)
(……今回に限っては、襲ったというか…えっちい事をしたのは事実なので、どちらにしろ、と言ったところかもしれないが)
うん、本当だよね。
(自分でも馬鹿だと思うくらいだ。不運が重なったと逃げる事も出来たかもしれないが)
(翼ちゃんも翼ちゃんで、抵抗したり、どこぞの誰かのように猫パンチを食らわしたりもしてこないので)
(ついにビキニを外して、どこかぬるつく液体に塗れた身体に…情けなくも改めて魅了されて)
はぁ……うん…。
(とりあえず、とばかりに抱きしめてみた。こうすれば、少なくとも翼ちゃんは胸を見られる事も触られる事もないだろう…)
(などと考えた末に、……しかし思えば、ぼくの薄い胸としっかり密着してたりするんだよな…)
【ソーリー。遅れてしまい申し訳ない】
【進行の方も了解。それじゃ、置きレスを待たせてもらうね?】
-
>>300
はぁ……
(まったく、どうしてこんな南の島まできて私はお説教モードなのか)
(いーくんにも呆れたけど、自分自身もちょっと嫌になる)
(こんな明るい日差しの下だといーくんだって開放的な気分になるかもしれないし)
(それは、ある程度私についても言えることで……)
(しかし、何故だろうか)
(私の水着はもちろんだけど)
(いーくんの水着……なんていうか、いろいろべたべたにしたような痕があって)
(まさか、あんな風に自分じゃ塗ったりしないだろうし)
(ひょっとして……私がねぼけて変なことをしたんじゃないか、とか)
(その場合悪いのは私、ということになるはずだけど)
(何故か、私は無性にいーくんの水着を踏んでみたいような、ちょっと危険な誘惑に駆られていた)
(そんな私の想像を知ってか知らずか、いーくんが私を胸元に抱き寄せてきて)
も、もう……なによいーくん、そのため息は……
(いたずらしそこねてもやもやしているんだろうか)
(いーくんの背中を軽く引っ掻きつつも)
(オイルのせいでぬるぬるした感じに触れ合う体がなんだか面白くて)
(つい、私は密着した胸と胸をこすり合わせるように、体を軽く動かしてみた)
【おはよういーくん】
【暑いとなかなか寝にくいけど、いーくんは寝れてるかしらね?】
-
>>301
(反省は、している。後悔は……するべきポイントが見つからなかった)
(翼ちゃんの身体に魅了されてしまったのは事実だ。しかし)
……。
(結局のところ、ぼくも被害者のような気がしないでもない)
(いや、股間を勃起させておいて何を言っても通用しないのはもう、わかってはいるのだが)
………。
(露骨に呆れたような瞳をそこに向けてきても勃起を続ける。やはりMか、ぼくは)
(うん、知ってた(誰にも聞かせぬカミングアウト))
た、溜息じゃないよ。翼ちゃんの美しさに思わず息を飲んだんだよ!
(その通りなのだが、慌てて言ったためにむしろ疑われそう)
(…信用って大事だよね。ともかく、翼ちゃんもまんざらではないのか)
(柔らかく大きな乳房を、ぬるぬると擦り付けてくれた。柔らかな快楽が全身を襲う)
あぁ……翼ちゃん……。
(何とも気の利かないリアクションだが、それはともかくただでさえ暑いのに、こんな興奮させられたら)
(全身の汗が、さらに勢いを増してしまう。どこからサンオイルで、どこから汗なのか)
(それらがぬるぬると二人の身体の間を潤滑油のように潰れて、擦れあって……)
翼ちゃん……んっ。
(ここまでくれば、いや、来なくてもだけど、後戻りをする気はなかった)
(唇を押し付けて、更に摩擦をする箇所を一つ増やし、二人の興奮を確かなものとしていく)
【一時間で切れるエアコンがあるから大丈夫】
【どんなに暑くても途中で目を覚ます事はないからね……(自慢のつもり)】
-
>>302
(いーくんは何か悩んでいるようだ)
(ちょっとは反省してくれてるんだろうか……
……ちょっとぐらいじゃ足りない気もするけど)
(でも、経過はともあれ……
……その経過を私は覚えていないわけだし)
(意識がない間に、っていうのはちょっとあとでお説教だとしても、
それはホテルに帰ってから、ということで)
いーくん……
(嘘だ。絶対嘘だ)
(そんなことでいーくんが息を飲んだりするものですか)
(おしおきの代わりに、私はいーくんの背中をつま先で軽くひっかいて)
(それでもいーくんからは離れずに、逆に、
オイルでぬるぬるになった胸同士を押し付け、こすり合わせると)
(薄いいーくんの胸板と圧迫しあうのに加えて、
