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マイケル 作品
1
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:20:41
俺が生まれてから15年が経つ
ものごころついてからは不自由なく暮らして来たと思ってる
ただ、ここ数年で変わったことと言えば
俺に兄弟が増えたと言うこと
そして俺と父親とは血が繋がってないと言うことが分かったことだ
俺の親父は三回ほど結婚している
これは俺が知っている回数であって実際は4回…
いやそれ以上なのかも知れない
俺の母親は二番目か三番目の女であり俺がガキの頃に死んぢまったらしい
だからつい最近までその次の女のことを本当の母親だと思っていた
2
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:21:00
俺の本当の母さんはオヤジと結婚してすぐ病で倒れたんだとか…
幼い俺を連れて弁当の販売をしているときにオヤジ知り合ったとか
10年以上も前の話、自分がいくつかも覚えていないんだ
母親のことなんて知るはずがなかった
オヤジがなんで急に
こんな話を打ち明けたのか分からなかったが
きっとオヤジも俺のことを一人前の男と認めたのだろう
俺も、もうそう言う年になってなったと言うことだ
自分の子供じゃない俺を五体満足に育ててくれたオヤジ
本当に頭が上がらない、感謝してる
だけどそんなこと面と向かって言えるほど起用じゃねぇ
3
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:21:18
それに何より照れくせぇ、だからじゃねぇけどオヤジには反抗してばかりだった
喧嘩はしょっちゅうして帰ってくるし
近所に迷惑かけても誤るのはいつもオヤジ
そんな時は決まってオヤジの部屋に呼び出される
けどオヤジは長ったらしい説教はしない
俺の頭にゲンコツを一発!
全身に響くような感じがする
オヤジは言いたいことを全てこの一発に込める
しかし昔から痛いと思ったことはない
そりゃ物理的には痛いが俺が言いたいのは精神的なものだ
それが終ると部屋から解放される
そのあとはいつものオヤジに戻るのだ
4
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:21:35
兄弟が増えたと言ったが詳しくは女兄弟が増えた…
いや、姉が出来たと言うのが正しいだろう
ここ数年で上に二人の姉が出来た…
上に女兄弟が増えると言うのは余り気持のよいものではない
母さん(俺が母さんだと思ってた方)が死んでから
オヤジが元気の無かったのは俺も覚えている
けど、いつだろうか少しずつ元気になって来たときに
紹介された一人の女の人
「父さんこの人と結婚しようと思うんだ」
「けっこん?」
「この人がお前の新しいお母さんになるんだ」
新しいお母さん…
その言葉に拒否反応を示さないわけがない
5
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:22:17
ただこの人がいたからオヤジが元気になったのは子供ながらにも
なんとなく感じていたので反対出来るわけがなかった
そして、その時に一緒に連れてきた子
それが今の俺の姉さんである真希姉だ
真希姉とは四つ離れていたが面倒見が良くて優しかったから
すぐに俺たちは仲良くなって一緒に遊ぶようになった
だが、さすがにいきなり新しいお母さんだよと言われても
素直に「お母さん」とは呼べなかった
だからいつも「真希姉のお母さん」って呼ぶようにしていた
真希姉になんどか「お母さん」って呼んで欲しいと頼まれたことがあった
6
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:23:15
だけど、そんな簡単に解決するなら最初から呼んでいる
しかし真希姉のお母さんはそんな俺に対してもいつも明るく振る舞ってくれて
「いつかあなたが「真希姉の」が取れて「お母さん」って呼べるようになるまで
母さん待ってるから、無理しないでいいのよ
それよりもあなたが想っているお母さんのことを大切にしてあげて」
こんな風に優しく言ってくれる真希姉のお母さんが俺は好きだった
真希姉優しさが母親譲りなのだと言うことが良くわかる
だけど一年後、真希姉のお母さんは病気で倒れて入院してしまった…
7
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:23:32
みんなで一生懸命に看病したが真希姉のお母さんはそのまま息を引き取ることになる
最後の時、病室にみんなが集まって真希姉の母さんを見守っていた
真希姉はお母さんの右手をずっと握っていた
真希姉のお母さんは真希姉を心配させないように一生懸命笑顔を作っていた
俺はそれをじっと見ていることしか出来なかった
そしてイヤでもでも最後の時は訪れる
真希姉母さんの容態が変わり辺りが騒がしくなる
真希姉はお母さんには治って欲しいけど駄目なら最後は笑顔でお別れしたい
そう俺に打ち明けてくれていた
