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アナザー本スレ

594パラレルロワイアル・その536:2006/06/03(土) 21:36:12
 ボーーーッ!!…

 ゲーム開始から約84時間後・ゲーム終了から約36時間後…港・ヨット
ハーバーエリアより来栖川アイランドからの帰路についた葉鍵の来訪者達を
乗せた豪華客船“蒼紫”が、日本を目指して出港していた。 他にも、原潜
“アヴ・カムゥ”や揚陸艇“スメルライクティーンスピリッツ”原子力空母
“キング・バジリスク号”や高速駆逐艦“ソルジャー・バジリスク号”とか
更には、来栖川航空高速便やステルス核爆撃機“ムツミ”といったそれぞれ
の帰還手段で帰路についた者達の船影・機影も周りにちらほらと目視出来る
し、ゲーム終了後の島の各所の修理・清掃・回収作業をするために未だ島内
に留まっている者達もきっと存在するのだろう。特殊な手段で自分達の住む
世界へと戻っていった者達もいるのだろう。

 そんな“蒼紫”に乗ってないそれぞれの者達へと別れの一瞥を送りながら
、“蒼紫”最後部のVIP用デッキの手摺りの部分で涼みながらたむろして
いるのは、ゲーム勝者の三人。元026番・河島はるかと元062番・遠野
美凪、そして元125番・るーこきれいなそらである。

「るー。さらばだ、来栖川アイランドよ」
「…それにしても、ずいぶんと歩いてしまいました」
「ん。閉会式でもあの鼻にデカイ絆創膏を付けていたアロウンさんって人が
言ってたけど、来年の戦いはもっと派手になるみたいだね…」
「…といいますか、閉会式・授賞式が見事に省略されてしまいましたね…」
「るー、本編名物・スタッフロールもだ。…ゲーム終了後をデレデレと未練
たらしく引き伸ばしたくないからというのが作者の言い訳らしいが、あれは
恐らくは面倒臭いからというのが本音なのだろうな」
「ん。特にスタッフロールの方はそれに間違いなさそうだね。…で、ところ
でみちるちゃんは?」
「…河野さんと、往人さんのお見舞いに船内医療室へ行っている筈です」
「全治一週間だったからな…うーはらなら全治三日程度で済む所なのだろう
が…で、うーすけとうーみしの方はもう大丈夫なのか?」
「ん。草壁さんのお見舞い品の本編ファンブックの表紙絵のおかげで、精神
的にはほとんど立ち直っていたって、これまたうれしそうな顔した彰と初音
ちゃんが言ってたよ」
「…そうでしょうね。何といいましても本編絵描き様の方々の中で唯一方、
二冊分ご担当なされた方の作品なのですから…そういえば、風子さんは一体
どうしているのでしょうか…?」
「るー。ふぅーなら最初からここにいるぞ…もっとも、中身の方はあっちの
世界へ行ってしまっているようだな…作者からも頭数に入れられてないから
恐らく、この話での出番は回ってこないとるーは思うが…」

「ハイ、と言う訳でMM…ではなくて、パラロワ最終話前部も私たち三人で
“蒼紫”船尾よりお送りします。」
「…ん。美凪もアンソロ参加者様の世界へ行ってなくていいから」
「るー…ダイエットコーラの入ったるーはちょっぴりトーキングヘッドだ…
もう、あることないこと喋ったりするぞ。」
「……だから、るーこも一緒に行ってるんじゃないって!」
「…ですけどそろそろ、このお話を読んで下さっている読者様からご質問の
おハガキが届いてきそうな雰囲気なのですが、はるかさん」
「うむ。『大切な最終回なのにどうしてたった三人だけしか登場していない
のか』と尋ねたくなるのが当然というものだな」
「ん。その辺の理由はこの後の最終話中部・後部にて説明させて貰うって事
なんだけど……作者さん半休載取っちゃって、今週分はここまでなんだって
さ…」

「と、言う訳で改めて残り2話、宜しくお願いしますね。」
「もう飽きたとか言わないでほしいぞ。」
「………だから二人とも、戻らないと怒るよっ…!」


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