胸の先端が時々増え合うちょっと硬い感触もあって)
ん、いーくん……っ♥
(唇が重なると、私を唇を押し付け返して)
(いーくんがいじりやすいように、体の力をぬいてみた)
【目を覚まさないのは、それはそれで良いと思うんだけど】
【ちょっと熱中症は怖いわよね……】
-
>>303
…うん、わかってくれたんだね。
翼ちゃんの美しさだったら誰もが息をのむだろうけど…。
とりわけぼくは彼氏だからね。誰より近くで見ているわけで…。
(言えばいうほど、翼ちゃんの眼が冷やかになっていくのは気のせいでしょうか)
……翼ちゃん…。
(背中に軽い痛みを感じるけれども、胸元には逆に、至上の心地よさが走る)
(翼ちゃんの乳房……何か響きが似てる、とか、そういう事じゃなくて)
(全身が絡むと翼ちゃんの身体から力が抜けて)
(今度こそ翼ちゃんの太ももに、固くなった男根がぴたりと密着する)
(密着した上に圧迫までしている胸ほどではないにしても…)
ん……んっ……
(唇と胸とで、翼ちゃんのヌルヌルした感触を味わう。これは進んで行って)
(いつの間にか、二人はすっかり出来上がってしまったようだ。ぼくもぼくで、容赦なく前進をゆらし)
(キスと、乳房の感触をこれでもかと言うくらいに味わい続けた)
【ごめん、ちょっとぼくも忙しかった。体調崩したわけじゃないから、安心してね?】
【翼ちゃんは8月中旬まで忙しいんだっけ?】
【10日以降で大丈夫な日があれば、逢いたいって思うけど…】
【置きレスと一緒に、返事もらえたらうれしい】
-
【おはよう、いーくん】
【置きレスもちゃんと返せないでごめんなさい】
【少し疲れてしまって……】
【せめて、お返事ぐらい置きレスとまとめて、と思ったんだけど】
【返事がないと心配されちゃうかもだし、今はこれだけ】
-
【こんばんは、翼ちゃん】
【夏の上に、雨続きだからね…体調崩しても仕方ないと思う】
【こっちはもちろん、気長に待ってるから…】
【元気になったら、まずはお返事もらいたい、かな?】
【お大事にね、翼ちゃん】
-
【うーん、大丈夫かな?】
【万が一入院の時は連絡する、って言ってたけど、そうする余裕すらない事もありそうだし…】
【無事だったら、現状を伝えてくれるだけでも嬉しいんだけど】
【もしくは、中旬までの予定が伸びちゃったとか……かな?】
【いずれにせよ、待ってるから……ね?】
-
【おはよういーくん】
【っていう書き込みも結構久しぶりね……】
【幸い、入院するほど体調酷くなってはいないのだけど】
【ともかく、無事に生存中です、っていう報告だけ】
-
【こんばんは、翼ちゃん】
【うん、長く音沙汰なかったから心配で…忙しいのかな?】
【落ち着いたら、レスの方、お願いしたい…なんて、急かしてるみたいで申し訳ないけどそのつもりはないので…】
【ともあれ、お大事ね?】
-
【こんにちは、いーくん】
【忙しさは……まぁ普通ぐらいだと思うんだけど】
【体調酷い時期が多くて……ごめんなさい】
【急かすつもりはないといっても】
【いーくんの方のモチベーションとか、日程的な都合とかもあるんだし】
【急かしたり、何してるの?とかは好きなだけ言ってもらって構わないんだし】
【もっとも、それに答えられない……というか、返事すらできなかったら】
【私が悪いわけだけど……ごめんね】
-
【この季節になると…だったっけ?】
【置きレスできるようになったらしてほしいけど】
【翼ちゃんがそう言ってくれるなら……わかった。時々こうして、お話させてもらうね?】
【翼ちゃんがしていることを聞きながら、ぼくがしてる事を教えたりとか】
【そういうのも、やってみたいかな?】
【それじゃ、改めて、お返事か置きレス、待ってるね】
-
【おはよう、翼ちゃん】
【京都って案外、猫多いんだよね。最低二日に一回は見てる気がする】
【いや、さすがにそれは盛りすぎかな…とも、思うけど】
【モチベーションの方は、あまり気にしなくても……レスを見かけたら、レスをする、くらいの緩い気持ちでいるから、大丈夫】
【ただ、それだけじゃ味気ないかな、と思うから、何か
【三日から一週間に一度は、何か書こうかな…って思う】
【ただ無言で待ってるよりそっちの方が、翼ちゃんも楽しいと思うし…】
【勿論、翼ちゃんの体調がよくなって、置きレスできるようになればそれが一番なんだけどね】
【それじゃ、またね?】
-
【こんばんは、翼ちゃん】
【やっぱり、調子悪いのかな…?)