8
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:23:52
だから俺も泣かないって決めていた
必死に涙をこらえる真希姉、唇を噛み締めていたオヤジ、賢明に処置を施す医者だち
そんな医者達に対して真希姉のお母さんは首を横に降った
自分のことは自分が一番分かっていたのだろう
その瞬間、みんながお別れの時を悟った…
そして真希姉のお母さんは俺達二人を近くに呼んで手を取り
聞こえるか聞こえないかと言った声で話始めた
俺達は涙を堪えることが出来ずにボロボロ泣きながらも
自分達の決めた心に嘘を付かぬように賢明に笑顔でいた
その時は周りの大人さえ涙がとまらずにいた
9
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:24:43
「真希、母さんはあなたに辛い想いばっかりさせてしまってごめんね…」
首を横に降る真希姉
「でもあなたは母さんが想った通りの優しい綺麗な女の子に育ってくれて本当に嬉しいよ…
ありがとう真希、あなたは私の宝物だよ」
真希姉は一生懸命に笑顔を崩さないようお母さんを見つめていた
「そして○○君、あなたとは少ししか一緒にいられなかったけど
この一年間本当に楽しかったよ。ちょっとワンパク過ぎるところがあるけどね…
素敵な思い出をありがとうね」
俺は全身の水分が全て涙として溢れて出たと想う程に全力で涙を流した
10
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:26:13
「真希はしっかりものだけど本当は弱い子だから
あなたにはそれだけは分かっていて欲しいの
これが母さんからの最初で最後のお願いだよ…」
俺が力強くうなづくと母さんは安心したのかいつもの優しい穏やかな顔に戻り
最後にオヤジの方にゆっくり頭を下げて
真希姉と俺に微笑みを掛けてゆっくり息を引き取った
「母さ〜〜ん!」
決して意識したわけじゃない俺の口から初めて自然に出た「母さん」と言う言葉
厚くて高い壁だと思っていたけど
実はいつでも言える様に近くにあって
自分で背を向けていただけなのかも知れない
11
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:26:34
この言葉が母さんに届いたのかは分からない
でも俺の気持ちは母さんに伝わったと信じてる
そして最後に母さんに約束する、俺は真希姉を守る…
それが俺と母さんの最初で最後の約束で
男としての決意だった
12
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:26:57
その後、真希姉は俺の隣でずっと泣いていた…
俺は真希姉が安心、出来るようにずっと手を握っていた
俺は子供ながらに母さんを亡くしたのは二回目だったが
真希姉は唯一の肉親がいなくなってしまったのだ
きっとどうしたらいいのか分からないんだと思う…
そんな真希姉を見るのがつらくて少しでも元気を出して貰いたくて
言葉には出さないと決めていたが俺の決意を真希姉に伝えた
「俺がずっと側にいて真希姉を守るから、もう泣かないで…
母さんの変わりになるかわ分からないけど」
それを聞いて真希姉は更に泣いてしまった…
13
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:27:19
俺はどうしていいか分からなかった
まさか真希姉を泣かせることになるなんて思いもしなかった
まさか俺が真希姉を苦しめる様なことを言ったのかもしれないと思うと
俺は自分に対する怒りが込み上げてきてどうしようもなくなってしまった
だけど俺の考えが勘違いなのだと分かるのにそう時間はかからなかった
真希姉は泣きやんで俺の方を向いて
「ありがとう、○○…
○○だけはあたしから離れていかないでね…絶対だよ」
そう言って俺に抱きついて、俺はどうしたらいいか分からなかったのだが…
14
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:28:18
「ごめんね、お姉ちゃん弱いから…
もう少しだけ泣いてもいいかな?」
俺は自然と何をすべ気かを悟り
真希姉ちゃんの体ををそっと優しく抱き締めて
「うん…」
とだけ返事をした。
真希姉はまた泣き出し、俺は強く真希姉柔らかな体を抱き締めた。
俺達は家に帰っても手を離すことはなかった
その夜、俺達は初めて一緒に寝た
真希姉はとってもいい匂いがした
寝る布団の中でもずっと手を離すことは なく
その時俺は、この約束だけは絶対に絶対に守るんだと強く思った
そして疲れからかいつのまにか眠むりに付いたのだった
15
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:28:46
次の日から真希姉はいつもの真希姉に戻った
いや、少したくましくなったかもしれない
掃除、洗濯、料理すべて一人でこなさすようになったのもこの時期からだった
俺も手伝いは惜しまなかったが俺がやるよりも
真希姉は何倍もの早さで仕事を片付けしまうので
