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読み切り特別編

1同居人募集中。。。:2005/07/05(火) 14:43:00
ここは各作者が特別に書いた読み切り辺をうpするスレです

12ポイッチョ ◇rs2d47jXQs  3夜連続小説 【ごっちんの後勇伝だぽ〜】:2005/07/05(火) 14:46:34
昔々あるところに、ごっちんというとても可愛く、ちょっとボケ〜っとした女の子がいました。
ある日ごっちんが砂浜を歩いていると、1人の女の子が数人の女の子にイジメられていました。
「キモイ」
「refrigeratorだろ!」
「うさちゃんピース!」
「幸うす江にあの髪は似合わね〜」
イジメっ子達は、それぞれ一言づつ言い放ちながら、女の子に蹴りを入れていました。
「イジメはヤメルぽ〜」
ごっちんは得意の頭突きで、イジメっ子達を一掃しました。
「助かりました、ありがとうございます」
「気にしなくていいぽ〜」
「あの〜助けついでに、もう一つお願いしてもいいですか?」
「なんだぽ?」
「実は…さっきの皆は、謎の組織〈プリプリピンク〉のせいであんな風になってしまったんです」
「プリプリピンク?」
「はい、だからこれから私と一緒に、プリプリピンクを退治しに行ってもらえませんか?」
「わかったぽ〜」

こうして、ごっちんとイジメられっ子のえりりんの冒険が始まりました。

13ポイッチョ ◇rs2d47jXQs  3夜連続小説 【ごっちんの後勇伝だぽ〜】:2005/07/05(火) 14:46:49
えりりんは、プリプリピンクの変な薬のせいで皆が凶暴化したことを伝えました。
「クッキー美味しいぽ〜」
ごっちんは、家から持って来たクッキーに夢中であまり話を聞いていません
すると、ごっちんとえりりんの前に、ひょこりと一匹の猫が現われました。
「プリプリピンクのとこに行くと?」
「そうだぽ〜」
「じゃ〜そのクッキーくれよったら、付いてってやるっちゃ」
「わかったぽ〜」
ごっちんは、その猫にクッキーを一枚与えました。
こうして、ごっちんの仲間は、野良猫のれいにゃを加え三人になりました。
「プリプリピンクが研究所で何しと〜か知っと〜と?」
「分かりません」
「若返りの薬を作っとるっちゃよ」
「若返りぽ〜」
「そう、でその実験にこの村の人間を使っとるっちゃよ」
「なるほど〜。でも何でそんなこと知ってるんですか?」
「実は、れいにゃも前に研究所に行って調べたっちゃけど、バレて薬でこんな姿にされてしまったんよ。」
「そうだったんですか〜」
「カワイソウだぽ〜」

そうこう話しているうちに一行は、研究所に到着したのでした。

14ポイッチョ ◇rs2d47jXQs  3夜連続小説 【ごっちんの後勇伝だぽ〜】:2005/07/05(火) 14:47:03
「着いたぽ〜」
そう言って中に入ろうとするごっちんに、れいにゃが言いました。
「正面から行くっちゃか!?」
「大丈夫ですよ、こう見えてもごっちんは、とっても強いんです」
【ガチャ】
しかしごっちんは、二人の会話をレジェンドスルーして中へ入ってしまいました。
「誰や!」
研究室の中には、全身ピンクの服を着た三人の女の人がいました。
「ごっちんとえりりんとれいにゃだぽ〜」
「ってもう開けてるし〜!とりあえずごっちん、あいつらを倒しちゃって下さい!」
そう言うとえりりんは、一人物陰に隠れてしまいました。
「わかったぽ〜」
そしてごっちんは、得意の頭突きであっという間に三人をやっつけてしまいました。
「プゲッ!」
「ハニャ!」
「ホゲ〜!」

【ガチャ!】
すると奥からまた全身ピンクの女の人が、二つの怪しげな試験管を持って出てきました。
「何の音や!」
「ごっちん!あれがボスの裕子っちゃ!」
「お前は、あん時の!またウチ等に喧嘩売るとはええ度胸しとんな〜!」
そう言うと裕子は、蛍光ピンクの液体をごっちんとれいにゃに、かけてしまいました。

15ポイッチョ ◇rs2d47jXQs  3夜連続小説 【ごっちんの後勇伝だぽ〜】:2005/07/05(火) 14:47:15
すると見る見るうちに、ごっちんの体がピンク色の毛で覆われ
手足は短くなり手の指がなくなっていくではありませんか。
「なんだぽ・・・・」
一方れいにゃは、体がどんどん大きくなりピンク色だった毛が抜け落ち
変わりに白と黒の毛が体を覆いました。
「しまった〜!またおなじ・・・・・」
「はっはっは〜今度のプリプリピンク特性【ドウブツゴッコンver. 2.3】は言葉も封じる事ができるのだ!」
「ペンペン」
「パンダパンダ」
二人はあっという間に、ペンギンとパンダに変えられてしまいました。
「残念ながらパンダの方は、まだ色が完璧やないみたいやけど、とりあえず成功みたいやな」
「圭ちゃん、こいつらをぶっとび装置でどっか転送しといて」
「はい」
「ペンペンギンギぁqswでfrtgyふjきおl;p@」
「パンダパンくぁswでrgyじゅきおlp;@:「」」
こうして二人はどこか遠くの街に飛ばされてしまいましたとさ。
「ところで裕ちゃん、あいつどうします?」
研究員の指先にはダンボールの後ろで呆然とする、えりりんの顔があったそうな

「ペンペン〜ギンギン〜」
ごっちんが目を覚ますと目の前には、フリフリのお嬢様の格好をした
とてもカワイイ女の子が居ました。
「カワイイ〜!どこから来たの?」
                         【終】

ちなみに研究所に取り残されたえりりんは、地獄を見た後プリプリピンクの開発した薬の営業をさせられているそうです。


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