【置きレスって、結構モチベーション必要なのわかるけれどね】
【急かすのはやっぱり、嫌だけど、年内に旅行ロールは終わらせたいな…とか思ってみたり】
【何か結局急かしちゃってるけど、ごめん…でも、待ってるからね?】
-
【おはよういーくん】
【度々ごめんなさい】
【ここで破棄しましょう】
【中の人のメタな事情を言われても困るでしょうけど】
【破棄といわれただけでは困るでしょうから、言ってしまうけど】
【この数ヶ月、かなり調子良くないわ】
【幸い、今、入院しているということはないのだけど】
【手術しないとだめかどうか検討中で】
【今日の朝ね。ちょうどいーくんが伝言残してくれた、3時ごろ】
【吐き気が酷くて目が覚めちゃってたのよ】
【お薬飲んで寝てたら、今はそうでもないんだけど】
【24時間、毎日毎晩気持ち悪くて、ってほど酷いわけじゃないけれど】
【体調が不安な状況で置きレスのこととか気が回らなくて】
【朝も……今がそうだけど、少し時間はあったりするんだけど】
【ぼーっと本を読んでたり、うとうとしてたり】
【出かけたあとも、結構出かけた先で体調崩しちゃってあれこれとかあったりして】
【そんな中で、更にいーくんをおまたせしてる、っていう罪悪感が酷くて】
【仮にいーくんが、待ってるから、気にしなくても、といってくれても】
【私がそれを気にしない、というのは無理なの】
【そしてそれを気にしながら現状体調を維持するのも無理で】
【一度破棄をもちかけたとき、色々妥協して私がやりやすいように配慮してくれたり】
【雑談よりエッチなことを、っていうのがあっても、我慢してくれたりしてくれたのに】
【完遂すら出来なくてとても申し訳ないとは思うのだけれど】
【待たせるのも拘束するのも耐え難いので】
【きっちり終了させてください。ごめんなさい】
【いつも楽しい時間をありがとうございました】
【いーくんが健康で過ごせますよう、と思っています】
-
【オーケイ。なんて言えばいいかわからないけど…】
【今の話を聞いて、逆にこっちが申し訳なくなった】
【もしかすれば、前に破棄を持ちかけられたときから、だったのかな…何で気づかなかったんだろう】
【…ぼくだから、というメタな突っ込みはともかくとして】
【正直な話、ぼくのロールに問題があるのかな?と思う時もあったけど】
【そうではなかったみたいで、まず安心してるのと…】
【ぶっちゃけると、その気になれば1ヶ月でも2ヶ月でも待てるけど】
【待たせる方に、仮にぼくがなったと考えると…うん、やっぱり翼ちゃんと同じ結論になるかもしれない】
【だから…うん。ここで、笑ってお別れしよう】
【こちらこそ、約1年…かな?付き合ってくれてありがとう。とても楽しかった】
【削除依頼…を、まさか病気の翼ちゃんに任せるわけにもいかないから】
【この書き込みの後、ぼくの方からさせてもらうね?】
【改めて…今までありがとう。翼ちゃんの1日も早い回復を…こちらも願ってるよ】
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