俺はほとんど必要なかった
しかし真希姉はそんな俺を足蹴にせずにいつも笑って見守ってくれた
でも俺は気付いていた、真希姉がかなり無理していることを
そして一人でこっそり母さんの写真を眺めてぼ〜っとしているのを…
16
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:29:05
そんな真希姉を気遣って俺はある日、花をプレゼントした
花と言っても道に生えているような小さな花だ
「真希姉、無理しないで…辛かったら俺もいるし
自分だけで抱え込まなくていいんだよ…」
それを聞いて真希姉はまた泣き出してしまった
しまった…また泣かしてしまったのだ
しかし真希姉は俺に優しく話しかけてくれた。
「ごめんね、お姉ちゃんまた泣いちゃった…
おかしいな〜本当は嬉しいんだよ
強くならなきゃね、お母さんに笑われちゃうね」
そう言って、俺の頬にキスをした
17
:
名無し募集中。。。
:2005/04/30(土) 23:29:34
そして
「ありがと」
と言って満面の笑みを俺に見せてくれた
俺は照れくさくなって下をうつ向いたまま頷いた
それ以来、俺は真希姉の涙を見たことがない
そして俺は真希姉の涙なんてみたくないし
真希姉を泣かせる奴は絶対に許さない
こんな生活が2年くらい続いたころだった
俺の前に三人目の母さんが現れたのは…
18
:
同居人募集中。。。
:2005/07/05(火) 14:37:32
もう六月も半ばに入った頃の日曜日
俺は真希姉に誘われて買いものに行くことになった。
当初の計画では一緒に出る予定だったが
真希姉もお年頃の女の子
支度には時間をかけたいらしい
「真希姉は綺麗なんだから化粧なんていらないよ、早く行こうよ〜」
「ダ〜メせっかくお出掛けするんだから〜」
「大丈夫だって〜」
「○○と一緒に行くんだもん、オシャレしたいの」
ニコっと真希姉が微笑みかけてくる
この笑顔には不思議な力があるのだろうか
どうも逆らえなくなりいつも真希姉の意見に同意せざるをえないのだ点…
19
:
同居人募集中。。。
:2005/07/05(火) 14:37:44
だが男の俺には到底理解出来ない話ではあるが
真希姉が綺麗になることに反対するわけがない
しかし逸る気持ちを抑え切れなくて
きっと待っている時間もドキドキで耐えられないに決まってる
だから俺は真希姉より一足先に出ることにした。
「あ、真希姉?忙しいところ悪いんだけど、俺先に行ってるから」
「えっ待ってよ〜一緒に行くって決めたじゃん〜」
「ん〜なんてか、先に済ませたい買い物があるんだ…」
「えっ…うん、仕方ないなぁ〜」
「じゃあ1時に駅前ね」
「あっうん」
真希姉はまだ何か言いたそうだった…
20
:
同居人募集中。。。
:2005/07/05(火) 14:37:55
だけど俺は部屋を出てそのまま駅前に向かった
別に急ぎの買い物があるわけじゃない
買いもしない商品が並ぶショーウィンドをぼんやりと眺めていると
綺麗なウェディングドレスが目に止まった
【一番の幸せな瞬間輝かせます】
そんなキャッチフレーズがボードに書いてある
「真希姉が着たら、かなりやばいな…」
目をつぶると目の前に綺麗な純白のドレスに身を包む一人の美しい花嫁
真希姉だ…
いつか見られるであろう真希姉の姿を思い浮かべると顔がにやける
しかし次に横に立っている新郎を思い浮かべた瞬間、寒気がした
21
:
同居人募集中。。。
:2005/07/05(火) 14:38:16
確かに真希姉が幸せになる姿を見るのは自分も幸せな気持ちになれる
しかしあんまり相手のことは考えたくないのが本音である
ドレスの隣に写る自分が余りにも不釣り合いに感じた…
まだまだ子供だと…
そんなことを考えていて、すっかり時間を忘れてしまった
ふと街道の時計を見上げるともう1時まで5分しかない…
「やっべぇ〜真希姉に怒られるぅ」
全力で待ち会わせ場所へと走った。
風を切って走る〜
気持ちイイぃぃ
嫌なことを全部忘れさせてくれる
そんな気がする
落ち込んでいた俺はどこかへ消えてしまった。
22
:
同居人募集中。。。
:2005/07/05(火) 14:38:37
そこの角を曲がればすぐに駅前の広場だ!
勢いそのままに角を曲がると
まっすぐ歩いてきた長い髪をなびかせた華奢な腕と大きな胸の女の子にぶつかりそうになった
「ぶつかる!」
「キャッ」
「おっ」
俺はうまく避けたのだが女の子はそのままバランスを崩して倒れてしまった…
普段なら手をかして起こして謝るのだが
なんせ今は緊急事態だ、走りながら謝りその場を立ち去ろうとした。
「ごめんよ〜急いでるんだ!」
そのまま駅に向かおうとした時
「コラ待ちなさい!」
えっ?
振り向くと倒れた女の子の隣に女の人がいた
23
:
同居人募集中。。。
:2005/07/05(火) 14:39:24
立っていたのは長く綺麗な髪をなびかせてどこか大人な雰囲気を持った女性だった
俺は、ぼ〜っとその女性に見とれてしまった
すると
「なにやってるのよちゃんとあやまりなさい!」
「あっごめんなさい…」
思わず反射的に言葉が飛び出す
しかし女の子は立ち上がるが何も言ってはくれない
「心がこもってないからよ!
○○いい加減にしなさいよ!お姉ちゃん怒るよ」
うわっ…
つかもう怒ってるじゃん
まるで真希姉に怒られてるみたいだよ…
ん?今、俺の名前を呼んだよな
その人は起き上がった女の子を優しく気遣っていた
24
:
同居人募集中。。。
:2005/07/05(火) 14:39:36
「弟がごめんなさいね、そそっかしくて怪我はない?」
あ…完全に気付いちまった…この人完全に真希姉だ…
俺が気付かないのも無理はない、いつもは後ろで1本に束ねてて
服装だって動きやすいようにジーンズとTシャツなのに今日はすごくなんて言うか全体的に大人っぽい感じ
やっちまった
正直、最悪なパターンだ…
「○○!ちゃんとこっちに来て誤りなさい!」
「う、うん」
俺は駆け足で彼女の元まで急いだ
「いや、焦ってて本当に、ごめんな」
「すいませんでしたでしょ!」
「すいませんでした…」
すると彼女はもういいですからと言った雰囲気で
「大丈夫…それじゃ急がなあかんから…」
そう言うと彼女は足早に立ち去ってしまった…
「関西弁だったなぁ」
なんてのん気な感想を言ってる暇なんて俺にはなかった
25
:
同居人募集中。。。
:2005/07/05(火) 14:39:48
「○○!なにやってるのよ!」
「いや、真希姉…急いでたんだよ、それにしても全然気付かなかった」
「そうよね、前見てないからよ…」
「いや、そうじゃなくて真希姉にさ。いつもと違って髪下ろしてるしさ、凄く大人っぽい洋服きてるしさ。なんていうか物凄く綺麗でさ、別人かと思っちゃったよ…」
初め見て気付かなかったようになんか本当に真希姉が別人のように思えてきてどうもやりにくい
いつもはこんなこと無いのに必要以上に意識してドキドキしてきた…
すると俺の言葉を聞いて真希姉の顔がみるみるうちに赤くなる
「え?なに言うのよ急に…ちょっと無理しちゃったかな?」
そんなこと言われても返事に困る…
俺も照れながら答えた
「いや、いいんじゃないかな。物凄く似合ってると思う…」
「そう?よかった〜ちょっと自身なかったw」
真希姉はまたいつものように笑顔になった、その顔を見たときやっぱりいつもの真希姉なんだとちょっと安心した。
安心したついでに気が緩んだのか俺も思わず顔がほころんじまった。
26
:
同居人募集中。。。
:2005/07/05(火) 14:39:59
「じゃあ行こうか?」
「うん」
俺が先にショッピング街に歩き出すと真希姉は後ろから俺の手に抱きついてきた。
「ねぇ、さすがにこれは恥ずかしいでしょ…」
「なんでいいじゃんw兄弟なんだからさぁ〜」
「でも真希姉…」
「うん?」
「いや…なんでもない…」
さすがにこの状況で俺の腕に巻き姉の胸が当たってるなんて言えなかった
つか言わなかったってのが正しいのかも…
「じゃあこっち行こうか〜」
真希姉の満面の笑みで俺の手を引いて進んでく
最初は恥ずかしいと思ったけどこれはこれで結構イイかもしれない…
27
:
同居人募集中。。。
:2005/07/05(火) 14:41:24
真希姉と町を歩くことなんて今までなかったちょいと新鮮だな
それに今日の真希姉はいつもより笑顔のパワーが俄然強め?!
口数も多くて普段は話さないような話題も出てくる
いつもは家のことに追われて遊んでる暇もないしな
今日は存分に羽根をを伸ばして欲しい
だからさすがにこれ以上迷惑かけることは出来ないな…
しかし真希姉と歩いているとかなり気持ちがイイそれはすれ違う人が皆振り替えるからだ
それほどに今日の真希姉は輝いて見える
普段見慣れていた俺が戸惑ったくらいだ
周りのヤツらはさぞド肝を抜かれたに違いない!
28
:
同居人募集中。。。
:2005/07/05(火) 14:41:36
なんて俺が思っているとだんだん真希姉の口数が減って来たことに気が付く
しまった、余計なことばかり考えすぎて真希姉の話しに適当に受け答えしていたのがバレたか
ここは素直に謝った方が得策だな、手遅れになる前に〜
「ねぇ…」
げっ遅かったか、真希姉に先を越された
こりゃ怒られるな…仕方ない甘んじてその怒り受け入れよう
そう覚悟して真希姉の次なる一言を待たずして謝罪の意を述べた
「申し訳ございませんでした」
そして俺は三菱のリコール事件での記者会見振りの深さで頭を下げ謝罪した
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